全日本プロレス
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潮﨑豪が全日本プロレスを電撃退団・・・新たなる戦いの場へ
<東京スポーツより>
全日本プロレスの前3冠ヘビー級王者・潮崎豪(33)が9月いっぱいで退団することが27日、分かった。すでに今月上旬に団体側に退団の意向を申し入れ、中旬に受理されていた。10月からはフリーとなる。本紙の直撃に応じた潮崎は事実を認めて、現在の胸中を激白した。王道マットに衝撃が走った。エース・潮崎の離脱表明。関係者によると、今月上旬から慰留が続いたが、本人の意志が固く9月いっぱいでフリーになることが決まった。選手とスタッフにはシリーズ最終戦となった26日の後楽園大会までに伝えられたという。
カードが発表されている10月4日の東京・羽村大会(潮崎、宮原健斗組対秋山準、金丸義信組)が「全日本ラストマッチ」になる予定で、その後は白紙。潮崎は退団の事実を認めた上で「今年に入っていろいろ考えていて、可能性を広めたいという思いがあった」と明かした。
1月に3冠王座を初戴冠した一方で、別の考えが芽生えた。「(ノアのGHCに続き)3冠を取って、どこか達成感を感じた自分がいた。自分を高めるためにも、それではダメという思いがあった」。半年近く悩みを抱えながらリングに上がり続けた結果、行動に移した。
「自分の考えを聞いてくれた会社には感謝しかありません」
2012年12月末に秋山準(45)ら4選手とノアを退団。翌年から全日本に参戦し、その後所属選手となった。分裂騒動が起こった時も秋山らと行動をともにし、昨年7月に新生・全日本に参加。今後については未定だが、妻子を持つ身だけに早急に次の戦いの場を見つけなくてはならない。
「不安はあるけど、これからは自分で考えて動かないといけない。全日本で応援してくれたファンには申し訳ない部分もあるけど、そこはリングで活躍してみせます。今後戦いたい相手や団体? いっぱいいる。戦いの場を広げていきたいです」。28日にも会見し、正式発表する予定だ。
【会見の模様】(プロレス格闘技DXより)
▼秋山「一部報道にありましたように、弊社所属・潮崎豪選手が9月末で契約を満了し、フリーとして頑張っていくことをご報告したいと思います。潮崎からは自分のプロレスラーとしての可能性を試したいと。そしてプロレスラーを終えてからのことも考えて行動していきたいという相談がありまして、それならば会社の所属としているのには限界もありますし、なかなか彼の期待に応えてやれることもできないと思い、こうやってフリーとして頑張っていくことになりました」
▼潮崎「2013年から秋山さん率いるバーニングとして全日本に上がってきました。他じゃできない経験もさせて頂きましたし、三冠というベルトを巻くこともできました。自分にとっては物凄く貴重な経験ができた2年と半年ぐらいでしたけど、ここで自分の可能性というものを広げたいという気持ちで秋山さんに相談したところ快く認めて頂いて退団いうことになりました。可能性を広げるために全日本を離れ、自分の夢を実現できるよう死ぬ気で、必死に頑張っていきたいと思います」
――退団を決めた時期はいつ頃?
▼潮崎「時期的にはここっていうものはないんですけど、まだまだ自分としての可能性というものを考えた時に、この全日本プロレスのリングに上がって、満足ということもできないけど、そこで終わらせちゃいけない気持ちも出てきましたし、今言った自分の可能性を試していきたいとずっと思ってたのはあります」
――全日本の枠にとどまらない活動をしたいと?
▼潮崎「自分の考えをそういうふうに思うようになって、枠にとどまらずという考えはないんですけど、可能性を広げることを考えたら会社にも迷惑かかることもあるんじゃないかなと。そういうことも考えましたし、どうしようかずっと悩んでたのはありました。そこで秋山さんに相談させて頂いたという形です」
――全日本でやり残したことは?
▼潮崎「世界タッグというベルトを持ってる責任というのもありますし、そのことに関しては申し訳ないという気持ちもあります。そして全日本プロレスで応援して頂いたファンの皆様にも今回、こういうふうに退団になって、そこは申し訳ないですね」
――今後の活動については?
▼潮崎「全く。自分としては何か先に決まったものはないですし、今日この会見をさせて頂いて、そこからどうなるかという感じです」
――10月以降も潮崎選手の全日本参戦はある?
▼秋山「次の10月はジュニアの選手が中心の大会でもありますし、こういうフリーとなると言ってすぐ全日本に上がってるとなったら、たぶん彼の区切りはつけられないと思うし、後々、もしかしたら外敵という形で来るかもしれない。それはわからないけど、今日こうやって会見して、オファーとかかかって。(潮崎に向かって)宣伝しないといけないよ。そっちの方が区切りがつけれるんじゃないかなと。一回リセットした方がね。それは潮崎も思ってるだろうし、僕もそう思う。僕もいろいろ考えて、さぁという時が今の彼と同じ年だったんで、彼の気持ち、迷いはよくわかる。選手それぞれいろんな考えがあるから、その考えを俺が違うというのは、自分が歩んできた道に反することだと思うんで、10月から自分が思うように頑張ってもらいたいなと。そう思ってます」
――全日本にとっては戦力ダウンになるが?
▼秋山「正直言えばトップが一つ欠けるわけだから大幅な戦力ダウンだろうけど、本人の意思は尊重してやらないといけないし、俺自身が自分の考えで動いてきた人間なんで、その考え、彼の思いというのは尊重してあげないといけないと思うので。もちろんこれから全日本にとってはかなりの戦力ダウンですけど、快く行ってこいと。どこまでできるかわからないけど、こいつならやれるだろうと思ってます」
▼潮崎「外敵として。これから先というのは何が起きるかわからない。今は今しかないんで、そこを俺は試したいです」
――可能性を広げる自信もあると?
▼潮崎「はい!」
――オファーがあればどこでも上がる?
▼潮崎「そこは自分のことも考え、自分自身にとってどうなのかしっかりと考えて上がりたいと思います」
――上がりたいリングはある?
▼潮崎「どこっていうよりも、自分が退団することによってプロレス界で可能性っていうものが増えてくると思いますので、そこでこの対戦がみたいという期待というものがうまれてくると思うんで、自分としても、どういう反応があるか受けてみたいですね」潮﨑豪が9月いっぱいで円満退団することが発表された、潮﨑は前シリーズである「第3回王道トーナメント」では1回戦で秋山準に敗戦、最終戦では世界タッグ王座でのパートナーである宮原健斗に反抗されるなどがあったが、宮原の反抗は全て潮﨑の退団に繋がっていたとなれば納得がいく、また保持していた世界タッグ王座は返上になった。
2013年12月にNOAHを退団した潮﨑は2014年1月に秋山、金丸義信、鈴木鼓太郎、青木篤志ら5人とバーニングを結成しフリーとして全日本に参戦、白石伸生体制発足と共に全日本所属となり、秋山体制になってからも所属となって全日本を支えていた。
NOAHを退団したときも秋山に追随した金丸、青木とは違った目的で退団したと思っていたが、潮﨑にしてみれば武藤全日本の方がまだ選手が多くやりがいがあると思って秋山に追随したと思う、しかし武藤と白石氏の対立=分裂が潮﨑の当初の目的を大きく狂わせてしまった、武藤派の離脱で選手が少なくなり所属になることでいやおうなしに全日本を守る立場にまわり、三冠王座を奪取したものの現在の全日本では競う相手も限られてしまい、いつの間にか青木やゼウスなどに追われる立場にもなった。
退団を認めた秋山にしても諏訪魔と両輪となって全日本を支えて欲しいというのが本音だったと思うし、全日本を守る側となった秋山、また発展したいと考える諏訪魔とでは考え方が違っていたいたのかもしれない。
今後潮﨑はどうなるかというとNOAHには今更戻れないことを考えると新日本プロレスなのか、しかし現在の新日本は日本人や外国人も含めて競争が激しく割ってはいるのもかなり難しい、また全日本プロレスの今後の方向性も潮﨑が離脱したことで諏訪魔の掲げる派閥闘争という流れになっていくのか、潮﨑の離脱は全日本にとって痛いが残った選手に期待して欲しい。【全日本】潮崎が全日本を電撃退団、10月からフリーに 「自分の可能性広げたい」 http://t.co/vuGwN7jyL4 #ajpw pic.twitter.com/7lcpIHAbq1
— プロレス/格闘技DX編集部 (@PKDX) 2015, 9月 28この度、弊社所属の潮﨑豪選手は9月30日の契約満了を持って、全日本プロレスを退団、2015年10月1日よりフリー選手として活動する事をお知らせさせて頂きます。今後も潮﨑豪選手並びに全日本プロレスへの、変わらぬご声援の程よろしくお願い致します。#ajpw
— 全日本プロレス/alljapan (@alljapan_pw) 2015, 9月 28潮﨑豪選手退団にともない、本日、世界タッグ王者の潮﨑豪、宮原健斗が世界タッグベルト返上致しましたことをご報告いたします。#ajpw https://t.co/Eri7LXwG2B
— 全日本プロレス/alljapan (@alljapan_pw) 2015, 9月 28潮崎退団は残念ではある、だけど全日本プロレスには素晴らしい選手、社員、そしてファンのみなさんがたくさんいる!みんなと全日本プロレスを盛り上げていく。その気持ちに一点の曇りもなし!!
— 秋山準 (@jun0917start) 2015, 9月 28潮崎退団で戦力大幅ダウン? そんな訳ないだろ! 俺は今の全日本プロレスの力を信じてるし。必要以上のやる気出てきたわ!
— 青木篤志 (@a_a_a_aoki) 2015, 9月 28PR -
ゼウスが全日本プロレスに入団、キラー秋山が振るった鞭に応えた潮﨑が直接フォールで世界タッグ王座を死守!
8月29日 全日本プロレス「2015サマーエクスプロージョン」後楽園ホール 1385人
<アピール、コメントなどはプロレス格闘技DXより>
◇大会前◇
(ゼウスがリングに登場し、9月1日付で全日本に入団することが発表された。)ゼウス「このたび、晴れて全日本プロレスに入団することになりました」とあいさつ。「今後よりいっそう精進し、このゼウスの人生をかけて全日本のリングを盛り上げてまいります」と誓った。
◇第1試合◇
▼20分1本
佐々木貴 ○杉浦透(9分7秒 サソリ固め)野村直矢 ×青柳優馬
◇第2試合◇
▼20分1本
○KENSO(8分56秒 片エビ固め)×井上雅央
※ダイビングエルボードロップ
◇第3試合◇
▼30分1本
曙 ○吉江豊(10分22秒 体固め)石川修司 ×土方隆司
※ダイビングボディプレス
◇第4試合◇
▼「ココ夏三郎」のデビュー戦「ココナッツサブレ50周年記念 ココ夏三郎 スペシャルデビューマッチ!〜一夜限りの1本勝負!〜(エキシビションマッチ)/15分1本
金丸義信 中島洋平(12分22秒 逆エビ固め)渕正信 ココ夏三郎
※
◇第5試合◇
▼45分1本
○ゼウス ボディガー 入江茂弘(10分45秒 片エビ固め)諏訪魔 青木篤志 ×佐藤光留
※ジャックハマー
(試合後、特設スクリーンでブードゥー・マーダーズ総帥・TARUのコメント映像が流された)
YASSHI「全日と諏訪魔のカス野郎どもよく聞け。この俺“brother"YASSHIとTARUのオジキの名前を全日本のリングで上げてくれたらしいな。お前らが潰れようが生き残ろうが俺らには関係ないし、諏訪魔と秋山の抗争なんて俺らには興味ないんじゃ、誰が出てこようが俺らがぶっ潰す! 名前を上げた諏訪魔お前じゃ!。これは全日のリングじゃない。黒木親方のリングじゃ。俺らが受けてたってやるからかかってこいや!」
TARU「そういうこっちゃ」
諏訪魔「10月4日、黒木祭り、俺はブードゥーと対決する。俺に文句のある奴は俺の前に出てきてもらいたい。以上」
【諏訪魔の話】「(派閥闘争をぶち上げたが閉塞感を感じたのが一番?)今の全日本プロレス、当然、閉塞感はいっぱい感じる。このままじゃ何も面白くないし、誰も何も手を挙げないし、何を発信したいのかわからない。このままじゃ全日本プロレス、ダメになる。もっと熱のあるものを作り上げていきたいわけで。ただいい試合やってる、それだけじゃ盛り上がっていかないよ。それが俺の思いだね。(TARU&YASSHIのメッセージがあったが?)当然、それも仕掛けの一つであり、波紋を起こしてナンボ。そこで何かが生まれるのか、それはやってみないとわからないし。俺のブードゥーを呼ぶ考え、派閥闘争、それがこのまま熱を生んで正解なのか、もしくは文句言ってくる奴がいるのか。でもいないんだよ、ほかにやれる奴なんて。秋山社長ぐらいじゃないの。打って響くのは。それぐらい思ってるよ。(VMは10・4羽村を舞台に指定してきたが?)それは俺も望むところ。指定してくるなら決定だ。そこはのんでもらいたい、社長に。どんどん社長の嫌がること、どんどん攻めていく。じゃないと面白くないよ。新しいものをみせてみろ。提案しろよ。何もないんだろ。だったら派閥闘争がいいんじゃないか。文句あるんだったら目の前に出てこいよ。いつでもやってやるよ。バカばっかりだし、度胸のない奴ばかりだから出てこれねぇけど。そんなもんだよ今の全日本は」
【青木の話】「閉塞感とかそういうのは別にいいんだよ。確かに感じるものもあるし、感じない時もあるし、いろいろあるけど、俺が言いたいのは、諏訪魔選手が派閥という言葉を出して投げかけた時、反応が時代遅れだとかどうのとか言ってたでしょ。どんなものでもいいんだよ。じゃあ、それを上回るものを出してこいよ。出してこれないのが現状じゃないか。だったらそれを推し進めるしかないだろ。そこに反発するならすればいいし、しないならしないでそのままでいろ。普段から『俺らが面白くしてやる、変えてやる』って言ってるアホどもがいるよな。だったらそれを行動で示してほしいよ。ベルト巻いたら俺たちの時代が来る? 時代が来る? それは間違いだから。俺だってベルト巻いたし、タッグのベルト挑戦して負けたし。じゃあそれで何か変わったのかといったら変わってねぇじゃん。本当に変わるんだったら言葉と行動で示さないと。それをやったのが諏訪魔選手。俺は悪いことと思わない。1個の起爆剤になればいい。俺は本気だから。腹くくってるから」◇第6試合◇
▼世界ジュニアヘビー級選手権試合/60分1本
[第38代王者]○鈴木鼓太郎(16分12秒 エビ固め)[挑戦者]×ウルティモ・ドラゴン
※三沢魂タイガードライバー
☆鼓太郎が5度目の防衛戦に成功。
【鼓太郎の話】「やっぱり強いウルティモ・ドラゴンでしたね。研究してきたのか、今まで経験してきた引き出しが自然と出たのかわからないけど、うまかったですね。自分もああいうところを研究していかないと、それを新しいものにしていかないと。経験値でいえばはるかに向こうの方が上。でも力勝負になれば負けるつもりはないし。(温故知新の意味合いがあったといっていたが?)もちろんやる意味なかったらやらないですから。キャリアから来るあのうまさを俺が身につけていかないと。プロレスは力だけじゃない、体のでかさだけじゃないと証明する素晴らしい選手ですよ。(アサイDDTを完封したが?)アサイDDTは完封できましたね。次やったらどうなるかわからないですね。もしかしたらベルトには絡んでこないかもしれないし。今日やった感触ではまだまだやれると思いましたね。(次は王道トーナメントだが?)1回戦、あの青木篤志を相手にしないといけないんで。無差別とうたってる王道トーナメント、別に抽選で組まれたわけじゃないんでね。ジュニア同士を組んだ会社の意味をしっかり考えて、チャンピオンとして彼の前に立ちたいですね。あいつだってジュニアの力はヘビーに負けてないと証明したいだろうし、勝った方がその権利を得る。しかも勝ったら秋山vs潮崎の勝者でしょ。楽しみですよ。あと派閥闘争ってあるけど、俺たちはXceed。最後みたでしょ。ちっちゃい子が集まってきて、今までの全日本にない絵だし、俺はああいう子たちを大切にしないといけないと思ってる。あの子たちに派閥闘争なんてわからないよ。あの子たちにキラキラ輝く夢をみせたいんでね」
◇第7試合◇
▼世界タッグ選手権試合/60分1本
[第70代王者組]○潮﨑豪 宮原健斗(25分12秒 体固め)[挑戦者組]×秋山準 大森隆男
※豪腕ラリアット
☆潮崎&宮原が3度目の防衛に成功。
【試合後の潮崎&宮原、中島】
中島「防衛おめでとうございます。世界タッグ、力で秋山準&大森隆男を倒した結果、潮崎豪と宮原健斗が巻いてる。そして世界ジュニアは鈴木鼓太郎が巻いて、GAORA TVは俺が巻いてる。今、全日本は秋山派、諏訪魔派って揺れてるのは知ってる。俺たちが何派かと言ったら、俺たちはXceed。Xceedとしてここで高みを目指していく」
宮原「試合前は俺は時代を変えるつもりで戦ったけど、試合の途中から、そんなことどうでもよくなった。たぶん僕の憶測ですけど、時代を動かすというのは、過去を振り返った時に、あの時、時代が動いたとわかること。それが俺の出た答え。今を精一杯戦って、キャリアが上といわれてる人たちを打ち砕くしかない。今を生きる。それが時代を変える近道だと思う。この全日本でどんなことが起ころうと、俺は自分のスタイルを変わらないし、俺たちXceedのスタイルを変えることもない。上から何を言われようと俺らはくすぶらない、スタイルを曲げない。それで全日本を変えるんだ。そういう気持ちで8月29日はXceed第3章だと本気で思ってるから。全日本を変える。全日本のモットー、明るく楽しく激しく、これって簡単なようでかなり難しいって今日わかった。でも明るく楽しく激しくできるのは全日本で俺らしかいない。俺らをよーくみといて下さい。これからXceed第3章の始まりです」
潮崎「このベルトを守るために、どん底まで落ちて、悩んで、くじけそうになったけどね、Xceedの仲間たち、そしてファンのお客さんの応援、声があったからこそ、このベルトをまた自分の腰に巻くことができました。俺たちは明るく楽しい、それだけじゃない。激しく試合ができる。俺たちから目を離さないように。もっともっと高みに上がっていきます」
宮原「俺たちチームはオンリー1も好きだけど、ナンバー1も大好きなんで。全日本のナンバー1はもちろん、この業界のナンバー1も目指してるんで、それだけは忘れずに。全日本を応援してくれる人は俺たちから目を離さないでみていてください」
――前哨戦で2連敗を喫した秋山にリベンジし、気持ち的にも吹っ切れたのでは?
潮崎「そうだね。でも過去っていうものは消せないことだし、それを糧にして前をみて先に進んでいくしかないから。今日は皆さんの支えがあったからベルトを守れたと思うし、さらに高みに、明るい未来をつかむ戦いを俺たちがみせていきたいと思います」
――秋山は「潮崎が俺に火を灯した。でも46歳の俺を一人で歩いて帰らせるな」と話していたが?
