DDT
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高尾を降しKO-D王座を防衛したHARASHIMAに入江が涙の挑戦表明!
1月30日 DDT「God Bless DDT 2014」後楽園ホール 2200人超満員札止め
<アピール、コメントなどは週プロモバイルより>
◇第0試合◇
▼10分1本
○樋口和貞 中津良太 岩崎孝樹(9分03秒)河村知哉 宮武俊 X梅田公太
※カナディアンバックブリーカー
<前説>
(大石がオープニングコールをしようとすると「ちょっと待った!」と高木が登場。)
高木「亀裂骨折は大丈夫だ。そんなことどうだっていい。今日のLiLiCoさんの出番は?」
鶴見亜門GM「休憩明けに挨拶を」
高木「もうきてんの?」
GM「まだきてないですけど」
高木「よし、それではアイアンマン王座奪還計画を説明します。まず休憩明けに私とあなた(GM)でリングに上がります。そしてLiLiCoさんが入って来る前に決死隊をこのリング下に忍び込ませます。そしてLiLiCoさんがやってくるじゃないですか。そしたらある合言葉をきっかけに決死隊が一斉にリングに上がってLiLiCoさんを襲います。そして倒れたLiLiCoさんに私が覆いかぶさり1,2,3」
GM「完璧ですね。一分の隙もない計画ですよ」
高木「あの人にアイアンマンもたせてらいつ王様のブランチで取られるかわからない」
GM「その決死隊は決まってるんですか?」
高木「まだ決まってない」
GM「誰がいいですかね?」
高木「あそこにほら、赤井沙希ちゃんいるんじゃない? ちょっとおいで。(赤井がリングへ)ちょっとそんな段取りで決死隊を…オスカーにはあとでいっとくから、あなたの方で見繕って」
GM「赤井さんを決死隊帳に任命しますから」
高木「リング下とか入ったことないでしょ?」
赤井「入りたい!」
GM「また変態が一人増えました。じゃあ高木さん、その合言葉なんにしましょうか」
高木「自然な流れがいいよね」
GM「じゃあ、LiLiCoさんて映画のコメンテーターとかやってるので、最近どんな映画見ましたを合言葉にするのはどうでしょう?」
高木「自然! その言葉を合言葉に決死隊が出てきて」
GM「完璧ですね」最後は「忘れないように」とのことで「最近どんな映画」「見ました!」の掛け声で大会がスタート。
◇第1試合◇
▼シリアス軍対コミカル軍全面対抗戦/30分1本
[シリアス軍]○KUDO 坂口征夫 MIKAMI 伊橋剛太 (8分28秒 片エビ固め)[コミカル軍]Xアントーニオ本多 中澤マイケル 星誕期 DJニラ
※ダイビングダブルニードロップ
◇第2試合◇
▼次期EXTREME級挑戦者決定3WAYマッチ/30分1本
○松永智充(7分21秒 エビ固め)Xマサ高梨
※もう一人は石井慧介
◇第3試合◇
▼「ウエラプロフェッショナル」プレゼンツ ヘアメイキングマッチ/30分1本
ヤス・ウラノ ○彰人(10分10秒 エビ固め)飯伏幸太 X勝俣瞬馬
※キン肉大移動
◇第4試合◇
▼KO-D6人タッグ選手権試合 ノーDQマッチ/60分1本
[挑戦者組]バラモンシュウ バラモンケイ ○ゴージャス松野(13分34秒 首固め)[第14代王者組]高木三四郎 大鷲透 X平田一喜
☆高木&大鷲&平田が2度目の防衛に失敗。バラモン兄弟&松野が第15代王者組となる
(試合後)
平田「おい! ふざけんなこの野郎! ジジイ! 卑怯な手ばっかり使いやがって! 俺はな、前王者の権利としてリマッチを要求する!」
(平田らが退場。リングに残されたシュウとケイが戸惑っている)
松野「シュウケイ…勝ちました!(松野コール)レスラー、やめなくて続けてよかったです(と涙)」
ケイ「うそ泣きしてんじゃねえよ! 涙出てねえじゃねえかよ!」
松野「53歳、たしかにジジイですけど、復帰して3年間頑張ってきた。今日、皆さんの前で結果が、出せました!」
シュウ「オマエよ、俺たちとやってることがチグハグすぎるんだ! 俺たちはそういうキャラじゃねえんだよ!」
【バラモン兄弟、松野の話】
シュウかケイ「勝手にオマエが3カウント取るからベルトが回って来ちまったじゃねえか! ふざけんなよ。今日かぎりでオマエとは別れてやろうと思ってたのに、続けなきゃいけなくなったじゃねえかよ」
シュウかケイ「ムダに頑張るからだよ! 大体オマエ、全然心開いてねえじゃん! なんだよあの俺たちとの微妙な距離は!」
松野「言っとくけどな、地獄の底まで…」
シュウ「勝手についてくんじゃねえよ! やめてくれよ!」
ケイ「オマエもよく察したな、今の(笑)。チクショー、リマッチとか言ってたな」
シュウ「なんだよ、よくわかんねえよ。巻き込まれてきちゃったじゃねえか」
松野「巻き込まれてねえよ」
シュウケイ「巻き込まれてるじゃねえかよ!」
ケイ「対戦相手の平田ってやつのTOKYO GOの時点で俺たちは結構傷ついてんだよ」
シュウ「そうだよ、心がおもてえぞ」
松野「オマエな、向こうだって俺たちが出た段階で傷ついてんだよ」
シュウケイ「何言ってんだよ!じゃあ俺たちは何重苦なんだよ! あいつらと闘ってオマエとも組まなきゃいけねえんだぞ! メリット一つもねえじゃねえか! 鼻水出てんぞ、オマエまことちゃんかよ」
松野「オマエ何歳だよ、今」
シュウかケイ「え? 37だよ…オマエ年齢ぐらいリサーチしとけよ、組むんだったら!」
松野「あと16年やり続けてベルト取って見ろオマエ、うれしいから!」
シュウ「それ俺たちの話なのかオマエの話なのかわかんねえじゃねえか」
ケイ「オマエの思い出に俺たちを組み込むな!」
シュウかケイ「俺たちは俺たちでやりたいんだよ! ほっといてくれよ!」
松野「俺たちはな」
シュウケイ「たちって!」
シュウかケイ「仲間に入れんじゃねえよ!」
松野「キャノンボールでロケで組んだ時になんだこいつはと思ったけどな」
シュウケイ「それこっちのセリフだよ」
松野「でも同じ空気を感じたんだよ、お前らに」
シュウケイ「イヤだよ」
松野「いいか、俺はお前たちと組んで、ちょっと眠ってたものが呼び起された」
シュウかケイ「オマエずっと眠りっぱなしじゃねえかよ!」
松野「今日目が覚めたんだよ」
シュウかケイ「今日だって試合の途中で夢遊病みたいにずっとフラフラしてたじゃねえかよ」
松野「初めてお前らとビッグマッチやってお前らに解けこむのに時間がかかるんだよ。俺は言っとくけど、大震災のころによみがえって、ベルト取るまで頑張ったんだよ」
シュウかケイ「じゃあもういいじゃねえかよ」
シュウかケイ「おめでとう、今日で終わりだ」
松野「誰が今度挑戦してきてもこれは守り通すんだよ、俺たちは」
ケイ「え~。どうせ勝手にオマエが負けてなくなるんだろ」
シュウ「また今日みたいに俺たちが寝てる間に勝ったり負けたりするんだろ、オマエが」
松野「寝てねえだろ、見てたろ、目開けて!」
シュウかケイ「見てねえよ! 墨汁かけられて寝てたわ! 目がいてえわ!」
松野「じゃああとでマスコミのちゃんと呼んで勉強しとけ」
シュウ「何を? どこの勉強?」
松野「オマエそれよりな、リターンマッチあるんだからな」
シュウかケイ「誰とやんだよ?」
松野「え、誰とやるんだ?」
シュウ「知らねえよ!」
ケイ「さっき言ってただろ、アイツが。リマッチだって」
松野「まあとにかく、俺たちは取った以上は守り抜かなきゃなんねえ」
シュウかケイ「わりと正論を言ってるけど、オマエでもそういう人じゃないだろ」
シュウかケイ「早く帰ろうぜ。名古屋いかなきゃいけねえんだよ、名古屋」
シュウかケイ「言っとくけどな、こいつら(マスコミ)ももう飽きてるからな」
松野「飽きてねえよ、これからだよ俺たちは!」
シュウかケイ「違うよ! このインタビューに飽きてるんだよ!」
松野「誰か止めてくれるよね、こういうの?」
シュウかケイ「オマエが締めたりしろよ。役割だよ、オマエの」(シュウケイは先に控え室へ)
松野「こういうタッグチームなんだけど、自分的にはほんとに、どっかで昔感じた空気をこのDDTの中で再び感じることができたので、まして昔と違うゴージャス松野なんで、プラスαでね、2+1が3じゃなくて5にも10にも力になるということを皆さんにお見せしますんで。これで私も頑張ってきた甲斐があったので、これを励みにまた体鍛えて頑張ります」
(高木がリングへ。続いて1009代アイアンマンヘビーメタル級王者のLiLiCoさんが呼び込まれる。)
LiLiCo「みなさんご無沙汰してます、LiLiCoです。両国大会でひょんなことからチャンピオンになりまして。あれから3カ月、テレビに出ても映画を見てもこのベルトを誰かが奪い取るんじゃないかとびくびくしながら生活してきました。私なりに考えました。ボディーガード雇うことにしました」
GM「ぼ、ボディーガード!?」
LiLiCo「ベルちゃん!」
GM「ちょっと待って、ベルナール・アッカさんですよね!? K-1とかDEEPで格闘技やってらっしゃる?」
LiLiCo「わたしベルちゃんと昔から友達で。やっとこれで私安心して映画見られるなと思って」
GM「そ、そうですか。…ところでLiLiCoさん、最近どんな映画見ました?」
(“合言葉”が出たが誰も出てこない。)
LiLiCo「もう来年の映画見てますから、イギリスの映画で『お見送りの作法』というのがすごいよかったです」
GM「えっと、あの、最近どんな映画見ました?」
(やはり誰も出てこない。)
LiLiCo「聞いてました? イギリスとアメリカの合作で…」
高木「(マイクを奪って)最近どんな映画見ましたかって言ってんだろオラ! 出てこいオラ!」
(宮武、マイケル、伊橋、平田が出てくるが次々とアッカに迎撃される。)
GM「LiLiCoさん、ボディーガードとかじゃなくて試合してくださいよ!」
LiLiCo「嫌だよ、レスラーじゃないもん」
アッカ「あの、言っていいですか。ちょっと考えたんですけど、これ僕からの提案です。俺がLiLiCoさんの代わりに試合をするっていうのはどうですか?」
GM「アッカさん試合できるんですか?」
アッカ「俺、だいぶ最近ヒマなんで、いつでもいいんで試合組んでくださいよ」
高木「(平田を引き起こし腹話術のようにして)このままやられっぱなしじゃいられねえんだよ! 俺がオマエを血の海に沈めてやる!」
GM「平田、お前ほんとにいけんのか!?」
高木「(平田が言ってるふうに)いけますよ! 俺がいかなきゃ誰がいくんだー!」
GM「よし! じゃあ平田、お前にかけた!」
(これにより12・13春日部大会でのアッカVS平田のシングルマッチが決定した。)
◇第5試合◇
▼ダークマッチの決着は本戦でつける!スペシャルシングルマッチ/30分1本
○入江茂弘(15分12秒 エビ固め)X佐々木大輔
※ビスートボンバー
◇第6試合◇
▼KO-Dタッグ選手権試合/60分1本
[第50代王者]竹下幸之介 ○遠藤哲哉(13分55秒 片エビ固め)[挑戦者組]X大石真翔 X(旭志織)
※スカイスイスタープレス
☆竹下&遠藤組が3度目の防衛に成功
(試合後)
竹下「大石さん旭さん、特に大石さん、毎回後楽園でお尻ばっか出してるかもしれないですけど、本気出したら強いんですよ。DDTの選手みんな強いんですよ。でもね、僕ら全員と防衛戦して全防衛果たすまでベルト落とせないですから。永久チャンピオンとしてやっていきますよ」
遠藤「よく、タッグは1+1で2じゃない、2以上って言いますけど、今日はそれがよくわかりました。このベルト持ってる限り、またね、大石さん旭さんとあることあるかもしれないから。そのときももちろん僕たちが勝ちます
GM「次の防衛戦は12・23後楽園大会を予定します。今年最後の後楽園なので最強のチャレンジャーを用意しました。この2人です」
(KUDO&坂口が登場。)
KUDO「お前たちの未来、俺たちで奪い取ってやるよ」
坂口「ようチャンピオン、来月うちらでお前らやりにいくから、腹くくっとけよ」
竹下「KUDO、坂口、やれるもんならやってみろオラ」
遠藤「おいKUDO、残念ながらな、未来じゃねえんだよ。俺たちはDDTの今なんだよ」
【試合後の竹下&遠藤】
遠藤「大石&旭は強かったですね。見ている人も感じだと思うんですけど、明らかにコンビネーションでは向こうに分があったと思います。ただ、我々は要所要所をしっかりと攻める形で行って、結果的に3度目の防衛をすることができました」
竹下「今日は哲ちゃんが頑張ってくれて。得意のスカイツイスタープレスで3カウントを奪えたんでね。僕は何も言うことはないですけど、言うならひとつだけ大石さんにメッセージを。大石さん、いつもお尻を出すのもいいですけど、本気出せばやれるんだから。いつもやってないだけで、やろうと思えばやれるんだから。それを言いたいですね」
――次のKUDO&坂口組に関しては?
遠藤「我々は誰が相手であろうと僕たちのプロレスをするだけです」
竹下「2人から防衛するということは、KUDOか坂口から3カウントを取るということですから。どっちが勝とうがそれは初勝利なわけで。どんどんそういう相手とやっていきたいですね。僕らが未来ではなく現在だと。現在進行形のタッグチームだということを証明していかないとダメなんで。ベルトを持って年を越しましょう」
――怖さは感じる?
竹下「誰でも怖いですけど、そんなことを言ってたらダメですよ。僕らもいつまでも可愛い子ぶってたらダメですよ」
遠藤「お前はよく可愛げがないと言われるけどな」▼竹下「その話はいいでしょう。僕も可愛げありますよ」
【試合後の大石&旭】
▼石「正直、僕らの準備不足があったかなと思ったんです。これじゃチャンピオンには勝てないなというのが僕の感想。もっと僕らの持ち味であるあうんの呼吸を磨く必要があるかなと。今の僕らじゃ勝てないなというのがありました」
旭「若さに負けたとは絶対に思いたくはないです。実際に試合でも、彼らの若さよりも僕らの経験が押している場面が長かったと思いますし、そこは胸を張っていいかなと思ってますんで。今日は最終的に若さの勢いに押し切られましたけど、僕らの経験の積み重ねやチームプレイは捨てたもんじゃないんだよということを、もっと組むことによって広めていきたいと思います」
大石「この歳で大石&旭の伸びしろが見つかりました。まだまだ僕たちは伸びます」
旭「僕らは違う団体同士で、そうそう組む機会がないですけど、その少ない機会でここまで仕上げたわけですから。もうちょっと組めば、大石さんの言ったように、もっといける自信があります。なので、これで終わりにはしたくないです」
大石「どこの団体でもスケジュールが合えば、どこにでも行って、どこでもタッグを組みますんで」
旭「もっと磨いて、もう1回帰ってきましょう」【試合後のKUDO&坂口】
KUDO「札幌では酒呑童子として、俺と高梨で挑戦して負けて。今日もあいつらの試合を見たけど、確実に成長している。それはわかっています。ただ、酒呑童子としてこの1年間の集大成として、かならずベルトを取って、さいたまスーパーアリーナまで突っ走りたいと思います」坂口「リング上で言った通りですね。腹をくくって待ってくれって。あいつらはやられる覚悟がないでしょ。ケツが青いんだから。うちらの方が全然修羅場をくぐっているんで。スポーツじゃないんだ、殺し合いだって。その覚悟でリングに上がってこい」
KUDO「あいつらは凄いキレイな試合するけど、俺らはそんなのするつもりはないから」
坂口「勝ちゃいいんですよ、勝ちゃあ」
KUDO「本当に潰しにいきますよ。それが俺らのプロレスだから。あと1ヶ月間、ベルトを磨いておいてください」
◇第7試合◇
▼KO-D無差別級選手権試合/60分1本
[第48代王者]○HARASHIMA (20分58秒 体固め)[挑戦者]X高尾蒼馬
※蒼魔刀
☆HARASHIMAが6度目の防衛に成功
試合後のマイク。
HARASHIMA「高尾、高尾君か。ジャンケンで勝って挑戦してきて、ただね、運があるやつだと思ってたら、そんなことはないよ。運と、君には実力もあるよ。こんなにここまで追い込まれるとは思ってなかったよ。君は運も実力もあってすごくいま強い、でも、君に勝った僕の方がもっともっと強いです」
(入江がマイクを奪い取る。泣いている。)
入江「ぐやしいです!」
亜門GM「いや、悔しいのはわかるけど、どうしたの?」
入江「僕の大切なチームメートの高尾君が目の前でやられて、大阪で石井さんがやられて、僕は悔しいです!」
亜門GM「で?」
入江「(HARASHIMAに)僕、オマエ、嫌い!」
亜門GM「で、なに?」
入江「2人、負けた、だから僕、オマエ、倒す!」
GM「挑戦したいってこと?」
入江「挑戦をさせてください!」
GM「わかりました。2014年最初のKO-DはHARASHIMA対入江だったわけだから、2014年はHARASHIMA対入江に始まりHARASHIMA対入江で終わると。決定します」
(12・23後楽園での入江のKO-D無差別級挑戦が決定。)
入江「僕は高尾君が大好きです、石井さんが大好きです、チームドリフが大好きです! チームドリフのためにも2人のためにも、僕がオマエを絶対倒す!」
(チームドリフが退場。)
HARASHIMA「おい入江、入江が高尾と石井のことが大好きなのはよくわかったよ。でもな、僕だってウラノ君と彰人のことが大好きだから。大好きさ加減でもぜってえ負けねえからな。
え、なんかおかしいこと言いましたか? はい、えーとですね、今日ね、僕、防衛しましたんで、次の12・23後楽園、相手が入江に決まったね。まあね、彼には今まで一度も負けたことないんで、必ずこの僕がベルトを防衛します。12・23、必ずベルトを防衛して、やるさ~。(なんで~?)入江をぶった押してやるさ~。(なんで~?)そしてさいたまスーパーアリーナもメインのリングに立ってやるさ~。(なんで~?)なんでかって? それは鍛えているからだ!」
【HARASHIMAの話】「挑戦するにはだいたい資格があってくるんだけど、高尾はジャンケンという運で挑戦権を手に入れて。でも、本当に運だけじゃなく実力を付けた高尾と戦えて楽しかったですね。ここまで追い込まれるとは思ってなかったし、彼も他の団体に出たりして、着実に経験を積んで。凄い強くなってました。(前半は高尾選手の出方を試していたが?)とりあえずコントロールして様子を見て。どんな攻めをしてくるのかなって。途中で自分のペースは乱されてしまいましたけど、最後は勝ててよかったです。(最後の高尾選手のエルボーラッシュについては?)あそこまで来るとは思わなかったです。あの辺の記憶は曖昧ですね。危なかったです。彼は気の強さを持っているんで、普段の試合からもっとそういう面を出して頑張ってほしいですね。(入江選手については?)過去何度かシングルをやってて、何度もタイトルマッチをやってて。僕が全部勝ってますけど、要注意人物です。でも、僕はここで負けるわけにはいかないんで、絶対に勝ちます。(入江選手のテンションを間近で見て?)あそこまで気持ちが盛り上がっているのは凄いなと思いましたけど、単純というか、わかりやすいですよね。(ジントニックをカナディアンデストロイで返したのは考えていた?)HERO!時代にHERO!ドライバーとして使っていたので、それ以来ですね。HERO!の時に使っていて、今は使ってない技がいくつかあるんで。今日はあの形になった時に、この体勢なら行けると。何年ぶりですかね。凄い久々に出して、決まってよかったです。(チームメイトの大好きさ加減でも負けないと言っていたが?)もちろんみんな大好きですよ。(前半、グラウンドでコントロールして厳しい攻めを見せていたが、高尾選手の感触はどうだった?)技術的なものはまだ足りないように思ったんですけど、いろいろと考えて返していたので、面白かったですね。そういうベーシックな部分がもっと強くなれば、彼はもっと試合を有利に進められるんじゃないかなと」
【試合後の高尾&入江&石井】
高尾「今日、自分が挑戦して負けてしまいました。あの人は『強くなった。みんな実力を認めている』と言ってましたけど、ベルトを取らなきゃ意味がない。強くなった、挑戦した、そんなヤツはどこにでもいる。挑戦する人なんてたくさんいる。取らなきゃ意味がない。自分が負けたけど、でも入江君が挑戦すると言ってくれたから。自分は入江君に任せます」
入江「(号泣しながら)悔しいです。2人がやられるところを目の前で見て、悔しいです。負けたけど、僕が…僕が…絶対に12月に勝って…僕が勝って! このチームに僕が…僕が…僕が…ベルトを持ってきます! 絶対に取る!」石井「2014年、HARASHIMA選手に散々やられてきたんで、最後は入江君に託します」
入江「任せて! 絶対にやるから! ありがとう。絶対に倒すぞ! 3人で倒すぞ!」DDT後楽園大会のメインはHARASHIMAの保持するKO-D王座に「じゃんけん選抜」で挑戦権を得た高尾が初挑戦、試合はグラウンドの攻防から高尾がドロップキックで先手を奪うと、場外のHARASHIMAの背中にダイビングフットスタンプを投下し背中に集中砲火を浴びせる。
HARASHIMAはブルドッキングヘッドロックから首攻めで反撃、首四の字で執拗に絞めあげ、エプロンに立った高尾の足を水面蹴りで刈り、首だけ場外に出た形で固定し、ロープの反動を利用したギロチンドロップを落とした。そして、雪崩式ブレーンバスターで追撃すると、クラッチを外さずフロントネックロックに捕獲する。
ここで勝負と見たHARASHIMAはリバースフランケンから蒼魔刀を狙うも、かわした高尾はエンドレスワルツで丸め込み、トラースキック、ダイビングボディープレスからジントニックを狙う。
しかしHARASHIMAはHERO!時代の必殺技である前転式パイルドライバーことHERO!ドライバーで突き刺すと串刺し式ジャンピングダブルニーから蒼魔刀を狙うが、高尾もダッシュしたHARASHIMAを抱えあげジントニックを炸裂させる。
二人はエルボー、頭突き合戦を展開するが、高尾のジントニック狙いをHARASHIMAは膝蹴りで阻止して、えびす落としを決めると側頭部へのミドルキックから蒼魔刀を決め3カウントを奪い王座を防衛した。
試合後はチーム・ドリフの盟友であり、KO-D最多連続防衛ホルダーである入江が挑戦を表明した。入江は2013年3月に王座を奪取したが8月の両国でHARASHIMAに敗れて王座から転落、また1月26日の後楽園では再度HARASHIMAに挑んだが敗れ現在対HARASHIMAは2連敗、またドリフの盟友である石井、そして高尾と立て続けに敗れているだけにドリフとしても後のない状況となった。果たして入江が歯止めをかけることが出来るか?ドリフにとっても正念場となる。
セミのKO-Dタッグ選手権の竹下&遠藤vsK-DOJOで一時代を築いた名タッグ、大石&旭が挑み、男色ディーノ欠場の影響か久々にシリアスモードとなった大石が旭との連係で王者組を分断、遠藤を捕らえて主導権を握る。
王者組もスピードを生かした連係で反撃するが、旭が阿吽を決めると遠藤に合体技を連発、勝負と見てサボテンの花を決めるが竹下が阻止すると、今度は王者組が大石を捕らえ、最後はトルネードクラッチを狙った大石を遠藤がブレーンバスターで切り返すとスカイツイスタープレスで3カウントを奪い王座を防衛、試合後は酒呑童子のKUDO、坂口が挑戦に名乗りを挙げる。
KO-D6人タッグ選手権は「TOKYO GO!」を踊る平田に奇襲をかけて試合開始となり、場外戦で水の入ったバケツを両軍が奪い合うなど大混乱となる。しかし王者組みは11月9日沼津大会でドラゴンリングインに失敗し踵を亀裂骨折し、今大会から復帰した高木に不安があるのか、高木がドラゴンリングインを決めるも足を押さえてうずくまり、バラモン兄弟は大鷲と平田にボウリング攻撃を決め、TOKYO GO!を踊ろうとする平田を標識板で殴打するなど流れを掴む。
終盤は高木、大鷲とバラモン兄弟が墨汁ミストを敢行して相打ちになると、平田が「TOKYO GO!」を踊るも、踊りきったところで松野が何度も執拗に丸め込んで3カウントを奪い王座を奪取してしまった。
最後に休憩明けにはアイアンマン王者であるタレントのLiLicoさんが来場し、アイアンマン王座奪還を狙う高木は決死隊を率いてベルトを奪い返すことを画策、しかしLiLicoは総合格闘家のベルナール・アッカをボディーガードに雇い決死隊を返り討ち、アッカのDDT参戦が決まり12月13日の春日部で平田と対戦することが決定した。
DDTはケニー・オメガが離脱しディーノが欠場となっても、新世代の台頭で抜けた穴を埋めつつある。今年の後楽園大会もあと一つとなったが、若い力がファンに新しい風景を見せることが出来るか、楽しみである。PR -
スマイルスカッシュ主催興行でDDT初参戦のカシンがカシンワールド炸裂も、最後は照れ隠し?
