新日本プロレス
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Wと4代目・・・二匹のタイガーマスクが後楽園に降臨!NEW JAPAN CUP組み合わせ発表!
3月1日 新日本プロレス「戦国炎舞 -KIZNA- Presents NEW JAPAN ROAD」後楽園ホール 1401人
<アピール、コメントなどは新日本プロレス公式HPより>
◇第1試合◇
▼20分1本
○高橋裕二郎(5分18秒 体固め)×岡倫之
※ピンプジュース◇第2試合◇
▼20分1本
ロッキー・ロメロ バレッタ ○YOSHI-HASHI 邪道(10分8秒 バタフライロック)金丸義信 タイチ エル・デスペラード ×TAKAみちのく◇第3試合◇
▼20分1本
ケニー・オメガ バットラック・ファレ ○タマ・トンガ タンガ・ロア(10分20秒 片エビ固め)天山広吉 小島聡 永田裕志 ×中西学
※ガンスタン◇第4試合◇
▼20分1本
○矢野通 石井智宏 後藤洋央紀(10分26秒 横入り式エビ固め)真壁刀義 本間朋晃 ×獣神サンダー・ライガー◇第5試合◇
▼30分1本
鈴木みのる ○デイビーボーイ・スミスJr.(14分37秒 エビ固め)柴田勝頼 ×デビット・フィンレー
※ブルドックボム【スミスの話】「デビット・フィンレー、オマエにメッセージがある。本番を見ただろ、デイビーボーイ・スミスJrの強さ、鈴木軍の強さを。どこでもシングルでもタッグでも鈴木軍が勝つ。デイビーボーイ・スミスJrがブルドッグボムで全員を倒す!」
【鈴木の話】「柴田よ、もうわかってるよな。オレとオマエ、パートナーとかいらないだろ。オレはテメーと決着つけてやる。そうだ、力の限りぶちのめしてやる。おい、柴田よ。かかってこいよ!」
【柴田の話】「望むところだ! もう、舞台は整ってるよ。しょせん、1回戦。舞台は整ってるよ。あとはやるだけ! 以上ォ!」
◇第6試合◇
▼30分1本
棚橋弘至 マイケル・エルガン ○ジュース・ロビンソン 田口隆祐 KUSHIDA(13分57秒 片エビ固め)内藤哲也 SANADA EVIL 高橋ヒロム ×BUSHI
※パルプフリクション【棚橋の話】「(しばらくうつむいて)フゥ~。ああ……、ナメられたモンだね、棚橋も。あったま来るわ。ひょっとしたら、勝てるんじゃねえか? ナメんじゃねーぞクソヤロー」
【田口への勝利監督インタビュー】「いいですね! タグチジャパンにとって、ああいう棚橋選手。いままでにない棚橋弘至が出てるんじゃないですか? タグチジャパンの効果でしょう。ああいうね、気持ちのいい選手、タグチジャパンは。ボクは好きですよ。さすがはA代表。見事な、見事な試合でした。ま、タグチジャパンはね、こうやってタオルを作りましたよ、自分で! これね! まだまだ商品化の予定は未定ですけどね。大きな声が集まれば、このタオルも商品化されるでしょう。会社も黙ってほおっておくわけにはいかないでしょうコレ。ま、3月6日には間に合わないでしょうけどね。それぞれ思い思い、みなさんタオルを持ってください! タオルを持って、田口のピンチには振り回して! チャンスにも振り回して! 応援してやってください。会場のそのうねりがね、ワタシの力となって、タグチジャパン12人目の選手、その選手の力がワタシの力となって、いい結果をもたらしてくれるでしょう。これは一人の勝利じゃない。タグチジャパン全員で掴み取る勝利なんです。ファンのあなたも力となって、タグチジャパンに、そして田口隆祐の勝利にぜひみなさんの力をください。清き、一票を!田口隆祐に! よろしくお願いします! 田口隆祐、田口隆祐をよろしくお願いします! ……ハイ、以上です」
【EVILの話】「棚橋のボケが! スカしてんじゃねえぞ。オメエはもう終わってんだよコノヤロー。時代は、オレの時代なんだよ、バカヤロー!」
【ヒロムの話】「隆祐!隆祐!隆祐!隆祐!隆祐!隆祐!隆祐!いや、田口隆祐! アンクルホールドをできないオマエなんて、ただの変態お尻おじさんだよ。オレに勝ちたいんだったらさ…もっと怒れよ。鳴かぬなら、殺してしまえ、ホトトギス~!オレに勝ちたいなら、田口隆祐、オレに勝ちたいなら!勝ちたいなら!勝ちたいなら!もっともっと、ブチぎれろ田口隆祐。オレに勝ちたいなら! Apollo55時代の強い田口隆祐を呼んで来い!オレに勝ちたいなら、もっと!もっと!もっと!もっと!もっと!もっと!もっとおおお!怒っちゃえよ」
【内藤の話】「『NEW JAPAN CUP』、エントリーに立候補したんだけどね。残念ながら落選してしまいました~。楽しみにしてくれていたお客様をちょっとガッカリさせてしまったかな。それにしても、オレの要求、オレの提案はことごとく受け入れてくれないんだよ、新日本プロレスっていう会社は。オカダが希望したタイガーマスクWとのシングルマッチは早急に動いたくせに、オレであり後藤がこの『NEW JAPAN CUP』参戦表明したのに、即却下。まあさ、IWGPヘビー級チャンピオン、インターコンチネンタルチャンピオン、NEVER無差別級チャンピオン、この3人のチャンピオンが出てないのに、どこが春の最強戦士決定戦なんですか? どこが、いや、だれがそれで納得するんですか? 春の最強戦士決定戦。オレにちゃんと説明してくれよ。これじゃあさ、春の最強挑戦者決定戦だろ。春の最強挑戦者決定戦の間違いだろ。まあ、これで『NEW JAPAN CUP』、優勝決定戦のカード、確定したよ。EVILvsSANADA、優勝決定戦の舞台、すでにチケットソールドアウトの長岡で、彼ら2人がどんな闘いを見せるのか、楽しみだぜ、カブロン」
◇第7試合◇
▼30分1本
タイガーマスクW ○タイガーマスク(17分11秒 タイガースープレックス・ホールド)オカダ・カズチカ ×外道(試合終了後、メインイベント終了後、リング上のWと場外のオカダが睨み合いになる。そして、一旦退場しかけたオカダが、Uターンしてマイクアピールを敢行。)
オカダ「オイ、タイガーマスク…“ダブリュー”!(※場内笑) こうやって言うとな、会社に怒られんだよ(※場内笑)。もう知ってるよ、タイガーマスク“W(ダブル)”! 大田区、楽しみにしてるよ。ただ! アニメと俺と…一緒だと思うなよ。“アニメのオカダ”と、この闘う“現実のオカダ”、まったく別モンだからな。覚悟しとけよ、コノヤロー(※大拍手)。そして! …みんな、『タイガーマスクW』、見てね!(※場内爆笑&大拍手、ここでオカダが退場する)
タイガー「えー、今日はこの“ダブルタイガー”を見に来てくれて、ありがとうございます!(※大拍手) 彼を初めて両国(国技館)で見たときは、『またタイガーマスク出て来たよ』と(※場内笑)、『何人タイガーマスク出んだよ!?』と(※場内笑)、『誰でもタイガーになれちゃうのかな!?』なんて(※場内笑)、思ってました。でも! 今日の試合見てどうですか?(※大拍手) 彼は、タイガーマスクではなく、“真のタイガーマスクW”です!(※大拍手のあと、Wからメッセージを受け)すみません。彼はしゃべらないんです(※場内笑)。いま、耳打ちされました。3月6日大田区、IWGPヘビー級チャンピオンのオカダ・カズチカを、Wは、必ず! 『首を獲る』と言ってます(※大拍手)。とにかく、大田区、期待して下さい! ありがとうございました!(※大拍手)」
(すると、Wがコーナー2段目からムーンサルトを披露し、タイガーと共にさらなる大歓声を浴びた。)
【タイガー、タイガーWの話】
――タイガーマスクWとの試合はやりやすかった?
タイガー「まあ、自分は佐山さんとも組んでるし、いろんなタイガーマスクとも試合してきてるし……」(ここでタイガーマスクWが登場)
タイガー「ありがとう」W「ありがとうございました」
タイガー「さっき、リングで言ったとおり、いまこのご時世ね、誰でも彼でもマスクをかぶれば、タイガーマスクになれてしまう。ほかの団体でもそうだと思うし。だけど、彼はいま、テレビ朝日でやってるアニメの、そのタイガーマスクWとしてやってるわけだからね。ここは自分がタイガーマスクとしての先輩としてね、彼を持ち上げて応援したいし、そのためにも大田区で彼はオカダを破ってくれると思うし、またタイガーマスク系列の選手がIWGPヘビーのチャンピオンを倒したということは歴史に残ると思うし。まあ、その日、ボクは大田区はライガーさんと闘うのかな? 第0試合ということだったので。ボクはもう十分、彼のセコンドにつかせてもらおうかなと。まあ、彼はしゃべらないんで、せめてファイティングポーズだけでも一緒にしようか」
※二人で記念撮影
【オカダの話】「いや~、ひさしぶりに“楽しい”闘いができました。キツい闘いなんてな、一つも言ってないぞ。“楽しい”闘いができているだけだ。タイガーマスクW(ダブル)。もう覚えたからな? 次は大田区……。ホントにさっき言ったように、アニメの俺とは全然違うからな? ああ? あんなに優しくて強くてカッコいいオカダが、リング上ではな、華やかで強くてカッコよくて……あとはテメーで考えろW! シッカリ、W、おまえの名前も憶えてもらったろ、これで。そしてテレビのCMもやった。宣伝もしてやった、俺に感謝しろコノヤロー。6日、楽しみにしてるよ!」後楽園のメインで3・6大田区で対戦するオカダとタイガーWが前哨戦で対戦、タイガーWは今までのマスクとは違って目や口の部分を広げた新マスクで登場すれば、タイガーWのパートナーとなったタイガーも初代タイガーマスクを意識してか初期型風マスクを着用して登場した。
先発で出た外道とタイガーから交代を受けたオカダとタイガーWはグラウンドの攻防を展開も、タイガーWがドロップキックを放つと、タイガーが入ってダブルフライングクロスチョップの編隊飛行を敢行、場外に追いやったところで二人のタイガーはトペの競演も成功させる。
しかしオカダのフラップジャックからタイガーが捕まり、外道がタイガーのマスク剥ぎを狙えば、オカダもカットに入ったタイガーWのマスク剥ぎを狙う。
劣勢のタイガーはダイビングエルボーを狙うオカダを雪崩式アームホイップで叩き落すと、タイガーWが登場してスワンダイブミサイルキック、ミドルキックと浴びせ、フライングクロスチョップからコンビネーションソバット、その場飛びムーンサルトとIの動きも見せる。
タイガーWの勢いに乗ったタイガーも外道にフライングボディーアタックを命中させるが、外道はジャブ、アッパー、トラースキックと反撃してから、オカダのドロップキックの援護を得て外道クラッチを狙うも、タイガーWがハイキックでカット、タイガーはリバースダブルアームバーで捕らえ、ジャパニーズレッグロールクラッチで丸めこむも、外道は外道クラッチで切り返す。
しかしオカダを振り切ってカットに入ったタイガーWがタイガーと共にオカダをダブルドロップキックで排除すると、タイガーWとタイガーが外道を捕らえて二人ダイビングヘッドバットを投下、最後はタイガーWが場外のオカダにバミューダトライアングルを命中させてから、リング内ではタイガーが外道をタイガースープレックスで3カウントを奪い勝利を収めた。タイガーWもオカダ戦に向けて今までのマスクでは無理があるのではと思っていたが、オカダ戦に向けて視界や呼吸の面を考えて改良したマスクで登場、またタイガーも師匠である初代タイガーが着用していた初期型マスクを意識した新マスクで登場するなど、先輩タイガーとして対抗意識を見せた。
タイガーはマスクを着ければ誰でもタイガーマスクになれる現状に苦言を呈してきたが、タイガーの場合は師匠が初代タイガーマスク(佐山聡)であることから言える苦言でもあり、最初はタイガーWの正体は登場まで全くシークレットとされ、タイガーさえも知らされていなかったことから、タイガー本人も面白くない部分があったのかもしれない。
だが最終的にはタイガーWを認め、先輩としてオカダ戦にはセコンドに着くことを約束した。おそらくタイガーWの正体に気づいたからこそタイガーWを認めたのかもしれないが、昭和56年に初代タイガーマスクが登場して四次元殺法でファンを魅了した、しかし現在では初代タイガーが見せた四次元殺法が過去のものになったと思うぐらいに、凄い選手や技も誕生していった。今日の勝利は初代から教わったタイガーなりの意地もあったと思う、しかし時代もどんどん変わりつつあるということをタイガー本人も痛感しているのかもしれない。セミでは本隊こと田口JAPANがロスインゴと対戦するが、試合は終盤に乱戦となるも棚橋の援護を受けたジュースがBUSHIをパルプフリクションで降すも、内藤はジュースを痛めつけ、場外では田口がヒロムにアンクルホールドを狙い、棚橋とEVILが睨み合いとなって乱闘となり、EVILは一旦下がるもまた棚橋に襲い掛かるなど大荒れとなった。最近は本隊が田口ジャパン化してから、ロスインゴの連係に冴えがなくなり、以前より連係で主導権を握れないケースが増えてきている。これも監督である田口効果なのか・・・
第5試合の柴田vs鈴木のタッグマッチは柴田と鈴木がグラウンドから打撃戦まで意地を張り合って互いに譲らず、終盤も試合を無視した柴田と鈴木が場外で乱闘となっている間にスミスがフィンレーをブルドックボムで降すも、エキサイトした鈴木はスミスの制止を振り切って柴田に襲い掛かり、スミスも若手をブルドックボムでKOするなど、こちらも大荒れとなった。
また3月11日 愛知で開幕する「NEW JAPAN CUP 2017」の組み合わせが発表された。
【今年の『NEW JAPAN CUP 2017』の出場者、組み合わせが決定!!】
3.11愛知で棚橋vsEVIL!エルガンvsファレ! 3.12尼崎でケニーvs石井、柴田vsみのるが実現!https://t.co/PsPwjFsXvA #njcup #njpw pic.twitter.com/rl0lj19kqx
— 新日本プロレスリング株式会社 (@njpw1972) 2017年2月28日今年も優勝者はIWGPヘビー、IWGPインターコンチネンタル、NEVERの三大タイトルのどれかに挑戦となるが、エントリーを表明していた前年度覇者である内藤はルールに則りインターコンチネンタル王者ということで出場選手から外され、辞退を表明していた真壁、永田や天山、小島などの第3世代も外されたが、ジュースやSANADA、ロアなどが初参戦するなどメンバー的には若返った。特にロアはトンガとのタッグが中心だったが今回はシングルでどれだけやれるか力量が問われる。
1回戦は3・11愛知では棚橋vsEVIL、3・12尼崎では柴田vs鈴木という遺恨やユニット抗争絡みの組み合わせとなったが、優勝候補はIWGP次期挑戦者という観点でも予想は難しい、自分的にはそろそろ柴田と考えたいが、鈴木軍で唯一エントリーとなった鈴木が負けるということは鈴木軍が新日本内での生き残りに脱落するという意味にもなっていることから簡単に脱落するとは思えない。
だがトーナメントの勝敗次第ではユニット抗争も影響を及ぼす、優勝だけでなくどんな展開に繋がっていくのかも注目していきたい。【後楽園ホール大会終了】本日も沢山のお客様にご観戦いただき誠にありがとうございました。次回大会は「NEW JAPAN ROAD」3月3日(金)沖縄県立武道館にて18:30試合開始!皆様のご来場をお待ちしております。 #njpw #njroad pic.twitter.com/Vah8jZPmHE
— 新日本プロレスリング株式会社営業部 (@njpw_nyao) 2017年3月1日ヒロムいや
髙橋ヒロム
素早いな https://t.co/sBlgGHO2iW
— ∞6田口隆祐9〜道標明〜∞ (@taguchiryusuke) 2017年3月1日なにこれめっちゃ雨。どーしよ傘持ってないや。。。 pic.twitter.com/K7rFkAWzBE
— 鈴木みのる (@suzuki_D_minoru) 2017年3月1日新日本プロレス後楽園ホール大会
Wタイガーマスク(タイガーマスク&タイガーマスクW)は夢があってよかったですね。
今日の出場選手数は42人!
1985年の全日本プロレス並みです! pic.twitter.com/65X18JWYLa
— ハチミツ二郎 (@tokyodynamite) 2017年3月1日PR -
復活!BULLET CLUBが新日本、ROHから主役を奪い取った!
2月27日 新日本プロレス「HONOR RISING:JAPAN 2017」後楽園ホール 1271人
<アピール、コメントなどは新日本プロレス公式HPより>
◇第1試合◇
▼20分1本
○サイラス・ヤング 邪道(8分16秒 片エビ固め)KUSHIDA ×デビット・フィンレー
※F your Face in the TKO◇第2試合◇
▼20分1本
内藤哲也 SANADA ○EVIL BUSHI 高橋ヒロム(10分32秒 体固め)×デリリアス ダルトン・キャッスル 獣神サンダー・ライガー タイガーマスク 田口隆祐
※EVIL◇第3試合◇
▼20分1本
○レイモンド・ロウ ハンソン(9分21秒 片エビ固め)×タマ・トンガ タンガ・ロア
※フォールアウト(試合終了後)
ロウ「ウォ~マシン……イチバ~ン!! (場内大歓声、ここでタマ・トンガがゴングを一回鳴らして、「ファ〇ク・ユー!」中指立てポーズ)言いたいのは、れだけだ。ウォーマシンは必ずまた日本に帰ってくる…!(場内大歓声)。たった一つのゴールのために、それはI・W・G・P・ヘビー級タッグチャンピオンシップを闘うためだ!(場内大『ウォーマシン』コール)。誰がチャンピオンだろうと知ったこっちゃねえ! 俺たちはまた海を越えて日本にやってくるぜ! 誰が俺たちの前に立とうと、フォールアウトでぶっ潰してやる! そして俺たちが新しいチャンピオンになるんだ!」ハンソン「(ロウにチョップをしながら)俺たちの強さを見ただろ? いいか? 必ず俺たちが世界を制覇する! ウォーマシンがこの世界を征服するんだ。そして、IWGPタッグのベルトをぶん獲ってやるぞ!(場内大『ウォーマシン』コール)。」
【ロウ、ハンソンの話】
ロウ「リングでも言ったが、ここでもう一度、言ってやる! ニュージャパンに自分たちが来た理由はたった一つだけ、IWGPヘビータッグのベルトを獲るためだ!」ハンソン「(ロウにチョップをしながら)そのとおりだ! 俺たちウォーマシンがこの世界を征服してみせる! ウォーマシンだけがそれを成し遂げることができるんだ!」
ロウ「俺たちが世界を乗っ取ってやる! ウォーマシン・イチバ~ン!!」
【トンガ、ロアの話】
トンガ「ここにきて、大事なところで勝てていない。クソ!俺たちはまだまだこれからだ。まだまだ強くならなくちゃいけない。帰る!」
※トンガは1人でコメントブースを後にした。ロア「俺が何か言えるか?言う事は何もない」
◇第4試合◇
▼20分1本
バットラック・ファレ 高橋裕二郎 ○ハングマン・ペイジ(9分10秒 片エビ固め)×ジェイ・リーサル 棚橋弘至 ジュース・ロビンソン
※ラリアット【ファレ、裕二郎、ペイジの話】
裕二郎「(※英語で)ヘイ、ジュース!ジュース!アイム、ゴナ、キック、ヒズ、アス、アゲイン!ユーノー?アイ、ビート、ヒム、アップ、アゲイン!アイ、ビート、ヒム、エニタイム、エニウェア!」ファレ「待て、待て、待て。ゆっくりいこうぜ」
ペイジ「リーサル!オマエの頭蓋骨を、オマエの体から引っ張り出してやったぞ!」
【リーサルの話】「オ~……。チクショー! BULLET CLUBの連中め…。今夜はBULLET CLUBにしてやられてしまった。チクショー! ファ〇ク!」
【棚橋の話】「FANTASTICA MANIAと同様に、CMLLの選手が来て日本に根付いたように、ROHの選手が来たこの大会……なんですけど。じつは、この新日本のマットも少なからずROH勢の影響を受けてたりするわけですよ。ボクが若手の頃はアメリカのプロレスだったり、ヨーロッパのプロレスだったり、いろんなビデオを見て研究していたモノが、いまや日本のプロレスが…逆輸出か。向こうに行ってトレンドになって、また違う形になって帰ってきて、いま新日本プロレスの、日本のマット界に影響をもたらしているというか。好きなところと嫌いなところがあるけど、それは日本の文化の先人たちが築きあげてきた、日本の文化。いいところはもらう、いらないモノは捨てる。その作業はね、ただ乗っかるだけじゃなくてね。ボクはいまここにいますけども、いまここに! 休憩前のタッグマッチで丸腰でいまここにいますけど。後楽園ホールを満員にする、その最初の気持ちをずっと大事にしていきたいから」
◇第5試合◇
▼NEVER無差別級選手権試合/60分1本
[第15代王者]○後藤洋央紀(10分49秒 片エビ固め)[挑戦者]×パニッシャー・マルティネス
※GTR
☆後藤が2度目の防衛に成功【後藤の話】
後藤「名前も知らない、何をするかもしれない…そんな相手だったわけですけどね。あれだけやる人間が世界にはたくさんいるってことですよ。このNEVERがね、このベルトが呼んだのか。ホント、いいですね。どこの団体でも誰でもいい。次も、無名の選手でも、どこの国だろうが構わない。このベルト狙いたいという人間は挑戦して来い!」――挑戦という意味では、次の『NEW JAPAN CUP』では、優勝者が王者に挑戦するシステム。後藤さんは、王者として結果を待つシステムになります。
後藤「まあ、このベルトを持っていたら出れないんでしょ? 俺は出ても全然かまわないんだけどね。むしろ出たいよ! その気持ちのほうが強いかな? 以上です」【マルティネスの話】「俺は日本に来るかどうか決めかねていた。だが、2つの目標を持って、ここに来た。そして、その2つの目標は達成された。ムハハハハ!(※不気味な笑みを浮かべながらコメントブースを後にした)」
◇第6試合◇
▼ROH世界選手権試合/60分1本
[第25代王者]○アダム・コール(16分28秒 片エビ固め)[挑戦者]×YOSHI-HASHI
※ラスト・ショット
☆コールが王座防衛【コールの話】「質問はあるか?無いならいい。俺は静寂には慣れているし、今まで俺を信じなかったヤツら、敵、すべてを黙らせてきたからな。俺は、この世で唯一無二のプロレスラー。それは、新日本、ROH、そういう団体の括りではなく、本当に世界で唯一無二のレスラーだ。YOSHI-HASHIでもない。他の新日本のレスラーでもない、ROHのレスラーでもない。俺こそが真のチャンピオンなんだ。それは、俺が今持っているベルトが証明してくれている。俺は特別な存在だ」
【YOSHI-HASHIの話】「ベルトは獲れなかったかもしれねーけど、俺の今年言ったことはなんの変わりもない。ぜってーシングルのベルト獲ってやるからな? それだけは変わんねーからな?」
◇第7試合◇
▼30分1本
ケニー・オメガ ○Cody マット・ジャクソン ニック・ジャクソン(20分16秒 片エビ固め)ジェイ・ブリスコ マーク・ブリスコ オカダ・カズチカ ×ウィル・オスプレイ
※クロスローズ(試合終了後)
ケニー「ハハハハハ!聞いてくれ。質問があるんだ。良いヤツとは何か。悪いヤツとは何か。ヒールとは、ベビーフェイスとは何なのか。そんなことは、もう関係ない。役割も関係ない。このリング上にあるのは、最高か2番手か。それだけだ。ファンのみんなが見ている。それこそが、ベスト。最高の男たち。THE ELITEなんだ。今日は月曜日。みんな仕事をして、疲れて、でも見に来てくれた。今日は大きなパーティーを見せられた。2017年は俺たちが、世界を制圧する年になる!」【ケニー、Cody。マットの話】
ケニー「みんな、聞いてくれ。俺たちが伝えたかったメッセージだ。ファンのみんなに、プロレスに対する情熱、美しさ、そして、プロレスそのものについて、メッセージを送ろうと思ってこれまでやってきたが、俺たちがやってきたことは、そのすべてを超越するものだった。本当のクラシックなプロレスとは何なのか、そこに立ち返ろうと思う。さっきも言ったが、何が良くて、何が悪いのか。ヒールもベビーフェイスもない。俺たちは、それこそも超越した、本当のエリートとして、プロレスを牽引していく立場にいる。俺たちは、自分たちがやっているプロレスを、これからも続けていくだけだ。タナハシ、オマエの時代は終わった。今、オマエが目の当たりにしているのは、世界の最高峰だ。俺たちは、プロレスファンみんなのために、このプレイを続けている。だから、俺たちを“キング”のように扱うべきだ」Cody「キング、まさにキングだ。俺はBULLET CLUBに入って、誰がリーダーなのか、どういう人間関係なのか、1秒で見えてきたけど、とにかくこのグループは素晴らしい」
マット「東京、日本のファン。俺たちはすぐに戻ってくる。ただ、残念だけど、俺たちは一時、アメリカに戻る。もう少し自分たちのTシャツを売って、家族と愛を育んで子供も産まないとな。それから、カッコイイもみあげ、カッコイイ髪型、カッコイイ浅黒い肌を作って帰ってくるぜ。4月1日、フロリダ州レイクランドの試合で、俺たちは大きなことをやってみせる。待っててくれよ」
【ジェイ、マークの話】
マーク「カメラ向けてるんじゃねーぞ」ジェイ「ノーコメントだ」
【オカダの話】「凄いね、BULLET CLUB? ROH興行というよりも、もうBULLET CLUBの大会のような感じがして。ただ、いまさらまたケニーとやりたい……そんなな、このベルトは簡単じゃないんだよ? おまえがどんだけこのベルトのこと思っていようが、そんな簡単にな、このベルトのところには来れない。来たいんだったらな、ちゃんと手段っていうモンがあるだろ? 新日本プロレス、用意するだろ? ええ? まあでも、こんだけBULLET CLUBの人気、勢い、感じたら、また新日本プロレスおもしろくなってきたな」
新日本、ROH合同興行の2日目。セミではYOSHI-HASHIがコールの保持するROH世界王座に挑戦しコールがYOSHI-HASHIをロープへ押し込み「アダム・コールベイビー」と叫べば、YOSHI-HASHIもショルダータックルから「YOSHI-HASHIベイビー!」と叫んでやり返すも、YOSHI-HASHIがコーナーに昇ったところでコールが突き飛ばすと、YOSHI-HASHIは足から場外へ転落、しかしコールはYOSHI-HASHIの痛めている腰に照準を定め、試合の主導権を握る。
劣勢のYOSHI-HASHIはスピンキック、ラストショット狙いをバンカーバスターで切り返すと、逆水平、ヘッドハンター、串刺し逆水平、ロープに磔にしての背中へのドロップキックと畳みかけるが、パワージャック狙いをナックルで阻止したコールは延髄斬り、フロントハイキック、バイシクルキックからラストショットと自身の流れへと変えてしまう。
コールのランニングニーをかわしたYOSHI-HASHIはスクールボーイからリバースショルダーバスター、パワージャックと攻め込むがスワントーンボムはコールが剣山で迎撃し膝がYOSHI-HASHIの後頭部を直撃するも、構わずYOSHI-HASHIはバタフライロックで捕獲して絞めあげる。
YOSHI-HASHIはスリーパーで絞めあげてからバッククラッカー、スワントーンボムを投下もカルマ狙いを阻止したコールはトラースキックの連打からパナマサンライズ、トラースキックの連打から低空のレッグラリアット、そしてラストショットで3カウントを奪い勝利、YOSHI-HASHIは善戦はしたものの、巧みにペースを掴ませなかったコールの完勝で堂々の防衛だった。メインの8人タッグ戦はBULLET CLUBがオスプレイを長時間捕らえ、新参者であるCodyとの息も合って試合の主導権を握る、オカダやブリスコ兄弟も懸命に反撃したが、BULLET CLUBはケニーとヤングバックスがオカダにトリプルでのトラースキックを浴びせる。
オカダとブリスコ兄弟はダイビングエルボードロップの競演でケニーを捕らえるが、レインメーカー狙いはケニーがかわしてVトリガーを炸裂させ、再度のVトリガー狙いはオスプレイがスパニッシュフライでカットに入り、交代を受けたCodyにはファルコンアローを決める。
オスプレイはコークスクリューキックからオスカッターを狙うが、Codyがクロスローズで切り返して勝利。試合後も4人がそれぞれポーズを取り勝どきを挙げ、ケニーのマイクで大会を締めくくった。昨夜の大会は前日に全日本を観戦したためメインしか視聴できなかったが、ケニーだけでなくセミのコールも含めて一番の声援を受け、第4試合でもペイジがトップ格であるリーサルから3カウントを奪うなどBULLET CLUBが主役の2連戦だった。
1月4日のオカダとの激闘以降、契約更新も含めてケニーの去就が注目されたが、最終的に新日本残留を決意、ケニーも自身がオカダより声援を受けたことで改めて新日本がホームであることを再認識させ、BULLET CLUBだけでなくロスインゴ、CHAOSも含めてベビーとヒールが超越したユニットが新日本の主役を張っていると感じさせた。
復活となったBULLET CLUBの新たなる矛先はどこへ向けられるか、全員がベルトホルダーのロスインゴか、それともロスインゴ共々対極の位置にいる絶対的ヒールの鈴木軍なのか・・・第5試合のNEVER選手権は挑戦者のマルティネスが跳躍力を生かしたがジャンピングエルボーバット、長い足を生かしての顔面へのニールキックと攻め込むが、後藤は村正からミドルキック、串刺しラリアット、ダイビングエルボードロップと流れを変える。
後藤は長身のマルティネス相手にエルボー合戦で一歩も譲らずも、後藤は突進するマルティネスに牛殺し、しかし後藤が突進したところでマルティネスがラリアットで迎撃すると側頭部へスピンキック、ファルコンアローで攻め込み、さすがの後藤も場外へ逃れるが、マルティネスはトップロープ越えのトペを放って後藤に大ダメージを与える。
マルティネスはナックルの連打からチョークスラムを狙うが、後藤はGTRで切り返して逆転3カウントを奪い薄氷の防衛となった。また第4試合ではウォーマシンがGODと対戦し4人が入り乱れる乱戦となるが、トンガのガンスタン狙いを堪えたロウがハンソンとのフォールアウトを決めて3カウントを奪い勝利、試合後はウォーマシンがIWGPタッグ獲りをアピールした。
Tonight we cast a magic spell upon Kourakuen Hall. @MattJackson13 @NickJacksonYB @CodyRhodes team up should happen more often. #HonorRising
— Kenny Omega (@KennyOmegamanX) 2017年2月27日Heroes
Villains
THE BULLET CLUB
非常に多くの東京をありがとうございました pic.twitter.com/D7sglaLfV4
— Cody Rhodes (@CodyRhodes) 2017年2月27日Tokyo, you're one of my favorite cities to perform in. I'm going to miss you immensely. We've got business at home to tend too. Love you. pic.twitter.com/W0gn3F2txF
— The Young Bucks (@MattJackson13) 2017年2月27日#BulletClub pic.twitter.com/JsTjo4l58f
— The Young Bucks (@MattJackson13) 2017年2月27日#ImTheMan pic.twitter.com/mKAYIDtxz1
— Adam Cole (@AdamColePro) 2017年2月27日後楽園ホール大会に松井珠理奈さん( @JURINA38G )さんが観戦に来てくれた。ありがとう。 #タグチジャパン に加入か!? pic.twitter.com/NVaSHeKK1p
— 棚橋弘至 (@tanahashi1_100) 2017年2月27日【後楽園ホール2連戦終了】「HONOR RISING:JAPAN 2017」本日も沢山のお客様にご観戦いただき誠にありがとうございました。次回大会は明後日3月1日(水)後楽園ホールにて18:30試合開始!皆様のご来場をお待ちしております。 #njpw #njroh pic.twitter.com/5V6rBCNVk8
— 新日本プロレスリング株式会社営業部 (@njpw_nyao) 2017年2月27日YOSHIHASHI BABY!
