G1 CLIMAX28
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太陽は沈まない!28年目のG1を制覇したのは棚橋弘至
8月12日 新日本プロレス「戦国炎舞 -KIZNA- Presents G1 CLIMAX 28」東京・日本武道館 12112人日本武道館(アピール、コメント、写真などは新日本プロレス公式HPより)
<第1試合=20分1本勝負>
○真壁刀義 マイケル・エルガン 本間朋晃(7分12秒 片エビ固め)永田裕志 海野翔太 ×吉田綾斗
※キングコングニードロップ【バックステージでの永田、海野、吉田】
吉田「(※ヒザに手をついてコメント)今日は、自分はまだまだ全然だったんですけど、ここで試合してると、絶対に自分はまだまだ強くなれると思うんで、これからも、ここに、このリングに立ちたいと、本気で思います。せっかく今日、こういう日に呼んでいただいたんで、近い将来、自分も『G1 CLIMAX』に出れるぐらいのレスラーになってみせます。ありがとうございました!」永田「そのためにはもうちょっと、強い覚悟が必要だな!(※と、吉田の背中を叩く)今日は客と対戦相手に呑まれてたな。オイ、胸を張れ! しっかり!」
吉田「ハイ!(※立ち上がる)」
永田「胸を張れ! な! これだけ、有り余る才能があるんだよ、オマエには! 体もある! 気持ちもある! それをもっと腹の底から、声を出して、自分のエネルギーとか情熱とかそういうものを相手に思いっきり叩きつけなきゃダメだ!」
吉田「ハイ!」
永田「分かる? 新宿FACEじゃないんだ、ここは!」
吉田「ハイ!」
永田「日本武道館なんだ、ここは。12000人、超満員の日本武道館なんだ。それ以上に、全世界に、『新日本プロレスWORLD』で配信されてんだよ! そこに伝えるには、とにかく技じゃない。オマエの腹の中からすべてを! ありったけのパワーを! 情熱を! 相手に叩きつけろ!」
吉田「ハイ!」
永田「(※海野を指して)コイツらはそうやって伸びてきてんだよ! オマエの才能は俺は分かってる! でもそれを出さなきゃ、宝の持ち腐れだぞ、分かった?」
吉田「ハイ! ありがとうございます!」
永田「頑張れよ!(※と、吉田の胸にチョップ) 俺が見出した素材ですからね、素質とかセンスがものすごくあるのは分かってる。でもそこで埋もれるか、伸びていくかはオマエ次第だ。(※再びチョップ)頑張れ!」
吉田「ハイ!」
永田「翔太、何か言いたいことあるか?」
海野「自分自身、この『G1 CLIMAX』は自分の持てる限り全部を出して戦い抜いてきた。それは少しながら自信にもなったし、他のヤングライオンに比べて、力になったと思う。ただ、やっぱり、自分は、永田さんや吉田さんに負けた過去は忘れたくありません。2人をリスペクトしてるからこそ、自分は、向き合って戦いたい。2人と組んで試合なんかしたくない。強いヤツに勝つために練習するからプロレスは面白いんです。近い将来、自分と吉田さんで、今の若手で、必ず新日本をもっと盛り立てていく。その覚悟が自分にはある。だから毎日毎日練習して力をつけて、5年後10年後、20年後、見ててください(※と、一人で控室へ)」
永田「まぁ、ホントにその通りですね。今回の『G1 CLIMAX』、試合に参戦するのはこれが初めてだけど、全国でものすごーい盛り上がりを見せてたっていうのは俺も分かってました。特に映像を見なくても、さまざまな情報でね。ただそれは、現勢力のパワーが、彼らがずっとやっていけるわけじゃなくて、こういう若い力が出てきて初めて、続くわけだから。そのためには彼らのそういう覚悟がなければ、ダメですよ。1年前に『G1 CLIMAX』卒業して、端から見てて、俺が退いた意義とかそういうものがどれだけ反映されたかなっていう、そういう部分ではちょっと、少しだけ不満な部分もあったけど、もっと若い選手が『G1 CLIMAX』に出てくれたらなっていうのは、俺の中にはありましたけどね。今回出られなかった若い連中も、そういう悔しさとか、発奮するものがあるならば、もう1日も早く、5年先、10年先なんて言わないで、来年、再来年、そういう感じでね、吉田なんかも。『LION’S GATE』で俺が引っ張ったんだから。本人に覚悟さえあれば、いくらでも花開くことができるんだから。まぁ頑張ってほしいですよ。(※吉田に)覚悟だよ! 分かった?」
吉田「ハイ!」
永田「以上! 今日はありがとう(※と、吉田と握手)」
吉田「(※永田と握手しながら)ありがとうございました!」
<第2試合=20分1本勝負>
○バットラック・ファレ(1分49秒 体固め)×トーア・ヘナーレ
※バットラックフォール<第3試合=20分1本勝負>
○タイチ 飯塚高史(8分3秒 エビ固め)後藤洋央紀 ×YOSHI-HASHI
※タイチ式ラストライド【タイチの話】「どうだ! 気分はどうだ、後藤、YOSHI-HASHI! 特にYOSHI-HASHI、『G1 CLIMAX』に出れなかった男。『G1 CLIMAX』落選させられた男に、負けた気分はどうだ! 最高だろ!? ん? オマエらは『G1 CLIMAX』出て、エラそうなツラして。俺はテメェらのせいで、落選させられたんだよ! 好き嫌いで選びやがってよぉ! そんな男に負けた気分はどうだ?後藤!後藤もよぉ、そんなもんか、オマエは!後藤、持ってるよな?前から知ってるぜ?あの、あるのかねぇのか分かんねぇベルトよぉ。後藤よぉ、『G1 CLIMAX』に出れなかった男、その挑戦、受けてみるか!? 出れなかった、この男だ。そんな男の挑戦、簡単だろ!? 簡単に勝てるだろ、俺みたいな雑魚にはよぉ!ちょっとよこせよ、それ!バカにしやがってよぉ。出れなかった、落選した?そんな男がチャンピオンになったら、テメェらどんな顔するかなぁ!あのよぉ、クソみたいな、最近来た新米社長、アイツのせいで全部調子が狂ってるんだよ。ふざけやがって、アイツだろ、俺のことも落としたのは。オイ、その男がこうやって言ってんだ。『G1 CLIMAX』出てたヤツに勝ったぞ。やらせろよ、やらせてみろよ! 弱ぇヤツに! やらせてみろ! バカにすんじゃねぇぞ、コノヤロー! 後藤、受けろよ、雑魚の挑戦だから。オマエは優しいからな、受けてくれよ! ハハハハハ!」
【後藤の話】「タイチよ、相変わらず小ずるいな! 最終戦だけ出てきて、これか!勝った気になってんじゃねぇぞ!俺とやりたいって?(※NEVER無差別級ベルトを掲げながら)いつでもいいよ!つきまとわれても迷惑だ、コノヤロー!一つだけ言っとくよ、オマエがなぜ『G1 CLIMAX』に出られなかったか、この俺が教えてやるよ!」
<第4試合=20分1本勝負>
○Cody ハングマン・ペイジ(8分56秒 エビ固め)×ジュース・ロビンソン デビット・フィンレー
※DIN'S FIRE【バックステージでのCody、ペイジ】
Cody「口の中に唾が溜まってやがる!(※と言いながら唾を飛ばす)265ポンドのシューティングスターだ!オレはハングマン・ペイジより強い!だからオレが挑戦してやる!マディソン・スクエア・ガーデンもいいけど、その前に『ALL IN』があるからな」ペイジ「ちょっと待て!お前が次のUSヘビーに挑戦するのか!?どういうことだ!?」
Cody「ずっとアメリカにいる間もジュースの評判は聞いていた。ジュースはよくなったとか、『G1』で成長していると聞いていたが、全然成長してないじゃないか。265ポンドを墓に埋めてやる!この事をちゃんと記事にしとけ!」
【バックステージでのジュース、フィンレー】
ジュース「え?なにこれ!?『レッスルキングダム11』再び!?でもオレは20ヶ月前のジュースとは違う人間なんだ。ここは『レッスルキングダム11』でもないし、オレは20ヶ月前のオレじゃない!オレは変わったんだ!あの時の試合のジュースとは違うんだ!今回の『G1』ではあまり勝てなかったけど、今オレはベルトに値するだけの男になれるように努力してるんだ!だからCody、オレのホームで勝手な発言はしないでくれ!お前なんかずっと日本に居なかったじゃないか!日本に居ない間なにをしていたんだ!?オレが毎日闘っていた間テレビのドラマでも録っていたの?『ARROW』でも録ってたのか!?分かんないけど、フィンレー知ってる?」フィンレー「知らない」
ジュース「オレだって知らないよ。だってオレはずっと闘ってたんだ。ベルトに挑戦する人間はタマ・トンガ、イブシコウタ、ザック・セイバーJr、ケニー、イシイ。同じリングで闘っている人間であってお前は候補の1番下だ!ベルトはオレの物でオレに権利がある。お前は勝手に判断しているがオレは昔のオレじゃない!オレはファンの前で昔のオレじゃないことを見せていく。お前は『ALL IN』だと言いながらヤングバックスとチャラチャラしているがどうでもいい。オレはオレのやるべきことをやる。そして強さを証明する!」
フィンレー「日本で1ヶ月頑張った。こんな形で終わりたくはなかったけど、Cブロックのチャンピオンとしてシリーズを終われたのは良かった。そしてジュースはUSヘビーチャンピオンだ。Codyがこのタイトルを獲りにいくみたいだけど、ジュースがしっかりとアイツの膝をかち割って、ワン、ツー、スリーで終わらしてくれるだろう。ジュースは以前のジュースじゃない。オレはシリーズが終わったから妻と犬と一緒にゆっくりするよ。そしてユーチューバーになるために練習して戻ってくるよ」
<第5試合=NEVER無差別級6人タッグ選手権 60分1本勝負>
【挑戦者組】○タマ・トンガ タンガ・ロア 石森太二(11分26秒 体固め)【第17代王者組】マット・ジャクソン ニック・ジャクソン ×マーティ・スカル
※ガンスタン
☆タマ&タンガ&石森が第18代王者となる【バックステージでのBULLET CLUB OG】
タマ「ELITEって何だっけ? ELITEってオレたちのことだろ? それを今日、アイツら相手に証明してやったぜ」タンガ「ELITEなんてどうでもいいぜ。オレたちこそが唯一無二のBULLET CLUBなんだ」
タマ「オレたちを見ろ! サンフランシスコでも、オマエらを完全にやっつけてやっただろ? 今日も同じだ! そして今日はBONE SOLDIERがこうして来てくれてるが、もともと彼を連れてきたのはオレなんだ。オレたちと、イシモリでやってやる!(※石森にBULLET CLUBのTシャツを渡す) この芸術的な腹筋を見ろよ! コイツらは最高だぜ!(※石森に)ただ、今日はゴメンな、Lサイズしか持ってきてないんだ。Sサイズならオマエの体をもっとキレイに見せてやることができたのに。女ども、この素晴らしい体を見て、うっとりするがいい! イシモリ、Welcome to BULLET CLUB!」
タンガ「今日初めてこのトリオで組んで、初めての試合でベルトを獲ることができた。オレたちが世界最高ってことだぜ。次は何だ!?」
タマ「IWGPタッグに決まってるだろ!?」
タンガ「今日、初めてのトリオでこれだけできたんだから、やっぱりオレたちがELITEだな!」
タマ「ELITEだぜ! これこそがELITEってことだ。可能性に満ちたBULLET CLUB、素晴らしいじゃないか!」
【バックステージでのBULLET CLUB ELITE】
ニック「やっちゃったな……」マット「うん、今日は完全にやられちゃったな」
ニック「これからどうする?」
マット「オレたち、間違ってたのかもしれないな……」
ニック「いや、ちゃんと取り返しにいかないといけないよ」
スカル「まぁ、待て待て。聞いてくれよ。オレたちが組む時って、いつもこうやって楽しいことしていい試合して……って感じでやってたのに、今日のBULLET CLUB OGとの試合は最低だったよな。サンフランシスコでのことを根に持ってるみたいだったけど、そんなのオレたちには関係ないはずだったのにな」
ニック「ハクはどうしたんだ? ハクの問題は?」
マット「えっ、どういうこと?」
スカル「まぁ何にせよ、OGの連中はこの武道館でオレたちに勝ったことで、オレたちを本気にさせたな。タマ……アイツら、誰でもいいぜ。いつでもかかってこい!」
ニック「オレたちは過去10年、世界最強のタッグチームとして君臨してきたんだ。今もそれは分かりきったことだ。(※IWGPタッグのベルトを掲げ)このベルトを懸けてやってもいいぜ。オレたち、全然怖くねぇしな!」マット「ここしばらく、サブミッションで負けたこともないし、オレたちは負けねぇぜ!」
ニック「もう1回言っときたいことがある。ハクの問題はどうしたんだ?」
マット「えっ、それさっきも言ったよね?」
スカル「イシモリのクソッタレ!」
<第6試合=30分1本勝負>
内藤哲也 EVIL ○SANADA BUSHI(10分41秒 Skull End)鈴木みのる ザック・セイバーJr. ×金丸義信 エル・デスペラード【内藤の話】「宝物集めが大好きな王様。あなたが言う宝物、オレは持ってないよ。なのになんで来るの?もしかして宝物以上の輝きをオレが放っていることに王様気づいてしまったのかな?でも残念ながらさ、オレ王様に興味ないんだよね。前回の対戦で勝っているしね。オレは同じ鈴木軍だったらザック・セイバーとやりたいかな。ザック・セイバーにリベンジしたい気持ちもあるし、ザック・セイバーの方が数段良いレスラーでしょ。まあ王様がなんてコメントしたか知らないけどさ、オレにかまってほしいんだろ?かまってほしいならオレを振り向かせてみろよ。王様はだいぶ口も達者だからね。良い言葉出てくるでしょ?ならその言葉でオレを振り向かせてくれよ。じゃなきゃ残念ながらあなたのことはかまわないよ。かまう必要がないからね。そしてそれほどの魅力をオレは感じないからさ。王様…オレを振り向かせてみろよ。カブロン」
【EVILの話】「何度も言うが、4強とかユニットのリーダーが誰とか、そういう既成概念はこのオレがぶっ壊す。そしてやられたらやり返すのがこのオレの心情だ。よく覚えとけ。This is EVIL!Everything is EVIL!すべては…EVILだ!」
【デスペラードの話】「この通りジュニアのタッグチャンピオンが1人やられちまった。だが相手はヘビー級だ。そんなことはどうでもいいんだ。いいか?ジュニアのシングルチャンピオン(※ベルト)持っているヤツが出てねぇということだ。出れねぇのか!出る気がないのか知らないがケガしたって聞いたぞ。試合出れないなら返せよ」
【鈴木の話】「おい!内藤よ。よそ見してんじゃねぇよ。てめぇとの決着はこれっぽっちもついてねぇんだよ。そうさ、これっぽっちもな。内藤よ、なによそ見してんだよ。お前の首狙っているのは、あいつらだけじゃない。もうお祭り騒ぎは終わりなんだよ。おい、内藤…こっちを見ろ。オレを見よ。このオレ…鈴木みのる。プロレス界の王が貴様のことを許すとでも思ったか。これっぽっちも…これっぽっちも…ただの一度も貴様のことを認めたこともないし、貴様のことを許したこともない。そう、お前はオレの頭を踏んづけた無礼なヤツだ。おい、内藤哲也。そしてロス・インゴベルナブレス。オレの前にがん首揃えて出て来い。いいな…」
<第7試合=30分1本勝負>
○石井智宏 矢野通 ジェイ・ホワイト(9分40秒 片エビ固め)ケニー・オメガ ×チェーズ・オーエンズ 高橋裕二郎
※垂直落下式ブレーンバスター【石井の話】「ケニー! 次の挑戦者は、この俺だ!」
【バックステージでのケニー、オーエンズ】
ケニー「今年の『G1 CLIMAX』は、ケガを押しての試合になってしまった。そして俺に一番のダメージを与えたのは……」※ここで、痛そうに顔を押さえながらオーエンズが登場。
オーエンズ「石井にはやられたよ! アイツはひどいヤツだ!」
ケニー「そうだな(オーエンズは一人で控室へ)話の続きだ。石井、俺に一番のダメージを与えたのはオマエだったよ。唇を切るケガをさせられたのも、オマエとの試合だったからな。これで『G1 CLIMAX』は終わるが、オマエのほしいものは分かっている。オマエは俺を公式戦で倒したし、オマエが求めるものをあげなきゃいけないってことも分かってる。それはもちろん、IWGPヘビー級王座への挑戦権だ。これまで俺たちは4回対戦して、勝ったり負けたりを繰り返しているから、俺とオカダの関係にも似ているところがある。次に勝った者こそが、この地球上で一番強い男になるような気がする。だから、そのチャンスをあげてもいいだろう。ただ、次は、こんな、ケガをして壊れたケニーではなく、100%ベストバウト・マシーンのチャンピオンとして、豆タンクのような背の低いオマエと対戦することになるんだぞ。日にちについては、これから決めていこうじゃないか。『G1 CLIMAX』はこれで終わるが、ここでオマエにチャンスをやろう。セカンド・チャンスをやろう。それまでGood Night、and……やっとキスできるようになったぜ……Good Bye。バンバン!」
<第8試合=30分1本勝負>
○レイ・ミステリオJr. KUSHIDA プロレスラー戦国炎舞(12分27秒 片エビ固め)オカダ・カズチカ ×YOH SHO
※スワンダイブ式ダイビングボディープレス【バックステージでのオカダ、外道】
オカダ「ドロップキックであんなブーイングされると思わなかったね。終わっちゃいましたね」外道「終わっちゃったね」
オカダ「今年のテーマ笑顔でしたから。なんかオレが今日答えを出すと言ったらね、『なにか重大発表するんじゃないか!?』、『オカダやめちゃうんじゃないか!?』、『CHAOS解散しちゃうんじゃないか!?』オイオイオイオイ、待て待て待て。なんでこんな話が勝手に大きなことになってるの。別にね、こんな大きくなると思ってなかったけど、でもオレの中で答えは出て、もうオレはね、マネージャー外道さんに頼らずに一人でやっていきます。別にね、今回の『G1』、外道さんがマネージャーで付いてた試合0ですかね。あったとしても少しあったくらいです。何かがすごい変わるわけでもないし、オレがCHAOS抜けるわけでもない、もちろん同じチームとしてタッグを組むこともあるだろうし。ただ別になにか変るわけではないですけども、もう6年半ずっとやってきた外道さんとは、もうここで…。別にチームだったわけでもなんでもないけど、この夏で解散という形で…。オレは外道さんとのコンビは笑顔で…、今年の夏のテーマは笑顔なんで。喜んで解散するから笑顔なわけじゃないんで」
外道「おぉ、そうか。それならちょっと安心した」
オカダ「任してください」
外道「もちろん。もうみんな分かっていると思うけど、オレは必要ないよね。レインメーカーには特にね。レインメーカーには必要ないことはずいぶん前から分かってたけどね。まあ良い時期かな。これからは陰ながら応援します。」
オカダ「ありがとうございます」
※オカダと外道ががっちり握手する。
外道「まあタッグ組むからな」オカダ「え?組むんすか?」
外道「CHAOSやめるわけじゃないだろ!?」
オカダ「やめないです。またタッグ組みましょう」
外道「OK」
オカダ「お願いします。そしてミステリオ…またやりましょう」
<第9試合 「G1 CLIMAX 28」優勝決定戦 時間無制限1本勝負>
【Aブロック1位】○棚橋弘至(35分0秒 エビ固め)【Bブロック1位】×飯伏幸太
※ハイフライフロー
☆棚橋弘至が「G1 CLIMAX 28」を優勝(試合終了後、柴田が棚橋、ケニーが飯伏へ駆け寄る。 そこから棚橋は立ち上がり、赤コーナーにのぼってファンアピール。すると、柴田が棚橋を肩車し、その手を挙げて優勝を称えた。 一方、飯伏はまだ起き上がれず、ケニーが上半身を支えて言葉をかける。そこからようやく飯伏が立ち上がると、棚橋がゆっくりと歩み寄る。しかし、飯伏は後ずさりして棚橋と距離を取り、そのままケニーと退場した。
ここから優勝セレモニーとなり、テレビ解説を担当した元サッカー日本代表の中山雅史が登場。棚橋に優勝トロフィーを贈呈した。
続いて元新日本プロレスの蝶野正洋が登場し、棚橋に『G1』優勝旗を手渡す。その後、棚橋はしばらく無言となり、満員に膨れ上がった日本武道館の観客席を見つめた。棚橋「『G1』! 優勝したぞ~~~!!(※大歓声&『棚橋』コール)…………『G1』、生き残りました(※大拍手)。これは、どういうことか? それすなわち、新日本プロレスで! 生き残ったということ(※大拍手)。ここから先、(1月4日)東京ドーム、さらにその先まで! 俺が引っ張って行きます! 今日はありがとうございましたー!(※大拍手)(ここで棚橋は足元にマイクを置きリングを降りようとするが、ファンの大コールを受けてUターン。そしてマイクを拾うと、「ブドウカ~~~ン!! ブドウカ~~~ン!! ブドウカ~~~ン!! 盛り上がって行こうぜーー!!」と絶叫し、エアギターをかき鳴らした。
さらに棚橋は、アンコールを受けて2回目、「もう1回」コールを受けて3回目の演奏も敢行。大「棚橋・最高」コールを浴びた)今日は皆さん、ありがとうございました!“逸材・完全復活”見ていて下さい!!日本武道館の皆さーーーん!! 愛してまーーす!!」
(その直後、キャノンで発射された銀テープがリングへ降り注ぎ、場内に「LOVE&ENERGY」が鳴り響く。すると、棚橋は三度マイクを掴み、8月19日(日)10時からテレビ朝日で放送される「ファミリープロレス! 仮面ライダービルドもビックリの必殺技大集合SP」を宣伝。そして、優勝旗を左手、優勝トロフィーを右手に持って四方のコーナーへのぼり、ファンの大歓声を受けた)【バックステージでの棚橋】
──『G1 CLIMAX』を戦い抜き、3度目の優勝、おめでとうございます。
棚橋「ありがとうございます!」──今のお気持ちは?
棚橋「(※しばらく息を整えて)今まで、苦しんだ分……苦しんでない! 苦しんでない! 楽しんで、喜んでやってきたけど、結果が出なかった分、今日はいつもより、倍うれしいです」──結果が一つ出たこの『G1 CLIMAX』、改めて振り返って、いかがでしょうか。
棚橋「考えに、考えた『G1 CLIMAX』だったと。今の自分に何ができるか。できないか。そして今の自分の体に感謝して、参加メンバー、見てみても、生き残るのは大変でした」──そして今日を迎え、飯伏選手との優勝決定戦、改めてどんな相手だと感じましたか?
棚橋「もう、飯伏に対して、俺からどうこう言うレベルはとっくに過ぎてて。あとは、得意の、飯伏が覚醒した状態のままでやれるか。その分、エネルギーは使うよ。でも、それが真のトップレスラーだから。俺は、オンとオフがないから。それが自慢だから」──かなり飯伏選手が覚醒を見せた、張り手の打ち合いがあったと思いますが、棚橋選手は一歩も引かず、むしろ前に出続けましたが。
棚橋「うん。何か、この試合を通じて、俺という人間の一部分でも、出ればいいなと思ったんです。だから、最後まで諦めませんでした」──そして今日は、セコンドに柴田勝頼選手が姿を見せて、見つめていた中での試合でした。
棚橋「粋ですよね、やってくれることが。とっても。セコンドで、『新日本プロレスを見せろ』って言われて、その気になりました」──武道館で、エアギターを最後に弾かれましたが、どんな場所、どんな空間でしたか?
棚橋「すっげぇ気持ちよかったですけど、エアギターが、錆びついてました。あまりにやってなくて、チューニング不足で。でも大丈夫、これからガンガンかき鳴らしていくから」──勝利後のマイクで、「1・4ドーム、その先へ」とおっしゃっていましたが、あえて具体的な目標はおっしゃっていませんでしたが、そのあたりのビジョンに関しては?
棚橋「東京ドームのメインに戻ること、これすなわち、IWGPのチャンピオンに、もう1回、なります!」──戦前、「Bブロックとの違いを見せていく」とおっしゃっていましたが、今日はAブロックで見せていた戦いが見られたと思いました。いかがでしょうか?
棚橋「これはね、もちろんこれからも続けていきます。ただ、今日やって、明日変わるってもんじゃなくて、半年続けて、1年続けて、チャンピオンになって、そうして、形作られていくものなんで。プロレス団体っていうものは、いわば、チャンピオンそのものなんですよ。どんなチャンピオンでも、素晴らしいチャンピオンでも、チャンピオンに、団体が似てくるんですよ」──前回、3年前の優勝から下降線を辿っていたと言いますか(※聞いている棚橋が険しい表情に)、先ほど、苦しんでないと言われてましたが、気持ち的には追い込まれたりするものがありましたか?
棚橋「はい……ないです、ないです! ……僕のいいところは、どんなトレンドがあっても、どんな形のプロレスが流行っても、『俺は俺だ』って、『俺がやってるプロレスが面白い』って、胸を張れるところ。何でそうやって胸を張るか。それを『そうだ!』って応援してくれるファンもいる。『いや、それは違うぞ!』と言ってくれるファンもいる。熱いじゃん! 全員熱いじゃん! それが、プロレス界にとって必要なこと。だから、プロレス界に、俺が、最も必要なんです」──昨年11月に飯伏選手とタイトルマッチを行った後、「オマエに覚悟はあるのか」と問いかけていましたが、今日の飯伏選手からそういうものは感じましたか?
棚橋「もう、飯伏の体力、気持ち、技術、何を取っても、全部俺より上だと、それぐらいの評価はしてる。あとは、ここの(※胸を指差し)心の持ちようひとつなんですよ。『俺が全員引っ張ってやる!』っていうのを飯伏に求めるのは、酷かもしれない。じゃあ、別に新日本プロレスじゃなくてもいいじゃないか。プロレス界、さらに大きなスケールで、『俺が全部引っ張ってやる』っていうことを言葉に出す。態度で見せる。それが……もうホントに言うことないと思ったけど、これで最後にします。分かってると思うから」──最近は故障して欠場という場面も多かったですが、「試合に出るということがエースの責務」ということも言われる中で、エースとしてはそのへん、歯がゆさもありましたか?
棚橋「歯がゆいですよ。日本全国回るじゃないですか。全員の前で、元気な姿を見せたいんですよ。全力の姿をね。だからこれからも鍛錬を続けるし、日本全国のリングに立ち続けます」──平成最後の『G1 CLIMAX』を制しましたけれども、次は平成最後の1・4ドームなんですが、やはりその最後を締めくくるのは自分しかいないというお気持ちはありますか?
棚橋「おっ! ……例年通りであるならば、東京ドームの権利証、えぇ。何てったって、よぉーく知ってますから。あとは棚橋次第。ここから下がるか、それとも、ここから上がるか、それだけです」【飯伏の話】「(※ケニーとともにインタビュースペースまで現れるが、一人で座り込み、しばらくうなだれ頭を抱えて)言葉がないです、今はもう……ああ!(※手で顔を覆い、少しして顔を上げて)ここまで頑張った。36年で一番頑張った1ヵ月だった気がしますね。それでもまだ、まだ越えられませんか。まだダメですか。まだ……。諦めることとか、あまりしたくないですけど、ちょっと……諦めそうな自分が、います。1回諦めて、2年前に復帰してからは、『絶対に諦めない』って決めて、またプロレスをやり始めたんで、何が何でも、立ってみます。僕は諦めないです。それ以上ないです」
28年目を迎えるG1 CLIMAX、優勝決定戦に進出したのは棚橋と飯伏でメインで激突、飯伏のセコンドにはケニーが着いたが、対する棚橋のセコンドには同期の柴田勝頼が着いた、序盤からバックを奪った棚橋がハンマーロックで捕らえ、ボディーシザースでバックを奪いつつ腕十字、ヘッドロック、基本で深いレスリングで先手を奪う。飯伏はクルックヘッドシザースで返し、棚橋のショルダータックルに対して、飯伏がヘッドスプリングからミドルキックも、飯伏は串刺しを狙いは、棚橋は足めがけての低空ドロップキックで迎撃、エルボーやレッグシザース、トライアングルスコーピオンを決めつつアンクルホールド、右脚へ関節蹴りと足攻め飯伏にリードを渡さない。
棚橋は突進も飯伏がレッグラリアットで迎撃し、棚橋の串刺しをかわした飯伏はパワースラムからセカンドロープからのムーンサルトプレス、ジャーマン狙いは棚橋が逃れて突進も、飯伏はドロップキックで迎撃し、場外に逃れた棚橋にバミューダトライアングルを狙ってエプロンに一旦着地、棚橋は低空ドロップキックで迎撃を狙ったが、飯伏がフットスタンプで潰す。
これで飯伏の流れになるかと思われたが、飯伏は突進する棚橋にミドルキックの連打も、キャッチした棚橋はドラゴンスクリュー、串刺しドロップキックも、飯伏はすぐさま背中へフットスタンプを投下、棚橋もドロップキックで応戦し、場外に追いやってハイフライアタック狙いは飯伏が素早くリングに戻って槍投げ狙いは、棚橋がスリングブレイドで切り返す。
棚橋はコーナーに座り込んだ飯伏に串刺し低空ドロップキック、エルボー合戦、棚橋が太陽ブローから関節蹴り、突進は飯伏が場外へ追いやるも、逆上がりを狙う棚橋をキャッチして人でなしドライバーで突き刺す。
しかしリングに戻ると棚橋はグラウンド式ドラゴンスクリューを連発してからテキサスクローバーホールドで捕獲、飯伏がロープに逃れても、棚橋はロープ越しのドラゴンスクリューで追撃し、場外に逃れた飯伏にコーナーからハイフライアタックと棚橋ペースで試合が進む。
リングに戻った飯伏は棚橋はスリングブレイドを狙うが、飯伏はフランケンシュタイナーで場外へ追いやり、スワンダイブでケブラータを発射、棚橋をリングに戻してスワンダイブ式ミサイルキックを命中させ、雪崩式フランケンを狙いは、棚橋がビンタで落とすも、スワンダイブ雪崩式フランケンシュタイナーから、ハーフネルソンスープレックスと畳みかけ、カミゴェを狙うが、棚橋がかわして丸め込むも、飯伏はボマイエからシットダウン式ラストライドを狙うが、逃れた棚橋は飯伏の顔面にビンタを放つ。
ここで飯伏の狂気が宿り、掌打の乱打から蹴り飛ばし足蹴にするも、棚橋も引かずにビンタで応戦、飯伏の掌打の乱打も、棚橋がプレッシャーをかけるように前進して譲らず、棚橋がビンタに対し飯伏も掌打で、敢えて飯伏のフィールドに踏み込むも、飯伏はカウンターでバックホームラリアットを炸裂させる。
エルボー合戦となり、棚橋はマサ斎藤のように体を振るわせつつ耐え抜いてエルボースマッシュの連打を放てば、飯伏は張り手、棚橋はカウンターのスリングブレイドからダルマ式ジャーマン、そしてハイフライフローで勝負に出るが、飯伏は剣山で迎撃する。
飯伏は後頭部めがけてボマイエから、その場飛びムーンサルトダブルニーを投下、槍投げからエプロンへ蹴りだしてスワンダイブ式ジャーマン、シットダウン式ラストライドと畳みかけ、飯伏はカミゴェを狙うと、棚橋がかわすと飯伏はクロスアームスープレックス、ロックを外さないままカミゴェを狙うが、棚橋は2連続ツイストアンドシャウトからビンタ、飯伏のハイキックをかわしてドラゴンスープレックスで投げ、背中へのハイフライフローからハイフライアタック、そしてハイフライフローで3カウントを奪い優勝を果たし、試合後は柴田が棚橋を肩車で祝福、飯伏に健闘を称えるが、飯伏は棚橋を越えられなかった悔しさからか握手には応じず退場、エアギターパフォーマンスの棚橋劇場から「愛してま~す」!で28年目のG1を締めくくった。内容的には序盤こそは棚橋が原点回帰を叫んでいるように、飯伏を深みのあるレスリングで翻弄してリードを奪い、そのせいか飯伏はなかなかペースを掴めない展開が続き、飯伏の狂気さえも、棚橋がプレッシャーをかけるように前進して封じ込めてしまっていた。棚橋の最初のハイフライフローを剣山で迎撃してから飯伏は一気に追い上げたが、カミゴェをしっかりマークされ、最後は棚橋が勝利。飯伏は攻め込んではいたものの、自身のペースを掴めないまま敗れてしまった。
2016年1月4日の東京ドームでオカダに敗れてから、IWGPヘビー級運戦線からも後退、再浮上を図っても右腕や右膝の負傷にさいなまれ、棚橋の時代は終わり、棚橋の中の太陽は沈んだかと思われていた。しかし今回のG1で棚橋は沈みかけた太陽を再び昇らせることが出来た。棚橋の中の太陽は沈まない、それをG1で実践できた。当然次の狙いはIWGPヘビー級王座、ケニーへの次期挑戦者には第7試合でオーエンズから勝利を収め、リーグ戦でもケニーから勝利を収めた石井が名乗りを挙げた。棚橋にしてみれば1度煮え湯を飲まされているケニーに出てきてもらいたいところだろうが…
またG1後に向けて新しい動きも始まった、第3試合ではタイチがYOSHI-HASHIから3カウントを奪い、試合後にはタイチがマイクスタンドでYOSHI-HASHIだけでなく後藤にも暴行を加え、NEVER王座への挑戦を表明した。G1には外されたことで鬱憤が溜まっているタイチ、その溜まった鬱憤をベルト奪取に向けてぶつけるようだ。
第4試合ではCodyがパルプフリクションを狙うジュースをDIN'S FIREで切り返して3カウントを奪い勝利、試合後はCodyがジュースの保持するUS王座への挑戦を表明、US王座に関してはジュースが次期挑戦者にザックを指名していたものの、思わぬどころで大物が名乗りを挙げた。第5試合ではBULLET CLUB ELITE、BULLET CLUB OG双方の要求もあり、メイ社長の強権発動で急遽NEVER6人タッグ選手権となったが、最後は孤立して粘るスカルをタマがガンスタンを決め3カウントを奪い王座を奪取も、試合後のOGはIWGPタッグ王座だけでなく、NEVER6人タッグベルトまでもメイ社長に投げつける暴挙を働いた。前日の大会ではメイ社長らによって武道館から追い出されたOGだが、ELITEだけでなく、メイ社長にも反抗することで新日本全体を敵に廻すつもりのようだ。
第6試合のロスインゴvs鈴木軍は、鈴木軍が徹底的に内藤を封じ込めるも、最後はSANADAがSkull Endで金丸からギブアップを奪い勝利、試合後も内藤も鈴木も抗争再開をアピールしたが、内藤も鈴木も優勝を逃したことで次のテーマが見出せておらず、特に内藤は元気のなさが目立ったのが気になったが…第8試合ではミステリオが619からスワンダイブ式ダイビングボディープレスでYOHから勝利も、試合後のバックステージではオカダが重大発表として外道からの卒業を発表した。オカダが重大発表を示唆したときは"CHAOS解散”という噂も飛び交っていたが、CHAOSは解散せず、オカダもこれからも外道とタッグを組んでいく。確かにG1中ではオカダは外道抜きで登場し、また新たなるキャラを模索していた。レインメーカーはプロデューサーである外道が作り上げたキャラ、現在のオカダは新しいキャラを自分で作り上げ、プロデュースしていこうということから、もう外道は必要としなくなったのかもれない。
第1試合ではK-DOJOの吉田が登場し、終盤でやっと登場して真壁と対峙したが、真壁のキングコングニーの前に玉砕、永田から新日本への移籍を促されている健に関しては、吉田は「近い将来G1に出れるぐらいの選手になりたい」と留まり、永田も新日本に来る決意が固まるまで待つ意向を示した。吉田にしてもK-DOJOでやり残したことがあるうちは、簡単には移籍できないということだと思うが、やりきったときが決断のときだと思う。
最後にプロレス界全体としては「小橋建太の引退記念試合興行」から5年ぶり、また新日本はとって15年ぶりに武道館で開催され、3連戦の初日は空席が目立ったものの、2日目や3日目は超満員札止めを記録するなど、新日本プロレスの活気力を改めて見せ付けられ、かつて武道館を使用してきた全日本プロレスやNOAHもここまで戻るまでには、まだまだ力が足りないことを改めて痛感した。全日本やNOAH、いやDRAGON GATEやDDTなどが追い上げたとしても、新日本はどれだけ先へ走るのか、現在の新日本の凄さを認める反面、複雑な思いを感じさせた。
【武道館大会終了】「G1 CLIMAX 28」全19大会での熱いご声援ありがとうございました!次期シリーズ「Road to DESTRUCTION」は9月5日(水)愛知・名古屋国際会議場・イベントホールにて開幕!皆様のご来場お待ちしております! #njpw #g128 pic.twitter.com/deXliC0ZaC
— 新日本プロレスリング株式会社営業部 (@njpw_nyao) 2018年8月12日全選手、スタッフの皆さん、会場&ワールドなどで観戦頂きましたお客様、約1ヶ月お疲れ様でした!
優勝決定戦は素晴らしい激闘でした!!
『よくやった飯伏幸太!』
そして、
『おめでとう棚橋弘至!』#njpw #g128
— 新日本プロレスリング新日企画 (@njkikaku) 2018年8月12日ありがとう。 #g128
— 棚橋弘至 (@tanahashi1_100) 2018年8月12日最高に散った!!!
痛かったから。つらかったから。くやしかったから。負けたから。泣いたから。出しきったから…
ありがとうございました
— 飯伏 幸太 (@ibushi_kota) 2018年8月12日I'll meet somewhere in the earthまた地球のどこかで会いましょう pic.twitter.com/qMQ2frV2Q2
— KUSHIDA (@KUSHIDA_0904) 2018年8月12日プロレスラー戦国炎舞さんと
レイミステリオさん
パチリ
撮影:@taguchiryusuke pic.twitter.com/6TRd8HPIsT
— ∞6田口隆祐9〜道標明〜∞ (@taguchiryusuke) 2018年8月12日夏終わりました!
ありがとうG1!
ありがとうみんな!
— オカダ・カズチカ (@rainmakerXokada) 2018年8月12日外道さん6年半マネージャーありがとうございました!
ケイオスだし、タッグも組む事もあるので、ほとんど何も変わらないと思いますが!
2人で記念撮影……って2人とも笑顔じゃないんかい! pic.twitter.com/DF85LmHGKw
— オカダ・カズチカ (@rainmakerXokada) 2018年8月12日I issued a comment after the #G128 finals that I really should have kept to myself. Emotions were running high and I was caught on camera. What’s done is done. Thanks to everyone that followed this G1. Stitches are out and the heel will mend. See you at @ALL_IN_2018 #ALLIN
— Kenny Omega (@KennyOmegamanX) 2018年8月12日途中でめちゃめちゃにしてやろうかとも思ったが
G1に出れなかったヤツ
が
G1に出てるヤツに勝ったら
ベルトを獲ったら…
俺を落選させた野郎はどう思うかねぇ
こっちの方が面白そうだからよ、今日まで待っててやったよ…
世紀の大誤審…
証明しようか…
フハハハハ!! https://t.co/lnQaduk7MH
— タイチ (@taichi0319) 2018年8月12日本日G1最終戦日本武道館大会では書歌、世試打亜耶戸と組んで魔訶邊、粉罌粟、舞毛類絵留癌と戦ったゼァ。世試打亜耶戸が突然の参戦でしたが、良い素質を生かすも殺すも彼次第。もっと声を出して腹の底から感情を吐き出して試合をするべきだと思いました。
— 永田裕志 (@nagata769) 2018年8月12日ライオンズゲートから始まって
今日武道館に立つことができました
ただこれだけで終わってたら俺にはこの先ないやろな
このまま負けたままで終わりたくない
もっともっと強くなってもう一度ここに立ちたい
継続参戦希望します#kdojo#njpw#g128 pic.twitter.com/yKJ4xEqLcB
— 吉田綾斗 (@ayato_kdojo) 2018年8月12日吉田綾斗玉砕!!!