11月12日 DDT「スマイルスカッシュプロデュース興行〜みんなの笑顔が見たいから〜」 後楽園ホール 1126人(満員)
<試合後のコメントなどはプロレス格闘技DXより>
◇DDT大相撲トーナメント秋場所◇
▼1回戦
○竹下幸之介(押し倒し)松永智充X○HARASHIMA(すくい投げ)石井慧介X
○石川修司(鯖折り)伊橋剛太X
○関本大介(押し出し)中澤マイケルX
◇第1試合◇
▼30分1本
彰人 ○FUMA 平田一喜 (8分52秒 ジャーマンスープレックスホールド)遠藤哲哉 X勝俣瞬馬 岩本煌史
◇第2試合◇
▼30分1本
○大石真翔 旭志織(8分54秒 サボテンの花)大鷲透 XDJニラ
◇第3試合◇
▼テキサス虎の子ロープデスマッチ/30分1本
○マサ高梨(9分41秒 ジャックナイフ式エビ固め)Xアントーニオ本多
◇第4試合◇
▼サバイバルイリミネーション3WAYタッグマッチ/30分1本
KUDO ○坂口征夫(13分47秒 片エビ固め)飯伏幸太 X佐々木大輔
※PK もう1チームは入江茂弘 高尾蒼馬【退場順】[1]入江(7分08秒、佐々木の外道クラッチと飯伏のジャックナイフ固め)[2]飯伏(10分13秒、オーバーザトップロープ※OTR)[3]高尾(10分28秒、OTR)、[4]KUDO(11分42秒、OTR)
◇DDT大相撲トーナメント秋場所◇
▼準決勝
○竹下幸之介(突き倒し)HARASHIMAX○石川修司(寄り切り)関本大介X
▼決勝
○石川修司(送り釣り落とし)竹下幸之介
☆石川が優勝
◇第5試合◇
▼30分1本
○ケンドー・カシン(8分41秒 首固め)Xヤス・ウラノ
【カシンの話】「あのヤロー、営業妨害だ。俺がいい人みたいじゃないか。イメージダウンも甚だしい。IGFはお水屋さんが厳しい。サイモンは上海で……まぁいいや」
◇第6試合◇
▼30分1本
○HARASHIMA 彰人 (17分08秒 体固め)X高木三四郎 真壁刀義
※蒼魔刀
(試合後)
HARASHIMA「今日はスマイルスカッシュプロデュース興行にこんなに集まっていただき、ありがとうございます! もっといっぱい試合したいよ。みんなの顔はどんな顔をしているかな? 笑顔になってくれたかな? 今回サブタイトルがみんなの笑顔が見たいから…だよね。みんなの笑顔が見えてます! また次、こういうユニットの1位の興行があるかどうかわからないけど、みんなが笑顔になる興行をしたいと思います。また、みんなが笑顔になる興行をやってやるさー!(観客『なんで~!?』)その時も僕たちが勝ってやるさー!(観客『なんで~!?』)みんな笑顔になってやるさー!(観客『なんで~!?』) なんでかって? それは鍛えているからだー! スマーイル・スカッシュ!」
【スマイルスカッシュの話】
▼HARASHIMA「メインで勝ててよかった」
▼彰人「HARASHIMAさんが最後獲ってくれたけど、自分がずっと捕まってしまって」
▼HARASHIMA「真壁選手から獲りたかったけど、勝ててよかった。相撲は負けちゃったけど」
▼ウラノ「前歯取れてしまった…。この興行のタイトルへのアンチテーゼというか…」
▼HARASHIMA「僕らウラノ君の顔を見て笑えるけど。総選挙ユニット1位で自分たちでマッチメークして人を集めて楽しかった。ウラノ君がほとんどやってくれたけど」
▼彰人「普段のDDTとは違う、僕らなりの興行ができたのかなと」
――久しぶりに先輩・真壁と対決したが?
▼HARASHIMA「うれしいし、次やるならシングルやりたいです」
▼彰人「真壁選手は僕のことなんて知らなかったと思うけど、真壁選手の頭のどっかに彰人が入ってたら今日の収穫かなと」
▼ウラノ「(カシンと)やりたいと言ってやったカードだけど、想像以上の人だった。渡されたパンツはまだハードルが高すぎる。ケンドー・カシンと組む機会があれば。次、会うときまでに自分を高めたいです。また新たなスタートが切れたと思います」
――DDTで真壁と戦うのは3度目となったが?
▼HARASHIMA「先輩だし、憧れの存在であることは変わらない。憧れだけど、リングに立ったらライバルというか、倒さないといけない相手。あれから3年半、4年経ってるし、DDTも大きくなってるし、今ならあの頃と違う戦いができる自信がある」
――真壁を越える自信は?
▼HARASHIMA「やってみないとわからないけど、いけます!」
――10年間をぶつけられた?
▼ウラノ「自分なりに出し切れたと思います。『あれじゃ俺がいい人じゃないか』と言われたけど、自分にとってはいい人です。唯一無二の、一番尊敬できる、とてもいい人です」
――対新日本となったが?
▼彰人「ライガーさん、高橋広夢君とやって以来。いい経験になったし、やることによって新日本に上がってみたい気持ちになるし、興味が出ますね。僕の体格的にスーパージュニアにDDT代表として出てみたい気持ちになりますね」
【試合後の高木&真壁】
▼真壁「高木大社長からピンフォール獲ったのが全てじゃないの。以前のヤローの覚悟ならなかっただろうな。ベルトの重み、背負ってる覚悟を感じた。ただ、壮絶な試合やって笑顔みせてるならまだまだだ。もっと死に物狂いでこいよ。これで満足してたらまだまだだ。もっと上のベルトあるだろ。それを狙ってもいいだろ。大社長に直訴してもいいぐらいだ。彰人なんかまだ25だろ。いいじゃねぇか。ただ、俺もピンピンしてるし、いくらでも立ちはだかってやるし、俺のレスラー人生でも面白い。超えられないから先輩なんだよ。あとは非力さを感じたし、何でここで畳み掛けないかと思う場面もあったな」
▼高木「真壁選手のファンのウチの娘に勝ったよって報告したかった。また機会あったらお願いします」
▼真壁「俺と大社長がただ組んだだけじゃねぇんだ。おめぇらクズチャンピオン、いくらでも山があるって忘れるな。山も谷もあるんだ。俺は必要とあれば立ちはだかってやるよ」
――1・4ドームではNEVER挑戦も決まったが?
▼真壁「この俺の試合の意気込みとしては完全にスイッチ入ったな。ヤローをねじ伏せようと思ってスイッチ入った。ドームはフルスロットルで突っ走る」
――試合後、HARASHIMAと話していたようだが?
▼真壁「これで終わりじゃねぇってことだ。いつか1対1でやってやる。そういう夢がねぇとな。その夢が実現するか夢で終わるか。プロレス界を動かすかは俺たちの頑張り次第だな」
――カシンにチェーンを奪われたが?
▼真壁「あれ潜った瞬間、張り手食らったからな。これは俺の正装だ。やってやったぜ。もう先輩じゃねぇからな。そういう交流があって、戦いがあって懐かしさがあって楽しいじゃねぇか。高木大社長と組むのがミラクルだからな」
▼高木「プロレスに絶対って言葉はないってことですよ」
▼真壁「ない。高木社長に喧嘩売って、返ってきたけど消滅」
▼高木「ライオンズロード! 真壁選手、一言だけ聞きたかったんですけど、DDTのリングに戦いはありましたか?」」
▼真壁「ありましたよ」
HARASHIMA、ウラノ、彰人によるユニット“スマイルスカッシュ”の自主興行をSAMURAIで視聴(2日遅れとなったが)、セミではウラノが“恩人”とするカシンと対戦、カシンとDDTの接点があまりなかったことから参戦自体驚いてしまったが、ウラノの言う接点は2002年頃の全日本プロレス、カシンは武藤敬司と小島聡と共に全日本へ移籍、ウラノはK-DOJOに属していたが三沢光晴らの大量離脱後で選手が不足していた全日本に参戦していた。その頃に地味だったウラノに「地味過ぎる。何もないぞ。何かしてこい」とカシンからアドバイスを受けていた現在に至ったというが、カシンはどういう意味でアドバイスを贈っていたのか、おそらくだがカシンは本音を語らないだろう。
試合は河合奈保子の「スマイル・フォー・ミー」を前奏にした「スカイウォークでカシンは入場、胸にはヤスだけでなく中西学、永田裕志を施したシール、試合も「なんだ、あのVTRは! 俺がいい人みたいじゃないか!」と怒り、ウラノのバンダナを奪って「外道みたいじゃないか!」といちゃもんをつけ、挙句の果てにはカシンのランニングネックブリーカーが松井幸則レフェリーに誤爆して無法地帯を作るなどカシンワールドでウラノを翻弄、ウラノも負け時とカシンの攻撃を練習生を立てに防ぐが、反撃を狙ったプランチャはカシンが練習生を盾にするなど自分の世界を崩さない。
そしてカシンはバックステージへ戻ると、メインを真壁のチェーンを奪って登場するが、真壁が乱入してラリアットを浴びせ、敬礼ポーズを取りつつチェーンを奪い返す、カシンと新日本・またかつての後輩である真壁と絡むのは何年ぶりだろうか、これもカシンなりのファンサービスといったところなのか、試合はカシンの雪崩式腕十字をウラノが丸め込んだところで、カシンが丸め込んで3カウントを奪い勝利。
試合後はウラノのコスチュームを破いたカシンは「東奥学園」と書かれたレスリングの吊りパンを着用させ、ウラノは恥ずかしいそうにアピールしたが、それでもカシンを恩人と称えるウラノ、カシンが「あのヤロー。営業妨害だよ。あれじゃ俺がいい人みたいじゃねえかよ。イメージダウンも甚だしいよ。」とコメントしたのは、天邪鬼なカシンなりの照れ隠しだったのかもしれない。
メインのHARASHIMAvs真壁のタッグマッチはHARASHIMAと真壁が激しくぶつかりあえば、脇に回った高木がはフライング・クロスチョップから619、真壁との合体パイルドライバーを披露するなど幅の広さを見せつける。
試合は真壁組が4人の中でキャリアの浅い彰人が捕らえ、交代を受けたHARASHIMAも高木の援護を受けた真壁のラリアット、ノーザンライトスープレックスと攻め込まれるも、HARASHIMAもフロントハイからエルボーで応戦し彰人も足横須賀でしっかりお返しする。
再び彰人を捕らえた真壁組は高木のスコピリドライバーから真壁がキングコングニーで追い詰めるが、彰人がかわして自爆となるとHARASHIMAが真壁に蒼魔刀を浴びせファルコンアローを決める。
終盤はHARASHIMAのスワンダイブを高木がスタナーからシットダウンひまわりボムを狙うも、リバースフランケンで切り返したHARASHIMAがファルコンアローからの蒼魔刀で3カウントを奪い、主催興行を勝利で飾った。
最後はユニット名らしく笑顔で幕となったが、HARASHIMAvs真壁がシングルで対戦する日はいつなのか・・・これもまた楽しみである。 -
ケニー、最後に黄金の雨を降らせDDTに別れ・・・、王座防衛したHARASHIMAにじゃんけんで勝ち上がった高尾が挑戦へ!
10月26日 DDT「DDT Special 2014」後楽園ホール 2200人 超満員札止め
<アピールなどは週プロモバイルより>
◇ダークマッチ◇
▼10分1本
○MIKAMI (4分19秒 スク〜ルボ〜イ)X勝俣瞬馬
▼10分1本
△佐々木大輔(10分00秒 時間切れ引き分け)△入江茂弘
◇第1試合◇
▼30分1本
○大石真翔 赤井沙希(6分35秒 エビ固め)ヤス・ウラノ Xチェリー
※ミラクルエクスタシー
◇第2試合◇
▼30分1本
KUDO ○マサ高梨(7分10秒 エビ固め)石井慧介 X高尾蒼馬
※タカタニック
◇第3試合◇
▼30分1本
○遠藤哲哉(3分38秒 首固め)X平田一喜
◇第4試合◇
▼30分1本
○坂口征夫(2分57秒 腕ひしぎ逆十字固め)Xスーパー・ササダンゴ・マシン
◇第5試合◇
▼ドラマティック壮行試合〜ケニー・オメガDDTラストマッチ〜/30分1本
飯伏幸太 ○ケニー・オメガ(25分43秒 片エビ固め)X男色ディーノ 竹下幸之介
※ゴールデンシャワー
(試合後 高木からケニーにDDT選手からのメッセージがかかれたDDTタオルをプレゼント。)
ケニー「私はどこにいってもDDTの魂で試合をやるんだよ。6年間でDDTで試合をやって私のキャリアのベストはここでやった。それは絶対忘れない。ファン、友達というだけじゃなくて私の家族なんですよ。だから私が新日本にいっても応援してください。すごいさびしいんですけど大成功、なんのため? 私は新日本で絶対頑張る。ありがとう」
◇第6試合◇
▼DDT EXTREME級選手権試合/オンリーギブアップ/60分1本
[第30代王者]○彰人(13分38秒 変型サソリ固め)[挑戦者]Xアントーニオ本多
☆彰人が2度目の防衛に成功
◇第7試合◇
▼KO-D無差別級選手権試合/60分1本
[第48代王者]○HARASHIMA (15分21秒 体固め)[挑戦者]X木高イサミ
※蒼魔刀
☆HARASHIMAが5度目の防衛に成功
(試合後)
HARASHIMA「(退場していくイサミに)イサミ、負けたらDDTに出ないとか、いいよ関係ないよ。そんなのね、知らないよ。楽しかったから、また何度でもやろうよ! 勝手にそんなルール作んなくていいから、また何度でも対戦しよう! 楽しかったよ、ありがとね、イサミ!」
鶴見亜門GM「(あまりのさわやかさに)HARASHIMAさん、なんなんですかアナタは。すごい試合でした、おめでとうございます。次のタイトルマッチは11月30日、後楽園ホール大会になります。そこで挑戦する選手なんですが、この方法で決めたいと思います」
(スクリーンにジャンケンが表示)
鶴見亜門GM「というわけで毎年この時期恒例、じゃんけんで次の挑戦者を決めます」
★1回戦
○遠藤VSササダンゴ●
○大石VS坂口●
○竹下VS高梨●
○ヤスVSアントン●
○平田VSKUDO●
○高尾VS彰人●
○チェリーVS赤井●
○石井VSディーノ●
★2回戦
○大石VS遠藤●
○ヤスVS竹下●
○高尾VS平田●
○チェリーVS石井●
★準決勝
○ヤスVS大石●
○高尾VSチェリー●
★決勝
○高尾VSヤス●
(これを受け、11・30後楽園で高尾がKO-D無差別に挑戦することが決定)
高尾「総選挙が終わり、緊張がなくなったと思ったら、また緊張が始まりました。でも、KO-Dのシングルは2011年に3年前にやった限りずっとやってないので、またこういうチャンスが得れたってことは素直に喜んでます。HARASHIMAさんとはシングルで何回かやったことあるんですけど、まだ勝てたことがないので、勝ってそのベルトを巻きたいです」
HARASHIMA「いまから緊張してどんすんだよ! じゃんけんで勝ち上がるってのは運もあるよ。運も実力のうちだから、高尾は普通にね、いろんな団体に出て実力を上げてるよ。強くなってるよ、確実に。じゃんけんでも勝ったし、運もあるよ、強いよ。でもね、僕のほうがね、もっともっと強いんだよ。タイトルマッチ、楽しみにしてるよ。11月の高尾とのタイトルマッチ、絶対僕が勝ってやるさ~、(観客『なんで~』)12月もタイトルマッチあるけど、それも勝ってやるさ~!(観客『なんで~!』)さいたまスーパーアリーナまで、突っ走ってやるさー!(観客『なんで~』)なんでかって? それは、鍛えてるからだー!」
DDT総選挙20位までの選手が参戦する「DDT Special」が行われた。
第5試合は新日本プロレスへの移籍が決定したケニーの壮行試合が組まれ、飯伏とのゴールデン・ラヴァーズでディーノ、竹下組と対戦しエニウェアフォールマッチとして行われ、序盤はじっくりとした攻防でスタートするが、戦場が場外へと変わると試合が動き、飯伏と竹下は売店、ケニーとディーノは通路で乱闘を展開、会場内に戻った飯伏は竹下を台車に乗せてケニーを押し込むと飯伏がキック、ディーノにも同じ攻撃を浴びせるが、ディーノも2人に股間クローで応戦してキスさせる。
飯伏はディーノに入場ゲートを使ってムーンサルトアタック、リング内のケニーも竹下にクロスボディーを浴びせ、得意の連係で大攻勢をかけ、ディーノ組は大石が介入してコーナーにケツ出しをするも、ディーノがケニーに男色ドライバーを敢行し、大石と同じようにコーナーにケツ出しするも、ケニーは竹下をディーノのケツにぶつけ、ケツにパワーボムを敢行するも、大石はそのまま放置される。
ここで勝負とみたラヴァーズは竹下にPKこころを決めるが中澤マイケルがカット、マイケルは「この試合が終わったらケニーが新日本いっちゃうんですよ! 終わらせるわけにいかない」とDDTに引きとめるためにベノムアームを狙うが、飯伏がハイキックでKOして蹴散らす。ラヴァーズは竹下に波動拳からのジャーマンのおなじみの連係から、再びPKこころを決めるが、今度は遠藤がカットに入り「いかないでよ! ケニーさんが寮から出ていったらどうなるんですか!」と引きとめるも、飯伏はパンチでKOする。
ラヴァーズはディーノにもPKこころを決めるが、今度はヨシヒコが登場、マイケルは「こいつも、このケニヒコも、オマエがDDTにいてほしいと言ってるんだよ! 第一さ、新日本にいったらこういう試合できないよ。いいのかな~、ケニヒコをどうするのかな」と代弁、ヨシヒコはラヴァーズに襲い掛かって苦しめるが、最後はケニーがディーノに高速ドラゴンスープレックスからコーナーに放置された大石のケツにぶつけると、最後は片翼の天使から飯伏との合体ゴールデンシャワーを決めて3カウントを奪い、壮行試合を勝利で飾った。試合後は高木三四郎大社長からDDT所属選手からのメッセージが書かれたタオルをプレゼントし、「私はどこにいってもDDTの魂で試合をやるんだよ。」と挨拶、6年間に渡って上がってきたDDTのリングに別れを告げた。
メインはHARASHIMAのKO-D王座に総選挙2位のイサミが挑戦、試合の先手を奪ったのはHARASHIMA、ストマックブロックから腹部へ集中砲火を浴びせイサミのスタミナを奪いにかかる。
しかしイサミも串刺し攻撃から空中戦で反撃するが、ダイビングボディーアタックはHARASHIMAが剣山で迎撃、HARASHIMAはロープ越えのギロチンドロップを狙うが、イサミはかわしてスライディングキックでHARASHIMAを場外へ出すとトペを浴びせる。
リングに戻ったイサミは勝負と見て勇脚からラ・ミスティカ式の六八九、ファルコンアローと畳みかけ、山折りからの蒼魔刀を狙うHARASHIMAにカウンターのニーを浴びせるが、かめはめ波はHARASHIMAがハイキックで迎撃すると、リバースフランケンから蒼魔刀を決めるも、つるべ落としはイサミが着地してニーや後頭部に勇脚を浴びせる。
イサミは勇脚・斬を決めるがクリアしたHARASHIMAがつるべ落としからの蒼魔刀で3カウントを奪い王座を防衛した。
試合後には次期挑戦者を決める“じゃんけん”が開催され、決勝で高尾がヤスを降し11月30日後楽園で挑戦が決定した。ドリフの中では高尾が遅れを取っていただけに、高尾にしても下克上のチャンスでもある。セミのエクストリーム選手権はオンリー・ギブ・アップマッチで行われ、彰人はアントンの脚、アントンは彰人の腕と互いに一転集中攻撃を展開、アントンはアナコンダバイスまで披露して彰人を苦しめるが、卍固めは彰人が必死で阻止、アントンは腕十字を狙うが彰人はサソリ固めで返し腕も決めて絞めあげアントンはタップ、彰人が王座を死守。
そして11月12日後楽園で行われる「スマイルクラッシュ!主催興行」のカードが発表され、ヤスvsDDT初参戦のケンドー・カシン、HARASHIMA&彰人vs高木三四郎&真壁刀義が発表された。
驚いたのはカシンの参戦、全日本ではドリフ勢とはニアミス程度だったがDDTとの接点はあまりなかった。初参戦のDDTでカシンワールドをどう展開するのか?
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DDT総選挙で飯伏が1位も新しい波が次々とランクイン、坂口征夫がDDTの所属へ
<プロレス格闘技DXより>
『DDTドラマティック総選挙2014結果発表大会』が1日、東京・新宿FACEで開催された。総選挙個人部門の1位には飯伏幸太が輝き、来年の2・15さいたまスーパーアリーナ大会のメインイベントでKO-D無差別級王座に挑戦することが決定。惜しくも2位になった木高イサミは10・26後楽園でKO-D王者HARASHIMAに挑むことになった。
◇
今年で5年目となる『DDTドラマティック総選挙』。昨年は男色ディーノが1位に輝いたが、今年も例年以上に激しい票争いが展開された。この総選挙では、上位20名が10・26後楽園の本戦に出場。21位〜24位がアンダーボーズとしてダークマッチに出場する。2位の選手には「賞金30万円」と「10・26後楽園大会でのKO-D無差別級王座挑戦権」が、1位の選手には「賞金100万円」と「2015年2・15さいたまスーパーアリーナ大会メインイベントでのKO-D無差別級王座挑戦権」が与えられる。
大会チケットやグッズ購入者に投票用紙が配布され、8月31日から9月28日の期間に投票が受け付けられた。総投票数は昨年より約1800票増えて7038票に。団体の人気が上がるのに合わせて、この総選挙への注目度も高まってきている。
前回はベスト10圏内に入ったスーパーササダンゴ・マシン、ケニー・オメガ、大石真翔が10位台に転落し、波乱ムードが漂う中、反対に躍進を遂げたのが、前回の総選挙には名前のなかった若い選手たち。KO-D6人タッグ王座を奪取したばかりの平田一喜が11位に、新EXTREME王者の彰人が9位に、そして赤井沙希が6位に入賞した。赤井は名前を呼ばれた瞬間に号泣。「もっともっとDDTに尽くします。みんなが自慢できる選手になって、もっと頑張ります」と飛躍を誓った。
昨年トップのディーノはまさかの5位に終わり、4位には大躍進を遂げた石井慧介が入ると、いよいよベスト3の発表に。3位はKO-D無差別級王者・HARASHIMA。初の1位に自信を見せていたが、その思いは果たせず。それでもいつも通り笑顔でファンの歓声に応えた。
残るは中間発表から首位争いを展開していた飯伏と木高の2人。観客が固唾をのんで見守る中、2位にコールされたのは木高だった。木高にとっては昨年に続いての2年連続2位となる。ファンからはため息が漏れたが、本人は「でもね、胸を張りましょう」と宣言。「まださいたまスーパーアリーナのメインへの道が消えたわけじゃないので。逆に言えば、HARASHIMAさんへのリベンジがすくできるんでね」と前向きに語った。
この結果を受けて、10・26後楽園で木高がKO-D王者HARASHIMAに挑戦することが決定。8・17両国での3WAYマッチ(もうひとりはオメガ)で対戦した際は苦杯をなめており、木高にとってはリベンジマッチとなる。リング上でHARASHIMAと向かい合うと、「笑顔ですけどしっかり潰しにいきますよ」と宣戦布告。対する王者も「君を潰して笑顔になるよ」と断言した。
そして、1位になったのは木高とわずか4票差だった飯伏だ。2年ぶり2度目の優勝。賞金100万円とともに、来年の2・15さいたまスーパーアリーナ大会メインイベントでのKO-D王座挑戦権も獲得した。飯伏は両国国技館、日本武道館に続き、DDT初進出の大会場でまたしてもメインイベントに出場することになる。
飯伏は「2団体所属になったんですけど、それでもファンでいてくれたことは嬉しいし、結果も本当に大満足です。1位になれて嬉しいです。ありがとうございます」とファンに感謝の弁。さらに、公約していた「山手線プロレス」に向けても熱意を燃やしていた。
☆『DDTドラマティック総選挙2014(個人部門)』投票結果
▼1位=飯伏幸太(693票)▼2位=木高イサミ(689票)
▼3位=HARASHIMA(416票)
▼4位=石井慧介(410票)
▼5位=男色ディーノ(366票)
▼6位=赤井沙希(303票)
▼7位=チェリー(237票)
▼8位=高尾蒼馬(219票)
▼9位=彰人(210票)
▼10位=KUDO(209票)
▼11位=ヤス・ウラノ、平田一喜(207票)
▼13位=アントーニオ本多(203票)
▼14位=竹下幸之介(177票)
▼15位=マサ高梨(176票)
▼16位=大石真翔(174票)
▼17位=坂口征夫(168票)
▼18位=スーパー・ササダンゴ・マシン、ケニー・オメガ(158票)
▼20位=遠藤哲哉(150票)
▼21位=MIKAMI(144票)
▼22位=佐々木大輔(140票)
▼23位=入江茂弘(137票)
▼24位=勝俣瞬馬(135票)
『DDTドラマティック総選挙2014結果発表大会』が1日、東京・新宿FACEで開催され、個人部門で17位になった坂口征夫が高木三四郎に入団を直訴。高木が快諾し、同日付でDDT所属選手になった。
◇
昨年の『ドラマティック総選挙』では票が伸び悩み、アンダーボーイズに終わった坂口だったが、今年は酒呑童子としての活躍が評価され、17位にランクイン。初の選抜入りとなった。コメントを求められた坂口は「こんな自分に投票してくれて感謝します」とファンに頭を下げると、出場選手として席に座っていた高木に向かって「格闘家人生をこのDDTで終わらせたい。ボス、所属にしてください」と突然アピール。高木も「坂口さん、一緒にやりましょう」と快諾し、坂口のDDT入団が電撃決定した。
坂口は別ブランド・ハードヒット参戦をキッカケに、2012年春よりDDTに参戦。これまでKO-Dタッグ王座、アイアンマンヘビーメタル級王座を戴冠しており、今年の3月にはKUDO&マサ高梨とユニット・酒呑童子を結成。DDTマットの最前線で活躍してきた。
坂口は以前から総選挙で選抜入りを果たしたら入団を直訴しようと密かに考えていたという。一部にしかその決意は話しておらず、父・坂口征二・新日本相談役には完全に事後報告となるようだ。
受け入れる立場の高木は「今までずっと一緒にやってきたんで、名前が変わるだけなんですけど、うちにとっては凄く大きな一歩だと思いますし、坂口選手にとっても大きな一歩だと思うので、これからも一緒に頑張っていきましょう」と大きな期待を示した。
【高木、坂口のコメント】
▼高木「私もいきなりリング上で言われてビックリしたんですけど、坂口征夫選手が今日からDDTの所属になりました」▼坂口「ありがとうございます」
▼高木「ちなみに選抜に入ったら言おうというのは決めてたんですか?」
▼坂口「3年前からずっと決めてまして。でも、通らなければ言える立場でもないですし、筋を通すために、自分の中で入ったら言おうと思ってました。ようやく3度目で入ることができたので」
▼高木「うち的には新たな戦力というか、今までずっと一緒にやってきたんで、名前が変わるだけなんですけど、うちにとっては凄く大きな一歩だと思いますし、坂口選手にとっても大きな一歩だと思うので。これからも一緒に頑張っていきましょう。ちなみにご家族の方には話したりはしたんですか?」
▼坂口「うちのには一昨年に初めて総選挙出た時から言ってました。ただ、ビッグサカには事後報告です。でも、認めてくれると思います」
▼高木「ずっと一員だと思っているので。よろしくお願いします」
『DDTドラマティック総選挙2014結果発表大会』が1日、東京・新宿FACEで開催された。今年からスタートしたユニット部門では、スマイルスカッシュが僅差で酒呑童子を下し、堂々の1位に。11・12後楽園大会のプロデュース権を獲得した。
◇
今年度より始まった『DDTドラマティック総選挙』のユニット部門。11ユニットがエントリーし、1位には11・12後楽園大会のプロデュース権が与えられる。また、イベント内で鶴見亜門GMから最下位のユニットが強制的に解散されることも発表されると、選手間に緊張感が漂い始めた。3位から得票数が上がり、1000票超えのハイレベルな争いに。3位は石井慧介&入江茂弘&高尾蒼馬のチームドリフに。全日本マットでの活躍や試合内容の充実が評価されてのランクインとなった。上位に入賞したとはいえ悔しさをにじませていたが、入江は「この2人は僕の中の1位なので、順位は関係ないです」と最後まで笑顔だった。
2位はKUDO&坂口征夫&マサ高梨の酒呑童子に。3位とわずか3票差でのランクインとなった。プロデュース権を獲得したあかつきには、後楽園でのビアガーデン開催を表明しており、それに向けて積極的に動いていただけに、3人は落胆した表情を見せた。それでも最後はKUDOが「僕らは何位でも酒を飲もうと思ってました。新宿FACEの皆さんと酒盛りだ!」と雄叫びを上げて、缶ビールを飲み干していた。
そして、堂々の1位はHARASHIMA&ヤス・ウラノ&彰人のスマイルスカッシュ。2位との差は8票ながら、中間発表から1位を守り切った。彰人は「厳しいと思っていたけど、こうやって1位を取れて嬉しかったです」とファンにメッセージ。ウラノも「スマイルスカッシュでベルトを取れてないので、ユニットとしてどうかなと思っていたんですけど、お客さんが支持してくれたのが嬉しいです」と投票者に感謝の意を表した。最後にHARASHIMAは「嬉しいです!」と雄叫びを上げた。
気になる11・12後楽園でのプロデュース興行に関してはまったくの白紙状態とのこと。ウラノは「物凄く楽しいスマイルな大会にしたいと思います」と語っており、スマイルスカッシュらしく笑顔が溢れる大会になりそうだ。
また、中澤マイケル、松永智充、伊橋剛太の嫌われ者集団・豚ingは予想通り最下位となり、この日をもって解散することに。「解散なんて聞いてないよ〜」と声を揃えた3人だったが、場内の反応は微妙だった。
☆『DDTドラマティック総選挙2014(ユニット部門)』投票結果
▼1位=スマイルスカッシュ(1098票)▼2位=酒呑童子(1089票)
▼3位=チームドリフ(1086票)
▼4位=ゴールデン☆ストームライダーズ(777票)
▼5位=ハッピーモーテル(758票)
▼6位=男方神起(602票)
▼7位=T2ひー(522票)
▼8位=ニラ連盟(387票)
▼9位=モラトリアムズ(252票)
▼10位=ゴジャ★ミカ(125票)
▼11位=豚ing(108票)
【イベント後のスマイルスカッシュ】
▼HARASHIMA「初のユニットでの総選挙で、僕たちスマイルスカッシュが1位になりました。単純に凄い嬉しいですね。僕らは6人タッグのベルトを持っているわけでもないですし」▼彰人「ユニットとして何か残せたかと言ったら残せてなかったので」
▼HARASHIMA「でも、僕たちに一番票が集まったということは嬉しいことだなって。その期待に応えていきたいし、僕らはお客さんの期待に応えられる興行をやりたいと思います」
――どんな大会というのは考えている?
