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伊賀プロレス通信24時「日常茶飯事(ちゃはんじ)」

略して「イガプロ!」、三重県伊賀市に住むプロレスファンのプロレスブログ!

両国大会を終えたDDT、新宿大会の主役を奪った大家劇場!

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両国大会を終えたDDT、新宿大会の主役を奪った大家劇場!

3月26日 DDT「Dramatic 2016 March Special」新宿FACE 600人 超満員


<アピール、コメントなどはDDT公式より>
◇第1試合◇
▼30分1本
松永智充 ○伊橋剛太(8分05秒 横入り式エビ固め)X高木三四郎 大鷲透


(試合終了後)
KENSO「僕は絶対にあきらめない。僕は夢のある団体、なぜならDDTファン最高! 君たち最高! ありがとう! そして何度も同じことを言います。僕を、KENSOをDDTに入団させてください!」


高木「断る!」


(『FIRE』が流れるもKENSOがストップ)
KENSO「全世界回ってプロレスしてきたけど、いろんなファンを知っているけど、DDTのファンが世界で一番最高! KENSOを…KENSOを…KENSOをこの大好きなDDTに入団させてほしい!」


高木「お断りします!」
(とピシャリ。『FIRE』がヒットする中、登場したのは新台湾プロレスのレッカ。)
高木「レッカじゃねえか!」


レッカ「今日は一つお願いがあります。DDT台湾大会やることを聞いて、力になりたい。日本でもっとプロレスをしたい。DDTとDNAに入団させてください!」


KENSO「ちょっと待ちなさいよ。ちなみにKENSOはレッカ君よりもっとDDTに入団したい。お願いします」


(KENSOが右手を差し出すと、レッカも手を差し出す。高木はKENSOに
高木「お断りします(と頭を下げ)レッカ君、一緒にやろう!」


(とレッカとガッチリ握手。KENSOが卒倒する中、2人はファイアーポーズを決める)
 
◇第2試合◇
▼30分1本
○入江茂弘 高尾蒼馬(10分45秒 片エビ固め)×スーパー・ササダンゴ・マシン 渡瀬瑞基
※フライングソーセージ


(試合終了後)
ササダンゴ「あんな辛い思いしてケンドー・カシンからEXTREME級のベルトを獲って、これからササダンゴ。マシンがDDTの顔として会社が押していかなきゃいけない選手とわかっているのに、なんであんな強いヤツ当てるんですか! 勝てそうなヤツ!」


亜門「今の試合結果に納得いってない?」


ササダンゴ「とんだピエロットじゃねえかよ」


亜門「つまり次は入江とタイトルマッチということですね。4月3日の伊豆ぐらんぱる公園で入江とシングル組まれているから、タイトルマッチ決定します」


(ごねるササダンゴを亜門GMが無視して4・3伊豆ぐらんぱる公園でのササダンゴvs入江がDDT EXTREME級選手権試合に変更となった。)


ササダンゴ「…伊豆のカードすら把握してなかったです。入江の弱点、ベルト防衛のための課題解決の糸口、勝利へのプロセス、しっかりまとめてきてやりますよ。プライベートな部分を叩けば誇りが出てくるタイプです。以上!」


◇第3試合◇
▼30分1本
○竹下幸之介 遠藤哲哉(9分39秒 テキサスクローバーホールド)星誕期 Xワンチューロ


(試合終了後に大家出現)
亜門「今からKO-D無差別級のタイトルマッチをやる気ですか!?」


大家「バカヤローッ! 俺はDDTの大先輩として竹下と遠藤にアドバイスに来たんだよ。竹下、遠藤! 両国、ベルトを奪われて残念だったな。(コスチューム姿のARASHIMAが入退場口から覗き込む中)悔しかっただろ! でもあきらめるんじゃねえぞ。あきらめなかったから今の俺があるんだ! あきらめなかったから俺は今日ベルト獲るんだよ。だからオマエら2人、絶対ベルト獲れよ! ガンバレ、遠藤! ガンバレ、竹下! ガンバレ、俺!(大家は退場。)」