— 邪道(jado) (@REAL_JADO) 2017年2月27日
— Red Shoes UNNO (@5742ytsh) 2017年2月27日当日券無事に買えて間に合いました❗
初後楽園ホールだったので、近くでみれて最高でした✴
新しいグッズも買いました❗
ロスインゴのキャップをかぶっているぷ女子先輩がたくさんいるので、私もかぶってみたくなりました✨
会場で声をかけてくださる方もいて嬉しかったです#新日本プロレス pic.twitter.com/nLtSCjznTr
— 松井珠理奈 (@JURINA38G) 2017年2月27日新日本×ROH興行、いやあもう極上でした。メインイベントは全ての瞬間が極上に次ぐ極上で、自分の細胞が生き返った気がしました。サムライTVではこの後22時からニアライブ中継がありますので、余すことなくご覧下さい! #njroh #samuraiTV
— sayoko mita (@345m) 2017年2月27日 -
真壁刀義vs藤田和之というファンタジー
<東京スポーツより>
新日本プロレスの真壁刀義(44)が21日、東京・後楽園ホールでデビュー20周年記念大会を迎え、メーンのタッグ戦で激勝を収めた。不遇の新弟子時代、アキレス腱断裂の大ケガを乗り越え、不屈の雑草魂でトップレスラーの座まで上り詰めた真壁だが、この日の節目はあくまで通過点にすぎない。第一線で戦い続けることへの強いこだわりの裏には、同期の“野獣”藤田和之(46)に対する変わらぬ思いがあった。この日の記念試合で真壁は本間朋晃(40)と組み、IWGPタッグ王者の矢野通(38)、石井智宏(41)組と対戦。スパイダージャーマンからのキングコングニーで矢野を沈めた。
ノンタイトル戦ながら現王者組に勝利したことで、タッグ王座戦線にも再浮上。「俺自身をさらにランクアップさせるために『NEW JAPAN CUP』(3月11日、愛知県体育館で開幕)は休ませてもらう。でもその前に絶対タッグのベルトを分捕ってやるぜ!」と挑戦をアピールした。
節目の大会にもかかわらず特別なカードではなく、タイトル戦に直結する試合を選んだ背景には、あくまで20周年は通過点という強い思いがある。くしくも同じ「20周年」で現役引退を宣言してしまった同期入門の藤田とリング上で再会を果たす日まで、新日本の最前線で戦い続けると決めているからだ。
2000年に藤田が新日プロを退団した際に2人は「いつかまた同じリングで試合をしよう」と誓い合った。結局約束は果たされないまま、昨年藤田は引退を宣言。この日はオープニングセレモニーのビデオレターを通じ「気が済むまでしっかりやって頑張ってください!」と祝福の言葉が届いた。だが真壁は今でも「約束の一戦」の夢を諦めてはいない。
「“私闘”だけど、心残りとしてあるからね。お互いの立場もあるだろうし、彼自身も疲れている部分はあるのかもしれない。でも機会は必ずあると思う。俺が第一線でやっている以上は、夢の続きはあると思うし。『俺はいつでも待ってるぜ。やれんのか、オイ』ってね。だからこそプロレスは面白いんだよ」と秘める思いを明かした。
NJC欠場の理由については詳細を明かさなかったものの「インパクトを残して帰ってくる」と断言。プロレスの地位向上につながる活動に向かうと見られる。不屈の雑草魂でトップレスラーに這い上がった真壁の挑戦は、まだまだ終わらない。
東京スポーツ誌上で先日20周年を迎えた真壁刀義が藤田和之への熱い思いを語った記事が掲載された。
見出しを見たときは"新日本が藤田vs真壁の実現へ動いているの""真壁の休養は藤田戦へ向けてなのか"と思っていたが、真壁の休養はあくまで別口、藤田戦はあくまで真壁個人と東スポの願望に過ぎない。
実現できるのか?というと可能性は必ずしもゼロではない、藤田の復帰を願うIGFのサイモン・ケリー取締役は「藤田は引退してない」、藤田のメル友である金沢克彦氏は「藤田は引退した」と断言しているが、自分は敢えて"引退としている"という表現をとらせてもらっている。中途半端な表現かもしれないが、復帰への可能性はゼロではなく、復帰するかどうかは藤田の意志に任せるしかないんじゃないかというスタンスを取っているからだ。
藤田の意志を動かせる人間が師匠であるアントニオ猪木と、同期だった真壁しかいない、だが先日猪木がパキスタン大会のカードを発表したが藤田の名はなく候補すら挙がっていなかったところを見ると、猪木の中では藤田を必要としていないからだと見ている。また真壁の思いは本気なのかというと、やるかやらないかは藤田の意志に任せていると言ったところだろうが、真壁へのビデオメッセージでの藤田の顔や目は、リングで戦っているころの野獣ではなかった。
真壁vs藤田の実現の可能性はゼロではない、中途半端な考えかもしれないが、その分ファンタジーがある。だから自分は実現するまで気長に待って見ようと思う。
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真壁がデビュー20周年を勝利で飾るもNEW JAPAN CUP出場辞退へ・・・
2月21日 新日本プロレス「戦国炎舞-KIZNA- Presents 真壁刀義 20th anniversary」後楽園ホール 1491人
<アピール、コメントなどは新日本プロレス公式HPより>
◇大会前◇
オープニングセレモニーが行なわれ、スーツ姿の真壁刀義がリングに登場
真壁「オイ、呼び捨てすんなコノヤロー! オイ、わかったわかった、落ち着けよ、オマエら(笑)( 続いて場内を「真壁」コールが包む)センキュー! センキュー! そう、静まれ、とりあえずよ、オマエらな、20周年だよ。あっという間の20周年だよ。今回な、こうやって集まってくれてセンキュー。あともう一つ、いいか? 今日こそだ。今夜こそ本物のプロレス見せてやるからよ、オマエら楽しみに待っとけよ、それだけだ!」(続いて、会場ビジョンに本人と縁のある人物からのお祝いのメッセージが流された。
【藤田和之さんのコメント】
「真壁さん、お元気ですか? もう、20年になりますか。この仕事をしていればわかると思いますが、リングに上がればバケモノだらけ。リングを降りれば妖怪だらけ。合宿所帰ればバカだらけって言ってね。だけど、真壁さんも気が済むまでしっかりとやりきって、がんばってください、応援してます! また今度、時間あれば飯でも食いましょう! それじゃ、また!」【前田日明さんのコメント】
「真壁くん、20周年お疲れさまです。初めて会ったときから礼儀正しくて、好感の持てる人物だと思ってます。ここのところ、なんか“スイーツ王子”だとか、テレビで見る姿も驚きながら感心しながら見てます。試合も、このあいだ新日本プロレスを観にいったときに、あの一日の試合で自分が観た中で真壁の試合が一番よかったですね、いろんな意味で。これからも甘いもの食いすぎて糖尿病にならないように気をつけて。今後ともがんばって、よろしく」尾崎リングアナ「このかたがお祝いにかけつけてくれました」
(会場には『パワーホール』が流れ、真壁がかつて付き人を務めていた長州力さんがスーツ姿で登場。真壁に花束をわたし、抱擁を交わした。)
長州「真壁! 20年間、一生懸命やったら、少しは明かりは見えたか?(笑)。なあ、よくがんばったよ、本当に。前座でデビューして、前座で終わると思った。よくがんばったよな。がんばれよ(熱いエール。そして、真壁と記念撮影を行なうとリングをあとに。)」
真壁、「オイ、一言だけ言っといてやる。こういうサプライズ、やめろよ! 俺が礼儀正しいのバレちゃっただろ、オマエ!よーし、いいか、オメーら! これから盛り上がっていくぞ! センキュー!」
【真壁、長州の話】
――真壁さんの20周年興行ということで、真壁さんの入門当時の思い出、印象は?
長州「あんまりないですね。さっき言った通り。まぁ、よく頑張った20年間」――前座でデビューして、前座で終わるという話もありましたが?
長州「そういう要素があったよ。でも、よく頑張った」――長州さんの中で、真壁さんに期待していたものは?
長州「少し自分のそばに付いてて。真壁が最後なのかな?でも性格は、普段ああやって言ってるくらいガッツがあったんだなって。あと、もう5年、10年。ウン。そういうことです!」※真壁がリング上での挨拶を終え、バックステージに戻ってくる
真壁「ありがとうございました」
※長州と真壁が握手長州「頑張れよ。ケガしないように」
※長州はコメントブースを去る。真壁「オイ、何べんも言っといてやる。サプライズはやめろって言っただろ!俺が唯一頭上がらねぇ人はあの人だ!ビックリしたやないかい(笑)でも嬉しいもんだな」
――珍しく恐縮してましたが?
真壁「いや、当たり前だ。バカヤロー。あの人だけだ、頭上がらないの。唯一頭上がらない人連れて来んな。バカヤロー。でも、嬉しいもんだよな。まぁ、認められたというか、こういう催しものをやって、来てくれるっていうのは有難いことだよな。それが何よりも有難ぇよな」――20周年を迎える上で、長州さんから教わったこと、長州さんから学んだことっていうのは、やはり大きいですか?
真壁「デカイ。デカイ。それ以外何物でもない」――どんなことが1番?
真壁「根本だよな。(※自分の胸を指しながら)コッチだよ。見せかけだけのプロレスなんかするんじゃねぇ。本物の闘いを見せろ。それだけだよ。その気持ちだけで、俺ここまでのし上がってきたからさ。他の連中だってみんなそうじゃん?色んな見せ方、やり方、闘い方。そういう心の闘いだったり、肉体の闘いを得て、ここに来てるだろ。俺はもう、(※自分の胸を指しながら)コッチの闘いだけだよ。これだけでのし上がってきたから。有難いことだよ」――同期の藤田選手からもメッセージがきてました。
真壁「ビックリしたね。オイ。藤田和之。いきなり、あんな祝辞を述べるなんて。彼のキャラじゃねぇだろ(笑)。そこもまた嬉しいよな。20年経っても全然変わんねぇしさ。気持ちの部分が全然変わんねぇもんな。あの時のまんまだよ。それが1番、今まで続けてて良かったなって。闘い続けて良かったって思う。それが全てじゃね?」――前田日明さんからも
真壁「あのゥ~なんかね(前田日明のモノマネを入れて)。いや、前田さん、本当にね。みんなさ、なんでそういうチョイスする?(苦笑)。俺、頭上がんねぇ人ばっかじゃねぇかよコノヤロー! でも嬉しいよね。前田さんもこうやって、祝辞を述べてくれるっていうのが、凄く有難いよ。だって、色んな意味でさ、長州さん、前田さん、あの人たちにこうやって祝辞を述べてもらえるレスラーって、そんなにいねぇじゃん?俺は少なからず、その人たちに交わりがあったから、だから学んだことっていくらでもあるからね。本当に多いからね。だから、そういう部分で、今の俺よりも下の連中だったり、関わりのなかった人よりは、俺はどんだけ幸せだったかな、って思うよね。厳しい世界だけど」――実は、今日の午前中、WWEの合同メディアインタビューで、中邑真輔選手が、「真壁選手に20周年おめでとうございます。よろしくお伝えください」と。
真壁「へえ。中邑のヤローがそんなこと言ってんの?」――世界のメディアの前で言ってます
真壁「まぁでも、俺も日本を代表する新日本プロレスのレスラーとして、華々しく今を生きているわけで……バカじゃねーの?中邑(ニヤリ)。アイツね、そういうとこあるんだよ。そういうね、ちょっと男らしいところ見せちゃうところあるじゃん?アイツの作戦だね。中邑のヤロー。でも俺、今の一言で、決まったのは『いつでも帰って来い』。……そうじゃねーな、『いつでも新日本プロレスの第一線に関わってこい』って。おもしれーじゃん。まあ、それがリアルになろうと、ならまいと関係ねぇ。アイツ今いくつだ?」――36歳ですね
真壁「36?40だろうが50だろうが関係ねぇ。俺も歳とっていくし、いくらでもまたやってやるよ。バカヤロー。プロレスラー同士は闘わないと、そこに答えがねーからよ。そういうことも嬉しいもんだよな。いいんじゃない?(笑)」※第1試合終了のゴングが聞こえてくる
真壁「ククク。またアレだな。俺いつだったか『自分の試合以上にコメントが長い』って言われて。いま第1試合終わったもんな。もう質問ねぇだろ?あとは試合でお見舞いしてやるよ!」◇第1試合◇
▼15分1本勝負
○岡倫之(2分44秒 レフェリーストップ)×ヘナーレ【岡の話】「真壁さんの20周年記念で、ある意味デッカい大会で同じヤングライオンで切磋琢磨して、前回負けてしまって意気込んできた。意気込んできて勝つつもりでいた。でも、こういう勝ちは望んでない。(拳で胸を叩きながら)ここを見せて勝ちたかった。まあ、しょうがねえんだろうけど、俺はこれで喜ぶつもりは微塵もない。もっともっとがんばるよ。それだけだ」
◇第2試合◇
▼20分1本勝負
○邪道 外道(10分7秒 クロスフェース・オブ・JADO)エル・デスペラード ×TAKAみちのく◇第3試合◇
▼20分1本勝負
鈴木みのる 飯塚高史 ○金丸義信 タイチ(14分26秒 片エビ固め)柴田勝頼 永田裕志 獣神サンダー・ライガー ×タイガーマスク
※ディープインパクト(試合終了後、 金丸がタイガーのマスクを完全に剥ぎ取る。そして、鈴木がリング上から場外で倒れる柴田を見下していると、鈴木軍メンバーで欠場中のランス・アーチャーも登場。
鈴木「ハハハハハ! 楽しくなりそうだな!? 新日本プロレスのみなさ~ん。ハハハハ!(ファンを挑発。そこへ柴田が襲い掛かるも、返り討ちにされてしまう。)あっせんなよ、ハハハハハハハ! オイ、柴田。テメェに教えてやる。鈴木軍…イチバーン!(またもや柴田が襲い掛かるも、タイチがスタンドマイク攻撃を食らわせた…。)」
【鈴木、金丸、タイチ、アーチャーの話】
タイチ「もういまさらいいよ。タイガーとヅライガーは終わってんだよ」金丸「あんなのかまってる場合じゃねえよ。そんな暇ねえんだよ」
タイチ「おい、タイガー。第2の人生歩ませてやるためによ、ノブが今日マスク獲ったんだよ」
金丸「おう、獲ってやったよ」
タイチ「素顔でがんばったらどうだ(ニヤニヤ)」
金丸「いつでも獲ってやるぞ、おまえ!」
タイチ「タイガーマスク、おまえ素顔でやったらどうだ。いつでも協力してやんぞ、おまえ(ニヤニヤ)」
鈴木「おい、低能のヤツらを相手にすんなよ。おまえらも気品よくしろ。俺たちはプロレス界の王様なんだから気品高くいこうぜ」
タイチ「そうだ。悪かったな、タイガー、ハハハハ!」
鈴木「こうやって気品高くしゃべりゃいいんだよ。おい、このクソ野郎ども! おい、てめえら次は股の穴にも手を引きずり込んで、全部引っ張り出してやる。てめえら、鈴木軍終わったと思うなよ? 鈴木軍ナメんなよ、おらッ! ぶち殺してやる! 俺たち鈴木軍、イチバ〜ン!」
タイチ「(ランス・アーチャーの胸を叩きながら)おい、こいつもすぐに帰ってくるからな。すぐだよ、すぐ」
アーチャー「I’ll back!」
【柴田の話】「海賊が、海賊が、海賊王か? 海賊王が、お帰りになられました! 好き勝手やって、うらやましいよ。ただ一つ。一つだけ教えといてやるよ。ここは、陸だ! わかったか? 海じゃねぇぞ? 陸なんだよ。以上!」
◇第4試合◇
▼30分1本勝負
棚橋弘至 ○ジュース・ロビンソン KUSHIDA 田口隆祐 デビット・フィンレー(13分40秒 片エビ固め)内藤哲也 SANADA EVIL 高橋ヒロム ×BUSHI
※パルプフリクション◇第5試合◇
▼30分1本勝負
○オカダ・カズチカ 後藤洋央紀 YOSHI-HASHI(12分14秒 片エビ固め)天山広吉 小島聡 ×中西学
※レインメーカー◇第6試合◇
▼30分1本勝負
○真壁刀義 本間朋晃(15分37秒 片エビ固め)×矢野通 石井智宏
※キングコングニードロップ(試合終了後、真壁と本間がガッチリと握手。すると、場内が「真壁」コールに包まれた。)
真壁「オイ! テメェら見たかー!(※大歓声) オイ、何べんも言ってやる。これが本物のプロレスだ、コノヤロー。(相手の技を)受けて受けて、最後に(相手を)ブッ殺す。いいか? これが本物のプロレスだ!(※大拍手)(ここで真壁は、リングを降りていた本間を指差し)、「オイ! 見ろ。そこにいるのは“こけし様”だ!ひとこと言え」
本間「オイ、見たか! これが、これが、本物のプロレスだ!(と超ガラガラ声で叫び、場内が爆笑)
真壁、「こけし、お前に振った俺がバカだった!ひとつお前たちに言いたいことがある。俺は、新日本プロレス、そして真壁刀義のこの名前をさらに上げるために、さらにランクアップさせるためにだ、『NEW JAPAN CUP』を休ませてもらう(※ファンの『え~~!?』という驚きに対し)。『え~~!?』ってお約束だな、お前ら(※場内笑)。いや、これはマジなんだ。これはマジな話でランクアップさせるためによ、どうしても、俺にしかできねぇことなんだよ。これは理解してくれ。あとで、追って沙汰があるから(※場内笑)。それだけはわかってくれ。ただ、その休みに入る前に、俺とこけしで、絶対的にだ。絶対、絶対的に、いいか? IWGPのヘビーのタッグベルト、必ずブン獲ってやるぜ(※大拍手)。それだけだ! サンキュー!!(※大拍手&大歓声)」
【真壁、本間の話】
真壁「読んで字のごとく、“一丁あがり”だ。なんか質問あるか? 20年なげーようであっという間だな……あっという間のようでなげー20年だったな。なんか質問がねーと話さねーぞ?」――記念試合を振り返ってみて?
真壁「やっぱりね。この人と闘いたいとか、あの人と闘いたいとか。そんなことじゃねーんだよな? 俺はいま現在の自分が置かれている立場、その中でよ光明を探しあててーなと思ってるんだよな。かといって、俺と本間がリング上で見せてるファイトがどんなにすげーものかっていうのは、全国のプロレスファンはわかってると思うんだよな。だからこそだ、だからこそ俺たちがまたタッグタイトルを獲らなきゃいけねーっていうのは、これはもう責務だよな? それは思ってるんだ。どうだこけし?」本間「やっぱり、俺は、真壁さんと、タッグベルト獲りたい! やっぱり俺と真壁さんが獲らなきゃなんの意味もない。IWGPタッグ、俺と真壁さんでもっともっと大切なモノにしていく。そのためにもIWGPタッグ獲りましょう!」
真壁「まあ、何を言ってるかよくわかんねーけど、記者の方もえっ? えっ?って顔してるけど、俺自身もよくわかんねーから(苦笑)」
本間「ただ!真壁さん!『NEW JAPAN CUP』休むなんて聞いてないですよ! どうするんですか?」
真壁「言わないよねーそんなことね! いやでも、これは真面目な話なんだよ。ウン。真面目な話。そりゃそうだよ。だって、俺と本間でいまの新日本の荒波をかき回さなきゃまったく意味なーだろ?」
本間「じゃあ、真壁さんを楽しみに来る、男性ファンはどうするんですか?」
真壁「なんで女性ファンがいねーんだよ?」
本間「真壁さんとボクと言ったら、男性ファンなんで……」
真壁「そこに女性は一握りでもいねーのか?」
本間「まあ、いてもマイノリティで……」
真壁「いねーか。そりゃ残念な話だな……。ま、真面目な話、さらにステップアップするために、新日本プロレスと真壁刀義だよな? 俺だけが上がってもしょうがねえ。新日本プロレスをどんどん上に上げなきゃ意味がねえ。いいか? さっきのVTRでも言ったとおり、いま俺の望むとおりの新日本プロレスの風景が見れるじゃねーか? どの地方に行ってもお客さんが狂喜乱舞してくれる。これが俺の願っていた、俺が入門した当時の新日本プロレス。ここまで取り戻したんだ! でもよ、まだまだ! まだまだワクの中にうごめいてるよな。一部の人間だけが、外に出ている。ああ、知ってる。真壁知ってる、本間知ってる、あとライガー知ってるとかさ。あとは、裸で身体がデカくて頭が悪そうな人。それ中西さんじゃねーかよ、オイ。(報道陣に)なんで笑わない? 固いコメントじゃねーんだ。ま、だからそれぐらいよ、数に限りがあるんだ。そのステップをもっと上げるためによ、ちょっと俺、勝負してくっから。でも、すぐ戻ってくる。ホントにすぐだ。でも、それぐらいインパクトのある仕事してくっからよ。それをおまえら期待して待ってろよ? ホントにスゲーぞ?」
本間「楽しみにしてます。ただ! 真壁さん! IWGPタッグ、もちろん俺と真壁さんで獲りますけど。でも、俺もじつは隠れ20周年ですから。隠れ。そん中で、俺はパートナーである真壁さんにも絶対負けたくないですから。それは!初期のG.B.H、馴れ合いじゃない。俺は真壁さんの上を行きますから!」
※ここで本間は控室へ真壁「まあ、言えることは、目の前でケンカ売られたら、ふざけんじゃねぇぞって叩き潰すのが、俺様のスタイルだ。だから、こけしが何て言おうが、目の前、足元、すべて潰してやる。俺、そういうファイトしかしないから。今日みたいな試合だよ。叩き潰してやる。だからこそ面白ぇじゃねぇか。身内の中にも敵がいる。ちょっとでも油断してると、足下すくわれる。だから面白ぇじゃねぇか。そんな20年を過ごしてきた俺だからよ。まぁ並大抵のことじゃへこまねぇからよ。あと、何かある?」
――休む理由っていうのは芸能関係のこと?
真壁「今は言えねぇんだ。それも言えない。全部言えない。だから、また公開できる時期がくるから、その時に言わせてもらう」――休む期間は?
真壁「短期間。だから、NEW JAPAN CUPにかぶっちまうから。ただ、俺はプロレスラーだし、他の仕事でどうのこうの言おうが、俺はプロレスラー。プロレスラーとしての足元がおぼつくようなことはしない。今も今までも両立してるからよ。そのくらいだな」――21年目以降に向けて
真壁「これはもう、前から俺は変わらない。俺はプロレスラーだから。さっきも言った通り、テレビで芸能の仕事や、映画の仕事とかやらせてもらう。でも、根本はプロレスラーだから。プロレスラー・真壁刀義が、他で頑張ってるっていうもんだ。それは、この先も変わらねぇ。10年、20年変わらない。だからこそだ。新日本プロレス、プロレスのカテゴリをどんどん上に上げてやるよ。リング上で、暴君のように暴れてた頃を思い出しながらよ。それを見せてやるよ。お見舞いしてやるよ。『プロレスラー、ヤバいね』って。そのインパクトだけで勝負してやるよ。それをお見舞いしてやる。そしたらよ、一般のマスコミさんも、テレビも、放っとかねぇだろ?だからこそ、この俺様は暴れるんだよ。それしか考えてねぇ。だからこそ、プロレスラーになって、プロレスを精一杯、練習も精一杯、メディア、映画、すべてを精一杯やってるんだよ。この世界に何のために入ったか分かんないだろ?そういうもんだよな。何かある?」――大会前に通過点だとおっしゃってましたが、終えてみてどうですか?
真壁「通過点でしかねぇと思ってんだ。今言った通り、俺はプロレスラーっていうのが根本にあるから、だから色んな仕事をやらしてもらってるんだよな。それは変わらねぇんだ。20年があっという間だったな。最初の10年が地獄だったよ。本当に地獄だったよ。色んなコメントで出してる通り。今でも思い出せねぇくらいの、真っ白な記憶しかねぇんだ。『嫌だった』っていうイメージな。本当に。人間って嫌な記憶消すって言うだろ?本当にその通りなんだ。記憶がねぇんだ。ただ、その後の10年。死にもの狂いだったよ。死にもの狂いでやったから、あっという間の10年だった。だからこそ、新日本プロレスにファンが戻ってきたし、新日本プロレスのレスラーたちはみんなヤバいね、って。そりゃそうだろ。真壁刀義もそう。今までやったことのないスタイルで、どんどんのし上がってんだ。他にも棚橋、当時の中邑、他のヤツらだって悔しいから、テメェで努力するんだろ?だからのし上がってきたんだ。だから今があるんだ。そりゃそうだろ。安心して、『俺のプロレス、最高だろ?』そんなヤツいやしねぇんだ。内藤だってそうだろ?オカダだってそうだろ?鼻っ柱へし折られたこと何回もあるだろ。そういうもんだ。だから、プロレスラーは面白いんだ。そいつの人生がプロレスだからよ。そのプロレスを、リングの上で繰り広げられたら、そいつの人生、相当ヤベェだろ?だから面白いんだ。プロレスって。俺の人生見てみろよ。暴走キングコングで、スイーツ食ってて、テレビにバンバン出て、凄いよね?プロレスでも暴れてて凄いよね?ベルト巻いて、G1も獲って、もう言うことないよね!?……嫁は?……笑ったろ?誰だ、今笑ったろ?オマエ、スタッフ、笑ったな?ガールフレンドは?いないねぇ!俺がこの陽気な話をしてるということは、リラックスしてるということだ。安心しろ。手は出さねぇ。まぁ、そういうことだよな。だからこそ、プロレスは面白ぇんだ。俺が体現してるだろ?だからよ、新日本プロレスを、プロレスから、目を離すじゃねぇぞ。20周年かぁ……あっという間だね。アキレス腱切ってから地獄みたいで、そこからだよな。でも、良かったよ。俺1人で闘ってきたようなもんだけど、でも、周りには支えてくれる仲間たちがやっぱりいたからな。だからこそ、今がある。こんなこと、そいつらを目の前に言わねぇよ、絶対。絶対言わねぇよ?口が言うなら、手が出るからな俺。それでもよ、正直、この今の瞬間、今だけだ。感謝はしてる。ありがたいことだと思ってる。ただ、今の一瞬な。あと1時間したら忘れるから。だろ?オマエらもみんな分かってるだろ?俺が全然くすぶってて、『真壁ってアレでしょ?煙草タイムの人でしょ?』って。それが、今、ここまで成り上がってんだ。言っとくぞ。『人生に、無理はねぇ』ってことだ。俺見たら分かるだろ?俺良いこと言うね〜!……オマエら、『うん』って言えよ?『何、まだ続くの?』みたいな。コノヤロー。まだあと2時間続くからな!」――勘弁してください(笑)
真壁「何だコノヤロー。オマエ何見てんだコノヤロー。まぁそういうことだ。まだまだ真壁刀義。20年。通過点としか思ってないから。見ろよ、解説してるマスクマン。獣神サンダー・ライガー。何年やってるんだよ?みんなが産まれる前から、レスラーやってるだろ?そんなもんだ。最高潮の練習して、最高潮の試合を見せる。いずれ結果がついてくる。それだけだ。格好いいね〜俺。以上」真壁刀義のデビュー20周年記念大会が開催され、大会前には大会の主役である真壁が登場してファンに挨拶すると、スクリーンにビデオメッセージが公開され、同期の藤田和之、OBの前田日明が激励のメッセージを贈れば、サプライズで「パワーホール」に乗って師匠である長州力が登場、長州の新日本マット登場は何年ぶりか?長州は真壁を激励し、さすがの真壁も頭が上がらず、記念撮影に納まる。野獣・藤田の来場に期待していたがビデオメッセージだけに留まったのは残念、だが引退としている藤田の顔は野獣ではなくなっていた。
メインは真壁が本間と組んで、現在IWGPタッグ王座を巡って抗争中の矢野、石井組と対戦。この4人はかつてGBHとして組んでいた仲だったが、矢野が真壁を裏切って中邑真輔と結託してCHAOSを結成した経緯を考えると、20周年には相応しい因縁の相手でもある。
試合は真壁と矢野でスタート、矢野はいきなりロープへ下がって「ブレーク」を連呼するが、今回は矢野にブーイングが飛び交い、矢野は真壁を押し付けるかのように石井に交代するなどYTRワールドを展開、真壁vs石井はかつてNEVER王座を巡って攻防を繰り広げた二人がリングの真ん中でぶつかり合う"ど真ん中"プロレスを展開する。
真壁が矢野、石井に往復式串刺しラリアットを浴びせると、真壁と本間がそれぞれコーナーナックルを浴びせるが、場外戦になると矢野が突然豹変してイスで一撃を加え、リングに戻ってもタッチロープで絞めあげるなど、YTRワールドを封印しヒールモードで真壁を苦しめる。
石井も串刺しラリアットからグーパンチ&逆水平の天龍コンポで続くが、懸命に耐えて立ち上がった真壁は起死回生のラリアットで反撃、交代を受けた本間も小こけしが自爆し石井に攻め込まれるが、矢野組のトレイン攻撃をかわして二人それぞれに小こけしを炸裂させる。
これで流れに乗ったGBHは真壁が矢野にジャーマン、本間とのサンドウィッチラリアットを炸裂させるが、流血した石井がカットに入り、矢野が丸め込みから鬼殺しを決める。
矢野はレフェリーと真壁を交錯させてから、真壁に急所打ちを決め、チェーンを持ち出して石井と共に攻撃を狙うが、両腕ラリアットで返り討ちにした真壁が矢野、石井に久々のチェーンラリアットを炸裂させ、本間のスライディング式こけしロケットの援護射撃から、矢野をスパイダージャーマンからのキングコングニーの必勝コースで3カウントを奪い、デビュー20周年を自らの勝利で飾った。
試合後には真壁は本間とのコンビでIWGPタッグ王座挑戦をアピールするが、3月から開幕するNEW JAPAN CUPへの出場は辞退し欠場することになった。真壁のNJCの出場辞退はケガによるものではなく、"更なるステップアップのため”に留まったが、真壁の今後に関しては近日中に発表されるという、おそらく芸能関連でのことだろうが、大日本プロレスでは関本大介がオーバーホールのため1ヶ月間の休養しているように、真壁のスタイルだと蓄積されたダメージは相当あるはず、どういう発表になろうが真壁のNJCの出場辞退と欠場は休養と受け止めたい。
また第3試合では柴田率いる本隊が鈴木率いる鈴木軍と対戦、開始前から鈴木軍が奇襲をかけ、鈴木は柴田に襲い掛かり場外で乱闘を繰り広げ、リングに戻ってもコーナーに控える柴田を何度も鈴木が強襲をかける。
交代を受けた柴田は鈴木と対峙しコーナーに押し込んでからエルボーの連打を浴びせると、座り込んだところで顔面への低空ドロップキックを放ち、フロントネックチャンスリーを決めてからコブラツイストで捕らえるが、逃れた鈴木も柴田をコーナーに押し込んでエルボーの連打で返し、柴田のフロントハイキックをキャッチしてヒールホールドで捕らえる。
足を柴田に鈴木はランニングローキックを狙うが、かわした柴田がビックブーツを浴びせ、張り手などの打撃戦となり相打ちとなって両者ダウンとなる。
終盤には鈴木が柴田をスリーパーで捕らえている間に試合権利のある金丸がタイチとの連係でタイガーを捕らえディープインパクトで3カウントを奪い、試合後には柴田の眼前で新日本を罵倒すると、激怒した柴田が襲い掛かり乱闘となった。
二人が対戦するのは記憶が正しければ12年ぶり、2004年8月11日石川で行われたG1公式戦で対戦したが、この時の柴田は魔界倶楽部に属しながらも新闘魂三銃士で売り出されるようになり、鈴木は外敵の一人として新日本に参戦していた。試合は柴田の繰り出すキックを全て見切った鈴木がランニングローキックからのスリーパー、逆落としからのスリーパーで絞めあげ、柴田は絞め落とされて敗れている。
鈴木もオカダにはタッグを通じて痛めつけたが、シングルでは三連敗を喫したことでIWGPヘビー級王座からは一歩後退を余儀なくされた。しかし柴田との抗争で再浮上を図るか?また柴田も12年前絞め落とされたことは忘れてないはず、あの頃とは違うことを鈴木に示すことが出来るか・・・?
