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伊賀プロレス通信24時「日常茶飯事(ちゃはんじ)」

略して「イガプロ!」、三重県伊賀市に住むプロレスファンのプロレスブログ!

高尾を降しKO-D王座を防衛したHARASHIMAに入江が涙の挑戦表明!

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高尾を降しKO-D王座を防衛したHARASHIMAに入江が涙の挑戦表明!

1月30日 DDT「God Bless DDT 2014」後楽園ホール 2200人超満員札止め


<アピール、コメントなどは週プロモバイルより>
◇第0試合◇
▼10分1本
○樋口和貞 中津良太 岩崎孝樹(9分03秒)河村知哉  宮武俊 X梅田公太
※カナディアンバックブリーカー


<前説>
(大石がオープニングコールをしようとすると「ちょっと待った!」と高木が登場。)
高木「亀裂骨折は大丈夫だ。そんなことどうだっていい。今日のLiLiCoさんの出番は?」


鶴見亜門GM「休憩明けに挨拶を」


高木「もうきてんの?」


GM「まだきてないですけど」


高木「よし、それではアイアンマン王座奪還計画を説明します。まず休憩明けに私とあなた(GM)でリングに上がります。そしてLiLiCoさんが入って来る前に決死隊をこのリング下に忍び込ませます。そしてLiLiCoさんがやってくるじゃないですか。そしたらある合言葉をきっかけに決死隊が一斉にリングに上がってLiLiCoさんを襲います。そして倒れたLiLiCoさんに私が覆いかぶさり1,2,3」


GM「完璧ですね。一分の隙もない計画ですよ」


高木「あの人にアイアンマンもたせてらいつ王様のブランチで取られるかわからない」


GM「その決死隊は決まってるんですか?」


高木「まだ決まってない」


GM「誰がいいですかね?」


高木「あそこにほら、赤井沙希ちゃんいるんじゃない? ちょっとおいで。(赤井がリングへ)ちょっとそんな段取りで決死隊を…オスカーにはあとでいっとくから、あなたの方で見繕って」


GM「赤井さんを決死隊帳に任命しますから」


高木「リング下とか入ったことないでしょ?」
赤井「入りたい!」


GM「また変態が一人増えました。じゃあ高木さん、その合言葉なんにしましょうか」


高木「自然な流れがいいよね」


GM「じゃあ、LiLiCoさんて映画のコメンテーターとかやってるので、最近どんな映画見ましたを合言葉にするのはどうでしょう?」


高木「自然! その言葉を合言葉に決死隊が出てきて」
GM「完璧ですね」

 

最後は「忘れないように」とのことで「最近どんな映画」「見ました!」の掛け声で大会がスタート。


◇第1試合◇
▼シリアス軍対コミカル軍全面対抗戦/30分1本
[シリアス軍]○KUDO 坂口征夫 MIKAMI 伊橋剛太 (8分28秒 片エビ固め)[コミカル軍]Xアントーニオ本多 中澤マイケル 星誕期 DJニラ
※ダイビングダブルニードロップ


◇第2試合◇
▼次期EXTREME級挑戦者決定3WAYマッチ/30分1本
○松永智充(7分21秒 エビ固め)Xマサ高梨
※もう一人は石井慧介


◇第3試合◇
▼「ウエラプロフェッショナル」プレゼンツ ヘアメイキングマッチ/30分1本
ヤス・ウラノ ○彰人(10分10秒 エビ固め)飯伏幸太 X勝俣瞬馬
※キン肉大移動


◇第4試合◇
▼KO-D6人タッグ選手権試合 ノーDQマッチ/60分1本
[挑戦者組]バラモンシュウ バラモンケイ ○ゴージャス松野(13分34秒 首固め)[第14代王者組]高木三四郎 大鷲透 X平田一喜
☆高木&大鷲&平田が2度目の防衛に失敗。バラモン兄弟&松野が第15代王者組となる 


(試合後)
平田「おい! ふざけんなこの野郎! ジジイ! 卑怯な手ばっかり使いやがって! 俺はな、前王者の権利としてリマッチを要求する!」


(平田らが退場。リングに残されたシュウとケイが戸惑っている)
松野「シュウケイ…勝ちました!(松野コール)レスラー、やめなくて続けてよかったです(と涙)」


ケイ「うそ泣きしてんじゃねえよ! 涙出てねえじゃねえかよ!」


松野「53歳、たしかにジジイですけど、復帰して3年間頑張ってきた。今日、皆さんの前で結果が、出せました!」


シュウ「オマエよ、俺たちとやってることがチグハグすぎるんだ! 俺たちはそういうキャラじゃねえんだよ!」


【バラモン兄弟、松野の話】
シュウかケイ「勝手にオマエが3カウント取るからベルトが回って来ちまったじゃねえか! ふざけんなよ。今日かぎりでオマエとは別れてやろうと思ってたのに、続けなきゃいけなくなったじゃねえかよ」


