ZERO1
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ノーテレビも新展開続出!新体制も大谷は原点回帰!
9月23日 ZERO1「Go for Broke!」後楽園ホール
<アピール、コメントなどは週プロモバイルより>
◇試合前◇
(開始前、大谷社長がリングへ。前日にZERO1を運営するファーストオンステージの副社長への就任が発表された笹崎勝己審判部長も一緒に上がる。まず、オッキー沖田リングアナが10月1日をもって笹崎氏がファーストオンステージ副社長となることを報告。)笹崎氏「本日はZERO1後楽園大会ご来場、誠にありがとうございます。このたび10月1日付けでZERO1ファーストオンステージ副社長に任命されました笹崎勝己です。よろしくお願いします。来年、ZERO1は節目の15年を迎えます。大谷社長のもと選手・スタッフ一丸となってより一層のリング上の充実、そして僕は審判部長ということでもありますので、リング内、試合のルールの厳守、厳格化というのを進めていきたいと思います。これからもZERO1を、15年といわず20年30年と続けていけるように一丸となって頑張っていきます。よろしくお願いします」
(笹崎氏が15周年に向けたZERO1の新ロゴマークを掲げる)I
大谷「あらためまして後楽園大会ご来場、心の底からありがとうございます。笹崎副社長、ホントに頼もしい、頑張ってくれると宣言してくれました。15年、ホントにたくさんのことがありました。いいこともつらいこともありましたが、みんな笑顔で15周年を迎えられるよう日々、頑張らせていただきます。そして会場にいらっしゃったお客様を絶対に後悔させないプロレスをすることを誓います。よろしくお願いします!」
◇第1試合◇
▼UN王座挑戦者決定戦/30分1本
○将火怒(8分11秒 片エビ固め)X横山佳和
※ラリアット
◇第2試合◇
▼30分1本
TARU ○崔領二(9分12秒 エビ固め)藤田峰雄 Xショーン・ギネス
※那智の滝(試合後、TARUがギネスを場外へ引きずり下ろし客席にたたきつけ、リングでマイク。)
TARU「シルバーウイークの最終日、ご苦労さん。もちろんこの崔領二を見に来たっちゅうわけやろ? わかるわかる。そうだ、どこいってもスーパースター崔領二やからの。崔、おめでとう、と言いたいところやけど、記事見たぞ。ブードゥの総帥として忠告しといたる。アイツとだけは組むな」
崔「沖田、かけろ。かけろよ早く!(TARUに)ちょっと待って、ちょっと待って(沖田リングアナに指示。KENSOのテーマがかかり、Tシャツにジーパン、サングラス、ニット帽姿のKENSOがリングへ。KENSOは各コーナーに上がりアピール。ニット帽を投げ捨てポーズ。一部からKENSOコール。)」
KENSO「しゃべっても!いいですか! ちょっと待て、オマエラ生きてるのか死んでるのかどっちなんですか! しゃべってもいいですか! いいですか!」
TARU「ちょっと待て。おい崔、俺は我慢できんぞ。なんでコイツと組むねん。コイツは某オールジャパンでブードゥ・マーダーズのオレを、総帥のオレをクビにした上、自分が乗っ取ろうとした。それに失敗して勝手にブードゥを裏切った男、KENSOやないかい。(KENSOコールに)アホアホアホアホ! しらんぞ、こんなヤツ調子に乗らしたらZERO1潰れるぞ。おい崔、(KENSOコールに)いま言うたヤツらホントに後悔するからな。俺は忠告しとくぞ。こいつは疫病神や」
KENSO「ちょっと待て、崔領二、一緒に頑張ろうぜ。どうですか。一緒に頑張ろうぜー!」
(崔がKENSOの右手とタッチ。TARUがリングを下りる。)
崔「TARUさん、正直やることない、わかる? オレ、力ものすごい持て余してんねん。どうなるかわからんへん。でもこいつの体のでかさも、偽善者っぷりも、人間も含めてコイツと組むのがおいしいんちゃうかと思うんですよ。とりあえず1回はコイツと夢見ていいかなと思うんで。そっちもこっちも興味あるから、コイツと1回ベルト狙いたいと思うんでまたよろしくお願いします」
(崔が退場。)
KENSO「ねえねえ、ビチッと、知ってる? OK。俺が、情熱を持ってって言ったら、(懐かしい!の声に)フフッ。(ビチッとコール)OK。(「俺は覚えてた!」「忘れてた」などの声に)…OKOK。ちょっとそのへんうるさい。俺が情熱を持ってと言ったら、せーの、ビチッと!ってやるよ。練習ね。情熱を持って、せーの(ビチッと!)ダメだね。声が小さいね。いいですか!×2 情熱を持って(ビチッと!)」
▼バックステージ
【KENSOの話】「KENSO、崔、ビチッといくぞ! 以上!」◇第3試合◇
▼UNヘビー級選手権試合/60分1本
[挑戦者]○磐城利樹(12分49秒 反則勝ち) [第22代王者]XKAMIKAZE
☆KAMIKAZEが3度目の防衛に失敗、磐城が第23代王者となる
(試合後、将火怒が本部席からベルトとマイクを奪いリングへ。)
将火怒「おい、副社長、防衛おめでとう。でもな、いつも仲間でやってけっどよ、今回はこの俺が挑戦するからよ」
(そこで笹崎レフェリーがベルトとマイクを奪う。ベルトを倒れる磐城の体にかける)
笹崎レフェリー「反則勝ち! 磐城俊樹の勝ちだ! 磐城が新チャンピオン!」
KAMIKAZEがレフェリーにつかみかかる。胸に置かれたベルトを抱きしめる磐城をKAMIKAZEが蹴りつけるが、磐城はベルトを抱いたまま放さず。峰雄とギネスがKAMIKAZEを止める。
KAMIKAZE「おい、おい、笹崎テメエこの野郎、てめえ…おい、副社長は、2人もいらねえんだよ! オレに逆らうんじゃねえよこの野郎!」
(KAMIKAZEはリングにイスを投げ込み、ドリルを手にして威嚇して退場。磐城はベルトを抱いて倒れたまま。笹崎レフェリーに手を上げられて勝ち名乗りを受け、またベルトを抱いたままダウン。起き上がった磐城はベルトを抱いたまま深々と頭を下げて峰雄とギネスに支えられながら退場。)
【磐城の話】
磐城「今、ここにベルトがあるっていうのが結果です。何を言われても、どんな勝ち方でも、今日は自分の勝ちです。ありがとうございました。(次は将火怒だが?)それは会社が決めることなんでよくわからないですけど…。将火怒だろうが、誰であろうと、絶対に防衛します。このベルトは自分のベルトです。(ここで将火怒が現れ、磐城を暴行。)
将火怒「こんな勝ち方で喜んでんじゃねぇぞ。テメー、次の後楽園でオレがそのベルト、取ってやる。調子に乗るなよ」
磐城「絶対に防衛します!」
【KAMIKAZEの話】「磐城はどうでもいい。あんなの、ションベンだ。それより笹崎だ。何が副社長だ。だれが決めた? 勝手にやりやがって。俺に逆らったらどうなるか覚えてろ。フザけるのもいい加減にしろ」
◇第4試合◇
▼30分1本
○ジェームス・ライディーン(13分41秒 エビ固め)X田中将斗
※シットダウン式パワーボム
◇第5試合◇
▼NWAインターナショナルライトタッグ選手権試合/60分1本
[挑戦者]○大谷晋二郎 高岩竜一(9分26秒 片エビ固め) [第18代王者]“brother"YASSHI X菅原拓也
※後頭部へのスワンダイブ式ミサイルキック
☆菅原&YASSHI組が3度目の防衛に失敗、大谷&高岩組が第19代王者となる
【大谷&高岩の話】
大谷「オレたちはジュニアのタッグのベルトを取りました。相手もしばらくベルトを守っていたんだから弱かったとは言わねえ。でも、オレと高岩だ。ZERO1ジュニアに本格的に足を踏み入れた。だったら当然の結果じゃないか。今までも高岩とはなんかのときに組むことはあったけど、今回は違う。ZERO1ジュニアの頂点をめざそうと思ってる。ジュニアの世界で狂い咲こうと思ってるんだ! ZERO1ジュニアで必死でやってるヤツら、オマエらのことなんか、これっぽっちも気をつかわねえ! オレたちのためだけに闘っていくぞ。ただのジュニア転向じゃねえぞ。やりたいことをやっていくぞ」
高岩「俺と大谷が組んだら、ZERO1中、日本中、世界中を探したって、俺たちに勝てるジュニアのチームはいない。いつだってかかってきなさい」
大谷「計量だってこのコスチューム入れて99キロだ。挑戦するって決まってから、毎晩、お客さんと酒飲みながら落とした。普段は107か108キロだ。前代未聞だろ! 今後も文句あるんだったらいつでも計量してやる。(スワンダイブは)10年以上やってなかったと思う。100%じゃなかったと思う。相手を見据えての練習なんかしてない。でも、お客さんのあれを見せてくれっていうのを感じたんだ。威力は落ちてないと思う。威力は倍増してると思う」
【菅原&YASSHIの話】
菅原「まただよ、ZERO1ジュニア…」
YASSHI「新旧ZERO1ジュニア対決。世代闘争ってヤツだ、カスヤロー。復活したんだったらオレらが潰してやる。やられても立ち上がるっていうのがZERO1の信念。それをオレらが体現してやろう」
菅原「最後、大谷はどっから飛んできたんだ!? 気づいたら終わってた。大谷に一言言うぞ、後輩の専売特許を取るんじゃねぇ。すぐに組み直せ!」
◇第6試合◇
▼インターナショナル&NWA世界ジュニアヘビー級2冠選手権試合/60分1本
[王者]○田中稔(20分24秒 エビ固め)[挑戦者]X日高郁人
※FIRE BALLダブルニードロップ
☆稔が3度目の防衛に成功
(試合後)
稔「日高君お疲れ様でした。ZERO1、ZERO1ファンのみんな、今日あたり、今日あたり日高が勝つと思った人? 意外と少ないんだな。3月1日、この後楽園ホールでへんな香港人に勝った。3月、靖国で菅原、4月、新木場でノンタイトルとはいえ峰ぴょんに勝った。5月、この後楽園で最強の挑戦者と噂されていた日高に勝った。そして今日、天下一ジュニアの覇者・日高に勝った。どうだろう、このジュニア2冠のベルト、挑戦するヤツが誰かいるのか!(大谷登場も振り向かない)大谷さん(振り向いて)減量うまくいったみたいですね。大谷さんが体絞ってライトタッグに挑戦するって聞いたんで、今日、日高に勝ったらあなたが出て来てくれると思いましたよ。だらしない部下の責任を取りに社長が出てくる、それは当たり前のことだと思うんで。ただ大谷さん、俺は今日大阪でW-1のタイトルマッチやって、さっき新幹線で会場ついて、天下一ジュニアの覇者に勝ったんですから。大谷さん、あなたと向き合うときは完ぺきなコンディションで挑みますから。新日本時代にやって15年ぐらいですか。シングルマッチ、楽しみにしてます。ただし、このベルトは絶対に返さねえ。(にらみ合うと大谷にベルトを見せつける。右手を差し出す大谷。稔が応じようとすると手を引っ込めて退場。)ちょっと、オレ大谷さんのこといい人だと思ってましたよ。まあいいや。とりあえずジュニア2冠、オレが防衛。次は大谷晋二郎とタイトルマッチだ、このスットコドッコイ」
【稔の話】「リング上で言った通り、あれ以上でもあれ以下でもない。俺はZERO1が指定した会場で大谷と闘う。だけど絶対に返さないから」
【日高の話】「ベルト奪回ならず。このシチュエーション…天下一ジュニアを開催して制したシチュエーションで取り返せない。どんだけ通り道すれば一人前になれるんだよ。まだまだ足りないってことか…。このシチュエーションで勝てない自分に腹が立つ。でも、これで下向いたら終わりだよ。菅原も負けて、オレも負けて、ZERO1ジュニア、誰が守るんだよ。ふざけんな。オレが守るんだよ。負けは認めます。でも、歩み続けることはやめないから。キッズリターンじゃないけど、まだ始まってもない。始めてやる。ZERO1ジュニアが始まるまで食らいついていくから」
◇第7試合◇
▼世界ヘビー級選手権試合/60分1本
[第18代王者]○佐藤耕平(16分50秒 ジャーマンスープレックスホールド)[挑戦者]X小幡優作
☆耕平が3度目の防衛に成功
(試合後)
耕平「おい、小幡、小幡、悔しいか。悔しいだろうな。また来い、いつでも待っててやるよ。チャンピオンとしてな!(そこで崔&KENSO、そしてライディーンがエプロンへ。)ちょっと待って。みなまで言うな。(ライディーンに)シングルだろ?(崔&KENSOに)タッグだろ? いつでもやってやるよ! いつでも来い。チャンピオンとして待ってるよ。タッグ、シングル、いつでも来やがれバカヤロー!(崔は拍手。)はい、帰って帰って。早く帰って。ほら。(3人が退場)え~、本日は連休の最終日にお集りいただきまして、ありがとうございました! これから半年間、15周年に向けて選手一同、スタッフ一同みんなで突っ走っていきます。ZERO1が15周年ってことは、俺も15周年なんで、チャンピオンのまま15周年を迎えたいと思います。応援よろしくお願いします。ああ、そうだ。今日、何がなんだかわかんないうちに、チャンピオンになったヤツ一人いるだろ? 磐城! 出て来い!(磐城がUNのベルトを持ってリングへ。)オマエ、なんか知らないうちにチャンピオンになったな。まだその実感、沸いてないだろ。でもな、どんな形であれチャンピオン、ベルトを持った者っていうのは責任もプレッシャーもデカイんだよ。これからオマエがそのベルトをどういうふうに生かすかは、ホントにこれからのオマエ次第だから。そういうわけで、今日はオマエが締めなさい」
磐城「皆さん、本日はありがとうございました! 自分、今日チャンピオンになったので、次、防衛戦があるときは、自分の力で勝ちます! 応援よろしくお願いします!(「将火怒になら勝てるぞ!」の声に)勝ちます! ご起立できる方だけでよろしいので、ご起立お願いします。えっと…自分がいくぞといったら、オー、でお願いします。そのあとに3、2、1、ZERO1で絞めます。よろしくお願いします! いくぞー! いくぞ! 3、2、1、ZERO1! ありがとうございました!」
【耕平の話】「(小幡はどうだった?)火祭りで丸め込まれてそれを勝ちと呼べるかと言えば、しっかりとした勝ちではないものの、勝ちは勝ちだったので挑戦を受けましたけど、挑戦するだけの勢いと力はついてましたね。ただまだ、まだ、俺に勝つ、俺から3つ取るにはまだ力が及ばないですね。まあでも、弾丸ヤンキースの一員として田中さんとしょっちゅう組んでやってるだけあって、勝負どころというかそういうものをすごく、うまくなったなというか、強くなりましたね。(試合後にライディーンと崔&KENSOが来たが)言ってるでしょ、みなまで言うなって。わかってるよ、言うことは。マイク渡すと、またヘンな劇場始まっちゃうし、こっち(崔&KENSO)は。こっち(ライディーン)は英語だからわかんないし(笑)。だからみなまで言うなって言ったんですけど。ライディーンはこないだタッグでね、取れなかったから、今度はね、こっちの目標の一人にしてきたから、それは全然問題ないです。しっかりチャンピオンとして受け止めます。今日急にKENSO選手と領二がなんか始まったんで、これから挑戦をするんであれば受けますけど、チームとしてはわからないから。へたすりゃ我が強いタイプだしね、試合前にちょっと組んで分解する可能性もあるし。とりあえずうまくチームとして、次の後楽園でもどこでもいいんですけど、あるんであればそれを受けます。まああの、(関本)大介にも聞いてみますけど、大介の方は別に問題ないと思います。(KENSOとは前にZERO1に出ていたとき以来?)そうですね。1回2回タッグで当たったぐらいですかね。あんまり印象はないですけど。でもなんか、でかいんで、一発一発がきつかったっていうのもありますね。掌底一つとってもなんにしても。その印象があるんで。体大きいとちょっとしたことがダメージにつながるんで、そういう意味ではああいうチームは魅力的は魅力的ですね。(磐城がUNの王者になり、大谷がジュニアのベルトに挑戦表明したが)そうですね。社長がジュニアに行ったこと自体、ち
ょっとびっくりしたんですけど。まあでもやっぱり、もともと新日本のジュニアですごいベルトを持ってた人だし、そのジュニアに関してはたぶん、誰よりも、へたすれば日高さんとか菅原よりもジュニアの闘い方っていうのを熟知してる人なんで、そういう意味では面白いんじゃないですかね。板倉(磐城)に関して言えばホント、なんかよくわかんないうちにベルト取ってたんでアレですけど、リング上で言ったように、ベルト取るってことは、持ってるってことは、どんな形であれチャンピオンだし、チャンピオンってことは団体の顔であったりしなきゃいけないわけだから、まあ今はなんだかわからないうちにベルト持ってるんですけど、たぶん2日3日して事の重大さに気づいて、必死こいて練習するんじゃないですか。だから、自分の力でって言ってましたけど、次の防衛戦で自分の力でしっかり防衛すれば、あのベルトもアイツの腰にしっかりあるんだろうと思うんで。そういう意味で、まあ15周年というところに向けて半年間…たかが5カ月のアイツが15周年とか言わなくて。言ったらどうしてやろうかと思ってたけど(笑)。でもアイツも5カ月とはいえZERO1の一員なんで、15周年というところに向けて、オレと横井(宏考)とか、領二、(佐々木)義人、あの時代の連中で取り合ったベルトなんで、そういう意味合いのあるベルトを持ったということは、これからアイツがベルトの歴史を作ってくれるとうれしいですね。あと今日はしっかり防衛したんで、うまい酒を飲みたいと思います」
【小幡の話】「くっそー! 火祭りの時のようにいかなかった。甘くなかった。でも、これで終わりじゃない
ZERO1後楽園大会が開催されたが、開催前にZERO1側が後楽園大会はSAMURAI TVでの放送は見送られたことを発表、定期的に放送されていたZERO1中継だったが昨年後半から不定期になっていた、しかしこういった時こそライブで見せる力が試される。
大会前には笹崎勝巳レフェリーが副社長に就任したことを発表、じゃあそれまで副社長だったKAMIKAZEはどうなるのかというと、そのまま副社長二人体制となるが大谷社長に笹崎レフェリー、KAMIKAZEが専務か常務のどちらかということか、KAMIKAZEはUN王座をかけて5月にデビューしたばかりの磐城の挑戦を受け、KAMIKAZEは磐城を場外戦で流血に追い込み徹底的に痛めつけるが、電動ドリルを持ち出したところで笹崎レフェリーが制止、それでもKAMIKAZEは笹崎レフェリーを磐城と交錯させてKOしてからスピンキックを浴びせるも自らレフェリーをダウンさせたためカウントは入らない、KAMIKAZEと笹崎レフェリーが揉めている間に磐城は反撃するも、KAMIKAZEも逆襲してマウントパンチを落とすが制止に入った笹崎レフェリーも突き飛ばしたため反則負け、磐城はデビュー僅か4ヶ月目で初戴冠となるも、デビューしてフォール勝ちもないまま王者に就くのは前代未聞、試合後はKAMIKAZEと笹崎レフェリーが揉め、第1試合で横山を破った将火怒が挑戦に名乗りを挙げたが、将火怒にしてもデビューしてまだフォール勝ちのない選手にベルトを奪取するのは納得するわけがない、またKAMIKAZEと笹崎レフェリーの副社長同士の対立も新しい抗争の火種になりそうだ。
第2試合で崔、TARU組が峰雄組を破るも試合後に崔が9月20日岐阜大会で共闘をアピールしていたKENSOを呼び込み改めて共闘を宣言するも、かつて全日本プロレス時代に裏切られたTARUが猛反発したが、崔は反対を押し切った。
崔は昨年火祭りを制し大谷やZERO1の現体制を批判、TARUらVMと共闘したものの結果を出せず低迷している状態が続いていた、KENSOとのタッグは現状打破を狙うための布石なのか、しかしKENSOとのタッグを反対したTARUとの関係も今後は注目だと思う。
第5試合ではかつての初代IWGPジュニアタッグ王者である大谷、高岩組がブラザー、菅原のライトタッグ王座に挑戦するも、ヘビー級の大谷の挑戦に納得しない菅原が公開計量を要求、社長業のストレスのためか暴飲暴食気味と報じられた大谷の計量がリング上で行われるも99.3キロで無事パス、それでも納得しない菅原が奇襲をかけて試合開始となり、大谷が集中砲火を浴びる。しかし顔面ウォッシュで流れを変えた大谷は高岩との連係で猛反撃、王者組も応戦するが高岩がデスバレーボム、大谷のドラゴンスープレックスの同時攻撃が決まると、大谷は新日本ジュニア時代に使用した後頭部へのスワンダイブミサイルキックをクリーンヒットさせ菅原を捕らえ3カウント、大谷組が王座を奪取する。
セミではWRESTLE-1の稔に流出したジュニア二冠王座に天下一ジュニア覇者の日高が挑戦、稔は12日のドイツ遠征で新日本にも参戦経験のあるロビー・ダイナマイトに敗れEPWインターコンチネンタル王座を、またZERO1と同日に開催されたWRESTLE-1大阪大会ではアンディ・ウーに敗れWRESTLE-1クルーザー級から転落するなど最悪の状態、一方の日高はみちのくプロレス矢巾大会で藤田ミノルとの相棒タッグを再結成し佐々木大地、郡司歩組から東北タッグ王座を奪取するなど絶好調のまま選手権に臨んだ。
試合は日高がいきなりショーンキャプチャーから左足攻めで先手を奪うが、稔もキチンシンクと脇腹攻めを展開、互いにウイークポイントを攻める消耗戦を展開、日高がイグチボムから大技が飛び出すも、稔がハイキックから垂直落下式ブレーンバスター、ダイビングフットスタンプ、雪崩式フィッシャーマンズバスターとラッシュをかけ、稔はFIRE BALLスプラッシュを狙うが日高は雪崩式ドラゴンスクリューを決める。
そしてスワンダイブ式低空ドロップキックからショーンキャプチャーへのパターンを狙うが、稔は踏ん張りジャーマンを仕掛け、日高は着地するも稔はジャンピングハイキック、日高のミスティフリップ狙いも稔がコーナーに逆さ吊りにしてのドロップキックを放つ。
稔はトルネードカッキーカッターを狙うが、飛打キャッチで丸め込んだ日高が野良犬ハイキック、ショーンキャプチャー、ローキック、そして岩見銀山を狙うが首固めで切り返した稔はドラゴンスープレックス、腹部へのミサイルキックからFIRE BALL式のニードロップで王座を決め3カウント、唯一残ったベルトを死守した。
試合後には大谷が挑戦に名乗りを挙げ稔は受諾、稔もかつてバトラーツ時代に新日本に参戦し当時新日本ジュニアのトップの一角だった大谷と渡り合ったが、大谷も減量?にとりあえず成功しジュニアに参戦することで原点回帰を狙っているようだ。
メインは耕平が世界王座をかけ火祭りで唯一敗戦を喫した小幡の挑戦を受け、序盤から耕平は鋭く重い打撃で小幡を圧倒、小幡はフライングラリアットでようやく反撃し場外の耕平にスワンダイブ式プランチャ、リングに戻ってメテオラと猛ラッシュかけ、耕平のファルコンアローを凌いで延髄斬り、キャプチュード、背中へのフットスタンプと繰り出していく。
しかし耕平はコーナーに乗った小幡に雪崩式ファルコンアローを決めるが、パイルドライバー狙いをリバースして小幡はドロップキック、フロントハイ、串刺しニーと畳みかけ、後頭部にダブルニーを投下しダブルニーを狙うも自爆となってしまう。
動きが止まった小幡に耕平はジャーマンを連発してからパイルドライバー、ランニングニー、エルボーと畳み掛けてからジャーマンで3カウントを奪い王座を防衛、試合後には崔&KENSO組がインターコンチタッグ、第4試合で田中を降したライディーンが世界王座に挑戦を表明、耕平は受けて立つ構えを見せた。
強さを前面に打ち出してヘビー級、タッグ王座を保持し火祭りをも制覇した耕平、果たして完全独走する耕平を誰が止めるのか、新展開続出のZERO1はますます面白くなる!笹崎勝己審判部長が来月10月1日付で株式会社ファーストオンステージ「副社長」に就任することが併せて発表されました。 明日、試合開始前にリング上から大谷晋二郎社長、笹崎勝己揃って皆様にご報告並びにご挨拶申し上げます。 #zero1 pic.twitter.com/Hd2IBT3JBl
— プロレスリングZERO1(ゼロワン) (@Zero1_Fos) 2015, 9月 22PR -
5月5日はプロレスファンにとって長い一日…弾丸ヤンキースが前門の虎を粉砕し王座防衛!
