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伊賀プロレス通信24時「日常茶飯事(ちゃはんじ)」

略して「イガプロ!」、三重県伊賀市に住むプロレスファンのプロレスブログ!

HARASHIMAがイサミを降しKO-D王座を奪取!そしてDDTが、たまアリのメインアリーナに進出へ‼︎

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HARASHIMAがイサミを降しKO-D王座を奪取!そしてDDTが、たまアリのメインアリーナに進出へ‼︎

3月21日 DDT「Judgement2016〜DDT旗揚げ19周年記念大会〜」東京・両国国技館 6938人満員

<アピール、コメントなどは週プロモバイルより>
◇ダークマッチ◇
▼キング・オブ・ダーク選手権タッグマッチ/60分1本
[挑戦者]○DJニラ [挑戦者]鈴木大(8分32秒 ラ・ピオリ)[第13代王者]×諸橋晴也 [挑戦者]星誕期
☆諸橋初防衛に成功

◇第1アンダーマッチ◇
▼東京女子プロレス提供13人参加バトルロイヤル/時間無制限
○坂崎ユカ(8分37秒 変形逆さ押さえ込み)×
[退場順]ポイズンミウラ 優宇  ハイパーミサヲ のどかおねえさん 辰巳リカ 清水愛 小橋マリカ のの子 滝川あずさ ポイズンKANNA 山下実優 中嶌翔子

◇第2アンダーマッチ◇
▼DNA提供6人タッグマッチ〜井上麻生復帰戦/30分1本
○勝俣瞬馬 ワンチューロ 井上麻生(6分43秒 片エビ固め)岩崎孝樹 レインボー・カワムラ ×島谷常寛
※ライトニングスパイラル

◇第3アンダーマッチ◇
▼プロレスリングBASARA提供6人タッグマッチ/30分1本
○FUMA 久保佑允 SAGAT(5分28秒 片エビ固め)塚本拓海 ×風戸大智 竜剛馬
※ヘヴィメタル・アンセム

◇第1試合◇
▼両国初登場! KO-D無差別級王座次期挑戦者決定およびいつでもどこでも挑戦権争奪時間差バトルロイヤル/時間無制限
○樋口和貞(16分53秒 片エビ固め)X高尾蒼馬
※轟天

【退場順】[1]ゴージャス松野[2]チェリー[3]大家健(いつどこ権獲得)[4]松永智充(いつどこ権獲得)[5]大鷲透(いつどこ権獲得)[6]関根龍一[7]マサ高梨[8]ヨシヒコ[9]平田一喜(デート権獲得)[10]中津良太

◇第2試合◇
▼3WAYタッグマッチ/30分1本
石井慧介 ○入江茂弘(9分57秒 片エビ固め)×彰人 ヤス・ウラノ
※ビーストボンバー もう1チームはショーイ・ライアン&キャンディス・レラエ

◇第3試合◇
▼スペシャル6人タッグマッチ/30分1本
○LiLico 梅田公太 渡瀬瑞基(9分40秒 卍固め)赤井沙希 ×大石真翔 レディ・ビアード

(試合終了後)
LiLiCo「ははははは。見てよ私、強いから!見えるかな~。ベルト~。デコっちゃったもんね~。最高だね。うまい肉食わせてからさ、オマエら頑張ったよ。肉食いにいくか。しゃー!永遠に私がチャンピオンだー!」

(退場しようとするLiLiCoを赤井が丸め込むが、カウント2。)

LiLiCo「おいおいおい、こりねえ女だな! しつこいんだよ! そんなにこれがほしいのかよ! デコったからね~。あとさ、次の後楽園の試合、いつあるんだ?」

亜門GM「4月24日ですね」

LiLiCo「4月24日ね。いいよ、スケジュールあけとくよ!」

◇第4試合◇
▼スペシャルタッグマッチ/30分1本
○藤波辰爾 LEONA(12分10秒 ドラゴンスリーパー)アントーニオ本多 ×福田洋

◇第5試合◇
▼DDT EXTREME級選手権試合/60分1本
[挑戦者]○スーパー・ササダンゴ・マシン(7分7秒 エビ固め)[第34代王者]×ケンドー・カシン
※飛びつき腕十字固めを押さえ込む
☆カシン4度目の防衛に失敗、ササダンゴが新王者となる

【カシンの話】
カシン「疲れた。いや、今日はFMWの保坂(秀樹)が来るはずだったのに、あの野郎、スカしやがって。まあ、世の中こんなもんだ。IGFから将軍(岡本)も来てくれたのに。どこ行ってたの?」