亜門「なんか、ごめんな。災難だったな」


遠藤「GM、大家さん、メッチャいいこと言ってたじゃないですか! 感銘受けちゃいましたよ。あきらめません。頑張ります!」


竹下「大家さんの言葉でリマッチしたいと思いました! 大家さんの分までリマッチして僕たちがベルトを獲りたいと思います。大家さん、ありがとう!」


◇第4試合◇
▼KO-D6人タッグ選手権試合/60分1本
[第24代王者組]樋口和貞 ○勝俣瞬馬 岩崎孝樹(14分14秒 ネビュラストーム)[挑戦者組]坂口征夫 マサ高梨 梅田公太
☆樋口&勝俣&岩崎が初防衛に成功


(試合終了後、納得いかない酒呑童子が襲い掛かって乱闘に。酒呑童子が下がる。)
勝俣がマイク。「梅田、勝ったのはこっちなんだよ。でもね、酒呑童子の目がすごくなってて怖かったけど、勝ったぞー! 僕たちはまぐれでベルトを獲って終わりじゃないんだよ。まだまだ強い相手はいっぱいいるけど、DNAはこんなところで止まってられない! どんどん突っ走って上の先輩ぶっ倒していきます!」


【樋口、勝俣、岩崎の話】
勝俣「強力でしたね。梅田と最後に闘ったのは確かDNAで強くなっていたのはわかっていたんですけど、予想を上回ってました。でも防衛したのは僕たち。どんな形でもスリー入ったのは僕たちなんですよ。」


岩崎「今日の試合は納得いってない。ほぼ俺たちやられてたし。」


勝俣「でも勝ちは勝ちなんだよ。」


岩崎「最後は突っかかってきたけど、こっちも引けないところがあるので、引かずに噛みついていきたいなと思います。」


勝俣「こっちには4月にベルト挑戦が決まった樋口もいるんだよ。」


樋口「強かったですけど、DNAの3人でベルト獲って防衛できて楽しいですね。どういう形であれ、防衛回数を一回重ねたということで俺は嬉しいです。」


勝俣「よかった、足を引っ張らなくて。この中だとどう見たって僕が最弱でしょ。でも僕だって足を引っ張りたくないと思いながらプロレスやっているからね。僕たちでもっともっと強くなって、もっともっと防衛していって、ただのDNAじゃないところを見せつけたいと思います。」 


◇休憩明け◇
(高木三四郎大社長と鶴見亜門GMがリングイン。ベストストレッチ新宿御苑店のオープン日を4月15日(金)と発表。新店長として呼び込まれたのは勝俣瞬馬が就任したことを発表する、続いてレッカがリングイン。協議の結果、レッカは新台湾プロレスとDNAの二団体所属として活動することに。DNA所属第1戦は4・1北千住でワンチューロとのシングルマッチを発表)
高木「先日3月6日に、新台湾プロレスに呼んでいただきまして、レッカ選手の試合も見たんですけど、すごく頑張っててやる気があるなと。我々も11月20日のDDT初の台湾大会の時に協力してくれないかなと思っていた矢先の直訴で。日本で成功したい彼の気持ちを汲んでDNA、時間があればDDTにもどんどん出てもらってアジアのスターにしたいなと思っています」


レッカ「来月からDNA所属になります。これからもっともっと頑張ります」


(後半戦のコールをレッカがしようとすると、またまたKENSOが登場)
KENSO「このビジネスはそんなに甘くないんだよ。俺は全世界を渡ってきた。オマエより俺のほうが名前は上だ」


亜門「リングでおこった揉め事はリングで解決しましょうよ。4月2日の春日部ふれあいキューブ大会でレッカ君とKENSOさんのシングルマッチを組みますよ。そこでレッカ君が勝ったらDNA入団を認めてくれますよね?」


KENSO「認めます」


亜門「じゃ、そういうことで。レッカ君、頑張ってね」


KENSO「…あれ? KENSOがレッカ君に勝ったら?」


亜門「特に何もないです」KENSO「俺の情熱はDNA入団したい…あ、間違えた。俺はDDTに入団したいんだよ! 俺が勝ったら?」


高木「入団は…ありませーん!」


(場内に『FIRE』がヒットし、KENSOは卒倒)


◇第5試合◇
▼いつでもどこでも挑戦権追加分争奪バトルロイヤル
[試合経過]
○赤井沙希(3分50秒 オーバー・ザ・トップロープ)X大石真翔
☆赤井がいつでもどこでも挑戦権獲得


