DDT
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竹下幸之介・21歳、デビュー3年目でKO-D王座を奪取!
5月29日 DDT「Audience2016」後楽園ホール 1633人 超満員
<アピール、コメントなどはDDT公式より>
◇アンダーマッチ◇
▼15分1本
松永智充 ○岩崎孝樹(5分50秒 体固め)エディ・フレンチ Xレッカ
※キャプチュード◇オープニング◇
(亜門GMがグッズ紹介、路上プロレスまたビヤガーデンプロレスの開催などを告知すると、KAIと大家健が登場)
亜門「ちょっと待ってください。KAI選手ですよね」KAI「初めまして、今林さん!」
亜門「今林じゃないです! 鶴見亜門です!」
KAI「WRESTLE-1のKAIでございます!」
亜門「あの…どうしたんですか」
大家「ガンバレ☆プロレスでタッグで勝ったんですよ! 意気投合したんですよ!」
2人「タッグと言えば! KO-D!」
KAI「KO-D無差別に!」
亜門「無差別じゃないですよ、タッグですよね?」
KAI「タッグだ! KO-Dタッグに挑戦させてください!」
2人「させろ! させろ! させろ!」
亜門「うるさいよ! 黙れ! KAIさん、WRESTLE-1のチャンピオンですよね。会社と会社の関係とかいろいろあるんで」
KAI「GMと大社長、同じでしょ!」
亜門「GMと大社長は違いますよ!」
KAI「CEOと大社長か! んなことはどうでもいいんだよ! させろ!」
2人「させろ! させろ! させろ!」
亜門「黙れって言ってんの! とりあえず会社と話し合わなきゃいけないので、今日のところはOKできないので、とりあえず待っててください。(場内『え~』)え~じゃねえだろ! 考えたらわかることだろうが!(場内ブーイング)とりあえず前向きに検討させていただきます」
KAI「やったー! 前向きってことはもうやるってことだな!」
亜門「決定じゃないから考えますよ。とりあえず今日はお引き取り願えますか?」
KAI「帰らない! 帰らない! 帰らない!」
亜門「時間もあれですし、KAIさん、試合じゃないですか?」
KAI「そうだやべえ! 今日神戸だ!」
亜門「じゃあ早く帰って! 大鷲さん、早く出てきて! 走って! 時間押してますから! スタートだけ言ってください!」
KAI「(大鷲を見て)伊藤先輩! ご無沙汰してます! 悪冠一色で職務怠慢・素行不良で解雇されたの見てますから! ウチにもいますよ、同じのが」
亜門「とにかく時間ないので、スタート言ってください」
KAI「じゃあ俺が自由に! 自由に! 自由に!スタートします! それではDDT後楽園大会、スタート!」
◇第1試合◇
▼KENSOが「KING OF DDT 2016」トーナメントにエントリーできるかどうかを再査定する試合/30分1本
○KENSO with チェリー(5分59秒 片エビ固め)X高木三四郎
※葉隠れ(試合終了後)
亜門「KENSOさん、手段はどうあれ高木さんに勝ったことは間違いないのでKING OF DDT2016へのエントリーを認めます」KENSO「まずこのKING OF DDTトーナメントにこのKENSO、出場します! ありがとうございます! そしてもう一つ。おチェリーちゃん。ウルトラセブンより着物のほうがいいね。脱ぎなさい」
(KENSOはロビンの衣装を脱がす。チェリーが水着姿になると場内から謎の拍手。)
KENSO「42歳! 独身! ビチーッと!」◇第2試合◇
▼エニウェア・スタート4WAY6人タッグマッチ/30分1本
男色ディーノ ○ジョーイ・ライアン アントーニオ本多(8分1秒 エビ固め)大石真翔 X勝俣瞬馬 井上麻生
※スーパーキック 残り2チームはマサ高梨&梅田公太&赤井沙希、大鷲透&平田一喜&ワンチューロ
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▼アイアンマンヘビーメタル級選手権試合
[第1073代王者]○ジョーイ・ライアン(12時38分 横入り式エビ固めを返す)[挑戦者]X平田一喜
☆ライアンが王座防衛に成功◇第3試合◇
▼Road to KING OF DDT 2016/30分1本
石川修司 ○マッド・ポーリー(8分02秒 片エビ固め)X遠藤哲哉 樋口和貞
※リバーススプラッシュ◇第4試合◇
▼DDT EXTREME級選手権試合/60分1本
[挑戦者]○LiLiCo (7分05秒 タイタニック式エビ固め)[第35代王者]Xスーパー・ササダンゴ・マシン
☆ササダンゴが3度目の防衛に失敗、LiLiCoが第36代王者となる(試合前、まず、セコンドの大石を連れてササダンゴが本部席へ移動し「王様のブランチのレギュラーになる方法」の煽りパワポを開始せんとするが、ここでLiLiCoが渡瀬とともに登場してササダンゴをリングへ下げさせると煽りパワポ「DDT EXTREME選手権のマネジメントについて」をスタートさせる。LiLiCoは自身の自己紹介から続いてササダンゴについて「体だけは大きいので試合になると垂直落下式リーマンショックにだけは気を付けなければならない」とする。職業柄、ムダに体の大きいだけが取り柄のササダンゴを映画に例えるなら大きさだけが取り柄の映画『タイタニック』だとし、贅の限りを尽くしたタイタニック号は氷山にぶつかって沈没したわけで、これを置き換えると贅肉の限りを尽くしたササダニック号も絶対に氷山にぶつかって沈没するという。映画コメンテーターとして分析した、この試合のポイントは以下の通り。
①上流階級の娘、リリコ・ウィンスレットと貧しい青年、ワタセプリオの悲しい恋の行方。
②パニック映画さながらの緊迫感あふれる展開から、ササダニック号と氷山(セコンドの大石=氷のように冷たいハートを持っている)がぶつかる。
③悲劇の別れを予感される2人の熱いキスからのタイタニック式クロスボディーで完全勝利。(試合終了後)
亜門「ベルト奪取おめでとうございます。めちゃめちゃ感動しました! 次のタイトルマッチなんですが、できれば7月3日の博多でやりたいんですけど…」LiLiCo「いいよ! こっちのほうが大事」
亜門「ありがとうございます!」
LiLiCo「やるから誰でもこーい!」
【LiLiCo&渡瀬の話】
LiLiCo 「はい、勝ちましたよ。」――見事、EXTREME級王座一発挑戦で王座奪取しましたが。
LiLiCo もちろん、もちろん。何?――アイアンマンのベルトとはまた違う感触だと思うのですが。
LiLiCo 「重い! 重いね。やっぱ重いね。奴も重かった。相手が。でも獲って当然。」――渡瀬選手から見てLiLiCo選手の王座奪取はいかがでした?
渡瀬 「最高でしたね。映画『タイタニック』って言っていたんですけど、ひとつだけ違うところがありました。映画のタイタニックは最後ジャックが死んでしまうんですけど、僕は死ななかったです。LiLiCoさんを愛しているからです。」LiLiCo 「私も愛してるよ。フフ…。」
――後楽園ホールがまるでタイタニックが沈む海のように見えましたが、この先EXTREME王者としてどのような防衛戦をイメージしていますか?
LiLiCo 「イケメンとしかやらない! 相手イケメン。イケメンを蹴りたい!」――イケメンを蹴りたい?
LiLiCo 「うん。なぜならば一番のイケメンはここにいるからね!(渡瀬と見つめ合う)」――早速、博多での防衛戦をGMからオファーされましたが、EXTREME王座はチャンピオンがルールを決めることが出来ます。何か考えているルールとかはありますか?
LiLiCo 「もちろん、イケメンじゃないとダメ! 一番はここにいるからね。そこからはこれからすっげー厳しいやつを考えたいなって思って。まだ1ヵ月くらいあるんで。私、すっごい一日一日、めっちゃ成長しているんで。いろいろ(渡瀬から)教えてもらって。深いところを。ウフフフフ……だから待っていてください。」【ササダンゴの話】
――試合前の煽りパワポも取られた上に、試合でも敗れてベルトまで獲られてしまいましたが。ササダンゴ 「何かあの…人として、プロレスラーとして、まぁプレゼンとするということ……LiLiCoさんの一番強みがやっぱり映画の見どころをプレゼンするということ。だからそれを取って、これだったら勝てるなって思われていたんでしょうね。で、あくまで自分が作ったフォーマットというかテンプレートのようなのを使って、上手にコメントして、まるで『王様のブランチ』を見てるようでしたよ! 本当に。で、一番悔しいのは俺が大事に囲っているイラストレーターの澁谷玲子さんに勝手に発注して! 言わないですからね、イラストレーターは。LiLiCoさんから発注が来てるってことを俺に! そういうところが本当にいろんな力を使っているなっていうか、敵はLiLiCoだけじゃなくてこのDDTにも(いる)。
何か安心出来ないっていうか……もうプロレスで負けて、歌もあれLiLiCoさんが歌っているんでしょ? リリーヌ・ディオンが歌っているわけですよ! ちょうどいい英語の歌詞と日本語の歌詞のバランスとか。何かもう……EXTREMEでああいう試合して勝ち続けたかったなっていうことを、全部LiLiCoさんにやられるっていう。化け物ですよアレ! 化け物、45歳の化け物ですよ! 控室では何か「ちょっと体調悪いわ」とか、女性特有の体調の悪さみたいなものをアピールしてて。「鉄分が足りないわ」「鉄分が足りないわ」みたいなことをずっと言ってたくせに、何か全部騙されましたね! 全部騙された! ……まあイチから出直しますよ。イチから出直します。◇第5試合◇
▼KO-D6人タッグ選手権試合〜チームドリフさよならシリーズ・ファイナル〜チームドリフ解散マッチ/60分1本
[第25代王者組]石井慧介 入江茂弘 ○高尾蒼馬(9分57秒 エビ固め)[挑戦者組]HARASHIMA Xヤス・ウラノ 彰人
※ジントニック
☆石井&入江&高尾が初防衛戦に成功。試合後、王座返上(試合終了後)
高尾「今日は皆さんの応援のおかげでこのベルトを最後に防衛することができました。本当に今日は100試合目ということであっという間に終わってしまいましたけど、本当に2人ともありがとう(入江、石井と抱擁を交わす。)入江「この3人で巻くこのベルト。高尾クン、石井さんと最後に巻けて本当にうれしい。2人と応援してくれた皆さんに感謝を伝えたい。何があってもまた2人で一緒にやりたいし、生まれ変わっても2人と一緒にいよう」
石井「入江クン、高尾クン、ありがとう。今日、チームドリフとしての100試合目、勝利で飾れて嬉しいです。スマイルスカッシュとの対戦成績も5勝4敗で終えたことも嬉しいです。そして、GM。KO-D6人タッグのベルト、返上させていただきます(入江は泣き顔でベルトを渡し、亜門GMに抱きついた。)3年9カ月の長い間、本当に皆さん、応援ありがとうございました。チームは解散しますが各選手トップを目指してそれぞれの道で頑張っていきますので応援よろしくお願いします。本当に…長い間、ご声援ありがとうございました!」
【石井&入江&高尾の話】
――最後の試合で勝って王座防衛しましたが、ベルトを返上して解散となりました。いまの心境はいかがですか。
石井「解散はすごい寂しいことなんですけど、最後の100試合目を勝って、ベルトを持ったまま終われてすごいいい終わり方が出来たので。そこはホッとしているというか、嬉しいですね。」入江 「自分はもう試合前からこの石井さんのテーマで入場するのも最後だろうとか、試合中にタッチするときとか「このタッチがもう最後なんだ」とか、そんなことばっかり考え過ぎて。それでちょっと感極まってしまったところもあったんですけど。本当に改めて思ったのは、僕はもうこのチームが大好きなんだなってこと。まあこの大好きなチームで(KO-D6人タッグの)ベルトを持って、返上して、最後勝てたことは嬉しいんで。これから一人ずつ頑張っていきたいなと、いま思っています。」
高尾 「長い間組んできたんですけど、それは本当あっという間に時間が過ぎて終わったんだなって思えます。何か本当に濃い時間をみんなで過ごしてきたので、解散というのは寂しいですけど、また別々の道に行ってスキルアップして、またここに帰ってこられたらいいなとは思います。あとはベルトも防衛出来たので、本当にそういう意味では最高の日だったかもしれないです。」
――今後はそれぞれ別の道を歩んでいくことになると思いますが、早速KING OF DDTトーナメント一回戦で石井選手と高尾選手が当たることになりました。
石井 「お互いずっと組んできて、ドリフになってからはシングルで当たってないんで。すごい……まあ正直指名されて、少しはビックリしたかもしれないですけど……まあすごい燃えています。」高尾 「ドリフになってからは一度もシングルで当たったことがないけど、ドリフになる前は何回も当たっていた選手でもあるので。で、ドリフを解散して一本目が石井君と当たる。自分の中ではそれがいいかなと思いました。」
――入江選手としてもKO-D無差別級のベルトは思い入れがあるでしょうし、トーナメントで再出発というのはいかがですか?
入江 「正直、坂口選手を怖くないと言ったら嘘になります。怖いからこそぶつかっていこう、全力で立ち向かっていこうって決めた相手です。このシングルとしての闘い、僕は無鉄砲という武器を持って、この闘いに挑んでいきます。」――解散後のことで考えていることや決めていることはありますか?
石井 「いまはKODトーナメント、そこに集中したいと思います。」高尾 「まず第一歩目の石井戦に集中したいですね。」
入江 「自分も見えているのはKO-D無差別だけですね、まだ。」
◇第6試合◇
▼KO-D無差別級選手権試合/60分1本
[挑戦者]○竹下幸之介(24分42秒 クロスアーム式ジャーマン・スープレックス・ホールド)[第57代王者]X佐々木大輔(試合終了後、亜門GMからベルトを受け取った竹下はそれを受け取り、リング下の佐々木に誇示してみせた。佐々木はエプロンに上がると竹下の握手に張り手で返して引き揚げた。)
竹下「ベルト、獲りました! KO-Dの無差別のベルト、やっと自分の元にやってきました。このベルト、獲れたことはもちろん嬉しいんですけど、僕は佐々木大輔に勝てたことがもっともっと嬉しいです。カリスマは自分の憧れの選手であり、お世話になっている先輩です。今日こうやって勝てたことはお世話になっている先輩に恩を返せたと思っています。まだまだ、いやここから竹下幸之介のプロレスで盛り上げていきますんで、皆さんよろしくお願いします」亜門「竹下、おめでとう。すごい試合だった。次のタイトルマッチは7月3日博多大会。現時点では挑戦者は決定していません。いつでもどこでも挑戦権の保持者がそこで行使を宣言しない場合は私のほうで指名します…次の話を今してもな。ごめん、俺はそれが仕事だからさ。お誕生日おめでとう。21歳の若いチャンピオンがこれから俺たちをどこに連れていってくれるのか、どんな景色を見せてくれるのか楽しみにしているので頑張ってください」
竹下「僕がチャンピオンになって今言えることは一つだけです。僕がプロレス界の中心に、DDTの選手として立って盛り上げていくんで皆さん応援よろしくお願いします! ありがとうございました!」
【竹下の話】
竹下 「そうですね……なんでしょうね。えー……う〜ん。いままでこのコメントブースの横に僕、いつもいるんですけど、チャンピオンになった人のコメントとか、いつも横から聞いていたんですよね。自分がチャンピオンになったらどんな言葉が出て来るのかなって。いつもそれを聞きながら、自分ならどんな言葉が出るんだろうって、いっつも思っていたんですよね。でも言葉出て来ないです。それは佐々木選手が相手だからとか、感情がこみ上げてってわけじゃなくて、タイトルマッチでDDTの一番頂点のベルトがかかってる試合で、僕はすべてプロレスで出し切りたかったんで。僕の佐々木選手、カリスマに対する思いとか、KO-Dのベルトを巻きたい気持ちとか、先週の対ZEROで自分なりに成長したところとか、すべてプロレスで出したつもりなので僕は。とくにコメントはないです。」――タッグのベルトを失って以降、ドン底というかスランプな時期があって、先日ZERO選手との試合で何か目覚めたというか、新しいものを見付けて今回のタイトル奪取につながったと思うんですけど、ZERO選手との試合と今日の佐々木選手との試合が続いたことが、竹下選手にとってはいい方向に作用した感じですか?
竹下 「そうですね。そういう意味では確実も運も味方していると思いますし、自分一人の力で勝ったのではなくて、もちろん先週闘って得たものが大きくて。HUBさんにも本当に……あの試合も大きかったと思いますし、最後勝ってハッピーモーテルのメンバーにもリングに上がってもらったんですけど、ハッピーモーテルの力っていうのも大きかったと思いますし、いろんな人の支えがあってこのベルトを巻けているので。ひとつ、頑張って試合に勝つ、勝ってこのベルトを巻く、そして巻き続けることが恩返しになると思っているので。一生懸命闘ってずっと防衛してやろうと思っています。」――奇しくも今日が21歳の誕生日でしたが、デビュー直後から「DDTの未来」と言われてきた竹下選手が、こうして頂点のベルトを巻いたわけですから現在のDDTというか、竹下幸之介のDDTを作っていくことになると思いますが。
竹下 「そうですね。やっぱり先週の大阪での試合で、一番自分なりに思ったことっていうのは「ああ俺、遠慮してたんだな」っていう……力を出し切ってないなっていう。一生懸命闘ってきたつもりなんですけど、どっかで遠慮している部分っていうのがあって。それが先週で解放されました! 全部! 爆発しましたね! で、僕の中で最強のプロレスラーっていうのがZERO。ZEROに勝って……僕、結構プレッシャーに弱いタイプで実は。いつもタイトルマッチとか緊張して寝られないこともあったんですけどね。昨晩は夜の9時に寝ましたから! やっぱそういう人間的にもちょっと大きくなってんのかなって。ハートが強くなると、(今日の試合の)途中で佐々木選手にボコボコにされましたけど、全然気持ちは折れなかったし、もっといけると思ったし、絶対負けてたまるかって思いましたね。そこで一発張り手返したんですけど、これからも……いまはこうやってチャンピオンになっているんで、どんどんDDTの中心に立ってやろうと思っています。」――KING OF DDTトーナメントも組み合わせが決定しましたが、王者として何か思うことはありましたか?
竹下 「あー、本当にチャンピオンなんで。僕がチャンピオンとして、このトーナメントに出ていないわけなので。もう誰が来てもいいですし別に。その前に7月に博多でタイトルマッチがあるってGMから言われましたけど、それも誰が来てもいいですし。もう僕は両国のメインを狙って、その後もベルトを巻いた自分しか想像出来ないんで。一生懸命頑張るだけっす。」【佐々木の話】
――竹下選手に敗れてKO-D無差別級王座のベルトは獲られてしまいました。
佐々木 「まあ……認めたくないけど、完敗ですね。今日の竹下は何かいつもと違って。最近、挑戦者もそうだし、対戦相手全員に思っていたことなんですけど、こいつら勝とうとしてねぇだろって、リング上がる覚悟がなぇんじゃないかって、ずっと思いながら(試合をしていた)。俺はああなりたくなくて闘ってきたんですけど、今日の竹下はすごい……もう何か勝つしかないって言うのかな。覚悟……悔しいけど伝わってきて……完敗ですね。」――王座からは陥落し、KODトーナメントの組み合わせも決まってしまいました。今後の佐々木選手はどのような方向に進もうと考えていますか?
佐々木 「そうっすね……今後……今後のことなんですけど、これまだ誰にも、会社にも相談してないんですけど、もう……佐々木大輔はリング上で残せるものっていうのはないのかなって思って。…………もう、やり残したこともないし……引退しようと思っています。」――引退というのは、ちょっと唐突過ぎると思うのですが……。やり残したことがないというのは、今日竹下選手に敗れたことで感じたんですか?
佐々木 「そうですね。今日負けて……後楽園ホールの天井眺めながら、天井たけぇなって思って……また全部失って(涙声で)何かもう燃え尽きたというか。もう何か……これ以上、闘えないなって思って。」――それは今日の試合が事実上の引退試合になるということですか?
佐々木 「うん、そうですね。もうちょっと、今日より先のことは考えられないですね。」――タッグのベルトがそこにありますが、もう返上とかを考えるということですか?
佐々木 「そうですね。先のことはまだ…プロレス辞めて何をすればいいかまだ分からないけど、タッグのベルトは返上させてもらって。まあ今後のことは今日なのか、明日なのか、会社と相談して……そうですね。」――恐らくファンは誰も納得しないんじゃないですか?
佐々木 「でも俺はもう納得したんで、これ以上もう残せるものはないです。10年……10年ちょっとやってきて、何とか頂点立てて本当によかったなって。(涙声で)自分自身、充実したプロレス人生送れたなって思います。ありがとうございました!」――佐々木選手、最後にひとついいですか。もうすでに6月1日のBOYZにもカードに名前が入っているのですが……
佐々木 「BOYZ……じゃあ、そこで復帰します。」――復帰?
佐々木 「はい。(タッグの)ベルトも返上はなしで。」<6月5日春日部大会>
【KING OF DDT2016組み合わせ】
(A)トーナメント1回戦
○マッド・ポーリー vs 遠藤哲哉
(B)トーナメント1回戦
平田一喜 vs 彰人
(C)トーナメント1回戦
高尾蒼馬 vs 石井慧介
(D)トーナメント1回戦
石川修司 vs 梅田公太
(E)トーナメント1回戦
アントーニオ本多 vs KENSO
(F)トーナメント1回戦
マサ高梨 vs HARASHIMA
(G)トーナメント1回戦
ヤス・ウラノ vs 樋口和貞
(H)トーナメント1回戦
入江茂弘 vs 坂口征夫<6月12日大阪大会>
○トーナメント2回戦
(A)の勝者 vs (B)の勝者
○トーナメント2回戦
(C)の勝者 vs (D)の勝者
○トーナメント2回戦
(E)の勝者 vs (F)の勝者
○トーナメント2回戦
(G)の勝者 vs (H)の勝者DDT後楽園大会のメインでKO-D王者の佐々木に竹下が挑戦、序盤は竹下がタックルからマウントエルボーで先手を奪うも、場外に逃れた佐々木を竹下が追いかけるが、素早くリングに戻った佐々木がエプロンに戻った竹下をスライディングキックで強襲し、客席へと雪崩れ込んでイスの上での河津落としを敢行し、ここから佐々木が竹下の首や後頭部に集中攻撃を加えて主導権を奪う。
主導権を奪われた竹下はロープ際の佐々木を場外に落としてから、ノータッチプランチャを発射し、リングに戻ってからフラップジャックからゼロ戦キック、やまも泣かしⅡと反撃するが、佐々木もDDTで返し、トップロープに引っ掛けてからのスライディングキックと譲らない。
しかし佐々木のダイビングエルボーが自爆となると、竹下はブルーサンダーを仕掛けるが佐々木は着地してドラゴンスープレックスで投げれば、竹下も起き上がって同じ技で応戦、佐々木のドロップキックも竹下はラリアットで応戦して両者ダウンとなる。
先に起き上がった佐々木はクロスフェースで捕獲し、竹下が逃れようとしても佐々木は反転して逃さない、だが竹下も反転して丸め込むと、佐々木は竹下と松井レフェリーを交錯させてから二人まとめて急所蹴りを決め、松井レフェリーが動けなくなったため、代わりに木曽レフェリーが登場するも、佐々木はみちのくドライバーⅡでKOして無法地帯を作り上げる。
ここで佐々木がダイビングエルボードロップで勝負に出るが、松井レフェリーが倒れたままでカウントが入らず、無法地帯が裏目に出てしまうと、それを尻目に竹下が中指を立ててから張り手をかまし、コーナーで踏みつけてからエルボーの連打を放つも、佐々木も急所打ちで応戦して場外へと連行、竹下をイスに座らせてからスーパーダイビングエルボーを投下、リングに戻ってからセカンドロープへ引っ掛けてのペティグリーで竹下を追い詰める。
佐々木は佐々木式ウラカンラナを狙うが、竹下はスーパーキックで迎撃すると、串刺しビッグブーツからジャーマン、しかし佐々木も竹下のブレーンバスター狙いをラ・ミスティカで切り返し、ガルガノエスケープを狙うも竹下は間一髪ロープへ逃れる、
佐々木は雪崩式ペティグリーを狙うが、竹下がラリアットで阻止してエプロンへと出すと、コーナー二段目から佐々木を持ち上げて雪崩式ブレーンバスターを敢行、竹下はジャーマンを決めるが、佐々木も佐々木式ウラカンラナで応戦、だがラ・ミスティカ狙いを竹下がマスキュラーボムで脳天から突き刺すとジャーマンからラリアット、そして奥の手であるクロスアーム式ジャーマンで3カウントを奪い、デビューして3年目、21歳の若者がKO-D王座を奪取した。竹下は王座奪取をファンにアピールするも、次期挑戦者に関しては明言せず(初防衛戦は7月3日)試合を締めくくったが、遠藤とのコンビを解消してシングルプレーヤーとして本格的に活動を開始した竹下だったが、デビューして僅か3年目で頂点を取るとは驚いたとしか言いようがない、デビューからエル・ジェネリコ(ザミ・ゼイン)、棚橋弘至と大物と対戦してきたが、大物と当てた分、高木大社長の期待も大きかった、その期待にやっと応えた。
次期挑戦者は明言されず、メイン終了後にはKING OF DDTの組み合わせも発表されて、パートナーだった遠藤や“ミスターKO-D”HARASHIMAもエントリーされた、王者になったものの竹下の越えるべき相手はまだまだ控えている。
第1試合ではKING OF DDTにエントリーを目指すKENSOの再査定試合が行われ、KENSOのセコンドにはひろ子夫人ではなくチェリーがゲイシャガールとして登場、試合はダイビングエルボーを狙うKENSOに高木が雪崩式ブレーンバスターで阻止してから、デスバレーボム、シットダウンひまわりボムを決めるが、ここでウルトラマン・チェリーが登場して高木にフライングヘッドシザースを決めると、すかさずKENSOが葉隠れを決め3カウントを奪い。KENSOのKING OF DDT出場を許してしまう。
DDT EXTREME選手権は王者のササダンゴにLiLicoが挑戦、試合前にはササダンゴが煽りパワポを敢行しようとするが、LiLiCo&渡瀬が掟破りの煽りパワポを敢行して勝利を予告する。
試合もササダンゴが圧倒し、LiLicoの窮地に恋人である渡瀬も駆けつけるが、ササダンゴは垂直落下式リーマンショックで排除し、LiLicoにも垂直落下式リーマンショックを決める。
だがここで映画「タイタニック」の主題歌、セリーヌ・ディオンの「マイ・ハート・ウィル・ゴー・オン」が流れると、LiLicoが熱唱し始めコーナー上で渡瀬と熱いキスを敢行しタイタニックポーズまで決めるてから、呆然とするササダンゴにクロスボディーを浴びせ、タカタニックことタイタニック式エビ固めで3カウントを奪い、王座を強奪してしまった。セミの6人タッグ選手権は解散が決定しているドリフがスマイルスカッシュの挑戦を受け、試合は高尾がジントニックでウラノを降し王座防衛も、チームとして継続する意志はなく、試合後に王座を返上、ドリフは解散しそれぞれの道を歩んでいった。
また大会前にはWRESTE-1王者のKAIが、大家を伴って登場しKO-Dタッグ王座への挑戦をアピール、鶴見亜門GMも最初は拒んだが、観客の声援に押されて「とりあえず前向きに検討させていただきます」と返答するも、4時からWRESTE-1神戸大会があるのにも関わらず、座り込みを始めたため亜門GMも困惑。挙句の果てには「DDT! 後楽園ホール! スタート!!」と勝手に開会宣言までしてしまった。
KO-D無差別のベルト獲りました!
ここにくるまで短いようで色々葛藤がありました。たくさんの人に応援してもらえて、喜んでもらえて腐らずにやってきてよかったです。王者になってからがスタートだと思っているのでがんばります。ありがとう。 pic.twitter.com/wrvFUdMNab
— 竹下 幸之介 (@Takesoup) 2016年5月29日改めて、完敗!全てを失い、わたくし佐々木大輔は引退しました。そして復帰戦も決まりました。ごめんね佐代子。コイツら呑気なペット達ね。kawaii。。。 pic.twitter.com/PsQ3qtAkpg
— 佐々木大輔 (@the_sasaki) 2016年5月29日ファッキン!負けた!ファック!ファックス!ファミリア!ファミマ!
イラつくので、今日は地元の後輩誘って原チャリ狩りいきます!で、その原チャリを別の後輩に10万以上で売りつけてやる!!もうチャンピオンでもねーし!!原チャリ狩りだ! pic.twitter.com/WoVyLVswpf
— スーパー・ササダンゴ・マシン (@abulasumasi) 2016年5月29日DDT後楽園ホール大会、ドロップキックありがとうございました!今日のアレコレの写真いただきました(≧∇≦) pic.twitter.com/cDHJqZ6mso
— チェリー DDTプロレスリング (@cherry514) 2016年5月29日DDT ”KODトーナメント”に‼︎‼︎1回戦は、何故か、毎回アリーナに入ると必ず写真を撮っていたトーニョ(アントーニオ本多)。ライフ。#kenso #DDT pic.twitter.com/pwpzmHQjy1
— KENSO (KENZO SUZUKI) (@bichitto1) 2016年5月29日今日のDDT後楽園ホール大会で竹下幸之介が佐々木大輔に勝ってKODチャンピオンに!今日21歳の誕生日だったそうです。史上最年少の王者はDDTでどんなドラマと夢を見せてくれるのか。期待してるよ、チャンピオン!#ddtpro pic.twitter.com/ODDxBRUYWL
— 高木三四郎 (@t346fire) 2016年5月29日昼間私が訳のわからないツイートをしていたのは佐々木大輔選手が引退すると突然バックステージで言い出したからでした!もう本当に動揺した。嘘とわかってワナワナしましたがでも佐々木選手が辞めなくて本当に良かった。すこーしだけ根に持ちますよすこーしだけ
— sayoko mita (@345m) 2016年5月29日しかし今日のDDT後楽園ホール大会のメインイベントは試合前の煽りVTRからいろいろ胸に迫るものがあり、「(竹下は)人の目を気にして優等生なプロレスしてんじゃん」というカリスマと、お父さんお母さんの前で思わず「優等生みたいな自分嫌や」と吐露するザ・フューチャーの独白が心に染みました
— sayoko mita (@345m) 2016年5月29日PR -
北都で“カリスマ”佐々木大輔が坂口を返り討ちも、竹下が堂々の挑戦表明!5月8日 DDT「Road to Ryogoku 2016 in SAPPORO~ドラマティック・ドリーム・時計台~」 北海道・アクセスサッポロ 810人 超満員
<アピール、コメントなどは週プロモバイルより>
◇第1試合◇
▼オープニングマッチ/30分1本
高木三四郎 大鷲透 ○平田一喜(12分33秒 奇跡を呼ぶ一発逆転首固め)男色ディーノ ×大石真翔 斗猛矢
☆大石が所有していたいつでもどこでも挑戦権が平田に移動
◇第2試合◇
▼30分1本
○関根龍一 吉田考志(9分3秒 コンバイン)遠藤哲哉 ×福田洋
◇第3試合◇
▼30分1本
○岩崎孝樹 勝俣瞬馬(8分43秒 片エビ固め)樋口和貞 ×ワンチューロ
※キャプチュード
◇第4試合◇
▼SPW認定東南アジア選手権試合/60分1本
[第2代王者]○マサ高梨(9分45秒 エビ固め)[挑戦者]×マサ高梨
※タカタニック
☆高梨が3度目の防衛に成功。
◇第5試合◇
▼北海道はでっかい道!札幌名物スペシャルシングルマッチ/30分1本
○竹下幸之介(6分17秒 ジャーマン・スープレックス・ホールド)×石川修司
【石川の話】
石川 「3カウントが早かったんじゃないかな。俺が5分足らずで竹下に負けるわけがないから。どう、オマエ。どっちが勝ったと思う?」
ーー (小声)竹下選手…。
石川 「はぁ!? どうして?」
ーー(小声)3カウント…。
石川 「え!? 返したでしょ。見てた、ちゃんと。本当? 早かったでしょ?(詰め寄られる)」
ーー (小声)…早かったかもしれないです。
石川 「でしょ! 早かったよ! フザけんじゃねえよ!」
◇第6試合◇
▼チームドリフさよならシリーズ/30分1本
HARASHIMA ○彰人 ヤス・ウラノ(14分28秒 片エビ固め)石井慧介 入江茂弘 ×高尾蒼馬
※ハナマサ
◇第7試合◇
▼KO-D無差別級選手権試合/60分1本
[第57代王者]○佐々木大輔(18分30秒 片エビ固め)[挑戦者]×坂口征夫
※ベトナムドライバー
☆佐々木が初防衛に成功。
(試合終了後)
佐々木「征夫ちゃんよぉ、やっぱりアンタつええな。でも、俺のほうが強い! 俺が最強の男だ。もう両国メイン、そこまで防衛戦やらないで両国で強いヤツと…」
亜門「次の防衛戦なんですけど、5月29日後楽園大会で決まっています」
佐々木「やりたくありません」
亜門「決定事項なんで。次の挑戦者なんですが…」
佐々木「平田」亜門「いつでもどこでも挑戦権を取りましたけど…」
佐々木「オラッ! 平田! 出てこい!」
亜門「出てきませんので、本人が使うと言わない限り、決定しませんので。次の挑戦者は私のほうで指名させていただきます。本人に伝えてあります。リングに上がってください(花道から姿を現したのは竹下幸之介だった。)次の挑戦者として竹下幸之介を指名させていただきました。石川選手から3カウントを奪った。先日の山形大会ではチャンピオンのアナタからフォール勝ちを奪っています。挑戦者の資格、十分にあると思いますが、いかがですか?」
佐々木「テメエ、何しに来やがった!」
亜門「だから! 聞いてました? 今説明しましたよね? 次の挑戦者として竹下を指名したんです! もういいです! GMの権限で決定いたします」
竹下「両国と後楽園の大舞台でタッグ選手権、カリスマに2連敗して正直闘うのが怖くなりました。でも、ハッピーモーテルのみんなが闘うことは楽しいことだと教えてくれました。それはなぜならば、頑張って、頑張って、頑張ってきたら絶対結果がついてくるって教えてくれたから。それが山形でカリスマからの3カウント、今日の石川修司からの3カウント、そしてハッピーモーテル・サイン会のあの長蛇の列! これで証明できるんですよ。カリスマは卑怯なチャンピオンです。でも僕は最高のチャンピオンだと思っています。俺は佐々木大輔からベルトを獲りたい、そしてDDTの中心に立ちたい。5月29日、後楽園ホール。ハッピーモーテル・竹下幸之介としてそのベルト、絶対巻くから」
佐々木「竹ちゃんよぉ。ちょっと昔のことだけどよぉ、一緒に飲んだ時の話、覚えているか? 俺が酔っぱらって、竹ちゃんをボコボコにした時、『すいませんでした! すいませんでした!』って俺がトイレにいっている隙にカバンを持って逃げただろ! あの時からオマエは俺には勝てない。次の後楽園? またカバン持って逃げさせてやるよ」
(亜門GMが5・29後楽園でのKO-D無差別級選手権試合◎<王者>佐々木大輔vs竹下幸之介<挑戦者>を改めてアナウンスし、竹下はモーテルのメンバーとともに退場。)
佐々木「札幌の皆さん、こんにちわ。今日も何とか征夫ちゃんに殺されないで生きて帰ることができました。2回ぐらい意識が遠のいたんですけど、皆さんの『佐々木』という声援が聞こえて、それで何とか勝つことができました。今日の勝利は札幌のファンの皆さんのおかげです(場内拍手)。なんてよぉ! 言うと思ったか! テメエらの声援なんか必要ねえ! 征夫ちゃんも竹下も! どんどん強いヤツが来るかもしれないけど、俺は最強の男だぜ! 俺がKO-Dタッグチャンピオン、そしてKO-D無差別級チャンピオン、二冠王、“カリスマ”佐々木大輔だ! サンキュー・札幌!」
【試合後のコメント】
【坂口の話】「まあ…汚ねえマネされたけど、倒せなかった自分が悪いんで。負けは負けで今日は認めます。あのベルトを持って、兄貴(KUDO)を迎え入れたかったんですけど、また順番が一番後ろになったんで、あそこ登り詰められるように、また一つずつ登っていきます。」
【佐々木の話】
――坂口選手のプロレスでは勝てないと話していたが…。
佐々木 「殺されるかと思ったよ。」
――スリーパーで追い詰められていたが?
佐々木 「あと2秒でいってた…ハハハッ(苦笑)。」
――ただベルトは手元にあります。
佐々木 「勝因は俺が最強だからということですね。」
――次の防衛戦は鶴見亜門GMの指名で…。
佐々木 「平田。」
――竹下幸之介選手です。
佐々木 「平田でいいと思うんですけど。」
――いつでもどこでも挑戦権を行使しなかったので。
佐々木 「リング上でもいったけど竹ちゃんじゃ俺には勝てない。」
――酒の席の話もありましたが。
佐々木 「あの日から俺には逆らえないし、リング上でも勝ててないし。」
――竹下選手とは何度もシングルで対戦しており、KO-Dタッグ選手権では2タテしてます。
佐々木 「はっきり言って坂口さんもそうだし、竹ちゃんもこういう直線的なプロレスするでしょ? あれじゃ俺には勝てないよ。俺は絶望の中でいかに生き延びるかを経験しているから。何がきても負ける気はしないですね。どんな手を使ってでも勝ったヤツが正義なんですよ。」
――とはいえ、竹下選手は山形で佐々木選手から、今日の試合で石川選手からジャーマンで勝利しています。
佐々木 「そのことは考えてなかったなあ。都合の悪いことは全部なかったことにして生きているから。そういうのは何の関係もない。過去は過去だから。」
――もう両国しか見えてない。
佐々木 「そう。」
――やりたい相手も決まっている?
佐々木 「パツキンの。」
――坂口選手?
佐々木 「いやいや。パツキンの…ヘヘヘッ(笑)。まあ、そういう感じで今日も生き延びました。」
【竹下の話】
竹下 「リング上で言った通りですけど、GMから「次の挑戦者は竹下に決めた」ということだったので、今日の試合でいつどこを使う人もいなかったので、このままだと5月29日後楽園ホールで対佐々木大輔ということで。5月29日は自分の誕生日なので、最高の誕生日プレゼントを自分にプレゼントして、自分がベルトを獲ることで恩返しできる人がたくさんいると思うので、頑張りたいなと思っていますし、今回が2度目の挑戦で、今年1月に(木高)イサミ選手に挑戦して負けてるねですけど、初挑戦・初戴冠を狙って気持ち入れて頑張ったんですけど、今回は特別な思い入れもあります。佐々木選手をカリスマと呼び始めた男として、すごくリスペクトしているんですよね。プロレスの面でも私生活のあれな面でも。佐々木さんがチャンピオンになった瞬間、今までになったことのない感情があって、だからこそ佐々木大輔からKO-Dのベルトを獲りたい、巻きたいという気持ちです。リング上で僕がカバンを持って逃げた話がありましたけど、それは事実ですけど、その時の自分と違うので。勢い感じているんで、追い風吹いてるんで。この勢いのまま獲りたいと思います。」
――石川選手との試合が4分台の決着で自信になったのでは?
竹下 「この1勝は今までの僕の試合の中でメチャクチャでかい1勝ですね。次闘ったら結果はどうなるかわからないですけど、僕は今日、冷静に振り返った時、石川選手はぶっこ抜かれてジャーマンを決められるって思ってなかったでしょうね。日ごろのトレーニングがこうやって生かされていくんだなと。ウチの監督(アントン)はずっと頑張れば絶対返ってくるっていつも言ってたので。タッグのベルトを落とした時も、リマッチに失敗した時もこうやって頑張っていれば絶対返ってくるんだなと。より一層頑張ろうと思いました。」
――佐々木選手にはKO-Dタッグで2連敗喫していますが、今ならKO-D無差別はいけると。
竹下 「落ちた自分、底を見た自分なので、その反動できてると思うので。このまま獲って。KO-Dのベルトは欲しいんですけど、それは佐々木大輔から勝ってベルトを巻きたい。その気持ちが強いので。」
――昨年のKING OF DDTや前哨戦なので佐々木選手とのシングルはここ半年から1年間で多いと思いますが。
竹下 「多いです。僕がシングルマッチで闘った相手の中で一番多いですね。手の内を読みあうことになると思います。(佐々木は)同じ手を食らわない選手なので。僕もそこは警戒しているので。力だけではどうしようもないこともわかっているので、挑戦が決まった今、頭も使って頑張らないといけないなと思っています。」DDT札幌大会のメインは4月24日後楽園大会で樋口との防衛戦を終えたばかりのHARASHIMAに対して“いつでもどこでも挑戦権”を行使し、王座を強奪した“カリスマ”佐々木が“いつでもどこでも挑戦権”を行使して札幌大会での挑戦に漕ぎ着けた元王者の坂口が挑戦した。
試合は坂口がキックを佐々木がかわし続けるも、遂に炸裂すると坂口は連打を浴びせ、佐々木はたまらず場外へエスケープする。
佐々木はリングに戻るも坂口はスナップメイヤーからローキック、腕決めフェースロックで攻め立て、ボディブローから腹ばいの状態でコーナーに設置してかちあげニーを狙うが、かわした坂口がドラゴンスクリューを連発、そしてコーナーへ昇るが起き上がった坂口が再度佐々木を腹ばいにしてかちあげニーを浴びせ場外へ落とす。
しかしエプロンダッシュのランニングローキックをかわした佐々木は場外に落ちた坂口に鉄柱に叩きつけてトペを炸裂するも、坂口を客席に座らせてのスーパーダイブエルボー狙いはは坂口が追いついてスリーパーで捕獲したまま場外へと引きずり込み、改めてエプロンダッシュのランニングニーを浴びせる。
リングに戻った坂口がミドルキックを連発してダウンを奪い、ランニングニーからコブラクラッチで絞めあげるも、坂口の神の右膝狙いを佐々木がドロップキックで迎撃すると、投げ放しドラゴンスープレックス、トラースキック、キークラッシャーと畳み掛け、そしてクロスフェースで捕獲する。
佐々木式ウラカンラナもクリアした坂口もその場飛びの神の右膝てから右膝で勝負に出るが、かわした佐々木はロープに足を引っ掛けてのエディ・ゲレロ式エビ固めで丸め込むも松井レフェリーはフォールを認めない。
佐々木が松井レフェリーに抗議したところで坂口がミドルキックで強襲するが、松井レフェリーに誤爆してしまうと、無法地帯になったのを良いことに佐々木が急所蹴りで坂口の動きを止めてから、ミサイルキックを放つ。
佐々木は松井レフェリーを起こした後で坂口に雪崩式ペティグリーを決め、最後はベトナムドライバーで3カウントを奪い王座を防衛した。試合後には鶴見亜門GMが強権を発動し第5試合で石川を破った竹下の挑戦が決定、5月29日の後楽園での選手権が決定した。
遠藤とのコンビを解消しシングルプレーヤーとなった竹下は第5試合で速攻勝負を狙った石川を逆に速攻勝負で降し、5日の山形大会でも佐々木から直接フォールを奪って堂々の挑戦となるまた第1試合ではスランプ気味の大石が緊張感を持って試合を臨むためにいつでもどこでも挑戦権の譲渡をディーノに要求し、ディーノはあっさり渡して試合に臨むも、大石は平田に敗れてしまって挑戦権を渡してしまい、大石はもう「1個ちょーだい」とディーノに迫るも、ディーノは男色ドライバーでKOし黙らせた。
札幌大会終了。睾丸を蹴りあげ生き延びた。完勝! pic.twitter.com/WJr2VSozEF
— 佐々木大輔 (@the_sasaki) 2016年5月8日負けた。
くされ外道だったけど強かったし、倒せなかった自分が悪い。
また、いちから走ります。#ddtpro
— 坂口征夫 (@yukiosakaguchi) 2016年5月8日石川修司選手に勝利することができました!たくさんの声援ありがとうございました!
