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伊賀プロレス通信24時「日常茶飯事(ちゃはんじ)」

略して「イガプロ!」、三重県伊賀市に住むプロレスファンのプロレスブログ!

内藤がリーサルを降しインターコンチ王座を防衛も、ドームの主役のために棚橋が挑戦に名乗り!

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内藤がリーサルを降しインターコンチ王座を防衛も、ドームの主役のために棚橋が挑戦に名乗り!

11月5日 新日本プロレス「戦国炎舞 -KIZNA- Presents POWER STRUGGLE」エディオンアリーナ大阪 5050人 超満員札止め


<アピール、コメントなどは新日本プロレス公式HPより>
◇第0試合◇
▼20分1本
天山広吉 小島聡 ○ジュース・ロビンソン(5分49秒 片エビ固め)永田裕志 中西学 ×金光輝明
※パルプフィクション


◇第1試合◇
▼20分1本
獣神サンダー・ライガー タイガーマスク リコシェ ○デビット・フィンレー(5分30秒 片エビ固め)田口隆祐 アンヘル・デ・オロ ティタン ×フエゴ
※カミカゼシューティングスタープレス


◇第2試合◇
▼20分1本
○高橋裕二郎 チェーズ・オーエンズ BONE SOLDIER(7分36秒 片エビ固め)真壁刀義 本間朋晃 ×ヨシタツ
※ピンプシューズ


◇第3試合◇
▼IWGPタッグ選手権試合/60分1本
[第72代王者組]○タマ・トンガ タンガ・ロア(14分32秒 片エビ固め)[挑戦者組]石井智宏 ×YOSHI-HASHI
※ゲリラ・ウォーフェア
☆トンガ&ロアが初防衛に成功


【トンガ、ロアの話】
トンガ「なんだ?俺らの試合後、こんなにカメラを向けられるなんて、今までなかったのに。どういう風の吹き回しだ?お前らみんな、撃ち殺してやろうか(※機関銃を撃つポーズを見せる)。まあ、いい。お前ら、ファレがいなくてもBULLET CLUBはこんなに強いんだ。これがどういう意味かわかるか? 俺たちはますます力をつけ、強くなって、さらにスピードも豊かになっていく。そして俺たち家族がすべてを制圧する。今まで誰も見たことない景色を見せてやる。その中心に立っているのは俺だ。世界の中心に俺が立つんだ。そのためにすべてのものを根こそぎ奪い取ってやる。俺たちがトップに立つ。誰も俺たちを覆い尽くすことはできない。できるもんなら、やってみろ。俺たちは野球をやってるんじゃない。プレイボールとコールされてるんじゃないんだ。これはレスリングウォーだ。俺たちはそこに身を置いてるんだ。俺たちを力でねじ伏せてみろ。できるものならな。俺たちはどんなことになろうとも、ギブアップしない。俺たちは信じてる。G.O.Dは悪いヤツらだ。G.O.Dはすべてのものが見えてるんだ」


ロア「(※2本のベルトを見せながら)これが俺たちのことを証明してくれてるぜ、ハハハ」


◇第4試合◇
▼「Super Jr.Tag Tournament 2016」決勝戦/時間無制限1本
ロッキー・ロメロ ○バレッタ(18分49秒 エビ固め)石森太二 ×ACH
※ストロングゼロ
☆ロッキー&バレッタがSuper Jr. TAG Tournamentを優勝


(試合終了後、ロメロとバレッタがハイタッチで優勝の喜びを爆発させる。
 
 そして、ロメロがマイクアピールを敢行し、大声援を送ってくれた大阪のファンに感謝の挨拶)
  
ロメロ「ヤングバックス、ドコデスカ~!?(マット&ニックがIWGP Jr.タッグベルトを携えて登場。リングでロメロ&バレッタと対峙し、ベルトを高く掲げる。ここでロメロは、ヤングバックスに対して1月4日東京ドーム大会でのタイトル戦を要求。)イチ、二ィ、サン、シバクゾ、コノヤロー!」


