NOAH
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激闘31分!杉浦の鬼に立ちはだかった、甦る獄門鬼!
9月2日 NOAH「方舟新章2018」後楽園ホール 1026人(アピール、コメントなどはプロレス格闘技DX詳細版より 試合内容はhttps://twitter.com/igapro24にて)
<第1試合 15分1本勝負>
○熊野準(5分55秒 逆エビ固め)×稲村愛輝<第2試合 20分1本勝負>
小峠篤司 ○大原はじめ 岩崎孝樹(10分24秒 ムイビエン)諸橋晴也 田村和宏 ×宮脇純太<第3試合 30分1本勝負>
○マイバッハ谷口 長井満也 コーディ・ホール KAZMA SAKAMOTO()原田大輔 ×タダスケ HAYATA YO-HEY
※マイバッハボム・ツヴァイ(試合終了後)
長井「おいノアよく聞け。RATEL'S? 悪かねえよ。俺たちフーリガンズ、お前らがやってる世代闘争、顔突っ込ませてもらうぞ? ノア、マッチメーク組め。組まねえんだったら俺たち実力行使でいくぞ。わかったか?」【長井の話】「お前らよく聞け! ノアでチマチマやってる世代闘争? 笑わせんな! 俺たちフーリガンズ、お前たちに喧嘩売ったよ。買うか買わないかはお前たち次第だ。買わなかったらな、実力行使に出てやるよ。返事早くよこせよ!」
<第4試合 30分1本勝負>
○潮崎豪 本田多聞 菊地毅(11分30秒 体固め)モハメド ヨネ クワイエット・ストーム ×井上雅央
※豪腕ラリアット<第5試合 30分1本勝負>
拳王 清宮海斗 ○中嶋勝彦(12分50秒 体固め)丸藤正道 齋藤彰俊 ×佐野巧真
※バーティカルスパイク<第6試合 GHCジュニア・ヘビー級タッグ選手権試合60分1本勝負>
【第34代選手権者組】○Hi69 田中稔(17分55秒 体固め)【挑戦者】日高郁人 ×菅原拓也
※ストゥーカスプラッシュ
☆Hi69&稔が3度目の防衛に成功(試合終了技、退場する王者組に田村が呼び止める)
田村「ちょっと待て!おい! Hi69さん、稔さん。知らない仲じゃないでしょう。Hi69さん、稔さん、防衛おめでとうございます。今日はワタクシ、初のノアマット参戦でしたけど、まだまだこのノアのマットで暴れまわりたい。そのためには、そのベルト、狙わせてもらいますよ?」Hi69「それはいいだけどさ、これはタッグベルトだからさ。田村くん、パートナーいないんじゃない?」
田村は「……パートナーはこれから探すんじゃい! 楽しみにしとけよ!」
(田村退場、入れ替わりに 今度はRATEL'Sの4人、大原、熊野、宮脇…とジュニアリーグ戦に出場するメンバーがリング上に現れる)
Hi69「まぁ田村くんが言いたいことも分かるんですけどね。今、ノアジュニアは原田がチャンピオン、Hi69&田中稔がタッグチャンピオン。そしてすぐにジュニアのリーグ戦が始まります。必ず、優勝するからな。そしてお前(原田)のベルトも俺はあきらめてねえからな」
宮脇「誰も俺が優勝すると思ってねえけどな、絶対優勝してやるからな!」
原田「このリーグ戦、鈴木鼓太郎もでるんやろ? お前ら誰一人、あいつに負けんなよ。そして、あいつに分からせようやんけ。昔も今もノアのジュニアは最強です」
【試合後のHi69&稔】
Hi69「日高&菅原に借りを返しましたけど、完全に返せたとは思ってない。これからもどんどん返していきます」稔「ジュニアの連中はみんな、間もなく始まるシングルリーグに頭が行ってたかもしれないですけど、俺らはこれがありましたから。あいつらに勝たないとジュニアタッグリーグ終わらなかったんで。今日でやっと無事に俺らのジュニアタッグリーグが終了したんで、気持ち切り替えてジュニアリーグ戦に行きたいと思います。昨日の両国に鼓太郎だかピコ太郎だか知らないけど、言ってくれたな。俺は所属じゃないけど、ノアのジュニアで戦う人間すべてに言ったからには、同じブロックになったからにはただじゃ済まさないですよ」
――三軍抗争が軸だったノアジュニアにまったく違う火の粉が降りかかってきたが?
Hi69「元ノアの選手だし、実力も名前もある。ただ、僕はあんなこと言われても、別に何も思わないですよ。俺らは俺らの戦いをやってきたし。リーグ戦で同じブロックになったら思い知らせますよ」
――ジュニアリーグ戦では同門対決もあるが?
稔「同門だろうがなんだろうが、勝ち上がらないと決勝行けないんで。それはHi69君も同じだし。当たる時はガッチリやります」
<第7試合 GHCヘビー級選手権試合 60分1本勝負>
【第31代選手権者】○杉浦貴(31分8秒 レフェリーストップ)【挑戦者】×マサ北宮
※フロントネックロック
☆杉浦5度目の防衛に成功(試合終了後に北宮のセコンドの中嶋がマイク)
中嶋「杉浦チャンピオン…さっきの声、聞こえました? 皆さんの声。杉浦貴、あんたを倒すのは俺しかいないんだよ。楽しみにしてまーす」杉浦「俺は止まらねえって最近言わねえのか? 言ってみろよ? 俺がお前の息の根、止めてやるから。みんなの前で俺は止まらねえって言ってみろ(中嶋は応じず。ニヤつきながら退場)どうやら止められるのが怖いみたいだな?「今日はどうもありがとう。おととい、高山さんの興行に参加させてもらって、昨日の両国も凄く良い大会で、3日間いろんな大会に出たけど…やっぱりプロレスはいいよね。昨日も素晴らしかったし、今日も素晴らしかった。なんで素晴らしいかって、みんなが集まってこうして最高の空間を作ってくれるから。みんな今日はありがとう!」
【試合後の杉浦】
――北宮はどうだった?杉浦「キツいね、当たりが。若さもあるし、パワーもあるし。キツいよ。一撃、一撃が」
――サイトースープレックス2発目を食らった時点でカバーに入られていたら…
杉浦「そうだね。あそこが勝負の分かれ道だったかもしれないね。でも最後はアレしかなかった。俺もあそこから立って相手をぶん投げる体力も無かった。抱きついて絞めるしかなかった」
――2年ぶりの北宮とのタイトルマッチだったが、2年前とは違った?
杉浦「そうだね。敵だけど、いつもあれくらいのテンション、あの位置で戦いをしてもらいたいね。くすぶってる部分も大きいんで、もっと上でやって欲しいね」
――試合後には中嶋がきたが?
杉浦「へらへら、ニヤニヤしてたけど、ようやく来たね。ちょっと待ってた部分もあったよ」
――今まで戦ってきた中嶋勝彦とは雰囲気が違うが?
杉浦「うん、前の若さだけの感じじゃなくてね。ちょっとスカしたところもあるし、戦い方も変わってると思うから。倒しがいがあるよ」
――新世代軍としては5人目の挑戦者となるが、世代闘争の枠組みのなかで、どう中嶋を迎え撃つ?
杉浦「まぁボスキャラっていうかな、裏のボスみたいな感じだよな。中嶋に勝ったらあと誰だ? 清宮? 井上は? 井上雅央は? あいつどこ世代軍だ? 化石軍か? 世代レス軍か?」
――3日間で70分を戦ったが?
杉浦「時給上げて欲しいね(笑) まぁ毎日内容が全部違ったんで。高山さんのチャリティーで女子プロの選手と組んでちょっと考えなきゃいけないところもあったり、両国では秋山準と相対することでタイトルマッチと同じくらいのモチベーションで臨んだし、そして3日目の今日。キツかったけど充実してましたね。最後もマイクで言ったけど、プロレス楽しいし、最高だなと。昨日も凄く良い空間だったし、高山さんの大会も凄くいい空間だったし、今日も凄くみんな声出して応援してくれたし」
――昨日、今日で良い時代の空気感が戻ってきた実感はある?
杉浦「うん、それが数字に現れてきてくれればいいよね。この充実感が結果、数字に現れてくれれば。積み重ねが必要? うん、俺がやることはそれしかないでしょ。いきなりイケメンで売って女の子呼べないだろ? 何笑ってんだテメー!(笑)」
9・1両国大会を終えて一夜明けたNOAH後楽園大会ではメインで杉浦の保持するGHCヘビー級王座に北宮が挑戦した。
序盤はロックアップ、フィンガーロックの攻防を繰り広げるも、北宮のブレーンバスター狙いを堪えた杉浦が前へそのままトップロープに北宮を固定すると、ロープ越しででのビックブーツを狙うが、かわした北宮がエプロンへ杉浦を連れ出して足横須賀を敢行、杉浦の膝に大ダメージを与えた北宮は膝への関節蹴りなどで足攻めで先手を奪う。
しかし杉浦も北宮の串刺しショルダーをかわすと、場外マットをはがしてエプロンにうつ伏せになっている北宮にネックスクリューを敢行、ロープ越しのビックブーツやエルボーで首攻めを狙うも、北宮も膝への関節蹴りからバックフリップ、ョルダータックル、セントーンと攻勢をかけるが、突進をかわした杉浦は横からのスピアーを浴びせ、三沢式フェースロックで捕獲、ロープに逃れた北宮に杉浦はランニングニーを狙うが、キャッチした北宮はブレーンバスターで投げる。
北宮は杉浦の膝にエルボーから日大バックタックル、膝への低空スピアーと膝を攻めると、監獄固めで捕獲、杉浦はエルボーを放って逃れようとするが、北宮は離さず、杉浦はたまらずロープへ逃げる。
北宮はコーナーへランセルセから突進するが、杉浦がニーで迎撃し、ラリアットは相打ち、杉浦がエルボーから突進は、北宮がリーブロックでかわしてからスピアーを炸裂させ、サイトースープレックスを狙うが、杉浦が体を入れ替えて浴びせ倒し、ターンバックルめがけてジャーマンからに鬼エルボーの乱打も、正面から受けきった北宮が逆にターンバックルへのジャーマンで杉浦を投げ、監獄固めで再び捕獲する。
ロープに逃れた杉浦に日大バックタックルを連発、だが突進したところで杉浦が左のラリアットで迎撃してからニーを浴びせ、北宮の後頭部に胴田貫エルボーを連発、オリンピック予選スラムを決めてこれで勝負あったかに見えたが、北宮はカウント2でキックアウトする。
杉浦は北宮の手首を掴んだまま鬼エルボーを連発するも、倒れない北宮が杉浦の顔面にナックルを浴びせ、ジャーマンから後頭部ラリアット、正面へのラリアットからサイトースープレックスを連発する、しかし三発目を狙ったところで杉浦がフロントネックロックで捕獲、そのまま後転式フロントネックロックへと移行して一気に絞めあげ、北宮が絞め落ちたところでレフェリーがストップ、杉浦が防衛した。
内容的には北宮が膝攻めで下ごしらえしてからの監獄固めや、鬼エルボーを耐え抜いた北宮の姿はまさしく獄門鬼の異名を取っていたマサ斎藤が乗り移ったかのようだった。胴田貫エルボーやオリンピック予選スラムで勝負あったかに見えたが、北宮が驚異的な粘りを見せサイトースープレックスの連発で追い詰めるも、杉浦の奥の手だけはさすがの北宮も逃れられることが出来なかった。
試合後には中嶋が挑戦を表明し決定となった。中嶋は2016年10月23日の横浜文体大会で鈴木軍時代の杉浦からGHCヘビー級王座を奪取し、翌年の1月7日後楽園での再戦でも中嶋が勝利を収め防衛するなど2連勝、しかしこの時の杉浦は心房細動で体調が万全ではなかった。中嶋はシングル2連勝をした実績を盾にしてベストコンディションを取り戻した杉浦にプレッシャーをかけることは必至だろう。GHCジュニアタッグ選手権は、挑戦者のZERO1組がHi69を捕らえ、Hi69のライオンサルとをかわした日高がショーンキャプチャーで捕獲、やっと交代を受けた稔が日高を攻め込んで盛り返すが、Hi69が日高のロープ越しのドラゴンスクリューを喰らってしまうと、菅原が足四の字固めで捕獲し、執拗にHi69の足を攻める。
しかし菅原の突進をラリアットで迎撃したところで、稔が入りHi69がマハラジャ、稔がダイビングフットスタンプ、Hi69がトランスレイブ、みちのくドライバーⅡ、ピラミッドドライバーと一気に菅原に集中攻撃を浴びせ、最後は稔がタナカレッグバーで捕獲したところでHi69がストゥーカスプラッシュで3カウントを奪い王座を防衛、試合後には今大会でNOAH初参戦となるHEAT UPの田村が挑戦を表明、ジュニアリーグの参戦選手が集まり、リーグ戦に向けて意気込みを語った。1日の両国大会でリーグ参戦表明してきた鼓太郎、そして宮脇が正式エントリーを果たし、リーグ参加選手は12選手となった。注目は三沢体制時代のNOAHジュニアを知っている鼓太郎、鼓太郎がNOAHジュニアが何たるかを示すことが出来るか…第3試合ではフーリガンズがRATEL'Sを降したが、試合後に世代闘争に強制介入を宣言、現世代と次世代両軍に対して宣戦布告を果たした。フーリガンズは結成したものの相手は東方英雄伝の選手が中心だったこともあって、存在感をなかなか示すことが出来ていなかったが、「方舟新章」というタイミングでようやく仕掛けてきた。
8.31日、高山さん興行、9.1日丸さん20周年の両国、そして9.2日ノア後楽園
3連戦、色んな思い気持ち、テーマを持って試合をした。
体力的にも精神的にも疲れた…。
ただ心地よい。
みんなの声援が力になる。
ありがとう。#noa_ghc #NOAHtheLIVE
— Takashi Sugiura (@noah_sugiura) 2018年9月2日鬼の杉浦を砕けませんでした
俺の身体と魂もまだまだ砕けません
GO FOR BROKEの信条でまた築き上げます#noah_ghc #感謝 pic.twitter.com/EL7T3wUy1i
— マサ北宮 (@noah_kitamiya) 2018年9月2日決まるの早いなw
それだけ俺を求めてたのか?
仕方ねぇ
胸貸してやるよ https://t.co/QehsblG6hl
— 中嶋勝彦 (@noah_katsuhiko) 2018年9月2日無事防衛しました!!
最後は稔さんのレッグバーにストゥーカ。誰も返せない!応援してくれたみんな、ありがとう!
さて、隣ではAAAのLIVEみたいだが、マスコットがパンダらしく、これで歩いてると、なんだかなな感じになるが、気にしない!#noah_ghc pic.twitter.com/xCtFRDumqU
— NOAH.Hi69 (@69HIROKI69) 2018年9月2日GHCジュニアタッグ3度目の防衛に成功そして今日は、昔からお世話になってる函館のT桑さんと食事をご一緒させていただく約束だったので横浜某所の《とある懐かしい団体の会場》に少しだけ顔を出して合流し焼肉屋さんへ行ってきたのだT桑さんありがとうございました!#芦野おめでと pic.twitter.com/e4DM4y5KqO
— Minoru Tanaka☆田中 稔 (@minoru_official) 2018年9月2日#noah_ghc ジュニアヘビー級タッグ奪回失敗。悔しい。
次はシングルリーグ制して、もう一度ガツオと獲りに行くぞ。勝ち逃げは許さない。#pwzero1
— Ikuto Hidaka (@hidakaikuto) 2018年9月2日Marufuji vs Kenta starting now, marking out
— Cody Hall (@Cody_Hall1) 2018年9月1日PR -
デビュー20周年目で実現した2018年9月1日の丸藤正道vs現在進行形のイタミ・ヒデオ
8月の月間MVP、ベストバウト、ベストシリーズ&興行の投票を受付中
8月の月間MVPhttps://t.co/Zkkvjrash6
8月のタッグMVPhttps://t.co/uI01bAzc4h
8月のベストバウトhttps://t.co/M3hMQ8flGa
8月のベストシリーズ&興行https://t.co/K9NQ8ZwFxT
投票をお待ちしています
— 伊賀プロレス通信24時 (@igapro24) 2018年9月2日9月1日 NOAHサミー「ぱちんこCR真・北斗無双第2章」 presents 丸藤正道20周年記念大会「飛翔」両国国技館 6285人 超満員
(アピール、コメント、写真などはプロレス格闘技DXより)
<第1試合 15分1本勝負>
○モハメド ヨネ 宮脇純太(4分45秒 片エビ固め)×百田光雄 菊地毅
※キン肉バスター<第2試合 20分1本勝負>
佐野巧真 本田多聞 ○越中詩郎(5分34秒 片エビ固め)齋藤彰俊 ×井上雅央 川畑輝鎮
※ダイビングヒップアタック<第3試合 30分1本勝負>
○大森隆男 コーディ・ホール(5分55秒 片エビ固め)クワイエット・ストーム ×タダスケ
※アックスボンバー<第4試合 30分1本勝負>
○近藤修司 黒潮"イケメン"二郎(9分50秒 片エビ固め)HAYATA ×YO-HEY
※キングコングラリアット<第5試合 30分1本勝負>
Hi69 田中稔 ○鈴木鼓太郎(8分59秒 体固め)大原はじめ ×熊野準 諸橋晴也
※ブルーディスティニー(試合終了後)
大原「鈴木鼓太郎さん、初めまして。プロレスリング・ノア、ムイビエン、大原はじめです。鼓太郎さん、今日だけじゃないですよね? 僕を含めて今のノアジュニア、鈴木鼓太郎さんを知っている人はもういません。この続きはノアのリングでやりましょう。すいません、勝手なことをいいます。ノアジュニア、来週からシングルのジュニアリーグがあります。そこに、ぜひ鈴木鼓太郎さん、出てください」鼓太郎「長い長い説明、ありがとうございます。でも、そんな丁寧な説明は俺にはいらないよ。俺を出していいのか? 俺を出したら優勝は絶対だぞ。お前らノアジュニア、ノアジュニアに関わっている全員に言っておく。今のノアジュニアは最弱だ」
(鼓太郎の発言に熊野、大原が怒って襲い掛かり、稔やHi69、諸橋まで加わった)
【鼓太郎の話】「俺の名前を知らない人ばっかりだって言ってたけど、なに言ってんだって。お客さんの声を聞けよ。みんな俺の名前知ってんだろ? 俺がかつてノアジュニア最強だった時の一角を担った鈴木鼓太郎だよ。もう1回言ってやるよ。今のノアジュニア、全員含めてノアジュニア、お前ら最弱だ。俺が本当の強さを教えてやる」
【試合後の大原】
大原「リング上でマイクを持ちましたけど、今日だけで終わりにしたらもったいないというか。せっかく今日、鈴木鼓太郎に初遭遇できたんで。今のノアジュニアに足りないパーツ、俺は鈴木鼓太郎だと思います。なぜならもう小川さんぐらいじゃないですか? 鼓太郎さんと長くやってたというような人は。1回2回やったことがある人はもしかしたらいるかもしれないけど、長い間、ノアのリングでやってた人間というのはいないでしょ? 熊野ぐらいじゃないですか。練習生でともに練習したりとか、一緒にやってたなというのは。今日、熊野が当たったことは凄く特別だったと思うし、新しいノアジュニア、これからのノアジュニアのために、やっぱ動いていかなきゃいけないのは、俺みたいな人間だと思うから。俺がマイクで、急だけど言わせてもらった。内田会長がなんと言うかわからないしね。会社が、ファンの人がなんて言うかわからないけど。急だし、無理かもしれないけど、ジュニアリーグに出てほしいから。今日、この場ぐらいでしょ? こういうアピールができて、接点ができるのは。後悔したくないから。この続きがあるかないかは、会社の判断だったり、鈴木鼓太郎の判断に任せますけど。まあ、俺はやることやったから、あとはどうなるかって感じですよ」――鼓太郎選手から「今のノアジュニアは最弱だ」という発言があったが?
大原「そういう風な考えをお持ちでしたら、ぜひともリングに上がっていただくなりして、今のノアジュニアを体感していただきたいなと。そのためにも、ぜひリーグ戦…最悪リーグ戦がダメでも、定期的にノアのリングに上がって、我々ノアジュニアを一緒に試合をしてほしいと思います。以上です。というわけで、今日もムイビエン」
<第6試合 30分1本勝負>
中嶋勝彦 ○マサ北宮 太陽ケア(11分33秒 エビ固め)潮崎豪 清宮海斗 ×KAZMA SAKAMOTO
※サイトースープレックス<第7試合 30分1本勝負>
高木三四郎 ○HARASHIMA 男色ディーノ(15分51秒 エビ固め)拳王 ×小峠篤司 マイバッハ谷口
※蒼魔刀(試合終了後、拳王がDDT勢にアピール後にTV解説を務めている森嶋猛にマイクを渡す)
森嶋「ノアファンの皆さん、お久しぶりです! 丸藤正道、20周年、おめでとうございます。てめえよ、メインでしょっぱい試合したらしょうちしねえからな。KENTAはどうでもいいからな。ヒデオ頑張れ。以上」、(森嶋は拳王を呼びとめ、Tシャツを脱ぐと、「これ、杉浦に渡してくれ」とTシャツを拳王に託し、そのまま会場をあとにする。)
【拳王の話】「負けてしまったよな。負けたら悔しいよな。いつでもあいつら、倒しにいってやるよ。そして最後! なんかよ、見たことある顔のヤツが出てきたぞ。森嶋猛、昔の俺の首領だ。見てみろよ。森嶋さん、首領の興行のTシャツを、なぜだか杉浦に渡しとけ? おい、俺が杉浦に渡せるわけねえだろ。あんなヤツ、話もしたくねえよ。いいか、てめえら。どうせ杉浦、ここに帰ってくるんだろ? その時にはな、これ(Tシャツ)を置いておくから、それを伝えておけ。杉浦にこのTシャツを、森嶋猛が渡しとけって。それだけだ」
<第8試合 30分1本勝負>
△杉浦貴 原田大輔(30分時間切れ引き分け)△秋山準 青木篤志
【試合後の杉浦&原田】
※杉浦はコメントブースに置いてあった森嶋のTシャツを確認せず、そのままタオル代わりにして汗を拭い、そのまま投げ捨てる――試合を終えた心境は?
杉浦「30分じゃ足りないところだな。俺と秋山準、原田と青木には」
原田「時間じゃなくて、あいつらを倒せなかった俺の力不足です。悔しいです」
――「どのような気持ちに当日なるかわからない」という杉浦選手の話もあったが、どういう気持ちで臨んだ?
杉浦「まあ、いつもと一緒だよ。目の前にいるヤツを叩き潰そうという気持ち。誰とやっても一緒だよ。ノアだろうが、全日本だろうが。まあ、その分、お客さんが凄い応援してくれたんで。その分は燃えたかもしれないけど、いつもと変わらないよ」
原田「どんな気持ち? 自分のプロレスをやるだけ。別に他の3人の過去は、俺にとっちゃどうでもいいことなんで。とりあえず自分のプロレスをやって、その上で倒せなかった。それは悔しいな」
――原田選手は秋山選手と初対決だった
原田「強いよ。でも、リングでああやって目の前にいたら、倒したくなるから。でも、今日は倒せなかった。それはな、やっぱ悔しい。チャンピオンとして悔しい。どんな相手でもやっぱり倒したい」
――相手の青木選手も全日本ジュニアのトップ。ノアで戦っていた過去もあるが?
原田「過去とか、そんなの気にせずやったよ。30分やって、倒せなかった。やっぱ悔しいよね」
――杉浦選手は秋山選手に対して物凄いエルボーの連打があった
杉浦「あったよ」
――どんな思いを込めた?
杉浦「だから、さっきから言っているように叩き潰すと。目の前にいるムカつくヤツを叩き潰す。それだけだよ」
――30分で足りなかったということだが、この先のことも心の中にはある?
杉浦「いつでもいいよ。あれ、秋山ってどれぐらいの位置でやってんだ、全日本で。トップか? トップ戦線でやってんのか? 年老いるのはまだ早いよ。シングルでもできるだろ? 後輩に譲っている場合じゃないよ、俺とやれるなら。まだまだやり足りないよ」
――原田選手は今後についてどう考えている?
原田「とりあえずね、ジュニアのシングルリーグ戦があるから、そこでしっかり優勝して。そのあとにまた今後のことは言いたいなと思います。まずはリーグ戦優勝」
――森嶋選手から杉浦選手へとTシャツが送られていたが?
杉浦「全然わからなかった。ごめん。俺は汗かいてたから、ちょうどいいサイズだから、汗拭きだと思って。タオルじゃないんだ」
――復帰する森嶋選手からのメッセージだと思われるが?
杉浦「何か変なマイクを使ったし、余計なことをしたらタダじゃ済ませねえぞ。今日は丸藤正道の20周年。めでたい大会なんだよ。それでな、俺が全日本の秋山と青木と戦う。そういうテーマがあるんだよ。関係ないだろ!? 入ってくるなって! お前が復帰しようが関係ないんだよ、俺には。なんでこの大事な大会、大事な試合でそんなアピールしてくるんだよ!? 今度、邪魔したらただじゃ済まねえぞ。そう言っておけ」
【試合後の秋山&青木】
――試合を終えた今の気持ちは?秋山「久しぶりに緑のリングに上がれてね。なんというか、感慨深いというか。何とも言えない気持ちです」
青木「自分は今回上がるのは、丸藤選手のお祝い。これのみのつもりで来ましたんで。まあ、試合をやってみて、いろいろ思うところはありますけど、それが一番です」
――本当に激しい試合になった
青木「まあ、もう面子というかね、対戦相手を見て。こっちもやられたらやりにいくタイプだし、もちろんああなるのはわかってたし。もっと行くかなと思ったんだけど、まあ、こんな感じですね」
――秋山選手もかなり激しくいく時間があったが、何か気持ちを込めた部分はあった?
秋山「いや、気持ちはいつも込めてますよ。ノアだけじゃなくて、自分のところの試合でも気持ちは込めてますし。なにも変わることなくやってます。今日はまあ、青木も今、言ったように、丸藤の20周年ということで。本当に真っ白な気持ちでここに来ました。まあね、ここの人たちはどう思っているかわからないです。ファンの人もそう思っているかもわからないですけど、僕は真っ白な気持ちでここに来ました」
――30分では短かった?
秋山「いやもう、2人とも元気で。僕はもう30分で十分ですよ」
青木「あっと言う間でしたね。勝負所をかけるのが、お互い上手くいかなかったというか。向こうもね、チャンピオンですから、2人とも。凄いやっぱり強いし。こっちも上手く取りに切れなかったというのがあるんですけど、まだまだこっちも全然余裕があるかなと思います」
――この先についてはどう考えている?
青木「僕からは何もないですね」
秋山「原田君は青木のところに行くのかなと思ったら、俺のところに来たしね。若さだな。もうちょっと考えたら、青木のところに来たら、もしかしたら何かあるかもわからないけど、俺のところに来たもんね。俺のところに来るってことは、自分のあれをちょっと上げたかったんだろうね。でも、違うよ、それは。それは違う。青木はやっぱりそれがわかっているし。やっぱ青木はお祝いということで来ているけど、でも彼らが何かをするんであれば、俺じゃない。青木の前に行かないと。それは彼の失敗だと思う」
――最後に丸藤選手へメッセージを
青木「丸藤さんとはね、僕はタッグのベルトを巻いたこともあるし、いろいろお世話になった先輩ですから。いろいろと怪我とかもあると思いますけど、20年、本当にそれはおめでとうございます。これからまだまだ頑張ると思うので、頑張ってください」
秋山「20周年おめでとう。今、試合が始まろうとしているけども、最後は勝って締めてもらいたいと思います。おめでとう」
――秋山選手として今後については?
秋山「別に今のところは何もない。さっきも言ったように、原田君は残念だわ。俺じゃないよ。青木はここまで来てるんだからさ。俺が杉浦の前に行ったりするのは、それはそうだけどさ。俺とやったって何もないよ。もっともっといろんなことを勉強しないといけない。俺とやってどうするの?」
――杉浦選手は秋山選手に対して「年老いるのはまだ早い」、「後輩に譲っている場合じゃない」と発言していたが?