この悔しさを忘れるな!!#njpw #kdojo #G128 pic.twitter.com/McOXsyDVv4
— TAKAみちのく (@takam777) 2018年8月12日「G1CLIMAX28」決勝戦は汗と涙が枯れるほど素晴らしい戦いでした。
改めて棚橋選手おめでとうございます!
そして新日本のど真ん中にお帰りなさい!
この模様は8月19日午前10時からテレビ朝日系列「ファミリープロレス!」で!
優勝した直後の棚橋選手がインタビューに答えてくれました! pic.twitter.com/UAPGAgKGwu
— 川島明 (@akira5423) 2018年8月12日PR -
激闘から6年…2018年8月11日の飯伏幸太vsケニー・オメガ
8月11日 新日本プロレス「戦国炎舞 -KIZNA- Presents G1 CLIMAX 28」東京・日本武道館 12023人 超満員札止め【アピール、コメントなどは新日本プロレス公式HPより】
<第1試合=20分1本勝負>
マイケル・エルガン ○デビット・フィンレー(7分0秒 片エビ固め)トーア・ヘナーレ ×海野翔太
※Prima Nocta<第2試合=20分1本勝負>
タマ・トンガ ○タンガ・ロア(3分57秒 片エビ固め)ハングマン・ペイジ ×チェーズ・オーエンズ<第3試合=20分1本勝負>
マット・ジャクソン ニック・ジャクソン ○マーティ・スカル(5分56秒 チキンウイングフェースロック)ジェイ・ホワイト ×YOH SHO【ジェイの話】「俺はこれだけ頑張って、オマエらに合わせてやってるのに、毎回毎回、同じ結果にしか成らないっていうのはどういうことだ!? YOH、オマエは何にもできないヤツなんだな。ロッキーと組むようになってからうまくいってないって、YOHもSHOも、何度言えば分かるんだ!? 俺はオマエらを助けてやろうと思って、妥協してオマエらに合わせてやってるのに、今日、オマエはついに俺のことを殴りやがった。オマエはマーティを抑えることができたはずなのに、そうせずに俺を殴るとはどういうことだ!? まぁでも、アレがオマエの俺へのメッセージだと思ってるよ。YOH、SHO、CHAOS、これから何かが起きるだろう」
<第4試合=20分1本勝負>
○EVIL BUSHI(7分38秒 エビ固め)鈴木みのる ×エル・デスペラード
※EVIL<第5試合=20分1本勝負>
棚橋弘至 ○真壁刀義 本間朋晃(9分0秒 片エビ固め)オカダ・カズチカ YOSHI-HASHI ×外道
※キングコングニードロップ<第6試合 「G1 CLIMAX 28」Bブロック公式戦=30分1本勝負>
【3勝6敗=6点】○矢野通(5分8秒 反則勝ち)【3勝6敗=6点】×タマ・トンガ<第7試合 「G1 CLIMAX 28」Bブロック公式戦=30分1本勝負>
【3勝5敗=6点】○ジュース・ロビンソン(10分35錨 片エビ固め)【3勝6敗=4点】×後藤洋央紀
※パルプフリクション【バックステージでのジュース】
ジュース「今日のリングで戦っていたあの男は、今までどこにいたんだ!? 『G1 CLIMAX28』にここまでずっと出場していたはずのIWGP USヘビー級チャンピオンは、どこに行ってたんだ!? 今日、あのリングで戦っていた、あのジュース・ロビンソンこそが、真の俺なんだ。だからこそ俺は俺であり、俺はライジングスターなんだ。今日、俺がどれだけ強かったか、みんな分からないようだったら、後藤に聞けばいいよ。俺の左のパンチを4発食らって、パルプ・フリクションも食らって、アイツが一番、今日の俺の強さを理解しているはずだ。今日で2ポイントを加え、合計6ポイントで俺の『G1 CLIMAX』は終わった。いい成績とは言えないだろうが、4点で終わるよりはいいんじゃないかな。始まって早いうちに優勝候補からは外れてしまったが、なぜ俺がここまで戦い抜けたかと言えば、来年の『G1 CLIMAX29』に俺の意識が向いているからだ。俺はそのために戦っているんだ。
後藤、申し訳ないが、今日俺に勝てなかったということは、俺のこのUSヘビー級ベルトに挑戦することはできなそうだな。SANADA、オマエも残念ながら挑戦者候補からは外れた。タマ、オマエも候補には挙がっていたが、今は12000人のファン全員がオマエのことを嫌っているから、まぁ仕方ないよな。でももし挑戦したいなら、来ればいい。飯伏、後楽園ホールでの公式戦は、オマエにとっては楽な試合だったかもしれない。まだオマエのレベルには追い着いてないと思う。オマエはまだこれから大きな試合が待っているし、忙しくなるだろうから、US王座なんて興味がないかもしれないな。オマエとメインイベントを飾れるように、俺も頑張るよ。内藤もケニーも、このベルトにはもう興味ないのかな。でも、ザック・セイバーJr、オマエはこのベルトに興味があるんじゃないか? 俺と対戦した時、俺の腕を掲げてベルトが欲しそうな素振りを示していたよな。9月30日、アメリカでオマエとこのベルトを懸けて戦ってやってもいいぞ。石井、オマエはいろんなベルトに挑戦したいのかもしれないが、何であれ挑戦してくるヤツがいるようなら、俺はいくらでも受けて立つ。でも、これから秋・冬にかけて、そしてすべてがうまくいけば、来年の春にかけても忙しい日々が続くだろうから、いつ、その試合が実現するかはお楽しみに」──これから新日本のリングでスターになるために、何が必要と考えている?
ジュース「俺は、何をすべきかは分かっている。だからそれを実現するために頑張っていくのみだ。俺の“ジュース”という名前はニックネームで、本名はジョー・ロビンソンなんだけど、まだイリノイ州で“ジョー”って名前の小さい子供だった頃から、俺はプロレスラーになりたくて、ここまで辿り着いた。ここまで頑張ってきたし、子供たちに愛されていることも分かったから、悪い言葉、放送禁止用語はあまり使わないで戦っていきたいと思う。新日本プロレスでスターでいるということは、公人になるということなんだから、悪い言葉は使っちゃいけないよね、子供が真似しちゃいけないから。俺は子供たちのお手本になるようなレスラーにならないといけないから、言葉遣いにも気をつけるよ」【後藤の話】「(※インタビュースペースに着くと、座り込んで)打ち砕かれたよ、今年の『G1 CLIMAX』で。這いつくばっても、ただじゃ起き上がらないから。ジュースも同じような境遇だと思うよ。また明日から、挑戦していくよ。今日の負けも、すべて、明日につながってると思うからね」
<第8試合 「G1 CLIMAX 28」Bブロック公式戦=30分1本勝負>
【5勝4敗=10点】○石井智宏(17分0秒 片エビ固め)【4勝5敗=8点】×SANADA
※垂直落下式ブレーンバスター<第9試合 「G1 CLIMAX 28」Bブロック公式戦=30分1本勝負>
【6勝3敗=12点】ザック・セイバーJr.(18分17秒 片エビ固め)【6勝3敗=10点】×内藤哲也
※セイバードライバー【バックステージでのザック、TAKA】
ザック「プレゼントをありがとう、TAKA。ドウデスカ?コモエスタ。ナイトー、オレはスペイン語だって喋れるんだぜ。ムイビエン。いま精神的には南国の島にいる気分だぜ。ピニャ・コラーダでも飲みながら、ゆるりとエンジョイしたい気分だ。今日はナイトーに1勝して、そしてナイトーのファイナル進出は阻止したよね?ナイトーはファイナルにいけるの?ナイトーはファイナルにいけるの?…いけないよね。それがオレがしたかったことなんだ。」TAKA「散々オレ開幕してから言ってきたよな。予告してきたよな。これがザックドライバーだ。この一撃を取っておいたんだ。コイツはただのサブミッションマスターじゃねぇんだよ。プロレスリングマスターなんだよ。関節技だけじゃねぇんだよ。一撃必殺ザックドライバーがあるからよ。今回よ、決勝には出れなかったかもしれないけどよ、2人のチャンピオン倒してんだ。そして内藤、2連敗だな。これからのザックは、ただのサブミッションマスターじゃないから。真のプロレスリングマスターだからよ。これからのザックを目が離せなくなるぞ!」
ザック「TAKAがそばにいてくれるだけですべては大丈夫なんだ。そしてナイトー、コモエスタ」
TAKA「アディオス!」
【内藤の話】「今日のメインイベント、飯伏対ケニー。最高のお膳立てをしてしまったすね。結局この『G1 CLIMAX』一度も単独1位になることなく終了してしまった。やはりリーグ戦9試合あるとは言え、1敗の重みというのをオレはスゲー感じたっすね。まあ、これでザック・セイバーには2連敗ですか。まあ、然るべき場所でしっかりリベンジしたいと思います。それと某選手が『夢』というフレーズを使ってたけどさ、そのフレーズはオレのもんだぜ。この『G1 CLIMAX』を通じて色々課題も見えたしね。オレにもまだ『夢』の続きはあるから。その『夢』に向かって、これから先もオレは向上し続けますよ。まあ、それにしても悔しいな。とはいえ、まだ明日も試合があるわけでね、また明日ここ日本武道館でお会いしましょう。アディオス」
<第10試合 「G1 CLIMAX 28」Bブロック公式戦=30分1本勝負>
【6勝3敗=12点】○飯伏幸太(23分13秒 片エビ固め)【6勝3敗=10点】×ケニー・オメガ
※カミゴェ
☆内藤、ザック、飯伏、ケニーの4選手が同点も、3選手(内藤、ザック、ケニー)との直接対決を制した飯伏が優勝決定戦に進出。(試合終了後、飯伏とケニーは座ったまま顔を寄せ合い、互いに言葉をかわす。そして、飯伏がマット&ニックに支えられて立ち上がると、海野レフェリーがその手を掲げた。
ここで阿部リングアナが棚橋vs飯伏の優勝決定戦をアナウンスすると、場内が大歓声に包まれる。そして、大「飯伏」コールの中、飯伏&ケニー&マット&ニックは4人で手を挙げる)
飯伏「ケニー、マット、ニック、ほかのBULLET CLUB ELITEの人たち、ありがとうございました(※大拍手)。…いや、全レスラー、ありがとうございました(※大拍手)。でも、まだ僕の『G1』は終わってないので。明日俺が優勝して……優勝します(※大歓声で最後に4人は肩を組み合って退場した。)」【バックステージでの飯伏、ケニー】
※ケニー、飯伏と2人して、這うようにインタビュースペースに。
ケニー「座りましょうか(※と、ともに座り込む。以下、すべて日本語で)。何とか、俺は自分の力で歩いて帰れました」飯伏「俺は帰れなかった」
ケニー「負けることはもちろん悔しいです。それは、チャンピオンとしてはね、悔しいです。でも、俺のパートナー、親友、飯伏幸太が決勝戦に行けて、タナと試合ができて、それで私がうれしいです。全力で応援するしかない。明日も、セコンド……(※飯伏に)まぁもし、飯伏さんがよかったら私、セコンドに行きたいと思います」
飯伏「お願いします」
ケニー「ハイ」
──飯伏選手、6年前と同じ武道館で、ケニー選手との戦いでした。どんな戦いでしたか?
飯伏「ホントに、覚えてないです」ケニー「アハハハ」
飯伏「ホントに、ホントに」
ケニー「作戦通りでしょ、飯伏さん。私は何も覚えられない。頭ぶつかって。明日はタッグマッチでよかった、飯伏さんはちょっと厳しいかもしれないけど。でも、タナだから大丈夫でしょ。まぁ、悪口言いたくないですけど、今はコウタ・イブシの時代ですよ。変に聞こえるかもしれないけど、正直、私もフルパワーで、少し、負けたいという気がしました。負けたいというのは、誰かに進化してほしくて、誰か、私より強い相手に出てきてほしかった。それは、私とイブたんにとって、すごい、いいことですね。うれしいです」
──飯伏選手は試合前、ケニー選手との試合にかなり複雑な思いも持っていたというお話をされていましたが、リングに入った時、どんな思いでしたか?
飯伏「まぁ、あまり記憶がないんで、ホントに、入場……入場の次は天井を見てたかなっていう。その次は終わってたかなっていう。途中の記憶がないです」──これで優勝決定戦進出が決まりましたが。
飯伏「それはホントにうれしいです。ただ、どうやって、どうやってケニーを倒したのか、それが分からないままなので、まだ実感として湧かない部分があるので。でも、自分が決勝進出できた……そうですよね。僕の目標は、最初から言ってたように、勝つこと。勝つことだったんで、それに徹することができた『G1 CLIMAX』だったかなと。まだ、あと1個ありますけど……誰?」ケニー「棚橋」
──その棚橋選手と、明日はどんな戦いに?
ケニー「いつも通りじゃない?」飯伏「僕はずっと、棚橋さんのことを“神”って呼んできたんですけど、明日こそ本当に“神”を越える時なのかなと思います」
──ケニー選手が見守る中での、優勝決定戦になるかもしれません。どんな戦いを?
飯伏「まぁもう、普通に、正々堂々と。1対1で。勝った方が勝ちじゃないですか」──ケニー選手はどんな思いで試合を見ていきたいですか?
ケニー「まぁホントはね、飯伏とシングルは、全部私の負けですね。3回目も。何で答えがないか、それを探さないと。でもやっぱり、自分のパートナーともう、戦いたくない。特別な場所じゃないとね。特別な会場じゃないと。今回、『G1 CLIMAX』のBブロックで、仕方がないことでしたけど、まぁこれからは、偶然だったら……(飯伏が話している途中のケニーの腕を取り、「行こう」と無理矢理立たせて控室へ)」武道館3連戦の2日目はBブロック最終公式戦が組まれ、まずセミの内藤vsザックは、開始と同時にザックが奇襲をかけ、内藤は場外へ逃れて、ザックは追いかけるが、内藤はリングに戻り挑発、戻ったザックをいなして寝そべりポーズも、ザックが腕十字で奇襲、内藤は場所はしっかり把握していたかロープに逃れ、マイペースさを保ちつつ、ザックの冷静さを切り崩しにかかる。
内藤はアームホイップの連打から腕固めでリードを奪いにかかるが、ザックはクルックヘッドシザースで捕獲してからネックツイストで反撃、足をロックしながらサーフボードを狙いつつジムブレイクアームバー狙うが、内藤はロープに逃れるも、ザックは片足タックルからネックツイスト、内藤のコーナーミサイル狙いもエプロンに着地したところでザックが低空ドロップキックを浴びせ、リングに戻った内藤にザックがヘッドロックからブリッジしながらネックロックと執拗に内藤の首を攻める。
ザックはヘッドシザースを決めながら足を奪いにかかるも、内藤はクルックヘッドシザースで応戦。逃れたザックは内藤の顔面を踏みにじるが、内藤はエルボー合戦に持ち込み、首投げから後頭部に低空ドロップキック、コルタバからコーナーミサイルで反撃。
内藤はロープ越しのリバースネックブリーカーからネックブリーカーで今度は逆に首攻めも、突進するザックに内藤は浴びせ蹴りを放つが、キャッチしたザックはナガタロックⅢで捕獲、だが内藤もザックの長い首に首筋にエルボーの連打、足蹴、ザックをいなして内藤はトルネードDDTも、グロリア狙いはザックが下からの三角絞めで捕獲してからPKを炸裂、だが内藤はブリティッシュフォールで反撃し、ザックの首筋にエルボー、張り手からグロリアを決める。
内藤は浴びせ蹴りからジャンピングエルボーアタックを放つも、キャッチしたザックは卍固めで捕獲して執拗に絞めあげ、サッカーボールキックを放つが、キャッチした内藤はジャーマンからジャンピングエルボーアタックも、デスティーノはザックがヨーロピアンクラッチ、ジャパニーズレッグロールクラッチで丸め込む。
内藤は延髄斬りからランニングデスティーノを狙うが、ザックが卍固めで捕獲も、逃れた内藤は旋回式デスティーノを決め、デスティーノで勝負を狙うが、ザックがセイバードライバーで切り返して3カウントを奪い、この時点で内藤、ケニーに並んで12点目を獲得。ザックの首は長い分狙いやすいことから、内藤は首攻めでリードを奪ったかに見えたが、開幕戦以降見せていなかったセイバードライバーだけは、さすがの内藤も読めていなかった。メインはケニーvs飯伏によるゴールデン☆ラヴァーズ対決が実現、二人は2012年8月18日、リングはDDTなれど、会場は同じ武道館で飯伏の保持していたKO-D王座にケニーが挑戦するという図式で対戦、試合は飯伏が2階からムーンサルトアタックを放ったのに対し、ケニーは雪崩式フランケンシュタイナーを断崖式で決める荒技を決めるなど激戦となるが、ケニーの雪崩式片翼の天使狙いに対し、飯伏は雪崩式フェニックスブレックスで返し、最後はフェニックスプラッシュで3カウントを奪い勝利、しかし2階からのムーンサルトアタックが武道館側から咎められたことでDDTは武道館から出入り禁止を喰らい、ケニーはBULLET CLUBの一員として新日本へ移籍し、飯伏もフリーとなって新日本へ参戦するも、二人は対戦することはなかったが、今度はリングを新日本に変え、同じ武道館で6年ぶりに二人の太対決が実現も、対戦しなかった6年の間にケニーはIWGPヘビー級王者となって新日本の頂点に君臨、飯伏がベルトへの欲がなかったのもあったが、二人の立場は変わってしまっていた。
しかし対戦に向けて心配されていたのは、BULLET CLUB OGの介入で、10日のBULLET CLUB ELITE同士の6人タッグ戦ではOGが乱入して試合をぶち壊し、ELITEの要求を受けて新日本側が公式HPにて「BULLET CLUB OGのタマ・トンガ選手、タンガ・ロア選手、バッドラック・ファレ選手による度重なる試合への介入、反則決着が続いている件に関しまして。新日本プロレスリングでは、明日行われる『G1 CLIMAX 28』Bブロック公式戦にBULLET CLUB OGの選手が介入した場合には、該当選手を「3ヶ月の試合出場停止」及び、「罰金処分」とさせて頂きます。」と公式見解を出しおり、OG側の出方も注目されていた。第6試合ではタマは矢野と公式戦で対戦も、矢野をクローで絞めあげるタマに対して浅見レフェリーが制止に入るが、タマは構わず突き飛ばして浅見レフェリーをKOしたところで、矢野が新技・日大バックタックルをタマに浴びせる。そこでファレとロアが花道に現れたことで館内は騒然となり、メイ社長や菅林会長まで現れて二人を制止、リング内ではタマが矢野にクローで再び絞めると、サブレフェリーに入った佐藤レフェリーがタマの髪を引っ張り無理やり制止するが、タマは佐藤レフェリーもガンスタンでKOしたため反則負けとなるも、メイ社長と菅林会長は若手やスタッフに対してOGの強制排除を指示、OGはスタッフらによって用意されたバンに押し込められ、タマはメイ社長に罵声を浴びせつつ武道館から去り、館内にもBULLET CLUB OGが武道館から排除されたことがアナウンスされた。
OGが排除されて心置きなくメインのケニーvs飯伏を迎え、セコンドには万が一に備えてヤングバックスがリング下に待機した。
試合開始から、飯伏からグラウンドを仕掛け、マッチアップは飯伏がヘッドスプリング、ケニーの突進を飯伏がドロップキックで迎撃も、声援を煽ったところでケニーが戻って逆水平を浴びせる。
ケニーの突進を飯伏がミドルキックで迎撃して場外へ追いやったが、プランチャはバランスが崩れたか自爆、ケニーはボディースラムの要領でエプロンに叩きつけ、リングに戻ったケニーはコタロークラッシャー、ハンマーと腰攻めで先手を奪う。
ケニーはスライディングキック、ケニーはサッカーボールキックの連打、足蹴のコンポ、エルボー合戦からケニーはビックブーツも、突進はかわした飯伏がパワースラムからムーンサルトプレスはケニーが剣山で撃墜、ケニーはカミカゼからのムーンサルトを投下も、今度は飯伏が剣山で迎撃する。
ケニーはフランケンシュタイナーを決めるが、飯伏は同じ技で返してケニーを場外へ追いやり、飯伏はバミューダトライアングルを狙うが、阻止したケニーがエプロンに連行、断崖式片翼の天使を狙うが、逃れた飯伏はスワンダイブジャーマンを狙う、ところが斬り返したケニーがエプロンで人でなしドライバーを敢行、リングに戻ったケニーは飯伏の後頭部にミサイルキック、蒼い衝動、後頭部に逆水平から後頭部にVトリガー、クロイツラスと畳みかける。
ケニーはVトリガーからスイングDDTで突き刺し、場外へ逃れた飯伏にノータッチトペコンを発射も、リングに戻るとケニーがコーナーも飯伏がオーバーヘッドキック、エプロンからスワンダイブ雪崩式フランケンシュタイナー、場外に逃れたケニーにバミューダトライアングルを命中させる。
リングに戻って飯伏はスワンダイブも担いだケニーは片翼の天使を狙う、しかし逃れた飯伏はミドルキックから溝おちへムーンサルトダブルニーを投下、オーバーヘッドキックからラストライド狙うが、逃れたケニーはVトリガーから後頭部に大車輪キックを炸裂させる。
ケニーは飯伏の後頭部めがけて串刺しVトリガーから雪崩式ドラゴンスープレックスを狙うが、飯伏が着地して二人はラリアットを繰り出すがは相打ち、ケニーがVトリガーも飯伏はドラゴンスープレックス、ハーフネルソンスープレックスからバックホームラリアット、シットダウン式ラストライドと畳みかける。
飯伏はカミゴェが炸裂させて勝負あったかに見えたが、ケニーはカウント2でキックアウト、飯伏は生膝カミゴェを狙うが、逃れたケニーは腕を掴んだままで左のエルボー、飯伏も打ち返して殴り合いも、ケニーが頭突き、飯伏のハイキックをかわしたケニーがVトリガーを炸裂させ、飯伏は掌打ラッシュから突進はケニーがVトリガーで迎撃する。
ケニーが突進して、飯伏はハイキックで迎撃すると、フェニックススプラッシュを投下するが自爆、そこでケニーは後頭部にVトリガーからリバースタイガードライバーで突き刺し、ケニーも生膝になってVトリガーから片翼の天使狙いは、飯伏がリバースフランケンで切り返そうとすると、堪えたケニーが叩きつける。
ケニーはVトリガーから雪崩式片翼の天使を狙うが、ロープを掴んで阻止した飯伏がケニーの後頭部に雪崩式ダイビングフットスタンプを投下し、雪崩式タイガードライバーで叩きつけると、最後はカミゴェで3カウントを奪い、内藤やザック、ケニーとは同点もこれらの直接対決を制していた飯伏が優勝決定戦に駒を進めた。
DDTの時は広い武道館をフルに使っての戦いだったが、今回は前回の反省なのかもわからないが、戦いの場をリング内や場外だけに限定しての戦いとなるも、二階からのダイブすら必要性も感じさせないほど、二人にしか出来ない壮絶な戦いをすることが出来た。それが二人にとって新日本に来た一番の成果なのかもしれない。
試合後は二人は抱き合ってノーサイドとなったが、二人は組んでいても戦っても競い合いつつ友情を確かめ合ってきた関係でもあり、またケニーにとって飯伏は常に追いかけてきた関係でもあったことから、どうして飯伏も越えたかった気持ちが試合に出ていた。しかし結果はケニーの敗戦、ケニーはIWGPヘビー級王者となって新日本の頂点に立ったとしても、常に前には飯伏がいる。今回はケニーも潔く敗戦を認めたが、ほんの少し悔しさもあったのではないだろうか…これで12日の優勝決定戦のカードは棚橋vs飯伏となった。二人は昨年のG1公式戦で対戦しているが、飯伏がカミゴェで3カウントを奪い勝利、11月の大阪では棚橋の保持していたインターコンチネンタル王座がかけられて再戦したが、この時は棚橋がハイフライフローで3カウントを奪いリベンジを果たしている。
原点回帰でレスリングに拘る棚橋vs破天荒なプロレスの飯伏、好対照の二人の対決が夏の主役をかけて戦う。果たしてどちらが勝って夏男となり、来年の1・4東京ドームのメインに立つのか…他の公式戦はSANADAvs石井は、首攻めでリードを奪ったSANADAが様々なSkull Endで石井を苦しめるも、SANADAはラウディングボディープレスを投下して石井がかわし、着地したSANADAの膝に石井がアリキックや、足めがけてスライディングラリアットを浴びせ、SANADAはエルボースマッシュも返すも、石井は倒れず受けきってジャーマンで投げるが、SANADAは着地し、全日本時代からのこだわりの技であるローリングエルボーからタイガースープレックスを決めるが、ラウディングボディープレスは、石井がかわすとシャイニングウィザードを浴びせ、石井のリキラリアットはSANADAがかわしてオコーナーブリッジも、石井が逃れてジャンピングハイキックを浴びせれば、SANADAも延髄斬りで応戦する。
しかし石井はSANADAを上へホイップしてから頭突きを浴びせると、リキラリアットの3連打から垂直落下式ブレーンバスターで3カウントを奪い勝利、石井の意外性が優る試合だった。
後藤vsジュースは開始後に左手のギブスを外して特別ルールが解除され、後藤は裏GTRからGTR狙いは、切り返したジュースはパルプフリクションを狙うも、後藤はスリーパーで捕獲する。逃れたジュースはパルプフリクションを狙うが、逃れた後藤がキックを狙うと、キャッチしたジュースは左のナックルを炸裂させ、最後はパルプフリクションで3カウントを奪い勝利となった。またリーグ戦以外の試合では第3試合でジェイ、YOH、SHOのCHAOSがBULLET CLUB ELITEと対戦も、YOHのジェイの誤爆をきっかけに、YOHがスカルのチキンウイングアームロックに捕まっても、ジェイはカットに入らずそのまま帰ってしまい、試合もCHAOSが敗戦となった。ジェイと3KはG1中何度も組んだが、最終的にジェイが3Kを見捨てて帰ってしまい、CHAOSから浮いた存在になっていた、そのジェイがCHAOSに対して「何かが起こる」と予告しているが…
【武道館大会2日目終了】本日も沢山のお客様にご観戦いただき誠にありがとうございました。明日8月12日(日)は、いよいよ優勝決定戦!皆様のご来場をお待ちしております。(※全席完売のため当日券の発売はございません。新日本プロレスワールドもご利用ください) #njpw #g128 pic.twitter.com/jzVCE9Er4P
— 新日本プロレスリング株式会社営業部 (@njpw_nyao) 2018年8月11日明日は全てを懸ける!
もう何も思い残すことはない
勝つのみ!
だからみんなのパワーをください。
— 飯伏 幸太 (@ibushi_kota) 2018年8月11日Which island we going to !?#fuckem! pic.twitter.com/X4selZPerq
— TheUnderboss (@TOKSFALE) 2018年8月11日 -
棚橋がオカダと価値あるドローで優勝決定戦に進出!ありのままの自分で勝負する…
8月10日 新日本プロレス「戦国炎舞 -KIZNA- Presents G1 CLIMAX 28」東京・日本武道館 6180人【アピール、コメントなどは新日本プロレス公式HPより】
<第1試合=20分1本勝負>
石井智宏 ○SHO(6分7秒 ジャーマンスープレックスホールド)トーア・ヘナーレ ×海野翔太<第2試合=20分1本勝負>
タマ・トンガ ○タンガ・ロア(4分11秒 片エビ固め)矢野通 ×外道
※エイプシット<第3試合=20分1本勝負>
○後藤洋央紀 YOH(5分25秒 片エビ固め)ジュース・ロビンソン ×デビット・フィンレー
※GTR<第4試合=20分1本勝負>
内藤哲也 ○SANADA(6分16秒 Skull End)ザック・セイバーJr. ×TAKAみちのく<第5試合=20分1本勝負>
ケニー・オメガ マット・ジャクソン ニック・ジャクソン(5分20秒 無効試合)飯伏幸太 マーティ・スカル チェーズ・オーエンズ【バックステージでのBULLET CLUB ELITE&飯伏】
マット「冗談じゃないよ! あんな試合にしやがって! 台無しだ!」ニック「最初の5分まではいい試合展開で、6人でちゃんとした闘いをしてたのに……」
スカル「本当だよな。みんながみんなお互いをよく知っているだけに、いい動きができていたよな?」
ケニー「ここで通訳や翻訳をしている人たち、ちゃんと聞いてほしいし、訳をしてほしい。昨今、タマ・トンガ、タンガ・ロア、ファレ、あの3人が夜毎やっていることは彼らだけではなく新日本プロレス、そしてBULLET CLUB ELITE、BULLET CLUB OGのイメージを下げるものであって、日本のファンに対して大変恥ずかしい思いでいる。この試合をお金を払って見に来てくれている人がたくさんいると考えると、本当に彼らに対して申し訳ない気持ちでいっぱいだよ。でも、自分のこれからの試合に対してあのような介入を二度としないということをここでお願いしたい。いろんな問題があって、新日本プロレスのほうからも発言があったかもしれないけれども、我々の問題は我々で解決したい。明日はもちろん自分にとって大変大きな試合になる。『G1』という伝統ある大会の大切な3日間のうちの一つである。そして明日はベストバウトにはケニー・オメガvs飯伏幸太が選ばれるぐらいの最高の試合をすることになると思う。だから、明日を楽しみにしていてほしい。Goodbye(指をピストルの形にしてキスをしながら) and Good Night! イブシサン、ゴメンネ」
※ケニーはそう言って、飯伏一人を残して5人は控え室へと引き上げる
──ケニー選手が横浜の試合で負けたことによって、明日の試合に(決勝進出の芽が)復活したという公式戦になるんですけど、試合を前の心境をいかがですか?
飯伏「今日の試合もそうですけど、凄く複雑な中の複雑な中の複雑。いろいろあって……」──今日リング上でケニー選手に触れられなかったんですけど、向き合って感じた部分はどういうものがありますか?
飯伏「それは自分の中にあるんで。言葉では伝えられない」──ケニー戦に向けて何か秘策は練っていますか?
飯伏「いや、秘策とかそんなのはまったくないです。必要がない」──ケニー選手のスタイルには付き合いたくない的なことをおっしゃっていましたけど、直前に控えていかがですか?
飯伏「付き合いたくないというか、前にやった試合からは卒業という意味です。試合はもうやりたくなくてもやらないといけない。そういう状況なんで、凄い言葉にできない感情ですね」──飯伏選手がこだわってきた結果を出すには明日勝たないといけないんですが。
飯伏「明日勝たないと絶対に行けないし、勝っても行けないからもしれない。だから、最低でも勝たないと。最悪でも勝たないと。そこにいろいろ複雑なものがありますね。状況は難しいですけど、やるしかないですよね」──早く明日が来てほしいのか、来てほしくないのかどういう感じなんですか?
飯伏「一生来ないでほしい」<第6試合 「G1 CLIMAX 28」Aブロック公式戦=30分1本勝負>
【3勝6敗=6点】○真壁刀義(8分46秒 片エビ固め)【3勝6敗=6点】×マイケル・エルガン
※キングコングニードロップ【真壁の話】「オイ、最後にキツいなぁ、オイ! えぇ!? アイツ、どのベルトを獲ってもおかしくねぇだろ! 最後、ダイビングニーで取れてホッとしたよ。いやぁ危なかった! 負けるわけいかねぇだろう! いやぁ、ちょっと意識飛んだわ! 今日、試合で何回も飛んだからよぉ、あんなこと初めてだよ! ビックリした! 目が飛んでた、自分で分かる。いや、すごいわ! すごい! 力はすごいし、言うことねぇや! ただ、何が足りねぇかって? 地獄のような経験値だよ! それがこの俺様にはあるのがよぉ、一番の強みだよ! みんなはよ、平坦な道をただ、頑張ってるフリしてただろ、俺なんてよぉ、坂道だよ! 断崖絶壁かもしれねぇよ! そこからよぉ、ここまでのし上がってきたんだ。そうやすやすと終わらねぇよ!
3勝か。今の実力で……実力者たち、ベルト持ってるヤツらぶっ飛ばしてきたろ!? だからいいんじゃねぇ? ただ、いちレスラーとして言わせてもらえば、正直まだ、これじゃ足りねぇよな。俺よぉ、そういうことに関してはすげぇアグレッシブだからよ。上に上にと思ってるからな。ただそんだけだよ。
(※報道陣に)何かある? ねぇの!? ねぇんだったら、片っ端からいくよ、俺? (※ファイティングポーズを作りながら)俺、言っとくけど素人相手だったら絶対強いからね、間違いなく。行くよ? どうする? ……オイ、質問用意しとけよ、オマエら。まぁそんな感じだな。まぁ、最初2勝して、最後に1発取ったけど、この俺様、真壁刀義の生き様見てるヤツらは、『まぁよかった』って思うかもしれねぇ。でもその間、何試合か、6試合か。全部負けてんだろ?
いい試合は確かにあった。感じるものはあった。EVILもそうだし、オカダに関してもそう。またシフトチェンジしてきた、アイツは。そういうとこも面白ぇ。ただよ、俺は評論家じゃねぇからよ。アグレッシブに前に前に出るプロレスラーだからよ。これから先もどんどん行くぜ! それしか考えてねぇからよ。リング上で対峙した時によぉ、この俺様から目を離したヤツが何人いるかってことだよ。せいぜい鈴木のアホぐれぇだろ。まだまだ幅利かしてやっからよ、それだけだよ。
……って、終わんねぇかんな、コノヤロー! 油断すんじゃねぇぞコノヤロー! (※目の前のカメラマンに)オイ、オマエどこだ!? テレビ朝日か! オイ、テレビ朝日も俺の扱い悪くなってきたな、コノヤロー! なーんてな、オマエらアナウンサー全員捕まえてやっから、覚悟しとけよ! それだけだ、コノヤロー!」【エルガンの話】「勝つ時もあれば負ける時もあるんだが、負けた時の気分は最悪なものだ。ちょっと最近、負けすぎかもしれないな。この『G1 CLIMAX』で自分のことを勝者と呼べない自分自身が不甲斐ない。ただ、息子のジャックスがもっと大きくなって、俺が何をやってるか理解できるようになった時、誇りを持って父親のことを見られるようになってほしいんだ。だからこそ、俺は勝とうが負けようが、リングの上ですべてを出し切るんだ。
俺の中で大切なものが3つある。一つは息子、二つめは妻、そしてこのプロレスという仕事だ。俺はそのすべてにプライドを持って接している。これから何年かして、息子のジャックスが大きくなった時に『NEW JAPAN WORLD』で父親の試合を見て、『自分を育ててくれるために、こんなに素晴らしいことをしてくれていたんだ』と思ってもらえるように、俺はこれからも戦い続ける」<第7試合 「G1 CLIMAX 28」Aブロック公式戦=30分1本勝負>
【3勝6敗=6点】○YOSHI-HASHI(10分22秒 片エビ固め)【3勝6敗=6点】×ハングマン・ペイジ
※カルマ【YOSHI-HASHIの話】「とりあえず最終戦、この前の前哨戦で言った通り、勝ちを収めることができた。ハングマン・ペイジのエルボーとかめちゃくちゃキツくて、凄い奴だったよ。でも、勝ったのは俺だから。『G1 CLIMAX』が終わって、これから本当の勝負の始まりだから。俺は2012年に新日本に帰ってきてからもう6年半ぐらい経ってる。さらなる高みに行かないといけない。俺はもっといろんな景色を見たいと思ったよ」
【ペイジの話】「(ヤングライオンに肩を借りながらコメントスペースにやって来て床に座る)このG1が始まって、初めてこの場に腰を降ろしてしゃべっている。なぜならばこれが俺の『G1』の最終戦だったから。6ポイント取ることができた。初めての『G1』でこれなら上出来じゃないかな? 4点よりも2点よりも0点よりもしっかりとした試合ができた証だと思う。どんな将来が自分を待ち受けているかわからない。来年、再来年、どうなるかわからないけど再び『G1』参戦のチャンスが来たならば、しっかりとものにしたいと思う。この『G1』、大変光栄で楽しい3週間だった」
<第8試合 「G1 CLIMAX 28」Aブロック公式戦=30分1本勝負>
【5勝4敗=10点】○鈴木みのる(8分51秒 反則勝ち)【3勝6敗=6点】×バットラック・ファレ【鈴木の話】「(※よろけながらインタビュースペースに現れると、壁に寄りかかりしばらく顎のあたりを痛そうに押さえた後で)ファレ! タマ・トンガ! タンガ・ロア! キサマら、今まで俺に触れてこなかったよな!? だからって、調子に乗るなクソ、小僧ども! テメェら、BULLET CLUBの内紛だか何だか知らねぇがな、BULLET CLUBごと、ブチ壊してやる! オマエらのこの、ハッピーエンドな『G1 CLIMAX』も、全部、ブチ壊してやるからな!(※と、目の前のカメラマンの胸ぐらを掴み、引き倒して蹴りを入れる。そして周りのカメラマンを見回し)撮るな! 撮るんじゃねーよ! 撮るな!」
【ファレの話】「オマエらの耳はちゃんと聞こえてんのか? やっと、俺の言うことに耳を傾ける気になったんじゃねぇのか? 何をされようが、何をしようが、俺には一切関係ねぇんだよ! 何? 俺たちにしゃべってほしくないって? 俺たちの発言を指図したいって? そんなの聞くわけねぇじゃねぇか! どこに行ってもルールはあるだと? そんなの絶対聞かねぇぜ!」
<第9試合 「G1 CLIMAX 28」Aブロック公式戦=30分1本勝負>
【5勝4敗=8点】○EVIL(11分26秒 片エビ固め)【6勝3敗=12点】×ジェイ・ホワイト
※EVIL
【EVILの話】「もしかしたら、もしかしたら、ジェイが、ジェイが、今日勝って、決勝に進出してたほうが新日本が動いたかもな。だがな! だが、動かすのはジェイじゃねえ。この俺だよ! ジェイよ、お前、調子乗ってんじゃねえぞ、この野郎! この俺が新日本を動かす。そう決めたんだよ。よく覚えておけ! This is EVIL! Everything is EVIL! すべては……EVILだ!」【ジェイの話】「(コメントブースで座り込んで)ハアハアハア…………EVIL!(絶叫)」
<第10試合 「G1 CLIMAX 28」Aブロック公式戦=30分1本勝負>
【7勝1敗1分=15点】△棚橋弘至(30分時間切れ引き分け)【6勝2敗1分=13点】△オカダ・カズチカ
☆棚橋が最多得点で優勝決定戦に進出(試合終了後、ようやく立ち上がった棚橋は両手をあげてガッツポーズ。さらに、コーナーへのぼってファンの歓声に応えリングへひざまずく)
棚橋「皆さん、今日は最後までありがとうございました(※と言って両手をつくと『GO ACE』コールが起きる)。まだ…Aブロックを突破しただけです(※大歓声&大拍手)。だから、“ひとことと”だけ…(※あちこちから『噛んだ』という声が飛んで笑いが起きる)。だから、“ひとことと”…(※と言い間違えて場内爆笑。棚橋が両手をついてうつむくと、大『棚橋』コールが起きる。そこから棚橋が立ち上がり)だから、ひ・と・こ・と・だ・け(※大歓声&大拍手)、ちょっくら優勝して来ます(※大歓声)」(ここで場内に「LOVE&ENERGY」が鳴り響き、棚橋は四方のコーナーにのぼって大歓声を浴びた。)
【バックステージでの棚橋】
(足を引きずりながらインタビュースぺースに辿り着くと座り込む。)
棚橋「ふぅ~!」──見事、優勝決定戦進出を決めました。今の率直な気持ちを。
棚橋「(※しばらく無言)『G1 CLIMAX』、17回目の出場だけど、今までの中で充実感が一番です」──オカダ選手とは『G1 CLIMAX』では3度目の引き分けになりましたが、改めてどんな相手ですか?
棚橋「Aブロック、トップで来てたから。一番、条件的には有利だったから。これで5月のどんたくと変わってないようだったら、何のために、練習して、何のために……でも、今日……今日というか今シリーズは、心と、体と、技が、揃いました」
──その中で、オカダ選手の得意なツームストン・パイルドライバーだったりスタイルズ・クラッシュだったり、いつもと違う技も見せましたが。
棚橋「とにかく、必死でした」──先ほど、充実感が今までで一番とおっしゃってましたが、そう感じる理由は?