5月5日 ZERO1「魂こがして」後楽園ホール
<アピール、コメントなどはプロレス格闘技DXより>
◇第1試合◇
▼板倉利樹デビュー戦/30分1本
○近藤修司(6分46秒 逆エビ固め)X板倉利樹
◇第2試合◇
▼ZERO1vsW-1 タッグマッチ/30分1本
○小幡優作 横山佳和(10分44秒 片エビ固め)黒潮“イケメン"二郎 X熊ゴロー
※ダイビングダブルニードロップ
◇第3試合◇
▼ジュニア・タッグマッチ/30分1本
○“brother"YASSHI 菅原拓也 (9分51秒 体固め)X藤田峰雄 ジェイソン・リー
※ツームストンパイルドライバー
◇第4試合◇
▼「ZERO1vsFREEDOMS」6人タッグマッチ/30分1本
葛西純 佐々木貴 マンモス佐々木(3分08秒 両軍リングアウト)将火怒 TARU 崔領二
---再試合---
○葛西純 佐々木貴 マンモス佐々木(12分41秒 体固め)×将火怒 TARU 崔領二
※パールハーバースプラッシュ
◇第5試合◇
▼NWA UNヘビー級選手権試合/60分1本
[挑戦者]○KAMIKAZE (13分39秒 逆さ押さえ込み)[第21代王者]X鈴木秀樹
☆鈴木が3度目の防衛に失敗。KAMIKAZEが第22代王者となる
【KAMIKAZEの話】「油断しちゃダメなんだよ。これがアイツの知らねえプロレスだよ。アイツがまだ知らねえプロレスだ。(ベルトを掲げて)結果、結果。でも、アイツは頭いいからな。この一発で懲りたろ。もう油断はしないと思う。アイツが一番知らねえプロレスが俺のプロレスだ。こういうプロレスもあるんだよ。勝てば何でもいいんだ。俺はアイツを気に入っている。アイツがさらに強くなるための試合だから。感謝してほしいね。アイツはさらに強くなるだろ。アイツはもっともっと強くなる。なぜならこのスタイルを覚えたから。もう油断しないだろ。もう食らわないだろ。みんなアイツのことを応援してるんだろ? この後も何かあるんだろ? なんだか知らねえけど、油断しねえでちゃんと持って帰ってこいよ。ただ、俺はもうアイツに用はねえ。コイツ(ベルト)さえ獲れれば、もうアイツに用事はねえ。遊びは終わりだ」
◇第6試合◇
▼インターナショナル&NWA世界ジュニア2冠選手権試合/60分1本
[王者]○田中稔(23分13秒 体固め)[挑戦者]X日高郁人
※FIRE BALLスプラッシュ
☆稔が2度目の防衛に成功
【日高の話】「みんないてくれ。みねぴょんも、ジェイソンも、菅原も。申し訳ない。この仲間とZERO1を応援してくれるファンに申し訳ない。今日は裏切ったかもしれないけど、俺は…俺たちは…いやいや、俺は絶対にアイツを倒すぞ、この野郎。絶対に逃がさねえ。他のみんな、次を認めてほしい。このままじゃ逃がさないよ。申し訳ない」
◇第7試合◇
▼NWAインターコンチネンタルタッグ選手権試合/60分1本
[第30代王者]○田中将斗 杉浦貴(19分53秒 片エビ固め)[挑戦者]佐藤耕平 X大谷晋二郎
※スライディングD
☆田中&杉浦組が6度目の防衛に成功
(試合後)
田中「社長、耕平、今日はどうもありがとうございました。毎回毎回パートナー変えて臨んでくるけど、オマエやる身になって考えろ。でもそれがプロレスや。それでも立ち上がるのがプロレスや。またどうせパートナー変えてチャンレンジしてくるんだろ。それだったら勝つまで来い、耕平。でも俺は絶対負けへんからな。本日はゴールデンウイークの5月5日という日にプロレスがいろんなところである中でZERO1を選んでいただいてどうもありがとうございました。これからもウチを選んでいただいて損はなかった、満足したという試合を心がけてやっていきますので、これからもよろしくお願いします。で、ゴールデンウイーク、まだまだ明日も続きます。どうかお時間ある方はぜひ来てください。そして杉浦さん、今日、イベントあるんですよね。それなのにこっちに来てくれてありがとうございました。この後、僕ら2人横浜のイベントに向かいますので、お時間ある方はそちらにもぜひ来てください。
次は文体(NOAH5・10横浜文体)で僕らがチャンレンジしてベルトを取りますので、応援よろしくお願いします。それでは最後に気持ちよく、3、2、1、ZERO1で締めたいと思います。ご起立お願いします。いくぞー! 3、2、1、ZERO1!」
【試合後の田中&杉浦組】
田中「リング上でも言った通り、佐藤耕平はここまでパートナーを代えてくるんやったら、とことん付き合ってやろうかなと。耕平が次をまた選んでくるんやったら、それをそのまま強いことになると思うし。こっちは体がきついけど、それがプロレスやし、プロレスラーやしね。壊れるまでやりますよ」
杉浦「このベルトの防衛戦は本当に対戦相手に凄い恵まれていると思う。今日も社長と佐藤耕平。俺たちがやりたい、ぶつかり合うプロレスをしてきてくれて、本当に対戦相手に恵まれていると思いますよ。何度でも何度でもやりたいね」田中「また次がありますので、今日はこれぐらいで」
まずZERO1後楽園大会は昨日NOAHの「グローバルタッグリーグ戦」2連覇を達成した弾丸ヤンキースの保持するNWAインターコンチネンタルタッグ王座に、世界王者の耕平は社長である大谷と組んで挑戦、耕平は鈴木や関本とパートナーを代えて挑戦したがいずれも敗れ、今回は社長であり田中の相棒だった大谷を起用して王座に挑戦した。序盤は大谷がエンジンを全開して杉浦とのエルボー合戦に競り勝てば、耕平も長身を生かして田中に頭突きを乱打、田中の腰に照準を絞って先手を奪い、杉浦に交代しても大谷が顔面ウォッシュを浴びせるなど試合の主導権を渡さない。
耕平は田中にミドルキックの連打を浴びせるとファルコンアローからダイビングニーを投下するが、田中はかわして自爆するとここから一気に弾丸ヤンキースが攻勢をかけ杉浦の雪崩式フランケンシュタイナー、田中のスーパーフライの波状攻撃、エルボーとランニングニーのサンドウィッチ攻撃と合体技が次々と耕平に炸裂していく。
田中は勝負と見てスライディングDを連続して狙うが、耕平はかわし杉浦もろともジャーマンで投げると、大谷は田中に雪崩式ドラゴンスープレックスを狙うも、杉浦が間一髪カット、それでも離さない大谷に田中は背後に着地してパワーボムで叩きつけ、スライディングラリアットからサンドバックタイムを敢行する。
だが大谷は引かずに張り手で応戦すると、耕平が入って二人同時ジャーマンを決め、挑戦者組は田中を捕らえ耕平がパイルドライバー、大谷がスワンダイブ式ミサイルキック、ドラゴンスープレックスを連発し追い詰めにかかる。
大谷は勝負と見てジャーマンからスパイラルボムを狙うが、杉浦がスピアーでカットに入ると、耕平をジャーマンで蹴散らしてから田中が大谷にスライディングD、サンドバックタイム、杉浦のオリンピック予選スラムからの田中のスライディングDのスラムDが決まり3カウント、弾丸ヤンキースが王座を防衛した。
弾丸ヤンキースはとりあえず前門の虎である耕平、大谷を粉砕、次は後門の狼であるKESをNOAH横浜文体大会で挑戦する、敗れた耕平はこの後大日本プロレス横浜文体大会で石川と組んでBJWタッグ王座の防衛戦を控えているが、この敗戦は耕平にとって痛い敗戦となるか・・・
またセミではWRESTLE-1の稔に流出しているジュニア二冠王座にZERO1ジュニア最後の砦である日高が挑戦、試合は日高が執拗に脚攻めを展開するが、打撃戦を制した稔が脇固めやナガタロックⅡで日高のスタミナを奪いにかかる。
しかし稔のフロントハイを浴び場外に落ちかけた日高はアイルビーバックで戻るとニールキックを浴びせ、ロープ越しのドラゴンスクリューから足四の字固め、スワンダイブ式低空ミサイルキックと再び脚攻めを展開してショーンキャプチャーを狙う。
しかし稔がキャッチしてジャーマンで投げるとナガタロックⅡで絞めあげ、エルボー合戦を制するが、日高もミスティフリップ、イグチボム、ソバット、ヒザ蹴り、リバースDDTと畳み掛ける。
だが稔はハイキックで日高の動きを止めるとジャーマン、ジャンピングハイキックからトルネードカッキーカッターを狙うと、日高はショーンキャプチャーで切り返すが、稔も日高の膝を決めて応戦し、ミノルスペシャルを狙うも日高はラ・マヒウトラルで切り返す。
日高は野良犬ハイキックを浴びせるが、稔はデスバレーボムで叩きつけると、ジャーマン、顔面蹴り、雪崩式フィッシャーマンバスターからFIREボールスプラッシュで3カウントを奪い王座を防衛した。
試合後は菅原が食ってかかるも稔はスクワットをするなど余裕の態度、だが左足を引きずるなど、夜開催されるWRESTLE-1「クルーザーヴィジョン王座決定トーナメント」に大きな影響を及ぼす可能性が出てきた。
また夜WRESTLE-1後楽園大会でWRESTLE-1チャンピオンシップをかけて浜亮太と対戦することが決定している鈴木はKAMIKAZEと対戦し、KAMIKAZEがアイテムであるドリルを持ってこなかったとして鈴木はUN王座をかけることになり急遽タイトル戦となった。
試合はセコンドの崔やTARUなども介入せずKAMIKAZEはクリーンファイトに徹しムーンサルトプレスで鈴木を追い詰めるが、クリアした鈴木はバックドロップからジャーマン、ワンハンドバックブリーカーからダブルアームスープレックスと必勝パターンへと出る。
そこでVMが介入して鈴木を襲撃しTARUが鉄パイプで殴打してからKAMIKAZEが逆さ押さえ込みを決め3カウントを奪い王座奪取、鈴木は不本意な形で王座転落となった。
5月5日は子供の日だがプロレス各団体にとっては興行ラッシュの日となった、プロレスファンにとっての長い一日はまだ始まったばかりだ。後楽園ホールご来場ありがとうございました。 オレが弱いから負けました。仲間とZERO1ファンに申し訳ない。今日は期待を裏切ってしまったけど、オレは必ず田中稔を倒します。 応援ありがとうございました。 #zero1 #天下一ジュニア
— Ikuto Hidaka (@hidakaikuto) 2015, 5月 5昼間の試合はセコンド介入はあったにせよ、それをコントロールできなかったから自分が悪い。 それよりKAMIKAZEさん、やっぱりできんじゃん。
— hideki-suzuki (@hidekisuzuki55) 2015, 5月 5 -
田中将斗と鷹木信悟、靖国奉納プロレスで雨天を吹き飛ばす激闘!
3月29日 ZERO1「すしざんまい presents 奉納プロレス 第12回大和神州ちから祭り」東京・靖国神社 相撲場
<アピール、コメントは週プロモバイルより>
◇第1試合◇
▼MINEプレゼンツ「世界のプロレス」/30分1本
○拳剛 三州ツバ吉(7分02秒 体固め)MINE X菅原健太
※フィッシャーマンバスター
◇第2試合◇
▼「ZERO1 vs WRESTLE-1」/30分1本
○横山佳和 ジェイソン・リー(9分41秒 片エビ固め)大和ヒロシ X中之上靖文
※スパイラルデスバレーボム
◇第3試合◇
▼ビートたけし命名「将火怒」デビュー戦/30分1本
○将火怒“brother"YASSHI(10分28秒 体固め)小幡優作 X藤田峰雄
※将門
◇第4試合◇
▼終戦70年記念 最年長現役レスラー奉納プロレス初参戦/30分1本
○TARU KAMIKAZE 崔領二 (15分11秒 片エビ固め)グレート小鹿 小笠原和彦 Xがばいじいちゃん
※バズソーキック
◇第5試合◇
▼新旧ジュニア対決/30分1本
○日高郁人 フジタ“Jr""ハヤト(18分23秒 片エビ固め)大谷晋二郎 X高岩竜一
※石見銀山
◇第6試合◇
▼インターナショナル&NWA世界ジュニア2冠選手権試合/60分1本
[王者]○田中稔(14分41秒 体固め)[挑戦者]X菅原拓也
※トルネードカッキーカッター
☆稔が初防衛に成功
◇第7試合◇
▼「ZERO1 vs WRESTLE-1」/30分1本
○佐藤耕平 鈴木秀樹(10分59秒 体固め)KAI X浜亮太
※顔面へのミドルキック
◇第8試合◇
▼奉納プロレス 終戦70年記念スペシャルシングルマッチ/60分1本
○田中将斗(21分42秒 片エビ固め)X鷹木信悟
※スライディングD
(試合後、両者は抱擁を交わし握手。)
田中「今日は皆さん、どうもありがとうございました。DRAGON GATEのトップの鷹木選手、いろんな団体見ましたが、団体のトップの選手が他団体のリングに上がるっつうのはすごい勇気がいることや。それでも鷹木選手が靖国のリングに上がってくれて、ほんとにありあがとう。それをみんなもっとわかってほしい。すごい重荷やと思う。でも俺は今日、鷹木選手とやって気分よかった。ありがとうございました」
鷹木「田中さん、やっぱりあなたは高い壁でした。俺にミスはなかった。100パーセント以上の鷹木信悟を出しました。だけどもあなたはすべて受けとめて跳ね返した。想像どおり、いや想像以上に強い男でした。だけど俺はこれで終わらない。シングルマッチ、憧れてた部分もあったから先輩後輩という部分もあったけど、次は五分の目線で目の前に立つからな。DRAGON GATEのでっかい看板背負ってんだ。負けたままでいられるか。あんたが年齢を言い訳にする前に必ずやり返してやるから。
今日はありがとうございました。そしてもう一つ、すいませんね、他団体の人間がマイク持って。今日という日、靖国神社奉納プロレス、しかも戦後70年という記念の年にリングに上げていただき、ZERO1さん、靖国神社の皆さん、本当にありがとうございました。うちには母方、父方、祖父がいますが、祖父はフィリピンなどに戦争にいってましたけど、靖国神社にはまつられていないのですが、靖国神社の精霊とともに祖父たちが見ててくれたと思いリングに上がりました。日本のため、アジアの安定のため命を犠牲にした英霊が靖国神社に祀られています。先人がいたおかげで今の平和な日本をすごしてる。誇りを持ってプロレス道を邁進したいと思います。戦後、力道山先生が日本を盛り上げた。これか
らも日本のパワーの源にはプロレスが必要だと思います」
田中「あなたに靖国神社のこと語らせたら歯が立たへんから。弾丸ヤンキースのみんなと最後は気持ちよくノーサイドで締めてくれるかな。ほんとに今日は途中、雨みたいなもんが降ってきましたけど、その雨も寒さも吹き飛ばしたと思います。雨雲がどっかに行ってしまうような気持ちいい締めをみんなでやりたいと思いますのでご起立お願いします。3、2、1、ZERO1!」
【田中、鷹木の話】
田中「トップとして他団体のリングに上がってくるのは本当すごいよ。しかもシングルでやるっていうのは勇気のいることで。俺はそういうのをいろいろやってきて、自分でもそう感じてるし。やっぱりプレッシャーっていうのはすごいかかったと思う。ボク個人的な感情ではこの靖国という12回目の記念すべき、戦後70年、そういう記念すべき大会で鷹木選手とやれて本当気持ちいい。ありがとうございました。鷹木選手がリングで言ったけど、『歳を理由に』とか俺は絶対、歳を理由にはせえへんから。次、鷹木選手の前に立つときはいまよりもっとすごい、さらにすごい田中将斗で鷹木選手の前に立ちます」
鷹木「10年前に初体験して、多分、いまがベストくらいの最強でした。最高に強い田中将斗でした。自分自身、心技体、まだまだ田中将斗に及ばないって試合してわかったんで。逆に今日やれてよかったと思います。靖国神社の奉納プロレス。戦後70年っていう記念もあったし。そのシチュエーションで田中将斗とシングルマッチ、しかもメインイベントで。願ったりかなったりのこのシチュエーション、無駄にはしたくなかったし。DRAGON GATEでも大事な佐賀の大会があったけど。俺はそれをボイコットしてでも、今日の大会にどうしても出たかったし。田中さんとどうしてもシングルでやりたかったです。本当に一発一発が重たかったです。32歳、ちょうど10歳違いですから。自分もまだまだもっと上目指してがんばって。さっき言った通り次はもっと五分の目線で。負けた言い訳なにもできないようにやりたいと思います」
田中「5年10年くらいだったらまだまだ俺成長してると思うから。10年以降はわからない」
鷹木「本当高い目標ができて。DRAGON GATEの中でも外でもまだまだやることがたくさんあるとわかったんで。今日は出られて最高の気分でした。この機会にZERO1だけじゃなくいろんな団体に出て自分を高めたいと思ってますんで。お声かけていただいたらやらせていただきます。ありがとうございました」
ZERO1毎年恒例の靖国奉納プロレスが雨という悪天候の中で開催され、メインは田中にDRAGON GATEの鷹木が挑み、雨はセミの途中で上がった。
試合はグラウンドから鷹木がショートレンジのバンピングボンバーで先手を奪うが、場外戦で田中は鉄柱攻撃で反撃してテーブルの上に寝かすと、テーブル貫通スーパーフライを敢行、鷹木に大ダメージを負わせる。
しかしエプロンに戻ったと鷹木はエプロン上でのデスバレーボムを敢行、リングに戻ってセントーンを連発し、田中からテーブルの破片を奪い取って脳天を打ち抜き、デスバレーボムと攻勢に出るが、田中もラリアットで応戦する。
田中はランニングエルボーからDDT、エプロンの鷹木にラリアットを放つが、pわーボム狙いをリバースした鷹木はラリアット、パワースラムで応戦、コーナーに昇り田中は後ろから追ってパワーボムで落とすも、追撃のスーパーフライは鷹木が剣山で迎撃、ラリアットは相打ちとなるが田中が垂直落下式ブレーンバスターで突き刺すも、串刺し攻撃は鷹木がエクスプロイダーで返し、田中も投げ放しジャーマンで返した後で後頭部にスライディングDを炸裂させる。
田中はダイヤモンドカッターを狙うが、抜け出した鷹木はランニング式低空エルボー、四つんばいのままで頭突き合戦を展開してから、田中を突進をかわした鷹木がSTAY DREAMを狙う田中はこらえ、ならば鷹木はエプロンに出てバンピングボンバーを放ってから雪崩式デスバレーボムを決める。
勝負と見た鷹木はバンピングボンバーを決めるも、再度のバンピングボンバーは田中はカマイタチで迎撃してラリアット、ファルコンアロー、スライディングDと畳み掛ける。
田中のスライディングDをかわした鷹木はバンピングボンバーからMADEIN JAPANを決めるも、エルボー合戦を田中がローリングエルボーで制するとスライディングDを炸裂させ、ラリアットから再度スライディングDを決め3カウントを奪い20分を越える激闘を制した。
今年から全日本をはじめ外へ打って出る機会が多くなった鷹木、今回はZERO1に出向き田中と対戦して敗れたが、オープン・ザ・ドリーム王座戦線からは一歩交代し無冠となった分、身軽となり今まで対戦する機会のなかった選手との対戦し今後の糧にしようとしている、鷹木はドラゲー5月10日山梨大会では新日本プロレスの小島聡との対戦も決定、鷹木は小島戦を通じて何を得るのだろうか・・・
またビートたけしの命名し改名となったデーモン植田改め第3試合に出場して将火怒はルシファーズハンマーこと将門で峰雄から3カウントを奪い勝利。
WRESTLE-1の田中に流出した二冠ジュニア王座に菅原が挑むも十三不塔が不発に終わると、田中がハイキックから猛ラッシュをかけ、最後はトルネードカッキーカッターで3カウントとなり王座防衛した。 -
14周年を迎えたZERO1のメインを飾ったのは弾丸ヤンキース!鈴木秀樹が船木を破りWRESTLE-1王座獲りへ!
