DDT
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終わり良ければ総て良し?飯伏欠場から始まったハプニングだらけのDDT後楽園大会
10月25日 DDT「DDT Special 2015」東京・後楽園ホール 1570人 超満員札止め
<アピールなどは週プロモバイル、またDDT公式より(コメントは後程更新>
◇ダークマッチ◇
▼10分1本
○福田洋<26位>(5分36秒 腕ひしぎ逆十字固め)×中島翔子<23位>
△竹下幸之介<24位>(10分時間切れ引き分け)△入江茂弘<25位>
◇オープニング◇
(高木大社長と鶴見亜門GMが飯伏幸太の欠場の報告)
高木「タイトルマッチということもあり、ギリギリまで調整をしていたんですが、選手の安全面を考慮して欠場の判断をさせていただきました。今後は選手の体調面の管理を徹底させたいと思います」
◇第1試合◇
▼オープニングマッチ/30分1本
○チェリー<6位>(5分25秒 片エビ固め)×清水愛<14位>
※チェリートーンボム
◇第2試合◇
▼30分1本
○マサ高梨<7位> 赤井沙希<11位> 平田一喜<18位>(6分40秒 エビ固め)大石真翔<10位> 坂崎ユカ<20位> ×勝俣瞬馬<21位>
※タカタニック
◇第3試合◇
▼30分1本
石井慧介<8位> ○高尾蒼馬<12位>(7分14秒 エンドレスワルツ)×彰人<13位> 遠藤哲哉<22位>
◇第4試合◇
▼DDT EXTREME級選手権試合~テキサス・マイベストフレンド・トーチャーデスマッチ 60分一本勝負
[第33代目王者=16位/友人=竜剛馬]○アントーニオ本多(9分33秒 くさや)[挑戦者=5位/友人=大鷲透]×男色ディーノ
☆アントンがが3度目の防衛に成功。
(試合終了後)
アントン「厳しい闘いでした! だが、しかしワタクシの友を思う心がちょっとだけ上回っただけかもしれないし、鷲関が臭いものが苦手だっただけかもしれないですけど、このように私は私のベルトを防衛しました!(するとケンドー・カシンがふらりと現れ、リングに上がるとアントンにかぼちゃの被り物を手渡す。)どうした? ケンドー・カシン。このベルトを? 臨むところだ!」
(タイトルマッチを了承したが、カシンは握手を見せかけてEXTREMEベルトを奪ってそれで殴打。さらにお客さんに渡して引き揚げた)
【カシンの話】「挑戦する理由は…いろいろルールを選べるんだろ? だから、できればUWFルールに3カウントを入れたい。それでやってみたい」
◇休憩明け◇
(亜門GMがリングに上がると女子プロレス大戦「リング☆ドリーム」のDDT美少女化計画の第5弾のメンバーとしてデザインが発表されている大石真翔、マサ高梨を呼び込む。亜門GMは「さらにこの選手が美少女化することになりました」と呼び込むも登場したのは石井慧でなくKENSOが登場)
KENSO「しゃべってもいーですかー!? 情熱をもってビチーッと! 高木三四郎と熱い試合をやりたいと思っております!」
亜門「…あの今、告知中なんですよ。KENSOさんが美少女化されるわけではないので急に来られても困るんですよ。下で話しましょう」
(高木が登場)
高木「KENSO選手、あんたどういう覚悟でこのリングに上がってるのかわかっているのか? そんなにやりてえのか!? だったらテメエと電流爆破でやってやるよ!」
亜門「電流爆破はダメです! また停電しちゃうんで!」
高木「やらせろよ! 停電したらまずいけど、こうやって情熱もってビチッと来ているんだからシングルマッチ組めよ!」
亜門「11月3日の名古屋とかで…(場内から「ダーク」コール。)
KENSO「俺、ダークキングダムって知ってる?」
亜門「じゃあキングオブダークでやるということで」
高木「男と男の熱い勝負にキング・オブ・ダークはいらない! 沖縄でベルトを平田に返上して本戦でやらせてもらう!」
(11・3名古屋での高木vsKENSOのスペシャルシングルマッチが決定、高木がキング・オブ・ダーク王座を保持していた場合は同選手権試合となる。2人ファイアーポーズとエル・アギラ・インペリアル・ポーズで散々アピールしていると亜門GMによって下げさせられた。)◇第5試合◇
▼1vs2ハンディキャップマッチ/30分1本
○大家健<4位>(8分16秒 片エビ固め)×スーパー・ササダンゴ・マシン<14位> ヤス・ウラノ<19位>
※炎のスピアー
(試合前に煽りパワポ)
ササダンゴ「本来は11・17後楽園に向けて大家健とHARASHIMAが拳を交えてコミュニケーションを潤滑することが目的だった。両者の間には歴然としたプロレスの実力差がある。『HARASHIMA先輩による教育マッチ』になるはずがHARASHIMA先輩はいない、そして『誰も大家健を教育できない』という事態に。俺も大家さんも結構最近ヤス・ウラノ越えを果たしている。ウラノさんが教育できるのか?HARASHIMA先輩の代わりに教育できない人はいない。HARASHIMA先輩とは長きに渡りKO-D無差別級王座を保持したDDT不動のエース。それはスター性、スタミナ、見た目の3要素から成り立っている。頭文字はS・S・M。そうスーパー・ササダンゴ・マシンなんです! 大家健 vs ヤス・ウラノ vs スーパー・ササダンゴ・マシンに変更させてもらいます!」
(試合終了後)
大家「HARASHIMA、今日はオマエと闘えなかった。それは残念だったけど、KO-D無差別級のベルト、必ず獲れよ! そして11月17日、俺と一緒に棚橋弘至を倒すぞ! いくぞー! ガンバレ☆DDT! ガンバレ☆HARASHIMA、ガンバレ☆俺!」
◇第6試合◇
▼30分1本
○木高イサミ<1位>(11分30秒 片エビ固め)×佐々木大輔<9位>
※勇脚・斬
(試合終了後)
イサミ「佐々木さん、ありがとうございました。僕にとってこの総選挙、それから始まる一大会、一大会がDDTその戦争だと思っています。もうユニオンもない。でも僕はBASARAを作りました。ユニオン、そしてBASARAの人間がDDTのリングで総選挙1位で府立のメインが決まっているんです。外敵と見なして結構。今日のメインはちょっとしたアクシデントがあったけど、それでもDDTvsDDT。このユニオンプロレス、そしてプロレスリングBASARAの木高イサミがチャンピオンの試合をしっかり見させてもらいます」
◇第7試合◇
[第54代王者=17位]○坂口征夫(19分5秒 片エビ固め)×[挑戦者=第3位]×HARASHIMA
※神の右膝
☆坂口が2度目の王座防衛に成功。
(試合終了後)
(両者とも正座して一礼すると抱擁をかわした。)
坂口「今日すげえ人、見に来ていただいてありがとうございます。本当は違う相手が立っていたと思うんですけど、これも何かの縁だと思うので、また自分の前に立ったらいつでも殺ってやるので。待ってるからな。で、自分ごとなんですけど、自分の殺りたいリスト・ナンバーツーのHARASHIMA選手を倒したんで、殺りたいリスト・ナンバーワンのイサミ選手いいですか?(亜門GMが11・28府立第一の坂口vsイサミのKO-D無差別級選手権試合をアナウンス。)今度こそ、アンタの首を取ってやるから。殺る気モードでいくんで覚悟してください」
イサミ「僕は殺すと書かないほうのやってやるでそのベルトを獲ります。俺のほうこそやってやる」
【坂口の話】「(急きょタイトルマッチ変更になったが)結果的には凄く楽しかったです。自分が1回負けているHARASHIMA選手と、もう1回試合でシングルで当たることできたし、まああの頃からは自分が成長しているのを、見せることができたのかなって。まあ本当に急きょだったけど、自分のスタンスは変わらないので、前に立つヤツは潰すだけなので、結果的にはこういう自分が生き残る結果になって、やってて凄く楽しかったですけどね。自分は。なんか改めて、HARASHIMAさんには感謝したいなと思います。(初の飯伏戦が流れたが)リング上で言った通り。とくにありません。飯伏さんに関してはとくにないです。(大阪でイサミ戦が決まったが)やっぱし何度もやってるんですけど、いまだかつて一度も勝てたことがない相手だし、リング上でも言ったんですけど、自分の中で殺るリストの残るナンバー2がHARASHIMAさんで、ナンバー1がイサミさんだったので、やっぱりイサミ選手がここでくる。今日、HARASHIMA選手とやったのも縁だと思うし。ただもしあの頃から比べたら、今年の6月からどんどん自分は修羅場をくぐっているので、イサミ選手も修羅場をくぐっているとは思うけど、その修羅場のくぐり方が自分は負けてないと思うので、改めてでかくなった自分を。あの人がどう受け止めて、自分がどう料理して今度こそ首もぎとってやりたいなと思います。凄く楽しみですし、スイッチ全開の状態です。(府立に関して)両国みたいに今まで自分が試合してきてイメージはある程度立つんですけど、あんまりイメージがないんで、さほどきにせず。ただDDT初進出に恥じないような凄まじい、自分なりの自分らしか見せられない、闘いを来て下さる方々に見せつけたいと思います」
【HARASHIMA、大家の話】
HARASHIMA「(カード変更があって当たれなかったが、11・17の出陣が決まっているが)今日、大家君と触れることはなかったですけど、彼の熱い気持ち魂は伝わっているので一緒に力を合わせて絶対勝ちたいと思います」
大家「本当に何カ月か8月23日の両国からずっと悔しい思いしてるんですよ。みんなもそうじゃないですか? 向こうはコメントも出さないし、でも俺たちは悔しい気持ちなんですよ。だから、試合が組まれて本当に俺たちはやる気で満ちあふれています。絶対に11月17日、HARASHIMAさん、絶対勝ちましょう」
HARASHIMA「もちろん、やろう(大家は握手して退室)。(今日の試合は急きょ変更になったが)今日ね、後楽園ホールに向かう途中に連絡入って、おかげで僕、ビッグマッチやタイトルマッチで着るガウンを用意できないという。緊急事態だったんですけど、もちろんタイトルマッチやそういう試合で闘う準備はできているので試合に関しては何も。今日負けてしまいましたけど、自分のなかで準備不足だったから負けたとかいう言い訳はないですね。チャンピオンの坂口選手が強かったです。あと、ファンの皆様に感謝したいのは、2位の飯伏が欠場となったときに、そのチャンスが3位の僕に巡ってきたこと。それはみなさんの票があっての僕の3位だったので、本当に僕に票を入れてくれたファンの皆様に感謝します。欲を言えば今日勝って、急きょ決まったタイトルマッチで勝てればね凄くカッコよかったんですけど、そこは悔しいですね。でも、チャンピオンの坂口選手、とても強くて、気持ちよかったです。試合して。まあもっと練習してまたチャンスを掴んで、次のタイトルマッチあったら絶対勝ちたいと思います」
【ドラマティック・ドリーム・じゃんけん2015】
▼予選
○遠藤哲哉 vs 勝俣瞬馬● vs 坂崎ユカ●
※勝ち手:グー
▼1回戦第一試合
○遠藤哲哉 vs 平田一喜●
※勝ち手:グー
▼1回戦第二試合
●アントーニオ本多 vs 清水愛○
※勝ち手:パー▼1回戦第三試合
●スーパー・ササダンゴ・マシン vs 彰人○
※勝ち手:チョキ▼1回戦第四試合
○高尾蒼馬 vs 赤井沙希●
※勝ち手:チョキ▼1回戦第五試合
●大石真翔 vs 佐々木大輔○
※勝ち手:グー▼1回戦第六試合
●石井慧介 vs マサ高梨○
※勝ち手:チョキ▼1回戦第七試合
●チェリー vs 男色ディーノ○
※勝ち手:パー▼1回戦第八試合
○大家健 vs ヤス・ウラノ●
※勝ち手:チョキ
▼2回戦第一試合
○遠藤哲哉 vs 清水愛●
※勝ち手;チョキ▼2回戦第二試合
●彰人 vs 高尾蒼馬○
※勝ち手:チョキ▼2回戦第三試合
○佐々木大輔 vs マサ高梨●
※勝ち手:グー▼2回戦第四試合
○男色ディーノ vs 大家健●
※勝ち手:パー
▼準決勝第一試合
○遠藤哲哉 vs 高尾蒼馬●
※勝ち手:グー▼準決勝第二試合
●佐々木大輔 vs 男色ディーノ○
※勝ち手:パー
▼決勝戦
○遠藤哲哉 vs 男色ディーノ●
※勝ち手:グー。遠藤が12月13日博多大会でのKO-D無差別級王座次期挑戦権を獲得。
25日、後楽園ホールにて「ドラマスティック総選挙」にランクインされた上位22選手のみ本戦に参戦できる「DDT Special 2015」が開催されたが、大会前からいきなりハプニングが発生し2位にランクインしメインのKO-D王座に挑戦する予定だった飯伏が高熱による体調不良で急遽欠場が発表され、カードは大幅に変更となって第3位のHARASHIMAが代役で王者の坂口に挑戦することになった。
HARASHIMAが出場する予定だった第5試合の大家健に対する「HARASHIMAによる教育マッチ」はダンゴの煽りパワポによって変更が説明され、ヤス&ダンゴvs大家によるハンディキャップ戦へと変更となり、試合はさすがの大家も2人相手に圧倒されるが、ダンゴの山折りからの蒼魔刀は見事にかわされると、その隙を突いた大家が炎のスピアーで逆転勝利を収め、大家はHARASHIMAにエールを贈って試合を締めくくる。
第4試合のアントンvsディーノによるEXTREAM選手権は、選手がロープエスケープするとその友人は洗濯バサミの刑、またダウンするとその友人が罰を受け、その友人が声を出したら負けというテキサス・マイベスト・フレンド・トーチャーデスマッチとして行われ、アントンは竜剛馬、ディーノは大鷲を友人に指名、竜と大鷲は鉄柱に括りつけられた。
試合は開始早々二人はワザとなのかロープエスケープをしまくり、竜と大鷲の顔は洗濯バサミまみれとなるが、先手を奪ったのはディーノでホモイェをさく裂させてアントンをダウンさせると、竜の背中には氷が入れられ、アントンもスコーピオンデスドロップで反撃してディーノをダウンさせると大鷲にはこよりの刑が加えられるが双方とも必死で我慢する。
アントンはバイオニックエルボーでディーノをダウンさせると、大鷲にはバターが塗りたくられ福田の愛犬Pちゃんに舐められるバター犬の刑が行われるが、Pちゃんにも好みがあったのかPちゃんは何もせずに終わり未遂となる。
そして両者がラリアットが相打ちとなってダウンすると、竜と大鷲にはくさやの刑となるが、あまりの臭さに大鷲が耐え切れずに声を出してしまいディーノが敗戦、アントンが防衛となるが試合後に11月28日の大阪大会に参戦が決定しているカシンが出現するとアントンにかぼちゃの被り物を手渡したことでアントンは挑戦表明と判断する。しかしカシンは握手するフリをしてベルトを取り上げアントンを殴打する暴挙を働き去っていった。
DDT二度目の参戦となるカシンだが初めてベルトに絡む、まともにやればカシンが有利だがEXTREAM王座は特殊なルールで行われるためルール次第ではアントンにも勝機が、だがカシンがEXTREM王座の意味がわかっているかどうかは疑問だが・・・
休憩明けの告知タイムにはTwitter上で高木大社長の所在を探していたKENSOが久々にDDTマットに出現、高木大社長との対戦を要求すると、高木大社長が現れ電流爆破マッチでの対戦をアピールするも、亜門GMが2006年「プロレスエキスポ」で行われた電流爆破マッチの悪夢がよぎったのか、停電するからと却下するが11月3日名古屋大会での対戦は許可すると、対戦が決定となり高木大社長がまだキング・オブ・ダークベルトを保持していた場合は王座をかけられることになった。
メインの坂口vsHARASHIMAのKO-D選手権は互いにグラウンドからスタートするも、HARASHIMAはドラゴンスクリューからの足攻めで先手を奪い、坂口の膝にニーを落とし、リバース・インディアンデスロック、足四の字固めと徹底的に足を攻めにかかる。
劣勢となった坂口はコーナーに昇ったHARASHIMAに飛び蹴りを放つと、コーナーにうつ伏せになったHARASHIMAの腹部にニーを打ち込み、ミドルキックの連打、ジャンピングキックと猛反撃しスリーパーで捕獲、HARASHIMAは解きにかかるが坂口は執拗に放さず絞めあげる。
やっと解いたHARASHIMAはミドルキックを放つと坂口もミドルキックで応戦するが、HARASHIMAはハイキックからリバースフランケンシュタイナーを決めると蒼魔刀を狙うが、坂口は父親譲りのジャンピングニーで迎撃し払い腰からサッカーボールキック、スリーパーからコブラクラッチと絞めあげる。
HARASHIMAは坂口のサッカーボールキックをキャッチして山折りから再度蒼魔刀を狙うが、かわした坂口がHARASHIMAの背中にジャンピングニーを放ち、神の右膝を狙うが今度はHARASHIMAがドロップキックで迎撃して両者はダウンとなる。
両者は膝立ちの状態でエルボーを応酬するが、HARASHIMAの頭突きを耐えた坂口がジャンピングニーを放つと神の右膝をさく裂させて3カウントを奪い王座を防衛した。
試合後には両者はノーサイドで抱擁し健闘を称えあうと、坂口はセミで佐々木を破り本部席で試合を観戦していた総選挙第1位のイサミを呼び込み、亜門GMは11月28日の大阪での選手権をアナウンスした。
そして全試合終了後に12月13日の博多大会でKO-D選手権が行われることも発表され、挑戦者は恒例となった「ドラマスティック・じゃんけん・トーナメント2015」で決められることになり、決勝には予選から勝ち上がった遠藤とディーノが勝ち残って、グーを出した遠藤が優勝となってKO‐D王座への挑戦権を手にした。遠藤の挑戦は初となる。
最後に飯伏に関してはSAMURAI TVで放送されている「バトル☆メン」に金曜日に生出演した際には元気な姿を見せ、また坂口も飯伏を怒られたりタイトルマッチに向けて盛り上げていたが突然の欠場は残念、ただ9月に新日本プロレスの岡山大会で行われる真壁刀義とのNEVER選手権前にはDDTの大会を体調不良で欠場するなど、二団体掛け持ちの影響が出始めているのだろうか?
11月28日の大阪大会は坂口vsイサミのKO-D選手権、アントンvsカシンのEXTEAM選手権がラインアップされたが、KO-D選手権は12月13日博多で遠藤の挑戦を受けるのはどっちだ?生き残りました。 急なタイトルマッチだったけど、HARASHIMA選手と闘う事ができてすげー楽しかった。 また強くなれた。 感謝!
— 坂口征夫 (@yukiosakaguchi) 2015, 10月 2511.28 大阪府立第一でタイトルマッチ。 きっちり殺らせてもらうよ。 イサミ選手! pic.twitter.com/JlfV6y0PIp
— 坂口征夫 (@yukiosakaguchi) 2015, 10月 25坂口さんは言う、殺ってやると…たしかにその気持ちで死合に挑む気持ちはわかるけど僕はそこから生まれる何かの方が好きだな。 pic.twitter.com/kCQruBT2tM
— 木高イサミ (@isami_777) 2015, 10月 25だから坂口さんとの死合で活ってやる。何かが生まれる。まぁ楽しみな事に何も変わりはないです。 pic.twitter.com/estOsJfF5F
— 木高イサミ (@isami_777) 2015, 10月 25先の事を考えても仕方ない!考えるけど!今は大阪でダブプロレスに移動!少し休もう。佐々木さんの技全部効いた、また是非とも活りたいです。
— 木高イサミ (@isami_777) 2015, 10月 25なんとかベルトを防衛いたしました!今日の「テキサス・マイ・ベスト・フレンド・トーチャー・デスマッチ」のルールは、最近見たトミー・リー・ジョーンズの西部劇から着想を得たものです。持つべきものは友達です、それはもちろん対戦相手も含めて。 pic.twitter.com/dTW54yQQ0N
— アントーニオ本多AntonioHonda (@romacittaaperta) 2015, 10月 25そして次の挑戦者はケンドー・カシン!あのデレツン野郎! 愛とリスペクトにまみれた拳でカシン選手を打ち倒します!
— アントーニオ本多AntonioHonda (@romacittaaperta) 2015, 10月 25DDT後楽園ホール大会でした。突然のカード変更で、会場入りしてから急遽煽りパワポを作ることに。実質作業時間が約1時間、自分で自分を褒めてあげたい。誰も褒めてくれないから自分で徹底的に褒めます。ササダンゴよくやった!負けたけど!えらい!
— マッスル坂井 (@abulasumasi) 2015, 10月 25PR -
#大家帝国自主興行に棚橋の参戦が決定!果たして“マッスルワールド”に引きずり込むことが出来るか?
(週プロモバイルより)
大森駅東口前広場にておこなわれたDDTの大会にて、休憩明けのリングにHARASHIMAと大家健が登場。鶴見亜門GMがDDT「#大家帝国主催興行~マッスルメイツの2015~」11・17後楽園の一部カードとしてHARASHIMA&大家健VS棚橋弘至&小松洋平を発表した。
【HARASHIMAの話】「まずはこういう場を作るべく動いてくれた大家君、ディーノ、坂井君、交渉してくれたDDT、それを受けてくれた新日本プロレス、および棚橋選手に感謝します。あとはもう、リングの上で答えを出すだけなんで。必ず、大家君と組んで棚橋弘至に、勝ちます! 頑張ります!」
【大家の話】「おい棚橋、この試合、逃げずに受けたことだけはほめてやろう。だがな棚橋ぃ! 男が一度口にした言葉を、簡単に覆すんじゃねえよ! 男なら×3、一度吐いた言葉に最後まで責任を持て。オマエ怒ってただろ? オマエ、ケンカ売ったんだろ! だったらな、勝手に怒りおさめてんじゃねえよ。11月17日×2、メジャー団体新日本プロレス、いやプロレス界のエース、棚橋弘至にこの俺とHARASHIMAが、勝って×3、あんとき味わったHARASHIMAとDDTとDDTファンの悔しさを、絶対に×4、晴らしてみせる! いくぞー! ガンバレDDT! ガンバレHARASHIMA! ガンバレオレ!」
「DDTドラマティック総選挙2015」でユニット部門1位となり、自主興行権を獲得した#大家帝国の自主興行「#大家帝国主催興行~マッスルメイツの2015~」11月17日 後楽園大会で参戦を呼びかけていた新日本プロレスの棚橋弘至が小松洋平と共に出場することになった。
すべてにきっかけは8月23日DDT両国大会で行われた棚橋vsHARASHIMA戦から始まった、試合は棚橋がHARASHIMAを降したものの、試合後のコメントで見解の相違が出て物議を出て、HARASHIMAは自分の問題としていたが、#大家帝国はDDT全体の問題として受け止め、主催興行に棚橋にオファーをかけるようにDDTに呼びかけ、そして棚橋はオファーを受けた。
自主興行のサブタイトルも「マッスル」が入っていることから、あの伝説のブランドである「マッスル」主体の興行になると思う、その中に棚橋が入るということは敢えて相手の懐に飛び込むのか?
スローモーションでの“マッスルワールド”には数々のレスラーが引きずり込まれ、鈴木みのるや桜庭和志、大仁田厚までもが“マッスルワールド”に引きずり込まれていった。果たして#大家帝国は新日本の象徴的存在である棚橋を“マッスルワールド”に引きずり込むことが出来るか? -
DDT総選挙1位はイサミ!ユニット1位となった#大家帝国がHARASHIMAvs棚橋の再戦を涙ながらに訴える!