▼ウラノ「今あるDDTのどの大会よりもみんなが笑顔で帰れるような大会を目指したい…というか、そういう大会にします」
▼HARASHIMA「ビアガーデンがひとつの形ではあったんで。僕らの大会は面白かったと思うんですよ。それをもっとパワーアップしたような大会をやりたいですね。(相撲の)秋場所とか」
▼彰人「やっぱり根に持ってる?」
▼HARASHIMA「リベンジを。秋場所か。竹下にはたかれたんで」
▼彰人「DDTの横綱もいることだし」
【飯伏の話】「非常に嬉しいです。(去年との違いは?)二団体所属となって、正直自分を応援してくれたファンが離れてしまったのかなというところはあったんで。それが1年経っていてくれたことが嬉しいですね。あと、さいたまスーパーアリーナのメインに出るのも本当に嬉しいです。(公約として挙げていた山手線プロレスは?)これ(賞金)でできますかね? できない? 足りないですか。出してもらいましょう。(山手線プロレスは一周回る車内でやる?)各駅でいろんなヤツと戦いたいですね。ベストは普通の時間帯にやりたいです。一番人の多い時間帯。それがベストです。通勤時間に。(会社に何とかしてほしい?)できるんであればやりたいですけどね。(両国、武道館に続き、初進出の大会場でメインを務めることになるが?)初めて知りましたけど、それは嬉しいですね。緊張はしますけど、本当にいい大会にしたいです」
【木高の話】「票を入れてくれた人たちに感謝です。ありがとうございます。総選挙に関してはここまでずっと昇り調子で来てて。去年2位で今年は1位しかないという状況だったんですけど…やっぱり悔しいですね。それでも幸か不幸か、2位でも挑戦する権利があるので。皆さんが応援してくれて、そのおかげでユニオンの僕がDDTの後楽園大会のメインイベントでHARASHIMAさんに挑戦することができます。本当に皆さんの力がないと、僕には絶対できないので。あとは自分の力で切り開きます。(リベンジマッチは3WAYではなく、1対1の戦いになるが?)楽しみですね。ただ、僕は両国の悔しさは忘れてないので。もっと下の順位だったら『夏が終わりました』って言おうと思ってたんですよ。まだ夏は終わってないですね。夏の借りは秋に返します。(票数は一桁しか変わらなかったが?)それは悔しいですよ。何かがひとつ違ってたら、ポジションが変わっていたかもしれないと思ったら。でも、それが現実なんでしょうがない。あとは自分の力で開くしかないんで。後ろを向いててもしょうがないですよ。皆さんが応援してくれたから2位にいるんで。確かに惜しかったという言葉は正しいですけど、みんなの力が僕のものになったと思うので、悔しいですけど嬉しいです。この場にいさせてくれて、ありがとうございます」
【HARASHIMAの話】「(木高戦が決まったが?)本当にドラマチックですよね。シングルで戦ってみたいと思っていたので。団体は違うし、なかなかチャンスがなかったんですけど、ここで組まれたというのは、もう楽しみですね。(潰して笑顔になるだけ?)そうですね。選挙2位が後楽園で挑戦。もちろんそのイサミに勝って、さいたまスーパーアリーナでは1位の飯伏とやりたいです。とりあえず目の前の試合で着実に勝って、チャンピオンとして行きたいと思います」
【高木の話】「今年で5年目なんですけど、私は0票を出したということで。知名度とか、実力とか関係なく、純粋に今のDDTの人気の結果がここで出たんじゃないかなと思っています。個人的には初の選抜入りをしたメンバーが結構多かったというのが印象的かなと。ひとつの世代交代というか。私とMIKAMIもアンダーということで、ひとつの時代が終わったのかなと。これを結果として捉えて、さいたまスーパーアリーナに向かってやっていきたいなと思っています。イサミの挑戦は期待できますし、飯伏が挑戦者としてさいたまスーパーアリーナが決定しました。誰がチャンピオンで行くのかということも興味があると思うので、そこも注目してもらえたらと思ってます。(社長として飯伏と木高の評価は?)僅差でしたからね。でも、今のDDTグループを象徴しているのは、3位のHARASHIMAを加えたこの3人なんだなというのは改めて思いました。この3人がこういう形で、いろいろな巡り合わせになって。10月にイサミとHARASHIMAがやって、これはこれでドラマだと思うし。両国は3WAYでやった分、シングルでやるということで、その勝者がどのような防衛戦をやっていくのか。最終的に勝ち残った王者と飯伏がどういう戦いをやるのか。凄い興味はあります。誰が来ても面白いし、また別に新たな人間がポンと上がってきても面白いし、物凄い興味があります。ドラマですね。(ユニット総選挙については?)やっぱり酒呑童子とスマイルスカッシュ、ドリフの3つがDDTを引っ張っているんだと思いましたね。総合力で酒呑童子というのもあるだろうし、逆にスマイルスカッシュがどんな面白い興行をやってくれるのかなって。ここは彼らにとって課題だと思うので、楽しくて、笑えて、スカッとするような興行をやってもらえたらと思います。彼らのプロレス頭に期待したいです。(山手線プロレスは?)JRに問い合わせたいと思います。まずはそこからですね。でも、電車の中でやりたいみたいなので、なんらかのことは考えます」
毎年恒例のDDTドラマティック総選挙2014の結果が発表され、飯伏が2位のイサミとは僅か4票差で2年ぶりに1位となった。飯伏はDDTだけでなく新日本プロレスでも活躍していることから1位は当然かと思ったら、イサミとは僅か4票。イサミもユニオン所属だがDDT、大日本プロレスでの活躍を考えると1位になってもおかしくなかったということなのか?
これで10月26日にはイサミが後楽園でHARASHIMAの保持するKO-D王座に挑戦、1位の飯伏は2月に進出するさいたまスーパーアリーナ大会でKO-D王座に挑戦することが決定した。またこれまで格闘家としてDDTに参戦していた坂口征夫が高木大社長に入団を直訴、大社長も即決で入団が決定となったが、父親である坂口征二・新日本プロレス相談役には話していないという。征夫は新日本プロレスの選手と対戦してはダメ出しされ、そのつど反発してきたが、DDT入団も本腰を入れてDDTでプロレスに取り組みたいのと、新日本に対する反発もあったのかもしれない。
驚いたのは最近ブレイクした平田も20位以内に入っていたことだが、高木大社長のコメント通り、若手選手の台頭も票になって出ているということ、今回の総選挙は時代の流れが出始めている表れなのか。
ユニットはHARASHIMA、ヤス、彰人のスマイルスカッシュが2位の酒呑童子を9票差ながらも抑え、1位となって11月12日の後楽園大会のプロデュース権を獲得した。また中澤マイケル、松永智充、伊橋剛太の嫌われ者集団・豚ingは予想通り最下位、伊橋のイメチェンはインパクトはあったが他の二人が問題だったということか・・ -
竹下、遠藤がゴールデン・ラヴァーズという大きな壁を破りKO-Dタッグを奪取!平田も奇跡を起こした!
9月28日 DDT「DDTドラマティック総選挙2014最終投票日〜最後のお願いスペシャル〜」後楽園ホール 2100人 超満員札止め
<アピールなどは週プロモバイルより>
◇第1試合◇
▼30分1本
○大石真翔 勝俣瞬馬(4分25秒 直伝!トルネードクラッチ(仮) )MIKAMI Xゴージャス松野
◇第2試合◇
▼30分1本
○KUDO 坂口征夫 マサ高梨 赤井沙希 (8分29秒 片エビ固め)中澤マイケル 松永智充 星誕期 X伊橋剛太
※ダイビングダブルニードロップ
◇第3試合◇
▼30分1本
○佐々木大輔(11分44秒 ミスティカ式クロスフェイスロック)Xアントーニオ本多
◇第4試合◇
▼30分1本
HARASHIMA ○ヤス・ウラノ(8分42秒 片エビ固め)DJニラ Xスーパー・ササダンゴ・マシン
※HARASHIMAの眼鏡式蒼魔刀
◇第5試合◇
▼KO-D6人タッグ選手権試合/60分1本
[挑戦者組]高木三四郎 大鷲透 ○平田一喜(11分22秒 奇跡を呼ぶ一発逆転首固め)[第13代王者組]石井慧介 X入江茂弘 高尾蒼馬
☆チームドリフが3度目の防衛に失敗、T2ひーが第14代王者となる
(試合後)
高木「勝っちゃったよ~!!平田! この大コールが聞こえるか? 平田! やったよ! あとはオマエに任せた!(涙声)」平田「あれ? 俺勝った? 勝ったの? (大コールに)ありがとう! 最後、ボコボコでよく分かってないけど、ベルトがここにあるってことは勝ったんだろ? ヨッシャー!! 俺はボコボコになったって、踊って立って真面目にすべてプロレスだと思って真剣に頑張ってるんだ! まあ、このベルトの余韻に浸ることもなく、このあとベストストレッチだけども、今日ここでチャンピオンになったぞ! 俺が最後、締めるってことはな! あれしかないでしょ。ボロボロでフラつくかもしれないけど、休憩前に盛り上がるぞ! ミュージックスタート!」
(最後は「TOKYO GO」が流れる中、ノリノリでダンスを披露してリングを下りた。)
◇第6試合◇
▼DDT EXTREME級選手権試合/60分1本
[挑戦者]○彰人(15分06秒 体固めからの告白)[第29代王者]X男色ディーノ
※キン肉大移動
☆ディーノが3度目の防衛に失敗、彰人が第30代王者となる
(試合後)
彰人は「ディーノさん本当にありがとうございます。あなたがいたからプロレスラーになれた。感謝しています。(と涙ながらにマイク。ディーノは中指を突き立てながら去っていった。)無差別のベルトはDDTの強さの象徴。エクストリームはDDTの個性の象徴だと思っています。だから、エクストリームを使って自分にしかできないことをやっていきます!」
◇第7試合◇
▼KO-Dタッグ選手権試合/60分1本
[挑戦者組]○竹下幸之介 遠藤哲哉(25分13秒 クロスアーム式ジャーマンスープレックスホールド)[第49代王者組]飯伏幸太 Xケニー・オメガ
☆飯伏&オメガが7度目の防衛に失敗、竹下&遠藤が第50代王者組となる
(試合後)
ケニー「やっぱり誰が考えても結果はそうだから、オマエたちにDDTの未来は任せます」
竹下「飯伏さん、ケニーさん、ありがとうございました。まだお二人を超えたとはこれっぽっちも思っていません。もっともっと上を目指して努力していきます。でも今日だけは、今日一日だけは喜ばせてください。今日は遠藤さんが凄く頑張ってくれたので、遠藤さんに締めてもらいたいです」
遠藤「飯伏さん、ケニーさん、会見の時、“本気で殺しにくる”って言いましたよね。皆さんの応援がなければ本当に死んでたかもしれないです。でも皆さんの応援のおかげでベルトを取ることができました。今日は応援ありがとうございました。今日はボクが締めてもいいですけど、今日取った竹下に締めてもらいたいと思います」
竹下「世界のベストチームから1勝をあげました。なにかプロレス界に一つ革命を起こしたと思ってもいいですか? ボクたちがプロレス界の未来をみせます! 今日はありがとうございました!」DDT後楽園大会のメインはゴールデン・ラヴァーズの保持するKO-Dタッグ王座にハッピー・モーテルの竹下、遠藤が挑戦。序盤からラヴァーズが遠藤をかわいがるように集中砲火を浴びせ先手を奪い、遠藤が反撃しても飯伏は余裕で受けきる。
ドロップキックで反撃した遠藤は竹下に交代し竹下はバックドロップ、膝蹴り、フィッシャーマンズスープレックスと盛り返し、飯伏はキックを中心とした打撃はムーンサルトダブルニーで応戦するが、交代した遠藤が飯伏を場外へ追いやると捻りを加えたラ・ケブラータを発射、リングに戻ってから竹下のフィッシャーマンズスープレックスから、遠藤がその場飛びムーンサルト、ムーンサルトはかわられるも、着地したところで延髄斬りを浴びせるなど、挑戦者チームにペースが傾きだす。
交代したケニーはダイビングボディーアタックからドラゴンスープレックスと畳みかけ、クロイツラスを狙うが遠藤が着地してストマックブロック、コンプリート・ショットからコーナーへ昇るも、ケニーが阻止してクロイツラスを狙う。
しかし遠藤が踏ん張ってケニーを逆さ吊りにすると、竹下が低空ドロップキック、遠藤がムーンサルトを投下、竹下はタッチダウンを狙うがケニーがキャッチして今度は飯伏とに合体ツームストーンパイルドライバーを狙う、そこで遠藤がカットに入るが、今度はラヴァーズがケニーの波動拳、飯伏のジャーマンとおなじみの連係からPKΩを決め遠藤を追い詰める。
遠藤はクリアすると飯伏は雪崩式ラストライドを狙うが、遠藤は雪崩式フランケンシュタイナーで切り返すと、竹下もフロントハイからブルーサンダーで続く。
交代したケニーは二段蹴りからドラゴンスープレックス、二段蹴りと畳み掛けるが、竹下がユルゲンラリアットで返すとジャーマンを連発し、クロスアームスープレックスからタッチダウン、交代した遠藤もスカイツイスタープレスで続くと最後はクロスアーム式ジャーマンで3カウントを奪い、王座奪取に成功した。
またセミではディーノが保持するEXTREM王座に彰人が挑戦し、ディーノが選んだ9個のルールのうち一つが選ばれるノーバディー・ノーズルールが組まれた、時間ごとに「1カウントフォール」「英語禁止」「ロープエスケープ禁止」などルールが変わるなか、ディーノが男色ドライバーで彰人を追い詰める。しかし彰人が「3カウント後の告白」ルールを選択するとキン肉ドライバーから3カウントを奪い「あなたに会えてよかった、大好きです」と告白して試合終了、彰人が王座を奪取となるが、「ディーノさん本当にありがとうございました。あなたがいたからプロレスラーになれました」だったことが明らかになると、自分への告白と勘違いしたディーノは中指を立てて怒りを露にするも後の祭だった。
K0-D6人タッグ選手権はドリフが練習生をバックダンサーにして「TOKYO GO!」で派手に入場した平田に顔じゃないとばかりに集中砲火を浴びせるが、高木と大鷲が懸命にカットも石井と高尾に蹴散らされる。入江が勝負に出てフライングソーセージを投下するも、平田がクリアすると入江が突進したところで平田が首固めで丸め込んで3カウントを奪い、大逆転でT2ひーが王座を奪取した。
今回のDDTは石井、入江、高尾のドリフだけでなく竹下、遠藤そして平田らも成長も伺わせ、次世代も延びてきていると感じさせた大会だったが、今回は総選挙の最終投票日ということもあり、彼らの活躍がどう票に影響してくるか・・・DDT後楽園大会は超満員&大声援でド熱かった!素晴らしい!!このテンションで大相撲秋場所千秋楽を見るぞ!家で!!
— 村田晴郎 (@MTharuo) 2014, 9月 28テルマ&ルイーズ RT @Fukuda_PERFECT 後楽園ホールより愛を込めて。 #ddtpro pic.twitter.com/xxJDGAr0LO
— 村田晴郎 (@MTharuo) 2014, 9月 28後楽園大会終了!そして平田がやってくれましたよ、お母さん!6人タッグ王座奪取しました!今日だけだと思いますが平田の時代がやってきました(笑)。 #ddtpro http://t.co/zR3Pa96w6h
— 高木三四郎 (@t346fire) 2014, 9月 28スゲえ試合だったな。世界レベルだよ! #ddtpro http://t.co/ld3iOWVCs7
— 高木三四郎 (@t346fire) 2014, 9月 28 -
DDT大阪大会観戦記・・・ゼウス、衝撃の告白!そして大阪にヨシヒコ降臨!
