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伊賀プロレス通信24時「日常茶飯事(ちゃはんじ)」

略して「イガプロ!」、三重県伊賀市に住むプロレスファンのプロレスブログ!

妹・イオとの激闘を終えた紫雷美央が引退を発表!

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妹・イオとの激闘を終えた紫雷美央が引退を発表!

<バトルニュースより>
2月16日、午後7時より都内のニコニコプロレスチャンネルスタジオにて、都内のニコニコプロレスチャンネルスタジオで紫雷美央が、生中継記者会見を行った。会見には美央のほか、美央が所属するユニオンプロレスからナオミ・スーザン代表、OZアカデミーから尾崎魔弓代表、アイスリボンから藤本つかさ、プロレスリングWAVEから桜花由美代表が出席。
まずは各団体の代表が2月14日に新宿FACEで行われた4団体合同興行『M.I.O』の第2回大会を振り返って感想を述べていった。(略)


2.14『M.I.O』のエンディングで発表されたが、今後の『M.I.O』について詳細が発表された。5月9日(日)には大阪・生野区民センターで第3回4団体合同興行『M.I.O』を開催(17時30分開場、18時30分開始。2月21日OZアカデミーのアゼリア大正大会でチケット先行発売)。
さらに6月19日(金)には東京・新宿FACEで第4回4団体合同興行『M.I.O』を開催(18時開場、19時開始。チケット発売日は未定)。そしてこの第4回大会で第5回大会のチケットが発売されることが決定。その第5回興行の会場が東京・後楽園ホールと発表された。


美央「これはもう順当に(後楽園に)行かないといけないと思います。なので3回目、大阪で見ていただいて、4回目、東京で見ていただいて、その流れでチケットを買って第5回の後楽園ホールに足を運んでいただけたらなと思います。そしてこの第5回の4団体合同『M.I.O』の後楽園ホール大会は、紫雷美央の引退となります……シレッと言っちゃった(苦笑)。紫雷美央、9月20日後楽園ホールにて行われる『M.I.O』大会で引退となります。これは何て言ったらいいのかな? (ニコ生のコメントを見ながら)みんなテンパッてる? あと約7か月くらいあるかな? それくらいで引退させていただきます」


4団体合同興行『M.I.O』が5回目にして後楽園ホールに進出することを発表すると同時に、その大会で引退することを電撃発表した美央。各団体の代表者も「ついに言ってしまったか」というような表情。そこで美央はマスコミとの質疑応答を行うことに。


ーーこのタイミングで引退を決めた理由は?
美央「首がヤバイです。でもこの首、やろうと思えばあと3年とか全然やろうと思えば出来ちゃうんですよ。で、やっていこうと思えばやっていけちゃうんですけど、そのやり方って首の様子を見ながら誤魔化し誤魔化しでやっていくっていう形になってしまうので。私いままでプロレスやってて、紫雷美央の『プロレスラーだな』ってお客さんに思ってもらえるのって、体でもなければ技術でもなくて、どんな攻撃を受けてもちゃんとしてる、男子と闘ってもちゃんとしてるってところが紫雷美央の良さだったと思うので、相手の攻撃をビビって受けられないとか、そういうふうになってしまうのであれば全力投球じゃないんじゃないかと思いまして、全力投球が出来るのはもうこの期間くらいだなと思い、9月20日で引退させていただくことにしました。なので、私、今年のWAVEの最初の大会で、爆発の“爆”っていう文字を今年の目標にしたんですけど、私の“爆”には爆走するっていう意味があったんですけど、華々しく散りたいという意味も込めてありましたので。綺麗に花火のように、ドッカーンつっていろんなところに火の粉バラ撒いて、盛大に盛り上げて引退出来たらなと思っています。なので私はこの4団体に誠心誠意尽くして、超盛り上がるように、あともう短い……短いって言っていいのかな?」


スーザン「短いね」


美央「短い期間に私はやれることをやっていきたいと思います」


ーー各団体の代表者にお伺いしたいのですが、美央選手から引退の話を事前に聞いていたとは思うのですが、その時にどう思ったのか。あと、今後引退までにやってあげたいこととかがあれば。
スーザン「最初に聞いたときは、正直えーって思ったね(苦笑)。いや、まだまだ本当にやってほしい、出来ることって美央ってまだ本当にたくさんあるんじゃないかなと、いまでも思っているんだけど。試合でも、試合以外でも。ただやっぱり、いま美央が言ったみたいに、体のことなので……そこで華々しくというか全力投球できるうちにっていうのもすごいよく分かるなと、話を聞いたときに思いました。う〜ん……あといま短いって言った7か月間で、一緒に何が出来るのかっていうのは分からないけども、この4団体興行っていうのも、もちろん一緒に出来ることだし、ほかにも試合はもちろん、試合以外でも何かしらでいろいろとやっていけたらと思っている。ちょっと考えて話してるけど、ちょっとここではまだ言わないって思ってて(笑)。うちでしか出来ないことっていうのを考えているので、やりたいなとは思ってます」