潮崎「まだまだ歩いて帰らせちゃダメだね。そのために俺はさらに上がっていくだけ」
大会前にゼウスの正式入団が発表された、ゼウスも大阪プロレスを離れてからはフリーとして全日本を主戦場にしてきたが、そろそろ本腰を入れて全日本に取り組もうということか、しかしゼウスも33歳でまだまだこれからのレスラー、全日本にとっても大きな戦力を得た。
ゼウスは最終戦ではEvolutionと対戦し佐藤のアンクルホールドに追い詰められるが脱出すると、リフトアップからのラリアット、ジャックハマーで3カウントを奪い、試合後も諏訪魔と乱闘を繰り広げた。
そして試合後には諏訪魔がかねてから参戦を要求していたVMからのメッセージがスクリーンで公開され10月4日のリサイクルセンター富商で開催される「全日本プロレス・秋祭り」に参戦を表明したが、派閥闘争に関しては誰も反応を示さず、諏訪魔は不満を露わにした。
メインはXceed(潮﨑、宮原)の保持する世界タッグ王座に秋山、大森のワイルドバーニングが挑戦。潮﨑は15日の名古屋で行われた秋山とのシングル戦や16日の神戸でのキャプテンフォールイリミネーション戦で敗れただけでなくダメ出しを食らい、個人としても瀬戸際にまで追い詰められた状態で世界タッグ選手権を迎えた。
試合の先手を奪ったのはワイルドバーニング、場外戦で秋山が突進する潮﨑をカニバサミで倒して鉄柵に叩きつけ、場外でのDDTやブレーンバスターで攻め立てれば、救出に駆け付けた宮原にもイスで一撃を加えるなど、早くもキラー秋山ぶりを発揮する。
リングに戻ってもワイルドバーニングは宮原に集中攻撃、秋山がジャンピングニーやパイルドライバーで攻め立てれば、大森もパイルドライバーで続き、更に秋山はコーナーに控える潮﨑をも強襲して場外で徹底的に痛めつけ反撃する隙も与えない。
潮﨑がやっと交代を受け秋山にマシンガンチョップやフィッシャーマンズバスターで反撃するが、タッチした大森がニールキック、セカンドロープからダイブする潮﨑をエルボースマッシュで迎撃すると、アックスギロチンドライバーで勝負に出るが、潮﨑は必死で踏ん張りリバース、タッチした宮原がフロントハイキック、低空ドロップキック、顔面ドロップキック、串刺しジャンピングエルボー、ノーザンライトスープレックスと畳み掛け、大森のアックズボンバー狙いを宮原がスネークリミットで捕獲し串刺しジャンピングニー、垂直落下式ブレーンバスターから潮﨑が入ってSHIN-SEKAIを狙う。
しかし秋山がカットに入って阻止するが、潮﨑は秋山を蹴散らすも、その間に大森が宮原をドラゴンスープレックス、雪崩式バックドロップ、アックスギロチンドライバーで攻め込み、共に交代して潮﨑と秋山が対峙、潮﨑の逆水平に対し秋山は後頭部への串刺しニー、投げ放しジャーマン、ランニングニーと倍返ししフロントネックロック、ダブルアームDDTと潮﨑を追い詰めにかかり、再度後頭部ニーからリストクラッチ式エクスプロイダーを狙う。
そこで宮原がカットに入りブラックアウトを決めると、秋山にSHIN-SEKAIから潮﨑がゴーフラッシャーを決めるも、ムーンサルトプレスは秋山が剣山で迎撃しリストクラッチ式エクスプロイダーを決める。
潮﨑はカウント2でクリアすると秋山は生膝ニーを乱打するが、潮﨑は豪腕ラリアットで迎撃、秋山も意地のエルボーで抵抗するが、逆水平で黙らせた潮﨑が豪腕ラリアットを決め3カウントを奪い王座を死守した。
秋山は三冠王座から転落し勢いをなくした潮﨑に敢えて鞭を振るって奮い立たせたが、潮﨑が秋山からフォールを奪って見事に応えることが出来たが、大会中に王道トーナメントの組み合わせが発表され、1回戦から潮﨑vs秋山が激突、もしこの試合に潮﨑が敗れるようなことになれば元の黙阿弥になってしまう。
全日本は三冠王者は曙だが、諏訪魔と潮﨑が中心になっていかなければならない、諏訪魔も全日本を盛り上げるために派閥闘争を掲げ模索している、潮﨑も頑張らなければいけない。
セミの世界ジュニア選手権はウルティモが倒立式ヘッドシザースなどおなじみのムーブで鼓太郎を翻弄、鼓太郎のピットもキャッチしたウルティモはドラコンスクリューから裏膝十字で足攻めを展開した後で、ソバットから早くもアサイDDTで勝負に出るが、鼓太郎はツームストーンパイルドライバーで切り返しエンドレスワルツで反撃するも、ウルティモもラ・マヒストラルで応戦する。
ウルティモは再度アサイDDTを狙うと鼓太郎は回転を利用して担ぎレクイエムを狙うが、ウルティモウラカンラナで切り返す、しかし鼓太郎はジャベリンからワンツー・エルボー、ローリングエルボーと繰り出した後でブルーディスティニーから三沢魂タイガードライバーで3カウントを奪い王座を防衛した。【全日本】豪腕で秋山にリベンジ 潮崎&宮原がV3▼アサイDDT完封で鼓太郎V5▼VMが10・4羽村参戦表明▼私立恵比寿中学も応援 ココ夏三郎がプロレスデビュー…後楽園大会 http://t.co/vuGwN7jyL4 #ajpw pic.twitter.com/WYkhCEmrIR
— プロレス/格闘技DX編集部 (@PKDX) 2015, 8月 29ゼウスの野郎、 俺の握手を断るってことは 秋山派ってことだな。
— 諏訪魔 (@suwama_H2) 2015, 8月 29後楽園メインを見て、 ファンの中ではベストバウトだったかもしれない。。 ま、俺にとっては閉塞感を感じたベストバウトだったよ。
— 諏訪魔 (@suwama_H2) 2015, 8月 29世界タッグを負けて悔しいからか…もう目が覚めた。とりあえず、ウォーキング行ってこよう。 #ajpw #王道T
— 秋山準 (@jun0917start) 2015, 8月 29 -
諏訪魔の“派閥闘争”“ブードゥー・マーダーズ参戦要求に秋山準は“やれるものならやってみろ!”と事実上容認
<17日豊橋大会での秋山準、曙、金丸義信のコメント>
【秋山の話】「(諏訪魔が閉塞感を感じ、派閥闘争をぶち上げたが社長としての見解は?)俺もいろいろ文句言ってきた人間だけど、閉塞感というのは自分が今、目立ってないところで感じる閉塞感なんだよ。今ちょうど俺らが出て、Xceedとやって、あいつらはテーマがないというところで閉塞感を感じてるんだと思うよ。それはそれで自分たちがどういうふうに波を起こすのか。派閥、派閥というなら、どうやって面白くしていくのか。俺はいつでも相手になってやるよ。閉塞感というのは自分たちが何かをできない時に言う言葉だからね。(秋山選手自身もこれまで感じてきたこと?)閉塞感というのは、今、自分が置かれてる状況で何もできないから出てくる言葉。俺もそういう時があった。こうみえて23年やってきてる
から、文句もああだこうだ言ってきた。何でもそうやって言葉にしてやるのはいいことだし、本気でやるんならやってもいいし。それはあいつが言った言葉に対してこっちが返すだけ。これで潮崎たちからも何かあるのかもしれないし、ないのかもしれない。なきゃないで、またあいつらは置いていかれるだろうし、そうやって淘汰されていくんじゃないかな。やっぱり言葉を発しないと人に伝わらないよ。そこがXceedの奴らもしっかり考えないといけないし、リング上で見せると言ったって限界があるから。(諏訪魔は『これから秋山社長の嫌がることをやっていく』と宣言し、TARU、YASSHIのブードゥー・マーダーズとの対戦実現を要求していたが?)あいつは俺のことをどこまで知ってるのかわからないけど、俺そんな
に嫌なものってないんだよ。TARU、YASSHI? 空気的な感じで彼らがどうかと思うだけで。嫌といえば嫌だし、どうってことないといえばどうってことない。呼べるもんなら呼んでみろと。それはお前らの力だよと。呼んでどうしたいの? (戦いたいようだが、それ以上にVMを呼ぶことで秋山社長に揺さぶりをかけたい気持ちが強いのでは?)揺さぶってきても、いろんな経験してるから。何かがあって、それに順応、対応するのがプロレスラーの力だと思ってるし、今のお決まりのことのような感じのところで育ってきてないから、余計に何かきても俺なら対応できる、俺ならやれるという自信があるし、そこはお前らと俺は違うよと。それは諏訪魔だろうが誰だろうがあるからね。でも嫌と言ってやった方がいいのかな(笑)
そうやって揺さぶりかけるなら、どこまで俺が揺さぶられるかやってみろ。俺がノーと言っても派閥というなら、やれるもんならやってみろ」
【曙、金丸の話】
――派閥闘争をぶち上げたが?
▼曙「自分は現三冠チャンピオンとして、やっぱり全日本プロレスの王道プロレスの顔として一生懸命やってる立場だし、このままやっていきたいと思ってますよ。プロレスは人それぞれ思い、考え、やりたいことがある中で、試合をこなさないといけない。諏訪魔選手の言ってることは否定はしないけど、自分は三冠チャンピオンとして今のまま頑張っていきたいと強く思ってますよ」
▼金丸「立場的に言ってることが違うんじゃないかなと。自分がどういう立場にいるかわかってない。だったら専務を辞めてしまえって。彼らはリングにオモチャを持ち込んで遊んでるだけ。そんなに遊びたいならどっかの山にでも行って遊べばいい」
――諏訪魔は秋山派と諏訪魔派の二派に分けるべきと主張しているが?▼曙「僕はまた違う感じなんですよ。どっちとも三冠戦やる可能性もあるし、どちら派とか特にないよ。自分は三冠を守って全日本を強く面白くしていく。それが一番大事なことなんで」
▼金丸「立場的に秋山さんがいくとこじゃない。俺がいきますよ。ジュニアだけど俺が最前線にいくよ」17日豊橋大会の試合後に諏訪魔の派閥闘争、ブードゥーマーダズの参戦要求に関して秋山準がコメントを出し、”やれるものなら、やってみろ”と事実上のGOサインを出し、派閥闘争に関しても受けて立つ構えを見せた。
図式となれば秋山=社長、諏訪魔=副社長の派閥闘争という形となるが、見た目は社長、副社長の対立は会社的にもイメージが悪く見え、不安要素も出てくる。
諏訪魔の言う閉塞感を感じているのは社長である秋山とて同じ、試合内容に関しては評価が高いのに観客動員には繋がらないという苛立ちは秋山だけでなくファンも感じていると思う。
秋山体制も今年で2年目、全日本プロレスはジャイアント馬場さんの王道カラーが濃い団体だが、秋山や諏訪魔の独自カラーも必要とされている時期に来ているのかもしれない。 -
曙が流血もゼウスを力でねじ伏せ三冠王座防衛!諏訪魔が秋山体制にVM参戦を要求!
8月16日 全日本プロレス「2015サマーエクスプロージョン」兵庫・神戸サンボーホール 648人 満員
<アピール、コメントなどはプロレス格闘技DXより>
◇第1試合◇
▼20分1本
○佐藤光留 青柳優馬(13分03秒 逆エビ固め)渕正信 X野村直矢
◇第2試合◇
▼30分1本
○ボディガー 入江茂弘(15分56秒 アルゼンチンバックブリーカー)XKENSO 吉江豊
◇第3試合◇
▼GAORA TV王座決定戦/60分1本
○中島洋平(11分49秒 エビ固め)Xビリーケン・キッド
※顔面蹴り
☆中島が第7代王者となる
【中島の話】「やっと巻けた。今日から第7代GAORA TVチャンピオン・中島洋平だ。勝ちました! クソ、遠かったな。でもこのベルトが俺の腰にある。昨日SUSHI選手が負傷欠場というアンラッキーから転がってきたラッキー。挑戦まではラッキーかもしれない。でもビリー選手に勝って3カウント獲ったのはただのラッキーじゃない。この1年、積み重ねてきた結果だと思います。どんどん防衛して、そしてSUSHI選手、あの人の復帰を待って、あの人のために最高の舞台を用意して、そこでまた防衛戦を待ち構えたいと思います。僕なりのGAORAチャンピオン像を必ず作り上げていきます。これからも注目して下さい。(顔面蹴りにちゅうちょはなかった?)なかったです。戦いはそういうものだと思ってるんで」
◇第4試合◇
▼30分1本
○諏訪魔 青木篤志(17分26秒 体固め)太陽ケア Xジェイク・リー
※ラリアット
【諏訪魔の話】「今の全日本プロレスを面白くするためにどうするか考えたんだよ。やっぱり秋山社長の体制でやってるわけだけど、そこは真っ二つに分ける。秋山派、諏訪魔派で派閥争い。どんどん二極化で盛り上げる。それを推し進めた方がいいんじゃないかと俺は思う。今の全日本プロレス、何か閉塞感があるし、何か内々でやってる感があるし、そういうのはみんな感じてると思う。俺は俺でどんどん攻めていきたいし。俺もしばらく静かにしてた感覚でいるんだけど、このままでは先はないなと。そこは強く思うよ。あとそれだったら対秋山派閥。Xceedというもの、その先に秋山準という影がちらついてるわけで、これ以上Xceedとどうこう、ただXceedに向かってたって、本当に倒すべき相手は違うんじゃないかなと。何も埒が明かない。当然、Xceedは倒すけど、その先に秋山体制、秋山準が考えてる世界、そういうものをぶち壊していくということはやらなきゃいけないんじゃないかなと強く思いますね。じゃあ秋山準が嫌がることをやってやろうじゃねぇかというわけで、ここは神戸だし、ここで何があったかいろいろ覚えてるわけで、だったらTARU、ブラザー、ブードゥー・マーダーズを呼んでやろうかと。当然、戦わせろと。そういう発想はたぶんないと思うし。どこでもいいよ。向こうの都合つく時に戦うと。そういう場を用意させろと。当然、青木、佐藤というのは青木はやりにくいと思ったんだよ。ただ最近の青木は吹っ切れてるわけで、ノアから一緒に来た仲間とは思ってないからね。あいつは独り立ちしてるわけで、当然、俺とやっていくという決意を表明してくれたんでね。佐藤も一緒。今このまま静かにしてても先はないと思いますよ。二極化だよね。全日本は真っ二つに割った方が面白いんじゃないか。考え方もまるきり違うしね。(これから賛同者を募る?)分裂して一緒に残った仲間もいるわけで。俺と青木と佐藤、Evolutionというもので戦って行きたいと思う。そこに価値観が合う人間がいるんであれば全然きてもらって構わない。いっぱい入ると思うよ。このままじゃまずい、社長と専務でやったら面白いって考えてる人間は。新人の顔みてたってどっかでビクビクしてるわけだよ。発言しろといったところで今のままで発言とかできないし、好きなプロレスできないと思うよ。俺は最初、好き勝手やらせてもらった記憶があるし。だったら俺がやった方がみんなできるんじゃないのと思う。とにかく秋山準が描くキャンバスあると思うよ。また別に俺の描くキャンバスが俺はほしいし、その方が全日本は盛り上がる。そう思うよ。もう黙ってない。この投げかけた波紋がどこまで広がるか。それはわからないけど、俺は後先考えずいきたいなと思う。あとはリング上で示していく。Xceedじゃないんだよ、求めてるのは。そこは言いたい。秋山準はXceedで描きたいかもしれないけど、そうじゃない。お客はEvolutionを支持してる。もっともっと俺らが表現するものを支持するかもしれないし、その可能性を追求していきたい。レスラー、スタッフ全てどっちにつくか。意思表示する時に来てると思うよ。全日本を盛り上げたい、よくしたい思いは一緒だと思うけどね。あとはどっちが正しいかはリング上、リングを降りてもすべて24時間勝負なんじゃないの。はじめの仕掛けはブードゥーだよ。ブードゥーと試合やらせろよ。どんどん仕掛けていくよ。我慢できないよ、俺は」◇第5試合◇
▼世界タッグ前哨戦 キャプテンフォールマッチ/60分
○秋山準[キャプテン] 大森隆男 金丸義信 (29分42秒 体固め)X潮崎豪[キャプテン] 宮原健斗 鈴木鼓太郎
※リストクラッチ式エクスプロイダー
【退場順】[1]X鼓太郎(19分33秒、大森のアックスボンバー→体固め)[2]X金丸X宮原(24分06秒、両者リングアウト)
【秋山の話】「(名古屋と全く同じ結果)何回やっても同じだよ。あんな作戦も何もない。キャプテンフォールマッチっていろんな作戦が入るんだよ。ただ単にきてやりましょう、俺らも強いです。そんなもんじゃ勝てない。チーム戦っていうのはそういうもんだ。よく覚えとけ。(潮崎から危機感みたいなものは感じた?)どうだろうな。それはみてる人(の感じたこと)が全てじゃないかな。俺にはまだそういうもの感じないな。(旧テーマ曲である『SHADOW EXPLOSION』が聞こえてきて)俺この曲とともに若返ってるわ。昔を凄く思い出すし、この胸の血出てるのも昔、小橋さんとやってた時にシャワー浴びて胸がピリッとするのを昨日思い出したよ。俺まだいけるなと思ったし。会社としてあいつらを上げるどうのこうの言っても無理だったらしょうがない。それは俺らでいくよ。自分らでいくしかないから」
【大森の話】「言わせてもらうのであれば、昨日今日の敗退は今のXceedの勢いそのままだ。これから上がっていかないといけない世代のチームがこのザマでどうするんだ。このまま俺たちが後楽園で世界タッグのベルトもらうぞ。昨日の試合でSUSHIを欠場に追い込んだ中島にも俺は恨みがある。中島のキックでSUSHIが欠場することになって、相手がジュニアだろうが後輩だろうが遠慮しないからな。ケガでリングに上がれない。それ以上の屈辱はない。俺は中島を許さないからな」
【宮原の話】「一本獲られた。クソ。最終戦まで前哨戦1回しかないから。でも俺個人としては下がってねぇぞ。何も下がってねぇぞ。俺一人であの二人を倒すぐらいの力で俺は29日戦うつもりなんで、気持ちも体も全く下がってない。一ついえるのは今日は一本獲られてしまったということだけ」
◇第6試合◇
▼三冠ヘビー級選手権試合/60分1本
[第52代王者]○曙(17分34秒 体固め)[挑戦者]Xゼウス
※ヨコヅナファイナルインパクト
☆曙が2度目の防衛に成功【曙の話】「苦しい戦いでしたね。やっぱり三冠チャンピオンこそ、こういう苦しい戦いが楽しい。(額を割ったがバッティングだった?)わかんないですね。バッティングか何かだと思うんですよね。(流血の影響はあった?)たぶん流れてる分、スタミナ奪われるの早いし、最初は全く前が見えなかった。だんだん力が抜けていくのを感じたし。(挑戦者・ゼウスについては?)だいぶ強くなりましたね。これから嫌な存在になってくると思うんで。そうやって若い者が上がってこないと未来はないし、頑張りますよ。(9月の王道トーナメントに三冠王者として出場することになりそうだが?)まだこのシリーズが残ってるんで、とにかくケガしないように。何もないところでバッティングしたりする危険性があるから。また明日からイチからやり直して挑戦者の気持ちで頑張ります。(ゼウスのデスバレー、F5は警戒した?)警戒しましたね。大阪で取られてるし。今日持ち上げられたけど、入り方はデスバレー、F5には入れない。せいぜいバックフリップ。バックフリップなら返せるから」
三冠王者・曙にゼウスが挑戦、ゼウスの挑戦は2度目で潮﨑に挑戦したが惜しくも敗れ、7・18大阪大会で曙から3カウントを奪い挑戦に漕ぎ着けた。
試合の先手奪ったのは曙、ラリアットでなぎ倒してから踏みつけると、場外戦に持ち込んだゼウスがイスで一撃、曙も突進するが鉄柱に誤爆するとリングに戻ってゼウスと曙がバッティングしてしまうと曙は流血となってしまう。
ゼウスは曙の流血した額にパンチを振り下ろし、曙のボディープレスも自爆させてダイビングラリアットを発射するが、デスバレーボム狙いは上がらず、F5狙いも曙の体重で上がらないなど不発に終わってしまう。
ゼウスは曙を場外へ追いやりプランチャを発射するが、キャッチした曙は鉄柱に叩きつけ、河津落としからヨコヅナインパクトを狙うもゼウスはリバースしバックフロップを敢行する。
しかし曙はスクラップバスターを決めると張り手で抵抗するゼウスを張り手で鎮圧し、最後はヨコヅナインパクトからヨコヅナファイナルインパクトを決め3カウントを奪い王座を防衛した。
またセミで行われたXceedvs金丸を加えたワイルドバーニングのキャプテンイリミネーションマッチは大森が鼓太郎をアックスボンバーで降し先制すれば、金丸と宮原は足四の字を決めたまま両者リングアウトとなり、潮﨑一人で秋山、大森と対峙することになってしまう。潮﨑は秋山に豪腕ラリアット、ゴーフラッシャーで攻め込むがムーンサルト狙いは大森が雪崩式バックドロップで阻止すると、最後は秋山がニーリフトの連打からリストクラッチ式エクスプロイダーで3カウントを奪い勝利、前夜の名古屋大会でも潮﨑は秋山とシングルで対戦したがスターネスダストの前に敗れ、今回も敗れたことで世界タッグ王座防衛に暗雲がたちこめ、潮﨑自身も秋山からダメ出しされるなど苦しい立場に追いやれてしまった。
GAORA選手権は当初王者のSUSHIにフリーのビリーケン・キッドが挑戦する予定だったが、SUSHIが前日の名古屋大会で中島のハイキックを顔面に食らった際に顎を骨折、右下顎骨骨折の重傷を負ったため欠場となったため王座も返上となった。
選手権も中止となり中島vsビリーが組まれたが、両者の希望で王座決定戦が行われ、試合はビリーがジャベで中島を苦しめるが、トラースキックを一閃させた中島がハイキックを顔面に浴びせ3カウントを奪い王座奪取に成功、全日本入りしてから苦しんだ中島だったがSUSHIを負傷させたとはいえ顔面へのハイキックを必殺技として得てしまい、思わぬ形だったが王座奪取は大きいと思う。
第4試合では諏訪魔がリーを下した後で秋山体制打倒を宣言、ブードゥー・マーダーズとの対戦を要求した、VMに関しては昨年9月に“brotehr”YASSHIが、今年に入ってからはTARUは参戦をアピールしてきたが、秋山体制は拒否してきた。
秋山がどう返答するかわからないが、TARUやブラザーにしろ2度に渡って断っておいて、何を今更というものもある。秋山だけでなくTARUやブラザーがどう反応するのかが注目である。第7代GAORATVチャンピオン中島洋平です!ベルトを取りました!必ず守り通して、僕のチャンピオン像を作り上げます! #ajpw pic.twitter.com/ui8zKEtSdk
— 中島 洋平 (@nakajima_youhei) 2015, 8月 16 -
全日本分裂の引き金を引いたレスラー・KENSOが全日本を退団
<プロレス格闘技DXより>
(全日本は31日、KENSOが同日付で契約を満了し、退団すると発表した。)2000年1月、新日本でデビューしたKENSOはその後、WJ、アメリカWWE、メキシコAAAなどを経て、2010年7月に全日本に入団。世界タッグ王座、GAORA TV王座を獲得し、2010年暮れの世界最強タッグ決定リーグ戦に優勝するなど主力選手として活躍してきたが、5年間在籍した全日本を退団し、8月からフリーとして活動していくことになった。なお、今後も全日本に参戦予定で、8月シリーズ(15日開幕)にも出場する。全日本からの発表は以下の通り。
☆KENSO選手の契約についてこの度、弊社所属のKENSO選手は7月31日の契約満了を持って、全日本プロレス所属選手契約より2015年8月1日よりフリー選手として活動する事をお知らせさせて頂きます。
またKENSO選手は今後も全日本プロレスに参戦予定であることを併せてお知らせ致します。
今後もKENSO選手並びに全日本プロレスへの、変わらぬご声援の程よろしくお願い致します。
全日本プロレス
全日本プロレスがKENSOの退団を発表した、今後はフリーとして全日本を中心に参戦するという。KENSOはDK軍のリーダーとして活躍していたが、KENSO自身は結果を残せないことが多く、GAORA王座は獲得したがトップ戦線にはなかなか食い込めず、武装化したEvolutionの台頭もあり、起死回生を狙った大森隆男とのタッグも中途半端に終わるなどポジション的にも厳しい状況に立たされていた。
KENSOといえば前オーナーである白石伸生氏の存在、2013年3月の全日本両国大会後に乱入した白石氏にKENSOが立ちはだかって殴られ、KENSOは一躍反白石の筆頭として注目されたが、後になって殴打劇は白石氏との出来レースであり、白石氏のスパイとなって武藤敬司派の切り崩しを図っていたことが発覚してしまい、全日本分裂の引き金を引いてしまった。
なぜKENSOが武藤を裏切ったのか、KENSOが全日本初参戦時はグレート・ムタとのタッグで世界タッグ王座を奪取し、諏訪魔の保持していた三冠統一ヘビー級王座に挑戦などチャンスは与えられたが武藤全日本末期は前座として扱われていたこともあり、自身を評価しない武藤への不満と、白石から現場責任者兼エースを約束されたこともあって美味しい話の方へ突き動かしてしまったが、しかし白石は“毎日がエイプリルフールといわれている人間”、約束は反古にされてしまった。だが仮にKENSOがエースになったとしても白石の傀儡として扱われていたと思う。
元々KENSOは団体を仕切る器ではなくレスラーとしては一匹狼タイプ、団体という枠にとらわれず、フリーとしてあちこちの団体に渡り歩くほうが似合っているのかもしれない、そういった意味ではチャンスが多くなったと思う。
団体の枠にとらわれなくなったKENSO、今後どういう活躍を見せてくれるのか・・・ -
潮﨑の怒り爆発!青木を徹底制裁で世界タッグ王座を防衛!
