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伊賀プロレス通信24時「日常茶飯事(ちゃはんじ)」

略して「イガプロ!」、三重県伊賀市に住むプロレスファンのプロレスブログ!

クロスウィザード(天才を超越したマジシャン)と化したSANADAが飯伏に勝利!

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クロスウィザード(天才を超越したマジシャン)と化したSANADAが飯伏に勝利!


7月26日 新日本プロレス「戦国炎舞 -KIZNA- Presents G1 CLIMAX 28」新潟・アオーレ長岡 3106人 満員

【アピール、コメントなどは新日本プロレス公式HPより】
<第1試合=20分1本勝負>
鈴木みのる ○エル・デスペラード(9分24秒 片エビ固め)マイケル・エルガン ×成田蓮
※ピンチェ・ロコ

<第2試合=20分1本勝負>
○EVIL BUSHI(5分16秒 片エビ固め)ハングマン・ペイジ ×チェーズ・オーエンズ
※EVIL

<第3試合=20分1本勝負>
バットラック・ファレ ○タンガ・ロア(5分10秒 片エビ固め)ジェイ・ホワイト ×YOH
※エイプシット

<第4試合=20分1本勝負>
棚橋弘至 ○デビット・フィンレー(6分56秒 片エビカタメ)真壁刀義 ×トーア・ヘナーレ
※Prima Nocka

<第5試合=20分1本勝負>
YOSHI-HASHI ○SHO(7分26秒 体固め)オカダ・カズチカ ×外道
※ショックアロー

<第6試合 「G1 CLIMAX 28」Bブロック公式戦=30分1本勝負>
【2勝2敗=2点】○後藤洋央紀(2分17秒 片エビ固め)【1勝3敗=2点】×矢野通

【後藤の話】「20分闘おうが、今日みたいに短い試合でも、同じ2点だ。この2点、必ずのちのち響いてくるから……」

<第7試合 「G1 CLIMAX 28」Bブロック公式戦=30分1本勝負>
【3勝1敗=6点】○内藤哲也(10分6秒 片エビ固め)【2勝2敗=4点】×タマ・トンガ
※デスティーノ

【内藤の話】「この『G1 CLIMAX』、特に勝敗は気にしてないんでしょ? だとしたら、番狂わせが起こる可能性はゼロだよね。そもそも、こういう選手を選んでしまう新日本プロレスに問題があるんじゃない? 彼というよりも、こういう選手を選ぶ新日本ね。選ばれたタマ・トンガは別にこの場で、何しても構わないと思うよ。それだけ注目される舞台だから。彼の今を、たくさんのお客様に見せるチャンスだからね。あの闘い方……選ばれてしまった以上はね、彼がやりたいことをやってるんだ、それでいいんじゃない? さっきも言ったけど、そもそもそんな選手を選ぶことに問題があるんだからね。ま、彼もなにか覚悟決めたんじゃない? でもね、3年前のLOS INGOBERNABLES、俺みたいに、そう簡単になれないぜ。ちょっとやそっと、アクションを起こしただけじゃ、これだけのビッグウエーブは起こせないからさ。そのへん、もうちょっと考えて、残りの『G1 CLIMAX』、挑んだ方がいいよ。ま、俺から言えんのは、それぐらいかな。じゃあ次は、また明日、浜松でお会いしましょう。Adios」

【タマの話】「(※股間を押さえ、苦しそうな表情でコメントスペースにやって来て)ナイトー、お前は汚いヤツだ。そんなにまでして勝ち進みたいのか? 仲間の助けを借りてまで。俺は誇り高く闘ってたのに……。すべてのシングルマッチで最高の試合を闘いをするつもりだった思いをぶち壊しやがって。卑怯な手は使わないという俺の思いを踏みにじりやがって。俺の急所を蹴って勝利して満足か? そんなことしてちゃ、誰もお前を応援しないぞ。クソッたれが。そうか、わかった……」