また第1試合では岡がヘナーレと対戦するが、ショルダータックルの攻防でヘナーレが足を負傷して動けなくなり、岡が攻め込んだところで試合はストップ、レフェリーストップでデビュー初勝利を収めた。ヘナーレは立ち上がることが出来ずに担架で退場、岡はデビュー初勝利を収めるも、納得のいかない表情を浮かべてリングを後にした。
勝ちは勝ちだが岡にしてもきっちりとした形で勝ちたかったはず、またヘナーレの具合も気になるが重傷でなければよいのだが・・・真壁刀義 ブログを更新しました。『『後楽園大会』。』【画像4枚】#真壁刀義 #浜田雅功 #アメブロ
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— 真壁 刀義 (@GBH_makabe) 2017年2月21日今日いちにちオツカレサマ。。ヨシッ食う! pic.twitter.com/AikhHG7sIZ
— 鈴木みのる (@suzuki_D_minoru) 2017年2月21日後楽園…
終わり…
今夜は…
ノンアルコール pic.twitter.com/Ap4W9AYao4
— 金丸 義信 (@kmaru0923) 2017年2月21日今宵真壁デビュー20周年記念後楽園大会では柴田、ライガーさん、タイガーと組んで性格悪男、孝之、鐘魔流、隊血と戦ったゼァ。 性格悪男の目は柴田に向かっていたな。お客さんは私との攻防を期待していた様だけどね。今じゃないな?焦らず機運を待とう。
— 永田裕志 (@nagata769) 2017年2月21日Sorry!
— Aaron Henare ヘナーレ (@HenareNZ) 2017年2月21日サムライTV、生放送視聴頂いた方ありがとうございました〜
真壁さん20周年を祝ってライガーさんと鶴を折りました。 pic.twitter.com/Sd3mP82QKK
— ミラノコレクションA.T. (@milano_c_at) 2017年2月21日リングサイドで競い合うように鶴を折る2人。 pic.twitter.com/2YxokqPRNl
— 清野茂樹 (@kiyoana) 2017年2月21日真壁刀義選手20周年おめでとうございます。後楽園ホールで、そしてサムライTV生中継で一緒にお祝いしましょう! #samuraiTV #makabe20th
— sayoko mita (@345m) 2017年2月21日 -
”大器晩成”という言葉が似合うレスラー・真壁刀義
今年で真壁刀義がデビュー20周年を迎えたが、真壁ほど大器晩成という言葉が似合うレスラーはいないと思っている。それを表したのは2007年4月8日の後楽園大会で行われた中邑真輔とのシングルマッチだった。
試合は真壁の開始直前の要求に中邑が応じてチェーンデスマッチとして行われたが、真壁は急所蹴りやイス攻撃、テーブル攻撃、GBHの介入を駆使するなどラフで中邑を圧倒し流血に追い込む、最後も矢野通の介入に気を取られた中邑に真壁が後頭部ラリアットからチェーンラリアットを浴びせると、最後はキングコングニードロップで3カウントを奪い、試合後も勝ち誇る真壁が客席でこう叫んだ「新日本ファン、中邑のク○ファン、せっかくの日曜日に残念だったな。 小僧はここで負けた。そう、それが現実だ!」この真壁の叫びこそが今まで燻っていた真壁が覚醒して一気に弾けた証でもあり、ファンは真壁にブーイングを浴びせ、物も投げつけたが、ブーイングや物も真壁にしてみれば勲章みたいなものだった。新日本プロレスワールドですらない隠れた名勝負だったが、真壁の名勝負を挙げるとすれば自分はこの試合を挙げたい。真壁の師匠格である長州力も不遇の時代を経験し、藤波辰爾に叛旗を翻すことで一気に弾けて、日本プロレス界を代表するレスラーとなったが弾けて覚醒するまで8年はかかったものの、真壁の場合は不遇の時代が長すぎて弾けて覚醒するまで10年もかかってしまった。
90年代の新日本プロレスは闘魂三銃士(橋本真也、武藤敬司、蝶野正洋)の全盛時代で、2000年に入ってもアントニオ猪木が格闘技路線を推進し始めたこともあって、真壁にとって不遇の時代が続いたが、ユークス期になり選手がリストラなどで次々と去ったことで残った真壁が台頭するきっかけとなり、またアパッチプロレス軍に参戦し一人敵地にたったことで真壁はヒールとは何か、プロレスとは何かを見つめなおすきっかけとなった。それを考えると真壁はユークス期の新日本が生んだ産物だったのかもしれない。
またブシロード体制となってスイーツ真壁として違う一面を見せたことで、真壁は日本を代表するトップレスラーの地位を確固たるものにした。もし猪木体制が継続していたら真壁は台頭することなく新日本を去る選択をしてもおかしくはなかった。今年で20周年を迎えた真壁だが、あの長い不遇の時代が過去のものとなりつつある、だが不遇の時代があって今日の真壁がある。真壁は雑草男の異名を取っているが、自分は大器晩成という言葉が似合うレスラーという異名も贈りたい。
最後に真壁刀義選手、20周年おめでとうございます。
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内藤がエルガン、ヒロムがリーとの激戦を制して王座防衛!大阪の主役を奪ったのはロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン!
2月11日 新日本プロレス「戦国炎舞 -KIZNA- Presents THE NEW BEGINNING in OSAKA」エディオンアリーナ大阪 5466人 超満員札止め
<アピール、コメントなどは新日本プロレス公式HPより>
◇第1試合◇
▼20分1本
○TAKAみちのく(4分38秒 ベビーキラー1号)×ヘナーレ◇第2試合◇
▼20分1本
天山広吉 ○小島聡(6分57秒 片エビ固め)×ヨシタツ KUSHIDA【天山、小島の話】
天山「オッケー、コジ!(※小島とガッチリ握手)今日はね、シリーズ最後の大阪大会。2試合目で、ヨシタツ&クッシー、まだまだやな。『もっともっと来いよ』って。俺から言わしたら、全然。クッシーはともかく、ヨシタツはなんかピンと来ないですよ。最初きたのはわかるけども、『それがどうした?』って。WWEでスーパースターで7年やってきて、新日本に帰ってきてね、今日見たら、あれがアイツの実力? まぁ、たいしたことないっていうか。最後、試合終わって、コジの握手を断ったのはいいんやけど、顔張っ倒すぐらいやらなきゃ。物足りないですね、なにもかも」小島「ヨシタツ、よくぞ最後にやってきたな。よくぞ、最後握手しなかった。それだけでも十分だ。お前とやった意味があった。よく最後握手しないで、俺のことをまた攻めて来たな。俺はそれを待ってたんだ。このあと、第3世代の闘いが面白くなるのか、第3世代対ヨシタツが面白くなっていくのかどうかは、全部ヨシタツにかかってるよ。お前がどういうスタンスで、これからどういう気持ちで俺たちと闘うのか、それを見せてくれ」
【ヨシタツ、KUSHIDAの話】
ヨシタツ「オイ! 小島、なめんじゃねぇよ。最近のコメントやら、ブログやら、なんだ、あれ? ふざけんな! あ? 俺はな、そんな人に情けをかけられるほど、落ちぶれてねぇからな。ふざけやがって、なんだ、アイツら。いいか、俺は、首の骨折って、復帰して、思ったように体が動かず、思ったような結果を残せず、思ったようなお客さんの支持も得られず、いまなんて俺、第1試合だよ。第1試合でヤングライオンとシングルマッチだよ。それでも俺はこっから、この底辺から頂上まで、てっぺんまで上り詰めてやろうって、その覚悟の下でやってんだよ、俺は。要らぬお節介はご無用だよ。勝手に1人で上っていくから。俺にかかわるんじゃねぇ!」KUSHIDA「天山、小島、階級は関係ないでしょ。もっと闘いたいね、ヘビー級とも。本当の強さを見せるのは、ベルトがなくなった、今まさに、こっからだから。」
◇第3試合◇
▼20分1本
永田裕志 ○ジュース・ロビンソン 獣神サンダー・ライガー タイガーマスク(7分51秒 片エビ固め)後藤洋央紀 YOSHI-HASHI ×邪道 外道
※パルプフリクション◇第4試合◇
▼30分1本
鈴木みのる ○金丸義信 タイチ(10分27秒 片エビ固め)オカダ・カズチカ ×ロッキー・ロメロ バレッタ
※ハイボールW◇第5試合◇
▼NEVER無差別級6人タッグ選手権試合/60分1本
[挑戦者組]○SANADA EVIL BUSHI(12分15秒 Skull End)[第10代王者組]棚橋弘至 ×中西学 田口隆祐
☆棚橋&中西&田口組が初防衛に失敗、SANADA&EVIL&BUSHI組が第11代王者となる【EVIL、BUSHIの話】
EVIL「棚橋よ、会社、田口、中西に操り人形のように操られていた、お前の糸を、俺が切ってやったぞ。楽になったか? 俺に感謝するがいい。そして、安らかに眠れ。Rest in peace.This is EVIL.Everything is EVIL.すべては……EVILだ」BUSHI「タグチジャパン! 残念だったな。(※NEVER無差別級6人タッグのベルトを掲げ)この通り、このベルトは俺たちの手にある。田口に負けた前哨戦の借りは、必ずシングルで返してやるよ。もしお前らにやる気があるんだったら、メンバーを選抜してでも、また来いよ。このベルトに挑戦して来い。まぁ、誰も興味ないと思うけど、このベルト2回以上防衛したことがないらしいな。だったら、このベルト最多防衛するための挑戦者、誰でもこいよ。かかってこいよ。EN SERIO、マジで」
【棚橋、田口の話】
田口「選手はよく頑張ってくれました。選手は69%の力を出し切って……試合は6-9かな? 6-9、そんな感じで押し気味に……まぁ最後、あれがいわゆるワンチャン、ワンチャンをものにされた。いい感じで棚橋選手が上がっていってくれたんで。縦のスペースを使って……」棚橋「(※遅れてインタビュースぺースにやって来て)核心に触れますけど、これで解散はないですよね?」
田口「解散という形はないですね。あるとしたら、監督の解任。監督の解任はあるかもしれないですけど。“タグチジャパン”が続く限りは、代表メンバーに若干の入れ替えはあるかもしれないですけど、今のところは自分の意図するところが伝わってきてますんで、この形をもう少し突き詰めていけば、もう1度、ベルトを……」
棚橋「このメンバーでもう1度、ロスインゴとやりたいですね」
田口「棚橋、中西、両選手は(代表の)第1候補です。ドラゴン・リー、マイケル・エルガンとこのシリーズ一緒にやってきましたけど、いいところを吸収してきましたんで。すごい連係が深まってきたんで、最後、ワンチャンを持っていかれたっていうのが……ウチのお家芸なのに……ただ、今日も“あれ”は出せませんでしたので、“あれ”さえ出せればっていうのも。リターンマッチで出るかどうかはあれなんですけども……まぁ、会社のあれがどうなるかわかりませんけども、実行委員会のメンバーのあれがあるんで。とりあえず、あれですね、リターンマッチを要求しますけども……タイトルマッチに負けてしまいましたんで、言い訳も……負けたら監督の責任ですね」
――今日は采配ミスだと?
田口「そうですね。監督の私の……そうですね、采配が……中西選手に任せすぎたかなと」――辞任とかそういうのはない?
田口「それはないです。わたしの口からそういうのは。今の時点で辞めるとか、そういったことは。“タグチジャパン”をいいところまで持っていって、(立場が)上(の方の中)で次の新しい監督を探すっていうのであれば、“タグチジャパン”を引き継いでいって……」――では、辞めることはない?
田口「まぁ、解任されれば」――シリーズも終わったことですし、オーナーに報告に行く予定は?
田口「そうですねぇ……オーナーもあれだと思うんで。まぁ、オーナーも見てるでしょうから。どうですかね? これ以上、何を求めますかね?」――解任ですかね?
田口「エッ、解任ですか? 過半数の承認を得られれば(解任もあり得る)……中西選手、棚橋選手次第だと思います。まあ、のびのびとやれれば……3人とも睡眠不足だったと思います」――それは監督に問題がある?
田口「選手の監督不行き届きですか……で、辞任ですかね?」――やっぱり辞任……
田口「私を辞任させたいっていう記者の方は約1名……」――そんなことはないですけど。
田口「まぁ、6回転んでも9回起き上がりますから。まだ1回しか転んでない。あと5回転べます。まぁ、楽しんでくれたから、それでいいんじゃないですか? これからの“タグチジャパン”に乞うご期待で」◇第6試合◇
▼ブリティッシュヘビー級選手権試合/60分1本
[王者]○柴田勝頼(13分51秒 エビ固め)[挑戦者]×ウィル・オスプレイ
※PK
☆柴田が防衛に成功【柴田の話】「(※ブリティッシュヘビーのベルトを置き、自身もあぐら組んで座る)一つ、プロレスというものは、言葉の壁を越える不思議な力があります。今、このベルトを俺が持っている意味を考えた時、これは運命的なものがあって、ここに導かれたんじゃないかと、俺は思ってます。オスプレイのイギリス人としての意地も、闘った上でシッカリ伝わったし。プロレスって、言葉を越えたところに、なにか不思議な突き動かす力があるんじゃないかって、去年からつくづく思ってます。次、このベルトを俺が持ってる以上、誰の挑戦でも受けたいと思います。イギリス人だろうが、アメリカ人だろうが、日本人だろうが、俺から獲りたいっていうヤツが現れれば、闘いたいと思います。日本でも、ロンドンでも、イギリスでも、どこでもいい。俺はどこでもいい。第2のホームグラウンド、ロンドンでもいいよ。いつ何時でも、俺はこれを持っている。以上」
【オスプレイの話】「(※インタビュースペースに座り込み、手で顔を覆う)ちょっと待ってくれ。今、俺は自分自身に失望している。シバタ、俺は英国人のプライドをかけて、この試合に臨んだ。それだけに正々堂々と勝負する気持ちでリングに上がった。この試合を家族や友人たちも楽しみにしていたほどさ。本当に、このブリティッシュヘビー級のタイトルマッチに懸けていたんだ。このシバタとオスプレイの試合は、注目されるに値するものだった。小さな魚が、自分の体以上に大きい魚を釣り上げるのが、簡単でないのはわかっていた。実際、とても大きな壁にぶつかっているような感じだった。それでもオスプレイは、自分なりのやり方で勝負した。だけど、結果はこうだ。それでも、もう1度、もう1度やればどうなるかわからない。シバタ、今日のところはお前の方が優れていた。それがこの結果に表れている。そのベルト、ずっと持っていろ。シバタを狙って、このオスプレイがもう1度挑戦する。(※ゆっくり立ち上がって、頭を下げると)アリガトゴザイマシタ」
◇第7試合◇
▼IWGPタッグ選手権試合 3WAYマッチ/60分1本
[第73代王者組]○矢野通 石井智宏(12分31秒 横入り式エビ固め)[挑戦者組]デイビーボーイ・スミスJr. 飯塚高史
※もう1チームは[挑戦者組]真壁刀義 本間朋晃
☆矢野&石井が2度目の防衛に成功【矢野の話】「オイ! やっぱオメェらバカだな! なんべんやったってな、脳みそのシワの数は、変わんねぇんだよ! バーカ! バーカ! バーカ! バーカ! あるべきものが、あるべき場所に、戻ってきま~した! ハイ! 第3弾!」
【本間の話】「矢野、石井、お前ら、そんなんで楽しいか? 楽しいか? 楽しい? お前ら絶対、許さねぇ。どこまでも追っかけてやる。3WAY、3WAY、負けちまったから言うんじゃねぇ。(次は)2対2、俺らとベルト懸けて勝負しようぜ。俺は負けたと思ってねぇ。負け惜しみかもしんねぇけど、俺は負けたとは思ってない。次だ、次。スミスと飯塚? 論外だよ。そんな簡単に……ランス(アーチャー)がいない、じゃあ、飯塚。ふざけんじゃねぇよ」
◇第8試合◇
▼IWGPジュニアヘビー級選手権試合/60分1本
[第76代王者]○高橋ヒロム(18分23秒 体固め)[挑戦者]×ドラゴン・リー
※TIME BOMB
☆ヒロムが初防衛に成功(試合終了後、田口が登場)
田口「ヒロム。いや、高橋ヒロム。凄い試合、感動したよ。こんなにセイシをかけた試合を見たら、興奮して自然と足がリングに向かってたよ。スゲーなあ、スゲー、セイシかけたなあ。こんなにセイシかけて、俺、戦えるかなと思ったけどさ、まだまだセイシかけて戦ってねえなって思ったワケ。もっともっとセイシかけて戦いたいなと思ったワケ。このベルトとセイシをかけて試合してくれ、返事を聞かせてほしいんだわ。やるのかやらないのか、どっちか返事をしてくれるかな。五・七・五で(ヒロムは不敵な笑みを浮かべてから、ベルトで殴りかかるも、これをかわした田口はアンクルホールドで捕獲。ヒロムは激しくマットを叩いて苦しみ、慌ててセコンドのヤングライオンがが両者をわける。)ヒロム。いや、高橋ヒロム。いい返事を待ってるよ」【ヒロムの話】「(※足を引きづり、コメントブースに現れると、そのまま床に倒れ込む)田口、田口、田口……最高の相手との最後の一夜だったのに、アイツは邪魔してくれた。隆祐、いや、田口隆祐。テメェ、この恨み晴らさないといけねぇな。そういえば、昨日悪夢を見たよ。悪夢だった。恐ろしい。思い出すだけでも、恐ろしい悪夢だった。このことだったのか。俺の左足、返してくれよ。隆祐、いや、田口隆祐。(※起き上がり)俺からの返答だ。田口さん、獲れるもんなら、獲ってみろ。ハハハ! ハハハ!(※足を引きづり)ハァハァ、悪夢だ…悪夢だ…悪夢だ…悪夢だ…悪夢だ…悪夢だ…悪夢だ……」
【リーの話】
リー「(※若手に肩を借りた状態でコメント)これまで何度も闘ってきたけど、どの試合よりも今日は厳しい闘いだった。ボクも力の限り尽くしたけど、負けてしまった。ヒロム・タカハシは偉大なチャンピオンだ。それは認めざるを得ない。今日のところは、勝利した彼に『おめでとう』と言っておく」――再戦を望みますか?