【ロメロ、バレッタの話】
ロメロ「バカヤロー・パーティーはどうだった?(※バレッタに)背中は大丈夫か?」


バレッタ「パーティーって、のんきなこと言って。まあ、今日でツアーは終わりだから、(背中は)大丈夫だよ」


ロメロ「勝利で終わった。さあ、問題だった俺とバレッタの間の不協和音だけど……」


バレッタ「最後まで言うな。また問題をぶり返すつもりか?悪かった。俺が間違ってたよ。これでいいだろ?まだ何かあるか?」


ロメロ「OK。さあ、パーティー再開だ!ロッポンギ・ヴァイスは……」


バレッタ「明日の見出しには、こう書いてくれ。『よりが戻った』って」


ロメロ「そう、新聞にな。『よりが戻った。ロッポンギ・ヴァイスは“SUPER Jr. TAG TOURNAMNET”に優勝。次の目標はヤングバックス。2017年1月4日、東京ドームの“WRESTLE KINGDOM 11”で激突』って」


バレッタ「そう言うけど、トーキョードームまでまだ2カ月あるぞ」


ロメロ「わかってる。策はある」


バレッタ「どんな策だ?」


ロメロ「俺にとっては初めてのことなんだぜ」


バレッタ「お前だけじゃない。俺にとっても、プロレス人生最大の、いや、人生最大のビッグマッチだ。軽々しい闘いじゃないんだぞ。『SUPER Jr. TAG TOURNAMENT』に優勝して、やっとトーキョードームにたどり着いたんだ。やっとIWGPジュニアタッグのタイトルマッチまでこぎ着けたんだ。そこでヤングバックスを倒して、やっとあのベルトを獲り返せるんだ。そう簡単なことじゃないんだぞ。それをわかってるのか?」


ロメロ「わかってるさ。わかってる、わかってる……。まあ、そんなことはいいから、今夜はパーティーに出かけよう。ノリノリダゼ。さあ、ドートンボリ(道頓堀)へ繰り出すぞ! なぜなら、俺たちは今夜だけドートンボリ・ヴァイスだからさ! バレッタ、心配するな、今夜だけだから」


バレッタ「俺は毎日練習するよ。お前もトーキョードームに向けて練習しろ。サケ(酒)ばっかり飲んでちゃ、勝てないぞ」


ロメロ「パーティーは今夜だけだ。ロッポンギには食事にも踊りにも行かない」


バレッタ「スシはダメだぞ。サシミだけにしとくんだ。炭水化物はご法度だ」


ロメロ「炭水化物はダメだって?ビールもダメか?」


バレッタ「トーキョードームまではな(※先に控室に戻ろうとする)。ちゃんと守れよ」


ロメロ「ダイジョーブ、ダイジョーブ、ダイジョーブ、ダイジョーブ……(※バレッタがインタビュールームから出て行ったのを見て)ダイジョーブジャナイ。いっぱい飲んでやる」
バレッタ「(※戻ってきて)ヘイ、今、何て言った?」


ロメロ「スイマセン、ゴメンナサイ(※と言いながらバレッタを追いかける)」 


【石森、ACHの話】
ACH「今夜の試合、自信を持って臨んだんだけど……タイジとACHにとって、ファンの心をつかむという意味でも、大きな意味を持つ試合だった。2人でリングに上がっている間は、いつも特別な道を歩んでいるような気分だった。残念だけど、今夜は俺が負けてしまった。今日は神経を研ぎ澄ませねばならないほどの試合だった。ああ、勝ちたかった。というのも、俺の祖母が3年前に亡くなったんだ。彼女が倒れる前に、今日のような試合を見せたかった。俺を愛してくれた祖母に、優勝を捧げたかった……」


石森「ACHも言った通り、ここまで来たらには、どうしても勝ちたかったよね。俺の一番のパートナーだし……(※目に涙を浮かべて)悔しいですね。それだけですね。まぁほんとに、チャンスがあるなら、もう1回組んで、リベンジしたいです」


ACH「これで終わりなのか?これで終わりか?(石森は)俺には出来過ぎたパートナーだ。さらに素晴らしくなって、もっと“SUPER”なチームになりたいな」


石森「ありがとうございました」


◇第5試合◇
▼IWGPジュニアヘビー級選手権試合/60分1本
[挑戦者]○KUSHIDA(15分11秒 ホバーボードロック)[第74代王者]×BUSHI
☆BUSHIが初防衛に失敗、KUSHIDAが第75代王者となる


(試合終了後、スクリーンに時限爆弾のカウントダウンが表示され、「0」になったと同時に爆発音が鳴り響く。そして、入場ゲートからは元・カマイタチこと、高橋広夢が登場。 高橋はリングインすると、KUSHIDAとにらみ合うと見せかけ、コーナーに上り、観客を煽るようにポーズを取る。)
広夢「KUSHIDA、おまえに用はねえ。俺はこのベルトに用があるんだ。東京ドームでこのベルトに挑戦させてもらう。KUSHIDA、おまえはかわいそうな男だよ。ドームでおまえは終わりだあ!」


