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伊賀プロレス通信24時「日常茶飯事(ちゃはんじ)」

略して「イガプロ!」、三重県伊賀市に住むプロレスファンのプロレスブログ!

熱戦27分!高梨を粉砕したイサミが王者のまま両国へ!高木vsKENSOは60分でも決着がつかず!

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熱戦27分!高梨を粉砕したイサミが王者のまま両国へ!高木vsKENSOは60分でも決着がつかず!

1月31日 DDT「Sweet Dreams!2016」東京。後楽園ホール 1658人 超満員


<アピール、コメントなどはDDT公式より>
◇特別試合◇
▼エニウェアフォール60分アイアンマンマッチ 60分
△高木三四郎(16-16)△KENSO


◇ダークマッチ◇
▼キング・オブ・ダーク選手権タッグマッチ/60分1本
[第10代王者]○伊橋剛太 松永智充(3分42秒 片エビ固め)福田洋 ×渡瀬瑞基
※ダイビングボディープレス
☆伊橋が2度目の防衛に失敗、渡瀬が第11代王者となる。


(試合終了後)
KENSOが「しゃべってもいいですかー! 生きてるのか死んでるのか、しゃべってもいいですかー! しゃべってもいいですかー! いいですかー! OK……高木三四郎、もう一本だ。25分一本勝負だ」


高木「ケンゾー、何言ってんだテメー。25分? ふざけんな! 延長しろ、60分…いや、61分三本勝負だ!」


KENSO「オイ、ゴングを鳴らせ!」


鶴見GM「ダメダメダメ! ダメに決まってるでしょ、何のためにダークでやったか意味分からないじゃないじゃないですか、それじゃ! 無理ですよ、本戦で61分なんて無理無理無理!」


高木「分かったよ、3.21両国で61分三本勝負でやろうじゃねぇか!」


亜門GMは「ダメだって言ってるでしょ! 両国はただでさえ試合数多いんだから! っていうか、両国での二人のカード決定しているんで発表させていただきます(半ば呆れ顔で言ってのける。そして3.21両国大会で高木三四郎&葛西純vs.KENSO&中澤マイケルによるエニーウェア・トレジャーハントタングマッチが決まっていることを発表される。)


KENSO「俺と中澤マイケル、全然関係ないだろ」


高木「葛西純はともかく、両国だぞ。中澤マイケルよりもっと大物がいるだろ?」


亜門GMが「KENSOさんとマイケルって何か被ってるじゃないですか」


高木「それは否めないな」


亜門GM「高木さんが前回の両国大会でこの試合形式でやるって言ってたんで決定させていただきました。問題ないですよね?(どうしても納得いかない様子の両者)うるせーな! これでやるって言ったらやるんだよ! もう前説やるあら帰れ!」


(高木もKENSOは中邑真輔とAJスタイルズばりにお互いの拳を合わせて健闘を称え合った。)
亜門GM「そうだ、渡瀬! なんか災難だったな。逆にいい機会だったと思うんだよ。お前が取ったことで地方でもキング・オブ・ダークを組んでいくから。お前なりの王者像を築いていけ」


渡瀬「嫌だ! あれで認められるなら吉本の仲間30人ぐらい連れてきますよ」


亜門GM「そういう会社だからあきらめろ!」


【高木の話】
高木「本当に60分やったのか? いや~、2001年かな? この後楽園で69分間、ロイヤルランブルで闘ったことあるけど、シングルマッチで60分は初めてだ。チクショウ! でもまだまだいけるぞ。まだまだ! 全然まだまだいけた! あと1分! あと1分あったら俺の勝ちだったな。61分あればケンゾーに勝てた。まだまだ動けたよ。」


――両国では葛西選手と組んで、KENSO&マイケル組との対戦が決まりましたが。
高木「両国は盟友・葛西純と久しぶりにクレイジー大社長コンビを結成して、KENSO&中澤マイケルの……何だろうな? KENSO&中澤マイケルの……チーム・スプリングセンテンスに……違うな。センテンススプリングスだ、あいつらは! あいつらチーム・センテンススプリングスに負けるわけねぇだろ。俺たちが勝手に命名してやったぞ、あいつらのチーム名を。これからなセンテンススプリングスの恐ろしいカメラ攻撃に毎晩毎晩苦しむんだな、この野郎! 分かったか、この野郎! ケンゾーに伝えておけ、お前達のチームはチーム・センテンススプリングスだ!」