<第8試合 「G1 CLIMAX 28」Bブロック公式戦=30分1本勝負>
【2勝2敗=4点】○ザック・セイバーJr.(14分15秒 腕ひしぎ十字固め)【2勝2敗=4点】×石井智宏

【バックステージでのザック、TAKA】
ザック「(※コメントスペースにたどり着くなり座り込んで、左ヒザを気にしながら)いやあ、素晴らしいよ。俺を相手にサブミッションで勝負を挑んでくるなんて。まあ、そういうヤツはこれまでにも何人かいたけど。でも、俺のヒザは強いからね。なによりも、俺はサブミッション・マスターなんだ。いや、レスリング・マスターだ。アイツはマスターと呼ばれるほどじゃないだろ? サブミッションで俺に勝とうなんて、夢物語さ。これで、彼のホームで借りを返したことになるな。まあ、イシイはタフなヤツだったことだけは認めるよ。だけど、俺の方がタフさでも上だったということ。それは誤算だったんじゃないか」

TAKA「すげえタフなヤツだけどよ。すげえな、サブミッションもやって、ここまでレスリング・マスターのザックをここまで痛めつけたってのはスゲエと思うよ。ただよ、負けるわけにはいかなかったんだ。前回、アメリカでよ、対戦して、こいつはよ、ベルト獲られてんだ、シングルで。日本で(借りを)返してやったぞ。残りすべて勝って優勝するのは、『NEW JAPAN CUP』に続いて、春夏制覇するザック・セイバーJr.だ。次、誰だ? 誰が来てもいっしょだよ。誰が来てもな、Just Tap Out!」

<第9試合 「G1 CLIMAX 28」Bブロック公式戦=30分1本勝負>
【4勝=8点】○ケニー・オメガ(15分31秒 片エビ固め)【4敗=0点】×ジュース・ロビンソン
※片翼の天使

【ケニーの話】「この『G1』のトーナメント(リーグ戦)、いろんな思いがあるだろう。それぞれの立場で、いろんな意見があって構わない。フットボールでどのチームが最高かという論争みたいなものだ。だけど、『G1』はプロレス界において最高のイベントであることは疑う余地はない。だから、現在だけじゃなく過去も含めて、優勝者こそ尊敬に値する存在だし、だからこそ優勝経験がある俺は、現役のチャンピオンでもあることだし、最高であることを証明しないといけない。それに加えて、ベストバウトマシンであることも。再び優勝して最高のカナダ人レスラーであることもね。最高のレスラーはWWEにいるんじゃないということも証明しないといけない。だから負けるわけにはいかないんだ。『どうして?』という疑問を持たせることさえも許されない。最高のパーフォーマンスをしたうえで、最高の試合を見せる。しかも毎日毎日。『どうして?』という疑問を消していくのは決して遠い先のことじゃない。というのも、この『G1』という舞台があるから。終わってみれば、そんな思いは吹っ飛んでるさ。ところで、これで何点だ? 8点か? 順調だな。取りこぼしもなく、これで8点。決勝に向かって、このまま突き進むだけだ。まだまだこれから、エンジン全開でいくぜ。誰も俺を止めることなんてできない。大切なのは、決勝にコマを進めること。大切なのは2度目の優勝を飾ること。そして伝説の男のなること。それだけのことだ。それだけのね。そのためにしっかりと練習は積んでいる。万人が認める世界最高のプロレスラーになるために。そのためにもこの夏、2度目の優勝を飾ることは絶対条件だし、栄冠を手にするためには目の前の敵をとことんまでやっつけないといけない。最高のプロレスラーになるまで、決して後ろを向くことはないし、途中で投げ出すことなどしない。どうしていけば、そこにたどり着くかはわかっている。ただそれは、すべての人に愛された上でそうならないと意味がない。それはほかの誰にもできないことだ。それには誇りが不可欠だ。このための一夜が今日だった。ボーイフレンドに聞いてみな。ガールフレンドに聞いてみな。『なぜ彼が最高と言われるのか?』って。最高だから最高なのさ。さて、ゆっくりと体を休めないとな。これでおしまい。最後の最後まで俺と比較すればわかること。必ずや、俺は成し遂げる。すべての時代を含めての最上の存在になる。批判するなら、俺を倒してみろ。じゃあ、グッバイ&グッナイト……」

