ZERO1
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ZERO1震撼・・・田中将斗が電撃ブードゥー・マーダーズ入り!
2月19日 ZERO1「新生ZERO1ドリームシリーズ新木場大会」新木場1stRING
<アピール、コメントなどは週プロモバイルより>
◇第1試合◇
▼30分1本
○野村卓矢(7分41秒 逆片エビ固め)×クリス・オンドーフ◇第2試合◇
▼3WAYマッチ/30分1本
○佐藤耕平(6分15秒 体固め)×横山佳和
※TARUとのサンドウィッチローキック もう一人はTARU(試合終了後)
TARU「今日2月19日、この日がオレたちブードゥにとって、いや、このZERO1にとって、いや、プロレス界にとって記念になる日や。オマエらラッキーやなあ。今日のよき日をオマエら目の前で見れる。今日は奇跡が起きるから、最後まで目を放さずそこに座ってろ。まあ、そういうこっちゃ」◇第3試合◇
▼30分1本
○ハートリー・ジャクソン(9分49秒 片エビ固め)×ショーン・ギネス
※ダイビングエルボードロップ◇第4試合◇
▼30分1本
日高郁人 ○フジタ"Jr"ハヤト(12分20秒 K.I.D)鈴木鼓太郎 ×菅原拓也(試合終了後)
ハヤト「みなさん、お久しぶりです。2017年一発目のZERO1ということで、明けましておめでとうございます。新相棒タッグ、久々に、まあ、やって…何言おうとしたかちょっと忘れちゃった。まあ、こんなもんですね。あの、いま、だれがベルト持ってるかオレはあんまりよく知んないんですけど、2人でベルト取りに行きますか? ライトタッグはいま誰がチャンピオンですか?」日高「イサミと塚本」
ハヤト「オレらが負けた相手だ。オレらがというか、この人が。あの、大丈夫ですみなさん。もし組まれたらオレが勝って、オレがZERO1にベルトを取り戻します。ありがとうございました。ほかにも2つぐらいあるんで楽しんで帰ってください。よろしく」
【日高、ハヤトの話】
日高「やったぞ。勝った。オマエがなかなかZERO1来てくんねえからアイツらにやられっぱなしだったんだよ」ハヤト「でも、ショーンとかと組んでませんでした、ずっと? ああ、オレ、フラれたらなと思って」
日高「フッてはない」
ハヤト「久々のZERO1で、久々じゃないですか、オレが取ったの?」
日高「そうか?」
ハヤト「たぶん」
日高「そうか」
ハヤト「ですよね。いつもちょっとさぼり気味だったから」
日高「そう、なんかね、いつもヒダカヤの名残からね、なんかオレひどい目にあうタッグチームになったけど、新相棒タッグ、リスタートだぞ」
ハヤト「オレ、マスクとか忘れたとかではないですよ、今日。しなかっただけで。なんかちょっと一回、スタートしたかったからね」
日高「ホントホント。ホントに、マスク、バンダナ、リストバンド、Tシャツ持ってきてたんだけど」
ハヤト「たぶん全員そう思ってましたよ。ああ、アイツ忘れたわって」
日高「オレも今日からリスタートだなって」
ハヤト「そう。だから、まあ、リスタートとしてはいい出だしだったと思うし。ベルトもやっぱほしいのでね。正直、あんまり興味ないけど、わかりやすいじゃないですか。2人で出たとき2人ともベルトしてた方が。なんか今日の対戦相手もいっぱいベルト持ってたけど、オレらに負けたわけだから。いずれあそこに挑戦してもいいと思うし、オレは。大丈夫です、オレが帰ってきたからには、やりますよ。でも、日高さんも20周年記念大会(3・15豊洲)があるんで。そこではオレ、試合をするんで、もう今日からは口きかないです」
日高「おい、次も組むだろたぶん!」
ハヤト「そうか(苦笑)」
日高「きけよ、口!」
ハヤト「まあ、そうっすね(笑)」
日高「まあ隣に立っても向かい合ってもね、ハヤトとはバチバチ遠慮なくいける間柄なんで」
ハヤト「もうすぐ完売ですもんね? 20周年記念大会」
日高「おう。だから早く買わないと」
ハヤト「ホントに。友達とか誘ってからじゃなくて、友達のぶんも買っといてからじゃないと。で、余ったらヤフオクかなんかで…」
日高「やめなさい」
ハヤト「まあプロレスも楽しいんで、来てもらえたらいいなと思います」
日高「そうですよ。プロレスだけじゃなくてね、電撃ネットワークもIKUOさんもニッチェも、かりゆし58の前川真悟さんも歌ってくれますから。ホントに日高20周年をみんなでバカ騒ぎして祝うような『日高祭20』、ぜひぜひご来場ください」
【鼓太郎の話】「(新相棒タッグとの対戦は?)そんなことよりね、いまオレがジュニアの2冠を持ってるのに、なんで誰も名乗りを上げてこねえんだよって。大谷晋二郎はめちゃくちゃ元気だった。正直ね、やる前、歳もあるし一線としてどうなのかなと思って、ホントに負ける要素なんて一個もねえと思ってやったけど、ふた開けてみたらまったく違った。往年の力のままだったよ。なのにね、同世代の盟友の高岩、同世代の金本浩二、なんで誰も出てこねえんだよ。ZERO1ジュニアも誰も出てこない。ZERO1にフリーで参戦してる、今日出てる“Jr”ハヤトだっていいんだよ。木高イサミだっていい。出てこいって。いいんだよ、遠慮すんなよ。出てこいよ。オレはフリーなんだから誰とでもやるよ。タッグに逃げてねえで、シングルで来いって。(ハヤトは狙ってもいいという発言も)狙ってもいいかなじゃねえよ。そんなんだったらすぐ来いよって。なんでタッグ行くんだって。ビビってる証だよ。自信あるんだったら来いって。いくらでもやるよ、オレは。いまのオレから勝ったらおいしいよ。負けるつもりはないけど。(誰かを指名するつもりは?)チャンピオンにあおられて来る挑戦者ってどうなの? みんなベルトほしいんでしょ? そのためにプロレスやってて、ジュニアの選手だってみんなジュニアのベルト争ってトレーニングして試合して、登って来てるんじゃないの? ある意味だってオレはフリーなんだから流出でしょ? 取り返しに来いって。ベルト巻いてナンボでしょ、レスラーは。静観しちゃダメだよ。チャンピオンからあおられてちゃダメだよ。挑戦者から動いて来いって」
◇第5試合◇
▼30分1本
○曙 大谷晋二郎(14分6秒 体固め)田中将斗 ×ジェームス・ライディーン
※大噴火◇第6試合◇
▼30分1本
○将軍岡本(12分9秒 エビ固め)×小幡優作
※バックドロップ(試合終了後、試合後、ブードゥ・マーダーズのTARU、菅原、ジャクソンが花道に登場。(
TARU「あ~、ええ試合やった。なあ。オレもさっき言ったけど、今日はええ返事聞かせてもらうかなあ。長いこと長いこといろいろ口説いとったけど、今日はこのZERO1のファンの皆さんの前で、ブードゥ・マーダーズに移籍しますと、一言だけでええんや。教えてくれたらな、オレらもこんなとこまで来んでもええねんけど。このわれわれのエンブレムのシャツを、着ていただこうかな。長いこと待たせたんやから、きっちりとええ返事聞かせてもらうで。なあ、田中さん?」
(リング上にいた田中将斗が小幡、日高を蹴りつけ、将軍にンランニング・エルボー。場内は騒然。大谷、耕平、曙らがリングサイドへ現れる。)
TARU「はっはっはっは、はっはっはっは、度胆抜いたやろ、オマエら? 今年のZERO1は、ちょっと違うぞ。おい、社長、耕平、これがわれわれ、ZERO1に君臨したブードゥの力や。長いことかかって口説いたからのお。じゃあ皆さんに紹介しましょう。ブードゥ・マーダーズの、ブードゥ・マーダーズの、田中“弾丸”将斗!」
田中「長いこと待たせたな。(小幡に)おい、オマエと組んどってもよ、去年火祭り取って、風林火山取って、それだけやないか! 前のだっさい小幡に戻りやがって! オマエと組んどってもな、オレはこれ以上いかれへんねん。オマエとおるよりよ、こいつらと組む方が刺激的なんや(小幡蹴る)。オマエの持っとるベルトも、オマエの持っとるベルトも、オレがコイツらと組むことによって、オマエら全員、敵やぞ! 覚悟しとけ!」
TARU「まあまあまあまあまあ、うちの、ブードゥの田中“弾丸”将斗さんがそない言うとんねんから、オマエらもオマエらもオマエらも、みんな束になって、かかってきなさい。まあ、そういうこっちゃ」
(小幡が田中につかみかかるが、ブードゥに返り討ちにされ、菅原に場外へ投げ出された。)
【田中、TARUの話】
田中「ずーっと前からTARUからこっちに来ないかという誘いはあったけど、最初のころはホントに何言ってんのやろな?と思ってずっと聞いとって、それでもそれでもずーっとずーっと、あきらめへんから。まあなんて言うか、船木とあの電流爆破で闘って、あそこまでホントにすごい刺激的やったし、自分の中でもそこにテンション向いてた。でもそれ以降、なんていうかな、何をこれから自分は目標にっていうか、刺激的な部分見つけなあかんっていう中で、うん、今までこういうこっち派っていうか、こういうグループに入ったこともないし、でもそういう中でそっちに入ったら全員敵やろ。いままで弾丸ヤンキースでやってきて、弾丸ヤンキースの中にありながらも、耕平とかと組んだり、向こうのチームと組んだり、そういう中でやっぱりこういうチームとしてのブレが見えてきたし、最初のころとは全然違う、弾丸ヤンキースとしての一つのものがボヤケてた部分もあるんで。こっちに入ったらコイツがつくしかこのリングでは組まれへんってことやろ。そしたら、小幡なり耕平なり、曙、ほかすべてと対戦できる。やっぱりそっちの方がオレとしてはすごい刺激的やしね。まだホンマにこっちに入って何がどう変わっていくかっていうのはリングで闘ってみなわからんけど、こっちがこのグループに入ったっていうことは、このグループが一番強い、一番権力のあるチームになるんちゃうか。そやね?」TARU「まさしくそうやな。オレらはよ、頭おかしい言われるけどよ、レスラーになったならやっぱり刺激がほしいんや。死ぬまで刺激を追い求めとんのや、ワシらは。今回のこの田中“弾丸”将斗、いや、弾丸やないな。実弾。田中“実弾”将斗、これを撃ちまくってよ、ZERO1、全部破壊してやるからな」
田中「ただ一つ言うとくぞ。ヘビーとかジュニアとか、そんなもん関係ない。ベビーもヒールも関係ない。そういうところを超えたもんが田中将斗やから。勘違いすんなよ。ヒールに行ったとか、そんなもんどうでもええねん。そんなもん関係ないねん。そんなのを超えたところにおんのがオレやから。刺激があるところ、刺激があるところ、そういうものを相手にしていく」
TARU「まあ利害が一致したということや。これはアレちゃうか? プロレス界にとったらかなりの大ニュースちゃうかの? それなりの扱いしてくれよ、オマエら。まあ、そういうこっちゃ(田中は弾丸Tシャツを脱ぎ捨ててブードゥのTシャツを着て写真撮影。)「うん、似合うなオイ!」
ZERO1新木場大会の第2試合で耕平、横山、TARUが3WAY戦で対戦(当初は耕平、横山vsTARU、KAMIKAZEを予定していたが、KAMIKAZEが右肩の負傷で欠場したためカードが変更)、試合は耕平がTARUとのがサンドウィッチミドルキックで横山を降し勝利も、試合後にTARUが不気味な予告をする。メインは小幡と岡本が対戦し、両者はチョップ合戦から小幡がドロップキックを放つと、場外に逃れた岡本にスワンダイブ式プランチャを発射、リングに戻ってもサッカーボールキックで攻勢に出る小幡は低空ドロップキックから足攻めを展開するが、岡本もぶちかましで流れを変えて電車道からブルドッキングヘッドロック、セントーンと猛反撃する。
小幡は低空ドロップキックからメテオラで反撃し、変形みちのくドライバーを狙うが堪えた岡本はボディースラム、ブレーンバスターで応戦、しかし小幡も変形みちのくドライバーから顔面への飛び膝蹴り、追走式ダブルニー、ジャンピングニー、串刺しダブルニー、背中へのダイビングダブルニーと畳みかける。
勝負に出た小幡はメテオラを投下すると岡本はかわして自爆となり、小幡のジャンピングニーを叩きつけた岡本はカイケツからぶちかまし、バックドロップで3カウントを奪い勝利を収めた。だが試合後にVMが現れ新メンバーとした田中を紹介すると、小幡のセコンドについていた田中が小幡や日高だけでなく岡本を襲撃、異常事態に大谷や耕平、曙が駆けつける。
そしてTARUは改めて田中のVM入りをアピールし、田中もVMのメンバーとしてZERO1軍に宣戦布告をした。田中のVM入りは驚いたとしか言いようがなかったが、田中はベビーやヒールの両刀でも出来る選手だけにVMにしては即戦力を獲得したということか、TARUにしても"brother"YASSHI、拳剛が離脱し一人になったことでVMは存続すら危ぶまれたがZERO1で田中、ジャクソンを加えたことで一気に戦力拡大となった。ただ気になるのは欠場しているKAMIKAZEがこの事態を知っているかどうかだが・・・
また日高、ハヤトの新相棒タッグが鼓太郎、菅原組と対戦し序盤は鼓太郎組に分断されて苦戦するも、鼓太郎組の同士討ちを誘発した新相棒タッグが反撃し、最後は菅原の十三不塔狙いをハヤトがK.I,Dで切り返してギブアップを奪い、試合後はBASARAに流出しているライトタッグ王座獲りをアピールした。
【試合結果詳報】弾丸戦士、まさかの反逆!田中将斗がブードゥ・マーダーズ入り/フジタ“Jr”ハヤトのライトタッグ挑戦表明にジュニア2冠王者・鈴木鼓太郎が怒りの苦言…ZERO1新木場詳報 https://t.co/rDtxt2NbBC #週プロモバイル #zero1 pic.twitter.com/ElsTFDfKfg
— 週刊プロレス (@shupromobile) 2017年2月19日糞プオタ共…騒げ騒げ!! ブードゥー新メンバー 田中“弾丸”将斗の誕生や!! pic.twitter.com/K6jUvkr3O5
— TARU (@TARU_OJIKI) 2017年2月19日任務完了! プロレス界のベルト・コレクション…始めるか~ pic.twitter.com/mQBWVxIxqo
— TARU (@TARU_OJIKI) 2017年2月19日なんでだ、田中さん。
でもあの人がそっちを選んだなら、これからは闘ってくだけ。
やるしかない。
— Ikuto Hidaka (@hidakaikuto) 2017年2月19日マジ?田中将斗、、、衝撃、、、VoodooMurders入り、、、マジ? pic.twitter.com/sp0hfa2PPK
— マッキー ㈲エル・ワーク 柚原真紀 (@meccha_maky) 2017年2月19日PR -
耕平がKAIとフルタイムドローで王座防衛!天下一ジュニアがリーグ戦形式で開催!
1月の月間MVP、ベストバウト、ベストシリーズ&興行の投票受付中です!投票はこちら→: https://t.co/Wd1mEAlKmh 投票よろしくお願いします! #prowrestling
— 伊賀プロレス通信24時 (@igapro24) 2017年2月2日2月3日 ZERO1「新生ZERO1ドリームシリーズ~破壊の陣~」後楽園ホール
<アピール、コメントなどは週プロモバイルより>
◇第1試合◇
▼30分1本
○野村卓矢(6分18秒 腕ひしぎ逆十字固め)×クリス・オンドーフ◇第2試合◇
▼30分1本
日高郁人 ○ショーン・ギネス(10分12秒 片エビ固め)×菅原拓也 近藤修司
※ファイヤーバードスプラッシュ◇第3試合◇
▼30分1本
○タカ・クノウ 間下隼人(10分18秒 逆片エビ固め)KAMIKAZE ×横山佳和◇第4試合◇
▼30分1本
○木髙イサミ 塚本拓海 トランザム★ヒロシ(11分1秒 ヨーロピアンクラッチ)金本浩二 ×高岩竜一 田中稔◇第5試合◇
▼30分1本
○田中将斗 ジェームス・ライディーン(16分50秒 片エビ固め)高山善廣 ×小幡優作
※スライディングD◇第6試合◇
▼NWAインターコンチネンタルタッグ選手権試合/30分1本
[挑戦者]曙 ○将軍岡本(6分11秒 片エビ固め)[第33代王者組]TARU ×ハートリー・ジャクソン
※バックドロップ
☆TARU&ジャクソン組が初防衛に失敗、曙&岡本組が第34代王者となる【試合後の曙&岡本】
曙「どうだ、初戴冠は?」岡本「初のベルトだったので、凄い嬉しいです。本当に横綱、ありがとうございました」
――初めてのベルトを曙選手と一緒に巻けたについては?
岡本「去年の7月末から横綱に声をかけていただいて、少しずつ連係があってきた上での今日だと思うんで。本当に横綱にはいろいろ教わることもあったんで。凄い嬉しいです」
――曙選手は試合を振り返って?
曙「試合前にVMへ来いとかありましたが、まあ、岡本を信じて。同じ相撲界から来ているし、やられてもやっぱり岡本がいるというのは大きいんで。自信になりました」
※ここでVMがコメントブースに乱入する
TARU「おい、岡本! 話ちゃうやないか!」
岡本「なんの話だよ」
TARU「裏切ってくれる話はどうなったんや」
岡本「してねえだろ! 俺が裏切るわけねえだろうが!」
TARU「まあ、それはええとしてな。この俺のパイプをこんなことしやがって。これは高くつくぞ」
岡本「体で払ってやるよ!」
TARU「体で払ってくれる? おい、聞いたか。体で払ってくれるらしいわ。2度プロレス界には戻れんようにしてもうたるからな」
曙「お前、負けたらSMOP入るんじゃないの!?」
TARU「俺の嫌いなスポーツなにかわかってるよな。俺は相撲が大嫌いなんや。そんなブクブク太りやがって、この野郎! 浜にも言うとけ!」
※岡本が飛びかかろうとするが、他のVMメンバーに止められる。ここでVM勢が去っていく
曙「まあまあ。こっちはチャンピオンだから、もう。言わせておけ。チャンピオンだから、そんなことでキレたりしないで、堂々と言わせておけばいいんだ。これからですよ」
――TARU選手は鉄パイプのことをかなり根に持っているようだが?
岡本「知らんよ、そんなの。そんなものを持ってくる方が悪いんだ。凶器だろ、あれは? そんなの除外するに決まってんだよ」
曙「そんなこと言うんだったら、向こうにはパートナーがいっぱいいるでしょ? 全部入れ替えしても、全部叩き潰してやるから。それぐらい自信あるんだったら。もうそうそうこのSMOPを倒せるチームはいないと思うんですよ。僕らが絶好調だったら。今日はまだ完全に出来上がってないんですけど、ほとんど完璧ですね。ああいう汚い裏技を使われると、こっちはどうしたらいいのかっていうのがちょっとあるんですけど、そこが完璧になったらそうそう負けるチームではないので。たぶんまた防衛して、このベルトを持って、他のところにも上がって、挑戦したいと思ってますね」
――今後のSMOPとしての目標は?
曙「目標としては、タッグチームとしては日本一になりたいんで。できたら、全部のベルトを本当は獲りたいんですよ。SMOPもドンドンこれからメンバーを増やしていきたい。例えば…まずはTARUですね。負けたら入ると言ってたんで。あと、この間、いい選手を見ましたんで。名前言っていいのかな。樋口(DDT)も元相撲取りなんで、それもぜひできたらSMOPに。向こうにも6人タッグのベルトがあるし。SMOPは少しずつみんなわかってきているので、もっとドーンとSMOPという名前がわかるように。昔のnWoみたいにしたいんですね」
岡本「初めてベルトというものを持てたんで。この先っていうのは、僕にとって未開の地なんで。それも含めて、これからも横綱にいろいろ教わっていきたいなと思います」
――これからは狙われる立場となるが?
岡本「初めての経験なんで、それも踏まえて。でも、絶対にこのベルトを離さないようにしていきたいと思います」
◇第7試合◇
▼NWA世界ジュニア&インターナショナルジュニアヘビー両選手権試合/30分1本
[挑戦者]○鈴木鼓太郎(18分45秒 エビ固め)[第118代NWA世界ジュニア&第18代インターナショナルジュニア王者]×大谷晋二郎
※三沢魂タイガードライバー
☆大谷が4度目の防衛に失敗、鼓太郎が第119代NWA世界ジュニア&第19代インターナショナルジュニア王者となる【試合後の鼓太郎】
鼓太郎「俺がジュニアの中で一番つええと感じた大谷選手を今日倒したんだ。俺が現時点でジュニア最強だろ。今、俺はもう1本ベルトを持ってるよ。WRESTLE-1のタッグベルト。あれはジュニアじゃない。無差別だ。ジュニアだって、ジュニアのままだって三冠になれるんだよ。ジュニアはヘビーの踏み台じゃねえ。俺がもう一度ジュニアを見せてやる」――このベルトを持ったことでZERO1ジュニアを盛り上げる役割が出てくるが?
鼓太郎「ZERO1ジュニアだけじゃないぞ。全てのジュニアを。俺と同じ考えを持ったヤツがいるんじゃないか? 黙っているだけで。もっと言ってこいよ。本当にジュニアに力を注いでいるヤツだったら、こんな状況、腹立たしくてしょうがないはずだ。だって今、ジュニアの体でヘビー級で戦っている人はいっぱいいるよ。でも、別にそれ、ヘビー級じゃなきゃできないの? ヘビー級って名乗らなきゃできないの? ジュニアのままできるだろ。俺を見ろよ。この2本のベルトがあって、もう1個、WRESTLE-1の無差別級のタッグのベルトがあるんだよ。ヘビーと名乗る必要なんてこれっぽっちもないよ。むしろジュニアで無差別のベルト、ジュニアのベルトを総取りしていった方がよっぽど評価されるんだ。勘違いするなよ。ジュニアは踏み台じゃねえ。唯一無二なんだ。小学生が中学生になりたいって言っても、中学生になれないでしょ? それと同じだよ。ヘビー級を名乗るんだったら、それ相応のものを身に付けてからにしろ。ジュニアの規定を超えてからヘビーに行けよ。そこの努力を怠るんじゃねえ。俺はまだまだジュニアでやりたいことがいっぱいあるんだ。満足なんてしてないよ。俺が最強とともに、今の日本のプロレスのジュニアを引っ張るよ。誰とでもやりたいヤツがいればね。俺とやる覚悟があるんだったら、俺もやってやってもいいよ。団体関係ねえよ。俺はフリーだからね
【大谷の話】「クソ…。言い訳なし! 負けた! ただな、大谷晋二郎がこれで終わると思うな。大谷晋二郎が強いのはここからだ。チクショウ…。悔しいけど、負けた!」
◇第8試合◇
▼世界ヘビー級選手権試合/30分1本
[第20代王者]△佐藤耕平(30分時間切れ引き分け)[挑戦者]△KAI
☆耕平が3度目の防衛に成功(試合終了後、試合後、KAIは耕平に抱きついた。場内はKAIコール。)
耕平「きょうは防衛だけど、関係ねえから、またやろう(耕平は所属選手をリングに上げ)来月は周年の大会になります。3、2,1、ゼロワン!」【試合後の耕平】
――試合を終えた感想は?耕平「リング上でKAIに言ったのがそのままです。俺が理想とするチャンピオン像というか、その中ではしっかり勝って防衛するのがチャンピオンだと思っているので。今日は負けてはないですけど、俺の中では形だけ防衛したからという感じです。またKAIとは、どんな形でもいいので、やりたいですね」
――KAI選手の印象は?
耕平「ああいう自分のペースがわからないようなやり方というか、途中途中で景気のいいエルボーとか入れてやったんですけど、逆にそこで効いてるんだか効いてないんだかわからないような表情をしてきたんで、そこに巻きこまれちゃったかなというような感じはしました」
――30分をどう感じた?
耕平「タイトルマッチの30分って、早く決着つけなきゃっていう焦りも出てくるし。短いっちゃ短いですし。やっている最中はあんまり感じないですけど、終わってみたら短いなって気がします」
――今後の防衛ロードに関しては?
耕平「さっきも言ったように、チャンピオンとしてチャンピオンらしい勝ち方をして、ベルトを防衛していきたいなと思っています」
ZERO12月の後楽園大会のメインは耕平の世界ヘビー級王座にWRESTE-1を退団してフリーとなったKAIが挑戦、序盤は互いにグラウンドから足を奪い合うも、耕平が足首を捻って先手を奪い、ローキックを浴びせるが、KAIもヘッドロックからフェースロックで捕獲、マッチアップから追走してフロントハイキックを炸裂させるが、耕平は鋭いエルボーを連発してKAIを失速させ、エルボーだけでなくローキック、サッカーボールキックを連打するが、KAIは尻餅をつきながらも正面から受けて立ってチョップで応戦も、耕平は膝蹴りで鎮圧させる。
耕平はランニングエルボーを狙うが、追走したKAIはフロントハイキックを浴びせ、顔面キックの連打で場外へ追いやるとトペを発射、更に客席に叩きつけようとするが、耕平が逆にホイップ、そしてミドルの連打を浴びせると、もう一発は鉄柱に誤爆、これを逃さなかったKAIは耕平の足に低空ドロップキックからドラゴンスクリューを決めてから足攻めを展開する。
リングに戻っても低空ドロップキックから足四の字固めで捕獲、だがロープに逃れた耕平はファルコンアローで反撃し、痛い足を引きずりながらもミドルキックを連発する。
耕平はランニングニーからダイビングニーを投下するが自爆となると、KAIはラリアットを炸裂させ、耕平はジャーマンで投げると起き上がったKAIはラリアットで応戦し両者はダウンとなる。
膝立ちでの頭突き合戦からエルボー合戦、KAIは延髄斬りに対し耕平はエルボーバットで応戦するとパイルドライバーで突き刺し、ランニングエルボーからジャーマンを狙うが、堪えたKAIの腰に耕平がエルボーも、KAIは膝へのバックキックから変形LATで突き刺す。
KAIは低空のトラースキックからパワーボムを決めると、スプラッシュプランチャを投下するが、耕平は剣山で迎撃し、それでもKAIは耕平のキックをキャッチし武藤敬司ばりのドラゴンスクリューから足四の字固めで捕らえるもギブアップを奪うことが出来ない。
KAIはトラースキック、飛び蹴り、ジャーマンで投げるも、パワーボム狙いは耕平はリバース、耕平はエルボーを連打しポールスター、腰にエルボー、後頭部に頭突きからジャーマンもキックアウトされると30分時間切れとなり引き分けも耕平が防衛となった。
試合後はノーサイドも両者は再戦をアピール、最後は全選手を揃え「3・2・1ゼロワン!」で大会を締めくくった。セミのジュニア二冠選手権は大谷が場外戦で逆水平を放つも、袈裟斬り狙いは鉄柱に誤爆してしまい、これを逃さなかった鼓太郎がウデ攻めで先手を奪う。
大谷は突進する鼓太郎をドロップキックで迎撃すると顔面ウォッシュを連発、逆水平や串刺しフロントハイキックで攻勢に出るが、鼓太郎もソバット、ピット、串刺しニー、ファンネルと畳み掛け、三沢魂ダイビングエルボーアタックから三沢魂タイガードライバーを狙うが、堪えた大谷は投げ放しジャーマンで投げるも、抱えたところで鼓太郎はエンドレスワルツで切り返す。
両者は打撃戦から鼓太郎はアッパー掌打を炸裂させるも、大谷は水面蹴りで応戦。エルボーの相打ちから鼓太郎がコーナーも、追いついた大谷が雪崩式フランケンシュタイナーを決め、ミサイルキック、背中へのミサイルキックから投げ放しドラゴンスープレックスと畳み掛ける。
大谷はスパイラルボムを狙うが、鼓太郎はフランケンシュタイナーで切り返すと、エルボーから抱えようとしたところで大谷はリバース、しかし鼓太郎はブルーディスティニーを連発からカバーも大谷はカウント1でクリアする。
鼓太郎は再度三沢魂タイガードライバーを狙うが、大谷はリバースして袈裟斬りチョップを炸裂させると、抱えて返しに来た鼓太郎にライガーボムを決め、袈裟斬りチョップを狙うと鼓太郎はエルボーで迎撃、大谷も袈裟斬りチョップで応戦するが頭突き合戦から鼓太郎が三沢魂ローリングエルボー、ジャベリンと浴びせ、最後は三沢魂タイガードライバーで3カウントを奪い王座を奪取した。第6試合のインターコンチネンタルタッグ選手権は、かねてから岡本にVM入りを迫っていたTARUが試合前に改めてVMに勧誘すると、岡本は拒否を示して突進するも笹崎レフェリーに交錯し、そのドサクサに紛れてTARUが曙にパウダーを投げつけ、KAMIKAZEと菅原と共に総攻撃をかけるが、曙がけち出す。
岡本はTARUから鉄パイプを奪って真っ二つに割りVM相手に大立ち回りを展開し、最後は曙のボディープレスの援護から岡本が垂直落下式ブレーンバスター、バックドロップで3カウントを奪い、試合後はTARUが岡本に鉄パイプの弁償を迫りつつも岡本を諦めない姿勢を見せるが、曙と岡本は節分ということで豆をVMに投げつけ撃退した。また4月には天下一ジュニアがリーグ戦形式で開催されることになった、リーグ戦形式で開催されるのは12年ぶり、ZERO1ジュニアも所属の大谷、日高、菅原だけでなくイサミなどのBASARA勢、フリーから新ジュニア王者となった鼓太郎、金本、高岩、稔と人材は豊富なだけに、激戦は必死か?またどんな選手がエントリーするか楽しみである。
大谷晋二郎めちゃくちゃ強かった!
でもジュニア二冠は俺の手元に来た!
レッスルワンタッグと合わせて三冠王者だ!
今のままだって十分やれるよ!
ジュニアはヘビーの踏み台じゃない、唯一無二だ!
C;ON のみんなも応援ありがとう!