岡本「広州です」

カシン「なんで広州?」

岡本「ちょっと所用で…」

【ササダンゴの話】「このベルト、アントーニオ本多がずっと守って、価値上げて。DDTのなかでナンバー2、いやある意味ナンバー1のベルト。今日もアントーニオ本多に助けてもらって、みんなで取ったベルトだから、オレは責任を持って、このベルトを返します。選手権とか、まどろっこしいこといらねえ。オレは控室に行って、“おつかれさまでした”って言って、このベルトを返します。それだけ、以上……ダメ?」

◇第6試合◇
▼飯伏幸太復帰戦&飯伏プロレス研究所所属第1戦〜東西正面向正面全面使用エニウェアフォール・ウェポントレジャーハント3WAYタッグマッチ/30分1本
○飯伏幸太 伊橋剛太(23分12秒 片エビ固め)KENSO ×中澤マイケル
※フェニックススプラッシュ もう1チームは高木三四郎 葛西純組

(試合終了後、勝利した飯伏は、リングに突っ伏して肩を震わせる。そこへ高木が歩み寄り、2人が正座して頭を下げると、飯伏は顔をくしゃくしゃにして涙。高木も肩を震わせて泣く。飯伏はマイケルとも握手し涙)

高木「飯伏、復帰おめでとう! 久々のオマエは、狂ってたよ! 飯伏、好きなことやれ! 飯伏プロレス研究所で、好きなことやって、もっともっとこのプロレス界を面白くしてくれ!」

飯伏「(しゃべるがマイクが入ってない)すいません。(涙声で)本当にありがとうございました。これから、もっともっと、プロレス界を面白くして、また、DDTに帰ってきたいと思います。今までありがとうございました。でも、これからもよろしくお願いします!」

(飯伏は高木に深々と頭を下げ、握手。飯伏は高木の手を両手で握ったまま、しばらく涙。最後にリングに残った飯伏はバック宙を四方に向けて披露して退場。)

KENSO「しゃべっても、いいですかー!(ブーイング)高木、KENSOはオマエを追ってDDTに来た。でも今日、心から思ったんだよ。DDT、君たち最高だ。全部のプロレス界の中で、君たちDDTファンは、最高です。高木、心からKENSOはこのDDTに入りたい!」

高木「断る!」

(高木のテーマがヒットするがKENSOが止めさせる。)
KENSO「ちょっと待って。恥ずかしいから、もう一回。高木大社長、KENSOはこのDDDTに入りたい。お願いします!」

高木「断る!」

KENSO「ちょっと待って。オレさ、帰ったら奥さんに怒られるから。もう一回だけ。高木大社長、KENSO、DDTにビチッと入団したい。お願いします!」

葛西「ちょっとまて。オレっちも言わせてくれ。いまのやり取り見ていてな、KENSOという男は見た目も言ってることも、単なるサイコパスだ。人格が破たんしてるんだよ。でもな、大社長、あんたこの両国を満杯にした天下の大社長だろ? この場ではよ、大社長の懐の深さってものを、見せてもいいんじゃねえか?」

高木「純ちゃんのおっしゃる通り、懐の深いところを見せなくちゃな。KENSO、DDTへの入団…お断りします!」

【飯伏、伊橋の話】
飯伏「正直、勘とかは全然戻ってないんですけど。ファンの前に出れたのが本当に嬉しかったというか。長い間、申し訳なかったなって…。最高に楽しめましたね。(思い入れのある選手との試合だったが)気持ちを抑えようと思って…。ずっと抑えてたんですけど…ダメでしたね。(試合後の涙は復帰の嬉しさ、退団の寂しさ?)全部です。最初から正直泣きそうになるところをずっと抑えててて。途中から我慢できなくなって。(鳥羽とのボクシングは?)最高に殴り合える相手が鳥羽さんなんで。気持ちよかったです」

伊橋「(どう思った?)練習生の時からずっと見てきた人が欠場して苦しんでて、正直プロレスやめちゃうんじゃないかと思ってた時期もあって。この日に組めたのがすごく嬉しいです。もうDDTじゃなくなっちゃいましたけど、飯伏幸太って選手がこれからずっと見れていけるんだなっていうスタートに一緒にできたのが嬉しいです」