5月29日後楽園ホール大会でのKO-D無差別級のベルトに挑戦も決まりました。がんばります!こちらも応援よろしくお願いします!
— 竹下 幸之介 (@Takesoup) 2016年5月8日DDT札幌大会終了!アクセス札幌はプロレス初使用の会場でしたが大変使いやすい会場でした!そしてなんと平田がいつどこ権を獲得しました。平田と大鷲さんのいつどこ権行使にご期待ください! #ddtpro pic.twitter.com/FAg1qOFZJ3
— 高木三四郎 (@t346fire) 2016年5月8日 -
メイン終了後にまさかの下克上・・・“カリスマ”佐々木大輔がKO-D王座強奪!LiLicoはEXTREM王座に侵攻を開始!
4月24日 DDT「MAX BUMP 2016」後楽園ホール 1633人 超満員札止め
<アピール、コメント、煽りパワポは週プロモバイルより>
◇ダークマッチ◇
▼キング・オブ・ダーク選手権3WAYマッチ/60分1本
[第14代王者]○星誕期(5分28秒 体固め)[挑戦者]X伊橋剛太
※ブエノスアイレス午前零時、もう一人は[挑戦者]松永智充
☆星誕期が初防衛に失敗。伊橋が第15代王者となる◇第1試合◇
▼30分1本
高木三四郎 ○大鷲透 黒潮“イケメン"二郎(5分43秒 ラ・マヒストラル)勝俣瞬馬 岩崎孝樹 Xワンチューロ◇第2試合◇
▼スペシャルタッグマッチ/30分1本
大石真翔 ○赤井沙希(8分33秒 片エビ固め)XLiLiCo 渡瀬瑞基
※スリーパーホールド
☆赤井が第1072代アイアンマンヘビーメタル級王者となる◇第3試合◇
▼30分1本
○アントーニオ本多 福田洋 エディ・フレンチ(7分22秒 片エビ固め)男色ディーノ 高尾蒼馬 X井上麻生
※ダイビングフィストドロップ◇第4試合◇
▼KO-Dタッグ王座次期挑戦者決定3WAYタッグマッチ/30分1本
ヤス・ウラノ ○彰人(9分46秒 片エビ固め)X石井慧介 入江茂弘
※ハナマサ もう1チームは坂口征夫&マサ高梨(試合終了後、石井が「チームドリフ、解散します」とだけ言い残し、去っていく。)
ヤス「なんだよチームドリフ、わけわかんねえよ! オマエらの解散なんか、俺は認めないぞ! よくわかんないけどな! とりあえず、勝ったぞー!!×4 これできょうのタッグタイトルの結果、勝ったほうに我々ヤス・ウラノ&彰人が挑戦します。(彰人に)落ち着いたかい? 勝ったんだから」
彰人「僕ら勝ったんですよね、これで(5・15)名古屋で挑戦できるんですよね。僕らスマイルスカッシュ、ユニットとしての実績がいままでないんですよ。だからこのチャンスものにして、ユニットとしてのタッグのベルト、ここに来月持って帰ってきます!」
【ヤス&彰人の話(メイン終了後にコメント】
ヤス「(タッグ挑戦が決まったが)リング上ではああ言ったんですけど、弱点という弱点というあいまいなもので説明できないですけど、確実に言えるのはチームワーク。チーム力は佐々木大輔&石川修司より確実に上だと思う。石川修司の絶対的な強さと、佐々木大輔の乗りに乗ってる勢いを超えるような試合をして、スマイルスカッシュはベルトに縁がなさすぎるんで」彰人「ジンクスを払しょくしたいですね」
ヤス「またか、となってしまうんで。もう次はないというぐらいの気持ちではいるんで。ドリフもどういう意図があってああいうことを言ったのかわからない。重要なライバルチームだったんで。簡単な気持ちで言ったんじゃないだろうというのはわかってますけど。彼らの本心は聞いてみないとわからないですけど、いまの自分の気持ちとしては解散を認めたくない」
彰人「ドリフ解散と言いだしたのはビックリして。でもまあ、ウラノさんにはわからないかもしれないですけど、僕はドリフと世代が同じで。なんとなく気持ちはわかるんですよ。けどドリフはおいといて、僕らですよ。僕は同じ世代の子たちと共闘して、ユニット組んでということはなく、ウラノさん、HARASHIMAさんと先輩の人たちと組んでやってきて高めあってきたんで。ドリフが出せなかった結果というのを僕がウラノさんと組んで、あの2人を倒したいですね」
(メインでHARASHIMAが陥落したが)ここで負けちゃうとスマイルスカッシュからベルトがなくなるわけですからね。いままでずっと防衛してきてくれたHARASHIMAさんのためにも、まずはあの2人からタッグのベルトを取って、その後、HARASHIMAさん、またウチから誰でもいいから(無差別に)挑戦したい気持ちはありますね」
ヤス「ルール上ああなってしまったけど、DDTで一番強いのはHARASHIMAだというのは確信してるんで。HARASHIMA君はまたDDTの一番上の位置に戻ってくれると思ってるんで。スマイルスカッシュとして上がっていこうと思います」
◇第5試合◇
▼DDT EXTREME級選手権試合 アルティメットCCCマッチ/60分1本
[第35代王者]○スーパー・ササダンゴ・マシン(7分21秒 体固め)[挑戦者]X平田一喜
※垂直落下式リーマンショック・オン・ザ・チェア
☆ササダンゴが2度目の防衛に成功(試合終了後、GMが次回の防衛戦を5・29後楽園でおこないたい旨を告げる。)
GM「闘いたい相手とかいますかね?」ササダンゴ「いないよ! もうやる人いないでしょ。俺は普通にプロレスで勝ったってなんにもならないんだよ。話題性とかネームバリューがあって、ニュース性というか、どっちかって言うとヤフーニュース性のある人と試合がしたいんだよ。そんな人、DDTに用意できないでしょ? だから、ビッグマッチまで待ちます」
(GMも困惑するが、ここで担架に乗せられたLiLiCoがリングへ。渡瀬が口づけをかわすと蘇生。)
LiLiCo「地獄の底から蘇ったぞー!(LiLiCoコール)おう、いいベルト持ってるじゃねえか。よーし。アイアンマン? どうでもいいんだよ、そんなの。次いくぞ。どんどんDDT、食い込んでやる! このベルトに挑戦させろ!」
GM「この人、ニュース性とかネームバリューとかヤフートピックスになるような人としかやりたくないと言ってるんですよ。だから無理…」
ササダンゴ「なります! オマエほんとにこのベルトに挑戦する勇気は、あるのですか? 大変ですよ、わたくしのお相手は!」
LiLiCo「せいぜい練習しろ、ちゃんと!」
(LiLiCoは退場。GMは5・29後楽園でのササダンゴVSLiLiCoエクストリーム戦の決定を告げた。)
GM「大丈夫? タレント的には向こうのほうが偉いと思うんだけど」
ササダンゴ「そうでしょう。向こう目線になるでしょう、メディアも。どうすることもできないよ。事実ね、きょうだっていろんな策を講じたけど、平田のダンスの前では成す術ありませんでした。でもね、俺はスーパー・ササダンゴ・マシンとして覚悟を決めたんですよ。この時代と、ダンスしてやるってね」
【ササダンゴの話】「(作戦通り勝ったが)作戦通りいっちゃよくないと思ってるんですけど、正直プロレスを始めて両国のケンドー・カシン、平田さん、入江選手、福田洋戦と、シングルでここまで連勝が続くってのは自分のプロレス人生でも初めてなんで、戸惑いを覚えると同時に自分のプロレスラー観というか、いいのかなという気持ちがちょっとあります。勝って申し訳ない気持ちになってるのは初めてです。
(次はLiLiCo)神様が勝ち続けろと言ってるんでしょうね。俺にDDTの顔になれ、いやプロレス界の顔になれって。そういうふうな神様のお告げだと思ってますよ。(ヤフーニュース性のある?)ウソも方便というか、じっさいはそう言わざるを得ないというか、本心からニュースになりたい、知名度を向上させたい、全国のみなさんに周知させたい。そして結果、アメリカに行きたい気持ちがあるんで。まだ9月のWWEのクルーザートーナメント間に合うと思ってるんで。コンディションを整えて、エクストリーム級王者としてクルーザートーナメントに参加したいなって思ってますよ」【LiLico、渡瀬の話】
渡瀬「僕らは真実の愛があるんで、次のベルトもLiLiCoさんが取ってくれると思います」LiLiCo「ちょっと早い春が来たね。(王者がルールを決められるので、ササダンゴがとんでもないルールを要求してくる場合も)なんでも大丈夫よ。芸能界に何年いると思ってるの? 大丈夫よ、何が来ても。まあ見てくださいよ」
平田「こんな悔しいの久しぶりですよ。初挑戦、初栄冠でベルト取って一気に上に行きたかった。ホントにね、きょうほど悔しい日はないですよ。新たにササダンゴマシンに負け、きょうイケメン二郎? アイツも出てきて…戦国ですよ! 生き残るにはどうしても、格を見せつけるにはベルトがほしかった。でも、俺はまだまだ負けない。あきらめないぞ。俺は、平田のGOは、このままでは終わらねえからな」
◇第6試合◇
▼KO-Dタッグ選手権試合/60分1本
[第54代王者組]○佐々木大輔 石川修司(15分22秒 変形クロスフェイスロック)[挑戦者組]X竹下幸之介 遠藤哲哉
☆佐々木&石川組が2度目の防衛に成功【竹下、遠藤の話】
竹下「僕たちはタッグを組んで3年以上になりますけど、KO-Dタッグのベルトを巻いて、自分が負けて、両国でベルトを落として。で、もう1回リマッチが組まれて。両国はやっぱり悔しかったんで、自分がギブアップを取られたのは本当に悔しかったし。その中で、今回は僕のリベンジしたいという気持ちが上回ってしまって。本来今まで僕たちがタッグを組んでいる中で一番大切にしてきたタッグチームとしての気持ち。僕がひとり暴走した形で今回も負けてしまって。長く組んできた中でもこの敗北っていうのは今までの中でも大きかったと思うし、僕は時間がほしいという感じです。僕たちがこれ以上進んで行くには、このままタッグを組んでても仕方がないと僕自身は思っています。応援してくれた皆さん、本当にすいませんでした」※竹下が先に去っていく
遠藤「結果は両国の時とまったく同じになってしまって。今回も自分が竹下を助けられたなったというのは、本当にそこだけは悔いが残っています。まあでも、ここで立ち止まってはいられないと思うんで。僕たちはプロレスラーなんでね。僕たちを見てくれる皆さんに元気を分け与えていかなければならないんで。これからも前を向いて戦っていきます。そして、すぐとは言わないですけど、また僕と竹下と2人でタッグのベルトを必ず取り返します」
――遠藤選手としてはあくまでも竹下選手とのタッグで王座を取り戻したい?
遠藤「竹下とのタッグで取り戻さなければ前に進めたいと思うので。すぐにとは言わないんでね。お互いに今よりも個人的にレベルアップして、その時期が来たら。今はちょっとわからないですけど、必ずまた竹下とも挑戦したいと僕は思っています」
◇第7試合◇
▼KO-D無差別級選手権試合/60分1本
[第56代王者]○HARASHIMA(18分58秒 体固め)[挑戦者]X樋口和貞
※蒼魔刀
☆HARASHIMAが2度目の防衛に成功▼いつでもどこでも挑戦権行使〜KO-D無差別級選手権試合〜/60分1本
[挑戦者]○佐々木大輔(1分45秒 レフェリーストップ) [第56代王者]XHARASHIMA
※ミスティカ式変形クロスフェイスロック
☆HARASHIMAが3度目の防衛に失敗。佐々木が第57代王者となる(試合終了後に坂口が登場)
坂口「おめえ、きたねえマネしやがってよ! てめえみてえにいまここで、これ使ってやろうか? 俺はよ、オマエとは主義が違うんだよ。5月8日札幌で、オマエ殺ってやるよ」GM「坂口さん、HARASHIMA樋口の勝者に札幌で挑戦するって言ってましたけど、状況変わってしまいましたけど、それでも使いますか」
(坂口は同意。)
大輔「いま、いまじゃないんだな? 坂口征夫ちゃんよ、5月8日札幌でやってやるよ」
GM「わかりました。いつどこの動向次第、坂口さんが札幌まで負けずに…」
坂口「なに言ってんだ!」
GM「…可能性の話なので、一応言わないとダメなんですけど、現時点では5月8日札幌大会、KO-D無差別級選手権、チャンピオン佐々木大輔VS挑戦者・坂口征夫決定いたします!」
(坂口は退場。)
大輔「勝ちましたー! 俺だって168センチ、80キロしかない。この小さい体と、このでかい態度でなんとかやってますけど、きょう勝てたのはいつも応援してくれるファンの、みなさんのおかげです! …なんてよ! 言うと思ったか!! 見ろ、この2本のベルト…これが現実だ。これが俺の実力だ。KO-Dタッグチャンピオン、そしてKO-D無差別級チャンピオン。この俺がカリスマ・佐々木大輔だ!」
【大輔、石川の話】
石川「竹下遠藤のリマッチ勝ったんで、次は誰ですか? 彰人、ヤス・ウラノね。あんな小さいヤツらね、3分だね。3分で料理して、味噌煮込みうどんを食って帰ります。そのぐらい余裕。あとは主人公のカリスマに話を聞いてください」大輔「(タッグを防衛して)楽勝だよ。手応え0、解散したほうがいいな。(次はヤス&彰人)どうなんだろうね。物足りないね。負ける要素が一つも見当たらない。(挑戦権行使は狙っていた?)やっぱレスラーってのはカンで生きてる部分もあると思うんですけどね。そのカンが、ガッときてレッツゴーという感じ。結果は当然の結果。負ける要素ない。(坂口が来たが)何が気にくわないのかわからないし、別に悪いことしたわけじゃないし。あんなこと言ってんじゃあ、坂口じゃ俺には勝てない。征夫ちゃんのプロレスじゃ俺には勝てないって伝えといてください。(2冠になって)心地がいいね。これがもしかしたら、昔から望んでた風景なのかもっていう。(感慨はある?)そうですね、やっとたどり着けたという感覚ともっと早くいけたんじゃねえかって、両方ですね」
石川「(新王者はどう?)いまDDTを一番面白くできるのはカリスマだと思うので。だからお客さんも期待したんだと思うし。HARASHIMAはもうお客さんもいいやって思ったんじゃないですか? 新しいものを求めてると思うんでね。その新しいものにカリスマが一番合ってる。これからDDTを面白くしていくんじゃないかと思うので、僕はそれに犬として従っていきたい」
大輔「ペットはエイドリアンだけじゃねえぞ。まだまだたくさんいるからな」
【HARASHIMAの話】「(まず樋口は?)見ての通りですよ、強いですよ。怪物ですね、やっぱり。あの体格であれだけ動けて、というのはなかなかいないので強かったです。一撃一撃も強かったし。でもね、今回も勝ったのは僕なので、僕のほうが強いんですけどね。
(直後にダメージ残るなか佐々木が)ダメージとか関係ないですね。そういうルールの、いつでもどこでもと謳ってるんだし。いつ挑戦してきても僕が勝たなきゃいけなかったし。でも権利をうまく使った佐々木は強かったですね。強かったというかうまかったですね。最後は動けなかったですね。気が付いたらゴングが鳴ってて。自分は両国、来年のさいたまもメインに上がるという希望は持ち続けてるので、どんどんチャンスをつかんで、また上を目指していきたい。実感ないですよ、取られた。
(ヤス&彰人の挑戦が決まったが、スマイルスカッシュとしては)取ってほしいですよ。実力は申し分ないんで。そしたら僕もまたベルトを取って。スマイルスカッシュのみんなでベルトを巻きたいですよね。最後に…ギブアップしてないですから」【樋口の話】「負けてしまいましたけど、チャンピオンは強かった。それに尽きますね。自分が勝たなきゃいけなかったのかなときょうは思いますし、HARASHIMAを倒してテッペンに行く自信もあったので悔しいですね。で、王者変わったんですよね? まあそれでも自分はHARASHIMAさんを倒して、上に上がりたい気持ちがあるので。今回は残念でしたけど、また精進して頑張っていきたいと思いましたね。苦しかったですけど、悔しいし苦しかったですけど、プロレスって楽しいです。(今回は自信は違ったと思うが)言った通りにありましたね。ただ自信以上に王者が強かったってことですね」
【坂口の話】「HARASHIMAと樋口の試合を見てて、どっちかとできるかと思ったらゾクゾクしてたのに、横からしゃしゃり出てきやがって。久々にすげえ腹立ったよ。きっちり仕留めてやりますよ。アイツみたいに横からちょろちょろ出てくるのは俺の主義じゃねえから。正々堂々とやってやるよ。(実力者だとは思うが)関係ないでしょ。俺のほうが強いもん。シングル取って、アイツ潰して、その後、兄弟ともう一回タッグでやります」
DDT後楽園大会のメインはHARASHIMAの保持するKO-D王座に樋口が挑戦、序盤はHARASHIMAの仕掛ける三角絞めを樋口が軽々と持ち上げてコーナーに乗せる余裕ぶりを見せ、今度は樋口がヘッドロックから首攻めを狙うも、HARASHIMAはローキックから足攻めを展開して樋口の動きを止め試合の主導権を握る。
樋口はパワースラム、カナディアンバックブリーカーで流れを変えようとするが、HARASHIMAの執拗な足攻めの前に流れを変えるまでにはいたらない、しかし場外戦で樋口が逆水平から鉄柱にHARASHIMAを叩きつけると、リングに戻ってから頭突きの連打からアイアンクローと猛反撃を開始、HARASHIMAはジョン・ウーで応戦するが串刺し攻撃は樋口がキャッチしてノド輪落としで叩きつけ、HARASHIMAの雪崩式狙いもフェースバスターで阻止してからダイビングボディープレスで圧殺する。
両者は打撃戦の後でHARASHIMAがミドルキックからファルコンアロー、樋口も頭突きからカナディアンバックブリーカー、ライガーボムと返すが、もう一発はHARASHIMAがリバースしてから両膝を落としてバスソーキックを浴びせ、蒼魔刀を狙うも、樋口はラリアットで迎撃、しかし再度の突進を水面蹴りで止めたHARASHIMAはスライディングキック、バスソーキック、後頭部へのシャイニングウィザードから蒼魔刀を打ち込んで3カウントを奪い王座を防衛した。ところがセミでタッグ王座を防衛したばかりの大輔が所持している”いつでもどこでも挑戦権”を行使して即選手権へと突入、大輔は大ダメージを負っているHARASHIMAに襲い掛かり、クロスフェース、佐々木式ウラカンラナと畳み掛けてからミスティカ式クロスフェースで捕獲し変形クロスフェースへと移行、HARASHIMAは落ちたと判断したレフェリーが試合をストップ、大輔がまさかの下克上で王座奪取、タッグ王座も合わせて二冠を達成した
しかし試合後には王座奪取のやり方に納得しない坂口が”いつでもどこでも挑戦権”を行使して5月8日札幌大会での挑戦を表明、スマイルスカッシュからはタッグ王座決定戦を制したウラノと彰人が15日名古屋での挑戦が決定、タッグ王座奪還に失敗した竹下&遠藤はタッグ解消を示唆した。
また第5試合ではササダンゴが平田を相手にEXTREAM王座をかけて防衛戦を行い、ササダンゴの指名で“アルティメット・チェアマッチ”で行われたが、試合はササダンゴがUCCCカードを提示してイスを持ち出せば、平田も提示するも平田が使用するのは掌サイズのイスで役に立たず、2枚目も提示するも、今度は空気イスのため役に立たず、ササダンゴのイス攻撃を食らってしまう。
平田は3枚目を提示すると今度は某ホームセンターのビーズソファを使用するが、逆にその上での垂直落下式リーマンショックを喰らい、ササダンゴも3枚目を提示したところで、平田はサングラスを着用して無双状態となるも、奇跡を呼ぶ逆転首固めはササダンゴが持ち上げ、イス盛りの上でのリーマンショックで3カウントを奪い王座を防衛。
試合後は第2試合で赤井に敗れて失神しアイアンマン王座を失い担架送りとなったLiLicoが、ベストストレッチの院長になった松永の治療と渡瀬の愛で復活し、EXTREAM王座への挑戦を表明した。第4試合ではKO-Dタッグ王座挑戦者決定3WAY戦に敗れたチーム・ドリフが解散を表明、またダークマッチでは“ミスターキングオブダーク”の伊橋が星誕期に敗れ王座を奪還してしまう。第1試合ではかねてからDDT参戦をアピールしていたWRESTE-1の黒潮が参戦、試合は大鷲が技ありのラ・マヒストラルでワンチューロから3カウントを奪い勝利を収めた。
わたしがKO-DタッグチャンピオンそしてKO-D無差別級チャンピオン、二冠王"カリスマ"佐々木大輔です!最強過ぎる。ムフフフフ pic.twitter.com/I6Lo6zzhgW
— 佐々木大輔 (@the_sasaki) 2016年4月24日今日は応援ありがとうございました。
色んな事があって頭の整理はまだつきませんし悔しい気持ちが強いですが、それでもプロレスは楽しいです…。
また立ち上がります、ごっつぁんでした。 #ddtpro #dna1128
— 樋口和貞 (@kazusada50) 2016年4月24日人の獲物を横からかっさらいやがって。
札幌で、キッチリ落とし前つけさせてもらうよ。#ddtpro pic.twitter.com/JO3OXARtCd
— 坂口征夫 (@yukiosakaguchi) 2016年4月24日僕達を信じて応援してくれた皆さん、ありがとうございました。
— 遠藤哲哉 (@entetsu_ddt) 2016年4月24日13時間睡眠から目覚めた。
やはり夢じゃなかったか。
昨日は後楽園ホール大会、たくさんの応援ありがとうございました!
— 竹下 幸之介 (@Takesoup) 2016年4月24日今日もなんとかエクストリーム級のベルトを防衛することができました!しかしながら、試合後にiPhoneが壊れてしまい、まったく画面をみることができません。LINEやSNSのメッセージは、ホテルにいる間は確認することができます。では、ちょっと近くのドコモショップにいってきます。
— スーパー・ササダンゴ・マシン (@abulasumasi) 2016年4月24日DDT後楽園大会終了
キングオブダークでは勝てはしなかったが絶対王者にベルトを返すことができました。
でめたしでめたし。
そして我々と渡瀬の力でLiLiCoさんの蘇生に成功 pic.twitter.com/0YpQ6lfsRw
— 松永智充 (@matsunaga29ddt) 2016年4月24日エクストリーム級の王者のササダンゴ選手と、アイアンマン王女の私…✨
沢山の紙テープや声援、本当にありがとうございました!!
背中押してもらって火が付きました!
ありがとう…
大切に守りながら、このベルトを持って攻め続けます! pic.twitter.com/DdynbekMUm
— 赤井沙希 (@SakiAkai) 2016年4月24日DDT後楽園終了!Xは黒潮イケメン二郎でした!色々濃い大会だった(笑)。メインのHARASHIMAvs樋口は凄かった。しかしカリスマ佐々木大輔が全部持っていったな。いつでもどこでも挑戦権はこわい…#ddtpro#経験者談 pic.twitter.com/lgsqzcf34H
— 高木三四郎 (@t346fire) 2016年4月24日 -
両国大会を終えたDDT、新宿大会の主役を奪った大家劇場!
3月26日 DDT「Dramatic 2016 March Special」新宿FACE 600人 超満員
<アピール、コメントなどはDDT公式より>
◇第1試合◇
▼30分1本
松永智充 ○伊橋剛太(8分05秒 横入り式エビ固め)X高木三四郎 大鷲透(試合終了後)
KENSO「僕は絶対にあきらめない。僕は夢のある団体、なぜならDDTファン最高! 君たち最高! ありがとう! そして何度も同じことを言います。僕を、KENSOをDDTに入団させてください!」高木「断る!」
(『FIRE』が流れるもKENSOがストップ)
KENSO「全世界回ってプロレスしてきたけど、いろんなファンを知っているけど、DDTのファンが世界で一番最高! KENSOを…KENSOを…KENSOをこの大好きなDDTに入団させてほしい!」高木「お断りします!」
(とピシャリ。『FIRE』がヒットする中、登場したのは新台湾プロレスのレッカ。)
高木「レッカじゃねえか!」レッカ「今日は一つお願いがあります。DDT台湾大会やることを聞いて、力になりたい。日本でもっとプロレスをしたい。DDTとDNAに入団させてください!」
KENSO「ちょっと待ちなさいよ。ちなみにKENSOはレッカ君よりもっとDDTに入団したい。お願いします」
(KENSOが右手を差し出すと、レッカも手を差し出す。高木はKENSOに
高木「お断りします(と頭を下げ)レッカ君、一緒にやろう!」(とレッカとガッチリ握手。KENSOが卒倒する中、2人はファイアーポーズを決める)
◇第2試合◇
▼30分1本
○入江茂弘 高尾蒼馬(10分45秒 片エビ固め)×スーパー・ササダンゴ・マシン 渡瀬瑞基
※フライングソーセージ(試合終了後)
ササダンゴ「あんな辛い思いしてケンドー・カシンからEXTREME級のベルトを獲って、これからササダンゴ。マシンがDDTの顔として会社が押していかなきゃいけない選手とわかっているのに、なんであんな強いヤツ当てるんですか! 勝てそうなヤツ!」亜門「今の試合結果に納得いってない?」
ササダンゴ「とんだピエロットじゃねえかよ」
亜門「つまり次は入江とタイトルマッチということですね。4月3日の伊豆ぐらんぱる公園で入江とシングル組まれているから、タイトルマッチ決定します」
(ごねるササダンゴを亜門GMが無視して4・3伊豆ぐらんぱる公園でのササダンゴvs入江がDDT EXTREME級選手権試合に変更となった。)
ササダンゴ「…伊豆のカードすら把握してなかったです。入江の弱点、ベルト防衛のための課題解決の糸口、勝利へのプロセス、しっかりまとめてきてやりますよ。プライベートな部分を叩けば誇りが出てくるタイプです。以上!」
◇第3試合◇
▼30分1本
○竹下幸之介 遠藤哲哉(9分39秒 テキサスクローバーホールド)星誕期 Xワンチューロ(試合終了後に大家出現)
亜門「今からKO-D無差別級のタイトルマッチをやる気ですか!?」大家「バカヤローッ! 俺はDDTの大先輩として竹下と遠藤にアドバイスに来たんだよ。竹下、遠藤! 両国、ベルトを奪われて残念だったな。(コスチューム姿のARASHIMAが入退場口から覗き込む中)悔しかっただろ! でもあきらめるんじゃねえぞ。あきらめなかったから今の俺があるんだ! あきらめなかったから俺は今日ベルト獲るんだよ。だからオマエら2人、絶対ベルト獲れよ! ガンバレ、遠藤! ガンバレ、竹下! ガンバレ、俺!(大家は退場。)」
亜門「なんか、ごめんな。災難だったな」
遠藤「GM、大家さん、メッチャいいこと言ってたじゃないですか! 感銘受けちゃいましたよ。あきらめません。頑張ります!」
竹下「大家さんの言葉でリマッチしたいと思いました! 大家さんの分までリマッチして僕たちがベルトを獲りたいと思います。大家さん、ありがとう!」
◇第4試合◇
▼KO-D6人タッグ選手権試合/60分1本
[第24代王者組]樋口和貞 ○勝俣瞬馬 岩崎孝樹(14分14秒 ネビュラストーム)[挑戦者組]坂口征夫 マサ高梨 梅田公太
☆樋口&勝俣&岩崎が初防衛に成功(試合終了後、納得いかない酒呑童子が襲い掛かって乱闘に。酒呑童子が下がる。)
勝俣がマイク。「梅田、勝ったのはこっちなんだよ。でもね、酒呑童子の目がすごくなってて怖かったけど、勝ったぞー! 僕たちはまぐれでベルトを獲って終わりじゃないんだよ。まだまだ強い相手はいっぱいいるけど、DNAはこんなところで止まってられない! どんどん突っ走って上の先輩ぶっ倒していきます!」【樋口、勝俣、岩崎の話】
勝俣「強力でしたね。梅田と最後に闘ったのは確かDNAで強くなっていたのはわかっていたんですけど、予想を上回ってました。でも防衛したのは僕たち。どんな形でもスリー入ったのは僕たちなんですよ。」岩崎「今日の試合は納得いってない。ほぼ俺たちやられてたし。」
勝俣「でも勝ちは勝ちなんだよ。」
岩崎「最後は突っかかってきたけど、こっちも引けないところがあるので、引かずに噛みついていきたいなと思います。」
勝俣「こっちには4月にベルト挑戦が決まった樋口もいるんだよ。」
樋口「強かったですけど、DNAの3人でベルト獲って防衛できて楽しいですね。どういう形であれ、防衛回数を一回重ねたということで俺は嬉しいです。」
勝俣「よかった、足を引っ張らなくて。この中だとどう見たって僕が最弱でしょ。でも僕だって足を引っ張りたくないと思いながらプロレスやっているからね。僕たちでもっともっと強くなって、もっともっと防衛していって、ただのDNAじゃないところを見せつけたいと思います。」
◇休憩明け◇
(高木三四郎大社長と鶴見亜門GMがリングイン。ベストストレッチ新宿御苑店のオープン日を4月15日(金)と発表。新店長として呼び込まれたのは勝俣瞬馬が就任したことを発表する、続いてレッカがリングイン。協議の結果、レッカは新台湾プロレスとDNAの二団体所属として活動することに。DNA所属第1戦は4・1北千住でワンチューロとのシングルマッチを発表)
高木「先日3月6日に、新台湾プロレスに呼んでいただきまして、レッカ選手の試合も見たんですけど、すごく頑張っててやる気があるなと。我々も11月20日のDDT初の台湾大会の時に協力してくれないかなと思っていた矢先の直訴で。日本で成功したい彼の気持ちを汲んでDNA、時間があればDDTにもどんどん出てもらってアジアのスターにしたいなと思っています」レッカ「来月からDNA所属になります。これからもっともっと頑張ります」
(後半戦のコールをレッカがしようとすると、またまたKENSOが登場)
KENSO「このビジネスはそんなに甘くないんだよ。俺は全世界を渡ってきた。オマエより俺のほうが名前は上だ」亜門「リングでおこった揉め事はリングで解決しましょうよ。4月2日の春日部ふれあいキューブ大会でレッカ君とKENSOさんのシングルマッチを組みますよ。そこでレッカ君が勝ったらDNA入団を認めてくれますよね?」
KENSO「認めます」
亜門「じゃ、そういうことで。レッカ君、頑張ってね」
KENSO「…あれ? KENSOがレッカ君に勝ったら?」
亜門「特に何もないです」KENSO「俺の情熱はDNA入団したい…あ、間違えた。俺はDDTに入団したいんだよ! 俺が勝ったら?」
高木「入団は…ありませーん!」
(場内に『FIRE』がヒットし、KENSOは卒倒)
◇第5試合◇
▼いつでもどこでも挑戦権追加分争奪バトルロイヤル
[試合経過]
○赤井沙希(3分50秒 オーバー・ザ・トップロープ)X大石真翔
☆赤井がいつでもどこでも挑戦権獲得○男色ディーノ(6分10秒 リップロック)X石井慧介
☆ディーノがいつでもどこでも挑戦権獲得○福田洋(8分11秒 オーバー・ザ・トップロープ)Xヤス・ウラノ
☆福田がいつでもどこでも挑戦権獲得○彰人(8分24秒 オーバー・ザ・トップロープ)X福田洋
☆彰人がいつでもどこでも挑戦権獲得○アントーニオ本多(11分25秒 十字架固め)X平田一喜
☆平田がいつでもどこでも挑戦権獲得で試合終了(試合終了後、亜門GMがいつどこ権を獲得した赤井、ディーノ、アントンをリングにあげる)
亜門GM「いつ使いたいみたいなプランを聞かせてください。なんだったら今この瞬間に使ってもいいんですよ?」(と言うと、バッコミが流れて大家が登場)
亜門「なんすか?」
大家「HARASHIMA! HARASHIMA、出て来い!」
(HARASHIMAがコスチューム姿でエプロンへ。)
亜門「このタイミングでHARASHIMAさんを呼び出したってことは、今からKO-D無差別級のタイトルマッチやるんですか?」大家「バカヤローッ! KO-D無差別級のベルトはDDTの、いやプロレス界最高峰のベルトだ。そのタイトルマッチをメイン以外でやるなんてことは、あってはならないことなんだよ! プロレス界最高峰のベルトを懸けてメインイベントでタイトルマッチやって俺が獲ることがプロレス界をメジャースポーツにすることでしょうが」
亜門「じゃあ何しに来たんですか」
大家「いつでもどこでも挑戦権を取ったヤツらの意思確認に来たんだよ! 赤井! 今日タイトルマッチでHARASHIMAか俺の…いや俺にいつ挑戦するんだ?」
赤井「え~と…とりあえずこれが欲しくてつけてみたかったのと、先にアイアンマンをどうかしないといけないので予定は未定です」
大家「そうか。赤井、頑張れよ! 男色ディーノ! オマエはそれ、いつ使うつもりだ!」
ディーノ「え~と、これ譲渡ありよね」
亜門「過去に前例があるから別に…」
ディーノ「じゃあ譲渡します」大家「おい! 獲ったら使うのが男だろ! 譲渡とかバカじゃねえか! タイミング見て使えよ! 譲渡すんなよ! 俺を相手に使えよ! 譲渡せずに頑張れよ! アントン! いつ使うつもりだ!」
アントン「とりあえず今日は使わないと思う。お前がそこまで言うならHARASHIMAと闘って勝ったほうに使うから。オマエがそこまで言うならオマエに使うから。だから! オマエがあのベルトをひっぺがせよ! オマエに使って大家健vsアントーニオ本多、ものすごくチケットの売れ行きが不安ですが、そういったカードを叩きつけるのが俺たちのやり方だろ!」
大家「そうだ! 俺も頑張るからオメエも頑張れよ。邪魔者はいなくなった! HARASHIMA! メインイベントで正々堂々とテメエと俺の一騎打ちやろうじゃないか! いくぞー! ガンバレ、いつでもどこでも挑戦権! ガンバレ、HARASHIMA! ガンバレ、俺!」
◇第6試合◇
▼KO-Dタッグ選手権試合/60分1本
[第54代王者組]○佐々木大輔 石川修司(18分11秒 片エビ固め)[挑戦者組]ジョーイ・ライアン Xキャンディス・レラエ
※ベトナムドライバーII
☆佐々木&石川が初防衛に成功(試合終了後、試合後、佐々木はキャンディスをリングに上げさせると、なおも結婚を迫る。当然「ノー」を突きつける)
佐々木「家に連れて帰るしかない!(と抱きかかえる。)」(ここで竹下と遠藤がリングインしてキャンディスを救出。)
竹下「カリスマ! キャンディスはあきらめましょう。でも僕たちはそのタッグのベルトをあきらめられないのでリマッチ受けてください」(亜門GMは4・24後楽園でKO-Dタッグ戦をおこなうことは決定とし、前チャンピオンの竹下&遠藤のリマッチを受けるように促すが佐々木は「ノー!」を繰り返す。)
亜門「では2人に代わる挑戦者チームを探してください」
佐々木「キャンディス」亜門「二度はありません」
佐々木「ジョニー・ガルガノ!」
亜門「呼べないです。GM権限で決定させていただきます!」
遠藤「そのベルト、俺たちが必ず取り返す。俺たちはあきらめない」
竹下「そのベルト来月の後楽園で取り戻します」佐々木「竹下&遠藤、俺にはもう失うものは何もないよ! いつでもかかってきなさい!」
【竹下、遠藤の話】
遠藤「大家さんに言葉をかけていただいて、その言葉に感銘を受けたので挑戦を表明しました。」竹下「僕は両国のリングのど真ん中でギブアップしたので。ギブアップと自分で口に出して負けを認める。試合後の心のダメージは僕たちはしばらくタッグから一線を引くべきじゃないかと思ったんですけど、大家さんの言葉にあった通り、僕たちまだまだ腐ってはいけないなと思いまして、負けはしましたけどプロレスラーなので何度も挑んで。あきらめたら僕たちはこのままタッグチームとしてだけではなく、いちレスラーとしてダメになると思って、チャンピオンチームが防衛したので僕たちがリマッチしたいと思います。」
――これ以上にない覚悟があると思うが。
竹下「これで負けたら僕たちのタッグチームはあとがない。絶対にベルトを獲り返したいと思っています。」【佐々木の話】
佐々木「ラブ・イズ・オーバー…。はかないですね。ただフラれた男の傷ついた心を踏みにじった竹下&遠藤は許せない。ぶっ潰してやりますよ。リマッチだってなんだって受け付けてやりますよ。もうね! ハートがブレイクしてるんですよ! だから誰でもいいです。ジョニー・ガルガノでも! ジョニー・ガルガノでも! ジョニー・ガルガノでも! 誰でもやってやります!」――諦めきれない?
