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伊賀プロレス通信24時「日常茶飯事(ちゃはんじ)」

略して「イガプロ!」、三重県伊賀市に住むプロレスファンのプロレスブログ!

ユニオン、10年間の歴史に幕も終わりは新しい幕開けへのスタート

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ユニオン、10年間の歴史に幕も終わりは新しい幕開けへのスタート

10月4日ユニオン「ユニオン10周年記念興行~星に願いを~」後楽園ホール 1530人 超満員札止め


<アピール、コメントなどは週プロモバイルより>
◇入場式◇
スーザン代表は本日はユニオン10周年興行にして、最終興行にたくさんの…たくさんの…たくさんのご来場、本当にありがとうございます。本日のユニオンプロレス、最後の…最後の…最後まで! 楽しくて熱く怪しく、そして激しい、そんな興行を選手・スタッフ一丸となりましてやっていきたいと思いますので、応援よろしくお願いします」


イサミ「ちょっとつらいんだけど、もうゴールテープは見えているんですよ。最後まで突っ走って、ゴールテープを切っても走り続けますんで、ゴールテープを切る姿を皆さん見届けてください。今日は応援よろしくお願いします」


◇第1試合◇
▼20分1本
○三富政行 中津良太(7分9秒 片エビ固め)X久保佑允 大地
※ソルティースプラッシュ


◇第2試合◇
▼選抜!!メモリアルタッグチーム5組掛け特別ルール/5分1本
○諸橋晴也 福田洋(2分59秒 クリップラークロスフェイス)リッキーフジ XDJニラ
 

▼5分1本
○高木三四郎 新高木三四郎(2分54秒 エビ固め)諸橋晴也 X福田洋
※シットダウンひまわりボム


▼5分1本
○曹彰 趙雲子龍with真琴姫(3分9秒 体固め)諸橋晴也 X竜剛馬
※巨大ハンマー殴打


▼5分1本
諸橋晴也 竜剛馬with小笠原和彦(8分0秒 無効試合)XガイジンA ガイジンB
 ※神様降臨


▼5分1本
○A.YAZAWA 遠藤マメ with風間ルミ(4分45秒 横入り式エビ固め)X福田洋 X竜剛馬
※ダブルフォール


◇第3試合◇
▼ユニオンプロレス認定Fly to Everywhereワールドチャンピオンシップ/30分1本
[第9代王者]○チェリー(11分06秒 ユニオンロック)[挑戦者]X高梨マサ子
☆チェリーが初防衛に成功 


◇第4試合◇
▼3WAYタッグマッチ/30分1本
○MEN'Sテイオー SAGAT(10分20秒 ジャックナイフ式エビ固め)大家健with紫雷美央 X冨永真一郎
※もう1チームは大家拳號&円華
 

◇第5試合◇
▼30分1本
○FUMA (16分22秒 片エビ固め)X風戸大智
※ジョーブレイカー


◇第6試合◇
▼ユニオンプロレス認定ユニオンMAX選手権試合/30分1本
[第5代王者]○木高イサミ(23分46秒 片エビ固め)[挑戦者]石川修司
※勇脚・斬
☆イサミが初防衛に成功


(試合後)
イサミ「やっぱり家でした(と倒れ込む)。(体を起こして)本当に、修司は長兄って感じで、アニキって感じで、スーザンさんはサザエさんみたいな感じで。きょうはお父さん(ポイズン)まで来てくれましたんで、ありがとうございます。僕らはここがゴールと決めました。決めたのは僕らです。きょうで、ユニオンプロレスは解散すると決めたのは僕たちです。ですけど、あなたが再旗揚げしたユニオンプロレス、ここまでは来ました。ここから、これがゴールではなく、ここからこのゴールテープを切って、新しいスタートラインにしようと思います。きょうは見届けにきてくれてありがとうございました」


ポイズン「イサミ、おめでとう! 石川、よくやった! 2人の魂のこもったプロレス、見せてもらいました。石川はまだこんなにデカくない頃、俺のトレーニングにゲロ吐きながらついてきて、試合もこんなデカくなかった。でもいまは、本当に素晴らしいレスラーになった。ありがとう! イサミ、君はホントにユニオンにきた頃は、本当に細くて、やってけんのかって、本当に思ったよ。でもいまは、どこに出しても恥ずかしくないチャンピオンだ。ありがとう!本当に2人でよくここまでユニオンを引っ張ってきてくれました。本当に感謝してます。ユニオンはここで終わってしまうけど、君たちのプロレス人生はこれからです! もうどこに行っても恥ずかしくないレスラー、胸を張って前を向いてプロレス道をいってください。本当に2人ともありがとう!(イサミ、石川はポイズンに礼。イサミ、石川は順にポイズンと握手を交わす。)」