棚橋「ケガで苦しんで、年に何回も欠場して、『棚橋、もう無理しなくていいよ』って言われて。気持ちばかり焦って。でも、そんな体でも、俺のために一生懸命、(※右ヒザを叩く)動こうとしてくれて。だから一回、この体を受け入れて、できる技で、できる戦略で、今の棚橋弘至で戦えばいいんだと。だから焦りもないし、使える技は限られるかもしれないけど、自分の思い描く戦いができてる、そういう意味での充実感です」──試合中はもちろん、優勝決定戦進出を決めた後でも、ファンの方の声援は大きく聞こえたと思うんですが。
棚橋「日本武道館で、シングルマッチ、初めてなんですよ。どうなるかなと。勝てなかったけど、日本武道館が、とても好きになりました(※ここで棚橋が立ち上がる)トライアングル・スコーピオンを仕掛けようとしたら、自分のヒザを痛めました。……(※報道陣の反応を見て)笑うとこです」
※報道陣、爆笑。──明後日はどんな戦いを見せてくれますか?
棚橋「プロレス、たくさんのファンの方が来てくれて、盛り上がって、すごくうれしい。けど、ちょっと『棚橋、ご苦労さん』っていう空気、やめてくれるかな。(※大きな声で)俺の夢はまだ続いてるから!(※と、報道陣の間を突っ切って控室とは逆方向の部屋に入った棚橋だったが、「間違えた!」と言いながら、照れくさそうに再び報道陣の前に。あらためて、控室に戻っていった)【オカダの話】「(※インタビュースペースに辿り着くと座り込み、うなだれたまま1分以上無言の後)すみません…」
いよいよラストスパートの武道館3連戦を迎えたG1、まず経過を振り返ると1敗の棚橋に2敗のジェイ、オカダが追いかけ、ジェイがEVILに勝てばオカダが棚橋に勝ったとしても脱落でジェイが優勝決定戦へ、ジェイが敗れれば棚橋とオカダの間で優勝決定戦進出が争われ、棚橋は勝つか引き分けるかで優勝決定戦に進出、オカダが勝つことが絶対条件となる。
まずセミのジェイvsEVILは、ジェイがEVILを格下と見なして顔面にビンタから先手を奪うが、EVILはショルダーで反撃し足蹴、逆水平と浴びせていく、ジェイは場外へのバックドロップで投げると、EVILはエプロンの角に脇腹を直撃させ、ジェイは鉄柵攻撃、鉄柵めがけてのハーフラッチ、冷酷で残忍な攻めでリードを奪う。
ジェイはリングに戻ったEVILにストンピング、ストレッチ式でのワンハンドバックブリーカー、足蹴にしてから逆水平と攻め込むが、EVILはレフェリーを使ってのソバットで反撃、ラリアットで場外へ追いやり、リングに戻ってから串刺しラリアット、フィッシャーマンズバスターと畳みかけるが、対角線からのショルダータックルはジェイがキャッチしてコンプリートショットで突き刺す。
ジェイは投げ放しジャーマン、スイング式ブレーンバスターと畳みかけるが、ブレードランナー狙いははEVILがサミングで阻止、突進はジェイがかわして急所打ちも、ブレードランナーを狙いは切り返したEVILがダークネスフォールズで叩きつける。
EVILがタイガー&ドラゴンからラリアット、そしてEVILで勝負を狙うが、ジェイが阻止してローリングラリアットを狙うEVILをかわしてスリーパースープレックス、キウイクラッシャーと畳みかけ、場外へ降りてイスを二脚持ち出したが、レフェリーを盾にしたEVILがラリアットを浴びせ、イスを奪い取るも、レフェリーが制止に入ったところで、ジェイがハーフネルソンスープレックスから、EVILを狙うEVILにレフェリーをぶつけ、イス攻撃を狙うも、かわしたEVILは強引にEVILを決め3カウントを奪い、3敗目を喫したジェイは脱落。ジェイもオカダと棚橋を破っているとして調子に乗り、EVILを格下扱いしていたが、終盤で勝負を焦りすぎて墓穴を掘ってしまった。そして優勝決定戦進出をかけた棚橋vsオカダは、オカダがいきなりジョンウーを仕掛け、棚橋がかわしてから読み合いも、オカダがロープに押し込んだ際にクリーンブレークを狙うオカダにエルボーを浴びせ、アームホイップからレッグロック、そしてトライアングルスコーピオンを狙うが、この時点で棚橋は膝を痛めたという。
棚橋はオカダの左膝に関節蹴りからロープ越しで足攻め、串刺しと見せかけて場外へスライディングし鉄柱を使って足攻めと、棚橋がフェイントを駆使してオカダを翻弄、オカダは起死回生のツームストーンパイルドライバーを狙うが足に踏ん張りが利かずも、切り返し合いからオカダが棚橋の右脚にドラゴンスクリューを敢行、場外戦で棚橋の右膝を何度も床に叩きつけ、リングに戻ってもオカダはマットに棚橋の右膝を叩きつけてロープにセットしてから右膝にジョンウーと、棚橋の古傷である右膝を狙い撃ちにして流れを変える。
オカダがエルボーも棚橋が打ち返し、オカダがビックブーツをキャッチした棚橋がドラゴンスクリュー、太陽ブローから膝への関節蹴りのコンポからフライングフォアアーム、セカンドロープからのサマーソルトドロップと反撃するが、スリングブレイド狙いはオカダがかわしてエルボーアタックを浴びせ、串刺しエルボーからDDTで突き刺すも、膝攻めげ効いたのかヘッドスプリングが出来ない。
オカダのリバースネックブリーカー狙いは、棚橋が足をキャッチしたまま低空ドロップキックから突進も、オカダがドロップキックで迎撃し滞空時間の長いミサイルキックを発射、しかしオカダはツームストーンパイルドライバー狙いは、棚橋が切り返して逆に突き刺、エルボーの応酬を競り勝った棚橋は太陽ブローからエルボースマッシュを浴びせれば、オカダもエルボースマッシュの連打で応戦するが、突進は棚橋がかわしてエプロンのオカダにドロップキックで場外へ追いやり、コーナーからハイフライアタックを発射する。
棚橋はエプロンに上がったオカダにロープ越しのドラゴンスクリューから、反対側の左膝に低空ドロップキックを発射、テキサスクローバーホールドで捕獲してから、久しぶりのスタイルズクラッシュへ移行すると、ハイフライフローで勝負を狙ったが自爆となってしまう。
オカダは後からドロップキック、突進する棚橋にドロップキックを発射してからレインメーカーを狙うが、棚橋がスリングブレイドで切り返し、エルボー合戦はオカダの強烈なで棚橋はダウンしてしまう。
オカダはツームストーンパイルドライバーを狙うが、棚橋が3連続ツイストアンドシャウトで切り返し、スリングブレイドからハイフライアタックを発射するが、オカダはドロップキックで迎撃し、ツームストーンパイルドライバーで突き刺す。
オカダはレインメーカーを狙うが、棚橋がかわして突進するも、オカダがドロップキックで迎撃、切り返し合いからローリングレインメーカーを炸裂され、レインメーカーを狙うが、棚橋が首固めで切り返し、オカダが再びレインメーカーも、かわした棚橋はドラゴンスープレックスホールドを決める。
残り時間1分となってオカダはレインメーカーを狙うが、棚橋はビンタで阻止し、背中へのハイフライフローを投下したところで時間切れ引き分けとなり、棚橋が最多得点で優勝決定戦に進出した。棚橋が優勝決定進出するとは思ってみなかったというか、IWGPヘビー級戦線から後退してからは、もう棚橋の時代ではなくなったと思っていた。確かに右腕や右膝も負傷して満足に動けない。けど棚橋がありのままの自分をぶつけた、オカダには勝てなかったが、負けなかった、棚橋とって価値ある引き分けであり、ありのままの自分を出した結果が優勝決定戦進出に繋がった。
そうなると優勝決定戦の試合は棚橋vs内藤を見たくなった。理由は現在進行形の内藤に、これまで新日本を背負ってきた棚橋が意地を見せるか、棚橋弘至の中にある太陽はまだ沈んでいない。他の公式戦は真壁vsエルガンは、スパイダージャーマンを狙う真壁をコーナーに宙吊りにしたエルガンはスーパーキックの連打を浴びせ、スプラッシュマウンテン、生肘エルボーで真壁を追い詰めるが、ローリングエルボーをかわした真壁がデスバレーボムを決めると、キングコングニーを投下して3カウントを奪い勝利。
YOSHI-HASHIvsペイジは、ペイジがジ・アダムス・アップルからシットダウン式パワーボムを狙うYOSHI-HASHIをフランケンシュタイナーで切り返し、ジャーマンからドロップキック、雪崩式ネックブリーカーからライト・オブ・パッセージを狙うが、YOSHI-HASHIは阻止する。ペイジは再度ライト・オブ・パッセージを狙うが、YOSHI-HASHIがカナディアンデストロイで突き刺してからカルマで3カウントを奪い勝利となる。
鈴木vsファレは場外戦で、鈴木がイス攻撃でファレを徹底的に痛めつけ、ファレの反撃も凌いだ鈴木はビンタのラッシュから、エルボーからスリーパーで捕獲、だがゴッチ式パイルドライバー狙いは、タマが乱入してガンスタンを浴びせたため、ファレの反則負けとなり、激怒した鈴木はイスを持ってバックステージまでファレを追いかけていった。
【武道館大会1日目終了】本日も沢山のお客様にご観戦いただき誠にありがとうございました。明日8月11日(土)も東京・日本武道館にて18:30試合開始となります。当日券は13:00より「2F立見指定」のみ若干枚数販売いたします。(お一人様最大2枚までの販売とさせていただきます。) #g128 #njpw pic.twitter.com/qwu8mZqNjV
— 新日本プロレスリング株式会社営業部 (@njpw_nyao) 2018年8月10日オレのG1終了。悔しいな。弱いな。何が足りない?あれだな。...練習だな。。。
— 鈴木みのる (@suzuki_D_minoru) 2018年8月10日6年も経ったんだね
やるしかないね
それしかない。
— 飯伏 幸太 (@ibushi_kota) 2018年8月10日【お知らせ】BULLET CLUB OGの選手による試合介入に関してhttps://t.co/ygkWWFUyAv#njpw #g128 pic.twitter.com/3ZxqHqyIbR
— 新日本プロレスリング株式会社 (@njpw1972) 2018年8月10日 -
ALL TOGETHERから7年目で実現した内藤vsSANADA!ケニーと飯伏はオリジナルBCの仕掛けた落とし穴にハマった!
7月の月間MVP、ベストバウト、ベストシリーズ&興行の投票を受付中です!
7月の月間MVPhttps://t.co/bY2JiV0kbv
7月のタッグMVPhttps://t.co/DxJ4Fj4171
7月のベストバウトhttps://t.co/3gQ5XyIvYw
7月のベストシリーズ&興行https://t.co/eXHZavRKsA
投票をお待ちしています!
— 伊賀プロレス通信24時 (@igapro24) 2018年8月2日7月30日 新日本プロレス「戦国炎舞 -KIZNA- Presents G1 CLIMAX 28」神奈川・横浜文化体育館 4952人超満員札止め
【アピール、コメントなどは新日本プロレス公式HPより】
<第1試合=20分1本勝負>
真壁刀義 ○トーア・ヘナーレ(7分5秒 片エビ固め)マイケル・エルガン ×海野翔太
※TOAボトム<第2試合=20分1本勝負>
○ハングマン・ペイジ チェーズ・オーエンズ(6分22秒 片エビ固め)YOSHI-HASHI ×SHO
※ライト・オブ・パッセージ<第3試合=20分1本勝負>
バットラック・ファレ ○タンガ・ロア(5分52秒 片エビ固め)鈴木みのる ×エル・デスペラード
※エイプシット<第4試合=20分1本勝負>
EVIL ○BUSHI(5分46秒 片エビ固め)ジェイ・ホワイト ×YOH
※MX<第5試合=20分1本勝負>
棚橋弘至 ○デビット・フィンレー(6分35錨 片エビ固め)オカダ・カズチカ ×外道
※Prima Nocta<第6試合 「G1 CLIMAX 28」Bブロック公式戦=30分1本勝負>
【4勝4敗=8点】○石井智宏(12分24秒 片エビ固め)【2勝6敗=4点】×ジュース・ロビンソン
※垂直落下式ブレーンバスター【石井の話】「(※息を切らしながら)ジュース、(※左拳を突き出して)しっかり治して、出直してこいよ。そしたら、また挑戦受けてやるよ」
<第7試合 「G1 CLIMAX 28」Bブロック公式戦=30分1本勝負>
【5勝3敗=10点】○ザック・セイバーJr.(10分43秒 ヨーロピアンクラッチ)【3勝5敗=6点】×後藤洋央紀【バックステージのザック、TAKA】
ザック「いやあ、『G1 CLIMAX』だよ。(親指を立てて)この親指なんだと思う? ただリラックスさせてるんじゃないよ。これはUSチャンピオンに勝って、今日ゴトウに勝った。こうなったらクリス・ジェリコを呼べよ。インターコンチネンタルのベルトを懸けて競い合おうじゃないか」
TAKA「おい、NEVER無差別級チャンピオン・後藤洋央紀。前回はよ、USヘビー級チャンピオンのジュース・ロビンソン。2人のチャンピオンを倒したぞ! これがどういう意味かわかるよな? G1がこの先どうなるかわかんねえけどよ、2人のチャンピオンを倒したんだ。あとは誰だ? 内藤か? 内藤哲也、『NEW JAPAN CUP』憶えてるか? おい、無様に負けたよな。『NEW JAPAN CUP』と同じ結果になるぞ、内藤哲也。You next! JUST TAP OUT!」【後藤の話】「ああ、チクショウ! 大ダメージだ。折れてるかも……。折れてるかも……。ここに来て、チクショウ。まあでも次、公式戦勝つから。あいつ(ジュース・ロビンソン)も折れてたんだろう? 折れてんだろうが。これでイーブンだよ」
<第8試合 「G1 CLIMAX 28」Bブロック公式戦=30分1本勝負>
【3勝5敗=4点】○タマ・トンガ(14分17秒 片エビ固め)【5勝3敗=10点】×飯伏幸太
※ガンスタン【タマの話】「ここで一つ、クリアにしておきたいことがある。水晶のようにクリアに、トンガ・クリーンにしておきたいことがある。どんなことをしてこようが、俺には何の問題もない。問題を起こしているのはオマエらの方だ。より強い方が生き残る、それだけだ。この世界は俺のものであり、俺がすべてのルールを決めるのだ。オマエらはそれに従うヒツジだ。俺の名前はタマ・トンガだ。この名前は父であるキング・ハクからもらったものだ。この名前が何なのか、その価値がオマエらには分かっているのか? 父である偉大なキング・ハクが名付けてくれたものであり、“トンガ”は俺が母国を代表する男であることを表しているのだ。その名をもって、俺はここで戦っている。その世界の頂点にいるのは俺なのだから、俺の言うことだけが大事なのだ。バッドボーイは見せ物じゃねぇんだ!」
【バックステージでの飯伏】
飯伏「(※這いつくばってインタビュースペースに辿り着き、座り込んで)この負けは痛いです……。(※横にあるモニターを見ながら、記者に)可能性は?」──ケニー選手が勝てば、決勝進出が決まります。
飯伏「(※しばらくモニターを眺めて)負けられない状況で負けてしまったんで。ただ、可能性はゼロではない。それに賭けるしかないですね。それは……この試合で、ケニーが負けること。(※しばらく無言の後)以上です」<第9試合 「G1 CLIMAX 28」Bブロック公式戦=30分1本勝負>
【2勝6敗=4点】○矢野通(9分4秒 体固め)【6勝2敗=12点】×ケニー・オメガ【バックステージでのケニー、ペイジ】
ペイジ「大丈夫か?」ケニー「聞いてくれてありがとう。教えてあげようか。全然よくない。あいつらの乱入? 誰にとってもいいことじゃない。タマ、最近お前はこうやってトラブルばっかり起こしてるな。残念ながらお前は子供みたいに言葉や感情をコントロールできないみたいだな。いつ黙ったらいいのか、いつしゃべったらいいのか、そういう判断もつかないんだろう。ただ、一つだけお前のことを褒めてやろう。それはお前のストライキングの強さだ。とてもハードでそして強いストライキングを持っている。そして、実は今日のお前の乱入気づかなかったよ。それぐらいのスピードでやってくる。それだけはお前の凄いところだと思うよ。でも、今回のG1、そしてその前後を含めてシングルで闘った時もお前に対しての俺の姿勢を見せてきたはずだ。なのにまだまだこうやって仕掛けてくるのはどうしてなんだろうな? 俺とお前の間にはテクニックとスキルにおけるギャップがあるのも目に見えているだろう。なのに認めようとしない。誰がエリートで誰がそれ以外なのか、本当はお前もわかっているはずだ。お前、子供みたいにいつまでも駄々をこねて、俺の大事な2ポイントを奪うというのはどういうことなんだ。もう一つ、踏み込んだことを言わせてもらうと、お前の乱入のおかげで俺は自分のタッグパートナーでもあり親友でもあるイブシ・コウタと一騎打ち、本気の闘いをしなければいけないことになってしまったじゃないか。でも、お前が何をしようとこちらの体制、仲間としての絆が変わるわけじゃないんだ。お前はわかってないかもしれないけれども、お前の敵というのはお前自身、そしてお前の友人たちなのかもしれないぞ。これはまだ終わってない。まず俺はイブシと本気で対戦することを強要されることになった。変わらないけど、取り急ぎ、次のブドーカン3連戦でG1は終わる。ブドーカンで会いましょう。それまでGoodbye……(ピストルの指で切れた唇を触りながら)下唇がまだ痛い……Bang! Goodnight……下唇がまだ痛い……」
<第10試合 「G1 CLIMAX 28」Bブロック公式戦=30分1本勝負>
【6勝2敗=12点】内藤哲也(19分52秒 片エビ固め)【4勝4敗=8点】×SANADA
※デスティーノ(試合終了後、、両者はしばらくのあいだ、リングで大の字状態に。ここでEVILが高橋ヒロムのジャケットを持ってリングイン。そしてSANADAに水のペットボトルをわたす。BUSHIもリングに上がり、内藤に水を飲ませる)
内藤「ブエノスノチェ~ス、ヨコハマ~!悪天候の中、わざわざここ、横浜文化体育館へ、ご来場くださったたくさんのお客さま……(「内藤!」と声援が起こる)。L・I・J同士によるシングルマッチ、俺とSANADAのプロレス。みなさまの心にしっかり突き刺さりましたでしょうか?いま、リング上にはEVIL、BUSHI、SANADA、内藤。今シリーズからわれわれL・I・Jのメンバーが一人足らないことを、みなさまはお気づきでしょうか?(場内からは「ヒロム!」と多数の声があがり、そして「ヒロム」コールが巻き起こる。EVILはヒロムのジャケットを掲げて見つめる)「いまごろ彼も新日本プロレスワールドで今夜の横浜大会、観戦していることでしょう(場内拍手)。彼がすぐに帰ってくるのか、それともしばらく時間がかかるのか。くわしいことは俺、わからないんですけど……、高橋ヒロム! さっさと帰ってこいよ、カプロン!(場内歓声)われわれL・I・Jを応援してくださる横浜のお客さま、年に一度の横浜大会、最後の締めはもちろん! EVIL! BUSHI! SANADA! ヒロム! イ・内藤! ロス・ソントロ~ス! ロス! インゴベルナ~ブレ~ス! デ! ハ! ポン!」
(自身のテーマ曲が流れる中、内藤はまだダウンしているSANADAに近寄ると右手を突き上げる。するとSANADAは立ち上がり、拳を付き合わせる。そこにEVIL、そしてBUSHIも拳を重ね、L・I・Jは結束を示す。続いて内藤はEVILからヒロムのジャケットを受け取り、拳を付き合わせる。場内が拍手と歓声に包まれる中、L・I・Jは連なって花道を後にする)【内藤の話】「数年前までのSANADAだったら、こんなに追い込まれることはなかったでしょう。もっと余裕で決着ついてたでしょう。手強い相手でしたよ。さすが、ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンのメンバーっすね。まぁ、頻繁に戦うことはないにせよ、また近い将来、戦う時が来るでしょう。その時はさぁ……まぁ今日も余裕はなかったけどね、これ以上に余裕のない戦いになるでしょう。いいんじゃない? そのSANADAを余裕で倒せるぐらい、同じユニット内だけど、お互い刺激し合って、もっと高いレベルに持っていきたいっすね。その結果、今以上のロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンが出来上がるでしょう。そして、我々ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンがさらにプロレスファンの皆様を喜ばせることになるでしょう。まぁ他力本願ではありますが、一応、俺も残ったのかな? 最終日まで残ったのかな? まぁ自力で何とかなる話ではないけど、おそらく皆様も望んでるでしょう。この夏、いや今年の夏も、最高のクライマックスを、俺が皆様にお届けしますよ。楽しみに、待っててください。ではでは、今年の『G1 CLIMAX』も、残すところあと3大会。次は皆様、日本武道館で、またお会いしましょう。アスタ・ビエルネス! アディオス!」
G1もいよいよ終盤戦、横浜文体大会はBブロック公式戦が行われ、まず第8試合では2敗のタマが既に脱落が決定してるタマと対戦。先入場のタマは飯伏が入場する直前で通路からステージへ走り、入場する飯伏を背後から襲撃をかけて試合開始、飯伏をヘッドロックパンチで痛めつつ鉄柵攻撃、リングにやっと上がってエルボーアタック、アバランシュホールド、スリーパー、頭突きの連打と攻め込むが、タマの串刺しをかわした飯伏はドロップキック、エルボー合戦からソバットコンポ、レッグラリアット、その場飛びムーンサルトと猛反撃、しかしタマはゴーストフェースからドロップキック、串刺しボディーアタックと畳みかけて自身のペースへと戻す。
タマはトンガンツイストを狙うが飯伏が切り返し合いからハーフネルソンスープレックスで投げ、場外に逃れたタマにバミューダトライアングル狙うが、素早く戻ったタマが突き飛ばして場外戦も、会場奥にタマを連行した飯伏は2階からムーンサルトアタックを命中させ、タマに大ダメージを与えたかに見えた。
リングに戻るがコーナーからのダイブ狙いはタンガが乱入して阻止、タマは雪崩式を狙うも、阻止した飯伏はミドルキック、しかしキャッチしたタマがリバースガンスタンからヴェレノで突き刺し、ガンスタンで勝負を狙うも、飯伏が堪えて髪を掴んで顔面ニーを浴びせる。
飯伏はカミゴェを狙うがタンガが阻止すると、今度はタマがガンスタンを狙ったところで飯伏が突き飛ばすが、タマとレフェリーが交錯してしまい、レフェリーがダウンしている間にファレとタンガが乱入も、次の試合を控えるケニーが駆けつけ二人を排除、飯伏はガンスタンを狙うタマにバックホームラリアットからカミゴェを狙うが、かわしたタマはメキシカン式ガンスタンで3カウントを奪い逆転勝利も、試合後にはファレとタンガがケニーを合体パワーボムでKOする暴挙を働き、ペイジとオーエンズが駆けつけてオリジナルBULLET CLUBを排除するが、ケニーはダウンしたまま矢野が入場して、矢野vsケニーへと突入する。ダウンしたままのケニーを見た矢野はチャンスとカバーに入るが、ケニーはカウント2でキックアウトも、矢野はコーナーを全て外してリングを崇コーナー状態にしてしまい、矢野はケニーを崇コーナーに直撃させるが、オーエンズがコーナーにしがみつき身を挺してケニーを庇う。
怒った矢野はオーエンズに突進も、オーエンズが逃げて崇コーナーに直撃、矢野は謝るフリしての急所打ちはケニーがキャッチして腕を踏みにじるも、矢野はマンハッタンドロップからリング中央にコーナーマットを置いてその上へブレーンバスターも、クッションだったため効かない。
二人はコーナーマットを持って殴り合ってチャンバラになるも、ケニーが制してフルスイングはかわした矢野が丸め込み、コーナーごとドラゴンスクリュー、ケニーは場外へ逃れるも、矢野は鉄柵攻撃からテーピングで成田蓮とケニーの手首を拘束、成田を重しにして鉄柵外に出しリングアウト勝ちを狙う。
ケニーは成田ごとリングに戻り、矢野は成田共々ケニーを痛めつけるが、ケニーは成田と一緒にラリアットで反撃、ケニーは成田とハグも、隙を突いた矢野が丸め込みからフロントスープレックスてから丸め込み、ケニーがVトリガーから丸め込みは、抵抗する矢野に高速ドラゴンスープレックス、、Vトリガーと畳みかける。
ケニーは片翼の天使狙うが、矢野が海野レフェリーに抱きつくと海野レフェリーごと急所打ちを浴びせるが、そこでタマが乱入して矢野をガンスタンでKOすると、続けてケニーもガンスタンでKO、ダウンしている矢野にカバーさせて3カウントとなり、ケニーはまさかの2敗目を喫してしまう。
大阪大会の時点で11日の武道館はケニーと飯伏によって優勝決定戦進出が争われると思ったが、矢野ではなくオリジナルBULLET CLUBの仕掛けた落とし穴に二人共ハマってしまう結果となってしまった。メインは内藤vsSANADAによるロスインゴ対決、二人は新日本の入門テストを受けるも、合格したのは内藤、SANADAは武藤敬司体制の全日本に入門し、2011年8月27日に武道館で開催された「ALL TOGETHER」で再会してタッグを組み、二人共次世代のスタートして注目された。内藤は紆余曲折しながらもロスインゴのリーダーとして新日本のトップに昇りつめ、SANADAは全日本退団後はWRESTLE-1を経て様々な団体渡り歩き、遠回りしながらもロスインゴの一員として新日本に辿りついた。また二人の共通点も内藤の憧れの存在であり、SANADAの師匠である武藤敬司、その二人の対決がALL TOGETHERから7年目で実現となった。
内藤がグータッチを求めるがSANADAが応じたところで内藤が奇襲、SANADAを場外へ追いやると内藤の寝そべりフェイント狙うが、SANADAが場外へ引きずり出し、リングに戻ったSANADAがムーンサルトフェイントと牽制する。
今度はグラウンドの攻防、いつもなら相手のペースには付き合わない姿勢を見せる内藤だが、今回は敢えてSANADAのフィールドに飛び込んでいく、内藤のグラウンドに対し、SANADAが切り返し、内藤の寝そべりフェイントにSANADAが低空ドロップキックを浴びせるなどして、内藤のペースを乱しにかかる。
SANADAがコーナーも、阻止した内藤はハングマン式ネックブリーカーを決め、場外へ逃れたSANADAに内藤は鉄柵攻撃の連打、花道へSANADAを連行しネックブリーカー、後頭部へ花道ダッシュのスライディングキック、花道ダッシュは武藤が考案したものだが、内藤も負けてない。
リングに戻った内藤はネックブリーカーから足蹴で挑発、SANADAはエルボーで応戦も内藤は唾を吐けば、SANADAも唾で返し、内藤の串刺しをかわしてバックドロップ、内藤の突進をSANADAが連続ローブロックからドロップキックで場外へ内藤を追いやりプランチャを発射する。
リングに戻ったSANADAはスワンダイブも、かわした内藤はマンハッタンドロップからコーナーミサイル。内藤はグロリア狙いもSANADAが着地してスワンダイブ式ミサイルキックも、TKO狙いは内藤は逃れてジャーマン狙いは、SANADAが着地、内藤はトルネードDDTから雪崩式フランケンシュタイナー、グロリアと畳みかけ、デスティーノ狙いはSANADAがSkull Endで切り返して捕獲、1回転して逃れた内藤は延髄斬りからランニングデスティーノ狙いは、回転途中でトップロープに内藤を固定したSANADAがネックスクリューを決める。
SANADAは内藤の後頭部にミサイルキックから全日本時代ではこだわりの技だったタイガースープレックスホールドを決め、Skull Endを狙うが、内藤が逃れると串刺し狙いは、SANADAが迎撃、内藤のジャンピングエルボーアタックもキャッチしたSANADAはSkull Endで捕獲し、逃れた内藤のデスティーノ狙いを切り返してTKOを狙う。
しかし内藤は変幻自在のデスティーノで切り返し、デスティーノを狙うが、SANADAが掟破りのデスティーノからSkull Endで捕獲。絞めあげた後でラウディングボディープレスを投下するが自爆となってしまう。
両者はエルボー合戦、SANADAのローリングエルボーを内藤が張り手で迎撃し、ジャンピングエルボーアタックからデスティーノ狙いは、逃れたSANADAがムーンサルトアタック式Skull Endで絞め上げたあとでオコーナーブリッジは内藤がカウント2でキックアウト、エルボー合戦からSANADAが突進も内藤がフラップジャックの要領でコーナーに直撃させる。
SANADAはSkull Endを狙うが、内藤は変幻自在のデスティーノで3カウントを奪い2敗を堅守、オコーナーブリッジがキックアウトされた時点でSANADAに打つ手が失ったのに対し、、内藤のデスティーノは様々なバリエーションで変幻自在、バリエーションの差で内藤が優った。
試合後には欠場中の高橋ヒロムのジャケットを持ったEVIL、BUSHIが現れ、欠場中のヒロムに内藤が「早く帰って来い!」とエールを送り、4人がグータッチでロスインゴの結束をアピールして締めくくった。SANADAはこれで脱落が決定したが、SANADAにとって充分成果を残せたG1だった、現在のSANADAだったらシングルのベルトを充分に狙えるといっても過言ではない。後藤vsザックは場外戦でザックが後藤をジムブレイクアームバーで捕獲してからアームツイストで右腕攻めで先手を奪い、後藤の動きを読み切って翻弄するが、ザックの卍固め狙いを後藤が強引に担いで牛殺しを決めてから、GTRを狙うも、逃れたザックは腕へのオーバーヘッドキック、スーパーキック、ジャパニーズレッグロールクラッチと畳みかける。
腕を狙うザックに後藤がノーモーション頭突きを浴びせ、裏GTRからGTRうが、ザックがヨーロピアンクラッチで3カウント奪い勝利となる。これでBブロックはケニーに一時自力進出が危ぶまれた内藤が飯伏を抜いて逆転、飯伏がBブロックを突破するのはケニーに勝ち、またザックが内藤に勝つことが条件という厳しい状況となった。内藤もザックに勝ったとしても、飯伏がケニーに勝つか引き分けるかでブロック突破、ケニーは飯伏に勝った時点でブロック突破となる。
石井vsジュースは、ジュースが敢えて石井のフィールドである"ど真ん中プロレスに挑み、終盤ではジュースがギブスを外して石井の顔面に左のグーパンチを浴びせて、奥歯を吹っ飛ばしたが、ジュースは頭突きからラリアットを、カマイタチで迎撃した石井が延髄斬りから垂直落下式ブレーンバスターで3カウントを奪い勝利。
石井は既に脱落しているが、試合内容だけでなくBブロックにエントリーしている各王者を破るなど、BブロックではMVP級の活躍を残している。そして10日の武道館3連戦でG1もラストスパートを迎える、果たして2018年の夏を誰が制するのか…
【横浜大会終了】本日も沢山のお客様にご観戦いただき誠にありがとうございました!
いよいよ今週末は日本武道館3連戦!8月10日(金)は18:30試合開始です。当日券は13:00より発売いたします。
皆様のご来場をお待ちしております! https://t.co/nftzGCSpAr #njpw #g128 pic.twitter.com/NzdOrc8NLh
— 新日本プロレスリング株式会社営業部 (@njpw_nyao) 2018年8月8日You can thank me later. #Marks
— 'Bad Boy' Tama Tonga (@Tama_Tonga) 2018年8月8日LOS INGOBERNABLES de JAPON
ーTicking Time Bombー#G128 #njpw #TickingTimeBomb#もっともっともっともっともっともっともっと pic.twitter.com/pqnoeV8JHb
— 髙橋ヒロム Hiromu Takahashi (@TIMEBOMB1105) 2018年8月8日おはよう。全く眠れない
何か考えすぎているのかもしれない
何か起きそうな予感、感覚
この数日でみんな人間だと言うことがわかった
— 飯伏 幸太 (@ibushi_kota) 2018年8月8日新日本プロレス『G1 CLIMAX 28』横浜文化体育館大会にて今年のG1実況は終了。19大会中8大会を担当させていただきました。ありがとうございました! #njpw #g128 #njpwworld #samuraitv https://t.co/WzqMlctZa1 pic.twitter.com/lupXRUxWtf
— 村田晴郎 (@MTharuo) 2018年8月8日 -
オカダがEVILを破り鬼門である"8月の大阪"を突破!G1の一番の大敵は"猛暑"だった
7月の月間MVP、ベストバウト、ベストシリーズ&興行の投票を受付中です!
7月の月間MVPhttps://t.co/bY2JiV0kbv
7月のタッグMVPhttps://t.co/DxJ4Fj4171
7月のベストバウトhttps://t.co/3gQ5XyIvYw
7月のベストシリーズ&興行https://t.co/eXHZavRKsA
投票をお待ちしています!
