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伊賀プロレス通信24時「日常茶飯事(ちゃはんじ)」

略して「イガプロ!」、三重県伊賀市に住むプロレスファンのプロレスブログ!

ZERO1新体制発足も、最大の課題は“橋本真也”という存在

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ZERO1新体制発足も、最大の課題は“橋本真也”という存在

<週プロモバイルより>
16日午後1時より、都内・ホテルにてZERO1の新体制発表会見がおこなわれた。まずオッキー沖田リングアナが挨拶。


沖田「本日は株式会社ドリームオンステージ設立記者会見にお集まりいただきありがとうございます。私、司会を務めさせていただきます、新たに10月1日よりドリームオンステージにおきまして営業次長をさせていただきますリングアナウンサーのオッキー沖田と申します。ゼロワンを引き続きよろしくお願いします」このあと選手、スタッフが入場、着席。


沖田「あらためまして本日はお忙しい中、お集まりいただきまして、まことにありがとうございます。ただいまよりドリームオンステージ設立記者会見をおこなわさせていただきます。それではまず株式会社ファーストオンステージ代表取締役、中村祥之より皆様へご挨拶申し上げます」


中村「ご覧になられているように現在のファーストオンステージからプロレスリングゼロワンの運営を、来月10月1日より、株式会社ドリームオンステージさんに、営業権の方を移行させていくこととなりました。長い間お世話になってきましたが、10月1日から新体制でプロレスリングゼロワンを運営してまいりますので、今後とも皆様のご支援の方、承りますようよろしくお願いします」


沖田「それでは、株式会社ドリームオンステージ大野佳隆のご挨拶の前に私から簡単な略歴をご紹介させていただきます。大野佳隆、51歳でございます。株式会社ジャパン・フーズ・ビーの代表取締役として、現在、居酒屋チェーン『備長吉兆や』の創業者となります。こちらは東海地区を中心とし、全国20店舗を展開。ゼロワン創始者であります橋本真也の後援会でございます『一華開』を発足。そして幹部として活躍していただいております。このゼロワン15周年を記念いたしまして、株式会社ドリームオンステージ設立となりました」


大野社長「本日はお忙しい中、お集まりいただきましてまことにありがとうございます。ただいまご紹介にあずかりましたドリームオンステージの大野でございます。本日9月16日、プロレスリングゼロワンの運営会社となるドリームオンステージの登記を完了いたしました。今後はこのドリームオンステージ、来月10月1日より、プロレスリングゼロワン、及び一般社団法人あなたのレスラーズに関する業務全般をおこなっていきます。まずはですね、新人事を発表させていただきたいと思います。代表取締役社長兼CEOということで大野佳隆、私がやらさせていただきます。取締役社長として大谷晋二郎、副社長としてKAMIKAZE、専務としまして柚原真紀、営業部統括本部長は笹崎勝巳、営業部次長は沖田佳也。新たに選手会長として田中将斗。10月1日より以上の役員、執行部で業務を運営していきたいというふうに思います。今後のゼロワンの方針、方向性といたしまして、破壊・創造・誕生を元に原点に立ち返り、全選手・スタッフが経営者の立場になり、全員でどのようにしたら今まで以上にお客様に夢と感動を提供できるかを考え、実行していきたいというふうに思っております。現状において営業面、スケジュールの早期発表、そして対戦カードの早期発表など、かなりの改善点が見えてまいりました。まずはこの3点を重点課題として取り組み、当たり前のことを当たり前におこなうことを徹底していきます。今回この話をファーストオンステージの中村社長からいただいたとき、いったんはお断りしました。しかしながら、会社の内容、事情を何度も会って話をいただき、中村社長の思い、熱意を聞き、最終的に引き受ける決心をいたしました。引き受けた以上、すべてのことにおいて、私自身が管理・改善を徹底し、もう一度このプロレスリングゼロワンをワンランク上の団体にしていくために誠心誠意、命がけでがんばってまいります。以上をもちまして私の挨拶とさせていただきます。今後ともファンの皆様、そしてマスコミ関係者の皆様におかれましては、今後とも何卒よろしくお願い致します。ありがとうございました」


