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伊賀プロレス通信24時「日常茶飯事(ちゃはんじ)」

略して「イガプロ!」、三重県伊賀市に住むプロレスファンのプロレスブログ!

DDT初の大阪でのビッグマッチは苦い結果に終わるも、イサミが坂口を粉砕しKO-D王座を奪取!

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DDT初の大阪でのビッグマッチは苦い結果に終わるも、イサミが坂口を粉砕しKO-D王座を奪取!

11月28日 DDT「大阪オクトパス2015」エディオンアリーナ大阪 2332人


<アピール、コメントなどは週プロモバイル、またプロレス格闘技DXより>
◇ダークマッチ◇
▼キング・オブ・ダーク選手権試合タッグマッチ/60分1本
[第6代王者]岩崎孝樹 [挑戦者]○松永智充 (3分33秒 片エビ固め)[挑戦者]内田祥一 [挑戦者]X鈴木大
※バックドロップ
☆岩崎が4度目の防衛に成功


◇第1試合◇
▼30分1本
○彰人 ヤス・ウラノ 中津良太 梅田公太(8分55秒 片エビ固め)石井慧介 高尾蒼馬 X井上麻生 渡瀬瑞基
※ハナマサ


◇第2試合◇
▼松竹vsよしもと全面戦争〜スペシャルハンディキャップマッチ/30分1本
○山里亮太 ○RG (9分34秒 渡瀬瑞基復活)○スーパー・ササダンゴ・マシン
※6渡瀬獲得


◇第3試合◇
▼アイアンマンヘビーメタル級選手権試合 時間差バトルロイヤル/無制限
[挑戦者]○赤井沙希(14分35秒 エビ固め)[第1064代王者]Xチェリー
※エビ固めを切り返す
☆赤井が第1065代王者となる
【退場順】[1]X菊タロー[2]X勝俣瞬馬[3]Xキアイリュウケンエッちゃん[4]X大石真翔[5]X平田一喜[6]X大鷲透[7]Xヨシヒコ[8]X宮武俊[9]X伊橋剛太[10]Xマサ高梨


◇第4試合◇
▼ハードコアスペシャル6WAYマッチ/30分1本
○佐々木大輔(15分21秒 体固め)X樋口和貞
※ダイビングエルボードロップ・フロム・ラダー・トゥ・テーブル 他の4人は高木三四郎、KENSO、宮本裕向、大家健


◇第5試合◇
▼DDT EXTREME級選手権試合〜UWFルール+3カウントフォール+場外20カウント混合ルール〜/60分1本
[挑戦者]○ケンドー・カシン(9分26秒 首固め)[第33代王者]Xアントーニオ本多
☆本多3度目の防衛に失敗。カシンが第34代王者となる


【カシンの話】「困った、困った。なんてことをしてしまったんだ。どうすればいい? 困った、防衛戦をしなきゃいけないのか。返上もできるのか。次はもし可能ならばアマレスルールに3カウントでやってみたいね」


【彰人の話】「カシンさんがベルトを取って足蹴にしてて、いたたまれなくなった。EXTREMEのベルトはボクが価値を上げようと思って、がんばって作り上げてきたもの。それをああいうふうに足蹴にされるのは気に食わない。EXTREMEのベルトには思い入れが強くて、あのベルトはオレのものだって今でも思うので。ボクももともとアマレスやってて、アマレス時代もプロレス時代もボクにとってはすごい先輩。でも、そんなの関係ない。自分がプロレス界で一番思い入れのあるベルトが足蹴にさせて先輩だからとか関係ない。これはチャンスというか、試練というか、偉大なるカシン先輩を超えてからボクのEXTREMEの第2章が始まるのかな。今すぐにでも取り返したい。(カシンはアマレスルールに3カウントでやってみたいと語っていたが?)全然、プロレスと変わらないじゃないですか。何でもいいですよ。ボクだってアマレスやってきた自負があるし、実績とかは向こうの方が上かもしれないけど、それを超えていかないとベルトの価値も自分も上がっていかない。GMに頼んで挑戦させてもらいますよ」


