G1 CLIMAX 26
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ケニー・オメガが外国人初のG1制覇の偉業達成!BULLET CLUBのリーダーと認められた夏
8月14日 新日本プロレス「バディファイト Presents G1 CLIMAX 26」両国国技館 10204人 超満員札止め
<アピール、コメントなどは新日本プロレス公式HPより>
◇第1試合◇
▼20分1本
獣神サンダー・ライガー ○タイガーマスク(5分15秒 片エビ固め)田口隆祐 ×デビット・フィンレー
※雪崩式ダブルアームスープレックス◇第2試合◇
▼20分1本
○邪道 外道(5分39秒 クロス・フェイス・オブJADO)ヨシタツ ×キャプテン・ニュージャパン◇第3試合◇
▼20分1本
石井智宏 ○YOSHI-HASHI(9分10秒 片エビ固め)真壁刀義 ×本間朋晃
※カルマ◇第4試合◇
▼20分1本
○中嶋勝彦 潮崎豪 マイバッハ谷口 マサ北宮(10分54秒 片エビ固め)柴田勝頼 天山広吉 永田裕志 ×中西学
※バーティカルスパイク【中嶋、潮崎、谷口、北宮の話】
――突如決まった8人タッグでしたが、良い対戦相手が見つかったのでは?
潮﨑「対戦相手?こっちが?」中嶋「誰が?」
――お互いにとって。ファンは熱狂してましたよ。
中嶋「まぁでも、その中で勝ったのは、俺らだから。プロレスリング・ノアだからね。まぁその意味をどう捉えてるかは分からないけど、色んな声援が今日はあったね。大半がホームの、新日本プロレスファンの皆さんの声援が多かったけど、でも、その中でも、俺らを応援してくれるノアファンが確実にいたことは、俺は忘れない」――中嶋選手は、『G1』で確かな爪痕を残したのでは?
中嶋「そうですね。でも、満足はいってないです。でも、勝ったことには意味があると思ってるんで。まぁそれは、おのずと想像できるかもしれないし、ならないかもしれない。でも、これだけは言える。俺は、止まらねぇ!」――中嶋選手は柴田選手とかなり激しくやり合ってましたが?
中嶋「まぁ負けてるんで、当然じゃないですか。まだまだリーグ戦での敗北は忘れてないですよ。でも、『G1』初出場させてもらって、これは素直に光栄です。ただ、始まったばかりだ。これから、第2章の始まり、かもしれないね」――潮崎選手にとっては、久しぶりの新日本参戦でしたが?
潮崎「ここまでプロレス界で人気のある、もう今ダントツでいってるだろうし、この新日本のリングに上がらせてもらう。そこで、俺が、この超満員の会場で何かを掴む、という考えで来ましたけど、今日の相手。柴田。ああいう手で来る相手というのを、しっかりと刻ませてもらいましたよ。俺の胸に。もっともっと、あの4人とやりたいくらいの気持ちになりましたよ。そこは本当に、自分の中では、今日上がらせてもらった、新日本プロレスのリングに上がらせてもらった収穫ではあります。まだまだやり足りない。もっともっと、やり合いたいです」――北宮選手、谷口選手にとっても、対抗戦としての覚悟をもっての参戦だったと思いますが?
北宮「新日本プロレスに、唐突に組まれたカードだけど、こんなの第三世代に利用されてたまるかよ。アイツら、試合終わってるのに、しつこく来ただろ?実力行使で来るなら、俺たちもやるしかないよ。力には、力だ。それがレスリングの、プロレスの原点だろ?とことんやるよ。以上だ」
谷口「まぁ、しっかり勝つことができたんで、良かったと思います」
※4人で握手した後、コメントブースを去った。【柴田、永田、天山の話】
柴田「額から血を流しながら)なんもねぇよ」(そのまま控室に戻っていった)永田「ハハハ。冷静な永田裕志がいて良かったね、このチーム。俺がコントロールしてなかったら、大変なことになってたね。でもいいじゃん。この熱い思いを、ぶつけ合う試合ってのは」
――永田選手、冷静でいられましたか?
永田「だって、俺には来ないもん、誰も。2年前のノアの救世主だからよ。アイツらも、恩義感じたんじゃない?まぁ潮崎がいたのは、すげぇ違和感ありましたね。それが、なんだろうなぁ……新しい戦力としてなのか。それとも、ただの出戻りとして見えたのか、それはよくわかんなかったけど。まぁ潮崎があそこにいたっていうのは、なんか新鮮であり、違和感を感じたかな。いいじゃないですか。どんどんやればいいんですよ、あんなの」――ノアに対して、柴田選手があれだけ向かっていったことに関しては、どのようにご覧になってましたか?
永田「普通のことですよ。あれが柴田だと、当然のことですよ。まぁアイツら、俺に来なくてよかったよ。命拾いしたな。(※天山とガッチリ握手)元気っすね(※そのまま控室に戻っていった)」天山「いやいや、ほんまね、熱いね。真夏の暑さに、やっぱりこんな熱い闘いっていうのをね。今日は、なぜかノアが来て、柴田を筆頭に、俺、永田、中西、柴田熱いなぁ。やっててね、俺があの対角線にいたら、『なにコノヤロー!』って思うぐらいにね。あのヘッドバットも、ゴツンって凄い音したしね。自分の額がパックリ割れて、あれは凄いよ。まぁ中嶋、アイツらザコみたいなもんやからね、俺らからしたら。ノアなんか、クソ喰らえだと思ってるから。まぁほんとに、最後の最後に、熱い闘いができてね、体中が今燃えたぎってる感じですよ。ほんとに、今年の『G1』公式戦、昨日一昨日で終わったんですけども、まだまだ俺の中ではね、熱が冷めてないっていうか。最初は、コジに譲ってもらって、出ること決まって、この最終日まで迎えることができた。やっぱり自分にとっては、良い結果を出したかったけども、コジとの約束を守れなかったけども、それができなかった。今日はね、逆にコジがROHのベルトに挑戦するっていうのを、やっぱ今までこの『G1』をずっとヘルプしてもらって、バックアップしてもらった。コジのために、今度は逆に、俺が今日背中を押したいなって。しっかりとベルト獲ってくれるような、熱い闘いをしてほしいなって思ってます。今日の最終戦で、テンコジの『G1』、テンコジの夏がね、終わりかもしれないけども、でもやっぱり最後はビシッとコジが決めて、ベルトを獲ってもらって。まぁ自分にとっては、最後の『G1』って言ったけども、やっぱり最後の最後になんか熱くなってきたからね。このまま燃えたぎって、しばらく休みやけども、やっぱなんか面白いことやりたいと思ってますんで。『G1』いろいろあったけども、最後まで駆け抜けることができて、これはコジのおかげでもあるし、やっぱ応援してくれるお客さんのあったかい声が、ほんま自分のエネルギーのなってね、力になって、自分の体も、ほんま動かへんところが動くような、それぐらいのパワーもらったし。ほんとに、今回『G1』で、応援してくださった皆さんに、感謝します。ほんとに、ありがとうございました。(※深々を頭を下げる)またしっかりと、『G1』終わっても、まだまだ強い天山で、また戻りたいと思いますんで、よろしくお願いします。ありがとうございました」
◇第5試合◇
▼IWGPタッグ選手権試合/60分1本
[第71代王者組]ジェイ・ブリスコ ○マーク・ブリスコ(15分21秒 片エビ固め)[挑戦者組]高橋裕二郎 ×ハングマン・ペイジ
※ドゥームデイ・デバイス
☆ブリスコ兄弟が初防衛に成功。【ブリスコ兄弟の話】
ジェイ「シンプルに言ってやる。俺らが、IWGPタッグのベルトを、長期間保持してやる!BULLET CLUBなんて、クソ喰らえだ!俺らは、宇宙一のベストタッグチームだ」
※マークは、ジェイのコメントに対して、首を縦に振りながら、相づちをうっていた【裕二郎、ハングマンの話】
裕二郎「(※英語で)コメントする?」ページ「彼女たちも一緒にコメントしようぜ。おいでおいで」
※高橋、ページ、女性4人でコメントブースに立つ。
裕二郎「(※英語で)俺たちは、さっき負けてしまった」ページ「今日、タイトル、手にいれられなかった。金曜日、俺はROHに戻って、ジェイ・ブリスコも一緒に戻る。マークのアホは別で、ジェイだけだ。だから、俺はROHで、ジェイのことを倒してやる」
裕二郎「(※英語で)ちゃんとボコボコにするか?」
ページ「してやるぜ」
裕二郎「(※英語で)おぉ、分かった」
ページ「(※隣の女性の頭を持って)首を折って……いや、キミの首じゃないよ」
裕二郎「(※英語で)ページ、オッパイもさわっちゃえよ」
ページ「誰の?誰のオッパイ?」
裕二郎「(※女性の胸を指差して)このオッパイ。いや、コッチのオッパイの方が大きいぞ」
ページ「大丈夫だ。俺はケツ派だから」
裕二郎「(※英語で)そうか。俺はこの2人だ(※隣の女性の肩に手を回す)」
ページ「じゃあ俺はこの2人(※隣の女性の肩に手を回す)」
裕二郎「(※英語で)今晩中、ずっと……これから遊ぼう」
ページ「じゃあこれから六本木だ」
裕二郎「トゥースイート」
◇第6試合◇
▼ROH世界選手権試合/60分1本
[第23代王者]○ジェイ・リーサル(10分46秒 エビ固め)[挑戦者]×小島聡
※リーサル・インジェクション
☆リーサルが王座を防衛【リーサルの話】「オマエら見たか?俺は、俺が1番だということをちゃんと見せた。このベルトは守った。コジマは凄い。だけど、俺の方がもっと凄い。俺は次、アダム・コールとこのベルトを懸けて闘う。ラスベガスが俺の復讐の時だ。ジェイ・リーサルが、ナンバー1だ」
【小島、天山の話】
※小島は、コメントブースに登場すると、床に倒れ込む
天山「コジ、大丈夫か?」小島「ありがとうございました」
天山「大丈夫か?キツかったな」
小島「甘くないよ。甘くない。世界のベルトも、プロレスの世界も、甘くない。今回、天山があそこまで頑張ってくれて、その気持ち受け継いで、今日ベルト獲って、ハッピーエンドにしたかったけど、やっぱり甘くないんだ。でもそれが、俺が生きてきたプロレス界だから。25年もやってきて、こんなことばっかりだよ。こんなツラいことの方が多かった。でも俺は、胸を張って言えるよ。今回の『G1』が、俺が出場した『G1』の中で、一番印象に残って、一番尊い時間だったと言えます。今まで、何回も『G1』に出たけどさ、今回出れないことが、一番印象に残るなんて思わなかったよ。それもこれも、全部天山のおかげだよ。自分が出場しなくたって、関わりを持っていれば、こんなに印象深い、思い出深い『G1』になるんだって、改めて思い知らされた。今回のことは、死ぬまで一生忘れないと思います。ありがとうございました!(※天山とガッチリ握手)」
天山「コジ、ありがとう。最後、しっかりベルトを獲ってもらうって思ってたんですけど、結果は見ての通りです。でも、コジの諦めない気持ち、試合を通じて、凄いビンビンに伝わってきたし。俺たちは、夏は終わったけども、まだまだこの先も続いていくって、確信しました。『G1 CLIMAX』今日で終わりかもしれないですけども、これからもどんどん突っ走っていきたいと思います。ありがとうございました」
◇第7試合◇
▼30分1本
内藤哲也 SANADA ○EVIL BUSHI(11分32秒 片エビ固め)マイケル・エルガン 棚橋弘至 KUSHIDA ×ジュース・ロビンソン
※EVIL◇第8試合◇
▼30分1本
○オカダ・カズチカ 矢野通 丸藤正道(9分10秒 片エビ固め)バットラック・ファレ タマ・トンガ ×タンガ・ロア
※レインメーカー(試合終了後)
オカダ「ファレ! 1vs1でケリつけてやるから、逃げんじゃねえぞ、コノヤロー!あと、このベルトを賭けて戦いたい相手がもうひとり。丸藤さん、あなたですよ。次はしっかり、僕が上だってことを証明しますよ。このベルトを賭けてやりましょう」丸藤「オカダ選手、その言葉、待ってました。でも、ひとつだけ、今日この会場に来ている人に聞きたい。俺とオカダ選手のタイトルマッチが観たいか、声に出して教えてくれ!(場内が歓声に包まれる)オカダ選手、そういうことだ!」
(丸藤は右手を差し出す。すると、オカダはその握手に応えると見せかけて、スルー。そして、コーナーに上るとベルトを掲げ、場内に向けて自分が王者だとばかりにアピールした。)
【矢野、丸藤の話】
矢野「オッケー。すべては聞いてください(※そのまま控室に戻っていった)」丸藤「お客さんの声が、すべてだろ。たしかに今日は、新日本プロレス両国大会かもしれない。新日本プロレスファンの皆さん、そしてこの中には、ノアファンの皆さんも、たくさんいたはずだ。その全員が、あの声を聞かせてくれた。やってやる。勝つのは、俺だ」
――オカダ選手は、丸藤選手とファレ選手を指名されていましたが?
丸藤「まぁ自分事で申し訳ないけども、俺も俺の団体があるので、先にいかせてもらおうかな。これは勝手すぎるのかな?でも、俺はその気持ちでいるよ。気持ちが冷める前に、お客さんの気持ちが冷める前に、プロレス界の熱が熱いうちにやろう。以上(※コメントブースを去る)」【オカダ、外道の話】
オカダ「まぁ『G1』今日で終わりましたけども、IWGPの闘いというのは、いつまで経っても終わらない。『G1』とどっちが過酷かって言われたら、IWGPなんだよコノヤロー。まぁファレはファレで、しっかりケリをつける。そのあと、やっぱり今一番闘いたい相手、丸藤さん。丸藤さんを倒さなきゃ、東京ドーム失格でしょ。リングに立てないでしょ。しっかり倒して、胸張って、東京ドームのメインを張って、改めてまたこのIWGPの防衛ロードを進んでやるからな」外道「オイ、丸藤相手によ、証明してやるぞ。レインメーカーがよ、完全無欠だってことをな」
【ファレの話】「オカダ、1対1で俺に勝てると思ってるのか。呆れるぜ。次、俺と闘ったら、バッドラックフォールで、地面の下まで落っことしてやる。グッドラック」
◇第9試合◇
▼「G1 CLIMAX 26」優勝決定戦/時間無制限1本
[Bブロック1位]○ケニー・オメガ(26分48秒 エビ固め)[Aブロック1位]×後藤洋央紀
※片翼の天使
☆ケニーがG1を制覇(試合終了後、BULLET CLUBメンバーがリングへ集結。そして、初出場で史上初の外国人『G1』覇者となったオメガに対し、中山雅史氏が優勝トロフィーと優勝旗を贈呈する。
ところが、オメガは優勝旗を投げ捨ててBULLET CLUBの旗を手に取り、マイクアピールを開始。途中、日本語も交えて大演説を敢行した。ケニー「『G1』が始まる前まで、人々は『BULLET CLUBは終わりだ』、『BULLET CLUBは、もう解散しろ』と言っていた。だが、BULLET CLUBに終わりはない。なぜなら、『BULLET CLUB is for life』だ。また、他の人々は、『エリートは終わりじゃないか』と思っている。ヤングバックスはここにいないが、エリートは終わっていない。エリートがいないと、レスリングはつまらない。あと、お前らに言いたいことがある。今日みたいな日は、人生に1度しかない。俺を信じて、夢を叶えて、高い目標を狙うことを恐れないで。しかし、夢を叶えそうになる時、俺のような人が、アナタの目の前から、奪っていくこともあるけどな。なぜなら、俺が1番。俺は1番才能がある。俺は1番調子がいい。俺は1番意志が強い。俺はお前らと違う。でも、アナタのために、レスリングをする。アナタは、俺のような人間がいることがラッキーだ。他の選手も、いま見てるだろ? お前らは運がいい。今日の俺の試合を見て、勉強できる機会ができたからな。お前らは、それで勉強して、俺を倒す夢を見続けろ。だが、敵わないけどな。オカダ、お前はIWGPヘビー級チャンピオンだ。俺は、お前を倒したことがない。俺らは、(シングルで)闘ったこともない。でも、今度闘う時は、お前を倒すであろう。だが、俺はわかっている。お前たちは意味がわからないんだろう。(※以降、日本語で)わからないんだろう(※場内笑)。だから、いまからですね、今回(※場内騒然)・・・今回だけ! ・・・俺が、日本語を話す(※大歓声)。ビックリしてるんだろう!?(ニヤリ) 悪いんですが、いまのところまで、俺がただ日本語を話したくなった。俺はヒール(悪)だからさ(ニヤリ)。(※大歓声に対し)黙れ。ヒールなのに、日本語話せるなのに、お前らの好きな選手が大嫌いですよね。だから、俺が許せない! だから、みんながケニー・オメガ、私のことを応援してくれないと・・・嫌いですね~!(※大拍手&『ケニー』コール)でも、嫌いかどうか、どっちにしても、日本は俺のホーム。新日本は俺のホーム。だから、“そっち”行かない(※大歓声)。グッバイ!! &グッドナイト(※ピストルポーズ)」
【ケニーの話】
ケニー「何万時間もトレーニングして、年を重ねて、レスリングをして、もう14年間経った。やっと夢が叶った。たったの14年間だけで、伝説になれたことは、非常に俺としてはラッキーなことだ。だって、ほとんどの人は、日本に行くチャンスはないし、残れる可能性もない。でも、俺はここにいる。俺だけじゃなくて、(※周りにBULLET CLUBのメンバーがいる中で)コイツらが日本にいるために、たくさん犠牲にしてここにいる。そう、お前らは、コイツらの振る舞いが好きじゃないか?でも、コイツらこそ、ちゃんと仕事ができている。俺たちは、今新日本プロレスの一番の売り上げじゃないかもしれないけど、世界一の売り上げは、誰だ?そう、俺たちだろ。そして、俺らはまた日本でも、売り上げ一番になれるか?今日、俺が優勝したんだから、間違いないだろ」――大ケニーコールがありましたが、それはどうでしたか?
ケニー「DDTにいる時を思い出した。DDTは俺の家族みたいなものだった。俺のことを息子のように扱ってくれた。しかし、その続きはどうでしょう?結局、裏切られて捨てられた。だから、今日ファンがケニーコールをした時に、最初の一瞬だけは気持ちよかった。心の中で、温かい気持ちができた。しかし、それから思い出した。愛され始める間もなく、次の新しい人気者のために、捨てられるものだ。だって、ロス・インゴベルナブレスを見ててもそうだ。お前ら、以前はBULLET CLUBを愛してただろ?でも、今はみんなロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンのTシャツを着てるだろ。でも今は、俺がナンバーワンのレスラーだから、好きになってるだろ?それは、当たり前だろ。」――試合中、シットダウン式ラストライドなど、技を出していましたが?
ケニー「ノーコメント。次の質問」――初めて、外国人選手が『G1』を制しましたが?
ケニー「まぁ正直言うと、日本のレスラーは心が強い。絶対諦めない覚悟を持っている。俺は、この他の選手より、2倍の才能があるのに、みんな諦めない。死を覚悟して闘っている。でも、俺は違う。お金と名声を手にしたいだけだ。で、伝説になるのは大変でしたか?はい。そうだよ、大変だったよ。今日、他の男の心を壊す必要があった。魂を折る必要があった。生放送で、アイツを破るしかなかった。あぁ~、気持ちよかった」――今日闘った後藤選手については、いかがでしたか?
ケニー「実は、今日初めてゴトウと闘った。でも、お前らはわかってるだろ?俺が闘ってない選手は、まだほかにもいる。ゴトウは、その中の一人なだけだ。でも、俺はついていた。だって、ゴトウは前の試合で、マルフジと闘っていた。マルフジは誰かわかるよね?一応有名人だよね。マルフジは、俺と同じように膝を使って闘っている。まぁ俺の膝の方が強いけどね。人の顎を壊すまで、何回も膝をぶつける必要がある。だから、マルフジがゴトウを弱らせてくれたから、片翼の天使1発で、ゴトウを倒すことができた。だから、試合の前、俺は自信を持っていた。まぁ今日の試合は、短くてよかった。2日間の試合を合わせて、1時間くらい闘ってるからな。それはめんどくさかった。まぁでも、全部終わって、今日グッスリ眠れると思う。次に質問。今、BULLET CLUBの中で、お酒飲まないのは、俺だけ。俺はこの(※ビール)缶で乾杯するけど、これは飲まないで、あとでコーラを飲む。今日は、祝わないとね。BULLET CLUB for life!(※メンバーと乾杯)今日の勝利の祝いは、ここにいる選手だけじゃなくて、いないニックとマットのためにも祝う。そして、以前失った仲間のことも、忘れることはいけない。アイツらがいなければ、俺は今ここまで来られなかった。BULLET CLUBのおかげで、俺は初めて外国人選手で『G1』を制することができた。だから、これは俺の勝利じゃなくて、BULLET CLUBの勝利だ。BULLET CLUB乾杯!バンザイ!グッバイ・アンド・グッナイ」いよいよ優勝決定戦を迎えた「G1 CLIMAX 26」、優勝決定戦に進出したのはオカダ、棚橋、丸藤を差し置いてAブロックを突破した後藤と、内藤を降しBブロックを突破したケニー、試合開始から互いに出方を伺うも、ケニーがフランケンシュタイナーから後藤を場外へ追いやり、トペを狙ったところで、素早くリングに戻った後藤はローキックで迎撃、館内は後藤に大ブーイングも後藤は構わず足四の字固め左足攻めを展開するが、再び場外戦となるとケニーはG1優勝トロフィーにキスしてから鉄柵を利用してのライオンサルトを敢行すると、エプロンの角めがけて後藤を投げ、エプロンの角へのパワーボムで後藤の首筋に大ダメージを与え、リングに戻ってから首攻めで試合の流れを変える。
後藤は牛殺しを狙うが、阻止したケニーは唾を吐き捨て、カミカゼからムーンサルトを発射、ラリアットをかわして高速ジャーマンで後藤を場外へ追いやってからノータッチトペコンを命中させ、リングに戻っても後藤の後頭部めがけてミサイルキックを発射する。
後藤は突進したケニーに牛殺しを決めると、エプロンに逃れたケニーにラリアットで強襲してから雪崩式牛殺しを決め、GTRで勝負を狙うが、ケニーは阻止して後藤のジャーマンを着地してからVトリガーを炸裂させ、リストクラッチ式のスティンブレーカーを決めてから後藤の後頭部にVトリガーを炸裂させる。
ケニーは片翼の天使を狙うが、後藤は逃れてスリーパーで捕らえるも、ケニーは後藤を担いだままコーナーへ昇り、トップロープから浴びせ倒すと後藤のローリングラリアット狙いをVトリガーで迎撃してから、飯伏幸太の技であるシットダウン式ラストライドを決め、フェニックススプラッシュを投下するがかわされて自爆してしまう。
後藤は念をこめてのミドルキックから久々の裏昇天、GTR狙いはケニーは膝で阻止しVトリガーを炸裂させ、高速ドラゴンからVトリガーも、後藤はキャッチ、ケニーが突進したところでラリアットからこれも久々である昇天・改を決める。
後藤はGTRを狙うが、阻止したケニーは初代BULLET CLUBのリーダーのプリンス・デヴィット(フィン・ベイラー)の必殺技であるブラディー・サンデー、2代目リーダーのAJスタイルズの必殺技であるスタイルズクラッシュを決めると、最後は自身の必殺技である片翼の天使で3カウントを奪い、ケニーが外国人選手初のG1制覇の偉業を達成した。試合終了後はBULLET CLUBのメンバーが駆けつけケニーを祝福したが、BULLET CLUBは本来ならヒールユニットなれど、今回のケニーは誰もセコンドを介入させず、BULLET CLUBの流儀ではなく、G1の熱い戦い方でG1を制した、そういった意味ではバットエンドならぬハッピーエンドで文句なしの優勝だった。
また後藤も昇天まで出して全てを出し切ろうとしていたが、ケニーは自身だけでなく飯伏幸太との戦いやBULLET CLUBの歴史まで全てを出し切った、ケニーはデヴィットのように新日本育ちではなく、またAJのようにアメリカでトップを張ったわけでなく、カナダのインディーから日本マットに流れ着き、DDTを経て新日本に参戦した成り上がり者、またDDTではライバルである飯伏と知り合うも、常に注目を浴びていたのは飯伏、ケニーは先代リーダーの二人と飯伏の存在に劣等感を感じ、また今年からロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンが台頭しファンの支持を集めたためBULLET CLUBも立場的に大きく揺らいでいた。
G1制覇はデヴィットやAJ、また飯伏にも成しえなかった偉業でもあり、ケニーにとっても3人を越えた証でもあり、そして自身の力で新日本トップに食い込むことが出来た、そういった意味ではやっとBULLET CLUBの真のリーダーになれた夏だった。G1は最終戦を迎えたが新日本は新たなる展開を迎えている、セミではオカダがロアをレインメーカーで降した後で挑戦者にファレだけでなく丸藤をも指名した。オカダは昨年春にファレに苦しめられたが、G1でファレに敗れたことでまたオカダの前に立ちはだかった、またG1開幕戦では丸藤にも完膚なきまでに敗れた、当然IWGPがかけられるだろうが、オカダはリベンジロードに舵を切った。
第3試合ではNOAHから潮崎、谷口、北宮が参戦し新日本vsNOAHの対抗戦が実現、試合は柴田が潮崎の顔面に串刺し低空ドロップキックを浴びせれば、潮崎の手刀も正面から受けるなど強気な態度に出ると、潮崎は豪腕ラリアットを放って柴田をダウンさせる。
柴田を捕らえたNOAH軍だったが、柴田は中嶋に頭突きを浴びせて自らの額を割る、NOAH軍は中西を捕らえて中嶋が旋回式バーティカルスパイクで勝利を収めたものの、試合後は柴田と永田が中嶋、潮崎に掴みかかり乱闘となった。
現在のNOAHはvs鈴木軍が戦いの主軸だが、柴田と第三世代の新日本軍が割って入ろうというのか?リーサルのROH王座に小島が挑戦、小島は天山の魂が乗り移ったかのようにモンゴリアンチョップやアナコンダバイスも繰り出していったが、小島のラリアットをかわしたリーサルがレフェリーを死角を突いての急所蹴りからのリーサルインジェクションで3カウントを奪い王座防衛。
IWGPタッグ選手権は裕二郎組がブリスコ兄弟を分断して試合を有利に進め、合体東京ピンプスを決めるも、裕二郎とハングマンの分断に成功したブリスコ兄弟はワンチャンスを逃さず、ハングマンにドゥームズデイ・デバイスを決め3カウントを奪い王座防衛、裕二郎は新技ピンフジュースも出せずじまいで全てを出し切れないまま敗れた。
来年2017年1月4日も新日本プロレスは東京ドーム大会の開催を発表し動き出した。ただ気になるのは休憩明けにスクリーンに映し出された時限爆弾の存在、果たして正体は…?
全19大会を走り抜けた「G1 CLIMAX 26」!最終日は10,204人(超満員札止め)をマーク!ご来場ありがとうございました!
来週、8月21日(日)は「SUPER J-CUP」有明コロシアム大会です!#g126 #sjcup pic.twitter.com/g0m4BTk7Lw
— 新日本プロレスリング株式会社 (@njpw1972) 2016年8月14日I gave everything for this series. Thank you, true believers. "This is G1". #g126
— Kenny Omega (@KennyOmegamanX) 2016年8月14日Wish we were there to celebrate with @KennyOmegamanX on his huge G1 victory. Congrats my friend! The Elite The The Elite.
— The Young Bucks (@NickJacksonYB) 2016年8月14日Congratulations good brother @KennyOmegamanX #BulletClub pic.twitter.com/blBD6u0L8g
— TheUnderboss (@TOKSFALE) 2016年8月14日#KennyOmega- First Foreigner to win the #G1Climax. Congrats Cleaner! #BulletClub revolutionizing the industry pic.twitter.com/aJzbOSyzEJ
— theBadBoy_TamaTonga (@Tama_Tonga) 2016年8月14日Congrats@KennyOmegamanX pic.twitter.com/bIbeSNyYvd
— Red Shoes UNNO (@5742ytsh) 2016年8月14日凄かった!おめでとう…
— 飯伏 幸太 (@ibushi_kota) 2016年8月14日ケニー!!!
— 佐々木大輔 (@the_sasaki) 2016年8月14日ケニーおめでとう。ノーコメントとは言うけどあの人は見てたしきっと届いてるよ!
— 中澤 マイケル (@MichaelNakazawa) 2016年8月14日ケニーオメガG1 CLIMAX優勝!外国人で初めてだよ。ベイダーもノートンもリックルードも成し得なかった外国人初のG1優勝!素晴らしい、本当におめでとう!