大谷「今、大野代表の方からお話がありました通り、我々ゼロワン、新しく再スタートを切らせていただきます。これはボク思います。大野代表はかつて橋本さんとずっと親しくされ、一華開の大村会長、そして橋本真也さん、今回のこのことはこのお2人が我々ゼロワンに与えてくれた最後のチャンスじゃないかと、ボクはそう思います。ゼロワンが今まだある意味、ゼロワンが残らなきゃいけない理由、それを我々は証明して、ゼロワンがあってよかった、プロレス界にゼロワンがあって正解だったね。たくさんの人にそう言ってもらえるようなゼロワンにもっともっとなっていきたいと思います。大野代表とお話をさせていただいた時、ボクに言ってくださいました。私は命を懸けてがんばるよと。だから大谷選手もがんばろうと。そう言って握手をしていただきました。その言葉にボクも命を懸けてやり通したいと思います。全力で命をかけて、このプロレス界で、ゼロワンとして生きていきたいと思います。これからも一生懸命がんばりますのでぜひ皆様、プロレスリングゼロワンを、そしてプロレスを、これからもよろしくお願いします。ありがとうございます」


田中「新体制になるということで選手の間でもどんどんいい意味でいろんな意見の交換をして、それを上の方に伝えて、それがリングのファイトにつながるようがんばっていきたいと思います。よろしくお願いします」


沖田「今回ドリームオンステージ設立とともに株式会社・王道、第64代横綱・曙選手に業務提携をお願い致しました。曙選手よりコメントをちょうだいしていますので発表させていただきたいと思います。『まずは新会社設立おめでとうございます。そしてこのたびは業務提携のご提案ありがとうございます。自分が主催した王道興行、3大会すべてに協力をしていただき恩義を感じています。またドリームオンステーさんが掲げる地方創世、いじめ撲滅など、自分も常に共感するところであり、一緒に協力させていただくこと、今から楽しみです。大野社長、大谷社長、末永いおつきあいよろしくお願いします』。以上、コメントをちょうだいしております」


大野社長「横綱はたびたびこの今までもゼロワンに出ていただいたんですけど、私もいろいろ横綱の試合を見させていただきまして、やはり今このゼロワンには何が何でも横綱を、今後できる限りすべての試合に出ていただいて、業務提携を進めていきたいというふうに思って今回はお願いした所存でございます」


大谷「今回のこの会社を新しくするという、その中の話し合いで、大野代表はもしかしたらプロレスにすごく詳しいというわけではないかもしれないのですが、でもゼロワンの中に横綱・曙選手を呼べないのかい、と。そういう話をボクにいただきました。当然ウチのリングにも定期的に上がってはいただいてましたので、上がっていただくことは可能だと思いますというお話をしたらできれば全部出てほしいんだと熱く横綱・曙選手を求めておられました。それに際し、こちらからお話をさせていただいた所存でございます。ボクも横綱が今まで以上にゼロワンのリングに上がってくれるのであれば、これ以上ないボクも嬉しいできごとでございます。横綱とは組んでも闘ってもボクは熱い試合ができる。いつもそう思ってます。横綱を大歓迎でお迎えしたいと思います。よろしくお願いします」


沖田「ドリームオンステージでは10月以降の各大会の日程を発表させていただいております(別枠)。その中で10月8日(土)、株式会社ドリームオンステージ誕生祭といたしまして、私たちドリームオンステージの本社がございます岐阜県岐阜市におきまして大会をおこないます。初めて使わせていただく会場になりますが、こちらにはボクシング元世界チャンピオンの薬師寺保栄選手にご来場していただくことになりました。コメントをちょうだいしておりますので、代読させていただきます。『こんにちは、ボクシング第23代WBC世界バンタム級王者、薬師寺ボクシングジムの薬師寺保栄です。このたびはドリームオンステージさん設立おめでとうございます。大野CEOと私は旧知の仲で、いつも大変お世話になっております。また大谷さん、いつも子どもたちへの熱いプロレス、感動しております。新生ゼロワン、本当に期待しております。ぜひボクらはボクシングで、皆さんはプロレスですが、同じ格闘技としてこれからも世界に夢を与えていきましょう。プレ旗揚げ、10月8日の岐阜大会には顔を出したいと思います。ありがとうございます。というコメントをちょうだいしております」