10月7日 DDT「DDTドラマティック総選挙2015結果発表大会」後楽園ホール 958人
<アピール、コメントなどは週プロモバイルより>
◇第1試合◇
▼10分1本
梅田公太 △中津良太(10時間切れ引き分け)樋口和貞 △井上麻生
◇第2試合◇
▼3WAYタッグマッチ/10分1本
○坂口征夫 マサ高梨(6分35秒 体固め)大鷲透 X平田一喜
※ランニングPK もう1チームはKATOO(大石真翔、勝俣瞬馬)
◇第3試合◇
▼15分1本
アントーニオ本多 ○竹下幸之介 遠藤哲哉(10分47秒 ジャーマンスープレックスホールド)男色ディーノ Xスーパー・ササダンゴ・マシン 大家健
◇第4試合◇
▼4WAY6人タッグマッチ/15分1本
○HARASHIMA 彰人 ヤス・ウラノ(12分23秒 体固め)松永智充 伊橋剛太 X岩崎孝樹
※蒼魔刀 あと2チームはゴールデン☆ストームライダーズ(飯伏幸太、佐々木大輔、宮武俊)とチームドリフ(石井慧介、入江茂弘、高尾蒼馬)◇DDTドラマティック総選挙2015ユニット部門◇
▼1位:#大家帝国(男色ディーノ&スーパー・ササダンゴ・マシン&大家健※2543票)
▼2位:酒呑童子(KUDO、坂口征夫、マサ高梨※1643票)
▼3位:スマイルスカッシュ(HARASHIMA、ヤス・ウラノ、彰人※1238票)
▼4位:ゴールデン☆ストームライダーズ(飯伏幸太、佐々木大輔、宮武俊※1165票)
▼5位:チームドリフ(石井慧介、入江茂弘、高尾蒼馬※1088票)
▼6位:ハッピーモーテル(アントーニオ本多、竹下幸之介、遠藤哲哉、福田洋※1030票)
▼7位:T2ひー(高木三四郎、大鷲透、平田一喜※575票)
▼8位:KAT-TOO(大石真翔、勝俣瞬馬※554票)
▼9位:豚ing2015(伊橋剛太、松永智充、岩崎孝樹※192票)(1位となった#大家帝国)
ササダンゴ「すいません。機材トラブルで、マイクでプレゼンテーションさせていただきます。私たち#大家帝国、結成して1カ月にも満たないユニットですけど、たくさんのご投票ありがとうございました。このプレゼンテーションは『#大家帝国がDDTユニット総選挙で1位になってやりたいこと』というタイトルです。僕たちはDDT製作の映画第2弾『俺たち文科系プロレスDDT(仮)』というタイトルのドキュメンタリー映画を撮っています。この映画はDDTの1年間を通してプロレスってなんだろう、DDTってなんだろうとってことをもう一回、映画作りを通して考えてみるってことなんです。でも実際、ボク、一応現役のプロレスラーなんですよ。DDTのプロレスのドキュメンタリーをやるってことは冷静に考えると頭がおかしくなっちゃうような内容です。そんな中でどういう風に撮ったらいいのかを8月の両国大会の前に共同監督をやってもらうドキュメンタリー監督の松江哲明君に会って相談しました。松江哲明君はボクにこう言ってくれました。『堺さんが一番得意なことをやればいいんです』と。オレは、自分の得意なことなにかを考えて、それが興行をやることなんですよ。俺が一番得意なことは、興行を作ること、プロレスの興行について考えること。だったらそれを映画の中でやりましょうと。それがきっと、今度の作品の核になるでしょうと、そう言ってくれました。
でも実際これから、去年のキャノンボールの興行みたいに今からスケジュールを1日あけるのはないんですよ。DDTのスケジュール年内いっぱいです。いっぱいいっぱいの中でみんなやってます。11月の待つには府立もあるし、11月17日はユニット主催…ユニット? ユニット主催興行?ってなったときに、オレどうしてもユニット主催興行のプロデュースをやりたかったんです。だからオレは選挙演説の中で、#大家帝国が1位になったらマッスルをやりますと言いました。結果、選挙で俺たち1位になることができてしました。マッスルってみなさんわからないかもしれないですけど、とにかく準備でバタバタします。あと、アイデアが出なくて、頭おかしくなります。そして、みんなケンカします。亜門さんともケンカします。でも、まあまあ面白いんですよ。映画に、クライマックスにピッタリだと。でも課題があります。その課題の一つが、DDTの映画のクライマックスというか核になる部分なのに、それがマッスルでいいのかどうか。マッスルをそのままやっていいのかどうか。で、課題その2。それがササダンゴ・マシンでいいのか、それともマッスル坂井でいくのか。で、課題その3。2030年までやらないいんじゃないの?という、そういう問題。があるんですが、そんなのはもう、11月17日までにはっきりさせます。
で、いろんな課題がありますけど、その課題を解決する糸口として、今回の演出の権限を、すべて私たちマッスルが誇るべき天才総合演出家、鶴見亜門さんにその権限を委譲することでその問題は解決します。今はGMとして丸くなってますけど、天才演出家の亜門さんあってのマッスルなんで」
亜門GM「まあまあ、そのつもりだったけど。頑張るよ」
ササダンゴ「なので、俺たちはホントに言われるがままになんでもやりますよ。どんなことだってやります!会社だって休みます。死にもの狂いでやります。なんで、#大家帝国から亜門さんにお願いが、3つだけあります。1つ目、『俺たち文科系プロレスDDT』という映画はDDTの1年間を追ったドキュメンタリーなので、だから、マッスル中心のメンバーは当然なんだけど、やっぱりこの1年間DDTで頑張ってきた人たちを中心に構成したい。っていうのが1個あります。DDTで今年最も頑張った一人、それが大家健です。大家健を入れてマッスル、考えてください。そして、お願いその2、それが、やっぱり『俺たち文科系プロレスDDT』は今年1年のDDTの流れを追ったドキュメンタリー。なんで、DDTで今年一番モヤモヤしたことを、ここで解決しなきゃいけないと思います。2015年、DDTで一番モヤモヤしてる人、HARASHIMA先輩。大家健、HARASHIMA先輩。そして、お願いその3。DDT…DDTがこの2人に、この2人がリングで闘うにふさわしい相手を、ブッキングしてください。HARASHIMA先輩が、今年、絶対に闘っておかなきゃいけない相手! 新日本プロレス・棚橋弘至をブッキングしてください!」
大家「HARASHIMA! オマエ、モヤモヤしてんだろ! 両国ぅ! 悔しかったんだろ! オレも悔しかったよ! でも! でも! 俺たちと同じように、悔しかったのぉ、ここにいるDDTのファン、みんなだろ!(拍手)オレはDDTファン、全員の気持ちを受け止めて! HARASHIMA、オマエと、オマエと、オマエとタッグを組んで! 棚橋弘至と闘うぞ! 闘うぞ! 闘うぞ! 闘うぞ! オレはオマエらの気持ち、全部、全部、全部背負って! HARASHIMAと組んで、棚橋弘至と、闘う! 闘う! 闘う! 闘うんだよ! 闘うんだよ! うぅ、あぁ…」
(HARASHIMAは表情を変えずリング上をにらみ続けている。)
ディーノ「これ切らないでください。ニコ生もやってるんですよね? これ切らないでください。これは僕らが3人で話し合って今日、なにも話なんか通してないですよ。(亜門GMに)やらしてくださいよ(声を震わせて)。これが今のわれわれのマッスルなんですよ!(拍手)もう私は信じてます。ニコ生も流してくれることを信じてるし、みんなが後押ししてくれることも信じてるし、DDTという会社を信じてます。以上、#大家帝国でした!」
亜門GM「あの、えーっとね…。会社と会社の話なんで、今の時点では何も言えないですね(客席から「やるしかないぞ!」の声)」
三田佐代子アナ「これから会社の方たちが実現に向けて動いてくださるということを信じたいというのが、今日のところの結果発表だと思いますし、この会場にいらっしゃる皆さんとニコ生の皆さんが感じてることだと思いますので、よろしくお願いします(拍手)」
亜門GM「あの…とりあえず、記念撮影を」
三田アナ「そうでした。記念撮影でした」
三田アナ「GM大丈夫ですか?」
亜門GM「久々にイラッとしましたね。マッスルを思い出しました。マッスルをやるってこういうことなんだと思いました。甘かったですね。ちょっとバカみたいですね。あのころの甘酸っぱいマッスルを再現できるかと思ってたらね」
村田晴郎アナ「あくまでも#大家帝国がこの場で投げたボールをどうするかってことは、まったくの未定ということでいいですね?」
亜門GM「未定、未定…そうですね、未定ですね」
村田アナ「今後、ファンの皆さんには何かしら…」
亜門GM「何かしら…言わないといけないんですか」
◇DDTドラマティック総選挙2015個人部門◇
▼1位:木高イサミ(1244票)
▼2位:飯伏幸太(862票)
▼3位:HARASHIMA(642票)
▼4位:大家健(442票)
▼5位:男色ディーノ(395票)
▼6位:チェリー(368票)
▼7位:マサ高梨(356票)
▼8位:石井慧介(343票)
▼9位:佐々木大輔(333票)
▼10位:大石真翔(285票)
▼11位:赤井沙希(269票)
▼12位:高尾蒼馬(267票)
▼13位:彰人(264票)
▼14位:清水愛(263票)
▼14位:スーパー・ササダンゴ・マシン(263票)
▼16位:アントーニオ本多(235票)
▼17位:坂口征夫(233票)
▼18位:平田一喜(215票)
▼19位:ヤス・ウラノ(212票)
▼20位:坂崎ユカ(211票)
▼21位:勝俣瞬馬(182票)
▼22位:遠藤哲哉(178票)
---以上、選抜入り---
▼23位:中島翔子(176票)
▼24位:竹下幸之介(165票)
▼25位:入江茂弘(161票)
▼26位:福田洋(153票)
ーーー以上、アンダーボーイズ---
▼27位:山下実優(140票)
▼28位:梅田公太(11票)
▼29位:中津良太(107票)
▼30位:大鷲透(100票)
▼31位:樋口和貞(88票)
(3位のHARASHIMA)
HARA「1位が、いや2位が挑戦権あったりして、その点で3位ってのは悔しさがありますけど。でもこれだけ多くの投票があったこと、ホントにありがとうございます。うれしいです。この1票1票に応えるような試合をしますんで、よろしくお願いします。あと、さっきのユニットのときの#大家帝国のことなんですけど…大家君、ディーノ、坂井君、えー…ありがとうございます、ホントに(頭を下げる)。ちょっとあの、まあね、説明するのもあれなんですけど、非常に…(涙)。悔しくって…自分で消化できない問題だったんだけど…どうなるかわかんないよ、まだ。わかんないけど、みんながそういう気持ちで、そういう場を言ってくれるのはすごいうれしいし、僕は毎回言ってるけど、いつでも準備はできてるから! やってやるって! どうなるかわからないけど、自分はいつでも、やってやります。ありがとうございました」
(2位の飯伏)
飯伏「うれしいですけど、ちょー悔しいですね。去年が1位だったので。でも、たくさん票を入れてくれてうれしいですね。たくさんお金を使ってもらって。(賞金は)伊橋のダイエット(130キロから80キロまで落とすという公約)に使いたいと思います。あと個人的に教祖が9位だったのでうれしいですね」(1位のイサミ)
イサミ「……ありがとうございます! いやあ、この選挙期間中は泣かされますねえ。最後の最後まで、10月4日に解散興行のときにチェリーが言った、ユニオンプロレスは10年間たしかにそこにあったと、プロレス界にあったということを、僕があらためて証明します。(1位の風景は?)いや、なんか、2位の発表されたあとに、もうあと何人かいるんじゃないかってよくわかんなくなっちゃって。でも気持ちいいですね。(てっぺんだが?)てっぺんですか。1位でてっぺんですか。いやあ、最高ですね。最高の景色です。でも、僕だけ見ててもしょうがないんで僕に入れてくれた票、何票ですか。1244って名前は難しい技名になるんですけど…大丈夫ですかね。でもこの票数分、みなさんを満足させる試合を見せますので、これからも応援してください」
【イサミの話】「(1位という結果だが?)ずっと2位2位と2年続けてきたんで、まあ、今年はDDTにも出てないですし、MIKAMIさんの退団とか特殊なのはありましたけど、出てないですし、両国も出てないんで、ちょっと順位がもしかしたら落ちるかなと思ったんですけど。それだけじゃないですけど、ユニオンファンの力がすごかったなっていう。これは僕だけじゃなくて、ユニオンに所属していたレスラーみんなが、こんだけユニオンプロレスが好きだったわけでっていうのだけ、あらためてレスラーは思ってほしいなって。とりあえず修司に連絡します。(大阪府立での挑戦が決まったが?)いやあ、ちょっとね、ホントテレビでしか見たことがない会場なんで。第2の方は何回か行ったこともあるんです
けど。第1はテレビでしか見たことがないような会場なんで。でもリング上でも言った通り、相手に対しても会場ってものに対しても、何も怖いものはないです。今の僕に失うものはないんで。そしてこれだけの後押しがあるので。(これまではユニオンを背負ってきたが、今度は何を背負っていく?)もちろんバサラも背負いたいですけど、でもまだ始まってすらいないんで。
背負うっていう前に、そしてバサラのためにというよりも、何よりもこの票、そしてユニオンプロレスを最後まで見てくれたみなさん、もしかしたら途中で見なくなっちゃって、一回離れたけど最後ぐらい見とこうかなって来てくれた人も、最初から見てくれた人も、みんなの。そうですね、別に気負いたくないので、何も背負わないでリングに上がりたいですけど、強いて言うならその気持ちを、総選挙で1位という気持ち、みんなのファンの気持ち、もちろんユニオンファンだけじゃなくていろんなところで応援してくれてる人たちが投票してくれたと思いますんで、その人たちに、ホントにこの票数分の気持ちですね、を持って。(賞金の使い道は?)大家さんっていくらで旗揚げしたんですか?(1万5000円)
それであそこまでの人間になれるんですよ。1万5000円で始めたガンバレ☆プロレスが、ましてや#大家帝国のユニット1位のすごさもありますし、そして大家健という人間力のすごさもあるけど、あそこまでの団体力、結束力を生み出せる、僕はもっとすごいものにします」
【飯伏の話】「去年1位だったんでちょっと悔しい部分もあるんですけど、これが現実という。(2団体所属で芸能の仕事もあり忙しくなっているが、それでも2位で喜べるものある?)そうですね。うれしいです。一人でも票を入れてくれた人がいるならそれはうれしいですけど、ただ、この程度ではまだまだプロレスを変えていけない。(征夫とのタイトルマッチに向けて)初シングルなので、ちょっと楽しみですよね。ホントにプロの総合やってた、そのへんですよね。そのへんのお互い、部分がかみ合えばいい試合になるんじゃないかと思うし、楽しみです。(教祖がやられている相手だが?)リベンジですよ。教祖のリベンジしますよ」
【HARASHIMAの話】「(3位だったが)ベルトへの挑戦権は得られなったんですけど、けどたくさんの票が入って素直にうれしいです。ホントに1票1票に応える試合を、期待を裏切らない試合をしていきたいと思います。(#大家帝国の申し出については?)ホントに、まあホントにビックリしたというか、何言ってんだ?という思いはあったんですけど。あと、そのことに関して自分の中でやっぱりすごい、ホントどう消化していいのかわからない問題。これもどうなるかわからないですけど、そういう気持ちをみんなが持っていて、みんなというか彼らが持っていて、ああいう場で仕掛けてくれたのが、素直にうれしかったです。
あ、みんなもそう思ってるんだって。結構、あの問題があってから、僕に対して話しづらそうにしてる人もね、いっぱいいましたし、出しちゃいけない話題なのかなって避けてたような人もいるし、そういう空気も感じてるのが嫌だったので。でもまあ、時間がたって、このままね、このまま終わるのかなって。でもやっぱり、自分の中では終わってない問題だったので。これがきっかけになって、そういう場が作られればいいなと思います。でもどうなるかわからないですけど。うまく言えないですけど、モヤモヤした気持ちでみんながいたということだけでも知れたことがうれしかったですし、そういう働きかけをしてくれたことがホントにうれしいですね。DDTっていいなって感じで思いました。チームなんだなと改めて思いました。自分はね、準備はできてるんで、あっちがどういう反応するのかわからないですけど、自分はいつでもいけるんで」
【#大家帝国の話】
3人「(ユニット1位おめでとうございます)ありがとうございました!」
ササダンゴ「2000何票でしたっけ? 4800票? 2543?」
ディーノ「ありがとうございます。(中間発表の段階で引き離していたが)やべえ、これはあるとぞ思ってしまったんですね、われわれは」
ササダンゴ「やっぱ、1位になりました、ありがとうございました、頑張ります…俺たちホント1カ月しかないユニットだから、それじゃすまされないって部分があって。それでディーノとかと話し合って、大家さんと話して。(興行のアイデアはみんなで話し合った?)いやもう、やんなきゃいけないことじゃないですか、それは」
ディーノ「ごめんなさい、あんまり余計なことを言えないのでアレですけど、でももう上で言ったことは別に何一つ、迷惑をかけるかもしれないことに関しては謝りますけど、言ってることに関しては一切、謝るつもりはございません。し、われわれが今一番やりたい興行です。それは#大家帝国主催興行です。はい」
大家「いやもうだから、上で言ったことだけですよ」
ディーノ「それすらさっき言ったことだから(笑)」
大家「それすらさっき言ったことだけど、ねえ、お客さんの前で言ったことが一番でしょ!? 裏で情報与えるとか、そんなの必要ないじゃん!」
ディーノ「それはバックステージコメント否定だよ!」
ササダンゴ「ここを否定するなよ!」
大家「わかったわかった! でも俺の中ではね、上で言ったことだけなんだよね、ホントに」
ササダンゴ「じゃあ来るなよ」
大家「でも来るんだよ! 来たっていいじゃん! そうなの! やるしかないんだよ、やるしか! やるしかねえと思ったからやるんだよ! それでいいじゃん! いいよね!?」
ディーノ「興行やることは決まってるから」
大家「そうだよ、やるよ!」
ディーノ「あとはホントに、それこそ私が言ったことですけど、ファンも信じてるし、マスコミのあなたがたも信じてますし、DDTという会社を何より信じてます。はい。これ以上はわれわれは言えないです」
【高木の話】「ホントにドラマチック総選挙という名称になって2年たつんですけど、今年はホントに過去最大級だったんじゃないかなと思います。まあやっぱり、いろんなドラマが見れたというか、まあ、やっぱりその、まったく予想してたのとは全然違いましたね。なんかやっぱりその部分の中でホントにいい意味で期待を裏切ってくれたというか、東京女子勢の躍進もそうだし、ガンバレ☆プロレスもそうだし、やっぱり1位が元ユニオンプロレスの、そしてプロレスリングBASARAの木高イサミだったということがね、これがホントに最大のドラマなのかなと思いましたね。
前回は2位だったのかな。で、1位が飯伏。まあ、最近のメディアの露出からいってもわれわれも戦前の予想ではDDT勢が揺るぐことはないだろうというのは正直あったんですけど、まさかですね。でもこれは現実としてDDTの選手も受け止めてほしい部分はあるし、そして、東京女子、ガンバレ☆プロレス、そしてプロレスリングBASARAの面々も今年だけの結果に終わらせない。とにかくみんなが切磋琢磨してプロレスの素晴らしさというものをアピールして、プロレスってホントに面白いんだということをお客さんに届けてくれればと思います。
僕が皆に言ってることは、自分たちのやってるプロレスに誇りを持ってお客さんにプロレスの素晴らしさを伝えてくれということしか言ってないんですよ。それはガン☆プロでも東京女子でも、ユニオンでも、DDTでも、それをやっぱりそれぞれが実践してくれたということは本当にうれしいことだと思います。(#大家帝国の提案については?)……(しばし無言で渋い表情)まあ、この両国で起きたことに関しては、まあ、自分自身も、まあ正直ちょっと、あれはどういうもんかというようなことは言ってはきたんですけど、正直、関わらなければいい。われわれはわれわれの信念を貫けばいいと思っていたんですけど、選手みんなはそうじゃなかったんだなと。
そういう意味で、彼ら#大家帝国のやったこと、言ったことに関しては、オマエらホントに責任持てんのか?という思いは正直、あるんですけども、でも自分はまあ、腹をくくりましたよ。まあ、あとはGMとは話しますけども、まあ、そこはもう腹をくくってこの件に関しては、まあ、交渉の場に立ちたいなと。というか、なんだろうな、オファーなのかな、わからないけど、したらと思いますけど、それに関しては。これからちょっと、団体間の話なんで。その部分に関しては自分は腹をくくったということですね。
(会社としてオファーをするということ?)まあ、そういうことですね。会社として。どういうふうに応えるのかわからないですけど。ただ、棚橋君がね、すべての発言に信念を持ってるというのであれば、われわれも信念を持って話をするだけです。われわれにはわれわれの信念がある。それを、会社と会社の間の話で交渉をするということですね。まあ、腹はくくりました」
毎年の恒例となった「DDTドラマティック総選挙」の結果発表が行われ、まずユニット部門はBing2015が当たり前のように最下位となって解散となったが、1位はダントツで#大家帝国となり11月21日の後楽園大会で自主興行を開催することになったが、#大家帝国はマニュフェストとして「マッスル」の復活を掲げたが、テーマの一つとして8月23日に行われたHARASHIMAvs棚橋弘至の再戦を亜門GMに訴えた。
HARASHIMAvs棚橋は見解の相違から物議を出た試合だったが、解決を見ずモヤモヤを抱えたまま時が過ぎていった。
HARASHIMA自身はおそらく自分の問題と考えていたはずだが、#大家帝国は棚橋にDDTを理解してもらえなかったということでDDT全体の問題と考え、敢えてマッスルに棚橋を巻き込むという大胆な作戦に打って出た、試合は大家を巻き込むことからタッグマッチになる模様だ。
自主興行が開催される11月21日は新日本プロレスも現時点ではOFF、あとは棚橋がオファーを受けるか、#大家帝国は亜門GMに訴えていたが、後は高木大社長の仕事、大社長もHARASHIMAvs棚橋に関してはモヤモヤがあったことを明かしていたことから、責任をもって実現に動くと思う。
個人部門はイサミが前年度1位だった飯伏を押さえて1位となり、11月28日エディオンアリーナ大阪で行われるビッグマッチでKO-D王座に挑戦することが決定したが、先に2位の飯伏が王者である坂口に10月25日の後楽園大会で挑戦し、その勝者がイサミの挑戦を受けることになった。
今年の個人部門はガンバレ☆プロレスや東京女子プロレスを加え58選手がエントリーし、票数も過去最多の10388票と1万を越える票数が集まったことから昨年から順位が多いに変動があった、1位となったイサミも飯伏が新日本で大きくアピールしてきたと同じ、大日本を含めた多団体に出場してきて大きくアピールしてきた結果だと思う。また試合前にはイサミは、FUMA(今大会は欠席)風戸大智、SAGAT、竜剛馬、福田洋と共にDDTの新ブランド「プロレスリングBASARA」を来年1月に旗揚げすることを発表、イサミとしても旗揚げの手土産にベルトが欲しいところだ。
KO-D戦線も注目だが、棚橋が#大家帝国からのオファーを受けるのかも今後の注目となった、後は待つしかない。いつの間にかこんな大所帯に!ドラマチック総選挙、総票数が一万を超えていたそうです。皆様、ありがとうございました! pic.twitter.com/zhjfuhj3MH
— 高木三四郎 (@t346fire) 2015, 10月 7お前らの気持ち、しかと受け止めたよ。ありがとう。 pic.twitter.com/BfEaa6WcTV
— 高木三四郎 (@t346fire) 2015, 10月 7ようやくだ。 サシで勝負できんの楽しみに待ってたんだよね。 10月25日 後楽園 vs 飯伏幸太 殺る気スイッチ全開 pic.twitter.com/y9FwUbDb21
— 坂口征夫 (@yukiosakaguchi) 2015, 10月 7DDT選抜総選挙の結果発表が、終わりました! うちら11位に入り、選抜入りする事が出来ました! 組んだ相手、戦った相手、会場お越しのお客様、遠くで応援してくださる皆さまがいるから、私は今ここに存在出来ています。 本当に感謝です。 つづく!→
— 赤井沙希 (@SakiAkai) 2015, 10月 7まだ、心が震えてるしけど…皆んなの事大切にさせてください^ ^ 要らない人なんて1人もいないんやで。誰か欠けてもダメやし、当たり前の事なんかどこにもない! 私が上がってるDDTってすごいんやで!って世間に自信を持って攻めていこうと思います! 本当にありがとうございました!
— 赤井沙希 (@SakiAkai) 2015, 10月 7DDT総選挙終了しました。ユニット1位&個人14位。投票してくれた皆さんありがとうございました。11月17日のユニット主催興行は死ぬ気で頑張ります。超楽しい。超楽しい。超楽しい。超楽しいということで今日は一つ。。。 #大家帝国 pic.twitter.com/j11xwaJIwI
— マッスル坂井 (@abulasumasi) 2015, 10月 7いろいろ高木さんを交えてちゃんと話さなきゃいけないと思って食事に来たのですが、みなエゴサーチと餃子に夢中です。まさに文化系プロレスです。 #大家帝国 pic.twitter.com/0dxMWPBHco
— マッスル坂井 (@abulasumasi) 2015, 10月 7ありがとうございます!!!おかげさまで14位!選抜メンバーの中に入ることができました!人に、必死にがんばる姿を見せるのが苦手だった私が変われたのはこの選挙があったからです!もっとがんばります!! #清水愛_プロレス #ddtpro pic.twitter.com/wk5Fj88Ddx
— 清水 愛❤釣り❤サバゲ❤プロレス❤ (@aitter_smz) 2015, 10月 7総選挙18位でした!投票してくださった方々ありがとうございました!最初のマイクだったのでどれだけ喋って良いのか分からずスーパー簡潔でしたが本当に心の底から感謝しています!本当にありがとうございました! pic.twitter.com/exXSmObdam
— 平田 一喜 (@parakissk) 2015, 10月 7投票してくださった方々、ほんまにありがとうございます。北側のひな壇から見た集合写真を撮ってる画はたぶん一生忘れない。今日は唇をかみしめるけど、いつも応援してくださってるそこのあなた。笑顔にさせますよ。ありがとう。
— 竹下 幸之介 (@Takesoup) 2015, 10月 7DDTプロレス『DDTドラマティック総選挙2015結果発表会』毎回この日のリング上は選手たちの様々な感情が次から次へ塊となって積み重なりそれはもう何とも表現しようのない空間になる。そして今回はそれが桁外れだった。押し潰されそうでした。 #ddtpro
— 村田晴郎 (@MTharuo) 2015, 10月 7自分の中でなかったことにしたつもりはなかったんだけれども、まあそういうこともあるだろうし、それはそれ、これはこれ、で綺麗に片付けたつもりになっていた自分をそれじゃダメなんじゃないの?と殴ってくれたのが今日の #大家帝国 でした
— sayoko mita (@345m) 2015, 10月 7#大家帝国 はHARASHIMA選手の瓶を割ったんだな。そして私たちDDTが大好きな人たちの瓶も。<RT
— sayoko mita (@345m) 2015, 10月 7 -
ユニオン、10年間の歴史に幕も終わりは新しい幕開けへのスタート
10月4日ユニオン「ユニオン10周年記念興行~星に願いを~」後楽園ホール 1530人 超満員札止め
<アピール、コメントなどは週プロモバイルより>
◇入場式◇
スーザン代表は本日はユニオン10周年興行にして、最終興行にたくさんの…たくさんの…たくさんのご来場、本当にありがとうございます。本日のユニオンプロレス、最後の…最後の…最後まで! 楽しくて熱く怪しく、そして激しい、そんな興行を選手・スタッフ一丸となりましてやっていきたいと思いますので、応援よろしくお願いします」
イサミ「ちょっとつらいんだけど、もうゴールテープは見えているんですよ。最後まで突っ走って、ゴールテープを切っても走り続けますんで、ゴールテープを切る姿を皆さん見届けてください。今日は応援よろしくお願いします」
◇第1試合◇
▼20分1本
○三富政行 中津良太(7分9秒 片エビ固め)X久保佑允 大地
※ソルティースプラッシュ
◇第2試合◇
▼選抜!!メモリアルタッグチーム5組掛け特別ルール/5分1本
○諸橋晴也 福田洋(2分59秒 クリップラークロスフェイス)リッキーフジ XDJニラ
▼5分1本
○高木三四郎 新高木三四郎(2分54秒 エビ固め)諸橋晴也 X福田洋
※シットダウンひまわりボム
▼5分1本
○曹彰 趙雲子龍with真琴姫(3分9秒 体固め)諸橋晴也 X竜剛馬
※巨大ハンマー殴打
▼5分1本
諸橋晴也 竜剛馬with小笠原和彦(8分0秒 無効試合)XガイジンA ガイジンB
※神様降臨
▼5分1本
○A.YAZAWA 遠藤マメ with風間ルミ(4分45秒 横入り式エビ固め)X福田洋 X竜剛馬
※ダブルフォール
◇第3試合◇
▼ユニオンプロレス認定Fly to Everywhereワールドチャンピオンシップ/30分1本
[第9代王者]○チェリー(11分06秒 ユニオンロック)[挑戦者]X高梨マサ子
☆チェリーが初防衛に成功
◇第4試合◇
▼3WAYタッグマッチ/30分1本
○MEN'Sテイオー SAGAT(10分20秒 ジャックナイフ式エビ固め)大家健with紫雷美央 X冨永真一郎
※もう1チームは大家拳號&円華
◇第5試合◇
▼30分1本
○FUMA (16分22秒 片エビ固め)X風戸大智
※ジョーブレイカー
◇第6試合◇
▼ユニオンプロレス認定ユニオンMAX選手権試合/30分1本
[第5代王者]○木高イサミ(23分46秒 片エビ固め)[挑戦者]石川修司
※勇脚・斬
☆イサミが初防衛に成功
(試合後)
イサミ「やっぱり家でした(と倒れ込む)。(体を起こして)本当に、修司は長兄って感じで、アニキって感じで、スーザンさんはサザエさんみたいな感じで。きょうはお父さん(ポイズン)まで来てくれましたんで、ありがとうございます。僕らはここがゴールと決めました。決めたのは僕らです。きょうで、ユニオンプロレスは解散すると決めたのは僕たちです。ですけど、あなたが再旗揚げしたユニオンプロレス、ここまでは来ました。ここから、これがゴールではなく、ここからこのゴールテープを切って、新しいスタートラインにしようと思います。きょうは見届けにきてくれてありがとうございました」
ポイズン「イサミ、おめでとう! 石川、よくやった! 2人の魂のこもったプロレス、見せてもらいました。石川はまだこんなにデカくない頃、俺のトレーニングにゲロ吐きながらついてきて、試合もこんなデカくなかった。でもいまは、本当に素晴らしいレスラーになった。ありがとう! イサミ、君はホントにユニオンにきた頃は、本当に細くて、やってけんのかって、本当に思ったよ。でもいまは、どこに出しても恥ずかしくないチャンピオンだ。ありがとう!本当に2人でよくここまでユニオンを引っ張ってきてくれました。本当に感謝してます。ユニオンはここで終わってしまうけど、君たちのプロレス人生はこれからです! もうどこに行っても恥ずかしくないレスラー、胸を張って前を向いてプロレス道をいってください。本当に2人ともありがとう!(イサミ、石川はポイズンに礼。イサミ、石川は順にポイズンと握手を交わす。)」石川「澤田さん、ありがとうございました。最後、ユニオンMAXのベルトを巻いて、明日からフリーとしてそのベルトを巻いて闘っていって、ずっとユニオンを背負っていきたいと思って言いましたけど、勝てませんでした。でも、自分のきょうの負け…それが自分の甘さ、弱さだと思うんで、もっと鍛えて、もっと強い男になりたいと思います。イサミ、ありがとう(2人はヒザをついて礼。)」
スーザン代表「イサミ、おめでとう。ユニオンのみんな上がってください(選手たちがリングへ)本日はユニオン10周年記念、そして解散興行に本当にたくさんのご来場ありがとうございます。ユニオンプロレスはきょうで解散いたしますが、この10年間、こうやってみんなとやってこれたのは、本当にここに来てくださっている、みなさんのおかげだと思ってます。本当にありがとうございます。きょうでユニオンプロレスは終わりますが、でもユニオンのみんなたちはきょうからそれぞれに新しい道を歩き始めることになります。きょうは終わりだけど、終わりと始まりの日です。約9年前に代表になった時は全然右も左もわからない状態で、本当にたよりない代表だったと思います。まあ、いまでも頼りがいがあるかと言ったらわからないんですけど(苦笑)。それでも、ここにいるユニオンの選手とスタッフが付いてきてくれて、ほかのDDTとか、きょう来てるDNAの子たちも協力してくれて、そしてここに来ているみんな。もしかしたら来れなかった応援してくれてる人たちも、たくさんいると思うんですけど、本当に温かく見守ってくれたおかげでいままで代表を続けることができました。ありがとう! みんな本当にありがとうございました」
(ユニオンのテーマが流れ各選手がマイク。)
竜「10年間名前もパフォーマンスも、パクリでやってきました。最後におこがましいですが、みんなで、この後楽園満員でいきましょう。いくぞー、ショアッ!」
久保「ユニオンプロレスで試合をすることで、僕はもっと深くプロレスを好きになることができました。きょうは最高の一日だったので、明日からまた最高のスタートを切りたいと思います。みんな大好きです、ありがとう!」
大地「俺がこのリングに立ったのはすごい短い時間だったけど、温かい仲間といまこの瞬間にここに立てることに感謝してます」
三富「明日からも胸を張ってこう言いたいと思います。僕の生まれ育った故郷はユニオンプロレスですと。ありがとうございます!」
河村「自分はユニオンプロレスでデビューした最後の人間です。ユニオンでデビューできてよかったです」
福田「どの団体に上がっても、ユニオンプロレスの最強外国人として闘っていきたいと思います! ユニオンプロレス、フォーエバー、フォーエバー‼ フォーエバー…」
諸橋「ユニオンプロレスファンの皆さ~ん、愛してまっし!」
チェリー「ユニオンプロレスはこの10年間、たしかにプロレス界に存在していました。みなさん忘れないでください。たまに思い出してくれたら嬉しいです」
SAGAT「ユニオン実験リーグで始まった俺の人生、最高でした!」
FUMA「ここで生まれ育った俺たちユニオン戦士の応援を今後もよろしくお願いします!」
風戸「みんなの声援を絶対に忘れません!」
ポイズン「みなさん、ユニオンプロレスはきょうで終わりですが、こいつらは絶対死なないぞー!」
スーザン「プロレス最高、ユニオン最高! みんな愛してるよ~!」
石川「ユニオンプロレス、みなさんにとって最高の団体でしたか? みなさん最高のお客さんです、ありがとうございました!」
イサミ「ありがとうございます、ユニオンプロレス×2、ユニオンプロレスファンのみなさん…泣かないって決めてたのに! 笑いましょう、まだ終わってないっす! 最後の最後に締めが終わるまでは終わってないっす! まだゴールテープ切れてないんで、まだ盛り上がって、まだまだ泣かないで、笑っていきましょう! ありがとうユニオンプロレス!いくぞー×5、3、2、1、ありがとう、ユニオン!」
【イサミの話】「お客さんを送ってる時に、ようやくちょっと落ち着きました。体中痛いし、石川修司ってすげえ強いし。でも何回倒されても、たとえその姿が、返す姿がきれいじゃなくても、そうやって起き上ってきたのがユニオンプロレスだと僕は思っているので。僕も器用なプロレスラーじゃないですけど、その泥臭い気持ちでここまでやってきたので、これからも…これで修司とはもうしばらくシングルで当たることはないだろうし。でもきょうで修司を完全に倒したと自分のなかで思えるかと言ったら、やっぱ勝ったという事実は残るんですけど、勝った責任というのも残るので。自分が作ると言った新しい家に、あんな優しくて強くて頼りがいがあって、面白い。僕はこんな人になりたいなって思いました、試合してて。スーザンさんみたいに人を包めるようにもなりたいし、FUMAや風戸みたいにいつまでも前に出る姿勢を忘れないレスラーにもなりたいし、ミスターや諸橋さん…僕はユニオンのみんなになりたい。だから違う新しい家を作ろうと思ってるんですけど、どこかしらにユニオンに残っちゃうんだろうなと。そこは勘弁してもらえないですかね。(今後ユニオンMAXは?)僕のなかではとりあえず封印ですね。(なぜ?)家がきょうで解散し、それで僕は新しいものを作る。防衛戦はないし、新しい家であるかもわからないし。一時封印。必ずコイツの出番は来ると思うんですよ。待ってました、というタイミングが来ると思うんですけど。その時はまた、封印前のチャンピオンとしてやりたいですね。(新しい家とは?)近々発表…ぐらいですかね。だいぶ考えはまとまってきてる」
【石川の話】「リングに上がる前のVTRの音だけでちょっとウルっと来たんですけど、試合が始まったらその感傷は一回消えて、木高イサミを倒したいという気持ちだけで闘ったんですけど、やっぱ10年間やってきて自分もすごい成長したって自負があるんですけど、木高イサミはそれ以上に伸びた男だと思います。ユニオンプロレス、きょうでなくなって自分は明日からフリーとしてあのベルトをずっと巻いて入場して、家に帰ったらそれを見ながら飾って生活しようと思ってたんですけど、イサミに止められたのは悔しいですけど。でもホントに負けても思うんですけど、イサミはすごい男になったなとあらためて思いました。試合終わってからいろんな思いがあって。みんな涙ぐんでる顔を見ると、解散と決めていながら…負けちゃいましたね。解散と決めていながら、ありがとうという気持ちと申し訳ないという気持ちでいっぱいでした。でも、よく中途半端な形で終わる団体も多いなか、ちゃんとこういった形で解散できたのは、そこだけはよかったのかなって。お客さんにありがとうございましたって言えたのはよかったかなと思います。みんなバラバラになりますけど、10年間やってきたことをみんな心に背負って、これから…自分もそう思って闘っていきたいなと思います。(今後はフリーで)そうですね。今年で40なんであと何年できるかわからないので。強いよと言われている人たちと闘って、切磋琢磨して、自分がそこで活躍できれば石川修司がどういうレスラーだって、ユニオンプロレスという団体があったんだって、心に留めてもらえると思うんで。ユニオンプロレスという言葉は出さなくてもね、自分が活躍できればその名前は残ると思うので、残ったプロレス人生はそういう人たちと闘っていきたいと思います」
【スーザン代表の話】
スーザン代表「終わっちゃいましたね。なんか、いまちょうどイサミと石川がメインを闘ってるあいだに初めてプロレスを見ていて、どっち勝てともまったく思わず、この試合が終わった瞬間にユニオンが終わるんだなと。後半の3カウントが入りそうになるたびに、ここで終わりなのかも…と思いながら見てしまいました。もともとは私が辞任すると言って解散が決まったのに、不思議なことにとても寂しいですね。でも、途中途中で皆さんにはお伝えしてたと思うんですけど、ユニオンの子たちはみんなそれぞれ進む道が基本的には決まっています。そういう意味では受け皿というか。まだ本人が『こういうのどうだろう』という提案をして、ヨシとして受け入れるのか、まだ微妙に決まっていない子もいるんですけど、基本的にはほとんどの子が行くべき道と自分がやりたいことというのが一緒になって決まっています。石川がフリーになって、バックアップはしよう、みたいのとか、イサミのように自分で家を作ろうと。まだカッチリとは決まってないんですけど、イサミに合流する選手もいると思いますし。あとまったく別の…プロレスは続けるんですけど、違う道を選んだ子もいます。それもファンの方、安心していただきたいなと。きょうでユニオンは終わりますけども、終わりの始まりで、ユニオンのみんなを見るのはいっぱいの機会でありますので、ぜひみんなのことをどこかで見かけたら応援していただきたいなと思っています。(自身はプロレスに関わったり人前に立つことはなくなる?)基本的には、いまも代表という人がじっさいに表に立つ人かどうかといえば、変わった特殊な形だったと思うんですね。ただこういう形でリング上で何かをやったりというのはないと思うんですけど、一部で業界引退と書かれているんですが、業界引退というか裏での仕事とかは…DDTグループ全体での仕事というんですかね。それは続けていく形になりますので、そういう意味では業界からの引退というものではないです」
解散が決まったユニオンの解散興行が行われ、解散興行には1年間限定でユニオンに移籍していた高木大社長や新・高木、高梨マサ子、懐かしの選手やキャラが参戦したがっ当初参戦予定だった猪熊裕介とますだけいすけは試合前に全治30年の重傷を負ってしまったため、急遽ガイジンA、Bが参戦。またガンバレプロレスのエースでユニオンの所属だった大家は久しぶりに紫雷美央さんとのコンビを復活させ参戦した。
メインはイサミの保持するユニオンMAX王座に石川が挑戦、特別立会人には初代エースであるポイズン澤田こと澤田篤男さんが登場し両者に花束を贈呈した。
試合は石川がイサミのドロップキックを弾き返したところでショルダータックルを浴びせ、カナディアンバックブリーカーやストンピング、チョップなど体格の生かした攻めで先手を奪い、イサミはドラゴンスクリューから反撃を狙うが串刺し攻撃をニーリフトで迎撃するなどイサミにリードを許さない。
石川はカナディアンバックブリーカードロップから逆片エビ固めと腰攻めを展開するが、イサミは腰を押さえながらも石川をボディースラムで投げ、ドラゴンスクリューからダイビングボディーアタックをキャッチした石川を丸め込んで腕固めを狙うも、石川は強引に持ち上げコーナーに叩きつけると、串刺し延髄ラリアット、拷問コブラツイストと攻め立てる。
石川はランニングニーを狙うがイサミはかわしてアンクルホールドで捕獲、ブレーンバスター狙いは石川が抱えてコーナーへイサミを置くとエルボーで突進するが、イサミはかわして場外に落ちた石川にトペ・スイシーダを放つ、しかし石川をリングに戻そうとすると石川はエプロンへのパワーボムで逆襲する。
リングに戻った石川は打撃戦を制したあとでニーリフトを浴びせ、ぶっこ抜きジャーマンからランニングニーで勝負に出るが、スプラッシュマウンテン狙いをリバースしたイサミは勇脚を炸裂させ、旋回式ダイビング・ダブルニーと応戦する。
石川はノド輪落とし、勇脚をかわしてのレインメーカー式頭突き、ラインニングニー、投げ放しのスプラッシュマウンテンと畳み掛けるが、クロスアーム式スプラッシュマウンテン狙いはイサミが着地するとスライディングラリアット、スライディングレッグラリアットと返し、イサミの雪崩式狙いを追いかけた石川に雪崩式の卍固め、それでも石川は雪崩式ブレーンバスターで投げるが、すぐ起き上がったイサミはドロップキックを放つとバスソーキック、勇脚・斬を決めるも石川はカウント2でクリアする。
石川は追走式のニーからファイヤーサンダーで突き刺すが、スプラッシュマウンテン狙いはイサミがフランケンシュタイナーで切り返すと、エルボーの打ち合いとなりイサミのパンチに対して石川は頭突きを浴びせ、イサミは勇脚からダブルニーを投下し、石川のラリアットをクリアしたイサミはファイヤーサンダーを着地してからのブレーンバスターからフェイント式の勇脚・斬を後頭部に炸裂させてから勇脚・斬で3カウントを奪いMAX王座を防衛、ユニオンのファイナルマッチを勝利で飾
試合後は全選手が揃い応援してくれたファンに別れを告げユニオンの幕を閉じた、、今後に関してはイサミは残った選手と共にDDT内で新ブランドを立ち上げる方向で傾き、石川に関してはフリーとして各団体を渡り歩くなど、それぞれへの道に歩んでいくことになった。
スーザン代表が「ユニオンは終わりますけども、終わりの始まり」とコメントしたとおり、これで終わりではなく終わりと同時に新しいスタートが始まる、そしてユニオンの幕は閉じるも、新しい幕が上がる・・・10年間、ユニオンプロレスをありがとうございました! #unionpw
— 木高イサミ (@isami_777) 2015, 10月 4ユニオンプロレスに関わったみなさん、本当にありがとうございました!#unionpw #星に願いを
— 石川修司 (@g0925union) 2015, 10月 4ユニオンプロレス、フォーエバー! #unionpw pic.twitter.com/hqCDfsillQ
— “Mr.Perfect”福田洋 (@Fukuda_PERFECT) 2015, 10月 4俺のプロレス人生の半分はユニオンプロレスでの人生。 ユニオンプロレスでいろんな経験させてもらいました。 石川もイサミもチェリーもスーザンさんもユニオンファンの方もみんなみんな本当にありがとうございました!! #unionpw
— 大家健 (@1600sekigahara) 2015, 10月 4ユニオン最終興行後楽園大会、本当にありがとうございました!!!身体中ボッロボロですが、心も骨も折れてません!!!ユニオンプロレスはプロレス界に10年間、確かに存在していました。胸のどこかにしまって、時々ユニオンプロレスを思い出してくれたら、うれしいです!ありがとうございました!
