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伊賀プロレス通信24時「日常茶飯事(ちゃはんじ)」

略して「イガプロ!」、三重県伊賀市に住むプロレスファンのプロレスブログ!

今年もDDT両国は明るく、楽しく、激しく“くだらなく”

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今年もDDT両国は明るく、楽しく、激しく“くだらなく”

8月17日 DDT「両国ピーターパン2014〜人生変えちゃう夏かもね!〜」両国国技館 9100人 超満員札止め


<コメント、アピールなどはプロレス格闘技DXまた週プロモバイルより>
◇ダークマッチ◇
▼ダークマッチ1 東京女子プロレス提供試合/15分1本
○山下実優 木場千景 KANNA (8分52秒 片エビ固め) 中島翔子  坂崎ユカ Xえーりん
※クラッシュ・ラビットヒート


▼ダークマッチ2 DDTvsユニオン対抗戦/15分1本
○星誕期 美月凛音 伊橋剛太 勝俣瞬馬(7分44秒 体固め)三富政行 河村智哉 XSAGAT 風戸大智
※ブエノスアイレス午前二時


◇第1試合◇
▼30分1本
○MIKAMI GENTARO (11分07秒 片エビ固め)Xヤス・ウラノ 彰人
※ディープ“M”インパクト


◇第2試合◇
▼アイアンマンヘビーメタル級時間差バトルロイヤル
○ゴージャス松野(16分56秒 首固め)XDJニラ
☆松野が第1008代王者となる
☆松野が第1008代王者となる
【退場順】[1]清水愛(2分56秒、オーバー・ザ・トップロープ※OTR)[2]才賀紀左衛門(8分20秒、全選手の体固め)[3]FUMA(8分52秒、ヨシヒコの十字架固め)[4]遠藤哲哉(8分52秒、ヨシヒコ&アキヒロのダブルスパニッシュフライ→体固め)[5]ヨシヒコ&アキヒロ(11分04秒、ニラのジャーマンスープレックスホールド※ニラが第1007代王者となる)[6]佐々木大輔(11分59秒、OTR)[7]松永智充(12分24秒、OTR)[8]平田一喜(15分33秒、越中のパワーボム→エビ固め)[9]越中詩郎&大鷲透(16分24秒、OTR)[9]のの子(16分30秒、OTR)


◇第2.5試合
▼アイアンマンヘビーメタル級選手権試合
○LiLiCo (14時42分 体固め)Xゴージャス松野
☆LiLiCoが第1009代王者となる


【LiLiCoの話】「ちょっと…こんなつもりではなかったんですけど。ゆっくり映画とか毎日見られないですよね? ずっとプレッシャーを感じながら生きていかなきゃいけないと思うと、凄いドキドキするんですけど、こうなったら…誰でもいいからかかってこい!」


◇第3試合◇
▼30分1本
○大石真翔 赤井沙希 レディビアード(11分43秒 エビ固め)アントーニオ本多 アジャ・コング X福田洋
※ミラクルエクスタシー


◇第4試合◇
▼KO-D6人タッグ選手権試合/60分1本
[挑戦者/チーム・ドリフ]入江茂弘 石井慧介 ○高尾蒼馬(10分57秒 エビ固め) [第12代王者組/酒呑童子]KUDO 坂口征夫 Xマサ高梨
※ジントニック
☆酒呑童子が初防衛に失敗、チーム・ドリフが第13代王者組となる


◇第5試合◇
▼DDT EXTREME級選手権試合 インポータントサムシング時限爆破デスマッチ/60分1本
[第29代王者]○男色ディーノ(11分05秒 横入り式エビ固め)[挑戦者]Xマッスル坂井
☆ディーノが初防衛に成功