— 伊賀プロレス通信24時 (@igapro24) 2018年8月2日8月5日 新日本プロレス「戦国炎舞 -KIZNA- Presents G1 CLIMAX 28」エディオンアリーナ大阪 5480人 超満員札止め
(アピール、コメントなどは新日本プロレス公式HPより)
<第1試合=20分1本勝負>
石井智宏 ○SHO(8分14秒 ジャーマンスープレックスホールド)ジュース・ロビンソン ×海野翔太<第2試合=20分1本勝負>
内藤哲也 ○SANADA(6分35秒 Skull End)デビット・フィンレー ×トーア・ヘナーレ<第3試合=20分1本勝負>
後藤洋央紀 ○YOH(5分44秒 エビ固め)ザック・セイバーJr. ×TAKAみちのく<第4試合=20分1本勝負>
タマ・トンガ ○タンガ・ロア(3分31秒 エイプシット)飯伏幸太 ×高橋裕二郎<第5試合=20分1本勝負>
ケニー・オメガ ○チェーズ・オーエンズ(6分42秒 片エビ固め)矢野通 ×外道
※パッケージドライバー<第6試合=「G1 CLIMAX 28」Aブロック公式戦 30分1本勝負>
【2勝6敗=4点】YOSHI-HASHI(8分31秒 反則勝ち)【3勝5敗=6点】×バットラック・ファレ【YOSHI-HASHIの話】「(※タマを追いかけて敗者側のコメントスペースに現れ)オイ、クソタマ、テメェ! これがお前のやり方か!? この野郎! 上等だ、この野郎、テメェ。クソッタレが!」
【ファレの話】「ニュージャパン! お前ら、よく聞けよ! 聞き逃すな! 災いをもたらせてやる! 俺たちに不利なように仕向けやがって! 無得点ばかりで! これから見とけよ! すべてブッ壊してやる! お望みどおりにな! F○ck em!」
<第7試合=「G1 CLIMAX 28」Aブロック公式戦 30分1本勝負>
【3勝5敗=6点】○ハングマン・ペイジ(12分5秒 片エビ固め)【4勝4敗=8点】×鈴木みのる
※ライト・オブ・パッセージ【ペイジの話】「(※右肘を押さえながら)右腕もやられた。左腕もやられた。(スリーパーで)落とされかけた。とことんやられたけど一瞬だ、一瞬であいつを持ち上げて叩きつけた。思いっきり叩きつけた。最後の力を振り絞って。今夜、さらに2点を獲得した。それもスズキに勝ってだ。その瞬間、会場が沸いて、驚きの声が上がった。これで俺の名も大きく上がる。これまで俺が感じたことがない瞬間だった。ああ、これは現実なんだ。2点を奪ったんだ……」
<第8試合=「G1 CLIMAX 28」Aブロック公式戦 30分1本勝負>
【6勝2敗=12点】○ジェイ・ホワイト(10分22秒 片エビ固め)【2勝6敗=4点】×真壁刀義
※ブレードランナー【ジェイの話】「(※コメントスペースにイスが置かれていないのを見て不機嫌な表情に。でも、横からイスが入れられると笑みをこぼす)やっと、言ってた通りにしてくれたか。イスをありがとう。(※しかし、イスには座らずに立ったまま話し始める)ああ、マカベ……ご覧の通りだ。放送席にいたKUSHIDAも、ケビン・ケリーも、そしてファンのみんなも。闘いを見ればわかったはず。ハートは強く、目は輝いている。情熱と言ってもいいだろう。そこにすべて表れている。それが恐れをもたらせていた。そうやって想像力を膨らませていく。信じられないだろうけど、それが彼自身を混乱させた。いやいやいや、聞いてくれ。筋肉を動かし、体を紅潮させて闘う。それが闘いというものだ。この『G1』Aブロックを勝ち上がり、『G1(CLIMAX)28』を制するのはSWITCHBLADEだ。そして『WRESTLE KINGDOM』でも勝利する。筋肉との会話が、ベルトにつながっていく。(※立ち去る際につぶやく)イスをありがとう」
<第9試合=「G1 CLIMAX 28」Aブロック公式戦 30分1本勝負>
【7勝1敗=14点】○棚橋弘至(16分3秒 首固め)【3勝5敗=6点】×マイケル・エルガン【棚橋の話】「試合内容に、納得できない部分は、俺自身にもあります。ただ、いかに勝つか!? 俺だって、カッコいい、かわいい勝ち方したいよ。特にかわいい勝ち方をしたいけど。これで、7勝1敗。単独首位を守ってる。エルガンとはね、カナダ以来の一騎討ちだったけど。何を意識してるかって、Bブロックだよね。全選手の中できっと俺だけ、見てる視点が違う。『わあ~、Bブロックすげぇ、Bブロックすげぇ』ってなってるよ。たしかに盛り上がってる。ただそれで右にならえばいいのか!? 『俺は違うんだよ』っていう、俺が持ってるプロレス、見せるよ、きっと」
【エルガンの話】「みんな知ってるように、『G1』は重要だ。俺にとっても、プロレス界にとっても、『WRESTLE KINGDOM』に向けても重要だ。最高に重要な舞台だけに、いろんなことが起こってきた。多くの国の多くのファンが注目している。『G1』は(『WRESTLE KINGDOM』の)メインイベントへのチャンスが与えられる舞台。だけど、俺のチャンスは消え去った。タナハシに負けてそうなった。ファンの時、『WRESTLE KINGDOM 5』でのタナハシvsコジマを見た。その時、タナハシのファンになり、レスラーになって闘えたことには感謝する。彼ははるか上にいる。でも、俺はここに残ったまま。でもいつか、いつの日か、追い越してやる。早い時期に。一気に階段を駆け上がって、倒してやる。今は、今は殿堂といわれるブドーカンでマカベを倒すことだけ考える」
<第10試合=「G1 CLIMAX 28」Aブロック公式戦 30分1本勝負>
【6勝2敗=12点】○オカダ・カズチカ(18分27秒 片エビ固め)【4勝4敗=8点】×EVIL
※レインメーカー(試合が終わると、何もせずに帰ろうとするオカダ。しかし、大声援を受けてリングに戻る)
オカダ「信じられない……。信じられない……。こんなにきつい闘いをしたのにまっすぐ帰ろうとしたのに帰らしてくれない。大阪の皆さん、信じられない! そんなに俺が余裕で勝ったように見えますか? そんなに俺が強かったですか? そんなに俺はカッコよかったですか?じゃあ、言います(長い溜めを作って)6勝目ーーーー!マジでフラフラしちゃった。順調だね。オカダ・カズチカ、順調だね。もうみんなが思っているオカダ・カズチカに戻ってきたんじゃない? でもさ、俺、別に前のオカダ・カズチカぐらい強くてカッコいいオカダ・カズチカに戻ろうなんて全く思ってないんだよね。もういくつか上行くよ。俺が上行くってことは新日本プロレスが上行くってことだから。まあ、G1、予選、あと一つ(と言ったところで、場内からは8.10日本武道館大会で行なわれる公式戦最後の相手である「棚橋!」の名前が飛ぶ)オカダ? 棚橋? オカダ? ロッキーもオカダ(場内の声を確認。しかし、観客からは大「オカダ!」コール)みんなやめて。棚橋さんがかわいそうだから。まあかわいそうだけど、日本武道館初日、オカダが勝って、優勝しまーす!もう満足してくれた? 早く座りたいんだよ、俺は。というわけで、大阪の皆さん、(溜めを作って)ありがとうございましたー!」【バックステージでのオカダ】
オカダ「(※コメントスペースに座り込み)よいしょ…。タイトルマッチじゃなきゃイスがないのね。さすが『G1 CLIMAX』。あぁ~、やっと座れた。あぁ、キツかった。みんな強いね。『G1 CLIMAX』、こうやって短期間でいろんな選手と当たって、みんなの強さってのを肌をもってね、感じて。そして、その上を行くオカダ・カズチカ。もっと強い。改めて、罪な男だよ、オカダ・カズチカってのは。あぁ~、クソッ…。キツい…。まだ…ジェイも(優勝決定戦進出の)可能性あるんですかね!?」記者「はい。あります」
オカダ「ジェイが勝ったら(自分は)もうダメってことですか!?」
記者「そうです」
オカダ「そっか……。そっか……。まあ、ジェイが勝って、オカダが負けたら…。ジェイが勝ったら、もうジェイが(優勝決定戦へ)行っちゃうってことですか!?」
記者「そうです」
オカダ「ほぉ~、マジか…!」
記者「ジェイが勝っても、棚橋選手が1敗だと棚橋選手です」
オカダ「ほうほうほうほう…」
記者「オカダ選手は、ジェイ選手が引き分け以下で、なおかつ棚橋選手に勝利することが条件です」
オカダ「ま、オカダ(が)勝つしかないってことでしょ?」
記者「そうです」
オカダ「どっちみち答えはシンプル。まあ、ジェイが勝ったとしても、別に同じCHAOSですから。ジェイに決勝にね、そうなったら行ってもらいたいし。ね? ジェイは好き放題やってるけども。うん。『G1 CLIMAX』らしくない闘いをしてるのかもしれないけど。それはね、まあしっかり、あとで、終わったら、また話し合いでも、闘ってでも、わからしてやればいいと思うんで。ま、ジェイが勝ったら勝ったで、俺の夏はおしまい。まあ俺は、勝つしかないんで。勝ってね、うん。俺が今年のテーマは…何でしたっけ…!?」
記者「……笑顔です」
オカダ「笑顔か。そうだそうだ(ニッコリ)。俺が笑顔で終わらなきゃ、みんな笑顔で終われないでしょう。ね? ……そしたら…そしたら大丈夫でしょう。“熱盛”もらえるでしょ!?(笑)」
テレビ朝日アナウンサー「“熱盛”!!」
オカダ「オオッ!!(笑) ようし、“熱盛”ももらえたし。あとは優勝して、もう1回“熱盛”もらおうか。(※立ち上がって歩き出し)あぁ、笑顔になってしまった。(※去り際に早口で)ありがとうございました!!」
大阪2連戦の2日目はAブロック公式戦が行われ、第7試合では鈴木がペイジと対戦、ペイジから奇襲をかけて試合開始となり、場外戦でセコンドのエル・デスペラードを痛めつけつつ、ステージ下へ連行、ステージからムーンサルトアタックを発射して奇襲に成功する。
リングに戻ってカバーも鈴木が切り返してアームロックで捕獲、再び場外戦となり、鉄柵攻撃からイスを持ち出して通路奥で一撃、柵をペイジにセットしてストンピングを浴びせ、リング下に戻り水が入ったままのペットボトルで殴打する。
リングに戻って鈴木は串刺しを狙うも、ペイジはラリアットで迎撃、ショルダースルーは鈴木が迎撃も、ペイジが串刺しラリアットを連発してから串刺しドロップキック、ぶっこ抜きブロックバスターホールドと畳みかけるが、表情が変わった鈴木が打撃のラッシュから串刺しビックブーツ、ランニングローキック、脇固め、羽根折り固めと猛反撃、エルボー合戦で鈴木の挑発に怒ったペイジは唾からエルボー、鈴木は殴りつけるようなエルボーを連打で応戦する。
鈴木はグロッキーになったペイジに突進するが、ペイジはジ・アダムス・アップルを狙うと、読んでいた鈴木はかわしてスリーパーからゴッチ式パイルドライバーを狙うも、、逃れたペイジはローリングエルボーからスーパーキック、エプロンの鈴木にラリアットで突進、、かわした鈴木はエプロンにペイジを追いやって突進するが、ペイジはジ・アダムス・アップルで迎撃し、ライト・オブ・パッセージを狙うが、鈴木がスリーパーで捕獲する。
じっくり絞めあげた鈴木はゴッチ式パイルドライバーを狙うが、ペイジがライト・オブ・パッセージで切り返して3カウントとなり、4敗目を喫した鈴木は脱落が決定してしまう。第8試合のジェイvs真壁は、真壁が突進もいなしたペイジが逆水平からエルボー、突進は真壁がショルダー、場外戦で真壁が突進もかわしたジェイが鉄柱攻撃から鉄柵攻撃、鉄柵やエプロンに叩きつけて先手を奪う。
リングに戻ってジェイは真壁の顔を踏みにじり、首投げから頭を叩くも、真壁の表情が一変してナックルで反撃してからパワースラムで叩きつけ、コーナーナックルからラリアット、ノーザンライトスープレックスと反撃するが、ジェイは真壁のハンマーをかわしてバックドロップ、スイング式ブレーンバスターで投げ、自身の流れへと戻す。
ジェイはエルボー、逆水平、ラリアットと攻め込んだが、受けきった真壁はラリアットで反撃、ジェイが逆水平の連打も真壁が打ち返してラリアットも、ジェイがキャッチしてコンプリートショットからジャーマンで投げれば、真壁はラリアットで応戦、スパイダージャーマンは阻止されるがスパイダースープレックスで投げきる。
真壁はキングコングニーを狙うがジェイがレフェリーを盾にして阻止し、ジェイはブレードランナーを狙うが逃れた真壁がラリアットからキングコングニーを投下も、、ここでジェイがリング下からイスを持ち出して一撃を狙うが、真壁はイスごとラリアットでジェイの顔面にイスが直撃する。
真壁はイスで一撃を狙うが海野レフェリーが阻止すると、ジェイが真壁にイスを投げつけてからブレードランナーで3カウントを奪い、2敗のままで最終公式戦であるEVIL戦を迎える。セミの棚橋vsエルガンは、棚橋からフィンガーロックに挑むがエルガンが圧倒、棚橋が胴から回りこみヘッドロックで捕らえるも、持ち上げたエルガンはショルダーの連打、パワーで圧倒する。
棚橋はアームホイップから反転式クロスボディーを狙うが、肩車でキャッチしたエルガンがそのまま前へ叩きつけ、ワンハンドバックブリーカー、ロープ越しのボディープレスで圧殺も、棚橋は太陽ブロー、串刺しも迎撃してエルボーの連打、フライングフォアアームから青天井エルボー、サマーソルトドロップで反撃、棚橋の低空ドロップキックをかわしたエルガンはバックを奪うが、切り返した棚橋はドラゴンスクリュー、もう一発はエルガンが逃れると、掟破りのドラゴンスクリューを敢行、棚橋の突進をいなしたエルガンはフロントスープレックスから串刺しラリアット、ファルコンアローと畳みかける。
エルガンは雪崩式を狙うが棚橋がエルガンの着地して雪崩式ドラゴンスクリューからテキサスクローバーホールドで捕獲、かなりキツイ角度ながらもエルガンはプッシュアップで逃れて棚橋は場外へ転落しかけるが、ロープにしがみついた棚橋は逆上がりからヘッドシザースでエルガンを捕らえて場外へ追いやると、コーナーからのハイフライアタック狙いはエルガンが慌ててリングに戻りジャンピングハイキックからトップコーナーからの雪崩式ブレーンバスターで投げる。
エルガンはパワーボムからエルガンボム狙いは、コーナーに叩きつけたところで、棚橋はスリングブレイドから丸め込み、ドラゴンスクリュー狙いは、エルガンはエルボーを放って延髄斬りを浴びせると、エルガンはすかさずジャーマンからレインメーカー式エルボー、エルガンボムを狙うが、棚橋はツイストアンドシャウトからスリングブレイド、しかし勝負を狙ったハイフライアタックはエルガンがキャッチし、バックの奪い合いから棚橋が張り手、エルガンがバックブローからラリアットを浴びせる。
エルガンはサポーターを外してラリアットからスプラッシュマウンテン、そしてエルガンボムを狙うが、棚橋が汗で滑りながらも首固めで強引に丸め込んで3カウントを奪い1敗を堅守、最後の首固めは汗で滑ったかのかもしれないが、前日の大阪大会でも館内は熱気で充満しており、今回は昼開催だったこともあって暑さもピークに達しているだけでなくリングの回りには照明もある。暑いときは集中力も途切れやすく、丸め込みで決まるパターンもあることから、棚橋はそれを計算に入れていたのかわからないが、この夏の猛暑も試合に大きく影響していることだけは確かのようだ。なお棚橋が勝利の時点で棚橋に敗れているEVILの脱落も決定した。
メインは2敗のオカダが3敗のEVILと対戦。両者は昨年の同会場でも公式戦で対戦しており、オカダのレインメーカー狙いをEVILがEVILで迎撃して3カウントを奪い勝利を収め、EVILのIWGPヘビー級王座初挑戦へと繋げた。またオカダも8月の大阪は最も勝率が悪く鬼門とされている。また前日の大阪大会で行われた前哨戦もEVILがオカダ相手に掟破りのレインメーカーを浴びせるなど、公式戦に向けてオカダにプレッシャーをかけていた。
EVILがガットショットからヘッドロックで執拗に絞め、はショルダーからラリアットを連発、EVIL狙いはオカダが逃れ、ラリアットもかわしてリバースネックブリーカーも、場外戦ではEVILが鉄柵攻撃から、EVILはイスをオカダの首にかざして鉄柱攻撃、リングに戻ってもとEVILが腕を絞りまくってからサーフボードで捕らえてEVILスタンプ、逆水平の連打、フェースロック、逃れたオカダが突進もEVILはサイドバスターリードを奪うが、汗で滑るため技が決まりづらい。
それでもオカダはDDTで突き刺して、エルボーの連打からランニングエルボーアタック、オカダはフラップジャック、エルボースマッシュと反撃するが、コーナーに乗せて下からのドロップキックはEVILが阻止し、ジョンウーもかわしたEVILはセントーンを投下、エプロンでEVILがオカダを鉄柵めがけてフェースクラッシャーを敢行する。
EVILは花道へオカダを連行してダークネスフォールズ狙いは阻止したオカダがDDTで突き刺し、後転から花道ダッシュでジョンウーを発射してEVILを吹き飛ばし、リング内に戻ってもオカダがジョンウーからミサイルジュンウーでEVILを吹き飛ばす。
オカダはツームストーンパイルドライバー狙うが、EVILが切り返してレフェリーを盾にしてソバットを浴びせ、海野レフェリーの両肩にオカダの両足を乗せると一人マジックキラー完成させ、串刺しラリアットからダークネスフォールズとオカダを追い詰めにかかる。
EVILはEVILを狙うが、堪えたオカダにローリングエルボー、オカダのドロップキックをかわして、EVILがラリアットもかわしたオカダはレインメーカーも、かわしたEVILは掟破りのレインメーカーことダークネスメーカー(勝手に命名)を炸裂させ、ハーフネルソンスープレックスからラリアット、そしてEVILを狙うが、オカダが掟破りのEVILを敢行する。
オカダは背中へのドロップキックからツームストーンパイルドライバーで突き刺し、レインメーカーはEVILが阻止して左のラリアットからEVIL狙いは、切り返したオカダがローリングレインメーカーからレインメーカーで3カウントを奪い2敗を堅守、鬼門である8月の大阪を打ち破った。試合後はオカダがマイクで「イスに座らせて欲しい」とアピールしたが本音でもあり、バックステージインタビューで座り込んでいた姿に表れていた。EVILとの激闘もあるが、オカダが一番参ったのは館内の暑さで、昔ジャイアント馬場さんが真夏の旧大阪府立体育会館大会でドリー・ファンク・ジュニアと対戦したときに、時間切れ寸前で熱気が充満していた館内の暑さに二人が耐えかね、両者リングアウトという"逃げ"を選択したことが例もあることから、G1のハードさだけでなく、今年の猛暑というのも選手らにとって一番の大敵になりつつあるようだ。
そしてAブロックは1棚橋、オカダ、ジェイの3選手に絞られ、10日の武道館では棚橋がオカダと直接対決、ジェイはEVILと対戦する。棚橋とオカダとの直接対決に勝っているジェイがEVILに勝てば優勝決定戦に進出となり、ジェイが敗れた場合は、棚橋vsオカダの勝者が優勝決定戦に進出する。
第6試合のYOSHI-HASHIvsファレは、YOSHI-HASHIがしゃちほこラリアットで介入するタンガを排除してから、ファレにネギネバを浴びせ腕十字で捕獲も、タマが乱入してイスでYOSHI-HASHIをメッタ撃ちにしたため、YOSHI-HASHIが反則勝ちとなるが、タマは無視してYOSHI-HASHIだけでなく浅見レフェリーもイスでメッタ撃ちにした。試合後も野次を飛ばす客にキレたタマがイスをかざして脅し、制止に入ったヤングラインや、追いかけてきたYOSHI-HASHIもイスで制裁したが、タイガー・ジェット・シンやザ・シークのように近寄り難いヒールがいてもいいじゃないかと思う。
【大阪2連戦終了】本日も沢山のお客様にご観戦いただき誠にありがとうございました。「戦国炎舞 -KIZNA- Presents G1 CLIMAX 28」次戦は8月8日(水)神奈川・横浜文化体育館にて18:30試合開始となります。皆様のご来場お待ちしております。 #njpw #g128 pic.twitter.com/QeEgW32eKw
— 新日本プロレスリング株式会社営業部 (@njpw_nyao) 2018年8月5日So hot here in Osaka but translator Jengo (@jengobengo) found the best cooling strips for us. Hot action in #g128 A Block starts in 90 minutes live on https://t.co/B7RKZEkPUk @njpwworld pic.twitter.com/oSCX7hp3jr
— Kevin Kelly (@realkevinkelly) 2018年8月5日 -
ケニーが石井に敗れて全勝優勝の夢絶たれる!内藤は飯伏に敗れ、自力Vは厳しい状況に!
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8月4日 新日本プロレス「戦国炎舞 -KIZNA- Presents G1 CLIMAX 28」エディオンアリーナ大阪 5500人超満員札止め(アピール、コメントなどは新日本プロレス公式HPより)
【第1試合=20分1本勝負】
バットラック・ファレ ○タンガ・ロア(5分34秒 片エビ固め)YOSHI-HASHI ×SHO
※エイプシット【第2試合=20分1本勝負】
○鈴木みのる エル・デスペラード(8分5秒 体固め)ハングマン・ペイジ
※ゴッチ式パイルドライバー【第3試合=20分1本勝負】
○ジェイ・ホワイト YOH(7分7秒 片エビ固め)真壁刀義 ×トーア・ヘナーレ
※ブレードランナー【第4試合=20分1本勝負】
マイケル・エルガン ○デビット・フィンレー(8分21秒 片エビ固め)棚橋弘至 ×海野翔太
※Prima Nocta【第5試合=20分1本勝負】
○EVIL BUSHI(6分17秒 片エビ固め)オカダ・カズチカ ×外道
※エムエックス【第6試合 G1 CLIMAX 28 Bブロック公式戦=30分1本】
【4勝3敗=8点】○SANADA(5分22秒 リングアウト)【1勝6敗=2点】×矢野通【バックステージでのSANADA】
SANADA「(※サムズアップして)やっぱり、これしかないでしょ(※と言い残して立ち去る)」――次(の公式戦)は内藤選手ですが!?
SANADA「……(※無言で消える)」【第7試合 G1 CLIMAX 28 Bブロック公式戦=30分1本】
【3勝4敗=6点】○後藤洋央紀(11分15秒 反則勝ち)【2勝5敗=4点】×タマ・トンガ【後藤の話】「クソー!! これが『G1』かよ!? 勝ち点2!? 負けた気しかしねぇよ。覚えとけよ、オラ」
【バックステージでのオリジナルBULLET CLUB】
ファレ「なんだ、あれは! どういうことだ! 俺たちを勝たせたくないだけだろ?」タマ「ヘイ、俺のレスリング人生からしたら、この試合でどっちが勝ったかなんて大したことじゃない。俺たちの勝利だ。俺たちのな。ゴトー、お前は勘違いしてて、頭が固く、そしてビッグマウスでしかない。せいぜいそれを大切にしとくんだな。まあ、いい。俺たちは別の道を行く。こんな運に恵まれない『G1』なんかにとらわれない道を行く。わかるか? 俺たちはファイブスター(5つ星=最高級)だ。ケニー・オメガとのゴタゴタを終わらせよう。そこで俺はシックススターになる。で、どんな試合形式がいい? なんでもいいぞ。恐れてるのか? G.O.Dのルールでどうだ? ここでみんなに忠告しておこう」
ファレ「誰が怯えてるって?」
タマ「みんな、冗談だと済ませるかもしれないけど、そうじゃないぞ。お前は愚かなヤツだ。お前はG.O.Dに慌てふためくばかりだ。もう、騒乱してるな。OK、OK。俺はこの業界すべてのユニットに対して、ひとつのピース……(※動作でを取り除く意味を示す)。いつの時もな。それを俺がこれから進んでいく道に飾りつけていく。すべての愚かなヤツらに文句を言わせない。俺は“バッドボーイ”。どんなルールにも縛りつけられない。みんなは(俺をおとなしい)羊だと思ってるのか。いや、実は狼さ。羊の皮をかぶった狼なんだ」
ファレ「(※去り際に)しっかり胸に刻んどけ!」
【第8試合 G1 CLIMAX 28 Bブロック公式戦=30分1本】
【4勝3敗=8点】○ザック・セイバーJr.(13分39秒 クリメイション・リリー)【2勝5敗】×ジュース・ロビンソン【バックステージでのザック、TAKA】
ザック「(※TAKAに拍手をして迎えられる)オー、TAKA。いい結果になって気分いいよ。アイツにチャンスなんてない。次もね。IWGP USチャンピオンであろうとも。ジュース、そんな傷ついた手じゃかなうはずないよ。100%であってもどうかなんだから、負けたのは仕方ないよ。そんなにショックを受けるなよ。蹴りを1発その手に叩き込んだだけで勝負ありだ。その手をかばうだけで精いっぱいさ。このオーサカで、1人の意見を伝えてやったよ。負け犬らしく、犬小屋に帰りな」TAKA「あんなよ、手負いでよ、このリーグ戦、勝ち抜けると思ってるのか!? お前、それでも(US)チャンピオンだったよな!? オイ、負けたよな、チャンピオン? どういうことかわかるよな、チャンピオン? まあ、いいや。とりあえず今日は終わり。あとは誰だ!? 後藤!?」
ザック「NEVERチャンピオン(笑)」
TAKA「後藤、内藤、あとはよ、その2人。2人が最後に言う言葉。叩きのめしてやるよ。最後はこれだよ。ジャスト・タップ・アウト」【ジュースの話】「(※左手をアイシングしながら)見た通りのレスラーだ。ザック・セイバーJr.に関して、なんて言ったらいいんだ。2、3日前はスズキグンの中でも穏やかなヤツだって言ったけど、そうじゃなかった。考えるまでもなく、ザック・セイバーJr.はレスラーらしいレスラーだよ。世界に通用するアスリートだ。どうして相手を倒すか、いろいろ仕掛けてきた。で、また勝利を許してしまった。俺は悲鳴をあげさせられるばかりで、そのまま試合が終わってしまった。向こうの思い通りに試合を運ばれてしまったね。なにも言えないよ。どうしたんだ、ジュース・ロビンソンよ? まだ肩にベルトがかかってるし、腰に巻かれている。10歩後退した感じだけど、100歩進めばいいだけ。俺はまだ、その段階でしかないってことだ。また負けてしまって、得点は4で足踏みだ。負けてばかりいたここ何年かを考えれば、どうってことない。みんな、こんな会話なんてしてなかったよな。『ヒロシ・タナハシvsジュース・ロビンソンはどっちが勝つ?』『わからないね』、『コータ・イブシvsジュース・ロビンソンはどっちが勝つ?』『俺にはわからないよ』、『ケニー・オメガvsジュース・ロビンソンはどっちが勝つ?』『ジュース・ロビンソンが勝つんじゃない?』なんて。だけど、ジュース・ロビンソンには勝っている。俺でも思いもよらなかったけど。俺は俺の道を進んでいる。寄り道することなくね。俺のことはそんなに話されてないけど、ザック・セイバーJr.はそうじゃないよね。彼の場合はね……」
【第9試合 G1 CLIMAX 28 Bブロック公式戦=30分1本】
【3勝4敗=6点】○石井智宏(22分42秒 片エビ固め)【6勝1敗=12点】×ケニー・オメガ
※垂直落下式ブレーンバスター【石井の話】「あいつ、いまが一番楽しいだろう。すべて自分の思い通りに物事が進んで。でもよ、世の中そんなに甘かねぇんだよ。人生山あり谷ありだ。必ず障害があんだよ。オメェにとっての障害、この俺だよ。今日だけじゃねぇぞ。これからもだ」
【ケニーの話】「(※口を血で真っ赤に染めたまま拭おうともせず、コメントスペースに座り込んで)残念なことに、アイツに(全勝優勝の夢を)打ち砕かれてしまったな。でも、まだまだだ。まあ、お前がこれで喜んでいたら、それでいいよ……」
【第10試合 G1 CLIMAX 28 Bブロック公式戦=30分1本】
【5勝2敗=10点】○飯伏幸太(25分9秒 片エビ固め)【5勝2敗=10点】内藤哲也
※カミゴェ【バックステージの飯伏】
飯伏「(※四つん這いでコメントスペースに現れて座り込む)ハァ…ハァ…ハァ……とりあえず全力出し切りました。出し切りました。実際、この『G1』は『ぜんぜん計算しない』って言ってたんですけど、どっかで計算してる部分があって、気づいて。それから自分は変わったと思ってるんで。またこの『G1』で自分を変えれることができました。そして何よりも、一番うれしいのは、内藤さんに勝ったこと。内藤哲也に勝ったことが一番うれしいですね。ま、勝ち負けじゃないという部分もあるんですけど。『今日は勝ったかな?』と。戦績ではたぶん3勝2敗とかですか。ま、それはでも、どうでもいいことであって。自分の中ではこの『G1』を優勝する。それを常に言って来てるんで。あとは優勝するだけ。しゃべれないッスね。しゃべれない。あ~、キツすぎる。ヤバいよ、これ」――今日、ケニー選手が負けて…。
飯伏「負けたんですか!?」――はい。これで2人の直接対決へ向け、周りの期待も高まるかと思いますが?
飯伏「それも考えないです。当日まで。何も考えない。何も考えないことが優勝すること。これに一番近いと思うんで。何も考えない。次はいつですか、試合は? わからない…(※と言い残して去る)」今日は新日本プロレス G1 CLIMAX28を観戦するために先週の全日本プロレスに続いてエディオンアリーナ大阪に現場出動、午後1時に到着したが、会場前は長蛇の列も、熱中症対策にミストを噴射する扇風機や給水所が設けられた。自分も館内の熱気で熱中症にならないと限らないと思い水を持参、開場となったが、案の定館内は観衆の熱気でエアコンは効かず、団扇で扇いだり、タオルを首にかけたりする人たちの姿が目立った、これからもまだ猛暑が続くだけに、これから観戦する方々は水を持参して欲しい。
そして本題のG1公式戦、セミでは6戦全勝のケニーが4敗で既に脱落が決定している石井と対戦、二人の過去の戦績は記憶が正しければ2勝1敗でケニーも、昨年3月のNEW JAPAN CUPでは石井が勝利を収め、また8月の大阪は柴田勝頼ややオカダなど大物食いをしていることから勝率がよいことから、石井は何かしてくれるのではという大きな期待がかかった。
序盤はケニーが石井を押し込んで楽器のパーカッションを叩くように石井の頭を何度も叩いて挑発、これに怒った石井は頭突きを放ち、ケニーの逆水平も平然と受けきった石井はショルダータックルを浴びせる。
しかしケニーがDDTで石井の脳天を突き刺すと、カミカゼからムーンサルトプレスと攻勢をかけ、サッカーボールキックを浴びせるも、石井は岩になったかのように動じず、ケニーのノド笛めがけてノド笛チョップを連打、豪快なパワースラムで叩きつけ、コーナーに押し込んで天龍コンポを浴びせていく。
石井はバックドロップから龍魂パワーボムを狙うが、ロープにしがみついて逃れたケニーはフランケンシュタイナーで石井を場外へ追いやると、ノータッチトペコンを発射、リングに戻ってコタロークラッシャーと一気にリードを奪いにかかる。
石井の逆水平に対してケニーがエルボーで応戦、石井の串刺しはケニーが迎撃も、石井はコーナーめがけてケニーをジャーマンで投げ、雪崩式ブレーンバスターからラリアット狙いは、かわしたケニーがスイングDDTで突き刺す。
石井はVトリガーから再度コタロークラッシャーを狙うが、切り抜けた石井はジャーマンで投げ、ラリアットからスラライディングラリアット、そして垂直落下式ブレーンバスターで勝負を狙うが、阻止したケニーがリバースフランケン狙いも、石井は担いで掟破りの片翼の天使を狙う。
しかし背後に不時着したケニーはニールキックを浴びせ、後頭部への串刺しVトリガーからシットダウン式ラストライド、Vトリガーを連発も、倒れない石井はラリアットを炸裂させ、再度のラリアット狙いはケニーがVトリガーから高速ドラゴンスープレックスで投げ、起き上がった石井はラリアットも、ケニーが先にラリアットを命中させる。
ケニーは片翼の天使を狙うが、逃れた石井が後頭部への頭突きからドラゴンスープレックス、すぐ起き上がったケニーはフランケンシュタイナーを仕掛けるが、石井はパワーボムで叩きつけて両者ダウン、二人は打撃戦も石井が左右エルボーを放っていくが、ケニーがリバースフランケンからVトリガーを炸裂させ、石井がエプロンに逃れるも、場外へ向けて頭を出したところでロープ越しのダイビングフットスタンプを投下、石井に大ダメージを与える。
ケニーは石井の後頭部にミサイルキックから蒼い衝動と畳みかけ、館内は石井コールで諦めムードが漂っているところで、ケニーが片翼の天使を狙うが、石井は逆打ちで切り返し、左のラリアットからラリアットも、ブロックしたケニーはVトリガーで応戦、だがもう1発狙いは石井は頭突きで応戦しラリアットから垂直落下式ブレーンバスターを狙うが、ケニーが掟破りの垂直落下式ブレーンバスターで投げ返す。
だが石井はラリアットを炸裂させると、延髄斬りを浴びせ、ケニーのラリアット狙いをいなしたところで垂直落下式ブレーンバスターで突き刺して3カウントを奪い、ケニーの連勝はストップとなった。
ケニーの技もヒヤリとさせる部分もあるが、こうでもしないと石井は倒れない、ケニーは"動”だが、石井は何事にも動じない"山"、今の石井は風林火山の言葉が良く合うレスラーかもしれない。メインの内藤vs石井は、内藤は飯伏のロックアップをいなさず組み合うという意外なスタートとなるが、飯伏の動きを全て見切って寝そべりポーズも、飯伏は内藤のペースには付き合わず冷静さを保つ。
しかしエプロンでの攻防で飯伏が断崖式ジャーマンを狙うと、飯伏のキックをキャッチしてロープ越しに跨がせたところで、膝裏へ低空ドロップキックを発射、ここから内藤が左足攻めでリードを奪いつつ、後頭部へのスライディングキックから挑発するかのように足蹴にする。
内藤は再びスライディングキックを狙うが、ジャンプした飯伏はフットスタンプで潰し、飯伏がドロップキックからその場飛びムーンサルトプレス、内藤もロープ越しのネックブリーカーで応戦するが、飯伏はフランケンシュタイナーから内藤を場外へ追いやるとバミューダトライアングルを発射。
リングに戻った飯伏はコーナーへ昇るが、内藤が阻止を狙うと、飯伏は内藤をエプロンへ出すとスワンダイブジャーマンを狙う。しかし内藤が阻止してスワンダイブ式ミサイルキックで吹き飛ばし、コーナーミサイル、クランチループで捕獲して再度足を攻める。
内藤はジャンピングエルボーアタックからグロリアを狙うが、背後に着地した飯伏がハーフネルソンスープレックスで投げると、エルボー合戦から飯伏がキックや掌打、ソバットコンポと打撃でリードを奪い、人でなしドライバーを狙うと、内藤が切り返して掟破りの人でなしドライバーで突き刺す。
内藤はグロリアから、ロープに固定してのハングマン式ネックブリーカーを決めてからデスティーノを狙うが、飯伏はハイキックで阻止して突進も、コーナーに直撃させた内藤が雪崩式のデスティーノを狙うも、振りほどいた飯伏はオーバーヘッドキックを炸裂させ、内藤のリバースフランケンを着地した飯伏はバックホームラリアットを炸裂させる。
勝負出た飯伏はスワンダイブジャーマンを成功させ、シットダウンラストライドからカミゴェを狙うが、かわした内藤は変幻自在の旋回式デスティーノで切り返し、デスティーノを狙うと、回転途中で止めた飯伏はリバース式のエメラルドフロウジョンで突き刺し、最後は高速ボマイェからカミゴェで3カウントを奪い、2敗を堅守、内藤は手痛い一敗を喫した。第8試合のジュースvsザックは、ザックが得意の関節技でジュースの左腕を攻めるも、三角絞めをパワーボムで叩きつけたジュースは左手のテーピングを取ってグーパンチからパルプフリクションを狙う。
しかし切り抜けたザックは腕へのオーバーヘッドキックから、ジュースのラリアット狙いもキャッチしてジム・ブレイク・アームバーで捕獲、そしてそのまま足四の字固めも決めてジュースをがんじがらめにしてギブアップを奪い3敗を堅守も、ケニーと飯伏との直接対決で敗れているため、メインが終了した時点で脱落となってしまう。SANADAvs矢野は、SANADAが先入場中に矢野が襲撃をかけ、SANADAの両足首を縛ってリングに戻るが、SANADAは両足で飛びながら無理やりリングに戻り、Sロープでの拘束が解かれてリングに戻ると、ローリングクレイドルで大回転する。
SANADAは再度場外戦を仕掛け、矢野を場外へのパラダイスロックで捕獲してリングアウト勝ちを狙うが、英語解説のロッキー・ロメロが拘束を解いてしまう。
それでもSANADAはプランチャを浴びせると、矢野からテーピングを奪い取り、柵に両手両足を拘束してのロープパラダイスならぬ、フェンスパラダイスで捕獲し、カットに入ったロメロもパラダイスロックで捕獲してリングアウト勝ちをせしめ勝利、ケニーには敗れているが飯伏には勝利となっているため、辛うじて優勝圏内に残った。後藤vsタマは、後藤が牛殺しからGTRを決めたが、ファレが浅見レフェリーのカウントを妨害して鉄柵へ叩きつけ、ファレが後藤にグラネードを決めたところで、海野レフェリーが駆けつけて、ファレが失神しているタマを被せてフォールをアピールするが、異変を察知した海野レフェリーが試合終了のゴングを鳴らして強制終了、後藤が反則勝ちを収めた。
リーグ戦は1敗ケニー、2敗は内藤&飯伏、3敗はSANADAも、内藤はケニーと飯伏との直接対決では敗れていることから自力での決勝進出はむつかしくなってしまった。
本日はご来場、誠にありがとうございました!
明日の大阪大会は15時からの試合開始となります。
皆様、お間違えないよう、ご来場お待ちしております!#njpw #g128 pic.twitter.com/o0PP1dEMPp
— 新日本プロレスリング株式会社 (@njpw1972) 2018年8月4日ああああ
まだ生きてた
焦夏!!!
— 飯伏 幸太 (@ibushi_kota) 2018年8月4日CREMATION LILY
— ZSJ. (@zacksabrejr) 2018年8月4日少し昔の話。
WJで石井智宏選手の闘いを見てきた。全日本プロレスで真田聖也選手の闘いを見てきた。
DDTで飯伏幸太選手、ケニー・オメガ選手の闘いを見てきた。
2018年8月4日、新日本プロレスのG1クライマックス大阪大会で彼らの闘いを見た。
この感覚。
ちょっと言葉では言い表せない。
— 村田晴郎 (@MTharuo) 2018年8月4日 -
棚橋はEVILに掟破りで1敗を堅守!オカダは鈴木を破り公式戦5連勝!
