新日本プロレス
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新日本も対岸の火事で済まされない!?労働組合の利権を巡ってCMLLに激震!
CMLLが新日本プロレスにも何度も来日しているヘビー級王者のマキシモ・セクシー、ライトヘビー級王者のラ・マスカラの解雇、CMLLからの追放を発表、追放されたマキシモらは労働組合の代表の有力候補になったウルティモ・ゲレーロの車を破壊、その映像をSNSにて配信した。
<「ルチャ・リブレ馬鹿は今日もプロテインです」より)>
亡くなったブラソ・デ・オロは、CMLLの労働組合の代表を約20年にも渡って担ってきたが、次の代表を決めることになり、ウルティモゲレロが、正規の組合の代表を担うことになったのだ。どうやら、アルバラドファミリーは次の代表もアルバラドファミリーから選出されるだろうと考えていたところに、勝手にウルティモゲレロが代表に選出されたところから、今回の行動を取ったようである。労働組合のオフィスは、CMLLからは独立しているものの、アレナ・メヒコ内に存在している。
(中略)
ブラゾ・デ・オロは最期まで組合の代表を務めていたが、後年は複数のルチャドールから非公式に、彼の黒い噂が流れていた。ブラソ・デ・オロは、労働者の権利を求められるのではなく、受け取った利益の公開を求められていた。また、興行収入を着服し、ルチャドールへの支払いを行わなかったという。また、不正なアンチドーピング検査によって、強制的に団体から追放するなどの処分も行ってきたという。
ブラソ・デ・オロの家族は、全員が組合のために働いていた。CMLLの社員の話によると、彼らは労働者の連合とは考えておらず、彼ら家族のためのビジネスだったという。それ故、ブラソ・デ・オロの息子であるマスカラが次の労働組合の代表になるべきだと考えていたようである。
ところが、次の代表が決まらなかった。組合の要項によれば、次の代表は投票により決まり、それは次長だったニトロなのである。
問題が起こったのは、恐らく木曜日。マキシモとマスカラも出席していた会議だ。ウルティモゲレロはその場で、ブラソ・デ・オロ、そして、恐らくはマスカラと、その関係者について発言し、それがアルバラドファミリーの怒りを買う原因となったのだろう。
ソーシャルネットによって拡散されたビデオは、CMLLにマスカラとマキシモが登場する予定だった興行の全てをキャンセルさせた。また、複数の情報筋によると、二人は既にCMLLから追放処分を受けたという。現在のところ、マキシモの最後のアレナ・メヒコでの興行は、5月27日土曜日に、闘龍門によって開催される予定のDragomanía XIIであり、マルコ・コルレオーネとタッグを組んで、ウルティモゲレロ、レイ・ブカネロとの対戦が組まれている。CMLLは、この興行が闘龍門の興行であるため、マキシモの登場を許すかもしれないが、まず間違いなく登場しないと断言できる。
その間、ルチャドールは、ウルティモゲレロを次の組合代表にしたいと考えているが、パコ・アロンソ自身が、次の代表を決めるために、投票の妨害を可能な限り行うはずだ。
マキシモらの追放の背景には、アルバラドファミリーつまり一族による労働組合支配があり、一族側であるオロが死去したことで、次期代表を巡って派閥争いが激化、一族側は一族側の人間を代表を据えて組合支配の継続を目論んだ。おそらくだがマキシモらの解雇=追放はクーデターに近い形で行われ、激怒したマキシモら一族側はゲレーロの車を破壊し、その映像をSNSに配信するなどして報復したということか…、一族側は長年にわたって組合を支配してきたが、長年にわたってのことだから反主流派も不満というものが相当溜まっていたはず、その不満の表れ一族側の排除に繋がったのかもしれない。
メキシコでの話題でもあるが、この一件は対岸の火事ではなく提携している新日本プロレスを含めた日本マットにも影響が及ぶことは必至、ウルティモ・ドラゴンが主催するDragomanía XIにもゲレーロだけでなくマキシモが出場することになっているが、政敵であるゲレーロが出場するということでマキシモはキャンセルする可能性がかなり高く、またCMMLL代表であるアロンソ氏も選手側が推すゲレーロを支持していない(マキシモらによる車破壊行為も警備員は見てみぬフリ)ことから、双方の出方次第では新日本にも影響を及ぼす可能性も高いと見なければいけない。
現在新日本にはドラゴン・リーが参戦しており、リーだけでなく新日本もCMLLの政変劇に気が気でないのかもしれないが、ショックだったのは日本では陽気なオカマキャラだったマキシモがこういった裏の顔を出してしまったことだ・・・・
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3度目の正直…新日本プロレスがアメリカ進出へ
新日本プロレス・戦略発表会が「鉄拳7 Presents BEST OF THE SUPER Jr.24』の公開記者会見前に行われ、木谷高明オーナーが三つの戦略、・ライブ戦略・デジタル戦略・グローバル戦略の三つを掲げ、アメリカ本格進出の一環として、来年を目処に米国現地法人の設立、アメリカでの道場設立、そして先日ROHで発表になったIWGP USヘビー級王座の新設についても改めて言及した。
新日本は猪木体制やユークス体制時もアメリカ進出を試みたがいずれも失敗、猪木体制時には新日本は体力的に弱り始めていたにも関わらず、アメリカを拠点としていたアントニオ猪木をツルの一声でロス道場が設立され、カール・アンダーソンなど人材は輩出されたが、経理面での杜撰さも指摘され、ユークス時代になるとリストラ対象となって切り捨てられた。今思えば猪木も先見の明があったわけだが、いろんな意味でタイミングが悪く、また内部の杜撰さがなければ、新日本に貢献できていたのかもしれない。
ユークス時代となってからも海外進出を試み、そのとき誕生したのがIWGPインターコンチネンタル王座で海外の選手がIWGPヘビー級王座に挑戦する為の登竜門とされていたがという位置づけだったが、ユークス期の海外進出は単発でだったこともあって成功とは言えず、初代王者だったMVPが田中将斗に王座を明け渡してからは日本で選手権が行われ、No,2のベルトへと代わり、後藤洋央紀から奪取した中邑真輔が自身のカラーに染め上げることでよって、IWGPヘビーと同格のベルトへと変わっていった。
ブシロード体制の場合は海外で拠点を置くことを重視していることから、新設されるUS王座も、DRAGON GATEがUSA支部限定であるオープン・ザ・フリーダムゲートという王座もあった(現在は封印)ことから、US王座はあくまでアメリカ限定でという形で留めていくのかもしれない。
猪木の懸案だった新日本の世界進出は、木谷オーナーによってしっかりされたものとして再開される。3度目の正直で成功となるのか?
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オカダがファレ火山を鎮圧、そして大阪城はドームでの激戦再び…ケニーを指名!
4月の月間MVP、ベストバウト、ベストシリーズ&興行の投票受付中!: https://t.co/WJr953UfuS
— 伊賀プロレス通信24時 (@igapro24) 2017年5月3日5月3日 新日本プロレス「濱かつ Presents レスリングどんたく2017」福岡国際センター 6126人 超満員札止め
<アピール、コメントなどは新日本プロレス公式HPより>
◇第0試合◇
▼15分1本
○ヨシタツ 川人拓来(7分54秒 ヨシタツロック)岡倫之 ×北村克哉◇第1試合◇
▼20分1本
○YOSHI-HASHI ウィル・オスプレイ(6分53秒 バタフライロック)高橋裕二郎 ×チェーズ・オーエンズ◇第2試合◇
▼20分1本
○真壁刀義 タイガーマスクW タイガーマスク(7分6秒 片エビ固め)永田裕志 ×中西学 獣神サンダー・ライガー
※キングコングニードロップ◇第3試合◇
▼20分1本
○後藤洋央紀 矢野通 邪道 ロッキー・ロメロ バレッタ(12分20秒 片エビ固め)鈴木みのる 金丸義信 タイチ エル・デスペラード ×TAKAみちのく
※GTR◇第4試合◇
▼30分1本
○Cody(7分31秒 片エビ固め)×デビット・フィンレー
※クロスローズ◇第5試合◇
▼30分1本
内藤哲也 ○高橋ヒロム(9分0秒 体固め)ジュース・ロビンソン ×KUSHIDA
※TIME BOMB【内藤、ヒロムの話】
ヒロム「※それっ(IWGPインターコンチネンタルのベルトをコメントブースに放り捨てる)。いやぁ、強いね、ジュース・ロビンソン。彼、強いよ。初めてさ、“ハンディキャップマッチ”やったよ。俺、内藤さん組対ジュース・ロビンソン。強いな。彼は確かにインターコンチネンタルの挑戦者の強さはあったよ」――今日はタッグマッチでしたが?
ヒロム「えっ!? タッグマッチ? えっ、今日タッグマッチでした? ウソですよね?」――内藤哲也&高橋ヒロムvsジュース・ロビンソン&KUSHIDAのタッグマッチです。
ヒロム「えっ!? KUSHIDA選手!? いました?」――KUSHIDAもいました。
ヒロム「いました? ホントですか? いやいやいや。だって、今シリーズお休みじゃないですか? ゆっくり休養してるんじゃないですか? KUSHIDA選手いました?」――いました。
ヒロム「ウソでしょ!? ウワッ! 鳥肌たった。KUSHIDA選手いました? 気付かなかった。彼は大丈夫ですか? 存在感なさ過ぎ。まるで……“透明人間”のようだ。まぁ、そんなことはいいよ。そんなどうでもいいことはいいよ。そんな透明人間の話はこれ以上いいです。(※場内で流れている『BEST OF THE SUPER Jr. 24』の映像の音を、耳に手をあて聞きながら)いま、言ってるのかな。『SUPER Jr.』楽しみだね。(※IWGPジュニアヘビーのベルトに向かって)ベルトさん、アナタに新しいお友達が増えるよ。頑張って、“トロフィーさん”獲って来るからね。『SUPER Jr.』出場者、俺のこと楽しませてくれるんだろうな。ワクワクさせてくれるんだろうな。このベルトさん獲るぐらいの気持ちで来いよ。まぁ、今回の『SUPER Jr.』は、何の波乱もなく、この俺、高橋ヒロムが優勝することは間違いねぇ。でもさ、皆さん、俺のこと、もっと! もっと!! もっと!!! もっと!!!! もっと!!!!! もっと!!!!!! もっと!!!!!!! 楽しませてくれよ。(※床に置かれIWGPインターコンチネンタルのベルトに耳をあて)ウン、ウン。わかった。(※カメラマンに向かって)お前ら、インターコンチネンタルさんから、言葉があるらしい。お前ら、インターコンチネンタルさんだけを撮れ!」インターコンチネンタルさん「あぁ、あぁ、皆さん、こんばんは。私、インターコンチネンタルさんと申します。皆さん、あんまり内藤さんの悪口ばっか言わないで。私、凄くいま気持ちいいの。いま、凄く快感なの。もっといたぶって。ねぇ、もっと強く……気持ちよくさせて」
ヒロム「聞いたか? いまのが、インターコンチネンタルさんの言葉だ。楽しくなってきたね(※IWGPインターコンチネンタルのベルトを拾い上げ、控室に戻っていった)」内藤「いま、インターコンチネンタルさんの声聞いた? 俺はしっかり聞いたよ。痛いのが好きらしいな。じゃあ、お望み通りもっと強い刺激を与えてやるよ。まぁ、今日は福岡でのビッグマッチだけど、明後日も松山で試合があるわけでね。(※マスコミに向かって)皆様、もちろん松山にも来るんでしょ? 来るんだよね? 皆様の顔、一人一人しっかり覚えとくからね。また、松山でお会いしましょうよ。アスタ・ビエルネス、アディオス」
【KUSHIDAの話】「(※バックステージにたどり着くなり、フロアに大の字になって)勝てない……勝てない……こんなにも、差が開いちまったのか……(※ゆっくりと上半身を起こしながら)いや、落ち込んじゃダメだ。落ち込んじゃダメだ……(※自分に言いきかせるようにゆっくり立ち上がって、控室へ)」
◇第6試合◇
▼IWGPタッグ選手権試合3WAYマッチ/60分1本
[第75代選手権者]ハンソン ○レイモンド・ロウ(11分43秒 片エビ固め)[挑戦者組]×天山広吉 小島聡
※フォールアウト、もう1チームは[挑戦者組]タマ・トンガ タンガ・ロア
☆ウォーマシンが初防衛に成功【ハンソン、ロウの話】
※頭を押さえ、痛みをこらえながらインタビュールームへやって来る。
ハンソン「(※ベルトを見せつけ)俺たちこそが、真のウォリアーズだ。俺たちは少なからず誇りを持って、少なからずリスペクトの気持ちを持って闘っている。だからこそ、俺たちこそが真のウォリアーズだと胸を張って言えるんだ」ロウ「俺たちはウォーマシン。お前らには倒すことはできない。どんなにズルいこと、汚いことをしようともな。お前らは何も俺たちから奪うことはできないんだ。一つだけ、決して変わらないことがある。お前らはずっと立ち上がれないままだっていうことだ」
ハンソン「ウォーマシンは目の前の敵を殺しかねないぞ。オイ、ゲリラズ・オブ・デスティニーよ、お前らがそる気なら、後ろから襲ってこないで、俺たちの正面に立て。顔を突き合わす根性があるなら、正々堂々とやってやる。お前らは俺たちを恐れるだけしかできないんだ。ウォーマシンが世界を制圧する」
ロウ&ハンソン「ウァーッ!」
【トンガの話】「フ●ック・ユー、3WAY!俺たち、G.O.Dは負けていない。俺たちが挑戦する時は、毎回3WAYだ! トウキョウドームの時も3WAYだった。フ●ック・ユー! 気付いたら、他のチームが負けているんだ。2対2でやらせろ!」
【天山、小島の話】
天山「クソーッ、クソッたれが……(※とつぶきながら控室に)」小島「(※1人、インタビュースペースにやって来て)また、また一つ、テンコジの青春が、終わっちまった。何回も何回も、訪れる青春を、そのたびに謳歌して、俺たちは生き延びてきた。ひょっとしたら、この先もきっとまた、青春がやって来るだろう。46歳、47歳の青春があったっていいじゃないか。そうやって、俺と天山は今日まで生きてきた。そしてまた、命ある限り、体が動く限り、生き抜いてやる」
◇第7試合◇
▼NEVER無差別級6人タッグ選手権試合/60分1本
[挑戦者組]SANADA EVIL ○BUSHI(15分48秒 エビ固め)[第12代選手権者組]棚橋弘至 ×田口隆祐 リコシェ
※MX
☆棚橋&田口&リコシェが初防衛に失敗、SANADA&EVIL&BUSHIが第13代王者となる【EVIL、BUSHIの話】
EVIL「この(NEVER無差別級6人タッグ)ベルトは、俺たちによってとんでもない価値を、見出してしまった。どうする? お前ら、全員欲しいだろ? ドンドンかかってこいよ。This is EVIL.Everything is EVIL.すべては……EVILだ!」BUSHI「田口、いやタグチジャパン。残念だったな。このNEVER無差別級6人タッグのベルト、俺たちが取り戻した。俺はリコシェや田口、お前らにはまだまだ借りがいっぱいあるんだよ。いつでもいい、挑戦して来いよ。ベルトにふさわしいのは、BUSHI、EVIL、SANADA。EN SERIO、マ・ジ・で」
【本日の田口JAPAN劇場】
※田口インタビュースペースにたどり着くなり、「クソ」とつぶやいてフロアに仰向けにダウン。遅れて戻ってきた棚橋が田口の顔を覗き込み……。
棚橋「大丈夫?(目は)見える?」田口「ちょっと……まぁ、ちょっと見えるぐらいです。慣れてますから。すみません」
棚橋「(今日の敗戦は)監督のせいじゃないから。これはチームのせいだから」
田口「力がちょっと足りなかった。采配が……いやぁ、すいません。ま、取り返しましょ」
棚橋「これであきらめるわけにはいかないでしょ」
田口「あきらめられるわけはないですよ。あきらめるわけじゃない。もう1段、上へ行くための負けです。これで私たちは、タグチジャパンはますます強さを手に入れます。何か(質問は)ありますでしょうか?(※しばらく無言の後)更迭ですか? そんな失礼なこと言ってんの誰ですか? 誰ですか? 更迭? しっかりやってるでしょ、しっかり。誰ですか、そんな失礼なこと言うのは? 出ていきなさい! 出ていきなさい!」
ヨシタツ「(※田口が起き上がったところで、割って入って)すいません、ちょっといいですか? 今日はNEVER6人タッグ、防衛(できなくて)残念でした。実は今日、ビリー・ガンから棚橋さんに伝言があります。棚橋さんと1対1でやりたいそうです」
棚橋「オオ……それは……」
ヨシタツ「ああ、返事は大丈夫です。今日はただ、伝えに来ただけなんで」
棚橋「ありがとう」
ヨシタツ「伝えましたよ(※と言ったところで要件が済んで去っていく)」
棚橋「よしっ。リコ、サンキュー」
※2人のやり取りをじっと眺めたままだったリコシェは、棚橋と握手をかわし、交わし、コメントを発せず棚橋とともに控室へ。田口「(※1人残されて)ちょっと熱くなって、すいませんでした。ちょっと熱くなりました」
――ここでベルトを失うっていうのは、監督の資質に欠けるのではないかと……
田口「いえ、それは……十分やってるでしょ? 一生懸命やってるじゃないですか。汲み取ってくださいよ。一生懸命やってんだから」――選手兼任が重荷になってる部分はないですか?
田口「それは、まぁ、ないと言ったらウソになりますけど、こんなことでタグチジャパンをやめるわけにはいかないと……まぁ、これで第2期タグチジャパンは解散ということで。第3期は私も含めて(メンバーを見直すと)……(第2期は)解散というかね、発展的解散で……まぁ、解散じゃないんですけど、解散で……」――メンバーを選び直す?
田口「そうですね。ンー、やっぱりいいや、このままで。とりあえずはこの3人で」――じゃあ、第2期のままじゃないですか?
田口「次、また、選び直すかもしれないんで……」――どっちですか?
田口「選び直すかもしれないんで、もしかして第3期になるかもしれない……」――とりあえず、キャンプでもやって鍛え直すとか?
田口「そうですね」――監督が優柔不断だと、選手もついてこないと思いますけど。
田口「今まだ2期は続いてます、3期は次(また考えます)……」◇第8試合◇
▼30分1本
○ケニー・オメガ(23分55秒 エビ固め)×石井智宏
※片翼の天使【ケニーの話】「(※インタビュースペースに座り込んで)喜ぶほどのことでもない。どれほどの価値がつくような闘いでもなかった。お前は俺を倒せると思ってたのか? お前は俺にとって代われると思ってたのか? イシイ、お前とはこれまで何回か闘ってきた。これまでにないほど、心を燃えたぎらせてきてたな。必死で向かってきたな。俺を傷つけようと向かってきてた。そうでないと勝てないと思ってたからだろ? 攻めにスキがなかった。まるで世界的な運動選手のようだった。だけど、どんなに俺を締めようとも、殴りつけようとも、蹴とばそうとも、フロアに叩きつけようとも、俺はお前の横っ面を張り飛ばせばイーブンに戻せるんだ。今日は今までにないぐらい頑張ってた。今までにないほどのタフさを俺に見せてくれた。(※血の混じったツバを吐き出して)だけど、お前は知ったはずだ、俺がお前よりも優れているってことを。今まで以上に、身をもってそれを知っただろう。まぁ、それでもこの試合の価値は、10ドル程度しかなかったがな。じゃあ、グッバイ&グッナイ。Bang!」
◇第9試合◇
▼IWGPヘビー級選手権試合/60分1本
[第65代王者]○オカダ・カズチカ(21分47秒 片エビ固め)[挑戦者]×バットラック・ファレ
※レインメーカー
☆オカダが5度目の防衛に成功(試合終了後、 メインイベント終了後、福岡市の高島宗一郎市長が、オカダにIWGPヘビーベルトを手渡す。そして、株式会社濵かつより勝利者賞の目録が贈呈された。ここでファレとBULLET CLUBメンバーが退場して行く)
オカダ「オイ! オイ! 待てよ…。お前だよ、ケニー!!(※大歓声) 日本中の…いや、世界中の人たちがオカダvsケニー、また見たいらしいぞ(※大歓声&大拍手)。このベルトに! 興味あるのか? ないのか? ないんだったら、帰ってくれ(※場内ざわめき)(これでケニーがリングに近づくと、博多のファンが「ケニー」コールを送る。ここでケニーがリングへ入り、至近距離でオカダと睨み合う。そして、ケニーは余裕の笑みを浮かべ、自らファンの「ケニー」コールを煽る。それを満足そうに聞いたケニーは、オカダをピストルサインで挑発し、リングを降りる。そして、自分がリングに落としたタオルを敢えてオカダに拾わせ、退場して行った)」
外道「規格外の覚醒した怪物でも、レインメーカーを止めることはでぇきねぇ!(※大拍手) それがよ、たとえ(1・4)東京ドームでレインメーカーを、あと一歩まで追い詰めた男(ケニー)でもな!(※大拍手) もう! 2度と! 誰1人! レインメーカーを止めることはできねぇ。なんでかわかるか、オイ!?(※場内騒然) ……レェ~~ベルが違うんだよ、コノヤロー!(※大歓声) 『レスリングどんたく2017』の最後はよ、もちろんこの男の言葉で締めてもらおう。完全無欠のIWGPヘビー級チャンピオン“レインメーカー”オカダ・カズチカだ」
オカダ「みっつ言わして下さい(※大拍手)。ひとつ! ファレ、ヤバかったね(※場内笑)。まあ、“ヤバいファレ”ということは、今日は“ヤバいオカダ”が出て来たということです(※大歓声)。ファレ! お前、デカすぎんだよ。当分はもうお前とは闘わねぇからな、コノヤロー(※場内笑&大拍手)。ふたーつ! 次は…大阪城ホールですか?(※場内ざわめき) まあ、まだ会場は決定とは決めてないですけども、次は、ケニー! 俺の中ではケニー・オメガ! 必ず防衛して、またここに戻って来ます(※大拍手)。みっつ! ………特にありません(※大歓声)。と、言いたいところだけど、今日は言わして下さい。IWGPの闘いはキツいです。みんなが、全レスラーが、このベルトを目指すからこそ、闘いも激しくなります(※大拍手)。激しくなるからこそ、みんなが、全力で闘うからこそ、ケガをする人も出ます。でも! プロレスラーは超人です!(※大拍手) どんな技を食らっても立ち上がります! 最後まで諦めないのが! プロレスラーです(※大拍手)。これからも! 全力で闘って! 皆さんに! 素晴らしい闘いを見せてくからな!! また!! このプロレス界に!! カネの雨が降るぞ!!!!(※大歓声)」
【オカダの話】
※コメントブースで、後藤、矢野、YOSHI-HASHI、邪道、オスプレイ、ロッキー、バレッタでオカダ&外道を拍手で迎える。そして、全選手が缶ビールを持ち
YOSHI-HASHI「オカダ、防衛おめでとう! 乾杯!」全員「乾杯!」
※オカダ&外道以外のメンバーはコメントブースを去る。
――オカダ選手、防衛おめでとうございます。試合後、オカダ選手から「ヤバい」という言葉もありましたが、ホントに壮絶な試合でした。
オカダ「まぁ、今日のファレを見て、お客さんも見てわかるでしょうし。レスラーも、誰が見ても、今日のファレはヤバかったと思います」――過去にもファレ選手とは闘ってきましたが、その中で今日オカダ選手がファレ選手を上回った点、勝因は?
オカダ「わからないです。今日に関しては、わからない。勝因なんて考えれない相手ですから。それぐらい規格外な相手ですから。なんなんだろう……まぁ、俺もヤバかったんじゃないかなと思います」――そして試合後、オカダ選手自ら次の挑戦者を指名しましたが?
オカダ「まぁ、大阪城ならいいでしょ。別に、もうトーナメントがあるわけでもない。それはやっぱり、大阪城ホールだから、それなりの相手じゃないといけない。もうそうなったら、ケニー以外いないでしょ。みんなも東京ドームの続きが見たいと思いますし、それでケニーでした」――オカダ選手自身も、東京ドームの続きがしたいという思いがあったわけですか?
オカダ「試合終わった後は、『当分やりたくないな』と思ってましたけど、ドンドンいろんな闘いをして、ボクもまたあれ以上になってると思うし、ケニーも2017年1.4(東京ドーム)以上になってると思いますから、どういう闘いになるか楽しみですね」――今回の「レスリングどんたく」は復活してから、初となるチケット完売となりましたが、この熱気をどのように感じましたか?