飯伏「(久々のプロレスのリングの喜びはあった?)そうですね。入場で。入場式で、それでちょっといっぱいいっぱいで…最高ですね。(やりたいことはできた?)勘が戻ってないところがたくさんあるんですけど、それでも自分の楽しむプロレスができたと思うんで最高によかったです」

【高木、葛西の話】
高木「ウーン…まあ、やっぱり、最初は決まったテーマとかいろいろあったはずなんだけど、途中から飯伏の復帰一色になっちゃって。オレとしてはあいつ一色にさせてたまるかっていうのがあって。それはオレなりの目立党精神と思ったんだけど。やっぱりアイツはすごい天性の華もってるし、すごいなって。あらためて闘ってみて素晴らしいなと思いました。最後はちゃんと…もちろんちゃんと送り出してあげたんだけど、リング上でちゃんと送り出してあげたかったっていうのがあって。思わず目からお水が出ちゃいましたけど。これから先は彼が自分で道を切り開いていくと思うんで。ボクが彼に言ったことはオレたちはいつまでもヘルプしてあげるから。ヘルプはしてあげる。だけど自分で道は切り開いていくもの。そっから先はあいつ、頑張ってほしい。それだけですね」

葛西「やる前は飯伏、飯伏ってあいつのこと憎くてたまんなかったけど、まあね今日あいつがこのリングに帰ってきてオレっちも嬉しいよ。プロレス界にあんなヤツが一人いないと張り合いないし。飯伏プロレス研究所? やってくれよ。だったらよ、オレをどんどん研究してくれよ。いつでも待ってるからよ」

高木「でもあの空気の中でKENSOだけはわけわかんない。サイコパスだ、アイツは。純ちゃんの言うとおり、サイコパスだな、あいつは」

葛西「やばいよ」

高木「あの空気でよくあんなマイクしゃべれたよ。頭おかしいよ。断固として入れねえからな、ふざけやがって」

葛西「最後まんまとはまりやがってな。オレっちが入団の後押しすると思いきや」

高木「懐深いところ見せないとね。懐深かったら、あんなの入れちゃダメだからね。ダメダメダメ、懐が浅くなっちゃう、あんなの入れたら。これはもう書いといて」

◇第7試合◇
▼ドラマティック・ドリームマッチI/30分1本
○鈴木みのる(16分15秒 レフェリーストップ)×坂口征夫
※スリーパーホールド

【鈴木の話】「(久しぶりのDDTマットだったが?)どこ行っても一緒だよ。やることも一緒、相手をぶちのめすのも一緒だ。(元KO-D無差別級王者の坂口を…)なんとかチャンピオンとかオレには関係ねえ。まったく関係ねえ。だいたい、プロレス界の王様はオレ一人だ。オマエらの知らない、29年前からの、オレと坂口征夫しか知らない、29年前からのストーリーがあるんだ。オレが18、アイツがまだガキの頃だ。オマエらの知らないストーリーがあるんだ。だから全力で叩き潰した。(試合後、なんと言葉を掛けていた?)教えない(苦笑)。まあ、一つ言えるなら“まさかオマエと両国でやるとはな”って。オレにはいろんな思いがある。だからそれをすべてリングに上がった。ただ、ぶちのめす、それだけだ。気に入らないのは、アイツがテメエの足で帰ったことぐらいだな(笑)」

【坂口の話】「(鈴木は)強かったです。ただ、もうあと一歩なのかなっていうのも感じたし。鈴木さん、ありがとうございました。(鈴木はいろいろな思いがあったと語っていたが?)オレも同じようにいろんな思いがありました。(鈴木はどんな存在?)すごく偉大な、ほとんど親父に近いような存在ですね」
 
◇第8試合◇
▼ドラマティック・ドリームマッチII/30分1本
○曙(10分20秒 漢固め)×男色ディーノ
※男色ヨコヅナインパクト

【曙の話】「…なんでもないですよ。どんな試合形式になるか、まったくわかんないんですよ。オファー受けたときは、シングルって言ってたんだけど、開けてみたらシングルではないですね。(最後は男色ディーノばりのリップロックから男色タイツをはいて男色ヨコヅナインパクトでしたが?)いつもなんか考えないと。なんかしてくるんだろうと思ってたんだけど、まあ、自分はケツ合わせたりできないんで、なにかしてかないと」

◇第9試合◇
▼ウチコミ!presents KO-Dタッグ選手権試合/60分1本
[挑戦者]佐々木大輔 石川修司(17分22秒 変形ミスティカ式クロスフェイス)[第53代王者]×竹下幸之介 遠藤哲哉
☆竹下&遠藤組が初防衛に失敗。佐々木&石川組が第54代王者となる