— 高木三四郎 (@t346fire) 2016年8月14日#g1 最終戦。 特別な夏になった。
けどこのまま終わらせない。
たくさんの声援・ブーイング全てを糧に。#俺は止まらねー そして #ありがとう #njpw #noah… https://t.co/KeD54DgFMe
— 中嶋勝彦 (@noah_katsuhiko) 2016年8月14日新日本プロレス両国大会、急遽参戦でしたが、応援ありがとうございました。
熱い両国で闘えたことに意味があり、熱い男やりあった。この炎をもっと燃え上がらせたい気持ちになりました。呼んでいただいたことに感謝します。
丸藤選手・中嶋選手、お疲れ様でした。#noah_ghc #g126
— 潮崎豪 (@goshiozaki54039) 2016年8月14日ケニー優勝!!良い試合だった。今年のG1も熱かった。
— 木谷高明 (@kidanit) 2016年8月14日ありがとうございました!有明大会もよろしくお願いします!! https://t.co/WLkq5Wii3F
— 菅林直樹 (@NJPWSUGABAYASHI) 2016年8月14日ケニーおめでとう。カナダから飯伏選手と戦いたくてひとりで新木場にやってきてから8年、自分の全てを日本のプロレスに捧げて、みんなに応援して欲しくて、いろんな出会いと決断と別れがあって、そして今日に繋がった。報われて、本当に良かった。We are proud of you,Kenny
— sayoko mita (@345m) 2016年8月14日PR -
ケニー・オメガが内藤哲也を降し優勝進出…BULLET CLUBのリーダーとして認められるかの戦い
8月13日 新日本プロレス「バディファイト Presents G1 CLIMAX 26」両国国技館 7477人 超満員
<アピール、コメントなどは新日本プロレス公式HPより>
◇第1試合◇
▼20分1本
○天山広吉 中西学 獣神サンダー・ライガー タイガーマスク(6分23秒 片エビ固め)ヨシタツ ×キャプテン・ニュージャパン 田口隆祐 デビット・フィンレー
※天山プレス◇第2試合◇
▼20分1本
石井智宏 ○丸藤正道(7分56秒 片エビ固め)真壁刀義 ×ジュース・ロビンソン
※不知火◇第3試合◇
▼20分1本
SANADA ○BUSHI ジェイ・リーサル(8分47秒 片エビ固め)棚橋弘至 小島聡 ×KUSHIDA
※MX◇第4試合◇
▼20分1本
バットラック・ファレ タマ・トンガ タンガ・ロア ○高橋裕二郎 ハングマン・ページ(6分31秒 片エビ固め)オカダ・カズチカ 後藤洋央紀 ×外道 ジェイ・ブリスコ マーク・ブリスコ
※ピンプシューズ◇第5試合◇
▼「G1 CLIMAX 26」Bブロック公式戦/30分1本
[3勝6敗=6点]○本間朋晃(10分29秒 片エビ固め)[3勝6敗=6点]×永田裕志
※こけし【本間の話】
本間「(※脇腹を押さえながら)あー痛ぇよ。3勝。3勝6敗。胸を張って、3勝6敗。俺は、永田裕志に勝ちたくて、勝ちたくて仕方なかった。でも、たった1回勝っただけじゃ、永田に勝った気にはならない。何でかって?これは初めて言うけど、俺は、2006年頃、新日本プロレスの合同練習に、フリーのくせして何度か参加した。その中で、どこの馬の骨か分からない俺のことを、みんな、全選手、潰しにかかった。『オマエじゃ、こんな練習ついてこれないだろ?』って。でもよ、俺は、必死になってついていった。何でかって?それは、新日本プロレスのリングで試合がしたいから。新日本プロレスが大好きだから。その気持ち、その気持ちだけで、俺はずっと合同練習頑張ってきた。トライアウト、いつ試合ができるか分からない。練習だけかもしれない。そんな中で、永田裕志も、俺のことを潰しにかかった。でもよ、永田さんだけは、練習が終わってから、『お疲れ様。頑張ったな。試合はないかもしんねぇけど、その努力は、いつか報われるかもしれない』。そう言われて、俺は頑張れた。だから、新日本プロレスでの恩人は、真壁さんもそうだけど、永田さんも、密かに俺の心の中で思ってた。その永田さんに勝った。俺は強くなった。恩返しできると思う。でも、これ、1回だけで終われない。次も勝つし、その次も勝つし、永田、オマエには絶対負けねぇからな。あの時の、潰しにかかる練習。いやぁ、キツかったよ。でも、俺はここに、現に新日本プロレスのリングに立ってる。『G1 CLIMAX 26』。3勝。堂々と3勝6敗。最高ですよ。また、ダントツ最下位かもしれないけど、また誰よりも早く、誰よりも早く、来年、『G1 CLIMAX 27』の出場……出場なんだ?予告じゃない。なんだ?」――宣言ですね。
本間「出場宣言してやる。来年は、3勝、4勝、それだけじゃ終わらないぞ。出るからには優勝だ。まだ決まってねぇけど、出るからには優勝だ。俺は今年、3勝6敗。精一杯頑張りました。ありがとうございました」――ファンは、”勝つ”以上のものを感じたんじゃないかと思います。
本間「そうだったとしても、結局勝ち星ですから。そんなね、勝ち星以上の、『頑張ったな』っていう試合は、YOSHI-HASHIに任せておけばいいんだよ。俺は、勝ちに貪欲に、どんどん勝ちを狙っていくだけだから。最高の試合をして、勝つ。最高です。そうやっていきたいです。ありがとうございました。……ただ、脇腹は痛かったです。エルガンのパワーで折れちゃって。新日本、強敵だらけで。幸せです、僕は。もう39歳、今年40歳。プロ入りデビュー20年。まだまだやりたいことがいっぱいある。この業界でやりたいことがいっぱいある。俺は幸せですよ。まだまだやってやります」【永田の話】
――昨日の試合後、本間選手への厳しい言葉もありましたが、今日リング上で闘ってみていかがでしたか?
永田「まぁなかなか掴みどころのないヤツだったんで、腕一本、足一本、体一本取るのに、すげぇ苦労しちまったよ。ちょっとだけ、桜庭の気持ちがよくわかったよ。ただのしばき合いをしたのさ。しばき合いで、ちょっと墓穴掘ったかなってところで。あぁ、効いた。だからどうした?本間に言っといてやるよ。この勝利は重いぞ。俺様に勝ったことで、こえれから本間に、多大な期待がいくわけだから。それに応えた試合をした者が、どんどん上に登っていけるし。その期待に応えられねぇヤツらは、どんどん落ちていくんだよ。たかだか俺に勝っただけで、無駄な敗戦にさせんなよ、本間。それにしても、『G1』3勝6敗か……厳しいな。IWGPがますます、俺から遠ざかっていくよ。なんとか手繰り寄せようと思っても、どんどんどんどん遠くに行っちゃうみたいだから。本腰入れるしかねぇかもな。今日の敗戦がどうした?こんなことごときで、永田裕志の価値観が、地に落ちるわけがない。本間よ、これからプレッシャー大変だよ。以上」◇第6試合◇
▼「G1 CLIMAX 26」Bブロック公式戦/30分1本
[5勝4敗=10点]○矢野通(3分31秒 赤霧)[3勝6敗=6点]×YOSHI-HASHI【矢野の話】「YOSHI-HASHI、楽しかったよ。でもな!お楽しみは、これ!から!だ!」
【YOSHI-HASHIの話】「ずっと矢野さんと組んでばっかだから、いざ対戦すると、すごい色々考えてて、もうずっと読まれてる気がして、このスタイルではもう歯が立たないなって思っちゃったよ。最後勝って、気持ちよくこの『G1』終わりたかったけど、そんな甘くなかったね。これもいい経験だよ。次、必ず、また『G1』に帰ってきて、今回以上の結果を残して、もっともっと上にいってやるよ。以上」◇第7試合◇
▼「G1 CLIMAX 26」Bブロック公式戦/30分1本
[4勝5敗=8点]○EVIL(9分42秒 体固め)[5勝4敗=10点]×柴田勝頼
※EVIL【EVILの話】「いいか、柴田、よく聞け。俺の方が、俺の方が強いんだ。このリングは、この俺が、支配してるんだ。いいか、よーく聞け。This is EVIL。Everything is EVIL。すべては、EVILだ」
◇第8試合◇
▼「G1 CLIMAX 26」Bブロック公式戦/30分1本
[5勝4敗=10点]○中嶋勝彦(16分50秒 片エビ固め)[5勝4敗=10点]×マイケル・エルガン
※バーティカルスパイク【エルガンの話】「このリーガエリーテのベルトに、誇りを持っている。そして、このIWGPインターコンチネンタルのベルトも、誇りに感じるが、この『G1』は、IWGPヘビー級王座挑戦の唯一のチャンスだった。歴代のIWGPヘビー級王者を見たら、そのベルトの価値がわかる。だから、IWGPヘビー級のベルトが欲しかった。だが、今回は失敗した。だから、今後の俺のミッションは、IWGPインターコンチネンタルのベルトの価値を上げる。これから、俺の力で、このベルトを一番にする。これが、俺のミッションだ」
【中嶋の話】「ヨッシャー!最後の最後、見たか?新日本。俺が、中嶋勝彦だ!現(IWGPインターコンチネンタル)チャンピオンの、マイケル・エルガンから、最終日、アイツから獲ったってことは、どういうことか分かるか?オイ、どういう意味か分かるか?俺は、止まらねぇんだ!」
◇第9試合◇
▼「G1 CLIMAX 26」Bブロック公式戦/30分1本
[6勝3敗=12点]○ケニー・オメガ(28分12秒 エビ固め)[6勝3敗=12点]×内藤哲也
※片翼の天使
☆ケニーと内藤が「12点」で並ぶも、内藤に直接勝利したケニーが優勝決定戦に進出。(試合終了後)
ケニー「今日の試合で、いろいろな変化に気付いた。お前らが、俺のことをどう見ていたのか。俺が、お前らのことをどう感じているのかも、変わった。今日、ほんとはみんなの応援が欲しかった。だけど……『ナイトー、ナイトー』と、みんなコールした。ナイトウコールがたくさんあった、『ナイトー、ナイトー』と。だが、俺が勝った瞬間に、みんな『ケニー、ケニー』とコールをし始めた。ほんとに、俺は他のヤツらと同じように、アメリカに行ってしまってない理由は、俺は日本のことをホームだと思っているからだ。だが、(※皮肉を込めて)いいホームだ。みんなはナイトウコールばっかりだった。俺は、お前らに、すべてを与えた。心も、魂も、ヒザも、首も、この『G1』も、すべてを与えた。明日、俺はゴトウを倒す時に、お前らは、ゴトウのことを応援してあげてくれ。でも、ギャンブルする人間だったら、俺に賭けた方がいいよ。グッバイ、グッナイ。バ~ン!(※と言ってピストルポーズ)」【ケニーの話】「俺を見ろ。もうボロボロだ。めっちゃボロボロだ。だが、俺を倒すものがない。ほら見ろ。このパワー、このスピード、このセクシーな体。みんな、俺のことを欲しがっている。でも、俺は明日の試合をちゃんと優先する。今回の『G1』ファイナルの特別なところは、初めてBULLET CLUBのメンバーが、勝つ可能性がある。そして、外国人選手が、初めて『G1』を制する可能性がある。今回が、外国人選手が優勝する、最初で最後のチャンスかもしれない。俺は、それにふさわしい男だ。俺は、ナンバーワンの外国人選手だし、WWEにも所属しないし。だから、みんな俺のことを欲しがっている。だったら、みんな俺のTシャツを買って、俺のコールをしろ。俺に憧れて。明日から、新しいスタートだ。俺の新しい伝説が始まる。グッバイ、グッナイ」
いよいよBブロックも最終公式戦、2敗の内藤をトップにケニー、エルガン、柴田が追いかける展開のままラストスパートを迎えた。
まず柴田vsEVILは、柴田が試合開始からフロントハイキックからスリーパーでEVILを捕らえPKを狙うが、EVILがかわして場外戦に持ち込むと鉄柵やイスを使って柴田の痛めている右肩を攻め、更にイスでメッタ打ちにしてから、イスに右肩をはさんで鉄柱攻撃で大ダメージを与える。
リングに戻ってからEVILは柴田の右肩を徹底的に攻めるが、柴田は敢えて正面から受けフロントハイキック2連発、エルボー連打、トーキック連打、串刺し低空ドロップキック、フロントネックチャンスリー、コブラツイストと畳み掛けて猛反撃、EVILのEVIL狙いも武者返しで返す。
柴田はスリーパーで捕らえるが、柴田の右肩に力が入らないのかEVILが強引に脱出して大剛式バックドロップで投げ、柴田の右肩に何度も頭突きを浴びせてからハーフネルソンスープレックス、ラリアット、ダークネスフォールズ、EVILと畳み掛けて3カウントを奪い、柴田が4敗目で脱落となる。エルガンvs中嶋はエルガンがパワーで圧倒するが、中嶋が場外戦に持ち込みエルガンの痛めている左肩めがけてエプロンダッシュのランニングキックから左肩攻めを展開も、エルガンはパワーで押し捲り中嶋に主導権を渡さず、中嶋はエルガンのラリアット狙いをビューティフルドロップキックで迎撃するとランニングキックからバーティカルスパイクを狙うが、エルガンは連続ブレーンバスターで返し、中嶋のコーナーからのフランケンシュタイナー狙いをパワーボムで叩きつけると、ビックマイクフローを投下するが中嶋が間一髪かわして自爆となる。
エルガンは左右のエルボー、ハンマーから自ら左肩のバンテージを剥がし、ロープ越しのファルコンアローを決めるとエルガンボムを狙うが、中嶋は回転エビ固めで切り返し、エルガンもエルボー、裏拳で押し切ろうとするが、再度のエルガンボム狙いは中嶋が阻止すると、エルガンの右腕にカマイタチ式トラースキック、顔面へのトラースキックと浴びせると、強引にバーティカルスパイクで投げ3カウントを奪い、エルガンも4敗目で脱落となる。メインはロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンのリーダーである内藤vsBULLET CLUBのリーダーであるケニー、どちらかが勝てば優勝戦進出という一戦は、互いに組み合わず、唾を吐きあうなど牽制し合うも、内藤が低空ドロップキックからの足攻めで先手を奪い、セオリーどおりの足攻めでケニーの動きを止めにかかる。
しかし場外戦でケニーは内藤にスピアーを浴びせて鉄柵に叩きつけると、エプロンの角めがけて投げつけてから首攻めで反撃、しかしケニーも足へのダメージは大きく、内藤は再び低空ドロップキックから流れを変え、変型足四の字固めで再びケニーの動きを止めにかかる。
ケニーはコタロークラッシャーからエプロンの内藤にドロップキックを浴びせて場外へ落とすと、本部席めがけてパワーボムで投げ捨て、更に鉄柵越えのスワンダイブ式トペコンヒーロ、エプロン上でのドラゴンスープレックス、ドラゴンスープレックスと畳み掛ける。
内藤は雪崩式フランケンシュタイナーはケニーがエビ固めで丸め込む、内藤が低空ドロップキックから浴びせ蹴り、グロリア、デスティーノ狙いはケニーが阻止すると。ジャンピングエルボーをキャッチしし、内藤のジャーマンも着地したケニーに内藤が突進するが、ケニーがラリアットで迎撃した後でVトリガーを炸裂させる。
ケニーは片翼の天使を狙うが、内藤は膝固めで切り返し、再度片翼の天使を狙うが内藤はデスイティーノで切り返し、雪崩式リバースフランケンシュタイナーからデスティーノで勝負に出るが、ケニーはマスキュラーボムで切り返す。
両者は張り手合戦から内藤がジャンピングエルボーアタックを狙うと、ケニーはVトリガーで迎撃しクロイツラスを決めてからVトリガー、そして片翼の天使を決め3カウントを奪い、優勝戦進出を決めた。優勝戦は後藤vsケニーとなったが、後藤にとってG1は再浮上のチャンスならケニーとってのG1は盟友・飯伏幸太を越え、本当の意味でBULLET CLUBのリーダーとして認められるかの戦い。
ケニーはAJスタイルズに代わってBULLET CLUBのリーダーとなったが、最初の標的だった中邑真輔にフラれたままでインターコンチネンタル王座を託され、エルガンに敗れて王座を明け渡し、内藤らロスインゴの台頭でBULLET CLUBだけでなくケニー自身の存在意義も問われていたと思う。
またBULLET CLUBのメンバーも新日本育ちでないケニーを認めているかどうか、初代リーダーであるプリンス・デヴィット(フィン・ベイラー)、2代目リーダーであるAJスタイルズと比べてしまうというのが本音なのではと思うし、新日本を去っていった飯伏の存在も大きく圧し掛かっていったと思う。
ケニーは飯伏だけでなくデヴィットやAJでも成しえなかったG1の優勝戦に進出し優勝に王手をかけた、ケニーにとってG1はファンだけでなくBULLET CLUBにも認められるかの戦いでもある。
後藤vsケニーの予想・・・初対決だけに読みづらい部分もある、たが後藤にしてみれば内藤か柴田に来て欲しかったというのが本音でもあり、スタイル的に違うケニーには戸惑うのでは・・・そういった意味ではケニーが有利と行ったところだ。果たしてどちらかが夏男となり、IWGPへ挑戦するのか…
他の公式戦は永田vs本間はアバラを骨折している本間を永田は徹底的に痛めつけるが、こけしロケットで永田の動きを止めた本間がこけしで3カウントを奪い永田越えを達成。
矢野vsYOSHI-HASHIは矢野がクリーンファイトと見せかけての矢野ワールドでYOSHI-HASHIを翻弄し最後は急所打ちからの赤霧で3カウントを奪い勝利を収めた。 -
棚橋、オカダは30分フルタイムドローで共倒れ!丸藤を降した後藤が優勝戦へ進出!
8月12日 新日本プロレス「バディファイト Presents G1 CLIMAX 26」東京・両国国技館 6598人 超満員
<アピール、コメントなどは新日本プロレス公式HPより>
◇第1試合◇
▼20分1本
ジェイ・ブリスコ ○マーク・ブリスコ(3分7秒 片エビ固め)ヨシタツ ×キャプテン・ニュージャパン
※ダイビングエルボードロップ◇第2試合◇
▼20分1本
永田裕志 中西学 ○獣神サンダー・ライガー タイガーマスク(4分40秒 グラウンドコブラツイスト)本間朋晃 田口隆祐 ジュース・ロビンソン ×デビット・フィンレー◇第3試合◇
▼20分1本
柴田勝頼 マイケル・エルガン ○小島聡 KUSHIDA(8分28秒 片エビ固め)矢野通 YOSHI-HASHI 中嶋勝彦 ×小峠篤司
※ラリアット◇第4試合◇
▼20分1本
ケニー・オメガ タンガ・ロア 高橋裕二郎 ○ハングマン・ペイジ(7分40秒 体固め)内藤哲也 EVIL ×BUSHI ジェイ・リーサル
※ライト・オブ・パッセージ◇第5試合◇
▼「G1 CLIMAX 26」Aブロック公式戦/30分1本
[4勝5敗=8点]○SANADA(12分12秒 Skull End )[2勝7敗=4点]×天山広吉【SANADAの話】
SANADA「ノーコメントと言いたいところなんですけども、まぁ今日の対戦相手の天山広吉、『最後のG1』って言われてたんですけど、そこは俺が勝って、“世代交代”っていう言葉は、あんま好きじゃないんですけども、まぁそういうのが見られたんじゃないかなと思います。あと今日で、『G1』終わっちゃうんすけども、もっともっと個人的に、上にいきたいし。ロスインゴでも、上にいきたいと思います。今後も期待しててください」――天山選手に引導を渡した形になりましたが、今のお気持ちは?
SANADA「別に、特には。元々、そういうのはなくても、俺は上目指してますし」――特に天山選手だからというのは?
SANADA「そういうのはないです。そろそろ新しいモノを、見せていかないといけないと思うんで、変えていきたいと思います、俺が。ロスインゴは、変えます」【天山、小島の話】
天山「あぁ……精根尽き果てた。なんだろう、なんか変なもん出てくるよ。自分が情けないのか。それとも、あそこまでいっときながら、勝てへん。ファンのお客さんの声が、めっちゃ聞こえて。めっちゃ聞こえて、力になってんのに。コジも、後ろから押してくれて、『やらなあかん』ってなって。もちろん勝ちたい。勝たな、結果がすべてですよ。今さら勝ったところで、なんやって言われるかもしれんけど、でも今日ぐらい勝ちたかったな。なんぼでも勝てるチャンスあったんやけど、いっぱいですよ。ほんまコジには申し訳ない。コジのおかげで、この『G1』出ることできて、コジがこうやって毎日ついてくれて、最初1試合2試合調子良かった。そのまま波に乗っていきたかったですよ。なんかね、コジに助けてもらって、いけると思って。この『G1』、俺だけの『G1』じゃない。テンコジの『G1』って、コジと一緒に突っ走ろうって思いましたよ。でも、最後の最後に、こうやって負けてもうてね。ほんまにごめん。最悪な結果を出して、結果も残せへんって、ほんまコジには申し訳ない。でも、良い夢見させてもらった、コジのおかげで」小島「(※涙を流しながら)まだプロレスラーですから。俺も、天山も、まだ2人ともプロレスラーですから。生きていれば、いろんなことありますよ。でも、俺たち今までも乗り越えてきたから、いろんなこと。今日も本当に素晴らしい生き様を、見させてもらいました。ほんとにありがとうございました」
天山「コジがそう言ってくれるから、俺は甘えてしまうんや。でもね、ほんま嬉しい。コジがこうやってね、誰一人として、俺の声を聞いてくれなかった。コジだけが、こんなことないよ、ほんまに。コジの気持ちに応えたかった。コジが『優勝して帰れ』って言ってくれた。俺、約束なんも果たしてない。でもこうやってね、俺のために言ってくれて、俺は最低やけど、最高のパートナー、コジですよ。ほんまにありがとうな」
小島「(※天山とガッチリ握手)これからも頑張りましょう。ありがとうございました」
天山「頑張ろう。オッケー。今、コジが励ましてくれた。これで終わりちゃう。いつまでも、コジがそばにいる限りは、まだまだ俺も命賭けて、このリングでもっと闘っていかなあかんって思います。足の一本、腕の一本、首が折れても、這いつくばってでも、まだまだ、しつこくいくから。ありがとうございました」
◇第6試合◇
▼「G1 CLIMAX 26」Aブロック公式戦/30分1本
[4勝5敗=8点]石井智宏(12分33秒 片エビ固め)[5勝4敗=10点]真壁刀義
※垂直落下式ブレーンバスター◇第7試合◇
▼「G1 CLIMAX 26」Aブロック公式戦/30分1本
[4勝5敗=8点]○タマ・トンガ(8分39秒 片エビ固め)[5勝4敗=10点]×バットラック・ファレ
※ガンスタン【ファレの話】「チキショー!タマ!(※トンガをコメントブースに呼び込むと、トンガと肩を組む)タマは、何にも簡単に許さないことを、今日示した。誰でも、チームメイトでも許してやらない。そのことに関しては、尊敬する(※ファレはトンガを残し、コメントブースを去る)」
【トンガの話】「(※ファレがコメントブースを去ったあと、ファレに向けて)愛してる。だからこそ、最初ピンフォールを受けられなかった。最初から、俺はファイターだった。だから、今日も闘った」◇第8試合◇
▼「G1 CLIMAX 26」Aブロック公式戦/30分1本
[6勝3敗=12点]○後藤洋央紀(13分17秒 片エビ固め)[5勝4敗=10点]×丸藤正道
※GTR【後藤の話】「よし!この『G1 CLIMAX』力の限り、闘いました。あとは、メインの結果次第。しっかり見させてもらいますよ」
【丸藤の話】「本当は、優勝してこなきゃ、ノアのファンのみんなに、面目立たないんだけども……でも、『G1』充実感もあったし、何か、このままじゃ終わらないんじゃないか?終わらせない。『G1』の公式戦じゃないかもしれないけど、明日、明後日もあるだろ。俺はまだ終わってねぇぞ」◇第9試合◇
▼「G1 CLIMAX 26」Aブロック公式戦/30分1本
[5勝3敗1分=11点]棚橋弘至(30分時間切れ引き分け)[5勝3敗1分=11点]オカダ・カズチカ
※後藤が優勝戦進出【棚橋の話】
棚橋「(※川人に肩をかり、コメントブースに現れると、床に倒れ込み)すいません。ちょっとこのままで……」――2人には、30分は短すぎた結果となりましたが?
棚橋「そんなことないよ。そんなことないって。結果的に、棚橋の復調具合が仇になったから」――まさかの引き分けで、決勝戦進出を逃しましたが?
棚橋「ほんとはね、ほんとはだよ、ようやく怪我から、みんなの前に復帰したっていうね、喜びを噛みしめたいシリーズだったけど……あぁ!そうはやらしてくんねぇのが、新日本プロレス……2連覇の夢が……ただ、強がりだけ、最後に言っとく。終わりは、始まりだから」
【オカダの話】「『G1 CLIMAX 26』俺の『G1』は、今年はもう終わりだ。完敗じゃねぇぞ、完璧な引き分けだ、コノヤロー。でもな、『G1』は終わってもな、俺のIWGPの闘いは終わってない。借りを返す敵もできたし。次はまだ何も分からないけど……東京ドームだな。東京ドームで、改めて、覇者と、まぁ東京ドームじゃなくてもいい。とりあえず、終わりだ。俺の『G1』は。(※外道に肩を叩かれながら、コメントブースを後にした)」
【後藤の話】「まずはじめに、俺の決勝進出を予想してたヤツが何人いるかって話だよ。『ざまぁみろ!』って、そういう気持ちもあります。とにかく、全世界のプロレス業界が注目する、『G1 CLIMAX』決勝戦。後藤ワールド見せてやるよ。言葉じゃない。本当のストロングスタイルを見せてやるよ。以上です」――『G1のGは、後藤のG』とおっしゃっていましたが、今回もまた?