7月25日 全日本プロレス「2015サマーアクション・シリーズ」 後楽園ホール 1350人
<アピール、コメントなどはプロレス格闘技DXより>
◇第1試合◇
▼20分1本
石井慧介 ○高尾蒼馬(9分10秒 片エビ固め)中島洋平 X野村直矢
※トラースキック
◇第2試合◇
▼30分1本
○SUSHI KENSO 土方隆司 (13分40秒 変型エビ固め)渕正信 吉江豊 Xジェイク・リー
◇第3試合◇
▼30分1本
○諏訪魔 佐藤光留(12分28秒 万力スリーパー)石川修司 ×福田洋
※
◇第4試合◇
▼曙プロレスデビュー10周年記念試合/60分1本
○曙 天龍源一郎 ウルティモ・ドラゴン(17分27秒 体固め)秋山準 大森隆男 ×入江茂弘
※ヨコヅナインパクト
【試合後の曙】
曙「勝利はいいんですけど、相当なメンバーがお祝いしてくれて、本当に本当にありがたい話だし、相変わらず天龍さんをみて、いろいろ習うもの、感じるものはやっぱり感じ取りましたね。もっともっと自分のためにプラスになることだし、これからも天龍さんのおかげでもあるし、ためでもあるんだけど、もっともっと上を目指して、全日本プロレスを引っ張っていきたいなとますます思いましたね」
――三冠王者として10周年を迎えたが?
曙「曙が本当のプロレスやってるのはここ2、3年ですね。いろんなとこに上がって、いろんな団体のプロレスの味を味わって、自分の中で活かせるものを活かしたつもりだし、その経験があってプロレスラー・曙があると自分でわかってる。団体内もいいけど、三冠チャンピオンとしていろんなとこに行って王道プロレスはこういうものだと証明したい。体の許す限り、ど真ん中でいられる限りはもっともっといいものを出したい」
――今の自分を天龍にみせたいと言っていたが?
曙「50パーセントですね。やっぱりあんな大きい存在がコーナーにいると、なかなか本気を出せないというのはおかしいかもしれないけど、飲み込まれちゃうんですよね。コーナーでも『こうやっていったほうがいい』と言っていただいたり、さすがですねと思いながら指示を守ったんですけどね。試合もやってるだけじゃなくみてるし。天龍さんがリング内に入ると、同じプロレスラーなんだけど、ファンのひとりになりますね。タッチ来る時、オッと思う時もありました」
――天龍と対戦したい気持ちは?
曙「いいですよ。絡めるだけで幸せです。いいですよって言うのは失礼に聞こえるかもしれないけど、意味がないですね。今の天龍さんと今の曙が当たるのは。同じぐらいの年に当たりたかった。答えが出ない。僕の中でロマンとしてしまっておきたいんですね」
――10年間で一番の思い出は?
曙「やっぱり最初に契約した時ですね。いろいろベルトも獲ったんですけど、契約誘われるのは自分のことを認められてると感じたんで。プロレスで初めて契約したの全日本ですからね。契約した瞬間から初めてプロレスラーとして頑張れてきたんですね。ただ上がってやってるだけじゃなく、真ん中、中心として。楽しいですよ。早く天龍さんにあいさつ行かないと怒られるんで(苦笑) 相撲の先輩だし、三冠の先輩なんで。また10年間よろしくお願いします」
◇第5試合◇
▼世界ジュニアヘビー級選手権試合 完全決着ルール/無制限1本
[第38代王者]○鈴木鼓太郎(18分20分 エビ固め)[挑戦者]×金丸義信
※三沢魂タイガードライバー
☆鼓太郎4度目の防衛に成功
【鼓太郎の話】「(金丸と決着をつけて次のステップに進める?)守護神・金丸義信。それ以上のものだったように感じましたね。完全復活したと思います。これからさらに全日ジュニア面白くなると思いますよ。(その金丸を引き出して王者としての力を示せたのでは?)引き出したというか、金丸さんが本気になってくれただけじゃないかな。頭の後楽園とケツの後楽園。久しくみない金丸義信で来てくれて、ありがとうございましたと言いたいですね。戦いはまだまだ続くんで、何回でもやりたいですね」
◇第6試合◇
▼世界タッグ選手権試合/60分1本
[第70代王者組]潮﨑豪 宮原健斗(24分59秒 片エビ固め)[挑戦者組]ジョー・ドーリング ×青木篤志
※ムーンサルトプレス
☆潮崎&宮原2度目の防衛に成功
(試合後に秋山、大森のワイルドバーニングが登場)
大森「次そのベルト、俺たち二人に挑戦させろ」
潮﨑「大森、秋山、お前たちを超えないと全日本プロレスは先にいけないんだ。だから俺たちが壁を必ず超えてみせる。そして秋山準、全日本プロレスに来てからあなたとシングルマッチやったことないですよね。前哨戦でもいい。一度シングルをやってもらいたい。」
秋山「もうな、俺たちは壁じゃないんだよ。お前たちがチャンピオンなんだ。そこをしっかり考えろ。俺はお前たちがいうところまで戻るから、お前たちの前に立つ。その前にきれいにベルト磨いとけ」
【試合後の潮崎&宮原】
潮崎「Evolution、青木篤志が大っ嫌いだけど、あいつのおかげで世界タッグのステージで試合できた。そこは感謝しますよ。攻め込まれて、やってて苦しいけど、また違うヘビー級のタッグを味わいましたよ」
宮原「主役獲られちゃったかなという感じで、それが悔しいかなというのはあるけど、防衛したことで秋山選手、大森選手が出てきて、俺が全日本に上がり始めた時から言い続けてきた時代を変えるということが目の前に現れた。秋山選手、俺は壁だ何て思ってないから。シングルで勝ってるから壁だなんて思ってない」
潮崎「俺はシングルで勝ったの一回しかないからね。リング上で言いたいことは言わせてもらったし、全日本に来てからシングルやってないから、倒した上で世界タッグ、このベルトをかけてやりたいと思います。会場を一つにしてくれたファンに感謝したい」
――三冠も狙っていく?
潮崎「その時のためにシングルで結果出していって。もちろん三冠は狙ってます」
宮原「俺らパートナーだけど、同じ意見、同じ気持ちかわからないからね。Xceed、全日本を盛り上げるのは一緒だけど。さっき潮崎さんが壁といったけど、俺は壁と思ってない。同じ気持ちとは限らない。いずれ戦う時もくるだろうし。とにかく下半期の全日本、そして俺が全部話題を持っていきたい。俺が持っていけばXceedが持っていったってなる。そのつもりで次のシリーズからやっていきたい。今日は後楽園ホール、最後に俺らが勝ったことに意義がある。これを続けていくことに意味がある。俺らXceedが全日本のモットーである明るく激しく…最高の舞台にしていきたいと思います」
シリーズ最終戦は潮﨑と宮原のXceedが保持する世界タッグ王座にEvoluitionからドーリングと青木の新コンビが挑戦、今シリーズでは青木は開幕戦でキャプテンフォールタッグマッチながらも潮﨑からピンフォールを奪い、19日の大阪大会での潮﨑とのシングル戦では青木が反則暴走、シリーズ中にも青木が中島にXceed脱退を強要するなど潮﨑バッシングを展開していた。
試合も潮﨑と青木が先発、館内は青木コール一色の中、潮﨑は逆水平で先手を狙うも青木はかいくぐりなどして挑発的な態度を崩さない、潮﨑は宮原に交代するも青木がコーナーに控える潮﨑に強襲をかけると、リングに入った潮﨑は青木にいきなり豪腕ラリアットを一閃すると青木はたまらず場外へ逃れ、場外戦でもド ーリングに豪腕ラリアットを浴びせて返り討ちにする。
リングに戻っても潮﨑が怒涛の攻めで青木を痛めつけるが、場外戦になると青木がイス攻撃で反撃、リングに戻るとドーリングがコブラツイストで潮﨑を捕え、ワンハンドスラムで放り投げると青木も追撃を狙うが潮﨑が再び豪腕ラリアットを浴びせると、宮原もノーザンライトスープレックスで続き、挑戦者組も宮原をトレイン攻撃でとらえるが、宮原がドーリングをブレーンバスターで投げると潮﨑が入ってSHIN-SEKAIを狙う。
しかしロープへ走る潮﨑をリング下の青木が足をすくって場外へ引きずり出すと、ドーリングが宮原にレポリューションボムを狙うが、宮原はフランケンシュタイナーで切り返し、スネークリミットで捕獲するも、脱出し たドーリングはフライングボディーアタックから再度レボリューションボムを狙うが、今度は宮原が回転エビ固めで切り返すとブラックアウトで突き刺す。
宮原から交代を受けた潮﨑は青木に逆水平、フィッシャーマンズバスター、フライングショルダー、トラースキックと畳み掛けた後で豪腕ラリアットを狙うが、青木はNOAH時代の先輩・平柳玄藩ばりの唾攻撃で阻止しニールキック、低空のフロントハイキック、串刺しジャンピングエルボーからフライングラリアットと反撃するも、潮﨑が逆水平で青木を鎮圧させると宮原を呼び込むが、青木が二人を同士討ちにするとドーリングとの連係で潮﨑に集中攻撃を浴びせ、フロッグスプラッシュからのジャーマン、そしてアサルトポイントを狙うも、潮﨑が豪腕 ラリアットで阻止する。
4選手が入り乱れてダウンした後、潮﨑が青木にゴーフラッシャーを決め、回転十字固めで丸め込もうとする青木に豪腕ラリアットを浴びせると、最後はムーンサルトプレスを投下して3カウントを奪い王座を防衛するも、館内は青木にも惜しみない拍手を贈った。
試合後には元王者組である秋山、大森のワイルドバーニングが挑戦表明し、王者組が前哨戦で秋山、大森とシングルで対戦したいと逆要求したため王座挑戦が決定となった。
ワイルドバーニングは秋山がSUSHIと、大森がKENSOとのタッグが中心だったこともあってタッグ活動は一時休止したが、大森から秋山とのタッグで挑戦を表明していた。KENSOからしてみれば複雑な気分だろうが、大森はチーム力の安定さを考えて 秋山とのワイルドバーニング再始動を選んだようだ。
また世界ジュニア選手権は開幕戦では両者KOで終わったことから時間無制限、フォール、ギブアップのみの完全決着戦ルールで行われた。
試合の先手を奪ったのは金丸、鼓太郎のウイークポイントである首に集中攻撃を浴びせ主導権を握り、鼓太郎も風車式バックブリーカーで反撃するも、エルボースイシーダは金丸がハイキックで迎撃し逆にエプロン上でのツームストーンパイルドライバーで鼓太郎の首に大ダメージを与える。
金丸はスイングDDTから雪崩式ブレーンバスターを狙うが、鼓太郎はディフェンサーで返すと旋回式ツームストーンパイルドライバーからブルーディスティニーと猛反撃。
鼓太郎はレクイエムを狙うが金丸は 回転エビ固めで切り返し、鼓太郎のエルボーも張り手で鎮圧すると垂直落下式ブレーンバスターを連発してからディープインパクトで突き刺す。
金丸はタッチアウトを狙うが、鼓太郎はツームストーンパイルドライバーで返すと、ブレーンバスター合戦から金丸のラリアットをキャッチすると三沢魂タイガードライバーを狙う、金丸は踏ん張るが鼓太郎はは持ち上げてから膝蹴りを浴びせ、最後はローリングエルボーからの三沢魂タイガードライバーで3カウントを奪い、難敵・金丸から王座を防衛した。
曙がプロレスデビュー10周年記念試合が行われ天龍とのタッグが実現した。曙と天龍はハッスルからの縁ではなくWARから縁があり、曙は現役中に個人的なトラブルから相撲に嫌気をさし、力士をを 廃業してレスラー転向を考え天龍の団体であるWAR入りの話が進められていた、しかし相撲協会が廃業届を受理せずこの話は流れてしまった。
試合は天龍が秋山に、曙が入江に同時河津落としを決めると曙が入江にヨコヅナインパクトを決め3カウントを奪い、天龍の呼びかけで曙が土俵入りのの構えで試合が締めくくられたが、曙は相撲廃業後はK-1を遠回りしながらもプロレスラーとなり、天龍のルーツである全日本にたどり着き、天龍が保持していた三冠王座にもなった、二人は人生とは不思議なものだと思っているのかもしれない。
最後に曙選手レスラーデビュー10周年おめでとうございます!【全日本】潮崎が青木にリベンジ XceedV2でワイルドバーニング迎撃へ▼恩人・天龍眼前で曙が10周年マッチ快勝▼鼓太郎が完全決着戦制してV4▼諏訪魔-石川初遭遇…後楽園大会 http://t.co/vuGwN7jyL4 #ajpw pic.twitter.com/t2IFdlwXgs
— プロレス/格闘技DX編集部 (@PKDX) 2015, 7月 25サマーアクションシリーズ沢山のご来場、熱い声援、誠にありがとうございました!来月は熱い闘いがリング上で大爆発するサマーエクスプロージョンです!皆様のご来場お待ち申し上げております!明日は葛巻市60周年記念事業・岩手県葛巻大会です! #ajpw #プロレス
— 全日本プロレス/alljapan (@alljapan_pw) 2015, 7月 25全日本プロレス後楽園ホール大会、たくさんのご来場・アツイアツイ応援ありがとうございました!! 世界タッグベルト防衛することができました! また次なるステージに向けてやったります!! #ajpw #プロレス
— 宮原 健斗 (@KentoMiyahara) 2015, 7月 25全日本プロレス後楽園ホール大会。 たくさんの声援、ありがとうございました。しかし、その後押しに応える事が出来なかった事が本当に悔しい。 ただ、全日本のリングを面白くしていく気持ちは折れてないから。また明日からやり直すしかない。 今日は本当にありがとうございました。
— 青木篤志 (@a_a_a_aoki) 2015, 7月 25ジョー青木が負けてしまった。 でも、ジョー青木組 強さとズルさが絶妙な良いチームだったわ!
— 諏訪魔 (@suwama_H2) 2015, 7月 25 -
青木篤志が潮﨑相手に試合無視の大暴走も、全日本の中心に立った!
7月18日 全日本プロレス「2015サマーアクション・シリーズ」大阪府立体育会館 第2競技場 587人
<コメントなどはプロレス格闘技DXより>
◇第1試合◇
▼30分1本
渕正信 ○ジェイク・リー(13分18秒 片エビ固め)井上雅央 X野村直矢
※バックドロップ
◇第2試合◇
▼世界ジュニア前哨戦/30分1本
金丸義信 ○ウルティモ・ドラゴン(13分07秒 ラ・マヒストラル)鈴木鼓太郎 X中島洋平
◇第3試合◇
▼30分1本
○大森隆男 KENSO(10分55秒 片エビ固め)諏訪魔 X佐藤光留
※アックスボンバー
◇第4試合◇
▼45分1本
○ゼウス ボディガー ビリーケン・キッド(15分32秒 片エビ固め)×曙 秋山準 SUSHI
※デスバレーボム
【ゼウスの話】「(地元・大阪で王者・曙を破って三冠挑戦をアピールしたが?)大阪のファンの方々には心より感謝します。ただ、それが地元やろうが東京やろうが名古屋やろうが札幌やろうが関係ない。やっと曙に勝った。これまで何回負けたことか。これからゼウスの人生変わるぞ。みといてや。人生は祭りや!」
◇第5試合◇
▼世界タッグ前哨戦/60分1本
○潮崎豪(10分0秒 反則勝ち)×青木篤志
※イス攻撃
【試合後の潮崎】
鼓太郎「潮崎! 冷静になれ!」
和田レフェリー「お前ら止めとけ! チームだろ!?」
鼓太郎「(青木を追おうとする潮崎に)行くな、行くな! 落ち着け! 終わってんだよ試合!」
――当然このままで収まらないと思うが?潮崎「あいつが求めてんだろ!? 最終戦・後楽園、その前に前哨戦あるんだろ!?」
【青木の話】「(潮崎が大荒れだったが?)いいんじゃない。それも作戦のうちだよ。いつもクールにかっこよく決めて、『俺は潮崎豪だ、かっこいいだろ』とやるのがあいつのスタイルだろ。たまにはこういうのやんねぇとな。やれる人間って限られてるからさ。あいつのいい部分も悪い部分も敵の中で知ってるのは俺だけだから。(逆に青木選手は冷静だが?)もちろんだよ。俺はいつでも冷静だよ。俺が頭にくることはめったにない。悪いけど目標は世界タッグだから。今日も勝つのが一番だとわかってる。だけど、やっぱりシングルで三冠巻いてる人間と真っ当にやったら分が悪いかなと思ったからさ。ちょっといろいろ作戦考えたりしたけど、一番簡単なのはあいつに屈辱を味わわせること。あいつが俺以上に頭切れてたら、これはポーズかもしれないし。俺も今日のが全てじゃないから。悪いけど俺、体が小さい分、頭は使うからね。こっち使わなかったら勝負できない。別に俺、頭いいわけじゃないけど、いろんな方法を考えて崩していかないといけないわけだから、これからもやっていくよ。シリーズ終わった時にどっちがベルト巻いてるか。そんな感じだね。あとは今日のジョーの暴れっぷりに期待するよ」
◇第6試合◇
▼世界タッグ前哨戦/60分1本
○ジョー・ドーリング(14分7秒 エビ固め)×宮原健斗
※レポリューションボム
【ドーリングの話】「潮崎、宮原、俺のパワーを感じただろ。俺の右腕を攻めてきたが、この通り壊れなかっただろ」全日本大阪大会のセミとメインでは7・25後楽園大会で行われる世界タッグ選手権の前哨戦が組まれ、まず潮﨑が8日の後楽園大会で屈辱のフォール負けを喫した青木と対戦するも、青木が潮﨑の入場時に奇襲をかけ、青木を追いかけてリングに上がった潮﨑がロープをまたいだところで青木が急所攻撃、潮﨑が逆水平で反撃しても青木が頭突きで鎮圧するなど青木ペースで試合が進む。
潮﨑は逆水平からフィッシャーマンズバスターとやっとペースをつかみ、青木のジャーマンをクリアした後でトルネードボムを決めるも豪腕ラリアットをかわした青木は場外へ逃れ、潮﨑も追いかける。
青木はフェンス攻撃で返した後でリングにイスを投げ入れ、リングに戻った潮﨑をイスで殴打 するもレフェリーの制止を無視したため反則負けとなり、激怒した潮﨑は襲い掛かろうとするが青木に逃げられるなど、勝ちはしたがまた青木にしてやられる結果となった。
メインでは宮原がドーリングと対戦し、場外戦でドーリングは宮原にラリアットを狙うも鉄柱に誤爆、ここから宮原が右腕攻めで主導権を奪ったが、エプロン上の攻防でドーリングがデスバレーボムを敢行すると形成逆転、リングに戻ったドーリングはレポリューションボムを狙うも、フランケンシュタイナーで切り返した宮原はスネークリミットで捕獲する。
耐えきったドーリングはフライングボディーアタックからデスバレーボム、再度レポリューションボムを狙うが、宮原は回転エビ固めで切り返した後でブラックア ウトを突き刺し二段式ジャーマンを決める。
だがクリアしたドーリングは宮原のシットダウン式パワーボムを振りほどくとラリアットからレポリューションボムを決め3カウントを奪い、前哨戦は1勝1敗で終わるもEvolutionの勢いを見せつけられる結果となった。
前シリーズから武装化したEvolutionだがリーダーは諏訪魔なれど、青木が中心となりつつあり、今シリーズに入ってからXceedを敵視し「解散しろ」などこき下ろしているが、現在の青木はかつての秋山のように「自分が全日本プロレスの舵を取る」といわんばかりの積極的にアピールしている。青木はEvolutionを通じて全日本をどう変えていくのか、今後の動向にも注目だと思う。
またセミ前の第4試合の6人タッグ戦では曙がゼウスにフォール負けを喫し、ゼウスが三冠ヘビー級王座の次期挑戦者に浮上した、当初はユニオンの石川修司が候補とされていたが曙はGOサインを出さず代わりにゼウズが浮上した、ゼウスの場合はフリーなれど全日本をホームにしていることから実績もそこそこ積み、2月に潮﨑の保持していた三冠ヘビー級王座に挑戦することが出来たが、石川の挑戦が見送りになっているのは、全日本での実績がまだ足りないからなのかもしれない・・・全日本プロレス大阪大会、ご観戦&応援ありがとうございました。 青木とのシングルマッチ。 肩透かしを喰ったよね。 喰わされたよ。 またしても悔しさしか残らない試合だった。 世界タッグでは逃がさんよ。 #ajpw
— 潮崎豪 (@goshiozaki54039) 2015, 7月 18 -
青木篤志が潮﨑豪からピンフォールを奪い世界タッグ王座挑戦へ!