リー「ぜひ、また挑戦したい。そのために、また日本にやって来る。それまでチャンピオンでいてくれよ」【田口の話】「とりあえず監督自ら、まずは個人タイトルを獲りに“タグチジャパン”は動きます。あれだけセイシをかけた闘いを見せられると、俺もまだセイシをかけられるんじゃないかと。セイシをかけた闘い……ぜひ挑戦を受けてもらいたいね。ヒロム、いや、高橋ヒロム、挑戦を受けてもらおうか」
◇第9試合◇
▼IWGPインターコンチネンタル選手権試合/60分1本
[第15代王者]○内藤哲也(36分17秒 片エビ固め)[挑戦者]×マイケル・エルガン
※デスティーノ
☆内藤が3度目の防衛に成功(試合終了後、第5試合でNEVER 6人タッグ王座を奪回したSANADA&EVIL&BUSHI、セミファイナルでIWGP Jr.王座を防衛したヒロムが登場し、LOS INGOBERNABLES de JAPON(※以下L・I・J)が勢ぞろいとなる。ここでレッドシューズ海野レフェリーがIWGP ICベルトを内藤に手渡す。ところが、内藤はベルトをその場に捨てて踏みつけ、得意のポーズを披露した。
内藤「ブエナスノ~チェ~~ス! オ~サ~~カ~~~~!!(※大拍手) 今日の大阪大会、2週間以上前に、チケット、ソールドアウト(※大拍手)。我々、L・I・Jの、L・I・Jによる、L・I・Jのための大阪大会、皆様、堪能していただけましたでしょうか?(※大拍手) 今年も! 我々L・I・Jが、皆さんに楽しい時間をプレゼントしようかなと、思ってます(※大拍手)。次の、大阪ビッグマッチ、つーまーり、大阪城ホール大会も、我々L・I・Jが、大阪のお客様を熱くすることでしょう(※大拍手)。まあ! 大阪城ホール大会は、まだ4ヶ月も先の話なわけで、こういうとき、なんて言うかわかりますか?(※場内笑) そう! まーさーに! トランキーロ!! あっせんなよ!(※『あっせんなよ!』の大合唱&大拍手) 我々L・I・Jを応援して下さる大阪のお客様、今日も遠慮なく叫んで下さい(※大拍手)。EVIL! BUSHI! SANADA! ヒロム! イ・内藤! ノスオトロス! ロス!! インゴベルルルナ~ブレ~~~~ス! デ!! ハ!! ポン!!(※『デ!! ハ!! ポン!!』の大合唱&大歓声)」
【内藤の話】「(※コメントブースに現れると、椅子を蹴り、立ってコメント)マイケル・エルガンは確実に強いですよ。彼は間違いなく、強いレスラーですよ。でも、残念ながら彼以上に強いのが、俺ってことでしょ。なんせ、彼はこれで、俺にシングル4連敗だよ。次の大会、彼は一体どんな顔をして、どのツラさげて、皆様の前に現れるのか? 俺は非常に楽しみだよ。あと、東京、沖縄、試合はいろいろありますけども、そのあといよいよ『NEW JAPAN CUP』の季節がやって参りました。まぁ、俺は“前年度覇者”だからね。今年の『NEW JAPAN CUP』も、もちろんエントリーさせていただきますよ。『NEW JAPAN CUP』を盛り上げたいなら、俺を使わない手はないだろ? 俺は、この場で立候補しますよ。まぁ、こんなこと言ってもさ、結局、新日本プロレスは俺の提案なんか認めてくれないのはわかってるけど、コメントを何言うかは俺の自由でしょ? 俺はこの場を借りて、今年の『NEW JAPAN CUP』エントリー、立候補しますよ。去年もいろいろ言ったけど、やっぱ『NEW JAPAN CUP』ちょっとシステムを変えた方がいいんじゃないかなって。今年も言っても変わらないかもしれないけど、改めてシステムの変更を、俺は提案しますよ。どういう提案か? それは、しかるべき場所で、しっかり発言しますよ。まぁ、いまのところはトランキーロってことだよ。俺はさ、シリーズ全戦ちゃんと試合してんだよ。今年も休まず試合してんだよ。カンサードなんだよ。オクパードなんだよ。そういうわけだから、俺帰るわ。また、話す機会を設けてくださいよ。その時、面白い提案をしますよ。そういうわけで、アスタ・ルエゴ、アディオス」
【エルガンの話】「彼が何を言うのかなんて、俺は興味がない。俺が言いたいのは、俺はナイトーにリスペクトとはどういうものかを教えてやるつもりでリングに上がった。そのためには、お前を完膚なきまでに叩きのめすしかなかった。そして、俺はIWGPインターコンチネンタルチャンピオンになって、オーサカを離れるつもりにしていた。ナイトー、今日のお前は運に恵まれていた。お前が俺の目の骨を折ったことによって、前回のチャンスは奪われてしまった。去年の10月、俺がどんな思いで過ごしていたか。お前が俺にしたことで、俺の予定は狂ってしまった。回復を待ちながらどうしようかと考えたし、ファンからもいろいろ言われたよ。ナイトーに潰されたという事実だけが残った。あの時の思いを胸に、戦争に向かう気持ちでリングに上がったんだ。次こそはお前を叩きのめす。そして、お前にリスペクトとはどういうことかを思い知らせてやる。その時、俺たちの戦争はさらに激しくなる」
今回は新日本プロレスエディオンアリーナ大阪大会を観戦、2月の新日本大阪大会観戦はは自分にとって毎年の恒例行事みたいなものだが、新日本を観戦するのは9月の桑名大会以来で5ヶ月ぶり、今大会はスカパーでの中継はなく新日本プロレスワールドでの生放送のみだったが、前売りの時点でチケットは全て完売、新日本のパワーを見せ付けられてしまった。
しかし大会開始直前で川人拓来がインフルエンザで欠場することが発表され予定されたカードが変更となった、5日の札幌大会後は鈴木軍のエル・デスペラードが膝を負傷、ランス・アーチャーが腰椎椎間板ヘルニアで次々と欠場したため予定されていたカードが一転二転し、最終戦となって川人も欠場したことで三転するというハプニングに見舞われた。
そしてセミはヒロムvsリーのIWGPジュニアヘビー級選手権が組まれた、このカードは昨年のファンタスティックマニアでも組まれたカードで互いに手の合う相手ということで好試合となったが、今回は大阪でのビックマッチのセミとして組まれたが、それほど二人の試合の期待の大きさが伺え、また自分的にも最も見たいカードであった。
試合開始から二人はエンジンを全開させ張り手合戦を展開、ヒロムが2度に渡ってティヘラを仕掛けるも、全て着地したリーは逆にティヘラでヒロムを場外へ出してから高速トペ・スイシーダを発射、リングに戻るとリーが攻勢に出るが、場外に出されたヒロムをリーが追いかけると、素早くリングに戻ったヒロムがエプロンにリーに断崖式前方回転エビ固めを仕掛け、花道ダッシュでの低空フロントキックで流れを変える。ここまではヒールであるヒロムに声援が集中していたが、ヒロムはリーのマスクの紐を緩めてマスク剥ぎを狙ってからは一転してヒロムにブーイングが集中してリーへの声援が多くなる。本来ならヒロムはルードなのだがリンピオ扱いされるのはヒロムにとってやり辛かったのかもしれない。
リーは連続ノーザンライトスープレックスから攻勢に出て、ヒロムをコーナーに据えて場外へ宙吊りにするとフットスタンプを狙うが、ヒロムはコーナーから場外への断崖式フロントスープレックスを敢行、NOAHで見られる断崖式の技を新日本で使うとは破天荒なヒロムらしさなのか、しかしヒロムが追撃を狙ったエプロンダッシュのヘッドシザースホイップ狙いは、リーがキャッチしてパワーボムで叩きつける。
リングに戻った両者はリーがジャーマンを決めれば、ヒロムも振り子式ジャーマンで応戦、リーがスパニッシュフライからトラースキックを繰り出し、コーナーポストへのブレーンバスターでヒロムを場外へ追いやるとエプロンダッシュのヘッドシザースを狙うが、今度はヒロムがキャッチしパワーボムで叩きつけ、場外のリーにダイビングセントーンを発射する。
リングに戻るとリーは脇固めで捕獲し回転してからクリップラーフェースロックで移行、更にナガタロックⅣに移行してヒロムを追い詰めるが、ロープに逃れたヒロムは苦し紛れにレフェリーとリーを交錯させ、リーをコーナーに据えてサラマンダーを狙う。リーは懸命に堪えるがヒロムはなんとリーのマスクを剥ぎ、リーの素顔が一瞬晒されたところでサラマンダーを決める。
マスクを着けなおしたリーはデスヌカドーラを決めるが、カウント2でキックアウトすると、フェニックス・プレックス・ホールドを狙ったところでヒロムはカナディアンデストロイで切り返し、リーも虎王で応戦するがヒロムはカナディアンデストロイからのTIME BOMEで3カウントを奪い王座を防衛、試合後は田口が挑戦表明し川柳での返答を迫ると、答えに窮したのかヒロムは背後からベルトでの一撃を狙う、しかしいなした田口はアンクルホールドで捕獲し、足を痛めつけられたヒロムは若手に肩を担がれながら退場となった。
田口の挑戦表明抜きでもヒロムvsリーはヒロムのラフプレーはあったものの、まさしく凄いと言わしめる激戦だったが、メインを務める内藤vsエルガンにも大きなプレッシャーがかかってしまった、内藤は昨年11月もメインでジェイ・リーサル相手に防衛するも、セミの棚橋vsSANADAが好試合だったことで内容的に喰われてしまい、まして内藤vsエルガンは昨年から何度も対戦しているだけにセミどころか、前回以上の内容を求められる。
そのメインの内藤vsエルガンはエルガンが持ち前のパワーを駆使して内藤の制御不能ワールドを潰しにかかり、エルガンがエプロンからトペコンヒーロを発射すれば、リングに戻った内藤はコーナーのエルガンをドロップキックで落としてからトペスイシーダを発射するも、キャッチしたエルガンは花道めがけてブレーンバスターで投げ、リングに戻ってロープ越しのファルコンアローを狙うが、阻止した内藤はロープを使っての膝攻めから執拗な膝攻めを展開、だがエルボーや逆水平、延髄斬りで応戦し変形のファルコンアローから串刺しラリアット、コーナーへのジャーマン、ジャーマンスープレックスホールド、ラリアットと攻勢をかけ、内藤はトルネードDDTで反撃を狙うが、エルガンが堪えてブレーンバスターで投げようとするが、内藤はエルガンのパワーを逆用してDDTで突き刺す。
エルガンはローリングエルボーを決めるも、雪崩式狙いは内藤が雪崩式回転エビ固めで叩きつけてミサイルキックを発射も、エルガンはキャッチしてパワーボムで叩きつけ、ダイビングボディープレスで圧殺してからパワーボムを狙うが、脱出した内藤は低空ドロップキック、延髄斬りを放つも、エルガンはラリアットで吹き飛ばす。
エルガンは再度パワーボムを狙うが、内藤は阻止し雪崩式フランケンシュタイナーからリバースフランケンシュタイナーを決めるとデスティーノで勝負に出る。しかし阻止したエルガンは内藤のジャンピングエルボー狙ったところでバックを奪うも内藤はクランチループで切り返しエルガンの膝を攻める。
両者はエプロンの攻防となると、唾を吐く内藤に対してエルガンはエプロンでのデスバレーボムを敢行、更にロープ越しでのぶっこ抜きファルコンアローから後頭部、正面へとローリングエルボーを打ち込みエルガンボムを狙う。しかし逃れた内藤はトルネードDDTで突き刺してからデスティーノと畳み掛けるが、エルガンはカウント2でキックアウトする。
エルガンはバーニングハンマーを狙うが、内藤がデスティーノで切り返し、もう一度狙うが逃れた内藤はフェイント式延髄斬り、ラリアットをかわして浴びせ蹴りを放つと雪崩式デスティーノからデスティーノで3カウントを奪い、気がつけば30分越えの激戦制して防衛した。
内容的にもエルガンが圧倒し内藤が何度も窮地に立たされるも、ジワジワと追い上げていった内藤が最終的に逆転、メインに相応しい激戦となり、今までの内藤vsエルガンの中では最高の試合となった。第5試合のNEVER6人タッグ選手権は王者組の田口JAPANの3人が揃ってEVILのマネをしたのか目の下にクマを施すなど開始前から田口ワールドとなり、ロスインゴが奇襲をかけるも田口JAPANの3人それぞれがBUSHIを捕らえて腿パットで集中攻撃を決めるなど、試合全体を田口ワールドに染め上げようとする。
田口ワールドを嫌ったロスインゴは田口を捕らえてパラダイスロックで捕獲してから尻に低空ドロップキックを放ち、田口もEVILにヒップアタックを狙うがアトミックドロップで迎撃されてしまう。
しかしロスインゴの流れを棚橋がEVILにフライングフォアアーム、EVILだけでなくBUSHIにもドラゴンスクリューを決めて盛り返すと、中西がSANADAにスピアーから棚橋、田口も入って野人ダンスのトライアングルから、ロスインゴに田口ジャパンが野人ラリアットを炸裂させると、中西がSANADAにアルゼンチンバックブリーカー、棚橋がEVILにドラゴンスリーパー、田口がBUSHIにオーマイ&ガーアンクルを決めて日本三景完成させる。
しかしSANADAが服部レフェリーと場外に放り投げたところで中西がヘラクレスカッターを決めるも、服部レフェリーが不在でカウントが入らず、逆にロスインゴが連係で中西を捕らえて勝負に出る。
粘る中西はSANADAをフライングボディアタックで圧殺し、アルゼンチンバックブリーカーで担ぐが背後にSANADAが着地すると、BUSHIが中西に対して毒霧を噴射、最後は上半身裸になったSANADAがSkull Endで捕獲して中西が無念のギブアップ、ロスインゴが王座を奪還した。
全試合終了後にはメンバー全て王者となったロスインゴが勢揃いして大会を締めくくったが、今大会の主役はまさしくロスインゴ、シリーズ前半は鈴木軍が主役だったが、最終的にはメンバー全員がベルトを保持したロスインゴが存在感を見せつけた。その内藤の次期挑戦者には今年から新日本に参戦しているCodyが浮上、CodyはBULLET CLUBの一員であることから、場合によってはロスインゴvsBULLET CLUBの抗争に突入する可能性も出てきた。ましてBULLET CLUBは再浮上を図るためには鈴木軍かロスインゴのどちらかを標的にしなければいけない、ロスインゴはメンバー全員がベルトホルダーであり、BULLET CLUBのリーダーであるケニー・オメガは昨年のG1で内藤を降していることから、再浮上を狙うためにはロスインゴは格好の相手なのかもしれない。また内藤らロスインゴにしても本隊を総なめにした以上次の標的を定めなければいけない、内藤にとってもケニーにはG1での借りは返したいはず、今年の新日本のテーマはCHAOS、鈴木軍、BULLET CLUB、ロスインゴによるユニットの潰しあいが最大のテーマか、これに柴田のブリティッシュ王座のみとなった本隊はどう絡んでいくのか・・・
第6試合の柴田vsオスプレイのブリティッシュヘビー級選手権は互いに小細工なしのぶつかり合いとなるが、エプロンからのシューティングスタープレスやサスケスペシャルなど空中戦を繰り出してくるオスプレイに柴田が苦しめられ、オスプレイがエルボー連打から串刺し低空ドロップキックを浴びせるも、火が着いた柴田が逆にやり返し、フロントネックチャンスリーからコブラツイストで捕獲する。
柴田が再三ジャーマンを仕掛けてもオスプレイが着地してソバットを浴びせ、オスプレイのハンドスプリングオーバーヘッドキックをキャッチした柴田がジャーマンを決めるが、場外戦になるとオスプレイが柴田を鉄柱に叩きつけてからハイキックを浴びせ、鉄柱とのサンドウィッチとなった柴田はダウンするも、リング内での決着を望むオスプレイは柴田を担いでリングに戻す。
オスプレイはスワンダイブフライングフォーアームからレインメーカーを狙うが、ブロックした柴田にジャンピングニー、アッパー、スピンキックと畳み掛け、リバースファイヤーバードスプラッシュ、コークスクリューキックからオスカッターを狙う。
しかし柴田はキャッチしてスリーパーからタイガースープレックス、再度スリーパーで捕獲してからのPKで3カウントを奪い王座を防衛、試合後は柴田が本隊もCHAOSも関係ないとして手を差し伸べ、オスプレイと握手をかわしノーサイドとなった。第7試合のIWGPタッグ選手権3WAYマッチは先入場のGBHが最後に入場してきた矢野組に奇襲をかけて試合開始となるも、リングに戻ると矢野はアーチャーの代わりのスミスのパートナーになった飯塚にロープブレイクを連呼して本間に交代、矢野組が高見の見物の中でGBHとスミス組が攻防を繰り広げるも、隙あれば矢野が飯塚にチョーク攻撃を仕掛け、GBHに対してはYTRポーズの攻防で振り回すなど、GBHだけでなくスミス組に対しても矢野ワールドへ引きずり込もうとする。
嫌な流れを断ち切ろうとしたGBHは矢野を捕らえてサンドウィッチラリアットからの連係で捕らえようとするが、勝負を狙った真壁のキングコングニーは飯塚が阻止、スミスが代わって矢野に攻勢をかけダブルアームスープレックスプホールドを決めるも、ブルドックボム狙いは本間にカットされ、こけしロケットを喰らってしまう。
飯塚は本間とレフェリーを交錯させて、アイアンフィンガー・フロム・ヘルを投入するが、真壁はKOしても矢野に対しては石井がラリアットでカットに入り、延髄斬りを浴びせるが、飯塚のアイアンフィンガーを喰らってしまい排除されてしまう。
そこでスミスがレフェリーを盾にする矢野を捕らえて、飯塚がアイアンフィンガーを狙うと、スミスに誤爆してしまい、この隙を逃さなかった矢野がスミスを急所打ちから丸め込んで3カウントを奪い王座を防衛、矢野の前に鈴木軍だけでなくGBHも共倒れとなった。
第2試合では天コジがヨシタツ、KUSHIDAと対戦し、ヨシタツのラリアットをカマイタチで迎撃した小島がラリアットを浴びせて勝利も、試合後に手を差し伸べる小島にヨシタツが襲い掛かり乱闘となった。7日の後楽園でも小島に敗れ、Twitterでも永田にダメ出しされたヨシタツだったが、第三世代を相手にすることでようやく火が着いたか、中西を除く第三世代のテーマはヨシタツの再生なのかもしれない。
【大阪大会終了】本日も沢山のお客様にご観戦いただき誠にありがとうございました。次回大会は2月21日(火)後楽園ホールにて18:30試合開始です!皆様のご来場をお待ちしております。 #njnbg #njpw pic.twitter.com/CdLRk1Gjm7
— 新日本プロレスリング株式会社営業部 (@njpw_nyao) 2017年2月11日LOS INGOBERNABLES de JAPON pic.twitter.com/5HdF4xn7xO
— 内藤哲也 naito tetsuya (@s_d_naito) 2017年2月11日Long travel starts tomorrow, get to see the lovely @mschifnet and this little heartbreaker pic.twitter.com/duD5Yk7j9r
— BigMike (@MichaelElgin25) 2017年2月11日肉の日を・2日過ぎたが・肉を食う pic.twitter.com/pF0LnbHAy2
— 矢野 通 (@YTR_CHAOS) 2017年2月11日Onegyshimasu. #habushu #dietfood pic.twitter.com/maWNiQupX4
— Davey Boy Smith Jr. (@DBSmithjr) 2017年2月11日Hey guys just to let you know. I'm alive.
— William Ospreay (@WillOspreay) 2017年2月11日Thank you for making #Sanada a trending topic.#twitter #njnbg #njpw # https://t.co/96UTcJn2iq
— SANADA (@seiyasanada) 2017年2月11日LOS INGOBERNABLES de JAPON pic.twitter.com/iGN7wlHruy
— BUSHI (@BUSHI_njpw) 2017年2月11日NEVER.11 pic.twitter.com/10K8Efvtlg
— BUSHI (@BUSHI_njpw) 2017年2月11日やっぱりオレか…
— 棚橋弘至 (@tanahashi1_100) 2017年2月11日大阪大会超満員大興奮大盛況で終了。次回の大阪大会も今回同様元気一杯で選手、関係者一同皆様にお会いするのを楽しみにしてます。タグチジャパンに熱いご声援を頂き大変感謝でした。本日は誠にありがとうございました。
— 中西学 Manabu,Nakanishi (@nobitokun) 2017年2月11日『THE NEW BEGINNING in OSAKA』
超満員札止め‼︎#njpw #njnbg pic.twitter.com/1dJGO33Gx2
— 新日本プロレスリング新日企画 (@njkikaku) 2017年2月11日 -
9回裏二死満塁での逆転さよならホームラン級の大勝利!後楽園を沸かせた田口劇場!
1月の月間MVP、ベストバウト、ベストシリーズ&興行の投票受付中です!投票はこちら→: https://t.co/Wd1mEAlKmh 投票よろしくお願いします! #prowrestling
— 伊賀プロレス通信24時 (@igapro24) 2017年2月2日2月7日 新日本プロレス「戦国炎舞 -KIZNA- Presents Road to THE NEW BEGINNING」後楽園ホール 1592人
<アピール、コメントなどは新日本プロレス公式HP>
◇第1試合◇
▼15分1本
○ヘナーレ(5分32秒 逆エビ固め)×岡倫之◇第2試合◇
▼20分1本
○小島聡 永田裕志(6分59秒 片エビ固め)×ヨシタツ 獣神サンダー・ライガー
※ラリアット◇第3試合◇
▼20分1本
○天山広吉 タイガーマスク(8分14秒 反則勝ち)×飯塚高史 TAKAみちのく
※アイアンフィンガー・フロム・ヘル◇第4試合◇
▼スペシャルイリミネーションマッチ/時間無制限
真壁刀義 本間朋晃 柴田勝頼 ○ジュース・ロビンソン KUSHIDA(15分46秒 OTR)×後藤洋央紀 YOSHI-HASHI ウィル・オスプレイ 邪道 外道【退場順】
[1]Xオスプレイ(2分00秒、オーバー・ザ・トップロープ)
[2]X柴田(2分06秒、オーバー・ザ・トップロープ)
[3]X外道(9分01秒、真壁のキングコングニードロップ→体固め)
[4]X邪道(11分04秒、真壁のキングコングニードロップ→体固め)
[5]X真壁(12分20秒、オーバー・ザ・トップロープ)
[6]XYOSHI-HASHI(13分33秒、オーバー・ザ・トップロープ)
[7]XKUSHIDA(13分46秒、オーバー・ザ・トップロープ)
[8]X本間(14分45秒、オーバー・ザ・トップロープ)【真壁、本間、KUSHIDA、ジュースの話】
(柴田はオスプレイをバックステージに引き込むと、オスプレイの頭部を壁に叩きつけ、そのまま控室に連れ込んでいった)
真壁「オイ! 動いてきたな。反体制? なにうたってんだよ。テメェら、ベビーフェイスみたいな行動ばっかしこきやがってよ。時代が動いてきた。いいじぇねぇか、ジュースよ。ジュース・ロビンソンさんよ、いいじゃねぇか。今日、カッチリ決めてやった。気分いいぜ」本間「ジュース、凄ぇ勢いだよ。味方の俺まで落としちまう凄ぇパワー。でもよ、そのパワー、勢い、それを上回るのが、俺と真壁、G.B.Hだ。大阪、K.E.S、CHAOSのアイツらには、絶対負けない。次のチャンピオンは、IWGPタッグチャンピオンは、俺と真壁だ」
KUSHIDA「凄い勢いだわ、ジュース・ロビンソン。(※ジュースに向けて)グッド・フィニッシュ。ちょっとジェラシー沸いちゃいますね。イリミネーションでやると、ヘビー級の選手もいるし、ベルト巻いてる人間もいる。チャンスがゴロゴロ転がってるから、残りシリーズも全部逃さずいきます」
ジュース「この勝利が自分にとって必要だったものだ。札幌では、ゴトーに負けてしまったが、今日それを獲り返すことができた。今日は相手がアンラッキー、自分がラッキーだっただけかもしれないが、勝ちは勝ちだ。それは最高なことだ。ゴトー、もう一度NEVER無差別級王座に挑戦させろ。次は俺が勝つ!」
◇第5試合◇
▼スペシャルイリミネーションマッチ/時間無制限
鈴木みのる ランス・アーチャー デイビーボーイ・スミスJr. ○金丸義信 タイチ(25分39秒 片エビ固め)オカダ・カズチカ 矢野通 石井智宏 ロッキー・ロメロ ×バレッタ【退場順】
[1]Xロメロ(11分40秒、オーバー・ザ・トップロープ)
[2]Xタイチ(13分15秒、石井の垂直落下式ブレーンバスター→片エビ固め)
[3]XスミスJr.(15分53秒、オーバー・ザ・トップロープ)
[4]X石井(17分22秒、オーバー・ザ・トップロープ)
[5]X矢野(18分24秒、オーバー・ザ・トップロープ)
[6]Xアーチャー(19分35秒、オーバー・ザ・トップロープ)
[7]Xオカダ(23分15秒、オーバー・ザ・トップロープ)
[8]X鈴木(23分22秒、オーバー・ザ・トップロープ)(試合終了後)
鈴木「(CHAOSに対してさっさと帰れ!(場内がブーイング)うるせえな。負けたヤツはさっさと帰ればいいんだ 弱いヤツはリングに上がるな!(場内のブーイングが一層大きくなる)エッ? エッ? ごめん、俺、豚の言葉はわかんねんだ。CHAOS、オカダ・カズチカ! オマエのうしろにはいつでもどこでも俺たちがいるってこと忘れるなよ? あれですべてが終わったと思うなよ? あれがすべての始まりだ! 俺たち鈴木軍、イチバーン!」【鈴木、スミス、金丸、タイチの話】
タイチ「おい、この前、ノブが言った通りだよ。鈴木軍ジュニア何人いると思ってんだ?」
金丸「ああ、ふざけんなよ!」タイチ「デスペラード? アイツはどこ行ったんだよ。アイツはもういいよ! どこ行っちまったんだよ、やる前から消えちまって」
金丸「大事な時にいねぇじゃねぇかよ!」
タイチ「アイツもういいよ、どうでもいいよ! おい、TAKAが消えて、デスペラードが消えて、鈴木軍ジュニア何通りあるつったよ? もういいよ、もういい。俺たちでよ、最後のよ、最後の切り札……切り札でもねぇな」
金丸「おお、まだまだいるぞ」
タイチ「“鈴木軍ジュニア最強コンビ”だけどよ、まぁ仕方ねぇか。出すまでもねぇと思ったけど、こんなに早くTAKAとデスペラードが消えるとはよ。まぁいい、俺ら最強の鈴木軍ジュニアいくから」
金丸「よく見とけよ」
タイチ「もういいよ。TAKAもデスペラードも、もういい。おい、すぐ組め、すぐ!」
金丸「いつでもいいぞ」
タイチ「すぐ組め! 俺らもケガしたらたまんねぇ。すぐ組め! わかったな? オイ、ロッポンギ逃げんなよ」
スミス「2月11日、タッグチーム、CHAOSもマカベもホンマも、誰であれ俺が倒してみせる。スズキグン、イチバ〜ン!」
鈴木「やっと始まった。なに勝手に終わろうとしてんだよ。あれは終わりじゃねぇ。俺たちと新日本、テメェらの組み合いの合図だぁ。あの日は終わりじゃない。そう、すべての始まりの日だ……なぁ、オイ!(と叫んで記者に掴みかかる)。そうだろう? そうだろう、おい!(囁くような声で不敵な笑みを浮かべながら)鈴木軍……イチバ〜ン!」
【オカダ、ロメロ、バレッタの話】
ロメロ「一つ、聞きたいことがある。デスペラードはなにをやっているんだ? サッポロでカネマルとデスペラードが挑戦表明したのに、なぜデスペラードが姿を現さない。もうこんなことはうんざりだ。スズキグン、いい加減にしろ。タイチ、カネマルでかかってこい。俺たちが、お前たちを追い出してやる。わかったか!」バレッタ「うんざりだよ。誰が何と言おうと、俺たちがチャンピオンだ。アイツらがタイトルマッチに近づいたのは、たったの2日前だろ。タイチ、デスペラード、タカ、カネマル、誰でもいいよ。俺たちがチャンピオンとしてリングに上がり、ベルトを保持したままリングを降りるだけだよ」
オカダ「(※右足を引きづりコメントブースに登場)鈴木さん、アナタとの闘いは、終わりました。始まり? 違うよ。終わったんだよ。また始めたかったら、自分の実力でシッカリこのベルトまで来い。終わったんだよ、アナタとは。そして、鈴木軍、イチバン? どの口が言ってんだよ、コノヤロー。もっと恥ずかしがった方がいいと思いますよ」
◇第6試合◇
▼スペシャルイリミネーションマッチ/時間無制限
マイケル・エルガン 棚橋弘至 中西学 ○田口隆祐 ドラゴン・リー(20分31秒 サムソンクラッチ)内藤哲也 ×SANADA EVIL BUSHI 高橋ヒロム【退場順】
[1]XBUSHI(10分33秒、棚橋のハイフライフロー→片エビ固め)
[2]X棚橋(12分45秒、EVILによるオーバー・ザ・トップロープ)
[3]X中西(14分10秒、EVILによるオーバー・ザ・トップロープ)
[4]XEVIL(15分08秒、エルガンによるオーバー・ザ・トップロープ)
[5]X内藤(16分32秒、エルガンによるオーバー・ザ・トップロープ)
[6]Xエルガン(16分35秒、ヒロムによるオーバー・ザ・トップロープ)
[7]Xリー(17分26秒、ヒロムによるオーバー・ザ・トップロープ)
[8]Xヒロム(18分07秒、田口によるオーバー・ザ・トップロープ)(試合終了後、田口がようやく立ち上がり、本隊連合軍が5人で勝ち名乗りを受ける。そして、2・11大阪で雌雄を決するLOS INGOBERNABLES de JAPONメンバーと睨み合った。)
田口「放送席、放送席(※場内笑)…どうも。タグチジャパン監督・田口隆祐でございます(※大拍手)。今日はね、非常に、選手が頑張ってくれました(※場内笑)。最後、『69%ダメかな?』と思ったんですけど(※場内笑)、最後ね、うまくゴール前で待ってたら、“ワンチャン”(※場内笑)。ボールが転がって来たんで、しっかり決めました。タグチジャパンはね、最後まで諦めません。何度でも立ち上がります。6回転んだら、9回起き上がります(※場内笑)。“六転び九(く)起き”、それがタグチジャパンです。え~、エルガン、ドラゴン・リー…(※『タグチジャパン』コールが起こると)トランキ~ロ(※場内笑)、トランキーロだっちゅう~の。我々、完成度(は)まだ69%ですので、大阪に向けて頑張ります。ドラゴン・リー、エルガン、大阪、ガンバッテ。ガンバッテクダサイ(※場内笑)。ドゥ~ユ~アンダスタン? ガンバッテ。(※リーが『わからない』という仕草を見せるも)オッケー。オーケー。オ~ケ~! 通じました(※場内笑)。…はい!? はい、はい…(※とイヤホンの音声を聞く仕草を見せる)。そうですね、はい。“12番目の戦士”、皆さんの応援が力になりますので、タグチジャパン、これからもぜひ応援よろしくお願いいたします。12人いない!? いないですね(※場内笑)。さあ、締めますか?(※大拍手) オーケーオーケー。『ウイ・アー・タグチジャパン』で締めるんで(※とエルガン&リーに説明)。ドラゴン・リー(※場内笑)、 マイケル・エルガン、ナカニシ、タナハシ、アンド・タグチ~! ウイ・アー! ウイ・アー! ウイ~・アー! タグチ~~! ジャパン!(※大歓声)」
【エルガン、棚橋、中西、田口、リーの話】
エルガン「ナイトー、1試合ごと、俺がIWGPインターコンチネンタル王者になる道筋が、開けていってる気がする。お前に対するリスペクトの気持ちもあるが、お前が負ける度に、俺はその尊敬の念を打ち砕いて、自分がチャンピオンになる道を歩いていると思ってる。チャンピオンに近づいていることを、しっかり実感している」リー「俺のマスクに手をかけるとは、許さない。ビバ、メヒコ。ビハ、ハポン。タナハシ、タグチ、ナカニシ。ヒロム・タカハシ、必ず倒してやる。インゴベルナブレス、ノー」
田口「タグチジャパン、最高じゃない? 中西選手、ありがとうございました!(※中西とガッチリ握手)」中西「ありがとうございました! 凄いねぇ。今日のデーゲーム仕様(※田口選手の目の下を黒いラインを引いたメイク)、最高やったよ」
田口「そうっすね。『照明が眩しいかな』と思いまして。これつけると、全然眩しくないんで、相手がよく見えますね。照明の眩しさでやられる時があるんで、効果を感じました」
中西「せやけど、今日は“アレ”を出さへんかったのに、勝てたっていうのは凄いね」
田口「そうっすね。アレを出さずしても、勝てるところまできましたからね」
中西「アレがなかったら、ヤバいかなと思ったけど、アレを出さんでも勝てるということは凄いことやぞ」
田口「でも、試合もアレでしたんで。まだまだアレな部分がありますんで。連携がアレな部分なんで。アレを出すまでの、“コレ”をしっかりやりたいですね」
中西「そうやな」
田口「コレをしっかりやることで、アレができるようになりますから」
棚橋「(※遅れてコメントブースに登場)ありがとう!」
田口「棚橋選手、ありがとうございます!(※棚橋とガッチリ握手)」
棚橋「ハポン対ジャパンは、ジャパンの勝ち。段々、監督の構想通り、タグチジャパンの戦力がね」
田口「そうですね。ずっと言い続けてきたことが、やっと伝わって形になってきましたね。やっぱり形が大事なんで。形の部分が凄い大事です。タグチジャパンはそれぞれの長所を活かす方針でやってますんで。それぞれの伸びてるところが、穴を埋めればいいわけですからね。長所は長所。短所も長所。“短所を長所にする”そういうやり方でやってますんで。また良いこと言いました」
棚橋&中西「良いこと言った」
田口「短所は長所。皆さん、コンプレックスやら何やらあるかもしれないですけど、それは逆の発想で、是非69の発想で考えてください。逆立ちしてみてください。それは長所になります。すべて逆になるわけです。逆立ちしてみましょう。また良いことを言いました。皆さんの生きる“みちしるべ”となるでしょう。そして、これはタグチジャパンのみちしるべともなります」
棚橋「よし! 監督、次の頑張りましょう!」
田口「はい! 大阪、頑張ります!」
中西「大阪が待ち遠しい!」
【内藤、EVIL、BUSHI、ヒロムの話】
EVIL「棚橋弘至よ、もう少しでおまえの操り人形の糸を俺が切るところだったな。命拾いしたな。次は覚えておけよ……」BUSHI「オイ、棚橋、中西、田口、今だけだ。お前らがNEVER6人タッグのベルト、持っていられるのは、あと数試合。大阪で必ずお前たちから奪い返してやるぜ。EN SERIOマ・ジ・で」
ヒロム「ドラゴン・リー、悪かった。別にマスク破ったことになんの意味もないですよ。ただひとつ、正々堂々と大阪のリングで決着つけよう。ただそれだけですね。俺とドラゴン・リーの間になんの言葉もいらない。俺たち2人の闘いを、全世界に見せようぜ。もっと! もっと!! もっと!!! もっと!!!! もっと!!!!! 激しい闘い、2人にしかできない闘い、俺たちで見せてやろうぜ。それだけだよ。SSoy Canpeon(ソイ・カンペオン=俺がチャンピオン)。Soy Numero Uno(ソイ・ヌメロ・ウノ=俺がナンバーワン)。(※突然豹変して)ウハハハハハ! ドラゴン・リーのマスク破ってやった! ヘヘヘ、ざまぁみやがれ、ハハハハハ!」
内藤「今日は大阪大会への前哨戦かもしれないけどさ。今日は予行演習じゃないからね。今日は今日で大事、明日は明日で大事だし、明後日は明後日で大事。もちろんタイトルマッチも大事だよ。大阪の試合も大事だけど、今日ももちろん大事だからね。負けて悔しいよ。すげぇ悔しいよ。けどさ、いつも以上のマイケル・エルガンがちょっと見えたかなと。元気だねぇ。今まで手抜いてたの? 明日の栃木も手抜くの? 明後日の長野も手を抜くんですか? まぁ、それぞれの前哨戦、彼は日本語しゃべれないわけだからね。身体で示すしかないでしょう。身体で大阪のタイトルマッチまで、少ないかもしれないけど、マイケル・エルガンに期待している皆さまを楽しませなきゃダメでしょう。それが彼の仕事であり、挑戦者の役割でしょう。まあ、大阪の結果は見えてるよ。主力選手がシングルマッチで4連敗することって、なかなかないことだからね。俺とマイケル・エルガンの対戦成績、俺の3勝、彼の0勝。今度負けたら4連敗だからね。前代未聞だよ。まぁ、それを覆せるだけのものを、彼が見せれるか見せれないか、正直どうでもいいけどっさぁ。大阪の皆さまは俺の勝利を望んでるんでしょう? 俺と大合唱したくてチケットを早々に買ったわけでしょ? 過去最高の最大級の大合唱を大阪でやりましょうよ。大阪府立体育会館へお越しの皆さま、土曜日までトランキーロ、あっせんなよ。アディオス」
今回の後楽園大会は休憩前~後半と3試合イリミネーションマッチが組まれ、まず第4試合では本隊vsCHAOSが対戦となった。先手を奪ったのは本隊で柴田とオスプレイが激しい打撃戦も、オスプレイがセカンドロープへ飛び乗ったところで柴田が強襲をかけフロントハイキックでOTRで退場させるも、柴田がトップロープ越えのプランチャを放ってオスプレイに襲い掛かって自ら退場となってしまう。
4vs4となって真壁が奮起し外道、邪道とキングコングニードロップで降し退場させるが、YOSHI-HASHIにラリアットを狙ってかわされると真壁がOTRで退場となり、YOSHI-HASHIもエプロンでトップロープにしがみついたところでKUSHIDAに腕を蹴られOTRで退場となってしまう。
後藤はエプロンからのハイキックを受けきった後でKUSHIDAを投げ飛ばしてOTRで退場させ、本間もジュースとの同士討ちでOTRとなって退場となってしまう。
NEVER選手権の再戦となった後藤vsジュースは、後藤が札幌での再現を狙って裏GTRを狙うも、堪えたジュースはラリアットでエプロンまで追い詰めると、ラリアットの連発で後藤がOTRで退場となり、ジュースが勝ち残りで本隊が勝利となる。セミのCHAOSvs鈴木軍は鈴木軍が奇襲で試合開始となり、鈴木も札幌大会同様オカダの右脚攻めを展開して動きを封じにかかる。ロメロが金丸、膝負傷で急遽出場となったタイチ相手に奮戦するがアピールをしようとした隙を突かれてOTRで退場となって鈴木軍が先手を奪うも、石井がタイチを垂直落下式ブレーンバスター、スミスをOTRで退場させる。
しかし石井もエプロン際でアーチャーのビックブーツを喰らってOTRで退場となり、矢野もYTRワールドをアーチャーによって封殺され、YTRポーズを狙ったところでアーチャーによって場外へ放り投げられてOTRで退場となってしまう。
オカダはアーチャーをエプロンに立ったところでドロップキックを浴びせOTRで退場させるが、鈴木がオカダの右膝に集中攻撃を浴びせ、ロープ越しのスリーパーからエプロン際でヒールホールドに捕らえると、オカダが場外心中を狙って落ちようとするが、鈴木が技を解いてオカダ一人がOTRで退場、しかし高笑いする鈴木にバレッタが背後からドロップキックを放ってOTRで退場させる。
バレッタは残った金丸にデュードバスターを狙うが、タイチが乱入してトラースキックを浴びせると、金丸はトルネードDDTからディープインパクトで3カウントとなり、鈴木軍が勝利、試合後も鈴木軍がオカダに対してこのまま引き下がるつもりはないとアピールして勝どきを挙げる。メインの本隊こと田口JAPANvsロスインゴはロスインゴは監督である田口を捕らえるが、田口JAPANもBUSHIを捕らえて反撃、棚橋がスリングブレイドから久々にハイフライフローを決めて3カウントを奪い田口JAPANが先制も、棚橋が攻勢をかけたところでEVILに攻め込まれOTRで退場させられそうになり、棚橋は逆上がりからヘッドシザースでEVILを逆に落とそうするが、ヒロムがEVILを引っ張り、反動で棚橋がOTRで退場となり、野人パワーで奮起する中西もEVILをアルゼンチンバックブリーカーで捕らえるが、EVILが背後に着地されたところでフロントハイキックを浴びせ、内藤がロープをずらしてOTRで退場となってしまう。
田口JAPANはエルガンが奮起してEVILを場外に放り投げてOTRで退場となるが、内藤とはエプロンの攻防になると内藤は場外心中を図って両者OTRとなり、リーもヒロムに突進するもスルーされOTRで退場となってしまう。
田口vsSANADA、ヒロムの図式となり田口JAPANが窮地に立つが、田口が二人を同士討ちさせてヒロムをOTRで退場させると、SANADAは田口を攻め込んでSkull Endで捕らえようとするが、田口がサムソンクラッチで逆転3カウントを奪い、田口JAPANが9回裏二死満塁からのさよなら大逆転ホームラン級の勝利を収めた。
試合後は田口が一人で勝手にヒーローインタビューを始め館内を沸かせたが、今回は野球のコスチュームで入場した田口が9回裏二死満塁からのさよなら大逆転ホームランを放ったかのような大逆転勝利、今大会の主役を見事に奪い取った。 -
右膝は破壊するも心は折れず・・・オカダが鈴木との激闘を制しIWGPヘビー級王座を死守!
