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伊賀プロレス通信24時「日常茶飯事(ちゃはんじ)」

略して「イガプロ!」、三重県伊賀市に住むプロレスファンのプロレスブログ!

真霜が事実上のKO勝ち!永井を千尋の谷へと叩き落した!

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真霜が事実上のKO勝ち!永井を千尋の谷へと叩き落した!

11月5日 K-DOJO「CLUB-K SUPER in 後楽園ホール」後楽園ホール 820人


<アピール、コメントなどは週プロモバイルより>
◇第1試合◇
▼20分1本
○稲松三郎 柏大五郎 関根龍一(10分29秒 369)リッキー・フジ 洞口義浩 Xマリーンズマスク


◇第2試合◇
▼20分1本
○GO浅川 ダイナソー拓真(8分44秒 ブリザードスープレックスホールド)X十嶋くにお 雄馬


◇第3試合◇
▼ERINAデビュー戦/30分1本
木村響子 ○木村花(11分03秒 エビ固め)バンビ XERINA
※ミサイルキック


◇第4試合◇
▼ROAD TO 25th Anniversary TAKAみちのく25周年への道 第2弾/30分1本
○小川良成(13分35秒 4の字ジャックナイフ固め)XTAKAみちのく


【小川の話】「昨日も(TAKAと)試合してるけど、全然試合やってないような感じ。きょうはもう少し頑張ってくれれば、もうちょっといい試合になったんだろうけど、なかなか。
(TAKAみちのくの初めてみるような一面を見た?)普段は鈴木軍のTAKAみちのくしか見たことないから、よくわかんない。僕も全部技を出したわけではないし。向こうも出してないんだろうけど。向こうもなかなか息が上がってたんで。
(TAKA選手はもう一回やりたいようなジェスチャーをしていたが?)たぶんこれでKAIENTAIに上がるのは終わりだと思うから。きょうが最後の試合じゃない。NOAHの鈴木軍のTAKAみちのくと当たるかもわからないけど。
(これでさよなら?)そうですね。(最近、他団体に出る機会も多くなっているが、どこにいってもやることは同じ?)やることは一緒だし、やることにきょうみたいな感じでちゃんとついてこられるような感じに試合してくれる人は大歓迎だけど。なかなかそういう感じの人も少ないので。まだNOAHの中でやった方が試合はレベルが高いんで」


【TAKAの話】「見たでしょ? あれが小川良成ってヤツだよ。見ての通り前回は99%転がせたけど、1%に勝利はなくなったけど、きょうはどうだ? 100%、完敗だよ。なんも出せなかったよ。何もやらせてもらえなかったよ。だからこそやりがいあるよな。25周年の道第2弾でものすごいヒントを得たよ。小川さんよ、逃がさねえぞ。完敗。TAKAみちのく大したことねえな、じゃねえんだよ。小川良成がすごすぎんだよ。一つ言わせてもらえば、いつもそうしろよ、小川先輩よ。いつもそれ出したらどう。あんたがやる気出したら、いろいろ変わるんじゃねえの。
(小川選手を第2弾の対戦相手に選んだ理由は?)NOAHで組まれないから。NOAHじゃタッグでしか当たらないし、NOAHだと先輩本気出さねえし。きょう、なんだこれっていうぐらい転がされて、何されてるかわからなかった。強烈な関節技をやられたわけでもないけどさ、ジリジリやられてめちゃくちゃいてえし。ああいうマスターなんだよな。俺、完全に読まれちゃったじゃん。得意の返された上で丸め込まれたんだ。俺の得意パターンで逆にやられて、もうなんんも文句言えないねじふせられ方したんだ。力は一切使ってない。技、腕だけで。俺の理想とするプロレスだから。きょうもすごくいい経験値アップになったはずだから、俺的に。盗ませてもらうよ。さすがGHCジュニアだけじゃなくヘビー巻いただけの選手だ。
(25周年興行は来年のいつごろ?)デビューが9月なんで、9月にやりたい。とりあえず次、第3弾で12・10大阪でドラゴンゲートのクネスと20年ぶりの再会シングルマッチ決まってるんで。ここからまた、20年ゆかりのある人間、あるいはうちの人間でも。全員一人ずつやってもいいし。まだまだ時間はあるから。やりたいと思ったヤツはシングルでやっていって、来年の9月ぐらいに25周年記念試合の相手になるのは、俺の中では決まってるんだけどね。まだそれは。
(団体の15周年もあるが?)そうですね。それの前にちょっといい刺激をもらいましたよ。ここまでぺちゃんこにされたのは、WWFでディーン・マレンコと当たったとき以来かな」


