忍者ブログ

伊賀プロレス通信24時「日常茶飯事(ちゃはんじ)」

略して「イガプロ!」、三重県伊賀市に住むプロレスファンのプロレスブログ!

飯伏がHARASHIMAを破りKO-D王座奪取、マイケルがDDTに別れ、高木大社長がデビュー20周年・・・DDT初のたまアリも涙と感動が詰まっていた

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

コメント

ただいまコメントを受けつけておりません。

飯伏がHARASHIMAを破りKO-D王座奪取、マイケルがDDTに別れ、高木大社長がデビュー20周年・・・DDT初のたまアリも涙と感動が詰まっていた

2月15日 DDT「さいたまスーパーDDT 2015」さいたまスーパーアリーナコミュニティアリーナ 6500人超満員札止め

<アピール、コメントなどは週プロモバイルより>

◇ダークマッチ◇
▼キング・オブ・ダーク初代王者決定戦/60分1本
星誕期 ○福田洋(6分12秒 首固め)DJニラ X伊橋剛太
☆伊橋が初代王者となる

◇第0試合◇
▼15分1本
○樋口和貞 河村知哉 岩崎孝樹(6分40秒 カナディアンバックブリーカー)中津良太 鈴木大 X梅田公太

◇第1試合◇
▼「曙軍vsヨシヒコ軍」全面対抗戦/30分1本
○曙 大鷲透 平田一喜(12分15秒 体固め)ヨシヒコ Xアントーニオ本多 グレート小鹿
※ランニングボディプレス

◇第2試合◇
▼アイアンマンヘビーメタル級選手権バトルロイヤル/時間無制限
○アジャ・コング(13分44秒 片エビ固め)X赤井沙希
※垂直落下式ブレーンバスター
☆アジャが第1020代王者となる

【退場順】[1]X久保佑允(映像班)[2]X勝俣瞬馬[3]X佐藤光留[4]Xベルナール・アッカ[5]X相島勇人[6]Xヤス・ウラノ[7]X高尾蒼馬[8]Xゼウス[9]X松永智充[10]X大石真翔[11]赤井沙希

◇第3試合◇
▼テレビ埼玉presents DDT EXTREM級選手権試合 ルールランブルマッチ/60分1本
[挑戦者]○X=旭志織 (10分1秒 回転エビ固めwithロープ)[第30代王者]X彰人
☆彰人が6度目の防衛に失敗。X=旭が第31代王者となる

◇第4試合◇
▼KO-D6人タッグ選手権試合/60分1本
[挑戦者組]KUDO ○坂口征夫 マサ高梨(10分16秒 コブラクラッチ)[第15代王者組]バラモンシュウ バラモンケイ Xゴージャス松野
☆バラモン兄弟&松野組が3度目の防衛に失敗。酒呑童子が第16代王者となる

◇第5試合◇
▼スーパーTLCマッチ/30分1本
○高木三四郎 葛西純(12分20秒 カバン奪取)石井慧介&入江茂弘 佐々木大輔&宮武俊 MIKAMI&石川修司

◇第6試合◇
▼スペシャルシングルマッチ〜愛の記憶〜/30分1本
○男色ディーノ(12分40秒 漢固め)X中澤マイケル with 松崎しげる
※男色デストロイ

【ディーノの話】「見ての通りなんだけど、ひとつだけ私の中で残ったものと言えば、しげるはやっぱりこっち(ゲイ)だったということ。ついつい今まで隠していた性の衝動が出ちゃったんでしょうね。私と対戦することで。次は私としげるが雌雄を決しなきゃいけないかもしれないわね。今日の私の収穫は、しげるがカミングアウトしたってことです。それはマスコミの皆さん、堂々と報じてください」

