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伊賀プロレス通信24時「日常茶飯事(ちゃはんじ)」

略して「イガプロ!」、三重県伊賀市に住むプロレスファンのプロレスブログ!

20年目を迎えた大日本プロレス、両国大会へ向けて上々のスタート!

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20年目を迎えた大日本プロレス、両国大会へ向けて上々のスタート!

1月2日 大日本プロレス 後楽園ホール 1221人


<アピール、コメントなどはプロレス格闘技DXより>
(2015年最初の大会開始に先立ち、入場式が行われ、代表して今年でデビュー15周年を迎える沼澤があいさつ)
沼澤「新年明けましておめでとうございます。高いところから失礼します。大日本プロレスは今年20周年、そして私は15周年を迎えます。15年やってこれたのも皆さんの応援のおかげです。今年1年は皆さんに応援に応えるべく、皆さんにお返しすべく、感謝の年として頑張りますので、皆さん応援よろしくお願いします」


アブ小、「大日本プロレスの20周年イヤーが今日から始まります。今日からより一層熱い戦いをしていきます。後楽園にお集まりの皆さん…(愛してま~すを必死でこらえる)今度はベルトを巻いた時にやります。20周年と言えば立派な大人ですけど、僕はまだまだはっちゃけたファイトをやりますので、今年1年よろしくお願いします」


◇第1試合◇
▼20分1本
ツトムオースギ ヘラクレス千賀 ○関札皓太(9分30秒 後方回転エビ固め)神谷ヒデヨシ 佐久田俊行 X大下敢
 
 
◇第2試合◇
▼30分1本
○バラモンシュウ バラモンケイ 忍(10分11秒 エビ固め)丸山敦 稲葉雅人 Xダイナ御堂
※ゾンビキング


◇第3試合◇
▼30分1本
○河上隆一(10分01秒 片エビ固め)X橋本和樹
※スカーレットフロウジョン


◇第4試合◇
▼ボブワイヤーボードタッグデスマッチ/30分1本
○稲松三郎 関根龍一(10分24秒 エビ固め)高橋匡哉 X植木嵩行
※ボブワイヤーボード上へのサンダーファイヤーパワーボム


◇第5試合◇
▼蛍光灯6人タッグデスマッチ/30分1本
伊東竜二 アブドーラ・小林 ○木高イサミ(13分13秒 片エビ固め)“黒天使"沼澤邪鬼 竹田誠志 X塚本拓海
※ファイヤーサンダー


◇休憩時間明け◇
(グレート小鹿登場)
小鹿「皆さん、あけましておめでとうございます。今年は特別な記念すべき年になりますんで、皆様と今一度手を繋いで、両国国技館に行けるようにスタッフ・レスラー頑張りますので、皆さんよろしくお願いします。函館の田舎から出てきて52〜53年。国技館の土俵ではたくさんの汗を流し、涙を流したんですが、このプロレスのリングの上では失敗しても何をしても拍手をくれる。こんなありがたい世界はないと思います」と感慨深げに語ると,「20年という年に来るまでは、ヨレヨレのまま坂を上りながら降りながら、デコボコ道を歩いてきましたが、ようやく(20周年に)たどり着きました。スタッフ・レスラーだけでなく、皆さんのお力添えがなかったら、ここまでたどり着けなかったと思います。本当に感謝しております。月20日、両国国技館まで皆さんの応援をお願いしたいと思いますが、どうでしょうか?」


(館内はダイニッポンコール)
小鹿「頑張ろう! オー!(拳を突き上げる)」


◇第6試合◇
▼30分1本
関本大介 ○岡林裕二(14分40秒 片エビ固め)X石川修司 佐藤耕平
※ゴーレムスプラッシュ


【試合後の関本&岡林】
▼岡林「よっしゃ! 石川修司からこの手で3カウント奪いました。本当にでかくて強い。復帰戦の時はコテンパンにやられたけど、そうはいきませんよ。次、ストロングヘビー、絶対に組んでもらいます。あのベルトを取り返すのはこの俺です」


▼関本「きつかったね。凄ぇよ」


▼岡林「あとタッグのベルトも取り返さないと。関本さん、タッグのベルトも獲り返しましょう」


▼関本「これから実績を積み重ねないとな。今日チャンピオンから3つ獲って、ストロングいけるよ。頑張れ」


▼岡林「いきます!」


 【試合後の耕平&石川】
▼石川「言い訳ないわ。やられたね」


▼耕平「高知で復帰した時、調子が出るまで時間がかかると思ってたけど、1年欠場したフラストレーションを爆発したね。関本と岡林が組んだらツインタワーズにとって強敵になると思ったけどね。岡林は関本の下って感覚ないね。勢いあるよ。今日はタッグだし、関本&岡林はタッグとして脅威ですけど、(石川を)調子づかせれば岡林を止められると思う」