— チェリー ユニオンプロレス (@cherry514) 2015, 10月 4 -
総選挙終了間近のDDT後楽園に吹き荒れた下克上の嵐!
9月27日 DDT「Who's Gonna Top?〜DDTドラマティック総選挙2015〜」後楽園ホール 1750人 超満員札止め
<アピール、コメントなどは週プロモバイルより>
◇ダークマッチ◇
▼キング・オブ・ダーク選手権試合/60分1本
[第3代王者]○伊橋剛太(4分03秒 片エビ固め)[挑戦者]X高木三四郎
※ムーンサルトプレス
☆伊橋が14度目の防衛に失敗。高木が第4代王者となる
【高木の話】「(ダークマッチにしか出られないすばらしいベルトです)おい、ふざけんなよ! おい、加藤、来いよ! なんだ、このベルトは?(ダークマッチにしか出られない貴重なベルトです)なんで俺がこんなベルト巻かなくちゃいけないんだ、コラ! おい、加藤、3つ入ったのか、負けたのか?(完璧に負けました)おい、俺3つ入ったのか? 加藤さん、答えてくれよ! 負けたのか、俺は、加藤?(はい)俺は認めねーぞ! 加藤、俺はどうすればいいんだ、このベルト?(勝てばいいんです)勝てばいいのか? ホントに勝てばいいのか? じゃ、次、セコンドについてくれ! 俺に指示を出してくれ!(わかりました)約束だぞ! 記者とか、選手とか、関係ない。マスコミとか、団体とか、関係ねーよ。男と男の約束だ。もう俺は誰かいないと、この事実を認められない。受け止められないよ。加藤、頼むぞ、次の防衛戦!」
◇第1試合◇
▼30分1本
松永智充 ○伊橋剛太 岩崎孝樹(2分47秒 片エビ固め)大石真翔 赤井沙希 X勝俣瞬馬
※ムーンサルトプレス
◇第2試合◇
▼30分1本
○大鷲透(7分02秒 横入り式エビ固め)X平田一喜
◇第3試合◇
▼30分1本
福田洋 ○ジョーイ・ライアン(9分12秒 片エビ固め)マサ高梨 X梅田公太
※スーパーキック
◇第4試合◇
▼30分1本
○飯伏幸太 宮武俊(12分50秒 エビ固め)樋口和貞 X中津良太
※シットダウン式ラストライド
◇第5試合◇
▼KO-D6人タッグ選手権試合/60分1本
[挑戦者組]男色ディーノ スーパー・ササダンゴ・マシン ○大家健(15分20秒 片エビ固め)[第19代王者組]石井慧介 X入江茂弘 高尾蒼馬
※炎のスピアー
☆石井&入江&高尾組が6度目の防衛に失敗。ディーノ&ササダンゴ&大家組が第20代王者となる
(試合後)
大家「おい、おい、勝った×4、勝ったぞ! おい、おいっ、ベルト取ったぞ! ついにベルト取ったぞ。なあ、俺たち、いくつだ? 38歳だよ。いくつからでもな、夢は叶えられるんだよ! そして、これで終わりじゃねー。これがはじまりだーーー! 今日ベルト取れたのは俺たちの力だけじゃない。お前らの力もだ。俺たちが一体になったからベルト取れたんだろうが。いくぞって言ったらな、魂こめて力のかぎりだ。そして『We Are #大家帝国』だ。俺たちも#大家帝国、でもなお前たち全員も#大家帝国だ。いくぞー! We Are #大家帝国!」
【石井の話】「ショックですね。自信を持って闘ってきたので。結構長い間、抗争してきた38歳チームの、最後の最後、意地を感じましたね」【高尾の話】「ウチらが今回、負けは負けですけど、チーム力ではそれだけは負けたと思っていません。結果は負けましたけど」
【入江の話】僕は大家さんと正面からぶつかり合って僕が負けたので今日は僕よりも大家さんが強かったという、それだけのことだと思います。僕もぜんぜんこんなんで心折れてないし、僕も頑張っていくんで、大家さんも頑張ってるけど、僕もそれ以上もっともっと頑張っていって、大家さんと何度でもぶつかりあいたいですね」
【大家帝国の話】
大家「おい勝ったぞ! 俺が取ったんだ、俺が。なあ! 俺が取ったぞ、なあ。ベルト取っただろ×2。俺たちがプロレスをメジャースポーツにする第一歩になったんだろ?」
ディーノ「おう」
大家「なあ、そうじゃないのかスーパー・ササダンゴ・マシン」
ダンゴ「はい」
大家「男色ディーノ、そうだろ」
ディーノ「そうですよ」大家「やっぱりこないだ言ったことは間違いなかった」
ディーノ「なんでしたっけ?」大家「こないだ勝ったから120%勝てるっていう、な」
ディーノ「そんなこと誰も覚えてないですよ」大家「言っただろうが、俺が!」
ディーノ「大家さん!」
大家「なんだよ」
ディーノ「大家さん!」
大家「なんだよ」
ディーノ「どうするんですか。ベルト取ったあと×2。どうするんですか! 目標ないんじゃないですか。俺たち目標ないんじゃないですか?」
大家「目標はたくさんあるよ」
ディーノ「なんですか、目標って」
大家「6人タッグのベルト以外にもベルトはあるだろうよ」
ダンゴ「えっ、防衛は?」
大家「それもあるし!」
ディーノ「おざなりですか!」
大家「おざなりじゃねーよ。俺たち3人で取ったベルトを」ディーノ「何、個人のベルトも狙おうとしてるんですか」
大家「確かにベルトの価値をあげる。イコール防衛し続けることだ」
ディーノ「なんでですか、なんでそういうことになるんですか」
大家「一見、ブレているように見えるがぜんぜんブレてねーぞ」
ディーノ「自分で言わないでくださいよ!」
大家「ふざけんじゃねーぞ」
ディーノ「なんなんですか!」
大家「ベルトを守り続けることがこのベルトの価値が上がっていく」
ディーノ「なんでですか!」
大家「それはな×3。敵がいなくなっていくからだ」
ディーノ「どういうことですか!」
大家「敵がいなくなっていけば平和になっていく。平和になっていけばプロレスはメジャースポーツになる」
ディーノ「平和になればプロレスはメジャースポーツになるんですか」
大家「できるんだ×2。とにかく防衛だ。防衛していくから! 次、絶対防衛するぞ、相手決まってないけど」
ディーノ「はい。俺ら大丈夫ですか」
大家「お前らついてこいよ。いくぞ×4! We Are #大家帝国」
◇第6試合◇
▼30分1本
アントーニオ本多 竹下幸之介 ○遠藤哲哉(15分22秒 エビ固め)HARASHIMA Xヤス・ウラノ 彰人
※トーチャーラックボム
(試合後に#大家帝国が乱入)
大家「おめでとう、次期挑戦者決定戦に勝利おめでとう。遠藤、お前最近まで足ケガして長期欠場してたじゃないか。その間に追い抜かされ、悲しかっただろ。辛かっただろう。その気持ち、俺はよくわかる。その気持ちぶっ潰す。俺は出る杭を打つ。GM、コイツらと次期タイトルマッチ組め!」
鶴見GM「ハッピーモーテルのみんさんどうします? 挑戦します?」
遠藤「審議の結果、断るわけないでしょうが! やりましょうよ」
鶴見GM「ただし日程と場所は総選挙の発表を持って決めさせていただきますので]
大家「なに勝手にきめてんだ!」
鶴見GM「えっ、でもそういうことですよね?」
大家「だったらお前らの挑戦受けてやるよ。俺たちはなプロレスをメジャースポーツにするため日々頑張っております。ベルトを防衛すること第一歩だと思っております。いくぞー!」
アントン「(割って入り)常識を持て。ハッピーモーテルvsスマイルスカッシュの激戦。俺たちがリングに立ってるときにどのツラさげてきてるんだよ。この場をしめるのは我々が締めるのが当然だろ」
大家「お前の言うことは一理ある。だったらお前が締めろ。いくぞ。ハッシュタグ、大家」(まで言ったところで、アントンが襲撃し大家を黙らせた。)
【ハッピー・モーテル、福田の話】
アントン「今日の試合の総括をまず我々のリーダーである福田洋のほうからまとめてもらいます」
福田「えー、みんなよく頑張っていました。通信簿でいうと大変良いが並びましたね、今日は」
アントン「いいこと言うね」
福田「とくに監督」
アントン「本当ですか? 私はトーチャーラックボムがいい感じで回ってたね。あれ見てて俺が失神しそうになったから」
福田「あと竹ちゃんのクローズラインね」
竹下「最近はクローズラインの調子がいいんです。それには理由があるんです。今日、負けてしまいましたけどね。さっきクローズラインの威力が凄いって」
アントン「竹ちゃんとか俺とか遠藤、福田を含め褒められると伸びる人間なんですよ。怒られると縮む人間なんでみなさんもっと褒めてください」
竹下「1カ月前、カリスマに褒められてからね、何かが宿ってるんですよ」
アントン「でしょ」
福田「確かにそうだ」
アントン「だから俺も福田かなんか褒めてくれれば俺の技も凄いことになる」
竹下「いなせだね」
アントン「ほら『いなせ』いただきました。(試合後には大家帝国から挑戦者に指名されたが)大家帝国に関してはですね、非常にバブリーな感じで勝利をもぎとってチャンピオンになりました。大家健については結構、我々知っているので、声が大きければ大きくなるほど薄っぺらくなるって知ってるんですよ。なので、むしろ怖いのはあの2人ですね。とくにササダンゴは平気でベンチプレスをノーモーションで150kg挙げますから」
福田「めっちゃ強いですからね」
アントン「現状で力の使い方を間違えているだけなんです。あの選手は.プロレスがあまりうまくないので」
福田「うまくないんだけど、カラダはすっごい強い」
アントン「だからそこをねプロレスうまくされちゃうと結構、厳しい」
竹下「プロレスあまりうまくないじゃないですか。でも、力凄い強いんですよ。プロレスできなのに危ない技とかしてくるんです。どっちかっていうと綱渡りのような試合になります。間違いなく」
アントン「やってやるぞ。全面戦争だよ、何が帝国だよ。3人しかいねーのに、帝国ってどういうことだよ。モーテルぐらいがちょうどいい。みなさんに褒められて応援すれば我々必ずベルト取ると思いますんで」
竹下「褒めてくれ」
アントン「加藤さん、褒めてくれ。(100点満点でした)何がだよ。何の数値が100点満点だよ。どのへんが?(顔が)顔ね」
竹下「いなせだね」
アントン「というわけで余裕です。余裕ではないんですが、厳しい闘いになるとは思う。でも、強いんで2人が大丈夫です」
◇第7試合◇
▼KO-D無差別級選手権試合/60分1本
[第54代王者]○坂口征夫(23分34秒 片エビ固め)[挑戦者]X佐々木大輔
※神の右膝
☆坂口が初防衛に成功
(試合後)
鶴見GM「坂口さん初防衛が10月25日、後楽園総選挙の2位の選手の挑戦を受けてもらいます。坂口さんが2位なら指名。そこで勝ったら11月28日大坂府立で1位の挑戦を受けてもらいます。坂口さんが1位だった場合は挑戦者を指名してもらうので、そういう心づもりでいてください」
坂口「大丈夫です。2位でも1位でも、3位でも、4位でもやりたいヤツ全員かかってこい。全員ぶっころしてやるんで。初防衛戦なんですけど、自分なりに言わせてもらうとまた生き残りました。このままこの先もずっとこのリングで生き残っていってやります。やりたいヤツは誰でもいい。かかってこい。そしてアニキ! 上がってほしいんですけど(KUDOがリングへ。)アニキから譲ってもらったこのベルト守りました。そして、すげーケガだけど、俺たちからしたらたいしたことないケガです。一日も早く真ん中に戻ってきてください。それまでコイツもってるので、1勝1敗同士、復帰した暁には勝負しましょう」
KUDO「俺も負けたままで終われねーんだよ。これからの防衛戦サポートするから復帰するまでベルト持っててくれ。今日は本当におめでとう。こんなめでたい日にはやっぱり酒盛りでしょ」
坂口「ウチら酒呑童子、アニキが帰ってくるまで崩さぬまま突っ走っていきます。今日は本当にありがとうございました。後楽園ホールのみなさんと酒盛りだ!」
【坂口の話】「両国でアニキからベルトとって、アニキがこういう大きなケガをして欠場期間も長く、なんとか自分のなかでこのベルトはアニキみたいなもんなんで、これを守り続けないといけないし、今日は絶対、何がなんでも勝たないといけない試合だったので、生き残れてよかったです。
(地獄の断頭台を?)やりました。あれはアニキへのエールみたいな。アニキが帰ってくるまで忘れるお客さんはいないと思いますけど、ああやって、自分ら酒呑のなかにアニキがいるよっていうのを試みたかったんで、使いました。
(試合の流れは苦しかった?)そうですね、やっぱり自分のイメージのなかだとキャリアもあるし、引き出しの多い選手だったんで、プラス、今の狂った感じだと何をしてくるのかなっていう。耐えたなかで一瞬の隙を見るしかないのかなっていう部分はちょっとイメージはしてたので、それでも結構やばかったですけどね。凄く強くてテクニックのあるうまい選手でした。
(意地でも返すというか、KUDO選手への?)そうですね。やっぱり欠場を発表してから、今日はじめて自分と高梨さんと会って、絶対これで取られちゃったらアニキに会わせる顔がないんで。
(次は後楽園総選挙2位。坂口選手が2位の場合は指名できる。そのあとの防衛戦は大阪が見えてくるが)まあその、大阪っていうのはぜんぜん先の話だし、その前に1回勝負しなきゃいけないんで。まあ2位だろうが、自分が2位でも誰が2位かわからないですけど、誰でもいいです。本当に。やられる覚悟があるやつは来い。ぶっ殺してやるって感じです」
【佐々木の話】
佐々木「何も、何も見えなくなってしまいました。(未来が見えてきたカリスマが、タイトルマッチをやったら何も見えなくなった?)最後のほう、何も見えなくなってしまいました。(勝ちパターンまでは見えていた?)返されたあたりから……なぜでしょう。何が起こったんでしょうか。(カリスマ性が足りなかった?)はぁ×3。私はこのまま、また負け犬の生活に戻るのですか?(この先に何が見える?)だから今、何も見えないって言ってるだろ。おい、お前いい加減にしろよ」
DDT後楽園大会はダークマッチから大荒れとなり、伊橋が保持させられているキング・オブ・ダーク王座に大社長である高木が挑戦させられ、試合は高木がデスバレーボムを決めたところで“豚ing 2015"のメンバーである松永と岩崎が介入、高木は二人を蹴散らし岩崎にパワーボムを狙うが、伊橋が毒霧を噴射してカットするとムーンサルトプレスを投下して3カウントとなり、伊橋は王座から転落しダークマッチ地獄から脱して第1試合へ出場、代わりにダークマッチ地獄へ落ちた高木は大荒れとなり伊橋を何度も蹴りつけ、記者団にも当り散らす。チームドリフの保持するKO-D6人タッグ挑戦に漕ぎ着けた大家帝国は、試合開始からササダンゴ・マシンが石井に垂直落下式リーマンショックを決めて大家に交代も、ドリフは大家に集中攻撃を浴びせ試合の主導権を奪う。
大家はなんとか自軍に戻って交代し、ササダンゴ・マシンやディーノが試合を盛り返すも再び大家が捕まってしまい窮地に立たされてしまう。
ササダンゴ・マシンの垂直落下式リーマンショックの援護を受けた大家は石井に炎のスピアーを狙うが石井はドロップキックで迎撃、しかし大家は怯まず交代した入江に張り手、頭突きを乱打するも、入江はビーストボンバーで黙らせる。
入江はブラックホールスラム、フライングソーセージと畳み掛けて勝負に出るが、ビーストボンバーをかわした大家がカウンターでの炎のスピアーを浴びせ逆転3カウント、大家帝国が王座を奪取し試合後は「ウイ・アー・#大家帝国!」と勝どきを挙げる。そして次期挑戦者には福田洋が加わったハッピーモーテルを指名、アントンはスタナーで大家をKOすることで受けて立つことをアピールする。
メインは坂口のKO-D王座に佐々木が挑戦、飯伏や宮武から教祖と崇められた佐々木は宮武の運転する台車に乗って入場すると、対する坂口は負傷欠場中のKUDOがセコンドに着く。
試合はグラウンドを誘う佐々木に坂口はヒットスタンプを投下、チキンウイングアームロックで捕獲するが、場外へ落とした佐々木がトペを狙うと坂口がキックで迎撃、更にエプロンからのPKを狙うと佐々木は宮武を盾にしてブロック、場外でのニークラッシャー、ロープ越しのドラゴンスクリュー、裏足四の字固めと足攻めを展開する。
坂口はキックで反撃するが単発のためか威力はなく、佐々木はドラゴンスープレックス、坂口の飛びつき腕十字をクロスフェースで切り返す。
佐々木は坂口の顔面を踏みつけると坂口の表情が一変、マウントを奪ってナックルを打ち込み、更にハイキックを浴びせるも場外戦を誘った佐々木はトペ、更にイスに坂口を座らせコーナーからのダイビングエルボーを発射する。
佐々木は丸め込み技を連発し雪崩式ペティグリーを狙うが、エルボーで抵抗した坂口は逆さ吊りとなった佐々木にKUDO譲りのダイビングダブルニーを投下すると、コブラクラッチ、顔面また後頭部へのランニングニーから神の右膝で3カウントを奪い王座を防衛した。
次期防衛戦は10月25日の後楽園、総選挙の2位の選手が挑戦する。中間発表では1位が木高イサミ、2位が飯伏、3位が大家となっているが、最終的どうなるかわからない。
10月の後楽園、また11月の大阪での挑戦者、また王者は誰か総選挙が全ての鍵を握っている。後楽園大会ありがとうございました!ベルトは落としてしまいましたがチーム力で負けたとは思ってません。 また取り返したいと思います! 投票してくれた方々もありがとうございました! 総選挙の投票期間は終わってませんが自分の中では終了と思っています。 結果を待つのみ! おやすみなさい。
— 高尾蒼馬 (@takaokun0804) 2015, 9月 27ササダンゴマシンとしてDDTに参戦するようになって3年。やっとベルトを巻くことができた。仲間たちのおかげ!ディーノさん、大家さんありがとう!KO-D6人タッグのベルト大事にしていきましょう!超うれしいです。 pic.twitter.com/A0aSM7nAuG
— マッスル坂井 (@abulasumasi) 2015, 9月 27後楽園大会終了。 豚ingだけは絶対許せん。リマッチって要求できないのかな、これって。。。 #ddtpro pic.twitter.com/gqNO90W3AK
— 高木三四郎 (@t346fire) 2015, 9月 27今日は豚ING2015記念日というべきかうちらの良さがたっぷりでましたね! このユニットどこまでいけるか楽しみでもありますね 試合後KUDOさんに食事をご馳走していただきました 復帰後は豚INGにいれてあげてもよろしいですよ
— 松永智充 (@matsunaga29ddt) 2015, 9月 27 -
坂口征夫が“兄貴”KUDOを降しDDTの夏の主役に!棚橋弘至がHARASHIMAに勝利も怒る・・・
8月23日 DDT「両国ピーターパン2015 〜DDTより愛をこめて〜」両国国技館 6670人超満員札止め
<アピール、コメントなどは週プロモバイルより>
◇ダークマッチ◇
▼キング・オブ・ダーク選手権試合/60分1本
[挑戦者]○“ハリウッド"ストーカー市川(5分15秒 横入り式エビ固め)[第3代王者]
X伊橋剛太
☆伊橋が8度目の防衛に成功
◇第1試合◇
▼井上麻生&渡瀬瑞基デビュー戦/30分1本
ヤス・ウラノ ○彰人 中津良太(10分07秒 サソリ固め)梅田公太 井上麻生 X渡瀬瑞基
◇第2試合◇
▼時間差入場タッグバトルロイヤル/無制限
○アジャ・コング 大石真翔(10分41秒 片エビ固め)X宮武俊 LiLiCo
※垂直落下式ブレーンバスター
【退場順】[1]MIKAMI&勝俣瞬馬[2]ゴージャス松野&グレート小鹿[3]星誕期&紫雷美央[4]松永智充&岩崎孝樹[5]福田洋&ヨシヒコ[6]大鷲透&平田一喜
◇第3試合◇
▼ウチコミ!presents DDT EXTREME級選手権試合 ブラインドフォール・ブラジャーストリッピング・タイガートラップデスマッチ/60分1本
[第33代王者]○アントーニオ本多(15分10秒 ブラジャー剥ぎ取り)[挑戦者]Xマサ高梨
☆本多が初防衛に成功
【アントンの話】「まず言いたいのはですね。さっきも中澤さんがリング周りで言ったように、彼とやったブラジャー剥ぎ取りマッチが初めてのブラジャー剥ぎ取りマッチです。そして実はマサ高梨と、私が日本で初めて目隠しマッチをやったのは、何年か前(2009年12月31日、後楽園ホール)の年越しプロレスです。だから、今日はホントにたまたま、中澤さんが来てくれて、そしてマサ高梨との初めての目隠しマッチではタカタニックで3カウントを奪われています。そのマサ高梨を、さらなる大きな舞台でリベンジできたことをたいへん幸せに思います。そして一番幸せに思うのは、やっぱり世の男性。こういう女性モノの下着をつけてしまうという人は、実はわれわれが思っているよりたくさんいるってことですよ。この試合を通じて、そういった人に言えない心の、それは決して闇じゃない。それはあなただから! あなた自身だから! 決して恥ずかしいことじゃない。この試合を通じて、そういったいつも男性の洋服の下にブラジャーをつけて生活をしてる、そんなあなたたちに、この試合を通じて、感謝と、なんというか、発破を、それはおかしくないんだということを伝えられれば、私は満足です。(今回のルールは怖さがテーマでしたが、その怖さとは、表に出せない後ろ向きな心のこと?)まあ、正直、ルールを設定したときは、目隠しをする、この両国国技館という何千人も入るので、音響が反響するんです。ふつう目隠しマッチがおこなわれている小さな会場だと、また違う音響効果でホントにわからないんですよ。どこにいるか。それがまずホントに恐ろしいのと。トラバサミまで落ちているっていう。その恐怖を強調したかったんですけど、この試合が終わってみて、紐解いてみて。やっぱりそういう人間の精神、恐怖、カミングアウトできない。私はふつうの人間じゃないんじゃないか。そういう恐怖というのも、期せずして、盛り込んでしまった。そういう試合でした。だから、それは狙いではないです。期せずして、たまたま、みんな意外とつけてるということです」
◇第4試合◇
▼遠藤哲哉復帰戦/30分1本
○竹下幸之介(13分32秒 ジャーマンスープレックスホールド)×遠藤哲哉
◇第5試合◇
▼天龍源一郎引退ロード第15戦/30分1本
○高木三四郎 天龍源一郎 赤井沙希(13分09秒 エビ固め)石川修司 里村明衣子 X樋口和貞
※シットダウンひまわりボム
◇第6試合◇
▼KO-D6人タッグ選手権試合/60分1本
[第19代王者]石井慧介 入江茂弘 ○高尾蒼馬(12分34秒 エビ固め)[挑戦者]男色ディーノ スーパー・ササダンゴ・マシン X大家健
※ジントニック
☆石井&入江&高尾組が4度目の防衛に成功
【大家帝国の話】
ディーノ「1つ、質問いいですか? (大家に)オメー、これで終わりか?」
大家「(泣きながら)何言ってんだよ。こんなんで終わりか!? ふざけんじゃねぇよ。こんなん屁でもねぇ。今日負けたかもしれないけど、オレの人生は負けっ放しだ。簡単に失踪するヤツはいない。何回プロレスを辞めたと思ってんだ。数え切れないよ。それで人生負けたと思ってんじゃねぇよ。坂井だってそうだろ。プロレス辞めやがって…オレはオマエを超えたくやってんだ。なんでさっさと辞めちゃうんだ。かと思ったらシレッと戻ってきやがって。何か言えよ」
ササダンゴ「…」
ディーノ「こっちはな! オメーらが辞めても続けてんだよ。いつかオメーらとベルトが取りたくて続けてんだよ。辞めたこと、威張ってんじぁねぇよ」
大家「やるよ! もう辞めねぇよ。逃げねぇよ。あきらめないよ。わかってるよ。何もないのはわかってるよ。でも、男色さん! オレは男色さんが続けててくれたから、戻ってこられたんだよ。坂井! 坂井ががんばってるからオレはプロレスをやってこれたんだよ」
ディーノ「もう1回聞くよ。オメーは…いや、違う。私らはこれで終わりなのか?」
大家「終わりじゃねぇよ。やってやるからな。1回負けたぐらいでなんだ。ベルト取るまでやってやるよ」
ディーノ「というわけで、チャンピオンには何度もリマッチを要求します。我々が勝つまで」
ササダンゴ「どんな手を使ってでもベルトを取ります。今まで正直、勝つこととか強さをリング上でひけらかすこととかプロレスラーぶることとか…プロレス10何年やってて恥ずかしかった。ちょっと一度真剣にベルトを取ることを考えていきましょう」
ディーノ「君が一番心配なんですけど」
ササダンゴ「ちゃんとやりますよ。ホントに。もう涙も乾いてますし。辞めることを自慢することはオレもわからない。オレはシレッと派なんで。そんなにエモーショナルに訴えかける必要はないですよ。笑かしてビックリさせて安心させてほめられてみんなビックリしてるうちにちゃっかりベルトを取りましょう」
ディーノ「それが我々のスタイルですよ。プロレスへの正面からの向き合い方ですよ。がんばれってみんながんばってんだ」
大家「そんなことねぇだろ!」
ディーノ「ええ…そこを否定」
大家「みんながんばってんだよ!」
ササダンゴ「じゃあ、結果出せよ!」
【チーム・ドリフの話】
石井「会見ではからかいましたけど、今回、昭和52年チームと短い期間抗争して正直に言うと楽しかったです。ただリマッチは受けません」
入江「自分もみなさん先輩なんでこうやって言うのは失礼かもしれないけど、意外に手ごわい強い相手だなと思いました。ボクは試合をして大家さんの真っ直ぐな気持ちっていうのがすごく伝わってきた。それでドンドンとボクも気持ちが燃え上がって、コイツに絶対に負けたくないと思った。大家さんも同じだったと思う。ボク、大家さんと試合しててすごく楽しかったです。リマッチは受けませんけど、大家さんとは試合はしたいです。組んでもいいし、1対1でもいい」
高尾「大家さんはすごく真っ直ぐだった。ササダンゴはウチらと違う色の選手で手ごわい相手でした。いろんな意味で強力な相手だったけど、リマッチは受けません」
◇第7試合◇
▼KO-Dタッグ選手権試合/60分1本
[挑戦者]○飯伏幸太 佐々木大輔(21分33秒 片エビ固め)[第51代王者]岡林裕二 X関本大介
※フェニックススプラッシュ
☆関本&岡林組が5度目の防衛に失敗。飯伏&佐々木組が第52代王者となる
【飯伏&佐々木の話】
佐々木「見ての通り、ここに地球最強の証しが俺らのもとに来たぞ」
――強い王者を破っての勝利となったが?