後藤「『G1のGは、後藤のG』。『GHCのGも、後藤のG』で。それで丸く収まった。あとは、決勝。期待してください」いよいよラストスパートを迎えたG1、両国3連戦1日目はAブロック最終公式戦が行われ、まず10点の真壁が石井と対戦し、両者はロープブレークなしの“ど真ん中”プロレスを展開、終盤には真壁が後頭部、正面とラリアットを放ち、ジャーマン、そしてスパイダージャーマンからのキングコングニーは自爆となると、ラリアットや頭突き合戦を制した石井がスライディングラリアットから垂直落下式ブレーンバスターで3カウントを奪い、真壁は脱落となる。
10点のファレはトンガと対戦し、BULLET CLUBの同門同士の対戦ということでファレはワザと負けるように迫り、トンガが寝てファレが踏みつけてカバーするもトンガはクリアし、再度カバーするもまたトンガはクリアする。
これに怒ったファレは場外の裕二郎らにトンガをバットラックフォールで投げつけると、パワー全開でトンガを攻め立てるが、リバースガンスタンで流れを変えたトンガは、ファレのファレハンマーを見切ってスピードで翻弄すると、グラネード狙いをヴェレノで切り返してからガンスタンで3カウントを奪い、ファレは脱落。試合後はファレも潔く敗戦を認めノーサイドとなる。10点同士の丸藤vs後藤は丸藤が場外戦で鉄柵めがけてのフェースクラッシャーから首攻めを展開し、鞭のようにしなる逆水平で試合の主導権を握る、後藤は村正で流れを変えるが、丸藤は側転からのドロップキック、プランチャ、後藤がリングに戻ったところでフロムtoフロムコーナーで強襲するが、追走式ロープワーク合戦は後藤が制すると変型牛殺し、丸藤は串刺し虎王から不知火を狙うが後藤が阻止し、虎王も後藤が頭突きで迎撃する。
丸藤は見えない角度からのトラースキックから不知火を狙うが、後藤はスリーパーで捕獲して絞めあげるとGTRで3カウントを奪い、丸藤は脱落し、この時点で後藤が12点でトップに立つ。メインは10点同士のオカダs棚橋、どちらかが勝てば共に後藤に勝っていることから優勝戦進出だが、引き分けの場合だとトップの後藤が優勝戦進出、棚橋vsオカダは30分越えも試合が多いことから両者は時間との戦いも強いられることになった。
試合は序盤からオカダがジャックナイフからのリバースネックブリーカーから一気に仕掛け、早くもレインメーカーを狙うが、棚橋が首固めで阻止する。
速攻勝負に失敗したオカダはジャベなどでスタミナを奪いにかかるが、オカダのフロントハイをキャッチした棚橋が軸足である左足めがけて低空ドロップキックを放つと、膝への関節蹴りを駆使して足攻めを展開、オカダもエルボーやコーナーに棚橋を据えてのドロップキックで流れを変えようとするが、棚橋は場外戦で鉄柵越しのドラゴンスクリュー、コーナーからのプランチャと攻め立てるが、リングに戻そうとした隙を突いたオカダは場外でのツームストーンパイルドライバーで突き刺す。
棚橋はフロント式ドラゴンスクリュー、オカダのヘビーレインもスリングブレイドで切り返し、ダルマ式ジャーマンからハイフライフローを投下するが自爆、しかしオカダのレインメーカー狙いを棚橋はレインメーカー式スリングブレイドで切り返し、オカダのフロントハイをキャッチしてショルダーレッグブリーカー、リング下からのドラゴンスクリューからテキサスクローバーホールド、オカダのドロップキックをかわしてからリバーススリングブレイド、しかし勝負を狙ったハイフライフローはオカダが剣山で迎撃する。
棚橋のスリングブレイドをかわしたオカダはジャーマンからのレインメーカーを狙うが、かわした棚橋がドラゴンスープレックスで投げるも、オカダはジャーマン式ツームストンパイルドライバーで突き刺し、互いにレインメーカーをかわし合った後で棚橋がスリングブレイドから背中へのハイフライフロー、ハイフライフローを決めるがオカダがクリアしたところで時間切れ引き分けとなり、後藤が大逆転で優勝戦進出となった。Aブロックは勢いで棚橋か丸藤だと思っていたが、懸命にトップ戦線に喰らいついていた後藤が丸藤を破り、棚橋とオカダは引き分けで共倒れ、まして後藤は優勝候補にも入っておらず、横浜大会で久しぶりに「優勝するぞ! G1のGは、GOTOのG!」とアピールしても半信半疑のファンも多かったと思うが、ここ数年のG1は本命が優勝する傾向が多く、第1、2回を連覇した蝶野正洋もまったくのノーマークから優勝を果たした、それを考えると後藤の進出はありでもあるのだ。
しかし後藤も2月にオカダに敗れてIWGPヘビー級王座奪取に失敗し、内藤にも敗れてNEW JAPAN CUPの優勝を逃すだけでなく詰られてどん底に叩き落された、そしてオカダの軍門に降る形でCHAOS入りとなり、主役から外されていったかと思いきや、棚橋やオカダ、丸藤を差し置いてのG1優勝戦進出、後藤も“このままでは終わりたくない”という気持ちもあったと思う。
13日はBブロック最終公式戦が行われるが、後藤の相手は誰になるのか?リベンジを狙うなら内藤、ドラマスティックなら柴田といったところか、Bブロック公式戦も楽しみだが優勝戦も楽しみになってきた。最後に消化試合となったがSANADAvs天山はSANADAのSkull EndをTTDで切り返して天山は天山プレスを投下するも自爆、それでも勝負をあきらめない姿勢を貫き、小島魂ラリアットからアナコンダバイス、アナコンダバスターで追い詰めるも、SANADAはSkull Endで捕獲し、ラウディングボディープレスから再度Skull Endで捕獲、天山は無念のギブアップとなり、天山は悔し涙を流した。
天山に大きな期待をかけていたファンのいたと思うし、天山もこんなはずではと思っているはず。しかし待っていたのは2勝7敗という厳しい現実、だが公式戦のところどころでかつての“夏男”だった天山の意地だけはしっかり見せつけ完走した、今年のG1が天山にとって最後の夏となるのかわからない、しかし天山の示した意地だけはG1の中でしっかり残り続ける…応援ありがとうございました。明日も全力で。
— 棚橋弘至 TANA (@tanahashi1_100) 2016年8月12日今日の後藤戦敗北によりG1公式戦が終わった。優勝を期待してくれていた人すいません。
勝った試合、負けた試合…みんな素晴らしい選手でした。
どのくらいの人達にノアが伝わったかな…
どのくらいの人… https://t.co/qO1meRNemw
— 丸藤naomichi marufuji (@noah_maru_fuji) 2016年8月12日両国大会、G1最後の公式戦。
サナダに負けました。
コジのおかげでG1に出れたにも関わらず、全然結果を出せなかった……
コジには毎日セコンドに付いてもらって応援してもらっていたのに最悪な結果になりました。
今日も、沢山の声援をもらえたのに皆様の期待に応えられずすみませんでした……
— 天山 広吉 (@TENZAN323) 2016年8月12日G1・両国大会(一日目)、終了。
テンザンのG1公式戦が、全て終わりました。
完走してくれて、ありがとう。
感動をくれて、ありがとう。
諦めずに頑張ってくれて、ありがとう。
毎試合、ラリアットを使ってくれて、ありがとう。
貴方は、最高のプロレスラーです。
— 小島 聡【SATOSHI KOJIMA】 (@cozy_lariat) 2016年8月12日 -
内藤がYOSHI-HASHIを降し2敗を堅守!柴田は永田を絞め落とす!G1もいよいよラストスパートの両国へ…
8月10日 新日本プロレス「バディファイト Presents G1 CLIMAX 26」山形・山形市総合スポーツセンター 2183 人
<アピール、コメントなどは新日本プロレス公式HPより>
◇第1試合◇
▼20分1本
○田口隆祐(5分3秒 片エビ固め)×デビット・フィンレー
※とどん◇第2試合◇
▼20分1本
バットラック・ファレ ○タマ・トンガ 高橋裕二郎(6分24秒 体固め)小島聡 中西学 ×ジュース・ロビンソン
※ガンスタン◇第3試合◇
▼20分1本
○SANADA BUSHI(5分41秒 Skull End)天山広吉 ×キャプテン・ニュージャパン
◇第4試合◇
▼20分1本
オカダ・カズチカ 石井智宏 ○後藤洋央紀 外道 丸藤正道(10分12秒 片エビ固め)棚橋弘至 真壁刀義 KUSHIDA ×獣神サンダー・ライガー タイガーマスク
※GTR◇第5試合◇
▼「G1 CLIMAX 26」Bブロック公式戦/30分1本
[5勝3敗=8点]ケニー・オメガ(10分29秒 片エビ固め)[4勝4敗=8点]×中嶋勝彦
※片翼の天使【ケニーの話】「ナカジマ、俺は覚えてるよ。よ~く、覚えてるさ。ずっと前にROHで闘ったことを。あの時は18分かかった。今日と同じで、俺が勝った。今日よりも多くの技を使った。でも今日は、11分しかかからなかった。それだけ俺は、肉体的におまえよりも成長してるってことだ。だから、以前よりも短い時間で、お前を倒すことができた。ナカジマ、俺の勝ちだ。それ以上、何もいらないだろ。俺が勝って、お前の望みを絶ち切った。まあ、俺の計算通りだ。だけど、俺にはまだ予定があるんだ。俺にはまだチャンスが残ってる。優勝決定戦にコマを進めるチャンスがな。BULLET CLUBファンに、THE ELITEファンに、そしてケニー・オメガのファンに約束する。俺はまだまだ突き進んでいく。そして『G1』を勝ち抜くことをな。Good Bye & Good Night」
【中嶋の話】
中嶋「(※コメントスペースにたどり着くなりフロアに座り込む)負けた俺に、何が聞きたいですか? ところで、今回、負けたけど、俺の(優勝の)可能性はどれぐらいあるんですか? どれぐらいあるんですか? どれぐらいあるんですか?」--ないです。ケニー・オメガ選手と内藤選手の直接対決が残っていて、どちらかが11点以上になるので。
中嶋「全然、ないんですか?」
--あとはみんながインフルエンザにかかるとかにならない限りは……。
中嶋「0.01%でも(可能性が)あるなら、俺はその望みに懸けます。まあ、言い訳かもしれないけど、負けても心が折れなければ、負けじゃないんだ。これっぽちも、負けなんて認めてねえ。何のためにここに来たのか? 何のために、NOAHを休んで、このリーグ戦に来たのか? まだ、まだ、俺の『G1』は終わらねえ。まだあんだろ、公式戦? 両国(8・13)であんだろ? 現チャンピオンだよな、マイケル・エルガン選手? 当たったことないけど、ベルト2個持ってるし、過去のチャンピオンより、大事なのは今なんだ。必ず、最後の最後に、俺の意地見せてやる。俺はまだまだ、まだまだ、止まらねえ!」
◇第6試合◇
▼「G1 CLIMAX 26」Bブロック公式戦/30分1本
[3勝5敗=6点]○EVIL(2分57秒 片エビ固め)[4勝4敗=8点]×矢野通
※EVIL【EVILの話】「オイ、これは“Y・T・R WORLD”だって? 違う。勝てばすべて、“DARKNESS WORLD”だ。Next is SHIBATA。いいか、いいか、よ~く聞いておけよ。This is EVIL。E~verything is EVIL。すべては…………EVILだ!」
◇第7試合◇
▼「G1 CLIMAX 26」Bブロック公式戦/30分1本
[6勝2敗=12点]○内藤哲也(15分1秒 片エビ固め)[3勝5敗=6点]×YOSHI-HASHI
※デスティーノ【内藤の話】「ま、この『G1 CLIMAX』で、何かインパクトを、何か爪痕を残さなきゃいけないっていうYOSHI-HASHIの気持ちは伝わったかな。でもさ、番狂わせっていうのは、たまに起こるから番狂わせなわけで、そんなしょっちゅう、起こるわけがないんだよ。結果に関して、ひっくり返るわけがないだろ。順当な勝利だよ。ま、Aブロックがちょっと混戦になってるようだけど、Bブロックに関しては難しく考える必要はないよ。俺が両国でケニーに勝てば、文句なく優勝決定戦に行けるんでしょ? Aブロックが混戦。じゃあBブロックは、すんなり優勝決定戦進出を、俺が決めようか。まあさ、もうこの夏のエンディングも思い描いてるよ。おそらくさ、その通りになることでしょう。その前の13日、両国国技館、精いっぱい俺を楽しませてくれよ、ケニー・オメガ。初対戦、俺も楽しみにしてるからさ。皆様もお楽しみにしといてください。ま、1日休んで、また金曜日、Viernes(ヴィエルネス)、両国国技館でお会いしましょう。Adios」
【YOSHI-HASHIの話】「今日で完全にもう、決勝の望みなくなっちゃったけど、でも、もうあと少しだよ。ぷっろえすのあと少しっていうのはすごい、すごいすごい、すごい先っていうのはほんとだけど、はるか先にいるあいつの、まったく見えなかった姿が、うっすら見えた気がするよ。俺はまだ闘えるし、この借りを必ず返すまでは終われないからね。次、両国、矢野さん。ま、同門かもしれないけど、俺だって勝ち星欲しいから。矢野さんだってそうだし。俺は絶対、手抜かない。それだけは矢野さんに言いたいよ」
◇第8試合◇
▼「G1 CLIMAX 26」Bブロック公式戦/30分1本
[5勝3敗=10点]○柴田勝頼(12分16秒 レフェリーストップ)[3勝5敗=6点]×永田裕志
※スリーパーホールド◇第9試合◇
▼「G1 CLIMAX 26」Bブロック公式戦/30分1本
[5勝3敗=10点]○マイケル・エルガン(18分43秒 エビ固め)[2勝6敗=4点]×本間朋晃
※エルガンボム【エルガンの話】「リング上でも言ったけど、俺はルチャ・リブレ・エリートの世界チャンピオン、そしてIWGPインターコンチネンタル・チャンピオンだ。数日後には『G1 CLIMAX 26』のチャンピオンになる。まあ、奇妙なことに、それでも俺はまだ天井を突き抜けるわけではない。天井を突き抜けるためには、ケニー・オメガともう1度闘って倒さなければならない。そしてナイトーも叩きのめさないといけない。ナカジマもだな。お前は(俺を決勝に進めないようにと)ニュージャパンの誰からも応援されることになるだろう。そして、この土曜日に闘うことになってるな。よし、素晴らしい闘いをしようじゃないか。このマイケル・エルガンと……」
【本間の話】「俺は、俺は、何回、何回、『G1 CLIMAX』で泣けばいいんだよ。普通、普通、地元って勝てるもんじゃないの? 甘くねえなあ……。どんなに山形の客さんに応援されても、俺、勝てねえ。悔しくて仕方ねえよ。山形の、地元のお客さんの声援に応えられないこの俺の情けなさ。それはもっともっとトレーニングして、もっともっと強くなるしかない。俺はあきらめない。絶対、山形で『こけし・イズ・ハッピー。幸せになろうぜ』って言ってやるから。そんな遠くはない、そんな遠くはない。俺は絶対、負けない。2勝6敗。まだ終わんねえ。まだあんだろ? まだいけるよ。『本間!』『こけし!』って1人でも言ってくれる限り、俺はあきらめない。俺は絶対、応えて見せる。ただただ、エルガンは強かったです。ありがとうございました」いよいよBブロックも終盤へと突入、まず3敗同士のケニーvs中嶋はケニーが手を差し出して握手と思いきや、ツバを吐いて中嶋を挑発すると、怒った中嶋はトラースキックからバックドロップで投げ、ケニーはたまらず場外へと逃れると、中嶋はスライディングキックからエプロンダッシュのPKで追撃するが、ケニーは場外でのドラゴンスープレックスを決め中嶋に大ダメージを与える。
リングに戻ったケニーは打撃で攻め込むと、カミカゼからのムーンサルトプレスと得意のパターンへ持ち込むが、中嶋は剣山で迎撃しドラゴンスクリュー、ミドルキック、ミサルキックと猛反撃するが、ケニーもコタロークラッシャーで応戦する。
ケニーはコーナーへと昇るが、中嶋はR-15で迎撃すると雪崩式ブレーンバスターで投げるが、ランニングキック狙いはケニーがかわしてドラゴンスープレックスで投げる。
ケニーはVトリガーを狙うが、中嶋はかわすとジャーマンで投げると、ケニーは着地してから高速ドラゴンスープレックスで投げ、Vトリガーを炸裂させる。
ケニーは片翼の天使を狙うが、逃れた中嶋はコーナーに押し込んでトラースキックを連発、ビューティフルドロップキック、ランニングキックからバーディカルスパイクを狙う。
しかしケニーはリバースフランケンシュタイナーで切り返すと、片翼の天使で3カウントを奪い3敗を堅守する。3敗の矢野は5敗でリーグ戦から脱落しているEVILと対戦するが、開始直前から矢野は早くもコーナーマットを剥がして崇コーナー作りをすると、EVILが襲撃して試合開始となるが、矢野が崇コーアーに直撃させてから丸め込み、更に髪を掴んで倒してから丸め込むなど丸め込みを連発する。
矢野は場外へと逃れると、EVILがイス攻撃で逆襲し、矢野の首にイスをかざして鉄柱に叩きつけるが、リングに戻ると矢野が崇コーナーへのモンキーフリップ、EVILの串刺し攻撃をかわし崇コーナーに直撃させてから丸め込むなど、矢野ワールドで翻弄する。
しかしEVILはジャンピングニーからラリアットで反撃、EVIL狙いは矢野は裏霞で抵抗し急所蹴りを狙うが、レフェリーの制止に遭うと、この隙を突いたEVILがEVILで3カウントを奪い、矢野は連勝ストップで4敗目となる。2敗トップの内藤は4敗で崖っぷちとなったYOSHI-HASHIと対戦、試合開始からYOSHI-HASHIはドロップキックで奇襲をかけ、ヘッドシザースホイップで内藤を場外へ追いやるが、YOSHI-HASHIは追撃のスライディングキックを狙うと、内藤がかわして素早くリングに戻ってから、リングに戻ってきたYOSHI-HASHIの顔面に低空ドロップキックを浴びせ、更にYOSHI-HASHIの痛めている左肩に照準を定め、テーピングを剥がしてからの鉄柱攻撃などで徹底的に痛めつける。
劣勢のYOSHI-HASHIだったがDDTからヘッドハンターで流れを変えると、内藤をトップロープに固定してから後頭部へのドロップキックを決めるが、内藤も水面蹴りからのコーナーミサイル、そしてトルネードDDTを狙うが、YOSHI-HASHIはバンカーバスターで切り返し、内藤のジャンピングエルボーアタックもコードブレイカーで迎撃する。
YOSHI-HASHIはスワントーンボムを投下するが、内藤はかわすとミサイルキック、雪崩式フランケンシュタイナー、グロリアと畳み掛け、デスティーノを狙うが、YOSHI-HASHIは堪えると久々にチャクラムを決め、内藤は張り手から突進するもYOSHI-HASHIはかちあげ式ラリアットで迎撃する。
YOSHI-HASHIはスワントーンボムを投下してからカルマを狙うが、内藤は逃れるとYOSHI-HASHIはすぐさまバタフライロックで捕獲、しかし内藤もバックを奪うと内藤はジャーマンで投げ、YOSHI-HASHIは意地で起き上がるも、内藤は浴びせ蹴りで迎撃してからブリティッシュホールを決める。
内藤はデスティーノを狙うが、YOSHI-HASHIはトラースキックで抵抗するも、内藤はジャンピングエルボーアタックで黙らせるとデスティーノを決め3カウントを奪い2敗を堅守、YOSHI-HASHIは5敗目で脱落となってしまう。3敗の柴田は4敗で崖っぷちとなった永田と対戦、序盤はローキックで互いに牽制しあうも、ロープ際で柴田が永田の頭を叩くと、怒った永田は膝蹴りを何度も浴びせ、場外でエルボー合戦を展開する。
しかし永田は柴田の痛めている右肩に照準を定め、キックを連発すると腕固め、アームブリーカー、アームロック、腕十字と右腕攻めを展開、しかし永田のミドルに対し柴田はローキックや膝蹴りで応戦し、顔面に串刺し低空ドロップキック、フロントネックチャンスリーからサッカーボールキックを浴びせると、再び怒った永田はエルボー合戦からエクスプロイダーで投げ、柴田も起き上がってバックドロップで返し、フロントハイキックが相打ちとなって両者ダウンとなるなど意地を張り合う。
柴田はスリーパーで捕獲するが永田は白目式腕固めで捕獲、更にアームブリーカーでダメ押ししてから、タイナーを浴びせ、バックドロップで投げるも、バックドロップホールド狙いは柴田が阻止し、永田はロープへ走ると柴田はドロップキックで迎撃する。
柴田はダブルアームスープレックスからスリーパーで捕獲すると、永田はアームブリーカーで脱出してから左ハイキックを炸裂させるも、柴田は再びスリーパーで捕獲しそのまま胴絞めスリーパーへと移行して一気に絞めあげる、そして永田はそのまま落ちてしまうとレフェリーは試合をストップ、柴田が執念で3敗を堅守し、永田も5敗で脱落となってしまう。メインは地元出身でリーグ戦からは脱落している本間が3敗のエルガンと対戦、序盤はエルガンのパワーの前に本間は圧倒されてしまい、エルガンはアバランシュホールドからトップロープ越しのボディープレスと圧殺していく。
本間はエルガンのエルボーの連打を耐えてDDTで突き刺すと、ブレーンバスターの投げ合いも本間が競り勝ち、串刺しジャンピングエルボーからフェイスクラッシャー、小こけし、シャリマティーと畳み掛けていくが、エルガンは突進してくる本間をフロントスープレックスで投げるとファルコナローで突き刺し、エルガンボムを狙うが、本間はこけしロケットを炸裂させると、キャッチしたエルガンはジャーマンで投げ捨ててしまう。
劣勢の本間にエルガンはラリアットを狙うが、本間はエルガンの右腕にカマイタチ式こけしロケットを炸裂させると、エルボー合戦からこけしロケット、ダイビングこけしロケットと畳み掛け、こけしを狙うも、エルガンがコーナーから引きずり降ろしてエプロンでの攻防になると、エルガンは断崖式デスバレーボムで叩きつけ、更に鉄柱へのパワーボムで本間を叩きつけてからリングに戻り、雪崩式のファルコンアローからビッグマイクフローを投下する。
大ダメージを負った本間にターンバックルへのパワーボムで叩きつけるが、本間はすぐさまこけしロケットを炸裂させ、ラリアットからこけしロケットを連発し、こけしを投下するが自爆となってしまう。
エルガンはエルボー合戦から本間にラリアットを浴びせ、ターンバックルへのパワーボムからエルガンボムで3カウントを奪い、エルガンは3敗を堅守、本間は地元凱旋を勝利で飾れなかった。メイン終了時点で4敗の中嶋と矢野の脱落も確定し優勝戦進出争いは2敗の内藤、3敗のケニー、柴田、エルガンに絞られ、ラストスパートの両国を迎えることになった。
そして13日の両国では内藤vsケニー、柴田vsEVIL、エルガンvs中嶋が組まれている。状況的には2敗の内藤が有利だが、ケニーもBULLET CLUBのリーダーなだけに、ロスインゴのリーダーである内藤には負けられない、そうなると柴田が有利だがEVILが柴田を破って内藤を援護射撃するが、柴田とケニーを破っているエルガンの存在も侮れない。
果たしてBブロックは誰が制して優勝戦に駒を進めるのか、G1もいよいよラストスパートの両国3連戦へと突入する。【G1山形大会終了】本日も沢山のご来場誠にありがとうございました。
明後日8月12日(金)から、いよいよ両国3連戦です。皆さまのご来場をお待ちしております。 #g126 pic.twitter.com/L5mOy5HkFX
— 新日本プロレスリング株式会社営業部 (@njpw_nyao) 2016年8月10日今宵山形大会では柴田と戦ったゼァ。激闘の末、気がついたら試合は終わっていた。完敗だった。柴田との戦いは他の試合と系統の違う試合だなというのを試合中にちょっとだけ感じたかな。これで今年のG1優勝は100%消えた。でも最後まで完走だけは絶対に成し遂げねば。
— 永田裕志 (@nagata769) 2016年8月10日 -
オカダがファレに敗れ失速・・・Aブロックは5選手がトップで並んだままラストスパートの両国へ
8月8日 新日本プロレス「バディファイト Presents G1 CLIMAX 26」神奈川・横浜文化体育館 4065人 超満員
<アピール、コメントなどは新日本プロレス公式HPより>
◇第1試合◇
▼20分1本
○中嶋勝彦(5分5秒 片エビ固め)×デビット・フィンレー
※バーティカルスパイク◇第2試合◇
▼20分1本
○ケニー・オメガ 高橋裕二郎(6分49秒 片エビ固め)小島聡 ×キャプテン・ニュージャパン
※ピンプシューズ◇第3試合◇
▼20分1本
内藤哲也 EVIL ○BUSHI(6分51秒 片エビ固め)矢野通 YOSHI-HASHI ×外道
※MX◇第4試合◇
▼20分1本
柴田勝頼 マイケル・エルガン ○KUSHIDA 田口隆祐 ジュース・ロビンソン(8分3秒 ホバーボードロック )永田裕志 本間朋晃 中西学 獣神サンダー・ライガー ×タイガーマスク◇第5試合◇
▼「G1 CLIMAX 26」Aブロック公式戦/30分1本
[5勝3敗=10点]○丸藤正道(10分54秒 片エビ固め)[3勝5敗=6点]×タマ・トンガ
※不知火【丸藤の話】「ああ、翻弄するつもりが、ちょっと(翻弄)されちゃった。まあ、でも、優勝するためには今日、絶対、落とすわけにはいかないし、次、次、両国か?後藤か?“G1のGは後藤のG”じゃねえぞ。GHCのGだ。覚えとけ」
【トンガの話】「(※何度も言葉を詰まらせながら)ああ、見ての通りだな……。何も返せなかった……。俺にすればな……。経験?そう言われてしまっても……。自身が足りないのかな……。もっと自信を持たないと……。でも、俺はまだ自分を築いている段階だ。また、(彼の前に)も戻ってくるから。その時は、こんなポジションじゃない。次はもう、負けたくない」
◇第6試合◇
▼「G1 CLIMAX 26」Aブロック公式戦/30分1本
[3勝5敗=6点]○SANADA(12分18秒 Skull End)[3勝5敗=6点]×石井智宏【SANADAの話】「今日負けてたら(※右手を腰の少し上の高さに持っていき)ここの人間になってたんだよ。そうじゃないんだよ。俺は(※左手を顔の前に高さに持っていき)ここの人間になりたいんだよ
◇第7試合◇
▼「G1 CLIMAX 26」Aブロック公式戦/30分1本
[5勝3敗=10点]○棚橋弘至(11分17秒 片エビ固め)[2勝6敗=4点]×天山広吉
※ハイフライフロー【棚橋の話】
棚橋「どうですか? これで5連勝。まだまだ望みはつないでるから。棚橋の夏は終わってないから。終わらせるわけにはいかないから。やっぱりね、今日、天山選手と向かい合った時に、頭に浮かぶのは、初めて『G1 CLIMAX』決勝まで行った2005年、『C1 CLIMAX』決勝、(相手は)天山広吉。本当に、本当に、何したら勝てるんだろうって。その時、棚橋が10持ってた以上を出したんだけど、でも……。その天山選手の影が、向かい合った時にちらつくというか。だからさ、俺も初めてケガしてわかったけど、長期欠場、俺、たったの2か月だよ。天山さんは1年6カ月。果てしない苦しみの中で……。そういうのを思うと、復調してほしいね。で、これが最後の『G1』って本人言ったけど、それは決して本人が決めることかなくて、会社決めることでもなくて、ファンが決めることでもない。その時が来たら、引いてもらうと思うから。また、また、強い天山選手と試合がしたいです」--最後の公式戦の相手がオカダ選手なんですけど、それに関しては?
棚橋「これも何かの因縁だよね。(1・4東京)ドームで負けて、復帰のシリーズで、『G1』で、(リーグ戦)最終戦が行われる。オカダも好調をキープしてるから。次に進むために、今年上半期(のマイナス)全部取り戻すためには、『G1 CLIMAX』優勝するしかないから」
【天山、小島の話】
天山「クソッ! ああ! やってもた。ホンマ、やってもうた。もうね、やっぱり、なんだかんだ言って、ここまで来て、負けられへん、何が何でも勝ちたかったよ。『G1』、星取り勘定関係なく、今日勝てば、何とか次の最後まで望みかけようと思たけど。甘かったわ。チキショー。棚橋、力強いし、しっかり技も食らったし、完敗です。ただね、俺も持てる力全部出したつもりやけど、甘かった。コジにもずっと、今日までずうっと付いてくれてる。最後、コジの力でね……。ああっ。マジで、このまま負けて、●●●(くろ、くろ、くろ)って、俺からしたら、ふざけんなって。最後は、最後の最後、まだ1個残ってんねん。もっかい、全力でぶつかってく。そして、コジ(※ここで少し離れて天山のコメントを聞いていた小島が歩み寄ってきて、握手を交わす)、俺自身、ホンマにすまん」小島「まだ『G1 CLIMAX』終わってないんで。もう1回、天山広吉の試合、俺たちの試合を見せましょう。頑張ってください」
天山「コジ、ありがとう。最後、も1回、ガッチリいくよ」
◇第8試合◇
▼「G1 CLIMAX 26」Aブロック公式戦/30分1本
[5勝3敗=10点]○バットラック・ファレ(11分16秒 体固め)[5勝3敗=10点]×オカダ・カズチカ
※バットラックフォール【ファレの話】「ビックリしたか? お前ら、驚いてるのか? 番狂わせが起こったと思ってるのか? シングルマッチではこうなるって言ってきただろ。バッドラックフォールを浴びたら、みんなこうなるんだ。(残り)もう一つ。次(の相手)はニュージャパンでの兄弟、タマ・トンガだ。簡単なことだ。わかってるか? 得点を積み重ねて、俺がトップに立つ。じゃあな」
◇第9試合◇
▼「G1 CLIMAX 26」Aブロック公式戦/30分1本
[5勝3敗=10点]○真壁刀義(14分12秒 片エビ固め)[4勝4敗=8点]×後藤洋央紀
※GTR(試合終了後)
後藤「優勝するぞ!『G1』の“G”は、なんだかわかるか?そう!『G1』の“G”は、後藤の“G”!」【後藤の話】
後藤「俺は最初から、優勝しか見てない。俺は何があっても、あきらめない。それが、俺のスタイルだ。以上!」--(公式戦)最終戦の(相手である)丸藤選手が、「G1のGはGHCのG」と言ってましたが……。
後藤「『G1のGは、後藤のG』、何回言ってきたんだ。毎年、何度言ってきた? それを証明してみせるよ」
【真壁の話】「ああ、クソー! 大事な時、いっつもこれだ。クソッ! しょうがねえっつうてよ、悔しいな。いつもだな。でも、大事な時にいつも落とすのが後藤洋央紀だったろ? 粘り強さと、打たれ強さにはビックリしたよ。どんどん、下から突き上げがあるだろ。でもよ、こんなもんじゃ、終わらねえ。次から次へと、若いヤツが台頭すればするほど、燃えてくんだよ。クソ~ッ! もうないか? (Aブロック)勝てねえか? 決勝、出れねえか? まあ、最後の最後だ、やるしかないだろ。プロレスラーだからよ。それだけだ。ああ、いいの入った。クソ~ッ!」G1も公式戦残り2戦のラストスパート、横浜大会ではAブロック公式戦が行われ、まず3敗の丸藤がトンガと対戦、序盤はロープ際で互いにブレーンバスターを狙うも、トンガがロープ越しのガンスタンから丸藤の首攻めを展開する。
しかし丸藤はトンガの串刺し攻撃をフロントハイキックで迎撃すると、側転からのドロップキック、鞭のようにしなる逆水平で流れを変え、トラースキックと攻勢をかける。
劣勢のトンガもゴーストフェースで反撃すると、トラースキックを見切ってからリバースガンスタン、ロープワークの攻防を制してヴェレノからガンスタンを狙う。
しかし丸藤はトラースキックで迎撃してから虎王を連発すると、不知火を決め3カウントを奪い3敗を堅守、トンガは5敗目で脱落となる。同じく3敗の棚橋は5敗でリーグ戦から脱落が決定している天山と対戦、天山はロープへ押し込んだ際にモンゴリアンチョップを狙うも、かわした棚橋は太陽ブローを打ち込む、しかし天山はショルダータックルでなぎ倒すとモンゴリアンチョップを乱打する。
天山は串刺し攻撃を狙うが、迎撃した棚橋はセカンドロープからのダイビングボディーアタック、天山の左膝に低空ドロップキックから足攻めを展開するが、凌いだ天山は二ールキックで流れを返すとモンゴリアンチョップ、串刺しラリアット、ブレーンバスターと畳み掛ける。
天山はモンゴリアンチョップを放つと、張り手で応戦した棚橋は掟破りのモンゴリアンチョップで返し、これに怒った天山は突進するも、棚橋はフライング・フォーアームから、エルボードロップ、サンセットフリップと攻め込む。
棚橋はスリングブレイドを狙うが、天山はマウンテンボムで迎撃するとアナコンダバイスで捕獲、しかし棚橋は丸め込みで脱出するとドラゴンスクリューを決め、天山も頭突きの連打からTTDで突き刺し、天山プレスで勝負に出るが、かわされて自爆となってしまう。
棚橋はジャーマンからハイフライフローを投下するが、今度は天山がかわして自爆となると、小島魂ラリアットからアナコンダバイス、アナコンダバスターと畳み掛ける。
天山は再度TTDを狙うが、棚橋はツイストアンドシャウトで切り返すと、スリングブレイドからハイフライフローを決め3カウントを奪い3敗を堅守する。2敗のオカダは3敗のファレと対戦、オカダはカニバサミでファレを倒すと顔面へのスライディングキックで場外へと追いやるが、鉄柵へ叩きつけてから突進するとファレはショルダータックルで迎撃、客席へとオカダを連行して痛めつける。
リングに戻ってもファレは投げを狙うオカダを切り返して、コーナーに叩きつけると背中にのしかかって全体重を浴びせる。
ファレはジャンピングボディープレスを投下するが、オカダはかわすとかちあげ式エルボースマッシュ、DDTで突き刺し、ボディースラムからツームストーンパイルドライバーを狙うが持ち上がらない。
ファレは突進するオカダをサモアンドロップからバットラックフォールを狙うが、オカダはリバースするとリバースネックブリーカーからダイビングエルボー、レインメーカーポーズからレインメーカーを狙うが、かわしたファレが串刺しボディーアタックからジャンピングボディープレスで圧殺する。
ファレは再度バットラックフォールを狙うが、オカダは着地すると、ファレがすかさずスピアーを浴びせ、グラネードを狙うが、オカダはドロップキックで阻止しツームストーンパイルドライバーを狙う、しかし堪えたファレはグラネードを狙うと、かわしたオカダはジャーマンからのレインメーカーを狙うが、ファレは逆にグラネードを連発し、バットラックフォールで3カウントを奪って3敗を堅守する。メインは3敗同士の真壁と後藤が対戦し、真壁がラリアットで後藤を場外へと追いやるが、鉄柵攻撃狙いは後藤が逆に叩きつけ、リングに戻っても後藤がストンピングから、サッカーボールキック、真壁の顔面に肘振りおろしと首攻めを展開する。
後藤はミドルキックを打ち込むが、真壁はラリアットで反撃するとコーナーナックルからノーザンライトスープレックスと畳み掛け、後藤もミドルキック、村正、蹴りと譲らず、ダイビングエルボーから牛殺しを狙う。
しかし真壁は体を入れ替えて阻止すると左のラリアットを炸裂させ、エルボー合戦を展開するが、後藤は真壁の頭部を捕らえて自身の膝に後頭部をぶつけると、対角コーナーでのラリアット合戦を追走式ラリアットで制してからリバース牛殺しを決める。
後藤はGTRを狙うが、真壁は阻止して袈裟斬りチョップを浴びせるとジャーマンからスパイダージャーマンを決め、キングコングニーを投下するも、後藤はかわして自爆となり、ラリアット合戦から真壁のラリアットをかわした後藤はスリーパーで捕獲、だが脱出した真壁は後頭部ラリアットを浴びせると、後藤もノーモーション式頭突きで応戦、真壁のラリアットをかわして牛殺しを決めるとGTRで3カウントを奪い3敗を堅守、試合後は後藤が「『G1』の“G”は、後藤の“G”!」とアピールして大会を締めくくった。4敗の石井vs5敗でリーグ戦から脱落しているSANADAはスピードで石井を翻弄したSANADAはその場飛びムーンサルトからタイガースープレックスを決めると、SkullEndで捕獲しラウディングボディープレスを投下するも、石井はかわしてラリアットを狙うが、SANADAはかわしてジャパニーズレッグロールクラッチから再度SkullEndで捕獲、しかし切り返した石井はスライディングラリアットを炸裂させるも、ラリアット狙いはSANADAがかわし延髄斬りからジャーマンで投げ、起き上がった石井は頭突きで炸裂させる。
石井はラリアットからパワーボムを決めるが、垂直落下式ブレーンバスター狙いはSANADAが切り返してTKOを狙うも、石井も阻止して技の読み合いからヘッドバットを炸裂させる。
石井はラリアットを狙うが、SANADAはTKOを炸裂させ、SkullEndで捕獲し石井はギブアップ、石井は5敗目でリーグ戦から脱落となった。Aブロックはオカダが2連敗で後退し、棚橋、オカダ、後藤、ファレ、丸藤の5選手が並んだままラストスパートの両国を迎えることになった。12日の両国は棚橋vsオカダ、丸藤vs後藤、ファレvsトンガ、真壁vs石井、天山vsSANADAが組まれているが、一番有利なのは直接対決で後藤、ファレ、丸藤を降している棚橋か、真壁は可能性を残しているもののトップ5選手との試合では負け越しているだ
レインメーカーの勢いがストップ!? Aブロック首位は、オカダ、棚橋、後藤、ファレ、丸藤が「10点」で横一線に…!
8.8「G1」横浜大会をスマホサイト(https://t.co/7xh3nqaLQZ )で独占詳報中! #g126 pic.twitter.com/SwJYjGdv3R
— 新日本プロレスリング株式会社 (@njpw1972) 2016年8月8日@Tama_Tonga brother we are up next! #BulletClub #g1climax
— TheUnderboss (@TOKSFALE) 2016年8月8日横浜大会のG1公式戦、棚橋弘至に負けました…
勝機があったにも関わらず、最後は返す力がなくて本当に悔しいです。
でも、G1は終わってない。
俺の夏、テンコジの夏はまだ終わってない。
最後のG1クライマックス、あと1つの公式戦も全力で闘いたいと思います‼
今日もありがとう、コジ‼
— 天山 広吉 (@TENZAN323) 2016年8月8日タナの試合後コメントを見る。
『これが最後のG1って本人(天山)が言ったけど、それは決して本人が決める事じゃなくて、会社が決める事でもなくて、ファンが決める事でもない。その時が来たら、引いてもらうと思うから』
凄く深い、良い言葉だと思う。
改めてまた頑張ろう、テンザン。
— 小島 聡【SATOSHI KOJIMA】 (@cozy_lariat) 2016年8月8日けに厳しい状況、果たしてAブロックは誰が優勝戦に駒を進めるのか?
