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伊賀プロレス通信24時「日常茶飯事(ちゃはんじ)」

略して「イガプロ!」、三重県伊賀市に住むプロレスファンのプロレスブログ!

ノーテレビも新展開続出!新体制も大谷は原点回帰!

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ノーテレビも新展開続出!新体制も大谷は原点回帰!

9月23日 ZERO1「Go for Broke!」後楽園ホール


<アピール、コメントなどは週プロモバイルより>
◇試合前◇
(開始前、大谷社長がリングへ。前日にZERO1を運営するファーストオンステージの副社長への就任が発表された笹崎勝己審判部長も一緒に上がる。まず、オッキー沖田リングアナが10月1日をもって笹崎氏がファーストオンステージ副社長となることを報告。)

笹崎氏「本日はZERO1後楽園大会ご来場、誠にありがとうございます。このたび10月1日付けでZERO1ファーストオンステージ副社長に任命されました笹崎勝己です。よろしくお願いします。来年、ZERO1は節目の15年を迎えます。大谷社長のもと選手・スタッフ一丸となってより一層のリング上の充実、そして僕は審判部長ということでもありますので、リング内、試合のルールの厳守、厳格化というのを進めていきたいと思います。これからもZERO1を、15年といわず20年30年と続けていけるように一丸となって頑張っていきます。よろしくお願いします」


(笹崎氏が15周年に向けたZERO1の新ロゴマークを掲げる)I
大谷「あらためまして後楽園大会ご来場、心の底からありがとうございます。笹崎副社長、ホントに頼もしい、頑張ってくれると宣言してくれました。15年、ホントにたくさんのことがありました。いいこともつらいこともありましたが、みんな笑顔で15周年を迎えられるよう日々、頑張らせていただきます。そして会場にいらっしゃったお客様を絶対に後悔させないプロレスをすることを誓います。よろしくお願いします!」


◇第1試合◇
▼UN王座挑戦者決定戦/30分1本
○将火怒(8分11秒 片エビ固め)X横山佳和
※ラリアット


◇第2試合◇
▼30分1本
TARU ○崔領二(9分12秒 エビ固め)藤田峰雄 Xショーン・ギネス
※那智の滝

 

(試合後、TARUがギネスを場外へ引きずり下ろし客席にたたきつけ、リングでマイク。)

TARU「シルバーウイークの最終日、ご苦労さん。もちろんこの崔領二を見に来たっちゅうわけやろ? わかるわかる。そうだ、どこいってもスーパースター崔領二やからの。崔、おめでとう、と言いたいところやけど、記事見たぞ。ブードゥの総帥として忠告しといたる。アイツとだけは組むな」


崔「沖田、かけろ。かけろよ早く!(TARUに)ちょっと待って、ちょっと待って(沖田リングアナに指示。KENSOのテーマがかかり、Tシャツにジーパン、サングラス、ニット帽姿のKENSOがリングへ。KENSOは各コーナーに上がりアピール。ニット帽を投げ捨てポーズ。一部からKENSOコール。)」


KENSO「しゃべっても!いいですか! ちょっと待て、オマエラ生きてるのか死んでるのかどっちなんですか! しゃべってもいいですか! いいですか!」


TARU「ちょっと待て。おい崔、俺は我慢できんぞ。なんでコイツと組むねん。コイツは某オールジャパンでブードゥ・マーダーズのオレを、総帥のオレをクビにした上、自分が乗っ取ろうとした。それに失敗して勝手にブードゥを裏切った男、KENSOやないかい。(KENSOコールに)アホアホアホアホ! しらんぞ、こんなヤツ調子に乗らしたらZERO1潰れるぞ。おい崔、(KENSOコールに)いま言うたヤツらホントに後悔するからな。俺は忠告しとくぞ。こいつは疫病神や」


KENSO「ちょっと待て、崔領二、一緒に頑張ろうぜ。どうですか。一緒に頑張ろうぜー!」


(崔がKENSOの右手とタッチ。TARUがリングを下りる。)
崔「TARUさん、正直やることない、わかる? オレ、力ものすごい持て余してんねん。どうなるかわからんへん。でもこいつの体のでかさも、偽善者っぷりも、人間も含めてコイツと組むのがおいしいんちゃうかと思うんですよ。とりあえず1回はコイツと夢見ていいかなと思うんで。そっちもこっちも興味あるから、コイツと1回ベルト狙いたいと思うんでまたよろしくお願いします」