佐々木「諦めませんよ。」――エイドリアン(石川)の姿が見えませんが。
佐々木「ハウスしました。」◇第7試合◇
▼KO-D無差別級選手権試合/60分1本
[第56代王者]○HARASHIMA (16分11秒 体固め)[挑戦者]X大家健
※蒼魔刀
☆HARASHIMAが初防衛に成功(試合終了後)
HARASHIMA「無事防衛しました。大家君、大丈夫? 力とかスピードとか体力とか技術とか関係ない。すごい力を持っているよ。正直、こんなに追い込まれると思ってなかったよ。大家君、強くなったね。またいつでも何度でも試合をしよう。去年からいろいろあったけど本当にありがとうございました」大家「(泣)いっつも俺みたいなもんがって思っています! もう20年ぐらい前からHARASHIMAさんと知り合って、すげえ人だって! ずっとずっと思ってました! もう俺も結構いい歳だけど! 俺はプロレスラーになってからHARASHIMAさん、アンタに一回も勝ったことがない。いつか、いや来年、再来年のうちには! テメエを超えてやるから覚悟しとけよ!(大家は今成の肩を借りて退場。)」
亜門「この時点でいつどこを持っている選手が使う様子がないので4月24日、後楽園で挑戦者・樋口和貞で決定です」
(樋口がリングイン。)
樋口「HARASHIMAさん、自分は去年の札幌であなたに負けてまだまだまだと言われました。この一年で鍛錬と精進を重ねてもうもうもうもう気は熟しました。HARASHIMA! あんたのそのにやけヅラ、後楽園で消してやるよ!」HARASHIMA「まだまだって言った気もするけど、もうもうもうって牛かと思いましたよ。君は伸び盛り、若手の枠を超えてるの知っているからボコボコにして僕が勝ちます。よろしく!(樋口が引き揚げる)次、4月の後楽園で必ず自分が樋口に勝ってやるさー! いつでもどこでも誰が挑戦したって必ず勝ってやるさー! 来年のさいたまの
メインのリングにも立ってやるさー! なんでかって? それは鍛えているからだー!」【HARASHIMAの話】
HARASHIMA「大家健はリングでも言ったけど単純にレスラーしての身体能力ではなく人間力というか不思議な力、やっぱ彼が精一杯いろんなことを全力で取り組んでいるのが出るのかな。本当に強かったですね。ビックリしました。試合前から揺さぶられもしましたし。でも試合になったら真っ直ぐぶつかってくる彼、気持ちよかったですね。付き合いも長いけど、まさかこのタイミングでベルトを懸けて試合すると思わなかったし、彼がガンバレ☆プロレスですごいやってきたのは知っているし、やっぱり去年お世話になったというか彼の熱、気持ちを受けた興行もあったし。楽しかったし、嬉しかったです。」――その中で、次の挑戦者が現れましたが。
HARASHIMA「来ましたね、樋口。もちろん気を抜けない相手というのはわかっているし、去年一回やってその時もすごく強くて、それから時間が経って体も大きくなって経験も積んで、より強くなっているのはわかっているので。前回以上に気を抜かずにガッチリいきたいと思います。」――向こうはニヤケ顔を消し去ってやると言っていたが。
HARASHIMA「はい。楽しみにしてます(笑顔)。」【大家の話】「なんだよ! 敗者にコメントあるのか!? サムライさん、週プロさん、マスコミさんよぉ! 敗者からコメント取ってどうすんだよ~! 敗者が残るコメントはただ一つでしょ? 一回負けたからってあきらめるかって話ですよ! 去年、念願のKO-D無差別級のベルト獲りました、でもすぐ失いました! もうね! DDTに入ったの十何年前、もう忘れちゃうぐらい昔だよ! 途中でKO-Dのベルト作られて! 全然届かなかった、俺。それから失踪して戻ってきたけど、やっぱり全然届かなかった!(泣) でも二十年近くなってようやく! 挑戦できることになったんだよ! だったら次はなんなんだよ! メインイベントで闘って勝ってKO-Dのベルトを獲る! 俺は今まで頑張ってきたつもりだよ! でも今日負けたってことは足りなかったってことだろ!? だったらもっともっともっと頑張って! もっともっともっともっと強くなればいい! それだけの話だよ! だから! 俺はこれからも死ぬまで頑張り続けてKO-Dのベルトを獲って、プロレスをメジャースポーツにします! そしてカメラ越しに本腰に見ているヤツら! 俺をバカなヤツだと思ってんだろ! オマエらだって立ち上がれよ! 夢があるならとことん突き進めよ! やりたいことあるなら、とことんやれよ! 俺たちは夢を叶えるためにあきらめねえんだろ!? 俺も頑張る! オマエらも頑張れ!」
【樋口の話】「リング上で言ったことは全てです。自分は今DNAとしてKO-D6人のベルトを持ってますけど、HARASHIMAさんに挑戦するということでKO-Dの無差別級、これはDNAのためじゃなくて自分個人のために獲りたいベルトなので。DNAではなく樋口和貞対HARASHIMAだと思っているので獲りにいきます。リング上で顔を合わせた時にあっちは余裕を見せている感じでしたけど、この一年間で自分のほうが力が付いていると思っているので。その上でリング上でHARASHIMAさんと対峙して出た言葉だと思います。俺はHARASHIMAさんを超えますよ。超えてDDTを樋口和貞が引っ張っていきます。DDTに横綱は一人で十分。」
両国大会を終えたばかりのDDTは新宿大会を開催、メインはKO-D王座を奪回したばかりのHARASHIMAが両国で“いつでもどこでも挑戦権”を獲得した大家の挑戦を受けた。
試合の先手を奪ったのは大家、HARASHIMAの左膝へのエルボーから蒼魔刀封じの左膝攻めを展開するが、HARASHIMAも大家の左膝へのローキックから左膝攻めで逆襲する。
形勢が苦しくなった大家はHARASHIMAの串刺し攻撃をかわすとカミカゼで反撃しミサイルキックを放つが、HARASHIMAも串刺しビックブーツから、コーナーの競り合いを制してからの雪崩式ブレーンバスターと応戦し、再び左膝への逆片エビ固めで捕らえる。
ロープに逃れた大家はエルボーの打ち合いを制してから、HARASHIMAのキックをキャッチして足横須賀で叩きつけると、炎のスピアーを狙うがHARASHIMAは顔面への膝蹴りで迎撃、勝負と見たHARASHIMAはファルコアローからバスソーキック、頭部への蹴りと畳み掛けるが、蒼魔刀狙いを寸前でかわし、レッグラリアットを狙ったところでカウンターの炎のスピアーを浴びせ、カバーに入るがカウントは2でクリアされてしまう。
大家はドラゴンスープレックスまで披露するが、再び狙った炎のスピアーはかわされてしまうと、HARASHIMAが蒼魔刀を浴びせ3カウントを奪い王座を防衛した。試合後は予想外の大健闘にHARASHIMAも大家を称えたが、昨年は自ら主宰する『ガンバレ☆プロレス』やユニット『#大家帝国』を通じて大ブレイクを果たし、僅か5分ながらもKO-D王座も奪取した。そして今回はHARASHIMAと真正面から挑み敗れはしたものの、王者であるHARASHIMAを追い込んだ、現在の大家は旬だけでの存在ではなくDDTにとっても欠かせない存在感のあるレスラーになったということなのかもしれない。
次の挑戦者は両国大会で4月24日後楽園大会での挑戦権を獲得した樋口、樋口は今大会では勝俣、岩崎と組んで保持するKO-D6人タッグ王座をかけ坂口、高梨、梅田の酒呑童子の挑戦を受け、試合は樋口が坂口をオクラホマスタンピートで決めれば、坂口もハイキックで応戦するという互角の攻防を展開も、勝股を酒呑童子は岩崎に狙ったサンドウィッチミドルキックがかわされると、樋口の援護を受けた勝俣が梅田を丸め込んで3カウントを奪い防衛に成功、KO-D王座への挑戦は2度目となるが、デビューして約1年ながらもトップの一角に食い込み始めた樋口が果たして王座奪取となるか・・・
他の試合は第1試合では高木が伊橋にスコピリドライバーを狙うが、突然KENSOが乱入して試合中にもかかわらず高木にDDT入団を直訴する、KENSOは入団狙いで高木に加勢するが、ビックブーツが高木に誤爆してしまうと、伊橋に高木が丸め込まれて逆転負けとなり、KENSOは改めて入団を直訴するが、DDTと提携した新台湾プロレスのレッカが現れてDDTに入団を直訴となり、高木は迷わずレッカの入団を認め、KENSOには丁重にお断りとなって、KENSOは卒倒となる。
告知タイムではレッカはDNAと新台湾プロレスとの2団体同時契約になったとことを発表している最中にまたKENSOが乱入、再び入団を直訴するが亜門GMの提案で4月2日の春日部大会でレッカvsKENSOを組みKENSOは承諾するも、KENSOが勝っても特に何もないため、KENSOはまた卒倒してしまう。第2試合ではササダンゴの垂直落下式リーマンショックが入江の体重で潰されてしまうと、ビーストボンバーを喰らってからのフライングソーセージで圧殺され3カウントとなってしまう、試合後のササダンゴが入江と対戦させたDDTに怒りをぶつけると、亜門GMは4月3日静岡ぐらんばる公園大会でEXTRAM選手権ササダンゴvs入江を強引に決定する。
第5試合ではいつでもどこでも挑戦権追加分をかけたバトルロイヤルは、今回は勝ち抜けした選手が獲得する権利があるというルールが課せられ、まず赤井がエプロンの大石を蹴落としてOTRで退場に追いやって獲得、ディーノも石井に腕決めリップロップを決めてギブアップを奪い獲得、福田はコーナーに昇るウラノにラリアットを浴びせてOTRで獲得となる。
最後の1枚は平田のサングラスをかけたアントンが彰人にバイアグラドライバーを決めた平田を丸め込んで3カウントを奪い獲得した。
セミのKO-Dタッグ王座はあくまでキャンディスとの結婚を諦めない佐々木が色香に迷ったのか、試合中にキスを迫るもビンタで逆襲されるなどしたため王者組が苦戦も石川が奮起して盛り返す。
キャンディスは石川にポールズスープレックスを決めるなどしたが、佐々木はキークラッシャーからクロスフェースを決めるが、キャンディスも肩決めクロスフェースで切り返し、脱出した佐々木はポールズスープレックスを阻止した後でドロップキックからダブルインパクトと狙うも、ライアンがロリコップキャンディーを佐々木の口に突っ込んでカットし、キャンディスが佐々木にポールズスープレックスを決めるが、援護を狙ったライアンのトラースキックはキャンディスに誤爆となってしまう。
石川はキャンディスにファイヤーサンダーを決めた後で、佐々木はキャンディスに結婚を迫るが、断られると佐々木は容赦なくスーパーキックを浴びせてからベトナムドライバー2で3カウントを奪い王座を防衛するも、試合後も佐々木はキャンディスに結婚を迫り拉致を狙う。そこで第3試合を勝利で収めた後で大家からエールを貰った竹下&遠藤が前王者の権限として再戦を要求し、佐々木は散々駄々こねるも亜門GMの強権発動で4月24日の後楽園大会でのKO-Dタッグ選手権が決定となった。【新宿リポート】HARASHIMAに精神的揺さぶりをかけ続けた大家。真っ向勝負のKO-D無差別級戦は壮絶に散る/レッカがDNAとNTWの2団体所属に。KENSOはお断り https://t.co/P9goFD7VPB #ddtpro pic.twitter.com/VdPiK6iLgL
— DDT ProWrestling (@ddtpro) 2016年3月26日【試合結果詳報】大家健、大奮闘及ばずHARASHIMAがKO-D防衛!竹下&遠藤タッグ奪還へ。ササダンゴVS入江EXTREME戦へ。赤井、ディーノ、アントンいつどこ獲得…DDT新宿詳報 https://t.co/rDtxt2NbBC pic.twitter.com/YBXY43YOj0
— 週プロmobile (@shupromobile) 2016年3月26日今日応援してくださった皆さんありがとうございました☆
負けてしまいました。
でも、諦めません。KO-Dのベルトも打倒HARASHIMAも絶対に諦めません。プロレスをメジャースポーツにする事も諦めません。俺はいつか絶対に絶対に絶対に成し遂げてみせます!! #ddtpro #ガンプロ
— 大家健 (@1600sekigahara) 2016年3月26日KO-Dタイトル戦の後、大家代表とご飯を食べました。今でも劣等感が凄くあるし、自分が露出してもガンプロの集客に繋がらないのが悔しいと漏らしていました。それでも約20年かけて、大きく差が開いていたハラシマさんとメーンでタイトル戦が出来た実感を噛み締めているようでした#ガンプロ
— 今成夢人 (@yumehitoimanari) 2016年3月26日怪我もして、失踪もしてもうすぐ39だよ俺、と嘆く大家代表でしたが、なんだかんだプロレスを続けて、今日という日を迎えられた実感はたまらないものがあったのではないでしょうか。きっとこんな日が迎えられるのもプロレスのいいところなのですから、またコツコツ勝つまで頑張りましょう#ガンプロ
— 今成夢人 (@yumehitoimanari) 2016年3月26日葛藤とか、たまにはそういう弱音を見せてもいいと思うんですけどね、リング上ではどうしても強がってしまうそうです。何も僕と飯食ってる時にだけ思いの丈を吐き出さんでもと思いましたけど、言うだけ言ったらスッキリしたのか、飯をガンガン食ってたので、また立ち上がってくれるでしょう#ガンプロ
— 今成夢人 (@yumehitoimanari) 2016年3月26日DDT新宿大会でした!
KO-D6人タッグ王座初防衛!酒呑童子相手に勝俣さんがやってくれましたね…頼もしいわ。
そして次の後楽園で自分はKO-D無差別級に挑戦します…今回は個人として樋口和貞として自分自身の為に頂点を狙っていきたいと思います。 #ddtpro #dna1128
— 樋口和貞 (@kazusada50) 2016年3月26日タイトルマッチ応援ありがとうございました。
勝ちました。
いや、勝てました。
殺されるかと思った。酒呑童子に入ってから梅田はやばい。
でもね、勝ちは勝ちなんで。
スリーカウント取った方が勝ちなんで。
くそ、蹴られすぎて身体が痛い。
でも生きてる。良かった。#dna1128
— 勝俣瞬馬 (@k_shunma_ddt) 2016年3月26日ビニールとキューピーとデカブツ、やっぱベルト持ってるだけあったよ。
酒呑はまた、いつでも狙いに行くからな。
— 坂口征夫 (@yukiosakaguchi) 2016年3月26日NTW 社長烈火,加盟日本 DDT 職業摔角旗下品牌 DNA!現為 NTW、DDT 雙所屬選手!恭喜烈火! pic.twitter.com/TVGnYhl8rw
— 新台灣娛樂摔角 NTW (@ntwwrestling) 2016年3月26日新台湾プロレスのレッカが新台湾とDNAの2団体所属選手となりました!11.20DDT台湾ATT SHOW BOX大会に向けて頼もしい仲間が増えました。レッカ選手を台湾だけでなくアジアのスターとして育てたいと思います! #ddtpro pic.twitter.com/cCh5rY5LqT
— 高木三四郎 (@t346fire) 2016年3月26日 -
HARASHIMAがイサミを降しKO-D王座を奪取!そしてDDTが、たまアリのメインアリーナに進出へ‼︎3月21日 DDT「Judgement2016〜DDT旗揚げ19周年記念大会〜」東京・両国国技館 6938人満員
<アピール、コメントなどは週プロモバイルより>
◇ダークマッチ◇
▼キング・オブ・ダーク選手権タッグマッチ/60分1本
[挑戦者]○DJニラ [挑戦者]鈴木大(8分32秒 ラ・ピオリ)[第13代王者]×諸橋晴也 [挑戦者]星誕期
☆諸橋初防衛に成功
◇第1アンダーマッチ◇
▼東京女子プロレス提供13人参加バトルロイヤル/時間無制限
○坂崎ユカ(8分37秒 変形逆さ押さえ込み)×
[退場順]ポイズンミウラ 優宇 ハイパーミサヲ のどかおねえさん 辰巳リカ 清水愛 小橋マリカ のの子 滝川あずさ ポイズンKANNA 山下実優 中嶌翔子
◇第2アンダーマッチ◇
▼DNA提供6人タッグマッチ〜井上麻生復帰戦/30分1本
○勝俣瞬馬 ワンチューロ 井上麻生(6分43秒 片エビ固め)岩崎孝樹 レインボー・カワムラ ×島谷常寛
※ライトニングスパイラル
◇第3アンダーマッチ◇
▼プロレスリングBASARA提供6人タッグマッチ/30分1本
○FUMA 久保佑允 SAGAT(5分28秒 片エビ固め)塚本拓海 ×風戸大智 竜剛馬
※ヘヴィメタル・アンセム
◇第1試合◇
▼両国初登場! KO-D無差別級王座次期挑戦者決定およびいつでもどこでも挑戦権争奪時間差バトルロイヤル/時間無制限
○樋口和貞(16分53秒 片エビ固め)X高尾蒼馬
※轟天
【退場順】[1]ゴージャス松野[2]チェリー[3]大家健(いつどこ権獲得)[4]松永智充(いつどこ権獲得)[5]大鷲透(いつどこ権獲得)[6]関根龍一[7]マサ高梨[8]ヨシヒコ[9]平田一喜(デート権獲得)[10]中津良太
◇第2試合◇
▼3WAYタッグマッチ/30分1本
石井慧介 ○入江茂弘(9分57秒 片エビ固め)×彰人 ヤス・ウラノ
※ビーストボンバー もう1チームはショーイ・ライアン&キャンディス・レラエ
◇第3試合◇
▼スペシャル6人タッグマッチ/30分1本
○LiLico 梅田公太 渡瀬瑞基(9分40秒 卍固め)赤井沙希 ×大石真翔 レディ・ビアード
(試合終了後)
LiLiCo「ははははは。見てよ私、強いから!見えるかな~。ベルト~。デコっちゃったもんね~。最高だね。うまい肉食わせてからさ、オマエら頑張ったよ。肉食いにいくか。しゃー!永遠に私がチャンピオンだー!」
(退場しようとするLiLiCoを赤井が丸め込むが、カウント2。)
LiLiCo「おいおいおい、こりねえ女だな! しつこいんだよ! そんなにこれがほしいのかよ! デコったからね~。あとさ、次の後楽園の試合、いつあるんだ?」
亜門GM「4月24日ですね」
LiLiCo「4月24日ね。いいよ、スケジュールあけとくよ!」
◇第4試合◇
▼スペシャルタッグマッチ/30分1本
○藤波辰爾 LEONA(12分10秒 ドラゴンスリーパー)アントーニオ本多 ×福田洋
◇第5試合◇
▼DDT EXTREME級選手権試合/60分1本
[挑戦者]○スーパー・ササダンゴ・マシン(7分7秒 エビ固め)[第34代王者]×ケンドー・カシン
※飛びつき腕十字固めを押さえ込む
☆カシン4度目の防衛に失敗、ササダンゴが新王者となる
【カシンの話】
カシン「疲れた。いや、今日はFMWの保坂(秀樹)が来るはずだったのに、あの野郎、スカしやがって。まあ、世の中こんなもんだ。IGFから将軍(岡本)も来てくれたのに。どこ行ってたの?」
岡本「広州です」
カシン「なんで広州?」
岡本「ちょっと所用で…」
【ササダンゴの話】「このベルト、アントーニオ本多がずっと守って、価値上げて。DDTのなかでナンバー2、いやある意味ナンバー1のベルト。今日もアントーニオ本多に助けてもらって、みんなで取ったベルトだから、オレは責任を持って、このベルトを返します。選手権とか、まどろっこしいこといらねえ。オレは控室に行って、“おつかれさまでした”って言って、このベルトを返します。それだけ、以上……ダメ?」
◇第6試合◇
▼飯伏幸太復帰戦&飯伏プロレス研究所所属第1戦〜東西正面向正面全面使用エニウェアフォール・ウェポントレジャーハント3WAYタッグマッチ/30分1本
○飯伏幸太 伊橋剛太(23分12秒 片エビ固め)KENSO ×中澤マイケル
※フェニックススプラッシュ もう1チームは高木三四郎 葛西純組
(試合終了後、勝利した飯伏は、リングに突っ伏して肩を震わせる。そこへ高木が歩み寄り、2人が正座して頭を下げると、飯伏は顔をくしゃくしゃにして涙。高木も肩を震わせて泣く。飯伏はマイケルとも握手し涙)
高木「飯伏、復帰おめでとう! 久々のオマエは、狂ってたよ! 飯伏、好きなことやれ! 飯伏プロレス研究所で、好きなことやって、もっともっとこのプロレス界を面白くしてくれ!」
飯伏「(しゃべるがマイクが入ってない)すいません。(涙声で)本当にありがとうございました。これから、もっともっと、プロレス界を面白くして、また、DDTに帰ってきたいと思います。今までありがとうございました。でも、これからもよろしくお願いします!」
(飯伏は高木に深々と頭を下げ、握手。飯伏は高木の手を両手で握ったまま、しばらく涙。最後にリングに残った飯伏はバック宙を四方に向けて披露して退場。)
KENSO「しゃべっても、いいですかー!(ブーイング)高木、KENSOはオマエを追ってDDTに来た。でも今日、心から思ったんだよ。DDT、君たち最高だ。全部のプロレス界の中で、君たちDDTファンは、最高です。高木、心からKENSOはこのDDTに入りたい!」
高木「断る!」
(高木のテーマがヒットするがKENSOが止めさせる。)
KENSO「ちょっと待って。恥ずかしいから、もう一回。高木大社長、KENSOはこのDDDTに入りたい。お願いします!」
高木「断る!」
KENSO「ちょっと待って。オレさ、帰ったら奥さんに怒られるから。もう一回だけ。高木大社長、KENSO、DDTにビチッと入団したい。お願いします!」
葛西「ちょっとまて。オレっちも言わせてくれ。いまのやり取り見ていてな、KENSOという男は見た目も言ってることも、単なるサイコパスだ。人格が破たんしてるんだよ。でもな、大社長、あんたこの両国を満杯にした天下の大社長だろ? この場ではよ、大社長の懐の深さってものを、見せてもいいんじゃねえか?」
高木「純ちゃんのおっしゃる通り、懐の深いところを見せなくちゃな。KENSO、DDTへの入団…お断りします!」
【飯伏、伊橋の話】
飯伏「正直、勘とかは全然戻ってないんですけど。ファンの前に出れたのが本当に嬉しかったというか。長い間、申し訳なかったなって…。最高に楽しめましたね。(思い入れのある選手との試合だったが)気持ちを抑えようと思って…。ずっと抑えてたんですけど…ダメでしたね。(試合後の涙は復帰の嬉しさ、退団の寂しさ?)全部です。最初から正直泣きそうになるところをずっと抑えててて。途中から我慢できなくなって。(鳥羽とのボクシングは?)最高に殴り合える相手が鳥羽さんなんで。気持ちよかったです」
伊橋「(どう思った?)練習生の時からずっと見てきた人が欠場して苦しんでて、正直プロレスやめちゃうんじゃないかと思ってた時期もあって。この日に組めたのがすごく嬉しいです。もうDDTじゃなくなっちゃいましたけど、飯伏幸太って選手がこれからずっと見れていけるんだなっていうスタートに一緒にできたのが嬉しいです」
飯伏「(久々のプロレスのリングの喜びはあった?)そうですね。入場で。入場式で、それでちょっといっぱいいっぱいで…最高ですね。(やりたいことはできた?)勘が戻ってないところがたくさんあるんですけど、それでも自分の楽しむプロレスができたと思うんで最高によかったです」
【高木、葛西の話】
高木「ウーン…まあ、やっぱり、最初は決まったテーマとかいろいろあったはずなんだけど、途中から飯伏の復帰一色になっちゃって。オレとしてはあいつ一色にさせてたまるかっていうのがあって。それはオレなりの目立党精神と思ったんだけど。やっぱりアイツはすごい天性の華もってるし、すごいなって。あらためて闘ってみて素晴らしいなと思いました。最後はちゃんと…もちろんちゃんと送り出してあげたんだけど、リング上でちゃんと送り出してあげたかったっていうのがあって。思わず目からお水が出ちゃいましたけど。これから先は彼が自分で道を切り開いていくと思うんで。ボクが彼に言ったことはオレたちはいつまでもヘルプしてあげるから。ヘルプはしてあげる。だけど自分で道は切り開いていくもの。そっから先はあいつ、頑張ってほしい。それだけですね」
葛西「やる前は飯伏、飯伏ってあいつのこと憎くてたまんなかったけど、まあね今日あいつがこのリングに帰ってきてオレっちも嬉しいよ。プロレス界にあんなヤツが一人いないと張り合いないし。飯伏プロレス研究所? やってくれよ。だったらよ、オレをどんどん研究してくれよ。いつでも待ってるからよ」
高木「でもあの空気の中でKENSOだけはわけわかんない。サイコパスだ、アイツは。純ちゃんの言うとおり、サイコパスだな、あいつは」
葛西「やばいよ」
高木「あの空気でよくあんなマイクしゃべれたよ。頭おかしいよ。断固として入れねえからな、ふざけやがって」
葛西「最後まんまとはまりやがってな。オレっちが入団の後押しすると思いきや」
高木「懐深いところ見せないとね。懐深かったら、あんなの入れちゃダメだからね。ダメダメダメ、懐が浅くなっちゃう、あんなの入れたら。これはもう書いといて」
◇第7試合◇
▼ドラマティック・ドリームマッチI/30分1本
○鈴木みのる(16分15秒 レフェリーストップ)×坂口征夫
※スリーパーホールド
【鈴木の話】「(久しぶりのDDTマットだったが?)どこ行っても一緒だよ。やることも一緒、相手をぶちのめすのも一緒だ。(元KO-D無差別級王者の坂口を…)なんとかチャンピオンとかオレには関係ねえ。まったく関係ねえ。だいたい、プロレス界の王様はオレ一人だ。オマエらの知らない、29年前からの、オレと坂口征夫しか知らない、29年前からのストーリーがあるんだ。オレが18、アイツがまだガキの頃だ。オマエらの知らないストーリーがあるんだ。だから全力で叩き潰した。(試合後、なんと言葉を掛けていた?)教えない(苦笑)。まあ、一つ言えるなら“まさかオマエと両国でやるとはな”って。オレにはいろんな思いがある。だからそれをすべてリングに上がった。ただ、ぶちのめす、それだけだ。気に入らないのは、アイツがテメエの足で帰ったことぐらいだな(笑)」
【坂口の話】「(鈴木は)強かったです。ただ、もうあと一歩なのかなっていうのも感じたし。鈴木さん、ありがとうございました。(鈴木はいろいろな思いがあったと語っていたが?)オレも同じようにいろんな思いがありました。(鈴木はどんな存在?)すごく偉大な、ほとんど親父に近いような存在ですね」
◇第8試合◇
▼ドラマティック・ドリームマッチII/30分1本
○曙(10分20秒 漢固め)×男色ディーノ
※男色ヨコヅナインパクト
【曙の話】「…なんでもないですよ。どんな試合形式になるか、まったくわかんないんですよ。オファー受けたときは、シングルって言ってたんだけど、開けてみたらシングルではないですね。(最後は男色ディーノばりのリップロックから男色タイツをはいて男色ヨコヅナインパクトでしたが?)いつもなんか考えないと。なんかしてくるんだろうと思ってたんだけど、まあ、自分はケツ合わせたりできないんで、なにかしてかないと」
◇第9試合◇
▼ウチコミ!presents KO-Dタッグ選手権試合/60分1本
[挑戦者]佐々木大輔 石川修司(17分22秒 変形ミスティカ式クロスフェイス)[第53代王者]×竹下幸之介 遠藤哲哉
☆竹下&遠藤組が初防衛に失敗。佐々木&石川組が第54代王者となる
(試合終了後)
佐々木「竹下、遠藤、聞えるか、これが現実だ。このベルト、現在、そして未来はオレたちの手の中だ。次、だれが来てもオレたちがこのベルトを守り続ける。そしたら、また未来で闘おうじゃないか」
【竹下、遠藤の話】
遠藤「今までこのタッグを組んでて、竹下が負けたっていう記憶がないんですよ。最後、竹下にタッチした時に安心してしまいました。今日の敗因は自分にあります」
竹下「両国のコメントブースのこの机で、いつもこんな情けない格好で…」
遠藤「悔しいですけど、これが我々の今の現実です」
竹下「結局、1年前のスーパーアリーナでもまったく同じ光景でしょう。たしかに成長してるかもしれへんけど、この1年間で何も変わっていないということだと思います。遠藤選手とのタッグも応援してくださってる人たちがたくさんいて、でも、このままスーパーアリーナのリベンジや、オレたちのタッグで未来…それも絶対、絶対、言ってれば現実になる。結局、ボクたちがこのままタッグやってても1年後のこの大会で、もしタッグのベルトをボクたちが巻いてても、結局の光景は同じなんじゃないかな。ボクたちのこれからを考えたらそう思いました。それが今の気持ちです」
遠藤「(すぐにリターンマッチがしたいか、それとも時間を置いてからのほうがいいか?)今は気持ちの整理がつかないんで。今後のとこはなんとも考えられないです」
竹下「次のステップのことはまた考えます」
【佐々木、石川の話】
佐々木「有言実行。オレたちこそが最強。見ろよ、汗ひとつかいてないぞ」
石川「DDTの未来って言うだけあってすごいチームだけど、カリスマの、人生を捨ててでもプロレスやってる、借金してプロレスやってる。ギリギリのところで神様が味方してくれたと思ってるんで」
佐々木「残念ながらDDTの未来はオレたちだ。(飯伏と返上したベルトが返ってたが)やっぱりね、返ってくるんですよ。次の挑戦者は今日の試合の前から決めてるよ。ジョーイ・ライアン、そしてキャンディス、あの二人だ。(前王者組からリターンマッチの要求があっても?)そんなの後だ。オレたちがライアンとキャンディスを指名する。あの女! オレのことをフッたと思ったら、アメリカ帰って婚約者だと!? 恥かかせやがって! 試合でブッつぶして婚約破棄させて、キャンディスはオレがもらうよ」
石川「あきらめてないんだ?」
佐々木「あきらめてないよ」
石川「(同意?)ボクは犬なんで、主人がコイツと闘うって言ったら、対戦相手をブッつぶすだけ」
佐々木「いつやるかわかんねえけど、ベルトもキャンディスもオレのもんだ、そう書いとけ!」
◇第10試合◇
▼グッドコムアセットpresents KO-D無差別級選手権試合/60分1本
[挑戦者]○HARASHIMA(18分15秒 体固め)[第55代王者]×木高イサミ
※スワンダイブ式蒼魔刀
☆イサミが4度目の防衛に失敗。HARASHIMAが第56代王者となる
(試合終了後、HARASHIMAがイサミを引き起こしてハグ。イサミがHARASHIMAの腰にベルトを巻く。拳を突き合わせ、イサミは退場。HARASHIMAが賞金が渡される。)
HARASHIMA「チャンピオンのイサミ選手、びっくりするぐらい強かったです。ホント、勝てたのはちょっとの差だったと思います。でも、ボクはこのベルトを取ったら絶対これからも勝ち続けます。本日は全面開放の両国大会、たくさんのご来場ありがとうございました。春の両国、すごい景色です。今日ベルト取ったんで、次の夏の両国も、それまで誰が挑戦してきたって、そいつらには絶対勝って、やります。だれが挑戦してきたって、勝って、やるさー!(なんでー?)次の両国もメインに立ってやるさー!(なんでー?)さいたまスーパーアリーナもメインに立って、DDTをもっともっと大きくしてやるさー!(なんでー?)なんでかって、それは、鍛えてるからだー!」
(テープが噴射され、エンディングになると思いきや、会場にブザーが鳴り響き「緊急告知、選手の皆さんはリングに集まってください」とのアナウンス。選手がリングへ。2017年3月20日、さいたまスーパーアリーナ・メインアリーナでの20周年大会開催が発表される。)
高木「来年はさいたまスパーアリーナのメインアリーナに進出する! オマエら、ひょっとして無理だと思ってるんじゃねえだろうな? 夢はな、追い続けなきゃ夢じゃねえんだよ! もっともっとな、でけえことやんねえと、つまんねえだろ、プロレス界がよ。大丈夫、両国全面でこんだけ入れば、次はもう1万人以上のアリーナクラスですよ。みんなで、みんなで、夢を追いかけましょうよ! こいつらも1個ずつ歳を取って、わりといい歳です! でも、夢を見ようよ! でねえとさ、みんなに夢を見せられないんだよ! ボクたちと一緒に大きくなりましょう!」
HARASHIMA「DDT、もっともっと大きくなりますよ。みんなで夢を追い続けていきましょう! これからもよろしくお願いします。今日はホントにありがとうございました!」
【HARASHIMAの話】「ホントにきつい試合でしたね。足が痛いです。でも、勝つことができてホントに良かったです。(イサミはどうだった?)ホントにタフでしたね。やってもやっても立ち上がってきて、中盤は恐怖というか、焦りましたね。立ち上がって来たんで。(それでも勝った、その差は?)なんですかね。鍛えてるからとか言いたいんですけど、ホントにちょっとの差です。運かもしれません。たまたま今日はボクが強かっただけだと思います。(何度も戴冠しているが、今回は変わった部分は?)変わった部分? まあ、何度巻いてもうれしいよね。まあね、いいよ、誰が挑戦してきても、ボクはベルトを守り抜くだけなんで。(さいたまスーパーアリーナのメインアリーナでの20周年大会が発表されたが)まさかメインアリーナでやるとは思わなかったのでびっくりしました。やるしかないでしょう。(それまでベルトを持っていたい?)そうですね。(次の挑戦者が大家に決まっているが?)去年はね、あの熱い闘いを、熱い気持ちを持って闘った仲間であるし、そんな彼が熱い気持ちをもって挑戦して来るなら、それにしっかり応えて、その上で叩き潰したいと思います」
【イサミの話】「ボロボロだし、悔しいし、でも、それ以上にボクは今日HARASHIMAさんとDDT初の全面使用という空間を…悔しいけど、楽しんじゃいましたね。楽しかったな。ホント悔しいですよ。体ボロボロだし痛いとこしかないけど、悔しいけど…ま、負けましたね。でも、まあ、ボクこれででも、前みたいに第1章完って言うつもりもないし、第2章完って言うつもりもないけど、今度はボクの思うタイミングでまたDDTに上がろうと思います。ボクのタイミングでまた来ようかなと思ってます。それがいつになるか、どういうタイミングになるかわからないけど、ボクにはまた(BASARAのメンバーの名前が書かれたタオルを広げて)このみんなの、ボクには仲間がいて、でもボク含めて10人の仲間がいて、同胞たちがいて、こいつらがね、最高なんですよ。自分らの試合でヘトヘトのくせに最後まで声出して。何回コイツらの声に救われたことか。もちろんお客さんの元気も全部届きました。まあ、オレはやっぱりケンシロウじゃなくてトキだったのかなっていう、そのへんの切なさがありましたけどね。でもまた、DDTの両国大会出て、やっぱHARASHIMAすげえなって思ったし、DDTすげえなって思ったし、やっぱDDTってあこがれるし、高木さんも夢見ようぜって言ってたじゃないですか。ボクにとっての親方様なんですよ、高木三四郎。ボクはね、体ボロボロになって朽ち果てても、倒れても、ボクは高木三四郎についていきますよ。ボクはプロレスリングBASARA代表として高木三四郎についていく。ボクにとっての親方様があの人だから。DDT何年で両国来たのかわからないけど、何年でBASARAが後楽園にたどりつくのかわからないけど、でオレがいつHARASHIMAさんに勝てるのかわからないけど、絶対にあきらめないし、絶対に前を見続けることをやめない、オレは。ま、悔しいっすね。
(BASARA仕様のコスチュームで上がったが?)今日だけかな、BASARAの代表として闘ったのは。BASARAを代表する者として闘ったのは今日だけです。そういう気持ちでHARASHIMAさんを取りたかったですね。ま、玉砕しちゃいましたけど。痛いけど、元気だし、体動くし。まだまだいけますよ。(2年半前に両国で負けたときには「楽しめなかった」と。今回は楽しめた、その差は?)なんなんでしょうね。気持ちの部分なのか。うーん、なんか不思議ではありますね。負けたことがめちゃくちゃ悔しいんですけど、それによってやっぱりボクにとってHARASHIMAさんとDDTと高木三四郎が目標になり続けるんだなと。いや、悔しいっすよ。悔しいっすけど、泣きそうだけど、それは今日は我慢できますね。我慢して、胸張ってBASARAに帰ります。オレはいつかBASARAをこういう団体にしてみせますよ。ボクの背中は絶対、みんなこの9人が見てくれてたはずなんで。でもボクはこれで現役をやめるわけではないし、ボクはまだまだコイツらの目標であり続けるし、どんどん挑戦していくし。目標があることのうれしさを痛感したってことですかね。もっと強くなります!」
【高木の話】「両国全面ということで、僕らも大丈夫かなと思って、ヒヤヒヤだったんですけど、何とか形にはなったかなと思ってまして。若干、上の方に空きはありましたけど。完売させることができなくて残念だったんですけど、本当に現在のDDTのメンバー、そしてグループ団体であるBASARA、東京女子プロレス、ガンバレ☆プロレス、全部の総力を結集した形だと思っています。旗揚げして19年。旗揚げした時は100人、200人の規模でスタートしたので
、両国国技館なんて夢のまた夢、ましてや全面使用なんてできるわけないでしょうって。19年前の自分がもし『将来、DDTは両国でやる』と言ったら、みんなにサイコパス扱いされたと思うんですけど、おかげさまで無事に成功という形で終わることができて、本当によかったと思ってます。そして、早くも20周年を記念する大会というので、3月のさいたまSAアリーナメインアリーナの発表をさせていただきました。第1弾ということで発表させてもらったんですけど、これもやるからには成功させるつもりでいるんで。とにかく夢を持たなきゃダメだなと思うんですよ。DDTの今の力で、1万人クラスのアリーナを埋めることが本当にできるのかって部分もあると思うんですけど、まずはやってみないと始まらないでしょってことで。コミュニティアリーナは超満員にすることができました。あとはメインアリーナしかないでしょってことで発表したんですけど、やるからには1年かけてプロモーションを。地方も強化していかなくちゃいけない。海外も強化しなくちゃいけないんで。台湾の興行を発表させてもらったんですけど、台北の中でも、わかりやすく言うと渋谷みたいな街なんです。渋谷で言うなら109みたいな、台北を代表するファッションの先端にある場所の会場ということで。それだけじゃDDTとしてはあれなので、台湾ニトリの強力なスポンサードを得ることができて。ドンドンそういった部分でプロレスを広げていきたいなと思っています。プロレスっていうのがムーブメントになっているんだなって思ってもらいたいというのもあるんで、ドンドンそういったことをやっていきたいと思っています。台湾は可能性があるなと思っています。日本とはプロレズの伝わり方が違う部分があるので、台湾だったら男色ディーノがスーパースターになれるかもしれない。そういう可能性を持っている国なので。そういったところにいろんなことを広げていって、1年後の3月20日に繋げていきたいなと思っています。これは第1弾なんで。まだまだ2016年度、発表事はいっぱいあるんで。夏に向けても加速していかなきゃいけないですし、とにかくDDTはドンドン突っ走って行きますよ。飯伏に関してはさっき言った通りです。これからも頑張っていきますんで。(HARASHIMA選手が王者に返り咲き、次の動きも出てきているが?)自分が思うのはドンドンいろんなヤツが出てこないと。飯伏がいなくなって、次は誰が出てくるんだっていう。セミファイナルの試合も本当に素晴らしかった。石川修司はユニオンを卒業して、今はフリーですけど、DDTが生んだ選手には変わりないわけで。鈴木さんと試合をした坂口さんも成長を見せていたし、とにかく下の世代が育ってきているという。大家とHARASHIMAの勝者に次は樋口が挑むわけで、ドンドンいろんなヤツが出てきてほしいなと思います。僕が昔から好きな言葉なんですけど、『Show must go on』っていう言葉があるんです。何があってもショーは続けていなくちゃいけない。続くものであると。何があってもDDTは続けていかなくちゃいけない。その精神で19周年も、20周年もみんなと一緒に歩んで行けたらいいなと思っています
DDT両国大会のメインはイサミが保持するKO-D無差別級王座にHARASHIMAが挑戦、序盤はHARASHIMAがフットスタンプから腹部攻めで先手を奪うが、イサミはHARASHIMAの右足への低空ドロップキックから足攻めで反撃する。
HARASHIMAは串刺し攻撃を狙うイサミにジョン・ウーを放つが、雪崩式ブレーンバスター狙いは、イサミが雪崩式フランケンシュタイナーで返し、フライングボディーアタック狙いはHARASHIMAが山折りで迎撃し、イサミをトップロープに固定してから、スリングショット・レッグドロップを決める。
HARASHIMAはダイビング・カンフーキックを放つが、キャッチしたイサミはアンクルホールドで捕獲、イサミは動きの止まったHARASHIMAにダイビングダブルニーを投下するが、HARASHIMAは剣山で迎撃、イサミの絶槍も山折りで返すも、イサミは絶槍からラリアットで応戦して、両者ダウンとなる。
二人は打撃戦となるが、HARASHIMAがクロスチョップで制すると、雪崩式リバースフランケンを決め、蒼魔刀で勝負に出るが、イサミがかわして勇脚で返し、勇脚・斬狙いはHARASHIMAが水面蹴りで迎撃し、スワンダイブ式蒼魔刀を狙うが、キャッチしたイサミは垂直落下式ブレーンバスターで突き刺し、アンクルホールドで捕獲する。
イサミは八咫烏からダイビングダブルニー、そして勇脚・斬を狙うが、HARASHIMAはジャンピングハイキックで迎撃すると、バスソーキック、イサミも頭突きからジャーマンで応戦し、絶槍から勇脚・斬狙いはHARASHIMAが水面蹴りも、読んだイサミがジャンプしたところで、HARASHIMAがキックを浴びせると、ショートレンジの蒼魔刀からスワンダイブ式蒼魔刀で3カウントを奪い、王座を奪取した。
第3試合の赤井vsLiLicoの6人タッグ戦は梅田と渡瀬の奇襲で試合開始となり、LiLicoは大石にはボディーアタック、レディピアードには英語をまくしたてて動揺を誘うなどして活躍し、赤井を捕らえて試合の主導権を握る。しかし赤井組がLiLicoの顔面を狙って攻撃して反撃すると、大石がミラクルエクスタシーを狙うが、梅田がスピンキックでカットに入った後で、LiLicoが卍固めで大石から逆転ギブアップを奪い、試合後も赤井がせめてアイアンマン王座だけでもと丸め込むがカウント2でクリアし、4月24日後楽園大会の参戦も決定する
第5試合のエクス トリーム選手権はササダンゴのみ一定時間だけ発動するアルティメットカードが使える特別ルールとなり、試合はカシンが腕十字でササダンゴを追い詰めるが、アルティメットカードを発動してササダンゴマシン軍団が乱入しカット、この隙にササダンゴが垂直落下式リーマンショックで反撃する、しかしカシンはカンバーナで反撃してササダンゴのマスクを剥ぎにかかると、またアルティメットカードを発動してササダンゴ軍団が乱入、そしてササダンゴは垂直落下式リーマンショックを狙うが、カシンがカードを奪って発動させると、今度はカシン軍団が乱入、松井レフェリーにまでカシンマスクを被せ、ササダンゴを袋叩きにする。
そしてカシンが再度腕十字でササダンゴを追い詰めるが、ササダンゴはカ ードを発動させて自らマスクを脱いで松井レフェリーに被せ、ササダンゴが強引に押さえ込むと松井レフェリーが高速3カウントを叩き、ササダンゴが王座奪取となったが、カシンは腹いせにササダンゴや松井レフェリーもベルトで殴打して引き上げていった。
第6試合の飯伏の復帰戦は、屋外の大階段に選手らが移動。遠藤関のパネルに記念撮影から試合がスタート、試合は大乱戦となるなか飯伏がマイケルをトイレへ連行して大便器の上でのパイルドライバーを敢行、2階席にも雪崩れ込んでハンマーを振り回す、高木とKENSOが1階席で乱闘を繰り広げている間に、飯伏と葛西がTバック姿となったマイケルをカバーするも、1階席では高木のドラマスティックドリーム号、KENSOの自転車を互いに乗ってラリアッ トの相打ち、高木はKENSOのロッカーの上でのブレーンバスター、飯伏もマイケルに階段のヘリからのムーンサルトアタック、マイケルをテーブルに寝かせてテーブル貫通ムーンサルトも決める、リング内では高木がロッカーを開くと、中にはかつての所属だったタノムサク鳥羽が入っており、鳥羽は高木を蹴散らすと、ボクシンググローブを着用した飯伏と伊橋相手に打撃戦を展開、鳥羽は飯伏に右ストレートを浴びせて退場する。
そこでKENSOがダイビングエルボーを狙うが、高木が炭酸ガス攻撃でカットし追撃を狙うが葛西に誤爆、それでも再度ダイビングエルボーを狙うKENSOを雪崩式ブレーンバスターで投げると、葛西はマイケルを机の破片で殴打してから有刺鉄線ボードに叩きつけ、KENSOにはパールハーバー スプラッシュを投下する。
そしてマイケルは突進する飯伏をアンダータイツ姿となって止めてから巨匠スラムを決めると、レインメーカー式ベノムアームを狙うが、飯伏が右ストレートで阻止すると、パワーボムからのフェニックススプラッシュで3カウントを奪い、飯伏が復帰戦を勝利で飾った。
試合後は高木が飯伏の復帰と祝福してエールを贈ると、飯伏もいずれまたDDTに参戦することを約束した。なおKENSOがDDT入団をアピールしたが、高木は丁重にお断りをした。
第7試合は打撃戦から腕の取り合いを展開、鈴木の攻めに坂口が懸命に喰らいつく、しかし坂口のエルボーを鈴木が脇固めで切り返すと、鈴木はスリーパーで捕獲するが、坂口はバックドロップで投げると、腕十字で捕らえ、スリーパーからコブラクラッチと鈴木を追い詰める。坂口はサッカーボールキックから神の右膝を決めるが、もう一発は鈴木がドロップキックで迎撃し、スリーパーからゴッチ式パイルドライバーを狙うも、坂口は逃れてからハイキック、しかしかわした鈴木がスリーパーから逆落とし、そしてスリーパーで絞めあげ、坂口は失神し試合はストップ、試合後は鈴木が坂口の健闘を称えた。
第8試合はコーナーポストにはケツ出しの大石がセットされ、ディーノは曙がいつでもギブアップ出来るようにマイクを置いて試合開始となるが、曙の巨体の前になす術もなく苦戦を強いられ、ならば大石のケツに曙を直撃させようとするか、曙は大石のケツに張り手をかまし、大石は場外に転落してしまう。
曙のエルボードロップを喰らったディーノは亜門GMに泣きつくと、ササダンゴマシン軍団がケツ出しで4コーナーに設置され、欠場中の宮武や、飯伏がケツ出しのマイケルをリングに投げ入れ、勝俣らDNA軍もケツ出しどなり、4コーナーに12個のケツが並ぶ異様な光景となる。
DDTの選手らの激励を受けたディーノは新技・男色地獄門車を決めるが、男色ドライバー狙いは曙が掟破りのリップロックで阻止し、漢タイツを装着すると、ファイト一発から男色ヨコヅナインパクトで3カウントを奪い、両選手は引き揚げるが、ケツ出しの12選手らはコーナーに取り残されたままだった…
セミのKO-Dタッグ選手権は、序盤は石川のパワーに苦しみ、王者組が連係を狙っても佐々木に寸断されるなど、主導権を奪えない展開が続くも、やっと石川を捕らえたかに見えたが、竹下が石川のドラゴンスープレックスを喰らってしまうと、佐々木がダイビングエルボードロップで追撃、クロスフェイスで捕獲する。
王者組は挑戦者組のダブルインパクトを阻止すると、遠藤が佐々木に雪崩式フランケンシュタイナー、竹下の援護からトーチャーラックボム、王者組のダブルトラースキックから竹下がブルーサンダーと畳み掛ける。
しかし竹下のロコモーション式ジャーマンを佐々木が切り返し、遠藤のスカイツイスターも自爆に追いやると、挑戦者組は竹下にダブルインパクトを決め、最後は佐々木がラ・ミスティカ式クロスフェイスから変形羽折りに移行してギブアップを奪い王座を奪取した。
全試合終了後に警告音が鳴ると、スクリーンに来年2017年3月20日に念願だった、さいたまスーパーアリーナ・メインアリーナで20周年記念大会の開催を発表、昨年はサブ・アリーナでの開催だったが、来年はメイン・アリーナに進出する。
メイン・アリーナでのプロレス興行はハッスル以来となるが、新日本でも進出しなかった、たまアリにDDTが挑むことになった、たまアリ制覇という新しい目標が出来たDDTは来年に向けて大きく動き出した。おかえり☆☆ pic.twitter.com/baGubJlGtY
— HARASHIMA (@HARASHIMA_DDT) 2016年3月21日負けは負け。まだまだHARASHIMAさんとDDTと高木さんは僕の目標であり続けます。もっと強くなります!さぁドロキにいこう!