【試合後の中澤&松崎】
▼中澤「ありがとうございました。勝てなかったですけど」

▼松崎「いつからシンガポールに行くの?」

▼中澤「19日に出発しようと思っています」

▼松崎「すぐだね。でも嫁さんは大丈夫だね。一緒に行けるね」

▼中澤「松崎さんの歌の力で。ありがとうございました。途中で勝ちたくて勝ちたくて、汚い手を使っていたところで松崎さんの喝があったから、僕もやり直すことができました。ありがとうございます」

▼松崎「面白いねえ。みんなそれぞれのジャンルで活躍しているというのは。その体を保つには、マイケルのところに行ってトレーニングするのが一番だね。ということは、シンガポールに行って、かなり会員数もいるんじゃない?」

▼中澤「かなり繁盛しています」

▼松崎「新たなことを始めるっていうのは大変なことだけど、スポーツに精通してるもんね」

▼中澤「今日の試合のおかげで頑張れそうです。ありがとうございました」

◇第7試合◇
▼スペシャルシングルマッチ/30分1本
○桜庭和志(7分13秒 サクラバロック)Xスーパー・ササダンゴ・マシン

【ササダンゴ・マシンの話】「これがDDTワールドであったり、マッスルの世界観であったりとか、実はそうじゃなくて。これが桜庭和志というプロレスラーの世界観だったとしたら…。自分の得意だと思っていた試合というか、プロレスでも、僕はいろんなところで桜庭さんにかなわなかったなという気持ちが一番強くあります。そういう意味では本当に悔しいし、プロレスの大きな流れとは関係ないかもしれないですけど、俺は絶対にあるべきだと思っている、面白いと思っている、これもプロレスの一つだと思っているこのジャンルは、まだまだ追求していかなきゃいけないんだなって。ここは全然ゴールじゃないです。みんなが言っている通り、途中の途中の途中なんで」

◇第8試合◇
▼KO-Dタッグ選手権試合/60分1本
[挑戦者組]関本大介 ○岡林裕二(19分51秒 片エビ固め)[第50代王者組]竹下幸之介 X遠藤哲哉
※ゴーレムスプラッシュ
☆竹下&遠藤組が5度目の防衛に失敗。関本&岡林組が第51代王者となる

(試合後)
GM「関本さん、岡林さん、ベルト奪取おめでとうございます。悔しいですが、すごい試合でした。初防衛戦は3月29日、後楽園大会を予定しております。戦前、DDTの全チームと闘いたいとおっしゃってましたが、最初に闘いたい人はいますか?」

岡林「もう誰でもいいです。どこのチームでもいいです、かかってこい」

GM「では3月29日後楽園大会、挑戦者なんですが…」
(ここで松崎しげるさんが「愛のメモリー」に合わせて関本&岡林を祝福)
「新しいチャンピオンよ、次の防衛戦をあなたに〜♪次のチャレンジャーは、この二人しかいないよ〜。ディーノとササダンゴだよ〜♪」と続けると、ディーノ&ササダンゴがステージに現れ、挑戦を意思表示した。まさかの展開に新王者となったばかりの関本と岡林は唖然とするばかりだった。

【試合後の関本&岡林】
▼関本「獲りました! いやあ、強いですね。身体能力が凄いです。力も強いし。身体を見ればわかりますけど、トレーニングを1秒も怠ってないなと感じました。試合をしてて、日々の鍛錬を凄く感じました。でもね、俺らだって負けてないんだよ。今日も気持ちの部分でね」

▼岡林「ベルト獲りました。今日は120%の力を出せたと思います。ところどころで決めに行っている技が失敗したりしましたけど、自分の中では120パーセントの力で行けたと思っています。対戦相手も120パーセントで来ると言ってましたけど、絶対にベルトを守ってやるという気持ちが出ていたと思います。僕たちも絶対に獲ってやるという気持ちで行ったんで。それが今回は勝ったんじゃないですかね。本当にやっと獲れたという感じです。どんどん防衛していきます」

――初防衛戦の挑戦者がディーノ&ササダンゴ・マシン組に決定したが?