おじさん頑張りました(笑)#鈴木鼓太郎#シーオン pic.twitter.com/46XMNzlb8w
— 鈴木 鼓太郎 (@suzuki_kotaro_) 2017年2月3日おかげさまで初めてベルトをとることができました。
ただただ嬉しい!今夜はベルトを抱いて寝ます。おやすみなさい。 pic.twitter.com/rwlfpZVaa2
— 将軍岡本 (@syougnokamoto) 2017年2月3日 -
一年の計はZERO1にあり!耕平が小幡を降し世界王座防衛もフリー・KAIが次期挑戦者に名乗り!
1月1日 ZERO1「謹賀新年」後楽園ホール
<アピール、コメントなどは週プロモバイルより>
◇試合前◇
<年頭あいさつ>
(オープニングでは所属選手たちがリングに上がり、大野佳隆代表が挨拶。大野代表は曙欠場により、3大タイトルマッチになったことを詫び急きょ参戦となった関本に感謝を述べる)
大野代表「新体制になり約3カ月。まだまだ改善する部分があると思います。これからも皆さんに楽しんで喜んでいただける団体になっていきたいと思います」大谷「あらためまして新年あけましておめでとうございます! 今日元日プロレスをみて、また来年も再来年も元日プロレスを見に行くぞと思ってもらえるような、一所懸命なプロレスを見せたいと思います。2017年も我々プロレスラーは頑張ります!」
◇第1試合◇
▼30分1本
○野村卓矢(6分48秒 腕ひしぎ逆十字固め)Xクリス・オンドーフ◇第2試合◇
▼30分1本
TARU ○KAMIKAZE(10分52秒 体固め)X横山佳和 ブッファ
※ムーンサルトプレス◇第3試合◇
▼3WAYマッチ/30分1本
○鈴木鼓太郎(9分49秒 エビ固め)X日高郁人
※三沢魂タイガードライバー もう一人は高岩竜一◇第4試合◇
▼30分1本
○KAI(8分46秒 エビ固め)Xハートリー・ジャクソン
※サンダーファイヤーパワーボム◇第5試合◇
▼NWAインターナショナルライトタッグ選手権試合/30分1本
[第21代選手権者組]▲木髙イサミ 塚本拓海(13分57秒 ダブルフォール)[挑戦者組]金本浩二 ▲田中稔
※ヨーロピアン・クラッチで双方の肩がつく
☆イサミ&塚本組が2度目の防衛に成功
【金本、稔の話】
金本「久しぶりにダブルフォール」稔「僕ら2000年IWGPジュニア取って、2012年アジアタッグ取って、久々にタッグの勲章ほしかった。新年一発目、これ以上ない舞台だと思ったから。うまいですよね、アイツらホントうまい。木高君がヨーロピアンクラッチ得意にしてるのはわかってたんで。来たら肩を上げればいいぐらいに思ってたんですけど、俺も肩上げられなかった」
金本「あれが得意技やったんや。聞いといてよかったわ、いま。絶対よ、これであきらめたら…もう一回やろう」
稔「もう一回やりましょう。納得いかないでしょう。僕も元プロレスファンだったからあそこで延長コールとかしたくなる気持ちわかるんですね。延長する体力4人になかったから、もう一回この後楽園ホールという同じ舞台で再戦しようじゃねえか、このスットコドッコイ!」
金本「イサミ、塚本、よう聞いとけ。俺、50%の蹴りしか出してないから。俺は100%出したらオマエら2人我慢できるか? ひょっとしたら半分もいってないぞ、まだな。50歳になって、50歳以上になって、もう一つ勲章取るから」
【イサミ、塚本の話】
イサミ「年明けからなんかうまくいかないな。年越し、年あけてからですね。一発目宇藤に負け、きょうは西永レフェリーがお互い3カウントというなら、それはお互い3カウント。僕の目から田中稔の肩は見えなかったんで何とも言えないですけど、自分の肩がついてる自覚はあったので。これは負けたかなと思ってるなかでの、滑り込んでの防衛なんすよね。引き分けでも防衛は防衛なので。防衛したのでベルトはもらいましたけど、トロフィーは勝利者賞的なところがあると思うので受け取れなかったですね。社長の気持ちは嬉しいですけど…勝者がいないんですよ。本当だったらトロフィーが4本いるし、もしかしたらこの試合に関してはトロフィーがいらないのかもしれないし。敗者が4人だったのかもしれないし。ちょっとね、たるんでるね、自分が」塚本「年明けからいい課題ができたんで」
イサミ「ジュニスタってすごいですね。こういう結果になってしんみりすることは誰でもできるんで。でも、これを生かして次どうするかが僕らだと思うので。ジュニスタとはいつかどこかで決着つけたいと思ってるし」
塚本「あらためてジュニスタとやって、そこであらためて勝って防衛できたという実感ができれば」
イサミ「その時はトロフィーもしっかり受け取りますし、ジュニスタも『もう一回』と言っていたので、そういうタイミングがいつかあるんじゃないですか」
塚本「金本さんも納得いってなかったみたいですし。僕らも納得いってないんで」
イサミ「(ジュニスタの壁は感じた?)うまいですね、ペースを取らせてくれない。一回こっちがいったと思っても、すぐペースが向こうに巻き戻されるんで。こっちのダメージも果たしてどこまで効いてるのかがわからない。こっちの攻めが単発になってしまうんですよ。こっちは単発になって、向こうは流れるように畳み掛けてくるんで。忍耐の耐える試合になりましたね。前回のイリミネーションの時もそれは感じたんですけど。あのジュニスタ特有のリズムを崩していかないと攻略は難しいのかなと思いました。もっとうまく分断するとか、もっと俺と塚本にしかできないやり方でクリアしたい。タッグマッチにおける課題、宿題を与えられた気がしますね。でも、僕らはそうやって宿題出されたりするの好きなんで。ZERO1のリングだからじゃないですけど、プロレスの教科書を見ながら、その宿題に取り組んで次はナニクソというつもりで。ダブルフォールって、自分の肩を相手に付けさせなきゃいいんだから。だからそういう部分で自分が甘かったと思うし、この試合は大谷さんが見てたら『悔しいと思わないのか!』と言うと思うし。お客さんやスタッフさんとかがどう思ってるかわからないですけど、僕らのことを外敵と思ってるのかわからないですけど…ジュニスタだってZERO1に出ているけど所属ではない。だから僕らだって風林火山に出たり、天下一ジュニアに出させてもらったり、いろいろさせてもらっているなかで、僕らにもZERO1ジュニアを盛り上げたい気持ちは絶対ある。そういう思いにもっと真正面からぶつかって、ZERO1ジュニアにもっと僕らというものを焼き付けたいというか。アイツらすげえなって思わせたいですね」
◇第6試合◇
▼NWA世界ジュニアヘビー&インターナショナルジュニアヘビー級選手権試合/30分1本
[第118代&第18代王者]○大谷晋二郎(18分19秒 エビ固め)[挑戦者]X菅原拓也
※袈裟斬りチョップ
☆大谷が2度目の防衛に成功(試合終了後、鼓太郎が登場)
鼓太郎「俺はこのリングにあなたとサシで勝負に来てんだよ。次の後楽園、ジュニアの頂点決めようぜ」(大谷もノーマイクで「やってやるよ!」と答えた。)
【大谷の話】「いいか、ここに2本ベルトがあるんだ。ということはオレがチャンピオンなんだ。バカヤロー。おい菅原! バカヤロー。もう強がってもしょうがねえな。感じたよ、お前の意地を。お前の心の奥底にあるものを感じたよ。今日のチャレンジャー菅原拓也、あっぱれだよ。だがな、言っとくぞ。それでもベルトはここにあるんだ。あえて言っとくぞ、菅原。お前の意地、プライド、怒り、さまざまなものを感じたよ。だがな、ただひとつお前に足りないものがある。足りないものというか、お前じゃ背負いきれないものがあるんだ。それはなんだ?って言うんだろ。言わねえよ、そんなもん。オレはそのチャンピオンでなければ持ってなきゃいけないものを、背負ってなきゃいけないものをオレは持ってるんだ。だからあれだけ強い菅原拓也できてもここにベルトがあるんだ。
そして鼓太郎だぁ? 次はオレだと? おい、バカヤロー。そんなことな、わざわざリング上でマイクを持って言わなくてもわかってるんだよ。テメエがこなかったらこっちから指名してたよ。臨むところだ。ジュニア最強決定戦? バカヤロー。そんなこともお前は口に出さなきゃみんなに思ってもらえないのか? オレはいつだってその気でやってるぞ。ジュニア最強の人間がこの2本を持つんだ。お前が言うまでもなくな、オレとアイツ、やる時はジュニア最強者決定戦だ。しかし、オレは負けない。絶対に負けない」
【菅原の話】「見てのとおり負けたら何も言えない。全力で試合出しきって全力で負けました。またイチからやり直しだ。終わったヤツはいいから次のヤツ、話聞いてよ(と、退席)」
【鼓太郎の話】「このゼロワンに上がる理由の最大の一つは大谷晋二郎の首だから。今持ってる2つのベルトを懸けてオレと勝負しろよ。プロレス界の頂上決定戦になる。ジュニアヘビーがヘビー級に転向したりしてるけど、大谷晋二郎は逆なんだよ。ヘビー級に行って、ヘビー級のトップを走って、ジュニアに戻ってきたんだよ。そこにオレはスゲエ興味あるし、スゲエ人だなって思いますよ。今のプロレス界、名乗ればヘビー級になれるのかって。それじゃダメでしょ。ジュニアに持ってない体があるからヘビーであって、ジュニアに持ってないパワーがあるからヘビー級でしょ。体のデカさも。ジュニアが努力してもなれないからヘビー級なんだよ。それが宣言ひとつで、名乗ることだけでヘビー級になれたらプロレス界はおかしくなるよ。宣言するだけでヘビー級になれるんだったらオレはいまここで宣言するよ。本日をもってプロレスラー鈴木鼓太郎は生涯ジュニアに専念することを誓います。ヘビーに勝てる最強のジュニアヘビーを目指しますよ」◇第7試合◇
▼30分1本
○田中将斗 ジェームス・ライディーン(15分58秒 片エビ固め)関本大介 X将軍岡本
※スライディングD◇第8試合◇
▼世界ヘビー級選手権試合/30分1本
[第20代選手権者]○佐藤耕平(23分02秒 片エビ固め)[挑戦者]X小幡優作
※ランニングエルボーバット
☆耕平が2度目の防衛に成功(試合終了後、小幡のセコンドについていたKAIが登場。)
KAI「耕平さん、俺黙ってないっすよ! バタヤンが負けて! 次、俺と勝負してください! こないだ俺のこと指名してくれましたよね!? 俺はバタヤン負けて、黙ってられないっすよ! 2月3日×2、後楽園でよろしくお願いします!」耕平「小幡! オマエもしつけえな、コノヤロー。でもな、何度もくるたびに1枚も2枚も上手なことを考えてくるようになったじゃねえか。次、おめえのパートナーくるって言ってるけど、おめえもいいよ、いつでも。取れるまでかかってこい。小幡、一言いえ」
小幡「きょう元日忙しいなか来ていただいて、ありがとうございます。自分も応援してくれた人たち、ホントすいません。でも耕平さん、自分はあきらめてませんから。もう一回、何度でもいくから。必ず次、取ってやる!」
耕平「小幡! ベルトもって待ってっからよ、いつでも来い。(小幡は退場)小幡もやっと自覚が出てきたのか、なんか締めそうな勢いでしゃべってましたけど、アイツらが何回きても絶対に超えられない壁として今年1年頑張りたいと思います。よろしくお願いします」
(その後、出場選手を呼び込む。しかし所属では大谷と日高だけ登場、あとは関本、野村、イサミ、塚本がリングインする)
耕平「今年も頑張っていきたいと思います。3、2、1、ゼロワン!」【耕平の話】「なんとか防衛できました。(小幡選手の気持ちなどは伝わってきた?)やっとこって感じですね。ただ100%でもないし、もっと出るでしょ、気持ちってものが。気持ちが出れば試合に勝てるとかそういうわけじゃないですけど、少なからず気持ちがついてこないと、体もついてこなければなかなか勝てるものも勝てないだろうし、そういう意味でしつこいとは言いましたけど、何度も来るってことは自分なりに試合を経て何かしら変化だったりとかそういうものがあるから、という行動だと思うし。リング上でも言ったように、とりあえず今年一発目からしっかりと防衛できたので、小幡に関しては何度来ようと、それまでキチンとベルトを持って、壁として立ちはだかっていきたいなと思います。
(KAI選手が名乗りを上げてきましたが)なんだかんだね、小幡が行く行かないなんていう話があって、小幡に一歩譲る形になってたけど、あれはあれで逆を言ったら試合後にあれだけくるっていうことは、うまく言っちゃえば小幡にいかしといて、うまく状況を見て、自分が行けると踏んだのかもわからないし。そこまでこすい考えの人間じゃないとは思うんで。まあでも今日もセコンドでずっと小幡を応援しながら見てたでしょうし、オレの闘い方っていうのは分かってるはずだろうから。表明するんであればしっかりと受けて立ちたいなと思います。
(今年も耕平さんが団体を引っ張っていく?)いやいや引っ張ってるとかそういう自覚はないです。ただ、ベルトを持ってる者が一番強いっていう証明をしているんであって、当然プロレスラーとしてやっているんだったらそこを目指すのが当たり前だろうし、そういう気持ちがなければプロレスラーとして失格、とまでは言わないけど、それに近いものもあるだろうし。それに挑んでくるんであればオレはいつでも受けて立ちます。
(3月には靖国も発表されましたが、意識する部分も?)やっぱり靖国神社大会っていうのはウチの中でもビッグマッチのひとつに数えられてるものだし、そこにチャンピオンとして立ちたいなと思います。なので多分その前にホールもあるだろうし、来月もありますし、3月もね。そこに挑んでくるヤツがいればタイトルマッチでもいいですし、それまでに今年、またいい出会いがあれば、ふられないようにアプローチをしていいパートナーが見つかればタッグに挑戦するのもありかなって考えてるんで。タッグとシングルを独占するのもありかなって。そういう考えもあります。でもとりあえず次、本決まりなんですかね? KAIが挑戦してくるんで、まずはそれをしっかり退けて次につなげたいなと思います。めでたいということで飲みに行きます。正月気分なんで。
(プロレスラーとしてではなく人としての抱負なんかはありますか?)去年やっと「たしなむ」という言葉を覚えたので、今年は被害者の会がこれ以上増えないようにたしなむ程度で、人としてたしなんでいきたいと思います(笑)」【小幡、KAIのの話】
小幡「クソーッ。取れなかった。リング上でも言ったけど、あれが終わりじゃない。自分は何度でも這い上がっていく。昔からそうだ。どんなヤツにやられたってオレは何度でもあきらめない。絶対に取ってやる。あのベルト取れなかったけど、必ず近いうちに取ってオレがゼロワンを変えていきたい。必ず変えてやる」KAI「バタやん! オレ行くよ。代わりに取りにいくよ。取ってもう一回勝負しよう」
小幡「オレはまだ忘れてない。お前に、KAI、お前に一度も勝ってない。この間も引き分けだった。お前取れ。取ってまたやろう」
KAI「耕平さん! オレ黙ってられないよ。2月3日の後楽園、オレと真正面から1対1でよろしくお願いします。そこで取って、バタやんと、もう一回勝負しよう」
小幡「もう一回行ってやるぞ」
ZERO1の2017年度が開幕するも、当初田中&ライディーン組の保持するNWAインターコンチネンタルタッグ王座に曙&岡本組が挑戦する予定だったが、再び右足蜂窩織炎でドクターストップがかかって欠場となり、予定されていた選手権は中止となった。
メインは耕平の保持する世界ヘビー級王座に小幡が挑戦、序盤は耕平のローキックに対し小幡はチョップを打ち合うも、小幡が左足への低空ドロップキックの連打から左足攻めを展開し、耕平が場外に逃れても小幡は左足への低空ドロップキックで追撃し執拗に左足を攻める。
小幡は膝十字、足四の字と攻めるが、耕平はエルボーの連打で反撃しサッカーボールキックから再びエルボーと小幡を場外へと追いやり、サッカーボールキックを放って追撃した後、リングに戻った小幡のチョップに対しキチンシンクの連打、ミドルキックの連打、頭突き、フェースロックと耕平が攻め込み形成を逆転させる。
耕平が抱えると小幡が着地してスーパードロルで反撃、ドロップキックで耕平を場外へ追いやった後で宇宙人プランチャを発射、リングに戻ってから串刺しダブルニー、串刺し低空ドロップキック、セカンドロープからのメテオラと猛ラッシュをかけるが、耕平も投げようとする小幡を阻止してエルボーを浴びせ、ミドルキックからファルコンアローを決める。
耕平はジャーマンで投げるが、キックアウトした小幡が耕平の背中に低空のダブルニーを浴びせ、延髄斬り、RKO、ミサイルキックと畳み掛けてからみちのくドライバーⅡを決めるも、コーナーからのダブルニー狙いは耕平が起き上がり雪崩式ファルコンアローを決める。
耕平はミドルキックからポールスターを決めパイルドライバーを狙うが、小幡がリバースするとランニングニーを浴びせ、串刺しダブルニーから耕平をうつ伏せにしてダイビングダブルニーを投下するも、もう一発は自爆、耕平はランニングニーからパイルドライバーで突き刺し、小幡も首固めで丸め込むが、耕平はエルボーからジャーマンスープレックスで投げ、それでもクリアする小幡にランニングエルボーを放って3カウントを奪い王座を防衛した。試合終了後には第4試合でジャクソンを降したKAIが挑戦表明して受諾した、KAIは12月をもってWRESTE-1を退団してフリーとなったが、最初の標的として耕平の世界王座に照準を定めた。
第6試合では大谷の二冠ジュニア王座に天下一ジュニア覇者の菅原が挑戦、大谷のフロントハイキックをかわした菅原が足攻めで先手を奪い、先手を奪われた大谷も一本足頭突きからドロップキックで反撃するも、菅原はニークラッシャーからドラゴンスクリュー、足四の字固めと執拗に足攻めを展開する。
しかし投げ放しジャーマンで反撃した大谷は串刺しフロントハイキック、雪崩式フランケンシュタイナーを繰り出すも、回転エビ固めで切り返した菅原は大谷の足に低空ドロップキックを放ち、バックの奪い合いからサムソンクラッチで丸め込む。
菅原はラ・マヒストラルを連発するが、串刺し攻撃狙いを大谷はグーパンチを浴びせ、背中へのミサイルキック、投げ放しドラゴンスープレックス、左右の張り手と畳み掛けた後、追走エルボーを放った菅原に対して袈裟斬りチョップを連発して3カウントを奪い王座を防衛、試合後に第3試合で高岩、日高との3WAY戦を制した鼓太郎が挑戦表明し、大谷も受諾した。第5試合のライト級タッグ選手権は金本のアンクルホールドに塚本が苦しみ、イサミも足攻めからショーンキャプチャーを狙うも、稔が腕へのキックで阻止してから腕十字を狙い、イサミも懸命にブロックする。
ジュニスタは連係でイサミを捕らえるが、BASARA組も稔を捕らえて反撃、イサミは勇脚・斬を狙うが、稔はかわしてハイキックを浴びせると、イサミは奥の手であるヨーロピアンクラッチを決める、しかし不完全に決まってしまいイサミも稔もダブルフォールとなり、試合後はBASARA組はベルトは受け取るも勝利者トロフィーは受け取らず、ジュニスタも納得いかず、BASARA組に再戦を要求した。明けましておめでとうございます
次のゼロワン2.3後楽園 VS 大谷晋二郎ベルトをかけた、ジュニア頂上対決!
今のジュニアの天辺とってやる!
俺はなにがあっても生涯ジュニアを突き通す!
ジュニアのままだってヘビーと互角に戦えることを証明してやる!#鈴木鼓太郎 #zero 1
— 鈴木 鼓太郎 (@suzuki_kotaro_) 2017年1月1日ZERO1タイトル防衛…。こんなに悔しい防衛はないですよ。最後に田中さんに腕引かれて動けなかった…イタチの最後っ屁なのか知らないけど凄かった。またやりたいなー、ジュニスタ。気を取り直して明日は全日本からの大日本!!
— 木髙イサミ (@isami_777) 2017年1月1日本日、ゼロワン後楽園ホール大会
観客の皆様ありがとうございました。NWAライトタッグ奪取出来ませんでした....今時Wフォールという微妙な決着となってしまいましたが、稔が意地でもフォールさせないぞという表れですねいつかはきっと❕近いうちにはきっと❕では、愛しの神戸へ pic.twitter.com/zcOLzyzToq
— 金本浩二 (@k_kanemoto) 2017年1月1日ZERO1後楽園終了☆NWAインターナショナルライトタッグ選手権は引き分けによりベルト奪取ならず(T^T)ミノ様のキャリアでも初めてとなるダブルフォールでの決着(゚o゚)/悔しい!が、向こうも納得いってないだろうし近いうちに再戦したい!さぁ明日は3年半ぶりの全日本プロレス参戦!!
— 田中 稔 (@minoru_official) 2017年1月1日 -
佐藤耕平デビュー15周年も、関本の逆エビ固めの前にまさかのギブアップ負け!
11月6日 ZERO1「佐藤耕平プロレスデビュー15周年記念大会」後楽園ホール
<アピール、コメントなどは週プロモバイルより>
◇試合前◇
大野佳隆社長「耕平選手もかなり気合が入ってると思います。今回はほとんどの選手を佐藤耕平選手が15年間でお世話になった方を自分でオファーして対戦カードを決めて今日に至ります。耕平選手が考えたカードですので、みなさんに楽しんでいただけるカードになってますのでこれからもよろしくお願いします。
10月1日にドリームオンステージになって初めての後楽園大会になります。もう一回手綱を引き締めて頑張っております。今後ともよろしくお願いします。今回発表したいことがあります」(来年上半期の後楽園大会日程を以下の通り発表。1・1、1・19、2・3、3・2、4・26,5・21、6・22。)
大谷「いままで培ってきた素晴らしいものは残し、変えるべきところは変える前進する団体でありたい」
(さらに耕平の15周年セレモニー。まずは各記念品が贈呈された)
耕平「こういうのが苦手なんですげえ汗かいてるんですよ。会社も変わって自分の15周年を迎えることができました。みなさんで何なりと盛り上げていただきたいと思います。酒でも飲みながら選手を盛り上げてください。きょうは一日よろしくお願いします」◇第1試合◇
▼ベラルーシからの留学生、クリス・オンドーフ デビュー戦/30分1本
○ショーン・ギネス(8分46秒 胴絞めスリーパーホールド)×クリス・オンドーフ◇第2試合◇
▼漢と漢のタイマン/30分1本
○TARU(10分25秒 片エビ固め)×横山佳和
※TARUドリラー◇第3試合◇
▼NWA・UNヘビー級選手権試合/30分1本
[挑戦者]ハートリー・ジャクソン(5分56秒 片エビ固め)[第27代王者]×ブッファ
※シャークドライバー、もう一人は[挑戦者]KAMIKAZE
☆ブッファが防衛に失敗。ジャクソンが第28代王者となる◇第4試合◇
▼30分1本
○菅原拓也 日高郁人 鈴木鼓太郎(10分28秒 片エビ固め)木髙イサミ 塚本拓海 ×中津良太
※ラリアット◇第5試合◇
▼30分1本
田中将斗 ○金村キンタロー(15分11秒 サムソンクラッチ)大谷晋二郎 ×高岩竜一(試合終了後)
金村「(場内は金村コール)うるさい!…すいません。FMWという団体が倒産して、どこも行くあてのなかった俺と黒田を、田中将斗が破壊王に言ってくれて、大谷晋二郎も受諾してくれて。ZERO1初進出の札幌で、メインを務めさせてもらいました。そこで頑張ったのでいい結果が出て、自分も黒田もいろんな団体に上がることができました。中村祥之さんも本当に面倒見てくれて。ZERO1があったからのキンクロやったと思ってます。30(歳)過ぎてから、自分じゃもうテングになりきって調子に乗ってたけど、ZERO1というのがいろいろレスリングとかさまざまなことを教えてくれました。本当にZERO1には感謝してます。きょう呼んでもらったことは本当に嬉しいです。もう一回、黒田がいて、大谷晋二郎&田中将斗、炎武連夢とやってみたかったです。でも、高岩選手とできて、きょう初めて勝ちました。まあ普段、2人で飲んでばっかなんですけどねえ。でも、そんなZERO1は僕は大好きなので、みなさんこれからもZERO1を、本当に心から応援してください、お願いします。自分は、橋本真也、大谷晋二郎、田中将斗、佐藤耕平、リングアナのオッキー、祥之さんがいなければ、いまの自分は100%ないと思ってます。本当にZERO1には感謝してます。ありがとうございます。最後踊って終わりましょう! ミュージックスタート!(大谷、高岩も入って4人でブリブラダンス。)」【金村の話】「こうやって呼んでもらってうれしいですよ。12月のアパッチで冬木さんが持ってたベルトで金本さんに挑戦するんですけど、正直いうと自信がなかったんですよ。でも、こうやって同世代の4人とやって自信がわいてきました。ベルト取らなアカンって。ZERO1は個々のクオリティーやスキルが高い。だからホントに応援してください。田中将斗、大谷晋二郎、オッキー、祥之さんには表沙汰にできないことも含めてホントにお世話になりました。いい思い出です。(しばらく沈黙して)もし破壊王が生きてたらどうなっていたか?とかよく言われますけど、いま答えが出ました。破壊王がもし生きていたらプロレス界は破壊されていたと思います。それだけです」
【大谷の話】「闘う男として最後負けたのはちょっと悔しいけど、いまこのタイミングで金村選手と闘えて本当によかったと思います。もしかして体調よくないんじゃないのかな。でも最後はね、ああいうキャラっていうのもあるけど、全力でこのヤローってくる表情、近くで見て感じたし、金村選手と闘えてよかったですね。リングでボクらに感謝って言ってたけど、金村選手にも我々が助けられたこと、たくさんあるから。あの時、あの時代、ボクらに遮二無二向かってきてくれた金村選手、黒田選手がいたから、もしかしたらボクら成長できたのかもしれないし。向こうだけ感謝なんておかしい。お互い感謝でボクと金村選手との関係は終わりたいですね」
【高岩の話】「10周年の時にシングルやらせてもらってその時ハードコアっていうアレだったんですけど、ハードコアっていうものを教えてもらって。今日だって最初から最後まで金村さんらしさが出てたんじゃないかなって。あんまり悲壮感っていうのはなかったですね。体調悪そうだったですけどね。逆転負け? そうですね。最後はらしさが出てよかったかもしれないです」
◇第6試合◇
▼30分1本
○鈴木秀樹(14分15秒 片エビ固め)×小幡優作
※ダブルアームスープレックス(試合終了後、鈴木は退場するなか、KAIがやってくる)
KAI「ZERO1ファンの皆様、お久しぶりです。KAIです! 小幡選手! 俺が気になった選手は、あなただったんですよ! 俺ら同級生じゃないですか! 今年の火祭り、優勝しましたよね? そして、きょうから新生ZERO1のスタートですよね? なんで負けてるんですか! 何してんですか! あなたが、ZERO1を引っ張っていかないといけないでしょ! なんですか! どうですかみなさん!? 俺も新しくなったZERO1の闘いに入って、盛り上げていきたいです。近々同級生同士でシングルマッチして、盛り上げましょう。よろしくお願いします!(小幡はKAIの差し出した手に握手で応える)よーし、やるぞー!!」【KAIの話】「(小幡とZERO1でやりたいというのが来場の動機?)やっぱり同級生、すごい活躍してるのも伝わってくるし、刺激になるじゃないですか。気になる。自然と入ってきた選手なので。新しくZERO1も生まれ変わったわけですし、俺もその闘いのなかに加わって盛り上げていきたい。やっぱりまず最初は闘ってさ。同級生とシングルマッチをやりたいなと思います。(ZERO1に上がるのはプラスになる?)俺自身も上がっていきたいのがあるでしょう。(当面は小幡と闘っていく?)それはどうなるか…それは自然の成り行きで、それは神様の自由じゃないですか? だって、シングルマッチやってその後どうなるかなんて、誰もわからないでしょう。わかりますか? わからないですよね?(ZERO1側にシングルを早急に決めてほしい?)握手したから決定じゃないですか? これはKAI個人としての闘いですよ」
【小幡の話】「鈴木秀樹、鈴木秀樹…今日は自分の力、出しきったけど、今日は負け。負けは認めますけど、ナメられたものだ。ナメたままではいさせないから。必ずリベンジするから。あと、KAI。正直何を言ってるかよくわかんなかったですけど、オレとやりたいってことでいいですか? よくわからないですけど、やってやりますよ。オレは負けねえから、絶対に。どんなヤツだろうと絶対に負けねえ。(握手はどういう意味?)来るなら誰でもやってやりますよ。絶対に逃げねえから」
【鈴木の話】「(小幡と闘ってみて?)火祭りを取っただけのことはあるなと思いますね。田中さんとか大谷さんとか佐藤耕平とか強い人たちを倒しての優勝でしたから。思ってたよりも火祭り覇者だなと思いました。あんまり褒めると腹立つけど、お客さんも小幡を後押ししてたし、結果を出し続けた結果なんじゃないですか。(KAIが来てたが?)がんばってくれと。ゴメンねと言っといてください。自由って言わないと自由になれないんだね。(気になる存在ではない?)いや、僕は呼ばれたところで敵を作るだけですから。今日は小幡という敵を用意されたわけで」
◇第7試合◇
▼30分1本
曙 ○将軍岡本(11分30秒 片エビ固め)×ジェームス・ライディーン 岡林裕二
※バックドロップ◇第8試合◇
▼佐藤耕平デビュー15周年記念試合/30分1本
○関本大介(16分1秒 逆エビ固め)×佐藤耕平(試合終了後)
耕平「大介! オマエと何度もやってるけど、俺らが15年前にプロレスラーになって、一番最初に覚えることを…やるなよ! シンプルにいてえよ、バカ! 気使えコノヤロー!(場内は耕平コール)大介、ありがとう!(関本は退場)本日はご来場ありがとうございました。大介と15年前、一緒に練習して、それからお互いの団体で何度も試合して、まさか15周年という節目で、あんなシンプルな技でやられると思わなかった…。俺らが15年前教わったものが、シンプルで悪いけど、フィニッシュでも使えるんだということがあらためてわかりました(場内拍手)。うちのコンセプトである『何度でも立ち上がる』を胸に、また16年目、17年目、ZERO1とともに歴史を作って行きたいと思います。応援よろしくお願いします!(場内は耕平コール)ありがたいんですけど、けっこう(お酒で)出来上がってる方がたくさんいますので、俺も早く分けてほしいので、締めます!ZERO1ともども15周年、20年、25年とまだまだ歩み続けたいと思います。いくぞー! いくぞー! 3、2、1、ゼロワン!」【耕平の話】「(15周年記念試合を終えて)試合前も言ったんですけど、あんま15周年だからって実感はないんですよね(苦笑)。もともと言われるのは好きじゃないタチなんで。いつも通りに闘った感じですかね。ただ、15周年を自分で意識してなくても、周りが意識させるようなことをしてくれたんで。とくに大介の最後、まさかあんなに絞られると思わなかった(苦笑)。しびれが右足にピーンと来ちゃったんですけど、でも本当にプロレスラーになるって言って道場で練習して、一番最初に習うような基本的な技という。何かいろいろ15年間のなかで疎かになっていたものがふと、思い出すような試合になりました。
(ジャーマンを互いに決めたが、決め手とはならなかった)たぶんそこは、お互いわかってるんですよ、もう。それこそ何発も打たなきゃ取れないっていうのは、何回もやってることなんで。たぶんだからだと思うんですよね。僕のなかではあの考え(逆エビ)はなかったので。そういった意味では意外かなと思ったんですけど、15周年を契機にこれからまた進んでいくにあたって、きっかけというか…きっかけなんですかね。まあそんな感じの試合でしたね。
(関本との闘いでは大日本の最侠タッグ準決勝、今回と2連敗に)そうですね。まあ、いつまでも負け続けるわけにもいかないですし、とりあえずタッグでも借りもあるし、シングルでというのもあるから。大日本でもまた当たる機会があるだろうし、ウチでもまた…新しくなって逆に会社が新体制になったってことで、一番いいのは選手それぞれの言い分が会社に通りやすくなったんで。そういう意味では希望を言っていこうかなと思います。
(15年たって、今後に向けては?)いや、変わらないですよ。とりあえずいまいろいろ今回の試合のなかでもKAI選手が来たりとか、新しくなったウチの匂いを嗅ぎつけた選手もいるし。金村さんみたいに去っていく選手もいるし。そのなかでまた新たにジュニアのほうでもいろんな選手が出てきて、もっともっと活性化されると思うし、そのなかで世界ヘビーのチャンピオンとして、チャンピオンらしい試合をして行きたいと思います。とりあえず15周年ということでいろんなお客さんがチケットを買ってきてくれたんですけど、僕の関係はたいていが(酒で)出来上がってまして、悔しいので早く飲みにいきたいと思います」ZERO1後楽園大会は佐藤耕平のデビュー15周年として開催され、メインはデビュー15周年を迎えた耕平が、NWAインターコンチネンタルタッグ王者時代のパートナーであり、若手時代のライバルだった大日本の関本と対戦した。
序盤からロックアップからじっくりとした展開となるが、マッチアップから試合が動き、関本の逆水平に対し耕平はエルボーで打ち返すが、ドロップキックで応戦した関本がボディースラムから腰へのエルボー、シュミット流バックブリーカー、キャメルクラッチと腰攻めを展開して先手を奪う。
劣勢の耕平は串刺しエルボーで関本の動きを止めるとミドルキックを連発、ファルコンアローからパイルドライバーを狙うが、リバースして関本が串刺しラリアットからブレーンバスターでぶっこ抜き、耕平に主導権を渡さない。
関本はアルゼンチンバックブリーカーで担ぐが、スリーパーで脱出した耕平はエルボーを連発、しかし雪崩式狙いを関本が頭突きで落とすとフロッグスプラッシュを投下するが、耕平は剣山で迎撃する。
両者は打撃戦となるが耕平が頭突きを浴びせると、ランニングミドルからパイルドライバーで突き刺し、二段式ジャーマンを決めるが関本はカウント2でクリアし、関本は耕平のキックをラリアットで迎撃してからラリアットを浴びえ、フロッグスプラッシュからぶっこ抜きジャーマンを決めるも、今度は耕平がクリアする。
関本は逆エビ固めで捕らえ、気迫で絞り上げ、耕平は必死で耐えるが無念のギブアップとなり、関本が勝利を収め、耕平は15周年を勝利で飾ることが出来なかった。両者のジャーマン合戦に期待したが、フィニッシュはまさかの逆エビ固めも、関本にかかればフィニッシュ技となってしまう。
耕平は橋本真也のZERO-ONEからスタートしたレスラー、修斗で輝かしい実績を残した耕平はZERO-ONEに入団し、デビューしていきなり第1回「火祭り」にエントリーして準優勝、また橋本と組むこともあるなど、このときは橋本はジャイアント馬場さんがレスリングのオリンピック代表だったジャンボ鶴田を全日本に入団させたように、橋本も鶴田のような大物ルーキーを獲得したなと思わせた。
橋本が亡くなり団体はZERO1-MAXとなったが、なかなか大谷や田中の存在を突き抜けない現状が続いた、下の世代からの突き上げもあった、しかし当の耕平はマイペースというか、田上明のような火山的な存在となってノンビリしていた、しかし世界ヘビー級王座が耕平のカラーに染めきった王座になり、石川修司のツインタワーズでやっと、耕平なりにZERO1のトップレスラーの一角の座を掴んだ。そういった意味では耕平も大器晩成型のレスラーなのかもしれない。ただ大谷も負けても光れるレスラーだが、そういった意味でも今回は耕平には勝って欲しかった。最後にデビュー15周年おめでとうございます。
第6試合では小幡が鈴木と対戦し、ゴング前からドロップキックで奇襲をかけるも、鈴木は腕十字からグラウンドに引きずり込み、スタンディングでもエルボースマッシュで試合の主導権を握る。
小幡はスーパードロルから流れを変え、ジョン・ウーで場外まで鈴木を吹き飛ばしたあとでプランチャを放つが、リングに戻ってから小幡のミサイルキックを受けきった鈴木はスリーパーで捕獲し、ジャーマンパイルドライバーで突き刺す。
鈴木はダブルアームスープレックスを狙うが、小幡がリバースしコーナーへ昇るが、鈴木は雪崩式フロントスープレックスで投げ、小幡も変型みちのくドライバーからダイビングダブルニーを投下するが自爆となってしまう。
ここで勝負と見た鈴木はエルボーからコブラツイストで絞めあげ、ワンハンドバックブリーカーからダブルアームスープレックスで3カウントを奪い完勝、試合後は鈴木が火祭り刀を奪おうとしたが、西永秀一レフェリーに制止され、引き上げていくと、入れ替わるように来場を予告していたWRESTE-1のKAIが登場して小幡との対戦をアピールし、11月19日の新木場大会での一騎打ちが決定となった。第5試合では12月27日、自身の自主興行で引退する金村がFMW時代からの盟友である田中と組んで、大谷&高岩と対戦。試合は場外戦で田中が高岩をテーブルに寝かせると、コーナーの金村がテーブル貫通ダイビングボディープレスを敢行、リングに戻ってもコーナーにイスを固定して高岩を脳天から投げつけるなどハードコア戦法で暴れまわる。
終盤も高岩のパワーボムを金村がリバースすると、田中がスライディングラリアットで強襲してからスーパーフライを投下すると、爆YAMAスペシャルで勝負に出るが、今度は大谷がミサイルキックでカットに入り、蘇生した高岩がデスバレーボムで叩きつける。
高岩は再度デスバレーボムを狙うが、着地した金村が冬木弘道直伝のサムソンクラッチで3カウントを奪い勝利を収め、試合後は最後の参戦となるZERO1マットの思い出を語り、4人でブリフラダンスを踊ってZERO1マットに別れを告げた。またZERO1が来年の元旦興行を皮切りに月に1回後楽園大会を開催することを発表した、後楽園大会も近年は減少していたが、弱気は禁物と感じたのか、まず月1の後楽園大会開催で地固めに出るようだ。
耕平選手15周年おめでとうございます! pic.twitter.com/55gCREyQhT
— 将軍岡本 (@syougnokamoto) 2016年11月6日途中大丈夫かと心配したけど、サムソンクラッチで、金キン高岩さんから初勝利‼
そしてメインの疲れからか、爆睡中な大ちゃん。 #後楽園ホール #金村キンタロー pic.twitter.com/2K9Val65Ij
— 田中将斗(Masato Tanaka) (@masato_dangan) 2016年11月6日長い間運営してきたゼロワンを辞めて
新体制ゼロワン最初の後楽園ホール大会でした。暖かいお客様に見守られ暖かいスタートになりました。
噂のノア内田会長も来場されてました
FOSは無くなるわけではなく攻めます
土俵は違えど新体制もどんどん攻めて下さい! pic.twitter.com/vBJECO9BFg
— FOS@ミャンマーラウェイ (@Lethwei_Japan) 2016年11月6日 -
鼓太郎を降し天下一ジュニアを制した菅原の願いは…天下一ジュニアのリーグ戦化!