9月13日 DDT「大阪ベイブルーススペシャル 2014」大阪・ボディメーカーコロシアム第2競技場 739人 満員
<コメント・アピールなどは週プロモバイルより>
◇試合前◇
(鶴見亜門GM、井上マイクリングアナによる前説。まずは亜門GMが今年2回目の府立大会であること、今後も年2回を恒例にしたいと挨拶し、DJニラの欠場を謝罪。そして次回の大阪大会は、11月15日(土)の天王寺区民センター(午後5時)、来年は1月11日、12日と港区民センターにて連戦が決定したとアナウンス。また、来年2・15さいたまスーパーアリーナ大会の告知、DDTドラマティック総選挙の説明をおこなった。つづいて井上マイクリングアナによるカード発表、亜門GMによる見どころ解説。さらには、9・26後楽園でKO-Dタッグ選手権を開催すると発表。最後にオープニングコールをお願いするために男色ディーノを呼び込み、まだ未定のEXTREME級ルールについて聞いてみる。
ディーノ「大阪の恋愛事情を考えると、ゼウスは私が好きみたい。ここだけの話、好きじゃない。でも、わたしは嫌です。タイプじゃない。で、いまルールを言ったら用意されちゃうから試合直前に言います。DDTとお客様の関係をひと言で言うと“共犯”DDTレッツ・スタート!」
◇第1試合◇
▼30分1本
高木三四郎 大鷲透 ○平田一喜(7分56秒 エビ固め)大石真翔 勝俣瞬馬 Xキアイリュウケンエッちゃん
※バイアグラドライバー
(試合後、勝利した平田はマスクをつけると)
平田「よっしゃー! 久しぶりの大阪、勝ったぞ!今日、6人タッグ見事に大勝利です。勝った勢いでひとつ言わせてくれ。アイアンマンしか挑戦したことないし、巻いたこともアイアンマンしかない。KO-D6人タッグ王者になれることを証明したい。GM、俺に挑戦させろ!」
亜門GM「いますぐには決められないですが、前向きに考えます」
平田は「俺が6人タッグ王者になるので、応援よろしくお願いします」
◇第2試合◇
▼30分1本
○坂口征夫(7分53秒 片エビ固め)X佐々木大輔
※PK
◇第3試合◇
▼4WAYタッグマッチ/30分1本
○入江茂弘 高尾蒼馬(7分13秒 エビ固め)松永智充 X伊橋剛太
※ビーストボンバー あと2チームはMIKAMI、内田祥一組 ヤス・ウラノ、彰人組
◇第4試合◇
▼30分1本
○アントーニオ本多(13分51秒 片エビ固め)Xくいしんぼう仮面
※ダイビングフィストドロップ
◇第5試合◇
▼KO-Dタッグ次期挑戦者決定戦
竹下幸之介 ○遠藤哲哉(18分45秒 回転エビ固め)XKUDO マサ高梨
☆竹下&遠藤が9・28後楽園大会でKO-Dタッグ王座に挑戦
(試合後)
遠藤は「よし! 次はKO-Dタッグタイトルだ! 次も俺たちが勝って、KO-Dタッグのベルトを取るんで、応援よろしくお願いします!」
【竹下、遠藤の話】
遠藤「いやー、なんだろう。勝って安心しちゃった。次、次、ベルト。やっぱKUDOさん、高梨さん、強いですよ。強いですけど、今日、最後に取ったのは俺! KUDOさんから完全な3カウントです。いままでゴールデン☆ラヴァーズ、ケニーさん、飯伏さん、何回かやってますけど、いままでは正直、全然歯が立たなかったかなっていう感じです。ただね、僕たち、いま、上がってきてるんで、この勢いのままKO-Dタッグのベルト、取ってやります」竹下「この試合に勝ったらKO-Dタッグ挑戦です。KO-Dタッグに挑戦したいから、この試合に勝ちたかったというわけでもないんですよ。たしかに、タッグのベルトに挑戦したいです。僕と遠藤さんで。でも、この試合に勝つ意味は、後楽園ホールでゴールデン☆ラヴァーズと試合ができるっていう。そこでさっき遠藤さんが僕ら上がってきてるって。たしかに上がってきてるんです。けど、まだ次のステージには行けてないんですね。ここで後楽園で、ひとつ大きなビッグチャンスで結果を残して、そこで初めてひとつ上のステージに僕らが行けるんじゃないかなって。今日の試合は絶対に勝ちたかった。最後、遠藤さん、あきらめずに頑張ってくれたんで。僕の地元ですけど、遠藤さんの勝利だったと思います。ありがとうございます」
遠藤「(KUDOに上回ったものは?)あきらめないことですね。前回はあきらめたわけではないんですけど、当たり所が悪くて、パッと一瞬飛んじゃって。何回食らったか覚えてないですけど、隙を突いていけば必ず勝てると思ってたんで、最後は完全に追い込まれてましたけど」
竹下「こんな言い方いいかわからないですけど、先週、前哨戦のシングルでふたりとも負けて。そこで敗因を考えて、反省してやった。今日は同じ負け方は絶対にしないんで。逆に負けてよかった。もしあのとき勝ってたら、今日あのときと同じ負け方をしていたかもしれない。相手のKUDO、高梨にはそこまで余裕がなかったと思います。僕たちも余裕はなかったですけど、しっかり一週間考えて、作戦を立てて、試合に臨めたことが、大きな今日の勝因だったと思います。(アマチュアの経験があるから、ここは調整でもかまわない試合、ここは大事な試合と考えて取り組むことができていた。それがプロレスの試合で生きている?)前哨戦だから負けてもいいとは思わないですけど、僕の過去の試合を見てもらえばわかるんですけど、ここは絶対に落とせない試合は、絶対に落としていないんで。次のタイトルマッチは僕たち命かけるぐらいで、絶対につかまないと。もう次はなかなか回ってこないんで。そう思ってるんで、次にすべてをかけますよ」
【酒呑童子の話】
高梨「あ~信じらんねー。だけど負けは負けだよ。あいつらの勝ちだよ。でも、いつも言うようにな。酒呑童子はな、酒の席と一緒だ。しつこく、絡みついて追いついていくからな。次から次にと借り返さなきゃいけねーやつが増えてくな。イサミに! 俺らの6人タッグを取ったチームドリフ! そして、今日は竹下&遠藤か。どんどん借り返すやつ増えてくな。まとめてな、酒呑童子後楽園で返させてもらうからな。俺らはここからもう一回巻き返させてもらうからな、兄貴!」
KUDO「今日、3つ取られたのは認めるけど。でも、もし遠藤が俺より強えーと思ってんだったら、それは間違えだからな。必ずぶっ殺す!」
◇第6試合◇
▼DDT EXTREME級選手権試合/60分1本
[第29代王者]○男色ディーノ(9分32秒 3カウントkiss)[挑戦者]Xゼウス
☆ディーノが2度目の防衛に成功
(試合前)
ディーノ「ゼウスちゃん、先に言っとかなきゃいけないかな。ごめんなさい! ゼウスちゃんがアタシの体を狙ってるっていうのは、すごい、すごい伝わるのよ。でも、ごめんなさい。ゼウスちゃんが挑戦するっていうのは、そういうことなのかなって。だけど、アタシもこのベルトのルール、アタシが作っていいから、ごめんね、ゼウスちゃんの気持ちを断るかのようなルールをもう作ったから」(井上マイクリングアナが「この試合は3カウントフォール、ギブアップ等、通常のプロレスルールによる決着は一切無効、リング上で対戦相手以外の第三者の男性に3秒間、3カウントkissを奪った選手が勝ちとなるルールで行われます」とアナウンス)
(試合後)
ディーノ「なんだかんだで、ゼウスちゃん、きっといい人が現れるから」
ゼウス「オイ、なんか勘違いしてないか。お前は俺のタイプやない(場内拍手)。はっきりここで告白しとく。会場の皆さんも含めて、この会場にいる全員の中で、俺のタイプわな、俺のタイプわな、俺のタイプわな…」と繰り返しながら歩を進めた先は、松井レフェリーだった。最初は状況が理解できなかった松井レフェリーだったが、最後はゼウスの横に並び、腕を組んだ。
ディーノは、「皆さん、こうやってまた一つ、大阪で素敵なカップルが誕生しました! 皆さん、この2人に祝福の拍手を! ゼウスちゃん、私の勘違いから始まったけど、この幸せな空気をゼウスちゃんのあれで締めて」
(ゼウスが音頭を取って、観客全員)
ゼウス「DDT、ワッショイ、ワッショイ、ワッショイ!」
(そして松井レフェリーと腕を組んで引き揚げていった。)
【ディーノの話】
ディーノ「ゼウスちゃんには、前々からそうじゃないかと思ってたんだけど、やっぱり言えないと思うのよ、ゼウスちゃんの立場からすると。私はビッグガンズはビッグガンズをぶつけ合ってると思ってるから、2人の仲を裂くのは申し訳ないし。楽にしてあげよかなと思って、今日は。でも、まさかねぇ…。そっかぁ、松井さんかぁ…。それもまた、愛の形でいいんじゃないですかね。ンなんていうのかなぁ、ゼウスちゃんの、ちょっとは解放してあげたかなっていう達成感はあるわね。もっと自由に自分の性癖を表現できる世の中になればいいなって私は思うんだけど。そういう意味ではゼウスちゃんっていう1人の男が隠してた性癖を、ちょっとだけ…。こっからよね。こっからは彼がどのように体をぶつけ合う、どうカミングアウトしていくかにかかってるから、温かく見守っていこうと思ってるわよ。(あのルールは考えに考え抜いたものだった?)ゼウスちゃんに強引に来られると怖いところもあるじゃない、私としては。私も選ぶ権利はあるから。誰でもいいわけじゃないから。ゼウスちゃんが来て、「ごめん」っていうのをルールでうまく断れないかなって思ったら、あのルールに収まったわよね。もうしようがないわね。ゼウスちゃんも気づいて。ほんとは私のことが好きだったの。でも、彼もプライドがあるから途中から松井さんってことになったけど、あれ絶対、私を狙ってたはずだけど。そういう意味で申し訳ないなってなったけど、受け入れられるものとそうでないものがあるから、そこはゼウスちゃんにも松井さんでガマンしてちょうだいとしか言えない。だという、あのルール。私は良かったと思ってる。うまく断れたと思ってる。(勝負として、今日の殊勲賞は練習生でしたね)まぁ、そうね。まさか…。でも、彼がちょっと頑張ってくれたところでっていうのはあるけどね。ゼウスさんの背中を(マットに)着けさせたのは彼しかないないから。まぁ、そういう意味では彼の頑張りのご褒美に、バスの中でちょっとね…」
【ゼウスの話】
ゼウス「(異色のルールでの闘いだったが、リング上でルールを聞いたときの気持ちは?)ゼウス 動じることなく、自分はどんなルールであっても勝とうと思ってるんで。(ディーノは初めて対戦するタイプの選手だったと思うが)まぁ、人それぞれ、いろんなタイプが入るんでいいんじゃないかと。(普段の試合なら誰が相手であろうと力でぶち破ればいいだけだが、今回はルール的にそういうわけにもいかないんで戸惑った?)kissで3秒間ですよね? 力でねじ伏せられなかった自分の至らなさが…負けたことが、悔しいですね。(DDTの会場の雰囲気は)最高ですね。男色ディーノ選手が入場する時のファンの方々、お客さんの方々の騒ぎようを見たときに、ちょっと興奮しましたね。(松井さんのどんなところが好みだった?)それはこれ以上、掘り下げんといてほしいですね。彼とは一夜限りということで。僕も飽きっぽいんで。(もう1度、ディーノとEXTREME級のベルトに挑戦したい?)何度でもDDTのリングに上がりたいですね。(今日の)あのタイトルは負けは負け。僕は勝負は1回やと思ってるんで。あのタイトルへの挑戦はひかえとこかなと思てます。(じゃあ、ほかの選手と?)はい。もう誰でも。誰でも来いって思てますから」
◇第7試合◇
▼飯伏幸太デビュー10周年記念試合/30分1本
○飯伏幸太 ケニー・オメガ(17分59秒 体固め)X中澤マイケル ヨシヒコ
※PKこころ(試合後)
亜門GM「10周年の話をする前に、9・28後楽園でふたりに挑戦するチームが決まりました。竹下幸之介&遠藤哲哉組です。リングに上がってください。」
(竹下、遠藤が登場)
遠藤「ケニーさん、前回のビアガーデン、シングル。僕はケニーさんに成長を見てほしくて、このシングルを組みました。今回は本気で勝ちにいきます。そのベルト、僕たちのものにします」
竹下「今年の1月、大阪で僕と遠藤さんでゴールデン☆ラヴァーズとやりましたね。そのときは30分時間切れ引き分けでした。僕はあのときのつづきがしたい。ベルトを巻きたい。なにより、ゴールデン☆ラヴァーズ、ケニーさん、飯伏さん、あなたたちから勝ちたい。そして僕らが後楽園でプロレス界の未来を見せます」
ケニー「ゴールデン☆ラヴァーズに勝ちたいのかい? みんな夢あるんですね。そして30分ドローのことだけど、もしね、31分にいったら、それはゴールデン☆ラヴァーズの勝ちだ。遠藤! このガキヤロー! 今度は本気でやりたいだって? その前は本気じゃなかったのかい? それは遠藤のベストバウトでしたよ。それは遠藤の110パーセントでした。この次の試合で115パーセントでやれるのかい? たぶん、やれないと思います。ホントはワタシと飯伏さんが防衛戦をしたいから、このガキヤローたちはいいと思う。飯伏さんはどう思いますか?」
飯伏「そう思います」
ケニー「だって10年前は飯伏さんだってガキヤローだった。ワタシも10年前、大きい夢があって、ベルト取りたかった。それを尊敬してる。だから、今度の後楽園、よろしくお願いします! このガキヤローたち」
(亜門GMが正式決定と宣言)
ケニー「もうひとつある。ドローにならないように30分じゃなく、60分でお願いします」(竹下&遠藤に握手を求めるが、ふたりは差し出された手を張ってから退場していった。)
ケニー「言葉が出ないです。びっくりした。10年前、DDTに来る前、ワタシはカナダとアメリカで退屈なプロレスばかりやってた。ホントはやめたかった、プロレスを。でも、飯伏さんの試合を見て、こいつに会いたい。こいつと試合したい。ホントにまだ会ったことないけど、ライバルになりました。そのあとに初めてシングルやって、ゴールデン☆ラヴァーズになりました。みんなもうわかってると思うけど、プロレスをやりたくなった。そして、もし飯伏さんがプロレスやったら、ワタシもつづけたいと思います。ゴールデン☆ラヴァーズで。そして飯伏さんがどこにいても、ワタシも同じ場所にいたい。だから、飯伏さん、10周年、ありがとうございました」
飯伏「自分も気持ちはケニーと同じで、すごくケニーと会ってから、試合がすごく楽しくなったというか。プロレスがもっともっと好きになりました。これからも11年目、12年目、ずっと頑張っていきますんで、応援よろしくお願いします」
【ゴールデンラヴァーズの話】
飯伏「10周年、楽しかったですね、久々に。大阪では初めてですね。ケニー、ありがとう」
ケニー「こちらこそ」
飯伏「ケニーとできて楽しかったです。(イブシヒコは?)コスチュームがいつの間にか、自分のになってて。よかったんじゃないですかね。前、一回出ましたよね」
ケニー「ビアガーデンで飯伏さんが欠場して、ヨシヒコがイブシヒコになりました」
飯伏「2回目ですよ」
ケニー「イブシヒコはバイトするかも。エビスコとか。伊橋がいなくなったから」
飯伏「そうだね」
ケニー「残念だけど…。(次の9・28後楽園でタッグの防衛戦の相手が竹下&遠藤組に決まったが?)まあ、このふたりは勝てないと思いますよ。シングルでも、タッグでも、6人タッグでも。スタイル、テクニカル、全部が違いすぎますよね。陸上だったら竹下が勝つかもしれないけど、プロレスだったら勝ち目はないね。そして一般的にはね、このふたりはビッグマッチで失敗してる。(8・17両国の)棚橋(弘至戦で竹下が敗北)もそうだし。遠藤はワタシとシングル(7・30新木場ビアガーデン)で勝てなかった。だから、同じ結果になると思う」
飯伏「そうだよね。しいて言えば、勢いがありますよね。若さと勢いが怖いかな…。いや、怖くないか」
ケニー「怖くない、全然。たいしたものじゃないですよ」
飯伏「遠藤はね? どうですか?」
ケニー「最近は髪切りましたよね。今日もKUDOさんにクイックで勝ったですね」
飯伏「それを気を付ければいいと」
ケニー「(あの髪型はカッコいい?)えっ!? じゃないと思います」飯伏「遠藤の髪型? 加藤さんはどう思いますか?」加藤記者「いや、どうなんですかね?」
飯伏「あの髪型にしたい?」
加藤記者「……」
ケニー「遠藤の妹はかわいいと思いますよ」
飯伏「(竹下選手については?)アスリートですよね。ケニーはたまに練習を一緒に」
ケニー「やったことありますね。アスリートですよね。なにやってもあきらめない。その気持ちがありますよね。もちろん、ワタシの方が強い、ワタシの方が速い、いいことはワタシの方が多いですけど、竹下のハートが強い」飯伏「陸上やってるから気持ちが強い」
ケニー「だから、いつかはDDTのエースになるかもしれない。ボクらがもう死んでたら」
飯伏「まあ、そうだね」
ケニー「アスリート対決になりそうだね。アスリート対アスリート、体操対体操」飯伏「オレは体操なの?」ケニー「そんなことないよ」飯伏「決まりました。体操対体操で」
ケニー「ワオゥ~!」
飯伏「勝勝ちますよ!」
◇第8試合◇
▼KO-D無差別級選手権試合/60分1本
[第47代王者]○HARASHIMA (20分31秒 体固め)[挑戦者]X石井慧介
※蒼魔刀
☆HARASHIMAが4度目の防衛に成功
HARASHIMA「あれ? 石井は帰っちゃった? あの、見ての通り、ホントに強かったです。ここまで追い詰められるとは思ってませんでした。後輩の成長は頼もしいね。でもね、今日、僕が勝った通り、まだまだ僕の方が強いけどね(拍手)」
亜門GM「防衛、おめでとうございます。大丈夫ですか?」
HARASHIMA「(小声で)鍛えてるんで、大丈夫です。言っちゃうと締めになっちゃうから小さい声で言いました」
亜門GM「次のタイトルマッチの話をさせてください。次は10・26後楽園大会になります。総選挙2位の選手の挑戦を受けていただきます。もしHARASHIMA選手が2位になった場合は…」
HARASHIMA「僕1位になるんで大丈夫です」亜門GM「そうなんですけども、もし2位になった場合は挑戦者を指名してもらうことになります。今日はたくさんのご来場ありがとうございます。DDT、いまどんどん突っ走っています。次の11月の大阪大会も絶対に勝ってやるさ~!(なんで~?)ベルトをしっかり巻いてきてやるさ~!(なんで~?)そしてさいたまスーパーアリーナまで突っ走ってやるさ~!(なんで~?)さらにこの上(第1)に行ってやるさ~!(おぉ~!)なんで~は?(なんで~?)この上に行ってやるさ~!(なんで~?)なんでかって? それは鍛えてるからだ~!」【HARASHIMAの話】
HARASHIMA「石井相手で、無事に防衛しましたけども、思った以上にというか、うれしいことなんですけど、追い込まれましたね。実力を上げてきているのを感じましたね。こう言ってる時点で僕はまだ余裕なんですけど、でも、正直、途中、危ないなって思う場面がありましたね。練習して、実績積んで、努力しているのかなと。まだまだだけどね。それを感じながら無事に防衛できました。もう、このまま選挙も1位を取ってさいたまスーパーアリーナのメインに突っ走りたいと思います。(どんなところに成長を感じましたか?)当たりの強さであったり、いいのをもらったときのたたみ掛けがすごかったですね。首が痛いですよ。(意地になってブーツを入れてきたりも?)そういう意地を張れるのが頼もしいですね。あれで萎縮しちゃう人もいるんで。全然、やったらやり返してくる方が、こっちも潰し甲斐があるんで。今日は楽しく戦えました。(前哨戦が福岡であったが、そのとき以上に意地を張り合っていたが?)ちょっと前、数年前から石井は僕に対して、意地を張ってくるようになってて。自分のなかで意地を張る宣言があったらしいので、最近は対戦してなかったけど、やっぱり対戦するとどんどん向かってくるんで、すごく頼もしいです。(大阪府立の上に行くという発言もあったが?)大阪も、もっと大きいところでやりたいですよね。東京で両国やって。それが当たり前みたいになって。大阪でも大きい会場に行って盛り上げていきたいですね。(もちろん、そのときは?)メインでベルトを巻いてやりたいですね。(手ごたえは?)みんながお友達を10人誘って来てくれたらね。DDTの楽しさ、プロレスの面白さをみんなに知ってもらえたら、それも可能なのかなと思います」
【石井の話】
石井「3回目の挑戦だったんですけど。20代のうちに取りたいという目標があったんですけど、20代残りわずかなんで、もしかしたら20代のうちはチャンスないかもしれないけど、次やったらベルトとれる、HARASHIMAを倒せる気持ちでいまいます。なにをどうしたらKO-Dを巻けるか、見えた気がします。(あらためてHARASHIMA選手の強さはどんなところだと感じましたか?)一番は負けず嫌いという気持ちが強いんじゃないかと。いや、もちろん、僕が上回っている部分もあると思うんで、すべてあの人が上とは思わないけど。一番は気持ちの強さを感じました。(20代で挑戦するとしたら総選挙で2位になるしかないが?)なんでも前向きにいきたいところですが、僕はデータも大事にしますので、例年を見たら僕が2位に入るのは厳しいと思うので。よっぽど、所沢大会でなんとか票が、すごい票が入らない限り、それは難しいと思っているので。そこは冷静に分析しています。だから、今日、取らなければいけなかったです。今日取って、さいたまスーパーアリーナのメインに立つっていう目標が一番でしたね。すごく悔しいです」
今日はDDT「大阪ベイブルーススペシャル 2014」を観戦するために3ヶ月ぶりに大阪ボディーメーカーコロシアムへ、第二競技場は7ヶ月ぶりとなる。館内は階段から長蛇の列で超満員は間違いないと思ったが客席は空席が少しあって満員どまり、今までの大阪ボディーメーカー大会は新日本プロレスなどの他団体からゲスト参戦はあったが、今回は地元インディーのプロレスリング紫焔(来年2月にボディーメーカーコロシアム第二競技場進出が決定や欠場となったDJニラに代わってフリーのくいしんぼう仮面や内田祥一の参戦があったもののほぼ純血メンバー、検討した方だったかもしれない。
第1試合では高木三四郎、大鷲透、そしてベストストレッチ代々木上原店勤務のため東京から離れることが出来なかった平田のT2ぴーが大石、勝俣の男方神起とエッちゃんと対戦、一番後から入場した平田はマグナムTOKYOが乗り移ったように「TOKYO GO!」を踊ろうとするも案の定大石らの奇襲を受けて未遂に終わり、その後も平田は「TOKYO GO!」を踊ろうとして試みるが阻止され集中砲火を浴びてしまう。しかし高木と大鷲が盛り返して平田に再び踊るチャンスが訪れ「TOKYO GO!」に乗って大石ら相手に大暴れとなり、最後は勝俣をエゴイストドライバーで3カウント、試合後は高木と共に「TOKYO GO!」で踊るが、平田は調子に乗ってT2ぴーでKO-Dタッグ王座挑戦を表明するも完全に調子に乗りすぎの平田に高木と大鷲はサッサと退場、挑戦に関しては鶴見亜門GMは前向きに検討するに留まった。
第5試合は竹下、遠藤のハッピーモーテルvsKUDO、高梨の酒呑童子によるKO-Dタッグ王座挑戦者決定戦、序盤は連係でハッピーモーテルが先手を奪うが、酒呑童子は遠藤を捕らえて反撃し徹底とした足攻めで形勢を逆転させる。ハッピーモーテルは竹下に交代して盛り返し、酒呑童子は再び遠藤を捕らえるが高梨のヨシタニックは遠藤が押しつぶしムーンサルトを投下するが、高梨は剣山で迎撃する。交代したKUDOは遠藤に厳鬼、遠藤をコーナーに逆さ吊りにしてでのダブルニーで追い詰めるが竹下が懸命にカットに入るなど粘り、最後はKUDOのスピンキックをトラースキックで迎撃した遠藤が丸め込みで3カウントを奪い、ハッピーモーテルがKO-Dタッグ王座挑戦を決める。
休憩明けの第6試合はエクストリーム選手権試合、王者のディーノにゼウスが挑戦したが、大会前にはまだルールが発表されていなかったが、ルールはゼウスがディーノに気があるらしく、ディーノが振るためにフォール、ギブアップなど通常のプロレスルールではなく、対戦相手以外の人間に3秒間キスしたら勝利というとんでもないルールで試合することになり、ディーノはコックスクリューで奇襲した後ですぐ大石とキスを試みるがゼウスが阻止、大石がダメとなると次は観客とのキスに試みるもまたゼウスに阻止されてしまう。「どんなルールでも勝つ」と宣言したゼウスはディーノを痛めつけ、ディーノも男色ナイトメアを繰り出すがゼウスには全く通用せず、逆に痛めつけられてしまう。ゼウスは勝俣に目をつけキスを試みるが勝俣が抵抗したためディーノもろともラリアットで吹き飛ばされ、今度は松井幸則レフェリーに目をつけるもディーノに阻まれてしまう。ディーノは大石と勝俣を半ケツ状態にしてコーナーに設置するとゼウスを叩きつけてダウンさせると練習生を捕らえて男色ドライバーを狙う、しかしゼウスがカットすると練習生にキスを迫るが練習生が抵抗してショルダーで倒したところでディーノが練習生の口を奪って3カウントとなり王座防衛。試合後はゼウスがディーノは好みではなく松井レフェリーが好みだと衝撃の告白をすると松井レフェリーもモジモジ、最後はディーノが新しいカップル誕生を祝うというオチでエクストリーム選手権は終わった。
セミは飯伏デビュー10周年記念試合としてゴールデン・ラヴァーズがマイケル、ヨシヒコ組と対戦。よく考えればヨシヒコを生で見るのは初めてだ。試合前にマイケルが飯伏を挑発するが、開始となるとラヴァーズはマイケルに集中砲火もヨシヒコはマイケルを信じてか敢えてカットに入らない。ようやくヨシヒコが登場も飯伏は鋭いキックを浴びせ、場外戦でもケニーがバスケットのゴールにヨシヒコをシュート、リングに戻っても超々高速ブレーンバスターで叩きつけるなどヨシヒコを痛めつけるが、ヨシヒコは飯伏ばりのバミューダトライアングルで反撃、それでもラヴァーズの勢いは止まらない。ヨシヒコは飯伏をパイルドライバーで突き刺すとドラゴンスープレックスまで見せマイケルばりのベノムアームまで披露し飯伏を追い詰める。しかしケニーが懸命にカットに入るとマイケルにダブルインパクトを決め最後はPKこころで3カウントを奪い勝利を収める。試合後には竹下、遠藤のハッピーモーテルが登場して鶴見亜門GMが28日の後楽園大会でラヴァーズvsハッピーモーテルのKO-Dタッグ選手権がメインで組まれたことを発表、両軍は挑発合戦の後でケニーが60分一本勝負を要求、亜門GMも了承した。ハッピーモーテルが退場の後で飯伏とケニーがこれまでを振り返り、最後は王座防衛をアピールして記念試合は幕となった。
メインはHARASHIMAの保持するK0-D王座に8月31日新宿大会で開催された挑戦者決定トーナメントを制した石井が挑戦、試合の先手を奪ったのは石井、徹底とした首攻めを展開するがHARASHIMAは石井の腹部に照準を定めスタミナを奪いにかかるが、ロープ越しのダブルニーが自爆してしまうと石井はHARASHIMAの後頭部にエプロンダッシュのランニングニーを発射、ここから石井が猛ラッシュをかけてHARASHIMAを追い詰めにかかる。焦るHARASHIMAは山折りを決めリバースフランケンから蒼魔刀を狙うが、かわした石井が掟破りのリバースフランケンを敢行、スタンディングでの打撃戦を制した石井はタイガースープレックスからニールキックを決めるが惜しくもロープブレイク、HARASHIMAはつるべ落としやジョン・ウーと畳みかけると最後はHARASHIMAが山折りからの蒼魔刀を決め3カウント、石井は徹底した首攻めでHARASHIMAを苦しめ全日本参戦の成果を出すも、あと一歩で敗れてしまった。
今回の大阪大会はヨシヒコの参戦があったものの、平田が覚醒しつつあり、竹下や遠藤もゴールデン・ラヴァーズに迫りつつあり、新しい波を感じさせた大阪大会だった。大阪大会終了!メチャ盛り上がりました!今日は大阪のアチコチで大きな催し物があるらしくホテルが取れなかった為、ステイせず福山のホテルへ直行!画像はイブシヒコ! #ddtpro http://t.co/29AUzKG0IL
— 高木三四郎 (@t346fire) 2014, 9月 13期待してくれている人たちのためにも、KO-D獲りたかったけど、残念ながら敗戦。20代のうちにKO-Dシングル再挑戦のチャンスはないかもしれないけど、30からスタート!今日、応援してくれた皆さん、ありがとうございました。
— 石井 慧介 (@ddt_ishii) 2014, 9月 13久しぶりの大阪大会勝ちました!!次はT2ひーでKOD6人タッグを目指します!!そして明日は広島!!広島も久しぶりだなぁ~ #ddtpro
— 平田 一喜 (@parakissk) 2014, 9月 13 -
今年もDDT両国は明るく、楽しく、激しく“くだらなく”
8月17日 DDT「両国ピーターパン2014〜人生変えちゃう夏かもね!〜」両国国技館 9100人 超満員札止め
<コメント、アピールなどはプロレス格闘技DXまた週プロモバイルより>
◇ダークマッチ◇
▼ダークマッチ1 東京女子プロレス提供試合/15分1本
○山下実優 木場千景 KANNA (8分52秒 片エビ固め) 中島翔子 坂崎ユカ Xえーりん
※クラッシュ・ラビットヒート
▼ダークマッチ2 DDTvsユニオン対抗戦/15分1本
○星誕期 美月凛音 伊橋剛太 勝俣瞬馬(7分44秒 体固め)三富政行 河村智哉 XSAGAT 風戸大智
※ブエノスアイレス午前二時
◇第1試合◇
▼30分1本
○MIKAMI GENTARO (11分07秒 片エビ固め)Xヤス・ウラノ 彰人
※ディープ“M”インパクト
◇第2試合◇
▼アイアンマンヘビーメタル級時間差バトルロイヤル
○ゴージャス松野(16分56秒 首固め)XDJニラ
☆松野が第1008代王者となる
☆松野が第1008代王者となる
【退場順】[1]清水愛(2分56秒、オーバー・ザ・トップロープ※OTR)[2]才賀紀左衛門(8分20秒、全選手の体固め)[3]FUMA(8分52秒、ヨシヒコの十字架固め)[4]遠藤哲哉(8分52秒、ヨシヒコ&アキヒロのダブルスパニッシュフライ→体固め)[5]ヨシヒコ&アキヒロ(11分04秒、ニラのジャーマンスープレックスホールド※ニラが第1007代王者となる)[6]佐々木大輔(11分59秒、OTR)[7]松永智充(12分24秒、OTR)[8]平田一喜(15分33秒、越中のパワーボム→エビ固め)[9]越中詩郎&大鷲透(16分24秒、OTR)[9]のの子(16分30秒、OTR)
◇第2.5試合
▼アイアンマンヘビーメタル級選手権試合
○LiLiCo (14時42分 体固め)Xゴージャス松野
☆LiLiCoが第1009代王者となる
【LiLiCoの話】「ちょっと…こんなつもりではなかったんですけど。ゆっくり映画とか毎日見られないですよね? ずっとプレッシャーを感じながら生きていかなきゃいけないと思うと、凄いドキドキするんですけど、こうなったら…誰でもいいからかかってこい!」
◇第3試合◇
▼30分1本
○大石真翔 赤井沙希 レディビアード(11分43秒 エビ固め)アントーニオ本多 アジャ・コング X福田洋
※ミラクルエクスタシー
◇第4試合◇
▼KO-D6人タッグ選手権試合/60分1本
[挑戦者/チーム・ドリフ]入江茂弘 石井慧介 ○高尾蒼馬(10分57秒 エビ固め) [第12代王者組/酒呑童子]KUDO 坂口征夫 Xマサ高梨
※ジントニック
☆酒呑童子が初防衛に失敗、チーム・ドリフが第13代王者組となる
◇第5試合◇
▼DDT EXTREME級選手権試合 インポータントサムシング時限爆破デスマッチ/60分1本
[第29代王者]○男色ディーノ(11分05秒 横入り式エビ固め)[挑戦者]Xマッスル坂井
☆ディーノが初防衛に成功
【試合後のディーノ、坂井、山里】
▼ディーノ「おい、お前ら! これを見て、何も思わんのか!? 山ちゃんが…山ちゃんが…山ちゃんが…爆破されたんじゃ!」▼坂井「ウワー!(号泣)」
▼ディーノ「山ちゃん! 胸一杯の気持ちを…言ってみろ!」
▼山里「俺の肛門はもう爆破されちゃったけど、俺の親友のディーノさんにベルトが戻ってきて、本当に嬉しい…」
▼ディーノ「そんなことよりも、お前のことが心配なんじゃ! ベルトなんて二の次、三の次じゃ! お前の…お前の…お前の…肛門が何より心配なんじゃ!(号泣)」
▼山里「俺の肛門なんて、二人の最高のバトルの代償としては安いもんだ。こんな肛門、いくつでもくれてやる!」
▼ディーノ「お前も立派なプロレスラーじゃ! マッスル坂井、お前は復帰して、胸一杯のプロレスを楽しんだか?}
▼坂井「ただただ楽しいだけでした!」
▼ディーノ「この楽しさをぶつけることが、我々のプロレスなんじゃ!」
▼坂井「我々はただ楽しかっただけかもしれませんが、そのために肛門を爆破された人がひとりいます…」
▼山里「この楽しさが味わえるだったら、肛門なんかくれてやりますよ」
▼坂井「じゃあ、またお願いします! 花火を持ってこい! 祝砲じゃ」
▼ディーノ「2月15日、さいたまスーパーアリーナ…」
▼坂井「漢気、見せてくれよ。お前の前説からの肛門爆破、見せてみろや」
▼山里「肛門はもうこれっきりにしてください。それじゃないと持たないよ。肛門のリクエストはきつよ…」
◇第6試合◇
▼両国国技館全域を使った路上プロレス/60分1本
高木三四郎 ○葛西純(23分25秒 体固め)鈴木みのる X中澤マイケル
※パールハーバースプラッシュ・フロム・ラダー
<試合後>
高木「純ちゃん勝ったぞ! 鈴木さん、よく分からないですけど、ありがとうございます! 鈴木さん、純ちゃん…」
鈴木「コイツのパンツ臭い!」
(と大の字のマイケルを暴行)。
(鈴木がさがろうとしたところで高木が呼び止めた)
高木「DDTはこれから新しいプロジェクトを立ち上げます。できればあなたたちに協力してもらいたい」
(特設ビジョンにてDDT映画界へ進出が発表、制作はDDT、出演は高木、HARASHIMA、飯伏らDDTオールスターズ、総監督は坂井となる劇場版「プロレスキャノンボール2014」は2015年2月公開予定。総監督を務める坂井が登場
鈴木が「コイツ、大々的に引退試合しなかったっけ?」
(と猛烈な不快感を示す。高木と坂井は土下座して素直に謝罪し、協力を求める)葛西は「頼みとあっちゃ断るわけねえ! 濡れ場でもベッドシーンでも!」。
鈴木「事務所がなんていうか…。サンミュージックの相澤社長に聞いてもらわないと…「やるか!」
【バックステージの高木&葛西&鈴木】
▼鈴木「とりあえず菓子折を持って、四谷の事務所に行ってこい。上手くゴマすればできるかもしれない」▼高木「ひとつ気になったんですけど、中澤マイケルのハイブリッド特訓というのは一体? 確かに体はまあまあキレッキレだったんですけど」
▼鈴木「バカ、あんなのは俺の暇つぶしに決まってるだろ。だって誰か殴りたかったんだもの。殴りたい、いじめたい、首を絞めたい。いいのみっけって。いいじゃねえか」
▼高木「いいと思います。僕もタイミング的に言いやすかったんですよ。このチームで映画に出ますよ」
▼鈴木「いつ公開?」
▼高木「来年の2月です」
▼鈴木「何か大きいことと被らない?」
▼高木「カンヌ映画祭じゃないですかね。狙いましょうか? レッドカーペット歩きたいですもんね」
▼鈴木「歩きたいね」
▼高木「あとは東スポ映画大賞とか。ビートたけしさんがいるんで」
▼鈴木「あっ、ビートたけしが来るかもしれない。TPG復活だ!」
▼高木「ベイダーを呼ばなきゃダメですね」
▼鈴木「お面を被ってれば中は誰でもいいんだから」
――高校時代以来の路上はどうだった?