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— 伊賀プロレス通信24時 (@igapro24) 2018年8月2日8月2日 新日本プロレス「戦国炎舞 -KIZNA- Presents G1 CLIMAX 28」福岡・福岡市民体育館 3550人
(アピール、コメントなどは新日本プロレス公式HPより)
<第1試合=20分1本勝負>
○矢野通 外道(4分53秒 NU)トーア・ヘナーレ ×成田蓮<第2試合=20分1本勝負>
タマ・トンガ ○タンガ・ロア(6分14秒 片エビ固め)後藤洋央紀 ×YOH
※エイプシット<第3試合=20分1本勝負>
ジュース・ロビンソン ○デビット・フィンレー(6分13秒 片エビ固め)ザック・セイバーJr. ×TAKAみちのく
※Prima Nocta<第4試合=20分1本勝負>
○石井智宏 SHO(6分16秒 片エビ固め)ケニー・オメガ ×チェーズ・オーエンズ
※垂直落下式ブレーンバスター<第5試合=20分1本勝負>
内藤哲也 ○SANADA(6分52秒 Skull End)飯伏幸太 ×高橋裕二郎<第6試合 G1 「G1 CLIMAX 28」Aブロック公式戦=30分1本勝負>
【3勝4敗=6点】○マイケル・エルガン(11分13秒 反則勝ち)【3勝4敗=6点】×バットラック・ファレ【ファレの話】「文句あるか? お前らはなにが望みだ? お前にトンガ人はやっつけられない! あの程度で済んで、よかったと思え! 次はコテンパンにやっつけてやる! ストリートファイトで叩きのめしてやる! F○CK EM!」
<第7試合 「G1 CLIMAX 28」Aブロック公式戦=30分1本勝負>
【2勝5敗=4点】○ハングマン・ペイジ(9分10秒 片エビ固め)【2勝5敗=4点】×真壁刀義
※ライト・オブ・パッセージ【ぺイジの話】「(※笑みを浮かべながらコメントスペースに入ってくる)やったぜ。2点を奪ってやった。俺の力がわかっただろ? このまま、この『G1』を終わらせないぜ。まだまだ残りの試合でも、2点を奪っていってやる。見ていろ」
<第8試合 「G1 CLIMAX 28」Aブロック公式戦=30分1本勝負>
【5勝2敗=10点】○ジェイ・ホワイト(9分48秒 片エビ固め)【1勝6敗=2点】×YOSHI-HASHI
※ブレードランナー【ジェイの話】「(※コメントスペースにイスが置かれてないのを見て)……俺のイスはどうした? これはどういうことだ? 俺の言うことは無視するのか? これで2回目だぞ! しかも2日連続だ! 何回怒らせたら気が済むんだ! これがCHAOSへの扱いか! YOSHI-HASHI、YOH、SHO、お前ら俺にイスを用意しろ! 早く持って来い! 言ってることがわからないのか? 『イスヲクダサイ』だ。YOSHI-HASHIが俺にかなうはずもないだろ。何回か聞いたことがある、『俺の心は折れたか?』って。『心は折れたか?』。そればっかりだ。お前にはわからないんだろうな。勝った相手に、そんなこと聞いてどうなる? さっさと目を覚ませ! YOSHI-HASHIだけじゃない。YOHもSHOも。ほかのCHAOSのヤツらも。頭を丸めて出直して来い。もっと爆発しろ。俺を見るんだ。俺こそがCHAOSだ。わかったか。(※引き揚げようとするときに一言)ちゃんとイスを用意しとけ……」
<第9試合 「G1 CLIMAX 28」Aブロック公式戦=30分1本勝負>
【6勝1敗=12点】○棚橋弘至(12分57秒 片エビ固め)【4勝3敗=8点】×EVIL
※ハイフライフロー【棚橋の話】「(※最後まで力強い口調で)光vs闇……闇にのみ込まれなかった俺は、光よりも輝いてる。むしろ、光そのもの。今、気になる選手に声かけてるけど、全員“光属性”だから。知らないうちに応援したくなってしまうような……。ペイジ、YOSHI-HASHI……ゴチャゴチャした、今のこのマット界を、もう1回ね、わかりやすく……。光であるが故の仕事は多いぞ。ヘッドライト、灯台……すべて団体を導いてっから。それから、俺自身まで導いてる……」
<第10試合 「G1 CLIMAX 28」Aブロック公式戦=30分1本勝負>
【5勝2敗=10点】○オカダ・カズチカ(18分20秒 片エビ固め)【4勝3敗=8点】×鈴木みのる
※レインメーカー(試合終了後)
オカダ「………5勝…!(※マイクがオフになっており、場内が騒然となる。そこから『オカダ』コールが起こり、オカダが改めてマイクアピールを開始)………5勝目ーーー!!(※大歓声) (※息を荒くして)フーフーフー…! ハーハーハー…。博多がこんなに暑くなかったら、ぜんぜん汗かかなかったのに。こんなに汗かくのは、あなたたちの盛り上がりのせいです!(※大歓声&大拍手) なんで盛り上がっているか? 教えて下さい。1、『オカダが勝ったから』、2、『オカダが強いから』、3! 『オカダがカッコよくて強くて勝ったから』。どれですか!?(※場内騒然) わかってる。みんなが“3”を選んだというのは、もう顔に出てるよ。みんな、いい笑顔だね(※大歓声&大拍手)。俺の今年の夏のテーマは、“笑顔”でしょう。鈴木さんも、ずっとニコニコしてたね(※場内笑&大拍手)。まあ、公式戦あとふたつ。俺が勝たなきゃ盛り上がらないし、俺が優勝しなきゃ盛り上がらないでしょう(※大歓声&大拍手)。余裕でしょう。残りふたつ。そして、優勝決定戦。ここに宣言する。必ず!! 俺が優勝するからなー!!(※大歓声&大拍手) というわけで、今日は、どうも!! ……(※高音の声で)ありがとうございましたーー!!(※大歓声)」【オカダの話】「(※コメントスペースにたどり着くなり、フロアに座り込む)きつかったあ……。や、なかなかね、タイトルマッチでもね、終わって、こんなに座り込んで、マスコミの皆さんに話すこともないしね。それぐらい、やっぱり、『G1 CLIMAX』、過酷な……。でも、そんななかで、しっかり、結果出す、俺、最高じゃない。いやあ、きついなあ、オイ……。楽しい。俺だけじゃない、鈴木さんも笑顔だった。お客さんも笑顔だった。完璧じゃん。あとは、2敗してしまったけど、俺が優勝して、その2敗分を取り戻す活躍をして、盛り上げて、優勝すれば、いいんだよ。俺、別に軽々しくな、優勝宣言なんてしねえぞ。『とりあえず、頑張ります』『優勝します』じゃねえんだ。必ず優勝してやる。きつい。疲れた。でもね、立ち止まらないよ。俺が立ち止まったの、見たことないでしょ? 別に、2年間チャンピオンだっただけで、それでもうゴールだなんて思ってないし、まだまだ突っ走りますよ。ちょっとすいませんね、笑顔になれるコメント出せなくて。いや、楽しかった。鈴木さんのこと、ずっと嫌いだったけど、“嫌よいやよも好きのうち”……なのかな? 30歳になって、オカダ・カズチカ、心が広くなったのかな? (※集まってる報道陣に向かって)笑ってよ。『そんなことないよ』って……。(※ゆっくり立ち上がりながら)まだまだ、頑張るよ。1+1=(1足す1は)? ああ……」
天王山直前の福岡大会ではAブロック公式戦が行われ、メインは2敗同士のオカダと鈴木が対戦、両者は6月23日 横浜赤レンガ倉庫で開催された「大海賊祭」で対戦し、野外に設置されたリングで、大雨の中、二人は激闘を繰り広げるも、30分時間切れ引き分けに終わった。鈴木は2013年2月10日に行われた広島での初対決でオカダに勝って以降、何度も対戦したが1度引き分けたものの敗れ続けた。今回こそ必勝を喫してオカダと対戦した。
オカダがリングインしてリングアナのコールを受ける最中に鈴木が奇襲をかけて試合開始となり、場外戦で鈴木がイスで殴打してから、柵をオカダの上にセットしてイスをフルスイング、客席へ放り投げるなどして先手を奪う。
リングサイドに戻っても鈴木はイスで殴打、ロープ越しの腕十字、エプロンのオカダにロープ越しのビックブーツを浴びせるなどしてオカダにリードを奪わせず、オカダのTシャツを剥ぎ取ってチョーク攻撃、ミドルキック、オカダはエルボーも鈴木はキチンシンクで応戦し、串刺しはオカダが迎撃してビックブーツからネックブリーカー、エルボーアタックから串刺しバックハンドエルボー、DDTとペースを握ったかに見えた。
オカダはリバースネックブリーカーを狙うが、アームロックで捕獲した鈴木は腕十字し、足も取って佐藤光留が使う捕獲式腕十字へ移行、オカダが逃れてもビックブーツからランニングローキック、脇固め、羽根折り固めへ移行する。
エルボー合戦は鈴木が殴りつけるエルボーで制し、コーナーにもたれる鈴木にエルボーを乱打も、レフェリーが鈴木を制止すると、オカダはジョンウーを発射してから、鈴木に対して「打って来い!」と挑発、鈴木はエルボーも、オカダは痛めた右腕で打ち返すが、鈴木が一撃からレインメーカーポーズで挑発する。
両者はエルボー合戦となり、互いに譲らずも、鈴木がビンタを浴びせると、ゴッチ式パイルドラバー狙いはオカダがエビ固めで切り返し、鈴木の突進をドロップキックで迎撃するが、鈴木はビンタのラッシュで返し、オカダはエルボースマッシュの連打から突進は鈴木がドロップキックで迎撃する。
鈴木はビンタのラッシュ、ツームストーンを狙うオカダにニーリフトからフロントネックロックで捕獲、オカダが担ぐも鈴木はスリーパーで捕獲して一気に絞めあげる、ゴッチ式パイルドライバーはオカダが逃れてレインメーカーを狙うも、読んだ鈴木はビンタから卍固めで捕獲、しかしオカダが切り返してツームストーンパイルドライバーで突き刺す。
オカダはレインメーカーを狙うが、鈴木が逃れて、オカダが掟破りのスリーパーからゴッチ式パイルドライバー狙いは、鈴木は切り返してツームストーンパイルドライバーを狙うも、切り返したジャーマン式ツームストーンパイルドライバーで突き刺し、最後はローリングレインメーカーからレインメーカーで3カウントを奪い、オカダが2敗を堅守、鈴木はまたしてもオカダに煮え湯を飲まされた。
今回は鈴木が徹底的に勝ちを狙って大半はリードしていたが、これだけ攻めても、追い詰めても鈴木はオカダに勝てないという現実、鈴木にとって悔しさだけが残るのではないだろうか…セミでは1敗の棚橋が2敗のEVILと対戦、棚橋のロックアップ狙いをEVILが先手必勝を狙ってキックで迎撃してショルダータックルで浴びせ倒すも、、棚橋は突進するEVILのアームホイップから袈裟固めで捕獲して勢いを止めにかかる。EVILが突進も棚橋はエプロンに追いやったが、EVILは棚橋の古傷である右腕にロープ越しのアームブリーカーを敢行、EVILは棚橋の右腕をマットに叩きつけて、アームロックのままコーナーに直撃させて右腕攻めでリードを奪う。
EVILはエルボーからセントーンを投下、、サーフボードで捕らえるが、棚橋がひっくり返そうとするがEVILは逃さない。棚橋はカンガルーキックで逃れて、フライングフォアアームから青天井エルボー、サマーソルトドロップと畳みかけて反撃も、棚橋はセカンドロープからのサマーソルトドロップ狙いは、EVILがラリアットを炸裂させ、棚橋はセカンドロープから場外へと転落する。
棚橋はリングに戻ると、EVILはブロンコバスターからダークネスフォールズ狙いは、棚橋が逃れると、EVILのレフェリーを使ってソバット狙いは、棚橋がキャッチして張り手を浴びせ、スリングブレイドを狙うが、EVILは対角線からショルダータックルで迎撃する。
EVILはフィッシャーマンズバスターから、EVILを狙うと棚橋が丸め込み、EVILがソバットからのEVIL狙いは、棚橋がツイストアンドシャウトで阻止し、スリングブレイドからハイフライフローを狙うが、EVILがレフェリーを盾にすると、エプロンに不時着した棚橋は突進するEVILにロープ越しのドラゴンスクリューを決める。
棚橋はハイフライアタックからハイフライフローで勝負に出るが自爆となると、EVILはダークネスフォールズからラリアットを炸裂させ、EVILで勝負に出るが、棚橋が掟破りのEVILからハイフライフローで3カウントを奪い1敗を死守、最初のハイフライフローが自爆してからEVILの流れになると思ったが、まさかの掟破りを喰らってしまった。自分の技を喰らって負けたようなものだけに、EVILにとっては屈辱の敗戦だった。2敗のジェイvsYOSHI-HASHIは、ボディーチェックで背を向けたYOSHI-HASHIをジェイが奇襲して試合開始、逆水平の連打も、YOSHI-HASHIはショルダーで反撃、しかしジェイは場外めがけてバックドロップで投げると、エプロンで腰を強打したYOSHI-HASHIに鉄柵やエプロンに何度も叩きつけて腰攻めでジェイが先手を奪う。
ジェイは鎌固めで捕獲してから、イスを持ち出そうとするが、海野レフェリーが制止すると、YOSHI-HASHIがスライディングキック、リングに戻ってヘッドハンターから串刺し逆水平で反撃する。
YOSHI-HASHIはトップロープにジェイを固定してドロップキックからダイビング式ヘッドハンターと繰り出すが、突進はジェイはコンプリートショットからジャーマンで投げ、スイング式ブレーンバスターからブレードランナー狙いはYOSHI-HASHIが丸め込む。
ジェイが打撃のコンポから突進すると、YOSHI-HASHIがしゃちほこラリアットで迎撃し、シットダウン式パワーボムからスワントーンボム狙いは、レフェリーを盾にして阻止したジェイは急所打ちからブレードランナー狙いはYOSHI-HASHIは切り返して突進は、ジェイがかわしてYOSHI-HASHIとレフェリーと交錯寸前になったところで、ジェイは急所打ちを浴びせる。
ジェイはブレードランナー狙いはYOSHI-HASHIが阻止してスピンキック、バッククラッカーからフィッシャーマンズ式ジャックハマーと畳みかけ、カルマを狙うがジェイがブレードランナーで切り返して3カウント、反則抜きにしてもジェイはこういった切り返しがあるため侮れない。ファレvsエルガンは 鈴木戦で右肩を痛めたエルガンに対し、ファレが右肩へのショルダー、右肩めがけてボディープレス、ショルダークローと右で攻めでリードを奪い、ファレは串刺しボディーアタックからボディープレスでエルガンを追い詰める。
ファレはグラネードを狙うが逃れたエルガンはジャンピングハイキックからビックブーツ、左のラリアットの連発し、ファレのグラネード狙いをスーパーキックから左のラリアットを浴びせるが、エルガンボム狙いは上がらない、
エルガンはバーニングハンマーを狙うが、ファレが逃れてサモアンドロップで投げ、バットラックフォールを狙うが、背後にまわったエルガンがジャーマンで投げる。
エルガンは右でのローリングエルボーからバックを奪うが、フェレが逃れるとレフェリーが巻き込まれ、タンガが乱入もエルガンがブレーンバスターで返り討ち、ファレをボディースラムで投げる。
エルガンはビックマイクフローを狙うがタマが乱入してイスでメッタ撃ち、エルガンの反則勝ちとなったが、タマはエルガンの右肩をイスで殴打、ヤングライオンにもメッタ打ちにするなど大暴れする。
真壁vsペイジは、ペイジはエプロンに立った真壁にビックブーツからトペを炸裂させ、リングに戻りコーナーに押し込んでストンピングの連打、エルボー、串刺しドロップキック、ぶっこ抜きブロックバスターホールドと先手を奪うが、真壁はエルボーを放つペイジを正面から受けきって、ナックルの連打、パワースラム、串刺しラリアットからコーナーナックル、ノーザンライトスープレックスで流れを変え、ジャーマン狙いはペイジが逃れてエルボーも真壁は正面から受ける。
ペイジがローリングエルボーからジャーマンスープレックスホールドを決め、エルボーの連打から逆水平も、突進は真壁がフェイントから左のラリアット、後頭部へ串刺しラリアットからスパイダースープレックスと畳みかけるが、勝負を狙ったキングコングニーは自爆してしまう。
ラリアット合戦は真壁が制したかに見えたが、ラリアットを狙うと、ペイジはジ・アダムス・アップルで迎撃してからからライト・オブ・パッセージで3カウントを奪い勝利となった。
Aブロックは真壁、エルガン、YOSHI-HASHI、ファレ、ペイジが脱落、棚橋の単独トップが続くも、2敗はオカダとジェイに絞られ、鈴木とEVILは後退となった。ジェイは棚橋、オカダとの対戦には勝っていることから、棚橋と並べは有利な状況、鈴木は棚橋に続いてオカダに敗れたことで厳しい状況に立たされた。 -
飯伏がカミゴェ誕生の地で後藤から勝利!ケニーはザックから薄氷の勝利で全勝をキープ!
8月1日 新日本プロレス「戦国炎舞 -KIZNA- Presents G1 CLIMAX 28」鹿児島アリーナ 3490人満員
(アピール、コメントなどは新日本プロレス公式HPより)
<第1試合=20分1本勝負>
バットラック・ファレ ○タンガ・ロア(4分57秒 片エビ固め)マイケル・エルガン ×海野翔太
※エイプシット<第2試合=20分1本勝負>
○ハングマン・ペイジ チェーズ・オーエンズ(6分40秒 片エビ固め)真壁刀義 ×トーア・ヘナーレ
※ライト・オブ・パッセージ<第3試合=20分1本勝負>
○YOSHI-HASHI SHO(6分37秒 バタフライロック)ジェイ・ホワイト ×YOH<第4試合=20分1本勝負>
○EIVL BUSHI(6分55秒 エビ固め)棚橋弘至 ×デビット・フィンレー
※EVIL<第5試合=20分1本勝負>
鈴木みのる ○エル・デスペラード(7分34秒 体固め)オカダ・カズチカ ×外道
※ピンチェ・ロコ<第6試合 G1 「G1 CLIMAX 28」Bブロック公式戦=30分1本勝負>
【2勝4敗=4点】○タマ・トンガ(10分32秒 片エビ固め)【2勝4敗=4点】×石井智宏
※ガンスタン【タマの話】「(※ファレとタンガを従えてコメントスペースにやって来る)見たか。この試合、誰のものだった? 思い通りの結果になったのはどっちだ? お前のやり方なんて関係ない。俺は俺のやり方で闘うまでだ。お前はファレの前では、おとなしい羊でしかないんだ。思い通りになんかさせない。俺たちは俺たちのやり方でやる。お前らの作ったルールなんてぶち壊してやる。力づくでな……」
<第7試合 「G1 CLIMAX 28」Bブロック公式戦=30分1本勝負>
【2勝4敗=4点】○ジュース・ロビンソン(12分36秒 片エビ固め)【3勝3敗=6点】×SANADA
※パルプフリクション【ジュースの話】「これで4点だな。あ、これは粗末に扱ってるわけじゃないから、誤解しないでくれ(※と言って、左肩に掛けていたUSベルトをフロアに広げる)。4点に伸ばしたけど、もう5連勝してるヤツもいるからな。そう、ケニーだ。無敗のままでね。今日勝ったら6連勝。もう、俺は追いつかない。俺、ジュース・ロビンソンの『G1(CLIMAX)28』は残念で終わった。優勝は来年の『G1』に持ち越しだ。最初に4連敗を喫したのが痛かったな。波に乗れなかった。ヤノに勝ってようやく片目が開いて、今日はこの業界の将来の担うSANADAに勝った。彼はマスクもいいしね。そういう相手に勝てたのはラッキーだった。こういうリーグ戦は運も味方につけないとダメだね。さて、次(の公式戦の相手)はザック・セイバーJr.か。彼とは(カリフォルニア州)ロングビーチでの『G1 SPECIAL』(2017年7月1日=現地時間)で闘っている。彼とは同じレスラーといっても、バックグラウンドが異なる。彼のグラウンドテクニックは素晴らしい。天才的で、とても太刀打ちできない。それは誰もが納得するだろう。さてどう攻略するかな……。前回は(卍固めで)足をフックされ、ヒジを決められててタップするしかなかった。それを思い出してしまう。だけど、もうあの時のジュース・ロビンソンとは違うんだ。まあ、ザック・セイバーJr.も、あの時とは違ってるだろうけどね。さあ、3日後のオーサカだ。まぁ、前日は体も休められるし、そのうち、ジュース・ロビンソンが持つIWGP US王座に挑戦してくるかもしれないけど、その前にしっかり片付けておかないとね。あとSANADAよ、いつまでナイトーの下にいるんだ?」
<第8試合 「G1 CLIMAX 28」Bブロック公式戦=30分1本勝負>
【5勝1敗=10点】○内藤哲也(8分28秒 片エビ固め)【1勝5敗=2点】×矢野通
※デスティーノ【バックステージの内藤】
内藤「やはり彼は唯一無二の存在でしょう。非常に個性的だし、なにか期待してしまう部分あるしね。俺がお客様だったら、矢野のリーグ戦、楽しみかな? でも、何回も言ったけどさ、プレーヤー側として見た場合ね、やはり彼のエントリー、疑問を感じるよ。彼みたいな選手が出てて、どこがGRADE-1なの? そういう疑問はあるけど、ま、矢野の世界、存分に堪能しましたよ。ところで皆様、今日の東京スポーツ、読みました? 読んでないかな? 昨日さ、鹿児島の某ファミリーレストランで、『オイ、あれオカダだよ、オカダだよ』って、オカダと間違われてしまったよ(苦笑)。おいおい、こんなことってあるんだね? この悔しさをバネに、俺は今日、鹿児島アリーナ、頑張った……かな? ま、(オカダと間違った)彼に、今日の勝利で、まあ会場にいるかどうかわかんないけどね、今日、鹿児島での勝利でね、『ああ、すいません。あれはオカダじゃなくて、内藤だったんだ』って思い直してくれたらうれしいですね。なんかそんな悔しい出来事が昨日、ありましたよ。ま、というわけで、この『G1 CLIMAX』、まだ続くんでね。明日は皆様、福岡でお会いしましょう。Adios」--このシリーズ、悔しいことが続いてませんか?
内藤「いやぁ、まさかね、東京スポーツの岡本記者を呼び出しといて、鹿児島のファミリーレストランで、そんな屈辱を受けるとはね、思わなかったよ。今日の東京スポーツ読んで、『オイオイ、これ、ウソじゃないの? 捏造したんじゃないの?』って思ってる方いるかもしれないけど、あれ、事実だからね。俺、言われたからね。『あれ、オカダじゃねえ?』『オカダだよ』『オカダだよね』……いやぁ、非常の悔しい思いをしましたよ。2年連続プロレス大賞MVPだけど、これだけ会場の支持あるけども、まだまだ俺を知らない方はたくさんいるんだなと。ま、なんか、改めてさらに上を内藤哲也、そしてLOS INGOBERNABLES de JAPONは目指さないといけないなと、痛感させられましたよ。ま、悔しかったけど、いい発奮材料になったッスかね。鹿児島の中学生、Gracias」<第9試合 「G1 CLIMAX 28」Bブロック公式戦=30分1本勝負>
【6勝=12点】○ケニー・オメガ(15分14秒 十字架固め)【3勝3敗=6点】×ザック・セイバーJr.【ケニーの話】「ああ、ほとんどの人が、俺に負けてほしいと思ったんじゃないか? このまま俺が勝つと(優勝争いが)面白くないからね。まぁ、オレの友達と家族以外のみんなは、そう願っただろう。ロッカールームのみんなも、そうかもしれない。だけど、この結果だ。このまま無敗で走り続ける。全勝優勝はこの俺、ケニーしかできないのさ。そして、100パーセントの確率でそれを成し遂げると、この場で伝えておこう。この1年を振り返ると何度か負けているけど、ここでは100パーセントの自信をもって宣言しておく。それを80パーセントにダウンさせることができるのは、最後にブドーカンで対戦が待っているイブシだけだ。あくまでその可能性があるというだけだけどね。それも今日勝たないとダメだけど。とりあえず今日、彼が負けたザック・セイバーJr.戦を乗り越えた。みんなに声を大にしてこれだけは伝えておこう。ザック・セイバーJr.はプロレス界において、ある部分においては突出したレスラーだ。だけどその彼を、ハイフライヤーである俺は破った。確かに厳しい闘いを強いられた。ザックにいいように扱われた。だけど、それも今では過ぎ去ったことになった。これで無敗のままで12点。(※そのまま引き揚げかけるが)あ、忘れてた。(※と言って戻って来て)グッバイ&グッナイト、Bang」
【バックステージのザック、TAKA】
ザック「(※コメントスペースにたどり着くなり、フロアにうつ伏せに寝ころび顔を伏せる。代わってTAKAが言葉を発する)」TAKA「オイ、完全によ、追い込んでたよな。チャンピオンがあそこまで追い込まれた試合あったか? なんだ最後、チャンピオン、丸め込みか? まさかあんなことするとは思わなかったよ、チャンピオン。そこまで追い込まれたか、チャンピオン? オイ、見たヤツはわかるよな、今日? 五分……いや五分じゃねぇ。ザックの方がはるかに上回ってたよ。次があればよ、怖ぇぞ(TAKAがコメントしている間、ザックは何度か顔を上げるも言葉を発せず。ないか言いたそうに、TAKAの明日はを両手でつかむが、言葉は出てこない。軽く首を横に振って起き上がり、ノーコメントのまま控室へ、ザックを追うように引き揚げていく途中で言葉を漏らすように)あと3つ。全部勝てばな、なんとかなるよな? まだ終わってねえよな?」
<第10試合 「G1 CLIMAX 28」Bブロック公式戦=30分1本勝負>
【4勝2敗=8点】○飯伏幸太(18分9秒 片エビ固め)【2勝4敗=4点】×後藤洋央紀
※カミゴェ(試合終了後)
飯伏「今年も鹿児島に帰ってくることができました。そしてまたマイクを握ることができました。次の約束は必ず今年優勝して、また来年戻ってきます。応援よろしくお願いします!」【バックステージでの飯伏】
飯伏「(※コメントスペースに姿を見せるなり、崩れ落ちるようにフロアにヒザを着く。しばらく動けなかったが、『大丈夫』と自分に言い聞かせるようにして所定のポジションへ歩を進めるも、腰を落としたままでコメントし始める)いやぁ……まぁメインで、温かいですね。後藤さんも、やりにくかっただろうと……。ま、自分は全力で、今日も出し尽くしたつもりなんで。ま、これで勝っても負けても、悔いはない。ただ、やっぱり、勝ちたい。この後も全部、全部勝ちたいです。負けたくない。1年ぶりの鹿児島アリーナ、1年ぶりの『G1』だったんですけど。去年もこのカミゴェで。カミゴェができた場所なんで、ここで出すというかですね……。いやあ、全身が、ヤバイヤバイヤバイヤバイ……」--次の公式戦は8.4大阪での内藤戦ですが……。
飯伏「それもメインで。この4連戦、ヤバイですけど。まぁ、SANADA戦、石井さん、後藤さん、内藤さん……まぁ、先は関係ないってずっとやってきたんで。先を考えず。その日、(すべてを)出し切るのみです。全部出せば、いつか絶対、結果が残ると思うんで。全部、出し尽くします。いやぁ、毎日がきつすぎますよ。ただ、充実してますね。もう折り返しました? 折り返してます?」--はい、折り返しました。
飯伏「残り考えないって言ったんですけど、考えてますね、どっかで」--それは早く終わってほしいという思いなんじゃないですか?
飯伏「どっかで(残りを)考えてますよね。それを(頭から)消して。無で……無で……全力で……次も勝ちます! 次は絶対負けられないんで。2敗してるっていうのもあるんですけど、内藤戦なんで。絶対に……」鹿児島大会ではBブロック公式戦が行われ、セミでは全勝のケニーが2敗のザックと対戦、両者はケニーがDDT、ザックがNOAH時代にイギリスで対戦しており、この時はケニーが勝利も、新日本マットでは初めて実現となった。
序盤はケニーからグラウンドを仕掛け、タックルから腕十字狙う、ザックも三角絞めで切り返すが、ケニーが持ち上げて、ザックは出鼻を挫く、しかしケニーのリーブロックをザックがキャッチして倒し弓矢固めを狙うと、ケニーのVトリガーをかわしたザックはボディーへ頭突きも、串刺しはケニーがビックブーツで迎撃して場外へ追いやると、ノータッチトペコンを狙うが、ザックがエプロンでアンクルホールドで捕獲、逃れたケニーはザックを鉄柵外へ出すと、鉄柵からのケブラータを発射し、花道へ連行してツームストーンパイルドライバーを狙う。
ところがザックがアンクルホールドで切り返しSTFへ移行すると、リングに戻りザックがレッグツイストとVトリガー潰しでケニーの右膝を攻める。
ザックはケニーの右脚にローキックの連打、串刺しはケニーが迎撃してコタロークラッシャー、ザックは左腕へのオーバーヘッドキックから突進するが、ケニーがフランケンシュタイナーからカミカゼ狙いはザックがスリーパーで捕獲も、ケニーはコーナーにぶつけて脱出、改めてカミカゼからのムーンサルトプレスを投下するが、ザックが三角絞めで捕獲する。
串刺しを迎撃したケニーは読み合いからスイングDDT、場外へ逃れたザックにトルニージョを発射、リングに戻ってコーナーからのダイビングクロスボディーはザックが腕固めで切り返すが、ケニーは強引にジャーマンで投げ、蒼い衝動からVトリガーを狙ってピストルサインはザックが三角絞めも、持ち上げたケニーはパワーボムからVトリガーを炸裂させる。
ケニーは片翼の天使で勝負を狙うが、ザックが腕十字で切り返し、逃れたケニーは高速ドラゴンスープレックスから片翼の天使はザックがヨーロピアンクラッチで丸め込むも、キックアウトしたはケニーはVトリガーを狙う。
ところがキャッチしたザックはヒールホールドで捕獲、ケニーが逃れるもでザックがジャーマンからPKを浴びせ、切り札のオリエンテーリング・ウィズ・ナパーム・デスで捕獲するが、ケニーはロープに逃れる。
ザックはランニングローキックもケニーがキャッチして逆水平も、ザックは打撃の連打からセイバードライバー狙うと、ケニーが逆さ押さえ込みで切り返してVトリガーを連発、そしてラ・マヒストラルから十字固めで丸め込んで3カウントとなり勝利、まさかの敗戦を喫したザックはテーブルをひっくり返すなど大荒れで退場となった。
序盤こそはケニーが自身のペースへと引き込もうとするが、右膝攻めで一気に流れを変えてからケニーに様々な罠を仕掛けたが、ザックもおそらく片翼の天使にヤマを張って罠を仕掛けたと思う、だが思わぬ丸め込みでヤマが外れてしまった。ザックにしても悔しい敗戦だったと思う。メインの後藤vs内藤は、後藤がヘッドロックで執拗に絞めあげて首攻め、串刺し狙いは飯伏がかわしてフランケンシュタイナーで後藤を場外へ追いやり、バミューダトライアングルを狙うが、後藤がリングに戻るとエプロンに不時着した飯伏に後藤がロープ越しのラリアット、場外戦の後で、リングに戻って後藤はチンロックからクルックヘッドシザース、フェースロック、頭部にエルボードロップと執拗に飯伏の首を攻める。
後藤は突進するが、飯伏がドロップキックで迎撃すると、場外の後藤に飯伏がバミューダトライアングル、後頭部めがけてスワンダイブミサイルキックで一気に流れが変わったかに見えたが、追走合戦では後藤がラリアットを炸裂させ、村正からバックドロップ、ミドルキックと飯伏にペースを渡さない。
後藤は牛殺しを狙うが、前へ着地した飯伏がオーバーヘッドキック、後藤のエルボーの連打に対し、飯伏は掌打からソバットのコンポ攻撃、、だが突進はキャッチした後藤が牛殺しを決める。
後藤は雪崩式牛殺しを狙うが、脱出した飯伏がコーナーの後藤にオーバーヘッドキックを放ち、今度は飯伏が雪崩式狙うが、後藤が回天を狙うと、着地した飯伏はカウンターのラリアットを炸裂させ、カミゴエを狙うが、後藤がエルボーで逃れるも、手を離さない飯伏はクロスアームスープレックスからカミゴエを狙う。
しかし後藤がかわして顔面への頭突き、カウンターのエルボーからショートレンジラリアット、裏GTRからGTRで勝負に出るが、飯伏がバク転で逃れて槍投げ狙いは、後藤がスリーパーで捕獲して絞めあげる。
後藤がGTRを狙うと、切り返した飯伏にローリングラリアットからGTRを狙うと、切り返した飯伏に昇天を決め、念を込めてミドルキック、再びGTR狙いは飯伏がサムソンクラッチも、キックアウトした飯伏に後藤はミドルキックを放つ。
後藤は頭突きを狙うが、ビンタで阻止した飯伏がハイキックを一閃、そしてG1で使用し始めたボマイェを炸裂させると、シットダウン式ラストライドからカミゴェで3カウントを奪い2敗を堅守。後藤も飯伏のパターンを読みきってはいたが、飯伏もGTRだけはしっかりマークして一気に抜き去った。内藤vs矢野は、矢野のロックアップ狙いを内藤がいなして焦らすすと、背後から矢野が襲撃、、矢野はブレーク連呼しようとするが、内藤がスライディングで場外に降りて足をすくい、リングに戻って寝そべりフェイントも、矢野はデニーロポーズで応戦する。
矢野は場外戦を仕掛けるが、、内藤も反撃して矢野からテーピングを奪って柵に手首を巻きつけて拘束、矢野は柵を破壊して脱出し、柵ごとリングに戻るが、内藤はスライディングキックで再び場外へ追いやり、矢野プロデュースの新作DVDで殴打する。
矢野が反撃して崇コーナーを作るも、コーナーポストでの殴打はレフェリーに阻止され、内藤は崇コーナーに直撃した矢野にコーナーミサイルから、コーナーポストでフルスイングする。
矢野はサミングも、内藤は延髄斬りで応戦してからジャンピングエルボーアタックは、キャッチした矢野は崇コーナーに何度も内藤を直撃させてから丸め込み、無双からフロントスープレックスで猛反撃する。
矢野はTシャツを脱いで内藤の頭に被せると、海野レフェリーにもレフェリーシャツで顔を覆うと、内藤に急所打ちを狙うが、阻止した内藤が急所蹴りからジャックナイフ式エビ固めで丸め込み、最後はデスティーノで勝利。内藤が矢野ワールドを封殺して完勝を収める。SANADAvsジュースは、ジュースがラリアットから場外のSANADAにプランチャを命中させるも、客席へショルダースルーは着地したSANADAは鉄柵越しでのSkull Endで捕獲して、そのまま通路へ連行して絞めあげる。
リングに戻るとSANADAはジュースの左腕にレッグドロップからキーロックで左腕攻めも、SANADAは突進もジュースはフルネルソンバスターで叩きつけ、ジュースは右のジャブで流れを掴んで、左で逆水平からスパインバスター、キャノンボール、コーナーからダイビングクロスボディーと畳みかける。
ジュースはパワーボムを狙うも、SANADAが逃れると、ジュースはビックブーツから突進をSANADAが連続リーブロックからドロップキックで場外へ追いやり、SANADAがプランチャを命中させ、、リングに戻ってもSANADAがドロップキックも、ジュースはスピンキックからプリンスズスロウン狙いはSANADAがSkull Endで捕獲、ところが、ジュースが裏返って掟破りのSkull Endで絞めあげると、掟破りのラウディングボディープレスを投下するが自爆となってしまう。
SANADAがラウディングボディープレスを仕掛けるが、ジュースが逃れて着地すると、SANADAがフランケンシュタイナー狙いは堪えたジュースがパワーボムで叩きつけ、ここでジュースがギブスを外したが、左のナックルはSANADAがかわしてSkull Endも、ジュースがコーナーを使ってSkull Endで切り返す。
SANADAも逃れてムーンサルトアタック式Skull Endを狙うが、ジュースがパルプフリクションで切り返しを狙い、SANADAもひっくり返して切り返し合いとなると、ジュースが左ジャブを炸裂させてからのパルプフリクションで3カウント、SANADAは痛恨の2連敗となる。石井vsタマは、タマが変則ロープワークからドロップキック、上からパンチ、高速ブレーンバスターと攻め込み、ドロップキックで石井を場外へ追いやったところでタンガが石井を襲撃、リングに戻ってもタマが石井を攻め込んでいく。
タマの攻めを受けきった石井はパワースラム、天龍コンポの連打で反撃し、串刺しを狙うタマにショルダーを浴びせ、ラリアット狙いはタンガが足をすくって場外も、石井はタンガをリングに上げて天龍コンポ、ラリアットで排除も、気を取られ過ぎた隙を突いたタマがヴェレノで突き刺す。
タマはトンガンツイスト狙うが、石井はブレーンバスターで投げ、龍魂パワーボムもレフェリーが巻き込まれるとタンガが再び乱入してイスで殴打、タマとのイスの上でゲリラーフォーエアーを狙うが、逃れた石井はタンガをジャーマンで排除してタマにもジャーマン、イスでメッタ打ちにする。
石井はイスの上での垂直落下式ブレーンバスター狙うが、タマがイスの上でトンガンツイストで切り返し、タマはガンスタンを狙うが堪えた石井がジャーマンで投げると、リキラリアットからスライディングラリアットを炸裂させ、カバーに入るが、タンガが浅見レフェリーをKOし、ファレが乱入しグラネードを炸裂させる、タマはガンスタンを狙うが石井が垂直落下式ブレーンバスターで切り返しを狙うと、タマがガンスタンで切り返して3カウントを奪い勝利となった。
これでBブロックは4~5敗の後藤、石井、タマ、ジュース、矢野の脱落が決定、全勝のケニーに1敗の内藤、2敗の飯伏が追いかける展開となった。荒夏!!!!!
鹿児島ありがとう
— 飯伏 幸太 (@ibushi_kota) 2018年8月1日絶対いけると思ったよ
チャンピオンの懐の深さを見せつけられたな
まさかの丸め込みとは、、
そこまで追い込んだんだNEXTに期待しよう
あと3つ
ここから1つも落とさなければまだ可能性あるよな
— TAKAみちのく (@takam777) 2018年8月1日LOS INGOBERNABLES de JAPON
Arena de KAGOSHIMA.
Mañana es FUKUOKA. pic.twitter.com/e3nnC7ZvSe
— 内藤哲也 naito tetsuya (@s_d_naito) 2018年8月1日 -
ヒヤリとさせたYOSHI-HASHIに棚橋が共闘を呼びかけた!オカダはエルガンに勝利!