▼関本「ビックリしたな(苦笑) 松崎しげるさんだったから、聞き入っちゃって。男色ディーノとササダンゴ・マシンが一筋縄ではいかないってわかっているので。俺らも力一辺倒じゃ押し切れないかもしれないし、そこは気をつけなきゃなと。ちょっと相手の動きを勉強しなきゃダメだね」

▼岡林「そうですね。でも、相手が誰であれ、僕と関本さんはいつも通りの戦い方でいきたいと思います」

◇第9試合◇
▼KO-D無差別級選手権試合/60分1本
[挑戦者/DDTドラマティック総選挙2014・1位]○飯伏幸太(22分44秒 フェニックス・プレックス・ホールド) [第48代王者]XHARASHIMA
☆HARASHIMAが8度目の防衛に失敗。飯伏が第49代王者となる


(試合後には山里亮太さんが飯伏に勝利者インタビュー。)
飯伏「(おめでとうございます)ありがとうございます。(初めてのさいたまスーパーアリーナ大会のメインにふさわしい素晴らしい試合でしたが、試合を振り返って)本当にきつかったけど、楽しかった。勝てて、本当によかったです。(相手のHARASHIMAは?)DDTを長く守ってきたという…本当に強かったです。(次の防衛戦は3月21日春日部大会になります。闘いたい相手はいますか?)もうすか。(もうです)そうですね、久々にヨシヒコとやりたいですね。(最後にファンのみなさんに一言)きょうは本当に、本当に、本当に、ありがとうございました!」

(自身のテーマに乗って飯伏は退場。花道上のステージ上に立つ)
飯伏「また同じなんですけど、きょうは寒いなか本当にありがとうございました。6年前にDDTはこれから出発ですって言ったんですけど、さらにさらにでかくなって、これからDDTは再出発します!」(すると飯伏は花火)
飯伏「もっともっともっと、でかくなるぞー!!」(と叫ぶとパイロの演出から「イントゥ・ザ・ライト」が流れエンディングとなった。)

その後、控室の模様をスクリーンで中継。バックステージのHARASHIMAのもとに飯伏がくると握手を求めるが、HARAはそれに応じるグーで返す。やがて飯伏もグーになり、拳をぶつけあった。すると、そこにマイケルと佳耶子さんが登場。取り乱した様子の佳耶子さんは「シンガポールいかない!」と去って行きマイケルは「え!? 僕は最後まであきらめませんよ。次は、その時までさよなら、さよなら、さよなら」で終了となった。

【飯伏の話】「久々にきつかったですね。しんどかった。でも勝てたんで、それは本当に嬉しいですね。正直、この1、2年ぐらいDDTでタイトルに絡むことがほとんどなかったので。久々にシングルのKO-Dに絡むことができて、こんなにきついものだったかなっていう。それを一番感じました。でも、自分は外でいろいろ経験を積んできたんで。それが本当に役に立ったと思います。(新日本のビッグマッチを経験してきたが、DDTもそれに引けを取らない内容になってきた?)もちろんそうですね。どのタイトルマッチも自分は全力でやっているし、それは団体関係ないです。(自分の中でKO-D王座をどう捉えている?)自分の中ではもっと外に出てもいいのかなという部分はあるんですけど。まあ、難しいですね。でも全然他の団体と比べても変わらないし、物凄いベルトだと思います。(どういう王者としてやっていきたい?)今までにない感じのチャンピオン像というのがあるんで。それは前回ちょっと失敗したんで、また一発目でヨシヒコとできたらいいかなと。6年前にやりたかったことをやろうかなと。(他の人とは違うチャンピオン像とは?)ヨシヒコ戦でその辺はわかるんじゃないですかね。やりたいんでぜひ。(HARASHIMAに対しては?)凄かったですね。前回やった時よりも、プロレスのスキルが全然違いました。本当に強かったです。きつかったですね。でも楽しかったです。(フェニックスプレックスは狙っていた?)もちろんやるタイミングがあれば。フェニックススプラッシュを避けられたんで。チャンスがあればやろうと思ってました。パワーは前よりも全然上がっているんで。(さいたまSAという会場については?)6年前が初両国のメイン、3年前が武道館のメイン。そして今年はさいたまSAでメインを張れたのは、本当に嬉しいですね。3年ごとに締めくくりで変わってきているので、これでまた自分が変われればいいなと思います。(この会場で手持ち花火をしたチャンピオンは初めてだと思うが?)最高に気持ちよかったです。最高でしたね」

