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伊賀プロレス通信24時「日常茶飯事(ちゃはんじ)」

略して「イガプロ!」、三重県伊賀市に住むプロレスファンのプロレスブログ!

諏訪魔と潮﨑豪の危機感・・・全日本プロレスを良くするためには・・・

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諏訪魔と潮﨑豪の危機感・・・全日本プロレスを良くするためには・・・

<プロレス格闘技DXより>
(4月12日分)
【諏訪魔の話】「この間の後楽園を振り返ると、もういい試合だけやってたって客が入る時代じゃないってみんなわかったはずだよ。俺も薄々感じてたけど、それが確信になった。今、時代は楽しい部分だとか、華やかな部分を求めてるのもわかる。強さじゃないのもわかる。じゃあ今後どうするか。今、俺の頭の中でイメージはできてるよ。全日本が次のステップに進んだというか、時代の流れで進まざるを得ないというかね。最近、青木とも話すんだけど、俺自身、もっと前に出なきゃいけないとわかったし、後楽園でもお客さんが待ってるのもわかった。みんな俺に面白くしてほしいと思ってるんだよ。スカッとしたもの、面白ぇものをみたいんだよ。今後、三冠チャンピオンの潮崎を引きずりおろすけど、リング上の対決もそうだし、リング外でも話題を作ること、グッズを売ること、全てにおいて勝負していかないといけない。そういう覚悟だよ。そしたらあいつとの差がはっきりするだろ。全日本を面白くするのは諏訪魔だって。それがわかった時にあいつは『諏訪魔さん、ベルト巻いてください』と言ってくるはずだ。俺は口だけじゃなく、行動でもみせていくことが説得力のあることだと思う。だから潮崎だけじゃないよ。社長も含め所属全レスラーと勝負していくよ」


(4月13日分)
【潮崎の話】「(4・10後楽園大会が集客で苦戦した現実をどう受け止めている?)俺が言うのもアレだけど、潮崎vs諏訪魔で客足が伸びなかった。このカードでお客さんを呼べなかったというのがきつい部分もあったし、それはこの間に始まったことじゃないけど、(原因は)選手の発信力もあると思うし、会社の発信力もあると思う。自分としてはあのカードをいろんな人に見てもらいたいし、あの日は他にもいいカードがあった。それを発信しきれなかったのが会社としてもよくなかったのかなと。(逆に言えば改善点はたくさんあり、良化できそうだが?)今やってない部分をやっていけばいいし、カードだけじゃなくて、全日本自体がお客さんを呼べるように、全日本が面白いと引きつけるものが必要になりますよね。試合の内容はもちろんだけど、グッズとかもファンの人がほしいと思えるものが必要になる。会場に行きたいと思う雰囲気作りですよね。リング上では俺たちが見てない人に会場に行けばよかったと思ってもらえるようにしないといけない。昨日久々にグッズ売店に立って、ガチャガチャとかキャンディーとかあるし、いろいろ種類が増えてる。自分だったらほしいなと思ったのがキン消しの全日本版。コレクション性のあるものだと子どももほしいなと思ってくれると思う。リング上からだけじゃなく、全日本プロレス全方面から盛り上げていかないと。盛り上がる要素はたくさんあると思うんでね。いい試合するのは当たり前。どんなお客さんの入りでもみにきてくれた人に満足して帰ってもらえるようにリング上は最高のものを見せないと。(三冠王者・潮崎選手の責任も大きくなるが?)今の状態で大いにあると思ってる。みにきてもらう理由、入口は何でもいいと思う。いかに入口を多く、そして大きくするかでしょうね。(みてもらえば全日本の魅力は伝わると?)これだけいろんな選手がいるんでね。それは間違いないと思う。ここは全員がやっていかないといけない。その上で三冠ベルトを持ってる俺が第一にやっていかないといけない。(諏訪魔も危機感を口にしていたが?)それを言い出すのが遅いよと。俺はその前からずっとだから。それをいかに払拭していくか。それはみんな考えてることだし、専務として気づくのが遅いよ。俺としてはこの間の後楽園はいいカード揃いの大会だったと思ったけど、お客さんが入ってくれなかった。選手として悔しかったし、カードだけでは入らないということがわかったんでね。選手、社員でアイデアを出し合って、いいものはどんどん実現して、お客さんがみたいと思う大会、そういう引きつけるものを作り上げていきたいと思いますよ。(諏訪魔は『全てにおいて潮崎と勝負』と言っていたが?)そんなこと言われるまでもねぇよと。あれで危機感もたなかったらただのアホだよ。常に俺は危機感もってやってる。それはベルトを巻く前もベルトを巻いてからもね。入りをみていかに発信していくか、いかにお客さんが足を運んでくれるものをみせるか考えてるから。みんなが危機感もってやっていかないとね。今いろんな団体があって、いろんなタイプの試合があるけど、全日本は全日本のプロレスを全うして突き抜けていかないと。全日本の看板からズレたことをやると、今まで応援して来てくれた人を否定することになるからね。芯は守りたい。全日本プロレスには全日本プロレスでしかみれないプロレスがあると思ってるんでね。あとはいかに興味を引けるか。俺らは道を見失わないで、俺らのプロレスを続けて、明るく照らしていきたい。それをできるのは俺しかいないと思ってるんでね。これだけ前向きな奴はいないっていうぐらい俺は前向きだから。失敗したら、それを教訓にいい方向にもっていけばいい。プロレスの試合と一緒ですよ。厳しい状況だとしても前を向いていかないと。あきらめたら終わりですからね。諏訪魔も専務として火がついたみたいだしね。本当にここからが全日本の腕の見せどころだと思いますよ。ギリギリまで痛めつけられても返していくのが俺のプロレスの信条ですから」


