伊賀プロレス通信24時「日常茶飯事(ちゃはんじ)」

略して「イガプロ!」、三重県伊賀市に住むプロレスファンのプロレスブログ!

太陽は沈まない!28年目のG1を制覇したのは棚橋弘至


8月12日 新日本プロレス「戦国炎舞 -KIZNA- Presents G1 CLIMAX 28」東京・日本武道館 12112人日本武道館

(アピール、コメント、写真などは新日本プロレス公式HPより)
<第1試合=20分1本勝負>
○真壁刀義 マイケル・エルガン 本間朋晃(7分12秒 片エビ固め)永田裕志 海野翔太 ×吉田綾斗
※キングコングニードロップ

【バックステージでの永田、海野、吉田】
吉田「(※ヒザに手をついてコメント)今日は、自分はまだまだ全然だったんですけど、ここで試合してると、絶対に自分はまだまだ強くなれると思うんで、これからも、ここに、このリングに立ちたいと、本気で思います。せっかく今日、こういう日に呼んでいただいたんで、近い将来、自分も『G1 CLIMAX』に出れるぐらいのレスラーになってみせます。ありがとうございました!」

永田「そのためにはもうちょっと、強い覚悟が必要だな!(※と、吉田の背中を叩く)今日は客と対戦相手に呑まれてたな。オイ、胸を張れ! しっかり!」

吉田「ハイ!(※立ち上がる)」

永田「胸を張れ! な! これだけ、有り余る才能があるんだよ、オマエには! 体もある! 気持ちもある! それをもっと腹の底から、声を出して、自分のエネルギーとか情熱とかそういうものを相手に思いっきり叩きつけなきゃダメだ!」

吉田「ハイ!」

永田「分かる? 新宿FACEじゃないんだ、ここは!」

吉田「ハイ!」

永田「日本武道館なんだ、ここは。12000人、超満員の日本武道館なんだ。それ以上に、全世界に、『新日本プロレスWORLD』で配信されてんだよ! そこに伝えるには、とにかく技じゃない。オマエの腹の中からすべてを! ありったけのパワーを! 情熱を! 相手に叩きつけろ!」

吉田「ハイ!」

永田「(※海野を指して)コイツらはそうやって伸びてきてんだよ! オマエの才能は俺は分かってる! でもそれを出さなきゃ、宝の持ち腐れだぞ、分かった?」

吉田「ハイ! ありがとうございます!」

永田「頑張れよ!(※と、吉田の胸にチョップ) 俺が見出した素材ですからね、素質とかセンスがものすごくあるのは分かってる。でもそこで埋もれるか、伸びていくかはオマエ次第だ。(※再びチョップ)頑張れ!」

吉田「ハイ!」

永田「翔太、何か言いたいことあるか?」

海野「自分自身、この『G1 CLIMAX』は自分の持てる限り全部を出して戦い抜いてきた。それは少しながら自信にもなったし、他のヤングライオンに比べて、力になったと思う。ただ、やっぱり、自分は、永田さんや吉田さんに負けた過去は忘れたくありません。2人をリスペクトしてるからこそ、自分は、向き合って戦いたい。2人と組んで試合なんかしたくない。強いヤツに勝つために練習するからプロレスは面白いんです。近い将来、自分と吉田さんで、今の若手で、必ず新日本をもっと盛り立てていく。その覚悟が自分にはある。だから毎日毎日練習して力をつけて、5年後10年後、20年後、見ててください(※と、一人で控室へ)」

永田「まぁ、ホントにその通りですね。今回の『G1 CLIMAX』、試合に参戦するのはこれが初めてだけど、全国でものすごーい盛り上がりを見せてたっていうのは俺も分かってました。特に映像を見なくても、さまざまな情報でね。ただそれは、現勢力のパワーが、彼らがずっとやっていけるわけじゃなくて、こういう若い力が出てきて初めて、続くわけだから。そのためには彼らのそういう覚悟がなければ、ダメですよ。1年前に『G1 CLIMAX』卒業して、端から見てて、俺が退いた意義とかそういうものがどれだけ反映されたかなっていう、そういう部分ではちょっと、少しだけ不満な部分もあったけど、もっと若い選手が『G1 CLIMAX』に出てくれたらなっていうのは、俺の中にはありましたけどね。今回出られなかった若い連中も、そういう悔しさとか、発奮するものがあるならば、もう1日も早く、5年先、10年先なんて言わないで、来年、再来年、そういう感じでね、吉田なんかも。『LION’S GATE』で俺が引っ張ったんだから。本人に覚悟さえあれば、いくらでも花開くことができるんだから。まぁ頑張ってほしいですよ。(※吉田に)覚悟だよ! 分かった?」