【アントンの話】「ベルトを取られてしまいました。ちょっと油断と言いますか、ドリーム感ケンドー・カシンという昔TVで見てた選手となぜか対峙してるドリーム感で試合中に酔うような感覚を覚えた。こんなことを言うのもアレですけど、非常に楽しかった。もちろん勝とうとする意志がなくなったという意味ではなくて、そうやってプロレスを楽しみながら勝利に向かって集中していくっていうのが私の目指すプロレス。最後、腕関節を決められて、ケンドー・カシンとこれまでの闘いのいろんな情景がよぎりまして、そこで気持ちが押されて返せなかった。でも、絶対に取り返しますから。もう一回闘いたいですね。何回でも闘ってケンドー・カシンに勝って、ベルトを取り返すってことが私のこれからのプロレスの物語の大きなテーマになる。あきらめません。追いかけていきます」


◇第6試合◇
▼30分1本
男色ディーノ ○バラモンシュウ バラモンケイ(14分51秒 横入り式エビ固め)ジョーイ・ライアン 遠藤哲哉 X福田洋


◇第7試合◇
▼スペシャルシングルマッチ/30分1本
○岡林裕二(16分55秒 体固め)X入江茂弘
※ゴーレムスプラッシュ


◇第8試合◇
▼スペシャルシングルマッチ/30分1本
○HARASHIMA(18分30秒 体固め)X竹下幸之介
※スワンダイブ式蒼魔刀


【竹下の話】竹下「ダメなんですよ! 勝たなきゃ、ダメなんですよ!! 勝たなきゃ、ダメなんです」


【HARASHIMAの話】
HARASHIMA「まぁ、勝つことができましたけど、竹下は末恐ろしいヤツだね。途中のジャーマンで体がしびれて、動けないかと思ったけど、どうにか勝つことができた。彼の言ってた世代闘争うんぬんは正直ピンと来ないけど、確実に追い上げられてるのを感じますね。ただボクの方がまだまだ先をいってるので、彼が進化してもまだまだがっちりと先輩としていきたいと思います。本当に強いですよ。でも、気持ちよかった。(すべてを受け止めようとした?)受け過ぎましたかね。でも、正面からがっちりきてくれるので気持ちよかったですよ。まだまだ、まだまだですよ。(どのぐらい余裕は残っていた?)強気のコメントを出したいけど、見ての通りです。危なかった。でも、最後は負けないですよ。(あえて竹下の足りないところを言うのであれば?)経験が足りないのは当たり前だけど、たぶん多少自分の力を過信してる。あの身体能力とパワーは誰にも引けを取らない。でも、そこをいかせていないんで。自分の体をいかせるスタイルができたら、ボクぐらいの体格じゃ敵わない。それだけポテンシャルはすごい。(まだ持てあましている部分が…)あると思いますよ」


(大家健が登場)
大家「ハラシマ! 12月、KO-Dタッグ王座決定トーナメント、この大家健とハラシマ組で出場するぞ」


HARASHIMA「一応、ボクはスマイルスカッシュでウラノ君と彰人君が…」


大家「そんなこと関係ねぇ! オレたちはプロだろ。プロだったら、お客さんが一番見たいもんを提供すべきでしょうが! 今、一番お客さんが見たいもんは新日本プロレスに勝った、棚橋弘至に勝った、ハラシマ&大家健組でしょうが! 鉄は熱いうちに打て。いつやるんですか! 今でしょうが! そうでしょ。ハラシマ、そうだよな」


HARASHIMA「お客さんが見たいなら…」


大家「よーし! じゃあ決定だ!! 12月、KO-Dタッグチャンピオン決定トーナメント、ハラシマ&大家健組で出場決定!」


HARASHIMA「後でウラノ君と彰人君に聞いてみるけど(大家と握手)」


大家「タッグチャンピオンになるぞ! よろしく! よろしく! よろしく!」


◇第9試合◇
▼KO-D無差別級選手権試合/60分1本
[挑戦者/DDTドラマティック総選挙2015第1位]○木高イサミ(18分05秒 片エビ固め)[第54代王者]X坂口征夫
※勇脚・斬
☆坂口が3度目の防衛に失敗。木高が第55代王者となる