【試合後のディーノ、坂井、山里】
▼ディーノ「おい、お前ら! これを見て、何も思わんのか!? 山ちゃんが…山ちゃんが…山ちゃんが…爆破されたんじゃ!」

▼坂井「ウワー!(号泣)」

▼ディーノ「山ちゃん! 胸一杯の気持ちを…言ってみろ!」

▼山里「俺の肛門はもう爆破されちゃったけど、俺の親友のディーノさんにベルトが戻ってきて、本当に嬉しい…」

▼ディーノ「そんなことよりも、お前のことが心配なんじゃ! ベルトなんて二の次、三の次じゃ! お前の…お前の…お前の…肛門が何より心配なんじゃ!(号泣)」

▼山里「俺の肛門なんて、二人の最高のバトルの代償としては安いもんだ。こんな肛門、いくつでもくれてやる!」

▼ディーノ「お前も立派なプロレスラーじゃ! マッスル坂井、お前は復帰して、胸一杯のプロレスを楽しんだか?}

▼坂井「ただただ楽しいだけでした!」

▼ディーノ「この楽しさをぶつけることが、我々のプロレスなんじゃ!」

▼坂井「我々はただ楽しかっただけかもしれませんが、そのために肛門を爆破された人がひとりいます…」

▼山里「この楽しさが味わえるだったら、肛門なんかくれてやりますよ」

▼坂井「じゃあ、またお願いします! 花火を持ってこい! 祝砲じゃ」

▼ディーノ「2月15日、さいたまスーパーアリーナ…」

▼坂井「漢気、見せてくれよ。お前の前説からの肛門爆破、見せてみろや」

▼山里「肛門はもうこれっきりにしてください。それじゃないと持たないよ。肛門のリクエストはきつよ…」


◇第6試合◇
▼両国国技館全域を使った路上プロレス/60分1本
高木三四郎 ○葛西純(23分25秒 体固め)鈴木みのる X中澤マイケル
※パールハーバースプラッシュ・フロム・ラダー


<試合後>
高木「純ちゃん勝ったぞ! 鈴木さん、よく分からないですけど、ありがとうございます! 鈴木さん、純ちゃん…」


鈴木「コイツのパンツ臭い!」
(と大の字のマイケルを暴行)。


(鈴木がさがろうとしたところで高木が呼び止めた)
高木「DDTはこれから新しいプロジェクトを立ち上げます。できればあなたたちに協力してもらいたい」


(特設ビジョンにてDDT映画界へ進出が発表、制作はDDT、出演は高木、HARASHIMA、飯伏らDDTオールスターズ、総監督は坂井となる劇場版「プロレスキャノンボール2014」は2015年2月公開予定。総監督を務める坂井が登場


鈴木が「コイツ、大々的に引退試合しなかったっけ?」
(と猛烈な不快感を示す。高木と坂井は土下座して素直に謝罪し、協力を求める)

 

葛西は「頼みとあっちゃ断るわけねえ! 濡れ場でもベッドシーンでも!」。

鈴木「事務所がなんていうか…。サンミュージックの相澤社長に聞いてもらわないと…「やるか!」

【バックステージの高木&葛西&鈴木】
▼鈴木「とりあえず菓子折を持って、四谷の事務所に行ってこい。上手くゴマすればできるかもしれない」

▼高木「ひとつ気になったんですけど、中澤マイケルのハイブリッド特訓というのは一体? 確かに体はまあまあキレッキレだったんですけど」

▼鈴木「バカ、あんなのは俺の暇つぶしに決まってるだろ。だって誰か殴りたかったんだもの。殴りたい、いじめたい、首を絞めたい。いいのみっけって。いいじゃねえか」

▼高木「いいと思います。僕もタイミング的に言いやすかったんですよ。このチームで映画に出ますよ」

▼鈴木「いつ公開?」

▼高木「来年の2月です」

▼鈴木「何か大きいことと被らない?」

▼高木「カンヌ映画祭じゃないですかね。狙いましょうか? レッドカーペット歩きたいですもんね」

▼鈴木「歩きたいね」

▼高木「あとは東スポ映画大賞とか。ビートたけしさんがいるんで」

▼鈴木「あっ、ビートたけしが来るかもしれない。TPG復活だ!」

▼高木「ベイダーを呼ばなきゃダメですね」

▼鈴木「お面を被ってれば中は誰でもいいんだから」

――高校時代以来の路上はどうだった?