 

石川「澤田さん、ありがとうございました。最後、ユニオンMAXのベルトを巻いて、明日からフリーとしてそのベルトを巻いて闘っていって、ずっとユニオンを背負っていきたいと思って言いましたけど、勝てませんでした。でも、自分のきょうの負け…それが自分の甘さ、弱さだと思うんで、もっと鍛えて、もっと強い男になりたいと思います。イサミ、ありがとう(2人はヒザをついて礼。)」

スーザン代表「イサミ、おめでとう。ユニオンのみんな上がってください(選手たちがリングへ)本日はユニオン10周年記念、そして解散興行に本当にたくさんのご来場ありがとうございます。ユニオンプロレスはきょうで解散いたしますが、この10年間、こうやってみんなとやってこれたのは、本当にここに来てくださっている、みなさんのおかげだと思ってます。本当にありがとうございます。きょうでユニオンプロレスは終わりますが、でもユニオンのみんなたちはきょうからそれぞれに新しい道を歩き始めることになります。きょうは終わりだけど、終わりと始まりの日です。約9年前に代表になった時は全然右も左もわからない状態で、本当にたよりない代表だったと思います。まあ、いまでも頼りがいがあるかと言ったらわからないんですけど(苦笑)。それでも、ここにいるユニオンの選手とスタッフが付いてきてくれて、ほかのDDTとか、きょう来てるDNAの子たちも協力してくれて、そしてここに来ているみんな。もしかしたら来れなかった応援してくれてる人たちも、たくさんいると思うんですけど、本当に温かく見守ってくれたおかげでいままで代表を続けることができました。ありがとう! みんな本当にありがとうございました」


(ユニオンのテーマが流れ各選手がマイク。)
竜「10年間名前もパフォーマンスも、パクリでやってきました。最後におこがましいですが、みんなで、この後楽園満員でいきましょう。いくぞー、ショアッ!」


久保「ユニオンプロレスで試合をすることで、僕はもっと深くプロレスを好きになることができました。きょうは最高の一日だったので、明日からまた最高のスタートを切りたいと思います。みんな大好きです、ありがとう!」


大地「俺がこのリングに立ったのはすごい短い時間だったけど、温かい仲間といまこの瞬間にここに立てることに感謝してます」


三富「明日からも胸を張ってこう言いたいと思います。僕の生まれ育った故郷はユニオンプロレスですと。ありがとうございます!」


河村「自分はユニオンプロレスでデビューした最後の人間です。ユニオンでデビューできてよかったです」


福田「どの団体に上がっても、ユニオンプロレスの最強外国人として闘っていきたいと思います! ユニオンプロレス、フォーエバー、フォーエバー‼ フォーエバー…」


諸橋「ユニオンプロレスファンの皆さ~ん、愛してまっし!」


チェリー「ユニオンプロレスはこの10年間、たしかにプロレス界に存在していました。みなさん忘れないでください。たまに思い出してくれたら嬉しいです」


SAGAT「ユニオン実験リーグで始まった俺の人生、最高でした!」


FUMA「ここで生まれ育った俺たちユニオン戦士の応援を今後もよろしくお願いします!」


風戸「みんなの声援を絶対に忘れません!」


ポイズン「みなさん、ユニオンプロレスはきょうで終わりですが、こいつらは絶対死なないぞー!」


スーザン「プロレス最高、ユニオン最高! みんな愛してるよ~!」


石川「ユニオンプロレス、みなさんにとって最高の団体でしたか? みなさん最高のお客さんです、ありがとうございました!」


イサミ「ありがとうございます、ユニオンプロレス×2、ユニオンプロレスファンのみなさん…泣かないって決めてたのに! 笑いましょう、まだ終わってないっす! 最後の最後に締めが終わるまでは終わってないっす! まだゴールテープ切れてないんで、まだ盛り上がって、まだまだ泣かないで、笑っていきましょう! ありがとうユニオンプロレス!いくぞー×5、3、2、1、ありがとう、ユニオン!」