(試合終了後)
イサミ「はあ、たまらんなあ! 僕はDDTの所属だけど所属ではないという、ひじょうにフワフワした立場です。DDTの会社ではありますが、プロレスリングBASARAというものを1月21日に旗揚げします。思えば…長くなるんでやめますか。DDTを、僕もみなさんと同じように客席から見てたんですよ! そこにはすごいレスラーたちがいっぱいいて。その時にまだ20歳にもなってないペーペーの俺は思ったんです。ここの団体に入りてえなって。でも、入り方もわからないし、どうしたらいいのかもわからないところに、KAIENTAI DOJOの応募があったから、あ、TAKAみちのくさんも好きだわって言って、そっちに歩んで。いやいやいや、僕はそれが正しかったといまでも思っています。こういう舞台で僕にベルトというチャンスを、そして総選挙1位という結果をみなさんからもらいました。ありがとうございます! ただ、ベルトを取ったんで上から言わせてもらえば、僕はこのベルトに挑戦したのは選挙ではありますが、僕の実力だと思っています。なあ、ところで遠藤。そんなところで高みの見物してないで、せめてエプロンぐらいまで上がれよ。嘘だよ、中に入ってもいいよ。(遠藤がリングに登場)これで俺とオマエがホントに…なんなら半年前でも全然想像もしてなかった、俺とオマエでこのベルトだよ。オマエ、じゃんけんでだったな。最初はグー、ジャンケンほい!(遠藤がチョキで勝つ)オマエ、いまのは負けとくとこだろう!」


遠藤「イサミさん、僕も言わせてください。僕はジャンケンでここまで来ましたけど、これも実力だと思ってます」


イサミ「運も実力と言うからな」


遠藤「いま、流れは僕に来てると思います」


イサミ「これは、KAIENTAIの道場で生まれた木高イサミというレスラー、そしてフリーでフラフラしていて、受け入れてくれたDDT、成長させてくれた大日本プロレス。すべてを懸けてオマエと博多でやってやるよ」


遠藤「DDT所属というプライドを胸に、あなたからそのベルトを取り返します」


イサミ「わかった。正々堂々と闘いましょう(と握手)。お引き取りを。(遠藤は退場)最後に一言だけいえるのは、僕はプロレスラーになって本当によかったです! そして、DDTならびにユニオンプロレス、そして応援してくれたファンの方々、どうもありがとうございました! 俺が、KO-Dチャンピオンの木高イサミだー!!」


【エンディング】
(所属全選手が揃う)
高木「関西初のビッグマッチ、DDTオクトパス2015、いかがだったでしょうか! でも、まだまだ、まだまだこんなもんじゃないんですよ! もっともっと俺は、大阪のプロレスを、盛り上げたい! 東京以上に関西のプロレスを、盛り上げたいんだよ! だから、来年も大阪府立第1、やります! やるよやるよ、やってやるよ! きょう来たみんながプロレスの素晴らしさ、そしてDDTの魅力を大勢の人に語ってください。きょう来た人が3人連れて、4人連れて10人連れて、百人連れてくれば、もっともっと大阪のプロレスは盛り上がります! 来年もよろしくお願いします!」


(館内アナウンスをする赤井にのタコを持ったバラモン兄弟が引き上げてきた赤井を急襲。タコを赤井の顔面に押し付けるなどやりたい放題。)
バラモン「オクトパスなのに、タコが出ないから、俺たちが連れてきたんだよーだ! そこのアバズレのババアも嬉しそうじゃねえかよ! タコをないがしろにするなんてな、モラルがたんねえ、モラルが。ア●ルは出たけどモラルがねえ! オマエ、きったねえ女だな! オマエ、赤井沙希だって?(以下赤井を延々と罵倒)死んで地獄に落ちて今度生まれ変わったら蛆虫になるぞー!」


