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伊賀プロレス通信24時「日常茶飯事(ちゃはんじ)」

略して「イガプロ!」、三重県伊賀市に住むプロレスファンのプロレスブログ!

GKが明かすIGF勢が来場しなかった理由…全ては藤田和之の意志だった!

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GKが明かすIGF勢が来場しなかった理由…全ては藤田和之の意志だった!

 5月6日全日本プロレス後楽園大会に藤田和之らIGF勢が来場しなかったことで諏訪魔は「藤田和之は逃げた!」とコメントを出したが、来場しなかった理由は全日本プロレスとの交流に猛反対しているアントニオ猪木からの圧力がかかったなど憶測が飛び交っているが、それについて藤田に通じている金沢克彦氏が見解を出した。


THE BIG FIGHT GKコラムより
IGFvs全日本(諏訪魔)対抗戦問題に進展が見られながら、先行きがまったく見えてこないこと。今回のことの成り行きを追ってみると、2日発行の『東京スポーツ』紙に「諏訪魔が上井文彦氏に交渉代理人を委託」という記事が掲載されたことが始まり。最近マット界から引いている上井氏だが、アントニオ猪木とはともかくサイモン猪木氏とは昔からいい関係を保っている。これに関しては、本当にどこまで上井氏に頼っているのか判然としない。あるいは、これからアクションを起こすことを示唆するために、サイモン氏に近い上井氏の名前を利用させてもらっただけなのかもしれない。
 

 ともかく、さまざまな憶測、噂が流れるなか、諏訪魔はたった独りでIGF大阪大会に姿を見せた。そこに向かって行ったのは、対戦を熱望されている藤田和之だった。しかも、セミファイナル(藤田&ケンド―・カシンvs鈴川真一&将軍岡本)の試合中にも関わらず、「着替えて来い!」と藤田は諏訪魔に迫った。試合後は鈴川や岡本、橋本大地もリングサイドに詰め寄り異様な雰囲気に。だが、諏訪魔は無言のまま反応せず席を立った。


  去り際に諏訪魔は硬い表情のまま「一レスラーとして藤田和之と対戦したいという気持ちだけで来た」と語り、他のIGF勢については「外敵が来ればいきりたつのは当たり前。でも、俺には藤田しか見えてない」とキッパリ。サイモン取締役に6日の全日本・後楽園ホール大会のチケットを手渡し「早く藤田和之と対戦したい。明日の席は用意してあるから返事を聞かせろ」と言い放つと、タクシーに乗り込んだ。


  一方の藤田は「現役選手なら、コスチュームとリングシューズで来い! このイモ! 胸くそ悪いわ!!」と怒り心頭の様子。サイモン取締役は「やりたい気持ちがあってもゴールデンウィークの終わりに急に言われても。みんな予定も入っているし、新幹線も取れない」と困惑の表情。ただし、「鈴川や岡本も試合を壊されて怒っている。うちは次は名古屋(6月27日)もあるし、夏は両国(8月29日)の大舞台もある。前向きに考えます」と可能性があることも示唆している。
 

 果たして翌6日の後楽園ホール。藤田どころか、鈴川、岡本など他のIGF勢が姿を見せることもなかった。
 

 諏訪魔は「俺が昨日わざわざ大阪のIGFに行ったんだよ。その誘いをこうやってすかす。俺は純粋に一レスラーとして藤田和之と闘いたい。そういう思いをチケットと一緒にサイモンに言づてしたんだよ。それが伝わってないのか、あえてすかしているのか。やる気ねえのかと。逃げているのか。こういう形で人の気持ちを踏みにじるっていうのは、どうなのかなって俺は思うよ。藤田和之、あとはサイモン。その2人だけは絶対に許さない」とコメント。


  秋山準社長は「あくまでも諏訪魔が『藤田選手とやりたい』というのがあるから。俺も外に出た経験もあるし、いろいろやってきた人間が『それはダメだ』という気持ちはないから。(だがIGFとは)一番最初がもうできてないんだから。それが向こうの作戦なのかわからないけど、俺の中ではないな。ただ、諏訪魔が言うんであれば。俺はない。だいたい選手がある程度言うのはわかるけど、会社の人間(サイモン取締役)が言ってるのはどうかと思うし。やる気があったところでまた鶴の一声で変わったりするから。俺の中では、諏訪魔の気持ちを踏みにじったということだけは覚えておく」と、向こう側のトップの判断を匂わせる発言も残した。これは過去に、新日本の1・4東京ドーム大会(2003年)で、秋山準vs永田裕志のGHCヘビー級選手権がメインで組まれた際に、猪木がそれを覆そうとして大混乱に陥ったことがあるから。秋山自身がその火中におかれ、爆発寸前になった苦い経験があるからだ。
 

 ただ、私が思うに、いまの猪木はリング上に口を出す気はないと思う。というより、政治と海外遠征に頭がいっているから、現場にそれほど関心をもっていないように感じるのだ。否定的な発言をしたところで、それは聞かれたから答えただけ――そういう解釈のほうが適切ではないかと思う。
 

 ひとことで言えば、IGFと諏訪魔の関係は、業界の予定調和や事前交渉のないガチンコ対抗戦(交流戦)と化しているのではないか。つまり、これが実現するか、消滅してしまうのか、まったくわからない対抗図式ができ上がっているのである。
 

 当事者である藤田に聞いてみた。「言える範囲でいいから」という注釈つきで訊ねてみた。

 

「言える範囲も言えない範囲もないんですよ。大阪の試合後、サイモンさんから『全日本のチケットをもらったけど、どうしますか?』と言われたから、いりませんと。来てほしかったら、睨み合ったときに俺に直接渡せばいいんですよ。人間ってね、一番大事なものは身体のなかにあると思うんですよ。その身体のなかにある大事なものって、すべて目に出ると思うんです。彼はボクの目を見たと思う。実現するもしないも、それが答えなんですよ」
 

 まるで禅問答のようでもあるが、それが藤田和之という男。闘いに命を賭けてきた男の本音だろう。私には、藤田の答えが「イエス!」と聞こえる。そこで本当に藤田を引っ張りだせるかどうかは、諏訪魔の器に掛かっているように思うのだ。


 猪木の圧力説を全面否定し藤田の意志で来場しなかったことを明かした。


 確かにIGFでは猪木は蚊帳の外に置かれているとはいえ、最近の猪木のコメントはIGFのことは触れず政治のことばかり、全日本とのことに関しては怒っているかもしれないが、Show大谷氏に答えたコメントはあくまでIGFに対する牽制に過ぎず、現在の猪木は国政が中心でIGFのことにタッチしているヒマはない。

 
 藤田にしてみれば自分が来場して欲しければなぜ自身にチケットを渡さなかった、だから自身の意志で来場しなかったということなのか…それに藤田はIGF所属ではなくあくまでフリー、猪木の圧力であろうがIGFがストップかけようが藤田を止める権限はないのだ。


 藤田vs諏訪魔戦に関しては水面下で交渉は続けられるのだろうが、全日本も悠長に待って入られない、21日に全日本は後楽園大会があるが、そこまでになんだかアクションがなければダメになる可能性が高い。

 
 果たして諏訪魔vs藤田は実現するのか・・・

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