吉田「ハイ!」

永田「以上! 今日はありがとう(※と、吉田と握手)」

吉田「(※永田と握手しながら)ありがとうございました!」

<第2試合=20分1本勝負>
○バットラック・ファレ(1分49秒 体固め)×トーア・ヘナーレ
※バットラックフォール

<第3試合=20分1本勝負>
○タイチ 飯塚高史(8分3秒 エビ固め)後藤洋央紀 ×YOSHI-HASHI
※タイチ式ラストライド

【タイチの話】「どうだ! 気分はどうだ、後藤、YOSHI-HASHI! 特にYOSHI-HASHI、『G1 CLIMAX』に出れなかった男。『G1 CLIMAX』落選させられた男に、負けた気分はどうだ! 最高だろ!? ん? オマエらは『G1 CLIMAX』出て、エラそうなツラして。俺はテメェらのせいで、落選させられたんだよ! 好き嫌いで選びやがってよぉ! そんな男に負けた気分はどうだ?後藤!後藤もよぉ、そんなもんか、オマエは!後藤、持ってるよな?前から知ってるぜ?あの、あるのかねぇのか分かんねぇベルトよぉ。後藤よぉ、『G1 CLIMAX』に出れなかった男、その挑戦、受けてみるか!? 出れなかった、この男だ。そんな男の挑戦、簡単だろ!? 簡単に勝てるだろ、俺みたいな雑魚にはよぉ!ちょっとよこせよ、それ!バカにしやがってよぉ。出れなかった、落選した?そんな男がチャンピオンになったら、テメェらどんな顔するかなぁ!あのよぉ、クソみたいな、最近来た新米社長、アイツのせいで全部調子が狂ってるんだよ。ふざけやがって、アイツだろ、俺のことも落としたのは。オイ、その男がこうやって言ってんだ。『G1 CLIMAX』出てたヤツに勝ったぞ。やらせろよ、やらせてみろよ! 弱ぇヤツに! やらせてみろ! バカにすんじゃねぇぞ、コノヤロー! 後藤、受けろよ、雑魚の挑戦だから。オマエは優しいからな、受けてくれよ! ハハハハハ!」

【後藤の話】「タイチよ、相変わらず小ずるいな! 最終戦だけ出てきて、これか!勝った気になってんじゃねぇぞ!俺とやりたいって?(※NEVER無差別級ベルトを掲げながら)いつでもいいよ!つきまとわれても迷惑だ、コノヤロー!一つだけ言っとくよ、オマエがなぜ『G1 CLIMAX』に出られなかったか、この俺が教えてやるよ!」

<第4試合=20分1本勝負>
○Cody ハングマン・ペイジ(8分56秒 エビ固め)×ジュース・ロビンソン デビット・フィンレー
※DIN'S FIRE

【バックステージでのCody、ペイジ】
Cody「口の中に唾が溜まってやがる!(※と言いながら唾を飛ばす)265ポンドのシューティングスターだ!オレはハングマン・ペイジより強い!だからオレが挑戦してやる!マディソン・スクエア・ガーデンもいいけど、その前に『ALL IN』があるからな」

ペイジ「ちょっと待て!お前が次のUSヘビーに挑戦するのか!?どういうことだ!?」

Cody「ずっとアメリカにいる間もジュースの評判は聞いていた。ジュースはよくなったとか、『G1』で成長していると聞いていたが、全然成長してないじゃないか。265ポンドを墓に埋めてやる!この事をちゃんと記事にしとけ!」

【バックステージでのジュース、フィンレー】
ジュース「え?なにこれ!?『レッスルキングダム11』再び!?でもオレは20ヶ月前のジュースとは違う人間なんだ。ここは『レッスルキングダム11』でもないし、オレは20ヶ月前のオレじゃない!オレは変わったんだ!あの時の試合のジュースとは違うんだ!今回の『G1』ではあまり勝てなかったけど、今オレはベルトに値するだけの男になれるように努力してるんだ!だからCody、オレのホームで勝手な発言はしないでくれ!お前なんかずっと日本に居なかったじゃないか!日本に居ない間なにをしていたんだ!?オレが毎日闘っていた間テレビのドラマでも録っていたの?『ARROW』でも録ってたのか!?分かんないけど、フィンレー知ってる?」

フィンレー「知らない」

ジュース「オレだって知らないよ。だってオレはずっと闘ってたんだ。ベルトに挑戦する人間はタマ・トンガ、イブシコウタ、ザック・セイバーJr、ケニー、イシイ。同じリングで闘っている人間であってお前は候補の1番下だ!ベルトはオレの物でオレに権利がある。お前は勝手に判断しているがオレは昔のオレじゃない!オレはファンの前で昔のオレじゃないことを見せていく。お前は『ALL IN』だと言いながらヤングバックスとチャラチャラしているがどうでもいい。オレはオレのやるべきことをやる。そして強さを証明する!」