▼鈴木「公式ではね。高校生の時は昔のおいたで済んでるんだけど」
▼高木「葛西純選手との危険な遭遇はいかがだったでしょうか?」
▼鈴木「葛西は面白いよ。躊躇なく来るからな」
▼葛西「俺っちもデスマッチをやってるけども、みのるっちこそ生きたデスマッチだよな」
▼鈴木「生きたデスマッチって話がおかしいじゃん!(笑) どっちだよ」
▼葛西「そういうことだよ。意味がわからねえってことだよ。存在自体が意味わからねえ」
▼鈴木「みのるっちってなんだよ。鳥取のキャバクラのオネエちゃんが俺のことをそうやって呼んだよな」
――本戦での路上プロレスはどうだった?
▼高木「人が多かったですね。よく大丈夫だったなと。客席の中で技を掛けられたのは初めてでしたよ」
▼鈴木「マス席でやった技は俺の新しい技だよ。膝枕式十字固めっていうんだ」
▼高木「確かにオネエちゃんに膝枕してもらってました。通りでいつもよりも約3倍ぐらい効きがちがかったです」
▼鈴木「よし、映画頑張ろう!」
◇第7試合◇
▼スペシャルシングルマッチ/60分1本
○飯伏幸太(18分39秒 片エビ固め)X近藤修司
※フェニックススプラッシュ
【飯伏の話】「念願が叶った復帰戦で、近藤さんとやれて、勝てて本当に嬉しいです。近藤さんも全然まだまだ進化してたんで。3年後ぐらいにお互い本当に進化した時に、またシングルマッチをぜひやりたいです。(進化を見せたいと言っていたが、きっかけを掴めた?)自分は正直迷っていた部分があって。まだ早いと言われるかもしれないですけど、体力的にも、体に衝撃を受ける時の耐久力とかが落ちてきたのかなって若干思ってたんですが、この欠場でどんどん自分もまだまだ進化できるんだって。一番ビックリしたのは近藤さんの年齢でまだまだ進化しているっていう。そこに一番ビックリしましたね。凄い自信が付きました。(近藤はヘビー級転向をすすめていたが?)近藤さんと比べると全然まだまだ、パワーに関しては届かないんで。自分もこれからもっともっと練習して、もっとパワーを付けて。もちろん今までのスタイルはやめずに、進化したいと思います。(試合を終えての体調は?)全然大丈夫です。今はダメージありますけど、その前の頭のダメージというのは全然ないです。今日見てわかったと思うんですけど、あれだけラリアットを食らっても、自分はまだ立ち上がれたし、勝てたし、フェニックスも出せたし、全然問題ないです。最高の勝ち星でした。近藤さん、ありがとうございます。ぜひまたやりましょう」
【近藤の話】「もう半分記憶にないけど、飯伏が俺から3カウントを取ったのはおぼえてるよ。もう俺を超えていると思う。でもよ、お前がこの業界を去るまでわからねえからよ。今は飯伏に先に行かれても、また俺が追い返すかもしれねえから。今日は飯伏にエールを送られたというか、俺もまだ頑張らなきゃいかない。まだやれるのかなっていう。あいつが俺のことを師匠と呼ぶんだったら、今日の点数は30点。まだまだ続くってことだよ。あいつはまだ伸びしろがあるんだろ。次のステップはヘビー級に行けよ。ヘビー級でやれよ。その時にまたやろうぜ。階級の壁を越えてよ」
◇第8試合◇
▼スペシャルシングルマッチ/60分1本
○棚橋弘至(15分09秒 片エビ固め)X竹下幸之介
※ハイフライフロー
【棚橋の話】「的確な打撃、投げ技、しつこいグラウンド、全部揃っているんじゃないですか。ただね、文句を付けるわけじゃないけどさ、はやる気持ちもわかるけど、今は大学生とプロレスラーの二足のわらじをしているんでしょ。誰もできない凄いことだと思うよ。ただね、俺たちが憧れたダイナマイト・キッドは明日なんか見てないんだよね。わかるかな、言っている意味。未来を考えてないんだよ。今を生きてるからさ。だから俺は思うんだよね。本当の意味でDDTのファンが竹下に乗れる時が来るならば、大学卒業後だと思う。もうちょっと先だけど。誰も言わないことを言ってます。ただ、その時期っていうのは彼にとって大事な時期になるから。(DDTの会場は?)今日は新日本のファンもたくさん来てくれてて、どうしようかなと迷いながら試合をしましたけど、結局どこにいってもこういうスタイルを貫くのが俺だしね。だって19歳ですよ。俺は37歳でしょ。約20歳違うんだから。竹下の情報を一切シャットアウトして今日は来て。その方が楽しみも増すと思ったし、俺にとってのネバーランドは竹下だったから。(竹下に言葉をかけるなら?)気負うなと。気負わなくていいよ。プロレス界全体が、日本が…って。確かに期待してるよ。たださ、そんなに背負い込まなくても。俺は全部背負い込んできたけどね。未来、未来って言うでしょ。全員未来があるから。一秒先はもう未来だから」
【竹下の話】「試合する前は棚橋選手が全然見えなかったんです。今の日本のトップが見えなかったんです。今日試合をして、足先を掴むところまでは来ました。それを実感しました。今回の僕のテーマは『メジャーにプロレスで負けない』。発想力とかじゃなくて、プロレスの強さでメジャーのトップに負けない。日本の…世界のトップに負けない。それをテーマに置いて試合をしたんですけど、負けてしまいました。明日でプロレスラー2周年になります。この2年間で一番効いた技、コーナーでのエル・ジェネリコのブレーンバスターを狙ったんですけど、そこはあと一歩行けなかったです。でも、まだまだここからですよ。こうやって応援してくれた人たちのためにも、僕はプロレスの未来を見せなきゃいけないですよ。DDTの竹下幸之介として。まだまだここからです」
◇第9試合◇
▼KO-D無差別級選手権試合 サバイバル3WAYマッチ/無制限
[第47代王者]○HARASHIMA(24分56秒 エビ固め)[挑戦者/KING OF DDT 2014優勝者]X木高イサミ
[1][第47代王者]○HARASHIMA(17分52秒 エビ固め) [挑戦者]Xケニー・オメガ
※HARASHIMAが勝ち残り。2度目の防衛に成功
(試合後 鶴見亜門GMが登場、石井ら20代4選手による次期挑戦者は決定トーナメントで決まることと石井ら20代4選手による次期挑戦者は決定トーナメントで決まることがアナウンスされた。)
HARA「両国大会、前売り段階での完売、札止め。本当にたくさんのご来場ありがとうございます! すんごいね! 次、選手権は決まってるけど、誰が挑戦してきたって必ずこのボクが勝ってやるさ。総選挙も1位を取ってやるさ。そして必ずさいたまのメインに立ってやるさ。なんでかって? それは鍛えてるからだ~!」(HARAがいったん去った後、場内が暗転し、ビジョンには「エンディングまであと10秒」と映し出される。その間に出場選手がリングインし、リングに大量の泡が降り注ぐ中、なぜか「TOKYO GO」を踊り狂う。最後にHARAが「どんどん突っ走っていくから、みんな付いてこいよ!」と呼びかけ、「INTO THE LIGHT」が流れる中、大会に幕が下りた。その後、高木の声が。)
高木「オマエら人生変わった? 俺たちは変わったぜ! みんな、もうちょっとしたら夏が終わり。終わってももっともっと頑張って今年を締めくくって、来年、さいたまで会おうぜ!」)
【HARASHIMAの話】「ちゃんとベルトがここに戻ってきて、僕が勝ちました。イサミもケニーも本当に凄い選手ですね。改めて試合の中で思ったし、3AYだから彼らの凄さ、プロレスの面白さ、可能性を見せることができたんじゃないかなと思ってます。(個々の感想は?)ケニーはあのパワーと運動量。本当に凄いですね。ただ、僕はケニーから取りたかったんで。イサミから横取りした形になったのかな。まあまあ、そういう形式なんで。ケニーに勝って嬉しいですね。イサミとはシングルが初めてだったんで。やっぱりハートが強いです。僕も気持ちじゃ負けない部分はあるんですけど、芯の強さを感じました。(層が厚くなってきている中で、両国のメインを締めたが?)自分は今がベストコンディションで、次の試合がベストコンディション。常に更新していってるので。もっと若手は頑張ってくれって。ドンドンと挑戦してきてほしいですね。ガッチリと受け止めてやり返しますから。(札止めの会場を眺めてみて?)本当に嬉しいです。感慨深いですね。続けてきてよかったなって。DDTの面白さが少しでも周りのみんなに知ってもらえてよかったなと思います。それが正直な気持ちです」
【木高の話】「試合が終わって、今日ばっかりは楽しめないですね。悔しいです。たぶん今日の両国に来た人の人生が変わるような大会だったと思うし、チャンピオンも人生が変わるぐらい気持ちのいいヤツだったでしょう。あえて言わせてもらいますけど、僕の人生は何も変わってないです。ただ、このまま終わらせるつもりもないです。もっと試合後に笑顔で話せるように強くなって、もう1回ここに来ます。本当は勝って言いたかったんですけど、ユニオンのダークマッチに出ていた若手もそう。チャンスが来た時に頑張るのは当然。でもね、チャンスが来る順番は平等じゃないんです。来た時に掴まないと。せっかくそのチャンスをユニオンのみんなが譲ってくれたんだから、勝ってここに来ることがみんなへの恩返しだったんですけどね。僕はできなかった。でも、回ってくる順番が平等じゃないなら、僕は自分で取りに行きます。何度でも何度でも…いや、それは逃げ言葉だな。次で取ります、絶対に。あえて言います。HARASHIMAを潰しにいきます」
※オメガはノーコメント
【高木の話】「(大会を総括すると?)本当に何が大きかったというと、前売り段階で全席完売したこと。それに尽きますね。プロレス界がドンドン盛り上がってこなくちゃいけないところで、プロレスは凄い勢いがあるんだってことを示せたと思うんです。プロレスのブームが再び来ようとしていると思うんですね。その中での完売は、DDTの歴史としても、プロレス界としてもひとつお役に立てたかなと。全盛期の頃のプロレスって楽しいんだというのがまた再び来ている中で、両国をフルハウスにできた。そこから繋げていって、いろんな方面に打って出たいなと思っています。これで終わりじゃなくて、来年の2月はさいたまスーパーアリーナ。コミュニティアリーナですけど、5000〜6000人ぐらい入るので、大会場には変わりないです。ここを満員にしなくちゃいけないかなって。いろいろな部分で考えていかなくちゃいけないと思います。さらに気を引き締めて、満員を続けたいと思っています。選手全員もそうですし、スタッフのみんなの頑張りもあったと思うんで。とにかくこのいい状態をキープしていきたいというのが一番です。ゆくゆくはさいたまスーパーアリーナのメインアリーナだったり。東京ドームというお題目を立てたんですけど、でもなんか見えてきたという気もしてます。業界をどんどん盛り上げていきたいと思います。(来年の夏については?)リングでは発表してなかったんですけど、来年の8月23日にまた両国をおさえています。半年スパンで大きなものができるのは大きいかなと。そういう柱を増やしていかなきゃいけないんで。夏は『両国ピーターパン』が定着したので、初春のビッグマッチを定例化できたらと思っています。どういうものにするかはこれから考えていくんですけど、去年の初日やったエキスポみたいのも面白いし、もうちょっとプロレス寄りのものも面白いのかなと思います。LiLiCoさんがアイアンマンベルトを取ったので、これは奪還しにいかなきゃいけないなと。コメントは? 誰でもかかってこい? これは刺客を送らないと。そういうムーブメントも含めて、一般のお茶の間にも浸透させていきたいなと。結局そこだと思うんですよね。そういう努力もしていきたいと思っています。やっぱりプロレス界をよくしていこう、プロレスをムーブメントにしていこうという気持ちに変わりはないので」
DDT両国大会をSAMURAIのニアライブで視聴、DDTの真夏のビッグマッチも今年で5年目ですっかり恒例、DDT版のレッスルマニアになりつつある。そして裏ではDRAGON GATEも大田区総合体育館でビッグマッチを開催にも関わらずチケットも前売り段階で完売、DDTパワーの凄さを感じざる得なかった。
中継は第2試合からスタート、アイアンマンバトルロイヤルには声優レスラーである清水愛、越中詩郎、K-1ファイターの才賀が参戦、清水愛はおそらくSAMURAI中継に登場するのはおそらく初、大輔や遠藤に攻められ、また松永からマーライオン攻撃を浴びながらもクロスボディーやロープワークはしっかりキレイに決めOTRで退場してもしっかり受身を取るなどプロレスの基礎はしっかり見についているという印象だった。才賀はヨシヒコに容赦なくハイキックを浴びせるも全員に押さえ込まれて脱落、越中ものの子のボディーアタックで大鷲と道連れ心中で脱落するなど波乱が続出、最後は松野さんがニラを丸め込んでタイムアップとなり新王者となったが背後からニラのロケットパンチを浴びてKOされると、特別リングアナのLiLiCoさんが押さえ込んで3カウントで新王者になるなど最後まで波乱だらけで“なんじゃこりゃ”というオチで終わるも、これもまたDDTらしさでもある。第5試合のディーノvs坂井は「制限時間10分でこの4年間の間に積み重ねてきた大事な物が爆破される」というルールが課せられたが、さっそく坂井のパワーポイントによるプレゼンが始まり、男色殺法をゲイ特訓で克服し、仲間想いのディーノの弱点を突くために親友で特別立会い人である南海キャンディーズの山里亮太さんを大事なものとして10以内に爆破することを宣言するという姑息な手段に出れば、ディーノも試合開始直前で急病で倒れ代役に山里さんを起用し、ディーノのコスチュームで山里氏が登場するなど、ディーノと坂井のマッスルワールドに山里さんが巻き込まれてしまうという展開とななった。試合はプロレスではなく大喜利合戦になるも時間だけが経過してしまい制限時間の10分が迫り、この段階で坂井がディーノではなく山里さんだと気づく、ここでディーノが登場して「エピトリカ」が流れてスローモーションによるマッスルワールドへ突入していくが、リングの中はスローモーションでも現実での時計は進んでしまい山里さんの爆破が決定し、外へ連れ出された山里さんは長渕剛の「CLOSE YOUR EYES」でDDTの夏のビックイベント名物となった肛門爆破の洗礼を受けてしまい、試合はディーノが丸め込んで王座防衛となったが肛門爆破が敢行された時点で試合はどうでもよくなっていた。
自分的注目試合である路上プロレスは鈴木と世界一のデスマッチファイターとなった葛西が路上プロレスを無視してヒートアップ、リング内での攻防となると張り手でシバき合い、イスで殴打し合うなど意地の張り合いを展開、だが試合はマイケルが鈴木への誤爆をきっかけに仲間割れとなり、マイケルがゴッチ式パイルドライバーを食らうと葛西がラダー上からのパールハーバースプラッシュで高木、鈴木と共にカバーに入って3カウント、結果的にマイケルが一人負けとなってしまった。
DDTらしい明るさと“くだらなさ”は飯伏vs近藤から一転、脳震盪で欠場していた飯伏の復帰戦となったが近藤はキングコングラリアットを炸裂させ、受身の取りづらい技で容赦なく攻めるが、飯伏もバミューダトライアングル、ミサイルキックで応戦し、近藤のランセルセもかわしてそのまま近藤の後頭部をダイビングフットスタンプで踏みつけるという荒技に出る。ここから大技の攻防となるが近藤が雪崩式リバースブレーンバスターやカナディアン式パイルドライバーなど飯伏の頭部にダメージを与えていくが近藤のキングコングラリアットに対して飯伏もラリアットを浴びせると最後はフェニックススプラッシュで3カウントを奪い、飯伏は復帰戦を勝利で飾り、試合後はプロレステクニックを教えてくれた近藤とノーサイドに終わるなど、飯伏にしてみれば最高の復帰戦だった。
棚橋vs竹下は棚橋から入場から存在感を発揮、棚橋はここ久しく他団体へ出場することがなかったが出場してみると存在感が際立ってくる。試合は竹下が執拗にヘッドロックで攻めるもロープに押し込んだ際に棚橋が太陽ブロー、一部のファンからブーイングが飛んだが棚橋からしてみればロープだからって隙を見せるなとメッセージでもある、棚橋がおそらくだがセカンドロープからの旋回式クロスボディーを狙った際に竹下が背後からドロップキックで強襲、棚橋は鉄柱に肩を強打するが、棚橋は巧みに逃げ追撃を許さず場外戦でプランチャを浴びせる、この辺で棚橋と竹下との差が出ていたのかもしれない、ここから棚橋はショルダースルーから腰攻めを展開、ショルダースルーは地味な技に見えるが最近使い手も減っていることから、棚橋からしてみれば受身の基本が出来ているかどうか試したといった攻めだったが、竹下は棚橋の厳しい腰攻めに耐えて顔面へのドロップキックから反撃し顔面へ鋭いエルボーを浴びせた、このへんから棚橋も並みの新人ではないと感じたはず、だが棚橋の余裕は崩れず足攻め、テキサスクローバーホールドへと棚橋ワールドへと引きずりこんでいき、竹下もブルーサンダー、ラリアット、ロコモーション式ジャーマン、雪崩式タッチダウンと繰り出していったが、棚橋はスリングブレイドからハイフライフローで3カウント、棚橋がスリングブレイドからのハイフライフローを出したのは竹下が善戦した証でもあるが棚橋にはまだ余裕は残っていた、棚橋の横綱相撲の試合でもあり、竹下に“オレの域まではまだまだ遠いぞ”と叩き落した試合でもあった。
メインをKO-Dをかけた3WAY戦はDDTファンの間でも“なぜ3WAYなのか”という賛否の声が飛んでいたが、最近はDRAGON GATEでもビッグマッチで王座をかけた3WAY戦が組まれたケースもあり、またDDTなりの挑戦でもあると思っていた、ルールはバトルロイヤル形式のサバイバルルールで駆け引きも最大のポイントとなってくる、そして試合も混戦模様が続くがケニーとイサミの場外ダイブから試合の流れが変わり、ケニーがHARASHIMAのリバースフランケンから立ち上がるとクロイツラスを決めるが、その上にイサミがダイビングダブルニードロップを投下すると、ケニーがイサミにクロイツラスを狙うがイサミは螺旋丸で切り返すと、HARASHIMAがすぐさま蒼魔刀を浴びせて3カウントを奪いケニーは脱落、HARASHIMAは勢いでイサミを押し切ろうとするがイサミも必死で抵抗、頭突き合戦の末イサミは流血となってしまう。イサミは勇脚から四壱九でHARASHIMAを追い詰めるが、HARASHIMAが強引に担ぐと山折りを敢行、イサミの勇脚も水面蹴りで返したHARASHIMAが蒼魔刀、つるべ落としからスワンダイブ式蒼魔刀で3カウントを奪い王座防衛、DDT両国ではKO-D王座が移動するケースが多いのだが今回はHARASHIMAが王者の強みを見せて大会のメインを飾った。
試合後にはTOKYO GO!で全選手が踊る中大会が締めくくられた、来年は8月23日、来年はどういった大会になっているやら・・・両国ピーターパン終了!選手もスタッフもお客さんもみんなピーターパンだったなあ(笑)。ありがとうございました!来年の両国ピーターパンは8月23日です。2月のさいたまSAも頑張らねば!休む間もない(笑)。… http://t.co/fU528kb7yO
— 高木三四郎 (@t346fire) 2014, 8月 17メイン後のイサミ選手のバックステージが本当に切なかった。これまで負けても清々しい表情が多かったのに今日は「人前で泣くの好きじゃないんだけど」と悔し涙にくれていた。そしてユニオンの仲間達への檄。DDTに対するユニオン愛に関しては譲れないイサミ選手の強い気持ち #ddtpro
— sayoko mita (@345m) 2014, 8月 17#ddtpro を眺めながら観戦後仲間たちと感想を語り合ってる気分に浸ってます。この余韻が毎年堪らんのですよDDTは。
— 村田晴郎 (@MTharuo) 2014, 8月 17歴代肛門爆破変遷史 初代…江崎英治(ハヤブサ)&本田雅史(M・雁之助)2代…五所川原吾作&佐藤竜騎士 3代…H(ハヤブサ)4代…中澤マイケル(3年連続)5代…山里亮太 こう見るとマイケルの粉々に砕け散り犠牲となった数々の肛門も無駄ではなかった #ddtpro #samuraiTV
— 鈴木健.txt (@yaroutxt) 2014, 8月 17両国国技館大会終了!空がこんなに青いのに、明日からはまたピーターパンの夢から現実の世界に逆戻りか…。 pic.twitter.com/WI2CjSLU7X
— ゴージャス松野 (@gojamatsu8888) 2014, 8月 17両国ピーターパンを観にきていらっしゃった方々からあたたかいお言葉をたくさんいただく。 ありがとうございます! そして、おじゃまいたしました! 本当に素晴らしい空間だったなぁと再び噛み締めています…あの爆破以外は…
— 山里 亮太 (@YAMA414) 2014, 8月 17つーことで、DDT両国も無事に終了し、何気にオレもピーターパンになっちまった!あ〜面白かった〜!