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EVILとのロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン対決を制した内藤がBブロック単独トップに!
8月7日 新日本プロレス「バディファイト Presents G1 CLIMAX 26」静岡・アクトシティ浜松 3200人 超満員札止め
<アピール、コメントなどは新日本プロレス公式HPより>
◇第1試合◇
▼20分1本
○獣神サンダー・ライガー タイガーマスク キャプテン・ニュージャパン(5分33秒 逆さ押さえ込み)KUSHIDA 田口隆祐 ×デビット・フィンレー◇第2試合◇
▼20分1本
石井智宏 ○後藤洋央紀(6分58秒 片エビ固め)SANADA ×BUSHI
※GTR◇第3試合◇
▼20分1本
棚橋弘至 ○真壁刀義 ジュース・ロビンソン(8分30秒 片エビ固め)天山広吉 小島聡 ×中西学
※キングコングニードロップ◇第4試合◇
▼20分1本
バットラック・ファレ タマ・トンガ ○高橋裕二郎(9分33秒 体固め)オカダ・カズチカ ×外道 丸藤正道
※ピンプシューズ◇第5試合◇
▼「G1 CLIMAX 26」Bブロック公式戦/30分1本
[4勝3敗=8点]○矢野通(4分59秒 赤霧)[4勝3敗=6点]×マイケル・エルガン【矢野の話】「オイ、GHCタッグチャンピオンの崇高なる闘いぶりを、その目に刻め!」
【エルガンの話】「(※股間を押さえながらコメントスペースにやって来る)ヤノ、俺は欲しいものがあるのに……。もう1人、子供が欲しかったのに、できなくなるほどのダメージだ。とにかく、最も大事なことは、今夜、ヤノは子供のライオンだった。この試合に負けるとは考えてなかった。しかし、結果はこうなった。お前のずる賢さに、まんまとやられてしまった。決して、お前が俺より強いわけじゃない。負けたけど、まだ少しだけチャンスは残ってる。決勝戦進むチャンスが、ほんの少しだけな。もうこれ以上、負けられない。ナイトー、ケニー・オメガ、そして(Bブロック)のほかのヤツら、俺はこれから勝ち続ける。立ち止まることはない」
◇第6試合◇
▼「G1 CLIMAX 26」Bブロック公式戦/30分1本
[4勝3敗=8点]○柴田勝頼(11分8秒 片エビ固め)[3勝4敗=6点]×YOSHI-HASHI
※PK【YOSHI-HASHIの話】「4敗目。次の道はもうなくなっちゃったかもしれないけど、俺がこの『G1 CLIMAX』が始まる、リーグ(ブロック)決まった時から、一番のお目当てのヤツが次の山形(8・10)、内藤だ。内藤、俺はこのリーグ決まった時から、お前に照準絞ってたからな。決勝いけないかもしれないけど、俺の本当のメインディッシュは山形だ。お前とシングルだ。いいか。俺の今の全部、全試合で出し切ってるけど、さらにもっともっと出し切ってやるよ」
◇第7試合◇
▼「G1 CLIMAX 26」Bブロック公式戦/30分1本
[4勝3敗=8点]○中嶋勝彦(12分32秒 片エビ固め)[2勝5敗=4点]×本間朋晃
※バーティカルスパイク【中嶋の話】
中嶋「よっしゃ。今日でまた2点。まだ俺にも、十分、チャンスあるな。このリーグ戦も、そして俺、中嶋勝彦も、まだまだ止まんねえよ!」――試合後、中嶋選手の方から本間選手を起こして握手を求めました。昔、タッグを組んでたこともありましたけど、特別な感情があったんでしょうか?
中嶋「そうですね、シングルでやるのも初めてだったんで。タッグをやってから、もう随分とたちますけど、またこうやって縁あって、本間さんと出会って、初めての試合もやって……。ま、僕の知ってる本間朋晃の顔も感じたんで、もう、試合終わって気持ちよく。試合も気持ちよかったし、本間さんと気持ちのプロレスができたのは非常によかったなと思うし、そのうえで勝てたっていうのも、俺の中では大きいし。ま、本間さんに勝ったことで、またチャンスをつかめたと。残り、あと2試合、ぶっちぎって、トップ目指します。ただ、それだけです」
――1年前まではこの『G1 CLIMAX』と遠くから見ていたと思いますが、今回、実際に闘ってみて、どのような印象ですか?
中嶋「ンー、まだ終わってないので、わかんないですね。ただ、これだけはわかります。キツイ。それだけはわかります。このリーグ戦はキツイ。でも、キツイけど、きついリーグ戦は初めてじゃないんで。どんどん俺の可能性を広げて、今年の『G1』は、初出場初優勝で、目標を掲げていきます」
――考えてみれば、他団体からの初出場初優勝を成し遂げた選手はいません。
中嶋「じゃあ、やるしかないですね。止まんないですよ、それこそ」
【本間の話】「正直、昔の、いにしえの団体にいるときは、はっきり言って、ただの調子こいたあんちゃんだと思ってた。でも10年の、15年の(※注=中嶋選手は15年もキャリアを積んでない)歳月を経て、今、リング上で体を張ってきた最高のレスラー。さすがだ。でも俺は、負けたけど、たった1回負けたからって何だ。(リーグ戦の戦績は)2勝5敗、2勝5敗。可能性があるかどうか、どうなるかはわかってるだろ? そんなものわかんねえ。俺は絶対あきらめない。勝彦、次だ、次。俺は昔のこと懐かしいとか、そんなこと思わない。まだまだやるぞ」
◇第8試合◇
▼「G1 CLIMAX 26」Bブロック公式戦/30分1本
[4勝3敗=8点]○ケニー・オメガ(14分17秒 片エビ固め)[3勝4敗=6点]×永田裕志
※片翼の天使【ケニーの話】「Oh、My God! とにかく勝った。何とか(可能性を)つなぎとめた。時には簡単に仕事を終わらせられる試合もある。簡単に仕留められる試合もある。だけどこのブロックは、この『G1 CLIMAX』はそんな簡単なものじゃない。とにかく疲れた。とにかく厳しい。でも、2点を積み上げたぞ。そうだよな? 2点をプラスしたよな? あと2試合か。明日は(公式戦がないんだから)ちょっとゆっくりさせてくれ」
【永田の話】「はあ、脱落か? まあ、しょうがないでしょ。いやあ、すごい機動力があって、やりづらい。パワーもとてつもなくあるし。あれがジュニアヘビー級だったなんて信じられない。負けが込んで、可能性がもしかしたらなくなったかもしれないけど、だけど気持ちは落ち着いてるよ。不動心……こんなとこで、気持ちを落ち着かせるなら、不動明王よ、試合の時に俺にパワーをくれよ」
◇第9試合◇
▼「G1 CLIMAX 26」Bブロック公式戦/30分1本
[5勝2敗=10点]○内藤哲也(21分28秒 片エビ固め)[2勝5敗=4点]×EVIL
※デスティーノ(試合終了後、内藤は髪を引っ張り、EVILを起こすと、拳を突き上げる。これに対し、EVILも拳を突き上げ、互いの拳を合わせた。)
内藤「ブエナスノーチェス、ハママ~ツ!『G1 CLIMAX』浜松大会、いや、我々“ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン”のための浜松大会、皆様、楽しんでいただけましたでしょうか?(※会場から、大歓声とともに、内藤コールが沸き起こる)この『G1 CLIMAX』、そして、この『G1 CLIMAX』以降も、我々“ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン”が、話題を独占させていただこうと思ってます。この先、このリングで一体何が起こるのか、その答えは、もちろん……トランキーロ!あっせんなよ。EVIL、BUSHI、SANADA、イ・内藤、ノスオトロス、ロス・インゴベルナブレス!デ!ハ!ポン!」【内藤の話】「今回のリーグ戦の中でも、一番キツかったよ。肉体的にな、一番しんどかったよ。まあ、去年の秋に、俺がパレハとして連れて来て、最初の反応覚えてる? 誰も見向きしなかったろ? 覚えてる? でもね、俺の目には輝いて見えてたんだよ。ま、それがね、徐々に徐々に、皆様の目に、耳に、彼の評価、届いてたと思うけど、改めて僕の中で、彼をパレハとして去年の秋に連れて来て間違いなかったなと感じましたよ。まあ、今日は勝ったけどね、勝ったから俺が上、そんなの俺たちロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンにはないから。内藤の下でいいと思って、内藤についていこうと思ってるようなヤツはね、悪いけどロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンにはいないから。常にトップを狙ってる連中の集まりだから。まあ、今日を突破したことでね、YOSHI-HASHI戦、ケニー・オメガ戦、そして14日、優勝決定戦、もう俺にとっては消化試合になってしまいましたけど、ま、このロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンによる、ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンのための『G1 CLIMAX』、十分、じっくり楽しませていただきますよ。そして、新日本プロレスを応援してくださる皆様も、しっかり楽しませてあげますよ。リング上でも言ったけど、どんな結末が待ってるか。その答えはもちろん、トランキーロだぜ、カブロン!」
【EVILの話】「(※足を引きずり、ふらついた足取りでコメントスペースにやって来る。たどり着くと、フロアに崩れるように座り込んだ)内藤哲也、最高のパレハだぜ。だけどよ、EVILはこんなもんじゃねえ。こんなもんじゃ……。もっと恐ろしい“DARKNESS WORLD”を見せてやる!」
G1浜松大会ではBブロック公式戦が行われ、メインは2敗の内藤が4敗でロスインゴの同門であるEVILと対戦、ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンが結成されてから初めての同門対決となったがリーグ戦的に後のないEVILは容赦なくエルボーの連打で攻めれば、内藤はうまくいなす展開となるが、EVILがエプロンでのラリアットで内藤を場外へ落とすと、内藤の首にイスをかざしてEVILホームランを炸裂させるなどして先手を奪う。
リングに戻ってもEVILがヒジで内藤の額をグリグリ回し、サーフボードストレッチの体勢からまわすなど首攻めを展開する。
しかしEVILのフィッシャーマンズバスターを堪えた内藤はトルネードDDTで反撃、ロープワークを生かした攻撃からネックブリーカー、左足への低空ドロップキックで動きを止めた後で水面蹴りからのコーナーミサイルを発射、EVILの足を何度も蹴りつけるなど徹底した足攻めを展開する。
内藤は足四の字固めからグロリアで一気に勝負を狙うが、堪えたEVILはフィッシャーマンズバスター、串刺しラリアット、ダイビングラリアットと猛反撃し、内藤のジャンピングエルボーアタックもかわしてハーフネルソンスープレックスからラリアットを浴びせる。
EVILはダークネスフォールズからEVILを狙うが、内藤は膝固めで切り返すとコーナーでの競り合いを制して雪崩式フランケンシュタイナーからグロリア、そしてデスティーノを狙う。
しかしEVILが堪えるとアバランシュホールドで返し、両者ダウンの後でエルボー合戦、内藤は張り手から延髄斬り、ブリティッシュホールと畳み掛けてから再度ディスティーノを狙う。
しかし頭突きで阻止したEVILはラリアットから再度EVILを狙うも、内藤はデスティーノで切り返して3カウントを奪い5勝目をマークした。
試合後は内藤とEVILは拳をつき合わせて健闘を称えあうと、SANADAとBUSHIも揃って内藤が改めてロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンの結束をアピールして大会を締めくくったが、EVILも敗れれば脱落という後のない状況ということで敢えて容赦なく攻め、内藤もそれに応えた、結果的にEVILが敗れてリーグ戦からは脱落となり、G1では予想に反して低迷となってしまったが、今回の内藤戦ではEVILが自分自身を見つめなおすいい機会になったのかもしれない。また同じ2敗で内藤と並走するエルガンは3連敗から3連勝と急上昇した矢野と対戦し、エルガンのパワーに対し矢野は「ブレイク」の連呼や崇コーナー攻撃など矢野ワールドで対抗、しかしエルガンがパワーで押し切りにかかり、崇コーナーに矢野を叩きつけようとしたが、矢野は急所蹴りで阻止すると赤霧で丸め込んで3カウントとなり4連勝、エルガンは3敗で1歩後退する。
3敗の柴田は同じ3敗のYOSHI-HASHIと対戦、今までの柴田はYOSHI-HASHI眼中になしの態度を取っていたが、試合開始と共にエルボーの連打を繰り出してくるYOSHI-HASHIに柴田は蹴りで一蹴して場外へ追いやると何度も鉄柵に叩きつけ、リングに戻ってからも足四の字固めで動きを止めた後で、YOSHI-HASHIの足を何度も蹴りつけるなどして徹底的に痛めつける。
劣勢のYOSHI-HASHIだったが柴田の突進をラリアットで迎撃すると、エルボーの乱打から逆水平、柴田の痛めている左膝をロープに吊るしてドロップキック、パワージャックと畳み掛けるが、スワントーンボムは自爆してしまうと、柴田はミドルキックを狙うが、キャッチしたYOSHI-HASHIはトラースキックで返す。
柴田はスリーパーで捕らえにかかるが、YOSHI-HASHIはバタフライロックで切り返し、柴田がロープに逃れてもYOSHI-HASHIはラリアットからスワントーンボムを投下すると、カルマを狙う。
しかし柴田は膝蹴りで阻止すると、掟破りのバタフライロックからダブルアームスープレックス、スリーパーからPKで3カウントを奪い4勝目を獲得する。3敗の中嶋は4敗で後のない本間と対戦、マッチアップを制した本間は小こけしを投下も、中嶋がかわすと顔面への低空ドロップキック、エプロンでの攻防ではエプロンダッシュのPKと先手を奪い、更に鉄柵に打ちつけてからフロントハイキック、リングに戻ってもサッカーボールキックと攻め込む。
劣勢の本間はブレーンバスター狙いの中嶋を逆に投げると、串刺しジャンピングエルボーからフェースクラッシャー、小こけしと猛反撃するが、中嶋もドラゴンスクリュー、フロントハイキック、ミドルキック、ミサイルキックと主導権を渡さない。
エルボー合戦の後で本間のラリアット狙いを、フロントハイやハイキックで迎撃した中嶋はバックドロップで投げるが、意地ですぐ起きた本間はラリアットで応戦。
そして打撃戦から本間が中嶋の一瞬の隙を突いて後頭部へのこけしロケットを炸裂させると、顔面へのこけしロケットからこけし落としと畳み掛け、こけしで勝負に出るが自爆となってしまう。
それでも本間は再度こけしを狙うが、中嶋はR-15で迎撃すると、高角度のバックドロップ、トラースキック、ビューティフルドロップキック、ランニングキックと畳み掛けてからバーティカルスパイクで3カウントを奪い4勝目を獲得、本間は5敗目で脱落となってしまう。セミの3敗同士の永田vsケニーは永田がフェイントから張り手、ローキックの連打を浴びせれば、ケニーもニーアタックからフェイントを生かして左膝への低空ドロップキックで永田の動きを止め、ケニーは永田の左足を踏みつけ、エプロンに何度も叩きつけるだけでなく噛み付き、リングに戻っても敬礼ポーズから掟破りのナガタロックⅠを決めるなど永田の左足攻めを展開する。
劣勢の永田はキチンシンクからミドルキック、串刺しフロントハイからエクスプロイダーで猛反撃するも、ケニーはスピードで永田を翻弄しコタロークラッシャーからカミカゼ、ムーンサルトプレスと畳み掛ける。
永田も反撃するが、ケニーは高速ドラゴンスープレックスからVトリガーの連打、しかし永田はエプロンからケニーを落として両者がダウンとなり、リングに戻っても永田はマジックスクリュー、垂直落下式ブレーンバスターで突き刺し、エルボー合戦に競り勝ったところでニールキックを放つもケニーはVトリガーで応戦し片翼の天使を狙う。
しかし永田は白目式腕固めで切り返し、ショルダーアームブリーカーからタイナー、雪崩式エクスプロイダーは阻止されるも、ケニーの片翼の天使も阻止した永田は延髄斬りを炸裂もケニーはVトリガーで返し、永田もエクスプロイダーで返すが、ケニーもVトリガーを炸裂させ、最後は片翼の天使で3カウントを奪い4勝目を獲得、永田は4敗目で後退となってしまう。
Bブロックは内藤が5勝目で単独トップ、4勝の柴田、エルガン、矢野、ケニー、中嶋が追いかける展開となった。
内藤は残りはYOSHI-HASHI、ケニー戦を残すのみとなったが、内藤を追いかける有力候補は公式戦で内藤を降している柴田か?
Bブロック次の公式戦は10日の山形、内藤vsYOSHI-HASHI、柴田vs永田、エルガンvs本間、矢野vsEVIL、ケニーvs中嶋が組まれている。内藤の独走を阻むのは誰だ?柴田の逆転なるか?LOS INGOBERNABLES de JAPON pic.twitter.com/H3Zr35RlsZ
— BUSHI (@BUSHI_njpw) 2016年8月7日#本間朋晃 戦。 #こけし
本間さんと気持ちのプロレスが出来て嬉しかった。 何気に初シングル…確か。
次は山形で #ケニーオメガ 戦。#俺は止まらねー #中嶋勝彦… https://t.co/7akoJXv7Zq
— 中嶋勝彦 (@noah_katsuhiko) 2016年8月7日本日浜松大会では袈新居御眼蛾と戦ったゼァ。袈新居はちょっと前までJr.ヘビーの選手だったとは思えない様な凄いパワーの持ち主だった。色々と相手を読み合う緊迫した攻防が出来て面白かったが、最後は敗戦。不動明王様は今夜も私に力をくれなかったゼァ。
— 永田裕志 (@nagata769) 2016年8月7日 -
12年ぶりのG1観戦・・・石井がオカダに激勝!棚橋が丸藤を破り4連勝!天山は後藤に敗れG1の夏終わる…
8月6日 新日本プロレス「バディファイト Presents G1 CLIMAX 26」エディオンアリーナ大阪 5270人 超満員札止め
<アピール、コメントなどは新日本プロレス公式HPより>
◇第1試合◇
▼20分1本
獣神サンダー・ライガー ○タイガーマスク(5分9秒 リバースダブルアームバー)田口隆祐 Xキャプテン・ニュージャパン◇第2試合◇
▼20分1本
内藤哲也 ○EVIL BUSHI(8分5秒 体固め)小島聡 KUSHIDA Xジュース・ロビンソン
※EVIL◇第3試合◇
▼20分1本
ケニー・オメガ ○高橋裕二郎(7分53秒 片エビ固め)永田裕志 X中西学
※ピンプジュース◇第4試合◇
▼20分1本
矢野通 YOSHI-HASHI 外道 ○中嶋勝彦(9分1秒 片エビ固め)マイケル・エルガン 柴田勝頼 本間朋晃 Xデビッド・フィンレー
※PK◇第5試合◇
▼「G1 CLIMAX 26」Aブロック公式戦/30分1本
[3勝4敗=6点]○タマ・トンガ(10分40秒 片エビ固め) [2勝5敗=4点]XSANADA
※ガンスタン【トンガの話】「俺は数学が苦手なんで、このトーナメント(『G1 CLIMAX』)の得点状況はよくわからない。だけどな、俺もまだ(優勝の可能性は)残ってる。まだまだ、そのために闘っていく。(優勝候補に)俺の名前を加えておけ。しっかり加えておくんだぞ?」
【SANADAの話】「クソー。多分これがG1の怖さなんだろうな。でもあと2戦あるんで、最後までガッチリいきます」
◇第6試合◇
▼「G1 CLIMAX 26」Aブロック公式戦/30分1本
[4勝3敗=8点]○バッドラック・ファレ(8分38秒 片エビ固め)[4勝3敗=8点]X真壁刀義
※グラネード【ファレの話】「なんだ、この暑さは? 俺に不利な条件でも作ろうとしてるのか? だけど、残念だったな。この暑さのおかげで、俺はウエートダウンした。おかげで早く動けるようになった。それがどういうことかわかるか? ますます狂暴になったってことだ。次はオカダだな。お前も俺の餌食になるんだ。バッドラックフォールのな……」
【真壁の話】「あぁクソッ…!正攻法でダメだ、奇襲も仕掛けたけどダメだ。チクショー。ただよ、真正面で、正面衝突でいった。負けたと思っちゃいねぇ。負けたけどな。あといくつだ? 3つか? ギリか? やべーか? クソ、悔しいな。まだまだだ、俺のG1は終わっちゃいねぇ。クソッ」
◇第7試合◇
▼「G1 CLIMAX 26」Aブロック公式戦/30分1本
[4勝3敗=8点]○後藤洋央紀(10分2秒 片エビ固め)[2勝5敗=4点]X天山広吉
※GTR【後藤の話】
後藤「天山、彼の意地、彼のこの『G1』に懸ける思い、しっかり伝わりましたよ。もう1敗も落とせない。自力で優勝戦に残ることも難しいかもしれないこの状況で、今日、天山とやってよかったです。まだ、試合(公式戦)残ってますけども、希望を捨てずに闘います」――結果的に天山選手を介錯した形になりましたが……。
後藤「そんなことないですよ。『G1』では優勝の可能性がなくなったのかもしれないけど、これで終わったわけじゃないでしょう。プロレスラーとしての天山は、まだまだ這い上がってくる力がありますよ。それを感じました」
【天山、小島の話】
天山「クソー、アー! なんだよ…なんで、なんでやねん! ホンマに…。G1 CLIMAX、泣いても笑っても最後のチャンス、最後のG1。コジからもらったチャンスや、チャンスやのに! なんだこのふがいない結果…なんも出ないやんけ。最初のひとつふたつや…クッソー。ホンマ、コジに申し訳ない。こんな譲ってもらって。このありさまや。いや、クッソー。コジもホンマにごめん。マジで」小島「全然問題ないです」
天山「結果が出せへんって最悪な…」
小島「大丈夫で」
天山「クソー…。コジが外で後押ししてくれてね、どれだけ力になってるか。正直体ボロボロですよ。でもね、でも! コジがゲキ飛ばして、『天山、いけ!』って。ここで終わりちゃう、いけよって言ってくれるから、背中押してくれるから。G1闘ってる、そんな感じですよ。俺の力だけじゃない、コジの、天コジの2人のG1。申し訳ない、コジ。もうこれで5敗?」
小島「まだG1終わってないんで」
天山「チャンスないやろ」
小島「まだ、終わってないです」
天山「チャンスはないかもしれんけど終わってない」
小島「終わってないです」
天山「またうしろからバックアップしてくれよ」
◇第8試合◇
▼「G1 CLIMAX 26」Aブロック公式戦/30分1本
[3勝4敗=6点]○石井智宏(18分43秒 エビ固め)[5勝2敗=10点]Xオカダ・カズチカ
※垂直落下式ブレーンバスター【石井の話】
石井「これで(優勝への)唯一の望みを守ったよ。もう自力は無理だ、俺は。わかってる。可能性があるなら、1敗も落とさないこと。ただ、それをやっただけだ、今日は。別に何もねえよ。それだけ、感情は」――オカダ選手とあれだけやり合って、そのうえで勝ったというのは非常に大きいと思いますが……。
石井「本来ならば、大きいんだけど、これはリーグ戦なんだよ、あくまでも。あくまでもリーグ戦の中の1勝だ。だから俺は自分のため、勝つために、望みを残すためにあいつを潰したんだ。だからオカダだろうが何だろうが、あとのSANADA、真壁(相手と)、いっしょだよ。俺が負けた時点で100パーセント(優勝は)ねえんだから。オカダどうこうより……」
【オカダの話】「アー…CHAOS対決、やられちゃいましたよ。勝手な心配だったみたいだな。人が抜けて後藤さん足して戦力どうのこうの言ってたけど、それは余計なお世話だったでしょう。アー、クソー。でも気持ちがいい負けだ。もちろんこのまま終わるわけじゃないし、まだ2敗。まだ何も変わらない。しっかり残り2つ勝って優勝してやるよ。効いたぜ、クソー……」
◇第9試合◇
▼「G1 CLIMAX 26」Aブロック公式戦/30分1本
[4勝3敗=8点]○棚橋弘至(19分00秒 片エビ固め)[4勝3敗=8点]X丸藤正道
※ハイフライフロー(試合終了後)
棚橋「棚橋弘至がやっと、やっと! 大阪に帰ってきたぞ~!(場内は「エース」コールに包まれる。)今日も超満員札止め、ありがとうございました! 『G1』、出遅れましたけど、今日の勢いに乗って、ちょっくら二連覇してきます。ありがとうございました!(場内から「ギター」コールが巻き起こる)大阪~! 盛り上がっていこうぜ!(というシャウトと共に、エアギターを3度にわたって披露。ここで「もう1回コールが起こると)4回目はプレミアだから。4回目は優勝してやるから」と語り、これに対して場内は拍手。)長時間、最後まで応援ありがとうございました! じゃあ、最後に大阪のみなさ~ん、愛してま~す!」【棚橋の話】
棚橋「よしっ。これで勝ち星先行。4勝3敗。ひとつ負けたら崖っぷちっていうね、それが4試合目から続いてるから。それはもう精神状態が研ぎ澄まされていくよね。4年ぶりの丸藤選手との対戦だったけど。やっぱり……ニュアンスで伝えますけど、プロレス、メディア、いろんなものを巻き込んでいまの棚橋があります。丸藤選手はそういった部分より純度の高い技術、プロレスを求めてこの時間を過ごしました。進化、プロレスの上達度っていうのはよくわかんないけど、そういうのは絶対……今日は勝ったけど丸藤選手のほうが長けてる部分があって。ただ、エースだから。向こうもエースだけど、こっちもエースだから負けれないっていう……伝わったかな? 伝わったかな? 伝わってててほしい。俺から言わせれば丸藤選手はNOAHの光。存在が光。そして俺もまたしかり、むしろ光。なんか闘ってて『キラキラの夏は俺だけじゃねえな』って。これは巻き込んでいきますよ。向こうは迷惑かもしれないけど」――丸藤は純粋にプロレスにうち込めてるのでは?
棚橋「本当ね、こんだけのお客さんが詰めかけて、熱狂があって。選手は燃えますよ。もっとこの熱が全体に、プロレス界全体に……そしてプロレスって4文字に伝わって、広がっていけば。それが俺がこれから目指していくところです」
【丸藤の話】
丸藤「(※コメントスペースにたどり着くなり座り込む)さすがですね。またこれで、彼に対するジェラシーが出てきました。でも、まだ優勝はあきらめてないから」――以前、闘った時に比べて、変わってる部分は感じましたか?