KUSHIDA「やっと帰ってきたな。一言だけ言っというてやる、IWGPジュニアのベルトは簡単じゃねえぞ」


(両者は至近距離で視殺戦、そして広夢はリングを後にする)
KUSHIDA「もう一つだけ。新しいもの、新しい対戦相手、新しいシチュエーション、行ったことない国、出会ったことない人……、俺、超大好きっす。もう一回、このベルトを、新日本プロレス、テッペンに持っていきます! ありがとうございました!」


【KUSHIDAの話】
KUSHIDA「ハァハァ……約束通り間に合わしたぞ。何をやられようが、どんな威力の爆弾だろうが、俺の志は、吹き飛ばされねぇ。ハァハァ……ダメだ、こんな試合じゃ。遠いなぁ、新日本プロレスのてっぺんは。だからこそ、上を向けるんだ。BUSHIからベルトを取り戻しただけだじゃ、俺の気持は到底おさまらないよ。絶対忘れない!内藤、EVIL、SANADA、1対1の状況に必ずもっていく。こんな試合じゃ、俺の気は済まない。もう一つ、やっと帰ってきたな、広夢。随分と爆発まで時間のかかる時限爆弾だ。その分、期待してますよ。みんなの期待感背負ってね。だけど、(海外に)何年行ってました?」


――約3年半ですね。
KUSHIDA「別人ですよね。俺が一番よくわかってる。海外行ったら、男は変わるって。この(IWGPジュニアヘビー級の)ベルトも、私と同じように旅が好きみたいなんで、安定を嫌ったんじゃないですか?早くどっかに、日本以外のどこかに、アメリカに、そして大阪、東京、日本全国、その光景を見せてあげたいですね。KUSHIDAだからできること。また一つ、前回獲った時とは違う、新しい敵、新しいシチュエーション、大歓迎です。一丁、高橋広夢、勝負しましょうか」 


【BUSHIの話】「クソッ!クソッ!KUSHIDA!許さねえ。認めねえ。KUSHIDA、絶対に忘れねぇ!」
 
【高橋広夢の話】「さあ、東京ドームに集まる5万人の皆さん、最高のもの、見せてやるよ。俺のIWGP初戴冠。そして!KUSHIDA!お前の終わりの日だ!時限、TIME BOMB!」


◇第6試合◇
▼30分1本
○ケニー・オメガ アダム・コール マット・ジャクソン ニック・ジャクソン(14分1秒 片エビ固め)×オカダ・カズチカ 後藤洋央紀 ウィル・オスプレイ 外道
※片翼の天使


【ケニー、コール、マット、ニックの話】
ケニー&コール&マット&ニック「(※4人で声を合わせて歌う)Ah~、Everyday Reborn~」


ケニー「シンニホンプロレス屋さん、お聞きなさい。注意しておいてやろう。みんな、何にカネを払ってると思う?すべての地方大会、すべてのTV(マッチ)で、俺とオカダの試合を組んできたよな。どうしてそんなことするんだ?ヤングバックスの次期挑戦者を決めたよな。何でそんなことするんだ?俺たちとROH世界王者を組ませたよな。何でそんなことするんだ?俺たちは常にベストを目指しているし、新しいことを心掛けている。(こんなカードを組まなかったら)俺たちを見るために、そして俺がオカダを倒す瞬間を見るために、トーキョードームに10万人がやって来るはずだったんだ。言っておく、ヤングバックスや俺がペーパービューで負けることなんてない。ここで謝っておくよ。今日の勝利は最悪だ。トーキョードームという舞台を台無しにしてしまったからな。でもな、俺たちは大会場で負けることなんてないから。今日のこの結果から、みんないろいろと予想するだろう。語り合うだろう。俺は負けない。ヤングバックスも負けない。みんな俺たちが(東京ドームで)負けると思ってるんだろ?クソッたれめ! それより、今日はみんなが(※ヤングバックスの2人も声を揃えて)『ADAM COLE、BAY BAY!』って大合唱した。それをどう感じた?」