【ジュースの話】「(※上村の方を借りてコメントスペースにやって来て、そのまま肩を借りたままで話し始める)ケニーにもやられた。ケニーにも……。タマ、イブシ、ナイトー、それだけでなく“ベストバウトマシン”ケニー・オメガにも……。これから巻き返すのは大変だな。とことんまで潰されてしまった。だけど、どんなに先が険しくとも逃げるわけにはいかない。残りの夏、そして冬を経て2019年に入ってからも、大変な道のりが待ってるな。そして、そこで勝利を積み重ねていかないといけない。勝っていくしかないんだ。それぐらい大きな負けだ。この『G1(CLIMAX)28』で優勝する望みは消えてしまった。最高の舞台で初めての栄冠をつかむことは先送りになってしまったな。だからといって、誰かに八つ当たりしても仕方ない。まだこの『G1』は残っているから、とにかく最後まで走り続けないといけない。この先、どんなに頑張っても10点にしかならない。トップを走るケニーに点を与えてしまったわけだし、それはもうどうしようもない。ニュージャパン・プロレスリングは最高にタフなリングだし、最高に高い山でもある。その中でも最も高いところに位置するのが『G1』だ。それにふさわしい相手が揃っている。だけど、だけど、だけどだ、初戦でタマ・トンガに2点を奪われた。気を取り直して臨んだナイトー戦も、絶対に勝つと信じて迎えたイブシとの闘いも、勝たなければならなかった。そこは野球場じゃない、闘いの場なんだ。ケニー・オメガはベストバウトマシンと呼ばれるにふさわしい男だった。彼は最高だ。彼はそれをリング上で証明している。彼は試合後に、俺の肩に10ポンド(約4.6kg)の宝(IWGP USヘビー級のベルト)をかけてきた。それが何を意味してるか。ケニー・オメガは最後の最後まで相手をとことんまで叩き潰すことに執念を燃やしている。だからこそ、あのタイトルを手に入れることができたわけだ。そして、それを手放すこともない。ジェイに負けたこともあったけど、(※ここで『ソーリー、ウエムラ』と言って肩を貸していた上村を押しのける)さらに大きな目標を達成して、そのマイナスも帳消しにした。毎朝、目を覚ました時、ベストバウトマシンがケニー・メガに乗り移る。アイツはほかに例を見ないとんでもないガイジンだ。あんなガイジンはほかにいない。彼のようになりたくともなれない。ベルトを手にしたことで新たな決意をもって、日本に戻ってきた。だけど彼と比べると、自分のいたらなさが情けなくなってしまう。彼こそが最高だ。そう、彼が最高だ。俺がNXTにいたことなんて、足元にも及ばない。ブドーカンでのコータ・イブシとの一戦は、みんなが注目してる。何度も何度も見たい闘いだって。それを否定することはできない。それ以上のメインイベントはないって言われても。そこからこっちに目を向けることもできない。今日、2018年7月26日という日はそこには到底及ばないレベルだ。俺は彼らとは全然違う場所にいる。まだ野球場から飛び出していないような感じだ。すぐにでも飛び出したいけど、そうできなかった。だけど、この『G1』の闘いは終わってない。最後まで走り抜ける。そのあと、シカゴのオヘア国際空港への片道切符を買って、着いたら親父に迎えに来てもらう。そして自宅に直行して、カウチに横になって体を休め、頭を空っぽにしたい。だけど、のんびりなんてしてられない。すぐにここに戻って来て、巻き返さないといけないからな」

<第10試合 「G1 CLIMAX 28」Bブロック公式戦=30分1本勝負>
【3勝1敗=6点】○SANADA(22分23秒 片エビ固め)【2勝2敗=4点】×飯伏幸太
※ラウディングボディープレス