1月の月間MVP、ベストバウト、ベストシリーズ&興行の投票受付中です!投票はこちら→: https://t.co/Wd1mEAlKmh 投票よろしくお願いします! #prowrestling
— 伊賀プロレス通信24時 (@igapro24) 2017年2月2日2月5日 新日本プロレス「戦国炎舞 -KIZNA- Presents THE NEW BEGINNING in SAPPORO ~復活!雪の札幌決戦~」北海道・北海道立総合体育センター 北海きたえーる 5545人 超満員
<アピール、コメントなどは新日本プロレス公式HPより>
◇第1試合◇
▼20分1本
金丸義信 ○エル・デスペラード(7分34秒 体固め)KUSHIDA ×川人拓来
※ギターラ・デ・アンヘル◇第2試合◇
▼20分1本
天山広吉 小島聡 ○永田裕志(7分48秒 ナガタロックⅡ)ヨシタツ ヘナーレ ×岡 倫之◇第3試合◇
▼30分1本
○ウィル・オスプレイ 邪道 外道(6分47秒 片エビ固め)柴田勝頼 獣神サンダー・ライガー ×タイガーマスク
※オスカッター◇第4試合◇
▼30分1本
○YOSHI-HASHI(7分0秒 片エビ固め)×飯塚高史
※カルマ【YOSHI-HASHIの話】「今日の闘いは、タイトルマッチでも、なにかの前哨戦でもないけど、この勝ちは、これからを引き寄せる大きな一勝だから。今日の勝ちを積み重ねて、今年の『G1』はもちろんのこと、タイトルを必ず奪取してやるからな」
◇第5試合◇
▼30分1本
マイケル・エルガン 棚橋弘至 中西学 田口隆祐 ○ドラゴン・リー(13分3秒 片エビ固め)内藤哲也 SANADA EVIL ×BUSHI 高橋ヒロム
※デスヌカドーラ◇第6試合◇
▼IWGPジュニアタッグ選手権試合/30分1本
[第49代王者組]ロッキー・ロメロ バレッタ(13分37秒 エビ固め)[挑戦者組]タイチ ×TAKAみちのく
※ストロングゼロ
☆ロメロ&バレッタが初防衛に成功(試合終了後、金丸&デスペラード&タイチがロメロ&バレッタを暴行。たちまち大ブーイングと大「帰れ」コールが起きる)
金丸「オイ、ロッポンギ~!! これで終わったと思うなよ? 鈴木軍Jr.、何人いると思ってるんだ!? 次は、俺と、デスペラードで行くから、覚悟しとけ!」
【ロメロ、バレッタの話】
バレッタ「なんだ、あのカネマルとデスペラードは。そんなに急ぐことないだろ? 俺らを殴りつけやがって。なんて卑劣なやり方だ。それも後ろから来やがって。俺たちを怒らせて、これで済むと思うなよ。こうなったら、スズキグンととことんやってやる。お前らも背後には気をつけておくんだな。おい、ロッキー、いつものキャッチフレーズを言ってやれ」ロッキー「スズキグンよ、今夜、俺たちはTAKA、タイチ、デスペラード、カネマル、そしてタイチが連れてきたブサイクなガールフレンドもやっつけた。なんだ、彼女は? ブスネ。醜いヤツだ」
バレッタ「そんなことない。まぁまぁ、いい女だったぞ」
ロッキー「いや、ブスだ。醜かった。ショッパイ女を連れてくるな、スズキグン。まぁ、とにかく俺たちは、五人みんな蹴とばして、このベルトを守り抜いた。それでもまだやるっていうのか? じゃあ、もう一回やってやろうじゃないか。カネマルでもデスペラードでも相手になってやる。そして俺たちこそがサイコーなんだと見せつけてやる。ロッポンギ・ヴァイスこそがイチバンだ。ノリノリダゼ」
バレッタ「とにかく今夜は、サッポロ・スノーフェスティバル(札幌雪まつり)を楽しもうぜ」
ロッキー「そうだな。ノリノリダゼ!」【タイチ、金丸、デスペラードの話】
タイチ「これで終わったと思ったか? 『これで鈴木軍が終わりだ』とか言いてぇのか、テメェら。俺ら何人いると思ってんだよ。(※デスペラードを指さし)一、(※金丸を指さし)二、(※自分を指さし)三、(阿部未歩を指さし)四人いんだぞ。何人でも出てくるぞ」デスペラード「これからだ、これから」
タイチ「しつこいぞ、俺らは。今日の結果なんて、想定内だ」
金丸「なんでもいんだよ、コノヤロー」
デスペラード「結果として、うちのチームの誰でもいいんだよ」
金丸「次は、(俺とデスペラードの)二人でいくからな」
タイチ「その次は、ここ(※タイチ&阿部未歩)でいったっていいぞ。それぐらい余裕なんだよ。今日はよ、たまたま久しぶりに戻ってきて、リングの感触がな。まぁ、TAKAが消えたってよ、何人いると思ってんだよ。一、(※金丸を指さし)二、(※自分を指さし)三、(阿部未歩を指さし)四、五、六もいるかもしれねぇぞ、コラ。しつこいぞ、俺らは。『ジュニアタッグ、俺ら最強だ』みたいなツラしとけ。今のうちだ、楽しみにしとけ。次はとりあえずよ、いくから、(金丸&デスペラードの)二人が」
金丸「一発で獲ってやるから」
デスペラード「一発だ。オイ、バレッタ。セコンドに手出すってなんだよ。考えられねぇな、テメェら」
◇第7試合◇
▼NEVER無差別級選手権試合/60分1本
[第15代王者]○後藤洋央紀(14分41秒 片エビ固め)[挑戦者]×ジュース・ロビンソン
※GTR
☆後藤が初防衛に成功【後藤の話】「いつの間にかに、ジュース・ロビンソン、強くなってたよ。あれなら、『G1』に出ても、文句ないんじゃないの? とにかく今の俺は、NEVER王者として、月に一回、月二回でもかまわねぇよ。オイ、誰か相手いるなら、いつでも挑戦しに来いよ。俺は、逃げも隠れもしない」
【ジュースの話】「(※バックステージに戻ってきたところでヒザに手を置き)チョットマッテクダサイ。(※息を整えてからインタビュースペースへ)まだまだ努力しないといけないな。こんな結果に終わっちまったんだからな。ああ、ダメだった。ゴトーがなぜチャンピオンでいるかわかったよ。彼がどれほどハードな闘いをしてきたかもな。今も背中が激しく痛むよ。やっとチャンスをつかんだのに、それをものにできなかった。ムーンサルトが決まってさえいたら……キャノンボールをもう1発打ち込んでいたら……ああ、大きなミスを犯してしまった。だけど、このまま引き下がっていられない。ゴトーよ、またお前に挑戦する。これが俺にとって初めてのタイトル挑戦だった。決してラストじゃない。ゴトー、いつの日か、また闘おう。いつの日か、必ずな。それまでに俺はもっともっと経験を積んで、ジムでハードワークもこなしていく。今以上のガッツも身につける。負けてしまったけど、今夜はいい気分で床に就ける。そんな試合だった。ゴトーを止めるのは俺だ。今夜はお前がチャンピオンだ。お前の方が、少しだけ俺より優れていた。またいつか、リングの上で会おう。その時は俺の方が優れているからな」
◇第8試合◇
▼IWGPタッグ選手権試合3WAYマッチ/60分1本
[第73代王者組]○矢野通 石井智宏(13分35秒 横入り式エビ固め)[挑戦者組]×真壁刀義 本間朋晃
※あと1チームは[挑戦者組]ランス・アーチャー デイビーボーイ・スミスJr.
☆矢野&石井が初防衛に成功【矢野、石井の話】
石井「大阪も一緒だ。アイツらには、(※頭を指さし)ここがねぇんだよ」矢野「見たろ! あるべきものが、あるべき場所に、戻ってきました! 第二弾!」
【アーチャー、スミスの話】
アーチャー「うまいこと逃げやがったな。どれだけ痛めつけられたか、わかってるだろうな? もう少しで完全にやっつけられるところだったのに……今夜のことはもういい。K.E.SはIWGPタッグチャンピオンを必ず手に入れる。今夜のところはお前らに預けておく。だけどそれは俺たちのものだ。オーサカにちゃんと持って来いよ。すべて奪い取ってやる。すべてだぞ、すべて」スミス「今夜のサッポロでは、K.E.Sをうまく3WAYの落とし穴にはめたと思ってるんだろ。ヤノ、その宝物を2つとも大事に抱いておけ。お前がイヤだと言っても、それはすぐにK.E.Sの手元に渡すことになるんだからな。イシイも同じ目に遭わせてやる。オーサカでは俺たちから勝ってみろ。俺たちとリングでダンスのステップを踏んでみろ。最後まで俺たちの周りで踊ってみろ。次のオーサカでは、お前らを叩き潰すだけじゃないぞ。俺たちが、お前の大事にしてる宝物をいただくからな」
【真壁、本間の話】
真壁「納得なんてするわけねぇだろ! 正攻法で来てみろよ、コノヤロー! 5秒以内? ふざけんじゃねぇぞ。金タマかますのは、俺の方が得意なんだよ。バチコンと。今度、テメェにお見舞いしてやっからよ。覚悟しとけ、コノヤロー。このクソヤロー、何回やってやがるんだ。いいぜ、テメェらがそういう形で来るのは、ハッキリわかった。俺と本間でいかせてもらうぜ。テメェらが一番嫌いなやり方で」本間「俺は、大阪で勝てばいいと思ってたわけじゃない。今日も勝って、大阪でも勝つつもりでいた。でも、今日負けた。次の大阪、金的なんか通用しねぇように、ファールカップでも付けてくるかな。金的ガード。負けるわけにはいかねぇんだよ。3WAY、大阪で終わりにしてやる。そんで、俺と真壁がチャンピオンになって、正々堂々と、G.B.H対K.E.S、もしくはG.B.H対CHAOSの二人。3WAYじゃない。俺はチャンピオンとして、迎え撃ってやる。そのために、大阪は絶対に勝つ」
◇第9試合◇
▼IWGPヘビー級選手権試合/60分1本
[第65代王者]○オカダ・カズチカ(40分46秒 片エビ固め)[挑戦者]×鈴木みのる
※レインメーカー
☆オカダが3度目の防衛に成功(試合終了後外道が場内に戻り、オカダのもとへ駆けつける。そして、海野レフェリーが王者オカダにIWGPヘビーベルトを返還する)
外道「鈴木みのるであろうと、レインメーカーを止めることはできねぇ(※大拍手)。たとえ、脚が1本利かなかろうと、腕が1本利かなかろうが、もう2度と! 誰1人! レインメーカーを止めることはできねぇ。何でかわかるか、オイ!?(※場内騒然) レェェベェルが違うんだよ、コノヤロー!(※大歓声&大拍手) 11年ぶりのよ、冬の札幌決戦の最後は、この男の言葉で締めてもらおう(※大拍手)。完全無欠のIWGPヘビー級チャンピオン、レインメーカー! オカダ・カズチカだよ(※大拍手&大歓声&大『オカダ』コール)」
オカダ「みっつ、言わして下さい(※大拍手)。ひとーつ! 鈴木さん、あなた強いよ。俺は鈴木さん、いままで嫌いでしたけども、今日で…とても嫌いになりました(※大歓声&大拍手)。ふたーつ! 次は『NEW JAPAN CUP』、優勝して、この(IWGPヘビー)ベルトに、挑戦する自信があるなら、勝つ自信があるなら、俺に挑戦して来い(※大拍手)。みっつ! ……特にありません(※場内笑&大拍手)。…と、言いたいところだけど、ひとつだけ忘れてました。1人、闘いたい相手がいます(※場内驚き)。ま、それはたぶん、『NEW JAPAN CUP』(に)出ないと思います。でも、僕個人として興味があるのは、タイガーマスクW(※場内騒然)。まあ、『NEW JAPAN CUP』(には)出ないと思います。そして、新日本プロレスがOKというのであれば、オカダvsタイガーマスクW、やらして下さい(※大拍手)。まあ、こういうように、お客さんがワクワクするような試合をな、どんどんどんどんしてやる。そして! また! この、札幌に! この俺がIWGPヘビー級チャンピオンとし帰って来る。そのときは! ここ、札幌に! カネの雨が降るぞー!!(※大歓声)」
【オカダ、外道の話】
※後藤、矢野、石井、YOSHI-HASHI、邪道が、オカダ&外道を拍手迎える。
オカダ「(※矢野、石井に向かって)ありがとうございました。すいません(※矢野、石井に一礼)」YOSHI-HASHI「防衛、おめでとうございます!」
※全員で「おめでとう!」と缶ビールで乾杯。
オカダ「ありがとうございました(※各選手とガッチリ握手)」※後藤、矢野、石井、YOSHI-HASHI、邪道はコメントブースを去る。
――今の率直なお気持ちを聞かせてください。
オカダ「また、ケニーとは違う厳しい試合でした。IWGPの名にふさわしい闘いが、東京ドームもそうですけど、今回もそういう闘いができたんじゃないかなと思います。」――膝攻撃を徹底した、今日の鈴木みのる選手、どんな相手でしたか?
オカダ「リング上で言ったように、ますます嫌いになりましたよ。けど、強い相手ですから、強い相手と闘うのが、IWGPヘビー級チャンピオンだと思いますんで、鈴木さんが強ければ、またボクと闘うことになるんじゃないかなと思います」――試合の中で、一時は膝への徹底攻撃で、ファンが声を失うような瞬間もありました。それでも、オカダ選手も応援する声が戻ってきました。そういった声はどのように受け止めますか?
オカダ「正直、鈴木さんのビンタで耳がおかしくなって、音という音はシッカリと聞こえない状態だったんですけど、やっぱりリング上から、みんなの不安そうな顔が見えましたし。昨日の調印式でも、泣いた人がいたみたいですから。女性を泣かせるのは、あまり好きではないですね。今回、ボクとしては、ボクがやってきた2年間と、鈴木さんがやってきた2年間、どっちが上かっていうのを、みんな伝える、わかってもらう試合だと思ってましたので。絶対ボクは、負けられない2年間を過ごしてきたっていうのを、皆さんに見せたかったので、負けることはできなかったです」――IWGPを、新日本プロレスを守ったという側面も、非常に強かったと思いますが、改めてIWGPヘビー級のベルトに対する思いを聞かせてください。
オカダ「やっぱ、ツラいっすよ。このベルトを持ってることは。ツラい闘いもしなきゃいけない。どんどん試合前になればなるほど、プレッシャーもかかってきますし。正直、『良いことなんて、まったくないんじゃないかな』と思いますけども、やっぱりボクは新日本プロレスを背負ってますんで、このベルトを守っていかなきゃいけませんし。やっぱり、そのプレッシャーのある闘いを乗り越えた後の快感というのは、チャンピオンにしかわかないものだと思いますから。しっかりドンドンこのベルトを防衛して、『もっともっと新日本プロレスを、日本中に、世界中に届けていきたいな』と思います」――試合後、“タイガーマスクW”という名前も出ましたが、その辺りの真意をお聞かせください。
オカダ「そうですね。今まで試合してきた感もありますし、“タイガーマスクW”誰かは知らいないですけどね、興味はありましたんで。ホントに、『NEW JAPAN CUP』ボクは関係ないですし、その間でやるのも面白いんじゃないかなと思いました。なんで、『闘いたいな』と、名前を出させてもらいました。その方が、実現もすると思いますし」――全国で、この放送を見ているファンの方たち、たくさんいると思います。その方たちに向けて、メッセージをお願いします。
オカダ「今日も、40分は超えました?」――超えました。
オカダ「別に、40分越えてるからっていうのが、IWGPの闘いではないんですけども、そんだけの激しい試合をドンドンやって。11年の振りの雪の札幌っすか? 『全国にIWGPの闘いを、持っていきたいな』と思います」――外道選手からも、一言感想をいただけますか?
外道「ホントに、俺が先に途中で諦めかけたからね。タオルを寸前のところで投げなかったけど、もう見てらんなかったね」オカダ「タオル投げられたら、エライことになってましたね」
外道「良かった、投げなくて」
オカダ「勝手なことは、やめてもらっていいですか。あっぶねぇ、負けるとこだった。身内に足を引っ張られるところだった」
外道「キツかったね。ケニー・オメガとは違った意味で、相手の性格の悪さが出てるよね。また違った壁を一つ乗り越えたな」
オカダ「乗り越えました」
外道「さらに成長したと思うよ、レインメーカーは」
――タイガーマスクW選手のどの辺りに興味があるんですか?
オカダ「まぁ、良いレスラーだと思いますよ。試合見て、『闘ってみたいな』と思えるほど、魅力のあるレスラーだと思いますね。ボクの『闘いたいな』っていうアンテナに引っかかる選手は、なかなかいないですけども。とりあえず、次は『NEW JAPAN CUP』まで、待たなきゃいけないですし。防衛戦も、やってない人いるかもしれないですけど、なんとなくはやってきた選手ばっかりですから。まぁ、何もない時だからこそ、そういう選手と闘うのも、面白いんじゃないかなと思います」――(※東京スポーツ岡本記者より)「女性を泣かせるのは好きじゃない」とおっしゃってましたが、一番泣かせたくない女性もご覧になっていると思いますが、そういう意味でも負けられなかったと思いますが?
オカダ「そうですね。ホント、ボクの母親とかも、見てられなかったんじゃないかなと。可愛い息子が、あんなボコボコにされてたわけですから、そういう女性も泣かさせずに防衛できて、いい連絡ができます」【鈴木の話】「オカダ・カズチカ、これで終わったと思うな。今日は、すべての始まりの日だ。お前たちの、お前たちの最後は、もうすぐだ。今日はすべての始まりだ。フハハハハ」
新日本プロレス2月最初のビックマッチの札幌大会のメインはオカダの保持するIWGPヘビー級王座に鈴木が挑戦、2月の札幌は事件が起きると言われており、勝敗抜きで何か事件が起きるのではと注目されていた。また前哨戦でも全て鈴木が勝利を収め、秋田大会や調印式でも鈴木はオカダの右膝を痛めつけ、バックステージインタビューでも裏切り者がいると示唆するなど、オカダに散々揺さぶりをかける中で選手権を迎えた。
入場時もオカダは外道従え登場するも、鈴木軍の強襲に警戒しながら入場、そして鈴木軍唯一のセコンドであるタイチがオカダを牽制するかのよう立ちはだかるなど、試合開始直前からオカダを揺さぶりにかける。
試合はロープに押し込んだ鈴木がクリーンブレークと見せかけて右膝へのローキックから足攻めを展開、オカダも鈴木のロープ越しの腕十字を阻止して三角飛びのドロップキックを放つが、足を痛めているせいか威力がなく、場外で鉄柵を使ってのハングマンDDTから首攻めを狙うが、背後からタイチの強襲を受けると、気を取られた隙を突いた鈴木がローキックだけでなく三脚やイスで右膝を攻め、セカンドロープにオカダの右膝を固定してスライディングキック、レッグスプレットとヒールホールドの拷問技から膝十字固め、クロスヒールホールド、掟破りのレッドインク、セカンドロープからオカダの膝めがけてアトミック・ボムズ・アウェイを投下するなど徹底的にオカダの膝を破壊するが、鈴木が凶器攻撃だけでなくセカンドロープからの攻撃はあまり見せなかったことから勝利に対する執念を感じさせた。
オカダはエルボースマッシュやDDTなどで流れを変えようとするが、鈴木はスライディング式アキレス腱固めから再度足攻め、それでもオカダはミサイルキックやダイビングエルボーを決めレインメーカーを狙うが鈴木はヒールホールドで切り返し、膝十字固めへと移行し、足四の字固めでを極めるなど追い詰めにかかる。
両者は互いにツームストーンパイルドライバーを狙ったところで、鈴木はオカダを海野レフェリーに交錯させてからタイチ、KESが乱入して総攻撃をかけるも、外道や石井、矢野が駆けつけて排除し、オカダも2013年5月に使用したゴッチ式ツームストーンパイルドライバーを狙うが、2度同じ技を喰らわないとばかりに鈴木がヒールホールドへ切り返し、アキレス腱固め、スタンディングアキレス腱固め、クロスヒールホールドとオカダを追い詰めるが、オカダはロープに逃れる。
完全に右膝を破壊された状況となったオカダに張り手やボディーブローの連打を浴びせるが、オカダも張り手で打ち返す、鈴木は張り手の連打からスリーパーで捕獲しゴッチ式パイルドライバーの必勝パターンを狙うが、オカダはリバースネックブリーカーで切り返し、再度狙うもリバースしたオカダはレインメーカーを炸裂させるがカバーできない。
オカダは鈴木の手を離さず、張り手で抵抗する鈴木にレインメーカーを炸裂させ、再度のレインメーカー狙いを鈴木が膝十字で切り返そうとするが、オカダは強引にジャーマンで投げるとレインメーカーを炸裂させて3カウント、40分46秒の死闘を制して王座を防衛した。
感想は確かに鈴木はNOAHでやってきた2年間をぶつけ、オカダの弱点は格闘技を経験していないことと指摘して、とことん弱点を突いてオカダの動きを封じた。しかし鈴木軍全体を利用するのではなく、心を折ることに執着し過ぎてかえって墓穴を掘ったということか、それとも鈴木が2年間NOAHでやってきたと共に、新日本も2年間の間に変わってしまったということなのだろうか・・・
またオカダも今回の防衛戦ではケニー戦に続き40分越えの死闘を展開したが、ケニーのダイナミックさと違って、鈴木は細かい技中心に攻めただけでなく普段見せない技まで披露しオカダを苦しめた、オカダの心を折れなかったが、試合運びだけでなく相手の技も受け耐える器量も備わってきたということなのか、何度もタオルを投げかけたセコンドの外道の方が心が折れかけていたのかもしれない。試合後の勝利者インタビューでオカダは対戦したい相手としてタイガーマスクWを指名したが、オカダがタイガーWの正体を知っているからこそ指名したのか・・・?第6試合のIWGPジュニアタッグ戦は鈴木軍ジュニアが総攻撃から始まり、阿部未歩さんまで加わり介入を再三駆使して王者のロッポンギヴァイスを分断、劣勢のロッポンギもロメロの奮起で流れを変えてストロングゼロを狙うが、阿部未歩さんの介入で阻止されるとTAKAがジャストフェースロックで捕獲してバレッタを追い詰める。
しかし勝負を狙ったTAKAのみちのくドライバー狙いをバレッタがデュードバスターで切り返すと、ロメロが灰ってタイチをダブルのジャンピングニーで排除し、最後はTAKAをストロングゼロで3カウントを奪い逆転防衛、試合後も腹の虫が治まらない鈴木軍はロッポンギを袋叩きにした後で金丸がデスペラードと組んで挑戦を表明する。セミのIWGPタッグ選手権3WAYマッチは矢野がYTRワールドでかき回そうとするも、NOAH時代から矢野と抗争を展開してきたK.E.Sは矢野を痛めつけてYTRワールドの封殺にかかる。なかなか出番が回ってこなかったGBHだったが本間がこけしロケットを駆使して流れを変える。
しかし真壁が矢野にスパイダージャーマンからキングコングニーを狙うがアーチャーに阻止され合体技を喰らうと、KESは石井にキラーボムを狙うが矢野が急所打ちで阻止し、最後も真壁に対しても急所打ちから丸め込んで3カウントを奪い防衛となった。
新日本vs鈴木軍の観点でいくと、第1試合では鈴木軍が勝利も、第4試合では飯塚がYOSHI-HASHIに敗れ、タイトルも総獲りどころか全て失敗に終わるなど鈴木軍の勢いに急ブレーキがかかってしまった、おまけに大将の鈴木がvsオカダは3連敗、IWGPヘビー級に関しては一気にトーンダウンなのかもしれない。第7試合のNEVER選手権はジュースがいきなりジョンウーで奇襲をかけて猛ラッシュをかけるが、後藤を場外へ落とした際にレフェリーの制止を振り切れず、反撃を与える隙を作ってしまう。
場外戦でジュースはキャノンボールを仕掛けるがかわされると鉄柵へ直撃し、後藤はじっくりとした腰攻めで試合の主導権を握る。
バックブリーカーから河津落としとやっと流れを掴んだジュースはセントーン、ボディープレスと畳み掛け、後藤の牛殺し狙いも着地してテキサスジャブを放っていくも、奥の手であるムーンサルトプレスは自爆となってしまう。
後藤は雪崩式牛殺しを狙うも、ジュースはパワーボムで叩き落しパルプフリクション狙いは後藤がジャーマンで投げるも、立ち上がったジュースがラリアットを放つと後藤も打ち返し、ジュースのナックルを後藤が頭突きで迎撃する。
後藤はトップロープにジュースを固定して裏GTRを決めると、念をこめてからのキックからGTRで勝利を収め王座防衛、ジュースは後半から巻き返したもののキャリアの浅さが出てしまった。後藤は今回は堂々の防衛も普段からこの強さを出せればと感じさせた。大会全体の感想は事件が起きなかった・・・いや大方の予想を裏切ってオカダが鈴木を防衛したことが事件だったのか、しかし事件というスキャンダリズムもプロレスであり、それは今でも受け継がれている。
ありがとう北海道!#ありがとう #北海道 https://t.co/DpaMzdNk3o pic.twitter.com/srM2RbyOkk
— オカダ・カズチカ (@rainmakerXokada) 2017年2月6日また今日も命の削り合いの試合制したな。IWGPヘビー級防衛おめでとう
— 邪道(jado) (@REAL_JADO) 2017年2月5日焼肉食う! pic.twitter.com/bDIU43BFcs
— 鈴木みのる (@suzuki_D_minoru) 2017年2月5日クソガキもババアもナメンナヨ。オレの心は1ミリたりとも折れちゃいないよ。明日、続きやったってイイんだ。ま、相手が望んでないと追うけど。オレにしてみたら今からだってイイんだぜ。スズキグンイチバン。。。
— 鈴木みのる (@suzuki_D_minoru) 2017年2月5日オレは何も変わっちゃいない。落ち混んでいる暇なんかあるか。一個のつまずきでガタガタ言うな。どいつもこいつも言うことないならこう言っとけ。スズキグンイチバン!今日が全ての始まりだ。、
— 鈴木みのる (@suzuki_D_minoru) 2017年2月5日ヤられたわ・・・しかしながらコレで落ち込む俺様では無いわッ‼リベンジじゃーッ‼
是が非でもリベンジをカマしてやるわッ‼ pic.twitter.com/jsylH7biDB
— 真壁 刀義 (@GBH_makabe) 2017年2月5日Now we are ANGRY!!! @njpw1972 In Osaka. Feb 11th. EVERYBODY DIES!