3月1日 ZERO1「ZERO1 FOURTEEN」後楽園ホール
<コメント、アピールなどは週刊プロレスモバイルより>
◇試合前◇
(オープニングで社長の大谷晋二郎より挨拶。)大谷「こんにちは! こんにちは! あらためましてZERO1 14周年記念後楽園大会にホントにたくさんのご来場、心の底からありがとうございます。気づけば14年、14年たった今、このZERO1の14周年記念大会、このリングに上がる所属選手、そして他団体の選手も含めすべての選手、そして会場にお集まりいただいたお客様、すべての皆様に心から感謝したいと思います。今一度、ありがとうございます。14年たった今も僕のプロレスに対する思いは変わりません。プロレスとは見てる皆様に元気を与えるもの、見てる皆様に立ち上がる勇気を与えるもの、その思いを信じこれからもプロレスをしていきたいと思います。今日も選手、一生懸命に試合をします。最後まで思い切りプロレスをお楽しみください!」
◇第1試合◇
▼30分1本
○KAMIKAZE 拳剛 (10分41秒 体固め)X小幡優作 横山佳和
※ムーンサルトプレス
◇第2試合◇
▼「ZERO1vsFREEDOMS」/30分1本
TARU 崔領二 ○デーモン植田(13分49秒 体固め)佐々木貴 竹田誠志 X杉浦透
※ルシファーズハンマー
(試合後)
TARU「おい、聞け。俺いたぶったぐらいで勝ったと思うなよ。昨日の電流で疲れてんねん。おい、FREEDOMS、なんかものたらんのお。ケンカも終わりかよ。それとも誰か連れてくるのんか?」
(そこでマンモス佐々木がイスを持ってリングに入り、デーモン軍を蹴散らす。TARUの首にイスをかけマンモスホームラン)
マンモス「おい、終わりとか寂しいこと言わんといてくれよ。次俺も入るから、もうちょっと遊んでくれや!(マンモスは拳剛を担ぎ上げてボムで叩きつける」
貴「FREEDOMS対ZERO1、まだまだこんなもんじゃ終わらねえぞ。ほかに遊んでやるやつ、マンモが遊んでくれるらしいぞ。手も足も出なくなったってしらねえからな! イエー!」
【FREEDOMS勢の話】
貴「前回の新木場で俺らはデーモンの斧を奪った。その斧を忘れてきちゃったんだよ、大荷物だからコノヤロー。今日はな、TARUのこの物騒な棒を奪い取ってやったよ。アイツらが準備するこういう凶器、一個一個全部奪って行ってやるよ。そしたアイツら、凶器の使い方ちっともわかってねえな」
竹田「見たか、あんな流血でこんな凶器でよ、ひいひい言ってるやつら相手にならねえ。特にデーモン、なにした。最後、杉浦、おいしいところだけ持っていきやがってよ。あれも味方のアシストじゃねえか。こんなばかばかしい試合な、やってらんねえよ。でもよ、アイツらが取って1対1か。いいよ、俺らもう一丁やって、マンモスさんも来たことだから、俺ら完全勝利でぶっつぶしてやるから」
貴「マンモが来てよ、パイプイス振り回してよ、アイツらぐうの音も出ねえようにしてやるからな。それでこんな抗争一切終わりだよ。チャンピオン(竹田)は忙しいんだよ、代表(貴)も忙しいんだよ。お前らに構ってるひまはねえからな。次の新木場で終わりだよ」
マンモス「俺が入ったからにはもう敗北はない。次で終わりだ。なあ、スギ。今日は負けたけどな」
貴「劣るものは何一つねえよ」
杉浦「しゃっす! しゃっす!」
竹田「あいつら潰した暁にはよ、あの斧、質に入れてやるからよ。いくらにもなんねえだろ」
【デーモンVMの話】
デーモン「おい、フリーダムズ、やってくれたな。オマエら今日、負けたんだぞ。なんだ最後、マンモスか? でもオレがそいつじゃない。竹田、オマエは逃さねえぞ! 必ずオマエを蝋人形にしてやるからな!」
崔「いまのオレらにはちょうどいい相手やけど、向こうの方が格下であるのは間違いないな。誰を連れてきてもいっしょ。格下やから」
TARU「オレはデスマッチ初心者やけど、ギンギン来るやないか。フリーダムズ、蛍光灯でもなんでも持って来い。これからオレらで、ジワジワとオマエらの団体、乗っ取っていくからよ。まあ、そういうこっちゃ」
◇第3試合◇
▼インターナショナル&NWA世界ジュニア2冠選手権試合/60分1本
[挑戦者]○田中稔(13分10秒 体固め)[王者]Xジェイソン・リー
※トルネードカッキーカッター
☆ジェイソンが王座防衛に失敗。稔が新王者となる
(試合後 EWPベルトを腰に巻いた稔は、ジュニア2冠のベルトを腕に引っかけて勝ち名乗り、高が迫っても気づかぬ素振りをみせたが、最後はロープ越しににらみ合った)
【稔の話】「獲るのは当然だと思ってた。日高、菅原、YASSHI、藤田、オマケで丸山入れたとしても、こいつら横一線。しかも低いレベルの横一線。獲ってもうれしくない。ジュニア盛り上がってないんでしょ。心配ないから。ZERO1ジュニアの救世主が現れたから。誰が獲りにきたって同じ。何周するのかわからないけど、低い位置で横一線に並んでる奴らだから」
◇第4試合◇
▼NWAインターナショナルライトタッグ選手権試合/60分1本
[挑戦者組]○菅原拓也 “brother"YASSHI(17分43秒 エビ固め)[第17代王者組]近藤修司 X吉岡世起
※十三不塔
☆近藤&吉岡組が2度目の防衛に失敗。菅原&YASSHI組が新王者となる
(試合後)
(試合後)
菅原「やっと、やっと取り返したぞ! でもな、今日もう一つ、取り返さなきゃいけないもんできたよ。田中稔! 田中稔出てこい」
(日高がリングに入るが菅原が止める。稔がベルトを3本持って登場。)
菅原「田中稔、今日、取りたてほやほやのそのベルト、取り返すのは日高でもブラザーでもジェイソンでも峰雄でもねえ。この俺、菅原拓也が取り返す!」
稔「菅原、君さ、去年の11月、ここで俺に向かって『かかってこい』とかぬかしたの覚えてるか。俺もちょうどさ、あの下らねえ言葉の責任とってもらおうと思ってたから、お前の挑戦受けてやろうじゃねえか。ただし、絶対取り返せねえからな。なぜかわかるか。俺とオマエじゃ腕が違うんだ、このスットコドッコイ」(退場)
菅原「なんかよ、言い返してやりてえんだけどよ、俺がアイツからベルトを取るときまで、とっとくわ。おい、沖田、今月末、靖国やるんだろ。そこで俺と田中稔のタイトルマッチ組め。俺ら、ZERO1ジュニア、一個取り戻したけど、取られたり、なかなか前に進めない。でもよ、ここの団体の偉いやつが言ってたろ。何度でも立ち上がれって。つらいときこそ、俺らは顔上げて一歩二歩三歩、必ず天下一までたどり着くからな! 今日はありがとうございました!」
【菅原、YASSHIの話】
YASSHI「YO!YO!YO!YO! カス野郎! ベルトが戻ってきたぞ、カス野郎。預けてただけやし、取り返したぞカス野郎。おい、今度は俺らが主導権じゃカス野郎。今度は俺たちがWRESTLE‐1に乗り込んだろか!? そして面白くしてやるぞカス野郎! チェケラ!」
菅原「さっきも言ったけどよ、去年、天下一が無期限延期になってから、俺らちっとも進めねえよ! けどよ、こうやってとりあえず、ひとつ取り返した。次は会社がどう判断するかわかんねえけど、靖国で田中稔からアレを取り返すのは俺だ。ジュニアよ、境遇はつらいけどよ、待遇はつらいけどよ、俺らは顔上げて、上見て、一歩ずつ上がっていくから」
◇第5試合◇
▼30分1本
○大谷晋二郎(16分49秒 変型ラクダ固め)XLEONA
【大谷の話】「今日に限って言えば、LEONA選手いい試合だったとか、よく頑張ったとか、まだまだだなとか、そんな評価するつもりない。今日の試合を通して彼が何を感じたかは興味ありますね。皆さんもわかるでしょ。プロレスラーがデビューして頑張ってる過程をみてきてるわけですから。気持ち出てるよね。立つんだ、食らいつくんだって。でも残念ながら体がついていってないよね。俺は評価するつもりないし、みんなが期待して、大きい舞台を与えられて、チャンスかもしれないけど、苦しいんだよ。大地だって苦しんだんだ。俺が凄い人と当てて、それでもへこたれず、戦い続けた。あの時の大地をみるような…それも偉そうかな。でもLEONA選手みてたらそんな気持ちになりましたね。それ自体が彼にとって面白くないかもしれないけどね。藤波辰爾の息子と意識しないつもりでリング上がってけど、仕方ねぇじゃん。俺プロレスファンだから。藤波辰爾の遺伝子と戦ってるんだと。きれいな試合じゃなく、あいつの中で『こいつを倒したい』って思わせたかった。彼のもっと意地、何クソって気持ちをもっとみたかった。もっと悔しい思いをさせたいって心の底から思ったよ。そういう気持ちでいかないと。だってプロレスってみてる人に元気を与えるもんなんだ。みてる人に立ち上がる勇気を与えるもんなんだ。みんながLEONAに感情移入する。そのためにとことんやった。『もう一回戦ってください』って言ってたけど、言わなくてもわかってるから。何せ俺はプロレスファンだから。藤波怜於南と戦いたくないなんて言うわけないだろ。また戦いたいし、どうぞ叩き潰しにきてくださいよ。いくらでも受けて立つから。一つだけ、どうしても言わせてください。伝わったよ。俺には伝わった。お客様全てに伝えないとプロレスラーとしてダメかもしれないけど、俺には伝わった。だから俺も全力でやった。俺にしか聞こえない声で『負けるか』、『何クソ』って。気持ち伝わったよ。それをたくさんの人に伝えられるような、LEONAのプロレスをみてたら元気が出た、LEONAのプロレスみてたら俺も頑張らなきゃと思った。そう言われるようなプロレスラーになってほしい。大地、LEONA、間違いなくプロレス界の宝ですからね」
◇第6試合◇
▼「ZERO1vsヤンキー二丁拳銃」/30分1本
○宮本裕向 木高イサミ(13分41秒 体固め)日高郁人 X藤田峰雄
※ファイヤーサンダー
◇第7試合◇
▼「完全決着」シングルマッチ/60分1本
○鈴木秀樹(7分17秒 体固め)X船木誠勝
※ダブルアームスープレックス
【鈴木の話】「殺してやろうと思ったけど、殺せなかったですね。二度とやることないかもしれないけど、みんなわかったでしょ。船木誠勝が強いって。強い人間同士が戦うのがプロレスですから。人のせいにするなって。いいですね、こういうの。勝った時は震えましたよ。(船木とのシングルを終えた感想は?)やっぱり彼はお茶にごしてましたね。僕は遠慮することないですから。ちょこっと顔面殴っただけでぶっ倒れるような選手とは違うから。僕も殴りにいったし。かわされたけど。(W-1の頂点を狙うと?)せっかく(W-1勢は)船木を避けて通ってるって言ったんで。せっかくだからやりますよ。ベルト一個しかないんですか? (現王者は武藤だが?)誰でもいい。その時、持ってる奴で。みたいでしょ、どうなるのか。皆さんにみせていきますよ」
【船木の話】「基礎ができているし、強い。それは認めますよ。絶対に倒さなきゃ一発勝負はダメなんですけどね。これで勝ってベルトに挑戦しようと思ったんですけど。全体的に力が上でした。クソ、ムカツクな。10年早かったら絶対に落とさないんですけどね。彼を止めて、W-1に絶対行かせないのが俺の役目なんですけど、武藤さんに挑戦する切符を渡しちゃいましたね。それが一番悔しいです。(また鈴木と一騎打ちをする機会はあると思うが?)ちょっと先になっちゃうと思いますけどね。自分もまた勝ち星を挙げて。彼の今の団体での場所もあるし、先はどうなるかわからないです。でも、これをキッカケにW-1に集中してベルトを狙いに来るのは絶対あり得ますからね。そういう風に言ってましたし。船木を倒して武藤に行くと。本当はここで倒されちゃ俺はダメなんですよ。嫌な予感はしてました。やるたびに自分の技を食らっているわけですから。どうしよう…ちょっと言葉が出ないです。守らなきゃいけないですよ。これで武藤さんまで倒されたら乗っ取られちゃいますからね。みんなで食い止めないと。今まで自分がプロレスに復帰して5年間やってきた中では一番基礎ができてました。いろんなヤツがいましたけど、やっぱり最後まで攻めきれないのは、流派が似ているっていうのはあるんですよ。それが大きいところもありますから。そういう意味では10年彼と出会うのが早かったらなって、凄い悔いを残しました。本当にやられたなという感じがしますね。悔しい」
◇第8試合◇
▼NWAインターコンチネンタルタッグ選手権試合/60分1本
[第30代王者組]○田中将斗 杉浦貴(21分44秒 片エビ固め)[挑戦者]X佐藤耕平 関本大介
※スライディングD
☆田中&杉浦が5度目の防衛に成功
(試合後)
試合後のマイク。
田中「(観客からの「何回でもやってくれ!」の声に対し)何回でもやってくれって言うけど、ここ最近ずーっと新木場とか後楽園とか関東主要のところは全部コイツ(耕平)が相手にやっとんねん! 毎日毎日コイツと闘ってよ、ちょっと軽いからってボンボン投げやがって、でもそれで俺の気持ちはもっと強くなっていく。まあ、耕平も関本も杉浦さんも今日2試合やってます。僕だけ今日1試合でした。そこだけの差かもしれへん。でもオマエらとやるのは、次もすごい楽しみや。体がもつ限り、いつでも相手になる。これがZERO1の闘いやっていうのを、気持ちで闘う試合というのを、これからもどんどんどんどん、14周年終わって、15周年も20周年も、そういう闘いで俺らやっていこう。ありがとう」
【杉浦の話】「パートナーにも恵まれているけど、対戦相手にも非常に恵まれているよね。本当に素晴らしいぶつかり合える相手とこのベルトを懸けてやれるというのは恵まれている。(耕平とは年末に続いて対戦したが?)何度やってもいいなと思える相手だよ。今うちの団体に上がっている変な軍団よりは真っ正面から当たれるし。気持ちよく競う合う試合ができるよ。(3連勝している要因は?)1年以上組んでて、タッグチームとして完成されていると思うし、うちらはやっぱりスタミナや体力では負けないと思っているんで。長期戦になればなるほど、俺らはタフだし、打たれ強いから。(次の挑戦者が見当たらない状態だが?)まあ、それはZERO1さんが選ぶことなんで。選ばれた相手をまた倒して行ければいいなと。今日は1人1人の力も凄いから。その2人が組んだという意味で、最強の相手だと思うけど」
【耕平の話】「この間の新木場でシングルで借りがいっぱいある田中将斗にひとつ返したことで、波に乗って行けると踏んで。なおかつ俺のワガママを快く聞いてくれた大介には申し訳なかったです。田中さんが自分以外は全員ダブルヘッダーで試合があって、その差かもしれないと言ってたけど、いやいやそんなことないよ。強いわ。その田中将斗&杉浦貴をよく知っているパートナーに来てもらって、凄いやりやすかったんですけど、まだ足らなかったですね。どこかに甘えというか、シングルに勝ったというおごりがあった気がします。とりあえずこういうタイトルマッチじゃなくても、やっぱりチャンピオンとして安定した力をつけて勝っていかないと、シングルのベルトも輝かなくなっちゃうんで。もう1回気を引き締めたいと思います。今日は本当に申し訳ない。田中さんが何度でもやってやるって言ってたんで、結果を残して、もう一回いきたいね。普段やってるから通じるものがあるんで、もう一回組んでやれるんであれば挑戦したい。大介もDDTのKO-Dタッグ持ってるし、俺は大日本とZERO1のシングルを持ってる。大介がストロングに挑戦してくるのは複雑だけど、頼もしいし、敵でもある。それまでに当たる機会も組む機会もあるだろうから、(タッグ王座挑戦の)権利を得れるような結果を出したいね」
【関本の話】「肝心な時に助けに行けなくて…。信頼してくれたのに申し訳ない。逆にこんな熱い空間に自分を呼んでくれて感謝してます。負けたのは悔しいけど、こんな熱い空間ないですよ。プロレスしてるなって思いました。負けたのは悔しいけど、これで勝利してたらどんだけ気持ちよかったか」
14周年を迎えたZERO1後楽園大会のメインは弾丸ヤンキース(田中、杉浦)保持するNWAインターコンチネンタルタッグ王座に耕平、関本組が挑戦。杉浦はNOAH水戸大会、耕平と関本は昼間に大日本後楽園大会に出場するなど、田中を除く3選手がダブルヘッダーとなった。
試合は開始早々から杉浦と関本が激しい打撃戦を展開、田中も耕平と真っ向勝負となるが、先手を奪ったのはパワーに優る挑戦者組、関本が田中をボディースラムで投げてから田中の腰に集中攻撃し、関本がアルゼンチンバックブリーカーで担ぐが、ヘッドロックで脱した田中が二人をラリアットを浴びせると、交代した杉浦がスピアーで続くが、挑戦者組は杉浦にも集中砲火して弾丸ヤンキースを分断する。
主導権を奪えない弾丸ヤンキースに耕平が田中にファルコンアローからランニンングローキックを打ち込むとダイビングニーを狙ってコーナーに昇るが、起き上がった田中あジャンピングエルボーを見舞って、雪崩式ブレーンバスターから垂直落下式ブレーンバスターの連続技で反撃、関本を振り切った杉浦も加わって杉浦のダイビングヘッドバット、田中のスーパーフライの同時ダイブを狙うが、関本が雪崩れ込み杉浦に雪崩式ブレーンバスター、耕平は田中に雪崩式ファルコンアローで阻止するも、すぐ起き上がった田中がスライディングD、しかしかわした耕平がニーリフトを浴びせ、関本との眉山を決める。
勝負と見た挑戦者組は関本が田中にロールスルー式ジャーマン、耕平がパイルドライバーと猛ラッシュをかけ、続けてタイガースープレックスを狙うが、杉浦がカットに入り投げ放しジャーマンを敢行して、杉浦が雪崩式フランケンシュタイナーから田中のスーパーフライと波状攻撃を決める。
勝負と見た弾丸ヤンキースは耕平にサンドバックタイムを敢行、中腰になった耕平に田中が側頭部へのスライディングDを浴びせ、正調スライディングDを狙うが耕平がかわしと、今度は杉浦がスライディングDを決め、最後は杉浦のオリンピック予選スラムから、田中のスライディングDのスラムDで3カウント奪い王座を防衛した。
セミでは遺恨が深まっている鈴木と船木が対戦、グラウンドの攻防で船木が腕十字から先手を奪い、キックのラッシュから速攻勝負狙いでハイブリットブラスターを狙う。
しかし船木の狙いを読んでいたのか、鈴木が食い止めて胴絞めスリーパーで捕獲、船木の掌底の連打もかいくぐって裏投げを敢行、ペースが狂った船木は再び腕十字、顔面蹴りを放つも、ハイキックをかいくぐった鈴木がエルボースマッシュで船木を黙らせるとワンハンドバックブリーカーからのダブルアームスープレックスで3カウントを奪い完勝を収め、試合後には鈴木が武藤敬司の保持するWRESTLE-1王座への挑戦を表明した。
8日のWRESTLE-1後楽園大会で武藤vsKAIのWRESTLE-1選手権が行われるが、場合によっては武藤への挑戦となる。
またWRESTLE-1との対抗戦は菅原、YASSHIのデーモンVMが近藤、吉岡からライト級タッグ王座を奪取するも、ジェイソンは稔に敗れ二冠ジュニア王座がWRESTLE-1に流出となってしまう。
デーモンVMvsFREEDOMSの対抗戦はTARUが乗り出したデーモンVMが完勝も、マンモス佐々木が乱入しTARUをマンモスホームランでKO、対抗戦に名乗りを挙げる。
大谷は藤波二世のLEONAと対戦、攻めるLEONAのドロップキックを自爆させた大谷は徹底的に痛めつけるも、LEONAもエルボーやドロップキック、逆片エビで食い下がるも、大谷はキチンシンク、ショルダーアームブリーカーからの右腕攻め、頭突き、顔面ウォッシュで黙らせ、弓矢固めやドラゴンスクリューで抵抗するLEONAをバックドロップからのキャメルクラッチでギブアップを奪い完勝を収めた。
2月の新木場大会同様、後楽園大会も試合内容の良さで上々のZERO1、今年のZERO1は楽しみになりそうだ。 -
新木場でも全力投球!耕平が田中を降し世界王座を奪取!WRESTLE-1だけでなくFREEDOMSとも開戦!