【KENSOの話】
KENSO「(階段の踊り場で倒れたまま)両国国技館、約10年に渡るこの抗争、高木三四郎との抗争、最後の決着をつける……つもりだけど、中澤マイケルはようわからん!(ここでようやく立ち上がる)」


ーー高木選手がKENSO選手とマイケル選手のコンビはチーム・センテンススプリングスだと勝手に命名しました。
KENSO「……意味がわからない。ただ、中澤マイケル……うん、あまりいいところが見つからない。ただ彼にいいところを探す、それが僕の仕事であり、タッグチームとしての上達につながると。ある意味、高木三四郎が俺に大きな勲章を与えたと(解釈した)。そういう意味でレスラーとしてひと回り大きくなるために、中澤マイコー! やってやろうじゃねぇか! 中澤マイコー! ビチッと帰ってこい! KENSOに! KENSOに! 大きな大きな紐を持って、KENSOと組んで高木三四郎、葛西! 情熱を持って! ビチーッと両国国技館、両国国技館のリングに上がりたい。そう思っております! 以上! ……ようわからんね。中澤マイケル、ようわからんね…。」


◇第1試合◇
▼オープニングマッチ/30分1本
○佐々木大輔 ワンチューロ(10分11秒 片エビ固め)×勝俣瞬馬 梅田公太
※ベトナムドライバーⅡ


◇第2試合◇
▼30分1本
大石真翔 ○チェリー(6分18秒 片エビ固め)赤井沙希 ×DJニラ
※チェリートーンボム


◇第3試合◇
▼世界に一つだけの穴ルール/30分1本
▲男色ディーノ ▲スーパー・ササダンゴ・マシン(11分33秒 全選手オーバー・ザ・トップロープ)▲大鷲透 ▲平田一喜


◇第4試合◇
▼30分1本
アントーニオ本多 ○竹下幸之介 遠藤哲哉(10分19秒 テキサス・クローバー・ホールド)石井慧介 高尾蒼馬 ×岩崎孝樹 


(試合終了後、亜門GMが次のKO-Dタッグ選手権試合について話そうとすると)
アントン「EXTREME級の選手権でケンドー・カシン選手のパートナーなんでお先に失礼します!」


(亜門GMが話をもとに戻してKO-Dタッグ挑戦を表明している佐々木を呼び寄せる。)
佐々木「カモン、エイドリアーン!(呼び込むとロッキーのテーマに乗って、首輪につながれた犬の着ぐるみが)連れてきたぞ!」


亜門GM「エイドリアン? これパートナーって認めないよ。顔見せてください」
(すると犬が亜門GMに襲い掛かる。)


竹下「これが着ぐるみなのは僕が見てもわかります。デカすぎでしょ。デカい獣も好きなので認めます」


遠藤「俊敏性もありますね。強敵ですね」


亜門GM「オマエら心が純粋なんだな。チャンピオンがいいなら認めるよ!」


(こうして3・21両国でのKO-Dタッグ選手権試合◎<王者組>竹下幸之介&遠藤哲哉vs佐々木大輔&エイドリアン<挑戦者組>をアナウンス。佐々木とエイドリアンが握手をかわそうとすると応じようとする竹下と遠藤に襲い掛かる。エイドリアンは竹下にニーリフト、遠藤にファイアーサンダーを決めると場内「シュージ!」コール。エイドリアンが着ぐるみを脱ぐとその正体は石川修司。)


佐々木「私のタッグパートナー、石川“エイドリアン”修司だ! 竹下&遠藤、オマエら両国で過去にしてやる!」


【佐々木、石川の話】
――タッグ王座への挑戦を表明していた佐々木選手ですが、パートナーに石川選手を選んだ理由は?
佐々木「見ての通り、かわいいワンちゃんでしょう? 石川“エイドリアン”修司、デカくて強くて最強だ。」


石川「話をもらって自分が昔(DDTに)いたときにいなかった竹下とか遠藤とかやれるチャンスがあるって聞いたんで。まあちょうどデカくて強いは自分だと思うんですけど、そういう細かいところを大ちゃんにサポートしてもらえばいいタッグチームになれるんじゃないかなと。弱点はないかなと思いますね。だから一発で、両国で獲りたいですね。」