シュウかケイ「ムダに頑張るからだよ! 大体オマエ、全然心開いてねえじゃん! なんだよあの俺たちとの微妙な距離は!」

 


松野「言っとくけどな、地獄の底まで…」
シュウ「勝手についてくんじゃねえよ! やめてくれよ!」


ケイ「オマエもよく察したな、今の(笑)。チクショー、リマッチとか言ってたな」


シュウ「なんだよ、よくわかんねえよ。巻き込まれてきちゃったじゃねえか」


松野「巻き込まれてねえよ」


シュウケイ「巻き込まれてるじゃねえかよ!」


ケイ「対戦相手の平田ってやつのTOKYO GOの時点で俺たちは結構傷ついてんだよ」


シュウ「そうだよ、心がおもてえぞ」


松野「オマエな、向こうだって俺たちが出た段階で傷ついてんだよ」


シュウケイ「何言ってんだよ!じゃあ俺たちは何重苦なんだよ! あいつらと闘ってオマエとも組まなきゃいけねえんだぞ! メリット一つもねえじゃねえか! 鼻水出てんぞ、オマエまことちゃんかよ」


松野「オマエ何歳だよ、今」


シュウかケイ「え? 37だよ…オマエ年齢ぐらいリサーチしとけよ、組むんだったら!」


松野「あと16年やり続けてベルト取って見ろオマエ、うれしいから!」


シュウ「それ俺たちの話なのかオマエの話なのかわかんねえじゃねえか」


ケイ「オマエの思い出に俺たちを組み込むな!」


シュウかケイ「俺たちは俺たちでやりたいんだよ! ほっといてくれよ!」


松野「俺たちはな」


シュウケイ「たちって!」


シュウかケイ「仲間に入れんじゃねえよ!」


松野「キャノンボールでロケで組んだ時になんだこいつはと思ったけどな」
シュウケイ「それこっちのセリフだよ」


松野「でも同じ空気を感じたんだよ、お前らに」


シュウケイ「イヤだよ」


松野「いいか、俺はお前たちと組んで、ちょっと眠ってたものが呼び起された」


シュウかケイ「オマエずっと眠りっぱなしじゃねえかよ!」


松野「今日目が覚めたんだよ」


シュウかケイ「今日だって試合の途中で夢遊病みたいにずっとフラフラしてたじゃねえかよ」


松野「初めてお前らとビッグマッチやってお前らに解けこむのに時間がかかるんだよ。俺は言っとくけど、大震災のころによみがえって、ベルト取るまで頑張ったんだよ」


シュウかケイ「じゃあもういいじゃねえかよ」


シュウかケイ「おめでとう、今日で終わりだ」


松野「誰が今度挑戦してきてもこれは守り通すんだよ、俺たちは」


ケイ「え~。どうせ勝手にオマエが負けてなくなるんだろ」


シュウ「また今日みたいに俺たちが寝てる間に勝ったり負けたりするんだろ、オマエが」


松野「寝てねえだろ、見てたろ、目開けて!」


シュウかケイ「見てねえよ! 墨汁かけられて寝てたわ! 目がいてえわ!」


松野「じゃああとでマスコミのちゃんと呼んで勉強しとけ」


シュウ「何を? どこの勉強?」


松野「オマエそれよりな、リターンマッチあるんだからな」


シュウかケイ「誰とやんだよ?」


松野「え、誰とやるんだ?」


シュウ「知らねえよ!」


ケイ「さっき言ってただろ、アイツが。リマッチだって」


松野「まあとにかく、俺たちは取った以上は守り抜かなきゃなんねえ」


シュウかケイ「わりと正論を言ってるけど、オマエでもそういう人じゃないだろ」


シュウかケイ「早く帰ろうぜ。名古屋いかなきゃいけねえんだよ、名古屋」


シュウかケイ「言っとくけどな、こいつら(マスコミ)ももう飽きてるからな」


松野「飽きてねえよ、これからだよ俺たちは!」


シュウかケイ「違うよ! このインタビューに飽きてるんだよ!」


松野「誰か止めてくれるよね、こういうの?」


シュウかケイ「オマエが締めたりしろよ。役割だよ、オマエの」(シュウケイは先に控え室へ)