(試合終了後)
佐々木「竹下、遠藤、聞えるか、これが現実だ。このベルト、現在、そして未来はオレたちの手の中だ。次、だれが来てもオレたちがこのベルトを守り続ける。そしたら、また未来で闘おうじゃないか」

【竹下、遠藤の話】
遠藤「今までこのタッグを組んでて、竹下が負けたっていう記憶がないんですよ。最後、竹下にタッチした時に安心してしまいました。今日の敗因は自分にあります」

竹下「両国のコメントブースのこの机で、いつもこんな情けない格好で…」

遠藤「悔しいですけど、これが我々の今の現実です」

竹下「結局、1年前のスーパーアリーナでもまったく同じ光景でしょう。たしかに成長してるかもしれへんけど、この1年間で何も変わっていないということだと思います。遠藤選手とのタッグも応援してくださってる人たちがたくさんいて、でも、このままスーパーアリーナのリベンジや、オレたちのタッグで未来…それも絶対、絶対、言ってれば現実になる。結局、ボクたちがこのままタッグやってても1年後のこの大会で、もしタッグのベルトをボクたちが巻いてても、結局の光景は同じなんじゃないかな。ボクたちのこれからを考えたらそう思いました。それが今の気持ちです」

遠藤「(すぐにリターンマッチがしたいか、それとも時間を置いてからのほうがいいか?)今は気持ちの整理がつかないんで。今後のとこはなんとも考えられないです」

竹下「次のステップのことはまた考えます」

【佐々木、石川の話】
佐々木「有言実行。オレたちこそが最強。見ろよ、汗ひとつかいてないぞ」

石川「DDTの未来って言うだけあってすごいチームだけど、カリスマの、人生を捨ててでもプロレスやってる、借金してプロレスやってる。ギリギリのところで神様が味方してくれたと思ってるんで」

佐々木「残念ながらDDTの未来はオレたちだ。(飯伏と返上したベルトが返ってたが)やっぱりね、返ってくるんですよ。次の挑戦者は今日の試合の前から決めてるよ。ジョーイ・ライアン、そしてキャンディス、あの二人だ。(前王者組からリターンマッチの要求があっても?)そんなの後だ。オレたちがライアンとキャンディスを指名する。あの女! オレのことをフッたと思ったら、アメリカ帰って婚約者だと!? 恥かかせやがって! 試合でブッつぶして婚約破棄させて、キャンディスはオレがもらうよ」

石川「あきらめてないんだ?」

佐々木「あきらめてないよ」

石川「(同意?)ボクは犬なんで、主人がコイツと闘うって言ったら、対戦相手をブッつぶすだけ」

佐々木「いつやるかわかんねえけど、ベルトもキャンディスもオレのもんだ、そう書いとけ!」

◇第10試合◇
▼グッドコムアセットpresents KO-D無差別級選手権試合/60分1本
[挑戦者]○HARASHIMA(18分15秒 体固め)[第55代王者]×木高イサミ
※スワンダイブ式蒼魔刀
☆イサミが4度目の防衛に失敗。HARASHIMAが第56代王者となる

(試合終了後、HARASHIMAがイサミを引き起こしてハグ。イサミがHARASHIMAの腰にベルトを巻く。拳を突き合わせ、イサミは退場。HARASHIMAが賞金が渡される。)

HARASHIMA「チャンピオンのイサミ選手、びっくりするぐらい強かったです。ホント、勝てたのはちょっとの差だったと思います。でも、ボクはこのベルトを取ったら絶対これからも勝ち続けます。本日は全面開放の両国大会、たくさんのご来場ありがとうございました。春の両国、すごい景色です。今日ベルト取ったんで、次の夏の両国も、それまで誰が挑戦してきたって、そいつらには絶対勝って、やります。だれが挑戦してきたって、勝って、やるさー!(なんでー?)次の両国もメインに立ってやるさー!(なんでー?)さいたまスーパーアリーナもメインに立って、DDTをもっともっと大きくしてやるさー!(なんでー?)なんでかって、それは、鍛えてるからだー!」

(テープが噴射され、エンディングになると思いきや、会場にブザーが鳴り響き「緊急告知、選手の皆さんはリングに集まってください」とのアナウンス。選手がリングへ。2017年3月20日、さいたまスーパーアリーナ・メインアリーナでの20周年大会開催が発表される。)