オカダ「そうですね。やっぱり、お客さん入って試合するのは気持ちいいですし。その中で、メインイベントで闘える。そして、勝てる。最高のことが続いてますから。まぁ、ボクも発表で聞きましたけど、来年は2daysということで、またこの熱狂、この闘いを2日連続やりたいと思います」――そして最後に、リング上でプロレスへの思いを話されていましたが。
オカダ「まぁ、IWGPの闘いはキツイです。ホントに、ボクはただ『みんな、精一杯闘ってる』ということを。それで怪我があるかもしれないですけど、プロレスの技は安全な技なんて一個もないし、勝とうとするために全力をかけてやってるわけですから。まぁ、キツイ闘いが続いて。でもやっぱり、レスラーは“超人”ですからね。そのために身体も鍛えて、練習もしっかりして。だからこそ、どんな技も返せるし、立ち上がれるし、最後まであきらめないと思いますからね。ただ、ちょっと『怪我が続いてるかな』というのもありますんで。だからと言って、ボクたちは手を抜くこともできないですし、全力で闘って。会社も会社でね、しっかりケアしてもらって、ボクたちはまた全力で闘って、会社も会社でボクたちを全力で守ってもらって、また素晴らしい闘いをね、皆さんに見せれたらいいんじゃないかなと思います」【ファレの話】「俺は信じてる。世界中で最高のレスラーの1人、それがカズチカ・オカダだ。確かにお前は素晴らしい。だけど、それ以上なのがケニー・オメガだ。それはお前もわかってるはず。一つだけ俺から言っておいてやる。(オメガとの再戦では)お前がまだ感じたことないものを思い知るはずだ」
【ケニーの話】「タイトル挑戦のチャンスをつかむのに、イシイをやっつける必要なんてなかったな。お前の方から、俺に最高の贈り物を届けてくれた。まさに天にも昇る気持ちになるギフトをな。お前が数多くの中から、俺を次期挑戦者に選んでくれたんだ。素直にうれしいよ。だけど、それがお前に大きな過ちをもたらしたことをわかっているか? みんなは同じものを2回も見たくはないんだ。みんな、ニューヒーローを望んでるんだ。みんな、新しい夢を見たがってるんだ。みんな、新しい空気を感じ取りたいんだ。俺がそれを見せてやる。お前を倒すことによってな。みんなが俺にそれを期待してるんだ。オカダ、お前にオーサカジョーまでしっかりトレーニングを積む時間を与えてやる。俺のこのグッドコンディションを見るがいい。俺はイシイと闘うことによってトレーニングしてきた。今までにないほどタフなイシイだった。さぁ、お前はオーサカジョーホールで、俺に何を見せてくれるかな? どんな時間を与えてくれるのか、楽しみにしておくぞ。オーサカジョーホールで、後世にまで残る素晴らしい誇りに思える叫びを聞かせてくれ。オーサカジョーホールは俺の大好きな場所、建物だ。その思いを、さらに大きなものにしてもらう。オーサカジョーはトーキョードーム以上のエネルギーを俺に与えてくれる。お前がその場所を選んだんだ。そこで俺は、世界のトップに立つ。IWGPヘビー級のタイトルを手にしてな。ということで、グッバイ&グッナイ」
「レスリングどんたく2017」が開催され、セミでは石井とケニーが対戦。両者は3・12尼崎で行われた「NEW JAPAN CUP2017」の一回戦で対戦、29分45秒の激戦の末に石井が垂直落下式ブレーンバスターで降したことから、今回は再戦となった。
いきなり石井が串刺しラリアット、ジャーマン、左のラリアットから龍魂パワーボム、スライディングラリアットと速攻勝負を狙うが、場外戦でイス攻撃を狙い、レフェリーの制止を受けたところでケニーが反撃し、エプロンの角めがけてパワーボムで叩きつけ、リングに戻ってからのノータッチトペコン狙いは石井がエプロンでのエルボーで迎撃も。石井は頭突きからリングに戻ろうとしたところでケニーがVトリガー、ドラゴンスープレックス、スライディングのVトリガーから逆に速攻勝負を狙うが、片翼の天使を阻止した石井はラリアットを浴びせる。
両者は速攻勝負狙いから軌道修正するかのようにチョップ合戦から、ケニーが首攻めを展開、石井は逆水平を一閃するとラリアット狙いは、迎撃したケニーがコタロークラッシャーを決めるも、石井は怯まず前進する姿勢を崩さない。
ケニーはカミカゼからのムーンサルトプレスの連続技を決めるも、コーナーからの攻撃は石井が阻止して雪崩式ブレーンバスターで投げ、ラリアット狙いはケニーがフランケンシュタイナーで切り返し、場外の石井にスライディングキックで鉄柵外へ出すとスワンダイブ鉄柵越えのスワンダイブプランチャが命中させる。
リングに戻ったケニーは背中へのミサイルキックからドクターボムを決め、勝利を確信したところでジャーマンからVトリガー、片翼の天使狙いは阻止され、トラースキックからの突進も石井がラリアットで迎撃で迎撃する。
ケニーのVトリガーをキャッチした石井は頭突きからラリアットを浴びせ、初公開の片翼の牛殺しからスライディングラリアットを決めるが、垂直落下式ブレーンバスターは着地したケニーがリバースフランケンシュタイナーで切り返し、Vトリガーからラリアット、蒼い衝動を畳みかけ、Vトリガーから片翼の天使狙いは石井が掟破りのリバースフランケンで切り返してからラリアット、延髄斬りと返す。
ケニーがエルボー、張り手、袈裟斬りチョップと繰り出すが、石井は左右エルボーからラリアット狙いはケニーがVトリガーで迎撃して、掟破りの垂直落下式ブレーンバスターから片翼の天使で3カウントとなりケニーがリベンジを果たすも、内容的にもどっちが勝ってもおかしくなかった。メインのIWGPヘビー級選手権は、ファレの突進をいなすオカダに対し、ファレはボディーブローを浴びせ、オカダはスライディングキックでファレを場外へ追いやってプランチャも、キャッチしたファレは場外でボディースラムを敢行、更にベアバックの体勢でそのまま鉄柱にオカダの腰を打ちつけ、リングに戻ってからは全体重をかけて踏みつけ、ショルダースルーやベアバックなど古典的な技でオカダの腰攻めを展開する。
先手を奪われたオカダは突進するファレを迎撃してからDDTで突き刺し、エルボーアタックを挟んだボディースラムで投げきり、場外に逃れたファレを鉄柵外へ出してから鉄柵越えのボディーアタックで浴びせ倒し、リングに戻ってからツームストーンパイルドライバーを狙うも上がらず、ファレのショルダータックルを喰らってしまう。
ファレはバックフリップ、グラネードを狙うが、オカダはドロップキックで阻止も、ファレがベアバックでキャッチしたところでオカダはDDEで切り返し、オカダはエルボーの連打もファレは一発で倒す、それでもオカダは正面から受けて、ファレが気を抜いたところでジョンウーを発射する。
これで流れを掴んだオカダはリバースネックブリーカー、ダイビングエルボーからレインメーカーもキャッチしたファレはベアバック、そのままコーナーに突進してスプラッシュで潰し、ボディープレス、グラネードと畳みかけるが、ツームストーンパイルドライバー狙いはオカダが阻止し、オカダはドロップキック、コーナーからミサイル式ジョンウーを命中させ、ツームスートンパイルドライバーで突き刺すも、レインメーカーはファレがグラネードで迎撃し、スピアーからバットラックフォール狙う。
オカダは背後に着地しドロップキックを発射も、受けきったファレもラリアットで迎撃、ファレがバットラックツームストーンパイルドライバーで突き刺したが、ファレは再度バットラックフォールはオカダがフランケンシュタイナーで切り返し、オカダが逆さ押さえ込みはファレが堪えたところでレインメーカーを炸裂させる。
ファレの手を放さなかったオカダはレインメーカー、そしてファレのグラネードをかわしてジャーマンからレインメーカーで3カウントを奪い王座を防衛した。
試合後にはファレを介抱して一緒に下がろうとするケニーをオカダが呼び止め、挑戦者に指名、ケニーもアピールせずもオカダの指名を受諾した。オカダvsケニーは1・4東京ドームで40分越えの激闘を展開し、紙一重の差でオカダが防衛となった。再戦は6・11大阪城ホールになることが濃厚だが、ドームがあれだけの激戦だっただけに、それ以上の内容が求められることは必至、果たしてドーム以上の試合が出来るのか・・・?オカダは勝利者インタビューの中で、マスコミが取り上げられるようになった危険な技について「プロレスに危なくない技なんかない」とコメントしたが、今回出したファレのショルダースルーやベアバックにしても見た目は単純そうに見えるが、使い方や受け方次第では危険な技にもなる。いや日々使うものにしたって絶対安全と謳っていても、人間の使い方次第では絶対安全とはいえない。物を使うにしても、技を出し、また受けるにしても、人間の技量次第で安全なものから危険なものになってしまう。危険なものをいかにダメージを最小限に受けていくのか、出す側だけでなく受ける側の技量も求められる、そういった意味ではプロレスは難しいものなのかもしれない。逆に絶対安全なものがあるのかというものを逆に問いたい。
第7試合のNEVER6人タッグ選手権は田口JAPANがいいペースで攻めるも、田口の地獄門攻撃が棚橋、リコシェに誤爆してから流れが代わり、ロスインゴは田口に集中攻撃を浴びせる。
劣勢の田口JAPANは棚橋がEVILの対角線からのラリアット、グラウンド式ドラゴンスクリューからのテキサスクローバーでロスインゴを追い詰めるも、乱戦から田口がBUSHIをとどんからオー・マイ・ガーアンクルで捕獲するが、レフェリーと田口が交錯した隙を突いたBUSHIが田口の顔面に毒霧を噴射、最後はBUSHIがMXの連発で3カウントを奪い王座を奪還する。第6試合のIWGPタッグ選手権3WAY戦は天コジがロウを捕らえ、小島がこけしロケット、天山が小こけしを決めるも、GODが入ってからは入り乱れる乱戦となる。そこで天山がロウを捕らえてニールキックから天山プレスを狙うが、ハンソンがカットに入ると、すかさずロウが天山を担いでからフォールアウトを決めて3カウントを奪い王座防衛、試合後は敗れないまま王座奪取に失敗したGODがウォーマシンを襲撃してベルトで一撃したが、小島に続いて天山もウォーマシンに敗れたのは天コジにとっても痛かった。
5月17日後楽園から開幕する「鉄拳7 Presents BEST OF THE SUPER Jr.24」の出場選手とブロック分けが発表された
Aブロック ウィル・オスプレイ、獣神サンダー・ライガー、リコシェ、ドラゴン・リー、マーティ・スカル、タイチ、TAKAみちのく、高橋ヒロム
Bブロック タイガーマスク、田口隆祐、KUSHIDA、ボラドール・ジュニア、ACH、金丸義信、エル・デスペラード、BUSHI今年はタッグ王者のロメロ、バレッタが外れたが、Aブロックでは2月の大阪でヒロムと激戦を展開したリー、ROH TV王者で海外で中邑真輔やヒロムと対戦しているスカル、BブロックはNOAHマットで活躍したACH、NOAHではジュニアヘビー級リーグ戦を優勝している金丸が初エントリーを果たした。
そして4・9両国でヒロムの前に悪夢の秒殺負けを喫し、再起を期して海外遠征に出ていたKUSHIDAが凱旋しジュースと組んで内藤、ヒロムと対戦するも、KUSHIDAはあくまでヒロムを狙って場外戦まで繰り広げたが、内藤も加勢してKUSHIDAを徹底的に痛めつけ、KUSHIDAは自身にとっても悪夢であるヒロムの断崖式回転エビ固めも腕十字で切り返したが、ヒロムのTIME BOMB狙いをホバーボードロックを狙ったところで内藤がカットに入り、ヒロムがコーナーへのデスバレーボムからTIME BOMBで返り討ちにして勝利、始めからロスインゴはもう時代でないといわんばかりにKUSHIDAを狙っての勝利だったが、このままKUSHIDAは沈んでいくのか・・・・
また試合後に内藤がヒロムにインターコンチベルトを手渡して去っていった。棚橋からの挑戦に関してベルト返上も辞さない姿勢を見せていたが、ヒロムへの譲渡はその現われなのか?だがよほどのことがない限り新日本が認めるとは思えない。果たして内藤の挑発行為に棚橋はどう返していくのか?
V5!プロレスラーは超人です!
— オカダ・カズチカ (@rainmakerXokada) 2017年5月3日悔しい
— TheUnderboss (@TOKSFALE) 2017年5月3日
— BUSHI (@BUSHI_njpw) 2017年5月3日Thank you Fukuoka, thank you @njpw1972 https://t.co/nHsR2H4CWB
— Hanson (@WarBeardHanson) 2017年5月3日Thank you Fukuoka!! #njdontaku @njpw1972 #WarMachineROH @warbeardhanson #HardToKill https://t.co/U4z3OT9qmQ pic.twitter.com/gxGbYGJwQn
— Raymond Rowe (@RAYMONDxROWE) 2017年5月3日福岡大会、終了。
4月の両国に続き、敗退。
タッグのベルトは戻らなかった。
次のチャンスはいつなのか…来ないかもしれないけど、生きていれば良い事があるはずだから。
また頑張ります。
— 小島 聡【SATOSHI KOJIMA】 (@cozy_lariat) 2017年5月3日LOS INGOBERNABLES de JAPON pic.twitter.com/GeZJTegpXx
— 内藤哲也 naito tetsuya (@s_d_naito) 2017年5月3日なんと来年の「レスリングどんたく」は、なんと2連戦!!
5月3日(木・祝)と4日(金・祝)に福岡国際センターで開催が決定!!
5.3福岡大会をスマホサイトで独占詳報中!https://t.co/lUVdnt19AX #njdontaku #njpw pic.twitter.com/5WOIMyz9fr
— 新日本プロレスリング株式会社 (@njpw1972) 2017年5月3日 -
内藤が粘るジュースを振り切り王座防衛も、EVILを破った棚橋がエアレターで挑戦表明!
4月29日 新日本プロレス「レスリング豊の国 2017」大分・別府ビーコンプラザ 2570人
<アピール、コメントなどは新日本プロレス公式HPより>
◇第1試合◇
▼20分1本
獣神サンダー・ライガー 川人拓来(7分28秒 逆エビ固め)タイガーマスク 北村克哉 ×海野翔太◇第2試合◇
▼20分1本
ロッキー・ロメロ ○バレッタ(8分0秒 エビ固め)金丸義信 ×エル・デスペラード
※ストロングゼロ◇第3試合◇
▼20分1本
○SANADA BUSHI(6分24秒 Skull End)田口隆祐 ×ヨシタツ◇第4試合◇
▼20分1本
タマ・トンガ ○タンガ・ロア 高橋裕二郎(8分39秒 片エビ固め)天山広吉 小島聡 ×デビット・フィンレー
※エイプシット◇第5試合◇
▼20分1本
後藤洋央紀 YOSHI-HASHI ○ウィル・オスプレイ(9分26秒 片エビ固め)鈴木みのる タイチ ×TAKAみちのく
※オスカッター◇第6試合◇
▼30分1本
○オカダ・カズチカ 石井智宏 矢野通(13分11秒 片エビ固め)バットラック・ファレ ケニー・オメガ ×チェーズ・オーエンズ
※レインメーカー◇第7試合◇
▼IWGPジュニアヘビー級選手権試合/60分1本
[第76代王者]○高橋ヒロム(16分29秒 体固め)[挑戦者]×リコシェ
※TIME BOMB
☆ヒロムが4度目の防衛に成功【ヒロムの話】「(※インタビュースペースにたどり着くなり仰向けに寝転がって)リコシェ、あれは人間じゃねえな。人間じゃねえ。いままで世界でいろんなハイフライヤーとやってきたけど、あれは人間じゃなかった。あれ、何の生まれ変わりだよ? 人間か? 宇宙人なのか? もしあれが人間だとしたら、あいつの前世は間違いなく猫だよ。猫、あの動きは猫だよ。猫ちゃん、猫ちゃんだよ。あの動きは間違いない。猫が大好きな俺にはわかるよ。はあ、もう当分は、あんなのとやりたくないよ。凄すぎた。まあ、俺はリコシェのことを心からリスペクトするよ。あれは素晴らしい。パーフェクトな人間……いや、人間じゃねえな、パーフェクトな猫だ。いやあ、こんな試合をしてもさ、きっと言うんだろ? 『危なすぎる』だとかさ、『危険だ』とかさ。今、なに、そういうのがはやってんの? そうやって、『危険』とかって言って、『危ない、危ない』って言って、その割にいい試合しようとかっていう、そういうのがはやってんのか? 何だか知らないけどさ、俺たちは新日本プロレスで闘ってるレスラーだよ。な? ここまで来るのによ、何千回も、何万回も受け身とってんだよ。俺は、あえてもう1回言わせてもらうよ。(※ゆっくりと上体を起こしながら)俺たちはプロレスを愛してる。俺たちと同じぐらい、お前らもプロレスを愛してるんだったら、俺たちの闘い、もっと楽しまなきゃ損だぜ。俺の言ってる意味わかるか? 心の底から叫んで、暴れろ。そして、楽しめ。じゃなきゃ、心の底から、人のこと応援できねえだろ? 心の底から、人のこと愛せねえだろ? 俺たちのこと、もっと愛してくれよ。(※ゆっくりと立ち上がりながら)あ、そうだ、この後、EVILさんと内藤さんの試合だろ? 見なきゃ。いつまでも長々とコメントしてる場合じゃないよな。ありがとよ、お前ら。ああ、でも、どうせ最後に内藤さんと大合唱やるんだったら、俺(リングに)行けるかな? 先にここでやっちゃおうかな? Nostros(ノストロス=俺たちは)、LOS INGOBERNABLE~S de Ja…………ニャ~」
【リコシェの話】「(※インタビュースペースに座り込んで、左手首に巻かれていたテーピングをゆっくりほどきながら、つぶやくように)なんて言ったらいいのかわからない……。わかるかな、この何も感じなくなってしまった感じ……。俺の首も、肩も、足首も、ほかのパーツも、悲鳴を上げてるんだけど……。せっかくのチャンスだったのに……。これまでも2回チャンスがあったけど、その時以上に今は打ちひしがれている……。せっかくのチャンスを……。これまで以上に、この階級では衝撃を与えてきたのに……。今回こそはいけると思ったのに。ここにたどり着くまでの4年で、最大のものだったのに……。ああ、俺は最後の最後には何も与えてもらえないのだろうか……。これで十分なのかな? はあ、もう言葉もなくなってしまったよ……(※ゆっくり立ち上がって、うなだれながら控室へ消えていった)◇第8試合◇
▼30分1本
○棚橋弘至(18分46秒 片エビ固め)×EVIL
※ハイフライフロー【棚橋の話】「今の俺に、2段飛ばし、3段飛ばしのステップアップは、よほど会社のプッシュがないと上がれないことだから。まずはEVIL。一つずつ上っていくだけ。別府で、こんなにたくさんのファンがいて、スゲーうれしいし。ただね、もっといけると思う。もっと盛り上げて、これよりも多くのお客さんで(試合に)臨んで。ぜいたくだけど、もっとたくさんの方が楽しいし、みんなに喜んでもらえるし。そういう世界は、俺が今までやってきたことプラス、さらにアルファが必要だから。まだ、その野望はついえてないから」
◇第9試合◇
▼IWGPインターコンチネンタル選手権試合/60分1本
[第15代王者]○内藤哲也(26分42秒 片エビ固め)[挑戦者]×ジュース・ロビンソン
※デスティーノ
☆内藤が4度目の防衛に成功(試合終了後、内藤がマイクを握ると、花道に棚橋が登場。そして、リングに上がると、内藤は挑発するようにマイクを棚橋に差し出す。)
棚橋「内藤、オマエに気持ちが伝わるように、手紙を書いてきた(そこにはない手紙を開けるような手振りを見せる)読ませてもらう。拝啓、内藤哲也殿。あなたに負け、東京ドームでとどめを刺されました。が、いまこうしてここに戻ってきました。あなたのベルトを投げたり蹴ったりするのは、正直嫌いです、コノヤロー。いまここで、このベルトに挑戦を表明します、コノヤロー。つべこべ言わず、俺の挑戦を受けろって言ってんだよ、コノヤロー! 敬具、棚橋弘至」内藤「棚橋選手、いま、ウケ狙いの挑戦表明、この場でしっかり耳に聞かせていただきました。俺の答え、もちろんわかるよな? 会場のお客さんももちろんわかってますよね? 俺の答えは、もちろん、トランキーロ! あっせんなよ!(棚橋と至近距離でにらみ合いを展開する)というわけで、俺は試合が終わったばっかだから疲れてんだよ。カンサードなんだよ。そして、この会場のお客様は、あなたの挑戦表明なんかどうだっていいんだよ。締めの大合唱を楽しみにして、席に座って待ってくださってるんだ。申し訳ないけど棚橋選手、さっさと帰れよ(これに対して棚橋は苦虫を潰したような表情を浮かべてからリングを降り、花道を下がる)ブエナスノチェス、ベップー! 約5カ月ぶりの別府大会、そして大分で初めてのビッグマッチ。みなさま、堪能していただけましたでしょうか。この別府ビーコンプラザにお集まりくださったみなさま。九州で今年初めての大合唱、みなさま、心の底から思う存分、叫んでください。EVIL、BUSHI、SANADA、ヒロム、イ・ナイトウ。ノスオトロス、ロスインゴベルナ~ブレス! デ・ハポン!!」
【内藤の話】「(※用意されていたイスを蹴飛ばして)ジュース・ロビンソン、彼の気持ちは、意地は、しっかり感じ取れたよ。今まで感じたことのないぐらい、力強いジュース・ロビンソンだったよ。ま、彼は今頃、控室で、俺に感謝してるんじゃない? だってさ、俺が対戦相手だったから、彼はビッグマッチのメインイベントに出れたんだよ。ジュース・ロビンソン、俺に感謝しろよ。それから、最後に出てきた棚橋弘至。彼は確かに、セミファイナルでEVILにシングルマッチで勝ったよ。でもこれってさ、『NEW JAPAN CUP』のリベンジマッチでしょ? 要するに1勝1敗だろ? 彼のどこに挑戦できる権利があるんだよ。俺は認めないから。ま、棚橋が挑戦表明した時点で、俺、昔言ったったけど、新日本プロレスは棚橋が言ったことがすべてだからね、きっと挑戦、認められちゃうんでしょ? でも、俺はこれはっきり言っとくよ。俺はインターコンチネンタルチャンピオンとして、棚橋弘至の挑戦は認めません。
あと一つ、最後に、今日、別府ビーコンプラザの会場の皆様、ご覧になりましたか? たくさんのお客様で埋まってたよ。でもさ、残念ながら、超満員札止めにはならなかった。スゲー悔しいよ。もしかしたらさ、東京ドームを超満員にするよりも、ここ別府ビーコンプラザを超満員にする方が難しいかもしれない。それぐらい大きな会場だからね。この悔しさは、絶対忘れないよ。近い将来、必ず我々、ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンの力で、ここ別府ビーコンプラザを超満員札止めにしてみせるよ。ま、一ついい目標ができたかな。ま、そういうわけで、俺さ、明日も試合あるから。そろそろ帰るわ。Hasta manana(アスタ・マニャーナ=また明日)、Adios!(アディオス=さようなら)」【ジュースの話】「(※岡と川人に両肩を抱えられて戻って来て)負けて何か言えっていうのは厳しいね。またまた負けてしまった。ファンの気持ちに応えられなかったし、家族の思いにも応えられなかった。それ以上に、自分の気持ちに応えられなかったのが悔しい。俺にとって、人生で最大の夜になるはずだったのに……。俺を応援してくれたすべての思いは届いてたけど、応えられなかった。でも、もう2度とこのようなことはない。とりあえず、ここまでの物語は今日でいったんピリオドだ。今日はゆっくり休んで、さらに素晴らしいレスラーになって、また次の物語を歩んでいくよ。みんな、ありがとう」
【棚橋の話】
棚橋「うっとおしいのが、俺の真骨頂なんで。まあ、大阪と同じシチュエーションだったらば、何か変化をつけて、棚橋であろうと。これはね、タグチジャパンの成果ですよ。もっと広げたいんだよね、プロレスを。それをやりたいのは俺だし、やれるのは俺しかいないから」――それをするのに、いまの内藤選手はもってこいの相手だと?
棚橋「ん~……。会場の空気がすべてですよ」新日本が大分でビッグマッチを開催しセミは棚橋がEVILと対戦、両者は3・11愛知で行われた「NEW JAPAN CUP」の1回戦で対戦しEVILのまさかの毒霧を浴びた棚橋が敗れ、今大会で再戦が組まれた。
棚橋は後入場のEVILに奇襲をかけて試合開始となるが、再び場外戦となるとEVILが棚橋の首にイスをかざしてからのEVILホームランを決め、リングに戻っても棚橋の張り手を受け流してダブルチョップ、首をねじ切るかのフェースロックと首攻めを展開する。
棚橋は旋回式クロスボディーからドラゴンスクリュー、フライングフォアアーム、青天井エルボー、サンセットフリップ、太陽ブローと得意のパターンに持ち込むも、セカンドロープからのサンセットフリップは足をすくわれて阻止され、EVILは棚橋の蹴り足をレフェリーにキャッチさせてトラースキック、コーナーからダイビングラリアットとすぎ自身のペースへと戻す。
棚橋は顔面かきむしりで反撃し、逆上がりで場外へ追いやりコーナーからハイフライアタックを発射、リングに戻った棚橋はスリングブレイド狙いはEVILが阻止してフィッシャーマンズバスター、膝立ちでのエルボー合戦は棚橋が競り勝つも、スリングブレイドはかわされ、EVILは対角線からラリアット、棚橋はEVILのフェースロック狙いは阻止してドラゴンスクリューで阻止を狙うが、堪えたEVILはフェースロックで絞めあげる
EVILはEVIL狙うが棚橋が阻止してツイストアンドシャウト、スリングブレイドと畳みかけ、ハイフライフローを狙うがSANADA、BUSHIが乱入で阻止され、海野レフェリーもKOされてしまう。
しかしBUSHIの毒霧はSANADAに誤爆すると、田口が駆けつけてヒップアタックでSANADA、BUSHIを排除、棚橋はドラゴンスープレックスも海野レフェリーはまだ戻らず、棚橋がハイフライフローもEVILが剣山で迎撃され、EVILはダークネスフォールズを決める。
EVILはEVILはEVILは棚橋が阻止、ラリアットを強引にヒップトスで投げた棚橋はハイフライアタック、ハイフライフローで3カウントを奪い、リベンジを果たす。メインは内藤の保持するIWGPインターコンチネンタル王座にジュースが挑戦、場外戦でジュースが内藤を鉄柱に叩きつけるが、鉄柵攻撃で反撃した内藤が鉄柵に足を固定して扉を蹴って挟み、鉄柵に足に固定してエプロンからミサイルキックと足攻めを展開、リングに戻っても膝への関節蹴りやクランチループ、リバースインディアンデスロックなどで試合の主導権を握る。
劣勢のジュースはコーナーミサイルはジュースがキャッチしてプリンズズスロウンで反撃するが、内藤の関節蹴り、キャノンボールの自爆で流れがつかめない展開が続く。だがジュースは場外戦で突進する内藤をエプロンめがけてのスパインバスターで叩きつけ、鉄柵へ叩きつけてからのキャノンボール、リングに戻ってもトルネードDDTを決める内藤にジュースはテキサスジャブで応戦、だが内藤も低空ドロップキック、関節蹴り、ニークラッシャー、膝裏への低空ドロップキック、変形のレッグロックでジュースを追い詰める。
内藤は雪崩式フランケンシュタイナーを狙うが、ジュースは雪崩式パワーボムで切り返し、パワーボムからパルプフリクションを狙うも、阻止した内藤は浴びせ蹴りを一閃、ジュースもラリアットから再度パルプフリクションを狙うが、また阻止され、プリンスズスロウン狙いも内藤はデスティーノで切り返す。
内藤はデスティーノを狙うが、阻止した内藤はジャックナイフ式エビ固めで丸め込み、ジャンピングエルボーを狙うと、キャッチしたジュースはバックブリーカーからナックル、パルプフリクションを狙う。しかし内藤はデスティーノで切り返して3カウントを奪い王座を防衛、ジュースは健闘したが内藤からリードを奪うまでには至らなかった。試合後に棚橋が登場し内藤への気持ちをしたためたエアレターで挑戦を表明した。だがリング上では内藤は返事せず、バックステージでのインタビューでは新日本の思惑には乗らないとばかりに挑戦を拒否する姿勢を見せた。
挑戦は拒否したとしても内藤にとって棚橋は時代は終わらせたとしても気になる存在であることも事実、セミで棚橋が存在感を示したことで内藤にとっても大きなプレッシャーにもなっていた。
挑戦は拒否したが時代を終わらせても、内藤の中にある棚橋という存在は払拭させたわけでない、棚橋という存在がいる限りは内藤は見えないプレッシャーから逃れることは出来いのかもしれない。第7試合のIWGPジュニアヘビー級選手権は開始早々リコシェがトペスイシーダ、サスケスペシャルとファイヤーバードスプラッシュと仕掛け。ヒロムもリコシェのペナドリラー狙いをかわしてTIME BOMBを狙うが、リコシェは阻止してハンドスプリングを狙うも、キャッチしたヒロムはジャーマンで投げ、エプロンに立ったリコシェにスピアー、場外に落ちたところでヒロムがエプロンダッシュでジョン・ウーと反撃する。
リングに戻るとラゴンスクリューから足四の字風のジャベで足攻め、序盤から一転してじっくりとした展開となるが、串刺しを迎撃したリコシェは前転してからドロップキック、リコシェは串刺しエルボー、619、スワンダイブ式エルボースラッシュ、ロープ越しのハイキックを放つ、ヒロムもリコシェのスワンダイブを阻止して断崖式回転エビ固めを狙うが、リコシェは断崖式フランケンシュタイナーで切り返し、リングに戻ってヒロムのサラマンダー狙いも雪崩式リバースパワーボムで切り返す。
ヒロムはエプロンでデスバレーボムを敢行すると、ランニングセントーン狙いはリコシェがキャッチして場外でノーザンライトスープレックス、ブレーンバスターの連続技を敢行する。
両者は打撃戦、追尾合戦からリコシェがドリームキャストを決めると、ノーザンライトスープレックス、ブレーンバスターの連続技はヒロムが連続ジャーマンで切り返す、デスバレーボム狙いはリコシェが阻止しDRAGON GATEのYAMATOの必殺技であるギャラリアを決める。
リコシェはシューティングスタープレスを投下するが、ヒロムは剣山で迎撃すると、リコシェの突進をコーナーへフロントスープレックス、旋回式のTIME BOMB、TIME BOMBを狙うが、着地したリコシェはペナドリラー2ポイントを炸裂させ630°スプラッシュを投下もまたしても自爆となってしまい、最後はヒロムがカナディアンデストロイ、コーナーへのデスバレーボム、TIMEBOMEで3カウントを奪い王座を防衛した。LOS INGOBERNABLES de JAPON pic.twitter.com/wUUstFkJZ9
— 内藤哲也 naito tetsuya (@s_d_naito) 2017年4月29日【Él es un gatito!】
ーTicking Time Bombー#TickingTimeBomb#もっともっともっともっともっともっともっと pic.twitter.com/m8JKD6rdih
— TIME BOMB 髙橋ヒロム (@TIMEBOMB1105) 2017年4月29日The fact that the Japanese commentators were calling me "Mr. Perfect" is really amazing to me. Thank you.