◇休憩明け◇
(休憩明け、十枝会長の挨拶し、稲松が登場。)
稲松「きょう後楽園に集まってくれたKAIENTAIファンのみなさんに、自分から報告があるんですけども…来年2月5日で、わたくし稲松三郎、引退します!(場内は『えー!?』)突然の報告になってしまったんですけども、よく考えて決めました」


十枝氏「三郎はね、リングの上では直接的なプロレスをしますけど、個人的にもまっすぐで素直で家族思いで、両親思いな男なんです! その三郎が決めたことです。KAIENTAI DOJOとしても快くより盛大に次の三郎の人生の出発として、送り出したいと考えています」


稲松「なぜ2月5日かと言いますと、会社の仲間たちや千葉の仲間たち、そして何よりも自分の妻のバックアップもありまして、最後は千葉・BlueFieldを借りまして、自分の引退興行を自分でプロデュースしようかと思いまして2月5日、14時開始で『最初で最後の三郎祭り』と題しまして、盛大なお祭りをやってレスラー人生に終止符を打ちたいと思います。(引退試合のカードに関しては、2・5千葉のメインイベントとして稲松三郎VS火野裕士を発表した。)
稲松「知ってる方もいると思うんですけども、自分と火野はKAIENTAI DOJOの5期生ということで、同じ日の同じ時間にプロレス界の門を叩いた仲でありまして。最後は同期の火野と思いっきりプロレスをやって、レスラー生活に別れを告げたいと思います」


(また、引退ロードの決定分カードとして、12・25千葉のK-UP IMPACTで、伊東竜二とのシングルマッチもアナウンスされた。)


【稲松の話】「(引退理由は?)自分は今年結婚もしまして。KAIENTAIの若い子もどんどん出てきて、自分的には若い子に託して、第2の人生に進もうという。あと、変に衰えてやめるよりは、いまだったらKAIENTAIでメインの試合も任せてもらえてる、こんな時期にスパッとやめたいなというのもありましたし。いろいろ会長とかうちの奥さんとも話をして、第2の人生に進むんだったらいまかなという感じで。どこか悪いとかはないんですけど。(結婚を機に第2の人生へ。それも一つのきっかけ?)そうですね。一人の人生じゃなくなったので」


◇第5試合◇
▼UWA世界ミドル級選手権試合3WAYマッチ/60分1本
[挑戦者]○本田アユム(12分12秒 飛びつき腕ひしぎ逆十字固め)[第64代王者]X旭志織
※もう一人は[挑戦者]梶トマト
☆旭が3度目の防衛に失敗、本田が第65代王者となる


(試合終了後、GO浅川が登場)
浅川「チャンピオン、おめでとうございます。次、そのベルトに挑戦するのは俺、GO浅川でお願いしていいですか?」


本田「このタイミングで挑戦してくるなんて、浅川らしいね。俺はいまチャンピオンだから、いつでも受けるよ。どこでやる? じゃあ次の東京大会の新木場(12・4)でやろうか。でも、一つだけ。俺はきょうからオマエに優しくはできないから。それだけ覚悟しといて」


浅川「じゃあ決定で」


本田「みなさん、ありがとうございます! ベルトを取ることができました! デビューして5年目、後輩には抜かれるし、結果は全然出せないし…でも、きょうベルトを取りました! 俺はこれから、どんどん変わっていく。どんどんどんどん、変わっていく! そしてSFUのみんなと、KAIENTAI DOJOを盛り上げて…いきません(キッパリ)。SFU、ありがとうございました」


(退場した本田は花道で凶月と合流。SFU脱退、凶月入りを意思表示した。)