7月30日 新日本プロレス「戦国炎舞 -KIZNA- Presents G1 CLIMAX 28」香川・高松市総合体育館・第1競技場 2555人【アピール、コメントなどは新日本プロレス公式HPより】
<第1試合=20分1本勝負>
ジュース・ロビンソン ○デビット・フィンレー(5分5秒 片エビ固め)トーア・ヘナーレ ×海野翔太
※ Prima Nocta<第2試合=20分1本勝負>
タマ・トンガ ○タンガ・ロア(6分54秒 片エビ固め)石井智宏 ×SHO
※エイプシット<第3試合=20分1本勝負>
内藤哲也 ○SANADA(6分43秒 Skull End)矢野通 ×外道<第4試合=20分1本勝負>
ケニー・オメガ ○チェーズ・オーエンズ(5分29秒 片エビ固め)ザック・セイバーJr. ×TAKAみちのく
※パッケージドライバー<第5試合=20分1本勝負>
飯伏幸太 ○高橋裕二郎(6分31秒 片エビ固め)後藤洋央紀 ×YOH
※ピンプジュース<第6試合 「G1 CLIMAX 28」Aブロック公式戦=30分1本勝負>
【3勝3敗=6点】○バットラック・ファレ(7分51秒 体固め)【2勝4敗=4点】×真壁刀義
※チェーンラリアット【バックステージでのオリジナルBULLET CLUB】
ファレ「アンチェーンゴリラよ、誰もお前をチェーンで縛りつけられなかっただけのことだろ。なにか言い残すことでもあるか? 俺の方からは『クソッたれ』という言葉だけさ。この『G1』から去れ。ニュージャパンから去れ。ブドーカンに顔を出すな。見たか、俺らトンガ人の力を。ニュージーランド人の力を。日本を牛耳ってやる。なにも言えないようにしてな。お前らを放り出した上でな。スター気取りでいるのも、いい加減にしとけよ。天の星にでもなれ」タンガ「お前らのようなスターは、それがお似合いだ」
ファレ「扉を開けて、天高く放り投げてやる。(※タンガに向かって)それでどうだ?」
タンガ「そうだな」
ファレ「F●CK EM!」
【真壁の話】「(※若手に肩を借りて引き揚げてくる)報復だ。報復だ。覚悟しとけ、コノヤロー……(※とコメントスペースを横切りながら吐き捨てる)」
<第7試合 「G1 CLIMAX 28」Aブロック公式戦=30分1本勝負>
【4勝2敗=8点】○ジェイ・ホワイト(17分10秒 片エビ固め)【1勝5敗=2点】×ハングマン・ペイジ
※ブレードランナー【ジェイの話】「(※自らイスを手にしてコメントスペースにやって来て、そこに座って言葉を発する)ズルズルいってしまいそうだったけど、この勝利でなんとか食い止められた。まぁ、見ての通り。でも、まだまだこんなもんじゃない。これは誇りを持って闘ってるのに、青二才がイスなんか持ち出しやがって! SWICHBLADEのこの黒髪を甘く見るなよ。俺には仲間がいない。後ろ盾となるのはイスだけだ。イスヲクダサイ。ペイジ、ペイジ、ペイジ、ペイジ……まぁ、口ほどにもないヤツだったな。まぁ、せいぜい頑張ってくれ。最後まで『G1』を駆け抜けたら、よしとしてやろう。お前はその程度だ。負け続けて、俺たちのずっと後ろを追いかけてこい。俺はずっと前を真っ直ぐ走っていくだけだ。邪魔者を切り裂きながらな。SWITCHBLADEの前に立つヤツは、片っ端から切り裂いてやる!」
【ペイジの話】「これで昨日までの歩みは台無しだ! ジェイ・ホワイトのような役に立たない牛にやられてしまってはな! この『G1』、これで俺はもう(優勝の)望みがなくなった。まだ3試合残ってるけどな。全部勝っても6点プラスされるだけ。それにどんな意味があるっていうんだ? ただの消化試合でしかない。あのできそこないの牛野郎!」
<第8試合 「G1 CLIMAX 28」Aブロック公式戦=30分1本勝負>
【4勝2敗=8点】○鈴木みのる(12分13秒 体固め)【4勝2敗=8点】×EVIL
※ゴッチ式パイルドライバー【鈴木の話】「(※イスを手にコメントスペースに入ってくる)この俺、プロレス界の王に楯突くなんざ、3億年早ぇんだよ。オイ、なにが闇の大王だ? 闇も光も、この地上にあるもの、この世界に存在するものすべて、すべてが俺のものだ。そう、この『G1 CLIMAX』も。そして、貴様の命もだ(※と言うなり、ビデオクルーの胸ぐらをつかんで押し倒す。そして覆いかぶさるような態勢から)。オイ!『G1 CLIMAX』、優勝するのは誰だ? 誰だ? 誰だ!? (※と言うと、イスを大きく振りかぶって殴りかかると見せかけて、背中の方に落とす)誰だ? ハハハハハハ、鈴木軍、イチバ~ン」
<第9試合 「G1 CLIMAX 28」Aブロック公式戦=30分1本勝負>
【5勝1敗=10点】○棚橋弘至(12分36秒 エビ固め)【1勝5敗=2点】×YOSHI-HASHI【バックステージでの棚橋】
棚橋「変わるのは一瞬……っていうのは、実は誰にわかるんでね。変わる瞬間、その一瞬に向けて、どれだけのものを積み重ねてきたかっていうことが大事でしょ。YOSHI-HASHIが凱旋して6年? 7年? 胸張って、『全力で生きてきました』って言えるか。このクセが強いレスラーの中で、ホントに一生懸命になった瞬間ってあるのか? ないんだったら、俺が教えてやる。YOSHI-HASHI、俺んとこへ来いよ」--試合後、リング上で言葉を交わされてましたが……。
棚橋「『悔しくねえか?』って聞いたんですよ。『後輩が出てきて、いま自分の置かれている状態が悔しくねえか?』って聞いたんですよ。俺は今、トップ走ってるけど、悔しくて仕方がないから。メイン出れてないじゃん!」【YOSHI-HASHIの話】「どんな形であれ、俺はもう1度、ベスト尽くすから。ホント、みんなが言う、プロレスって、すごく果てしないから。それはよくわかってる。でも、どういう時でも、ほかのヤツらはどう? 自分の思うように生きれてる? 俺は全然うまくいかないよ。でも、もがくんだよ。どんな時でも。この先、どんなきついことがあっても、もがくんだよ。俺はそれがポリシーだから。どんな時でも、俺は行くよ。棚橋、俺がプロレス界入る前から応援してたから。ま、そいつとシングルできるっていうのは、そうめったにない。今日はほんと、絶好の舞台だったけど、絶対いけると思ったけど、でも、悔しい。でもまだ終わってないから。俺はまだ砕けてないから」
<第10試合 「G1 CLIMAX 28」Aブロック公式戦=30分1本勝負>
【4勝2敗=8点】○オカダ・カズチカ(20分56秒 片エビ固め)【2勝4敗=4点】×マイケル・エルガン
※レインメーカー(試合終了後)
オカダ「(手を上げてから頭を下げて礼をすると)何勝目だっけ? 4勝目? 失礼しました。4勝目ー!いやあ、どうでしたか、高松の皆さん? 100:0でオカダ圧勝でしょう。オカダ、凄いパワーを見せつけたでしょう!(勝ち誇るが、場内がざわつく)みんな笑って。俺を泣かせたいわけね。そうやってバカにして。泣かないけど。大人だからね。4勝2敗。まあ、大丈夫でしょう。あと残りのメンバー、誰? 誰? 誰? わからないけど、大丈夫でしょう! 新日本プロレス、俺が勝たなきゃおもしろくないでしょー! 任せなさい、『G1 CLIMAX』、しっかり優勝してきます。今日はどうも……(一拍おいて)ありがとうございましたー!」【バックステージでのオカダ】
オカダ「八王子で知名度ナンバーワン倒して、そして今日はバカ力ナンバーワンか……。ただのバカなのかわからないけど、いや、バカ力ということにしとこう。バカナンバーワン、俺が倒したらナンバーワン、俺が一番バカになる……。次(の相手)は、なにバカですか? なにバカですか? 次はなにバカですか?」--鈴木選手ですね。
オカダ「なにバカですか?」--そこはちょっと、僕の口からは……。
オカダ「まぁ、そりゃそうですよね。まぁ、とりあえず、あと公式戦、3つですか? すべてメインイベント。俺が勝つ、強いってのをね、改めて証明するには、メインイベントは素晴らしい場所だと思うんでね。(対戦相手が)なにバカでも……ま、考えとくよ。鹿児島でね、披露……別に披露することないか……。1+1=(1足す1は)!」【エルガンの話】「(※右上腕部を押さえながら)負けた……。また負けた……。たぶんこれで、『WRSETLE KINGDOM』の(メインの)舞台に立つのは難しくなってしまったな……。残りはファレ、タナハシ、マカベか……。とにかく勝つしかない。(夢の舞台は)とてつもなく遠いな……。だけど、待っていてもチャンスはもらえない。とにかくいい結果を出すだけだ。最後まで走り続けるしかない。そうすれば、チャンスも見えてくるだろう。それしかない……」
高松大会ではAブロック公式戦が行われ、2敗のオカダが3敗のエルガンと対戦。互いに大技を狙って牽制するが、オカダは首固めを狙うと、エルガンがブレーンバスターでぶっこ抜き、場外戦でも、エルガンをリングに戻したオカダはエプロンに立つも、オカダをエルガンがドロップキックで強襲して場外へ落として重爆トペを発射、リングに戻ってのロープ越しのボディープレスはオカダが剣山で迎撃する。
エプロンでの攻防から場外戦でオカダが場外DDTを敢行してから、鉄柵を使ってハングマンDDT、リングに戻るとエルガンがエルボーから逆水平み、オカダはスライディングキックで応戦してチンロックと首攻めでリードを奪うが、ビックブーツから突進はエルガンはパワースラムで叩きつける。
エルガンはジャンピングエルボーからバックハンドエルボー、ワンハンドバックブリーカー、延髄斬り、バックの奪い合いからブレーンバスター、ノーザンライトスープレックスの連続技、オカダのダイビングクロスボディーもキャッチして雪崩式を狙うが、オカダがマットへ逃れると、エルガンのダイブをキャッチしてフラップジャック、キックからDDTですぐ自身の流れに変える。
オカダのネックブリーカー狙い、串刺し狙いもエルガンがジャーマンで投げると、ビックマイクフローを投下するが自爆、オカダはビックブーツもエルガンは逆水平、バイシクルキックで返し、トップコーナーから雪崩式ブレーンバスターで投げる。
エルガンはエルガンボムを狙うが、背後に着地したオカダはドロップキックも、ドロップキックはエルガンがかわし、レインメーカーもジャンピングハイキックで阻止したエルガンの突進は、オカダがドロップキックで迎撃、だがレインメーカーを読んだエルガンはラリアットを連発する。
エルガンはエルガンボムを狙うがリバースしたオカダがエビ固めで丸め込み、エルガンが串刺しラリアットからダイハード関西を狙うが、オカダは巻き投げで阻止、エルガンはスーパーキックからローリングエルボー、生肘エルボー、オカダのドロップキックをスパインボムで叩きつけ、エルガンはスプラッシュマウンテンからバーニングハンマーを狙うが手を離さないまま逃れたオカダが切り返し合いからツームストーンパイルドライバーで突き刺し、ローリングレインメーカーからレインメーカーで3カウントを奪い2敗を堅守、エルガンは4敗目と厳しい状況に立たされた。
内容的にもエルガンがオカダのパターンを読み切っていたものの、肝心の大技はオカダはしっかりマークしていたのか、スプラッシュマウンテンを喰らうまでに留まり、最後はゴール寸前でオカダがしっかり抜き去ってしまっていた。だがオカダvsエルガンはこれまでは激戦が多いものの、エルガンがこれだけ攻め込んでもオカダには勝てない、エルガンには一体何が足りないのか…1敗の棚橋はYOSHI-HASHIと対戦、昨年の公式戦ではYOSHI-HASHIがリードを奪えないまま完敗を喫し、棚橋も「YOSHI-HASHI、変わるのは一瞬なんだろ? いつだよ? それを俺に教えてよ……」と問いかけていたことから、YOSHI-HASHIがどう答えを出すのか注目された。
序盤こそはリストの奪い合い、アームドラックの攻防、読み合いも全ての面で棚橋が上回り、棚橋は反転式クロスボディーから青天井エルボーは2回にわたって自爆させ、YOSHI-HASHIは棚橋をロープにセットして逆上がりを狙う棚橋に尻にドロップキックを発射、YOSHI-HASHIはバックハンドエルボー、フェースロック、滞空式ブレーンバスター、棚橋のエルボーを受けきって逆水平、串刺し逆水平を放っていく。
棚橋はフォアアームで反撃、セカンドロープからのサマーソルトドロップを投下、そしてスリングブレイドを狙うが、かわしたYOSHI-HASHIはヘッドハンターで返し、ドラゴンスクリューからテキサスクローバーホールドを阻止し、ドラゴンスクリューもスピンキックで阻止したYOSHI-HASHIはバッククラッカーからシットダウン式ランニングパワーボムで叩きつける。
YOSHI-HASHIはスワントーンボムからカルマ狙いは、棚橋がツイストアンドシャウトで切り返し、スリングブレイドを狙うがYOSHI-HASHIはしゃちほこラリアットで迎撃、棚橋の張り手に対しYOSHI-HASHIがスーパーキック、棚橋がスリングブレイドもYOSHI-HASHIがまたしゃちほこラリアットで迎撃する。
YOSHI-HASHIはフィッシャーマン式ジャックハマーの新技を披露、カルマを狙うが、逃れて腕を離さなかった棚橋がカウンターでスリングブレイドを炸裂させ、ダルマ式ジャーマンからハイフライフローで勝負に出るが自爆となってしまう。
このチャンスを逃さなかったYOSHI-HASHIはネギネバからバタフライロックを狙うが、棚橋はカニバサミのような体勢から丸め込んで3カウントを奪い逆転勝利。試合後も棚橋はYOSHI-HASHIに言葉を投げかけ、感極まった表情で退場したが、バックステージインタビューで棚橋がYOSHI-HASHIに共闘を呼びかけていたことがわかった。
序盤こそは昨年の試合の再現かと思ったが、中盤からはYOSHI-HASHIが猛攻をかけ、YOSHI-HASHIの新技やスリングブレイドの自爆で、YOSHI-HASHIはあわやの場面を作ったものの、バタフライロックを狙ったところで、丸め込みのバリエーションが豊富である棚橋が一瞬の丸め込みで勝利も、それだけ棚橋をヒヤリとさせたということであり、今回の敗戦もYOSHI-HASHIにとって成果があった。棚橋の呼びかけに関しては、YOSHI-HASHIにとってグラリと来ているのが本音かもしれない、だが現状を打破するためには立ち位置を変える必要もなのではないだろうか、後はYOSHI-HASHIがどう選択するかにかかっているが、YOSHI-HASHIのにとって今年のG1は今後を左右するものになりそうだ。1敗のEVILvs2敗の鈴木は、入場するEVILがリングインするなり鈴木が襲撃して試合開始、場外戦でリードを奪ったEVILがをかけるが、突進したところで鈴木がロープ越しの腕十字で捕獲すると、場外戦でEVILの腕に柵をセットしてイスで一撃を加え、マイクコードでチョーク攻撃とラフで形勢を逆転させる。
リングに戻っても鈴木が猛攻をかけるが、EVILはレフェリーを使ってのソバットで反撃し、串刺しラリアットからブロンコバスターも、EVILが鈴木の後頭部を踏みにじったところで、鈴木の表情が変わり、ダークネスフォールズを狙うEVILにキチンシンク、エルボーからビックブーツ、ランニングローキックから指を決めながら腕十字、場外戦でもイスで一撃を加えてから、EVILの腕を鉄柱に巻きつけて巻きつけてイスで一撃を加える。
しかしEVILはイスを投げて逆襲し、鈴木の首にイスをかざしてEVILホームランを炸裂させ、リングに戻ったEVILはEVILを狙うが、鈴木が指を逆に曲げて阻止し、エルボー合戦を繰り広げ、EVILがローリングエルボーからダークネスフォールズを狙うが、鈴木が逃れてEVILはEVILを狙うが、逃れた鈴木はスリーパーからゴッチ式パイルドライバーを狙う。
しかしEVILは昨年同様EVILでの切り返しを狙うと、切り返した鈴木がスリーパーから久々の逆落としで投げ、ゴッチ式パイルドライバーで3カウントを奪い、EVILは2敗目で後退、鈴木は2敗を堅守、EVILも昨年同様ゴッチ式パイルドライバーをEVILでの切り返しを狙ったが、鈴木が久々に繰り出した逆落としまでは読み切れなかった。ジェイvsペイジは、ジェイが場外戦でペイジにヤングライオンをぶつけ、ハンマーの連打とリードを奪うが、リングに戻したところでペイジがトペで強襲、だがシューティングスターアタックがかわされると、着地したペイジにジェイが場外での高速バックドロップで投げる。
リングに戻るとジェイはワンハンドバックブリーカーから腰攻め、場外戦で鉄柵やマットめがけてペイジの腰を叩きつけ、リングに戻ってコーナーマットにもペイジの腰を叩きつけるが
、ペイジはラリアットで反撃し、足を払ってジェイを倒したペイジはその場飛びシューティングスター、ぶっこ抜きブロックバスターホールドと畳みかける。
ペイジはジ・アダムス・アップルを狙うが、キャッチしたジェイがコンプリートショットからバックドロップで投げ、ジェイは連続ハーフラッチ、場外へのバックドロップ狙いはペイジがエプロンに着地、突進するジェイにジ・アダムス・アップルを炸裂させ、ライトオブパッセージを狙うが、ロープにしがみついてエプロンに逃れたジェイにペイジがエルボーで場外へ落とす。
ジェイは三角飛びを狙うが、ジェイがエプロンに上り、エプロンに不時着したペイジにコンプリートショットからバックドロップ狙いはペイジがコーナーに逃れるも、ジェイはトップコーナーからの断崖式を狙うがペイジがパンチでジェイを場外へ落とし、コーナーからムーンサルトアタックを命中させる。
リングに戻ったペイジは串刺しドロップキックからムーンサルトプレス狙いは、ジェイが浅見レフェリーをロープに直撃させて阻止すると、ペイジをトップコーナーから突き落としてイスで一撃、スピニングブレーンバスターから、イスを持ち出して一撃を狙うも浅見レフェリーが阻止される。
そしてペイジはジェイに自分が脱いだリングシューズをジェイに投げ渡すと、ジェイが戸惑ったところでペイジが丸め込み、ジェイのブレードランナーを狙いもペイジが唾で阻止する。怒ったジェイはイスを持ち出すペイジがスーパーキックで射抜いてからライト・オブ・パッセージを狙うも、急所打ちで阻止したジャイがブレードランナーで3カウントを奪い2敗を堅守、ペイジも終盤にはジェイを揺さぶったが、最後はジェイのしたたかさが優った。3敗同士の真壁vsファレは、真壁がロープへ走ったところで、セコンドのタンガが足をすくって場外戦を仕掛け、真壁がタンガに気を取られると、ファレが鉄柵攻撃から客席に連行して真壁を叩きつけ、リングに戻る真壁をファレがストンピング、真壁はエルボーで反撃もハンマーで応戦し全体重をかけて押し潰す。
ファレがエルボーを放っていくが、真壁は起き上がって挑発、真壁はナックルの連打で反撃し、串刺しラリアットの連打からコーナーナックルを浴びせ、カウンターのラリアットを炸裂させるも、ショルダータックルで返したファレが串刺しボディーアタック、ジャンピングボディープレスと畳みかける。
ファレはグラネードを狙うが、逃れた真壁はラリアットは相打ちも、真壁は左、右とラリアットを浴びせたところで、浅見レフェリーをKOしたタンガが乱入、二人掛りの攻撃は真壁が両腕ラリアットで阻止し、ファレにキングコングニーを狙うが、またタンガが阻止して、ファレがデットリードライブで投げ、真壁のチェーンを奪って、掟破りのチェーンラリアットで3カウント、自分のアイテムを使用された真壁は屈辱の敗戦となった。
これでAブロックは1敗の棚橋が単独トップ、2敗のオカダ、ジェイ、鈴木、EVILが追いかける展開となった。Been trying to push myself so hard with diet/training and in ring. Tonight I may have did some damage to my bicep. Think my body might be saying have some extra calories. Probably is actually just me saying enjoy some junk to feel better, but hey I might just do it.
— BigMike (@MichaelElgin25) 2018年7月30日編み込みはずすの毎回痛い。誰かー( ;∀;)
— 棚橋弘至 (@tanahashi1_100) 2018年7月30日I am mathematically eliminated from the G1 now. I’m sorry I let you down @masahirochono.
— HANGMAN PAGE (@theAdamPage) 2018年7月30日 -
ケニーがSANADAの魔術を完封しBブロック単独トップで折り返し地点を通過!狂気が宿った飯伏が石井を粉砕!
7月28日 新日本プロレス「戦国炎舞 -KIZNA- Presents G1 CLIMAX 28」愛知県体育館 5735人超満員札止め【アピール、コメントなどは新日本プロレス公式HPより】
<第1試合=20分1本勝負>
バットラック・ファレ ○タンガ・ロア(6分14秒 片エビ固め)真壁刀義 ×トーア・ヘナーレ
※エイプシット<第2試合=20分1本勝負>
○ハングマン・ペイジ チェーズ・オーエンズ(6分20秒 片エビ固め)ジェイ・ホワイト ×YOH
※ライト・オブ・パッセージ<第3試合=20分1本勝負>
○鈴木みのる エル・デスペラード(7分5秒 体固め)EVIL ×BUSHI
※ゴッチ式パイルドライバー<第4試合=20分1本勝負>
YOSHI-HASHI ○SHO(7分4秒 ジャーマンスープレックスホールド)棚橋弘至 ×海野翔太<第5試合=20分1本勝負>
マイケル・エルガン ○デビット・フィンレー(8分40秒 片エビ固め)オカダ・カズチカ ×外道
※Prima Nocta<第6試合 「G1 CLIMAX 28」Bブロック公式戦=30分1本勝負>
【3勝2敗=6点】○ザック・セイバーJr.(10分59秒 反則勝ち)【1勝4敗=2点】×タマ・トンガ【バックステージでのザック、TAKA】
ザック「(※コメントスペースに座り込んで)なに考えてんだ、タマ・トンガは? “バッドボーイ”と名乗っていい気になってるようだけどな、この試合に関しては、頭が悪いとしか言いようないな。これは『G1』だぞ。ブドーカン(での決勝戦)への出場権を懸けた闘いだぞ。それを勝ち抜いて、トーキョードームでのメインイベントの座を懸けた闘いなんだぞ。それを捨てたのか? まあ、とにかく俺が勝った。とりあえず、うまくいった。気を取り直して、そう思っておくよ」TAKA「これがお前らのやり方か? どうでもいい、お前ら『G1』捨ててんのか? だったらよ、目指すもん違うんだ。こっちはよ、『G1』獲って、東京ドームのメインイベント(のリングに)立つんだ、こいつが。春夏制覇すんのはよ、この男だよ。もうよ、どんな形でもいいよ。勝ちだ。今日、勝ち点もらったよな? オイ、この先ひとつも落とさないからな。この後誰が相手でも、誰が来てもな、結果はいっしょだよ。JUST TAP OUT!」
【バックステージでのオリジナルBULLET CLUB】
タマ「(※左腕を押さえ、時折うめき声をあげながらコメントスペースにやって来る)ああ……」ファレ「(※何回も手を叩き)なかなかいい試合だったぞ」
タマ「そうか?」
ファレ「あの試合に、俺はセブンスター(7つ星)を与えるぞ」
タマ「エッ、なんだって? すごい! 昨日のお前の試合より上じゃないか! 世界中を見渡しても、そんなに高い評価の試合なんてないぞ! 本当か? なあ、ファレ、本当にそんなに評価してくれるのか!?」
ファレ「ああ」
タマ「こんなの奇跡的だ!」
ファレ「ああ、誰も見たことがないほどだ。そう、奇跡が起こったんだ!」
タマ「やった、セブンスターだぞ!」
<第7試合 「G1 CLIMAX 28」Bブロック公式戦=30分1本勝負>
【1勝4敗=2点】○ジュース・ロビンソン(8分28秒 片エビ固め)【1勝4敗=2点】×矢野通
※パルプフリクション【ジュースの話】「これで2点。やっと、ジュースに得点が入った。勝ち点2が……。でも、Bブロックを勝ち上がることは望み薄だけどね。まあ、優勝は来年狙うよ。でも、この『G1(CLIMAX)2018』は、この肩に掛かっているベルトのためにも闘い抜くよ。スタートから4選手に負けてしまったことには言い訳できない。タマ、イブシ、ナイトー、ケニー・オメガ……彼らとは、このIWGP US王座を懸けて闘わないといけないだろう。彼らに挑戦権を渡してしまったからね。彼らとの再戦は必至だ。でも残りを勝って、得点を10に伸ばして来年を迎えるよ。来年だけじゃない2020年も、2021年も、2022年も、2023年も、プロレスを続ける限りずっとね。とりあえず今日はヤノに勝った。これでトロフィーを手にすることができるってわけじゃないけど。だけど、この勝利は大きい。彼の本当の実力はよく知っている。彼は本物のレスラーだし、本物のシューターだ。俺はそう思ってるよ。俺はそう受け止めている。まあ、そのうち、また闘おう。とにかく今日は、2点はジュースの元に来た……」
<第8試合 「G1 CLIMAX 28」Bブロック公式戦=30分1本勝負>
【3勝2敗=6点】○飯伏幸太(16分13秒 片エビ固め)【2勝3敗=4点】×石井智宏
※カミゴエ【バックステージでの飯伏】
飯伏「(※壁を支えに伝え歩きをしながらコメントスペースにやって来る。たどり着くや、崩れ落ちるように座り込む)はあ……全試合、全力っていうのを、忘れかけてたなって思いますね。それを石井さんに気付かせてもらったというか……。これから、全勝します。絶対……。負けない……負けないです……。気持ちで負けない……。ああ……でも1勝できたのは、すごいうれしいですね。とりあえず勝つ……今回は、とりあえず勝つ……それだけですよ。石井さんとは何度でもやりたいですよ。『G1』じゃなくても……。ああ……勝ち進みましたね……。これまでもきつかったし……。これからもずっときついのは同じ条件なんで。結果を残すんで……自分らしいプロレスをして、結果を残します。勝つ……次も……(※ゆっくり起き上がる)」--飯伏選手は『G1』に出場するたびに、折り返し点できつい試合が待ってますよね。
飯伏「そうですね……。でも、それも含めて関係ないって思ってるんで。やる選手っていうのは、全員、同じなんで……。自分はそれに合わせて調節してきたつもりなんで……。やります!」--今日の試合は、ケニー戦を考えると負けられないっていう気持ちが強かったですか?
飯伏「ケニーとの試合が近づいてきて、それを見据えて……(※ゆっくりと控室に歩を進めながら)やります、絶対に……」<第9試合 「G1 CLIMAX 28」Bブロック公式戦=30分1本勝負>
【4勝1敗=8点】○内藤哲也(13分26秒 片エビ固め)【2勝3敗=4点】×後藤洋央紀
※デスティーノ【バックステージでの内藤】
内藤「ここ、愛知県体育館での『G1 CLIMAX』、俺はLOS INGOBERNABLESになる前から合わせると、4年連続で負けてたんでね。俺、ジンクスとか別に気にしない派だけど、それでもここ名古屋のお客様には毎回、残念な思いさせてたんでね。ま、今日、勝つ姿をお見せできて、非常にうれしいかなと。でも、対戦相手がね、後藤だから。ま、勝って当然の試合だったっていえば当然の試合だったけど。愛知県体育館のお客様にも内藤哲也の今のプロレスをお見せすることができて、勝つ姿をお見せできて、非常によかったなと思ってますよ。まあ、最初のケニー・オメガ戦で負け、そのあと言ったけどさ、やっぱこの1敗は非常に大きいッスよね。まだケニー・オメガは無敗で来てますから。まあ、この後、メインイベント、SANADAvsケニー・オメガ。ま、SANADAがケニー・オメガ(の快進撃)を止めるかもしれないけど、でも1敗で並んだところで、俺はケニー・オメガに負けてるからね。彼より上にはいけない。厳しい状況が続いてますよ。たかが1敗だけど、されど1敗だ。やっぱり『G1 CLIMAX』での1敗っていうのは重いんだって感じますよ。ま、俺に残されてんのは、残り全部勝つことだからね。ケニー・オメガの星取りはあまり気にせず、この先も順当に、俺は連勝を続けますよ。ではでは、皆様、次はあさって、高松でお会いしましょう。アスタ・パサドマニャーナ。Adios」--ところで、ステージ側の席まで解放するほど超満員となった愛知県体育館の雰囲気は楽しめましたか?
内藤「ンー、楽しかったッスね。もっと対戦相手がさ、もっと強い選手だったら、もっとワクワクドキドキしたかもしれないけどさ、所詮、後藤だから。相手は後藤だから。波乱も起きないよ。順当の勝利でしょう」--ステージを設置するようになってからだと、最高の入りではないかと思われますが……。
内藤「いやあ、入場しても感じましたよ。やはりここ、愛知県体育館にお集まりいただいた札止めのお客様は、内藤哲也、そしてLOS INGOBERNABLE de JAPONを求めてるんでしょう。もっとみたいでしょ? 会場にお集まりいただいた皆様には、あの言葉を贈りたいですね。もっと俺の試合を見たいでしょ? それは次回まで、トランキーロ、あっせんなよ……。Adios」<第10試合 「G1 CLIMAX 28」Bブロック公式戦=30分1本勝負>
【5勝=10点】○ケニー・オメガ(20分12秒 片エビ固め)【3勝2敗=6点】×SANADA
※片翼の天使(試合終了後)
ケニー「G1やる前に、チャンピオンだから、チャンピオンだからさ、いろいろ質問がきました。この試合について、あれはSANADAさんが進化したと思いますか? 去年はなあ、同じブロックにいたんだ、SANADAさんが。その時も私が勝ちました。でも、その時は簡単に10分だけでした。今年は時間わからないですけど、多分もうちょっと長くやりましたね。さっきの質問、個人的に答えたくないですけど、当たり前のことですよね。SANADAさんは進化してましたか、みんな?じゃあ、それはそれで。今度なんですけども、初めて日本でザックとシングルです。みんなの素敵なチャンピオンはもうボロボロなんですけど、ザックは私と同じレベルではない。ザックは勝てません。だからさ、この次の試合も私が勝って、続けて、決勝までか〜んぜんに優勝します。多分、今まではこの会場で凄い思い出を残してないと思いますけど、今日はかなりいい思い出ですね。ありがとうございました」と挨拶をすると、このあとは英語でスピーチ。そして再び日本に戻すと、「みんながどこで応援するかわからないんですけど、会場なのか家どこかでよろしくお願いします。Goodnight! very veryありがとう! (指でピストルの形を作り、キスをしながら)and good-bye! Bang!」【ケニーの話】「周りはそう思ってないかもしれないけど、俺は確かな足取りでチャンピオンロードを歩んでいる。ほかにもやり方はあるかもしれないけど、俺と同じことができるヤツは、ほかにいない。2度目となる今回は、(IWGPヘビー級)チャンピオンとして『G1』優勝を果たす。それは大きな記録として残されるもので、誰にも邪魔させない。さて、次の相手はザック・セイバーJr.。俺の方から注文をつけることはない。彼はフォールを狙ってくるスタイルとは異なる。だからといって俺は気にしないし、スタイルを変える必要もない。それこそがキング・オブ・スポーツだ。どんなスタイルであれ、俺には関係ない。ザック、俺たちはそれぞれのスタイルで最高のレスラーだ。お前のレスリングは無駄がなく流れるようだし、最高のテクニシャンだ。ほかの誰も持ち合わせていない、スポーツライクな闘いぶりだ。だけど、そこに強さというもの感じない。誰もそれを指摘するものはいなかったけどね。誰もそこに踏み込まなかったけど、俺がわからせてあげよう。ザックの本性があらわになるときだ。とにかく、お前と対戦するのが楽しみだぜ」
Bブロックも愛知大会で折り返し地点を迎え、メインでは無敗で単独トップのケニーと、26日の長岡大会で飯伏を破り1敗を堅守しているSANADAが対戦。飯伏戦では「クロスウィザード(天才を超越したマジシャン)」と化したSANADAが完勝を収めたが、IWGPヘビー級王者のケニーにSANADAの魔術が通用するか、真価が問われる一戦となった。
SANADAはケニーを場外へ追いやり、トペを狙うかと見せかけて三沢式フェイントでエプロンに待機、ケニーをリングに呼び込むが、自身がリングに戻ろうとしてロープを跨いだところで、ケニーが足への低空ドロップキックで強襲をかけ、SANADAのその場飛ぶムーンサルトも自爆に追いやって膝を強打させると、SANADAの足を何度もマットに叩きつけ、場外戦でエプロンめがけてのニークラッシャーと足攻めでケニーが先手を奪う。
ケニーは足へのローキック、膝への関節蹴りと足攻めも、SANADAは膝へのエルボーを狙うケニーに飛び膝を浴びせると、ミサイルキック、ナックルの連打で反撃し、ケニーの突進は連続リーブロックでかわしてドロップキック、場外のケニーにプランチャを命中させる。
リングに戻ったSANADAはTKO狙いは、ケニーが逃れてカミカゼからのムーンサルトはSANADAが剣山で迎撃だが、ANADAも膝にダメージを負ってしまい、ケニーはSANADAの突進をフランケンシュタイナーで場外へ追いやるとノータッチトペコンを発射、リングに戻ったケニーはコタロークラッシャーですぐ自身のペースへと戻す。
ケニーは蒼い衝動を狙うが、SANADAが背後に逃れ、ケニーとジャーマン合戦、読み合いからスワンダイブドロップキックを狙うも、ケニーがスパインボムで叩きつけ、ケニーはSANADAの後頭部にミサイルキックから高速ドラゴンスープレックス、ショートレンジでVトリガーの連打を浴びせ、、起き上がったSANADAはエルボーもケニーがVトリガー、しかしコタロークラッシャー狙いはSANADAが逃れて、後頭部へローリングエルボーからSkull Endを狙う。
ケニーは逃れるとSANADAのドロップキックに対してVトリガーで応戦すると、リバースタイガードライバーで突き刺し、Vトリガーから片翼の天使を狙うが、SANADAが旋回式Skull Endで切り返して、ラウディングボディープレスはケニーがかわしてSANADAが着地も、突進するケニーをSANADAはオコーナーブリッジからSkull Endで捕獲する。
しかしケニーがグロッキーになったと判断したSANADAはラウディングボディープレスを投下も、ケニーがかわして自爆となると、両者はエルボー合戦となるが、SANADAがムーンサルトアタック式Skull Endを狙うと、切り返したケニーは人でなしドライバーで突き刺し、後頭部へのVトリガーから片翼の天使狙いは、SANADAがアサイDDT式Skull Endで切り返しを狙うも、強引に担いだケニーが片翼の天使で3カウントを奪い、5戦全勝で折り返し地点を通過した。
飯伏戦はSANADAが武藤敬司ばりの足攻めでリードを奪ったが、ケニー戦は逆の展開で逆にSANADAの足を攻められてしまい、SANADAが技を繰り出してもケニーはすぐ切り返してしまうなど、今回はSANADAの魔術が封じられて、ケニーのイリュージョンを見せつけられる結果となってしまった。内藤vs後藤は、場外に追いやられた後藤が寝そべりフェイントを狙う内藤に、素早く戻った後藤がショルダータックルを浴びせてからサッカーボールキックと、フェースロック、ミドルキックと先手を狙うが、ロープ越しの攻防で内藤が後藤のノド元にスタンガンを浴びせると、エプロンに後藤を連行してネックブリーカーを敢行する。
リングに戻ると内藤は首筋へのエルボー、ロープ越しでの変型ネックブリーカーからネックブリーカー、首攻めでリードを奪うが、内藤はコーナーミサイルを狙いは、かわした後藤が串刺しラリアットを浴びせ、村正からバックドロップと反撃するが、牛殺し狙いは内藤が逃れて変型ネックブリーカーから後頭部へスライディングキック、コーナーミサイルと攻め込み、後藤の攻勢が続かない。
内藤は雪崩式フランケンシュタイナーを決めると、グロリアは後藤が逃れられ、トルネードDDTを阻止した後藤が追走合戦からラリアットを炸裂させ、牛殺しからGTR狙いは内藤がひっくり返してブレーンバスターを狙うと、、後藤は昇天を狙うが、背後に着地した内藤はジャーマンスープレックスホールドからジャンピングエルボーアタック、そしてデスティーノを狙うも、後藤が切り返して裏GTRを決める。
後藤は念を込めてミドルキックからGTR狙いは、首投げで逃れた内藤は延髄斬りからデスティーノを狙うと、後藤が切り返してノーモーション頭突きの連打を浴びせ、GTRを狙うも、逃れた内藤がデスティーノ2連発で3カウント、GTRはしっかり内藤がマークしていたのもあって、後藤の強引さが封じられた封じられ完敗を喫した。石井vs飯伏は、開始から二人は突進し、互いにキックや技を読み合って牽制、エルボー合戦では石井が連打から突進は飯伏がエルボー、飯伏が突進も石井はショルダーで迎撃するなど激しく火花を散らす。
石井は頭突きから逆水平の連打に対し、飯伏はエルボーも石井は受け流して挑発し逆水平、天龍コンポで飯伏がダウンとなるが、起き上がった飯伏はエルボー、ミドルキックで返せば、石井は受け流してエルボーで飯伏がまたダウンとなってしまう。
飯伏はリーブロックからドロップキック、石井の突進をかわした飯伏がフランケンシュタイナーから石井を場外へ追いやりプランチャを発射も、今度は場外戦で通路奥に石井を連行、石井は場外パワーボム狙いもフランケンシュタイナーで切り返した飯伏は2階へ昇って、会場からクレーム必至のケブラータを発射、リングに戻ってミサイルキックからハーフネルソンスープレックスホールドと畳みかける。
飯伏はミドルキックの連打も石井は受けて挑発、飯伏が足蹴してミドルキックも、石井が強烈なエルボーで返して飯伏はダウン、石井は雪崩式ブレーンバスターは飯伏が起き上がるも、石井のジャーマンも飯伏が起き上がり、、石井のドラゴンスープレックスも着地、読み合いから飯伏がオーバーヘッドキックを炸裂させる。
石井は張り手から左右エルボーを放つが、受けきった飯伏が掌底を浴びせて、打たれ強い石井がダウンすると、槍投げでコーナーに叩きつけ、足蹴も、石井が起きてビンタ合戦、飯伏が掌底で競り勝ってまた足蹴にして後頭部も殴る。
石井はノド笛チョップの連打から顔面を足蹴にして叩くと、飯伏は石井のノドに正拳を浴びせてからラリアット、そしてシットダウンラストライドからカミゴエで勝負を狙うが、石井が胴タックルで阻止して頭突きも、飯伏はクロスアームスープレックスからカミゴエは石井がかわしてエビ固めから掟破りのカミゴエを炸裂させる。
石井は龍魂パワーボムからリキラリアット、そして垂直落下式ブレーンバスターを狙うが、飯伏が掟破りの垂直落下式ブレーンバスターで投げ返し、石井は延髄斬りも、飯伏は中邑真輔譲りのボマイエを炸裂させ、ビンタ合戦から飯伏がハイキックも、石井が頭突きで応戦するが、飯伏が側頭部へのハイキックからカミゴエで3カウントを奪い勝利となった。
互いに狂気が宿る壮絶な試合となったが、2階からのケブラータ、ノド元への正拳、中邑真輔譲りのボマイエと、常識外れになると飯伏が上回り、活き活きとしてくる。ジュースvs矢野は、矢野がロープへ押し込んだ際に、握手を求めてジュースが握るも矢野はキックで強襲をかけ、ショルダーで反撃したジュースはジャブの連打も、場外戦で矢野が鉄柵攻撃からテーピングでジュースを鉄柵に左手を固定するとイスで一撃、リングに戻ると矢野がロープを使って左腕攻め、これが矢野流のフェアプレーでリードを奪いにかかる。
矢野は対角コーナーを外して崇コーナーにするが、二人はコーナーマットを手にしてチャンバラを繰り広げ、ジュースは矢野を担いでエアプレーンスピンで大回転も、二人共目がまわってダウンとなってしまう。
ジュースは左でのエルボーの連打も矢野がサミングで応戦も、ラリアットはかわされてしまい、ジュースがバックドロップからセントーン攻勢に出ると、矢野を崇コーナーに直撃させてから串刺しラリアットを浴びせる。
しかし矢野もシーソーホイップでジュースを崇コーナーに直撃させてから丸め込みを連発、キックアウトしたジュースはジャブの連打から左手のテーピングを取ってナックルを狙うも、、矢野がかわすと、バックを奪い合いから、ジュースが切り返してパルプフリクションを狙うも、その体勢から二人は大回転した末、ジュースがパルプフリクションが決まり3カウント公式戦初勝利となる。ザックvsタマは、ザックがロープへ走るがタンガが足をすくえば、TAKAもロープへ走るタマの足をすくうなど、双方のセコンドが介入。、怒ったタマがTAKAを追いかけるも、タンガがTAKAにラリアットを浴びせれば、タマもヘッドロックパンチ、リングに戻ると上に乗ったタマがナックルからクローとラフでザックの関節技を封じにかかる。
ザックはエルボースマッシュで反撃し腕へのオーバーヘッドキック、水面蹴り、腕を三角に固めてストンピングの連打と一気に流れを変え、。ザックはエルボースマッシュ、タマの突進をかわしてジャパニーズレッグロールクラッチも、タマは腕を狙うザックにトンガンツイストで反撃し、両者はバックの奪い合いからタマが後方回転エビ固めも、ザックがキックアウトすると、ロープへ吹き飛んだタマにTAKAがサミングからザックが丸め込む。
TAKAがタンガの動きを止めている間に、ザックがタマをスリーパーから三角絞めで捕獲したが、腕十字に移行したところでタマがレフェリーを巻き込み、レフェリーがダウンしている間に、TAKAを振り切ったタンガが乱入し、ザックに合体リバースガンスタンを決める。
勝負に出たタマはガンスタンを狙うが、タンガに誤爆してしまうと、ザックはタマをシャイイングトライアングルで捕らえタマがタップも、レフェリーがダウンしたままでタップは無効となり、逃れたタマがガンスタンを狙う。ところがザックがキャッチしてジム・ブレイクアームバーで捕獲も、ファレが乱入してザックをグラネードでKO、だがレフェリーが気がついたためタマの反則負けとなった。ザックが不本意な勝利となった。
折り返し地点を通過したBブロックだが、全勝のケニーに1敗の内藤が唯一追いかけるも、ケニーとの直接対決で内藤が敗れていることから、現時点での自力突破は難しい状態、ケニーは石井、ザック、SANADAとの公式戦を残していることから、このままスンナリ全勝突破とは考えづらい。果たしてケニーが全勝で突破するのか、それとも内藤が逆転するのか…今日も
生きてた
また明日。
— 飯伏 幸太 (@ibushi_kota) 2018年7月28日 -
折り返し地点を通過したAブロック!2018年7月27日のオカダ・カズチカvsYOSHI-HASHI
7月27日 新日本プロレス「戦国炎舞 -KIZNA- Presents G1 CLIMAX 28」静岡・アクトシティ浜松 2800人【アピール、コメントなどは新日本プロレス公式HPより】
<第1試合=20分1本勝負>
後藤洋央紀 ○YOH(6分41秒 逆エビ固め)トーア・ヘナーレ ×海野翔太<第2試合=20分1本勝負>
タマ・トンガ ○タンガ・ロア(5分45秒 片エビ固め)ザック・セイバーJr. ×TAKAみちのく
※エイプシット<第3試合=20分1本勝負>
ジュース・ロビンソン ○デビット・フィンレー(3分54秒 片エビ固め)矢野通 ×邪道
※Prima Nocta<第4試合=20分1本勝負>
飯伏幸太 ○高橋裕二郎(7分8秒 片エビ固め)石井智宏 ×SHO
※ピンプジュース<第5試合=20分1本勝負>
○内藤哲也 SANADA(8分22秒 片エビ固め)ケニー・オメガ ×チェーズ・オーエンズ
※デスティーノ<第6試合 「G1 CLIMAX 28」Aブロック公式戦=30分1本勝負>