丸藤「なんだろ? さらに素晴らしいオーラを、素晴らしい陽のオーラをまとってる、そんな感じですね」今回は新日本プロレス G1大阪大会を生観戦するためにエディオンアリーナ大阪を訪れた、エディオンアリーナも約2ヶ月ぶりとなるが、G1を観戦するのもいつ以来か、調べてみると2004年以来でこの年の大阪大会のメインは中邑真輔vs柴田勝頼で、試合後に柴田が「勝因は笑顔です」と勝利者インタビューに答えると、控え室へと下がりかけた中邑がキレ柴田に襲い掛かり乱闘となった、またこの大会では高山善廣が佐々木健介をエベレスト・ジャーマンで降したものの、試合後に脳梗塞を起こして病院へと搬送されるなどリングの内外で事件が起きた大会でもあった。
この年のG1を優勝したのは天山で決勝トーナメントでは中邑、柴田、棚橋の新闘魂三銃士を立て続けに破って堂々の優勝を果たした。
それ以降は自身の都合もあり、G1観戦から遠ざかってしまっていたが、12年ぶりのG1観戦、観客動員もチケットが売り切れということもあって超満員札止め、6月19日に大阪城ホール大会を開催されたばかりだが、新日本の勢いは衰えていない。本題のリーグ戦、大阪大会ではAブロック公式戦が行われ、ここまでの経過を振り替えすと1敗でオカダが単独トップ、2敗で真壁と丸藤が追いかける展開となったが、開幕3連敗の棚橋がここにきて3連勝と猛追をかけてきたため混沌状態となった。
まずトップのオカダはCHAOSの同門で4敗で後のない石井と対戦、試合はオカダが押し込んでいつもの余裕でのクリーンブレークの際に石井がラリアットで強襲、石井はスライディングラリアットから垂直落下式ブレーンバスターを狙うが、オカダは阻止してレインメーカーを狙ったかわされるがすぐさまリバースネックブリーカーを決める。
これでオカダが軌道修正したかに見えたが、石井は頭突き、ラリアット、エルボー狙いで突進してきたオカダにパワースラムと勢いが止まらず、石井は“舐めんな!”といわんばかりに何度も顔面を蹴り上げ、オカダも石井の“ど真ん中”を正面から受けて立つ構えを見せるも、石井は頭突き、逆水平と乱打していく。
石井の流れをオカダがフラップジャックで断ち切ると、エルボーアタックの連打、低空ドロップキック、エルボー、DDT、ランニングエルボースマッシュと畳み掛け、バックドロップや逆水平&エルボーの天龍コンポを打ち込んでいく石井をコーナーに座らせてドロップキックで場外へ落とし、石井はその際に右足首をロープへ引っ掛けたまま場外に落ちたため痛めてしまうも、オカダは鉄柵攻撃から場外でのハングマンDDTで突き刺す。
リングに戻ったオカダはダイビングエルボーからレインメーカーポーズを決めるが、起き上がった石井がオカダのノド笛にチョップを浴びせて怯ませると急角度の投げ放しジャーマンからラリアット、パワーボムと畳み掛け、オカダもヘビーレイン、フロントハイキック、エルボーからロープへ走るも、石井はカウンターでのドロップキックで迎撃する。
石井はトップロープからの雪崩式ブレーンバスターからスライディングラリアットを炸裂させ、垂直落下式ブレーンバスターで勝負に出るが、背後に着地したオカダが後ろからのドロップキックで強襲、ジョン・ウーから天龍殺しの低空ジョン・ウーの連打、ツームストーンパイルドライバーを阻止されても、ドロップキックを炸裂させる。
オカダはレインメーカーを狙うが石井は延髄斬りで迎撃してラリアットを狙うも、かわしたオカダはジャーマンからのレインメーカーを狙うが、石井は顔面への頭突きで迎撃しオカダのツームストーンパイルドライバー狙いを切り返して逆にツームストーンパイルドライバーで突き刺す。
石井はオカダをラリアットで吹き飛ばすと、最後は垂直落下式ブレーンバスターで3カウントを奪って4敗で踏みとどまり、オカダは2敗目で急ブレーキとなる。メインは自分的注目カードに一つである3敗の棚橋と2敗の丸藤が激突、序盤は互いにグラウンドで出方を伺うが、コーナー際での攻防で棚橋が素早く場外へ降りると丸藤の足をすくって鉄柱に直撃させ、ここから棚橋がレッグロックなどで右脚攻めを展開して先手を奪う。
しかしエプロンでの攻防で棚橋がロープ越しのドラゴンスクリューを狙うと、丸藤は棚橋の顔面に膝蹴りを浴びせ、それでも組んでくる棚橋にエプロンでのパイルドライバーを敢行、棚橋はコーナーの角に頭部を直撃させてしまい大ダメージを負ってしまう。
リングに戻ると丸藤が棚橋の胸板に鞭のようにしなる逆水平を乱打、棚橋もエルボーで打ち返すが、丸藤が競り勝ち、棚橋の胸板は鞭で切り刻まれたかのように真っ赤になっていく。
棚橋はフライングフォアアームで流れを変え、太陽ブロー、セカンドロープからのサマーソルトドロップと攻勢に出るが、丸藤も側転からのドロップキックで棚橋をエプロンに出し、エプロンに棚橋にロープ越しのドロップキックからプランチャを浴びせていく。
丸藤の流れを嫌った棚橋は鉄柵に丸藤を叩きつけてリングに戻るも、鉄柵を蹴って防いだ丸藤はfrom コーナー to コーナーで強襲し逆水平から串刺しの虎王、トラースキックを狙うがキャッチした棚橋はフロント式ドラゴンスクリューで返し、棚橋は串刺し攻撃を狙うも、かわした丸藤は虎王を炸裂させる。
丸藤は不知火で勝負に出るが、棚橋が阻止すると、丸藤はトラースキックから再度不知火を狙うが、棚橋は切り返してファイナルカットを決め、ダルマ式ジャーマンからスリングブレイド、そしてハイフライアタックを発射するが、丸藤は虎王で迎撃し棚橋は脇腹を痛める。
勝負と見た丸藤は見えない角度からのトラースキックから虎王を炸裂させるも、ポールシフト式エメラルドフロジョンは棚橋がツイスト&シャウトで切り返すと、丸藤のトラースキックに対し棚橋はスリングブレイドで返すと、最後はハイフライフローの連発で3カウントを奪い4連勝、丸藤は3敗目で後退してしまう。2敗の真壁は3敗のファレと対戦、真壁がラリアットで奇襲を仕掛けるも、場外戦でファレが逆襲し花道に真壁を連行すると会場のイスを使って上から真壁を踏みつける。
リングに戻ったファレはクローなどで攻勢をかけるも、真壁は正面から受けて立つ構えを見せ、ラリアットで反撃してからコーナーナックル、ラリアット合戦は真壁が競り勝つも、ファレもバックフリップで応戦して譲らない。
ファレはグラネードを狙うが、真壁は袈裟切りチョップで阻止すると、ノーザンライトスープレックスからキングコングニーを狙うが、かわされてしまい自爆、しかしファレのバットラックフォールも真壁が背後にまわってラリアットを浴びせる。
ファレは串刺しボディーアタックから掟破りのコーナーナックルで殴りつけるも、真壁はパワーボムで切り返し、ラリアットを連発するが、3発目はファレがスピアーで迎撃すると、グラネードで3カウントを奪い、ファレも3敗を堅守、真壁は3敗目で後退してしまう。3敗の後藤は4敗で後のない天山と対戦、マッチアップを制した天山が頭突きからモンゴリアンチョップを乱打するが、串刺し攻撃をかわした後藤はラリアット、サッカーボールキックからチンロックと首攻めで反撃し、クルックヘッドシザースで絞めあげる。
凌いだ天山はニールキック、モンゴリアンチョップと反撃するが、後藤もダイビングエルボーじゃら村正と応戦、天山はマウンテンボムからアナコンダバイスで絞めあげるも、アナコンダバスター狙いを阻止した後藤は天山にとって悪夢に牛殺しを炸裂させる。
後藤はGTRを狙うが、切り返した天山がTTDから天山プレスを投下、だが今度は後藤がかわしキックからラリアット、スリーパーで絞めあげ、脱出した天山は小島魂ラリアットを狙うも、かわした後藤がスリーパーで絞めあげてからGTRで3カウントを奪い、天山のリーグ戦脱落が決定となった。4敗同士のSANADAvsトンガはSANADAのSkull End狙いをトンガがヴェレノで切り返し、ガンスタンを狙うが、阻止したSANADAはTKOを決める。
SANADAは再度SkullEndを狙うが、トンガはトンガンツイストで切り返すとSANADAの逆さ押さえ込みを切り返したトンガがガンスタンを決め3カウント、SANADAも5敗目で脱落となった。リーグ戦は2敗でオカダのトップは変わらずも3敗で真壁、丸藤、棚橋、ファレ、後藤が追いかける展開となり、天山とSANADAは5敗で負け越しが決まったためリーグ戦から脱落となった。次回のAブロック公式戦は9日の横浜大会、カードは棚橋vs天山、丸藤vsトンガ、オカダvsファレ、真壁vs後藤、石井vsSANADAとなった
12年ぶりのG1観戦の感想、大阪の外は暑かったもののG1の熱は変わっていなかった、果たしてG1の熱い夏は誰が制するのか・・・?
#オーイェー #エアギター @ken_sacredring: Yeahhhhhh!!!!!!!!!!! #g126 pic.twitter.com/nqzutWSAXH
— 棚橋弘至 TANA (@tanahashi1_100) 2016年8月6日負けた!
でも諦めないし、ノアの、俺のプロレスをいろんな人に見てもらいたい。
次の公式戦はタマトンガ選手!#noah_ghc https://t.co/edPPIrFzpB
— 丸藤naomichi marufuji (@noah_maru_fuji) 2016年8月6日大阪大会のG1公式戦、後藤戦に負けました。
もう自分の力の無さに何も言い訳も出来ません……
せっかくコジにもらった大チャンスをものに出来ずホンマに悔しいです。
でも、まだG1は終わってない、テンコジのG1はまだ終わらない。
ありがとう、コジ‼
— 天山 広吉 (@TENZAN323) 2016年8月6日G1・大阪大会、終了。
テンザンvs洋央紀のセコンドに就く。
今日も感動させられた。
テンザンの闘いには、胸を打つ何かがある。
ボロボロの身体でも立ち上がる姿。
負けてしまっても『プロレスラー天山広吉』は健在だった。
— 小島 聡【SATOSHI KOJIMA】 (@cozy_lariat) 2016年8月6日#TamaTonga Outsider: Kabuki #G1Climax26 pic.twitter.com/kyh4elNaFZ
— theBadBoy_TamaTonga (@Tama_Tonga) 2016年8月6日 -
内藤が中嶋を、エルガンがYOSHI-HASHIを降しトップに!
8月5日 新日本プロレス「バディファイト Presents G1 CLIMAX 26」福岡市民体育館 2573人 満員
<アピール、コメントなどは新日本プロレス公式HPより>
◇第1試合◇
▼20分1本
田口隆祐 ○ジュース・ロビンソン デビット・フィンレー(5分30秒 体固め)獣神サンダー・ライガー タイガーマスク ×キャプテン・ニュージャパン
※パルプフィクション◇第2試合◇
▼20分1本
バットラック・ファレ ○タマ・トンガ 高橋裕二郎(6分20秒 片エビ固め)真壁刀義 小島聡 ×中西学
※ガンスタン◇第3試合◇
▼20分1本
棚橋弘至 天山広吉 ○KUSHIDA(9分56秒 ホバーボードロック)後藤洋央紀 ×外道 丸藤正道◇第4試合◇
▼20分1本
オカダ・カズチカ ○石井智宏(8分53秒 片エビ固め)SANADA ×BUSHI
※垂直落下式ブレーンバスター◇第5試合◇
▼「G1 CLIMAX 26」Bブロック公式戦/30分1本
[3勝3敗=4点]○矢野通(4分22秒 リングアウト)[3勝3敗=6点]×永田裕志【矢野の話】「ハハハ! 俺とお前じゃ、こんなもんだ」
【永田の話】「何か言えってか? バカ負けした。以上。こんなのあるかよ……」
◇第6試合◇
▼「G1 CLIMAX 26」Bブロック公式戦/30分1本
[4勝2敗=8点]○マイケル・エルガン(12分24秒 エビ固め)[3勝3敗=6点]×YOSHI-HASHI
※エルガンボム【エルガンの話】「『G1 CLIMAX』には、一つの勝利をつかむだけにも、いろんなものが隠されている。それだけプロフェッショナル・レスリングっていうのは、そしてIWGPヘビー級タイトルにたどり着くまでは奥が深いんだ。俺はあいつの足を折るつもりだった。お前がどれほどのことをしないと、ほかの相手を倒せないかと同じように。そのためにも、最も危険な男になるつもりでリングに上がった。だけど、俺はあらゆる手を使わないと勝てなかった。だけど、その中でも一番大事なのは競争心だ。負けたくないという気持ちだ。そして、戦場に向かう気持ちでリングに向かった。こうやって戻って来た時に、笑顔がこぼれるようにするためにな。YOSHI-HASHIよ、ほら、俺は今、笑ってるぞ。この笑顔をお前にプレゼントしよう。でも、この試合で終わったわけじゃない。俺はまだ前を見続けている。俺はまだ、あの宣言をしてから負けてない。次に乗り越えるべきはヤノか。楽しみに待ってろよ」
【YOSHI-HASHIの話】「(※足を引きずりながらコメントスペースにたどり着く)一歩、奇跡的にも、次のグループに一歩後退したけど、まだ『G1』、終わってないから。まだ俺は動けるし、何かを変えるためにも、今までのすべて変えるよ。俺は絶対、俺のなりたい自分に必ずなってみせるよ」◇第7試合◇
▼「G1 CLIMAX 26」Bブロック公式戦/30分1本
[2勝4敗=4点]○EVIL(9分49秒 体固め)[2勝4敗=4点]×本間朋晃
※EVIL【EVILの話】「おい、福岡、みたろ? みんなよく見とけよ。これがEVILだ。これが“KING OF DARKNESS”だ。このリングを支配してるのは、この俺、“KING OF DARKNESS”だ。いいか、よく聞いとけよ。This is EVIL。E~verything is EVIL。すべては…………EVILだ!」
【本間の話】「(※コメントスペースにたどり着くなり、フロアに座り込む)次の……次。そんなこと言ってたら、内藤に『お前なんかG1出るんじゃねえ』って言われるかもしんねえけど、でも俺は、出続ける。でも俺は、勝ちたい。みんなの力で、いや俺の力、みんなの力、俺の力とみんなの力で無限大だ。俺は絶対負けない。絶対あきらめない。2勝4敗。まだまだいける。まだまだいける。ただ、今日は負けた。こけしが当たったと思って、勘違いしちゃって、ちょっとペース乱しちゃって。あそこだよ、あそこ。あそこだよ、あそこ。“This is EVIL”じゃねえ。“This is こけし”を決めてやる。覚悟しとけ。俺はまだあきらめねえ」◇第8試合◇
▼「G1 CLIMAX 26」Bブロック公式戦/30分1本
[3勝3敗=6点]○柴田勝頼(12分28秒 片エビ固め)[3勝3敗=6点]×ケニー・オメガ
※PK【柴田の話】「(※右肩を押さえながら)一つだけ、ケニー・オメガにいいこと教えてやる。プロレスっていうのは、No pain、No Gain(痛みなくして、得るものなし)だと。わかったか? 以上!」
【ケニーの話】「試されていたな。もう終わったのか? 今夜、俺は負けてしまった。だけど、まだまだ続くんだ。今日はちょっと勘違いしてしまってた。相手はジュージュツ(柔術)のグラップラー(関節技の使い手)だった。そんなの、俺がその筋のチャンピオンでないと勝てないよ。やられてしまった。だけど、ジュージュツを使って勝ったんだ。MMA(ミックスド・マーシャルアーツ=総合格闘技)のテクニックを使って勝ったんだ。まあ、それはそれでいい。俺が参ったしたんだからな。でも、そこまでのテクニックを使わないと、俺に勝てなかったということだ。まあ、『おめでとう』と言っといてやる。俺がすべきことは、簡単なことさ。残りを勝てばいいだけのことさ。そうすれば、ゴールにたどり着くんだ。すべてのシングルマッチ、俺はもう負けないさ。そして決勝にたどり着いてやる。まあ、今日はここまで。グッバイ&グッナイト」
◇第9試合◇
▼「G1 CLIMAX 26」Bブロック公式戦/30分1本
[4勝2敗=8点]○内藤哲也(19分8秒 片エビ固め)[3勝3敗=6点]×中嶋勝彦
※デスティーノ(試合終了後)
内藤「ブエナス・ノーチェス、フク~オ~カ~~!!(※大歓声)。ベルトは、落としてしまいましたが、5月以来、しっかりメインイベンターとして、ここ福岡に、帰ってきました (場内・大『内藤』コール)。これで4勝2敗…。まあ、2つ負けてしまいましたが、首位タイと言うことで次戦はEVIL……。まあ、我々、ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンの力を、皆様に…! そして、浜松の会場のお客様にシッカリ見せつけてきたいと思います。福岡の皆さんも早く観たいと思いますが、そこは! トランキーロ! あっっせんなよ?(※大歓声)。EVIL、BUSHI、SANADA、イ・内藤! ノスオトロス! ロス! インゴベルルルルナブレ~~~~ス! デ!! ハ!! ポン!!(※大歓声&『内藤』コール)」【内藤の話】「(※コメントスペースに入る際、ポツッとつぶやく)Quansado(カンサード=疲れる)だぜ、Cabron(カブロン=クソッたれ)。まあ、俺にとってね、このリーグ戦のヤマ場は、浜松、EVIL戦。まあね、その前のウォーミングアップにしかならないよ、中嶋……そう思って会場に来たけど、楽しめたぜ。キツかったよ。でも、楽しかったよ。まあ、中嶋に贈る言葉があるとすれば、“Animo”(アニモ=頑張って)。わかる? 中嶋、“Animo y Asnalueguo(アスナルエゴ=さようなら)”。また、次の対戦、楽しみにしてるよ。まあ、これで、この『G1 CLIMAX』の最大のヤマ場、内藤vsEVIL、アクトシティ浜松、待ったなしだな。まあ、星取りとか知らないよ。でもさ、この一戦が優勝決定戦みたいなもんだよ。この勝者が、この『G1 CLIMAX』の一番の主役になるんじゃないですか? 俺にとっては、いっちばん楽しみにしてる闘いであり、いっちばん厳しい闘いだよ。アクトシティ浜松、EVIL戦、楽しみでしょうがないよ。今日、眠れるかな? 不安だよ。まあ、星取りとか関係なくてさ、俺であり、EVILであり、SANADA、そしてリーグ戦には参加してないけどBUSHI、俺たちがこの『G1 CLIMAX』の熱を生んでるんだぜ。俺たちがこの『G1 CLIMAX』を引っ張ってることをお忘れなく。皆さん、日曜日のアクトシティ浜松、楽しみにしててください。俺も楽しみだよ。ま、そういうわけで、Adios(アディオス=さようなら)、Hasta luego(アスタ・ルエゴ=またね)」
【中嶋の話】「内藤哲也、内藤哲也、俺が中嶋勝彦だ。それだけじゃ終わらせない。今日だけじゃ、終わらせない。俺は、誰にも止められない。絶対、必ず、内藤哲也、あんたの前に現れる」
G1 Bブロックも混戦のまま、いよいよ福岡大会から後半戦に突入した。
まず2敗の永田は3敗の矢野と対戦し、永田は「ブレイク!」「下げろ~」と叫ぶ矢野ワールドに付き合わず、フロントハイキックから白目式腕固めで捕らえ、永田のフェイントを見切った矢野のYTRポーズも延髄斬りで阻止してからタイナーを浴びせる。
矢野はたまらず場外へ逃れ、永田は追いかけるが、矢野は急所打ちからテーピングで永田の両足を拘束して動きを止めてから、そのままリングへ戻ってリングアウト勝ちをせしめてしまい、永田はまさかの3敗目となってしまう。2敗同士のYOSHI-HASHIvsエルガンは、序盤はエルガンのパワーに苦しんだYOSHI-HASHIはエルガンを場外に落としてからエプロンダッシュのプランチャを狙うも、キャッチしたエルガンは鉄柱めがけてYOSHI-HASHIの腰を叩きつけるとラリアットを狙うが、YOSHI-HASHIはかわして鉄柱に誤爆してしまう。
リングに戻ったYOSHI-HASHIはエルガンの左腕攻めを展開、エルガンはエプロンへ逃れるが、YOSHI-HASHIが追撃を狙ったところでエルガンのロープ越しのハイキックが炸裂、更にロープ越しのボディープレスを投下する。
エルガンは串刺しラリアットからぶっこ抜きジャーマン、左右のラリアットで攻勢に出ると、YOSHI-HASHIもラリアットの連発で応戦、YOSHI-HASHIがコーナーに昇ってから競り合いとなるが、下に潜ったYOSHI-HASHIがパワージャックで叩きつける。
YOSHI-HASHIはスワントーンボムを投下するが、エルガンがかわして自爆となると、エルガンはコーナーへのデスバレーボムから雪崩式ぶっこ抜きファルコンアローで叩きつけるもYOSHI-HASHIもジャックナイフ式エビ固めで丸め込む。
YOSHI-HASHIはバッククラッカーからバタフライロックでエルガンを捕らえ、エルガンは持ち上げようとするが、YOSHI-HASHIはDDTで突き刺してから再度バタフライロックで捕らえ、スワントーンボムも命中させてからカルマを狙うも、体重のあるエルガン相手に持ち上がらない。
YOSHI-HASHIはスピンキック、トラースキックと浴びせるが、エルガンはラリアットを連発すると、ターンバックルパワーボムからのエルガンボムで3カウントを奪い2敗を堅守する。セミでは2敗のケニーが3敗の柴田と対戦、柴田はコーナーに押し込んでのエルボーの連打から顔面への串刺しスライディングキックで先手を奪うが、場外戦となるとケニーが柴田の痛めている左膝にテーブル貫通ニークラッシャーを敢行すると、リングに戻ってからマフラーホールド、コーナーめがけてのニークラッシャーと左膝攻めを展開するが、串刺し攻撃狙いは柴田がフロントキックで迎撃すると、ケニーの顔面めがけて串刺しドロップキックを炸裂させる。
柴田はフロントネックチャンスリーを決めるが、ケニーは逆水平からスリーパーで捕らえると、柴田は高角度のバックドロップを決め、ケニーもジャーマンで応戦するが、柴田もジャーマンで返し、再度ジャーマンを狙うとケニーは膝十字で切り返す。
ケニーはランニングニーことVトリガーを柴田の顔面に炸裂させると、片翼の天使を狙うが、柴田は三角絞めで切り返し、両者は打撃戦からケニーが張り手、顎へのニーで制しVトリガーを炸裂させる。
ケニーが膝蹴りの乱打から再度Vトリガーを炸裂させ、片翼の天使を狙うが、柴田はスリーパーで捕獲、ケニーは浴びせ倒しで脱出を図るが、柴田は胴絞めスリーパーへと移行し、絞めあげてからPKを浴びせ3カウントを奪い3敗を堅守する。メインは2敗同士の内藤と中嶋が対戦、序盤は互いにロープへ押し込むも、内藤が押し込んだ際にクリーンブレイクと見せかけてエルボーを放ち、また場外へ降りて、リングに戻ると見せかけてまた戻るなど中嶋を焦らしにかかる。
内藤はやっとリングに戻ると、中嶋はフロントハイを狙うが、内藤は軸足となっている左足に低空ドロップキックを浴びせ、ニークラッシャーから膝固め、ジャベと左膝攻めを展開する。
しかし中嶋も内藤を場外へと落とすと、エプロンダッシュのランニングキックを浴びせ、エプロンに戻った内藤に水面蹴り、再び場外戦で内藤の古傷である右膝の裏側を鉄柵に打ち付ける。
リングに戻った中嶋は左ミドルからミサイルキック、内藤も右膝攻めが効いているせいか、バランスを崩しながらもコーナーミサイルで応戦、しかしフライングフォアアームは中嶋はミドルキックで迎撃しバックドロップ、バックの奪い合いからアンクルホールドで捕獲するも、内藤もアンクルホールドで切り返し、膝固めへ移行する。
内藤は雪崩式フランケンシュタイナーからグロリアを決め、デスティーノで勝負に出るが、中嶋が堪えたところで内藤が浴びせ蹴りから再度デスティーノを狙うと、中嶋は切り返して久々に奥の手であるダイヤモンドボムを決める。
中嶋は内藤のトルネードDDT狙いをキャッチしてコーナーに設置してからR-15を炸裂させると、バックドロップから丸藤ばりの見えない角度からのトラースキック、ビューティフルドロップキック、ランニングキックから勝利を確信してバーティカルスパイクを狙うと、内藤はデスティーノで切り返し、最後はデスティーノで3カウントを奪い2敗を堅守した。3敗の本間は4敗で後のないEVILと対戦し、本間が落ち着いた攻めでEVILを攻めるが、こけしが自爆に終わると、EVILが逆襲しハーフネルソンスープレックスからダークネスフォールズ、EVILと畳み掛けて3カウントを奪い、本間も4敗目で大きく後退する。
これでBブロックは内藤とエルガンが2敗でトップ、3敗で柴田、永田、矢野、YOSHI-HASHI、毛ケニー、中嶋が追いかけるも、内藤はエルガンとの直接対決を制していることから実質上単独トップとなった。
7日の浜松は柴田vsYOSHI-HASHI、内藤vsEVIL、エルガンvs矢野、中嶋vs本間、永田vsケニーが組まれている。優勝決定戦進出には直接対決の勝敗も大きく響いていることから重要な相手にどれだけ取りこぼしをしないかも鍵になってくる。
Bブロックは誰がこの混戦を抜け出すのか?『G1』Bブロックは内藤とエルガンが一歩抜け出して首位タイ!
柴田、永田、矢野、YOSHI、ケニー、中嶋が追走!!
8.4福岡大会をスマホサイト(https://t.co/7xh3nqaLQZ)で独占詳報中! #g126 pic.twitter.com/SMHwLlvb7i
— 新日本プロレスリング株式会社 (@njpw1972) 2016年8月4日LOS INGOBERNABLES de JAPON pic.twitter.com/IxlEeY5mnv
— 内藤哲也 naito tetsuya (@s_d_naito) 2016年8月4日YOSHIHASHI負けたか。。 #まだまだ
— 邪道(jado) (@REAL_JADO) 2016年8月4日今宵福岡大会では屋之徒尾類との公式戦にてリングアウト負けゼァ。この結末については一言で言うならバカ負けした。アホらしい!
— 永田裕志 (@nagata769) 2016年8月4日 -
オカダが真壁を破りAブロック単独トップに!祖母の死を乗り越えた棚橋が石井から勝利!
8月3日 新日本プロレス「バディファイト Presents G1 CLIMAX 26」鹿児島アリーナ 3202人 超満員
<アピール、コメントなどは新日本プロレス公式HPより>
◇第1試合◇
▼20分1本
○獣神サンダー・ライガー タイガーマスク(5分51秒 グラウンド・コブラツイスト)田口隆祐 ×デビット・フィンレー◇第2試合◇
▼20分1本
永田裕志 マイケル・エルガン ○小島聡 中西学(7分36秒 体固め)矢野通 YOSHI-HASHI ×外道 中嶋勝彦
※ラリアット◇第3試合◇
▼20分1本
ケニー・オメガ ○高橋裕二郎(6分45秒 体固め)柴田勝頼 ×キャプテン・ニュージャパン
※ピンプシューズ◇第4試合◇
▼20分1本
○内藤哲也 EVIL BUSHI(8分5秒 膝固め)本間朋晃 KUSHIDA ×ジュース・ロビンソン◇第5試合◇
▼「G1 CLIMAX 26」Aブロック公式戦/30分1本
[3勝3敗=6点]○バットラック・ファレ(8分22秒 片エビ固め)[2勝4敗=4点]×天山広吉
※グラネード【ファレの話】「どう感じた? しっかりやっつけただろ? どういうつもりで、見てきたんだ? お前らが陰で何を言ってるか、聞こえてきてるぞ。俺の試合じゃ熱くならないとか、ウエートを落とさないとダメだとか。そんなことしなくても、まだまだ速く動けるさ。もっともっと強くなれるさ。俺に指図するな。俺はこのままでいく。このままで勝ち進んでいってやる。わかったな。Too Sweet」
【天山、小島の話】
天山「まずいな。クソッ。クソ重いよ、この1敗は。むっちゃ重いな。バッドラック・・・ホンマ、その通りなってしもた。悔しい、ホンマ悔しいよ。あのデカイ体をガッチリ潰したかった。なんか空回りしたね。最後も、あんなもん(グラネード)踏ん張って、いけるチャンスあったんやけど。参った・・・チキショー。やっぱり攻略(できなかった)。ファレとは今まで何回かしかやってないけどね、やっぱり強いよ。さすがですよ。この『G1』、自分自身、最後の『G1』言うてる通り、全身全力で最後までぶつかっていきましたけど、結果的にこういう、まだ2勝しかできない。自分自身も・・・これが現実と言ってしまえば(それまで)。まだ公式戦3試合ありますからね。それに全力ぶつけて、やっていくしかないですよ。まあでも、コジ(小島)が後ろにいたら、なんにも怖くないっていう気持ちでやってますから。ありがとう、コジ」小島「(※天山と握手して)また頑張っていきましょう。奇跡は絶対あるんで」
天山「次、頑張ります」
◇第6試合◇
▼「G1 CLIMAX 26」Aブロック公式戦/30分1本
[3勝3敗=6点]○後藤洋央紀(12分29秒 片エビ固め)[2勝4敗=4点]×タマ・トンガ
※GTR【後藤の話】「今、楽しんでます。あと1敗でもすれば、優勝が遠のく。それすべても楽しんで、プロレスしてます。この『G1』、優勝の可能性のない人間なんて、1人もいないんだ」
【トンガの話】「ダメだった。期待に応えられなかった。いろんな思いがあったけど、この瞬間で終わってしまった。ああ、勝ちたかった。でも勝てなかった。でも、タマ・トンガはこれで止まってしまうわけじゃない。次の道へ進んでいく。そのために体をいじめ抜く。まだまだ足らなかったんだ。俺はこの団体で育ったエリートだ。俺はこの団体で鍛えられた優秀なアスリートだ。違うっていうのなら、この先を見ておけ。俺はトップスターになるために、どれほどハングリーな気持ちを持っているか。俺は必ずや、真のモンスターになってやる。これまでの6年間をさらに上回るだけのな。止まることはない。俺が飛び越えてきたバーは、まだまだ低かった。これからそれをどんどん上げていく。そして越えていく」
◇第7試合◇
▼「G1 CLIMAX 26」Aブロック公式戦/30分1本
[4勝2敗=8点]丸藤正道(10分39秒 片エビ固め)[2勝4敗=4点]×SANADA
※不知火【丸藤の話】「今、彼がどんなユニットで、どんなラフファイトしてるか知らないけど、日本のプロレス界の未来だろ。新日本の未来じゃない。間違いなく日本プロレス界のトップに立つ存在だと思うし。今日だって俺、ギリギリだったし。元をただせばっていう話になったら、彼とは実際、いろいろ深いのかもしれないしね。ま、お互いの遺伝子というものも、絶対あると思うし。だけど、そんなの関係なしに、俺があえて言おう。あいつは間違いなく、プロレス界の未来だ」
――次(の公式戦)は(8・6)大阪で棚橋選手が相手ですが・・・。
丸藤「ま、ほんとに今回の『G1』、自分で楽しみながらできてるんで、スゲェいいんですけど、ちょっと毒を吐こうとすれば、『新日本プロレス、このままじゃ俺が優勝します』って。誰か俺を止めないと、俺はこのまま突っ走って優勝する。(優勝を)もらう。両国国技館で、最後に立ってるのは誰か・・・」
【SANADAの話】「時代は違えど、お互い全日本でデビューして、今日、新日本の『G1』でやってるのが不思議というか。でも、今の時代、不思議じゃないのかもしれないけど・・・。今日は負けたけど、この続き、またどこかでやりたいです」◇第8試合◇
▼「G1 CLIMAX 26」Aブロック公式戦/30分1本
[3勝3敗=6点]○棚橋弘至(16分10秒 片エビ固め)[2勝4敗=4点]×石井智宏
※ハイフライフロー【棚橋の話】「はあ、はあ、3勝3敗。もちろんこれ以上負けれないって、“崖のふち感”が緊張感につながってる。ああ、そしてもう1コだな。昨日、ばあちゃん(棚橋花子さん=94歳)が死んじゃいましたね。死んじゃったか・・・、ばあちゃんの牛乳(※子供のころ、一緒に出掛けた時に外出先で必ず買ってもらっていた)でデカくなったからさ、その分、頑張らなと思うよ」
◇第9試合◇
▼「G1 CLIMAX 26」Aブロック公式戦/30分1本
[5勝1敗=10点]○オカダ・カズチカ(15分4秒 片エビ固め)[4勝2敗=8点]×真壁刀義
※レインメーカー【オカダ、外道の話】
オカダ「最初、北海道、つまずきました。けれども、そのあと5連勝。残りみっつ、次(の対戦相手)は石井さんだけども、CHAOS対決だけれども、俺が残りみっつ、しっかりいただいて、Aブロック、両国まで待てない、とっくにな(優勝)決定戦、誰がAブロック(から)出てくるか、早めに教えてやる」外道「オイ、レインメーカーの予告が、オメェらにも理解できるようになったか? オイ、必ず『G1』はいただくぞ、この野郎」
【真壁の話】「クソーッ! ああ、クソーッ! また、あっちの勝ちか・・・。あの技、決めりゃ勝ちかもしれねぇ、ああ、チキショー! 狙うんじゃなかったな。ああ、クソッ! 次、勝ちゃいいだろ?4勝同士か。土つけられたな。あと全部獲りゃ、問題ねぇだろ? いけるよな? まあ、でも、以前のような、あいつがノリノリの時のような、そんな試合なんて、させやしないからな。クソッ。次は地獄見せてやる。それだけだ。クソッ、いや、効いたな。いいの入った。チキショー・・・」G1も後半戦へと突入、鹿児島大会ではAブロック公式戦が組まれ、共に1敗でトップ同士のオカダと真壁が直接対決する。
序盤はマッチアップを真壁が制するが、オカダは真壁をコーナーに乗せてからのドロップキックで場外に落とすと鉄柵攻撃から首攻めを展開、リングに戻ってもレッドインクを攻めるが、真壁はパワースラムから串刺しラリアット、コーナーナックル、ノーザンライトスープレックス、ラリアットと反撃するが、オカダはエルボースマッシュやリバースネックブリーカーで真壁の反撃を断ち切る。
オカダはダイビングエルボーからレインメーカーポーズを取り、レインメーカーを狙うかと思いきや、両膝をついている真壁を何度も蹴りつけ、真壁は敢えて正面から受けるとラリアットを決め、キングコングパワーボム、デスバレーボムから後頭部ラリアット、そしてスパイダージャーマンを狙うが、オカダは抵抗する。
真壁はスパイダー式フロントスープレックスで投げるとキングコングニーを投下するが、オカダは間一髪かわすと、オカダのフロントハイキックに対し真壁はラリアットで応戦、真壁のラリアットをかわしたオカダは背後からのドロップキックを炸裂させるが、正面からのドロップキックは自爆となると、真壁はラリアットを狙うが、今度はオカダがかわしてレインメーカーを狙うも、真壁もかわしてジャーマンを決める。
真壁は奥の手であるドラゴンスープレックスを狙うが、オカダは抵抗すると真壁は袈裟斬りチョップを浴びせると、オカダはドロップキックからツームストーンパイルドライバーで突き刺し、最後はレインメーカーで3カウントを奪ってAブロック単独トップに立った。2敗で追う丸藤はSANADAと対戦、SANADAが手を差し伸べ、丸藤が出方を伺うように手を差し出すとSANADAが奇襲をかけ、場外戦でSANADAがバット攻撃によるチョーク攻撃から首攻めを展開、リングに戻ると丸藤は側転からのドロップキックでSANADAを場外へ追いやるとプランチャを炸裂させるが、リングに戻ると丸藤の鞭のようにしなる逆水平をSANADAが敢えてタンクトップを脱ぎすいてて受けきると、連続リーブロックからドロップキック、丸藤のトラースキックのコンポを見切ってドラゴンスープレックスは丸藤がバク宙で着地するも、SANADAはタイガースープックスからSkull Endを狙うと丸藤は切り返して不知火を狙う。
しかしSANADAが阻止してSkull Endを再度狙うと、丸藤はまた阻止して不知火を狙うが、SANADAはTKOで切り返すとSkull Endで捕獲、しかし必死で抵抗した丸藤はロープに逃れる。
SANADAはラウディングボディープレスを投下するが、丸藤がかわしてSANADAが着地すると丸藤は串刺し式の虎王を炸裂させ、トラースキック、見えない角度からのトラースキックと畳み掛けると、虎王から不知火を決め3カウントを奪い2敗を堅守した。セミでは3敗同士の棚橋が石井と対戦、序盤はマッチアップから互いに串刺し攻撃を迎撃し合い、石井が棚橋の左膝に低空ドロップキックを浴びせ、頭突き合戦をも制した石井は串刺し攻撃を狙うも。棚橋は低空ドロップキックで動きを止めドラゴンスクリューを決める。
棚橋はセカンドロープからのサマーソルトドロップから、コーナーに石井を押し込んで掟破りのチョップ&エルボーの連続攻撃を浴びせると、石井は同じ技で応戦し尻餅をつかせると何度も顔面を蹴り上げる。
これにエキサイトした棚橋は石井の顔面に張り手を一閃すると、石井は崩れ、棚橋はエルボーやストンピングを何度も浴びせていく。
棚橋は石井を起こして串刺し攻撃を狙うが、石井はラリアットで迎撃し雪崩式ブレーンバスターを狙うが、棚橋も抵抗してコーナーで競り合いになり、石井はエプロンに棚橋を落としてラリアットを狙うが、棚橋はブロックした後でロープ越えのドラゴンスクリューを敢行し、コーナーへと昇ると、石井は雪崩式ブレーンバスターで投げる、
両者はエルボー合戦を展開し、石井の一撃で棚橋がダウンすると、石井はヘッドバットからパワーボムを決め、ラリアットから垂直落下式ブレーンバスターを狙い、一度は張り手で阻止した棚橋だったが、石井は再び垂直落下式ブレーンバスターを狙うと、棚橋はツイスト&シャウトで切り返す。
石井は投げ放しドラゴンスープレックスを決めるが、棚橋も同じ技で返してからダルマ式ジャーマンを決めると、スリングブレイドからハイフライフローで勝負に出るが、石井はかわすとスライディングラリアットを決め、棚橋はカウント2.9ギリギリでクリアする。
石井はラリアットから頭突き、そして垂直落下式ブレーンバスターを狙うが、切り返した棚橋はドラゴンスープレックスを決め、スリングブレイド、ハイフライアタック、ハイフライフローと畳み掛けて3カウントを奪い3勝目を獲得する。同じく3敗同士の後藤vsトンガはショルダータックル、サッカーボールキックとガンガン攻めるが、トンガがドロップキックから場外戦を仕掛け、鉄柵ホイップで後藤の脇腹を直撃させる。
リングに戻ったトンガはマウントエルボーやヘッドバットで攻勢に出るが、突進したところ後藤はカウンターのミドルキックを浴びせると村正で場外へ落とし、プランチャで追撃する。
リングに戻った後藤はダイビングエルボーから牛殺しを狙うが、着地したトンガはゴーストフェースで切り返し、アラバマスラムを決めるも、起き上がった後藤は牛殺しで応戦する。
エルボー合戦はトンガが競り勝ったが、後藤がパンチから裏牛殺し、そしてGTRを狙うも、トンガはトンガンツイストで切り返し、後藤のヘッドバットをキャッチしてヴェレノで突き刺し、ガンスタンを狙う。
しかし切り抜けた後藤はトンガと追走合戦となり、トンガはガンスタンを再度狙うが、阻止した後藤はGTRを決め3カウントを奪い3敗を堅守する。3敗同士の天山vsファレは天山がファレにラリアットを決め場外戦を仕掛けるが、ファレが鉄柵攻撃やボディーブローで逆襲し、リングに戻って両足での踏みつけやクロー攻撃で天山を苦しめるも、ジャンピングボディープレスをかわした天山はモンゴリアンチョップを乱打する。
天山はニールキックからマウンテンボム、そしてアナコンダバイスで捕らえるが、アナコンダバスターはファレが抵抗、だが串刺しボディーアタックをかわした天山はモンゴリアンチョップ、ヘッドバット、後頭部ラリアットと畳み掛ける。
天山は小島魂ラリアットを狙うが、ファレはフロントハイキックで迎撃してバットラックフォールを狙うも、天山はリバーススープレックスで投げ、ヘッドバットの連打から天山プレスを投下するが自爆となり、逆にファレがジャンピングボディープレスで圧殺する。
ファレはグラネードを狙うが、阻止した天山はモンゴリアンチョップを連打するも、スピアーで天山を吹き飛ばすとグラネードで3カウントを奪い3敗を堅守した。Aブロックはオカダが単独トップに立ち、真壁はトップから後退で丸藤と共に追いかける展開となった。ただ気になるのは3敗の棚橋の存在、3連敗スタートとなったが、連敗中は欠場明けのブランクのせいか、脆さが出ていたが、少しずつ調子が上がってきている。真壁は既に棚橋との公式戦を終え勝利を収めているが、丸藤とオカダはまだ棚橋との公式戦はこなしていない。
次回Aブロック公式戦は6日の大阪、棚橋vs丸藤、オカダvs石井、天山vs後藤、真壁vsファレ、SANADAvsトンガ組まれている、棚橋が三者(オカダ、丸藤、真壁)の優勝決定戦の鍵を握るのか?また残りを連勝して棚橋が大逆転となるか?【本日の鹿児島大会・終了時の星取表はコチラ!】
Aブロックはオカダが“10点”で独走!ついに単独トップへ!