2月8日 ZERO1「HARD BOILED CITY」 新木場1stRING
<コメント、アピールなどはプロレス格闘技DXより>
◇第1試合◇
▼30分1本
“brother"YASSHI ○菅原拓也(11分49秒 エビ固め)日高郁人 X藤田峰雄
※十三不塔
◇第2試合◇
▼デーモンVM vs FREEDOMS/30分1本
○竹田誠志 佐々木貴 SUSUMU(13分59秒 ジャーマンスープレックスホールド)崔領二 Xデーモン植田 KAMIKAZE
(試合後)
竹田「そのメイクに1試合いくらかかってるんだ? そんなに無駄をするためにメイクをしてるのかよ? デーモン軍とやる意味ねえよ。今日で終わりだ」
(竹田の背後をTARUが強襲しFREEDOMS勢を蹴散らす)
TARU「デーモンやったぐらいでいい気になるなよ。お前ら、誰にケンカを売ったのかわかってんのか? このZERO1のリングは俺たち…いや、俺の団体やろ。おい、FREEDOMS。ケンカしようや。まあ、そういうこっちゃ」
貴「ZERO1ファンのお客さん。ZERO1はあんなカス野郎の団体なんですか?、、「まずは売られたケンカを買うぞ。まずはVM倒しだ」
【植田の話】「おい、今日勝ったからって調子に乗ってんじゃねえよ。いいか、絶対に俺は逃がさねえぞ。小幡。おめえもだ。トコトンまで追い詰めてやるから。覚悟しておけよ。俺が絶対おめえらをぶっ潰すまで追いかけ回してやる」
【TARUの話】「(植田の頭にできた傷を見て)どうしてくれるんだ、FREEDOMS。慰謝料と治療費を請求するぞ…まあ、ええわ。いらんわ。お前らのことをやってもうたるからよ。これでおあいこになるからよ。でも、そっちの方が分が悪いかもな。俺がおるから。まあ、そういうこっちゃ
◇第3試合◇
▼NWAインターナショナル・ライトタッグ選手権試合/60分1本
[第17代王者組]○近藤修司 吉岡世紀(16分41秒 体固め)[挑戦者組]Xジェイソン・リー 丸山敦
※キングコングラリアット
☆近藤&吉岡組が初防衛に成功
(試合後)
吉岡「おい、どうした? なんだこのエセ拳法チームは。やる気あるのか? ベルトを取り返す気があるのか?(吉岡はセコンドを使ってジュニア二冠のベルトを奪い取る)こんなカスどもが挑戦してくるベルトに価値ねえんだよ(田中稔を加えた3人でジュニア二冠ベルトを放り投げる)
(これを見て激怒した菅原とYASSHIがリングに雪崩れ込むも、余力十分のW-1軍は返り討ちに)
稔。「ZERO1ファン。こんなちんけなヤツが君らが大好きなZERO1ジュニアのテッペンなのか? 笑わせるなよ、このすっとこどっこい。もし、俺が挑戦したら一発でZERO1ジュニアのテッペンは取られるだろうな、そこのドラえもんみたいなヤツ(沖田リングアナ)、次のZERO1の後楽園はいつか教えてくれるか?(沖田リングアナが3月1日と教える)よーしじゃあ3月1日後楽園、オレとコイツのジュニア二冠戦、まあ、またジュニアのベルトがW-1に取られるのが怖くなければだけどな」
【吉岡の話】「なんだ、あの拳法チーム。バカにしてるのか? やる気はあるのか? 俺はW-1で稔さんと組んでるんだよ。それが近藤さんとの急造タッグチームで圧勝だ、バカ。違うだろ? 俺らが獲ったのは誰だ? “brother"YASSHIと菅原拓也。違うか? あいつらが取り返しに来いよ。リマッチもしねえなんてふざけてるのか? お前らが取り返しに来いよ。やる気ねえんだったら戦わねえぞ。あんなベルト捨てちまうぞ。ZERO1ジュニアの二冠は田中稔さんが一発で獲ってやるから」
【稔の話】「あんなのがジュニアのテッペンという時点で、だからパッとしないんだという話だよ。パッとしないZERO1ジュニアを俺らがパッと明るくしてやりますよ。わからないですけどね。俺に獲られるのが…W-1にもう一個ベルトを獲られるのが怖くて組まれない可能性も高いし(※コメント後に正式決定)。だからリング上で言った通り、まだそのカードが組まれるかわからないですよ。陳腐な香港人の度胸次第。あとはドラえもん(沖田リングアナ)の決断次第ですよ」
◇第4試合◇
▼ZERO1 vs ヤンキー二丁拳銃/30分1本
宮本裕向 ○木高イサミ(18分21秒 卍固め)大谷晋二郎 X横山佳和
◇第5試合◇
▼ZERO1vsW-1/30分1本
○鈴木秀樹 小幡優作(17分21秒 片エビ固め)船木誠勝 X稲葉大樹
※ダブルアームスープレックス
(納得のいかない稲葉が突進するも、鈴木は付き合わず。頭を軽く叩いて稲葉を挑発気味に称える。)
船木「終わり、終わり(稲葉を下がらせる)鈴木。そろそろシングルマッチをやろうか? もうタッグはいいよ。1対1で完全決着。1回のみ」
鈴木「「遅い。俺は一発目をやってから、ずっとシングルをやろうって言ってんだ。それを伸ばしたのは誰ですか? 3月1日にやればいいんでしょ? やってあげますよ (小幡に向けて)またいつもの感じに戻ってくるんだろ? 一生それでやってろ。お前は芽が無い」
小幡「まだ自分は結果を出せてないので偉そうなことは言えないけど、必ず上にあがっていくから。必ず見返してやるから」
【鈴木の話】「遅いって。俺は11月からずっと言ってるんだ。早くさっさとやれって。いいんじゃないですか? お客さんが見たいんだから。やりますよ、3月1日に後楽園で。(船木は1回のみと言っていたが?)どっちでもいいですよ。能書きが長いんですよね、あれだこれだと条件付けて。やればいいんだから。1回だろうと、10回だろうと、100回だろうと。1回で終わらせるんだったら終わらせればいいじゃん。それだけですよ。俺の方がずっと投げかけてきたんだから、『タッグはもういいよ』っておかしいです。それはこっちのセリフだから。ずっと言ってましたから。(稲葉については?)いいんじゃないですか? 反骨心があって。横にいたヤツ(小幡)よりも数倍いいですよ。とにかくまずは船木誠勝とやらなきゃいけないですから。みんなタッグは飽きたでしょ? シングルでいいんですよ。タッグでお茶を濁すようなことをしたらダメなんですよ。一発勝負で、そこでわかるわけだから」
◇第6試合◇
▼世界ヘビー級選手権試合〜決闘〜/60分1本
[第18代王者]○佐藤耕平(18分00秒 ジャーマンスープレックスホールド)[挑戦者]X田中将斗
☆耕平が初防衛に成功
(試合後、立つのがやっとの状態だった耕平は田中と握手を交わす)
耕平、「風林火山やタイトルマッチで田中さんに連敗した借りをひとつだけ今日返せたと思うんですが、これで田中将斗を超えたことにはならないので。まだわからないですけど、俺個人の希望として、3月1日の後楽園で田中&杉浦の持つNWAインターコンチネンタルタッグに挑戦させてほしい、パートナーは自分の中で何人か頭にあるし、田中&杉浦ともまだまだやり足りないので、一応お客さんの前で希望を言っておきます。ZERO1は新木場であろうと、後楽園であろうと、チャリティであろうと、場所は関係なく常に熱い試合をしていきます。3、2、1、ZERO1!」
【耕平の話】「体が痛くて動かない…。でも、田中将斗とシングルマッチ、ましてやタイトルが懸かっていたら、こうなるのは当然なんですけど。さっきもリング上で言った通り、まだあの人を超えたと思ってないし、超えるためにはまだまだやり足りないから。思いつきと勢いで言ったけど、会社がOKしてくれるんであれば、杉浦&田中の持っているベルトに挑戦したいと思っています。そこでも田中将斗に勝てれば、田中将斗に追いつけるんじゃないかと思います。(パートナーについては?)いろいろ考えています。ツインタワーズというタッグもあるし、鈴木とのタッグもあるし。他に若いヤツが名乗りを挙げるかもしれないし。あくまでも決まってからの話なんでわからないですけど、逆にいつも試合しているような相手と組んでみるのも面白いかなと思います。確かに杉浦&田中組は最強タッグだと思いますけど、そこを超えないと先には進めないと思うので。会社が俺の気持ちを汲んでくれれば、俺も自分なりに考えるタッグパートナーを連れて来て挑戦したいと思います。今日は新木場で初めてタイトルマッチをやりました。しかも初防衛戦だったんですけど、場所は関係なく、うちはいつでも熱い試合を選手全員がしてるんで。今日うちの試合を見にこれだけ新木場にお客さんが集まってくれたってことは、3月にホールもあるし、その先にある来年の15周年に向けていいスタートが切れているんじゃないかと思います」
ZERO1新木場大会のメインで耕平が世界王座をかけて田中と対戦、試合は静かなグラウンドからスタンディングの打撃戦へとなり、コーナーに昇った耕平を場外へ落とした田中はプランチャを放つが、キャッチした耕平が鉄柱に叩きつけ、ニーリフトで田中をダウンさせる。
先手を奪われた田中もナックルやエルボーで耕平を流血に追い込むが、耕平はエルボーやミドルキックで返し、頭突き合戦でも一歩も引かない。
勝負と見た耕平はパイルドライバーを狙うが、田中はリバースし串刺しラリアット、耕平のジャーマン狙いをDDTで切り返し、ロープに磔にしてからジャンピングエルボーを突き刺すも、もう一発は耕平がかわしてジャーマン、しかし田中も起き上がってラリアットを放つ。
田中は耕平の後頭部にジャンピングエルボー、雪崩式ブレーンバスターからブレーンバスターの連続技を狙うが、踏ん張った耕平はファルコンアローで応戦しノーザンライトボムを決めるも、すぐ起き上がった田中はスライディングDを狙う。
しかし耕平はかわしてニーリフトを放つが、田中は引かずにラリアットもスーパーフライは耕平が剣山で迎撃し、雪崩式ファルコンアロー、パイルドライバー、ジャーマンスープレックスと猛ラッシュをかける。
凌いだ田中はエルボーを乱打から頭突きを放つと、側頭部へスライディングDから正調のスライディングDを放つもカウント2、田中はもう一発を狙うがかわした耕平は後頭部への頭突きを放ち、タイガースープレックスからジャーマンスープレックスで3カウント、耕平が王座を防衛した。
試合後には弾丸ヤンキースの保持するNWAインターコンチネンタルタッグを表明した、耕平のパートナーは鈴木だが対弾丸ヤンキースは2連敗、そうなるとBJWタッグ王座を保持しているもう一人のパートナー石川修司を起用してツインタワーズとして弾丸ヤンキースに挑むのか?
またZERO1vsWRESTLE-1の抗争も激化、第5試合では鈴木と船木がタッグで対戦し船木が三角絞めを仕掛けるが、鈴木が飛び掛って背後へドロップキック、エルボーの乱打と襲い掛かる、鈴木は一旦小幡に交代するが船木が打撃で圧倒して鈴木を挑発、三角絞めで捕獲するが鈴木は敢えてカットに入らず挑発に乗らない。
再び対峙した船木と鈴木は鈴木がサイドスープレックスを決めるも、船木は胴絞めスリーパーで捕獲し、鈴木のエクスプロイダーに対し船木はバックドロップで応戦する。
しかし最後はZERO1側が稲葉を捕らえ、鈴木が船木を挑発しつつツームストンパイルドライバー、ショルダーネックブリーカー、ワンハンドバックブリーカー、ダブルスープレックスと畳み掛けて3カウントを奪い、試合後は船木が鈴木との一騎打ちを要求、3月1日後楽園大会での対戦が決定となった。
またWRESTLE-1に流出しているNWAインターナショナル・ライトタッグにジェイソンと丸山が挑むも、二冠ジュニア王者のジェイソンが近藤のキングコングラリアットの前に沈み、試合後は誰も挑戦に名乗りを挙げないことで焦れた吉岡が二冠ジュニアベルトを奪って放り投げる暴挙に出て、さすがに菅原とYASSHIが激怒して襲い掛かるも返り討ちとなる、更にはセコンドの田中稔が二冠ジュニア王座挑戦に名乗りを挙げ、3月1日の後楽園では菅原、YASSHIがライト級タッグに挑戦、ジェイソンの二冠ジュニア王座に稔が挑戦することになった、稔は新日本のIWGPジュニア、全日本では世界ジュニア王者になるなど実績を持っているだけに最強の挑戦者、WRESTLE-1がZERO1ジュニアを制圧するのか?
また1月18日の川崎大会からZERO1vsFREEDOMSも開戦、デーモンVMがFREEDOMS勢と対戦し、デーモンVMが凶器攻撃で先手を奪う、デーモンVMは竹田を捕らえるも植田のルシファーズハンマー狙いは竹田が切り抜けると、逆にFREEDOMS勢が植田を捕らえ、植田の水噴射もかわされたところで竹田がジャーマンを決め3カウントを奪いFREEDOMSが完勝、試合後にFREEDOMS勢が植田を詰って抗争終結宣言をするも、デーモンVMの総帥であるTARUがFREEDOMS勢を襲撃、自らFREEDOMS退治に名乗りを挙げた。
昨年はネガティブな話題が続き、厳しい状況となったZERO1、新木場で後楽園級のカードを持ってきて大盛況だったという、これを起爆剤にして再浮上を図るか?
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風林火山を制したのは弾丸ヤンキース!ZERO1タッグ戦線を完全制圧!
12月24日 ZERO1「『風林火山クリスマススペシャル2014」後楽園ホール
<アピール、コメントなどはプロレス格闘技DXより>
◇第1試合◇
▼30分1本
○美熊サンタ(8分12秒 美熊クラッチ)X拳剛
◇第2試合◇
▼ZERO1・真冬の祭典「風林火山タッグトーナメント2014」準決勝/30分1本
大谷晋二郎 ○横山佳和(9分11秒 エビ固め)曙 X小幡優作
※スパイラル式デスバレーボム
【試合後の曙&小幡】
▼曙「まだ2回しか組んでないし、この間よりチームワークあったとは思う。この短期決戦でそこが難しい。今日みたいにずっと組んでる人を相手にやるとしょうがない。一生懸命やった結果なんで」
▼小幡「自分自身、今回2連覇目指してやってきたけど、横綱に申し訳ないです。まさかこんなとこで負けてしまうとは思わなかった。しかも横山に負けてしまって、凄く悔しい。この悔しさをバネに来年、元旦からガンガンいって飛躍したいと思います」
◇第3試合◇
▼ZERO1・真冬の祭典「風林火山タッグトーナメント2014」準決勝/30分1本
○田中将斗 杉浦貴(4分59秒 体固め)佐藤耕平 X鈴木秀樹
※スライディングD
(試合後に大谷、横山が登場)
横山「決勝でベルトに挑戦させてください。お願いします」
田中「認めるかはお客さんの反応をみて決めてくれればいい、2014年のタッグの顔の俺らにどこまでやれるか楽しみにしとる」
杉浦「ベルトをかけようがかけまいが、負ける気しないから」
【試合後の田中&杉浦】
――横山が決勝戦でのタイトルマッチを要求していたが?
▼田中「別にかけるのはいいけど、認めるかはお客さんの反応をみて決めてくれればいい。決勝、上がってきたのは事実やからね。2014年のタッグの顔の俺らにどこまでやれるか楽しみにしとるよ」
▼杉浦「まぁクリスマスだし、プレゼントあげてもいいのかな」
▼田中「チャレンジャーという形で彼にプレゼントすると」
▼杉浦「まぁベルトかけようがかけまいが負ける気しないから」
▼田中「横山は言った以上、それ相応のことしてもらわんと困るよ」
◇第4試合◇
▼30分1本
○崔領二“brother"YASSHI(11分48秒 体固め)X日高郁人 フジタ“Jr"ハヤト
※山折り
◇第5試合◇
▼X'masスペシャル タッグマッチ/30分1本
越中詩郎 藤田峰雄 ○丸山敦(14分11秒 体固め)デーモン植田 KAMIKAZE X菅原拓也
※バズソーキック
◇第6試合◇
▼ZERO1・真冬の祭典「風林火山タッグトーナメント2014」決勝戦&NWAインターコンチネンタルタッグ選手権試合/無制限1本
[第30代王者組]田中将斗 ○杉浦貴(22分12秒 体固め)[挑戦者組]大谷晋二郎 X横山佳和
※オリンピック予選スラム
☆田中&杉浦が4度目の防衛に成功するとともに風林火山タッグトーナメント優勝
(試合後)
田中「クリス マスイブにもかかわらず、ご来場ありがとうございました。ZERO1としての興行は今年で最後になります。僕と杉浦さんにとっては、たくさん賞を取った り、2つベルトを取ったり、いい年になりました。最高のパートナーを得たと思います。本当にどうもありがとうございました」
杉浦「クリス マスイブだと言うのに、ホワイトクリスマスが最高なのに、黒いおじさんを見に来てくれて感謝です」
(そしてヤンキースのメンバーである日高、小幡、ハヤトを呼び込む)
全員「3、2、1、ZERO1!」
【試合後の杉浦】
▼杉浦「横山という選手は若いし、もっともっときてくれないと。自分から発信してタイトルマッチに持っていって、そのプレッシャーを跳ね返すぐらいじゃないと。アピールはいいけど勢いがほしかったね」
――ダブルヘッダーとなったが?
▼杉浦「相手も2試合目だし、あんまりそういう考えはないね」
――今年一年を振り返って?
▼杉浦「まずこれもこういう結果になったし、相方の田中将斗、まず今年最初にそういう発信(弾丸ヤンキース結成)をしてくれた彼には非常に感謝してます」
――ノアの1・10後楽園大会でTMDKとのGHCタッグ王座戦も控えるが?
▼杉浦「まず相手の試合を研究しますよ。タッグのベルトはキッチリ防衛していいスタート切れるように。元旦も試合だし、このまま練習続けるし、正月休みはないと思ってる。10日はいいコンディションで臨めると思います」
――2015年の目標は?
▼杉浦「持ってるベルトを防衛し続けて、またみんながいったことのない領域に二人でいけたらいいなというのもあるし、高みを目指してね。自分個人としてはシングルとしてももう一度、ノアの頂点に返り咲いて、ノアをもっと、僕らと一緒にもっと上に、もっともっと大きく上に上がっていきたいと思ってますよ」タッグトーナメントとして開催された風林火山の準決勝には昨年覇者の小幡(昨年のパートナーは植田)&曙組、大谷&横山組、耕平&鈴木組、弾丸ヤンキースの4チームが進出、まず準決勝第1試合の小幡組と大谷組は曙が巨体を生かして横山を痛めつけるも、大谷組は小幡を捕らえて流れを変える。
代わった曙はまた横山を圧倒しヨコヅナインパクトを狙うが、横山は必死で踏ん張りスルーすると、代わった大谷は顔面ウォッシュを放つも小幡が入って大谷を捕らえにかかる。
しかし大谷がキチンシンクで小幡の動きを止めると、代わった横山が猛ラッシュ、小幡もスタナーやキャプチュードで応戦するもダイビングダブルニーが自爆すると、横山がラリアットの連打からデスバレーボム、小幡も逆さ押さえ込みで抵抗するが、横山は旋回式デスバレーボムを決め3カウントを奪い決勝に進出する。準決勝第2試合の弾丸ヤンキースvs耕平組は、ヤンキースが決勝進出を想定してか速攻勝負を仕掛け、息の合った連係で先手を奪うと田中がいきなり耕平にスライディングD、杉浦が鈴木にオリンピック予選スラムを決める。
鈴木を捕らえたヤンキースはサンドバックタイムから猛ラッシュをかけるも、田中のスーパーフライは鈴木が剣山で迎撃、杉浦にもワンハンドバックブリーカーを決め、田中にエルボースマッシュの連打からドラゴン・スープレックスで猛反撃しダブルアームスープレックスを狙うも、杉浦がカットに入ると田中がすぐさま鈴木の後頭部にスライディングDを決め、最後は杉浦のオリンピック予選スラム、田中のスライディングDの必勝パターンで3カウントを奪い決勝に進出、試合後には大谷組が登場、横山がかねてから要求していたインターコンチネンタルタッグ選手権に挑戦を要求すると、決勝戦にはタッグ王座もかけられることになった。
そして決勝戦&インターコンチネンタルタッグ選手権は横山が杉浦、大谷と田中が激しくぶつかり合うが先手を奪ったのは大谷組、横山が頭突きで田中を黙らせ、大谷と共に集中攻撃をするが、田中はエルボーの連打で横山をなぎ倒し、杉浦も鬼エルボーの乱打で続く。
ヤンキースは横山に集中攻撃を浴びせるが、必死で耐えた横山が杉浦にスパインバスターを決めると、大谷が顔面ウォッシュで続き、杉浦とフロントハイキック、エルボー合戦と激しくぶつかり合い、田中にもレッグラリアットを浴びせる。
横山も田中にパワースラム、カットに入った杉浦にスピアーと攻め立て、田中にバックフリップからコーナーへと昇るが、田中は雪崩式ブレーンバスターで叩き落すと形勢逆転、ここからヤンキースが怒涛の猛ラッシュをかける。
横山の窮地に大谷が入って杉浦にドラゴンスープレックスを決め、横山も杉浦、田中とデスバレーボムを連発し、大谷のスワンダイブ式ミサイルキックの援護射撃から横山が杉浦にデスバレーボム、雪崩式デスバレーボムで追い詰めるがカウント2でクリアされると、杉浦はエルボーからドラゴンスープレックスで反撃する。
ここで勝負と見た杉浦は鬼エルボーを再び乱打するとオリンピック予選スラムで3カウントを奪い、弾丸ヤンキースが風林火山を制しNOAHのグローバルタッグリーグに続いて2団体のタッグイベントを制し、試合後はヤンキースのメンバーである日高、小幡、ハヤトを呼び込んで「3・2・1ゼロワン!」で締めくくった
今年の風林火山は大日本から平成極道コンビ(星野勘九郎、稲葉雅人)や大仁田厚がFMW旗揚げ時の抗争相手である青柳政司と組んでエントリーしたが、終わってみれば優勝は大本命の弾丸ヤンキース、ZERO1内ではこのチームに勝てるチームはいないのではと思わざる得ない。
今年のZERO1も24日で終了となったが、今年のZERO1は『苦闘』の一年、KAMIKAZEが副社長に就任したものの、団体は発展するどころか、橋本大地はZERO1から去り、外国人エースと期待していたジェームス・ライディーンはZERO1側とトラブルを起こして解雇、火祭り開幕戦直前ではチケットが売れてないためツイッターで観戦を呼びかけ、また天下一ジュニア中止問題などリング外でもトラブルが続いた。
リング内では火祭り覇者となった崔の反乱とWRESTLE-1との対抗戦とあったが、一番目立ったのは田中とNOAHの杉浦の弾丸ヤンキースの活躍、しかし現時点ではZERO1再浮上には至らなかった。
社長・大谷だけでなく田中、耕平、崔も手をこまねいているわけではないが、ZERO1の苦闘がいつまで続くのか・・・先の見えない状態はまだ続く。 -
弾丸ヤンキースが前門の虎・耕平&鈴木を撃破!崔とVMの暴挙の連続に大谷がキレた!