(崔が退場。)
KENSO「ねえねえ、ビチッと、知ってる? OK。俺が、情熱を持ってって言ったら、(懐かしい!の声に)フフッ。(ビチッとコール)OK。(「俺は覚えてた!」「忘れてた」などの声に)…OKOK。ちょっとそのへんうるさい。俺が情熱を持ってと言ったら、せーの、ビチッと!ってやるよ。練習ね。情熱を持って、せーの(ビチッと!)ダメだね。声が小さいね。いいですか!×2 情熱を持って(ビチッと!)」


▼バックステージ
【KENSOの話】「KENSO、崔、ビチッといくぞ! 以上!」

 

◇第3試合◇
▼UNヘビー級選手権試合/60分1本
[挑戦者]○磐城利樹(12分49秒 反則勝ち) [第22代王者]XKAMIKAZE
☆KAMIKAZEが3度目の防衛に失敗、磐城が第23代王者となる


(試合後、将火怒が本部席からベルトとマイクを奪いリングへ。)
将火怒「おい、副社長、防衛おめでとう。でもな、いつも仲間でやってけっどよ、今回はこの俺が挑戦するからよ」


(そこで笹崎レフェリーがベルトとマイクを奪う。ベルトを倒れる磐城の体にかける)
笹崎レフェリー「反則勝ち! 磐城俊樹の勝ちだ! 磐城が新チャンピオン!」


KAMIKAZEがレフェリーにつかみかかる。胸に置かれたベルトを抱きしめる磐城をKAMIKAZEが蹴りつけるが、磐城はベルトを抱いたまま放さず。峰雄とギネスがKAMIKAZEを止める。


KAMIKAZE「おい、おい、笹崎テメエこの野郎、てめえ…おい、副社長は、2人もいらねえんだよ! オレに逆らうんじゃねえよこの野郎!」
(KAMIKAZEはリングにイスを投げ込み、ドリルを手にして威嚇して退場。磐城はベルトを抱いて倒れたまま。笹崎レフェリーに手を上げられて勝ち名乗りを受け、またベルトを抱いたままダウン。起き上がった磐城はベルトを抱いたまま深々と頭を下げて峰雄とギネスに支えられながら退場。)


【磐城の話】
磐城「今、ここにベルトがあるっていうのが結果です。何を言われても、どんな勝ち方でも、今日は自分の勝ちです。ありがとうございました。(次は将火怒だが?)それは会社が決めることなんでよくわからないですけど…。将火怒だろうが、誰であろうと、絶対に防衛します。このベルトは自分のベルトです。

(ここで将火怒が現れ、磐城を暴行。)
将火怒「こんな勝ち方で喜んでんじゃねぇぞ。テメー、次の後楽園でオレがそのベルト、取ってやる。調子に乗るなよ」


磐城「絶対に防衛します!」


【KAMIKAZEの話】「磐城はどうでもいい。あんなの、ションベンだ。それより笹崎だ。何が副社長だ。だれが決めた? 勝手にやりやがって。俺に逆らったらどうなるか覚えてろ。フザけるのもいい加減にしろ」


◇第4試合◇
▼30分1本
○ジェームス・ライディーン(13分41秒 エビ固め)X田中将斗
※シットダウン式パワーボム


◇第5試合◇
▼NWAインターナショナルライトタッグ選手権試合/60分1本
[挑戦者]○大谷晋二郎 高岩竜一(9分26秒 片エビ固め) [第18代王者]“brother"YASSHI X菅原拓也
※後頭部へのスワンダイブ式ミサイルキック
☆菅原&YASSHI組が3度目の防衛に失敗、大谷&高岩組が第19代王者となる


【大谷&高岩の話】
大谷「オレたちはジュニアのタッグのベルトを取りました。相手もしばらくベルトを守っていたんだから弱かったとは言わねえ。でも、オレと高岩だ。ZERO1ジュニアに本格的に足を踏み入れた。だったら当然の結果じゃないか。今までも高岩とはなんかのときに組むことはあったけど、今回は違う。ZERO1ジュニアの頂点をめざそうと思ってる。ジュニアの世界で狂い咲こうと思ってるんだ! ZERO1ジュニアで必死でやってるヤツら、オマエらのことなんか、これっぽっちも気をつかわねえ! オレたちのためだけに闘っていくぞ。ただのジュニア転向じゃねえぞ。やりたいことをやっていくぞ」