秋山「それは立場の違いもあるよ。俺は社長だから。後輩に道を譲っているつもりはないんだよ。開けられているんだから。無理矢理開けられてるんだから。俺は別に譲っているつもりはない。こじ開けられているんだから、そこは違いますよ。みんな取っていかれてるんですよ。老け込むというのは、リング上の戦いを見て、思ってくれればいいわけであって。今日見てくれたら、別に大丈夫でしょ? 彼はGHCチャンピオン、もう1人はGHCジュニアチャンピオンでしょ。俺はわりと渡り合ってなかった? それでいいんじゃないですか。口で言うもんじゃないでしょ。リング上で見せるもんでしょ。三沢さんもそう仰ってましたけど、僕は口八丁、手八丁でやってきましたけど、ここの人はそうやって動きで見せてから。俺はそのつもりで今日も来たし。だから、動きで見せたつもりですよ」
<第9試合 サミー「ぱちんこCR真・北斗無双第2章」 presents丸藤正道20周年記念試合 60分1本勝負>
○丸藤正道(34分12秒 片エビ固め)×ヒデオ・イタミ
※ポールシフト式エメラルドフロウジョン(試合終了後、出場全選手がリングに募り、選手会長の潮崎から花束が手渡される)
丸藤「本日は丸藤正道20周年・飛翔、ご来場誠にありがとうございました。本当に18歳から入門して、18歳でデビューして、いろんな出会いと別れがあって、いいことも悪いこともあって。だけど、20年、今俺はこのリングに立ってます。まず本当に俺の対戦相手、ヒデ…KENTAに感謝するとともに、本当に幸せな時間をありがとうと伝えたいです。今日はどうもありがとう。「そして、秋山さんをはじめ、本当にフリーの選手…。俺たちはいろんな形でこのリングで別れを告げたけど、今日こうやってみんなイヤな顔を1つせずに、本当に全力で試合をしてくれました。そんな皆さんにも大きな拍手をお願いします。そして、今日ここに集まってくれた約6000人の人々。俺にとってはあなたたち全員が主役です。ありがとう。プロレスリング・ノア、2年後は20年だ。そしたら、もっとデカいところで、もっとたくさんのファンのみんなの前で、俺たちは試合がしたい。わかるか? 単純計算でだ。今日来た人間がもう1人連れてきたら、12000人だぞ。そんな夢を捨てずに、俺は…いや、俺たちは、このリングでこれから…いや、明日からまた戦います。今日は本当にどうもありがとうございました」【試合後の丸藤】
――試合を終えた今の心境は?丸藤「やっぱり最高の男でしたね。やってていろんなものを思い出したし、いろんな感情が湧き出てきたし。何よりも、なんて言うのかな、昔やった感覚をしっかり身体が覚えてて。でも、数年前にやった彼とは違うところをしっかり俺は感じることもできたし。『ああ、こういうところをあっちでしっかり学んでるんだ』っていう。それはあえてここでは言わないけども、俺なりにそれは凄く感じました」
――「いろいろなことを思い出した」とのことだが、どんなことを思い出した?
丸藤「それは彼がデビューした時、そして組んだ時、戦った時、別れた時…。年数にしたら、長いことかもしれないけど、このものの30分ぐらいですか。その中で、本当に全てを思い出しましたね」
――先輩であり、パートナーであり、ライバルであり、いろいろな形があったと思うが、今のヒデオ選手はどんな存在?
丸藤「そうだな、悔しいけど、憧れか。一番上の存在に行っちまったからな。やってて、正直そう思うよ。今まで言わなかったけど。世界を股にかけて試合をしているあいつは羨ましいし。だけど、だからこそ、俺は彼がいないこのステージでしっかり試合をしていこうと思うし。ここに残って、今日、みんな第1試合から凄くいい試合をしてくれて、お客さんも満足してくれたと思うんで。また、この緑のマットにしっかり足を付けて、根を張って、若い人間の壁になって。しっかり戦いたいなと思います」
――本当に多くのレスラーが集まって、丸藤選手の20周年を祝ってくれた
丸藤「そうですね。本当に俺のワガママですよ。本来なら、いろんな形で来ることができない人もいたでしょう。それはKENTAをはじめ、他の人間もそうだと思います。だけど、プロレスの力って凄えなって思うし、感謝しかないですね」
――「20年で一番のビッグイベントにしたい」という話もあったが、手応えは?
丸藤「俺的にも、全ての1から10まで、最後まで、見ていても凄く素晴らしかったし。引退する時も、これ以上ないんじゃないかなと思うんで、次、何かの時にどうしようかなと思って。何かイベントやるのも引退する時か。引退する時も、こんなことできないかもしれないから、どうしようかなって。今日じゃなくて、明日からまた悩みます(笑) ってことは、まだまだ引退できないってことだね」
――ファンにメッセージを
丸藤「本当に18の頃から応援してくれている人、途中から応援してくれている人、今日初めて俺を見た人。皆さんのおかげで、今日は最高の空間を作ることができたんで、本当に感謝してます。これから…さっきリングで言ったように、明日からまた俺たちの新しい戦いが始まるんで。新しくするもしないも、俺たち次第と思うし、それをまた会場に観に来てもらって。面白いと思ったら、いろんなところに観に来てほしい。いろんな人を誘って観に来てほしい。つまらねえと思ったら、来ないのはしょうがないな。それは俺たちの責任だ。だからこそ、俺たち全選手がしっかり素晴らしい…小さい会場でも、今日以上の大会ができるように。みんなで心がけて、しっかり頑張っていきます」
――go 2 sleepを食らった感想は?
丸藤「久々に食らったから、よくわからなかったです。でも、意地で返した部分もありますね。2発連続でやった時、1発目も十分かすったのは効いたんですけど、もう1発来たら、もう1発も効いちゃって。見た目以上に効く技なんで、アメリカでも禁止したほうがいいんじゃないですか」
――最後は変型?
丸藤「ポールシフトのエメラルドです。ちょっと崩れただけじゃないですか。狙ってたんですけどね。今さら、新しい技なんてないです(笑)」
――今のヒデオ選手に勝ったことで、自信は付いた?
丸藤「そうですね。年を取ってキャリアを積んで、ちょっと自信がなくなってきた部分を、もう1回今日で勢いづいたような感じがします。また明日から、若いヤツらに『かかってこいよ』ってことです。ありがとうございました」
丸藤デビュー20周年興行が開催され。メインは丸藤のたっての希望ということでKENTAことWWEのイタミ・ヒデオとシングルで対戦。この二人の対戦は2013年7月7日以来で、この時はKENTAがgo 2 sleepで勝利も、KENTAがWWEへ転出しイタミ・ヒデオになったことで、二人の対戦はもう実現しないのではと思われていたが、WWE側の許可を得てイタミが今大会のみNOAHに里帰りして実現となった。
序盤は互いに確かめ合うように読み合いも、イタミがハンマーロック、丸藤がレッグロック、イタミは腕十字を狙うなどレスリングの攻防を繰り広げるが、イタミが丸藤をエプロンに追いやってセカンドロープにうつ伏せに宙吊りにすると、コーナーからレッグドロップを投下してからネックブリーカーからスリーパーと首攻め、サッカーボールキックの連打、丸藤は逆水平もイタミはミドルキック、串刺ししショルダーと今度は脇腹攻め、キチンシンク、ボディーシザースとイタミのスタイルを出しつつも、一点集中の泥臭いレスリングでリードを奪う。
丸藤をトップロープに宙吊りにしたイタミはしてミドルキックの連打から後頭部へダイビングニー、首四の字、後頭部へニーの連打、脇腹にも落とすして攻め込み、イタミはストンピングから挑発するも、丸藤は側転からドロップキックで反撃、丸藤はイタミをコーナーに押し込んで逆水平、串刺しエルボー、ラリアットと繰り出していくも、イタミはゼロ戦キックで応戦、ラリアットの連打、フィッシャーマンズバスター、パワースラムからSTFとすぐ自身のペースへと引き込み、丸藤の串刺しも何度も迎撃したイタミがコーナーに直撃させ、エプロンから側頭部へキックを浴びせていく。
場外戦で丸藤がイタミを鉄柵外へ出すと、スーパーケブラータを狙うが、イタミが阻止し、リングに戻ってダイビングラリアットからステップキックも、丸藤も同じ技でやり返し、イタミもステップキックからライガーボム狙いは、着地した丸藤がカウンターでトラースキックを浴びせる。
丸藤は不知火狙うが、イタミがコーナーに逆さ吊りにしての低空ドロップキックも、丸藤がかわすとエプロンにイタミを連行して鉄柵の角めがけてパイルドライバーを敢行、丸藤らしさがやっと出るが、場外戦でイタミはショルダーの連打で鉄柵外へ出すと。コーナーからダイビングフットスタンプを狙うと、丸藤が追いかけて、下からのトラースキックから不知火・改を決め、イタミのビックブーツもトルネードキックで応戦する。
串刺し攻撃の応酬となって、イタミが狙ったところで丸藤がトラースキックで迎撃すると、不知火を決めるが、虎王をかわしたイタミがGAME OVERで捕獲、逃れた丸藤に後頭部へのニーからブサイクへの膝蹴りを炸裂さええ、go2sleepを狙うが、逃れた丸藤が逆水平も、正面から受けたイタミがローリングラリアットで応戦、スワンダイブ式ミサイルキック、串刺し低空ドロップキックからダイビングフットスタンプを投下も、目測を誤ったか丸藤の腕に直撃する。
イタミが久しく使っていなかったgo2sleepを決めるが、顔面に当たらなかったせいもあってカウント2で丸藤がキックアウトし、イタミがミドルキックの乱打も丸藤がカウンターで虎王、イタミの突進をかわして串刺し虎王が炸裂、捕獲式虎王を狙うが、イタミがGAME OVERで切り返す。
ロープに逃れた丸藤にイタミが蹴り上げてからライガーボム、ソバット、ミドルキックの、左右のバスソーキックの乱打、そしてgo2sleepが顔面に直撃も、丸藤はカウント2でキックアウト、そして生膝go2sleepを狙うが、丸藤が虎王の連打、見えない角度からのトラースキック、虎王、見えない角度からのトラースキックと一気に畳みかける。
丸藤丸藤は捕獲式後頭部虎王を炸裂させると、腕を痛めたせいか横に崩れたがポールシフト式エメラルドフロウジョンで3カウントを奪いデビュー20周年を勝利で飾った。試合内容から見ても、今までと違って序盤からグラウンドからじっくり一点集中で下ごしらえするなど、ガンガン攻めていたKENTAではなくWWEでじっくり矯正されたイタミの試合を見せつけられ、丸藤も以前とは違うと感じたのか、ペースがつかめなかった。だが次第にイタミからKENTAらしさが出たところで、丸藤が一気に巻き返すことが出来たが、KENTAではなくイタミ・ヒデオになったことを改めて痛感させられた。しかしWWEでは使えなかったGAME OVERやgo 2 sleepも出すことが出来たからイタミしてみれば思い切りやれたのではないだろうか、そういった意味では今回の丸藤vsイタミは今までのオマージュ的なものではなく、現在進行形の戦いだった。
またセミの杉浦&原田vs秋山&青木は、杉浦が秋山にこれまでNOAHを守り通してきた意地を見せつけるかのようにガンガン攻め、秋山退団後にNOAHに入団した原田も続いてガンガン攻めるなどして、徹底的に秋山を狙う。
しかし秋山を担ごうとした原田を秋山がパワーボムで叩きつけると、失速した原田をエプロンにセットしてギロチンニーを投下、青木もドロップキック、原だの回転エビ固め狙いを逆エビ固めで切り返すなどして続き、原田を捕らえ、秋山は頭突きからパイルドライバー、串刺しジャンピングニーも、原田がボディーエルボーで反撃してエルボーアタックを浴びせて杉浦に交代する。
杉浦は秋山にビックブーツの連打、秋山はエルボーに対しても、杉浦が鬼エルボーで押し返し、雪崩式ブレーンバスターから逆エビ固め、青木がカットに入るが、杉浦がビックブーツで返り討ちするも、杉浦のニーを秋山がキャッチしてラリアットで返し、交代した青木はヨーロピアンアッパーカットで続くが杉浦はキチンシンクで応戦する。
交代した原田は青木にエルボー合戦からスロイダー、ノーザンライトスープレックスホールドと畳みかけるが、ニーアッパー狙いは青木が逃れると逆エビ固めで切り返し、ここで秋山が入ってトレイン攻撃、秋山のバックドロップから青木がフロッグスプラッシュと連係で原田を捕らえ、パイルドライバーからアサルトポイント狙いは、原田がサムソンクラッチで切り返し、コーナーへスロイダー、そして杉浦の援護からダイビングエルボードロップを投下する。
原田は後頭部へのフォアーアームから大☆中西ジャーマンで投げると、ニーアッパーが決まるが、青木はバックドロップで応戦、杉浦vs秋山になり、秋山が杉浦にジャンピングニーから串刺しニーも、もう一発は杉浦がスピアーで迎撃してから串刺しニーで返し、エルボー合戦から杉浦がビンタからニー、フロントネックロックは青木がカットしてジャーマンも、原田がローリングエルボーでカットに入れば、青木はラリアットで応戦するなど、各選手が入り乱れる。
秋山は突進する杉浦にジャンピングニー、エクスプロイダーも杉浦はジャーマンで応戦、秋山はエクスプロイダーからニーの連打、リストクラッチ式エクスプロイダーが決まるが、カウント2でキックアウトした杉浦はナックルからオリンピック予選スラムもカウント2でキックアウトされたところで、時間切れ引き分けとなり、秋山を仕留められなかった杉浦は悔しさを露わにした。
杉浦は対戦前に「5年前のことはもう意識していない」としつつも、心の中ではどこかで残っていた。秋山に5年間をぶつけたが、秋山も全日本プロレスというものを率いてきた意地もあるが、30分では互いの意地というものは充分に伝えきれなかった。大会全体を振り返ると、三沢光晴時代のNOAHを表しつつも、丸藤の"自由と信念"を表現したような大会、旗揚げから武道館、東京ドームに進出した頃のNOAHを思い出させてしまった。三沢や仲田龍さんが生きていたら絶対NGにしていた大森も参戦させるなど、丸藤の意志も感じさせた。
丸藤が「デカいところで、もっとたくさんのファンのみんなの前で、俺たちは試合がしたい」と発言したが、拳王が武道館、原田が大阪府立の大ホール進出を目標にしたが、丸藤だって手をこまねいているわけでない、もっともっと観衆を集めて試合をしたいという欲はあり、それはNOAHにいる選手が誰だって同じ思いを抱えているはず、そのために何をすべきか、NOAHには団体としての信用を始め、まだまだ足りないものが多すぎる。そして今大会ではいろんな動きが出た。第7試合終了後にはTV解説を務めていた森嶋猛が拳王を通じて杉浦にメッセージを伝え、10・14後楽園での復帰戦の相手に杉浦を指名した。自分は丸藤だと思っていたが、いきなりGHCヘビー級王者の杉浦とはハードな相手を選んだ。だが森嶋の復帰戦当日にはNOAHは大阪世界館大会があることから、王者である杉浦が興行に穴を空けてまで、森嶋の指名を受けるのか…、また復帰戦以降は白紙としている森嶋はNOAHを選ぶのか…
第7試合には秋山、青木同様5年9か月ぶりにNOAHに参戦した鼓太郎が自身の教え子である熊野をブルーディスティニーで勝利も、試合後に大原が9・8清水大会から開幕する「GLOBAL Jr. LEAGUE 2018」に参戦を呼びかけると、鼓太郎は応じるどころか「今のノアジュニアは最弱だ」と言い放って、大原や熊野どころかHi69、稔の怒りを買い、鼓太郎を襲い掛かった。
鼓太郎も全日本を退団してフリーになりながらも、全日本に参戦した際には、全日本に残った青木が面白くない感情をぶつけた。鼓太郎にしてみれば自分がNOAHにUターン参戦して面白くない感情をぶつける相手がいないということで「今のノアジュニアは最弱だ」と言い放ち、NOAHジュニア勢の怒りを敢えて買ったということなのか、現在の鼓太郎はそういった複雑な立場を楽しんでいるのかもしれない。最高の空間でした。最高過ぎて何から言えばいいのかわからないので落ち着いて考えてからまた投稿しますw
ただ言えることは
みんな本当にありがとう!!!!!#noah_ghc #丸藤 #感謝
— 丸藤 正道 (@noah_marufuji_) 2018年9月1日両国大会、無事終了いましました。 pic.twitter.com/yM5H3m5YXA
— 内田雅之 (@masa_uchida) 2018年9月1日改めて、昨日はありがとうございました。
負けたけど最高でした。
もう一回言わせてください。
最高でした。
丸藤さん20周年おめでとう。
呼んでくれてありがとうございました。@noah_marufuji_ pic.twitter.com/Oia3xyBRn7
— Hideo Itami / 伊丹英雄 (@HideoItami) 2018年9月2日丸藤、20周年おめでとう!ジュニアの身体でヘビーと渡り合い、よくここまで来たと思う。これからもファンの皆さんに喜ばれ、アッと言わせる選手でいて下さい。
また何処かで!#NOAH#丸藤正道20周年記念大会
— 秋山準 (@jun0917start) 2018年9月1日昨日の試合との振り幅の広さ…昨日はディーノで今日はGHCの両チャンピオン…
しかし、杉浦のエルボー効いたわ。さすが、チャンピオンだな。まだまだ下の世代には負けなさそうだな。俺も負けてられないな!
ありがとう。#NOAH#丸藤正道20周年
— 秋山準 (@jun0917start) 2018年9月1日丸藤さんの20周年のお祝いに両国大会へ参戦してきました。
どんな事でも20年間も続けるって本当に凄い事だと思う。
丸藤さん、おめでとうございます。
その記念大会で、今の自分にとても大きな影響を与えてくれた方と久しぶりに会いました。
多分、ツーショットとか初めて。 pic.twitter.com/ZtJmeNGqc5
— 青木篤志 (@a_a_a_aoki) 2018年9月1日丸藤正道選手20周年興行「飛翔」両国国技館大会でした!
HARASHIMA、ディーノと組んで拳王選手、マイバッハ谷口選手、小峠選手と試合でした!小峠選手の革命に私まで洗脳されちゃいました(笑)。また戦いたいです!
メインも素晴らしかった!丸藤選手20周年おめでとうございます!#noah_ghc#ddtpro pic.twitter.com/ECbcA2IBjo
— 高木三四郎 SanshiroTakagi (@t346fire) 2018年9月1日イタオヒデミ選手と!
お疲れ様でした。#noah_ghc #イタオヒデミ pic.twitter.com/Z8INiMzt1W
— Takashi Sugiura (@noah_sugiura) 2018年9月1日丸藤正道選手20周年おめでとう❗
写真は越中詩郎先輩と
俺もワイルドにやってやるって‼#やってやるって#ajpw #ミドルエッジ pic.twitter.com/BGBR7yLlRu
— 大森 隆男(Takao Omori) (@omoritakao) 2018年9月1日試合後のあの発言。
あの人が居なくなってすぐにデビューした。
そこから5年間。
ノアジュニアの一員としてひたすら突き進んできた。
あんな発言されて黙っとれるか。
リーグ戦俺と同じブロックにしてくれ。必ずリベンジする。
最後に、丸藤さんおめでとうございます。#noah_ghc #リスペクト
— 熊野 準 (@kumano_noah) 2018年9月1日両国大会、ありがとうございました。
メインをじっくり見させていただきました。
懐かしさもありましたが、これからが二人の新章のスタートではないでしょうか。
丸藤選手、おめでとうございます。
KENTA選手、またお会いしましょう。#noah_ghc pic.twitter.com/VSlLIBxnnX
— 西永 秀一 (@shu_nishinaga) 2018年9月1日そして両国国技館のリング設営にはいつも地方大会で手伝って下さる方々が全国から大集結。少年ジャンプの最終回みたいで感動。おかげでスムーズな設営&撤収でした。選手やスタッフだけじゃなく色々な方々の協力あってのノア。もちろんご来場頂いてるお客様も。本当にありがとうございます。#noah_ghc pic.twitter.com/FzQCirbGbI
— 味方冬樹 (@mikata_fuyuki) 2018年9月1日Congrats to the one and only @noah_marufuji_ on his 20 year anniversary. Thank you for everything you’ve done for me and the business. One of the best ever and I’ve been lucky to step in the ring with him. Can’t wait to do it again. Wish I coulda been there to celebrate! pic.twitter.com/xjUznPrO8g
— Eddie Edwards (@TheEddieEdwards) 2018年9月1日Congratulations @noah_marufuji_ 20 years.! Forever grateful for being involved in even the smallest part of that. pic.twitter.com/qANAKCecU9
— Nick Miller (@WWENickMiller) 2018年9月1日 -
丸藤正道の"自由と信念"
1999年7月10日、全日本プロレスが三重県立ゆめドームうえの大会を開催、この頃はジャイアント馬場さんが死去し、三沢光晴社長体制がスタートしたばかりだった。全日本が自分の地元で興行することを聞きつけ、自分は知人で全日本伊賀大会のチケットを置くことになっていた本屋の店主に「全日本の選手のサイン会をやらない」と冗談半分に持ちかけ、店主もダメ元で全日本側に依頼すると、営業から帰ってきた返事は「社長がサイン会にお伺いします」だった。自分らは「社長って…」と聞き返すと、「三沢がお伺いします」という返事だった。自分らは嬉しさではなく思わぬ大物が来ることで「えらいこっちゃ…どうしよう…」とオロオロしていた。7・10伊賀大会当日に、忙しい合間を縫って三沢が本屋を訪れてサイン会を行ってくれたが、さすが人気選手のサイン会ということで長蛇の列となるも、そのとき三沢に付き人として付き添っていたのは丸藤正道でデビューしてまだ1年も経過していなかったが、この青年が現在ではNOAHの中心選手になるとは思っても見なかった。三沢に追随してNOAHに参戦した丸藤は、三沢の掲げた"自由と信念"を、そのまま実践するかのようにメキメキと頭角を表した、そして2006年1月26日NOAH日本武道館大会で行われたKENTAvs丸藤によるGHCジュニアヘビー級選手権では、丸藤は敗れたものの、メインを凌ぐ大激戦となり、メインで田上明を破りGHCヘビー級王座を奪取した秋山準でさえも脱帽していた。自分はこの頃から丸藤は将来NOAHを託すことが出来ると感じさせた。秋山越えを達成してGHCヘビー級王者となり、KENTAとの試合で武道館のメインを飾り、2006年度のベストバウトを受賞したが、三沢光晴という壁だけはどうしても越えられることが出来なかった。三沢光晴という大きな存在…三沢が亡くなった後でも大きく圧し掛かり、三沢亡き後の体制で副社長になったとしても、それは変わらなかったのではないだろうか…
自分が今でも思うことは、丸藤にGHCヘビー級王座を戴冠して一時代を築いて欲しいこと、これは今でも変わらないが、最近思うことはNOAH内で一時代を築くことよりも、外からNOAHを発信してベルトを越える存在になろうとしているのではないだろうか、GHCヘビー級を巻くことで三沢という存在を超えるのではなく、別のやり方で三沢という存在を超えようとしているのか、それが丸藤の考える"自由と信念"なのかもしれない。
丸藤に贈る言葉があるとすれば、丸藤の考えていることは三沢の考えに反するものかもしれない。けど自分の出した選択がベストなら、三沢が生きていても文句は言わないと思う。丸藤の考えている"自由と信念"を貫いて欲しい。
最後に丸藤正道選手、デビュー20周年おめでとうございます。
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激闘!杉浦vs潮崎、冷たい関係からライバルへ…二人の戦いに世代闘争など関係なかった
8月19日 NOAH「川崎市スポーツ協会70周年記念 プロレスリング・ノア×川崎フェスティバル2018」神奈川・カルッツ川崎 1320人(コメントなどはプロレス格闘技DX詳細版、試合内容などは実況ツイートより)
<第1試合=20分1本勝負>
○日高郁人 菅原拓也(10分40秒 ショーンキャプチャー)小川良成 諸橋晴也<第1試合=20分1本勝負>
マイバッハ谷口 長井満也 コーディ・ホール KAZMA SAKAMOTO(13分17秒 体固め)井上雅央 ×宮脇純太 エル・イホ・デス・パンデーラ アレハンドロ
※マイバッハボム・ツヴァイ<第3試合=30分1本勝負>
○大原はじめ 熊野準(15分25秒 ムイビエンクラッチ)×原田大輔 タダスケ<第4試合=イリミネーションマッチ 時間無制限>
拳王 中嶋勝彦 ○マサ北宮 小峠篤司 清宮海斗(29分10秒 監獄固め)丸藤正道 齋藤彰俊 田中将斗 モハメド ヨネ ×クワイエット・ストーム○ストーム(11分23秒 ファンキーバスターボム→片エビ固め)小峠
○北宮(15分05秒 サイトース=プレックス→片エビ固め)×ヨネ
○清宮(18分58秒オーバーザトップロープ)×丸藤
▲中嶋(22分30秒 両者オーバーザトップロープ)▲田中
○拳王(25分42秒 TKO)×齋藤
※ハイキック<第5試合 GHCジュニア・ヘビー級タッグ選手権試合60分1本勝負>
【第34代選手権者組】○Hi69 田中稔(20分20秒 エビ固め)【挑戦者組】HAYATA ×YO-HEY
※みちのくドライバーβ
※Hi69&稔が2度目の防衛に成功【試合後のHi69&稔】
――試合を振り返って?稔「俺らチャンピオンでしたけど、リーグ戦では決勝にすら残れなかった。早々に予選落ちしたっていう不甲斐ない結果しか残せなかった。それで優勝者にベルト明け渡したらどうしようもないし。ここで意地みせなきゃ俺らどこで見せるんだ?って。しがみついてでも勝ってやろうと思ってました」
――日高&菅原組が名乗りを上げたが?
Hi69「まぁ俺らが逆の立場でも同じことをしてたと思うんで」
稔「今回はチャンピオンとして受けて立ったけど、公式戦では負けてるじゃないですか。ZERO1のふたりにも公式戦で負けてるんで。チャンピオンだけど俺らが挑むような試合になると思います、ある意味。ちょうど借りを返したいと思ってたんで、望むところっすね。ジュニアのベルト総取りするとか言ってたんで、やってみろよって」
<第6試合 GHCヘビー級タッグ選手権試合60分1本勝負>
【第31代選手権者】○杉浦貴(34分22秒 片エビ固め)【挑戦者】×潮崎豪
※雪崩式オリンピック予選スラム
☆杉浦が4度目の防衛に成功。【試合後の杉浦】
――激しい試合となったが?杉浦「変な言い方になるけど、アイツとやってると気持ちいいよ。いつでも正面からやれるし」
――『何度でもお前の前に立つ』と言っていたが?
杉浦「アイツ後輩だしね。だからいつでも来いって」
――北宮が名乗りを上げたが?
杉浦「最近の印象は分からないけどさ、出てきた時に『え〜?』って声もあったし。待ってました!っていう大声援では無かった。それがアイツが今まで築き上げてきたものの結果でしょ。悔しいんだったら、俺とコレ(ベルト)懸けてやって覆してみろって。俺を利用すればいいんだよ。おいしいんだから」
――世代闘争としても上位世代がヘビー級のベルトを両方持っている状況が続いているが?
杉浦「何回も言ってるけど、強いからだよ。悔しかったら取り返せばいい。俺としてはうれしいこと。齋藤さんがもう一度輝きを取り戻したり…とかね」
――過去最高のコンディションのようにも見えるが?
杉浦「見えた通りだよ。キミが見えた通り。だから利用しろって。一番おいしい相手が目の前にいるんだから」
――凌駕する者があれば時代はいつでもくれてやる、と言っていたが?
杉浦「うん。でも、それは勝つだけじゃない。印象も全部そう」
――プロレス界に響く闘いをしたいと戦前に語っていたが?
杉浦「それができたかは分からない。見た人がどう思うか。自分でも、もっとできたと後から思うかもしれないし。ただ、会社も今、こういう状況だから。いい試合を見せて『あそこの試合は凄い』って振り向かせていかないといけないからね」
――チャンピオンとしてやることはまだまだ多い?