雄馬「OK! ニューUWAミドルウェイトチャンピオン、アンド、ニューメンバー・オブ・マガツキ! カモン! ホンダ!(本田は何もしゃべらず控室へ)」


【旭、梶の話】
梶「なんなんですかね…」


旭「ベルトを取ることが彼のゴールではなかったということですね。アイツはたぶん、変わりたいというのはずっとアイツの心の中にあったことで。わかるよ。でも、ベルトを取ったことで変わるきっかけは生まれたんじゃないかと思ったけど。あれが彼の選択だということですかね」


梶「ふざけんな、ですよ。なんなんだ、アイツは。せっかくSFUとして2年間やってきて、これが2年間のアイツの出した答えですか」


旭「もういいよ。ぶっちゃけた話、SFUは僕と梶で回してたものなんでね。こうなったらハッキリ言いますけど、本田は正直、戦力になってなかった。でも、戦力にならない本田を戦力にしようとなんとか頑張ってきたけど、結果がこれだというならこっちも考えがあります。凶月入りする。そこでパワーバランスが崩れるんだったら、戻すだけですから」


◇第6試合◇
▼STRONGEST-K TAG選手権試合/60分1本
[挑戦者]○吉田綾斗 最上九(22分53秒 片エビ固め)[第31代王者]滝澤大志 X吉野コータロー
※バックドロップ
☆滝澤&吉野組が4度目の防衛に失敗、吉田&最上組が第32代王者となる


【滝澤の話】「(敗れてベルトを巻いてあげていたが?)当然悔しいですけど、負けたのは事実だし。もともと俺たち、憎み合って争ってるわけじゃないから。最後は気持ちよく。悔しいけど、未来に託そうかなと、そういう気持ちで(ベルトを)渡しました。(もうそろそろ引く?)もちろん、終わらないです。まだまだ俺たち、滝澤吉野、これで終わったわけじゃないけど。でも、ある種一つのきょうのタイトルマッチで集大成を作れたかなという自負はあるので。たっぐ戦線、今年、盛り上げてきたのは間違いなく俺たち、滝澤吉野組だと思ってるんで。そこらへんは胸はっていこうかなと。ただ、当然このまま負けっ放しじゃ終わらないと思うし、この先どうなるかわからないけど。絶対、絶対、またたどり着くはずなので。そこはあきらめずに狙っていこうと思います」


【吉田、最上の話】
最上「ボロボロ」


吉田「試合を見てもらったらわかると思いますけど、完全にペースは向こう。ホンマ、ボロボロですけど、最後まであきらめずに闘い抜いて、最後は自分たちが勝とうと思ってたんで。自分たちの狙い通りの試合ができたかなと思います。ただ、これからこのベルト、絶対に手放せないんで。もっともっと強くなって、真っ向から跳ね返せるような絶対王者になってみせます」


最上「6月に初めてチャンスをもらって、そこから5カ月間、ずっと悔しかった。やっと、やっとの思いでこのタッグのベルトを吉田と一緒に巻くことができたんです。いままではひたすらガムシャラに追っていて、今度から追われる側です。まだまだ自分らに足りないところ、数えたらキリがないと思いますけど、やっとこさ手に入れたこのベルト、死ぬ気で守っていきます」


吉田「あと自分はデビューしてからKAIENTAI史上最速でトップを取るのを目標に掲げてきたので。まずタッグの部門でベルトという形は一つ残せたかなと思います。ただ、このタイトルマッチを見て、自分たちが一番強いタッグチームなんて思ってる人はまだまだ少ないと思うので。みなさんを納得させる。これからKAIENTAIの中だけじゃなく、外も全部、名だたるタッグチームを倒して自分たちがしっかりトップに立ってみせます。(先輩たちがいるなかでチャンピオンになって、プレッシャーはある?)プレッシャーは感じてます。実際、自分たちはKAIENTAIのタッグで、そこまで全部をぶっ倒したというほどの実績はないので。これから自分たちのタイトルに挑戦してくるチームはいっぱいあると思うんです。そのチームをすべて倒して、ちゃんと納得させてみせます」


最上「滝澤さんと吉野さんがこのベト、死ぬほど輝かせたと思うんです。いろんな人と闘って、5回も防衛して。自分らでその輝きを消さないように、もっともっとこのベルトが光るように。これからどんどん実力つけて、どんどん結果を残して、絶対にこのベルト、最多防衛、ずっと持っていよう」