7月8日 全日本プロレス「2015サマーアクション・シリーズ」後楽園ホール 821人
<アピール、コメントなどはプロレス格闘技DXより>
◇第1試合◇
▼30分1本
○佐藤光留 土方隆司(8分30秒 腕ひしぎ逆十字固め)×渕正信 ウルティモ・ドラゴン
◇第2試合◇
▼30分1本
○佐々木貴 杉浦透(11分3秒 片エビ固め)KENSO ×青柳優馬
※D-ガイスト
【貴の話】「FREEDOMS、佐々木貴と杉浦透が全日マットに乗り込んできたぞ。KENSOと青いパンツの奴、誰だ? とにかく今日こうやって全日本のリングでKENSOと戦って、KENSOとの間に白黒ついてないけど、こうなったら逃がさないぞ。噛みついたら離さないFREEDOMSだぞ。あいつら何か組んでるよな。DK? ドンキーコングか? ちょうどいいよ、ゴリラみたいな顔してるからな。喧嘩売ってやる。勇気があるならこの王道マットにまた呼んでみろ。王道マットをひっくり返すようなことしてやるよ。一度でも俺らを呼んだことを後悔させてやる。王道マットをダムズ色に染めてやるよ。次、誰とやるか楽しみにしてるよ」
◇第3試合◇
▼30分1本
○秋山準 吉江豊(11分45秒 片エビ固め)大森隆男 ×ジェイク・リー
※エクスプロイダー
◇第4試合◇
▼GAORA TVチャンピオンシップ/60分1本
[第6代王者]○SUSHI(13分10秒 エビ固め)[挑戦者]×南野タケシ
☆SUSHI初防衛戦
(試合後、南野とKENSOがレフェリーに抗議するものの、あとの祭り。収まらない南野はSUSHIのマスクを引っぺがして憂さ晴らし。KENSOがマスクを客席に投げてしまう)
SUSHI「(セコンドが拾ってきたマスクをその上にかぶって)てやんでぇ! ベルト戻ってきたぞ!南野タケシ、汚いことばっかりやりやがって。人のマスク脱がすな! 来シリーズ、南野は七三にしろ!」
【SUSHIの話】「戻ってきたぞ! GAORAのベルト初防衛! 最後効いたな、デスバレー。反則せんでも強いやろ。あいつなんで反則するの? 最後言ったように、リーゼントやめてやり直したらええんや。防衛して次は次々いくぞ。またベルト獲ってから秋山さんとアジアタッグ挑戦も決まってない。それを決めるために防衛し続けるぞ。GAORAは誰があてでも防衛する。次もその次もやったるでぇ! SUSHI is cookin' 誰でもいいぞ、かかってこい!」
【KENSOの話】「最高だね。一寸の狂いもなかったね。全て使った。そして負けた、と。勝つということから学べるものは一つもない。負けるということから学び続ける。それが我々DKとしてのスタイルだ。常に俺たちは学ぶんだ」
【南野の話】「まぁ、あいつ(SUSHI)は勝ったから何も学んでないでしょ。おとなしく渡しておけば良かったのに。またやられっぞ、総帥に。知らねえぞ〜」◇第5試合◇
▼45分1本
○石川修司 福田洋(10分30秒 片エビ固め)曙 ×野村直矢
※ランニングニーリフト
【試合後の石川&福田】
福田「非常にウェルカムな部分を感じましたね。100%、Mr.パーフェクトを支持してくれてるのを感じましたね」
石川「予想だと100%否定と思ってたけど、さすが王道・全日本プロレス。器がでかいですね」
福田「みえてきましたよ、3本が。今一本か」
石川「お前、今日何も攻撃してないよ。横綱と2回目だったけど、強い。本当に強い。思い切り受けて、思い切り攻めるのが身上だけど、最高じゃないですか。だから曙選手でもいいし、全日本はでかい選手がいっぱいいる。もっと交わりたいし、お客さんもそう思ってるんじゃないですか。福田も認められる日がくるかもしれない」
福田「オールアメリカンプロレスに変えるまで戦い続けます」
【曙の話】「(石川はどうだった?)前から言ってるように良い選手だけど、体力は負けないですよ。(試合後に何かを言い合っていたが?)何がやりたいって言ったら1対1でしょ。なかなか日本人選手に無いような当たりも重たいし、動きもいいし。(三冠戦も視野に入っている?)その辺はまだ分からないんで。今日はチームとして負けてるんで、このままじゃ終われないって気持ちはありますけど。(挑戦者として資格あり?)今日は野村から取ったわけであって。もうちょっと実績ある人から取れば話は出てくると思うんですけど、今の段階では…。チームの負けとして。ただ、一応目には入ってますけど。最初に当たった時はノーマークでしたけど。(天龍参戦も決まったが?)自分もビックリしました。うれしいですよ。今年最後の年だし。違う団体、違うキャラで何回か当たってますけど。全日本のリングで当たれるのは光栄だと思ってます」
◇第6試合◇
▼60分1本
[第38代王者]△鈴木鼓太郎(14分7秒 両者KO)[挑戦者]△金丸義信
☆鼓太郎3度目の防衛戦
【試合後の鼓太郎】
鼓太郎「仕留めきれなかった…。納得いかないっす。向こうさえ良ければ、もう一度…もう一度やらせてください。本当に復活してくれましたね、金丸義信。こうでないと」
――いつごろもう一度やりたい?
鼓太郎「今すぐにでもやらせて欲しいっす。社長呼んでください。(※近くにいた)青柳、社長呼んでくれ」
※秋山社長が現れる
鼓太郎「もう一度やらせてください! 金丸さんともう一度やらせてください! お願いします」
秋山「納得いってないんだな?」
鼓太郎「いってないです。もう一度、完全決着やらせてください」
秋山「よし分かった。すぐドリーさんに確認するから」
鼓太郎「お願いします! …俺から言えるのはそれくらいです」
◇第7試合◇
▼Xceed対Evolution全面対決 キャプテンフォールマッチ/60分
[キャプテン]諏訪魔 ジョー・ドーリング ○青木篤志(19分2秒 アサルトポイント)[キャプテン]×潮﨑豪 宮原健斗 中島洋平
(試合後)
青木「今Evolution、ベルト一個もない。獲りたくても獲りたくてもないよ。でも今の世界タッグチャンピオンみてみ。何も動いてないし面白くないよ。俺、世界タッグ挑戦してもいいですか?。(大歓声で歓迎される)諏訪魔選手、ジョー選手、世界タッグどっちがいってほしい?(ドーリングが名乗りを挙げる)OK。ジョーよろしく、早い方がいい。このシリーズ最後に後楽園あるでしょ。やるなら早い方がいいだろチャンピオン。(潮崎がマイクを持とうとすると、客席から「負け犬は黙ってろ!」との野次が飛ぶ)と言われてるから何も言わなくていいや」
宮原「青木、黙ってねぇぞ。勝ったからいいよな。俺らが…」
青木「もういい。考えてからしゃべれ。俺が締めるぞ、25日必ずやれるように持っていくからな!」
ドーリング「ミヤハラ、シオザキ、アイル・B・バック!」
【試合後のEvolution】
諏訪魔「青木が今日にどんだけかけてたかわかってたんでね。そこはあえてカットにいかない。応えてくれてうれしい。ぜひ青木とジョー、世界タッグ獲ってもらいたいね。青木は俺より賢いし、いいコントローラーになるよ。うまくジョーをまとめられると思う」
青木「諏訪魔選手とジョー選手のアシストがあって勝てた。チームワークだからね。勝算あるし、お客さんの意見を無視する奴はしょうがないよ」
――諏訪魔選手は今後どんなことをやっていく?
諏訪魔「俺は俺でちょっと考えがあるんで。チーム全体をみないといけないし、Evolutionが全日本を盛り上げる。どんどん全日本に革命を起こして、進化させて喧嘩売っていくよ」
【試合後のXceed】
宮原「相変わらずチマチマうるせーな。キッチリ世界タッグ防衛してやるよ。今日の負けを帳消しにしてやる」
潮崎「あいつ(青木)が言う通り、受けるしかないよね。この2本のベルト。世界タッグの名前を出したこと、後悔させてやるよ。次の後楽園、喜んで受けてやる」
中島「青木篤志が世界タッグに挑戦するんだったら、俺は(青木との)シングルが決まってるから。その(世界タッグ挑戦)前にあの人をくじく」
全日本の新シリーズの開幕戦のメインはXceed対Evolutionのキャプテンフォールマッチ、今回はXceedは潮﨑、Evolutionは諏訪魔とリーダー同士がキャプテンを務めた。
試合はEvolutionが奇襲をかけて開始となり中島に集中攻撃を浴びせるも、潮﨑に交代すると諏訪魔相手に逆水平で奮戦、チョップ、ラリアット、ジャーマン合戦を展開する。
しかし青木が宮原をワンハンドバックブリーカーからテキサスクローバーで攻め込むが、宮原がフロントハイキックからブラックアウトで反撃するとXceedがトレイン攻撃で青木を捕らえ、中島が卍固めで捕らえるも、諏訪魔がカットに入ると逆にEvolutionが中島に集中攻撃を浴びせる。
中島がなんとか潮﨑に交代、潮﨑は青木の右腕へのオーバーヘッドキックを喰らっても豪腕ラリアットで返すと、再度豪腕ラリアットからゴーフラッシャーを狙う。
しかし諏訪魔とドーリングがカットに入ると諏訪魔が宮原にラストライド、ドーリングが潮﨑にレボリューションボムの競演が決まり、最後は試合権利のある青木がジャーマンからアサルトポイントを決め3カウントを奪いEvolutionが勝利を収め、試合後は青木がドーリングとのタッグで世界タッグ王座への挑戦を表明した。
キャプテンイリミネーションの6人タッグ戦とはいえ青木が前三冠王者である潮﨑からのフォールは大きい、鼓太郎に敗れ世界ジュニア王座から転落してからは、佐藤とのタッグでアジアタッグ王座獲りへと動くかと思えば、もっと先を見据えて世界タッグへの挑戦とは・・・諏訪魔が中心として動き出したEvolutionだったが、大会の主役を奪ったのは青木、これから青木はジュニアとは一線を画してヘビー級へと挑戦していくのか・・・セミの世界ジュニア選手権、鼓太郎vs金丸は金丸が場外戦でDDTを決め、リングに戻ってから首攻めを展開して先手を奪う。しかし金丸が鼓太郎をホイップしたところで鼓太郎がセカンドロープに飛び乗るとダイビングエルボーを決め、ピット、地獄の断頭台と猛反撃し、ファンネルからブルーディスティニーを狙うが、着地した金丸はコルタバ式DDTで突き刺しリードを奪い返す。
金丸はディープインパクトから雪崩式ブレーンバスターを狙うが、鼓太郎はディフェンサーで切り返し、場外に逃れた金丸に三沢魂エルボースイシーダからエプロンからの断崖式タイガードライバーを狙うが、踏ん張った金丸はエプロンでのブレーンバスターで返し、エプロン上でのディープインパクトを決め鼓太郎に大ダメージを与える。
金丸はラリアットからディープインパクト、雪崩式ブレーンバスター、ラリアット、垂直落下式ブレーンバスターと猛ラッシュをかけるが、クリアした鼓太郎はエクスガリバーからエルボー、ブルーディスティニー、三沢魂ローリングエルボーと猛反撃する。
鼓太郎は三沢魂タイガードライバーを狙うが、金丸はビーチブレイクで返すと金丸がエルボースマッシュ、鼓太郎がボディー、ローリングと各種エルボーを繰り出すが、金丸がタッチアウトを決めると、起き上がった鼓太郎はジャベリンを決める。しかし両者はダウン、そのまま10カウントとなり両者KOで鼓太郎が防衛も
曙vsユニオンの石川のタッグマッチは激しい肉弾戦となるも、体重で曙が優る展開となるも、曙の串刺し攻撃をラリアットで迎撃した石川は頭部にエルボーを落とし曙を流血に追いやる。試合は粘る野村を石川がランニングニーで仕留めたが試合後に曙と石川は睨みあいを展開するが、曙は三冠次期挑戦者に関しては明言を避けた。SUSHIの保持するGAORA王座に南野が挑戦、特別ルールとして、場外カウントなし、拳による攻撃が課せられたが、試合はKENSOが介入、また南野がSUSHIの脳天に醤油をかけるなどしたためSUSHIはは大苦戦を強いられる。しかし南野とKENSOの同士討ちを誘発したSUSHIが南野のデスバレーボム狙いをTEKKAMAKIで切り返し、南野もエビ固めで切り返すも、SUSHIがエビ固めで切り返し3カウントを奪い王座防衛、試合後は南野が腹いせにSUSHIのマスクを剥ぎ溜飲を上げたものの、DK軍も最近は長井満也の参戦もなくなり、KENSO自身も大森とタッグを組むなどDK軍はとしては再び迷走気味となったようだ。
第2試合では貴と杉浦のFREEDOMSが参戦、KENSOと青柳組のチームワークの悪さを突き、最後は貴がD-ガイストで青柳を降し3カウントを全日本侵攻を宣言した。 FEEDOMSはZERO1にも侵攻しているが、全日本にも活動の場を広げようというのか、しかしFREEDOMSも貴だけでなく葛西純、GENTARO、ジ・ウインガー、マンモス佐々木と人材も豊富、自分的にはGENTAROやマンモスに全日本のリングに上がって欲しいが・・・【全日本】青木が潮崎ピン ジョーと世界タッグ挑戦へ▼鼓太郎V3も7・25後楽園で金丸と再戦▼曙が石川を挑戦者候補にリストアップも「もう一押し」▼SUSHI初防衛…後楽園大会 http://t.co/vuGwN7jyL4 #ajpw pic.twitter.com/3ViB3eNGGo
— プロレス/格闘技DX編集部 (@PKDX) 2015, 7月 8平日の雨の中、後楽園ホールにお越しいただいた方に心から感謝します。しかも、たくさんの方の声に後押しをもらって勝てた。最高でした。 しかし、勝って兜の緒を締めよ、という様に。また明日から気を引き締めていく。 もっとたくさんの人に全日本プロレスを観てもらうためにも。
— 青木篤志 (@a_a_a_aoki) 2015, 7月 8 -
全日本最後のテイセンで曙が宮原を粉砕で三冠防衛、鼓太郎は佐藤との死闘を制し世界ジュニア王座死守!
6月21日 全日本プロレス「2015ダイナマイトシリーズ」北海道・札幌テイセンホール 1011人 超満員
<アピール、コメントなどはプロレス格闘技DXより>
◇第1試合◇
▼20分1本勝負
金丸義信 ○ウルティモ・ドラゴン(9分50秒 ラ・マヒストラル)SUSHI ×中島洋平
◇第2試合◇
▼30分1本勝負
ボディガー ○斗猛矢(13分46秒 片エビ固め)ゼウス X野村直矢
※みちのくドライバーⅡ
◇第3試合◇
▼30分1本
○青木篤志(9分56秒 テキサスクローバーホールド)X高尾蒼馬
◇第4試合◇
▼30分1本
秋山準 ○太陽ケア(11分04秒 片エビ固め)大森隆男 XKENSO
※TKO
◇第5試合◇
▼45分1本
○諏訪魔 ジョー・ドーリング(15分34秒 片エビ固め)潮崎豪 Xジェイク・リー
※ラリアット
(試合後)
諏訪魔「潮崎、次の開幕戦、もう一度、キャプテンフォールマッチ、EvolutionとXceedどっちが強いか決めようじゃねぇか!」
潮﨑「諏訪魔、Xceedとしていつでもやってやる。次は俺がキャプテンとしてお前から獲ってやる!」
【諏訪魔の話】「認めたな。あいつキャプテンで出てくるって言ったな。願ったり叶ったりだよ。また秒殺してやる。やっぱり全日本はEvolutionを中心に回るって教えてやるよ。前回は事故だ。負けてないよ。あとはこの面子(諏訪魔&ジョー&青木)がキャプテンフォールいくよ」
【潮崎の話】「もちろんあいつがキャプテンでくるんでしょ。じゃあ俺が黙らせるよ。Xceedとしてキャプテンフォール受けるし、俺がキャプテンとしてキッチリあいつを沈めるよ。(諏訪魔は秒殺を予告していたが?)秒殺されるのはどっちか、そこは十分注意して、熱さの中で冷静さも備えて臨みたいね」
◇第6試合◇
▼世界ジュニアヘビー級選手権試合/60分1本
[第38代王者]○鈴木鼓太郎(18分40秒 エビ固め)[挑戦者]X佐藤光留
※レクイエム
☆鼓太郎が2度目の防衛に成功【鼓太郎の話】「(紙一重のV2だったが?)強かった。ホント負けるかと思った。(勝因は佐藤の蹴りをことごとく封じたこと?)蹴りが来るタイミングでしっかり集中してみれたのが勝利につながったかなと。(試合後、金丸が挑戦を迫ってきたが?)それは最初から言ってたこと。金丸さんが自分から出てくるってことは自信があるってこと。ベルト持ってた時の守護神・金丸義信、これは全日ジュニアをさらなる勢いをつけるためにやらなきゃいけないと思ってます。今の金丸さんがエアリアルプレイヤーなのか、守護神なのかが問題。俺は守護神・金丸義信とやりたいですね。最後にテイセンホール、たくさんの激闘の空間をありがとう。今日は俺からのレクイエムです!」
◇第7試合◇
▼三冠ヘビー級選手権試合/60分1本
[第52代王者]○曙(16分41秒 体固め)[挑戦者]X宮原健斗
※ヨコヅナファイナルインパクト
☆曙が初防衛に成功
(試合後)
「札幌の全日本プロレスファンの皆さん、こんばんは!、宮原! ありがとう。またやろうね、これから全日本の横綱になって、もっともっと面白くしていきます。選手の力を合わせて、もっと面白くしてみせます! ゼンニホン、バンザーイ!」
【曙の話】「いい試合だった。宮原は若いから疲れ知らないんだよ。今日はじっくりいこうと思った。スネークリミットかヒザかどっちかと思ってたけど、素直にヒザがきた。途中スネークリミットをうまく逃げることができたし、よかった。(ヨコヅナファイナルインパクトを出したのもそれだけ宮原に追い込まれたから?)そこで終わらさないとね。若いし、年が俺の半分だし、元気ですよ。今回ご存知のようにシリーズもしんどかったしね。(次の挑戦者は?)休みたい。休ませて。休んでいいですか少し。今は考えられないですね。どうしても今日の相手は勝たないといけない相手だったんで。疲れててもしんどくてもやらなきゃいけない一番だったですね。チャンピオン・カーニバルも負けてるし、世界タッグも獲られてるんで。(最後のテイセンホールとなったが札幌のファンの反応をどう感じた?)自分が全日本に入ってから一番入ったんじゃない。よかったし、いい試合できてよかった。納得、満足してますね。あとはお客さんがどう判断するかですね。(しんどかったのは巡業の長さ?)今回長かった。移動にしても北海道は広いし、かなり疲れがたまったね。宮原は疲労はあるんだろうけど、若さで乗り越えたと思う。若いのは疲れてるのを見せないのが凄いね。年寄りは見せたくなくても自然に出るから(苦笑)」
【宮原の話】「絶対時代変えるぞ! 今日は負けたけど絶対時代変えるぞ!!」
全日本が開催する最後のテイセン大会のメインは王者・曙に宮原が挑戦する三冠選手権、序盤は曙が巨体を生かして宮原を圧倒、宮原がショルダータックルを仕掛けても曙は動じず、逆に曙のぶちかましで弾き返されるとエルボードロップを投下されてしまう。
宮原はたまらず場外へ逃れるが曙は追いかけ、鉄柱攻撃からボディアタックで鉄柱とサンドウィッチ状態にするが、調子に乗りすぎたのかラリアットを狙うと宮原はかわし曙は鉄柱に右腕を誤爆させてしまい大ダメージを負ってしまう。
リングに戻ってから宮原は腕攻めを展開するが、曙は串刺しボディーアタックで圧殺、ラリアット、エルボードロップと主導権を渡さず、宮原は低空ドロップキックからの顔面ドロップキックから、ノーザンライトスープレックスを仕掛けるも曙は全体重を浴びせて押し潰してしまう。
勝負と見た曙はボディープレスからヨコヅナインパクトを狙うが、宮原は踏ん張り串刺し攻撃を阻止してからコーナーへ昇るも、曙は張り手で場外へ叩き落し、宮原がリングに戻ったところでヨコヅナインパクトを狙うが、リバースした宮原はスネークリミットで捕獲、絞り上げるも曙はロープへ逃れる。
宮原はブレイクハートを狙うが曙は張り手で阻止すると、串刺しボディーアタックからチョークスラム、エルボードロップからヨコヅナインパクトを狙うが、足をばたつかせて阻止した宮原がフロントハイキックからブラックアウトを連発、しかし曙は張り手で応戦して宮原を黙らせるとバックドロップからヨコヅナインパクト、そしてヨコヅナファイナルインパクトが炸裂して3カウントを奪い王座を防衛、内容的にも曙の完勝だった。
セミは鼓太郎の世界ジュニア王座に佐藤が挑戦、グラウンドで佐藤と互角に渡りあった鼓太郎は佐藤のランニングローキック狙いをドロップキックで迎撃するも、呼吸を整えてリングに戻った佐藤はレッグロックで反撃するが、逃れた鼓太郎はエルボーで応戦しドロップキックで佐藤を場外へ出すと、三沢魂エルボースイシーダを狙ったところで佐藤はハイキックで迎撃、リングに戻ってスリーパーで絞めあげ、ミドルキックからレッグロック、サッカーボールキック、エルボーで抵抗する鼓太郎にキックの連打を浴びせるも、鼓太郎はピットで返しすぐ主導権を奪い返す。
鼓太郎は地獄の断頭台を決めるが、佐藤もミドルキックから水車落とし、腕十字と連続技を繰り出し、鼓太郎のエンドレスワルツ狙いもアンクルホールドで切り返し、前方回転で逃れた鼓太郎はファンネルを狙うが佐藤はキャッチして再びアンクルホールドで切り返す。
凌いだ鼓太郎はエルボーで佐藤を場外へ追いやると再び三沢魂エルボースイシーダを狙うが、佐藤はエプロンに上がってハイキックで迎撃を狙う、しかし読んだ鼓太郎は先にエルボーを放つと、すかさず三沢魂エルボースイシーダを発射、リングに戻ってからダイビングエルボーも決めると三沢魂タイガードライバーで勝負に出るが、佐藤は踏ん張ってコーナーに追い込んでからボディーブロー、ジャンピングハイを鼓太郎はかわしてボディーへのエルボーからランニングローキック、佐藤のキックをキャッチしてからワン・ツーエルボーからの三沢魂ローリングエルボーを狙うも、佐藤は掌底で迎撃し出スバエーボム、ローキック、ターンバックルジャーマン、ハイキックを炸裂してカバーも鼓太郎はニアロープで九死に一生を得る。
ならば佐藤は雪崩式バックドロップを狙うが、着地した鼓太郎はエンドレスワルツを決めるも着地した際に脚を痛めてしまい、これを逃さなかった佐藤はアンクルホールドで切り返し、飛びつきアキレス腱固め、両脚をクロスしての変型足四の字固めで鼓太郎を追い詰め、ローキック、ハイキックと一気に攻めるが、ジャンピングハイは鼓太郎がブロックしてからエルボー、三沢魂ローリングエルボーを決めると三沢魂タイガードライバーを狙う、しかし佐藤はデスバレーボムを仕掛けると脱出した鼓太郎はレクイエムを決め3カウント、王座を死守した。
試合後に次期挑戦者には元王者の金丸が名乗りを挙げた、鼓太郎にとって金丸は何度も渡り合うだけでなく、タッグを組んだこともあることから鼓太郎にとっては一番の難敵、難敵相手に王座防衛なるか?