杉浦「おう。チャンピオンだからな」
川崎大会のメインでは杉浦の保持するGHCヘビー級王座に潮崎が挑戦、2012年に潮崎がNOAHを退団する際に、23日のディファ大会で杉浦とシングルで対戦、退団する潮崎に対して杉浦は敢えて潰しにかかり、試合は杉浦がオリンピック予選スラムで勝利を収め、潮崎はNOAHを退団、ここから二人の冷たい関係が始まり、2015年に潮崎が全日本からNOAHへ戻るも、杉浦が鈴木軍へと走り、2016年に2度に渡って対戦も1勝1敗、冷たい関係は続いた。しかし杉浦が今年になって「オレのライバルでいてもらわなければ困る」と潮崎に対して本音を出し、内心は潮崎のことを認めていたことを明かした。今回の一戦は冷たい関係と言われていた二人による決着戦の意味も込められていた。
序盤から潮崎が逆水平の連打で杉浦を乱打するも、ブレーンバスター狙いは杉浦が堪えて潮崎をトップロープに固定、そしてビックブーツを狙うも、かわした潮崎はエプロンからロープ越しの豪腕ラリアットを炸裂させ、場外戦で潮崎が杉浦に鉄柵めがけてギロチンホイップを連発、エプロンに杉浦をうつ伏せに固定してニー、逆水平と先手を奪う。
しかしリングに戻った潮崎は逆水平からフライングショルダーを発射するが、杉浦がニーで迎撃、杉浦はトップロープに潮崎を固定してビックブーツから、場外戦で鉄柵攻撃からビックブーツ、リングに戻ると杉浦はエルボーを連発、潮崎は逆水平で応戦するが、杉浦がビックブーツからサッカーボールキック、三沢式フェースロックと、潮崎の古傷である顎を攻める。
、杉浦はコーナーに押し込んでエルボーから串刺しビックブーツも、潮崎は串刺し逆水平で応戦してフライングショルダー、ドロップキックで返し、串刺し逆水平からマシンガンチョップ、杉浦もマシンガン鬼エルボーで応戦、だが潮崎もマシンガンチョップでやり返し、逆水平からランニング逆水平を浴びせていく。
潮崎はフィッシャーマンズバスター狙うが、杉浦が堪えて前へ投げ、串刺しビックブーツから串刺しニー、雪崩式ブレーンバスターから逆エビ固めと腰攻め、杉浦はニーを狙うがキャッチした潮崎はフィッシャーマンズバスターで叩きつけ、突進する杉浦をコーナーに乗せて下からのドロップキックで場外へ落とし、ノータッチプランチャを発射する。
杉浦をリングに戻した潮崎はターンバックルへのパワーボムから、初公開のスプラッシュマウンテンを披露も、豪腕ラリアットは杉浦がカマイタチ式鬼エルボーで迎撃し、顔面へのビンタからターンバックルへのジャーマンで投げる。
杉浦はコーナーにもたれた潮崎に鬼エルボーを乱打してから、串刺しランニングニー、ハイクラッチジャーマンからランニングニー、潮崎の後頭部めがけて胴田貫を連発し、オリンピック予選スラムが決まるも、潮崎はカウント2でキックアウトし、杉浦は雪崩式オリンピック予選スラムを狙うが、潮崎は雪崩式リミットブレイクで切り返す。
潮崎は突進する杉浦に豪腕ラリアットからゴーフラッシャー、ショートレンジの豪腕ラリアット狙いは杉浦が左右エルボーで阻止も、潮崎は逆水平を連発してから、生腕でのショートレンジ豪腕ラリアットを炸裂させ、長らく使っていなかったムーンサルトプレスを投下するも、杉浦は剣山で迎撃する。
杉浦ははエルボーも、潮崎は正面から受けて前進し逆水平で応戦し、互いにひたすら打ちまくる。潮崎の逆水平をキャッチした杉浦はジャーマンも、潮崎も投げ返し、膝立ちで杉浦がエルボーの乱打、潮崎は構わず前進も杉浦は頭突き、潮崎も打ち返すが、杉浦はビンタに対して潮崎が頭突きを浴びせ杉浦はダウン。
潮崎は豪腕ラリアットを狙うが、杉浦はナックルで迎撃、だが潮崎が豪腕ラリアットを連発もダメージで威力がない、潮崎は突進も杉浦がラリアットで迎撃してからニーリフト、オリンピック予選スラムから雪崩式オリンピック予選スラムで3カウントを奪い王座を防衛した。試合後に杉浦が「俺がベルトを持ってる間は、ずっとお前の前に立ってやるからな。いつでも来い!」とアピールしたが、潮崎が最初にNOAHを去る前は二人は同じNOAH世代でライバルだった。二人の関係は敵対関係のままだが、変わったのは冷たい関係から認め合うライバルに戻ったということ、二人の戦いには世代闘争など関係なく、ライバルとして二人は向かい合い戦った。試合終了後にはイリミネーションマッチを制した新世代軍から北宮が挑戦に名乗りを挙げた。現在の杉浦はベストコンディションとなったことで、新世代全員相手に受けて立てる自信を取り戻した。いくら新世代が勢いがあったとしても、強い杉浦の牙城をそう簡単に崩せるとは思えない。また拳王&清宮は9・9大阪で丸藤&彰俊の保持するGHCタッグ王座に挑戦することも決定した。
セミのジュニアタッグ選手権は王者組がYO-HEYの足攻めでリードを奪ったかに見えたが、挑戦者の金髪夫婦がHi69を捕らえて形勢を逆転させる。
窮地を脱したHi69は稔に交代、稔はYO-HEYに串刺しの低空ドロップキックと攻め込むが雪崩式ブレーンバスター狙いはYO-HEYが阻止してミサイルキックを命中させ、顔面Gからドロップキック、HAYATAもマンハッタンドロップから側頭部へのドロップキックで続くも、HAYATAのスイングDDTを着地した稔はキチンシンクからフットスタンプ、Hi69もトランスレイブからライオンサルトで続く。
王者組はHAYATAにトレイン攻撃、Hi69はマハラジャから稔がダイビングフットスタンプと連係で攻勢に出るが、勝負を狙ったHi69がトランスレイブからストゥーカスプラッシュもHAYATAが剣山で迎撃してから首固めで丸め込み、、先に起きたHi69が突進もかわされたところでYO-HEYはロープ越しのジャンピングハイキックを浴びせる。
金髪夫婦はHi69に連係からダブルスーパーキック、合体ツイストオブフェイドでHi69を捕らえにかかり、HAYATAがHi69に回転延髄斬りからムーンサルトプレスを投下するも自爆、HAYATAはトラースキックから再度ムーンサルトプレスを決めるが稔にカットされてしまう。
王者組はHAYATAにダブルトラースキックから、稔がフィッシャーマンズバスター、Hi69が初公開の槍投げDDTで突き刺し、、ピラミッドドライバーからみちのくドライバーⅡ、ストゥーカスプラッシュはカウント2!稔はYO-HEYをアンクルホールドでセーブ、Hi69がHAYATAにみちのくドライバーβで3カウントを奪い王座防衛、金髪夫婦はHi69に狙いをつけたのだろうが、捕まえきれなかった。試合後にはリーグ戦で王者組から勝利を収めている、日高&菅原が挑戦を表明した。そして金髪夫婦が提唱していた『GLOBAL Jr. LEAGUE 2018』の開催が決定、9月8日の静岡大会から開幕することになった。
[出場選手] 原田大輔 Hi69 田中稔 HAYATA YO-HEY タダスケ 大原はじめ 熊野準 日高郁人
諸橋晴也他団体からの参戦はZERO1の日高のみ、NOAH所属中心の編成となったが、WRESTLE-1勢は参戦して欲しかった。だがジュニアリーグはジュニアタッグリーグと比べ定期的に開催されていないことから、今回成功すれば恒例化して拡大する可能性も秘めている。本命はGHCジュニア王座挑戦に名乗りを挙げている日高だが、自分的にはタイトルに恵まれていないタダスケや熊野に期待したい。
本日、カルッツ川崎観戦ありがとうございます。
感謝!
あと、この大会に向けて頑張った大原選手、ありがとう。#noah_ghc #NOAHtheLIVE
— Takashi Sugiura (@noah_sugiura) 2018年8月18日勝ちました。やっぱ強い。
金髪夫婦。勝ったけど悔しい気持ちも。最高のタッグチームです。
彼ら。
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ただ、俺らの方が最高だけどな!!!!
最高過ぎる!稔さん!ありがとうございます!!そして、応援してくれたみんな、大好き!これから、最強に、えこひいきします!
— NOAH.Hi69 (@69HIROKI69) 2018年8月18日ぺろんと負けました。
すみません調子に乗りすぎました。
だからもっと調子に乗っていきます。
リベンジやな。#noah_ghc pic.twitter.com/YkLR8V9lxW
— YO-HEY (@yo_hey0206) 2018年8月18日悔しいと感じたその瞬間に行動しなければ一生の後悔が残る
リングの闘いも名声も、全ては本人の生き様そのものです
9/2後楽園ホール、全身全霊を込めて闘います#noah_ghc
— マサ北宮 (@noah_kitamiya) 2018年8月18日9月9日大阪でタイトルマッチ決まった。
やっと決まったな。
大阪で奪ってやる。
そして、前哨戦シングル組め。
なんなら、9月2日後楽園ホール。
テメエの二十周年の次の日。
文句ないだろ。
前日のKENTA戦とも戦ってやる。
怖くなかったら組め。
会社。
そして 正道くん。#noah_ghc pic.twitter.com/BUl3m3fXlS
— 拳王 (@kenoh_prowres) 2018年8月18日大原くんはホント凄いよ。
嫌な顔1つせず頼まれたこと以上の事をこなす。
今日は色々お疲れ様でした。ありがとう。
ムイビエン。
@大原 pic.twitter.com/UbEylQ9Rtj
— 丸藤 正道 (@noah_marufuji_) 2018年8月18日 -
RATEL'S主催興行でGHCヘビー、ジュニア王者同士の対決が実現も原田は杉浦に完敗!
6月30日 NOAH「RATEL'S プロデュース興行」新木場1stRING 315人超満員札止め<アピール、コメント、写真などはプロレス格闘技DXより>
◇第1試合◇
▼20分1本
○KAZMA SAKAMOTO(10分14秒 首固め)×タダスケ【試合後のKAZMA】
――「自分が死ぬまでにシングルマッチでやりたいリストに入っていた」というタダスケから指名されての一騎打ちだったが?KAZMA「光栄ですね。でもこれは試合なんで。光栄ですけど、勝ったのはKAZMA SAKAMOTOです」
――タダスケはインサイドワークに重きを置いて試合をしたいと言っていたが?
KAZMA「自分のほうが一歩も二歩も上をいっちゃいました」
――自身はノアで4人そろって軍団化しているが?
KAZMA「そうですね。長井、マイバッハ、コーディと俺。その4人でどうなっていくかなんて、分からないよね。どんな効果を生むかなんて分からない。なるようになると思っております」
◇第2試合◇
▼20分1本
○清宮海斗(8分10秒 逆エビ固め)×宮脇純太◇第3試合◇
▼30分1本
○潮崎豪(12分28秒 反則勝ち)×男盛
※モロ出し◇第4試合◇
▼30分1本
○HAYATA 吉岡世起(14分12秒 クロスフィックス)×YO-HEY 黒潮"イケメン"二郎【試合後のYO-HEY&イケメン】
イケメン「いやーいいキック入った〜!」YO-HEY「誰にやられたん?」
イケメン「気づいたらキック入ってて、誰だったんだ。吉岡か。児玉か」
YO-HEY「土肥孝司もおったな!」
イケメン「TAJIRIいた! AKIRAいた!」
YO-HEY「お前の親父もおった! その中の誰かや。まぁなんやかんや俺ら初のタッグで、認めたないけど負けたワケやん。俺らのこの最強イケメンタッグ。これを打ち破れるヤツらは、世界に72億人しかおらへん。(※世界総人口は推計75億人)」
イケメン「その75億人分の2がこの江東区新木場にそろったってことは奇跡…」
YO-HEY「そうや…なんかウチらじゃラチあかんから質問コーナーにしましょうか」
――何か合体技の練習をしていたようだが?
YO-HEY「これホント、年齢は違う二人ですけど、僕が生まれて、イケメンが生まれて、この世界にそろってからずっと!練習してきたんですよ。ウソだと思ってるでしょ!?」
イケメン「一度セッ〇スしたことありますから!」
YO-HEY「ほ、ほんまや…セッ〇スしたぞ!!」
イケメン「逆に負けて良かったですよ。次勝ったら盛り上がるでしょ? 勝ちたかったあ!」
YO-HEY「よしゃ、帰って二度目のセッ〇スしよか」
イケメン「フィニーッシュ!」
◇第5試合◇
▼30分1本
○Hi69 進祐哉(14分56秒 片エビ固め)大原はじめ ×熊野準
※ストゥーカ・スプラッシュ【試合後のHi69&進】
――ノアに初参戦してみて?進「自分はフリーダムスという団体なんですけど、なかなか自分の理想のジュニアの戦いができてないんでね。今日ノアさんのリングに上がれて、凄いよりジュニアな試合ができるんじゃないかと思いましたね。また出させていただけたら、絶対に爪痕残す自信があるんで」
――初参戦でHi69とのスケコマッシーズが復活したが?
進「自分とHi69さんが組むならそうなるでしょうと」
Hi69「今日、RATEL'Sのプロデュース興行ってことでお祭りだった部分もあるんでね。ただ、俺も進もこれを点で終わらせないように。何かしら今日が意味のあったことにしたいと思いますよ」
――ジュニアタッグリーグ戦に向けて背面砕者達を破ったが?
Hi69「彼らも参加したジュニアタッグトーナメントを優勝してベルトを巻いてるワケですから。怖いモンはないです。全勝優勝して、堂々とまた二人でベルトを巻いていたいと思います」
◇第6試合◇
▼60分1本
○杉浦貴(21分59秒 体固め)×原田大輔
※オリンピック予選スラム
(試合終了後、立ち上がれない原田を見つめた杉浦は、原田を称える仕草をみせてから退場。タダスケ、HAYATA、YO-HEYが原田を介抱する)
YO-HEY「ボス、凄い熱い戦い、ありがとうございました。本来なら我らがRATEL'Sのボスが締めたほうがいいですよね? でも…あの戦いの後だったら無理ですよね。ということで、私ペロンペロンのYO-HEYちゃんが締めさせてもらっていいですかね?、本日はRATEL'Sプロデュース大会、ご来場ありがとうございます。いろんな団体からも出てもらった選手、ノアの選手、協力してくださった関係者の皆様、ありがとうございます、本日はRATEL'Sプロデュース大会、ご来場ありがとうございます。いろんな団体からも出てもらった選手、ノアの選手、協力してくださった関係者の皆様、ありがとうございます。RATEL'Sプロデュース興行、いかがでしたかあ!?第2回とかやっちゃっても大丈夫ですか?これにてRATEL'S興行を終わりたいと思いますが、ひとつだけ言わせてもらってもいいですか? ワタクシ、ペロンペロンのYO-HEYちゃん、嫁HAYATA、タダスケお母さん、そしてボス原田……RATEL'S最高やろ! 今夜はありがとう!最後に嫁さん一言だけ」HAYATA「同じや!」
RATEL'Sによるプロデュース興行が開催され、メインでは原田がNOAH入団時から「いつか倒したい」と思っていた杉浦と対戦、ヘビー級王者vsジュニアヘビー級王者による直接対決が実現した。
序盤からエルボー合戦を繰り広げるが、三沢光晴の鬼がこもっている杉浦のエルボーが打ち勝つが、それでも懸命に食い下がった原田はスロイダー、串刺しジャンピング、串刺し背面とエルボーで反撃し、コーナーからのダイビングエルボーを狙う。しかし杉浦が雪崩式ブレーンバスターで投げると逆エビ固めで捕獲する。
ロープに逃れた原田に杉浦がニーを狙うが、原田はカウンターのジャンピングエルボーで迎撃し、場外へ逃れた杉浦にプランチャを発射、リングに戻って再度ダイビングエルボーを投下する。
ところが杉浦は剣山で迎撃し、キチンシンクの連打からオリンピック予選スラムを狙うとm原田は着地して逃れるが、杉浦は鬼エルボーを乱打、原田は前のめりになるも、杉浦は手首を掴んで手錠式鬼エルボーを連打して原田を追い詰めるも、原田は杉浦の腕を引き寄せてカウンターのエルボーを浴びせ、掟破りのオリンピック予選スラムを敢行、杉浦にストマックエルボーの連打を浴びせ、大☆中西ジャーマン、ニーアッパー、ローリングエルボーと畳みかけてから片山ジャーマンスープレックスホールドを決めるも、カウント2でキックアウトされる。
原田は再び片山ジャーマンを狙うが、杉浦は堪え、原田のボディーエルボー狙いをキャッチしてフロントネックロックで捕獲、原田が逃れて再度ボディーエルボーを狙うも、杉浦は膝で迎撃する。
杉浦はニーからジャーマンスープレックスホールド、そしてオリンピック予選スラムを狙うが、原田がロープを掴んで踏ん張ると、杉浦は容赦なく鬼エルボーを乱打、原田も打ち返すが、杉浦がワンツーエルボー連打、左のビンタ、鬼エルボーを乱打、最後は完全にグロッキーとなった原田を本家オリンピック予選スラムを決め3カウントを奪い、ヘビー級王者の貫禄を見せつけた。第1試合ではタダスケはKAZMAと対戦し、タダスケは金髪に染めて登場する。試合は場外戦や掌打などでKAZMAがリードも、タダスケも死角からのショルダータックルで反撃して、地団駄ラリアットを狙う。しかしKAZMAがフェイントから延髄斬り、ランニングニーと浴びせる。
しかしタダスケはナックルパートと見せかけてDDTで突き刺すと、地団駄ラリアットを炸裂させるが、アウトキャスト狙いはKAZMAが逃れてフェイントからトラースキックも、タダスケも急所蹴りで応戦、ところが地団駄ラリアット狙いはKAZMAがかわし、レフェリーと交錯しかけると、その隙を突いたKAZMAが急所蹴りからの首固めで3カウントを奪う。
第4試合ではタブプロレス出身のHAYATA&吉岡が、SMASH時代を共に過ごしたYO-HEY&イケメン組と対戦。
序盤は元タブプロレスコンビがタッチワークを駆使してYO-HEYを捕らえるも、交代を受けたイケメンが吉岡にハリウッドスタープレスで反撃も、イケメンスペシャル狙いは、吉岡が着地して踵落としを浴びせ、交代したHAYATAが旋回式延髄斬りからみちのくドライバーでイケメンを追い詰める。
HAYATAはムーンサルトプレスで勝負に出るが、自爆となってしまうと、交代を受けたYO-HEYがミサイルキックを発射、ジャンピングヒールキックから、HAYATAのハンドスプリングも読んでツイスト・オブ・フェイトで仕留めようとする。
そこで吉岡が入ってカットもイケメンが排除し、HAYATAを捕らえたYO-HEYとイケメンは練習していた合体技を狙うが、一転してバラバラの技を仕掛けて失敗してしまい、続くトレイン攻撃も、どっちが先に行くかで揉めてしまう。
最後もイケメンがHAYATAを羽交い絞めに捕らえ、YO-HEYがトラースキックも、HAYATAがかわすと、YO-HEYはイケメンの顔をしっかり確認してからイケメンにトラースキックを浴びせ、仲間割れとなった隙を突いたHAYATAがクロスフィックスでYO-HEYから3カウントを奪い勝利となった。メイン終了後はRATEL'Sが全員揃うも、ダメージで締めくくれない原田に代わり、HAYATA&YO-HEYが大会を締めくくったが、昨年9月にタダスケ、HAYATA、YO-HEYが入って10ヶ月、差一緒はタブプロレスとのダブル所属だったが、タブプロレスとの契約も切れてNOAH専属となった。
この4人の原点は大阪プロレスで小峠が大阪プロレスからNOAH移籍後は、原田がタダスケ、HAYATAと共に若手ユニット・グレアを結成、今思えばグレアがRATEL'Sの原点的ユニットだった。
原田も大阪プロレスからNOAHへ移り、グレアも発展的解消して、それぞれの道を歩んだが、この3人がNOAHに再び集まり、そこにYO-HEYが加わった。大阪プロレスという存在がなかったらこの4人が集うことはなかったのかもしれない。セミではHi69がFREEDOMSの進と組み"スケコマッシーズ"を復活させ、バックブリーカーズと対戦、熊野を進の雪崩式フランケンシュタイナーからHi69のトランスレイブと連係で捕らえ、最後はHi69がみちのくドライバーⅡからストゥーカ・スプラッシュで勝利、試合後のバックステージインタビューでは進が「また出させていただけたら、絶対に爪痕残す自信があるんで」とNOAHに参戦をアピール、Hi69も「俺も進もこれを点で終わらせないように」とNOAHマットでの"スケコマッシーズ"の継続を匂わせた。
FREEDOMSに属しながらも、格闘志向も強く、KING of FREEDOM王者の谷嵜なおきとも互角に渡り合える実力も持っていることから、進がNOAHに本格参戦してくれるなら、面白い存在になることは間違いないだろう。【満員御礼!】
RATEL'Sプロデュース興行へのたくさんのご来場ありがとうございました!次回大会7.7月岡大会『グローバル・ジュニアヘビー級タッグリーグ戦』開幕戦へもたくさんのご来場お待ちしております!#noah_ghc pic.twitter.com/WWr6OykoGI
— プロレスリング・ノア (@noah_ghc) 2018年6月30日RATEL'Sプロデュース大会、沢山の御来場ありがとうございました。
杉浦貴は強すぎました。
でも、倒すまでは諦めません!#noah_ghc#ラーテルズ@PKDX pic.twitter.com/wBevq3T1KA
— 原田大輔 (@noah_harada) 2018年6月30日一言。
ぺろん過ぎた!
ラーテルズ最高。
ありがとうございました!#noah_ghc #ラーテルズ pic.twitter.com/V6NL0bsnOC
— YO-HEY (@yo_hey0206) 2018年6月30日フィニッシュ#ラーテルズ に感謝!#w_1 #noah_ghc pic.twitter.com/4Vg4nqytXi
— 黒潮イケメン二郎 (@IKEMEN_JIRO_W1) 2018年6月30日ラーテルズ興行終わり、相手がカズマさんで良かった。負けたけど、リボーンできたわ
超満員ありがとうございました、第二回もあるはず#noah_ghc#ラーテルズ https://t.co/elxSIotogN
— タダスケ (@td777sk) 2018年6月30日 -
丸藤デビュー20周年の相手はイタミ・ヒデオ!!オジサンは強い!杉浦が拳王を粉砕して王座防衛!
6月26日 NOAH「Navig. with Emerald Spirits 2018」後楽園ホール 1517人超満員<アピール、コメントなどはプロレス格闘技DXより>
◇第1試合◇
▼30分1本
マイバッハ谷口 長井満也 ○KAZMA SAKAMOTO コーディ・ホール(10分35秒 片エビ固め)KENSO 常剣鋒 林棟軒 ×孫一粼
※ランニングニー【試合後のマイバッハ&コーディ&長井&KAZMA】
長井「お前ら見ただろ! 何が東方神起だ! いいか! 俺たちはテメーらよりもっと東から来てんだよ! ええ!? 第一なテメーらのコーチがいけねえんだよ。KENSOって時点でNGだよ。これからな、俺たち4人でビッシビシいくからな! 改めてチーム名、発表するぜ! KAZMA! 言ってやってくれ!」KAZMA「いいか!? あの対戦相手誰だ? 東方神起か? しらねーけど。相手になんねーよ。日本でもいいよ。中国でもいいよ。どこでも相手してやるよ! もっとプロレス勉強してこい! いいか!? 俺たち4人がこれからこのノアおもしろく……してやろうかどうか迷ってます!」
長井「谷口、最後に言ってやってくれ!」
マイバッハ「ウガアアア!!(記者の首を絞める)
――チーム名は…?
長井「チーム名はな! 改めて発表する!」
◇第2試合◇
▼30分1本
諸橋晴也 ○LEONA(8分55秒 足四の字固め)大原はじめ ×宮脇純太◇第3試合◇
▼30分1本
Hi69 ○田中稔 小川良成(9分37秒 ミノルスペシャル)×タダスケ HAYATA YO-HEY◇第3試合後◇
丸藤「お待たせいたしました。9月1日両国国技館、『丸藤正道記念大会 “飛翔"』の全カードを発表したいと思います。カードはこちらです!(と語った上で、ビジョンを使ってセミファイナルとなる第8試合までのカードを発表(※詳細は下部記載)。秋山、大森、鼓太郎、青木ら元ノア勢の出場に場内をどよめいた。)
【9.1両国国技館大会 丸藤正道VSヒデオ・イタミ決定!】会場の生の声をいち早くお届け! #noah_ghc pic.twitter.com/ObGOYIvEkJ
— プロレスリング・ノア (@noah_ghc) 2018年6月26日ここまでのカードはいかがでしょうか。それでは、20周年メインイベント、俺の対戦相手はこの人です(とビジョンを指さし、VTRに現れたのは現WWEのヒデオ・イタミ(KENTA)だった。場内は沸騰し、大歓声に包まれ、大きな「KENTA」コールまで発生する)」
ヒデオ(VTR)「プロレスリング・ノアファンの皆さん、お久しぶりです。WWEイタミ・ヒデオ、元KENTAです。このたび丸藤正道デビュー20周年記念大会に参戦することになりました。4年ぶりのノアのリングになります。久しぶりに皆さんに会えることを楽しみにしています」
(とメッセージ。9・1両国大会での「丸藤正道vsヒデオ・イタミ」が発表された。ヒデオのノア参戦は約4年3か月ぶり。丸藤とヒデオ(KENTA)の一騎打ちは、2013年7・7有明コロシアム大会のGHCヘビー級選手権試合以来、約5年2か月ぶりとなる。)
丸藤「名前は変わってしまったけども、俺の永遠のライバルなんで。まずはでも、本当に俺の勝手なわがままで参戦してくれる全選手に感謝の気持ちを伝えたいと思います。ありがとうございます。ここまで来たら日本中…いや、世界中から観に来てほしいと思っていますんで。最高のコンディション、モチベーション、そしてテンションで臨みたいと思います。皆さんもよろしくお願いします」
【丸藤の話】(※第5試合後)
――20周年記念試合の発表があったが?
丸藤「本当に待たせてしまった部分があるんだけど、俺の中で最初の頃に言ったように、妥協したくなかったし。ハッキリ言って、彼を呼べる可能性のほうが低かった。そんな中でも、いろんな人の協力もあったり、彼自身の…何より彼自身の気持ちっていうのが向いてくれたんで、本当にありがたいと思っているし。セミに出てくれる秋山さんや青木、大森さん、今まで俺がお世話になった人たち、本当にまだ大会が始まったわけじゃないけど、本当に感謝しているし。プロレスの素晴らしさを伝えるには最高の面子だと思うし。なんて言うのかな、見てみれば、過去の人間たちの集まりなのかもしれないけど、それがかえって新鮮かつ斬新である、そんな時代になったと思うんで。最高のマッチメイクができたんじゃないかと思ってます」
――改めてヒデオ・イタミ選手に決めた理由は?
丸藤「あいつしかいないでしょ? あいつしかいないよ、俺の20周年は。おそらく…おそらくだけど、俺が引退する時はそんなに動けないかもしれないし、もしかしたら動けずに試合をできずに引退する可能性だってあるし。だから、俺のプロレス人生の中で、一番のビッグイベントにしたいと本当に思っているんで。試合以外でも、いろんな人に協力してもらって。なので、リング上で言ったように、日本中どころかヒデオのおかげで世界中からも注目される試合になると思うんで。ぜひとも丸藤正道、日本のプロレス、プロレスリング・ノア、参戦してくれるプロレスラーの皆さんを世界中に発信していきたいと思う。それが今回の俺のやり方」
――全日本勢が今度はノアに参戦するが?
丸藤「本当に秋山さんには感謝する部分しかないし。俺がチャンピオン・カーニバルに出て、三冠にも挑戦させてもらって。そういう中で、過去のいろんなものっていうのは俺の中でキレイになったつもりだし。そこは秋山さんも。秋山さんはとっくになかったかもしれないけども。そんな中で、快く協力してくれたし、あのマッチメイクの中に入ってくれる。本当に感謝しかないんで。あとはあの人たちが、俺以外の他の全選手が気持ちよく試合ができる、そんな最高の空間に両国はしたいと思います。みんながハッピーな気持ちで帰れる、そんな大会にしたい」
◇第4試合◇
▼30分1本
○モハメド ヨネ クワイエット・ストーム(10分22秒 片エビ固め)×小峠篤司 清宮海斗
※ファンキーバスターボム◇第5試合◇
▼30分1本
丸藤正道 ○齋藤彰俊 田中将斗(11分17秒 片エビ固め)中嶋勝彦 ×マサ北宮 潮崎豪
※デスブランド(試合終了後)
彰俊「みんな今日はありがとう! これで文句ねえだろ!? GHCタッグ、丸藤選手と行かせてもらう!(丸藤と握手を交わす)いいか、このまま、まだまだまだまだ高く突っ走るぞ!」【試合後の丸藤&齋藤&田中】
――リング上でタッグ王座に挑戦表明したが?齋藤「そうですね。もうこれで文句ないかなっていう。完全に権利あるよなって。俺たちの時代って言うのであれば、やっぱりノアの象徴と組んで、今までのものを見せたいと思います」
丸藤「今の齋藤さんなら…今の齋藤彰俊なら、必ず獲れる。必ず獲れるから。俺も欲しいね、タッグのベルトが。齋藤さんとタッグのベルトが欲しい。そして、今日見てもらったらわかるように、田中選手がいたら、あいつら勝てねえんじゃねえか? 強すぎるだろ」
田中「大阪で言った通りだよ。面子が代わっても、俺らが築き上げてきてものと、彼らのとは全然違うから。結果は一緒やねん。メンバーはこっちが代わっても、結果は同じ。超えられるものなら超えてみろよ」
齋藤「じゃあ、行きますか。(3人で握手を交わすと)意地を見せてやるって」
◇第6試合◇
▼GHCジュニア・ヘビー級選手権試合/60分1本
[第36代選手権者]○原田大輔(15分26秒 片山ジャーマンスープレックスホールド)[挑戦者]×熊野準
☆原田が6度目の防衛に成功(試合終了後、原田のセコンドに就いていたRATEL'S勢と、熊野の相棒・大原がにらみ合う。そこへジュニアタッグリーグ出場を控えるHi69&稔、諸橋&LEONA組も現れる)
原田「次、誰とでもやってやるけどな、その前にジュニアタッグリーグ始まるだろ。お前ら、ジュニアタッグチャンピオンにも去年の優勝チームにもいいところはもっていかせんぞ。今年優勝するのは俺とタダスケや」
YO-HEY「ヘイ、ボス。とりあえず防衛おめでとうございます。そのシングルのベルト、みんな確かに欲しいよ。でも、ボスが言う通り次はジュニアタッグリーグ。我々YO-HEYちゃんとHAYATAちゃん、去年優勝しちゃったんで、ペロンと優勝させてもらいます、嫁さんも何か言ったって」
HAYATA「同じや」
【試合後の原田】
――試合を終えた感想は?原田「熊野は強かったよ。強かった。俺はこのノアに入団して、3試合目で初めてあいつと試合をして。それから日テレG+杯に一緒にエントリーして、0勝でも敢闘賞をもらって。そのあとも、他団体に流れたベルトを一緒に獲りにいこうと頑張ってた時期もありましたし。あれから5年経って、やっとこのベルトを懸けてあいつとできて、ホンマに嬉しかったです」
――試合後は各選手がアピールしていたが、ジュニアタッグリーグに向けては?