○男色ディーノ(6分10秒 リップロック)X石井慧介
☆ディーノがいつでもどこでも挑戦権獲得


○福田洋(8分11秒 オーバー・ザ・トップロープ)Xヤス・ウラノ
☆福田がいつでもどこでも挑戦権獲得


○彰人(8分24秒 オーバー・ザ・トップロープ)X福田洋
☆彰人がいつでもどこでも挑戦権獲得


○アントーニオ本多(11分25秒 十字架固め)X平田一喜
☆平田がいつでもどこでも挑戦権獲得で試合終了


(試合終了後、亜門GMがいつどこ権を獲得した赤井、ディーノ、アントンをリングにあげる)
亜門GM「いつ使いたいみたいなプランを聞かせてください。なんだったら今この瞬間に使ってもいいんですよ?」


(と言うと、バッコミが流れて大家が登場)


亜門「なんすか?」


大家「HARASHIMA! HARASHIMA、出て来い!」


(HARASHIMAがコスチューム姿でエプロンへ。)
亜門「このタイミングでHARASHIMAさんを呼び出したってことは、今からKO-D無差別級のタイトルマッチやるんですか?」


大家「バカヤローッ! KO-D無差別級のベルトはDDTの、いやプロレス界最高峰のベルトだ。そのタイトルマッチをメイン以外でやるなんてことは、あってはならないことなんだよ! プロレス界最高峰のベルトを懸けてメインイベントでタイトルマッチやって俺が獲ることがプロレス界をメジャースポーツにすることでしょうが」


亜門「じゃあ何しに来たんですか」


大家「いつでもどこでも挑戦権を取ったヤツらの意思確認に来たんだよ! 赤井! 今日タイトルマッチでHARASHIMAか俺の…いや俺にいつ挑戦するんだ?」


赤井「え~と…とりあえずこれが欲しくてつけてみたかったのと、先にアイアンマンをどうかしないといけないので予定は未定です」


大家「そうか。赤井、頑張れよ! 男色ディーノ! オマエはそれ、いつ使うつもりだ!」


ディーノ「え~と、これ譲渡ありよね」


亜門「過去に前例があるから別に…」


ディーノ「じゃあ譲渡します」大家「おい! 獲ったら使うのが男だろ! 譲渡とかバカじゃねえか! タイミング見て使えよ! 譲渡すんなよ! 俺を相手に使えよ! 譲渡せずに頑張れよ! アントン! いつ使うつもりだ!」


アントン「とりあえず今日は使わないと思う。お前がそこまで言うならHARASHIMAと闘って勝ったほうに使うから。オマエがそこまで言うならオマエに使うから。だから! オマエがあのベルトをひっぺがせよ! オマエに使って大家健vsアントーニオ本多、ものすごくチケットの売れ行きが不安ですが、そういったカードを叩きつけるのが俺たちのやり方だろ!」


大家「そうだ! 俺も頑張るからオメエも頑張れよ。邪魔者はいなくなった! HARASHIMA! メインイベントで正々堂々とテメエと俺の一騎打ちやろうじゃないか! いくぞー! ガンバレ、いつでもどこでも挑戦権! ガンバレ、HARASHIMA! ガンバレ、俺!」


◇第6試合◇
▼KO-Dタッグ選手権試合/60分1本
[第54代王者組]○佐々木大輔 石川修司(18分11秒 片エビ固め)[挑戦者組]ジョーイ・ライアン Xキャンディス・レラエ
※ベトナムドライバーII
☆佐々木&石川が初防衛に成功


(試合終了後、試合後、佐々木はキャンディスをリングに上げさせると、なおも結婚を迫る。当然「ノー」を突きつける)
佐々木「家に連れて帰るしかない!(と抱きかかえる。)」


(ここで竹下と遠藤がリングインしてキャンディスを救出。)
竹下「カリスマ! キャンディスはあきらめましょう。でも僕たちはそのタッグのベルトをあきらめられないのでリマッチ受けてください」


(亜門GMは4・24後楽園でKO-Dタッグ戦をおこなうことは決定とし、前チャンピオンの竹下&遠藤のリマッチを受けるように促すが佐々木は「ノー!」を繰り返す。)
亜門「では2人に代わる挑戦者チームを探してください」
佐々木「キャンディス」