【高木の総括】
高木「大阪、関西初のビッグマッチ、大阪オクトパス2015、無事終了しました。なんて言うんですかね、2階以外は超満員にできたかなと思っているんですけども、思った以上にアリーナもきちんと埋めることができて、営業しているなかで、関西と東京の違いがあったりとか。いろんなものがあったんですけど、やってるなかで、もうちょっとこうすればよかった。もっとこういうふうにやればよかったなみたいなものがどんどん出てきてて。そのなかで、選手みんなも試合内容がすごくよかったし。僕らが出し切った部分が、お客さんにも満足していただいて、すごく内容もよかったんですけども、もうちょっと、入れたかったなというのもあって。それはひとつの課題として残った部分は大きかったなと。なにもかもが、うまくいく時代じゃないので。これはひとついい経験になったなと。来年は、すごく感触をつかみましたね。今回、自分も営業をしていて、『DDTは見に行ったことないんですけども、見に行ってみたいですね』みたいな人多かったんですよ。だから、そういう部分ではまだまだ、もっともっと掘り起こせるなというのと。あとはプロレスに興味を持っている層を掘り起こせたんじゃないかなというのは、僕のなかで感じましたね。来年は増やしていけると思うし。一つひとつの積み重ねだと思いますし。来年の大阪、関西圏の興行を増やしていきたいと思っているんですね。やっぱり今回、思ったのは、東京だと埼玉、千葉、神奈川はやってるのに、大阪だと大阪だけなんです。京都、兵庫、奈良、和歌山あたりをやってかなくちゃいけないなと。ひとつの課題として。そういうところを巻き込んで。あと中国地方、山陰、山陽、四国、そういったところを巻き込んでいきたいなと。いろん部分が見えた大会ではありましたね。やっぱり、土曜日の夕方4時開始という中では、比較的、健闘した方ではないかなと思ってます。正直な気持ちとしては、もっともっとプロレスの魅力を大勢の人に伝えたかったなというのがあるので。来年ですね。だから、府立第一は来年もやります。システム上、いついつと言えないのが残念なんですけど、だいたい同じぐらいの時期か、ちょっと前後して12月に入るか、わからないですけど、そのへんでやりたいな思っています。(来年は府立完売?)課題ですね。そこまで持ってきたいですね。なんかね、ちょっとしたことなんですよ。ホントちょっとしたことのいくつかが、こうやってればよかったなというのが、あとからいくつも出てきたので、そこですね。そこさえクリアできれば、第一を完売させることはできると思います。(この規模のビッグマッチをほかの地方でも?)まずは関西ですね。関西でリベンジをしたいです。いや、リベンジではないんだけども。もっともっと関西に広げていきたい。いまテレビ埼玉でやっている『さいたま―スラム』を番組名を変えるのか、わからないですけど、サンテレビとか、大阪19チャンネルとか、そういうところで放送していって、積み重ねていこうかなと思ってます。それは感じましたね。メディアの力を。やっぱりテレビ埼玉の放送はすごく影響力があるんですよ。この間、歌舞伎町を歩いていたら、『さいたまーすらむ』見てますって、あっちこっちで声をかけられるという。見てるんだな。やっぱりメディアだなと。そういった部分の、プロモーション的な部分で、ひとつやりきれなかったことが悔いが残る部分。どんどんそういったものを仕掛けていきたいですね。いろんな課題が見えましたね。内容はホントに申し分ないですよ。だから、そこの部分で広げていきたいなと思います。(ベルトがイサミ選手に渡ったが、これは流出のようなもの?)そこはお客さんが決めることで、あのお客さんの大歓声を聞くと、流出という感覚とは違うのかなと。総選挙で1位になった人間なので、1位になった男がベルトをとって、流出とか、ブーイングで迎えられたりとか、それはそれで問題があるんじゃないかなと思うんですけど。DDTの人間に取り返してもらいたいなと思う半面、ユニオンプロレスでずっとやってきた意地が今日ひとつ出たのかな。そういう部分では、僕もユニオンプロレスに1年間、所属していて、関わっていた身としては、流出したという気持ちと、あとよかったな、おめでとうという気持ちのふたつありますね。すごく苦労して、KAIENTAI-DOJOでやってて、そこをやめて、流浪のドインディ生活をつづけていたころから彼のことを知っていて。一緒にやらないかと誘ったのも僕なんで。ユニオンプロレスというのを立ち上げるから一緒にやらないかと言ったのも僕で。ユニオンプロレスが今年の10月で一つの区切りをつけてしまったということに対しても、後ろめたい気持ちが自分のなかにあって、彼自身の意地、彼自身のプライドというものが、ベルトの戴冠につながったんじゃないかなと。だから、新しいものを彼は見せてほしいし。BASARAという新しい団体で、新しいものを見せてほしい。プロレスシーンのなかで、もっともっと木高イサミという名前とブランドを広げていった方がいいと思うので。彼はいま全日本のアジアタッグも宮本裕向と持ってますけども、もっともっと広げていってほしいと思います」