11月24日 ZERO1「OUTBREAK」後楽園ホール
<コメント、アピールなどはプロレス格闘技DXより>
◇第1試合◇
▼30分1本
○KAMIKAZE TARU 拳剛 (11分52秒 片エビ固め)横山佳和 Xジェイソン・リー 不動力也
※ムーンサルトプレス 試合中に不動が横山、リーを裏切りVM入り!
◇第2試合◇
▼30分1本
○小幡優作(12分02秒 体固め)Xデーモン植田
※ダイビングダブルニードロップ
◇第3試合◇
▼30分1本
カズ・ハヤシ ○近藤修司 田中稔(13分33秒 体固め)日高郁人 X藤田峰雄 "brother"YASSHI
※キングコングラリアット
◇第4試合◇
▼30分1本
○崔領二(14分11秒 反則勝ち)X大谷晋二郎
※レフェリー暴行
【崔の話】「悪役に徹するとか、細かいことはどうでもええ。みんなの心に染みるようなことを言いましょうか。あんまり言いたくないけど、大谷はずっとああやってきたんですよ。特にZERO1に入ってから。相手を敵にして、自分がガンガンやって、自分頑張ってますみたいな顔して。で、みんなに応援してもらう。それが日本全国に届いてたらいいよ。届いているところを言いましょうか? この後楽園の中のどうしようもない、ネットで人の悪口を書き込んでいるような、そんなオタクみたいなヤツだけに応援されて、いつのまにか規模を縮小して、アイツはここまで来たんですよ。プロレスのルールに則ったことで言うと、俺らが何をやったとしても、アイツは反則負け。それでオタクに応援されて嬉しいか? この中で唯一勝者がおったとしたら、全員を敵に回して新たな話題を作った俺たちやねん。本当の話、これがZERO1のやり方や。俺もその一員やったかもしれないけど、敵が来たらずっと正義の味方を演じて。やられても立ち上がる、その気持ちは大事やで。でも、それと金儲け、人気、自分の主張が認められることは別やから。血を流して、よし来い? お前は試合に負けとるんやで。『崔は悪者や。根性なしや』って言ってもええよ。悪いけども、世間的に認められるのは俺の方。なぜなら動いているスタンスは全然違うからや。それこそが目くそ鼻くそやと思うけど、上を向いていかなあかんねん。止まってられへんねん。後楽園が半分も入っていない中で、オタクみたいな品のない野次を飛ばしているヤツらに味方されて嬉しいかって言いたいねん。ZERO1の会場ではみんな俺のことが気になってんねん。俺のことが憎らしいねん。その時点で俺の勝ち。なぜならそれがビジネスになってるから。残念ながら俺以外のZERO1のヤツらは、みんなビジネスになってないねん。何にもできへんヤツらは口を出さなくてええから。この団体をほんまに応援してくれる人間を誰が連れて来てると思うねん。そんな俺が言うねん。俺は半人前。俺は凄くない。まだまだ発展途上。悪いけど、ZERO1の人間は俺の半分以下。足下にも及ばへん。なぜなら、誰からも応援されてないねん。オタク以外に。日高郁人以外に地元で興行したって聞いたことある? みんな自分の技に酔って、やるべきことをやってこなかった。一方的な主張かもしれへんけど、それがこの客入りやねん。だから地元で誰も興行できへんねん。誰も企業から応援してもらわれへんねん。プロレス界のことはどうでもいい。特にこの団体や。本当に恥ずかしい。やることやってから物を言えって。みんな本当に反論できないはず。やることやってないから。俺も半人前。あいつらも半人前。やることは山ほどある。大谷は思ってると思うねん。今日の決着戦をどうするのか、ここで聞かせてもらおうやないかと。そのコメントを受けてどうこうしようと。お前はな、言ってることがちっちゃいねん。飯を食っていきたいやろ? 試合をやりたいやろ? 認めてもらえたいやろ? お前が信じてるプロレスの力って、プロレスの中でタラタラやってたら、どこにも伝わらへんねん。自分の力で悔いのないように広めていくことが俺のやるべきことやと思う。みんながやっているのは後楽園で自分に酔っていることだけやから。少なくとも俺たちはやっていることをやっている。話題になっている。プロレスをよくしたいからやっている。遊びでやっていない。根底から考えてほしい。俺を批判するのは自由。でも、俺と面と向かって言い合ったら、誰も俺には勝てない。やることをやってないから。俺がいつまでもここにおると思うなよ。甘やかしすぎた。大谷、俺との対戦がどうなっているとか、一言でもお前の口から出たら、お前は辞めた方がええわ」
【TARUの話】「崔が言ったように、何か変えていかなあかんねんな。俺もこの業界を変えるのに、新しい相手を見つけた。誰かわかるか? 大仁田や。アイツの電流爆破っちゅうのをやらんと、俺もレスラーになった意味がないから。あの門を一回はくぐらないとあかん。俺とブラザーで大仁田をこきおろそうかなと。アイツは高山とくむらしいけど、ちょうどええわ。2人をまとめて俺らVMが電流爆破にいったるさかい。用意しておけよ。大仁田に伝えておけ」
【大谷の話】「…ちょっと整理させてくれ。試合は終わったんだよな? 聞きたかないけど、どっちが勝ったんだ?(試合は終わって反則で負けたが?)相手は領二だよな? 試合途中からまったく記憶がないんだ。あいつらじゃなくて俺が反則したのか? これは俺の血か? なんにも覚えてねえ。入場してからグラウンドの攻防して…そこまでは覚えてるんだが…。でも俺が反則をして試合を終わらせてしまったのなら……情けない試合しちまったな。ひじょうに情けなく感じます。俺の知らねえ何かが戦ってたと思います。とことん完全燃焼できるプロレスしたいよな! でも、それをさせない大谷晋二郎が今日はいたのかもしれない。これから帰って映像みないと分からないけど、あいつが汚い手を使ってくるなら、とことんやってやる」
◇第5試合◇
▼インターナショナルジュニア&NWA世界ジュニア2冠選手権試合/60分1本
[王者]○菅原拓也(12分11秒 体固め)[挑戦者]X吉岡世起
※十三不塔
☆菅原がJr.2冠王座初防衛に成功
◇第6試合◇
▼NWAインターコンチネンタルタッグ選手権試合/60分1本
[第30代王者組]○田中将斗 杉浦貴(20分51秒 片エビ固め)[挑戦者組]X佐藤耕平 鈴木秀樹
※スライディングD
☆田中&杉浦組が3度目の防衛に成功
(試合後)
田中「来月から始まる風林火山リーグは俺と杉浦さんがチャンピオンのまま上がります。ここにいる耕平&鈴木もエントリーしているみたいだけど、お前らも強いな。やっててキツいけど、楽しかったよ。お前らに当たる前にお前らは消えてくれ。俺らはこいつらしか見えてへん。他のチームはどうでもいい。すぐに決勝でもええ」
(横山登場)
横山「この前、挑戦を断られたけどな、俺と大谷さんが優勝して、お前らのベルトを必ず取ってやるから」
田中「お前らが取れると思っているヤツはここにいるのか? 防衛回数を重ねるだけじゃなく、こんな2人と身体を壊すかもしれない試合をやれて、俺らも気持ちが良かった」
耕平「トーナメントでまた当たれるのを楽しみにしている」
田中「こっち側のベルト(GHCタッグ)を掛けて数時間後、またメインのリングに立ちます。今はちょっと体がきつくてフラフラするけど、数時間あったら戻して、ベストでメインに上がります。3、2、1、ゼロワン!」
【バックステージでの杉浦&田中】
▼田中「気持ち萎えたくないけど、萎えかけるわ。真正面からあいつらとやると。でも、どっちかがぶっ壊れるかもしれへん…っていう試合は気持ちも盛り上がっていくからね。とにかくあの2人とやって、今こうしてベルトを巻いていられる。それが一安心。次は風林火山。是が非でも杉浦さんと勝ち上がって、2人でまた称号を得たい。そのためにも夜も防衛しないと。数時間あったら、俺たちやったら完全な状態で上がれると思うし」
▼杉浦「うん。この後も勝たないとね。夜も勝たないと、せっかく今勝ったのも薄れてしまう」
――杉浦選手のダメージは?
▼杉浦「そんなに無いかな。今、トップギアに入ってて、すぐにでもできる感じ。変な休み方するよりは、気持ちを維持して臨みたいと思います」
――耕平&鈴木組について?
▼杉浦「今までこのベルトを懸けてやった相手の中で一番強かったと思います」
▼田中「強いしキツいけど、その分やりがいのある相手。さすがに連戦だと厳しいけど…」
――風林火山に向けては?
▼杉浦「出るからには優勝したいし、そのためにも2つのベルトを巻いて出ないとトーンダウンしちゃうからね。最強のチームであるための称号を、またひとつ頂きます」
【耕平の話】「ちょっと甘く見てた部分がありましたね。何度もやっている相手だから、甘く見てはなかったけど、負ける気がしないというだけじゃ…。勝つという意志がないと。でも、田中さんにしろ、杉浦さんにしろ、あの2人に個々の力では負けてないと感じたので。俺は逆に鈴木といいタッグの形になってきたかなっていう。それがまだ甘かったですね。タッグチームとして向こうが一枚も二枚も上だったんで。今日はタイトルマッチで負けたけど、風林火山が控えているから。俺と鈴木でぶっちぎりで優勝して。そうしたら、またあのチームに優勝するだけの権利はあるでしょ。もう一つ二つ段階を踏んで、チームとして練り上げて、風林火山に挑みたいと思います
【鈴木の話】「僕はタッグに慣れてなくて。力の配分もシングルとはまったく違うというのもあって。勝負所がちょっと早かったですね。僕が早かったというのはあったし。でも、そういう言い訳がましいことを言うんじゃなくて、鈴木秀樹と佐藤耕平というのはこのまま頂点に立つタッグなので。どんな立場であっても、王者として行けるようにやらなきゃダメですね。でも、強かった。種類は違うけど凄いタッグだなと。田中さんが凄いのはもちろんわかるけど、杉浦貴のエルボーも佐藤耕平以来のキツいエルボーだったなって。風林火山を勝つんじゃなくて、ぶっちぎりで優勝して。そうしないと挑戦する価値は無いから。当然ぶっちぎりで優勝する実力は僕らにあると思うんで、それをもう1回証明していきます」
ZERO1後楽園大会のメインで弾丸ヤンキースがNWAインターコンチネンタルタッグ王座をかけ、耕平&鈴木組の挑戦を受けた。試合は初遭遇の杉浦と鈴木でスタートし、バックの奪い合いから杉浦が張り手を仕掛け、鈴木もエルボーで応戦。田中と耕平も打撃戦を展開するが、故挑戦者組は田中の腰に集中砲火を浴びせて先手を奪う。
先手を奪われた弾丸ヤンキースも杉浦が耕平にスピアー、串刺しニー、アンクルホールドで猛反撃するも、挑戦者組も耕平がニーリフトで応戦、交代した田中にも耕平がダイビングニー、ファルコンアローと畳み掛ける。
弾丸ヤンキースはスライディングD&ランニングニーのサンドイッチ弾を決めるが、時間差ダイブは鈴木がカット、耕平は田中に雪崩式ブレーンバスターで叩きつけるも、すぐ立ち上がった田中がスライディングDで返す。
弾丸ヤンキースは改めて杉浦のダイビングヘッドバット、田中のスーパーフライの時間差ダイブを耕平に決めるとサンドバックタイムを敢行するが耕平もエルボーで抵抗。
挑戦者組は逆に杉浦を捕らえ、鈴木がワンハンドバックブリーカーで動きを止めると、耕平も田中にノーザンライトボム、パイルドライバーと畳みかけ、鈴木が杉浦にドラゴンスープレックス、耕平が田中に二段式ジャーマンと弾丸ヤンキースを追い詰める。
しかし杉浦が間一髪カットに入ると、鈴木をジャーマンで排除、耕平は額から流血しながらも杉浦に頭突きを打ち込むが、田中が入って頭突きを打ち込んで動きを止め、最後は杉浦のオリンピック予選スラム、田中のスライディン具Dの波状攻撃で3カウントを奪い王座を死守した。
試合後は12月11日新木場で開幕するタッグトーナメント「風林火山2014」に向けてアピールし大会を締めくくるも、ダメージもあり夜に控えるGHCタッグ選手権に向けて不安を残した。
第4試合では大谷と崔が対戦するも、試合はTARUと拳剛が介入してから大荒れとなり、崔が大谷にナックルを浴びせれば、再び介入したTARUが鉄板で殴打し大谷は流血となる。
劣勢の大谷は張り手や急所打ち、頭突きで反撃し、KAMIKAZEやYASSHIが介入しても蹴散らし、顔面ウォッシュからスワンダイブミサイルキック、そしてドラゴンスープレックスを狙う。
そこでTARUが鉄パイプを持って介入を狙うが、大谷は奪い取って逆に崔とYTARUを殴打する。ところがマウントから殴り、首を絞めあげると、笹崎レフェリーが制止に入るが大谷は突き飛ばしてしまい反則負けとなり、館内は延長コールが飛び交った。
試合後の大谷は「情けない試合をした」とコメントしたが、館内が延長コールが起きたということは、また見たいというカードが出来たということ、そういった意味では崔やVMの行為はZERO1としては良かったのかもしれない、大谷は完全燃焼できるプロレスを望んでいるが、崔の発言に怒る姿勢はしっかり示さないと、それでまたVMという存在も生きてくる。
最後に大谷がもっとしっかりして欲しい・・・ -
耕平怒る!崔の出した選択はブードゥー・マーダーズ!10月17日 ZERO1「Days Of Thunder 」後楽園ホール
<アピール、コメントなどは週プロモバイルより>
◇第1試合◇
近藤修司 ○田中稔 吉岡世起(10分11秒 ミノルスペシャル)菅原拓也 ”brother"YASSHI Xジェイソン・リー
◇第2試合◇
▼「ZERO1 vs NOAH」ノータッチルール/30分1本
森嶋猛 拳王(3分25秒 両軍リングアウト)デーモン植田 KAMIKAZE
---延長再試合---
▲森嶋猛 拳王 大原はじめ(9分41秒 両者反則)デーモン植田 ▲KAMIKAZE 菅原拓也
◇第3試合◇
▼インターナショナルJr.&NWA世界Jr.2冠選手権試合/60分1本
[選手権者]○藤田峰雄(13分41秒 体固め)[挑戦者]X日高郁人
※スワントーンボム
☆藤田が初防衛に成功
◇第4試合◇
▼30分1本
○中嶋勝彦(13分13秒 片エビ固め)X小幡優作
※垂直落下式ブレーンバスター
◇第5試合◇
▼30分1本
田中将斗 △関本大介(30分時間切れ引き分け)大谷晋二郎 △横山佳和
【田中の話】「横山が俺と杉浦さんが持ってるベルトに挑戦表明してきて、突っぱねてる状態やった。誰もが大谷&横山組じゃ、俺と杉浦さんに勝てると思ってない。誰がドキドキしてタイトルマッチ見てくれるんだって。それでコミッショナー(ZERO1のタイトル管理委)が却下して、今日のカードが組まれたんだけど、俺と大介のチームがどういうチームか知ってるか? 何年か前に“世界一"になったチームやぞ? 不可能やけど、“俺&大介vs俺&杉浦さん"でタイトルマッチやったら、それこそ大介の目ん玉がもっと飛び出るような試合ができると思うけどさ。ただ、今日は30分で(横山を)仕留め切れなかったのは事実。そこは反省点やし、アイツの成長もあったと思うけど、まだハラハラするようなモンは感じなかった。(タッグ挑戦を認める?)認める認めないはお客さんが決めればいいんちゃうかな。ただ、アイツを仕留め切れなかったことは負けに等しい。まぁこれから俺はノアのグローバル・リーグ戦に出るから。大介も別ブロックで出るから、次は決勝で会いましょう」
【横山の話】「田中&関本に負けてねえ。勝ってもねえけど、負けてねえよ。このまま絶対に大谷さんとタッグのベルトを巻いてやるよ。今日は俺、負けてねえからな。まだまだだ、まだまだ」
【大谷の話】「よくやったとか、よくやってねえとか、コイツはもうそのレベルじゃねえよ。ただ、弾丸ヤンキース、お前らは挑戦を受けるつもりはない。そう言うかもしれないけど、死に物狂いで、何を言われようと、何回潰されても根を上げず、頑張っている若いヤツがいるんだ。結果、今日は勝てもしなかったけど、負けもしてねえぞ。大きい度量があるなら、コイツの挑戦受けてみろよ。俺はトコトン付き合ってやる」
◇第6試合◇
▼世界ヘビー王者vsUNヘビー王者vs火祭り2014王者「三極志」/60分1本
[火祭り2014優勝者]○崔領二vs[世界ヘビー級王者]X佐藤耕平vs[UNヘビー級王者]×鈴木秀樹
【失格順】耕平(4分51秒、崔のシドマス→体固め)、鈴木(16分11秒、崔の那智の滝→体固め)
(試合後)
崔「おい帰るな。ちょっとTARUさん来て。リングに上がって。(場内はコウヘイコール)オマエらに大事なこと教えてやるから。この15年で何が変わった? オマエらのためにプロレスやってんちゃうんや(カエレコール)凄い魅力的に感じるから、一緒にやっていく。ブーイング飛ばしたヤツ、ずっとやっとけ! ボケ!」
耕平「おい、14年で何が変わった? 変わってないのはオマエだよ(大コーヘーコール)オマエが言ってるビジョン、これかよ!? くだらねえな! だいたい、オマエ一人に負けたわけじゃねえ。ビジョン見せてないんだろ。次のホール、シングルだ」
【崔の話】「大事なことを言うたろか。逃げたわけでもない。怖いわけでもない。人のせいにしているわけでもない。俺はこの村におりたくないねん。頭の中を入れ替えろ。俺のビジョンはハッキリしとるねん。前を向いて物を言うとるねん。正義を被って、弱い者いじめをしているお前ら、目を覚ませ。そんな村社会に俺はおりたくない。明日からここの団体と契約を切って出ていったってかまへん。よその団体に行っても、海外に出て行ったってかまへん。今日のリングはそういう決意表明や。社長や副社長にいい顔して、何となしにプロレスをやるつもりあらへん。今日みたいな試合をしてよく言うなって? 俺が一番わかっとる。今日でよくわかったよ、どれだけの村社会にいるか。もう一個言ってやろうか。ZERO1のメンバーみんなそうや。俺以上にビジョンを持っとるヤツ、誰もおらへんやないか。俺以上にいろんな人を巻きこんで、俺以上にいろんな人に応援してもらっとるヤツ、おらへんやないか。誰を見習えばええねん。プロレス用にコメントしてるんやないぞ。試合が良かったから、歓声が上がったから、雑誌にいっぱい写真が載ったから。そんなんで満足するな。誰が悪い? みんなが悪いねん。今日来たみんなは考えろ。チケットを買ってくれた人もおるやろ。招待券の人おるやろ。冷やかしに来たヤツ、いろいろいると思う。自由に応援しろ。俺はお前らの力を借りんでもやっていけるねん。蹴落としたかった蹴落としたらええ。これぐらい本気だったヤツがZERO1にひとりもおらんかった。それが答えや。この14年で誰が成功したんや? もう1回考えろ。これで満足して、次の試合、佐藤耕平ともう1回ベルトを懸けてやる? やるか、アホ。俺は死んでもやらんからな。やる流れやな? やらへん。それだけ断言したるわ。俺はそこでシングルやったら、プロレス業界から足洗うわ。ヒールになりたいですってここで決意表明? そういうつもりちゃうねん。でも、今は考えることが一番(TARUたちが)近い。説得力はないよ。今日はどん底やで。でも、こんな中で、このままの空気でやるんやったら、止めようや。みんなここでコメント出して、自分に酔って、家に帰って、ネットを見てるねん。そして、14年間何にも変わってないねん。メチャクチャしょっぱい。自分で認める。こんな試合して、罵声を浴びて。当たり前や。でもな、自分がチケットを売って、自分に酔ってるここのレスラーたち。認めろ。死ぬほどしょっぱい俺より、もっとしょっぱいからな。だから変わらへんということをおぼえておけ」
【TARUの話】「俺らはZERO1を一から変えていく。今日の崔選手の試合、今のコメント。俺的に言うと、ヒール云々、ベビーフェイス云々関係なく、もっとこの業界を底上げしていってやる。俺らはこんななりかもしれないけど、それは関係なく変えていこうや。金儲けできへんかったらプロちゃうぞ。俺らは全部ひっくり返してやる」
【耕平の話】「だれが強いか決めるって言ってたけど、あのルールじゃわからないよ。(崔は)ビジョンとか未来があれだっていうなら先はないよ。14年で何が変わったか?とか言うけど、オマエが変わってない。何かやろうとするなら一歩でも近づいていくもの。何もやってないじゃん。口だけで。(シングルで闘うと言っていたが?)ベルト持ってる立場としたら今日の試合は納得いってない。ベルト懸けろっていうんなら懸けてもいい。試合のなかで通じるものがあるかもしれないし、会話するなら試合を通じて会話したい。(以前の崔との違いは?)全然変わってないですよ。鈴木からは伝わってくるものがある。リョウジからは何も伝わってこない。スズキは俺とタイトルマッチやりたいって言って一歩ずつ積み重ねてきた。リョウジは口だけでZERO1変えるって言って何もしてない。もうアイツの言ってることは耳にしたくないね」