また第5試合では諏訪魔がリーを粉砕した後で潮﨑に対してEvolutionvsXceedによるキャプテンイリミネーションマッチを要求、潮﨑も受けて立つことになった。開幕戦では潮﨑は諏訪魔にフォール負けを喫しているだけに、リベンジといきたいようだ。【全日本】宮原新時代開けず 曙が納得の三冠V1▼鼓太郎が世界ジュニアV2、金丸の直接表明を受諾▼諏訪魔の要求に潮崎も合意 キャプテンフォール再戦舞台は7・8後楽園…札幌大会 http://t.co/vuGwN7jyL4 #ajpw pic.twitter.com/uTPqM7m8Pp
— プロレス/格闘技DX編集部 (@PKDX) 2015, 6月 21全日本プロレス札幌大会、ご観戦&応援ありがとうございました。 最後のテイセンホール。 ふさわしい闘いが繰り広げられたと思います。 ありがとう札幌 ありがとうテイセンホール 今シリーズ、北海道の皆さんに感謝! 帰ります。 pic.twitter.com/CDURcTOeTL
— 潮崎豪 (@goshiozaki54039) 2015, 6月 21世界Jr.のタイトルマッチ。色々と悔しかった。佐藤選手が負けてしまったのも、自分がそこで闘ってない事も。 でも、佐藤光留は凄かった。今日はそれに尽きる。
— 青木篤志 (@a_a_a_aoki) 2015, 6月 21 -
やったぞ宮原!諏訪魔から初フォールを奪い三冠挑戦に王手!6月4日 全日本プロレス「2015ダイナマイトシリーズ」後楽園ホール 933人
<アピールやコメントなどはプロレス・格闘技DXより>
◇第1試合◇
▼20分1本勝負
○南野タケシ(5分35秒 片エビ固め)×青柳優馬
※デスバレーボム
◇第2試合◇
▼30分1本勝負
ドリー・ファンク・ジュニア 渕 正信 ○ウルティモ・ドラゴン(17分37秒 ラ・マヒストラル )西村修 ×井上雅央 高尾蒼馬
◇第3試合◇
▼ジェイク・リー デビュー戦 30分1本勝負
秋山準 ○ジェイク・リー(11分47秒 エビ固め)大森隆男 ×野村直矢
※バックドロップ
◇第4試合◇
▼GAORA TVチャンピオンシップ 60分1本勝負
[挑戦者] ○SUSHI(13分6秒 TEKKMAKI )[第5代王者]×KENSO
※KENSO4度目の防衛戦
【SUSHIの話】「やった! 獲れたぞ。KENSOにシングルで初めて勝った。それもタイトルマッチ! やっと獲れた。今度は手放さへんぞ。俺が大事にする。俺がこのベルトを面白くする。そして、このGAORAベルト挑戦のキッカケをくれた秋山さん。獲りましたよ! もう一度このベルトを持って、秋山さんにアジアタッグ再挑戦をお願いしに行きます。欲張りすぎや? そんなの関係あるか! アジアタッグに何回挑戦しても欲しいんや。わがままって言われたって、欲しいからしゃあないやろ。そのためには秋山さんにお願いして、これからも精進していく。今のままでは実力不足かもしれん。でも、秋山さんにお願いして、成長して、絶対に再挑戦する。再挑戦するまで諦めへん。諦めてたまるか。絶対諦めんぞ」
◇第5試合◇
▼30分1本勝負
曙 ○金丸義信(13分17秒 片エビ固め )石川修司 ×中島洋平
※タッチアウト
◇第6試合◇
▼Evolution vs Xceed全面対決 キャプテンフォールマッチ 60分1本勝負
潮﨑豪 [キャプテン]○ 宮原健斗 鈴木鼓太郎(27分12秒 片エビ固め ) [キャプテン] ×諏訪魔 青木篤志 佐藤光留
※膝蹴り
【退場順】
[1]X潮崎(13分04秒、諏訪魔の万力固め)[2]X青木(18分26秒、宮原のジャーマンスープレックスホールド)
[3]X鼓太郎(23分33秒、佐藤の足取り腕
ひしぎ逆十字固めによるレフェリーストップ)
【試合後のXceed】
▼宮原「まだ諏訪魔からたった1回…たった1回はほんの1ミリもいかないぐらい。そんなもんだけど、俺はそれを積み上げて、ヤツが『クソガキ』だって言ったことを遠い昔のことにさせてやります。俺が諏訪魔に対してそういう感情なんで。そして、XceedがEvolutionに勝った。6月4日、紛れもなくXceedがEvolutionに勝った。しっかり書いておいてください」
――潮崎選手は最初に脱落してしまったが?
▼潮崎「この試合で俺は何もやってないからね。鼓太郎さんと健斗の2人の力で、今日の俺はここにいるような状況なんで。申し訳ないぐらいこの2人がやってく
れたから。最後に健斗がしっかり締めてくれて助かりました」
――鼓太郎選手は佐藤選手に敗れてしまったが?
▼鼓太郎「正直、レフェリーストップで、『ギブアップしてねえよ』って言いたいところだけど、やっぱり動けなかったですね。レフェリーが止めてなかったら、腕が使い物にならなくなっていたかもしれないです。あれはあれで言い訳せずに、佐藤光留にやられたというのは受け入れます」
――佐藤選手は世界ジュニア挑戦をアピールしてくると考えられるが?
▼鼓太郎「断る理由は何にもないし、相
手はEvolutionだし、僕は受けて立つつも
りでいます。本当に不利な状況で健斗に任せちゃって、本当に申し訳ないけど、健斗が逆転してくれたんで、本当に頼もしいなと思いました」
▼潮崎「今日は健斗の実力というものがしっかり見えたんで、俺にとっても刺激になりました」
――リング上で三冠挑戦をアピールしたが?
▼宮原「言った通りです。曙選手はリング上に上がってこなかったけど、それは俺が決めることじゃないし。決めてくれと。でも、俺が言ったら否定する要素はないでしょう。俺は常にあのリング上で世界タッグを守る。そして三冠を狙っている。それは俺の夢でもあるし、あのリング上には未だにたくさん夢が転がって
いる。たくさん転がってるよ。関係ないよ、そんなの。デビューして何年経とうが、あのリングにはたくさん夢が転がっている。そのひとつが俺にとって三冠ベルトだから。今日、こうやって有頂天の中、三冠挑戦を表明したんで。俺の意思は伝えました」
【諏訪魔の話】「3つ入ったの? 京平さんが言うんだから間違いないんだろうけど…。クソガキめ。潮崎が厄介だったね。アイツに序盤でいいのをもらって、ちょっと意識が飛びやすくなっていたというか。非常に残念な結果。でも、ここからだよ。こんな1回ぐらいのキャプテンフォールで調子に乗ってろ。(宮原選手の変化を感じた?)まだわかんねえけど、本当に今日は事故だ、事故。ここから実力で見せつけていくしかないよ。調子に
乗ってろ。また次から本当につらい思いをさせてやるから」
【佐藤の話】「最後以外は事故じゃないんだ。使い物にしないよ、右腕。もう鈴木鼓太郎の右腕は使い物にしない。レフェリーストップだから、事故じゃ済まされないよ。やっと巡ってきたよ。どれだけ俺が楽できるプロレス界のところから背を向けて、どれだけ俺が全日本の明るく楽しくない部分の泥水をすすってきたか。やっと回ってきたよ。これで逃げるんだったら、もうハッキリ言ってやるよ。お前が全日ジュニアの汚点だ。汚い点だ。あとの人間は正々堂々とやってるんだ。青木篤志がチャンピオンだった時、手を挙げてこいって言ったら、誰も手を挙げなかった。同じチームの俺が2回も行った。てめえが1回獲っただけで、もっと活性化? ふざけんじゃねえよ。これは事故じゃねえよ」
全日本の新シリーズが開幕、メインはXceedvsEvolutionによるキャプテンイリミネーションマッチが行われ、Xceedは宮原、Evolutionは諏訪魔がキャプテンを務めた。
試合は場外戦でEvolutionが諏訪魔が潮﨑にイス投げつけ、リングに戻っても鼓太郎の右腕に集中砲火を浴びせるなどわXceedを分断して主導権を握る。潮﨑もチョップを振るって反撃したが、豪腕ラリアットを浴びせたところで、諏訪魔が万力固めで丸め込んで3カウントとなりEvolutionが先制する。
人数的に有利となったEvolutionはキャプテンの宮原に集中攻撃し追い詰めるが、宮原は青木をブレーンバスターで投げてから二段式ジャーマンを決め3カウントを奪いタイに持ち込む。それでも勢いで押し切ろうとするEvolutionは諏訪魔が鼓太郎にラストライドを狙うも、高角度の回転エビ固めで阻止した鼓太郎はエンドレスワルツで丸め込み、交代した佐藤にもエンドレスワルツを決めるが、佐藤はアンクルホールドで切り返し、腕十字から三角絞め、再び腕十字へと移行し足も極めると、和田京平レフェリーがストップ、鼓太郎が脱落しXceedは宮原だけとなる。
孤立した宮原はEvolutionに突っ込むも多勢に無勢ですぐ捕まり、諏訪魔がバックドロップからラストライドで引導を渡そうとしたが、宮原はフランケンシュタイナーで切り返し、諏訪魔のラリアットをかわして二段式ジャーマンを決める。そしてバックの奪い合いとなるとカットに入った佐藤のハイキックが諏訪魔に誤爆、このチャンスを逃さなかった宮原は諏訪魔のラリアットをバイシクルキックで迎撃すると、膝蹴りの連発で3カウントを奪った。
試合後には宮原が三冠ヘビー級王者で曙に挑戦表明をしたが、チャンピオンカーニバルでは曙を破っていることから、当然挑戦の権利があり、また諏訪魔からの初フォールは宮原にとっても大きな自信となる、今年の宮原は期待したいと思う。
また鼓太郎の右腕を破壊した佐藤も世界ジュニア王座に挑戦を表明した。
SUSHIはKENSOの保持するGAORA王座に挑戦しKENSOが張り手で奇襲も、場外戦でKENSO自ら作ったイス盛りにSUSHIが逆にブレーンバスターで投げるて反撃する。しかし南野の介入で主導権を奪い返したKENSOはは場外マットのないところでDDTを敢行。大ダメージを与えてから、ターンバックル攻撃なでラフて攻め込むも、SUSHIはダイビングヘッドバットで反撃する。
KENSOはラリアットからダイビングエルボーで勝負に出るが、SUSHIは雪崩式ブレーンバスターからSUSHIサンダーを決めるも、レフェリーのカウントは南野が妨害、しかし南野の缶ビール攻撃はKENSOに誤爆すると、SUSHはKENSOをTEKKAMAKIで丸め込み3カウント、新王者となった。
【全日本】宮原が初の諏訪魔超え、三冠再挑戦アピール▼佐藤が鼓太郎撃破で世界ジュニア挑戦表明▼SUSHIがGAORA戴冠▼曙-石川が刺激的初遭遇▼リーが再デビュー…後楽園大会 http://t.co/vuGwN7jyL4 #ajpw pic.twitter.com/HnlBoUIZSj
— プロレス/格闘技DX編集部 (@PKDX) 2015, 6月 4全日本プロレス後楽園ホール大会、ご観戦&応援ありがとうございました。 対evolution。 しょっぱなに3カウント取られてしまい最初に退場。 しかし、健斗・鼓太郎さんがやってくれました!健斗の粘りは驚異的でした! 本当にウカウカしていられない。 刺激になった大会でした。
— 潮崎豪 (@goshiozaki54039) 2015, 6月 4今日は色々と悔しい試合だった。でも、これで終わった訳じゃないと思ってる。反省材料があるという事はまだまだ成長出来るという事。今から仕切り直す。
— 青木篤志 (@a_a_a_aoki) 2015, 6月 4全日本プロレス後楽園ホール大会。ユニット抗争がさらに面白くなってきましたね!今週のバトルメンは、メインのキャプテンフォールマッチで勝利を収めた宮原健斗選手をゲストにお迎えします!金曜ではなく【6.6土曜】の放送になりますのでよろしくお願い致します☆ #samuraitv
— 元井美貴 Miki Motoi (@motoimiki) 2015, 6月 4 -
Evolutionが完全武装化!潮﨑&宮原がビッグガンズを降し世界タッグ王座を死守!5月31日 全日本プロレス「ファン感謝デー」大阪府立体育会館第2競技場 910人超満員
<アピール、コメントなどはプロレス格闘技DXより>
◇第1試合◇
▼10分1本勝負
○曙(3分20秒 体固め)×野村直矢 ×青柳優馬
※ランニングボディープレス
◇第2試合◇
▼レジェンドマッチ/20分1本
△ドリー・ファンク・ジュニア 西村修(20分時間切れ引き分け)△渕正信 藤原喜明
◇第3試合◇
▼勝者当て4WAYマッチ/30分1本
○鈴木鼓太郎 (7分41秒 片エビ固め)×中島洋平
※ブルーディスティニー あと2人は吉江豊、ビリーケン・キッド
◇第4試合◇
▼SUSHI Road to Asia/30分1本
秋山準 ○SUSHI(12分18秒 エビ固め)KENSO ×南野タケシ
※SUSHIサンダー
◇第5試合◇
▼Evolution完全武装化/45分1本
諏訪魔 青木篤志 佐藤光留(9分37秒 体固め)大森隆男 ×金丸義信 ウルティモ・ドラゴン
※ ラストライド
【試合後のEvolution】
諏訪魔「これが武装化の形だ。こんなの第一歩に過ぎない。ファン感謝デーだから、そんなこと言ってたら客は喜ばない。どんどん客が喜ぶこと率先してやって、俺らが仕掛けていく、攻める。そういう形をやらないとダメだ」
佐藤「これが俺たちの感謝だ。文句がある奴は前に出てこい。諏訪魔さんが氷付けにしてやるよ。止まんねぇよ」
諏訪魔「どんどん攻めるぞ。上出来だ、今日は」
◇第6試合◇
▼世界タッグ選手権試合/60分1本
[第70代王者組] 潮崎豪 ○宮原健斗(24分42秒 シットダウン式ジャーマンスープレックスホールド )[挑戦者組]ゼウス ×ボディガー
☆潮崎、宮原初防衛に成功
(試合後)
宮原「ゼウス&ボディガー、さすが大阪で生まれ育っただけあって、めちゃくちゃ強かった。でも防衛したのは俺たちです。皆さんの声援、最高でした。ありがとうございました。全日本プロレス、最高でしたか!?またこの会場でお会いできるのを楽しみにしてます」
【試合後の潮崎&宮原】
宮原「世界タッグ第70代の俺らが初防衛したけど、対戦相手のゼウス&ボディガーは素晴らしい選手。地元ということで普段以上の力が出てたんじゃないかと感じました。でも意味のあることは俺らが防衛して、大阪の大会を俺が締めくくったこと。新時代を目指したいと本気で思ってる。待ってても来ないなら自分からつかみにいくよ」
潮崎「ゼウス、ボディガー組というのがこれだけやれるのはわかってるし、これっぽっちなのか、これ以上いけるのか。まだまだあっちの二人ももっと上がってきて、またこのベルトかけて試合やりたいしね。俺らが勝ってベルトがここにある。誰でもいい。獲りにこいよ。俺が三冠落としたけど、健斗がいるから、ここでまだまだ止まらずにこの先ずっといける。このベルト俺たちがずっと守っていきますよ」
――大熱狂の末に防衛して手応えは?
潮崎「手応えも何もないよ。お客さんがいるからこそ。ファン感謝デーで世界タッグタイトルマッチができて、俺はよかったと思うし、今日みたいな最高の空間を皆さんと分かち合えたと思うし、これが俺たちのファンの人たちに対する感謝の思いです」
宮原「俺はもちろん技術、力、精神力そういうものが大切だけど、最高の空間を作る。そういうものを心がけて戦ってる。結果はもちろん。これからも最高の空間をいろんな形で作って、また大阪でもっと最高の空間を作りたい。防衛できて、ああいう形で締めくくれたのでよかったです」
全日本プロレスの「ファン感謝デー」が大阪で開催され、メインは世界タッグ王者の潮﨑、宮原のXceedにゼウス、ボディガーのビッグガンズが挑戦。
試合の先手を奪ったのはビッグガンズで宮原がフロントハイをボディガーに浴びせるも、平然と受けきったボディガーがラリアットを浴びせ、潮﨑がカットに入るもゼウスが鎮圧しボディガーが宮原を、ゼウスが潮﨑をリフトアップで担ぎ上げパワーの差を見せつける。
場外戦もビッグガンズペースとなるが、潮﨑がボディガーにドロップキックで黙らせると潮﨑がチョップやトラースキック、宮原がストンピングと捕えにかかるが、スピアーで反撃したボディガーはゼウスに交代、ゼウスは宮原をフロントスープレックスで強引に 投げるも、交代した潮﨑がフィッシャーマンバスターから逆水平合戦を展開、宮原が入ってWブレーンバスターを狙うがゼウスは二人まとめてブレーンバスターで投げて場外へ追いやりノータッチトペを発射、リングに戻っても潮﨑にブレーンバスターで叩きつける。
潮﨑は起死回生の豪腕ラリアットを放つと、ゼウスもラリアットで返し、潮﨑はマシンガンやローリング袈裟斬りと放っていくが、ローリングラリアットはゼウスが逆水平で迎撃すると、豪腕ラリアットを食らっても立ち上がるゼウスはラリアットと浴びせる。
ボディガーが入るとゼウスとのダブルチョークスラムを狙うが、潮﨑は踏ん張ってゼウスには豪腕ラリアット、ボディガーにはバックドロップを決め、宮原も串刺しエルボーからノ ーザンライトスープレックスでボディガーを追い詰める。
しかしゼウスがカットに入る宮原をフォールアウェイスラムで投げ、ボディガーもショートレンジのラリアットからフェースバスターからラリアットを狙うも、宮原はスネークリミットで捕獲し耐えるボディガーのバックを奪ってジャーマンを決める。
そこでゼウスがカットに入りダブルインパクトを狙うが、宮原が察知してコーナーのボディガーを雪崩式ブレーンバスターで投げると、起き上がったボディガーのラリアット狙いは潮﨑がローリング袈裟斬りで迎撃、ゼウスが潮﨑にフライングラリアットを決めるが、ヘッドスプリングで起き上がった瞬間に潮﨑がトラースキックを放つ。
XceedはボディガーにSHIN-SEKAIを狙うがゼウスがカットに 入ると宮原をアルゼンチンバックブリーカーで担げば、ボディガーも潮﨑を同じ技で担ぎ、宮原を捕えてサンドウィッチラリアットを決め、ボディガーがラリアットを決めるも、宮原はバイシクルキックで応戦し垂直落下式ブレーンバスターからジャーマン、シットダウン式ジャーマンで3カウントを奪い激戦を制した。
またセミでは武装化を宣言したEvolutionがギリースーツを着用、佐藤がマシンガン、青木がライフル、諏訪魔がバスーカ持参で登場し、リングサイドや花道、リング上でバスーカをぶっ放すなど派手な入場パフォーマンスを展開、試合も大森組を圧倒し最後は諏訪魔が金丸をラストライドで仕留め完勝、試合後も銃器をぶっ放すパフォーマンスを展開するなど大きなインパクトを残した。
次期シリーズではXceedとEvolutionが全面抗争へと突入するが、リニューアルしたEvolutionが圧倒的な強さを見せつけるか? -
曙が新技ヨコヅナファイナルインパクトで潮﨑を降し三冠王座を奪還!諏訪魔が藤田に呼応し対戦実現へ動く!