飯伏「いや、今の流れがあって、ダメージも残っていた部分があるんですけど。その分、僕は対ヘビー級というのをやっていて。その辺はプラスなんですけど、フラットな状態で今日は対戦できたと思います。今回の勝つ要因としては、僕の最大のタッグパートナー、殺人鬼、佐々木大輔。人を殺せますから。このタッグチームは一生防衛できると思います」
――2人とも関本のジャーマンを食らいながら、お互いに助け合ったが?
佐々木「お互いのヤバい雰囲気というのを掴み取れるんで。精神的にヤバい時も、肉体的にヤバい時もなんか伝わってくるんでね。それがチームワークなのかなって。まあ、でも一生防衛しますよ」
飯伏「もう本当に限界ですよ。心身ともに限界。マックスに久々になりました。33年ぶりにマックスですよ。疲労が、精神が」
佐々木「眉山で脳内がどっかに行っちゃいましたよ。眉山、食らってないでしょ?」
飯伏「無理、無理。着地しないと。よかった。とりあえずいつでもいいんで」
佐々木「防衛戦はしません。一生俺たちのもんです」
飯伏「守り続けよう」
【試合後の岡林&関本】
岡林「本当に佐々木大輔&飯伏幸太、凄いタッグチームです。タッグっていうのは絶対にチームワークを大事にしなければならない。本当になにが起こるかわかりません。最後は正直、関本さんに任せっきりというか、任せた自分がいました。絶対に行けるだろうと。飯伏幸太を倒してくれるだろうという気持ちがどこかにありました。でも、タッグマッチというのはそうは行きません。本当にチームワークが大事っていうのを今日思い知らされました」
関本「すまん」
岡林「こっちこそすいませんでした」
関本「完全にこっちのペースだったのにな。また鍛え直してこよう」
岡林「こればっかりは鍛え直して、一からやり直すしかないですよ」
関本「また鍛え直して、チャンピオンにぶつけます」
◇第8試合◇
▼ドラマティック・ドリームマッチ/30分1本
○棚橋弘至(19分00秒 片エビ固め)XHARASHIMA
※ハイフライフロー
【棚橋の話】「4試合連続で両国で試合をすることに恵まれました。まずはそれをありがとう。俺は珍しく怒ってるよ。グラウンドで競おうとか、打撃で競おうとか、技で競おうとか、舐めたらダメでしょ。これは悪い傾向にあるけど、全団体を横一列で見てもらっては困る! ロープの振り方、受け身、クラッチのこの一個の細かいところに至るまで違うんだから。技が上手だね、マスクがいいね、筋肉が凄いね…じゃないところで俺らは勝負しているから。まあ、これぐらいにして…素晴らしい選手だと思うよ。素晴らしい選手でした。(DDT両国大会の印象は?)来年またスケールアップしていく。ファンの人が喜んでる。それが全てです。今日この会場に来てくれているお客さんがいかに楽しむか。それに全てを注いでいるDDTは一番凄いです。(最後にHARASHIMAに声をかけていたが?)俺もまだまだだと。HARASHIMA選手はこの団体のスターでしょ? スターをよりスターにとは思ってたんですけどね。まだまだ俺も非情になりきれない。そこかな」
【HARASHIMAの話】「新日本プロレスのG1の覇者である棚橋選手との試合。やっぱりメジャー団体のトップだけあって、凄い強かったですね。こっちが崩そうと思っても、なかなか崩せずに。でも、負けて凄い悔しいですけど、やってて凄い楽しかったですね。機会があったら、またやってみたいですね。やられたままでは終わりたくないですね。(力の差は感じた?)それは見た人が判断するんじゃないですか。結果だけ見ればあっちの勝ちですけど、内容をどう見るか。(自分のペースに引き込むことはできた?)途中いい流れもあったんですけど、あっちが懐が深いというか。そうさせそうな場面でも、さらにもっと深みはありましたね。でも、楽しかったですよ、本当に。(棚橋が怒っていたが?)怒っていた? 試合後? そうなんですか。ちょっとわからないです。もっと早く勝てると思ったんじゃないですか。思い通りにできなかったんじゃないですか。なんで怒ったのかわからないです。僕は彼じゃないので。僕はでも楽しかったですよ。負けたことは悔しいですけど、新日本のトップ、メジャー団体のトップの人と試合をして、何度も言いますけど、楽しかったです」
◇第9試合◇
▼グッドコムアセットpresents KO-D無差別級選手権試合/60分1本
[挑戦者]○坂口征夫(21分20秒 片エビ固め)[第53代王者]XKUDO
※神の右膝
☆KUDOが初防衛に失敗。坂口が第54代王者となる(試合後、賞金200万円の小切手をもらった坂口だが、突然それをヒザ蹴りで破壊。すると、3つに分けた小切手をKUDO、高梨に渡して歓声。)
坂口「きょうは、月並みですけど、ありがとうございました! いろいろあった自分の人生ですけど、ようやくこの素晴らしいDDTにたどり着くことができました。そして3年、死に物狂いで自分のなかでやったと思います。きょう自分の夢である、野望だったDDTの至宝、KO-D無差別級のベルトを手にすることができて、たぶんいままで42年間生きてて、一番嬉しい日だったと思います。でも、これは自分の力一人で取ったのではなく、一匹狼だった自分を仲間に入れてくれた兄弟たち、酒呑童子というチーム、兄弟がいて、アニキと一緒にできたことで、それでまた一回り大きくなったと思います。DDTでの坂口征夫第1章はきょうで終わりです。明日から第2章、アニキから奪ったこのベルトを、誰でもいい、かかってこい。全員殺ってやるよ。本当にきょうはありがとうございました!」
高梨「きょうのメイン勝ったのは坂口、アンタだろ。つまりきょうの主役ってことだ。きょうの主役をこのまま返すわけにはいかねえよな!? あるものを用意したんだ」
(神輿が登場。そこに坂口を乗せる。リングサイドなど会場を回って花道へ。メンバーたちがいる入場口へ向かう坂口。すると「イントゥ・ザ・ライト」が流れ、坂口はベルトを花道に置いてヒザをつきメンバーたちに礼をした。入場口まで来ると、坂口は「酒盛りだ!」と鏡割りでエンディングとなった。)
【坂口、KUDO、高梨の話】
坂口「(単独でコメントを始める)リング上で言った通り、大きく言えば42年生きててよかったなって。本当に生きてた甲斐がありました。頑張ってきた甲斐がありました。これからチャンピオンとしてもっと精進していきます。なんかこの家に辿り着けてよかったなと思います。幸せです。(戦前、KUDO戦は戦争だと言っていたが?)殺し合いだ、戦争だって本当は自分の中で言い聞かせただけだったんで。やっぱり、自分と兄貴と高梨さんの絆ってそんな簡単なものではないし。それをずっと押し殺して、今日向かい合って、強い立派な兄貴でした」
(※ここでKUDOと高梨が合流する)
高梨「じゃあ、兄貴」
KUDO「最後は全然覚えてないけど、最後気づいて、大の字になって、両国の天上を見上げている時、メチャクチャ気持ちよかった。今日はそれだけで十分ですよ。ベルトはすぐ取り返したいって言いたいところだけど、今日は完全に力負けしたんで。また機をうかがって、ベルトを狙いに行きます」
――賞金ボードを3つに割られて渡された時にどう思った?
高梨「兄貴にだったらわかるけど、俺は全然試合をしてないからね。なんで俺にまでと思ったけど…」
坂口「兄弟だからさ」
高梨「これが坂口さんだよ。これが兄弟の絆だよ。都合のいい時だけ俺はこうやって言っちまうけど、あの時は若干兄貴も目が光ってたよ」
KUDO「いやいやいや。やっぱりね、デカいから。俺らインディレスラーにとっては」高梨「夢のないことを言うなよ」
坂口「立石を貸し切りにしましょう」
高梨「立石で祝勝会だね。いくらでも飲めるよ。梅割りがいくらでも飲めますよ。どんなになっても俺たちの関係は変わらないから。いろいろあったかもしれないけど、最終的に戻って来たように、これからも俺たちはよくケンカするかもしれないけど、この関係はずっと変わらないから」
【高木の話】「2年連続で指定席は前売りで全部完売したということで、本当にある意味、定着したのかなという感じだと思いますね。来年の夏で両国大会を始めて7年目になるんで。その前にあたる3月の大会はひとつ大きなことをドンとやらなくちゃいけないかなと思って、初めて全面使用ということでやるんですけど。ちょっとやったことがないんで。でも、やるからにはもっともっと上を目指していきたいというのがあるんで、チャレンジだと思って頑張りたいと思っています。第1試合からメインまで全部観ていて、パッケージとして完成されたなという思いがありましたね。最初から最後まで観ていて、本当にどれひとつとして同じような試合もないし、それぞれに意味があって、テーマがあったと思っています。これをずっと継続させて。ブランドの信用というか、価値を作っていって、もっともっと信頼されて、世間に通用するものを作っていきたいなと思っています。その一環として映画というのも第2弾を製作しますし。これは前回のキャノンボールではなくて、ありのままのDDTを裏側から表から全部合わせて見せていくようなものになると思います。そして、docomo、au、SoftBankの3キャリアで公式のモバイルサイトを立ち上げることになりました。これもさらに広げていくという意味でやっていきたいなと思って始めることです。今、実際にプロレスが盛り上がっていると思うんですよ。“盛り上がっている感"じゃなくて、本当に盛り上がっているなって。うちの子供が行っている幼稚園のママ友達に、全然プロレスとか知らなそうなんですけど、『両国に観に行きたいんです』と言われて。『新日本プロレスさんじゃなくて?』と聞いたら、『DDTさんです。今度いろいろやるんですってね。男色ディーノさんがどんなものか観たいと思いまして』なんて話もあったり。わりと広まっているんじゃないかというのは感じました。これを維持していって、ドンドン若い人間や今いる人間を前に押し出していって、本当にプロレスの黄金時代を作り上げていきたいなと思っています。新しい形の黄金時代をね。やりますよ、まだまだ。もっともっと頑張ります」
毎年恒例のDDT両国大会が開催され、今年のメインはKUDOvs坂口による同じユニット同士でのKO-D選手権が行われたが、坂口が眉毛もヒゲも銀髪に染め、まるでWCW末期のスコット・スタイナーを彷彿させた。
試合は坂口が体格差を生かして打撃で先手を奪い坂口がドロップキックでKUDOを場外へ追いやるとエプロンからのPKを狙うが、キャッチして場外へ引きずり込んだKUDOがエプロンからダブルニーを投下、鉄柱に坂口の右足を打ち付けて脚攻めを展開するも、再び場外戦になるとKUDOのトペを坂口が高梨を盾にしてブロックするとエプロンから改めてPKを発射、そして膝蹴りから腕十字へと総合格闘技で培った攻めで腕攻めを展開する。
再び打撃戦となってKUDOがバックスピンキックで競り勝つとコーナーからのダブルニーで勝負に出る が、追いかけた坂口が肩固めで捕獲、しかしKUDOが脱出して坂口をコーナーに逆さ吊りにするとダブルニーを投下、更にダイビングダブルニーを投下するも坂口はカウント2でクリアする。
坂口は再度ダブルニーを狙ってコーナー上に昇ったKUDOを蹴り落とすとPKを浴びせ、スリーパーから変形コブラクラッチで捕獲、脱出したKUDOもバックスピンキックを連発するもダイビングダブルニーが自爆となったところで、坂口がKUDOの後頭部に神の右膝を浴びせ、最後も神の右膝で3カウントを奪い王座奪取に成功、試合後は賞金のパネルを三つに割り、KUDOや高梨と分けるなど酒呑童子の結束力の高さを改めてアピールした。
坂口はサラリーマンから格闘家を経てDDT入りとなったがレスラーとしては遅咲きの部類に入る。
父親である坂口征二や弟である俳優の憲二と比較されコンプレックスの塊だったと明かしているが、それが出ていたのは坂口は父の古巣である新日本プロレスの天山広吉とタッグで対戦した時で、天山から「プロレスのリングで食っていく気持ちが見えない」とダメ出しされたときは、掲載した週刊プロレスに対して「(週プロの記事に対しての思い?)、オレがいつ新日本に上がりたいと言いました?、そんな気持ちサラサラないですよ。オレは橋本大地じゃないですよ、確かに二世として親父(坂口征二)の恩恵を受けているのは自分の中では理解しています。十分。でも、オレの中ではそれを一番理解しているのもあるんで。DDTは確かに親父の名前があるかもしれませんが、皆さん、坂口征夫個人として接してくれる部分もあるんです、オレはこのリング(DDT)が好きなん です、このリングで上を目指したいんです」と週プロに対して怒りを爆発させたが、父親が新日本でトップレスラーだった以上、どうしても父親である坂口征二と新日本プロレスというものが付きまとってしまう、父親である坂口の影と新日本プロレスに対する反発が、坂口がDDTでプロレスにのめりこむきっかけになったと思うし、DDTのリングで頂点に立ったことで王座奪取は見事に答えを出したと思っている。
セミのスペシャルマッチである棚橋vsHARASHIMAは、棚橋が新日本、HARASHIMAがDDTを支えてきたエース同士の対決ということで期待が集まったが棚橋が得意の足攻めで先手を奪い、HARASHIMAはストマック中心に攻めて流れを変えようとしたが、棚橋のペースに引きずり込まれたまま試合が進んでいく。
HARASHIMAはリバースフランケンシュタイナーから蒼魔刀と得意のパターンを狙うが、棚橋はスリングブレイドで迎撃し、HARASHIMAも棚橋のツイスト&シャウト、スリングブレイドからハイフライフローを投 下したところで山折りで迎撃し蒼魔刀を決めるも棚橋はカウント2でクリア。
HARASHIMAはつるべ落としから蒼魔刀を狙うも、棚橋はかわしてフロント式ドラゴンスクリューを決めると、張り手合戦をも制してからダルマ式ジャーマン、背中から前へのハイフライフローで3カウントを奪いエース対決を制するも、棚橋はバックステージで怒りを露わにしていた。
棚橋にしろHARASHIMAがDDTのエースということで期待をかけていた部分もあったが、HARASIMAHは笑顔とは裏腹に消極的な感じが目立ってしまっていた。棚橋は勝負を抜きにして相手を良さをしっかり引き出し、またアウウェイを意識した試合も出来るレスラー、しかし今回のHARASHIMA戦に限っては棚橋とHARASHIMAの考えていることがスイングしなかったのか、悪い意味で期待を大きく裏切る試合となってしまった。
KO-Dタッグ選手権は序盤は飯伏が岡林を台車に乗せて花道から下へ落とすというひどい攻めを展開するが、チームワークやパワーに優る大日本組が試合の大半を奪う。しかし飯伏が佐々木の援護を受けて関本をスワンダイブジャーマンで叩きつけると、フェニックススプラッシュを決め3カウントを奪い王座奪取に成功。試合後のコメントでもあったとおり岡林が関本を破ってから二人の立場が変わってしまった印象を受けた試合だった。
6人タッグ選手権では試合前には恒例のササダンゴによる煽りパワポは「大家健が6人タッグ王者になる方法」はテーマとして行われ、「ぶっちゃけ大家が我がチームの弱点、大家が頑張って活躍してもガンプロの観客増にもつながらない、プロレスをメジャーにしたいを根拠がない」と一刀両断。「父・大家善一夫妻が76年6月に猪木VSアリ戦を観戦、上京してそのままベッドイン、大家健が誕生」と順をおって説明。「大家の悲願は猪木の悲願でもある、アリをドリフに見立て、大家が勝てる要素はないとし大家=猪木、ドリフ=アリ。つまりドリフを倒すのはアリキックだと断定した。アリキックがきまれば相手を 血栓症に追い込むこともできるという。作戦を奇襲と宣言。奇声をあげたディーノが尻を出してコーナーに、奇才・ササダンゴが分断。ケツから出てくる寄生虫攻撃で石井を追い込み、アリキックを決めて勝利を奪う」宣言し大家が入場して試合開始となるが、大家が石井にエプロンでのブレーンバスターを狙うも、入江が入って逆に合体ブレーンバスターを花道で喰らってしまい、ドリフから集中攻撃を浴びてしまう。
窮地を脱した大家はディーノに交代、ディーノはキス、ササンダンゴは垂直落下式リーマンショックと高尾を捕らえて猛ラッシュをかけ、そして大家が志願して交代を受けるとディーノの男色ドライバー、ササダンゴのリーマンショックの援護を受けた大家がアリキックを決めるもカウント3 は入らない、大家は炎のスピアーを狙うが高尾がトラースキックで迎撃すると、石井のニールキックの援護射撃から高尾がジントニックを決め3カウントを奪い王座を防衛。
試合後はまたササダンゴがパワポで「現在どん底の大家が復活するには…として、チャンピオンになるしかないと明言。復活の序曲は始まってるとしてユニット名を「超巨大プロレス系LINEグループ#大家帝国」とすることを発表、ドリフに9月27日の後楽園大会で再戦を要求したが石井「お断りします」とキッパリと断られてしまった。
ササダンゴのアリキック作戦のせいで大家が負ける結果となったが、大家はDDTの中で旬の存在になりつつあると感じさせた、再戦に関してはドリフは拒否するも大家だけでなくディーノやササダンゴもこのまま引き下がるとは思えない。
アントンvs高梨のエクストリーム選手権はアントンが得意としているブラジャー剥ぎ取り、目隠しルールだけでなく、更にリングに虎の罠“タイガートラップ”が設置され、アントンが優勢となってコーナーからのフィストドロップ を狙うと、アントンはブラジャー力が足りないとして周囲にブラジャーを募り、藤岡典一、シンガポールから駆けつけた中澤マイケル、TV解説を勤めていた山里亮太が着用していたブラジャーを集め、フィストドロップを投下するもやっぱり自爆、高梨はタカタニックを狙うがアントンが阻止して着地したところで高梨の足がタイガートラップにかかってしまい、最後はアントンが卍固めからブラジャーを剥ぎ取って王座を防衛する。
DDTは来年3月21日に国技館、そして全面を使用したフルサイズバージョンでの開催を発表した。今までは一面にステージを設けていたが、フルサイズバージョンへの挑戦ということは団体としてに自信をつけたという証なのか、11月には大阪府立体育会館の大ホールにも進出するDDT、DDTの新しい挑戦がもう始まっている。両国ピーターパン終了!これが終わると夏が終わった気がするなあ。皆様、今年もありがとうございました!来年の3.21両国は全面使用でやります。まだまだ上を目指して頑張ります! お風呂入って帰ります!お疲れ様でした! #ddtpro pic.twitter.com/hSdd7aMeWT
— 高木三四郎 (@t346fire) 2015, 8月 23生き残りました。 背中を押してくれてた、皆さんに感謝! 酒呑の兄弟、DDTの皆さん、そして拾ってくれたボスに感謝! これからも、走り続けます! 第54代 KO-D 無差別級王者 坂口征夫 pic.twitter.com/uaC7ELtsU1
— 坂口征夫 (@yukiosakaguchi) 2015, 8月 23長い1日だった。 気づくと両国の天井を眺めていて、ただただ気持ち良かった。ベルトは失ったけど、この経験を必ず生かします。 また明日から(^^)
— KUDO (@KUDO_DDT) 2015, 8月 23おめでとうございます!! pic.twitter.com/Xl1kEBhZKK
— 佐々木大輔 (@the_sasaki) 2015, 8月 23個人的にはこの人に殺られたよ!覚えてろ! pic.twitter.com/FStua15hpA
— マサ高梨 (@masaddt) 2015, 8月 23 -
両国大会まであと1ヶ月…坂口が入江にリベンジを果たし改めて両国の主役へ!
7月17日 DDT「Road to Ryogoku 2015」後楽園ホール 2200人 超満員札止め
<アピール、コメントなどは週プロモバイルより>
◇ダークマッチ◇
▼キング・オブ・ダーク選手権試合〜特別ルール/60分1本
[挑戦者]○ヤス・ウラノ(4分29秒 オクラホマロール)[第3代王者]X伊橋剛太
☆伊橋が3度目の防衛に成功
◇第1試合◇
▼30分1本
大鷲透 ○樋口和貞(8分56秒 変型カナディアンバックブリーカー)竹下幸之介 X梅田公太
◇第2試合◇
▼3WAYタッグマッチ/30分1本
マサ高梨 ○赤井沙希(4分59秒 ダブルフォール)X平田一喜 X福田洋
※ジャックナイフ式エビ固め もう1チームは松永智充&星誕期
◇第3試合◇
▼30分1本
男色ディーノ 大石真翔 ○スーパー・ササダンゴ・マシン(10分09秒 片エビ固め)石井慧介 X高尾蒼馬 勝俣瞬馬
※垂直落下式リーマンショック
◇第4試合◇
▼DDT EXTREME級選手権試合 フォール・イントゥ・ザ・ヘルマッチ/60分1本
[挑戦者]○アントーニオ本多(11分49秒 場外転落)[第32代王者]X彰人
※ドロップキック
☆彰人が4度目の防衛に失敗。本多が第33代王者となる
◇第5試合◇
▼ドラマティック開拓者ファイナルスーサイド!MIKAMI DDT所属最終試合/30分1本
○MIKAMI 木高イサミ ゴージャス松野 (12分44秒 スライディング式スク〜ルボ〜イ)X高木三四郎 KUDO HARASHIMA
(試合後)
高木「マット界に飲まれんじゃねえぞ!(花束を贈呈)」
MIKAMI「大昔からずっと一緒にやってきて感謝しかありません。ただまだ引退じゃないですから。でも18年間、お世話になりました。これからもDDT、フリーランスとしてのMIKAMI、自分の活動を応援よろしくお願いします。そして、これからも叫び続けます。この世界を獲ったMIKAMI様の必殺のスク〜ルボ〜イ!」
◇第6試合◇
▼30分1本
○関本大介 岡林裕二 神谷ヒデヨシ(19分34秒 ジャーマンスープレックスホールド)飯伏幸太 X佐々木大輔 宮武俊
◇第7試合◇
▼30分1本
○坂口征夫(19分00秒 片エビ固め)X入江茂弘
※神の右膝
(試合後)
坂口「いろいろやらかしてしまって、すいませんでした。きっちり、ケジメをつけさせてもらいました。入江選手、俺とのサシの勝負、受けてくれてホントにありがとうございました。強かったです。強かったけど、あなたの強さも自分の中に取り込みます。そしてGM,自分のわがままを聞いてくださって、ありがとうございました。横にいるアニキ、ちょっといいかな。(KUDOがリング上へ。)アニキ…いや、KUDO選手。自分なりにきっちりケジメをつけさせてもらいました。これで、両国の正面胸張ってアンタの前に立つことができるんで。首洗って待ってろよ」
KUDO「坂口さん、いや坂口選手。兄弟喧嘩ってのはよ、アニキがぜってえ勝つんだよ」
高梨「オイオイ、熱い展開じゃねえか! いいねいいね、でもよ、きょうのところはよ、せっかく勝ったんだからよ、握手で締めようじゃねえか!(しかしそんな空気にはならず)。「…ですよね、ですよね…。無理なのはわかってんだ。けどな、俺らにはな、握手以上のあの儀式がある。アニキ、あとは頼むぜ」
坂口「兄弟喧嘩? これは戦争だよ。殺し合いだよ。両国で、アンタ殺ってやるよ」DDT両国大会直前の後楽園大会のメインはKING OF DDTを制しKUDOの保持するKO-D王座に挑戦する坂口が入江と対戦、坂口は5日の博多、11日の春日部大会とタッグながら入江に2度に渡ってフォール負けを喫していることから、今回のシングル戦は坂口にとっても負けられない一戦となった。
試合は坂口がパンチを放てば入江はラリアットで応戦するも、打撃のラッシュで坂口が圧倒し先手を奪う。
坂口はフロントネックロックで絞めあげようとするが、入江が持ち上げて雪崩式ブレーンバスターを敢行、しかし坂口はスリーパー、バックドロップと返し、やり膝から突進するも、入江はかわして抱えてからエプロンへ叩きつけ、リングに戻してからティディベアで圧殺する。
両者は互いにマウントを奪い合うが入江が頭突きの連打で制すると、フライングソーセージを敢行、打撃のラリーは入江がラリアットで制するが、ビースとボンバーは坂口がかわしてスリーパーで絞めあげる。
坂口はPKから再度スリーパーで捕獲するも、脱出した入江はファイヤーサンダーで突き刺し、ビーストボンバーを決めるが、自分が垂直落下バックフリップ狙いは坂口が阻止すると入江が頭突きを放ち、坂口もハイキックで応戦して両者はダウンする。
だが坂口は顔面蹴りを放つとハイキックから神の右膝で3カウントを奪い、両国でのメインの座を死守した。
試合後はKUDOが高梨を伴って登場し互いに挑発合戦、高梨を間に挟んで握手かと思いきや握手にはならう、高梨が困惑する中大会が締めくくられた。
KUDOも坂口も同じユニット同士だが、仲間同士でも競争意識があるのは当然、握手を交わさなかったのは二人の中で両国での戦いが始まっているということなのだ。
第4試合では彰人が保持するEXTREAM王座にアントンが挑戦しリングはノーロープ状態で場外に落ちたら即負けというフォール・イントェウ・ザ・ヘルマッチでの対戦となった。
試合はロープワークが使えないということでグラウンド中心の攻防となるも、アントンが鉄柱に激突し際に流血となってしまう、10分過ぎにアントンがエプロンに逃れるとエプロン上の攻防となり、アントンがトラースキックを放てば、彰人も頭突きで応戦もアントンはドロップキックを放って彰人が場外へ転落、アントンが勝利を収め王座を奪取する。
第5試合ではDDTの旗揚げメンバーで退団が決定しているMIKAMIの所属としての壮行試合が行われ、高木組がMIKAMIに集中攻撃を浴びせ高木がスコピリドライバーで追い詰めるが、イサミがダブルニーでカット。
蘇生したMIKAMIは高木にミッキーブーメランからスワントーンボムを投下するも。高木が剣山で迎撃すると大人気なさに館内は大ブーイングとなる。
それでも高木はシットダウンひまわりボムを狙うがMIKAMIはスク~ルボ~イで切り返し、再度のシットダウンひまわりボム狙いもMIKAMIがデュランダルからのはスク~ルボ~イで3カウントを奪い、DDT所属としてのラストマッチを勝利で飾り、試合後は苦楽を共にした高木からエールを贈られ、MIKAMIはDDTを去っていった。。▼ダークマッチ~キング・オブ・ダーク選手権試合◎<王者>伊橋剛太VS“ハリウッド”ストーカー市川<挑戦者>
▼DDT EXTREME級選手権試合◎<王者>アントーニオ本多VS未定<挑戦者>
▼KO-D6人タッグ選手権試合◎<王者組>石井慧介&入江茂弘&高尾蒼馬VS未定<挑戦者組>
▼遠藤哲哉復帰戦◎遠藤哲哉VS竹下幸之介
▼天龍源一郎引退ロード第15戦◎天龍源一郎&高木三四郎&赤井沙希VS石川修司&樋口和貞&里村明衣子
▼KO-Dタッグ選手権試合◎<王者組>関本大介&岡林裕二VS飯伏幸太&佐々木大輔<挑戦者組>
▼ドラマティック・ドリームマッチ◎HARASHIMAVS棚橋弘至
▼KO-D無差別級選手権試合◎<王者>KUDOVS坂口征夫<挑戦者>
※ほか数試合予定
大会後に両国大会のカードが一部発表され、DRAGON GATEからスト市が参戦し伊橋が保持するキング・オブ・ダーク王座に挑戦させられることが決定、また天龍は高木と赤井沙希と組んで石川、樋口、仙台女子の里村と6人タッグで対戦、そして負傷欠場していた遠藤も復帰しパートナーである竹下と対戦となった。
6人タッグ王座に関しては挑戦者未定とされているが、第3試合で石井組を破ったディーノ組が挑戦を表明した。
両国まであと1ヶ月、今年はどんなドラマを見せてくれるのか・・・ケジメつけれました。 勝負してくれた入江選手、ありがとうございました。 こういう形でしか表現は出来ないけど、両国も戦争です。 殺ってやります。 pic.twitter.com/6a44CnJpgb
— 坂口征夫 (@yukiosakaguchi) 2015, 7月 19坂口選手の気持ちで動いた試合で、気持ちで負けました。試合の記憶がないけど、負けたみたい。くそー!まだフラフラするっ!!そして大阪に移動してるけど間に合うのか!!
— 入江茂弘 (@tachimukau_irie) 2015, 7月 19本日もDDTプロレスリング後楽園ホール大会に応援ありがとうございました…明日は大日本プロレス両国国技館大会です…応援よろしくお願い致します…昨日のイベントで頂いたプレゼント…ありがとうございました… pic.twitter.com/zNZmXAEdvD
— 関本大介 (@sekimotodaisuke) 2015, 7月 19MIKAMI18年間ありがとう!フリーになって大丈夫なのかな、と思ったけどアレだけ強烈な張り手をかませるなら大丈夫だな(笑)。またどこかで会う事もあるだろう。頑張れよ! #ddtpro pic.twitter.com/1AcHjJvHik
— 高木三四郎 (@t346fire) 2015, 7月 19天龍さんと闘う機会を作ってもらって非常に嬉しい。
— 石川修司 (@g0925union) 2015, 7月 19 -
僅かながらの下克上も後楽園の主役を奪った大家劇場!KING OF DDTは坂口征夫が制覇!