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— 新日本プロレスリング株式会社 (@njpw1972) 2016年8月3日 -
YOSHI-HASHIが中嶋を粉砕!柴田は矢野にまさかの秒殺負け!内藤は新技披露で本間を破る…大混戦Bブロック!
8月1日 新日本プロレス「バディファイト Presents G1 CLIMAX 26」香川・高松市総合体育館 2144人
<アピール、コメントなどは新日本プロレス公式HPより>
◇第1試合◇
▼20分1本
田口隆祐 ジュース・ロビンソン デビット・フィンレー(5分46秒 体固め)獣神サンダー・ライガー タイガーマスク ×キャプテン・ニュージャパン
※パルプフリクション◇第2試合◇
▼20分1本
バットラック・ファレ ○タマ・トンガ 高橋裕二郎(7分3秒 片エビ固め)天山広吉 小島聡 ×中西学
※ガンスタン◇第3試合◇
▼20分1本
○後藤洋央紀 丸藤正道(5分42秒 片エビ固め)SANADA ×BUSHI
※GTR◇第4試合◇
▼20分1本
棚橋弘至 真壁刀義 ○KUSHIDA(8分38秒 片エビ固め)オカダ・カズチカ 石井智宏 ×外道
※ムーンサルトプレス◇第5試合◇
▼「G1 CLIMAX 26」Bブロック公式戦/30分1本
[3勝2敗=6点]○YOSHI−HASHI(12分2秒 片エビ固め)[3勝2敗=6点]×中嶋勝彦
※カルマ【YOSHI-HASHIの話】「(※コメントスペースにたどり着くなり、片ヒザを着く)3勝目、ゲット。本当にいろんな意味でもう……。ダメージとか結構、もう……。限界じゃないけど結構、来てるけど。でも、まだ可能性は全然ある。俺は全くあきらめてないからな。最後の、決勝の両国、残ってやる。1勝、2勝、まだまだ全然、物足りないよ。まだまだいけるから。両国、待ってろよ」
◇第6試合◇
▼「G1 CLIMAX 26」Bブロック公式戦/30分1本
[3勝2敗=6点]○マイケル・エルガン(10分15秒 片エビ固め)[3勝2敗=6点]×永田裕志
※エルガンボム【エルガンの話】「これまでレスリングを続けてきた中で、いくつかのことを宣言してきた。みんなとは必ず成し遂げるという、いくつかの約束をしてきた。このリングで闘っていくうえでな。その一つは、ケニー・オメガからこの(インターコンチネンタルの)ベルトを奪うことだった。そして次の約束は、数日前に言ったこと、この『G1』でもうこれ以上、負けないということだった。そして3勝を挙げた。しかし、まだまだ先は続く。YOSHI-HASHI、ヤノ、ホンマ、ナカジマ、彼らを相手に勝ち上がったその向こうにさらにもう一つ。そこまで約束を成し遂げる」
【永田の話】「はあ、チッキショー……しか言えない、チキショー。プロレスには想定したことだけじゃなく、想定外の攻撃ってのもあるもんだな。いつか仕返しするんだって、ずうっと……。またあいつと闘う必ずチャンスを見つけて。それまでずっと、俺は不動心……」
◇第7試合◇
▼「G1 CLIMAX 26」Bブロック公式戦/30分1本
[2勝3敗=2点]○矢野通(1分5秒 足取り片エビ固め)[2勝3敗=4点]×柴田勝頼【矢野の話】「ハハハハハハ、ハハハハハハ……(※高笑いしながらコメントスペースを横切った)」
◇第8試合◇
▼「G1 CLIMAX 26」Bブロック公式戦/30分1本
[3勝2敗=4点]○ケニー・オメガ(10分15秒 片エビ固め)[1勝4敗=2点]×EVIL
※片翼の天使【ケニーの話】「(※イス攻撃によって負傷した背中の傷口がパックリ開いているが)まあ、大したことなかったよ。俺は疲れを知らないし、ここでもたついてるわけにはいかないんだ。俺はずっとずっと上を見ているし、それを邪魔するヤツ、EVILにケガさせられたけど、きっちりとやっつけてやった。彼がやられたんで、次に誰かが向かってくるのか? それなら、俺がおとなしくさせてやるまでさ。LOS INGOBERNABLESをな。今日はEVILだった。まあ、俺が進む道に屍として飾られただけだけどな。彼は俺を止めることはできなかった。まだまだ続くっていうのなら、次はSANADAか? BUSHIは? それともナイトーか? フハハハ」
◇第9試合◇
▼「G1 CLIMAX 26」Bブロック公式戦/30分1本
[3勝2敗=6点]○内藤哲也(20分38秒 片エビ固め)[2勝3敗=4点]×本間朋晃
※デスティーノ【内藤の話】「前にも同じような状況でね、言ったことあるけど、“本間、あと一歩だったな”“内藤、追い込まれたじゃないか”、そう思ってる皆様、そして本間自身は、俺の掌の上だよ。何度も言わせんな。この『G1 CLIMAX』は頑張った選手が、なかなか勝てない選手が頑張って頑張って勝って感動を生む、そういう大会じゃないから。ね? 優勝の可能性のない選手が、わざわざ出てくる大会じゃないから。そのへんね、しっかり肝に銘じてほしいよね。かつて師匠として、俺は本間選手のこと慕ってたけどね、かつての師匠に俺からアドバイスを送りますよ。潔さっていうのも大事だよ。まあ、最後の夏、楽しんでよ。次は福岡(8・4)で中嶋? 彼にとって最高の舞台は整ったからね。この新日本プロレスのリング、そして地元である福岡大会のメインイベント、対戦相手は、LOS INGOBERNABLES de JAPON、内藤……これ以上の舞台はないよ。NOAHの試合を休んで来たんでしょ? それなりに覚悟決めてきたんでしょ? 福岡で、その覚悟とやらをね、しっかり俺に、そして福岡の新日本プロレスを応援してくださる皆様に、シッカリ見せつけてよ。まあ、楽しみにしてるから。アスタ・フエベス(また木曜に)、アディオス」
【本間の話】「(※若手に背負われて引き揚げてきて、コメントスペースでは大の字に)ああ、ああ、ああ、クソー、悔しい。悔しい。俺は内藤のこと、すげえ先を行ってる後輩だと思ってた。もう、この歳で測れるぐらいの距離じゃないことが今日わかった。俺は絶対、あきらめねえ。俺は、お前を今日、更生させられなかったかもしれねえけど、次だ、次。あきらめてたまるか、この野郎。2勝3敗だ。まだまだいける、まだまだいける。ただ、ほめたくねえけど、内藤、強かった。でも、俺は負けねえから」Bブロックは混戦のまま折り返し地点を迎え、まず1敗でトップグループの中嶋はYOSHI-HASHIと対戦、試合はコーナーのYOSHI-HASHIにR-15で場外に落とした中嶋がキックを浴びせ、YOSHI-HASHIの痛めている左肩を徹底的に痛めつけて試合の主導権を握る。
しかしYOSHI-HASHIも低空ドロップキックからヘッドハンターで流れを変えると、中嶋をトップロープに固定して背中へのドロップキックを放つも、パワージャック狙いを切り返した中嶋はトラースキックからバックドロップ、ドラゴンスープレックスと畳み掛けるが、YOSHI-HASHIもショルダーバスターで譲らない。
両者は打撃戦からYOSHI-HASHIがパワージャックを決めるも、スワントーンボムは剣山で迎撃され、中嶋はトラースキックの連打からランニングキックを浴びせると、バーティカルスパイクで勝負に出るが、スピンキックで阻止したYOSHI-HASHIは痛めている左腕でラリアットを放ち、最後はカルマで3カウントで3勝目を獲得する。1敗の永田vs2敗のエルガンは永田がフロントハイキック、エルガンのジャーマン狙いを阻止してフェイント式低空ドロップキックで先手を奪うが、エルガンは永田の後頭部にローリングエルボーを炸裂させると、場外戦となりエプロン上でのギロチンドロップで永田の首にダメージを与える。
リングに戻ると永田はキチンシンク、胸板へのローキック、浴びせ蹴り、フロントハイキック、エクスプロイダーと反撃するが、エルガンは永田のキックをキャッチしてから延髄斬りを浴びせ、串刺しラリアット、サイドバスターと畳み掛ける。
両者は打撃戦となるがエルガンのラリアットをかわした永田はバックドロップ、そしてバックドロップホールドを狙うと、エルガンが阻止してコーナーへ昇ったところで永田が追いかけ雪崩式エクスプロイダーで投げる。
エルガンはターンバックルへのパワーボムからエルガンボムを狙うが、永田は切り返して白目式腕固めで捕獲、エルガンがエプロンに逃れて永田がエプロン上でのエクスプロイダーを狙うが、阻止したエルガンはエプロン上でのデスバレーボムを敢行し、リングに戻ってもぶっこ抜きジャーマンで投げる。
エルガンはダイビングボディープレスを投下するが、永田がかわして腕十字で捕獲するも、エルガンが押しつぶし、ラリアット、ターンバックルへのパワーボムからエルガンボムで3カウントを奪い3勝目を獲得する。2敗の柴田は3敗の矢野と対戦するも、試合開始早々柴田がフロントハイキックを連発し、コーナーに押し込んでエルボーを連打、顔面への串刺しドロップキックと猛ラッシュをかけ、矢野は「ブレイク」と連呼して矢野ワールドへと持ち込もうとするが、柴田は拒絶するかのように突進するも、かわした矢野は崇コーナー作りを狙うと、柴田はスリーパーで捕獲する。
矢野は崇コーナーに柴田を叩きつけ、急所打ちから丸め込み、柴田は再度スリーパーで捕らえるが、足をすくった矢野が強引に丸め込んで3カウントとなり、2勝目を獲得した矢野はYTRポーズをとって勝ち誇り、思わぬ敗戦となった柴田は鉄柵を蹴り飛ばして退場する。
2敗のケニーは3敗のEVILと対戦、試合開始からケニーの左右の張り手に対し、EVILはキック、顔面かきむしり、ショルダータックルで返すも、ケニーはフランケンシュタイナーでEVILを場外へ追いやり内藤ばりに寝そべりポーズをとると、EVILはイスを持ち出すが、ケニーはスライディングキックでイスごとEVILを吹き飛ばして場外戦へと持ち込む。
ケニーは鉄柵越しのダイブを敢行するがEVILはイスで迎撃すると、イスで一撃を狙うが鉄柱に誤爆となり、ケニーは場外でイスを設置してEVILをイスめがけてブレーンバスターを狙うが、EVILが逆にイスめがけてフィッシャーマンズバスターで投げ、ケニーは背中から出血してしまう。
リングに戻ったEVILは串刺しローリングラリアッなどで攻勢に出るが、ケニーはカミカゼからムーンサルトプレスの連続技で反撃し、ジャーマン狙いは阻止されても低空ドロップキックを放つが、コタロークラッシャー狙いはEVILがキャッチしてバックドロップで投げるも、ラリアットがかわされると、ケニーは高速ドラゴンスープレックスで投げ捨てる。
ケニーは片翼の天使を狙うが、逃れたEVILはバックドロップを決め、EVILを狙うとケニーはジャンピングニーで阻止し、ランニングニーからドクターボムで叩きつける。
ケニーはランニングニーを狙うが、EVILがかわしてジャーマン、ラリアット、ダークネスフォールズで畳み掛け、再度EVILを狙うが阻止したケニーはトラースキック、EVILは頭突きを浴びせるが、ケニーはジャンピングニーからリバースフランケンシュタイナーで突き刺し、最後はランニングニーから片翼の天使で3カウントを奪って3勝目を獲得、EVILは4敗目で大きく後退する。メインは内藤と本間の2敗同士が対戦、試合は本間のラリアットをかわした内藤がハンマーブローなどで先制、本間もショルダータックルから小こけしで反撃を狙うがかわされてしまう。
内藤は本間の膝めがけて低空ドロップキックから足攻めを展開、ニークラッシャー、メキシコ式足4の字固めで本間の動きを止めるが、トルネードDDT狙いは内藤が堪えてブレーンバスターで投げきる。
本間はエルボー、逆水平チョップ連打、串刺しジャンピングエルボー、フェースクラッシャー、小こけしと猛ラッシュをかけるが、内藤も顔面かきむしりで反撃を断ち切り、マンハッタンドロップ、低空ドロップキックからグロリアを狙うが、本間が阻止するとジャンピングエルボーアタックを狙う内藤にこけしロケットで迎撃する。
本間はダイビング式こけしロケットから垂直落下式ブレーンバスターで突き刺すも、内藤は雪崩式フランケンシュタイナーからグロリアを決め、デスティーノを狙うが、本間は頭突きで抵抗する。
本間はこけし落としを狙うが、内藤は膝固めで切り返し、起き上がった本間は内藤の顔面めがけてストンピングを浴びせて脱出、内藤は浴びせ蹴りから再度デスティーノを狙うが、阻止した本間はラリアットからこけしロケット、そしてこけし落としで突き刺す。
本間はこけしを狙うが、内藤がかわして自爆となると、関節蹴りで迫る内藤に対し本間は張り手で抵抗、そしてエルボー、張り手合戦となり、内藤が競り勝って延髄斬りからジョニー・スミスの必殺技であるブリティッシュホールを決め、最後はデスティーノで3カウントとなり内藤が3勝目を獲得した。高松大会を終えBブロックは永田、エルガン、YOSHI-HASHI、ケニー、内藤、中嶋がトップグループを形成し柴田、矢野、本間が追いかける大混戦となった。Bブロック次回公式戦は8月4日福岡
、柴田vsケニー、永田vs矢野、本間vsEVIL、エルガンvsYOSHI-HASHI、内藤vs中嶋が組まれている。混戦だと直接対決での勝敗が大きく鍵を握っているだけに潰しあいは必至、誰が混戦を抜け出して優勝決定戦へと駒を進めるか? -
“夏男”天山が意地を見せるもオカダの前に散る。丸藤が真壁を打ち抜き土をつける!
7月31日 新日本プロレス「バディファイト Presents G1 CLIMAX 26」岐阜産業会館 2581人 超満員札止め
<アピール、コメントなどは新日本プロレス公式HPより>
◇第1試合◇
▼20分1本
永田裕志 ○タイガーマスク(6分48秒 体固め)マイケル・エルガン ×デビット・フィンレー
※雪崩式ダブルアームスープレックス◇第2試合◇
▼20分1本
柴田勝頼 ○小島聡 中西学 獣神サンダー・ライガー(7分45秒 体固め)矢野通 YOSHI-HASHI ×外道 中嶋勝彦
※ラリアット◇第3試合◇
▼20分1本
ケニー・オメガ ○高橋裕二郎(6分10秒 体固め)田口隆祐 ×キャプテン・ニュージャパン
※ピンプシューズ◇第4試合◇
▼20分1本
内藤哲也 ○EVIL BUSHI(8分20秒 体固め)本間朋晃 KUSHIDA ×ジュース・ロビンソン
※EVIL◇第5試合◇
▼「G1 CLIMAX 26」Aブロック公式戦/30分1本
[2勝3敗=4点]○タマ・トンガ(11分0秒 片エビ固め)[2勝3敗=4点]×石井智宏
※ガンスタン【トンガの話】「(※静かな口調で)俺は自分のために闘っている。お前のためでもなく、親父のためでもなく、家族のためでもないし、兄弟のためでもない。そしてファンのためでもない。自分自身のためなんだ。そのために体を鍛えて、コンディションも整えている。今のレベルを維持するために。それだけじゃなく、さらに高いレベルにたどり着くために。すべて、それを目標に時間を過ごしてきているんだ。トップに立つためにね。それも、この業界のトップに立つために。そのために生きてると言っていい。それを目指して、この業界に入って6年間、過ごしてきた。日本に来てからの6年間だ。その間、いろいろと考えてきた。ただ暴れてきたわけじゃない。どのように見せていくかも含めてね。これからの6年間も、今までとやってきたことは変わらない。同じように、自分自身のために、そしてトップに立つために過ごしていく。この団体のトップに、そしてこの業界のトップに、世界でもトップに立つために。俺はそういう野望を抱いてるんだ。できるだけ早く、そうなるなることを目指していく。回り道してる余裕はないんだ。この俺の体を見ろ。親父もここまでの体はしてなかった。兄弟と比べてもそうだ。目標に向けて鍛えてきたのがこの体だ。俺以上の体をしたヤツが、この団体にいるか? 俺以上に戦闘力のある肉体をしたやるがいるか? 俺と対等に渡り合える肉体をしたヤツがいるか? 今はすべての闘いが、目標に向けてのものだ。俺はこのまま突き進んでいく」
◇第6試合◇
▼「G1 CLIMAX 26」Aブロック公式戦/30分1本
[2勝3敗=4点]○バットラック・ファレ(9分6秒 片エビ固め)[2勝3敗=4点]×SANADA
※バットラックフォール【ファレの話】「してやったり。これ以上ない気分だ。最高の結だ。バッドラックフォールで片付けたんだからな。これからどんどん屍の山を築いていくぞ。1人残らず、バッドラックフォールの餌食にしてやる。バッドラックフォールの威力を見せつけてやる。恐れおののいておくんだな」
◇第7試合◇
▼「G1 CLIMAX 26」Aブロック公式戦/30分1本
[3勝2敗=6点]○丸藤正道(10分39秒 片エビ固め)[4勝1敗=8点]×真壁刀義
※不知火【丸藤の話】
丸藤「(※フロアに座り込んで)ギリギリだ、ギリギリだった。それぐらい一発一発が……」--シングルで肌を合わせてみた真壁刀義選手はいかがでしたか?
丸藤「いや、最高に気持ちいい相手ですね、やってて。まあ、天山選手もそうですけど、ああやって(キャリアが)上の選手と当たることができて、今日また、自分がさらに強くなったかもしれない」
--ここでまた一つ白星を重ねたということで……。
丸藤「もちろん負けはあるけど優勝はあきらめてないし、俺が会場に来てる皆さんを、一番わくわくさせます」
--以前、『G1』に参戦した時と今年を比べて、厳しさなどの違いは感じますか?
丸藤「いやあ、以前のはもう忘れちまったけど、今回の方が自分らしく闘えてるなと。だから勝てるんじゃないですか。だから優勝するんじゃないですか」
【真壁の話】
真壁「いやあ、いけたな。9分9厘な(と苦笑い)。小細工なんて嫌えだからよ。実際、小細工なしの正面衝突だったけど、やっぱりあいつ、小細工するようなヤツじゃなねえな。当たりもいいし。(※ドス黒く色が変わった胸を示しながら)見ろよ、あのチョップ。昨日に加えて今日だろ? 俺、ドMじゃねえからな。ほんとは俺、Sだぞ。やり返してやったけど。この野郎と思って。だけどよ、技術的に均衡してるわな。今の新日本のハイレベルなヤツら、みんな(実力は)均衡してる。それだから一つでも(星を)落としたくないんだ、正直、俺は。まあ、でも今日、落としたな。不知火なんて俺、食らったことねえからさ。ま、しゃあねえ。しゃあねえったらしゃあねえけど、(負けたのは)一つだ。まだ優勝(の可能性)は残ってんだろ? 何べんも言うけどよ、優勝を望まないプロレスラーってクソ食らえだ。何べんも言ってやる。クソだからな。必ず優勝してやる。全員、ねじ伏せてやる。俺のこと知ってんだろ、みんあな? わからせてやる、それだけだ。今日の丸藤に対しては、俺の満足度のいく試合ではあったよな。だけどよ、あれ、ねじ伏せたらこっちのもんだ。大満足だったけどな。最後の最後な。(丸藤は)いい選手だよ。ただ、俺に土つけたんだ。これでタダで済むと思うなよ、おい。新日本(のリング)に上がったら、必ず俺が最初に立ち上がる。それだけだ、後輩」--真壁選手は依然、NOAHに乗り込んで闘ったことがあります。その時の気持ちを、今日の丸藤選手から感じた部分はありました?