フィンレー「日本で1ヶ月頑張った。こんな形で終わりたくはなかったけど、Cブロックのチャンピオンとしてシリーズを終われたのは良かった。そしてジュースはUSヘビーチャンピオンだ。Codyがこのタイトルを獲りにいくみたいだけど、ジュースがしっかりとアイツの膝をかち割って、ワン、ツー、スリーで終わらしてくれるだろう。ジュースは以前のジュースじゃない。オレはシリーズが終わったから妻と犬と一緒にゆっくりするよ。そしてユーチューバーになるために練習して戻ってくるよ」

<第5試合=NEVER無差別級6人タッグ選手権 60分1本勝負>
【挑戦者組】○タマ・トンガ タンガ・ロア 石森太二(11分26秒 体固め)【第17代王者組】マット・ジャクソン ニック・ジャクソン ×マーティ・スカル
※ガンスタン
☆タマ&タンガ&石森が第18代王者となる

【バックステージでのBULLET CLUB OG】
タマ「ELITEって何だっけ? ELITEってオレたちのことだろ? それを今日、アイツら相手に証明してやったぜ」

タンガ「ELITEなんてどうでもいいぜ。オレたちこそが唯一無二のBULLET CLUBなんだ」

タマ「オレたちを見ろ! サンフランシスコでも、オマエらを完全にやっつけてやっただろ? 今日も同じだ! そして今日はBONE SOLDIERがこうして来てくれてるが、もともと彼を連れてきたのはオレなんだ。オレたちと、イシモリでやってやる!(※石森にBULLET CLUBのTシャツを渡す) この芸術的な腹筋を見ろよ! コイツらは最高だぜ!(※石森に)ただ、今日はゴメンな、Lサイズしか持ってきてないんだ。Sサイズならオマエの体をもっとキレイに見せてやることができたのに。女ども、この素晴らしい体を見て、うっとりするがいい! イシモリ、Welcome to BULLET CLUB!」

タンガ「今日初めてこのトリオで組んで、初めての試合でベルトを獲ることができた。オレたちが世界最高ってことだぜ。次は何だ!?」

タマ「IWGPタッグに決まってるだろ!?」

タンガ「今日、初めてのトリオでこれだけできたんだから、やっぱりオレたちがELITEだな!」

タマ「ELITEだぜ! これこそがELITEってことだ。可能性に満ちたBULLET CLUB、素晴らしいじゃないか!」

【バックステージでのBULLET CLUB ELITE】
ニック「やっちゃったな……」

マット「うん、今日は完全にやられちゃったな」

ニック「これからどうする?」

マット「オレたち、間違ってたのかもしれないな……」

ニック「いや、ちゃんと取り返しにいかないといけないよ」

スカル「まぁ、待て待て。聞いてくれよ。オレたちが組む時って、いつもこうやって楽しいことしていい試合して……って感じでやってたのに、今日のBULLET CLUB OGとの試合は最低だったよな。サンフランシスコでのことを根に持ってるみたいだったけど、そんなのオレたちには関係ないはずだったのにな」

ニック「ハクはどうしたんだ? ハクの問題は?」

マット「えっ、どういうこと?」

スカル「まぁ何にせよ、OGの連中はこの武道館でオレたちに勝ったことで、オレたちを本気にさせたな。タマ……アイツら、誰でもいいぜ。いつでもかかってこい!」
ニック「オレたちは過去10年、世界最強のタッグチームとして君臨してきたんだ。今もそれは分かりきったことだ。(※IWGPタッグのベルトを掲げ)このベルトを懸けてやってもいいぜ。オレたち、全然怖くねぇしな!」

マット「ここしばらく、サブミッションで負けたこともないし、オレたちは負けねぇぜ!」

ニック「もう1回言っときたいことがある。ハクの問題はどうしたんだ?」

マット「えっ、それさっきも言ったよね?」

スカル「イシモリのクソッタレ!」

<第6試合=30分1本勝負>
内藤哲也 EVIL ○SANADA BUSHI(10分41秒 Skull End)鈴木みのる ザック・セイバーJr. ×金丸義信 エル・デスペラード

【内藤の話】「宝物集めが大好きな王様。あなたが言う宝物、オレは持ってないよ。なのになんで来るの?もしかして宝物以上の輝きをオレが放っていることに王様気づいてしまったのかな?でも残念ながらさ、オレ王様に興味ないんだよね。前回の対戦で勝っているしね。オレは同じ鈴木軍だったらザック・セイバーとやりたいかな。ザック・セイバーにリベンジしたい気持ちもあるし、ザック・セイバーの方が数段良いレスラーでしょ。まあ王様がなんてコメントしたか知らないけどさ、オレにかまってほしいんだろ?かまってほしいならオレを振り向かせてみろよ。王様はだいぶ口も達者だからね。良い言葉出てくるでしょ?ならその言葉でオレを振り向かせてくれよ。じゃなきゃ残念ながらあなたのことはかまわないよ。かまう必要がないからね。そしてそれほどの魅力をオレは感じないからさ。王様…オレを振り向かせてみろよ。カブロン」