大野社長「(今後、新人選手や所属選手が増えることは?)新人の募集っていうのは今かけてまして、特に今、若手で小幡選手が、これから活躍していっていただかないといけないと思うんですが、小幡選手の年代、そしてまた若い年代をこれからも募集をかけて、もっと若い力をゼロワンに入れていきたいと思っております」


中村「補足をさせていただきますと、現在まだ引き継ぎ期間中なんですが、10月よりオーストラリアの選手が1名、あとベラルーシから18歳の練習生が1名、2名とも入団希望という形で、テスト入団という形になります。


(中村さんにお伺いしますが、最初に大野さんにお話を持っていったのはいつぐらいのことなんでしょうか。また、なぜ会社の移行の話を持っていったのか?)最初に大野社長にお話をさせていただいたのは今春になります。ゼロワンの15周年記念パーティーののちですね。自分の中での、15周年を終わった時の自分の次の目標は20年というものであったことは間違いないのですが、自分の中にその体力があるのかないのかという葛藤を日々繰り返しました。その時に昨年、一華開の大村会長が昨年の春にお亡くなりになられまして、ちょうど今年の春に一周忌ということでお伺いした際に、仏壇に手を合わせ、その後、大野社長にお時間をとっていただきまして、ゼロワンを運営していただくことはできないかという
お願いを私の方からさせていただきました。その後、先ほど社長もおっしゃられたように、一度はお断りという形もされたんですけども、創設者・橋本真也というものが岐阜の出身であり、その後援会長、大村会長の元にゼロワンが戻る、里帰りするような感じもしまして、ちょうど私のうしろにおられますけど、新体制の専務になられてます柚原真紀さんが大村会長の長女になります。真紀さんも含めていろいろ皆さんに協力していただき、最終的に大野社長に、よしやるぞってお答えをいただきましたので、本当に心から感謝しかございません。


(今後の中村さんとゼロワンの関係というのは?)ゼロワンの運営自体をドリームオンステージのほうに完全移行すると言っても引き継ぎ期間は必要なので、必要とあらばいつでも株式会社ファーストオンステージはもう10月1日以降はボクとかいないんですけど、私でできることは最大限ご協力の方をさせていただきたいと考えております」


大野社長「(ドリームオンステージという会社名の由来は?)夢という言葉が好きなので、夢のステージへ、もう一度がんばるぞという意味を踏まえてドリームオンステージになりました」


大谷「(本社が岐阜になるということで、岐阜のファンの皆さんに一言いただけますか。あと岐阜に思い入れもあれば、お聞かせください)岐阜はやはり大村会長が立ち上げられた一華開というゼロワン後援会がずっとありますので、我々選手にとっても、試合でないときもうかがうことが多々あってですね、その時、いつも一華開の皆さんが集まってくださって、いつも宴会になるんですが、元々は大村会長は橋本真也さんを応援しようということで実は新日本プロレス時代から橋本真也後援会として確かボクの記憶ではあったのではないかと思うのですが、それがゼロワン後援会となり、橋本さんがお亡くなりになられたあと、お話に行ったときに大村会長はボクにこう言ってくださったんですね。橋本の真ちゃんも大谷の晋ちゃんも同じシンちゃんだからな。これからも応援するぞってお酒を飲みながら冗談っぽくそう言っていただいたときに、これ以上ない温かさを感じましたし、我々にキツいアドバイスもよくしていただいたんですね。我々怒られることも多々ありました。そんな中で今こう考えるとボクたちを見捨てず最後にはこのような大きなチャンスまでいただいたと。本当にこれから大きな大きなご恩返しをしなきゃいけないなとボクらは心から思っています。岐阜のお客さんも待ってたゼロワンと、そう思ってもらえるように。そしてゼロワンが岐阜の人たちのホームだと、そう思ってもらえるような空間も作り上げたいなと思います。それと同時に東京もそうです。東京でもいつも我々を応援してくれる、必
ず会場に駆けつけてくださるお客様もたくさんいますから。そういう方たちに岐阜に行ってしまったんだという悲しい思いをさせるつもりはありませんので。みんなにゼロワン生まれ変わった、さらにおもしろくなった、そう思ってもらえるような団体にしていきたいと思います」