5月21日 全日本プロレス「2015スーパーパワー・シリーズ」後楽園ホール 911人
<アピール、コメントなどはプロレス格闘技DXより>
◇第1試合◇
○SUSHI (8分42秒 片エビ固め)X青柳優馬
※ダイビングヘッドバット
◇第2試合◇
▼30分1本
○ゼウス ボディガー(11分14秒 片エビ固め)吉江豊 X土方隆司
※ジャックハマー
◇第3試合◇
▼30分1本
諏訪魔 ジョー・ドーリング ○佐藤光留(9分40秒 逆エビ固め)KENSO 南野タケシ ×野村直矢【試合後のEvolution】
佐藤「揉まれましたね。Evolutionに入って、とんでもねえヤツらとばっかり当たるから、凄いイージーでした。こんな弱いんだって感じ」
――Evolutionに入りたいと表明している野村と対戦してみてどうだった?
諏訪魔「野村は毎日いろいろ厳しく言われているからね。その辺で責任を感じて、一発取ってやろうという気持ちはわかるんだけど。今日はこうやってアイツは応援されてるけど、次は今日みたいにはならないからさ。これだけやるのは当たり前なんだから。もっと先のものを俺は求めているわけで。まあ、そこはまたドンドン厳しく周りがしていけばいいんじゃない?」
――藤田和之選手は対戦に向けて積極的な発言をしているが、諏訪魔選手の気持ちは?諏訪魔「藤田和之の本音という部分は聞けたと思っているんで。そこは今後どこで戦うのか。お互い戦いたい気持ちはあるわけだから。俺も待てないよね。これ以上にどうするのかは考えなきゃいけない。ドンドン俺は攻めていきたいと思うよ。やる気になってるから」
――強さを見せる2人の対戦は魅力的だと思うが?諏訪魔「周りはそういう風に見るのかもしれないけど、俺自身は強いレスラーとぶつかり合いたいと。そういう気持ちがあるんで。あとはもう、互いの気持ちを周りがどういう風に思うか。俺自身がいろいろ考えなきゃいけないと思うよ」
――諏訪魔選手自身は交通整理をして出て行っただけに、わだかまりは残っている?
諏訪魔「そこはどうこう言う気もなくなった。悪く言ったってしょうがないんだからさ。何も前進するわけじゃない話で。ただ、もう向こうの気持ちはわかったから。お互いにやりたいんだから、単純にやればいいだけ。そこに何のわだかまりも障害物もいらないんだからさ。だから、クリーンな場所でやりたいよね。俺はどこでもいいよ」
――ファンは対戦実現の希望を持っていい?諏訪魔「俺自身の気持ちはなくなってないから。そんなの何にも関係ないんだよ。意地でも戦ってやる」
◇第4試合◇
▼ジャンボ鶴田追悼メモリアル6人タッグマッチ/45分1本
○秋山準 金丸義信 渕正信(17分22秒 片エビ固め)大森隆男 ×井上雅央 菊地毅
※ エクスプロイダー
(試合後)
渕「ジャンボ鶴田さんが天国に行かれて15年が経ちます。僕らレスラー、スタッフ、そして全日本ファンの中に、それぞれジャンボ鶴田さんの思い出が今でもあると思います。今日は縁のある選手、そして和田京平レフェリーと記念の試合ができて嬉しく思います。ファンの皆さんの温かい声援が僕らはもちろん天国の鶴田さんも一番嬉しく思っています。」
(最後は鶴田さんのテーマ曲『J』に乗って他の選手とともに「オー!」と拳を突き上げて、大歓声を浴びた。)
【秋山の話】「(久しぶりにジャンピングニーが出たが?)今日は低いやつだけじゃなくて、決めました。いろいろ鶴田さんに教えてもらいましたけど、鶴田さんの言葉には“人生はチャレンジだ"というのがあるんで。過去の人を思い出して偲ぶというのは大切だと思いますけど、僕らはこれからの人間をしっかり見ていきたいと思っているんで。鶴田さんから教えてもらったことを未来の若者にしっかり伝えていきたいと。で、その遺伝子を少しずつ残していきたいなと思っています。(ジャンピングニーの極意を若い選手に教えようという気持ちは?)言ってくれば全然ありますよ。今のヤツらがそれだけの重さを感じるかどうかわからないですけど、やっぱり重いものですからね。僕にそれを教えてくれというヤツが出てくるかどうか。それをまた楽しみにしてね。もしかしたら、自分から言うこともあるかもわからないし。それはまた渕さんに『どうですか?』と聞いて。僕がジャンピングニーを鶴田さんから教えてもらったのも、渕さんに『お前、鶴田さんから教えてもらえ』って言われたのがあったんでね。その生き字引が横に元気でいるので、『次は誰に伝えたらいいですか?』って聞きながら、やっていきたいと思っています」
【渕の話】「今日はちょっと働きが悪くて、この2人に大いに助けられたよ。悪かったね。最後の『オー』だけ一生懸命やろうと思ったけど。いやいや、途中で感極まったところがあったな。鶴田さんのことを思いだしてね。もう60歳も過ぎたからこんなこと言ってちゃいけないんだけど、とにかく鶴田さんらしく明るく元気で『オー』をしたつもりだけど。俺がやらないで、秋山社長がやった方がよかったんじゃない? それでも15年は早いなという思いですね。とうの昔に俺なんか49歳で亡くなった鶴田さんの年齢を超えちゃったからね。鶴田さんどころか、馬場さんの年齢も超えているような時代だから。でもこうやって、記念試合ができるというのは、全日本プロレスって会社もファンの人もみんな温かいね。そういうような気持ちです」
【金丸の話】「自分もデビューして20年近く経つんですけど、リングに上がったら一番下だなと感じたんで。懐かしく感じました。鶴田さんとは同郷で、入門前に一度鶴田さんに話してもらったんです。入門してからはあまり接する時間はなかったんですけど、要所要所で教えてもらった部分があるので、そういうところをまた今後活かしていきたいなと思います」
◇第5試合◇
▼45分1本
○宮原健斗(11分28秒 レフェリーストップ)×青木篤志
※膝蹴り
【宮原の話】「さすが青木篤志。流れをほとんど持っていった。でも、最後に勝ったのは俺だ。青木は巧いと言われてようが、結果が全て。世界タッグを獲ってから、約2週間ちょっと。新しい時代を作るには今だって思っているんで。諏訪魔から出てくるっていう意思表示ですよね。いつまでも俺のことをクソガキって見下ろして、自分の立場を守っているんであれば、そろそろ現実を見てもらおうじゃねえかって。もう全日本も新しい時代に行かなきゃいけない。2年後でも1年後でもない。今ですよ。それは俺が先頭に立つことなんで。(諏訪魔やパートナーの潮崎など上を狙っていくと?)もう僕は上だと思ってないですよ。すぐに横並びになる、少し上にいますよ。手を伸ばさなくてもいい位置にはいるんで。上って言われている人たちはあぐらをかいているのか。俺の存在をどう見ているのかによって、全然戦い方は変わってくると思うし。昔あったものを振り返ることはもう全日本には必要ないですよ。昔はああだった。昔はこうだった。全日本もいろいろ変わったんだから俺に関係ない。今の全日本プロレスを俺は大好きなんで。そこをもっともっと盛り上げたいという気持ちがあるから。ああいう上にいる人たち…上にいると言われている人たちですよ。それをドンドン排除して、俺がそのイスに座って、先頭に立ちたいですね。全日本はこんなもんじゃない。もっともっとスケールはデカいですよ。これからはEvolutionと。今日が始まりですよ。青木もまた言ってくるだろうし、諏訪魔も暴れるだろうし。でも俺はデーンと構えるつもりはないし。俺は挑戦者なんで。世界タッグチャンピオンでも挑戦者なんで、ドンドンドンドン上の人間に食いついていきますよ」
【諏訪魔の話】「相変わらず試合を見てもクソガキな内容だし。あんなんじゃ俺たちEvolutionを倒すのは無理だよ。ただ、アイツにチャンスをひとつやるよ。次の後楽園、6月4日、Evolution対Xceed、キャプテンフォールマッチだ。それで1度だけチャンスをやる。そこでアイツが今日みたいに不甲斐なく、そして俺らに負けたら、もうXceedは解散しろ。その方がいいよ。俺から言えることは以上だ。どっちに支持があるのか。Evolutionの方が俺は支持があると思うよ。ただ、アイツが小生意気に時代を作るとか言って。ただ1回だけチャンスをやるよ」
◇第6試合◇
▼世界ジュニアヘビー級選手権試合/60分1本
[第37代王者]鈴木鼓太郎(14分2秒 エビ固め)[挑戦者]石井慧介
※レクイエム
☆鼓太郎初防衛に成功
【鼓太郎の話】「背中で見せるプロレスが俺が見てきたプロレスだし、憧れのプロレスだし、教わってきたプロレスです。そこに少しでも近づけるよう、これからも努力していきたいと思います。そして、観ているお客さんの想像を超えるような試合をしていきたいです。俺は想像を超えていく」
【石井の話】「夢のベルトを本当に獲りたかったですけど…。凄い悔しいけど、諦めたくないというか。もっと改善すべきことも見つかったし、世界ジュニアというベルトは自分のプロレス人生を懸けて獲りたいベルトの1つなんで。世界ジュニアを獲りたいです。一度自分の不注意で流れて、それでまた挑戦できたのも嬉しいし。まあ、挑戦を認めさせてここまで来て、それで獲れなかったんで…。でもなんか、今日は負けて悔しいけど、また獲ります。負けて悔しくて言うことじゃないかもしれないけど、DDTプロレスと全日本プロレスでいいプロレス人生を送れているなと思うんで。また諦めずにタイトルを狙っていきます」
◇第7試合◇
▼三冠ヘビー級選手権試合/60分1本
[挑戦者/2015チャンピオン・カーニバル優勝者]○曙(21分29秒 体固め)[第51代王者]×潮﨑豪
※
☆潮崎が3度目の防衛に失敗。曙が第52代王者となる(試合後、後楽園ホールは「曙」コールに包まれる)
曙「ファンの皆さん、三冠チャンピオンに返りました。今日はたくさんの応援ありがとうござました。今からメキシコに行かなきゃならないんで、とりあえずこのベルトを持って、日本全国…いや、世界どこでも、誰とでもやります!自信のある人たちはドンドン出てきてください、日本、バンザイ!」
【試合後の曙】
(※ビールで乾杯することになると)
曙「いやあ、いいねえ」
(※渕が「いま現在最強の三冠チャンピオン。2度目の三冠チャンピオン獲得おめでとうございます」と乾杯の音頭を取ると)
曙「ありがとうございます! いやあ、いいもんだねえ」
(※渕が「最後の技は何?」と聞くと)
曙「ヨコヅナファイナルインパクト。あれなら返されないでしょ。マスコミの皆さんにも言いましたが、段々段々相手が慣れてきて、危なくなってきた技なんですよね。いずれは必ず返されると思って。自分も考えて成長しないと。相手も成長している分は自分も成長しないと、なかなか三冠は獲れないし。成長して成長して、また二十歳のつもりで。頑張ります。吉江さんもすいません。付き合ってもらって。また世界タッグを獲りに行きましょう。さっき言ったんですけど、本当に短めでお願いします。飛行機に間に合わないんで」
――前回返上したベルトをもう一度獲った感想は?
曙「前回も前回だし、今回も今回だし。チャンピオン・カーニバルで優勝した時に、偉そうとかそういうつもりじゃないんですが、確か自分も言ったと思うんですけど、今の曙の方が強い。今日はだいぶ攻められたんですけど、それはじっくり構えて、さばいて。攻めるところはポンポンポーンって。自分の得意分野の流れには最後なりましたね」
――張り手を連発していたが?曙「最近みんな張ってくるからむかつくんだよな。誰を張っていると思ってるの? 張り手の専門なんだから」
――20分越えの試合でもマイクができるほどスタミナが付いた?曙「もちろんスタミナも技も。今日最後に出した技もそうなんですけど、やっぱり気持ちですね。いろんなことを経験して、気持ちがだいぶ変わりましたね。(前回に)獲った時より。あの時は絶対に投げ飛ばされないとか、そういうところばっかり気にしてて。今は投げ飛ばされても起き上がって何ができるか。それを考えてやっているんですけどね。さっき言ったように、相手もやっぱり考えてきてるんで。自分もただ同じことしかやらないなら何も意味ないし、長くできないので。これからは絶対に壁になって、上がってくる選手に『まだまだ顔じゃない』って、壁になりたいですね」
――前回獲った時とどっちが嬉しい?曙「前回の方がドキドキ感はありましたけど。正直言うと今、自分の中では獲って当たり前。持たなきゃ行けない時期だと思っているんですね。いつも相撲の言葉を使うんですけど、今は心技体がガッチリ合っているんで」
【潮﨑の話】「(人差し指を立て、もう1度とアピールすると)また…」
シリーズ最終戦のメインは三冠王者の潮﨑がチャンカン覇者の曙の挑戦を受けたが、過去の戦績は潮﨑は1度も勝てず曙が2連勝、潮﨑にとって最も苦手な相手を挑戦者に迎えるだけでなく、チャンカン最終戦で痛めた脇腹も充分に完治できないまま選手権当日を迎えてしまった。
試合は曙が巨体を生かした攻めで先手を奪い、潮﨑はトラースキックからショルダータックルを狙うも弾き返されてしまう。潮﨑はたまらずエプロンへ逃れるも曙がぶちかましで強襲、場外に落ちた潮﨑に曙は突っ込むが潮﨑は側頭部へのチョップで迎撃し、リングに戻ってからフランケンシュタイナーで曙を場外へ出すとスライディングキックを浴びせる。
潮﨑は曙の後頭部にチョップを乱打、ローリング袈裟斬りを加えてから再び曙の後頭部に手刀を落とし、曙は場外へ逃れると潮﨑は追撃を狙って突っ込むが曙はショルダースルーで返し、場外ヨコヅナインパクトを狙うも潮﨑は必死で踏ん張ってリバースする。
リングに戻った潮﨑は曙の後頭部にチョップやストンピング、ニーを乱打、トラースキックからスリーパーで捕獲するが、曙は強引に立ち上がって潮﨑をおぶさったままコーナーに押し込むと、潮﨑は脇腹を押さえているところでベアバックで絞り、ランニングボディープレスを投下するが自爆となってしまう。
潮﨑はショルダータックル、フライングショルダー、チョップを立て続けに浴びせてやっと曙をダウンさせると、潮﨑はローリング袈裟斬りからブレーンバスターで上げるがあけぼのが空中で押し潰し潮﨑は脇腹に大ダメージを負ってしまい、曙は串刺しボディアタック、エルボードロップと猛ラッシュをかけてからリバーススプラッシュを狙うと、潮﨑はドロップキックからパワーボムで叩きつける。
潮﨑は豪腕ラリアットを連発してからブレーンバスターを狙うが、潮﨑は脇腹を押さえてうずくまり、再び豪腕ラリアットを狙うも曙は旋回式スクラップバスターで迎撃、潮﨑はエルボーで抵抗するが曙は強烈な張り手で鎮圧しヨコヅナインパクトを狙う、だが潮﨑は阻止して曙が串刺しボディーアタックで突っ込むと、潮﨑は豪腕ラリアットで迎撃、曙は場外へ逃れると潮﨑はノータッチトペを敢行、リングに戻った潮﨑は豪腕ラリアットを連発してから、3度目の正直でブレーンバスターで投げムーンサルトプレスを狙う。
しかし曙は張り手で阻止するとパワーボムで叩きつけエルボードロップを落とし、串刺しボディアタックの連発、ランニングボディプレスと畳み掛ける。潮﨑も豪腕ラリアットで抵抗するが、曙は左右の張り手から河津落とし、そしてヨコヅナインパクトで突き刺すも潮﨑はカウント2でクリアするが、今度は曙は腕を絡め取っ手のダルマ式ヨコヅナインパクトことヨコヅナファイナルインパクトで突き刺して3カウントを奪い、新技披露で王座を奪還に成功した。
曙は昨年4月、チャンピオンカーニバル中に体調不良で倒れ、リーグ戦を放棄するだけでなく保持していた三冠王座も返上で手放してしまった。曙にしても王者としての責務を全うできないままの返上だっただけに不本意だったと思う、しかし曙は諏訪魔を降してチャンカンを制覇し、潮﨑を降して再び王者に返り咲いた、今度こそ王者として責務を全うできるか、また敗れた潮﨑は脇腹を痛めたのもあったが苦手・曙を克服することが出来なかった。
セミの世界ジュニアヘビー級選手権は鼓太郎が石井の腹部中心にエルボーを打ち込んでスタミナを奪い、石井も反撃するが腹部攻めのダメージで攻めが単発となってリードを奪うまでに至らない。
鼓太郎は場外の石井に三沢魂エルボースイシーダを決め、石井の雪崩式ブレーンバスターもディフェンサーで返し、コーナーへと昇るも石井はHARASHIMA譲りの雪崩式リバースフランケンシュタイナーで返してから、ランニングネックブリーカー、鼓太郎が場外に逃れたところで断崖式フランケンシュタイナーと猛反撃、鼓太郎のエルボーを延髄斬りで迎撃した石井はニールキックを狙うが、鼓太郎はブロックし、石井はもう一度狙うがまたしてもブロックされてしまう。
鼓太郎はエルボーを乱打するが、石井はオーバーヘッドキックからタイガースープレックスを繰り出し、再びニールキックを狙うがキャッチした鼓太郎は柄悔いエムを決め3カウントを奪い王座を防衛した。
第3試合ではEvolutionが勝利を収めたが試合後に諏訪魔が藤田和之が対戦向けて前向きは発言に対しての返答を出し、諏訪魔も前向きは返答を出した。
諏訪魔も社長である秋山を説得するかにかかっているが、秋山もIGFが絡まず藤田個人との対戦なら止めやしないと思う、だが実現へ向けてのハードルはまだまだ高い、藤田が猪木を説得するだけでなく第3のリングを用意できるか、またIGFサイドがこのまま黙っているか、だが諏訪魔も藤田に呼応したことで実現の可能性もまた高くなったが、その諏訪魔に対して宮原が第5試合で青木を膝蹴りでKOして勝利を収め宣戦布告した、藤田戦へ動く諏訪魔に対し内部から宮原の突き上げ、無冠となった諏訪魔だが活発的に動いている。
第4試合ではジャンボ鶴田メモリアルマッチが行われ、鶴田の付き人また対戦経験のある選手6人が揃ったが、久しぶりに全日本に参戦した菊地が奮戦、渕の拷問技に対しても耐え切り、秋山相手でも前へ出る姿勢を見せるなど火の玉小僧健在を見せ付ける。
試合は秋山が鶴田の代名詞であるジャンピングニーパットで井上を捕らえると、渕も鶴田を意識してかバックドロップを決め、最後は秋山がジャンピングニーからエクスプロイダーで3カウントを奪い勝利、試合後は渕がマイクを持って亡き鶴田を偲び、全選手が「オー!」で締めくくった。後楽園大会【最終戦】沢山のご来場有難うございました。世界ジュニアヘビー級選手権は鈴木鼓太郎選手の初防衛!三冠ヘビー級選手権は曙選手の奪取!次回5.31『ファン感謝デー』大阪大会!皆様のご来場お待ちしております!#ajpw #プロレス pic.twitter.com/IKii8CI8e0
— alljapan (@alljapan_pw) 2015, 5月 21【全日本】新型ヨコヅナインパクト爆発! 曙が1年ぶり2度目の三冠戴冠▼ニールキック完封 鼓太郎が石井返り討ちで世界ジュニアV1▼青木KO 宮原が諏訪魔に宣戦布告…後楽園大会 http://t.co/vuGwN7jyL4 #ajpw pic.twitter.com/PVAmHI07yy
— プロレス/格闘技DX編集部 (@PKDX) 2015, 5月 21世界ジュニア奪取ならず。チャンピオンは強かった。 反省もあるし、世界ジュニア絶対に欲しいです。また頑張ります。 でも良いプロレス人生が送れてると思います。みなさん応援ありがとうございました。
— 石井 慧介 (@ddt_ishii) 2015, 5月 21全日本プロレス!行ってよかった!オー!!