【EVILの話】「何度も言うが、4強とかユニットのリーダーが誰とか、そういう既成概念はこのオレがぶっ壊す。そしてやられたらやり返すのがこのオレの心情だ。よく覚えとけ。This is EVIL!Everything is EVIL!すべては…EVILだ!」

【デスペラードの話】「この通りジュニアのタッグチャンピオンが1人やられちまった。だが相手はヘビー級だ。そんなことはどうでもいいんだ。いいか?ジュニアのシングルチャンピオン(※ベルト)持っているヤツが出てねぇということだ。出れねぇのか!出る気がないのか知らないがケガしたって聞いたぞ。試合出れないなら返せよ」

【鈴木の話】「おい!内藤よ。よそ見してんじゃねぇよ。てめぇとの決着はこれっぽっちもついてねぇんだよ。そうさ、これっぽっちもな。内藤よ、なによそ見してんだよ。お前の首狙っているのは、あいつらだけじゃない。もうお祭り騒ぎは終わりなんだよ。おい、内藤…こっちを見ろ。オレを見よ。このオレ…鈴木みのる。プロレス界の王が貴様のことを許すとでも思ったか。これっぽっちも…これっぽっちも…ただの一度も貴様のことを認めたこともないし、貴様のことを許したこともない。そう、お前はオレの頭を踏んづけた無礼なヤツだ。おい、内藤哲也。そしてロス・インゴベルナブレス。オレの前にがん首揃えて出て来い。いいな…」

<第7試合=30分1本勝負>
○石井智宏 矢野通 ジェイ・ホワイト(9分40秒 片エビ固め)ケニー・オメガ ×チェーズ・オーエンズ 高橋裕二郎
※垂直落下式ブレーンバスター

【石井の話】「ケニー! 次の挑戦者は、この俺だ!」

【バックステージでのケニー、オーエンズ】
ケニー「今年の『G1 CLIMAX』は、ケガを押しての試合になってしまった。そして俺に一番のダメージを与えたのは……」

※ここで、痛そうに顔を押さえながらオーエンズが登場。

オーエンズ「石井にはやられたよ! アイツはひどいヤツだ!」

ケニー「そうだな(オーエンズは一人で控室へ)話の続きだ。石井、俺に一番のダメージを与えたのはオマエだったよ。唇を切るケガをさせられたのも、オマエとの試合だったからな。これで『G1 CLIMAX』は終わるが、オマエのほしいものは分かっている。オマエは俺を公式戦で倒したし、オマエが求めるものをあげなきゃいけないってことも分かってる。それはもちろん、IWGPヘビー級王座への挑戦権だ。これまで俺たちは4回対戦して、勝ったり負けたりを繰り返しているから、俺とオカダの関係にも似ているところがある。次に勝った者こそが、この地球上で一番強い男になるような気がする。だから、そのチャンスをあげてもいいだろう。ただ、次は、こんな、ケガをして壊れたケニーではなく、100%ベストバウト・マシーンのチャンピオンとして、豆タンクのような背の低いオマエと対戦することになるんだぞ。日にちについては、これから決めていこうじゃないか。『G1 CLIMAX』はこれで終わるが、ここでオマエにチャンスをやろう。セカンド・チャンスをやろう。それまでGood Night、and……やっとキスできるようになったぜ……Good Bye。バンバン!」

<第8試合=30分1本勝負>
○レイ・ミステリオJr. KUSHIDA プロレスラー戦国炎舞(12分27秒 片エビ固め)オカダ・カズチカ ×YOH SHO
※スワンダイブ式ダイビングボディープレス

【バックステージでのオカダ、外道】
オカダ「ドロップキックであんなブーイングされると思わなかったね。終わっちゃいましたね」

外道「終わっちゃったね」

オカダ「今年のテーマ笑顔でしたから。なんかオレが今日答えを出すと言ったらね、『なにか重大発表するんじゃないか!?』、『オカダやめちゃうんじゃないか!?』、『CHAOS解散しちゃうんじゃないか!?』オイオイオイオイ、待て待て待て。なんでこんな話が勝手に大きなことになってるの。別にね、こんな大きくなると思ってなかったけど、でもオレの中で答えは出て、もうオレはね、マネージャー外道さんに頼らずに一人でやっていきます。別にね、今回の『G1』、外道さんがマネージャーで付いてた試合0ですかね。あったとしても少しあったくらいです。何かがすごい変わるわけでもないし、オレがCHAOS抜けるわけでもない、もちろん同じチームとしてタッグを組むこともあるだろうし。ただ別になにか変るわけではないですけども、もう6年半ずっとやってきた外道さんとは、もうここで…。別にチームだったわけでもなんでもないけど、この夏で解散という形で…。オレは外道さんとのコンビは笑顔で…、今年の夏のテーマは笑顔なんで。喜んで解散するから笑顔なわけじゃないんで」

