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伊賀プロレス通信24時「日常茶飯事(ちゃはんじ)」

略して「イガプロ!」、三重県伊賀市に住むプロレスファンのプロレスブログ!

HARASHIMAが奥の手解禁で飯伏からKO-D王座を奪還!

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HARASHIMAが奥の手解禁で飯伏からKO-D王座を奪還!

DDT「MAX BUMP 2015」後楽園ホール 2200人 超満員札止め


<アピール、コメントなどは週プロモバイルより>
◇第0試合◇
▼10分1本
○樋口和貞 梅田公太(8分51秒 変型カナディアンバックブリーカー)中津良太 X岩崎孝樹
 

◇ダークマッチ◇
▼キング・オブ・ダーク選手権試合
[挑戦者]○樋口和貞(0分52秒 雲龍式体固め)[初代王者]X伊橋剛太
※轟天
☆伊橋が9度目の防衛に成功


◇第1試合◇
▼30分1本
○坂口征夫(4分04秒 片エビ固め)X勝俣瞬馬
※煉獄


◇第2試合◇
▼BOYZ軍vs野郎Z軍 最終決着戦/30分1本
[野郎Z軍]○高木三四郎 大鷲透 ブラザートミー 植木嵩行(9分51秒 エビ固め)[BOYZ軍]大石真翔 彰人 高尾蒼馬 X平田一喜
※シッドダウンひまわりボム


◇第3試合◇
▼30分1本
○KUDO マサ高梨 (10分50秒 片エビ固め)竹下幸之介 Xアントーニオ本多
※バスソーキック


◇第4試合◇ 
▼いつでもどこでも挑戦権争奪バトルロイヤル
○佐々木大輔(11分40秒 いつでもどこでも挑戦権獲得)男色人生 宮武俊


【退場順】
[1]X星誕期(3分59秒、MIKAMIのスク〜ルボ〜イ)
[2]Xヤス・ウラノ(5分12秒、佐々木の回転エビ固め
)[3]XMIKAMI(6分01秒、人生の念仏式男色ドライバー→拝み式漢固め)
[4]X赤井沙希(9分27秒、ニラの横入り式エビ固め)
[5]XDJニラ(9分49秒、自爆オーバー・ザ・トップロープ)
[6]X福田洋(10分49秒、オーバー・ザ・トップロープ)

 

◇第5試合◇
▼KO-Dタッグ選手権試合/60分1本
[第51代王者組]○関本大介 岡林裕二(18分46秒 ジャーマンスープレックスホールド)[挑戦者組]入江茂弘 X石井慧介
☆関本&岡林組が2度目の防衛に成功


◇第6試合◇
▼KO-D無差別級選手権試合/60分1本
[挑戦者]○HARASHIMA (25分54秒 体固め)[第49代王者]X飯伏幸太
※スワンダイブ式蒼魔刀
☆飯伏が2度目の防衛に失敗。HARASHIMAが第50代王者となる


(試合後)
HARA「勝ちましたー! 悔しい思いもしたけど、今日ベルトが巻けてメチャクチャうれしいです。飯伏―! 飯伏、最高だよ。強いよ、最高。また何度でも試合しましょう」


亜門GM「ベルト奪還おめでとうございます。ホントに素晴らしい試合でした。ありがとうございます。次のタイトルマッチなんですが、5・24札幌、その時点でいつでもどこでも挑戦権を守り切っていれば樋口和貞の挑戦を受けてもらうことになります」
放送席にいた樋口がリングへ。


樋口「HARASHIMAさん、そこで見てたんですけど、ホントにものすごい試合でした。でもその上で、札幌でそのベルトを取るのは俺です。そして、王者としてこの後楽園に帰ってきます」


HARA「樋口、君はすごい驚異の新人だってこと知ってるよ。強いよね、君。じゃあこのベルト、頑張って、試合頑張ってね。ただ、やるって言った以上、一切手抜かねえから覚悟しとけよ」