— 木高イサミ (@isami_777) 2016年3月21日エイドリアーーーン!やりました!男なら有言実行!タッグベルトよ、おかえりなさい。 pic.twitter.com/s8WHUi0bnB
— 佐々木大輔 (@the_sasaki) 2016年3月21日勝ったー。勝ってタッグ奪取しました。竹下&遠藤は強かった。。でもつぎの対戦相手はカリスマがもう発表してましたが実現するのかな?石川マスクは実現するのかな?ワンワン!!#ddtpro pic.twitter.com/SPffVkY1qV
— 石川修司 (@g0925union) 2016年3月21日両国大会応援ありがとうございました。期待に応えられなくて本当にごめんなさい。悔しいけどこれが現実です。俺達はもっと強くなります。#ddtpro
— 遠藤哲哉 (@entetsu_ddt) 2016年3月21日長い年月の色々な想い、重さ、デカさを感じました。
鈴木さん、自分と勝負して頂き、ありがとうございました。
これからも精進していきます。
— 坂口征夫 (@yukiosakaguchi) 2016年3月21日DDT19周年記念興行、皆様ありがとうございました!常にお客様が笑顔で帰れる興行を目指して今後もDDTは頑張ります!応援よろしくお願いします。#2017年3月20日#20周年の#さいたまSAも#成功させるぜ!#ddtpro pic.twitter.com/pxocpMWMea
— 高木三四郎 (@t346fire) 2016年3月21日あー身体痛い。そりゃそうだ久しぶりの試合だしこっぴどくやられたし。プロレス好きな女の子(今の嫁さん)落とすため、という不純な動機ではじめたプロレスだけどいまでもやってるのはあなたがいたからだよ。プロレス楽しいよ。最高だよ。
またやろう。
何度でも。
— 中澤 マイケル (@MichaelNakazawa) 2016年3月21日身体中が痛いけど今日はなんだか楽しかった。
そして嬉しかった。
きっと俺達が今年のベストバウトだな!! pic.twitter.com/AtdL4R31Ny
— 伊橋 剛太 (@goutaihashi_DDT) 2016年3月21日暖もとれるし、真っ暗になるし、ちょうどいい寝床を見つけたと思ったのにな。あんなにすぐ叩き起こされるとは。
やっぱ寝る時は布団じゃないとダメだな。俺は戦士になれなさそうだ。
— タノムサク鳥羽 (@t639) 2016年3月21日非常によい夜です!#ddtpro https://t.co/5kwCIK3Kfk
— マッスル坂井 (@abulasumasi) 2016年3月21日両国大会お疲れ様でした!
アルティメットロワイヤルカードの裏を見たらちゃんとサインが入ってました。 pic.twitter.com/KJJOas6tRd
— 今林久弥 (@hisayaIMB) 2016年3月21日これに腐らず精進します…
LiLiCoさんが私とまた後楽園でやりたいみたい…後悔させてやるっ!
絶対、綺麗になって見返してやるっ!!
皆さま、ご来場ありがとうございました!!
まこぱいとビアちゃんが仲間で良かった^ ^! pic.twitter.com/coTqhY1FjI
— 赤井沙希 (@SakiAkai) 2016年3月21日今日、長い長い興行が終わって最後の最後に大社長が総括のコメントを出して、そのまた最後におっしゃっていたこと。show must go on. 誰かが飛び立っていっても誰かがロッカーで眠りについていたとしても、また毎日は続いていく
— sayoko mita (@345m) 2016年3月21日 -
飯伏幸太がゴングで明かした“卒業”の真相・・・プロレスを楽しむための決断
2月29日発売のゴング11号で退団前の飯伏幸太がインタビューに答え、二団体から退団する真相を明かした。(詳しくはゴングにて)自分的な見方でもあるが飯伏という人間は無邪気な感じのする人、だからDDTでは飯伏らしい無邪気で楽しいプロレスをやっていたが、新日本プロレスでの飯伏は今思えばDDTとは別人でトップレスラーとしてのオーラが出ていた。DDTで無邪気に楽しむ飯伏と新日本でのトップレスラーとして飯伏、キツイながらも両団体を渡り歩くことで飯伏なりに別人格になる自分を楽しんでいたのかもしれない。
しかし8月に開催されたDDT両国大会に出場した棚橋弘至が「俺は珍しく怒ってるよ。グラウンドで競おうとか、打撃で競おうとか、技で競おうとか。ナメたら駄目でしょ。これは悪い傾向にあるけど、全団体を横一列で見てもらったら困るんだよ!」と発言したことで、新日本とDDTの間で摩擦が生じ、飯伏は双方から板ばさみの状況に陥った、プロレスを楽しむことを主におき、政治的なことが苦手な飯伏にとって望んでいない状況だった。
首を負傷し欠場している間、考える時間が出来た、出した結論は自分らしくありたい、だからDDTと共に新日本との関係を見直すことになった。
退団会見でおかしなことがあったとすればDDT主導で会見が開かれ、菅林直樹会長など新日本関係者は誰も出席しなかった、そして飯伏がDDTとは提携関係であるオスカープロモーションに所属になったこと、飯伏は実質フリーなれどオファーの優先権はDDTにある、これは関係こそ切れてはいないがDDTが新日本との関係を見直すという意味している。
#大家帝国興行で棚橋がパワーポイントでアピールしたことで、新日本とDDTの摩擦は解消されたかに見えたが、高木三四郎大社長的には新日本との関係は“この辺が潮時”ということを思い始めていたと思う。おそらく新日本的には中邑真輔が去った後のIWGPインターコンチネンタル王座戦線は王者のケニー・オメガと飯伏を軸にしていきたったはずで、ゆくゆくは新日本で飯伏を独占するつもりだった、
しかし飯伏は新日本、またトップレスラーという座を選択しなかった、そういった意味では飯伏の退団はDDTにとってはメリットはあっても、新日本にとってはデメリットで面白くなっかたのかもしれない。飯伏はプロレスを研究するということで「プロレス研究所」を立ち上げたが、飯伏がどう楽しみながらプロレスを研究して、論文をリングの上で現すのか、研究結果を気長に待ってみたいし楽しみでもある。
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いざ両国!HARASHIMAが入江を降しイサミへ挑戦!カシンがヨシヒコをも翻弄して王座防衛!2月28日 DDT「Into The Fight 2016」後楽園ホール 1596人 満員
<アピール、コメントなどはDDT公式HPより>
◇ダークマッチ◇
▼キング・オブ・ダーク選手権タッグマッチ/60分1本
[挑戦者] 梅田公太 ○渡瀬瑞基[第11代王者] (7分19秒 片エビ固め)[挑戦者]福田洋 [挑戦者]Xワンチューロ
※バックドロップ
☆渡瀬が3度目の防衛に失敗。ワンチューロが第12代王者となる
◇第1試合◇
▼KO-D6人タッグ選手権試合/60分1本
[挑戦者組]樋口和貞 勝俣瞬馬 ○岩崎孝樹(11分58秒 首固め)[第23代王者組]高木三四郎 大鷲透 X平田一喜
☆高木&大鷲&平田組が初防衛に失敗。樋口&勝俣&岩崎組が第24代王者となる。
【試合後の樋口、勝俣、岩崎】
勝俣 「いや〜、嬉しいですね。最後、岩﨑が頑張ってくれたお陰でこのベルトが僕たちの手元に来ましたよ。まあね、岩﨑のキッカケで僕たちに火がついたんで、この勢いのまま突っ走っていって。DDTはユニットがいっぱいいるんで闘っていきたいですね。」
樋口 「急にぐわっと流れで(タイトルマッチが)決まった感はあるんですけどね。闘っているうちに岩﨑さんのどうしないといけないという…時代というか、そういうのを動かさなきゃいけないなっていう気持ちを自分たちは横にいて感じたわけですよ。その上でこうやって結果がついてき たんで、自分もよかったなと本当に思いますね。DNAの勲章がやっと獲れたなと、そう思います。」
岩﨑 「(擦れた声で)ちょっと声が出ないんですけど、まず何とか俺ら若い力でこのDDTを盛り上げたいという気持ちが強くてですね、このチャンスを何とか活かそうと思って。ペーペー、ペーペーと馬鹿にされてきたんでね、やっぱり上の世代に対して下剋上じゃないですけど、どのユニットに対しても噛みついていきたいなと思います。で、俺ら3人でこのDDTをかき乱すじゃないですけど、盛り上げていきたいなっていう気持ちが強いです。」
勝俣 「やってやるぞ! なあ?」
樋口 「はい。」
――前々回と同じような展開だったんですけど、今回最後に逆転できた要因 は?
岩﨑 「やっぱり同じ手で2連敗しているんで、3回目負けたらやっぱり恥ずかしいでね。何としても見切って返す、返し方を1週間ずっと考えてました。」
――あの技の名前は覚えたんですか?
岩﨑 「長くて覚えられないんで。」
勝俣 「なんだっけ? お前が2連敗した技の名前だよ、覚えろ!」
樋口 「奇跡を呼ぶ……。」
岩﨑 「奇跡を呼ぶ…一発逆転…首固め!」
勝俣 「何か変わってるな?(苦笑)なんでお前、この前と同じことになってんの?」
岩﨑 「いや、長いんですよ。長いから覚えきれない。」
勝俣 「そうだな。でもまあ三度目の正直だ。返したんだやっと、あのグルグル逆転首固めを。」
岩﨑 「(記者たちに)何かありますか?」
勝俣 「人の話、聞かないなコイツ。」
――他のDNAのメンバーがベルト戴冠を喜んでいたのが印象的だったが、他のメンバーに感謝の気持ちとかは?
岩﨑 「やっぱりみんな仲間がいて、この二人もそうですけど全員が(セコンドに)ついてくれて、僕がやられているときも応援してくれたんで。あと僕が負け続けた時もファンの方がすごく応援してくれて。そういう人たちに感謝したいなって。あと親、両親もすごく応援してくれたんで、みんなに感謝したいと思います。みんなで獲ったベルトなんで、しっかり守っていきたいと思います。」
勝俣 「お爺ちゃん、お婆ちゃんが喜んでいたよ。そこで座って見てた方で。」
岩﨑 「マジっすか?」
勝俣 「ただそれだけなんだけどな。」
岩﨑 「はい。」
勝俣 「やってやるぞ!」
岩﨑 「守っていきたいと思います。」
勝俣 「DNA暴れるぞ! 変えるぞ、変えるぞ時代を。」
◇第2試合◇
▼30分1本
○大石真翔 赤井沙希(8分38秒 直伝!トルネードクラッチ)X男色ディーノ スーパー・ササダンゴ・マシン
(試合終了後)
大石「今日もケツは集まらなかったな。ケツが一つもないんじゃ恰好つかない。安心しろ。お前の一つ目のケツはこの俺、大石真翔のケツだよ! カッコイイ俺がお前のためにケツ出してやるよ!」と助け船。続いて「おい、来てるんだろ! LiLiCo、出てこいや!」と呼び込む。
(『ファイナルカウントダウン』でLiLiCoは宮武とともに登場。)
大石「LiLiCoさん、お久しぶりです。両国国技館、お前と闘うのは大石真翔、赤井沙希、レディビアードのカワイイコネクション。オメエのパートナーは一体誰だ?」LiLiCo「パートナー? 気になる? 亜門さ~ん、ちょっと来て」
亜門「なんでしょう」
LiLiCo「本当は宮 武クンと一緒にやるはずだったのに、ケガしやがってよ! 使えねえ! でもね。私ずーっとさっきから見てたの。そこで私の好みのイケメン2人、見つけちゃった!」
亜門「イケメン2人?」
LiLiCo「梅田クンと渡瀬クン」亜門「さすがLiLiCoさんお目が高い! おい、梅田、渡瀬、リングに上がれ! LiLiCoさんのご指名だよ!」
LiLiCo「おいしそう!食べごろ!」と大興奮。しかし、
渡瀬「……大丈夫ですか?」
梅田「……とくに」
亜門「お前らこんなチャンス滅多にないぞ!」
LiLiCo「2人わかってないね」
亜門「決定です!」
赤井「おい、ババア! リングに上がったら芸能界の先輩後輩関係ないから!」
LiLiCo 「お前もババアだよ!」
赤井「うっせえ。キューティクルこしらえてリングに上がってくるんやな。そのベルト、ウチが取り返してやるからな」
LiLiCo「やってみなさいよ。ここにあるからさ~(LiLiCoと赤井で頭をワシ掴みにしてにらみ合うとセコンドに分けられた。)家帰ったらこのチャンピオンベルト、デコってみようかなってツイートしてたよな。でもアタシのものになったよな! 代わりにデコってやったよ! 取り返してみろ! この3人で両国で闘うぞ!」
【LiLico、梅田、渡瀬の話】
――両国大会のカードが決まりましたが。
LiLiCo 「まず(梅田と渡瀬の)顔が最高だよね。もうそこからだからね私わね。いいよ、私がもうちょっといろいろ作戦を(考えるから)。い いよね? ビビってるの?」
渡瀬 「いえ…。」
LiLiCo 「肉食べたいんでしょ?」
渡瀬 「肉食べたいです。」
梅田 「食べたいです。」
LiLiCo 「うん、そうしたらね体ももっと強くなるし。」
梅田 「ちゃんと練習して。」
LiLiCo 「うん。技ね、ちゃんと決めましょう。」
梅田 「三人でちゃんと決めましょう。」
LiLiCo 「絶対勝ちますよ。絶対に勝ちますよ! ごめんさい赤井沙希、もう申し訳ないけどプロレスラーとしてもモデルとしても、将来はちょっと危ないね。」
梅田&渡瀬 「そうですね。」
梅田 「メンツ的にもぶっちゃけ勝ってるんでね。スター性もあるし、将来性もあって 、僕らのほうがぶっちゃけ勝ってるんで(苦笑)。まあまあ、あとはやるしかないって感じですね。」
LiLiCo 「さっき勝ったんだよ。大石さ、大石は私のルックスにビビったよね?」
梅田 「ビビってましたね(笑)。」
LiLiCo 「技を磨くというか、あとはもうちょっとしたことだよ。大丈夫、何の問題もない。」
梅田 「何の問題もないですね。もうやる前から勝っているようなものなので。」
――ベルトもデコって、両国大会ではTシャツも発売されることになりましたね。
「LiLiCo 当然3・21のあと、これ(アイアンマンのベルト)は私たちのものなので、周りもまだまだデコりたりなのもあるし、正直この(IRONMANの)Aが間に合わなかったです。Aだけ間 に合いませんでした。すみません。私もいろんな仕事持ってるんで(苦笑)。でもこの周りもちゃんとやるんで。もう他の人には渡らないんで、みんなで楽しく一緒に……。」
梅田 「そうですね!」
渡瀬 「(ベルトに)LiLiCoって入れちゃってもいいんじゃないですか?」
梅田 「ネーム入れちゃってもね。」
LiLiCo 「(CHAMPIONの)Pがちょっと抜けちゃってるんで。みんなの扱いがアレなんで。まあでもこれはもう人に渡らないね。」
梅田 「そうですね。」
LiLiCo 「もうピッカピカのを持って来ます! 闘います! そしてピッカピカのベルトを持って帰ります! なあ?」
梅田 「はい。そうしましょう。」
LiLiCo 「以上。いいね ?」
――このデコはいくらぐらいかかったんですか?
LiLiCo 「このデコはドンキで買ったのでリーズナブルです!」
梅田 「リーズナブルですよね。」
LiLiCo 「でもスワローです! スワロフスキーですよ!」
梅田 「おぉ〜。」
LiLiCo 「赤井沙希の馬鹿がこの(IRONMANの)Iだけデコったの。違いますよね輝き。分かります? 偽物と本物の違い!」
梅田 「I、ヘタクソだな(苦笑)」
。
LiLiCo 「I、めっちゃヘタクソ! だからもうベルトでも勝ってるわ。デコっても勝ってるから。闘っても勝ちます。」
――赤井さんは女子としても偽物だと?
LiLiCo 「そうだろ? あれ女?」
渡瀬 「それはちょっと怪しい ところじゃないですか。ニューハーフ説っていうのも。」
LiLiCo 「肉食いに行こうぜ!」
梅田 「行きましょう!」
LiLiCo 「(東スポ岡本記者に)何笑ってんの? 3・21ドロップキックするよ!」
岡本記者 「勘弁してください。」
梅田 「本番で出しましょう。」
LiLiCo そうだね。肉行こうぜ、肉!
【大石、赤井の話】
――試合に勝ちましたが、試合後LiLiCoさんとの両国のカードが決定しました。
大石 「俺たち大石真翔、赤井沙希、レディビアードのカワイイコネクション。久しぶりの再結成なんだけども、まさかの梅田、渡瀬……まさかLiLiCoがあの二人を選んでくるとは思わなかった。でも、まあ…まあまあ若さじゃ負けるか もしれないけど、かわいさじゃ俺たちの圧勝だと思っているんで。なあ赤井さん、言ってやれ言ってやれ。」
赤井 「逆に向こうのカワイイ要素って、ひとつでもどこかにあるんですかってことですよね。」
大石 「ああ、本当にその通りだね!」
赤井 「あとLiLiCoさんが組む相手がXとXXって発表されていたじゃないですか。どんな人が来るかと思ったら、えっ誰でしたっけ?」
大石 「渡瀬、梅田。」
赤井 「えっ?」
大石 「梅田。」
赤井 「梅田君? あの二人、若い子にしては結構話すほうだったんですけど、さっきのリング上でのあの顔! 私、今後一切飲みの席でも助けないですね!」
大石 「助けない?(苦笑) 」
赤井 「どんだけ良くしてあげたのって。」
大石 「あいつら肉で釣られたからな。」
赤井 「ね。もう一切助けへん! どんだけ助けた今まで。全部殺してやりますよ、これからは。」
大石 「恐ろしいな、赤井沙希の逆鱗に触れたぞあいつら!」
赤井 「もう助けへん!」
大石 「ああ、もう助けへん!」
赤井 「もう助けへん!」
大石 「それプラスLiLiCoぶっ殺してやるよ!」
赤井 「そうですよ! 何かノコノコ来て。」
――ベルトもデコられてましたが。
赤井 「そうですよ! デコられてて。」
大石 「あれよ、よう見たらよ赤井沙希がデコったところはただ何かキラキラ光る だけのシールだったけど、それ以外は本物のスワロフスキーだったな!」
赤井 「ちょっと私が偽物のスワロフスキーって言ってるんですか?」
大石 「輝きが違ったって言ってんだよ! 本物のスワロフスキーだったな、正直!」
赤井 「それは……持っている人によって変わるんですよ輝きは。……LiLiCoさんが持ったら輝きが濁ったってこと! 私が持ったら全部輝くから。」
大石 「偽物のスワロフスキーでも輝く?」
赤井 「そうそうそうそう! 偽物でも輝く! 輝くんだこの野郎!」
大石 「偽物でも輝くんだこの野郎! ふざけるんじゃねぇ!」
赤井 「だから持つ人によってベルトって輝きが変わるから。あのベルトを光 らせられるのは私だけ!」
大石 「よっしゃ、本物のスワロフスキーはここにいる、てね。」
赤井 「てね。オイLiLiCo! 当日までにもっと潤う足しておけよ! それだけや!」
大石 「キューティクルじゃ負けてねぇかんな!」
◇第3試合◇
▼スペシャルシングルマッチ/30分1本
○佐々木大輔(1分41秒 佐々木式ウラカンラナ)X竹下幸之介
◇第4試合◇
▼4WAYタッグマッチ/30分1本
○木高イサミ 関根龍一(8分50秒 片エビ固め)ヤス・ウラノ X彰人
※絶槍 あと2チームは 坂口征夫&マサ高梨、石井慧介&高尾蒼馬
◇第5試合◇
▼DDT EXTREME級選手権試合〜3人でおこなうシングルマッチ・ルール/60分1本
[第35代王者]○ケンドー・カシンvs[挑戦者]Xヨシヒコvs[挑戦者]アントーニオ本多
※10分44秒、飛びつき腕ひしぎ逆十字固め
☆カシンが3度目の防衛に成功
(試合終了後)
アントン「ちょっと待ってくれ! そのベルトに気持ちを注いでここまでやってきたが、こんな有様じゃ俺は納得いきません! もう一回! 今度はヨシヒコなしでもう一回だ!」
カシン「よしわかった! アントーニオ! もう一回だな。次の挑戦者は…ササダンゴ・マシン!」
(カシンはさっさと退場。、入れ替わるように黒子の恰好をしたササダンゴが左腕を押さえながら登場。)
ササダンゴ「ただ今ご使命に預かりましたスーパー・ササダンゴ・マシンです」アントン「なぜそんなに息があがっているんだ。なぜ左腕を痛めているんだ」
ササダンゴ「そんなことないよ」
アントン「俺はササダンゴ・マシンって言われた時 、100悔しかったけど、任せられた坂井ちゃんがいくのであれば、この身を引いてもいいと思う。ここはここで坂井ちゃんにいってほしい。これだけの人がアンタに期待してるよ」
ササダンゴ「え~~頑張ります」
アントン「スリー・ツー・ワン! マッスル! マッスル!」
【試合後のカシン】
カシン 次はできればアルティメット・ロワイヤルだな。アルティメット・ロワイヤル。誰も二度とやらなかったアルティメット・ロワイヤルルール。
――2人で?
カシン いや、わからないな。何人でもいいよ。永田裕志が来てもいいし。FMWが来てもいいし。
【ササダンゴの話】
――カシン選手から指名される形でEXTREME級王座への挑戦が決まりましたが。
ササダンゴ 「ケンドー・カシン選手って早稲田大学出身で、レスリングエリートですよね。でも僕は恥ずかしいからあまり言ってないですけど、最初に好きになったというか共感を抱いたレスラー、共感を持って見ることが出来るはじめてのプロレスラー、僕が大学時代にはじめてプロレス観に行って、はじめて「あ、同じ大学の人がプロレスやってる」って思って。向こうはレスリング部出身のアレでしたけど、僕はシネマ研究会っていう映画サークル出身で。全然違うけど、早稲田出身の人がいるんだな、こういうところでやっているんだなと思いながら、(カシンは)メチャクチャな試合をずっとやっていて新日本プロレスのジュニアで。すごい面白いなって思ってて。まさかこういった形でカシン選手と両国でタイトルマッチ、これは本当に僕が今までやってきたプロレスとか…僕はまったくレスリングエリートでもないし、体はちょっとデカイかもしれないけど、フィジカルに関する自信は一切ないですけど、僕のやってきたプロレスのすべてをぶつければ、ひょっとしたら勝算はあるのかもしれないし、何よりここはDDTのリング、ホームグラウンドですから何があってもおかしくないし。とにかくやっぱりベルトを…こういった場で指名してくれたんで、責任持ってベルトを取り返したいなぁなんて思っています!」
――カシン選手は試合後に「アルティメット・ロワイヤルルールでやりたい」と……。
ササダンゴ 「ハッ? アルティメット・ロワイヤルってシングルでしたっけ?(苦笑)」
――「何人でもいい。永田裕志でもFMWが来てもいい」と言ってましたが。
ササダンゴ 「ハイハイ。じゃあアルティメット・ロワイヤルルールなんでしょうね。チャンピオンがルール決められるんでしたっけ?」
ーーEXTREMEはそうです。
ササダンゴ 「で、アルティメット・ロワイヤルルールになる?」
――一応、カシン選手はそう言ってました。
ササダンゴ 「それ早く言ってもらえませんか? これはもう感傷に浸っている場合ではないよ、アルティメット・ロワイヤルルールなんだから! 究極のロワイヤルって意味でしょう! ロワイヤルってどういう意味ですか?」
――なんでしょう……。
ササダンゴ 「究極のロワイヤルなんだね! じゃあそのかつて新日本プロレスがやったアルティメット・ロワイヤルルールでやるっておっしゃってる?」
――はい。「二度と誰もやらなかったルール」と。
ササダンゴ 「あぁ。ちょっと頭おかしいっすよね、カシンさん。まぁ…ね、いい意味でね。だけど他のDDTの若者たちがまともにその言葉を解釈しようとしても、その中に囚われちゃうだけなんで自由に解釈してやっていければなと思います。
【アントンの話】「今日はケンドー・カシンと2回目のシングルマッチ、シングルマッチというかシングルマッチという体(てい)の謎かけをカシンさんがしてましたけど、非常にですね1回目の試合よりも濃密なやり取りができたんです。それは本当に快感だったんですけど、勝敗については直接取られてないんでね、納得いかないという形でああいう表明をしましたけど、勝敗に関わらなかったからこそ快感だけが残ってしまった。(通りすがりのササダンゴが「よかったね」)そんな感じで(笑)、つまり楽しさしか感じなかったということですよね。これで次、ササダンゴ・マシンが両国大会で挑戦するということで、これも非常に私としては楽しみです。もちろん、ササダンゴ・マシンはライバルでもあるんですけど、やっぱり僕はササダンゴ・マシンさんから影響を受けている部分が実は大きいので。だから見届けたいですよね。それがだから吉と出るか凶と出るか分からないですけど(苦笑)、その試合が吉と出たら「ああ、やっぱり俺の坂井ちゃんだな」って思うだろうし、凶と出ても「ああ、やっぱり坂井ちゃんだな」って思うと思いますね(笑)。なので、私もある程度緊張して見る気がします。本当に切り替えて、両国では何年か前に対戦させていただいた藤波辰爾さんと、あと息子さんの。私、実はですね京王線沿線に住んでいるんですけど、何かね学生服を着た少年と藤波さんが京王線に乗っているのを見たことがあるんですよ。それがLEONA君だった可能性もあるんでよね? 結構前です。5年前くらい。LEONA君って何歳なんですか?」
◇第6試合◇
▼スペシャルシングルマッチ/30分1本
○石川修司(14分44秒 エビ固め)X遠藤哲哉
※スプラッシュマウンテン
(試合終了後)
佐々木「おいおい! よええな! 見ての通り、俺たち汗一つかいてねえぞ! なんか言ってみろよ。いいか、これが現実だ。両国でそのベルトを巻くのはこの俺、佐々木大輔と石川“エイドリアン”修司だ。お遊びはこれまでだ!」
【佐々木、石川の話】
――両国でのタッグ王座挑戦に向けて、幸先のいい前哨戦でした。
佐々木 「見ての通りシングルふたつやって、ふたつとも完勝。俺たちは汗ひとつかいてない。分かるか? 強すぎてよ、コメントも出ねぇよ、オイ!
石川 タイトル前にふたりとも勝っちゃったんで、前哨戦はもういらないんじゃないかなって。あとはもう両国本番一発で獲っちゃうんじゃないですかね、本番で。まあ遠藤もいいレスラーだと思いますけど、まあやっぱり僕がデカくて強いんで。デカくて強い以外の部分は全部大ちゃんが、カリスマが担ってくれるんで。最強のチームだと思うんで、まあ100%じゃないですか? うちが勝つと思います。どうすっか、(週刊プロレスの)加藤さん。」
加藤記者 「強すぎます!」
石川 「前回それ聞きましたよ。今回は……。」
佐々木 「お前の感想だろ、それ! お客さんじゃねぇんだから(苦笑)。」
加藤記者 「本番はタッグなんで。シングルとは違ってタッグなんで。」
石川 「……今の質問ですか?」
佐々木 感想だろぉ! もう終わりだ終わり!
石川 「終わりだ、終わり!」
【竹下、遠藤の話】
――挑戦者チームにシングルで2連敗。両国に向けて不安の残る前哨戦になってしまいました。
遠藤 「まあ……そうですね。竹下と佐々木選手の試合は自分は見ていないんですけど、自分がやった石川選手との試合は、正直まったく歯が立たなかった、圧倒的な、一方的な試合でした。あと1ヵ月ないですけど、このままじゃ確実に勝てないと思います。何か1ヵ月ないですけど、少しでも変わっていなかいと、我々の未来はないと思います。」
竹下 「そうですね、今日前哨戦2連敗ですけど、でも自分の今日の負けた敗因と言いますか……結構、自分のキャリア史上最も短い試合と(言っていい)、それくらい短期決戦だったんですけど。もちろん佐々木選手のウラカンラナ、フランケンシュタイナーは警戒していたんですけど、フランケンシュタイナーっていうのはもともと丸め込み技じゃなくて、頭から脳天をマットに突き刺す技なので。それを忘れてただけです! ちょっと頭打って、その一瞬の隙は見せてしまいましたけども、それは相手の手の内を出させたようなものなので。今日、遠藤選手と石川選手の試合もセコンドで見てましたけど、必ず打ち破れる壁だと思います。なので、両国はしっかりベルト防衛して自分たちが現在だということを証明したいと思います。」
◇第7試合◇
▼KO-D無差別級王座次期挑戦者決定戦/30分1本
○HARASHIMA (19分52秒 体固め)X入江茂弘
※蒼魔刀
☆HARASHIMAが挑戦権を獲得。3・21両国のメインは木高vsHARASHIMAに決定
(試合終了後)
HARASHIMA「入江、決定戦、ガッチリした熱い闘いありがとう! 君は本当に強いし、今日の入江は見てきた中で一番強い入江でした。でもね、今日勝った僕のほうがまだまだ強いから。でも正直そんな余裕あんまないよ。入江、僕がベルト獲ったらまたタイトルマッチやろう。何度でも何度でも闘おう。ありがとう!」
亜門「この試合結果を持ちまして両国のメインは木高イサミvsHARASHIMAに決定です。チャンピオン上がってきてください」
(イサミがリングイン。)
HARASHIMA「両国はよろしくお願いします。ただ一つ言っておくと今の僕はメチャクチャ強いんで気をつ けてください。このベルトをDDT、この僕に返してもらうんで」
イサミ「マイクで言い争う気はありません。去年、勝ってないんですよ。ずーっと勝ってないんですよ。両国は踊りを含めてよくないとうのはどうでもいいです。HARASHIMAさんがどんなに潰しにこようと楽しめる自信があります。勝負です」
(両者が握手。腕相撲のような素振りは痛み分け。イサミが先に引き揚げた。ここで選手がリングイン。)
高木「昨年2月のさいたまスーパーアリーナで両国開催を発表しました。同じく昨年夏、両国国技館の全面使用を発表しました。我々にとって大きな一歩だと思います。必ず成功させます。お客さんは俺たちがいなくても生きていけるけど俺たちはチケットを買って見にきてくれ るお客さんがいなければ生きていけない! 3月21日、両国は見に来てくれるお客さんすべてを満足にさせる最高の興行にします。ご期待ください!」
HARASHIMA「僕たちはドラマティック・ドリーム・チーム。みんなもそうです。そのみんなが力を合わせて両国大会、必ず成功させてやるさー!(観客『なんで~!?』)みんな両国見に来るさー!(観客『なんで~!?』)両国のあとももっともっと突っ走ってDDTは大きくなってやるさー!(観客『なんで~!?』)なんでかって? それは鍛えているからだー!」
全員「両国大会、満員にするぞー!おーっ!」
【HARASHIMAの話】
――入江選手との挑戦者決定戦に勝って、両国でイサミ選手の持つKO-D無差別級王座への挑戦が決まりました。
HARASHIMA 「もうラクに勝てる相手ではなかったし、本当に強い選手の入江に勝てて、とりあえずひと安心です。でも本当に次の両国、イサミとやるのが決まっているんで、もう気を引き締め直して両国に臨みたいと思います。」
――入江選手に対して、今日はエグい顔面への攻撃が何度かありましたが。
HARASHIMA 「まあ勝つためにやっただけですよ! あそこまでやらなきゃ勝てない相手だし。本当に強いんで、危なかったですよ。」
――王者のイサミ選手とリング上で向かい合いましたが、ここ最近のタイトルマッチを見ての印象は?
HARASHIMA 「やっぱりどんな試合スタイルでも出来るのと、何でも出来る選手なので、本当に穴がない選手。で、強さを持っている選手。すごい選手だとは思います。」
――今回の両国は初の全面使用になりますし、挑戦者としてメインのリングに立つことで、これまでの両国大会と違う部分はありますか?
HARASHIMA 「とくに気にしてないですけど、いつもビッグマッチは一番最後に入場して一番最後に帰りたいなと思っているので。今回はそういうのじゃないですけど(苦笑)、それぐらいの違いで。でも全面っていうのもはじめてやるんで、そのリングでメインに立てることで、とりあえずよかったです。というか、それで絶対イサミに勝って一番最後にリングを降りたいと思います。」
【イサミの話】
――両国のメインの相手がHARASHIMA選手に決まりましたが、試合を見ていかがでしたか?
イサミ 「いや、すごかったですね! ちょっと……ちょっとどころが、すごく驚いちゃいました。その試合内容に。それは入江も含めての二人の試合にちょっと驚かされちゃいました。」
――HARASHIMA選手が最後、入江選手の顔面を攻撃するシーンがありましたが、「あそこまでやらないと勝てなかったから」とおっしゃってました。ああいう厳しい攻撃が両国でも来ると思いますが。
イサミ 「そうですね。逆にそれが引き出せなかったら僕が弱いってことなので。でも全然自信ありますね。」
――DDTの両国大会のメインで王者として入場してくるわけですが、何かそれに対する思いとかはありますか?
イサミ 「やっぱりね最後に入場して、最後に帰るまでがチャンピオンだと思うので。今、HARASHIMAさんも自分とDDTにこのベルトを取り戻すって言い方をしましたけど、何か僕にはそれすらちっぽけに思えるくらいHARASHIMA戦は楽しみですね。……なんだろうなぁ。やっぱり入江もそうだったように、僕もHARASHIMAさんには勝ったことないんですけど、まあ僕も過去のデータは参考にならないって思ってもらって大丈夫ですね。」
――今日、リング上で同じBASARAの関根選手や中津選手が「タイトルマッチやらしてくれ」とアピールがありましたが、HARASHIMA選手に防衛したらBASARAの選手と防衛戦をやってみたいという思いはありますか?
イサミ 「ありますね! BASARAの選手とやってみたいという思いというか、それはアイツらの主張なんで。アイツらが主張してそうしたいって言うんだったら、それを叶えてあげるのが僕の役目だと思っているので。アイツらが“いつ権”を取ればいいんじゃないですか。いつ権を取るか、もしくは……どういうルールなんですか?」
――両国でやるのは初なのでどういうスタイルになるかはわからないですが、今までのは天井からぶら下げられた封筒の中に……。
イサミ 「それか、もしくはそのバトルロイヤルに勝ったら、もう次期挑戦者なんですよね?」
――今まではそうでしたね。
イサミ 「だから勝つか(いつどこ権を)取るか、今までと同じスタイルだったらそれをすればいいんですよね。それが出来なかったらアイツらが悪いと思うし、逆に防衛出来なかったから僕が悪いと思う。でもみんないいですよ。BASARAの関根と中津も両国出ますけど、BASARAのためにとか別に思わなくていいです。自分のためだと思ってやってほしいですね。BASARAのために何か、じゃないんです。そこに自分たちの力を持っていかないでほしい。自分がやりたいことをやってくれって、僕は思います。僕もその通りに闘います。強いてはそれが最終的にBASARAのためになる。」
【高木三四郎大社長の総括】
高木 「両国前最後の後楽園大会ということで、昨年から動いていた部分もあって両国は全面使用というはじめてのことにチャレンジをするんですけど、今年が19周年で、来年が20周年を迎える中でひとつひとつ、一歩一歩進んでいかなきゃいけないのかなっていう気持ちではいますね。だから本当にギリギリはギリギリだったんですけど、独立はしちゃいましたけど(苦笑)飯伏幸太が復帰戦を迎えることができて、個人的にはよかったのかなと思いますね。あとは今のうちが出せるベストを揃えられたんじゃないかなという自負はありますね。これを継続させていくのが一番大事なことで、継続させながらも常に発展させていくようなことが必要なのかなと。2016年というのは、本当に2015年がいろいろあり過ぎて、すごい激動の年だったと思うんですよ。2015年は本当に…。だからこれはもう成長していく過程では仕方のないことだと思うんですよ。2015年のひとつの形で2016年を迎えて、2016年はやっぱりふたつあると思うんですよね。地固めをしながら発展もさせていくという。だから先ほど発表させていただきましたけど、ベストストレッチの3号店をオープンさせて、そっちは整骨院なんかも兼ねてできればなと。最初はとりあえずベストストレッチとしてのオープンなんですけど、一応整骨院としてもできればなみたいなところはありますね。ついこの間は新宿三丁目にバーをオープンさせたりだとか、やっぱり選手が安心してプロレスを続けていける環境を作ってあげたいなという気持ちですね。2016年はそういう地固めをしながらも、いろいろと拡大していくという、本当にふたつの難しいことをやらなくちゃいけないというのは僕の中で大きなテーマなんですけど、何とかそれをしていって。まずは3月21日の両国大会を成功させて、本当に昨日、新崎人生さんがテレビで素晴らしいことを言ってらっしゃるなぁって。でもアレはもう僕らも常に、いわゆるショービジネスの世界においては僕らがどうやって生活していくか、生きていくかというのは本当にお客様の(購入する)チケットにつながるので、そこは大事にしていきたいなと。やっぱりファンの方との信頼関係だったり、これからDDTを見ようと思う部分だったりを大事にしてやっていきたいなと思っています。」
――両国のメインが今年BASARAを立ち上げたイサミ選手の持つKO-D無差別級王座に、昨年いろいろあったHARASHIMA選手が挑戦するというカードに決まったことについては?