外道「おぉ、そうか。それならちょっと安心した」

オカダ「任してください」

外道「もちろん。もうみんな分かっていると思うけど、オレは必要ないよね。レインメーカーには特にね。レインメーカーには必要ないことはずいぶん前から分かってたけどね。まあ良い時期かな。これからは陰ながら応援します。」

オカダ「ありがとうございます」

※オカダと外道ががっちり握手する。
外道「まあタッグ組むからな」

オカダ「え?組むんすか?」

外道「CHAOSやめるわけじゃないだろ!?」

オカダ「やめないです。またタッグ組みましょう」

外道「OK」

オカダ「お願いします。そしてミステリオ…またやりましょう」

<第9試合 「G1 CLIMAX 28」優勝決定戦 時間無制限1本勝負>
【Aブロック1位】○棚橋弘至(35分0秒 エビ固め)【Bブロック1位】×飯伏幸太
※ハイフライフロー
☆棚橋弘至が「G1 CLIMAX 28」を優勝

(試合終了後、柴田が棚橋、ケニーが飯伏へ駆け寄る。 そこから棚橋は立ち上がり、赤コーナーにのぼってファンアピール。すると、柴田が棚橋を肩車し、その手を挙げて優勝を称えた。 一方、飯伏はまだ起き上がれず、ケニーが上半身を支えて言葉をかける。そこからようやく飯伏が立ち上がると、棚橋がゆっくりと歩み寄る。しかし、飯伏は後ずさりして棚橋と距離を取り、そのままケニーと退場した。
 ここから優勝セレモニーとなり、テレビ解説を担当した元サッカー日本代表の中山雅史が登場。棚橋に優勝トロフィーを贈呈した。
 続いて元新日本プロレスの蝶野正洋が登場し、棚橋に『G1』優勝旗を手渡す。その後、棚橋はしばらく無言となり、満員に膨れ上がった日本武道館の観客席を見つめた。

棚橋「『G1』! 優勝したぞ~~~!!(※大歓声&『棚橋』コール)…………『G1』、生き残りました(※大拍手)。これは、どういうことか? それすなわち、新日本プロレスで! 生き残ったということ(※大拍手)。ここから先、(1月4日)東京ドーム、さらにその先まで! 俺が引っ張って行きます! 今日はありがとうございましたー!(※大拍手)(ここで棚橋は足元にマイクを置きリングを降りようとするが、ファンの大コールを受けてUターン。そしてマイクを拾うと、「ブドウカ~~~ン!! ブドウカ~~~ン!! ブドウカ~~~ン!! 盛り上がって行こうぜーー!!」と絶叫し、エアギターをかき鳴らした。
 さらに棚橋は、アンコールを受けて2回目、「もう1回」コールを受けて3回目の演奏も敢行。大「棚橋・最高」コールを浴びた)今日は皆さん、ありがとうございました!“逸材・完全復活”見ていて下さい!!日本武道館の皆さーーーん!! 愛してまーーす!!」
(その直後、キャノンで発射された銀テープがリングへ降り注ぎ、場内に「LOVE&ENERGY」が鳴り響く。すると、棚橋は三度マイクを掴み、8月19日(日)10時からテレビ朝日で放送される「ファミリープロレス! 仮面ライダービルドもビックリの必殺技大集合SP」を宣伝。そして、優勝旗を左手、優勝トロフィーを右手に持って四方のコーナーへのぼり、ファンの大歓声を受けた)

【バックステージでの棚橋】
──『G1 CLIMAX』を戦い抜き、3度目の優勝、おめでとうございます。

棚橋「ありがとうございます!」

──今のお気持ちは?
棚橋「(※しばらく息を整えて)今まで、苦しんだ分……苦しんでない! 苦しんでない! 楽しんで、喜んでやってきたけど、結果が出なかった分、今日はいつもより、倍うれしいです」

──結果が一つ出たこの『G1 CLIMAX』、改めて振り返って、いかがでしょうか。
棚橋「考えに、考えた『G1 CLIMAX』だったと。今の自分に何ができるか。できないか。そして今の自分の体に感謝して、参加メンバー、見てみても、生き残るのは大変でした」

──そして今日を迎え、飯伏選手との優勝決定戦、改めてどんな相手だと感じましたか?
棚橋「もう、飯伏に対して、俺からどうこう言うレベルはとっくに過ぎてて。あとは、得意の、飯伏が覚醒した状態のままでやれるか。その分、エネルギーは使うよ。でも、それが真のトップレスラーだから。俺は、オンとオフがないから。それが自慢だから」