亜門GM「5・24札幌、KO-D無差別級選手権試合、王者・HARASHIMA対挑戦者・樋口和貞、どうぞご期待ください」


(KUDOが登場。)
KUDO「HARASHIMA、去年の5月オマエにベルト奪われて、俺の時計の針は止まったまんまなんだよ。来月、5月31日、ここ後楽園ホールでオマエに挑戦する。そして、必ずぶっ倒す」


樋口「待ってください、兄弟子。5月31日兄弟子の挑戦を受けるのはこの俺です!」

亜門GM「まあたしかに樋口の言うとおり、5・31に挑戦するのは大丈夫なんですが、挑戦するのはHARASHIMA対樋口の勝者となりますのでご了承ください。1週間で2回のタイトルマッチになります。どうぞご期待ください」


(3人がリング上でにらみ合う。KUDOに続き、樋口が退場)
HARA「え~、1週間、2週続けてのタイトルマッチ? きつかな。でもそんな2週続けてタイトルマッチだって、やってやるさ~。(なんで~?)そして、もちろん両方勝ってやるさ~。(なんで~?)そして両国のメインに立ってやるさ~。(なんで~?)なんでかって? それは鍛えているからだー!」


【HARASHIMAの話】「ベルト、取り返しました。守ってたベルトをさいたまで飯伏幸太に取られて、取られたこと、自分のふがいなさが悔しかったんだけど、今回、無事取り返せて、いまメチャメチャ幸せです。しかも見てください。キレイになってるんですよ、ベルトが。自分が一回取られて磨きがかかって戻ってきたんだなと思って、ホントに輝いてるんで、うれしいですね。飯伏はやっぱりメチャメチャ強かったですね。いっぱいいっぱいでしたね、こっちも。でも気を付ける技は気を付けて、結果、勝つことができました。よかったです。次はね、このままスムーズにいけば札幌で樋口、もちろんそれ防衛して、次後楽園でKUDOって挑戦に名乗りを挙げてるんで。まあチャンピオンなんで休まることがな
いのは知ってるし、やっとね、自分の本来のペースに戻るんだなと思って、これからもガンガン防衛していって両国のメインに立ちたいと思います。(タイトルマッチで飯伏に2回敗れているが、それが3度目で生きた?)そうですね。悔しさと対策というか、そういう面では。だからこそ喜びがすごいですね。きてますよ。(飯伏が蒼魔刀を狙ったが?)前回もやられてるんで、もしチャンスがあったらあっちは狙ってくるだろうという頭があったんで、でもあれはとっさに。決まってよかったです。
(フェニックスプレックスの対策も?)そうですね。クラッチされちゃうとたぶん、力がすごい強いと思ったんで難しいと思ったんで、そこ行く前に防げれば。フェニックス(スプラッシュ)はよければいいんですけど、あれは固められちゃうとどうしようもないんで、一応そういうとこですね。あといい打撃をもらわないようにと気を付けて。途中でも結構いい打撃があって危なかったですけど」


【飯伏の話】「ハァ~。(結果に関してどう感じている?)結果に関してはホントに残念というか、負けてしまったので悔しいし、自分がKO-D巻いてるうちは、夢を実現させようと思ってたんですけど、それがまた、いいタイミングで、いいタイミングというか僕の中では悪いタイミングで打ち砕かれたというか。でもまた、実現するために取ればいいと思ってるんで。チャンスがあればまた狙いにいきますよ。(短い間でのHARASHIMAとの再戦だったが、HARASHIMAの変化は感じた?)一番は気持ちの変化というか。いやぁ、絶対負けないという気持ちですね。自分も結構あったつもりですけど、追う立場と追われる立場というのが違うのかなというのをちょっと感じたし、悔しいですね。あ~。ダメ
ージがやばいです。悔しい。悔しいです。
(DDTの中で新たな目標を?)目標は全然、いっぱいあるんで。変わらないですね、目標は。絶対プロレスを広めるっていうのは変わらないんで。頑張りますよ。いやあ、きつかったですね。(新日本でIWGPヘビーを取れず、KO-Dを落としてある意味スッキリした部分も?)そうですね。その点に関しては自由度が増したというか、正直少しずつ自分の格じゃないですけど、上がっていってるし、さらにベルトがない状態なので、ちょっとあとは、今からやりたい放題になるんじゃないですか。いやもう、やらしてもらいますよ。できる範囲で。(なにをやる?)いやあ、ナイショです。会社にもナイショです」