亜門「二度はありません」


佐々木「ジョニー・ガルガノ!」


亜門「呼べないです。GM権限で決定させていただきます!」


遠藤「そのベルト、俺たちが必ず取り返す。俺たちはあきらめない」


竹下「そのベルト来月の後楽園で取り戻します」佐々木「竹下&遠藤、俺にはもう失うものは何もないよ! いつでもかかってきなさい!」


【竹下、遠藤の話】
遠藤「大家さんに言葉をかけていただいて、その言葉に感銘を受けたので挑戦を表明しました。」


竹下「僕は両国のリングのど真ん中でギブアップしたので。ギブアップと自分で口に出して負けを認める。試合後の心のダメージは僕たちはしばらくタッグから一線を引くべきじゃないかと思ったんですけど、大家さんの言葉にあった通り、僕たちまだまだ腐ってはいけないなと思いまして、負けはしましたけどプロレスラーなので何度も挑んで。あきらめたら僕たちはこのままタッグチームとしてだけではなく、いちレスラーとしてダメになると思って、チャンピオンチームが防衛したので僕たちがリマッチしたいと思います。」


――これ以上にない覚悟があると思うが。
竹下「これで負けたら僕たちのタッグチームはあとがない。絶対にベルトを獲り返したいと思っています。」


【佐々木の話】
佐々木「ラブ・イズ・オーバー…。はかないですね。ただフラれた男の傷ついた心を踏みにじった竹下&遠藤は許せない。ぶっ潰してやりますよ。リマッチだってなんだって受け付けてやりますよ。もうね! ハートがブレイクしてるんですよ! だから誰でもいいです。ジョニー・ガルガノでも! ジョニー・ガルガノでも! ジョニー・ガルガノでも! 誰でもやってやります!」


――諦めきれない?
佐々木「諦めませんよ。」


――エイドリアン(石川)の姿が見えませんが。
佐々木「ハウスしました。」


◇第7試合◇
▼KO-D無差別級選手権試合/60分1本
[第56代王者]○HARASHIMA (16分11秒 体固め)[挑戦者]X大家健
※蒼魔刀
☆HARASHIMAが初防衛に成功 


(試合終了後)
HARASHIMA「無事防衛しました。大家君、大丈夫? 力とかスピードとか体力とか技術とか関係ない。すごい力を持っているよ。正直、こんなに追い込まれると思ってなかったよ。大家君、強くなったね。またいつでも何度でも試合をしよう。去年からいろいろあったけど本当にありがとうございました」


大家「(泣)いっつも俺みたいなもんがって思っています! もう20年ぐらい前からHARASHIMAさんと知り合って、すげえ人だって! ずっとずっと思ってました! もう俺も結構いい歳だけど! 俺はプロレスラーになってからHARASHIMAさん、アンタに一回も勝ったことがない。いつか、いや来年、再来年のうちには! テメエを超えてやるから覚悟しとけよ!(大家は今成の肩を借りて退場。)」


亜門「この時点でいつどこを持っている選手が使う様子がないので4月24日、後楽園で挑戦者・樋口和貞で決定です」


(樋口がリングイン。)
樋口「HARASHIMAさん、自分は去年の札幌であなたに負けてまだまだまだと言われました。この一年で鍛錬と精進を重ねてもうもうもうもう気は熟しました。HARASHIMA! あんたのそのにやけヅラ、後楽園で消してやるよ!」


HARASHIMA「まだまだって言った気もするけど、もうもうもうって牛かと思いましたよ。君は伸び盛り、若手の枠を超えてるの知っているからボコボコにして僕が勝ちます。よろしく!(樋口が引き揚げる)次、4月の後楽園で必ず自分が樋口に勝ってやるさー! いつでもどこでも誰が挑戦したって必ず勝ってやるさー! 来年のさいたまの
メインのリングにも立ってやるさー! なんでかって? それは鍛えているからだー!」


【HARASHIMAの話】
HARASHIMA「大家健はリングでも言ったけど単純にレスラーしての身体能力ではなく人間力というか不思議な力、やっぱ彼が精一杯いろんなことを全力で取り組んでいるのが出るのかな。本当に強かったですね。ビックリしました。試合前から揺さぶられもしましたし。でも試合になったら真っ直ぐぶつかってくる彼、気持ちよかったですね。付き合いも長いけど、まさかこのタイミングでベルトを懸けて試合すると思わなかったし、彼がガンバレ☆プロレスですごいやってきたのは知っているし、やっぱり去年お世話になったというか彼の熱、気持ちを受けた興行もあったし。楽しかったし、嬉しかったです。」