▼鈴木「公式ではね。高校生の時は昔のおいたで済んでるんだけど」

▼高木「葛西純選手との危険な遭遇はいかがだったでしょうか?」

▼鈴木「葛西は面白いよ。躊躇なく来るからな」

▼葛西「俺っちもデスマッチをやってるけども、みのるっちこそ生きたデスマッチだよな」

▼鈴木「生きたデスマッチって話がおかしいじゃん!(笑) どっちだよ」

▼葛西「そういうことだよ。意味がわからねえってことだよ。存在自体が意味わからねえ」

▼鈴木「みのるっちってなんだよ。鳥取のキャバクラのオネエちゃんが俺のことをそうやって呼んだよな」

――本戦での路上プロレスはどうだった?

▼高木「人が多かったですね。よく大丈夫だったなと。客席の中で技を掛けられたのは初めてでしたよ」

▼鈴木「マス席でやった技は俺の新しい技だよ。膝枕式十字固めっていうんだ」

▼高木「確かにオネエちゃんに膝枕してもらってました。通りでいつもよりも約3倍ぐらい効きがちがかったです」

▼鈴木「よし、映画頑張ろう!」


◇第7試合◇
▼スペシャルシングルマッチ/60分1本
○飯伏幸太(18分39秒 片エビ固め)X近藤修司
※フェニックススプラッシュ


【飯伏の話】「念願が叶った復帰戦で、近藤さんとやれて、勝てて本当に嬉しいです。近藤さんも全然まだまだ進化してたんで。3年後ぐらいにお互い本当に進化した時に、またシングルマッチをぜひやりたいです。(進化を見せたいと言っていたが、きっかけを掴めた?)自分は正直迷っていた部分があって。まだ早いと言われるかもしれないですけど、体力的にも、体に衝撃を受ける時の耐久力とかが落ちてきたのかなって若干思ってたんですが、この欠場でどんどん自分もまだまだ進化できるんだって。一番ビックリしたのは近藤さんの年齢でまだまだ進化しているっていう。そこに一番ビックリしましたね。凄い自信が付きました。(近藤はヘビー級転向をすすめていたが?)近藤さんと比べると全然まだまだ、パワーに関しては届かないんで。自分もこれからもっともっと練習して、もっとパワーを付けて。もちろん今までのスタイルはやめずに、進化したいと思います。(試合を終えての体調は?)全然大丈夫です。今はダメージありますけど、その前の頭のダメージというのは全然ないです。今日見てわかったと思うんですけど、あれだけラリアットを食らっても、自分はまだ立ち上がれたし、勝てたし、フェニックスも出せたし、全然問題ないです。最高の勝ち星でした。近藤さん、ありがとうございます。ぜひまたやりましょう」


 【近藤の話】「もう半分記憶にないけど、飯伏が俺から3カウントを取ったのはおぼえてるよ。もう俺を超えていると思う。でもよ、お前がこの業界を去るまでわからねえからよ。今は飯伏に先に行かれても、また俺が追い返すかもしれねえから。今日は飯伏にエールを送られたというか、俺もまだ頑張らなきゃいかない。まだやれるのかなっていう。あいつが俺のことを師匠と呼ぶんだったら、今日の点数は30点。まだまだ続くってことだよ。あいつはまだ伸びしろがあるんだろ。次のステップはヘビー級に行けよ。ヘビー級でやれよ。その時にまたやろうぜ。階級の壁を越えてよ」