— King Ricochet (@KingRicochet) 2017年4月29日 -
崖っぷちの鈴木みのるが後藤を破りNEVER王座を強奪!ライガーがBOSJ卒業を宣言!
4月27日 新日本プロレス「Road to レスリングどんたく 2017 ~安芸の国 戦国絵巻~」広島グリーンアリーナ小ホール 1705人 超満員
<アピール、コメントなどは新日本プロレス公式HPより>
◇第1試合◇
▼20分1本
獣神サンダー・ライガー 川人拓来 ○岡倫之(8分28秒 逆エビ固め)タイガーマスク 北村克哉 ×海野翔太【ライガーの話】「ふう……まあ、今日から参戦ということで、福岡とか別府とかありますけど、ボクの目はもう、『BEST OF THE SUPER Jr.』、この次のシリーズに向いてます。なぜなら、これはもう会社にも話を通して、ほぼ決定です。僕は今年、今回限りで『BEST OF THE SUPER Jr.』を卒業します。今年が最後の『BEST OF THE SUPER Jr.』になりますので、コンディションを整えて、ベストな状態で、もちろん毎年言ってますけど、優勝して、そして有終の美を飾りたいなと思います。これが今年の『BEST OF THE SUPER Jr. 24』が、ジュニア人生最後の『BEST OF THE SUPER Jr.』になりますので、ファンの皆さんも応援よろしくお願いします。しっかり優勝したいと思います。以上」
◇第2試合◇
▼20分1本
矢野通 ○ウィル・オスプレイ(5分6秒 片エビ固め)エル・デスペラード ×TAKAみちのく
※オスカッター◇第3試合◇
▼20分1本
○天山広吉 小島聡 デビット・フィンレー(6分57秒 アナコンダバイス)タマ・トンガ タンガ・ロア ×チェーズ・オーエンズ◇第4試合◇
▼IWGPジュニアタッグ選手権試合
[挑戦者組]ロッキー・ロメロ ○バレッタ(16分54秒 エビ固め)[第50代タッグ王者組]×金丸義信 タイチ
※ストロングゼロ
☆金丸&タイチが2度目の防衛に失敗、ロメロ&バレッタが第51代目王者となる(試合終了後)
ロメロ、「タイチ、カネマル、鈴木軍とはこれで終わりだ!タイチ、カネマルはカエレ!俺たちが闘いたいのはヤングバックス! ヤングバックスよ、世界一のタッグチームを決めようぜ、ロッポンギ・ヴァイスサイコ~!(怒りが収まらないタイチが荒れ狂いながらの退場。)「サイン会をお願いします!」【タイチの話】「1勝1敗だろ、これで。1勝1敗だろ? さあ、決定戦(決着戦)やろうか。1勝1敗だからまだ決まってねぇよ、どっちが強いか。さあ、次が決定戦だ。その前に、これから始まるものすべて、片っ端からグチャグチャにしてやるからな。終わんねぇぞ、鈴木軍は。だから俺は昨日、ノブに『飲むな』っつったんだ。『飲むな』ってあれだけ言ったんだ。試合には負けてねぇ、試合には。酒に負けたんだ。だから、お前らより酒が強ぇんだ。オイ、決定戦だ。やってやろうじゃねぇか」
◇第5試合◇
▼30分1本
○ジュース・ロビンソン 棚橋弘至 田口隆祐 リコシェ ヨシタツ(12分32秒 片エビ固め)内藤哲也 ×SANADA EVIL BUSHI 高橋ヒロム
※パルプフリクション◇第6試合◇
▼30分1本
○バットラック・ファレ ケニー・オメガ 高橋裕二郎(13分28秒 体固め)オカダ・カズチカ 石井智宏 ×YOSHI-HASHI
※ツームストーンパイルドライバー◇第7試合◇
▼NEVER無差別級選手権試合
[挑戦者]○鈴木みのる(24分19秒 体固め)[第15代王者]×後藤洋央紀
※ゴッチ式パイルドライバー
☆後藤が4度目の防衛に失敗、鈴木が第18代目王者となる(試合終了後、鈴木は海野レフェリーからNEVER無差別級のベルト受け取ると、海野レフェリーを蹴散らす)
鈴木「(※会場から大ブーイング)オイ、そのブス、お前だ。オイ、息がクセェ。それ以上しゃべんじゃねぇよ。オイ、豚ヤローどもも口を開くんじゃねぇ。いまから俺がしゃべるんだ。このNEVERのベルトは、俺の手元に来た。なんでだ? なんで俺の手元に来たかわかるか? まぁ、豚にはわかんねぇよな。王様のもとに、宝はすべて集まるように、できてるんだよ。そうさ。これから一つずつ、一人ずつ、腕一本ずつ、テメェら全員。オイ、広島。テメェらも全員、あの世いきだよ。オイ、最後に教えてやろう。俺たち、鈴木軍、イチバーン!」【鈴木の話】「(※乾杯用に用意されていた缶ビールを蹴飛ばして)なに呑気に酒なんいて用意してんだ、新日本。(※缶ビールを開けて、テーブルに叩きつける)だから(ベルト)獲られるんだ。(※2本目の缶ビールを開けてベルトにかける)おい、新日本プロレスよ、誰が取りに来る? 誰か取りに来い! それとも(NEVERのベルトは)俺の、酒のアテにしかならねぇか? さあ、ここからだ。ここからだ。おい、クソガキども、『鈴木軍はもういらない』『鈴木軍は時代遅れ』『鈴木軍なんて、新日本にはいりません』……ああ、そうですか。お前らには用がなくても、俺たちには用があるんだよ。それはなぜか? そう、お前たちが宝を持ってるからだ。お前たちの都合なんか、俺たちには関係ない。そしてお前たちを応援する、ここ広島のファンども、てめえらの意見も俺は求めちゃいねぇ。俺が求めてるのは、カネだ。さあ、これを元手に、次へ行こうじゃねぇか。そう、次は……どこかな? オイ、新日本のレスラーたちよ、この名前よく覚えとけ。(ベルトに)なんて書いてある? なんて書いてある? 『NEVER』……どういう意味だ? どういう意味だ? “決して後藤洋央紀のものじゃない”って書いてある。“決して新日本のものではない”、“決してお前たちに好きにしていいものじゃない”、“決して弱いものは手にするな”、そう書いてあるんだろ? だからこのNEVERは、俺のところに来たんだよ。わかるだろ? わかるだろ、この理屈。オイ? (※ベルトを眺めてから)無差別っていう……そう無差別、無差別……無作為、無謀。フフ、好きに使わしてもらうぞ、新日本。テメェらのやりたいようには、2度とさせねぇ。こっちはこのチャンスをず~っと待ってたんだ。ず~っと。あれから、1月にこの新日本にきてからず~っと、この瞬間を待ってたんだよ。この瞬間をな。俺の手に、どれでもいいんだ、来るのを待ってた。そう、これで俺が手を挙げる権利を得たんだ。俺の話を聞く耳を、お前たちは義務的に持たなくてはいけない。さあ、どうする? さあ、どうする、ニュージャパン・プロレスよ? 俺は、力でしか、認めない」
新日本広島大会第4試合のIWGPジュニアタッグ選手権は鈴木軍が阿部未歩さんを先発で出そうとし、絡もうとせず代わるがわる交代するなど焦らしまくり、場外でタイチが木槌を取り出して浅見レフェリーのチェックが入ろうとする隙を突いてデスペラードが介入するなど、鈴木軍がインサイドワークでロッポンギを翻弄、ロッポンギもタイチを捕らえようとするが巧みに逃げられ、逆にバレッタが捕まって鈴木軍ペースのまま試合が進む。
再びデスペラードが介入すると、邪道外道が駆けつけてデスペラードを排除、タイチもバレッタに木槌での一撃を狙うが、かわしたバレッタがスーパーキックで反撃し、やっと交代したロメロも往復式ラリアット、両腕ラリアットで続く。
ロッポンギは金丸を捕らえてダブルジャンピングニー、コンタクトキラーと合体技を決めるが、タイチがカウントを叩く浅見レフェリーを排除すると、シューズに木槌を装着しての天翔十字鳳を浴びせ、金丸もムーンサルトで続き、雪崩式での合体技を狙うが、ロメロが駆けつけて3人もろともコーナーから落とす。
金丸はバレッタをトラースキックから投げ放しジャーマン、トルネードDDTと畳みかけ、ディープインパクトを狙うが、ロメロが雪崩式フランケンシュタイナーでカットし、最後はストロングゼロが決まり3カウントで王座奪還に成功、試合後には元王者のヤングバックスを挑発した。メインは後藤の保持するNEVER王座に鈴木が挑戦、4・9両国ではザック・セイバーJr.が後藤に挑戦し、鈴木自身が介入して加勢するも後藤の牛殺しに返り討ちにされるだけでなく、ザックも王座奪取に失敗。後藤の指名で王座挑戦となったが、鈴木にしてみればIWGPから格落ちの王座への挑戦は屈辱的でもあり、金丸&タイチがジュニアタッグ王座から陥落し、鈴木軍もランス・アーチャー、飯塚高史も負傷で欠場するなど崖っぷちの状況に立たされてしまった。
序盤は互いに出方を伺うように牽制し合うも、後藤がショルダータックルからサッカーボールキック、顔面へエルボースタンプ、チンロック、クロックヘッドシザースと鈴木の古傷である首を狙いにかかり、鈴木はロープに逃れるが後藤は構わずストンピングを落とすなど休ませない。
しかしエプロンに逃れた鈴木に後藤が追撃を狙ってラリアットを狙うが、鈴木はロープ越しの腕十字で捕獲、場外戦に持ち込んで客席でイス攻撃を展開、海野レフェリーがチェックに入るも、その隙を突いてセコンドのデスペラードがイスで後藤の首を絞めあげ、リングに戻ると鈴木がアームロックから右腕攻めを展開して形成を逆転させる。
両者はコーナーでのエルボーの連打の攻防から、後藤が村正を浴びせるとミドルキックからバックドロップ、後藤はマウントエルボーからフロントネックロックで攻勢に出て、ボディーへのミドルキックで鈴木はダウンし、後藤がアピールすると、この隙を逃さなかった鈴木が攻めてランニングローキック、後藤の張り手狙いをキャッチして脇固めで捕獲する。
鈴木はキツイ角度で極めるも、後藤は構わず痛めている右腕でエルボー合戦に挑み、クイック式牛殺しから初披露のゆりかもめで捕獲する。
逃れた鈴木は一本足頭突き、後藤はノーモーション頭突き、串刺しラリアットから阻止を狙うデスペラードを排除してからダイビングエルボードロップ、だが牛殺し狙いは鈴木がフロントチョークで捕獲。後藤は強引に担いで牛殺しを狙うが、今度は鈴木がスリーパーで捕獲、そしてゴッチ式パイルドライバーを狙う。
しかしリバースした後藤はスリーパーを狙う鈴木に牛殺しを決め、GTRを狙うがデスペラードがまた介入を狙い、後藤が排除すると蘇生した鈴木が突進する後藤にドロップキックを炸裂させ、勝利を確信した鈴木は上からのナックルの連打、サッカーボールキック、マウントエルボーで徹底的に後藤を痛めつける。
海野レフェリーが鈴木を制止に入ると、その隙を突いたデスペラードが後藤の脳天をイスで一撃し、最後は鈴木がスリーパーからゴッチ式パイルドライバーで3カウントを奪い王座を奪取した。
鈴木はNEVER王座を望んでいたのかというと、NOAHでの実績を引っさげて新日本に戻ってきてたものの結果を出せていなかった現状を考えると満足できるものではなく、NOAHと違って思うようにいかない現状に苛立っていたというのが本音だったと思う。崖っぷちから脱出した鈴木はNEVER王座を自分色に染め上げることで起死回生を狙うつもりのようだ。最後に第1試合を終えたライガーが今年の「BEST OF THE SUPER Jr」でのエントリーは今年で最後とすることを明かした。スーパージュニアも今年で24回目となるが、ライガーはY時代を含めて前身である「TOP OF THE SUPER Jr.」から25回エントリーしてきた、いわば”Mrスーパージュニア"的存在だった。だが年齢的なことを考えると総当りリーグ戦がキツくなっていったのも事実だったと思う。優勝で有終の美を飾りたいとしたライガーは12年ぶりに優勝を飾って有終の美を飾ることが出来るか?
【広島大会終了】本日も沢山のお客様にご観戦いただきありがとうございました。明後日4月29日(土)は、いよいよ九州上陸!大分・別府ビーコンプラザにて17:00試合開始です。皆様のご来場をお待ちしております。 #njpw #njdontaku #njtoyo #別府 pic.twitter.com/9zbQcNlaTf
— 新日本プロレスリング株式会社営業部 (@njpw_nyao) 2017年4月27日今日くらい食おう。今から食う! pic.twitter.com/wx5TPYgPwr
— 鈴木みのる (@suzuki_D_minoru) 2017年4月27日試合後焼き鳥
ボスご馳走様でした!
後藤選手残念でした! pic.twitter.com/maJ5g6jJkG
— El Desperado (@0_desperado) 2017年4月27日オスプレイの飛び付いてくるやつで顔面強打してセコンド付けず
Jr.タッグは失ったが別のが来た
あ~広島焼き食いたい
美味くて遅くまでやってるとこあるかな、、、、、誰か案内しておくれ pic.twitter.com/SaKSz97Loc
— TAKAみちのく (@takam777) 2017年4月27日いつもそばに居るけど、あんなにキレ狂ってるのは初めてみた。
こわかった。。。 pic.twitter.com/LatlEBMONI
— 阿部未歩(あべみほ) (@abemiho0110) 2017年4月27日 -
ファレが掟破りのツームストーンパイルドライバーでオカダから直接勝利!
4月22日 新日本プロレス「Road to レスリングどんたく 2017」後楽園ホール 1689人 超満員札止め
<アピール、コメントなどは新日本プロレス公式HPより>
◇第1試合◇
▼10分1本
○川人拓来(6分28秒 高角度逆エビ固め)×海野翔太◇第2試合◇
▼20分1本
○YOSHI-HASHI(9分43秒 バタフライロック)×岡倫之◇第3試合◇
▼20分1本
飯塚高史 ○TAKAみちのく(9分42秒 エビ固め)矢野通 ×邪道◇第4試合◇
▼20分1本
タマ・トンガ タンガ・ロア ○高橋裕二郎 チェーズ・オーエンズ(11分36秒 体固め)天山広吉 小島聡 デビット・フィンレー ×北村克哉
※ピンプジュース◇第5試合◇
▼30分1本
後藤洋央紀 ○ウィル・オスプレイ ロッキー・ロメロ バレッタ(13分52秒 エビ固め)鈴木みのる 金丸義信 タイチ ×エル・デスペラード
※オスカッター【後藤、オスプレイ、ロメロ、バレッタの話】
後藤「どんな手を使っても、この(NEVER無差別級)ベルトは渡さない」オスプレイ「『BEST OF THE SUPER Jr.』今年もやって来るだろ。俺は戻って来るぞ。昨年優勝した俺が、今年も『BEST OF THE SUPER Jr.』に参戦するつもりだ。今年の『SUPER Jr.』も俺のモノになる」
バレッタ「見たか? みんなの見てる前で、ハンマーを破壊してやったぞ」
ロッキー「ハンマー、シンデル。タイチ、お前はこれからどうする? 次はなんだ? ハンマーは死んだぞ」
バレッタ「俺たちは、ハンマーキラーだ」
ロッキー「そうだ。バレッタはハンマーキラーだ。お前らの持って来る武器なんか怖くないぞ。タイチ、カネマル、どうする? お前らに武器がなくなったら、何もないだろ。お前らは、シンデル。ヒロシマで覚悟しておけ。イチ、ニー、サン、シバクゾ、コノヤロー。ハンマータイム!」
バレッタ「イッツ、ハンマータイム」
【鈴木、金丸、タイチ、デスペラードの話】
TAKA「大丈夫か!?」デスペラード「頭どこいった!? 俺の頭、どこいった!?」
※デスペラードをTAKAが抱えながらバックステージを通り過ぎた。
鈴木「後藤よ。テメェ。どいつもコイツもぶち殺すぞ! オイ、今からだ。ライオンマーク背負うヤツら(※バックステージの布を引きちぎる)それはテメェもだ! コラ!(※スタッフの胸ぐらに掴みかかる)テメェもだ! コノヤロー! ぶち殺してやる」
※金丸、タイチがバックステージに現れ、引きちぎられた布を見てタイチ「誰だこれやったの……見たろ。邪道・外道がどうなったか。オマエらも格好悪い姿晒してぇのか? ロッポンギフーリガンズよ」
金丸「次の広島で終わりだよ」
タイチ「泣きの1回だ。相手してやるよ。ただな、オマエら終わりだぞ。CHAOSジュニア。もういねぇだろ? それで終わりだ」
金丸「これで終わりだよ。最後の1回だ」
タイチ「今日見たところによると、前もそうだったな、両国の時。よっぽど俺の、(※ちらちら下を見ながら)よっぽど俺のハンマー、俺の木槌、(※ちらちら下半身を見ながら)俺のハンマーを、怖がってるみたいだな」
金丸「最後、出すしかねぇな」
タイチ「出しちゃおう、全部」
金丸「本物出しちゃおう」
タイチ「オマエら、ハンマー。マイク。(※ちらちら股間のあたりを見ながら)俺のマイクとハンマーと、あのハンマーとあのマイク。嫌いなようだな。随分逃げ回って。よし分かった。弱点は分かった」
金丸「見てれば分かるよ」
タイチ「オマエらの嫌いな、(※がっつり股間あたりを見ながら)俺のハンマーで、俺のマイクで!」
◇第6試合◇
▼30分1本
内藤哲也 ○SANADA EVIL BUSHI 高橋ヒロム(9分50秒 Skull End)ジュース・ロビンソン 棚橋弘至 田口隆祐 リコシェ ×ヨシタツ【内藤、EVIL、BUSHI、ヒロムの話】
BUSHI「5.3決まったよな。棚橋、リコシェ、田口。NEVER無差別級6人タッグベルト。博多どんたく。楽しみにしてるぜ。EN SERIO、マジで」EVIL「過去の新日本の象徴。エースを二度も倒せば、自ずと見えてくるものがあるだろう。よく覚えとけ。This is EVIL. Everything is EVIL. すべては、EVILだ」
ヒロム「(※ヒロム、リコシェと書かれた2体の木の人形を持って現れ、リングアナのような口ぶりで)IWGP Jr heavy weight championship。リコシェvsヒロム。レディー、ファイト!(※木の人形をバチバチぶつけ合う)バシ! バシ! ブシュ! ドゥシ! ドゥシ! バン! バン! バシ! バシ! オラ! もっと来い! オラ! オラオラ! まだだー! オラー! ヒュッ! バーン!(※ヒロム人形がリコシェ人形を叩き潰す)ワン・ツー・スリー! イェーイ!……とまぁ、このように、彼とまるで、おもちゃ箱の中に入ったかのような楽しさでいっぱいです! 彼なら、俺のことを満足させてくれる! そう! もっと! もっと!! もっと!!! もっと!!!! もっと!!!!! もっと!!!!!! もっとーーー!!!!!!! 楽しませてくれ!」
内藤「3月の大田区大会、長岡大会。そして、4月の後楽園ホール大会。俺はジュース・ロビンソンから、3回も直接勝ってるんだよ。4月の両国でたまたま1回負けただけで、ジュースの挑戦、即決定? オイオイオイ、俺の3勝は一体どこにいっちまったんだよ、カブローン。皆様、覚えてますか? ジュース・ロビンソンが、初めて新日本プロレスに来た時、1番最初にタッグを組んだのは、俺。まぁ俺の望んだタッグじゃないけどね。彼は、俺と、内藤哲也と組める、これ以上ないビッグチャンスを得たんだよ。なのに、彼は、俺を振り向かせることも、何か爪痕を残すこともできなかった。あの時、もし、何か爪痕を残してたらね。彼は今頃、ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンの一員になってたかもしれないね。あの時、俺に助けてもらえなくて、悔しかったか? 悲しかったか? でも、よく考えてくれよ。あの時の悔しさ、あの時の悲しさがあったからこそ、その悔しさをバネにして、今上がって来れたんだろ? 別府でのタイトルマッチ。相手が俺だから、ビッグマッチのメインイベントに彼は出られるんだよ。要するに、すべて、俺のおかげだろ? すべて、俺の手のひらの上だよ。明日の後楽園ホール大会。今日以上の、ジュース・ロビンソンと出会えることを楽しみにしてるよ。アスタマニャーナ(明日)、アディオス」
【棚橋、ジュース、リコシェ、田口監督の話】
棚橋「NEVERの6人タッグもあるし、EVILとのシングルもあるし。俺のしまってた悔しい気持ち、その引き出しを開けて、今シリーズ振り切ります!」リコシェ「オーケー。今夜のことは問題ないよ。ヒロムは、なんか人形みたいなものを持ってきたけど、そんなもので俺に精神的な揺さぶりを掛けられないよ。俺は揺るがない。関係ないよ。IWGPジュニアのタイトルマッチに、ヒロムが何を持ってきてもいいさ。俺には関係ない。時が来たら、俺の腰にベルトが巻かれる。それだけだ」
ジュース「IWGPインターコンチネンタルのベルトを賭けてナイトーと対戦するが、お前は俺を怒らせたよ。俺はもう試合に勝つだけだ。マーティー浅見をKOして何が面白いんだ? お前はそれでいいのか? お前はそれでもIWGPインターコンチネンタルのチャンピオンなのか? ニュージャパンのチャンピオンなのか? お前はクソチャンピオンだ! 4月29日は俺が勝つ! 俺がお前のケツをぶっ叩いてやる」
田口「ヨシタツが、勝敗以前に、なんだあのヘアスタイルは? なんだ? メキシコに行って、ネグロ・カサスか? ネグロ・カサスさんのマネか? ちょっと勝敗以前に、タグチジャパン一員として、あのヘアスタイルをどうにかしないと、話にならないね。なんだあれは? ネグロさんか?」
◇第7試合◇
▼30分1本
ケニー・オメガ ○バットラック・ファレ(17分20秒 体固め)×オカダ・カズチカ 石井智宏
※ツームストーンパイルドライバー【ファレ、ケニーの話】
ファレ「Woh woh.Woh woh.この試合はイージーだった。タイトルマッチも同じ結果になるだろう。イージーだ。オマエに見せつけてやった。同じことがまた起こる。オマエなんか簡単にひねり潰してやる」ケニー「オカダ、聞いておけ。このニュージャパンというリングは、お前らのフィールド、お前らの庭、お前らのホームだろうが、BULLET CLUBは時差ボケがあったとしても、俺たちが勝つんだ。俺たちを止めることは、お前らにはできない。俺たちがニュージャパンにあがる理由は、外国人選手のテイストを持ち込むことだ。それをシチューのように混ぜで、料理することだ。俺たちがいるから、このリングは変化が起こるんだ。俺たちはモンスターのような巨大な存在になるんだ。ここにいるファレや、タマ・トンガ、タンガ・ロア、ヤングバックス、ケニー・オメガ、俺たちのことをお前らは止められない。タッグマッチとか、いろんな形式があるが、どんな形式でも俺たちは関係ない。俺たちがその試合で結果を残して、タイトルマッチの挑戦権を掴んで勝つ。それだけだ。オカダとファレが1対1で闘うが、オカダはもう逃げられないし、隠れることもできない。バッドラック・ファレが勝つだろう。俺と闘うイシイも同様だ。イシイが持っていないモノを、俺は持っている。スキルや技術、テクニックやカリスマ性、イシイが持っていないモノを、俺は持ってるんだ。イシイも俺を止めることはできないだろう。だったら、サムライスピリットでも持って来ればいいんじゃないか。俺がそれを粉々に粉砕してやる。グッバイ&グンナイ。バンバンバン」
新日本の新シリーズが開幕しメインでは5・3福岡で対戦するオカダvsファレ、石井vsケニーの前哨戦が行われ、序盤はオカダ組がケニーを捕らえにかかるが、背後からファレの強襲を受けるとBULLET CLUBが石井を捕らえて先手を奪う。
長時間捕まった石井はブレーンバスターを狙うファレをDDTで突き刺して反撃、やっと交代を受けたオカダは串刺しエルボーからDDTで続き、ロープの反動を利用してのボディースラムで投げ、交代したケニーもリバースネックブリーカーを決める。
しかしケニーは交代した石井にカミカゼからムーンサルトプレスの連続技を決めると、カットに入ったオカダもろともコタロークラッシャーを決め、石井には蒼い衝動からVトリガーを浴びせ、ファレもオカダに串刺しスプラッシュからボディープレスと圧殺する。
オカダはドロップキックを連発してツームストーンパイルドライバーを狙うが、持ち上がることが出来ず、ドロップキックを自爆したところでケニーのVトリガーを喰らうと、最後はボディープレス、レインメーカー式で左でのグラネードを決め、最後はツームストーンパイルドライバーで突き刺しオカダから直接3カウントを奪い前哨戦を制した。
試合内容も連係に優るBULLET CLUBが終始主導権を握り、最後の決めたファレのツームストーンはオカダのようなジャンピング式でなく、ジ・アンダーテイカーのような重みのある突き刺し方だった。またオカダから直接フォールを奪ったことでレインメーカー・キラーぶりも見事に発揮し、王座奪取に向けて大きく前進した。セミの田口JAPANvsロスインゴの10人タッグマッチは田口JAPANがまさかの奇襲からトレイン攻撃も、ロスインゴが自慢の連係で盛り返し棚橋を捕らえて試合の主導権を握る。
劣勢の田口JAPANはリコシェ、ジュースの連係から内藤を捕らえるが、なかなか出番がまわってこなかったヨシタツがロスインゴの連係に捕まってしまい、最後はSANADAのSkull Endが決まってギブアップとなり、試合後も内藤がジュースを痛めつければ、SANADAも場外で田口をパラダイスロックで捕獲するなどやりたい放題となった。第5試合の後藤率いるCHAOSvs鈴木軍は場外戦で主導権を握った鈴木軍がロメロを捕らえて先手を奪い、NEVER王座挑戦が決定している鈴木も後藤の足攻めを展開して痛めつける。それでも痛めている足で牛殺しを決めた後藤はオスプレイに代わり、鈴木軍の連係に捕まりながらも後藤のカットを受けたオスプレイがデスペラードにコークスクリューキックからオスカッターで3カウントを奪い勝利、試合後も鈴木は若手をイスで制裁するなど大荒れとなった。
【後楽園ホール2連戦初日終了】本日も沢山のお客様にご観戦いただき誠にありがとうございました。明日4月23日(日)も後楽園ホールにて18:30試合開始です。皆様のご来場をお待ちしております。 #njpw #njdontaku pic.twitter.com/RNATrTOLSV
— 新日本プロレスリング株式会社営業部 (@njpw_nyao) 2017年4月22日Dinner time https://t.co/Hod1nuuqwo
— TheUnderboss (@TOKSFALE) 2017年4月22日
— BUSHI (@BUSHI_njpw) 2017年4月22日I can't get over @trentylocks through a hammer at someone....a fucking hammer
— William Ospreay (@WillOspreay) 2017年4月22日くれた pic.twitter.com/yeDEEGUJ4Q
— ミラノコレクションA.T. (@milano_c_at) 2017年4月22日 -
「LION'S GATE」が本来の形に戻って再スタート!