大野社長「プロレス団体が岐阜に初めて生まれたということを、中部地区のマスコミ関係には大きく訴えているという状況で、一応本社は岐阜っていう形なんですけど、当然東京も支店という形で運営させていただくので、特に業者関係ですとか、そういうことは今まで通り東京の方でやっていくような形になると思います」


大谷「(リング上とういのはどのように変わっていくんですか?)大野社長の方から、お客様、ファンの皆様からのメッセージをすべて読んでいただいて、とにかく対戦カードを出すのが遅い。あとは会場とか、大会日程を決めるのが遅いという、そういうお叱りを受けまして、それをみんなで今から一生懸命前を向いて、早い対戦カード発表、早い大会を発表、先ほど言われたように当たり前のことを当たり前にやる。そこで今まで以上の信頼を得ていこうかなと心から思っています。社長はお会いになるたびにその話をいつも我々にしてくださるので、本当に根本から変えようとしてくださってるなっていうのがすごく伝わるなと。


(世界ヘビー級王者の耕平選手や火祭り覇者の小幡選手が中心になる?)まあそれはでも、試合は生き物ですから、その中でボクだってまだまだプロレスラーの血が流れていますから負けてたまるかっていうのもありますけど、リング上のトップというのはやはり選手のみんなで取るものだと思ってますから。でも耕平なり小幡なり、ああいう人間が新しい顔になっていく。そういうのを望んでいる人も多いのかなっていう気はしますよね。でもまだまだボクも引くつもりはないですから」


ここで突然TARUが乱入。拍手をしながら歩み寄る。


TARU「おめでとう。どないしたんや、大谷。七五三か。いやあこれはこれは、はじめまして。大野さんですか? わたくしブードゥ・マーダーズのTARUと申します。このたびは株式会社ドリームオンステージ設立、おめでとうございます。めでたいなあ。これを機にどうぞブードゥ・マーダーズと仲良くしていただきたいと思います。よろしくお願いしますよ。今日は祝いの席やからあまり血みどろくさいことは言わへんけど、今日はホンマおめでとう」


大谷「何しに来たんだよ。帰れ。言いたいこと言ったんだったら帰れよ」


TARU「フフ。まあまあそんな焦るなよ。これからもよろしゅうたのんますな。まあそういうこっちゃ(と退席)」


大野社長「(ようやく発表になりましたが、心境のほどは?)そうですね。まあ一応10月1日からなんですけど、実際は毎週のようにこちらに来て打ち合わせもしていますので。とにかく改善をして、一日も早く改善をして、ファンの皆様に喜んでいただける団体に今後していきたいなと思っています。
(今後の試合数等は増やしていく?)基本的には早く会場を押さえて。会場を押さえないことにはどういうマッチメークをするかとか、それさえ組めないので。一応今の1・5倍くらいの回数は増やしていきたいなと考えています。お客様に喜んでいただけるように、たくさん来ていただけるような体制を早く作っていきたいというふうに感じています」


大谷「興行も当然増やして、今まで以上のお客様を入れるんだというのと同時に、我々ゼロワンが続けていますチャリティーの大会、子どもたちを集めてプロレスを通して何度でも立ち上がる、そういうのを見せるという、こういう活動は大野社長にも認めていただいているので、これからも変わらず全国を回らせていただきます。これはボクの信念でもある継続は力なり、ならぬ継続は信頼を生むと。そういったものを念頭に置いてずっと続けていきたいと思います。そこは代表の理解も得ています。
(最近、新木場や後楽園など東京中心ですが、地方大会も増えていく?)地方も当然増やしていきたいのと同時に、代表の方から言われたのが選手の何周年、周年大会はキッチリやろうと。あと地元に帰って、地元の仲間に今の姿を見てもらう。それも大切なことだというので、ボクだったら来年25周年になりますので、これはもう代表にお願いして久しぶりに25周年、山口に一度帰って、周年大会と、もちろん後楽園でも25周年大会をやりたいと思います。あとほかの選手も周年にかかわる選手がいれば地元、もしくは後楽園でそういうのもやるべきだというのも代表からご意見をいただきました。
(超花火との関係というのは?)そこも今まで通りというか、大仁田さんを求めるお客様もたくさんいますから、そこもしっかり続けていければ。