◇第8試合◇
▼スペシャルシングルマッチ/60分1本
○棚橋弘至(15分09秒 片エビ固め)X竹下幸之介
※ハイフライフロー


【棚橋の話】「的確な打撃、投げ技、しつこいグラウンド、全部揃っているんじゃないですか。ただね、文句を付けるわけじゃないけどさ、はやる気持ちもわかるけど、今は大学生とプロレスラーの二足のわらじをしているんでしょ。誰もできない凄いことだと思うよ。ただね、俺たちが憧れたダイナマイト・キッドは明日なんか見てないんだよね。わかるかな、言っている意味。未来を考えてないんだよ。今を生きてるからさ。だから俺は思うんだよね。本当の意味でDDTのファンが竹下に乗れる時が来るならば、大学卒業後だと思う。もうちょっと先だけど。誰も言わないことを言ってます。ただ、その時期っていうのは彼にとって大事な時期になるから。(DDTの会場は?)今日は新日本のファンもたくさん来てくれてて、どうしようかなと迷いながら試合をしましたけど、結局どこにいってもこういうスタイルを貫くのが俺だしね。だって19歳ですよ。俺は37歳でしょ。約20歳違うんだから。竹下の情報を一切シャットアウトして今日は来て。その方が楽しみも増すと思ったし、俺にとってのネバーランドは竹下だったから。(竹下に言葉をかけるなら?)気負うなと。気負わなくていいよ。プロレス界全体が、日本が…って。確かに期待してるよ。たださ、そんなに背負い込まなくても。俺は全部背負い込んできたけどね。未来、未来って言うでしょ。全員未来があるから。一秒先はもう未来だから」


 【竹下の話】「試合する前は棚橋選手が全然見えなかったんです。今の日本のトップが見えなかったんです。今日試合をして、足先を掴むところまでは来ました。それを実感しました。今回の僕のテーマは『メジャーにプロレスで負けない』。発想力とかじゃなくて、プロレスの強さでメジャーのトップに負けない。日本の…世界のトップに負けない。それをテーマに置いて試合をしたんですけど、負けてしまいました。明日でプロレスラー2周年になります。この2年間で一番効いた技、コーナーでのエル・ジェネリコのブレーンバスターを狙ったんですけど、そこはあと一歩行けなかったです。でも、まだまだここからですよ。こうやって応援してくれた人たちのためにも、僕はプロレスの未来を見せなきゃいけないですよ。DDTの竹下幸之介として。まだまだここからです」


◇第9試合◇
▼KO-D無差別級選手権試合 サバイバル3WAYマッチ/無制限
[第47代王者]○HARASHIMA(24分56秒 エビ固め)[挑戦者/KING OF DDT 2014優勝者]X木高イサミ
[1][第47代王者]○HARASHIMA(17分52秒 エビ固め) [挑戦者]Xケニー・オメガ
※HARASHIMAが勝ち残り。2度目の防衛に成功


(試合後 鶴見亜門GMが登場、石井ら20代4選手による次期挑戦者は決定トーナメントで決まることと石井ら20代4選手による次期挑戦者は決定トーナメントで決まることがアナウンスされた。)


HARA「両国大会、前売り段階での完売、札止め。本当にたくさんのご来場ありがとうございます! すんごいね! 次、選手権は決まってるけど、誰が挑戦してきたって必ずこのボクが勝ってやるさ。総選挙も1位を取ってやるさ。そして必ずさいたまのメインに立ってやるさ。なんでかって? それは鍛えてるからだ~!」

(HARAがいったん去った後、場内が暗転し、ビジョンには「エンディングまであと10秒」と映し出される。その間に出場選手がリングインし、リングに大量の泡が降り注ぐ中、なぜか「TOKYO GO」を踊り狂う。最後にHARAが「どんどん突っ走っていくから、みんな付いてこいよ!」と呼びかけ、「INTO THE LIGHT」が流れる中、大会に幕が下りた。その後、高木の声が。)

高木「オマエら人生変わった? 俺たちは変わったぜ! みんな、もうちょっとしたら夏が終わり。終わってももっともっと頑張って今年を締めくくって、来年、さいたまで会おうぜ!」)