【イサミの話】「お客さんを送ってる時に、ようやくちょっと落ち着きました。体中痛いし、石川修司ってすげえ強いし。でも何回倒されても、たとえその姿が、返す姿がきれいじゃなくても、そうやって起き上ってきたのがユニオンプロレスだと僕は思っているので。僕も器用なプロレスラーじゃないですけど、その泥臭い気持ちでここまでやってきたので、これからも…これで修司とはもうしばらくシングルで当たることはないだろうし。でもきょうで修司を完全に倒したと自分のなかで思えるかと言ったら、やっぱ勝ったという事実は残るんですけど、勝った責任というのも残るので。自分が作ると言った新しい家に、あんな優しくて強くて頼りがいがあって、面白い。僕はこんな人になりたいなって思いました、試合してて。スーザンさんみたいに人を包めるようにもなりたいし、FUMAや風戸みたいにいつまでも前に出る姿勢を忘れないレスラーにもなりたいし、ミスターや諸橋さん…僕はユニオンのみんなになりたい。だから違う新しい家を作ろうと思ってるんですけど、どこかしらにユニオンに残っちゃうんだろうなと。そこは勘弁してもらえないですかね。(今後ユニオンMAXは?)僕のなかではとりあえず封印ですね。(なぜ?)家がきょうで解散し、それで僕は新しいものを作る。防衛戦はないし、新しい家であるかもわからないし。一時封印。必ずコイツの出番は来ると思うんですよ。待ってました、というタイミングが来ると思うんですけど。その時はまた、封印前のチャンピオンとしてやりたいですね。(新しい家とは?)近々発表…ぐらいですかね。だいぶ考えはまとまってきてる」


【石川の話】「リングに上がる前のVTRの音だけでちょっとウルっと来たんですけど、試合が始まったらその感傷は一回消えて、木高イサミを倒したいという気持ちだけで闘ったんですけど、やっぱ10年間やってきて自分もすごい成長したって自負があるんですけど、木高イサミはそれ以上に伸びた男だと思います。ユニオンプロレス、きょうでなくなって自分は明日からフリーとしてあのベルトをずっと巻いて入場して、家に帰ったらそれを見ながら飾って生活しようと思ってたんですけど、イサミに止められたのは悔しいですけど。でもホントに負けても思うんですけど、イサミはすごい男になったなとあらためて思いました。試合終わってからいろんな思いがあって。みんな涙ぐんでる顔を見ると、解散と決めていながら…負けちゃいましたね。解散と決めていながら、ありがとうという気持ちと申し訳ないという気持ちでいっぱいでした。でも、よく中途半端な形で終わる団体も多いなか、ちゃんとこういった形で解散できたのは、そこだけはよかったのかなって。お客さんにありがとうございましたって言えたのはよかったかなと思います。みんなバラバラになりますけど、10年間やってきたことをみんな心に背負って、これから…自分もそう思って闘っていきたいなと思います。(今後はフリーで)そうですね。今年で40なんであと何年できるかわからないので。強いよと言われている人たちと闘って、切磋琢磨して、自分がそこで活躍できれば石川修司がどういうレスラーだって、ユニオンプロレスという団体があったんだって、心に留めてもらえると思うんで。ユニオンプロレスという言葉は出さなくてもね、自分が活躍できればその名前は残ると思うので、残ったプロレス人生はそういう人たちと闘っていきたいと思います」


【スーザン代表の話】
スーザン代表「終わっちゃいましたね。なんか、いまちょうどイサミと石川がメインを闘ってるあいだに初めてプロレスを見ていて、どっち勝てともまったく思わず、この試合が終わった瞬間にユニオンが終わるんだなと。後半の3カウントが入りそうになるたびに、ここで終わりなのかも…と思いながら見てしまいました。もともとは私が辞任すると言って解散が決まったのに、不思議なことにとても寂しいですね。でも、途中途中で皆さんにはお伝えしてたと思うんですけど、ユニオンの子たちはみんなそれぞれ進む道が基本的には決まっています。そういう意味では受け皿というか。まだ本人が『こういうのどうだろう』という提案をして、ヨシとして受け入れるのか、まだ微妙に決まっていない子もいるんですけど、基本的にはほとんどの子が行くべき道と自分がやりたいことというのが一緒になって決まっています。石川がフリーになって、バックアップはしよう、みたいのとか、イサミのように自分で家を作ろうと。まだカッチリとは決まってないんですけど、イサミに合流する選手もいると思いますし。あとまったく別の…プロレスは続けるんですけど、違う道を選んだ子もいます。それもファンの方、安心していただきたいなと。きょうでユニオンは終わりますけども、終わりの始まりで、ユニオンのみんなを見るのはいっぱいの機会でありますので、ぜひみんなのことをどこかで見かけたら応援していただきたいなと思っています。(自身はプロレスに関わったり人前に立つことはなくなる?)基本的には、いまも代表という人がじっさいに表に立つ人かどうかといえば、変わった特殊な形だったと思うんですね。ただこういう形でリング上で何かをやったりというのはないと思うんですけど、一部で業界引退と書かれているんですが、業界引退というか裏での仕事とかは…DDTグループ全体での仕事というんですかね。それは続けていく形になりますので、そういう意味では業界からの引退というものではないです」 