 今回はDDT初の大阪でのビックマッチを観戦するためにエディオンアリーナを訪れた、観戦理由はDDT両国大会はいずれ観戦したいと思いつつも、なかなか機会を作ることが出来ない、だが今回はDDTの方から大阪でビッグマッチを開催するということで、観戦を決意した。
 3時開場ということでお昼前に会場へ到着、喫茶店で休憩したがすぐ傍の席ではプロレス女子がプロレスの会話をしており、話を聴く限りでは東京から駆けつけたファンだという、開場前にはファンクラブや一般のファンも含めて長蛇の列となり、これは結構観客動員は見込めるのではと思われた、開場となり会場設定は南側にステージ、2階席は一部黒幕が、観客動員はその後の伸びがなかったのか1、2階とも空席が目立ってしまい、初の大阪大会は厳しさを感じた。


 試合はまず開始直前のキング・オブ・ダーク選手権のタッグマッチは王者の岩崎に内田と鈴木が挑戦させられ、バックステージでの模様がスクリーンに公開し岩崎のパートナーである松永は岩崎に“鈴木狙いでいけ”とアドバイスする、試合も岩崎を攻める内田に鈴木がタッチを求め、内田は渋ると鈴木は“浮気を暴露するぞ”と脅迫して交代。試合は案の定岩崎組が松永を捕らえて、岩崎がコーナーへ昇るも強引に交代した松永が鈴木にバックドロップで3カウントとなり、岩崎は松永の思わぬ裏切りの前に王座を防衛させられてしまう。


第2試合のササダンゴvsRG、山里は、先入場のササダンゴが恒例の煽りパワポを行おうとするも、スクリーンにPCが繋がっていないというハプニングが発生し、早速接続に入るが手間取ったため、PCの画面をTVカメラで写すということで煽りパワポがスタートした。
煽りパワポでは第1試合を終えた渡瀬がRGを羽交い絞めにして、ササンゴがハリケーンミキサーを浴びせてRGをバラバラにするというものだったが、いざ本番となると渡瀬がRGを羽交い絞めにするも、ササダンゴのハリケーンミキサーは渡瀬に誤爆、渡瀬の体はバラバラになり、鶴見亜門GMを交えて4人でもめた結果、体を元に戻すためになぜか大喜利がスタート、制限時間内ある10分間までに渡瀬の体はどうにか元に戻すも、怒った渡瀬が山里、RGに襲いかかり、渡瀬はRGにアトミックドロップを決めればRGはド派手な受身を披露、最後はRGが森山直太郎の唄を歌いながらプロレスあるあるを披露して幕も、結局プロレスの試合はどうなったのかは不明のままだった。


第3試合のアイアンマンヘビー級争奪バトルロイヤルは、バックステージで王者のチェリーに中川家礼二似のリポーターが挨拶するも、リポーターがステン製の洗面器で一撃して3カウントで王座奪取というハプニングでスタート、リポーターの正体は素顔の菊タローだった。
菊タローとチェリーで時間差バトルロイヤルがスタート、時間が経過すると続々と選手が入り、菊タローは天敵の一人である松井レフェリーのジャーマンを喰らって勝俣が押さえ込んで退場で新王者に、平田が登場して例のごとく踊りまくると勝俣を丸め込んで3カウントを奪い新王者に、大鷲が入場するとリング内への選手は大鷲を残してバックステージへと突入し大鷲も慌ててバックステージへ、バックステージでも攻防を繰り広げられるが、平田は既に退場していた菊タローを身代わりにして脱出、菊タローは無残に全裸姿で倒れていた。
誰もいないリングに高梨が入場しようとすると、全選手が戻って高梨を倒して踏んでリングに戻り、最後にヨシヒコが登場して試合は大きく動き選手が続々と退場、リング内は高梨と赤井、チェリーだけが残るが、王者は伊橋のパンツになっており、赤井と高梨は触るのを嫌がる、しかしチェリーが開き直ってパンツに襲い掛かって3カウントを奪い王座を奪還すると、パンツ片手に大暴れして高梨を退場に追いやる、しかしチェリーは赤井と丸め込み合戦となるが赤井が制して3カウントとなり、地元・大阪出身の赤井が新王者となって幕となった。