真壁「面白いね、面白い。脅威とか怖さなんて微塵もない。俺の性格とこの体見たらわかんだろ? 怖さなんて微塵もない。ただ、1レスラーとして、丸藤と今日、初めてやったよ。初めてだぜ。これだけ、キャリア20年もやってて。いいじゃない? 俺、負けたよ。負けた人間が何言おうと勝手だ。説得力ない。ただ、1レスラーとしていい。それだけだ。で、さっきも言ったろ? これで俺が『まあ、いいんじゃない』って、そんなんで終わんない、バカ野郎。やられたらやり返す。覚悟しとけよ。クソNOAHファン、テメエらにもわからせてやる。覚えとけ。それだけだ」
◇第8試合◇
▼「G1 CLIMAX 26」Aブロック公式戦/30分1本
[4勝1敗=8点]○オカダ・カズチカ(12分30秒 片エビ固め)[2勝3敗=4点]×天山広吉
※レインメーカー【オカダ、外道の話】
オカダ「昨日、『G1に出たこと、後悔させてやる』って言ったけどな、天山さん、『G1』、楽しいだろ、この野郎? 俺がしっかり、あなたの最後の『G1』、盛り上げてやったよ。これでな、おそらく最後の『G1』、そして最後のIWGPチャンピオンとのシングル、楽しかったろ? それだけのパワーがあるんだったら、最初からやっとけ、この野郎。ただ1個だけ、最初に言った『おっさん連中でやってるタイトルマッチ』って言ったけど、変わらずおっさんだよ」外道「オイ、俺が言うことは毎回いっしょだ。予定変更はなしだ。2度と負けねえ」
【天山、小島の話】
天山「(※氷のうで首の後ろを冷やしながらコメント)ああ、クソー。なんていうか……。なんやろ? せっかくのメッチャ、チャンスの、こんなね、現チャンピオンとの、IWGPの現チャンピオンとシングルでやるって、そうそうないもん。このチャンスを絶対、ものにしたかったんやけどね。Aブロックになった瞬間、オカダとやるっていうのは決まってたからね。これ、食うしかないと思った。この岐阜で、オカダの首取ってね、これから『G1』巻き返しやって気持ちよくいきたかった。ああ、チキショーや、ホンマ。ああ、最初に首やったけど、それでもいくらでもチャンスあったし。まだまだあいつもチャンピオンやけど、俺、そんなの感じひんかったからね。後ろにコジもいるし、コジの力、オーラも感じたしね。コジのためにも、オカダ・カズチカ、現チャンピオンをやりたかった(やっつけたかった)ね」小島「(※天山が差し出した右手を握り返しながら)またいきましょう」
天山「ありがとう。コジの力、またもらうわ。ここからまだまだ巻き返すわ。ありがとう」
小島「全然、大丈夫です。頑張りましょう」
天山「まだまだ。3敗しようが4敗しようが、知ったことあるかって。巻き返してやるからよ」
◇第9試合◇
▼「G1 CLIMAX 26」Aブロック公式戦/30分1本
[2勝3敗=4点]○棚橋弘至(15分47秒 片エビ固め)[2勝3敗=4点]×後藤洋央紀
※ハイフライフロー(試合終了後)
棚橋「まず最初に、ただいま(※大歓声)。 ただいま!(※『おかえり!』の大合唱)ただいまー!!(※『おかえり!!』の大合唱) そしてそして! 『G1 CLIMAX』が! 岐阜に初めて! 来たぜ~~!!(※大拍手) 初めて来たな。よし! 本当に、岐阜で『G1』を開催することができて、心から嬉しいです。ありがとうございました!(※大拍手) そしてね、岐阜のみんなに、会場のみんなにパワーをもらったから。俺は、『G1 CLIMAX』、優勝を諦めないから(※大拍手)。ここ大事なところ。岐阜の! 誇りを胸に、『G1』、ちょっくら2連覇して来ます(※大歓声)。今日はありがとうございました!」
(ここで再び「棚橋」コールが起こり、棚橋がエアギターを手にする。
棚橋「じゃあ久しぶりに岐阜でやろうか!岐阜ーー!!(4回絶叫)、盛り上がって行こうぜーー!!(1回目のエアギターを演奏。棚橋はアンコールに応えて2回目の演奏、「もう1回」コールに応えて3回目の演奏も敢行。ここで「棚橋・最高」コールとなり、一部のファンから「もう1回」コールも起きる。しかし棚橋はリングにひざまずく()大丈夫だ。疲れてないけど、アンコール4回目は『G1 CLIMAX』に優勝したときにとっとくから!ホントに、最後の最後まで、超満員、大声援、ありがとうございました!じゃあ最後まで、『G1』振り切って行きます。ということで!! 最後に!! 岐阜の皆さーーん!! 愛してまーーす!!」【棚橋の話】
棚橋「(※左肩の治療を終えてからコメントスペースにやって来る)所沢で初勝利挙げて、梅雨明け宣言。そして、岐阜でパワーもらって巻き返し。最高の流れというか、僕にとっては理想的な日程ですね。特にこの第5戦を終えて、残り半分。きつくなってくるところだから、僕以外の選手は」--地元・岐阜での『G1』開催とあって、大声援を受けてましたが……。
棚橋「『G1 CLIMAX』という大会の規模が年々、大きくなって、ここ、思い出深い岐阜産業会館で『G1』を開催できるっていうのは、これは自分で言いますけど、棚橋の功績が大きいんじゃないかと……。ね?」--ヨシタツも……。
棚橋「(※頭を抱えて冗談ぽく)そうか、ヨシタツのおかげか……。今日はどうしても3敗っていうことで崖っぷち、負けられれないっていうのもあったんだけど、それ以外にもいっぱい負けられない理由がね。地元だし、あったし。今日は底力を出しました。これからも底力出していきます。基本、底力……」【後藤の話】「3敗目で万事休すか……。いや違う。こっからが、俺の見せどころだ」
G1も折り返し地点を迎え、岐阜大会ではAブロック公式戦が行われた。
セミでは2敗の天山が1敗オカダと対戦、小島からG1出場権を譲渡された天山にとって賛否の声を覆すためには絶対に勝たなければいけない相手でもある。
序盤は天山のモンゴリアンチョップをブロックしたオカダだったが、天山がショルダータックルからモンゴリアンチョップをやっと乱打させると、オカダはたまらず場外へ逃れ、天山も追撃するために追いかける、しかし鉄柵攻撃の応酬をオカダが制すると鉄柵固定式のハングマンDDTで天山の首を突き刺し一気に失速させる。
リングに戻ってもネックブリーカーから天山を踏みつけ、ファンのブーイングを煽る余裕ぶりを見せるオカダだったが、オカダがロープへ走ったところで天山がニールキックで迎撃しモンゴリアンチョップを乱打するも、オカダはフラップジャックからて串刺しエルボー、DDT、ランニング式のカチ上げエルボースマッシュと畳み掛け、すぐ自分の流れへと戻してしまう。
オカダはダイビングエルボーからレインメーカーポーズをとり、レインメーカーで勝負を狙うが、天山はボディへの頭突きで迎撃するとマウンテンボムを決め、再びモンゴリアンチョップを放つも、オカダはドロップキック、天龍殺しの低空ジョン・ウーの連発、リバースネックブリーカーと返し天山を追い詰める。
オカダはツームストーンパイルドライバーを狙うが、阻止した天山はジャンピングネックブリーカードロップからTTDで突き刺し小島魂ラリアットを狙うも、オカダはかわしてレインメーカーを狙うが、天山はアナコンダバスターで迎撃しアナコンダマックスで捕獲、だが再度アナコンダバスターは逃れられるも、天山は頭突きから小島魂ラリアットを狙いはオカダはドロップキックで迎撃してレインメーカーを狙う。
しかし天山はヘッドバットで迎撃すると、怯むオカダの側頭部に頭突きを連発、そして天山プレスを狙うが、オカダは背後からのドロップキックで阻止するとジャーマンからのレインメーカーで3カウントを奪い1敗を堅守、天山は3敗で大きく後退した。
内容的にも夏男だった天山が甦るかと思ったが、オカダの余裕ぶりは崩せず、オカダもオカダで“天山の時代ではない”というものを見せつけた、一瞬でも夢を見てしまったが待っていたのは現実、これもまたプロレスである。第7試合では負けなし4連勝の真壁に2敗の丸藤が挑み、序盤は真壁の方から丸藤に逆水平を要求すると、丸藤は鞭のようにしなる逆水平を乱打するが、真壁は胸板を真っ赤にしながらも平然と受け流し、真壁は左のラリアットからショルダータックルなどで丸藤を圧倒する。
丸藤もロープへ振ろうとする真壁を側転からのドロップキックで場外へと追いやり、プランチャを炸裂させた後で、串刺しジャンピングエルボー、アックスボンバー、ニールキックと畳み掛けた後で不知火を狙うが、阻止した真壁はラリアットを炸裂させる。
真壁は串刺しラリアット、コーナーナックル、ノーザンライトスープレックスの後でラリアットと畳み掛けるが、丸藤はトラースキック、バックスピンキックと応戦、しかし真壁はラリアットで丸藤の反撃を断ち切り、丸藤のトラースキックを喰らってもパワースラム、ジャーマンで丸藤を追い詰める。
勝負と見た真壁はスパイダージャーマンを狙うが、バク宙で脱出した丸藤は真壁の後頭部めがけて虎王を炸裂させ、正面からの虎王を狙うも、真壁はラリアットで迎撃しパワーボムで叩きつける。
しかし丸藤は見えない角度トラースキックを炸裂させると、バックスピンキックの連発から虎王、トラースキックからの不知火で3カウントを奪い、全勝の真壁に土をつけ2敗を堅守する。メインは地元出身でファレ戦でやっと初日を出した棚橋が2敗の後藤と対戦、序盤から棚橋がエンジンを全開させ、フライングボディアタックからドロップキックで場外へ追いやるが、追撃を狙ったところで後藤が逆襲し、鉄柵攻撃からミドルキックを連発、リングに戻っても左肩を気にする棚橋を攻め立て、村正からラリアットで場外へ追いやるとプランチャを炸裂させ、棚橋は脇腹を痛めてしまう。
後藤はダイビングエルボーから牛殺しを狙うが、棚橋はスリングブレイドで切り返すと、場外へ逃れた後藤にコーナーからプランチャを発射、しかしロープ越しのドラゴンスクリューは阻止されると、エプロンでのエルボー合戦からリングへのエルボー合戦を展開し、後藤は顔面への頭突きからラリアットを狙うが、かわした棚橋はダルマ式ジャーマンからハイフライフローを投下するも自爆となり、後藤はすかさずスライディングラリアットを炸裂させる
後藤はリバース式牛殺し、GTRは阻止されても牛殺しからGTRを狙うが、阻止した棚橋は張り手も、かわした後藤がスリーパーで絞めあげてからGTRを狙うと、棚橋はツイスト&シャウトで切り返す。
棚橋はスリングブレイドを狙うが、後藤はスリーパーで捕獲すると、棚橋はその場飛びのスリングブレイドを決め、最後はハイフライアタックからのハイフライフローで3カウントを奪い2勝目を獲得した。第6試合のSANADAvsファレは場外戦でファレがリングに戻ろうとしてロープを跨いだところで、SANADAがロープを蹴り上げて急所攻撃を決めると、SANADAはバットを持ち出して首を絞めあげるが、激怒したファレが鉄柵攻撃から鉄柵を叩きつけ、リングに戻っても両足での踏みつけて押しつぶしにかかる。
SANADAも連続リーブロックからドロップキックでファレを場外へ追いやり、プランチャを放つが、コーナーからの攻撃はファレがデットリードライブで落とし、串刺しボディースプラッシュからボディープレスと圧殺する。
ファレはグラネードで勝負に出るが、SANADAはフランケンシュタイナーで切り返すと、スワンダイブ式ミサイルキックからSkull Endを狙うが、ファレは強引に持ち上げ、SANADAは脱出して延髄斬りを放つも、倒れないファレはスピアーを炸裂させる。
ファレはバットラックフォールを狙うが、背後に着地したSANADAは逆さ押さえ込みで丸め込むも、クリアしたファレはグラネードからバットラックフォールを決め3カウントを奪い2勝目を獲得する。第5試合の石井vsトンガはヘッドバット、エルボー、逆水平チョップと繰り出す石井に対し、トンガはスピアーから場外戦へと持ち込んでヘッドバット連射、チョーク攻撃で反撃。
リングに戻っても串刺し攻撃を阻止した石井はジャーマンからエルボー&逆水平のコンポ攻撃やバックドロップと攻勢に出るが、追走合戦になるとトンガは幻惑式ロープワークで石井を翻弄、トンガンツイスト、パワーボム、ゴーストフェースと畳み掛けていく。
勝負と見たトンガはヴェレノを狙うが、石井はブレーンバスタースラムで切り返し、トンガのガンスタンも阻止した石井は後頭部にスライディングラリアットからパワーボムを決める。
石井はスライディングラリアットを狙うが、かわしたトンガはラリアットで返し、石井も延髄斬りで返すが、トンガはヴェレノで突き刺す。
トンガはガンスタンを狙うが、石井は阻止して垂直落下式ブレーンバスターを狙うと、体を反転したトンガが変型ガンスタンを決めてからガンスタンを決め3カウントを奪い2勝目を獲得した。折り返しを迎えたAブロックは真壁が敗れたためオカダと並び1敗でトップ、2敗で丸藤が追いかける展開となった、Aブロックの次の公式戦は8・3鹿児島、棚橋vs石井、天山vsファレ、丸藤vsSANADA、後藤vsトンガ、そしてオカダvs真壁のトップ同士の直接対決が組まれている。オカダvs真壁が事実上の天王山となるのか?
ありがとう岐阜。バスは一路、香川県高松市へ。ブンブーン! #岐阜 #g126
— 棚橋弘至 TANA (@tanahashi1_100) 2016年7月31日本日、岐阜大会終了しました。
G1公式戦のオカダカズチカ戦。
絶対に勝ってやる‼って気持ちで闘いましたが、最後はやられてしまいました……
コジもいつも以上に激を飛ばしてくれて、イケると思ったけどアカンかった……
負けても立ち上がって行くしかない‼
コジよ、ホンマにありがとう‼
— 天山 広吉 (@TENZAN323) 2016年7月31日G1・岐阜大会、終了。
テンザンvsオカダのセコンドに就く。
またしても、スゲー闘いを魅せてくれた。
なんか、日を追う毎に感動が増していってる。
なるべく多くのプロレスファンの方に、いや、プロレスファンの方じゃなくても、今のテンザンの闘いを見てほしいと思います。
— 小島 聡【SATOSHI KOJIMA】 (@cozy_lariat) 2016年7月31日真壁選手に勝った!
‘タフ’という言葉はこの人のためにあるのだろう。
高松まで移動なのでひとまずスイーツ食べます。#noah_ghc #G1 #勝利 #タフ… https://t.co/WZRnVMEGWg
— 丸藤naomichi marufuji (@noah_maru_fuji) 2016年7月31日Tama Tonga #G1Climax26. Gifu, Japan. #NewJapanProWrestling #sleefs pic.twitter.com/NJbxqccEGi
— theBadBoy_TamaTonga (@Tama_Tonga) 2016年7月31日 -
満身創痍の柴田が内藤を絞め落とす!エルガンは掟破りでケニーを返り討ち!7月30日 新日本プロレス「バディファイト Presents G1 CLIMAX 26」愛知県体育館 5500人超満員
<アピール、コメントなどは新日本プロレス公式HPより>
◇第1試合◇
▼20分1本
○田口隆祐(7分58秒 片エビ固め)×デビット・フィンレー
※どどん
◇第2試合◇
▼20分1本
バットラック・ファレ タマ・トンガ ○高橋裕二郎(7分10秒 片エビ固め)小島聡 中西学 ×キャプテン・ニュージャパン
※ピンプシューズ
◇第3試合◇
▼20分1本
○SANADA BUSHI(9分1秒 Skull End)KUSHIDA ×ジュース・ロビンソン
◇第4試合◇
▼20分1本
棚橋弘至 真壁刀義 天山広吉 獣神サンダー・ライガー ○タイガーマスク(10分44秒 リバースダブルアームバー)オカダ・カズチカ 石井智宏 後藤洋央紀 ×外道 丸藤正道
◇第5試合◇
▼「G1 CLIMAX 26」Bブロック公式戦/30分1本
[1勝3敗=2点]○矢野通(4分21秒 逆さ押さえ込み)[2勝2敗=4点]×本間朋晃
【矢野の話】「よし、始まったぞ、『G1』が! 『G1』が始まったぞ! NOAHの崇高なタッグチャンピオンの実力は、こんなもんじゃない!」
【本間の話】「矢野、人の心を弄びやがって、この野郎。確かに矢野、おめえは強いよ、巧いよ、賢いよ。GHCタッグチャンピオンとしてな、(優勝)できると思うか、この野郎! お前、ただじゃおかねえよ。俺は、去年までの俺と違うんだ。こんなところで、負けてるわけにはいかねえんだよ。2勝2敗。まだ5割、まだ5割。(『G1』)トータル3勝20敗。まだいける。あきらめたら、そこで終わってしまうんだ。俺は絶対、あきらめない」
◇第6試合◇
▼「G1 CLIMAX 26」Bブロック公式戦/30分1本
[2勝2敗=4点]○YOSHI−HASHI(12分48秒 片エビ固め )[1勝3敗=2点]×EVIL
※カルマ
【YOSHI-HASHIの話】「とりあえず2勝2敗、五分に戻せた。最後、エルボーで……。途中、なんも…… 。途中で足きちゃって、わけわかんなくなっちゃったけど、勝ちは勝ちだよ。今日も最後、決めてやったよ。次、中嶋? なんだよ、EVIL……、頭が真っ白なっちゃったけど、とりあえず勝ちは勝ちだから。まだわかんないだろ? 2勝2敗。まだわかんないよ。だから俺が、可能性はまだあるよ。見てろよ。先輩の“後藤革命”じゃない、“YOSHI-HASHI革命”を起こしてやる」
◇第7試合◇
▼「G1 CLIMAX 26」Bブロック公式戦/30分1本
[3勝1敗=6点]○中嶋勝彦(12分32秒 片エビ固め)[3勝1敗=6点]×永田裕志
※バーティカルスパイク
【中嶋の話】「(※笑みを浮かべながら、叫ぶように)オ~イ、愛知県体育館の新日本プロレスのファンの皆さん、そして新日本、ここ、愛知県体育館で、中嶋勝彦が、永田裕志から取ったで! オイ、この意味がどう(いうこと)かわかるか? 俺は、止まらねえ!」
【永田の話】「(※左足を引きずりながらコメントスペー スにやって来る)俺に火をつけやがって。これで終わりだと思うなよ。お前ごとき、まだまだ。堂々と目の前に立ち上がってやるからな。たかだか1敗。されど、俺は不動心。以上」
◇第8試合◇
▼「G1 CLIMAX 26」Bブロック公式戦/30分1本
[2勝2敗=4点]○マイケル・エルガン(16分44秒 エビ固め )[2勝2敗=4点]×ケニー・オメガ
※エルガンボム
【エルガンの話】「(※2本の白革ベルトを手に)ケニー、俺はオーサカで言ったはずだ。この(インターコンチネンタルの)ベルトを獲った時に。『お前は2度と、俺を倒すことはできない』と。今夜、それを証明したまでだ。俺が何を言おうとしてるのか、それがどういう意味なのか、わかるな。わからないなら、それをまた証明するまでだ。2試合ほど前、俺はシバタに勝ってこう言った。『このG1で、これ以上負けない』とな。その通りになるだけだ。さあ、次はナガタ。待ってろよ」
◇第9試合◇
▼「G1 CLIMAX 26」Bブロック公式戦/30分1本
[2勝2敗=4点]○柴田勝頼(19分24秒 レフェリーストレッチ )[2勝2敗=4点]×内藤哲也
※スリーパーホールド
【柴田の話】「(※ 右肩を押さえながら引き揚げてきて、コメントスペースにたどり着くと、座り込んでコメント)肩のケガ? ヒザのケガ? 関係ねえよ。関係ねえよ。(※ゆっくり立ち上がって)ほら、見ての通り、俺には左腕と、右足が残ってる。以上! (※控室に歩を進めたが)あともう一つ(と叫ぶと、コメントスペースに戻って来て)、もう一つ。内藤、お前、この負け、なかったことにすんなよ」
G1も8日目、愛知大会を迎え、メインは2敗の柴田が1敗の内藤と対戦も、柴田は開幕戦で右肩を痛めただけでなく左膝を負傷し満身創痍の状態のままで内藤戦を迎えた。
開始からリングで堂々と構える柴田に対し、内藤は焦らしを狙っておちょくったところで柴田がフロントハイキックで強襲し鉄柵に何度もぶつけまくり、リングに戻ろうとした内藤をまた蹴り出し、再び鉄柵へと叩きつけるが、内藤が逆にに鉄柵に叩きつけ、柴田の痛めている左膝をテーピングで鉄柵に固定してからエプロンからのミサイルキックを放って動きを止めにかかる。
リングに戻った内藤は柴田をハンマーロックで捕らえて右肩攻めを展開するだけでなく、左膝攻めも展開するが、柴田はコーナーに押し込みエルボーの連打から顔面への串刺しドロップキック、コブラツイストで捕獲するも、内藤は切り返して膝固めで捕獲し、執拗に絞りあげるが、柴田はクロスヒールホールドで極め返し、逆に内藤がロープへと逃れる。
それでも内藤は柴田の顔面にドロップキックを放ってから、右肩めがけてミサイルキックを命中させるも、コーナーミサイルキックは柴田がエルボーで迎撃し武者返しを決める。
両者は膝立ちのままでエルボー合戦を展開し競り勝った柴田はスリーパーで捕獲してからスリーパースープレックスで投げるが、内藤も急所蹴りからジャックナイフ式エビ固めへと丸め込むと、クリアしたところでデスティーノを狙うが、柴田は頭突きで阻止してから再度スリーパーで捕獲しPKを浴びせると再びスリーパーで捕獲、そのまま一気に絞めあげて内藤は動かなくなり試合はストップ。柴田が勝利を収め2勝目を獲得した。
セミのエルガンvsケニーはエルガンがリング下で2つのベルトを見せつけたところで、裕二郎が強襲し、その隙を突いたケニーがトペコンヒーロを炸裂させて試合開始となり、ケニーは場外マットを使ってエルガンを簀巻きにしてからフットスタンプを狙うが、脱出したエルガンがフロントハイキックで反撃し客席まで雪崩れ込んで大乱闘を展開する。
逆水平などで場外戦を制したエルガンはコーナーからフライングショルダーを発射、そしてパワーボムを狙うが、リバースしたケニーが逆にパワーボムを狙うと、エルガンもリバース、だがケニーは低空ドロップキックから再び場外戦へ持ち込み、エルガンの痛めている左肩をエプロンに叩きつける。
ここからケニーは左肩攻めを展開、エルガンの左肩のテーピングを剥がす暴挙に出るが、エルガンは延髄斬りからコーナーへのジャーマンで反撃し、串刺しラリアットの連発からロープ越しの延髄斬りを決め、突進したケニーをキャッチしてオクラホマスタンピートを決めるも、ケニーも足を払ってからの低空ドロップキックからコタロークラッシャーを決めるなど譲らない。
エルガンは投げを狙うケニーを俵返しで投げるが、ブレーンバスター狙いはケニーが唾攻撃で阻止し、カミカゼからのムーンサルトを狙うが、エルガンは肩車で捕らえるも、ケニーはフランケンシュタイナーで切り返してエルガンをコーナーに直撃させる。
ケニーは再度カミカゼからムーンサルトを狙うが、エルガンが剣山で迎撃すると、コーナーへのパワーボムで叩きつけたところで、ケニーはランニングニーで炸裂させ、トラースキックからロープへ走るも、エルガンはラリアットで迎撃する。
両者ダウンの後で、エルガンが前後からのラリアットを決めるも、ケニーは高速ドラゴンスープレックスからリバースフランケンシュタイナーで応戦し、雪崩式ブレーンバスターを狙うが、エルガンがコーナー上でのオートマティックミッドナイトを決める。
両者はパワーボムを応酬した後でケニーがドクターボムを決め、ランニングニーから片翼の天使を狙うと、阻止したエルガンが掟破りの片翼の天使を敢行、エルガンはランニングニーを狙うケニーをラリアットで迎撃、そしてエルガンボムを決め3カウントを奪い2勝目を獲得する。
3勝負けなしの永田は中嶋と対戦、ゴングと同時に中嶋は奇襲をかけたが、永田はフロントハイキックで返り討ちにすると、場外戦に持ち込み、鉄柵に叩きつけてから再びフロントハイキック を放つ。
リングに戻ると中嶋はキックで反撃しミドルキックでダウンさせるも、永田はキチンシンク、顔面蹴り、サッカーボールキックの後でナガタロックⅡで捕獲 キックの連打で中嶋を追い詰める。
永田が「立て、このヤロー!」とゲキを飛ばすと、中嶋もエルボーで反撃するが、張り手で黙らせた永田はロープへ走るも、中嶋は低空ドロップキックで迎撃し、左ハイキックからミサイルキックを放つ。
中嶋は串刺し攻撃を狙うが、永田はフロントスープレックスで投げると 中嶋もフロントキックで応戦、エルボー合戦から永田がフェイントを入れて、永田の膝に関節蹴りから三角蹴り、バックドロップと畳み掛ける。
中嶋はPKを狙うが、かわした永田は白目式腕固めで捕獲、張り手合戦も制した永田はタイナーからバックドロップ、そしてバックドロップホールドを狙うも、阻止してから中嶋はドラゴンスクリューを連発すれば、永田もエクスプロイダーで返す。
中嶋はトラースキックを放つが、永田は浴びせ蹴りを決めると、中嶋のハイキックが炸裂したところで永田の動きが鈍り、これを逃さなかった中嶋はPKからバーティカルスパイクで3カウントを奪い3勝目を獲得、永田は公式戦初黒星を喫する。
YOSHI−HASHIvsEVILはYOSHI−HASHIが低空ドロップキックで先制もEVILはラリアットで反撃し、場外戦に持ち込んでYOSHI−HASHIの首にイスをかざして鉄柱に叩きつける。
リングに戻ったEVILはYOSHI−HASHIの痛めている左肩を攻めつつ、サーフボードストレッチや逆水平、セントーンと畳み掛けるが、YOSHI−HASHIもバンカーバスターからヘッドハンターで反撃し、EVILをトップロープに固定してから背中へのドロップキックを炸裂させる。
YOSHI−HASHIはパワージャックを狙うが、堪えたEVILはローリングエルボーからフィシャーマンズバスターで反撃、だがYOSHI−HASHIもスピンキック、パワージャックと決め、スワントーンボムを狙うが、EVILは剣山で迎撃しダークネスフォールズからEVILを狙うが、YOSHI−HASHIは脇固めで切り返してからバタフライロックで捕獲、両者打撃戦からEVILがジャーマンで投げるも、起き上がったYOSHI−HASHIはラリアットを一閃しスワントーンボムを投下する。
勝負に出たYOSHI−HASHIはバッククラッカーを決めると、初戦のケニー戦で披露した新技カルマを決め3カウントを奪い2勝目を獲得する。
本間vs矢野は開始早々本間は小こけしを投下も、矢野はかわして崇コーナーを攻撃で翻弄し、再度の小こけしも自爆させる。
本間フェイスクラッシャーからやっと小こけしを決めると、串刺しラリアットからダイビング式こけしロケット、そしてこけしを投下するがかわされてしまい自爆となってしまう。
矢野はレフェリーを巻き込んでの急所攻撃を狙うが、阻止した本間はこけしロケットを炸裂させるも、矢野が再びレフェリーを巻き込むと急所攻撃から鬼殺しを狙う、本間は着地するも矢野は逆さ押さえ込みで3カウントを奪い、公式戦初勝利を奪った。
Bブロックは1敗の永田、中嶋がトップロープで2敗柴田、内藤、本間、YOSHI−HASHI、エルガン、ケニーが追いかける大混戦となった。ただ心配なのは柴田の状況、右肩だけでなく左膝も負傷したことで満身創痍の状態、果たして過酷なG1を乗り切ることが出来るのか?まもなく折り返し地点を迎えるG1、果たしてBブロックも誰が制するのか?LOS INGOBERNABLES de JAPON pic.twitter.com/Ic2sPzrWcv
— 内藤哲也 naito tetsuya (@s_d_naito) 2016年7月30日応援ありがとう。#g1 という舞台で #永田裕志 に #勝利
Mr.IWGPの #存在感 #強さ 全てにおいて感じれた今日の試合。 #感謝
またひとつ #成長… https://t.co/KVdSlOCI2V
— 中嶋勝彦 (@noah_katsuhiko) 2016年7月30日今宵愛知大会では奈科時間喝日己と戦ったゼァ。奈科時間は私に火を点ける様な闘いを挑み私はそれを弾き返しながら戦ったが、最後は敗戦。素直に超悔しかった。連勝は止まったが、まだまだ不動の心で闘い抜きますゼァ。
— 永田裕志 (@nagata769) 2016年7月30日 -
絶体絶命からの大逆転!棚橋がファレから公式戦初勝利!石井が丸藤にエメラルドフロウジョンを決めた!7月28日 新日本プロレス「バディファイト Presents G1 CLIMAX 26」埼玉・所沢市民体育館 1511人
<アピール、コメントなどは新日本プロレス公式HPより>
◇第1試合◇
▼20分1本
獣神サンダー・ライガー ○タイガーマスク(6分36秒 片エビ固め)田口隆祐 ×デビット・フィンレー
※雪崩式ダブルアームスープレックス
◇第2試合◇
▼20分1本
永田裕志 ○小島聡 中西学 本間朋晃(9分10秒 体固め )矢野通 YOSHI-HASHI ×外道 中嶋勝彦
※ラリアット
◇第3試合◇
▼20分1本
ケニー・オメガ ○高橋裕二郎(6分12秒 片エビ固め )マイケル・エルガン ×キャプテン・ニュージャパン
※ピンプシューズ(低空DDT)
◇第4試合◇
▼20分1本
内藤哲也 ○EVIL BUSHI(10分1秒 体固め)柴田勝頼 KUSHIDA ×ジュース・ロビンソン
※EVIL
◇第5試合◇
▼「G1 CLIMAX 26」Aブロック公式戦/30分1本
[4勝=8点]○真壁刀義(10分8秒 片エビ固め )[2勝2敗=4点]×天山広吉
※キングコングニードロップ
【真壁の話】
真壁「オイ!言った通りだろコノヤロー。何連勝だ?」
――4連勝です。
真壁「4だな、オイ。いやぁ、やっぱ天山は、永田が言った通り、柴田が言った通り、単なる“オッチャン世代”じゃねぇバカヤロー。オッチャン世代?たった俺の2つ上だバカヤロー。俺も、オッチャン世代?それでもかまわねぇ。だけどよ、リング上で見せたものが、すべてだろ。俺の全身全霊のラリアット見たろ?あれで這い上がんだぞ。信じられない。若いヤツでも、すっ飛んでいくだろ。パワーファイターの根本だよな、天山。いいじゃない。いや、いいよ。体を徐々に全盛期に戻しつつあるだろうし。あとは、意気込みだ、年齢だ。それとの闘いだ。そして、この俺も、あと何年後かにはそうなるかもしれない。だから、今突っ走んなきゃいけねぇんだ。今日の歓声聞いたか?俺はどこの会場行ってもよ、真壁コールだよ、今。誰が相手でも、真壁コールだ。だけど、今日は天山コール多かったぜ。ちょっとだけやきもち焼いてるよな。それが、プロレスラーであり、見せ方でもあるし、真骨頂だよな。あれをもっと新日本レスラーはよ、もっともっと自分の糧にしなきゃダメだ。先人たちのいいところかっとってよ、テメェがあがればいいだけじゃないか。それだけだ。まぁ試合は、ビックリした。ほぼ十中八九決まったろうなと思ったところで、まだ返してくる、あのしつこさ。粘り強さじゃねぇ、“しつこさ”なんだ。そのしつこさが、必要なんだよ、プロレスにはよ。歳がいくつになろうが、若かろうが、年齢いってようが関係ねぇんだよ。そのしつこさが勝負を分けるんだ。観客を揺さぶるんだ。それがプロレスの凄いところだ。最初から最後まで、ワンウェイいくかと思いきや、そうもいかねぇ。それが天山のすげぇとこか、改めて言わせてもらえれば。ただ、俺の言ってる“覚悟”はそんなところじゃねぇ。対戦相手に付き合ってるとか、そんな問題じゃねぇんだ。俺は良いところを今述べたまでだ。ただ、俺が言ってる最前線の闘いは、こんなんじゃねぇんだ。わかるだろ?オイ、俺4連勝だよな。オイ、他のチャンピオンクラス、そしていきがってるチャンピオンたち、何してる?もう勝負決まったようなもんだろバカヤロー。一番恐いのは誰か教えてやろうか。この俺が調子乗った時が、一番恐いってことだ。テメェら、首洗って待ってろ。残り何人いる?4人か、5人か?オイ、全員マットに沈めてやるよ。そうすりゃ文句ねぇだろ。それだけだ。あとなんかあるか?もういいだろ、コメントは。オイ、久々に熱の入ったコメントだろ。試合の前から言ってんだよ。“価値”のある“勝ち”をとって、テメェの“価値”を上げんだよ。わかってるか、言ってる意味。価値のねぇ勝ちなんか、クソ喰らえだバカヤロー。価値のある勝ちだから、テメェの価値が上がるってことだ。オイ、なんべんも言わせんじゃねぇぞ。俺は、詩人か。ダメだな、ちょっと真面目なこと言うと、カットしねぇと、不真面目になっちゃうからよ。まぁいいじゃねぇの。調子良かった。何度も言った通り、勝負は最初からだ。最初からよ、トップギアで勝負するのが、この俺のやり方だよ。ローテンション?例年通りのローテンション?ローギア?そんなもんどうでもいい。トップギアで走り抜けてやるから、オメェら覚悟しろ。それだけだ。まだある?まだ伸ばす?いいよ。今セミ前か?終わりぐらいまで伸ばす?俺、新弟子の時から、それ得意だから。で、長州力に怒られてっから、何回も。ふざけんじゃねぇって。古株の記者、みんな知ってっから。その時から、もう口で勝負するタイプだから。まず口で勝負したあと、肉体勝負。そしたら、もう相手グーの根も出ねぇから。(※控室に向けって歩きながら)最後まで喋るから。こんだけ俺が調子良いってことわかる?じゃあな。(※一度控室に戻るが、再び顔を出し)って終わるだと思うだろ(笑)。もう終わりだよ(※控室に戻っていった)」
【天山、小島の話】
天山「クソッタレ!真壁、クソ力、バカ力、相変わらず強いよ。当たりが、半端ないから。『倒れるか』って踏ん張ってね、こっちにダメージ残るけど、『意地でも負けられへん』って、『倒れへんぞ』って。まぁでも、クラってきてね、どうしようもなかった。最後も、キングコング・ニー?あんなもん喰らったら、頭の首折れるしな。『絶対喰らってたまるか』って、逆にヘッドバット決めて、そっからいきたかった。ムーンサルトもすかされて、タイミングあかんわ。最後もコジのエールで、ラリアットかまして。決まんなかったね。まだまだしょっぱいよ。でも、自分の中では、やられて終わりちゃうで。手応えいうか、体で覚えてるし。たとえ負けようが、これでイーブンっつうか、2勝2敗。まだまだ巻き返していくよ。負けることは、許されへんと思ったけど、上等やんけ。まだまだリーグ戦始まったばっかりや。コジだっているんや。俺の後ろには、コジがいつもついてくれる。コジがいるおかげで、力いっぱい出せるって。コジ!すまんな」
小島「全然大丈夫です。また頑張りましょう」
天山「ありがとう(※小島とガッチリ握手)」
◇第6試合◇
▼「G1 CLIMAX 26」Aブロック公式戦/30分1本
[2勝2敗=4点]○SANADA(12分5秒 片エビ固め)[2勝2敗=4点]×後藤洋央紀
※ラウディングボディープレス
【SANADAの話】「2勝2敗。俺は(※右手を自分の胸のあたりに持ってきて)ココの人間でいたくないんだよ。(※左手を高くかかげて)ココの人間でいたいんだよ」
【後藤の話】「クソ……これが精一杯のコメントだよ」
◇第7試合◇
▼「G1 CLIMAX 26」Aブロック公式戦/30分1本
[2勝2敗=4点]○石井智宏(12分14秒 片エビ固め)[2勝2敗=4点]×丸藤正道
※垂直落下式ブレーンバスター
【石井の話】
石井「土俵際残ったよ。前も言ったけど、2敗をキープするからな、必ず。周りはもう見ねぇ。2敗をキープする。必ず道を開くんだ。俺が負けなきゃいいんだ。このまま突っ走ってやるよ。真壁が独走?関係ねぇんだよ。俺はこのまま走るから。ハァハァ、この1年情けねぇ姿ばっかだから、ここらでもう一丁、花咲かせてやるよ、俺が」
――今日、対戦した丸藤選手については?