6月28日 DDT「KING OF DDT 2015 TOKYO」後楽園ホール 2200人 超満員札止め
<アピール、コメントなどはプロレス格闘技DXより>
◇ダークマッチ◇
▼キング・オブ・ダーク選手権3WAYマッチ/60分1本
[挑戦者]○梅田公太(5分26秒 片エビ固め)[挑戦者]XDJニラ
※右ハイキック もう一人は[第3代王者]伊橋剛太
☆伊橋が初防衛に成功
◇試合前◇
(鶴見亜門GMのインフォメーションタイムにタレントのLiLicoさんが乱入)
LiLico「リングアナウンサーを何度かやらせていただきまして。チャンピオンにもなって。でもさ、ちょっとベルちゃん(ベルナール・アッカ。以前にLiLiCoさんのボディガードとして登場)が使えなかったんだよね。でも、DDTの楽しさにハマっちゃって。私、戦いたいの。DDTの魔法にかかっちゃったんだもん。毎回超楽しいんだもん」
鶴見GM「ハイ、そうですかと簡単に素人をリングに上げるような、そんなユルい団体じゃないんですよ、うちは(鍛えているというLiLiCoさんの右腕を直接触って確認する)カッチカチじゃないですか。どれだけ鍛えているんですか!」
(8・23両国でのプロレスデビューが決定する)
LiLico「散々バカにしやがって(鶴見GMをなぎ倒す)よっしゃー、デビュー戦決まったぞ! 両国頑張るぞ! みんな応援してくれ」
【LiLiCoさんの話】「(プロレスがしたいと思っていた?)はい。DDTの楽しさの魔法にかかっちゃって。勝手にトレーニングを始めました。(どのぐらいやっている?)3ヵ月ぐらい。でも週4です。プロレスラーのみんなやDDTの選手が通っているのと同じジムです。アドバイスをいただきながら。どんなスタンスでみんな試合をしているのかとか、いろんな話を聞いているうちに止められなくなっちゃって。ドンドン妄想が始まって、絶対に戦いたいと思って、今日来たんです。(リング上で試合をする恐怖心は?)ないです。怖いものは何にもない。威圧感タップリのこの顔。この態度だけで、ちょっとみんな弱ってしまうだろうって。ちょっとブームは過ぎましたけど、肉食女子として、女の力、ガールズパワーをフルに出して、最高の試合を見せてやりたい。観客席が総立ちになって、スタンディングオベーションになるように、マジで鍛えます。今はキャベツとササミしか食べてないです。(肉体的にも仕上げて臨む?)体重とかそういうことじゃなくて、腹筋とかもそうですけど、数より質なんで。この世界は。丁寧に丁寧にトレーニングして。ウエストはすでに12cm痩せています。腕も昔は正直ヘナチョコでした。今は力こぶが徐々にできてきて。なかなか慣れなかったプロテインを1日3回ちゃんと飲んでいます。(戦いたい相手は?)男と戦いたい。勝ちます。倒して食べます。それが肉食。楽しみにしててください」
◇第1試合◇
▼30分1本
○入江茂弘 松永智充 星誕期 勝俣瞬馬(7分31秒 片エビ固め)高木三四郎 大鷲透 赤井沙希 ×平田一喜
※ビーストボンバー
◇第2試合◇
▼KING OF DDT 2015準決勝/30分1本
○坂口征夫(9分43秒 コブラクラッチ)X樋口和貞
◇第3試合◇
▼KING OF DDT 2015準決勝/30分1本
○竹下幸之介(14分16秒 ジャーマンスープレックスホールド)X佐々木大輔
◇第4試合◇
▼4WAYタッグマッチ/30分1本
石井慧介 ○高尾蒼馬(9分9秒 エビ固め)アントーニオ本多 ×福田洋
※ジントニック 残り2チームは男色ディーノ&大石真翔、飯伏幸太&宮武俊
◇休憩前◇
(8・23両国で天龍とタッグを組むのが天龍&高木&赤井に。相手は決定次第、発表される。追加カードとして、棚橋の参戦決定がアナウンスされ本人が登場して大歓声。)
棚橋「あらためまして新日本プロレス、100年に一人の逸材・棚橋弘至です。2年前オカダ、そして去年棚橋、今年は中邑くるかと思いきや、棚橋でした。全力でやりますんでよろしくお願いします」
(棚橋と対戦するのがHARASHIMAと発表され、大歓声)
鶴見GM「プロレス業界全体のエースといっても過言ではない棚橋さんに出ていただくわけですから、うちとしても最上級の選手をご用意いたしました」
棚橋「きょうはじめてHARASHIMA選手、近くで見て、スゲエ綺麗な顔してるなと。まあでも、筋肉に関しては鍛えてる、鍛えてる…俺の方が鍛えてるから! 面白い闘いになると思います。期待してください」
HARASHIMA「自分はあんまり他団体の選手のことは興味ないんですけど、棚橋選手には非常に興味があります。両国大会、凄く楽しみしています。今からワクワクドキドキが止まりません。ひとつ言いたいことは…僕の方がプロレスを愛してま〜す」
【棚橋の話】「(HARASHIMAとの一騎打ちが決まったが?)活躍は見てます。パワーというよりはキレのあるファイトですよね。未知のゾーンなんですよ。他団体のエースとやるのは。飯伏君とはまた違うし。楽しみですね。和やかというかウェルカムな雰囲気だったけど、DDTからしたら棚橋は異分子だし、外敵ですからね。戦いに関してはシビアにいきますよ。『鍛えてるからだ』をみるたびに、俺の方が鍛えてるよと。それをみせたい。(逆にHARASHIMAが『愛してます』を口にしたが?)言った言葉飲み込むなよと。楽しみにしてます」
【HARASHIMAの話】「ワクワクしてますね。ベルト防衛したまま両国にいく目標が消えて、よそに目を向けるのもありかなと思って、自分の希望が通ってテンション上がってます。非常にワクワクしてます。楽しみです。(棚橋の印象は?)素晴らしい選手ですね。日本のエースだと思ってます。(団体を背負った戦いになるが?)絶対負けないです。(今日の試合はいつでもどこでも挑戦権保持者が相手にいるが?)もちろん試合に負けるのは嫌なんで、挑戦権を狙って勝ちにいくけど、獲っても行使はしない。今は棚橋選手をみてるんで。楽しみにしてます」
◇第5試合◇
▼30分1本
HARASHIMA ○ヤス・ウラノ 彰人(11分24秒 片エビ固め)KUDO Xマサ高梨 MIKAMI
(試合後)
ヤス「とりあえず水をください。僕には必要なんです。おい、チャンピオン。お前、チャンピオンだろ? ベルトも巻かずに帰りやがって。ベルトを巻くその心意気があるなら、もう一度リングに戻ってきて、堂々とこのベルトを巻いてみろ!(KUDOがリングに上がったところを襲撃。権利を行使すると宣言して、いきなりタイトル戦がスタート)」
◇緊急決定試合◇
▼KO-D無差別級選手権試合/60分1本
[第51代王者]KUDO(5分28秒 試合中断)[挑戦者]ヤス・ウラノ
※試合中断
☆大家がいつでもどこでも挑戦権を行使
(試合中に、『BAD COMMUNICATION』が鳴り響き、大家が乱入。保持しているいつどこ権の行使を宣言して、3WAYマッチに変更となる。)
▼KO-D無差別級選手権試合3WAYマッチ/60分1本
[挑戦者]○大家健(6分51秒 片エビ固め)[挑戦者]Xヤス・ウラノ
※、炎のスピアー もう一人は [第51代王者]KUDO
☆KUDOが初防衛に失敗。大家が第52代王者となるも、KUDOがいつでもどこでも挑戦権を行使
▼KO-D無差別級選手権試合/60分1本
[挑戦者]○KUDO (4分39秒 体固め)[第52代王者]X大家健
※ダイビングダブルニードロップ
☆大家が初防衛に失敗。KUDOが第53代王者となる
(試合後)
KUDO、「いろいろありましたけど…両国のメインに4年ぶりに自分が立ちます。両国で皆さんを待ってます!」
◇第6試合◇
▼KING OF DDT 2015決勝戦/無制限1本
○坂口征夫(18分13秒 エビ固め)X竹下幸之介
※神の右膝
(試合後)
鶴見GM「(坂口に)優勝おめでとうございます。いまの気持ちを聞かせてください」
坂口「生き残りました。もう生き残ることしか考えないで、ずっとやってきて、樋口選手、竹下選手、やばかったです。ただ…殺ってやりましたよ!」
(GM、あらためて8・23両国のメインがKUDOVS坂口によるKO-D無差別級戦に決まったことが告げられる。KUDOがリングへ。)
KUDO「坂口さんが、勝ち上がってくると信じてました。でも、チャンピオンは僕で坂口さんはチャレンジャーです。両国でも、きっと僕はチャンピオンです」坂口「トーナメントに出た、自分を除いて、15人の選手の思いが俺の背中に全部のっかってんだよ。みんなの思い背負って、両国のテッペンで、アニキ、このベルト
に挑戦させてもらうよ。いまの俺はさ…強いよ。アニキ、覚悟して待っててくれ」
(KUDOと坂口はにらみ合い。すると高梨が間に入る。)
高梨「い、いまはそんななんなくてもいいと思うよ。ほかの人はどう思うかしんねえけど、俺にとってきょうは、最高の日だよ! だって、あんたら両国のメインに立つんだろ!? チャレンジャー・坂口、チャンピオン・アニキ…酒呑童子にとって、こんなめでたいことはねえよ! こんな嬉しいことはねえよ! よく負けたりしたけどな、両国のテッペンの舞台でやるんだ! 俺は最高に嬉しい。そして、最高に嬉しい時に必要な儀式…それは、酒盛りだろ~? きょうのところは酒盛りで乾杯といこうじゃねえか。メインで優勝した坂口、締めてくれよ。乾杯の音頭はもちろんアンタだよ」
坂口「きょうはありがとうございました。DDT、全選手、過酷な1カ月間だったと思います。ただ、そのなかでテッペン取りました。自分もアニキも高梨さんも、まだまだこれからです。酒呑童子、8月の両国に向けて突っ走ります! じゃあ後楽園ホールのみなさんと、酒盛りだー!」
【坂口の話】「このDDTの中の大一番のトーナメントで。一昨年にHARASHIMA選手に挑戦して以来、ずっとチャンスがなくて。アニキが挑戦してベルトを獲った姿を間近で見ていて、『いつかは俺も』というのはずっと心の中でくすぶってました。何もしなければ自分にチャンスは巡ってこないだろうなと。そういう気持ちで挑んで。今回トーナメントに参加した16人の選手は全員そういう気持ちで上がってきていると思うし、本当に過酷な1ヵ月間を過ごしたと思います。その中で優勝できて、KO-Dのベルトに挑戦できる切符をいただいたんで、本当に嬉しいです。やってきたことは間違ってなかったなって。(挑戦するのがよく知っているKUDOだということは?)ずっとこの1年半、アニキのいいところも悪いところも全部側で見てきたつもりなんで。まあ、自分のやり方として変な駆け引きはしないです。真っ向からぶつかっていきます。ただ、他の15人の気持ちが背中に乗っかってるんで、今の俺は強いです。アニキに負ける気はしないです。(両国のメインに上がることについては?)嬉しいですね。でも、自分の中ではKO-Dというのが凄い大きいんで。これを獲らなきゃ、自分が30後半から歩んできたものがなくなってしまうんで、まずそこを獲ると。最高の舞台で、最高のベルトをもらうという意味で、なかなかいいシチュエーションが揃いましたよね。やる気が出てきました。光栄ですよ。来月で丸3年ですから。それで両国のメインにあがらせてもらうというのは。思いきり楽しんで、覚醒して、ぶっ倒してやろうと思います。そこでベルトを取れれば、今まで人生はクソだと思っていたのが、一番いい思い出になるのかなと思いますね。(優勝した喜びを誰に伝えたい?)今日、リングで調整して控え室に戻ってきて、携帯を見たら、うちの親父からメールが入ってまして。頑張れと。勝っても負けてもレスラーは体で示すものだし、内容で示すものだけど、お前の生きてきたものを見せてやれと。会場には来れないけど、生中継を見て応援してると。そういうメールが来てたんです。だから、今は親父に『ありがとうございます』と報告したいです」
【竹下の話】「プロレスは勝った人と負けた人がいるんで。勝った人は勝つべくして勝っているし、負けた人は負けるべくして負けていると思うんで。僕にまだまだ足りないものがあるのかなというのが正直な感想ですかね。個人的には最近結構声援をもらうことが増えていると実感してまして。ハッピーモーテルを組んでタッグベルトを獲ったぐらいから、声援を感じるようになって。自分を応援してくれる人がいるんだっていう。それを凄く感じた上でのトーナメントだったんで、絶対に優勝したかったんです。で、両国のメインでそういう人たちに応援してもらいたいという。そういう気持ちがあったんですけど、力足らずで、もう少しのところで負けてしまいましたけど、今日に関しては坂口選手の方が強かったと。また練習も頑張って。今やっていることは間違ってないと思うんで、このままぶれずに突き進んで、またリベンジできるように頑張りたいと思います」
【KUDOの話】「(大変な一日だったが?)KO-Dシングルの試合をもう20回ぐらいやっていると思うんですけど、今日が一番感慨深いというか。大家、ウラノは20年前から知ってます。そんな人ってなかなかいないと思うんです。大学も一緒で、サークルが一緒で、同じ会社に入って、ずっと一緒に戦ってきてる。3人とも大して社交性ないし、大して友達もいないんですけど。プロレスラーに憧れて、プロレスラーを夢見て、そしてプロレスラーになって。こんな日が来ると思ってなかったです。正直、なんでああいう感じになったのか、頭を打っててあんまり憶えてないですけど、今のアスリート揃いのDDTで、KUDO、大家、ウラノっていう僕にしかできないKO-D戦だったと思うんで。夢のような空間でした。(仲間たちを倒さないと両国のメインに立てないという葛藤はあった?)試合になったら別に関係ないです。戦うのは当たり前。それを僕らは20年やってきているんで。ただ、後楽園ホールで3人で試合できたっていうのは、偶然ですけど、本当に嬉しいですね。DDTが初めて後楽園ホールでやった時も、僕らは3人で金を払って観に来てますからね。僕が後楽園で初めてキックの試合をした時もあの2人は来てくれたと思うし。本当に嬉しいです。いいKO-D戦になりました。(両国では坂口と対戦するが?)一番戦いたくない相手かもしれないですね。坂口さんの強さというのは隣にいる僕が一番知っているんで。本当に戦うよりは隣に置いときたい男ですよ。でも、やりますよ。俺はチャンピオンなんで。確かにトーナメントを勝ち抜いた坂口さんは勢いあると思うし、凄い経験を積んだと思うけど、俺は俺にしかできない経験を積んで両国のメインに立つんで。絶対に負けません。(大家に一度ベルトを奪われてしまったが?)それは申し訳ないけど、DDTの汚点かもしれないですね。でも取り返したんで。なかったことにしましょう」
DDT後楽園大会をSAMURAIのLIVE中継で視聴、6日の埼玉大会からはじまったDDT最強を決める「KING OF DDT」トーナメント、ベスト4には坂口、樋口、竹下、佐々木の4選手が勝ち残った。
準決勝第1試合の坂口vs樋口はキックを繰り出す坂口に対し樋口は持ち前のパワーで対抗、場外戦の後で坂口がキックからバックドロップを決めるも、起き上がった樋口は坂口のニーをキャッチしてオクラホマスタンピートで叩きつける。樋口はカナディアンバックブリーカーを決めるとぶちかましから轟天を狙うも、坂口はスリーパーで捕獲、樋口は起き上がり後方に倒れて必死で脱出したが、PKを浴びると坂口は再度スリーパーで捕獲、そしてコブラクラッチへと移行すると、樋口は必死で抵抗したが遂に力尽きて失神しレフェリーストップ、坂口が決勝進出を決める。
準決勝第2試合の佐々木vs竹下は、佐々木が奇襲から試合の主導権を握り、場外戦の後でゼロ戦キックを決める竹下に対し佐々木がリック・フレアーばりのオーバーアクションから丸め込み、スタンガン攻撃など試合巧者ぶりを見せつけて竹下を翻弄する。
佐々木はグランド卍固めからクロス・フェースへと移行するが、クリアした竹下はブルーサンダー、やまも泣かしと攻め込み、ぶっこ抜きジャーマンを狙うも佐々木がは丸め込み、タッチダウンも佐々木がRKOで切り返す。
竹下は脇固めを仕掛けると掟破りのクロス・フェースで捕獲、トラースキック合戦から佐々木がロープ付近でのフランケンシュタイナーで竹下を場外へ追いやり、コーナー二段目からのダイビングエルボー、みちのくドライバー、パワーボムからディック東郷譲りのミスティカ式クロス・フェースで竹下を追い詰める。
凌いだ竹下は佐々木とバックの奪い合いとなって制するとぶっこ抜きジャーマンを決め3カウント、決勝進出を決める。
決勝戦の坂口vs竹下はグラウンドの攻防を制した坂口が払い腰、腕十字、フロントネックロックで捕らえると、竹下は強引にブレーンバスターで投げ、ボディースラムから何度もカバーに入るなど坂口のスタミナを奪いにかかる。スタンドでのエルボー合戦を制した竹下はゼロ戦キック、場外の坂口にプランチャを発射するが、かわされて着地したところで坂口がエプロンからPKで強襲する。
リングに戻ってからも坂口が打撃で攻勢に出ると竹下も逆水平で応戦、串刺し攻撃を狙う坂口をトラースキックで迎撃した竹下はフロントハイキック、ブルーサンダー、ハンマーを狙うも坂口は飛びつき腕十字で捕獲。竹下は持ち上げてコーナーも、坂口はぶら下がり式で捕らえ、左右のハイキックからスリーパー、コブラクラッチで捕らえるも竹下は必死で凌ぐ。
坂口はハイキックを浴びせるが、耐えた竹下は強引にジャーマンで投げるとユルゲンラリアットからジャーマンを決めるが坂口はカウント2で返し、竹下はならばクロスアーム式ジャーマンを狙うも坂口はバックドロップで返しPK、ハイキック、膝蹴りと畳み掛けた後で背中へのニーから串刺しニーこと神の右膝で3カウントを奪いKING OF DDTを制覇する。
一方王者のKUDOは高梨、MIKAMIと組んでHARASHIMA、ヤス、彰人のスマイルクラッシュと対戦、試合はスマイルクラッシュがKUDOの膝に集中攻撃を浴びせ大ダメージを負わせる展開となり、最後はヤスがタカタニックを狙う高梨を強引に押さえ込んで3カウントを奪い、高梨の所有する“いつでもどこでも挑戦権”を奪取すると、即権利を行使して選手権へと突入、心の準備が出来ていないKUDOに奇襲をかけ痛めている膝に集中攻撃を浴びせる。
ヤスはツームストーンパイルドライバーで勝負に出たところで、“いつでもどこでも挑戦権”を所有している“ガンバレ☆プロレス”の大家健が今成正和を伴って乱入し権利を行使、試合中にも関わらず3WAY戦へと変更し、ヤスが再度KUDOにツームストーンパイルドライバーを狙うと、大家が炎のスピアーでカットに入り、再度ヤスに炎のスピアーを浴びせ大家が王座奪取となってしまう。
下克上が成功した大家に館内は“大家コール”が巻き起こるが、結果に納得できないKUDOは所有していた“いつでもどこでも挑戦権”を行使して即選手権へと突入、館内は“大家コール”となるもKUDOは鬼となって大家を攻め立て、大家は懸命に耐える。KUDOはコーナーへ昇ると大家は雪崩式ブレーンバスターで反撃して炎のスピアー決めると、もう一発を狙うがKUDOはスピンキックで迎撃し打撃戦も制したKUDOはダブルニーを投下して3カウント、KUDOは王座を奪還し大家は短期政権で終わるも館内は惜しみない拍手を贈った、大家は僅かの天下だったが王座を奪取したの事実であり歴代王者にも名を連ねた、そういった意味では王者以上の価値があったと思う。
そして8月23日の両国大会のメインはKUDOvs坂口による酒呑童子対決となり、両者共エールを交換して締めくくった、更に両国大会の目玉カードとしてHARASHIMAvs棚橋も決定、高木社長は天龍、赤井と組んでの6人タッグに出場することも発表された(対戦相手未定)DDTを内から守ってきたHARASHIMAと新日本のエースとなた棚橋の対戦も見ものだ。
メインや目玉カードも決まりDDTの両国はいよいよ動き出す。今日KOーD無差別級のベルトをとって一瞬でとられました。悔しい!!でも、俺はプロレスをメジャースポーツにする事は諦めてません。 自分をどれだけ信じられるか!? 本当に叶えたい夢があるなら絶対に諦めない事!! まだまだ俺の人生は終わらせない!! #ガンプロ #ddtpro
— 大家健 (@1600sekigahara) 2015, 6月 28トーナメント生き残りました。 出場した全選手の思いを背負って、両国国技館のてっぺんで、DDT頂点のベルトを獲りにいきます。 殺!
— 坂口征夫 (@yukiosakaguchi) 2015, 6月 28何度も意識が遠のく中、その度に聞こえた多くの声援。ありがとうございました。ひとつひとつを力にして堪え続けたけど、未来を形にできなかった。
— 竹下 幸之介 (@Takesoup) 2015, 6月 288月23日(日)DDT両国大会に棚橋弘至が参戦決定! スペシャルシングルでHARASHIMAと激突!! http://t.co/bdEm4iWZvW #njpw #ddtpro pic.twitter.com/SVN3V23Y28
— 新日本プロレスリング株式会社 (@njpw1972) 2015, 6月 28【本日の発表速報】LiLiCoが8・23両国国技館でプロレスデビュー決定!! #ddtpro #芸能 pic.twitter.com/ZgMJw7xULk
— DDT ProWrestling (@ddtpro) 2015, 6月 28DDT後楽園大会終了!色々あったが両国に向けてリミッター外して加速して行くぞー!大社畜Tシャツもよろしく(笑)。 #ddtpro pic.twitter.com/VwqQh0cOog
— 高木三四郎 (@t346fire) 2015, 6月 28今日のDDTはめくるめく人間関係に胸がいっぱいになって、みんなに歴史があってみんなに夢があって、そしてちゃんと神様は見てくれてるんだなってそんなふうに思えたひとときでした #ddtpro
— sayoko mita (@345m) 2015, 6月 28 -
KUDOがHARASHIMAを破りKO-D王座奪還も、大家健が出現し下克上を宣言!
5月31日 DDT「Audience2015」後楽園ホール 2200人超満員札止め
<アピール、コメントなどは週プロモバイルより>
◇ダークマッチ◇
▼キング・オブ・ダーク選手権試合/60分1本
[挑戦者]○梅田公太(3分43秒 片エビ固め)[初代王者]X伊橋剛太
※ハイキック
☆伊橋が11度目の防衛に成功。
◇第1試合◇
▼30分1本
坂口征夫 ○マサ高梨 赤井沙希(9分20秒 エビ固め)ヤス・ウラノ X彰人 アジャ・コング
※タカタニック
◇第2試合◇
▼T2ひー新メンバーオーディション/30分1本
○高木三四郎 平田一喜 デヴィン・スパークス リック・エリス(8分22秒 エビ固め)大鷲透 松永智充 DJニラ X岩崎孝樹
※シットダウンひまわりボム
◇第3試合◇
▼30分1本
○MIKAMI 石川修司 (9分50秒 エビ固め)樋口和貞 X勝俣瞬馬
※450°スプラッシュ
◇第4試合◇
▼30分1本
男色ディーノ ○大石真翔 スーパー・ササダンゴ・マシン(11分56秒 直伝!トルネードクラッチ)アントーニオ本多 竹下幸之介 X福田洋
◇第5試合◇
▼KO-D6人タッグ選手権試合/60分1本
[第19代王者組]○石井慧介 入江茂弘 高尾蒼馬(13分53秒 片エビ固め)[挑戦者組]飯伏幸太 佐々木大輔 X宮武俊
※ニールキック
☆石井&入江&高尾組が2度目の防衛に成功
◇第6試合◇
▼KO-D無差別級選手権試合/60分1本
[挑戦者]○KUDO (23分27秒 体固め) [第50代王者]XHARASHIMA
※ダイビングダブルニードロップ
☆HARASHIMAが2度目の防衛に失敗。KUDOが第51代王者となる
(試合後)
KUDO「HARASHIMAさん、お疲れ様でした。ゆっくり休んでください。俺が、このベルトを持って、防衛続けて、両国まで、突っ走ります!」GM「KUDOさん、ベルト奪還おめでとうございます。この時点で誰も出てこないようなので、きょういつでもどこでも挑戦権を使うことはないと思います。次の後楽園なんですが、KING OF DDTの決勝がメインになりますので、KO-D無差別級のタイトルマッチはおこないません。ですが、いつでもどこでも挑戦権ありますんで、油断しないようにしておいてください」
(ここで、いつどこ挑戦権を持った大家健が登場。大家と今成は本部席をジャックする。)大家「後楽園ホールにお越しのみなさん、はじめまして。ガンバレ☆プロレス代表の、大家健と申します。KUDO! KUDO、おめでとう。俺は嬉しいよ! 学生プロレスの後輩のオマエがチャンピオンに返り咲いて、すげえ嬉しい! でもな、これを見ろ。いつでもどこでも挑戦権、ガンバレ☆プロレスはプロレスをメジャースポーツにするために日々、頑張っております。俺がチャンピオンになって、両国大会のメインイベントに出ることは、プロレスをメジャースポーツにするために必要な第一歩だ! この挑戦権は、しかるべき時、しかるべき場所で、使わせていただく! 俺が絶対に両国、メインイベントに立って、俺がガンバレ☆プロレスだ、ウィー・アー・ガンバレ☆プロレス!」
(大家は両国メインに立つことを宣言し、バッド・コミュニケーションに乗ってテンションを上げまくって去っていく。)
GM「(急に取り乱して)KUDOさんやばいっすよ! 昔の大家健と別人ですよ! あの自信満々な表情、立ち居振る舞い…大丈夫っすか!?」
KUDO「なに心配してんすか。僕は、エビスコ酒場の店長で、アイツは使えない平社員ですよ。なんの問題もないです」GM[わかりました。安心しました、それを聞いて」
KUDO「1年ぶりに、最高にうまい酒を飲みます。それは、このKO-D無差別級のベルトを肴に飲む酒です。このまま、俺は両国まで突っ走ります! 行くぞー! 酒盛りだー!!」
【KUDOの話】
KUDO「見ての通り、勝ちました。僕はいま、DDTで一番強いチャンピオンです。きょうHARASHIMA倒したし、このままベルト、両国はもちろんだけど、この先もずっと防衛していまのHARASHIMAのポジションも超えてやろうと思ってます。もう誰でもいいですよ、挑戦してきてください。大家健はどうでもいいですね。まだいつどこ3つぐらいあるの? 誰でも負ける気しないから。誰でも挑戦してきてください。俺もうつまづかないようにDDTの頂点、DDTのトップ、DDTのエースになります!(大家は眼中にない?)眼中にないですね。きょうも人気あるなと思ったけど。わけわからないですよ、メジャースポーツにするためにベルトって。それだって俺らがやってることですからね。大家さんも持ってると思うけど、俺たちもプロレスをメジャースポーツにするために命削って頑張ってるんで。修羅場をくぐった数が違うんで、負ける気はしないですよ。(ディーノも2枚持っているが)いつでも来てください。誰でも。もしHARASHIMAがいつどこ取って来るんならやるし、誰でもいいですよ。きょうトーナメント決まりましたけど、俺は両国勝つつもりで。俺も経験あるんですけど、トーナメントを勝ち上がるとすごい勢いに乗るんですよね。俺は両国までにそれに負けないような防衛戦を、3つですか。3つ防衛を重ねて、勝ち抜いたヤツよりも勢いをつけて、両国で誰が来るかわからないですけど迎え撃ちたいと思います。」
(本誌DDT担当記者の)加藤さん、何かありますか?」
加藤記者「HARASHIMA選手との対戦成績が取って取られて、取って取られてとなっていることに関しては、この先どう考えてますか」KUDO「…まあ、結果に関してはたまたまだと思いますけど、前回負けたら負けなくない。そんなの当たり前。どう思うんですか?」
加藤記者「どこかでどちらかが、これを止めないと」
KUDO「いやいや、過去の成績を見てください。連敗していることもありますよ」
高梨「…オマエのくだらない知識とよくわからない質問で、考えまとまってないような質問しやがってコノヤロー。しゃべんなくていいんだよ、帰れ、たわし!」
KUDO「笑ってごまかすな!」
【HARASHIMAの話】「けっこう序盤にいいのをもらって、そこからフワフワ試合をしてしまって。きょうのKUDOは今までのKUDOの中で一番強かったです。とりあえず自分はベルトを守り切って、両国のリングに立つっていうのを一番の目標にやってたんで。いまその目標がちょっとなくなってしまって…ショックというか、自分の想定外の出来事です。ただ自分は前を見て進んでいきますんで。また頑張ります」メインはHARASHIMAの保持するKO-D無差別級王座に“いつでもどこでも挑戦権”を保持しているKUDOが挑戦、HARASHIMAは24日の札幌で樋口の挑戦を退けての2週連続の防衛戦、一方のKUDOは17日の名古屋大会で“いつどこ”挑戦権を佐々木に奪われたものの、24日の札幌大会で奪還し紆余曲折の末挑戦に漕ぎ着けた。
試合の先手を奪ったのはKUDOで序盤はキックを牽制しあい、グラウンドを展開するもKUDOがハイキックを浴びせてHARASHIMAはダウン、HARASHIMAは場外へ逃れるもKUDOは膝蹴りを交えながらのキックの連打を浴びせる。
しかしHARASHIMAはKUDOのキックをキャッチしてボディーブローを浴びせるとKUDOは失速、ここからフットスタンプを連発し、コーナーに水平にセットしてからフットスタンプを投下するなどKUDOのスタミナを奪いにかかる。
主導権を奪われたKUDOはブレーンバスター狙いを踏ん張り8×4を浴びせると、スワンダイブはHARASHIMAに迎撃されるが、ロープ越しのギロチンはKUDOはかわしエプロンダッシュのPKからロープ越しのダブルニーを投下する。
リングに戻ったKUDOは串刺し式やスタンド式のダイビングダブルニーを浴びせ、ミドルの打ち合いから今度はHARASHIMAがジョン・ウーを発射、雪崩式を狙うがKUDOはエルボーで崩してダブルニーを投下も自爆すると、HARASHIMAはスワンダイブ式ダブルニーから山折り、蒼魔刀を狙うもかわしたKUDOは回転エビ固めで切り返しバスソーキックを浴びせる。
KUDOはコーナーへ昇るもHARASHIMAも追いかけ雪崩式を狙うが、KUDOは膝蹴りで阻止してからダブルニーで潰し、ダイビングダブルニーを投下もHARASHIMAが剣山で迎撃、共に膝に大ダメージを負ってダブルダウンとなる。
起き上がった両者はエルボー合戦となり、HARASHIMAがボディーブローからつるべ落としを狙うもKUDOは着地、しかしHARASHIMAはリバースフランケンを決めると蒼魔刀を決め、再度蒼魔刀を狙うと、KUDOが先に蒼魔刀を発射する。
両者は打撃戦となりHARASHIMAがグーパンチからつるべ落としを決めると、スワンダイブ式蒼魔刀を発射するが自爆、これを逃さなかったKUDOがPK、バスソーキック、バックスピンキックの連発から後頭部へのダイビングニー、正調ダイビングニーと畳みかけ3カウントを奪い王座を奪取した。
試合後にはガンバレプロレスの代表でユニオンの三富政行からいつどこ挑戦権を奪取した大家健が今成正和を従えて登場し本部席をジャック、しかるべき場所で権利を行使し王座を奪取、両国のメインを強奪することを宣言して去っていった。
鶴見亜門GMの言ったとおり昔の大家ではなくガンバレプロレスを旗揚げしてからはカリスマ性を発揮しつつある、甘く見ると大ヤケドする可能性も否定できない。
大会終了前には「KING OF DDT」の組み合わせも発表されたが、まだ“いつどこ”挑戦権を2枚保持しているディーノの存在も控えている、果たして両国のメインに立つのはKUDOなのか、ディーノか、それとも大家なのか・・・?DDT後楽園大会終了!T2ひ〜は新外国人2名(名前忘れた)を加え、5人でマット界の頂点目指したいと思います! #ddtpro #ダイビングヘッドバット #未遂 #神が降臨 pic.twitter.com/6nmFP0aV6L
— 高木三四郎 (@t346fire) 2015, 5月 31何とかT2ひー残りました!最後会場の皆さん暖かかったー!!涙 そしてT2ひーは五人体制に!間違いなく最強の外人タッグなのでさらにパワーアップしたT2ひーに乞うご期待☆ そしてトーナメント1回戦は飯伏さん…が、頑張るぞー! とりあえず今からベストストレッチ勤務してきます
— 平田 一喜 (@parakissk) 2015, 5月 31そして、よしもとクリエイティブエージェンシーとDDTのダブル所属となった手のりタイガーの渡瀬瑞基 @watase_mizuki を本日、ご紹介させて頂きました。プロレスラーデビュー目指して頑張ってます。応援よろしくお願いします! pic.twitter.com/KmJDTUjWkL
— 高木三四郎 (@t346fire) 2015, 5月 31 -
HARASHIMAが奥の手解禁で飯伏からKO-D王座を奪還!