【KUDOの話】「飯伏、HARASHIMA、ホントにすげえ試合だったと思う。でもあの2人の試合に割って入れるのは、DDTの中で俺しかいないと思ってるから。去年負けて、ちょうど1年。1年間ためた気持ちをぶつけます。すごいプロレスラーとしてターニングポイントになる試合だと思うんで、すべて出し切って。この1年間俺ら絆深めてきたんで、酒呑童子みんなでKO-Dのベルトを取ります。(1年前と比べて変化は?)俺たちは勝ったり負けたりだよ。でもね、勝っても負けても、酒呑んで絆深めてんだよ。仲間の強さ、絆の強さをね、HARASHIMAにぶつけたいと思います。(札幌の結果次第では樋口に挑戦する可能性もあるが、樋口をどう評価している?)まあすごいなとは思います。当た
ったことないけど、試合見ててダイナミックだし、まだ負けてないし、可能性はあると思う。でも、HARASHIMA、飯伏、あの闘いにはまだついていけないと思います。あの闘いに割って入れるのは俺しかいないと思ってます」


【樋口の話】「(今日の試合を見て)すごいの一言だと思います。これがDDTの上の人たちの闘いなんだなという感じがしました。(地元の北海道で挑むことになるが)ここまで来たらやるしかないなという気持ちですね。(その前にDNAでの試合もあるが、負ける要素はない?)そんなことはないですけど、ここまで来たら負けられない立場だと思うので、目線の先にはKO-Dを見据えて1試合1試合、負けないように頑張ろうと思います。(KO-Dを取った場合はKUDO戦も控えているが)KUDO選手は怖い選手ですね。蹴りとか、殺気というか、怖さを感じる選手です。(HARASHIMAに対しては?)選手としても恐ろしい選手ですし、獣のような人です。おっかないです。(HARASHIMAに
かなうものがあるとしたら?)それは体格だったりパワーだったり、突進力とか、そこらへんですよね。あとはやっぱり勢いじゃないですかね。
(あらためて地元でのタイトル挑戦に向けて意気込みを)せっかく北海道でこうやって挑戦できるので、ホントに一介の新人とかそういうの関係なく、ホントにKO-D取ってやろうという気持ちで、北海道で全力でHARASHIMAさんにぶつかっていこうと思います。頑張ります。(勝つイメージはある?)そうですね。今自分が出している技の中では轟天っていうのがあるんですけど、それ、いまのところ決まったら全部取れてるんで、それさえ決まればというのがあります。(相撲時代から兄弟子たちの強い当たりを受けてきたと思うが、HARASHIMAの蒼魔刀も返せる?)返せる自信っていうのは…難しいですね。すごい強そうなんで。食らう前に、蒼魔刀を出す前に轟天を決めるという感じです」

 DDT後楽園大会のメインは2月のたまアリ大会の再戦となった飯伏vsHARASHIMAのKO-D選手権、2月のたまアリ大会では飯伏がHARASHIMAを破りKO-D王座を奪取したが、3月の後楽園大会でHARASHIMAが「KO-D無差別級次期挑戦者決定およびいつでもどこでも挑戦権争奪時間差バトルロイヤル」を制し挑戦権を獲得、今回の後楽園で再戦となった。