— 鈴木みのる (@suzuki_D_minoru) 2014, 8月 17去年DDTさんにハマって、初両国は舞台の出演と日程がかぶってほんの少ししか観られなくて…。『来年は早めにチケット買って良い席で観たい』って思ってたのに、1年後に観た景色はリング場から超満員の客席ってなんという“どうしてこうなった”(°ー°*) #清水愛_プロレス #ddtpro
— 清水 愛❤釣り❤サバゲ❤プロレス❤ (@aitter_smz) 2014, 8月 17 -
両国の全カードが決定!メインはKO-D王座をかけた3WAY戦に
7月20日 DDT「Road to Ryogoku 2014」後楽園ホール 1950人 超満員札止め
<アピールコメントなどはプロレス格闘技DXより>
◇大会前の2014下半期戦略発表会◇
(飯伏幸太欠場の挨拶)
飯伏「今日から復帰するはずだったんですが、欠場することになりました。万全のコンディションで復帰して、これまで以上に狂っていきたい」
(「DDT48総選挙」が「DDTドラマティック総選挙」に名称変更されることが明かされ、新たに「ユニット総選挙」の実施も決定。1位のユニットには興行権が与えられる。8・17両国大会にタレントのアップアップガールズ(仮)、LiLicoが登場、アイアンマンバトルロイヤルにK-1ファイターでありプロレスラーにも挑戦した才賀紀左衛門が参戦)
(2月15日にさいたまスーパーアリーナ“コミュニティアリーナ”進出決定)
高木「5000人、6000人規模でも今のDDTにとっては十分ビッグマッチです! 必ず満員にして、アメリカの某団体のレッスルなんちゃらとかサマーなんちゃらみたいに年に2回ビッグマッチをするぞ! 興行にとって2月、8月…“ニッパチ”は鬼門だけど、必ず超満員にするぞ!」
◇第1試合◇
▼30分1本
○ヤス・ウラノ GENTARO(8分59秒 ヘッドロック)XMIKAMI 松永智充
◇第2試合◇
▼30分1本
○木高イサミ(10分31秒 腕取り裏足4の字固め)X彰人
◇第3試合◇
▼スペシャル6人タッグマッチ/30分1本
高木三四郎 大鷲透 ○石森太二(10分10秒 片エビ固め)佐々木大輔 X伊橋剛太 石川修司
※450゜スプラッシュ
◇第4試合◇
▼30分1本
男色ディーノ 大石真翔 DJニラ ○スーパー・ササダンゴ・マシン(11分00秒 片エビ固め)中澤マイケル 星誕期 平田一喜 X勝俣瞬馬
※垂直落下式リーマンショック
(試合後)
ササダンゴ「試合に無事勝利することができましたので、8月17日の両国国技館大会でEXTREME級王座に挑戦させていただければと思います。メリットといたしましては、ワタクシには“煽りパワーポイント"というものがありまして、総合的なソリューションを…」
ディーノ「ごめんなさい、私の中で両国の相手は決まってるのよね」
鶴見GM「ササダンゴには両国に出てもらうつもりが無かった。ごめんね。ところで、誰とやりたいんだ?」
ディーノ「完全なる私のわがままなんだけど、マッスル坂井とやりたいの」
(突然ササダンゴが控室へ走る)
鶴見GMまさか。4年前にあれだけ華々しく引退した坂井に、“恥"という概念があるなら、受けるはずがない」
(坂井出現)
坂井「亜門さん、ディーノ、久しぶり!! 立派になって二人とも? で、何かあるって聞いたけどぉ」
鶴見GM「実はディーノが坂井に挑戦してもらいたいみたいなん…」
坂井「よろしくお願いします!万難を排してやらせていただきます!」
(ディーノ、坂井の両者はベルトをはさんで両者で土下座。)
◇第5試合◇
▼KO-D6人タッグ選手権試合3WAYマッチ/60分1本
[挑戦者組]KUDO 坂口征夫 ○マサ高梨(11分30秒 タカタニック) [第11代王者組]アントーニオ本多 竹下幸之介 X遠藤哲哉
※もう1チームは[挑戦者組]石井慧介 入江茂弘 高尾蒼馬
(試合後に酒呑童子の王座奪取に納得しない入江が酒呑童子に食ってかかり、鶴見GMにたしなめられるも「カンケーあるか!」とコーナーに座ってスネてしまう。)
石井「このチームともう一回やらせてください」
高梨「お前らの挑戦、受けて……やーんない!」
坂口「上等だよ、この野郎。やってやるよ!」
高梨「ゆ、征夫さんがそう言うなら、やってやるよ」
◇第6試合◇
▼KO-D無差別級選手権試合/60分1本
[第47代王者]△HARASHIMA(19分27秒 両者KO)[挑戦者]△ケニー・オメガ
(試合後に鶴見GMが両国のKO-D無差別級選手権試合は王者・HARASHIMAと挑戦者・木高イサミに決まりました」とアナウンスする)
HARASHIMA「勝ってないですよ。俺、ケニーに勝ってないですよ。決着つけようケニー」
(と延長戦を要求するが「やめて下さい。できないですよ。無理です」と鶴見GMは拒否)
HARASHIMA「ケニーとやってイサミとやります」
鶴見GM「どういうことですか?」
(イサミも登場)
イサミ「落ち着いてください。今の試合、HARASHIMAもケニーも凄かった。俺は2人とやりたい。だったら、みんなまとめてやればいいじゃないですか、俺はケニーにもHARASHIMAにも勝ちたい。だから僕が勝ち残るまでやって下さい」
(HARASHIMAとケニーの承諾でサバイバル3WAY戦"によるKO-D無差別級選手権試合が8・17両国大会のメインを飾ることが決定)
DDT8月17日両国前の後楽園大会のメインはHARASHIMAvsケニーのKO-D選手権、試合は中盤にHARASHIMAが断崖式リバースフランケンを敢行するも、HARASHIMA自身にも大ダメージを負い、その後もすざましい打撃戦を展開。HARASHIMAは垂直落下式DDTを狙うが連発を狙ったところでケニーはドラゴンスープレックスで返し、掟破りのリバースフランケンからクロイツラスを決めるもHARASHIMAはカウント2で返す。ケニーは再度クロイツラスを狙うがHARASHIMAはリバースフランケンで切り返し、串刺しダブルニーから蒼魔刀を狙うも、ケニーはカウンターでの二段式膝蹴りで迎撃、しかしHARASHIMAも蒼魔刀で応戦したところで両者ダウンしカウント10が数えられ両者KOとなった。
これで両国はHARASHIMAvsイサミになるも、HARASHIMAがケニーとの決着戦にこだわったことでイサミを交えた3WAY戦となった。
セミでは13日の大阪大会で新王者となったハッピーモーテルに酒呑童子とチームドリフが6人タッグ選手権3WAY戦は高梨が遠藤をタカタニックで仕留め王座奪還に成功、試合後に敗れていないドリフが納得せず、こちらも両国での選手権が決定となった。
またディーノの保持するエクストリーム王座にササダンゴが挑戦表明するも、ディーノは4年前に引退した坂井を挑戦者に指名、そして坂井が現れディーノの指名を受諾し決定となったが、坂井が現れる前にササダンゴが姿を消したのが気になったが・・・
☆8/17(日)東京・両国国技館『両国ピーターパン2014〜人生変えちゃう夏かもね!』12:30開場、14:00開始◇スペシャルゲスト◇
・LiLiCo(アイアンマンバトルロイヤルのリングアナウンスを担当)
・アップアップガールズ(仮)(大石真翔と共にTシャツバズーカを担当)◇ダークマッチ1◇
▼東京女子プロレス提供試合
山下実優、木場千景、KANNA、中島翔子、坂崎ユカ、えーりんによる6人タッグマッチ◇ダークマッチ2◇
▼DDTvsユニオン対抗戦
星誕期 美月凛音 伊橋剛太 勝俣瞬馬vs風戸大智 SAGAT 三富政行 河村智哉
◇第1試合◇
ヤス・ウラノ 彰人vsMIKAMI GENTARO
◇第2試合◇
▼アイアンマンバトルロイヤル
[参加選手]アキヒロ(1006代王者・7月20日現在) 佐々木大輔 松永智充 平田一喜 遠藤哲哉 ゴージャス松野 大鷲透 DJニラ 越中詩郎 のの子 清水愛 FUMA 才賀紀左衛門 ヨシヒコ
◇第3試合◇
アントーニオ本多 福田洋 アジャ・コングvs大石真翔 レディビアード 赤井沙希
◇第4試合◇
▼KO-D6人タッグ選手権試合
[第12代王者/酒呑童子]KUDO 坂口征夫 マサ高梨vs[挑戦者/チーム・ドリフ]石井慧介 入江茂弘 高尾蒼馬
※KUDO&坂口&高梨組初防衛戦
◇第5試合◇
▼DDT EXTREME級選手権試合
[第29代王者]男色ディーノvs[挑戦者]マッスル坂井
※ディーノ初防衛戦
◇第6試合◇
▼エニウェアフォールマッチ
高木三四郎 葛西純vs鈴木みのる 中澤マイケル
※両国国技館全体を使った路上プロレス
◇第7試合◇
▼スペシャルシングルマッチ
飯伏幸太vsX
◇第8試合◇
▼スペシャルシングルマッチ
竹下幸之助vs棚橋弘至
◇第9試合◇
▼KO-D無差別級選手権試合 サバイバル3WAYマッチ
[第47代王者]HARASHIMAvs [挑戦者/KING OF DDT 2014優勝者]木高イサミvs[挑戦者]ケニー・オメガ
※HARASHIMA2度目の防衛戦
これにてDDT両国大会の全カードは決定、大会後に両国へ向けた決起集会が開かれ高木大社長によると 「2階席(A、B、C)をのぞく全席種が完売状態でハッキリ言って今回の両国大会は過去最高の売れ行きです! この勢いなら前売り段階での完売も夢ではない。いや! 前売り段階での全席完売を目指す!」とチケットは過去最高の売れ行きだという。来年2月にはかつてハッスルや戦極(SRC)で使用したさいたまスーパーアリーナのコミュニティセンターへの進出が決定、DDTは来年から2度のビッグマッチに挑戦する。DDTの原動力は現状に満足せずあくまで挑戦する精神、DDTの挑戦はまだ続く。 -
DDT、ユニオン観戦記・・・平日マスクと遺恨試合と感動とグタグタ
7月14日 ユニオン「夏に向かってユニオン!2014」大阪市立東成区民センター 360人 満員
◇第1試合◇
▼20分1本
三富政行 ○河村知哉(10分18秒 片エビ固め)FUMA ×SAGAT
※ムーンサルトプレス
◇第2試合◇
▼20分1本
○諸橋晴也(7分17秒 クリップラー・フェースロック)×イホ・デル・ゴロー
◇第3試合◇
▼20分1本
レディピアード 紫雷美央(10分43秒 片エビ固め)チェリー ×初日の出仮面
※エグ蹴り
◇第4試合◇
▼平日マスク引退試合/20分1本
○福田洋(18分17秒 パーフェクトスープレックス・ホールド)×平日マスク
◇第5試合◇
▼30分1本
○木高イサミ(14分29秒 エビ固め)×ゴロージュニア
※勇脚・斬
◇第6試合◇
▼30分1本
○佐藤光留 シバター(16分55秒 アンクルホールド)石川修司 ×風戸大智
7月13日 DDT「Road to Ryogoku in OSAKA〜ドラマティック・ドリーム・通天閣〜」大阪市立東成区民センター 489人 超満員
◇第1試合◇
▼3WAYマッチ/30分1本
○大石真翔(9分18秒 直伝トルネードクラッチ)×松永智光
※もう一人は内田祥一
◇第2試合◇
▼30分1本
石井慧介 入江茂弘 ○高尾蒼馬(11分29秒 エビ固め)高木三四郎 大鷲透 Xキアイリュウケンエッちゃん
※ジントニック
◇第3試合◇
▼30分1本
◯ヤス・ウラノ(10分48秒 ジャパニーズ・レッグロック・クラッチホールド)X佐々木大輔
◇第4試合◇
▼飯伏プロデュース 飯伏幸太デビュー10周年“風"試合/2分5R
X中澤マイケル(4R1分57秒 両者KO)X伊橋剛太
※勝者は特別レフェリーの飯伏幸太
◇第5試合◇
▼決着はOTRのみの完全決着ルール/無制限1本
◯男色ディーノ(1時間03分17秒 オーバー・ザ・トップロープ)XDJニラ
◇第6試合◇
▼30分1本
◯HARASHIMA 彰人 (10分58秒 体固め)XMIKAMI 木高イサミ
※蒼魔刀
◇第7試合◇
▼KO-D6人タッグ選手権試合/30分1本
[挑戦者]○アントーニオ本多 竹下幸之介 遠藤哲哉(16分50秒 エビ固め) [第10代王者] KUDO 坂口征夫 Xマサ高梨
(写真は後日更新予定)今日はDDT、ユニオンを観戦するために大阪市東成区民センターへ、昼はユニオン、夜はDDTの順で開催された。
まずユニオンは3年ぶりの大阪大会、、第4試合では、当初元タイガースマスクこと丸山敦の参戦が予定されていたが体調不良で欠場、急遽大阪プロレスの平日興行で活躍していた平日マスクの引退試合が行われた、自分も初めて見るレスラーだがネパール出身でキャリア30年以上の大ベテランレスラー、引退試合の相手は福田洋が務めることになり、この試合を観戦するために昨夜全日本プロレス大阪大会を実況した村田晴郎、WWEを観戦するために大阪を訪れていた鈴木健txtの神実況コンビも同会場を訪れていた。福田が入場するなりUSAコールが起こるなか試合がスタート、、試合中には試合で集中力が高まると、股間からぶら下がっている白いモノを女性ファンに触らせるというセクハラネタも披露するが、知っているファンによると神聖な儀式らしく触ると必ず幸せが訪れるという。試合は両選手はロープを使ってのローブローで互いに股間に大ダメージを浴び、また両選手とも長口上からブレーンバスターを仕掛けるも逆に投げられる攻防を繰り返すなど激しい試合となる。そして福田がハルク・ホーガンばりのレッグドロップを連発するが、平日はクリアするも最後は福田のパーフェクトスープレックスが決まり平日に引導が渡され、試合後には引退の10カウントで平日が引退となったが、この大会の中でベストバウトであり、今まで見る機会に恵まれなかった平日マスクをこういう場で見れただけでも充分貴重だった。
セミーのイサミvsゴロージュニアは、モデルである鶴見五郎がランカシャーレスリングを学んだというのもあってグラウンドでイサミを翻弄、試合中にセコンドのイホ・デル・ゴローが介入するも、ジュニアは拒否しつつ場外戦へと持ち込み、スタンド席の最上段にまでイサミを連行し通路階段から落とし、イサミは池田屋事件ばりの階段落ちを敢行する。ここでジュニアはブラックハーツばりの入れ替わり戦術に出るが、代わりに上がったイホ・デル・ゴローがイサミの猛ラッシュを受けてしまう。ジュニアが復帰するがスタミナが切れたのか息が上がり始めるとイサミが勝負に出て勇脚・斬で勝利となる。
メインの光留、シバターvs石川、風戸は風戸が光留組の関節技の前に捕まる展開、たが相手が石川となると体格差のせいで光留組が押され気味だった。夜のDDTは第1試合で3WAY戦が行われるも試合後にニラが乱入し大石を刺すハプニングが発生、これにディーノが駆けつけニラに対して怒りを露にしつつ二人で倒れている大石に攻撃を加え、休憩明けの試合で一騎打ちが決定する。ただ急遽ではなく最初から組まれていたカードだったが・・・
休憩前の第4試合では新日本プロレス7月4日後楽園大会での試合中に脳震盪を起こし、大事を取って欠場した飯伏プロデュースマッチが行われ、マイケルと伊橋によるキックボクシングマッチが組まれたがマイケルがゴネると特別レフェリーの飯伏がボクシングvsキックに変更を言い出すなど早くもグタグダ。試合は意外にも好試合となったがマイケルが伊橋からダウンを奪ってもダウンカンウトを取らないなど理不尽レフェリングを展開、そして1Rが終わってインターバルもイスが用意されていないことが発覚し、慌ててスタッフがイスを用意するも両選手は満足に休憩できないまま第2Rへ、第2R以降は逆エビ固めや場外戦、飯伏は完全に伊橋よりのレフェリングを展開するなど完全にグタグタ、飯伏にアンフェアぶりにマイケルが怒り飯伏にベノムアームを炸裂させるが、飯伏はグローブを装着してパンチを放つもなぜか伊橋に誤爆でKO、マイケルにハイキックを浴びせてKOして試合終了、飯伏の勝利で親の総取りという結果となった。
休憩明けに遺恨試合が組まれるもルールは時間無制限一本勝負によるオーバー・ザ・トップロープルールでの完全決着ルール、死去しているとされている大石の遺体が放り込まれる中試合が行われた、試合はディーノが圧倒するもニラは至近距離からのロケットパンチで反撃、そして場外戦へと突入するが両者はそのまま会場外へと出てしまい、松井幸則レフェリーと鶴見亜門GMが話し合った結果、ほっといてセミへと突入。
セミはHARASHIMA、彰人vsMIKAMI、XだったがXはユニオンから居残っていたイサミ、だが試合で目立っていたのは彰人でMIKAMI相手にリードを奪うなど成長ぶりを見せる。それでもMIKAMI組は彰人を捕らえるも、MIKAMIが勝負を狙ったスワントーンボムやスクールボーイは彰人はクリアすると、イサミはHARASHIMAのリバースフランケンを食らって失速、これで勝負に出たHARASHIMAがMIKAMIに蒼魔刀を浴びせて勝利となるが、試合後にまた大石の遺体が投げ込まれて会場外に出てきたディーノとニラが戻り乱闘となるも、ディーノはアンダータイツ姿、そして二人はまた会場外へと出てしまいメインへと突入。
メインの酒呑童子vsハッピー・モーテルの6人タッグ選手権は竹下、遠藤がスピードや連係で流れを掴むも、二人と違ってタイプの違うアントンが捕まり王者組のペースで試合が進む、それでも竹下と遠藤が連係や空中戦で盛り返し、二人の援護を受けたアントンがダスティンを決めるが、再びアントンが捕まり高梨がタカタニックを狙うとアントンが強引に丸め込んで逆転3カウント、試合後は高梨は試合中の強気な態度とは一転し泣きで再戦を申し入れると、ドリフも名乗りを上げ、後楽園大会では3WAYによる6人タッグ選手権が決定する。そしてハッピーモーテルが喜びに浸っているところで、また大石の遺体が投げ込まれて会場外に出ていたディーノとニラが今度は互いのコスチュームを入れ替えて登場しディーノがOTRで勝利となるが、試合が終わると大石もなぜか蘇生して売店でサイン会を開くなど、結局遺恨試合は何だったんだと思いつつ帰路に着いた。
-
木高イサミがKING OF DDT制覇で両国のメインへ!棚橋弘至も両国に参戦!
6月29日 DDT「KING OF DDT 2014」後楽園ホール 2037人 超満員
(試合後のアピール、コメントなどは週刊プロレスモバイルより)
◇ダークマッチ◇
▼5WAYマッチ/3分2ラウンド
△伊橋剛太vs △星誕期vs △勝俣瞬馬vs △DJニラvs △ゴージャス松野
※時間切れ引き分け
◇第1試合◇
▼30分1本
彰人 ○竹下幸之介 遠藤哲哉(7分48秒 ジャーマンスープレックスホールド )石井慧介 高尾蒼馬 X平田一喜
◇第2試合◇
▼KING OF DDT 2014準決勝/30分1本
○KUDO (12分40秒 体固め)X入江茂弘
※ダイビングダブルニードロップ
☆KUDOが決勝戦に進出
◇第3試合◇
▼KING OF DDT 2014準決勝/30分1本
○木高イサミ(11分03秒 ヨーロピアンクラッチ)X飯伏幸太
☆木高が決勝戦に進出
◇第4試合◇
▼高木軍vsマイケル軍イリミネーションマッチ/30分1本
[マイケル軍]中澤マイケル 松永智充 男色ディーノ 大石真翔(4-3)[高木軍]高木三四郎 大鷲透 MIKAMI アントーニオ本多
①○マイケル(OTR)×アントン
②○松永(OTR)×MIKAMI
③○マイケル(OTR)×大鷲
④○高木(OTR)×ディーノ
⑤○高木(OTR)×大石 ×松永
⑥○マイケル((7分47秒 ローフライフロー)×高木
※鈴木みのるのゴッチ式パイルドライバー
☆一人残りでマイケル軍の勝利
(試合後)
マイケル「両国でこの俺らを相手にするっていってたけど、ここらへんでやめておいたほうがいいんじゃないのか」
高木「お前ふざけんじゃねーぞ。(鈴木に)なんだその格好は! 両国はな普通の試合形式じゃーねーよ。路上プロレスでテメーらとやってやるよ。ダークマッチじゃねーぞ。本戦でやってやる。タッグマッチだ。最高にいかれたパートナーを見つけてきている。両国の路上プロレスで相手するいかれたヤツは、この男だ!」
(葛西純が登場。)
高木「クレイジーモンキー・葛西純! そして葛西純とこの俺様がチーム・クレイジー大社長組んで、テメーらとやってやる!」
葛西「はじめまして世界一のデスマッチファイター葛西です。なんかよアンタ、いろんなリング渡り歩いてきて、俺には怖いもんはねーみたいな顔してるけど、両国では路上のスペシャリスト俺っちと三四郎でアンタのカラダに植え付けてやるよ。路上プロレスの恐ろしさを」
鈴木「誰が週刊プロレスでおなじみのなんだっけ。なっ、コイツ。大日本? 違う? 路上でやりたいの? 高校生以来だな。じゃあ行くか、8月17日、両国でテメーらと路上プロレスやってやろうじゃないの。なぁ、マイケルもハイブリッドになったぞ。俺たちのチームハイブリッドで、テメーラのカラダもハイブリッドにしてやるぞ」
◇休憩明け◇
休憩明けに鶴見GMが清水愛、越中四郎の両国参戦を発表。さらに竹下幸之介を呼び入れ、両国での対戦相手をアナウンス。そこにサプライズ登場したのは、なんと新日本プロレスの棚橋弘至だった。
棚橋「新日本プロレス、100年に一人の逸材・棚橋弘至です。僕の取れなかった新人賞を取った素晴らしい選手ときいていますので、楽しみにしています。いっちょ、いっちょ胸を貸したいと思います」
竹下「棚橋選手は100年に一人の逸材ということですが、僕はジュラ紀から数えて2億万年に一人の逸材です。両国では僕がすべての能力で上回ります。そして、DDTが新日本に勝って僕がプロレスの未来をみせます」
【棚橋の話】「(竹下の印象は?)実はあまり知らなかったんですけど、話が来て。みんないい選手だって言うので、今日初対面するのを楽しみにしてたんですけど、ビッグマウス加減がちょっとオカダと被るかなと。似ている雰囲気を持っているなと思って。こういう選手が出てくるのはプロレス界にとってもDDTさんにとってもいいことだと思うんですけど、逸材ですから。『ジュラ紀から』とか言われたらそれに乗せようがないけど、言うとしたら、『逸材は遠いぞ!』という感じです。(胸を貸すという言葉を使っていたが?)シャツを1回洗ったら予想以上に小さくなってしまって。ちょうどそんな感じだったんで、胸を貸すと。シャツを犠牲にしたネタです。DDTさんのファンは新日本と全然違うと聞いてたんで、どんな感じになるかなと思ってたんですけど、凄いウェルカムな雰囲気で迎えられたんで、嬉しいやら、戸惑うやら。(団体を超えたスターだと実感したが?)僕も実感しました(笑) (業界全体の責任を負う立場にいると感じる?)なのかもしれないですね。他団体に出ること自体が久しぶりだし、特に他団体の若い選手とやるというシチュエーションも初めてなので。暖帯を越えて業界全体を盛り上げようと考えてきた僕に取っては、いろんな意味で大切なカードになると思います。(時期的にはG1直後の体力的に厳しい時期になるが?)大丈夫です。疲れたことはないんで。(DDTに出るのは初めて?)初めてです」
◇第5試合◇
▼3WAYタッグマッチ/30分1本
○ケニー・オメガ 佐々木大輔(14分41秒 クロイツ・ラス)HARASHIMA Xヤス・ウラノ
※もう1チームは坂口征夫 マサ高梨
(試合後はウラノが保持していた“どこでも挑戦権”をケニーが獲得)
ケニー「何回も言ってるけど、今年の両国のメインイベントでこのリングに立ちたい。だからさ、HARASHIMAさん、お前のベルトを取るしかない。次の後楽園、両国前の後楽園でいいんじゃないですか。みんなエキサイティングな大会を見たいでしょう! なので、HARASHIMAさん、よろしくお願いします」
(ケニーのアピール後にササダンゴマシンが登場し本部席に陣取る)
ササダンゴ「ただいまより、私の保持するいつでもどこでも挑戦権のプレゼンテーションをしたいと思います」
(パワーポイントで自ら作ったという資料をビジョンに移してアピールを始めた。「KO-D無差別級王座になりたい」というタイトルで、プレゼンを続けると、理論付けて「HARASHIMA選手はササダンゴマシンに王座を譲っていいのではないか」と結論を出した。さらに、「ササダンゴマシンは現在の実力では勝てないので、新必殺技の開発が必要」との考えに至ったという。
1ヶ月間の研究の末、垂直落下式リーマンショック(変型垂直落下式DDT)を開発。新潟プロレスでの臨床実験で「35%の体力を奪う」ことがわかり、「3回決まれば必ず勝てます」)
◇第6試合◇
▼KO-D無差別級選手権試合
[第48代王者]○HARASHIMA (6分35秒 体固め)[いつでもどこでも挑戦権保持者]Xスーパーササダンゴマシン
※蒼魔灯
☆HARASHIMAが初防衛に成功
(試合後)
HARASHIMA「サ、サ、坂井君。面白いよ。プレゼンを見てる時は危ないのかなって思ったけど、3発食らっても僕は返せました。(なんで?)みんな早いよ。君は表にまとめたりしたけど、大事なことを忘れている。僕の体力は35%くらい減った。2発目は70%くらいいった。でも、みんなの応援があったから8割回復した。計算じゃ出せない部分、プロレスにはあるんだよ。君のね、そういう面白い取り組み、ビックリしたけどプロレスを楽しめた。ありがとう。いつでもどこでも挑戦権、一つ退けました。さっきの試合でケニーが取りました。正直ケニーは強いです。トーナメントで、負けた時はちょっと嬉しいと思った自分がいます。でもね、僕はチャンピオンだから誰とでもやらなきゃいけない。逃げるわけにはいけないから、ガッチリ勝って、両国のメインに立ちたいと思います。必ず必ず必ず勝って両国のメインに立ってやるさ。(なんで?)ケニーに絶対勝ってやるさ(なんで?)。勝った人の挑戦受けて勝ってやるぜ(なんで?)。なんでって? それは鍛えているからだ」【HARASHIMAの話】「(ササダンゴマシン戦については?)試合後にああいう形ですぐに来るとは予想してなかったので。でも、彼のプレゼンを見られてたので、あの技も見よう見まねでやったらできて。面白い理論だと思うんだけど、プロレスは計算できないですから。坂井君がプロレスを始めた頃に教えたと思うんだけど、彼は忘れてたみたいで。お客さんの声援というのがプロレスをやる上で凄い大事。それがあるから、単純な計算は成り立たない試合になるので。リーマンショックは効きましたよ。今は首が痛いんで。ちょっと思ったんですけど、2009年以降にリーマンショックで不況になったと言ってましたけど、DDTは2009年に初めて両国を成功させて、そこから上がっているんで。単純にそれだけじゃないんです。リーマンショックみたいなことがあっても、みんなの力があれば上を向いていけるということで。まだまだ頑張りますよ。ケニーがいつでもどこでも挑戦権を取って。正直、僕が負け越している相手なんで、リング上でもちょっと言ってしまいましたけど、トーナメントでケニーが負けた時にラッキーと思ってしまったんですね。その時点で自分は弱気なんで、ケニーとはガッチリやるだけです。やって勝って、両国のメインに勝ちたいと思います。(勝つことを前提とすると、両国での木高の挑戦が決まっているが?)団体を背負って敵地に乗り込むという気持ちでいるなら、それは凄い力になると思います。ただ、僕はDDTを代表して迎え撃つんで。あと、イサミはいろんな団体に出て、凄いデスマッチもやって、本当に素晴らしいレスラーだと思います。タッグでとかしか当たったことがないんで、彼と当たれるなら楽しみです。でも、勝つのは僕ですけどね。DDTを代表して僕が勝ちます
◇第7試合◇
▼KING OF DDT 2014優勝決定戦/30分1本
○木高イサミ(16分06秒 片エビ固め)XKUDO
※勇脚・斬
☆木高が優勝
鶴見GM「8月17日、両国大会でのKO―D挑戦が決定します。相手はHARAもしくはケニー・オメガになります」
イサミ「本当に両国決定したんですか。僕、パンフレットとか配らなくて大丈夫? 結果を見たな。ユニオンは下請けじゃないぞ。今年も爆発させてやる。DDTはすげーと思うよ。だからこそお前らには絶対負けない。両国、KO-D命をかけてやらせていただきます」
鶴見「お願いします」
イサミ「よし、優勝しちゃったよ。まだまだ止まらないです。ユニオンプロレスのためは僕のため。僕のためはユニオンのため。僕のためにKO―Dを取りに行きます。なんか変な感じだな。でもこの景色悪くない。ありがとうございました。ユニオンもよろしくお願いします。俺がユニオンプロレスの木高イサミだ!」
【木高の話】「(ユニオン代表という気持ちは強かった?)そうですね。トーナメントに出る時もユニオンの他のメンバーが譲ってくれて。これなら文句ないでしょ。KO-Dに挑戦するのに。アイツが役不足だって言われることもないでしょ。(少し前にはベルトを複数持っていたが、ひとつ取り戻すと?)まずひとつ取り戻します。それができたら気持ちいいですね。僕の中ではこれが頂点だとは思ってないんで。あと1回です。これで優勝だけどあと1回。全5回戦のトーナメントみたいなものですから。やっぱり坂口さんも終わった後に拳を合わせてくれたし、幸之介も『イサミさんに取ってもらって。そうしたらやらせてください』と言ってきて。飯伏もしっかりと言ってたわけじゃないですけど、『このまま頑張って優勝して』と言ってたんで。そして、今日のKUDO。握手もしなかったけど、KUDOさんだってベルトのポーズをしてて。みんな優勝したらもう1回やりたいって言ってるんですよ。僕の中での優勝はKO-Dを取ること。両国のメインでKO-Dを取ったら、みんなとやりたいと思いますね。それぐらいこのトーナメント自体が楽しかったです。しんどかったですけどね。(HARASHIMAとオメガ、どちらとやりたい?)それはどちらでも。まあでも、欲を言うなら、ケニーとは3回やっているんで。HARASHIMAさんとはシングルしたことないんで、HARASHIMAさんとやりたいなと。僕の中ではDDTの象徴だっていう気がするんですよ。任天堂の象徴がスーパーマリオみたいな。そういうイメージです。オールラウンダーなところが凄くて、何でもできるじゃないですか。飛ぶこともできるし、力強くてパワーもあるし、蹴りもできる。トータルバランスが凄くて、そういうものには憧れるんで。マリオを倒したいですね。(他団体で活躍してきた木高選手とDDTを守ってきたHARASHIMAに違いはある?)活躍って言ったって、HARASHIMAさんだってムチャクチャ活躍しているじゃないですか。他団体か、中かってあんまり関係ないです。どっちが強いかを比べたいだけですから。そういう意味ではケニーもそうですよ。やっているけど結局負け越してますからね。ケニーに貸しがいっぱいあるんですよ。ケニーとも面白いことができるような気がするし。(両国のメインに立つことについては?)去年の両国ではアイドルランバージャックがあり、2日目は相方の宮本と組んでタッグを取ったりして。今度はひとりで行くんですが、あんまり緊張するタイプではないと思うんですけど、さすがに両国のメインは緊張すると思うんで、花道から落っこちたりしないように気を付けながら。まあ、トーナメントで優勝したことで、僕も自信があるなと。メインの入場から退場まで全部楽しめるような、そんな自信はありますね」
8月17日両国のメインで行われるKO-D無差別級王座への挑戦権をかけたトーナメント「KING OF DDT」は飯伏、イサミ、KUDO、入江の4選手が準決勝に進出。
準決勝第1試合はKO-D王座奪還を狙うKUDOと入江が対戦し膝蹴りを駆使して主導権を握るも、入江も変型エメラルドフロウジョンで追い詰める。しかし入江のラリアットをかわしたKUDOがスピンキックの連発からダイビングニーで3カウントを奪い決勝に進出する。
準決勝第2試合は飯伏とイサミが対戦し飯伏が入場ゲートからのケブラータという荒技も敢行して主導権を握るが、勝負を狙ったシットダウン式ラストライドをイサミが背後に着地するとヨーロピアンクラッチで丸め込み逆転3カウント、イサミが決勝に進出する。
決勝戦は両者共打撃戦となるもトペからKUDOが先手を奪うも、イサミはKUDOの左膝攻めを展開して反撃、再び打撃戦となるも雪崩式を狙ったイサミにKUDOがコーナーに逆さ吊りにするとダブルニーを投下、再び雪崩式を狙うイサミをジャーマンで投げ、イサミは勇脚もKUDOはスピンキックで応戦する。イサミもダブルニーを投下するが勇脚斬はかわされ、KUDOがスピンキックを浴びせるがダブルニーは自爆、ここで勝負と見たイサミはヨーロピアンクラッチからエルボー合戦、追尾式のフロントハイキック、垂直落下式ブレーンバスターと畳み掛けてから勇脚斬で3カウントを奪い、8月17日両国のメインの座を勝ち取った。
イサミは5月まではユニオンMAX、BJWデスマッチヘビー、宮本裕向と組んでBJWタッグまたKO-Dタッグと保持していたが、デスマッチ王座から転落してからは一気に下り坂となりベルトを全て失ってしまった。両国大会はイサミにとって大反撃の場となるか?しかし肝心のKO-D王座は王者のHARASHIMAがどこでも挑戦権を行使して挑戦したササダンゴを降し王座を防衛したものの、ケニーが名乗りを挙げたため7月20日の後楽園での選手権が決定したため、HARASHIMAになるかケニーになるかは不明、イサミはHARASHIMAを希望しているが・・・
また8月17日両国のカードが一部発表され新日本プロレスの棚橋弘至が参戦し竹下との対戦、竹下もKO-Dタッグ挑戦など様々なチャンスが与えられたが、今度は元IWGPヘビー級王者である棚橋との対戦はまさしく大チャンス、果たして何を得てくるのか?また声優レスラーの清水愛、フリーの越中詩郎も参戦も発表された。またレフェリーとして鈴木みのるが登場しマイケルの勝利をアシストすると、高木社長が怒り葛西純と組んで両国での路上プロレスで対戦することも決定となった。鈴木の路上マッチ挑戦だけでなくCZWで「トーナメント・オブ・デス」で優勝し世界のデスマッチ王となった葛西との絡みはある意味ドリームマッチ、これもまた楽しみな路上マッチになる。
恒例となったDDTの夏のビッグマッチ、仕込みはOKといったところだ。 -
KUDOが彰人、ウラノから連続防衛も、美味しいところを持っていったのはアジアタッグ転落でもタダでは起きなかった秋山準!
