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伊賀プロレス通信24時「日常茶飯事(ちゃはんじ)」

略して「イガプロ!」、三重県伊賀市に住むプロレスファンのプロレスブログ!

潮﨑が4度目の挑戦で三冠王座奪取!馬場17回忌興行にケア、TARU参戦へ!

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潮﨑が4度目の挑戦で三冠王座奪取!馬場17回忌興行にケア、TARU参戦へ!

1月3日 全日本プロレス「ニューイヤー・ウォーズ2015」1431人 満員


<アピール、コメントなどはプロレス格闘技DXより>
◇第1試合◇
▼20分1本
渕正信 ○金丸義信 ウルティモ・ドラゴン(10分07秒 片エビ固め)中島洋平 野村直矢 X青柳優馬
※ダイビングボディプレス


◇第2試合◇
▼30分1本
○青木篤志(9分43秒 テキサスクローバーホールド)X高尾蒼馬


(試合後) 
青木「言いたいことを言う前に高尾、オマエはもっとやれば挑戦できるよ。今日は自分の世界ジュニアのタイトルマッチ、応援して見に来てくれた方には申し訳ありません。もちろん俺のせいではないのは当たり前だろう、病気で欠場したヤツが悪いんだ。俺らは怪我も病気もそういうもの全てと戦っている。それを踏まえて、全てがプロレスだと俺は思ってる。こういう時でも試合をして、しっかり勝とうと思う人間にこのベルトを巻く価値があると思っている。昨日から2015年が始まったけど、俺はそのつもりで今年もやっている。やるならやってこい。俺はいくらでも覚悟を持って受けて立つからな。これからも全日本のジュニアを面白くしていくのはこの俺だ!」


 【青木の話】「(高尾戦については?)本人の気持ちだよ。本人がどういう気持ちで挑んでいるのか。自分のチャンスだと思っているのか? それともただの代役だと思っているのか? その違いだよ。たぶんアイツの中には、少しでも俺を食ってやろうという気持ちがあったと思う。それがああいう意地になって表れたんだと思うし。俺がベルトを持っているから、そうなったのかもしれないけど、アイツの中の意識の問題だから。ああいう気持ちがある以上は、これからドンドン強くなると思うし、俺もウカウカしてられないなと感じます。(ジュニアのリーグ戦が控えているが、王者として重い責任を感じている?)俺がいくら重い気持ちを持ったり、気負ったりしたって、他のヤツらがどう思うか。俺じゃないよ。俺はチャンピオンとしてあるべき姿じゃないといけないし、今まで挑発してきて、本当に彼らがそれに乗ってきたかと言えば、乗ってこない。今日だって見てみろよ。誰も何にも乗っかっちゃいない。そんなのはダメだと思うよ。俺が言ったって動かないんだったら、後は何をして動かすか。それしか考えてない。リーグ戦といういい機会があるんだから、リング上でやるのが好きならやってくれよ。ただ、ひとつだけ俺は言っておく。いい試合を重ねたからって、それでチャンピオンになるわけではない。チャンピオンになるためには、何か勝てるもの、強さ、そういうものがないといけないって俺は思っているから。そういうものを持ってないと、いつまで経っても俺からはベルトを取れないよ。リーグ戦をやるんだったら、本気で、死ぬ気で、このベルトを取りたい、リーグ戦を優勝したい、それぐらいの気持ちを持ってこい。じゃなかったら、リーグ戦も俺が優勝して、このまま俺が誰にも防衛しないで、このまま年を越すよ。年明けから言うのもあれだけど、このまま行ったら面白くないよ。それでいいんだったら、それでいいよ。でも俺はそんなのを望んでない。負けたっていい。俺はすぐに取り返すし、必ずこのベルトを巡って、全日本ジュニアが全員戦える環境を作っていくから。それに乗っかってくれよ」


◇第3試合◇
▼GAORA TVチャンピオンシップ/60分1本
[第5代王者]○KENSO (9分19秒 片エビ固め)[挑戦者]X土方隆司
※ダイビングエルボードロップ
☆KENSOが初防衛に成功


◇第4試合◇
▼30分1本
○曙 石川修司 入江茂弘(13分23秒 体固め)秋山準 大森隆男 XSUSHI
※河津落とし

 