石井「もう俺が、どうのこうの言う選手じゃないよ。予想通りの、いや、予想以上の選手かな。俺が、どうのこうの言う、そういう次元の選手じゃないってことだ」
――初対決でしたが?
石井「タッグでもない。触ったのは、ほんと初めて。やっぱ俺より経験積んでるからね、向こうの方が。そういうのが出るからね、試合で。やっぱ素晴らしい選手」
――試合中、エメラルドフロウジョンのような形で落としましたが、アレは意識的に狙ったものですか?
石井「もちろん。当然、ノア代表で来てるだろうし。普段、CHAOSで組んでても、やっぱりノア代表だろ。そりゃ周りが見てても、そう思うだろうから。そっから、アレを出して、もっと怒りに火をつけたかったよ」
【丸藤の話】「強ぇ!ただ、それだけだ。クソっ!」
◇第8試合◇
▼「G1 CLIMAX 26」Aブロック公式戦/30分1本
[3勝1敗=6点]○オカダ・カズチカ (11分45秒 片エビ固め)[1勝3敗=2点]×タマ・トンガ
※レインメーカー
【オカダ、外道の話】
オカダ「前も言ったように、棚橋さんを倒したからって、この俺を倒せるほど、新日本のリングは甘くねぇんだよ、コノヤロー。そして、オマエの対戦した相手は、IWGPチャンピオンだぞ。なめんじゃねぇぞ、コノヤロー。ただ、今までのタマ・トンガとは、違ったよ。しっかりここまで攻め込まれるとは思わなかった。けど、まだまだだ、コノヤロー」
外道「オイ!何回でも言っとくぞ。予定変更はよ、ナシだ!」
【トンガの話】「オカダは今世界一のレスラーだ。そうだろ?俺は、今日、その世界一と勝負した。オマエたちマスコミや、ファンは、俺のことを下に見てただろ?俺はタナハシを倒したけど、オマエらにとって、俺はどうでもいい存在だろ?オマエら、そんな顔してただろ?でも、闘うのは、俺だ。俺は、タナハシでも、オカダでも、ゴトウでも、誰でも相手にしてやるぞ」
◇第9試合◇
▼「G1 CLIMAX 26」Aブロック公式戦/30分1本
[1勝3敗=2点]○棚橋弘至(15分5秒 逆さ押さえ込み)[1勝3敗=2点]×バットラック・ファレ
(試合終了後)
棚橋「新日本プロレスが、所沢に! 帰って来たぜーーー!!(※大歓声) そして、そして! 『G1』! 1勝目ーー!!(※大拍手&『エース』コール) そう。俺はエース(※大拍手)。『G1』、だいぶ出遅れましたけど(※あちこちから『まだまだ!』の声)・・・。そう・・・そう。こっから、全員“マクり”ます(※大拍手)。今日はどうもありがとうございました!
(これでさらに大きな「棚橋」コールが起こると、棚橋は金光輝明からエアでギターを受け取り、)すんげぇ~久しぶり、じゃあ、ちょっくらつき合って下さい!「埼玉~~!! 埼玉~~!! 埼玉~~!! 盛り上がって行こうぜ~~!!(と絶叫し、1回目のエアギターをかき鳴らした。
ここでアンコールが起こり、棚橋が2回目のエアギターを演奏。そのままリング上で大の字になると、大「もう1回」コールが巻き起こる。)
わかった!もう1回やりたいけどさ!もっと拍手が欲しいよね(これで場内が大拍手に包まれると、)ラストーー!!(3回目のエアギターを敢行、ここで今度は「棚橋・最高」コールが起こり、それが「もう1回」コールへ変わる。棚橋は、じゃあさ、次、『G1』優勝したら、もう1回やろう。4回目な、4回目な、つうわけで、ちょっくら2連覇してきます。会場の皆さーーん!! 愛してまーーす!!」
【棚橋の話】「やったね。やっと1勝目。一時はね、『全敗か』っていうぐらい、悪いことが頭をよぎったけど、世間の梅雨明けと同時に、棚橋も“梅雨明け”宣言します。そして、まだまだね、優勝諦めたわけじゃないから。3連敗で出遅れましたが、まだまだこっから全員抜かして、Aブロック1位獲得します。そしてその先に、ちょっくら、2連覇します」
【ファレの話】「チキショー。俺は今日、力で闘った。いつもそうやって闘ってきて、成功してきた。だが、今日棚橋は、“賢さ”と“タイミング”で、俺を倒した。しかし、次は同じようにはいかない。覚悟しておけ」
G1も7日目、所沢大会を迎えた。
Aブロック無敗で単独トップの真壁が1敗の天山と対戦、天山はモンゴリアンチョップの乱打で先手を奪ったが、真壁は串刺しラリアットからの場外戦で反撃、リングに戻った天山はニールキックやモンゴリアンチョップで流れを変えようとするが、真壁は左のラリアットで譲らない。
真壁は串刺しラリアットからスパイダージャーマンを狙うが、天山が抵抗してコーナーから落とすと、天山はダイビングヘッドバットを投下し、アナコンダバイスからのアナコンダバスター、マウンテンボムからのアナコンダバイスで真壁を追い詰める。
天山は頭突きから天山プレスを投下するが、真壁がかわすとラリアット合戦となり、天山が頭突きの連打から小島魂ラリアットを狙うも、真壁がブロックして逆に浴びせTTD狙いも阻止する。
真壁は頭突きで抵抗する天山にキングコングデスバレーボムを決めると、キングコングニーを決め3カウントを奪い、真壁は公式戦4連勝、天山は2敗目で後退となってしまう。
1敗の後藤と2敗目のSANADAの対戦はSANADAが場外戦を仕掛け、首攻めを展開し、早くもSkull Endを狙うが、振り払った後藤はミドルキックで反撃して村正からバックドロップを決める。
しかしSANADAは連続技リーブロックからドロップキックで後藤を場外へ追いやるとプランチを発射、リングに戻ってからバックドロップからSkullEndを極める。
SANADAは雪崩式ブレーンバスターを狙うが頭突きで阻止し雪崩式回天を決めてからからエルボー合戦、変型バックブリーカーことヘッドショット、牛殺しを決め、GTRを狙うがSANADAがSkullEndで切り返し、延髄切りからTKO、SkullEnd、ラウディングボディープレスで3カウントを奪う。
1敗の丸藤は2敗の石井と対戦し、丸藤がショルダータックル、鞭のようにしなる逆水平を乱打しても石井は揺るがず、丸藤は側転からのドロップキックで石井を場外へ追いやるとプランチャを決める。
リングに戻った丸藤は串刺しジャンピングエルボー、石井のパワースラムを阻止して逆水平を乱打するも、石井は前進して逆に逆水平で反撃しパワーボムからスライディングラリアットは丸藤がかわし、ローリングソバットも受け流した石井は頭突き、丸藤のハイキックに対し串刺しラリアットを浴びせる。
石井は雪崩式ブレーンバスターを狙うが、丸藤が雪崩式不知火で切り返し、アックスボンバーからブレーンバスター、トラースキックと畳み掛ける、しかし丸藤の不知火狙いを石井が受け止めると、掟破りのエメラルドフロウジョンを敢行しスライディングラリアットを炸裂させる。
石井はラリアットを狙うが、丸藤は膝蹴りで迎撃してからバックスピンキックで返し、石井の延髄斬りに対してトラースキックから虎王を決めると、再度虎王を狙ったところで石井が頭突きで迎撃するとラリアットから垂直落下式ブレーンバスターで3カウントを奪い2勝2敗のタイに持ち込む。
1敗のオカダは3敗のトンガと対戦、トンガがロープに押し込んでから強襲をかけると、ロープワークからのエルボーからレインメーカーポーズでオカダを挑発、しかしオカダは冷静さを保ち、ネックブリーカーからチンロックと首攻めを展開する。
オカダはロープ越しのアトミコを狙うが、トンガはガンスタンで迎撃すると、場外に逃れたオカダに鉄柵めがけてのゴーストフェースを決め、リングに戻ってからも素早い動きや攻撃でオカダを翻弄する。
しかしトンガがロープへ走るとオカダショルダースルーで投げ、ランニングエルボーからDDTと突き刺すが、ツームストンパイルドライバー狙いはトンガが切り抜けるとゴーストフェースからトンガンツイストを決め、オカダもフラップジャックを決めるが、トンガもオカダのドロップキック狙いをフライングラリアットで迎撃するなど喰らいつく。
トンガはヴェレノを狙うが、オカダはリバースネックブリーカーで切り返し、ダイビングエルボードロップからレインメーカーを狙うと、トンガはフランケンシュタイナーで切り返し、オカダのドロップキックを食らってもレインメーカーをかわしてヴェレノを決める。
トンガはガンスタンを狙うが、オカダが阻止すると、フライングラリアットをかわしジャーマンからレインメーカーで3カウントを奪い、オカダは3勝目を飾る。
メインは勝ちなしで泥沼の3連敗となった棚橋と2敗のファレが対戦し、序盤は棚橋の仕掛けにファレは微動だにせずパワーや左肩攻めに圧倒されてしまうも、棚橋はフライングフォアアームの連発で流れを変え、ボディースラムで投げ捨てる。
棚橋はハイフライフローを狙うが、コーナーに昇ったところでファレがラリアットで場外へと落とし、スライディングキックで追撃するも、ロープを跨いだところで棚橋はロープ越しのドラゴンスクリューを決める。
しかしファレもラリアットを放つと、串刺し攻撃を狙う棚橋をキャッチしてコーナーに逆さ吊りにし串刺しボディースプラッシュからジャンピングボディープレス、そしてグラネードを狙うが棚橋は逃れ、今度はバットラックフォールを狙うも棚橋はウラカンラナで切り返す。
棚橋はジャーマンからスリングブレイド、そして背中へのハイフライフローから正面へのハイフライフローを投下するも、ファレは剣山で迎撃し、再度グラネードを狙うが張り手で脱出した棚橋はハイフライアタックを発射もキャッチしたファレはグラネードを決める。
そしてファレは今度こそバットラックフォールを狙うが、背後に着地した棚橋が逆さ押さえ込みで逆転3カウントを奪い公式戦初勝利を飾り、試合後は久々にエアギターを演奏した後で「愛してま〜す」で大会を締めくくった。
Aブロックは真壁が無敗で単独トップとなり、1敗でオカダ、2敗で天山、後藤、SANADA、丸藤、石井が追いかける展開となった。ようやく初勝利を飾った棚橋は巻き返しなるか?G1もいよいよ折り返しを迎える。今日は石井選手に敗北。
東京に戻ってきたが明日の早くには名古屋に移動のため近所のコインランドリーに。
んでお腹空いちゃったから時間潰しに深夜のらーめん。#noah_ghc #深夜の… https://t.co/jQbkMH6tqP
— 丸藤naomichi marufuji (@noah_maru_fuji) 2016年7月28日本日、所沢大会終了。
G1公式戦の真壁戦。
身体も万全の中、イケイケで勝負しましたが負けてしまった……
恐ろしいほどのパワーと衝撃で完敗でした。
これで2勝2敗。
もうこれ以上負けることは許されない。
次の公式戦、ガッチリ闘いたいと思います‼
コジ、ありがとう‼
— 天山 広吉 (@TENZAN323) 2016年7月28日 -
G1 CLIMAX26 長野大会公式戦結果7月24日 新日本プロレス「バディファイト Presents G1 CLIMAX 26」長野・ビッグハット 1730人
<アピール、コメントなどは新日本プロレス公式HPより>
▼「G1 CLIMAX 26」Bブロック公式戦/30分1本
[3勝=6点]○永田裕志(11分56秒 バックドロップホールド )[1勝2敗=2点]×YOSHI-HASHI
▼「G1 CLIMAX 26」Bブロック公式戦/30分1本
[2勝1敗=4点]○中嶋勝彦(10分31秒 片エビ固め )[1勝2敗=2点]×EVIL
※バーティカルスパイク
【中嶋の話】
中嶋「(※うっすらと笑みを浮かべながら)長野に集まっていただいた新日本プロレスファンの皆さん、今日はプロレスリングNOAH、中嶋勝彦が一本取らせてもらいました。これで2本目。もう俺は、次を見てる。次は、青い、デカイ存在、永田裕志。永田裕志さん、『G1』という舞台で、お会いできること、すげえ楽しみにしてました。名古屋では遠慮なくいかせていただきます」
--EVIL選手の印象は?
中嶋「全く読めない。なんかすごい自分の世界観がある感じがしましたね。表面的には全く読めなかったですね。まさかここで返されるとは思ってなかったし、何を考えてんのかさっぱり予測不可能でしたね。それが彼のDARKNESSなのかもしれないですね」
--充実した表情してますけど、それは相手の手ごたえがあったから?
中嶋「なによりもこの『G1』という舞台に、ケンカ売りに来てるんで、俺は。みんなと仲良くしようなんてこれっぽっちも思ってないし、ケンカしに来てるんで、そのケンカで一本取れたのは気持ちいいですよ。次は永田裕志とケンカですよ」
--それにしても楽しそうですね?
中嶋「そうですね。まあ、楽しいですよ、純粋に。そういう空間に出合えたことは感謝ですね。ま、でも、こっちもね、自分のとこ休んでまで来てるんで、ただの参戦じゃ済ませねえよ、新日本さん。必ず俺は、お土産を持って、NOAHに帰りたいと思います。なぜなら、俺は止まらねえんだぁ~!」
【EVILの話】「(※ふらつきながらインタビュースペースに。たどり着いたところで倒れ込むように両ヒザを着いてコメント)オイ、こんな負けでつまずくような“KING OF DARKNESS”じゃねえんだよ。この俺がリングを支配してることに変わりはねえ……」
▼「G1 CLIMAX 26」Bブロック公式戦/30分1本
[2勝1敗=4点]○内藤哲也(4分54秒 片エビ固め)[3敗=0点]×矢野通
※デスティーノ
【内藤の話】「(※両腕を広げて)汗、かいてますか? まあ、ウォーミングアップみたいなもんだよ。これは次の愛知県体育館、シバタ戦へのウォーミングアップみたいなもんだよ。焦ってるように見えた? 追い込まれてるように見えた? だとしたら、だとしたら、もっとね、目を開いて、目を開いて見た方がいいよ。どこが焦ったんだよ? 頼むよ、矢野、ちょっとぐらい楽しませてくれよ。焦らせてくれよ。ま、次は愛知県体育館、柴田(戦)? 肩が痛いようですからね、今日のエルガン戦でブッ壊れないこと、そして愛知県体育館、地元に近いんでしょ? なるべくいい状態で来てほしいね。そして、地元のお客様にいいとこ見せなよ、柴田。頼むから少しでも肩が良くなった状態で、愛知県体育館、向かい合えることを楽しみにしてるよ、柴田」
▼「G1 CLIMAX 26」Bブロック公式戦/30分1本
[2勝1敗=4点]○ケニー・オメガ(13分59秒 片エビ固め)[2勝1敗=4点]×本間朋晃
※片翼の天使
【ケニーの話】「クソッ。まあでも、オレが勝った。俺が勝ったんだ。だけど試合中には驚いたこともあった。ちょっとは頑張ったんじゃないか。俺が何をしてるのか、どこにいるのかわからなくなった瞬間もあったぐらいだから。でも、その程度だ。今日の敵が誰であるか、わからなくはなるところまではいかなかったからな。お前が誰であるのか。ただのヘッドバット野郎だ。イエローを身にまとったヤツだ。黒い肌の男だ。コスチュームはイエローだとしても、お前が進む道はどこまでも真っ黒さ。それが紛れもない現実なんだ。今日の『G1』は終わった。そこには真実があった。それは才能があるものが勝つという、優れた者の方が勝つということさ。ホンマよ、今日はいい試合をしたよ。だけど、2点を積み重ねたのは俺。それだけのことさ。何か質問はあるか? ないんだな。物わかりがいいヤツらだ」
【本間の話】「(※インタビュースペースにたどり着くなり座り込む)また、また、去年までの弱い俺、戻ってきたと思ったら大間違いだ、この野郎。たった1回の負けで止まってられるか。1回の負けで、たった1回の負けで足踏み、ちょっとは足踏みしたかもしれないけど、こんなところでつまずいてられるかっつうの。俺にはデッカイ目標があるから。ただ、ただ今日は、去年までの俺に戻っちまったかもしれないけど、また明日から、去年までと違って、ポジティブはポジティブだけど、俺は勝つ喜びを知っちゃったから、俺は絶対負けない。ただ今日はケニー・オメガに完敗です。次やったら、そうはいかないから。ただただケニーのパワー、すごいなと思いました。ただ相手をすげえって思うだけじゃ、何にも進歩ないですから。今日、内藤が言う『新日本プロレスワールド』を見て、ちょっと研究したいと思います」
▼「G1 CLIMAX 26」Bブロック公式戦/30分1本
[1勝2敗=2点]○マイケル・エルガン(15分53秒 エビ固め)[1勝2敗=2点]×柴田勝頼
※エルガンボム
(試合終了後)
エルガン「俺は最初に日本にやって来たときから、誰かが道を開いてくれるとは考えてなかった。カナダでもアメリカでもそうだった。何も見えないところから、ここまでたどり着いてきたんだ。俺の居場所なんて、世界のどこにもなかった。自分の手でその場所を作ってきたし、ニュージャパン・プロレスリングでもその場所をつかみ取ってきた。ここにいるみんながいてこそ、できたことでもある。今夜、ようやく俺は、この『G1 CLIMAX 2016』で最初の2点を獲得した。しかし、俺はこの2点で終わるなんてことはない。誰も俺が目標に向かうのを止めることはできないんだ」
【エルガンの話】「前にも思ったけど、『G1』っていうのは勝利するまでが長い。なかなか思い通りにいかないものだ。だからと言って、そこを避けて通れるものじゃない。俺自身、最初の2試合では負けてしまった。だからと言って、ナイトー、EVILにすぐに借りを返せるわけじゃない。次の相手が待ち受けているからだ。今夜の相手はシバタ。そして俺の方が優れているとことを見せられた。いつでもいい、どこでもいい、日本でもROHでも、アメリカでもカナダでも、どこでもいいからまた闘おう。でも、お俺たちはまだ休めない。今年の『G1 CLIMAX』はまだまだ続くからな。出だしから俺はストップしてしまった。いきなり2敗してしまったけど、もう同じことは起こらない。残りすべてを勝っていく。ほかの誰をも倒していく。借りを返すのはその後だ。楽しみに待っておけ」今宵長野大会では与志覇資と戦ったゼァ。与志覇資は強くなった。バタフライロックはかなりキツかった。それでも三連勝。順調過ぎるくらい順調だ。この調子で勝ち上がって行きたい。長野のファンの皆様、大声援ありがとうございましたゼァ。
— 永田裕志 (@nagata769) 2016年7月27日#長野 #ありがとう#初 の #evil 戦。 #彼 との #戦い でまた #ひとつ #俺 の #幅 が #広がった #ダークネス #njpw… https://t.co/g6AFPnb5KG
— 中嶋勝彦 (@noah_katsuhiko) 2016年7月27日 -
G1 CLIMAX26 福島大会公式戦結果7月25日 新日本プロレス「バディファイト Presents G1 CLIMAX 26」福島・ビッグバレットふくしま
<アピール、コメントなどは新日本プロレス公式HPより>
▼「G1 CLIMAX 26」Aブロック公式戦/30分1本
[1勝2敗=2点]○石井智宏(9分35秒 片エビ固め)[1勝2敗=2点]×バットラック・ファレ
※垂直落下式ブレーンバスター
【石井の話】「もう2日目にして、俺、崖っぷちだから。優勝圏内、俺、2敗だと思ってるから。もう、あとねえんだ。もう残り、綱渡りだ。だから負けられねえ。2敗キープしてやるよ」
(※時折うめき声をあげながら、腰を押さえてゆっくりした足取りで控室へ)
【ファレの話】「クソッ! キツイ試合だった。イシイはとんでもないブルドッグだ。そいつに俺は負けてしまった。負けたんだよな? ああ、俺の負けだ、俺の負け。クソッ!」
▼「G1 CLIMAX 26」Aブロック公式戦/30分1本
[3勝=6点]○真壁刀義(12分25秒 片エビ固め)[1勝2敗=2点]×SANADA
※キングコングニードロップ
【真壁の話】「これはよ、単なる予選リーグじゃないんだ。このためによ、当たりが変わってんだよ。(予選リーグと考えてる)そいつらに思い知らせてやんだ。俺、何度も言ってんだろ、『新日本の門番張ってる』って。いつも門番張ってるだけじゃねえんだ。身内をちょっと刺激しないといけねえからな。今の新日本のチャンピオン、並びに(ベルトを)狙おうとしてるヤツら、ヤツらがよ、ビビってんのはよくわかる。意味があんだ、意味がある。単なる勝敗を争ってるだけじゃない。これから続くだろう闘いのイニシアティブを取らなきゃいけない。わかってんだろ? だから一つも落とせねえんだ。俺、前にも言っただろ? 一つでも落としたら、命取りなんだ。これで三つ目(の勝利)だな。誰が予想した? だから面白えんだ、プロレスは。年老いた? キャリア20年? おい、(そう言ってる)お前らによ、若造にはできねえ修羅場をくぐってんだ。闘う現場ができて頑張ってる? 冗談じゃねえよ。その現場作ったのは、この俺だ。お前らの生半可な覚悟……。見たろ? どいつが怖いか、どなたが怖いか。結果は同じだ。だからプロレスは面白えだろ? で、何か話あるか? (※某誌Y記者に向かって)俺との誘い断って、棚橋とばっかり飲んでるらいいじゃないか? 誘いがない? バカ野郎、忙しいんだから、しょうがねえだろ。そのスキを突いて来るのが、プロレスマスコミの湯沢さんだろ? (ビデオカメラに向かって)全部流せよ。この前、女関係の話とか全部流しやがって。俺、完全にカットだと思って(しゃべってたら)、生放送って……。これ、仕組まれたな。完全に仕組まれたな。俺、やられたらやり返す男だから。『サムライ!』、覚悟しとけよ。やられたらやり返す。やっちまうぞ。俺、電話番号教えるから。3回の打ち2回は断っていい。あと1回はアウトだからな、わかったか? まあ、この3つ目を取ったことで優位に立ったよな。すべての部分で、イニシアチブを取るって。変な話、ベルトを持ってるヤツ、そうでないヤツ、活きのいいヤツ、いつらでもいんだよ。2連敗3連敗してようがよ、巻き返してくるヤツ、いくらでもいる。それが『G1 CLIMAX』の真骨頂だよ。だから俺はよ、1試合1試合、気ぃ抜かねえからよ。決めてんだ、俺はよ。『G1』終わったら、女誘って、バンバン遊んでっから。それまで……身を引き締めて、頑張りたいと思う所存でございます。(『G1』後に一緒に遊びたいという方の)ご応募はこちらの方へ、写真と自己PRを。書類選考で落ちることはないと思います。だから気楽に送ってください。そのためには、まずは優勝します。(動機は)不純だけど。でもね、不純っていう理由が、一番、俺を掻き立てるの。“ようし、やったろうかな”って思うんだよ。もう、これでいいだろ? これ生放送だったら、だまされたなって思うよ」
【SANADAの話】「2連敗……キツイな。まあ、でもこのキツさも、幸せなんだろうな」
▼「G1 CLIMAX 26」Aブロック公式戦/30分1本
[2勝1敗=4点]○丸藤正道(12分29秒 片エビ固め)[2勝1敗=4点]×天山広吉
※不知火
【丸藤の話】
丸藤「はあ……あの世代の人たちは、何であんなに元気なんだろ? 何であんなにしぶといんだろ? 最高に気持ちよかったし、あんなレスラーに、そしてあんな大人になりたい……。過剰かもしれないけど、俺はもっと、もしかしたら楽勝にいけるんじゃないかと思ってたけど、そうはさしてくれないですね。今、NOAHであの世代の人たちと試合をすることは、なかなかできないんで、非常にいい経験になりましたし、感謝の気持ちでいっぱいですね」
--それが試合後の礼になったと?
丸藤「敬意以外、なにものでもない。恨みもつらみもない。どうもありがとうございました。突っ走ります」
【天山、小島の話】
天山「マジでやられました。(※右胸につけられた傷をチラッと見て)こんなにね、あいつ、傷跡残しやがって。体の芯から向かってきたね。やってる途中で、“何、この野郎!”ってなったんやけど、なんちゅうのかな、相手のペース、丸藤の、アイツの世界に引き込まれて、返しようがなかった。なんちゅうか、情けないですよ。途中、切り返して、俺のペースに持ってこようと思ってね、やりました。途中もコジのね、応援してる、コジの念がね、伝わってきたし、それに応えなあかんって思いながらね、いつも以上に力出たし、やったんやけど、裏の裏……。もったいない。ここで勝ちゃあ、3連勝。いけて不思議やないけどね。Aブロック、一つも負けられない、そんな気持ちでいきました。なんやろな? あの切り返しの妙っていうかね、新日本の選手にはない独特なね、間っていうのか、それにやられたっていう感じですよ。いやあ、(右胸が)ヒリヒリするね。リングでは何ともないと思って、“この野郎!”ってなったけど、ジンジンきたね。あのアホの中西以上に痛かった。化け物の中西より上って、あり得ないよ。こんな傷もんにしやがって。まあね、まだ終わりやないし、これで3戦終わって、また立ち上がればいいんや。まだまだ始まったばかりで2勝してるし、余裕とかないけど、やっぱり次の公式戦、ガッチリ(白星)取って。今日はコジのラリアットを当てられなかったっていうのも悔しいし、もう1回、コジにタイミング教えてもらって。テンコジの『G1』やし。俺1人やない。コジと2人でやるって決めてるから。テンコジの『G1』、まだまだあきらめません。ありがとう、コジ。ありがとな」
小島「(※コメントを報道陣の後方から聞いていたが、天山に歩み寄って握手をかわす。天山から『コジの声聞いて頑張らなと思ったけど、俺、それ以上に頑張るし』)大丈夫です。今日の試合見て逆に、俺、確信しました。絶対、やれるからって。あれだけの試合して、まだまだまだまだ全然、大丈夫だって、確信しました」
天山「コジに言われたら、その通りいきますよ。走るよ、また次の試合から」
▼「G1 CLIMAX 26」Aブロック公式戦/30分1本
[1勝2敗=2点]○タマ・トンガ(11分10秒 片エビ固め)[3敗=0点]×棚橋弘至
※ガンスタン
【トンガの話】「俺がヒロシ・タナハシを打ち負かしたぞ。これが俺にとって『G1』での初勝利だ。俺が潜在能力を出し切ったら、こんなものだ。すでに俺は2敗した。だけど3度目(※3回目の意)はない。これで先に突き進めるぞ。それからすべての相手を叩きのめしてやる。精神的にも肉体的にも、何一つ劣ってるところはもうなくなったんだからな。あの瞬間に全部吹っ飛んだ。あとはゴールに向かって進むだけだ。チームとしてのゴールに、そして俺自身のゴールにむかってな。立ちはだかるヤツはすべてぶちのめしてやる」
【棚橋の話】「アアッ! アアッ!(※と叫びながらインタビュールームに入ってくると、ガクッと両ヒザを着き、うつむき加減でコメントを始める)ああっ、ダメだ……。シリーズ始まったばかりなのに、心が折れそうだ。クソッ……。(※そのままフロアにうつ伏せになって、顔を両腕にうずめる)大丈夫って言ってるけど、どうやら、全然、大丈夫じゃねえな(※と言って、ゆっくり立ち上がり、ふらついた足取りで控室へ)」
▼「G1 CLIMAX 26」Aブロック公式戦/30分1本
[2勝1敗=4点]○オカダ・カズチカ(16分11秒 片エビ固め)[2勝1敗=4点]×後藤洋央紀
※レインメーカー
(試合終了後)
オカダ「3つ言わせてください。1つ、何回も言ってる。IWGPチャンピオンのまま、前回覇者、NEVER、インターコンチ、そんなのと違う、IWGP凄さを見せつけて、『G1』必ず優勝します。2つ、後藤さん、違うな。“CHAOS”の後藤さん、さすがに強かったよ。正直、入れなきゃよかった。そんぐらい強かったです。後藤さん、またやりましょう。3つ……特にありません。というわけで、あとは外道さんに喋ってもらいます」
外道は「(※大外道コールが沸き起こる)初戦はよ、落としちまったけど、予定変更は、なしだ!必ず、レインメーカーが『G1』を制してくれるわ!もう二度と、誰一人、レインメーカーを倒すことはできねぇ。なんでかわかるか?レェェェベルが違うんだよコノヤロー!レインメーカーはまたこの福島に、IWGPヘビー級チャンピオン、および『G1 CLIMAX 26』覇者として、帰ってくる。そん時はよ、またこの福島に、“カネの雨”が降るぞ!」
【オカダ、外道の話】
オカダ「よし、よし、よし。僕は今回のシリーズで、この試合が正直、ヤマだと思いました。CHAOSに入った後藤さん、未知数。ま、でも、その上をいくレインメーカー。完璧じゃないでしょうか。最初はつまずきましたけど、とりあえず、このまま『G1』、(IWGPヘビー級)チャンピオンとしていただきます」
外道「おい、予定変更はなしだ。ちゃんと書いとけよ。予定変更なしだ、この野郎」天山選手に勝った。
何よりも今この世代の人と戦えることが本当にありがたい。
そしてこの世代の人達はなんでこんなに元気なんだろう…ありがとうございました!#noah_ghc #G1 #2勝目 #感謝
— 丸藤naomichi marufuji (@noah_maru_fuji) 2016年7月25日福島のG1公式戦の丸藤戦。
勝利出来ず負けました…
丸藤選手とは初のシングル戦だったので楽しみにしていました。
あの胸が張り裂けるチョップ、中西、いやノートン以上に胸の奥までジンジン響くチョップ‼
負けて悔しいし胸はヒリヒリするし…気持ちを切り換えて上を向いて行きたいと思います‼
— 天山 広吉 (@TENZAN323) 2016年7月25日獲ったどぉーッ☆↑↑三つ目の勝利を獲ったどぉーッ☆!!まだまだ俺様の怒りはおさまらねぇッ!!今の俺様には勝ちだ、勝ちを獲らなきゃ価値があがらねぇッ☆!!見せて、魅せてヤるからょぉーッ!! pic.twitter.com/Oqy8jOUgZC
— 真壁 刀義 (@GBH_makabe) 2016年7月25日