――その中で、次の挑戦者が現れましたが。
HARASHIMA「来ましたね、樋口。もちろん気を抜けない相手というのはわかっているし、去年一回やってその時もすごく強くて、それから時間が経って体も大きくなって経験も積んで、より強くなっているのはわかっているので。前回以上に気を抜かずにガッチリいきたいと思います。」 


――向こうはニヤケ顔を消し去ってやると言っていたが。
HARASHIMA「はい。楽しみにしてます(笑顔)。」


【大家の話】「なんだよ! 敗者にコメントあるのか!? サムライさん、週プロさん、マスコミさんよぉ! 敗者からコメント取ってどうすんだよ~! 敗者が残るコメントはただ一つでしょ? 一回負けたからってあきらめるかって話ですよ! 去年、念願のKO-D無差別級のベルト獲りました、でもすぐ失いました! もうね! DDTに入ったの十何年前、もう忘れちゃうぐらい昔だよ! 途中でKO-Dのベルト作られて! 全然届かなかった、俺。それから失踪して戻ってきたけど、やっぱり全然届かなかった!(泣) でも二十年近くなってようやく! 挑戦できることになったんだよ! だったら次はなんなんだよ! メインイベントで闘って勝ってKO-Dのベルトを獲る! 俺は今まで頑張ってきたつもりだよ! でも今日負けたってことは足りなかったってことだろ!? だったらもっともっともっと頑張って! もっともっともっともっと強くなればいい! それだけの話だよ! だから! 俺はこれからも死ぬまで頑張り続けてKO-Dのベルトを獲って、プロレスをメジャースポーツにします! そしてカメラ越しに本腰に見ているヤツら! 俺をバカなヤツだと思ってんだろ! オマエらだって立ち上がれよ! 夢があるならとことん突き進めよ! やりたいことあるなら、とことんやれよ! 俺たちは夢を叶えるためにあきらめねえんだろ!? 俺も頑張る! オマエらも頑張れ!」


【樋口の話】「リング上で言ったことは全てです。自分は今DNAとしてKO-D6人のベルトを持ってますけど、HARASHIMAさんに挑戦するということでKO-Dの無差別級、これはDNAのためじゃなくて自分個人のために獲りたいベルトなので。DNAではなく樋口和貞対HARASHIMAだと思っているので獲りにいきます。リング上で顔を合わせた時にあっちは余裕を見せている感じでしたけど、この一年間で自分のほうが力が付いていると思っているので。その上でリング上でHARASHIMAさんと対峙して出た言葉だと思います。俺はHARASHIMAさんを超えますよ。超えてDDTを樋口和貞が引っ張っていきます。DDTに横綱は一人で十分。」


 両国大会を終えたばかりのDDTは新宿大会を開催、メインはKO-D王座を奪回したばかりのHARASHIMAが両国で“いつでもどこでも挑戦権”を獲得した大家の挑戦を受けた。
 試合の先手を奪ったのは大家、HARASHIMAの左膝へのエルボーから蒼魔刀封じの左膝攻めを展開するが、HARASHIMAも大家の左膝へのローキックから左膝攻めで逆襲する。
 形勢が苦しくなった大家はHARASHIMAの串刺し攻撃をかわすとカミカゼで反撃しミサイルキックを放つが、HARASHIMAも串刺しビックブーツから、コーナーの競り合いを制してからの雪崩式ブレーンバスターと応戦し、再び左膝への逆片エビ固めで捕らえる。
 ロープに逃れた大家はエルボーの打ち合いを制してから、HARASHIMAのキックをキャッチして足横須賀で叩きつけると、炎のスピアーを狙うがHARASHIMAは顔面への膝蹴りで迎撃、勝負と見たHARASHIMAはファルコアローからバスソーキック、頭部への蹴りと畳み掛けるが、蒼魔刀狙いを寸前でかわし、レッグラリアットを狙ったところでカウンターの炎のスピアーを浴びせ、カバーに入るがカウントは2でクリアされてしまう。
 大家はドラゴンスープレックスまで披露するが、再び狙った炎のスピアーはかわされてしまうと、HARASHIMAが蒼魔刀を浴びせ3カウントを奪い王座を防衛した。