高木 「本当に入江が出てきてもおかしくなかったし、HARASHIMAが出てもおかしくなかったし、本当にすごくしのぎを削る闘いだったと思うんですけど、結果的にHARASHIMAが制してイサミと闘うという…しかも挑戦者として闘うというのは、これまたいつもにない形なので。じゃあイサミが外敵なのかと言うと外敵でもない。やっぱり同じグループ内、支持もされているっていうね。だから二人にとってもすごく大事な試合なんじゃないかなっていう気はしますね。イサミもこれ以上にBASARAをもっともっとステップアップさせていきたいでしょうし、HARASHIMAはHARASHIMAでもっともっと(DDTを)引っ張っていきたいという気持ちもあるだろうし。そういう意味では楽しみですよ!」
ーー藤波親子が参戦するということですが。
高木 「藤波さんだけじゃなくて、LEONA君というのが実は一番ポイントなのかなって僕は思ってます。今、LEONA選手がどういう気持ちで、このDDTに混じってくるのかなっていうのがすごく楽しみな気がします。ハッキリ言って闘う相手はみんな濃い選手ですよ! アントーニオ本多、福田洋とすごく濃い! たぶんLEONA君が今まで経験したことのない闘いが待ち受けていると思うんですね。それで埋もれちゃうのか、それとも何か違うLEONA像を見せるのかというのがすごく楽しみですね。だから交渉の段階で最初からLEONA君っていうのはあったので。とにかく藤波LEONAっていう存在がどう自分を出すことが出来るか。これを乗り越えたら、次またいろいろな闘いが見られそうじゃないですか。坂口(征夫)さんだっているだろうし、うちの主力どころだっていっぱいいるだろうし、僕もやりたいなって思うし。状況が許されるならLEONA君を路上プロレスに引っ張り込んだっていいですよ! 本人が出来るのであれば。「リングのあるところでしか試合しない」って言ってるかもしれないけども。じゃあエニウェアフォールで、場外カウントなしで路上に引きずり込んでやりますよ! とかね、そういういろんな広がりを見せていければなって。どんどんどんどん既存のプロレスの、そこ来なぇだろっていう人をどんどん巻き込んでやっていきたいですね。でも(カードを発表したときは)湧きましたね。やっぱり藤波さんとLEONA君は。」
3月21日両国大会まで1ヶ月を切ったDDT、後楽園大会のメインはイサミの保持するKO-D王座への挑戦 権をかけてHARASHIMAと入江が激突。
序盤は入江がヘッドロックやヘッドシザース、ショルダータックルで先手を狙うが、HARASHIMAが場外へ逃れ、入江が追撃を狙って場外へ降りるとHARASHIMAは鉄柵攻撃で反撃し、腹部を直撃した入江は失速、リングに戻ったHARASHIMAは入江の腹部に集中攻撃を浴びせ試合の主導権を握る。
HARASHIMAは串刺しダブルニーから雪崩式ブレーンバスターを決め、ファルコンアロー狙いは入江が阻止して交通事故タックルを浴びせると、串刺しラリアット、ティディベアと反撃するが、踏ん張ったHARASHIMAはファルコンアローからフットスタンプを決めれば、入江もブラックホールスラム、フライングソーセージで応戦する。
エルボーのラリーは体重のある入江が競り勝つとバックドロップ 、大剛式バックドロップを決め、ビーストボンバーから自分が垂直落下式バックフリップを狙うが、HARASHIMAはリバースフランケンシュタイナーで切り返すとジャンピングハイキックを連発。
両者ダウンからHARASHIMAが先に起きるとスワンダイブ式ダイビングフットスタンプを投下し、山折りからの蒼魔刀、ファイヤーバードスプラッシュと畳み掛けるが入江はカウント2でクリアする。
HARASHIMAはファイヤーサンダーを狙う入江に、着地してからの後頭部への蒼魔刀を炸裂させると、蒼魔刀を狙うが入江がキャッチしてツームストーンパイルドライバーで突き刺し、大暴走からビーストボンバー、頭突きから初披露のカナディアンデストロイと畳みかける。
しかしクリアしたHARASHIMAはバスソーキックをキャ ッチした入江にショートレンジの蒼魔刀を浴びせると、最後は蒼魔刀を決め3カウントを奪い、KO-D王座挑戦権を獲得した。
試合後はイサミとHARASHIMAがエールを交し合ったが、第4試合で勝利したイサミはBASARAでの防衛戦を示唆、イサミにストップをかけるべくミスターKO-DであるHARASHIMAが勝ち上がってきた。
第1試合ではT2ひ~が保持する6人タッグ王座にDNA軍が挑み、DNA軍を後輩呼ばわりする平田は先輩風を吹かせて痛めつけようとするが、逆に痛めつけられ集中攻撃を浴びてしまう、平田はサングラスを装着して無双状態となるも、岩崎に狙ったバイアグラドライバーが阻止されると、奇跡を呼ぶ一発逆転首固めを狙うが、岩崎がひっくり返して逆に首固めで切り返して3カウントとなり、DNA軍が王座奪 取となる。
第2試合は両国で対戦する曙の弱点であるケツ集めに奔走するディーノは終盤に、ディーノがコーナーに設置して赤井に尻地獄を狙うも、大石にマスクを剥がされたササダンゴが直撃してしまい、最後はマスクを前後逆にされ、視界を失ったササダンゴがディーノに垂直落下式リーマンショック決めてしまうと、赤井の二段蹴り式顔面蹴りこと新人賞から大石がトルネードクラッチでディーノから3カウントを奪い、試合後はLiLicoが梅田、渡瀬を従えて登場し赤井を挑発、赤井は大石とレディ・ピアードとカワイイコネクションで迎え撃つ構えを見せた。
第3試合では竹下が佐々木と対戦するも、竹下とレフェリーとの交錯を狙った佐々木が、躊躇した竹下の隙を突いてウラカンラナ で丸め込んで速攻勝利、セミでは遠藤が石川と対戦するが、石川のパワーと場外戦に遠藤が苦しみ、スプラッシュマウンテンは阻止するも、ファイヤーサンダーを喰らってしまうと最後はスプラッシュマウンテンで3カウントを奪い完勝、KO-Dタッグ選手権前哨戦を揃って勝利した佐々木は王座奪取をアピールする。
第4試合ではカシンの保持するEXTREAM王座にヨシヒコ、アントンが挑み、カシンはヨシヒコに奇襲をかけて試合開始、ヨシヒコの黒子役であるマッスル坂井を蹴散らすと、ヨシヒコを入場ゲートの奥やバルコニーの壁に投げつける。
カシンはリングに戻ったヨシヒコを松井レフェリーに交錯させて無法地帯を作りあげると、ヨシヒコにイスを持たせてアントンや坂井をも殴打し、自ら倒れ てヨシヒコの反則を主張するなどやりたい放題。
アントンはカシンに雪崩式スタイルズクラッシュを決めるが、ヨシヒコがカットに入ると、ヨシヒコはアントンとカシンにドロップキックを放つ、しかしカシンが坂井もろとも飛びつき腕十字を決め、ヨシヒコと坂井はギブアップで王座を防衛。
試合後は納得しないアントンが再戦を要求すると、カシンはササダンゴを挑戦者に指名、指名を受けて黒子姿で登場したササダンゴにアントンは打倒・カシンを託した。
試合後は所属選手が揃って高木大社長の音頭で両国大会成功を約束したが、DDTも今年は年に2回の両国大会に、エディオンアリーナ大阪大ホール再進出と飛躍を期待される年、果たして今年のDDTはどんな年となっていくのか・・・両国メイン決定!よし! pic.twitter.com/wwTVljoL8X
— HARASHIMA (@HARASHIMA_DDT) 2016年2月28日HARASHIMAさんとか!両国でも傾きますよ、楽しみでしかない!
— 木高イサミ (@isami_777) 2016年2月28日後楽園大会でした。竹下に楽勝完勝秒殺!エイドリアンも遠藤に楽勝完勝!このまま両国も完勝!
試合後は美味しいもの食べました。
kawaii... pic.twitter.com/Oxha5jDBB1
— 佐々木大輔 (@the_sasaki) 2016年2月28日後楽園ホール大会応援ありがとうございました。
正直手も足も出なかったです。
でも、試合後のコメントで竹下だけは前向きでした。
俺たちはこんな所で止まるわけには行きません。
最後に笑うのはハッピーモーテルです!
— 遠藤哲哉 (@entetsu_ddt) 2016年2月28日DDT後楽園大会でした。
KO-D6人タッグ王座奪取!
岩崎さんに引っ張られたな…自ら動こうとする意思は自分も勝俣さんも見習わなければいかんなと思いましたよ…。
応援とすごい数の紙テープありがとうございました! #dna1128 pic.twitter.com/zeYKKu2WHn
— 樋口和貞 (@kazusada50) 2016年2月28日今日の後楽園は渡瀬さんの曲で入場できてよかった
そしてキングオブダークも抜け出せてめでたい!
そしてLiLiCoさんと組んで両国でます!
チャンスのなのでいかしたいと思います!
— 梅田公太 (@janome0007) 2016年2月28日KO-D6人タッグ獲ったぞー!! pic.twitter.com/BgEFgD0AxB
— 岩崎孝樹 (@307_kouki) 2016年2月28日花粉ヤバいのにマスクなくすし負けてベルトなくすしなんて日だ…とりあえずこれからベストストレッチ出勤してきます…
— 平田 一喜 (@parakissk) 2016年2月28日DDT後楽園大会終了!
両国まで後3週間!
お客様は俺達がいなくても生きていけるけど、俺達はチケットを買って見に来てくれるお客様がいなければ生きていけない。3.21両国はご来場の皆様が満足できる最高の興行にします!
ご期待ください! #ddtpro
— 高木三四郎 (@t346fire) 2016年2月28日今、一番気になる軍団。。。 pic.twitter.com/xq2Kw0LdYc
— 高木三四郎 (@t346fire) 2016年2月28日 -
選んだ選択は“独立”・・・飯伏幸太が新日本、DDTを退団!
<週プロモバイルより>
22日午前10時より都内・新宿御苑のDDT新事務所にて会見がおこなわれ、飯伏幸太がDDTおよび新日本の2団体退団、今後は「飯伏プロレス研究所」所属として、プロレス活動をおこなっていくことを発表した。会見には飯伏、高木三四郎、鶴見亜門GMが出席。まずはGMより報告。「飯伏幸太が2月いっぱいをもちまして、DDTプロレスリングおよび新日本プロレスとの所属契約を解除しまして、両団体を退団することになったことをご報告させていただきます。病状の経過といたしまして、まず長期欠場の原因となりました頸椎椎間板ヘルニアに関しては、治療のかいあって完治いたしました。ただ、その後、腰に異変を感じるようになりまして、診断を受けたところ腰椎すべり症であることが判明しました。しかし、これに関しても治療の結果、ほぼ完治しておりまして、お医者さんのほうからもいつ復帰しても問題ないという診断をもらっております。ただ、復帰ということを具体的に考えた時に本人のなかで、ある思いが生じたようです。ここからは本人に説明してもらいたいと思います」
飯伏「きょうはお集まりいただきありがとうございます。体は治りました。お医者さんからもGOサインもらってます。体が良くなって、復帰を具体的に考えた時に、これまで通りに2団体に所属してプロレスを続けていくことに対して、気力的にも体力的にも限界を感じるようになりました。続けていくことに対して…最初に2団体所属の話をもらった時には、すごくワクワクしましたし、それから2年間自分なりに頑張ってきましたので、ちょっと疲れました。また、いまのスタイルのプロレスでやれることはすべてやり切ったという思いもあります。なので、これからは、これまでにない新しいプロレスの可能性を追求していきたいという思いが強くなり、DDTと新日本プロレスの両団体に契約の解除を申し入れ、了承してもらいました。自分としては両団体を“卒業”するという気持ちです。今後は新たなプロレスの可能性を追求するため『飯伏プロレス研究所』を立ち上げたいと思ってます。具体的なことはまだ何も決まってませんが、決定したらご報告させていただきます」
GM「いま本人から説明がありました通り、今後のプロレス活動は『飯伏プロレス研究所』所属としておこなっていくことになります。芸能活動に関してはこれまで通り、オスカープロモーション所属として活動して参ります。最後にもう一つ本人から発表があります」
飯伏「3月21日のDDT両国国技館大会に参戦します。それが僕の復帰戦、そして飯伏プロレス研究所所属の第1戦となります」
カードに関しては、すでに発表されていた、東西正面向正面全面使用エニウェアフォール・ウェポントレジャーハントタッグマッチ◎高木三四郎&葛西純VSKENSO&中澤マイケルの路上マッチに、飯伏&伊橋剛太も加わり、3WAYタッグマッチに変更となる。
飯伏「路上、高木さん、中澤さんがいるということで、そこしかないと思って決めました。僕は両国で路上をやったことがないんで。伊橋と一緒に怒られるようなことをたくさんしたいと思います(笑)。ホントに爆発したいと思います(ニヤリ)」
さらに高木社長も経緯を語った。「何度か話をしてきたなかで、2月に入ったあたりで、本人からの申し出もあったんですけど、正直ね、寂しくないと言ったらウソになるんですけども、やっぱり飯伏幸太という人間が本当にプロレスの新しい可能性、そしてもっともっと世間にプロレスを広めてくれるんじゃないかなという期待がありまして。わたくし、そしてDDTとして本当に送り出してあげたいなと。その申し出を受けたいと思いまして。新しいプロレスの可能性って、それは僕もわからないし、本人もなんか漠然としてる部分もあるとは思うんですけど、なんかすごくワクワクする…それこそワクワクするキーワードだなと思うんで。自分のなかではこれで飯伏幸太と自分、DDTの関係が切れたわけでもなく、何か我々でできることがあれば応援してあげたいという気持ちもあるし。そしてまあ、復帰戦の場所として3月21日の両国大会を選んでくれたということに関しても、壮行試合とか卒業とか、そういうのではなくて、本当に飯伏の新しい門出を祝う…本人の言葉を借りれば爆発した試合って言うんですかね(笑)。自分もそれに関わってるので、まあとにかくすごい試合にしたいなと思ってます」
ここで新日本・菅林直樹会長のコメントも書面で読み上げられた。「飯伏選手の新しいチャレンジに期待しております。今後もまたタイミングが合えば新日本に上がっていただきたいという気持ちは変わりませんので、その時はよろしくお願いいたします」
(以下は質疑応答。)
飯伏「(気力と体力ともに限界を感じるようになったとのことだが、いつ頃から感じてた?)僕のなかでは最初の段階から常に限界ではあったんですね。すぐ限界がきて、でもそれを乗り越えて、また限界がきて、それも乗り越えて…それを何回も何回も繰り返して、最終的にはこうなったと。
(最終的にもう乗り越えられないとなったきっかけ、理由は?)う~ん、もう乗り越えられないっていう状態はそうとう前の段階ですね。(この試合があったからやり切ったとか?)やり切ったとかはとくにはなかったですけど、あまり覚えてなくて(苦笑)。
(菅林会長からまた新日本に上がってほしいとあったが)機会が合えばというか、タイミングが合えば。(新日本とDDTとは契約解除とのことだが、両団体でやり残したことはある?)やり残したというか、もう次、新しいことへいま向いてるので。
(飯伏プロレス研究所は一人?)はい、一人です。(誰かを誘ったりは?)それもまったく決まってないんですけど、怪しい動きをしていきたいなと思います。
(3・21両国以降は?)まったく決まってないです、いまのところは。
(ファンも心配していたと思うが、今回のことでファンもいろんな感情があると思うが、待っていたファンに伝えたいことは)いろいろ自分のなかで限界が来た部分もあったので、こうなってしまったのは本当に申し訳ないなと思います。これからは、別にDDTも新日本プロレスも切れたわけではないし、今後も出てるならどんどん出ていきたいし。いつでもまた見れると思います。またよろしくお願いします。
(芸能活動は)芸能活動のほうも怪しい動きをしていきたいです。
(具体的にやってみたいことや上がってみたいリングは?)僕の想像のなかではあるんですけど、言葉にはできないものなので、説明ができないです。あります、何かは。
(いまのスタイルのプロレスをやり切ったとのことだが、試合自体のスタイルを変えていく?)そこに関しても自分の体の勘というか、任せたいと思う。いつも、全部、勘でやってきたんで。もし同じスタイルじゃないとダメだなと思ったらそうなるだろうし、そこはもう全然考えてないです」
DDTが会見を開き、飯伏幸太がDDTまた新日本プロレスを退団して独立、そして3月21日のDDT両国大会で復帰することが発表された。
飯伏は昨年10月の後楽園大会直前で頸椎椎間板ヘルニアで欠場、また腰椎すべり症も明らかになり療養を余儀なくされていた。
復帰後に関しても新日本とDDTの二団体同時契約を継続していくのかも注目されていたが、選んだ決断は独立だった。
飯伏は二団体契約の間はDDTが主戦場、新日本はビッグマッチのみだったが、ダブルヘッダーも強いられることもあり、どちらかが終われば、すぐそちらへ移動というレスラー生活を過ごし。また飯伏のスタイルも打撃や空中戦などが主だったこともあり、自身が選んだとはいえ飯伏にとっての二団体同時契約生活は自身の知名度だけでなく、新日本やDDTの躍進の原動力にもなったがコンディション調整の面ではリスクが大きかった。
そして首と腰を負傷し長期欠場を強いられたことで、二団体同時契約というものに限界を感じ、考えた末に独立を選んだ。今後はスケジュール管理に関してはオスカープロモーションが担当になるということで以前のような状態を改善できるし、調整も出来て、また自身のやりたこともやりやすくなる、飯伏にとってもベストの選択だと思う。
幸いDDTとはオスカープロモーションと業務提携を結んでいるので、今後とも関係は継続だが、新日本的には円満で贈り出したものの、今後の展開を考えるとという面を考えると残念というのが本音なのでは?
DDTまた新日本から独立したことで、飯伏はどう動いていくのか?団体の枠を越えたスターを目指して欲しい。
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熱戦27分!高梨を粉砕したイサミが王者のまま両国へ!高木vsKENSOは60分でも決着がつかず!
1月31日 DDT「Sweet Dreams!2016」東京。後楽園ホール 1658人 超満員
<アピール、コメントなどはDDT公式より>
◇特別試合◇
▼エニウェアフォール60分アイアンマンマッチ 60分
△高木三四郎(16-16)△KENSO◇ダークマッチ◇
▼キング・オブ・ダーク選手権タッグマッチ/60分1本
[第10代王者]○伊橋剛太 松永智充(3分42秒 片エビ固め)福田洋 ×渡瀬瑞基
※ダイビングボディープレス
☆伊橋が2度目の防衛に失敗、渡瀬が第11代王者となる。(試合終了後)
KENSOが「しゃべってもいいですかー! 生きてるのか死んでるのか、しゃべってもいいですかー! しゃべってもいいですかー! いいですかー! OK……高木三四郎、もう一本だ。25分一本勝負だ」高木「ケンゾー、何言ってんだテメー。25分? ふざけんな! 延長しろ、60分…いや、61分三本勝負だ!」
KENSO「オイ、ゴングを鳴らせ!」
鶴見GM「ダメダメダメ! ダメに決まってるでしょ、何のためにダークでやったか意味分からないじゃないじゃないですか、それじゃ! 無理ですよ、本戦で61分なんて無理無理無理!」
高木「分かったよ、3.21両国で61分三本勝負でやろうじゃねぇか!」
亜門GMは「ダメだって言ってるでしょ! 両国はただでさえ試合数多いんだから! っていうか、両国での二人のカード決定しているんで発表させていただきます(半ば呆れ顔で言ってのける。そして3.21両国大会で高木三四郎&葛西純vs.KENSO&中澤マイケルによるエニーウェア・トレジャーハントタングマッチが決まっていることを発表される。)
KENSO「俺と中澤マイケル、全然関係ないだろ」
高木「葛西純はともかく、両国だぞ。中澤マイケルよりもっと大物がいるだろ?」
亜門GMが「KENSOさんとマイケルって何か被ってるじゃないですか」
高木「それは否めないな」
亜門GM「高木さんが前回の両国大会でこの試合形式でやるって言ってたんで決定させていただきました。問題ないですよね?(どうしても納得いかない様子の両者)うるせーな! これでやるって言ったらやるんだよ! もう前説やるあら帰れ!」
(高木もKENSOは中邑真輔とAJスタイルズばりにお互いの拳を合わせて健闘を称え合った。)
亜門GM「そうだ、渡瀬! なんか災難だったな。逆にいい機会だったと思うんだよ。お前が取ったことで地方でもキング・オブ・ダークを組んでいくから。お前なりの王者像を築いていけ」渡瀬「嫌だ! あれで認められるなら吉本の仲間30人ぐらい連れてきますよ」
亜門GM「そういう会社だからあきらめろ!」
【高木の話】
高木「本当に60分やったのか? いや~、2001年かな? この後楽園で69分間、ロイヤルランブルで闘ったことあるけど、シングルマッチで60分は初めてだ。チクショウ! でもまだまだいけるぞ。まだまだ! 全然まだまだいけた! あと1分! あと1分あったら俺の勝ちだったな。61分あればケンゾーに勝てた。まだまだ動けたよ。」――両国では葛西選手と組んで、KENSO&マイケル組との対戦が決まりましたが。
高木「両国は盟友・葛西純と久しぶりにクレイジー大社長コンビを結成して、KENSO&中澤マイケルの……何だろうな? KENSO&中澤マイケルの……チーム・スプリングセンテンスに……違うな。センテンススプリングスだ、あいつらは! あいつらチーム・センテンススプリングスに負けるわけねぇだろ。俺たちが勝手に命名してやったぞ、あいつらのチーム名を。これからなセンテンススプリングスの恐ろしいカメラ攻撃に毎晩毎晩苦しむんだな、この野郎! 分かったか、この野郎! ケンゾーに伝えておけ、お前達のチームはチーム・センテンススプリングスだ!」【KENSOの話】
KENSO「(階段の踊り場で倒れたまま)両国国技館、約10年に渡るこの抗争、高木三四郎との抗争、最後の決着をつける……つもりだけど、中澤マイケルはようわからん!(ここでようやく立ち上がる)」ーー高木選手がKENSO選手とマイケル選手のコンビはチーム・センテンススプリングスだと勝手に命名しました。
KENSO「……意味がわからない。ただ、中澤マイケル……うん、あまりいいところが見つからない。ただ彼にいいところを探す、それが僕の仕事であり、タッグチームとしての上達につながると。ある意味、高木三四郎が俺に大きな勲章を与えたと(解釈した)。そういう意味でレスラーとしてひと回り大きくなるために、中澤マイコー! やってやろうじゃねぇか! 中澤マイコー! ビチッと帰ってこい! KENSOに! KENSOに! 大きな大きな紐を持って、KENSOと組んで高木三四郎、葛西! 情熱を持って! ビチーッと両国国技館、両国国技館のリングに上がりたい。そう思っております! 以上! ……ようわからんね。中澤マイケル、ようわからんね…。」◇第1試合◇
▼オープニングマッチ/30分1本
○佐々木大輔 ワンチューロ(10分11秒 片エビ固め)×勝俣瞬馬 梅田公太
※ベトナムドライバーⅡ◇第2試合◇
▼30分1本
大石真翔 ○チェリー(6分18秒 片エビ固め)赤井沙希 ×DJニラ
※チェリートーンボム◇第3試合◇
▼世界に一つだけの穴ルール/30分1本
▲男色ディーノ ▲スーパー・ササダンゴ・マシン(11分33秒 全選手オーバー・ザ・トップロープ)▲大鷲透 ▲平田一喜◇第4試合◇
▼30分1本
アントーニオ本多 ○竹下幸之介 遠藤哲哉(10分19秒 テキサス・クローバー・ホールド)石井慧介 高尾蒼馬 ×岩崎孝樹(試合終了後、亜門GMが次のKO-Dタッグ選手権試合について話そうとすると)
アントン「EXTREME級の選手権でケンドー・カシン選手のパートナーなんでお先に失礼します!」(亜門GMが話をもとに戻してKO-Dタッグ挑戦を表明している佐々木を呼び寄せる。)
佐々木「カモン、エイドリアーン!(呼び込むとロッキーのテーマに乗って、首輪につながれた犬の着ぐるみが)連れてきたぞ!」亜門GM「エイドリアン? これパートナーって認めないよ。顔見せてください」
(すると犬が亜門GMに襲い掛かる。)竹下「これが着ぐるみなのは僕が見てもわかります。デカすぎでしょ。デカい獣も好きなので認めます」
遠藤「俊敏性もありますね。強敵ですね」
亜門GM「オマエら心が純粋なんだな。チャンピオンがいいなら認めるよ!」
(こうして3・21両国でのKO-Dタッグ選手権試合◎<王者組>竹下幸之介&遠藤哲哉vs佐々木大輔&エイドリアン<挑戦者組>をアナウンス。佐々木とエイドリアンが握手をかわそうとすると応じようとする竹下と遠藤に襲い掛かる。エイドリアンは竹下にニーリフト、遠藤にファイアーサンダーを決めると場内「シュージ!」コール。エイドリアンが着ぐるみを脱ぐとその正体は石川修司。)
佐々木「私のタッグパートナー、石川“エイドリアン”修司だ! 竹下&遠藤、オマエら両国で過去にしてやる!」
【佐々木、石川の話】
――タッグ王座への挑戦を表明していた佐々木選手ですが、パートナーに石川選手を選んだ理由は?
佐々木「見ての通り、かわいいワンちゃんでしょう? 石川“エイドリアン”修司、デカくて強くて最強だ。」石川「話をもらって自分が昔(DDTに)いたときにいなかった竹下とか遠藤とかやれるチャンスがあるって聞いたんで。まあちょうどデカくて強いは自分だと思うんですけど、そういう細かいところを大ちゃんにサポートしてもらえばいいタッグチームになれるんじゃないかなと。弱点はないかなと思いますね。だから一発で、両国で獲りたいですね。」
佐々木「もういいだろう!」
【竹下、遠藤の話】
竹下「くっそー。」遠藤「ちょっと油断しましたね。」
竹下「エイドリアンのあの表情に油断しましたよ。あの表情……あれ着ぐるみだったんですね。」
遠藤「あんなポップな姿で出てくるから。」
竹下「あの中に鬼の石川修司がいるとは思いませんでしたね。いや~、ニーリフトで本当に内蔵が背中から飛び出たかと思いました。でもロッキーでもエイドリアンが先に死ぬんで。僕らが両国のマットに殺します」
遠藤「自分はロッキーを見たことがありません。」
竹下「面白いですよ。」
遠藤「面白い? ロッキーを見ることはあの二人を攻略することにつながりますかね?」
竹下「うん。」
遠藤「これから毎日見ます。」
竹下「カリスマがエイドリアンとか言うのはロッキーを侮辱してます。あれはロッキー2のエンディングなんです。」
遠藤「見てないけどわかった。」
竹下「あんなロッキー・バルボアはない! 侮辱してるよ。でも石川修司相手にね……石川さんとは1回だけ6人タッグでやっているんですけど、それ以外ほとんど当たってないんで。石川さんとの対決が楽しみなんで、ジャーマンで投げますよ石川修司を。」
遠藤「自分は初めてですね、石川選手とは。じゃあその前にアルゼンチンで持ち上げて叩き付けます。140キロ? 最高重量ですよ我々にとって。相手に不足はなし。」
竹下「まだ両国まで2ヵ月あるんで。いつも自分ら結構ギリギリに決まったりすんでね対戦相手。今度はちょっと早いですよね。」
遠藤「そうですね。」
竹下「だからしっかり準備して。前哨戦とかもあると思うんで。佐々木さんとは何回もやっているんで。僕はとくにシングルでやってますけど、石川さんとはどう見ても強いですけど、正直未知数な部分が僕たちの中では(あるので)……とりあえず前哨戦で引き出しましょう持っている力を。」
――早めに挑戦者チームが決まったのは有利?
竹下「そうですね。」遠藤「有利ですね。2ヵ月あればロッキーも60回見れますからね。1日2回とか見ればもっと見られる?」
竹下「1からファイナルを……。」
遠藤「そ…そんなにあるの?」
竹下「1からロッキー・ザ・ファイナルまであるんですけど、10往復ぐらい出来ると思います。」
遠藤「何か二本くらいだと思ってました。」
竹下「あるんですよ、長いんです!」
遠藤「1があって(次が)ファイナルだと思ってました。」
竹下「んなわけないでしょ! 1の次は2でしょ!」
遠藤「2の次は?」
竹下「3。」
遠藤「ファイナルの前は?」
竹下「5。」
遠藤「結構ありますね。」
――見ますか?
遠藤 見ます。TSUTAYAで借りて。◇第5試合◇
▼DDT EXTREME級選手権試合~パートナーのいるシングルマッチ・ルール/60分一本勝負30分1本
[第34代王者]ケンドー・カシン ○竜剛馬(10分41秒 体固め)[挑戦者]×ヤス・ウラノ 彰人
※カシンの六法全書殴打から。
☆カシンが2度目の防衛に成功(試合終了後)
アントン「ケンドー・カシン、防衛おめでとう! これで邪魔者はいなくなった! 俺とオマエのお話しに戻ります! 俺が挑戦者として戻ってきたということだ!(場内『アントン』コール)それ、それです! 次の挑戦者決定でいいか?」カシン「(六法全書を読んで)わかった。次の挑戦者はアントーニオ本多…とヨシヒコ!」(カシンは退場。)
アントン「川辺…大丈夫か? オマエの意思は俺が引き継いだ。立てよ。こうやって一緒に学生プロレスをやっていた後輩と一緒に後楽園ホールに立ってます。川辺が応援してくれれば川辺以外の人も俺のことを応援してくれるはずだ。絶対ベルトを持って帰ります!」
【カシンの話】
――まずウラノ選手とのEXTREME戦、いかがでしたか?
カシン「あとはもう弁護士と話してくれ。とにかく次は3人でおこなうシングルマッチだ。誰もやったことないだろ? 3人でやるシングルマッチ。あとは弁護士に聞いてくれ。」◇第6試合◇
▼セミファイナル スペシャル4WAYマッチ 30分
○入江茂弘(10分50秒 片エビ固め)×樋口和貞
※ビーストボンバー あと2人はHARASHIMA、坂口征夫◇第7試合◇
▼KO-D無差別級選手権試合/60分1本
[第55代王者]○木高イサミ(27分3秒 エビ固め)[挑戦者]Xマサ高梨
※勇脚・斬
☆イサミが3度目の防衛に成功。(試合終了後)
イサミ「お前は嫌がるかもしれないけどもう一回だよ! タカナシ流の言葉を使わせてもらうなら酒呑童子、もう一回だよ。あ、ごめんなさい」亜門GM「この結果、両国のメインにイサミさんが立つことが決定しました。挑戦者は2・28後楽園での次期挑戦者決定戦で決めます。挑戦者は今日のセミで選ばせてもらいました。すでに伝えてあります。出てきてください」
(HARASHIMAと入江がリングイン。2・28後楽園のHARASHIMAvs入江の次期挑戦者決定戦が決定。)
入江「僕は一度もHARASHIMAさんに勝ったことがない。あなたに勝って両国でベルトを巻いて最高の誕生日プレゼントにしたい」HARASHIMA「これからの1カ月で僕はもっともっと鍛えて2月28日は絶対に勝ちます。両国では僕がチャンピオンになります!」
イサミ「HARASHIMAさん、次は両国でシングルですね。立場が変わってアナタを倒します。入江、もし両国で当たるときがあったら反対側の花道で泣きながら入場なんかするんじゃねえぞ。お前は俺を倒しに来い。真っ向からタチムカッテやるよ。どっちが来ようが最後に両国に立っているのはプロレスリングBASARAの木高イサミだ」
(イサミが退場すると3・21両国の全カード発表へ。ドラマティック・ドリームマッチとして男色ディーノvs曙、坂口征夫vs鈴木みのるが決定。それぞれリング上からコメントを出した。)
ディーノ「両国を知り尽くした横綱にまだ知らないことを教えてやるわ。曙、ドラマティック・ドリーム・チームにようこそ!」
坂口「殺る覚悟と殺られる覚悟をもって挑みます」
【イサミの話】
――高梨選手との防衛戦でしたが、いかがでしたか?
イサミ「想像通りというよりも想像以上の強さと、勝ちに対する執念が凄まじくて……。いや、もうその一点に尽きますね。もう(煽りVの)挑戦状で言っていた通り、嘘偽りのない真正面からのプロレス……まあ普段のマサ高梨もマサ高梨だと思うし、今日みたいなのもマサ高梨だと思うし。いや、プロレスラーってすげぇなって。マサ高梨すげぇな、酒呑童子ってすごいなって。その結束力があの力を呼んでいるのかどうかは僕には分からないですけど、でもそのセコンドを含めた酒呑童子っていうチーム力の強さっていうのもひしひしと感じましたし。いや……キツい試合でしたね。本当に。」――イサミ選手としてもBASARAを旗揚げしてから初めての防衛戦でしたので、負けられない一戦だったと思うのですが。
イサミ「まあ、僕はDDTの人間じゃないから。BASARAの人間だから。負けられないって意味じゃ常に負けられないし。周りは「これに勝ったら、次両国だね」とか「次勝ったら両国ですね」っていう言い方をしてくれる仲間たちもいましたけど。でもやっぱりその前、前って言い方もおかしいかな。やっぱマサ高梨がいるし……いやぁ感慨深かったですね、本当。」――両国のメイン出場が決まり、挑戦者がHARASHIMA選手と入江選手の勝者。イサミ選手から見てどちらが今キテるなとか、怖いなっていうのはありますか?
イサミ「入江はこの間のアジアタッグのときも肌合わせてるし、その時にどんどんパワーアップして、本当に人間離れして(いる印象)。だからもし入江が挑戦者で来るんであれば……なんだろうな。(入江が)挑戦者だけど僕が挑戦者。だからリングで言ったように、たぶんその時の入江茂弘は前の両国のメインに立ったときのように、泣きながら入場してきたりとかそんなことはしない。なんだろうな、それも人間臭くて僕は好きですけど(苦笑)、そうじゃない屈強な…なんだろうな。あれを経た、あの泣きながら入場してくることがあった強さを持った入江茂弘が俺の前に立ちふさがると思うので、その時は僕がリング上でも言いましたけどタチムカウ。HARASHIMAさんもそうです。常に安定して、いつでもどんな相手でも自分のプロレスを持ってて、常にDDTの中での強さの象徴がHARASHIMAさんだと僕は常日頃思っているんで。でもそのHARASHIMAさんに勝って、今日挑戦してきたマサ高梨に勝っているんで、昔よりはちょっと自信を持って(苦笑)、HARASHIMAが来ても試合出来るのかなって思いましたね。でもやっぱり僕はチャンピオンとしてふんぞり返る柄でもなければ、そんな強さでもないんで。やっぱり僕はチャンピオンでも、HARASHIMAさんが来ようと、入江が来ようと、どんな人が来ても僕が誰よりも楽しんで、その上でまた勝ちたいですね。」――次回の後楽園大会で入江選手と挑戦者決定戦が決まりました。
HARASHIMA「今日の試合は4WAYって形で、最後入江に持っていかれてしまったけど、決定戦っていうのが出来るってことで。これは紛れもないチャンスなので。入江の強さが格段に上がっているのは感じているので、今まで僕は入江にシングルで負けたことはないんですけども、でも今のままでは本当にヤバイんじゃないかって思うくらいの当たりの強さであったり、パワーであったり、(今日の対戦でも)あったんで、僕はこの1か月、リング上でも言いましたけどもっと今以上に鍛えて、絶対2月28日は勝ちたいと思います。」【HARASHIMAの話】
――勝てば両国のメインでイサミ選手の持つKO-D無差別級王座に挑戦ですが。
HARASHIMA「そうですね。やっぱり今回初めて両国が全面使用ってことなので、そういう初のビッグマッチ、全面使用という場で最後までリングに立っていたいですね。」ーー今の王者イサミ選手の印象は?
HARASHIMA「王者イサミ、う~ん……体のサイズはないですけど、やっぱりそれを感じさせないような試合、どんな相手でも技を受けて、しっかり返して、やっぱり折れない心の強さというか体の芯というか、すごい強さを感じますね。イサミにも僕はたぶん勝っていて負けたことないんですけど、彼の強さ、それがチャンピオンとなってまた一段と強くなっていることは分かるので、本当に闘ってみたいですね。挑戦したいです。」【入江の話】
――次回の後楽園大会でHARASHIMA選手と挑戦者決定戦が決まりました。
入江「本当、リング上でも言ったんですけど、両国での挑戦ももちろんなんですけど、やっぱり僕はHARASHIMAさんに一度も勝ったことがない、タッグでもどんなルールでも一度も勝ったことがないので、まずHARASHIMAさんを越えるというのが僕の目標なので。越えて両国ではチャンピオンになりたいです。」――なかなか最近はタイトル戦でも結果が出来ず苦しんでいた印象がありますが、ようやくチャンスが巡ってきた感じですか?
入江「チャンスは巡ってきてないわけじゃないんですよ。チャンスをものに出来てないんですよ、ずっと。だからここでちゃんと結果を残さないといけないなと思っています。」――勝てば両国のメインでイサミ選手の持つKO-D無差別級王座に挑戦ですが。
入江「う~ん、何かこう色んな人に「チャンピオンになったときはすごく勢いがあって、誰にも負けないんじゃないかと思った」って結構言われるんですね。今は本当に勢いがないと色んなところから言われるんで、あの時の勢いを取り返したいなと思いますね。」――今の王者イサミ選手の印象は?
入江「あの細い体でなんであんなに打たれ強いのかなっていう印象がありますね。気持ちが強いんでしょうけど、その気持ちを上回るくらい、気持ちじゃ僕も負けないので。」――イサミ選手からは「涙を流しながら入場してくるな」と言われましたが、あの時の自分とは違うと感じていますか?
入江「そうですね。もうだいぶ……あの時はまだ経験もそこまでなく、でもああいう大舞台だったので。必ず堂々と……。」――リング上での王者はあたかもHARASHIMA選手が挑戦者として来るような言い方でしたが。
入江「う~ん……自分が両国で挑戦者として入場してくる姿が、自分でもまだイメージ出来ないですね正直。でも誰も思ってないことが起きるほうが面白いじゃないですか。そして次期挑戦者はこの二人だって発表して出たときにたくさん声援いただいて。本当、皆さんの声援に応えないといけないと思うので、次こそは必ず。」【坂口の話】
坂口「リング上で言った通り、殺(や)る覚悟と殺られる覚悟を持っていくだけです。自分からはそれくらいですね。」――鈴木選手の印象は?
坂口「まあ皆さんもご存じの通りだと思います。総合でいったらパンクラスの、自分から見れば大先輩にあたる人ですし。まあでもあんな関係ないっすね。殺るか殺られるかなんで」DDT後楽園大会のメインはイサミの保持するKO-D無差別級王座に高梨が挑戦、試合は高梨がショルダーネックブリーカーから首攻めを展開して先手を奪うが、イサミは低空ドロップキックからのドラゴンスクリューからの左足攻めで反撃、監獄固めなどで高梨の足を封じかかる。
形勢を逆転させた高梨だったがジャンピングハイキックで反撃するとDDT、ロープにこすりつけてのブルドッキングヘッドロック、勇脚を狙う脚をキャッチしてフェースロックからSTF、フロントネックロックと再度首攻めを展開するが、強引に持ち上げたイサミはブレーンバスターで投げバスソーキックを浴びせる。
イサミはダイビングダブルニーを狙うが、高梨がエプロンへ落とすとスタンガン式のチンクラッシャーから奈落式タカタニックを狙うも、イサミは逃れて高梨を場外へ落としトペを炸裂させる。
リングに戻ったイサミはエルボーを放つも高梨は頭突きで応戦、高梨はバックドロップを決めるが、起き上がったイサミは勇脚も高梨もトラースキックから変形のタカタニックを決めるもカウントは2。
高梨はタカタニックを狙うが、逃れたイサミはジャーマンからダイビングダブルニーを狙うも高梨はかわす、しかしイサミはすぐさまドラゴンスクリューからショーンキャプチャーを狙うと、高梨はドロップキックで迎撃を狙うが、これをかわしたイサミは裏膝十字で捕獲しアンクルホールドへと移行する。
高梨は丸め込みで逃れると、丸め込み合戦となるが、イサミが垂直落下式ブレーンバスターで突き刺してからスライディングラリアットを浴びせると、膝蹴りから勇脚を狙いは、高梨は低空レッグラリアットからタカタニックを狙うも、イサミが潰して再び膝十字で捕らえる。
イサミは雪崩式ブレーンバスターを狙うが、頭突きで阻止した高梨が雪崩式タカタニックを狙うもイサミが堪えると、高梨は雪崩式パワーボムで叩きつけ、ダイビングダブルニーからタカタニックを決めるがカウント2.9でクリアされるとイサミは膝十字から八咫烏、ダイビングダブルニーを連発してから膝蹴り、勇脚から勇脚・斬で3カウントを奪い王座を防衛した。試合後には鶴見亜門GMが次期挑戦者は2・28後楽園大会で元王者のHARASHIMAと入江の間で挑戦者決定戦を行い、勝者が3・21両国で挑戦するとアナウンスし、イサミが締めくくった。
大会前の午前10時50分に行われた高木vsKENSOのエニウェアフォール形式の60分のアイアンマンマッチは観客不在のノーピープル状態ので行われ、まず高木がクロスフェースでKENSOからギブアップを奪い先制するも、KENSOも足四の字固めで反撃して高木がギブアップしタイスコアとなってからSTFへと移行して高木が再びギブアップして1-2に、そして開場時間となって観客が入り出すと高木がKENSOの腰紐を奪って掟破りのチョーク攻撃で逆襲してカバーに入り3カウントを奪って2-2のタイに持ち込む。
入りだした観客をあおって勢いに乗った高木は場外戦に持ち込みイス攻撃を展開、KENSOも張り手で応戦するが高木は北側客席でのスタナーで3カウントを奪い3-2で逆転に成功、高木は若手達を投げつけるがKENSOは若手達に張り手を浴びせて迎撃、KENSOも若手達を投げつけて応戦するが高木も若手達に張り手を浴びせて応戦、そして会場外へと雪崩れ込むも、その間にリング内ではイスによる城が築城される。
高木らはエレベーターで1階へと降り展示場付近で乱闘を展開するも、KENSOは9フォールを奪い大きくリード、さらぶ1フォールを奪い12-4となってしまう、やっと戻ってきた両者は高木がKENSOを城に直撃させ連続フォールを奪い12-11と盛り返し、今度はバックステージまで雪崩れ込んだところでKENSOがママチャリに乗れば、高木はドラマスティックドリーム号に乗って互いに正面衝突、ママチャリに乗ったKENSOは逃げ高木が追いかけるが、KENSOが転倒するとドラマスティックドリーム号に乗った高木が激突して3カウントと12-12のタイスコアに持ち込む。
しかしKENSOはドラマスティックドリーム号を奪い、逆に高木に激突するとカバーに入って3カウントを奪って突き放すと、KENSOは観客からおにぎりを奪って投げつける、これに怒った高木はママチャリでKENSOを轢いて3カウントを奪い再びタイに持ち込むが、KENSOもやり返し14-13と離す。
そして再びホール外へと雪崩れ込んだところでダークマッチがスタートしてしまい、その間に両者は1フォールずつ奪い合うも、両者はリング内でダークマッチを行っているにも関わらず南側バルコニーで乱闘を展開、遂には二人が試合中のリングに雪崩れ込んで高木が渡瀬、KENSOが松永に付いて6人タッグ状態となり、高木は渡瀬にラリアットを誤爆させてしまうと伊橋がフロッグスプラッシュで3カウントを奪い、渡瀬の王座奪取をアシストしてしまう。
ダークマッチが終わってからも二人の試合は続き、高木は遂に2つのロッカーを投入、高木はロッカーで殴打すると対角線にロッカーを設置しての串刺しドロップキックで3カウントを奪い15-15のタイに持ち込み、KENSOもロッカー上へのブレーンバスターを決めるがダブルダウンで16-16となって試合終了、引き分けとなり高木は61分3本勝負での延長戦を訴えるが鶴見GMが却下すると、代替案として3月21日両国で高木、葛西純vsKENSO、中澤マイケルによるエニウェアー・トレージャーハンディングマッチを発表、KENSOはパートナーがマイケルであることに難色を示した。第4試合ではハッピーモーテルがチーム・ドリフ&岩崎を降した後で亜門GMがKO-Dタッグ王座への挑戦を表明していた佐々木を呼びつける、だが佐々木は飯伏幸太と宮武俊が負傷でパートナーは不在、そこで佐々木は首輪につながれた犬の着ぐるみである“瑛ドリアン”を呼び寄せてパートナーに起用することをアピールし、王者組も認めるが瑛ドリアンは王者組を襲撃して着ぐるみを脱ぐと正体はフリーの石川、佐々木は石川と組んで両国大会でKO-Dタッグ王座に挑戦することを宣言した。
また第5試合のEXTREAM選手権はカシンの起用するパートナーはアントンと思われていたが、DDTの顧問弁護士でBASARA所属の竜が登場してパートナーを発表しようとすると、カシンはパートナーに竜を指名、唐突に指名された竜が戸惑いつつも試合は開始となり、カシンのパートナーと噂されていたアントンはカシンのセコンドに着く、試合は竜の攻撃がカシンに誤爆するなど役に立たず、カシンが孤軍奮闘を強いられる展開となるが、カシンがウラノ、彰人だけでなく竜にもイスで一撃を加えた後で、竜の持ち込んだ六法全書でウラノを殴打してからダウンしている竜にカバーさせて3カウントを奪い王座防衛、次期挑戦者はアントンは自身が指名してくれると期待したが、カシンが指名したのはヨシヒコ、アントンは落胆するもあくまでカシンに挑戦してベルトを奪還するとアピールした。
また3・21両国には曙が参戦しディーノとのシングルマッチ、坂口vs鈴木みのるも組まれたことも発表した。
今年は3月、8月(予定)と2度に渡って両国大会を開催するDDT、ましてフルサイズで開催することから、更なる挑戦へと向かっていっている。現状に満足することなく高みを目指すDDT、果たして今年はどんな年となるか?