4月14日 新日本プロレス「LION'S GATE PROJECT4」新宿FACE 467人 超満員札止め
<アピール、コメントなどは新日本プロレス公式HPより>
◇第1試合◇
▼海野翔太デビュー戦/20分1本
○TAKAみちのく(6分11秒 ジャスト・フェースロック)×海野翔太【TAKAの話】「オイ、小僧! 試合後の一発は効いたよ。それを試合で出せよ」
【海野翔太、レッドシューズ海野レフェリーの話】
――先輩として、父親として、コメントをお願いします。
海野レフェリー「先輩としては、まだまだ顔じゃないでしょ。父親としては、ちょっと一人にさせて。トイレで泣いてくるから」海野「ハァハァ……あぁ……もっともっと練習して、もっともっと強くなって、新日本でテッペン獲ります! ありがとうございました!」
――今日、新日本プロレスでデビュー戦のリングに上がって、率直なご感想をお願いします。
海野「素直に嬉しいです」――試合に関しては、残念な結果になりましたが?
海野「やっぱ、相手がTAKAみちのくさんという、WWEのスーパースターでしたので。カードを見た時に、TAKAさんと知った時に、『勝てるかな?』と不安になってしまった部分もあったんですけど、結局は気持ちですね。TAKAさんだろうと、これから先、どんな先輩と当たるかわかりませんが、自分の気持ちをしっかりぶつけて、誰にも負けない気持ちをしっかり出して、どんな相手だろうと、どんな先輩だろうと、どんなに強かろうと、気持ちだけでは絶対負けないように、どんどんどんどん倒して、テッペンを獲りたいと思います」――最後に、新日本プロレスでの野望をお聞かせください。
海野「自分は、レスリング経験も、格闘技経験も、今までありませんでした。野球一筋で、ここまで這い上がってきました。よく、『格闘技やレスリングをやってる人が有利だ』とか口にする人いますけど、そんなの関係ないと思います。気持ちだけで、自分はここまで這い上がってきました。だから、これからこの先も気持ちだけは、絶対折れないで、誰にも負けずに、気持ちだけでしっかり勝ち上がろうと思います。そして、最後はベルトを巻いて、新日本を引っ張るような選手になりたいと思います。ありがとうございました!」◇第2試合◇
▼20分1本
○エル・デスペラード(9分21秒 エビ固め)×川人拓来
※アンヘル・デ・ロホ◇第3試合◇
▼20分1本
○邪道 外道(13分30秒 クロスフェース・オブ・JADO)岩本煌史 ×青柳優馬【外道の話】「オイ、若造。『もうちょっとだった』とかよ、ナメた口きくんじゃねぇぞ! 邪道、外道とよ、オメェらじゃよ、地中と雲ぐらい差があるな」
【岩本、青柳の話】
岩本「クッソ! やり足んねぇよ! オイ、新日本プロレス。 やり足んねぇよ! 今日は負けたかもしんねぇけどよ、また呼べよ。俺ら、全日本をよ。全日本というか、青柳、そして俺、岩本。また呼べよ」青柳「チキショー! このままじゃ終わんねぇからな!」
岩本「もう一回、邪道、外道とやらせろ。見とけよ」
◇第4試合◇
▼30分1本
○YOSHI-HASHI(9分44秒 バタフライロック)×杉浦透【YOSHI-HASHIの話】「今日は杉浦と闘って、ドロップキックのフォームとか、ミサイルのやり方とか、ヤングライオンの時のオカダをちょっと思い出したよ。普段、杉浦はハードコアが主戦場みたいだけど、ハードコアじゃなくて、普通のプロレス。凶器とか使わないプロレスをやると、あと何年かしたら、もっともっと凄い面白いなぁと。今日やってみて。まだ絶対に負けられないからね。また次、機会があったら、ぜひやってみたいね」
【杉浦の話】「悔しいの一言に尽きますね。自分の、この“FREEDOMSのKFCタッグチャンピオン”として、本当に負けられない一戦だったんですけど。とにかく悔しい。でも、自分の完全に未体験の空間でやれたことは、絶対にマイナスじゃないし、本当に自分自身楽しかった。特に、自分はFREEDOMS、ハードコア・デスマッチの団体で、絶対にその色を出してやろうとは、戦前からずっと考えてたんで。でも、やっぱり勝ちたかった。どっかで勝てるかも、っていう気の緩みが、あの一瞬の羽折り固め。強烈ですね。あれで色々勝ってる技。凄いね。キツかった。でも、FREEDOMSの人間は、こんなもんじゃないですからね。まだまだ、俺だって新日本プロレス、ガンガン誰とでも当たって、何度でもやって、絶対、新日本プロレスから勝利を奪ってみせます。以上」
◇第5試合◇
▼30分1本
天山広吉 ○小島聡(11分24秒 体固め)吉田綾斗 ×ダイナソー拓真
※ラリアット【天山、小島の話】
天山「オッケー。まぁ、この間、タッグのベルトを失ってしまって、ちょっとショックで落ち込んだ時もあったんですけど、今日も試合あるって来てみたら、どこの馬の骨だかわからんようなね、なんかシッポが生えてるような、わけ分からんヤツが相手だったけど、楽しめましたよ。若いヤツには、ガンガンきてもらわないと、やってても面白くないですしね。もっともっと、『ヤベェな』って思うような、そういうのが来るかなと思って期待しましたけど、まだまだクソガキでしたね。まぁ、認めるところは少々ありますけど、俺らより半分ぐらい若いんやったら、もっともっと『なにクソ! コノヤロー!』って、きてもよかったんちゃうかなって。俺らが慌てるくらい、ビックリするぐらいきてくれれば、こっちもやりがいがあったし。なんか試合終わってからね、コジに突っかかっていったガキがいたけども、それぐらい元気ないとアカンね。やっぱ、俺から言わせたら、まだまだ甘っちょろい、まだまだ10年、20年、いや100年早いなって。テンコジを前にしてね、俺たち喰うぐらいこないと、面白くないですよ。オッケー。コジ、ありがとう(※小島とガッチリ握手)。次にシリーズ、ベルト獲りにいこうぜ。コジはイヤかもしれんけど」小島「いやいや。燃え尽きたけど……」
天山「燃え尽きてないよ。もっともっと、燃えて燃えて、爆発しようぜ(※小島とガッチリ握手を交わし、先に控室に戻る)」
小島「ハイ。ここでもう一回燃やしますから。KAIENTAI DOJOの若い選手。若さもある。力もある。エネルギーもある。技術もある。基本も、全部できている。ただ、1個だけ。礼儀だけができてねぇな。TAKAみちのく。オマエ何教えてきたんだ? 試合後に、テンコジに、俺に対して、『1対1でやらせろ』って言ったな? よし、吉田。オマエ、その吐いたツバ、絶対に飲み込むなよ? オマエ、誰に対して、『1対1でやらせろ』って言ったんだ。コノヤロー。バカにしやがって。あとで、思いっきり、その発言を後悔させてやる」
【吉田の話】「ハァハァ、自分らの世代としては、テンコジさんと試合できたのは嬉しいけど、負けて終わるわけにはいかないんで、次シングルマッチ組んでもらって、必ず自分が獲ってみせます。ありがとうございました」
◇第6試合◇
▼30分1本
○永田裕志 岡倫之(14分18秒 バックドロップホールド)中西学 ×北村克哉(試合終了後)
永田「(※『永田』コール)今日は第4回目ですね、『LION’S GATE』。本日は、超満員、多数ご来場いただきまして、まことにありがとうございました(※大拍手の中、四方の客席へ向かって礼)。今日は新人のデビュー戦もありましたし、今年に入ってデビューした岡、北村両名が、メインイベントで闘いました。このプロレス、本当に大変で厳しい世界ですが、その世界に大きな夢を持って入って来た若い選手が、どんどん凄いスピードで成長して行ってます。そんな若い選手の闘いぶりが目いっぱい見れるのが、この『LION’S GATE』のリングだと思います(※大拍手)。彼ら若い選手がデビューしてどんどん強くなって来ます。我々も負けずと(※場内笑)、まだまだ成長できるように、日々精進して行きたいと思います。そんな各々の感情が入り乱れた闘いのこの『LION’S GATE』、これからもひとつよろしくお願いします(※大拍手&『永田』コール)。次回は5月9日、『LION’S GATE』第5回目が開催されるとのことです。本日の『LION’S GATE』大盛況と、次回の5月9日『LION’S GATE』の大成功を祈念して! 行きますか皆さ~ん!!(※大拍手) いいですか? よっしゃ行くぞーー!! 1、2、3、ゼア!!(※ファンと一斉に敬礼)」【永田の話】
永田「岡も1月3日にデビューして、北村もこの間、3月13日にデビューして。その2人が、もうメインイベントに出場しちゃう。まぁ『LION’S GATE』とは言え。ボクも、まさかとは思いましたけどね。それはやっぱり、とてつもない素材として、とんでもない潜在能力を持った人間としての評価であり、こういう厳しい試練が、彼らにくるのは仕方がないこと。彼らは年齢が、20歳半ば〜30歳くらいで(新日本プロレスに)入ってきてるんで、こういう修羅場をどんどんくぐって、早い内にくぐって、どんどん覚えてほしいなと。今日もね、新人がデビュー戦、第1試合でしましたし。やっぱりプロレス界、とんでもない、大変な世界ですよね。一歩間違えたら、命を落としかねない。このプロレス界に、大きな夢と希望を持って、入って来て、今年に入ってデビューして、この『LION’S GATE』でどんどん闘っていく。大変な世界だけど、そこに夢を持って入ってくる若い選手が、やっぱり大切だと思いますし、だからこそ、基礎から徹底的に鍛え上げて、リングで力を出せるようになってくれないと困るな、と思います」――改めて、今日の岡選手と北村選手の闘いぶりは?
永田「メインイベントというプレッシャーもあっただろうし、闘いの中で今まで受けたことのない技もあっただろうし、そういうので、北村や岡も大変だったと思います。北村はやっぱり掴まる展開が多かったですけど、多分彼はフラフラであんまり覚えてないと思いますよ。でも、そういう経験しないと成長しないし、この時期に逆にメインイベントを経験することを味わえたっていうのは、彼にとって大きな財産だし。それは岡もしかり」――『LION’S GATE』、7ヶ月ぶりでしたが、今後は月1回でやっていくということで、色んな団体の若手が集まりますが?
永田「今日も、全日本プロレスの選手が参戦してくれたり、KAIENTAIの選手や、FREEDOMSの選手が来てくれたり。少しずつ、この『LION’S GATE』ならではの試合というか、そういうものが見れて。普段の新日本の試合とは違う風というか、景色が見られたんじゃないかな」――そろそろメインを永田選手以外で締める選手が出てきてほしいという気持ちは?
永田「そりゃそうですよ。でもどうしても、俺がメインになっちゃうっていうのはね、やっぱり若い選手の奮起を促すうえで大きなことじゃないですか」――高い壁として?
永田「そういう部分では、立ちはだかっていきますけどね。だから、早く俺をやっつけてくれればな、と。新日本の本隊の方がぶち破って、ぶち破りきれたのか、きれないのか分からないけど、とりあえず俺らやめて、メインを張ってるヤツもいますけど。破っても破らなくても、(メインに)いってる人間はいますけど。誰から見ても、『俺がメインイベントだ』ってなるように、早く成長してほしいです。そうなるまであと何年かかるか。俺は楽しみです。ボクはだからって、道を簡単に譲るつもりはないんで。でも、本当はそういうものでしょ? 壁を叩き壊してこそ、トップが獲れる。それがなかなかできないからね、スルーして上に上がって行く人もいますけど。それはそれで、でも成長していく場合もありますからね。ボクがリングに上がる以上は、いつまでも強い永田裕志を披露するだけです。以上です。どうもありがとうございました」【岡の話】「新日本は、長らく『若手不足』とか、『若手が頼りない』って言われてきたけど、どうだ! この試合を見ても、まだそんなことが言えるか? たしかに、永田さん、中西さんは大先輩で、パワーも技術も経験も全然違う。でも、俺らにはそれ以上の“負けん気”がある! 今日は永田さんのアシストで、勝てただけだけど、そうやって先輩ぶって上言ってくるんだったら、この試合だけは若手が主役なんだろ? だったら、若手とベテランでやらせろ。そして、みんなにもっともっと認めさせてやるよ。『新日本の若手は大丈夫だ』って。『頼っていいんだ』って。俺らが、その期待を背負ってやる。大丈夫。そんな期待を背負ったって闘えるぐらい、毎日スクワットやってんだよ!」
【中西、北村の話】
中西「弱気になるな、オマエ」北村「ハイ!」
中西「たとえ25年やってようが、2ヶ月やってようが、変わらんぞ。同じリングの上に立ったら、同じ条件やねんから、そのデカい体を生かせ。それには気持ちしかないから。気持ちをもっと前に出せ。それしかない」
※中西がコメントブースを去る。北村「この闘い、無駄ではなかったと思います。この経験を次に生かして、闘っていきます!」
若手選手の育成を目的としたプロジェクト「LION'S GATE」が開催され、まず第1試合でレッドシューズ海野レフェリーの息子である海野翔太がレスラーデビューを果たし、デビュー戦の相手をTAKAが務めた。序盤はTAKAが鈴木軍ではなくK-DOJOモードで試合に臨みじっくりとしたグラウンドで試合のリードを奪い海野を寄せ付けない、海野はドロップキックで活路を見出し、天龍源一郎ばりのダイビング背面エルボードロップを投下してから逆エビ固めで捕らえるが、ロープに逃れたTAKAはフロントハイキックで反撃、エルボーで攻め込む海野をジャストフェースロックで捕獲し海野はギブアップ、デビューを勝利で飾れなかった。
第3試合では全日本プロレスから岩本、青柳が参戦して邪道、外道に挑んだが、先手を狙う全日本軍に対し邪道、外道は巧みなインサイドワークで翻弄してリードを奪い、青柳を捕らえて主導権を握る。
交代を受けた岩本も邪道、外道の連係に翻弄されながらもカウンターの孤高の芸術を決めるが、追撃できなったため流れを変えるまでには至らない。
終盤には邪道を捕らえた全日本軍はトレイン攻撃から青柳がジャーマンを狙うも、邪道が利ロープを掴んだ瞬間、外道が青柳の首をロープに打ちつけるスタンガン攻撃を決めると、最後は邪道がバトンキックからグリーンキラー、クロスフェース・オブ・JADOでギブアップを奪い完勝。全日本軍は敗れはしたが邪道外道の試合運びを含め学ぶべき点も多かった試合だった。第4試合はYOSHI-HASHIにFREEDOMSの杉浦が挑み、杉浦は場外戦でイス盛りを作り、その上へYOSHI-HASHIを投げた後でセントーンを投下するが、イス盛りへのブレーンバスター狙いはYOSHI-HASHIがブレーンバスターで投げ返す。
リングに戻ってのチョップ合戦も鋭さでYOSHI-HASHIが競り勝つが、ハンマースルーをしたところで杉浦がコーナーに飛び乗って重量感のあるダイビングボディーアタックを発射、逆水平を放つYOSHI-HASHIに対して杉浦は追走式バックエルボー、ジャンピングエルボー、フライングフォアアームと畳み掛ける。
しかし杉浦のフィッシャーマンズスープレックス狙いは、YOSHI-HASHIがバンカーバスターで切り返すとフェイント式バックキック、パワージャックと畳みかけ、スワントーンボムを投下するが、かわされて自爆となってしまう。
杉浦はスライディングラリアット、ミサイルキック、左右エルボーと攻勢に出るが、突進したところでYOSHI-HASHIがカウンターのしゃちほこラリアットで迎撃し、最後はバタフライロックで捕獲し完勝、初顔合わせということで互いに技のタイミングが合わないシーンもあったが、最後はYOSHI-HASHIがしっかり締めた。セミでは前IWGPタッグ王者の天コジに前S-K王者でK-DOJOの吉田、拓真が挑み、序盤は拓真がロープに押し込んだ際に天山の腕に噛み付き、また天山のモンゴリアンチョップをかわしてヘッドロックで捕らえるなど、変則的な動きで天山を翻弄するが、天山の頭に噛みつくと頭が固いため逆にダメージを負ってしまい、尻尾まで踏まれてしまう。
ここから小島が入って連係で拓真を捕らえるが、拓真は小島の腕に噛み付いて抵抗、だがダブルのショルダータックルを喰らってしまう。天山にフライングショルダーを浴びせて窮地を脱した拓真はやっと吉田に交代、吉田は小島、天山相手にキックを乱打するが、天山はストマックへの頭突きからニールキックで返し、小島もマシンガンチョップからいっちゃうぞエルボーを投下するなど主導権を渡さない。
交代を受けた拓真が天コジをまとめてスピアーでなぎ倒すが、スパインバスター狙いは小島がコジコジカッターで切り返され、天山が入って天コジカッターを決めてから小島が垂直落下式ブレーンバスターで突き刺すと、最後はラリアットで吹き飛ばし3カウント、天コジが完勝も吉田組も健闘した。メインは永田が岡と組んで中西、北村と対戦。先発を買って出た岡と北村がグラウンドや肉弾戦で火花を散らせば、永田と中西も若手に負けじと手四つでの力比べやエルボー合戦で火花を散らす。
北村は中西のリードで永田に逆水平を放つが、永田のローキックを喰らって失速してしまうと永田組に捕まってしまい集中攻撃を喰らってしまう。
北村は岡にフラップジャックを決めて中西に交代すると、中西は岡に野人チョップを連打し、カットに入った永田もラリアットで排除してから岡に野人ハンマーを食らわせるも、アルゼンチンバックブリーカー狙いを逃れた岡はフロントスープレックスで投げ、交代を受けた永田もフロントハイキックを連発、だがもう一発狙いは中西がスピアーで応戦する。
永田は交代を受けた北村に白目式腕固めを狙うが、中西がカットに入ると中西組がトレイン攻撃で永田を捕らえ、野人ダンスの競演から北村が永田にタックル、中西は岡にラリアットを浴びせてから、アルゼンチンバックブリーカーの競演を完成させる。
しかし永田は中西組の同士討ちを誘発させてから、北村にタイナーからエクスプロイダーで投げ、ナガタロックⅡで勝負に出るが、中西がカット、だが永田はバックドロップホールドを決め3カウントを奪い。試合後は永田のマイクで締めくくりとなった。昨年までの「LION'S GATE」はNOAHとの対抗戦がメインだったが、NOAHとの関係を切れたことで本来の目的に戻った。全日本からは岩本や青柳、FREEDOMSから杉浦も参戦したが、NOAHだけでなくDDTとの関係が切れたことで他団体の選手と接する場がないだけに、若い選手が中心となって他団体との交流の場を設けて欲しい。
【新宿大会終了】本日も沢山のお客様にご観戦いただきありがとうございました。次期シリーズ「Road to レスリングどんたく 2017」は4月22日(土)後楽園ホールにて開幕です。そして九州上陸までは、あと16日!皆様のご来場をお待ちしております。 #njpw pic.twitter.com/BNN8uBlu4z
— 新日本プロレスリング株式会社営業部 (@njpw_nyao) 2017年4月13日今宵新宿FACEライオンズゲートでは岡と組んで中西さん、北村と戦ったゼァ。北村の逆水平チョップは強烈過ぎて正直参りました。でも時間が経つにつれて体力が消耗していくのが戦いながらわかってしまった。岡と北村の潜在能力はとてつもなく凄い。そう感じた本日のメインでした。
— 永田裕志 (@nagata769) 2017年4月13日新宿フェイス大会超満員大興奮大盛況で終了。次回の新宿フェイス大会も今回同様元気一杯で選手、関係者一同皆様にお会いするのを楽しみにしてます。4月22日の後楽園ホール大会にも是非お立ち寄り下さいお待ちしております。本日は誠にありがとうございました。
— 中西学 Manabu,Nakanishi (@nobitokun) 2017年4月13日ライオンズゲート、終了。
相手の吉田&ダイナソーは、多分キャリア二年位だけど、技術も力もあった。
ただ試合後、吉田が私に対して文句を言ってきた。
まだやり足りないか?
いつでもいいぞ!!
— 小島 聡【SATOSHI KOJIMA】 (@cozy_lariat) 2017年4月13日ライオンズゲート終了!!
猛牛さんの頭の硬さ、小島さんのラリアット…強烈だったザスルス
でも恐竜だけに少しは爪痕を残せたんじゃないかな⁇ もしまた機会があれば暴れたいザスルス#kdojo#njpw#njgate
— ダイナソー拓真 (@kyouryu_T) 2017年4月13日ライオンズゲートあとの吉田綾斗、ダイナソー拓真
よう食うのぉ~
いっぱい食って大きくなるのだ pic.twitter.com/hkuoYyuqyF
— TAKAみちのく (@takam777) 2017年4月13日あー、悔しい。
— 岩本 煌史【KOJI IWAMOTO】 (@k_i_prowrestler) 2017年4月13日SHOTA☺
Debut
Congrats
From father https://t.co/HTRddrgN8a
— Red Shoes UNNO (@5742ytsh) 2017年4月13日 -
新日本が一夜明け会見…激闘を終えた柴田は硬膜下血腫で手術を受けていた!
<新日本プロレスの一夜明け会見 新日本プロレス公式HPより>
■オカダ選手のコメント
「ま、昨日はですね、柴田さんには、しっかり根性を見せてもらいました。激しい試合になりましたし、ホントに僕もワクワクして、楽しくて、キツい試合でしたけど。なんていうんですかね? お客さんの声が聞こえなくなるような、ホント自分も集中して、入り込む試合をできました。まあ、そういう状況の中、ファレが入ってきまして。まあ、防戦戦、決まったということで。ファレと何回かシングル(マッチ)はしてますけど、IWGP(戦)では初めてなので。しっかり。まあ、いままで防衛戦いろいろやってきましたけど、それらの試合を超えるような試合内容も、もちろんしたいですし。しっかり勝って、またどんどん先に進んでいきたいと思います」■質疑応答
――昨日の柴田勝頼戦を振り返って、柴田選手の主張を受け止めた部分はありますか?オカダ「試合前は口でいろいろと言い合ってきましたし、リング上は痛みで話し合えたんじゃないかなと思いますね。結局は、わかり合えなかったと思いますけど。まぁ、柴田さんもなんだかんだ、『“いまのプロレス”をやってるんだな』という印象はありますね」
――先ほど、「キツかった」という言葉もありましたが、具体的にどの辺りがキツかったですか?
オカダ「もちろん、楽なIWGPの防衛戦はないですし、毎試合毎試合キツイんですけど、やっぱり打撃も強烈でしたし、ホントにこのベルトへの思いなのか、新日本プロレスに対しての思いなのかわからないですけど、それは凄い感じました」
――試合後、乱入したバッドラック・ファレ選手については?
オカダ「柴田さんに負けたとはいえ、『NEW JAPAN CUP』も準優勝してますし。柴田さんを倒したら、『その次に強いのは、ファレなのかな』と思いますし。ファレも、いろいろ溜まってるとは思いますんで。デヴィットの陰に隠れたり、AJの陰に隠れたり。いまはケニーがいますけど。そのファレもファレで、インターコンチを巻いたり、ボクを倒したり、棚橋さんを倒したり、いろんな相手を倒してるレスラーですから、ホントに『いいチャレンジャーだな』と思いますし。ただ、ボクはIWGPの防衛戦を終わって、あの雰囲気を壊されたのは、許さないですね。そこは、ちょっとムカついてます」
――いま、ご自身でもファレ選手に敗戦したことをおっしゃってましたが、ファレ選手に苦手意識はありますか?