9月20日 ZERO1「第13回天下一ジュニアトーナメント」新宿FACE
▼トーナメント1回戦/時間無制限1本
○日高郁人(10分32秒 ショーンキャプチャー)×野村卓也▼トーナメント1回戦/時間無制限1本
○高岩竜一(12分2秒 片エビ固め)×竹田誠志
※デスバレーボム▼トーナメント1回戦/時間無制限1本
○木高イサミ(9分52秒 片エビ固め)×石田慎也
※絶槍▼トーナメント1回戦/時間無制限1本
○菅原拓也(12分10秒 首固め)×ウルティモ・ドラゴン▼トーナメント2回戦/時間無制限1本
○高岩竜一(12分30秒 体固め)×フジタ"Jr"ハヤト
※雪崩式デスバレーボム▼トーナメント2回戦/時間無制限1本
○鈴木鼓太郎(17分11秒 エビ固め)×日高郁人
※三沢魂タイガードライバー9月29日 ZERO1「第13回天下一ジュニアトーナメント」新木場1stRING
<アピール、コメントなどは週プロモバイルより>
◇第1試合◇
▼トーナメント準決勝/時間無制限1本
○菅原拓也(9分15秒 エビ固め)×木高イサミ◇第2試合◇
▼トーナメント準決勝/時間無制限1本
○鈴木鼓太郎(11分15秒 エビ固め)×高岩竜一
※三沢魂タイガードライバー【高岩の話】「今回、最初から「大谷のために闘う」ってずっと言ってて、無心な状態ならよかったんだけど、ちょっと欲が出た。それが敗因。願い事も、大谷のケガが治りますようにって決めてたけど、でも、大谷ならドラゴンボールの力借りなくても戻ってくるだろうし。ま、ここで終わってしまったけど、充実した天下一ジュニアでした。まだまだ一線級でやれるって実感できました」
◇第3試合◇
▼30分1本
○竹田誠志 石田慎也(13分2秒 片エビ固め)×ショーン・ギネス 野村卓矢
※Uクラッシュ◇第4試合◇
▼30分1本
田中将斗 ○小幡優作 ブッファ(12分49秒 片エビ固め)KAMIKAZE ×横山佳和 TARU
※ランニングニー◇第5試合◇
▼30分1本
浜亮太 ○将軍岡本(12分49秒 片エビ固め)佐藤耕平 ×ジェームス・ライディーン
※バックドロップ【浜、岡本の話】
岡本「(浜とのタッグは)通じるものがありましたね」浜「将軍さんが15歳の頃から俺、知ってるからね。もう付き合い18年。そんな即席タッグには負けないよ、そんじょそこらの。絆が違うんだよ」
岡本「このままSMOPとしても、ベルトもあるし突っ走りましょう」
浜「じっさい(NWAインターコンチタッグの)チャンピオンから取ったわけなんだから、将軍が。言う権利はあるでしょ」
岡本「ベルトまっしぐらですよ」
浜「もう上しか狙ってないんだから、俺ら」
岡本「(きょうはツッパリを変形させたチョップなども出したが)やっぱ普通のチョップだけだと通じない相手も上のほうにはいっぱいいるんで、自分なりの変化をつけないと。自分のできる動きのなかで、それにフィットさせていかないとダメなのかなと最近思うんで。ちょっとずつちょっとずつですが、変えていってますよ。(徐々に手応えも?)いや、もちろんありますよ。ただのツッパリに特化させるとまた形も違ってくるんじゃないですか?」
浜「マイク・タイソンより強いよ、一発一発。すごいんだよ、力士のツッパリって。ヘビー級のボクサーより強いんだから」
岡本「普通のツッパリだと押すだけになっちゃう。そこに打撃の重さを加えるためにいろいろ試行錯誤してます」
◇第6試合◇
▼NWAインターナショナルライトタッグ選手権試合/30分1本
[第32代選手権者組]○日高郁人 フジタ"Jr"ハヤト(13分49秒 片エビ固め)[挑戦者組]関根龍一 ×中津良太
※野良犬ハイキック(試合終了後)
日高「オイ関根、中津! 負けたらすぐ帰んのか! 負けたらノコノコ帰っていくのかって言ってんだよ! そんな気持ちなら、最初から挑戦してくんじゃねえ!」関根が襲ってくるも制圧され、その間ハヤトが冷静にマイク。「みなさま本日はご来場ありがとうございます。つぎメイン、天下一ジュニアの決勝があるんで、思いっきり楽しんで帰ってください。ありがとうございました」(関根がハヤトを襲うも、頭突きで一蹴された。)
【日高、ハヤトの話】
日高「新相棒タッグ、10歳以上年上のオレが7・5割くらい出てたんじゃね?」ハヤト「見ている人が「ハヤト、メチャ出てるじゃん」と思ったときは、オレを本気にさせるヤツがいたときってこと。そうじゃないときは鬼より怖い先輩がやってくれるから」
日高「カメラのジャマまでして挑戦表明したくせに、負けたらノコノコ帰るのか? あそこは突っ込んでくるところじゃないのか?」
◇第7試合◇
▼トーナメント決勝/時間無制限1本
○菅原拓也(15分21秒 片エビ固め)×鈴木鼓太郎
※ラリアット(試合終了後、菅原に優勝トロフィーや天下一ベルトが授与され、クリスタルボールを集めた菅原が願い事を言う。)
菅原「俺の、願い事は、都内に庭付きの一戸建てがほしい(場内笑い、シェンロンは降りてこず)あ、ダメ!? じゃあ、太りづらい体がほしい(シェンロンは降りてこない)。それは努力か…。真面目に言う。ZERO1ジュニア、天下一ジュニア、きょうこれだけのお客さん集まってくれたけど、もっともっと日本全国いろんな人に見てもらいたい。だから、来年の天下一はシリーズにして、全国、そしてトーナメントじゃねえ。リーグ戦で、開催してくれ!(天から『必ず叶えてやろう』の声)(記念撮影ののち)
菅原。「きょうは天下一ジュニア、ご観戦本当にありがとうございます。ちょっと、一個だけ言いたいんだけど、オッキー。オマエよ、火祭りの時はよ、優勝賞金、牛肉何キロ、どっかへの航空券とか、いろいろあったけど一つもねえじゃねえか! オイ、来年はな、会社も変わったことだし、ちゃんと頼むぞ。同じこと言うけど、天下一ジュニアご観戦、本当にありがとうございました! 会社も変わるし、俺らジュニアもきょうを境に新しい流れ、新しい風、どんどん吹かせていこうと思います。これからも、ZERO1ジュニア、応援よろしくお願いします。最後締めんだよな。俺、ZERO1上がってたぶん10年ぐらいになるけど、たぶん自分主導で一回もやったことがありません。みなさん、付き合ってもらってもいいですか!?ZERO1ジュニアいくぞー! いくぞー! 3、2、1、ゼロワン!」【菅原の話】「何回目かわかんねえけど、ようやく天下一取った。しんどかったけど、とりあえずきょうだけな。俺のガラにもねえけどよ、協力してくれたいろんな人に感謝だ。きょうで終わりだからな。明日からいままで通りの俺で、ZERO1ジュニア、引っ掻き回していくから。いやあ、一戸建てダメかね? オーナー変わったからよ、騙されて買ってくれるんじゃねえかと思ったけど。リング上でも言ったけど、来年は聞いたところによると春にやるみたいだから。シリーズ組んでよ、トーナメントじゃねえ。総当たりか2ブロックかわかんねえけど、リーグ戦で俺らのZERO1ジュニアの熱い闘いを全国の野郎に見せてやるよ。
(決勝戦の鼓太郎との闘いを振り返って)いままでほとんど触れたことがなかったんだ。まったく想像もつかなかったし。だからこそ変な先入観なくて、きょうの勝利につながったと思う。次やったらわかんねえし、本当ギリギリだったと思う。リング上でも鼓太郎に言ったけど、偉そうに俺の隣に立てとは言わねえけど、一緒に組んでやっていくのもこれからおもしれえんじゃねえかな。
あとごめん、もう一個だけ。オイ大谷、焦んなくていいからよ、ケガ治して万全で俺の目の前に立ってくれよ。万全のオマエをぶっ倒してえからよ。焦んじゃねえぞ。しっかり治して戻ってこい。
(大会前から減量があったが、決勝を上半身裸で闘った気分は?)恥ずかしいな、乳首をさらすのは。でもよ、もう二度と同じ過ち繰り返さねえようにな、気をつけます(と目をひん剥く)」
9月20日に開幕した天下一ジュニア、トーナメント準決勝には頚椎損傷でトーナメント出場を辞退した大谷に代わり出場し竹田、ハヤトを降した高岩、石田を降したイサミ、日高を降した鼓太郎、師匠であるウルティモを降した菅原が進出した。
まず準決勝第1試合では菅原とイサミが対戦しイサミは天下一という言葉を意識してかドラゴンボールの孫悟空のコスチュームで試合に臨んだ、イサミはジャベで先制するが、イサミのカメハメ波狙いを延髄斬りで迎撃した菅原はロープへ走るイサミの尻尾をつかみながら攻撃し、尻尾をつかまれたイサミは本物の孫悟空みたいに脱力してしまう。
イサミはフロントハイキックから雪崩式ブレーンバスターで流れを変えると、菅原も急所蹴りからのジョン・ウーで応戦、エルボーの打ち合いからイサミはカメハメ波を炸裂させると、絶槍から勇脚・斬を狙うが、かわした菅原がラ・マヒストラルから丸め込み合戦となると、菅原がイサミの尻尾をつかみながら丸め込み、脱力してしまったイサミは3カウントとなってしまった。準決勝第2試合ではNOAHマットでも何度も対戦している鼓太郎と高岩が対戦、新宿大会同様大谷のテーマで登場した高岩はパワースラム、逆水平で攻め込んでから逆片エビ固めと先手を奪い、ラリアットの連打、ダイビングエルボーと畳み掛けるが、ブレーンバスター狙いは鼓太郎が着地するとピット、地獄の断頭台と反撃するがファンネルをキャッチした高岩はボディースラムから雪崩式ブレーンバスターと鼓太郎にリードを許さない。
高岩はラリアットを放つが、もう一発は鼓太郎がエルボーで迎撃すると、ファンネルからブルイーディスティニー、そして三沢魂タイガードライバーを狙いは、高岩が切り返して高岩ドリラーで突き刺し、デスバレーボムで勝負に出るが鼓太郎はカウント2でクリアする。
高岩は雪崩式パワーボムを狙うが、鼓太郎はフランケンシュタイナーで切り返すと、エルボーの乱打から三沢魂ローリングエルボー、そして三沢魂タイガードライバーで3カウントを奪い決勝に進出する。メインの決勝戦は菅原がTシャツを脱いで上半身裸で試合に臨み、執拗なヘッドロックで鼓太郎を絞めあげ、鼓太郎は脇腹へのエルボーで流れを変えようとするが、菅原はチンロック、ヘッドシザース、キャメルクラッチ、鼓太郎のお株を奪うランニングエルボーでなど首攻めで試合を有利に進める。
しかし鼓太郎はエルボーで流れを変えると串刺しニーから地獄の断頭台を決め、ファンネル、ピットと攻め込み、菅原が場外に逃れても三沢魂エルボースイシーダで追撃、だが菅原もリングに戻ってから急所蹴り、DDTと譲らず、切り返し合いから延髄斬りを炸裂させる。
菅原は雪崩式ブレーンバスターを狙うと、鼓太郎は不知火で切り返し、菅原も三沢魂タイガードライバー狙いを堪えてからバスソーキック、ラ・マヒストラルで丸めこむも、鼓太郎はエンドレス・ワルツで切り返す。
菅原はラリアットを放つと、両者ダウンからエルボー合戦となり、鼓太郎がエルボーからブルーディスティニー、三沢魂ローリングエルボー、ジャベリン、三沢魂ローリングエルボーと畳み掛けるが、再度の三沢魂タイガードライバー狙いは菅原が堪えて垂直落下式ブレーンバスターで突き刺し、後頭部から正面とラリアットを放ってから十三不塔を決め、最後はラリアットで3カウントを奪い天下一ジュニアを制覇した。試合後は優勝トロフィー、天下一ベルトを授与した菅原はクリスタルボールを集めて願い事を言うと、菅原は次回からの天下一ジュニアはトーナメントではなくリーグ戦にして欲しいと願い、天下一ジュニアを締めくくった。
天下一ジュニアは基本的にトーナメントで開催されたが、第2回と第3回のみはA、Bブロックに分かれてリーグ戦として開催されたこともあった。
ZERO1ジュニアも他団体の選手を入れるとメンバーも充実している、あとは新体制となったZERO1が開催に向けてどう判断するか、また菅原もZERO1所属となってから初めてのビッグタイトル、最後も菅原が「3、2、1、ゼロワン!」で締めくくったのは菅原が改めてZERO1の一員として認められた証なのかもしれない。
菅原の次は狙いは大谷が保持する二冠ジュニア、果たして挑戦はいつの日か・・・
セミは日高、ハヤトがライト級タッグ王座を賭けてBASARAの関根、中津を迎え撃ち、打撃中心の試合展開となったが、最後は中津を捕らえた日高が野良犬ハイキックを連発して3カウントを奪い王座を防衛した。
またヘビー級では第4試合で岡本がライディーンをバックドロップで降し田中、ライディーンの保持するインターコンチネンタルタッグへの挑戦を表明した。岡本は曙とのコンビで挑戦し敗れているが、今度はパートナーを浜に代えて王座奪取を狙う。
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ZERO1新体制発足も、最大の課題は“橋本真也”という存在
<週プロモバイルより>
16日午後1時より、都内・ホテルにてZERO1の新体制発表会見がおこなわれた。まずオッキー沖田リングアナが挨拶。沖田「本日は株式会社ドリームオンステージ設立記者会見にお集まりいただきありがとうございます。私、司会を務めさせていただきます、新たに10月1日よりドリームオンステージにおきまして営業次長をさせていただきますリングアナウンサーのオッキー沖田と申します。ゼロワンを引き続きよろしくお願いします」このあと選手、スタッフが入場、着席。
沖田「あらためまして本日はお忙しい中、お集まりいただきまして、まことにありがとうございます。ただいまよりドリームオンステージ設立記者会見をおこなわさせていただきます。それではまず株式会社ファーストオンステージ代表取締役、中村祥之より皆様へご挨拶申し上げます」
中村「ご覧になられているように現在のファーストオンステージからプロレスリングゼロワンの運営を、来月10月1日より、株式会社ドリームオンステージさんに、営業権の方を移行させていくこととなりました。長い間お世話になってきましたが、10月1日から新体制でプロレスリングゼロワンを運営してまいりますので、今後とも皆様のご支援の方、承りますようよろしくお願いします」
沖田「それでは、株式会社ドリームオンステージ大野佳隆のご挨拶の前に私から簡単な略歴をご紹介させていただきます。大野佳隆、51歳でございます。株式会社ジャパン・フーズ・ビーの代表取締役として、現在、居酒屋チェーン『備長吉兆や』の創業者となります。こちらは東海地区を中心とし、全国20店舗を展開。ゼロワン創始者であります橋本真也の後援会でございます『一華開』を発足。そして幹部として活躍していただいております。このゼロワン15周年を記念いたしまして、株式会社ドリームオンステージ設立となりました」
大野社長「本日はお忙しい中、お集まりいただきましてまことにありがとうございます。ただいまご紹介にあずかりましたドリームオンステージの大野でございます。本日9月16日、プロレスリングゼロワンの運営会社となるドリームオンステージの登記を完了いたしました。今後はこのドリームオンステージ、来月10月1日より、プロレスリングゼロワン、及び一般社団法人あなたのレスラーズに関する業務全般をおこなっていきます。まずはですね、新人事を発表させていただきたいと思います。代表取締役社長兼CEOということで大野佳隆、私がやらさせていただきます。取締役社長として大谷晋二郎、副社長としてKAMIKAZE、専務としまして柚原真紀、営業部統括本部長は笹崎勝巳、営業部次長は沖田佳也。新たに選手会長として田中将斗。10月1日より以上の役員、執行部で業務を運営していきたいというふうに思います。今後のゼロワンの方針、方向性といたしまして、破壊・創造・誕生を元に原点に立ち返り、全選手・スタッフが経営者の立場になり、全員でどのようにしたら今まで以上にお客様に夢と感動を提供できるかを考え、実行していきたいというふうに思っております。現状において営業面、スケジュールの早期発表、そして対戦カードの早期発表など、かなりの改善点が見えてまいりました。まずはこの3点を重点課題として取り組み、当たり前のことを当たり前におこなうことを徹底していきます。今回この話をファーストオンステージの中村社長からいただいたとき、いったんはお断りしました。しかしながら、会社の内容、事情を何度も会って話をいただき、中村社長の思い、熱意を聞き、最終的に引き受ける決心をいたしました。引き受けた以上、すべてのことにおいて、私自身が管理・改善を徹底し、もう一度このプロレスリングゼロワンをワンランク上の団体にしていくために誠心誠意、命がけでがんばってまいります。以上をもちまして私の挨拶とさせていただきます。今後ともファンの皆様、そしてマスコミ関係者の皆様におかれましては、今後とも何卒よろしくお願い致します。ありがとうございました」
大谷「今、大野代表の方からお話がありました通り、我々ゼロワン、新しく再スタートを切らせていただきます。これはボク思います。大野代表はかつて橋本さんとずっと親しくされ、一華開の大村会長、そして橋本真也さん、今回のこのことはこのお2人が我々ゼロワンに与えてくれた最後のチャンスじゃないかと、ボクはそう思います。ゼロワンが今まだある意味、ゼロワンが残らなきゃいけない理由、それを我々は証明して、ゼロワンがあってよかった、プロレス界にゼロワンがあって正解だったね。たくさんの人にそう言ってもらえるようなゼロワンにもっともっとなっていきたいと思います。大野代表とお話をさせていただいた時、ボクに言ってくださいました。私は命を懸けてがんばるよと。だから大谷選手もがんばろうと。そう言って握手をしていただきました。その言葉にボクも命を懸けてやり通したいと思います。全力で命をかけて、このプロレス界で、ゼロワンとして生きていきたいと思います。これからも一生懸命がんばりますのでぜひ皆様、プロレスリングゼロワンを、そしてプロレスを、これからもよろしくお願いします。ありがとうございます」
田中「新体制になるということで選手の間でもどんどんいい意味でいろんな意見の交換をして、それを上の方に伝えて、それがリングのファイトにつながるようがんばっていきたいと思います。よろしくお願いします」
沖田「今回ドリームオンステージ設立とともに株式会社・王道、第64代横綱・曙選手に業務提携をお願い致しました。曙選手よりコメントをちょうだいしていますので発表させていただきたいと思います。『まずは新会社設立おめでとうございます。そしてこのたびは業務提携のご提案ありがとうございます。自分が主催した王道興行、3大会すべてに協力をしていただき恩義を感じています。またドリームオンステーさんが掲げる地方創世、いじめ撲滅など、自分も常に共感するところであり、一緒に協力させていただくこと、今から楽しみです。大野社長、大谷社長、末永いおつきあいよろしくお願いします』。以上、コメントをちょうだいしております」
大野社長「横綱はたびたびこの今までもゼロワンに出ていただいたんですけど、私もいろいろ横綱の試合を見させていただきまして、やはり今このゼロワンには何が何でも横綱を、今後できる限りすべての試合に出ていただいて、業務提携を進めていきたいというふうに思って今回はお願いした所存でございます」
大谷「今回のこの会社を新しくするという、その中の話し合いで、大野代表はもしかしたらプロレスにすごく詳しいというわけではないかもしれないのですが、でもゼロワンの中に横綱・曙選手を呼べないのかい、と。そういう話をボクにいただきました。当然ウチのリングにも定期的に上がってはいただいてましたので、上がっていただくことは可能だと思いますというお話をしたらできれば全部出てほしいんだと熱く横綱・曙選手を求めておられました。それに際し、こちらからお話をさせていただいた所存でございます。ボクも横綱が今まで以上にゼロワンのリングに上がってくれるのであれば、これ以上ないボクも嬉しいできごとでございます。横綱とは組んでも闘ってもボクは熱い試合ができる。いつもそう思ってます。横綱を大歓迎でお迎えしたいと思います。よろしくお願いします」
沖田「ドリームオンステージでは10月以降の各大会の日程を発表させていただいております(別枠)。その中で10月8日(土)、株式会社ドリームオンステージ誕生祭といたしまして、私たちドリームオンステージの本社がございます岐阜県岐阜市におきまして大会をおこないます。初めて使わせていただく会場になりますが、こちらにはボクシング元世界チャンピオンの薬師寺保栄選手にご来場していただくことになりました。コメントをちょうだいしておりますので、代読させていただきます。『こんにちは、ボクシング第23代WBC世界バンタム級王者、薬師寺ボクシングジムの薬師寺保栄です。このたびはドリームオンステージさん設立おめでとうございます。大野CEOと私は旧知の仲で、いつも大変お世話になっております。また大谷さん、いつも子どもたちへの熱いプロレス、感動しております。新生ゼロワン、本当に期待しております。ぜひボクらはボクシングで、皆さんはプロレスですが、同じ格闘技としてこれからも世界に夢を与えていきましょう。プレ旗揚げ、10月8日の岐阜大会には顔を出したいと思います。ありがとうございます。というコメントをちょうだいしております」
大野社長「(今後、新人選手や所属選手が増えることは?)新人の募集っていうのは今かけてまして、特に今、若手で小幡選手が、これから活躍していっていただかないといけないと思うんですが、小幡選手の年代、そしてまた若い年代をこれからも募集をかけて、もっと若い力をゼロワンに入れていきたいと思っております」
中村「補足をさせていただきますと、現在まだ引き継ぎ期間中なんですが、10月よりオーストラリアの選手が1名、あとベラルーシから18歳の練習生が1名、2名とも入団希望という形で、テスト入団という形になります。
(中村さんにお伺いしますが、最初に大野さんにお話を持っていったのはいつぐらいのことなんでしょうか。また、なぜ会社の移行の話を持っていったのか?)最初に大野社長にお話をさせていただいたのは今春になります。ゼロワンの15周年記念パーティーののちですね。自分の中での、15周年を終わった時の自分の次の目標は20年というものであったことは間違いないのですが、自分の中にその体力があるのかないのかという葛藤を日々繰り返しました。その時に昨年、一華開の大村会長が昨年の春にお亡くなりになられまして、ちょうど今年の春に一周忌ということでお伺いした際に、仏壇に手を合わせ、その後、大野社長にお時間をとっていただきまして、ゼロワンを運営していただくことはできないかという
お願いを私の方からさせていただきました。その後、先ほど社長もおっしゃられたように、一度はお断りという形もされたんですけども、創設者・橋本真也というものが岐阜の出身であり、その後援会長、大村会長の元にゼロワンが戻る、里帰りするような感じもしまして、ちょうど私のうしろにおられますけど、新体制の専務になられてます柚原真紀さんが大村会長の長女になります。真紀さんも含めていろいろ皆さんに協力していただき、最終的に大野社長に、よしやるぞってお答えをいただきましたので、本当に心から感謝しかございません。(今後の中村さんとゼロワンの関係というのは?)ゼロワンの運営自体をドリームオンステージのほうに完全移行すると言っても引き継ぎ期間は必要なので、必要とあらばいつでも株式会社ファーストオンステージはもう10月1日以降はボクとかいないんですけど、私でできることは最大限ご協力の方をさせていただきたいと考えております」
大野社長「(ドリームオンステージという会社名の由来は?)夢という言葉が好きなので、夢のステージへ、もう一度がんばるぞという意味を踏まえてドリームオンステージになりました」
大谷「(本社が岐阜になるということで、岐阜のファンの皆さんに一言いただけますか。あと岐阜に思い入れもあれば、お聞かせください)岐阜はやはり大村会長が立ち上げられた一華開というゼロワン後援会がずっとありますので、我々選手にとっても、試合でないときもうかがうことが多々あってですね、その時、いつも一華開の皆さんが集まってくださって、いつも宴会になるんですが、元々は大村会長は橋本真也さんを応援しようということで実は新日本プロレス時代から橋本真也後援会として確かボクの記憶ではあったのではないかと思うのですが、それがゼロワン後援会となり、橋本さんがお亡くなりになられたあと、お話に行ったときに大村会長はボクにこう言ってくださったんですね。橋本の真ちゃんも大谷の晋ちゃんも同じシンちゃんだからな。これからも応援するぞってお酒を飲みながら冗談っぽくそう言っていただいたときに、これ以上ない温かさを感じましたし、我々にキツいアドバイスもよくしていただいたんですね。我々怒られることも多々ありました。そんな中で今こう考えるとボクたちを見捨てず最後にはこのような大きなチャンスまでいただいたと。本当にこれから大きな大きなご恩返しをしなきゃいけないなとボクらは心から思っています。岐阜のお客さんも待ってたゼロワンと、そう思ってもらえるように。そしてゼロワンが岐阜の人たちのホームだと、そう思ってもらえるような空間も作り上げたいなと思います。それと同時に東京もそうです。東京でもいつも我々を応援してくれる、必
ず会場に駆けつけてくださるお客様もたくさんいますから。そういう方たちに岐阜に行ってしまったんだという悲しい思いをさせるつもりはありませんので。みんなにゼロワン生まれ変わった、さらにおもしろくなった、そう思ってもらえるような団体にしていきたいと思います」大野社長「プロレス団体が岐阜に初めて生まれたということを、中部地区のマスコミ関係には大きく訴えているという状況で、一応本社は岐阜っていう形なんですけど、当然東京も支店という形で運営させていただくので、特に業者関係ですとか、そういうことは今まで通り東京の方でやっていくような形になると思います」
大谷「(リング上とういのはどのように変わっていくんですか?)大野社長の方から、お客様、ファンの皆様からのメッセージをすべて読んでいただいて、とにかく対戦カードを出すのが遅い。あとは会場とか、大会日程を決めるのが遅いという、そういうお叱りを受けまして、それをみんなで今から一生懸命前を向いて、早い対戦カード発表、早い大会を発表、先ほど言われたように当たり前のことを当たり前にやる。そこで今まで以上の信頼を得ていこうかなと心から思っています。社長はお会いになるたびにその話をいつも我々にしてくださるので、本当に根本から変えようとしてくださってるなっていうのがすごく伝わるなと。