マット「いやあ、あれは気分よかったな。体が震えたよ。3週間のツアーの最後に、こうやって組めたのはハッピーだ。でも、こんなに長く日本にいたのって、俺たちにすれば病的なことなんだけどな。だけど、この地球上で最高のタッグチームをあちこちで見せられたのはよかった。俺たちはあと2日滞在して、その後、ニュージーランドへ飛ぶ。そこも俺らはメインイベントだ」


ニック「当然のことだよな。UK(イギリス)でもメインイベントだしな」


マット「3試合だったか?で、アダム・コールはどんな気分だ?」


アダム「1人でやって来るのは、子供に戻ったように不安な気持ちもあったけど、最高だぜ。あの大合唱は夢のような気分だ」


マット「今夜、スーパーキックパーティーを存分に味わってくれたかな?なんせ、ケニー・オメガがオカダから、完璧なフォールを奪ったんだしな」


ニック「完璧に叩きつけたしな」


マット「もう1回言うよ。ケニー・オメガがオカダを完璧にフォールした。こんなことって、これまであったか?誰もあのスーパースターを守ることはできなかった。お前らのチャンピオンを誰も守り切れなかったんだ。日付が変わったら……」


ケニー&コール&マット&ニック「(※4人で声を揃えて歌う)Everyday Reborn~」


ケニー「じゃあ、GOOD BYE & GOOD NIGHT」
 
【外道の話】「ケニー・オメガ!レインメーカーはスイッチ入ったぞコノヤロー!(※手に持ったIWGPヘビー級のベルトを指さし)レインメーカーの持ってるものだ」


◇第7試合◇
▼NEVER選手権試合/60分1本
[挑戦者]○EVIL(16分15秒 体固め)[第12代王者]×柴田勝頼
※EVIL
☆柴田が4度目の防衛に失敗、EVILが第13代王者となる


【EVILの話】
EVIL「(※左手で、NEVER無差別級のベルトを掲げて)一つ、このリングの頂を制した。この結果は、当たり前じゃねぇ。この結果は、当然だ。柴田よ、暗闇の世界へ、地獄のどん底へ、突き落としてやったぞ。(※東スポ・岡本記者に向けて)俺の名を言ってみろ」


――EVILです。
EVIL「最初から言え」


――This is……
EVIL「“キング・オブ・ダークネス”EVILだ。いいか、暗闇の帝王だ。このリングの帝王は、この俺様だ。オイ、全員よく聞いておけよ。This is EVIL!Everything is EVIL!すべては……そして、すべてがEVIL!」


【柴田の話】「ああっ……(※頭を押さえて、何度も嗚咽を上げる)。ああっ……これをよしとするなら……(※長い沈黙の後)今シリーズ、ずっと思ってたんだけど、ベルトを投げる、イスで殴る、これをよしとするなら、これをよしとするなら、いかがなものかと。今年の初めから、1年間、絡んできたベルトなんで、こんな終わり方、誰も納得しないでしょ。納得しないでしょ?だったら、あれしかないよね。リマッチ権、使わせてもらうよ。俺の方から1度も言ったことないけど、使わせてもらうよ。もう1回、早急に、新日本プロレス、(EVILとのカードを)組んでいただきたいです。俺からはそれだけ。以上!」


◇第8試合◇
▼30分1本
○棚橋弘至(21分33秒 片エビ固め)×SANADA
※ハイフライフロー


【棚橋の話】「(※コメントブースの床に、大の字に倒れ込む)ハァハァ……まず第一歩。まず第一歩を踏み出しました。ハァハァ……よし、まず一歩。藁にもすがる思いだから、東京ドームの最後の試合に。メインに、7年連続のメインに。今、思うのはそれです。(※体をおこし)愛してますが、“愛してます”の在庫が余ってます」
 
【SANADAの話】「ああーっ!でも、まだ1対1(1勝1敗)だろ」


◇第9試合◇
▼IWGPインターコンチネンタル選手権試合/60分1本
[第15代王者]内藤哲也(24分29秒 片エビ固め)×ジェイ・リーサル
※デスティーノ
☆内容が初防衛に成功


(試合終了後、、レッドシューズ海野レフェリーがICベルトを差し出すも、王者・内藤は受け取らず。すると、特設花道に棚橋が現れ、場内が騒然となる。)
棚橋「棚橋と内藤、1年前では・・・1年前とは立場が逆転したな。けどな、内藤。世界に悪が栄えたためしはない(※大拍手)。俺が歩く道は、東京ドームに続いてる(※大拍手)。棚橋になれなかった男、内藤(※大拍手)。皮肉なモンだけどなぁ。内藤、お前が、俺の最後の希望だ。インターコンチを懸けて、東京ドームで勝負しよう(※大拍手)」