オカダ「やっぱり、あんだけデカい人間ですから、みんなが苦手意識あると思います。一撃一撃、強力ですし。なにかこちらが技をやるにも、なかなか出来ない相手ですから。別に、ボクも一回も勝ったことがないわけじゃないので。やっぱり、闘うなら『“ヤバいファレ”と闘いたいな』って思いますよね」
――昨日の両国大会では、オカダ選手へのブーイングもありましたが?
オカダ「まぁ、昨日ブーイングが起きたことは、ボクが強すぎるからだと思いますし、柴田さんへの期待もあってのブーイングだと思いますし。そんだけ、『このベルトの価値が上がって、“おいしいモノ”になってきたんじゃないかな』と思いますけどね。なので、『おいしいモノを早く狙って、どんどんチャレンジャーにきてもらいたいな』と思いますね。そこで、しっかりボクが勝って、改めて『オカダ、強いな』っていうのを、ボクが見せていかなきゃいけないと思ってますんで。『もっともっとこのベルトの価値を上げて、おいしいモノにしていきたいな』って思いますね」
――昨日の試合は本当に大激闘で、最終的には柴田選手が試合後、救急搬送という形になりましたが、改めていま一日あけた中で、柴田選手に伝えたいことはありますか?
オカダ「………。そうですね。まぁ、そんだけの激しい試合だったと思いますし。柴田さんは、“バカ真面目な人”だと思ってますんで、またなにか約束すれば、その約束を守ろうとしてくれると思いますし。別に、『チャンピオンで待ってるよ』なんて、そんなこと言うつもりもないですし。ただ、『またやりましょうよ』っていう約束を、いまここでしますんで、『しっかり守ってくださいよ』っていうのは伝えたいですね」
――先ほどのコメントの中で、「お客さんの声が聞こえないぐらい集中してた」というような言葉もありましたが、ご自身の中であまり経験がないことですか?
オカダ「そうですね。そこまで、試合に集中というか、入り込めた試合は、まったくないということはないんですけど、柴田戦に関してはありましたね。わかんないですけど、ボク自身も楽しんでそういう風になってしまったのか。試合の流れで怒ちゃって、そういう風になったのか、キレて覚えてないのかわからないですけど、あまりお客さんの声援っていうのは、昨日に関しては聞こえなかったですね」
――そういう意味では、昨日のタイトルマッチはオカダ選手の中でも、特別な試合になりましたか?
オカダ「まぁ、IWGPに関しては、やっぱ全試合特別ですね。ホントに、この試合だけが特別っていうわけではないですし」
――試合中、かなり感情をむき出しにしていたオカダ選手の姿が印象的だったのですが、その辺りは柴田選手に刺激を受けた部分もあったんですか?
オカダ「自分の中で、そこまで意識してるわけではないんですけど、4年前ですか。柴田さんとシングルやった時も、『感情むき出しにしてたな』っていうのは、昨日終わったあと思いましたし。なんだろうなぁ、わからないです。それが、柴田さんだったからかもしれないですし、昔のプロレスラーみたいな人だったから、『いまのプロレスは、すげぇんだぞ』って。いまのプロレスを舐めないでほしいからこそ、ボクがそういう風にしてたのかもしれないですし。わからないですけど、柴田戦に関しては、そういうオカダが出てくるみたいですね」
――柴田戦を終えて、オカダ選手の中で一番得たモノは?
オカダ「なんか……『俺、強いな』って。『誰が俺を止められるんだろうな』っていう風には思いましたね。なんか、ホントにそれだけというか、柴田戦終えて、ボクとしてもいい経験になったと思いますし、ボクの中で、ああいうタイトルマッチはなかったので、レスラーとしても成長できたと思いますし。実力という部分でも、そんな強いボクが『怖い』です」
――先ほど、「“ヤバいファレ”と闘いたい」という発言もありましたが、ファレ選手の潜在能力を引き出したうえで、倒したいということですか?
オカダ「やっぱり、それがプロレスの一つの魅力というか、デカい人に挑むって。『いま』って言ってるボクが、『昔、昔』言って申し訳ないですけども、最近の外国人選手はみんな強いですけど、キレイすぎるというか、上手すぎるというか、そういう選手がいた中で、ファレはどちらかというか、昔ながらの外国人じゃないですけど、まだまだ持ってるモノはあると思いますし。そういうのを出して大暴れしてもらわないと、ボクに勝てないと思いますので、勝つ気できてもらいたいと思います。そのファレをボクが倒したら、また『俺、強ぇな』って思うと思うんで」
4・9両国大会を終えた新日本プロレスの一夜明け会見が開かれたが、会見の席上でオカダ・カズチカとの激戦の後でバックステージへ向かう途中で倒れ、救急搬送となった柴田勝頼の状態が発表され、硬膜下血腫が見つかり、処置の為の手術を受けたことが明らかになった。
オカダの保持するIWGPヘビー級王座に挑み、敗れた柴田は若手の肩を借りずにオカダに意地を見せつけるかのようにリングを後にしたが、ゲート下で倒れこんだところで柴田の姿が映らなくなり、その後になって野上アナから「花道を出たところで、つまりお客さんから目がつかなくなったところで倒れ込んだとのことです」という一報が入り、しばらくして「バックステージで倒れて動かなくなって救急搬送された」との一報が入っていたが、まさか手術を受けるほどの重傷だったとは思ってもみなかった。
幸い発見が早く、意識もあったということもあって一命を取り留めたが、プラム麻里子さんや門恵美子さん、また福田雅一さんなど亡くなった例もあることから、予断は許されないが、福田さんの場合も柴田のエルボーによって硬膜下血腫になったことから、まさか柴田自身が同じことになるとは・・・
一夜明け会見ではオカダも出席するも記者団から柴田の容態のことを聴かれると、さすがに最初はなかなか言葉に出せなかった。オカダにしても内心は動揺していたのが本音だったと思う。
柴田が一命を取り留めたが、今後のことを考えるとリング復帰は別の問題にもなってくる。柴田が回復するのを願いたいが、最悪生命だけは優先して欲しい
そして高橋ヒロムとの再戦に挑み、まさかの秒殺負けとなったKUSHIDAは4月は全休も5月から復帰する。ヒロムの断崖式回転エビ固めを喰らってから動けなくなり脳震盪を起こしたのではと心配されたが、何も発表されなかったところを見ると大したことはなかったのか、しかし速攻勝負を仕掛けて、逆に速攻で敗れたことで精神的なショックの方が大きかったのかもしれない。
柴田さんの1日も早い回復を願ってます。頑張れ勝頼!
— Hideo Itami / 伊丹英雄 (@HideoItami) 2017年4月10日 -
相手の懐に飛び込んだオカダが柴田を降し王座防衛も…奇襲を仕掛けたKUSHIDAにヒロムが秒殺防衛!
4月9日 新日本プロレス「戦国炎舞-KIZNA- Presents SAKURA GENESIS 2017」東京・両国国技館 10231人超満員札止め
<アピール、コメントなどは新日本プロレス公式HPより>
◇第0試合◇
▼15分1本
中西学 獣神サンダーライガー ○デビット・フィンレー(7分0秒 エビ固め)川人拓来 岡倫之 ×北村克哉
※Prima Nocta◇第1試合◇
▼20分1本
○タマ・トンガ タンガ・ロア 高橋裕二郎 チェーズ・オーエンズ(8分40秒 エビ固め)真壁刀義 永田裕志 タイガーマスクW ×タイガーマスク
※ガンスタン◇第2試合◇
▼20分1本
○YOSHI-HASHI ロッキー・ロメロ バレッタ(6分50秒 エビ固め)鈴木みのる エル・デスペラード ×TAKAみちのく
※カルマ◇第3試合◇
▼IWGPジュニアタッグ選手権試合/60分1本
[第50代王者組]○金丸義信 タイチ(10分26秒 片エビ固め)[挑戦者組]×邪道 外道
※ディープインパクト
☆金丸&タイチが初防衛に成功【金丸、タイチ、あべみほさんの話】
タイチ「(※コメントブースに現れるやいなや)オイ、ハイボールどうした、ハイボール。祝杯のハイボール!」金丸「乾杯のハイボール!」
タイチ「今日はハイボール“シングル”だったな」
金丸「シングルで十分」
タイチ「“ダブル”出すまでもなかったな。シングルで終わっちまったよ。これで邪道外道終わりだ。だから言ったろ?テメェらが伸びる結果になるって。だからやめとけって言ったじゃねぇかよ、俺らは。優しさで。やめなって言ったんだ。いいぞ、邪道外道。このまま無様な姿晒して引退しても、もう1回やりますから、頑張らせてください、っていうのも。どっちでもいいよ。オマエらの好きにしろ。もう終わりだ」
金丸「終わった後もなんか2人出てきたけど、もう決着着いてんだろ。何回やっても一緒だよ」
タイチ「何回やっても一緒。だから、やる意味ねぇよ!……と言いたいとこだが、まぁやってやってもいいかな、なんて気はあるよ。アイツら潰したら、これでCHAOSジュニア終わりだろ?」
金丸「まぁ、とどめを刺すか」
タイチ「アイツらだって、2回連続(挑戦)受けてくれたし、俺らも鬼じゃねぇから、もう1回くらいやってやってもいいよ。ただな、それでCHAOSジュニア終わりだ。二度と、CHAOSジュニア出てくるな。邪道外道、ロッポンギフーリガンズ、それで終わりだろ。CHAOS制圧したら、次は……」
金丸「誰に行くかな」
タイチ「まぁ楽しみに見とけよ。おい、オフィシャルどこだ?おい、祝賀会あげろ、祝賀会。ハイボール用意しとけよ。なんで俺ら乾杯ねぇんだよ。ハイボール用意しろ。後日祝賀会用意しろ。オフィシャルでやれ!分かったか」
阿部未歩「女の子集めようよ」
タイチ「女子限定だ、いや男子もいいや。1人会費3万だ」
阿部未歩「高い(笑)」
タイチ「すぐやれ!すぐ企画しろ!祝賀会だ!分かったか。まぁ楽しみにしとけ。ジュニア全部、俺たちが制圧してやるから」
【外道、ロメロ、バレッタの話】
外道「(ROPPONGI VICEに)すまない、ベルトを奪って初防衛戦の約束をしてたのに、負けちまった」ロメロ「無事に終わってよかった。それだけで大丈夫。俺たちが邪道の仇を討つよ。外道の仇も討つ」
バレッタ「ファンの仇もだ! タイチの相変わらずの反則にはもうウンザリなんだよ! ファンのみんなもそうだろう? あいつらぶっ飛ばしてやるよ! 木槌攻撃なんてオリジナルでも何でもない。もう負けられねえ!」
ロメロ「ファンはみんな何て言ってる? タイチはカエレ!タイチはカエレ!って言ってるだろう? ホントにタイチは帰った方がいいぞ!」
バレッタ「だから俺たちのタイトルマッチを組め!俺は今度勝てば4本目のベルトだ。ロッキーは34本目。ロッキーはよく負けるから34回もタイトルを獲ってんだ」
ロメロ「おいおい、そんなに言わねえでくれよ(笑)。とにかく俺たちは勝つだけだ。1・2・3・ナカスゾコノヤロウ! 1・2・3・シバクゾコノヤロウ!」
◇第4試合◇
▼30分1本
○ケニー・オメガ バットラック・ファレ(10分15秒 片エビ固め)×石井智宏 矢野通
※片翼の天使◇第5試合◇
▼30分1本
棚橋弘至 ○ジュース・ロビンソン 田口隆祐 リコシェ(11分30秒 片エビ固め)×内藤哲也 SANADA EVIL BUSHI
※パルプフリクション(試合終了後)
ジュース「ナイトウ! アイ、チャレンジ、ユー! IWGPインターコンチネンタルチャンピオンシップ!」【内藤、EVIL、BUSHIの話】
内藤「(引き上げながら)ドロール(痛い)だぜ、カブロン!」BUSHI「オイ、田口! 『たとえリマッチやったとしても、同じ結果になる』? そう言ったよな? ホントにそうなると思ってるのか? どうせNEVER無差別級6人タッグベルト、次の挑戦者、誰もいないんだろ? だったら挑戦させろよ? お前らもリマッチして欲しいんだろ。リコシェ、田口、やられた分をたっぷりお返ししてやるからな。エンセリオ、マジで」
EVIL「棚橋!この俺ともう一度やりたいって? フン!お前みたいな終わった野郎は踏み台にもならねえが、やってやってもいいぞ。その代わり、完膚なきまでに返り討ちにしてやるよ。よく覚えとけ! THIS IS EVIL! EVERYTHING IS EVIL! 全てはEVILだ!」
◇第6試合◇
▼IWGPタッグ選手権試合/60分1本
[挑戦者組]○レイモンド・ロウ ハンソン(14分6秒 エビ固め)[第74代王者組]天山広吉 ×小島聡
※フォールアウト
☆天山&小島が初防衛に失敗、ロウ&ハンソンが第75代王者となる【ロウ、ハンソンの話】
ロウ「いつか必ず夢が叶う時がくる、とはよく聞くが、これがまさに俺たちの夢が叶った瞬間だ。俺はプロレスを始めたその時から、新日本プロレスの過去の映像を見ながら、プロレスを勉強してきた。特にIWGPの大きな試合を見て、俺はやってきた。そして、今日、親友とこの両国で、IWGPのタッグチームのチャンピオンになることができた。文字通り、本当に自分にとっての夢が叶った瞬間であり、唯一の目的を達成できた。何人たりとも、このベルトを自分たちから取り上げることはできない」ハンソン「ウォーマシンが世界を制圧するんだ」
※ウォーマシンがカメラに向かって決めポーズを取っていると、突然、ゲリラズ・オブ・デスティニーの2人が現れる。
ロア「親友か? それは良かったなぁ。ベルトを獲れたことも良かったな。ただ、そのベルトはかつて俺たちが持っていたものだ。そのベルトを奪われた後で、再戦のチャンスもないまま、この時がきてしまった。」トンガ「ハンソン、ロウ。オマエたちは、今どこにいるか分かっているか?ここは俺たちのテリトリーだ。俺たちの陣地にオマエたちはいるんだ。GODが本来なら、このベルトを持っているはず。だから、それを返してもらう。どれだけ年老いたタッグチームに勝ったところで、俺たちに勝たないで、真のチャンピオンとは言えない」
ハンソン「なんだと。俺たちに挑戦したいのか?今まで見てきた中で、俺たちがどれだけの力があるか分かっただろ?それを承知の上なら、かかってこい。誰であれ、このベルトに挑戦する権利はあるはずだ」
ロウ「1番初めにオマエたちが言ったことが、すべてを物語っている。過去にベルトを持っていた。それは、過去の話だ。今このベルトは、俺たちの肩にかかっている。もし欲しいなら、奪い取ってみろ」
ロア「俺たちが必ず勝ってみせる」
※と言って、トンガ、ロアはコメントブースを去った。ハンソン「いつでも!どこでも!ウォーマシンが最強だ」
【天山、小島の話】
小島「(倒れ込んで)頭が真っ白だ。頭が真っ白だ。燃え尽きた。燃え尽きたっていうことは、それだけ、それだけ頑張ったってことだろ。またチャンスは巡ってくるさ。いつか絶対またチャンスは巡ってくるよ。今日みたいに出し切った試合をすればまたいつかチャンスは来る。ありがとうございました!」天山「コジは燃え尽きたって言ってるけど、俺は完全に燃えかすにはなってないよね。コジはああいう気持ちかもしれんけど、俺はまだまだピンピンしてる。彼を助けられなかった俺は、自分も責めるけど、でもね、チャンスあったらもう一回やと思ってるし。こんな負け方、そりゃあいつらのフィニッシュが決まったかもしれんけど、俺は何ともできないっすよ。もう一回、チャンピオンの権限としてやね、もう一回。見てるお客からしたらおもろないかもしれんけども、もう一回、もう一回や。俺らしつこいからね。コジはああ言ってるかもしれんけど、とことんいったるって。3年以上ぶりにベルト獲って、こんな負け方したら、俺からしたらあり得ないって。まだまだやりたいことあるから。テンコジでやり残したこといっぱいあるから。それやるためにあのベルトが必要やったんや。今日はたまたま、アクシデントですよ。WAR MACHINE、試合終わってから、あんな礼儀正しいの見たの初めてですよ。でもね、あれぐらい豪快で、体もデカい、よく動く、パワー、テクニック、エブリシング揃ってるからね。言い訳できないけども、でももう一回チャンスくれって。もう一回、あのベルトに挑戦するチャンス。このままでは終わらんって。それだけですよ」
――試合後に礼をされて、尊敬されてることについて
天山「日本の文化とか、あいつらいろんなことを勉強してるやろうし、ああやってお辞儀されたら、コノヤロウいいとこ取りやがって、って思いますよね。だからやっぱりチャンスが欲しいね。あいつらそんなお人好しなとこがあるんやったら、チャンスくれって言いたい。リング上で約束したからね。あいつらやったら絶対チャンスくれるでしょう」――ベルトを巻いたことで気持ちが蘇った?
天山「そりゃもう、ベルトを持ってるのと持ってないのとでは、精神的にも肉体的にも全然違いますよ。やっぱりそれだけの重みっていうのは感じるっすね。ベルト失って適当な、宙ぶらりんな試合するわけやないし、もう一回腰に巻くためにも、あのベルトを狙いにいきたいね」◇第7試合◇
▼NEVER無差別級選手権試合/60分1本
[第15代王者]○後藤洋央紀(16分16秒 片エビ固め)[挑戦者]×ザック・セイバーJr.
※GTR
☆後藤が3度目の防衛に成功【後藤の話】「初めて、初めて、この俺から指名してやるよ。次、鈴木みのる。いつでも来い!」
【鈴木の話】
※鈴木は若手を蹴飛ばしながら引き揚げてくる
鈴木「ぶっ殺すぞコラァ!(立て札をぶん投げる)◇第8試合◇
▼IWGPジュニアヘビー級選手権試合/60分1本
[第76代王者]○高橋ヒロム(1分56秒 体固め)[挑戦者]×KUSHIDA
※TIMEBOME
☆ヒロムが3度目の防衛に成功。【ヒロムの話】
ヒロム「すぐわかったよ。KUSHIDAのやりたいこと。俺を秒殺しようだなんて、思ってたんだねぇ。わかりやすいなぁ、彼は。まんまと自分の作戦にハマって、まんまと俺のTIME BOMBの餌食になったな。言っただろ?もう、アイツの時代は終わりなんだよ。これでKUSHIDAも分かっただろ。アイツの時代は、完全に終わった。それは本人が1番よく分かってるはずだよ。ハハハ。まぁ……」※言葉を言いかけて、いきなり泣き出す。
ヒロム「ごめんなさい……ごめんなさい……」※床に座り込んで号泣し始める。
ヒロム「KUSHIDA、KUSHIDA選手の、KUSHIDAの、ファンの皆さん。彼を、終わりに、してしまって、本当に、すいませんでした。彼を、信じて、応援してくれた、ファンの皆さん。本当にごめんなさい。(※嗚咽が止まらなくなる)……僕からは、KUSHIDA選手に関しては、何もありません。本当にすいませんでした。時代を、1つの時代を、こんなに、簡単に超えちゃって、一言、申し訳ありませんでしたと、KUSHIDA選手に、伝えてください……(※突然顔を上げ、満面の笑みで)リーコーシェーーー!!!あーそーぼーーー!!!ハハハハハハ、ハハハハハハ」
【リコシェの話】「言いたいことは簡単だ。俺がIWGPジュニアヘビー級王座に挑戦する。あのベルトが欲しい。ヒロムは問題ばかり起こしてきた。それを終わらせるのが自分の役目だと思う。ヒロム、準備しておけ。お前のIWGPジュニアヘビー級王座に、キングである俺が挑んでやる」◇第9試合◇
▼IWGPへビー級選手権試合/60分1本
[第65代王者]○オカダ・カズチカ(38分9秒 片エビ固め)[挑戦者/NJC2017優勝者]×柴田勝頼
※レインメーカー
☆オカダが4度目の防衛に成功【ファレの話】「ウォウ・ウォウ・ウォウ! オカダ、待ってろよ! 俺が闘ってやる!」
新日本今年最初の両国国技館大会のメインはIWGPヘビー級王者のオカダにNEW JAPAN CUP2017を制した柴田が挑戦、序盤は柴田がグラウンドを仕掛け、サイドポジションからマウントを奪い、また猪木アリ状態からローキックを仕掛けるなど、オカダにない格闘技の部分で揺さぶりをかけ、執拗に絡み付いて腕十字、執拗にヘッドロックで絞り上げるなどオカダのスタミナを奪いにかかる。
エルボー合戦も柴田が競り勝ち、足四の字固めやリバースインディアンデスロック、弓矢固めとオカダの足を封じにかかるも、串刺しのビックブーツをキャッチしたオカダはコーナーに柴田をセットして下からのドロップキックを発射して流れを変え、鉄柵に固定してのハングマンDDTで柴田の首にダメージを与える。
リングに戻ったオカダはジャベで首攻めを展開、サイドからの顔面へのスライディングキック、コーナーに押し込んで首筋にバックエルボーと攻め込むが、受け流した柴田は打って来いと迫り、再度エルボー合戦も柴田の強烈な一撃の前にオカダはダウンとなってしまう。柴田は串刺しビックブーツの連打、コーナーエルボーから顔面への低空ドロップキックを放つが、フロントネックチャンスリーへの流れがオカダは場外へ逃れるも、鉄柵にもたれるように座り込んだオカダの顔面に低空ドロップキックを放ち休む間を与えない。
リングに戻った柴田はコブラツイストで捕獲しグイグイ絞りあげるも、オカダはオカダはフロントハイ、串刺しエルボーからDDTで飛び起き、かちあげ式エルボーと得意のパターンに持ちこみ、フラップジャックからダイビングエルボードロップを投下する。
オカダはレインメーカーで勝負に出るが柴田は武者返しで迎撃、膝立ちとなった両者はエルボー合戦、立ち上がってエルボー合戦、柴田がナックルを放っているようなエルボーでオカダが怯み、オカダはエルボースマッシュの連打からリバースネックブリーカーを決めるが、オカダに焦りの色が見え始める。
オカダはコーナーから座り込む柴田にダイビング式ジョンウーを炸裂してカバーも、柴田は下からのアームバーで捕獲、更にレインメーカー潰しを狙って右腕めがけてミドルキックを放ち、崩れかけるオカダの頭をはたくと、オカダの表情が変わり胡坐をかけば柴田も胡坐をかいて張り手合戦を展開、柴田が一撃もオカダはコーナーに押し込んで何度もストンピングを落とし、柴田の顔面に低空ドロップキックを放つ。
オカダは突進も柴田がドロップキックで迎撃し、柴田はナックルからコーナーに座り込むオカダを何度も蹴り、サッカーボールキックからPKを狙うがオカダはドロップキックで迎撃、胡坐をかく柴田に低空のジョンウーを放ったが、柴田もジャーマンで投げビックブーツの応酬からオカダがジャーマンも互いに手を放さない。
手を放さないオカダはレインメーカーを狙うが、耐え切った柴田は頭突きで自らの眉間を割って流血となるも、アントニオ猪木を彷彿させるような卍固めで捕らえ、グラウンド卍固めへと移行して絞り上げる。
手を放さない柴田はショートレンジのPKを放ち、スリーパースープレックスからレインメーカー式張り手、レインメーカー式PK、ショートレンジのPKを乱打してPKを狙うが、手を放さなかったオカダはレインメーカーで迎撃しオカダがミドルを乱打してから再度レインメーカーを決め3カウントを奪い勝利、王座防衛となった。
試合後には柴田はフラフラになりながらも意地を見せるかのように立って歩いて退場するが、勝ったオカダにNJC準優勝のファレが襲撃をかけ、外道やオカダをグラネードでKOすると、更にバットラックフォールを決めダメ押ししIWGP王座への挑戦を表明した。序盤はオカダにとって死角の部分である格闘技で柴田がオカダを揺さぶりにかけ、猪木を彷彿させるような攻めで昔ながらのストロングスタイルをオカダに叩き込んでいったが、終盤にはオカダが自ら相手の懐に飛び込んで柴田のフィールドである正面からのバチバチファイトに挑み、終盤も手を掴みながらの攻防では柴田も攻め込んではいたが、首の皮一枚まで耐え切ったオカダが振り切った。だがオカダも敢えて相手の懐に挑んでいった姿もまさしくストロングスタイルでもあり、オカダ自身のプロレスの幅も広がった。
そのオカダにファレが襲撃をかけ挑戦を表明した。昨年のG1ではオカダも破り、NJC準優勝という実績があったものの、昨年は勝ったにも関わらず再戦はノンタイトルとなり、準優勝でも今シリーズでは第1試合でヤングライオン相手にシングルが組まれるなど、ファレにしてみれば納得しがたいものがあったと思う。
ファレの挑戦には賛否があるが、オカダもファレを苦手にしているだけでなく、今回は積もりに積もった怒りもある、そういった意味ではファレの爆発力に期待が出てくる。セミのIWGPジュニアヘビー級選手権は入場しようとするヒロムに鉄柵越えのトペ・コンヒーロを浴びせると、リングに上がって早くもホバーボードロックで捕らえるが、強引に担いだヒロムはエプロンへ追いやり断崖式の回転エビ固めを仕掛ける。しかしこれで後頭部を痛打したのかKUSHIDAの動きが止まるとTIMEBOME、コーナーへのデスバレーボムからTIMEBOMEで3カウントを奪い秒殺で王座防衛、試合後にもダウンしているKUSHIDAにヒロムが蹴りつけるとリコシェが駆けつけ救出し王座挑戦を表明した。
ヒロムのコメント通りKUSHIDAが速攻勝負を仕掛けたのか、そうだったとしても仕掛けたつもりが逆に速攻で敗れてしまった、KUSHIDAにとっても最大の屈辱であり、落ちるところまで落ちてしまったということになる。
高笑いするヒロムにリコシェが挑戦を表明したが、破天荒なヒロムにトリッキーなリコシェはかなり高レベルな戦いになるのは必至か・・・NEVER選手権はザックが絡みつくような腕関節技で後藤の左腕を攻め、後藤もダイビングエルボーを投下するがキャッチしたザックはジム・ブレイク・アームバーで捕獲、腕へのオーバーヘッドキックから卍固めで捕らえたが、強引に担いだ後藤が牛殺しを決める。
そこでデスペラードがレフェリーを引き付けている間に鈴木が乱入し、スリーパーからゴッチ式パイルドライバーを狙うが、リバースした後藤は牛殺しで鈴木を排除、最後は三角絞めを狙うザックを強引に担いでパワーボムで叩きつけると裏GTRからGTRで3カウントを奪い王座防衛。試合後には後藤の挑発に怒った鈴木が襲い掛かり大乱闘となった。ザックvs柴田戦と同じ手段で勝ちを狙っていた鈴木軍だが、同じ手は通用せず返り討ちに、それだけ鈴木は後藤を見下していたということなのだろうが、見下していた後藤にコケにされたことから鈴木も黙っているわけにはいかない、おそらくNEVER王座がかけられるだろうが、鈴木自身はベルト狙いより後藤への制裁狙いかもしれない。IWGPタッグ選手権は序盤は小島がウォーマシンに捕まるも、天山が孤軍奮闘して盛り返し流れを変える。ウォーマシンのフォールアウトを阻止した天コジはロウを天コジカッターから攻め込むがハンソンがカット、しかしハンソンのムーンサルトプレスが自爆すると小島はコジコジカッターで勝負に出るがウォーマシンの合体アバランシュホールドを喰らってしまう。
それでもロウの膝蹴りをアゴに喰らいながらもラリアットを浴びせるがダメージでカバーに入れず、再度ラリアットを狙ったところでロウの膝蹴りを喰らってハンソンが入るとフォールアウトを喰らって3カウントでウォーマシンが王座奪取、バックステージでGoD(トンガ、ロア)が挑戦に名乗りを挙げたが、手強いチームにベルトが渡ってしまったようだ。IWGPジュニアタッグ選手権は久しぶりに鉄柵越えのギロチンドロップを披露した金丸が邪道をブリティッシュフォールで追い詰めるが、外道が入ってサンドウィッチキックを浴びせ、邪道がクロスフェース・オブ・JADOで捕らえてからカバーするも、カウントを叩くレフェリーをセコンドのデスペラードが阻止してから大荒れとなるも、ロッポンギヴァイスが駆けつけダブルジャンピングニーでデスペラードを排除する。
再度勝負に出た邪道はグリーンキラーからクロスフェース・オブ・JADOで捕らえるも、今度はあべみほさんがレフェリーをひきつけ、金丸がギブアップしてのに気づかない。そこでタイチがマイクスタンドで一撃してから金丸がムーンサルトプレスを投下すると最後はディープインパクトを決め3カウントを奪い王座を防衛、試合後にはロッポンギヴァイスが前王者の権利を行使して挑戦を表明した。最後に第5試合の田口JAPANvsロスインゴの8人タッグ戦は内藤がジュースにブリティッシュフォールからデスティーノを狙うも、棚橋がスリングブレイドでカットに入ってから乱戦となり、内藤の急所蹴りを阻止したジュースが垂直落下式パルプフリクションで3カウントを奪い勝利、試合後も直接フォール勝ちを盾にしてインターコンチ王座挑戦を迫った。
ジュースへの挑戦を拒み、タイガーWを挑戦者に指名しようとした内藤だったが、直接フォールを奪われたことで、挑戦を受けざる得ない状況となった。【両国大会終了】本日も沢山のお客様にご観戦いただき誠にありがとうございました。次期シリーズ「Road to レスリングどんたく 2017」は4月22日(土)後楽園ホールにて開幕!皆様のご来場をお待ち申し上げております。 #njsg #njpw pic.twitter.com/mPNsEKG4U4
— 新日本プロレスリング株式会社営業部 (@njpw_nyao) 2017年4月9日Woh woh woh! Relax haters!