DDT「MAX BUMP 2015」後楽園ホール 2200人 超満員札止め
<アピール、コメントなどは週プロモバイルより>
◇第0試合◇
▼10分1本
○樋口和貞 梅田公太(8分51秒 変型カナディアンバックブリーカー)中津良太 X岩崎孝樹
◇ダークマッチ◇
▼キング・オブ・ダーク選手権試合
[挑戦者]○樋口和貞(0分52秒 雲龍式体固め)[初代王者]X伊橋剛太
※轟天
☆伊橋が9度目の防衛に成功
◇第1試合◇
▼30分1本
○坂口征夫(4分04秒 片エビ固め)X勝俣瞬馬
※煉獄
◇第2試合◇
▼BOYZ軍vs野郎Z軍 最終決着戦/30分1本
[野郎Z軍]○高木三四郎 大鷲透 ブラザートミー 植木嵩行(9分51秒 エビ固め)[BOYZ軍]大石真翔 彰人 高尾蒼馬 X平田一喜
※シッドダウンひまわりボム
◇第3試合◇
▼30分1本
○KUDO マサ高梨 (10分50秒 片エビ固め)竹下幸之介 Xアントーニオ本多
※バスソーキック
◇第4試合◇
▼いつでもどこでも挑戦権争奪バトルロイヤル
○佐々木大輔(11分40秒 いつでもどこでも挑戦権獲得)男色人生 宮武俊
【退場順】
[1]X星誕期(3分59秒、MIKAMIのスク〜ルボ〜イ)
[2]Xヤス・ウラノ(5分12秒、佐々木の回転エビ固め
)[3]XMIKAMI(6分01秒、人生の念仏式男色ドライバー→拝み式漢固め)
[4]X赤井沙希(9分27秒、ニラの横入り式エビ固め)
[5]XDJニラ(9分49秒、自爆オーバー・ザ・トップロープ)
[6]X福田洋(10分49秒、オーバー・ザ・トップロープ)◇第5試合◇
▼KO-Dタッグ選手権試合/60分1本
[第51代王者組]○関本大介 岡林裕二(18分46秒 ジャーマンスープレックスホールド)[挑戦者組]入江茂弘 X石井慧介
☆関本&岡林組が2度目の防衛に成功
◇第6試合◇
▼KO-D無差別級選手権試合/60分1本
[挑戦者]○HARASHIMA (25分54秒 体固め)[第49代王者]X飯伏幸太
※スワンダイブ式蒼魔刀
☆飯伏が2度目の防衛に失敗。HARASHIMAが第50代王者となる
(試合後)
HARA「勝ちましたー! 悔しい思いもしたけど、今日ベルトが巻けてメチャクチャうれしいです。飯伏―! 飯伏、最高だよ。強いよ、最高。また何度でも試合しましょう」
亜門GM「ベルト奪還おめでとうございます。ホントに素晴らしい試合でした。ありがとうございます。次のタイトルマッチなんですが、5・24札幌、その時点でいつでもどこでも挑戦権を守り切っていれば樋口和貞の挑戦を受けてもらうことになります」
放送席にいた樋口がリングへ。
樋口「HARASHIMAさん、そこで見てたんですけど、ホントにものすごい試合でした。でもその上で、札幌でそのベルトを取るのは俺です。そして、王者としてこの後楽園に帰ってきます」
HARA「樋口、君はすごい驚異の新人だってこと知ってるよ。強いよね、君。じゃあこのベルト、頑張って、試合頑張ってね。ただ、やるって言った以上、一切手抜かねえから覚悟しとけよ」
亜門GM「5・24札幌、KO-D無差別級選手権試合、王者・HARASHIMA対挑戦者・樋口和貞、どうぞご期待ください」
(KUDOが登場。)
KUDO「HARASHIMA、去年の5月オマエにベルト奪われて、俺の時計の針は止まったまんまなんだよ。来月、5月31日、ここ後楽園ホールでオマエに挑戦する。そして、必ずぶっ倒す」
樋口「待ってください、兄弟子。5月31日兄弟子の挑戦を受けるのはこの俺です!」亜門GM「まあたしかに樋口の言うとおり、5・31に挑戦するのは大丈夫なんですが、挑戦するのはHARASHIMA対樋口の勝者となりますのでご了承ください。1週間で2回のタイトルマッチになります。どうぞご期待ください」
(3人がリング上でにらみ合う。KUDOに続き、樋口が退場)
HARA「え~、1週間、2週続けてのタイトルマッチ? きつかな。でもそんな2週続けてタイトルマッチだって、やってやるさ~。(なんで~?)そして、もちろん両方勝ってやるさ~。(なんで~?)そして両国のメインに立ってやるさ~。(なんで~?)なんでかって? それは鍛えているからだー!」
【HARASHIMAの話】「ベルト、取り返しました。守ってたベルトをさいたまで飯伏幸太に取られて、取られたこと、自分のふがいなさが悔しかったんだけど、今回、無事取り返せて、いまメチャメチャ幸せです。しかも見てください。キレイになってるんですよ、ベルトが。自分が一回取られて磨きがかかって戻ってきたんだなと思って、ホントに輝いてるんで、うれしいですね。飯伏はやっぱりメチャメチャ強かったですね。いっぱいいっぱいでしたね、こっちも。でも気を付ける技は気を付けて、結果、勝つことができました。よかったです。次はね、このままスムーズにいけば札幌で樋口、もちろんそれ防衛して、次後楽園でKUDOって挑戦に名乗りを挙げてるんで。まあチャンピオンなんで休まることがな
いのは知ってるし、やっとね、自分の本来のペースに戻るんだなと思って、これからもガンガン防衛していって両国のメインに立ちたいと思います。(タイトルマッチで飯伏に2回敗れているが、それが3度目で生きた?)そうですね。悔しさと対策というか、そういう面では。だからこそ喜びがすごいですね。きてますよ。(飯伏が蒼魔刀を狙ったが?)前回もやられてるんで、もしチャンスがあったらあっちは狙ってくるだろうという頭があったんで、でもあれはとっさに。決まってよかったです。
(フェニックスプレックスの対策も?)そうですね。クラッチされちゃうとたぶん、力がすごい強いと思ったんで難しいと思ったんで、そこ行く前に防げれば。フェニックス(スプラッシュ)はよければいいんですけど、あれは固められちゃうとどうしようもないんで、一応そういうとこですね。あといい打撃をもらわないようにと気を付けて。途中でも結構いい打撃があって危なかったですけど」
【飯伏の話】「ハァ~。(結果に関してどう感じている?)結果に関してはホントに残念というか、負けてしまったので悔しいし、自分がKO-D巻いてるうちは、夢を実現させようと思ってたんですけど、それがまた、いいタイミングで、いいタイミングというか僕の中では悪いタイミングで打ち砕かれたというか。でもまた、実現するために取ればいいと思ってるんで。チャンスがあればまた狙いにいきますよ。(短い間でのHARASHIMAとの再戦だったが、HARASHIMAの変化は感じた?)一番は気持ちの変化というか。いやぁ、絶対負けないという気持ちですね。自分も結構あったつもりですけど、追う立場と追われる立場というのが違うのかなというのをちょっと感じたし、悔しいですね。あ~。ダメ
ージがやばいです。悔しい。悔しいです。
(DDTの中で新たな目標を?)目標は全然、いっぱいあるんで。変わらないですね、目標は。絶対プロレスを広めるっていうのは変わらないんで。頑張りますよ。いやあ、きつかったですね。(新日本でIWGPヘビーを取れず、KO-Dを落としてある意味スッキリした部分も?)そうですね。その点に関しては自由度が増したというか、正直少しずつ自分の格じゃないですけど、上がっていってるし、さらにベルトがない状態なので、ちょっとあとは、今からやりたい放題になるんじゃないですか。いやもう、やらしてもらいますよ。できる範囲で。(なにをやる?)いやあ、ナイショです。会社にもナイショです」
【KUDOの話】「飯伏、HARASHIMA、ホントにすげえ試合だったと思う。でもあの2人の試合に割って入れるのは、DDTの中で俺しかいないと思ってるから。去年負けて、ちょうど1年。1年間ためた気持ちをぶつけます。すごいプロレスラーとしてターニングポイントになる試合だと思うんで、すべて出し切って。この1年間俺ら絆深めてきたんで、酒呑童子みんなでKO-Dのベルトを取ります。(1年前と比べて変化は?)俺たちは勝ったり負けたりだよ。でもね、勝っても負けても、酒呑んで絆深めてんだよ。仲間の強さ、絆の強さをね、HARASHIMAにぶつけたいと思います。(札幌の結果次第では樋口に挑戦する可能性もあるが、樋口をどう評価している?)まあすごいなとは思います。当た
ったことないけど、試合見ててダイナミックだし、まだ負けてないし、可能性はあると思う。でも、HARASHIMA、飯伏、あの闘いにはまだついていけないと思います。あの闘いに割って入れるのは俺しかいないと思ってます」
【樋口の話】「(今日の試合を見て)すごいの一言だと思います。これがDDTの上の人たちの闘いなんだなという感じがしました。(地元の北海道で挑むことになるが)ここまで来たらやるしかないなという気持ちですね。(その前にDNAでの試合もあるが、負ける要素はない?)そんなことはないですけど、ここまで来たら負けられない立場だと思うので、目線の先にはKO-Dを見据えて1試合1試合、負けないように頑張ろうと思います。(KO-Dを取った場合はKUDO戦も控えているが)KUDO選手は怖い選手ですね。蹴りとか、殺気というか、怖さを感じる選手です。(HARASHIMAに対しては?)選手としても恐ろしい選手ですし、獣のような人です。おっかないです。(HARASHIMAに
かなうものがあるとしたら?)それは体格だったりパワーだったり、突進力とか、そこらへんですよね。あとはやっぱり勢いじゃないですかね。
(あらためて地元でのタイトル挑戦に向けて意気込みを)せっかく北海道でこうやって挑戦できるので、ホントに一介の新人とかそういうの関係なく、ホントにKO-D取ってやろうという気持ちで、北海道で全力でHARASHIMAさんにぶつかっていこうと思います。頑張ります。(勝つイメージはある?)そうですね。今自分が出している技の中では轟天っていうのがあるんですけど、それ、いまのところ決まったら全部取れてるんで、それさえ決まればというのがあります。(相撲時代から兄弟子たちの強い当たりを受けてきたと思うが、HARASHIMAの蒼魔刀も返せる?)返せる自信っていうのは…難しいですね。すごい強そうなんで。食らう前に、蒼魔刀を出す前に轟天を決めるという感じです」
DDT後楽園大会のメインは2月のたまアリ大会の再戦となった飯伏vsHARASHIMAのKO-D選手権、2月のたまアリ大会では飯伏がHARASHIMAを破りKO-D王座を奪取したが、3月の後楽園大会でHARASHIMAが「KO-D無差別級次期挑戦者決定およびいつでもどこでも挑戦権争奪時間差バトルロイヤル」を制し挑戦権を獲得、今回の後楽園で再戦となった。
試合は後楽園を意識してかグラウンドの攻防からスタート、しかしグラウンドの攻防となるとHARASHIMAの方が上かジワリと飯伏のスタミナを奪いにかかると、ロープワークの攻防ではリーブロックでかわそうとする飯伏に対しHARASHIMAは飯伏の腹部に飛び蹴りを炸裂、これで飯伏の動きが止まりフットスタンプやコブラツイストなどで腹部に集中攻撃を浴びせる。
先手を奪われた飯伏はサイドバスターで反撃、これが思わぬ一撃だったのかHARASHIMAは腰を押さえると、飯伏は逆片エビ、キャメルクラッチ、極楽固めと腰攻めを展開、しかしHARASHIMAが飯伏の腹に蹴りを入れるとジョン・ウーからビックブーツ、雪崩式ブレーンバスターと攻勢をかけ、エプロンに逃れた飯伏にロープ越しのギロチンニーを投下、最初の1発目はかわされるも再度のトライで決める。
両者は場外で打撃戦を展開するが制した飯伏がひな壇の記者席からムーンサルトアタックを敢行すると、リングに戻って打撃のコンポからムーンサルトダブルニー、スタンディングとなって蹴り合いとなり、ラリアット合戦は飯伏が制するとシットダウン式ラストライドからフェニックススプラッシュを投下するが、かわしたHARASHIMAは後頭部への蒼魔刀を炸裂させる。
両者は膝立ちの状態から打撃戦となると飯伏に狂気が宿り掌低のラッシュからスワンダイブ式ジャーマンを敢行、そして再度フェニックススプラッシュを狙うが、HARASHIMAが追いかけ雪崩式リバースフランケンを敢行、しかし飯伏の脳天をマットに直撃できず失敗に終わると、飯伏が逆にリバースフランケンを敢行し掟破りの蒼魔刀を狙うもHARASHIMAが蒼魔刀で迎撃する。
HARASHIMAは山折りから蒼魔刀の必勝パターンを決めるが飯伏はカウント2でクリアするとHARASHIMAは奥の手であるHERO!スプラッシュことファイヤーバードスプラッシュを投下、飯伏はフェニックスブレックスを狙うが阻止したHARASHIMAが垂直落下式つるべ落としで突き刺すと最後はスワンダイブ式蒼魔刀を決め3カウントを奪いHARASHIMAが王座奪還に成功した。
前回のたまアリ大会では飯伏が新日本参戦で得た成果をHARASHIMAに見せつけて勝利を収めたが、今回の試合はHARASHIMAが奥の手を解禁して強さを見せつけた。しかし奥の手まで解禁しなければ飯伏を倒せなかったということなのか・・・
飯伏は8日の新日本プロレス両国大会ではAJスタイルズに敗れIWGPヘビー級王座奪取はならず、HARASHIMAとの敗れKO-Dをも手放してしまったが、飯伏は団体を背負って立つタイプではなく一レスラーとして自由でいたいタイプだけにかえって無冠の方が飯伏にとってノビノビとやれるのではと思う。
新王者の飯伏に大相撲からDDTへ入門を果たし、どこでも挑戦権を獲得したことで僅か半年でKO-D王座に挑戦することになった樋口が5月24日の札幌で挑戦が決定、そして今大会でアントンから直接フォールを奪いどこでも挑戦権を奪取したKUDOが31日の後楽園で挑戦することを表明した。
飯伏も新日本で厳しい戦いを強いられているが、王者に返り咲いたHARASHIMAもDDT内で激しい戦いが待っている、二人の関係は外と内とが違うだけで似たもの同士の兄弟みたいなもの、この二人がいる限りはDDTはまだまだ磐石である。
またセミのKO-Dタッグ選手権は王者のストロングBJWが4人の中で一番軽量な石井を徹底して狙い撃ちにして試合の主導権を握り、挑戦者のドリフを分断する。
劣勢のドリフは入江が盛り返すが再び石井が捕まると主導権を奪い返されるが、終盤にワンチャンスを逃さなかったドリフは石井が関本にニールキック、垂直落下式ダブルアームDDT、ニールキックと繰り出して関本をヒヤリとさせるが、関本がラリアットで鎮圧すると垂直落下式ブレーンバスター、ラリアットからぶっこ抜きジャーマンで3カウントを奪い完勝防衛を果たした。
関本と岡林も普段組み機会も少なくなってきているが、組んだときの強さはさすがとしかいいようがない、ドリフも敗れたことでDDT内でストロングBJWに勝てるチームはいるのだろうか・・・DDT後楽園大会終了!超満員御礼!ありがとうございます!夜はユニオンです! #ddtpro #unionpw pic.twitter.com/Rw8SWjLdIc
— 高木三四郎 (@t346fire) 2015, 4月 29おかえり☆ pic.twitter.com/nrwkeYUCUc
— HARASHIMA (@HARASHIMA_DDT) 2015, 4月 29うえええええええええっ(꒦ິ⌑꒦ີ) !!!!!! 私の可愛いいつどこちゃんが取られちゃった!!! そして、またしても佐々木さんにお化粧はがされた!!!!! #ddtpro
— 赤井沙希 (@SakiAkai) 2015, 4月 29 -
子泣きジジイだらけとなったKO-Dタッグ選手権、次期挑戦者時間差バトルロイヤルを制したHARASHIMAが飯伏と再戦へ
3月29日 DDT「Judgement 2015」後楽園ホール 2200人 超満員札止め
◇ダークマッチ◇
▼キングオブダーク選手権試合/60分1本
[挑戦者]
○ゴージャス松野(4分09秒 腕ひしぎ逆十字固め)[初代王者]X伊橋剛太
☆伊橋が3度目の防衛に成功
◇第1試合◇
▼30分1本
○大鷲透 星誕期(7分49秒 片エビ固め)MIKAMI X勝俣瞬馬
※のど輪落とし
◇第2試合◇
▼次期KO-Dタッグ王座挑戦者決定戦/30分1本
石井慧介 ○入江茂弘(10分00秒 エビ固め)KUDO X坂口征夫
※ビーストボンバー
☆石井&入江組が次期KO-Dタッグ選手権挑戦権獲得
◇第3試合◇
▼高木三四郎20周年記念エニウェアフォールマッチ/30分1本
○高木三四郎 葛西純(14分40秒 体固め)飯伏幸太 X宮武俊
※シッドダウンひまわりボム on the テーブル
◇第4試合◇
▼DDT EXTREME級選手権試合 トータルカウントマッチ/10分1本
[挑戦者]△彰人(10分 同点により引き分け) [第31代王者]△X(旭志織)
---延長戦---
▼サドンデスワンカウントフォールマッチ
[挑戦者]○彰人(1分32秒 飛行機投げ固め) [第31代王者]XX(旭志織)
☆X(旭)が2度目の防衛に失敗。彰人が第32代王者となる
◇第5試合◇
▼KO-D無差別級次期挑戦者決定およびいつでもどこでも挑戦権争奪時間差バトルロイヤル
○HARASHIMA (23分35秒 体固め)X竹下幸之介
※蒼魔刀
☆HARASHIMAが次期KO-D無差別級挑戦権獲得
【退場順】
[1]大石真翔(6分56秒、オーバー・ザ・トップロープ※OTR)
[2]遠藤哲哉(8分21秒、キング・オブ・ダーク挑戦権獲得)
[3]ヤス・ウラノ(8分21秒、いつでもどこでも挑戦権獲得)
[4]岩崎孝樹(9分07秒、HARASHIMAのキャメルクラッチ)
[5]マサ高梨(11分13秒、興行権獲得)
[6]松永智充(11分53秒、OTR)
[7]DJニラ(12分08秒、樋口のカナディアンバックブリーカー)
[8]福田洋(13分02秒、いつでもどこでも挑戦権獲得)
[9]平田一喜(14分04秒、OTR)[10]高尾蒼馬(14分59秒、OTR)
[11]佐々木大輔(15分03秒、OTR)
[12]樋口和貞(15分24秒、いつでもどこでも挑戦権獲得)
[13]アントーニオ本多(17分16秒、いつでもどこでも挑戦権獲得)
◇第6試合◇
▼KO-Dタッグ選手権試合/60分1本
[第51代王者組]関本大介 ○岡林裕二(16分10秒 片エビ固め)[挑戦者組]X男色ディーノ スーパー・ササダンゴ・マシン
※子泣き式ゴーレムスプラッシュ
☆関本&岡林が初防衛に成功
(試合前にササダンゴが煽りパワポ)
ササダンゴ「ワークライフバランスについて説明します、自分とディーノはいろんな要素からプロレスラーになっていると話す。関本&岡林は筋トレ、プロレス、ポセイドン、筋トレ…などで構成されているとのこと。竹下&遠藤が決定的に劣っていたのは体重だと説明。歴代KO-Dタッグ王者の平均よりも関本&岡林は60キロ重いと証明。ディーノとササダンゴはDDTでは貴重なヘビー級タッグチームだが、それでも20キロ足りない。するとササダンゴは勝つために悪魔と契約し、増量するために妖怪になることを決意。どうやら関西に妖怪になるために事務所があるらしく、こなきじじいを獲得。ササダンゴはおぎゃーと泣き叫ぶことによって2000キロに。
2トンのササダンゴは小泣き作戦。男色ドライバーの体勢に入った時、ササダンゴがのっかり2トンと105キロの体重を相手の首にダメージを与えることができる。最終的にはディーノとこなき式男色ドライバーを決めることを終着点とする。」
(試合後に石井、入江が登場)
石井「2014年4月29日は後楽園ホールでアジアタッグ王者に輝いた日です。そして、2015年4月29日、後楽園ホールでは第52代KO-Dタッグ王者になる!」
関本「お前ら全力でかかってこいよ。真正面から受け止めてやる」
岡林「このベルトは絶対に渡さん。俺は勝つためなら手段は選ばない。いいか、これからのDDTプロレス、楽しみにしろよ、ピッサリ!」
DDT後楽園大会のメインは大日本プロレスのストロングBJWに流出しているKO-Dタッグ王座にディーノとササダンゴの元マッスルコンビが挑戦、まず例のごとくササダンゴが煽りPower Pointによるプレゼンを始め、王者組との体重差を埋めるために妖怪になったことを明かし、合体技ディーノとこなき式男色ドライバーを決めることを予告して奇襲を仕掛けて試合開始となり、いきなり岡林にディーノとこなき式男色ドライバーを狙うが阻止されるも、ディーノはナイトメアなど男色殺法で岡林を悶絶させて先手を奪い、子泣きジジイと化したササダンゴも「オギャー」と叫ぶと増量した体で王者組を圧殺し試合をリードする。
岡林を捕らえたディーノは男色ドライバーを狙うが岡林は逆水平で阻止し、交代した関本がディーノに往復式串刺しラリアットラリアットからサソリ固めでディーノを捕らえると、ここから王者組がディーノの古傷である腰に集中攻撃、大石がディーノ救出のために介入するもアルゼンチンバックブリーカーで返り討ちとなるが、その隙を逃さなかったディーノが岡林にファイト一発を決め、子泣きジジイに変身してこなき式男色ドライバーを決めるが関本がカット、しかし挑戦者組の勢いは止まらず「オギャー」と叫んでは関本のパワーを封じ、自らマスクを取ってスキンヘッド姿を露にして再度岡林にこなき式男色ドライバーを決めるもカウント2でクリアされる。
ディーノは岡林に雪崩式フランケンシュタイナーまで披露するが、関本が投げ放しジャーマンでカットに入ると、岡林を子泣き化させ、子泣きジジイに変身した岡林が「オギャー!」と叫んで増量すると、ゴーレムスプラッシュでディーノを圧殺し3カウント、子泣きジジイだらけとなったタッグ選手権はストロングBJWが王座を防衛、次期挑戦者は酒呑童子との挑戦者決定戦を制したチーム・ドリフの石井、入江が挑戦することになった。
セミの毎年恒例のKO-D次期挑戦者決定及びどこでも挑戦権争奪時間差バトルロイヤルは、まずヤスが天井に吊るされたどこでも挑戦権を獲得、遠藤は伊橋の保持するどこでもキングオブダーク挑戦権を獲得してしまう。
次に高梨がどこでも興行権、福田と樋口、アントンがどこでも挑戦権を獲得するが、最後に残ったのはHARASHIMAと竹下でHARASHIMAが蒼魔刀で3カウントを奪い挑戦権を獲得、4月29日の後楽園大会で飯伏の保持するKO-D選手権に挑戦が決定となった。2月のたまアリでの激闘から2ヶ月を経過してからで再戦、HARASHIMAも前王者だけに再戦の権利は当然ある、王者の飯伏は第3試合で高木、葛西組と対戦し試合は高木が宮武をシッドダウンひまわりボムで降しデビュー20周年を勝利で飾るも葛西との間で遺恨が勃発、4月15日伊豆ぐらんぱる公園での路上マッチでの対戦を控えているが、飯伏は4月は5日に新日本プロレスでAJスタイルズ、15日には葛西と路上マッチ、29日にはHARASHIMAとの再戦とハードな4月を迎える。 -
飯伏がHARASHIMAを破りKO-D王座奪取、マイケルがDDTに別れ、高木大社長がデビュー20周年・・・DDT初のたまアリも涙と感動が詰まっていた2月15日 DDT「さいたまスーパーDDT 2015」さいたまスーパーアリーナコミュニティアリーナ 6500人超満員札止め
<アピール、コメントなどは週プロモバイルより>
◇ダークマッチ◇
▼キング・オブ・ダーク初代王者決定戦/60分1本
星誕期 ○福田洋(6分12秒 首固め)DJニラ X伊橋剛太
☆伊橋が初代王者となる
◇第0試合◇
▼15分1本
○樋口和貞 河村知哉 岩崎孝樹(6分40秒 カナディアンバックブリーカー)中津良太 鈴木大 X梅田公太
◇第1試合◇
▼「曙軍vsヨシヒコ軍」全面対抗戦/30分1本
○曙 大鷲透 平田一喜(12分15秒 体固め)ヨシヒコ Xアントーニオ本多 グレート小鹿
※ランニングボディプレス
◇第2試合◇
▼アイアンマンヘビーメタル級選手権バトルロイヤル/時間無制限
○アジャ・コング(13分44秒 片エビ固め)X赤井沙希
※垂直落下式ブレーンバスター
☆アジャが第1020代王者となる
【退場順】[1]X久保佑允(映像班)[2]X勝俣瞬馬[3]X佐藤光留[4]Xベルナール・アッカ[5]X相島勇人[6]Xヤス・ウラノ[7]X高尾蒼馬[8]Xゼウス[9]X松永智充[10]X大石真翔[11]赤井沙希
◇第3試合◇
▼テレビ埼玉presents DDT EXTREM級選手権試合 ルールランブルマッチ/60分1本
[挑戦者]○X=旭志織 (10分1秒 回転エビ固めwithロープ)[第30代王者]X彰人
☆彰人が6度目の防衛に失敗。X=旭が第31代王者となる
◇第4試合◇
▼KO-D6人タッグ選手権試合/60分1本
[挑戦者組]KUDO ○坂口征夫 マサ高梨(10分16秒 コブラクラッチ)[第15代王者組]バラモンシュウ バラモンケイ Xゴージャス松野
☆バラモン兄弟&松野組が3度目の防衛に失敗。酒呑童子が第16代王者となる
◇第5試合◇
▼スーパーTLCマッチ/30分1本
○高木三四郎 葛西純(12分20秒 カバン奪取)石井慧介&入江茂弘 佐々木大輔&宮武俊 MIKAMI&石川修司
◇第6試合◇
▼スペシャルシングルマッチ〜愛の記憶〜/30分1本
○男色ディーノ(12分40秒 漢固め)X中澤マイケル with 松崎しげる
※男色デストロイ
【ディーノの話】「見ての通りなんだけど、ひとつだけ私の中で残ったものと言えば、しげるはやっぱりこっち(ゲイ)だったということ。ついつい今まで隠していた性の衝動が出ちゃったんでしょうね。私と対戦することで。次は私としげるが雌雄を決しなきゃいけないかもしれないわね。今日の私の収穫は、しげるがカミングアウトしたってことです。それはマスコミの皆さん、堂々と報じてください」
【試合後の中澤&松崎】
▼中澤「ありがとうございました。勝てなかったですけど」
▼松崎「いつからシンガポールに行くの?」
▼中澤「19日に出発しようと思っています」
▼松崎「すぐだね。でも嫁さんは大丈夫だね。一緒に行けるね」
▼中澤「松崎さんの歌の力で。ありがとうございました。途中で勝ちたくて勝ちたくて、汚い手を使っていたところで松崎さんの喝があったから、僕もやり直すことができました。ありがとうございます」
▼松崎「面白いねえ。みんなそれぞれのジャンルで活躍しているというのは。その体を保つには、マイケルのところに行ってトレーニングするのが一番だね。ということは、シンガポールに行って、かなり会員数もいるんじゃない?」
▼中澤「かなり繁盛しています」
▼松崎「新たなことを始めるっていうのは大変なことだけど、スポーツに精通してるもんね」
▼中澤「今日の試合のおかげで頑張れそうです。ありがとうございました」
◇第7試合◇
▼スペシャルシングルマッチ/30分1本
○桜庭和志(7分13秒 サクラバロック)Xスーパー・ササダンゴ・マシン
【ササダンゴ・マシンの話】「これがDDTワールドであったり、マッスルの世界観であったりとか、実はそうじゃなくて。これが桜庭和志というプロレスラーの世界観だったとしたら…。自分の得意だと思っていた試合というか、プロレスでも、僕はいろんなところで桜庭さんにかなわなかったなという気持ちが一番強くあります。そういう意味では本当に悔しいし、プロレスの大きな流れとは関係ないかもしれないですけど、俺は絶対にあるべきだと思っている、面白いと思っている、これもプロレスの一つだと思っているこのジャンルは、まだまだ追求していかなきゃいけないんだなって。ここは全然ゴールじゃないです。みんなが言っている通り、途中の途中の途中なんで」
◇第8試合◇
▼KO-Dタッグ選手権試合/60分1本
[挑戦者組]関本大介 ○岡林裕二(19分51秒 片エビ固め)[第50代王者組]竹下幸之介 X遠藤哲哉
※ゴーレムスプラッシュ
☆竹下&遠藤組が5度目の防衛に失敗。関本&岡林組が第51代王者となる
(試合後)
GM「関本さん、岡林さん、ベルト奪取おめでとうございます。悔しいですが、すごい試合でした。初防衛戦は3月29日、後楽園大会を予定しております。戦前、DDTの全チームと闘いたいとおっしゃってましたが、最初に闘いたい人はいますか?」
岡林「もう誰でもいいです。どこのチームでもいいです、かかってこい」
GM「では3月29日後楽園大会、挑戦者なんですが…」
(ここで松崎しげるさんが「愛のメモリー」に合わせて関本&岡林を祝福)
「新しいチャンピオンよ、次の防衛戦をあなたに〜♪次のチャレンジャーは、この二人しかいないよ〜。ディーノとササダンゴだよ〜♪」と続けると、ディーノ&ササダンゴがステージに現れ、挑戦を意思表示した。まさかの展開に新王者となったばかりの関本と岡林は唖然とするばかりだった。
【試合後の関本&岡林】
▼関本「獲りました! いやあ、強いですね。身体能力が凄いです。力も強いし。身体を見ればわかりますけど、トレーニングを1秒も怠ってないなと感じました。試合をしてて、日々の鍛錬を凄く感じました。でもね、俺らだって負けてないんだよ。今日も気持ちの部分でね」
▼岡林「ベルト獲りました。今日は120%の力を出せたと思います。ところどころで決めに行っている技が失敗したりしましたけど、自分の中では120パーセントの力で行けたと思っています。対戦相手も120パーセントで来ると言ってましたけど、絶対にベルトを守ってやるという気持ちが出ていたと思います。僕たちも絶対に獲ってやるという気持ちで行ったんで。それが今回は勝ったんじゃないですかね。本当にやっと獲れたという感じです。どんどん防衛していきます」
――初防衛戦の挑戦者がディーノ&ササダンゴ・マシン組に決定したが?