【HARASHIMAの話】「負けですね。5年半前の最後に一騎打ちして、この5年半やっときたチャンスだったんですけど、結果的には5年半前と同じ技で敗れて。本当に悔しいですね。情けないですね、自分が。(序盤から勝利に向けての執念が伝わってきたが?)勝つ気がなくて試合をすることなんてありますか? 僕は勝つために試合をしているので。絶対に今日は負けちゃいけない試合だったんで、悔しいですね。最後の対戦から5年半、DDTを守ってきたという自負があって。結果的に今日勝てなかったのは悔しいです。でも、これでトータルで言うと2勝2敗なんですよ。結果だけで言えばイーブンなんで、次は完全決着でやりたいですね。(飯伏の印象は?)非常に強いですね。素晴らしい選手です。強かったですよ。(前回と変わっていた部分は?)あの時より強くなってますね。あの時より5倍は強くなっていると思います。(前回は最後に握手を交わしていたが、今回は最後まで拒否したのは?)思い返せば前回はベルトを巻いてあげたりしてましたね。初めての両国でベルトを獲られて、5年半経ってリベンジのチャンスが来て。やっときたチャンスを逃した悔しさですね。それは彼に対する悔しさというか、自分のふがいなさというか。あそこで素直に握手っていうのは、彼に対しては悪いかもしれないですけど、自分の中ではできなかったです。(今後は当然ベルトを狙っていく?)もちろん。より鍛えて絶対に挑戦します。ベルトを奪い返します。5年半という時間はもうかけません」


 DDTがたまアリこと、さいたまスーパーアリーナのコミュニティセンターでビッグマッチを開催、メインはDDTドラマティック総選挙2014・1位の飯伏がHARASHIMAの保持するKO-D無差別級王座に挑戦した。

 試合の先手を奪ったのはHARASHIMA、飯伏のスタミナを奪うために腹部中心の攻めを展開、先手を奪われた飯伏はフランケンシュタイナーでHARASHIMAを場外へ追いやるとバミューダトライアングルを狙うが、HARASHIMAが阻止して逆に飯伏を場外へ落としエプロンからフットスタンプを投下する。

 両者は場外またステージでエルボー合戦、ラリアットの相打ちを展開、HARASHIMAがソバットから突進するが、飯伏はオーバーヘッドキックで迎撃し、櫓からのムーンサルトアタックを敢行しHARASHIMAに大ダメージを与える。
 飯伏はソバット、ミドルキックから猛ラッシュをかけるが、HARASHIMAはジョン・ウーを狙うも、飯伏はジャンプしてかわし、そのまま顔面へのフットスタンプで踏みつける。
 飯伏はミドルキックを繰り出すが、HARASHIMAはキャッチして腹部へのパンチからドラゴンスクリュー、そして勝負を狙ってスタンディング式蒼魔刀から雪崩式リバースフランケン、蒼魔刀と猛ラッシュをかけるも飯伏はカウント2でクリア、ならばHARASHIMAはつるべ落としを狙うが、着地したHARASHIMAは掟破りの蒼魔刀を敢行し、シットダウン式ラストライドからフェニックス・スプラッシュを投下するが、HARASHIMAはかわして自爆させると飯伏の後頭部に蒼魔刀を炸裂させる。
 再び打撃戦となるが飯伏がラリアットで制すると、抱えたところでHARASHIMAが頭突きで抵抗してからつるべ落としを敢行し、バスソーキックからスワンダイブ式蒼魔刀を狙うが、飯伏がHARASHIMAの動きを止めてからフェニックスブレックスホールドを決め3カウント、飯伏が王座を奪取した。
HARASHIMAは内からDDTを守ってきたが、新日本と二団体契約した飯伏は賛否をとわれながらも、新日本で得るものを得て成長した、今回の試合ではそれが現れていたのかもしれない。