 
【HARASHIMAの話】「ちゃんとベルトがここに戻ってきて、僕が勝ちました。イサミもケニーも本当に凄い選手ですね。改めて試合の中で思ったし、3AYだから彼らの凄さ、プロレスの面白さ、可能性を見せることができたんじゃないかなと思ってます。(個々の感想は?)ケニーはあのパワーと運動量。本当に凄いですね。ただ、僕はケニーから取りたかったんで。イサミから横取りした形になったのかな。まあまあ、そういう形式なんで。ケニーに勝って嬉しいですね。イサミとはシングルが初めてだったんで。やっぱりハートが強いです。僕も気持ちじゃ負けない部分はあるんですけど、芯の強さを感じました。(層が厚くなってきている中で、両国のメインを締めたが?)自分は今がベストコンディションで、次の試合がベストコンディション。常に更新していってるので。もっと若手は頑張ってくれって。ドンドンと挑戦してきてほしいですね。ガッチリと受け止めてやり返しますから。(札止めの会場を眺めてみて?)本当に嬉しいです。感慨深いですね。続けてきてよかったなって。DDTの面白さが少しでも周りのみんなに知ってもらえてよかったなと思います。それが正直な気持ちです」


 【木高の話】「試合が終わって、今日ばっかりは楽しめないですね。悔しいです。たぶん今日の両国に来た人の人生が変わるような大会だったと思うし、チャンピオンも人生が変わるぐらい気持ちのいいヤツだったでしょう。あえて言わせてもらいますけど、僕の人生は何も変わってないです。ただ、このまま終わらせるつもりもないです。もっと試合後に笑顔で話せるように強くなって、もう1回ここに来ます。本当は勝って言いたかったんですけど、ユニオンのダークマッチに出ていた若手もそう。チャンスが来た時に頑張るのは当然。でもね、チャンスが来る順番は平等じゃないんです。来た時に掴まないと。せっかくそのチャンスをユニオンのみんなが譲ってくれたんだから、勝ってここに来ることがみんなへの恩返しだったんですけどね。僕はできなかった。でも、回ってくる順番が平等じゃないなら、僕は自分で取りに行きます。何度でも何度でも…いや、それは逃げ言葉だな。次で取ります、絶対に。あえて言います。HARASHIMAを潰しにいきます」
※オメガはノーコメント


【高木の話】「(大会を総括すると?)本当に何が大きかったというと、前売り段階で全席完売したこと。それに尽きますね。プロレス界がドンドン盛り上がってこなくちゃいけないところで、プロレスは凄い勢いがあるんだってことを示せたと思うんです。プロレスのブームが再び来ようとしていると思うんですね。その中での完売は、DDTの歴史としても、プロレス界としてもひとつお役に立てたかなと。全盛期の頃のプロレスって楽しいんだというのがまた再び来ている中で、両国をフルハウスにできた。そこから繋げていって、いろんな方面に打って出たいなと思っています。これで終わりじゃなくて、来年の2月はさいたまスーパーアリーナ。コミュニティアリーナですけど、5000〜6000人ぐらい入るので、大会場には変わりないです。ここを満員にしなくちゃいけないかなって。いろいろな部分で考えていかなくちゃいけないと思います。さらに気を引き締めて、満員を続けたいと思っています。選手全員もそうですし、スタッフのみんなの頑張りもあったと思うんで。とにかくこのいい状態をキープしていきたいというのが一番です。ゆくゆくはさいたまスーパーアリーナのメインアリーナだったり。東京ドームというお題目を立てたんですけど、でもなんか見えてきたという気もしてます。業界をどんどん盛り上げていきたいと思います。(来年の夏については?)リングでは発表してなかったんですけど、来年の8月23日にまた両国をおさえています。半年スパンで大きなものができるのは大きいかなと。そういう柱を増やしていかなきゃいけないんで。夏は『両国ピーターパン』が定着したので、初春のビッグマッチを定例化できたらと思っています。どういうものにするかはこれから考えていくんですけど、去年の初日やったエキスポみたいのも面白いし、もうちょっとプロレス寄りのものも面白いのかなと思います。LiLiCoさんがアイアンマンベルトを取ったので、これは奪還しにいかなきゃいけないなと。コメントは? 誰でもかかってこい? これは刺客を送らないと。そういうムーブメントも含めて、一般のお茶の間にも浸透させていきたいなと。結局そこだと思うんですよね。そういう努力もしていきたいと思っています。やっぱりプロレス界をよくしていこう、プロレスをムーブメントにしていこうという気持ちに変わりはないので」
 