▼関本「ビックリしたな(苦笑) 松崎しげるさんだったから、聞き入っちゃって。男色ディーノとササダンゴ・マシンが一筋縄ではいかないってわかっているので。俺らも力一辺倒じゃ押し切れないかもしれないし、そこは気をつけなきゃなと。ちょっと相手の動きを勉強しなきゃダメだね」
▼岡林「そうですね。でも、相手が誰であれ、僕と関本さんはいつも通りの戦い方でいきたいと思います」
◇第9試合◇
▼KO-D無差別級選手権試合/60分1本
[挑戦者/DDTドラマティック総選挙2014・1位]○飯伏幸太(22分44秒 フェニックス・プレックス・ホールド) [第48代王者]XHARASHIMA
☆HARASHIMAが8度目の防衛に失敗。飯伏が第49代王者となる
(試合後には山里亮太さんが飯伏に勝利者インタビュー。)
飯伏「(おめでとうございます)ありがとうございます。(初めてのさいたまスーパーアリーナ大会のメインにふさわしい素晴らしい試合でしたが、試合を振り返って)本当にきつかったけど、楽しかった。勝てて、本当によかったです。(相手のHARASHIMAは?)DDTを長く守ってきたという…本当に強かったです。(次の防衛戦は3月21日春日部大会になります。闘いたい相手はいますか?)もうすか。(もうです)そうですね、久々にヨシヒコとやりたいですね。(最後にファンのみなさんに一言)きょうは本当に、本当に、本当に、ありがとうございました!」
(自身のテーマに乗って飯伏は退場。花道上のステージ上に立つ)
飯伏「また同じなんですけど、きょうは寒いなか本当にありがとうございました。6年前にDDTはこれから出発ですって言ったんですけど、さらにさらにでかくなって、これからDDTは再出発します!」(すると飯伏は花火)
飯伏「もっともっともっと、でかくなるぞー!!」(と叫ぶとパイロの演出から「イントゥ・ザ・ライト」が流れエンディングとなった。)
その後、控室の模様をスクリーンで中継。バックステージのHARASHIMAのもとに飯伏がくると握手を求めるが、HARAはそれに応じるグーで返す。やがて飯伏もグーになり、拳をぶつけあった。すると、そこにマイケルと佳耶子さんが登場。取り乱した様子の佳耶子さんは「シンガポールいかない!」と去って行きマイケルは「え!? 僕は最後まであきらめませんよ。次は、その時までさよなら、さよなら、さよなら」で終了となった。
【飯伏の話】「久々にきつかったですね。しんどかった。でも勝てたんで、それは本当に嬉しいですね。正直、この1、2年ぐらいDDTでタイトルに絡むことがほとんどなかったので。久々にシングルのKO-Dに絡むことができて、こんなにきついものだったかなっていう。それを一番感じました。でも、自分は外でいろいろ経験を積んできたんで。それが本当に役に立ったと思います。(新日本のビッグマッチを経験してきたが、DDTもそれに引けを取らない内容になってきた?)もちろんそうですね。どのタイトルマッチも自分は全力でやっているし、それは団体関係ないです。(自分の中でKO-D王座をどう捉えている?)自分の中ではもっと外に出てもいいのかなという部分はあるんですけど。まあ、難しいですね。でも全然他の団体と比べても変わらないし、物凄いベルトだと思います。(どういう王者としてやっていきたい?)今までにない感じのチャンピオン像というのがあるんで。それは前回ちょっと失敗したんで、また一発目でヨシヒコとできたらいいかなと。6年前にやりたかったことをやろうかなと。(他の人とは違うチャンピオン像とは?)ヨシヒコ戦でその辺はわかるんじゃないですかね。やりたいんでぜひ。(HARASHIMAに対しては?)凄かったですね。前回やった時よりも、プロレスのスキルが全然違いました。本当に強かったです。きつかったですね。でも楽しかったです。(フェニックスプレックスは狙っていた?)もちろんやるタイミングがあれば。フェニックススプラッシュを避けられたんで。チャンスがあればやろうと思ってました。パワーは前よりも全然上がっているんで。(さいたまSAという会場については?)6年前が初両国のメイン、3年前が武道館のメイン。そして今年はさいたまSAでメインを張れたのは、本当に嬉しいですね。3年ごとに締めくくりで変わってきているので、これでまた自分が変われればいいなと思います。(この会場で手持ち花火をしたチャンピオンは初めてだと思うが?)最高に気持ちよかったです。最高でしたね」
【HARASHIMAの話】「負けですね。5年半前の最後に一騎打ちして、この5年半やっときたチャンスだったんですけど、結果的には5年半前と同じ技で敗れて。本当に悔しいですね。情けないですね、自分が。(序盤から勝利に向けての執念が伝わってきたが?)勝つ気がなくて試合をすることなんてありますか? 僕は勝つために試合をしているので。絶対に今日は負けちゃいけない試合だったんで、悔しいですね。最後の対戦から5年半、DDTを守ってきたという自負があって。結果的に今日勝てなかったのは悔しいです。でも、これでトータルで言うと2勝2敗なんですよ。結果だけで言えばイーブンなんで、次は完全決着でやりたいですね。(飯伏の印象は?)非常に強いですね。素晴らしい選手です。強かったですよ。(前回と変わっていた部分は?)あの時より強くなってますね。あの時より5倍は強くなっていると思います。(前回は最後に握手を交わしていたが、今回は最後まで拒否したのは?)思い返せば前回はベルトを巻いてあげたりしてましたね。初めての両国でベルトを獲られて、5年半経ってリベンジのチャンスが来て。やっときたチャンスを逃した悔しさですね。それは彼に対する悔しさというか、自分のふがいなさというか。あそこで素直に握手っていうのは、彼に対しては悪いかもしれないですけど、自分の中ではできなかったです。(今後は当然ベルトを狙っていく?)もちろん。より鍛えて絶対に挑戦します。ベルトを奪い返します。5年半という時間はもうかけません」
DDTがたまアリこと、さいたまスーパーアリーナのコミュニティセンターでビッグマッチを開催、メインはDDTドラマティック総選挙2014・1位の飯伏がHARASHIMAの保持するKO-D無差別級王座に挑戦した。
試合の先手を奪ったのはHARASHIMA、飯伏のスタミナを奪うために腹部中心の攻めを展開、先手を奪われた飯伏はフランケンシュタイナーでHARASHIMAを場外へ追いやるとバミューダトライアングルを狙うが、HARASHIMAが阻止して逆に飯伏を場外へ落としエプロンからフットスタンプを投下する。
両者は場外またステージでエルボー合戦、ラリアットの相打ちを展開、HARASHIMAがソバットから突進するが、飯伏はオーバーヘッドキックで迎撃し、櫓からのムーンサルトアタックを敢行しHARASHIMAに大ダメージを与える。
飯伏はソバット、ミドルキックから猛ラッシュをかけるが、HARASHIMAはジョン・ウーを狙うも、飯伏はジャンプしてかわし、そのまま顔面へのフットスタンプで踏みつける。
飯伏はミドルキックを繰り出すが、HARASHIMAはキャッチして腹部へのパンチからドラゴンスクリュー、そして勝負を狙ってスタンディング式蒼魔刀から雪崩式リバースフランケン、蒼魔刀と猛ラッシュをかけるも飯伏はカウント2でクリア、ならばHARASHIMAはつるべ落としを狙うが、着地したHARASHIMAは掟破りの蒼魔刀を敢行し、シットダウン式ラストライドからフェニックス・スプラッシュを投下するが、HARASHIMAはかわして自爆させると飯伏の後頭部に蒼魔刀を炸裂させる。
再び打撃戦となるが飯伏がラリアットで制すると、抱えたところでHARASHIMAが頭突きで抵抗してからつるべ落としを敢行し、バスソーキックからスワンダイブ式蒼魔刀を狙うが、飯伏がHARASHIMAの動きを止めてからフェニックスブレックスホールドを決め3カウント、飯伏が王座を奪取した。
HARASHIMAは内からDDTを守ってきたが、新日本と二団体契約した飯伏は賛否をとわれながらも、新日本で得るものを得て成長した、今回の試合ではそれが現れていたのかもしれない。
セミのKO-Dタッグ選手権は挑戦者のストロングBJWがチームワークとパワーで圧倒、王者の竹下&遠藤は主導権を奪えない展開が続く。
王者組は遠藤がエプロンからのケブラーダ式キリモミプランチャ、スワンダイブ式ミサイルキックで反撃するが、ストロングBJWは王者組二人をアルゼンチンバックブリーカーの競演を披露し反撃を断ち切ってしまう。
竹下も関本に追尾フロントハイ、ジャーマン、ブルーサンダー、逆エビ固めと畳み掛けるが、関本はラリアット一発で返し、竹下のロコモーションジャーマンも、逆にぶっこ抜きジャーマンで投げられてしまう、
王者組はなんとか岡林を捕らえて、遠藤がスカイツイスターを投下するも岡林がカウント2でクリアすると、遠藤は雪崩式フランケンシュタイナーを狙うが、岡林は雪崩式パワーボムで叩きつけると、関本とのサンドウィッチラリアット、ダブルバックドロップと合体技の猛ラッシュをかけ、最後は前後ラリアットからのゴーレムスプラッシュで3カウント、ストロングBJWが完勝で王座を奪取、次期挑戦者には松崎しげるさんの『愛のメモリー』に乗ってディーノ、ササダンゴの元マッスルコンビが挑戦を表明、岡林は2012年の年越しプロレスでディーノから長時間リップロックを喰らったトラウマがあるだけに、ある意味嫌な相手なのかもしれない。
ササダンゴvs桜庭の一戦はステージ上でパワーポイントを始め『プロレス界における格差問題を解消する方法』をプレゼン、「垂直落下式リーマンショックは35%のダメージを与え、3回決めれば勝てる」「リーマンショックが決まるのかということ。そこで導き出した答えは『転ばすしかない』と結論だった。通常の床の6倍滑るということでバナナの皮を使い、打撃技でコーナーに追い込まれてダウンしたところで、セコンドのディーノからバナナの皮を受け取り、それで桜庭を転がして垂直落下式リーマンショックを決める。これを3回繰り返して完全勝利を挙げる」と断言、桜庭がやっと入場して試合開始となる。
試合は桜庭がグラウンドやローキックでリードを奪い、劣勢のササダンゴはバナナの皮を投入して桜庭を転がし、垂直落下式リーマンショックが決めるも、桜庭は腕十字に切り返し更に窮地に陥ってしまう。
桜庭はサクラバロックを狙い、ディーノがタオル投入を狙うが、ここで『エピトリカ』が鳴り響きマッスルワールドへと突入、ササダンゴはビジョンを使った独白で「大方の予想を覆す形で、垂直落下式リーマンショックをあと一発決めれば勝利できるというところまで来ています。しかし、残念ながらついに腕を取られてしまいました。本来なら、セコンドがタオルを投げてもおかしくない状況です。でもディーノ、その必要はないぞ。俺はまだあきらめていない。この回想シーンの時間を利用して、俺のスタミナは十分に回復した。これからアニマル浜口ジム仕込みのレスリングテクニックを上手に使って腕を抜いて、そして3発目の垂直落下式リーマンショックを決めて、アメリカンドリームをつかむんだ!」と宣言すると、スローモーションのままでサクラバロックから脱出しリーマンショックを狙うが、今度は桜庭がビジョンを使って「僕は正直、この状況に戸惑っています。これまでプロレス、総合格闘技といろんなルールで闘ってきたけど、こんな試合をするのは初めてだ。この対戦相手の男、体は大きいけど、全然パワーも技術もない。本当にプロレスラーなんだろうか? 僕はこの男と闘った時点で、負けだったんじゃないだろうか。もうこれ以上考えても仕方がない。終わらせよう」と独白してから張り手をかましサクラバロックで捕獲、ササダンゴはたまらずタップし、パワーポイントでの理論はまたしても立証できず失敗に終わってしまうも、あの桜庭をマッスルワールドに引きずり込んだだけでも大収穫だった。
シンガポールでのパーソナルトレーニングジム経営のためDDTマットを離れることになったマイケルと、椎間板ヘルニアで欠場していたディーノの復帰戦は、1月3日後楽園大会の時点で澤の佳耶子夫人がシンガポール行きを承諾していないことが発覚、単身赴任を避けるためにマイケルは勝ちに出てイス攻撃を狙うも、マイケルのセコンドである歌手・松崎しげるさんが「「お前、最後の試合だぞ。そんな風に勝って嫁さんが喜ぶと思っているのか。お前の良いところは嫁さんを愛しているところ。あと、いいところと言えば色黒だ。最後の試合だ」と説き伏せ、ディーノには「良い試合をやってくれよ。愛の言葉でコイツを骨抜きにするんだよ」と松崎さんから激励のキス、相手からのキスでディーノは骨抜きになってしまう。
松崎さんの援護射撃を得たマイケルは打撃戦に挑むも、競り勝ったディーノは男色ナイトメアから男色ドライバーで勝負に出る、しかし踏ん張ったマイケルは再び打撃戦となると次第にオーバータイツを脱ぎ捨ててしまいアンダータイツ一枚となって更に脱ごうとする。
さすがに松井レフェリーもマイケルを止めるために張り手を放つと、ディーノは男色ドライバーを決めるが、凌いだマイケルは盟友であるケニー・オメガ譲りの波動拳からクロイツラスを狙う。
しかし背後に着地したディーノはリップロックで捕獲し、マイケルは必死で耐えるもディーノはフレンチキスからの男色デストロイを決めて3カウントを奪い、粘るマイケルを介錯した。
試合後に敗れたマイケルは腹を決めてシンガポールへの単身赴任する決意を固めるが、花道から松崎さんが登場して名曲「愛のメモリー」を熱唱、ステージにはウエディングドレス姿の佳耶子夫人してシンガポールに帯同することを告げて夫婦で熱いキスをかわし、ハッピーエンドで幕となりシンガポールへと旅立ったはずが、大会のエンディングで佳耶子夫人が「行かない、行かない」と去って行くというまさかのバットエンディングとなるも、最後もマイケルらしいオチでシンガポールへと旅立っていった。
第5試合の机10脚、巨大ラダー3脚、イス100脚が用意されたスーパーTLC3WAYタッグマッチは大乱戦の末、高木&葛西のクレイジー大社長が天井に吊るされたバックをゲットして勝利、バックの中身である「4月15日に開催される伊豆ぐらんぱる公園での路上プロレス参加権」を得ると、葛西が高木がデビュー20周年を迎えることを指摘し、高木の家族が登場し花束を贈呈した。
DDTが旗揚げして18年となるが、高木のレスラーキャリアは20年目、レスラー人生の大半をDDTに捧げてきたが、DDTがここまで飛躍するとは本人も思わなかったのではないだろうか・・・
高木が育て上げたDDTは来年3月、8月と2回両国大会を開催する、高木大社長と共に歩んできたDDTは更なる愛と感動を伝えるために挑戦し更なる発展を狙う。 -
中澤マイケルが最後の後楽園で大奮戦も・・・浮き沈みの激しさも人生さ!
1月3日 DDT「新春お年玉スペシャル! 全席2000円興行!!2015」後楽園ホール 2200人超満員札止め
◇第1試合◇
▼30分1本
[マイケル軍=30点]○勝俣瞬馬(3分17秒 逆エビ固め)[ディーノ軍=0点]X梅田公太
◇新春三番勝負1◇
▼ディーノ軍vsマイケル軍新春カラオケ対決
[マイケル軍=40点]○中澤マイケルvs[ディーノ軍=0点]X男色ディーノ
※試合放棄
◇第2試合◇
▼30分1本
[ディーノ軍=30点]大石真翔 星誕期 ○石川修司(7分39秒 エビ固め)[マイケル軍=40点]ヤス・ウラノ 彰人 X伊橋剛太
※スプラッシュマウンテン
◇第3試合◇
▼30分1本
[マイケル軍=70点]マサ高梨 DJニラ ○赤井沙希(7分21秒 エビ固め)[ディーノ軍=30点]アントーニオ本多 高尾蒼馬 Xヨシヒコ
※輪廻転生を切り返して
☆赤井が第1011代アイアンマン王者となる
(試合後にアジャ・コングが乱入して赤井を襲撃)
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▼アイアンマンヘビーメタル級選手権試合
[挑戦者]○アジャ・コング(19時10分 体固め)[第1011代王者]X赤井沙希
※垂直落下式ブレーンバスター
☆アジャが第1012代王者となる
アジャ「東スポ大賞新人賞おめでとう。敢闘賞くらいもらえるかと思ったらいっさいもらえなかった。DDTのみなさん、2月15日待ってるのに、去年の両国終わっていっさい連絡ないってどういうことなの? ぜんぜん来ないから自分から出場しにきました。ベルト持ってるから2月15日、出るよ。さいたまスーパーアリーナ-にチャンピオンとして出場しま~す。それまでこのベルト放しませんから。万が一、取ろうなんて馬鹿な考えするやつは許さねーから」
【アジャの話】「8月の両国に出してもらって、次はさいたまだってみんな盛り上がっていたじゃん。連絡が来るだろうなって思ってずっと待ってたのに、何のお呼びもかからず。総選挙にも出してもらえない。忘れてんじゃないかなと思って、直談判しに行こうと。ただ、話し合いをするよりもレスラーですから、リング上のことはリング上で解決してしまえということで。こちらにはアイアンマンという素敵なベルトもあることですし、これを取ったら誰でも24時間いつでも挑戦できるわけでんでしょ? これを取ったら一応DDTのチャンピオンなわけですから、(さいたまSAに)出さないわけにはいかないでしょと。ヨシヒコがチャンピオンだというところまでは調べが付いてたんで、襲いに来たんだけど、なかなか隙がなくて。本当は控え室で襲う予定だったんですけど、結果としてリングに上がることになっちゃいました。いいんじゃないですか。お客様みんなに見てもらった前で、新年一発目からチャンピオンになったということで、今年も幸先いいですね。(赤井からベルトを取る形となったが?)新人賞を取って、去年活躍しましたと。その活躍の一端を担ったのは私じゃないかなと思いますんで。新人賞を取って、ベルトも取ろうなんて虫が良すぎるんだよ、この野郎。彼女は新人賞があるんですから、それで頑張っていけばいいよ。とりあえずベルトは私が大事にして、この先一生ずっと持っててあげるから大丈夫。アイアンマンですから、私にピッタリでしょ。これを持って、2月15日、さいたまSAに出ます。出してくださいというお願いじゃないです。出ます。決定事項です。DDTのヤツらがゴチャゴチャ言ったところで、このベルトは返らないだけだけだからね。夜道とか襲ってきたらただじゃおかないから。警察に駆け込んで、お巡りさんに逮捕してもらいます」
◇新春三番勝負2◇
▼ディーノ軍vsマイケル軍新春学力クイズ対決
[ディーノ軍=35点]△入江茂弘vs[マイケル軍=75点]△赤井沙希
※引き分け
◇第4試合◇
▼30分1本
[ディーノ軍=65点]○高木三四郎 大鷲透(7分19秒 ラ・マヒストラル)[マイケル軍=75点]Xスーパー・ササダンゴ・マシン スーパー・ササダンゴ・マシン2号(ベルナール・アッカ)
(試合後に高木が2号のマスクを剥ぎ、正体はアッカとわかる)
高木「おい、何マスクかぶり直してるんだよ。ちょっと2号、アンタ、ベルナール・アッカさんでしょ。アッカさん、LiLiCoさんいないのになんでまた来てるんだよ。そんなにプロレスがしたいのか」
アッカ「社長、監督! 俺、プロレスがしたいです(号泣)」
高木「おいアッカさん、わかったよ。2月15日、さいたまスーパーアリーナですげーカード用意するよ」
アッカ「プロレスがしたいです」
高木「だからやるようにしました。おい、坂井! あっ、違うわ。ササダンゴマシン。喜んでんじゃねーよ。2月15日、さいたまスーパーアリーナでテメーもスーパーアリーナといえばあの人というビッグな相手を用意した。今日はここでは明かせられません。このカードは凄すぎるので1月10日でさいたまスーパーアリーナで記者会見やります。そこでお前のカードを発表します。2月15日、さいたまスーパーアリーナ、今年のDDTにご期待ください」
◇第5試合◇
▼KO-D6人タッグ選手権試合/60分1本
[第15代王者組/ディーノ軍=95点]バラモンシュウ バラモンケイ ○ゴージャス松野(12分56秒 ゴーシャススクールボーイ) [挑戦者組/マイケル軍=75点]飯伏幸太 佐々木大輔 X宮武俊
(試合後)
松野「2度目の防衛です」
シュウ「勝ったのに向こうの方が拍手多いじゃないか! いつもならお前達に言いたい所だが、今日は松野! 死んで地獄に落ちろ。今度生まれ変わったウジ虫になるぞ!」
◇第6〜9試合◇
▼ディーノ軍vsマイケル軍シングル五番勝負・先鋒戦/10分1本
[ディーノ軍=135点]○竹下幸之介(5分23秒 ジャーマンスープレックスホールド)[マイケル軍=75点]X松永智充
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▼ディーノ軍vsマイケル軍シングル五番勝負・次鋒戦/10分1本
[マイケル軍=105点]○坂口征夫(4分40秒 片エビ固め)[ディーノ軍=135点]X平田一喜
※ランニングPK
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▼ディーノ軍vsマイケル軍シングル五番勝負・中堅戦/10分1本
[マイケル軍=135点]○KUDO(4分33秒 片エビ固め)[ディーノ軍=135点]XMIKAMI
※ダイビングダブルニードロップ
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▼ディーノ軍vsマイケル軍シングル五番勝負・副将戦/10分1本
[マイケル軍=165点]○HARASHIMA (6分51秒 体固め)[ディーノ軍=135点]X遠藤哲哉
※蒼魔刀
◇第10試合◇
▼ディーノ軍vsマイケル軍シングル五番勝負・大将戦/10分1本
[ディーノ軍=150点]△入江茂弘(10分時間切れ引き分け)[マイケル軍=180点]△中澤マイケル
(試合後)
鶴見亜門GM「何回総合司会やってるの!? ボーナストラックやってるでしょ、いつも」三田佐代子アナ「そうでしたっけ?」
鶴見GM「17対17の34人タッグマッチやりまして、それに勝ったチームには500点が加算されます。忘れないでください」
(マイケルは猛反対するが、HARASHIMAも飯伏も大賛成。これにてボーナストラックに突入)
◇ボーナストラック◇
▼34人タッグマッチ/無制限1本
[マイケル軍=680点]○中澤マイケル HARASHIMA ヤス・ウラノ 彰人 飯伏幸太 佐々木大輔 宮武俊 KUDO 坂口征夫 マサ高梨 松永智充 ベルナール・アッカ スーパー・ササダンゴ・マシン 赤井沙希 DJニラ 勝俣瞬馬 伊橋剛太(8分26秒 片エビ固め)[ディーノ軍=150点]Xアントーニオ本多 竹下幸之介 遠藤哲哉 ゴージャス松野 バラモンシュウ バラモンケイ 石川修司 入江茂弘 高尾蒼馬 高木三四郎 大鷲透 平田一喜 MIKAMIヨシヒコ 星誕期 大石真翔 梅田公太
※アルティメットベノムメーカー
(試合後)
鶴見GM「今度こそ本当にマイケル軍の勝利です」
三田アナ「大量得点ですよ」
鶴見GM「勝利したマイケル軍には私からお年玉が贈呈されます。三田さんにもらいにいってくださ~い。とはいえディーノ軍も頑張ってくれたので、ディーノ軍にもお年玉ございます。全員三田さんにもらいにいってください」
マイケル「ちょっと待って! 頑張って勝ったのに、なんでディーノ軍ももらってるんですか。おかしいじゃないですか」
鶴見GM「キャプテンのマイケルには特別な商品を用意してあります。こちらです」
(と出したのは分厚い封筒。中身を確認すると2・15さいたまスーパーアリーナ大会のチケット200枚だった。)
鶴見GM「シンガポールに行く前にこれ売り切って」
マイケル「じゃあシンガポールでDDTを広めて。今年は攻めて攻めて攻めてやりますよ、プライベートで」
ディーノ「ところでなんですけど、攻めると言いました? さいたまはいったん戻ってくるけど、今日でいったんDDTお別れじゃないですか。まだやってないことあると思うんですよ、アナタ。アナタね、夫婦仲が悪い、と。まだ奥さんに言ってないでしょ。言ったけど返事が返ってきてない」
マイケル「うううん。来てくれるに決まっているじゃないですか!」
ディーノ「そう言うと思って中澤さんには黙って、奥さん呼んでいます。中澤さんと結婚した奇特な方、中澤カヨコさんです。あとはお二人で」
(カヨコ夫人登場)
鶴見GM「みなさんの前で答えをもらいましょうよ」マイケル「最近、会場とか来るのいやがってたけど、今日は俺の応援に来てくれたわけでしょ? おかげで勝てたよ。さいたまも俺一生懸命頑張って勝つから、一緒にシンガポール行こうぜ」
カヨコ「あの-、よく考えたんですけれどもシンガポールには行きません。これからも頑張ってください(と猛ダッシュで会場をあとにした)」
マイケル「えっ……」
高木「マイケル! これが現実だな(苦笑)。新年早々いいもの見せてもらったよ。バカヤロー、これで諦めるのかよ。諦めたらな、そこで試合終了なんだよ。マイケル、2・15さいたまでディーノに勝って奥さんにハイと言わせたらいいじゃないか」
マイケル「2・15さいたま絶対勝って嫁をシンガポールに連れて行くぞ」
高木「というわけで2015年もDDTも中澤マイケルも明日を夢見て頑張りたいと思います。諦めなければ夢は叶う。諦めたらそこで試合終了。マイケル頑張れよ。というわけでお前は人としてもひと回り成長したから、今日のこの場を締めてもらう」マイケル「デビューして10年、大会とか締めたことないんですけど……。デビューして10年間あたためてきた締めの言葉があるんです。僕が3・2・1っていったら『ドンマイケル』で締めましょう」
鶴見GM「素晴らしい! 素晴らしい締め言葉だ! よしみなさんやりますよ!」
全員「3・2・1 ドン・マイケル!」
【マイケルの話】「いやいや、勝ちましたね。この勢いのままさいたまSAでも勝ちますよ。今日は中澤家としてはバッドエンドでしたけど、さいたまSAでは勝って、松崎しげるさんの力も借りて、今度こそハッピーエンドにして、シンガポールに旅立ちたいと思いますんで、応援よろしくお願いします。(奥さんの登場は読んでいた?)全然。最近会場にも来ないし。今日久しぶりに来たから、応援しに来たかと思いきやなんですか? 誰が仕組んだのか知らないですけど、大丈夫です。抱いた手はすかされ、サーッと逃げましたけど、松崎しげるさんがあの歌を歌えば、たちどころにとんな難しい嫁も機嫌を直すという。あれは伝説の歌ですし、あの人は伝説の黒い人なんですよ。さいたまSAでは絶対に勝って、シンガポールに嫁を連れて行きます」
DDTの2015年度が開幕、毎年恒例の全席2000円興行が開催され、今回は男色ディーノ軍とマイケル軍という図式で行われた。
先手を奪ったのはマイケル軍で勝俣が逆エビ固めで梅田を降し、新春三番勝負でのカラオケ対決もマイケルのウルフルズの「かわいいひと」に対して、ディーノは美川憲一の「さそり座の女」を熱唱して高得点を出し、マイケルに勝ったかに見えたが、亜門GMが「ゲイがゲイの歌を歌うとかはいらない」と物言いがついたため、ディーノは徳永英明の「壊れかけのradio」を歌うも、まったくグタグタだったためディーノが試合放棄、マイケル軍が連勝となる。
第2試合では昼間の全日本に続いて欠場の石井慧介の代役として出場した石川がスプラッシュマウンテンで伊橋を降してディーノ軍が一矢報いれば、第3試合では赤井がヨシヒコから3カウントを奪いアイアンマン王座を奪取、赤井は初戴冠となるも、すぐさまアジャが乱入して垂直落下式ブレーンバスターで3カウントを奪い王座強奪、赤井は数秒天下となった。
試合後にはアジャがアイアンマン王座を盾にして2月15日のたまアリ大会への参戦を表明したが、秋山準に続いてとんでもない選手にベルトが渡ってしまった。
マイケル軍がリードしたままで新春三番勝負へと突入、入江と赤井が学力テストに挑むも二人共珍回答を連発、回答を間違えるとマイケルとディーノ顔や乳首に洗濯ばさみが設置されたが、結局本当の意味で痛みわけに終わった。
第4試合では高木、大鷲組に2号も出現したササダンゴマシン組と対戦、試合はルチャルールで行われるが、2号はリーブロックを飛び越せず苦戦するも、ミドルキックで大鷲をなぎ倒す。
2号が手強いとわかった高木組はササダンゴ・マシンを捕らえ、ササダンゴ・マシンも垂直落下式リーマンショックで反撃するが、2号のラ・マヒストラルをやるように指示を出すも、2号はラ・マヒストラルの掛け方がわからず。最後は高木が急所打ちからラ・マヒストラルを決め3カウントを奪い、試合後は2号のマスクを剥いで正体はアッカと判明、アッカはDDT参戦をアピールすると、たまアリ大会にカードを用意すると約束、ササダンゴマシンにも大物レスラーとの対戦を課した
第5試合はKO-D6人タッグ王座のバラモン兄弟&松野に新メンバー・宮武を加えたゴールデン☆ストームライダーズの挑戦を受け、バラモン組の奇襲から場外戦となるも、飯伏の狂気が宿り、宮武を台車に乗せて、同じく台車に乗ったケイとぶつかり合いを展開すれば、バラモン兄弟のボウリング攻撃に対して、シュウの上にアタッシュケースを乗せて、飯伏がボウリングの球を持ってその場飛びムーンサルトを決めるなど自らも大ダメージを負う。
挙句の果てにはバラモン兄弟から墨汁を奪い、佐々木と共に掟破りの墨汁ミストを噴射すれば、宮武もプロテインと墨汁のカクテルを作って飲み狂乱して暴れるなど、さすがのバラモン兄弟も顔負けとなってしまう。
しかし飯伏と佐々木の墨汁ミストが宮武に誤爆すると、松野が丸め込んで3カウントとなるも、今回ばかりは飯伏の狂気の前にバラモンも形無しだった。
三番勝負のラストはPK対決となるが切り札だったHARASHIMAがゴールを外してしまい、ディーノ軍がリードを奪ったまま休憩明けの5番勝負へと突入。
先鋒戦は竹下が松永の老獪さに苦しみながらもジャーマンで3カウントを奪い、次鋒戦は粘る平田を坂口がPKで降し、中堅戦ではMIKAMIが久々にラダーと共に登場するも、久しぶりに投下したヴォルガニックボムが自爆すると、KUDOがスピンキックからダイビングダブルニーで3カウント、副将戦のHARASHIMAvs遠藤は、遠藤が空中戦を繰り出すもムーンサルトプレスは山折りで迎撃されると、HARASHIMAはスワンダイブ式フットスタンプを投下、遠藤はその場飛びシューティングスターやブルーサンダーで反撃するがスカイツイスタープレスが自爆すると、HARASHIMAが側頭部へのミドルキックから蒼魔刀を決め3カウントを奪う。
マイケル軍が30ポイント差でリードを奪ったままで大将戦へと突入、マイケル軍はマイケル自ら登場してディーノ軍の入江と対戦、序盤は入江のマウントエルボーに苦しむマイケルだったが、場外戦に持ち込んで入江の顔面にコールドスプレーを噴きつけると、入江の顔面を養生テープでグルグル巻きにしてからコーナーに固定して、「10分間逃げます」と宣言する。
入江は養生テープをパワーで引きちぎると、猛反撃を開始しマイケルを追い詰めるが、マイケルもアルティメットベノムアームを決め入江を追い詰める。
しかし入江は反撃してブラックフォールスラム、フライングソーセージとマイケルを追い詰めにかかるも、マイケルは懸命に粘りケニー・オメガ譲りの波動拳を決めるが、入江が垂直落下式バックフリップを狙ったところで10分時間切れ引き分け、ポイント差でマイケル軍が勝利となるも、亜門GMが非情にも勝者チーム50ポイントがかかった17vs17のボーナストラック突入を宣言、マイケルが反対するもHARASHIMAや飯伏が「普通に勝ったら30点なのに、これで勝ったら500点でしょ。凄いよ! やった方がいいよ」と賛成してしまい、ボーナストラックへと突入となってしまう、
ボーナストラックは巨体の石川がロープワークを展開すれば控える選手が次々と脱落するわ、バラモン兄弟は試合を無視して赤井に水を浴びせるわ、場外乱闘にも関わらず平田が「TOKYO GO!」を踊り出すわで大混戦となるも、ディーノ軍はマイケルにトレイン攻撃を浴びせれば、なぜかマイケル軍も最後の後楽園大会となるマイケルにトレイン攻撃を浴びせ、最後の飯伏はグーパンチからの槍投げのおまけつきとなる。
それでもマイケルはカバーを狙うアントンにアルティメットベノムメーカーを決め3カウントで500ポイント獲得しマイケル軍が勝利も、敗れたディーノ軍もディーノが健闘したマイケルに涙を浮かべるなど感動的なラストになるかと思われた。
勝者となったマイケル軍だけでなく敗れたディーノ軍にもお年玉が配られ、ウィイウィンの光景にマイケルからクレームがつくと、マイケルにはボーナスが配られるが、中身はたまアリ大会のチケットが200枚、亜門GMは「シンガポールに行く前に全部売り切って。もしくはシンガポールで売って」と言い放つ、マイケルは腹をくくって売り歩くことを宣言するが、今度はディーノがカヨコ夫人からシンガポール同行の了承を取っていないことを暴露されると、カヨコ夫人が登場しマイケルは「埼玉でも俺は頑張って勝つから、一緒にシンガポールに行こうぜ」と懇願するが、カヨコ夫人は「よく考えたんですけど、シンガポールには生きません。これからも頑張ってください」と言い放ち、脱兎の如く去ってしまう。
単身赴任が内定したマイケルは呆然となるも、高木大社長は「マイケル…これが現実だな、諦めたらそこで終了だ。2・15さいたまでディーノに勝って奥さんに『はい』と言わせれればいいじゃないか」と励まし、最後はマイケルが「ドン・マイケル」締めくくろうとするが観客が乗り気になれず、亜門GMがブチキレとなるが、最後は全選手やファンが揃って「ドン・マイケル」でマイケル最後の後楽園を締めくくった。
マイケル最後の後楽園は人生の浮き沈みの激しさ、まさにマイケルの人生を物語っているような大会だった。マイケルは一旦日本と離れ、2月15日のたまアリ大会には参戦するが、果たして単身赴任の危機を脱することが出来るか、マイケルの浮き沈みの激しい人生は最後まで続く・・・☆2/15(日)さいたまスーパーアリーナコミュニティアリーナ『さいたまスーパーDDT 2015』12:30開場、14:00開始
▼曙軍vsヨシヒコ軍全面対抗戦
曙 大鷲透 平田一喜vsアントーニオ本多 ヨシヒコ グレート小鹿
▼アイアンマンヘビーメタル級選手権バトルロイヤル
[参加選手]
アジャ・コング(1月3日現在王者) 赤井沙希 ベルナール・アッカ ヤス・ウラノ 高尾蒼馬 相島勇人 DJニラ 伊橋剛太 星誕期 勝俣瞬馬 松永智充 1月25日EXTREME選手権の敗者
▼DDT EXTREM級選手権試合
[王者] 1月25日彰人vs大石真翔の勝者vs[挑戦者]未定
▼KO-D6人タッグ選手権試合
[王者組]バラモンシュウ バラモンケイ ゴージャス松野vs[挑戦者組]KUDO 坂口征夫
マサ高梨
▼スーパーTLCマッチ
高木三四郎 葛西純vs石井慧介 入江茂弘vs佐々木大輔 宮武俊vsMIKAMI 石川修司
▼スペシャルシングルマッチ
スーパー・ササダンゴ・マシンvs超大物X
▼スペシャルシングルマッチ〜愛の記憶〜
男色ディーノvs中澤マイケル with 松崎しげる
▼KO-Dタッグ選手権試合
[王者組]竹下幸之介 遠藤哲哉vs[挑戦者組]関本大介 岡林裕二
▼KO-D無差別級選手権試合
[王者] HARASHIMAvs[挑戦者/DDTドラマティック総選挙2014・1位]飯伏幸太きつかったけど楽しかった。 あと一試合。2月15日さいたまスーパーアリーナで男色ディーノを倒して嫁を連れてシンガポールいきます! チケットも二百枚委託されてしまったし、みなさん、中澤マイケルラストマッチの応援よろしくです!チケット買ってね! #ddtpro
— 中澤 マイケル (@MichaelNakazawa) 2015, 1月 3入江くん強かった。なりふり構わず逃げるのがやっとだった。 飯伏さんと松っちゃんがセコンドついてくれて心強かった。咄嗟に出したケニーの波動拳がボクを救ってくれた。ヒカルんもドンマイケルとか呟いてたし、どこかで見ていたに違いない。みんなのおかげです。ありがとう! #ddtpro
— 中澤 マイケル (@MichaelNakazawa) 2015, 1月 3明日はさ、今日ボクが飯伏さんのセコンドに与えてもらった心強さの十分の一でも与えられるようなセコンドをしてみせるよ。沸かせて、そして勝って、二人で泣こう。
— 中澤 マイケル (@MichaelNakazawa) 2015, 1月 3中澤さん…ヤバいよ。泣きすぎたよ。貸しは返す。明日のセコンドで泣かすから。明日で全ておわるね。色々と。色々。 大爆発する予感。
— 飯伏 幸太 (@ibushi_kota) 2015, 1月 3中澤さんが今日の興行をもって日本からいなくなる。DDTはプロレス界で今勢いがあるとされてるっぽいけど!それは!何があっても!誰も落ち込まないからだ!いい事も悪い事も全部!飲み込んで!押し切る!それが勢いだろうが!落ち込んでる暇ねーぞ!分かったら乗れ!おめーも勢いの一部なんだオラ!