— 元井美貴 Miki Motoi (@motoimiki) 2015, 5月 21 -
全日本プロレスがIGFに対し絶縁を宣言…諏訪魔vs藤田和之は消滅へ
<東京スポーツより>
全日本プロレスの暴走専務・諏訪魔(38)が8日、IGFに対して絶縁宣言を突きつけた。
いまだに怒りが収まらなかった。5日のIGF大阪大会を電撃訪問した諏訪魔は、野獣・藤田和之(44)と視殺戦を繰り広げ、サイモン猪木IGF取締役に6日の全日プロ後楽園大会のチケットを手渡した。これで開戦かと思いきや、実際は違った。ふたを開けてみれば当日、藤田は姿を現さず、完全に肩透かしを食らうハメに。プロレス史に残る珍事となった。
ここから2日が経過し、いまだにIGF側から何の返答もないことで諏訪魔も決心を固めた。「こうなったら、もうIGFとは交わる必要はない。絶縁だな。言ってることがコロコロ変わるし、詐欺に近いものがある。とにかくサイモンだ。彼は信用できないし、ビジネスにならない!」と声を荒らげて糾弾した。
今回の騒動では全日プロの秋山準社長(45)も不信感を募らせており今後、会社としてIGFとは一切関わらない方針を決めた。これにより、期待された両団体の全面対抗戦は完全消滅することになる。
ただし、藤田個人に対する諏訪魔の気持ちは変わらない。「俺は全日本対IGFをやりたいわけじゃない。あくまで一レスラーとして、藤田和之とやりたいんだ。俺は逃げも隠れもしない。藤田和之個人として、声を聞かせてほしい」と立場的にはフリーである藤田との“再会”を熱望。5日に対面した際に激しい闘争心を燃やしていた野獣は、この声にどう反応するか。
諏訪魔が東京スポーツの取材に応じ、全日本プロレスはIGFに対し絶縁を宣言した。
理由はサイモン・ケリーIGF取締役で全日本全体でサイモン氏に対して不信感を抱いているという。
先日サイモン氏は週刊プロレスの取材に応じ
(週刊プロレスモバイルより)
7日午後4時、東京・新橋のIGF事務所でサイモン・ケリー・猪木取締役が取材に応じ、対全日本プロレスに関して言及。浮上する藤田和之対諏訪魔の一戦に関して「個人的には見たい」と変わらぬ姿勢を見せる一方で、全日本プロレスと接点を持つことに対して否定的な姿勢を示した。夢の一戦が実現する可能性に関して「五分五分より低いぐらい」とした一方で、「ファンの見たいという声がもっとすごくなれば」カード実現に動くことを明言した。IGFと全日本・諏訪魔の〝真剣勝負〟がどこへ向かうのか、まるで読めない情勢になってきた。対藤田を掲げ、IGF5・5大阪大会に単身乗り込んだ諏訪魔はセミファイナル途中に席に着くと、ドカッと座り、野獣に熱視線を送った。これに気付いた藤田は諏訪魔の目の前に移動し、鉄柵越しに「着替えてこい!」「いまやってやる!」などと挑発。だが、諏訪魔は無言のまま仁王立ち。その間に試合は終わり、制止する若手らとぶっ飛ばすなど大荒れの野獣は業を煮やしてバックステージへ。「現役ならタイツとコスチュームで来い! イモ!」と吐き捨て、怒りの表情で控え室へ消えた。一方の諏訪魔は、藤田の試合を見届けると会場を後に。ロビーでサイモン取締役を呼び出すと、「俺は藤田とやりたい。
返事をくれ」と全日本5・6後楽園大会のチケットを手渡した。だが、5・6後楽園に藤田、サイモンらIGFの姿はなし。怒りの諏訪魔は「俺の気持ちが伝わってないのか、あえてスカしてるのか。やる気がねぇのか!? 逃げてるのか!?」と爆発。「こういう形で人の気持ちを踏みにじるっていうのはどうなのか。藤田和之、サイモン、この2人だけは絶対にゆるさねぇ」と目を血走らせた。
一連の流れに対して、サイモン取締役は「人の気持ちを踏みにじって面白いのか? 面白いです」と不敵に言ってのけると、〝5・6欠場〟に関しても言及。「5・6? 行ける状況にはなって、新幹線のチケットもギリギリ間に合うか、間に合わないかっていうのが取れたんですけど、先に行ってる知り合いから写真が送られてきて、見たら空席ばかりで。これなら、あえて行かないほうがいいかなって。営業的に使われてる気がして、気に食わない部分があったし」とコメント。
一方で藤田vs諏訪魔というカードに関しては「見たいなという気持ちはありますよ。すごい試合になるとは思うし、(5・5大阪で)あんな暴れまくる藤田さんを見たらこれはすごいことになるなと思いました」と話す一方で、「全日本がこんな状態なら絡まないほうがいいのかなって。もっとパワーがある思ってたんですけど。猪木さんがよく言いますけど、悪い運気にかかわるとこっちまで悪くなるので。藤田さんも言ってましたけど、(5・6後楽園のチケットも)だったらあの時くれよって。立ったり座ったりなんだったの?って。(藤田も)やりたいけど、もっとくると思ってたみたいで。ちょっとがっかりしてましたね。もっとアグレッシブに来てくれるイメージがあったのに、いざ向かい合ったらビビ
ったのかって」と諏訪魔から強烈なやる気が伝わってこなかったと指摘。「いろいろ考えると無理にやらなくてもいいのかなって気持ちも出てきてるのが実際のところですね。猪木さんを説得してまで実現させるべきものなのかって」。ならば、藤田vs諏訪魔というファンの垂涎のドリームカードはこのまま水泡に帰してしまうのか。「五分五分?それより低いぐらいじゃないですか。いまのままじゃ何かないと難しいですね。あとはファンの人次第だと思います。(ブログやSNSを見ると)半々なんですよね。やらないでくれ系の人は『あんなところと関わらないでくれ』とか『厳しいからって助ける必要はない』とかそういう視線で、IGF側のやってくれっていうファンのメッセージを見ると、自分と同じように全日本に対して、まだすごいっていうイメージを持ってる人たちですよね。あとは純粋に藤田対諏訪魔を見たいっていう人たちかな。別にブログやツイッターがすべてと言うわけじゃないですけど、(5・5大阪で)一番多かったのはカシンの(ボディペイント)シールがなんだったのか、でしたから(苦笑)。だから、それ以上の何かですよ
ね。(ファンの否定的な声を)ひっくり返せるかっていう」。藤田対諏訪魔を見たい!というファンの渇望が増えれば、燃える闘魂を説き伏せ、このビッグカード実現させるというわけだ。「もし、次の名古屋に来るなら、コスチュームとタイツ持ってきてください。チケット買わなくていいです。その時は試合組みますから。大きい会場でちゃんとお客さんが入ってるところで試合用意しますから」
「ファンの気運が高まっていない」「猛反対している猪木を説得してまで実現すべきカードなのか」、「全日本を助けるつもりはない」と猪木の存在とファンの民意を理由にして実現に向けてトーンダウンする発言をしていたが、サイモン氏に発言が全日本側の不信を買ってしまったようだ。
しかし諏訪魔は対藤田は諦めておらず、藤田はIGF所属でないことを利用して一フリーとしてオファーをかけ一騎打ち実現を目指すという。
サイモン氏の発言を見る限りでは決裂した理由はIGF側はあくまで全日本全体ではなく諏訪魔個人にオファーをかけていたこと、諏訪魔個人にオファーをかけたければ全日本に筋を通せばいいこと、だが筋を通せば交流という話も出てくることから安易な交流戦を嫌う猪木の猛反対に遭うのは必至、しかし全日本とすれば諏訪魔を贈り出すだけで何も見返りがないのでは話にならない、仮に諏訪魔がIGFに参戦したとしてもIGFは藤田ではなく3年前の遺恨を使って鈴川などと対戦させ、藤田とは簡単に対戦させない。それを考えると最初から妥協点は見出せず、まとまらない話だったのかもしれない。
諏訪魔は一個人として藤田にオファーをかけるとしているが、確かに昨年4月に藤田が全日本後楽園大会に姿を現したときはIGF絡みではなく、あくまで一個人として姿を見せたことから可能性がゼロではないが、IGFが横から口を出す可能性も否定できないだけにかなり厳しいと思う。
諏訪魔vs藤田はIGF側がおそらく「諏訪魔は逃げた!」と主張するだろうが、進展がない限り話は消滅していくだろう。
ただこういう結果を望んでいたのは全日本との交流に猛反対していたアントニオ猪木だったのかもしれない。またこの結果を受けて藤田和之はどう思うのか?
金沢克彦氏のコラムで藤田が「大阪の試合後、サイモンさんから『全日本のチケットをもらったけど、どうしますか?』と言われたから、いりませんと。来てほしかったら、睨み合ったときに俺に直接渡せばいいんですよ。人間ってね、一番大事なものは身体のなかにあると思うんですよ。その身体のなかにある大事なものって、すべて目に出ると思うんです。彼はボクの目を見たと思う。実現するもしないも、それが答えなんですよ」と答えたがもし諏訪魔が直接藤田にチケットを手渡していたら藤田はサイモン氏の反対を押し切って来場していたのでは・・・
(追記
<プロレス格闘技DXより>
【諏訪魔の話】「ああいう向こう側の返答というものを聞いて、IGFとはもう終わり。これじゃビジネスにならないよ。俺としてはあきれてるよ。俺は純粋にイチプロレスラーとして藤田和之と戦いたい。そういう気持ちで行動を起こしたわけで、IGFと対抗戦するために行ったんじゃないよ。ただ発言するってことに対してはどうかと思うよ。俺はイチレスラーとして行動した上で発言してる。ただサイモン(猪木取締役)のコメントしか出てないんでね。俺はイチプロレスラーとして、藤田和之の返答が聞きたい。本音の部分でね。やっぱり藤田和之の試合をみて、攻撃は重いし、体は分厚いし、レスリング界の先輩だからね。強かったよ。そりゃ当然、触れてみたいと思うよ。ファンが見たいカードをこういう形で流すの俺は大嫌いだからね。今後どうするか。まず藤田和之のコメントを聞かないと、俺は納得して終わる気ねぇよ。このまま泥仕合で終わらせるのか。向こうのトップでもあるし、お互い背負ってるものがある。だからこそファンはみてみたいだろうしね。とにかくIGFは一切お断りだね。信用ならない」
全日本プロレス千葉大会が行われ、この日の諏訪魔はジョー・ドーリングと組み曙、大森隆男組と対戦、試合はラストライドで諏訪魔が大森を下したが、試合後にはIGF側を批判し、改めてIGFに対して絶縁を通告したが藤田本人の返答を聴かない限りは納得しない姿勢を示した。
これを聴いて思い出したのは2009年9月にIWGPヘビー級王座を奪取した新日本プロレスの中邑真輔がアントニオ猪木の名前を出してケンカを売ったが、IGFが猪木の名前を出したことでIGF側への挑発と受け止め浮足だった、ただこの時も中邑も猪木の名前を出したがIGFとはやらないとし、猪木の返答を待ったが、猪木は現役を引退しているからと返事を出して、この話は終結となったが、IGF側は納得せず、IGFに参戦している選手らが新日本の会場を押しかけ、新日本側と一触即発となった。
諏訪魔のアピールに藤田がどう答えるのかわからないが、藤田も名指しされている以上、答えを出す義務があると思う、ただ藤田の答えが自身に直接チケットを渡さなかったことが全てだとしたら、今回はチケットを渡す相手を間違えた諏訪魔のミスだったとしかいいようがない。 -
GKが明かすIGF勢が来場しなかった理由…全ては藤田和之の意志だった!
5月6日全日本プロレス後楽園大会に藤田和之らIGF勢が来場しなかったことで諏訪魔は「藤田和之は逃げた!」とコメントを出したが、来場しなかった理由は全日本プロレスとの交流に猛反対しているアントニオ猪木からの圧力がかかったなど憶測が飛び交っているが、それについて藤田に通じている金沢克彦氏が見解を出した。
THE BIG FIGHT GKコラムより
IGFvs全日本(諏訪魔)対抗戦問題に進展が見られながら、先行きがまったく見えてこないこと。今回のことの成り行きを追ってみると、2日発行の『東京スポーツ』紙に「諏訪魔が上井文彦氏に交渉代理人を委託」という記事が掲載されたことが始まり。最近マット界から引いている上井氏だが、アントニオ猪木とはともかくサイモン猪木氏とは昔からいい関係を保っている。これに関しては、本当にどこまで上井氏に頼っているのか判然としない。あるいは、これからアクションを起こすことを示唆するために、サイモン氏に近い上井氏の名前を利用させてもらっただけなのかもしれない。
ともかく、さまざまな憶測、噂が流れるなか、諏訪魔はたった独りでIGF大阪大会に姿を見せた。そこに向かって行ったのは、対戦を熱望されている藤田和之だった。しかも、セミファイナル(藤田&ケンド―・カシンvs鈴川真一&将軍岡本)の試合中にも関わらず、「着替えて来い!」と藤田は諏訪魔に迫った。試合後は鈴川や岡本、橋本大地もリングサイドに詰め寄り異様な雰囲気に。だが、諏訪魔は無言のまま反応せず席を立った。
去り際に諏訪魔は硬い表情のまま「一レスラーとして藤田和之と対戦したいという気持ちだけで来た」と語り、他のIGF勢については「外敵が来ればいきりたつのは当たり前。でも、俺には藤田しか見えてない」とキッパリ。サイモン取締役に6日の全日本・後楽園ホール大会のチケットを手渡し「早く藤田和之と対戦したい。明日の席は用意してあるから返事を聞かせろ」と言い放つと、タクシーに乗り込んだ。
一方の藤田は「現役選手なら、コスチュームとリングシューズで来い! このイモ! 胸くそ悪いわ!!」と怒り心頭の様子。サイモン取締役は「やりたい気持ちがあってもゴールデンウィークの終わりに急に言われても。みんな予定も入っているし、新幹線も取れない」と困惑の表情。ただし、「鈴川や岡本も試合を壊されて怒っている。うちは次は名古屋(6月27日)もあるし、夏は両国(8月29日)の大舞台もある。前向きに考えます」と可能性があることも示唆している。
果たして翌6日の後楽園ホール。藤田どころか、鈴川、岡本など他のIGF勢が姿を見せることもなかった。
諏訪魔は「俺が昨日わざわざ大阪のIGFに行ったんだよ。その誘いをこうやってすかす。俺は純粋に一レスラーとして藤田和之と闘いたい。そういう思いをチケットと一緒にサイモンに言づてしたんだよ。それが伝わってないのか、あえてすかしているのか。やる気ねえのかと。逃げているのか。こういう形で人の気持ちを踏みにじるっていうのは、どうなのかなって俺は思うよ。藤田和之、あとはサイモン。その2人だけは絶対に許さない」とコメント。
秋山準社長は「あくまでも諏訪魔が『藤田選手とやりたい』というのがあるから。俺も外に出た経験もあるし、いろいろやってきた人間が『それはダメだ』という気持ちはないから。(だがIGFとは)一番最初がもうできてないんだから。それが向こうの作戦なのかわからないけど、俺の中ではないな。ただ、諏訪魔が言うんであれば。俺はない。だいたい選手がある程度言うのはわかるけど、会社の人間(サイモン取締役)が言ってるのはどうかと思うし。やる気があったところでまた鶴の一声で変わったりするから。俺の中では、諏訪魔の気持ちを踏みにじったということだけは覚えておく」と、向こう側のトップの判断を匂わせる発言も残した。これは過去に、新日本の1・4東京ドーム大会(2003年)で、秋山準vs永田裕志のGHCヘビー級選手権がメインで組まれた際に、猪木がそれを覆そうとして大混乱に陥ったことがあるから。秋山自身がその火中におかれ、爆発寸前になった苦い経験があるからだ。
ただ、私が思うに、いまの猪木はリング上に口を出す気はないと思う。というより、政治と海外遠征に頭がいっているから、現場にそれほど関心をもっていないように感じるのだ。否定的な発言をしたところで、それは聞かれたから答えただけ――そういう解釈のほうが適切ではないかと思う。
ひとことで言えば、IGFと諏訪魔の関係は、業界の予定調和や事前交渉のないガチンコ対抗戦(交流戦)と化しているのではないか。つまり、これが実現するか、消滅してしまうのか、まったくわからない対抗図式ができ上がっているのである。
当事者である藤田に聞いてみた。「言える範囲でいいから」という注釈つきで訊ねてみた。
「言える範囲も言えない範囲もないんですよ。大阪の試合後、サイモンさんから『全日本のチケットをもらったけど、どうしますか?』と言われたから、いりませんと。来てほしかったら、睨み合ったときに俺に直接渡せばいいんですよ。人間ってね、一番大事なものは身体のなかにあると思うんですよ。その身体のなかにある大事なものって、すべて目に出ると思うんです。彼はボクの目を見たと思う。実現するもしないも、それが答えなんですよ」
まるで禅問答のようでもあるが、それが藤田和之という男。闘いに命を賭けてきた男の本音だろう。私には、藤田の答えが「イエス!」と聞こえる。そこで本当に藤田を引っ張りだせるかどうかは、諏訪魔の器に掛かっているように思うのだ。
猪木の圧力説を全面否定し藤田の意志で来場しなかったことを明かした。
確かにIGFでは猪木は蚊帳の外に置かれているとはいえ、最近の猪木のコメントはIGFのことは触れず政治のことばかり、全日本とのことに関しては怒っているかもしれないが、Show大谷氏に答えたコメントはあくまでIGFに対する牽制に過ぎず、現在の猪木は国政が中心でIGFのことにタッチしているヒマはない。
藤田にしてみれば自分が来場して欲しければなぜ自身にチケットを渡さなかった、だから自身の意志で来場しなかったということなのか…それに藤田はIGF所属ではなくあくまでフリー、猪木の圧力であろうがIGFがストップかけようが藤田を止める権限はないのだ。
藤田vs諏訪魔戦に関しては水面下で交渉は続けられるのだろうが、全日本も悠長に待って入られない、21日に全日本は後楽園大会があるが、そこまでになんだかアクションがなければダメになる可能性が高い。
果たして諏訪魔vs藤田は実現するのか・・・ -
宮原が急成長、世界タッグ王座奪取で潮﨑は五冠!待ち人来ずで諏訪魔の怒りが爆発!
5月6日 全日本プロレス「2015スーパーパワー・シリーズ」後楽園ホール 711人
<試合後のアピール、コメントなどはプロレス格闘技DXより>
◇第1試合◇
▼20分1本
○野村直矢(6分03秒 逆エビ固め )X青柳優馬
◇第2試合◇
▼20分1本
○渕正信(11分16秒 首固め)X井上雅央
◇第3試合◇
▼30分1本
○石井慧介 梅田公太(8分04秒 片エビ固め)鈴木鼓太郎 X中島洋平
※ニールキック
◇第4試合◇
▼30分1本
○大森隆男(7分08秒 片エビ固め)XKENSO
※アックスボンバー
【大森の話】「今までDKで好き勝手やってきたけど、お前の戦い方に興味がある。考えといてくれ」
【KENSOの話】「俺の背中には4人のDKメンバーがいる。そのメンバーを生きながらえさせるために、DKメンバーのために大森と手をつなぐ必要がある。深く考慮して俺の背中にはDKメンバーがいる。だから大森と握手をした。以上」
◇第5試合◇
▼Evolution対決 スペシャルタッグマッチ/30分1本
○諏訪魔 青木篤志(14分36秒 体固め)ジョー・ドーリング X佐藤光留
※ラストライド
【試合後のEvolution】
(※4人並んでコメントを発表)――Evolution対決で理想の戦いができた?