4月29日 DDT「MAX BUMP 2014」後楽園ホール 2200人 超満員札止め
<試合後のコメント・アピールなどはプロレス格闘技DXより>
◇ダークマッチ◇
▼エキシビジョンマッチ/10分1本
○星誕期 伊橋剛太(4分36秒 体固め)XDJニラ 宮武俊(練習生)
※ブエノスアイレス午前零時
◇第1試合◇
▼勝俣瞬馬デビュー戦/30分1本
○坂口征夫 マサ高梨(8分33秒 裸絞め)ワンチューロ X勝俣瞬馬
◇第2試合◇
▼アイアンマンバトルロイヤル
○高木三四郎(7分7秒 体固め)宮武俊
[参加選手]高木三四郎(現王者※4月15日現在)、MIKAMI、ヤス・ウラノ、中澤マイケル、高尾蒼馬、平田一喜、アントーニオ本多、大鷲透、スーパー・ササダンゴ・マシン
[立会人] 元ポイズン澤田JULIEさん
※アントンのどこでも挑戦権がウラノに移動
(試合後)
高木は「澤田! インカライター出せ!!…と言うとでも思ったか? 100円ライターじゃねえか! そんなのに騙される俺様じゃねえ! こんな小芝居いいよ。これだけの観衆の前で歴史あるアイアンマンベルトを封印する! 箱を持ってこい!(段ボールが到着)忌まわしいベルトを、アイアンマンよさようなら!」
(ベルトを箱に詰めようとすると、澤田さんがベルトを強奪し高木を殴りつける。倒れ込んだ高木をなおも殴打しまくる。)
澤田「ひと言言わせろ! レスラー生活24年、引退して1年ちょっと! 苦労して作ったベルトを封印するだと?」
(ベルトが高木の胸付近に乗っていたため、松井レフェリーがすかさずマットを叩く。3カウントが数えられ、第1000代王者はまさかのアイアンマンベルトとなった。)
◇第3試合◇
▼30分1本
○HARASHIMA 松永智充 (10分44秒 体固め)竹下幸之介 X遠藤哲哉
※蒼魔刀
◇第4試合◇
▼アジアタッグ選手権試合/60分1本
[挑戦者組]○石井慧介 入江茂弘(11分41秒 首固め)[第93代王者組]秋山準 X金丸義信
☆秋山&金丸が4度目の防衛に失敗。石井&入江が第94代王者組となる
【試合後の石井&入江】
▼石井「すごい今は嬉しいです。念願のベルトだったし、あの秋山準&金丸義信組から取ったというのも、昔からの自分が考えたらすごいことです。四天王風に言うなら、『プロレス人生で一番幸せです、今が』(川田利明が三沢光晴にシングルで初勝利した時に言った言葉)みたいな、そういう感じでしょうか。昔から、ちっちゃい頃からアジアタッグ、それもちっちゃい頃から見ていた秋山&金丸組から獲って嬉しいです。でも、この先も大事だと思うので。全日本でもDDTでもドンドン防衛して、『さすが秋山&金丸組から獲ったチャンピオンだ』と言われるぐらい頑張りたいと思います」▼入江「全日本プロレスに参戦し始めて半年ぐらい経って、やっと目に見える形で結果を残せて。しかも、秋山さん、金丸さんというすごいチャンピオンから、僕たちがこのアジアタッグというすごいベルトを獲ったことが、本当にいま嬉しいです。やっと結果が残せました」
――意外な短期戦となったが?
▼石井「でも、試合時間はそんなに短かったのかという。自分にはすごい厳しい時間だったんで、そんなに短く感じなかったですね。本当にいつ動けなくなってもおかしくなかったんで。それでも向かっていけたのは成長の証しかなと思います。DDTプロレスで揉まれて、全日本プロレスで揉まれて、その結果かなと思っています」
――入江選手はいつでもどこでも挑戦権を保持しての試合となったが?
▼入江「でも、本当にそんなことは考えずに、石井さんと一緒にアジアを巻く、その気持ちだけでがむしゃらに戦ってたんで、そういうことは何も考えずに向かっていきました」
――石井選手は秋山選手に捕まる時間が長かったが、それは予想していた?
▼石井「そうですね。昔から見てきたような厳しい攻撃でした。秋山さんのああいうえげつないところが好きだったんで。その秋山さんの攻撃を受けたんだなって思いますね」
――全日本に参戦して半年で得るものはあった?
▼石井「非常に大きいです。経験としてすごい大きいものだと思いますし、もちろん緊張する試合も多いわけで、そういう試合を経験したことによって、どんどん強くなった実感がありますね。全日本だけじゃなく、DDTと両方に出ているのが非常に大きいと思っています」
▼入江「DDTだと僕は体も大きいと思うんですけど、全日本プロレスに入ると、その試合の中で一番小さいこととかも普通にあるので。そういう相手との戦い方も勉強になっていると思います」
――どんなチャンピオンになっていきたい?
▼入江「自分は今日ベルトを獲ったように、何があっても最後まで絶対に諦めずに立ち向かっていく。それだけです」
▼石井「もっとこの石井&入江組というのがもっと上に行ければいいなと思いますね」――このまま保持し続ければ、世界最強タッグ決定リーグ戦に出場できる可能性も出てくるが?
▼石井「もしもそうなったら、すごいことですよね」
▼入江「もうひとつ石井さんの夢が叶うということで、頑張っていきたいです」
――ベルトの重みを感じる?
▼石井「そうですね。初代のキング・コング&タイガー・ジョキンダー組から始まったこのベルト。僕らは94代…95代かな? すいまんせん、試合後なんで。でも、そこに名前を入れられたので嬉しいです」
【試合後の秋山&金丸】
――まさかの結果となったが?
▼秋山「いいチームだと思うし、全日本にも参戦してくれててね。だけど、負けるっていう考えは本当に1ミリたりともなかった。だけど、実際負けたからね」
――試合中はいつも通り戦っていたように見えたが?▼秋山「ちゃんと普段通り、最後の最後までは理詰めでやってたつもりなんですけど。まあ、しょうがないです」
▼金丸「そもそも負けると思わなかったんで、そういう気持ちが最後の最後で足下をすくわれたんだなって思います」
――タイトルはDDTに流出する形となるが、自分たちで取り戻したい?
▼秋山「俺らが負けたからなかなか無理だろうけど、誰もいなかったら行きますよ。今回負けているので、もっともっと攻め込んでいきますよ。他団体に負けた時に誰がどうするかっていうのも、一選手としては楽しみでありますけど、負けた張本人なんで、奪い返さなきゃいけない時はいつでも行かなきゃいけないでしょ」
▼金丸「負けているんであんまり強くは行けないですけど、行くタイミングがあったら、いつでも行きます」
――石井&入江組の成長は感じた?
▼秋山「非常に勉強熱心な選手だと思うし、俺らの動きもよく見ているから、今日もこうなったんだと思うし。いい選手はいい選手だと思いますよ。ただまあ、僕らは獲られたんで、そうは言ってられないと。今日はバーニングとスターネスの間ぐらいで行きましたけど、今日は負けたんで、次は完全なるスターネスで行きます」
◇第5試合◇
▼KO-D6人タッグ選手権試合/60分1本
[第9代王者組]飯伏幸太 ケニー・オメガ ○佐々木大輔(18分45秒 体固め)[挑戦者組]男色ディーノ 大石真翔 Xヨシヒコ
※PKこころオメガ
☆飯伏&オメガ&佐々木組が初防衛に成功
◇第6試合◇
▼KO-D無差別級選手権試合/60分1本
[第47代王者]○KUDO (24分26秒 片エビ固め)[挑戦者]X彰人
※ダイビングダブルニードロップ
☆KUDOが初防衛に成功
◇第7試合◇
▼KO-D無差別級選手権試合/60分1本
[第47代王者]○KUDO (10分28秒 片エビ固め)[挑戦者]Xヤス・ウラノ
※バスソーキック
☆KUDOが2度目の防衛に成功
<試合後にHARASHIMAが登場>
HARASHIMA「KUDO、君は強いよ。2試合は凄いよ。君は間違いなく最強のチャンピオン。でもね、5月25日の試合後、ベルトを巻いているのは僕だから。楽しみにしています」
KUDO「最強のチャレンジャーからの挑戦ですね。あなたを必ず倒して、本当の意味で最強のチャンピオンになります(HARASHIMA退場)ムチャクチャきつかったですけど、なんとか勝ちました。あと挑戦権がいくつかるのかわからないですけど、この勢いでHARASHIMAぶっ倒して、残りのヤツをぶっ倒して、俺が両国前突っ走ります!後楽園ホールの皆さんと酒盛りだ!」(大会後、秋山が敗戦のコメントを述べているところで、アイアンマンベルトに無意識に肘を置いてしまい、たまたま激励に駆けつけた和田京平レフェリーがカウント3を叩いたため、秋山が1001代新王者となった)
DDT後楽園大会のメインはHARASHIMAからKO-D王座をかけ彰人と対戦、KUDOがグラウンドに引きずり込み、また彰人のダイブを剣山で迎撃するなどボディーを中心に攻めてスタミナを奪いにかかる。だが彰人も低空ドロップキックからのKUDOの古傷である足攻めを展開して活路を見出し、曼荼羅捻りやマッケンローなどで徹底して足を殺しにかかる。だがKUDOは顔面蹴りで反撃して、彰人のコーナー上でのアキレス腱固めもダブルニーで迎撃すると、打撃戦を制してから腰へのダブルニーを投下してから正調・ダブルニーで3カウントを奪い王者の強さを見せつけるも、第2試合でアントンから“どこでも挑戦権”を奪取したウラノが挑戦表明して、即防衛戦へと突入。ウラノも彰人に引き続いてKUDOの足攻めを展開し、丸め込み技の連発でKUDOを追い詰めるも、打撃戦となったところでKUDOがグーパンチを炸裂させると顔面へのバスソーキックの連打で3カウントを奪い王座を連続防衛した。
試合後に第3試合で遠藤から“どこでも挑戦権”を奪取した前王者であるHARASHIMAが挑戦を表明し5月25日の名古屋大会の挑戦が決定となった。KUDOが「最強のチャレンジャー」とコメントしたとおり、HARASHIMAの強さはKUDO自身が一番良くわかっている。またHARASHIMAも負ければKO-D戦線からも後退を意味するだけに後には引けない。
第4試合では全日本プロレスの秋山、金丸のバーニングがアジアタッグ王座をかけチームドリフの挑戦を受け、王者組は石井をかわいがるように集中砲火を浴びせ、カットに入る入江も蹴散らすなど余裕の試合運びを展開する。入江に交代するも王者組のペースが続くが、入江が金丸を旋回式スクラップバスターで動きを止めると一気に攻勢をかける。王者組も秋山がカットに入ってから再び石井を捕らえるが、秋山のエクスプロイダーと金丸のタッチアウトを同時攻撃を狙ったところで、石井が金丸を丸め込んで3カウントを奪い王座を奪取、長期戦だったらバーニングだったが短期戦に持ち込んだドリフの勝利だった。また石井も憧れの全日本プロレスのベルトを巻いたのだから感慨深いと思う
しかし秋山はタダでは起きなかった、敗戦のコメント中にたまたま置いてあったアイアンマンベルトに肘を置いてしまったことから3カウントが入ってしまい新王者となってしまった。アイアンマンベルトは高木大社長が封印しようとしたが、どういうわけかベルトそのものが1000代目王者となって、またどういうわけか秋山に渡ってしまった。秋山が王者となったら簡単にはDDTに戻ってこないような気がするが、またNOAH時代“白GHC王者”時代に様々なルールで防衛戦を行ってきた秋山がこの王座をどうプロデュースしていくのか?昨日は全日本でネガティブな話題を更新したが、秋山準がいる限り全日本は大丈夫だ!負けた。負けたから、負けた時こそもっと夢をみよう。自分に夢をみて応援して下さった方、ごめんなさい。遠回りしても、壁が高くても、必ず乗り越えます。自分の夢の為、応援してくれる人の夢の為、DDTの夢の為に。もっともっと夢を紡ぐ者になりたいな。 #ddtpro
— 彰人 (@akitonsgk) 2014, 4月 29第94代アジアタッグ王者!!!! pic.twitter.com/Xzs0Ls8qsq
— 入江茂弘 (@tachimukau_irie) 2014, 4月 29彰人が王座奪取失敗し、彼曰く「1から出直し」。そうか?簡単な言葉に逃げるな。君がやってきた事、背負った物は今日の敗戦ごときで0にはならんしできん。負けて失って、でも残った物が今の君の力。今、3?5?どこでもいい。やり直すのはその場所から。…まあ、かく言う私も今日負けてるんだがな。
— 男色ディーノ (@dandieno) 2014, 4月 29 -
佐藤光留、DDTマットにしばしの別れ・・・HARASHIMAが入江を返り討ちでKO-D王座を死守!
1月26日 DDT「Sweet Dreams! 2014」後楽園ホール 1929人 超満員
(試合後の詳細などは週刊プロレスモバイルより)
◇第1試合◇
▼30分1本
アントーニオ本多 ○佐々木大輔(10分54秒 クロスフェースロック)石井慧介 X高尾蒼馬
◇第2試合◇
▼アイアンマンバトルロイヤル/10分無制限勝負
[挑戦者]○松永智充(4分18秒 首4の字固め)[第980代王者]Xマサ高梨
☆松永が第981代王者となる
[挑戦者]○ワンチューロ(4分19秒 首4の字固め)[第981代王者]X松永智充
☆ワンチューロが第982代王者となる
[挑戦者]○伊橋剛太(4分20秒 首4の字固め)[第982代王者]Xワンチューロ
☆伊橋が第983代王者となる
[挑戦者]○平田一喜(4分21秒 首4の字固め)[第983代王者]X伊橋剛太
☆平田が第984代王者となる
[挑戦者]○中澤マイケル(4分37秒 ベノムメーカー)[第984代王者]X平田一喜
☆中澤が第985代王者となる
[挑戦者]○ヤス・ウラノ(6分00秒 首固め)[第986代王者]X星誕期
☆ウラノが第987代王者となる
[挑戦者]○マサ高梨(8分48秒 バッカス)[第987代王者]Xヤス・ウラノ
☆高梨が第988代王者となる
◇第3試合◇
▼30分1本
大鷲透 ○世IV虎(9分05秒 片エビ固め)大石真翔 X赤井沙希
※ダイビングセントーン
◇第4試合◇
▼30分1本
○KUDO (13分27秒 片エビ固め)X男色ディーノ
※背中へのダイビングダブルニードロップ
◇第5試合◇
▼30分1本
高木三四郎 ○佐藤光留(15分29秒 足取り腕ひしぎ逆十字固め)X彰人 坂口征夫
<試合後>
光留「また会おうな!」
◇第6試合◇
▼KO-Dタッグ選手権試合3WAYマッチ/60分1本
[挑戦者]飯伏幸太 ○ケニー・オメガ(16分38秒 エビ固め) [挑戦者]竹下幸之介 X遠藤哲哉
※16分38秒、合体ドライバー
☆もう1チームは[第48代王者組]木高イサミ 宮本裕向 木高&宮本が7度目の防衛に失敗。飯伏&オメガが第49代王者組となる
<試合後>
イサミ「返せ、オラ!」
飯伏「返さない…返さない…」
イサミ「すぐ返せ、今返せ! (去りゆく竹下&遠藤に)ちょっと待て!! オマエらすげえな…でも返せ!」
宮本「宮本「イサミさん、ボクたちは負けたんです。今日、このタイトルマッチで負けてしまった。でも俺たちは負けてないよな?」
イサミ「いや、いま負けたって言いましたよね。俺たちは3カウントを取られてないってこと。だから返せ! ルールは分かってる。でも返せ! (飯伏らは当然拒否)じゃあ分かった。今からもう一回やろう!」
(鶴見亜門GMはこの日の再戦は認めず、二丁拳銃は「じゃあ、なる早で! 次はいつですか?」と詰め寄ったため、2・2名古屋でのタイトル戦を強引に決定、二丁拳銃が退場後)
ケニー「今日3WAY勝ったけど、ヤンキーは負けてないからリマッチしてもいいと思いますね。ちょっと疲れて断りたいですけど、いいチャレンジがほしいからやりましょうか。こいつらは強い!」
◇第7試合◇
▼KO-D無差別級選手権試合/60分1本
[第46代王者]○HARASHIMA (21分42秒 片エビ固め)[挑戦者]X入江茂弘
※蒼魔刀
☆HARASHIMAが5度目の防衛に成功
(試合後)
HARASHIMA「入江、入江! 君はやっぱり凄い強いよ! (額を見せ)こんなになっちゃった(笑)。入江、何度でもやろう! 楽しかったよ、ありがとう!!」
(鶴見亜門GMから2・23後楽園で防衛戦が決定したと発表)HARASHIMA「気持ちを持ってるヤツなら誰でもいい」
(高梨登場)
高梨がやってきて「動かないと替わっていくDDTで埋もれて消えちまう。動くぞ! 俺に挑戦させろ、いいよな?」
鶴見亜門GM「ダメ!チャンピオンが誰でもやるといっても、汁レスラーが挑戦できるものではない!高梨は平田と同等、伊橋やマイケルより“ちょっとマシ”レベル」
(高梨はHARASHIMAからアイアンマン王座を奪ったことを強調した後で)▼アイアンマン・ヘビーメタル級選手権試合
[挑戦者]○ヤス・ウラノ(14時58分 横入り式エビ固め)[第988代王者]Xマサ高梨
☆ウラノが第989代王者となる(ウラノに奪われ王座から転落する)
高梨「DDTマットを盛り上げてきたのはいつの時代も軍団抗争だ! お前らウラシマクドウと俺の軍団の対抗戦をタイトルマッチをやろうじゃねぇか!」
鶴見亜門GM「あなた、どこにユニットにも所属してないじゃないですか!」
(高梨はKUDOを勧誘も)
KUDO「ごめんなさい」
(高梨は結局GMに泣きつき、ラストチャンスとして2・2名古屋でウラノとアイアンマン選手権が決定となった)
DDT1月26日の後楽園大会の第5試合はDDTとレギュラー契約を更新せず、一区切りをつける光留が高木と組んで彰人、坂口組と対戦。試合は光留が坂口に今後のDDTマットを託すように打撃戦を展開するも、彰人の左足殺しの前に失速し集中砲火を浴びせる。しかし高木の援護を受けて蘇生した光留は再び坂口と打撃戦を展開、最後は彰人にジャーマンを決めた後で足取り腕十字固めでギブアップを奪い、DDTラストマッチを有終の美で飾った。
試合後は他の3選手とノーサイドのあとで変態團の盟友であるマイケルとキス、レガースを客席へ投げ入れて「また会おうな!」と叫び去っていった。
光留を初めて見た時はメイド姿だったが“パンクラスの魂”が疑われるのではと思ったが、次第に本領を発揮し自分も観戦したが2010年10月の大阪ボディーメーカーコロシアム第二競技場大会でHARASHIMAを破りDDTの頂点に立った。光留がDDTを去るのはDDTでやるべきことをやり尽くし、次なるステージに歩みたくなったから、しかし決して別れではなく道がある限りまた交わり巡り合う、それまでしばしの別れといったところだ。
セミのKO-Dタッグ選手権3WAY戦は、13日の道頓堀でゴールデン・ラヴァーズと引き分け挑戦に漕ぎ着け新世代タッグ他の2チームから集中砲火を浴びるも、新世代コンビも盛り返しケニーと宮本を追い詰める。しかし遠藤がゴールデン・ラヴァーズに捕まってしまうとケニーのSSDと飯伏のスワンダイブ攻撃の合体ドライバーが炸裂して3カウント。ゴールデン・ラヴァーズが王座を奪取したが、敗れないまま王座から転落した二丁拳銃が納得せず前王者の権利を行使して再戦を要求、2・2名古屋大会での再戦が決定となった。敗れなかったとはいえ王座転落、DDTと大日本のタッグ戦線を独占してきた二丁拳銃に翳りを見せなければいいのだが・・・
メインはHARASHIMAが前王者である入江の挑戦を受け、グラウンドで首攻めを展開しHARASHIMAが先手を奪うも、ブレーンバスター合戦の後で入江のヘッドバットが炸裂してHARASHIMAは流血、ここから一気に入江が勝負に出てラリアットからのフライングソーセージで圧殺するが、自分が垂直落下式バックフリップはHARASHIMAがリバースフランケンで切り返し、ランニング式のパワーボムから延髄斬りやハイキック、ニーリフトでラッシュをかける。入江もヘッドバットで応戦するが最後は蒼魔刀で3カウントを奪い王座を防衛した。
試合後は高梨がHARASHIMAからアイアンマン王座を奪った実績を盾にして挑戦表明するも、すぐウラノに奪われ王座から転落、2・2名古屋でアイアンマンをかけてウラノと対戦するが、2日にアイアンマン王座を奪い返し23日までベルトを守りきれることが出来るだろうか・・・・
-
批判に対して答えを出す時・・・坂口征夫がKO-D王座挑戦へ、ヤンキー二丁拳銃がゴールデン・ラヴァーズをも降す!