【鈴木の話】負けたんで。僕の主張は勝ってから言わなければいけない。相変わらず何がしたいのかわからないヤツをトップに置くわけにはいかない。今の僕はあれがいい、これがいいと言うわけにはいかない。勝ってから言います。でも、あれじゃないと思います」
メインは世界王者の耕平、UN王者の鈴木、火祭り覇者の崔による勝ち残り形式の3WAY戦が行われ、まず崔にフロントネックロックを狙う鈴木を耕平が強襲、崔をジャーマンで蹴散らした後、鈴木にキックの連打を浴びせるが、崔はその間に場外でエスケープし休憩する。
耕平と鈴木が激しくやりあった後で、崔がリングに戻り体力が消耗した二人を強襲、鈴木が耕平にダブルアームスープレックスを決めた後で崔もシドマスを決め3カウント、まず耕平が脱落してしまう。
崔vs鈴木となり、鈴木はフロントスリーパーやスリーパーホールドで執拗に絞めあげるが、強引に立ち上がり鈴木をコーナーに乗せた崔が雪崩式ブレーンバスターを決めると、ミサイルキックから那智の滝で3カウントを奪い、崔が3WAY戦を制した。
試合後にTARUが登場、崔はブードゥーマーダーズ入りを表明すると、耕平が怒り一騎打ちを要求、館内は崔に対してブーイングと怒号が飛び交った。
崔とTARUは2日の新木場大会で試験的に組んだがVM入りに関しては明言を避けていた、崔はWRESTLE-1参戦時ではデスペラードに属しヒールとして活躍しているが、ZERO1でのVM入りは必然的な流れなのか?耕平が怒り、ファンがブーイングを浴びせたのは、崔の見せる革命とは何かに期待していたのもあり、VM入りは安易に見えたからかもしれない。
崔もコメントの通り半端な考えでヒールに転向したわけでなく、“自分が客を引っ張りたいんだ”という気持ちがあったからこそVM入りを決意した。確かにVMはポジション的にヒールだが全日本時代にも森喜朗元総理大臣や横綱・白鵬にスレスレの線で絡むなど一般に向けてアピール度が高いし、会場に来るファンをいかにエキサイトさせるか常々考えている。だから崔がVM入りを考えたのも決して安易なものではない。
果たして崔はVMを通じてZERO1を変えることが出来るか?今後を見定めるしかない。
セミでは大谷とのタッグでNWAインターコンチネンタルタッグ王座挑戦を表明しながらも、コミッションから時期尚早とされた横山が大谷と組んで田中、関本と対戦。横山は田中のエルボーや関本のタックルにも一歩も引かず、中盤には捕まって集中砲火を浴びるも懸命に粘る。残り時間がなくなったところで横山は田中を雪崩式デスバレーボム、デスバレーボムの連打で田中を追い込んだが30分フルタイムドロー、タイトル挑戦に大きく前進した。 -
世界王座を奪還した耕平、UN王座を防衛した鈴木、火祭り覇者の崔で最強決定戦へ9月19日 ZERO1「天下一スペシャル」後楽園ホール
<コメント、アピールなどは週プロモバイルより>
◇第1試合◇
▼インターナショナル&NWA世界Jr.2冠選手権試合/60分1本
[挑戦者]○藤田峰雄(11分20秒 片エビ固め)[第13代インターナショナル王者&第113代NWA世界ジュニア王者]Xジェイソン・リー
※スワントーンボム
☆ジェイソンが4度目の防衛に失敗、藤田が新二冠王者となる
【峰雄の話】
峰雄「この大会の前に、天下一ジュニアの延期が発表されて、自分の個人的な意見ですけど、個人的な気持ちですけど…みんな、全国、全世界かもしれないですけど、お客さんがみんな求めてますよ。それは自分勝手かもしれませんけど、その気持ちが痛いほど分かって、みんなの…(号泣しながら)応援してくれてる気持ちがわかって…。日高とか菅原が天下一ジュニアを開催しようという気持ちでやっていて、自分一人でもという気持ちもあります。だからこそ今日、第一試合だけどタイトルマッチで外したくなかったし、勝ちたかったし、ジェイソンを悪く言うわけじゃなかったけど、ここで自分がチャンピオンになったことで、ZERO1ジュニアをもっともっと世間に発信していきます。それが2冠チャンピオンになった役目だと思ってるので。(ベルトへの個人的な思いもかなり強かったのでは?)正直、今回2冠挑戦は自分のアピールが決まりましたけど、今のお客さんの反応を見て、ベルトどうのじゃなくて、天下一ジュニア、それをいかにお客さんに自分らのジュニアの選手の気持ちを伝えるか、それが一番大事だと思ってる。
自分がチャンピオンになったわけだし、それを伝える世間に発信する役目がジェイソンから自分に大きく今日変わったということ。ベルトを取ったからには挑戦者を迎え撃つんですけど、今はあえて名前を言わないですけど、まあ自分が挑戦者として迎えたい選手がいますんで、いずれ近々、その挑戦者と当たれたらと思います。それ以外にももし自分がチャンピオンになったことで不満やら立ち向かうものがあるなら他団体でも誰でも受けます」
◇第2試合◇
▼NWAインターナショナルライトタッグ選手権試合/60分1本
[挑戦者組]菅原拓 ○“brother"YASSHI
(13分20秒 体固め)[第15代王者組]X丸山敦 ビリーケン・キッド
※キングストンパイルドライバー
☆キッド&丸山が2度目の防衛に失敗、YASSHI&菅原が第16代王者となる
(試合後)
YASSHI「カスヤロー! おい俺らが新チャンピオンじゃ。でも、なーんもめでたいことないんや。ここからが始まりや。改革の始まりや! ここで見てるヤツ、ツイッターしてるヤツ、フェースブックしてるヤツ、バラまけ、カスヤロー! 俺らがチャンピンやって教えたれ! 今日は第一歩、ZERO1ジュニアが天下取る第一歩や、カスヤロー! 今日はこれくらいで勘弁しといたるわ、カスヤロー!!」
【YASSHI、菅原の話】
YASSHI「リングで言った通りや! ここだから特別なことなんてないぞ、カスヤロー! メディアはしょせんメディアや。俺らはリング上で客に直接訴えかけるからよ。こんな放送なんの必要もないぞ。リング上で言ってくからな」
菅原「この間の新木場で、ボロボロにされて、ゼロから行くって言ったけど、今日ベルト取ったけど、イチにもなってない。今日は全部ブラザーに抱っこにおんぶ。ブラザーにとってもらったベルトだよ。次、防衛戦、俺がガッチリいくからブラザーはコーナーで見とけよ! 次はいつだ? 俺らZERO1ジュニアは攻めるぞ。チャリティだろうがイオンだろうが、中学校の体育館だろうが関係ねえよ。毎試合、タイトルマッチでもいい。ガンガン攻めるぞ! 誰がくるか知らないけど、早めに名乗りを上げろ! いつでもやるぞ、どこでも」
◇第3試合◇
▼30分1本
○崔領二 小幡優作(16分13秒 体固め)
XKAMIKAZE TARU
※那智の滝
(試合後)
TARU「俺らの前に立ちはだかるってどういうことか、それはすなわちブードゥを敵に回すのか味方にするのかどっちか。試合やったらやっぱりどこの選手とやってもないものがあった。特に崔の蹴り。そのあとを追う小幡。若いけど負けん気強いし、なかなかええコンビやったと思うわ。でもそれの使い方がもったいない。会社で色んなことがあるともうけど、みんな不満を持ってるのよ。満足しているヤツはいないのよ。本当の自分を取り戻して、映画の歌ちゃうけど、ありのままの自分を見せるのがええんちゃうか? アドバイスやないけど、ウチに来いとは言うてへんけど、俺はオマエの意見に賛同する。ま、そういうこっちゃ」
【崔の話】
崔「聞いたか? さっきのTARUのコメント。数ある団体の中のひとつの団体に過ぎないZERO1。そのメインでもセミファイナルでもセミ前でもない試合で今の言葉が出たんですよ。少なくともTARUは少し気づいたんじゃないかな。今までもプロレス、“素晴らしい選手"はたくさんいた。ウチにもいた。山ほどいたと思う。でも誰がスターになった!? 誰がスポーツ界で最高峰のマイケル・ジョーダンみたいな暮らしができてる? 旗揚げから今まで、ZERO1から一人もスターは出てない。あえて言うよ。ZERO1の歴史は失敗の歴史でもある! それを認めるよ、俺は! その現実から始めようと思うから! もう解説者とかだって、ベテランに比べて表情が…とか、もうどうでもいいねん!! そんなこと言ってどうなった? 確かに貫いてきた信念のある団体だよ。俺もそこに乗っかった。今のこの状態。だからZERO1の歴史は失敗の歴史やねん! 古臭い村社会とか、先輩からのならわしとか関係あらへん。これはプロレス的じゃなくてリアルなコメントやから! 全員ダメ。俺も含めて。ウチのヘビー級は誰もカネにならへん!」
◇第4試合◇
▼第64代横綱・曙ZERO1復帰戦/30分1本
○曙 関本大介(18分17秒 体固め)大谷晋二郎 X横山佳和
※ヨコヅナインパクト
◇第5試合◇
▼NWA UNヘビー級選手権試合/60分1本
[第21代王者]○鈴木秀樹(16分12秒 体固め)[挑戦者]Xデーモン植田
※ダブルアームスープレックス
☆鈴木が初防衛に成功
【鈴木の話】
鈴木「もういいでしょ、ああいうのは。まあ、ちょっと寄り道したけど、最初にZERO1に上がった目的。ZERO1の世界ヘビー級に挑戦します。勝者が誰であれ僕がいきます。いいでしょ? ダメだったらベルトを返上してさよならです。ちゃんとレフェリーを用意しないと。主義主張は構わないけど、客を無視した行動をしたら主義主張もクソもないんです。それを教えた方がいい」
◇第6試合◇
▼世界ヘビー級選手権試合/60分1本
[挑戦者]○佐藤耕平(9分17秒 ジャーマンスープレックスホールド)[第17代王者]X船木誠勝
☆船木が2度目の防衛に失敗、耕平が第18代王者となる
(試合後)
鈴木「耕平さんおめでとう。やりましょう! これ持ってるので2つ(のベルト)かけてやりましょう! いいでしょ!?」
耕平「鈴木…いいけど、一つだけ。もう一人、わけのわからないことを言い続けてる火祭り王者がいるでしょ。領二! 出て来い! 世界ヘビー王者、火祭り王者、UN王者、誰が一番強いか決めようじゃないか!」
崔「オマエ、それ(UNベルト)かける気あるのか? 俺はこれ(火祭り刀)かけるよ。誰が一番強いか、決めることに賛成。負けたヤツは終わるぞ。その覚悟があるならやってやる。オマエどうや」
鈴木「いいよ!」
耕平「オッケー!」
【耕平の話】
耕平「短期決戦のつもりで攻めてきたのがわかったんで、こっちも真っ向から勝負しようかなと戦った結果です。前回のタイトルマッチもそうだし、社長が大阪でやったのも見てたし、ある程度の攻撃は予測できたんですけど、途中で何度かジャーマンを返された時はちょっと焦りました。でも、自分で落としたベルトを自分で取り返しに行って、これで負けたらどうしようもないんで。久々に試合前に緊張しましたね。でも、結果として取れたんで良かったです。試合後に、いつもはタッグを組もうと求めると毎回フラれてばっかりなんですけど、ベルトを持った瞬間からやたらとモテるんですよ。でも、領二が何をしたいのか。俺は火祭り優勝してからアイツが言ってきたことを全然理解できないし、何がしたいのかもわからないので。火祭りに優勝したからいろんな行動をするんでしょうけど、だったら鈴木もUN持っているし、俺も世界ヘビーを取ったんだから、その中で一番強いヤツを誰か決めて。強いヤツが一番ものを言えるでしょ。発言権があると思うし。試合形式とか、どっちが先にやるとかわからないですけど、そこは会社に任せます。火祭り優勝者、UNチャンピオン、世界ヘビー級チャンピオン。ZERO1の中で誰一番強いかを決めたいと思います」
◇第7試合◇
▼NWAインターコンチネンタルタッグ選手権試合/60分1本
[第30代王者組]○田中将斗 杉浦貴(22分16秒 片エビ固め)[挑戦者組]日高郁人 フジタ“Jr"ハヤト
※スライディングD
☆田中&杉浦組が2度目の防衛に成功
試合後。
ハヤト「ヤバイ、ヤバイっす。試合負けて本当にメチャクチャ悔しいんですけど、最高に気持ち良かったですし、もっともっとスキルアップして強くなって、シングルでもいいですし、またこのタッグチームでもいいです。新木場で偉そうなこと言って、すみませんでした。本当にメチャクチャ悔しいですけど、本当にプロレスやっててよかったって思いましたんで、今度はボクが杉浦さん、田中さんの首を狙って、ZERO1でやっていきます。弾丸ヤンキースとして、ちょっと違うライバルとして、これからもよろしくお願いします。あと忘れてました。天下一、日高さんが一人で、菅原さんとかもいるけど。俺は澤さんとやって準優勝どまりなんで、ぜひやりましょうよ。俺が力を出せるなら、この2人ともいくらでもやってやりますから」
杉浦「ヘビーとかジュニアとか関係ないし熱い思いと気持ちでぶつかってくれれば、いい試合もできるし、負けることもあるかもしれない。今日はありがとう。同じ弾丸ヤンキースとして誇りに思います」
田中「マイク持つと思わなかったし、言おうと思ったこと言われてビックリした(苦笑)。ヤンキースでメインを締めるってね。二丁拳銃もいるし、絆が深まったと思います。杉浦さんも言ったように、ジュニアとかヘビーとか気にしてないし、俺は体重的にそっちやし、杉浦さんは微妙。このチームでやったらおもろいんちゃうか、って思われたら、またやろう。タッグの2本ベルト持って、防衛して色んなところに出てもおもろいと思われるような試合をしていきたいと思います」
(その後、田中の音頭で「3、2、1、ゼロワーン!」を唱和して大会の幕が下りた。)
【田中、杉浦の話】
田中「俺らはヘビーもジュニアも関係ないと思ってるし、杉浦さんだってもともとジュニアから(階級が)上がってきた人間と思うし。チャンピオンとして、向こうはジュニアのくくりでやってる中で、スピードは俺らがヘビーでやっていたとしても負けたくなかったし、向こうだってこっちのヘビーでやってきた中での重い打撃をもっとるけど、それに負けないような打撃を打ち込んできた。気持ちいい試合ができた。テクニックも凄いあるし、俺らの激しい打撃もそう、そういうものすべて見せられたんじゃないかなって思う」
杉浦「本当に最初、新木場でてっきりドローだった佐藤耕平、崔領二が来るのかと思ったけど、やらないって。ジュニアって聞いて大丈夫か?と思ったけど、今日やってみて分かったけど良かったと思える相手で、俺たちは対戦相手に恵まれてる。凄い熱い気持ちで、純粋に強さと誇りを持ってこのベルトを取りに来てくれる。それに負けないくらい、ウチらもやりたいし。凄い対戦相手に恵まれてる。チャンピオンとしてそれは本当に嬉しいことだと思います」
世界ヘビー級王座のWRESTLE-1への流出、フロントの不手際、崔の団体批判、天下一ジュニア開催の延期などネガティブな話題が先行しているZERO1の後楽園大会が開催され、第6試合では世界ヘビー級王者の船木に前王者の耕平が挑戦、序盤から船木がグラウンドや関節技で耕平を追い詰めにかかるが、ハイブリッドブラスターは耕平が阻止しファルコンアローで返し、船木は打撃から再度ハイブリッドブラスターを狙うが、今度は耕平はポールスターで返す。勝負と見た耕平はジャーマン狙いは船木が三角絞めで切り返すも、耕平はパワーボムの要領で叩きつけると、パイルドライバーの連発からジャーマンで3カウントを奪い至宝奪還に成功した。
試合後にはデーモンを破りUN王座を防衛した鈴木、耕平の呼びかけで崔が登場し、耕平は世界王者、UN王者、火祭り覇者の中で誰が強いのか3人の対戦をアピールした。
札幌大会でタッグを組んだ大谷と仲間割れとなり、「蝶野正洋プロレス30周年記念パーティー」で行われたロイヤルランブルでも大谷と乱闘となった崔は第3試合で小幡と組みKAMIKAZE、TARU組と対戦し、試合は崔が那智の滝でKAMIKAZEを下した後でTARUがブードゥー・マーダーズに勧誘するも、崔は無視して「ZERO1の歴史は失敗の歴史やねん!」とZERO1そのものを否定した。崔にしてみればヒールターンしてVM入りという簡単な考えではないというものなのか、そして耕平の誘いに乗る形で世界王座、UN王座、火祭り覇者で誰が強いのかを決める戦いに乗り出したが、崔が団体批判までしてやりたかったことはこれなのかはまだ見えることはなかった。
ジュニア戦線は藤田がジェイソンを降し二冠ジュニア王座、YASSHIと菅原が丸山、ビリーを破りインターナショナルライトタッグ王座を奪取し天下一ジュニアの開催、ZERO1ジュニアの改革わ、アピールした。
メインは田中、杉浦vs日高、ハヤトによる弾丸ヤンキース同士のインターコンチネンタルタッグ選手権は、田中組の重さに対し日高組は鋭さで応戦する打撃戦となり、ハヤトもKIDで杉浦を絞めあげ追い詰めるも、田中のカットから田中組が盛り返し、日高がサンドバックタイムに捕まり、最後は日高の野良犬ハイキックを耐えた田中が垂直落下式ブレーンバスターからスライディングDで3カウントを奪い王座を防衛した。
耕平の最強構想、崔の団体批判、これがZERO1の今後にどう繋がっていくのか・・・ -
崔領二に宿る橋本魂…「破壊なくして創造はなし」9月14日 大花火/ZERO1「どさんこ大花火」札幌テイセンホール
<コメント、アピールなどは週プロモバイルより>
◇第1試合◇
▼30分1本
○横山佳和 池田昌樹(10分12秒 体固め)小幡優作 X藤井健一
※変型デスバレーボム
◇第2試合◇
▼FMW25周年記念試合/30分1本
○ミス・モンゴル(8分12秒 横入り式エビ固め)Xフレディ・クルーガー
☆特別レフェリー:工藤めぐみ
◇第3試合◇
▼インターナショナル&NWA世界Jr2冠選手権試合 3WAYマッチ/60分1本
[第13代インターナショナル&第113代NWA世界ジュニア王者]○ジェイソン・リー(11分42秒 死亡遊戯)[挑戦者]X菅原拓也
☆リーが3度目の防衛に成功 もう一人は[挑戦者]日高郁人
◇第4試合◇
▼グレート・ニタ北の大地に降臨/無制限1本
グレート・ニタ ○田中将斗(13分11秒 片エビ固め)XKAMIKAZE デーモン植田
※スライディングD
◇第5試合◇
▼30分1本
○佐藤耕平 鈴木秀樹(13分19秒 ジャーマンスープレックスホールド)X大谷晋二郎 崔領二
【崔の話】
崔「なにもないよ。もう感じたままにやっただけ。裏切ったとか、火祭り王者らしくないとか結構。なに言われても結構。1個だけ言ってやろうか。優勝してその他ヘビー級の人間がたくさん出てきて、地方に出てきてタッグマッチやって、ド迫力の俺たちの闘いを見せるのは大事や。俺もわかってる。いまできることを一歩一歩やっていくしか、それはないねん。でもな、1個だけ言ってやろうか。プロレスマスコミも皆、よく聞け。ずっとやり続けて、すごい大事な教育受けたよ、ZERO1で。闘いってものを前提にした、そういう教育受けて、俺はすごい正しいと思う。けどな、1個だけ言わせてくれ。それがいくらになってんねん? それで食えてるのかい? それでお前らスポーツ界のどの位置におんねん? いまあそこのテレビ見てみ、ボーリング場に。あそこでみんなプロ野球やってんねん。この時間帯にプロレスやることはないねん、いまは残念ながら。それはそれだけ魅力がないからや。俺はいま自分がすぐにどうにかできるとは思ってない。けど、もう心を鬼にして変えていかなあかんねん。いろんなものがよくない。たいして魅力ない。皆に応援してもらってるのはものすごくありがたい。でも俺らがなまけてんねん。やってること自体が悪いとは言わない。だけど魅力ないねん。それが答えや。
魅力があったら、ほっとかへんぞ。テレビが、世間が、みんなが。ほんまにありがたい、札幌の皆。今日チケット買ってくれた皆ありがたい。その期待にひとつひとつ応えなあかんやろ。たぶん今日のタッグマッチやって喜んでたら、プロレス界の中では食えるかもしらん。だけど10年後20年後、俺らの後輩の世代になった時、なにも変わらへんよ、間違いなく。一歩一歩衰退してきた、この業界は。とくにZERO1のヘビー級。俺をはじめとする火祭り歴代優勝者、皆そう。変わらなあかんやろ。大きなこと言ったら必ず批判がくる。それは俺もそう。それは怖くないかどうか、それは怖いよ。でもな、案の定、毎年毎年下がってきたよ、みんな。人気が落ちてきてんねん。いま札幌の街中歩いて、東京の街中歩いて、大阪の街中歩いて、俺らZERO1ヘビー級、残念ながら誰もひとに囲まれるような選手一人もいない。残念ながら。大仁田厚、今日メインでやるけど、ZERO1の選手じゃないけど圧倒的に知名度あるよ。なんでか? 努力が足りないねん、俺らはじめとしてみんな。だから俺は変えていかなあかんと思う。仲良しこよし、やりたくないねん。いままでの敷かれたレールやるつもりないねん。一回壊していいと思う。ユニット変わってもいいと思う。へたしたら団体変わってもいいと思う。ここへの愛情は一緒や。皆さんありがたい。今日来てくれたみんなの期待に応えなあかん。