(曙さんに関しては?)スケジュールが合う限り、横綱にも都内、地方も出ていただければ嬉しいというのが我々の気持ちですね。王道さんのスケジュールもありますので、すべてとは言えないですけど」


大野社長「年間スケジュールで取り入れたのは、各選手の凱旋興行というのを年1回必ずやっていくという、そういう方針を固めました。それと一番大きい大会で火祭り、あと天下一ジュニア、タッグリーグの風林火山というのを復活させていきたいなというふうにも考えています。


(毎年時期的にも固定?)そうですね。今考えているのは夏は火祭りで、春に天下一ジュニア、秋に風林火山というのを組んでいけたらいいなというふうに考えてはいます。


(岐阜ではどのくらいのペースで試合を?)年に最低でも2回。今回10月と来年4月にやる予定でいます」


〈会見後の耕平〉
耕平「(新体制の発表会見を終えて)変わらないです。変わらないですけど、なんすかね、運営が変わろうと団体がガラッと変わるわけでもなく。でもその運営会社が、大野社長をはじめ、岐阜の皆様をひっくるめ、そういうチャンスをいただいたのであれば、そういう期待に応えるように団体自体も大きくしなきゃいけないし、団体も活性化させなきゃいけないし。そのためにもベルトを持ってるタイトルホルダーとしては一応がんばらなきゃいけないなと。
(より気も引き締まった?)そうですね。あらためてって感じですかね。今までがんばってなかったつもりじゃないですけど、またさらに気を引き締めて、新たな気持ちでがんばろうかなと思います。
(今後は?)自分の15周年と銘打たれた11月6日の後楽園があるので、それに関して言わせてもらうと、いまいろんなところとかいろんな選手と交渉してて、懐かしいカードだったりっていうのもいろいろ考えてるんですけど、ただまあ日曜日っていうこともあって、いろんな団体がいろんなところで試合をしているからなかなか交渉もスムーズにはいってないんですけど、まあちょっとしたこう「おっ!」ってなるような、いつものゼロワンらしく、それでいて、なおかつ昔のゼロワン、橋本さんがいた頃のゼロワンでもあるような、そういうカードも考えているので。
(ドリームオンステージ体制としてはこれが最初の後楽園でもある)岐阜がプレ旗揚げ戦みたいな感じで言ってたので、11月6日からたぶん新生のドリームオンステージとしてのゼロワンのスタートだと思うので、そこに恥じないように。恥じないようなカードも考えつつ、チャンピオンらしい試合をしたいなと思います」


〈会見後の小幡優作〉
小幡「新体制となりますけど、リング上も自分が中心となって変えていけたらなと。火祭りを取って気持ちも多少は変わってきてますので、この団体の中心にならないとなって思ってます。
(選手会副会長ということですが)そういう役員的なものは全然今までやったことなかったので、どんな感じか分からないですが、選手会長の田中さんのサポートをしてけたらと思いますけど。リング上をよりよくしていけたら。


(地元凱旋もしていくという話でしたが、小幡さんは富山出身ですよね)自分はそんなに凱旋興行だとか、特にやったことがないので。富山で試合はしたことありますけど。火祭り覇者として凱旋? そうですね。それは楽しみではありますね。


(今後の目指すものというのはやはり耕平さんの持つ世界ヘビーになってくると思うが)火祭り取って一発目、耕平さんと世界ヘビーをやって取れなくて、すぐに挑戦とかいうふうにはならないかもしれないですけど、やっぱ一つ一つの試合で結果を残していって、またあのベルトに挑戦して、次こそは取りたいですね」