▼石川「今日やってわかったことは、俺が(岡林に)思い切りやっても大丈夫ってこと。来月の後楽園、向こうも思い切り来てもらって、俺も思い切りやって、どっちが強いかはっきりしたいね」


◇第7試合◇
▼BJW認定デスマッチヘビー級選手権試合〜バトルスフィア鎮魂歌II〜/30分1本
[第30代王者]○宮本裕向(15分42秒 片エビ固め)[挑戦者]X星野勘九郎
※鉄階段上へのファイヤーサンダー
☆宮本が4度目の防衛に成功


(試合後)
宮本「星野に、一言いう前に、きょうこの会場のどこかに来ている(バトルスフィアの)中田社長、中田社長いますか!(南側にいた中田社長)中田社長、上がってください。(中田社長がリングへ)すいません、社長、勝手なことして。僕たち、星野もそう、イサミ君もそう、僕たちに闘える場をくれて、本当にありがとうございました。きょうわざわざ来てくれてありがとうございます。またナイトメアやってください。(中田社長は拍手のなか去る)星野、思い出話はもう終わりだ。バトルスフィア・レクイエムⅡ、もうバトルスフィア・レクイエムは、もうこれで終わりです! 俺も座右の銘を教えてやる。思い出はな、優しいんだよ。だからな、甘えちゃダメなんだよ。思い出っていうのは、俺たちがお客さんに作っていくものじゃないのか? 俺たちがいつまでもクヨクヨしてても、それはここに来ているお客さんのためにならねえ。俺たちはお客さんのための思い出を、この後楽園ホールでも、この大日本プロレスで作っていけばいいんだよ。そうだろ!(場内宮本コール)」


星野「オイ、俺はよ、思い出に甘えるつもりはねえよ。だけどみんな聞いてくれよ、この悔しい思いだけは、忘れちゃいけねえんじゃねえのか! 俺は諦め悪いわ! もう一回やり直していいですか!! ぜってえ借りは返すからな」


(星野退場)
宮本「その悔しい思いを忘れるんじゃねえぞ。2015年初の大日本プロレス、ご来場ありがとうございます。今年は大日本プロレス20周年、とても記念すべき年なんで。皆さん今年も大日本プロレスについてきてください。僕たちもそれに応える思い出を皆さんにいっぱい作っていきますんで。今年もよろしくお願いします」


【宮本の話】「4度目の防衛戦、何とかアイツの得意なGショックデスマッチで勝ちました。僕らは本当にバトルスフィアには思い出がいっぱいあるんです。自分たちが試合できない時にさせてくれたのもバトルスフィアでした。でも、いつまでも思い出にすがるのはダメだと思うんです。俺たちがお客さんに思い出を作っていかないと。『あの時の試合は凄い楽しかったよ』って自分たちが見せないと。俺たちがクヨクヨしてもしょうがないんで。自分たちが思い出を作ってあげないと、プロレスを観に来るお客さんの立場はないんじゃないですかね。思い出が優しいからって甘えちゃダメなんですよ。思い出は俺たちが作っていくものだと思います。防衛4回。まだまだ防衛して、(7・20)両国国技館に必ずこのベルトを持っていきますんで。今年も大日本プロレスをよろしくお願いします。(星野の戦い方はどうだった?)今日はセコンドにもとんとん丸とか唯我とか、当時の選手がいて。会場に中田社長も来てくれて。これ以上ないぐらいに気合いが入ってましたね。悔しさは忘れないとアイツは言ってたんで。それを絶対に忘れるなと思いますね。(もうバトルスフィ鎮魂歌は最後にする?)たぶんもうないんじゃないですか。いつまでも昔の気持ちじゃないんで。僕らはそれから何回も何十回もいろんな壁を乗り越えてきてるんで。懐かしい思い出は今日で終わりです。前に進んでいくだけです。(次の防衛戦については?)悔しさを忘れないんだったら星野でもいいし、誰とでもやりたいと僕は思っています。後楽園で防衛戦をやったのも初めてだし、次はどこでやるのかわからないですけど、どこでも戦いたいと思います。(2015年はどういう年にしたい?)おみくじは引いたんですけど、『人の話を聞け』ぐらいの感じだったので。去年はいっぱい試合もしたし、ベルトも取ったし。今年は自分の年というよりも、大日本プロレス20周年の記念になる年なんで。大日本プロレスを盛り上げてきている気持ちを、両国国技館で結果として残したいなと思います。もう10年ぐらい大日本プロレスで戦ってますし。10年間戦ってきた成果を見せたいなと思いますね。そのためのベルトの防衛でもありますし」