— TheUnderboss (@TOKSFALE) 2017年4月9日Moments we live for #sumohall #IWGP @njpw1972 #WarMachineROH #WorldDomination @ Ryōgoku Kokugikan https://t.co/eygywGx9UG
— Hanson (@WarBeardHanson) 2017年4月9日Dreams do come true. #IWGP Tag Team Champions. @WarBeardHanson @njpwglobal #njsg #NJPW #warmachineROH pic.twitter.com/sr1ZcJ1WST
— Raymond Rowe (@RAYMONDxROWE) 2017年4月9日両国大会が終了。
残念な結果になりました…
体調も上向きにきていただけに本当に悔しい敗戦でした。
試合後に、あまりにも悔しいのでリターンマッチを要求したんですが、どうなるかはまだ分かりません。
まだまだ引き下がるつもりはありません‼
応援してくれた皆様ありがとうございました‼
— 天山 広吉 (@TENZAN323) 2017年4月9日今日は…
ハイボール…
シングルで充分だったな!! pic.twitter.com/Mhlch3DBoh
— 金丸 義信 (@kmaru0923) 2017年4月9日4代目マイクのお陰で
邪道外道
なんだかんだで長かったなあんたらとは
これで終わりだ
まぁ楽しめたよ
残る余生、静かに暮らすがよい pic.twitter.com/wWdr130VcW
— タイチ (@taichi0319) 2017年4月9日そして
祝勝会やりましょう!
ていう誘いが誰からもなく、3人で
のぶのピンチを救ったみほ
頑張ったな
まぁ俺が無理やり投げ入れたんだけどな
2人とも、お疲れさん pic.twitter.com/GgZagzahkJ
— タイチ (@taichi0319) 2017年4月9日IWGP Jr. タッグ、桜散る。すまなかった兄弟。
— 邪道(jado) (@REAL_JADO) 2017年4月9日最初から見れなかったのは、残念ですが
タグチジャパンとロスインゴの試合に間に合いました❤
オカダ選手と柴田選手の試合中に響き渡っていたオカダコールと柴田コール、一生忘れない❗
熱い試合でした✨✨✨
プロレスファンのみなさまと、お話できたことも、すごく嬉しかったです pic.twitter.com/pLUlSwscBt
— 松井珠理奈 (@JURINA38G) 2017年4月9日オカダvs柴田戦!最高でした。ありがとうございました。
— 木谷高明 (@kidanit) 2017年4月9日 -
柴田がオカダを「ゆとり」と挑発する理由…はねっかえりで、はみ出すことが新日本プロレスである
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— 伊賀プロレス通信24時 (@igapro24) 2017年4月2日(柴田勝頼REAL TALKより)
『(神戸大会を振り返って)正直、あまり手応えを感じておらず、二人で「本当に新日本でよかったのかな?」という感じで帰ってきました。本当に物足りなさを感じています。新日本プロレス・・・自分が辞める間際の新日本プロレスもアレでしたが、さらにゆるくなった印象を受けたのが寂しい、同期(井上亘)からも何も熱いモノを感じることなく、ちょっと拍子抜けしました。
ヤングライオン(高橋広夢)も最初は威勢良かったけど・・・コメントでデカイことを言っていた割には、一発一発が軽すぎる。攻撃に重みが無いというか。気持ちがこもってないように感じました。見ている人にはどう映ったかわかりませんが・・・
もっと新日本の若手にはギラギラとした目でガムシャラに感情剥き出しでぶつかって来るべきだと思う。自分達の時はそう思ってやっていたし、先輩から怒られながら、違う先輩からは褒められる・・・・そんな矛盾のような中で“自分は何をやるべき”を感じながらプロレスラーとして学んでいく・・・そういうものでした。
無茶して先輩や会社からはスゲー怒られたりした試合や行動でも、勘太郎(星野勘太郎)さんから「いいんだよ!それが新日本だよ!」と褒められることがよくあった。自分は、それが新日本の基盤はそういうものだと考えている。まず、プロレスの強さで一番大事なのは気持ちの強さであって、心構えと取り組む姿勢が一番大事だと思います。それがゆるく感じました。
今の新日本プロレスの方針はよく分かりませんが、うまくまとまり過ぎているがゆえに、はみ出すことは許されないのかもしれません。
今の新日本プロレスには、ゆとり教育がゆき届いていました。』上記のコラムが柴田が「プロレス格闘技DX」で連載しているコラムで、新日本復帰第1戦だった2012年9月の神戸大会の後(桜庭和志と組んで井上亘、高橋広夢戦)で更新されたものである。
柴田がオカダ・カズチカとの前哨戦の際に常にオカダを『ゆとり』と挑発したことで、このコラムを思い出した。なぜ柴田がオカダを『ゆとり』と挑発するのか、それは柴田自身がはねっかえりではみだしてきたからである。
柴田はデビューしてから反体制の魔界倶楽部に属し、またK-1ルールでK-1ファイターとも戦い、挙句の果てに新日本という枠まで飛び出した、はねっかえりではみ出すことが柴田の新日本イズムであり、常に敷かれたレールからはみだしていた。
よく考えればアントニオ猪木もマット界でははぐれ者の部類に入る、猪木も日本プロレスが敷いたレールを飛び出して東京プロレスや新日本プロレスを旗揚げし、またプロレスの本道からはみ出して異種格闘技戦にまで挑んだ。
柴田がオカダを『ゆとり』と挑発するのは、跳ねっかえりではみだすことが柴田の中の新日本プロレスであるが、オカダは違う意味での新日本プロレスのレスラーで、常にはみ出すこともなく敷かれたレールに乗っているイメージなのかもしれない。
柴田は跳ねっかえりではみだしものだが、それが柴田の魅力であり支持されている。だがそんな柴田も現在の新日本の中では一つの個性に過ぎない。柴田がオカダに勝つことで自分の主張を押し通すのか、そういった意味で4・9両国での一戦は非常に楽しみである。
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リコシェを加えた新生田口JAPANが6人タッグ王座を奪取!内藤が挑戦者に指名したのはタイガーマスクW!
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— 伊賀プロレス通信24時 (@igapro24) 2017年4月2日4月4日 新日本プロレス「戦国炎舞-KIZNA- Presents Road to SAKURA GENESIS 2017」後楽園ホール 1633人満員
<アピール、コメントなどは新日本プロレス公式HPより>
◇第1試合◇
▼20分1本
飯塚高史 エル・デスペラード ○TAKAみちのく(9分52秒 ジャストフェースロック)中西学 獣神サンダー・ライガー ×川人拓来◇第2試合◇
▼20分1本
高橋裕二郎 ○チェーズ・オーエンズ(7分18秒 エビ固め)永田裕志 ×岡倫之
※パッケージドライバー◇第3試合◇
▼20分1本
○レイモンド・ロウ ハンソン デビット・フィンレー(8分29秒 片エビ固め)天山広吉 ×小島聡 デビット・フィンレー
※フォールアウト◇第4試合◇
▼20分1本
後藤洋央紀 ○矢野通 邪道 外道(10分6秒 裏霞)鈴木みのる ザック・セイバーJr 金丸義信 ×タイチ◇第5試合◇
▼30分1本
ケニー・オメガ ○バットラック・ファレ(6分48秒 片エビ固め)石井智宏 ×バレッタ
※グラネード◇第6試合◇
▼30分1本
○内藤哲也 高橋ヒロム(8分12秒 片エビ固め)×ジュース・ロビンソン KUSHIDA
※デスティーノ【ヒロムの話】「ハハハハハハハハ!(※爆笑しながら現れる)KUSHIDA! お前の人生、狂わせてやりたいよ! そう、狂わせてやりたい! KUSHIDA! もうお前のことなんて、どうだっていいんだよ! お前の人生、メチャクチャにしてやりたい! そう、狂わせたい、狂わせたい、狂わす、狂わす、狂わす、狂わす、狂わす、狂わす、狂わす、狂わす、狂わす、狂わす、狂わす、狂わす……ハハハハハハハハ!(※笑いながら去る)」
【内藤の話】「昨日、トランキーロじゃいられなかった某スポーツ新聞社が、俺の記事を出しちまったけどさ、テーマがないから、自分でテーマを見つけたよ。タイガーマスクWと試合がしてみたいなぁ。2月5日、札幌大会での試合後、オカダがタイガーマスクWとの試合を希望したら、新日本プロレスは即座に動き、そして、1ヶ月後に対戦が実現したわけで。じゃあ、同じように俺がタイガーマスクWとの対戦を希望したら、新日本プロレスは動いてくれるんだろうね? そもそも、俺にテーマを与えなかったのは新日本プロレスだからね? テーマを与えないってことはつまり、自分でテーマを見つけろってことでしょ? お望み通り、テーマを見つけてきたよ。このことに関して、後から文句を言われる筋合いはないから。まぁ、新日本プロレスは、オカダがかわいくて仕方ないのは分かるけどさ、俺の望みも、たまには聞いてくれよ。新日本プロレスの発表を楽しみに待ってるよ。アスタ・マニャーナ、アディオス!」
【ジュースの話】「ナイトー、お前を絶対後悔させてやる。俺は負けない。俺は、IWGPインターコンチネンタル王座を狙っていく。今日、お前は俺の急所を蹴って勝った。IWGPインターコンチネンタルのベルトを賭けても、そんな試合ができるのか。お前は、リスペクトの気持ち、新日本への気持ちはないのか。俺は、お前と闘ってやる。俺のハートを賭けて闘ってやる。お前は、ガイジンのタマを勝ちやがった。お前は、ガイジンのタマを蹴って、俺を殺したんだ。だったら、俺がIWGPインターコンチネンタルに挑戦してやる。俺は、もう二度とお前には負けない。俺が、チャンピオンシップの試合に勝って、俺がチャンピオンになってやる。俺が欲しいのは、IWGPインターコンチネンタルなんだ。ベルトに挑戦させろ」
【KUSHIDAの話】「ヒロム、一言だけ言っといてやるよ。お前が持ってるナイフじゃ、俺は殺せねぇぞ」
◇第7試合◇
▼30分1本
○オカダ・カズチカ YOSHI-HASHI(11分7秒 片エビ固め)柴田勝頼 ×真壁刀義
※レインメーカー(試合終了後、オカダと、リングを降りた柴田は視殺戦を展開。そして、オカダが柴田に背を向け、あぐらをかくと、柴田はリングに舞い戻り、その背中に強烈なサッカーボールキック。そして、一気にPKを狙うが、これはオカダが逆に柴田を抱え上げて、ツームストンパイルドライバーを敢行しKOする)
オカダ「柴田さん、“ゆとりゆとり”ってさんざんバカにしてくれたな? ゆとりをナメんじゃねえぞ! アンタの根性、こんなもんですか? アッ? しっかり、両国、根性見せてくださいよ、コノヤロー!」【オカダ、外道の話】
オカダ「まぁ、いいよ。ゆとりをバカにされたことは、どうでもいい。ただな、IWGPチャンピオンなめんじゃねぇぞ、コノヤロー! しっかり両国、根性見せてくださいよ、柴田さん。ふざけんなよ、コノヤロー!」【外道の話】「オイ、柴田! 根性だけでよ、どうにもならねぇものもあるんだ。それがよ、レインメーカーだ!」
【柴田の話】「ああ、何か言ったなぁ。何か言ったなぁ。今まで見せてこなかった、今まで見たことない顔が、今日チラッと覗いてたね。そうこなくっちゃ。いいよ、面白くなってきたよ。その覆面、引っぺがすからな。以上!」
◇第8試合◇
▼NEVER無差別6人タッグ選手権試合/60分1本
[挑戦者組]棚橋弘至 田口隆祐 リコシェ(17分38秒 片エビ固め)[第11代王者組]SANADA EVIL BUSHI
※リックラック
☆SANADA&EVIL&BUSHIが2度目の防衛に失敗、棚橋&田口&リコシェが第12代王者となる(メインイベント終了後、新王者に輝いた棚橋&田口&リコシェにNEVER 6人タッグベルトが手渡され、レッドシューズ海野レフェリーが3人の手をあげる。)
田口「(※『タグチジャパン』コール)どうもありがとうございます!(※大拍手) タグチジャパン監督・田口隆祐です(※場内笑)。なんか、今日は、リコシェだけで勝ったみたいな感じですけど(※場内爆笑)。リコシェ選手と、棚橋選手だけで勝ったような試合でしたけれども。今日は、まあ、試合前に、『高い位置からどんどんプレスをかけて、ボールを奪って行こう』という指示でいまして(※場内笑)。高い位置でけっこうボールを取って、中にリコシェいるんで。あとはいいクロスを上げれれば点が取れると。まあ、うまくハマった。まあ、実力どおりの結果になりました。まあ、前にベルトを獲られてから、チームを立て直して、『全国目指してやって行こう』ということで(※場内爆笑)。何とかね、全国獲れたんで。次は世界を目指して(※大歓声)。ワールドを目指してやって行こうという気持ちで、行きたいと思います。(※リコシェに)ヒーローインタビュー、ヒーローインタビュー(※場内笑)。ヒーローインタビュー…」リコシェ「チョット~ワカンナイ(※場内爆笑&大『リコシェ』コール)」
田口「『今日は皆さんお集まりいただき、どうもありがとうございました』と言っております(※場内笑)。え~、棚橋選手、今日はいかがでしたでしょうか?」
棚橋「(※大『棚橋』コール)このNEVER 6人タッグ(ベルト)をまた巻けたことをうれしく思います。ありがとうございます(※大拍手)」
田口「ということで、これからNEVER 6人タッグ、どんどん防衛…3回? 3回防衛すると新記録ですんで(※場内爆笑)。3回目指して頑張って行きたいと思います。今日はどうもありがとうございました(※大拍手&『タグチジャパン』コール)。では最後に、ポージングで締めたいと思いますんで。行きます。ウイ・ア~! ウイ・ア~! ウイ・ア~! ウイ・ア~! ウイ・ア~~! タグチ~~~~! ジャパ~ン!(※大歓声)」
【田口監督、棚橋、リコシェの話】
田口「(※一人でコメントブースに登場)ズバリ、リコシェ的中ですよ。やっぱり、私の目に間違いはなかったですね。リターンマッチしますか? 同じ結果ですよ。リコシェが一人でやってくれますよ。何回やっても同じです。リコシェが一人でやっつけてくれます。ビックリしましたね。パラダイスロックのかけ方がわからないというミスがありましたけど、それを補っても余りあるほどの棚橋選手、リコシェ選手の活躍ということでね、ボクはつけ合わせみたいなもんで。福神漬けみたいなもんで。(※コメントブースに向かってくるリコシェを見て)オッ、キングが帰ってきました。King.Thank you very much.(※リコシェとガッチリ握手)タグチジャパン入りもね、試合直前に伝えたということで、素晴らしい選手」リコシェ「いやいや。(※田口の肩を叩き)パーフェクトなリーダー、(※自身を指さし)パーフェクトパートナー、(※ベルトを指さし)パーフェクトヴィクトリーだよ」
棚橋「(※棚橋が遅れて登場)Thank you リコ」
田口「素晴らしいチームで、バランスもいいと思います。スピードも高さもありますしね。文句ないんじゃないですか」
リコシェ「そうだね。このチームはバランスがいい」
棚橋「リコシェが入るだけで、一気に2倍3倍レベルアップしたから、A代表の座が厳しくなるね」
田口「そうっすね。また、代表入りを狙う選手も増えてくるでしょうし。凄い楽しみです」
棚橋「対ロスインゴにしても、リコシェが入ってくるだけで全然違うから。今日、このNEVER(6人タッグ)のベルトを獲ったけど、第一歩だから。ロスインゴ、全員狩ってやるから。“狩猟解禁”、一人ずつ狩ってやるから。監督、ありがとう(※田口とガッチリ握手)。また、頑張ります。リコシェ、ありがとう(※リコシェとガッチリ握手)」
田口「今日は、特に下ネタはないです(※記者が爆笑)。ありがとうございました」
【EVILの話】「タグチジャパン……ふざけた野郎どもだ…今日、これで終わったと思うなよ。そして、一人、いたよな。一人、いたよな。完全に終わった野郎が。アイツはよう、もう、息の根が止まってんだよ。そして、この俺の方が強ぇんだよ。よく覚えとけ……」
9日の両国大会を控えた新日本の後楽園大会のメインはロスイングが保持するNEVER6人タッグ王座に田口JAPANが再び挑戦、今回は中西に代わりリコシェを召集して挑戦した。
序盤はSANADAと棚橋でスタートも背後からEVILが強襲でロスインゴが先手を奪ったかに見えたが、反転式クロスボディーで応戦した棚橋が田口、リコシェと代わるがわるに腿バットを連発。しかしロスインゴもトペフェイントを決めたリコシェを強襲してから捕らえ、得意の連係で蹂躙。代わった田口もSANADAにヒップアタック、スリーアミーゴズで流れを変えようとするが、SANADAに狙った掟破りのパラダイスロックが失敗すると、逆にパラダイスロックを決められていまい、尻にドロップキックを浴びてしまう。
なかなか流れを掴めない田口JAPANだったが、交代した棚橋がEVILの片足をロープに固定してからもう片足にドラゴンスクリューを決め、テキサスクローバーホールドで捕らえると、ロープワークから対角線攻撃を狙うEVILにカウンターでのスリングブレイドからハイフライフローを投下もBUSHIが間一髪カットに入る。
だが田口JAPANの勢いは止まらず、交代を受けたリコシェが場外のロスインゴにプエロデアギラを発射するが、リングに戻ったBUSHIもライトニングスパイラルで反撃しロスインゴの連係からバッククラッカー、MXを狙うもかわしたところで田口がヒップアタックで強襲、しかしリコシェのペナドリラー狙いをかわしたBUSHIがコードブレーカーを決める。
BUSHIは再びコードブレーカーを狙うが、担いだリコシェは再度ペナドリラーを狙うも、今度はSANADAがカットも、BUSHIの毒霧狙いはSANADAに誤爆、リコシェがドリームキャスト、ノーザンライトスープレックスからブレーンバスターの連続技と畳みかけるが、BUSHIもスピンキックで応戦、だが田口の援護を受けたリコシェはペナドリラー2pointを決めるも、BUSHIはカウント2でキックアウトしたが、リコシェは左右の顔面キック、踵落としからのジグザグことリックラックを決めて3カウントを奪い田口JAPANが王座を奪取した。
今回は田口監督のコメントでもあったとおりリコシェの活躍もあったが、流れを変えたのは棚橋のハイフライフローが決まってからで、決め手にはならなかったが田口JAPANの流れを変えるきっかけになったことから、今回は棚橋が影の立役者かもしれない。それに棚橋もシングルベルト戦線から一歩引いてからは、すっかり田口JAPANワールドにハマってしまったようだ。セミのIWGPヘビー級選手権前哨戦は先発で出た柴田がオカダにフロントハイキックで奇襲を仕掛けてからエルボー合戦、YOSHI-HASHIに交代するもラリアットをかわした柴田は控えのオカダにフロントハイキックで強襲を再び仕掛ける。
柴田は一旦真壁に交代するが、リング下からオカダの強襲に遭い、オカダは通路で柴田を痛めつけ、リングに戻ってからはYOSHI-HASHIと共に真壁を捕らえる。
やっと交代を受けた柴田はYOSHI-HASHIを攻め込んでPKと見せかけて再びオカダに強襲をかけ、オカダの串刺しエルボーからDDTと畳みかけて飛び起きたところでジャーマンで投げてから、エルボー合戦も互いに譲らない。
オカダはYOSHI-HASHIとの連係で真壁を捕らえレインメーカーポーズを狙うが、柴田が阻止もオカダがリバースネックブリーカーで返り討ちにする。そこで蘇生した真壁がデスバレーボムからジャーマン、ラリアットで攻め込んだがYOSHI-HASHIとの連係に捕まると、最後はドロップキックからのレインメーカーで3カウントを奪い、試合後も胡坐をかくオカダを柴田が背後からのサッカーボールキックで襲撃し、マウントパンチからのPKを狙うが、キャッチしたオカダはツームストーンパイルドライバーでKO、そしてマイクで柴田を罵倒した。
柴田はオカダを"ゆとり"と皮肉っていたが、オカダも単なるゆとりではないと見事にやり返した。今回ばかりは柴田もしてやられたしか言いようがないだろう。第6試合の内藤組vsジュース組は入場するヒロムをKUSHIDAがトペコンで奇襲をかけるも、内藤が鉄柵攻撃で流れを変え、リング上ではKUSHIDAはヒロムの左腕攻め、インターコンチ王座挑戦を狙うジュースもスパインバスターからのキャノンボールで内藤を攻め込むが、ロスインゴの連係の前に流れを掴むまでにはいたらない。
ジュースにバックスピンキックをかわした内藤はデスティーノを狙うがKUSHIDAがカットも、ヒロムに狙ったハンドスプリングエルボーはキャッチされジャーマンで投げられてしまう。
ジュースは内藤からのフォールを狙ってジャンピングネックブリーカーからパルプフリクションを狙うが、ヒロムがトラースキックでカットに入ると内藤の急所蹴りからのデスティーノで3カウントを奪い勝利。試合後もヒロムと共にジュース、KUSHIDAを痛めつけ、バックステージではタイガーマスクWを挑戦者に指名した。
挑戦者不在でテーマも不在となった内藤に新日本側はジュースを挑戦者にと考えたが、内藤はジュースから直接フォールを奪うことで拒否、タイガーWに照準を絞った。今年に入ってからの内藤は棚橋、エルガンには勝ったが、懐の深くなったオカダの巻き返しや柴田の急浮上で昨年の勢いが落ちつつある。タイガーWを指名することで一気に再浮上を図りたいようだ。The Champ is here!! https://t.co/iMaqZ09rZX
— King Ricochet (@KingRicochet) 2017年4月4日さすがタグチジャパン強化指定選手。
A代表の試合を見て勉強する姿勢は素晴らしい☆
代表入りもそう遠くない未来でしょう! https://t.co/95gZTRNoNu
— ∞6田口隆祐9〜道標明〜∞ (@taguchiryusuke) 2017年4月4日njpw1972 (via IG): "#TANA #TAGUCHI and #Ricochet!#TAGUCHIJAPAN 2nd Season!! #NEVER6 #NJSG" pic.twitter.com/3fkP62Nh4E
— King-Ricochet.com (@kingricochetcom) 2017年4月4日LOS INGOBERNABLES de JAPONhttps://t.co/o4XBPvMsCl
— 内藤哲也 naito tetsuya (@s_d_naito) 2017年4月4日本日の後楽園ホール大会にSKE48松井珠理奈さんが来てくれましたゼァ。プロレス総選挙の収録でお会いして以来の再会でした。色々お話出来て嬉しかった。一緒に記念撮影してもらいました。 pic.twitter.com/CGAcz0pdna
— 永田裕志 (@nagata769) 2017年4月4日 -
オカダが柴田の根性に対して宣戦布告!挑戦者不在の内藤がジュースに暴行で暴発!