 解散が決まったユニオンの解散興行が行われ、解散興行には1年間限定でユニオンに移籍していた高木大社長や新・高木、高梨マサ子、懐かしの選手やキャラが参戦したがっ当初参戦予定だった猪熊裕介とますだけいすけは試合前に全治30年の重傷を負ってしまったため、急遽ガイジンA、Bが参戦。またガンバレプロレスのエースでユニオンの所属だった大家は久しぶりに紫雷美央さんとのコンビを復活させ参戦した。


 メインはイサミの保持するユニオンMAX王座に石川が挑戦、特別立会人には初代エースであるポイズン澤田こと澤田篤男さんが登場し両者に花束を贈呈した。
 試合は石川がイサミのドロップキックを弾き返したところでショルダータックルを浴びせ、カナディアンバックブリーカーやストンピング、チョップなど体格の生かした攻めで先手を奪い、イサミはドラゴンスクリューから反撃を狙うが串刺し攻撃をニーリフトで迎撃するなどイサミにリードを許さない。
 石川はカナディアンバックブリーカードロップから逆片エビ固めと腰攻めを展開するが、イサミは腰を押さえながらも石川をボディースラムで投げ、ドラゴンスクリューからダイビングボディーアタックをキャッチした石川を丸め込んで腕固めを狙うも、石川は強引に持ち上げコーナーに叩きつけると、串刺し延髄ラリアット、拷問コブラツイストと攻め立てる。
 石川はランニングニーを狙うがイサミはかわしてアンクルホールドで捕獲、ブレーンバスター狙いは石川が抱えてコーナーへイサミを置くとエルボーで突進するが、イサミはかわして場外に落ちた石川にトペ・スイシーダを放つ、しかし石川をリングに戻そうとすると石川はエプロンへのパワーボムで逆襲する。
 リングに戻った石川は打撃戦を制したあとでニーリフトを浴びせ、ぶっこ抜きジャーマンからランニングニーで勝負に出るが、スプラッシュマウンテン狙いをリバースしたイサミは勇脚を炸裂させ、旋回式ダイビング・ダブルニーと応戦する。
 石川はノド輪落とし、勇脚をかわしてのレインメーカー式頭突き、ラインニングニー、投げ放しのスプラッシュマウンテンと畳み掛けるが、クロスアーム式スプラッシュマウンテン狙いはイサミが着地するとスライディングラリアット、スライディングレッグラリアットと返し、イサミの雪崩式狙いを追いかけた石川に雪崩式の卍固め、それでも石川は雪崩式ブレーンバスターで投げるが、すぐ起き上がったイサミはドロップキックを放つとバスソーキック、勇脚・斬を決めるも石川はカウント2でクリアする。
 石川は追走式のニーからファイヤーサンダーで突き刺すが、スプラッシュマウンテン狙いはイサミがフランケンシュタイナーで切り返すと、エルボーの打ち合いとなりイサミのパンチに対して石川は頭突きを浴びせ、イサミは勇脚からダブルニーを投下し、石川のラリアットをクリアしたイサミはファイヤーサンダーを着地してからのブレーンバスターからフェイント式の勇脚・斬を後頭部に炸裂させてから勇脚・斬で3カウントを奪いMAX王座を防衛、ユニオンのファイナルマッチを勝利で飾


 試合後は全選手が揃い応援してくれたファンに別れを告げユニオンの幕を閉じた、、今後に関してはイサミは残った選手と共にDDT内で新ブランドを立ち上げる方向で傾き、石川に関してはフリーとして各団体を渡り歩くなど、それぞれへの道に歩んでいくことになった。
 スーザン代表が「ユニオンは終わりますけども、終わりの始まり」とコメントしたとおり、これで終わりではなく終わりと同時に新しいスタートが始まる、そしてユニオンの幕は閉じるも、新しい幕が上がる・・・

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