そしたら答えはひとつ。ZERO1選手全員、ジュニアもフリーも、とくに俺らはじめとするヘビー級。一言、勘違いすんな、努力が足りへん。俺もそうだけど、オマエら全員、世間では誰も知らんねん。俺のことも誰も知らんねん。この小さなプロレス村の中では少々有名人や。でもトップじゃないねん。それでも決してトップじゃないねん。だからこそできること、苦しいけどできることひとつひとつあると思う。少なくともそれに俺は気付いてんねん。もうええ加減、ZERO1の選手、俺は目立ちたいから言ってるんやない。ええ加減気付こうや。この村社会の中で満足するのやめようや。でっかい金つかみたいやろ。そしたら常識一回捨てようや。その覚悟がなかったら無理やぞ。俺が言いたいのはそれだけ。俺はそれに気付いたからやっていく、それだけ。もう村社会で生きるのやめろ!」
【大谷の話】
大谷「まったくなにがやりたいのかボクには伝わらないですけど。夢中で試合やってる中で夢中になってますから、領二が蹴ってるのかわからない部分がありましたけど。行動を起こすんであればなにがやりたいのかを伝えてほしいですね。明確なものが出ないと、その場のちょっとしたイライラや、突発的に考えだけでああいう行動起こしてるならだれも納得しないし、誰より自分が納得しないし。最後ああやってしっかりボクに攻撃してきたってことは領二をつかまえて2人で話をする気もないし。あいつなりの考えをいまから人づてに聞いてからでしょうね。まったく好き勝手しやがって」
◇第6試合◇
▼ノーロープ有刺鉄線電流爆破マッチ/無制限1本
○大仁田厚(11分59秒 体固め)X高山善廣
※同体爆破
(試合後、大仁田が手を出して高山を起き上がらせる。2人は額を突き合わせてにらみ合いながら握手)
大仁田「オイオイオイ…。高山さんよ×3、オマエは俺の電流爆破史上、最高の男だ。ぜひ俺と組んでNOAHと闘ってくれ。(高山はそれを聞き終えると退場)オイオイ! オイ、オイ…俺たちの×3青春はプロレスじゃ! オイオイ、いいじゃねえか、自分の一生一回の人生じゃないか。自分の好きなこと胸いっぱいやろうぜ。オイ、人生ってよ、不思議なもんで終わったらなに食おうか考えてる。朝飯抜いてきた。朝食券がムダになった。それをもったいないとながめながら来た。だけどな、人間じゃねえか、俺たち。俺は体がデカいほうでよかったよ。天は二物を与えずじゃ。だけど最後に聞いてくれ、俺はZERO1に感謝してる。こうやってリングの中でサポートしてくれて、大谷選手はこうしてメインを譲ってくれる。そしてZERO1とオマエらに×3感謝する! オイオイ、札幌も相変わらず不景気だそうです。だけど俺たちが熱く生きなきゃ誰が生きるんだ。最後に1、2、3、ファイアーで締めさせてもらいます。自分自身に頑張ろう、ガンバロー、1、2、3、ファイアー!」
【大仁田の話】
大仁田「ボクはいままでいろんな選手と闘ってきましたけど、高山選手のことを潜在的にあの電流爆破の中で生き延びる選手って見たことありません。たしかに次の(NOAHの)新潟決戦で(相手に)高山選手が入ってる。だけど俺はぜひあの人とタッグ組んで全団体に宣言する。高山とのタッグで俺は全団体に乗り込むつもりです。もう残り少ないプロレス人生、自分の人生は電流爆破だと俺は信じております。それを最後まで貫いていきます。(闘う相手としては高山は一区切り?)そう。シングルではもう闘うことはないだろう。(今後の大花火の展望は?)(11月の)熊本なんかありがたいことに民放全社が後援についてくれますから。すごくありがたい。(札幌の爆破は久々だったが?)多分最後になるかもしれない。ぜひこのテイセンが終わる前にもう一回やりたい。もう一回札幌に乗り込みたい。ボクは電流爆破を乱発してるわけではなく、自分の体が続く限りやり続けようかなと。俺らしくないけど、そこはマジメに。認めるところは認めて、高山は素晴らしい男です。(いろんな大物と電流爆破を闘ってきた上でそう思う?)最高の男です。いままで闘ってきた中で最強の男です。今日は清々しかったです。こんな清々しさを久しぶり味わわせてくれてありがとう、高山選手」
大仁田の大花火シリーズが札幌で開催されたが、セミのZERO1勢同士のタッグマッチで大谷が崔と組んだものの、大谷の指示に崔が従わないなどギクシャクしたまま試合が進み、最後も大谷のフロントキックが崔に誤爆した後で、崔が大谷に赤川鉄橋を浴びせて仲間割れとなり、耕平が大谷をジャーマンで仕留め幕となった。
試合後のコメントでもあった通り、崔も“現在のZERO1はぬるま湯、このままでいいのか”という危機感を持っているが、大谷も”じゃあ何がやりたいんだ”と返す、19日の後楽園大会で答えを出すのだろうが、崔の発言は橋本真也がZERO-ONEを旗揚げしたときの理念である「破壊なくして創造はなし、悪しき古きが滅せねば誕生もなし、時代を開く勇者たれ」に通じる部分もあるため、崔も根本的に現在のZERO1を叩き潰すつもりでいかないと現状打破は難しいのではと思う。
大仁田はメインで高山と電流爆破マッチで対戦し、大仁田は頭突き、高山はパンチと打撃戦となった末に同体爆破となって大仁田がカバーして3カウントとなり、試合後は互いに認めあったのか握手をかわし、一連の抗争に決着をつけた。
試合後は大仁田が高山との共闘を示唆し、場合によっては23日に開催されるNOAH主催の新潟大花火のカードが変更される可能性が出て来た。高山は杉浦貴、平柳玄藩と組んで大仁田、矢口壹琅、保阪秀樹との電流爆破マッチが決定しているが、大仁田の場合は共闘をアピールしても、そこまでは至らないケースが多いだけに、共闘といくのだろうか…? -
崔領二が5年ぶりの火祭り制覇も変われないZERO1を批判…8月3日 ZERO1「真夏の祭典~火祭り2014決勝戦」後楽園ホール
<試合後のコメントなどはプロレス格闘技DXより>
◇第1試合◇
▼火祭り2014 Bブロック公式戦/30分1本
[3勝1敗1分=7点]○佐藤耕平(8分11秒 ジャーマンスープレックスホールド)[1勝3敗1分=5点]X橋本和樹
◇第2試合◇
▼火祭り2014 Aブロック公式戦
[3勝2敗=6点]○崔領二(11分48秒 胴締めスリーパーホールド)[2勝2敗1分=5点]X関本大介
◇第3試合◇
▼30分1本
KAMIKAZE 菅原拓也 “brother"YASSHI ○拳剛
(14分11秒 片エビ固め)日高郁人 ジェイソン・リー 藤田峰雄 Xパンディータ・ヌエボ
※ダイビングボディプレス
◇第4試合◇
▼火祭り2014準決勝/無制限1本
[Aブロック1位]○KAI(11分12秒 体固め)[Bブロック2位]Xデーモン植田
※スプラッシュプランチャ
【植田の話】「クソ! 関係ねえよ、この野郎。大谷、田中、耕平から俺が取っているのは間違いねえんだ。火祭りなんて関係ねえよ。この3人を俺が倒しているのだけは事実だ。わかったか? いいか、これからもどんどんデーモン植田がのし上がっていくから、よく見とけよ」
◇第5試合◇
▼火祭り2014準決勝/無制限1本
[Aブロック2位]○崔領二(6分49秒 体固め)[Bブロック1位]X佐藤耕平
※シドマス
◇第6試合◇
▼NWA UNヘビー級選手権試合/60分1本
[挑戦者]○鈴木秀樹(8分52秒 体固め)[第20代王者]Xタマ・ウイリアムス
※ダブルアームスープレックス
◇第7試合◇
▼30分1本
大谷晋二郎 ○横山佳和(14分14秒 体固め)田中将斗 X小幡優作
※スパイラル式デスバレーボム
◇第8試合◇
▼火祭り2014優勝決定戦/無制限1本
○崔領二(18分06秒 体固め)XKAI
※那智の滝
☆崔が「火祭り2014」優勝
崔「火祭り刀とベルトの二冠で凄いでしょ。そんなもので満足する気はありません。色んなものを変えたい。本気で皆さんに応援して良かったなと思ってもらえる選手になりたいと思います。必ず何か将来成し遂げてみせます」
【崔の話】「開幕してからKAIに1回負けて、決勝でまた当たって。彼が決勝に来たのは当然かなと。他団体ですけど、僕らがやっている常識とは違うプロレスがあって勉強にもなったし、ここ一番でああやって力を出してくるのは凄いなと思いました。優勝したら言わなきゃいけないなと思ってたのは、優勝した人って苦しいところをくぐり抜けてきたから、自分に満足しちゃうと思うんですね。僕も削り合いの潰し合いで優勝して、いろんなものに浸りたいというのはあるけど、傍から見たら、単にリーグ戦で優勝した人間に変わらなくて。ここで満足したら全て止まっちゃう。過去の優勝者からいろんなスターは生まれたかもしれない。でも、飛び抜けた人間がひとりも出てきてないのが現状だなと思うんです。『お前に何ができるの?』っていうツッコミもあるでしょうけど、ZERO1の火祭りを優勝したまあまあ強いヤツから飛び抜けたのは過去ひとりもいないんですよ。みんながビックリするようなことをやったヤツってひとりもいないんです。破れるかどうかわからないけど、そんな常識破りたい。そう思いました。もうここで変えていくしかないです。火祭りに勝ったヤツがベルト挑戦して、チャンピオンになって、他団体に出て行っても誰も驚かないですよ。全然凄くない。そんなところで満足していたのがほぼ全員だったんじゃないかなと。だから、誰も変えられなかったんじゃないかなって。もし変えられてたら、僕らは東京ドームでやっていたでしょう。でも今は否定しない。応援してくれたファンは本当に素晴らしい。だけど、僕らは不甲斐ない。まだまだ努力が足りない。意識の問題。優勝しても珍しくない。ここからですよ。わからないことばかり言ったけど、意識を変えてやっていくしかない。目の前に火祭り刀がありますけど、珍しくないですから。でも、これを得たから何かができると思います。これで何か飛躍できたら、それは珍しいことだと思うんですよ。そこを掴みにいくしかないと思います」
【KAIの話】「悔しい。本当にあと一歩のところで火祭り刀を手に入れることができなくて、応援してくれたW-1のファンの人に申し訳ないです。火祭りにも、電流爆破にも快く出してくれた会社にも申し訳ないです。でも、もう終わったことなんで。前を向いていくしかないですね。とりあえず俺の夏休み前の夏期勉強は今日で終わったんで。明日からは正真正銘の夏休みに入ります。でも、休んでばっかりいられないし、W-1でベルトを懸けたトーナメントもあるんで。俺にはまだまだ目標も夢もあるし、こんなところで止まっているわけにはいかないですから。(両国も火祭りも悔しいことが続いたが?)それはもう、自分自身に対する宿題ですよ。8月の半ばからうちのツアーが始まるので、そこから動き始めます。今日は崔領二の火祭り刀を手にしたいという気持ちが俺より上回っていたと思うんで、負けですよ。でも、負けたままで終わる気はないですから。必ず仕返しをしてやります。終わらないですよ」
ZERO1の真夏の祭典である火祭りも最終戦を迎えた。まだ全公式戦を終えていなかった崔が関本と対戦、試合は関本が怒涛のラッシュで崔を追い詰めるも、ラリアットをかわした崔が胴締めスリーパーで捕獲し関本はタップ、逆転勝利で優勝決定トーナメントに進出する。
優勝決定トーナメントはリーグ戦では大谷、田中、耕平と優勝経験者を降した植田とWRESTLE-1からエントリーしたKAIが対戦、植田はラフで試合の主導権を握り、垂直落下式ブレーンバスターやドクターボムで追い詰めるが、ルシファーズハンマーとデーモン水攻撃をかわしたKAIがトラースキックからのスプラッシュプランチャて3カウントを奪い優勝決定戦に進出。
崔vs耕平は耕平が頭突きを浴びせ、自ら流血するも、ノーザンライトボムやパイルドライバーで追い詰めるが、崔が山折りで反撃すると耕平の後頭部にミドルキックを浴びせてからのシドマスで3カウントを奪い優勝決定戦に進出、7月21日WRESTLE-1後楽園大会で組まれた公式戦で敗れているKAIと対戦することになった。
試合は開始早々から崔が猛ラッシュをかけ打撃からの胴絞めスリーパーで先手を奪い、KAIのスプラッシュプランチャを剣山で迎撃し那智の滝を投下してKAIを追い詰める。KAIはトラースキックの連打で反撃し垂直落下LATから再びスプラッシュプランチャ狙いも阻止した崔は山折りからの那智の滝で3カウントを奪い5年ぶりの優勝を果たした。
試合後に火祭り刀を手にするも、大谷らとは握手を拒否、崔革命を提唱するために一匹狼宣言,
そして火祭りのあり方を含めてZEROの現状を批判した。確かに崔が優勝したとしてもどう評価されるかわからないし、船木誠勝から世界ヘビー級王座を奪還したとしても評価を受けるかどうかもわからない。原因はZERO1=大谷、田中のイメージが染みつきすぎたのもあるのだろうが、そのイメージを変えられなかった崔や耕平にも原因はあると思う。崔が出した問題提議をZERO1がどう受け止め変わるのか?今年のZERO1はいろんな意味で課題が多い… -
昨年度火祭り覇者、ジェームス・ライディーンが素行不良でZERO1から契約解除される
(プロレス格闘技DXより)
ZERO1は25日、ジェームス・ライディーンと4月2日付で契約解除となったことを発表した。そのため昨年度覇者でもあるライディーンは『火祭り2014』に出場しない。ZERO1からの発表は以下の通り。
☆昨年度火祭り優勝 ジェームス・ライディーン不参加理由(ZERO1公式HPより)拝啓
梅雨の候、時下ますますご清祥の段、お慶び申し上げます。平素は格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。
表題に申しました通り本年度ZERO1火祭りに昨年度優勝者ジェームス・ライディーン選手は出場いたしません。ファンの皆様から「なぜ昨年度優勝者が不参加なのか」等同様の多くの問合せを頂きました。火祭り実行委員会では、ここまでその不参戦理由につき明言を控えて参りましたが現在も問合せが多いのでここにその理由をご説明させて頂きます。
昨年末より、同選手は会社側への暴言とも受け取れる発言を繰り返して周囲の外国人選手や他参戦選手にも悪影響を及ぼしておりました。再三再四話し合いを行いましたが、本人に改善の気持ちがうかがえず3月の奉納プロレス終了後話し合った結果、「俺はWWEかTNAと契約するからもう日本へは来たくない」との発言を受け2014年4月2日付にてZERO1との契約解除に至りました。
又、暴言とも取れる発言の他4月帰国時には日本人女性を女性側ご家族の同意を十分に得ないまま母国ニュージーランドへ「連れて帰る」という半ば「駆落ち」的な行動も発生致しました。
このような行動は全て弊社の管理不足から起こった物事であり、組織全体で深く反省をすると共に、外国人招聘担当も更迭処分と致しましたが日本人女性のご家族にはどのような謝罪を行っても許されることではないと心底痛感しており、今後このようなことが二度と起こらぬよう再発防止に努めて参ります。
ファンの皆様にとっては、大変残念なご報告となりますがご理解のほどよろしくお願い申し上げます。
今後ともプロレスリングZERO1へのご支援ご鞭撻のほどよろしくお願い致します。敬具
株式会社ファーストオンステージ
プロレスリングZERO1
2014年火祭り実行委員会
ZERO1がライディーンとの契約を解除したことを発表した。理由は素行不良、ZERO1サイドによると“今年の火祭りに、なぜ昨年度覇者であるライディーンがエントリーしていないのか?”という問い合わせがあり、敢えて発表に踏み切ったというが、なぜ早い段階に発表せず、今になってライディーンの素行を公表したのか疑問に残る。
素行に関してライディーンの振る舞いにZERO1側がそれだけから頭に来ていたということなのだろうが、プライベートでのトラブルまで公表する必要があったのかと思ってしまう、隠蔽せず包み隠さず明かしたという団体の方針なのか、それともなんだかの理由で公表せざる得なかったのか・・・
ライディーンはニュージーランドからZERO1に参戦し、そのまま日本に定着、昨年の火祭りで田中将斗を破り優勝を果たし、外国人エースとなった。また全日本プロレスにも参戦して世界最強タッグにもエントリーした。火祭り制覇が本人の天狗になるきっかけになってしまったのか、ただこういった形でZERO1を去るのは残念としかいいようがない。 -
勢いが止められない!弾丸ヤンキースがインターコンチタッグ王座を奪取!世界王座を防衛した耕平が自らWRESTLE-1との対抗戦に乗り出す!
5月6日 ZERO1「Destiny」後楽園ホール
<試合後のコメントやアピールなどはプロレス格闘技DXより>
◇第1試合◇
▼30分1本
○デーモン植田 菅原拓也(10分18秒 エビ固め)崔領二 Xショーン・ギネス
※ラリアット
◇第2試合◇
▼ZERO1vsW-1タッグマッチ/30分1本
日高郁人 藤田峰雄 ○横山佳和(9分09秒 片エビ固め)カズ・ハヤシ 吉岡世紀 X稲葉大樹
※デスバレーボム
◇第3試合◇
▼インターナショナル&NWA世界ジュニア2冠選手権試合/60分1本
[王者]○ジェイソン・リー(12分41秒 死亡遊戯) [挑戦者]X“brother"YASSHI
☆ジェイソンが初防衛に成功
◇第4試合◇
▼ZERO1vsW-1シングルマッチ/30分1本
○KAI (11分10秒 片エビ固め)X小幡優作
※スプラッシュプランチャ
【KAIの話】「小幡、顔じゃねえぞ。こっちは正々堂々とシェイクハンドを求めようとしているのに…。顔じゃねえよ。俺はもっともっとZERO1に戦いたい選手がたくさんいるんだよ。小幡なんかで止まってねえぞ。(具体的に戦いたい相手は?)戦ったことのない相手なら誰でもやりたいですね。俺も小幡相手に止まっているわけにはいかないし。戦ったことのない相手がいっぱいいるじゃないですか。(ZERO1との抗争については?)別に俺にケンカを売りに来たわけじゃないし、実際はとばっちりを受けて、その中で小幡が来たわけだし。やっぱり純粋な戦いを求めていきたいし。僕自身は抗争という感じはしないですけどね。でも、お客さんが抗争と捉えているなら。俺は昔から売られたケンカは必ず買いますから。まあ、純粋にいろんな選手と戦いたいなと。(他団体のリングで戦うことについては?)緊張感とかそういうものは別にどんなリングでも変わらないんですけど、またW-1とは違うお客さんの雰囲気だったりとか、選手とか。マットに上がっただけで何か違うんですよね、感じるものは。だから凄い刺激的だし、勉強になりますね。ただ、どこのリングでも俺は変わらないんで。目の前の相手を倒すだけです」
【小幡の話】「もう一回! このままじゃ俺は終わらせんぞ。絶対終わらせない。なめられたまま終わるわけにいかない。逃がさんぞ。どこまでもやってやる。逃がさん」
◇第5試合◇
▼NWAインターコンチネンタルタッグ選手権試合/60分1本
[挑戦者組]○田中将斗 杉浦貴(16分48秒 片エビ固め)[第29代王者組]X大谷晋二郎 KAMIKAZE
※スライディングD
☆大谷&KAMIKAZEが2度目の防衛に失敗、弾丸ヤンキースが第30代王者となる
【試合後の田中&杉浦】
▼田中「俺ら当たり前やと思っとったし、ベルトの価値はなかなか上がっていかへんけど、そこからスタートできるのは俺と杉浦さんしかおらん。このベルトは思い入れあるからね。炎武連夢で獲ったし、橋本さんが最後に巻いたベルトやからね。大事にしていきたい。俺と杉浦さんが巻いた以上、それ相応の挑戦者を用意してほしいね」
▼杉浦「ベルト獲るのは勢いでどうにかなるけど、ベルトを輝かせるのは俺と田中さんでやっていくしかない。前チャンピオンもウチのタッグチャンピオンも反則ばっかり。このベルトを輝かせるためにも俺らがやっていく」
――GHCタッグも狙う?
▼田中「リーグ戦優勝して、もう一つも巻かんとあかんという気持ちはある。プロレス界で俺らが強いと知らしめるためにベルトは必要やからね。当面、俺らは勝たんとあかん」
――どんな挑戦者とやりたい?