──かなり飯伏選手が覚醒を見せた、張り手の打ち合いがあったと思いますが、棚橋選手は一歩も引かず、むしろ前に出続けましたが。
棚橋「うん。何か、この試合を通じて、俺という人間の一部分でも、出ればいいなと思ったんです。だから、最後まで諦めませんでした」

──そして今日は、セコンドに柴田勝頼選手が姿を見せて、見つめていた中での試合でした。
棚橋「粋ですよね、やってくれることが。とっても。セコンドで、『新日本プロレスを見せろ』って言われて、その気になりました」

──武道館で、エアギターを最後に弾かれましたが、どんな場所、どんな空間でしたか?
棚橋「すっげぇ気持ちよかったですけど、エアギターが、錆びついてました。あまりにやってなくて、チューニング不足で。でも大丈夫、これからガンガンかき鳴らしていくから」

──勝利後のマイクで、「1・4ドーム、その先へ」とおっしゃっていましたが、あえて具体的な目標はおっしゃっていませんでしたが、そのあたりのビジョンに関しては?
棚橋「東京ドームのメインに戻ること、これすなわち、IWGPのチャンピオンに、もう1回、なります!」

──戦前、「Bブロックとの違いを見せていく」とおっしゃっていましたが、今日はAブロックで見せていた戦いが見られたと思いました。いかがでしょうか?
棚橋「これはね、もちろんこれからも続けていきます。ただ、今日やって、明日変わるってもんじゃなくて、半年続けて、1年続けて、チャンピオンになって、そうして、形作られていくものなんで。プロレス団体っていうものは、いわば、チャンピオンそのものなんですよ。どんなチャンピオンでも、素晴らしいチャンピオンでも、チャンピオンに、団体が似てくるんですよ」

──前回、3年前の優勝から下降線を辿っていたと言いますか(※聞いている棚橋が険しい表情に)、先ほど、苦しんでないと言われてましたが、気持ち的には追い込まれたりするものがありましたか?
棚橋「はい……ないです、ないです! ……僕のいいところは、どんなトレンドがあっても、どんな形のプロレスが流行っても、『俺は俺だ』って、『俺がやってるプロレスが面白い』って、胸を張れるところ。何でそうやって胸を張るか。それを『そうだ!』って応援してくれるファンもいる。『いや、それは違うぞ!』と言ってくれるファンもいる。熱いじゃん! 全員熱いじゃん! それが、プロレス界にとって必要なこと。だから、プロレス界に、俺が、最も必要なんです」

──昨年11月に飯伏選手とタイトルマッチを行った後、「オマエに覚悟はあるのか」と問いかけていましたが、今日の飯伏選手からそういうものは感じましたか?
棚橋「もう、飯伏の体力、気持ち、技術、何を取っても、全部俺より上だと、それぐらいの評価はしてる。あとは、ここの(※胸を指差し)心の持ちようひとつなんですよ。『俺が全員引っ張ってやる!』っていうのを飯伏に求めるのは、酷かもしれない。じゃあ、別に新日本プロレスじゃなくてもいいじゃないか。プロレス界、さらに大きなスケールで、『俺が全部引っ張ってやる』っていうことを言葉に出す。態度で見せる。それが……もうホントに言うことないと思ったけど、これで最後にします。分かってると思うから」

──最近は故障して欠場という場面も多かったですが、「試合に出るということがエースの責務」ということも言われる中で、エースとしてはそのへん、歯がゆさもありましたか?
棚橋「歯がゆいですよ。日本全国回るじゃないですか。全員の前で、元気な姿を見せたいんですよ。全力の姿をね。だからこれからも鍛錬を続けるし、日本全国のリングに立ち続けます」

──平成最後の『G1 CLIMAX』を制しましたけれども、次は平成最後の1・4ドームなんですが、やはりその最後を締めくくるのは自分しかいないというお気持ちはありますか?
棚橋「おっ! ……例年通りであるならば、東京ドームの権利証、えぇ。何てったって、よぉーく知ってますから。あとは棚橋次第。ここから下がるか、それとも、ここから上がるか、それだけです」

【飯伏の話】「(※ケニーとともにインタビュースペースまで現れるが、一人で座り込み、しばらくうなだれ頭を抱えて)言葉がないです、今はもう……ああ!(※手で顔を覆い、少しして顔を上げて)ここまで頑張った。36年で一番頑張った1ヵ月だった気がしますね。それでもまだ、まだ越えられませんか。まだダメですか。まだ……。諦めることとか、あまりしたくないですけど、ちょっと……諦めそうな自分が、います。1回諦めて、2年前に復帰してからは、『絶対に諦めない』って決めて、またプロレスをやり始めたんで、何が何でも、立ってみます。僕は諦めないです。それ以上ないです」