佐々木「もういいだろう!」


【竹下、遠藤の話】
竹下「くっそー。」


遠藤「ちょっと油断しましたね。」


竹下「エイドリアンのあの表情に油断しましたよ。あの表情……あれ着ぐるみだったんですね。」


遠藤「あんなポップな姿で出てくるから。」


竹下「あの中に鬼の石川修司がいるとは思いませんでしたね。いや~、ニーリフトで本当に内蔵が背中から飛び出たかと思いました。でもロッキーでもエイドリアンが先に死ぬんで。僕らが両国のマットに殺します」


遠藤「自分はロッキーを見たことがありません。」


竹下「面白いですよ。」


遠藤「面白い? ロッキーを見ることはあの二人を攻略することにつながりますかね?」


竹下「うん。」


遠藤「これから毎日見ます。」


竹下「カリスマがエイドリアンとか言うのはロッキーを侮辱してます。あれはロッキー2のエンディングなんです。」


遠藤「見てないけどわかった。」


竹下「あんなロッキー・バルボアはない! 侮辱してるよ。でも石川修司相手にね……石川さんとは1回だけ6人タッグでやっているんですけど、それ以外ほとんど当たってないんで。石川さんとの対決が楽しみなんで、ジャーマンで投げますよ石川修司を。」


遠藤「自分は初めてですね、石川選手とは。じゃあその前にアルゼンチンで持ち上げて叩き付けます。140キロ? 最高重量ですよ我々にとって。相手に不足はなし。」


竹下「まだ両国まで2ヵ月あるんで。いつも自分ら結構ギリギリに決まったりすんでね対戦相手。今度はちょっと早いですよね。」 


遠藤「そうですね。」


竹下「だからしっかり準備して。前哨戦とかもあると思うんで。佐々木さんとは何回もやっているんで。僕はとくにシングルでやってますけど、石川さんとはどう見ても強いですけど、正直未知数な部分が僕たちの中では(あるので)……とりあえず前哨戦で引き出しましょう持っている力を。」


――早めに挑戦者チームが決まったのは有利?
竹下「そうですね。」


遠藤「有利ですね。2ヵ月あればロッキーも60回見れますからね。1日2回とか見ればもっと見られる?」


竹下「1からファイナルを……。」


遠藤「そ…そんなにあるの?」


竹下「1からロッキー・ザ・ファイナルまであるんですけど、10往復ぐらい出来ると思います。」


遠藤「何か二本くらいだと思ってました。」


竹下「あるんですよ、長いんです!」


遠藤「1があって(次が)ファイナルだと思ってました。」


竹下「んなわけないでしょ! 1の次は2でしょ!」


遠藤「2の次は?」


竹下「3。」


遠藤「ファイナルの前は?」


竹下「5。」


遠藤「結構ありますね。」


――見ますか?
遠藤 見ます。TSUTAYAで借りて。


◇第5試合◇
▼DDT EXTREME級選手権試合~パートナーのいるシングルマッチ・ルール/60分一本勝負30分1本
[第34代王者]ケンドー・カシン ○竜剛馬(10分41秒 体固め)[挑戦者]×ヤス・ウラノ 彰人
※カシンの六法全書殴打から。
☆カシンが2度目の防衛に成功


(試合終了後)
アントン「ケンドー・カシン、防衛おめでとう! これで邪魔者はいなくなった! 俺とオマエのお話しに戻ります! 俺が挑戦者として戻ってきたということだ!(場内『アントン』コール)それ、それです! 次の挑戦者決定でいいか?」


カシン「(六法全書を読んで)わかった。次の挑戦者はアントーニオ本多…とヨシヒコ!」(カシンは退場。)


アントン「川辺…大丈夫か? オマエの意思は俺が引き継いだ。立てよ。こうやって一緒に学生プロレスをやっていた後輩と一緒に後楽園ホールに立ってます。川辺が応援してくれれば川辺以外の人も俺のことを応援してくれるはずだ。絶対ベルトを持って帰ります!」


【カシンの話】
――まずウラノ選手とのEXTREME戦、いかがでしたか?
カシン「あとはもう弁護士と話してくれ。とにかく次は3人でおこなうシングルマッチだ。誰もやったことないだろ? 3人でやるシングルマッチ。あとは弁護士に聞いてくれ。」