(世界ヘビー級王者の耕平選手や火祭り覇者の小幡選手が中心になる?)まあそれはでも、試合は生き物ですから、その中でボクだってまだまだプロレスラーの血が流れていますから負けてたまるかっていうのもありますけど、リング上のトップというのはやはり選手のみんなで取るものだと思ってますから。でも耕平なり小幡なり、ああいう人間が新しい顔になっていく。そういうのを望んでいる人も多いのかなっていう気はしますよね。でもまだまだボクも引くつもりはないですから」
ここで突然TARUが乱入。拍手をしながら歩み寄る。
TARU「おめでとう。どないしたんや、大谷。七五三か。いやあこれはこれは、はじめまして。大野さんですか? わたくしブードゥ・マーダーズのTARUと申します。このたびは株式会社ドリームオンステージ設立、おめでとうございます。めでたいなあ。これを機にどうぞブードゥ・マーダーズと仲良くしていただきたいと思います。よろしくお願いしますよ。今日は祝いの席やからあまり血みどろくさいことは言わへんけど、今日はホンマおめでとう」
大谷「何しに来たんだよ。帰れ。言いたいこと言ったんだったら帰れよ」
TARU「フフ。まあまあそんな焦るなよ。これからもよろしゅうたのんますな。まあそういうこっちゃ(と退席)」
大野社長「(ようやく発表になりましたが、心境のほどは?)そうですね。まあ一応10月1日からなんですけど、実際は毎週のようにこちらに来て打ち合わせもしていますので。とにかく改善をして、一日も早く改善をして、ファンの皆様に喜んでいただける団体に今後していきたいなと思っています。
(今後の試合数等は増やしていく?)基本的には早く会場を押さえて。会場を押さえないことにはどういうマッチメークをするかとか、それさえ組めないので。一応今の1・5倍くらいの回数は増やしていきたいなと考えています。お客様に喜んでいただけるように、たくさん来ていただけるような体制を早く作っていきたいというふうに感じています」大谷「興行も当然増やして、今まで以上のお客様を入れるんだというのと同時に、我々ゼロワンが続けていますチャリティーの大会、子どもたちを集めてプロレスを通して何度でも立ち上がる、そういうのを見せるという、こういう活動は大野社長にも認めていただいているので、これからも変わらず全国を回らせていただきます。これはボクの信念でもある継続は力なり、ならぬ継続は信頼を生むと。そういったものを念頭に置いてずっと続けていきたいと思います。そこは代表の理解も得ています。
(最近、新木場や後楽園など東京中心ですが、地方大会も増えていく?)地方も当然増やしていきたいのと同時に、代表の方から言われたのが選手の何周年、周年大会はキッチリやろうと。あと地元に帰って、地元の仲間に今の姿を見てもらう。それも大切なことだというので、ボクだったら来年25周年になりますので、これはもう代表にお願いして久しぶりに25周年、山口に一度帰って、周年大会と、もちろん後楽園でも25周年大会をやりたいと思います。あとほかの選手も周年にかかわる選手がいれば地元、もしくは後楽園でそういうのもやるべきだというのも代表からご意見をいただきました。
(超花火との関係というのは?)そこも今まで通りというか、大仁田さんを求めるお客様もたくさんいますから、そこもしっかり続けていければ。(曙さんに関しては?)スケジュールが合う限り、横綱にも都内、地方も出ていただければ嬉しいというのが我々の気持ちですね。王道さんのスケジュールもありますので、すべてとは言えないですけど」
大野社長「年間スケジュールで取り入れたのは、各選手の凱旋興行というのを年1回必ずやっていくという、そういう方針を固めました。それと一番大きい大会で火祭り、あと天下一ジュニア、タッグリーグの風林火山というのを復活させていきたいなというふうにも考えています。
(毎年時期的にも固定?)そうですね。今考えているのは夏は火祭りで、春に天下一ジュニア、秋に風林火山というのを組んでいけたらいいなというふうに考えてはいます。
(岐阜ではどのくらいのペースで試合を?)年に最低でも2回。今回10月と来年4月にやる予定でいます」
〈会見後の耕平〉
耕平「(新体制の発表会見を終えて)変わらないです。変わらないですけど、なんすかね、運営が変わろうと団体がガラッと変わるわけでもなく。でもその運営会社が、大野社長をはじめ、岐阜の皆様をひっくるめ、そういうチャンスをいただいたのであれば、そういう期待に応えるように団体自体も大きくしなきゃいけないし、団体も活性化させなきゃいけないし。そのためにもベルトを持ってるタイトルホルダーとしては一応がんばらなきゃいけないなと。
(より気も引き締まった?)そうですね。あらためてって感じですかね。今までがんばってなかったつもりじゃないですけど、またさらに気を引き締めて、新たな気持ちでがんばろうかなと思います。
(今後は?)自分の15周年と銘打たれた11月6日の後楽園があるので、それに関して言わせてもらうと、いまいろんなところとかいろんな選手と交渉してて、懐かしいカードだったりっていうのもいろいろ考えてるんですけど、ただまあ日曜日っていうこともあって、いろんな団体がいろんなところで試合をしているからなかなか交渉もスムーズにはいってないんですけど、まあちょっとしたこう「おっ!」ってなるような、いつものゼロワンらしく、それでいて、なおかつ昔のゼロワン、橋本さんがいた頃のゼロワンでもあるような、そういうカードも考えているので。
(ドリームオンステージ体制としてはこれが最初の後楽園でもある)岐阜がプレ旗揚げ戦みたいな感じで言ってたので、11月6日からたぶん新生のドリームオンステージとしてのゼロワンのスタートだと思うので、そこに恥じないように。恥じないようなカードも考えつつ、チャンピオンらしい試合をしたいなと思います」〈会見後の小幡優作〉
小幡「新体制となりますけど、リング上も自分が中心となって変えていけたらなと。火祭りを取って気持ちも多少は変わってきてますので、この団体の中心にならないとなって思ってます。
(選手会副会長ということですが)そういう役員的なものは全然今までやったことなかったので、どんな感じか分からないですが、選手会長の田中さんのサポートをしてけたらと思いますけど。リング上をよりよくしていけたら。(地元凱旋もしていくという話でしたが、小幡さんは富山出身ですよね)自分はそんなに凱旋興行だとか、特にやったことがないので。富山で試合はしたことありますけど。火祭り覇者として凱旋? そうですね。それは楽しみではありますね。
(今後の目指すものというのはやはり耕平さんの持つ世界ヘビーになってくると思うが)火祭り取って一発目、耕平さんと世界ヘビーをやって取れなくて、すぐに挑戦とかいうふうにはならないかもしれないですけど、やっぱ一つ一つの試合で結果を残していって、またあのベルトに挑戦して、次こそは取りたいですね」
〈会見乱入後のTARU〉
TARU「(今日はどのようなご用件で?)ご用件も何もゼロワンが会社を売ったみたいなこと聞いたから来たんやけど、オレ前に中村に言うてんけどな。ワシが買うたるって。なんぼで買うたの?(ちょっと詳しいところまでは聞いてないんですが…)まあ勝手なことしてもうたけどな。まあでもよかったんちゃうの、ゼロワンも。プロレス界はどこも大変みたいやからな。拾う神が現れてよかったとは思ってます。大野はんでした? 大野社長さん? なかなか恰幅のある方で。今日初めてお目にかかりましたけど。まあ今日のところはオレも大人やし、こんないいホテルで会見をさせてもらっている以上、邪魔はしたくない。ただ大野さんにはよう見てもらいたい。大谷晋二郎を応援するより、ブードゥ・マーダーズTARUを応援した方が利になるんちゃうかな。その辺も含めてのご挨拶に今日は伺ったまでや。(TARUさんとしては今後もゼロワンとは変わらずに?)ゼロワンというかどこの団体でもそうやねんけど、ちょっとオイシイにおいがしたらかぎ分けて営業させてもらいますけど。まあ今んところアレやな、ここが一番オイシイ、金のなる木がぎょうさん埋まってるからな。だってそうやろ。こんな急にポンとゼロワンを買いはる人が現れんねんから。そりゃもうこのあとザックザク出てくるんちゃう?まあ根こそぎこっちのもんにさせてもらってな。オレもこの間、20周年を迎えたからな。これから先はいろんなこと考えて動いてかなきゃアカンなと思って。今日は挨拶にこさせていただきました。まあ、そういうこっちゃ」
運営会社の概要
社名:株式会社ドリームオンステージ
代表者名:代表取締役社長兼CEO・大野佳隆
住所:(本社)岐阜県岐阜市北島7・12・5
(東京支社)東京都港区海岸1・14・24SUZUZE第3倉庫2F設立:平成28年10月1日
事業内容:プロレスリング興行、他
取締役社長 大谷晋二郎
副社長 KAMIKAZE
専務 柚原真紀
営業統括本部長・レフェリー 笹崎勝巳
営業部次長・リングアナウンサー 沖田佳也【プロレスリングZERO1所属選手】
大谷晋二郎
田中将斗(選手会長)
KAMIKAZE
日高郁人
佐藤耕平
菅原拓也
小幡優作(選手会副会長)
横山佳和
ジェームス・ライディーン
ブッファ
ショーン・ギネス※磐城利樹に関しては現在、家族の療養看護のため実家に帰省中であり、試合のたびに上京している状況。そのため話し合いの場が設けられておらず、現在はファーストオンステージ預かりとなっているとのこと。今後、タイミングを見て新会社ドリームオンステージとの話し合いの場が設けられる模様だ。
ZERO1が会見を開き、週刊プロレスが報じたとおり、ZERO1の運営はは中村祥之氏のFOSから新会社であるドリームステージへ移行、東京の事務所は支社として残るも、新オーナーとなった大野氏や故・橋本真也の地元である岐阜に本社を置くことになった。
所属選手に関しては、これまでフリーとして参戦していた菅原が正式に所属となり、同じくフリーとして参戦していたTARUもブードゥー・マーダーズとして今後も継続参戦、曙の『王道』とも業務提携を結ぶことになった。
体制に関しては大谷体制は継続、中村氏のFOSとは引継ぎや磐城の去就問題も含めて関係は継続し外部から協力していくという。
会見で思ったことは今回の新体制のきっかけになったのも橋本真也の存在、中村氏や大谷、そして新オーナーとなった大野氏も橋本に対する気持ちが強さをアピールしてきたが、大谷が今まであまり触れなかった橋本の存在を担ぎ出したのは複雑な感じがする。
ZERO1も大野氏によって様々なテコ入れを受けるのだろうが、どこまで巻き返しが出来るのか、また橋本真也という存在とどこまで向き合えるのか、新体制となったZERO1の最大の課題なのかもしれない。
【ニュース】新会社ドリームオンステージ設立、10月1日より営業権移行/大谷晋二郎「我々ゼロワンに与えてくれた最後のチャンス」/王道と業務提携、TARU乱入…ZERO1新体制発表会見 https://t.co/rDtxt2NbBC pic.twitter.com/xuDB09Ou5A
— 週プロmobile (@shupromobile) 2016年9月16日10/1よりFOSからドリームオンステージへゼロワンの営業権を移行。本社は岐阜県へ。 pic.twitter.com/lqJsbIS6Gh
— プロレスリングZERO1(ゼロワン) (@Zero1_Fos) 2016年9月16日■ブログ更新 新体制に^ - ^なりますZERO1です。 https://t.co/qfoTd5xfny
— マッキー ㈲エル・ワーク 柚原真紀 (@meccha_maky) 2016年9月16日記者会見終了。ゼロワンの新運営会社の名前は
ドリームオンステージ。 pic.twitter.com/1IywbA2Ujz
— 中村@10.27ラウェイGP後楽園ホール (@Nakamura_zero1) 2016年9月16日 -
中村祥之氏・FOSが事実上の撤退、ZERO1が新体制へ…
9月14日発売の週刊プロレスにてZERO1が中村祥之氏のファースト・オン・ステージから別法人会社へ移行したことを報じた。新オーナーは株式会社ジャパン・フーズ・ビー代表取締役の大野佳隆氏で橋本真也の生前からZERO1をバックアップしてきた人物、これまでZERO1を支えてきた中村氏は事実上の撤退となる。
ZERO1の新体制に関しては中村氏が7月「超花火」大阪大会に来場した際にツイッター上で「次のステップへ向かうために7/31火祭り決勝戦がFOS主催最後の後楽園ホール大会になるかも知れません。」で予告していたことから中村氏のFOSとZERO1の間で何かが起きていると思っていた。
中村氏も最近はミャンマーなどアジアを中心に興行を展開し、谷川貞治氏の「巌流島」に協力するなどZERO1からは引いた立場を取っていた。中村氏のコラムを連載していた週プロでは橋本大地のZERO1退団が原因かとも書かれていたが、それだけではないと思う、中村氏がツイッター上で大仁田厚側を非難し、また天下一ジュニア開催をめぐって意見の相違(中村氏は反対の立場を取っていた)、そしてZERO1の在り方に苦言を呈するなど、ここ数年は中村氏とZERO1側でズレが生じていた。中村氏がZERO1との距離が出来た原因とすれば橋本大地のZERO1退団にあるのかもしれない、中村氏もZERO1や大地に対する想いがあるのはわかるが、ZERO1や大地にしろ自分らの想いもあり考えもある、それを考えると中村氏とZERO1が別れるのは必然的でもあり、形とすればZERO1の親会社が代わる形となるが、中村氏からの独立でもある
ただ救いなのは円満に別れたこと、双方も言いたいことはあるだろうが、いらぬ混乱を避けるために円満という形となった、また年内は新会社への引継ぎや、中村氏の興行にZERO1も選手を派遣するなどして協力することから関係が変わるだけで決別でもない。
新体制となるZERO1がどうなっていくのか、今週中に会見を開くことから具体的なことはわからない、中村氏は橋本真也体制からZERO1を支えてきたという事実はしっかり残っている、中村氏にはご苦労さまとエールを贈りたい。
10月からゼロワンは新体制というより新会社での運営になります。
FOSは今後全くの無関係になるわけではなく年内は新会社への引き継ぎ期間
1人FOSになるのは怖いですが、何事も1人で踏み出す勇気を持たないと。
そう言い聞かせてます。 pic.twitter.com/YdMIsdyowP
— 中村@10.27ラウェイGP後楽園ホール (@Nakamura_zero1) 2016年9月14日 -
王者・耕平が火祭り覇者の小幡を破り世界王座を防衛!天下一ジュニアに大谷、鼓太郎が参戦!
8月18日 ZERO1「ZERO1 夏休みスペシャル」東京・新木場1stRING
<アピール、コメントなどは週プロモバイルより>
◇第1試合◇
▼30分1本
○保坂秀樹(9分2秒 逆片エビ固め)×磐城利樹◇第2試合◇
▼ダブルデートタッグマッチ/30分1本
TARU ○ジュンコ(8分2秒 体固め)×横山佳和 キョウコ
※ダイビングギロチンドロップ◇第3試合◇
▼30分1本
○KAMIKAZE(9分29秒 逆さ押さえ込み)×ブッファ◇第4試合◇
▼30分1本
大谷晋二郎 ○菅原拓也 鈴木鼓太郎(10分41秒 エビ固め)日高郁人 高岩竜一 ×ショーン・ギネス
※十三不塔(試合後、笹崎副社長がリングに上がる。)
笹崎副社長「まずは鈴木鼓太郎選手、天下一ジュニアよろしくお願いいたします(と、あらためて鼓太郎にクリスタルボールを渡す)。それからもう一人、きょうこのなかから天下一にエントリーする選手を決めたいと思って試合を見てました。その選手を決めました。大谷選手!先日の火祭り、お疲れ様です。準優勝…優勝できなかったんで悔しい思いもあるでしょうけど、なんといっても大谷選手は現在のZERO1ジュニアのシングル2冠王。そのチャンピオンとして、天下一ジュニアよろしくお願いします。(菅原には)来月やるのは天下一ジュニアトーナメントです。菅原選手、ヘビー級でしょ?」。菅原「違うよ!」
笹崎副社長「ちゃんと体重落として、ジュニアの体重になってからエントリーを申し出てください(日高にも)前回の優勝者だって、無条件で出れるほど天下一は甘くないんですよ」
日高「ずいぶん厳しいな!」
笹崎副社長「きょうで5選手が決まりました。残りは5枠です。いまのところZERO1ジュニアで決まってるのは大谷選手だけですよ。あと5枠、そこに入れるかどうかは、お2人のこれからの努力次第です。とくに菅原選手、ちゃんと体重を落として、ジュニアになってからエントリーしてください。日高選手、コンディション(作り)とか減量とか得意でしょ? 教えてやってくださいよ、菅原選手に。一緒にトレーニングとかして、ちゃんとジュニアの体重に落としてから2人立候補してください。残り5選手は決まり次第発表します」
【日高、菅原の話】
日高「なんでオレが菅原のダイエットを手伝わなきゃならねえんだよ! おい、いるじゃねえか、そこに、ヘビー級」菅原「うるせえ、お前のアドバイスなんか聞くか」
日高「お前がこんな腹してるからオレまで巻き込まれるんだよ。撮ってやってよ、この腹。この腹だぜ。完全にヘビー級だよ」
菅原「オレはしょうがねえとして、じゃあなんでお前は選ばれねえんだよ」
日高「お前のせいだよ」
菅原「オレのせい?」
日高「お前のせいだよ」
菅原「なんで?」
日高「もらい事故みてえなもんだよ、今日の顔面ウォッシュみたいによ。走ってこいよ!」
菅原「言われなくても行くわ!」
日高「体重落としてこい、オラッ!」
【大谷の話】「このクリスタルボール、自分の手にきたってことは出場が決まったわけでしょ。ぶっちゃけ今日の試合でどうしてオレが選ばれたのかわからないけど、いろんなものを加味して考えたらオレが出なきゃ始まらないと思ってますから。確かに今日の試合で選ばれたことはちょっとオレも不思議に思ったけども、でも、大谷晋二郎が出なきゃ今年の天下一は始まらないと思ってましたから。出場決定ということで。あと出せ出せとガタガタ言ってるヤツもいたけど、どんな手を使ってもいいから、このボールを手に入れてみろよ。それぞれアピールの仕方はあると思いますけどね。だってオレ今日闘って高岩だって間違いなく狙っているはずだし、ショーンだって狙ってるだろうし。ただアイツらは、日高、菅原みたいにピーピーピーピー言うんじゃなくて、実力で示そうと思ってるんじゃないかな。ただ自分はもう出場が決まりましたので。今年の天下一は大谷晋二郎の天下一にしたいと思います。あと出場が誰になろうと、組み合わせがどうなろうと誰が相手だろうと最後に天下一を制するのは大谷晋二郎です」
◇第5試合◇
▼インターコンチネンタルタッグ選手権試合/30分1本
[第32代王者組]田中将斗 ○ジェームス・ライディーン(17分49秒 エビ固め)[挑戦者組]曙 ×将軍岡本
※ジュラシックボム
☆田中&ライディーン組が初防衛に成功。【田中、ライディーンの話】
田中「曙&将軍岡本っていうのはもう実力っていうのはわかってるし、本当、この間、ライディーンが将軍岡本に取られてるし、火祭り中でもボクも岡本に取られたしね。個々の実力としても向こうすごいあるっていうのは分かってるし。新生SMOP? それを発足した中で、話題通りにベルトをと取られたらね、やっぱオレらが築き上げてきたものっていうのはそこで崩れてしまうわけやから。やっぱりその新しい話題にもっていかれるわけにはいかないんで。やっぱこう、ウチにしかないド迫力な肉弾戦っていうのが、そういうのもあったし、その中に入って自分は小さいけども、それなりにいろんなものに対処できるものは持ってるんで。もちろん最初から負ける気持ちっていうのもなかったし。今日は本当にライディーンがキッチリと将軍から3つ、完璧な形で取れたんで。まあ火祭り終わって、このタッグ防衛したんでね。あとは船木戦が消えたんで、そこにどう切り替えていかなきゃいけないかなっていうのもあるんで。それだけに目を向けていたらいろんなものっていうのは見えてこなくなっちゃうんで。二兎追う者は一兎も得ずじゃないけど、ボクは二兎追っても二兎を捕らえるだけのものはあると思うんで。このベルトもそうやし、船木戦が消えた中でそのベルトも狙うし、また世界ヘビーのベルトっていうのもまたそしたら視野に入って来るんで。3つ追う者は3つ取れる者。それはオレやから」ライディーン「今日はとてもハードな試合だった。曙さん、ショーグン、そして田中さんもありがとう。これからもオレらマッスルチームがベルトを防衛し続ける。自信があるヤツらはいつでも挑戦してこい!」
田中「トレーニングが好きでやっぱりそれがお互いのモチベーションにつながってるし、オレら以上の肉体を持ったり、練習が好きだっていうヤツがいればね、そいつらが来ればいいし。生半可な気持ちでプロレスをやってるヤツらにはオレらはベルトは絶対に取られへんから」
【曙、岡本の話】
曙「お疲れさん」岡本「すいませんでした」
曙「いやいや謝ることない」
岡本「あそこで決めていれば…」
曙「今日初めて組んだし、まあタッグで組んだし、相手もチャンピオンだし、そんなに甘いものじゃないし。またがんばろう。
(岡本選手の奮闘ぶりは?)だいぶ成長しましたし、これからも一緒に組んでいっぱい経験していって。たぶん浜と同様に、このチームはなかなか100%の力を出せばなかなか負けるチームではないので。今日はまだ第一歩、二歩として。そういうことです」岡本「チャンピオンチームだけあって2人の連係にやられたって感じですね。まだまだ初めてのSMOP入りだったんで、まだまだですね。それにしてもやっぱ挑戦者的に安定してなかったのもひとつあると思います。はぐれ軍団から脱退するとかって、なんのこっちゃわからないから軍団員の人に連絡を取っても全然連絡がつかないし、集中しきれてなかったのかなっていうのはありますよね。もうこれで連絡が取れなかったら8月26日のファイヤープロレスのリングの上まで顔を合わせないってことだから。その試合もあるかどうかも不安になってきました。ただ試合があると信じていきますけど、ちょっと精神的にもいっぱいいっぱいだった…。心情がもつれてるもつれてる…(つぶやきながら退席)」
◇第6試合◇
▼世界ヘビー級選手権試合/30分1本
[第20代王者]○佐藤耕平(18分20秒 片エビ固め)[挑戦者]×小幡優作
※ランニング・エルボーバット
☆耕平が初防衛に成功。(試合終了後)
耕平「おい小幡、火祭り優勝したのはダテじゃねえな。こんなに強くなってると思わなかったよ。だけどな、まだ借りが2つあるから、またやろう。本日はご来場ありがとうございました。火祭りで小幡に、いくつか貸しを作ったのを、とりあえずきょう返すことができました。だけどアイツはたぶんこれでまた火がついて、火祭りのチャンピオンらしい熱い闘いをしていくと思うので、ZERO1ともども応援よろしくお願いします。来月は天下一ジュニア、そしてアイツ(沖田リングアナ)が勝手に決めたことなんですけど、11月6日に自分の15周年ということで。天下一も当然熱い試合が続くと思います。そして11月6日、自分の15周年に関しては自分がこの15年間で闘った選手、関わった選手、いろんな選手にいま交渉してます。いつものZERO1を見てる方も、昔から見てた方も、そして最近興味を覚えたという方も、絶対損をさせない大会になると思うので、ぜひ会場に足を運んでください。よろしくお願いします!3、2、1、ゼロワン!」【耕平の話】「(試合を終えて)リング上で言ったことがすべてです。やっぱり小幡の性格上、なかなか感情というか、口に出すことは少ないですけど、やっぱ火祭りに、あのキツイリーグ戦に優勝するだけあって、キツかったですね。でもやっていくうちに、やっぱり後輩が強くなって向かってくるって楽しいですね。
(いつになく厳しい攻撃も見られたが)だからこそですよ。ちょっと前の小幡だったら別にあそこまでいかない。アイツ、火祭りの時にもクルッといかれたり、自分なりに考えてアイツの引き出しというか、広がっていると思うんで。ヘタに気を抜くとやられちゃうんで、そこはもう。ましてや自分で一度返上したベルトを取り戻すっていう自分なりにプレッシャーをかけていたところもあったんで、そういう意味であそこまでやらなきゃ勝てないのかなと。
(久しぶりにベルトを巻いたわけですが)一度自分でベルトを返上したつもりではいたんですけど、あらためて戻ってきたんで、また火祭り刀とは違った価値を高めなきゃいけないかなと思います。
(今後、チャンピオンとしてゼロワンを引っ張っていく?)まあでも小幡が言うように、オレはもう何年も前からそういういろんなことを周りからとか会社でもね、そういのを言われながら、腰を上げるのが重かったのかわからないですけど、まあその間に小幡とかああやって自分で意識してやってくれる選手が出たんでね。一端を担ってくれると思うんで。
(これからは小幡選手を含めてどんどんゼロワンを盛り上げていく?)小幡みたいな寡黙なヤツがリング上でああやって感情だとか気持ちを露わにしていくと、きっとほかの若いヤツらにはオレたちがハッパかけるのとはまた違った意味で火がつくと思うんで。それがうちに上がっているフリーの選手であれ、他団体の選手であれ、ヘビーだろうがジュニアだろうが、そういうところに火がつくともっとおもしろくなるのかなと思います」メインは火祭りを制した小幡と前王者の耕平の間で世界ヘビー級王座決定戦が行われた、7月14日新木場大会で行われた火祭り公式戦で小幡に敗れた耕平は王座返上を示唆したが、結局認められず王者として小幡を迎え撃つことになっ。
序盤は小幡が膝へのドロップキックで先手を奪い、足四の字固めなどで足攻めを展開するが、耕平はエルボーの乱打で流れを変え、膝蹴りやサッカーボールキック、小幡は執拗に足攻めを狙うが耕平はサイドスープレックス、ボディースラムからエルボーバットを炸裂させると、小幡は崩れ落ちるようにダウンする。