高木「来年はさいたまスパーアリーナのメインアリーナに進出する! オマエら、ひょっとして無理だと思ってるんじゃねえだろうな? 夢はな、追い続けなきゃ夢じゃねえんだよ! もっともっとな、でけえことやんねえと、つまんねえだろ、プロレス界がよ。大丈夫、両国全面でこんだけ入れば、次はもう1万人以上のアリーナクラスですよ。みんなで、みんなで、夢を追いかけましょうよ! こいつらも1個ずつ歳を取って、わりといい歳です! でも、夢を見ようよ! でねえとさ、みんなに夢を見せられないんだよ! ボクたちと一緒に大きくなりましょう!」

HARASHIMA「DDT、もっともっと大きくなりますよ。みんなで夢を追い続けていきましょう! これからもよろしくお願いします。今日はホントにありがとうございました!」

【HARASHIMAの話】「ホントにきつい試合でしたね。足が痛いです。でも、勝つことができてホントに良かったです。(イサミはどうだった?)ホントにタフでしたね。やってもやっても立ち上がってきて、中盤は恐怖というか、焦りましたね。立ち上がって来たんで。(それでも勝った、その差は?)なんですかね。鍛えてるからとか言いたいんですけど、ホントにちょっとの差です。運かもしれません。たまたま今日はボクが強かっただけだと思います。(何度も戴冠しているが、今回は変わった部分は?)変わった部分? まあ、何度巻いてもうれしいよね。まあね、いいよ、誰が挑戦してきても、ボクはベルトを守り抜くだけなんで。(さいたまスーパーアリーナのメインアリーナでの20周年大会が発表されたが)まさかメインアリーナでやるとは思わなかったのでびっくりしました。やるしかないでしょう。(それまでベルトを持っていたい?)そうですね。(次の挑戦者が大家に決まっているが?)去年はね、あの熱い闘いを、熱い気持ちを持って闘った仲間であるし、そんな彼が熱い気持ちをもって挑戦して来るなら、それにしっかり応えて、その上で叩き潰したいと思います」

【イサミの話】「ボロボロだし、悔しいし、でも、それ以上にボクは今日HARASHIMAさんとDDT初の全面使用という空間を…悔しいけど、楽しんじゃいましたね。楽しかったな。ホント悔しいですよ。体ボロボロだし痛いとこしかないけど、悔しいけど…ま、負けましたね。でも、まあ、ボクこれででも、前みたいに第1章完って言うつもりもないし、第2章完って言うつもりもないけど、今度はボクの思うタイミングでまたDDTに上がろうと思います。ボクのタイミングでまた来ようかなと思ってます。それがいつになるか、どういうタイミングになるかわからないけど、ボクにはまた(BASARAのメンバーの名前が書かれたタオルを広げて)このみんなの、ボクには仲間がいて、でもボク含めて10人の仲間がいて、同胞たちがいて、こいつらがね、最高なんですよ。自分らの試合でヘトヘトのくせに最後まで声出して。何回コイツらの声に救われたことか。もちろんお客さんの元気も全部届きました。まあ、オレはやっぱりケンシロウじゃなくてトキだったのかなっていう、そのへんの切なさがありましたけどね。でもまた、DDTの両国大会出て、やっぱHARASHIMAすげえなって思ったし、DDTすげえなって思ったし、やっぱDDTってあこがれるし、高木さんも夢見ようぜって言ってたじゃないですか。ボクにとっての親方様なんですよ、高木三四郎。ボクはね、体ボロボロになって朽ち果てても、倒れても、ボクは高木三四郎についていきますよ。ボクはプロレスリングBASARA代表として高木三四郎についていく。ボクにとっての親方様があの人だから。DDT何年で両国来たのかわからないけど、何年でBASARAが後楽園にたどりつくのかわからないけど、でオレがいつHARASHIMAさんに勝てるのかわからないけど、絶対にあきらめないし、絶対に前を見続けることをやめない、オレは。ま、悔しいっすね。
(BASARA仕様のコスチュームで上がったが?)今日だけかな、BASARAの代表として闘ったのは。BASARAを代表する者として闘ったのは今日だけです。そういう気持ちでHARASHIMAさんを取りたかったですね。ま、玉砕しちゃいましたけど。痛いけど、元気だし、体動くし。まだまだいけますよ。(2年半前に両国で負けたときには「楽しめなかった」と。今回は楽しめた、その差は?)なんなんでしょうね。気持ちの部分なのか。うーん、なんか不思議ではありますね。負けたことがめちゃくちゃ悔しいんですけど、それによってやっぱりボクにとってHARASHIMAさんとDDTと高木三四郎が目標になり続けるんだなと。いや、悔しいっすよ。悔しいっすけど、泣きそうだけど、それは今日は我慢できますね。我慢して、胸張ってBASARAに帰ります。オレはいつかBASARAをこういう団体にしてみせますよ。ボクの背中は絶対、みんなこの9人が見てくれてたはずなんで。でもボクはこれで現役をやめるわけではないし、ボクはまだまだコイツらの目標であり続けるし、どんどん挑戦していくし。目標があることのうれしさを痛感したってことですかね。もっと強くなります!」