— KES (@kelitesquad) 2017年2月5日タカタイチボム(仮名)の目測ミスが敗因
— 後藤 洋央紀 Goto hirooki (@510njpw) 2017年2月5日Tonight.. A hard fought passion infused tough loss. Everyone who sent me well wishes before, during, and after I just wanna say THANK YOU❤️️
— Juice Robinson (@_juicerobinson_) 2017年2月5日ペルドン パレハ
— TAKAみちのく (@takam777) 2017年2月5日アレが一番効いたわ
約6年の信頼もここまでだな https://t.co/DLyEpSwVLf
— タイチ (@taichi0319) 2017年2月5日@taichi0319 おう!セイスアニョス!グラシアス!
— TAKAみちのく (@takam777) 2017年2月5日@taichi0319 歳のせいにはしたくないからな!あとはまかせた!
— TAKAみちのく (@takam777) 2017年2月5日ロッキー、コズロフ
今日はなタカのニールキックが俺に当たってコズロフとタカの体重が俺に乗ってきたのが敗因なだけだ
おまえらの実力じゃない
鈴木軍ジュニア、何通りあると思ってんだ?
まだまだこれからだぞぅ
全員潰してから偉そうにしろ
まぁそれは無理だろうがな!! pic.twitter.com/DRJsqFIlKH
— タイチ (@taichi0319) 2017年2月5日ロッポンギ…
これで終わったと思うなよ!!
— 金丸 義信 (@kmaru0923) 2017年2月5日オカダカズチカvs鈴木みのる
鳥肌立ちっぱなし。
この規模までのレベルに女子がいくとするならば、あと100倍努力しないと!
その100倍を先頭きっていきたい。
#仙女
#プロレス
— 里村明衣子 meiko satomura (@satomurameiko) 2017年2月5日 -
ヒール度を増した鈴木軍が再襲来!早くも新日本マットを席巻!
1月27日 新日本プロレス「戦国炎舞 -KIZNA- Presents Road to THE NEW BEGINNING」後楽園ホール 1630人 超満員
<アピール、コメントなどは新日本プロレス公式HPより>
◇第1試合◇
▼20分1本
○永田裕志(7分41秒 ナガタロックⅡ)×岡倫之◇第2試合◇
▼梶原一騎氏 没後30年追悼試合/20分1本
タイガーマスク ○ヨシタツ(9分2秒 体固め)獣神サンダー・ライガー ×ヘナーレ
※ペティグリー◇第3試合◇
▼20分1本
○YOSHI-HASHI 邪道 外道(8分19秒 反則勝ち)飯塚高史 金丸義信 ×エル・デスペラード
※飯塚のイス攻撃【外道の話】「オイ、いいか! 鈴木軍、1シリーズだ! 1シリーズで、キッチリ決着をつけてやる! 見とけ!」
【邪道の話】「アイツらに言え! 1か月も2か月もいらねぇよ! オイ、札幌までに、キッチリ、CHAOSで、鈴木軍、カタつけてやるからよ!」
【金丸、デスペラードの話】
デスペラード「いつの間にか終わってたな。何だこれ」金丸「オイ、このままじゃ終われねぇからな。よく覚えとけよ。ジュニア、誰がいるんだ? 片っ端から、ぶっ潰してやる」
デスペラード「テメェら、どこの誰がいるのか、全然分かんねぇんだよ。ひとりひとり名札付けて、コッチに向かってこい。そうじゃねぇと、俺たち、相手してやんねぇぞ」
◇第4試合◇
▼20分1本
○ランス・アーチャー デイビーボーイ・スミスJr.(12分14秒 エビ固め)天山広吉 ×小島聡
※キラーボム【アーチャー、スミスJr.の話】
アーチャー「俺たちは戻って来た。みんな1人残らず倒してやる。札幌でIWGPタッグは俺たちが奪う。そして、大阪でも、俺たちが勝つ。全員倒すのを俺は楽しみにしている。キラーボム!キラーボム!キラーボム!」スミス「K.E.Sが、新日本のリングに戻って来た。俺たちのコンディションは、最高だ。テンザン、コジマは、俺たちには楽な相手だ。俺たちは、誰にも止められない。世界中のタッグチーム全員だ。ヤノ、イシイ、マカベ、ホンマ、テンザン、コジマ。オマエらは全員、キラーボムに沈む。俺たちの目的は、IWGPタッグのベルトを手に入れて、新日本最強のタッグチームになること。ベルトを奪うのはスズキグンだ!」
【天山、小島の話】
天山「マジかよ。開幕、こんな形で、コジが心配ですよ。ちょっとやられ方が尋常じゃないって。K.E.S、ホンマ見たことないよ、あんな強さって。ヤバいよ。あわよくばね、今日の試合で、アイツら倒したら、タッグのタイトル見えるって、密かに思ってたけど、結果こうやって、完敗ですよ。最後も、あんなサプライズでやってくると思わなかったし。コジを助けられなくて、ホンマ情けないですよ。鈴木軍、この間乗り込んできやがって。俺からしたら、ふざけんなって。何年もいいひんかったけども、また凄いワクワクしますよ。アイツら来るんやったら、一丁やってやろうかって。誰が来ても、逃げへんしね。まぁ、その一発目で、こういう形でやられて、ホンマ結果は納得できないですけど、しょうがないですよ。また、次やりますんで。コジが心配ですね」小島「ハァハァ、今日の結果を見て、噛ませ犬だと思うヤツは、笑えばいい。負け犬だと思うヤツは、笑えばいい。ただ、俺はそんじょそこらの犬じゃねぇぞ。例え、俺が犬だとしても、俺んちで飼ってる13歳のチワワと同じように、どっからでも這い上がってやるよ。アイツらがどう思ったって、今日は関係ねぇよ。それは強ぇよ。元々強かったんだ。2年経って、さらに強くなってしまった。だけど、そういう強いタッグチームと対戦してきたのが、俺と天山だからさ。今日がまた2年置いてのスタートなら、それでいいじゃないか。俺たちは、いつもスタートダッシュが遅いから、このまままた大逆転してやる。俺んちのチワワのクッキーと同じように、ここからまた這い上がってやる!」
◇第5試合◇
▼30分1本
真壁刀義 ○本間朋晃 柴田勝頼 ジュース・ロビンソン(16分0秒 体固め)後藤洋央紀 ×矢野通 石井智宏 ウィル・オスプレイ
※こけし◇第6試合◇
▼30分1本
内藤哲也 ○SANADA EVIL 高橋ヒロム BUSHI(12分58秒 Skull End)マイケル・エルガン 棚橋弘至 ×中西学 田口隆祐 KUSHIDA【EVILの話】「棚橋弘至のレクイエム。棚橋弘至よ、安らかに、眠れ。This is EVIL. Everything is EVIL. すべては……EVILだ」
【内藤の話】「2月11日、大阪大会。まだ2週間以上も先なのに、チケットソールドアウト。よっぽど、ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン、そして、内藤哲也のことが、大阪のお客様は好きなんだろうね。気になってしょうがないんでしょ? まぁ、あと2週間、トランキーロだよ。トランキーロ、あと2週間。楽しみに待っとけよ。あとさ、そういえば、札幌もそうだし、大阪もそうだし、調印式はどうしたのかな? 東京ドームの調印式はやるのに、大阪大会の調印式はやらないんですか? これは新日本プロレス、大阪のお客様を馬鹿にしてるんですか? まぁさ、俺、オクパード(忙しい)だから。オクパードなんだよ? 早めに、調印式やるならやるで、日程教えてくれないとね。俺も行くに行けなくなっちゃうよ。なるべく早めに、教えてくれよ。そこは、ノー・トランキーロ。ラピド・ポルファボール(早くしろよ)。アディオス」
【ヒロムの話】「ねぇ、ドラゴン・リー。聞いた? 大阪のチケット、ないんだって。楽しみだね、ドラゴン・リー。何でいないんだよ? 俺は早く、オマエと絡みたいよ。まぁ、仕方ないか。メキシコのスーパースターだから、来れないのも仕方ないけどさ。俺はドラゴン・リー、オマエに会いたいよ。オマエと試合がしたいよ。なぁ、俺のことを楽しませてくれる相手、ドラゴン・リー。俺と一緒に、もっと、もっと、もっと! もっと!! もっと!!!もっと!!!! もっとー!!!!! 楽しもうぜ」
【BUSHIの話】「大阪のカード知ってる? 俺、SANADA、EVIL。NEVER6人タッグのベルトに、挑戦するんだよ。今度は挑戦者としてね。せっかく東京ドームで、苦労して手に入れたベルトも、翌日の後楽園で……まぁ、とんだ恥かかされたけどさ。まったく思い入れのないベルトが、今こうして屈辱のベルトに変わったわけでね。このままチャンピオンチーム。棚橋、田口、中西。オマエらのワンチャンが、このまま続くと思うなよ。オマエらの顔、何度でも染めてやるぜ。そして、大阪でベルトを奪ってやる。EN SERIO、マジで」
【エルガンの話】「ナイトー、お前はいつも一人ではなく、ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンのメンバーとズルをして、汚い手を使って勝っている。だが、オーサカは、1対1、シングルマッチだ。俺は絶対に負けられない。オーサカでは、俺が新しいIWGPインターコンチネンタルチャンピオンになる」 棚橋「シリーズ始まったけど、このシリーズは、こういうカードが多いから、この形で圧倒してぇな。圧倒してぇ」
【田口の話】
田口「まぁね、田口ジャパン、初戦としては、上々じゃないかな。中西選手が1対1でゴール前まで持ち込んだんだけどね、最後得点をあげられずにということだったんで。まぁ、いい形で真ん中にパスを送り込めてるんで、攻めの形はだいぶ見えてるかなと。あとは、相手のフォーメーションを、このシリーズ通じてね。今日も、最後は毒霧という形を出させましたんで、2月11日の大阪に向けてはね、相手の引き出しを開けさせておくというのが、凄く大事だと思いますので。こっちは、あとはコンビネーション、連携を高めていくだけですから。ジャパン初戦としては、非常に前途明るい試合だったと思います。結果は伴わなかったですけど、2.11に向けては、非常に明るい材料が多かった試合だと思います」――田口ジャパンとしては、絶対に負けられない闘いだと思いますが?
田口「そうですね。絶対に負けられない闘いは、ここにあるんでね。サムライグリーン、緑を背負う者として、我々3人、頑張っていきたいと思います。まぁ、相手の出方を、もっともっとシリーズ通じて、見ていきたいと思います。田口ジャパンを応援してください」◇第7試合◇
▼30分1本
鈴木みのる ○タイチ TAKAみちのく(16分47秒 エビ固め)オカダ・カズチカ ×ロッキー・ロメロ バレッタ
※タイチ式ラストライド(試合終了後、タイチがIWGP Jr.タッグベルトでバレッタを殴る。そして、鈴木はIWGPヘビーベルトを持ち出し、オカダを蹴散らす。 そこへアーチャー&スミスも現れ、鈴木軍が勢揃いする。
鈴木「オ~カ~ダ…くぅ~~~ん。そんなに(ベルトが)大事だったら、箱にしまって、神棚にでも置いとけ。そのベルトはな、俺のものだ(※大拍手)。なぜならば、俺が! 俺こそが! プロレス界の王様だからだ(※大拍手&ブーイング)。ハハハハハッ! そう。オカダ・カズチカ、貴様なんかじゃない。そこにいるお前ら誰1人でもない。どんな手を使っても、どんな方法を使っても、そのベルトは俺たち鈴木軍がいただく(※大拍手)。オイ、どんな方法を使ってもだ。オ~カ~ダ……くん。さあ~! お前らと後楽園ホール、お前らによく聞かせてやる。俺たち鈴木軍、イチバ~ン!」【鈴木、タイチ、TAKAの話】
鈴木「見ての通りだ。本人に伝えてやったよ。オカダよ、オマエが見ている世界は、この広い広い世界の、たったこれっぽっちの世界で、世界を制したと思ってる。オマエの見ている世界はこんだけだ。テメェの目で見たことあるか? ないだろ。さぁ、オカダよ。それから、ジュニア、ジュニアタッグ、ヘビータッグ……おっと、忘れちゃいけねぇな。俺たちは根こそぎ持ってくぞ! 根こそぎ! 宝と名のつくものは全部だ。全部。それがたとえ、10円玉みたいなNEVERであっても、6人タッグであっても。ガラクタみたいな、インターコンチであっても。宝とつくものは全てもらう。いいか、分かったか。俺たち、鈴木軍」全員「イチバーン!」
タイチ「(※野上アナに向かって)分かったか? コラ。邪魔くせーな」
鈴木「(※まじまじと野上アナの顔を見ながら)ハハハハハハ」
タイチ「ビクビクしてんじゃねーよ。オマエ、この野郎。(※野上アナの頬をはたいて)弱虫か?」
TAKA「(※野上アナが着ている、永田裕志Tシャツを引っ張りながら)何か着てんなぁ(※Tシャツをめくって頭にかぶせ、コメントブースを去る)」
【オカダの話】「王様、アンタからしたらな、この新日本プロレスという島は、小さな小さな島かもしれないよ。ただな、いつの話? 2年前の話か? かなり大きな大きな島になってんだよ。アンタが思ってるより、簡単にこの(IWGPヘビー級の)ベルトを獲れるほどな、小さな島じゃねぇんだよ。このベルトを獲りたかったらな、相手は新日本プロレスの王様、この俺だぞ、テメェ。わかってるよ、もうアナタが強いのは。今日で、勢いも十分感じてる。ただな、しっかりこの俺が、王様じゃねぇぞ。IWGPヘビー級チャンピオンとしてな、そこら辺にいる、小さな小さな王様に、しっかり教えてやるから、覚悟しとけ、コノヤロー」
新日本の新シリーズが開幕し、今大会から鈴木軍が2年ぶりにフル参戦を果たした。鈴木軍は第3試合から登場し飯塚、デスペラード、初の新日本フル参戦となる金丸に対してCHAOSのYOSHI-HASHI、邪道、外道が迎え撃ったが、飯塚は入場するなり実況の野上アナを2年半ぶりに襲撃する"儀式"を敢行、奇襲をかけ場外戦で蹂躙した後で外道を捕らえて試合の主導権を握る。
劣勢の外道はやっと邪道に交代、邪道はたくみに鈴木軍の同士討ちを誘発し、YOSHI-HASHIもデスペラードを捕らえてしゃちほこラリアットからカルマを狙うが、飯塚がイスで一撃して反則負けとなり、試合後も飯塚がYOSHI-HASHIをイスでメッタ撃ちにするなど徹底的に痛めつける。第4試合の天コジvsKESもKESが連係で小島を捕らえて試合の主導権を握り、やっと交代を受けた天山もスミスJr.にモンゴリアンチョップの乱打、頭突き、マウンテンボムと猛反撃し、組成した小島もアーチャーにマシンガンチョップからいっちゃうぞエルボーで続くが、ローリングエルボーがかわされてしまうとKESの連係に捕まりキラーボムを喰らいそうになる。
天山がカットに入ってアーチャーに天コジカッターを決めるが、小島のラリアット狙いは天山を振り切ったスミスJr.が入ってダブルインパクトをきめ、最後はキラーボムで勝利、IWGPタッグを巡って何度もKESと渡り合った天コジだが、もう天コジではKESに勝てないのかもしれない。メインでは鈴木、タイチ、TAKAがオカダ、ロッポンギと対戦し試合もロッポンギがタイチにヘルズブルドーザー、場外戦でもTAKAタイチに同時トペを放つなどして先制するが、鈴木と対峙したオカダが腕十字に捕まってしまい、腕が伸びきったところでロメロが慌ててカットに入るも、鈴木はバレッタをロープ越しの腕十字、場外戦でもオカダにイス攻撃、IWGPベルトを使ってのチョーク攻撃、外道にも攻撃を加えるなど徹底的にオカダを痛めつけ、リングに戻っても鈴木軍はバレッタを捕らえて試合の主導権を握る。
再度鈴木と対峙したオカダはエルボーを駆使して攻め込むが、鈴木はスリーパーで捕獲してからゴッチ式パイルドライバーを狙うも、オカダは堪えてエルボー合戦、だが鈴木はキチンシンクで応戦する。
終盤はロッポンギがタイチを捕らえてストロングゼロを狙うが、ロメロが介入を狙うデスペラードに気を取られてしまうと、タイチがIWGPジュニアタッグベルトでロメロを殴打し、鈴木がオカダをスリーパーで捕獲している間に、タイチがロメロをタイチ式ラストライドで3カウントとなって勝利、試合後もベルトを奪う鈴木にオカダが奪い返すも返り討ちにされ、最後は鈴木軍が勢揃いしてリングジャックし、「鈴木軍イチバ~ン!」で勝どきを挙げた。鈴木軍vs新日本、CHAOSは反則がらみもあるも結果的には鈴木軍のやりたい放題に終わった、しかし第4試合は介入はなく、メインはデスペラードの介入はあったが内容的にも完勝、今回はただヒールをやっているだけでないというものを示す意味で挨拶代わり、またファンも鈴木軍に対して肯定的な印象を受けた。ファンが鈴木軍を必要悪と認めたのは違った光景を見て見たいという現われなのか・・・
またセミではロスインゴがエルガン組と対戦、田口はEVILの扮装、中西はサングラス着用などして館内を沸かせたが、ロスインゴの巧みな連係の前になかなか主導権を握れない展開が続く、本隊はエルガンのパワーで盛り返すが、中西がSANADAのSkull Endに捕まり、中西は強引に担いでアルゼンチンバックブリーカーを決めるも、BUSHIが毒霧でカットに入るとSANADAはSkull Endで再度捕獲して中西がギブアップとなってロスインゴが勝利を収めた。
ロッキー、コズロフ
なんか弱くなったんじゃね?
あは( ´∀`)ははははは
— タイチ (@taichi0319) 2017年1月27日@taichi0319 でもコズロフちょっとでかくなったよな?
— TAKAみちのく (@takam777) 2017年1月27日@takam777
ちょっとどころじゃねぇだろアレ
俺らが知ってるコズロフの面影もないな
別人みたいだな
— タイチ (@taichi0319) 2017年1月27日@taichi0319 まあな!それだけはビビったな!変な帽子もかぶってなかったしな!
なんにせよ楽勝だな
— TAKAみちのく (@takam777) 2017年1月27日超安っぽいんですけどぉ https://t.co/MUuBl9WKpM
— ∞6田口隆祐9〜道標明〜∞ (@taguchiryusuke) 2017年1月27日BOOM! @kelitesquad with new KILLER gear from @byJolene pic.twitter.com/fR9BQcWbgv
— Lance Hoyt/Archer (@LanceHoyt) 2017年1月27日本日、後楽園大会が終了。
シリーズ開幕戦で、あのKESと対戦。
過去に何度も戦ってきましたが、今日は本当にやることなすことパワー全開で、正直何も良いところなく終わってしまった……
でも、シリーズも始まったばっかりやから、気持ちを切り替えてガッチリいきたいと思います‼
— 天山 広吉 (@TENZAN323) 2017年1月27日後楽園大会、終了。
KESに敗退。いや、惨敗か。
自分で言うのも変だけど、これ以上ない負けっぷり。
悔しいし情けない。
だけど、明日になれば元気になってみせる。
私が後ろ向きになったら、応援して下さる人に失礼だから。
— 小島 聡【SATOSHI KOJIMA】 (@cozy_lariat) 2017年1月27日【後楽園ホール大会終了】本日も沢山のお客様にご観戦いただきありがとうございました。明後日1月29日(日)は岩手・雫石総合運動公園体育館にて16:00試合開始!皆様のご来場をお待ちしております。
#njnbg #njpw pic.twitter.com/uWGQYOrF2q
— 新日本プロレスリング株式会社営業部 (@njpw_nyao) 2017年1月27日 -
イギリス遠征を終えた柴田勝頼が例の"ウワサ”を全面否定!
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— 伊賀プロレス通信24時 (@igapro24) 2017年1月13日<プロレス格闘技DX「REAL TALK」より>
柴田選手、、いや柴田! ネットの世界で物議を醸していてファンは混乱しているよ!お前はファンの人から貰った物を捨てているのか!? ファンの人の容姿を馬鹿にして見下しているのか!? それが本当なら最低だな!
自分が今まで見てきたプロレスラー柴田勝頼は、ネットで騒がれているような人間ではない。
ただ、世間や一部のファンは、面白おかしく批判していて本当に腹が立つし悔しいし、自分自身も疑ってしまう部分がある。
だから一つだけお願いがある!
捨てたと言われている写真や絵があるならここで証明してくれ! それだけでいい!
自分を含め不安を抱いてるファンのためにも。無責任なことを言う奴らを黙らせるためにも。一つだけでいいから安心させてくれる証拠を頼む!でなければいままで通り応援出来ない!
完全な証明をするために日付がわかるように写真を撮って載せるように!
応援しているレスラーがこんなことに巻き込まれて自分も本当に悔しいんだよ!
IWGP巻く日を待ってる男より
イギリス遠征を終えた柴田勝頼がプロレス格闘技DXにてコラムを更新、一連の不倫疑惑を全面否定した。
柴田がイギリス遠征中に柴田と女性と交際しているLINEの画面がSNS上で公開され、柴田に不倫疑惑が浮上していた。柴田がこうやって見解を述べたということは、既に新日本プロレス側に事情を説明していると見ていいだろう。
今まで新日本はタイチも不倫、本間朋晃はDV疑惑が公になり、タイチは認めて謹慎、本間は疑惑が晴れたことでお咎めなしとされたが、柴田の騒動も新日本プロレスが大きくなったことで、叩かれやすくもなっているということなのか、ただその分新日本もますますファンに対するガードも固くなっていくのかもしれない。
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年に1度のお祭り!それがFANTASTICA MANIAだ!
ただいま2016伊賀プロレス大賞投票受付中です 投票はこちら→ https://t.co/WJ3qCuAGPd 投票お待ちしています! #2016伊賀プロレス大賞 #prowrestling
— 伊賀プロレス通信24時 (@igapro24) 2017年1月13日1月21日 新日本プロレス「NJPW PRESENTS CMLL FANTASTICA MANIA 2017」後楽園ホール 1592人 超満員札止め
<アピール、コメントなどは新日本プロレス公式HPより>
◇第1試合◇
▼20分1本
○バルバロ・カベルナリオ 邪道 外道(7分44秒 カベルナリア)×ブルー・パンデル・ジュニア ソベラーノ・ジュニア ヘナーレ◇第2試合◇
▼20分1本
ストゥーカJr. 獣神サンダー・ライガー ○タイガーマスク(6分58秒 タイガースープレックスホールド)エチセロ OKUMURA ×ラシエル◇第3試合◇
▼20分1本
高橋ヒロム ○BUSHI(9分7秒 BUSHIロール)ドラゴン・リー ×ティタン【ヒロムの話】「あー! 最高だよ、ドラゴン・リー! オマエ面白ぇよ。やっぱり、オマエとだったら、もっと面白いことになりそうだ。あー、楽しみだなぁ、大阪。ドラゴン・リーとやるのがスゲェ楽しみだよ。ワクワクする。こんなワクワクは久しぶりだなぁ。いつ以来だ? IWGP(ジュニア)を、初めて獲った時と、また違うワクワクで新鮮だよ。やっぱり、俺はオマエのこと好きかもしれないなぁ。なぜなら、俺を、もっと! もっと!! もっと!!! もっと!!!! もっと!!!!! もっと!!!!!! もっとー!!!!!!! 楽しませてくれる相手だから」
【ティタンの話】「ロスインゴ、卑怯なことをしやがって。俺とドラゴン。リーはベストなチームだ。次は正々堂々と勝負しろ」
【リーの話】「そうだ。ティタンとのタッグチームは、見てもらった通り、いいチームだろ? 俺とコイツは、同郷なんで、連携もバッチリだし、コイツとは今後もいいタッグチームで、闘っていきたい。もう待ってられない。早くヒロム・タカハシを倒すしかない。2月11日まで、俺の気持ちは待てない。いつでもやってやる。2月11に関しては、毎回言ってるが、アイツからベルトを獲るのは俺だし、俺に新チャンピオンなるのは、俺だ。アイツは、俺のシンボルである、俺の命であるマスクにも手をかけた。これは許せることではない。アイツを叩き潰してやる。俺とアイツの試合は、自分たちのプライドもそうだけど、日本とメキシコのプライドの対決でもある。勝つのは、俺だ」
◇第4試合◇
▼20分1本
エフェスト ○オカダ・カズチカ ウィル・オスプレイ(8分17秒 片エビ固め)マキシモ・セクシー ジュース・ロビンソン ×田口隆祐
※レインメーカー◇第5試合◇
▼20分1本
ルーシュ ○内藤哲也 SANADA EVIL(9分58秒 片エビ固め)アトランティス 棚橋弘至 KUSHIDA ×デビッド・フィンレー
※OUT OF CONTROL【内藤の話】「今回の『FANTASTICA MANIA』何度も言うけど、インゴベルナブレスの、インゴベルナブレスによる、インゴベルナブレスのための、『FANTASTICA MANIA』。まぁ、色々と、メキシコ、ロス・インゴベルナブレスのルーシュに、刺激をもらったよ。たくさんの刺激をもらったよ。いやぁ、非常に楽しかった(ここで、ルーシュがコメントブースに現れる。この続きが、あるのか、ないのか。それは、ハポン(日本)なのか。それとも、メヒコ(メキシコ)なのか。その答えは、もちろん、トランキーロ……あっせんなよ」
【ルーシュの話】「今回の成果を、メキシコに持って帰れることを、とても嬉しく思っている。この結果は、メキシコでも、日本でも、アメリカでも通用することだ。このシリーズで、俺たちが負けたことがあるか? この結果を、よく覚えてろよ」
【EVILの話】「棚橋。これは、ケンカじゃねぇ。いいか? オマエは東京ドームで終わってるんだ。いいか? 今は、会社、中西、田口によって、操り人形のように、生かされているように見えているだけだ。これは、オマエの霊魂を沈める、ただの儀式だ。よく、覚えておけ。This is EVIL. Everything is EVIL. すべては……EVILだ」
【棚橋の話】「『FANTASTICA MANIA』であっても、ロスインゴ止まらず……悔しいよね」 ※アトランティスは岡に、フィンレーは川人に、それぞれ肩をかり、ノーコメントのまま控室へ戻っていった
◇第6試合◇
▼30分1本
○ミスティコ(11分24秒 ラ・ミスティカ)×エウフォリア【ミスティコの話】「こんな嬉しい勝利はない。ホントに強い相手だったけど、自分の力を最大限発揮できた。ミスティコと言う名に恥じないような試合ができたと思う。今日に関しては、200パーセント以上の力を出したし、自分はもっともっと成長したい。ドラゴン・リーもここで頑張ってるし、来年また帰ってきたい。ドウモ、アリガトウ。ダイスキ!」
【エウフォリアの話】「ミスティコを追いかけて、俺は日本まで来た。今日は負けてしまったが、オマエがどこに行こうとも、俺はオマエを倒すチャンスを見つけて、オマエを追いかけていく」
◇第7試合◇
▼30分1本
○ボラドール・ジュニア(15分50秒 エビ固め)×ウルティモ・ゲレーロ
雪崩式スパニッシュフライ【ボラドールの話】「ホントに、この勝利に満足してます。最後の勝者ということで、自分にとってはかけがえのない勝利です。ホントに、皆さん、ありがとうございます。心から、皆さんに感謝してます。是非、また『FANTASTICA MANIA』に帰ってきたい。グラシアス」
【ゲレーロの話】「今夜は負けてしまって、本当に悲しい。だけど、一方では、満足している。ボラドール・ジュニアと闘えて満足だ。彼もまた、次元の違うレスラーだ。みんなが、ボクたちのことを応援してくれて、本当に感謝している」
【田口の話】「(※顔に手をかざし、指を動かして、モザイクをかけ)みんなあげてるんですけど、大事なマスクなんで。命よりも大事なマスクですので、あげることはできません。すいません」
「FANTASTICA MANIA 2017」もいよいよ最終日、前半戦はタイガーとラシエルのマスクが入れ替わって試合が混乱し、第4試合ではマキシモがオスプレイ、ジュースの唇を奪うだけでなく、実況の三上アナやオカダの唇を奪うなど大暴れ、昨日は視聴できることは出来なかったが、そのマキシモも現在ではCMLL世界ヘビー級王者に君臨するなど、一時期新日本のシリーズに参戦したときのことを考えると大出世ぶりである。
セミではエース格であるミスティコが登場、現在のミスティコは昨年みちのくプロレスのふく面ワールドリーグ戦で優勝したカリスティコから受け継いで2代目にあたる。
試合はミスティコがティヘラからエウフォリアのスライディングをかわしてケブラータを発射するなど先手を奪ったかに見えたが、リングに戻ったエウフォリアがターンバックルへのパワーボムで反撃、重戦車の異名通りパワーファイターぶりを見せつける。
エウフォリアの串刺し攻撃をかわして場外へ追いやったミスティコはスワンダイブ式のシューティングスターアタックを発射、実況席ではシューティングスタープレスの元祖であるライガーも見ていたが、本家をうならせる妙技だった。
エウフォリアもスワンダイブ式のティヘラを狙うミスティコをキャッチしてパワーボムで叩きつけ、またケブラータもキャッチするが今度はミスティコがティヘラで切り返し、ステージから客席越えのティヘラを敢行して観客のド肝を抜く。
リングに戻るとエウフォリアがリフトアップから持ち上げて叩きつける荒技・エウフォリアスペシャルを連発、しかし突進をかわして場外へと追いやったミスティコが今度はトップロープからのティヘラを敢行する。
リングに戻るとエウフォリアは回転エビ固めから丸め込み技を連発、パワーファイターながらも小技も出来る、エウフォリアはコーナーからサマーソルトドロップを投下するが、かわしたミスティコはラ・ミスティカでギブアップを奪い勝利、初代もCMLLに初代であるカリスティコが復帰してプレッシャーがかかっているのではと思われたが、本家以上の動きを見せプレッシャーを跳ね除けていることを感じさせた。メインのボラドールvsゲレーロは日本でもお馴染み同士の対決、両者は本来は素顔なのだがマスク着用で登場も、ゲレーロがマスクを脱いで客席へ投げるとボラドールも脱いで客席へ投げようとするが、そこでゲレーロが強襲、リフトアップスラムで客席に叩きつけるだけでなく股間を鉄柱に打ち付ける。
リングに戻るとボラドールがドロップキックで反撃し、場外へゲレーロを追いやるとトペを発射、再び場外へ追いやったところでロープ越しのティヘラを敢行するが、ノータタッチトペコンを放ったところでキャッチしたゲレーロはパワーボムで叩きつける。
リングに戻ったゲレーロはセントーン・デ・ラ・ムエルテを決めるが、もう1発はかわしたボラドールが場外へ追いやってからスワンダイブ式のティヘラを敢行、しかしゲレーロも反撃しボラドールを客席に座らせてからゲレーロは入場柵越えの背面アタックを命中させる。
リングに戻るとボラドールが雪崩式フランケンシュタイナーを狙うが、ゲレーロが雪崩式パワーボムで切り返し、ボラドールもトラースキックからバッククラッカー、雪崩式フランケンシュタイナーを決めるも、ゲレーロは回転式ロメロスペシャル、雪崩式リバースブレーンバスターことゲレーロスペシャルで勝負するが、キックアウトしたボラドールがコーナーに昇ったゲレーロを雪崩式スパニッシュフライで3カウントを奪い勝利を収めた。
ボラドールも日本でお馴染みとなったがゲレーロもすっかりお馴染みとなるも、ボラドールはスーパージュニアにも参戦したが、ゲレーロは「FANTASTICA MANIA」で参戦して当たり前のレスラーになった、今年でゲレーロは44歳となるが敗れはしたもののボラドールと渡り合える力は持ち合わせている、「FANTASTICA MANIA」だけでなく通常シリーズにも参戦して新日本勢と渡り合って欲しい。また新日本、またCMLLvsロスインゴの戦いは「FANTASTICA MANIA」でも繰り広げ、2月11日の大阪で行われるIWGPジュニアヘビー級選手権の前哨戦はリーとティタンが入場するヒロム、BUSHIを同時トペで奇襲をかけるが、ヒロムがリー、BUSHIがティタンのマスク剥ぎを狙ってからロスインゴペースとなり、終盤でもヒロムとリーは互角に渡り合いながらも、BUSHIがティタンを急所蹴りからのBUSHIロールで3カウントを奪い、試合後もヒロムがリーのマスクを剥いで顔面を踏みつけるなどの暴挙を働いた。これまでの絡みではヒロムはリーにしてやられることの方が多かったが、ヒロムがやっと一矢を報いた形となった。
第5試合でもアトランティスがロスインゴの同士討ちを何度も誘発するなど奮戦したが、次第にロスインゴのチームワークに押されだし、最後はフィンレーを内藤とEVILによるOUT OF CONTROLで完勝、試合後もKUSHIDAの腕を内藤とルーシュが同時に脇固めで捕らえるなどロスインゴの勢いをみせつけた。
全試合終了後はロスインゴを除いた参加選手が揃い大団円で終了となったが、テーマパークに来てお祭りを楽しんだ気分という印象を受けた。来年のお祭りも楽しみだ・・・・
【後楽園3連戦終了】本日も沢山のお客様にご観戦いただき誠にありがとうございました。次期シリーズ「Road to THE NEW BEGINNING」は1月27日(金)後楽園ホールにて開幕!皆様のご来場をお待ちしております。 #njcmll #njnbg pic.twitter.com/tZv67eTmjU
— 新日本プロレスリング株式会社営業部 (@njpw_nyao) 2017年1月22日 -
新日本プロレスがアメリカ進出の拠点としてLA道場復活へ
ただいま2016伊賀プロレス大賞投票受付中です 投票はこちら→ https://t.co/WJ3qCuAGPd 投票お待ちしています! #2016伊賀プロレス大賞 #prowrestling
— 伊賀プロレス通信24時 (@igapro24) 2017年1月13日
今週発売の週刊プロレスにて新日本プロレスの木谷高明オーナーがインタビューに答え、今年アメリカ進出の足がかりとしてカリフォルニアで拠点としてアメリカ支部を立ち上げることを明らかにした。
インタビューの内容とすれば昨年末にTwitter上で公開された「WWEの戦略は公表資料及び決算資料等」の感想のだが、Twitterよりはインタビューよりわかりやすくてよかった。
カリフォルニアの拠点としてはおそらく中心であり7月に開催されるロスサンゼルスが濃厚とされるが、道場も構えるとなると事実上の新日本LA道場の復活となる。
ロス道場は2002年4月に当時オーナーだったアントニオ猪木の指示で設立されたが、当時の新日本は暗黒期にさしかかろうとしていた時代で、現場責任者である長州力が猛反対したものの、猪木は強行に押し切って設立、当時ロスに住んでいた猪木とサイモン・ケリー氏が仕切り、所属選手が活用するだけでなくダニエル・ブライアン、プリンス・デヴィット、サモア・ジョー、ロッキー・ロメロ、カール・アンダーソン、マイキー・ニコルス、アレックス・コズロフなど人材を輩出した。
その反面資金面で不透明な流れも指摘されるも、当時の体制はオーナーだった猪木に口を出せす経費の垂れ流しの状況が続き、ユークス体制に代わるとリストラ対象挙げられ閉鎖したが、今思えば設立したタイミングも悪かったのかもしれない。今回はこれだけWWEのことを研究している木谷オーナーのことだから、勝算があって復活させると思う、このインタビューを見るだけでも某記事で1・4特番が視聴率が1%だったと指摘する記事は改めて低レベルに感じてしまう。改めてスター選手が組織が取り仕切る時代が終わり経営に長けた人間がプロレス界を取り仕切る時代になったと実感させた。 -
オカダvs鈴木のIWGPヘビー級選手権が決定…伝説復活!?2月の札幌で事件が起きる?