◇第6試合◇
▼セミファイナル スペシャル4WAYマッチ 30分
○入江茂弘(10分50秒 片エビ固め)×樋口和貞
※ビーストボンバー あと2人はHARASHIMA、坂口征夫


◇第7試合◇
▼KO-D無差別級選手権試合/60分1本
[第55代王者]○木高イサミ(27分3秒 エビ固め)[挑戦者]Xマサ高梨
※勇脚・斬
☆イサミが3度目の防衛に成功。


(試合終了後)
イサミ「お前は嫌がるかもしれないけどもう一回だよ! タカナシ流の言葉を使わせてもらうなら酒呑童子、もう一回だよ。あ、ごめんなさい」


亜門GM「この結果、両国のメインにイサミさんが立つことが決定しました。挑戦者は2・28後楽園での次期挑戦者決定戦で決めます。挑戦者は今日のセミで選ばせてもらいました。すでに伝えてあります。出てきてください」


(HARASHIMAと入江がリングイン。2・28後楽園のHARASHIMAvs入江の次期挑戦者決定戦が決定。)
入江「僕は一度もHARASHIMAさんに勝ったことがない。あなたに勝って両国でベルトを巻いて最高の誕生日プレゼントにしたい」


HARASHIMA「これからの1カ月で僕はもっともっと鍛えて2月28日は絶対に勝ちます。両国では僕がチャンピオンになります!」


イサミ「HARASHIMAさん、次は両国でシングルですね。立場が変わってアナタを倒します。入江、もし両国で当たるときがあったら反対側の花道で泣きながら入場なんかするんじゃねえぞ。お前は俺を倒しに来い。真っ向からタチムカッテやるよ。どっちが来ようが最後に両国に立っているのはプロレスリングBASARAの木高イサミだ」 


(イサミが退場すると3・21両国の全カード発表へ。ドラマティック・ドリームマッチとして男色ディーノvs曙、坂口征夫vs鈴木みのるが決定。それぞれリング上からコメントを出した。)


ディーノ「両国を知り尽くした横綱にまだ知らないことを教えてやるわ。曙、ドラマティック・ドリーム・チームにようこそ!」


坂口「殺る覚悟と殺られる覚悟をもって挑みます」


【イサミの話】
――高梨選手との防衛戦でしたが、いかがでしたか?
イサミ「想像通りというよりも想像以上の強さと、勝ちに対する執念が凄まじくて……。いや、もうその一点に尽きますね。もう(煽りVの)挑戦状で言っていた通り、嘘偽りのない真正面からのプロレス……まあ普段のマサ高梨もマサ高梨だと思うし、今日みたいなのもマサ高梨だと思うし。いや、プロレスラーってすげぇなって。マサ高梨すげぇな、酒呑童子ってすごいなって。その結束力があの力を呼んでいるのかどうかは僕には分からないですけど、でもそのセコンドを含めた酒呑童子っていうチーム力の強さっていうのもひしひしと感じましたし。いや……キツい試合でしたね。本当に。」


――イサミ選手としてもBASARAを旗揚げしてから初めての防衛戦でしたので、負けられない一戦だったと思うのですが。
イサミ「まあ、僕はDDTの人間じゃないから。BASARAの人間だから。負けられないって意味じゃ常に負けられないし。周りは「これに勝ったら、次両国だね」とか「次勝ったら両国ですね」っていう言い方をしてくれる仲間たちもいましたけど。でもやっぱりその前、前って言い方もおかしいかな。やっぱマサ高梨がいるし……いやぁ感慨深かったですね、本当。」