— 男色ディーノ (@dandieno) 2015, 1月 3MIKAMI先輩とシングルマッチでした。 ラダーを使った攻撃を色々とくらって、あちこち痛む… でも新年一発目を勝利で飾れたことは非常に嬉しい。 そして『まいつき征夫!』をゲットできたことで非常にやる気が出る。 pic.twitter.com/4tC0kajPgZ
— KUDO (@KUDO_DDT) 2015, 1月 3無念!ベルト奪取ならず! pic.twitter.com/hdwpurFDAL
— 佐々木大輔 (@the_sasaki) 2015, 1月 3いてて…首が痛いです (´・ω・`) 生まれて初めてのベルト奪取もアイアンマン王女としては1分も君臨出来ませんでした…(꒦ິ⌑꒦ີ) 何があったの… あと、最後のタッグマッチのわちゃわちゃでコスチュームがこんなことに!!墨!! pic.twitter.com/O3CWsDfndx
— 赤井沙希 (@SakiAkai) 2015, 1月 3DDT生中継にたくさんのTweetありがとうございました!本当に助かりました!休憩中の反動でラストにあまり紹介できなくてごめんなさい。今年も皆様のつぶやきをお待ちしております。宜しくお願い致します! #samuraiTV #ddtpro
— 村田晴郎 (@MTharuo) 2015, 1月 3 -
HARASHIMAが入江を降しKO-D王座を防衛、若手の台頭でDDTの2014年度は終わる
12月23日 DDT「NEVER MIND 2014」 後楽園ホール 2014人超満員札止め
<アピール、コメントなどは週プロモバイルまたプロレス格闘技DXより>
◇ダークマッチ◇
▼10分1本
○樋口和貞 岩崎孝樹(9分30秒 カナディアンバックブリーカー)梅田公太 X中津良太
◇第1試合◇
▼30分1本
石井慧介 高尾蒼馬 大鷲透 ○平田一喜(9分29秒 奇跡を呼ぶ一発逆転首固め)ヤス・ウラノ MIKAMI Xアントーニオ本多 DJニラ
◇第2試合◇
▼30分1本
○大石真翔(7分54秒 ヒザ十字固め)X彰人
◇第3試合◇
▼30分1本
○高木三四郎(4分08秒 ラ・マヒストラル)Xベルナール・アッカ with LiLiCo
▼アイアンマンヘビーメタル級選手権試合
[挑戦者]○ヨシヒコ(12時41分 体固め) [1009代王者]XLiLiCo
※ダイビングボディアタック
☆ヨシヒコが第1010代王者となる
【試合後のアッカ、LiLiCo】
▼LiLiCo「何なんだよ!? ボディガードとして役に立ってないじゃねぇかよ!」
▼アッカ「ホントすいません。違うんですよ。高木が汚い」
▼LiLiCo「役立たず!」
▼アッカ「クソ。パンツ、バーって何あれ? プロレス奥深いわ。総合やめて飲んで食ってで練習が足りなかった。もっと勉強します。もっとプロレスやりたいね。もう一回勝負してぇ。次絶対に負けねぇ!」
◇第4試合◇
▼ゴールデン☆ストームライダーズ新メンバー最終オーディション/30分1本
[審査員]飯伏幸太 佐々木大輔(11分34秒 エビ固め)[参加者]伊橋剛太 勝俣俊馬 X宮武俊 中邑珍輔
※シットダウンラストライド
【退場順】[1]X勝俣(4分42秒、佐々木のクロスフェースロック)[2]X珍輔(6分32秒、飯伏のイージーラストライド→エビ固め)
◇第5試合◇
▼中澤マイケル休業カウントダウン4「中澤歴史秘話ヒストリア〜その時歴史はさほど動かなかった〜」/30分1本
○マサ高梨 佐藤光留(0分29秒 片エビ固め)松永智充 X中澤マイケル
---再試合---
マサ高梨 ○佐藤光留(8分58秒 腕ひしぎ逆十字固め)松永智充 X中澤マイケル
◇第6試合◇
▼KO-Dタッグ選手権試合/60分1本
[第50代王者組]○竹下幸之介 遠藤哲哉(18分08秒 ジャーマンスープレックスホールド) [挑戦者組]KUDO X坂口征夫
☆竹下&遠藤が4度目の防衛に成功
(試合後、鶴見亜門GMより、次回防衛戦が2・15さいたまになることを発表。挑戦者組が関本&岡林であることがスクリーンで発表される)
遠藤「この2人より馬力をつけてベルトを防衛したい」
竹下「関本大介をジャーマンで投げたいと思います」
◇第7試合◇
▼KO-D無差別級選手権試合/60分1本
[第48代王者]○HARASHIMA (22分21秒 体固め)[挑戦者]X入江茂弘
※蒼魔刀
☆HARASHIMAが7度目の防衛に成功
(試合後)
HARASHIMA「やっぱりね、君はね、すごく強かったよ。一撃一撃がすごく効いて、危なかったよ。あんなに攻撃力強いの、ずるいよ。ホントに体、ボロボロだよ。でもね、勝ったのは僕だから。まだまだ、僕のほうが強いけどね」
亜門GM「HARASHIMAさん、防衛おめでとうございます。2・15さいたまのメインのカードが決定しました」
(飯伏をリングに呼び込む)
GM「2009年の両国以来になりますんで、約5年半ぶりのシングルマッチということになります」
飯伏「HARASHIMAさん、久しぶりですね。さいたまスーパーアリーナ、よろしくお願いします」
HARASHIMA「飯伏君、久しぶりだよね。こちらこそさいたまスーパーアリーナ、メインイベント、よろしくお願いします。ただ、僕は君に負けた最初の両国のあの悔しさは忘れてないから。二度とあの思いをしないように絶対このベルトを防衛しますんで、そこんとこも、よろしくお願いします」
GM「2015年2月15日、DDT最高峰の闘いが実現します! KO-D無差別級選手権、王者HARASHIMAVS挑戦者・飯伏幸太、どうぞご期待ください!」
(ここで出場選手たちがリングに上がり、クリスマスも近いということで、客席にお菓子を投げ入れる。最後はHARASHIMAが締め)
HARASHIMA「2014年DDT、たくさんのご観戦ありがとうございました! 2015年も僕らいっぱい試合してどんどん突っ走るんで、みなさん、ついてきてください! みんな、DDTについてきてやるさー! さいたまスーパーアリーナも大成功させてやるさ! 夏の両国も大成功させてやるさ! 2015年もっともっともっとDDT、でっかくなってやるさ! なんでかって? それは鍛えてるからだー!」【試合後のHARASHIMA】
▼HARASHIMA「入江戦防衛してさいたまスーパーアリーナのメインに立つチャンピオンのHARASHIMAです」
――入江戦を振り返って?
▼HARASHIMA「一つ一つの技の破壊力が半端ないですね。途中何回か危なかったですね」
――入江は仲間の石井、高尾の得意技を出してきたが?
▼HARASHIMA「言われてみればそうですね。必死に戦ってたんで考えられなかった」
――さいたまのメインで飯伏と対決するが?
▼HARASHIMA「さいたまでやるといった時点でそこまでチャンピオンとして勝ち続けると言ってたんで。ビッグマッチのメインは注目度が違うんで、目立つところで目立つことをやりたい」
――飯伏とは5年半ぶりの一騎打ちになるが?
▼HARASHIMA「最初の両国というビッグマッチでチャンピオンとして上がって飯伏に負けて獲られてる。同じシチュエーションで獲り返したい。それから飯伏とシングルやる機会がなかったんで、これはチャンスかなと」
――今の飯伏の印象は?
▼HARASHIMA「新日本と2団体所属になって、いろんな選手と試合して彼自身も経験値というか、体も大きくなってる。でも僕はDDTを守ってきた自信がある」
【試合後の入江】
▼入江「悔しいしかないです。全日本プロレスとか出て、アジアタッグ巻いたりして、今日に向けて特訓したりもあって、自分の中では強くなったのかなと思ってたけど、自分の方が弱かった。強くなれるように頑張っていきます。3人でもっともっと上にいけるように」
――石井、高尾の得意技を出したが?
▼入江「ちょうど蒼魔刀に向かってきた対角にいたのがリーダーと高尾君。見えたから動いた感じですね」
【メイン後の飯伏】
▼飯伏「5年半ぶりぐらいですか。一気に高まりましたね。緊張したというか、思い出したというか」
――HARASHIMAとは2009年8月の両国以来5年ぶりの一騎打ちとなるが?
▼飯伏「正直、凄い進化したと思いました。ちょっと焦ってます」
――さいたまスーパーアリーナという大舞台については?
▼飯伏「DDTでも初めてだし、プロレスで一回だけ違う感じで出たことあるんですけど、うれしいですね。さいたまスーパーアリーナのメイン。いろいろ大きな会場でメインやってきたけど、さいたまスーパーアリーナのメイン初めてなんで」
――KO-D王座挑戦も久々だが?
▼飯伏「自分が最後に巻いたのが2012年の武道館。それからほとんど絡んでないんじゃないですか。その久々の相手がHARASHIMAさんということで、結構、本気でいかないと勝てないと思ってます」
――DDT初の両国でHARASHIMAからベルトを奪い、初の武道館でオメガから奪ってきたが?、
▼飯伏「ビッグマッチのメインは引きが強い。運がいいというか。ビッグマッチの方がテンション、他の人よりも上がるのかなという気がしてます」
DDT今年最後の後楽園大会のメインはHARASHIMAvs入江のKO-D選手権、入江も対HARASHIMA戦は二連敗だけに背水の陣で臨んだ。
試合の先手を奪ったのは入江、ショルダータックルからスリーパーで絞めあげスタミナを奪いにかかるが、HARASHIMAが場外へ逃れると入江も追いかけてパワーボムを狙うが、HARASHIMAがスルーしサッカーボールキックからエプロンからのギロチンニーで流れを変え、リングに戻っては腰へのダイビングフットスタンプやキャメルクラッチなどで腰攻めを展開する。
入江は旋回式スクラップバスターで叩きつけると、エルボーの連打、串刺しビーストボンバー、ブレーンバスターと畳み掛け、フライングソーセージを狙ってコーナーへ昇るが、HARASHIMAが叩き落すとロープ越しのギロチンドロップ、ライダーキック、雪崩式ブレーンバスターと猛ラッシュをかけ、スタンディングでの打撃戦も入江のエルボーに対し、HARASHIMAはキックで応戦しカウンターのハイキックを浴びせるが、入江もカウンターのスピアーを浴びせHARASHIMAを場外へ吹き飛ばす。
勝負と見た入江はブレーンバスター、ビーストスプラッシュから、石井の技であるニールキック、高尾の技であるジントニックを決め二人の友情に応えようとするがカウント2でクリアされてしまう。
二人はエルボー合戦となり、体格のある入江が優勢かと思われたが、HARASHIMAはグーパンチを浴びせてからハイキックを放つも、入江もビーストボンバーや頭突きで応戦する。
しかしHARASHIMAは変型フェースバスターから顔面蹴りを何度も放つと、入江もファイヤーサンダーを繰り出すが、HARASHIMAはハイキックからスタンド式蒼魔刀、正調蒼魔刀で3カウントを奪い王座を防衛した。
試合後は次期防衛戦は2月15日のさいたまスーパーアリーナでの飯伏幸太戦に正式決定、両者はエールを交し合ったが、新日本とDDT二団体契約を結び、外からDDTを発信してきた飯伏と、内から守ってきたHARASHIMA、初進出の大会場でやるには相応しいカードかもしれない。
またセミでは竹下、遠藤の保持するタッグ王座にKUDO、征夫の酒呑童子が挑戦、序盤は酒呑童子が王者組を執拗に分断するが、王者組もスピードと合体技で応戦する。
しかし酒呑童子は竹下を捕らえ、KUDOがダイビングダブルニー、ダブルミドルキックから征夫がスリーパーで捕獲して追い詰めるも、遠藤がミサイルキックでカットに入ると、逆に王者組が征夫を捕らえ、最後は遠藤のスカイツイスタープレスから竹下がジャーマンで3カウントを奪い王座を防衛。
試合後は次期防衛戦はこちらもさいたまスーパーアリーナに決定し挑戦者は大日本プロレスの関本、岡林と発表された。関本組はアジアタッグ王座ホルダーだけに竹下、遠藤にしても試練の防衛戦となる。
タレントLiLicoに流出していたアイアンマン王座は高木がLiLicoのボディーガードであるアッカをタイツをずり下ろしてからのラ・マヒストラルで3カウントを奪うと、逃げるLiLicoにヨシヒコがダイビングボディーアタックを浴びせて3カウントとなりヨシヒコが王座を奪還した。
今年のDDTは飯伏やドリフの面々が外からDDTを発信したことにより盛況、またHARASHIMAが中心なれど竹下、遠藤、平田などの若手が台頭することで一気に若返った。
来年のDDTはどこまで発展するのか、楽しみである。 -
中澤マイケルがシンガポールへ移住のため無期限休養へ・・・いじられながらもDDTに欠かせない存在になっていた
(DDT公式より)
中澤マイケルがスポーツジムの邦人向けインストラクターとしてシンガポールに移住するため、無期限の休業に入ることとなりました。DDT所属選手としての籍は残します。1月3日DDT後楽園ホール大会に参戦後移住します。2月15日DDTさいたまスーパーアリーナ大会には参戦いたしますが、この大会が現状でのDDTラストマッチとなります。ファンの皆様にはこれまでと変わらぬご声援のほど、よろしくお願いいたします。
<バトルニュースより>
12月1日、都内のTEC事務所でDDTプロレスリングが記者会見を行った。高木三四郎社長、鶴見亜門GMと共に会見に出席した中澤マイケルから、海外でトレーニングジムを経営している人物から、今後新しくパーソナルトレーニング専門ジムを展開していきたいので海外の店舗を任せてもいいというオファーがあったことが発表された。
マイケルは来年で40歳という節目でもあり、ビジネス的にもいいチャンス、さらにトレーナーとしてのスキルアップなどを考えた結果、オファーを受けることにしたという。2015年頭からという急なオファーではあったため、2015年1月3日のDDT後楽園ホール大会に出場後に一旦シンガポールに渡るとのこと。2月15日のさいたまスーパーアリーナ大会には一時帰国して出場するが、その後はしばらくのあいだジム経営に集中するためプロレスからは離れるという。すかさずGMから「つまり引退ってことだな」とツッ込まれた上、高木も「今日は中澤マイケルの引退会見にお集まりいただき……」と頭を下げ、さらに11.30シュートボクシング両国大会で飯伏幸太とのスーパーエキシビションマッチがラストマッチだったと言われたため、マイケルは必死に否定。
そこで高木は改めて「ビックリはしましたけど、まったく引き止めなくていいんだなと思いまして、『行ってきたら?』と。というのも、DDTとしても海外で展開する事業プランみたいななものも水面下で動いているので、海外に拠点を構えるというのもそういったこととリンクするかなと。でもウチを辞めると言うので……」と説明したのだが、マイケルは「いやいや、リンクするんだったら(DDTを)辞めたら手伝えないじゃないですか!」とツッコミを入れる。
高木が「ああ、そうか(笑)。ウチは辞めないらしいので、籍は置いたまま海外に行ってこいよということで、無期限(休業)とは言ってますけど、いつでも戻ってきて……どうせ観光ビザで行くんでしょ?」と続けたため、再びマイケルが「いや観光ビザじゃ3か月しか働けませんから! ちゃんと就労ビザで行きますから!」とツッコミを入れた。とにかくマイケルは2.15さいたまSA大会を最後にしばらくの間、シンガポールでのジム経営に専念するため無期限プロレス休業となるが、引退ではないし、DDTに籍も残すので、日本に帰国した際などタイミングなどが合えばDDTに参戦することもあるという。また、たまたま高木大社長のところに海外での事業の話が来ていて、現地にスタッフを滞在させてないといけない場合もあったのだが、シンガポールに英語が話せるマイケルがいれば、そっちを手伝ってもらったり、場合によっては海外で試合をしてもらうこともあるという。
2015年からシンガポールでジム経営に専念することを発表した中澤マイケルーー高木社長としてはここで中澤選手を欠くのは手痛い?
高木「そんなこともないんじゃないですかね(笑)。飯伏は若干寂しがるんじゃないですかね。飯伏がマイケルと仲良くなかったら真っ先にリリース候補になっていた人間なので。そこは人生を見据えて『こういうことをやっていきたい』ってことなので、それを止める権利はないですし、今うちが進めているプランとリンクする可能性もすごく高いので、だったら(今回の件は)すごくいい話なんじゃないかなと思って。海外でも中澤マイケルがプロレスで活躍するかもしれないっていうのは、すごくファンタジー且ついいことじゃないですか。海外の人がアルティメット・ベノムアームを見て、どんな衝撃を覚えるのかって考えるとすごくワクワクするんですよね」
ーーいま飯伏選手の名前が出ましたが、今回の件を周りに相談したりはしなかったんですか?
マイケル「相談というか、結局あとで伝えるカタチになってしまいましたけど、僕の中で『こういう話があって(シンガポールに)行こうと思っています』って何人かに伝えて、ほかの方々は人づてに聞いたりとか、この会見で知られる方もいるんじゃないかなと思うんですけど。さすがに止める人はいなかったですけど、喜んで『頑張ってください』って言う人もいれば、『本当に寂しいです』と正直に言ってくれる人とかもして、それは本当に嬉しくもあるし寂しいっていうのもあります」
高木「基本かまってちゃんなんで、Twitterとかで書くわけですよ。『僕の人生にも転機が訪れた』みたいなことを書くわけですよ!」
GM「臭わせてましたね(笑)」
高木「最初にそれを見て、コイツ何なんだろうなって思って。どっかの団体に引き抜かれたかなとか思って」
GM「社長に言う前にTwitterで書いたんだよね」
高木「何でもネット発信なんですよ!」
マイケル「い、いや社長に言う前にビザが取れなかったりしたら恥ずかしいじゃないですか」
高木「いやいやいや、会社の機密とか平気でmixiで書くし、それを怒ると『いや、これマイミクしか見られませんから』とか言いますからね!」
続いて11.30後楽園大会で発表された2015年2月15日、さいたまスーパーアリーナ大会での男色ディーノvs.中澤マイケルwith松崎しげるに関する会見を行うため、高木社長に代わって男色ディーノが登場。
まずGMのほうからこのカードが決まった経緯として、最初に松崎しげるさんに出てもらえることになったので、どういったカタチで参加していただくのが一番いいだろうと考えたところ、DDT内で一番“黒い”マイケルと組んで、“白い”ディーノと対戦するのが面白いと考えて組んだのだが、結果的にこの試合がマイケルの当面のラストマッチになったという。その説明を聞いたディーノが「重くないっすか? 気楽に組んだ割には急に引退試合……」と言い出すが、マイケルは「引退じゃないですよ! でも意味のある試合というか」とツッ込む。ディーノはそもそもどういう意図で松崎さんが出ることになったのを尋ねるが、マイケル曰く松崎さんは色黒界のカリスマで、どんなに肌を焼いても辿り着けない人だと説明。
するとディーノは「しげるが来るってことはどうしても愛がテーマになっちゃうじゃですか。中澤さん、その辺大丈夫なんですか? シンガポールの件、嫁に言っているんですか?」と尋ねる。松崎さんと言えば代表曲は『愛のメモリー』ということで、中澤家の愛事情に深く突っ込んだディーノだが、何とマイケルは今回のシンガポール行きの件を、オファーをもらった段階で奥さんに相談したりはせず、就労ビザが取れることになり、高木大社長に話をしたのと同じタイミングで奥さんに話したという。
同じく妻帯者であるGMから「あり得なくないですか? もう行くことになったからって(奥さんに)言ったの?」と言われたマイケルは「こういうことになったけど、一緒に来てくれるよね?って(言ったら)……『ちょっと考えさせてください』って(言われた)」という衝撃的事実を明かした。もし奥さんが「私は行かない」となった場合は別居生活になるわけだが、ディーノは「別居……そうなった場合は離婚……この試合、重くな〜い?」と顔をしかめる。中澤夫妻を離婚させると決めたディーノだが、中澤夫人も一緒にシンガポールに行くかどうかは現時点でも考え中だということを知ったディーノは、「いま決めた! さいたまスーパーアリーナでは中澤さんの嫁をシンガポールに行かせません! なぜかと言うと面白いじゃないですか。中澤さんが離婚したら面白いじゃないですか! 世界にどれだけのレスラーがいても、この試合をキッカケにして離婚するなんてレスラーいないよ!」と力説。
マイケルは「面白いかな? 飯伏さんくらいしか笑ってくれないよ」と言うが、GMも「いや、みんな笑うよ。マイケルの集大成だよ」とディーノを後押し。この試合に何が求められているのか分からなかったというディーノだが、一気にテーマが固まったため俄然モチベーションがあがった様子で「ハッキリ言いましょう、中澤さんは2月15日に離婚します!」と言い放った。結婚生活7年目の中澤家……思い返すとリング上でマイケルがプロポーズをして結婚することになったのだから、リング上で離婚するのが一番美しいなどと盛り上がっていたのだが、報道陣との質疑応答の際、現在腰痛で欠場中のディーノが、短髪の黒髪、ヒゲも綺麗に剃られていてビジュアル面が大きく変わっていたことについて「何かあったんですか?」という質問が飛んだところからディーノの態度が一変した……
ーーディーノ選手、その髪型は何かあったんですか?
ディーノ「……」
ーーディーノ選手、髪型が変わっているようですが、何かあったのでしょうか?
ディーノ「……」
ーー髭も剃られているようですが、何かあったんですか?
ディーノ「……」
ーーディーノ選手、髪を切られて髭も剃られていますが、何かあったんでしょうか?
ディーノ「……」ディーノが真顔のまま何も答えないため、話はマイケルがあと牛久、春日部、博多、後楽園、後楽園、さいたまの6試合しかないという話に。するとGMが「そう考えると寂しいな。あ、シンガポール行く前に路上とかやっておきたいな! でも予定もないし、冬場だし……でも今年中にどこか路上プロレスをマイケルにやらせてくれる、場所を提供していただける方、もしくは取り壊してもいい家や会場がある方がいましたらDDTのほうに連絡をいただけたらと思います」と、マイケル路上ラストマッチの会場提供募集を呼び掛けた。
DDTが会見を開き、中澤マイケルがスポーツジムの邦人向けインストラクターとしてシンガポールに移住するため無期限休養することになり、2月15日のたまアリ大会で男色ディーノ相手に所属としてラストマッチを行うことになった。
ここ近年はなかったがマイケルは契約更改ネタで度々DDTからリストラされそうになることが風物詩となっていたが、今回は本当にしばらくの間だがDDTから去る。
DDTではいじられキャラでリストラネタでは笑っていたものの、イザいなくなると寂しくなるというか、DDTでは欠かせない存在になっていた。もしDDTに帰ってきたとしても、高木大社長はいじりつつも喜んで出迎えてくれるし、ファンも喜んで迎えてくれると思う。
2月15日までには時間があるが、マイケルに言いたいことは体を大事に・・・それしか言いようがない。