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伊賀プロレス通信24時「日常茶飯事(ちゃはんじ)」

略して「イガプロ!」、三重県伊賀市に住むプロレスファンのプロレスブログ!

佐藤耕平デビュー15周年も、関本の逆エビ固めの前にまさかのギブアップ負け!

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佐藤耕平デビュー15周年も、関本の逆エビ固めの前にまさかのギブアップ負け!

11月6日 ZERO1「佐藤耕平プロレスデビュー15周年記念大会」後楽園ホール


<アピール、コメントなどは週プロモバイルより>
◇試合前◇
大野佳隆社長「耕平選手もかなり気合が入ってると思います。今回はほとんどの選手を佐藤耕平選手が15年間でお世話になった方を自分でオファーして対戦カードを決めて今日に至ります。耕平選手が考えたカードですので、みなさんに楽しんでいただけるカードになってますのでこれからもよろしくお願いします。
10月1日にドリームオンステージになって初めての後楽園大会になります。もう一回手綱を引き締めて頑張っております。今後ともよろしくお願いします。今回発表したいことがあります」


(来年上半期の後楽園大会日程を以下の通り発表。1・1、1・19、2・3、3・2、4・26,5・21、6・22。)


大谷「いままで培ってきた素晴らしいものは残し、変えるべきところは変える前進する団体でありたい」


(さらに耕平の15周年セレモニー。まずは各記念品が贈呈された)
耕平「こういうのが苦手なんですげえ汗かいてるんですよ。会社も変わって自分の15周年を迎えることができました。みなさんで何なりと盛り上げていただきたいと思います。酒でも飲みながら選手を盛り上げてください。きょうは一日よろしくお願いします」


◇第1試合◇
▼ベラルーシからの留学生、クリス・オンドーフ デビュー戦/30分1本
○ショーン・ギネス(8分46秒 胴絞めスリーパーホールド)×クリス・オンドーフ


◇第2試合◇
▼漢と漢のタイマン/30分1本
○TARU(10分25秒 片エビ固め)×横山佳和
※TARUドリラー


◇第3試合◇
▼NWA・UNヘビー級選手権試合/30分1本
[挑戦者]ハートリー・ジャクソン(5分56秒 片エビ固め)[第27代王者]×ブッファ
※シャークドライバー、もう一人は[挑戦者]KAMIKAZE
☆ブッファが防衛に失敗。ジャクソンが第28代王者となる


◇第4試合◇
▼30分1本
○菅原拓也 日高郁人 鈴木鼓太郎(10分28秒 片エビ固め)木髙イサミ 塚本拓海 ×中津良太
※ラリアット


◇第5試合◇
▼30分1本
田中将斗 ○金村キンタロー(15分11秒 サムソンクラッチ)大谷晋二郎 ×高岩竜一


(試合終了後)
金村「(場内は金村コール)うるさい!…すいません。FMWという団体が倒産して、どこも行くあてのなかった俺と黒田を、田中将斗が破壊王に言ってくれて、大谷晋二郎も受諾してくれて。ZERO1初進出の札幌で、メインを務めさせてもらいました。そこで頑張ったのでいい結果が出て、自分も黒田もいろんな団体に上がることができました。中村祥之さんも本当に面倒見てくれて。ZERO1があったからのキンクロやったと思ってます。30(歳)過ぎてから、自分じゃもうテングになりきって調子に乗ってたけど、ZERO1というのがいろいろレスリングとかさまざまなことを教えてくれました。本当にZERO1には感謝してます。きょう呼んでもらったことは本当に嬉しいです。もう一回、黒田がいて、大谷晋二郎&田中将斗、炎武連夢とやってみたかったです。でも、高岩選手とできて、きょう初めて勝ちました。まあ普段、2人で飲んでばっかなんですけどねえ。でも、そんなZERO1は僕は大好きなので、みなさんこれからもZERO1を、本当に心から応援してください、お願いします。自分は、橋本真也、大谷晋二郎、田中将斗、佐藤耕平、リングアナのオッキー、祥之さんがいなければ、いまの自分は100%ないと思ってます。本当にZERO1には感謝してます。ありがとうございます。最後踊って終わりましょう! ミュージックスタート!(大谷、高岩も入って4人でブリブラダンス。)」