松野「こういうタッグチームなんだけど、自分的にはほんとに、どっかで昔感じた空気をこのDDTの中で再び感じることができたので、まして昔と違うゴージャス松野なんで、プラスαでね、2+1が3じゃなくて5にも10にも力になるということを皆さんにお見せしますんで。これで私も頑張ってきた甲斐があったので、これを励みにまた体鍛えて頑張ります」


(高木がリングへ。続いて1009代アイアンマンヘビーメタル級王者のLiLiCoさんが呼び込まれる。)
LiLiCo「みなさんご無沙汰してます、LiLiCoです。両国大会でひょんなことからチャンピオンになりまして。あれから3カ月、テレビに出ても映画を見てもこのベルトを誰かが奪い取るんじゃないかとびくびくしながら生活してきました。私なりに考えました。ボディーガード雇うことにしました」


GM「ぼ、ボディーガード!?」


LiLiCo「ベルちゃん!」


GM「ちょっと待って、ベルナール・アッカさんですよね!? K-1とかDEEPで格闘技やってらっしゃる?」


LiLiCo「わたしベルちゃんと昔から友達で。やっとこれで私安心して映画見られるなと思って」


GM「そ、そうですか。…ところでLiLiCoさん、最近どんな映画見ました?」


(“合言葉”が出たが誰も出てこない。)
LiLiCo「もう来年の映画見てますから、イギリスの映画で『お見送りの作法』というのがすごいよかったです」


GM「えっと、あの、最近どんな映画見ました?」


(やはり誰も出てこない。)
LiLiCo「聞いてました? イギリスとアメリカの合作で…」


高木「(マイクを奪って)最近どんな映画見ましたかって言ってんだろオラ! 出てこいオラ!」


(宮武、マイケル、伊橋、平田が出てくるが次々とアッカに迎撃される。)
GM「LiLiCoさん、ボディーガードとかじゃなくて試合してくださいよ!」


LiLiCo「嫌だよ、レスラーじゃないもん」


アッカ「あの、言っていいですか。ちょっと考えたんですけど、これ僕からの提案です。俺がLiLiCoさんの代わりに試合をするっていうのはどうですか?」


GM「アッカさん試合できるんですか?」


アッカ「俺、だいぶ最近ヒマなんで、いつでもいいんで試合組んでくださいよ」


高木「(平田を引き起こし腹話術のようにして)このままやられっぱなしじゃいられねえんだよ! 俺がオマエを血の海に沈めてやる!」


GM「平田、お前ほんとにいけんのか!?」


高木「(平田が言ってるふうに)いけますよ! 俺がいかなきゃ誰がいくんだー!」


GM「よし! じゃあ平田、お前にかけた!」
(これにより12・13春日部大会でのアッカVS平田のシングルマッチが決定した。)

 
◇第5試合◇
▼ダークマッチの決着は本戦でつける!スペシャルシングルマッチ/30分1本
○入江茂弘(15分12秒 エビ固め)X佐々木大輔
※ビスートボンバー


◇第6試合◇
▼KO-Dタッグ選手権試合/60分1本
[第50代王者]竹下幸之介 ○遠藤哲哉(13分55秒 片エビ固め)[挑戦者組]X大石真翔 X(旭志織)
※スカイスイスタープレス
☆竹下&遠藤組が3度目の防衛に成功


(試合後)
竹下「大石さん旭さん、特に大石さん、毎回後楽園でお尻ばっか出してるかもしれないですけど、本気出したら強いんですよ。DDTの選手みんな強いんですよ。でもね、僕ら全員と防衛戦して全防衛果たすまでベルト落とせないですから。永久チャンピオンとしてやっていきますよ」


遠藤「よく、タッグは1+1で2じゃない、2以上って言いますけど、今日はそれがよくわかりました。このベルト持ってる限り、またね、大石さん旭さんとあることあるかもしれないから。そのときももちろん僕たちが勝ちます