3月26日 新日本プロレス「戦国炎舞-KIZNA- Presents Road to SAKURA GENESIS 2017」後楽園ホール 1743人 超満員札止め
<アピール、コメントなどは新日本プロレス公式HPより>
◇第1試合◇
▼20分1本
○バットラック・ファレ(1分14秒 片エビ固め)×岡倫之
※グラネード◇第2試合◇
▼20分1本
飯塚高史 ○エル・デスペラード TAKAみちのく(10分38秒 体固め)獣神サンダー・ライガー タイガーマスク ×川人拓来
※ギターラ・デ・アンヘル◇第3試合◇
▼20分1本
天山広吉 ○小島聡 真壁刀義(9分10秒 体固め)レイモンド・ロウ ハンソン ×デビット・フィンレー
※ラリアット◇第4試合◇
▼20分1本
鈴木みのる ○金丸義信 タイチ(11分56秒 片エビ固め)後藤洋央紀 邪道 ×外道
※ディープインパクト◇第5試合◇
▼30分1本
石井智宏 ○矢野通 バレッタ(12分46秒 横入り式エビ固め)ケニー・オメガ 高橋裕二郎 チェーズ・オーエンズ◇第6試合◇
▼30分1本
棚橋弘至 ○ジュース・ロビンソン 中西学 田口隆祐 KUSHIDA(12分16秒 パルプフリクション)内藤哲也 SANADA EVIL BUSHI 高橋ヒロム【棚橋、ジュース、中西、KUSHIDAの話と田口の勝利監督インタビュー】
田口「棚橋選手、ありがとうございます。みんな、ありがとうございます。みんなを称えてください。選手を称えてください、今日は。勝ったのに、この負けた感が……強いなあと。なんとも後味の悪い勝利になってしまいましたけども。ま、タグチジャパン、結果をシッカリ残しましたので。非常に、昨日、今日と選手がいいパフォーマンスを見せてくれましたので。ま、メンタルの面はだいぶ強いモノを持ってますので、フィジカル的な部分を強化して、コンビネーションなんかもね。ま、このシリーズずっとありますんで。フィジカル面を上げていきたいと思います。ハイ。ま、KUSHIDA選手はジュニアヘビー、シングルのほうで私の敵をとってくれるということなので、非常に期待しています。楽しみです」KUSHIDA「タッグマッチに監督がいたら、怖いモノなしですよ。ボクもベルトを獲って、丸くなってる場合じゃないから。まだまだ、どんなレスラーよりもワンパクだから。1年間、耕す作業から、次は新しい畑を作り出す作業で。両国、ベルトを獲って、新しいことを、男子たる者、成し遂げます! 期待してください!」
※KUSHIDAは先に控室へ中西「ジュース!カモン!」
ジュース「オーケー。まずは、タグチ・コーチ、キャプテン・タナハシ、ナカニシさん、サンキュー。今日は、タグチジャパンがキッチリと勝利を挙げた。最後は、ボクがSANADAからピンフォールを奪ったけど、みんなのチームワークのおかげで勝てたと思うよ。そして、ナイトウに言いたいことがある。おまえはなぜ、いつもゴングが鳴ったあとに背後から攻めたてるんだ? おまえはロス・インゴの負けを認めないのか? 男らしくないヤツだな。まあ、ロス・インゴはたしかに鉄壁のチームかもしれない。だが、俺は彼らのわずかなウィークポイントを見つけて、そして勝利を挙げたんだ。そして、『NEW JAPAN CUP』の前には俺はナイトウと闘いたい、IWGPインターコンチネンタル王座に挑戦したいと言った。だが、ヤツからは俺にリスペクトのかけらも感じない。いいよ。今日の試合を経て、俺は決めたよ。とにかくナイトウをぶっ潰したい。ただ、それだけ。インターコンチのベルトはもはや関係ない。おまえはたしかにグレイトレスラーかもしれない。だが、内面はただのクソヤローだ。俺はおまえのことが大嫌いだ。このマザー・フ〇ッカー!」
※ジュースは先に控室へ中西「いや~、激しいねえ! 俺もインフルエンザから帰ってきたけど、徐々にペースを上げていこうと思ったけど、そんなこと言ってられへんからな。いやいやいや、(ジュースは)動きはいいし、表情もいいし、声も出てるし。若手にも負けないぐらいのエネルギー持ってるからな。ほんで技術も持っているんやから。いや~~~、なあ、タグチジャパンで生き残るのも大変やな! せやけど、食らいついていくからな!」
田口「ハイ。いつもありがとうございます」
※中西は握手して、先に控室へ棚橋「(田口に)誰からも点を決めれるようになってきたのは、いいよね? これでゲームがおもしろくなるからさ」
田口「ハイ。中盤から上がっていって点を取れますし」
棚橋「タグチジャパンの決定力が上がってきたから。あとはNEVER6人タッグを取り戻して、状況をフラットに戻す」
田口「そうですね。ヒロムからね、なんですか、タグチジャパンを“変態お笑い集団”という非常にありがたいお言葉を頂きまして。まあ、あれですね。“コスプレ・ハロウィン集団”のロス・インゴと。“コスプレ・ハロウィン集団”と“変態お笑い集団”のどっちが強いかっていうね。史上最強の闘い、世紀の対決を4月4日、観に来てください! お笑いとコスプレ、ハロウィンと変態、どっちが強いのか? 近年、まれに観る大熱戦となるでしょう!」
※棚橋と一緒に、監督も帰りかけて
田口「あっ、あっ! リコシェはちゃんと来ると思いますんで。大丈夫だと思います!」
【内藤、SANADA、BUSHI、ヒロム、IWGPジュニアヘビー級ベルトの話】
EVIL「ノーコメント!」BUSHI「次だ。次の後楽園。4月4日。NEVER無差別級6人タッグベルト。このベルト、現在最多防衛記録タイになってるこのベルト。次勝ったら、最多防衛記録に並ぶんだよ。まぁ、たったの2回だけどな。リコシェが当日まで来ないんだろ?ふざけたヤツだ。まぁ、オマエが遅れてきたところで、結果は何も変わらねぇんだ。それを次の後楽園で見せてやるぜ。EN SERIO、マジで」
ヒロム「無難な道を選んだKUSHIDA。自分の人気が心配で、無難な道を選ぶしかなかった。オマエに、この愛するベルトさんは、絶対に渡さねぇよ。(※ベルトに耳を当てて)うん?うんうん、分かった。今日ベルトさん本人から話があるみてぇだ。オマエら、ベルトさんだけ撮っとけ。ベルトさんだけを撮れ」
IWGPジュニアヘビーベルトさん「みなさん、はじめまして。ベルトさんです。ボクはKUSHIDAくんが大っきらいです。あのヤローを絶対に、髙橋ヒロム選手が両国でたおしてくれるはずです。そうしたらもう一度、ヒロム選手の元にもどれます。だから、みなさん、ヒロム選手のおうえん、よろしくおねがいします」
ヒロム「なんて良い子なんだ。なんて良い子なんだ、ベルトさん。(※ベルトを抱きかかえて)分かったよ、必ず防衛して、もう一度、俺の腰に戻してあげるからね。それまで少しだけ待っててね。4.9!両国国技館!KUSHIDA!オマエの終わりの日だ!!!それまで!もっと!もっと!!もっと!!!もっと!!!!もっと!!!!!もっと!!!!!!もっとーーー!!!!!!!プロレスを楽しんどけよ!ハハハハハハハ」
内藤「『NEW JAPAN CUP』にエントリーしたいと言ったのに却下され、『NEW JAPAN CUP』優勝者は、当然のように、IWGPヘビー級王座を指名。NEVER王者は、しれーっと両国大会でタイトルマッチが組まれている。何もないのは、インターコンチネンタル王座だけだよ。今シリーズ、そして両国大会。俺はテーマのない闘いだよ。新日本プロレスは、俺のやる気を無くすことが目的なの?王座防衛戦、決まった期間内にやらなきゃいけないんでしょ?期限が切れて、俺から王座を剥奪するのを待ってるの?今日の後楽園ホールの歓声を聞いてみろよ。お客様が何を求めてるのか、すぐに分かるだろ?ちゃんと新日本プロレスは、新日本プロレスを応援してくださる皆様の意見を、もっと聞いた方がいいんじゃないの?カブローン」
◇第7試合◇
▼30分1本
○柴田勝頼 永田裕志(17分39秒 エビ固め)オカダ・カズチカ YOSHI-HASHI
※PK(メインイベント終了後、柴田があぐらをかいてリングへ座り込み、鋭い眼光で場外のオカダを睨む。
そして、レッドシューズ海野レフェリーが柴田と永田の手をあげたのち、柴田とオカダがロープを挟んで急接近。一触即発で睨み合った。そこからオカダ組が退場する)
柴田「オカダ、そろそろ、お前の声が聞きたいよ」
(オカダが再び場内へ戻り、リングへ近づいて柴田が置いたマイクを拾い、敢えて再び花道へ逆戻り)
オカダ「柴田さん! 今日はちゃんと来ましたよ。ただね、俺、柴田さんに言いたいんだ。根性があるだけで、この(IWGPヘビー)ベルト獲れるほど、安くねぇんだよ、コノヤロー(ここで今度こそオカダが退場する)」柴田「お返事ありがとう(※場内笑&大拍手)。うれしいよ。ずっと無視されるのかと思った(※場内笑)。だけどな、オカダ。まず、第一に大事なのは、根性だよ!(※大歓声) 両国、男の根性、見せてやるよ(※大歓声)。だから…オカダ! オカダの、根性、見せてみろ。以上!!(※大歓声)」
【柴田、永田の話】
柴田「ありがとうございました」永田「どうもありがとう」
※2人で握手を交わす
柴田「両国まであと8試合。俺の記憶が正しければ。8試合だよ。この楽しみは、この充実感は、なんか今まで味わったことのない充実感ですね。今日は、オカダが返事をしてくれたということで。別に返事なんかしなくても良かったんだよ。それはそれで面白い。無視を決め込んでも面白かった。だけど、アイツは喋った。それも面白い。プロレスは生ものだ。『根性だけで(IWGPベルト)獲れない』って?何よりも大事なのは根性だよ。根性がなかったら、プロレスラーは生きていけません。何か?ないかな?俺からは以上!ありがとうございました」永田「どうもありがとう」
※柴田がコメントブースを去る。
永田「柴田とオカダの絡みをじっくり見てましたけど、微妙な緊張感が、お互いの動きを……むしろ、オカダの動きを若干慎重にさせてるな、と最初の立ち合いの攻防を見てて思いましたね。やっぱり、今まであんまり闘ったことがない相手なんで、オカダの方で若干の警戒心というか、何が飛んでくるか?という慎重さを感じたね。逆に柴田は、いつも通り。今のところ、精神的にはちょっと柴田の方が有利かな、と。前の新日本プロレスの闘いとは、ちょっと変化が見え始めてるんじゃないですか?柴田がチャレンジャーになったことで」――昨年の永田さんとの闘いから、変化が見えてきたのでは?
永田「柴田は元々、自分の信じた道を突き進む選手なんで。それがたまたま、去年1年間、自分と闘ったり、組んだりしてきて。NEVERのベルトだったけど、IWGPの理念を持った闘いをしてきた。その経験を踏まえて、今改めて、IWGPに挑戦する柴田っていうのは、すごく頼もしいし。柴田に新日本を任せた、って思いは去年あったけど、それが間違ってなかったかなと。柴田がもしチャンピオンになったら、俺が挑戦するのもアリかな、って気持ちにちょっとだけさせてもらった。以上です」
【オカダの話】「今日はシッカリ、べつに同じ試合だったし、帰ってるわけでもないし、シャワー浴びてるわけでもない。シッカリ呼ばれたから行きましたよ、柴田さん。ただな、いつも言ってんだろ?『根性見せます』? そんだけで獲れるほどな、このベルトはそんな、安くねーんだよコノヤロー。まだ、始まったばっかりだろ。『NEW JAPAN CUP』覇者、今日、大暴れだな? いいよ、もっともっと大暴れしないと、このベルトは…獲れないよ?」新シリーズを迎えた新日本後楽園大会のメインは4・9両国で行われるIWGPヘビー級選手権、オカダvs柴田の前哨戦が行われ、先発を買って出た二人は腕を奪い合って出方を伺う。そして交代を受けたYOSHI-HASHIと永田が場外戦へと持ち込むと、オカダは柴田を客席へ連行し会場奥の壁に叩きつける、オカダは本来はヒールキャラなのだが、今回は敢えて柴田のフィールドであるケンカ腰で挑んでくる。
試合はオカダ組が永田を捕らえて主導権を奪うが、永田がスロイダーでオカダを投げると、永田に交代、柴田はフロントハイキックでオカダを強襲した後で追走式串刺しジャンピングフロントハイキック、エルボー連打、串刺し低空ドロップキック、フロントネックチャンスリーと畳みかけてからコブラツイストで捕獲、YOSHI-HASHIがカットに入ると柴田は排除するが、この隙を突いたオカダはフラップジャックから串刺しバックエルボー、トーキック、DDT、ランニングエルボースマッシュと自分の流れに戻す。
終盤には柴田が控えているオカダを強襲して挑発すると、オカダが入ってケンカ腰にエルボー合戦を展開してからレインメーカーを狙うが、かわした柴田がスリーパーで捕獲しPKを狙う。そこでYOSHI-HASHIが入ってしゃちほこラリアットでカットに入る。
交代を受けたYOSHI-HASHIは柴田にパワージャックからカルマを狙うが、柴田は堪え逆水平を浴びせ、YOSHI-HASHIのしゃちほこラリアットも仁王立ちで受けた柴田は、ロープへ走るYOSHI-HASHIに張り手を浴びせてからスリーパーで捕獲しPKを浴びせて3カウントを奪い前哨戦を制し、試合後は柴田の呼びかけで今までvs柴田にアピールしなかったオカダが「根性があるだけで、このベルト獲れるほど、安くねぇんだよ!」と宣戦布告した。
前哨戦を見る限りでは柴田が勝ったものの、オカダが敢えて柴田のフィールドに踏み入れた印象を受けた、永田は柴田をプッシュしているが、オカダは王者またエースとして懐が深くなりつつあるだけに、柴田が自身の根性でどこまでオカダを崩せるか・・・セミの田口JAPANvsロスインゴは田口監督の采配に惑わされるなく、ロスインゴが優勢で試合を進め、最後もロスインゴがジュースを連係で蹂躙下後でSANADAがTKOからSkull Endを狙うと、ジュースがパルプフリクションで3カウントを奪い逆転勝利も、試合後は内藤がジュースの髪を掴んでロスインゴ全員で袋叩きにするだけでなく、田口JAPANのメンバーも返り討ちにして溜飲を上げた。
NEW JAPAN CUPが終えたが内藤の保持するインターコンチネンタル王座にはジュースが挑戦表明も、内藤は両国大会は選手権が組まれていないということで不満を露わにした。ジュースの挑戦に関しては賛否が起きているのも事実、後藤のNEVER王座に挑戦して敗れたのにも関わらずインターコンチへの挑戦というのも納得しがたい部分でもあり、内藤の試合後でのジュースへの暴行もその現れなのかもしれない。だが棚橋やマイケル・エルガンが敗れた以上本隊からの挑戦者が不在なのも事実、もう本隊ではなくBULLET CLUBか鈴木軍どちらかが名乗りを挙げるしかないのかもしれない。 -
3年越しの実現!IWGPヘビー級選手権試合 オカダ・カズチカvs柴田勝頼が正式決定!
<新日本プロレス公式HPより>
■柴田勝頼選手のコメント
柴田「応援してくださったファンの皆さん、ありがとうございました。このたび、『NEW JAPAN CUP』を優勝して、オカダの持つIWGPに挑戦する権利を得ました」■質疑応答
――昨日の『NEW JAPAN CUP』決勝戦を振り返ってみて、巨漢のバッドラック・ファレ選手の印象は?柴田「デカかったですね。巨漢でしたね」
――あの巨漢というのはやりにくかったですか?
柴田「やりやすい選手なんかいるんですか? あの規格外と言うか」
――どの点が一番やりにくかったですか?
柴田「やっぱり「デカい、力が強い」っていうのは、最大の武器だと思うので」
――バッドラックフォールだけは警戒してましたか?
柴田「あれをもらったら終わっちゃうと思うので」
――「あれだけは」というお気持ちでしたか?
柴田「『あれだけは』とは思ってないですけど、そこは勝敗の分かれ目だったと思います」
――今回の『NEW JAPAN CUP』を振り返って、一番印象に残ってる闘いは?
柴田「そうですね。自分は昨日が決勝で、一昨日が石井選手との試合だったんですけど、その石井戦で何かが吹っ切れたっていうのはありましたね。開幕から自分の中で引っかかっていたものがすべて、『こんなもん、関係ねぇな』っていう闘いができた。そういうものを気付かせてくれた石井選手には、感謝してますね」
――試合後に、「お前、最高だよ」という言葉もありましたが?
柴田「そうですね。その通りですね」
――今日、正式に4月9日(日)両国国技館大会でオカダ・カズチカ選手への挑戦が決定いたしましたが?
柴田「決定してよかったです」
――それは昨日の試合後、オカダ選手が出てこなかったところが引っかかってましたか?
柴田「そうっすね。『優勝したら挑戦できる』っていうのは聞いてたんですけど、『ホントにできるんだな』って、いまカードが決まって実感しております」
―― 一夜明けて、周りの反響などはいかがですか?
柴田「昨日は、試合終わって、蕎麦喰って、帰って、寝て、さっき来たって感じなんで。この『NEW JAPAN CUP』の記憶というか、いつどこにいて、どこで試合してっていうのが、試合のスケジュールを刻み過ぎてて、いつどこにいるのかわからないような状態にはなっていたので。ホント、浜松の試合なんかは、一週間二週間ぐらい前の気分になってますね。マヒしてます」
――優勝の実感は?
柴田「実感はありますよ。(※トロフィーを指さし)俺、獲ったじゃないですか。で、しっかり両国でオカダ戦が決まった。そのための会見なわけでしょ。だから、会見とかあんまり慣れてないというか、こういう機会がなかったので」
――オカダ選手への思いは?
柴田「思いはたくさんあるよ」
――では、その思いについて聞いていきたいのですが、昨日リング上で「約束した相手がいる」という発言がありましたが?
柴田「リング上で『約束した相手がいる』って言った瞬間に、『まさか、同級生じゃないだろうな』ってみんな思ったかもしれないですけど、『オカダ!』って言った瞬間に、みんなが『これを期待してたのかな』っていう。『俺のやろうとしてることは間違ってないな』とは思いましたね」
――ご自身でも「なかなか触れなかった」というコメントがありましたが?
柴田「触れなかったですね」
――「ようやく」というお気持ちですか?
柴田「ようやくですね。一回、『G1』で闘ったことがあるんですけど、タッグでも数回ですよね。4、5年いて、ホントに数回、リング上にいた時間なんて20、30分もないんじゃないかぐらいの。『こんなことってあるのかな』っていう思いでずっといて。これは俺の中で、『言ったら言っただけ、オカダから離れていくな』と。まぁ、会社が一番大事にしてる選手だから、わからなくもないですけど、ここまで過保護にしていいものなのかなと。オカダを別に否定するわけではないんですけど、素晴らしい選手だと思いますけど、そこにまったく触れることができなかったっていうのが……ずっと常に虎視眈々としゃべらずに狙ってはいましたね。ただ、その中で内藤がいろいろ言いだして、『これは許されるんだ』っていうのもあって、何がなんだかわからなくなってきたんですよね。やっぱりそういう部分では“プロレスは生もの”だと思ったし、『さすが、新日本プロレスだな』と思いましたね。
――時間はかかりましたが、最高の形でカードが組まれましたが?
柴田「そうですね。だから、俺なんか3、4年何も言わず、触れずに過ごしてきて。かと言えば、出戻ってきた海賊の親分は、向かい合っただけで組まれるわけじゃないですか。そういうものもいろいろありましたね、俺の中には。オカダが言ったことですからね。『向かい合っただけで、挑戦できると思うなよ』と。『NEW JAPAN CUP優勝してから来い』って。だから、俺はその通りにしただけです。ただ、時間はメッチャかかった」
――過去に柴田選手が対戦した時のオカダ選手と、いまのオカダ選手は一緒ではないですか?
柴田「それは一緒なわけないでしょ。やっぱり、3年の経験ってそれなりに凄い時間があるわけですし。中学生なんかも、3年あったら入学して卒業しちゃうわけですから。3年ってデカいですよ。オカダの3年は凄いデカいと思います。やっぱ、IWGPを当時も巻いてたし、いまもなお巻いてるっていう現状は、すげぇことだし。俺にはできなかったこと。ただ、『俺も3年前といまは違うよ』って話ですよね。その3年をどう過ごしてきたか。ほぼほぼ空白な3年なわけですけど。俺も去年はNEVERを一年間やって、海外にも行って、イギリスにも行って、吸収するもの、学んだものたくさんあったわけです。おそらく、日本の中でも一番シングルで試合をしたと思います、去年は。いつなんどき、誰からの挑戦も逃げずに闘ってきた自負はあります。その精神というか、根本のライオンマーク、新日本プロレスを謳っているのであれば、『そこは変えてはいけないというか、変える必要がないというか、そこを大事にしなくてはいけない部分なんじゃないのかな』という、俺からの新日本プロレスを象徴するIWGPへの挑戦でもあり、問題定義でもあり、闘いですよね」
――柴田選手と向かい合うことで、違ったオカダ・カズチカを引き出せると。
柴田「ありますね。だからやりたかったんですよ。俺ね、“IWGP”っていうワードを、昨日初めて自分の口から言ったと思うんですよ。この4年5年で自分にとっての変化もあり、成長もあり、そこに行き着いたのかなとは思います」
――ベルト挑戦は13年ぶりになると思うのですが、IWGPヘビー級王座への思い入れはありますか?
柴田「やっぱり『ベルトってどうなのかな』とは思ってたんですけど、去年一年(NEVER無差別級のベルトを)持って。まぁ、言ってみれば3番目のベルトですよ。3番目のベルト、そしてイギリスのベルトを持って闘っていく中で、『ベルトって必要ない』とそれまで思ってたんですけど、『やっぱり、ベルトって大事なんだな』って思いましたね。『中心として、いろいろ動かしていくものなんだな』と思いましたね。IWGPは新日本プロレスの象徴ですから」
――では、IWGPヘビーのベルトを持って動かしていきたいと。
柴田「動かしていきたいというか、『新しい風景にしていきたいな』と。ずっとオカダなんで。俺が再び上がり出した時もオカダだったし、いまもなおオカダ。『IWGPで組まれる対戦カードも似たような選手ばっかりで、そこに一つ風穴を開けたいな』っていう気持ちはあります。それしかないですね」
――柴田選手にとって、今まで経験してきたレスラー人生18年間の日々とは?
柴田「俺の18年って、たぶん誰も真似できない18年だと思いますし、いまから誰かがやろうとかしても確実にできないことですし。もちろん、オカダがやってきた今までも絶対無理なんですけど。俺がプロレスラーとやってきた18年間、どこを区切ってもプロレスラーなんですよ。そこは誰も真似できない部分だと思います」
――いろんな厳しい思いや、泣いたり……
柴田「泣くというよりは、昨日も言ったんですけど、『流す涙より、汗の方が美しいですよ』と。嘘つかないですから」
――IWGPに初挑戦した時と、今回の挑戦では思いに変化はありますか?
柴田「ありますね。当時はIWGPというものがピンとこなかったというか。初挑戦の時は、藤田さんが持ってて、強いヤツが持ってる。それに挑戦できる。何も怖いもの知らずで挑戦して、惨敗したんですよ。結果、恐怖を知らないっていうのが一番未熟で。それこそ、いろんな怖さだったり、痛みだったり、辛さだったりを経験してきた18年間だったと思います。だから、さっき言ったようにどこを区切ってもプロレスラー柴田勝頼でいたと思うんですよ、たとえリングが違えど。だから、点と点がずっと線でつながって、昨日の優勝につながって、両国のオカダ戦につながってるんじゃないかなと思います」
――昨日の試合後での、「かつての新日本を知る。そして現在の新日本を知る柴田勝頼と、いまの新日本の象徴であるオカダ選手」というコメントについては?