【金村の話】「こうやって呼んでもらってうれしいですよ。12月のアパッチで冬木さんが持ってたベルトで金本さんに挑戦するんですけど、正直いうと自信がなかったんですよ。でも、こうやって同世代の4人とやって自信がわいてきました。ベルト取らなアカンって。ZERO1は個々のクオリティーやスキルが高い。だからホントに応援してください。田中将斗、大谷晋二郎、オッキー、祥之さんには表沙汰にできないことも含めてホントにお世話になりました。いい思い出です。(しばらく沈黙して)もし破壊王が生きてたらどうなっていたか?とかよく言われますけど、いま答えが出ました。破壊王がもし生きていたらプロレス界は破壊されていたと思います。それだけです」


【大谷の話】「闘う男として最後負けたのはちょっと悔しいけど、いまこのタイミングで金村選手と闘えて本当によかったと思います。もしかして体調よくないんじゃないのかな。でも最後はね、ああいうキャラっていうのもあるけど、全力でこのヤローってくる表情、近くで見て感じたし、金村選手と闘えてよかったですね。リングでボクらに感謝って言ってたけど、金村選手にも我々が助けられたこと、たくさんあるから。あの時、あの時代、ボクらに遮二無二向かってきてくれた金村選手、黒田選手がいたから、もしかしたらボクら成長できたのかもしれないし。向こうだけ感謝なんておかしい。お互い感謝でボクと金村選手との関係は終わりたいですね」


【高岩の話】「10周年の時にシングルやらせてもらってその時ハードコアっていうアレだったんですけど、ハードコアっていうものを教えてもらって。今日だって最初から最後まで金村さんらしさが出てたんじゃないかなって。あんまり悲壮感っていうのはなかったですね。体調悪そうだったですけどね。逆転負け? そうですね。最後はらしさが出てよかったかもしれないです」


◇第6試合◇
▼30分1本
○鈴木秀樹(14分15秒 片エビ固め)×小幡優作
※ダブルアームスープレックス


(試合終了後、鈴木は退場するなか、KAIがやってくる)
KAI「ZERO1ファンの皆様、お久しぶりです。KAIです! 小幡選手! 俺が気になった選手は、あなただったんですよ! 俺ら同級生じゃないですか! 今年の火祭り、優勝しましたよね? そして、きょうから新生ZERO1のスタートですよね? なんで負けてるんですか! 何してんですか! あなたが、ZERO1を引っ張っていかないといけないでしょ! なんですか! どうですかみなさん!? 俺も新しくなったZERO1の闘いに入って、盛り上げていきたいです。近々同級生同士でシングルマッチして、盛り上げましょう。よろしくお願いします!(小幡はKAIの差し出した手に握手で応える)よーし、やるぞー!!」


【KAIの話】「(小幡とZERO1でやりたいというのが来場の動機?)やっぱり同級生、すごい活躍してるのも伝わってくるし、刺激になるじゃないですか。気になる。自然と入ってきた選手なので。新しくZERO1も生まれ変わったわけですし、俺もその闘いのなかに加わって盛り上げていきたい。やっぱりまず最初は闘ってさ。同級生とシングルマッチをやりたいなと思います。(ZERO1に上がるのはプラスになる?)俺自身も上がっていきたいのがあるでしょう。(当面は小幡と闘っていく?)それはどうなるか…それは自然の成り行きで、それは神様の自由じゃないですか? だって、シングルマッチやってその後どうなるかなんて、誰もわからないでしょう。わかりますか? わからないですよね?(ZERO1側にシングルを早急に決めてほしい?)握手したから決定じゃないですか? これはKAI個人としての闘いですよ」


【小幡の話】「鈴木秀樹、鈴木秀樹…今日は自分の力、出しきったけど、今日は負け。負けは認めますけど、ナメられたものだ。ナメたままではいさせないから。必ずリベンジするから。あと、KAI。正直何を言ってるかよくわかんなかったですけど、オレとやりたいってことでいいですか? よくわからないですけど、やってやりますよ。オレは負けねえから、絶対に。どんなヤツだろうと絶対に負けねえ。(握手はどういう意味?)来るなら誰でもやってやりますよ。絶対に逃げねえから」


【鈴木の話】「(小幡と闘ってみて?)火祭りを取っただけのことはあるなと思いますね。田中さんとか大谷さんとか佐藤耕平とか強い人たちを倒しての優勝でしたから。思ってたよりも火祭り覇者だなと思いました。あんまり褒めると腹立つけど、お客さんも小幡を後押ししてたし、結果を出し続けた結果なんじゃないですか。(KAIが来てたが?)がんばってくれと。ゴメンねと言っといてください。自由って言わないと自由になれないんだね。(気になる存在ではない?)いや、僕は呼ばれたところで敵を作るだけですから。今日は小幡という敵を用意されたわけで」