【3勝2敗=6点】○鈴木みのる(14分10秒 体固め)【2勝3敗=4点】×マイケル・エルガン
※ゴッチ式パイルドライバー【バックステージでの鈴木】
--順当勝ちといったところでしょうけど……。
鈴木「あいつ、エルガンの野郎、ちょっとビビッたろ? 見ている分にはわかんないかもしれないけどな、やってる方としてはわかるんだよ。なんでか教えてやろうか? 焦って技かけてんだよ。次から次へと、早く終わらせないと逆転されるから怖いんだよ。こっちはず~っと、そのチャンス待ってりゃいいんだ。ず~っと。ワンチャンス……。オイ、プロレスはな、筋肉でやるんじゃなねえんだよ。プロレスはな、(※自身の左胸を指して)ここでやるんだよ。そう、これがありがた~い、プロレスの王様からの、ウジ虫エルガンへ対するお言葉だ。よく受け取って、出直して来い。(※コメントを聞いている記者に詰め寄りながら)オイ、オイ、これなんだよ? (※と言うなり、エリ首をつかんで押し倒す)ハハハハハハハ、ハハハハハハ。楽しいな。毎日毎日、毎日毎日、全力で殴って、ぶっ倒して、首絞めて、ボキボキボキボキって、楽しいな。わかるか、これ? (※別のカメラクルーに詰め寄りながら)お前にわかるか? ン? 楽しいぞ。(※まだ倒れたままの記者を踏みつけながら)なあ?」【エルガンの話】「またやられてしまった。過去の失敗からいろいろと学んでこの試合に臨んだのに、うまくいかなかった……。また出直しだ。成功をつかむまで、何度も何度もその繰り返しだ。この『G1』を輝くものにしたいという思いは強いんだけど、思うようにいかない……。瞬間瞬間は思い通りに決まっていたんだけどな。自分の手で、来年のトーキョードーム、『WRESTLE KINGDOM』のメインイベントに立つ扉を開くチャンスだったのに……。子供たちが成長するということは、夢に向かって進んでいくということでもある。その夢の一つが『WRESTLE MANIA』だろう。でもマイケル・エルガンの夢はここにある。マイケル・エルガンの夢は、トーキョードームという光り輝いてるものだ。マイケル・エルガンの夢は、今まで誰も見たことないその舞台で光を浴びること。その舞台こそが『WRESTLE KINGDOM』だ。この3年間、その夢を実現するために歩いてきた。今年、俺はやっとベルトを手にすることができた。今夜の敗北がどういう意味なのかわかっている。もう1度、ベルトを腰に巻く。そのためにも『G1』を制しなければいけない。どんなに険しい道のりであろうとも。目を離さずにいてくれ。ここからどうやって巻き返していくかを。これからどれほどキツイ練習を積むのかを。そしてどういう闘いをするのかを。これまで以上のトレーニングを積み、試合に臨んでいく。そして対戦相手を片っ端から叩きのめす。その向こうに俺の『WRESTLE KINGDOM』がある……」
<第7試合 「G1 CLIMAX 28」Aブロック公式戦=30分1本勝負>
【4勝1敗=8点】○EVIL(15分40秒 片エビ固め)【1勝4敗=2点】×ハングマン・ペイジ
※EVIL【EVILの話】「おい、ペイジよ、お前は素晴らしい。ただよ、お前、日本に来て、貫くとこ、もっと貫け。この俺が、四強とか、ユニットのリーダーとか、既成概念をぶっ壊してやるよ。その上で、『G1 CLIMAX』を制するのは、この俺だ。よく覚えとけ。This is EVIL。Everything is EVIL。すべては………………EVILだ!」
【ペイジの話】「俺のアゴも、背中も、急所も問題ないぜ。ただ、自分自身にガッカリしてる。このツアーでいい結果が出てないことにも、ガッカリしてる。今夜、負けたこと、リング中央で『ワン、ツー、スリー』を聞いてしまったことは事実。思いもよらなかった結果だ。EVILとは前にROHで闘ってるけど、シングルマッチは初めて。この結果でニュージャパンのオフィスも、ファンのみんなも、俺がこんなもんだと思うなよ。みんなに言っておく。この試合でどれだけの歓声が上がったか。決して一方的にやられたわけじゃないのは、見てわかっただろ? 俺は人生を懸けて、必ずお前を倒してやる。その瞬間が今日じゃなく、ちょっと遅れてしまっただけのことだ。EVILよ、お前がどんなに汚い手を使ってこようとも、必ず次はやっつける。お前がイスを使うのなら、そのイスを取り上げてホームランを打ってやる。このハママツから遠くへ飛ばしてやる。まあ、今日はお前の方が優れていた。今日だけな」
<第8試合 「G1 CLIMAX 28」Aブロック公式戦=30分1本勝負>
【2勝3敗=4点】○バットラック・ファレ(11分42秒 片エビ固め)【3勝2敗=6点】×ジェイ・ホワイト
※バットラックフォール【バックステージでのオリジナルBULLET CLUB】
タンガ「SWITCHBLADEよ、お前、俺を思いっきりひっぱたきやがって! 覚えとけよ。それはマイケル・ジャクソンを侮辱するのと同じぐらいのことなんだぞ!」ファレ「勝ち点をいただいたぞ。勝ち点をな。お前には渡さなかった」
タマ「さすがファイブスター級(※最高級の意)の男だ」
ファレ「なんだって? 俺がファイブスターだって?」
タマ「そうさ。だけど、ほかにファイブスターっていわれてるヤツとは格が違うな。でも、同じファイブスターじゃ表しきれないな。そうだ、俺はもう一つ星を加えてやる。お前はシックススター級だ」
ファレ「なんと、シックススターだって!」
タマ「そうさ。前例のないシックススターだ!(※と言って控室へ)」
ファレ「(※タマの後ろ姿を目で追いながら)ヘイ、どこへ行く(※と言ってタマの後を追う)」
【ジェイの話】「(※コメントスペースにたどり着くなり、崩れるように座り込む)お前らはどこにいるんだ? CHAOSのヤツらはどこにいるんだ? 同じチームだろ? 向こうがあんな手を使ってきたのに、誰も来ないなんて……。信じられるのは自分だけってことか……。オカダとの結果がああなったからって、ふてくされてるのか? ラッキーだったってわけじゃないんだぞ。このSWITCHBLADEがすべてを手に入れるのが気にくわないのか? なにが起こっているのか。受け入れたくなくても、受け入れざるを得なくなる。それだけのことだ」
<第9試合 「G1 CLIMAX 28」Aブロック公式戦=30分1本勝負>
【4勝1敗=8点】棚橋弘至(12分0秒 片エビ固め)【2勝3敗=4点】×真壁刀義
※ハイフライフロー【棚橋の話】「(※自分に言い聞かせるように)よし。前半戦終えて、いまだかつて、この好成績、記憶にないから。自分なりに分析すると、今の体に、気持ちがアジャストしてくれた。ある武器で闘ってみろよって。まだ、まだ、まだまだいくんだから。背伸びなんて、する必要ないでしょ。なぜなら、もうすでに逸材だから!」
【真壁の話】「(※海野に肩を借りたままで言葉を発する)ここでなんか言っても始まんねえ。しょうがねえ。ああ、クソッ、あっぱれだ。クッソー……。相手に勝ち点しっかり取られたわ……」
<第10試合 「G1 CLIMAX 28」Aブロック公式戦=30分1本勝負>
【3勝2敗=6点】○オカダ・カズチカ(19分40秒 片エビ固め)【1勝4敗=2点】×YOSHI-HASHI
※レインメーカー(試合終了後、一度は引き返そうとしたオカダだったが、声援を聞いてリングに戻る)
オカダ「3つ言わせ……違うな。この夏、そんなことやってたな。いつもは1勝目、2勝目……OK、3勝目ー!会見でも言ったようにつまらない試合をして、浜松の皆さん、すいませんでした! つまらない試合して、すいませんでした!良かった……良かった……いい試合でしたか。良かった……ありがとう(と目頭を押さえながら感謝の言葉を述べた)日本で一番浜松のみんなが好きです。もちろん次の場所に行ったら違う場所のことが好きになっているかもしれないけど、今日は応援、ありがとうございましたー!」【オカダの話】「(※渋い表情で、しばらく言葉を発せず)今、考えてます。『つまらない試合になるから』と言って、いい試合になりました……それは俺、はめられてねえな? YOSHI-HASHIさんにいい試合、追い込まれてるなと思われてると喜んで、恥ずかしかったです。ダメだな、喜んでちゃ。ま、YOSHI-HASHIさんに関しては、何もないよ。別にこれで、『いい試合だったね』『よかったね』、あんたはもう、そんなレベルじゃないでしょ。YOSHI-HASHIさんに関しては、特にありません。俺は俺で、『G1』を残り、勝つしかないんで。もう、たくさん負けてるからね。たったの2敗じゃない。オカダ・カズチカからしたらな、2敗はもう、数えきれないほど負けてるのといっしょだからな。そんな恥ずかしい姿は、もう『G1』期間中、いや、新日本プロレスがなくなるまで見せられないからね。まあ、これで3勝目。もう『1+1=……』(1足す1は)って言ってる場合じゃないね。3だから……3だから……。1+1=……(※左ヒジにはめていたサポーターをフロアに叩きつける)」
Aブロックは浜松大会で折り返し地点を迎え、メインはオカダがYOSHI-HASHIと対戦、G1 CLIMAX28 注目カードアンケートAブロックでは2位にランクインしていたが、二人は2012年1月4日の東京ドームでの凱旋マッチ以来で、オカダはアメリカ、YOSHI-HASHIはメキシコから凱旋してドームで対戦し、オカダが原点的レインメーカーで勝利も、短時間決着となったことから酷評を受けるも、二人共CHAOS入りしたため再戦は組まれず。、オカダは外道のプロデュースで軌道修正され、1ヶ月後の大阪大会で棚橋を降しIWGPヘビー級王者となって、トップ選手へと躍り出たが、YOSHI-HASHIは燻り続けた。オカダvsYOSHI-HASHIに票を入れた人たちは凱旋マッチのことを憶えている人達なのかもしれない。だがそのYOSHI-HASHIも2014年からようやくタイトル戦線に絡みだした。現在はオカダのパートナーとしても活躍しているYOSHI-HASHIだが、、あれから6年、今回の対戦はYOSHI-HASHIにとってもオカダとの差がどれだけあるのか、示される戦いとなった。
試合前にオカダがTシャツを脱いでYOSHI-HASHIに投げつけるとYOSHI-HASHIがキックで返して試合開始、YOSHI-HASHIは場外戦を仕掛けて鉄柵攻撃も、オカダも鉄柵攻撃から串刺しビックブーツで逆襲し、客席へYOSHI-HASHIを叩きつけてからイスも投げつけ、鉄柵に固定して場外ハングマンDDTを敢行、リングに戻ってロープ越しのアトミコと徹底的にYOSHI-HASHIを痛めつける。
YOSHI-HASHIのエルボースマッシュも余裕で受け流したオカダだが、串刺しエルボーをかわしたYOSHI-HASHIはバンカーバスターで反撃し、エルボーの連打から逆水平、ヘッドハンター、オカダをロープに固定して背中へドロップキックと畳みかけえるも、パワーボム狙いはオカダにリバースされ、オカダは突進するYOSHI-HASHIにフラップジャック、エルボースマッシュ、しかしYOSHI-HASHIのパワーボム狙いを、オカダがフランケンシュタイナーからジョンウーを発射すると、ミサイルジョンウーでYOSHI-HASHIを吹き飛ばす。
オカダは6年前の再現を狙ってリバースネックブリーカーから、初期型レインメーカーを炸裂するも、カウント2でキックアウトしたYOSHI-HASHIはオカダのツームストンパイルドライバー狙いをYOSHI-HASHIは切り返し、、オカダのビックブーツをキャッチして左でのラリアットを炸裂させ、パワージャック、ネギネバと畳みかける。
YOSHI-HASHIはスワントーンボムを投下も、オカダはかわすと、オカダは背後からドロップキックからドロップキック、そしてレインメーカーで勝負を狙うが、YOSHI-HASHIはバタフライロックで切り返し、オカダは起き上がって逃れるも、YOSHI-HASHIはフロントネックチャンスリーから再度バタフライロックで捕獲、オカダは再び逃れるがYOSHI-HASHIは背後からのドロップキックからモンキーホイップ、そしてバタフライロックと逃さず、必死で絞めあげる。
YOSHI-HASHIはサッカーボールキックの連打からエルボーも、受けきったオカダがエルボーの連打も、エキサイトしてレフェリーを突き飛ばしてしまうと、隙を突いたYOSHI-HASHIはエルボーの連打から、カウンターでしゃちほこラリアットを炸裂させ、アピールするオカダの隙を突いてスーパーキック、変型フィッシャーマンズバスターの新技も披露してカルマを狙う。
オカダが堪えるとYOSHI-HASHIはバッククラッカーから、再度カルマを狙うが、切り返したオカダがツームストーンパイルドライバーからローリングレインメーカー、そしてレインメーカーを決め3カウントを奪い、オカダが2連敗から3連勝を飾った。
6年前は対等だった二人が、オカダがスターダムにのし上がったことで差をつけられるも、今回のYOSHI-HASHIは、後半の粘り強さも出て、全て以上を出し切ったと思う。だが現実は甘くなく、YOSHI-HASHIの全て以上を出し切らせたオカダが勝利、YOSHI-HASHIにしても悔しい一戦だったのではないだろうか…セミの棚橋vs真壁戦は、真壁から敢えて棚橋のフィールドに飛び込み、グラウンドで棚橋を翻弄する。棚橋も太陽ブロー、反転式クロスボディー、フライングフォアアーム、セカンドコーナーからのサマーソルトドロップと反撃するが、串刺しドロップキックから掟破りのコーナーナックルは、逃れた真壁が串刺しラリアットからコーナーナックルを浴びせ、ノーザンライトスープレックスホールド、バックの奪い合いから突進する棚橋に真壁がラリアットを炸裂させる。
真壁はパワーボムを狙うが、棚橋がドラゴンスクリューで返すも、スリングブレイド狙いは真壁がパワースラムを決め、エルボー合戦も真壁がナックルを浴びせれば、棚橋がエルボースマッシュ、真壁のラリアットに対し、棚橋はビンタも、ロープへ走ろうとしたところで真壁がラリアットを炸裂させる。
真壁がパワーボムからラリアット、後頭部への串刺しラリアットからスパイダージャーマン狙いは、棚橋が逃れるが、真壁はスパイダーフロントスープレックスに切り替えて投げ、、キングコングニーを投下も自爆してしまう。
これを逃さなかった棚橋は真壁をラリアットに対して、スリングブレイドで応戦し、ハイフライアタックからハイフライフローで逆転3カウントを奪い勝利、序盤から完全に出鼻を挫かれた棚橋だったが、真壁のミスを着いて逆転さよならホームラン級の勝利となった。ジェイvsファレは、ジェイはファレではなくセコンドのタンガを襲撃して試合開始となり、怒ったファレは追いかけるも、ジェイはフォアアームで迎撃、だがファレがジェイをコーナーに叩きつけて場外戦を仕掛けるが、介入するタンガを振り切ったジェイがファレを何度も鉄柵に押し込み、客席に叩きつけてヤングライオンらを投げつける。
しかし怒ったファレが逆襲してジェイを客席へ叩きつけると、リングに戻って全体重かけて押し潰し、ファレハンマーの乱打も、ファレのエルボードロップをかわしたジェイは逆水平の連打、足めがけて関節蹴り、ファレのラリアットをかわしてから足への低空ドロップキックと足攻めで活路を見出そうとするが、鎌固め狙いはファレが脚力で逃れる。
ジェイはファレをロープに磔にしてからエルボー、逆水平、邪道から盗んだグリーンキラーと畳みかけるが、足への関節蹴りから突進は、ファレがショルダータックルで迎撃し串刺しボディーアタック、ランニングボディープレスで圧殺し、バットラックフォールを狙うが、背後に着地したジェイがバックドロップで投げる。
ジェイはブレードランナー狙うが、ファレが堪えると、ファレとレフェリーを交錯させて、、常套手段である無法地帯を作るが、タマとタンガの介入を招いてしまい、タマがイスの上でのガンスタン狙いは、ジェイが阻止してイスでタンガをフルスイング、ファレに急所打ちも、タマがガンスタンを炸裂させてから、ファレがバットラックフォールで3カウントを奪い勝利、常套手段である無法地帯を作ったジェイだったが、状況判断がなかったのか、結果的に介入を招いて裏目に終わってしまった。オカダ、棚橋、エルガンを破って勢いづくジェイだが、鈴木戦から甘さが出始めたようだ。EVILvsペイジは、EVILがヘッドロックから先手を奪うも、場外戦でペイジがEVILにイスをトスしてビックブーツで射抜くと、リングに戻ってぶっこ抜き式ブロックバスターホールド、逆水平、ロープ越しで顔面掻き毟りとリードを奪い、EVILもダブルチョップからセントーンはっ自爆となるとmペイジはEVILの頭を叩きつつストレッチで捕獲、鼓膜破りチョップを浴びせる。
EVILはレフェリーを使ってのソバットで反撃すると、ラリアットでペイジを場外へ追いやり、ペイジの首にイスをかざしEVILホームランを炸裂させ、リングに戻って串刺しボディーシザースドロップとペースを変えたかに見えたが、串刺しローリングラリアットをかわしたペイジは串刺しドロップキックを放ってジャーマン、EVILを場外へ追いやってコーナーからムーンサルトアタックを命中させる。
リングに戻ったペイジはムーンサルトプレスはかわされるも、その場飛びシューティングスタープレスを決め、雪崩式ネックブリーカー狙うが、EVILががリングに降りて、ムーンサルトを狙うペイジに足へのラリアットを決めると、雪崩式リバースパワースラムを決め、ダークネスフォールズからEVILを狙う。
しかしペイジが阻止しローリングエルボーを狙うも、EVILをスーパーキックで迎撃してからラリアット合戦も、EVILのジャーマンを着地したペイジがジ・アダムスアップルを炸裂させ、ライト・オブ・パッセージ狙うが、切り返したEVILがノーモーション頭突きからショートレンジラリアットを浴びせEVILで3カウントを奪い勝利、最後はEVILのカウンターの強さが優った。鈴木vsエルガンは、序盤こそは鈴木のロープ越しに腕十字狙いを、エルガンが持ち上げて殴って逃れるが、場外戦で鈴木がイスでエルガンを殴打、コーナーの金具を使って右腕を攻めるだけでなく、客席に連行してイスで殴打から右腕にイスを絡めて固め、鉄柵を使うなどして右腕攻めでリード奪う。
リングに戻ったエルガンは延髄斬りで反撃しパワースラム、ボディースラムからロープ越しのボディープレスと流れを変えようとするが、右腕を痛めているせいか、左腕での串刺しラリアットからファルコンアロー、左の後頭部ラリアットの連打と反撃するも、利き腕でないため威力が半減してしまい、鈴木はニーリフトで反撃して串刺しビックブーツ、ランニングローキック、左腕にチキンウイングアームロックから右腕へ腕十字とすぐペースを奪い返す。
エルガンはロープへ振ろうとする鈴木にカウンターで痛めている右腕でのエルボーを放ち、、鈴木のキチンシンク狙いをエビ固めで丸め込み、ジャーマンからパワーボム、右のラリアットを炸裂させる。
勝負を狙ったエルガンはエルガンボムを狙うが、鈴木が背後にまわってスリーパーで捕獲、エルガンが逃れてビックブーツ、バックの奪い合いでエルガンが後頭部エルボーからスーパーキック、タイガードライバーと畳みかけ、エルガンは右のエルボーの連打から生肘でのエルボーを浴びせる。
エルガンは突進は鈴木がドロップキックで迎撃し、鈴木はボディーブローからビンタのラッシュ、スリーパー狙いはエルガンがデスバレーボム狙うと、鈴木はフロントスリーパーもエルガンはブレーンバスターを狙う。しかし背後に着地したゴッチ式パイルドライバーで3カウント、エルガンは反撃したが鈴木の掌に踊らされる結果となった。折り返し地点を過ぎてのAブロックの星取表はこちら。
Aブロックは棚橋とEVILがトップ、オカダ、ジェイ、鈴木が追いかける展開となった。Aブロックの次戦は7・30高松、棚橋はYOSHI-HASHI、EVILは鈴木と対戦するが、連敗スタートとなったオカダと鈴木、そして勢いの止まったジェイが追い上げてくるか。 -
クロスウィザード(天才を超越したマジシャン)と化したSANADAが飯伏に勝利!
7月26日 新日本プロレス「戦国炎舞 -KIZNA- Presents G1 CLIMAX 28」新潟・アオーレ長岡 3106人 満員【アピール、コメントなどは新日本プロレス公式HPより】
<第1試合=20分1本勝負>
鈴木みのる ○エル・デスペラード(9分24秒 片エビ固め)マイケル・エルガン ×成田蓮
※ピンチェ・ロコ<第2試合=20分1本勝負>
○EVIL BUSHI(5分16秒 片エビ固め)ハングマン・ペイジ ×チェーズ・オーエンズ
※EVIL<第3試合=20分1本勝負>
バットラック・ファレ ○タンガ・ロア(5分10秒 片エビ固め)ジェイ・ホワイト ×YOH
※エイプシット<第4試合=20分1本勝負>
棚橋弘至 ○デビット・フィンレー(6分56秒 片エビカタメ)真壁刀義 ×トーア・ヘナーレ
※Prima Nocka<第5試合=20分1本勝負>
YOSHI-HASHI ○SHO(7分26秒 体固め)オカダ・カズチカ ×外道
※ショックアロー<第6試合 「G1 CLIMAX 28」Bブロック公式戦=30分1本勝負>
【2勝2敗=2点】○後藤洋央紀(2分17秒 片エビ固め)【1勝3敗=2点】×矢野通【後藤の話】「20分闘おうが、今日みたいに短い試合でも、同じ2点だ。この2点、必ずのちのち響いてくるから……」
<第7試合 「G1 CLIMAX 28」Bブロック公式戦=30分1本勝負>
【3勝1敗=6点】○内藤哲也(10分6秒 片エビ固め)【2勝2敗=4点】×タマ・トンガ
※デスティーノ【内藤の話】「この『G1 CLIMAX』、特に勝敗は気にしてないんでしょ? だとしたら、番狂わせが起こる可能性はゼロだよね。そもそも、こういう選手を選んでしまう新日本プロレスに問題があるんじゃない? 彼というよりも、こういう選手を選ぶ新日本ね。選ばれたタマ・トンガは別にこの場で、何しても構わないと思うよ。それだけ注目される舞台だから。彼の今を、たくさんのお客様に見せるチャンスだからね。あの闘い方……選ばれてしまった以上はね、彼がやりたいことをやってるんだ、それでいいんじゃない? さっきも言ったけど、そもそもそんな選手を選ぶことに問題があるんだからね。ま、彼もなにか覚悟決めたんじゃない? でもね、3年前のLOS INGOBERNABLES、俺みたいに、そう簡単になれないぜ。ちょっとやそっと、アクションを起こしただけじゃ、これだけのビッグウエーブは起こせないからさ。そのへん、もうちょっと考えて、残りの『G1 CLIMAX』、挑んだ方がいいよ。ま、俺から言えんのは、それぐらいかな。じゃあ次は、また明日、浜松でお会いしましょう。Adios」
【タマの話】「(※股間を押さえ、苦しそうな表情でコメントスペースにやって来て)ナイトー、お前は汚いヤツだ。そんなにまでして勝ち進みたいのか? 仲間の助けを借りてまで。俺は誇り高く闘ってたのに……。すべてのシングルマッチで最高の試合を闘いをするつもりだった思いをぶち壊しやがって。卑怯な手は使わないという俺の思いを踏みにじりやがって。俺の急所を蹴って勝利して満足か? そんなことしてちゃ、誰もお前を応援しないぞ。クソッたれが。そうか、わかった……」
<第8試合 「G1 CLIMAX 28」Bブロック公式戦=30分1本勝負>
【2勝2敗=4点】○ザック・セイバーJr.(14分15秒 腕ひしぎ十字固め)【2勝2敗=4点】×石井智宏【バックステージでのザック、TAKA】
ザック「(※コメントスペースにたどり着くなり座り込んで、左ヒザを気にしながら)いやあ、素晴らしいよ。俺を相手にサブミッションで勝負を挑んでくるなんて。まあ、そういうヤツはこれまでにも何人かいたけど。でも、俺のヒザは強いからね。なによりも、俺はサブミッション・マスターなんだ。いや、レスリング・マスターだ。アイツはマスターと呼ばれるほどじゃないだろ? サブミッションで俺に勝とうなんて、夢物語さ。これで、彼のホームで借りを返したことになるな。まあ、イシイはタフなヤツだったことだけは認めるよ。だけど、俺の方がタフさでも上だったということ。それは誤算だったんじゃないか」TAKA「すげえタフなヤツだけどよ。すげえな、サブミッションもやって、ここまでレスリング・マスターのザックをここまで痛めつけたってのはスゲエと思うよ。ただよ、負けるわけにはいかなかったんだ。前回、アメリカでよ、対戦して、こいつはよ、ベルト獲られてんだ、シングルで。日本で(借りを)返してやったぞ。残りすべて勝って優勝するのは、『NEW JAPAN CUP』に続いて、春夏制覇するザック・セイバーJr.だ。次、誰だ? 誰が来てもいっしょだよ。誰が来てもな、Just Tap Out!」
<第9試合 「G1 CLIMAX 28」Bブロック公式戦=30分1本勝負>
【4勝=8点】○ケニー・オメガ(15分31秒 片エビ固め)【4敗=0点】×ジュース・ロビンソン
※片翼の天使【ケニーの話】「この『G1』のトーナメント(リーグ戦)、いろんな思いがあるだろう。それぞれの立場で、いろんな意見があって構わない。フットボールでどのチームが最高かという論争みたいなものだ。だけど、『G1』はプロレス界において最高のイベントであることは疑う余地はない。だから、現在だけじゃなく過去も含めて、優勝者こそ尊敬に値する存在だし、だからこそ優勝経験がある俺は、現役のチャンピオンでもあることだし、最高であることを証明しないといけない。それに加えて、ベストバウトマシンであることも。再び優勝して最高のカナダ人レスラーであることもね。最高のレスラーはWWEにいるんじゃないということも証明しないといけない。だから負けるわけにはいかないんだ。『どうして?』という疑問を持たせることさえも許されない。最高のパーフォーマンスをしたうえで、最高の試合を見せる。しかも毎日毎日。『どうして?』という疑問を消していくのは決して遠い先のことじゃない。というのも、この『G1』という舞台があるから。終わってみれば、そんな思いは吹っ飛んでるさ。ところで、これで何点だ? 8点か? 順調だな。取りこぼしもなく、これで8点。決勝に向かって、このまま突き進むだけだ。まだまだこれから、エンジン全開でいくぜ。誰も俺を止めることなんてできない。大切なのは、決勝にコマを進めること。大切なのは2度目の優勝を飾ること。そして伝説の男のなること。それだけのことだ。それだけのね。そのためにしっかりと練習は積んでいる。万人が認める世界最高のプロレスラーになるために。そのためにもこの夏、2度目の優勝を飾ることは絶対条件だし、栄冠を手にするためには目の前の敵をとことんまでやっつけないといけない。最高のプロレスラーになるまで、決して後ろを向くことはないし、途中で投げ出すことなどしない。どうしていけば、そこにたどり着くかはわかっている。ただそれは、すべての人に愛された上でそうならないと意味がない。それはほかの誰にもできないことだ。それには誇りが不可欠だ。このための一夜が今日だった。ボーイフレンドに聞いてみな。ガールフレンドに聞いてみな。『なぜ彼が最高と言われるのか?』って。最高だから最高なのさ。さて、ゆっくりと体を休めないとな。これでおしまい。最後の最後まで俺と比較すればわかること。必ずや、俺は成し遂げる。すべての時代を含めての最上の存在になる。批判するなら、俺を倒してみろ。じゃあ、グッバイ&グッナイト……」
【ジュースの話】「(※上村の方を借りてコメントスペースにやって来て、そのまま肩を借りたままで話し始める)ケニーにもやられた。ケニーにも……。タマ、イブシ、ナイトー、それだけでなく“ベストバウトマシン”ケニー・オメガにも……。これから巻き返すのは大変だな。とことんまで潰されてしまった。だけど、どんなに先が険しくとも逃げるわけにはいかない。残りの夏、そして冬を経て2019年に入ってからも、大変な道のりが待ってるな。そして、そこで勝利を積み重ねていかないといけない。勝っていくしかないんだ。それぐらい大きな負けだ。この『G1(CLIMAX)28』で優勝する望みは消えてしまった。最高の舞台で初めての栄冠をつかむことは先送りになってしまったな。だからといって、誰かに八つ当たりしても仕方ない。まだこの『G1』は残っているから、とにかく最後まで走り続けないといけない。この先、どんなに頑張っても10点にしかならない。トップを走るケニーに点を与えてしまったわけだし、それはもうどうしようもない。ニュージャパン・プロレスリングは最高にタフなリングだし、最高に高い山でもある。その中でも最も高いところに位置するのが『G1』だ。それにふさわしい相手が揃っている。だけど、だけど、だけどだ、初戦でタマ・トンガに2点を奪われた。気を取り直して臨んだナイトー戦も、絶対に勝つと信じて迎えたイブシとの闘いも、勝たなければならなかった。そこは野球場じゃない、闘いの場なんだ。ケニー・オメガはベストバウトマシンと呼ばれるにふさわしい男だった。彼は最高だ。彼はそれをリング上で証明している。彼は試合後に、俺の肩に10ポンド(約4.6kg)の宝(IWGP USヘビー級のベルト)をかけてきた。それが何を意味してるか。ケニー・オメガは最後の最後まで相手をとことんまで叩き潰すことに執念を燃やしている。だからこそ、あのタイトルを手に入れることができたわけだ。そして、それを手放すこともない。ジェイに負けたこともあったけど、(※ここで『ソーリー、ウエムラ』と言って肩を貸していた上村を押しのける)さらに大きな目標を達成して、そのマイナスも帳消しにした。毎朝、目を覚ました時、ベストバウトマシンがケニー・メガに乗り移る。アイツはほかに例を見ないとんでもないガイジンだ。あんなガイジンはほかにいない。彼のようになりたくともなれない。ベルトを手にしたことで新たな決意をもって、日本に戻ってきた。だけど彼と比べると、自分のいたらなさが情けなくなってしまう。彼こそが最高だ。そう、彼が最高だ。俺がNXTにいたことなんて、足元にも及ばない。ブドーカンでのコータ・イブシとの一戦は、みんなが注目してる。何度も何度も見たい闘いだって。それを否定することはできない。それ以上のメインイベントはないって言われても。そこからこっちに目を向けることもできない。今日、2018年7月26日という日はそこには到底及ばないレベルだ。俺は彼らとは全然違う場所にいる。まだ野球場から飛び出していないような感じだ。すぐにでも飛び出したいけど、そうできなかった。だけど、この『G1』の闘いは終わってない。最後まで走り抜ける。そのあと、シカゴのオヘア国際空港への片道切符を買って、着いたら親父に迎えに来てもらう。そして自宅に直行して、カウチに横になって体を休め、頭を空っぽにしたい。だけど、のんびりなんてしてられない。すぐにここに戻って来て、巻き返さないといけないからな」
<第10試合 「G1 CLIMAX 28」Bブロック公式戦=30分1本勝負>
【3勝1敗=6点】○SANADA(22分23秒 片エビ固め)【2勝2敗=4点】×飯伏幸太
※ラウディングボディープレス(試合終了後)
SANADA「どう考えても日本で一番、長岡が好きです。『G1 CLIMAX 28』、俺が優勝してやるよ!!おい、長岡! シー・ユー・ネクストタイム!」【SANADAの話】「こんなにね、試合前にね、今までになったことない楽しい緊張感でしたよ。試合中も、試合前もずっと、楽しい緊張感でした。今日の飯伏幸太、自分が今まで闘ってきた中で、闘ってきた中での“4人目の天才”でした」
【飯伏の話】「(※海野と辻に両肩を支えられてコメントスペースへ。たどり着くと、崩れ落ちるように座り込む。ゆっくりと上半身を起こして)ああ……ここはほんとに負けれなかったというか。『G1』というテーマですけど、『G1』だけじゃなくて、SANADAさんとのシングル、そこで負けたのが一番悔しいですね。ほんともう、負けれないというか、『G1』は『G1』で負けれない……。次は絶対に負けれない……。負けないッス……。ああ……(※海野と辻が肩を貸して起き上がらせるが、それを振りほどいて控室へ向かう)OK……」
長岡大会ではBブロック公式戦が行われ、メインでは飯伏がSANADAと対戦した。両者はリストロックの攻防から、SANADAが飯伏の動きを見切って読み合い、ドロップキックも相打ちとなるなど互角の攻防を繰り広げる。
飯伏は攻め方を変えてが片足タックルからレッグロックとグラウンドを仕掛け。、SANADAは腕十字へ切り返そうとするが、飯伏は袈裟固めからヘッドロックで絞めあげ、SANADAがヘッドロックで奪い返すなどグラウンドでも互角の攻防を繰り広げるも、SANADAの動きを読んだ飯伏がフランケンシュタイナーでSANADAを場外へ追いやると、バミューダトライアングルを狙うがSANADAが逃れてムーンサルトアタックからSkull Endで捕獲し、そのまま花道に連行して飯伏の左足に低空ドロップキック、リングに戻って飯伏のミドルキックをキャッチしたSANADAはドラゴンスクリューから足四の字固めで捕獲、飯伏の右脚に関節蹴りの連打を浴びせるなど、SANADAの師匠である武藤敬司ばりの足攻めで試合をリードする
飯伏はドロップキックで反撃し、ソバットコンポからミドルキック、その場飛びムーンサルト、ジャーマンと繰り出すが、SANADAも飯伏の突進を連続リーブロックでかわしてからドロップキックで場外へ追いやりプランチャを浴びせ、リングに戻ってコーナーからの攻撃を狙うが、飯伏がオーバーヘッドキックで阻止すると、スワンダイブ雪崩式フランケンシュタイナーを決める。
SANADAは場外へ逃れると、飯伏はスライディングで場外へ降りるが、着地したところでSANADAが飯伏の足に低空ドロップキック、TKO狙いはエプロンに逃れた飯伏がラ・ケブラータを発射し、リングに戻ってからスワンダイブ式ドロップキック、シットダウン式ラストライド狙いは、SANADAが逃れるとスワンダイブ式ミサイルキックを命中させる
互いにジャーマンで投げ合うが互いに着地し、SANADAはムーンサルトアタック式Skull End狙うが、バク転で逃れた飯伏がハイキックも、槍投げ狙いは逃れ、飯伏のカミゴエ狙いはSANADAが逃れ旋回式Skull Endもだが飯伏が切り返すと、SANADAが切り返して掟破りの槍投げを敢行する。
SANADAはタイガースープレックスホールドからラウディングボディープレスを投下するが、はかわされて着地したSANADAは低空ドロップキックも、飯伏がフットスタンプで潰し、両者ダウンの後でエルボー合戦は互いに譲らず、SANADAが連打に対し、飯伏がミドルキックもSANADAはエルボースマッシュで返す。
SANADAがエルボースマッシュも逆さ押さえ込みで切り返した飯伏がラリアットを浴びせシットダウン式ラストライドから生膝カミゴエを狙うが、かわしたSANADAがアサイDDT式Skull End狙うと、飯伏がひっくり返して逃れたところでネックスクリューを決め、最後はSkull End!絞めあげた後でラウディングボディープレスで3カウントを奪い、3勝目をマークした。
SANADAの試合振りは師匠である武藤を彷彿させるものであり、回転足折り固めをオコーナーブリッジと命名されたことから、元NWA世界ヘビー級王者のパット・オコーナーにちなんで"ロスインゴの魔術師"になるかと思えば、飯伏戦では魔術師さえも超越してしまった。武藤は以前「クロスウィザード(天才を超越したマジシャン)」と異名を取ったことがあるが、「クロスウィザード」の異名こそ現在のSANADAに相応しいと感じさせた。セミのケニーvsジュースは、両者はクリーンに握手でスタートし、ジュースのヘッドシザースをケニーが倒立で逃れようとすると、ジュースはそのままでケニーの脳天を突き刺し、ケニーはフランケンシュタイナーからジュースを場外に追いやってトペコン狙いは、素早くリングに戻ったジュースがスピアーを浴びせてセントーンを投下するなど、ケニーのパターンを読みきって先手を奪う。
ジュースはバックハンドエルボーからブレーンバスター狙うが、逃れたケニーが四つんばいのジュースのボディーにバトンキックからコタロークラッシャーを決め、場外にジュースを追いやってからスライディングキックも、鉄柵からのライオンサルト狙いは、ジュースが阻止してネックブリーカーを決めると、エプロンからキャノンボールを命中さる。
リングに戻ったジュースはダイビングクロスボディーも、ケニーが体を入れ替えるとVトリガーは、ジュースがかわしてかわしたジュースはジャブのや逆水平の連打、ケニーの突進もスピンキックからフルネルソンバスターで叩きつけ、キャノンボール狙いは自爆するも、カミカゼからのムーンサルトはジュースが剣山で迎撃する。
ジュースはキャノンボールからパワーボムを決め、ジャーマンで投げるが、、着地したケニーがVトリガーを連発してから高速ドラゴンスープレックスも連発、ジュースが左のラリアットもケニーが脇固めで捕獲、ケニーはVトリガーもかわしたジュースがジャーマンからラリアットは、キック迎撃したケニーは右腕へのVトリガーも、ジュースが左のラリアットを浴びせ、プリンスズスロウウンを狙うがケニーがリバースフランケンから片翼の天使狙いは、前へ着地したジュースがプリンスズスロウンを決める。
ジュースはパルプフリクションで勝負を狙うが、叩き落したケニーが後頭部へVトリガーから蒼い衝動、Vトリガーと畳みかけ、片翼の天使は背後に丸め込んだジュースがスクールボーイで丸め込むも、キックアウトしたケニーがVトリガーから片翼の天使で3カウントで負けなしの4連勝となった。だが全体的な内容を振り返っても試合をリードしていたのはジュースで、左のグーパンチが使えないことで苦境なのではと懸念してきたが、その分頭を使って試合運びでケニーを翻弄していた。ジュースのグーパンチには賛否が出ていたが、使えないことで新しいスタイルを模索し始めたか、だがそれがリーグ戦の結果に繋がっていないのが残念なところでもあるが…石井vsザックは、ザックのフィンガーロックや関節技狙いを石井が巧みに逃れると、ザックが石井の顔を何度も叩いて挑発、これに呼応した石井も逆水平の連打も、ザックの仕掛けた罠が発動してザックが捕獲してアームツイスト、石井の腕を固定してのフットスタンプから足に両肩を絡める関節技と腕攻めでリードを奪う。
ザックがエルボースマッシュも石井は受けきり、串刺し狙いを石井がショルダーで迎撃し、ロープに押し込んで天龍コンポも、バックを奪うと、切り返したザックがノーザンライトスープレックスから左腕へ腕十字で捕獲、リストロックからヘッドロック、アームブリーカーと腕攻めも、キックをキャッチした石井はレッグブリーカーからバックドロップを決め、まさかの攻撃にザックは右膝を押さえる。
石井はパワーボム狙いをザックが逃れると、石井がアンクルホールドで捕獲、ザックは腕十字を狙うが、石井はスタンディングでのアキレス腱固め出返してからニークラッシャーも、ザックは延髄斬り、突進する石井にミドルキックで両者ダウンする。
ザックはエルボースマッシュの連打に対し、石井は頭突きからラリアットを狙うが、ザックは対角線から飛びついてフロントネックロックで捕獲しジムブレイクアームバーで捕獲、ザックは石井の右腕めがけてキックの連打も、石井は受けきってザックの足にラリアットから左でのローリングラリアット、ジャーマンからスライディングラリアットと畳みかける。
石井は垂直落下式ブレーンバスターを狙うが、逃れたザックが読み合いからヨーロピアンクラッチ、石井の延髄斬りもかわしてジャパニーズレッグロールクラッチと丸め込み、首固め狙いは石井は持ち上げてブレーンバスター狙うも、ザックは右腕へオーバーヘッドキックを浴びせる。
ザックは突進も石井がホイップして顎へ頭突き、だがザックが腕十字で捕らえて三角絞めへ移行、石井が持ち上げてパワーボムも余計に食い込んでしまい、腕十字に移行して石井はギブアップとなり、ザックが2勝目、石井は意外性でザックを翻弄したが、最後で力づくが仇となってしまった。内藤vsタマは、背中を見せた内藤をタマが襲撃し、内藤の要求で退場しかけたタンガが全力疾走で駆けつけるが、急ブレーキでフェイントをかけ、内藤を場外へ引きずり出すも、振り切った内藤はリングに戻って寝そべりフェイントでタマ&タンガを威嚇する。
タマが戻ってエルボー合戦、内藤はマンハッタンドロップからコーナーミサイル狙いは、タマが足を払って場外へ落としブレーンバスターで投げてからタンガが内藤を襲撃、リングに戻ってタマがマウントパンチからクロー、ドロップキックと攻め込む。
タマは串刺しボディーアタックも、もう一発はかわした内藤がネックブリーカードロップ、アームホイップから後頭部へスライディングキック、コーナーミサイル、トルネードDDTを決めつつタンガを牽制も、スワンダイブを狙ったところでタマが内藤にノド元にスタンガン式ガンスタンを決め、そこでタンガが襲撃して花道でのパワーボムから内藤を戻し、タマがカバーもカウント2でキックアウトされる。
タマはトンガンツイストからガンスタン、キャッチした内藤がジャーマン、ジャンピングエルボーアタックと畳みかけ、デスティーノを狙うが、回転途中で担いだタマが内藤をレフェリーめがけて投げてKOすると、タンガが乱入もEVILも駆けつけるが、次に駆けつけたファレに排除されるも、BUSHIも乱入して、ファレはBUSHIにグラネードを狙うが毒霧を噴射して蹴散らし、場外のタンガにはトペを浴びせる。
試合が正常化したところで内藤はタマに延髄斬りからデスティーノ狙うが、阻止したタマが急所蹴りからタマがガンスタンを狙うが、内藤が急所蹴りで阻止し、最後はデスティーノを決め、BUSHIがKOされていたレフェリーを起こして3カウントが入り、内藤が2勝目。内藤も始めから介入も計算に入れていたこともあったが、BUSHIの活躍が光り、またオリジナルBULLET CLUBに対して、ロスインゴの組織力が上回っていることを見せつけた。後藤vs矢野のCHAOS対決は、開始直前で矢野が後藤と握手し、油断して背中を見せた後藤を矢野が既に外されていたコーナーポストで殴打してから、崇コーナーに直撃させて丸め込みを連発も、キックアウトした後藤がラリアット、村正、バックドロップで反撃、スリーパーで捕獲するが、矢野は丸め込み、急所打ちを狙うと、後藤がノーモーション頭突きを連発してから牛殺しを決め、最後はGTRで勝利、速攻勝負を狙った矢野だったが、速攻で敗れてしまった。
連敗…
でも何か懐かしいモノを感じた。
遺伝子を感じた
また1人プラスされた…
— 飯伏 幸太 (@ibushi_kota) 2018年7月26日Fantastic article. (happy birthday, btw!). Enjoy! https://t.co/R36QPTmApe
— Kenny Omega (@KennyOmegamanX) 2018年7月26日LOS INGOBERNABLES de JAPON
Arena de NAGAOKA.
Mañana es HAMAMATSU. pic.twitter.com/v9JAu3I3EC
— 内藤哲也 naito tetsuya (@s_d_naito) 2018年7月26日
— BUSHI (@BUSHI_njpw) 2018年7月26日放送中話題になった、上半身写真ありがとうございます笑
ミラコジと言って頂けて嬉しかったです。
メイン後のマイク
だぁさな『日本で1番、長岡が好きです』
に、すかさず自分が
『告白ぅぅぅーーーっっっ❣️❣️❣️』
と絶叫してしまった時に耳が痛そうでした…申し訳ありませんでした(T . T) https://t.co/sC50TTAKqW
— ミラノコレクションA.T. (@milano_c_at) 2018年7月26日 -
鈴木がジェイのラフプレーを全て完封して完勝!