――両国のメイン出場が決まり、挑戦者がHARASHIMA選手と入江選手の勝者。イサミ選手から見てどちらが今キテるなとか、怖いなっていうのはありますか?
イサミ「入江はこの間のアジアタッグのときも肌合わせてるし、その時にどんどんパワーアップして、本当に人間離れして(いる印象)。だからもし入江が挑戦者で来るんであれば……なんだろうな。(入江が)挑戦者だけど僕が挑戦者。だからリングで言ったように、たぶんその時の入江茂弘は前の両国のメインに立ったときのように、泣きながら入場してきたりとかそんなことはしない。なんだろうな、それも人間臭くて僕は好きですけど(苦笑)、そうじゃない屈強な…なんだろうな。あれを経た、あの泣きながら入場してくることがあった強さを持った入江茂弘が俺の前に立ちふさがると思うので、その時は僕がリング上でも言いましたけどタチムカウ。HARASHIMAさんもそうです。常に安定して、いつでもどんな相手でも自分のプロレスを持ってて、常にDDTの中での強さの象徴がHARASHIMAさんだと僕は常日頃思っているんで。でもそのHARASHIMAさんに勝って、今日挑戦してきたマサ高梨に勝っているんで、昔よりはちょっと自信を持って(苦笑)、HARASHIMAが来ても試合出来るのかなって思いましたね。でもやっぱり僕はチャンピオンとしてふんぞり返る柄でもなければ、そんな強さでもないんで。やっぱり僕はチャンピオンでも、HARASHIMAさんが来ようと、入江が来ようと、どんな人が来ても僕が誰よりも楽しんで、その上でまた勝ちたいですね。」


――次回の後楽園大会で入江選手と挑戦者決定戦が決まりました。
HARASHIMA「今日の試合は4WAYって形で、最後入江に持っていかれてしまったけど、決定戦っていうのが出来るってことで。これは紛れもないチャンスなので。入江の強さが格段に上がっているのは感じているので、今まで僕は入江にシングルで負けたことはないんですけども、でも今のままでは本当にヤバイんじゃないかって思うくらいの当たりの強さであったり、パワーであったり、(今日の対戦でも)あったんで、僕はこの1か月、リング上でも言いましたけどもっと今以上に鍛えて、絶対2月28日は勝ちたいと思います。」


【HARASHIMAの話】
――勝てば両国のメインでイサミ選手の持つKO-D無差別級王座に挑戦ですが。
HARASHIMA「そうですね。やっぱり今回初めて両国が全面使用ってことなので、そういう初のビッグマッチ、全面使用という場で最後までリングに立っていたいですね。」


ーー今の王者イサミ選手の印象は?
HARASHIMA「王者イサミ、う~ん……体のサイズはないですけど、やっぱりそれを感じさせないような試合、どんな相手でも技を受けて、しっかり返して、やっぱり折れない心の強さというか体の芯というか、すごい強さを感じますね。イサミにも僕はたぶん勝っていて負けたことないんですけど、彼の強さ、それがチャンピオンとなってまた一段と強くなっていることは分かるので、本当に闘ってみたいですね。挑戦したいです。」


【入江の話】
――次回の後楽園大会でHARASHIMA選手と挑戦者決定戦が決まりました。
入江「本当、リング上でも言ったんですけど、両国での挑戦ももちろんなんですけど、やっぱり僕はHARASHIMAさんに一度も勝ったことがない、タッグでもどんなルールでも一度も勝ったことがないので、まずHARASHIMAさんを越えるというのが僕の目標なので。越えて両国ではチャンピオンになりたいです。」


――なかなか最近はタイトル戦でも結果が出来ず苦しんでいた印象がありますが、ようやくチャンスが巡ってきた感じですか?
入江「チャンスは巡ってきてないわけじゃないんですよ。チャンスをものに出来てないんですよ、ずっと。だからここでちゃんと結果を残さないといけないなと思っています。」


――勝てば両国のメインでイサミ選手の持つKO-D無差別級王座に挑戦ですが。
入江「う~ん、何かこう色んな人に「チャンピオンになったときはすごく勢いがあって、誰にも負けないんじゃないかと思った」って結構言われるんですね。今は本当に勢いがないと色んなところから言われるんで、あの時の勢いを取り返したいなと思いますね。」


――今の王者イサミ選手の印象は?
入江「あの細い体でなんであんなに打たれ強いのかなっていう印象がありますね。気持ちが強いんでしょうけど、その気持ちを上回るくらい、気持ちじゃ僕も負けないので。」


――イサミ選手からは「涙を流しながら入場してくるな」と言われましたが、あの時の自分とは違うと感じていますか?
入江「そうですね。もうだいぶ……あの時はまだ経験もそこまでなく、でもああいう大舞台だったので。必ず堂々と……。」