内藤「棚橋! いま、プロレス界で最も“神ってる”男、誰だかわかるか? そんなに! 俺にかまって欲しいか!? やりたいなら、やってやるよ。でも! で~も~! あなたが浮上することは、残念ながらもう2度とない。最後の晴れ舞台だと思って、せいぜい楽しんで下さい。1月4日、東京ドームまで! トランキーロ!! (※棚橋に顔を急接近させ)あっせんなよ(※『あっせんなよ!』の大合唱から目を開けるポーズ)。ま、そういうわけだから、棚橋選手、帰って下さい(※大拍手)。この会場のお客様は、俺のマイクを聞きたがってるんであって、あなたは必要ないですよ。棚橋選手! さっさと帰って下さい(※場内騒然&『棚橋』コール)」


(棚橋退場)
内藤「ブエナスノ~チェ~~~ス! オオサ~カ~~~~~~!!(※大歓声) 新日本プロレスを、いや、我々LOS INGOBERNABLES de JAPONを応援して下さる大阪のお客様・・・(※歓声が起こらず内藤がマイクを捨ててリングを降りようとするが、思いとどまって再びマイクを握る)。2ヶ月後の東京ドームも大事だけど、いま一番大事なのは、この会場に来ている大阪のお客様だと、僕は思います(※大歓声)。今年最後の大阪大会、思う存分叫んで下さい。EVIL、BUSHI、SANADA、イ・内藤。ノスオトロス! ロス!! インゴベルルルルルナ~ブレ~~~~~ス!! デ!! ハ!! ポン!!(※『デ!! ハ!! ポン!!』の大合唱&大歓声、そして内藤は白テープに埋もれたIWGP ICベルトを拾い上げ、両手で空中高く放り投げた・・・)」


【内藤の話】「よろしいですか? しっかりと、アナタ方の目と、アナタ方の耳で聞いてください。まぁリング上で言った通り、東京ドーム、せっかく棚橋選手が立候補してくれたから、リング上で言った通り、受けて立ちますよ。ただ、俺の理想は、違う相手だったけどね。まぁ俺の予想は、当たったかな。棚橋が出てくるかなと思ったんですね。もう彼は、トップ選手じゃないでしょ?でも、ここまでずっと新日本プロレスを引っ張ってきたのを知ってるから。俺は、彼の背中を見てきたから。まぁ最後の晴れ舞台だと思ってね、東京ドーム、俺の前に立てばいいよ。今、最も“神ってる”男だぜ。俺と闘えばおいしいこと、彼はわかってんだろうね。まぁ最後の晴れ舞台だよ。今年の東京ドームで、なにかね、トップの座を降りてしまったような、寂しい現状だけどね。俺がトドメをさしてやるよ。まぁそんなわけでさ、まだ先の話だから。東京ドームは先の話だからね。そこは、トランキーロだよ。だってさ、この後、シンガポール大会もあるし、『WORLD TAG LEAGUE』もあるわけだからね。なに?『WORLD TAG LEAGUE』の話は無視して、東京ドームですか?それはさ、『WORLD TAG LEAGUE』観戦予定のお客様に失礼でしょ。だから、俺はまだ話さないよ。話す必要もないと思ってるしね。それより、『TAG LEAGUE』の話聞きたいでしょ?ちゃんと、仕掛けを用意してるから。まぁ楽しみに待っててくださいよ。あとさ、ジェイ・リーサルと違って、俺シリーズ全部出てっからさ、カンサード(疲れた)なんだよ。わかる?カンサードなんだよ。もう一刻も早く、俺はベッドに横になりたいんだよ。だからさ、これ以上の話は、明日?明後日?明々後日?知らないけど、会見の場を準備してくださいよ。ボクはそこに出向くから、皆様も俺の声を聞きたかったら、その場に駆けつけてください。その時、皆様にお話ししますよ。質問があるかもしれないけど、これ以上のことは、ノーグラシアス(結構です)。アスタ・ルエゴ(また今度)、アディオス(さよなら)」


【リーサルの話】
リーサル「やられた……やられた……ナイトー、思いもよらないことが起こってしまった。俺がIWGPインターコンチネンタルチャンピオンになるはずだった……」