 【試合後の曙&入江&石川】
▼入江「僕は耐えて耐えて、横綱に回したら、横綱が勝ってくれました」


▼曙「なに、これ(ボディプレスの動きを見せる)」


▼入江「それはすいません。でも、僕の横綱式のボディプレスは何点ですか?」


▼曙「お前がやるから、俺ができなくなったじゃん(笑) 今日はなかなか普段組まない石川選手と組めて、違う大型レスラーが出てくれたから、やりやすかったです」


――突然の全日本出場となったが?
▼石川「大きい選手がたくさんいるんで。その中で一番大きい曙さんの隣で戦えて、光栄でしたね。今回だけで終わりにしないでもらって。まだまだ戦いたい選手はたくさんいるんで。自分は今日まだまだ全然何も出してないんでね。もっと呼んでもらって」


▼曙「あれ以上出るってこと?」


▼石川「いやいや(笑) また呼んでもらいたいですね」


▼曙「ここに入江じゃなくて、吉江さんが入ったら凄いよね」


▼入江「ちょっと横綱! やめてくださいよ。横綱とやっていきたいです」


 【秋山の話】「(石川が急きょ参戦となったが?)でかいし、いい選手だったね。左利きなんですね。チョップとかもっと大きく振り切らないと小さく見えちゃうよ。彼もヒザ使うんですね。チャンスあればヒザ対決。石井選手が熱出して、急ではあったけど、参戦を引き受けてくれて感謝してますよ。今度は誰かの代打とかじゃなく、チャンスあればオファーさせてもらいたいですね。自分の団体の中では大きいんだろうけど、ウチもでかい人間多いし、こっちきたらそんな大きくないかもしれないけどね。(TARUの参戦が決まったが?)僕はこの前、上げないと言ったけど、そこだけは馬場さんの追悼大会だから。さっき(元子さんの)コメントでもあったけど、選手がいない時に助けてもらったと言われれば僕は何も言えない(苦笑) 本当に特別試合です。(天龍、ケアの参戦も決まったが?)元子さんからこの試合だけは入れてほしいと。若干僕もウーンっていうとこがあるけど、馬場さんの追悼大会なんで、元子さんのおっしゃることを優先するのが筋かなと。ケアもW-1にいきましたけど、いった過程をわかってるんで。いった時からケアさえやる気あってチャンスあればと思ってました。前の会社の時、ケアのプライドを傷つけて、かわいそうな形で去ってしまったからね。僕が帰ってきた時もケアは普通に接してくれたし、悪い気持ちは一切ないです。リングに上がればやり合いたいと思うし、キャリア的に若い人間に伝えていくべき技術もあると思うんでね」


◇休憩前◇
<1・31後楽園『G馬場十七回忌特別大会』出場選手、決定カード発表> 

☆1/31(土)東京・後楽園ホール『ジャイアント馬場十七回忌特別興行』18:00開始
▼シングルマッチ
井上雅央vsKENSO


▼タッグマッチ
新崎人生 TARUvs太陽ケア 相島勇人
 

▼6人タッグマッチ
潮崎豪 宮原健斗 鈴木鼓太郎vs秋山準 大森隆男 渕正信
 
 
▼6人タッグマッチ
曙 天龍源一郎 金丸義信vs諏訪魔 青木篤志 佐藤光留
 
 
【馬場元子さんのメッセージ】「16年前に馬場さんが亡くなり、その後、全日本プロレスの所属レスラーが少なくなった時、他団体のレスラー、さらにはフリーのレスラーの方々に助けていただきました。その中の一人がTARU選手です。TARU選手はリングを離れたところでも、毎月31日の月命日には欠かすことなく自宅に足を運んでくださり、馬場さんに向かって手を合わせてくれています。今から約4年前、TARU選手が事件を起こし、その後、全日本プロレスのリングに上がっていないことは私も承知しておりますが、今回は馬場さんの十七回忌追善興行ということで特別に出場してもらうことになりました。馬場さんもきっと喜んでくれると思います。ファンの皆様にはご理解とご声援をよろしくお願い申し上げます」


◇第5試合◇
▼新春スペシャルタッグマッチ/30分1本
○ゼウス 鷹木信悟(17分50秒 片エビ固め)諏訪魔 X佐藤光留
※ジャックハマー


 【諏訪魔の話】「佐藤、頼むよ。新年早々、お前がいると負けるじゃねぇか。佐藤はしょうがないとして、今いた鷹木って俺と同期らしいじゃない。ヨソにまた一人、面白いのがいたな。今日やってみて、もうちょっとやってみたくなった。DRAGON GATEに乗り込んでいったっていいんだ。ウチは(世界ジュニア)チャンピオンの青木もいるし、俺と青木で全然やってやるよ。あとは向こうが受けるか。今年はいろんなとこにエサをまいていく。どこが食いつくか楽しみだな。鷹木とはまたやってみたいよ。(1/31後楽園で天龍との初対決が決まったが?)天龍さんとは対決したことがないんで、馬場さんの記念の時に天龍さんと当たれるのは俺としては光栄ですよ。あのチョップ、グーパンチ、靴紐の跡をつける…俺のものにしたいね。味わわないとわからないから。2015年は激しく好きにやらせてもらう。行くかドラゲー!? (青木は『どこでもいきますよ。嫌われてもいいし、好き放題いきますよ』と返答)」