DDT両国大会をSAMURAIのニアライブで視聴、DDTの真夏のビッグマッチも今年で5年目ですっかり恒例、DDT版のレッスルマニアになりつつある。そして裏ではDRAGON GATEも大田区総合体育館でビッグマッチを開催にも関わらずチケットも前売り段階で完売、DDTパワーの凄さを感じざる得なかった。


中継は第2試合からスタート、アイアンマンバトルロイヤルには声優レスラーである清水愛、越中詩郎、K-1ファイターの才賀が参戦、清水愛はおそらくSAMURAI中継に登場するのはおそらく初、大輔や遠藤に攻められ、また松永からマーライオン攻撃を浴びながらもクロスボディーやロープワークはしっかりキレイに決めOTRで退場してもしっかり受身を取るなどプロレスの基礎はしっかり見についているという印象だった。才賀はヨシヒコに容赦なくハイキックを浴びせるも全員に押さえ込まれて脱落、越中ものの子のボディーアタックで大鷲と道連れ心中で脱落するなど波乱が続出、最後は松野さんがニラを丸め込んでタイムアップとなり新王者となったが背後からニラのロケットパンチを浴びてKOされると、特別リングアナのLiLiCoさんが押さえ込んで3カウントで新王者になるなど最後まで波乱だらけで“なんじゃこりゃ”というオチで終わるも、これもまたDDTらしさでもある。

 

第5試合のディーノvs坂井は「制限時間10分でこの4年間の間に積み重ねてきた大事な物が爆破される」というルールが課せられたが、さっそく坂井のパワーポイントによるプレゼンが始まり、男色殺法をゲイ特訓で克服し、仲間想いのディーノの弱点を突くために親友で特別立会い人である南海キャンディーズの山里亮太さんを大事なものとして10以内に爆破することを宣言するという姑息な手段に出れば、ディーノも試合開始直前で急病で倒れ代役に山里さんを起用し、ディーノのコスチュームで山里氏が登場するなど、ディーノと坂井のマッスルワールドに山里さんが巻き込まれてしまうという展開とななった。試合はプロレスではなく大喜利合戦になるも時間だけが経過してしまい制限時間の10分が迫り、この段階で坂井がディーノではなく山里さんだと気づく、ここでディーノが登場して「エピトリカ」が流れてスローモーションによるマッスルワールドへ突入していくが、リングの中はスローモーションでも現実での時計は進んでしまい山里さんの爆破が決定し、外へ連れ出された山里さんは長渕剛の「CLOSE YOUR EYES」でDDTの夏のビックイベント名物となった肛門爆破の洗礼を受けてしまい、試合はディーノが丸め込んで王座防衛となったが肛門爆破が敢行された時点で試合はどうでもよくなっていた。


自分的注目試合である路上プロレスは鈴木と世界一のデスマッチファイターとなった葛西が路上プロレスを無視してヒートアップ、リング内での攻防となると張り手でシバき合い、イスで殴打し合うなど意地の張り合いを展開、だが試合はマイケルが鈴木への誤爆をきっかけに仲間割れとなり、マイケルがゴッチ式パイルドライバーを食らうと葛西がラダー上からのパールハーバースプラッシュで高木、鈴木と共にカバーに入って3カウント、結果的にマイケルが一人負けとなってしまった。