起き上がった小幡はドロップキックを放ち、串刺しダブルニー、串刺し低空ドロップキック、コーナー二段目からのダブルニーと畳み掛けるが、耕平はエルボー、キック、ファルコンアローと反撃し二段式ジャーマンを狙うが、耐えた小幡は耕平の顔面にニーを浴びせるも、耕平はジャーマンで投げ、起き上がった小幡も耕平の背中にダブルニーアタックで返して両者ダウンとなる。
小幡は延髄斬り、変形みちのくドライバー、ダブルニーアタックと追い詰めるが、耕平は小幡のストマックにエルボーで動きを止めると、雪崩式ファルコンアローからランニングニーを投下しパイルドライバーを狙うが、小幡はアックスギロチンドライバーで返す。
しかし耕平が膝蹴りを浴びせ、パイルドライバーで突き刺し、ジャーマンスープレックスホールドで投げるも小幡はカウント2でクリアする、だが耕平はランニングエルボーを浴びせ3カウントを奪い王座を防衛した。今年の火祭りを制した小幡が、火祭りの優勝どころか王座返上まで追い詰められていた耕平の挑んでいったが、結果的には小幡の敗戦となったものの、耕平にしてみれば小幡がトップに並び立つ位置にまで来たことのほうが一番の収穫だったのかもしれない。
セミでは田中&ライディーンの保持するインターコンチネンタルタッグ王座に曙、そして“はぐれ”IGFからSMOP入りを果たした岡本が挑戦、序盤は曙組が突っ張りを駆使してライディーンを捕らえにかかるも、場外戦で田中がイス攻撃から岡本を捕らえにかかり、ライディーンと共に集中攻撃を浴びせる。
岡本はやっと曙に交代し、曙は田中にエルボードロップやぶちかまし、ライディーンにはノド輪落としを繰り出して盛り返し、岡本もライディーンにボディープレスからベシャワールで続くが勝負を狙ったバックドロップはライディーンが阻止する。
ここから王者組が猛ラッシュをかけ、田中のスーパーフライからライディーンがチョークスラムで続こうとするが曙が間一髪カット、しかし岡本のとのラリアット合戦を制したライディーンがジュラシックボムで3カウントを奪い王座を防衛した。
第4試合では当初大谷、菅原、XとされていたがX枠にはフリーの鼓太郎が登場、クリスタルボールが手渡されて鼓太郎の「天下一ジュニア」の出場が決定、出場が決定していなかった大谷の出場も正式に決定した。出場枠はあと5枠、ウエートが上がりジュニアではなくなった菅原の減量は間に合うのだろうか… -
大谷が旧敵・高岩を降し二冠ジュニアを防衛!田中&ライディーンの新タッグがタッグ王座を奪取!5月6日 ZERO1「ZERO1ファン感謝祭!こどもの日スペシャル・熊本地震復興支援大会」 後楽園ホール
<アピール、コメントなどは週プロモバイルより>
◇第1試合◇
▼磐城利樹デビュー1周年記念試合/30分1本
○鈴木秀樹(7分40秒 足首固め)×磐城利樹
◇第2試合◇
▼舎利、焼きそば頭をかけたスペシャルマッチ/30分1本
○横山佳和(6分12秒 横入り式エビ固め)×TARU
◇第3試合◇
▼拳剛復帰戦 6WAYマッチ/30分
○日高郁人(8分20秒 首固め)×ブッファ
※あと4人はショーン・ギネス、拳剛、伊藤崇文、菅原拓也
◇第4試合◇
▼火祭り出場決定戦/30分1本
○KAMIKAZE(17分21秒 魂の逆さ押さえ込み)×小幡優作
(試合終了後、小幡はなおもKAMIKAZEにつかみ掛かるが、レフェリーに止められた)
KAMIKAZE「火祭り一番乗り。残念だったな小幡。ネパールのチャンピオンなめるんじゃねえよ」
【KAMIKAZEの話】「一番乗りだ。一番乗り。小幡がどれだけ強く見えても、オレが一番乗り。オレ、昨日まで連戦だったんだぞ。アイツも練習はしてても、試合はしてねえだろ。オレは今年で45だぞ。45で連戦やって、それで今日後楽園に出てるヤツに負けてたらしょうがねえだろ。まあ、一番乗りだし、今年はもう優勝するか。一番(乗りで出場権を)取ったから、そのまま一番取ってやるよ」
【小幡の話】「この間の靖国の試合もそうだけど、今日も詰めを、勝てるところだった。勝てるところだったけど、最後の最後にやられた。これが自分の甘いところかもしれないですが、火祭り、今日、出場決めることはできなかったけど、必ず近いうちに火祭り決めて、出るだけじゃない、今年こそは、去年も言ったかもしれないけど、今年こそは必ず頂点を取る」
◇第5試合◇
▼NWA・UNヘビー級選手権試合/30分1本
[第26代王者]○将火怒(14分24秒 エビ固め))[挑戦者]×将軍岡本
※首塚
☆将火怒が3度目の防衛に成功
(試合終了後)
将火怒「待たせたな! 将火怒だ。ひとつ、言わせてくれ。将軍、将軍、熊本地震で大変なときによ、後楽園に来てくれて、本当にありがとよ。おめえとはホントにいろいろやってきたよ。でもよ、このオレと組んで闘わないか?」
(握手は将軍が拒否。)
将火怒「2人で組んで、震災復興によ、2人でできることあるんじゃねえのか? オレと組んで、熊本のために一緒に組んでやっていこうぜ。ぜってえオマエはこっち側だよ。オレらの方だよ。組もうぜ」
(将軍が握手に応じる。)
将軍「オレはそっち側の人間じゃねえけど、熊本震災の復興のためならなんでもしてやるよ」
(将軍は退場。)
将火怒「アイツがどんな気持ちでオレと組もうと、オレら2人頑張っていくから、応援よろしく!」
【将火怒、岡本の話】
将火怒「将軍とは本当いろいろあったけど、もういいだろ。今日のタイトルマッチで一区切りにして。アイツとオレが組んで…(ここで将軍が来る)」
将火怒「おい、組んでくれるだろ? いっしょに盛り上げていこうぜ」
岡本「オマエとはやるよ。オマエの軍団とはやらないから」
将火怒「まあ、いいよ。オマエが組んでくれるなら」
岡本「震災復興の目標がオマエらがやめるとなったら、すぐ抜けてやるからな」
将火怒「オレは言った以上はちゃんとやる。熊本のためにいっしょにやっていこうぜ(と言って握手を交わし、将軍は引き揚げる)。組むきっかけはいろいろとあるかもしれない。アイツには熊本のため、復興のため、いろんな思いがあるだろう。オレもアイツと組んで熊本復興のためでもいいよ。でもよ、オレには野望があるから。その野望のためになんでもやってやる。アイツと組んで、このベルトを使ってやりたいことをやっていくから。よく見ておけよ」
◇第6試合◇
▼NWA世界ジュニア&インターナショナルジュニア選手権試合/30分1本
[第18代&第118代王者]○大谷晋二郎(14分47秒 ドラゴン・スープレックス・ホールド)[挑戦者]×高岩竜一
☆大谷が初防衛に成功
(試合終了後、高岩が引き揚げるとリングに日高が登場。)
日高「大谷晋二郎、防衛おめでとうございます。(またオマエか?のヤジに)またオレだよ。ちょっと時間をもらうよ。おいアンタがジュニアに来て数カ月、そろそろ決着つけようぜ。でもな、その舞台は天下一ジュニアの決勝戦だよ。(ブーというヤジに)ブーってオマエ見たくねえのか? 大谷晋二郎が天下一ジュニアに出るの見たくねえのか。見たいんだよな。じゃあブーはおかしいだろ。オレがいらない? オマエみんなの意見なんか聞いてられねえんだよ。じゃあまあここで出る気があるのかどうか、答えを聞かせてくれ」
大谷「(日高の問いかけを無視して)高岩ありがとう! それと日高郁人が出てきたからてっきり挑戦表明かと思ったらこの2本のベルトいらないの? ちょっと、そのベルトに挑戦させろ!じゃないの? 自分の予想外れたよ」
日高「違う違う。じゃあさ、オレがオマエを倒して天下一ジュニアを制したら、そのベルトへの挑戦権をお願いしたいと思います」
大谷「このベルトを取るチャンスをみすみす遠ざけてどうするんだよ。わかった、でもハッキリ、毎回のごとく、何が言いたいのかわからねえけど、でも、天下一ジュニアってジュニアの強豪が集まるんだろ? チャンピオンが出ないでどうするんだよ。ボクが求められてみんなが求めた場所ならば天下一ジュニア、チャンピオンとして出てやるよ」
日高「いいよ。だからオマエもオレの上げ足を取ったりしねえでさ、あとはリングの上で決着つけようぜ」
【高岩の話】「(大谷とジュニアのタイトルを懸けて闘ったが)ボクは今回の試合には、ある意味、このプロレス界の背水の陣で臨みましたね。ボクらずっとずっと昔から、昔取った杵柄でいろんなところに呼んでもらったりしますけど、それで実際二十歳や20代のそのへんのトップ選手とやって、いろいろね、スピードとか技のキレとか、ついていけんのかって話で。そこを今日、お互い同じ歳だし、無効も思いがあると思うんで、ボクはそういう気持ちで臨みましたよ。まあ、昔を見てる人はどう思うかわからないけど、ボクは絶対、決して、あのときより衰えてない。うん。顔とかね、いろいろフケたけど。まだ全然、若いヤツラの壁となりライバルとなってやっていけると、今日である意味、チャンピオンベルトよりも素晴らしいものを手に入れることができました。確認というか。(大谷はどうだった?)やっぱり体重落としたとはいえ、ずっとヘビー級でやってたので技の一発一発が重くて、パワーボム自体思いんで、そのへんでスタミナ消耗しましたけど、やっぱりレスリングはうまいなと思いました。(大谷は16年前のスーパージュニア決勝のリベンジだと言っていたが)スーパージュニアね。つったって、オレ昔のヤングライオンのとき数えたんですよ。大谷とやって49連敗ぐらいしてますから、デビューから(苦笑)。その(スーパージュニアの)1勝がなんだって話なんですけど。まあおいしいとこ取ったのはボクですけど。でもボクは大谷の背中というか、アイツとともにというか、どっか頭の片隅にいるんでね。離れても。見習うところが多いし、アイツは。(今後については?)まあ、今日ででも闘って、ヤングライオンのときはガッチリいましたよ、シングルマッチって。たぶんジュニアになってからね、シングルマッチそんなにないんですよ。ボクら組んでたんで。ライガー、サムライ、カシンとかあのへんとやってたんで、あんまりシングルってやったことないですね、そんなに。だから全然いつでもシングル、大谷、ずっとチャンピオンでいろよって。日高とかなんか来てたけど。次はオレがリベンジしますよ」
【大谷の話】「ボクの思ったとおり、オレのことを知り尽くした最強のチャレンジャーでした。逆に言えばオレもアイツのことを一番知ってるかもしれないけど、勝ててよかったと心底思います。オレにとってはただ一人、同じ日、同じ時間にプロレス界に入門したのは、あの男だけだ。ただ、一つ言っておくなら、オレは合宿所に入る集合時間の1時間前に行ってたから、オレの方が1時間先輩だ。でも、オレにとっては特別なものがある男です。アイツの攻撃一つひとつがオレのカラダに染み込む。染みるプロレスができたと思います。その結果、このベルトがここにあるのを嬉しく思います。(試合後、天下一ジュニアへの出場を宣言したが?)日高は遠回りに言ってたけど、言い方を変えれば、オレに天下一に出て下さいっていうことでしょ? チャンピオンであるオレが出ないと天下一が盛り上がらないので、出て下さいっていうことでしょ? オレがみんなに求められて、その場所があるなら出てやるって。ベルトはオレが持ってるんだから。このベルトが欲しいヤツが天下一に出るんだろ? じゃあ、オレが出ないでどうするの。逃げも隠れもしません。あと高岩にも出て欲しいね。また違った舞台でアイツとできたら、もっと染みるプロレスができると思います。ジワジワとオレはゼロワンジュニアを制圧してるよ。天下一を制してさらに制圧してやる。もっと焦った方がいいんじゃない、ゼロワンジュニアの人たちは。こんなこと言われてなにも反応しないジュニアの選手は…クソだな」
【日高の話】「大谷晋二郎がジュニアにやってきて、天下一ジュニアこそがオレたちのジュニアの象徴。オマエが火祭りをがんばって盛り上げてきたようにオレは天下一ジュニアを盛り上げてきたんだよ。その舞台で勝負しようって言ってるんだ。上げ足なんか取らなくたっていいんじゃねえのか?」
◇第7試合◇
▼NWAインターコンチネンタルタッグ選手権試合/30分1本
[挑戦者組]田中将斗 ○ジェームス・ライディーン(20分41秒 エビ固め)[第31代王者組]×佐藤耕平 関本大介
※ジュラシックボム
☆耕平&関本組が5度目の防衛に失敗、田中&ライディーン組が第32代目王者となる
(試合終了後)
ライディーン「コウヘイさん、セキモト、アリガトウ。タナカさん、アリガトウ。プロレスファン、アリガトウ。(ライディーンコール)夏にファイアーフェスティバルがある。ネクスト、世界ヘビー級タイトル。フィニッシュト」
田中「訳そうと思ったんですけど、ちょっと難しいですけど、もうすぐ火祭りが始まるし、次シングルもやりたいと言ってます。火祭りの季節近づいてきて、この4人がエントリーされればライディーンともライバルになります。このベルト、前回は去年、杉浦と弾丸ヤンキースで巻いてました。この2人がまたベルトの価値を上げてくれて、オレとライディーンが言葉の壁がありますけど、その上を目指してがんばりますのでよろしくお願いします」
(4選手が握手。)
田中「今日はこのベルトが来たのもライディーンが取ったからであって、最後の締めはライディーンに任せます。こないだ新木場で任せたら乗り切れなかったので、皆さん、ライディーンをプッシュプッシュして盛り上げてください。ご起立お願いします」
田中がライディーンに耳打ち。
ライディーン「イクゾー! イクゾー! 3、2、1、ZERO1! アリガトウゴザイマス!」
【耕平、関本の話】
耕平「(関本に向かって)わりい。チキショー。あの2人の強さは重々分かっていたつもりだけど、ライディーンのあのベルトに何べんも挑戦してきて、田中さんを引っ張り出してきたっていうね。またあの2人がベルトの価値を上げたときに、この2人で取りにいきたいですね。(ライディーンが世界ヘビー挑戦をアピールしていたが?)それはもういつでも。火祭りっていうことも言ってましたけど、オレは去年の火祭り覇者でもあるんで、アイツがやりたいっていうならいつでも受けます」
関本「そろそろ火祭りの季節ですね。負けていうのもなんですけど、火祭りに出たいですね。インターコンチもオレと佐藤耕平選手でまた取りにいきたいし、火祭りでも思いっきり(耕平と)闘いたいですね」
耕平「大日本さんの一騎当千を途中で欠場になっちゃって、大介との対戦もできなかったんで、いい時期でもあるんで、火祭りでできたらいいですね。そのまえにヘビーを狙ってくるんであれば、それを退けてチャンピオンとして火祭りに出たいですね。あと会社に一つだけ…復帰戦がキツすぎます。前回の復帰戦も田中さんとシングルだったり、今日も復帰戦からあんなバケモノ2人と…」
関本「いやいや、耕平さんもバケモノですよ(笑)。みんなそう思ってますよ」
耕平「まあでも、復帰戦ってもうちょっとなんかあるじゃん」
【田中の話】「このベルト、杉浦貴と持っていて、先ほどまでのチャンピオンに取られて、本当に1年ちょいぶりにパートナーは違えど、巻いたんですけど、やっぱり杉浦貴との弾丸ヤンキースのチームも最高だったですけど、いま現時点での最高のパートナーっていうのはボクにとってはジェームス・ライディーンなんで。まあその時のチャンピオンが最高のチームだと思ってるので。弾丸ヤンキースから取った関本&耕平、少し前まではウチが関する中での最高、最強のチームだったかもしれないけど現時点ではオレとライディーンが最強なんで。でも次やったらどうなるか。同じチームとやったらわからへんけども、弾丸ヤンキースでベルトの価値を上げ、それをまた上げてくれた関本&耕平にはすごい感謝しているし、それからまたオレらがそれ以上にベルトの価値を高めるっていうのはこれからの使命でもあるわけですから。本当にボクとライディーンのチーム、先の、そういうわかりやすいっていうか、ガンガンいくようなプロレスしかオレらにはできへんけど、それがゼロワンの魅力のひとつだと思うんで。そういうゼロワンのプロレスの魅力というのを、ボクとライディーンが、このタッグのベルトを、チャンピオン、そういうのを示したいですね。
(ライディーンとのタッグに関しては?)まだ本当若いし、巧さっていうのはすごいジェームス・ライディーンには感じるし、何かひとつボクがもう少し求めたいっていうのは荒々しさですね。ひとつ言えるのは、若いのに結構カタにハマったプロレスというのをしているので。僕が昔、グラジエーターとやっていた時っていうのは、彼にはああいうパワー+やっぱりすごい荒々しさもあったので、そういうところを彼が身につけてたら本当に手のつけられない存在になるんじゃないかな。今はカタにハマった綺麗な、巧い、巧さの上のプロレスというか、パワーと巧さっていうのを兼ね備えているので、そこに荒々しさっていうのを加えれば本当に手をつけられない存在になるんじゃないかなって。(タッグを組んでいく上で)そういうのも身につけてくれればいいかなって。
ボクがないものをもちろん彼は持ってるし、彼にないものっていうのはボクにもあると思うんで。だから組むことによって、ボクもライディーンの良さっていうのを身につけていくかもしれないし、ライディーンもボクの良さっていうのを身につけてくれれば、またそれによってこのタッグチームの良さが出てくるんじゃないかなと。パワー、スタミナ、スピードをリングに上がる心構えっていのは、常日頃の練習なんで、そういうものでお互いリングに上がる心構えっていうのは、2人とももちろん、最高のレベルまで上げてリングに上がろうっていう気持ちがあるので、そういう同じ気持ちでいる以上、ボクらからベルトを取るのは難しいんじゃないですかね。
(試合後には火祭りというフレーズも出てきたが)ここ最近、急に暑くて、暑い…熱いって言えば夏が近づいてきてるっていう。ライディーンがファイアーフェスティバルって言って、簡単な単語、ボクでもわかるような単語を述べたんで、そこにも触れていこうかなっていうのもあったんですけど、今回がタッグだったとしても火祭りっていうのは個人闘争なんで。今日リングに上がった耕平、関本、当たるかもしれないし、ライディーン、今日組んだパートナーが同じリーグ、決勝に来れば当たるかもしれないし。でもみんなそこがライバルなんで。タッグを組んでてもライディーンと勝負しなきゃいけないなと。火祭りの時期が近付いてるっていうことは個人闘争も始まってるんだよっていうのはライディーンが言葉で表してくれたんじゃないですかね。
(次の後楽園は7月の火祭り決勝らしいが、今度は自身が3、2、1ゼロワンをやりたい?)そうですね。今日はライディーンが取ったからライディーンに最後の締めのマイクは渡しましたけど、ここ最近、あまり後楽園でやってないような気もするんで。個人闘争の中での一番強いのを決めた中で、それを叫べればいいかなと。そこまで取っておこうかと」
ZERO1後楽園大会のセミでは大谷が保持するジュニア二冠王座をかけて、大谷のパートナーでありライバルでもある高岩の挑戦を受けた。
二人は2000年の『BEST OF THE SUPER Jr』では共に決勝まで進出して優勝を争った、自分もこの試合は観戦していたが、大谷はリーグ戦を全勝で突破して決勝に臨んだものの、高岩のラリアットの前に敗れ優勝を果たせず、高岩の優勝を祝福したもののバックステージでは悔し涙を流していた。
大谷はしばらくして海外遠征へ出て体重を増やしヘビー級へ転向したものの、帰国してすぐ新日本プロレスを退団してZREOーONE旗揚げに参加したため『SUPER Jr』一度も優勝を果たせなかった。
試合はグラウンドの攻防から逆水平、エルボー中心の打撃戦になるも、高岩がショートレンジでのラリアットを放ってからダイビングエルボーを投下、顔面ウォッシュの構えで牽制した後でバックエルボーから逆片エビ固めで先手を奪う。
高岩は串刺しラリアットからラリアットを狙うが、大谷はドロップキックで迎撃すると
顔面ウォッシュを連発、執拗にカバーに入り高岩のスタミナを奪いにかかる。
高岩もブレーンバスターで逆襲すると、掟破りの顔面ウォッシュを浴びせ、雪崩式ブレーンバスターからラリアットを狙うも、大谷はフロントハイキックで迎撃してバックドロップを決めるが、高岩もラリアットで応戦、両者ダウンの後で大谷がラリアットを放つとジャーマンで投げるが、串刺し袈裟切りチョップ狙いは高岩が抱えて高岩ドリラーで突き刺し、ダイビングエルボーの連発からラリアットを狙う。
だが大谷はかわしてバックを奪うと投げ放しドラゴンスープレックスを連発、高岩もラリアットで返してターンバックルボムからデスバレーボムを決める。
高岩はパワーボムを決めるが、下から蹴り上げた大谷がバックドロップで投げ、後頭部へのミサイルキックを炸裂させると、最後はライガーボムからドラゴンスープレックスホールドで3カウントを奪い王座を防衛した。
試合後に日高が現れ、大谷に天下一ジュニアへの参戦を要求すると、大谷は出場を断言した。日高からの誘いでもあったが『SUPER Jr』では1度も優勝を果たせなかった大谷は天下一ジュニアで優勝を果たせるか?
メインは耕平&関本の保持するインターコンチネンタルタッグ王座に田中&ライディーンが挑戦、大日本プロレス『一騎当千』に出場した際に膝を負傷し欠場していた耕平が今大会から復帰となったが、序盤から激しい肉弾戦や打撃戦を展開するも、王者組は田中を捕らえて先手を奪う。
だが交代を受けたライディーンがパワー全開で盛り返し、蘇生した田中も関本とのエルボー合戦に競り勝つ、田中は関本をDDTで突き刺すとスーパーフライを狙うが、関本が起き上がり雪崩式を狙う、そこでライディーンが強襲しパワーボムで叩きつけると、すぐさま田中がスーパーフライを投下してから、垂直落下式ブレーンバスターで突き刺す。
挑戦者組に捕まった関本は耕平に交代、耕平もライディーン痛めていた右足でのミドルキックからファルコンアローを決め、関本が入ってエルボー、逆水平のサンドバッグタイムからミドルキック、ラリアットのサンドウィッチ攻撃を決め、耕平がダイビングニードロップ、関本がフロッグスプラッシュと畳み掛ける。
耕平はライディーンにパイルドライバーから二段式ジャーマンで勝負に出るが、ライディーンはカウント2でクリアすると、すぐさま田中がスライディングラリアットで強襲、だが関本も入ると田中を眉山で蹴ちらす。
だがライディーンは耕平にラリアットで反撃すると、ブレーンバスターの連発からチョークスラムで叩きつけ、田中のスライディングDの援護を受けたあとでジュラシックボムを連発して3カウントを奪い王座奪取に成功、試合後はライディーンは火祭り制覇と世界ヘビー級王座の挑戦をアピールし、ライディーンが「3・2・1、ゼロワン!」で大会を締めくくった。
またUN選手権はラリアットで突っ込んだ将火怒をガードした岡本はバックドロップで返すも、パワーボム狙いは将火怒は首塚で切り返し、最後は将火怒がラリアットから首塚で3カウントを奪い王座を防衛、試合後は将火怒が岡本にタッグ結成を持ちかけ、岡本は一度は拒否するも、熊本復興のためにタッグ結成を快諾した。
KAMIKAZEvs小幡の火祭り出場者決定戦は小幡がレッグクラッチ式みちのくドライバーやRKO、ダイビングダブルニードロップで追い込んだが、KAMIKAZEを引き起こしたところで逆さ押さえ込みで丸め込まれ、クリアしても再度逆さ押さえ込みで丸め込まれて3カウントとなり、KAMIKAZEの火祭り出場が決定となった。大谷社長が天下一Jr.開催を提唱したなら異議なし。今日天下一開催を提唱したのは日高選手。社長は参戦表明。
意地悪で言ってませんし、決めるのは笹崎副社長以下の総意です。 pic.twitter.com/xjwZ3UMt2C
— 中村祥之 (@Nakamura_zero1) 2016年5月6日雨が邪魔しやがったけど、小幡に勝って火祭り出場1番乗り。小幡どうすんの?
— KAMIKAZE (@petakaziri1) 2016年5月6日なんだかんだ小幡に勝って火祭り出場ゲッツ!残念な小幡。
— デーモン軍 (@daemon_zero1) 2016年5月6日今日はゼロワン後楽園ホール大会でした。
磐城さん、入場曲気に入ってくれるといいなー。
そしてセミ、メイン共に素晴らしい試合でした。
中でもやはり田中さんは抜群。耕平さんのジャーマンの後を狙ったスライディングDを決めた瞬間は鳥肌ものです。
さらに今日も黒かった!(笑)
— hideki-suzuki (@hidekisuzuki55) 2016年5月6日今日はゼロワン後楽園ホール大会でした。
磐城さん、入場曲気に入ってくれるといいなー。
そしてセミ、メイン共に素晴らしい試合でした。
中でもやはり田中さんは抜群。耕平さんのジャーマンの後を狙ったスライディングDを決めた瞬間は鳥肌ものです。
さらに今日も黒かった!(笑)
— hideki-suzuki (@hidekisuzuki55) 2016年5月6日大ピンチだからの大チャンスだと思うんだけど。
今日真剣にかつ楽しそうに試合してたのは第一試合とセミ、メイン。
将火怒も将軍はもっと面白くなる可能性ありますよね。
気付いてほしいし気付かないともったいない。 pic.twitter.com/oornHNLd84
— 中村祥之 (@Nakamura_zero1) 2016年5月6日しっかり練習している選手はその結果をリングで出せる。
してる噂の少ない選手はそれなりというか無難に見える。
どちらにしろ命がけでリングに上がっているのですから、今日までのプロセスを試合で見せてほしいしな。マイクは付け足しなんだから。 pic.twitter.com/zvXX0lCGAK
— 中村祥之 (@Nakamura_zero1) 2016年5月6日僕はもうすぐ50になる。
ゼロワンの今の現場が50になるときには皆笑顔でいてもらいたい。
だからこそ、今は付け焼き刃をしてほしくない。
短所を補うよりそれぞれの長所を伸ばす方法はあるはずですから。 pic.twitter.com/1pcpTlSXst
— 中村祥之 (@Nakamura_zero1) 2016年5月6日今のゼロワンに助言できるとしたら、夢を語るより目標をクリアしていくことの重要性を更に認識して前に前に進んでほしい。 pic.twitter.com/8osKMXN1mc
— 中村祥之 (@Nakamura_zero1) 2016年5月6日 -
15周年を迎えたZERO1のメインはタッグ王者vs復活・炎武連夢!