 【試合後のゼウス&鷹木】
――久しぶりの全日本参戦で諏訪魔との初対決が実現したが?
▼鷹木「諏訪魔選手の自信が凄いですよね。『お前なんて顔じゃねえよ』というのが表情に出てるというか。それが悔しかったですけどね。(後から戻ってきたゼウスと握手を交わし)こんな心強いパートナーはいないですよ。DRAGON GATEではMONSTER EXPRESSってチームをやってますけど、本当のモンスターがここにいた」


――連係プレイも上手く決まったが?
▼鷹木「俺もDRAGON GATEで普段は(ポーズを)やっているけど、ゼウス選手の隣でやったら、一般人がやっているみたいになっちゃって。いい刺激をもらったんで、ガンガン飯を食って、ガンガン体をデカくしたいなと思いました」


――今後の参戦については?
▼鷹木「タイミングが合えばね。DRAGON GATEの大会があろうが、それは要相談ですけど、こうやって声を掛けていただいたのは嬉しく思うんで。全日本だけじゃなくどの団体でも。フットワークは軽いつもりなんで、関西だろうが、関東だろうが、北海道だろうが、九州だろうが、鷹木信悟はいろんな戦いに出て行こうと思っています。今日はゼウスさんとタッグでしたけど、次は戦えるように。戦う時には五分でぶつかり合えるように、しっかりと体を鍛えてきます」


――ゼウス選手は2日連続で自らフォールを取ったが?
▼ゼウス「そうやね。俺の今年の抱負は、甘えず、妥協せず、引かず、勝つことのみをイメージして、それを実現させていく。それが昨日も今日も上手くいったからね。今年は絶対に三冠のチャンピオンになりたいと思っているし。この後、メインをやった後に乗り込んで、『次の挑戦者は俺や』と言うから、みんな楽しみにしておけや! そして、鷹木信悟。ホンマに最高に強い男やった。メチャクチャ勉強になったわ。ありがとうございます。また!」


◇第6試合◇
▼アジアタッグ選手権試合/60分1本
[挑戦者組]○長井満也 南野タケシ(16分54秒 体固め)[第95代王者組]宮原健斗 X鈴木鼓太郎
※ハイパーニー空牙
☆宮原&鼓太郎が2度目の防衛に失敗。長井&南野が第96代王者組となる


 【試合後の長井&南野、KENSO】
▼KENSO「俺たちは深海に住む魚だ。自ら光を発しないと生きていけない。今日俺たちは光を放った。俺たちが全日本を変える!」


▼長井「アジアタッグ、まだまだ始まりだ。タケシが世界ジュニア、リーダーが三冠ベルトを持ってきてくれる。DKが全日本を引っ張るんだ!」


▼南野「次は世界ジュニア!」


▼長井「DKらしくないかもしれないけど言わせてくれ。カッキー! 垣原賢人!! みてるか!? 俺は今日も歯を食いしばって頑張ったぞ! お前もガンなんかに負けるな!! 俺と一緒に頑張ってきただろ!? ガンなんかに負けないで俺らのところに戻ってこい!!」


◇第7試合◇
▼三冠ヘビー級選手権試合/60分1本
[挑戦者]○潮崎豪(23分07秒 片エビ固め)[第50代王者]Xジョー・ドーリング
※豪腕ラリアット
☆ドーリングが4度目の防衛に失敗。潮崎が第51代王者となる


(試合後にゼウス、KENSOが登場)
ゼウス「潮崎、そのベルト、俺に次挑戦させてくれ」


KENSO「DK絶好調だ! DK絶好調だ! おい、ゼウス。俺とお前、試合をやって勝った方が三冠戦に挑戦する。どうだチャンピオン!」


(KENSOとゼウスが睨み合う)
潮﨑「ゼウス、KENSO。お前らな、このお客さんの声がお前らの状況だ。これを覆す戦いをやって見ろ。その上で俺に挑戦しろ」


(KENSOがゼウスの顔面に張り手の浴びせて退場、ゼウスも引き下がる)
潮﨑「皆さんの声があったからこそこの三冠ベルトに手が届きました。今、全日本プロレス、後楽園まだまだ満席、超満員札止めにならないけど、俺の力でもっともっと大きな…そう、武道館目指して! その高みまで俺が全日本プロレスを引っ張っていきます。次の挑戦者が来るのは嬉しいけど、もっともっとこの三冠の価値を高めて、全日本プロレスをもっともっと上に突き上げていきます」