11月17日 DDT「God Bless DDT 2013」11月17日 後楽園ホール 1851人 超満員
<試合後のコメントなどはプロレス格闘技DXより>
◇第1試合◇
▼KO-D6人タッグ王者が挑戦者としてふさわしいか査定する試合/30分1本
男色ディーノ 大石真翔 ○アジャ・コング(9分53秒 片エビ固め)高木三四郎 大鷲透 X平田一喜
※垂直落下式ブレーンバスター
◇第2試合◇
▼バトルロイヤル/時間無制限
○ワンチューロ(12分05秒 オーバー・ザ・トップロープ)X佐藤光留【退場順】[1]XMIKAMI[2]X伊橋剛太[3][4]X中澤マイケル、X松永智充[5]高尾蒼馬[6]XDJニラ[7]Xマサ高梨[8]X佐々木大輔[9]X星誕期[10]佐藤光留
◇第3試合◇
▼30分1本
○KUDO ヤス・ウラノ (11分50秒 片エビ固め)竹下幸之介 X遠藤哲哉
※ダイビング・ダブルニードロップ
◇第4試合◇
▼30分1本
○坂口征夫 彰人(11分33秒 レフェリーストップ)石井慧介 X入江茂弘
※顔面へのヒザ蹴り
◇第5試合◇
▼DDT EXTREME級選手権試合/60分1本
[第25代王者]○HARASHIMA (12分03秒 ブラジャー剥ぎ)[挑戦者]Xアントーニオ本多
※蒼魔灯
☆HARASHIMAが初防衛に成功
【HARASHIMAの話】「(これまでに体験したことのないルールだったと思うが?)今日、会場入りしてからルールを聞いて。まあ、戸惑いましたけれど、どんなルールでも受けると言った以上、それをやるのがプロフェッショナルだし、僕がそういう指定をしたので、チャンピオンとして受けました。やってみて新しい世界が見えたというか…。楽しかったです。(ブラジャーの感触は?)なんか身が引き締まる思いがして…。まあ、そこはいいんじゃないですか(苦笑) 非常に楽しく試合をさせてもらいました。(最後は3カウントを取ることもできたのに、あえてブラジャーをはぎにいった理由は?)そこはあんまり気にしてなかったですね。まあ、今回認められたルールなんで、それでいったのかな? 3カウントを取っても良かったんですね。すいません、考えてなかったです。(目隠しは?)目隠しはプライベートでやったスイカ割り以来でしたね。でも、セコンドの声がよく聞こえたんで。今日はユニットの勝利ですね。次のDJニラ戦は自分がルールを考えることができるので、どうしましょうかね? 僕はみんなが見たいことをやりたいんですよ。EXTREMEのイメージが、目隠しだ、ブラだとなっちゃってるんですけど、本来はルールを決められるベルトなので。あと1週間あるんで、何か考えなきゃいけないですね。頑張ります。
(それぞれのベルトでタイプの違う挑戦者が決まったが?)それは3つのベルトを持っている宿命だと思うんで、一戦一戦ガッチリと片付けて、ベルトを巻いて年を越したいと思います。(本当の意味でDDTの中心になると?)そうですね。これだけ巻いていれば。ど真ん中に立って頑張りたいと思います。(坂口については?)ちょうどリングに来てくれたのもあるけれど、前々からシングルをやってみたかったんで。タッグでしか当たったことがなかったんですよ。あの殺気は楽しみです。シビアな戦いをしたいなと。坂口征夫をガッチリ体験してみたいですね。もちろんやった上で僕が勝って。試合のことを考えると気持ちが引き締まるというか。僕は誰とでも、どんなルールでも戦います。なぜかというと…鍛えているからです!」
【坂口の話】「(挑戦を表明した経緯は?)前王者の入江選手には4月に挑戦させてもらって、完全に叩きのめされたんですけど、"一から這い上がる"という言葉通りに自分では這い上がってきたつもりです。その中で、今日入江選手をKOできて、そこまで上り詰めてきたのかなという気持ちがあったんでね。ましてHARASHIMA選手は強いチャンピオンで、これまでもずっと見てたので、ぜひやらせてほしいと。体が勝手に動いてました。(HARASHIMAも緊張感のある戦いが楽しみと言っていたが?)本当ですか? 自分は誰とやろうが、自分のやることをまっとうするだけなので、そういう形にはなると思います。ハードヒットでウチの窪田(幸生)が負けてますので、それの仇討ちもありますし、爽やかな笑顔を試合後にできないように。そこまでの試合を自分はしたいと思います。その上でベルトをもらいます。ないですよね、2回もチャレンジするって。これだけDDTの選手層が厚い中でね。自分も毎試合生き残りを懸けて頑張ってやってますし、その中でDDTの王者に年2回も挑戦できるなんて、凄く光栄に思ってます。本当にこのチャンスを逃したら先がないぐらいに思って、それぐらいの気持ちで取りにいきます。あの笑顔をはぎ取ってやりますよ」
◇第6試合◇
▼KO-Dタッグ選手権試合/60分1本
[第48代王者組]○木高イサミ 宮本裕向(20分57秒 螺旋丸)[挑戦者組]飯伏幸太
Xケニー・オメガ
☆宮本&木高組が3度目の防衛に成功
【試合後の木高&宮本】
▼木高「ゴールデン☆ラヴァーズは凄い高い壁でしたね。精神的にも肉体的にも」▼宮本「ステータスが全部凄いよね。本当にしんどい戦いでした。試合中に2回も息ができなくなったんで、本当にきつかったです。よくあそこまで蘇生したなと」
▼木高「こっちを上回ってくる予想外の攻撃とかもあるんで、計れないですね。我々もタッグをいっぱいやってきているんで、ある程度の形というのはあるかなと思ったんですけど、ゴールデン☆ラヴァーズにはないですね」
▼宮本「体験したことのない相手でした。でもね、これで防衛3回だよね」」
▼木高「そろそろ路上を組んでくれないと。組まれるまで勝ち続けますよ」
▼宮本「俺らが路上って言ってたのに、海とかでいろいろやってますからね。そろそろ俺たちにもやらせてくれないと。リングの上でああやって約束したんで、次こそはね。博多もあるけど、ベルトが無くなったら終わりだし」
▼木高「GMは商店街って言ってたんでしたっけ? 我々は何回かやったことがあるんで、いろんな意味で楽しみです」
――実際に戦ってみて、ゴールデン☆ラヴァーズはどうだった?
▼木高「本当にきつい相手で。飯伏の蹴りやケニーのチョップ、エルボーとか全部なんですけど、本当に重くて鋭さがある打撃で。それを受ければ受けるほど返してやろうと思ったんで、で楽しかったですね」
▼宮本「何遍も僕らは言ってるんですけど、自分らが楽しまないとお客さんにも伝わらないんで。自分らは十分楽しんでます。それが伝わってればいいなと思いますね」
――挑戦者チームはイスやテーブルを使うのも想定していたようだが?
▼木高「別にそういうルールだったらやりますよ。今日はそういうルールじゃないですからね」
▼宮本「俺らは何でもやるからね。アブノーマルになりますよ」
▼木高「何でもやりますよ。今度はそういうので再戦するなら別にいいですよ」
――やってみたい相手はいる?
▼木高「今日の試合を見てても、KUDO&ウラノという強いチームもいるし、竹下&遠藤という若さとエネルギッシュな運動神経のある"ザ・アスリート"みたいなチームもいて」
▼宮本「僕らが最近無くしかけている若さを持っているね」
▼木高「見てて、このタッグチームは面白そうだなと思いました」
【オメガの話】「今日負けたのは最悪ですね。本当に最悪でした。でも、今日はDDTの、世界のベストチームに勝ったわけじゃないと思います。2人とも怪我しちゃって。怪我をしなかったらどうなるかわからないので。言い訳にはならないですけど、できるだけ早くまた挑戦したい。今年中は無理かもしれないけど、できるだけ早くお願いします。そして、お客さんもこの試合を見たいなら、facebookやMIXIで書いてください。(相手チームの印象は?)いいチームでしたね。机やイス、デスマッチアイテムを使うかと思ったけど、今日の試合は全然使わなかった。ビックリした。だから尊敬してますね。次はエニウェアマッチで…何でもいいので好きなスタイルでやりたいと思います。もちろんDDTで。本当に全力でやったら負けない。絶対に負けれない。だから、次があればいいよね。絶対に勝つ。だからリマッチをお願いします」
【飯伏の話】「負けたけど面白かったですね。まだまだいろいろとできそうな、可能性がありそうな気がします。またやりたいし、次は絶対に負けない」
4日の大阪大会でアントンを破りKO-D、アイアンマンヘビーメタル、EXTREAM王座の三冠王者となったHARASHIMAはEXTREAM王座をかけてアントンと再戦、ルールはアントンの要求で互いに目隠しをしながらブラジャー剥ぎ取り合うデスマッチとなり、互いに視界を遮った中すれ違いが続き、間違えてレフェリーに襲い掛かるなど文字通りの暗闘となる。しかしHARASHIMAがリバースフランケンを決めると、一気に勝負に出て右ハイキックが決まり蒼魔刀を炸裂させてからアントンのブラジャーを剥ぎ取り王座を防衛した。
試合後にはEXTREAM王座にはニラ、アイアンマンには第2試合でバトルロイヤルを制したワンチューロ、そしてKO-Dには第4試合で前王者の入江をKOした坂口が挑戦を表明した。坂口は1月にレジェンドプロレスに出場した際にプロレスに対する姿勢を新日本プロレスの天山広吉から批判され、坂口は記事を掲載した週刊プロレスに対しても怒りを露にしていた。後日「ひとついいですか?オレは覚悟を持ってこのリングに上がってます、年齢、総合に上がり、全部覚悟の上で、このリングで闘ってます。試合を見てないヤツにグダグダ言われたくない!オレはDDTでトップを張りたい」とDDTでトップを取ることをアピールしていた、あれから10ヶ月やっと頂点取りのチャンスが巡り、それぞれの批判に対しても答えを出せるときが来たということなのかもしれない。
メインはヤンキー二丁拳銃がゴールデン・ラヴァーズ相手にKO-Dタッグ王座をかけて対戦し、ゴールデンラヴァーズが宮本を捕らえて先手を奪い、連係攻撃で二丁拳銃を分断する。しかし二丁拳銃も連係技が炸裂すると流れが変わり、両チーム共連係攻撃の応酬で一進一退の攻防となる、終盤にはケニーがイサミを捕らえるがクロイツラスを狙ったところでイサミが螺旋丸で切り返し王座防衛に成功した。二丁拳銃はBJWタッグ王座でも長期政権を築き、KO-DタッグでもIWGPジュニアタッグ王座をも巻いたゴールデン・ラヴァーズから防衛するなど、インディーどころかプロレス界を代表するタッグチームになりつつある・・・ -
HARASHIMAがディーノから壮絶KOで王座を死守!そしてジャンケンを制したアントンが挑戦へ!
10月20日 DDT「DDT Special 2013」 1543人 超満員
<試合後のコメントはプロレス・格闘技DXより>
※かっこ内は今年のDDT48総選挙順位
▼ダークマッチ ハンディキャップマッチ/10分1本
○坂口征夫(23位) (5分13秒 片エビ固め)X中澤マイケル(24位)DJニラ(25位)
※アルティメット・ベノム・パンチ・スカイハイ
◇第1試合◇
▼30分1本
○マサ高梨(12位) (8分52秒 タカタニック)X佐々木大輔(20位)
◇第2試合◇
▼3WAYマッチ/30分1本
○MIKAMI(15位)vs KUDO(14位)vsXチェリー(10位)
※6分35秒、腕極め式スク〜ルボ〜イ
◇第3試合◇
▼30分1本
○木高イサミ(2位) 大石真翔(6位)ヤス・ウラノ(11位) (10分16秒 四壱九)X高尾蒼馬(7位) 石井慧介(18位) 入江茂弘(20位)
◇第4試合◇
▼DDT EXTREME級選手権試合 睡眠防止デスマッチ/無制限1本
[第24代王者]○アントーニオ本多(19位) (0時57分 マシンの就寝) [挑戦者]Xスーパー・ササダンゴ・マシン(9位)
☆本多が初防衛に成功
◇第5試合◇
▼30分1本
○福田洋(16位) (11分36秒 エビ固め)X竹下幸之介(13位)
※バックロール
◇第6試合◇
▼30分1本
○飯伏幸太(3位) ケニー・オメガ(8位) (17分46秒 エビ固め)佐藤光留(5位) X彰人(17位)
※雪崩式パワーボム
◇第7試合◇
▼KO-D無差別級選手権試合&アイアンマンヘビーメタル級選手権試合/60分1本
[第46代KO-D無差別級王者/アイアンマン挑戦者]
○HARASHIMA(4位) (20分37秒 KO) [第976代アイアンマンヘビーメタル級王者/KO-D挑戦者]X男色ディーノ(1位)
☆HARASHIMAが2度目の防衛に成功、第977代アイアンマンヘビーメタル級王者となる
<第2回じゃんけん選抜の結果、挑戦者はアントンに>
本多「ここで勝ったのは何かがあるんだと思います。プロレスの神様が私の背中を後押ししているのかもしれないです、俺はドラマチック・ドリーム・チームの中心にいるんだ! 俺が一番夢を見てきてるんだよ! 俺の可愛いお腹にベルトを巻くことが一番の夢なんだ!」
HARASHIMA「大阪は楽しみにしているよ。運とか後押しは大事で、凄い力になると思うから。アントンの実力も凄いし、僕は正直不安になっちゃってます。でもね…運があっても、後押しがあっても、僕は絶対に負けないよ。(観客がなんで~)大阪のタイトルマッチも絶対に勝ってやるさ!ベルトをしっかり巻いてやるさ!勝つのはこの僕さ!(観客がなんで~)なんでかって? それは鍛えてるからだ!」
<試合後のコメント>
【HARASHIMAの話】「総選挙1位のディーノとの試合で、やっぱり普段のディーノじゃないというか。ここ一番でいろんな引き出しを開けてくるディーノの強さを感じました。本人は否定するかもしれないですけど、みんなの思いを背負ってて。1位になってあれだけの票をもらうというのは、それだけのものを背負っている部分があると思うので、本当に強かったです。最後は意地ですね。意地で戦いました。(次の挑戦者が早くも決まったが?)アントンとは昔、後楽園でシングルマッチをやったことがあって。その時は凄い熱い試合をしてきたんですけど、たぶんシングルはその一回だと思います。もちろん僕が勝ちましたけど、アントンは気持ちが強くて、苦戦した記憶があります。じゃんけんに勝つのは、さっきリング上で言ってたプロレスの神様の後押しとか、そういうのもあると思うんでね。本当にただ運がいいから勝ったんじゃなく、何かあるのかなと思います。アントンとのシングルは久しぶりになりますけど、僕がDDTで一番強いので。僕がチャンピオンらしく絶対勝ちます。(二冠王になったが?)アイアンマンのベルトのことは忘れていて、リング上で見せられた時に、勝ったら二冠になれることを気付きました。たぶんHERO!時代以来の…ヘタしたら10年ぶりぐらいに獲ったと思います。24時間休めないですけど、チャンピオンに休息なんてないと思ってますから、覚悟はしてますよ」
【ディーノの話】「私がDDT48総選挙2013、1位の男色ディーノである…。男色ディーノである…。男色ディーノである…」
【本多の話】「KO-Dのベルトに挑戦するのは男色ディーノ戦以来なんですけど、もちろん私はKO-Dのベルトをちゃんと巻いたことがないですし、HARASHIMA選手にも勝ったことがありません。ですが、HARASHIMA選手にも勝ったことがなかったでしょ。これまでじゃんけんでも勝ったことがなかったでしょ。でも、じゃんけんに勝った。次はHARASHIMAさんに…。いつだって私たちは負けるためにリングに上がるわけじゃないので。私が勝つことによって、幾ばくかの…一抹の…一枠の幸せを感じることができる人が世の中にハンダースほどいらっしゃるなら、私は一握りの幸せのために勝たなければならない。それがプロフェッショナルだと思っています。このプロレスのリングで戦う以上、そういう意識を忘れずに。そういう意識を忘れない私が勝つのが真っ当なプロレスリングだと思います。今度HARASHIMAさんに勝つと、三冠になる可能性もあるということですよね。プロレス界の三冠王を目指して、落合博満を目指して頑張ります。私の全細胞を振り絞って、残りの人生を頑張っていきたいと思います。皆さんに応援してくださいとは言いません。観に来てください」
メインでは王者のHARASHIMAにDDT総選挙で1位になったディーノが挑戦。試合はシリアスモードとなったディーノがHARASHIMAの股間を中心に攻める男色殺法で主導権を握り、クロスヒールホールドや変型の膝十字固め、足を固定しながら落とす変型パイルドライバーを披露するなど幅の広さを見せる。しかしHARASHIMAが延髄斬りからの蒼魔刀で流れを掴むと即頭部へのミドルキックを浴びせ、ディーノも正面から受けるもHARASHIMAは容赦なく蹴りまくる、ディーノはゲイ道クラッチを決めるが、HARASHIMAはディーノの顎にランニングニーを浴びせるとディーノはダウンしレフェリーが試合をストップでHARASHIMAがKO勝利、KOでの決着はおそらくKO-D選手権では初めてなのではと思う。
試合後はじゃんけん選抜の結果アントンが勝ちぬき11月4日大阪でのKO-D選手権が決定した、アントンもKO-D戦線から一歩引いていたが、いざシリアスになるとオーソドックスな試合が出来る選手だけに長期戦となるとアントンが有利か?
11月4日の大阪大会ではHARASHIMAがKO-Dを防衛するだけでなくアイアンマン王座も奪取し、アントンもEXTREME級王座をササダンゴマシンから防衛したことでトリプルタイトルマッチになることが内定(アイアンマン王座はいつなんどきでも挑戦できるため直前で落とすかも)、アントンはKO-D王座を奪取したがこのときは暫定王者に過ぎなかった(当時の王者はディック東郷)、アントンにしてみれば暫定ではなく真の王者になりたいところかもしれない。 -
飛躍のための決断・・・飯伏幸太が新日本、DDT両団体の所属に!
DDT公式HPより http://www.ddtpro.com/ddtpro/3766/
7日午後12時30分、東京・中野坂上の新日本プロレス事務所にて会見がおこなわれ、飯伏幸太のDDT、新日本プロレス2団体所属が発表された。会見には飯伏、DDT・高木三四郎社長、新日本・菅林直樹会長が出席。事の経緯は9月頃に菅林直樹会長から高木社長へ飯伏の新日本移籍のオファーがあったが、高木社長が飯伏に確認したところ「DDTに愛着を持っているので、それはできない」と一度は断ったという。しかし菅林社長から「何かしらそういう方向性はないか」とDDT、新日本プロレスの2団体所属での契約を提案され、高木社長は「業界の例を見ないし、興味を持った」と了承。飯伏も快諾し2団体所属の合意に至った。高木社長は「飯伏の可能性を広げる。プロレス界の発展のために業界全体で押し上げていかなくてはいけないスターにしなければならない」と合意に至った理由を説明。契約に関してはDDTは3年間の複数年、新日本は1年間の単年契約となる。試合スケジュールに関してはDDTが全戦出場、新日本はビッグマッチを中心とした限定参戦となるとのこと。飯伏の窓口はDDTになる。会見での各自コメントは以下の通り。
高木 飯伏幸太がDDT、新日本の業界初2団体所属の選手として活動していくことになりました。今年の9月に菅林社長から「飯伏幸太を新日本プロレス所属の選手にさせていただけないか」というお話がありました。本人の意思を確認したところ「DDTに愛着を持っているので、それはできない」ということだったのでお断りさせていただきました。しかし話の中で何かしらそういう方向性はないかということで、菅林社長から2団体所属の合意の話をいただきまして、業界の例を見ないし、興味を持ちました。弊社としても飯伏の可能性をもっともっと広げてあげたいし、プロレス界の発展のために業界全体で押し上げていかなくちゃいけないスターにしなければならないという部分で合意いたしました。詳細については10月7日より飯伏幸太はDDTとは3年間の複数年契約、新日本さんとは1年間の単年契約になります。試合スケジュールについてはDDTはほぼ全戦、新日本さんに関してはビッグマッチを中心とした限定参戦になります。飯伏に関する窓口はDDTになります。
菅林 9月より前にあくまでも非公式で第三者も含めて「そろそろウチに来ませんか?」と会うたびに誘っていたんですが、正式に移籍を打診しようと高木社長にお願いしまして、結果的に2団体の契約になりました。ひじょうに期待しております。これからの飯伏選手の活躍で新日本のリングがどのように活性化されるか楽しみです。
飯伏 まずこの話を聞いた時、ビックリしました。僕はDDTが大好きなので離れることは考えなかったです。でも2団体所属の話を聞いて、自分は新日本プロレスも大好きだし、高木さんにやってみたらと言われて受けることにしました。いつもプロレスを見たことない人たちにもっともっとプロレスが広まればいいかなと思っています。少しでもプロレス界にプラスになればいいと思っています。あと菅林さんにお願いがあります。自分が出る試合、中澤マイケルをセコンドとして毎回付けてもらえますか?
菅林 今、初めて聞いたので…。
飯伏 ダメですか?
菅林 ダメです。これを受けて新日本10・14両国大会の第4試合が「飯伏幸太新日本プロレス所属第1戦」(真壁刀義&本間朋晃&飯伏幸太vsプリンス・デヴィット&カール・アンダーソン&バッドラック・ファレ)となることが決定。飯伏がDDT、新日本2つの契約書にサインを済ませ質疑応答へ。
――2団体同時所属ということは飯伏選手は両方にしか出ない?
高木 基本的にはそうだと思っていただいて構わないです。
――他団体からのオファーは両団体で相談して決める?
高木 今の段階ではそうですね。
――所属になって変わることは?
菅林 ビッグマッチでも出る時と出ない時がありました。調整は必要ですが試合数も増えるんじゃないでしょうか。
――新日本にとって今まで以上に出場させたいですか?
菅林 そうですね。
――これまでなかった2団体所属にした理由は?
菅林 可能性ですね。試合を見る前もいい評価が耳に入っていたけど、新日本での活躍ぶりを見るとライオンマークのジャージーを着て上がるところが見たいなと思いました。一昔前なら引き抜きもあったかもしれませんが(苦笑)、DDTさんとは信頼関係があるので話し合いでそうなりました。
――新日本プロレスでどういう選手を視野に入れて闘いたいですか?
飯伏 闘ったことない選手はもちろんやりたいです。とりあえずは自分は今はジュニアに絞ってやっていきたい。
――現在のIWGPジュニア王者はプリンス・デヴィット選手だが。
飯伏 狙っていきたいですね。
――DDTが3年間契約になった理由は?
高木 本人の意思を尊重した上で複数年契約がDDTファンにとって安心する材料じゃないかと思いました。これまでと同じように時には外れたような路上プロレスをやることはあるだろうし、新日本さんでは新たな闘いもあって幅が広がることでしょう。
――DDTのファンに何を見せたいですか?
飯伏 基本的には自分は変わらず、路上プロレスだったり、今まで通りやりたい。スタイルが変わるとかはないです。
――新日本でやっていく上で興味があるユニットは?
飯伏 予想がつかないというか、全力でやるだけ。
菅林 試合を組んで、やってもらってからでしょうね。
――中澤マイケル選手のセコンド帯同が断られたが。
飯伏 妥当ですね。
高木 今後は詰めていきたいです。そのためであれば、ウチはいつでも差し出します。
菅林 であれば、ウチはキャプテン(・ニュージャパン)をキャプテンDDTとして…。
高木 本当ですか!? イメージが浮かびました。(マイケルの)セコンド契約を詰めていきたいです。
――2団体所属として懸念されるのは新日本のビッグマッチとDDTでの飯伏選手のやりたい試合がバッティングした場合だが。
高木 我々の方でスケジュールがかぶらないように調整します。
――巡業は?
飯伏 大丈夫です。
――中澤マイケル選手が不可能な場合は一人で回ることになるが。
高木 ウチが押しつけます(笑)。
――かつてはIWGPヘビーを狙いたいと言う発言もあったが?
飯伏 その気持ちは変わらずですけど、自分はジュニアなんでジュニアでやっていきたい。チャンスがあれば、余裕があればヘビーを狙っていきます。
――新日本プロレスの飯伏選手のグッズやイベントが増えていくことになりますか。
菅林 はい(笑)。商品展開も会議にあげていますので。
新日本プロレスとDDTが会見を行い、飯伏が両団体に所属することが発表された。新日本側は飯伏に所属になるように呼びかけたが、飯伏はDDTに愛着があるため断っていた。そこで菅林直樹会長が高木三四郎大社長と会談、両団体に所属しDDTにはフル参戦、新日本にはスポット参戦という扱いとなった。
新日本は以前から他団体の選手に関しては“これは”という選手はヘッドハンティングをかけ所属選手にしてきたが、飯伏に関しても呼びかけているという話も出ていた。
今回の両団体所属は飯伏の希望と両団体の思惑が一致して実現となったが、飯伏の飛躍のためにもこれで良かったのかなと思うと複雑な気分である。