吉田「はい。もう手放しません」


◇第7試合◇
▼CHAMPION OF STRONGEST-K選手権試合/60分1本
[第22代王者]○真霜拳號(28分23秒 体固め)[挑戦者/海王トーナメント優勝者]Xタンク永井
※垂直落下式ブレーンバスター
☆真霜が2度目の防衛に成功


(試合終了後)
真霜「オイオイオイ、タンク! おめえはよ、もっと強いと思っていたよ、俺はよ。タンク永井、おめえの力はそんなもんかよ? おめえはよ、凶月入って力つけてKAIENTAI DOJOのトップ、このベルト取るまでノシ上がったんだろ? そりゃあよ、俺たちが手助けしたこともあるよ。あるけども、おめえ自身の力で勝ってきたと…言えるだろ!? 自信もってよ! どうなんだ!? 立ってみろ、コラ!(タンクが必死に立ち上がる。)オイ、オイ、オイ、物足りねえよ、俺からしたらよ。オマエの力はそんなもんか? なんか言うことあればよ、言ってみろよ。聞いてやるよ、いいわけでもなんでもよ!」


タンク「(朦朧としながら)クソ、クソ、俺は…クソッ! 俺のベルトの防衛を、全部、全部、かすんじまったな、チクショー。真霜、真霜! おめえはよ、つええな、オイ! てめえが王座防衛している間によ、俺はもっともっと力つけて、また、挑むよ、オマエに(とへたりこむ)」


真霜「そうか、そうかいそうかい。タンク永井、じつはよ、きょう凶月に新しく入ったメンバーがいるんだ。タンク、どうする? リーダー? 俺と、タンク永井と、十嶋くにお、雄馬、そしていまこの場にはいない佐藤悠己、そして新メンバー、本田アユム! このメンバーで、6人体制で行こうかと思ってたけども、タンク、オマエはどうする? その程度の強さで、まだリーダーを張るのか? オイオイ、もしも俺が現時点でリーダーであれば、オマエは……仲間だよ。まだまだ仲間だよ! おい、タンク永井! 落ちただろ。きょうの試合で下まで落ちただろ? オマエの扱いは、本田アユム以下だ。もう一度やり直せ。もう一度この凶月のリーダーまで登ってこい。俺はそれを待っててやるよ。あらためて紹介するぞ! 凶月新メンバー、UWA世界ミドル級チャンピオン・本田アユムだ! これで6人になった凶月、タンク×3! しっかりしろ、オマエは下っ端なんだ。立ち上がれ! ポーズを取れ! おめえは強いんだよ! これから6人体制の凶月、もっともっと引っかき回してやるからよ。おめえら、俺たちだけを見とけよ(凶月はポーズを決めて退場。)」