【高木の話】「両国全面ということで、僕らも大丈夫かなと思って、ヒヤヒヤだったんですけど、何とか形にはなったかなと思ってまして。若干、上の方に空きはありましたけど。完売させることができなくて残念だったんですけど、本当に現在のDDTのメンバー、そしてグループ団体であるBASARA、東京女子プロレス、ガンバレ☆プロレス、全部の総力を結集した形だと思っています。旗揚げして19年。旗揚げした時は100人、200人の規模でスタートしたので
、両国国技館なんて夢のまた夢、ましてや全面使用なんてできるわけないでしょうって。19年前の自分がもし『将来、DDTは両国でやる』と言ったら、みんなにサイコパス扱いされたと思うんですけど、おかげさまで無事に成功という形で終わることができて、本当によかったと思ってます。そして、早くも20周年を記念する大会というので、3月のさいたまSAアリーナメインアリーナの発表をさせていただきました。第1弾ということで発表させてもらったんですけど、これもやるからには成功させるつもりでいるんで。とにかく夢を持たなきゃダメだなと思うんですよ。DDTの今の力で、1万人クラスのアリーナを埋めることが本当にできるのかって部分もあると思うんですけど、まずはやってみないと始まらないでしょってことで。コミュニティアリーナは超満員にすることができました。あとはメインアリーナしかないでしょってことで発表したんですけど、やるからには1年かけてプロモーションを。地方も強化していかなくちゃいけない。海外も強化しなくちゃいけないんで。台湾の興行を発表させてもらったんですけど、台北の中でも、わかりやすく言うと渋谷みたいな街なんです。渋谷で言うなら109みたいな、台北を代表するファッションの先端にある場所の会場ということで。それだけじゃDDTとしてはあれなので、台湾ニトリの強力なスポンサードを得ることができて。ドンドンそういった部分でプロレスを広げていきたいなと思っています。プロレスっていうのがムーブメントになっているんだなって思ってもらいたいというのもあるんで、ドンドンそういったことをやっていきたいと思っています。台湾は可能性があるなと思っています。日本とはプロレズの伝わり方が違う部分があるので、台湾だったら男色ディーノがスーパースターになれるかもしれない。そういう可能性を持っている国なので。そういったところにいろんなことを広げていって、1年後の3月20日に繋げていきたいなと思っています。これは第1弾なんで。まだまだ2016年度、発表事はいっぱいあるんで。夏に向けても加速していかなきゃいけないですし、とにかくDDTはドンドン突っ走って行きますよ。飯伏に関してはさっき言った通りです。これからも頑張っていきますんで。(HARASHIMA選手が王者に返り咲き、次の動きも出てきているが?)自分が思うのはドンドンいろんなヤツが出てこないと。飯伏がいなくなって、次は誰が出てくるんだっていう。セミファイナルの試合も本当に素晴らしかった。石川修司はユニオンを卒業して、今はフリーですけど、DDTが生んだ選手には変わりないわけで。鈴木さんと試合をした坂口さんも成長を見せていたし、とにかく下の世代が育ってきているという。大家とHARASHIMAの勝者に次は樋口が挑むわけで、ドンドンいろんなヤツが出てきてほしいなと思います。僕が昔から好きな言葉なんですけど、『Show must go on』っていう言葉があるんです。何があってもショーは続けていなくちゃいけない。続くものであると。何があってもDDTは続けていかなくちゃいけない。その精神で19周年も、20周年もみんなと一緒に歩んで行けたらいいなと思っています