 28年目を迎えるG1 CLIMAX、優勝決定戦に進出したのは棚橋と飯伏でメインで激突、飯伏のセコンドにはケニーが着いたが、対する棚橋のセコンドには同期の柴田勝頼が着いた、

 序盤からバックを奪った棚橋がハンマーロックで捕らえ、ボディーシザースでバックを奪いつつ腕十字、ヘッドロック、基本で深いレスリングで先手を奪う。飯伏はクルックヘッドシザースで返し、棚橋のショルダータックルに対して、飯伏がヘッドスプリングからミドルキックも、飯伏は串刺しを狙いは、棚橋は足めがけての低空ドロップキックで迎撃、エルボーやレッグシザース、トライアングルスコーピオンを決めつつアンクルホールド、右脚へ関節蹴りと足攻め飯伏にリードを渡さない。
 棚橋は突進も飯伏がレッグラリアットで迎撃し、棚橋の串刺しをかわした飯伏はパワースラムからセカンドロープからのムーンサルトプレス、ジャーマン狙いは棚橋が逃れて突進も、飯伏はドロップキックで迎撃し、場外に逃れた棚橋にバミューダトライアングルを狙ってエプロンに一旦着地、棚橋は低空ドロップキックで迎撃を狙ったが、飯伏がフットスタンプで潰す。
 これで飯伏の流れになるかと思われたが、飯伏は突進する棚橋にミドルキックの連打も、キャッチした棚橋はドラゴンスクリュー、串刺しドロップキックも、飯伏はすぐさま背中へフットスタンプを投下、棚橋もドロップキックで応戦し、場外に追いやってハイフライアタック狙いは飯伏が素早くリングに戻って槍投げ狙いは、棚橋がスリングブレイドで切り返す。
 棚橋はコーナーに座り込んだ飯伏に串刺し低空ドロップキック、エルボー合戦、棚橋が太陽ブローから関節蹴り、突進は飯伏が場外へ追いやるも、逆上がりを狙う棚橋をキャッチして人でなしドライバーで突き刺す。
 しかしリングに戻ると棚橋はグラウンド式ドラゴンスクリューを連発してからテキサスクローバーホールドで捕獲、飯伏がロープに逃れても、棚橋はロープ越しのドラゴンスクリューで追撃し、場外に逃れた飯伏にコーナーからハイフライアタックと棚橋ペースで試合が進む。
 リングに戻った飯伏は棚橋はスリングブレイドを狙うが、飯伏はフランケンシュタイナーで場外へ追いやり、スワンダイブでケブラータを発射、棚橋をリングに戻してスワンダイブ式ミサイルキックを命中させ、雪崩式フランケンを狙いは、棚橋がビンタで落とすも、スワンダイブ雪崩式フランケンシュタイナーから、ハーフネルソンスープレックスと畳みかけ、カミゴェを狙うが、棚橋がかわして丸め込むも、飯伏はボマイエからシットダウン式ラストライドを狙うが、逃れた棚橋は飯伏の顔面にビンタを放つ。
 ここで飯伏の狂気が宿り、掌打の乱打から蹴り飛ばし足蹴にするも、棚橋も引かずにビンタで応戦、飯伏の掌打の乱打も、棚橋がプレッシャーをかけるように前進して譲らず、棚橋がビンタに対し飯伏も掌打で、敢えて飯伏のフィールドに踏み込むも、飯伏はカウンターでバックホームラリアットを炸裂させる。
 エルボー合戦となり、棚橋はマサ斎藤のように体を振るわせつつ耐え抜いてエルボースマッシュの連打を放てば、飯伏は張り手、棚橋はカウンターのスリングブレイドからダルマ式ジャーマン、そしてハイフライフローで勝負に出るが、飯伏は剣山で迎撃する。
 飯伏は後頭部めがけてボマイエから、その場飛びムーンサルトダブルニーを投下、槍投げからエプロンへ蹴りだしてスワンダイブ式ジャーマン、シットダウン式ラストライドと畳みかけ、飯伏はカミゴェを狙うと、棚橋がかわすと飯伏はクロスアームスープレックス、ロックを外さないままカミゴェを狙うが、棚橋は2連続ツイストアンドシャウトからビンタ、飯伏のハイキックをかわしてドラゴンスープレックスで投げ、背中へのハイフライフローからハイフライアタック、そしてハイフライフローで3カウントを奪い優勝を果たし、試合後は柴田が棚橋を肩車で祝福、飯伏に健闘を称えるが、飯伏は棚橋を越えられなかった悔しさからか握手には応じず退場、エアギターパフォーマンスの棚橋劇場から「愛してま~す」!で28年目のG1を締めくくった。