☆2/5(日)北海道立総合体育センター 北海きたえーる(札幌)『THE NEW BEGINNING in SAPPORO 〜復活!雪の札幌決戦〜』13:30開場、15:00開始
◇第1試合◇
KUSHIDA 川人拓来(1/20)金丸義信 エル・デスペラード◇第2試合◇
天山広吉 小島聡 永田裕志(1/20)ヨシタツ デビッド・フィンレー ヘナーレ◇第3試合◇
柴田勝頼 獣神サンダー・ライガー タイガーマスク(1/30)ウィル・オスプレイ 邪道 外道◇第4試合◇
YOSHI-HASHI(1/30)飯塚高史◇第5試合◇
内藤哲也 SANADA EVIL BUSHI 高橋ヒロム(1/30)マイケル・エルガン 棚橋弘至 中西学 田口隆祐 ドラゴン・リー◇第6試合◇
▼IWGPジュニアタッグ選手権試合
[第49代王者組]ロッキー・ロメロ バレッタ(1/60)[挑戦者組]タイチ TAKAみちのく
※ロメロ&バレッタ初防衛戦◇第7試合◇
▼NEVER無差別級選手権試合
[第15代王者]後藤洋央紀(1/60)[挑戦者]ジュース・ロビンソン
※後藤初防衛戦◇第8試合◇
▼IWGPタッグ選手権試合3WAYマッチ(1/60)
[第73代王者組]矢野通 石井智宏vs[挑戦者組]真壁刀義 本間朋晃vs[挑戦者組]ランス・アーチャー デイビーボーイ・スミスJr.
※矢野&石井初防衛戦
※3チーム同時に通常のタッグマッチを行い、いずれかの1チームが勝利した時点で決着とする◇第9試合◇
▼IWGPヘビー級選手権試合
[第65代王者]オカダ・カズチカ(1/60)[挑戦者]鈴木みのる
※オカダ3度目の防衛戦☆2/11(土)大阪府立体育会館(エディオンアリーナ大阪)『THE NEW BEGINNING in OSAKA』15:30開場、17:00開始
◇第1試合◇
ヨシタツ 川人拓来(1/20)デビッド・フィンレー ヘナーレ◇第2試合◇
天山広吉 小島聡 KUSHIDA(1/20)飯塚高史 金丸義信 エル・デスペラード◇第3試合◇
永田裕志 ジュース・ロビンソン 獣神サンダー・ライガー タイガーマスク(1/20)後藤洋央紀 YOSHI-HASHI 邪道 外道◇第4試合◇
オカダ・カズチカ ロッキー・ロメロ バレッタ(1/30)鈴木みのる タイチ TAKAみちのく◇第5試合◇
▼NEVER無差別級6人タッグ選手権試合
[第10代王者組]棚橋弘至 中西学 田口隆祐(1/60)[挑戦者組]SANADA EVIL BUSHI
※棚橋&中西&田口初防衛戦◇第6試合◇
▼スペシャルシングルマッチ
柴田勝頼(1/30)ウィル・オスプレイ
※1月19日〜22日のイギリス遠征において柴田勝頼選手が防衛に成功した場合は、ブリティッシュヘビー級選手権試合として行う◇第7試合◇
▼IWGPタッグ選手権試合3WAYマッチ(1/60)
矢野通 石井智宏vs真壁刀義 本間朋晃vsランス・アーチャー デイビーボーイ・スミスJr.
※矢野&石井初防衛戦
※3チーム同時に通常のタッグマッチを行い、いずれかの1チームが勝利した時点で決着とする。 なお2月5日札幌大会の結果によりチャンピオンチーム、チャレンジャーチームが決まる◇第8試合◇
▼IWGPジュニアヘビー級選手権試合
[第76代王者]高橋ヒロム(1/60)[挑戦者]ドラゴン・リー
※ヒロム初防衛戦◇第9試合◇
▼IWGPインターコンチネンタル選手権試合
[第15代王者]内藤哲也(1/60)[挑戦者]マイケル・エルガン
※内藤3度目の防衛戦新日本プロレスの次期シリーズのカード、また2月5日きたえーる、11日大阪のビッグマッチの全カードが発表された。
驚いたのは鈴木軍の全戦参戦、そしてBULLET CLUBがカードから外れたこと、鈴木軍のフルメンバーが参戦するのだから当然誰かがカードから弾かれてしまう。例を挙げればジャイアント馬場体制の全日本プロレスも長州力らジャパンプロレス勢が参戦したときは飽和状態となり、誰かがカードから弾かれていた、特にラッシャー木村率いる国際血盟軍が影響を受けてしまい、剛竜馬や高杉政彦、アポロ菅原が準レギュラー扱いとされ、スーパー・ストロング・マシンらカルガリー・ハリケーンズが参戦することになると真っ先に整理(リストラ)されてしまった(剛は馬場さんに反抗していたのも整理された一因にもなった)新日本は飽和状態をどうコントロールしていくのか…
2月の札幌でオカダvs鈴木のIWGPヘビー級選手権が決定したが、対戦成績は2勝1敗でオカダ、二人の初対決は2013年2月10日の広島大会で鈴木がゴッチ式パイルドライバーで勝利を収めたが、5月の福岡ではIWGPヘビー級王座がかけられオカダがレインメーカーで降し、2014年8月8日の横浜文体でのG1でもオカダがレインメーカーで降して勝利を収めている。
二人の対戦は2年半ぶりとなるが、あの頃と違うのは翌年から鈴木は鈴木軍を伴ってNOAHに参戦してからヒール度が増しているということだ。鈴木軍の参戦に関しては賛否が多いものの、賛否はそれだけ反響があった証拠、ファンから無反応だったらそれでこそ鈴木軍の存在価値はなくなってしまう。
また久しぶりに2月に札幌大会が行われるが、2月の札幌といえば事件のイメージが強い、記憶に新しいのは昭和59年2月の札幌中島体育センター、藤波辰己vs長州力が行われる予定だったが、長州の入場中に当時中堅・前座で燻っていた藤原喜明が鉄棒片手に襲撃し長州を血だるまにして試合は不成立となって行われず、ファンの怒りを買うもテレビで生放送されたことでインパクトが大きく藤原がのし上がるきっかけとなった(新日本プロレスワールドで視聴できます)。そして2002年2月では当時新日本から武藤敬司、小島聡、ケンドー・カシンが新日本の有力スタッフと共に全日本に移籍し、アントニオ猪木が所属選手を集めて「オマエら誰に怒っているんだ!」と問答した。(このとき棚橋は『アンタだよ』といってやりたかったそうだが周囲に止められた)
復活した2月の札幌で事件が起こるかというと、オカダvs鈴木が組まれた時点で危険な匂いがプンプンし始めている、なぜなら鈴木軍は2年前より増して生存競争が激しくなっている新日本マットに殴りこんだ時点で最もリスクの高いギャンブルに挑んでいるからだ、鈴木がオカダに敗れれば即鈴木軍の存在価値も問われてしまう、そうなってくると鈴木軍は総出で何かを仕掛けてくる可能性は高いと見なければならないし、オカダもvs鈴木でなく鈴木軍全体を相手と考えなければ大火傷する。
鈴木が鈴木軍を使って勝つとなれば当然新日本マットはNOAHで見た光景の再現となり、物を投げつけるファンもいるだろう。NOAHマットでも鈴木軍が物を投げつけられたことで物議を読んだが、自分的にはありだと思う、理由は昔のヒールは物を投げつけられるのは勲章であり、それが当たり前だったからだ。しかし時代と共にヒールのあり方も変わってしまった、NOAHマットで物議を読んだのは鈴木軍の立場とすれば当たり前だったものの、会場側のクレームもあったのだろうが、NOAHのファンには刺激が強すぎたからかもしれない。
話は少し逸れてしまったが大阪大会のカードは11月に実現できなかった内藤vsエルガンが2月の大阪で仕切りなおしとなり、セミではヒロムvsリーのジュニア選手権が組まれた。昨年のファンタスティックマニアでは高評価を受けた二人の試合は大阪のビッグマッチに抜擢するということはそれだけ新日本も期待をしているということ、後楽園から大阪府立の大ホールで実現するっ二人の試合は注目である。
スキャンダリズムもプロレスである、果たして2月の札幌は事件が起きるのか?
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鈴木軍、ドラゴンリー乱入から始まった新日本プロレスの2017年!そして後楽園を揺るがした野人劇場!
1月5日 新日本プロレス 「戦国炎舞 -KIZNA- Presents NEW YEAR DASH !!」後楽園ホール 1738人 超満員札止め
<アピール、コメントなどは新日本プロレス公式HPより>
◇第1試合◇
▼20分1本
カイル・オライリー リコシェ ○デビット・フィンレー(6分16秒 片エビ固め)獣神サンダー・ライガー タイガーマスク ×ヘナーレ
※カミカゼシューティングスタープレス◇第2試合◇
▼20分1本
高橋裕二郎 ○ハングマン・ペイジ(6分39秒 体固め)×ヨシタツ ビリー・ガン
※ライト・オブ・パッセージ◇第3試合◇
▼20分1本
○YOSHI-HASHI ロッキー・ロメロ バレッタ(9分59秒 首固め)×アダム・コール マット・ジャクソン ニック・ジャクソン【YOSHI-HASHI、ロメロ、バレッタの話】
ロメロ「バレッタ、大丈夫か?」バレッタ「あぁ。アダム・コールよ、YOSHI-HASHIがオマエを倒した。オマエは緊張してたのか?あれくらいでやられているなんて、オマエはまだまだだ。ROH世界王座だって、オマエから奪ってやる」
ロメロ「YOSHI-HASHI、俺が氷取ってきてやるよ」
※ロメロとバレッタがコメントブースを去る。
YOSHI-HASHI「とりあえず、一発目。出だしはいつになく好調で。新年一発目、目標は決まったから。それだけだ」
【コール、マット、ニックの話】
ニック「(※顔を小刻みに左右に振って、ブルブルブルと唇を震わせで戻って来る)俺らはチャンピオンベルトを盗まれたんだ。ロッポンギヴァイスってやつらにな」マット「今日のYOSHI“クソッたれ”HASHIは今夜、ラッキーだっただけだ。ただただラッキーだっただけなんだ。(昨日は)アンラッキーで負けただけ。チャンピオンは俺たちさ」
コール「そうさ。ニック・ジャクソンとマット・ジャクソンの言う通りだ。YOSHI-HASHIに俺がやられるとでも思ってるのか? あいつは勘違いしてるんだけさ。俺たちのレベルとはかけ離れているし、俺たちに追いつくなんて、はるか先のことだ。(前夜の勝利は)宝くじに当たったようなものさ」
ニック「YOSHI-HASHIの見た目って、12歳の子供だよな。『わんぱくデニス』(アメリカのドラマ)のいたずらばっかりする子供みたいだ。俺たちはミスター・ウィルソン(いたずらの標的にされているおじさん)でしかない」
コール「せっかくだからチャンスをやってもいいぞ。しかし、そうなればYOSHI-HASHIはただただ恐怖に襲われるだけだけどな。それは俺が保証してやるよ。次、俺たちがリングで顔を合わせるときに、それを思い知るだけさ」
マット「そうそう、そうなるのが関の山さ。Too Sweet」
(※3人はウルフパックサインを合わせる)
マット「ここにROHのベルトがある」
コール「これがすべてを表してるさ」
ニック「ロッポンギヴァイス、お前らにベルトを奪われたのは忘れてないぞ。必ず取り返してやるから楽しみに待ってろ。さらに、ここにはスーパーキックパーティーのベルトもある」
マット「誰が最高のタッグチームだって? 俺たちが6本のベルトを手にして、それをしっかり巻いて見せつけてやる。それで誰が最高かわかるだろ?」
ニック「俺たちは『205LIVE』でもない。WCWでもない。どの団体であろうが、どの階級であろうと関係ない。俺たちこそが最高なんだ」
コール「(※その場を立ち去りながら)俺たちは自分自身の力で、最高の瞬間をもたらすだけさ」
◇第4試合◇
▼20分1本勝負
スコット・ノートン 天山広吉 小島聡 ヒロ斎藤 チーズバーガー(9分57秒 片エビ固め)ケニー・オメガ バットラック・ファレ タマ・トンガ タンガ・ロア ×BONE SOLDIER
※ラリアット◇第5試合◇
▼30分1本勝負
○マイケル・エルガン KUSHIDA(13分45秒 片エビ固め)×内藤哲也 高橋ヒロム
※バーニングハンマー【エルガンの話】「ナイトウ。俺がオマエに言うべきことは、すべてリングの中で言ったつもりだ。闘いの中で表したつもりだ。次に内藤とリングで会う時は、IWGPインターコンチネンタルのタイトルマッチだろう。その時も必ず、俺が勝って、チャンピオンベルトを奪ってみせる」
【ドラゴン・リーの話】「俺は、ヌメロ・ウノ。ナンバー1になりたいんだ。去年、ファンタスティカマニアで、ヴィールスと闘っていた時に、カマイタチが突然やってきた。だから、今回は、俺が日本にやってきたんだ。カマイタチとは、日本でもメキシコでも、ROHでも闘ってる。今日は、カマイタチのタイトルに挑戦するためだけに、俺は日本に来た。明日もうメキシコに帰る。ファンタスティカマニアで、タイトルマッチをやりたい。俺はヌメロ・ウノになる」
【KUSHIDAの話】「確かに負けた。東京ドームでヒロムに負けたよ。それは認める。言ってしまえば、先輩レスラーからの、凱旋帰国の、ご祝儀とでも言っておきましょうか。またここから始まる。また一歩一歩、階段を上っていく。そのやり方しかKUSHIDAにはないでしょう。己の腕1本で、ここまで上がって来たんだ。大きなジャンプアップは、確かにないかもしれない。彼みたいにね。一歩一歩登って行きますよ。この山は、この山は、まだ下りてない。登ってる」
◇第6試合◇
▼30分1本勝負
真壁刀義 本間朋晃 柴田勝頼 永田裕志 ○ジュース・ロビンソン(14分54秒 片エビ固め)オカダ・カズチカ ×後藤洋央紀 矢野通 石井智宏 ウィル・オスプレイ
※パルプフリクション(試合終了後、突如として鈴木軍が乱入! 本隊とCHAOSをリング外に蹴散らす。リング上ではKESが石井に合体ラリアット。そして、矢野にはキラーボムをお見舞いする。
ここでオカダが鈴木軍のメンバー相手に孤軍奮闘するも、あとから登場した鈴木みのるがスリーパーで捕獲。そして、一気にゴッチ式パイルドライバーを炸裂させる!)
鈴木「うるせーぞ、コノヤロー。オイ! 新日本プロレス。テメーらの宝、俺たちにすべて寄越せ!(さらにIWGPヘビーのベルトを手にする)さあ、さあ、さあ! テメーら、よく聞け。俺たちが来たからには、ここはもうな、俺たちのリングなんだよ!(KESもIWGPタッグのベルトを抱え持つ。館内はブーイング!)何がブーだ。オイオイ、ブタくさくてたまんねえな、この会場。うるせえんだよ、全部おまえのせいだろ、オカダ?(オカダの顔面をふみつけ)何もかも食い荒らしてやる! テメーら、よく聞け! 俺たち鈴木軍、イチバーン!」【鈴木、アーチャー、スミスJr.、タイチ、デスペラード、TAKA、金丸の話】
(首輪をつけた飯塚を連れたデスペラードが、インタビュースペースに集まって通路をふさいでいる大勢の報道陣に「どけ!」と叫んで道を割ってバックステージの扉の向こうに消える。残りのメンバー全員が揃ったところでTAKAが口火を切る。)TAKA「おい、おい、ジュニアタッグチャンピオンって誰なんだよ? 俺たちがいない間に好き勝手、遊んでただろ? そろそろ返してもらうからな」
タイチ「終わりだ、おい。俺が、俺らが帰って来たからには、お前ら新日本ジュニア全員、終わりだ。今までデケエ面しやがって。それも今日で終わりだ。わかったか」
アーチャー「KESこそが唯一の真のIWGPタッグチャンピオンだ。そのタイトル、そのベルト、俺たちの元に戻って来る。みんな、わかったか」
スミスJr.「ヤノ、イシイ、お前らにはそれはふさわしくない。俺たちKESは、そのIWGPタッグ王座をいただきたい。そのチャンスをよこせ。一発で取り戻してやる」
鈴木「ヘヘヘ、新日本プロレス、CHAOS、BULLET CLUB、そしてLOS INGOBERNABLES…、どいつもこいつも、プロレス界の王は、ただ一つ、俺たちだ。偉そうなツラしてんじゃねえよ。お前らが持ってるもの、根こそぎ、すべて、何もかも、俺たちによこせ。返事なんかいらねえよ。返事なんかいらねえよ。すべて力づくだ、力づくだ。これが鈴木軍だ。俺たち鈴木軍……」
鈴木、アーチャー、スミスJr.、金丸、TAKA、タイチ、デスペラード「(※7人で声を揃えて)イチバ~ン!」
◇第7試合◇
▼NEVER無差別6人タッグ選手権試合/60分1本勝負
[挑戦者組]棚橋弘至 ○中西学 田口隆祐(13分24秒 片エビ固め)[第9代王者組]SANADA EVIL ×BUSHI
※ヘラクレスカッター
☆SANADA&EVIL&BUSHIが初防衛に失敗、棚橋&中西&田口が第10代目王者となる(試合終了後)
「(※大『中西』コールのあと、マイクを叩いて音を確認し)入ってますね(※場内笑)。今日はありがとうございました!(※大歓声) 皆さんの声援と、棚橋と田口のヘルプで、何とか試合がかつことができました。ありがとうございました!(※大拍手)じゃあ今日は、俺が締めてもいい!?(※場内笑&大『中西』コール) オッケー! (※場内笑) じゃあ、『1、2、3、ホー!』でお願いします(※場内笑&大拍手)。1、2、3、ホーー!!(※『ホーー!!』の大合唱&大拍手)」【棚橋、中西、田口の話】
中西「ありがとうございました。まぁ、闘いはもっともっと続いていくってことは、このベルトを獲ったことで、証明できたと思います。ガンガンいきます。田口ありがとう!」田口「ありがとうございます!」
――田口選手も、久しぶりのベルトですが?
田口「まさか、今年ベルトを巻くことになるとは思わなかったです。今日、会場に来て、カードを見て、『こんなタッグで獲れるのか?』と。昨日、あんな凄い試合の後、チャンピオンになったあの3人に、こんな……急造も急造ですよ。でもね、こうやって、ワンチャンを……ワンチャンあれば、しっかり形にしますから。個人の実力で言えば、向こうの3人と、こっちの3人で、まったく劣るところはないですから。急造でこれだけ力があるんですから。これから先、深まっていくだけしかないですからね。今日始まったばかりですから。今日始まって、いきなりこれでチャンピオンですから」――ワンチャンで手にしましたけど、ワンナイトで終わらないように……
田口「まぁワンナイトっていうのも良いんですけどね。ワンナイトはワンナイトで良いんですけどね。回を重ねるごとに、より深まっていきますから。心で繋がっていきますから。今はまだ、カラダで繋がってる3人ですけど、これから心を重ねて……」※中西が再びコメントブースに現れ、田口にコーラを手渡す。
田口「あ、コーラで。もう早速繋がりました」中西「タナは?まだ来ないか?乾杯したいのにな。車のヤツがおるから、酒ではできんけど(笑)」
田口「そうですね。そういう心遣いも」
中西「家帰ったらゆっくりできるやろ。家庭があるヤツはええな!」
中西・田口「(笑)」
中西「墓穴掘ったな……。棚橋が来ないと、間が持てへんぞ!」
田口「笑って繋ぐしかないです」
中西「彼は何をしているんだ?」
田口「帰っちゃったんですか?」
――そろそろ来ます。 田口「じらしますね。さすが」
中西「まぁでも、膝のダメージが結構あるんで」
田口「昨日の激闘がありましたからね」
中西「昨日、我々は第0試合だったんで……」
※棚橋がコメントブースに現れる。
棚橋「ありがとうございました!」中西・田口「ありがとうございました!」
田口「ワンチャンですよ」
棚橋「ワンチャンだな。これこそ、ワンチャン」
中西「乾杯しますか」
※3人でコーラを開ける。
中西「永田からです」
田口「中西さんじゃない(笑)」
中西「俺ではない(笑)」
棚橋「乾杯!」 ※3人で乾杯する。
――いかがですか?
棚橋「昨日ね、ドームで、ガントレットマッチで、このNEVER6人タッグをかけて、4チームが闘ってね。それがもうここにあると。ワンチャンだね」田口「ワンチャンですよ」
中西「昨日の試合ね、消化不良というか、完全燃焼できなかったんで。今日は良い形で、ベルトもついてきましたし、最高やね」
田口「そうですね。でも、まだ心は1つになってないんで、まずはLINEを交換して、LINEグループを作るところから始めましょう」
中西「俺、LINE分からへん!」 (※一同笑い)
棚橋「じゃあグループ名は、『NEVER6人タッグ』……『NEVER6(シックス)』とかにしようか。ちょっとオシャレなやつ」
田口「シックス……」
棚橋「『シックス』に反応しなくていい」 (※一同笑い)
田口「何かと『6』には縁があるということで」
――このタッグの司令塔は誰になりますか?
棚橋「それも、これからです」田口「LINEで」
中西「俺、できひんって(笑)」
田口「大丈夫です。スマホなら何とかなります」
――田口さん、中西さんと上手く心が繋がっていく自信はどれくらい?
田口「……69%ですね」 (※一同笑い)田口「確率としては、69%」
中西「でも、なんか、インパクトのある数字やね。69%」
棚橋「中西さん、そこ拾わなくて大丈夫です」
(※一同笑い)田口「こんな急造タッグで、まさか獲れるとは思ってなかったですね」
棚橋「大丈夫……獲れる気あったよ?」
中西「急に巡ってきたチャンスやしな」
――ドームを振り返っていかがですか?
棚橋「昨日、セミとメイン。4人いましたけど、やっぱり俺が1番、動けてない。だから、心を入れ替えて、合同練習で、練習生と1から始めるつもりで、鍛えて、叩き直してきます……すいません、全然関係ない話で」中西「初心に戻ることは大事や」
棚橋「まぁ、おいおい、チーム名、発表しますんで。僕、あの、入場テーマを変えるって予告してから、予告がスゲェ楽しくなっちゃって(笑)期待して待ってもらえるって感覚が良いと思ったんで。次ね、チーム名、発表します」
中西「忘れないでくださいね。この事覚えといてくださいね。何日か経ったら、無かったことになるのが1番嫌やから」
棚橋「やっぱベルトって良いものですね」
――似合ってます。
棚橋「ありがとうございました」中西・田口「ありがとうございました」
棚橋「よし、写真撮ろう」
※ベルトを巻いた記念写真を撮り、中西と田口はコメントブースを去る。――今日は入場時、ファンから「GO!ACE!」というかけ声もありました。
棚橋「これはどんな良い曲であっても、実績、試合内容が乗っていかないと、空っぽのままなんで。この良いメロディー。今、まだ空っぽの曲ですけど、中身は俺が詰め込んでいきますから」――これまでの負けと、昨日の負け。自分の中で違いは?
棚橋「これは僕が感じている以上に、ファンの方、関係者、レスラー仲間が、凄く重く受け止めている結果じゃないかな、と」――客観的に見て、『自分が1番動けていなかった』と感じた要因は、自分の中である?
棚橋「バランスですね。『全力』がモットーなので。全部に全力を出したんですけど、ちょっとキャパ越えたかなと。自分が1番、最も大切なものは何かっていうのが、プロレスだったので。プロレスを、第1に考える。まぁ当然なんですけど。敗戦で学びましたね」――棚橋選手の『全力』が、昨日の盛り上がりを生んだと思いますが、棚橋選手は昨日の試合について率直にどう思う?
棚橋「年々盛り上がっていく中で、盛り上がっていくけど、棚橋はどんどん下がっていくっていう状況が、やっぱり悔しいですね。なので、うん……もちろん重く受け止めて、落ち込みますけど。もう今日から、通常運転で、全力で、プロモーション、SNS、鬱陶しいほどにまき散らしていきます。大丈夫です。棚橋は、元気です」――内藤選手が昨日の試合後、「俺のところに戻ってこい」と、エールとも取れるコメントを出していましたが?