◇第7試合◇
▼30分1本
曙 ○将軍岡本(11分30秒 片エビ固め)×ジェームス・ライディーン 岡林裕二
※バックドロップ


◇第8試合◇
▼佐藤耕平デビュー15周年記念試合/30分1本
○関本大介(16分1秒 逆エビ固め)×佐藤耕平


(試合終了後)
耕平「大介! オマエと何度もやってるけど、俺らが15年前にプロレスラーになって、一番最初に覚えることを…やるなよ! シンプルにいてえよ、バカ! 気使えコノヤロー!(場内は耕平コール)大介、ありがとう!(関本は退場)本日はご来場ありがとうございました。大介と15年前、一緒に練習して、それからお互いの団体で何度も試合して、まさか15周年という節目で、あんなシンプルな技でやられると思わなかった…。俺らが15年前教わったものが、シンプルで悪いけど、フィニッシュでも使えるんだということがあらためてわかりました(場内拍手)。うちのコンセプトである『何度でも立ち上がる』を胸に、また16年目、17年目、ZERO1とともに歴史を作って行きたいと思います。応援よろしくお願いします!(場内は耕平コール)ありがたいんですけど、けっこう(お酒で)出来上がってる方がたくさんいますので、俺も早く分けてほしいので、締めます!ZERO1ともども15周年、20年、25年とまだまだ歩み続けたいと思います。いくぞー! いくぞー! 3、2、1、ゼロワン!」


【耕平の話】「(15周年記念試合を終えて)試合前も言ったんですけど、あんま15周年だからって実感はないんですよね(苦笑)。もともと言われるのは好きじゃないタチなんで。いつも通りに闘った感じですかね。ただ、15周年を自分で意識してなくても、周りが意識させるようなことをしてくれたんで。とくに大介の最後、まさかあんなに絞られると思わなかった(苦笑)。しびれが右足にピーンと来ちゃったんですけど、でも本当にプロレスラーになるって言って道場で練習して、一番最初に習うような基本的な技という。何かいろいろ15年間のなかで疎かになっていたものがふと、思い出すような試合になりました。
(ジャーマンを互いに決めたが、決め手とはならなかった)たぶんそこは、お互いわかってるんですよ、もう。それこそ何発も打たなきゃ取れないっていうのは、何回もやってることなんで。たぶんだからだと思うんですよね。僕のなかではあの考え(逆エビ)はなかったので。そういった意味では意外かなと思ったんですけど、15周年を契機にこれからまた進んでいくにあたって、きっかけというか…きっかけなんですかね。まあそんな感じの試合でしたね。
(関本との闘いでは大日本の最侠タッグ準決勝、今回と2連敗に)そうですね。まあ、いつまでも負け続けるわけにもいかないですし、とりあえずタッグでも借りもあるし、シングルでというのもあるから。大日本でもまた当たる機会があるだろうし、ウチでもまた…新しくなって逆に会社が新体制になったってことで、一番いいのは選手それぞれの言い分が会社に通りやすくなったんで。そういう意味では希望を言っていこうかなと思います。
(15年たって、今後に向けては?)いや、変わらないですよ。とりあえずいまいろいろ今回の試合のなかでもKAI選手が来たりとか、新しくなったウチの匂いを嗅ぎつけた選手もいるし。金村さんみたいに去っていく選手もいるし。そのなかでまた新たにジュニアのほうでもいろんな選手が出てきて、もっともっと活性化されると思うし、そのなかで世界ヘビーのチャンピオンとして、チャンピオンらしい試合をして行きたいと思います。とりあえず15周年ということでいろんなお客さんがチケットを買ってきてくれたんですけど、僕の関係はたいていが(酒で)出来上がってまして、悔しいので早く飲みにいきたいと思います」


  ZERO1後楽園大会は佐藤耕平のデビュー15周年として開催され、メインはデビュー15周年を迎えた耕平が、NWAインターコンチネンタルタッグ王者時代のパートナーであり、若手時代のライバルだった大日本の関本と対戦した。
 序盤からロックアップからじっくりとした展開となるが、マッチアップから試合が動き、関本の逆水平に対し耕平はエルボーで打ち返すが、ドロップキックで応戦した関本がボディースラムから腰へのエルボー、シュミット流バックブリーカー、キャメルクラッチと腰攻めを展開して先手を奪う。
 劣勢の耕平は串刺しエルボーで関本の動きを止めるとミドルキックを連発、ファルコンアローからパイルドライバーを狙うが、リバースして関本が串刺しラリアットからブレーンバスターでぶっこ抜き、耕平に主導権を渡さない。
 関本はアルゼンチンバックブリーカーで担ぐが、スリーパーで脱出した耕平はエルボーを連発、しかし雪崩式狙いを関本が頭突きで落とすとフロッグスプラッシュを投下するが、耕平は剣山で迎撃する。
 両者は打撃戦となるが耕平が頭突きを浴びせると、ランニングミドルからパイルドライバーで突き刺し、二段式ジャーマンを決めるが関本はカウント2でクリアし、関本は耕平のキックをラリアットで迎撃してからラリアットを浴びえ、フロッグスプラッシュからぶっこ抜きジャーマンを決めるも、今度は耕平がクリアする。
 関本は逆エビ固めで捕らえ、気迫で絞り上げ、耕平は必死で耐えるが無念のギブアップとなり、関本が勝利を収め、耕平は15周年を勝利で飾ることが出来なかった。