〈会見乱入後のTARU〉
TARU「(今日はどのようなご用件で?)ご用件も何もゼロワンが会社を売ったみたいなこと聞いたから来たんやけど、オレ前に中村に言うてんけどな。ワシが買うたるって。なんぼで買うたの?(ちょっと詳しいところまでは聞いてないんですが…)まあ勝手なことしてもうたけどな。まあでもよかったんちゃうの、ゼロワンも。プロレス界はどこも大変みたいやからな。拾う神が現れてよかったとは思ってます。大野はんでした? 大野社長さん? なかなか恰幅のある方で。今日初めてお目にかかりましたけど。まあ今日のところはオレも大人やし、こんないいホテルで会見をさせてもらっている以上、邪魔はしたくない。ただ大野さんにはよう見てもらいたい。大谷晋二郎を応援するより、ブードゥ・マーダーズTARUを応援した方が利になるんちゃうかな。その辺も含めてのご挨拶に今日は伺ったまでや。


(TARUさんとしては今後もゼロワンとは変わらずに?)ゼロワンというかどこの団体でもそうやねんけど、ちょっとオイシイにおいがしたらかぎ分けて営業させてもらいますけど。まあ今んところアレやな、ここが一番オイシイ、金のなる木がぎょうさん埋まってるからな。だってそうやろ。こんな急にポンとゼロワンを買いはる人が現れんねんから。そりゃもうこのあとザックザク出てくるんちゃう?まあ根こそぎこっちのもんにさせてもらってな。オレもこの間、20周年を迎えたからな。これから先はいろんなこと考えて動いてかなきゃアカンなと思って。今日は挨拶にこさせていただきました。まあ、そういうこっちゃ」


 運営会社の概要


社名:株式会社ドリームオンステージ


代表者名:代表取締役社長兼CEO・大野佳隆


住所:(本社)岐阜県岐阜市北島7・12・5
   (東京支社)東京都港区海岸1・14・24SUZUZE第3倉庫2F


設立:平成28年10月1日


事業内容:プロレスリング興行、他


取締役社長 大谷晋二郎
副社長   KAMIKAZE
専務    柚原真紀
営業統括本部長・レフェリー 笹崎勝巳
営業部次長・リングアナウンサー 沖田佳也


【プロレスリングZERO1所属選手】
大谷晋二郎
田中将斗(選手会長)
KAMIKAZE
日高郁人
佐藤耕平
菅原拓也
小幡優作(選手会副会長)
横山佳和
ジェームス・ライディーン
ブッファ
ショーン・ギネス


※磐城利樹に関しては現在、家族の療養看護のため実家に帰省中であり、試合のたびに上京している状況。そのため話し合いの場が設けられておらず、現在はファーストオンステージ預かりとなっているとのこと。今後、タイミングを見て新会社ドリームオンステージとの話し合いの場が設けられる模様だ。


 ZERO1が会見を開き、週刊プロレスが報じたとおり、ZERO1の運営はは中村祥之氏のFOSから新会社であるドリームステージへ移行、東京の事務所は支社として残るも、新オーナーとなった大野氏や故・橋本真也の地元である岐阜に本社を置くことになった。


 所属選手に関しては、これまでフリーとして参戦していた菅原が正式に所属となり、同じくフリーとして参戦していたTARUもブードゥー・マーダーズとして今後も継続参戦、曙の『王道』とも業務提携を結ぶことになった。


 体制に関しては大谷体制は継続、中村氏のFOSとは引継ぎや磐城の去就問題も含めて関係は継続し外部から協力していくという。


 会見で思ったことは今回の新体制のきっかけになったのも橋本真也の存在、中村氏や大谷、そして新オーナーとなった大野氏も橋本に対する気持ちが強さをアピールしてきたが、大谷が今まであまり触れなかった橋本の存在を担ぎ出したのは複雑な感じがする。


 ZERO1も大野氏によって様々なテコ入れを受けるのだろうが、どこまで巻き返しが出来るのか、また橋本真也という存在とどこまで向き合えるのか、新体制となったZERO1の最大の課題なのかもしれない。
 

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