原田「みんな気合いが入っているから、いいんじゃないですか。今までのノアジュニアだったら、あそこで誰一人来なかった光景が、今日になったらみんなが集まってきて。いいんじゃないですか」
――もちろんその中でも優勝するのは自分たちだと?
原田「当たり前。それはエントリーするからには誰にも渡したくないし、俺とタダスケで絶対優勝します。まあ、熊野にひとつ言うならば、今回5年かかって、このベルトを懸けてあいつと戦いましたけど、もっと次は短いスパンで来い。なあ? いつまでもちんたらしてたら、あいつもレスラー人生終わるぞ。だからいち早く動け」
◇第7試合◇
▼GHCヘビー級選手権試合/60分1本
[第31代選手権者]○杉浦貴(26分23秒 体固め)[挑戦者]×拳王
※雪崩式オリンピック予選スラム
☆杉浦が3度目の防衛に成功(試合終了後、王座防衛を果たした杉浦に齋藤と田中が拍手を送る。ここで拳王が小峠と清宮に肩を借りてリングをあとに。潮崎も一緒に去ろうとする)
杉浦「おい、ちょっとまて。なにノコノコ帰ってんだよ(潮崎を呼び止める)俺はお前を待ってたんだよ。武道館でよくやったよな? 俺はお前を待ってたんだよ。6月10日に負けたのを俺は忘れてねえぞ」
(潮崎がリングに上がる)
潮崎「世代交代、それ以上に俺は杉浦貴、お前に勝ちたい! 強いお前からこのベルトを奪ってやりたい! お前に勝ったことがそんなに忘れられないなら、次、俺がこのベルトに挑戦する! 俺にこのベルトに挑戦させてくれ!」と宣言した。杉浦「おい、いつでもいいよ! 待ってたんだよ、俺はお前をよ! いつでもやってやるよ。おい、早いうちにカードを組め。わかったな、内田。いつでもやってやるよ(潮崎がリングを去る)今日はありがとう。まだ…まだ齋藤さんもそうだし、田中選手もそうだけど、まだまだ若いヤツに負けない。オジサンが簡単に負けたらな、世間の厳しさ、マットの厳しさ、伝えられないからな。まだまだいくぞ! 応援よろしく。今日は平日にもかかわらず、この場所を選んでくれてありがとう、みんな。またどこかの会場、そしてこの後楽園でまたみんなと会いたい。また会いましょう。今日はありがとう」
【試合後の杉浦】
――試合を終えた感想は?杉浦「いやあ、もういっぱいいっぱいだよ。勝つのがやっとだよ。あいつの蹴りは意識飛ぶよ、本当に」
――試合後に潮崎選手から挑戦表明があったが?
杉浦「拳王、中嶋とか下が伸びてくる中で、ノアの生え抜き? 1回どっか行ったけど、また戻ってきて。やっぱしあいつは俺の後輩だし、一番響いてほしいやつだったからね。待ってたよ。ようやく来たかって感じだよね。あいつはもっと上のステージでやってないといけないと思ってるから。だって、武道館であいつとタイトルマッチをやったことも何回もあるし、あいつはもっと上のステージでやってもらいたいから。待ってたよ」
――杉浦選手から見ると、今の潮崎選手は物足りない?
杉浦「物足りないな。もっとアピールして、もっとガンガン来てほしいよ」
――今日もベテランの強さを見せつける試合だったが、まだ時代は譲らない?
杉浦「譲ってないでしょ? ベテランって言ってもまだ俺はキャリア18年だからね。そんなベテランでもないでしょ? まあ、年齢はそういう歳かもしれないけど、あんまりベテランって気持ちでやってないから」
メインは杉浦の保持するGHCヘビー級王座に前王者の拳王が挑戦、序盤は杉浦がロックアップから押し込んでクリーンブレークしようとするが、拳王が張り手を浴びせてから打撃戦へ、杉浦はボディースラムで投げ、ショルダータックルを浴びせても拳王はすぐ立ち上がって杉浦を睨みつける。しかし杉浦が場外戦を仕掛け鉄柵攻撃からビックブーツを浴びせると、状がマットを剥がしてからのネックスクリューを敢行して拳王の首にダメージを与える。
リングに戻ると杉浦は容赦なくストンピング、ハンマーパンチなどで拳王の首を攻め、チンロックで絞り上げ、更にバックハンドエルボーからフェースロック、ストンピングと徹底的に痛めつける。
劣勢の拳王は起き上がるなりミドルキックを浴びせると、ローキックで足を勝ってからフットスタンプ、後頭部へのダブルニーアタックと流れを変え、コーナーからダイビングダブルニーを投下するも、杉浦は十字方向に走って拳王を翻弄してからスピアーを浴びせ、串刺しビックブーツ、コーナーに押し込んでの鬼エルボーの乱打も、対を入れ替えた拳王はミドルキックで応戦、杉浦も体を入れ替えて鬼エルボーを乱打して動きを止めてから雪崩式ブレーンバスターで投げ、逆エビ固めで捕獲する。
やっとロープに逃れた拳王はエプロンに逃れ、杉浦も追いかけて断崖式中年ズリフトを狙うが、拳王は側転で逃れ、執拗に組み付いてくる杉浦に場外でのファルコンアローを敢行、更にコーナーから場外の杉浦にダイビングフットスタンプを投下して杉浦に大ダメージを与える。
リングに戻ると拳王はダイビングフットスタンプで勝負を狙うが。かわした杉浦はキチンシンクを連発、ビックブーツは相打ちとなるが、拳王が押し切って蹴暴、ところがキャッチした杉浦はアンクルホールドで切り返せば、拳王も切り返してアンクルホールドから逆立ちして土手っ腹にミドルキック、そして蹴暴を炸裂させる。
両者はエルボー合戦も、杉浦が鬼エルボーで競り勝ったかに見えたが、拳王はミドルキックで反撃してオーバーヘッドキックを炸裂、そして串刺しを狙うとキャッチした杉浦はターンバックルへのジャーマン、そして鬼エルボーの乱打からハイクラッチジャーマン、ランニングニーと畳みかける。
勝負と見た杉浦はオリンピック予選スラムを決めるが、拳王はカウント2でキックアウト、杉浦は拳王の左腕を掴み逃げられない状態にしてから鬼エルボーを乱打も、振り払った拳王はハイキックを一閃、ダウンした杉浦にダイビングフットスタンプを投下するが、杉浦もカウント2でキックアウト、そして拳王はNOAHでは初公開のムーンサルトフットスタンプを投下するが、かわされてしまうと、着地して突進する拳王に杉浦がニーリフトを浴びせ、前回のフィニッシュになったフロントネックロックで捕獲、ロープブレイクを狙う拳王に杉浦は回転して逃さないようにすると、拳王はジャックナイフ式エビ固めで切り返し、キックアウトされた瞬間にハイキックを浴びせる。
拳王はミドルキックを浴びせるが、杉浦はエルボーで応戦して打撃戦になり、杉浦はワンツーエルボーを放てば、拳王も左右のビンタで譲らない。しかし杉浦が鬼エルボーを乱打してからビンタを浴びせるとオリンピック予選スラムも、拳王はすぐ起き上がるが、視線が定まっていない。その拳王に杉浦がビンタの連打、エルボーを浴びせると、最後は雪崩式オリンピック予選スラムを決め3カウントを奪い王座を防衛した。
試合後に小峠と清宮の肩を借りて退場する拳王と共に潮崎が引き揚げようとすると、杉浦が潮崎を呼び止め次期挑戦者に指名、潮崎も指名を受け挑戦を表明した。
今回は拳王が勝てるとは思えなかったというのが本音、今の杉浦は強い、拳王が超世代軍を率いていた三沢なら、現在の杉浦は容赦なく叩き潰し壁となって立ちはだかったジャンボ鶴田みたいなもの、拳王が杉浦以上なものを出せないと勝てない。
杉浦は次期挑戦者には潮崎を指名した。今回は世代闘争という観点ではなく、冷たい関係と言われた二人による決着戦、NOAHを去って全日本へ移籍し、またNOAHに戻った潮崎に杉浦は冷たい態度を取り続けていたが、最近は杉浦から「オレのライバルでいてもらわなければ困る」と潮崎に激を飛ばすなど、内心は潮崎を認めるような発言をしていたことから、今度は杉浦から冷たい関係に決着をつけたいという意味合いも込めている。世代闘争も杉浦が「オジサンが簡単に負けたらな、世間の厳しさ、マットの厳しさ、伝えられないからな。」と発言したとおり、彰俊も復活し、丸藤、そして他団体に渡って活躍する田中も健在、この強力なオジサン達を超えるのは並大抵ではない。セミのGHCジュニアヘビー級選手権は、原田が場外での高速フロントスープレックスで先生したかに見えたが、リングに戻ると熊野が原田のブレーンバスター狙いをフロントネックチャンスリーで投げ、ラリアットからブレーンバスター、ワンハンドバックブリーカーと腰攻めを繰り広げる。
原田は熊野の突進をトップロープを下げてかわすと、エプロンに追いやってからジャンピングエルボーを放って場外へ落とし、コーナー最上段からプランチャを狙うも、素早く起きた熊野はエプロンめがけてのデットリードライブを敢行、原田の腰に大ダメージを与える。
リングに戻りアルゼンチンバックブリーカーを狙う熊野から逃れた原田はニーアッパーを狙うが、熊野はキャッチしてパワーボムで叩きつけてから逆エビ固めへと移行、ロープに逃れた原田は熊野の突進を吸い込み式回転エビ固めで丸め込むと、熊野も丸め込み返すが、後転した原田はフットスタンプを投下する。
エルボー合戦では熊野が制すると、クロス式アルゼンチンバックブリーカーを狙うが、読んでいた原田はボディーエルボーを連打し、ジャンピングエルボー、仁王立ちで受けきった熊野もラリアットを狙うが、かわした原田はジャンピングエルボーからニーアッパー、そして片山ジャーマンを決める。
ところが熊野はカウント2でキックアウトすると、原田は再度片山ジャーマンを狙うが、振り切った熊野は突進する原田をフラッシュパッケージで丸め込み、今度は熊野が突進も、原田は大☆中西ジャーマンで投げると、それでも突進する熊野にニーアッパー、ローリングエルボーと畳みかけ、最後は片山ジャーマンで3カウントを奪い王座を防衛。試合後にはジュニアタッグリーグに参戦する6チームが現れ舌戦が繰り広げられた。第3試合終了後に9・1両国大会でデビュー20周年記念を迎える丸藤が自身の記念試合の相手を発表、スクリーンに元NOAHのKENTAことイタミ・ヒデオが登場しNOAH参戦を発表、丸藤vsKENTAが決定した。
9/1(土)東京・両国国技館『丸藤正道20周年記念大会 “飛翔"』決定カード
◇第1試合◇
モハメド ヨネ 宮脇純太vs百田光雄 菊地毅◇第2試合◇
齋藤彰俊 井上雅央 川畑輝鎮vs越中詩郎 本田多聞 佐野巧真◇第3試合◇
クワイエット・ストーム タダスケvs大森隆男 コーディ・ホール◇第4試合◇
HAYATA YO-HEYvsカズ・ハヤシ 近藤修司◇第5試合◇
大原はじめ 熊野準 諸橋晴也vsHi69 田中稔 鈴木鼓太郎◇第6試合◇
小川良成 清宮海斗 潮崎豪vs中嶋勝彦 マサ北宮 太陽ケア◇第7試合◇
拳王 小峠篤司 マイバッハ谷口vsHARASHIMA 男色ディーノ 高木三四郎◇第8試合◇
杉浦貴 原田大輔vs秋山準 青木篤志◇第9試合◇
丸藤正道vsヒデオ・イタミ丸藤とKENTA、二人は初代GHCジュニアタッグとして君臨、GHCジュニア、またGHCヘビーをかけて何度も死闘を繰り広げた。丸藤にとってKENTAは弟分だが、KENTAにとっては丸藤は兄貴だけど乗り越えたい相手。兄弟でもありライバルでもあったが、KENTAのWWE入りに関しては真っ先に理解を示したのは丸藤だったことを考えると、レスラーとしては丸藤は超えたが、KENTAにとって丸藤は兄貴であることには変わりない。もしとは言いたいが三沢はNOAHの未来を丸藤とKENTAに託したかったと思う、しかし周囲は将来より目先の三沢、小橋、秋山を取った。NOAHが目先より将来を取っていたなら丸藤とKENTAのNOAHのトップになり、三沢は安心して下へ下がっていったのかもしれない。
また全カードも発表され、全日本、DDT、WRESTLE-1から主力が参戦するだけでなく、NOAHを去っていった鼓太郎、百田も参戦するなど、現在のNOAHと三沢体制のNOAHを融合させたカード編成となった。注目はセミのNOAHvs全日本、杉浦vs秋山の対戦も久しぶりであるが、NOAHを去り全日本へ移籍した青木、他団体移籍組ながらもNOAHジュニアを支えてきた原田の対戦は注目だ。
最後にWWEとNOAHは選手をシェアする契約を結んだと海外で報じられたが、WWEに対しては言及はなかったので、おそらくKENTAの貸し出しだけの関係で終わったと見て良いだろう。現在のNOAHにはWWEはでか過ぎる存在であり、手に余りすぎる。また丸藤が第5試合のタッグマッチでは、突進する北宮を彰俊がスイクルデスで迎撃した後で、バックドロップ、スイクルデス、デスブランドと畳みかけて3カウントを奪い、彰俊は丸藤とのタッグでGHCタッグ王座に挑戦を表明する。
第1試合では東方英雄伝の選手が登場しKENSOと組んでマイバッハ組と対戦。マイバッハ組は場外戦でリードを奪い、常を捕らえ徹底的に痛めつける。東方英雄伝はサイモン・ケリー氏が期待をかける孫がKAZMAにリーブロックからドロップキックで反撃し、英雄伝組がトレイン攻撃から林のダイビングボディープレスを投下も、福田レフェリーがマイバッハと長井に気を取られてしまうと、KAZMAが孫に急所打ちを浴びせてからマイバッハ組が総攻撃をかけ、最後はKAZMAがトラースキックからランニングニーで3カウントを奪い勝利。試合後はKAZMAもマイバッハ軍との共闘を姿勢を見せる。
英雄伝の選手はこういった本格的ヒールによるラフファイトは免疫はなかったと思うがこれもまたプロレスでもある。だが英雄伝の選手らが負けたことで、サイモン氏が本気で選手を育てたいという気持ちはわかった。猪木だってデビューは負けから始まった。負けから全てが始まるんだ。後楽園ホール大会へのたくさんのご来場ありがとうございました!次回大会は6.30新木場「RATEL'Sプロデュース興行」です。たくさんのご来場お待ちしております!#noah_ghc pic.twitter.com/qFLwfs36so
— プロレスリング・ノア (@noah_ghc) 2018年6月26日【NOAH】「おじさんは簡単に負けない!」拳王返り討ち、杉浦が死闘V3 指名・潮崎と決着戦へ▼熊野破って原田熱闘V6 Jr.タッグリーグへ5チームにらみ合い▼齋藤が丸藤とGHCタッグ挑戦へ▼初見参・東方英雄伝勢に圧勝 KAZMA合流でマイバッハ軍が4人に…後楽園大会詳報https://t.co/vuGwN7Ba9E#noah_ghc pic.twitter.com/gk9w2BNB2z
— プロレス/格闘技DX編集部 (@PKDX) 2018年6月26日昨日は後楽園ホール、たくさんのご来場ありがとうございます。
昨夜、24時には布団に入ったが案の定眠れず。
タイトルマッチ後の夜は身体がまだ興奮してるのか、いつも眠れない…。
暴れん坊将軍観てます。
おっさん通り越しておじいちゃん#noah_ghc #NOAHtheLIVE #暴れん坊将軍
— Takashi Sugiura (@noah_sugiura) 2018年6月26日後楽園ホール大会、ご観戦&応援ありがとうございました。
次、GHCシングルに挑戦します。
杉浦貴を超えたい。@PKDX#noah_ghc pic.twitter.com/DwP3oCimKg
— 潮崎豪 (@goshiozaki54039) 2018年6月27日昨日は後楽園大会、御来場ありがとうございました。
熊野相手にV6
昨日の熊野は今までで1番強かった。
でも、俺は負けるわけにはいかなかった。
熊野がまたくるその日まで、俺は王者として待つ!#noah_ghc pic.twitter.com/IPwCsdPbGx
— 原田大輔 (@noah_harada) 2018年6月27日前回は隣、今回は対角線。
ここにくるまで5年、、、
完敗です。
今日の敗戦を糧に、あなたを越える為に今一度対角線に立つ為に立ち止まらない。
たくさんのご声援ありがとうございました。#noah_ghc
— 熊野 準 (@kumano_noah) 2018年6月26日齋藤さんとGHCタッグいきます!!#noah_ghc #丸藤 #齋藤 #GHCタッグ
— 丸藤 正道 (@noah_marufuji_) 2018年6月26日俺が選んだメンバーに間違いはなかった。
噛み付くところはもう決まってる。
次はチーム名を発表するか‼️ pic.twitter.com/C77w2ZQIst
— 長井満也 (@Mitsuya1110Dk) 2018年6月26日Emerald Spiritsツアー最終戦・後楽園ホール大会、沢山のご来場ありがとうございました。
満員の後楽園ホールからスタートした今ツアー。超満員のお客様と一緒に大熱狂の中、最終戦を迎えられた事を嬉しく思います。
ご来場頂いた全ての皆様ありがとうございました!#noah_ghc
— 味方冬樹 (@mikata_fuyuki) 2018年6月26日丸藤正道 VS ヒデオ・イタミ 決定‼️
みんなの「KENTAコール」がこの試合への期待。
丸藤 VS KENTAとも勝負だ‼️ https://t.co/xTQRt37CLX
— 小橋建太 (KENTA KOBASHI) (@FortuneKK0327) 2018年6月26日私やHARASHIMA、ディーノの写真が超古い!!!ノアの陰謀に違いない。。。というわけで9.1丸藤選手デビュー20周年記念両国大会に出る事になりました!https://t.co/4HunOROSgb#ddtpro#丸藤正道#noah_ghc pic.twitter.com/jkhzQY9iON
— 高木三四郎 SanshiroTakagi (@t346fire) 2018年6月26日丸藤選手20周年のメインはこのカードしかないと思ってた。絶対実現してほしいと去年から内田会長にも不破社長にも言った。丸さんにも言ったかもしれない。
だけど本当に実現するとは思わなかった。
当日は全力で丸藤選手を応援し、大歓声でヒデオイタミ選手を迎え入れましょう。 pic.twitter.com/LLltoak3Uu
— ハチミツ二郎 (@tokyodynamite) 2018年6月26日 -
齋藤彰俊が北宮を粉砕して大復活!GHCタッグ王座挑戦を表明!
6月21日 NOAH「Navig. with Emerald Spirits 2018」エディオンアリーナ大阪第二競技場 425人<アピール、コメントなどはプロレス格闘技DXより>
◇第1試合◇
▼15分1本
○大原はじめ(8分27秒 ムイビエン)×宮脇純太◇第2試合◇
▼3WAYマッチ/30分1本
○マイバッハ谷口(9分23秒 体固め)×井上雅央
※合体マイバッハボム・ツヴァイ もう一人はコーディ・ホール◇第3試合◇
▼30分1本
Hi69 田中稔 小川良成 ○熊野準(20分48秒 変型アルゼンチンバックブリーカー)原田大輔 タダスケ HAYATA ×YO-HEY【試合後の熊野】
熊野「前哨戦、全部勝ってんだ。こっちはこのままタイトルマッチまで行かせてもらうだけです。まぁあっちが何か大きいこと言うんだったら、『試合で見せろ』って。俺に突っかかって来いって、バカヤロー」
――地元大阪で揃い踏みとなったRATEL'Sを組み慣れてるとはいえぬ4人で破ったのも大きい?
熊野「相手の地元で勝てるっていうのは、僕にとっては凄いやる気も上がりますし。原田大輔もこのままじゃいられない…って思ってんじゃないかなと。ただ! 俺はそれ以上に気持ちで上回ってタイトルマッチまで勝ちたいと思います」
――クロス式のアルゼンチンバックブリーカーも警戒されるようになってきたが?
熊野「まぁそうですね。今日ちょっと最後(クロスが)離れちゃったんですけど、クロスが外れても上から逃がさなければ取れると思ってるんで。クロス決まれば確実に勝てるし、そうじゃなくても勝てるってことを今日証明できたと思います」
◇第4試合◇
▼30分1本
○小峠篤司 清宮海斗(15分9秒 キドクラッチ)モハメド ヨネ ×クワイエット・ストーム◇第5試合◇
▼30分1本
○齋藤彰俊(15分20秒 片エビ固め)×マサ北宮
※デスブランド(試合終了後)
彰俊「まずは大阪が大変なときに今日会場に来てくれたみんな、本当にありがとう!俺たちの世代がもっともっともっと高い壁であったほうがおもしれーだろ! そして俺自身の気持ちだけど、今日はタッグのチャンピオンから勝った。これはGHCタッグ、挑戦できる資格があるんじゃねえのか? いいか!? 齋藤彰俊はまだまだ上に行くぞ! みんな一緒についてこい!」【試合後の彰俊】
――北宮戦を振り返って?彰俊「メキメキと強くなってね。トップ争いというか、ノアの顔になりつつある。いやぁ、タフですよ。小細工じゃなくて、ああやって正面からぶつかり合って。気迫を感じました。でもね! 俺は後がないから。ここで勢い止まったら。10日のメモリアルで誓ったんだから。俺はこのまま進みますよ」
――タッグベルトにも興味を示していたが?
彰俊「まぁ誰が組むかとかそういうことじゃなくて、単なる俺の気持ちだよね。とにかく今日は同期の希望だ!って声ももらって。大阪で今、苦しんでる人たちもそうだし、俺らくらいの年齢で本当はまだ行けるのに、固定観念で悔しい思いをしてるヤツもいっぱいいるんだから! ともに戦おうよって! 不可能はないから。あとは気持ちだけだから」
――世代闘争だと下の世代が主役となるのが通例だが、上の世代が主役になる世代闘争を仕掛ける?
彰俊「うん。俺だって一回はノアから戦力外通告じゃないけど、ノアを出た人間。その人間があきらめず、腐らず、下からもう一回行って、ここまで来たんだから。そういう姿を見てもらいたい。俺は小さい頃、プロレスを見てそういう力をもらったんだ。下克上とかね。だから今度は俺がやる番だよ。観に来いって。パワー出るから。そして若いヤツらも悔しかったら、つぶせって。もっともっと怖くやってやるから。つぶせって。そして本当にやり合ったらお客さんも熱くなるだろ!って。そう思ってます」◇第6試合◇
▼60分1本
杉浦貴 丸藤正道 ○田中将斗(20分2秒 片エビ固め)拳王 中嶋勝彦 ×潮崎豪
※スライディングD田中「おい! お前ら簡単によ、世代交代とか言うとるけど、俺たちは年齢関係なく色んなところで結果出しとんねん。そしてそれは(※杉浦のベルトを指差しながら)今も続いとんねん。簡単に俺らの世代、超えられると思うな!」
(拳王。たまらず田中からマイクをひったくる)
拳王「おい、おひさしぶりにノコノコ来て、ペラペラうるせーんだよ! 大阪の地でテメーとここでやった。(※火祭り公式戦) その時は負けたよ。でもな、その後俺が勝ってんだよ。おい! こいつらがいつまでもプロレス界のトップで、テメーら! いつまでも刺激なんかあるか!?(場内は反応せず)刺激が無いから無反応なんだよな!?まぁいいよ。こいつらが10年、20年トップでも何の刺激も生まれねえもんな! おい! いいか! まずは26日の後楽園ホール、テメー(杉浦)のベルトを奪って俺がプロレス界を変えてやる。そしてまた大阪に帰ってきたらな、テメーらクソヤローどもの背筋がゾクゾクするような試合見せてやるからな。楽しみにしとけ!!」【試合後の杉浦&丸藤&田中】
田中「世代闘争とか、簡単に言いすぎやねん。俺らが揃って、簡単に負けると思うか? 簡単にその道譲ると思うか? 実力で取ってみろって。“説得力"出して取ってみろって、その道を」
――杉浦&丸藤と組んでみて?
田中「こんな心強いチームないでしょ。それぞれ一発で仕留められるモノをみんな持っとるワケやから。どんな劣勢に追い込まれても、それ一発で形勢逆転できるモノを個々に持ってるワケやからね。そしてそれを色んな団体で示してきたワケやから。誰にも文句は言わせへん。いろんなところで結果出してきてる人間が、自分の団体でしか結果出してないようなヤツらに簡単に負けるワケがない」
――丸藤選手はその言葉を聞いて?
丸藤「おっしゃる通りだ。ひとつだけな、拳王勘違いしてるぞ? 刺激が足りないのは俺らじゃない。あいつらだ。だからお客さんは無反応だったんだ。あいつらが刺激が足りないんだ。勘違いすんな」
――杉浦選手はこの3人で組んでみて?
杉浦「負ける気しないね」
――結果のみならず存在感でも上回った手応えがあった?
杉浦「そうだろ。まぁ口だけは拳王のほうが上回ってたのかな。それ以外は何も。刺激もっとくれよ」
丸藤「この3人が組んだら、ノアだけじゃない。他の団体にいったって勝てるよ」
――世代闘争を仕掛けたことを後悔する結果になる?
田中「そうじゃないですかね。ここで結果出せなかったら恥かくのはあっちやし。俺は恥かかすためにやってる。確かにやってて面白い部分もあるけど、下の世代が上のモンに噛み付いてお客さんが支持するのは、ある意味当たり前のことやと思ってるし。この3人も彼らと同じような時期も通ってきたワケやから。下の世代が上に噛み付いてお客さんを盛り上げる。それは簡単やねん。簡単。俺だって上の世代の大仁田さんとか橋本さんに噛み付いて、ある程度攻めたらお客さんも喜んでくれた。そこに何を求めてるかって言ったら結果やから。だから、あいつらがちょっと攻めて盛り上がるのは当たり前。それは俺らのほうが見た目が強いから。そうやろ?」
――世代闘争を仕掛けた側はただ勝つだけ以上のモノを残さないといけない?