尾崎「初めて聞いたときは私も一緒でビックリはしたけども、何となく美央はやることやって、ダラダラやらずにパッと(辞めていく)タイプかなとは思っていたから、その点では驚きゃしなかったんだけど。う〜ん……とにかくこれ以上ケガもせず、無事に(リングを)降りていってほしいなっていうのは、ぶっちゃけた話だけど。やりたいことは全部OZでやってあげるんで(苦笑)」


美央「また人の話をかすめる!(笑)」


尾崎「ハハハハ。最後まで美央らしく好き勝手にいろんなことやってもらって、後悔しないで辞めていってもらいたいなとは思ってます」


藤本「初めて聞いたときの記憶があまりなくて、たぶん『引退する』っていう話じゃなくて、『(辞めようかと)考えているんだよね』『あぁ、そうなんだ』『どう?』みたいな、普段……」


美央「日常会話だよね」


藤本「日常会話というか、普段プライベートのときからの延長上でそういう話になっているから、改めて『引退します』って言われた記憶はないです。だからいよいよ発表の時が来たんだなって今日は思いましたし、発表するときにニコプロさんの配線を切ってやろうって思うぐらい本当に嫌だなって思ってました」


美央「LINEで言ってたもんね。『配線切ります』って」


尾崎「切りなよ!」


美央&藤本「いまさら!(苦笑)もう遅いでしょ!」


藤本「これからやってほしいことっていうのは、紫雷美央が辞めるって言うと、お客さんで『じゃあ、もうみんなやめようプロレス』って思う人もたぶんいるかもしれないじゃないですか。それを引き止めてほしい」


美央「言わせねぇよ、そんなん!」


藤本「その人たちにもっと女子プロレスはこんなすごい人たちがいるんだから見てねっていうのを、美央さんにやってほしいなって思っています」


美央「その通りだ!」


藤本「はい。寂しい……」


桜花「初めて聞いたときはやっぱりビックリしたし、寂しいなっていうのはあったけど、美央と2年前くらいに話したときに、『私はこれぐらいでプロレスは辞めようと思っている』っていうのは聞いたことがあって。大体いつまでやるって言ってキッパリ辞める人あまりいなかったんで、この子本当に数年後に辞めるんだっていうのをその時に感じましたね。言ったことはちゃんと有言実行みたいな感じでやるんだって。すごい美央って本当にいろいろな団体に出てて、本当にすごい人気レスラーなんだなって思ってて、今回辞めたときに抜けた穴っていうのが、本当に大きなものになってしまうんじゃないかって不安になるんですけど、本人が決めたことなのでちゃんと見送ってあげようかなって思っています。あと、うち今年8興行後楽園ホールやるって言ってて、そのうちの1つがこの美央の9月20日になりました」
美央「いまお話聞いていると、私の引退でそこまで言っていただけるって有り難いなと思い、でもそれだけの思いを私に抱いていただけるってことは全力投球できるうちに辞めて正解だなって思います。私はこの4団体が前回のM.I.Oのように、普段観に来ない人、普段気にしてなかった人が目を向けてくれるようにしたいというのが私の願いです。私が辞めることがキッカケで、この4団体M.I.O、すべてのものにもっといろんな人の目が向くようにして、私は辞めていきたいと思います。で、ちょっとでもその向いた目を引きつけてくれる子が絶対に出て来ると思うので。……私はそんなしんみりなっちゃう空気が嫌だったので、このノリで言ったんですけど、そんな意思で引退します!」


※尾崎だけ拍手
尾崎「拍手じゃねぇのかよ?(苦笑)」


美央「尾崎さんってちょいちょい空気おかしいから、本当にやめておいやほうがいい!」


尾崎「だって暗くなりたくないって言うから(苦笑)」
スーザン「いや絶妙なタイミングでしたよ、一人拍手が(苦笑)」

 