高岩「俺と大谷が組んだら、ZERO1中、日本中、世界中を探したって、俺たちに勝てるジュニアのチームはいない。いつだってかかってきなさい」


大谷「計量だってこのコスチューム入れて99キロだ。挑戦するって決まってから、毎晩、お客さんと酒飲みながら落とした。普段は107か108キロだ。前代未聞だろ! 今後も文句あるんだったらいつでも計量してやる。(スワンダイブは)10年以上やってなかったと思う。100%じゃなかったと思う。相手を見据えての練習なんかしてない。でも、お客さんのあれを見せてくれっていうのを感じたんだ。威力は落ちてないと思う。威力は倍増してると思う」


【菅原&YASSHIの話】
菅原「まただよ、ZERO1ジュニア…」


YASSHI「新旧ZERO1ジュニア対決。世代闘争ってヤツだ、カスヤロー。復活したんだったらオレらが潰してやる。やられても立ち上がるっていうのがZERO1の信念。それをオレらが体現してやろう」


菅原「最後、大谷はどっから飛んできたんだ!? 気づいたら終わってた。大谷に一言言うぞ、後輩の専売特許を取るんじゃねぇ。すぐに組み直せ!」


◇第6試合◇
▼インターナショナル&NWA世界ジュニアヘビー級2冠選手権試合/60分1本
[王者]○田中稔(20分24秒 エビ固め)[挑戦者]X日高郁人
※FIRE BALLダブルニードロップ
☆稔が3度目の防衛に成功


(試合後)
稔「日高君お疲れ様でした。ZERO1、ZERO1ファンのみんな、今日あたり、今日あたり日高が勝つと思った人? 意外と少ないんだな。3月1日、この後楽園ホールでへんな香港人に勝った。3月、靖国で菅原、4月、新木場でノンタイトルとはいえ峰ぴょんに勝った。5月、この後楽園で最強の挑戦者と噂されていた日高に勝った。そして今日、天下一ジュニアの覇者・日高に勝った。どうだろう、このジュニア2冠のベルト、挑戦するヤツが誰かいるのか!(大谷登場も振り向かない)大谷さん(振り向いて)減量うまくいったみたいですね。大谷さんが体絞ってライトタッグに挑戦するって聞いたんで、今日、日高に勝ったらあなたが出て来てくれると思いましたよ。だらしない部下の責任を取りに社長が出てくる、それは当たり前のことだと思うんで。ただ大谷さん、俺は今日大阪でW-1のタイトルマッチやって、さっき新幹線で会場ついて、天下一ジュニアの覇者に勝ったんですから。大谷さん、あなたと向き合うときは完ぺきなコンディションで挑みますから。新日本時代にやって15年ぐらいですか。シングルマッチ、楽しみにしてます。ただし、このベルトは絶対に返さねえ。(にらみ合うと大谷にベルトを見せつける。右手を差し出す大谷。稔が応じようとすると手を引っ込めて退場。)ちょっと、オレ大谷さんのこといい人だと思ってましたよ。まあいいや。とりあえずジュニア2冠、オレが防衛。次は大谷晋二郎とタイトルマッチだ、このスットコドッコイ」


【稔の話】「リング上で言った通り、あれ以上でもあれ以下でもない。俺はZERO1が指定した会場で大谷と闘う。だけど絶対に返さないから」


【日高の話】「ベルト奪回ならず。このシチュエーション…天下一ジュニアを開催して制したシチュエーションで取り返せない。どんだけ通り道すれば一人前になれるんだよ。まだまだ足りないってことか…。このシチュエーションで勝てない自分に腹が立つ。でも、これで下向いたら終わりだよ。菅原も負けて、オレも負けて、ZERO1ジュニア、誰が守るんだよ。ふざけんな。オレが守るんだよ。負けは認めます。でも、歩み続けることはやめないから。キッズリターンじゃないけど、まだ始まってもない。始めてやる。ZERO1ジュニアが始まるまで食らいついていくから」