田中「うん、それが世代闘争の最終段階じゃないですか? 向こうが求めるうえで。ただ、俺らはその道を譲らない」
今回はNOAH大阪大会を観戦、18日の午前7時58分に大阪地震が発生、自分も出勤前の準備中に突如スマホから防災警報が鳴ってから部屋が揺れ始め、慌ててテレビを見ると大阪北部が震度6弱を記録、伊賀は震度3だったが、伊賀が地震で大揺れしたのは阪神淡路大震災以来だった。そして今回大阪・ナンバを訪れたが、普段どおりの大阪・ミナミで日常を取り戻していた。
大会前には18日に亡くなったベイダーの追悼セレモニーが行われ、NOAH所属選手が全員揃い黙祷、追悼の10カウントが鳴らされた。ベイダーは2000年10月からNOAHに参戦、スコーピオと組んで初代GHCタッグ王座を奪取、2003年1月まで参戦した。NOAHでベイダーと対戦したのは丸藤、杉浦、小川、ヨネ、彰俊の5人だけとなった。
セミファイナルでは北宮が彰俊と対戦、当初は組まれていなかったが19日の会津大会で北宮が彰俊に対して「テメーの介錯人は俺が務めてやるよ」と内田雅之会長にシングルでの対戦を要求したことに対し、激怒した彰俊も「おいマサ北宮! そして見ているみんな! 大阪…飛びっきり怖い、齋藤彰俊をみせてやる! 逃げんなよ!」対戦を受諾、これを受けて大阪での対戦となった。
序盤からエルボーを繰り出す北宮に対し彰俊は引かず、エルボーの連打でコーナーに押し込むが、北宮はショルダータックルからボディースラム、セントーンで反撃、スリーパーで絞めあげ彰俊のスタミナを奪いにかかる。
しかしエプロンの攻防で彰俊がエプロン上でDDTで突き刺すと、客席に叩きつけてから、鉄柵の扉下にある鉄板の上でパイルドライバーを敢行、北宮に大ダメージを与え、リングに戻ってから北宮のラリアットを脇固めで切り返して絞り上げる。
北宮は痛い右腕でのラリアットで反撃すると、足横須賀から監獄固めを狙うが、彰俊は素早くロープに逃れ、ニールキックから裏落としを連発、投げ放しジャーマンからラリアット。そしてスイクルデスで勝負を狙う。
ところが北宮はラリアットでスイクルデスを撃墜すると、エルボーの連打からラリアットを狙うが、今度は彰俊がスイクルデスで迎撃し、再度のラリアットも手刀で迎撃、アイアンクロースラムから後頭部、正面へとランニングスイクルデスを放った後で、奥の手であるデスブランドで3カウントを奪い勝利、内容的も彰俊が完勝となった。
試合後にGHCタッグ王座への挑戦を表明したが、彰俊も気がつけば52歳で最近は一歩引く立場だった。しかし北宮の引導発言で彰俊に火が着いた。パートナーは未定だが、秋山準と組んでGHCタッグを保持してきた頃の彰俊を今一度見てみたい。メインの現世代vs新世代の6人タッグ戦に、今回はZERO1の田中が現世代側に参戦も、開始早々杉浦が拳王のハイキックを喰らってダウンしてしまい、拳王は早くも勝負を狙ってダイビングフットスタンプを狙うも、田中が雪崩式ブレーンバスターでカットしている間に、丸藤が起き上がれない杉浦を無理矢理自軍に引っ張り交代、杉浦は場外でダウンしたまま戦線離脱を余儀なくされ、丸藤も孤軍奮闘するが、新世代軍に捕まり集中攻撃を喰らい、場外戦でも拳王はまだダウンしている杉浦を強襲、無理やり起こして鉄柵に叩きつけビックブーツを放つ。
しかし丸藤は拳王にトラースキックイリュージョンを決めると、やっと自軍に戻った杉浦に交代、杉浦はコーナーで鬼エルボーを乱打すれば、拳王も右ミドルキックを乱打と応戦、潮崎vs田中の攻防も、潮崎がマシンガンチョップを乱打しフライングショルダーを狙うが、エルボーで迎撃した田中がDDTからスーパーフライ、スライディングDを狙うも、かわした潮崎がバックドロップを決めれば、田中もジャーマンで応戦する。
拳王がカットに入ってから各選手が入り乱れるも、潮崎が田中に左のラリアットを浴びせると、拳王と中嶋はミドルキックによるサンドバックタイムから、潮崎がゴーフラッシャー、そして豪腕ラリアットを狙う。
だがエルボーで阻止した田中は、再度豪腕ラリアットを狙う潮崎をかわし、バックの奪い合いになると、丸藤が見えない角度からのトラースキックを潮崎に浴びせてから虎王を炸裂させ、杉浦が入って田中とのエルボーによるサンドバックタイムで潮崎を蹂躙、最後は杉浦のオリンピック予選スラムからの田中のスライディングDと弾丸ヤンキースの必勝パターンが決まって3カウントとなり現世代が勝利、試合後は田中の挑発に拳王が応えるも、セミも含め今回は現世代が勢いを見せつける結果となった。第3試合のジュニア8人タッグ戦は、原田のキーロックを熊野がそのまま持ち上げるなど怪力ぶりうぃアピールするが、試合途中でHAYATAがムーンサルトを着地した際に左足を押さえてしまうと、Hi69組がすかさず集中攻撃を浴びせ、特に小川はHAYATAの足のテーピングを剥がすなど、徹底的にHAYATAの左足を痛めつける。
終盤には原田のターンオーバーニーを、熊野が担いでクロス式アルゼンチンバックブリーカーを狙うが、原田が逃れ、今度はYO-HEYがスピードで熊野を翻弄し、戦線離脱のHAYATAを除くRATEL'Sがトリプルトラースキックを熊野に浴びせると、YO-HEYがスーパー顔面Gを発射、しかし熊野がかわしと、Hi69と稔がトラースキック&右ハイキックの援護射撃から、熊野がラリアット、クロス式アルゼンチンバックブリーカーでYO-HEYからギブアップを奪い、また小川はリング下でうずくまっているHAYATAの左足を徹底的に痛めつけ、制止に入ったタダスケに対してもい左肘を徹底的に痛めつけた。
最後に東方英雄伝と提携したということで、開場前には東方英雄伝のブースが設けられ、訪れた中国人客に大阪大会のチケットを招待券として配っていた。自分らはちゃんとチケットを買い見に来ているのだが、旧IGFのやり方は相変わらずのようだ。だが旧IGFは全席買い占めていたわけでなく、前から3~4列目あたりを買い占めていただけで、訪れていた中国人も英雄伝の選手達が出場していなかったのもあって、それほどいなかった。果たして中国人客にNOAHの試合はどう映ったのだろうか…。また東方英雄伝の選手達も今回はセコンド役を従事しつつ試合を見ていた。NOAHのスタイルは旧IGFとは異なる部分もあるため、彼らもNOAHのスタイルをどう思っているのだろうか…【NOAH】方舟世代闘争・大阪の陣 杉浦&丸藤&田中が強烈三重奏で潮崎撃沈 “高き壁”まざまざ▼勢い本物、齋藤が北宮を完全粉砕▼小峠が“明るさ勝負”でヨネに世代闘争挑戦状▼熊野進撃…大阪大会詳報https://t.co/vuGwN7jyL4#noah_ghc pic.twitter.com/wCXGWHrght
— プロレス/格闘技DX編集部 (@PKDX) 2018年6月21日Noah大阪、きっちりこのチームで勝利‼
世代闘争とか言われると、絶対負けたくない度がかなり上昇。
次のNoah参戦は後楽園、これも負けねえ‼
そして日付が変わった今日はイケメンさんと組んで、タッグタイトルに挑戦。
これも勝って、ジャケット着て、ベルト巻いてやる‼#noah_ghc#pwzero1 #w_1 pic.twitter.com/wLhaCZy0KZ
— 田中将斗(Masato Tanaka) (@masato_dangan) 2018年6月21日大阪ありがとう。
また来月、7.20 大阪・世界館で。#noah_ghc #世代闘争 pic.twitter.com/05vGvZW51a
— 中嶋勝彦 (@noah_katsuhiko) 2018年6月22日 -
第12回グローバル・ジュニアヘビー級タッグリーグ戦出場チーム発表!世代闘争で彰俊が弾けた!
6月16日 NOAH「Navig. with Emerald Spirits 2018」横浜ラジアントホール 348人超満員札止め<アピール、コメントなどはプロレス格闘技DXより>
◇第1試合◇
▼3WAYマッチ
タダスケ(9分10秒 片エビ固め)×宮脇純太
※地団駄ラリアット もう一人は井上雅央◇第2試合◇
▼20分1本
○マイバッハ谷口 コーディ・ホール(8分53秒 体固め)モハメド ヨネ ×クワイエット・ストーム
※マイバッハボム・ツヴァイ◇第3試合◇
▼30分1本
小峠篤司 ○清宮海斗(12分42秒 タイガースープレックスホールド)HAYATA ×YO-HEY◇第4試合◇
▼30分1本
大原はじめ ○日高郁人 菅原拓也(13分5秒 ショーンキャプチャー)×Hi69 田中稔 小川良成【試合後の大原&日高&菅原】
大原「ありがとうございます! これで僕らも一つになってジュニアタッグリーグ目指せればと思います」菅原「でもリーグ戦お前も出るんだろ? そこはガッチリいくぞ?」
大原「はい! そこはもう」
日高「よし、やるぞ!」
菅原「てかスイッチちゃんと見てからしゃべろうね、マイク」
日高「陰謀だよ! 俺に恥かかせようとしやがってよ!」
菅原「おぉ、そうだな。それがノアのやり方か? 普通スイッチ入れて渡すだろ? それが親切ってモンだろ!?」
日高「そんなに俺に恥をかかせたいのか? あれだけメッタ打ちにされたから、マイクで恥をかかせようとしたのか? やっぱりこんな団体は倒して、ベルトを持って帰ってやんねえと気がすまねえ。…いいの?」
大原「はい。その方が盛り上がると思うんで」
日高「よーし、やるぞー!」
菅原「あと一人誰? 熊野? 紹介して今度」
大原「分かりました」
日高「熊野選手は広島出身…同じ中国地方でしょ?」
◇第5試合◇
▼30分1本
○熊野準(6分5秒 変型アルゼンチンバックブリーカー)×原田大輔(試合終了後)
熊野「取ったぞ! 散々、俺をコケにしたな!? まぁ受けるかどうかはお前次第だよ。おい、俺はいつでもやってやる。ビビってんじゃねえぞコラ!」【熊野の話】「取ったぞ。チャンピオンから。まぁよ、あいつが入団してからずっと負け続けた。でも今日は勝ったんだよ。文句ねえだろ。まだ文句があるんだったら、お前もそこまでの男だってことよ、バカヤロー。あとは王者なり、会社なりが決めてくれ。俺はいつでも戦えるんだバカヤロー」
◇第6試合◇
▼60分1本
杉浦貴 丸藤正道 ○齋藤彰俊 越中詩郎(20分30秒 片エビ固め)拳王 中嶋勝彦 ×マサ北宮 潮崎豪
※ランニング・スイクルデス(試合終了後)
彰俊「時代? 世代!? 俺たちが落ち着いたらつまんねえだろ! いいか!? もっともっと厚く、もっともっと高い壁として、メチャクチャ熱い試合するから応援しろよ! よろしく!!」【試合後の杉浦&丸藤&彰俊】
――本格開戦初戦となった世代闘争で試合を決めたが?彰俊「なにせ一番苦しいときも、どんな時も、この二人(杉浦と丸藤)がノアを守ってきた。外敵が来たりとか、いろんなことがあって、そこで勝ち抜いて守り抜いてきたっていう強さはね、やっぱりちょっとやそっとじゃ身につかないと思う。だからあいつらが“俺たちの世代"って言うのはまだ早いと思う」
――このタイミングで再上昇となったが、思いはずっと胸に秘めてきた?
彰俊「そうですね。だからちょっとこの場を借りて言いたいんですけど、もちろんプロレスを観にきてくれる人もそうなんですけど、この現社会で俺らと似た境遇でいつも悔しい思いをしてるヤツらがいると思う。年齢のせいにするなって。立ち上がって来いって。俺らが力与えてやるからな。観に来いって! 会場に。年代の闘いだよ。世代の闘いだよ。観に来いよ! パワー出るから!」
―ー杉浦選手は拳王との前哨戦が始まったが?
杉浦「まだまだ、これからでしょ。お互い出し切ってないしね。さっき齋藤さんは俺と丸藤が苦しい時代を…って言ったけど、齋藤さんもともに戦ってきたからね。一緒だよ。簡単には崩せない」
――丸藤選手は?
丸藤「今日見て分かるとおり、ここ数年一歩下がっていた齋藤彰俊がこうやって表に出てきた。いいね。こんな戦力ないだろ。つえーんだよ、齋藤彰俊は。つえーんだ。なぁ? もしかしたら隣にいるのが怖いくらいになるかもしれない。俺とか杉浦ばかりに目を奪われてると、こういうことになるんだ」
――先日の後楽園では6対6の構図だったが?
丸藤「人数では同じかもしれないけど、戦力だったらこっちが上だろ。まだまだ物足りない。あいつらも分かってるだろ。もどかしいだろ。何かが足りないってことが。どんどんかかって来いって」
――どんな形式でも徹底的に力の差を見せ付けていく?
丸藤「それが俺たちのためでもあり、あいつらのためでもある。そしてノアのためでもある」
杉浦「あと…井上雅央も忘れるなよ! 引っ張り出してやるからな…」
休憩前に7月7日・月岡ニューホテル冠月から開幕する「第12回グローバル・ジュニアヘビー級タッグリーグ戦」の出場チームが発表された。
[出場チーム]
Hi69&田中稔
原田大輔&タダスケ
HAYATA&YO-HEY
大原はじめ&熊野準
諸橋晴也&LEONA
日高郁人&菅原拓也
リッキー・マルビン&エル・イホ・デル・パンテーラジュニアタッグリーグ参戦を表明していたマルビンはWRESTLE-1を主戦場にしているパンデーら、また諸橋は同じくエントリーを表明していたLEONA、そしてZERO1から元ライトタッグ王者の日高&菅原がエントリーとなった。
小川はHi69、田中、諸橋と共闘したことで諸橋と小川が組んでのエントリーかと思われたが、結局LEONAに譲る形となったが、気になるのは当初8チームとされていたが、発表されたのは7チーム、昨年のグローバルリーグでは滑り込みで田中将斗や岡林裕二がエントリーした例もあることから、また滑り込みでエントリーがあるのか?そして発表後の第4試合で大原がかつての日高、そして闘龍門の先輩だった菅原と組んでHi69&稔&小川組と対戦、序盤は大原がHi69組に狙い撃ちにされ、やっと交代を受けた菅原も稔のタナカレッグバー、Hi69のスパルタカスチョップ、ライオンサルトと攻め込まれ、交代を受けた日高もHi69組の連係に蹂躙されてしまう。
Hi69はみちのくドライバーⅡからストゥーカスプラッシュで勝負に出るが、日高が剣山で迎撃すると、菅原が入って合体リバースDDT、しかし石見銀山狙いはHi69が堪えると、稔がカットに入ってから乱戦となり、Hi69を捕らえた大原組は足を狙い撃ち、最後は日高のスワンダイブ式低空ドロップキックからショーンキャプチャーでHi69からギブアップを奪い、試合後は大原が日高&菅原と握手して共闘をアピールする。またセミではGHCジュニアヘビー級獲りをアピールする熊野が原田とノンタイトルで対戦し、ゴング前から熊野が原田に奇襲をかけ、アルゼンチンバックブリーカーで担ぎ上げ、最後アルゼンチンバックブリーカーで担ぎあげると、そのままノド輪落とし、そしてコブラホールド式アルゼンチンバックブリーカーという新技を披露、原田はたまらずギブアップとなり、熊野が圧勝で原田を降し、改めて王座挑戦を迫る。
世代闘争に突入したヘビー級戦線は現世代軍にフリーの越中が参戦、序盤から越中は潮崎相手にヒップアタックを連発してエンジンを全開となるが、拳王と打撃戦を展開した杉浦が新世代軍に捕まり、ジ・アグレッションの連係に捕まってしまう。
しかし世代闘争に加わった彰俊が奮起、新世代軍の集中砲火を浴びるも、北宮のラリアット狙いをスイクルデスで迎撃するとアイアンクロースラムからランニングスイクルデスで3カウントを奪い勝利、彰俊も今年で52歳でベテランの部類に入り、メインからは一歩引いた立場を取ってきたが、世代闘争を契機にもう一花咲かせ、弾けようとしている。【満員御礼!】本日の横浜ラジアントホール大会は全席種完売致しました!次回は6月18日(月)仙台大会です。引き続きよろしくお願い致します。#noah_ghc pic.twitter.com/ktkRrtG2mz
— プロレスリング・ノア (@noah_ghc) 2018年6月16日【NOAH】開戦・世代闘争で齋藤決勝打! 世の同年代へ“闘い"でメッセージ▼原田にシングル圧勝 熊野のGHCジュニア挑戦が決定的に▼来襲ZERO1コンビがHi69撃破、大原&熊野と合体▼小峠が清宮勧誘に失敗…横浜大会https://t.co/vuGwN7jyL4#noah_ghc pic.twitter.com/tHGpS9TIo2
— プロレス/格闘技DX編集部 (@PKDX) 2018年6月16日いろいろあったが原田大輔から勝ったぞ!
挑戦を受けるかは王者の答えを待つしかないけど、こんな俺を応援してくれた方々ありがとうございました。
俺なんて賛否の否が多いのはわかっとる。
でも俺を応援してくれる人たちの為、そして自分の為にこれからも暴れてやるけいの。
みとけ!#noah_ghc pic.twitter.com/0dP4DTllbN
— 熊野 準 (@kumano_noah) 2018年6月16日本当は組みたかった方がいました。
だけど今回はレオナ選手と組ませて頂きます。
一年前に丸藤さんから0点をもらったレオナ選手の『覚悟』を確かめます。
優勝を狙うのは当然。
僕らには毎試合何かを残さなければ先はない。
僕も『覚悟』して挑みます!
以上! #noah_ghc https://t.co/aOKA1BmqbC
— 諸橋晴也 (@Morohashix) 2018年6月16日Jr.タッグリーグのチームが発表された
僕は選ばれてなかった‥‥
確かにパートナーはいないかもしれないが絶対に出たかった。
よその選手を出すくらいなら自分が出たかった!!!
初勝利で出るなんて傲慢かもしれないが絶対認めさせてやる!#noah_ghc
— 宮脇純太 (@noah_jyunta) 2018年6月16日 -
三沢メモリアルに世代闘争勃発!そして田中将斗が参入!
6月10日 NOAH「Navig. with Emerald Spirits 2018」後楽園ホール 1469人 満員<アピール、コメントなどはプロレス格闘技DXより>
◇第1試合◇
▼15分1本
○YO-HEY(4分54秒 キャメルクラッチ)X宮脇純太◇第2試合◇
▼20分1本
▲長井満也(7分29秒 両者リングアウト)▲コーディ・ホール【長井の話】「お前ら見たか! 俺は今日やっとノアのモンスターを手に入れたよ。この長井、そしてモンスター、コーディ。それとあと一人いるだろ? 世代闘争? 笑わせんな。世代闘争なんてな、自分らで叫ぶモンじゃねえんだよ。会場に来てるな、お客さんが決めることなんだよ。ケツが青いんだよ! 俺たちでノアのヤツをビッシビシいってやるぜ」
◇第3試合◇
▼30分1本
Hi69 田中稔 ○諸橋晴也(8分14秒 クリップラークロスフェイス)原田大輔 タダスケ XHAYATA(試合終了後)
諸橋「おい、前年度タッグリーグ優勝者HAYATAから俺が獲ったぞ。今年のタッグリーグ、俺に出る資格があるよな。どうだ、おい? 俺に出させろって」(すると突然、ZERO1の日高&菅原が登場する(
菅原「どうも、ZERO1です〜。ノアジュニアのベルト、いただきにまいりました。シングルが原田、タッグが田中稔&Hi69。さて、どっちからいきましょうか」日高「おい、菅原。まったり挨拶してるんじゃねえぞ、俺らがここに来たのはお前らのGHCのベルトをZERO1に持ち帰るためだよ」
日高「ブーイングしているヤツは、俺が第3代のジュニアヘビー級タッグ王者としてGHCの歴史に名を刻んでるんだよ。パンフレットを確認しやがれ、コノヤロー!返事きかせろ」
菅原「ちょうど来月ジュニアのタッグリーグあるんでしょ? それに菅原&日高が出て、優勝すれば、受けざるを得ないよな。どうなんだ?」
Hi69「優勝したらいつでもやってやるよ。原田、お前もそうだよ(Hi69が本部席に確認すると、内田会長も大きく頷く)決定だ、決定。来月来い(ZERO1勢が退場)諸橋君、じゃあ頑張って」
諸橋「とりあえず! 俺はタッグリーグに!出させてください…」
【試合後のHi69&稔&諸橋】
諸橋「なんなんだよ! 俺が勝ってタッグリーグ名乗り出てたのに…出てきやがってコノヤロー…。とにかく俺はHAYATAから取ったんだよ。去年優勝してるよな? 絶対、俺にも出る資格あるんだよ。去年だってあと一歩のところまで行ったんだよ。何がなんでもタッグリーグ出る。…あと田中さん! Hi69さん! そして小川さん。3人で組んでますよね? 俺もこのままじゃもう終われないんですよ。もう一花咲かせたい!」Hi69「一緒にやっていきましょう。あ、小川さん!」
※ちょうど次の試合に向かう小川が通りかかり、「時間ないから」と言いながら手短に諸橋と握手して去っていく
諸橋「お願いします!」
稔「…逆に言うと時間があったら断られてた可能性もあるな…」
Hi69「これもタイミング、流れ」
諸橋「なんかツイてるな、俺…」
【日高&菅原の話】
菅原「リング上で言ったことが全て」日高「言った通りだよ!」
菅原「ジュニアのベルト、全部ZERO1に持って帰る」
日高「ノアのベルト、GHCのベルトをZERO1に持って帰る。そして、ZERO1のジュニアをもっともっと盛り上げるんだ」
菅原「とりあえず来月出るから」
※旧知の大原を見つけると
菅原「おお、久しぶりじゃん」
大原「この間、うちに来るかなと思ってたから。今日来たんだ」
菅原「ゴメンね。またね」
大原「またお願いします」
菅原「ありがとう」
※2人が去っていくと
菅原「あれ? ねえ、友達?」
◇第4試合◇
▼30分1本
○マイバッハ谷口 大原はじめ 熊野準(11分24秒 体固め)齋藤彰俊 小川良成 X井上雅央
※マイバッハボム・ツヴァイ◇第5試合◇
▼30分1本
○クワイエット・ストーム(9分51秒 片エビ固め)Xモハメド ヨネ
※50cmウデラリアット◇第6試合◇
▼30分1本
○マサ北宮(12分02秒 片エビ固め)X小峠篤司
※サイトースープレックス◇第7試合◇
▼次期GHCヘビー級王座挑戦者決定戦/30分1本
○拳王(16分54秒 片エビ固め)X清宮海斗
※ダイビング・フットスタンプ→【拳王の話】「これで俺が手放したGHCヘビー級のベルトに挑戦することができるだろ! 俺があの“元"ノアの顔・杉浦貴に奪われたもんだ。俺がチャンピオンになって、俺がこのプロレスリング・ノアを引っ張ってやる。俺がこのプロレスリング・ノアの時代になってやる。俺がこのプロレスリング・ノアを武道館まで連れていってやるよ」
◇第8試合◇
▼三沢光晴メモリアルマッチ/30分1本
中嶋勝彦 ○潮崎豪(22分41秒 片エビ固め)X杉浦貴 丸藤正道
※ショートレンジ式豪腕ラリアット(試合終了後、ヨネとストームが丸藤の横に立ち、肩を叩いて激励する。さらに、ZERO1の田中将斗が登場する)(
田中「ノアファンの皆さん、久しぶりです。世代闘争に参加させていただこうと思って来ました。もちろん、もちろん、杉浦さんの横でな」(そんな田中と因縁深い拳王がリングに飛び込んだ。小峠や清宮まで姿を現す)
拳王「おい、田中将斗! お久しぶりです。またこのプロレスリング・ノアのリングに首を狩られに来たのか? いいぞ、テメエの首、いつでも狩ってやる!(丸藤や杉浦たちに対して)そして、テメエらの首もいつでも狩ってやるからな!GHCヘビー級選手権挑戦者決定戦、俺が勝ったぞ。杉浦、テメエのベルトを俺が奪ってやるからな…奪ってやるんじゃない。あのベルトは俺からテメエが奪ったやつだ。おい、俺のベルトをテメエから取り返してやるからな。テメエら楽しみにしとけよ」
中嶋「ちょっといいかな、杉浦&丸藤。タッグは今日だけじゃねえよな? 俺たちのタッグのベルト、空いているからさ、次。ちゃんと胸貸してやるよ」
(丸藤たちが去っていき、中嶋&北宮、拳王、小峠、清宮とともに潮崎もリングに残る)
潮崎「今日この日に、こうして、次の戦いの構図ができあがった。でも、俺は過去、そして現在、この2つがあるから、未来に繋がると思ってます、俺が…いや、俺たちが、ノアを未来へと連れて行きます。今日はありがとうございました」【試合後の潮崎&中嶋】
※北宮、拳王、小峠、清宮とともに6人でコメントブースに並び立つ――潮崎選手はメモリアルな試合を自分で決めた。この構図が生まれたことに改めて
潮崎「ずっと中嶋選手、拳王選手に時代を作るって言われましたけど、それまで俺は正直どっちの立場なのか、考えてたんです。でも、俺は何も作れてない。時代も何もね、世代というのも特に作れてないしね。なら、杉浦&丸藤、あの立場、あそこをいつまでもトップにしてたら本当に未来に繋がらないからね。そういう意味で、まあ、思惑はいろいろ個人それぞれあると思うけども、俺は俺のため、そしてノアのために立ち上がる決意をしました」
――杉浦選手はGHCヘビー級王者。その首を取ったからには、GHC王座にも繋がってくる?
潮崎「そうかな? いや、今日に限ってはノアの未来を決める戦いだと俺は…」
中嶋「カッコいいこと言うね。そんな。絶対狙ってるに決まってんじゃん」
潮崎「たぶんノアを先に、未来に繋げる戦いをね、これからもっともっとやっていかないといけないから」
――中嶋選手は杉浦&丸藤組にタッグ王座挑戦を要求したが、今日の戦いについては?
中嶋「今日は別にキッカケに過ぎないかなと思ってね。なんかでも、深い意味というか、とてもポイントになる日になったんじゃないかなと思うし。今日はね、潮崎選手とそのキッカケを作れたってことは凄く俺にとってもポイントになったと思うし。なぜか…なぜかじゃないけど、こうやってメンバーが揃っているというのは、みんな思いは1つだったなと。やっぱさ、これまでよりもこれからなんだよ。あいつらじゃないんだよ。俺たちなんだよ」
――拳王選手は一貫して敵対してきたメンバーと共闘することになるが?
拳王「もちろん、もちろん今でもな、こいつらのことなんて…(他の選手を指差しながら)中途半端、中途半端、中途半端、中途半端! てめえ(小峠)は論外だ。そう思ってたけど! でもな、こいつらの思いはな、俺と一緒なんだよ。いつまでも、プロレスリング・ノアは丸藤、杉浦が顔じゃ何も進まねえんだよ。あいつらが顔じゃ、ずっと平行線なんだよ。さらにな、このプロレスリング・ノアを上げていくには、こいつらと同じコーナーに立って、あいつらを倒さないと。あいつらの時代を破壊してやるよ。まずは、6月26日、俺が杉浦の持つベルトに挑戦するんだ。俺がベルトを奪って、俺がプロレスリング・ノアの新たな顔になってやる」
――因縁浅からぬ田中選手も現れたが?
拳王「またな、俺に首を狩られにきたのか? あいつら見ただろ? なんか並んでたよ。なんかベテラン軍みたいなやつら? あいつら俺が全員首を狩ってやるよ!」
――小峠選手は動いてこのメンバーの中に入った理由は?
小峠「まあでも、俺はいつも過去と戦ってますからね。ドンドンドンドン新しいものを見せて。一致団結ですかね。俺らの世代のレスラーが面白いっていうのを。俺はもう他の5人よりも、自分のスタイルに自信を持って進めていくだけと思ってまして。タイトルを獲るってことは全然諦めてないんで。俺のスタイルで。注目してますよね、みんな? 注目してくださいよ。注目させるのも俺の役目ですから」
――清宮選手は身体を引きずってまで出てきた理由は?
清宮「やっていかなきゃいけないと思ってますよ。でも、今はその方法がちょっとわからないだけで。でも必ず、上を超していかなきゃいけないんで」
――北宮選手は?