【真霜の話】「タンク永井が、まだまだ、まだまだでしたね、俺から言わせれば。いままで勝って勝って勝ちまくって、俺らが手助けしたとはいえアイツの力で勝ってたけど、まだまだでしたね、俺から言わせれば。直接当たってみれば。これでアイツがどう思うか、どう動くか知らないですけども、下からやり直せということですね、俺から言えるのは。まだまだ、まだまだですよ。まだまだ力が足りない、体力が足りない、技術が足りない。いままでは気持ちで勝ってたんでしょう。だけど、俺はアイツより気持ちがつええからよ。負けるわけがねえんだよ。そして何よりきょうは、凶月の新体制ということだ。新しいメンバー本田アユムが入って6人になって、タンクもここからやり直す。またイチからやり直す。新しい凶月を、これからまた作っていきますよ。
(真霜が新リーダーに?)いや、それはまだこれからですね。タンクがどこまで理解しているか。リーダーはリーダーで、アイツが自ら『リーダーじゃありません』と言うならば、そうでしょう。僕は現時点ではまだリーダーじゃないし、この場にいない佐藤の意見も聞かなきゃいけないし。それはこれから決めますよ。タンクがどう言うか。ただ俺から言えるのは、またやり直せと。下から上がってこい。いまのアイツのあの力じゃ、俺には敵わないし、まだまだ物足りない。いままではたまたま運がよかっただけだ。まだまだですね。
(下からやり直せ、とはまえから考えていた?)いえ。これはきょう闘って、実感としてですね。オマエはまだ上に立って偉そうにしている実力じゃねえよと。まあ、それはアイツのキャリアからしたらすごいヤツですよ。でも、上に立って偉そうにしている…それはちょっとまだ、そこまでの実力はなかった気がしますね。いままでは“そうであろう”と。俺はじっさい闘ってなかったから。アイツは強いし、力もある。実力を認めてたし、リーダーにふさわしいだろうと思ってたけども、きょうやった実感ではまだふさわしくねえなと。じっさい対戦してみたら、そう思いましたね。
(同門対決ということであえて厳しくいった?)そうですね。厳しくはいってますよ。アイツも厳しく来てたんで。でもその結果、アイツはついてこれなかった、こっちの闘いに。いままで甘やかされてたというわけじゃないけど、いままでアイツが闘ってきた相手…まあ確かに実力はある相手でしたよ。でも最初の火野裕士からベルトを取ってから以降は軽いヤツとしかやってないですよ。だから同じぐらいの体重の重さのあるデカいヤツとやった時…ああ滝澤がいましたね。滝澤も100キロないと思うんですよ。そういう時にアイツは弱さが出た、ヘビー級のなかで。ちょっと、自分からしたら期待外れだし、実力はあると思ってましたよ。厳しくいた結果アイツがついてこれなかったというね。
(今後の防衛戦は?)それは名乗り出てくる相手がいれば、その時考えますよ。きょうの時点ではいないし、入らせない空気は作ったつもりだし。この厳しさに対抗できるヤツがいれば来ればいいし、叩き潰していきますよ。きょうのタンク同様。来るなら来なさいというところですね」


 K-DOJO後楽園大会のメインは真霜vs永井の凶月による同門対決が実現、永井は7月31日に梶に敗れS-K王座から転落後、真霜が梶を破って王座を奪取し、9月に開催された海王トーナメントを永井が制し真霜に挑戦に漕ぎ着けた。


 序盤はロックアップでスタートするが永井は挑発気味に押し込めば、真霜は押し込んだ後で張り手をかまし、グラウンドへと引きずり込んで首攻めを狙うが、真霜のキックをキャッチした永井は膝攻めを狙う。
 そして真霜は自ら場外戦を誘うと、真霜はエプロンでスリーパーで捕獲し場外に落として客席に叩きつけ、エルボー合戦を展開、タンクはイスを持ち出して一撃を浴びせるが、真霜は膝蹴りで倒してからキックでメッタ打ちにし、リングに戻っても張り手を浴びせるが、永井はマットの上へのニークラッシャーを敢行し膝攻めを展開、膝にセントーンまで落とす。
 永井は監獄固めで捕獲し真霜は下からのエルボー、頭突きで脱出し、エルボー、キックと打ち込んでいくが、永井は膝裏へのタックルで応戦、だが串刺し攻撃がかわされてしまうと肩から場外へ落ちてしまい、これを逃さなかった真霜はリングに戻る永井の腕にスライディングキック、アームブリーカー、腕へのキック、腕固めと腕攻めを展開して流れを変えるが、永井も真霜のキックをキャッチしてのドラゴンスクリューで応戦すれば、膝へキックを打ち込み、真霜も永井の腕にキックを浴びせ譲らない。
 互いに五分の攻防が続くが、マッチアップから永井が真霜の膝にソバットを放つと、左右のエルボーからセントーンと攻勢に出るが、抱えたところで真霜が着地してミドルキックを打ち込むもキャッチした永井はタックル、だがスピアーは真霜が脇固めで捕獲して腕十字へと移行、永井は持ち上げようとするが、すっぽ抜けさせた真霜は無道へと移行、しかし永井は強引に持ち上げてストマックブロックで脱出する。
 起き上がった真霜はエルボーを放つと、永井も打ち返して打撃戦となるが、真霜が崩れると永井がカウンターのエルボーで殴るように倒し、ロックボトムからダイビングセントーンを狙いにコーナーへ昇るも、起き上がった真霜もキックで阻止してから追いかけ、コーナー上で腕を絞り、腕を取ったまま永井を場外へ追いやってエプロンダッシュのPKを狙う。
 しかしキャッチした永井は逆に真霜を場外へ追いやるとエプロンダッシュのセントーンを投下、リングに戻って串刺しスピアーから雪崩式ブロックバスターで叩きつける。
 カウント2でキックアウトした真霜はキック、膝蹴りと打ち込むが、突進したところで永井がパワースラムで応戦も、起き上がった真霜はジャーマンからバスソーキックを浴びせると永井の意識が飛び朦朧となる。
 真霜は鼓舞してから一気に勝負に出て蹴りで一撃すると、垂直落下式ブレーンバスターで突き刺して3カウントを奪い王座を防衛した。
 試合後も意識が飛びKO状態となっている永井に厳しい言葉を浴びせ、最後は新メンバーとなってUWA世界ミドル王座を奪取した本田を含めた凶月のメンバーが揃って大会を締めくくった。