ーー9月が引退となると、その直前の8月にOZは横浜文化体育館がありますけど。
尾崎「何かやろうぜ」
美央「私は私で一応4団体所属になって、ここで引退ですよってなって。でも所属になる前からずっと言ってたんです! 何が何でも4団体のベルト巻きたいっていうのが。OZで全然巻ける兆しがないんですよ私。どうにかこうにかして、何かしらの手を使ってまたタイトルマッチに…まずタイトルマッチにすら、現状つけてない、何なら尾崎さんの足引っ張ってる状態なので、そこをまず引退までに打破し、無理矢理にでもベルトに挑戦できるようにしたいと思います」


ーー首のケガというのは病状というか、症状の名前とかはあるんですか?
美央「病状というか、私、一昨年の冬に結構首にガーンっていうのを受けまして、病院に行ってレントゲン撮ってもらったら骨の変型がすごくって。痺れとかはないんですけど、お医者さんに聞いたところ『これ、昔1回折れてますね』って。たぶん思い当たる節が一番最初、デビューした頃に出ていたじゃじゃ馬トーナメントで、後頭部と背中がくっついたんですよね。たぶんそれが1回折れている状態……」


スーザン「いまアッサリ聞いたけど(苦笑)」


美央「そのあと練習中に倒立ブリッジみたいなものをやっているときに、首に力が入らなくてバンッて(倒れて)また後頭部と背中がくっつくっていうふうな現象が起きる首になっていたので。デビューからしばらくしてそんな状態になっても、意外と健康だったので。それがここ最近になってハードな試合が増えて。これ正式名称じゃないですけど、お医者さんが簡単に分かりやすいように言ってくれたのがギックリ首みたいになった、と。骨が滑りやすくなっていると。まあ誤魔化しながらなら全然やれる状態なんですよね。痺れもないですし、力も入りますし。ただこの首にビビって試合するようじゃよろしくないなと思ったので。全力投球でいける期間を相談しまして、そこで決めましたね。だから全然、私の試合見て心配にならないでくださいね! 別にいますぐにどうにかなる病状じゃないので」


スーザン「まだ全然石川(修司)とのシングルもいけるぞ、と」


美央「はい、いけますよ! やりますよ! 何遍でもスプラッシュ(マウンテン)食らったるわ! 22日のトーナメントで石川修司とぶつかっても私はビビらす臆せず突っ込んでいきますよ石川修司に!」


スーザン「でも別の(トーナメント)枠だから決勝まであがってくるんだったら修司と(対戦)なるかもしれないもんね」


美央「その覚悟があって挑みますんで負けませんよ!」


ーー辞められたあとに何をするか考えていますか?
美央「辞めたあとはせっかくこの業界に入ったので、女子プロレスラーの控室のくだらない話を四コマ(マンガ)にしたりしたいなぁって(笑)」


※一同笑い
藤本「それ面白い! 絶対売れる」


美央「でしょ? 私、せっかくプロレスラーになったんで。でも私がこの業界にそのまま残るっていうのは、また形が違うなって思うんですよ。何か辞めてもそれでも7年間、あ、辞めるときは合計8年間になるのか。合計8年間はすごい有り難くいろんなものを培ってこれた時間だったので、その時間を糧にまた新しいことをしていきたいなと。でも長女と違って、私そんなに絵を描くスピードとか早くないですし、まだ1回もマンガとか描いたことないので。イラストぐらいしか描いたことないので、なかなか難しいと思うんですけど、やれるならそういうのをチミチミ描いてみたいなっていうふうに思っています。まあ分からないですけどね。結局辞めたら何もしたくないって言ってニートになるかもしれないんで」


尾崎「いまからニート?(苦笑)」


美央「ボソッと言わないでくださいよ!(笑)」


ーー気が早いかもしれないですけど、引退試合の相手とか、やりたい相手とかいますか?
美央「まだ全然定まってないんですよ。なぜなら燃え尽き症候群じゃないですけど、ここから先いろいろチャレンジしていきたいと思っているので。で、私は紫雷美央の時間を今後は大事にしたいなと思っています。紫雷美央だからやれることとか、そういうことに専念していけたらと思っています。なので、その専念している最中に引退試合はこの子だっていう子が出てきてくれるかもしれないですし。でも引退も4団体の合同のものなので、4団体皆様ですごいものをつくりあげていけたらなと思っています」