北宮「みんな向いている方向は一緒ですよ。あと1つ、忘れないでほしいのは、俺たちはタッグのチャンピオンだ。向こうはシングル持ってるかもしれないけど、俺たちはヘビーのタッグのチャンピオン。丸藤、杉浦、他の誰でもいい。ヤツらに野心があるなら、獲りに来るだろう。守りに入ったレスラーに、野心がないレスラーに興味はない。それだけだ」
中嶋「まあさ、それぞれの思いで、それぞれの色があるけど、でも1つの思いでこうやって集まってるってことは…何が言いたいかって? 始まりなんだよ」
【試合後の杉浦、田中】
田中「リング上で言ったことが全てです。まあ、僕がアピールしたので、カード組まれるかどうかっていうのはノアさんに任せますけど、リング上で言って、お客さんからああいうような反応があったということは、それ相応な対処をしてくれるもんだと思います」杉浦「この状況で来てくれて。やっぱし頼もしい俺の相方ですよ。凄い力強い。ありがとう」
田中「またよろしく」
【丸藤の話】「今日勝ったからって調子に乗ってんのか? 見たか? ヨネ、ストーム、齋藤、そして…田中将斗さん。まさかまさかの助っ人が来たじゃないか。俺は…俺は田中将斗、あんな強えヤツと戦いたくねえんだ。横に並んでほしい。ありがたい。あいつらを潰してやる。見とけ。まだまだ世代は変わらない」
NOAHの創始者である三沢光晴メモリアルが開催され、会場には献花台が設置、写真パネルなども展示され、東側バルコニーに設置された三沢の遺影に向かって全所属選手、スタッフ、観客全員が1分間の黙祷、味方リングアナが「GHCヘビー級選手権者・255パウンド、三沢光晴〜!」とコールされると、スパルタンXが流されてから今年も緑の紙テープが投げ込まれ、亡き故人を偲んだ。
セミファイナルではGHCヘビー級挑戦者決定戦が行われ、杉浦への挑戦権をかけて拳王と清宮が対戦。この試合は過去2戦行われているが全て拳王の勝利、清宮にとっても3度目の正直となった。
清宮が読み合いからジェンピングエルボーを放つと、場外の拳王に三沢式フェイントからウルトラタイガードロップを狙うが、リング下の拳王がキックで足を払って場外戦を仕掛ける。しかし清宮は鉄柵攻撃で拳王を鉄柵外へ出すと、鉄柵越えのフライングクロスボディーを放って先手を奪う。
しかしリングに戻ると拳王はサッカーボールキックからロープ越しのフットスタンプ、キャメルクラッチ&フェイスロックとすぐ流れを変え、清宮もエルボーバットから背面エルボーで流れを変えようとするが、拳王はアンクルホールドで捕獲し、逆立ちにしてどてっ腹にミドルキックを放つ。
拳王はオーバーヘッドキックを炸裂させるが、清宮はドロップキックで応戦し、変形リバースDDT、サイド式ブレーンバスターからタイガースープレックスを狙うも拳王が堪える。そこで清宮は拳王を肩車するが、拳王はリバースフランケンシュタイナーで切り返すと、蹴暴を狙う。
しかしかわした清宮は旋回式フェースバスターから急角度ジャーマン、拳王が強烈な右ミドル、清宮がエルボーを打ち合う打撃戦は、ミドルキックで拳王が競り勝ち、旋回式フェースバスターも着地した拳王がミドルキック、蹴暴からダイビングフットスタンプを投下、ところが清宮がドロップキックで撃墜し、ランニングエルボーからタイガースープレックスホールドが決まって勝負あったかに見えたが、拳王はカウント2.9でキックアウトする。
清宮はもう一度タイガースープレックスを狙うが、一回転して拳王が着地するとハイキックから蹴暴、ダイビングフットスタンプと畳みかけて3カウントを奪い、杉浦への挑戦権を獲得する。メインの三沢メモリアルマッチでは杉浦と丸藤が久々にタッグを組んで、中嶋&潮崎組と対戦。
先発は杉浦と中嶋が登場し、二人はキックで牽制し合えば、丸藤と潮崎は逆水平合戦を黒広げる。しかし潮崎が串刺しを狙うと、かわした丸藤が串刺し虎王を炸裂させ、潮崎はダウン、その間に杉浦も中嶋を強襲し、場外マットをはがしてからネックスクリューを敢行、丸藤も潮崎にエプロン上でのパイルドライバーで突き刺して、二人に大ダメージを与える。
リングに戻ると杉浦は鬼エルボーを潮崎に浴びせ、丸藤もネックロック、ネックツイストと孤立した潮崎を痛めつけ、杉浦が控えの中嶋にビックブーツを放ってから潮崎をチンロックで捕獲、中嶋がサッカーボールキックでカットに入っても、受け流した杉浦は張り手一閃で中嶋を排除、丸藤も鞭のようにしなる逆水平で潮崎を追撃する。
劣勢の潮崎は丸藤の追走式ロープワークを読んでバックドロップで投げると、やっと交代した中嶋は控えの杉浦を強襲、しかし試合権利のある丸藤の側転からのドロップキックを喰らってしまい、杉浦組は連係を狙うが、中嶋は2人相手にミドルキックを乱打、ミサイルキックを放ち、丸藤にハイキックを狙うも、かわした丸藤はトラースキックから三沢ばりのローリングエルボーを放っていく。
交代した杉浦は中嶋と打撃戦を展開も、交代した潮崎はフライングショルダーからマシンガンチョップ、ランニング手刀も、杉浦はブレーンバスターの構えから前に投げ捨て、串刺しビックブーツから往復式串刺しニーで応戦し、雪崩式ブレーンバスターから逆エビ固めと潮崎を追い詰めていく。
潮崎がロープに逃れると、杉浦はランニングニーを狙うが、キャッチした潮崎は逆水平、杉浦もエルボーで応戦してラリーに発展、杉浦がワンツエルボーで競り勝ち、潮崎のフライングショルダーも膝蹴りで迎撃してからランニングニーを浴びせ、オリンピック予選スラムを狙う。
潮崎は堪えて杉浦をコーナーへ押し込むと、中嶋が入り、カニバサミで杉浦をターンバックルに激突させから顔面を蹴り上げ、丸藤も中嶋に虎王を浴びせてカット、潮崎にもトラースキックイリュージョンを放っていくが、受けきった潮崎は豪腕ラリアットを炸裂させて4選手がダウンとなる。
杉浦と潮崎が立ち上がるが、潮崎が豪腕ラリアットを炸裂させると、ゴーフラッシャーからエメラルドフロウジョンを狙うが、杉浦が堪え、そこで丸藤が杉浦を踏み台にして虎王で強襲し、杉浦が鬼エルボーを浴びせるも、潮崎は左のラリアットからリミットブレイクを決め、丸藤がカットも、中嶋がバーティカルスパイクで丸藤を排除し、杉浦の顔面を蹴り上げ、最後は潮崎が豪腕ラリアットで杉浦から3カウントを奪い、激戦を制した。試合終了後にはヨネ、ストームが丸藤を激励すると、7・3ZERO1札幌大会で小幡優作を破り世界ヘビー級王座を奪還したばかりのZERO1の田中が出現、世代闘争に参戦を表明する。拳王も杉浦から王座奪還をアピール、潮崎、中嶋、北宮、小峠、清宮が拳王に呼応、最後は潮崎が三沢メモリアルを締めくくった。
拳王らはかつて三沢が率いていた超世代軍とイメージされているが、超世代軍は三沢という中心がいて成り立っていた。新世代軍は誰が中心となっていくのか、新世代軍は共闘はしつつも誰が中心になっていくか、これからが競争なのかもしれない。また現世代軍には杉浦、丸藤、ヨネ、ストーム、彰俊に、弾丸ヤンキースの盟友である田中が加わった。田中がNOAHに本格参戦となると新世代にとっても脅威的な存在なる。またジュニアでも大きな動きがあり、諸橋がHAYATAをクリップラーフェースロックで降した後でHi69&稔&小川との共闘、ジュニアタッグリーグへの参戦をアピールすると、ZEROから元ジュニアライトタッグ王者の日高&菅原が現れ、GHCジュニアタッグ王座への挑戦、ジュニアタッグリーグ参戦をアピールした。
諸橋に関してはスポット参戦扱いだったが、Hi69との共闘で本格的参戦を果たすのか、日高&菅原はジュニアライトタッグ王座で実績を作り、また日高も藤田ミノルとのGHCジュニアタッグを保持した経験もあってNOAH慣れしている選手だけに、これもNOAH勢にとっても驚異的な存在である。第2試合で長井とコーディが対戦し両者リングアウトとなるも、試合後にマイバッハが現れ3人で握手をかわし共闘をアピールした。3人は宮本裕向を交えて共闘はアピールしていたが、宮本の参戦が途絶えたことで、中途半端に終わっていた。世代闘争にはマイバッハだけはどちらにも属さず中途半端になっていたことから、長井&コーディと本格的に組むことで、独自性をアピールしていくのか…
後楽園ホール側の都合で、最近は日曜昼の興行は午前11時30分からの開催が当たり前になったが、それにかかわらず三沢メモリアルということで満員となった。新展開の連続で今回は活気を見せたNOAH、この活気がこれからも続いて欲しい、それが三沢の願いでもある。
【世代闘争本格化!】
6.10後楽園ホール大会へのたくさんのご来場ありがとうございました!様々な動きのあった今大会。今後のノアをお見逃しなく!
結果→ https://t.co/KjE3akIDdw#noah_ghc pic.twitter.com/FBRM7CxYGu
— プロレスリング・ノア (@noah_ghc) 2018年6月10日【NOAH】三沢メモリアルで“ノア版超世代軍”誕生 上位世代軍には田中将斗が電撃加勢▼拳王復権へ挑戦権獲得▼小峠新色マント用意も…北宮革命軍入り回避▼諸橋がHi69&稔らと合体 ZERO1日高&菅原がJrタッグリーグ参戦へ▼長井&マイバッハがコーディと合体…後楽園大会https://t.co/vuGwN7jyL4#noah_ghc pic.twitter.com/REDJ6f1U2T
— プロレス/格闘技DX編集部 (@PKDX) 2018年6月10日後楽園大会御来場ありがとうございました。
続々と名乗りを上げてきた今年のJrタッグリーグ
マイクのような笑いなんか必要ない、しっかりと闘いでノアジュニアを魅せる!#noah_ghc@PKDX pic.twitter.com/2yznrdKHXi
— 原田大輔 (@noah_harada) 2018年6月10日NOAHに乗り込んできたよ!
GHCJr.のベルトをZERO1に持ち帰る。そのためにJr.タッリーグに乗り込んでやるぜー!!#ガツオ#挨拶#ゆるかったね#pwzero1 #noah_ghc pic.twitter.com/xT6YrG6Lgw
— Ikuto Hidaka (@hidakaikuto) 2018年6月10日出るからには全部かっさらうぜ!!#noah_ghc#pwzero1 #ゆるい挨拶は#作戦よ https://t.co/gDixkIbbUq
— 菅原拓也 (@sugawara_takuya) 2018年6月10日モンスターを手に入れた!
間違い無く面白くなる。 pic.twitter.com/lvIjmPyhBP
— 長井満也 (@Mitsuya1110Dk) 2018年6月10日三沢さんの追悼セレモニーでコールさせて頂きました。
生前、1度も接点の無かった自分がNOAHのリンクアナウンサーとして居る事をどう思われるんだろう?
ふとそんな事を思いました。
今となってはお聞きする事は出来ませんが、来年の今頃はもっと成長した姿でコールを贈らせて頂きたいです。#noah_ghc pic.twitter.com/SxlC8jboc6
— 味方冬樹 (@mikata_fuyuki) 2018年6月10日 -
丸藤完敗…杉浦が強さを示しGHCヘビー級王座を防衛!そして包囲網が敷かれた!
5月29日 NOAH「Navig. with Breeze 2018」後楽園ホール 1558人 超満員<アピール、コメントなどはプロレス格闘技DXより>
◇第1試合◇
▼20分1本
○大原はじめ 熊野準(4分5秒 ムイビエン)齋藤彰俊 ×宮脇純太◇第2試合◇
▼30分1本
HAYATA ○YO-HEY(5分12秒 片エビ固め)小川良成 ×諸橋晴也
※顔面G◇第3試合◇
▼30分1本
○モハメド ヨネ クワイエット・ストーム(6分58秒 片エビ固め)コーディ・ホール ×井上雅央
※ファンキーバスターボム◇第4試合◇
▼30分1本
○マイバッハ谷口 長井満也(8分20秒 体固め)KENSO ×KAZMA SAKAMOTO
※マイバッハボム・ツヴァイ◇第5試合◇
NOAH後楽園大会速報
▼30分1本
○拳王(13分47秒 片エビ固め)×小峠篤司
※ダイビングフットスタンプ◇第6試合◇
▼GHCジュニア・ヘビー級タッグ選手権試合/60分1本
[第34代選手権者組]○Hi69 田中稔(16分39秒 片エビ固め)[挑戦者組]原田大輔 ×タダスケ
※ストゥーカスプラッシュ
☆Hi69&稔組が初防衛に成功【試合後のHi69&稔】
稔「ここまで札幌のトーナメント1回戦、決勝、初防衛戦。全部Hi69君に取ってもらってるから。Hi69君に感謝してます。今日はありがとうございました」Hi69「いえいえ。ありがとうございました」
稔「小川さん!」
※小川をコメントブースに呼び込む
稔「小川さん、ありがとうございました」
Hi69「小川さん、ありがとうございました」
※握手を交わす
稔「俺たちのセコンドに小川さんがついてくれて、試合後、この通り小川さんがいる。これは何を意味するかわかりますか? 俺は常々言っているでしょ? 平和ボケしたノアジュニアを面白くしていきたいんでね。ここからドンドン仕掛けていきますよ。あとはもう何が起こるのかも皆さん勝手に想像してください」
※ここで小川が激励して去っていく
稔「ありがとうございました」
Hi69「稔さんが言ったことが全てです。自分がこんなになろうが、どんなになろうが、ここにベルトがあるんで。俺らはそういうチャンピオンでいいと思います。誰が来てもいい。YO-HEY&HAYATAなんて、セコンドついてないで言ってくればいいんですよ。ジュニアタッグリーグ前だからってね、遠慮しているんだろうけど、関係ないですよ」
稔「俺らはジュニアタッグリーグもあるし、先の先を見ているんで。言ったら、防衛戦は無くたっていいですよ。突然、挑戦者が現れて、1シリーズ前哨戦やって、タイトルマッチをやる。それはでも、線のように見えて、大きい点でしかないんで。やっぱりこのノアジュニアに争いを作って、どこかと抗争して、必然の決着戦でタイトルマッチがある。それが一番理想的だと思うんで。毎シリーズタイトルマッチがなくたっていいと思うんです。機運が高まった時にやりたい。まあ、そんなことです。逆に俺がボロボロになった時は、Hi69君が助けてくれて、俺が取れるかもしれない。まあ、こんなところですよ。ノアファンの意見でも、RATEL'Sはそろそろ飽きましたって、物凄いご意見ご要望をいただくんでね。俺とHi69君と小川さん。あと誰か合流するかもしれないし、わからないですけど、この団体に争いを作っていきますよ。ありがとうございました」
Hi69「ありがとうございました」
稔「あんまり動いてないんで、“舌好調"ですよ」
◇第7試合◇
▼GHCタッグ選手権試合/60分1本
[挑戦者]○中嶋勝彦 マサ北宮(20分15秒 片エビ固め)[第43代選手権者]×潮崎豪 清宮海斗
バーティカルスパイク
☆潮崎&清宮が初防衛に失敗 中嶋&北宮が第44代選手権者となる【試合後の中嶋&北宮】
中嶋「やっと獲っただろ、これで」北宮「見ての通りだ、コノヤロー。だせえ負け方したぶん、完璧なタッグのチームワークでアグレッションが再びタッグ王座に返り咲いた」
中嶋「これが“勝つ”って言うんだよ。次、どうしようかね? まあ、やっと戻ってきたね。まあ、当たり前だけど」
北宮「初めにベルトを獲った時と同じだよ。ここからがスタートだ。まだ一歩目も踏み出せぬまま前のベルトは落としてしまったけど、今回はしっかり死に物狂いで守ってやる。アグレッションの時代を築いていく。よく見とけ、オメエら!」
中嶋「いいか、最後に言っておくぞ。ノアのタッグチームはジ・アグレッションだ!」
北宮「以上だ!」
◇第8試合◇
▼GHCヘビー級選手権試合/60分1本
[第31代選手権者]○杉浦貴(25分4秒 フロントネックロック)[挑戦者]×丸藤正道
☆杉浦が2度目の防衛に成功(試合終了後、杉浦は倒れる丸藤を抱きしめ、そのまま手を貸して立ち上がらせる。2人は握手。場内は大きな拍手に包まれた。丸藤は一礼してリングをあとに。「丸藤」コールも発生する。杉浦はベルトを受け取るが、そこに拳王が登場。今度は「拳王」コールとなる。 拳王はマイクを持つが、杉浦への声援がこだますると、杉浦はピースサインでそれに応える。
拳王「杉浦。そして、丸藤。ノアの顔同士のタイトルマッチ。とても凄かったです。とても面白かったです。そして、とても勉強になりました。でもな、おい! 勉強するのは今日で最後でいいだろ。テメエらがノアの顔としてずっとこのプロレスリング・ノアを引っ張っていっても、このプロレスリング・ノアは発展しないだろ? 更なる高みは見えていないだろ? これからは俺がノアの顔として一時代を築いていってやる。杉浦、このベルトに挑戦させろ」(清宮もリングに登場、拳王とにらみ合う)
清宮「新しい時代を作るのは俺なんだよ! このベルトは俺が挑戦する(2人がにらみ合う中、ジ・アグレッションの2人がタッグ王座を肩にかけて姿をあらわし、リングサイドに陣取る)拳王「おい、清宮。テメエも今言ったことになんの偽りもねえよな」
清宮「テメエの目は…本物だ。6月10日、後楽園ホール、俺と清宮シングルマッチがあったよな。そこで勝ったほうがこのベルトに挑戦するっていうのはどうだ?(再び清宮とにらみ合った。 ここで、拳王が中嶋たちの存在に気づく)」
中嶋「ちょっとちょっと。なに2人で熱くなってんの? ああ、いいや。いいよ。でもよ。俺たちジ・アグレッションを忘れるなよ」
拳王「おい、中嶋。1、2ヵ月前から心が入れ替わったみたいだな。まあ、いいよ。お前の言った言葉。それは心の片…隅にだけは置いといてやるよ。(清宮に視線を移す)、6月10日、後楽園ホール、テメエとのシングルマッチ、勝つのは俺だ。ノアの時代を築いていくのは俺だ。そして、新しくなったノアの顔になるのはこの俺だ!(と高らかに宣言。ここで拳王と清宮はリングを降りた。)」
(改めて「杉浦」コールが巻き起こる)
杉浦「なんかいっぱい出てきてよくわからないけど…要するに俺が、今出てきた若い連中を相手にすればいいんだよな? 今出てきた4人、噛みついた4人、誰でもいいよ。このベルトを懸けて戦おう。ただ、1つだけ言わせてくれ。過去とか未来とか、いろいろ意見があるだろうけど、俺は今日、丸藤とみんなの前で、後楽園で試合ができたことが誇りに思う。丸藤にありがとうと言いたい。ノアが良い時もノアが悪い時も、俺と丸藤はここで戦ってきた戦友だ。それだけはわかってくれ! 丸藤ありがとう!(と続けると、場内は声援で杉浦を後押しし、「丸藤」コールも巻き起こった)ただ、明日から…いや、今からだな。オジサンは若者たち相手に頑張っていくよ! 今日は後楽園にみんな集まってくれてありがとう。感謝です。ありがとう!」と感謝の言葉で後楽園大会を締めくくると、実況席の小橋建太氏にあいさつし、声援に応えながら去っていった。
【試合後の杉浦】
――最後はえらいことになったが?杉浦「ね? でも、あいつらが望んだことだし、観に来てくれるファンもそこが見たかったところじゃないの? 俺は構わないよ」
――活性化されて、若い選手も盛り上がるのでは?
杉浦「昔のノアと違って、もう言わなきゃ損なこともあるので、ドンドンみんな行動してほしいよね」
――最後、小橋さんとはどんな話をした?
杉浦「まだまだ頑張りますと。オジサンになりましたけど、まだまだ頑張りますと伝えました。そうしたら、『いい試合だった。頑張れよ』って」
――こういう状況が次も続いていけばいいと?
杉浦「そうだね。続くよ、俺がベルトを持っている限り。俺がレスラーである限り、ずっと続いていくよ」
――改めて丸藤戦を振り返ると?
杉浦「最初にも言ったんだけど、このシチュエーションでやることはなかなか回ってこないかもしれないからね。俺がチャンピオン、向こうが挑戦者で。逆に向こうがチャンピオン、俺が挑戦者として。今、若いヤツが『もう早く世代を変えろ』って言ってるから、なかなかこういうシチュエーションが生まれないかもしれない。ベルトを懸けて戦うというね。だから、周りが何と言おうと、俺の中では凄い思い入れがあったし、大事にしたいGHC戦だったと思う」
――敵対関係にある時期も長いが、感謝の言葉が出たということは、それだけ丸藤選手に思い入れがあると?
杉浦「そりゃ、戦うために敵対関係にはなるけども、同じ方向を向いてたからね、ずっと、一生懸命。それを言葉に出しただけで」
メインは杉浦の保持するGHCヘビー級王座に丸藤が挑戦、24日の全日本プロレス後楽園大会では宮原健斗の保持する三冠ヘビー級王座に挑戦した敗れ奪取に失敗も、今度はNOAHの至宝であるGHCヘビー級王座獲りへと矛先を変えて挑戦となった。
序盤は互いにグラウンドで出方を伺うも、バックを奪って押し込む杉浦に丸藤がカンガルーキックで強襲、だがカニバサミからの側頭部へのスライディングキックは杉浦がかわし膝蹴りを狙うも、今度は丸藤がかわして読み合いとなる。
丸藤はステップキックを放つが、杉浦はブレーンバスターの体勢からトップロープへめがけて腹部から落とし、フロントハイキックを狙うが、かわした丸藤はエプロンからロープ越しのステップキックを放ち、エプロン上でのパイルドライバーを狙うも、逃れた杉浦はエルボーから断崖式中年'ズリフトを敢行、丸藤に大ダメージを与える。
杉浦はやっとリングに戻った丸藤をボディーシザースと腹部攻めでスタミナを奪いにかかり、逃れた丸藤は鞭のようにしなる逆水平も、エルボーで応戦した杉浦はボディーめがけてエルボーを放ち、ストンピングから腹部へのギロチンホイップ、脇腹へのボディーエルボーと徹底的にボディーを狙う。
杉浦は串刺しを狙うが、丸藤はフロントハイキック、ドロップキックで迎撃し、串刺し背面エルボーから、串刺しを狙う杉浦をかわしてトラースキックイリュージョン、しかしブレーンバスター狙うが杉浦が前方へ投げて串刺しビックブーツ、串刺し往復ニー、滞空雪崩式ブレーンバスター、逆エビ固めと丸藤を追い詰めにかかる。
杉浦はランニングニーを狙うが、かわした丸藤は逆水平、杉浦はエルボーで応戦、追尾合戦は丸藤が制してドロップキック、エプロンに逃れた杉浦にエプロン上でのパイルドライバー、杉浦がリングに戻ってからフロム・コーナートゥ・コーナーを発射も、かわした杉浦はターンバックルめがけてジャーマンで投げ、マウントを奪って三沢の鬼がこもった鬼エルボーを乱打する。
グロッキーとなった丸藤を杉浦は顔面へのランニングニーからジャーマンを狙うも、着地した丸藤は追尾式ロープワーク、しかしこれもキャッチした杉浦はジャーマンで投げ、ランニングニーからオリンピック予選スラムを狙うが、堪えた丸藤は顔面への膝蹴りから不知火狙いは、杉浦は押し込んで逃れ、串刺しを狙いは、丸藤がかわして串刺し虎王から不知火を決めカバーも、杉浦はカウント2でキックアウトする。
丸藤は久々に不知火改を決めるが、ポールシフト式エメラルドフロウジョン狙いは、杉浦が垂直落下式ブレーンバスターで突き刺し、両者ダウンの後で額を付けてにらみ合った両者は丸藤が逆水平、杉浦がエルボーと打ち合うと、丸藤はトラースキックに対し、杉浦はワンツーエルボーの乱打、丸藤の虎王も受けきってラリアットを放ち、腕を絡め取る丸藤に膝蹴りからオリンピック予選スラムを決め、丸藤はカウント2でキックアウトする。
しかし杉浦の猛攻は止まらず、丸藤の左腕を掴んだままエルボーを乱打も、受けきった丸藤は見えない角度からのトラースキック、虎王、見えない角度からのトラースキック、スピン式トラースキック、腕を絡めとり固定し見えない角度からの虎王と畳みかける。
丸藤はポールシフト式エメラルドフロウジョンを狙うが、逃れた杉浦はオリンピック予選スラムを決め、それでも立ち上がる丸藤に膝蹴りから前転式フロントネックロックで捕獲、丸藤が逃れようとしても、膝蹴りやエルボーを浴びせて動きを止めて絞めあげ、丸藤は無念のギブアップ。杉浦は王座を防衛した。
今回は丸藤の久々の戴冠、20周年を機会に丸藤到来を期待したファンも多かったと思う。しかし待っていたのは現実、後半から丸藤は追い上げたが、ポイントポイントで杉浦が丸藤のパターンを読み切りペースを掴ませなかった。改めて杉浦の強さに脱帽としか言いようがない。セミファイナルのGHCタッグ選手権は序盤から潮崎と中嶋が打撃戦も、中嶋が控えの清宮を襲撃すると、気を取られた潮崎の負傷している左足に北宮が現在話題のバックスピアーを浴びせ、後ろからのタックルは現在話題となってるため、館内はアグレッションに大ブーイングを浴びせるが、アグレッションは構わず潮崎に左膝を徹底的に痛めつける。
劣勢の潮崎は北宮にブレーンバスターを放って清宮に交代、アグレッションをドロップキックで場外へ追いやると、三沢式フェイントからのウルトラタイガードロップで反撃し、リングに戻っても、北宮の反撃もかいくぐってバックドロップで投げて流れを変え、潮崎も中嶋にフライングショルダーからマシンガンチョップを乱打する。
しかし中嶋がまたしても潮崎の左足に低空ドロップキックを放つと、ニークラッシャーから今度は右腕めがけてミドルキックを放ち、右腕だけでなく左腕も蹴り上げ、潮崎が反撃してコーナーへ昇るもR-15から雪崩式フランケンシュタイナーを狙うが、堪えた潮崎も雪崩式エメラルドフロウジョンを狙う、だが着地した中嶋は顔面へのトラースキックを放つと、北宮が入ってダブルフェースクラッシャーを狙うが、潮崎はすっぽ抜かせて失敗させ、清宮が入ってバックドロップ&飛びつきリバースDDTの合体技で北宮を排除する。
潮崎組は中嶋を捕らえにかかるが、中嶋が王者組の誤爆を誘発させ、潮崎に三角蹴りを狙っうと、潮崎は豪腕ラリアットで撃墜し、ゴーフラッシャーを決め、清宮をスピアーで排除した北宮にも豪腕ラリアットを炸裂させてから、中嶋にリミットブレイクを決める。
潮崎は豪腕ラリアットを狙うが、中嶋がカマイタチ式ハイキックで迎撃すると、今度は側頭部へハイキックを浴びせ、グロッキーとなった潮崎に中山レフェリーがチェックに入ると、払いのけた中嶋は容赦なく顔面ランニングローキックを浴びせ、完全にKOしておいるにも関わらず、最後はバーティカルスパイクで3カウントを奪い王座奪還に成功した。メイン終了後には王座を防衛した杉浦に拳王、清宮、中嶋&北宮まで現れ挑戦を迫り、6・10後楽園で行われる拳王vs清宮は挑戦者決定戦になることが濃厚となった。はっきり言って強い杉浦を越えられるものが彼らにあるのか、冷酷さが増した中嶋でも現在の杉浦を倒すことは容易ではない。また大会前には提携の結んだばかりの東方英雄伝の選手達が現れ挨拶をしたが、初めて見たNOAHのプロレスをどう映ったのかのかわからないが、ただ言えることはどの団体のプロレスにも闘いがあるということ、いろんな形で闘いがあるということ、それを何なのかゼロから学ぶ気でないと、NOAHではやっていけない。
GHCジュニアタッグ選手権は王者組のセコンドには稔の前パートナーである小川が着いた。序盤は王者組が連係でタダスケを捕らえにかかるが、タダスケは両腕ラリアットで反撃し、王者組を場外へ連行すると原田が鉄柵越えプランチャ、タダスケも助走をつけてフロントハイキック、リングに戻って稔を捕らえにかかるが、稔はドロップキック、ミサイルキックと浴びせ、ロープへ走るも、タダスケは横へ走ってのショルダータックルを浴びせる。
交代した原田はランニングエルボーからノーザンライトスープレックスで投げると、デスバレーボムを狙うが、稔は回転エビ固めで切り返し、キチンシンクからフットスタンプを投下、交代したHi69もライオンサルトで続き、みちのくドライバーⅡを狙うが、逃れた原田は読み合いからボディーエルボー、ニーアッパーは逃れられるが、原田はロープに押し込んでからのハーマン、ニーアッパー、ローリングエルボーと畳みかける。
原田は片山ジャーマンを狙うが、ロープを掴んで阻止したHi69はロープを飛び越えてエプロンに不時着し、突進する原田にラリアットを浴びせ、ストゥーカスプラッシュを投下も、原田は剣山で迎撃し、交代したタダスケはカットに入った稔とHi69を同士討ちさせてから、ダウンしている稔の上にHi69をデスバレーボムで叩きつける。
ここで原田が入ると合体ニーアッパー、ラリアット&膝へのエルボーのサンドウィッチ攻撃でHi69を捕らえ、タダスケのラストライドが決まって勝負あったかに見えたが、稔が間一髪カットする。タダスケはならばと地団駄ラリアットを炸裂させ、アウトキャストを狙うが、これも稔がカットに入る。RATEL'Sは稔を排除してHi69にタダスケの地団駄ラリアット&原田の片山ジャーマンの合体技を狙うが、Hi69がかわすとタダスケのラリアットは原田に誤爆する。
これを逃さなかった王者組はタダスケを捕らえ、稔のハイキックの援護を受けたHi69がみちのくドライバーⅡ、βと畳みかけ、最後はトランスレイブからのストゥーカスプラッシュで3カウントを奪い、試合後は防衛した王者組を小川が祝福すると、原田が詰め寄って口論となり一触即発となる。
ジュニア戦線はRATEL'Sに対抗してHi69&稔に小川が接近し対抗する図式を作り上げようとするのか、熊野もシリーズ中には原田の保持するGHCジュニアヘビー級王座に挑戦を表明し、7月から開幕するジュニアタッグリーグ戦には久々にリッキー・マルビンも参戦することも発表された。これらの選手が残っている限りはNOAHジュニアもまだまだ大丈夫だ。最後に平日にも係わらず後楽園は久々の超満員を動員、フロントへの苦言もあり、NOAHの今後に不安がある中でこれだけ良く集まってくれたと思う。ただ現在の全日本プロレスのように当たり前の光景にしなければならない。当たり前をどうすべきか、NOAHは考えて欲しい
【NOAH】杉浦が丸藤退け熱闘V2 拳王・清宮名乗り、中嶋&北宮も現れ包囲網▼“鬼”中嶋が潮崎を非情KO…アグレッションが1カ月ぶりGHCタッグ奪回▼Hi69&稔がジュニアタッグ王座V1、小川と合体へ▼拳王流血も小峠を熱戦突破 「気持ち伝わった」…後楽園大会詳報https://t.co/vuGwN7jyL4#noah_ghc pic.twitter.com/0OuWT4M2y6
— プロレス/格闘技DX編集部 (@PKDX) 2018年5月29日丸藤正道はやっぱり凄い。
昨日はありがとう、後楽園。#noah_ghc #NOAHtheLIVE
— Takashi Sugiura (@noah_sugiura) 2018年5月30日執念がぶつかり合う闘いでした
いや、まだまだこれから#noah_ghc #感謝 pic.twitter.com/Zqyb0cwAgV
— マサ北宮 (@noah_kitamiya) 2018年5月29日勝った!ありがとう稔さん!