3月6日 ZERO1「プロレスリングZERO1・15周年記念大会 プロレス」東京・後楽園ホール
<アピール、コメントなどは週プロモバイルより>
◇試合前◇
(オープニングで3月3日にくも膜下出血により逝去したハヤブサさんの追悼セレモニー。出場選手がリングサイドに登場し、田中、崔、峰雄、宮本がリングに上がり、1分間の黙とうと10カウントゴング)【田中の話】「(訃報を聞いたのは)深夜の2時か3時でしたかね、関係者の方から聞いて。その1週間前にFMWの会場でしゃべったんですけど、本当にいつもの江崎さんだった。だから聞いた時は『なんで?』っていう思い。荒井さんのときもグラジのときもそうでしたけど、信じられないしか思わなかったですね。突然すぎて悲しみが来る前に信じられないっていう気持ち。江崎さんには若手のときから食事会とか連れて行ってもらったりして、人との付き合い方は江崎さんから教わりましたね。ボクのことも『田中』じゃなく『お兄ちゃん』っていつも呼んでくれて、先輩後輩じゃなく同じ目線で話してくれました。本当に尊敬できる、目標にできる先輩でした。新生FMWのときに、ハヤブサとボクで2大エースって呼ばれてましたけど、ボクは江崎さんに何一つ勝っていなかったと思う。ボクにとってもハヤブサはスーパーヒーロー。今、映像で見ても、ハヤブサは非の打ちどころがないスーパースター。逆に普段の江崎英治はまったく別人で、宴会芸がすごかった。まず自分で芸をやってものすごくハードルを上げてボクらに振る。江崎さんとは本当に楽しい思いでしかないですね。ハヤブサをやっていた時期って実はそんなに長くなくて、リングから離れてもう10年以上経っているのにいまだに多くの人を魅了している。試合でもボクの記憶では勝ったことはなかったし、やっぱり何一つ勝っていないと思った存在はハヤブサしかいないかもしれない。リハビリしている姿も何度も見たし、会うたびにびっくりするくらい回復してたし、復帰戦のときはぜひ横に立っていたかったですね」
(大谷社長の挨拶)
大谷「みなさま改めまして、こんにちは! こんにちは! 元気な挨拶、そしてホントに多数のご来場、心の底からありがとうございます。ZERO1 15周年記念後楽園ホール大会。みなさん、15年続きました。(拍手)この15年の間、ZERO1を旅立って行った選手、戻ってきた選手、出ていった選手、たくさんいましたけど、今日何人もの選手がこのリングに帰って来てくれました。きょう来ていただいたお客さまも、ボクは知っています。15年前からずっとZERO1を応援してくださってる方、そして、年月は少なくともZERO1を好きになり一生懸命応援してくださってる方。そんなみなさまを、われわれプロレスラーは絶対に裏切ってはいけない!(拍手)その思いを忘れず、今日も、そしてこれからずっとわれわれプロレスラーは一生懸命プロレスしていきたいと思います。今日も全力のZERO1のプロレスを選手が見せてくれると思います。最後まで本日もプロレスを目いっぱいお楽しみください!」◇第1試合◇
▼ZERO1vsBJW/30分1本
○橋本大地(8分20秒 レフェリーストップ)X磐城利樹
※三角絞め◇第2試合◇
▼ZERO1ランブル
○ブッファ(10分28秒 逆さ押さえ込み)XTARU【退場順】[1]“brother"YASSHI[2]マトリックス[3]富豪2夢路[4]黒田哲広[5]横山佳和&不動力也[6]ショーン・ギネス[7]小笠原和彦
◇第3試合◇
▼30分1本
[ヒダカヤ]○日高郁人 木高イサミ 宮本裕向(10分29秒 サムソンクラッチ)[ZERO64]X菅原拓也 藤田峰雄 伊藤崇文◇第4試合◇
▼ZERO1vs全日本/30分1本
○大森隆男(10分19秒 片エビ固め)XKAMIKAZE
※アックスボンバー◇第5試合◇
▼NWA・UNヘビー級選手権試合/30分1本
[第26代王者]△将火怒(8分15秒 両者KO)[挑戦者]△将軍岡本
☆将火怒が2度目の防衛に成功◇第6試合◇
▼30分1本
○スティーブ・コリノ C・Wアンダーソン(10分38秒 片エビ固め)X高岩竜一 葛西純
※STO◇第7試合◇
▼小幡優作復帰戦/30分1本
○真田聖也(12分29秒 ジャパニーズレッグロールクラッチ)X小幡優作◇第8試合◇
▼スペシャルタッグマッチ/30分1本
○ジェームス・ライディーン 曙(13分13秒 エビ固め)X鈴木秀樹 崔領二
※ジュラシックボム【試合後の鈴木&崔】
鈴木「何もないよ、負けたから」崔「記念大会でメインがあって、セミがあって、俺と鈴木がセミに立っている。その相手がライディーンと曙。最高のメンバーやと思う。けどな、ライディーン、勘違いするなよ。誰が今のZERO1を引っ張っているか。勘違いするなよ。今、ベルトは鈴木が持ってねん。小僧のお前が偉そうにすんな。小僧のお前がリスペクトしないとかないからな。お前みたいなヤツな、簡単に潰せるねん。今日は負けた。でも、現在進行形をしっかりリスペクトしろや。ベルトは鈴木秀樹が持ってるねん。お前がほしいんやったら、勝ってからアピールなんぼでもしたらええやろ。けどな、シングルでやってからやろ。偉そうにするなや。時の流れで、勝つことも負けることもいっぱいあるねん。掴みたいんやったら来いよ。ああいうヤツがムカつくねん、一番。会社に守られてほざくな。自分の力で、鈴木秀樹みたいに勝ち取ってみろよ。自分の力でな」
鈴木「見ての通りですけど、思いっきり負けましたね。だから、リング上でも言いましたけど、彼には…まあ、崔さんはああ言ったけど、僕は負けたので。次に佐藤耕平に勝つんで、勝って後楽園になるかわからないですけど、どこでもいいですけど、僕から逆指名します。次の次を言っちゃうとあんまりよくないけど大丈夫。順番待ちしていいって。すぐに順番が回ってくるから。もう1回受けますよ。でもね、強くて面白いですよ。横綱も相変わらずデカいし怖いし。毎回血を吐きますよ」
【曙の話】「(久々の試合だったが?)いやあ、もうフラフラですね。やはりライディーン選手とは若い時に一緒に組んだりしてたんですけど、もう独り立ちしてますね。自分も早く調子を戻して頑張らないと、みんなについていけないです。(スタミナ的な影響は出た?)もちろん出ました。こういう試合のスタミナを付けるには、試合をこなさないといけないんで。もっともっとドンドンドンドン試合に出て、動いて、20日合わせるようにしとかないと。いやあ、緊張しましたね。(欠場前に比べて何%ぐらいまで戻っている?)足の痛みとかは全然なんもないんですけど、やっぱり試合のスタミナは60%とか70%ぐらいしかないんじゃないですかね。いくらジムで練習したって、試合のスタミナは試合をしないとなかなか戻らないんで。彼ら(ライディーン)に可愛がられて頑張っていきますよ」
◇第9試合◇
▼ZERO1 15周年記念タッグマッチ/30分1本
○佐藤耕平 関本大介(25分51秒 ジャーマンスープレックスホールド)X大谷晋二郎 田中将斗(試合終了後 大谷は大の字。勝ち名乗りを受けた勝者組が、倒れる大谷の横で勝利者賞を受け取り記念撮影。)
耕平「大谷さん、大谷さん、田中さん、炎武連夢、ありがとうございました。(関本と2人で頭を下げる)炎武連夢は今でも最高のチームだと思ってます。でも、その最高のチームをオレら最強のチームが、今日勝ちました。もっともっとこのタッグチームに磨きをかけて、炎武連夢に負けない最強で最高のチームになりたいと思います」
(大谷が田中の肩を借りて退場。大谷コール。)
耕平「本日はZERO1 15周年大会にご来場いただきありがとうございました。えっと、今日、出てくれたZERO1の15年にかかわる選手、帰ってなかったら出て来てください」
ヒダカヤ、高岩、葛西、小幡、崔らが出てくる。宮本は帰り支度を整えてバック持参。
耕平「よかったらリングに上がってください。澤! 澤! 先生(小笠原)も。今日は、いろんな団体の、今はいろんな団体の選手ですけど、この15年の中でZERO1にかかわってきた皆さん、今日はありがとうございまいた。えー、いろんな事情とか重なって、ZERO1から外れた選手、抜けた選手、いろいろいますけど、でも、こういう15周年という節目のときに、みんなZERO1にかかわりのある選手が、ここへ集まってくれたこと、ありがたく思います。そして、ZERO1の15周年も、選手みんなそうなんですけど、それ以上にこうやって応援してくれるたくさんのお客さんのおかげだと思ってます。これからもZERO1をよろしくお願いします。今日はありがとうございました!(拍手)じゃあ最後、今日15年目という節目ですけど、まだまだ20年、25年とZERO1は頑張っていきます。みなさん、まだまだ応援よろしくお願いします。じゃあ、今日、こうやって集まってくれた選手、みんな、そして来てくれたお客さん、みんなで締めたいと思います。ご起立のほどよろしくお願いします。一度、説明します。ボクが『いくぞー』と言ったら大きな声で『オー』と返してください。そしてみなさんと一緒に『3、2、1、ZERO1』。一応一応一応。ZERO1、これから20年25年と頑張っていきます。よろしくお願いします。いくぞー!(オー!)いくぞー!(オー!)3、2、1、ZERO1!」
【試合後の耕平&関本】
耕平「きついねやっぱり。久しぶりの炎武連夢、きついですよね」関本「いや、きつすぎますね」
耕平「昔、やったのはもう何年も前なんですけど、やっぱり違いましたね。田中さんは体シェイプしてスピードもつけて、パワーも増してて。大谷さんも体重落ちたことで力がね、多少弱まってると思ったら全然、むしろ前よりも力ついてるんじゃないかってぐらいきつかったです。それと同時に、すごい懐かしかったですね。ちょっと途中で、味わったことのある技を久々に食らったときにちょっと、痛いのは当然なんですけど、それ以上に感慨深いものがありました。でも、やっぱり炎武連夢、オレの中では最高のチームなんですけど、ずっと今日になるまで継続してきたわけじゃないんでね。今のZERO1のタッグチームっていうのは、ベルト持ってるのはオレと大介だし、現在進行形でもあるZERO1のスタイル、そのそれぞれの差だと思います」
関本「コンディションが2人ともめちゃくちゃ良くて、いやあ、考えられないですね。まあ、おそらく日々の鍛練だと思います。自分たちも負けないように一生懸命」
耕平「負けらんないよね。40代の先輩があんだけ動けるんだから」
関本「オレらも動かないとダメですね」
耕平「試合して練習して、もっと。15年前オレがデビューしたばっかりのころに大介と一緒にスクワット500回1000回とやってたところを、見守ってくれてた大谷さんたちの前で、15年たった今のオレたちを見せたのはいいですけど、いやただ…(苦笑)」
関本「頑張んないと(笑)。精進しますもっと」
耕平「はい、頑張ります。(懐かしいメンバーが集まったが感慨は?)うれしかったですね。リング上でも言ったとおり、そのときそのときでいろんな理由があったり、それこそ大人の事情もあったかもしれないし、いろんなことが交錯して出会って別れて、この15周年というときにあれだけ懐かしい顔ぶれがそろったというのはすごいうれしいですね。しかもコリノ、アンダーソンなんかわざわざ向こうから来てくれたし。でも今日はあれだね、夢路さんのダンスが一番感動したね。全員で踊ってからな」
関本「はい、素晴らしかったです」
耕平「ちょっと混ざりたかったもんな」
関本「混ざりたかったです」
耕平「まあでも、それぞれが今、いろんな団体のポジションにいて立場にいますけど、こういうときをキッカケに何か生まれたら面白くなるだろうし、こうやって大介と組んでるのもそうだし、オレが今大日本に上がってるのもこういう関係がずっとあって、うちのZERO1でのプロレスというものを評価してもらったから、そういうオファーがあるわけだし。なんかまた、今日をキッカケに面白い関係というか、そういうものができたらいいと思います。でも、それこそですけど、15年もZERO1を見て来てくれたお客さんに感謝します。もっともっと、みなさんが、大谷さんの言葉じゃないですけど、ボクらのプロレスを見て、明日からも頑張ろうって思うようなプロレスを見せるために、プロレスを続けていきたいと思います」
関本「はい、その通りです」
耕平「…なにそれ?」
関本「いやいや」
耕平「なにそれ?」
関本「今のめちゃくちゃいい話ですよ!」
耕平「そういうのじゃないじゃん」
関本「今、めちゃくちゃ、めっちゃ感動しててん」
耕平「絶対してない」
関本「いいこと言うなって」
耕平「関西弁出るとウソくさいもん。普段、標準語でしゃべってるくせに」
関本「…感動しました(関西弁にならないように置きにいく)。感動したんですよ」
耕平「もういいよ(笑)。ありがとうございました」
【大谷&田中の話】
大谷「こんなことは認めたくねえけど、全力でやって負けた。思い返せばよ、旗揚げ戦でKOされ、10周年でKOされ、15周年もか!? 耳にタコかもしれねえけどな、言っとくぞ。だからなんだっつうんだ! やられても立ち上がる姿勢を見せるのが、それを伝えるのが、プロレスラーなんだ! オレは全力で闘った。田中がパートナーとしていて、向こうに耕平と関本がいる。なんだかわからねえけど、途中からこみ上げてきてよ。甘いな、まだまだ甘いな、勝負人として。その青春に、勝手に一人で酔っちゃった。それだけ今日の試合に対する思い入れが強かったです。(田中に)ゴメン…」田中「ゴメンなっていう言葉はオレらに必要ないし、大谷と出会ってほぼ15年。いろんなことあったし、その横にいまオレがいる。ごめんなっていう言葉は今のオレにはいらん。またいずれ組むかもしれへんし、その先にまた耕平なり関本なりがいたら、一つの物語になることやから。15年前とか今につながるなんかこれっぽっちも思ってなかったよ。組み始めたのはロード・ウォリアーズが相手で大谷がブチ切れてね。その前にオレと大谷が闘ってそこで組んで、それから15年、また横に立ってるっていうのがオレと大谷のストーリーであって。この先どうなるかわからんけど、この先もたぶん横にいるんじゃないか」
大谷「10周年でも言ったけど、オレは恥ずかしいと思わねえし。何回でも言うぞ。やられても音を上げねえからオレはここにいるんだ!(田中に)感動させること言わないでくれ」
ZERO1の15周年記念大会が開催され、ZERO1の所属選手だけでなく、かつて所属していた高岩、大森、夢路、大地、葛西、不動、外国人からコリノとアンダーソン、他団体から参戦の黒田、小笠原、伊藤が参戦し大会に華を添えた。メインはNWAインターコンチネンタルタッグ王者の耕平&関本が、2年3ヶ月ぶりに結成した大谷&田中の炎武連夢とノンタイトルで激突。
試合は耕平組組が大谷を捕らえにかかるが、耕平のスリーパー狙いを大谷が指に噛み付いたまま自軍へと戻り、田中も噛みついて続いてからキャメルクラッチで捕らえ、大谷が何度もロープワークから低空ドロップキックとお馴染みの連係で反撃する。
田中は関本との肉弾戦の後でコーナーで逆さ吊りにすると、大谷が顔面への低空ドロップキックを連発、しかし耕平組も負けじとダブルタックルから耕平が大谷にミドルキックを連発、更に関本がエルボードロップで続き大谷を捕らえにかかるも、大谷はレッグラリアットで応戦する。
交代を受けた田中はエルボーを連発、カットに入った関本もろともダブルラリアットを炸裂させるが、耕平はニーリフトで返し、関本が串刺しラリアットからエクスプロイダー、アルゼンチンバックブリーカーで担ぐも、マンハッタンドロップ狙いは田中がDDTで切り返す。
交代を受けた大谷は関本に顔面ウォッシュを連発も、もう一回は関本がラリアットで迎撃、逆水平からショートレンジのラリアットを浴びせると、耕平も重たいキックで続いてからファルコンアロー、ダイビングダブルニーと大谷を追い詰めるが、田中がカットに入ると大谷は雪崩式フランケンシュタイナーを決め、田中がスーパーフライから大谷が久々のコブラホールドで捕らえる。
炎武連夢は耕平に大谷が背中へのミサイルキック、田中のラリアット、大谷のドラゴンスープレックス、田中のスライディングラリアット、大谷が再度ドラゴンスープレックスと猛ラッシュをかけるが、カットに入った関本が大谷にジャーマン、田中とはラリアットが相打ちからロールスルージャーマン、起き上がった田中がラリアットと4選手がダウンとなる。
大谷は耕平に袈裟斬りチョップを放つが、耕平がバックを奪い、関本が耕平のバックを奪って眉山を完成させ、関本はラリアット、耕平がランニングローキックと畳み掛けると、耕平がパイルドライバーから二段式ジャーマンを決め3カウントを奪い、炎武連夢相手に現役王者組の強みを見せ付けた。
試合後は4選手だけでなく参加一部選手だけでなく、観戦していた澤宗紀さんまで招き入れ「3・2・1、ゼロワン!」で大会を締めくくった。今年で橋本真也のZERO-ONEを含めて15周年を迎えたZERO1、先日退団した崔や峰雄も加え、退団した選手や、かつて参戦していた選手も多数参戦したが、人の出入りも歴史の一部であり、また交差点のように巡り合う。
そしてまた新しい歴史が始まるが、果たしてどんな歴史を築くのか、わからないがわからないから面白い。
最後にZERO1の15周年、おめでとうございます。
第5試合では岡本が将火怒の保持するUN王座に挑戦し、2度とも岡本にフォール負けを喫している将火怒は客席へ叩きつけるが、リングに戻ると岡本は逆襲し袈裟斬りチョップ、ボディープレス、串刺しボディーアタックと畳み掛ける。
将火怒はドロップキックで反撃し、串刺しボディーアタックからバックドロップを狙うが、岡本は浴びせ倒して阻止するも、将火怒は頭突きを放つと岡本も頭突きで返す。
岡本の張り手に対し将火怒はニールキックで応戦するとバックドロップ、首塚狙いは岡本がパイルドライバーで切り返してからバックドロップで投げる。
将火怒はサミングからラリアットを放ち、岡本もラリアットで返すが、将火怒はニールキックからラリアットを放つも両者ダウンとなり、そのまま10カウントで両者KOとなった。またセミでは右下腿蜂窩織炎、右足底皮膚潰瘍を発症し入院していた曙が復帰し、鈴木、崔と対戦。曙は崔をぶちかましで弾き飛ばしてエルボードロップも自爆し、鈴木にもエルボードロップを落とすがまた自爆するも、ライディーンが盛り返し、鈴木がドラゴンスープレックスからダブルアームスープレックスを狙うが、リバースしたライディーンはラリアットの連打からシットダウン式パワーボムことジュラシックボムで3カウントを奪い、試合後はライディーンが鈴木の保持する世界王座への挑戦を表明した。
ゼロワンの皆、そして多くの方々のご支援を承り15周年後楽園ホール大会終わりました。
ありがとうございました。
この興行が15周年の始まりであり、20年へ向けての第一歩。
選手の皆様、現場の皆様お疲れ様でした。
— 中村祥之 (@Nakamura_zero1) 2016年3月6日昼は忍さんとのシングル。
僕が前進して動かない選手は多分いなかったので驚きました。そして蹴りにも。夜はライディーン、横綱とでした。血まではかされて言うことないくらいの完敗。調子乗るとダメですね。また気を引き締めて防衛戦、リーグ戦勝ち抜きます。
エクレア食べて寝よう。
— hideki-suzuki (@hidekisuzuki55) 2016年3月6日そういえば私、ライディーンに敗れた後に口から血が出ましたがどこか折れたわけではないです。
ライディーンとやるといつも血が湧き上がってきます。
それほど燃えたということです。
— hideki-suzuki (@hidekisuzuki55) 2016年3月6日ゼロワン15周年記念大会ご来場ありがとうございました!気がつけば'キャリアの大半をこのゼロワンで過ごしている。以前は今日いたメンバーで巡業回ってたんだよなぁ。
でも前後裁断。#ヒダカヤ 今日も真剣に闘いました。
ファンの皆様 #zero1 をこれからもよろしくお願い致します。
— Ikuto Hidaka (@hidakaikuto) 2016年3月6日Some great moments tonight with a lot of old friends. A homecoming. Thank you Tokyo. Thank you ZERO1. Thank you Hashimoto-san.
— Steve Corino (@KINGCorino) 2016年3月6日 -
鈴木秀樹が田中将斗を粉砕で独走!自力勝利の磐城の自己主張、日高が二丁拳銃と“日高家”を結成もトンガリコーンズに完敗!
1月1日 ZERO1「謹賀新年」後楽園ホール
<アピール、コメントなどは週プロモバイルより>
◇第1試合◇
▼30分1本
○“brother"YASSHI ブッファ(9分36秒 ナイス・ジャマイカ)ショーン・ギネス XD-Man◇第2試合◇
▼30分1本
横山佳和 ○磐城利樹(10分0秒 横入り式回転エビ固め)崔領二 XKENSO◇第3試合◇
▼UNヘビー級選手権試合3WAYマッチ/30分1本
[第26代王者]○将火怒(10分31秒 片エビ固め)X菅原拓也[挑戦者]
※首塚 もう一人は[挑戦者]KAMIKAZE
☆将火怒が初防衛に成功【将火怒の話】「きょうKAMIKAZE副社長が、菅原と3WAYでやって俺は大ピンチだったけど、でもこうしてあの2人から防衛して、これでいままでのイザコザ終わりに出来たんじゃねえかなと。俺ら心がまたつながったし、これからまた悪党として、悪党の仲間として、力を合わせていくから。どんどん悪いことしていくから。そのうえでのUNの防衛。これは俺にとって大きな自信になったし、俺が悪党を引っ張っていくという、そのぐらいの自信を得たな。ここからだオラ、またここから悪党と仲間と、菅原と暴れていくから。新年一発目、ここからだよ!」
【KAMIKAZE、菅原の話】
KAMIKAZE「やりづれえなあ、やっぱり仲間っていうのは。やっぱり仲間だな、アイツ。もういいわ、アイツとやるのは。ただよ、若いヤツは横山とか磐城とかよ、生意気にあのベルト狙ってるからよ。仲間として言うよ。絶対に渡すんじゃねえ。ブッ潰せ。そんな俺様が巻いたベルト、そんな甘いもんじゃねえんだよ。俺の代わりに教えとけよ、将火怒。俺もただあのベルトあきらめたわけじゃねえからな。あのベルトが必要な時もあるんだよ。がっちゃんだってそうだ」菅原「キツイわ。ヘビー級キツイ。アニキだけ注意しとけば将火怒、バカだから大丈夫だと思ったけど、やっぱり力つけてるね。クソッ」
KAMIKAZE「がっちゃんをチャンピオンにしてやろうと思ったけど難しいもんだな」
菅原「体がキツイわ」
KAMIKAZE「もっと食って飲むしかねえわ」
菅原「新年会だ。考えないとな」
◇第4試合◇
▼30分1本
○田中稔(12分41秒 ミノルスペシャル)X藤田峰雄◇第5試合◇
▼ジュニア新春スペシャル6人タッグマッチ〜とんがりコーンズvs弾丸ヤンキース〜/30分1本
○大谷晋二郎 金本浩二 高岩竜一(18分53秒 エビ固め)X日高郁人 木高イサミ 宮本裕向
※ライガーボム【大谷、金本、高岩、稔の話】
大谷「俺がジュニアに出ていった時、いままでのジュニアだった日高、アイツらには言いたいこと言ったからよ。きょうの試合の感想だけ言ってやろうか。ちょっとどこかわからないけど、いい蹴りでわけわからなくなった。正直わけわからなくなったけど、俺の後ろにはこの2人(金本&高岩)がいるんだ。アイツらの必死もわかるよ。でも、俺たちが勝つんだ、いつも。俺たちに負ける要素はねえんだよ! この2人、そして田中稔もいるんだ。負けるわけないじゃん!」金本「俺、なんもしてない(苦笑)」
大谷「アイツら言ってんじゃん、何回でも向かっていくって。だったら、気持ち的のも体力的にももっと追い込んで、俺が嫌だって言うまでアイツらが向かってくるならやってやるよ」
高岩「ちょっと前に久しぶりに組んで、闘いの内容はこの時代に合ったものになってるんじゃないかなと。俺ら対応力もあるし、強いし。今後は突っ走っていけるんじゃないでしょうか」
大谷「彼らが俺たちと闘ってどう変わっていくかじゃない? 偉そうに言ってんじゃないよ。アイツら何度もZERO1ジュニアってやってたんだろ。言い方悪いけど、それで大きな結果が出なかったんだろ? それで俺らという存在が現れて、アイツらがどう変わるかだよ。変わってほしいけどね。俺らがジュニアだって、ZERO1を超えても、俺らが日本のジュニアだって、胸張って言えるような結果を出していきたいと思います」
【日高、イサミ、宮本の話】
イサミ「ちょっと策に溺れましたね」日高「イサミ、踏んだり蹴ったりだよ」
イサミ「初めのところまではよかったんですけど」
日高「そうだな」
イサミ「つかみはよかった、つかみは」
日高「まず俺たちの誤算、リングインコールじゃなかった」
宮本「そうだ。でもそれはいい。でも終わらないですよ。日高軍団は終わらない」
イサミ「日高家」
宮本「日高家は終わらない。このままじゃ終わらねえぞ」
イサミ「聞いただろ、日高さんのブーイング。スゲエ嫌われてるんだぞ」
宮本「俺たちもあれぐらい嫌われないとね」
日高「中途半端だよな。もっとブーイングしろっていうんだよ」
イサミ「もっとやってやろうじゃないですか」
日高「もっとブーイング受けてやろうぜ」
イサミ「簡単なことだよ。安易に反則するとかそういうことを言ってるわけじゃねえからな。ただ嫌われてやるよ。正々堂々としたレスリングで嫌われてやる。それが日高家のやり方だ。それが日高郁人の生き方だ。そうやって野良犬は生きてきたんだよ」
日高「語るねえ、俺を。でもな、イサミ、宮本、お前らのおかげで俺開き直ったぞ」
宮本「開き直ってくださいよ」
日高「ブーイングどんどんしてこい。でもな、日高家で全部ひっくり返してやろうぜ」
宮本「このコスチュームはイロモノじゃねえぞ」
イサミ「これが俺たちの覚悟の表れだ」
宮本「これで上がってやるよ、ゼロワン」イサミ「二丁拳銃の時もこれで上がってやる。俺たちは二丁拳銃であり日高家だ。支店だ。二丁拳銃支店の日高家だ」
日高「日高家でひっくり返してやろう」
イサミ「せーの…」3人「ショーンキャプチャー!」
◇第6試合◇
▼スペシャルタッグマッチ「新春豪傑祭り」/30分1本
○佐藤耕平 関本大介(14分21秒 ジャーマン・スープレックス・ホールド)岡林裕二 X崔領二【耕平、関本の話】
耕平「ありがとうございました。領二が、あそこできょう急に。ライディーンがそういう状況というのは聞いてたんですけど、まさか領二が2試合という形で名乗りを挙げてくると思わなかったので。なんだろうね、アイツ、正月から勢いがあるというか。怖いね。ちょっといままでアイツに、変な意味じゃくて眼中に見えなかったので」(ここで磐城がくる)
磐城「耕平さん関本さん、きょう自分、自分の力で3カウント取りました!」耕平「おめでとう」
磐城「ありがとうございます。いまZERO1のチャンピオンの耕平さんと関本さんに、自分が挑戦してもよろしいでしょうか!」
耕平「待て(自力で)初勝利だろ? それで挑戦? めでてえのは正月だけにしとけよ。頭のなかもめでてえのか、オマエは。自分の力で勝つ。当たり前なんだよ、プロレスラーとして。それで一回初めてできた、だから挑戦? ふざけんな、そんな軽いものんじゃねえ。だいたい、タッグベルトだぞ。オマエにパートナーはいるのか?」
磐城「考えてる人はいるので」
耕平「考えてる人はいいよ。オマエが考えるのは自由だ。だけど、その人がOKしてオマエのパートナーになるかわからないだろ? まずきちっとその人にオマエの思いのたけを述べて、捕まえてそのうえで相手を連れてこい。そしたら、相手にもよるけど受けてやってもいいよ」
磐城「わかりました」
耕平「いいよね?」
関本「はい」
耕平「基本的に俺も大介も来るものは拒まないから」(磐城は去る。)耕平「なんか急なところから来ましたけど、いいんじゃないですかね。1月のウチの大会って、大地もたしか1月に(シングル)初勝利してますよね。だけど、正月だからって頭のなかまでめでたくなっても困るんで」
関本「そうですよ。まずタッグに挑戦するんだったら、パートナー決めてこいって。パートナーと約束して決めてこいってんだよ。…ラリアットで声帯が傷ついて声が出ないんだよ」
耕平「俺もだよ。出ない辛さわかったろ?」
関本「わかった」
耕平「とりあえずきょうは声も出ないし、頑張りましたんで」
関本「またお願いします」
◇第7試合◇
▼世界ヘビー級選手権試合/60分1本
[第19代王者]○鈴木秀樹(16分41秒 片エビ固め)[挑戦者]X田中将斗
※ダブルアーム・スープレックス(試合終了後)
鈴木「もう…ホントに疲れました…以前、田中さんが(※レベルの差を示すように手を掲げながら)『俺はこんなところにいる』って言ったのを聞いていて、今日はその壁の高さが分かりました。ここじゃないです。(※もっと手を高く上げ)もっと上にありました。形は勝ってるんですけど、僕の中では負けに近いものがあります。なのでもう一回やって、その時こそ壁を越えたいと思います、いつものヤツをやればいいっすか?」と笑い、「いくぞー! 3、2、1…ゼロ・ワーン!」【試合後の鈴木】
――試合を振り返って?
▼鈴木「パワーもスピードも技術もやっぱり凄い。雪崩式でダブルアームスープレックスをやったのも、高さをつけないと勝てないと思ったから。珍しく殊勝ですね…今回は(笑)」――勝った気がしない?
▼鈴木「そうですね。勝ちは勝ちなんですけど、田中さんが『お前が思ってるより上に俺はいる』と言っていたんで、その“壁"を感じてみたかった。どれくらいかなぁ…と思って。登って手をかけたくらいじゃないですか? “越える"ということが、勝ってることなのかどうかは分からないですね。もしかしたら負けても越えることがあるのかもしれないし」――どの辺に具体的な“壁"を感じた?
▼鈴木「すべて、ですね。スピードもパワーもスタミナも経験も…。僕は『(田中は)日本のベストレスラーの一人』って言ったんですけど、もしかしたら世界のベストレスラーかもしれないですね。机なんか使われたの初めてですし。『あんまり痛くないのかなぁ』って思ってたら、もの凄く痛くて…(笑) 出来ないことが無いと思うんですよね。僕とサブミッションの取り合いをしても、凄い技術を持ってますし、打撃も強いし。背の高さくらいじゃないですか? 僕が勝ったのは」――セコンドに将軍岡本がいたが?
▼鈴木「僕が就いて欲しいと言ったし、彼も就きたいと。一緒に戦って欲しいなと思いました。相手がもの凄い強敵なんでね。岡本のZERO1参戦? それは本人の気持ち次第。それは人に言われてやることじゃないと思いますんで。一緒に戦っていきたい気持ちはありますけど、結局戦うのは一人なので」――耕平、ライディーン、田中を破っているが、次は?