棚橋「それは、俺が昔、『俺のところまで上がってこい』って言ったやつですよね……メインイベントも遠いし、IWGPも遠いし、インターコンチも遠い……。ただ、その、発信源は俺なんで。その意味を1番理解しているのも、俺なんで。ちょっとしばらく落ち込もうかなって。落ち込んだことないんですけど。落ち込もうかなって思ったんですけど、リングで試合して、ファンの声援を聞いてるとね、『プロレスってそうじゃねぇな』って。思いました。あんまり長く話すと、ボロが出るんで。ありがとうございました」【SANADAの話】「まあね、あのベルトはね、俺らに感謝した方がいい。輝いてなかったからね。ロス・インゴが負けたじゃなくて、あのベルトがすごい注目されるんで。それは感謝した方がいい」
【EVILの話】「今日の結果はNEVERの呪いってやつだ。あんな、クソ終わってるレスラーに獲られるなんて、呪いだ。まあ、呪いも、Welcome to the DARKNESS WORLD。俺の方が、お前を呪い殺してやる。それと、棚橋弘至。あっちがダメなら、こっちってか? いい度胸してんな。いいか? 昨日、あいつのプロレス人生は終わってんだよ。まあ、腐っても棚橋弘至。俺があいつを食い尽くして、テメエを最高の餌としてやるよ。覚えとけよ。This1 is EVIL。E~verything is EVIL。すべては……………EVILだ!」
東京ドーム大会を終えた新日本プロレスの2017年度の方向性が示される後楽園大会が開催され、第5試合ではIWGPインターコンチネンタル王者の内藤とジュニア王座のヒロムが組み、インターコンチ王座に挑戦を表明したエルガンとジュニア王座奪還を狙うKUSHIDA組と対戦。序盤はエルガンがパワーで圧倒も、内藤はエルガンの古傷である左眼に照準を定めて流れを変え、連係でエルガン、KUSHIDAをも蹂躙する。
エルガンは内藤のトルネードDDT狙いを堪えてファルコンアローを決めると、コーナーめがけてジャーマンで投げ、ヒロムをも内藤めがけてデスバレーボムで叩きつけてから内藤を雪崩式ぶっこ抜きファルコンアローで叩きつける。
エルガンはヒロムにエルガンボムを狙うが、内藤が低空ドロップキックでカットに入り、エルガンだけでなくKUSHIDAにも急所蹴りを見舞うが、そこでヒロムのメキシコでのライバルであるドラゴン・リーが乱入してヒロムを襲撃してノータッチトペコンを浴びせると、この混乱の隙を突いたエルガンがバーニングハンマーで3カウントを奪い、ドラゴン・リーもヒロムをブレーンバスターボムでKOしてIWGPジュニア王座への挑戦をアピールした。
ヒロムへの挑戦者は結果次第では前王者のKUSHIDAが再戦の権利を行使するかと思われたが、ドラゴン・リーがまさかの横槍で挑戦表明、コメントでもあったとおりKUSHIDAも一歩引かざる得なかったようだ。セミの10人タッグ選手権は終盤で10選手が入り乱れる乱戦となるが、柴田のPKの援護を得たジュースが後藤をパルプフリクションで3カウントを奪うも、試合後に鈴木みのる、K.E.S(ランス・アーチャー、デイビーボーイ・スミスJr、)飯塚高史、タイチ、エル・デスペラード、TAKAみちのく、金丸義信の鈴木軍が乱入、K.E.Sが石井をダブルインパクト、矢野をキラーボムでKOすれば、鈴木軍を蹴散らそうとするオカダを鈴木がスリーパーからのゴッチ式パイルドライバーでKOし、NOAHに続いてベルト総取り、新日本制圧を宣言した。
NOAHから撤退後、12月30日のTAKA&タイチ興行で再結束をアピールして去就が注目されていた鈴木軍だったが、やっぱり本命の新日本にUターン、そして鈴木はいきなり頂点であるIWGPヘビー級王座、K.E.Sはタッグ王座に狙いをつけた。オカダもケニーを降して王座を防衛したが挑戦者は不在だったことを考えると、鈴木の挑戦は妥当か?タッグ王座もK.E.Sの横槍に真壁&本間のGBHも黙ってはいるわけがない。またNEVER王座に関しては後藤から直接フォールを奪ったジュースの挑戦が濃厚となった。柴田はドーム大会でNEVER王座からの撤退を宣言したが、ジュースへのアシストをしたPKはNEVERへの決別を意味するものだったのか…?また柴田のもう一つのベルトであるブリティッシュ王座にはオスプレイが挑戦に名乗りを挙げた。メインの6人タッグ選手権は混成の挑戦者組に連係で優る王者組のロスインゴが蹂躙、場外戦でもEVILが鉄柵やイスでの殴打で足攻めを展開するれば、リング内でもロスインゴが田口に集中攻撃を加えるなどして主導権を握り、棚橋も孤軍奮闘するがEVILの膝裏へのタックルを浴びるなど、挑戦者組が主導権を握れない展開が続く。
交代を受けた中西がロスインゴ相手にラリアットや野人ハンマーで奮戦、しかしロスインゴの連係に捕まるとSANADAのSkull Endで捕獲され、中西もアルゼンチンバックブリーカーで切り返すが、SANADAは再度Skull Endで切り返し中西を追い詰める。
そこで棚橋がツイストアンドシャウトでカットに入り、BUSHIが中西にコードブレーカーを決めMXを狙うが中西がキャッチ、EVILがカットに入るも棚橋と田口が排除すると中西がBUSHIにヘラクレスカッターを決め3カウントを奪い大逆転で王座を奪取した。
中西も12月17日に何かを決意したように永田に挑み敗れたものの、永田に「オマエはまだやれる」と励まされ、中西も「終わったんちゃうから」と奮起した。そういった意味では中西も崖っぷちの状況に立たされていたと思う。
棚橋と中西と田口の混成で連係に優るロスインゴに勝てるとは正直言って思わなかった、しかし膝の悪い棚橋が敢えて控えにまわり、中西を全面に立てたことで中西が奮起して王座奪取に繋がった、この試合の主役は中西だといっても過言ではない。
また棚橋も6人タッグ王座を奪取したことで沈み行く太陽に歯止めをかけ、逆襲への第1歩を示した。また第3試合ではYOSHI-HASHIがヤングバックスのダブルトラースキックを喰らうもコールの狙うラストショット狙いを首固めで丸め込んで3カウントを奪う大金星を挙げるも、試合後にコール、ヤングバックスの袋叩きにあい、改めてラストショットでKOされてしまったが、ROH王者から直接フォールを奪ったことでROH王座への挑戦が濃厚となった。
棚橋の巻き返し、鈴木軍、ドラゴン・リーの乱入で始まった2017年度の新日本プロレス、果たしてどんなドラマが待ち受けているのか?
【後楽園ホール大会終了】本日も沢山のお客様にご来場いただき誠にありがとうございました。次期シリーズ「CMLL FANTASTICA MANIA 2017」は、1月13日(金)大阪府立体育会館・第二競技場にて開幕!
皆様のご来場をお待ちしております。 #njpw pic.twitter.com/foCtVYS7xB
— 新日本プロレスリング株式会社営業部 (@njpw_nyao) 2017年1月5日後楽園ホール大会超満員大興奮大盛況で終了。次回の後楽園大会も今回同様元気一杯で選手、関係者一同皆様にお会いするのを楽しみしてます。1/13のファンタスティカマニア大阪大会にも是非お立ち寄り下さいお待ちしてます。メインの試合に沢山の声援に感謝です。本日は誠にありがとうございました。
— 中西学 Manabu,Nakanishi (@nobitokun) 2017年1月5日全て食い荒らしてやる…次は…ライオン狩りだ… pic.twitter.com/XAnCE8mDWA
— 鈴木みのる (@suzuki_D_minoru) 2017年1月5日Ya might say WE ARE BACK! #suzukigunichiban https://t.co/5iHViSM8PJ
— Lance Hoyt/Archer (@LanceHoyt) 2017年1月5日さぁ帰ったぞ
新日本のジュニアの連中よ
この2年間、お前らがそうやっていれたのも、俺がいなかったからだ
それも今日で終わりだ
てめぇらの2年間、根こそぎ奪い取ってやる!
日本人、外国人関係ねぇ!
全てだ!
フハハハハ!! pic.twitter.com/K5mXJiKB5l
— タイチ (@taichi0319) 2017年1月5日さぁ
はじめますかね pic.twitter.com/xDdDHFq9kg
— TAKAみちのく (@takam777) 2017年1月5日ここのリングであれを取って…
あれもしっかり貰うぞ!!(笑)(笑)(笑) pic.twitter.com/yhHGHlPyab
— 金丸 義信 (@kmaru0923) 2017年1月5日I hate this idea that because I'm a "junior" I don't stand a chance against SHIBATA. Don't get… https://t.co/DdFu2StOo9
— William Ospreay (@WillOspreay) 2017年1月5日真壁刀義 ブログを更新しました。『『後楽園大会二日目』。』【画像5枚】#真壁刀義 #ボートレース住之江 #アメブロ
https://t.co/ikGy32zLuP
— 真壁 刀義 (@GBH_makabe) 2017年1月5日今宵後楽園大会では柴田、真壁、子系士、銃酢露瓶村と組んで岡田、屋野、胃士位、語等、雄婦例と戦ったゼァ。最後は銃酢が殊勲の勝利に後楽園が沸いた!我々が喜んでたところに性格悪軍が乱入してきてあっという間にリングを占拠してしまった。これからどんな展開になるのか?
— 永田裕志 (@nagata769) 2017年1月5日ありがとうございました。 https://t.co/LErTLQDWMo
— 菅林直樹 (@NJPWSUGABAYASHI) 2017年1月5日 -
オカダがドーム初の40分越えの死闘を制し王座防衛!内藤に敗れた棚橋はこのまま沈みゆく太陽となるのか?
1月4日 新日本プロレス「WRESTLE KINGDOM 11 in 東京ドーム」東京ドーム 26192人
<アピール、コメントなどは新日本プロレス公式HPより>
◇第9試合◇
▼IWGPインターコンチネンタル選手権試合/60分1本
[第15代王者]○内藤哲也(25分25秒 片エビ固め)[挑戦者]×棚橋弘至
※デスティーノ
☆内藤が2度目の防衛に成功【内藤の話】
内藤「まあ、これでひとつの時代が完全に終わったのかな? まあ、寂しいけどね。これもディスティーノ、運命だよ。かつて彼が俺にこう言ったよ。2006年の7月だったかな? 早く俺のところまで来いよ。棚橋は言ったよ。まあでもさ、今現在、棚橋は俺の目の前にはいないからね。俺のはるか後ろを歩いている存在だから。今この場で俺は彼にメッセージを送るよ。棚橋、早く俺のところまで戻ってこいよ。まあさあ、彼はもう終わった人間だからね、戻ってくることはないと思うけどさ。まあ、戻ってこようとするのは自由だから楽しみに待っとくぜ。カブロン」※ここでエルガンが会見場に登場。
エルガン「(※会見場に入って来ると内藤の隣に歩を進め、向かい合うとにらみつける。そしてテーブルに置かれたベルトを自分の方に向けて)ベルトがお前のところに戻って来て幸いだ。お前に目をやられたことは忘れていない。そのせいで俺は欠場を余儀なくされたんだからな。だけどこうやって戻ってきた。ナイトーよ、俺は休んでる間ずっと、お前に仕返しするばかり考えてた。目をやられたお返しとして、もう減らず口が叩けないように、お前のアゴを砕いてやる!」
※エルガンが退場内藤「まあ、俺さ、日本語とスペイン語しかわかないから、彼が何言っているかわかんないけどさ。何カ月かズル休みして今日戻ってきた彼がなんて言ったの? ちょっとわかんなかったけどさ、もう言い訳できないよ? 本当に折れてたの? 目は折れてたのかって。診断書を見せてくれよ。俺の目の前に持ってきてくれよ。まあさあ、彼が何を求めてるのか知らないけど、俺が言えることはエルガン、トランキーロ! トランキーロ! あっせんなよ。じゃあ、そういうわけだから。アディオス!」
◇第10試合◇
▼IWGPヘビー級選手権試合/60分1本
[第65代王者]○オカダ・カズチカ(46分45秒 エビ固め)[挑戦者/G1 CLIMAX26優勝者]×ケニー・オメガ
※レインメーカー
オカダが2度目の防衛に成功(試合終了後)
外道「ケニー・オメガ! オメェにはよ、さんざんな目に遭わされたけどよ、オメェは、尊敬するスゲェレスラーだよ(※大拍手) だーがーよ!! 勝ったのは誰だ!?(※大歓声) オイ! いつものセリフをよ、今日は腹の底から言ってやらぁ。もう! 誰1人! 2度と! レインメーカーを止めることはできねぇ。何でかわかるか、オイ!?(※場内騒然) …レェ~ベェルが違うんだよ、コノヤロー!(※大拍手) 『WRESTLE KINGDOM 11』の最後はよ、この男の言葉で締めてもらおう。プロレス界の常識をすべて引っくり返す男、完全無欠のIWGPヘビー級チャンピオン、レインメーカー…オカダ・カズチカだ(※大拍手)」オカダ「(※目を閉じて『オカダ』コールを聞き)みっつ、言わして下さい(※大拍手)。ひとーつ! ケニー、俺が認めてやる。お前は、新日本の歴史上、一番強い外国人選手だよ!(※大拍手) ふたーつ! 去年の『WRESTLE KINGDOM』(と比べ)、だいぶ今年(は)メンバーが変わりました。でも、こんだけのお客さんが見に来てくれる。2017年もな、俺が新日本、盛り上げてやるからな。俺から、目を逸らすなよ(※大歓声&大歓声)。みっつ!……特にありません!(※場内笑&大拍手) と! 言いたいところだけどな、俺はな、新日本プロレスをな、背負ってんだよ(※大拍手)。新日本プロレス、かなり! 重いけど、俺は背負ってる。でもな! まだまだ背負える。もっともっと! 新日本プロレスを大きくしてやるからな!!(※大拍手) 俺が!! 新日本プロレスを! 背負っている限り!! 新日本プロレスに!! カネの雨が降るぞ!!(※大歓声)」
【オカダの話】
──おめでとうございます。
オカダ「ありがとうございます」──東京ドームのメイン、最高の舞台で最高の内容でIWGPを防衛しました。今の気持ちを聞かせてください。
オカダ「今、13年ぐらいですか? プロレスやってますけど、ホント死ぬかと思うような試合でした。まあそんぐらいケニー・オメガは強い相手でした」──今も身体に痣が残ってますけど、試合時間も46分45秒、本当に苦しい闘いだったと思います。今回初シングルだったケニー・オメガ選手、改めてどんな選手でしたか?
オカダ「やっぱり試合前に言ったように、今までのBULLET CLUB、プリンス・デヴィットよりも、AJスタイルズよりも間違いなく強い、本当に新日本プロレスの今までの歴史で一番強い外国人選手。今の新日本プロレスの中で僕の次に強い選手だと思います」──それだけリスペクトするオメガ選手との試合の中で、新日本を背負っていくんだという覚悟やプライドが見えた試合だったと思います。
オカダ「もちろん、それはケニーにもあったと思いますし、必ずこのベルトを取って、俺が新日本プロレスを動かしていくっていう思いもあったと思いますけど、その覚悟という意味では僕が上回ったんじゃないかなと。いないでしょう、新日本プロレスに他に。やられても勝つ選手、ケニー・オメガにあそこまでやられて勝つ選手、俺しかいないでしょう。俺しか背負えないでしょう」──去年、選手がたくさん抜けた中で、今年の東京ドーム大会、いろんな予想があったと思いますが、去年よりも大きく盛り上がったと思います。その雰囲気についてはいかがですか?
オカダ「最初、本当にドームが終わって、新日本プロレスどうなるかなと思いましたけど、今年こんだけのお客さんが入って、あんだけ歓声を送ってくれて最高でした。べつにこれで僕が辞めるわけではないですし、しっかり新日本プロレスを大きくしていきますんでで、また来年は今年以上に、その次はドンドンドンドン盛り上げていけるように僕がします」──新日本を背負う立場のオカダ選手だと思いますが、今後この新日本をどんな世界に連れてってくれるんでしょうか?
オカダ 「まあ、途中で発表があったように7月、新日本プロレスがアメリカにも行きますし、だからといって日本は手を抜くわけでもないですし、アメリカはアメリカで盛り上げて、海外もまた2017年もいろんなところに行くと思いますし、しっかり世界中に新日本プロレスを広めて、日本は日本で新日本プロレスという、プロレスという素晴らしいものがあるということを、オカダという素晴らしい選手がいるということを全国の皆さん、世界の皆さんに広めていきたいなと思います」──今日の結果で新日本のベルトをCHAOSとロス・インゴベルナブレスの2つが分け合うカタチとなってますが、そのへんはどう感じられていますか?
オカダ 「ちょっと僕も試合に集中していたので、前の試合は申し訳ないんですけど観てなかったので、どういうベルトの移動があったのか把握できてないですけども、その2チームが新日本プロレスの中で勢いがあるチームなんじゃないかと思います。もちろんどっちが上かと言ったら、このベルトが上だと思いますから、もっともっとCHAOSにベルトを集めてですね、CHAOSが一番強いチームなんだなというのを見せていければいいかなと思います」──今日の試合、30分を超えたあたりから、観客席で涙ぐむファンがかなり見えたんですね。こういう光景は最近新日本プロレスでなかったなと思うんですけど、結構雰囲気が変わったのかなと思ったんですけど、いかがですか?
オカダ 「どうなんですかね? 今日のオカダvsケニーがそういうお客さんの心に響く試合だったと思いますし、本当に感情移入して泣ける試合なんて腐るほどありますし、ドンドンドンドンそういう泣ける試合もそうですし、ハラハラドキドキワクワクした試合もあると思いますし、そういう試合を見せていけるのが新日本プロレスだと思いますんで、それがプロレスの魅力だと思いますんで、そういうのをドンドン見せていけたらと思います」──試合後にケニー・オメガ選手を新日本の歴史上一番強い外国人選手だとおっしゃっていましたけど、どんなとろころが強いと感じましたか?
オカダ 「こんな47分も今まで試合したことないですもん。それは棚橋さんにしたってそう、内藤さんにしたってそう。したことないですし、今までの歴史の中で、新日本プロレスももうすぐ45周年ですけど、今が一番だと思ってますし、その中で僕とやっている選手、今回はケニー・オメガでしたけど、ここまで追い込まれてこんなにフラフラして帰ってくることは今までなかったですから、それは僕が認めます。もちろんファンの人も認めざるをえないような試合だったんじゃないかなと思います」──首の傷はいつ?
オカダ 「わかんないですね(笑)。本当に僕も何をやられたのかもわかんないような状態ですから。見えないですからね。何がどうなっているのかもわからないですし。靴の跡ですか? ドロップキックですかね? なんか納得がいかないですね。僕のドロップキックで跡がつかないんじゃ」──これまでオカダ選手に完璧なといいますか、ライバルらしいライバルがいなかったと思うんですけど、ケニー・オメガ選手はそういう存在になりそうですか?
オカダ 「それは僕がケニー・オメガはライバルだと言う必要はないと思いますし、それはもう見ている人が決めればいいと思いますし、もしかしてこの試合で明らかに新日本の歴史で、ここでオカダとケニーのライバルストーリーが始まったよねっていう一戦になるかもしれないですし、もしかしたらケニーががんばらなければおしまいになってしまうかもしれないんで。僕がおまえのことをライバルと認めてやるって、そんなことはないですね。強いっていうのは認めてやります」【ケニーの話】「(※ヤングバックスに肩を借りて会見場へ。イスに座るなり、上半身をテーブルに着けてマイクを握る。ヤングバックスはオメガの後方に立ったまま)今日は負けてしまったけど、とても誇らしい思いでいっぱいだ。こんな気持ちが沸き上がってくるとは思ってなかった。時にはこういう苦い思いもしなくてはならない。でも、オカダ、お前をリスペクトしている。お前は日本で最高、いや、もしかしたら世界でも最高のプロレスラーかもしれない。だけど、もし再戦のチャンスがあるなら、次は絶対に負けない。絶対に倒してみせるとここに誓おう。負けたとは思っていない。ニュージャパンは俺に最高のチャンスをくれた。そして2016年は、最高の時間をもたらせてくれた。2017年の幕開けは、自分のキャリアの中でも最大の敗北から始まってしまったのはとても残念だが、その中でもヤングバックスは彼らの試合が終わってからも俺を後方支援してくれたことに感謝したい。ヤングバックスと俺こそが、このプロレス界を牽引していく存在になると思う。これ以上の質問はなしだ。これ以上のコメントもなし。グッバイ……そのあとは言わない。グッバイだけだ」
今年も迎えた新日本プロレス1・4東京ドーム、セミでは内藤の保持するインターコンチネンタル王座に棚橋が挑戦、序盤は内藤がなかなか組み合わず焦らすも、棚橋がコーナーへ押し込んだ際に張り手と見せかけて太陽ブローで強襲、さすがの内藤も読めずにうずくまるも、内藤もすぐ軌道修正し、旋回式クロスボディーを狙ってセカンドロープへと昇った棚橋の膝裏にドロップキックを放ち、棚橋の常套手段である足攻めを展開して先手を奪う。
先手を奪われた棚橋は突進する内藤をフライングフォアアームで迎撃してから、エルボーの連打からセカンドロープからのローリングセントーン、太陽ブロー、低空ドロップキックと流れを変えたかに見えたが、内藤が2度目のニークラッシャーで動きを止め、棚橋もテキサスクローバーを狙うがロープに逃れられるなど自身の流れに持ち込めない。
内藤のトルネードDDT狙いを堪えた棚橋がエプロンへと降ろすとロープ越しのドラゴンスクリューを敢行し、場外へ逃れた内藤にコーナーからプランチャを浴びせて、エプロンで寝そべりポーズを取るなど余裕ぶりが出るかに見えたが、棚橋は串刺しクロスボディーからハイフライアタック狙いは、内藤はよろけながらロープに直撃して阻止し、雪崩式フランケンシュタイナーからジャーマン、延髄斬りからジャンピングエルボーとすぐ内藤の流れに変えてしまう。
内藤はグロリアから低空ドロップキック、カサドーラから変形膝固めで捕らえるも、棚橋は起き上がってテキサスクローバーホールドへと切り返し、グラウンド式のドラゴンスクリューからショートレンジのスリングブレイドからスリングブレイドと猛反撃する。
棚橋はハイフライアタックからハイフライフローを投下するが、かわされて自爆となると内藤はデスティーノを狙うと、棚橋はツイスト&シャウトで切り返して、両者ダウンの後で互いにエルボー、関節蹴りの応酬を展開すると棚橋が張り手一閃してからドラゴンスープレックスで投げ、背中へのハイフライフローからハイフライフローを投下するも、今度は内藤が剣山で迎撃、j自身の膝も痛めた内藤だったが延髄斬りから、リバースのスイングDDTも披露した後でデスティーノで3カウントを奪い王座を防衛。濃い試合ながらも内容的にも内藤が完勝、もう棚橋の時代ではないということを内藤自ら示した。
試合後は倒れたままの棚橋に内藤が一礼したが、内藤の胸に去来するものは何か?またバックステージでインタビューを受ける内藤に、ドーム大会から復帰しニュージャパンランボーを制止したエルガンが挑戦を表明した、本来なら昨年11月のエディオンアリーナ大阪大会でエルガンが挑戦するはずだったが、エルガンの負傷で挑戦は流れ代役としてジェイ・リーサルが挑戦したが、改めてベルトをかけての対戦が濃厚となった。メインのIWGPヘビー級選手権は大舞台のメインを意識してか互いに慎重な立ち上がりも、ケニーが次第にオカダを想定外の攻めやスピードでオカダを翻弄、しかしオカダもリングに戻ったケニーをビックブーツで迎撃した後で側頭部へのスライディングキックでケニーを場外へ出し、オカダは鉄柵を利用してのハングマンDDTで突き刺してから、オカダからテーブルを持ち出すが、その隙を突いたケニーが強襲、だがオカダは鉄柵外へケニーを出してから鉄柵越えのボディーアタックを浴びせ、リングに戻ったオカダはロープ越しのアトミコ、フェースロック、ケニーが苦しい表情、オカダはネックブリーカードロップで主導権を握る。
しかしケニーはスピードでかく乱してから低空ドロップキック、コタロークラッシャーで反撃すると、腰へのエルボーから腰攻めを展開、ケニーはフランケンシュタイナーでオカダを場外へ出すとノータッチトペコンを敢行、更にエプロンの角めがけてボディースラムで投げ、オカダの腰にダメージを与え、リングに戻ってもオカダの後頭部に打点のミサイルキックを発射、キャメルクラッチで首から腰へと背筋を攻めにかかる。
ケニーは首相撲から膝蹴りを浴びせると、キャッチしたオカダはヘビーレインで反撃し串刺しエルボーからDDT、飛びおきてランニングエルボースマッシュ、フラップジャックからレッドインクで捕獲するなどして流れを変え、リバースネックブリーカーからダイビングエルボーを投下するも、ケニーは剣山で迎撃し変形のワンハンドバックブリーカーから、場外に逃れ背を向けたオカダにスライディングキックで鉄柵外へ出すと、丸藤正道ばりの鉄柵越えラ・ケブラータを敢行、オカダに大ダメージを与え、更にリング下で這いつくばっているオカダの上にテーブルを被せて、エプロンダッシュのダイビングフットスタンプを投下する。
リングに戻ったケニーはカミカゼからムーンサルトプレスの連続技で攻勢に出るが、高速ドラゴンスープレックス狙いを阻止したオカダはコーナーにケニーを据えてから下からのドロップキックを発射してエプロンへと落とし、エプロンでの攻防は切り抜けるもケニーが突進したところでオカダがショルダースルーを敢行し、リング下に転落したケニーはヤングバックスが設置してあったテーブルに貫通してしまい大ダメージを負ってしまう。
リングに戻ったオカダはスワンダイブ式のジョン・ウーを発射しレインメーカーを狙うが、ケニーは胴タックルで阻止、そして雪崩式ドラゴンスープレックスで脳天からオカダを落とすと、ケニーはパーフェクトドライバー風の牛殺しからVトリガーも、突進したところでオカダはドロップキックで迎撃、しかしケニーもVトリガーを連発してからリバースフランケンシュタイナー、側頭部へのVトリガーと譲らない。
ケニーは片翼の天使を狙うが、阻止したオカダはツームストーンパイルドライバーからレインメーカーを決めるも、ケニーはカウント2でクリア。オカダはジョン・ウーから再度ツームストーンパイルドライバーを狙うもリバースしたケニーが逆にツームストーンパイルドライバーで突き刺し、ケニーが高速ドラゴンスープレックスからVトリガーを連発も、オカダもレインメーカーからそのまま手を離さずレインメーカーも、かわしたケニーも掟破りのレインメーカーを狙うがオカダがかわし、突進したところでケニーがドロップキックを発射、レインメーカー式Vトリガーからツームストーンパイルドライバーを狙う。
しかしリバースしたオカダはスクリュー式ツームストーンパイルドライバーで突き刺すと、レインメーカーで3カウントを奪い、46分45秒の激戦を制して王座を防衛した。正直言ってここまでの激戦になるとは思わなかった、内藤vs棚橋、柴田vs後藤、KUSHIDAvsヒロムと好試合が続いたことでメインを張ることになったオカダも大きなプレッシャーがかかっていたことも事実、特にオカダは木谷高明オーナーから2億円プッシュ発言、そして内藤の猛追などもあってファンからも厳しい目で見られるようになり、またケニーもG1を制してトップ外国人選手に昇りつめたことで、更なる大きなインパクトを求められるようになったが、今回はオカダが今までとは違う凄い試合をすることでファンを見返すことが出来た、またケニーもドームという大舞台を意識していつも以上のダイナミックなプロレスを展開したことでドームのメインに相応しい激闘を展開した。まして40分越えの試合はドーム誌上初でもあり、新日本では長らく見せなかった長丁場の試合だったものの最後までスリリングな展開でファンを飽きさせなかった。
また今回の東京ドーム大会は棚橋が内藤に敗れ、オカダとケニーがドームの主役という重責を果たしたことで、改めてオカダ、内藤そしてケニーの時代になったことを改めて示すことが出来た。しかし敗れた棚橋はこのまま沈んだ太陽となってしまうのだろうか…
ありがとうございました。 https://t.co/VUFyUGN4Xr pic.twitter.com/1awWZGQcvw
— オカダ・カズチカ (@rainmakerXokada) 2017年1月4日オカダおめでとう!命の削りあい制したな。
— 邪道(jado) (@REAL_JADO) 2017年1月4日Main Event... Maybe the best match I've ever seen. #njWK11 #wk11
— Rocky Romero (@azucarRoc) 2017年1月4日Kenny Omega is the greatest in ring performer I've ever seen.
— The Young Bucks (@MattJackson13) 2017年1月4日LOS INGOBERNABLES de JAPON pic.twitter.com/7OK3PZ4gX0
— 内藤哲也 naito tetsuya (@s_d_naito) 2017年1月4日LOS INGOBERNABLES de JAPON pic.twitter.com/5HNPqN6Yl3
— BUSHI (@BUSHI_njpw) 2017年1月4日東京ドーム大会終了ゼァ。いやぁ〜みんな凄い試合してたなぁ。
— 永田裕志 (@nagata769) 2017年1月4日ドーム凄かった。
やばいね…
試合後、勉強に来てた3人の豆腐プロレス出演者と某選手と、WEB用映像撮って、今から帰ります。
明日は朝から撮影、夕方から新日本プロレス後楽園解説。
レスラー達は明日も闘うのか… pic.twitter.com/zx6mNv2KH1
— ミラノコレクションA.T. (@milano_c_at) 2017年1月4日新日本プロレス1・4東京ドームをみにいってきました❗
何回叫んで、何回泣いたか
めちゃくちゃパワーをいただきました
写真は、蝶野さんと✨
1月21日からスタートするドラマ「豆腐プロセス」のために金髪にしました❗
NEWヘアでがんばります✌#新日本プロレス #テレビ朝日 pic.twitter.com/x4FU7HUjVc
— 松井珠理奈 (@JURINA38G) 2017年1月4日プロレスの感想で凄まじいという表現は使ったことが無い。それ程昨日の新日本プロレス東京ドーム大会のメイン、オカダvsケニー戦は凄まじかった。
— 木谷高明 (@kidanit) 2017年1月4日