(試合終了後)
SANADA「どう考えても日本で一番、長岡が好きです。『G1 CLIMAX 28』、俺が優勝してやるよ!!おい、長岡! シー・ユー・ネクストタイム!」

【SANADAの話】「こんなにね、試合前にね、今までになったことない楽しい緊張感でしたよ。試合中も、試合前もずっと、楽しい緊張感でした。今日の飯伏幸太、自分が今まで闘ってきた中で、闘ってきた中での“4人目の天才”でした」

【飯伏の話】「(※海野と辻に両肩を支えられてコメントスペースへ。たどり着くと、崩れ落ちるように座り込む。ゆっくりと上半身を起こして)ああ……ここはほんとに負けれなかったというか。『G1』というテーマですけど、『G1』だけじゃなくて、SANADAさんとのシングル、そこで負けたのが一番悔しいですね。ほんともう、負けれないというか、『G1』は『G1』で負けれない……。次は絶対に負けれない……。負けないッス……。ああ……(※海野と辻が肩を貸して起き上がらせるが、それを振りほどいて控室へ向かう)OK……」

 長岡大会ではBブロック公式戦が行われ、メインでは飯伏がSANADAと対戦した。両者はリストロックの攻防から、SANADAが飯伏の動きを見切って読み合い、ドロップキックも相打ちとなるなど互角の攻防を繰り広げる。
 飯伏は攻め方を変えてが片足タックルからレッグロックとグラウンドを仕掛け。、SANADAは腕十字へ切り返そうとするが、飯伏は袈裟固めからヘッドロックで絞めあげ、SANADAがヘッドロックで奪い返すなどグラウンドでも互角の攻防を繰り広げるも、SANADAの動きを読んだ飯伏がフランケンシュタイナーでSANADAを場外へ追いやると、バミューダトライアングルを狙うがSANADAが逃れてムーンサルトアタックからSkull Endで捕獲し、そのまま花道に連行して飯伏の左足に低空ドロップキック、リングに戻って飯伏のミドルキックをキャッチしたSANADAはドラゴンスクリューから足四の字固めで捕獲、飯伏の右脚に関節蹴りの連打を浴びせるなど、SANADAの師匠である武藤敬司ばりの足攻めで試合をリードする
 飯伏はドロップキックで反撃し、ソバットコンポからミドルキック、その場飛びムーンサルト、ジャーマンと繰り出すが、SANADAも飯伏の突進を連続リーブロックでかわしてからドロップキックで場外へ追いやりプランチャを浴びせ、リングに戻ってコーナーからの攻撃を狙うが、飯伏がオーバーヘッドキックで阻止すると、スワンダイブ雪崩式フランケンシュタイナーを決める。
 SANADAは場外へ逃れると、飯伏はスライディングで場外へ降りるが、着地したところでSANADAが飯伏の足に低空ドロップキック、TKO狙いはエプロンに逃れた飯伏がラ・ケブラータを発射し、リングに戻ってからスワンダイブ式ドロップキック、シットダウン式ラストライド狙いは、SANADAが逃れるとスワンダイブ式ミサイルキックを命中させる
 互いにジャーマンで投げ合うが互いに着地し、SANADAはムーンサルトアタック式Skull End狙うが、バク転で逃れた飯伏がハイキックも、槍投げ狙いは逃れ、飯伏のカミゴエ狙いはSANADAが逃れ旋回式Skull Endもだが飯伏が切り返すと、SANADAが切り返して掟破りの槍投げを敢行する。
 SANADAはタイガースープレックスホールドからラウディングボディープレスを投下するが、はかわされて着地したSANADAは低空ドロップキックも、飯伏がフットスタンプで潰し、両者ダウンの後でエルボー合戦は互いに譲らず、SANADAが連打に対し、飯伏がミドルキックもSANADAはエルボースマッシュで返す。
 SANADAがエルボースマッシュも逆さ押さえ込みで切り返した飯伏がラリアットを浴びせシットダウン式ラストライドから生膝カミゴエを狙うが、かわしたSANADAがアサイDDT式Skull End狙うと、飯伏がひっくり返して逃れたところでネックスクリューを決め、最後はSkull End!絞めあげた後でラウディングボディープレスで3カウントを奪い、3勝目をマークした。
 SANADAの試合振りは師匠である武藤を彷彿させるものであり、回転足折り固めをオコーナーブリッジと命名されたことから、元NWA世界ヘビー級王者のパット・オコーナーにちなんで"ロスインゴの魔術師"になるかと思えば、飯伏戦では魔術師さえも超越してしまった。武藤は以前「クロスウィザード(天才を超越したマジシャン)」と異名を取ったことがあるが、「クロスウィザード」の異名こそ現在のSANADAに相応しいと感じさせた。