 試合後は予想外の大健闘にHARASHIMAも大家を称えたが、昨年は自ら主宰する『ガンバレ☆プロレス』やユニット『#大家帝国』を通じて大ブレイクを果たし、僅か5分ながらもKO-D王座も奪取した。そして今回はHARASHIMAと真正面から挑み敗れはしたものの、王者であるHARASHIMAを追い込んだ、現在の大家は旬だけでの存在ではなくDDTにとっても欠かせない存在感のあるレスラーになったということなのかもしれない。


 次の挑戦者は両国大会で4月24日後楽園大会での挑戦権を獲得した樋口、樋口は今大会では勝俣、岩崎と組んで保持するKO-D6人タッグ王座をかけ坂口、高梨、梅田の酒呑童子の挑戦を受け、試合は樋口が坂口をオクラホマスタンピートで決めれば、坂口もハイキックで応戦するという互角の攻防を展開も、勝股を酒呑童子は岩崎に狙ったサンドウィッチミドルキックがかわされると、樋口の援護を受けた勝俣が梅田を丸め込んで3カウントを奪い防衛に成功、KO-D王座への挑戦は2度目となるが、デビューして約1年ながらもトップの一角に食い込み始めた樋口が果たして王座奪取となるか・・・


 他の試合は第1試合では高木が伊橋にスコピリドライバーを狙うが、突然KENSOが乱入して試合中にもかかわらず高木にDDT入団を直訴する、KENSOは入団狙いで高木に加勢するが、ビックブーツが高木に誤爆してしまうと、伊橋に高木が丸め込まれて逆転負けとなり、KENSOは改めて入団を直訴するが、DDTと提携した新台湾プロレスのレッカが現れてDDTに入団を直訴となり、高木は迷わずレッカの入団を認め、KENSOには丁重にお断りとなって、KENSOは卒倒となる。
 告知タイムではレッカはDNAと新台湾プロレスとの2団体同時契約になったとことを発表している最中にまたKENSOが乱入、再び入団を直訴するが亜門GMの提案で4月2日の春日部大会でレッカvsKENSOを組みKENSOは承諾するも、KENSOが勝っても特に何もないため、KENSOはまた卒倒してしまう。


 第2試合ではササダンゴの垂直落下式リーマンショックが入江の体重で潰されてしまうと、ビーストボンバーを喰らってからのフライングソーセージで圧殺され3カウントとなってしまう、試合後のササダンゴが入江と対戦させたDDTに怒りをぶつけると、亜門GMは4月3日静岡ぐらんばる公園大会でEXTRAM選手権ササダンゴvs入江を強引に決定する。


 第5試合ではいつでもどこでも挑戦権追加分をかけたバトルロイヤルは、今回は勝ち抜けした選手が獲得する権利があるというルールが課せられ、まず赤井がエプロンの大石を蹴落としてOTRで退場に追いやって獲得、ディーノも石井に腕決めリップロップを決めてギブアップを奪い獲得、福田はコーナーに昇るウラノにラリアットを浴びせてOTRで獲得となる。
 最後の1枚は平田のサングラスをかけたアントンが彰人にバイアグラドライバーを決めた平田を丸め込んで3カウントを奪い獲得した。

 セミのKO-Dタッグ王座はあくまでキャンディスとの結婚を諦めない佐々木が色香に迷ったのか、試合中にキスを迫るもビンタで逆襲されるなどしたため王者組が苦戦も石川が奮起して盛り返す。
 キャンディスは石川にポールズスープレックスを決めるなどしたが、佐々木はキークラッシャーからクロスフェースを決めるが、キャンディスも肩決めクロスフェースで切り返し、脱出した佐々木はポールズスープレックスを阻止した後でドロップキックからダブルインパクトと狙うも、ライアンがロリコップキャンディーを佐々木の口に突っ込んでカットし、キャンディスが佐々木にポールズスープレックスを決めるが、援護を狙ったライアンのトラースキックはキャンディスに誤爆となってしまう。
 石川はキャンディスにファイヤーサンダーを決めた後で、佐々木はキャンディスに結婚を迫るが、断られると佐々木は容赦なくスーパーキックを浴びせてからベトナムドライバー2で3カウントを奪い王座を防衛するも、試合後も佐々木はキャンディスに結婚を迫り拉致を狙う。そこで第3試合を勝利で収めた後で大家からエールを貰った竹下&遠藤が前王者の権限として再戦を要求し、佐々木は散々駄々こねるも亜門GMの強権発動で4月24日の後楽園大会でのKO-Dタッグ選手権が決定となった。

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