 (※ここでアダム・コールがROH世界王者のベルトを肩にかけて割り込んできた)
コール「ジェイ、ジェイ、ジェイ」


リーサル「俺が今、しゃべってるんだ。何をしに来た?」


コール「いやぁ、悪いな。まあ、とりあえず『おめでとう』と言っておくよ。なかなかいい闘いだったよ」


リーサル「お前、なにがいいたんだ?」


コール「ちょっと待て。お前はすでにロンドンでのROH世界タイトル挑戦が決まってるだろ?もうすぐだよな。お前の挑戦を受けることを約束しといてやる。まあ、(王者の)壁に跳ね返されるだけだけどな。だからといって逃げないでくれよ」


リーサル「そんなこと言いに来たのか?そんなこと言えるのも、今だけだ。しっかりお前と向き合ってやるさ。何なら今、ここでやってやろうか?それがイヤなら、ここから去れ」


【棚橋の話】「(※両手で)今のとこ、イーブンだね。何が正義で、何が悪か、これはね、実は一言では語れないんですよ。けど、BULLET CLUB、CHAOS、ロスインゴ、なんだろう……ファンのみんなが裏の裏を読み過ぎてて、なんでそれが面白いかって言ったら、正義がしっかりしてるから、本隊がしっかりしてるから、いろんな裏切りがあったら、いろんなものが際立ってくる。いろいろやり過ぎちゃっても、面白くないじゃん。やっぱり、水戸黄門の印籠、金さんの桜吹雪、棚橋の愛してます、これでしょ(※コメントブースを去ろうとするが、振り返って)ちょっと言い過ぎたかな。『棚橋になれなかった男、内藤』なりたかったかどうかは、わかりませんけどね」


 新日本大阪大会のセミでは棚橋とSANADAが対戦、両者は7月18日のG1公式戦で対戦しているが左肩骨折から復帰したばかりの棚橋をSkull Endでギブアップを奪いSANADAが勝利を収めており、今回はリベンジマッチとなる。
 序盤から互いの出方を伺う攻防が続くも、SANADAが花道でのフランケンシュタイナーから先手を奪い、棚橋もドラゴンスクリューで流れを変えようと、SANADAはストラングルホールドで切り返すなど棚橋を苦しめる。
 劣勢の棚橋はフライングフォアアーム、エルボードロップからサマーソルトドロップと連続攻撃で反撃すると、ロープ越しのドラゴンスクリューから場外へ追いやり、コーナー最上段からのプランチャでSANADAに大ダメージを与える。
 リングに戻ってもスワンダイブ式ミサイルキックを放ったSANADAに棚橋がジャーマン、SANADAは着地もロープ越しのドラゴンスクリューが効いたのか足を押さえてうずくまるも、構わずTKOからタイガースープレックスと畳み掛けた後でSkull Endで捕獲、そしてラウディングボディープレスを投下するが、棚橋がかわして自爆させるとハイフライフローを投下するが、今度は棚橋が自爆しSANADAがラウディングボディープレス、棚橋はかわしてSANADAが着地も足に負担がかかってしまい押さえてしまう。
 棚橋はグラウンド式ドラゴンスクリューからテキサスクローバーホールド、グラウンド式ドラゴンスクリュー、リバース式グラウンドドラゴンスクリューと徹底的に足を攻めた後で、ハイフライフローを投下するが、SANADAは剣山で迎撃、両者はエルボー合戦から棚橋がスリングブレイドを狙うも、かわしたSANADAがジャパニーズレッグロールクラッチからSkull Endで捕獲、棚橋のエビ固めもSkull Endで切り返し、ライオンサルトの要領でSkull Endで捕獲するなど、執拗にSkull Endを狙ったが、棚橋がツイストアンドシャウト、再びSkull Endを狙ったところでショートレンジのスリングブレイドで切り返すと、最後はドラゴンスープレックスから背中へのハイフライフロー、ハイフライフローで3カウントを奪い勝利を収めたが、正直言ってここまでSANADAが棚橋を苦しめるとはと言わしめる試合だったものの、Skull Endへのこだわりが返って隙を作ったとも感じさせた試合でもあった。