【潮崎の話】「(四度目の挑戦でやっと三冠王座を獲得したが?)やっとこのベルトに手が届いた…。今はその気持ちでいっぱいです。(ドーリングが戴冠した時は『歴史の一部になった』と話していたが、同じような気持ち?)俺は全日本プロレスでプロレスをやるってことはまだまだこれからだと思うし、さっきも言ったように全日本プロレスがもっと高い位置まで行くためには、このベルトの価値をもっと上にあげて。選手全員、スタッフ全員、会社全体でもっともっと盛り上げていくことが必要だし。今日観に来てくれた、そしてGAORAの生放送を観てくれたファンの人たちの力で、もっと盛り上がる、もっと上に行ける。そういう感覚が掴めたんで、この2015年の最初の大会でベルトを手にしたのは、それだけで価値があると思っています。(ドーリングとの戦いを振り返ると?)俺が小さい頃にテレビを観て熱狂してた、全日本プロレスの強い外国人選手との戦いをこの場で体現できたというのは俺の中にあったので。それだけで感無量だし、これからもっと甦っていける団体だと思うしね。このベルトで俺がトップになって引っ張っていこうと思います。(潮崎選手への期待からたくさんのファンが集まったが?)それだけじゃないし。1試合目から試合で1月3日の大会を作り上げてこれたと思うしね。これは俺だけの力じゃないよ。これが今の全日本プロレスの力だし、まだまだ上に行ける可能性はあると確信しました。(目指すは日本武道館と?)そうだね。全日本と言えば武道館。そして、まだまだデカい場所はいっぱいあるしね。そこに行くまでに俺がこの団体を引っ張って行ければ。俺の力で…いや、違うな。俺が先頭に立ってみんなの力を引っ張り出して、デカいところでやりたいと。その気持ちが今日は強くなりましたね。(次の挑戦者としてゼウスとKENSOが名乗りを挙げたが?)それだけこのベルトがほしいんだろうし、それだけこの団体を面白くしたいという気持ちが強いんだろうしね。でも今日、あの2人がリングに上がった時のあのお客さんの声が今の状況だと思うし、それを覆す戦いをやって、みんなを納得させて俺の前に立ってこいって。(GHC王座を取った時は27歳だったが、33歳の誕生日を目前に三冠王座を取った気持ちは?)それだけ責任もデカいし、気を引き締めて、このベルトを持つ意味をもう一度噛みしめて、この腰に巻いて、これからの大会に立っていきたいと思います」


 全日本プロレス後楽園大会をGAORAで視聴したが、大会前に世界ジュニアヘビー級王者の青木に挑戦する予定だった石井が昨日の後楽園大会後に体調不良を訴え急遽欠場となったことが発表された。
 石井は昨年の年越しプロレスで40度の高熱を出しため急遽欠場し、2日の後楽園では熱が下がったということで出場したものの、再び熱を出してドクターストップがかかったという。
 青木はノンタイトルで高尾と対戦し、高尾が腰攻め先手を奪うも、青木が逆に高尾の腰を徹底的に痛めつけ、最後はテキサスクローバーで完勝、試合後は高尾の健闘を称えつつも、欠場した石井を「病気で欠場したヤツが悪いんだ」と切って捨てたが、確かに大事なタイトル戦を理由はどうであれドタキャンとなって青木やファンだけでなく全日本側やDDTにも迷惑をかけたのだがら石井も反論は出来ない、後は石井自身がどう挽回するか、また青木も「全日本ジュニアを盛り上げるのはこのオレだ!」と堂々アピールしたが、試合運びも含めて師匠である秋山に似てきている。


 石井欠場の副産物かもしれないが、代役としてユニオンから石川が参戦、第4試合で曙、入江と組んで秋山、大森、SUSHI組と対戦したが、あまりメジャー系の選手との対戦が少ない石川と秋山との絡みに注目した。
 二人は1回だけ対峙したが石川は得意のニーと体格を生かした攻撃で秋山を攻め込むが、秋山もジャンピングニーで応戦、秋山が攻め込まれる部分が多かったが、初対戦だったこともあり、秋山も様子を見ていた部分もあったのかもしれない。
 試合は曙が河津落としでSUSHIを降し、バックステージでは石川が継続参戦をアピール、確かに石川もニーを出しただけでまだ本領発揮をしたわけでない、また秋山も「チャンスあればオファーさせてもらいたいですね」と興味を抱かせたことで、今後も全日本に参戦する可能性も出てきた。