ーー引退ロードの中で紫雷姉妹の再結成とかは考えていますか?
美央「申し訳ないんですけど、いまの私の心境、考えておりません。もう私の残りの時間も少ないですし、私がやりたいことは、あの試合で分かったことは紫雷姉妹は……っていうか、妹とのシングル、ぶっちゃけアレ、私の中で引退ロードのスタートです。なので、そこから先、いまの時点では彼女のことはもう見えていないです。どちらかと言ったら彼女は急に(苦笑)、試合が終わってみたらコロッと変わって『また試合してみたいね』みたいに言われたんですけど、申し訳ないけどもいままでそういうことを話してなくて、急にあの試合1回だけで私はこの引退までの短い時間を、彼女との試合に使おうというふうには思えなかったので。私のいまの心では彼女とまた試合をしようっていう気持ちはなく、4団体のために自分の体を使っていきたいなと思っています」


ーーいまの話を聞くと、イオ選手にはこの引退するという話はされていないのでしょうか?
美央「ないです! なんで言わなかったかというと、『引退する』という言葉を使わないと出来ないような姉妹シングルだったらする必要はないなと思っていたので。で、お客さんにも引退だっていう目線でこの紫雷姉妹の試合を見てほしくなかったので、敢えて言わずにやりました。で、言わずにやった結果、ああいう試合前の発言なり、記者の人からの話なり、いろいろ聞きましたけど、彼女の思いはあの試合だけで解消できるような浅いものではなかったのに、あの興行のときにああいうふうな発言になったのはなぜなのかなと。逆にいまの私にはそれが理解できないくらいの気持ちなので…なしで!」


最後に美央は「私、引退にあたって、今回の姉妹対決とかで思ったことが、結局試合してみたら妹が『またやってみたい』とか言ってきました。お客さんも『今後この2人に未来がかかっているんじゃないか』って思ってくれました。でも、時間っていうのはそんなにないんですよね。永遠にありません。なんなら私たち女子レスラーは若い短い時間を体を酷使してやっています。いつ辞めるかなんて、ぶっちゃけ急に大きなケガしたら辞めてしまう子もいますし、気持ち的に続けられないって思っていなくなってしまう子もいます。そんな女子プロレスだからこそ、いまデビューしてプロレスをやっていて、自分の気持ちに正直に試合をしてほしいなって。私は妹と試合する、ここにこぎ着けるまですごい長い段階を踏まなきゃいけなかったので。私はもっと早くからやっておきたかった。そしたらこの紫雷姉妹というものが、もっともっとお客さんにすごい夢を見せられたんだろうなって。今回の一戦で皆さんにも伝わったと思いますし、とても勿体ないことをしたなと。これはこの業界にとって、こういうことが起きた……試合したり絡んでいるほうよかった子たちが絡めなかった、そういうのがいたなっていうのを心に残して、今後は若い子たちやいま続けている人たちが、『これがやりたい』って言ったときに出来るような……もうちょっと出来やすいっていうのもおかしいんですけどね。確かに何でもかんでも簡単に出来るとは思っていませんよ! これも仕事ですし、『それは無理だよ』っていう話もあると思います。でも結構大事なことだし、その選手が前向きにやれるかやれないかの気持ちのモチベーションにもなると思うので。私はお客さんに夢をちょこっとだけ見せて、その夢を実現させるってことが、結局引退っていう形で出来ないっていうふうになってしまった。今後はそういう子が出てこないで、悔いが残らずにプロレスが続けられるようになってくれたらいいなと思います」と、女子プロレス界全体に訴えかけた。


 ニコニコプロレスチャンネルスタジオで14日に開催された「MIO」を終えた紫雷美央が会見、最初は尾崎、スーザン代表、桜花、藤本の4選手で「MIO」を振り返っていたが、途中で美央自身が引退を発表した。


 理由は首の負傷、2008年センダイ女子プロレスで開催された「じゃじゃ馬トーナメント」に出場した際に首を負傷、その時に首が折れてしまい、変型したままくっついてしまったという。本人は首が折れていることを気づかないままだったそうだから、よくここまでプロレスを続けていたと思う。


 紫雷美央だけでなく紫雷イオも苦労人で橋本友彦プロデュース興行「MAKEHEN」からデビューしたが、団体内のトラブルが原因となってフリーとなり、華名と組んでトリプルテイルズを結成したが、華名と違ってイオ共々芽が出ない日々が続いた。

 しかしユニオンやSMASHに参戦するようになってからやっと台頭し始め、ソロとして活動するようになってから女子プロレスを代表する選手となったが、これからというときに引退は残念としかいいようがない。


 引退試合は9月、しっかり完全燃焼して欲しい。

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