無茶苦茶良いチャンピオンチームです。僕達。今日はセコンドに小川さんか付いてくれました。意味はわかるでしょ!皆様の声も届いてます!ありがとう!#noah_ghc
— Hi69 (@69HIROKI69) 2018年5月29日ノア後楽園終了☆GHCJrタッグは無事防衛V1✴ヒロキくん大活躍でも敵ながらタダスケのギラつき感は良いな
そして今日我々のセコンドに小川さんがついてくれた❗これが何を意味するか、今後何が動き出すのか、、皆さんドンドン勝手に想像してほしい☆とにかく今日はめっちゃ嬉しい❗❗❗❗
— Minoru Tanaka☆田中 稔 (@minoru_official) 2018年5月29日タダスケとの3回目の挑戦も敗北
今後パートナーを変える気は全くない!
タダスケとベルトを巻くその日まで、絶対に諦めへん!#noah_ghc #TDSK
— 原田大輔 (@noah_harada) 2018年5月29日後楽園大会、たくさんのご来場ありがとうございました。
ノアの歴史が詰まった杉浦選手と丸藤選手の GHCヘビー級選手権。そしてゴーカイタッグvsアグレッションのタッグ選手権、拳王選手vs小峠選手の今、これからのノアの戦い…彼らがGHC王座を目指す。
方舟の航海はまだまだ続きます!#noah_ghc
— 西永 秀一 (@shu_nishinaga) 2018年5月29日常剣鋒「歴史のあるリングに上がれて光栄です」5.29 ノア後楽園ホール大会前に東方英雄伝の選手が挨拶を行いました https://t.co/CN0ttqJVS4 #東方英雄伝 pic.twitter.com/XNLqLas9V2
— 東方英雄伝 (@chinaheroes2018) 2018年5月29日今日の大会本当によかったです。上海道場の選手とのレベルの差は当たり前だがぜんぜんまだまだですがあきらめず練習頑張ってほしいです
— Simon (@iSimonWorld) 2018年5月29日NOAH後楽園、北宮選手のタックルにどよめき、中嶋選手のキックに悲鳴があがり、そしてメインのお二人のこれまでの歩みと絆に心動かされました。若い選手にも、そしてベテラン選手にも、どちらにも未来がある。
— sayoko mita (@345m) 2018年5月29日 -
CIMAらOWEに対抗?NOAHと東方英雄伝が業務提携へ
【東方英雄伝との業務提携のご報告】本日、『東方英雄伝』と業務提携をいたしましたことをご報告させていただきます。
主な提携項目内容は下記の通りとなります。【業務提携内容】
中国におけるプロレス市場開拓への相互協力を行って参ります。
日本国内において、両団体が主催する大会へ相互選手を派遣、ノア選手と東方英雄伝選手の合同練習の実施など行っていきます。▼中国におけるプロレス市場開拓
・東方英雄伝の選手の育成
・東方英雄伝の上海道場および中国へのコーチ派遣
・中国における有能な人材発掘などのスカウト活動
・中国でのプロレス大会への参戦
・イベントノウハウの提供
・中国へのプロレスのPR活動の参加▼日本国内において
・両団体が主催する大会へ相互選手を派遣
・ノア選手と東方英雄伝選手の合同練習の実施【今後のスケジュール】
・5月29日(火) プロレスリング・ノア後楽園ホール大会にて、東方英雄伝選手より挨拶。
・6月26日(火) プロレスリング・ノア後楽園ホール大会に東方英雄伝選手が参戦。
・7月以降のプロレスリング・ノア後楽園大会、大阪大会など主要大会および各地の大会への東方英雄伝選手の参戦を予定。
・8月8日(水)、9日(木)に中国・上海にて開催の東方英雄伝の大会にノア所属選手が参戦。
・今後の東方英雄伝の中国大会につきましてもノア所属選手の参戦を予定。【会見の模様】
▼内田会長「このたびプロレスリング・ノアは中国初のプロレス団体『東方英雄伝』と業務提携を結ぶ運びとなりました。東方英雄伝が選手の皆さんの留学先としてプロレスリング・ノアを選択していただいたことに、心より感謝いたしております。プロレスリング・ノアといたしましても、日々成長を続ける中国のプロレスというコンテンツを、東方英雄伝とともにさらに広げていければと思っております。さらにノアの選手が指導する東方英雄伝の選手のなかで、将来GHCに挑戦できるような有望な選手が育っていくことを望んでおります」
▼サイモンCEO「今回、ノアさんとこういう形で業務提携することになりました。正直、とてもうれしいです。ありがとうございます。関係者の皆さん、スタッフの皆さん、本当に感謝しています。私たちのストロングポイントである中国展開、そして色んな歴史のあるノアさんのストロングポイント、この二つの団体が業務提携することで、さらに凄いことが、とても前向きに面白くできると思っています。どうぞご期待ください。ご存知の通り、私たち東方英雄伝は運営会社がアシスト、元IGFだったんですが、猪木さんとああいう形でいろいろと流れがありまして、こういう形になっています。私たちは中国初のプロレス団体・東方英雄伝として、どんどん中国にプロレスを広げていきたい。このプロジェクトが第一ですので、その部分では一番私たちが苦戦していたコーチの問題。今までですとフリーの選手を中心に来ていただいていたのですが、やはりスケジュール上長くはいられない…ということもありまして、なかなか一本化できなかった。そういう部分でもとても感謝しております。中国も今は上海だけの道場なのですが、今後は北京とかハルビンとか違う都市に広げていくプランもありますので、コーチも必要になってきます。そういった部分でもフィットしました。ノアさんにもいい選手がいっぱいいますので、かつてIGFに参戦していた選手とのドリームマッチとかそういう形でもできると思いますし、中国人レスラーにとってもレベルアップする一番の近道は、やっぱり良い選手とたくさんの試合をしていくことだと思いますんで、そういう部分でも前向きに面白いことをやっていけると思いますので、本当に感謝しています」
――改めて提携に至った経緯は?
▼内田会長「私も過去、全日本時代に台湾(進出)であったり、中国のハルビンにスカウトに行ったりと中国市場には興味がありましたので、中国初のプロレス団体・東方英雄伝さんには興味があったんですが、最初は選手の派遣に関する話をいただきました。そのなかで東方英雄伝にあってノアに無いもの、ノアにあって東方英雄伝に無いものを話しているうちに、提携してやっていきましょうか、という形になりました。アメリカのインパクトレスリングやメキシコのAAAとも業務提携をしておりますが、そことの大きな違いとして一点挙げるとすれば、我々が求めるマーケットとして中国が大変魅力があったということです。インパクトとの提携はアメリカ市場開拓が主眼ではありませんでしたので。あとは隣にいるサイモンは、僕が全日本にいた時に、彼も新日本の社長をやられていて。そんなに難しい会話になることはなかったです」
――具体的な時期は?
▼内田会長「業務提携の話になったのは今年の3月くらい。それまでは団体同士の選手派遣という話でした」
――なぜノアを留学先に選んだ?
▼サイモンCEO「去年、ウチの選手といろんな団体を観にいったこともありました。そのなかでノアさんは素晴らしい選手が揃っていることも知っていましたので、話し合いのなかでポンポンと決まっていって、運命的に感じた部分もあって。ウチが無いものが条件として揃っているというのも魅力でしたね」
――ノア側のメリットは“中国市場進出"?
▼内田会長「もちろんそれも一つですが、中国はあれだけの大国。選手としての良い素材も多いんじゃないかなと思います。去年、サイモンが背の高いイケメンの子と一緒にいるところを見たんですよ。スターになるんじゃないか、という気がした選手がいたんですよ。それが東方英雄伝の選手だったと。そういう素材がたくさんいるんだなというのもあって、僕らのプロレスの技術を受け継いでくれることができたら、もっともっと良い団体にできるんじゃないかなと思います」
――資本提携に発展する可能性は?
▼内田会長「ゆくゆくは、それも含めて。口だけの業務提携で付き合いが終わったら無しね、ということはお互いイヤだなと思っていて、まずは今回の業務提携を成功させて、お互いに位置が固まったら、最終的には共同出資なり何なりして興行を運営する会社を(合弁で設立する)というのも考えてます。当面のところで考えると、ご厚意で事務所も『こっち(アシスト社と同じビル)に移ってきてもいいよ』ということでしたので、そうすると話も早いので、事務所も近くこちらへ移ってくることになります」
――会社組織としてガッチリ組む形の提携になる?
▼内田会長「将来に求めるビジョンが明確に示せそうなので、それであれば資本提携も含めて、もう一歩前に進むことも考えてもいいんじゃないか…っていうことのスタートです」
――東方英雄伝の中国人選手は10選手程度いそうだが、6月末から全員ノアに参戦していく?
▼サイモンCEO「マッチメイクなどに関してはこれから相談する形になりますが、特にトップの選手はどんどん経験を積んでもらいたいと思っています」
――日本滞在中はノアの道場でも練習する?
▼サイモンCEO「そうですね。ウチの選手はまだまだ正直レベル的にも全然な部分もありますので、彼らはとてもがむしゃらで、とても前向きに耐えて頑張ってるような子たちなので、ノアさんのほうでいろいろとシゴいてもらえたら…という風に思います」
▼内田会長「6月26日の後楽園大会から、何人かの選手にリングに上がって戦ってもらいます。その後、主要大会に出てもらったりするんですが、中国の方なのでビザの問題などもありますんで、全員では無いかもしれないですけど、入れ替わりで上がっていただいて。日本に滞在する選手たちは、ウチの道場で新弟子たちなどと練習していただいて。来日できない時はウチからコーチ役の選手を派遣して指導してもらいます。プロレスを指導する…という部分に関しては、なるべくすき間がないようにやっていきたいと思っています」
――コーチ役として派遣したい選手は?
▼内田会長「中堅以上の選手は指導できる選手なので、そういう選手に持ち回りで行ってもらったり、ということになると思います。何人かイメージしている選手はいるんですが、まだ試合の予定もありますんで、まだ明言はできませんが…。ただ、ノアというスタイルを伝えられる選手たちなので。Aという選手が行って、次にBという選手が行っても、別なことはない。ノアイズムのようなものは伝えていけるんじゃないかな、とは思っています」
――今回のような業務提携は業界内に広がっていきそう?
▼内田会長「少なからずこの業務提携で同業他社に対して、影響をおよぼすようなことがあれば、一石を投じることになりますでしょうし。我々は我々のやり方で、プロレスの未来をつなげていきたいなと思っています」
▼サイモンCEO「一般企業が業務提携というのは良くある話。プロレスの世界でも、それがあってもおかしくないと思います」
――選手たちの反応は?
▼内田会長「まったく問題ないです。逆に言ったら、なかなか今プロレスを目指す若者が少なくなったなかで、まっすぐに、がむしゃらにプロレスラーになろうというハートを持った若い子たちが、国籍が違ってもプロレス界に入ってくる、ということはうれしいこと。ウチの道場もアメリカのレスラーもメキシコのレスラーも訓練してデビューしてくれてるので、それと一緒です。すごい素材の選手が出てきたら、ノアの選手もうかうかしてられないんじゃないかなと」
――ドラゴンゲートが中国でOWEを開催したが?
▼サイモンCEO「上海の旗揚げ戦を観にいってたんですよね。自分は『闘うプロレス』というスタイルが好きなので、あちらはどちらかというと、雑技団というか。ちょっと違うモノがありましたが、ウチの選手はいろんなことにチャレンジしたい選手たちですので、機会があったらいいんじゃないかな…とは思います。ただスタイルが違いますね。自分が見たところでは」
NOAHが会見を開き、元IGF(現在㈱アシスト)が運営する東方英雄伝との提携を発表、これに伴いNOAHも㈱アシストと同じビルに事務所を引越しすることになった。
サイモン氏ら㈱アシストの狙いは選手の育成・強化と日本での足場となる団体、会見でもサイモン氏がコメントしたとおり、東方英雄伝は現在KENSOが契約切れでコーチからはずれ、藤田和之やケンドー・カシン、青木真也が指導したものの、常駐しているわけでなく単発に終わっていることから、NOAHから選手を派遣してもらい東方英雄伝に参戦、また指導に当たってもらう。おそらくだが同じ上海に拠点を持つCIMAら率いるOWEを意識したものと見ていいだろう。サイモン氏らはOWEを"雑技団""闘いがない"と斬って捨てているが、CIMAらは現役選手で海外参戦経験も長いことから、観客をいかに喜ばせエキサイトさせるかを熟知しており、またCIMAらが腰をすえて常駐していることも大きい、いくら闘いがないと言っても、観客に受けている以上意識せざる得ないだろう。
NOAHの狙いは資金援助ということなのだろうが、気になるのはサイモン氏はZERO1など不義理をしてきた"前科"もあり、またイザとなれば保身に走りやすい人物であることから、この話をどこまで信用していいのかわからない部分がある。NOAHとサイモン氏の合体が成功するかどうか、不安要素が多すぎる。
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清宮が北宮から直接フォールでアグレッションに一矢報いた!杉浦は丸藤相手に好調を堅守!
5月15日 NOAH「Navig. With Breeze 2018」大阪世界館 174人<アピール、コメントなどはプロレス格闘技DXより>
◇第1試合◇
▼15分1本
○大原はじめ(6分40秒 ムイビエン)X宮脇純太◇第2試合◇
▼20分1本
○小川良成(9分17秒 首固め)X井上雅央◇第3試合◇
▼30分1本
○モハメド ヨネ 齋藤彰俊(10分30秒 片エビ固め)コーディ・ホール X熊野準
※キン肉バスター◇第4試合◇
▼30分1本
○拳王(8分8秒 片エビ固め)XYO-HEY
※ダイビング・フットスタンプ◇第5試合◇
▼GHCヘビー級選手権試合前哨戦/30分1本
○杉浦貴 マイバッハ谷口(11分32秒 体固め)丸藤正道 Xクワイエット・ストーム
※オリンピック予選スラム【試合後の杉浦】
――前哨戦連勝となったが?杉浦「直接取ってないからね。あんまり俺の中では関係ないね」
――まだ決定的なシーンがないが?
杉浦「もったいぶってんのかね。今までの前哨戦だったら、もっとお互い出し合って『ここで勝ってやろうか』くらいの勢いでやり合ってきたけど、なんか(丸藤は)ちょっと違うな」
――駆け引きを感じる?
杉浦「隠してんのか、それとも鈍ってんのか。分からないけどね。前哨戦で飛ばし続けると持たないから抑えてんのかもしれないし」
――杉浦選手は前哨戦からフルスロットルで行くのが常だが?
杉浦「そうだね。前哨戦でお互い倒れるくらいになるまでやって、そのうえでタイトルマッチでもやり合う。それが俺のスタイルだから。まぁ、俺は変わらず行くだけだよ。まだ相手がどう来るか。読めないね」
◇第6試合◇
▼30分1本
○小峠篤司(12分29秒 片エビ固め)XHAYATA
※キルスイッチ◇第7試合◇
▼GHC&タッグ&ジュニアヘビータッグ級選手権試合前哨戦 イリミネーションマッチ/60分1本
潮崎豪 ○清宮海斗 Hi69 田中稔(21分37秒 エビ固め)中嶋勝彦 ×マサ北宮 原田大輔 タダスケ【失格順】
[1]潮崎、中嶋(11分28秒、オーバー・ザ・トップロープ)
[3]原田(13分30秒、Hi69のストゥーカ・スプラッシュ→エビ固め)
[4]Hi69(15分41秒、オーバー・ザ・トップロープ)
[5]稔(16分05秒、オーバー・ザ・トップロープ)
[6]タダスケ(17分42秒、オーバー・ザ・トップロープ)(試合終了後)
清宮は「ジ・アグレッション! このベルトは譲らねえよ!今日は皆さん、たくさんのご来場ありがとうございました。5月29日に後楽園ホールでタイトルマッチがありますが、俺たちゴーカイタッグが必ず防衛します! 今日のような熱い応援、よろしくお願いします! ありがとうございました!」【試合後の潮崎&清宮】
――ようやくアグレッションに反撃したが?潮崎「やっとだね。このベルトを獲ったのも、今日勝てたのもね。清宮海斗。こいつの頑張り。こいつの底力で取ったモノだからね。それに対して文句はねえだろ? しっかり29日、俺たちが防衛だ」
――清宮選手は1対2という厳しい状況を跳ね返して勝利につなげたが?
清宮「凄くハンデのある場面で勝てたのは大きいことだと思いますし、やっと星を返せたので、ここからが重要だと思っています」
――今日も丸め込みで北宮から勝利、“あんな勝ち方"と言ってきそうだが?
潮崎「セコいと思うんだったら、それで取られんなよ(笑)」
清宮「ここからどんどん盛り返していくんで!」
潮崎「勝利への執念。それだけだ!」
今回は4ヵ月半ぶりのNOAH観戦ということで大阪世界館を訪れた、世界館を訪れるのも昨年11月14日のグローバルリーグ以来だったが、今回は空席が目立つ結果に、世界館はリーグ最終公式戦ということで好カードが揃ったのだが、前哨戦がらみだとなかなか集客に結びつかないのかもしれない。
メインはGHCタッグ&ジュニアタッグ王者組vsジ・アグレッション&RATEL'Sの挑戦者連合によるイリミネーションマッチで、挑戦者連合は清宮を捕らえて先手を奪いにかかるが、やっと交代を受けた潮崎が中嶋、北宮と豪腕ラリアットを炸裂させ、また中嶋にもまた豪腕ラリアットを炸裂するも、そのままトップロープから二人共転落してしまい両者OTRで退場も、完全に試合を無視した中嶋は失格にも関わらず、潮崎を攻撃し左膝を徹底的に痛めつける。
リング内ではRATEL'SがHi69を捕らえるが、タダスケの地団駄ラリアットが原田に誤爆すると、稔との連係で原田を捕らえたHi69がストゥーカ・スプラッシュで3カウントを奪い原田が失格、これで王者連合がリードしHi69はトランスレイブからみちのくドライバーⅡでタダスケを追い詰める。
しかし北宮がカットに入ると、タダスケがHi69をエプロンに出し、稔を担いでHi69めがけて投げてHi69がOTRで失格、続けて稔もロープを蹴り上げて急所攻撃でエプロンに出し、地団駄ラリアットで場外へ出しOTRで失格させる。
これで王者連合は清宮一人となり、タダスケが攻め込むが、コーナーに昇ったところで、清宮は下からのドロップキックを発射でタダスケが転落して失格すると、Hi69&稔がタダスケを襲撃し原田もタダスケに加勢して乱闘となり、そのままフロアまで雪崩れ込んでしまう。
リング内では北宮がラリアットを放てば、清宮もドロップキックで応戦、北宮のスピアーも切り返して丸め込むが、キックアウトした北宮はスピアーからラリアットを連発し、サイトースープレックスを狙う。ところが体を浴びせた清宮が丸め込み合戦からエビ固めでしっかり丸め込んで3カウントを奪い王者連合が逆転勝利。
試合後はジ・アグレッションが腹いせに清宮を制裁も、潮崎が中嶋を蹴散らした後で、清宮と共に北宮を捕らえバックドロップ&裏DDTでKOし、アグレッションを返り討ちして清宮がマイクで締めくくった。
前哨戦のシングルマッチでは潮崎&清宮は散々痛めつけられたが、やっとアグレッションに一矢報いた。特に清宮はアグレッションから徹底的に狙い撃ちされたが、狙い撃ちされるほど清宮も打たれ強くなっていく。ただ今回も北宮から逆転勝ちだったが、いずれは互角に渡り合った上で勝利といきたい。第5試合のGHCヘビー級前哨戦は、開始前からマイバッハがストームを奇襲も、リング内の杉浦と丸藤は睨み合いから読み合いと火花を散らす、序盤はストームが捕まるも、交代した丸藤がドロップキックや鞭のようにしなる逆水平、トラースキックイリュージョンと一気に盛り返すが、丸藤のトラースキック、見えない角度からのトラースキックを受けきった杉浦はエルボーを乱打、スピアーを浴びせていく。
終盤は丸藤の援護を受けたストームが低空クロスボディーからウデラリアットを狙うも、キチンシンクで迎撃した杉浦はビックブーツからジャーマンで投げ、マイバッハも丸藤を断崖式バックドロップでKOした後で、杉浦がストームをオリンピック予選スラムで3カウントを奪い、試合後も場外でダウンしている丸藤にベルトを見せつけ挑発した。最後に石森太二の退団~新日本参戦をきっかけに、またNOAHに悪い評判を聞くようになっていたが、苦言でもあるが1月に拳王が武道館、原田がエディオンアリーナ大阪大ホール進出という大きな目標を掲げたものの、最近は尻すぼみ気味というか、あれだけ大きな目標を掲げながら打ち上げ花火みたいな状態になっている。丸藤も全日本に出場しているのも全日本に来ているファンをNOAHに引き込みたいという狙いもあるが、丸藤の頑張りも生かされるのかどうか疑問に思っている部分もある。NOAH内もいろいろ考えているのだろうが、選手達の頑張りを無駄にして欲しくないというか、もう少し何が必要なのかを考えて欲しい。
【NOAH】清宮二人抜きで決勝打 ゴーカイようやく反撃でW前哨戦イリミネーション制す▼杉浦が前哨戦連勝も…手の内みせぬ丸藤再び警戒▼小峠、拳王がシングル快勝 5・29一騎打ちへ弾み…大阪・世界館大会詳報https://t.co/vuGwN7jyL4#noah_ghc pic.twitter.com/4sauB8v8o0
— プロレス/格闘技DX編集部 (@PKDX) 2018年5月15日大阪・世界館大会、ご観戦&応援ありがとうございました。
8人タッグイリミネーションマッチ俺たちの勝利。
丸め込みは納得いかない?
じゃあ、返してみろって。
清宮海斗の勝ちだ!
ただ一矢を報いただけ。
これから二矢も三矢も四矢も報いて5.29後楽園ホール大会は俺達が勝つ。#noah_ghc @PKDX pic.twitter.com/nNtzUikbEZ
— 潮崎豪 (@goshiozaki54039) 2018年5月15日やっともぎ取ったぜ、一勝!
こっから盛り返して行くぞ
大阪の皆さん、今日もありがとう!!#noah_ghc #NOAHtheLIVE @PKDX pic.twitter.com/yjMsniBZ7P
— 清宮 海斗 (@noah_kiyomiya) 2018年5月15日ノア大阪大会終了☆メインのイリミネーションマッチはGHCJrタッグ王者ミノ様&ヒロキくんが2人ともタダスケに落とされて失格(T^T)オレに至ってはほとんど出番ないまま失格(T^T)試合した気がしないのに負けた気はする不思議な感覚だ⤵29日後楽園前にも前哨戦はあるからな次は21日ノア長岡❗
— Minoru Tanaka☆田中 稔 (@minoru_official) 2018年5月15日 -
激闘29分!原田がHi69を破り王座を死守!アグレッションは潮崎&清宮を冷酷に痛めつけて勝利!
5月13日 NOAH「Navig. with Breeze 2018」博多スターレーン 449人満員
<アピール、コメントなどはプロレス格闘技DXより>
◇第1試合◇
▼20分1本
小川良成 田中稔(9分13秒 ミノルスペシャル)大原はじめ ×宮脇純太◇第2試合◇
▼20分1本
○HAYATA YO-HEY(10分18秒 横入り式エビ固め)熊野準 ×井上雅央◇第3試合◇
▼3WAYマッチ/30分1本
○長井満也(6分25秒 片エビ固め)×齋藤彰俊
※ハイパーニー空牙 もう一人はコーディ・ホール◇第4試合◇
▼30分1本
○小峠篤司(10分46秒 片エビ固め)×タダスケ
※キルスイッチ◇第5試合◇
▼30分1本
○中嶋勝彦(13分34秒 TKO)×清宮海斗
※スリーパーホールド【試合後の中嶋】
――試合を振り返って?中嶋「今日の感想は…またひとつ追い込めて良かったな…と思いましたっ♪」
――それ以上の感想はない?
中嶋「そうですねえ、前哨戦ってうたってくれてるみたいですけど、そもそも俺たちがベルトを獲るシリーズなんで。前哨戦もなにも無いでしょう。前哨戦ってもっと熱くさ、命の削り合いみたいなのをさ、お客さんも求めてんのにさ、あまりにも差がありすぎて。仕方がないよね」
――スリーパーで絞め落としたのはあえて?
中嶋「ま、あえて…っていうか、ずっと眠ってもらおうかな…って思ったんで」
――自分のなかで何かが芽生えるのを感じる?
中嶋「そうですねえ。俺自身もビックリですよ。ここまでベルトにこだわってるっていうのが。それだけあのベルトが無いと意味がないんだと思うし、しっかりどん欲にベルトを獲りにいこうと思ってます。ま、獲りにいくっていうか、ちゃんとベルトを返してもらおうと思ってますよ」
◇第6試合◇
▼30分1本
○杉浦貴 拳王 マイバッハ谷口(13分44秒 体固め)丸藤正道 モハメド ヨネ ×クワイエット・ストーム
※オリンピック予選スラム◇第7試合◇
▼45分1本
○マサ北宮(19分21秒 レフェリーストップ)×潮崎豪
※監獄固め【北宮の話】「だらしねーな、チャンピオンチームは。清宮だってさっきの試合で中嶋勝彦に絞め落とされてんだろ? 俺たちにとっちゃ、あんなヤツら、防衛して当然だったんだよ。ほんの小さな石ころにつまづいた。ただ、それを払しょくしなきゃ、また胸張ってベルト巻けないから。俺たちが挑戦するんじゃねえ。ただ預けてるタッグのベルト、獲り返すだけだよ。なぜか。あいつらに持たせててもタッグのベルトは輝かねえ。タッグ戦線は盛り上がりっこねえんだよ。俺たちが! ジ・アグレッションがタッグ戦線、もっと面白くしてやるよ。以上だ!!」
◇第8試合◇
▼GHCジュニアヘビー級選手権試合/60分1本
[第36代選手権者]○原田大輔(29分2秒 片山ジャーマンスープレックスホールド)[挑戦者]×Hi69
☆原田が5度目の防衛に成功(試合終了後、Hi69の頭上で勝どきをあげた原田は、去りゆくHi69を拍手で称え、もう一回のポーズで再戦を誓う)
原田「最後までありがとうございました! 今日のプロレスリング・ノア、皆さん楽しかったですか?、また9月に博多スターレーンに戻ってきます。もちろん俺もまたベルトを巻いた姿で皆さんの前に帰ってきますので、これからもプロレスリング・ノア、応援よろしくお願いします。ありがとうございました!」
【試合後の原田】
――かなり厳しい戦いだったが?原田「正直言うともっと楽勝で勝てると思った。試合も15分までにはケリつくかなと思ってたけど、倍近く(29分)かかったし…。キツかった!」
――あれだけ完璧に決まった片山ジャーマンを返されるのも予想外だった?
原田「まぁタイトルマッチだと最近一発返されることも増えてきたんで、そこはもっともっと改良してかなアカンな…っていうのもあるし。次、誰とやるかは分からへんけど、次こそは一発で決めてやりたいな、と思ってます」
――試合後は去りゆくHi69に一本指を立てていたが?
原田「もう一回やろう! こんな内容でチャンピオンとして終わったら恥ずかしいだけやから。いつか、もう一回やる。アイツと」
――ジュニアの地位向上を目指し続ける自身にとって、博多のメインで王座戦を戦ったことについては?
原田「責任感は凄くありましたね。大会の最後ですし、ましてやベルトも懸けて戦うワケですから。ヘタな試合はできないと思ってましたし、責任感がありました」
――ジュニアの地位が上がってきている実感はある?
原田「うーん…まだ正直そこまでは無いかな…って。この1年“試されてる"感じがするんで、ホントの勝負はこれからだと思います」
――次はHi69のジュニアタッグを獲りにいく形となるが?
原田「正直ね、ジュニアタッグについては今日が終わるまで考えないようにしてました。やっぱり博多のメインでHi69と戦うワケですからね。これを蔑(ないがし)ろにしたら、絶対に守れないと思ってたし。だから明日から…いや、今日の夜から、Hi69&田中稔組っていうのをしっかり考えていきたいと思います」
――シングルの挑戦者は名乗りが無かったが?