 メインのIWGPインターコンチネンタル選手権は当初はマイケル・エルガンの挑戦が予定していたものの左目眼窩底骨折で欠場したため、ロスインゴから追放したリーサルが挑戦することになった。遺恨マッチだが試合はスーパーキックで内藤を場外へ追いやったリーサルは連続トペを発射して、内藤ばりの寝そべりポーズで威嚇するが、内藤もリーサルの股間をトップロープに打ち付けてからロープを蹴り上げて悶絶させて、本家寝そべりポーズで威嚇、場外戦からリードを奪い、リーサルはダイヤモンドカッターで応戦するが、内藤は3D式ミサイルキック、雪崩式フランケンシュタイナー、コーナーミサイル、雪崩式フランケンシュタイナー、プルマブランカと攻め立て、グロリア狙いを阻止したリーサルはリーサルコンビネーションを決め、内藤のトルネードDDT狙いをキャッチしてデスバレーボムで叩きつける。
 リーサルは連続バックドロップから雪崩式ブレーンバスターで投げると、リーサルインジェクションを狙うが、阻止した内藤はトルネードDDT、ミサイルキック、雪崩式フランケンシュタイナー、グロリアと畳み掛けるがリーサルがリバースブロックバスターからナガタロックⅡ、ダイビングエルボーからダイビングエルボーことヘイル・トゥ・ザ・キングを投下するとエルガンばりのエルガンボムを決める。
 リーサルはリーサルインジェクションを狙うが内藤は阻止し、内藤のデスティーノ狙いをリーサルが阻止して回転延髄斬りからリーサルインジェクションを狙うと、キャッチした内藤がデスティーノで3カウントを奪い王座を防衛した。


 試合後には内藤がマイクを持つと棚橋が現れて「世界に悪が栄えた試しはない!棚橋になれなかった男、内藤、皮肉だけど、オマエがオレの最後の希望だ!」と東京ドームでのインターコンチ王座に挑戦を表明すると、内藤は「東京ドームまで、トランキーノ!あ・せ・ん・な・よ!」と受諾、内藤は棚橋を追い出した後で大会を締めくくった。 


 今年の東京ドーム大会でオカダに敗れIWGPヘビー級王座戦線から遠ざかってしまった棚橋にとっての2016年はテーマが見出せない年となり、左肩をも負傷して欠場するだけでなくG1でも優勝を果たせないなど、オカダや内藤と比べて一歩引いた立場を取らざる得ない状況にまで追いやられた。しかし2017年東京ドーム大会への主役の座を諦めない棚橋は内藤への挑戦を選んだ。
 内藤にとって棚橋は越えなければいけない存在、内藤も棚橋そして中邑真輔にも勝っているが、存在感を越えるまでには至らず、逆に棚橋みたいな存在になろうとして焦っていた。しかし内藤は内藤だということに気づいて覚醒して現在に至った。
 現在の内藤はベルトよりも自分自身の存在価値を高めること選んだ、ジャイアント馬場さんで言う四六時中プロレスを考えるバディ・ロジャースのような存在になった。ベルトなんて内藤にとって飾りに過ぎない。内藤がアピールの後で棚橋を追い出したのは「もう、アンタの時代ではない」と知らしめるためだったのかもしれない。 


 NEVER選手権は柴田が首四の字固めで絞り上げるが、場外戦でEVILが鉄柵、右肩にイスをかざして鉄柱に叩きつけるなどして右肩攻めを展開して流れを変え、EVILは攻め込むが仁王座りから受けきった柴田が串刺しビックブーツ、顔面ウォッシュ、顔面への低空ドロップキック、フロントネックチャンスリーと流れを変え、EVILも反撃してダークネスフォールからEVILを狙うも、柴田が武者返しで返し、打撃戦を競り勝って張り手一閃からスリーパースープレックスで投げる。
 これで柴田の勝利かと思われたが、EVILは場外に逃れ、柴田が戻してもEVILがまた場外へ逃れると、これに焦れたのか柴田がまたリングの戻そうとすると、EVILがレフェリーと柴田を交錯させてから、リングにイスを投げ入れ、柴田の首にイスをかざしてからのEVILホームランからEVILで3カウントを奪い王座奪取、スリーパースープレックスの時点で柴田の勝ちかと思われたが、2度にわたって場外に逃れられて流れが変わったのか、最後の最後でEVILがインサイドワークを駆使して柴田から王座をもぎ取った。