 両者のジャーマン合戦に期待したが、フィニッシュはまさかの逆エビ固めも、関本にかかればフィニッシュ技となってしまう。


 耕平は橋本真也のZERO-ONEからスタートしたレスラー、修斗で輝かしい実績を残した耕平はZERO-ONEに入団し、デビューしていきなり第1回「火祭り」にエントリーして準優勝、また橋本と組むこともあるなど、このときは橋本はジャイアント馬場さんがレスリングのオリンピック代表だったジャンボ鶴田を全日本に入団させたように、橋本も鶴田のような大物ルーキーを獲得したなと思わせた。
 橋本が亡くなり団体はZERO1-MAXとなったが、なかなか大谷や田中の存在を突き抜けない現状が続いた、下の世代からの突き上げもあった、しかし当の耕平はマイペースというか、田上明のような火山的な存在となってノンビリしていた、しかし世界ヘビー級王座が耕平のカラーに染めきった王座になり、石川修司のツインタワーズでやっと、耕平なりにZERO1のトップレスラーの一角の座を掴んだ。そういった意味では耕平も大器晩成型のレスラーなのかもしれない。ただ大谷も負けても光れるレスラーだが、そういった意味でも今回は耕平には勝って欲しかった。


 最後にデビュー15周年おめでとうございます。


 第6試合では小幡が鈴木と対戦し、ゴング前からドロップキックで奇襲をかけるも、鈴木は腕十字からグラウンドに引きずり込み、スタンディングでもエルボースマッシュで試合の主導権を握る。
 小幡はスーパードロルから流れを変え、ジョン・ウーで場外まで鈴木を吹き飛ばしたあとでプランチャを放つが、リングに戻ってから小幡のミサイルキックを受けきった鈴木はスリーパーで捕獲し、ジャーマンパイルドライバーで突き刺す。
 鈴木はダブルアームスープレックスを狙うが、小幡がリバースしコーナーへ昇るが、鈴木は雪崩式フロントスープレックスで投げ、小幡も変型みちのくドライバーからダイビングダブルニーを投下するが自爆となってしまう。
 ここで勝負と見た鈴木はエルボーからコブラツイストで絞めあげ、ワンハンドバックブリーカーからダブルアームスープレックスで3カウントを奪い完勝、試合後は鈴木が火祭り刀を奪おうとしたが、西永秀一レフェリーに制止され、引き上げていくと、入れ替わるように来場を予告していたWRESTE-1のKAIが登場して小幡との対戦をアピールし、11月19日の新木場大会での一騎打ちが決定となった。


 第5試合では12月27日、自身の自主興行で引退する金村がFMW時代からの盟友である田中と組んで、大谷&高岩と対戦。試合は場外戦で田中が高岩をテーブルに寝かせると、コーナーの金村がテーブル貫通ダイビングボディープレスを敢行、リングに戻ってもコーナーにイスを固定して高岩を脳天から投げつけるなどハードコア戦法で暴れまわる。
 終盤も高岩のパワーボムを金村がリバースすると、田中がスライディングラリアットで強襲してからスーパーフライを投下すると、爆YAMAスペシャルで勝負に出るが、今度は大谷がミサイルキックでカットに入り、蘇生した高岩がデスバレーボムで叩きつける。
 高岩は再度デスバレーボムを狙うが、着地した金村が冬木弘道直伝のサムソンクラッチで3カウントを奪い勝利を収め、試合後は最後の参戦となるZERO1マットの思い出を語り、4人でブリフラダンスを踊ってZERO1マットに別れを告げた。


 またZERO1が来年の元旦興行を皮切りに月に1回後楽園大会を開催することを発表した、後楽園大会も近年は減少していたが、弱気は禁物と感じたのか、まず月1の後楽園大会開催で地固めに出るようだ。

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