DDTらしい明るさと“くだらなさ”は飯伏vs近藤から一転、脳震盪で欠場していた飯伏の復帰戦となったが近藤はキングコングラリアットを炸裂させ、受身の取りづらい技で容赦なく攻めるが、飯伏もバミューダトライアングル、ミサイルキックで応戦し、近藤のランセルセもかわしてそのまま近藤の後頭部をダイビングフットスタンプで踏みつけるという荒技に出る。ここから大技の攻防となるが近藤が雪崩式リバースブレーンバスターやカナディアン式パイルドライバーなど飯伏の頭部にダメージを与えていくが近藤のキングコングラリアットに対して飯伏もラリアットを浴びせると最後はフェニックススプラッシュで3カウントを奪い、飯伏は復帰戦を勝利で飾り、試合後はプロレステクニックを教えてくれた近藤とノーサイドに終わるなど、飯伏にしてみれば最高の復帰戦だった。


棚橋vs竹下は棚橋から入場から存在感を発揮、棚橋はここ久しく他団体へ出場することがなかったが出場してみると存在感が際立ってくる。試合は竹下が執拗にヘッドロックで攻めるもロープに押し込んだ際に棚橋が太陽ブロー、一部のファンからブーイングが飛んだが棚橋からしてみればロープだからって隙を見せるなとメッセージでもある、棚橋がおそらくだがセカンドロープからの旋回式クロスボディーを狙った際に竹下が背後からドロップキックで強襲、棚橋は鉄柱に肩を強打するが、棚橋は巧みに逃げ追撃を許さず場外戦でプランチャを浴びせる、この辺で棚橋と竹下との差が出ていたのかもしれない、ここから棚橋はショルダースルーから腰攻めを展開、ショルダースルーは地味な技に見えるが最近使い手も減っていることから、棚橋からしてみれば受身の基本が出来ているかどうか試したといった攻めだったが、竹下は棚橋の厳しい腰攻めに耐えて顔面へのドロップキックから反撃し顔面へ鋭いエルボーを浴びせた、このへんから棚橋も並みの新人ではないと感じたはず、だが棚橋の余裕は崩れず足攻め、テキサスクローバーホールドへと棚橋ワールドへと引きずりこんでいき、竹下もブルーサンダー、ラリアット、ロコモーション式ジャーマン、雪崩式タッチダウンと繰り出していったが、棚橋はスリングブレイドからハイフライフローで3カウント、棚橋がスリングブレイドからのハイフライフローを出したのは竹下が善戦した証でもあるが棚橋にはまだ余裕は残っていた、棚橋の横綱相撲の試合でもあり、竹下に“オレの域まではまだまだ遠いぞ”と叩き落した試合でもあった。


メインをKO-Dをかけた3WAY戦はDDTファンの間でも“なぜ3WAYなのか”という賛否の声が飛んでいたが、最近はDRAGON GATEでもビッグマッチで王座をかけた3WAY戦が組まれたケースもあり、またDDTなりの挑戦でもあると思っていた、ルールはバトルロイヤル形式のサバイバルルールで駆け引きも最大のポイントとなってくる、そして試合も混戦模様が続くがケニーとイサミの場外ダイブから試合の流れが変わり、ケニーがHARASHIMAのリバースフランケンから立ち上がるとクロイツラスを決めるが、その上にイサミがダイビングダブルニードロップを投下すると、ケニーがイサミにクロイツラスを狙うがイサミは螺旋丸で切り返すと、HARASHIMAがすぐさま蒼魔刀を浴びせて3カウントを奪いケニーは脱落、HARASHIMAは勢いでイサミを押し切ろうとするがイサミも必死で抵抗、頭突き合戦の末イサミは流血となってしまう。イサミは勇脚から四壱九でHARASHIMAを追い詰めるが、HARASHIMAが強引に担ぐと山折りを敢行、イサミの勇脚も水面蹴りで返したHARASHIMAが蒼魔刀、つるべ落としからスワンダイブ式蒼魔刀で3カウントを奪い王座防衛、DDT両国ではKO-D王座が移動するケースが多いのだが今回はHARASHIMAが王者の強みを見せて大会のメインを飾った。


試合後にはTOKYO GO!で全選手が踊る中大会が締めくくられた、来年は8月23日、来年はどういった大会になっているやら・・・

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