◇第7試合◇
▼世界ヘビー級選手権試合/60分1本
[第18代王者]○佐藤耕平(16分50秒 ジャーマンスープレックスホールド)[挑戦者]X小幡優作
☆耕平が3度目の防衛に成功


(試合後)
耕平「おい、小幡、小幡、悔しいか。悔しいだろうな。また来い、いつでも待っててやるよ。チャンピオンとしてな!(そこで崔&KENSO、そしてライディーンがエプロンへ。)ちょっと待って。みなまで言うな。(ライディーンに)シングルだろ?(崔&KENSOに)タッグだろ? いつでもやってやるよ! いつでも来い。チャンピオンとして待ってるよ。タッグ、シングル、いつでも来やがれバカヤロー!(崔は拍手。)はい、帰って帰って。早く帰って。ほら。(3人が退場)え~、本日は連休の最終日にお集りいただきまして、ありがとうございました! これから半年間、15周年に向けて選手一同、スタッフ一同みんなで突っ走っていきます。ZERO1が15周年ってことは、俺も15周年なんで、チャンピオンのまま15周年を迎えたいと思います。応援よろしくお願いします。ああ、そうだ。今日、何がなんだかわかんないうちに、チャンピオンになったヤツ一人いるだろ? 磐城! 出て来い!(磐城がUNのベルトを持ってリングへ。)オマエ、なんか知らないうちにチャンピオンになったな。まだその実感、沸いてないだろ。でもな、どんな形であれチャンピオン、ベルトを持った者っていうのは責任もプレッシャーもデカイんだよ。これからオマエがそのベルトをどういうふうに生かすかは、ホントにこれからのオマエ次第だから。そういうわけで、今日はオマエが締めなさい」


磐城「皆さん、本日はありがとうございました! 自分、今日チャンピオンになったので、次、防衛戦があるときは、自分の力で勝ちます! 応援よろしくお願いします!(「将火怒になら勝てるぞ!」の声に)勝ちます! ご起立できる方だけでよろしいので、ご起立お願いします。えっと…自分がいくぞといったら、オー、でお願いします。そのあとに3、2、1、ZERO1で絞めます。よろしくお願いします! いくぞー! いくぞ! 3、2、1、ZERO1! ありがとうございました!」


【耕平の話】「(小幡はどうだった?)火祭りで丸め込まれてそれを勝ちと呼べるかと言えば、しっかりとした勝ちではないものの、勝ちは勝ちだったので挑戦を受けましたけど、挑戦するだけの勢いと力はついてましたね。ただまだ、まだ、俺に勝つ、俺から3つ取るにはまだ力が及ばないですね。まあでも、弾丸ヤンキースの一員として田中さんとしょっちゅう組んでやってるだけあって、勝負どころというかそういうものをすごく、うまくなったなというか、強くなりましたね。(試合後にライディーンと崔&KENSOが来たが)言ってるでしょ、みなまで言うなって。わかってるよ、言うことは。マイク渡すと、またヘンな劇場始まっちゃうし、こっち(崔&KENSO)は。こっち(ライディーン)は英語だからわかんないし(笑)。だからみなまで言うなって言ったんですけど。ライディーンはこないだタッグでね、取れなかったから、今度はね、こっちの目標の一人にしてきたから、それは全然問題ないです。しっかりチャンピオンとして受け止めます。今日急にKENSO選手と領二がなんか始まったんで、これから挑戦をするんであれば受けますけど、チームとしてはわからないから。へたすりゃ我が強いタイプだしね、試合前にちょっと組んで分解する可能性もあるし。とりあえずうまくチームとして、次の後楽園でもどこでもいいんですけど、あるんであればそれを受けます。まああの、(関本)大介にも聞いてみますけど、大介の方は別に問題ないと思います。(KENSOとは前にZERO1に出ていたとき以来?)そうですね。1回2回タッグで当たったぐらいですかね。あんまり印象はないですけど。でもなんか、でかいんで、一発一発がきつかったっていうのもありますね。掌底一つとってもなんにしても。その印象があるんで。体大きいとちょっとしたことがダメージにつながるんで、そういう意味ではああいうチームは魅力的は魅力的ですね。(磐城がUNの王者になり、大谷がジュニアのベルトに挑戦表明したが)そうですね。社長がジュニアに行ったこと自体、ち
ょっとびっくりしたんですけど。まあでもやっぱり、もともと新日本のジュニアですごいベルトを持ってた人だし、そのジュニアに関してはたぶん、誰よりも、へたすれば日高さんとか菅原よりもジュニアの闘い方っていうのを熟知してる人なんで、そういう意味では面白いんじゃないですかね。板倉(磐城)に関して言えばホント、なんかよくわかんないうちにベルト取ってたんでアレですけど、リング上で言ったように、ベルト取るってことは、持ってるってことは、どんな形であれチャンピオンだし、チャンピオンってことは団体の顔であったりしなきゃいけないわけだから、まあ今はなんだかわからないうちにベルト持ってるんですけど、たぶん2日3日して事の重大さに気づいて、必死こいて練習するんじゃないですか。だから、自分の力でって言ってましたけど、次の防衛戦で自分の力でしっかり防衛すれば、あのベルトもアイツの腰にしっかりあるんだろうと思うんで。そういう意味で、まあ15周年というところに向けて半年間…たかが5カ月のアイツが15周年とか言わなくて。言ったらどうしてやろうかと思ってたけど(笑)。でもアイツも5カ月とはいえZERO1の一員なんで、15周年というところに向けて、オレと横井(宏考)とか、領二、(佐々木)義人、あの時代の連中で取り合ったベルトなんで、そういう意味合いのあるベルトを持ったということは、これからアイツがベルトの歴史を作ってくれるとうれしいですね。あと今日はしっかり防衛したんで、うまい酒を飲みたいと思います」