▼鈴木「シングルで大谷さんに負けてるんで、やりたいなとは思ったんですけど、今(大谷は)ジュニアの戦いの中にいるので、そこにチャチャを入れるほど僕も野暮じゃないんで。強い人とやれたらいいなと思います。ZERO1は強い人が集まってくるリングだと思うんで。団体問わず。あとは僕は思いつきなんで。その瞬間瞬間に思いついた人を指名するかもしれないし、向こうから来るかもしれないし。それは自分でも楽しみに。自分でも迷って、相手にも考えさせたほうがお客さんも楽しいと思います」【田中の話】
田中「強かったね。もう前年、火祭りに照準を絞って、常にベストコンディションでいることを心がけているし。でもこの元旦の決戦ではね、それ以上に自分の思い入れ強かったし。これはベルト云々関係なしにしても鈴木秀樹というのは、業界じゃ今話題ににもなってたし。今までタッグとか6人タッグとかそういうものでしかさわれなかったんでシングルで十分味わってやろうかなと。その中でベルトというものがついてきたんで、僕にとってはベルトは付加価値、ついてきたものだったけど、取れなかったっていうのは、鈴木秀樹っていうのが強かった。負けたから言うわけじゃないけど、鈴木秀樹もリング上でこうやって(人差し指を出して「もう一回」のアピールを)出したってことは、もう一回やりたいっていうことじゃないですかね。今回も向こうがやりたいって言って組まれたカードやったかもしれないけど、試合で納得したのか楽しかったのか悔しかったのか、それは彼に聞いてみないとわからないけど、リング上でこうやって指を出したってことはもう一回ってことやから。これはみんな、今日来てくれたお客さんすべてが見てるわけやから。でもこうすぐにとか言うつもりもないし。現時点では彼の方が強かったわけで、俺はまた明日から…」(ここで磐城が登場。)
磐城「田中さん、今よろしいでしょうか!」田中「なんだよ」磐城「ひとつだけお願いがあります」
田中「なに?」
磐城「今日自分の力で3カウント取りました」
田中「だからなんだよ」
磐城「自分とゼロワンの最強タッグの耕平さんと関本さんに、一緒に組んで挑んでもよろしいでしょうか!」
田中「なんでお前、今日俺今、負けたばっかりや。お前は勝ったかもしれんけど、俺は負けとんねん。なんで俺と組んでやりたいんや?」
磐城「どうしても田中さんと組みたいです」
田中「だからなんでやねんって。気持ちはなんやねん? 俺と組んでやりたいという気持ちはなんや? 仲がええからか?」
磐城「そんなことないです」
田中「ならなんなん?」
磐城「………」
田中「なんで組みたいんやって?」
磐城「試合にスライディングDを出してください。お願いします!」
田中「スライディングDを出したいって自分の技みたいに言うなよ。なんで今日負けた俺によ、勝った鈴木秀樹に言いにいけばいいんじゃないの? 向こうとも仲ええやん。俺とも仲ええかもしれんけど、勝った向こうに言いに行ったらええんちゃう? 俺は負けとんねん。でもここからどうにかして這い上がろうとしてんねん。そやろ? なんで俺にこの時点で頼みにきたのか言ってよ」
磐城「(土下座して涙しながら)どうしても田中さんと組みたいんです。よろしくお願いします!」
田中「土下座なんか簡単にするな。聞いてんのか? お前、これ土下座したって、最後の頼みぐらいのことや。お前もうこれから一生土下座するな。次土下座したら俺は許さんぞ。それがお前の最後の土下座やと思うから。組んでもええよ。組んでもええけど、これがお前の最後の気持ちやってわかったからや。お前、これ以上土下座やってるとこ見たらお前の頭を上から踏み潰すぞ(と退席)」
磐城「よろしくお願いします! 田中さんがタッグを組んでくださるそうなので、田中さんとゼロワンタッグ、いやプロレス界で一番のタッグになります。応援よろしくお願いします!」
ZERO1の元日興行が開催され、メインは鈴木の世界ヘビー級王座に田中が挑戦、なお鈴木のセコンドにはIGFの将軍岡本が着いた。序盤は鈴木がグラウンドでリードを奪うが、スタンディングでのエルボー合戦はパワーに優る田中が制し、スリーパーから首四の字と首攻めを狙うが、鈴木はレッグロックから脚攻めで反撃、テキサスクローバーホールドで田中の動きを封じにかかる。
鈴木は脚を踏んで挑発すると、田中は鈴木の脚にチョップを放って反撃するとスピアー、弾丸エルボーを浴びせるが、鈴木も追走式エルボースマッシュで応戦、田中の突進をかわしてジャーマンも、起き上がった田中はラリアットを浴びせる。
田中はコーナーからのダイヤモンドカッターを決めると鈴木を場外へ追いやり、テーブルに鈴木を寝かせてテーブル貫通式スーパーフライを敢行、得意のハードコア戦で主導権を奪ったかに見えたが、リングに戻った鈴木はエクスプロイダーからコーナーに乗せるも、コーナーの攻防を頭突きで制した鈴木はランニング式パワーボムで叩きつけてからスーパーフライを投下、勝負を狙ってスライディングラリアットからスライディングDを狙うも、カウンターで抱えた鈴木はジャーマン式パイルドライバーで突き刺し、ネックブリーカーで首に大ダメージを与える。
勝負に出た鈴木はワンハンドバックブリーカーからコブラツイストで捕獲、エルボー合戦は田中が制しスイングDDTを狙うも、回転させたまま落とさずコーナーに乗せた鈴木は雪崩式ダブルアームスープレックスを決め、卍固めで捕獲するが田中も同じ技で返すも、鈴木も切り返す。
そして田中は至近距離からのスライディングDを決めるが、鈴木はクリアするとジャーマンを連発してからフルネルソンスープレックス、ダブルアームスープレックスと畳み掛けて3カウントを奪い王座を防衛、試合後も鈴木が大会を締めくくった。これで鈴木は耕平、ライディーン、田中と粉砕し次期挑戦者も名乗りがなかったことで独走状態、誰が鈴木を止めるのか・・・
第5試合ではトンガリコーンズに日高&ヤンキー二丁拳銃の“日高家”が挑み、特別リングアナとして田中秀和氏が登場して両軍のコール、日高家も日高に合わせて全員日高のコスチュームを纏い、試合も日高家が3人グルグル回って入れ替わる“ブラックハーツ戦法”を披露するが、3人とも顔が違うため通用しなかった。
それでも日高家は大谷を集中攻撃するも、大谷は金本との顔面ウォッシュの競演で試合の流れを変え、日高家もアイルビーバックからフライングニールキックは日高だけが失敗し、ショーンキャプチャーの競演も日高だけが失敗するなど肝心の日高が脚を引っ張ってしまう。
トンガリコーンズは日高に集中攻撃を浴びせるが、二丁拳銃が息の合った連係で盛り返すも宮本のムーンサルトプレスが背後から突き落とされて阻止され、宮本はトップロープに股間を直撃させて悶絶してしまうと、日高を捕らえたトンガリコーンズが高岩の餅つき式パワーボムから金本のタイガースープレックス、そして最後は大谷がライガーボムで3カウントを奪い完勝、また稔も藤田の急所攻撃に苦しむが、雁之助クラッチを凌いだ稔がキックからのミノルスペシャルで勝利収める。ヤンキー二丁拳銃をもってしても敗れたZERO1ジュニア、今年も大谷ら90年代の新日本ジュニアに蹂躙されそうだ。デーモン軍同士の3WAYによるUN選手権は共闘や裏切りが繰り返される攻防となるも、菅原が将火怒とKAMIKAZEを交錯させてからニールキックを狙う、しかし将火怒がラリアットで迎撃すると首塚を決めて3カウントを奪い防衛、試合後は将火怒が菅原、KAMIKAZEと握手をかわし和解となる。
第2試合では磐城がKENSOを破る金星を挙げるが、納得のいかない崔がノロウイルス感染で欠場となったジェームス・ライディーンに代わりセミ出場を志願して出場となったが、試合中に崔は脇腹を負傷してしまう。
それでも崔は奮闘するが耕平&関本の眉山を喰らってしまうと、最後は関本の援護を受けた耕平が二段式ジャーマンで3カウントを奪い勝利、崔はアバラ骨折の疑いがあるためセコンドに抱えられて退場となった。
試合後に磐城が挑戦に名乗りを挙げ、メインを終えた田中にタッグ結成を土下座して志願し、田中に弟子入りする形となったが、昨年新人ながらUN王座も獲得し、今大会でKENSOから自力で初勝利を収めた、その勢いでというものもあるのだろうが、勢いで勝てるほど耕平や関本は甘くないような気がする・・・今日は田中さんとのタイトル戦でした。 想像以上の凄みで、とてつもなく高く、そして分厚い壁でした。 もちろん超えるのはまだまだでしたが、高さが分かっただけでも嬉しかったです。 田中将斗さん、本当にありがとうございました。
— hideki-suzuki (@hidekisuzuki55) 2016, 1月 1イサミー!一回負けたぐらいなんだってんだ。 ヒダカヤ、やってやろうぜ! まあ、負けたのは俺だけど… https://t.co/KOaJc8reHd
— Ikuto Hidaka (@hidakaikuto) 2016, 1月 1イサミ!オマエだって、俺と澤がやってた連携やりたいって言うからやったのに、側転エルボー出来なかったじゃねぇか! https://t.co/UnPm4lqvZT
— Ikuto Hidaka (@hidakaikuto) 2016, 1月 1日高郁人&ヤンキー2丁拳銃、弾丸ヤンキースの支店「ヒダカヤ」結成へ。 #zero1 pic.twitter.com/YZr9anRAnK
— プロレスリングZERO1(ゼロワン) (@Zero1_Fos) 2016, 1月 1 -
15年ぶりに実現した90年代の新日本ジュニア同士のタイトルマッチも、ムーンサルトプレスを失敗した金本が首を負傷・・・
12月19日 ZEO1「X'mas SPECIAL」東京・新木場1stRING
<アピール、コメントなどは週プロモバイルより>
◇第1試合◇
▼30分1本
○藤田峰雄 ショーン・ギネス(11分21秒 片エビ固め)"brother"YASSHI Xブッファ
※スワントーンボム
◇第2試合◇
▼30分1本
日高郁人 ○小幡優作(14分21秒 エビ固め)KAMIKAZE X崔領二
※ダイビングダブルニードロップ
◇第3試合◇
▼30分1本
○浜亮太(6分20秒 体固め)X菅原拓也
※オオキドプレス
◇第4試合◇
▼30分1本
○田中将斗(8分52秒 片エビ固め)X磐城利樹
※スライディングD
◇第5試合◇
▼NWA・UNヘビー級選手権試合/30分1本
[挑戦者]○将火怒(12分12秒 片エビ固め)[第25代王者]X横山佳和
※首塚
☆横山が初防衛に失敗。将火怒が第26代王者となる
(試合終了後)
将火怒「オイ、待たせたな! UNに関してはよ、いろいろあって、俺がどんな手使ってもこのベルトを手に入れたかった。俺がこのベルト取って、やりたいことはいっぱいあるんだよ。まず最初に、そこに座ってるKAMIKAZE副社長! KAMIKAZE副社長、俺がチャンピオンになっていろいろやりたいなかの一つ。元旦にはこの俺がKAMIKAZE副社長に、防衛戦の相手に指名するからよ、相手してくれ!」
KAMIKAZE「何が指名だ、バカ! 挑戦するよ、がっちゃんと」
将火怒「…オイオイ、わけわかんねえけどよ、とりあえずよ元旦、このベルト懸けてKAMIKAZE副社長と防衛戦する。それだけだ、オラ。元旦で会おうぜ!」
【将火怒の話】「このベルトに関してはいま言ったように、ホントにいろいろあったよ。いろいろ邪魔をされて…俺も邪魔してやったかもしれねえけどよ、いろいろあって。言っただろ、俺はどんな力で、どんなやり方でやってもこのベルト必ず取るってよ。いいか、こうやってきょう新木場でこのベルト俺が巻いたから。次よ、やりたいことのなかの一つ。邪魔しまくってる副社長をよ、防衛戦の相手に指名させてもらったから。元旦よ、後楽園でこのベルト懸けてよ…」
(ここで背後にKAMIKAZEと菅原が。)
KAMIKAZE「(将火怒に)邪魔だ、俺が(カメラに)映らねえ。どけどけどけ、生意気に指名なんかしてんじゃねえよ」
将火怒「邪魔ばっかするから仕方ねえだろ!」
KAMIKAZE「やってやるよ、そのかわりがっちゃんとな」
菅原「え? 俺も?」KAMIKAZE「がっちゃんと挑戦するって言ってんだよ。わかんねえのか、バカ!」
将火怒「どっちなんだよ! なんだよ、がっちゃん“と”って。どんな形でもいい、防衛戦元旦にやるから。それだけだから」
◇第6試合◇
▼NWAインターナショナルライトタッグ選手権試合/30分1本
[第19代王者組]大谷晋二郎 ○高岩竜一(29分31秒 片エビ固め)[挑戦者組]X金本浩二 田中稔
※デスバレーボム
☆大谷&高岩が3度目の防衛に成功
(試合終了後、日高が登場も館内はブーイング)
日高「しゃべらせてもらいますよ、違うと言われても。大谷、高岩、金本! 元日決戦、取らせてもらうよ。6人タッグ、きょうパートナー連れてきてるから。イサミ、宮本、来てくれ!」
(ヤンキー二丁拳銃が登場)
イサミ「すごい試合でした。格好は日高さんのを控室からパクったんでふざけてますが、真剣に僕は天下一ジュニアの準優勝者としてあなた方3人に勝ちます」
宮本「僕はプロレスを始める前からずっと、テレビで見てました。あれからプロレス入って12年、胸を借りるつもりはございません! リスペクトと誠意をもって、あなた方を倒します」
【大谷、高岩の話】「何分だったの?(29分31秒です)よかった。引き分け防衛より、勝って防衛のほうが絶対いいから。思った通りの相手でしたね。田中ケロさんが、10何年ぶり(と言っていた)。かみ合わなくて当然だよ(苦笑)。そんななかでも、こなくそ、負けてたまるかって。バチバチやり、ほかのどんな若いヤツらにもない若さがあったと思いますよね。かみ合わないのは当たり前じゃん! でも、そのなかで最後までコノヤローって意地むき出しで、闘えたと思いますね。痛くてきつくてしんどかったけど、途中で自然と笑顔になるような。それも生半可な笑顔じゃないよ。途中で、久しぶりだなコノヤロー!という感じで笑顔になれた気がしますね。彼らとだったら何回でもやるし、そして何回でも防衛する。彼らを対戦相手に選んで間違いなかったと、心から思いますよね」
高岩「29分31秒? まだまだできた。1時間でも2時間でもできるよ」
大谷「(タイトルマッチで1勝1敗、15年6カ月ぶりの決着戦とのことだったが決着はついた?)あの2人とはね、何勝何敗とかそんなレベルじゃないんだよ。だって、リングで田中さんのその言葉を聞くまで、1勝1敗だって忘れてたもん。結果、1勝1敗ってだけで、そんな勝敗なんて関係ねえよ。彼ら2人との試合は、どっちが何勝どっちが何敗、関係ない。俺らが目の前に立てば、いつだって全力で闘う! どっちが何勝だろうが、どっちが何敗だろうが、全力で闘う! そういう相手ですよね。また彼らがやりたいと言うのであれば、いくらでも恨みっこなしで防衛戦をするし、当然組むし。彼らとまた同じリングで闘えてること、本当に嬉しく誇りに思います。(最後に1・1後楽園で闘う日高らが乱入してきたが)いいじゃない、彼らがどういう気持ちで俺らに向かってきてるか。向かっても向かっても負けてるんだから。何度でも立ち上がってくるって気持ちだけは、それだけは認めてやる。それでクソミソに言われても、向かってこいや。いつだって受けてやるから。ただ順序があるぞ、順番が。いつか受けてやるからって」◇第7試合◇
[第31代王者組]○佐藤耕平 関本大介(13分58秒 ジャーマンスープレックスホールド)[挑戦者組]鈴木秀樹 Xジェームス・ライディーン
☆耕平&関本が3度目の防衛に成功
(試合終了後)
耕平「ZERO1としての興行は今年はきょうで終わりなんですが、元旦から15周年に向け選手一同、頑張っていきますので来年も応援よろしくお願いします。ありがとうございました
」関本「(耕平からマイクを渡され)え? これはなんですか? では一言、今年も応援ありがとうございました。来年も、より一層の応援よろしくお願いします! では恒例の…(と耕平にマイクを渡そうとするも拒否される)いやいや。じゃあ、僭越ではございますが、小生が締めさせていただきたいと思います。いくぞー! いくぞー! 3、2、1、ゼロワン!」
【耕平、関本の話】
耕平「今年最後のZERO1としての大会、メインでタイトルマッチでしたけど防衛できてよかったです。何度も言ってますけど、大介とは付き合いも古いし、何回も試合してるし何回も組んだりもしてるし。だからこそ、試合のさなかで何をしてくるか、何をするかがすごく自分のなかでは感じ取れるんで、うまくそれがきょうは機能したかなと思ってます」
関本「うまく耕平さんにつなげたんでね。きょうの勝ちはそれがよかったと思います」
耕平「鈴木がなかなか変わったスタイルだから、途中でペースを乱されたんですけど、やっぱりライディーンとのタッグはでかいし強いし強敵でしたけど、そういうチームとしての意味では俺らのほうが付き合い長いぶん一枚も二枚も上かなと思います。(来年に向けては)このタッグのベルトに挑戦するヤツがいるんであれば、このタッグも受けますし。俺は個人的には鈴木にシングル持ってかれたんで、そこを狙っていきたい。ただ、ベルト取られたからハイ取り返しますという簡単なベルトじゃないし、そういうふうやるとベルトの価値も下がっちゃうから。きちんとタッグでも、それこそ大日本さんでのツインタワーズもそうですし、そういうところでいろんな“これ”っていう時まできちんと結果を出して、来るべき時に挑戦して、ベルトを取り返してやろうと」
関本「今年はこのインターコンチのタッグのチャンピオンになれましたし、このまま年を越せそうなので、来年もこのベルトを防衛し続けます」耕平「頼もしい反面、取り返すという意味ではね、BJWタッグをツインタワーズとしては関本岡林に取られたし。そういう意味では頼もしいパートナーであると同時に倒したい相手でもあるので、そこも目標にさせてもらいます。なんにせよ、とりあえずこのベルトを大介と守ったまま年を越せる。気持ちよく年を越せそうです」
ZERO1新木場大会のセミで大谷、高岩のトンガリコーンズが保持するインターナショナルライト級タッグ王座に金本、稔の復活ジュニスタが挑戦。両チームが対戦するのは15年6ヶ月ぶりで、リングアナウンサーは当時の新日本のメインリングアナウンサーだった田中秀和氏が務めた。
試合は大谷が稔の指に噛み付いてから高岩も同じ攻撃で続き捕らえにかかるが、場外戦からジュニスタが高岩の膝に集中攻撃を加えて形勢逆転、大谷にやっと交代も大谷も金本の顔面ウォッシュ、場外に逃れたところで稔のプランチャを喰らうなどジュニスタペースで試合が進む。
しかし大谷が稔にドロップキックを浴びせると顔面ウォッシュを決めると、高岩とのダブルタックルを決め、高岩も逆水平で続くも、金本がミドルキックや膝蹴り、雪崩式フランケンシュタイナー、雪崩式パワースラムと譲らない。
交代した大谷が稔にジャーマンからコーナーへ昇るも、追いついた稔が雪崩式ハーフラッチから腕十字の連続技を決め、大谷も袈裟斬りからライガーボムで応戦するが、稔はミノルスペシャルで捕獲、交代した高岩にもミドルキックを浴びせると、交代した金本が打撃からタイガースープレックスを狙うも、高岩がデスバレーボムで叩きつけて阻止する。
高岩はエルボーで攻勢に出るが、金本は飛びつき式アンクルホールドで捕獲、しかし大谷に狙った金本のバルキリースプラッシュが自爆となると、大谷はすぐさまミサイルキックを発射して、高岩もラリアットで続き、金本も大谷、高岩それぞれにフロントスープレックスで投げる。
稔のキックの援護を受けた金本は高岩にタイガースープレックスホールドを、高岩はクリアも稔がダイビングフットスタンプ、金本がムーンサルトプレスと攻勢をかけ、金本が再度アンクルホールドで捕らえるも大谷が間一髪カット、高岩はラリアットを狙うが大谷に誤爆すると、ジュニスタがダブルでのバスソーキック、金本がファルコンアローと高岩を追い詰めるが、金本のムーンサルトプレスが失敗し頭から転落してしまうと、これを逃さなかった高岩は餅つき式パワーボム、ラリアット、デスバレーボムと畳み掛けて3カウントを奪い、時間切れ29秒前でトンガリコーンズが勝利を収めて王座を防衛した。
試合後には元日興行でヤンキー二丁拳銃と組み大谷、金本、高岩組と対戦する日高が二丁拳銃を伴い登場、、二丁拳銃は3人をリスペクトした上で宣戦布告を果たし、また藤田峰雄も乱入して稔に挑戦を表明した。だがムーンサルトプレスを失敗した金本は首を負傷し20日の大日本プロレス横浜文体大会を欠場することになった。(代役は全日本の野村直矢)
メインは耕平、関本の保持するインターコンチタッグに鈴木、ライディーンが挑戦。序盤は耕平が鈴木とグラウンドの攻防、関本はライディーンとパワー合戦を繰り広げるが、鈴木が関本にダブルアームを決めてから挑戦者組は関本を捕らえ、交代した耕平もファルコンアローで盛り返すが、ライディーンもラリアットを連発して応戦する。
しかし交代した関本がライディーンに往復式串刺しラリアットで動きを止めるとアルゼンチンバックブリーカーで担ぎ、耕平もエルボーで続くがライディーンがサイドバスターで反撃すると、鈴木は関本をワンハンドバックブリーカーで蹴散らしてから耕平にはエクスプロイダー、ライディーンもチョークスラムで続き一気に勝負に出る。
ライディーンはパワーボムを狙うが、関本がカットに入ると耕平との眉山を決め、関本が延髄斬り、耕平がランニングエルボーと畳み掛けてから、耕平がパイルドライバーから二段式ジャーマンを決め3カウントを奪い王座を防衛した。
試合後は今年最後の興行にも関わらず、耕平が関本に締めを託して大会を締めくくった。
今年のZERO1は昨年は危機状態と言われるも、耕平が覚醒してZERO1の主役に躍り出ると、これまで一歩引いていた大谷が減量してジュニアに回帰し高岩、金本、稔を巻き込んで90年代の新日本ジュニアを復活させZERO1ジュニアと抗争が勃発するなど、一気に巻き返しの年となった。
元日興行では鈴木は世界王座をかけて田中の挑戦を受ける、スタイルの違うもの同士の対決も注目だが、田中も杉浦貴との弾丸ヤンキースがひと段落してから一歩引いていただけに、来年は田中自身も巻き返しの年になるか?
第5試合では横山の保持するUN王座に将火怒が挑戦し、横山が雪崩式デスバレーボムで将火怒を追い詰めるが、ラリアットをブロックした将火怒が垂直落下式ブレーンバスターからラリアットを連発し首塚で3カウントを奪って王座奪取に成功、試合後はKAMIKAZEを挑戦者に指名し元日興行での選手権が決定となるはずが、笹崎副社長によって強引にヘビー級転向させられた菅原が割って入り3WAYでの選手権が決定となった。【試合結果詳報】大谷&高岩vs金本&稔で“あの頃の新日本ジュニア”田中リングアナもコール/耕平&関本がV3で締め/磐城、田中に奮闘…ZERO1新木場詳報 https://t.co/rDtxt2NbBC pic.twitter.com/DEssrFPgNC
— 週プロmobile (@shupromobile) 2015, 12月 19日高さんに呼ばれたのでゼロワンに行ってきました。日高さんにブーイングが凄かったので笑ってしまいました。チーム日高で元旦にむけミーティングです! pic.twitter.com/XBYxbEJs01
— 木高イサミ (@isami_777) 2015, 12月 19ごめん...明日の大日本文体大会欠場します。 残念です首を痛めて、両腕がビリビリチクチクと電気が走る様に痺れています... 今も横になってますが、痺れまくりで寝れません...初めてやな~この感じ改めてプロレスってのは怖い職業やな~と思いました....
— 金本浩二 (@k_kanemoto) 2015, 12月 19 -
鈴木秀樹がライディーンを卍固め葬、そしてタッグ結成でZERO1制圧へ!
11月23日 ZERO1「WAKE UP!」新木場1stRING
<アピール、コメントなどは週プロモバイルより>
◇第0試合◇
▼15分1本
○日高郁人(5分43秒 チキンウイングアームロック)Xビリー・アレクサンダー
◇第1試合◇
▼30分1本
○藤田峰雄 磐城利樹(6分51秒 雁之助クラッチ)X将火怒 ショーン・ギネス
◇第2試合◇
▼UNヘビー級選手権試合/30分1本
[挑戦者]○横山佳和(7分49秒 横入り式エビ固め)[第24代王者]XKAMIKAZE
☆KAMIKAZEが初防衛に失敗。横山が第24代王者となる
(試合終了後)
将火怒「おい、副社長、いいザマだな。いい気味だ。たまんねーよ。おい横山、来月の19日の新木場、俺挑戦させてもらうからな。よろしく頼むわ」
【横山の話】「勝ちはちょっと納得いかない部分もあるけど、今のUNのチャンピオンはこの自分です。次、どんな相手でも必ず防衛して、どんどん防衛記録を塗り替えていきたいと思います。リング上でも誰でもいいって言ったんで、誰でもいいよ」
【KAMIKAZEの話】「ベルトが腐ったな。ベルトが腐ったよ。かわいそうなチャンピオンだ。もういい。もう俺はあれはいいや。磐城でも混ぜて勝手にやってろ」
◇第3試合◇
▼NWAインターナショナルライトタッグ選手権試合/30分1本
[第19代王者組]○大谷晋二郎 高岩竜一(18分02秒 エビ固め)[挑戦者組]X菅原拓也 佐野巧真
※ライガーボム
☆大谷&高岩が2度目の防衛に成功
(試合終了後、日高登場)
日高「大谷、逃げないっていったよな。次は俺とやれ。誰がなんといってもパートナーを連れてくる。俺とやれ」
大谷「はい、わかりました。何度だって立ち上がるんであれば、いずれアナタの挑戦も受けたいと思います。受けるから下がれ。ちょっとはわかったね。しかし! 俺と高岩はここで止まらず前に出るためにはどうしても避けて通れないチームがあります。来月、ここ新木場で金本浩二&田中稔。高岩がいま聞いたような顔してるけど、しかし、この2人は一緒にやっていこうと言いながらも避けては通れない! 強力なチャレンジャーチームだと思います。来月ここ新木場でジュニスタの挑戦を受ける! 受けるといっても彼らには何も言ってないけれども……彼らは絶対逃げない。僕はそう信じています。来月ジュニスタ相手にしっかり防衛して、これからもっともっと俺たちのZERO1ジュニア、盛りあげていきたいと思います。みなさん最後までプロレスをお楽しみ下さい。ありがとうございました」
【大谷、高岩の話】
大谷「まず認めるなんて言いたくないけど、日に日に俺らが見たことない菅原の表情、感情が出てるのは認めるよ、だがな、たかがちょっと感情出たからって言ったってな、このベルトを俺らが渡すわけにはいかないんだよ。どんどん先には敵が待っているんだよ、すべてをクリアして、いままでにない熱いZERO1ジュニアを2人にも協力してもらって、作りたいと思います」
高岩「佐野さんともうちょっと絡みたかったけどね、そういう流れなんでね。で、今度なに?田中?」
大谷「いや、言ってなかった。ごめん、いやいやいや、今日中にスケジュール頼むから。でも、ここでアイツらと当たりたいんだ。ジュニスタと。そのあと日高にも言った。いずれ受けるってすげーパートナー連れてくるだろうから、受けるよ、いずれ。だが、いまこの熱い、いま! ジュニスタと闘いたい、闘いたいんだ。そして、きっちり防衛して前に進みたいと思います。はじめてこの闘いの場に足を踏み入れた、佐野! いや佐野選手。本当に久しぶりに当たって、しばらく会ってなかったのに憎くてしょうがないみたいなあの表情なんだ。この闘いに何か感化されたんだと思っています。彼はまたこの闘いに足を踏み入れたいんであれば、くればいいじゃない。どっちのチームなんて関係ないよ。熱いヤツなら入ってこれる。熱くて、根を上げないヤツ、そういうヤツなら誰でも入ってこれるから。きっちり今日は防衛しました。何かありますか?(藤田が挑戦表明したが)あっそう、いま聞いて知ったよ。試合後かなんか? 日高にも菅原にはみんな言うけど、ガーガーわめくな、受けてやっから。ガーガーわめくな。それに藤田はちょっと遅いんじゃないか? 俺がジュニアに転向してベルトも取ってシングルもタッグも取ってどれくらい月日が経ってるんだ。てっきりやる気ないのかと思ってたよ。しかしな偉そうに言うわけじゃないけどな、順番ってものがあるからな。次はジュニスタだ。逃げも隠れもしません。タッグでもシングルでも受けてやろうじゃないの」
◇第4試合◇
▼30分1本
○田中将斗(11分10秒 片エビ固め)X小幡優作
※スライディングD
◇第5試合◇
▼NWAインターコンチネンタルタッグ選手権試合/30分1本
[第31代王者組]佐藤耕平 ○関本大介(16分52秒 ジャーマンスープレックスホールド)[挑戦者組]X崔領二 KENSO
☆耕平&関本が初防衛に成功
(試合終了後)
KENSO「OK、しゃべってもいいですか。生きてるのか、死んでるのか、どっちなんだ。しゃべってもいいですか! OK、俺のベストパートーナーは崔領二、もう一度、挑戦させてほしい。KENSOと崔領二でいいですか! いいですか! OK、以上」
【耕平、関本の話】
耕平「とりあえずしっかり防衛はできたんで、一安心です。KENSO選手とはあまり今までからんだことがなかったんですけど、でかいからね、一発がキツイですね。でもとりあえず大介とベルト防衛することができたんで、とりあえず次ですね。誰が来るかわからないですけど、これを狙ってるタッグチームいると思うんで、いつでも受けるつもりです」
関本「コンビネーションもお互い何回も闘ってるし、組んでるからもう意思の疎通はバッチリなんで」
耕平「もうどうすればいいとか、だいたい次は何を求めてるかとか、目を見ればわかるんで、別にそんな大した不安はなかったです。田中&杉浦から取ったっていうプライドがあるんで、そこに負けないよう、そしてそれを上回るくらいのタッグチームとしてこのベルトをもっともっと防衛して、磨きたいなと思います」
◇第6試合◇
▼世界ヘビー級選手権試合/30分1本
[第19代王者]○鈴木秀樹(14分36秒 レフェリーストップ)[挑戦者]Xジェームス・ライディーン
※卍固め
☆鈴木が初防衛に成功
(試合終了後)
鈴木「また勝ってしまったのでまたやりますかね。ライディーンには少し言ったんですけど、プロレスはいろいろなルール。シングル、タッグもあるので。いまタッグチャンピオンが凄く強いのでライディーンと挑戦します(そこに耕平&関本が花道へ。)まあまあ、もちろんシングルやってない人います。高い壁と言った人とやりたいです。田中さんと1回もやったことないので、シングルやって新しい世界をみせたいと思います。いいですか。じゃあ終わりますので立ってください。行くぞ、3・2・1ゼロワン!」
【鈴木の話】「痛かったです。もういいです。もういいんで、終わったら懐柔して味方に引き入れました。俺にはチョップはするなと言いました。ライディーンは凄く強いんです、パワーもあって、じつはテクニックもあるんです。でも雑なところがあって、たぶん彼はまだ若いので。彼の持っていない僕の、持っているものを吸収すれば凄くいい選手になると思う。で、いま挑戦はしてるけど、軸が定まってない気がする。闘いの軸というか。僕もチャンピオンなんですけど、防衛戦は1回1回やるんですけど、軸がないので、タッグをもう1回やってみてもいいかな、と。だったらせっかくなのでパートナーにいいかな、と。あまり深い意味はないです。感覚です。(田中を指名したが)そうですね。1回もないんで、ないですし、まぁ、また耕平さんとかと同じように理由はいっぱいあるとかじゃなくて強いじゃないですか。いろんなスタイルで限界までやるスタイルなので、てっとり早いということで、ここで言えば田中さんは逃げない人なので受けてくれると思います。また自分も新しい世界も見れると思うので、お客さんの反応もよかったからいんじゃないですかね。
(完全制覇をねらっていく?)完全制覇するとまた握手しないといけないのでね。それはちょっと……次はファイトマネーの中にそれが入るのかどうか、と。2度あることは3度あるっていうので、3度やらされそうなので、あの人だったら。マイク握っている方ならやりそうなので。まあでもいいですよ、強いし。彼はああいう技であそこまで締め切られたことないだろうし、足もガッチリ持ったので動けなくしたので、それでもパワー凄かったですけどね。ちょっと僕にはないパワーです、あのパワーには負けますね。そういう点でいうと、田中さんはスピードですね。あのスピードはなかなかないスピードなので、あのスピードを押さえ込まれれば勝てるでしょうし、いかれたら……まあわからないです、一発
勝負です。なにかあれば、あと組んでくれるのはタイミングは、さっき言うの忘れてしまったんですけど、もう任せますので、どのタイミングでもやれればいいと思います」
今月2度のZERO1新木場大会、第3試合では大谷、高岩組の保持するNWAインターナショナルライトタッグ王座に菅原は新日本~SWSではジュニアで活躍し獣神サンダー・ライガーのライバルだった元NOAHの佐野を起用、試合はチームワークに優る大谷組が挑戦者組を分断するが、佐野が大谷の腹部にソバットを炸裂させるとフットスタンプで追撃し、菅原も大谷の腹部を集中攻撃してスタミナを奪いにかかる。
高岩に対しても佐野はソバットを繰り出していくが、突進したところで高岩がラリアットで反撃すると、交代した大谷も顔面ウォッシュで追撃する。
挑戦者組は大谷を捕らえて佐野のダイビングフットスタンプから、菅原がラ・マヒストラルと丸め込むが、大谷がドロップキックから高岩との延髄斬り&ラリアットのサンドウィッチ攻撃、高岩のデスバレーボムから大谷のミサイルキックの波状攻撃と畳み掛けると最後は大谷がライガーボムで3カウントを奪い王座を防衛した。
試合後は日高が挑戦表明するも、王者組は金本浩二&田中稔のジュニスタを指名した、ジュニスタは大谷&高岩組とIWGPジュニアタッグを巡って凌ぎを削ってきたチーム、90年代の新日本プロレスが再現されるようなカードだが、それを許してしまったZERO1ジュニアにとっては屈辱的なカードでもある。日高は誰をパートナーにするか明言はしなかったが、東北ジュニアを保持している相棒である藤田ミノルを連れてくるのか?佐野まで巻き込んだことでZERO1ジュニアが活性化しつつある。
またセミでは耕平&関本の保持するNWAインターコンチネンタルタッグ王座に崔、全日本プロレス後楽園大会を終えて駆けつけたKENSO組が挑戦、試合はKENSOのプランチャから流れを掴んだ挑戦者組が関本を捕らえて先手を奪うも、耕平が崔にファルコンアローを決めると、関本もKENSOをアルゼンチンバックブリーカーで担ぎ上げ、挑戦者組も崔が関本に雪崩式ブレーンバスターからKENSOがフライングボディープレスを投下するも、追撃を狙った崔の那智の滝はかわされてしまうと、関本はスピアーを浴びせる。
ここから王者組は崔を捕らえ、耕平のパイルドライバーから関本のラリアットと畳み掛けると、最後は関本がぶっこ抜きジャーマンを決め3カウントを奪い王座を防衛した。
メインは鈴木の保持する世界王座にライディーンが挑戦、試合は序盤から手四つからグラウンドに持ち込み、嫌ったライディーンはエスケープするも、ライディーンのエルボーに対して鈴木はエルボースマッシュで押し返すも、ライディーンが強烈な一撃を浴びせると、鈴木はたまらず場外へエスケープする。
攻防は再びリングに戻ると鈴木はエルボースマッシュ、水車落とし、ツームストーンパイルドライバーと攻め込むがライディーンはラリアットからパワーボムを決めるが、もう一発は鈴木が堪えるも、ライディーンはチョークスラムで叩きつける。
しかし鈴木はジャーマンを連発すると、ライディーンはラリアットで応戦しようとするが、かわした鈴木はスリーパーで捕獲してから卍固めへと移行し、ライディーンは必死で耐えたが、ガッチリ極まっているためライディーンは動けずレフェリーが試合をストップ、鈴木が王座を防衛に成功した。
鈴木の普段のフィニッシュはビル・ロビンソン譲りのダブルアームスープレックスだが、今回はアントニオ猪木のフィニッシュである卍固めを引き出してきたが、卍固めもヨーロッパから流れてきた技であることから、おそらくロビンソンから伝授された技と見ていいだろう。
試合後は鈴木がライディーンと共闘し耕平、関本の保持するNWAインターコンチネンタルタッグ王座を表明、耕平がライディーンを降した際に「怖さを感じない」とダメ出ししたが、鈴木は“自分だったらライディーンの怖さを引き出せる”という自信があってライディーンをパートナーに起用したのか?世界王座を奪取した鈴木は次にタッグ王座に照準を絞ったところでZERO1制圧に王手をかけるも、世界王座の次期挑戦者には第3試合で小幡を降した田中を指名、2016年元日での選手権が決定となった。鈴木のエレガントなプロレスとハードコアながらも“ど真ん中”プロレスにも対応できる幅の広さを持つ田中は好対照な組み合わせだが、好対照だからこそ面白い試合が出来る組み合わせだと思う。
最後にKAMIKAZEの保持するUN王座に横山が挑戦、試合中に将火怒が乱入してKAMIKAZEに襲い掛かろうとするがTARUが阻止し、終盤にKAMIKAZEはムーンサルトプレスを投下したが再び乱入した将火怒が赤いパウダーをKAMIKAZEに吹きかけると、横山が丸め込んで3カウントを奪いUN王座を奪取、将火怒が次期挑戦者に名乗りを挙げた。今日は昼にライディーンのチョップで泣きそうになり、夜は岡林さんのチョップ、石川さんのエルボーで泣きそうになりました。 でもエクレア、バームクーヘン、シュークリームのお陰で乗り切りましたよ(笑)
— hideki-suzuki (@hidekisuzuki55) 2015, 11月 23全日本プロレス、ゼロワン。魂の”ダブルヘッダー”。残念ながら”未完走”。涙。ライフ。#kenso #プロレス pic.twitter.com/hWmWniSmAj
— KENSO (KENZO SUZUKI) (@bichitto1) 2015, 11月 23今日のスライディングD pic.twitter.com/oi1OjmQjcr
— 田中将斗(Masato Tanaka) (@masato_dangan) 2015, 11月 23将火怒…バカだろあいつ。
— デーモン軍 (@daemon_zero1) 2015, 11月 23 -
鈴木秀樹が佐藤耕平を降し世界王座奪取で二団体制覇を達成!