――リング上での王者はあたかもHARASHIMA選手が挑戦者として来るような言い方でしたが。
入江「う~ん……自分が両国で挑戦者として入場してくる姿が、自分でもまだイメージ出来ないですね正直。でも誰も思ってないことが起きるほうが面白いじゃないですか。そして次期挑戦者はこの二人だって発表して出たときにたくさん声援いただいて。本当、皆さんの声援に応えないといけないと思うので、次こそは必ず。」


【坂口の話】
坂口「リング上で言った通り、殺(や)る覚悟と殺られる覚悟を持っていくだけです。自分からはそれくらいですね。」


――鈴木選手の印象は?
坂口「まあ皆さんもご存じの通りだと思います。総合でいったらパンクラスの、自分から見れば大先輩にあたる人ですし。まあでもあんな関係ないっすね。殺るか殺られるかなんで」


 DDT後楽園大会のメインはイサミの保持するKO-D無差別級王座に高梨が挑戦、試合は高梨がショルダーネックブリーカーから首攻めを展開して先手を奪うが、イサミは低空ドロップキックからのドラゴンスクリューからの左足攻めで反撃、監獄固めなどで高梨の足を封じかかる。
 形勢を逆転させた高梨だったがジャンピングハイキックで反撃するとDDT、ロープにこすりつけてのブルドッキングヘッドロック、勇脚を狙う脚をキャッチしてフェースロックからSTF、フロントネックロックと再度首攻めを展開するが、強引に持ち上げたイサミはブレーンバスターで投げバスソーキックを浴びせる。
 イサミはダイビングダブルニーを狙うが、高梨がエプロンへ落とすとスタンガン式のチンクラッシャーから奈落式タカタニックを狙うも、イサミは逃れて高梨を場外へ落としトペを炸裂させる。
 リングに戻ったイサミはエルボーを放つも高梨は頭突きで応戦、高梨はバックドロップを決めるが、起き上がったイサミは勇脚も高梨もトラースキックから変形のタカタニックを決めるもカウントは2。
 高梨はタカタニックを狙うが、逃れたイサミはジャーマンからダイビングダブルニーを狙うも高梨はかわす、しかしイサミはすぐさまドラゴンスクリューからショーンキャプチャーを狙うと、高梨はドロップキックで迎撃を狙うが、これをかわしたイサミは裏膝十字で捕獲しアンクルホールドへと移行する。
 高梨は丸め込みで逃れると、丸め込み合戦となるが、イサミが垂直落下式ブレーンバスターで突き刺してからスライディングラリアットを浴びせると、膝蹴りから勇脚を狙いは、高梨は低空レッグラリアットからタカタニックを狙うも、イサミが潰して再び膝十字で捕らえる。
 イサミは雪崩式ブレーンバスターを狙うが、頭突きで阻止した高梨が雪崩式タカタニックを狙うもイサミが堪えると、高梨は雪崩式パワーボムで叩きつけ、ダイビングダブルニーからタカタニックを決めるがカウント2.9でクリアされるとイサミは膝十字から八咫烏、ダイビングダブルニーを連発してから膝蹴り、勇脚から勇脚・斬で3カウントを奪い王座を防衛した。


 試合後には鶴見亜門GMが次期挑戦者は2・28後楽園大会で元王者のHARASHIMAと入江の間で挑戦者決定戦を行い、勝者が3・21両国で挑戦するとアナウンスし、イサミが締めくくった。