高梨くん強すぎるよ…。体は痛いし勝てたのが奇跡のような、それでいて永遠に試合してたいような、そんな不思議な試合でした。また肌を合わせたい、そんな人らが酒呑童子でありDDT。やっぱりこの団体は凄い。
— 木高イサミ (@isami_777) 2016, 1月 31DDT後楽園終了!60分アイアンマンマッチは想像以上にハードだった… しかしKENSOとの決着はつかず… 次は3.21両国だ!葛西純選手と組んで久々のクレイジー大社長チームでKENSO、マイケルを撃破してやる!#写真お借りします pic.twitter.com/gOEt66ODT5
— 高木三四郎 (@t346fire) 2016, 1月 31DDT後楽園ホール大会でした、ご観戦ありがとうございました。
最後のビーストボンバーで久々に視界が真っ暗になりましたよ…なんか魂こもってた感じがした強烈な一撃でしたね。
応援してくれた方々すみませんね…悔しいけどもまた頑張っていきます。#ddtpro #dna1128
— 樋口和貞 (@kazusada50) 2016, 1月 31弁護士の仕事だと思って行ったら、プロレスに巻き込まれた。 #ddtpro
— 竜剛馬 (@ryu_goma) 2016, 1月 31やはり全国区で名が売れてる弁護士になるためには、あれくらいパンチの効いたツイートができなければいけないのだろう。
— 竜剛馬 (@ryu_goma) 2016, 1月 313月21日 DDT 両国国技館大会で、鈴木みのる選手と闘います。
殺る覚悟、殺られる覚悟をもって挑みます。
— 坂口征夫 (@yukiosakaguchi) 2016, 1月 31 -
イサミが奥の手で竹下を降しKO-D王座を防衛!高木はKENSOにロッカーに詰め込まれ、まさかの敗戦・・・
1月3日 DDT「新春お年玉スペシャル! 全席2000円興行!! 2016」後楽園ホール 1750人 超満員札止め
<アピール、コメントなどはDDT公式より>
◇ダークマッチ◇
▼キング・オブ・ダーク選手権タッグマッチ/60分1本
[第8代王者]伊橋剛太 ○星誕期(2分00秒 体固め)Xワンチューロ 鈴木大
※ノド輪落とし
☆伊橋が2度目の防衛に成功◇第1試合◇
▼30分1本
○石井慧介 入江茂弘(10分07秒 片エビ固め)遠藤哲哉 XDJニラ
※旋回式ダブルアームDDT◇第2試合◇
▼新春書き初めランブル/無制限
○石川修司(16分24秒 体固め)X福田洋
※ファイヤーサンダー【退場順】[1]樋口和貞[2]松永智充[3]諸橋晴也[4]岩崎孝樹[5]ゴージャス松野[6]高尾蒼馬[7]宮本裕向[8]アントーニオ本多
◇第3試合◇
▼30分1本
○大石真翔 勝俣瞬馬(4分09秒 エビ固め)赤井沙希 Xチェリー
※チェリーの首固めを赤井ごとひっくり返す(試合終了後)
赤井「今日もこのベルトを守り抜いたで! アイアンマンを持って絶対にチャンピオンとして両国のリングに上がります!」
(すると場内が暗転。明転した時にはLiLiCoがリング上に。チェーンで絞めつけてからカバーして3カウント。)▼アイアンマンヘビーメタル級選手権試合
[挑戦者]○LiLiCo (19時34分 体固め)[第1070第王者]X赤井沙希
☆LiLiCoが第1071第王者となる(試合終了後)
LiLiCo「赤井沙希よ~、このベルト~、家で夜、デコってみようかなってツイートしてんじゃねえよ! 私のもんなんだからよ! これを持って両国で闘いまーす! 誰でもかかってこーい!」【LiLicoの話】
LiLiCo 「取ったよ。」――狙っていたんでしょうか?
LiLiCo「そりゃそうよだって最初持ってたんだから。もう色んな手に渡り、やっと、取り返した。多分これで3月21日、あの赤井沙希? まあ取り戻しに来るでしょう。渡さな~い。」――赤井選手のTwitterも確認していたようですが。
LiLiCo「もうさ、っていうか、何が「デコろうかな今夜」って持ってねぇぞお前~みたいな。このチャンピオンベルト、犬と猫に見せてんのよ?なんだそれ。私がチャンピオン、次、綺麗に飾っておきますから。3月、楽しみにしていてください。以上。ありがとう。」◇第4試合◇
▼30分1本
ジョーイ・ライアン ○キャンディス・レライ(10分40秒 片エビ固め)佐々木大輔 X宮武俊
※ポールスープレックス◇第5試合◇
▼KO-D6人タッグ選手権試合/スクランブルバンクハウスエニウェア棺桶ロッカーデスマッチ/60分1本
[挑戦者]男色ディーノ スーパー・ササダンゴ・マシン ○KENSO (13分22秒 ロッカー葬)[第21代王者]X高木三四郎 大鷲透 平田一喜
☆高木&大鷲&平田組が2度目の防衛に失敗。ディーノ&ササダンゴ&KENSO組が第22代王者となる(試合終了後)
KENSO「DDT、君たち、最高でーす! そしてもう一つ、高木三四郎、ここで約束しろ。俺とシングルをやれ!」高木「テメエ、シングルマッチやってやるよ! リマッチじゃねえ! まずシングルだ!」
亜門「次の後楽園大会で組ませていただきます」
高木「テメエ、いいか? ロッカーの閉じ込められた男の苦しみと寂しさをオマエにも味わわせてやるからな! 覚えておけ!」(T2ひーは退場。)
KENSO「情熱を持って大家帝国、ビチーッと!」
【#大家帝国の話】
ディーノ「我々の腰に何かありますけど、何か? 当然の結果ですので」ササダンゴ「KENSOが入ったことでこんなにあっさりベルトが取れるものとは」
ディーノ「そうね、いままでなんだったんだっていう」
ササダンゴ「いままでなんだったんだっていう。本当につきものがおちたというか、一人ちゃんとした戦力になる人が入ってくれたらぜんぜん違うんだって」
ディーノ「2016年いきなり勉強になりましたね」
KENSO「最高、最高、最高(高木とのシングルが決まったが?)……」
ディーノ「もともとKENSOちゃんは高木三四郎に対戦要求するためにDDTに上がったので、それを我々と変な話利害が一致してね、すべて我々の計画通りですね。どさくさで経営に関する我々、ギャランティーの要求も差し込んでいくので」
KENSO「最高だ、本当に最高だ。2016年はじめてこの後楽園、DDT大会でこのベルト取れたことを一生忘れない」
ディーノ「おおおお、一生入りました」
ササダンゴ「同感です」
ディーノ「本当そう」
3人「大家帝国×3! 情熱を持って-、ビチット!×3」
【T2の話】
大鷲「高木さーん、何やってるんですか。ロッカーのなかで3カウントってありえないですよ。この試合、タイトルマッチ!」平田「本当ですよ」
高木「ごめんよーーー」
大鷲「平田なんかこれで二度とベルト巻くことないのに……」
平田「えーーーっ!?」
高木「ロッカーが悪かったよ。ロッカーが狭かったんだよ。ごめんよ。くそー。でも、でもいまはリマッチはおいといてKENSO! ぶっ殺してやるからな、コノヤロー。ふざけんじゃねーぞ、KENSO。人をロッカーに叩き込みやがって、どの面下げてロッカーに人を叩きこんのんじゃ! オメーな、ロッカーの中がどんだけ暗いかわかるか、ロッカーの中がどれだけ寒いかわかるか! おいKENSO、オメー、ふざけんじゃねーぞ。1・31後楽園でテメーとシングルでやってやる。いいか、何持ってくるかわからないからな。どういう試合形式でやるかもわからないからな。びびんじゃねーぞ。コノヤロー、鷲関、平田! リマッチはそこから考えましょう」
大鷲「わかりました。とりあえずシングルマッチ期待しています。絶対に勝って、借りを返してください。大丈夫ですよ。とにかくKENSOを倒すことだけ、ここからT2ひーベルトに向けて駆け上がりましょう」
高木「でも後楽園は再多数の眼鏡でした。」
平田「上から見てたらキレイでした」
高木「ピークのまま終わるっていうのもね」
平田「えっ、そんな。あの客席のメガネみました? バルコニーから感動したんですから。まだ地方ぜんぜん売ってないから、地方攻めましょう」
高木「そのへんも含めてね、考えます」
大鷲「2016年、T2ひーよろしくお願いします」
平田「サングラスまだまだ再販するので、みなさんピカピカさせて会場でGO!しようぜ(高木&大鷲が退席)。ウソだろ……おい。もうないよ。とりあえず今日、買ってない人、買って一緒になんかしましょう。さよなら!」
◇第6試合◇
▼30分1本
坂口征夫 ○マサ高梨 梅田公太(13分48秒 エビ固め)XHARASHIMA ヤス・ウラノ 彰人
※タカタニック◇第7試合◇
▼KO-D無差別級選手権試合/60分1本
[第55代王者]○木高イサミ(18分56秒 螺旋丸)[挑戦者]X竹下幸之介
☆木高が2度目の防衛に成功(試合終了後)
イサミ「リマッチを要求する。GM、タッグチャンピオンを連覇したんだ。タッグに挑戦させろ」亜門「挑戦する資格は十分あるでしょう。パートナーは?」
イサミ「中津、俺らでいくぞ」
亜門「1月16日の横浜大会で。チャンピオンの2人も大丈夫だね」
遠藤「やってやるよ」
(これで1・16横浜でのKO-Dタッグ選手権試合◎<王者組>竹下&遠藤vsイサミ&中津<挑戦者組>が決定。その後、亜門GMは1・31後楽園でおこなわれるKO-D無差別級選手権試合の勝者と、2・28後楽園でおこなわれる次期挑戦者決定戦の勝者が3・21両国のメインでタイトルを争うことを発表。)
亜門「1月31日後楽園の挑戦者ですが今日の試合結果を踏まえて指名させていただきます。マサ高梨選手です。いたらリングに上がってください!」
(場内「タカナシ」コール。高梨がリングに上がる。)
高梨「バカですか? 俺じゃねえだろ。俺より相応しいチャレンジャー、イサミに散々煮え湯を飲まされてきたんだ、坂口、ぶっ飛ばしてやろうぜ!」坂口「ありがとう。でも、今の流れは自分じゃない。兄弟がベルト取るところを見せてくれ!」
高梨「…梅ちゃんこそ酒呑童子の未来…」
KUDO「高梨、KO-D無差別級のベルトはDDTの選手が目指しているベルトだ。(張り手を見舞って)高梨、いけ!」
亜門「あなたの両国のメインで立つ姿を見たいファンも大勢いると思います!」
高梨「いつもこれだよ。うだうだしててみんなで背中を押して後押しするんだ。負けちまって恥ずかしい思いするかもしれねえけどよ、もう一回俺は立ち上がるぞ! 負け戦! マサ高梨が打って出てやる! BASARAのイサミ、テメエからベルトを奪うのは酒呑童子のマサ高梨だ!」
(こうして1・31後楽園でのKO-D無差別級選手権試合◎<王者>イサミvs高梨<挑戦者>も決定。さらに大阪で組まれる前哨戦について)
高梨「俺はイサミと組んで試合がしたい」。
亜門GM&イサミ「おもしろい」
高梨「前哨戦よろしくな(と右手を差し出す。イサミは恐る恐る応じると、高梨はしっかり握って引き揚げた。)
イサミ「今月の後楽園ホールのことを真剣に考えていたのはマサ高梨だけ。僕は高梨クンと最高の試合をします。おい、BASARAのみんな、上がれ! リングジャックだ!」とBASARA勢をリングに上げる。「中津、オマエとタッグを取るぞ。そのまま勝ち続けてBASARA旗揚げまでいくぞ! 一番楽しむプロレスラーがプロレスリングBASARAの木高イサミだ!」
【イサミ、中津の話】
イサミ「今日はね、竹下がね、最高でしたね。最高の相手でした。すっげぇ面白かった。こんなに身体が痛いのってないですけどね、すっげぇ楽しかった。だからもっかいやりたい。多分竹下も納得いってないまだ悔しい思い持ってる。だったら、すぐに、あいつもカッカカッカしてるからもうすぐすぐすぐ。いつだ?いつって言ってた?」中津「16日です。横浜ラジアント。」
イサミ「タッグタイトル、行きますよ。中津、なんか言ってやれ。」
中津「たぶんね、あっちの2人はイサミさんしか見てないと思うんですよ。イサミさんにやられてるから。ただそこを、その隙を突けるというのは僕だと思うんで。」
イサミ「いいよ。隙なんか突かなくて。真っ向から勝負しろ。」
中津「わかりました。バッチバチでいってやります。自由に、BASARAのリングとか関係なく、DDTでも自由に。」
イサミ「そうそうそう。」
中津「タッグもシングルも、BASARAに持ってきて、もうこの時点でDDTより上に行っちゃいますんで、楽しみにしておいてください。」
イサミ「それがバサラ者だよ。もうなんか、いいんだよ、策は初めに考えときゃ良いんだ。色々考えてな、最終的にぶつかったらな、何も考えずに行っちまうんだからよ。」
中津「そうですね。」
イサミ「それでいいんだそれで。そんぐらいバカにやろう。」
――イサミ選手はKO-DチャンピオンのままBASARAの旗揚げを迎えることになります。
イサミ「これで確定ですか。そうっすね。まあ、それはそれ、これはこれなんですけど僕の中では。けど、一つ、できればアジアタッグいつって言ってた?」中津「23日です。」
イサミ「アジアタッグ、じゃあアジアタッグも確定だ。まあ、二冠チャンピオンとして、BASARAの今日いた面々にしっかり背中見せれるように、僕がチャンピオンとしていますんで。」
中津「横浜で取ったら三冠になるんすよ、その旗揚げ時点で。」
イサミ「本当だ! そうか、お前もベルト持ってる。」
中津「僕もベルト持ってる。」
イサミ「すげぇ! それで引っ張ってこう。」
中津「そうですね。」
イサミ「そうやって、面白くやっていきたいんですよ。だからといって、そのKO-Dを持ってるからどうたらとか、持ってるからイサミさんには従わなきゃいけないとか、そんなこと、恩着せがましくというか、上から押しつぶすつもりはないし、代表だからって誰かに何かをしろってないから、BASARAのリングなんだから自由に動いてもらっていいし、もっともっと自由に考えて自分が考える自由ってなんだろうってもっと皆に考えてもらって、それは俺も考えるけど、皆が、皆に決定権があって、皆が自由にやれる空間、それがBASARAだと思ってるんで。僕は確かに、両国も出たいし、BASARAのリングでKO-Dのチャンピオンとして上がれる事誇りに思ってます。もしかしたらタッグも持ってKO-Dのチャンピオン、二冠として上がれるかもしれない。誇りに思ってますけど、でも、それはそれ。BASARAはBASARA。」
――後楽園での高梨戦も決まりました。
イサミ「両国上がる高梨くんを見たいんでしょうけど、そうじゃなくて高梨くんは多分、あの中で、リングの上で、一番両国に上がるためじゃなく僕に勝つためにどうしたらいいのかっていうその前の話をすごく考えてたと思うんですよね。そういうマイクだったように聞こえました。だから、ほんとに、清々しい気持ちで、あれが、ほんとかどうかわかんないです。握手もこうちょっと信じられなかったし、それに大阪で組んでやるっていうのもちょっとドキドキしてよくわからないですけど、それでも、高梨くんとやれるのは楽しみですね。ちょっと怖いけど。」――なぜパートナーを中津選手にしたのでしょうか。
イサミ「まあDDTのリングでもよく組んできたし、まあ、中津だったらいつも声かけてセコンドにいて、一番でかい声出してセコンドにいて今日もしっかり声出してセコンドついて、俺が前が見えなくなった時中津がロープこっちだよっていうのちゃんと指示して、こいつちゃんとアホに見えて周りしっかり見えてるんで、俺はそういうとこ買ってるんすよ。色々組んできたしね。それで一回酒呑にも勝ってるし文句ないでしょ。だからGMも文句言わなかったんじゃないですか。」【竹下、遠藤の話】
遠藤「イサミ選手から、タッグの挑戦を表明されたんですけど、我々は、前回も、他団体の選手からベルトを取られています。他団体の選手っていうのは我々、ちょっと敏感になってるんで、イサミ選手も中津も同じDDTグループのBASARAですけど、他団体は他団体です。なので、このベルト、命に変えてでも、落とすわけにはいきません。まあ我々、二人共ね、イサミさんとKO-Dのシングルのベルトをかけてやって、どっちもその牙城崩せなかったですよ。崩せなくても、守ることはできます。俺たちは、このKO-Dタッグのベルト、必ず守り通します。」竹下「そうっすね、ちょっと、あの、試合の、試合の記憶は、ちょっとまだよく頭打っててあんまよく出てこないですけど、あの、最後、3カウント、3カウント叩かれたこの音だけは、まだ、頭で聞こえます。それは、完全に自分が負けたという事だと思います。あの、負け惜しみは言わないです。自分の負けです。その、頭からその音だけは離れないんで、でも、この音は、ずっと、この3カウントは僕を強くします。僕が、もっともっと上に行くための、3カウントだと思ってます。なんで、もっと、自分が、自分が3カウントを聞くのは、自分が勝った時だけにします。はい。なんで、このタッグベルトは、今日は自分の負けです。タッグベルトは僕達が防衛する。今はそれしか言えないですね。」
――イサミ選手のパートナーである中津選手にはどのようなイメージを持ってますか。
遠藤「同じ寮で暮らしてるんですけど、まあぶっちゃけ、別に仲が悪いとかじゃなくて、こう、あんまり顔を合わせないですね。まあお互い部屋から出てこない。まあプライベートではそんな感じで、試合ではなんか、とにかくこう、自分のペースに持っていくのが上手いのかなと。その、デビューしたDNA勢の中では一番自分の世界を持ってる選手だなと思いますね。なんで、お客さんとかを味方につけるのが非常に上手い選手だなと、そういう印象を持ってます。」竹下「油断はしてないですよ。強い選手なんで、強くないプロレスラーはいないんで、油断はしてないですもう。全力で叩き潰します、はい。」
DDTの2016年度が開幕、自分はSAMURAIでのLIVE中継を視聴、後楽園大会のメインはイサミの保持するKO-D王座に竹下が挑戦した。
序盤は突進するイサミを竹下がゼロ戦キックで迎撃しキャメルクラッチなど腰を中心に攻めようとするが、イサミは腕折りから腕攻めで反撃、そしてクロスボディーを浴びせてからすぐチキンウイングアームロックを極め腕十字へと移行する、イサミがグラウンド中心でリードを奪うのは意外な感じがしたが、TV解説を務めていた高木大社長によると、イサミは高田道場へ通っていた過去を明かし新日本プロレスのKUSHIDAと共に関節技を学んでいたという。
竹下は逆水平から捻りをくわえたバックドロップ、フィッシャーマンズバスターで反撃するが、イサミはボディーブローで動きを止めてから卍固めで捕獲しつつ腕を固め、そしてコーナーからのダブルニーを投下するが、かわした竹下はブルーサンダーと見せかけてハイアングルのワンハンドバックブリーカーを決め、ブルーサンダーが来るとと思っていたイサミは大ダメージを負ってしまう。
竹下はジャンボスープレックスから逆片エビと連続技を決めるが、ジャーマン狙いはイサミはダブルリストロックで切り返し、垂直落下式ブレーンバスターからスライディングラリアット、ダブルニーと畳みかけるも、竹下はん投げ放しドラゴンスープレックスで応戦すればイサミも勇脚で返す。
竹下はイサミの雪崩式フランケンシュタイナーをエビ固めで切り返した後、投げ放しジャーマンを決め、踏ん張るイサミをぶっこ抜いて垂直落下式ブレーンバスターで突き刺し、ジャーマンを狙うもニーで阻止したイサミは巻き込み式腕十字で切り返し、強引に起き上がる竹下に下からの三角絞めで捕らえる。
イサミは側頭部へのキックの連打、顔面ニー、後頭部への勇脚から正面の勇脚を狙うが、竹下はラリアットで迎撃、そしてぶっこ抜きジャーマンを狙うが、イサミは奥の手である螺旋丸で丸め込んで3カウントを奪い王座を防衛も、興奮が収まらないのか、それとも意識が飛んでいるのか、イサミはなお竹下につかみかかり、セコンドが割って入った。フィニッシュは意外というか最近は勇脚がフィニッシュだったこともあったのか、まさか螺旋丸をフィニッシュに使用するとは思わず、そして今回の試合では高田道場に通っていたという引き出しもみせてグラウンドの上手さまで披露するなど、イサミの幅の広さを感じさせた試合だったが、それが竹下によって引き出されたのか・・・
試合終了後にはイサミは竹下、遠藤を連破したことでKO-Dタッグ王座への挑戦を表明、パートナーは相棒である宮本ではなBASARAの中津を抜擢した、大会前にはBASARAの全選手が揃い1月21日の旗揚げ戦のカードを発表し各選手が意気込みを述べたが、BASARAはイサミが得た新しい居場所でもあることから、ここは宮本には頼らずBASARAのメンバーでベルトを取りたいということなのかもしれない。
そしてイサミへの次期挑戦者はセミでHARASHIMAから3カウントを奪った高梨を亜門GMが指名、最初は高梨は固辞するも坂口やKUDOの説得で挑戦を決意し1月31日の後楽園大会での選手権が決定となった。また第5試合で行われたKO-D6人タッグ選手権は会場全域を使い相手をロッカーへ詰め込んで3カウントを奪えば勝利となるスクランブルバンクハウス&エクストリーム、ロッカーマッチで行われ、両軍共会場所狭しと暴れまわる。
試合は終盤にササダンゴが自身のマスクを平田に被せてリーマンショックを決めてからロッカーへ詰め込むが、中にサングラスがあったのか装着した平田が「TOKYO GO!」にのって大暴れしてKENSOをロッカーへ詰めるも、中にもう一つあったのかKENSOもサングラスを装着し「TOKYO GO!」に乗って高木に張り手を浴びせてからロッカーへ詰め込んで倒すと、そのままカバーして3カウントを奪い#大家帝国が王座奪取。まさかの敗戦どころかロッカーへ詰め込まれるという屈辱を浴びた高木はKENSOとの一騎打ちを決意、1月31日の後楽園で決定となったが、以前ロッカーに放り込まれた矢郷良明の気持ちもわかったのでは・・・
3月21日の両国大会の開催も決まり、両国大会には赤井沙希からアイアンマン王座を強奪したタレントのLiLico、葛西純、なぜか中澤マイケルの参戦も決定した、2016年どのDDTも夢に向かって新たなる挑戦が始まる。
【後楽園リポート】イサミがKO-D無差別V2、KO-Dタッグ挑戦/高梨が1・31後楽園でKO-D無差別挑戦/高木vsKENSO決定/LiLiCoがアイアンマン強奪 https://t.co/3ghMgtHeJt #ddtpro pic.twitter.com/9VJkMNA7FF
— DDT ProWrestling (@ddtpro) 2016, 1月 3竹下強かったー…なんとか勝ったけど!
— 木高イサミ (@isami_777) 2016, 1月 3そしてKO-Dタッグの挑戦も決まりました! すんごいチャンス 王者の2人はイサミさんしか見えてないだろうけど関係ない!やっちゃる! KO-DのタッグベルトもBASARAに引きちぎってやりたいですね! 年明けそうそうビッグチャンスがきた! 厄年も明けたことやしどんどんいくぜ!!
— 中津良太 (@ryota_85kg) 2016, 1月 3応援ありがとうございました。 たくさんの紙テープもありがとうございました。自分の力不足で負けてしまいましたが、また挑戦できるように精進します。よろしくお願いします。 DDTプロレスリング 竹下幸之介
— 竹下 幸之介 (@Takesoup) 2016, 1月 3後楽園大会、応援ありがとうございました。 次の防衛戦の相手がイサミ選手&中津選手に決まりました。 シングルでは負けましたが、タッグは単純な足し算ではないことはわかってるはずです。 DDT所属として、そしてDDTの現在を背負って、必ずBASARAの二人からベルトを防衛します。
— 遠藤哲哉 (@entetsu_ddt) 2016, 1月 3今年はいける気がします! pic.twitter.com/1KTViPDlMs
— マッスル坂井 (@abulasumasi) 2016, 1月 31.3DDT後楽園終了!残念な事に私はロッカーに閉じ込められ負けました。ベルトも失ったし… KENSOだけは許さねえ。イサミvs竹下も良かった!未来が見えたよ!3.21両国へ向けて更に加速しますよ〜! 画像はライアン&キャンディス! pic.twitter.com/pYL3WfDTrO
— 高木三四郎 (@t346fire) 2016, 1月 3 -
今年最後のDDTを締めくくったのは竹下&遠藤!大家が#大家帝国を自ら離脱!
12月23日 DDT「NEVER MIND 2015」東京・後楽園ホール 2015人 超満員
<アピール、コメントなどは週プロモバイル、またDDT公式より>
◇ダークマッチ◇
▼キング・オブ・ダーク選手権タッグマッチ/60分1本
岩崎孝樹[挑戦者] ○鈴木大[王者] (9分15秒 横入り式エビ固め)X伊橋剛太[挑戦者] ゴージャス松野[挑戦者]
☆鈴木が初防衛に失敗。伊橋が第8代王者となる
---再試合---
鈴木大[挑戦者] ○岩崎孝樹[挑戦者] (9分15秒 片エビ固め)X伊橋剛太[第8代王者] ゴージャス松野[挑戦者]
※PK
☆伊橋が初防衛に成功
◇第1試合◇
▼30分1本
○坂口征夫 赤井沙希 レディビアード(6分03秒 コブラクラッチ)大石真翔 チェリー X勝俣瞬馬
チェリー
◇第2試合◇
▼ウルトラヒーローズEXPOコラボマッチ/30分1本
○高木三四郎 大鷲透 平田一喜(6分31秒 エビ固め)アントーニオ本多 松永智充 X福田洋
※シットダウンひまわりボム
◇第4試合◇
▼4WAYタッグマッチ/30分1本
○マサ高梨 梅田公太(8分50秒 エビ固め)木高イサミ X中津良太
※タカタニック あと2チームは石井慧介&高尾蒼馬、樋口和貞&宮武俊
【イサミ、中津、塚本拓海の話】
イサミ「途中まではいいペースだったけどな。まあしょうがねえよ。こうやっていろんなところに出るってのはそれなりのリスクはあるよね。そういうのをまざまざと思い知ったよ。あと、おそらくこれで、1月21日までに発表できる全選手は発表しきったんじゃないかなという感じです。その最後の一人が塚本拓海ですね。僕のなかではBASARAも、僕筆頭にもっともっとみんなで盛り上げていかなきゃいけないんですけど、そのなかでもっと若い力…ツカ、いま何歳?」
塚本「24です」
イサミ「24で、でもキャリア4、5年でしょ?」
塚本「6年です」
イサミ「6年か。20歳なる前からデビューしてるんだもんね。そういうキャリアの人間が一人はいることで…中津は何歳?」
中津「24です」
イサミ「同い年だけど、こんだけキャリアが違うというので、たとえばこの2人がやっても面白いと思うし。うちでツカよりキャリアのある若手はそういないと思うので、そういうところで期待してる部分も(ある)。これは俺も含めて、いまあるものから一つ、抜け出して面白いものを作っていかないといけない。まだBASARAというのは生まれていないので、なんなら卵の状態にもなってないわけですけど、それでもすでに殻は割る気持ちでいるんで、みんな殻を割って新しいものを出していってくれればいいし。全部が全部新しいことをすれば面白いかと言えば、そういうことじゃないと思うんでね。温故知新とはよく言ったもので、昔のものを勉強するのもあったり」塚本「(改めてBASARAに入団した理由は)深いことを言えばキリはないんですけど、2年ぐらいフリーでやってきて、選択肢としてはそのままフリーでやっていくか。あとは大日本に戻るかとあったと思うんですけど、あえて違うところでBASARAに入るということでいい刺激にもなると思うので。それは自分に対する刺激でもあり、周りに対する刺激でもあると思うので、全部いい方向に動いていけばいいかなと思って入団を決意したわけです。イサミさんのラブコールもあったんで。それに応えるように…これでいいのかなというのもあったんですけど、不安はまだありますけどね」
イサミ「大丈夫、みんな不安だから。まだ始まってないんだからさ、安心なんてできないよ」
塚本「そうですよね。やる気は僕は全然あるんで、元大日本とかフリーをやってきたとか、そういうのはいい部分で残しつつ、そういうのも払しょくして新しい自分を見つけ出していけたらいいかなと思ってます」
イサミ「ツカとはこれまでもいっぱい対戦もしてきたし、そういった意味で話しやすかったというのもあるし。大日本の
北海道巡業の頃にそういう話とかもして、それに応えてもらって、きょうようやく発表できる段階になったので。中津もこれからだよ」中津「はい、頑張ります」イサミ「いま9人か。ワンピースぐらいの仲間は揃ったぞ。10人目がほしかったところだな。この9人で1月21日に向けて突き進んでいきます」
◇第5試合◇
▼DDT EXTREME級選手権試合/60分1本
[第34代王者]○ケンドー・カシン(6分36秒 首固め)[挑戦者]X彰人
☆カシンが初防衛に成功
(試合終了後)
アントン「ケンドー・カシン、おめでとう。俺が、オマエのセコンドについてたのはちょっとだけ洗脳されていた…そういうこともあるが、オマエの勝つのを見届けるためにセコンドについていたんだよ! オマエ、勝つと思ってたよ、チャンピオン。やっとこれでこのベルトを巡るストーリーが、俺とオマエとのお話に戻ったんだ。ご紹介が遅れました、アントーニオ本多です。きょうはちょっと洗脳されっぱなしでしたが、次のタイトルマッチ、オマエこのアントーニオ本多と再戦だ。よろしくお願いします」
カシン「よしわかった。次の挑戦者はヤス・ウラノ、オマエだ!」
アントン「(せき込みながら困惑)クッソー」
ヤス「アントン、なんかごめん」
アントン「すげえ恥ずかしいから、下がっていいかな。出直すよ」
ヤス「彰人君もごめん。まさか人生でケンドー・カシンの持つベルトに挑戦する日が来るなんて思いもしなかったけど、なんというかあの人が自分を少しでも認めてくれたかなと思うんで、その思いを踏みにじるように、あのベルトを奪い取りたいと思います。応援よろしくお願いします!」
【カシンの話】「ちょっと胸椎症でなかなか歩けなかったんだけど…。わかってる? 胸椎症。年寄りがなる病気だよ。次はヤス・ウラノ。ルールは、えー、セコンドなしのランバージャック・デスマッチ! そういうルールで」
【彰人の話】「まさにカシンワールドでしたね。3カウント取られて、納得はいかないけど負けは泣けかなって。カシンさんがDDTに上がり続ける限り、もっと試合したいなと。物足りなかったですね。ケンドー・カシンという選手はつかもう、つかもうとしてもつかみ取れない雲のようなレスラーだなと思いましたね。きょうリング上でケンドー・カシンがしてくる揺さぶりとかに全部応えて全部乗らずにのらりくらりとこっちもやってやろうと思ったんですけど、靴を脱がれるのは…。終わったあとに逃げられるな、と思ったんですよ。またチャンスあればリベンジしたい。つぎウラノさんを指名して、どういう形になるかわからないですけど、もしベルトを持ちづづけるなら、もう一回チャレンジしたいですね」
【アントンの話】「こんちわ! きょうはリング上でウルトラマンコスモスという言葉を何回も言ってしまいました。申し訳ございませんでした。イントネーションを完全に確信犯的にしてしまいまして、反省しております。それはおいておいてですね。ケンドー・カシン選手に言いたいことがあるんです。彰人選手との試合後に私、ちょっとフラれてしまいまして。あの時に大学3年生の時ですね、好きだった子にフラれて、東村山駅に取り残され呆然としていた記憶が蘇ってしまってですね、失禁するところでした。それはおいといてですね、ケンドー・カシン選手が去り際に次のヤス・ウラノ戦のルールについて言ってたんで私はそれを伝えないといけないかなと思いまして、こうして来たわけなんですけど。ふとこう言ってました。次はシングルマッチ。しかし、パートナーのいるシングルマッチでいこうと。それってタッグマッチだと一瞬思ったんですけど、そのパートナーのいるシングルマッチが詳しくどういうルールなのかはわからないですけど。私が予想するところでは、そのパートナー、私なのかという気はしてますよね。なので、今度のヤス・ウラノが挑戦する試合は、私がパートナーとしてケンドー・カシン側につく可能性が極めて高い。エベレスト山ぐらい高い。そう言い残して去りましょう。どうも失礼しました」
【ヤスの話】「(アントンがカシンの伝言として、シングルだけどパートナーのいるタイトルマッチだと)まあ、そういうのはおいておいて。EXTREMEのベルトなんで、どんなルールもあるだろうなと思うんですが、さっきリング上で言ったんですが、ケンドー・カシンの持つベルトにこの自分が挑戦するなんて。人生で挑戦することがあるなんて思ってもいなかった。ただただ驚きが…信じられない。でも、ケンドー・カシンがヤス・ウラノはこれぐらいだろ、と思ってるところよりも、いまは高い位置にいるんだというのを思わせるような。勝ってベルトをDDTに戻すというか、ケンドー・カシンから奪いとりたいと思います。ルールはどうあれシングルマッチは一緒だと思うので、いまのヤス・ウラノを見せた
いと思います」
◇第6試合◇
▼ターン制プロレス〜エンドレスギグ〜/30分1本
HARASHIMA ○大家健(12分31秒 体固め)X男色ディーノ スーパー・ササダンゴ・マシン
※炎のスピアー
(試合終了後)
大家「男色ディーノ、スーパー・ササダンゴ・マシン。俺たち3人は8月から#大家帝国をやってきたな。もうオマエら2人は十分に成長した! 大物、KENSOもいるんだろ? もう俺は退くよ。#大家帝国を抜けるよ。オマエたちはこのあと、#大家帝国を俺の意思を継いでどんどん大きくしてくれ!」
ディーノ「名前は?」
大家「#大家帝国だ!」
ディーノ「…大家さんは?」
大家「いない!」
ディーノ「…はい。わ、わかりました…」
大家「HARASHIMA! オマエは十分に強くなった。もう俺なしでやっていけると思う! 今までありがとう頑張れよ。というわけでな、俺がいないこの3人の発展と成長を祈って締めるからオマエらみんな立て! 頑張れ、HARASHIMA! 頑張れ、#大家帝国! 頑張れ、俺!」
◇第7試合◇
▼KO-Dタッグ王座決定トーナメント決戦/60分1本
○竹下幸之介 遠藤哲哉(19分12秒 ジャーマンスープレックスホールド)岡林裕二 X入江茂弘
☆竹下&遠藤が第53代王者組となる
(試合終了後)
竹下「ベルト獲りました。このタッグのベルト、僕たちが持っていなきゃいけないベルトだと思っています。哲ちゃんとのタッグで取り戻せたことが本当に嬉しいです。哲ちゃんありがとう」遠藤「こちらこそありがとう。ベルトを落としてケガして4ヵ月間くらい無駄にしました。ただこのベルトを獲ったおかげでまた俺たちの時計が動き出します! でもね、今日勝ってチャンピオンじゃない。僕のよく読む本にこう書いてありました。『本当のチャンピオンは防衛をしてからだ』。なので、このタッグのベルトを防衛し続けて本物のチャンピオンのなります!」「入江選手、岡林選手ありがとうございました。チーム名は混ぜるな危険。あんなの混ぜたらあかんやろ。でも勝ったのは事実。もっともっと上を目指しましょう。個人としては1月3日にKO-D無差別に初挑戦します。チャンピオン、イサミ選手、上がってきてください。(イサミがリングイン)このタッグのベルトを僕はタッグ王者としてイサミさん、あなたに挑戦しますよ。僕たちこれからDDT引っ張っていくんです。もうこうなったら真っ向勝負でこのベルト獲ったるからな」
イサミ「はっきり言って自信なし。ただな、遠藤がよく読む本にこう書いてあったそうだ。『本物のチャンピオンは防衛を繰り返して本物のチャンピオンになる』。だから例えオマエらがDDTの未来としても負けるわけにはいかないんだよ! オマエを倒して本物のチャンピオンになります!」
竹下「正々堂々、チャンピオンの挑戦受けたるわ(握手をかわしてイサミは退場。)
竹下「タッグのベルトを今日、僕と遠藤さんで巻いて1月3日、シングルのベルトを巻いて僕が2冠王者としてDDTの中心になって引っ張っていきます!」
【竹下&遠藤の話】
遠藤「やっとこのベルトが我々の腰に帰ってきました。ベルトの在り処は我々の腰だと思っています」
竹下「たぶん1年間DDTを見続けてくださった方はわかると思うんですけど、僕たちは2月にさいたまでタッグベルトを落として、正直そこで時は止まってたというか。チャンスはたくさんありましたけど、遠藤さんはケガしちゃって欠場期間もあって。自分も一人でトーナメントの決勝に行ったりいろいろありましたけど、結局結果は残せてなくて。2015年、不甲斐ないまま終わるところでしたけど、こうやってチャンスをもらってそのチャンスをつかめたんでギリギリでしたけど、一つ自信になりました。あと2016年一発目はシングルなので、僕はタッグチャンピオンとして絶対勝たなきゃダメだと思うし。きょう僕が勝った岡林選手、入江選手に失礼だと思うし。何が何でもシングルのベルトを一回で取って、2016年は僕たちで引っ張っていくんでよろしくお願いします」遠藤「竹下が博多で、挑戦を表明した時に『遠藤さんの仇を取る』と言ってたんですけど、僕としては正直、その後のコメントで『竹下が勝ってしまうのは正直複雑だ』と言いました。それは竹下の僕の仇を撃つという言葉に対して、引っかかるものがあって。そこは仇じゃなくて竹下自身の、竹下幸之介として全部をぶつけてほしいという気持ちがあります」
【岡林&入江の話】
岡林「負けましたけど、自分はきょうの闘いは、闘いを楽しみました。また遠藤&竹下と試合したいですね。自分は次に向かって頑張ります。(入江に)ホントにまた、組みましょう」
入江「お願いします」
岡林「入江選手ともこれからタッグを組みたいので、どんどんやっていきたいです」
入江「自分なんかに言ってもらえてありがたいな、という話です。自分は絶対結果を残さないといけない。去年の12月23日も出場した選手みんな上がってくれと言って、去年もリングに僕はいなかった。今年もいなかった。このままじゃホントに…考えなきゃいけないなと思います」
岡林「タッグ戦なので、いろいろ助けに行けなかったので悔しいので。先ほども言いましたけど、これからタッグを組めるのであれば、入江選手
とどんどん組んでいきたいです。一緒にリベンジしましょう」
入江「お願いします」
【高木総括】「今年ほどいろいろあった年はなかったですね。さいたまスーパーアリーナ初進出からね。エンディングの映像を見てて、こんなことあったな、これって今年だったんだとか。とにかくいろんなことがありすぎて、それこそ両国大会での棚橋君の発言だったり、総選挙でイサミがトップになったり。棚橋選手に対して大家帝国が立ち上がって、HARASHIMA選手と組んで大家帝国興行をやったりとか。大阪府立もありましたし、なんだかすごい勢いで時間が駆け抜けていって。俺のWRESTLE-1のCEO就任もあった、それも今年だ。個人的には2015年、激動の年だったなみたいなのはありますね。でも、いまプロレスブームの再来とか、プロレス女子ブームとかいろいろ言われていると思うんですけど、それに甘んじてたら先はないと思うんですよ。だからいまできることで、守りに入らないで、チャレンジスピリットを失わない。どんどんいろんなことに挑戦していきたいなって思います。府立もまだ早かったんじゃないか、みたいなことも言われたりしてたんですけど、やらないと先に進まないし。両国全面もそうですよ。夏は一面をクローズした状態で2年連続完売はしましたけど、じゃあ全面でどうなんだと。守りに入るんじゃなく攻めていきたいなと思ってます。2016年、地方もやってない土地がまだあるんでどんどん進出していきたいなと思ってますね。あと、最大の目標の一つはバスを買う。バスを制す者はプロレス界を制すという言葉がある通り、とにかくいまバスを買いたい。大型バス一台とマイクロバス一台を買いたい。リースでね。現金で一括では買えないんで。バスさえあればどこにでもいける。昨日も発表ありましたけど、新台湾プロレスさんというところに3月6日に私、出場することになったんですけど、そういったのも含めて海外の市場も見ておきたいというのがある。今年、夏にディック東郷さんがベトナムでやってたプロレススクールで、初めてプロレス興行をやったという。あれもDDTの選手を何人か派遣してましたけど、海外にも目を向けていきたい。アジア圏も視野に入れていろいろやっていきたいと思ってますよ。まずはバスですね。あと、飯伏がいまケガで欠場を続けてるんですけども、全然戻ってこれるタイミングになったら飯伏もカムバックになればいいなと思ってます。いろいろありすぎましたね。2016年はもっといろんなことがあるんだと思います。とにかく2015年は頭がおかしくなりそうでしたよ(苦笑)。振り返りたくねえかな、みたいなところもありながら、でも前に進まなきゃいけない。2016年はもっともっと頑張って前に進んでいきますよ」
DDT今年最後の後楽園大会のメインは空位となっているKO-Dタッグ王座決定トーナメントの決勝戦、決勝に勝ち残ったのは竹下&遠藤と岡林&入江、序盤は岡林が逆水平チョップで竹下、遠藤を押しまくって先手を奪い、遠藤を捕らえにかかるも、交代を受けた竹下がゼロ戦キック、入江にマンドリラーからウォール・オブ・タケシタで捕らえ、遠藤との連係で入江を捕らえにかかる。
遠藤は二人まとめてフランケンシュタイナーで場外へ追いやるとケブラータを発射、リングに戻ってムーンサルトプレスを投下するが入江がかわして自爆となると、交代を受けた岡林が逆水平からパワースラムで叩きつけ、逆エビ固めで捕らえ遠藤を追い詰める。
しかし岡林のラリアットをかわした遠藤はドロップキックを放つと、竹下もスワンダイブ式ミサイルキックで続き、投げ放しドラゴンスープレックスで投げ、岡林がブレーンバスターを仕掛けても竹下も同じ技で応戦する。
岡林は入江に交代し、入江はビーストボンバーを決めると岡林のアバランシュホールドに入江がフライングソーセージを投下、更にファイヤーサンダーを決め竹下を追い詰めるが、再度のビーストボンバーは入江がフランケンシュタイナーで切り返すと、竹下がタッチダウンから遠藤がスカイツイスターを投下、入江はビーストボンバーで応戦するが、かわした竹下がラリアットを浴びせるとジャーマンで3カウントを奪いK0-Dタッグ王座を奪取した。試合後は竹下が遠藤と共にタッグ王座奪取を喜んだ後で、KO-D王者のイサミを呼び出し、1月3日の後楽園では王座を奪取しDDTを引っ張ることをアピール、イサミも返答し、竹下がイサミを破って2冠王になることをファンに約束して試合を締めくくる。
第5試合ではカシンの保持するEXTREM王座に彰人が挑戦、ルールは通常のアマレスルールに加え、3カウントフォール、ギブアップ、場外20カウントによるリングアウト、打撃によるKOが認められた特別ルールとなるも、カシンは「忘れた」理由にベルトを持たずに登場するが、セコンドの樋口がベルトを持ってきて選手権が成立となった。
試合は3点ポジションからスタートし彰人がポイントを重ねてから足攻めを展開して試合を有利に進め、カシンは凶器攻撃で反撃も彰人のペースのままで試合が進む、カシンは隙を突いて腕十字を決めるが、彰人がアンクルホールドで切り返すも、カシンは靴を脱いで脱出してから丸め込み3カウントを奪って王座を防衛、試合後はカシンのセコンドを買って出ていたアントンが前王者の権利として名乗りを挙げるも、カシンはウラノを挑戦者に指名した。
またセミではHARASHIMA、大家組がディーノ、ササダンゴ組と対戦し試合はHARASHIMAの蒼魔刀の援護を受けた大家が炎のスピアーでディーノを降すも、試合後は大家が#大家帝国からの離脱を表明した。#大家帝国は大家不在の間にKENSOを加入させるなど勢力を拡大させてきたが、肝心の大家が離脱という事態はユニットの存在意義も問われてくる。第4試合終了後にはオープニングでも発表があった塚本拓海のBASARA入団が発表された、塚本は2013年に大日本を一身上の都合で退団、フリーで大日本に参戦するだけでなくFREEDOMSなど様々な団体を参戦してきた、入団は大日本に参戦しているイサミからの勧誘だが、塚本の入団はBASARAにとって大きいかもしれない。
エンディングでは全選手が揃い挨拶を行い、2015年度を締めくくったが、今年のDDTはMIKAMIなど選手が去っていったが、若手の台頭もあり団体としても今年も躍進したが、ビッグマッチに関してはたまアリや両国国技館は成功させるも、大阪などの大会場は不入りに終わるなど課題を残した。
しかし課題があったほうがなお面白いし今後にも繋がる、DDTの夢は来年もまだまだ広がっていくが大社長はまず目の前のバス購入のようだ。【後楽園リポート】竹下&遠藤がKO-Dタッグ王座奪取!/大家が #大家帝国 脱退/カシンがEXTREME王座V1、次期挑戦者にウラノ指名/ウルトラマンXがDDTを守る https://t.co/g7pLk4Gw9S #ddtpro pic.twitter.com/nsKmQ4KnEb
— DDT ProWrestling (@ddtpro) 2015, 12月 23後楽園ホール大会、応援ありがとうございました。タッグのベルト取り返しました。やってることは最初からやりたかったこと。最高の感覚。
— 竹下 幸之介 (@Takesoup) 2015, 12月 23DDT2015年最終興行、ご来場ありがとうございました。 皆さんのおかげでKO-Dタッグのベルトを再び巻くことができました。 ハッピモーテルに入って、そして竹下と組んでて本当に良かったです。 2016年も宜しくお願いします。
— 遠藤哲哉 (@entetsu_ddt) 2015, 12月 23DDT後楽園終了!遠藤 竹下組に負けました。 入江選手の悔しがり方をみて、入江選手とまた組んでリベンジしたいと思った‼️ また絶対組むぞ‼️入江‼️ さぁ!今から犬日本と対抗戦する為に新木場に向かっております‼️ 絶対勝つ‼️
— 岡林 裕二 (@5ZB9M0IKckppTDh) 2015, 12月 23DDT後楽園大会終了しました。試合終了直後に速攻で超局地的な打ち上げを行いました。 私これからunBORDE Xmas PARTYで1発パワポをキメてこようと思います。 pic.twitter.com/4zZOV2ifRp
— マッスル坂井 (@abulasumasi) 2015, 12月 23DDT後楽園大会終了。 何やらで疲れてしまった。 でも、良い刺激。 まだまだ成長出来る。
— ヤス・ウラノ (@YasuUrano) 2015, 12月 23竹下戦は1.3。はっきり言って自信なし。しかし遠藤が読んでいた本にはこう書いてあったそうだ、「防衛して初めてチャンピオン」防衛してチャンピオンになってやるわい。 pic.twitter.com/XvJXlHPJ8L
— 木高イサミ (@isami_777) 2015, 12月 23つかには期待している。うちは若い選手の団体、それだけにつかのキャリアは物を言う。他の奴らが悔しがるくらいの物をもってる。んで、あいつが考える事も考え過ぎる事も知ってる。登坂さんとも話した、塚本は絶対BASARAが似合う。
— 木高イサミ (@isami_777) 2015, 12月 23これで、俺、福田、FUMA、風戸、SAGAT、竜、久保、中津、塚本。9人。ワンピースくらいの仲間は揃った!1.21出航だぞ!!