DDT両国大会のメインはイサミが保持するKO-D無差別級王座にHARASHIMAが挑戦、序盤はHARASHIMAがフットスタンプから腹部攻めで先手を奪うが、イサミはHARASHIMAの右足への低空ドロップキックから足攻めで反撃する。
HARASHIMAは串刺し攻撃を狙うイサミにジョン・ウーを放つが、雪崩式ブレーンバスター狙いは、イサミが雪崩式フランケンシュタイナーで返し、フライングボディーアタック狙いはHARASHIMAが山折りで迎撃し、イサミをトップロープに固定してから、スリングショット・レッグドロップを決める。
HARASHIMAはダイビング・カンフーキックを放つが、キャッチしたイサミはアンクルホールドで捕獲、イサミは動きの止まったHARASHIMAにダイビングダブルニーを投下するが、HARASHIMAは剣山で迎撃、イサミの絶槍も山折りで返すも、イサミは絶槍からラリアットで応戦して、両者ダウンとなる。
二人は打撃戦となるが、HARASHIMAがクロスチョップで制すると、雪崩式リバースフランケンを決め、蒼魔刀で勝負に出るが、イサミがかわして勇脚で返し、勇脚・斬狙いはHARASHIMAが水面蹴りで迎撃し、スワンダイブ式蒼魔刀を狙うが、キャッチしたイサミは垂直落下式ブレーンバスターで突き刺し、アンクルホールドで捕獲する。
イサミは八咫烏からダイビングダブルニー、そして勇脚・斬を狙うが、HARASHIMAはジャンピングハイキックで迎撃すると、バスソーキック、イサミも頭突きからジャーマンで応戦し、絶槍から勇脚・斬狙いはHARASHIMAが水面蹴りも、読んだイサミがジャンプしたところで、HARASHIMAがキックを浴びせると、ショートレンジの蒼魔刀からスワンダイブ式蒼魔刀で3カウントを奪い、王座を奪取した。

 第3試合の赤井vsLiLicoの6人タッグ戦は梅田と渡瀬の奇襲で試合開始となり、LiLicoは大石にはボディーアタック、レディピアードには英語をまくしたてて動揺を誘うなどして活躍し、赤井を捕らえて試合の主導権を握る。しかし赤井組がLiLicoの顔面を狙って攻撃して反撃すると、大石がミラクルエクスタシーを狙うが、梅田がスピンキックでカットに入った後で、LiLicoが卍固めで大石から逆転ギブアップを奪い、試合後も赤井がせめてアイアンマン王座だけでもと丸め込むがカウント2でクリアし、4月24日後楽園大会の参戦も決定する
 第5試合のエクス トリーム選手権はササダンゴのみ一定時間だけ発動するアルティメットカードが使える特別ルールとなり、試合はカシンが腕十字でササダンゴを追い詰めるが、アルティメットカードを発動してササダンゴマシン軍団が乱入しカット、この隙にササダンゴが垂直落下式リーマンショックで反撃する、しかしカシンはカンバーナで反撃してササダンゴのマスクを剥ぎにかかると、またアルティメットカードを発動してササダンゴ軍団が乱入、そしてササダンゴは垂直落下式リーマンショックを狙うが、カシンがカードを奪って発動させると、今度はカシン軍団が乱入、松井レフェリーにまでカシンマスクを被せ、ササダンゴを袋叩きにする。
 そしてカシンが再度腕十字でササダンゴを追い詰めるが、ササダンゴはカ ードを発動させて自らマスクを脱いで松井レフェリーに被せ、ササダンゴが強引に押さえ込むと松井レフェリーが高速3カウントを叩き、ササダンゴが王座奪取となったが、カシンは腹いせにササダンゴや松井レフェリーもベルトで殴打して引き上げていった。
 第6試合の飯伏の復帰戦は、屋外の大階段に選手らが移動。遠藤関のパネルに記念撮影から試合がスタート、試合は大乱戦となるなか飯伏がマイケルをトイレへ連行して大便器の上でのパイルドライバーを敢行、2階席にも雪崩れ込んでハンマーを振り回す、高木とKENSOが1階席で乱闘を繰り広げている間に、飯伏と葛西がTバック姿となったマイケルをカバーするも、1階席では高木のドラマスティックドリーム号、KENSOの自転車を互いに乗ってラリアッ トの相打ち、高木はKENSOのロッカーの上でのブレーンバスター、飯伏もマイケルに階段のヘリからのムーンサルトアタック、マイケルをテーブルに寝かせてテーブル貫通ムーンサルトも決める、リング内では高木がロッカーを開くと、中にはかつての所属だったタノムサク鳥羽が入っており、鳥羽は高木を蹴散らすと、ボクシンググローブを着用した飯伏と伊橋相手に打撃戦を展開、鳥羽は飯伏に右ストレートを浴びせて退場する。
 そこでKENSOがダイビングエルボーを狙うが、高木が炭酸ガス攻撃でカットし追撃を狙うが葛西に誤爆、それでも再度ダイビングエルボーを狙うKENSOを雪崩式ブレーンバスターで投げると、葛西はマイケルを机の破片で殴打してから有刺鉄線ボードに叩きつけ、KENSOにはパールハーバー スプラッシュを投下する。
 そしてマイケルは突進する飯伏をアンダータイツ姿となって止めてから巨匠スラムを決めると、レインメーカー式ベノムアームを狙うが、飯伏が右ストレートで阻止すると、パワーボムからのフェニックススプラッシュで3カウントを奪い、飯伏が復帰戦を勝利で飾った。
 試合後は高木が飯伏の復帰と祝福してエールを贈ると、飯伏もいずれまたDDTに参戦することを約束した。なおKENSOがDDT入団をアピールしたが、高木は丁重にお断りをした。