 セミのケニーvsジュースは、両者はクリーンに握手でスタートし、ジュースのヘッドシザースをケニーが倒立で逃れようとすると、ジュースはそのままでケニーの脳天を突き刺し、ケニーはフランケンシュタイナーからジュースを場外に追いやってトペコン狙いは、素早くリングに戻ったジュースがスピアーを浴びせてセントーンを投下するなど、ケニーのパターンを読みきって先手を奪う。
 ジュースはバックハンドエルボーからブレーンバスター狙うが、逃れたケニーが四つんばいのジュースのボディーにバトンキックからコタロークラッシャーを決め、場外にジュースを追いやってからスライディングキックも、鉄柵からのライオンサルト狙いは、ジュースが阻止してネックブリーカーを決めると、エプロンからキャノンボールを命中さる。
 リングに戻ったジュースはダイビングクロスボディーも、ケニーが体を入れ替えるとVトリガーは、ジュースがかわしてかわしたジュースはジャブのや逆水平の連打、ケニーの突進もスピンキックからフルネルソンバスターで叩きつけ、キャノンボール狙いは自爆するも、カミカゼからのムーンサルトはジュースが剣山で迎撃する。
 ジュースはキャノンボールからパワーボムを決め、ジャーマンで投げるが、、着地したケニーがVトリガーを連発してから高速ドラゴンスープレックスも連発、ジュースが左のラリアットもケニーが脇固めで捕獲、ケニーはVトリガーもかわしたジュースがジャーマンからラリアットは、キック迎撃したケニーは右腕へのVトリガーも、ジュースが左のラリアットを浴びせ、プリンスズスロウウンを狙うがケニーがリバースフランケンから片翼の天使狙いは、前へ着地したジュースがプリンスズスロウンを決める。
 ジュースはパルプフリクションで勝負を狙うが、叩き落したケニーが後頭部へVトリガーから蒼い衝動、Vトリガーと畳みかけ、片翼の天使は背後に丸め込んだジュースがスクールボーイで丸め込むも、キックアウトしたケニーがVトリガーから片翼の天使で3カウントで負けなしの4連勝となった。だが全体的な内容を振り返っても試合をリードしていたのはジュースで、左のグーパンチが使えないことで苦境なのではと懸念してきたが、その分頭を使って試合運びでケニーを翻弄していた。ジュースのグーパンチには賛否が出ていたが、使えないことで新しいスタイルを模索し始めたか、だがそれがリーグ戦の結果に繋がっていないのが残念なところでもあるが…