 内容的には序盤こそは棚橋が原点回帰を叫んでいるように、飯伏を深みのあるレスリングで翻弄してリードを奪い、そのせいか飯伏はなかなかペースを掴めない展開が続き、飯伏の狂気さえも、棚橋がプレッシャーをかけるように前進して封じ込めてしまっていた。棚橋の最初のハイフライフローを剣山で迎撃してから飯伏は一気に追い上げたが、カミゴェをしっかりマークされ、最後は棚橋が勝利。飯伏は攻め込んではいたものの、自身のペースを掴めないまま敗れてしまった。

 2016年1月4日の東京ドームでオカダに敗れてから、IWGPヘビー級運戦線からも後退、再浮上を図っても右腕や右膝の負傷にさいなまれ、棚橋の時代は終わり、棚橋の中の太陽は沈んだかと思われていた。しかし今回のG1で棚橋は沈みかけた太陽を再び昇らせることが出来た。棚橋の中の太陽は沈まない、それをG1で実践できた。当然次の狙いはIWGPヘビー級王座、ケニーへの次期挑戦者には第7試合でオーエンズから勝利を収め、リーグ戦でもケニーから勝利を収めた石井が名乗りを挙げた。棚橋にしてみれば1度煮え湯を飲まされているケニーに出てきてもらいたいところだろうが…

 またG1後に向けて新しい動きも始まった、第3試合ではタイチがYOSHI-HASHIから3カウントを奪い、試合後にはタイチがマイクスタンドでYOSHI-HASHIだけでなく後藤にも暴行を加え、NEVER王座への挑戦を表明した。G1には外されたことで鬱憤が溜まっているタイチ、その溜まった鬱憤をベルト奪取に向けてぶつけるようだ。
 
 第4試合ではCodyがパルプフリクションを狙うジュースをDIN'S FIREで切り返して3カウントを奪い勝利、試合後はCodyがジュースの保持するUS王座への挑戦を表明、US王座に関してはジュースが次期挑戦者にザックを指名していたものの、思わぬどころで大物が名乗りを挙げた。

 第5試合ではBULLET CLUB ELITE、BULLET CLUB OG双方の要求もあり、メイ社長の強権発動で急遽NEVER6人タッグ選手権となったが、最後は孤立して粘るスカルをタマがガンスタンを決め3カウントを奪い王座を奪取も、試合後のOGはIWGPタッグ王座だけでなく、NEVER6人タッグベルトまでもメイ社長に投げつける暴挙を働いた。前日の大会ではメイ社長らによって武道館から追い出されたOGだが、ELITEだけでなく、メイ社長にも反抗することで新日本全体を敵に廻すつもりのようだ。
 
 第6試合のロスインゴvs鈴木軍は、鈴木軍が徹底的に内藤を封じ込めるも、最後はSANADAがSkull Endで金丸からギブアップを奪い勝利、試合後も内藤も鈴木も抗争再開をアピールしたが、内藤も鈴木も優勝を逃したことで次のテーマが見出せておらず、特に内藤は元気のなさが目立ったのが気になったが…

 第8試合ではミステリオが619からスワンダイブ式ダイビングボディープレスでYOHから勝利も、試合後のバックステージではオカダが重大発表として外道からの卒業を発表した。オカダが重大発表を示唆したときは"CHAOS解散”という噂も飛び交っていたが、CHAOSは解散せず、オカダもこれからも外道とタッグを組んでいく。確かにG1中ではオカダは外道抜きで登場し、また新たなるキャラを模索していた。レインメーカーはプロデューサーである外道が作り上げたキャラ、現在のオカダは新しいキャラを自分で作り上げ、プロデュースしていこうということから、もう外道は必要としなくなったのかもれない。

 第1試合ではK-DOJOの吉田が登場し、終盤でやっと登場して真壁と対峙したが、真壁のキングコングニーの前に玉砕、永田から新日本への移籍を促されている健に関しては、吉田は「近い将来G1に出れるぐらいの選手になりたい」と留まり、永田も新日本に来る決意が固まるまで待つ意向を示した。吉田にしてもK-DOJOでやり残したことがあるうちは、簡単には移籍できないということだと思うが、やりきったときが決断のときだと思う。

 最後にプロレス界全体としては「小橋建太の引退記念試合興行」から5年ぶり、また新日本はとって15年ぶりに武道館で開催され、3連戦の初日は空席が目立ったものの、2日目や3日目は超満員札止めを記録するなど、新日本プロレスの活気力を改めて見せ付けられ、かつて武道館を使用してきた全日本プロレスやNOAHもここまで戻るまでには、まだまだ力が足りないことを改めて痛感した。全日本やNOAH、いやDRAGON GATEやDDTなどが追い上げたとしても、新日本はどれだけ先へ走るのか、現在の新日本の凄さを認める反面、複雑な思いを感じさせた。

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