GM「次の防衛戦は12・23後楽園大会を予定します。今年最後の後楽園なので最強のチャレンジャーを用意しました。この2人です」


(KUDO&坂口が登場。)
KUDO「お前たちの未来、俺たちで奪い取ってやるよ」


坂口「ようチャンピオン、来月うちらでお前らやりにいくから、腹くくっとけよ」


竹下「KUDO、坂口、やれるもんならやってみろオラ」


遠藤「おいKUDO、残念ながらな、未来じゃねえんだよ。俺たちはDDTの今なんだよ」


【試合後の竹下&遠藤】
遠藤「大石&旭は強かったですね。見ている人も感じだと思うんですけど、明らかにコンビネーションでは向こうに分があったと思います。ただ、我々は要所要所をしっかりと攻める形で行って、結果的に3度目の防衛をすることができました」


竹下「今日は哲ちゃんが頑張ってくれて。得意のスカイツイスタープレスで3カウントを奪えたんでね。僕は何も言うことはないですけど、言うならひとつだけ大石さんにメッセージを。大石さん、いつもお尻を出すのもいいですけど、本気出せばやれるんだから。いつもやってないだけで、やろうと思えばやれるんだから。それを言いたいですね」


――次のKUDO&坂口組に関しては?
遠藤「我々は誰が相手であろうと僕たちのプロレスをするだけです」


竹下「2人から防衛するということは、KUDOか坂口から3カウントを取るということですから。どっちが勝とうがそれは初勝利なわけで。どんどんそういう相手とやっていきたいですね。僕らが未来ではなく現在だと。現在進行形のタッグチームだということを証明していかないとダメなんで。ベルトを持って年を越しましょう」


――怖さは感じる?
竹下「誰でも怖いですけど、そんなことを言ってたらダメですよ。僕らもいつまでも可愛い子ぶってたらダメですよ」


遠藤「お前はよく可愛げがないと言われるけどな」

▼竹下「その話はいいでしょう。僕も可愛げありますよ」


 【試合後の大石&旭】
▼石「正直、僕らの準備不足があったかなと思ったんです。これじゃチャンピオンには勝てないなというのが僕の感想。もっと僕らの持ち味であるあうんの呼吸を磨く必要があるかなと。今の僕らじゃ勝てないなというのがありました」


旭「若さに負けたとは絶対に思いたくはないです。実際に試合でも、彼らの若さよりも僕らの経験が押している場面が長かったと思いますし、そこは胸を張っていいかなと思ってますんで。今日は最終的に若さの勢いに押し切られましたけど、僕らの経験の積み重ねやチームプレイは捨てたもんじゃないんだよということを、もっと組むことによって広めていきたいと思います」


大石「この歳で大石&旭の伸びしろが見つかりました。まだまだ僕たちは伸びます」


旭「僕らは違う団体同士で、そうそう組む機会がないですけど、その少ない機会でここまで仕上げたわけですから。もうちょっと組めば、大石さんの言ったように、もっといける自信があります。なので、これで終わりにはしたくないです」


大石「どこの団体でもスケジュールが合えば、どこにでも行って、どこでもタッグを組みますんで」


旭「もっと磨いて、もう1回帰ってきましょう」

【試合後のKUDO&坂口】
KUDO「札幌では酒呑童子として、俺と高梨で挑戦して負けて。今日もあいつらの試合を見たけど、確実に成長している。それはわかっています。ただ、酒呑童子としてこの1年間の集大成として、かならずベルトを取って、さいたまスーパーアリーナまで突っ走りたいと思います」

坂口「リング上で言った通りですね。腹をくくって待ってくれって。あいつらはやられる覚悟がないでしょ。ケツが青いんだから。うちらの方が全然修羅場をくぐっているんで。スポーツじゃないんだ、殺し合いだって。その覚悟でリングに上がってこい」


KUDO「あいつらは凄いキレイな試合するけど、俺らはそんなのするつもりはないから」


坂口「勝ちゃいいんですよ、勝ちゃあ」


KUDO「本当に潰しにいきますよ。それが俺らのプロレスだから。あと1ヶ月間、ベルトを磨いておいてください」


◇第7試合◇
▼KO-D無差別級選手権試合/60分1本
[第48代王者]○HARASHIMA (20分58秒 体固め)[挑戦者]X高尾蒼馬
※蒼魔刀
☆HARASHIMAが6度目の防衛に成功

 


試合後のマイク。
HARASHIMA「高尾、高尾君か。ジャンケンで勝って挑戦してきて、ただね、運があるやつだと思ってたら、そんなことはないよ。運と、君には実力もあるよ。こんなにここまで追い込まれるとは思ってなかったよ。君は運も実力もあってすごくいま強い、でも、君に勝った僕の方がもっともっと強いです」