11月1日 ZERO1「ZERO1 Wresters」東京・新木場1stRING
<アピール、コメントなどは週プロモバイルより>
◇第1試合◇
▼次期UN王座挑戦者決定戦
○横山佳和(7分55秒 エビ固め)×ビリー・アレキサンダー
※デスバレーボム
◇第2試合◇
▼30分1本
藤田峰雄 ○ショーン・ギネス(7分15秒 横入り式エビ固め)TARU ×将火怒
◇第3試合◇
▼UNヘビー級選手権試合/30分1本
[挑戦者]○KAMIKAZE(7分59秒 片エビ固め)[第23代目王者]×磐城利樹
※ムーンサルトプレス
☆磐城が2度目の防衛に失敗、KAMIKAZEが第24代目王者となる。
(試合終了後に第1試合で挑戦者決定戦に勝った横山が登場))
横山が登場。横山「おいKAMIKAZE!…副社長。いや、金髪クソじじい!(場内は『オマエもだ』コール)23日、この前の後楽園の借りをきっちり返してやるから、そのベルト、きっちりピカピカに磨いとけよ!」
KAMIKAZE「おいおい、金髪の俺に言うんだったらよ、金髪のあとに“スケベ”が抜けてるわ。いつでも来い」
(今度は将火怒がくる。)
将火怒「オイ! 副社長! 俺にこの前後楽園でやったこと、忘れてねえからな! 必ず俺がUNのベルト取ってやるからな、よく見ておけよ!」
横山「たしかにスケベが抜けてたよ。でも23日、必ず俺がベルトを取るんでみなさん応援よろしくお願いします」
【磐城の話】「自分は、何度も3カウント取ると言ってきましたが、ムーンサルトを食らって負けてしまいました。ですが、次こそは自分の力でベルトの挑戦権を取って、またUNのベルトを巻きたいと思います。その時こそ、鈴木さんとタイトルマッチをしたいと思います! 絶対、勝ち上がってみせます! これからも応援よろしくお願いします!」◇第4試合◇
▼30分1本
金本浩二 ○大谷晋二郎 高岩竜一(15分42秒 エビ固め)×日高郁人 “brother”YASSHI ブッファ
※ライガーボム
◇第5試合◇
▼30分1本
○田中将斗(16分37秒 片エビ固め)×小幡優作
※スライディングD
◇第6試合◇
▼30分1本
○崔領二 ジェームス・ライディーン(16分11秒 エビ固め)関本大介 ×橋本和樹
※那智の滝
◇第7試合◇
▼世界ヘビー級選手権試合/30分1本
[挑戦者]○鈴木秀樹(15分35秒 ダブルアーム・スープレックス・ホールド)[第18代目王者]×佐藤耕平
☆耕平が5度目の防衛に失敗、鈴木が第19代目王者となる
(試合終了後)
鈴木「2カ月ぐらいZERO1に忘れられていて、その後、挑戦させていただいたので、ひじょうに感謝しております。試合前も言ったんですけど、悪い意味にとらないでください。とくに、ホントにないです。いい勝負できて、勝ったと。どっかみたいに『とくにないです』と言うわけじゃないです。本当にやり切って、ないです! 1勝1敗になったんで、リマッチと言いたいところですが、リマッチはしません。リマッチは撲滅します。もう一回改めてゼロワンでいろんな選手と新しい対決をして、みなさんを喜ばせていきたいと思います。(オッキー沖田リングアナに)なので忘れずに声をかけてください。3、2、1、ゼロワン!」
【鈴木の話】「(ベルトを取ったので)引退します。本当にやることがなくなりました。(前回の挑戦は1年半前の5月で、念願のベルト獲得だが)いい言い方をすれば念願の、悪い言い方をすれば思い出したかのような。(耕平と闘って)前の試合した時よりは、という感じよりはきょうだけを見て僕はやったつもりなんで。そういう勝負だと思うんですよね、毎回。これからたぶんやっていくとは思うんですけど、毎回そういう試合でいいかなと思います。言えるとしたら、恩返しですよ。一緒にタッグを組んでいろんなことを教えてくれたりもしてくれてましたから。こうやってシングルできちっと結果を出すということが、僕のなかでは恩返しですね。(前半はグラウンドで攻め込まれる場面も)そうですね。べつに僕だけができるわけじゃないですから。みんな持ってますからね、当然のように。あ、みんなって言うとウソか。みんなじゃなかったですね。某赤いヤツとか持ってなかったんで。ジーパン履いてもダメですからね。それをただやってるだけですよね、必要な時に出すだけですから。相手がそうきたらこうやる。チャンピオンだから、挑戦者の攻撃を受け止めてやるっていうのがチャンピオンの試合だと思うので、それでやってきただけかなと思うんですけど。(ダブルアームを返されたのは?)フリーになって、記憶になかったですね。ちょっと早かったかな、というのは一瞬あったんですけど、スリーパーであそこまでいってたし。(返されるのは)ないと思いましたね。ガッチリ体重も乗せれたし。でも、そこで慌てないで。(ホールドは?)初めてですね。体固めよりはクラッチしてブリッジしたほうが強いですから。3カウントを取るにはそっちのほうがガッチリしてますからね。(あれは咄嗟?)咄嗟じゃないですかね。いままで教わったものが(出た)。もともとああやって教わったものですから。それを自分なりに工夫して、ああいう違う形になっただけであって。やることは最初に戻るというか、余裕がなくなったらああなったという。(今後は王者として
?)UNの磐城とダブルタイトル戦ですよ。(磐城はベルトを落としたが…)そうなんですか? うそつきじゃないですか。まあ、さっきリングで言ったように、またベルトを持った時は違うと思うんですね。相手も違う気持ちで来ると思うんで。僕のなかでは新しい気持ちで。いろんな人がいますから、ZERO1。闘いたい。ずっとシングルでやってない人もいますし、でもちょっといまは違う気持ちで、あらためてZERO1でチャンピオンとして頑張っていきたいなと思います。(腰を据えて?)据えるつもりなんですけどね、どこでも(苦笑)。全部追い出されてしまう。次はどこを追い出されるか…。行く場所全部追い出されてるんですよね。最後は自分で旗揚げするしかないかな。(挑戦者の希望は)みんなとやってみたいですね、ZERO1は。いまの僕の立場でいろんな選手とやってみたいと思います。強い選手はいっぱ
いいますから。ジュニアに行っちゃいましたけど、大谷さんとももう一回シングルでやってみたいし。田中さんもいるし、ライディーンもそうですけど、崔さんとか。強い選手がいっぱいいますから。あと磐城とやります」ZERO1新木場大会のメインは耕平の世界王座に鈴木が挑戦、鈴木はZERO1vsWRESTLE-1との対抗戦ではZERO1側に立ったが、今回は敵となって耕平に挑む。
試合の先手を奪ったのは耕平、グラウンドの攻防で脚攻めを展開するが、鈴木はエルボースマッシュから首攻めで反撃、グラウンドでもクルックヘッドシザースで動きを止めコブラツイストで絞めあげるなどリードを許さない。
耕平はミドルキックやニーリフトで反撃しファルコンアローを決めるが、パイルドライバー狙いは鈴木がリバースするとエルボースマッシュからエクスプロイダーで投げ、スイング式ネックブリーカーからロビンソン式エルボースマッシュを打ち込むも耕平はジャーマンで投げ捨てる。
耕平は追撃を狙うが、鈴木はジャーマンドライバーで返すと両者ダウン、起き上がってエルボーの打ち合いとなり、鈴木のドロップキックはかわされると耕平はパイルドライバーからジャーマンスープレックスホールドを決めるが鈴木はカウント2でクリアすると、ロープへ走る耕平を捕らえてスリーパーで捕獲、そしてダブルアームスープレックスが決まるもカウントは2となる。
鈴木はならばとドラゴンスープレックスからダブルアームスープレックスホールドを決め3カウントを奪い、WRESTLE-1に続いてZERO1の至宝も奪取したことで二団体制覇を達成した。
また第4試合で90年代の新日本プロレスジュニアで一世を風靡したトンガリコーンズが再結成され、日高やYASSHI、ギネスのZERO1ジュニア連合軍と対戦、序盤から大谷と金本、高岩が久しぶりとは思えない見事な連係でZERO1ジュニア軍を分断、日高やYASSHIを捕らえて金本と大谷が顔面ウォッシュの競演も披露する。
ZERO1軍も反撃して大谷を捕らえトレイン攻撃から日高がショーンキャプチャーを決めるも、金本がカットに入ってから逆に日高が捕まってしまい、最後は高岩が餅つき式パワーボム、金本がタイガースープレックス、大谷がライガーボムと波状攻撃で3カウントを奪い復活トンガリコーンズが完勝を収めた。
またKAMIKAZEは磐城の保持するUN王座に挑むも、第2試合で仲間割れとなったTARUと将火怒が場外で揉めるなどKAMIKAZE側に不穏な空気が流れ、試合中にTARUと将火怒が乱闘となりバックステージへと雪崩れ込む、それでもKAMIKAZEは冷静に試合を進めバスソーキックからムーンサルトプレスで3カウントを奪い王座奪還に成功、試合後は挑戦者決定戦を制した横山と将火怒が挑戦に名乗りを挙げた。 -
90年代の新日本ジュニアが集結!ZERO1ジュニアに対して宣戦布告!
10月11日 ZERO1「change the world」 後楽園ホール
<アピール、コメントなどは週プロモバイルより>
◇第1試合◇
▼30分1本
○藤田峰雄(6分47秒 体固め)Xショーン・ギネス
※スワントーンボム
◇第2試合◇
▼30分1本
○“brother"YASSHI (5分14秒 ラ・マヒストラル)Xブッファ
◇第3試合◇
▼弾丸ヤンキース シングルマッチ/30分1本
○小幡優作(8分41秒 体固め)X日高郁人
※ダイビングダブルニードロップ
◇第4試合◇
▼遺恨清算シングルマッチ/30分1本
○KENSO (7分18秒 体固め)XTARU
※葉隠れ
(試合後)
KENSO「しゃべってもいいですか!×4 OK、関本と佐藤耕平の持つタッグベルト(NWAインターコンチネンタルタッグ王座)に挑戦を、俺KENSOと崔領二が組んで必ず挑戦する。そう思っています」
【TARUの話】「アイツには2回も3回も裏切られてるからしょうがない。せまいプロレス界、どっかでアイツと会うと思ってた。遺恨凄惨やと? オレの中で凄惨とか遺恨はないんよ。アイツをちょっと更生させてやろうと思った。まぁ、今日は早い時間に別の団体で試合をしてきてるから、KENSOなんてどうでもよかった。ただアイツも某全日本プロレスではヒールみたいなことをやってたみたいけど、まだまだ甘いな。ただアイツの平手打ちは効いたわ。奥歯が折れたから治療費、請求させてもらうぞ。まぁ、崔、KENSO、どっちでもいいわ。好きにせい、オマエら。オレは知らんぞ」
【KENSOの話】「ボロボロだ。だけど決めた。崔とタッグのベルトを取る。絶対にやるよ!」
◇第5試合◇
▼UNヘビー選手権挑戦者決定戦/30分1本
○KAMIKAZE (3分48秒 体固め)X横山佳和
※トラースキック
◇第6試合◇
▼UNヘビー級選手権試合/60分1本
[第23代王者]○磐城利樹(8分25秒 体固め)[挑戦者]X将火怒
※KAMIKAZEのムーンサルトプレス
☆磐城が初防衛に成功
【磐城の話】「自分が押されていて、なんで今回勝てたのかよくわかりませんが、次の新木場1stRING、対戦相手は自分がこのベルトを取ったKAMIKAZEなので、絶対に次こそ、自分の力で3カウントを取ってみせます! ありがとうございました!!」
【将火怒の話】「(YASSHIが「3分で決めるって言ってたやないか? どうなってんのや?」)あれ、サルトだろ? なんなんだよ! なんで暗くなってるんだよ!? 意味わかんねえよ。フザけんなよ!」
◇第7試合◇
▼30分1本
○田中将斗(11分53秒 片エビ固め)X菅原拓也
※スライディングD
◇第8試合◇
▼インターナショナル&NWA世界ジュニア2冠選手権試合/60分1本
[挑戦者]○大谷晋二郎(27分00秒 ドラゴンスープレックスホールド)[王者]X田中稔
☆稔が4度目の防衛に失敗。大谷が新王者となる
(試合後)
大谷「みなさんはじめましてジュニアヘビー級の大谷晋二郎です。ジュニアの世界熱くて楽しいじゃねーか。こんな楽しい世界なのに。おいおい隅っこで居場所がなさげに見てるお前ら来い。(日高、菅原、藤田がリングへ)人間、死にものぐるいでやったら体重だって落ちるんだよ。なんだ、そのツラ。いまのジュニアのトップは俺たちなんだよ。俺たちと闘いたいなら言っておくぞ。死にものぐるいで来い。死にものぐるいでこなければ一発で潰してしまうぞ。そんじょそこらのジュニアじゃないんだ。ぬるま湯につかったジュニアを俺が制圧してやるからな」
日高「死にものぐるいで、死にものぐるいで闘ってやるよ。俺たちよ、俺たちは落ちるところないんだよ。大谷、田中、金本! それから高岩も。イヤだっていうくらい向かっていってやる。ZERO1ジュニアは俺たちだって証明するまで何度でも立ち上がってやる」
大谷「おい日高。予想通りの答えありがとうございました。日高、マイクでもボソボソしゃべりやがってお前の言葉には魂が宿ってないんだよ!(日高が襲いかかるも、セコンドに押さえられる)会場のお客さん、これから魂のこもったZERO1ジュニアを見せてやるからな。ありがとうございました!」
【大谷、金本の話】
金本「見てて興奮したよ。見てるだけだとおもろないから、ゴチャゴチャ言わんと、どっちが強いかやろうや」
大谷「アイツらたたきつぶして、俺らの時代に戻して、また俺らで闘いませんか?(金本が握手に応じて、田中と金本は引き揚げる。以下、大谷のみでコメント)文句なしに強いチャンピオンでした。しかし、そのチャンピオンに勝った。ああ、足がいうこときかねえや。リングで言ったことはうそでもなんでもねえよ。ジュニアの世界、すさまじい世界じぇねえか。この世界をいままで背負ってきたヤツら、一生懸命やってるなんてな、だれでもわかってるんだ! それ以上の闘いをお客さんに届けるんじゃねえのか! キレのある技より、魂のこもった不器用な一発、そういうのが求められてるんじゃねえのか? 俺は今日闘って、ヒシヒシと感じたよ。ヒザの痛みに耐えられなくなりそうになったけど、ジュニアの世界で勝つことができました。(IWGPジュニア以来のジュニアのシングルベルトを巻いた実感は?)ちょっと信じられないかな。大谷晋二郎がジュニアのベルトを巻くって。でも、ジュニア転向を宣言してから毎日毎日、自問自答してたんだ。いまのジュニアを心の底から爆発させるには、どういった闘い、どういったプロレスをするべきなのかって。そういったことのヒントが、過去の自分にあるって結論付けて、リングに上がって叫んだつもりです。悔しければ悔しがればいい。俺だってとことん悔しがってきたんだ。悔しがったヤツだけ、頂を制することができるんだ。そう信じてタイトルマッチに挑もうと思ったら、見てよ、気づいたら黒いコスチューム着てた。これ、会場着いてシューズのひも結んでニーパット当てたときに気づいたんだよ! あ、コスチュームが黒になってる!ってな。思いのたけが強ければ、コスチュームの色も変わるんだ! 気づいたら昔のテーマ曲にもなってたよ。昔をなつかしがってるわけじゃないぞ。古いのが新しいんだ。古いのが新しいんだよ! 俺の魂はジュニアに戻った。だれに何を言われようと、ZERO1ジュニアだと胸を張ってリングに上がります」
【日高の話】「死にもの狂いなんて当たり前だ! そういうならオレの魂見せてやる! ZERO1ジュニアは何度でも立ち上がるんだよ!」
◇第9試合◇
▼世界ヘビー級選手権試合
[第18代王者]○佐藤耕平(13分13秒 ジャーマンスープレックスホールド)[挑戦者]Xジェームス・ライディーン
☆耕平が4度目の防衛に成功
(試合後)
「本日はご来場ありがとうございました。ライディーン、コノヤロー。少しは加減しやがれ、バカタレ。KENSO! 今日いないけど、崔領二。相談しなくてもアイツはNOは言わない男なんで、アイツらがタッグで挑戦してくるなら受けてやります。それとシングルの次に関して、小幡、ライディーンとそれぞれ強い選手とやって勝ってきました。このベルトに名乗りをあげるやついないと思うので、こっちから逆指名します。いま、ウチとは別に上がらせてもらってる大日本でタッグリーグしていますが、鈴木秀樹。アイツもいろんなところで試合して勉強して強くなってると思います。なのでこちらから逆指名します。コンディションいいですし、強い相手とやって勝つことでベルトの価値も上がるので。オッキー、一番近い東京の大会いつ? (11・1新木場です)じゃあ11月1日、鈴木と防衛戦やります。そこにも勝って、来年の15周年、必ずチャンピオンとして迎えたいと思います。応援よろしくお願いします。ZERO1は15周年にむけて選手スタッフ一同で突っ走っていきますので、応援ヨロシクお願いします。3・2・1 ZERO1!」
【耕平の話】「(改めて鈴木選手を指名したのは)他団体のあれをウチで出すのどうかなと思ったんですけど、向こうのタッグのチャンピオンでもあるから、あえて名前出させてもらったんですけど、大日本さんでいまタッグリーグをやっていまして、こないだやったんですよ。鈴木と若い子と。宇藤君のほうがわーっときてたので、どちらかというと石川君と鈴木君がやってたからあんまりでしたけど、見ている感じでは最初、やってたころに比べたらぜんぜん力もついてるし、いろんなプロレスを、いろんなこと覚えてたので、そういう意味では成長してるのかなって。ちょうどいいかな、と時期的に。(試合でやるのは?)結構前、火祭りはブロック違ったし、その前ですね。半年以上、もっと前か。その間、組んでたからだからGWの時かな。違うな。(シングルは世界ヘビー以来?)その時以来ですね。そうですね。(改めてシングルで)彼もなかなか皮肉れた男なので俺の要求を受けてくれるかわからないけど、いまやってもいい時期なんじゃない?って。へんなわだかまりはないんで。ああいうスタイル、似たようなサイズでああいうレスリングする人なかなかいないから、俺も逆に吸収するものもあるかもしれないし。ライディーンのことも言っておくか。アイツに唯一足りないところがあって、経験はあれなんですけど、それよりもいままで来た外国人選手に比べると、アイツが足りないのは怖さ。怖さを感じない。力もあるし、パワーもそう。ちょっとした反射神経もいいし、試合の間の取り方とか攻めてくるときの感覚とか凄くいいんですけど、怖さを感じないんです。たぶんそれをアイツが経験とともに身につけたら凄く怖いなと思う。いい意味で現代っ子というかスマートというか。それがあったら怖いですね。まあ、タッグで、シングルでやって、日本にいる間、また仕掛けてくるだろうから。それはチャンピオンとして受けとめます」
【ライディーンの話】「コーヘイ! ひとつ言っておくぞ。いい試合だった。だが、背中には気を付けるんだ。ロッカールームのだれもがオマエを狙っている。俺はもう一回、オマエにたどり着くぞ」ZERO1後楽園大会のセミはジュニアに回帰した大谷がWRESTLE-1の稔に流出しているジュニア二冠王座に挑戦、稔のセコンドにはジュニスタでの相棒であり、また大谷のかつての盟友だった金本浩二が付いた。
試合はグラウンドから大谷が稔の得意としている腕十字で先手を奪い、アームブリーカーから腕攻めを展開するが、顔面ウォッシュをかわした稔は場外戦へと持ち込み、ニークラッシャーから鉄柱を使った膝攻撃など足攻めを展開する。
稔は低空ドロップキックから串刺し攻撃を狙うが、かわした大谷は顔面ウォッシュで反撃、エプロンに逃れた稔を大谷はフロントハイキックで追撃し、稔をリングに戻すが自身も戻ろうとしたところで稔がドロップキックで逆に場外へ追いやるとムーサルトアタックを敢行し、リングに戻って膝十字で捕獲する。
ロープに逃れた大谷に稔はロープへ走るが、大谷はキチンシンクで迎撃し、反撃を狙う稔にジャンピングハイキック、バックドロップと畳み掛け、ミサイルキックをかわした稔もバックドロップで返すが、大谷も投げ放しジャーマンで応戦、すぐ立ち上がった稔もジャンピングハイキックを浴びせ両者ダウンとなる。
両者は打撃戦も、稔はハイキックからブレーンバスター、投げ放しタイガースープレックスからダイビングフットスタンプを投下し、すぐ膝十字で捕獲、大谷はロープに逃れるが稔はローキックで追撃、しかし大谷は受け切るとドラゴンスクリューからライガーボム、そしてスワンダイブを狙うが稔はキックで迎撃し、雪崩式ブレーンバスターからFIREBALLスプラッシュを投下するが、大谷はカウント2でクリアする。
大谷はジャーマンスープレックスを決めるが、稔は裏膝十字で捕獲、しかし脱出した大谷は稔の足をかっきてからミサイルキック、そして腕十字で捕獲、袈裟斬りチョップを乱打してから投げ放しドラゴンスープレックス、そしてジュニア時代にフィニッシュにしていたドラゴンスープレックスホールドで3カウント、大谷が王座を奪取し至宝をZERO1に取り戻した。
試合後は大谷が金本、稔に呼びかけ日高らZERO1ジュニア勢に対して宣戦布告すると、日高も受けて立つ構えを見せた。
大谷、金本、高岩、稔は90年代の新日本ジュニアでタッグを組み、また凌ぎを削ってきた。その4人が再び揃いZERO1ジュニアに立ちはだかった、果たしてZERO1ジュニアは元新日本ジュニアを超えられることが出来るか?
メインは耕平が世界王座をかけてライディーンの挑戦を受け、ライディーンは逆水平で攻め込むが、ラリアットをかわされると耕平はジャーマン、ミドルキックで反撃しファルコンアローを決める。
ライディーンはラリアット、チョークスラムで反撃するも、ロープへ走ったところで耕平はキチンシンクで迎撃しパイルドライバーで突き刺す。
ライディーンはラリアットからパワーボムで投げ捨てるが、もう一発は踏ん張られラリアットに切り替えると、迎撃した耕平はジャーマンスープレックスホールドを連発して3カウントを奪い完勝防衛。試合後は次期挑戦者に鈴木秀樹を指名した。
KENSOvsTARUの遺恨精算マッチは崔領二が姿を見せない中行われ、KENSOがイス攻撃や腰紐攻撃、TARUはイス盛りの上への雪崩式ブレーンバスターやYASSHIの介入などで大荒れの展開となり、KENSOがTARUのラリアットに対してスピアーで返すと、最後は葉隠れで勝利を収め、崔は姿を見せないままだったが、TARUは崔とKENSOのタッグを容認した。
UN選手権は王者の磐城が若さに任せて攻めまくるも、将火怒はイス攻撃で反撃、ラリアットで勝負に出るが、突然館内が暗転し照明が点くと横山を降しUN王座の挑戦権を獲得したKAMIKAZEが出現し将火怒にムーサルトプレスを投下、笹崎レフェリーは照明の確認しているためハーブ佐々木レフェリーと話し合っており、KAMIKAZEの乱入を見逃してしまう。
その間に磐城が将火怒をカバーして3カウントで防衛と共に初フォール勝ちを奪い、11月1日の新木場でKAMIKAZEの挑戦を受けることになったが、将火怒は先走るKAMIKAZEの行動に対して怒りを露わにした。何とでも言えばいい。俺たちはもうこれ以上ないところまで落ちた。失うものなんて何もないんだ。そんな男の強さ見せてやる。俺はしつこいぞ。#zero1
— Ikuto Hidaka (@hidakaikuto) 2015, 10月 11イイカンジでアップして汗かけたぜ♪走りながら思い出したけど本日10月11日って16年前の今日 東京ドームでミノ様が初めてIWGPジュニアタッグに挑戦した大谷・高岩vs金本・ミノ様をやった日だ(゚o゚)/なんか運命感じるわぁー pic.twitter.com/5CGQ3ucobd
— 田中 稔 (@minoru_official) 2015, 10月 11