 IWGPジュニアヘビー級選手権はKUSHIDAが場外戦で通路にBUSHIを連行してマットのない床へのパイルドライバーを敢行するという荒っぽい攻めを展開すれば、BUSHIもKUSHIDAにとって悪夢の技であるバッククラッカーからフロントネックロックと首攻めを展開、しかしシェルショックで流れを変えたKUSHIDAも雪崩式腕十字を決めるなど腕攻めを狙う。
 KUSHIDAの流れを嫌ったのかBUSHIはネックロックで捕らえた後で、コードブレーカーからエムエックスを決めるが、勝負を焦ったのかカウント2でクリアさせると、再度狙うがかわしたKUSHIDAがマサヒロタナカを炸裂させてからBUSHIのマスクを引き裂く。
 これにBUSHIが怒り、カナディアンデストロイからエムエックスを狙うが、KUSHIDAはコードブレイカーで迎撃すると、左腕へのバトンキックからホバーボードロックを狙うが、BUSHIがカナディアンデストロイで切り返そうとすると、すっぽ抜けて失敗した隙を逃さなかったKUSHIDAがホバーボードロックでギブアップを奪い王座を奪還する。
 試合後には予告されていた時限爆弾が爆発すると、花道から1月に一時凱旋しメキシコ・CMLLからアメリカ・ROHへと転戦していたカマイタチこと高橋広夢が現れて王座挑戦を表明した。
 時限爆弾に関しては鈴木みのる率いる鈴木軍も候補に挙がっていたが、鈴木自身がNOAHのグローバルリーグ戦にエントリーし、当日には公式戦も組まれていたことで可能性がなくなったところで広夢の可能性が高まっていた。
 ファンにしてみれば"なんだ"という声もあったと思うが、これだけ大掛かりな仕掛けをするからには広夢にはそれなりの"もの"があるということ、ドームではKUSHIDA相手にどれだけのものを見せてくれるのか?


 「Super Jr. Tag Tournament 2016」の決勝戦は今回はロメロではなくバレッタが捕まり、痛めた腰に集中攻撃を喰らう、ロメロはクロスボディーからヘッドシザースホイップ、エルボースマッシュからアサイDDTと猛反撃し、バレッタとの連係で盛り返すが、石森とACHは二人同時ぶっこ抜きジャーマンを敢行し、合体技の連打でロメロを捕らえにかかるも、ACHのダイブをバレッタが入っての合体ニーで反撃する。
 ロッポンギヴァイスがストロングゼロを狙うが、バレッタが腰を痛めていることもあって失敗するも、石森にコンタクトキラーを決め、ACHも場外のロメロにエア・ジョーダンから石森組がミッドナイトスターを投下も、ロメロとバレッタが剣山で迎撃し、それでもロメロを垂直落下式ブレーンバスターで突き刺したACHをバレッタがジャーマンで投げてからストロングゼロを決め3カウントを奪い優勝、試合後にはヤングバックスの保持するIWGPジュニアタッグ王座に挑戦を表明した。
 その後で他にも名乗りを挙げなかったことから、ドームではこのままスンナリとヤングバックスvsロッポンギによる選手権か、例年なら4WAYによる選手権になるのだが…


 IWGPタッグ選手権は王者組のゲリラ・オブ・ディスティニーがYOSHI-HASHIを捕らえにかかるも、石井も反撃するがトンガのスピードだけでなくロアのパワーの前に苦しみ挑戦者組が主導権を握れない展開が続く。
 ゲリラ・オブ・ディスティニーがYOSHI-HASHIにケリラ・ウォー・エアーで勝負に出るが、石井がカットに入ると、石井組が延髄斬り&バンカーバスターの合体技を披露してYOSHI-HASHIがトンガにボマイエ、スワントーンボム、バタフライロックと畳み掛ける。
 ゲリラ・オブ・ディスティニーは石井を排除してYOSHI-HASHIに合体技の連打で追いつめにかかるが、トンガのガンスタン狙いを阻止したYOSHI-HASHIがしゃちほこラリアットを炸裂させると、カルマを狙うが、トンガがガンスタンで切り返し、ロアが入ってケリラ・ウォー・エアーで3カウントを奪い王座防衛。
 ゲリラ・オブ・ディスティニーもタッグ屋相手が多かったせいか、なかなか良さを発揮できなかったが、ロアの成長もあって好試合となった。


 大阪大会が終わって、1・4ドーム大会の第2弾カードが近日中に発表される。どんなカードが発表されるのか、そして内藤は何を仕掛けてくるのか? 

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