第7試合は打撃戦から腕の取り合いを展開、鈴木の攻めに坂口が懸命に喰らいつく、しかし坂口のエルボーを鈴木が脇固めで切り返すと、鈴木はスリーパーで捕獲するが、坂口はバックドロップで投げると、腕十字で捕らえ、スリーパーからコブラクラッチと鈴木を追い詰める。坂口はサッカーボールキックから神の右膝を決めるが、もう一発は鈴木がドロップキックで迎撃し、スリーパーからゴッチ式パイルドライバーを狙うも、坂口は逃れてからハイキック、しかしかわした鈴木がスリーパーから逆落とし、そしてスリーパーで絞めあげ、坂口は失神し試合はストップ、試合後は鈴木が坂口の健闘を称えた。

第8試合はコーナーポストにはケツ出しの大石がセットされ、ディーノは曙がいつでもギブアップ出来るようにマイクを置いて試合開始となるが、曙の巨体の前になす術もなく苦戦を強いられ、ならば大石のケツに曙を直撃させようとするか、曙は大石のケツに張り手をかまし、大石は場外に転落してしまう。
曙のエルボードロップを喰らったディーノは亜門GMに泣きつくと、ササダンゴマシン軍団がケツ出しで4コーナーに設置され、欠場中の宮武や、飯伏がケツ出しのマイケルをリングに投げ入れ、勝俣らDNA軍もケツ出しどなり、4コーナーに12個のケツが並ぶ異様な光景となる。
DDTの選手らの激励を受けたディーノは新技・男色地獄門車を決めるが、男色ドライバー狙いは曙が掟破りのリップロックで阻止し、漢タイツを装着すると、ファイト一発から男色ヨコヅナインパクトで3カウントを奪い、両選手は引き揚げるが、ケツ出しの12選手らはコーナーに取り残されたままだった…

セミのKO-Dタッグ選手権は、序盤は石川のパワーに苦しみ、王者組が連係を狙っても佐々木に寸断されるなど、主導権を奪えない展開が続くも、やっと石川を捕らえたかに見えたが、竹下が石川のドラゴンスープレックスを喰らってしまうと、佐々木がダイビングエルボードロップで追撃、クロスフェイスで捕獲する。
王者組は挑戦者組のダブルインパクトを阻止すると、遠藤が佐々木に雪崩式フランケンシュタイナー、竹下の援護からトーチャーラックボム、王者組のダブルトラースキックから竹下がブルーサンダーと畳み掛ける。
しかし竹下のロコモーション式ジャーマンを佐々木が切り返し、遠藤のスカイツイスターも自爆に追いやると、挑戦者組は竹下にダブルインパクトを決め、最後は佐々木がラ・ミスティカ式クロスフェイスから変形羽折りに移行してギブアップを奪い王座を奪取した。

全試合終了後に警告音が鳴ると、スクリーンに来年2017年3月20日に念願だった、さいたまスーパーアリーナ・メインアリーナで20周年記念大会の開催を発表、昨年はサブ・アリーナでの開催だったが、来年はメイン・アリーナに進出する。
メイン・アリーナでのプロレス興行はハッスル以来となるが、新日本でも進出しなかった、たまアリにDDTが挑むことになった、たまアリ制覇という新しい目標が出来たDDTは来年に向けて大きく動き出した。
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