— 木高イサミ (@isami_777) 2015, 12月 232015年DDT本隊年内最終興行でした!まだ福島イベントプロレスやリンドリ興行、年越プロレスがあるけど、とりあえず一年ありがとうございました!2016年も盛りだくさんの楽しい興行をやっていきますよ!引き続き、よろしくお願いします! pic.twitter.com/ueSos4hJHS
— 高木三四郎 (@t346fire) 2015, 12月 23くそ………またしても…またしてもキングオブダークのベルトが戻ってきてしまった。 #キングオブダークの呪い
— 伊橋 剛太 (@goutaihashi_DDT) 2015, 12月 23若くしなやかで美しいタッグ王者にも、この1年悔しい思いをした選手にも、旅立ちを決めた選手も残された選手も、怪我を癒す選手も身体や心を張り続ける選手にもみな、輝かしい未来が拓けますように。
— sayoko mita (@345m) 2015, 12月 23 -
イサミが遠藤からKO-D王座死守も、竹下が挑戦を表明!KENSOが#大家帝国入りで高木との抗争が激化!
12月13日 DDT「DDTスーパースターレーン2015」福岡・博多スターレーン 622人 満員
<アピール、コメントなどはDDT公式より>
◇ダークマッチ◇
▼キング・オブ・ダーク選手権試合/60分1本
[第6代王者]○岩崎孝樹(3分36秒 片エビ固め)[挑戦者]X鈴木大
※キャプチュード
☆岩崎が6度目の防衛に失敗、鈴木が第7代王者となる
◇オープニング◇
▼アイアンマンヘビーメタル級選手権試合
[挑戦者]○チェリー(18時11分 横入り式エビ固め)[第1065代王者]X赤井沙希
☆赤井が防衛に失敗、チェリーが第1066代王者となる
◇第1試合◇
▼30分1本
○マサ高梨 梅田公太(11分02秒 エビ固め)久保佑允 X中津良太
※タカタニック
◇第2試合◇
▼アイアンマンヘビーメタル級選手権時間差入場バトルロイヤル/時間無制限勝負
【試合経過】
[王者]○チェリー(1) (2分31秒 横入り式エビ固め)[挑戦者]X伊藤麻希(2)
[挑戦者]○大石真翔(3)(2分53秒 直伝トルネードクラッチ)[王者]Xチェリー
☆チェリーが防衛に失敗、大石が第1067代王者となる
[挑戦者]○ヴァンベール・ジャック(6)(4分40秒 エビ固め)[王者]X大石真翔
☆大石が防衛に失敗、ジャックが第1068代王者となる
[挑戦者]○福田洋(7)(6分50秒 オーバー・ザ・トップロープ)[挑戦者]Xヴァンベール・ネグロ(5)
[挑戦者]○福田洋(7分57秒 腕ひしぎ逆十字固め)[王者]Xヴァンベール・ジャック
☆ジャックが防衛に失敗、福田が第1069代王者となる
[挑戦者]○KENSO(9)(11分01秒)[挑戦者]Xヤス・ウラノ(4)
※オーバー・ザ・トップロープ
[挑戦者]○赤井沙希(8)(11分28秒 オーバー・ザ・トップロープ)[挑戦者]XKENSO
[挑戦者]○赤井沙希(12分29秒 腕ひしぎ逆十字固め)[王者]X福田洋
☆福田が防衛に失敗、赤井が第1070代王者となる
◇第3試合◇
▼30分1本
○相島勇人 アズール・ドラゴン(11分56秒 片エビ固め)佐々木大輔 X宮武俊
※垂直落下式ブレーンバスター
◇第4試合◇
▼30分1本
○石井慧介 高尾蒼馬(10分49秒 片エビ固め)X松永智充 樋口和貞
※高角度ダブルアームDDT
◇第5試合◇
▼KO-D6人タッグ選手権試合/60分1本
[第21代王者組]高木三四郎 大鷲透 ○平田一喜(12分51秒 奇跡を呼ぶ一発逆転首固め)[挑戦者組]男色ディーノ Xスーパー・ササダンゴ・マシン ばってんXぶらぶら
☆高木&大鷲&平田が初防衛に成功
(試合終了後、平田が勝利のダンス。意気揚々とT2ひーが引き揚げようとする)
ディーノ「ないない。KO-Dのタイトルマッチは丸め込み禁止って昔あったんですよ。なので無効です」
亜門「ダメ、ダメ! ダメに決まっているだろ。そもそもこれがリマッチだったろ。大家の代わりにばってん入れてリマッチ組んだんだろうよ。大家じゃダメだった、ばってんじゃダメだった。どうしても挑戦したいなら、タイトルマッチに相応しい選手をまた連れてこいよ」
(KENSOが高木を奇襲してリングに連れてくると張り手)
KENSO「しゃべってもいいですかー! 今から高木三四郎とシングルマッチでいーですかー!」
亜門「終わったばかりでやれるわけないでしょう! ダメですよ!」
ディーノ「ああそうか、それがるのか。私たち、高木三四郎と闘うにあたって、どこかに実績があって高木三四郎を敵対視してて世界で活躍するようなスーパースターが大家帝国に入らないかな? アーッ!」
KENSO「…OK」
ディーノ「大家帝国の新メンバーでリマッチを要求します」
亜門「KENSOさん、入ったんですか?」
ディーノ「今入りましたので」
亜門「実績は文句なしにありますからね。世界のスーパースターですからね。本当にKENSOさん、入ったんですか」
KENSO「オーッ!」
亜門「じゃあそれは認めざるを得ないですね。わかりました。ディーノ&ササダンゴ&KENSO組が次の挑戦として認めます!」
KENSO「福岡ー! 大家帝国、情熱を持ってビチッと!(大家帝国は退場。)
高木「福岡ー! みなさんのおかげで6人タッグを防衛できました。KENSO、ディーノ、ササダンゴをぶっ潰してまたこの福岡に帰ってきます! ありがとう!」
【高木、大鷲、平田の話】
高木「フザけんな! 」
大鷲「テンションだけで何とかしようとするヤツらだよ!」
高木「ばってんが入ってリマッチだったんじゃねえのかよ!」
平田「何回リマッチやればいいんだよ!」
高木「それに今日、大家帝国にKENSOが入ったってどういうことだよ!」
平田「軽すぎるんだよ!」
高木「わかったよ。どこでリマッチやるかわかんねえけど、きっちり、カタつけてこの福岡に戻ってきます。」
大鷲「勝つも負けるも平田次第! 俺たち最強ユニット・T2ひーがこのベルトを防衛し続けてやるからな! 」【#大家帝国の話】
ササダンゴ「#大家帝国新メンバー、ケンゾー・スズキ!」
ディーノ「“鈴木”は今いないんだけどね。」
ササダンゴ「KENSOさんです。つねづね高木三四郎には経営的にも待遇面でも改善を求めたい。我々とKENSOさんの利害関係が一致したということで、今回晴れて#大家帝国の新メンバーとして迎えることになりました。プロレスをメジャーにしたいという創設者・大家健の遺言にピッタリのメンバーだと思っています。KENSOさん、一言お願いします。」
KENSO「チャンスが来た! 大家帝国にチャンスが来た! 情熱を持って大家帝国に決めてもいいですか、皆さん! 情熱を持って大家帝国に情熱を持ってビチっと!」
ばってん「この大家帝国が九州ば、元気にするばーい!」
◇第6試合◇
▼DDT EXTREME級王座次期挑戦者決定戦/30分1本
○彰人(14分10秒 腕サソリ固め)Xアントーニオ本多
☆12月23日後楽園ホール大会のDDT EXTREME級選手権試合は王者ケンドー・カシンvs彰人に決定
【彰人の話】「カシンさんへの挑戦権をやっと手に入れることができました。この前、事務所でやった記者会見の時にアントンさんが、カシンさんのああいう行動は自分への問題提起って言ってたんですけど、あれってDDTに対してなんじゃないかなと思いまして、カシンさんと対決するにあたって、問題提起を自分なりに一つ一つ紐解いた上で、カシンさんを倒して越えたいと思います。どんなルールを提案してくるかわかんないですけど、それも全部受け入れて越えたいなと思います。ケンドー・カシンという人間にあまり長くベルトを持たせたくないので。 ――カシンは大阪の時にアマレスルール+3カウントフォールと話していたが? 彰人 それを聞いた時に『ただのプロレスルールじゃん』と思ったんですけど、よくよく考えたら面白いなと思いまして。アマレスって時代によって違うんですけど、だいたい3分2ラウンド。それにテクニカルフォールっていうのがあるんですね。点数差がついたら勝敗がつくという。プロレスに置き換えたら、1カウントフォールでは終わらないけど、例えば転がしたりとかしたら点数が入るわけですよ。で、得点差が付いたらテクニカルフォールができてしまうんですよ。それって普通のプロレスにないことだから、アマレスをやっていた人にしかわからない技術もあるし、試合運びもあるし。お互いのバックボーンをみてもいいルールなんじゃないかと思いますね。」
◇第7試合◇
▼博多名物ユニット混合スペシャルタッグマッチ/30分1本
入江茂弘 ○竹下幸之介(19分11秒 ジャーマン・スープレックス・ホールド)X坂口征夫 HARASHIMA
◇第8試合◇
▼KO-D無差別級選手権試合/60分1本
[第55代王者]○木高イサミ(21分59秒 エビ固め)[挑戦者/ドラマティック・ドリーム・じゃんけん2015優勝者]X遠藤哲哉
※勇脚・斬
☆イサミが初防衛に成功
(試合終了後)
イサミ「よくわかんないけどさ、遠藤、楽しかったよ。確かに感じたよ。体だけじゃない、身体能力だけじゃないって。プロレスが大好きだっていう気持ちがさ、痛い程伝わったよ。オマエ、プロレスが、DDTが大好きだからここ入ったんだろ。あの時は俺はユニオンだったけどさ、オマエがドロップキックに入った時、俺とオマエで店にいてオマエしゃべらないじゃん。その時『オマエ、友達いるの?』って聞いたら『寮で亀と話してますんで』みたいな。コイツ大丈夫かなって思ったけど、デビューしてから4年目でこれでしょう。別人だよ! 遠藤、悔しい気持ちは痛いほどわかる。俺もずーっとそうだった。タイトルマッチやっても何回も負け続けて悔しい思いをしてきた。でも、今、これだけ言えるのはプロレスが、DDTが楽しいからなんだよ。オマエ、楽しかったか?」
遠藤「すげえ楽しかったっすよ」
イサミ「楽しかったな。遠藤、またベルト懸けてやろうぜ。オマエがもう一回来るまでコスチュームが破れても待っているから」遠藤「大阪の時よりヒドいですね」イサミ「今回、前だからな。遠藤、列の最後尾になるかもしれないけど、じゃんけんでもいいし、総選挙でもいい。もう一回来い。オマエはまたKO-Dに挑戦して俺を倒してみろ。俺はオマエを潰してやるから。(遠藤と握手をかわして)遠藤、帰ったらイベントやろうな」
(遠藤退場後で竹下が登場)
竹下「チャンピオン」イサミ「はい」
竹下「ウチのパートナーの仇はな、俺が獲る。次のタイトルマッチ、俺に挑戦させろ」イサミ「GM、これはどうなんでしょうね。何の権利もないですよ。じゃんけんで勝ったわけでもないし」
亜門「竹下、挑戦するの初めてだっけ。今まで挑戦してないのが不思議なぐらいだな。どうです、チャンピオン。チャレンジャーとしての資格、十分すぎるぐらい持っているんですけど」
イサミ「知ってます」亜門「竹下の挑戦、受けてもらえませんか?」
イサミ「わかりましたよ!」
亜門「ありがとうございます! それでは1月3日の後楽園大会でKO-D無差別級選手権試合、王者・木高イサミvs挑戦者・竹下幸之介、決定いたします!」
イサミ「覚悟が決まった。竹下、俺は今、遠藤と約束しちまったから。オマエが挑戦してくるまで俺が守ってるって。そして遠藤は竹下より早く挑戦し、竹下より早くこのベルトを獲りますって。そして俺の仲間、久保もいるし、中津もいる。コイツらと遠藤も俺を絶対に越えていく人間だ。だからその前に、オマエに越えられるわけにはいかないんだ。俺には負けられない理由が山ほどあるんだ」
竹下「俺はそんなの知らんわ」イサミ「まあそうだよな」
竹下「確かに今年のDDT総選挙、1位はイサミさん。僕は…今も大学に通って人によって、人によっては片手間でプロレスやっていると思われているかもしれへん。でもな、僕は高校の時にデビューした、このDDTが好きなんですよ。いつまでも他団体のイサミさんに、そのベルトを持っているわけにはいかへんのですよ。だから、僕がそのベルトをDDTに獲り戻して、僕がDDTの一員と皆さんに認めてもらえるために次のタイトルマッチ、一発で獲ったるからな」
イサミ「お客さんにどう思われているとか、総選挙の結果が今さら何位とか、そんな小さい事を言ってるヤツに俺は負けないって言ってんだよ。オマエが天才肌で努力家なのは一番認めているんだ。やってやろうじゃないか(イサミの握手に竹下は応じず額を付けて睨みあって引き揚げた)…あれ、次のタイトルマッチいつでしたっけ?」亜門「1月3日です」
イサミ「皆さん、見に来てくださいね。いや、無理でしょう。変えましょう。12月23日に」亜門「その日は竹下は遠藤と組んでタッグのベルトのトーナメントの決勝なんで。1月3日で決まっているんですよ」
イサミ「30日が大日本プロレス後楽園ホール、31日が年越しプロレス後楽園ホール、1日がゼロワン後楽園ホール、2日が大日本プロレス後楽園ホール、3日がDDT後楽園ホール」
亜門「忙しいですね。やめますか?」イサミ「やりますよ。いいよ、わかった! 1月3日、誰よりも楽しんでKO-D無差別級王者として、この博多に帰ってくるのはプロレスリングBASARAの木高イサミだ!」
【竹下の話】
竹下「タイトルマッチにセコンドとして付いてまして、自分もDDTのレスラーなのでベルトを他団体の選手に持っていかれているというのは…。イサミさんは最初、ベルトに挑戦する時に完全に他団体の選手として扱ってくれということもあるし、総選挙1位で応援や支持もされていると思いますけど、僕はDDTが壊れていっていると思いますので、DDTを正しい方向に進み続けるためには、DDTのベルトを元ある場所に戻します。初挑戦だけど、絶対勝てると思ったから挑戦するので。初挑戦だけど。じゃんけんで勝って挑戦するのも一つの勝負だからいいと思うけど、ベルトってそんな軽々しく挑戦するものじゃない。だから自ら挑戦表明したからには獲らないと意味がない。「勝ちたいです」じゃ挑戦しないんで。今日の試合を見て、今の俺なら絶対勝てると思ったから挑戦します。DDTのベルトをDDTに戻して僕がKO-Dのチャンピオンになって、初めてDDTの一員になれるんじゃないかなって思います。 ――絶対勝てると思った根拠は? 竹下 1・3後楽園ホールでお互い入場して、ゴングが鳴って、リングで向かい合ったその時、お客さんは自分が確信しているものがわかると思うので、それは当日のリング上を見てください。
――23日にKO-Dタッグの決定戦もあるし、重要な試合が続く。
竹下「もちろんどちらも簡単な勝負じゃないですよ。でも、レスラーには、もっと言えば男には、自分の体がどうなろうが、ここぞという時に命を懸けても頑張らなきゃいけない時があるんで。自分がずっと言い続けている「未来を見せる」っていうのは、確かに今まで結果に残してなかったですけど、ここに来てそれを見せる時が来ているので、ここで自分の頑張りが効かなかったら、ベルト獲れなかったら、僕が未来とか言われても、それは机上の空論ですよ。しっかり頭を切り替えるんで、12月23日後楽園ホール、絶対遠藤さんとベルトを巻いてタッグチャンピオンとして1・3後楽園、対木高イサミに臨みたいと思います。」
――イサミからは「総選挙の結果が何位とか今さら小さいことにこだわるな」ということを言われていたが。
竹下「でも、あれはDDTの人気投票なわけですよ。自分はDDTの所属レスラーとして、選抜に入ってなくてアンダーボーイズというのは無視できないんで。なぜなら僕はDDTのレスラーだから。イサミさんは1位でしたけど、1位になりたい気持ち、ベルトに挑戦したいとう気持ちはあったと思います。もし仮に1位じゃなくてもプロレスリングBASARAだから。それは関係ないから。僕はDDTでDDTじゃない選手に上にいられるわけで、そのせいで自分はアンダーボーイズですから、そこは無視できないです。」
【イサミの話】
イサミ「楽しかったですよ、本当に。それに尽きますね。遠藤は強かったし、試合前から言っていたように力とか身体能力の高さとか身長とか体の大きさとか何もかなわないと思うけど、気持ちだけと言ったその気持ちの部分でも折られかけていて、なんでコイツ立ってくるんだろうと思って、いや本当に参りましたね。コイツ不死身なのかなって思うぐらい、アイツがこのベルトに懸ける気持ちは伝わったし、俺から獲りたい気持ちも伝わったし。遠藤哲哉は本当に強い人間ですね。気持ちも強ければ体も強い。これで折れないですよ。一応ね、このKO-Dの列があるなら、負けたから一番最後尾になるかもしれないですけど、アイツはすぐにみんなを追い抜いて、俺にもう一回くるような、そんな男だと思いましたし、僕ももう一回やりたいし、叩き潰したいと思いましたね。彼とやったことで僕も成長できました。
――1月3日には竹下とのタイトルマッチが決まった。
イサミ「同じ努力家で同じ…もっとかなあ、天才ですね。それに合わせて気性の荒さを持っている人間なので。僕、前に竹下とシングルをやっているんですよ。KING OF DDTの2回戦で大阪でやってんですよ。俺、勝った時に自分で奇跡だと思いましたからね。みんなに「すごい試合でしたね」と言われましたけど、次やったらもう勝てないかもしれないって試合後に自分からちょっと弱音が出るくらい。去年の春であの強さでしょ。それから比べて体重も増えていれば、プロレスキャリアもあって、一発で獲ってやるっていう気持ちでしょ。怖いね。」
――DDTの期待されている選手がどんどん挑戦してくる状況については?
イサミ「ちょっとうれしさはありますよね。僕がそういう選手になったといううれしさ。でもそれは竹下たちからすれば、単純に悔しいことだと思うし。目の前で遠藤がやられて黙っていられなかっただろうし。僕はああ言えばこう言うタイプなので、竹下がいろいろ言っていたので、僕なりの返し方をしましたけど、でも僕が彼を認めているのは本当ですよ。DNAでやった中津もそう、今日ついてくれた久保もそう、ある意味でミスター(福田)もそうだし、今日やった遠藤もみんな将来的に僕を越えていく存在だと思います。まだまだ先でしょうけどね。だからそれより先に竹下に負けることはできないってだけです。でも楽しみなのは間違いないので。一番楽しんで1月3日にいい正月を迎えます。」
【遠藤の話】
遠藤「いや~すげえ悔しいですけどね、すげえ楽しかったんだよな。
――闘う前は気持ちの勝負と言っていたが。
遠藤「今日は負けたけど俺の気持ちは折れてない。ちょっとかすり傷が付いただけです。イチから…いやマイナスから這い上がって、またあのベルトに挑戦して、次は絶対に獲ります。
――次は竹下が挑戦するが。
遠藤「じゃんけんの時にも言ったんですけど、僕が目標にしていること。竹下より先にシングルのベルトを巻くと言ったので、仲間として勝ってほしい半面、ここで先に越されたくないという気持ち半面、そしてイサミさんからベルトをこの僕が獲りたいという気持ちがあります。複雑ですよね。同じユニットで同じタッグチームでやってますけど、ここで簡単に頑張れとは言えないかなと。今回のDDT博多大会は全面仕様で開催され、オープニングではアイアンマン王者である赤井が挨拶している隙にチェリーが丸め込んでアイアンマン王座を奪還するという波乱な幕開けでスタート、なおアイアンマン王座は第2試合の時間差バトルロイヤルで赤井が王座奪還に成功した。
メインは11月28日大阪でKO-D王座を奪取したイサミに、じやんけん選抜を制した遠藤が挑戦。遠藤は執拗にイサミの腰を狙いバックブリーカーで動きを止めるとボディースラムからキャメルクラッチと腰攻めを展開して先手を奪う。
イサミも卍固めで反撃するがダイビングダブルニーが自爆となると、場外に逃れたイサミに遠藤がきりこみ式ケブラータを発射、リングに戻っても遠藤はムーンサルトプレスを決めるとアルゼンチンバックブリーカーで担ぐが、ヘッドロックで脱出したイサミは十字架固め、壱弐四四から鋭いキック、ラリアットと猛反撃、しかし遠藤はターンバックルへのパワーボムを敢行するとスカイツイスタープレスを投下するが、イサミはかわしてラリアットを浴びせ、垂直落下式ブレーンバスターからダイビングダブルニーを投下するも、再度コーナーに昇ったところで遠藤も競り合いから雪崩式ブレーンバスターと譲らない。
遠藤は大中西ジャーマンからトーチャーラックボムを決めると、再度スカイツイスターを狙うが、イサミがコーナー上まで追いかけて阻止するも、遠藤はリングに降りてバク宙キックから雪崩式トーチャーラックボムを狙うが、イサミは雪崩式フランケンシュタイナーで返す。
イサミはラリアットを放つ遠藤に伊良部パンチで応戦すると、遠藤のジャーマン、ドラゴンスープレックスを凌いでから螺旋丸を決め、最後は勇脚・斬で3カウントを奪い王座を死守した。
試合後にイサミが遠藤にエールを贈った後で、遠藤のパートナーでありセミで前王者である坂口からフォールを奪った竹下が挑戦を表明、総選挙でもじゃんけん選抜でも遠藤に越された竹下だが、坂口からフォールを奪ったということで堂々の挑戦となり、1月3日の後楽園でのKO-D選手権が決定となった。
イサミも年末年始も大忙しの中でBASARAの旗揚げも控える、イサミとしては王者としてBASARAの旗揚げを迎えたいところだが、竹下も現状打破を狙って大勝負に出てきた。
またケンドー・カシンの保持するEXTREM王座挑戦権をかけて元王者の彰人vsアントンが対戦し互いに腕殺しを展開した試合は、アントンの腕十字が外れたところを逃さなかった彰人が腕サソリで捕獲してギブアップを奪い、23日の後楽園大会での挑戦を決め。
また6人タッグ選手権は#大家帝国は肝心の大家健が不在のため、ばってんをパートーナーに起用するも、ササダンゴがリーマンショックを狙っところで平田が丸め込んで3カウントを奪いT2ひーが大逆転防衛となるも、試合後にまたディーノが再戦を要求すると、高木と抗争を展開しているKENSOが登場し、ディーノが勧誘するとKENSOが#大家帝国入りを決意、6人タッグ王座への挑戦を表明した。【博多リポート】イサミKO-D無差別V1、1・3後楽園で竹下との防衛戦/彰人がカシンに挑戦/KENSO #大家帝国 加入/LinQ・伊藤がプロレス研究生志願 https://t.co/Gv77jSHA2C #ddtpro #LinQ pic.twitter.com/c5ZeWXCPiB
— DDT ProWrestling (@ddtpro) 2015, 12月 13DDT博多大会終了!博多で興行をやり始めて10年で全面で興行ができるようになりました。来年も全面でやりたいと思います!ありがとうございました! pic.twitter.com/pGdPOJUZkp
— 高木三四郎 (@t346fire) 2015, 12月 13ふぅ…遠藤戦楽しかったです!次は竹下、正念場。
— 木高イサミ (@isami_777) 2015, 12月 13博多スターレーン、ご来場ありがとうございました。 俺の心は全く折れてません。 また這い上がってやります。
— 遠藤哲哉 (@entetsu_ddt) 2015, 12月 146.28 決勝で当たった時よりもスゲー強くなってた。 言い訳はしない、今日は完敗。 自分と遠藤がいかれた、悔しいけど竹下に獲ってほしい。 うちらは2012年組だから…
— 坂口征夫 (@yukiosakaguchi) 2015, 12月 13電撃的に#大家帝国入りしたKENSOめ許さん、許さんぞ。いつ行われるかわからんがリマッチで必ず撃破して、またロッカーに叩き込んでやる! #KENSO #明るい未来が見えません pic.twitter.com/c0KQ2SF45N
— 高木三四郎 (@t346fire) 2015, 12月 13高木三四郎‼︎‼︎ 許さんぞ。 情熱を持って‼︎‼︎ 大家帝国‼︎‼︎ ビチィィィィィ ┐(*`皿´*)┌ ィィィィィッ!!!!! ライフ。#kenso pic.twitter.com/69BThC461b
— KENSO (KENZO SUZUKI) (@bichitto1) 2015, 12月 13博多スターレーン全面開放のビッグマッチで無事防衛しました!が!またリマッチだと!?何回やるんだいったい!何回来ても踊り叩きつぶすのみ!とりあえず初防衛GO応援ありがとうございました! pic.twitter.com/oQWK8wGObx
— 平田 一喜 (@parakissk) 2015, 12月 13 -
DDT初の大阪でのビッグマッチは苦い結果に終わるも、イサミが坂口を粉砕しKO-D王座を奪取!