7月22日 新日本プロレス「戦国炎舞 -KIZNA- Presents G1 CLIMAX 28」東京・エスフォルタアリーナ八王子 4399人満員「G1 CLIMAX 28」Aブロック公式戦/30分1本勝負
【1勝3敗=2点】○YOSHI-HASHI(14分22秒 片エビ固め)【2勝2敗=4点】×マイケル・エルガン
※カルマ「G1 CLIMAX 28」Aブロック公式戦/30分1本勝負
【3勝1敗=6点】○EVIL(12分13秒 反則勝ち)【1勝3敗=2点】×バットラック・ファレ「G1 CLIMAX 28」Aブロック公式戦/30分1本勝負
【2勝2敗=4点】○鈴木みのる(10分35秒 体固め)【3勝1敗=6点】×ジェイ・ホワイト
※ゴッチ式パイルドライバー「G1 CLIMAX 28」Aブロック公式戦/30分1本勝負
【3勝1敗=6点】○棚橋弘至(12分8秒 片エビ固め)【1勝3敗=2点】×ハングマン・ペイジ
※ハイフライフロー「G1 CLIMAX 28」Aブロック公式戦/30分1本勝負
【2勝2敗=4点】○オカダ・カズチカ(15分11秒 片エビ固め)【2勝2敗=4点】×真壁刀義
※レインメーカー八王子大会はAブロック公式戦「G1 CLIMAX28 注目カードアンケート」Aブロック4位にランクインしていた。鈴木vsジェイが行われたが、ジェイがインサイドワーク、ラフを繰り出しても、鈴木は全て受けきり、最後の手段であるレフェリーへの交錯や急所打ちも全て見切った鈴木がゴッチ式パイルドライバーで3カウントを奪い完勝、ジェイもCHAOSに入ったことで矢野の動きなども研究していたが、鈴木は想定以上にイラつかずに冷静さを保っていたというか、ジェイの常套手段も鈴木は矢野と何度も渡り合っていたことから慣れており、全て想定内だったのかもしれない。
メインのオカダvs真壁は、オカダから奇襲を仕掛けて、真壁のフィールドに飛び込みつつ自分のペースへと引き込んで試合をリードする。終盤も真壁が最近使用しているキングコングニーアタックをドロップキックで迎撃されてからは、勝負あったかに見えたが、真壁は意地で粘るも、最後は最近使用しているローリングレインメーカーからのレインメーカーでオカダが完勝。
EVILvsファレは終盤はタンガが乱入してからBUSHI、内藤、タマまで乱入する大乱戦となるが、タマがレフェリーが気づいているのにも係わらず、EVILにガンスタンを決めたためファレの反則負けとなるも、タマは構わず浅見レフェリーや次に対戦する内藤までもガンスタンでKO、オリジナルBULLET CLUBも、リーグ戦よりもヒールということを印象付けることに集中しているのか、しかしファレの試合内容も悪くないだけにもったいない。
棚橋vsペイジは互いに足攻めも、各種ドラゴンスクリューと足攻めのバリエーションが多い棚橋棚橋がカウンターのスリングブレイド、ハイフライアタックからハイフライフローで3カウントで完勝。
YOSHI-HASHIvsエルガンは、エルガンのパワーに圧倒されながらも、YOSHI-HASHIはバッククラッカーからカルマで3カウント、YOSHI-HASHIが懸命に粘った試合で、カルマはエルガンが減量していたのが幸いしたかもしれない
これでAブロックは無敗がなくなり1敗のジェイ、EVIL、棚橋を2敗のオカダ、真壁、エルガン、鈴木が追いかける展開となった。
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ケニーと直接対決もタマが暴挙の連続で反則負け!矢野は"日大魂"で飯伏から勝利!
7月21日 新日本プロレス「戦国炎舞 -KIZNA- Presents G1 CLIMAX 28」後楽園ホール 1734人 超満員札止め<アピール、コメント、写真などは新日本プロレス公式HPより>
◇第1試合◇
▼20分1本
YOSHI-HASHI ○SHO(6分40秒 ジャーマンスープレックスホールド)マイケル・エルガン ×成田蓮◇第2試合◇
▼20分1本
Iバットラック・ファレ ○タンガ・ロア(6分6秒 片エビ固め)EVIL ×BUSH
※エイプシット◇第3試合◇
▼20分1本
○鈴木みのる エル・デスペラード(6分0秒 エビ固め)ジェイ・ホワイト ×YOH
※ゴッチ式パイルドライバー◇第4試合◇
▼20分1本
○ハングマン・ペイジ チェーズ・オーエンズ(7分1秒 片エビ固め)棚橋弘至 ×デビット・フィンレー
※ライト・オブ・パッセージ◇第5試合◇
▼20分1本
○真壁刀義 トーア・ヘナーレ(6分54秒 片エビ固め)オカダ・カズチカ ×外道
※キングコングニードロップ◇第6試合◇
▼「G1 CLIMAX 28」Bブロック公式戦/30分1本
[1勝2敗=2点]○矢野通(8分23秒 横入り式エビ固め)[2勝1敗=4点]×飯伏幸太【矢野の話】「いやいやいや! 俺は、アマチュアレスリング、及び、日大精神を忘れてないはずだ。忘れてないんだ! 忘れてないんだ! ただ、ただ聞こえたんだよ! 『やらなきゃ』! 『やらなきゃ意味ないよ』! 『やらなきゃ意味ないよ』って聞こえたんだよ! 俺が悪いんじゃない! 俺は指示に従っただけ! 俺が悪いわけじゃない! 最後、見たか俺の! 後ろからのタックル! 見たかオマエら!」
【バックステージでの飯伏】
飯伏「(股間を押さえながらバックステージに登場)いやあ、やられた。やられました。ああ、罠にハマりましたね。いやいやいや」──最後は背後からのタックルですか?
飯伏「(股間を押さえながら)あれはタックルだったんですか? 背後からのタックル……ありなんですか?」
──プロレスだったらありだと思います。
飯伏「(股間を押さえながら)じゃあ、これは完敗ですね。矢野さんのスタイル的に完勝ですね。またやります。リベンジ、リベンジ」
◇第7試合◇
▼「G1 CLIMAX 28」Bブロック公式戦/30分1本
[2勝1敗=4点]○SANADA(10分45秒 後方回転エビ固め)[1勝2敗=2点]×ザック・セイバーJr.【SANADAの話】「前も言ったけど、最後のアレ見たかよ! アレの意味分かるか? 頭から落とすだけがプロレスじゃねぇんだよ」
【バックステージでのザック&TAKA】
ザック「ああ、こんなのありえない。何かがおかしい。SANADAの頭の中で何かが芽生えたのかもしれないな。じゃなければ、こんな形で自分がピンを取られるなんてありえない。でも、やはり『G1 CLIMAX』っていうのはいろんなことがあるんだな。経済的、政治的な制裁を加えられたようだ。でも、G1、こんなところで負けてなんかいられないんだ。今日のはSANADAが勝ったわけじゃない。俺がミスをシたんだ。だから、SANADAの勝ちは認めないぞ。俺のミスだったんだ」TAKA「おい、これはトーナメントじゃねえんだよ。2回負けたのか? まだまだよ、あと全部勝てばまだまだ行けるんだよ。まだまだ行ける。まだまだ行けるよ! おい、SANADA、ちょっとだけ強くなったみたいだな。次はこうはいかねえからな。次は誰だ? 誰でもいいよ! 誰でもいいよ! みんなよ、JUST TAP OUT!(と、叫びながらザックと共に控え室へ)」
◇第8試合◇
▼「G1 CLIMAX 28」Bブロック公式戦/30分1本
[2勝1敗=4点]○内藤哲也(16分43秒 片エビ固め)[3敗=0点]×ジュース・ロビンソン
※デスティーノ【内藤の話】「番狂わせはならなかったね。まあ、一番とは言わないけど、でもこのBブロックのリーグ戦の中で楽しみにしていた試合だったんでね。楽しませてもらったよ。何度も言ってるけどさ、ジュース・ロビンソンが初めて新日本に来た時に横にいたのが俺だから。あの時、さんざん悔しい思いをしただろう? それがバネになって今の活躍があるんじゃないの? 彼は俺に感謝したほうがいいよ。まあ、勝敗に関しては俺が順当に勝っちゃったからさ。また、いつかやる機会があったら凄え楽しみだよ。そして次戦はタマ・トンガ? 何かいろいろ動きがあるようだけどさ、この試合も俺が順当に勝ってしまうでしょう。まあ、何か俺がびっくりするような、俺の頭になかったようなことを彼がやってくれることを楽しみに俺は長岡の会場に向かいますよ。とは言っても、明日、八王子大会があるからね。俺はリーグ戦ではないけど、明日の八王子大会、ご来場予定のお客様、我々ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン、そして内藤哲也のプロレスを存分にお楽しみください。じゃあ、皆様も明日、八王子の会場でお会いしましょう。アスタマニャーナ。アディオス」
【ジュースの話】「(※両肩を担がれて控室に運び込まれようとしていたが、インタビュースペースで「止まってくれ」と指示して)『G1 CLIMAX 28』、2018年、今日の試合は内藤の思うままだったのかもしれない。この俺のベルトについて、ヤツは何とも思っていないのかもしれないが、俺は今日、ヤツにベルトを獲られてしまったような気分だ。飯伏、タマに負け、今日も負けてしまった。でも、まだこのベルトは俺のものだ」
◇第9試合◇
▼「G1 CLIMAX 28」Bブロック公式戦/30分1本
[3勝=6点]○ケニー・オメガ(9分55秒 反則勝ち)[2勝1敗=4点]×タマ・トンガ
※レフェリーへの暴行【ケニーの話】「(※飯伏の肩を借りてインタビュースペースに現れ、そのままコメント)タマ・トンガ、オマエは去年から1ミリも変わってないんだな。去年も『G1 CLIMAX』の前に、『G1 CLIMAX』なんて何の意味もないと言っていた。今年も、始まってみたらこのザマだ。2ポイント獲得することも、ファイナルに行くことも、オマエには何の意味もないんだろう。そして、オマエらは自分たちのユニットの方向性を宣言することにしか意識を向けていないんだ。だが、俺にはここにいる仲間たちがいる。コイツらは、オマエよりも優れた選手たちだ。今日は、純粋にオマエに挑戦するつもりでこの試合に臨んでいた。1対1で、男同士の戦いだと思っていた。でもオマエは、そんな大事な試合ですら、未熟さを見せつける。『血は水よりも濃い』とはよく言ったものだ。俺はここにいるボーイズを連れて、俺のユニットを大事にしていく。今日の結果についても、もう怒ってはいない。反則三昧で俺を痛めつけて喜んでいる姿に、見ていて悲しい気持ちになっただけだ。(※飯伏に、日本語で)スミマセン、右の手が必要だからちょっと手伝って。(※と、痛めた腕を飯伏に支えてもらって)Good Bye and…(※飯伏に腕を伸ばしてもらう)Good Night! バン!」
【タマの話】「俺たちはこれでBULLET CLUBのオリジナル、元に戻った。俺たちこそがBULLET CLUBだ。俺にはこの問題を正す責任があった」◇第10試合◇
▼「G1 CLIMAX 28」Bブロック公式戦/30分1本
[2勝1敗=4点]○石井智宏(18分15秒 片エビ固め)[1勝2敗=2点]×後藤洋央紀
※垂直落下式ブレーンバスター【石井はダメージのためノーコメント】
後楽園3連戦の3日目はBブロック公式戦が行われ、セミではBULLET CLUB エリートのケニーvsオリジナルBULLET CLUBのタマが対戦。7・8サンフランシスコ大会でタマがケニーを襲撃したことでBULLET CLUBはエリートとオリジナルの二派に分裂、エリートのケニーとオリジナルの仕掛け人となったタマとの直接対決が公式戦で実現した。
後入場のケニーは既に入場しているタマにピストルサインを向けたところでファレ、タンガがケニーを襲撃、タマはIWGPベルトを奪って叩きつける暴挙に出てからケニーにトレイン攻撃、そしてファレがバットラックフォールを狙うが、ケニーが着地してVトリガーを浴びせ、ペイジとオーエンズが駆けつけファレを場外へ追いやり、タンガもろともてケニーがトペコンを浴びせる。
だがケニーがリングに戻ると隠れていたタマがゴーストフェースで強襲、バックハンドエルボー、ブレーンバスター、頭部へエルボースタンプからナックル、ボディーブロー、ハンマー、ケニーのコタロークラッシャーを逃れてドロップキックと攻め込むが、タマは串刺しボディーアタックはケニーがかわして逆水平で反撃し、ハリケーンスパイクで突き刺した後で、カミカゼからムーンサルトプレスはタマが剣山で迎撃する。
タマはガンスタンを狙うが、逃れたケニーを炸裂させVトリガー、リバースタイガードライバー狙いはタマがカタプルパで阻止し、再度ガンスタン狙いは逃れたケニーが読み合いからVトリガーを炸裂させる。
ケニーはエプロンでドラゴンスープレックスを狙うが、タマがレフェリーに抱きついて阻止すると、タンガがイスでケニーを殴打してパワーボム狙いは、ケニーがフランケンシュタイナーで返り討ちにし、エプロンめがけてタマをパワーボムで叩きつける。
ケニーは蒼い衝動、Vトリガーを狙うが、タンガが阻止を狙うと、タマと同士討ちにさせてから後方回転エビ固めで丸め込むが、タマがキックアウトした反動でケニーがロープ際へ走ると、タンガがケニーをイスで一撃する。タマはイスの上へのガンスタンを狙うが、逃れたケニーはイスの上への片翼の天使を狙う。しかし逃れたタマがイスの上へのスタイルズクラッシュを狙うと、海野レフェリーが制止にはいるが、タマが海野レフェリーをガンスタンでKOする暴挙を働き、ケニーにもガンスタンでKOするが、意識はあった海野レフェリーが試合をストップさせ、ケニーの反則勝ちの裁定を出し、タマはタンガ、ファレと共にケニーを痛めつけ、ケニーの首にイスをかざしてガンスタンを狙うが飯伏とペイジが駆けつけケニーを救出した。
前日の棚橋vsファレ戦でも、ファレとタンガは海野レフェリーのレフェリングに怒りのTweetを出していたが、ケニーvsタマ戦でも後一歩のところで海野レフェリーの制止で邪魔される形となった。オリジナルはエリートだけでなく海野レフェリーも敵にまわしたことでリーグ戦にどう影響するのか…?メインの後藤vs石井は、久しぶりの対戦とあって、二人による"ど真ん中"プロレスとなり、マッチアップやエルボー合戦でも互いに譲らない。石井はパワースラムから逆水平の連打、サッカーボールキックと先手を奪い、後藤が張り手も石井は倒れず、石井はチョップ一閃で後藤が逆にダウンするも、石井は挑発的に後藤を踏みつける。
挑発に怒った後藤は張り手、読み合いを制して後藤が串刺しラリアットから村正、バックドロップと畳みかけて反撃し、牛殺しを堪える石井に重い後藤がミドルキックの連打も、気合を入れた石井が正面から受けて重いエルボーで返し後藤がダウンする。
石井は天龍コンポからショルダータックル、バックドロップ狙うが逃れた後藤がラリアットを浴びせ、石井がジャーマンから突進は後藤がミドルキックからスリーパーで捕獲も、石井がKUBINAGEで逃れ、石井がラリアットも後藤も打ち返し、二人は何度もラリアットを打ち合ってダウンとなってしまう。
後藤はスリーパーで捕獲するも、石井は裏拳で逃れるが、後藤が張り手を出せば、石井はエルボーの連打で応戦し、頭突きから串刺しラリアット、雪崩式ブレーンバスターと畳みかけ、スライディングラリアット狙うが、後藤がスリーパーでキャッチして牛殺しを決め、エルボーからショートレンジラリアット、裏GTRからGTRを狙う。
逃れた石井は読み合いからバックドロップで投げ、ラリアット合戦からカマイタチ合戦、そして後藤が突進も石井がラリアットで迎撃し。垂直落下式ブレーンバスター狙いは後藤が昇天・改で切り返す。念を込めた後藤はミドルキックからGTR狙いは、石井が逃れて顔面への頭突きから延髄斬りを炸裂させ、石井はスライディングラリアットから垂直落下式ブレーンバスターで3カウントを奪い勝利、二人による"ど真ん中プロレス"も外れなしだが、後藤がCHAOS入りしてから対決する機会がなくなったことで、懐かしくも感じてしまう。飯伏vs矢野は、開始から矢野がいきなり丸め込みを連発し、飯伏はフランケンシュタイナーで矢野を場外へ追いやりプランチャを命中させるも、矢野はサミングで反撃して鉄柵攻撃からリング下から赤、青のコーナーポストを外せば、飯伏もコーナーポストを外して4コーナー全てを崇コーナーとしてしまう。
矢野は剥き出しコーナーに飯伏の顔面を叩きつけ、何度も叩きつけるなどしてリードを奪うが、矢野はコーナーポストでの殴打は、かわした飯伏がハイキックを浴びせ、コーナーポストを奪った飯伏がフルスイングもかわされてしまい、その場飛びムーンサルトも自爆してしまう。
矢野はコーナーポストでフルスイングから場外戦を仕掛け、テーピングを持ち出すもレフェリーに取り上げられる。ところが矢野はタイツからテーピングを取り出し、飯伏の両手を拘束も、拘束された状態での試合はDDTで慣れている飯伏はオーバーヘッドキック、その場飛びムーンサルトと空中技を繰り出す。
飯伏はスリーパーで捕らえるが、矢野が飯伏をレフェリーに抱かせて丸め込み、鬼殺し狙いは逃れられるが、矢野は急所打ちから日大バックタックルを決め、最後は丸め込んで3カウントを奪い勝利を収める。
SANADAvsザックは、互いにフルネルソンの奪い合いからスタートし、ザックは手首を捻ってSANADAの首に巻きつけ絞めあげるると、SANADAは切り返して絞めあげ、エルボースマッシュ合戦を繰り広げる。
SANADAは逆さ押さえ込みもザックは胴絞めダブルリストロックで捕獲、SANADAはSkull Endで切り返そうとするがザックは卍固めで捕獲、丸め込み合戦からザックがPKからセイバードライバーを狙うが、SANADAがSkull Endを狙う、だが切り返し合いからザックがジャパニーズレッグロールクラッチで丸め込めば、SANADAはジャパニーズレッグロールクラッチからSkull Endを狙うち、ザックはヨーロピアンクラッチを狙う、だがSANADAは後方回転エビ固めで切り返して3カウント、SANADAが技ありで勝利を収める。内藤vsジュースは、内藤がジュースの痛めている左手を攻めリードを奪うが、内藤のキックをキャッチしたジュースはバックハンドエルボーからフルネルソンバスターで反撃、ジャブの連打、逆水平狙いは内藤が唾からハンマーで返すも、ジュースはスパインバスターで応戦する。
ジュースは逆水平の連打から串刺しラリアット、ジャックハマー狙いは膝で逃れた内藤がネックブリーカーから左手へのスライディングキック、左手をアームバーで捕らえ、ジュースをコーナーに乗せて左手を攻めつつ雪崩式フランケンシュタイナーを決めるが、ジュースが丸め込む。
内藤はトルネードDDTを狙うが、回転途中で堪えたジュースはジャックハマー、ジュースは串刺しローリングラリアットから雪崩式フォールアウェイスラム、キャノンボール、パワーボムと畳みかけ、プリンスズスロウンを狙う。
逃れた内藤が延髄斬りも、突進したところでジュースはスピンキックから肩車をするが内藤はリバースフランケンで切り返し、ランニングデスティーノを狙うが、切り返したジュースがパルプフリクションを狙うも、逃れた内藤はジャンピングエルボーアタックを浴びせる。
内藤はデスティーノを狙うが、逃れたジュースがラリアットからパルプフリクション狙いはは、内藤がデスティーノでの切り返しを狙う。堪えたジュースはプリンスズスロウンを狙うと変幻自在のデスティーノで切り返すと、デスティーノで3カウントを奪い勝利、ジュースは開幕から3連敗と厳しい状況となった。【後楽園ホール大会終了】本日も沢山のお客様にご観戦いただき誠にありがとうございました!明日7月22日(日)は東京・エスフォルタアリーナ八王子にて16:30試合開始です。皆様のご来場をお待ちしております! https://t.co/nftzGCSpAr #njpw #g128 pic.twitter.com/g9kbnIs4fz
— 新日本プロレスリング株式会社営業部 (@njpw_nyao) 2018年7月21日I’m very indifferent about these 2 points, but I get it, I really do. You’re not trying to ruin it just me but for everyone. You won’t ruin it for Ibushi. Onward and upward. #g128
— Kenny Omega (@KennyOmegamanX) 2018年7月21日背面には気を付ける。
— 飯伏 幸太 (@ibushi_kota) 2018年7月21日 -
新生・オカダがペイジを破り公式戦初勝利!棚橋はレフェリーのジャッジに救われ薄氷の勝利
7月20日 新日本プロレス「戦国炎舞 -KIZNA- Presents G1 CLIMAX 28」後楽園ホール 1683人 超満員札止め<アピール、コメント、写真などは新日本プロレス公式HPより>
◇第1試合◇
▼20分1本
○ザック・セイバーJr. TAKAみちのく(7分4秒 チキンウイングアームロック)トーア・ヘナーレ ×海野翔太◇第2試合◇
▼20分1本
飯伏幸太 ○高橋裕二郎(4分36秒 片エビ固め)矢野通 ×邪道
※ピンプジュース◇第3試合◇
▼20分1本
内藤哲也 ○SANADA(7分58秒 Skull End)ジュース・ロビンソン ×デビット・フィンレー◇第4試合◇
▼20分1本
タマ・トンガ ○タンガ・ロア(5分40秒 片エビ固め)ケニー・オメガ ×チェーズ・オーエンズ
※エイプシット◇第5試合◇
▼20分1本
○石井智宏 SHO(6分58秒 体固め)後藤洋央紀 ×YOH
※垂直落下式ブレーンバスター◇第6試合◇
▼「G1 CLIMAX 28」Aブロック公式戦/30分1本
[3勝=6点]○ジェイ・ホワイト(17分44秒 片エビ固め)[2勝1敗=4点]×マイケル・エルガン
※ブレードランナー【ジェイの話】「まあ凄まじい試合だったな。エルガンは彼が持っている全てのものをリングで出してきた感じがした。俺は賢い。そりゃわかってる。そして俺の試合で観客を驚かせることができていると思っているけど、もっと何かが必要かもしれない。俺はそれを遂行するために自分自身のゲームプラン、戦略をしっかりとこなしていくまでだ。スイッチブレードは6点を獲得した。このトーナメント、このあとの残りも自分が全てを持っていくだけだ。そして今はスイッチブレードの呼吸が必要だ」
【エルガンの話】「ジェイ、これはオマエが作り上げたストーリーなのか? 人生はストーリー通りにはいかないものだぞ。近道をすれば、その分いつか遠回りをしなければならない時が来る。今日の俺との試合は、まさに近道だったんじゃないか? 昨日の試合もそうだ。『G1 CLIMAX』の公式戦ではなかったが、男と男の戦いだったはずだ。プロレスラーとして、誇り高き新日本プロレスの舞台で戦う男たちとして、俺たちはこの業界でトップにいるはずだ。だからこそ、俺にはイスなど必要ない。そして急所攻撃も使わない。ジェイ、オマエはそういう簡単な道を利用して試合を終わらせようとする。今後、いつになるかは分からないが、オマエには試練が訪れることだろう。その時、俺はオマエの指導者になってやってもいいぞ」
◇第7試合◇
▼「G1 CLIMAX 28」Aブロック公式戦/30分1本
[1勝2敗=2点]○鈴木みのる(13分44秒 体固め)[3敗=0点]×YOSHI-HASHI
※ゴッチ式パイルドライバー【バックステージの鈴木】
鈴木「言ってただろう。貴様ごとき、俺と同じレベルでしゃべるんじゃねえ。地べた這いつくばって二度と俺の前に立つな、この雑魚……。次は……ハハハ……誰だ!? (テレビカメラマンに向かって)おい! 俺の次の相手は誰だ!? おい、東スポ、誰だ? 名前、上げてみろ」東スポ記者「ジェイ・ホワイト……」
鈴木「次はお前だろう!(と言いながら、テレビカメラマンの胸ぐらを掴む)。お前だろ! 俺は知ってんだ、お前だろ! この野郎!」
テレビカメラマン「(苦悶の表情を浮かべて)ち、違います!」
鈴木「(今度は東スポ記者に襲いかかって)お前だろ!」
東スポ記者「違います! 違います!」
鈴木「ハハハハハハハハハ!(と不気味に高笑いしながら、東スポ記者のボールペンを奪い、記者の頭に刺そうとする)」
東スポ記者「違います! 違います! ああ……ああ……」
鈴木「(ボールペンを握ったまま)次の奴の頭から刺してやる……」
◇第8試合◇
▼「G1 CLIMAX 28」Aブロック公式戦/30分1本
[2勝1敗=4点]○EVIL(10分16秒 片エビ固め)[2勝1敗=4点]×真壁刀義
※EVIL【EVILの話】「見ての通り、IWGPに名を刻んだことがある真壁刀義から見事に完勝だよ。完璧なる勝利だ。この俺が新しい風景を見せてやる。この俺しか、新しい風景を見せることはできない。よく憶えておけ! This is EVIL! Everything is EVIL! 全ては…………ハアハアハア……EVILだ!」
◇第9試合◇
▼「G1 CLIMAX 28」Aブロック公式戦/30分1本
[2勝1敗=4点]○棚橋弘至(16分27秒 反則勝ち)[1勝2敗=2点]×バットラック・ファレ【棚橋の話】「(※肩を担がれて控室に直行する途中で)2点取っただろう! 必ず! 生き残ってやるからさぁ!」
【バックステージでのオリジナルBULLET CLUB】
ファレ「このクソ野郎ども! 俺の試合はいつだってこうだ。でも、俺はかまわない。こいつらが付いていてくれるからな」タンガ「俺たちの(ヒジを指しながら)ここはダークすぎるからな(ニヤリ)」
ファレ「その通り。ダークすぎるんだ、俺たちのここは。今夜は勝てるはずだったのにあのクソレフェリーのクソ判断で負けてしまった」
タンガ「あのレフェリーめ!」
ファレ「ニュージャパン、F●CK EM!」
タンガ「レフェリーも……」
ファレ「F●CK EM!」
◇第10試合◇
▼「G1 CLIMAX 28」Aブロック公式戦/30分1本
[1勝2敗=2点]○オカダ・カズチカ(17分31秒 片エビ固め)[1勝2敗=2点]×ハングマン・ペイジ
※レインメーカー(試合終了後)
オカダ「やっと、やっと、やっと、1勝目ーーー!!(※大歓声&大拍手&ざわつき) 余裕の…勝利でした(※場内笑)。うれしい…。みんなありがとー!(※大拍手から涙をぬぐう仕草を見せると『オカダ』コールが起きる。すると涙声になって)まだまだ、『G1』、(※いきなり冷静な口調になって)始まったばかり(※場内笑)。しっかり、優勝して…降らせます(※大拍手)」【バックステージでのオカダ】
オカダ「フゥー(※と、壁に手をつく)。分かる? 余裕の勝利。人間ってのはねぇ、余裕の時はこうやって、壁に手をついて立つんだよ。……お待たせ! 『G1 CLIMAX』を楽しんでる皆さん。申し訳なかった。『始まってない』と言う人もいれば、『つまらない』と言う人もいたでしょう。申し訳ない。泣きそうになる(※と、手で顔を覆う)。申し訳なかった!(※急に顔を出し)でも俺のテーマ、“笑顔”だからね。1+1=? 1+1=?……誰も言わんのかい!」──ベルトを失ってから、シングルマッチでなかなか勝てない日々が続いて、そういう苦しみも合ったと思うんですが、それを経てこのリーグ戦初勝利というのはどう受け止めてますか?
オカダ「まぁ、やっと、ずっとハマらなかったピースが、ハマったのかなと。本当“に”(※と、口角を上げ笑顔を作る)、これから、待たせたお客さん“に”、楽しめなかったお客さん“に”、これからはたのしんでもらえるよう……頑張っていきます。いいじゃない、こうやって自分自身も楽しみながら。別に優勝を諦めたなんてひと言も言ってない。しっかり『楽しんで終わり』じゃねぇ、楽しんで、優勝するんだ。ベルト? どうでもいいわけじゃない。ケニー? どうでもいいわけじゃない。しっかり楽しんで楽しんで楽しんで、最後“に”、いただくよ」【ペイジの話】「クソ! やられたよ。オカダがベルトを獲られてしまって以降、なんかおかしいのはみんなわかってるだろ? 様子がおかしいのはみんなも見てたよな? G1が始まってからもずっとそうだった。今日の試合もやっぱりおかしいまんまだった。だから、自分が勝つチャンスがあったかもしれない。でも、今日という日、元々の本来のオカダが戻ってきたような気がした。今日、試合で対戦したことで自分にどんな意味があったかというと、今のヘンテコなオカダじゃなくて、過去の本物のオカダを倒すことだったんだよ。今日は負けてしまったし、本来のオカダが戻ってきている気はしなかったけど、その片鱗が少し見えた気がする。だからこそ負けてしまったけれども、それはそれでよかったと思っている。(勝ち点)2ポイントを追加できればよかったけれども、その勝ちにも少し近づけた気がするし、その勝ちというのが、少し元のオカダの片鱗のあるそのオカダ・カズチカとの試合だったということが大きい。彼と俺のストーリーはまだ始まったばかりだ。次はタナハシ。俺がタナハシを倒せるかどうかだ」
後楽園3連戦の2日目はAブロック公式戦が組まれ、メインでは2連敗スタートとなったオカダが1勝1敗のペイジと対戦。
序盤こそはオカダが余裕の試合運びでペイジを翻弄も、観客に余裕の笑みを見せたところでペイジがラリアットで強襲し、場外へ逃れたオカダにトルニージョを命中させる。
リングに戻ったペイジはブロックバスターホールド、逆水平、スリーパーで攻め込むが、ペイジが突進もオカダのビックブーツ、だがセントーンは自爆すると、ペイジはその場飛びシューティングスタープレスを投下、スワントーンボム、チンロック、モンゴリアンチョップとリードを奪う。
オカダはフェイントからDDTで突き刺して反撃、ヘッドスプリングからエルボーアタックの連打、フラップジャック、コーナーにペイジを座らせてドロップキックで場外へ落とし、オカダは鉄柵攻撃からビックブーツで客席へ出すとハングマンDDTを狙うが、逃れたペイジはフェンス越しでジ・アダムス・アップルを炸裂させる。
オカダをリングに戻したペイジはムーンサルトプレスを投下も自爆となり、オカダはリバースネックブリーカー狙うがペイジは逃れ、オカダのドロップキックも自爆させると、オカダのツームストーン狙いを、切り返したペイジはリバーススタイルズクラッシュで叩きつける。
ペイジはライトオブパッセージを狙うが、逃れたオカダはコーナーへ昇るも、動きを止めたペイジが雪崩式ネックブリーカーを敢行、場外に逃れたオカダにコーナーからムーンサルトアタックを命中させる。
リングに戻ったペイジははジ・アダムス・アップルからライト・オブ・パッセージを狙うが、オカダが回転エビ固めで切り返し、ジャーマンはペイジが着地して串刺しドロップキック、ツームストーンパイルドライバー狙いは、オカダが切り返してツームストーンパイルドライバーで突き刺す。
両者はエルボーを打ち合うと、オカダがビックブーツ、ペイジのエルボーをかわしてエルボースマッシュも、ペイジも重いエルボーから突進はオカダがドロップキックで迎撃、レインメーカー狙うが、かわしたペイジはスーパーキックを炸裂させ、ジ・アダムスアップル狙うがオカダがかわしてレインメーカーも、回転して逃れたペイジはパワーボムを決める。
しかしキックアウトしたオカダはローリング式のレインメーカーを浴びせると、レインメーカーを決め3カウントを奪い公式戦初勝利を収めた。オカダにしてもペイジをギリギリ一杯まで引き出すつもりが、ペイジが想定以上に引き出してきたため思わぬ苦戦となった。
6・9大阪城でケニーに敗れ、長期政権に終止符を打ったオカダだが、何かに吹っ切れ、やりたいことを始めたという。その一つは今までのレインメーカーのキャラを壊し始めたこと、今までのオカダを壊すことで新しいオカダ作りを模索し始めた。そういった意味でオカダにとって今年のG1は新しいオカダ作りへの冒険かもしれない。セミの棚橋vsファレは、開始と同時にドロップキックで奇襲をかけた棚橋が足に関節蹴りの連打から低空ドロップキック、関節蹴りの連打、スライディングレッグスシザースからレッグロックと執拗な足攻めで先手を奪う。
ファレは場外へ逃れるが、棚橋がエプロンからトペコンで追撃、鉄柵攻撃はファレが振り返すと棚橋は放送席に直撃し、そこでセコンドのタンガが強襲!これで流れを変えたファレ棚橋を全体重かけて圧殺する。
ファレはロープ越しでスリーパー、背中へハンマーの連打、ボディーブロー、ハイアングルでのボディースラム、ショルダークロー、コーナーに押し込んでファレがファレハンマーと攻め込むが、串刺し狙いは棚橋が膝への低空ドロップキックの連打で迎撃し、張り手からグラウンド式ドラゴンスクリュー、そしてテキサスクローバーホールドで捕獲、ファレは脚力で逃れるが、棚橋はロープ越しのドラゴンスクリューでダメ押しも、回転エビ固めはファレがヒップドロップで投下して潰す。
ファレはフライングボディープレスを投下、棚橋のエルボーの連打からスリングブレイド狙いもラリアットで迎撃、棚橋の張り手をかわしてバックフリップと追い詰めにかかるが、バットラックフォール狙いは棚橋がウラカンラナで切り返し、グラウンドコブラ、ツイストアンドシャウト、スリングブレイドと畳みかけてからハイフライフローを投下するが、自爆となってしまう。
ファレは串刺しボディーアタックからグラネード、そして再度バットラックフォールで勝負を狙うが、棚橋がスリングブレイドで切り返してハイフライフローが決まり、勝負あったかに見えたが、タンガがレフェリーを引きずり出してカウントを阻止してから棚橋を襲撃、ファレはラリアットを狙うがタンガに誤爆し、棚橋がファレにスリングブレイドを決めるも、今度はタマが乱入してガンスタンが炸裂、ファレがカバーするも、海野レフェリーがタマの乱入を見逃さなかったため、棚橋の反則勝ちとなり、棚橋は九死に一生を得るも、試合後にオリジナルBULLET CLUBが腹いせに棚橋を袋叩きにして制裁を加えた。真壁vsEVILは序盤から激しい肉弾戦も、場外戦で真壁の突進を、EVILがカニバサミで真壁が鉄柵へ直撃させ、EVILがイスを持ち出して真壁の首にかざしてEVILホームランが炸裂、これでEVILが先手を奪ったかに見えたが、南側通路に真壁を連行してダークネスフォールズ狙いは、真壁が阻止すると、EVILが通路ダッシュのラリアットは真壁がブロックして逆にラリアットで迎撃、リングサイドのEVILを連行して鉄柱攻撃、リングに戻って串刺しラリアットからコーナーナックルと一気に流れを変える。
真壁はラリアット、ジャーマン狙いはEVILが阻止してレフェリーを使ってソバットを浴びせ、串刺しエルボー、串刺しラリアットから串刺しヒップドロップ、フロントネックロックからBanshee Muzzleで捕獲し絞めあげる。
EVILは真壁を足蹴にしてからダークネスフォールズ狙うが、真壁が阻止するとEVILのローリングエルボーを迎撃して袈裟斬りを連打も、ブレーンバスター狙いはEVILが投げ返し、ダークネスフォールズを決め、EVILを狙うが真壁が阻止してラリアットを浴びせる。
だがEVILもラリアットで応戦すると、ラリアット合戦に発展、真壁が打ち勝って真壁が突進もEVILがラリアットで迎撃してからEVILで3カウントを奪い勝利となる。鈴木vsYOSHI-HASHIは、入場したYOSHI-HASHIが先入場に鈴木に奇襲で試合開始となり、場外戦でYOSHI-HASHIは逆水平の連打も、キャッチした鈴木は鉄柱を使って腕攻め、更にイスで一撃を加え、鈴木は鉄柵攻撃で客席へ出し、イスで背中をフルスイングし、右肩にも殴打してイスを思い切り投げつけ、YOSHI-HASHIを徹底的に痛めつけにかかる。
リングに戻った鈴木はロープ越しのぶら下がり腕十字、右肩へエルボー、右肩のバンテージを剥がして足蹴にするが、怒ったYOSHI-HASHIは逆水平も、受け流した鈴木は殴りつけるようなエルボーで応戦、串刺しビックブーツからランニングローキック狙うが、キャッチしたYOSHI-HASHIはDDTで突き刺し、串刺し逆水平、トップロープに固定してのドロップキック、コーナーからダイビングヘッドハンターと畳みかけるが、シットダウンパワーボム狙いは鈴木が堪え、逆水平を狙うYOSHI-HASHIを脇固めで捕獲、腕固めから腕十字に移行も、YOSHI-HASHIはロープに逃れる。
鈴木はYOSHI-HASHIにローキック、右肩へのビックブーツからスリーパー、ゴッチ式パイルドライバーで勝負を狙うが、YOSHI-HASHIがリバースし、鈴木が突進をしゃちほこラリアットで迎撃してからバンカーバスターを決め、バタフライロックで捕獲する。
鈴木はロープに逃れ、飛びつき腕十字を狙うがYOSHI-HASHIがバタフライロックで切り返し、鈴木は振りほどこうとするがYOSHI-HASHIは逃さず、ロープにやっと逃れた鈴木にYOSHI-HASHIはバッククラッカーからカルマ狙う。
だが堪えた鈴木は突進するYOSHI-HASHIにドロップキックを炸裂させてからビンタのラッシュ、YOSHI-HASHIはスピンキックから首固めで丸め込むが、再びバタフライロック狙いは切り返した鈴木が殴りつけるようなエルボーの連打からゴッチ式パイルドライバーで3カウント、鈴木は公式戦初勝利となったが、YOSHI-HASHIの右肩はボロボロの状態、どこまでやり切れるのだろうか…2連勝同士のエルガンvsジェイは、逆水平合戦をパワーで制したエルガンが場外のジェイにトペスイシーダを発射、そして場外でパワーボムを狙うが、ジェイが鉄柵外へリバースもエルガンがイスを踏み台にして客席へのブレーンバスターを狙う。ところがジェイはエルガンの腕を掴んで鉄柵の上に倒すと、高速バックドロップ、エプロンや鉄柵めかけてエルガンを叩きつけて流れを変える。
リングに戻ったジェイは串刺しエルボーからネックブリーカー、鼻フック式鎌固めで捕獲、エルガンをロープに貼り付けてエルボー、逆水平も、突進を迎撃したエルガンがロープ越しのジャンピングハイキックで迎撃し、ロープ越しのフットスタンプで一気に流れを変え、ジェイの串刺しをかわしてジャンピングハイキック、ノーザンライトスープレックス、串刺しラリアットの連打と畳み掛けてから雪崩式を狙う。
しかしジェイがサミングで阻止すると、担いだエルガンの背後に着地して高速バックドロップ、裏投げで反撃、しかしエルガンが逆水平の連打から生肘エルボーから逆水平、ジェイはボディープローもエルガンはジャンピングハイキックで応戦も、ラリアット狙いはジェイがコンプリートショットからジャーマンスープレックスホー^ルドで投げ、串刺し狙いはエルガンがトラースキックで迎撃してターンバックルへ投げる。
エルガンはタイガードライバー狙いは、ジェイがリバーススープレックスで返して、連続ハーフラッチスープレックス、エルガンもブレーンバスターから雪崩式ブレーンバスターの連続技で返しコーナーからビッグマイクフライフローを投下すると、バーニングハンマーを狙うも、ジェイはエプロンに着地する。
エルガンは追いかけてエプロン上で突進も、ジェイがエプロンでコンプリートショットで叩きつけ、断崖式キウイクラッシャーはエルガンが断崖式ブレーンバスターで切り返すも、体勢が崩れて両者ダウンとなり、ジェイがリングに戻るとハーフネルソンスープレックスからブレードランナーを狙う。
ところがエルガンが背後に回って後頭部へローリングエルボーこと胴田貫を炸裂させると、ローリングエルボーからハーフネルソンスープレックス、ラリアット、タイガードライバー、エルガンボムで勝負を狙うが、ジェイがレフェリーを巻き込むと急所打ちからブレードランナーで3カウントで逆転勝利。ジェイは3連勝でAブロックトップとなったが、次戦は鈴木なだけに常套手段が通用するのか…晩ご飯完成!焼きそば…ではなく、焼きしらたきw だいたい350kcal pic.twitter.com/5na3ZlIloV
— 棚橋弘至 (@tanahashi1_100) 2018年7月20日Damn it Red Shoes! Whose side are you on!#fuckem pic.twitter.com/pXz0OVwYao
— TheUnderboss (@TOKSFALE) 2018年7月20日Fuck Red shoes!
— Tanga Loa (@TangaloaNJPW) 2018年7月20日