 【試合後の星野&稲葉】
▼星野「マサ、すまない。札幌でのお前の借りを返せなかった。俺たちはよ、年越しもそうだけど、マヌケだし、不器用だし、本当にどれだけ踏みつぶされれば気が済むんだろうな。でも、俺たちには他のヤツらにはないものがあるんじゃないか。ずっと俺たちはバカにされても耐えて来ただろ? 俺たちには雑草魂があるんじゃないか?」


▼稲葉「そうですね。前を向きましょう。僕らは下を向いてたらダメです」


▼星野「悔しくて涙が出てきたけど、お前がいたらやり直せる。この前、ZERO1に出たけど、『お前らなんだ?』って言われたよな。でも、俺たちは勝つまでやればいいんだって言ってきたよな。俺たちはそれだよな」


▼稲葉「今年の目標はリベンジですね」


▼星野「俺たちには失うものはないから。さっそくリベンジの機会があるじゃないか。1月4日にヤンキー二丁拳銃とやるじゃないか。屁みたいなもんだよな。やり返せばいい」


▼稲葉「あいつらは大みそ日のトーナメントで優勝して勢いに乗ってますけど、それを僕らが食ったら、またタッグのタイトルマッチが来るんじゃないですか。ツインタワーズに挑戦できるんじゃないですか」


▼星野「ツインタワーズなんてチョチョイのチョイだな」


▼稲葉「もうお客さんも極道が取った方がいいってたぶん思ってるんで」


▼星野「俺たちがその期待に応えられないだけだよな。精進が足りないだけだな。よし、やるしかないな。今日はバトルスフィア鎮魂歌。中田さん、来てくれたのに勝てなくてすいません。でも、30歳でどこにも行くところがない俺を取ってくれた感謝の気持ちは忘れずに、絶対にリベンジしますよ。絶対にベルトを巻いて中田さんのもとに帰ります」


 旗揚げ20周年を迎えた大日本の2015年度が開幕し、メインは宮本の保持するデスマッチ王座に星野が挑戦、宮本と星野が凌ぎを削りあった会場名からとった『バトルスフィア鎮魂歌』と銘打たれたデスマッチはリング内にはイス、ラダー、コンクリートブロック、バーベルの重り、2コーナーにはバトルスフィアの旗が設置された。

 試合は星野がショルダータックルからセントーンで先手を奪うが、宮本が場外へ逃れると追いかけた星野を鉄柱に叩きつけ、宮本はラダーへ星野をぶつけ、背中へのイス攻撃、腕をラダーに挟んでプレスするなどして主導権を握る。
 しかし宮本のブロック攻撃狙いを星野が逆に叩きつけると宮本は流血、星野は宮本の背中にブロックをセットして、もう一個で破壊するとラダーへのブレーンバスターで叩きつける。
 星野はミドルキックを繰り出すが、宮本は重りでブロックして殴り倒すと、鉄階段を投入するも、星野が反撃して鉄階段の上での垂直落下式ブレーンバスター、ブロックの上にボディースラムで叩きつけ宮本に大ダメージを与える。
 星野はブロックの上に倒れる宮本にセントーンを投下するも自爆、宮本はハンドスプリングエルボーから、重りの上にサンダーファイヤーパワーボムで叩きつけると、星野の上に鉄階段を乗せてバルキリースプラッシュを投下するもカウントは2。
 劣勢の星野は突進する宮本を勘九郎カッターを決めると、ラダーへのボディースラムから宮本の上に鉄階段を置き、捨て身のダイビングセントーンを投下するが自身もダメージを負ってしまいカバーに入れない。
 両者はスタンディングでエルボー合戦、宮本がラ・マヒストラル、星野が極道クラッチと丸め込み合戦を展開するが、星野のパワーボムを着地した宮本がラリアットを浴びせると、ファイヤーサンダー、鉄階段の上へのファイヤーサンダーで3カウントを奪い王座を防衛した。


 試合後はバトルスフィアの社長だった中田社長を呼び込み、感謝の意を述べ、宮本が締めくくった。


 セミでは関本、岡林がBJWタッグ王者のツイン・タワーズと対戦し、関本組は石川を狙うも、岡林のゴーレムスプラッシュは、石川が雪崩式ブレーンバスターで投っげ、ツインタワーズが逆にダブルニーリフト、サンドウィッチエルボーで岡林に集中砲火を浴びせてから、石川がファイヤーサンダーで突き刺す。
 石川はランニングニーを狙うが、関本がジャーマンでカットすると、岡林が石川にパワーボム、ラリアットと畳み掛けてからゴーレムスプラッシュを投下して3カウントを奪い、試合後は岡林が石川の保持するストロング王座への挑戦を表明した。


 20年目を迎えた大日本の最初の後楽園大会は昼に開催された全日本より観客を動員するという盛況ぶり、7月に開催する両国大会へ向けて弾みをつけた。今年の大日本は飛躍の年となるか?

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