 もう一人のゲスト参戦となったDRAGON GATEの鷹木はゼウスと組んで諏訪魔、佐藤のEvolutionと対戦、スタートから諏訪魔と鷹木は対峙したが、同じパワーファイターなれど体格では諏訪魔が上で、また諏訪魔タイプのレスラーがドラゲーにもいないこともあり、そのせいか諏訪魔に押し込まれることも多くグラウンドでも圧倒されるなど、対諏訪魔に対しては苦しめられることの方が多かった。
 試合はゼウスのリードで佐藤を攻め、最後はゼウスがジャックハマーで仕留めたが、鷹木は諏訪魔に対してバンピングボンバーを1発炸裂させるのが精一杯で、試合には勝つも鷹木にとって素直に喜べない勝利だった。


 メインの三冠統一ヘビー級選手権は試合開始から両者共真正面からぶつかり合う展開となるも。潮﨑のDDT3連発を意地で耐えたドーリングに横殴り気味の豪腕ラリアットを炸裂させるとドーリングは意識が飛んだかのように目が虚ろな状態となるが、この横殴りの攻撃が勝敗を分けたと思う。
 ここで勝負と見た潮﨑はゴーフラッシャー、延髄ラリアットを決めるが、ドーリングもスパインバスターで反撃し、ラリアット狙いをフライングボディーアタックで返すとレポリューションボムを狙うが、潮﨑はDDTで切り返しラリアットを放つ。
 潮﨑はゴーフラッシャーからアルゼンチンバックブリーカーから前へ叩きつける変型ゴーフラッシャーも披露するが決め手にはならず、ドーリングもレポリューションボムを狙うが今度は潮﨑が押しつぶす。
 両者のラリアットが何度も相打ちになるが、潮﨑は何度もローリング袈裟斬りを浴びせると、最後は豪腕ラリアットを連発して3カウントを奪い、4度目の挑戦で三冠王座を奪取した。
 

 試合後にはゼウス、第3試合で土方を降しGAORA王座を防衛したKENSOが挑戦に名乗りを挙げた、三冠王座には今まで外敵選手が挑戦することはなかった、しかし全日本マットに定着して自信を深めているゼウスの挑戦も面白いかもしれないが、GAORA王座を防衛するだけでなく、セミでは長井と南野が宮原と鼓太郎からアジアタッグ王座を奪取しユニットとしても勢いに乗っているKENSOの挑戦も面白いかもしれない、だがゼウスやKENSOも実績不足、特にKENSOは対潮﨑は一度も勝ててないこともあって、挑戦者決定戦ということになったのだろうが、これからの全日本は外から参戦する選手が実績次第では三冠に挑戦する機会がどんどん増えるのではんと思う。


 最後に1月31日に開催される「ジャイアント馬場十七回忌追善興行」に参戦する選手が発表された。
 天龍源一郎、新崎人生、TARU、太陽ケア、相島勇人


 驚いたのはTARU、ケアの参戦、TARUは4年前の平井伸和さんへの暴行事件で全日本マットから追放されていたのだが、元子さんの推薦で4年ぶりに全日本マットに復帰となった。
 昨年9月には“brother”YASSHIがブードゥー・マーダーズの全日本参戦をアピールしたが、全日本側が事件に対する反発も考慮し、またYASSHI一人だけがアピールしてTARUの意思が感じられないことから参戦を拒否されていたが 社長である秋山も馬場さんの追善興行の主催者である元子さんの推薦で一応筋が通っていることから断れなかったのもあったと思うが、今後全日本に継続参戦するのかどうかは?といったところだろう。
 ケアに関してはWRESTLE-1との関係がどうなっているのかもあるが、ケアも前体制である全日本プロレス・システムズから良い扱いを受けず、それがきっかけにWRESTLE-1に走った経緯があることから、もし本格的に全日本へ戻るのであれば馬場さんの教え子であるケアは体制が変わったことで戻るべき場所へ戻ったということなのかもしれない。


 2015年の全日本は秋山が新年の挨拶で「勝負をかける」と発言したが、後楽園2連戦では、ゼウスの三冠挑戦アピールなど新しい可能性が見え始めたことを印象付けたのではと思う。

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