 4月10日後楽園大会チャンピオン・カーニバル公式戦で潮﨑豪vs諏訪魔が組まれたのにも関わらず、700人しか動員できなかったことに関して二人がコメントを出し、危機感を露わにしていたが、潮﨑vs諏訪魔はいわば秋山全日本の頂上対決的カード、しかし不入りに終わったのは厳しさを感じざる得ない。


 原因とすればここ数年のゴタゴタによる体制の変化、2年前までは武藤敬司が取り仕切っていた全日本プロレスだったが、武藤が前オーナーである白石伸生氏と揉め飛び出してしまい、王道全日本にリセットされるも、昨年白石氏も経営を投げ出すかのように全日本から撤退してしまい、秋山全日本へとリセットされてしまった。

 今の全日本プロレスはジャイアント馬場さんの「王道」を売りにしているも、秋山準による全日本プロレス、昨年誕生したばかりでゼロから(事情でマイナスを背負い込んでいるが)スタートしたばかり、武藤全日本を支持していたファンやゴタゴタに失望して離れてしまったファンもいることから、簡単に戻すというのは難しい、秋山らも白石氏さえ撤退すればという勝算もあっただろうが、秋山らも白石氏の撤退や亡くなった馬場さんの看板にしていくのは限界とは感じ始めていると思う。


 救いなのは秋山だけでなく諏訪魔や潮﨑もどう全日本に客を集めていくか、真剣に考え始めたこと、新日本プロレスもブシロードの力もあったが選手やスタッフが新日本を良くしようと真剣に考えて今日を掴んだ、全日本も良くしたいのであれば新しい考えも取り入れるなど真剣に考える必要がある。


 その一つが諏訪魔とIGFとの交流なのだろうが、馬場さんと猪木の関係を考えると踏み切れない部分もある、しかしその反面交流となれば話題性があるのも事実、馬場さんも亡くなり、猪木もIGFにはほとんどタッチしていない現状を考えると交流の可能性があるが、心配な面があるとすれば馬場さんと猪木の対立期を知らない世代のファンが増えてきていること、現在のファンに馬場さんと猪木の関係を持ち出して受け入れられるかどうか・・・


 最後に最近「新日本プロレスワールド」で過去の試合を視聴することがあるが、思うのは全日本プロレスも新日本に負けないほど試合ソースがあるのに大いに利用されないこと、その気になれば全日本プロレスも新日本プロレスワールドに負けないものを作れるはず、しかし日本テレビにはスポンサーがないことからその気はなく、全日本も体制が代替わりしていることから難しいのか・・・しかし惜しい感じがする。

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