原田「いいよ。俺はチャンピオンやから、誰が来てもしっかり迎え撃つ覚悟はできてるんで。俺を倒したいヤツはいつでも来い。待っとるぞ」
博多大会のメインで原田がGHCジュニア王座を賭けてHi69と対戦、4日後楽園で行われたハードコアスタイルで行われたノンタイトル戦ではHi69が勝利を収めており、今回は原田がリベンジを喫してベルトをかけての再戦となった。
序盤はHi69が執拗なヘッドロックからの首攻めで先手を奪うが、原田はジャンピングエルボーで活路を見出すと、場外戦でカニ挟みでHi69を鉄柵に直撃させ、鉄柵めがけてストマックブロックから、コーナーへ昇り、鉄柵越えのダイビングフットスタンプを敢行して、Hi69の腹部に大ダメージを与える。
これで流れを変えた原田はエルボーの連打からデスバレーボムも、Hi69も吸い込み式回転エビ固めで丸め込み、原田がキックアウトしたところでフットスタンプを投下、そしてダイビングエルボードロップを狙うが、Hi69は剣山で迎撃しヘッドロックからクロスフェース、そしてディックキラーで捕獲し絞めあげる。
Hi69はストゥーカスプラッシュを狙いにコーナーへ昇るが、原田が追いかけ競り合いの末に雪崩式フロントスープレックスで投げ、膝上への垂直落下式ブレーンバスターからラリアット、ロープへバウンド式ジャーマンと畳みかける。
原田は片山ジャーマンを狙うが、体を入れ替えたHi69はみちのくドライバーⅠを決め、トランスレイブ、生膝トランスレイブと畳みかけてから、テーブルを場外にセットして原田を寝かせ、テーブル貫通ストゥーカースプラッシュを狙うも、原田が阻止してエプロンの攻防となるが、Hi69はトラースキックからテーブル貫通みちのくドライバーⅡで突き刺し、原田に大ダメージを与える。
勝負と見たHi69は原田をリングに戻してストゥーカスプラッシュ、みちのくドライバーβと畳みかけるが、原田はいずれもカウント2でキックアウトし、Hi69はトラースキックから突進すると、かわした原田は大☆中西ジャーマンで投げ、ニーアッパーからローリングエルボー、ターンオーバーニー、そして片山ジャーマンで投げ、Hi69がキックアウトしても、クラッチを解かなかった原田はロコモーション式の片山ジャーマンで3カウントを奪い、王座を防衛した。
石森太二が退団し新日本プロレスへ移籍したが、現在のNOAHジュニアは原田独走の時代の時代となったといっても過言ではない。現時点では誰も次期挑戦者に名乗りを挙げなかったが、原田がこのまま自分の時代を築き上げていくのか…またGHCタッグ前哨戦の清宮vs中嶋は、中嶋が場外ボディースラムから顔面キックの連打と冷酷に清宮を痛めつけ、ミサイルキックを狙う清宮にR-15で阻止するなど付け入る隙を与えない。
中嶋は顎ごとターンバックルで蹴り上げると、バックドロップからランニングローキックと畳みかけるが、清宮もジャーマンからエルボースマッシュ、エメラルドフロウジョン式ブレーンバスターと猛反撃してタイガースープレックスを狙う。
だが1回転して着地した中嶋は打撃のラッシュから掌打の連打を浴びせると、スリーパーで捕獲して清宮を絞め落として試合はストップ、今回も中嶋が勝利を収め、中嶋は冷酷な笑みを浮かべる。潮崎vs北宮は、開始から北宮が潮崎の左足を徹底的に狙い撃ちにし、潮崎mpフライングショルダータックルからキックの連打と流れを変えようとするが、上半身をワナワナとして受けきった北宮はショルダータックル、膝への低空スピアーから監獄固めで捕獲する。
潮崎は逃れると、北宮はサイトースープレックスを狙うが、潮崎はDDTで切り返し、ジャーマンで投げるも、起き上がった北宮はラリアット、潮崎の左のラリアット、トラースキックもブロックしてラリアットを浴びせる。
潮崎はラリアット合戦を競り勝つと、ゴーフラッシャーからリミットブレイクを狙うが、逃れた北宮は、潮崎の雪崩式を阻止してエプロンへと連行して断崖式ニークラッシャーを敢行、更に潮崎の左足のサポーターを外して、ターンバックル、マットへとニークラッシャーを敢行してから監獄固めで捕獲し、潮崎は懸命に耐えたがレフェリーが試合をストップ、前哨戦はジ・アグレッションが揃ってTKOでの勝利で制した。【NOAH】激闘29分…“メイン"Jr.王座戦で原田がHi69退けV3▼非情・獄門鬼降臨…北宮徹底ヒザ殺しで潮崎をシングル撃破▼絞殺…中嶋が清宮連破で残虐的笑み「差がありすぎる」▼GHCへ杉浦反撃星も…“どじょう"丸藤を警戒…博多大会詳報https://t.co/vuGwN7jyL4#noah_ghc pic.twitter.com/1VXYeQp2Br
— プロレス/格闘技DX編集部 (@PKDX) 2018年5月13日博多大会御来場ありがとうございました。
本当にキツい一戦でしたが、防衛しました。
次は29日のタッグ選手権も勝って、タダスケとの初のタッグ王者になる!#noah_ghc @PKDX pic.twitter.com/ZgkhW1gjiA
— 原田大輔 (@noah_harada) 2018年5月13日悔しい!悔しい!悔しい!悔しい!悔しい!!!
あーーーっ!!!
— Hi69 (@69HIROKI69) 2018年5月13日ここまでの前哨戦は惨敗。
だけど29日の後楽園ホールまでに出来る事はたくさんある。
このベルトと共に成長し学んでいこう!!
ここからが勝負だぜ#noah_ghc #NOAHtheLIVE pic.twitter.com/BVVHszqFBR
— 清宮 海斗 (@noah_kiyomiya) 2018年5月13日 -
チャンカンを制した丸藤がNOAHに凱旋!Hi69はギガラダーからのダイブで原田とのハードコア戦を制する!
5月4日 NOAH「Navig. with Breeze 2018」後楽園ホール 1051人
<アピール、コメントなどはプロレス格闘技DXより>
◇第1試合◇
▼20分1本
HAYATA ○YO-HEY(11分8秒 片エビ固め)小川良成 ×宮脇純太◇第2試合◇
▼30分1本
○大原はじめ 熊野準(8分16秒 ムイビエン)齋藤彰俊 ×井上雅央◇第3試合◇
▼30分1本
○モハメド ヨネ クワイエット・ストーム(10分35秒 片エビ固め)長井満也 ×コーディ・ホール
※ダイビングギロチンドロップ◇第4試合◇
▼30分1本
○田中稔(10分36秒 グラウンドコブラツイスト)×タダスケ◇第5試合◇
▼30分1本
▲マイバッハ谷口(9分41秒 両者リングアウト)▲KENSO◇第6試合◇
▼ハードコアマッチ/30分1本
○Hi69(21分14秒 エビ固め)×原田大輔
※ラダーからのストゥーカスプラッシュ【試合後のHi69】
Hi69「有言実行。これでいいんでしょ? 今、あいつにシングルで2連勝かな? 勝っているんで、次は博多で今日の二の舞をあいつに、そしてノアのお客さんに見せつけたいと思います。やっぱいいっすね、ハードコアは。レフェリーもお客さんもわかってて試合を見てくれているんで。楽しい。ノアにも昔、ベルトがあったみたいですけどね。ちょっと気になりますね」――Hi69選手から見て、原田選手のハードコアに順応していた?
Hi69「いやあ、素晴らしいですよ。プロレスと一緒で、あいつのプロレス頭とか冷静さは今日見ての通り。ただ、やっぱり違いますよ。まあ、楽しみですね、博多が」
◇第7試合◇
▼30分1本
○中嶋勝彦(8分14秒 レフェリーストップ)×清宮海斗【試合後の中嶋】
中嶋「なにを聞くんですか? この当然の結果に。なにか聞くことありますか?」――物足りなかった?
中嶋「物足りないでしょ。だってまぐれで掴んだチャンピオン。ちゃんと決まっているからね、次が。また同じ後楽園ホールだよ。よくベルト磨いとけ」
◇第8試合◇
▼60分1本
○丸藤正道 潮崎豪 小峠篤司(21分33秒 片エビ固め)杉浦貴 拳王 ×マサ北宮
※不知火丸藤「全日本プロレス、チャンピオン・カーニバルを優勝してきたプロレスリング・ノアの丸藤です!宣言通り、秋山準も倒した。チャンピオン・カーニバルも制覇した。三冠も獲るだろう。だけど、俺が一番欲しいのはGHCだ。そして、その日も決まっている。5月29日、ここ後楽園ホール大会。ちょっとずつ隙間が見えるけど、ぜひとも1人1人が、1人を誘えば超満員になる。せっかくだ。俺がGHCを獲るその日を、俺にとっても気持ちいい日にさせてくれ。みんな待ってるぞ。今日はありがとう」
【試合後の丸藤&潮崎&小峠】
――挑戦が決定して、改めて杉浦選手と対戦したが?丸藤「強いよ。たったちょっと触れただけでも、やっぱり身体はきついし。でも、やっぱり俺が欲しいのはGHCのベルトだから。シングル、そしてお前(潮崎)が持っているそのタッグもな。今の俺はたぶん何をやっても許される。見ててくれ。小峠! 一緒に獲るぞ」
小峠「俺、GHCしたのに、あの人に全部話題を持っていかれた。なんや。やっぱ違う団体のチャンピオン・カーニバルで、なんで同じ団体の人に話題持っていかれるねん。悔しいよ。悔しいです!」
潮崎「まあ、丸藤正道&小峠篤司に狙われる前に、まずは防衛だ」
全日本プロレス「2018チャンピオンカーニバル」の優勝を果たした丸藤がNOAHに凱旋、メインではGHCヘビー級前哨戦として杉浦と6人タッグで対戦した。先発で出た杉浦と丸藤は読み合いを繰り広げるが、試合の先手を奪ったのは杉浦組で左膝を痛めている潮崎を捕らえた北宮は監獄固めを狙い、逃れられても徹底的に北宮は左膝を狙い撃ちにする。
小峠も額の傷口を攻められ、なかなかリードを奪えなかった丸藤組だったが、交代した丸藤が杉浦に側転からのドロップキック、鞭のようにしなる逆水平、トラースキックイリュージョンと反撃し、不知火は阻止され、キチンシンクを受けた丸藤に杉浦はオリンピック予選スラムを狙うも、不時着した丸藤は見えない角度からのトラースキックを浴びせる。
交代を受けた潮崎は北宮の監獄固めに捕まるも、小峠がカットに入り、小峠のフライングボディープレス狙いは拳王がカットに入って雪崩式ブレーンバスター狙いは、北宮が拳王をパワーボムで投げて小峠だけでなく拳王にも大ダメージを与える。
潮崎は北宮に左のラリアットを浴びると、丸藤も追尾式ラリアットで続き、杉浦には虎王を浴びせる。だが丸藤の見えない角度からのトラースキックを受けきった北宮がラリアットからサイトースープレックスを狙うと、丸藤が堪えても北宮はすぐさまスピアーを発射する。そこで潮崎が豪腕ラリアットでカットに入ると、丸藤が北宮の腕を首に巻きつけて見えない角度からの虎王から、不知火で3カウントを奪い勝利を収め、試合後は丸藤は三冠、GHCを奪取をファンに約束して締めくくった。丸藤は5・24全日本後楽園では宮原健斗の保持する三冠ヘビー級王座への挑戦、そして29日の後楽園と1週間の間に2つのベルトに挑戦するが、2つのベルトへの挑戦もある意味ハードでもあり、2つとも取れない場合はチャンカンでの実績も全てなくなり、9・1両国での20周年記念大会にも大きく影響する可能性も否定できない。ただ丸藤は今まで常にNOAHのことを最優先に考え、常に一歩引いてきていたせいもあり、杉浦は自身の時代を築けても、自分の時代というものを充分に作りきれなかった。その丸藤が役職を退き一レスラーになったことで、レスラーとしての自分の時代を築こうと貪欲になり始めた。丸藤の貪欲さが今までの丸藤にとって最も欲しかったものなのかもしれない。
第6試合の原田vsHi69のノンタイトル戦はハードコアマッチで行われ、各コーナーにはイス、両サイドの花道にはラダーとテーブルがセットされ、Hi69は有刺鉄線ボード持参で入場した。
しかし先手を奪ったのは原田で突進するHi69を有刺鉄線ボードに直撃させ、更にトラッシュ缶を持ち出して蓋で殴打してから、カニバサミでイスに直撃させると、Hi69の足をイスで固定してからドロップキックを放つ。
原田はHi69の腰にイスをセットしてから、別のイスを投げつけると、リング内にテーブルをセットし、テーブル貫通ブレーンバスターを狙う。しかしHi69も投げ返しを狙うと、着地した原田が突進、しかしHi69はショルダースルーでテーブルへ直撃させ、テーブル貫通ボディースラムを敢行、そして場外へ逃れた原田を鉄の棒で殴打したHi69は有刺鉄線束を持ち込み、その束で原田の額を切り刻み、更にホチキスを持ち出して額ごと紙を貼り付ける。
Hi69はスリーパーで絞めあげると、トラッシュ缶へのブレーンバスターを狙うが、原田はフロントスープレックスで投げ、串刺しジャンピングエルボー、串刺しバックエルボー、Hi69にスパルタカスチョップも受けきって、ボディースラムでHi69の頭をバケツへと突っ込ませ、スライディングキックを浴びせる。
原田はバケツの上へ投げ落とすと、カナディアンバックブリーカーで担ぐが、背後に着地したHi69はブレーンバスター、顔面蹴り、ライオンサルトと畳みかけ、リング下にテーブルをセットして原田を寝かせ、テーブル貫通ストゥーカスプラッシュを狙うが、起き上がった原田がテーブル貫通デスバレーボムを敢行し、カラーボックスで殴打してから、ラダーを寝かせたままでセットし、Hi69を寝かせてダイビングエルボードロップを狙う。
しかしHi69が起き上がって原田と競り合いも、背後に着地した原田がパワーボムでラダーめがけて叩きつけ、ラダーへの片山ジャーマンで勝負に出るが、イスを振りかざして逃れたHi69が、原田の頭にバケツを被せてからトランスレイブ、みちのくドライバーと畳みかける。
Hi69はイス盛りを作るとギガラダーを投入、原田をイス盛りに投げてからギガラダーからのストゥーカスプラッシュを狙う、原田も追いかけて競り合いとなるが、突き落としたHi69がギガラダーからのストゥーカスプラッシュで3カウントを奪い勝利、試合後もベルトを奪い王座奪取をアピールする。またセミの中嶋vs清宮は、急角度投げ捨てジャーマンで投げるも、中嶋はトラースキックから打撃の猛ラッシュを浴びせ、最後はランニングでの顔面蹴りが炸裂して清宮は失神、そのまま中嶋が勝利となった。
【NOAH】杉浦眼前で華麗不知火葬 GHC&三冠W奪取へ丸藤が好発進▼有刺鉄線・ホチキス投入で原田大流血…Jr二冠へHi69がハードコア戦圧勝▼顔面蹴り上げ衝撃KO…タッグ奪回へ中嶋が清宮非情蹴殺…NOAH後楽園大会詳報https://t.co/vuGwN7jyL4#noah_ghc pic.twitter.com/igEX6xsYEW
— プロレス/格闘技DX編集部 (@PKDX) 2018年5月4日なんか目が開きませんが… pic.twitter.com/XJoC1oliPF
— Takashi Sugiura (@noah_sugiura) 2018年5月4日今日ほど四面楚歌な試合がこの先あるだろうか
逆にやり甲斐を感じるほどのフラストレーションでした#noah_ghc
— マサ北宮 (@noah_kitamiya) 2018年5月4日前哨戦、ハードコアマッチ勝利!博多はこの流れのまま突き進んで必ずシングルチャンピオンになる!!#noah_ghc#博多#爆進します#つかしてます#道は違えどお互い頑張ろうぜ pic.twitter.com/q0twh6MzuS
— Hi69 (@69HIROKI69) 2018年5月4日 -
小峠を粉砕して防衛した杉浦に、チャンカン制覇に王手をかけた丸藤が挑戦を表明!
4月29日 NOAH「GREAT VOYAGE 2018 in NIIGATA」新潟市体育館 1200人
<アピール、コメントなどはプロレス格闘技DXより>
◇第1試合◇
▼15分1本
○マイバッハ谷口(2分20秒 体固め)×宮脇純太
※マイバッハプレス◇第2試合◇
▼20分1本
○HAYATA YO-HEY(12分20秒 クロスフィックス)×小川良成 大原はじめ◇第3試合◇
▼30分1本
○丸藤正道 モハメド ヨネ クワイエット・ストーム(11分31秒 片エビ固め)齋藤彰俊 ×井上雅央 熊野準
※不知火◇第4試合◇
▼30分1本
○KENSO(9分31秒 首固め)×長井満也◇第5試合◇
▼30分1本
○拳王(8分45秒 アンクルホールド)×コーディ・ホール◇第6試合◇
▼30分1本
原田大輔 ○タダスケ(15分2秒 片エビ固め)Hi69 ×田中稔
※地団駄ラリアット◇第7試合◇
▼GHCタッグ選手権試合/60分1本
[挑戦者組/GLOBAL TAG LEAGUE2018優勝チーム]潮崎豪 清宮海斗(23分15秒 首固め)[第42代選手権者]中嶋勝彦 ×マサ北宮
☆中嶋&北宮が初防衛に失敗、潮崎&清宮が第42代王者となる(試合終了後、中嶋は勝ったと勘違いしてガッツポーズしたものの、中山レフェリーが清宮の勝利を告げると、北宮とともに胸倉をつかんで猛抗議。悔しさをあらわにしたが、判定は覆らない、これに怒ったアグレッションは、新王者となった潮崎&清宮を襲撃、北宮がサイトースープレックスで清宮を、中嶋が潮崎をバーティカル・スパイクで完全KOする)
北宮「テメーら! そんな勝ち方でチャンピオン名乗れんのか! まだだ! まだ俺たちがチャンピオンだ!」(館内は大ブーイング)
【試合後の潮崎&清宮】
――ギリギリでベルトを獲ることができたが?潮崎「ギリギリだよ。でも、なんだ……」
※そこへ中嶋&北宮が現れる
北宮「おい!! あれで勝ちか!? それで胸張ってベルト掲げられるのか? うれしいのか!? GHCタッグはセコい勝ち方で獲れるような、やっすいベルトじゃねえんだよ! 俺たちは、アグレッションは、こんなことじゃ引き下がれねえんだよ! どうすんだこの野郎…どうすんだ!この野郎!!」
中嶋「満足してんのか!? それで!」
清宮「……おい!!! どこでもやってやるよ!!!!」
中嶋「なに調子乗ってんだよ?」
北宮「調子乗ってんじゃねえ、クソガキ! いいか!? どこでもやってやる。しっかり聞け。奇跡は、二度と、起こらねえ!! 今のうちベルト磨いとけや。以上だ!!」
※中嶋&北宮が去る
――改めてベルトが獲れたことに対する喜びは?
清宮「そりゃもちろん。最高です!」
――あらゆるGHCタイトルのなかで史上最年少戴冠となるが、その記録については?
清宮「記録を作れたってことは、素直にうれしいです」
潮崎「でも記憶に残る試合を新潟でできた。しかも最後は清宮が一人で勝ちとった。それに勝ち方なんて関係ないんじゃないか? 清宮がジ・アグレッションの猛攻に耐え抜いた。それだけで勲章モンだよ。あいつらは、ただ負けたのが悔しいだけだろ? いつでもやってやるよ」
――次は胸張って勝ったといえる勝ち方を?
潮崎「胸張って? 今日はコイツがあの猛攻に耐えた。それだけでも胸張れるよ。まぎれもなく、GHCタッグの闘いに、こいつが勝ち残ったんだよ」
――すみません、では次は相手が文句をつけられぬ勝ち方をする?
清宮「そうですね。最後は技を返すことしか頭に無いっていう状態での勝ちだったんでね。相手がああやって言ってくるなら、いつでもやります」
潮崎「黙らせてやるよ!」
◇第8試合◇
▼GHCヘビー級選手権試合/60分1本
[第32代選手権者]○杉浦貴(23分7秒 片エビ固め)[挑戦者]×小峠篤司
※雪崩式オリンピック予選スラム
☆杉浦が初防衛に成功、(試合終了後に丸藤が登場する)
丸藤「単刀直入に言う。杉浦、次この俺にそのベルトやらせろ。今の俺ならあなたに勝てるような気がする。俺もちょっと忙しいから、今答えを聞かせてくれ」杉浦「あんたさ、どこぞの団体の何ちゃらカーニバルで忙しいんじゃないの? 疲れてない? 大丈夫?じゃあ俺たちで、誰にもできないGHC戦をやろう(。丸藤と握手して場内も拍手に包まれ、丸藤が退場する)頭痛いよ…なんか久しぶりの新潟! みんなの前でこのGHC戦ができて、ひじょうにうれしく思ってます。またこの新潟に戻ってきて、タイトルマッチやりたいと思ってます。新潟の皆さん、今日はどうもありがとうございました!」
【試合後の杉浦】
杉浦「まず小峠! 最初はちょっと挑戦者として早いんじゃねえのか?って色んなコメント出したけど、あいつは頭使ってるしね。頭使ってるって頭突きじゃないよ? まぁ頭突きも使ってるけど。頭で考えてるし、良い“プロレス頭"持ってるから。その頭で考えてることを、もっとリングで表現してパフォーマンスできれば、まだまだ上に行くと思うよ。いい相手だった」――自身も凄い出血だが?
杉浦「月イチのサービス。月一回のサービスだよ!!」
――試合後には丸藤が現れたが?
杉浦「欲張りだよね。全日本のオイシイところ持っていこうとしてて、ウチでもオイシイところ持っていこうとしてて。どんだけ忙しい、欲張りな男なんだよ。なぁ? そう思わない? 若いのに譲るのかなあ…って思ってたら急に来たからね。まぁ、拳王、小峠と若いヤツと二人やったんでね、次くらいはノアを知り尽くしてるっていうか、ノアの顔。その丸藤と俺でしかできないGHC戦を若いヤツの前でやってもいいかなって気持ちはあるよね」
――丸藤はチャンカー決勝を控えていて、そこで負けると挑戦者としてトーンダウンしてしまうのでは…という懸念は?
杉浦「それだけの自信があるから言ってきたんだろ? 決勝、明日だろ? どんな思いで言ってきたかは分からないけど、オイシイと思う嗅覚は優れてるからね。自信があるんじゃないの?」
――挑戦を受けると言ったからには、優勝してもらわないと困る?
杉浦「優勝しろ…って俺の口から言わせたいみたいだな。ハッキリ言って、俺に言わせればな、どっかの団体の何とかカーニバルなんて、どうでもいいんだよ! 聞くな! コレ(GHCベルト)の価値を高めたいんだよ。どこの団体の何とかなんて、(どうでも)いいんだよ。これを懸けて丸藤と最高の闘いができればいいんだよ」
NOAH新潟大会のメインで杉浦の保持するGHCヘビー級王座に小峠が挑戦、開始から小峠は頭突きで牽制し、エルボー合戦からいきなり杉浦を丸め込み、杉浦がキックアウトしてもいきなり高速ニーを浴びせて場外へと追いやるが、杉浦も小峠を花道へ連行して反撃し、トップロープに足を載せてのネックスクリューからエルボーやサッカーボールキックと首攻めでリードを奪いにかかり、小峠のゼロ戦キックを繰り出すも、杉浦はバックハンドエルボーで応戦する。
小峠は杉浦のブレーンバスター狙いを投げ返すと、ジャンピングエルボースマッシュから飛びつきスタナーを決め、ダイビングヘッドバットを投下するも、杉浦はキチンシンクから串刺しニーで返し、雪崩式ブレーンバスターから逆エビ固めと小峠を追い詰める。
杉浦はジャーマンで投げるが、着地した小峠はラリアットを浴びせ、杉浦の串刺しスピアーもかわしてコーナーに直撃させ、雪崩式の攻防からコーナー上で股開きとなった杉浦の顔面へトラースキックを浴びせると、ライガーボムからダイビングボディープレスと畳みかける。
、勝負と見た小峠はキルスイッチを狙うが、堪えた杉浦はハイクラッチジャーマンで投げ、ランニングニーからオリンピック予選スラムを狙う。しかし着地した小峠は二段蹴りを放てば、杉浦も左のラリアットで応戦、そして膝立ちとなった小峠に鬼エルボーを乱打する。
杉浦は再度オリンピック予選スラムを狙うが、着地した小峠は頭突きからキドクラッチで丸め込むも、杉浦だけでなく小峠まで流血し、小峠は構わず杉浦にトラースキックから後頭部、正面へと高速ニーを浴びせ、秘密兵器であるWA4からムーンサルトプレスを投下も、杉浦は剣山で迎撃して両者ダウンとなる。
膝立ちとなった両者は顔を血で染めながらもエルボー合戦を繰り広げ、杉浦が競り勝ったところで、小峠が頭突きを連発しムーンサルトプレスを狙うと、起き上がった杉浦が小峠の後頭部に鬼エルボーを連打してから雪崩式オリンピックスラムを決め3カウントを奪い王座を防衛した。
試合後には小峠のセコンドについていた丸藤が挑戦を表明し、杉浦も受諾した。内容的には杉浦は頭突きでは流血させられたものの、キドクラッチはしっかりマークだが、小峠はカズ・ハヤシのW4をまで引き出し、最後の切り札としてムーンサルトを狙っていたが、最終的に杉浦に振り切られた。試合後には丸藤が挑戦表明したが、全日本プロレスのチャンピオンカーニバルで優勝決定戦に進出を決定したところでの挑戦表明は誰もが驚かされた。わかるのはこれまでNOAHのために一歩引いていた丸藤が20周年に向けて貪欲に攻めているということ、チャンカンを制覇すれば三冠挑戦のほぼ決まるだけに、今年はチャンカン、三冠、GHCと総ざらいして20周年を迎えたいのかもしれない。セミのGHCタッグ選手権は、開始早々ウルトラタイガードロップを放った清宮に対し、アグレッションが徹底的に痛めつけ、DDT後楽園大会を終え2試合目の潮崎も、膝を狙い撃ちにされてしまい場外でうずくまってしまう。
それでも窮地を脱した清宮は潮崎に交代し、中嶋に逆水平を放っていけば、中嶋もミドルキックで返してラリーに発展、しかし中嶋のドラゴンスクリューで潮崎が失速すると、交代した北宮がニークラッシャーから監獄固めで捕獲し潮崎を追い詰める。
潮崎は逃れてやっと清宮交代もも、アグレッションはダブルフェースクラッシャーから。北宮がブレーンバスターも、着地した清宮は振り子式リバースDDTで突き刺し、中嶋のR-15を喰らってコーナーに設置された潮崎も、中嶋の雪崩式フランケンシュタイナー狙いを、雪崩式エメラルドフロウジョンで切り返し、中嶋は場外でダウンしてしまう。
清宮は孤立した北宮に雪崩式リバースDDTを狙うが、強引に払いのけて投げ捨てた北宮がダイビングショルダーを発射、ところが清宮はドロップキックで迎撃し、タイガースープレックスホールドを決め、立ち上がれない北宮を清宮が起こそうとするが、北宮はサイトースープレックスを決め両者ダウンとなってしまう。
両者は同時に起きるも、北宮がラリアットからサイトースープレックスを狙うが、清宮は体を浴びせて押し潰して丸め込み、北宮はスピアーを狙うが、清宮は受け止めるとその反動を利用して丸め込んで3カウントを奪い、最年少でGHC戴冠の偉業を達成したが、まさかの敗戦にアグレッションが納得いかず、北宮は清宮をサイトースープレックス、中嶋は潮崎をバーティカルスパイクでKOして、再戦を要求した。「GREAT VOYAGE 2018 in NIIGATA」にたくさんのご来場ありがとうございました!
次回大会は5月4日後楽園ホール大会です。次回もたくさんのご来場お待ちしております!#noah_ghc pic.twitter.com/OESoQtQrAc
— プロレスリング・ノア (@noah_ghc) 2018年4月29日【NOAH】双方大流血…杉浦が小峠退け壮絶V1 表明・丸藤と「俺たちにしかできないGHC」へ▼清宮GHCタイトル最年少戴冠、潮崎とタッグ奪取 陥落アグレッションは暴走再戦要求▼原田&タダスケがJrタッグ挑戦へ 急所&ラリアットで稔撃沈…新潟大会詳報https://t.co/vuGwN7jyL4#noah_ghc pic.twitter.com/9MR37xm6mW
— プロレス/格闘技DX編集部 (@PKDX) 2018年4月29日小峠は漢だったよ。#noah_ghc #NOAHtheLIVE pic.twitter.com/aRG2kqMgxS
— Takashi Sugiura (@noah_sugiura) 2018年4月29日ホッチキスで止めたがな。 pic.twitter.com/oaUKklwC8e
— Takashi Sugiura (@noah_sugiura) 2018年4月29日負けたので革命も戯言で終わってしまった。
言葉のウエイトを増やす為にまたやっていくしかないっスね。
いろんなことにありがとう。#noah_ghc
— 小峠 篤司 (@atsushi_kotoge) 2018年4月29日若い奴らに色んな事を譲りたいのは山々だ‥でも、まず自分が行動で姿勢で形で見せないと、そもそも「譲るもの」さえ無い。
— 丸藤 正道 (@noah_marufuji_) 2018年4月29日新潟大会、ご観戦&応援ありがとうございました。
GHCタッグベルトをこの手に掴むことができました。
清宮の粘り・勝ちに対する執念で勝てた。ありがとう。
ジ・アグレッションとのリマッチ上等!
次はベルト巻いて一緒に花道歩いて帰るぞ。#noah_ghc pic.twitter.com/O1TKVKDnwa
— 潮崎豪 (@goshiozaki54039) 2018年4月29日GHCタッグチャンピオンになる事が出来ました!!
憧れであったGHCのベルトを初戴冠出来たのは、皆さんの熱い声援のお陰です。
試合後すぐに再戦要求あったけど、いつでもリマッチするよ!
5月4日の後楽園大会、ベルト姿で皆さんにお会い出来るのを楽しみにしてます。#noah_ghc #NOAHtheLIVE pic.twitter.com/NuMn8DBLW2
— 清宮 海斗 (@noah_kiyomiya) 2018年4月29日“挑戦者”って事すら気にくわないが、すぐに決まったタイトル戦。
そりゃあ向こうも納得してないんだろうな。#noah_ghc #NOAHtheLIVE https://t.co/dVlGMo4u3O
— 中嶋勝彦 (@noah_katsuhiko) 2018年4月29日このまま引き下がれる訳がない
GHCタッグのベルトは俺たちにしか担げないんだよ#noah_ghc
— マサ北宮 (@noah_kitamiya) 2018年4月29日