 石井vsザックは、ザックのフィンガーロックや関節技狙いを石井が巧みに逃れると、ザックが石井の顔を何度も叩いて挑発、これに呼応した石井も逆水平の連打も、ザックの仕掛けた罠が発動してザックが捕獲してアームツイスト、石井の腕を固定してのフットスタンプから足に両肩を絡める関節技と腕攻めでリードを奪う。
 ザックがエルボースマッシュも石井は受けきり、串刺し狙いを石井がショルダーで迎撃し、ロープに押し込んで天龍コンポも、バックを奪うと、切り返したザックがノーザンライトスープレックスから左腕へ腕十字で捕獲、リストロックからヘッドロック、アームブリーカーと腕攻めも、キックをキャッチした石井はレッグブリーカーからバックドロップを決め、まさかの攻撃にザックは右膝を押さえる。
 石井はパワーボム狙いをザックが逃れると、石井がアンクルホールドで捕獲、ザックは腕十字を狙うが、石井はスタンディングでのアキレス腱固め出返してからニークラッシャーも、ザックは延髄斬り、突進する石井にミドルキックで両者ダウンする。
 ザックはエルボースマッシュの連打に対し、石井は頭突きからラリアットを狙うが、ザックは対角線から飛びついてフロントネックロックで捕獲しジムブレイクアームバーで捕獲、ザックは石井の右腕めがけてキックの連打も、石井は受けきってザックの足にラリアットから左でのローリングラリアット、ジャーマンからスライディングラリアットと畳みかける。
 石井は垂直落下式ブレーンバスターを狙うが、逃れたザックが読み合いからヨーロピアンクラッチ、石井の延髄斬りもかわしてジャパニーズレッグロールクラッチと丸め込み、首固め狙いは石井は持ち上げてブレーンバスター狙うも、ザックは右腕へオーバーヘッドキックを浴びせる。
 ザックは突進も石井がホイップして顎へ頭突き、だがザックが腕十字で捕らえて三角絞めへ移行、石井が持ち上げてパワーボムも余計に食い込んでしまい、腕十字に移行して石井はギブアップとなり、ザックが2勝目、石井は意外性でザックを翻弄したが、最後で力づくが仇となってしまった。

 内藤vsタマは、背中を見せた内藤をタマが襲撃し、内藤の要求で退場しかけたタンガが全力疾走で駆けつけるが、急ブレーキでフェイントをかけ、内藤を場外へ引きずり出すも、振り切った内藤はリングに戻って寝そべりフェイントでタマ&タンガを威嚇する。
 タマが戻ってエルボー合戦、内藤はマンハッタンドロップからコーナーミサイル狙いは、タマが足を払って場外へ落としブレーンバスターで投げてからタンガが内藤を襲撃、リングに戻ってタマがマウントパンチからクロー、ドロップキックと攻め込む。
 タマは串刺しボディーアタックも、もう一発はかわした内藤がネックブリーカードロップ、アームホイップから後頭部へスライディングキック、コーナーミサイル、トルネードDDTを決めつつタンガを牽制も、スワンダイブを狙ったところでタマが内藤にノド元にスタンガン式ガンスタンを決め、そこでタンガが襲撃して花道でのパワーボムから内藤を戻し、タマがカバーもカウント2でキックアウトされる。
 タマはトンガンツイストからガンスタン、キャッチした内藤がジャーマン、ジャンピングエルボーアタックと畳みかけ、デスティーノを狙うが、回転途中で担いだタマが内藤をレフェリーめがけて投げてKOすると、タンガが乱入もEVILも駆けつけるが、次に駆けつけたファレに排除されるも、BUSHIも乱入して、ファレはBUSHIにグラネードを狙うが毒霧を噴射して蹴散らし、場外のタンガにはトペを浴びせる。
 試合が正常化したところで内藤はタマに延髄斬りからデスティーノ狙うが、阻止したタマが急所蹴りからタマがガンスタンを狙うが、内藤が急所蹴りで阻止し、最後はデスティーノを決め、BUSHIがKOされていたレフェリーを起こして3カウントが入り、内藤が2勝目。内藤も始めから介入も計算に入れていたこともあったが、BUSHIの活躍が光り、またオリジナルBULLET CLUBに対して、ロスインゴの組織力が上回っていることを見せつけた。

 後藤vs矢野のCHAOS対決は、開始直前で矢野が後藤と握手し、油断して背中を見せた後藤を矢野が既に外されていたコーナーポストで殴打してから、崇コーナーに直撃させて丸め込みを連発も、キックアウトした後藤がラリアット、村正、バックドロップで反撃、スリーパーで捕獲するが、矢野は丸め込み、急所打ちを狙うと、後藤がノーモーション頭突きを連発してから牛殺しを決め、最後はGTRで勝利、速攻勝負を狙った矢野だったが、速攻で敗れてしまった。

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