 真霜のコメントでも見たとおり、これまでの凶月は永井が王者であるうちは真霜が一歩引いた立場を取っていたが、真霜が王座を奪取すると実力で永井を破り自分こそが真のリーダーだと誇示した、敗れて凶月のリーダーから引きずり降ろされた永井は今後どう這い上がっていくのか、12月には全日本の世界最強タッグへのエントリーも決まっているが、崖から叩き落された永井がどう這い上がっていくのか…?


 セミのタッグ選手権は挑戦者組のNX4が滝澤を捕らえて先手を奪うも、滝澤もダブルチョップで反撃してから、最上を捕らえて吉野がボディープレス、最上もバタフライロックで反撃し吉田が入ってトレイン攻撃からミサイルキック、しかし再度コーナーに昇ったところで滝澤がカットに入って裏摩周を敢行、滝澤と吉田が激しいチョップ合戦を展開するがダブルチョップを打ち合って両者ダウンとなる。
 先に起きた滝澤はファルコンアローからタイガードライバーを狙うが、吉田がリバースするとサッカーボールキックからPKを浴びせ、膝蹴りからノド輪落としを決めてからバックドロップを狙う。
 しかし堪えた滝澤は吉野に交代するが、吉田は構わずバックドロップを決めてからカバーに入るも、滝澤に試合権利がないためフォールは無効、これに戸惑う吉田に吉野がダイビングボディープレスで強襲する。
 最上を場外に追いやった王者組は吉田を捕らえにかかるが、最上が戻ってダブルブレーンバスターから逆に吉野を捕らえ、最上のエルボーの援護を受けた吉田がハイキックからバックドロップで3カウントを奪い王座を奪取、試合後も前王者組となった滝澤組は潔く敗戦を認め、新王者組にベルトを巻き、ノーサイドとなった。


 またデビュー25周年を迎えるTAKAはNOAHの小川と対戦し、今回は鈴木軍ではなくK-DOJOモードとなったTAKAは小川相手にテクニック合戦を展開するが、小川は左足攻めを展開して主導権を奪うが、TAKAが立ち上がれない状態となって一瞬間が空くと、誘い水に引っかかった小川にスーパーKを浴びせ、首四の字からヘッドロック、クロックヘッドシザースと首攻めを展開するが、ジャストフェースロック狙いはロープに逃れられてしまう。
 TAKAは串刺しジャンピングニー、ランニングニーから再度クロックヘッドシザースを決め、小川の延髄斬りもかわしてジャストフェースロックで捕らえて絞めあげると、みちのくドライバーを狙うが、小川は逆さ押さえ込みで切り返し、延髄斬りから、TAKAの肩を鉄柱に打ちつけてからバックドロップを決める。TAKAもサミングを放つが小川もやり返すと奥の手である4の字ジャックナイフ式エビ固めで丸め込んで3カウントを奪って勝利。
 試合後はTAKAは再戦を要求しつつ握手となり、TAKAは頭を下げたが鈴木軍モードに切り替えたところでトラースキックを狙うも、小川はかわして退場となった。


 そして休憩明けには稲松三郎が来年2月5日のBlue Field大会をもって引退することとなり、引退試合の相手はK-DOJOとケンカ別れに近い形で退団していった火野裕士になった。大日本のデスマッチ戦線でも活躍していた稲松だったが、ここに来ての引退は残念。しかし稲松の相手は火野になるとは、これを契機にK-DOJOと火野が本格的に和解となればいいのだが・・・

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