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伊賀プロレス通信24時「日常茶飯事(ちゃはんじ)」

略して「イガプロ!」、三重県伊賀市に住むプロレスファンのプロレスブログ!

崔領二に宿る橋本魂…「破壊なくして創造はなし」

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崔領二に宿る橋本魂…「破壊なくして創造はなし」

9月14日 大花火/ZERO1「どさんこ大花火」札幌テイセンホール

<コメント、アピールなどは週プロモバイルより>
◇第1試合◇
▼30分1本
○横山佳和 池田昌樹(10分12秒 体固め)小幡優作 X藤井健一
※変型デスバレーボム

◇第2試合◇
▼FMW25周年記念試合/30分1本
○ミス・モンゴル(8分12秒 横入り式エビ固め)Xフレディ・クルーガー
☆特別レフェリー:工藤めぐみ

◇第3試合◇
▼インターナショナル&NWA世界Jr2冠選手権試合 3WAYマッチ/60分1本
[第13代インターナショナル&第113代NWA世界ジュニア王者]○ジェイソン・リー(11分42秒 死亡遊戯)[挑戦者]X菅原拓也
☆リーが3度目の防衛に成功 もう一人は[挑戦者]日高郁人

◇第4試合◇
▼グレート・ニタ北の大地に降臨/無制限1本
グレート・ニタ ○田中将斗(13分11秒 片エビ固め)XKAMIKAZE デーモン植田
※スライディングD

◇第5試合◇
▼30分1本
○佐藤耕平 鈴木秀樹(13分19秒 ジャーマンスープレックスホールド)X大谷晋二郎 崔領二

【崔の話】
崔「なにもないよ。もう感じたままにやっただけ。裏切ったとか、火祭り王者らしくないとか結構。なに言われても結構。1個だけ言ってやろうか。優勝してその他ヘビー級の人間がたくさん出てきて、地方に出てきてタッグマッチやって、ド迫力の俺たちの闘いを見せるのは大事や。俺もわかってる。いまできることを一歩一歩やっていくしか、それはないねん。でもな、1個だけ言ってやろうか。プロレスマスコミも皆、よく聞け。ずっとやり続けて、すごい大事な教育受けたよ、ZERO1で。闘いってものを前提にした、そういう教育受けて、俺はすごい正しいと思う。けどな、1個だけ言わせてくれ。それがいくらになってんねん? それで食えてるのかい? それでお前らスポーツ界のどの位置におんねん? いまあそこのテレビ見てみ、ボーリング場に。あそこでみんなプロ野球やってんねん。この時間帯にプロレスやることはないねん、いまは残念ながら。それはそれだけ魅力がないからや。俺はいま自分がすぐにどうにかできるとは思ってない。けど、もう心を鬼にして変えていかなあかんねん。いろんなものがよくない。たいして魅力ない。皆に応援してもらってるのはものすごくありがたい。でも俺らがなまけてんねん。やってること自体が悪いとは言わない。だけど魅力ないねん。それが答えや。
魅力があったら、ほっとかへんぞ。テレビが、世間が、みんなが。ほんまにありがたい、札幌の皆。今日チケット買ってくれた皆ありがたい。その期待にひとつひとつ応えなあかんやろ。たぶん今日のタッグマッチやって喜んでたら、プロレス界の中では食えるかもしらん。だけど10年後20年後、俺らの後輩の世代になった時、なにも変わらへんよ、間違いなく。一歩一歩衰退してきた、この業界は。とくにZERO1のヘビー級。俺をはじめとする火祭り歴代優勝者、皆そう。変わらなあかんやろ。大きなこと言ったら必ず批判がくる。それは俺もそう。それは怖くないかどうか、それは怖いよ。でもな、案の定、毎年毎年下がってきたよ、みんな。人気が落ちてきてんねん。いま札幌の街中歩いて、東京の街中歩いて、大阪の街中歩いて、俺らZERO1ヘビー級、残念ながら誰もひとに囲まれるような選手一人もいない。残念ながら。大仁田厚、今日メインでやるけど、ZERO1の選手じゃないけど圧倒的に知名度あるよ。なんでか? 努力が足りないねん、俺らはじめとしてみんな。だから俺は変えていかなあかんと思う。仲良しこよし、やりたくないねん。いままでの敷かれたレールやるつもりないねん。一回壊していいと思う。ユニット変わってもいいと思う。へたしたら団体変わってもいいと思う。ここへの愛情は一緒や。皆さんありがたい。今日来てくれたみんなの期待に応えなあかん。
そしたら答えはひとつ。ZERO1選手全員、ジュニアもフリーも、とくに俺らはじめとするヘビー級。一言、勘違いすんな、努力が足りへん。俺もそうだけど、オマエら全員、世間では誰も知らんねん。俺のことも誰も知らんねん。この小さなプロレス村の中では少々有名人や。でもトップじゃないねん。それでも決してトップじゃないねん。だからこそできること、苦しいけどできることひとつひとつあると思う。少なくともそれに俺は気付いてんねん。もうええ加減、ZERO1の選手、俺は目立ちたいから言ってるんやない。ええ加減気付こうや。この村社会の中で満足するのやめようや。でっかい金つかみたいやろ。そしたら常識一回捨てようや。その覚悟がなかったら無理やぞ。俺が言いたいのはそれだけ。俺はそれに気付いたからやっていく、それだけ。もう村社会で生きるのやめろ!」