第4試合のハードコア6人マッチはリング上にはイスで作った大阪城が築城されると、高木はドラマスティックドリーム号と扇風機、KENSOは金タライ、樋口は特大ラダー、大輔は首輪をした宮武を人間凶器として持参し放送席へ繋げ、宮本は矢郷良明殺しのロッカー、最後に入場した大家はスクリーンからの中継で車に乗って駐車場から入場し金網ネットを持参するが、残り5選手が大家に襲い掛かって試合開始となり、大家を大阪城に叩きつけて破壊して落城となってしまう。試合はリング内では樋口と大家、二階席では宮本と大輔、花道では高木とKENSOが攻防を繰り広げるが、高木は花道からドラマスティックドリーム号で突進もかわされてしまいリングへと直撃、そして高木とKENSOが北側花道に雪崩れ込むが、2階から宮本が金タライをKENSOの頭部に落とすドリフターズ攻撃でKENSOにダメージを与える。
リングに戻ると高木が扇風機の注意書きにも書かれている、扇風機をまわして各選手の手を突っ込むという攻撃を敢行、宮本にも狙うが阻止した宮本は高木を扇風機破壊のボディースラムを敢行、廃品処理にいくらかかるのか心配してしまう。
大家は宮本にテーブル貫通ボディープレスを敢行すると、大輔は宮武を投入、しかし宮武は宮本のテーブル貫通ファイヤーサンダーを喰らって返り討ちにされ役立たずに終わる。
高木は遂にロッカーを投入、KENSOを中へ閉じ込める矢郷良明攻撃を敢行するとロッカーにドロップキック、更に樋口が高木にロッカーの上へのチョークスラムとロッカーは大きく凹み、中に入っていたKENSOも大ダメージを負ってしまう。
その後も混戦が続くが、最後は大輔が樋口をトラッシュ缶でメッタ撃ちにした後で、特大ラダーの上からのダイビングエルボーで3カウントを奪い、ハードコア戦は大輔が制した。


アントンvsカシンのEXTREAM選手権は3カウント、場外カウントありのUWFルール(普通のプロレスルールと変わりないような)で行われるも、カシンは構わず腕攻めや鼻を摘みながらのキャメルクラッチ、アントンの背中に凶器に押し付けて濡れ衣を着せるカシンワールドでアントンを翻弄、カシンの試合も久しく見ていなかったがカシンワールドは健在だった。
アントンはテーズプレスで反撃しリバースDDTからダスティンを投下するが、カシンは剣山で迎撃、アントンはバイオニックエルボーからラ・マヒストラルで丸め込むが、カシンは雪崩式腕十字からの丸め込みで3カウントを奪い王座奪取、試合後に彰人が挑戦に名乗りを挙げるためにリングに登場したが、カシンは返り討ちにする。
王座を奪取することでカシンはしばらくDDTでやっかいとなるが、暴虐武人ぶりは相変わらず、とんでもない選手にベルトが渡ってしまったようだ。


ディーノ、バラモン兄弟vsライアン、福田、遠藤は後入場のディーノ組が場外で無差別テロを敢行していると福田がアピールして襲いかかり試合開始となるが、バラモン兄弟はいつの間にか試合が始まっていることに大慌て、それでも遠藤を捕らえて花道上でのボウリング攻撃を敢行し、観客に水をぶちまけるバラモンワールドを展開する。
リング内はディーノがライアンにコックスクリューを狙うが、ライアンは平然として踏ん張りディーノを動揺させ、股間の力で逆にディーノをスクリューさせる。しかしディーノはライアンをロープワークで散々走らせてスタミナを奪うと、バラモン兄弟が捕らえて久しぶりにお告げゲルを敢行しライアンに洗礼を浴びせる。
そして遠藤が先ほどの仕返しとばかりにバラモン兄弟に掟破りのボウリング攻撃を敢行すると、福田がディーノにパーフェクトスープレックスを決めるが、ディーノがアヘン攻撃でカットに入ると、バラモン兄弟がコールを煽ってディーノがケツ出しでコーナーでケツをセットする。遠藤が餌食にされるが、ライアンは股間から取り出したキャンディーをディーノのケツに突っ込み、福田の口に入れる。
そしてバラモン兄弟はカレーを投入するが、福田がカレーの上にディーノのケツをアトミックドロップを敢行、ディーノのケツがカレーまみれになって危険な状態となるが、福田がカレーまみれのディーノのケツに突っ込んでしまい、シュウが丸め込んで3カウントを奪い勝利、試合後はキャンディやカレーは後で全員で頂きましたというテロップはスクリーンには流されなかった。