(入江がマイクを奪い取る。泣いている。)
入江「ぐやしいです!」


亜門GM「いや、悔しいのはわかるけど、どうしたの?」


入江「僕の大切なチームメートの高尾君が目の前でやられて、大阪で石井さんがやられて、僕は悔しいです!」


亜門GM「で?」


入江「(HARASHIMAに)僕、オマエ、嫌い!」


亜門GM「で、なに?」


入江「2人、負けた、だから僕、オマエ、倒す!」


GM「挑戦したいってこと?」


入江「挑戦をさせてください!」


GM「わかりました。2014年最初のKO-DはHARASHIMA対入江だったわけだから、2014年はHARASHIMA対入江に始まりHARASHIMA対入江で終わると。決定します」


(12・23後楽園での入江のKO-D無差別級挑戦が決定。)
入江「僕は高尾君が大好きです、石井さんが大好きです、チームドリフが大好きです! チームドリフのためにも2人のためにも、僕がオマエを絶対倒す!」


(チームドリフが退場。)
HARASHIMA「おい入江、入江が高尾と石井のことが大好きなのはよくわかったよ。でもな、僕だってウラノ君と彰人のことが大好きだから。大好きさ加減でもぜってえ負けねえからな。
 え、なんかおかしいこと言いましたか? はい、えーとですね、今日ね、僕、防衛しましたんで、次の12・23後楽園、相手が入江に決まったね。まあね、彼には今まで一度も負けたことないんで、必ずこの僕がベルトを防衛します。12・23、必ずベルトを防衛して、やるさ~。(なんで~?)入江をぶった押してやるさ~。(なんで~?)そしてさいたまスーパーアリーナもメインのリングに立ってやるさ~。(なんで~?)なんでかって? それは鍛えているからだ!」


【HARASHIMAの話】「挑戦するにはだいたい資格があってくるんだけど、高尾はジャンケンという運で挑戦権を手に入れて。でも、本当に運だけじゃなく実力を付けた高尾と戦えて楽しかったですね。ここまで追い込まれるとは思ってなかったし、彼も他の団体に出たりして、着実に経験を積んで。凄い強くなってました。(前半は高尾選手の出方を試していたが?)とりあえずコントロールして様子を見て。どんな攻めをしてくるのかなって。途中で自分のペースは乱されてしまいましたけど、最後は勝ててよかったです。(最後の高尾選手のエルボーラッシュについては?)あそこまで来るとは思わなかったです。あの辺の記憶は曖昧ですね。危なかったです。彼は気の強さを持っているんで、普段の試合からもっとそういう面を出して頑張ってほしいですね。(入江選手については?)過去何度かシングルをやってて、何度もタイトルマッチをやってて。僕が全部勝ってますけど、要注意人物です。でも、僕はここで負けるわけにはいかないんで、絶対に勝ちます。(入江選手のテンションを間近で見て?)あそこまで気持ちが盛り上がっているのは凄いなと思いましたけど、単純というか、わかりやすいですよね。(ジントニックをカナディアンデストロイで返したのは考えていた?)HERO!時代にHERO!ドライバーとして使っていたので、それ以来ですね。HERO!の時に使っていて、今は使ってない技がいくつかあるんで。今日はあの形になった時に、この体勢なら行けると。何年ぶりですかね。凄い久々に出して、決まってよかったです。(チームメイトの大好きさ加減でも負けないと言っていたが?)もちろんみんな大好きですよ。(前半、グラウンドでコントロールして厳しい攻めを見せていたが、高尾選手の感触はどうだった?)技術的なものはまだ足りないように思ったんですけど、いろいろと考えて返していたので、面白かったですね。そういうベーシックな部分がもっと強くなれば、彼はもっと試合を有利に進められるんじゃないかなと」


 【試合後の高尾&入江&石井】
高尾「今日、自分が挑戦して負けてしまいました。あの人は『強くなった。みんな実力を認めている』と言ってましたけど、ベルトを取らなきゃ意味がない。強くなった、挑戦した、そんなヤツはどこにでもいる。挑戦する人なんてたくさんいる。取らなきゃ意味がない。自分が負けたけど、でも入江君が挑戦すると言ってくれたから。自分は入江君に任せます」


入江「(号泣しながら)悔しいです。2人がやられるところを目の前で見て、悔しいです。負けたけど、僕が…僕が…絶対に12月に勝って…僕が勝って! このチームに僕が…僕が…僕が…ベルトを持ってきます! 絶対に取る!」