【小幡の話】「くっそー! 火祭りの時のようにいかなかった。甘くなかった。でも、これで終わりじゃない


 ZERO1後楽園大会が開催されたが、開催前にZERO1側が後楽園大会はSAMURAI TVでの放送は見送られたことを発表、定期的に放送されていたZERO1中継だったが昨年後半から不定期になっていた、しかしこういった時こそライブで見せる力が試される。


 大会前には笹崎勝巳レフェリーが副社長に就任したことを発表、じゃあそれまで副社長だったKAMIKAZEはどうなるのかというと、そのまま副社長二人体制となるが大谷社長に笹崎レフェリー、KAMIKAZEが専務か常務のどちらかということか、KAMIKAZEはUN王座をかけて5月にデビューしたばかりの磐城の挑戦を受け、KAMIKAZEは磐城を場外戦で流血に追い込み徹底的に痛めつけるが、電動ドリルを持ち出したところで笹崎レフェリーが制止、それでもKAMIKAZEは笹崎レフェリーを磐城と交錯させてKOしてからスピンキックを浴びせるも自らレフェリーをダウンさせたためカウントは入らない、KAMIKAZEと笹崎レフェリーが揉めている間に磐城は反撃するも、KAMIKAZEも逆襲してマウントパンチを落とすが制止に入った笹崎レフェリーも突き飛ばしたため反則負け、磐城はデビュー僅か4ヶ月目で初戴冠となるも、デビューしてフォール勝ちもないまま王者に就くのは前代未聞、試合後はKAMIKAZEと笹崎レフェリーが揉め、第1試合で横山を破った将火怒が挑戦に名乗りを挙げたが、将火怒にしてもデビューしてまだフォール勝ちのない選手にベルトを奪取するのは納得するわけがない、またKAMIKAZEと笹崎レフェリーの副社長同士の対立も新しい抗争の火種になりそうだ。


 第2試合で崔、TARU組が峰雄組を破るも試合後に崔が9月20日岐阜大会で共闘をアピールしていたKENSOを呼び込み改めて共闘を宣言するも、かつて全日本プロレス時代に裏切られたTARUが猛反発したが、崔は反対を押し切った。
 崔は昨年火祭りを制し大谷やZERO1の現体制を批判、TARUらVMと共闘したものの結果を出せず低迷している状態が続いていた、KENSOとのタッグは現状打破を狙うための布石なのか、しかしKENSOとのタッグを反対したTARUとの関係も今後は注目だと思う。