【大谷の話】
大谷「まったくなにがやりたいのかボクには伝わらないですけど。夢中で試合やってる中で夢中になってますから、領二が蹴ってるのかわからない部分がありましたけど。行動を起こすんであればなにがやりたいのかを伝えてほしいですね。明確なものが出ないと、その場のちょっとしたイライラや、突発的に考えだけでああいう行動起こしてるならだれも納得しないし、誰より自分が納得しないし。最後ああやってしっかりボクに攻撃してきたってことは領二をつかまえて2人で話をする気もないし。あいつなりの考えをいまから人づてに聞いてからでしょうね。まったく好き勝手しやがって」

◇第6試合◇
▼ノーロープ有刺鉄線電流爆破マッチ/無制限1本
○大仁田厚(11分59秒 体固め)X高山善廣
※同体爆破

(試合後、大仁田が手を出して高山を起き上がらせる。2人は額を突き合わせてにらみ合いながら握手)

大仁田「オイオイオイ…。高山さんよ×3、オマエは俺の電流爆破史上、最高の男だ。ぜひ俺と組んでNOAHと闘ってくれ。(高山はそれを聞き終えると退場)オイオイ! オイ、オイ…俺たちの×3青春はプロレスじゃ! オイオイ、いいじゃねえか、自分の一生一回の人生じゃないか。自分の好きなこと胸いっぱいやろうぜ。オイ、人生ってよ、不思議なもんで終わったらなに食おうか考えてる。朝飯抜いてきた。朝食券がムダになった。それをもったいないとながめながら来た。だけどな、人間じゃねえか、俺たち。俺は体がデカいほうでよかったよ。天は二物を与えずじゃ。だけど最後に聞いてくれ、俺はZERO1に感謝してる。こうやってリングの中でサポートしてくれて、大谷選手はこうしてメインを譲ってくれる。そしてZERO1とオマエらに×3感謝する! オイオイ、札幌も相変わらず不景気だそうです。だけど俺たちが熱く生きなきゃ誰が生きるんだ。最後に1、2、3、ファイアーで締めさせてもらいます。自分自身に頑張ろう、ガンバロー、1、2、3、ファイアー!」

【大仁田の話】
大仁田「ボクはいままでいろんな選手と闘ってきましたけど、高山選手のことを潜在的にあの電流爆破の中で生き延びる選手って見たことありません。たしかに次の(NOAHの)新潟決戦で(相手に)高山選手が入ってる。だけど俺はぜひあの人とタッグ組んで全団体に宣言する。高山とのタッグで俺は全団体に乗り込むつもりです。もう残り少ないプロレス人生、自分の人生は電流爆破だと俺は信じております。それを最後まで貫いていきます。(闘う相手としては高山は一区切り?)そう。シングルではもう闘うことはないだろう。(今後の大花火の展望は?)(11月の)熊本なんかありがたいことに民放全社が後援についてくれますから。すごくありがたい。(札幌の爆破は久々だったが?)多分最後になるかもしれない。ぜひこのテイセンが終わる前にもう一回やりたい。もう一回札幌に乗り込みたい。ボクは電流爆破を乱発してるわけではなく、自分の体が続く限りやり続けようかなと。俺らしくないけど、そこはマジメに。認めるところは認めて、高山は素晴らしい男です。(いろんな大物と電流爆破を闘ってきた上でそう思う?)最高の男です。いままで闘ってきた中で最強の男です。今日は清々しかったです。こんな清々しさを久しぶり味わわせてくれてありがとう、高山選手」


大仁田の大花火シリーズが札幌で開催されたが、セミのZERO1勢同士のタッグマッチで大谷が崔と組んだものの、大谷の指示に崔が従わないなどギクシャクしたまま試合が進み、最後も大谷のフロントキックが崔に誤爆した後で、崔が大谷に赤川鉄橋を浴びせて仲間割れとなり、耕平が大谷をジャーマンで仕留め幕となった。

試合後のコメントでもあった通り、崔も“現在のZERO1はぬるま湯、このままでいいのか”という危機感を持っているが、大谷も”じゃあ何がやりたいんだ”と返す、19日の後楽園大会で答えを出すのだろうが、崔の発言は橋本真也がZERO-ONEを旗揚げしたときの理念である「破壊なくして創造はなし、悪しき古きが滅せねば誕生もなし、時代を開く勇者たれ」に通じる部分もあるため、崔も根本的に現在のZERO1を叩き潰すつもりでいかないと現状打破は難しいのではと思う。
 
大仁田はメインで高山と電流爆破マッチで対戦し、大仁田は頭突き、高山はパンチと打撃戦となった末に同体爆破となって大仁田がカバーして3カウントとなり、試合後は互いに認めあったのか握手をかわし、一連の抗争に決着をつけた。
試合後は大仁田が高山との共闘を示唆し、場合によっては23日に開催されるNOAH主催の新潟大花火のカードが変更される可能性が出て来た。高山は杉浦貴、平柳玄藩と組んで大仁田、矢口壹琅、保阪秀樹との電流爆破マッチが決定しているが、大仁田の場合は共闘をアピールしても、そこまでは至らないケースが多いだけに、共闘といくのだろうか…?
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