石井「2014年、HARASHIMA選手に散々やられてきたんで、最後は入江君に託します」


入江「任せて! 絶対にやるから! ありがとう。絶対に倒すぞ! 3人で倒すぞ!」

 

 DDT後楽園大会のメインはHARASHIMAの保持するKO-D王座に「じゃんけん選抜」で挑戦権を得た高尾が初挑戦、試合はグラウンドの攻防から高尾がドロップキックで先手を奪うと、場外のHARASHIMAの背中にダイビングフットスタンプを投下し背中に集中砲火を浴びせる。
 HARASHIMAはブルドッキングヘッドロックから首攻めで反撃、首四の字で執拗に絞めあげ、エプロンに立った高尾の足を水面蹴りで刈り、首だけ場外に出た形で固定し、ロープの反動を利用したギロチンドロップを落とした。そして、雪崩式ブレーンバスターで追撃すると、クラッチを外さずフロントネックロックに捕獲する。
 ここで勝負と見たHARASHIMAはリバースフランケンから蒼魔刀を狙うも、かわした高尾はエンドレスワルツで丸め込み、トラースキック、ダイビングボディープレスからジントニックを狙う。
 しかしHARASHIMAはHERO!時代の必殺技である前転式パイルドライバーことHERO!ドライバーで突き刺すと串刺し式ジャンピングダブルニーから蒼魔刀を狙うが、高尾もダッシュしたHARASHIMAを抱えあげジントニックを炸裂させる。
 二人はエルボー、頭突き合戦を展開するが、高尾のジントニック狙いをHARASHIMAは膝蹴りで阻止して、えびす落としを決めると側頭部へのミドルキックから蒼魔刀を決め3カウントを奪い王座を防衛した。


 試合後はチーム・ドリフの盟友であり、KO-D最多連続防衛ホルダーである入江が挑戦を表明した。入江は2013年3月に王座を奪取したが8月の両国でHARASHIMAに敗れて王座から転落、また1月26日の後楽園では再度HARASHIMAに挑んだが敗れ現在対HARASHIMAは2連敗、またドリフの盟友である石井、そして高尾と立て続けに敗れているだけにドリフとしても後のない状況となった。果たして入江が歯止めをかけることが出来るか?ドリフにとっても正念場となる。


 セミのKO-Dタッグ選手権の竹下&遠藤vsK-DOJOで一時代を築いた名タッグ、大石&旭が挑み、男色ディーノ欠場の影響か久々にシリアスモードとなった大石が旭との連係で王者組を分断、遠藤を捕らえて主導権を握る。
 王者組もスピードを生かした連係で反撃するが、旭が阿吽を決めると遠藤に合体技を連発、勝負と見てサボテンの花を決めるが竹下が阻止すると、今度は王者組が大石を捕らえ、最後はトルネードクラッチを狙った大石を遠藤がブレーンバスターで切り返すとスカイツイスタープレスで3カウントを奪い王座を防衛、試合後は酒呑童子のKUDO、坂口が挑戦に名乗りを挙げる。


 KO-D6人タッグ選手権は「TOKYO GO!」を踊る平田に奇襲をかけて試合開始となり、場外戦で水の入ったバケツを両軍が奪い合うなど大混乱となる。しかし王者組みは11月9日沼津大会でドラゴンリングインに失敗し踵を亀裂骨折し、今大会から復帰した高木に不安があるのか、高木がドラゴンリングインを決めるも足を押さえてうずくまり、バラモン兄弟は大鷲と平田にボウリング攻撃を決め、TOKYO GO!を踊ろうとする平田を標識板で殴打するなど流れを掴む。
 終盤は高木、大鷲とバラモン兄弟が墨汁ミストを敢行して相打ちになると、平田が「TOKYO GO!」を踊るも、踊りきったところで松野が何度も執拗に丸め込んで3カウントを奪い王座を奪取してしまった。


 最後に休憩明けにはアイアンマン王者であるタレントのLiLicoさんが来場し、アイアンマン王座奪還を狙う高木は決死隊を率いてベルトを奪い返すことを画策、しかしLiLicoは総合格闘家のベルナール・アッカをボディーガードに雇い決死隊を返り討ち、アッカのDDT参戦が決まり12月13日の春日部で平田と対戦することが決定した。


 DDTはケニー・オメガが離脱しディーノが欠場となっても、新世代の台頭で抜けた穴を埋めつつある。今年の後楽園大会もあと一つとなったが、若い力がファンに新しい風景を見せることが出来るか、楽しみである。

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