 大会前の午前10時50分に行われた高木vsKENSOのエニウェアフォール形式の60分のアイアンマンマッチは観客不在のノーピープル状態ので行われ、まず高木がクロスフェースでKENSOからギブアップを奪い先制するも、KENSOも足四の字固めで反撃して高木がギブアップしタイスコアとなってからSTFへと移行して高木が再びギブアップして1-2に、そして開場時間となって観客が入り出すと高木がKENSOの腰紐を奪って掟破りのチョーク攻撃で逆襲してカバーに入り3カウントを奪って2-2のタイに持ち込む。
 入りだした観客をあおって勢いに乗った高木は場外戦に持ち込みイス攻撃を展開、KENSOも張り手で応戦するが高木は北側客席でのスタナーで3カウントを奪い3-2で逆転に成功、高木は若手達を投げつけるがKENSOは若手達に張り手を浴びせて迎撃、KENSOも若手達を投げつけて応戦するが高木も若手達に張り手を浴びせて応戦、そして会場外へと雪崩れ込むも、その間にリング内ではイスによる城が築城される。
 高木らはエレベーターで1階へと降り展示場付近で乱闘を展開するも、KENSOは9フォールを奪い大きくリード、さらぶ1フォールを奪い12-4となってしまう、やっと戻ってきた両者は高木がKENSOを城に直撃させ連続フォールを奪い12-11と盛り返し、今度はバックステージまで雪崩れ込んだところでKENSOがママチャリに乗れば、高木はドラマスティックドリーム号に乗って互いに正面衝突、ママチャリに乗ったKENSOは逃げ高木が追いかけるが、KENSOが転倒するとドラマスティックドリーム号に乗った高木が激突して3カウントと12-12のタイスコアに持ち込む。
 しかしKENSOはドラマスティックドリーム号を奪い、逆に高木に激突するとカバーに入って3カウントを奪って突き放すと、KENSOは観客からおにぎりを奪って投げつける、これに怒った高木はママチャリでKENSOを轢いて3カウントを奪い再びタイに持ち込むが、KENSOもやり返し14-13と離す。
 そして再びホール外へと雪崩れ込んだところでダークマッチがスタートしてしまい、その間に両者は1フォールずつ奪い合うも、両者はリング内でダークマッチを行っているにも関わらず南側バルコニーで乱闘を展開、遂には二人が試合中のリングに雪崩れ込んで高木が渡瀬、KENSOが松永に付いて6人タッグ状態となり、高木は渡瀬にラリアットを誤爆させてしまうと伊橋がフロッグスプラッシュで3カウントを奪い、渡瀬の王座奪取をアシストしてしまう。
 ダークマッチが終わってからも二人の試合は続き、高木は遂に2つのロッカーを投入、高木はロッカーで殴打すると対角線にロッカーを設置しての串刺しドロップキックで3カウントを奪い15-15のタイに持ち込み、KENSOもロッカー上へのブレーンバスターを決めるがダブルダウンで16-16となって試合終了、引き分けとなり高木は61分3本勝負での延長戦を訴えるが鶴見GMが却下すると、代替案として3月21日両国で高木、葛西純vsKENSO、中澤マイケルによるエニウェアー・トレージャーハンディングマッチを発表、KENSOはパートナーがマイケルであることに難色を示した。


 第4試合ではハッピーモーテルがチーム・ドリフ&岩崎を降した後で亜門GMがKO-Dタッグ王座への挑戦を表明していた佐々木を呼びつける、だが佐々木は飯伏幸太と宮武俊が負傷でパートナーは不在、そこで佐々木は首輪につながれた犬の着ぐるみである“瑛ドリアン”を呼び寄せてパートナーに起用することをアピールし、王者組も認めるが瑛ドリアンは王者組を襲撃して着ぐるみを脱ぐと正体はフリーの石川、佐々木は石川と組んで両国大会でKO-Dタッグ王座に挑戦することを宣言した。


 また第5試合のEXTREAM選手権はカシンの起用するパートナーはアントンと思われていたが、DDTの顧問弁護士でBASARA所属の竜が登場してパートナーを発表しようとすると、カシンはパートナーに竜を指名、唐突に指名された竜が戸惑いつつも試合は開始となり、カシンのパートナーと噂されていたアントンはカシンのセコンドに着く、試合は竜の攻撃がカシンに誤爆するなど役に立たず、カシンが孤軍奮闘を強いられる展開となるが、カシンがウラノ、彰人だけでなく竜にもイスで一撃を加えた後で、竜の持ち込んだ六法全書でウラノを殴打してからダウンしている竜にカバーさせて3カウントを奪い王座防衛、次期挑戦者はアントンは自身が指名してくれると期待したが、カシンが指名したのはヨシヒコ、アントンは落胆するもあくまでカシンに挑戦してベルトを奪還するとアピールした。


 また3・21両国には曙が参戦しディーノとのシングルマッチ、坂口vs鈴木みのるも組まれたことも発表した。


 今年は3月、8月(予定)と2度に渡って両国大会を開催するDDT、ましてフルサイズで開催することから、更なる挑戦へと向かっていっている。現状に満足することなく高みを目指すDDT、果たして今年はどんな年となるか?

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