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伊賀プロレス通信24時「日常茶飯事(ちゃはんじ)」

略して「イガプロ!」、三重県伊賀市に住むプロレスファンのプロレスブログ!

飛躍のための決断・・・飯伏幸太が新日本、DDT両団体の所属に!

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飛躍のための決断・・・飯伏幸太が新日本、DDT両団体の所属に!

DDT公式HPより http://www.ddtpro.com/ddtpro/3766/


 7日午後12時30分、東京・中野坂上の新日本プロレス事務所にて会見がおこなわれ、飯伏幸太のDDT、新日本プロレス2団体所属が発表された。会見には飯伏、DDT・高木三四郎社長、新日本・菅林直樹会長が出席。事の経緯は9月頃に菅林直樹会長から高木社長へ飯伏の新日本移籍のオファーがあったが、高木社長が飯伏に確認したところ「DDTに愛着を持っているので、それはできない」と一度は断ったという。しかし菅林社長から「何かしらそういう方向性はないか」とDDT、新日本プロレスの2団体所属での契約を提案され、高木社長は「業界の例を見ないし、興味を持った」と了承。飯伏も快諾し2団体所属の合意に至った。

高木社長は「飯伏の可能性を広げる。プロレス界の発展のために業界全体で押し上げていかなくてはいけないスターにしなければならない」と合意に至った理由を説明。契約に関してはDDTは3年間の複数年、新日本は1年間の単年契約となる。試合スケジュールに関してはDDTが全戦出場、新日本はビッグマッチを中心とした限定参戦となるとのこと。飯伏の窓口はDDTになる。会見での各自コメントは以下の通り。

高木 飯伏幸太がDDT、新日本の業界初2団体所属の選手として活動していくことになりました。今年の9月に菅林社長から「飯伏幸太を新日本プロレス所属の選手にさせていただけないか」というお話がありました。本人の意思を確認したところ「DDTに愛着を持っているので、それはできない」ということだったのでお断りさせていただきました。しかし話の中で何かしらそういう方向性はないかということで、菅林社長から2団体所属の合意の話をいただきまして、業界の例を見ないし、興味を持ちました。弊社としても飯伏の可能性をもっともっと広げてあげたいし、プロレス界の発展のために業界全体で押し上げていかなくちゃいけないスターにしなければならないという部分で合意いたしました。詳細については10月7日より飯伏幸太はDDTとは3年間の複数年契約、新日本さんとは1年間の単年契約になります。試合スケジュールについてはDDTはほぼ全戦、新日本さんに関してはビッグマッチを中心とした限定参戦になります。飯伏に関する窓口はDDTになります。
 菅林 9月より前にあくまでも非公式で第三者も含めて「そろそろウチに来ませんか?」と会うたびに誘っていたんですが、正式に移籍を打診しようと高木社長にお願いしまして、結果的に2団体の契約になりました。ひじょうに期待しております。これからの飯伏選手の活躍で新日本のリングがどのように活性化されるか楽しみです。
 飯伏 まずこの話を聞いた時、ビックリしました。僕はDDTが大好きなので離れることは考えなかったです。でも2団体所属の話を聞いて、自分は新日本プロレスも大好きだし、高木さんにやってみたらと言われて受けることにしました。いつもプロレスを見たことない人たちにもっともっとプロレスが広まればいいかなと思っています。少しでもプロレス界にプラスになればいいと思っています。あと菅林さんにお願いがあります。自分が出る試合、中澤マイケルをセコンドとして毎回付けてもらえますか?
 菅林 今、初めて聞いたので…。
 飯伏 ダメですか?
 菅林 ダメです。

これを受けて新日本10・14両国大会の第4試合が「飯伏幸太新日本プロレス所属第1戦」(真壁刀義&本間朋晃&飯伏幸太vsプリンス・デヴィット&カール・アンダーソン&バッドラック・ファレ)となることが決定。飯伏がDDT、新日本2つの契約書にサインを済ませ質疑応答へ。

――2団体同時所属ということは飯伏選手は両方にしか出ない?
 高木 基本的にはそうだと思っていただいて構わないです。
――他団体からのオファーは両団体で相談して決める?
 高木 今の段階ではそうですね。
――所属になって変わることは?
 菅林 ビッグマッチでも出る時と出ない時がありました。調整は必要ですが試合数も増えるんじゃないでしょうか。
――新日本にとって今まで以上に出場させたいですか?
 菅林 そうですね。
――これまでなかった2団体所属にした理由は?
 菅林 可能性ですね。試合を見る前もいい評価が耳に入っていたけど、新日本での活躍ぶりを見るとライオンマークのジャージーを着て上がるところが見たいなと思いました。一昔前なら引き抜きもあったかもしれませんが(苦笑)、DDTさんとは信頼関係があるので話し合いでそうなりました。
――新日本プロレスでどういう選手を視野に入れて闘いたいですか?
 飯伏 闘ったことない選手はもちろんやりたいです。とりあえずは自分は今はジュニアに絞ってやっていきたい。
――現在のIWGPジュニア王者はプリンス・デヴィット選手だが。
 飯伏 狙っていきたいですね。
――DDTが3年間契約になった理由は?
 高木 本人の意思を尊重した上で複数年契約がDDTファンにとって安心する材料じゃないかと思いました。これまでと同じように時には外れたような路上プロレスをやることはあるだろうし、新日本さんでは新たな闘いもあって幅が広がることでしょう。
――DDTのファンに何を見せたいですか?
 飯伏 基本的には自分は変わらず、路上プロレスだったり、今まで通りやりたい。スタイルが変わるとかはないです。
――新日本でやっていく上で興味があるユニットは?
 飯伏 予想がつかないというか、全力でやるだけ。
 菅林 試合を組んで、やってもらってからでしょうね。
――中澤マイケル選手のセコンド帯同が断られたが。
 飯伏 妥当ですね。
 高木 今後は詰めていきたいです。そのためであれば、ウチはいつでも差し出します。
 菅林 であれば、ウチはキャプテン(・ニュージャパン)をキャプテンDDTとして…。
 高木 本当ですか!? イメージが浮かびました。(マイケルの)セコンド契約を詰めていきたいです。
――2団体所属として懸念されるのは新日本のビッグマッチとDDTでの飯伏選手のやりたい試合がバッティングした場合だが。
 高木 我々の方でスケジュールがかぶらないように調整します。
――巡業は?
 飯伏 大丈夫です。
――中澤マイケル選手が不可能な場合は一人で回ることになるが。
 高木 ウチが押しつけます(笑)。
――かつてはIWGPヘビーを狙いたいと言う発言もあったが?
 飯伏 その気持ちは変わらずですけど、自分はジュニアなんでジュニアでやっていきたい。チャンスがあれば、余裕があればヘビーを狙っていきます。
――新日本プロレスの飯伏選手のグッズやイベントが増えていくことになりますか。
菅林 はい(笑)。商品展開も会議にあげていますので。


 新日本プロレスとDDTが会見を行い、飯伏が両団体に所属することが発表された。新日本側は飯伏に所属になるように呼びかけたが、飯伏はDDTに愛着があるため断っていた。そこで菅林直樹会長が高木三四郎大社長と会談、両団体に所属しDDTにはフル参戦、新日本にはスポット参戦という扱いとなった。


 新日本は以前から他団体の選手に関しては“これは”という選手はヘッドハンティングをかけ所属選手にしてきたが、飯伏に関しても呼びかけているという話も出ていた。


 今回の両団体所属は飯伏の希望と両団体の思惑が一致して実現となったが、飯伏の飛躍のためにもこれで良かったのかなと思うと複雑な気分である。

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