 第5試合ではかつての初代IWGPジュニアタッグ王者である大谷、高岩組がブラザー、菅原のライトタッグ王座に挑戦するも、ヘビー級の大谷の挑戦に納得しない菅原が公開計量を要求、社長業のストレスのためか暴飲暴食気味と報じられた大谷の計量がリング上で行われるも99.3キロで無事パス、それでも納得しない菅原が奇襲をかけて試合開始となり、大谷が集中砲火を浴びる。しかし顔面ウォッシュで流れを変えた大谷は高岩との連係で猛反撃、王者組も応戦するが高岩がデスバレーボム、大谷のドラゴンスープレックスの同時攻撃が決まると、大谷は新日本ジュニア時代に使用した後頭部へのスワンダイブミサイルキックをクリーンヒットさせ菅原を捕らえ3カウント、大谷組が王座を奪取する。


 セミではWRESTLE-1の稔に流出したジュニア二冠王座に天下一ジュニア覇者の日高が挑戦、稔は12日のドイツ遠征で新日本にも参戦経験のあるロビー・ダイナマイトに敗れEPWインターコンチネンタル王座を、またZERO1と同日に開催されたWRESTLE-1大阪大会ではアンディ・ウーに敗れWRESTLE-1クルーザー級から転落するなど最悪の状態、一方の日高はみちのくプロレス矢巾大会で藤田ミノルとの相棒タッグを再結成し佐々木大地、郡司歩組から東北タッグ王座を奪取するなど絶好調のまま選手権に臨んだ。
 試合は日高がいきなりショーンキャプチャーから左足攻めで先手を奪うが、稔もキチンシンクと脇腹攻めを展開、互いにウイークポイントを攻める消耗戦を展開、日高がイグチボムから大技が飛び出すも、稔がハイキックから垂直落下式ブレーンバスター、ダイビングフットスタンプ、雪崩式フィッシャーマンズバスターとラッシュをかけ、稔はFIRE BALLスプラッシュを狙うが日高は雪崩式ドラゴンスクリューを決める。
 そしてスワンダイブ式低空ドロップキックからショーンキャプチャーへのパターンを狙うが、稔は踏ん張りジャーマンを仕掛け、日高は着地するも稔はジャンピングハイキック、日高のミスティフリップ狙いも稔がコーナーに逆さ吊りにしてのドロップキックを放つ。
 稔はトルネードカッキーカッターを狙うが、飛打キャッチで丸め込んだ日高が野良犬ハイキック、ショーンキャプチャー、ローキック、そして岩見銀山を狙うが首固めで切り返した稔はドラゴンスープレックス、腹部へのミサイルキックからFIRE BALL式のニードロップで王座を決め3カウント、唯一残ったベルトを死守した。
 試合後には大谷が挑戦に名乗りを挙げ稔は受諾、稔もかつてバトラーツ時代に新日本に参戦し当時新日本ジュニアのトップの一角だった大谷と渡り合ったが、大谷も減量?にとりあえず成功しジュニアに参戦することで原点回帰を狙っているようだ。


 メインは耕平が世界王座をかけ火祭りで唯一敗戦を喫した小幡の挑戦を受け、序盤から耕平は鋭く重い打撃で小幡を圧倒、小幡はフライングラリアットでようやく反撃し場外の耕平にスワンダイブ式プランチャ、リングに戻ってメテオラと猛ラッシュかけ、耕平のファルコンアローを凌いで延髄斬り、キャプチュード、背中へのフットスタンプと繰り出していく。
 しかし耕平はコーナーに乗った小幡に雪崩式ファルコンアローを決めるが、パイルドライバー狙いをリバースして小幡はドロップキック、フロントハイ、串刺しニーと畳みかけ、後頭部にダブルニーを投下しダブルニーを狙うも自爆となってしまう。
 動きが止まった小幡に耕平はジャーマンを連発してからパイルドライバー、ランニングニー、エルボーと畳み掛けてからジャーマンで3カウントを奪い王座を防衛、試合後には崔&KENSO組がインターコンチタッグ、第4試合で田中を降したライディーンが世界王座に挑戦を表明、耕平は受けて立つ構えを見せた。


 強さを前面に打ち出してヘビー級、タッグ王座を保持し火祭りをも制覇した耕平、果たして完全独走する耕平を誰が止めるのか、新展開続出のZERO1はますます面白くなる!

 

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