諏訪魔「こうやって激しくぶつかり合って戦うプロレスを俺らは全国どこでも追求して見せていくから。同じ価値観を持っているんで、凄いやり甲斐はある。唐突に組まれた今日のカードだけど、それでもリングで戦えば充実感というのは一番あるかな。ただ、俺が昨日わざわざ大阪のIGFに行ったんだよ。その誘いをこうやってすかす。俺は純粋に一レスラーとして藤田和之と戦いたいと。そういう思いをチケットと一緒にサイモンに言づてしたんだよ。それが伝わってないのか、あえてすかしているのか。やる気ねえのかと。逃げてるのか。俺は決心固まってんだ。とにかく俺は藤田和之のやり方はどうかと思う。あれだけ散々昨日は『やってやる』って向こうがまくし立ててたよ。それを今日になって、『冷静になったらやりません』か? そういうやり方はどうかと思うよ」
――藤田の試合を見て何か感じた?諏訪魔「当然、日本人であの体で、あれだけ激しく当たる。レスリングだって実績あるし、それは一レスラーとしてやりたくなるよ。それをこういう形で人の気持ちを踏みにじるっていうのは、どうなのかなって俺は思うよ。藤田和之、あとはサイモン。その2人だけは絶対に許さない。バカにしてるよ。人を散々呼んでおいて、交通整備ができてから俺は行ったんだぞ。もう準備はできてるだろ? 今日、来るのを楽しみにしている全日本のお客さんだっているんだよ。お客さんの気持ちを踏みにじるのはよくないんじゃないの? お客さんだって見たいと思っているから、俺だってやろうと、踏み出そうと思ったんだよ。その辺に対しての回答を俺は求めるよ。変なやり方なんてしなくていいよ。どうなんだよ? 藤田和之、サイモン。このままじゃニコイチだよ」
――個人闘争になる? それともIGFとEvolutionの戦いになる?諏訪魔「それはわからないけど、俺には信頼できるストロングな仲間がいるんだよ。そういうのはまだまだ考えられない。俺はね」
――青木選手は対IGFをどう考えている?青木「俺は2回出てるからさ。団体に魅力はないな。あるとしたらひとりぐらい」
――諏訪魔選手としてはやるのかやらないのかハッキリしろと?諏訪魔「昨日あれだけまくしたてたんだよ。ただ、俺はああいう場でハッキリ決めるのはどうかと思ったよ。だから冷静になって、ここに来て考えてくれと。最後の返事をもらおうと思ってたんだよ。それをこういう形ですかすっていうのは、逃げたとしか思えないね」
佐藤「大丈夫ですよ。青木さんは2回でしょ? 俺は6回出てるんですよ。絶対諏訪魔さんの方が強いから。大丈夫ですよ。もし何かあったら、僕も行きますよ。仲間だって言ったじゃないですか」
諏訪魔「こうやって言ってもらえるとありがたいな。俺ひとりで暴走している感があったかもしれない。でも、こうやって仲間が理解してくれている。さっきもジョーに話したらOKと言ってくれたよ。それは心強かったし。ただ、まずは俺と藤田和之がやらないと始まらないんだよ」
【秋山のコメント】
――諏訪魔とIGFの件については?秋山「聞きましたよ。諏訪魔がケンカしに行ったけど、そういう気はないのかどうなのか。俺はあくまでも諏訪魔が『藤田選手とやりたい』というのがあるから。俺も外に出た経験もあるし、いろいろやってきた人間が『それはダメだ』という気持ちはないから。自分でやれるところまでと思ったけど、それで彼が行って、ちゃんと次っていうようにしてきても、向こうが来ないというのはそれでやる気がないのか。一方通行なんじゃないですかね?」
――今後も諏訪魔が望めばバックアップする?秋山「一番最初がもうできてないんだから。それが向こうの作戦なのかわからないけど、俺の中ではないな。ただ、諏訪魔が言うんであれば。俺はない。選手の立場だったらあれだろうけど、社長という立場もあるんで。だいたい選手がある程度言うのはわかるけど、会社の人間が言ってるのはどうかと思うし。諏訪魔もわかったんじゃないの? 俺はわからないけど、今日までの経過は全部聞いているし、チケットを渡して『来い』と言ったのも聞いたし。まあ、やる気があったところでまた鶴の一声でまた変わったりするから」
――諏訪魔にやりたいという気持ちは残っているようだが?秋山「そこはいいと思うよ。藤田選手もそうかもわからないしね。ただ、会社の問題として、向こうがNOということを出したからこういうことなんだろうと思うから、それは無理だよね。うちは諏訪魔に『行け』と。あいつも自分でケツを拭くつもりだろうから。変なことがあったら、もちろん俺が責任を負わないといけないから。どういうことになっても責任を負うつもりだし。でも、試合って相手もあってのことだから。あとは諏訪魔の気持ちだけ。アイツの気持ちを俺が無視することはできないから。この先、開くのか、開かないのかは諏訪魔の気持ち次第。ただ、俺の中では、諏訪魔の気持ちを踏みにじったということは覚えておく」
◇第6試合◇
▼アジアタッグ選手権試合/60分1本
[第97代王者組]○金丸義信 ウルティモ・ドラゴン(19分40秒 片エビ固め)[挑戦者組]秋山準 XSUSHI
※ブルーサンダーを切り返す
☆金丸&ウルティモが初防衛に成功
【試合後の金丸&ウルティモ】
――SUSHIの頑張りをどう感じた?金丸「今までにない、全日本に戻ってきて、あそこまで頑張ったSUSHIは初めて。危ない場面もあったけど、ただ普段からやってることが違うんで、まだまだ。パートナーが秋山さんだったんで締まったんじゃないですか。俺も秋山さんと組んでわかったことあるんで、どんどん組んでやった方がSUSHIのためになるでしょう」
――ウルティモとのタッグについては?金丸「ウルティモさんは安心して組めるし、任せるところは任せられるんで、これから防衛回数伸ばせると思いますね」
――秋山が相手だったが?ウルティモ「今までにない、最初SUSHIが挑戦表明して誰を連れてくるのか。最初、金丸君とも誰が来ても同じだろうと言う感じしたけど、まさか秋山準が出てくるとは思わないじゃないですか。そこは全日本の底力ですよね。最初はびびってたところあるけど、自分らの方がタッグ組んで長いんで。もちろん個々はシングルプレイヤーですけど、向こうはSUSHIがまだまだ発展途上の人間なんでね。秋山社長は経験つますために、もっともっと上に言ってほしい。タイトルはもちろんほしかったと思うけど、それ以上に秋山社長の愛を感じた。全日本の底上げのためにいいと思いますね。だからどんどん秋山社長と若いのが組んで挑戦して来れば面白い。僕らはその壁にならないといけない。今日は秋山社長、SUSHIに感謝します」
――いろんなタイプの挑戦者とやれそうだが?金丸「ヘビーがきてもやるし、ヘビーとジュニアでも受けるし。どんな相手でもキッチリと試合内容作って、その先に勝つという形でやっていきたいですね」
ウルティモ「あと世界タッグでみせられない世界をこの金丸とウルティモ・ドラゴンのタッグでね。世間的には世界タッグが上だと思われるかもしれないけど、そうじゃない。自分らが世界を築いて新しい価値観を作りたい。世界タッグが上にあるという前提でやってるけど、僕らはそんなつもりない。まともにやったらあれだけど、僕らが世界を作ってどれだけお客さんを盛り上げられるか。向こうは1と1が20かもしれないけど、僕らは40、50になるんで。金丸義信がパートナーなんで、もっともっと凄い世界を作っていければ。それは二人で作るもの。金丸義信だったらこちらからお願いしたいぐらい。壁にならないといけないしね」
【試合後の秋山&SUSHI】
SUSHI「秋山さん、すいませんでした。クソ…。せっかく組んでいただいたのに、結果を出せずに申し訳ありませんでした。どうしてもほしかったんや! アジアタッグのベルトを秋山さんと巻きたかったんや!」
秋山「もっと練習をしないとな。まだあいつらに余裕があるんだよ」
――いいところまで追い込んだように見えたが?秋山「いいところまでやったのは、俺が分断したから。それを自分でやらないといけない。もっともっといろんなところで頭を使わないといけないし、練習もしないといけないし。圧倒的に練習量が足りないんだよ。ウエイトをやればいいというもんじゃないからさ。プロレスにはプロレスのスタミナが要るし、そういうのも必要だと思う。それが圧倒的に足らないんだよ。場数を踏んでないから、こういう時にはここの引き出しを開けるっていう引き出しがないんだよ。だから、手詰まりになって、最後はどうにもできないようになる。この引き出しがダメだったら、次の引き出しがある。そういうのがあればいいけど。やるためにはもっと経験を積まなきゃいけないし、考えないといけないし」
SUSHI「はい!」
秋山「でも、今日は途中までは『もういい』という感じだったと思うよ。だけど、最後は頑張れってなったから。それを持続させるように頑張らないと。普段は踊ってあれだけど、ここ一番で決めるところは決めないとね。お前を応援している子たちもいっぱいいるんだから、その子たちに『頑張ったらああなれるんだ』って見せないといけない。まあ、力が全てというのもあるだろうけど」
◇第7試合◇
▼世界タッグ選手権試合/60分1本
[挑戦者組]潮崎豪 ○宮原健斗(23分00秒 パッケージジャーマンスープレックスホールド)[第69代王者組]曙 X吉江豊
☆曙&吉江が初防衛に失敗。潮崎&宮原が第70代王者組となる
(試合後)
宮原「やっと、やっと結果を出せました! それも皆さんの声援のおかげです。僕はこの全日本で生まれ育ったレスラーではないです。でも1年間上がり続けてきて、俺には全日本愛があります。全日本プロレスのプロレスラーです!だから一言言わせてもらいますよ。昨日、ヨソの団体に乱入した取締役いるでしょ。いつの時代かわかってんのか? あの時代は終わってんだ。平成だぞコノヤロー! もう終わった人は相手にしてもしょうがないんだ。平成は俺らが作っていくんだ、俺らが!諏訪魔、青木、聞こえてたら出てこいコノヤロー!」
(諏訪魔は登場しない代わりに青木が登場)
青木「ベルト獲って今一番調子いいのわかるけど、散々俺らがお前ら挑発したろ? その時、お前ら食ってかかってきたか?結局そういうことなんだ。俺らお前らに対して散々挑発してきた。その時に火をつけれなかったのはお前らなんだよ。わかるだろ。今ベルト獲って調子いいのはわかる。でも俺らベルトもってる時に散々お前ら挑発して、その時にお前らソッポ向いたろ。だからつまんなかったんだよ。今お前らがベルトもってるんだったら、散々俺らのことを無視してきたんだから、もっと俺らを炊きつけてくれよ。いいな」
(青木退場)
宮原「やってやるよ。青木は口がたつからな。でもな口でも今までおとなしくしてた俺がいるから関係ねぇんだよ。Evolution対Xceed、俺が盛り上げていく!俺は全日本プロレスが大好きなんですよ!ありがとうございます。今日は世界タッグ取れてめちゃくちゃ最高の気分です。皆さんにもっといいものみせれるよう俺ら頑張っていきます」
【試合後の潮崎&宮原】
宮原「俺はよく結果を出す、結果を出すと言って、今までアジアしか巻いたことをなくて。この世界タッグというヘビー級の最前線のベルトを俺が巻いているということが、今の全日本を証明できると思うので。俺が巻くことによって全日本が新しくなったってそう思わせたくて。その第一歩です」
――チャンピオン・カーニバルに続き、激しい試合となったが?潮崎「今日から新しいシリーズだから、そんなこと言ってられないしね。健斗に世界タッグというものを獲らせることができたので。今日は健斗も応えてくれたし、また三冠を巡って健斗ともやりたいしね。コイツの強い一言、試合後のマイクがあったから。これからの戦いがもっともっと激しくなるかなって。今シリーズの最終戦、俺が三冠のベルトを守りたいと思います」
――五冠王となって、最高の形で三冠戦に弾みが付いたが?潮崎「そうだね。次は五冠王者として、横綱・曙をぶっ倒します」
――結果を出して、マイクアピールも飛び出したが?宮原「物事には順序ってものがあって。結果を出して、形にしてから自分の意見を言えるんであって。それは自分自身にみなぎった自信かもしれないですけど。俺は今、自信があるから。あぐらをかいているオジサンたちの座を俺がドンドン奪っていきますよ。まあ、Evolutionは色とか何から統一しているけど、Xceedというチームは個々の力で、1+1が2以上になるんでね。そういうものを僕らは目指しているんで。それをとやかく言われる筋合いはないし。俺は潮崎さんとタッグを組んでますけど、常に潮崎さんの首を狙っているんであって。そこは潮崎さんにも、見ている人たちにも誤解されたくない。とにかく俺らが狙っているのは個々の相乗効果。Xceedが全日本を引っ張りますよ」
――諏訪魔選手の行動にはNOということ?宮原「僕はNOだと思います。立場がある人がああいうことをすると。僕は戦う場所、業界の中で戦う相手を間違えているんじゃないかなと。僕も皆さんと一緒でインターネットのニュースしかしらないですけど、率直に僕は戦う場所、戦う会社を間違えているんじゃないかなと。そこは勝手にしてもらって。俺がいるんで。全日本はドンドン俺が盛り上げていくんで、そこは別に勝手にやってくれって感じですね」
【試合後の曙&吉江】
吉江「悔しいなあ」
曙「すいません。いつものことですね。試合で勝って勝負に負けた。完全に俺らのペースだったんですけど、(向こうも)やっぱりチームワークがいいということ」
吉江「自分勝手な言い方かもしれないけど、またすぐにでも取り戻したい。あのベルトをね。そう簡単にはいかないかもしれないけど、この横綱とのタッグ、このままではもったいなさ過ぎる。そうでしょ? 俺自身の責任だけど、それは俺の自己責任で、再挑戦をすぐにでも持って行きますよ。大丈夫。これだけやっていればね。人生は七転び八起きだよ。何回転ぼうがまた立ち上がればいいんだって。また立ち上がってみせますから、横綱、俺とまた組んでください」
曙「お願いします」
――三冠戦に繋がる試合で敗れてしまったが?曙「いや、試合内容では負けてないんで。最後の最後までどっちに転んでもおかしくなかったし。まあ、今日の負けを素直に受け止めて、明日からまた打ち込みます」
全日本プロレス「スーパーパワーシリーズ」開幕戦は2大タッグタイトル戦が組まれ、世界タッグ王者の曙、吉江組にXceedの潮﨑、宮原組挑戦した。
試合は25日の三冠選手権を意識してか曙と潮﨑が先発も、曙の肉弾攻撃の前に潮﨑が苦しめられる展開となる、チャンカン最終戦で痛めた脇腹が完治していない影響もあったのだろうが、真正面からぶつかっていくスタイルである潮﨑にとっては巨体の上に打たれ強い曙は苦手なタイプ、潮﨑は劣勢を覆すことが出来ず、次第に痛めた脇腹にダメージが蓄積されていく、のの分宮原が前面に立つも曙だけでなく吉江の巨体にも苦しめられ、Xceedは主導権を握れない展開が続いていく。
潮﨑は宮原の援護を受けてやっと曙を豪腕ラリアットでなぎ倒すとムーンサルトプレスを狙うが、吉江が裏拳でカットに入りエプロン側からコーナーに上がり、ボディアタックで潮崎を押し潰し、脇腹に大ダメージを負った潮﨑は戦闘不能状態となってしまう。
立ち上がれない潮﨑を自軍のコーナーへと引きずった宮原は強引に交代して孤軍奮闘するも、曙組の巨体の前に押され始めるが、今までの宮原だったら崩れていったが、ここから驚異的な粘りを見せ、吉江をスネークリミットで捕獲しやっと蘇生した潮﨑が入ってSHIN-SEKAIを狙うが、曙がカットに入り逆にサンドイッチボディアタックで宮原を捕らえ、吉江がボディプレスを投下し、ダイビングボディプレスを狙う。
しかし潮﨑が吉江を雪崩式ブレーンバスターで投げると、曙を場外でひきつけるが曙は鉄柱前に潮崎を固定し、ボディアタックで挟み撃ちにして潮﨑はまたダウンしてしまう。
吉江は宮原のブレイクハートを阻止しリバースしてから雷電ドロップを落とすと、曙も入って集中砲火を浴びせるが、同士討ちを誘発したXceedがSHIN-SEKAIを決めてから、宮原は吉江を膝蹴りからジャーマン、ブレイクハートは失敗したがパッケージジャーマンを決め3カウントを奪い世界タッグ王座を奪取した。
今回は潮﨑が脇腹を痛めていただけでなく曙に対して冷静さを欠いていたこともあり宮原の脚を引っ張ってしまったが、今までここから踏ん張りきれなかった宮原が驚異的な粘りを見せ勝利へとつなげていった、今までの宮原は潮﨑と並び立つことが出来なかったが、チャンカンの好成績を通じて自信をつけ、潮﨑と並び立つ存在となった、今回の勝利は宮原の成長に尽きると思う。
しかし三冠の前哨戦という観点では潮﨑が対曙戦に打開策を見出せないままだけでなく脇腹も再び痛めてしまい、防衛には黄信号が灯ってしまった。選手権まで2週間あるが潮﨑はどう打開策を見出していくか・・・アジアタッグ選手権は秋山はSUSHIを前面に出すも、金丸組相手に気負いが目立って主導権を奪うまでには至らない。それでも秋山は援護にまわってSUSHIを盛りたてるが終盤で秋山がエクスプロイダーで猛ラッシュをかけたのに対し、SUSHIはダメージで続くことが出来ず、金丸にカツオの一本釣りやTEKKAMAKIは決めるも、秋山から伝授されたSUSHIサンダーを狙うと金丸に丸め込まれて3カウント、SUSHIも現状打破を狙ったが、こちらもまだまだ先が見いだせそうもない。
昨日のIGF大阪大会に来場し藤田和之と接触遭遇した諏訪魔は青木と組んでドーリング、佐藤とのEvolution対決に臨むも、来場をウワサされたIGF勢は来場せず、不発に終わった諏訪魔は八つ当たり気味に佐藤を痛めつけラストライドでKOした。
諏訪魔は試合後にIGFに対して怒りを露わにし、社長である秋山もIGFに対して不快感を示した。、なぜ来場しなかったのかはIGFのサイモン・ケリー氏がツイッターで見解を出したとおりだが、IGF側は“なぜ全日本の宣伝に自分らが利用されなければならないんだ”と考えがあって来場しなかったというのが本当の理由のようだ。
全日本とIGFが開戦に至らない理由は双方共考え方の違い、藤田がIGFのリングに上がっているがあくまでフリーであることから一個人との対戦としてホームでのIGFのリングにのみの戦いにこだわっているが、諏訪魔は全日本の所属だけでなく副社長という立場もあることから全日本全体のことを考えなければいけなない立場、諏訪魔vs藤田を通じて団体同士の交流戦をと考えている、藤田は一個人と拘っているが、諏訪魔はあくまで所属のため一個人の判断では動くことは出来ない。
全日本vsIGFは互いに妥協点を見出せない限りは消滅する可能性があり、実現したとしても時間がかかる可能性もある、ただIGFも総帥であるアントニオ猪木が全日本との交流は猛反対していたことが明らかになったことから、交渉もかなり難航していると思わなければならない。
またメイン終了後には宮原が「昨日、ヨソの団体に乱入した取締役いるでしょ。いつの時代かわかってんのか? あの時代は終わってんだ。平成だぞコノヤロー! もう終わった人は相手にしてもしょうがないんだ。平成は俺らが作っていくんだ、俺らが」とリング上で諏訪魔らEvolutionを批判したが、案外それも全日本内部の意見の一部と見ていいと思う、全日本内部も「なぜIGFと」という声も出てもおかしくない、全日本は他の所属選手、IGFは猪木の反対意見、見出せない妥協点、全日本vsIGF開戦までのハードルは高そうだ。
最後に大森vsKENSOのシングル戦が組まれ、大森がアックスボンバーでKENSOを降すも、試合後に握手をかわし共闘を示唆した。
二人はWJでタッグを結成していたがKENSOがWJを離脱したことでタッグは短期間に終わった、KENSOもDK軍があるが他のメンバーはフル参戦しているわけでなく、大森も秋山とのタッグがひと段落してテーマがない、組んでみれば面白いチームになると思うが・・・【全日本】潮崎5冠達成! 宮原は世界タッグ初戴冠▼Evolutionが対IGFへ意思統一▼金丸&ウルティモがアジア初防衛▼鼓太郎が石井のニールキック完封に自信…後楽園大会 http://t.co/vuGwN7Ba9E #ajpw pic.twitter.com/1sTvmuLEeR
— プロレス/格闘技DX編集部 (@PKDX) 2015, 5月 6本日の後楽園、沢山のご来場ありがとうございました。アジアタッグは金丸&ウルティモ組の初防衛!世界タッグは潮崎&宮原組が見事に奪取!潮崎選手は5冠達成!次は9日千葉Blue Field 17時!皆さんのご来場お待ちしてます!#ajpw pic.twitter.com/W1tSCBTtVT
— alljapan (@alljapan_pw) 2015, 5月 6@goshiozaki54039 五冠!!おめでとうございます!!
— mari (@rimanosuke) 2015, 5月 6最終戦の三冠戦に向けても、勢いつきました! そして目が外向いてるあいつらとも勝負していかないとな!! このベルトと共に 突き抜けるぜっ!!!! これからの俺たちを『Don't miss iT!(見逃すな!)』 #ajpw pic.twitter.com/blXhJuOgrA
— 潮崎豪 (@goshiozaki54039) 2015, 5月 6今日(ていうか、昨日)諏訪魔がIGF大阪に行ったようだ。 外を見ている。CC決勝のビンタで照準が狂ったか? ま、変な事にならないように。 絡みは少し見てみたい気もするけどね!俺も昔、IGFで試合したな… えっと… #世界タッグに集中 pic.twitter.com/sRY0Oly3SF
— 潮崎豪 (@goshiozaki54039) 2015, 5月 52015スーパーパワー・シリーズ
急に昼に東京と言われてもみんな予定入れてるし、u-turn rush今日だと知らないのか?それとも行かせないための作戦&チケット売れないからの宣伝?すごいけいさんだ
— SimonInoki (@IGFSimonInoki) 2015, 5月 6ちなみに藤田選手はチケットわたすならなぜそのばで行った時にわたさないの?と言ってました。たしかにそうだよね。びびったかな?
— SimonInoki (@IGFSimonInoki) 2015, 5月 6待ち人来ず。
— 諏訪魔 (@suwama_H2) 2015, 5月 6