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伊賀プロレス通信24時「日常茶飯事(ちゃはんじ)」

略して「イガプロ!」、三重県伊賀市に住むプロレスファンのプロレスブログ!

マスコミが煽る全日本vsIGF・・・風化されていく馬場vs猪木の対立期

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マスコミが煽る全日本vsIGF・・・風化されていく馬場vs猪木の対立期

1月28日号の週刊プロレスの記事
<12月27日付けの東京スポーツ>

全日本プロレスの暴走専務・諏訪魔(38)は、2015年から他団体出撃を視野に入れていることを激白。最初のターゲットとしてIGFマットが急浮上した。 

 これぞ暴走男の真骨頂だ。諏訪魔は覚悟を決めたかのように「今年はリングを下りてからの仕事が忙しかったけど、来年は違う。社長(秋山準)に任せて、俺はリングで忙しくなる。蓄えてきたものがあるんで、キッチリ清算させてもらうよ」と言い切った。 

 7月に新生・全日プロがスタートし、専務になった諏訪魔も多忙を極めた。だが後楽園大会でコンスタントに集客できるという最初の目標をクリアしたことで、次なるステージに進むことを決めた。諏訪魔が「蓄え」と表現したのは、他団体との抗争だ。中でもIGFとは因縁浅からぬ関係にある。 

 2011年8月27日に行われた東京スポーツ新聞社主催の東日本大震災復興支援チャリティープロレス「ALL TOGETHER」(日本武道館)では、諏訪魔が両国国技館で同日開催を行ったIGFを批判。「ふざけるな! アントニオ猪木!」の言葉が波紋を広げ、IGF勢からも猛反撃された。さらに今年4月23日の「チャンピオン・カーニバル」(後楽園)では、ケンドー・カシンのセコンドに就いた藤田和之とにらみ合いを展開している。 

 くしくも諏訪魔率いるユニット・エボリューションにはIGF参戦の経験がある世界ジュニアヘビー級王者・青木篤志がいることも、背中を押している。「清算」という表現からも、リング上でIGFと決着をつけたいという決意がにじみ出る。 

 さらには来年1月2日後楽園大会の諏訪魔、ジョー・ドーリング組対潮﨑豪、宮原健斗組を世界タッグ王座への「次期挑戦者決定戦」にすることも要求。そのうえで「全日本の戦いだけでもいいけど、俺には刺激的な戦いが必要」と再度、他団体出撃を強調した。諏訪魔は15年、本能のままに暴れ回るつもりだ。


<1月16日分発売の東京スポーツより>
 来るなら来い! IGFが15日、今年中の同団体乗り込みを示唆している全日本の“暴走専務”諏訪魔(38)に対し、2・20「GENOME32」(東京ドームシティホール)参戦を呼びかけた。 

 仕掛けたのは諏訪魔のほうだ。昨年末、本紙に「俺には刺激的な戦いが必要」と今年の目標に他団体出撃を掲げた暴走専務は、筆頭候補としてIGFマットへの出撃をほのめかしていた。 

 これを聞いたIGFの宇田川強エグゼクティブ・ディレクター(ED)は「ぜひ来てください。うちには、鈴川(真一)、澤田(敦士)、(将軍)岡本…いくらでもヘビー級の選手がいる。指名してもらって構わない。もし青木(真也)とやりたいなら、青木と当てたっていい」と臨戦態勢だ。 

 ただ、クリアすべき問題もある。同日は全日本・後楽園大会が行われ、諏訪魔はジョー・ドーリング(32)とのタッグで、秋山準(45)、大森隆男(45)の持つ世界タッグ挑戦が決定済み。試合開始時間(午後7時)もまったく一緒だ。 

 王座戦だけにメーンかセミで組まれることになりそうだが、宇田川EDは「会場は目と鼻の先。第1試合で世界タッグをやって、こっちに来ればいい」とダブルヘッダーを逆要求。「タッグ挑戦と団体対抗戦、どっちが面白いと思います? なんなら、うちのメーンを空けて待ってますよ。時間も迫ってるし早く決めてほしい」と一応困った表情を浮かべつつも、思わぬ商機にシメシメの様子だった。

 今年は外へ打って出ると発言した全日本プロレスの諏訪魔が参戦するのはIGFなのではという記事が東京スポーツで掲載された。


 事の発端は諏訪魔が昨年末の東京スポーツで「清算」と言葉を発し、3日の後楽園大会でも「今年はいろんなとこにエサをまいていく。どこが食いつくか楽しみだな。」と今年から外へ打って出る発言を示唆したことから、東京スポーツが「ALL TOGEHER」での「猪木、ふざんけんな!」発言をしたことからIGFの事を指しているとし、また今週の週刊プロレスでも澤田敦士、鈴川真一の反応を掲載するなど、全日本vsIGFを煽っている書き方となっている。


 諏訪魔とIGF、2011年に新日本プロレス、全日本、NOAHの3団体合同東日本復興チャリティー「ALL TOGETHER」を開催するに対し、IGFは両国国技館で東日本復興チャリティーを名目にした「INOKI・GENOME」を開催、三団体に対して興行戦争を仕掛けてきた、会見の場で諏訪魔が「アントニオ猪木、ふざけるな」と発言したことで、IGF側が「大将がああ言われて黙ってられるか!」と怒り、鈴川真一も「うちの会長(猪木)に対して、失礼。レスラーだったら、リング上で責任を取れ。3冠王座に挑戦したい。27日に国技館の試合後、日本武道館に乗り込んだっていい」と一触即発となったが、諏訪魔発言に対しては猪木本人が大人の態度を取ったことによりこれ以上事を荒立てていなかったが、猪木と三団体側の亀裂が浮き彫りになり、IGFは他団体との関わりをなるべく避け、純プロレスとは真逆の格闘技プロレス路線を推進することになった。


 あれから4年が経過しているが今更蒸し返す必要があるのかと思うし、東スポだけでなく週刊プロレスまで煽る必要があるのかと思う。


 ただ4年が経過して双方共全日本は武藤敬司からジャイアント馬場色の強い秋山準が社長に就任し、IGFも国政に復帰して現場にはほとんどタッチしていないなど体制が変わってしまっているが、全日本はジャイアント馬場さんの未亡人である元子さんが監査役に就任し発言力を持っている。


 諏訪魔が仮にIGFとやりたいとしても馬場元子さんの存在がある限りは可能性はかなり低いし、IGFもいくら猪木が現場にタッチしていないとはいえ、全日本と関わるとなるとオーナーとして猛反対し潰しにかかる可能性も否定できない。


 IGF側やマスコミは諏訪魔参戦にはかなり乗り気だが、馬場と猪木の対立期の当事者や知っているものがいる限りは馬場と猪木の対立は根強く続いている、それを簡単に考えているとうことは、馬場と猪木の対立期は過去のものになり、知らない世代が増えてきているということなのかもしれない。

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