 セミのKO-Dタッグ選手権は挑戦者のストロングBJWがチームワークとパワーで圧倒、王者の竹下&遠藤は主導権を奪えない展開が続く。
 王者組は遠藤がエプロンからのケブラーダ式キリモミプランチャ、スワンダイブ式ミサイルキックで反撃するが、ストロングBJWは王者組二人をアルゼンチンバックブリーカーの競演を披露し反撃を断ち切ってしまう。
 竹下も関本に追尾フロントハイ、ジャーマン、ブルーサンダー、逆エビ固めと畳み掛けるが、関本はラリアット一発で返し、竹下のロコモーションジャーマンも、逆にぶっこ抜きジャーマンで投げられてしまう、
 王者組はなんとか岡林を捕らえて、遠藤がスカイツイスターを投下するも岡林がカウント2でクリアすると、遠藤は雪崩式フランケンシュタイナーを狙うが、岡林は雪崩式パワーボムで叩きつけると、関本とのサンドウィッチラリアット、ダブルバックドロップと合体技の猛ラッシュをかけ、最後は前後ラリアットからのゴーレムスプラッシュで3カウント、ストロングBJWが完勝で王座を奪取、次期挑戦者には松崎しげるさんの『愛のメモリー』に乗ってディーノ、ササダンゴの元マッスルコンビが挑戦を表明、岡林は2012年の年越しプロレスでディーノから長時間リップロックを喰らったトラウマがあるだけに、ある意味嫌な相手なのかもしれない。

 ササダンゴvs桜庭の一戦はステージ上でパワーポイントを始め『プロレス界における格差問題を解消する方法』をプレゼン、「垂直落下式リーマンショックは35%のダメージを与え、3回決めれば勝てる」「リーマンショックが決まるのかということ。そこで導き出した答えは『転ばすしかない』と結論だった。通常の床の6倍滑るということでバナナの皮を使い、打撃技でコーナーに追い込まれてダウンしたところで、セコンドのディーノからバナナの皮を受け取り、それで桜庭を転がして垂直落下式リーマンショックを決める。これを3回繰り返して完全勝利を挙げる」と断言、桜庭がやっと入場して試合開始となる。
 試合は桜庭がグラウンドやローキックでリードを奪い、劣勢のササダンゴはバナナの皮を投入して桜庭を転がし、垂直落下式リーマンショックが決めるも、桜庭は腕十字に切り返し更に窮地に陥ってしまう。
 桜庭はサクラバロックを狙い、ディーノがタオル投入を狙うが、ここで『エピトリカ』が鳴り響きマッスルワールドへと突入、ササダンゴはビジョンを使った独白で「大方の予想を覆す形で、垂直落下式リーマンショックをあと一発決めれば勝利できるというところまで来ています。しかし、残念ながらついに腕を取られてしまいました。本来なら、セコンドがタオルを投げてもおかしくない状況です。でもディーノ、その必要はないぞ。俺はまだあきらめていない。この回想シーンの時間を利用して、俺のスタミナは十分に回復した。これからアニマル浜口ジム仕込みのレスリングテクニックを上手に使って腕を抜いて、そして3発目の垂直落下式リーマンショックを決めて、アメリカンドリームをつかむんだ!」と宣言すると、スローモーションのままでサクラバロックから脱出しリーマンショックを狙うが、今度は桜庭がビジョンを使って「僕は正直、この状況に戸惑っています。これまでプロレス、総合格闘技といろんなルールで闘ってきたけど、こんな試合をするのは初めてだ。この対戦相手の男、体は大きいけど、全然パワーも技術もない。本当にプロレスラーなんだろうか? 僕はこの男と闘った時点で、負けだったんじゃないだろうか。もうこれ以上考えても仕方がない。終わらせよう」と独白してから張り手をかましサクラバロックで捕獲、ササダンゴはたまらずタップし、パワーポイントでの理論はまたしても立証できず失敗に終わってしまうも、あの桜庭をマッスルワールドに引きずり込んだだけでも大収穫だった。