騒乱の前半が終わり、後半の三試合はシリアスな展開へと変わり、第7試合では入江が岡林と対戦、2012年7月にはKO-D王者となった入江が岡林の挑戦を受けたが、3年の間に立場が変わってしまったというのが試合に出てしまい、岡林ペースで試合が進み入江が食い下がるという展開となる。アルゼンチンバックブリーカーを凌いだ入江がぶちかましで反撃し頭突きからファイヤーサンダーで突き刺すも、岡林は左右の張り手で応戦してパワーボム狙いは入江はリバースする。
入江はビーストボンバーを狙うが、岡林はパワースラムで返すとゴーレムスプラッシュは入江は剣山、そしてビーストボンバーを放つがかわした岡林がラリアットからのゴーレムスプラッシュで3カウントを奪い完勝、ストロング王者の貫禄を見せ付けた。


セミのHARASHIMAvs竹下は序盤こそ互角に渡り合っていたがドロップキックと飛び蹴りの相打ちの際にHARASHIMAの飛び蹴りが竹下の腹部に直撃、ここからHARASHIMAが竹下の腹部中心に攻め試合を有利に進める。劣勢の竹下はミサイルキックで反撃しブルーサンダーと見せかけてのワンハンドバックブリーカーから逆エビ固めと攻め込むが、HARASHIMAはファルコンアローから腹部へのニー、スワンダイブ式フットスタンプとすぐペースを戻す。
HARASHIMAはリバースフランケンから蒼魔刀で勝負に出るが、竹下はカウント2とクリア、ならばHARASHIMAは奥の手であるHERO!スプラッシュIIことファイヤーバードスプラッシュを投下して勝負あったかに見えたが、これも竹下がカウント2でクリアする。
HARASHIMAはスワンダイブ式蒼魔刀を狙うが竹下は剣山で迎撃すると、ジャーマンや延髄ラリアット、ラリアットと畳みかけるがクロスアーム式ジャーマンはHARASHIMAが堪えると、低空ドロップキックからスワンダイブ式蒼魔刀を決め3カウント、竹下は善戦はしたもののHARASHIMAのペースを崩すことは出来なかった。


メインの坂口vsイサミは、イサミはユニオンを背負っているということでユニオンMAXのベルトを巻いて登場、試合はキック合戦になるも、グラウンドの展開になるとMMAの経験のある坂口が有利に、打撃戦も若干体格のある坂口が優りリードを奪う。
しかしイサミはロープワークを生かして反撃し、コーナー最上段を利用してのニーもかわしてクロスボディーを浴びせるも、坂口もドロップキックやブレーンバスター、飛び膝と譲らない。
イサミは卍固めで捕獲するが、脱出した坂口は串刺しニーからスリーパーで絞めあげ、逃れたイサミに再度狙うが、イサミは強烈なバックドロップで投げてからダイビングダブルニーを投下する。
坂口は背中へのニーでイサミの動きを止めるが、神の右膝はイサミがカウンターの勇脚で迎撃し、エルボーの打ち合いからイサミが伊良部パンチも、坂口はショートレンジからの神の右膝を炸裂させる。
イサミはヨーロピアンクラッチから垂直落下式ブレーンバスター、勇脚と畳み掛けるが、坂口も反撃してPKから神の右膝を狙うも、かわしたイサミは珍しくジャーマン・スープレックス・ホールドを決め、坂口の左右のキックを耐えきったイサミが勇脚・斬を炸裂させ3カウント、イサミが王座を奪取し大阪のメインを勝利で飾った。


試合後なイサミと遠藤のやり取りのあとで、所属全選手が揃ってのエンディングとなったが、高梨に肩を貸してもらいながら入場する坂口の後でイサミが登場すると、坂口は意地を見せるかのように自分の足で歩いてリングに上がったのが印象的だった、そしてエンディングの後で赤井による場内アナウンスが行われたが、バラモン兄弟が赤井の顔面にタコを被せるというハプニングが発生し、バラモン兄弟がマイクで言いたい放題というとんでもないラストで大阪大会は幕となった。


11月はDRAGON GATE、新日本プロレス、DDTとエディオンアリーナ大阪でビッグマッチを開催したが、大阪で強い新日本プロレスの圧勝で終わった。DDTは期待外れに終わってしまったというか、大阪の牙城を崩すのは簡単ではないということを思い知らされる結果となった。PR企画もないままで、また一部フリー選手が参戦したものの、ほぼ純血メンバーで臨んだのだから健闘した方だと思う。
高木大社長も戦略の練り直しということで来年も大阪に挑むという、DDTが大阪で新風を巻き起こすことが出来るか?

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