▼杉浦「マトモな相手がいいね。力と力、技と技でぶつかれるような相手がいい」
【KAMIKAZEの話】「(電動ドリルを作動させると)見ての通りだよ、お前。見ての通り。お前らも風に乗り遅れるなよ」
【大谷の話】「(医務室に担ぎ込まれた後、錯乱状態で飛び出し)KAMIKAZE、どこだ! どこ行った!? KAMIKAZE…クソ」
【TARUの話】「見たやろ? これが副社長の本性やねん。今まではネコを被ってたけどよ、アイツの本性はずっと昔から知っとるんや。おい、大谷。見たやろ、大谷のここ(額)。これでは済まへんぞ。もっと血の雨が降るからな」
◇第6試合◇
▼世界ヘビー級選手権試合/60分1本
[第16代王者]○佐藤耕平(14分58秒 ジャーマンスープレックスホールド)[挑戦者]X鈴木秀樹
☆耕平初防衛に成功
<試合後>
耕平、「ひとつ言いたいことがあります。うちの団体をクソミソに言ってる団体。W-1、出てこい!(KAI登場)お前、レスラーのくせに外でゴチャゴチャゴチャゴチャうるせえんだよ!」
(KAIは耕平にトラースキックを放ち、横山が怒って掴みかかるも無視して退場)
耕平「ゴチャゴチャリングの外で言ってもしょうがねえよ。次は頭数揃えてこい、明日またがんばっていきましょう!3.2.1ゼロワン!」
【耕平の話】「強いね。久々だね、俺の打撃で引かない選手っていうのは。いや、きつい。ダブルアームだけは絶対に食っちゃいけないと考えてたんで、そればっかり考えてたら、意外なスープレックスを出してきたんで、ビックリしました。でも、シングルで当たってみて、彼の打撃一発一発、スープレックス一発一発から感じるものがあったので、彼とタッグを組みたいです。横井(宏考)とやった時と凄い感じるものが似ていて、組んでみたいですね。組んだら組んだで、彼の横に立った時にまた違った刺激を感じれると思ったし、彼は彼でそういう感覚を覚えるんじゃないかと思います。同じぐらいのサイズで組める人間ってなかなかいないんで、組んでみたいですね。(鈴木に対する怒りは?)このベルトの重みを知らないで言ったことには腹が立ってたんですけど。やっぱりIGFのスタイルの選手なんで、うちらみたいなZERO1のスタイルのプロレスとはかみ合わないというか、拒否反応を示すのかなという気はしたんですけど、やっていくうちに自ら入り込んできたので、凄い貪欲な選手だなって気がしました。最初のエルボー合戦では一発で記憶が飛びかけたんで、強烈ないいものを持っているなと思って。逆に、ああいう強烈なものを持っている同じようなサイズの人間が組んだら、それこそ敵はいなくなるんじゃないかなって。今日ベルトを獲った田中&杉浦組なんて、この間、ノアでもタッグリーグで優勝して、なかなか崩せない強いチームだと思うんですけど、俺と鈴木選手が組んだら決して崩せない相手ではないと感じたんで。これで組んで継続して、タッグとして上がって行ったら、インターコンチのベルトも獲れると思うんで。そういう風にやっていきたいですね。今までやってきた団体って隙あれば取るみたいなスタイルだったんですけど、IGFにはないいろいろな形がある中で、うちのスタイルは彼の強烈な一発や二発で負けるような選手は誰もいないんで。試合をやる中で彼の気持ちを感じ取れたので、一緒に組もうとラブコールを送りたいと思います。それと全然関係ないところで出てきたW-1。横山と征矢がゴタゴタやってたというのは知ってたんですけど、あれは個人個人で水に流すとか、流さないとか…。シャレが利いてるんだか、冗談なのかわからないようなことをやってましたけど、そこに乗っかって団体を批判するというのは、選手一個人を相手にするんじゃなくて、団体を相手にするってことだから。それを彼らがわかって言ってるのかどうか。今日やってみたら、ああいう意思表示を示したんで。だったら、KAIひとりじゃなくて、雁首揃えて来いと。こっちは弾丸ヤンキース、正規軍、いろいろと分かれているけど、根っこでZERO1を盛り上げていくというところではみんな一緒なんで。そういう意味でW-1が来るんであれば、うちはキッチリとまとまって叩き潰してやろうかなと思います。小幡に勝ったぐらいで調子に乗るなと、あの赤いのに言っておいてください。お前らのところとうちとじゃ歴史も違うし、このベルトの重みをキチンとわからせてやるためにも、何ならいいですよ。次、ベルトを懸けてやったって。とりあえずW-1はあれひとりが来て、俺がこう言ったんだから、気にくわないヤツは出てくればいいし、黙って見てたらそれまでだろうし。最後に食らった蹴りは忘れないからな、この野郎」
【鈴木の話】「(この結果をどう受け止めている?)負け。ただ負け。勝負して負けたんだから言い訳しない。チャンピオンが強かった。でも面白かった。面白いとは違うか。いいチャンピオン、凄いチャンピオンとやりたかったんで。(再戦したい?)挑戦して巻けたんで、勝って五分に戻してからやりたい。ZERO1でやることができましたね。蹴りが凄かった。今までいろいろ食らってきたけど、重さって点では凄かった。悔しい。負けたからやっぱり悔しい。当然勝つつもりで来たんで。凄いですねチャンピオンは。単純に凄いと思いました。研究してましたね。ダブルアームの態勢、僕も早すぎたとは思ったけど。今、自分の気持ちの中で凄いしかないですね」
【KAIの話】「ゴチャゴチャ何言ってるか、よくわからなかったけど、WRESTLE-1のことを言ってきたんでね。売られた喧嘩は買う主義なんで。もっともっとZERO1の選手と戦いたいと思ってたんで、自分にとっては好都合ですよ。ただ横山、てめぇ顔じゃねぇんだ!」
NOAHのグローバルタッグリーグを制覇した弾丸ヤンキースが大谷、KAMIKAZEの社長、副社長コンビの保持するNWAインターコンチネンタルタッグ王座に挑戦、菅原とデーモンをセコンドに引き連れたKAMIKAZEが入場するなりヤンキースに奇襲をかけて試合開始、KAMIKAZEはスライディングD潰しにドリルやメリケンサックを駆使して右腕攻めを展開、大谷も腕十字や脇固めと正攻法で続く。しかしドリル攻撃を巡ってKAMIKAZEと大谷が揉めると杉浦がスピアーで強襲、蘇生した田中も両腕ラリアットを浴びせヤンキースが流れを掴む。連係で攻勢をかけるヤンキースに対し、不穏な空気を見せた王者組も勝利を優先してか連係で応戦、田中を捕らえてKAMIKAZEのムーンサルトプレスから大谷がスパイラルボムを決めるも杉浦がカット、逆にヤンキースや大谷を捕らえサンドバックタイムで集中砲火を浴びせると田中のスライディングD、杉浦のオリンピック予選スラム、田中のスライディングDと波状攻撃で3カウントを奪い弾丸ヤンキースが王座奪取、試合後はKAMIKAZEが大谷の額にドリル攻撃と八つ当たりして退場し社長、副社長コンビは空中分解。今までは崔、ライディーンとの防衛戦ではギグシャク振りを利用して王座を防衛したが、それも限度ということか、弾丸ヤンキースはグローバルタッグリーグ優勝、インターコンチタッグ王座奪取、そしてヤンキー二丁拳銃(木高イサミ、宮本裕向)がBJWタッグ王座を保持していることからタッグ戦線では破竹の勢い、31日にはNOAHディファ大会では森嶋猛、マイバッハ谷口組の保持するGHCタッグ王座に挑戦する、GHCタッグ王座を奪取となれば弾丸ヤンキースの勢いは止められないのかもしれない。
メインは耕平の保持する世界ヘビー級王座に元IGFの鈴木秀樹が挑戦、試合は鈴木がグラウンドを仕掛ければ、耕平も修斗での経験を生かしてグラウンドで返し、スタンディングからの打撃は体格に優る耕平が有利になるも、鈴木は脇固めなど執拗にグラウンドを仕掛け右腕攻めを展開する。しかしキチンシンクで流れを変えた耕平はミドルキックからのファルコナローを決めるとパイルドライバーを踏ん張った鈴木はドロップキック、エクスプロイダーから卍固めで捕獲。耕平もポールシフトを繰り出し、鈴木はビル・ロビンソン譲りのワンハンドバックブリーカーから藤波辰爾譲りのドラゴンスープレックスで勝負に出るが耕平はクリアする。ならば鈴木はダブルアームスープレックスを狙うが耕平は踏ん張って鈴木の側頭部を蹴り上げ、最後はパイルドライバーからの二段式ぶっこ抜きジャーマンで3カウントを奪い王座を防衛、試合後は鈴木の健闘を称えたが、第4試合で小幡に完勝したWRESTLE-1のKAIを呼びつけ挑発すると、KAIもトラースキックで返答し耕平自らWRESTLE-1との対抗戦に打って出る構えを見せた。
元々耕平は河野真幸率いるデスペラードの一員として崔と共にWRESTLE-1に参戦していたが、耕平が目を負傷して欠場したためWRESTLE-1からもフェードアウトしていた、前マッチメーカーの征矢学の暴言からZERO1とWRESTLE-1の間で対抗戦ムードとなり、今度は耕平が王者としてWRESTLE-1を迎え撃つことになった。またKAIも征矢の暴言からZERO1との戦いを強いられたが、真田聖也が海外ならKAIは国内でWRESTLE-1のエースとして存在感を発揮したいという気持ちもあると思う。
WRESTLE-1との対抗戦、弾丸ヤンキースの猛威、今年のZERO1の軸になるのか?【ZERO1】田中&杉浦がインターコンチタッグ奪取▼耕平が鈴木突破で世界ヘビー初防衛、KAI迎撃へ▼KAI完勝 上位陣との対戦熱望…後楽園大会 http://t.co/vuGwN7BHZc #zero1 #noah_ghc #W_1 pic.twitter.com/rcoYPWEXM0
— プロレス/格闘技DX編集部 (@PKDX) 2014, 5月 6 -
橋本大地が一レスラーとして勝負するためZERO1を円満退団・・・大きすぎた橋本真也という存在4月9日 ZERO1 新木場1stRING
<試合後のコメント、アピールなどはプロレス格闘技DX、また週刊プロレスモバイルより >
◇試合前◇
<WRSTLE-1のマッチメーカー征矢学が登場>
征矢「私のために時間を作っていただきまして申し訳ありません(そう切り出した征矢は、会見での無礼発言の経緯を説明)不愉快な思いをさせてしまって申し訳ございませんでした。(とZERO1、ファンに深々と頭を下げる)」そもそもWRESTLE-1のエースにほど遠い男を、ZERO1さんに上げてもらおうとするのが失礼だった。KAIではなく、他の選手の名前を出すべきだったと思います。
(横山がリングイン。頭を下げる征矢に無言でペットボトルの水をかけて去って行く、ZERO1ファンからは『謝ってるんだから、そこまですることねーだろ!』『オマエが失礼だ!』などの声まで上がる
征矢はそのままリング四方に礼。会場を後にした)」
<バックステージ>
征矢「ケンカは好きじゃないけど売られたケンカ」
◇第1試合◇
▼絵本プロレス/30分1本
○ゴキブリマスク1号 ゴキブリマスク2号(9分14秒 体固め)XNOSAWA論外 大鷲透
◇第2試合◇
▼30分1本
○“brother"YASSHI 拳剛 菅原拓也(11分21秒 ナイスジャマイカ)日高郁人 Xジェイソン・リー ショーン・ギネス
◇第3試合◇
▼30分1本
○鈴木秀樹(4分44秒 踏みつけ式体固め)X藤田峰雄
※ダブルアームスープレックス
【鈴木の話】「ZERO1がやる気ないとしか思えない。あのカード、黙ってやったけどダメでしょ。ダブルアームの前に終わってるよ。戦いがない。キャラクター大事にするのもいいけど、勝ちにこだわらないと。(ワンハンドバックブリーカーも出たが?)痛めつけてやろうかなと思った。あんまり肩書きに頼りたくないけど。ロビンソンさんが亡くなってやめようと思ったけど、もう一回リングに上がってよかった。今日の自分の試合をみて(ロビンソンさんが)喜んでくれるとは思わないけど。僕なんか出来の悪い弟子だったから、頑張って続けるしかなかった。ZERO1はふざけてるとしか思えない。(耕平については?)彼がZERO1の中でどれぐらい実力があるかわからない」
◇第4試合◇
▼30分1本
河上隆一 ○橋本和樹(15分41秒 体固め)大谷晋二郎 X横山佳和
※PK
◇休憩前◇
<第4試合後、昨日退団を発表した大地が登場>
大地「3月30日、靖国大会で右アゴを骨折してしまい、欠場となったことをお詫びします。申し訳ありませんでした。わたくし事ですが報告があってこの場にいます。3月31日、契約が満了となりまして、このたびZERO1を退団という形にさせていただきます。フリーとしてプロレス界を盛り上げていきたいと思っています。応援の方、よろしくお願いします。色んな疑問点があると思いますが、もっともっと違うところでやってみたいという気持ちもありますし、正直、ゼロワンが好きだし選手も好きだし。でもいたらずっと甘えてしまう人生になるんじゃないかと思い、自分で道を築いていきたいと思いました。俺は違う道を築いて、破壊なくして創造なし、これに尽きると思います。これからもプロレスラーとして闘っていきたいので、応援の方よろしくお願いします」
大地「自分なりにもっとでかくなりたいと思いました。正直な話をしてしまえば、3年間、ZERO1のレスラーとしてやってきて、色んな試合も経験させてもらって、ケガで出れない時もあったけど色んな人が支えてくれて駆け抜けてこれた3年間でした。トータルして見ていくと、自分の中で変われたのも大きいし、レスラーとして変われたこともたくさんあった。いい意味も悪い意味も含めて、ここにいたら甘えてしまうと思ったので、他の世界を見てみたいと思いました、ZERO1にはZERO1、他には他の世界があって。いまイチZERO1レスラーとして、世界の田中将斗について、弾丸ヤンキースにいるけど、ボクは田中さんに憧れて弾丸ヤンキースに入ったので、ボクも世界を知りたいと思いました。田中さんのように“世界の橋本大地”って言われたい。ZERO1で培ったものをもって、他に行けたらなと思いました。
(退団を決意した時期は?)いつ頃だろう。だいぶ前から他の世界をみてみたい気持ちはあったけど、海外にしろ、もっともっと他のプロレスを吸収したいなという気持ちがありました。会社には元旦の時かな。こういうことをしてみたいんです、と伝えました。(会社の反応は?)会社内で見せくれると言われたけど、ボクも甘えてしまうし、色んなところにいってみたいなと。
(発表がこのタイミングとなった理由は?)正直、契約満了になったのもそうだし。ちょっとまだ考えてる時期にあったけどケガもあって、新たに考えないといけない時期だなとで思ったんで、その時に決断はしましたね。(具体的に上がりたいマットがある?)そんなにないです。田中さんとは話してないけどボクは弾丸ヤンキースだし、当たりたいとかはないけど、本当はまだまだ全然一緒に退団をしても一緒にやっていくつもりでは気持ち。本当だったら田中さんともやりたい。(弾丸ヤンキースとして上がる可能性も?)全然あると思います。ボクも組みたいですし。(今後はフリーとして活動を?)そうですね。海外も含めてです。
(父の作った団体を離脱することに対しての思いは?)それは色んな人が言ってきたけど、ボクはボクのプロレスをしてきてるし、ボクのやり方でやっていきたいな。と親父関係なく、橋本大地のプロレスをやりたい。親父も怒りはしないと思う。またいつか、いつかというか、タイミングがあれば、また戻ってくることもあるんじゃないですか? 父が作った団体なんで、それはそれであると思います。なんかしら必ずあると思います。
ボクの若さでというか、いまのうちに外に行っておきたいなと。少し経つと、年齢的にも結構、無理になってくると思うので、いまから体が動く時に色んなものを吸収していきたい。。蝶野さんには相談はしました。ああいう人じゃないですか、『ああ、そうなんだ』みたいな感じの受け答えでした。
(父の古巣・新日本に上がりたい気持ちは?)上がってみたいですし、でもこれと言ってないです。ただ色んなところに行ってみたい。(新日本に)興味はありますけど、どうなんでしょう。興味があるくらいです。(格闘技への挑戦はない?)はい。プロレスです。(契約満了していたのになぜ4月3日の会見にも出席した?)大人の事情と気持ちも含めて、ちゃんと定まってなかったんで。その日(3月31日)で嘘もなく3年契約が満了はしていたんです。更新するかどうか悩んでる時に、このケガもあり、色んなことを考え直して。
(復帰戦はどこのマットで?)フリーとして出るという気持ちだけだったので、何も考えてないです。時の流れに身をまかせ、じゃないですけど。(復帰は)5月いければいいけど。(フリーになって他団体への参戦の意思表示は?)まだしてないです。(なぜZERO1所属だと外が見れないと思った?)どうだろう。いちばんはボクはそこに甘えてしまう。ボクが自立することによって、しっかりしなきゃみたいなものがあって。
社会を勉強する必要もあるし、色んなものをやらないといけない。その中でどっかに所属しているままだとできないと思った。それに親父が作った会社なんで、ボクのことは正直(大事にしてくれる)。親父のこと関係なしにレスラーとしてやってみたいと思いました。
(大谷社長はなんと?)難しいな、そこは。社長に聞いてもらったほうがいいです。(引き留められた?)最初はそうですね。(納得してくれた?)ボクの勘違いかもしれないですけど。ボクはこの団体が好きだし選手も好きだし、でもやっぱり高みを目指してみたい。(マネージメントも自分で?)それがどうなるのかなと。誰か出来る人がいたらやってほしいなと思いますけど、雇うお金もないですし。難しいです。(ファンに対しては?)申し訳ないです。待っててほしいかな。ボクがいろんなところを見て、親父作った団体だし、なんかしらは絶対、切っても切れない縁があるはず。フリーとして出てくることもあるかもしれないけど、未来は分かりませんけど、なんかしらの縁がある。なんかしらの形でどういう形か戻ってくると思います。フリーで上がることもあるかもしれないんで縁も切れないと思う。(父になんと報告を?)そうですね。ボクはボクでプロレスをやっていきたいので、ごめんなさいとは言おうかなと。あと報告も遅れたので(お墓のある)岐阜に戻って報告しに行きます」
◇第5試合◇
▼30分1本
○田中将斗(15分33秒 エビ固め)Xおまたゆうちゃく
※スライディングD
◇第6試合◇
▼30分1本
○佐藤耕平 崔領二(16分12秒 ジャーマンスープレックスホールド)XKAMIKAZE デーモン植田
昨日契約満了によって退団が発表された大地がリングに登場しファンに挨拶、3年間所属したZERO1に別れを告げた。理由は自分はゲガが要因となっての退団かと思っていたが、真相は大地にとって父である橋本真也の存在が大きすぎたことだった。ZERO1も大地を橋本真也の息子であることを大きくアピールし橋本真也のゆかりのある大物選手とぶつけ、敗れはしているが得るものはしっかり吸収していった。だがデビュー3年目となりケガで欠場することも多く、結果を出せないことも続いていた、ZERO1側は大地の現状を長い目で見ていたのだろうが、大地自身は橋本真也の息子という大きなプレッシャーが圧し掛かり焦っていた、弾丸ヤンキース入りや世界ヘビー級王座への挑戦をアピールしていたのも焦りの現れだったのではと思う。だから大地は橋本真也の息子ではなく一レスラー橋本大地として勝負するためにZERO1を離れる決心をしたということだと思う。
またZERO1の戦いの方は、WRSTLE-1のマッチメーカーである征矢が一連の失言を謝罪するために来場するも、大谷に会えないどころか、横山に水をかけられたことで怒り、レスラー征矢としてZERO1に乗り込むことを宣言、ZERO1vsWRSTLE-1の対決はもう始まったということなのか?
また元IGFの鈴木は藤田をビル・ロビンソン譲りのダブルアームスープレックスで4分で勝利、耕平の世界ヘビー級王座挑戦に弾みをつけた。
大地は去っていくが、ZERO1は前へと進んでいく・・・・ -
破壊王二世・橋本大地が突然のZERO1退団・・・
プロレスリングZERO1と橋本大地選手は平成26年3月31日に選手契約を満了ました事をご報告致します。今までZERO1・橋本大地選手を応援して頂いた皆様には、深く御礼申し上げます。明日の新木場大会にて、本人が皆様へ直接ご挨拶申し上げますので、是非ご来場下さい。 #zero1
— オッキー沖田 (@okita_1) 2014, 4月 8
(プロレス格闘技DXより)
橋本大地がZERO1を退団していたことが8日、分かった。同社が「プロレスリングZERO1所属でございました橋本大地選手ですが、平成26年3月31日をもちまして契約満了となりましたことを皆様にご報告いたします」と発表した。詳しい経緯は不明だが、大地はあす(9日)の新木場大会に来場してあいさつを行うという。
破壊王二世の橋本大地がZERO1との契約を満了し退団することが発表された、理由は明日の新木場大会で本人が話すという。
大地は30日の靖国大会で天龍源一郎とタッグで対戦した際に顎にグーパンチを浴び骨折、欠場することが発表されたばかりだった。理由は本人の口から聴くしかないが、顎の骨折が大きく影響しているのではと思う。
大地は今年でデビュー三年目を迎えていたが、このところケガもあって欠場することが多かった、今年は大日本の橋本和樹とのタッグを本格始動させるだけでなく、田中将斗の弾丸ヤンキーズ入りもして世界ヘビー級王座挑戦も視野に入れたばかりだった。
また明日の新木場大会はWRESTLE-1のマッチメーカーである征矢学の失言でZERO1側が抗議したことを受けて、征矢本人が会場に謝罪に出向くというがKAIが納得していないらしく、これもどうなるかわからない・・・ゼロワンの関係者の皆様、この度は私の言葉の足りなさに不愉快な気持ちにさせてしまい大変申し訳ございませんでした。9日のゼロワン新木場大会に直接、謝罪をしに行きたいと思っています。ご迷惑おかけいたします。
— 征矢 学 (@bunamayaso) 2014, 4月 6フリー征矢の失言でZERO-1に迷惑がかかった。自分には関係のない事だと言いたい所だかマッチメイカーとしてW-1に上がっている限り(俺は認めてないが)少なからず責任がある。しかし、ファンの心は二の次?自分達の後回し?そこの部分だけは納得がいかない。こちらこそ前言撤回して頂きたい。
— KAI (@kai0222) 2014, 4月 7