 シンガポールでのパーソナルトレーニングジム経営のためDDTマットを離れることになったマイケルと、椎間板ヘルニアで欠場していたディーノの復帰戦は、1月3日後楽園大会の時点で澤の佳耶子夫人がシンガポール行きを承諾していないことが発覚、単身赴任を避けるためにマイケルは勝ちに出てイス攻撃を狙うも、マイケルのセコンドである歌手・松崎しげるさんが「「お前、最後の試合だぞ。そんな風に勝って嫁さんが喜ぶと思っているのか。お前の良いところは嫁さんを愛しているところ。あと、いいところと言えば色黒だ。最後の試合だ」と説き伏せ、ディーノには「良い試合をやってくれよ。愛の言葉でコイツを骨抜きにするんだよ」と松崎さんから激励のキス、相手からのキスでディーノは骨抜きになってしまう。
 松崎さんの援護射撃を得たマイケルは打撃戦に挑むも、競り勝ったディーノは男色ナイトメアから男色ドライバーで勝負に出る、しかし踏ん張ったマイケルは再び打撃戦となると次第にオーバータイツを脱ぎ捨ててしまいアンダータイツ一枚となって更に脱ごうとする。
 さすがに松井レフェリーもマイケルを止めるために張り手を放つと、ディーノは男色ドライバーを決めるが、凌いだマイケルは盟友であるケニー・オメガ譲りの波動拳からクロイツラスを狙う。
 しかし背後に着地したディーノはリップロックで捕獲し、マイケルは必死で耐えるもディーノはフレンチキスからの男色デストロイを決めて3カウントを奪い、粘るマイケルを介錯した。
 試合後に敗れたマイケルは腹を決めてシンガポールへの単身赴任する決意を固めるが、花道から松崎さんが登場して名曲「愛のメモリー」を熱唱、ステージにはウエディングドレス姿の佳耶子夫人してシンガポールに帯同することを告げて夫婦で熱いキスをかわし、ハッピーエンドで幕となりシンガポールへと旅立ったはずが、大会のエンディングで佳耶子夫人が「行かない、行かない」と去って行くというまさかのバットエンディングとなるも、最後もマイケルらしいオチでシンガポールへと旅立っていった。

 第5試合の机10脚、巨大ラダー3脚、イス100脚が用意されたスーパーTLC3WAYタッグマッチは大乱戦の末、高木&葛西のクレイジー大社長が天井に吊るされたバックをゲットして勝利、バックの中身である「4月15日に開催される伊豆ぐらんぱる公園での路上プロレス参加権」を得ると、葛西が高木がデビュー20周年を迎えることを指摘し、高木の家族が登場し花束を贈呈した。
 DDTが旗揚げして18年となるが、高木のレスラーキャリアは20年目、レスラー人生の大半をDDTに捧げてきたが、DDTがここまで飛躍するとは本人も思わなかったのではないだろうか・・・

 高木が育て上げたDDTは来年3月、8月と2回両国大会を開催する、高木大社長と共に歩んできたDDTは更なる愛と感動を伝えるために挑戦し更なる発展を狙う。
PR

コメント

ただいまコメントを受けつけておりません。