11月28日 DDT「大阪オクトパス2015」エディオンアリーナ大阪 2332人
<アピール、コメントなどは週プロモバイル、またプロレス格闘技DXより>
◇ダークマッチ◇
▼キング・オブ・ダーク選手権試合タッグマッチ/60分1本
[第6代王者]岩崎孝樹 [挑戦者]○松永智充 (3分33秒 片エビ固め)[挑戦者]内田祥一 [挑戦者]X鈴木大
※バックドロップ
☆岩崎が4度目の防衛に成功
◇第1試合◇
▼30分1本
○彰人 ヤス・ウラノ 中津良太 梅田公太(8分55秒 片エビ固め)石井慧介 高尾蒼馬 X井上麻生 渡瀬瑞基
※ハナマサ
◇第2試合◇
▼松竹vsよしもと全面戦争〜スペシャルハンディキャップマッチ/30分1本
○山里亮太 ○RG (9分34秒 渡瀬瑞基復活)○スーパー・ササダンゴ・マシン
※6渡瀬獲得
◇第3試合◇
▼アイアンマンヘビーメタル級選手権試合 時間差バトルロイヤル/無制限
[挑戦者]○赤井沙希(14分35秒 エビ固め)[第1064代王者]Xチェリー
※エビ固めを切り返す
☆赤井が第1065代王者となる
【退場順】[1]X菊タロー[2]X勝俣瞬馬[3]Xキアイリュウケンエッちゃん[4]X大石真翔[5]X平田一喜[6]X大鷲透[7]Xヨシヒコ[8]X宮武俊[9]X伊橋剛太[10]Xマサ高梨
◇第4試合◇
▼ハードコアスペシャル6WAYマッチ/30分1本
○佐々木大輔(15分21秒 体固め)X樋口和貞
※ダイビングエルボードロップ・フロム・ラダー・トゥ・テーブル 他の4人は高木三四郎、KENSO、宮本裕向、大家健
◇第5試合◇
▼DDT EXTREME級選手権試合〜UWFルール+3カウントフォール+場外20カウント混合ルール〜/60分1本
[挑戦者]○ケンドー・カシン(9分26秒 首固め)[第33代王者]Xアントーニオ本多
☆本多3度目の防衛に失敗。カシンが第34代王者となる
【カシンの話】「困った、困った。なんてことをしてしまったんだ。どうすればいい? 困った、防衛戦をしなきゃいけないのか。返上もできるのか。次はもし可能ならばアマレスルールに3カウントでやってみたいね」
【彰人の話】「カシンさんがベルトを取って足蹴にしてて、いたたまれなくなった。EXTREMEのベルトはボクが価値を上げようと思って、がんばって作り上げてきたもの。それをああいうふうに足蹴にされるのは気に食わない。EXTREMEのベルトには思い入れが強くて、あのベルトはオレのものだって今でも思うので。ボクももともとアマレスやってて、アマレス時代もプロレス時代もボクにとってはすごい先輩。でも、そんなの関係ない。自分がプロレス界で一番思い入れのあるベルトが足蹴にさせて先輩だからとか関係ない。これはチャンスというか、試練というか、偉大なるカシン先輩を超えてからボクのEXTREMEの第2章が始まるのかな。今すぐにでも取り返したい。(カシンはアマレスルールに3カウントでやってみたいと語っていたが?)全然、プロレスと変わらないじゃないですか。何でもいいですよ。ボクだってアマレスやってきた自負があるし、実績とかは向こうの方が上かもしれないけど、それを超えていかないとベルトの価値も自分も上がっていかない。GMに頼んで挑戦させてもらいますよ」
【アントンの話】「ベルトを取られてしまいました。ちょっと油断と言いますか、ドリーム感ケンドー・カシンという昔TVで見てた選手となぜか対峙してるドリーム感で試合中に酔うような感覚を覚えた。こんなことを言うのもアレですけど、非常に楽しかった。もちろん勝とうとする意志がなくなったという意味ではなくて、そうやってプロレスを楽しみながら勝利に向かって集中していくっていうのが私の目指すプロレス。最後、腕関節を決められて、ケンドー・カシンとこれまでの闘いのいろんな情景がよぎりまして、そこで気持ちが押されて返せなかった。でも、絶対に取り返しますから。もう一回闘いたいですね。何回でも闘ってケンドー・カシンに勝って、ベルトを取り返すってことが私のこれからのプロレスの物語の大きなテーマになる。あきらめません。追いかけていきます」
◇第6試合◇
▼30分1本
男色ディーノ ○バラモンシュウ バラモンケイ(14分51秒 横入り式エビ固め)ジョーイ・ライアン 遠藤哲哉 X福田洋
◇第7試合◇
▼スペシャルシングルマッチ/30分1本
○岡林裕二(16分55秒 体固め)X入江茂弘
※ゴーレムスプラッシュ
◇第8試合◇
▼スペシャルシングルマッチ/30分1本
○HARASHIMA(18分30秒 体固め)X竹下幸之介
※スワンダイブ式蒼魔刀
【竹下の話】竹下「ダメなんですよ! 勝たなきゃ、ダメなんですよ!! 勝たなきゃ、ダメなんです」
【HARASHIMAの話】
HARASHIMA「まぁ、勝つことができましたけど、竹下は末恐ろしいヤツだね。途中のジャーマンで体がしびれて、動けないかと思ったけど、どうにか勝つことができた。彼の言ってた世代闘争うんぬんは正直ピンと来ないけど、確実に追い上げられてるのを感じますね。ただボクの方がまだまだ先をいってるので、彼が進化してもまだまだがっちりと先輩としていきたいと思います。本当に強いですよ。でも、気持ちよかった。(すべてを受け止めようとした?)受け過ぎましたかね。でも、正面からがっちりきてくれるので気持ちよかったですよ。まだまだ、まだまだですよ。(どのぐらい余裕は残っていた?)強気のコメントを出したいけど、見ての通りです。危なかった。でも、最後は負けないですよ。(あえて竹下の足りないところを言うのであれば?)経験が足りないのは当たり前だけど、たぶん多少自分の力を過信してる。あの身体能力とパワーは誰にも引けを取らない。でも、そこをいかせていないんで。自分の体をいかせるスタイルができたら、ボクぐらいの体格じゃ敵わない。それだけポテンシャルはすごい。(まだ持てあましている部分が…)あると思いますよ」
(大家健が登場)
大家「ハラシマ! 12月、KO-Dタッグ王座決定トーナメント、この大家健とハラシマ組で出場するぞ」
HARASHIMA「一応、ボクはスマイルスカッシュでウラノ君と彰人君が…」
大家「そんなこと関係ねぇ! オレたちはプロだろ。プロだったら、お客さんが一番見たいもんを提供すべきでしょうが! 今、一番お客さんが見たいもんは新日本プロレスに勝った、棚橋弘至に勝った、ハラシマ&大家健組でしょうが! 鉄は熱いうちに打て。いつやるんですか! 今でしょうが! そうでしょ。ハラシマ、そうだよな」
HARASHIMA「お客さんが見たいなら…」
大家「よーし! じゃあ決定だ!! 12月、KO-Dタッグチャンピオン決定トーナメント、ハラシマ&大家健組で出場決定!」
HARASHIMA「後でウラノ君と彰人君に聞いてみるけど(大家と握手)」
大家「タッグチャンピオンになるぞ! よろしく! よろしく! よろしく!」
◇第9試合◇
▼KO-D無差別級選手権試合/60分1本
[挑戦者/DDTドラマティック総選挙2015第1位]○木高イサミ(18分05秒 片エビ固め)[第54代王者]X坂口征夫
※勇脚・斬
☆坂口が3度目の防衛に失敗。木高が第55代王者となる
(試合終了後)
イサミ「はあ、たまらんなあ! 僕はDDTの所属だけど所属ではないという、ひじょうにフワフワした立場です。DDTの会社ではありますが、プロレスリングBASARAというものを1月21日に旗揚げします。思えば…長くなるんでやめますか。DDTを、僕もみなさんと同じように客席から見てたんですよ! そこにはすごいレスラーたちがいっぱいいて。その時にまだ20歳にもなってないペーペーの俺は思ったんです。ここの団体に入りてえなって。でも、入り方もわからないし、どうしたらいいのかもわからないところに、KAIENTAI DOJOの応募があったから、あ、TAKAみちのくさんも好きだわって言って、そっちに歩んで。いやいやいや、僕はそれが正しかったといまでも思っています。こういう舞台で僕にベルトというチャンスを、そして総選挙1位という結果をみなさんからもらいました。ありがとうございます! ただ、ベルトを取ったんで上から言わせてもらえば、僕はこのベルトに挑戦したのは選挙ではありますが、僕の実力だと思っています。なあ、ところで遠藤。そんなところで高みの見物してないで、せめてエプロンぐらいまで上がれよ。嘘だよ、中に入ってもいいよ。(遠藤がリングに登場)これで俺とオマエがホントに…なんなら半年前でも全然想像もしてなかった、俺とオマエでこのベルトだよ。オマエ、じゃんけんでだったな。最初はグー、ジャンケンほい!(遠藤がチョキで勝つ)オマエ、いまのは負けとくとこだろう!」
遠藤「イサミさん、僕も言わせてください。僕はジャンケンでここまで来ましたけど、これも実力だと思ってます」
イサミ「運も実力と言うからな」
遠藤「いま、流れは僕に来てると思います」
イサミ「これは、KAIENTAIの道場で生まれた木高イサミというレスラー、そしてフリーでフラフラしていて、受け入れてくれたDDT、成長させてくれた大日本プロレス。すべてを懸けてオマエと博多でやってやるよ」
遠藤「DDT所属というプライドを胸に、あなたからそのベルトを取り返します」
イサミ「わかった。正々堂々と闘いましょう(と握手)。お引き取りを。(遠藤は退場)最後に一言だけいえるのは、僕はプロレスラーになって本当によかったです! そして、DDTならびにユニオンプロレス、そして応援してくれたファンの方々、どうもありがとうございました! 俺が、KO-Dチャンピオンの木高イサミだー!!」
【エンディング】
(所属全選手が揃う)
高木「関西初のビッグマッチ、DDTオクトパス2015、いかがだったでしょうか! でも、まだまだ、まだまだこんなもんじゃないんですよ! もっともっと俺は、大阪のプロレスを、盛り上げたい! 東京以上に関西のプロレスを、盛り上げたいんだよ! だから、来年も大阪府立第1、やります! やるよやるよ、やってやるよ! きょう来たみんながプロレスの素晴らしさ、そしてDDTの魅力を大勢の人に語ってください。きょう来た人が3人連れて、4人連れて10人連れて、百人連れてくれば、もっともっと大阪のプロレスは盛り上がります! 来年もよろしくお願いします!」
(館内アナウンスをする赤井にのタコを持ったバラモン兄弟が引き上げてきた赤井を急襲。タコを赤井の顔面に押し付けるなどやりたい放題。)
バラモン「オクトパスなのに、タコが出ないから、俺たちが連れてきたんだよーだ! そこのアバズレのババアも嬉しそうじゃねえかよ! タコをないがしろにするなんてな、モラルがたんねえ、モラルが。ア●ルは出たけどモラルがねえ! オマエ、きったねえ女だな! オマエ、赤井沙希だって?(以下赤井を延々と罵倒)死んで地獄に落ちて今度生まれ変わったら蛆虫になるぞー!」
【高木の総括】
高木「大阪、関西初のビッグマッチ、大阪オクトパス2015、無事終了しました。なんて言うんですかね、2階以外は超満員にできたかなと思っているんですけども、思った以上にアリーナもきちんと埋めることができて、営業しているなかで、関西と東京の違いがあったりとか。いろんなものがあったんですけど、やってるなかで、もうちょっとこうすればよかった。もっとこういうふうにやればよかったなみたいなものがどんどん出てきてて。そのなかで、選手みんなも試合内容がすごくよかったし。僕らが出し切った部分が、お客さんにも満足していただいて、すごく内容もよかったんですけども、もうちょっと、入れたかったなというのもあって。それはひとつの課題として残った部分は大きかったなと。なにもかもが、うまくいく時代じゃないので。これはひとついい経験になったなと。来年は、すごく感触をつかみましたね。今回、自分も営業をしていて、『DDTは見に行ったことないんですけども、見に行ってみたいですね』みたいな人多かったんですよ。だから、そういう部分ではまだまだ、もっともっと掘り起こせるなというのと。あとはプロレスに興味を持っている層を掘り起こせたんじゃないかなというのは、僕のなかで感じましたね。来年は増やしていけると思うし。一つひとつの積み重ねだと思いますし。来年の大阪、関西圏の興行を増やしていきたいと思っているんですね。やっぱり今回、思ったのは、東京だと埼玉、千葉、神奈川はやってるのに、大阪だと大阪だけなんです。京都、兵庫、奈良、和歌山あたりをやってかなくちゃいけないなと。ひとつの課題として。そういうところを巻き込んで。あと中国地方、山陰、山陽、四国、そういったところを巻き込んでいきたいなと。いろん部分が見えた大会ではありましたね。やっぱり、土曜日の夕方4時開始という中では、比較的、健闘した方ではないかなと思ってます。正直な気持ちとしては、もっともっとプロレスの魅力を大勢の人に伝えたかったなというのがあるので。来年ですね。だから、府立第一は来年もやります。システム上、いついつと言えないのが残念なんですけど、だいたい同じぐらいの時期か、ちょっと前後して12月に入るか、わからないですけど、そのへんでやりたいな思っています。(来年は府立完売?)課題ですね。そこまで持ってきたいですね。なんかね、ちょっとしたことなんですよ。ホントちょっとしたことのいくつかが、こうやってればよかったなというのが、あとからいくつも出てきたので、そこですね。そこさえクリアできれば、第一を完売させることはできると思います。(この規模のビッグマッチをほかの地方でも?)まずは関西ですね。関西でリベンジをしたいです。いや、リベンジではないんだけども。もっともっと関西に広げていきたい。いまテレビ埼玉でやっている『さいたま―スラム』を番組名を変えるのか、わからないですけど、サンテレビとか、大阪19チャンネルとか、そういうところで放送していって、積み重ねていこうかなと思ってます。それは感じましたね。メディアの力を。やっぱりテレビ埼玉の放送はすごく影響力があるんですよ。この間、歌舞伎町を歩いていたら、『さいたまーすらむ』見てますって、あっちこっちで声をかけられるという。見てるんだな。やっぱりメディアだなと。そういった部分の、プロモーション的な部分で、ひとつやりきれなかったことが悔いが残る部分。どんどんそういったものを仕掛けていきたいですね。いろんな課題が見えましたね。内容はホントに申し分ないですよ。だから、そこの部分で広げていきたいなと思います。(ベルトがイサミ選手に渡ったが、これは流出のようなもの?)そこはお客さんが決めることで、あのお客さんの大歓声を聞くと、流出という感覚とは違うのかなと。総選挙で1位になった人間なので、1位になった男がベルトをとって、流出とか、ブーイングで迎えられたりとか、それはそれで問題があるんじゃないかなと思うんですけど。DDTの人間に取り返してもらいたいなと思う半面、ユニオンプロレスでずっとやってきた意地が今日ひとつ出たのかな。そういう部分では、僕もユニオンプロレスに1年間、所属していて、関わっていた身としては、流出したという気持ちと、あとよかったな、おめでとうという気持ちのふたつありますね。すごく苦労して、KAIENTAI-DOJOでやってて、そこをやめて、流浪のドインディ生活をつづけていたころから彼のことを知っていて。一緒にやらないかと誘ったのも僕なんで。ユニオンプロレスというのを立ち上げるから一緒にやらないかと言ったのも僕で。ユニオンプロレスが今年の10月で一つの区切りをつけてしまったということに対しても、後ろめたい気持ちが自分のなかにあって、彼自身の意地、彼自身のプライドというものが、ベルトの戴冠につながったんじゃないかなと。だから、新しいものを彼は見せてほしいし。BASARAという新しい団体で、新しいものを見せてほしい。プロレスシーンのなかで、もっともっと木高イサミという名前とブランドを広げていった方がいいと思うので。彼はいま全日本のアジアタッグも宮本裕向と持ってますけども、もっともっと広げていってほしいと思います」
今回はDDT初の大阪でのビックマッチを観戦するためにエディオンアリーナを訪れた、観戦理由はDDT両国大会はいずれ観戦したいと思いつつも、なかなか機会を作ることが出来ない、だが今回はDDTの方から大阪でビッグマッチを開催するということで、観戦を決意した。
3時開場ということでお昼前に会場へ到着、喫茶店で休憩したがすぐ傍の席ではプロレス女子がプロレスの会話をしており、話を聴く限りでは東京から駆けつけたファンだという、開場前にはファンクラブや一般のファンも含めて長蛇の列となり、これは結構観客動員は見込めるのではと思われた、開場となり会場設定は南側にステージ、2階席は一部黒幕が、観客動員はその後の伸びがなかったのか1、2階とも空席が目立ってしまい、初の大阪大会は厳しさを感じた。
試合はまず開始直前のキング・オブ・ダーク選手権のタッグマッチは王者の岩崎に内田と鈴木が挑戦させられ、バックステージでの模様がスクリーンに公開し岩崎のパートナーである松永は岩崎に“鈴木狙いでいけ”とアドバイスする、試合も岩崎を攻める内田に鈴木がタッチを求め、内田は渋ると鈴木は“浮気を暴露するぞ”と脅迫して交代。試合は案の定岩崎組が松永を捕らえて、岩崎がコーナーへ昇るも強引に交代した松永が鈴木にバックドロップで3カウントとなり、岩崎は松永の思わぬ裏切りの前に王座を防衛させられてしまう。
第2試合のササダンゴvsRG、山里は、先入場のササダンゴが恒例の煽りパワポを行おうとするも、スクリーンにPCが繋がっていないというハプニングが発生し、早速接続に入るが手間取ったため、PCの画面をTVカメラで写すということで煽りパワポがスタートした。
煽りパワポでは第1試合を終えた渡瀬がRGを羽交い絞めにして、ササンゴがハリケーンミキサーを浴びせてRGをバラバラにするというものだったが、いざ本番となると渡瀬がRGを羽交い絞めにするも、ササダンゴのハリケーンミキサーは渡瀬に誤爆、渡瀬の体はバラバラになり、鶴見亜門GMを交えて4人でもめた結果、体を元に戻すためになぜか大喜利がスタート、制限時間内ある10分間までに渡瀬の体はどうにか元に戻すも、怒った渡瀬が山里、RGに襲いかかり、渡瀬はRGにアトミックドロップを決めればRGはド派手な受身を披露、最後はRGが森山直太郎の唄を歌いながらプロレスあるあるを披露して幕も、結局プロレスの試合はどうなったのかは不明のままだった。
第3試合のアイアンマンヘビー級争奪バトルロイヤルは、バックステージで王者のチェリーに中川家礼二似のリポーターが挨拶するも、リポーターがステン製の洗面器で一撃して3カウントで王座奪取というハプニングでスタート、リポーターの正体は素顔の菊タローだった。
菊タローとチェリーで時間差バトルロイヤルがスタート、時間が経過すると続々と選手が入り、菊タローは天敵の一人である松井レフェリーのジャーマンを喰らって勝俣が押さえ込んで退場で新王者に、平田が登場して例のごとく踊りまくると勝俣を丸め込んで3カウントを奪い新王者に、大鷲が入場するとリング内への選手は大鷲を残してバックステージへと突入し大鷲も慌ててバックステージへ、バックステージでも攻防を繰り広げられるが、平田は既に退場していた菊タローを身代わりにして脱出、菊タローは無残に全裸姿で倒れていた。
誰もいないリングに高梨が入場しようとすると、全選手が戻って高梨を倒して踏んでリングに戻り、最後にヨシヒコが登場して試合は大きく動き選手が続々と退場、リング内は高梨と赤井、チェリーだけが残るが、王者は伊橋のパンツになっており、赤井と高梨は触るのを嫌がる、しかしチェリーが開き直ってパンツに襲い掛かって3カウントを奪い王座を奪還すると、パンツ片手に大暴れして高梨を退場に追いやる、しかしチェリーは赤井と丸め込み合戦となるが赤井が制して3カウントとなり、地元・大阪出身の赤井が新王者となって幕となった。
第4試合のハードコア6人マッチはリング上にはイスで作った大阪城が築城されると、高木はドラマスティックドリーム号と扇風機、KENSOは金タライ、樋口は特大ラダー、大輔は首輪をした宮武を人間凶器として持参し放送席へ繋げ、宮本は矢郷良明殺しのロッカー、最後に入場した大家はスクリーンからの中継で車に乗って駐車場から入場し金網ネットを持参するが、残り5選手が大家に襲い掛かって試合開始となり、大家を大阪城に叩きつけて破壊して落城となってしまう。試合はリング内では樋口と大家、二階席では宮本と大輔、花道では高木とKENSOが攻防を繰り広げるが、高木は花道からドラマスティックドリーム号で突進もかわされてしまいリングへと直撃、そして高木とKENSOが北側花道に雪崩れ込むが、2階から宮本が金タライをKENSOの頭部に落とすドリフターズ攻撃でKENSOにダメージを与える。
リングに戻ると高木が扇風機の注意書きにも書かれている、扇風機をまわして各選手の手を突っ込むという攻撃を敢行、宮本にも狙うが阻止した宮本は高木を扇風機破壊のボディースラムを敢行、廃品処理にいくらかかるのか心配してしまう。
大家は宮本にテーブル貫通ボディープレスを敢行すると、大輔は宮武を投入、しかし宮武は宮本のテーブル貫通ファイヤーサンダーを喰らって返り討ちにされ役立たずに終わる。
高木は遂にロッカーを投入、KENSOを中へ閉じ込める矢郷良明攻撃を敢行するとロッカーにドロップキック、更に樋口が高木にロッカーの上へのチョークスラムとロッカーは大きく凹み、中に入っていたKENSOも大ダメージを負ってしまう。
その後も混戦が続くが、最後は大輔が樋口をトラッシュ缶でメッタ撃ちにした後で、特大ラダーの上からのダイビングエルボーで3カウントを奪い、ハードコア戦は大輔が制した。
アントンvsカシンのEXTREAM選手権は3カウント、場外カウントありのUWFルール(普通のプロレスルールと変わりないような)で行われるも、カシンは構わず腕攻めや鼻を摘みながらのキャメルクラッチ、アントンの背中に凶器に押し付けて濡れ衣を着せるカシンワールドでアントンを翻弄、カシンの試合も久しく見ていなかったがカシンワールドは健在だった。
アントンはテーズプレスで反撃しリバースDDTからダスティンを投下するが、カシンは剣山で迎撃、アントンはバイオニックエルボーからラ・マヒストラルで丸め込むが、カシンは雪崩式腕十字からの丸め込みで3カウントを奪い王座奪取、試合後に彰人が挑戦に名乗りを挙げるためにリングに登場したが、カシンは返り討ちにする。
王座を奪取することでカシンはしばらくDDTでやっかいとなるが、暴虐武人ぶりは相変わらず、とんでもない選手にベルトが渡ってしまったようだ。
ディーノ、バラモン兄弟vsライアン、福田、遠藤は後入場のディーノ組が場外で無差別テロを敢行していると福田がアピールして襲いかかり試合開始となるが、バラモン兄弟はいつの間にか試合が始まっていることに大慌て、それでも遠藤を捕らえて花道上でのボウリング攻撃を敢行し、観客に水をぶちまけるバラモンワールドを展開する。
リング内はディーノがライアンにコックスクリューを狙うが、ライアンは平然として踏ん張りディーノを動揺させ、股間の力で逆にディーノをスクリューさせる。しかしディーノはライアンをロープワークで散々走らせてスタミナを奪うと、バラモン兄弟が捕らえて久しぶりにお告げゲルを敢行しライアンに洗礼を浴びせる。
そして遠藤が先ほどの仕返しとばかりにバラモン兄弟に掟破りのボウリング攻撃を敢行すると、福田がディーノにパーフェクトスープレックスを決めるが、ディーノがアヘン攻撃でカットに入ると、バラモン兄弟がコールを煽ってディーノがケツ出しでコーナーでケツをセットする。遠藤が餌食にされるが、ライアンは股間から取り出したキャンディーをディーノのケツに突っ込み、福田の口に入れる。
そしてバラモン兄弟はカレーを投入するが、福田がカレーの上にディーノのケツをアトミックドロップを敢行、ディーノのケツがカレーまみれになって危険な状態となるが、福田がカレーまみれのディーノのケツに突っ込んでしまい、シュウが丸め込んで3カウントを奪い勝利、試合後はキャンディやカレーは後で全員で頂きましたというテロップはスクリーンには流されなかった。
騒乱の前半が終わり、後半の三試合はシリアスな展開へと変わり、第7試合では入江が岡林と対戦、2012年7月にはKO-D王者となった入江が岡林の挑戦を受けたが、3年の間に立場が変わってしまったというのが試合に出てしまい、岡林ペースで試合が進み入江が食い下がるという展開となる。アルゼンチンバックブリーカーを凌いだ入江がぶちかましで反撃し頭突きからファイヤーサンダーで突き刺すも、岡林は左右の張り手で応戦してパワーボム狙いは入江はリバースする。
入江はビーストボンバーを狙うが、岡林はパワースラムで返すとゴーレムスプラッシュは入江は剣山、そしてビーストボンバーを放つがかわした岡林がラリアットからのゴーレムスプラッシュで3カウントを奪い完勝、ストロング王者の貫禄を見せ付けた。
セミのHARASHIMAvs竹下は序盤こそ互角に渡り合っていたがドロップキックと飛び蹴りの相打ちの際にHARASHIMAの飛び蹴りが竹下の腹部に直撃、ここからHARASHIMAが竹下の腹部中心に攻め試合を有利に進める。劣勢の竹下はミサイルキックで反撃しブルーサンダーと見せかけてのワンハンドバックブリーカーから逆エビ固めと攻め込むが、HARASHIMAはファルコンアローから腹部へのニー、スワンダイブ式フットスタンプとすぐペースを戻す。
HARASHIMAはリバースフランケンから蒼魔刀で勝負に出るが、竹下はカウント2とクリア、ならばHARASHIMAは奥の手であるHERO!スプラッシュIIことファイヤーバードスプラッシュを投下して勝負あったかに見えたが、これも竹下がカウント2でクリアする。
HARASHIMAはスワンダイブ式蒼魔刀を狙うが竹下は剣山で迎撃すると、ジャーマンや延髄ラリアット、ラリアットと畳みかけるがクロスアーム式ジャーマンはHARASHIMAが堪えると、低空ドロップキックからスワンダイブ式蒼魔刀を決め3カウント、竹下は善戦はしたもののHARASHIMAのペースを崩すことは出来なかった。
メインの坂口vsイサミは、イサミはユニオンを背負っているということでユニオンMAXのベルトを巻いて登場、試合はキック合戦になるも、グラウンドの展開になるとMMAの経験のある坂口が有利に、打撃戦も若干体格のある坂口が優りリードを奪う。
しかしイサミはロープワークを生かして反撃し、コーナー最上段を利用してのニーもかわしてクロスボディーを浴びせるも、坂口もドロップキックやブレーンバスター、飛び膝と譲らない。
イサミは卍固めで捕獲するが、脱出した坂口は串刺しニーからスリーパーで絞めあげ、逃れたイサミに再度狙うが、イサミは強烈なバックドロップで投げてからダイビングダブルニーを投下する。
坂口は背中へのニーでイサミの動きを止めるが、神の右膝はイサミがカウンターの勇脚で迎撃し、エルボーの打ち合いからイサミが伊良部パンチも、坂口はショートレンジからの神の右膝を炸裂させる。
イサミはヨーロピアンクラッチから垂直落下式ブレーンバスター、勇脚と畳み掛けるが、坂口も反撃してPKから神の右膝を狙うも、かわしたイサミは珍しくジャーマン・スープレックス・ホールドを決め、坂口の左右のキックを耐えきったイサミが勇脚・斬を炸裂させ3カウント、イサミが王座を奪取し大阪のメインを勝利で飾った。
試合後なイサミと遠藤のやり取りのあとで、所属全選手が揃ってのエンディングとなったが、高梨に肩を貸してもらいながら入場する坂口の後でイサミが登場すると、坂口は意地を見せるかのように自分の足で歩いてリングに上がったのが印象的だった、そしてエンディングの後で赤井による場内アナウンスが行われたが、バラモン兄弟が赤井の顔面にタコを被せるというハプニングが発生し、バラモン兄弟がマイクで言いたい放題というとんでもないラストで大阪大会は幕となった。
11月はDRAGON GATE、新日本プロレス、DDTとエディオンアリーナ大阪でビッグマッチを開催したが、大阪で強い新日本プロレスの圧勝で終わった。DDTは期待外れに終わってしまったというか、大阪の牙城を崩すのは簡単ではないということを思い知らされる結果となった。PR企画もないままで、また一部フリー選手が参戦したものの、ほぼ純血メンバーで臨んだのだから健闘した方だと思う。
高木大社長も戦略の練り直しということで来年も大阪に挑むという、DDTが大阪で新風を巻き起こすことが出来るか?関西初のビッグマッチ「大阪オクトパス2015」無事終了しました!もっともっと大阪でプロレスを盛り上げたいので来年も府立第一やります!来年に向けて今から戦略練っていかないと。皆様、ありがとうございました! #ddtpro pic.twitter.com/Fy9lLK7Zpk
— 高木三四郎 (@t346fire) 2015, 11月 28コスチュームの股か破れてたり、しょーもない私ですが坂口さんに勝ててよかったです。何回意識が飛びかけた事か…。殺されなかった、僕と坂口さんは今日活きた。それは坂口さんにとっては悔しい事かもしれないけど、たしかに昔とは違う試合だったし楽しかった。だからもう一回でしょ。
— 木高イサミ (@isami_777) 2015, 11月 28そして次は遠藤。彼の努力も身体能力の高さももちろん知ってます、あ、運の強さも。正々堂々真っ向からやり合います。って、もうすぐじゃないか!!博多に来てください!!
— 木高イサミ (@isami_777) 2015, 11月 28ありがたい、声援や紙テープ。結果を残せない自分に腹が立ちます。正直、焦りもあります。焦らせてください。必ず追いつきます。応援ありがとうございました。
— 竹下 幸之介 (@Takesoup) 2015, 11月 28殺られた。 もう一度、またはい上がっていきます。 悔しくて死に切れないんで。 応援ありがとうございました。
— 坂口征夫 (@yukiosakaguchi) 2015, 11月 28ありがたい、声援や紙テープ。結果を残せない自分に腹が立ちます。正直、焦りもあります。焦らせてください。必ず追いつきます。応援ありがとうございました。
— 竹下 幸之介 (@Takesoup) 2015, 11月 28Proud to stand with everybody from @ddtpro for a curtain call after an awesome show in Osaka! #ddtpro https://t.co/Pqv92w637h
— Joey Ryan (@JoeyRyanOnline) 2015, 11月 28KENSOだけは許さない。次DDTに来たら、またロッカーに叩き込んでやる。 #ddtpro #ロッカーフロムヘル pic.twitter.com/azFGGznFiP
— 高木三四郎 (@t346fire) 2015, 11月 28今日はDDT大阪オクトパスでした。 ハードコア相撲殺法あんまり出すことができなかったなぁ…。 暴れることはできたけども場数不足だなぁ…悔しい、完敗でした。 次は負けぬ。 #ddtpro #dna1128
— 樋口和貞 (@kazusada50) 2015, 11月 28兄やん達ひどくない? うちのあだ名がタコ入道になってしまって、 つまみにタコ焼き頼まれたよ… しばらくタコ見たくないのに… くそーーーーーーーー! pic.twitter.com/21atFW5uui
— 赤井沙希 (@SakiAkai) 2015, 11月 28身体中が痛い。結果を残さなきゃいけないのに、結果を残すことができなかった。悔しい。
— 入江茂弘 (@tachimukau_irie) 2015, 11月 28 -
5年ぶりにマッスル復活!HARASHIMAと棚橋が和解…謝罪は煽りパワポで!11月17日 DDT「#大家帝国主催興行~マッスルメイツの2015~」後楽園ホール 1800人超満員札止め
〈アピール、コメントなどは週プロモバイルより〉
◇第1試合◇
▼オンリー丸め込みタッグデスマッチ/30分1本
[新生マッスル軍]○久保佑允 7代目Mr.マジック(12分05秒 首固め)[旧マッスル軍]ペドロ高石 X趙雲子龍
◇第2試合◇
▼変則&特別ルール・タッグマッチ/30分3本
[新生ハッスル軍]○大石真翔 勝俣瞬馬(2-0)[旧マッスル軍]男色ディーノ アントーニオ本多
---1本目※変則ルール---
○大石 ○勝俣(5分43秒 エビ固め)Xディーノ X本多
※ミラクルエクスタシーXミラクルエクスタシー
---2本目※特別ルール---
○大石(14分04秒 十字架固め)X本多
◇第3試合◇
▼全日本手相撲選手権決勝戦
[旧マッスル軍]○藤岡典一(0分42秒 捻り出し)[新生マッスル軍]X山里亮太
☆藤岡が優勝
◇第4試合◇
▼30分1本
○竹下幸之介(13分16秒 ジャーマン・スープレックス・ホールド)Xマッスル坂井
(試合終了後)
坂井は「竹下、オマエに渡したいものがある(藤岡が持ってきたのは2030年10月6日、マッスルハウス12のメインイベント出場権利証が入ったスーツケース。)ディボアのメッチャいいスーツケースだから受け取ってくれます?」
竹下「2030年10月6日、東京ドーム…」
坂井「それコピペ間違いだけど、やるよ!」
亜門「言っちゃった」
竹下「メイン、任されました!」
坂井「DDTじゃないかもしれません!」
亜門「竹下、DDTにいるよな!」
竹下「もしそれがあっても2013年10月6日だけは空けておきます!」
坂井「マジで?」
竹下「マジで」
坂井「引退して5年経って、竹下みたいな後輩ができて超嬉しいです。一言いいですか? あんだけすげえジャーマン食らって何しゃべっていいかわからないけど、なんで俺だってHARASHIMAさんのパートナーに手を挙げてもいいと思っているけど、一度引退しているし金型だし、なんで遠慮してるのかって。竹下も遠慮しちゃダメだよ。周りの仲間も大事だけど、俺ずっとプロレス苦手だったけど、自分のペースでやったらお客さん絶対ついてきてくれるから。たまには遠慮するな! 周りの人間に合わせなくていいから、オマエの考える理想のレスラーになればいいと思う。今日ここでオマエとシングルができてよかったです。全部受けてくれて、楽しかった。ありがとう! このあと、DDTは俺は超好きだし、いい団体。大事な仲間が絶対に負けちゃいけない闘いに臨みます。DDTとあっちの団体は緊張状態にあって、正直よくこのあとの試合がおこなわれると思っているし、煽りVもないです。ゴングが鳴ったらどうなるかわからないです。だから皆さん、これから入ってくるHARASHIMA先輩と大家にこれ以上ない声援を送ってください!」◇第5試合◇
▼スペシャルタッグマッチ/30分1本
○HARASHIMA 大家健(17分36秒 体固め)棚橋弘至 X小松洋平
※蒼魔刀
(試合終了後、HARASHIMAは倒れている棚橋をにらみつける。棚橋と小松は退場…と思われたが、棚橋はいきなり本部席へ。すると、マッスル坂井を呼び出す。すると、スクリーンには「プロレス界をもっと盛り上げる方法」と映しだされる。)
棚橋「試合が終わった直後ですが、プレゼンテーションを始めたいと思います。(と逸材の煽りパワポに大歓声)お題はこちら、プロレス界をもっと盛り上げる方法! その前に一つ自己紹介を。棚橋弘至、新日本プロレスのプロレスラー。39歳、二児の父です。キャッチコピーは“百年に一人の逸材”。好きな仮面ライダーはカブトです。僕のプロレスラーとしての強み。新日本道場で鍛え抜いた肉体、ハイフライフロー。(イラストはササダンゴがハイフライフローを決めている)ええ、ちょっと発注ミスで逆ですけども、当たれば大ダメージ、よけられたらピンチという技です。そして、今回こうしてプレゼンテーションする流れになったのは技をかけてるほう…彼の依頼です。
ただ、このプレゼンまでのオファーまでの流れ。(DDTと新日本が極度の緊張状態にあると映し出される)現在、8月の両国の僕の発言を受けて、DDTと新日本は極度の緊張関係にあります。なので、これ(交渉)は無理でしたが、お互いが所属している松竹芸能とマセキ芸能は、友好的な関係にありますので(坂井から直接メールが来た)。別の仕事だと勘違いして受けてしまいました。テーマです。“プロレス界をもっと盛り上げる方法”。僕がファン時代、もっとも盛り上がった瞬間はこちらの試合。10・9東京ドーム、武藤VS高田。こちらの試合はとても特殊なシチュエーションで、団体のトップ同士の直接対決。そして、8月の両国も形は違えど、新日本とDDTのエース対決でした。ただ、僕は試合後
、花道を引き揚げながらふと思いました。20年前、大学1年の自分が感じた興奮と熱狂を、上回ることができただろうか。できませんでした。これは、ホントに悔しい気持があふれてきて、その後の試合後のコメント…思わず、感情をぶちまけてしまいました。
それはDDTのエース・HARASHIMAさんに向けた言葉ではなく…そう、俺の独りよがりでした。HARASHIMAさん、ごめん。(場内拍手)これからもDDTのエースの道を突き進んでください。そう、なぜこういう発言が出たか、それはもっともっと、プロレス界全体を盛り上げていきたい! そして、考えました。棚橋弘至、来年の計画! ①2016年1月、東京ドームでIWGPヘビー級を奪取。②2016年8月、G1 CLIMAX2連覇達成。③2016年9月、DDT総選挙出馬(どよめき)。④2016年11月、ユニット主催興行開催。(場内は喝采)まあ、まだ1年あるんで、何かしら考えます。(場内は棚橋最高コール)長くなりましたが、最後に本日のまとめ。きょうここにいるすべてのみなさん、愛してま~す!」(棚橋はリングに向かい、エプロンに上がりHARASHIMAと拳を突き合わせ、大家とも合わせて退場。)
HARASHIMA「とりあえず、いまの気持ち…混乱してますよ。でも、まず言いたいことは、こういう場を作ってくれたディーノ、大家君、坂井君、本当にありがとう。あと、こういう急な要請にも関わらず、許可を出してくれた新日本プロレス、棚橋選手、小松選手、ホントにありがとうございます。ちょっと混乱してますけど、棚橋選手…大丈夫なのかな。でも、みんながいま笑顔でいる、こういう空間がプロレスで生まれたんだから、僕はいいんじゃないかなと思う」
大家「坂井! 俺は、オマエに対して悔しい気持ちでいっぱいだよ! でもね、悔しかった気持ちというのはね! みんな一緒だろ! そして、きょう勝った嬉しかった気持ちも、一緒だ! そうだよね!?(場内拍手)HARASHIMAさん」
HARASHIMA「はい?」
大家「締めてください」
HARASHIMA「プロレスの試合はいろんなことあります。僕は、きょうの帰り、みんなが明日朝起きて、それか数年後でもいいから、あの日プロレスを見てよかったな、あの試合見てよかったなって、思える試合をこれからもしていきたいと思います。こうやって、試合をしていけば、いまのプロレス人気がもっともっと上がって、メジャースポーツ? そういうとてつもない存在にプロレスがまたなると思います。僕はみんなが笑顔になれるプロレスを、これからもしていきたいです。これからも、大好きなプロレス、やってやるさー! 笑顔で帰れるプロレス、目指してやるさー! そして、次のマッスルも…2030年も、ちゃっかり出てやるさー! なんでかって? それは、鍛えてるからだー!!」
【#大家帝国の話】
大家「いや、おかしいだろ坂井! これなに#大家帝国っていうんですよね、ユニット名は! ねえ!? #大家帝国の主催興行なのに、大家健が知らないことがあっていいんですか!!」
坂井「(無視して)試合チョーよかったっす」
大家「そういうことじゃねえだろ!」
ディーノ「人間の最盛期を目の当たりにすることができました」
坂井「全盛期の瞬間に立ち会えてホントよかった」
ディーノ「ここから落ちていく一方だからな。(大家が言えずにいると)そんなことねえよ、だろ!」
坂井「きょうの大家健の姿を、勇姿を目に焼き付けたよ」
ディーノ「お疲れ様!」
大家「話がすり替わってるだろ!」
ディーノ「何が不満なんですか?」
大家「なんで言わないの、アレ」
ディーノ「…私も知らないんですよ」
坂井「だって、知ってたらクビになるかもしれないじゃないですか、君たちが」
大家「かっこいいな」
ディーノ「あれ、本当で、あのパワポは(棚橋に)直メールしたんですよね。本当に知らなかったんですよ」
坂井「みんな新日本とDDTはけっこうなガチガチな緊張状態で、メインの前のVTRのコメントを頼むのも正直お互いそのへんもよくわからないですけど、とてもお願いできるような状態じゃなくて。そこで試合終わって、それで…試合が終わって選手同士は分かり合えると思います。でも、なんかもっとなんか、そうなのかなと思いまして。俺、こんなこと言うのも変な話ですけど、棚橋さんの連絡先を知ってまして。こんなんやったらルール違反だってわかってるんですよ、業界の。だけど、俺は棚橋さんに『会って話がしたいです』とメールした。会って話して、お互い最高のカタチで終わらせたいという。お互い最高のものを見せたいという。そこでいろんな話をして、その気持ちを試合終わったあとにプレゼンしてみませんか?って言ったんですよ。そしたら、面白そうですねと言ってくれて。『会社に通すとダメって言われる(可能性がある)と。俺はやりたいんで、俺と一緒にやりましょう』と。俺も棚橋さんも誰にも言わないで、一緒にあのシーンを作りました。その後、じっさい会社がどういうふうな…わからないけど、俺は間違ってないというか。ああいうふうなことを、思ってることを、やりたいことをやれるリングでDDTはなきゃいけないと思ってるんで。みんなびっくりしたかもしれないですけど、やってしまいました。俺に言えることはこれだけです」
大家「俺はホント、言ってくれなかったのが悔しかっただけ」
ディーノ「ちっちぇえな、おめえな(苦笑)」
大家「ちっちぇえに決まってるだろが! もともとちっちぇえ人間だろが!」
ディーノ「マッスルの時、大家さんに全部言ってたかって話ですよ」
大家「たしかにな」
ディーノ「変わんねえんだよ」
大家「こういうのがないとね、マッスルじゃねえんだろうな」
坂井「いや、そういうこと言うなよ」
大家「すいません!」
(HARASHIMAも合流)
ディーノ「私も知らなかったんですよ」
HARASHIMA「ああ、そう! でも、まずはこういう場を作ってくれたみなさんに感謝だし。なんだけど、あんなことまでして、ビックリしましたよ。でも棚橋さんが、僕はリング上で試合をして、試合のなかで気持ちは通じたと思ってるんで。どういう形であれ試合をやることで、僕は感じるものがあったんですけど。やっぱりね、見に来たお客さんにあれだけわかりやすく、さらに説明してくれるのが、やっぱそこはすごいですよ。わざわざ説明してくれるなんて」
坂井「俺は、HARASHIMAさんに対してそう言いたい気持ちもあったと思うし、ああいう形で俺たちの世界観に乗ってくれたと。そのうえで自分の言いたいこと、やりたいこと、HARASHIMAさんに伝えなきゃいけないこと、お客さんに伝えたいこと、というのを言える方法として、このやり方に賛同してくれたのはすごく嬉しくて。これができるんだったら、俺はどうなっても構わないという気持ちでやってみました」
HARASHIMA「まあ僕としては、棚橋選手があんなに素直に面と向かって謝ってくれたんで、そこもビックリだし。やっぱりプロレスを上を目指して楽しい方向にしていこうと、同じ気持ちを持ってるんだなと思い、感じられてよかったです。僕はホントに一連の発言のあと、新日本だけよければいいんだなと、彼に対して、がっかりした見方をしてしまったんで。そうじゃなく、彼もこっちのスタイルに踏み込んでくるし、業界を盛り上げていこうと同じ方向を目指してるんだなというのがわかったんで、よかったです。嬉しかったです、そこは。(もやもやはすっきりした?)そうですね、そこは。あれだけ面と向かって謝られたら…。スッキリしました。(大歓声やコールは)ひじょうに心強かったです」
坂井「(久々にマッスルでやってみて)いやあ、マッスルはこうだっていうのはないんだけど、マッスルはDDTやほかの団体と違うというのは俺はないと思うんですけど、マッスルでしかできないこと、マッスルがやらなきゃいけないことというのを考えて、今回いろいろ全体の統制というかマッチメークというか、正直しんどかったですよ。しんどかったけど、なんかやんなきゃいけない…自分たちは絶対やんなきゃいけないと思ったんで。それが楽しかったって言っていいのかわからないですけど、楽しかったです。棚橋選手、すごいなって。その一言。みんなもそうだと思うけど、DDTは棚橋弘至選手に最大限のリスペクトを、という気持ちです。これはマジです」
HARASHIMA「すごいね。あんなことやったら怒られちゃうんじゃないの? そういうリスクを負ってまで、お客さんにわかりやすく説明してくれるというのは、お客さんを満足させるという気持ちをすごい持ってるのをあらためて感じましたね。(今後、他団体に出たりは?)機会があれば。タイミングだと思うんで。視野は広まりましたね」
坂井「(2030年のマッスルに向けては)ちょっとしばらくぼけっとしてもいいですか」
HARASHIMA「僕、とりあえずスケジュールをあけとくから」
【棚橋の話】「(最後は棚橋色に染めた?)あのね、HARASHIMAさんが8月からきょうまでモヤモヤしていたように、俺もモヤモヤしてましたよ。きょうここにね、机がなくてよかったですよ。ただ、そうなんですよ。団体の対抗戦というシチュエーションができて、悔しいけど、ファンのボルテージ、DDTのファン…新日本のファンのみなさんには悔しい思いをさせたけど、これからまた頑張ることで、しっかりとお返ししていきますから。きょうはホントになんだろ…次に向けていいスタートというか…これ以上は聞かないで! あんまり言うと、超でっかいブーメランになって返ってくるから。(小松は)意思の疎通というか、新日本のヤングライオンは末恐ろしいですよ。小松は俺以上のスターになるから。その時はまたDDTに呼んであげてくださいよ。俺は小松をスターにしてみせますから。そうなんですよね、DDTの選手はDDTのファンをみんな笑顔にしてるんですよ。この事実、動かせないけど俺は新日本プロレスのエースとして、絶対新日本が正しいという姿勢は貫いていくってことだけは、ここで言っておきます」
DDT総選挙のユニット部門で1位となった#大家帝国の主催興行「マッスルメイツの2015」が開催され、前半は5年ぶりに復活となったマッスルらしくパワーポイントを使い、様々なシュチュレーシで試合を行い、セミではマッスル初参戦の竹下が復活?した坂井と対戦し試合途中で『エピトリカ』が流れてマッスルワールドへと突入、坂井は「俺の名前はマッスル坂井。プロレスラーだ。決まれば相手の体力を35%奪う垂直落下式リーマンショック。あと一回で俺の勝利はほぼ確定。意外と向いているかもしれない。プロレス、楽しかったなあ」と回想して垂直落下式リーマンショックを狙うが、ローリングラリアットで阻止した竹下が「僕は名前は竹下幸之介、プロレスラーだ。実は小学生の頃からマッスルを見ていて不思
議に思ったことがある。スローモーションのときにお互いの体力が回復してしまうんじゃないか。僕の100%MAXのジャーマンを決めます。坂井さん、5年ぶりのマッスルおめでとうございました」と掟破りの逆回想からジャーマンで3カウントを奪い、試合後は藤岡から2030年10月6日、マッスルハウス12のメインイベント出場権利証が入ったスーツケースが進呈され、竹下も出場を約束した。
メインは8月17日、両国大会でHARASHIMAを降した棚橋のDDT批判発言から起きた決着スペシャルタッグ戦が行われ、試合は棚橋が大家、HARASHIMAが小松をそれぞれ痛めつける展開となるが、棚橋の張り手に大家がダウンすると大家が捕まえる展開となる。
棚橋組が大家にトレイン攻撃を狙い、棚橋が串刺しエルボーを狙うが、かわした大家がカミカゼで反撃してHARASHIMAに交代、HARASHIMAは棚橋、小松にフロントハイキック、棚橋にはミドルキックを打ち込み、大家の援護を受けて棚橋に雪崩式ブレーンバスターを決める。
HARASHIMAと棚橋は額をつけて睨み合い、HARASHIMAのグーパンチに棚橋は張り手と打撃戦を展開し、交代を受けた大家が炎のスピアーを狙うが、低空ドロップキックで迎撃した棚橋はドラゴンスクリューからテキサスクローバーホールドで捕らえ、大家を追い詰めにかかる。
館内の大家コールを受けた大家は必死に耐えてロープに逃れ、棚橋と小松の同士打ちも誘発してHARASHIMAに交代、小松はHARASHIMAにファルコンアローを決め、蒼魔刀狙いも逆エビ固めで切り返してからSTFで捕獲するが大家がカットに入り、カットに入った棚橋にも炎のスピアーを浴びせると、HARASHIMAは小松にリバースフランケンから蒼魔刀を浴びせ3カウントを奪い、試合後は棚橋が煽りパワポでHARASHIMAに発言を謝罪、HARASHIMAも参戦してくれた棚橋に感謝の言葉を述べ、大会を締めくくった。
棚橋の発言を受け、DDTもHARASHIMAだけでなくDDT全体の問題として実現した試合は、棚橋の謝罪で終わったが、棚橋も発言に関しては確かに反省しており、どう返すべきかと考えたら、煽りパワポを使っての謝罪とは、棚橋らしい粋なやり方かもしれない。
マッスルが次に開催されるのは2030年…2020年の東京オリンピックより先の話になるが、再びタイムカプセルに封印される『マッスル』が再び開催されることを気長に待ちたいと思う。【#大家帝国 リポート】HARA&大家勝利、棚橋がまさかの終わりパワポ/竹下は坂井に勝利して2030年10・6「マッスルハウス12」メイン出場権獲得/山ちゃん、ドン滑り https://t.co/AKtSqGAGfU #ddtpro pic.twitter.com/3UDSvd7FyI
— DDT ProWrestling (@ddtpro) 2015, 11月 17夏のDDT両国での悔しさをはらせた!! 試合に勝って嬉しかった!! 心の底から嬉しかった!! でも、坂井と棚橋選手に対しては新たな悔しさがうまれた。 それは心地よい悔しさ!! プロレス最高!! #大家帝国 #ddtpro
— 大家健 (@1600sekigahara) 2015, 11月 17ほんとに自分がサムライTV見始めたのと、マッスルのスタートほぼ同じタイミングで。その当時よく再放送しててとくに好きな回は北沢タウンホールの新北京と対抗戦やるやつ。当時、小学生だったから松野さんがロングリバー黄河に踏み潰されるの好きだったんですよ。10年後、任せれることになるとは。
— 竹下 幸之介 (@Takesoup) 2015, 11月 17だから今から15年後もなにが起こってるかなんてわからない。
— 竹下 幸之介 (@Takesoup) 2015, 11月 17負けました。 悔しいけど、あの空間で凄い試合が出来たって思うし、得るものは大きかったっす。 まだまだ僕は発展途上。 もっともっと強くなってみせます!! ※紙テープ超ありがとうございました☆
— 小松洋平 (@njpwyohei_k) 2015, 11月 17こんなご時世だから、今日の素敵なあの空間のように、みんなわかり合えたらいいのになと思う
— sayoko mita (@345m) 2015, 11月 17 -
二団体同時契約、激闘のツケ…飯伏幸太が椎間板ヘルニアで無期限の欠場へ
<新日本プロレス公式HPより>
DDTの高木三四郎社長によると、飯伏選手は10月24日の深夜から高熱が続き、翌日の後楽園ホール大会を緊急欠場。以前から左半身のしびれを訴えていたところから精密検査を受けたところ、椎間板ヘルニアと診断されたという。
これにより、飯伏選手は無期限の長期欠場が決定。自身が保持していたKO-Dタッグ王座(※パートナーは佐々木大輔)は返上となり、出場が予定されていた新日本プロレスの11月7日(土)大阪大会も欠場することになった。
会見に出席した新日本プロレスの菅林直樹会長は、「今回の件で契約を終わるというのではなくて、復帰を待ちたいと思っております」とコメント。飯伏選手のDDT&新日本プロレス2団体所属の継続を明言した。
■高木社長の話
高木「今年の夏ごろから、飯伏幸太本人が『左半身にしびれがある』と言っておりまして。『1度、精密検査を受けたほうがいい』という話をしておったのですが、今回、頸椎椎間板ヘルニアということで診断が下されました。新日本プロレスさん、菅林会長ともご相談をさせていただき、両団体ともしばらく欠場させていただくことになりました。日常生活に支障をきたすといったものではないんですけど、なにぶん神経からきているしびれということですので、試合はお休みしたほうがいいだろうということになりました。そのへんに関してはご安心していただけると思うんですけども。本来であれば、この場に本人が同席の上、ご挨拶するべきところではあるのですが、10月25日の弊社の後楽園大会のメインイベントを、総選挙で選ばれてタイトルに挑戦する重要な試合に穴を空けてしまったということで、本人が非常に落ち込んでおりまして。皆さんの前に立てる状況ではないと判断しまして、本人不在の会見とさせていただきました。弊社としましても、飯伏幸太がケガを完全に治して、復帰することを待ちたいと思っています。皆さんには、ご心配をおかけしましたことをお詫びいたします」
■菅林会長の話
菅林「いま高木社長のほうから報告があったとおり、新日本プロレスとしましては、今回の件で契約を終わるというのではなくて、復帰を待ちたいと思っております」
■質疑応答
――復帰時期は未定ということですが、大まかな目安はありますか?
高木「やはり神経の部分ですので。本人のファイトスタイルが、かなりハードなスタイルでもあると思うので。やっぱり、かなり長期的な、年内、そして年明けも含めて、欠場するという方向だと思っております」
――手術はするのですか?
高木「いま現在、本人と話をしているのが、手術をしないで治療を続けていって、治していくという方向で話はしております」
新日本プロレスが菅林直樹会長、DDTが高木三四郎大社長と鶴見亜門GMが同席で会見を開き、飯伏幸太が椎間板ヘルニアで長期欠場することを発表した、飯伏は10月25日のDDT後楽園大会を急遽欠場、10月31日~11月1日の沖縄遠征も欠場し、本出版のイベントもキャンセルしていた。
今年に入ってからも1月に中邑真輔、2月にHARASHIMA、3月にNEW JAPAN CUP。4月にAJスタイルズ、7月にG1 CLIMAXと新日本とDDTを股にかけて激しい試合を展開していただけに、そのツケが一気に来たというのか。
新日本とDDTは二団体同時契約の継続することを明言しているが、復帰したとしてもスケジュール面で見直しは余儀なくされる、プロレス界を代表するスターに昇りつめた矢先だっただけに残念だが、ここはじっくり養生して欲しい。