 試合は後楽園を意識してかグラウンドの攻防からスタート、しかしグラウンドの攻防となるとHARASHIMAの方が上かジワリと飯伏のスタミナを奪いにかかると、ロープワークの攻防ではリーブロックでかわそうとする飯伏に対しHARASHIMAは飯伏の腹部に飛び蹴りを炸裂、これで飯伏の動きが止まりフットスタンプやコブラツイストなどで腹部に集中攻撃を浴びせる。
 先手を奪われた飯伏はサイドバスターで反撃、これが思わぬ一撃だったのかHARASHIMAは腰を押さえると、飯伏は逆片エビ、キャメルクラッチ、極楽固めと腰攻めを展開、しかしHARASHIMAが飯伏の腹に蹴りを入れるとジョン・ウーからビックブーツ、雪崩式ブレーンバスターと攻勢をかけ、エプロンに逃れた飯伏にロープ越しのギロチンニーを投下、最初の1発目はかわされるも再度のトライで決める。
 両者は場外で打撃戦を展開するが制した飯伏がひな壇の記者席からムーンサルトアタックを敢行すると、リングに戻って打撃のコンポからムーンサルトダブルニー、スタンディングとなって蹴り合いとなり、ラリアット合戦は飯伏が制するとシットダウン式ラストライドからフェニックススプラッシュを投下するが、かわしたHARASHIMAは後頭部への蒼魔刀を炸裂させる。
 両者は膝立ちの状態から打撃戦となると飯伏に狂気が宿り掌低のラッシュからスワンダイブ式ジャーマンを敢行、そして再度フェニックススプラッシュを狙うが、HARASHIMAが追いかけ雪崩式リバースフランケンを敢行、しかし飯伏の脳天をマットに直撃できず失敗に終わると、飯伏が逆にリバースフランケンを敢行し掟破りの蒼魔刀を狙うもHARASHIMAが蒼魔刀で迎撃する。
 HARASHIMAは山折りから蒼魔刀の必勝パターンを決めるが飯伏はカウント2でクリアするとHARASHIMAは奥の手であるHERO!スプラッシュことファイヤーバードスプラッシュを投下、飯伏はフェニックスブレックスを狙うが阻止したHARASHIMAが垂直落下式つるべ落としで突き刺すと最後はスワンダイブ式蒼魔刀を決め3カウントを奪いHARASHIMAが王座奪還に成功した。


 前回のたまアリ大会では飯伏が新日本参戦で得た成果をHARASHIMAに見せつけて勝利を収めたが、今回の試合はHARASHIMAが奥の手を解禁して強さを見せつけた。しかし奥の手まで解禁しなければ飯伏を倒せなかったということなのか・・・
 飯伏は8日の新日本プロレス両国大会ではAJスタイルズに敗れIWGPヘビー級王座奪取はならず、HARASHIMAとの敗れKO-Dをも手放してしまったが、飯伏は団体を背負って立つタイプではなく一レスラーとして自由でいたいタイプだけにかえって無冠の方が飯伏にとってノビノビとやれるのではと思う。


 新王者の飯伏に大相撲からDDTへ入門を果たし、どこでも挑戦権を獲得したことで僅か半年でKO-D王座に挑戦することになった樋口が5月24日の札幌で挑戦が決定、そして今大会でアントンから直接フォールを奪いどこでも挑戦権を奪取したKUDOが31日の後楽園で挑戦することを表明した。
 飯伏も新日本で厳しい戦いを強いられているが、王者に返り咲いたHARASHIMAもDDT内で激しい戦いが待っている、二人の関係は外と内とが違うだけで似たもの同士の兄弟みたいなもの、この二人がいる限りはDDTはまだまだ磐石である。


 またセミのKO-Dタッグ選手権は王者のストロングBJWが4人の中で一番軽量な石井を徹底して狙い撃ちにして試合の主導権を握り、挑戦者のドリフを分断する。
 劣勢のドリフは入江が盛り返すが再び石井が捕まると主導権を奪い返されるが、終盤にワンチャンスを逃さなかったドリフは石井が関本にニールキック、垂直落下式ダブルアームDDT、ニールキックと繰り出して関本をヒヤリとさせるが、関本がラリアットで鎮圧すると垂直落下式ブレーンバスター、ラリアットからぶっこ抜きジャーマンで3カウントを奪い完勝防衛を果たした。
 関本と岡林も普段組み機会も少なくなってきているが、組んだときの強さはさすがとしかいいようがない、ドリフも敗れたことでDDT内でストロングBJWに勝てるチームはいるのだろうか・・・

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