柴田「やっぱり、なんだかんだ言って、生え抜きにしかわからない維持っていうものが、絶対生え抜きにはあるんで。俺は一度辞めてるんですけど、俺の中でずっとプロレスラーでいたっていうのが。俺は、元々親父の時代から流れてる血っていうのが、そもそも遺伝子が新日本プロレスなんで、生まれた時から俺は新日本プロレスなんですよ。そこは何をひっくり返しても変えられないと思いますね。だから、オカダと闘えることに楽しみである部分、オカダ・カズチカの素の部分をどれだけ引き出して、俺の土俵で試合してやるかっていうのが、俺の中では凄い楽しみというか。アイツは、たぶんレインメーカーとしてのプロレスラーをやってるんですよ。マスクマンじゃないけど、マスクマンみたいな。素でそれをやってないというか。自分でもしゃべっててよくわからないですけど、なんとなくそんな感じです」
――違う一面を引き出せると。
柴田「そうですね。見たことのないオカダを引き出したいですね。それが一番イヤなんじゃないですかね。だから、昨日ももしかしたらいたかもしれない。けど、出てこなかったっていうのは考えられますよね」
3月26日 後楽園ホール
オカダ・カズチカ YOSHI-HASHIvs柴田勝頼 永田裕志4月4日 後楽園ホール
▼NEVER無差別6人タッグ選手権試合
[第11代王者組]SANADA EVIL BUSHIvs[挑戦者組]棚橋弘至 田口隆祐 リコシェ4月9日 戦国炎舞-KIZNA- Presents SAKURA GENESIS 2017 両国国技館
◇第0試合◇
▼15分1本
中西学 獣神サンダー・ライガー デビット・フィンレーvs川人拓来 岡倫之 北村克哉◇第1試合◇
▼20分1本
真壁刀義 永田裕志 タイガーマスクW タイガーマスクvsタマ・トンガ タンガ・ロア 高橋裕二郎 チェーズ・オーエンズ◇第2試合◇
▼20分1本
YOSHI-HASHI ロッキー・ロメロ バレッタvs鈴木みのる エル・デスペラード TAKAみちのく◇第3試合◇
▼IWGPジュニアタッグ選手権試合/60分1本
[第50代王者組]金丸義信 タイチvs[挑戦者組]邪道 外道◇第4試合◇
▼30分1本
石井智宏 矢野通vsケニー・オメガ バットラック・ファレ◇第5試合◇
▼30分1本
棚橋弘至 ジュース・ロビンソン 田口隆祐 リコシェvs内藤哲也 SANADA EVIL BUSHI◇第6試合◇
▼IWGPタッグ選手権試合/60分1本
[第74代王者組]天山広吉 小島聡vs[挑戦者組]レイモンド・ロウ ハンソン◇第7試合◇
▼NEVER無差別級選手権試合/60分1本
[第15代王者]後藤洋央紀vs[挑戦者]ザック・セイバーJr.◇第8試合◇
▼IWGPジュニアヘビー級選手権試合/60分1本
[第76代王者]高橋ヒロムvs[挑戦者]KUSHIDA◇第9試合◇
▼IWGPヘビー級選手権試合/60分1本
[第65代王者]オカダ・カズチカvs[挑戦者/NEW JAPAN CUP2017優勝者]柴田勝頼「NEW JAPAN CUP2017」を終えた新日本プロレスの1夜明け会見と次期シリーズ、両国大会の全カードが発表され、まずNHK大河ドラマ「おんな城主・直虎」の収録のため「NEW JAPAN CUP2017」を欠場していた真壁が次期シリーズから復帰、「NEW JAPAN CUP2017」を優勝した柴田はアピールどおりオカダへ挑戦、組まれた前哨戦は全部タッグマッチとなった。
3年前に柴田はオカダにアピールしたが「もし、このベルトに挑戦したいんだったらな、3月・・・。3月から始まる『NEW JAPAN CUP』に優勝してから来い。ただし! 順序どおりにな。挑戦して来い。俺と向き合えば挑戦できる!? そんな甘くねぇんだ、バカヤロー!」とオカダは一蹴、だがこの年の「NEW JAPAN CUP」は優勝できず、遠回りしながらもやっとIWGP挑戦に漕ぎ着けた。
オカダvs柴田は3年半前にG1 CLIMAX公式戦として組まれたがこの時のコメントはオカダ「柴田さん。特にあるぞ、今日は。俺が、新日本だ。IWGPヘビー級のチャンピオンの力だ。よく覚えておけ」
柴田「変わってないよ。“鉄人28号”だもん。ま、(弱点は)言えないけど。これはもう、俺が、まあ、いつになるかわからないけど。アイツが、もしタイミングと、すべてが噛み合ったときに。別にタッグとかなんでも。ベルトとか関係ないんで。またやることがあったら、ちょっとオカダの弱点を見抜いたんで。大きな収穫じゃないかなと思いますけどね・・・。ちょっと楽しくなってきた(ニヤリ)。申し訳ないけど、ちょっと楽しい。ありがとう!」
と当時まだフリーとして参戦していた柴田をオカダはIWGP王者の実力を見せつけて一蹴したが、敗れた柴田もオカダの弱点を見抜いたとしてコメントしていた、だがそれ以降はタッグで以外では対戦することもなく、柴田もIWGPに挑戦することはなかった。
あれから3年半も経過したがオカダも最近は相手の良さをギリギリまで引き出すエースらしい試合スタイルに変貌し、30分越えの試合も多くなってきた。試合のポイントは柴田がオカダの弱点を突いてどう切り崩していくかだが、ほとんど経験したことのない30分越えとなるとどうなるかがポイントになってくると思う。
ジュニア選手権は王者のヒロムに前王者の権利を行使したKUSHIDAが挑戦、今回もビッグマッチのセミに組まれたがヒロムの試合はそれだけ評価が高くなっているということか、タッグ選手権は天コジに王座に挑戦を表明していたウォーマシンが挑戦、両チームは「WORLD TAG LEAGUE 2016」の公式戦で対戦しているが小島がウォーマシンのフォールアウトを喰らい完敗を喫し,、またKES(ランス・アーチャー&デイビーボーイ・スミスJr.)とも互角に渡り合っていることから天コジにとって最強の挑戦者でもある。
NEVER無差別王座は王者の後藤に鈴木軍入りを果たしたザックが挑戦、ジュニアタッグは金丸、タイチにNOAH参戦時代から遺恨がある邪道、外道が挑戦する。
6人タッグ王座には挑戦者の田口JAPANはインフルエンザで欠場していた中西からリコシェに交代して王座に挑戦となったが、内藤の保持するインターコンチ王座は挑戦者不在で両国からもカードが外れてしまった。2月にマイケル・エルガンを降した内藤だがここに来て挑戦者不在、「プロレス総選挙」のことも含めてイライラが募る内藤に誰が挑戦するのか・・・・
「見たことのないオカダを引き出したい」『NEW JAPAN CUP』覇者・柴田勝頼がIWGPヘビー級王座、オカダへの想いを激白!!【一夜明け会見】https://t.co/mKro57fTLT #njsg #njpw pic.twitter.com/F7prmzjyQO
— 新日本プロレスリング株式会社 (@njpw1972) 2017年3月21日【大注目!】なんとNHK大河ドラマ『おんな城主 直虎』に真壁刀義選手の出演が決定! 5月下旬のオンエアより登場予定!!https://t.co/2krn7J8gN8 #NHK #直虎 #njpw @GBH_makabe pic.twitter.com/olgSpsq8wq
— 新日本プロレスリング株式会社 (@njpw1972) 2017年3月21日 -
オカダがタイガーマスクWの秘めた狂気を引き出して勝利!
2月の月間MVP、ベストバウト、ベストシリーズ&興行の投票受付中です!投票はこちら→:https://t.co/QYlvokMQUX 投票よろしくお願いします! #プロレス月間MVP #prowrestling
— 伊賀プロレス通信24時 (@igapro24) 2017年3月3日3月6日 新日本プロレス「戦国炎舞 -KIZNA- Presents 旗揚げ記念日」東京・大田区総合体育館 3896人超満員札止め
<アピール、コメントなどは新日本プロレス公式HPより>
◇第0試合◇
▼15分1本
○中西学(7分11秒 アルゼンチンバックブリーカー)×岡倫之◇第1試合◇
▼20分1本
後藤洋央紀 ○YOSHI-HASHI 邪道 外道(8分47秒 バタフライロック)鈴木みのる デイビーボーイ・スミスJr. エル・デスペラード ×TAKAみちのく◇第2試合◇
▼20分1本
ケニー・オメガ ○バットラック・ファレ 高橋裕二郎 タマ・トンガ タンガ・ロア(11分16秒 エビ固め)真壁刀義 永田裕志 獣神サンダー・ライガー タイガーマスク ×デビット・フィンレー
※グラネード◇第3試合◇
▼IWGPジュニアタッグ選手権試合/60分1本
[挑戦者組]○金丸義信 タイチ(12分32秒 片エビ固め)[第49代王者組]ロッキー・ロメロ ×バレッタ
※ハイボールW
☆ロメロ&バレッタが2度目の防衛に失敗。金丸&タイチが第50代王者となる【金丸、タイチの話】
金丸「おう、言った通りだオラ。結果見えてんだよ」タイチ「俺とノブだったら当たり前の結果だ。最初から(このチームで)いけばよかったよ。意外と遠回りしたな。見ての通りだよ。俺らみたいに毎日飲んで絆深めてる俺らはちげえよやっぱり。分かったかテメエらとの違い。いいか、これから始まるぞ。新日本ジュニア総ナメだ。まずここから、スーパージュニア、シングル、全部俺らが、全部俺らが制圧してやるよ。こっからだ。こんな簡単に獲れちまってよ。(体は)何ともねえよ。(金丸の体を見て)汗もかいてねえよ(笑)」
金丸「汗もかいてねえよオイ。どういうことだよ。終わった後、なんか二人来たけどよぉ、ああ?誰でもいいよ」
タイチ「入ってくればやれると思ってんのか、オマエら。やるわけねえだろ、お? 久しぶりに俺ら日本人タッグチャンピオンになってよ、『じゃあ俺らも日本人タッグチャンピオンなろうぜ』って? オラ、マネすんじゃねえよ。(報道陣に)オイちゃんと書いとけよ、俺ら何年目だ、日本人タッグチャンピオンなったの」
金丸「しっかり書いとけよ!」
タイチ「オマエらが来たって遅えんだよ。オマエらが日本人タッグチャンピオンになれなかったの何でだ? テメエらは仲悪いんだよ全員」
金丸「俺らみたいに絆がねえんだよ」
タイチ「確かによ、邪道外道、アイツらの絆は認めてやるよ。ただ今さら出てくるアレか? ジジイだろ二人とも。老いぼれが出てきて何がやれるんだ今頃。アイツらの仲のよさは認めてやるよ。兄弟、なあ。だから何だよ。遅えんだよ。俺らより仲がいいよって、俺らより絆が深いよっていうタッグチームいたら、見てみてえもんだな。ま、どこともやんねえけど。邪道外道よお、タカタイチ興行イン・ブルーフィールドだったらやってやるよ(笑)。待ってるぞ、バーカ!」
【ロメロ、バレッタ、外道の話】
ロメロ「やられちまった、ゴメンゴメン」外道「大丈夫か?」
バレッタ「鈴木軍はいつも反則ばかりで勝ってるじゃないか!」
ロメロ「アイツら、俺たちのベルトを奪いやがった! 許せねえ!」
外道「オマエらさえよければ、俺と邪道で鈴木軍に挑戦したい」
ロメロ「大丈夫だ。CHAOSはブラザーだから。オマエらがベルトを獲ったら、今度は俺たちのターンだ」
外道「OK。CHAOSはブラザーだからな」
ロメロ「ベルトを取り返してくれ!そしたらCHAOS対CHAOSでタイトルマッチだ!(帰りながら)少し休みたいんだけど」
バレッタ「ダメだね」
◇第4試合◇
▼ブリティッシュヘビー級選手権試合/60分1本
[挑戦者]○ザック・セイバーJr.(12分36秒 片エビ固め)[王者]×柴田勝頼
※PK
☆柴田が防衛に失敗。ザックが新王者となる【鈴木、ザック、タイチの話】
※鈴木軍が揃って、コメントブースに引き揚げてくる
鈴木「焦んなって。ちょっと待て」※ザックがコメントブースに戻ってくる
鈴木「コッチだ。(※記者陣に向って)は・く・しゅ!」ザック「ヘイ、俺に拍手はないのか?」
鈴木「気分はどうだ?」
ザック「最高。(※床に置いたベルトを指しながら)金と銀のベルトを見ろよ。俺はこれをもっと獲る。言いたいことは1つだけ。今、シバタに、俺は簡単に勝った。俺の次の目的は、ゴトー。俺は柴田の友だち、ゴトーとやりたい。俺はゴトーとやる!」
鈴木「オイ、何勝手に終わったことにしてんだよ。新日本。だから言ったろ?どんな手を使っても、1つずつ、1つずつ、すべて、かき集める。全部って言ったら、全部だ!覚悟しとけよ、新日本!俺たち鈴木軍」
全員「イチバーン」
タイチ「もう(ベルト)5本もあるぞ。早ぇな」
【柴田の話】「今、なんか、失ったものがベルトだけじゃない、そんな気分で……。去年から散々、イギリスに行って。ザックと試合をするたびに、感じるもの、通じ合うもの。闘った中で会話してる。勝手に俺の中で、ザックだけが、友と呼べる存在だと思ってたんですけど、それすらも失った。そんな気分です。俺たちの、俺とザックの、1対1の闘いだと思って、何も邪魔されることなく、日本で俺が去年からやってきたこと、試合で見せられると思ったら、そうもいかず。結局、海賊の親分の手のひらの上。そんな気分だよ、今。あークソ……。悔しい。なんか、今まで味わったことのない悔しさ。なんだこれ、屈辱? まあ、プロの世界なんで、向こうが1枚上手だった、ただそれだけのことだけど、俺にとって、今回奪われたものは、果てしなくデカい。後楽園でタッグで当たって、いざ鈴木みのると1対1。そんな舞台が整ったと思ったら、ここに、こういう形で繋がってたとは思わなかったよ。すべては、1つ。道はすべて繋がってる。改めて、そんなことを感じた一戦でした。俺からは以上です」
◇第5試合◇
▼IWGPタッグ選手権試合/60分1本
[挑戦者組]天山広吉 ○小島聡(12分28秒 片エビ固め)[第73代王者組]×矢野通 石井智宏
※ラリアット
☆矢野&石井が3度目の防衛に失敗。天山&小島が第74代王者となる【天山、小島、永田、中西の話】
※永田、中西に祝福されながらテンコジが入ってくる。
天山「なんなんやろうね、これね、やっぱ(永田と中西の)二人が背中を押してくれたっていうか、なんちゅうのもう、いつも以上にこのタイトルマッチ、やらないかんなって。昨日一昨日って、そういう展開で挑戦できて、ベルトまで獲って、棚からぼた餅ちゃうけども、すーごい最高ですよ!いつチャンスが回ってくるかって、何年も挑戦もしてなかったし、ここで挑戦って決まったときは、ここ一発で取らないとまたチャンス巡ってこない。そう思ったっすね。でも本間君の負傷があって、こんな形でチャンスもらったっていう、うれしいような悲しいようなね。でも本間君がまた近いうちにカムバックして、そのときはまたこのベルトを持ってる俺らにどんな反応するか、楽しみですけど、とにかく、本間君には早く新日本のリングに帰ってきてほしいなって」※ここで中西、永田を交えて4人で写真撮影後
天山「(IWGPタッグ戴冠は)何年ぶりやの? 忘れてもうたわ。(3年4ヶ月ぶりと聞かされ)そんな……。めっちゃ長い感じするね、やっぱり。もっと昔の出来事のような。今日またこのベルト獲って、この後どうなるか。自分自身楽しみですよ。こっからまた引っかき回して、新日本プロレス、タッグチャンピオンとしてやりたいっすね、しっかり。ありがとうね、永田」永田「おめでとう!」
天山「彼ら二人が檄を飛ばしてくれてね、それに応えることができて、最高でした。ホンマありがとう!なあコジ!」
小島「ありがとうございました!」
――試合中、こけしが出る場面もありましたが?
小島「こんな言い方していいのかわかんないけど、このベルト今回獲って、うれしいとか喜びとか、ありません。それはやっぱり本間のことがあるから。俺らはこのベルトを本間が帰ってくるまで守りたいと思ってる。それがこのベルトを獲った俺と天山の使命だと思ってる。その使命感だけは強く持ってやっていきたい。今日応援してくださった皆さんのためには、ベルトを守るという、その使命感でいっぱいです。喜びとかうれしさとかは、正直言ってありません。今回こういう経緯でベルト挑戦できたので。ただ、ある意味3日前、沖縄大会で、誰が3日後にテンコジがベルトを持ってると思いましたか? たぶん誰一人、世界中の誰一人として、いなかったはずだ。なぜなら、オレと天山も、持ってると思わなかったんだ。な、そういう面白さがプロレスにはある。ホントに一寸先は闇だ。どんなことがあるかわからない。本間のケガもそうだし、俺と天山が挑戦したこともそう!そして、俺と天山がベルトを獲ったこともそうだし、いろんなこと、サプライズばっかりだけど、それがプロレス人生の面白さだと思って、これからもまた頑張りたいと思います。ありがとうございました!」――やっぱり真壁&本間組の挑戦を受けたい?
小島「本間がこれを見て悔しいと思ってくれることを信じて、俺と天山のベルト姿を見て後悔してることを信じて、悔しがってる気持ちを信じて、それまで頑張って持ち続けたいと思います!」◇第6試合◇
▼30分1本
○内藤哲也 SANADA EVIL BUSHI(11分44秒 エビ固め)棚橋弘至 マイケル・エルガン ×ジュース・ロビンソン KUSHIDA
※デスティーノ◇第7試合◇
▼IWGPジュニアヘビー級選手権試合/60分1本
[第76代王者]○高橋ヒロム(17分42秒 片エビ固め)[挑戦者]×田口隆祐
※TIME BOMB
☆ヒロムが2度目の防衛に成功(試合終了後)
ヒロム「オイ、次の挑戦者まだかよ? こうしてリングで待ってやってんだ。おい、このベルトほしくねえのか? ああ? 俺に負けるのがそんなに怖いか? 新日本プロレス、俺に刺激的な敵を、もっと、もっと、もっと、もっと、もっとー!(と「もっと」連呼、入場口にKUSHIDAが登場。)」KUSHIDA「ヒロム! たしかにオマエが海外から返ってきて、ジュニアがおもしろくなってきたよ。前回、悔しい思いをしたここ大田区で、大田区出身のKUSHIDAが、このベルトに挑戦表明してやる。監督の敵は俺が打つ!」
【ヒロムの話】「KUSHIDA! KUSHIDA! KUSHIDA! この、新日本ジュニアからの挑戦者、おまえしかいないのか? ハハッ、笑っちゃうよ。みんな俺に負けるのが怖いのかなあ。まあ、わからなくもないよ。でもさあ、KUSHIDA! 俺に負けたこの3ヶ月の間、お前何してた? お前はチャレンジャーの資格あるのか? ああ、いいよ。挑戦するなら挑戦するでいいけどさあ、おまえ、俺に一回負けてるの覚えてるかあ? 次、もし、負けたら…その恐怖心は、その恐怖心は、おまえにはないのかなあ? KUSHIDA、いいよ、挑戦させてあげるよ。その代わりぃ!次、次ぃ!負けたら、おまえは終わりだぞぉ!わかるか、俺の言ってる意味がわかるかぁ? 次!KUSHIDA、俺の、俺のベルトに挑戦してきて、負けたらぁ…ホントに終わりだ!その覚悟があるなら、このベルトに挑戦してこい。俺は待ってるぜ。その代わり、俺を!もっと!もっと!もっと!もっとぉ!過激に!もっと!もっとぉ!たーのしませてくれよな! ハハハハハハ!
……あ、それから、田口さぁん。あなたに、怒れって言ってた意味が、わかりました? 俺は、絶対にこのベルトを防衛したかったんすよ。でも、今の田口さんは恐ろしい存在だってことが自分でも分かってましたから、俺はアンタを怒らせて、昔の田口隆祐を出させたかったんすよ。昔の田口隆祐なら攻略は簡単だと思ったから、ずーっと、試合前まで、怒れ怒れ言ってたんだよ!まんまと、まんまとあのバカ引っかかりやがった!ハハハハハハ! 全ては、全てはさあ、俺の頭の中に戦略、描かれてたんだよ最初から! 惜しかったねえ田口さん。あのまま自分を貫き通してたら、ギブアップしちゃったかも。ハハハハハ!俺の方が少しだけ、インテリジェントだったってことですかね。ハハハハ!ハハハハハ!ハッハハハハァ!(高らかに笑いながら去る)」【田口、KUSHIDAの話】
※田口がコメントブースに登場、息を切らして座り込む。
田口「駆けてましたでしょうか…駆けてましたでしょうか…天高く…飛んでましたでしょうか…高橋ヒロムの足元にも届かなかったかな…? そんな印象…。俺は…壁まで…生死をかけて…戦えるように…頑張ります…。せっかくいい勢い、いい調整ができて闘えたので…このままの勢いで…2ヶ月後に開幕する…『SUPER Jr.』…このままの勢いで…いや、これ以上の勢いで…去年準優勝…今年は優勝できるように…。ヒロム…いや、高橋ヒロムさんという強敵が現れましたんで…今年の『SUPER Jr.』は…ますます面白く…なってきました…。
TIME BOMBER…TIME BOMBERは…こんなにあっさりパクられるとは…思わなかった…。TIME BOMBERは…高橋ヒロムさんにお譲りしますよ…。僕からのプレゼント…凱旋祝い…TIME BOMBER…どんどん使って…もっと上に行ってください…。そして僕は…もっともっと高みに行って…また…挑戦しますよ…。タグチジャパンも、まだまだ続きますよ。侍ジャパンも…頑張ってください…。(起き上がる)タグチジャパンは…侍ジャパンを応援しています! ありがとうございました」
※田口が帰るところにKUSHIDAが登場)KUSHIDA「(田口に)お疲れ様でした。ヒロム!お前はこう言うだろうなあ。もっと!もっと!もっと!俺を楽しませろと。どのツラ下げて言ってんだ!顔じゃねえんだよ!楽しませるつもりは俺は一切ないから。東京ドーム、一回俺に勝っただけで、俺を超えたつもりか? 自分の明日は、俺が自分で決める。次の挑戦者は、俺だ!」
◇第8試合◇
▼NJPW旗揚げ45周年記念試合/30分1本
○オカダ・カズチカ(27分3秒 片エビ固め)×タイガーマスクW
※レインメーカー(試合終了後)
外道「アニメから飛び出して来たヒーローでもよ、レインメーカーを止めることはできねぇ! たとえそれがよ! 『NEW JAPAN CUP』の優勝者であろうと、もう! 2度と! 誰1人、レインメーカーを止めることはできねぇ! 何でかわかるか、オイ!?(※場内騒然) …レェ~ベェルが違うんだよ、コノヤロー!(※大拍手) 創立45周年記念大会の最後はよ、もちろん、この男の言葉で締めてもらおう。完全無欠のIWGPヘビー級チャンピオン、“レインメーカー”オカダ・カズチカだ(※大拍手&『オカダ』コール)」オカダ「みっつ、言わして下さい。ひとーつ! 新日本プロレ45周年、45歳の誕生日おめでとう(※大拍手)。ふたーつ! タイガーマスクW(ダブル)、もう覚えた(※場内笑)。みんな、ワクワクしたでしょう?(※大拍手) 楽しかったでしょう?(※大拍手) またやりたいねぇ。まあ、現実もいいけど、みんな『タイガーマスクW』、アニメも見てね!(※場内笑&大拍手) みっつ! 『NEW JAPAN CUP』…のことはいいや。特にありません!(※大拍手)…と、言いたいところだけどな、この俺がいる限り、新日本プロレス、50周年、55周年、60年……100年、1000年……言いすぎかな!?(※場内笑) ま、そのあいだ、俺がいる限り、新日本プロレスにカネの雨を、しっかり、降らしてやるからな。新日本プロレスはな、永遠に不滅です(※大歓声)。というわけで! 俺がいる限り!! ここ新日本プロレスに!! カネの雨が降るぞーー!!(※大歓声)」
【オカダ、外道の話】
――自ら指名して闘った試合でしたが?
オカダ「自分で指名しておいて、言うのもアレですけど、キツい闘い、ここまでやるとは思ってなかったです」――この歴史的な日に、自分の強さを示したことについては?
オカダ「この旗揚げ記念日のメインは、どのメインもそうですけど、やっぱり強い者が、チャンピオンが、立つリングだと思ってますので。まぁ僕しかいないでしょ。今、この旗揚げ記念日、新日本プロレスの代表は、僕しかいないでしょ」――リング上では、『NEW JAPAN CUP』に関して、「特にない」とのことでしたが?
オカダ「次のシリーズは、『NEW JAPAN CUP』。僕、普段あんまりリーグ戦、トーナメント見ないんですけど、今回は毎日公式戦あるみたいなので、一試合、一試合、余裕をもって、楽しみながら、見させてもらおうかなと思います」――「新日本プロレスは永遠です」とリング上で言っていたが、どういう思いで?
オカダ「僕がいれば、新日本プロレス……、もうずっと前から、それこそ40周年の時から言ってますよ。俺の名前だけで、新日本プロレス食わせてやるようにしてやる、って言ってますんで、それを実行するだけです」――改めて、タイガーマスクWの実力は?
オカダ「危険な技だけでなく、一発一発蹴りも鋭いですし、技も的確にきてたので。僕もここまで長く闘うとは思ってなかったですから。苦戦しました」――再戦については?
オカダ「Wがその気があって、ここまでの闘いをして、それで終わりならそれでいいし、目指すものがあるなら、俺はその目指すもの持ってますので。目指してきてもいいんじゃないかなと思います」――3年前の旗揚げ記念日のメインも、オカダ選手が勝って、今回も勝利で締めた。特別な思いは?
オカダ「さっきも言ったように、新日本プロレスの代表が、アイコンが、立つべき場所だと思いますので、僕しかいないでしょ。他のヤツは良いのか?とは思いますけどね。そのままで良いなら、そのまま、楽な生活、楽なレスラー人生を送ってくれ。ただ、俺こそが、旗揚げ記念日でも、東京ドームでも、どこのメインイベントでも、立ちたいって言うんだったら、『NEW JAPAN CUP』優勝して、この俺に挑んできたらいいと思います」――「ワクワクする試合をしたい」と言っていましたが、自分の指名したカードで超満員札止めになったことについては?
オカダ「単純に、僕も、ワクワクした試合、1月ケニーとやって、2月鈴木さんとやって、僕自身がワクワクするような試合を、楽しめるような試合をしたいなと思っていただけで、それがお客さんにも伝わったと思うんですけど。ワクワクだけじゃ、楽しいだけじゃ、終わらない一戦でした。キツかった。強かった。俺ほどではないけど」外道「いいかな?」
オカダ「アニメのことはいいですか?」
外道「最後、一言言っときなよ」
オカダ「この闘いをしっかり、アニメでも再現してもらいたいな、と」
――アニメ化しますか?
オカダ「アニメ化というよりも、この試合を見て、『タイガーマスクW』みんな見るでしょ。興味を持ってもらえたと思いますし、アニメでもぜひ、オカダvsタイガーマスクW、やってもらって。アニメと実際のプロレス、どっちが面白いか、そこでも勝負しましょうよ。今日の試合、何分ですか?」――27分です
オカダ「27分。テレビちょうど良いじゃない。再現してもらいましょう。ありがとうございました」今年で45周年目を迎えた新日本の旗揚げ記念日のメインはオカダの指名でタイガーWとのシングル戦となり、今回はノンタイトルということで30分1本勝負で行われた。
序盤はグラウンドの攻防からドロップキックは相打ちになるも、オカダがタイガーWをコーナーに据えて下からのドロップキックで場外へ追いやると、鉄柵外へ出してからリング下をダッシュしての鉄柵越えボディーアタック、リングに戻ってからはジャベなどで首攻めを展開する。
スタミナをロスしたタイガーWだったがフライングクロスチョップからミドルキックの連打、フランケンシュタイナーで流れを変えると、場外へ追いやったところでタイガーWがバミューダトライアングルを発射、リングに戻ってスワンダイブ式ミサイルキックを放つなど流れを変えたかに見えたが、オカダはエルボーからDDT、飛び起きたところでランニングエルボースマッシュと放っていくが、タイガーWは打点の高いドロップキックで応戦してタイガードライバーを狙うも、オカダはリバースネックブリーカーを決め主導権を渡さない。
オカダのドロップキックを自爆させたタイガーWはその場飛びムーンサルトを投下するも、オカダも丸め込み合戦からレッドインクで捕獲、再びスタミナを奪ったところでダイビングエルボードロップからレインメーカーを狙う。
しかしかわしたタイガーWはジャーマンで投げると、ソバットコンポ、パワースラムからセカンドロープからのムーンサルト、ハイキックでダウンを奪うが、タイガーWもスタミナをロスしているせいかダウンして追撃できない。
エルボー合戦からオカダがエルボースマッシュを放っていくが、オカダはタイガーWを足蹴にするように何度も蹴りつけると、タイガーWに狂気が宿りナックルを浴びせて蹴りつける。レフェリーが制止に入るとタイガーWは突き飛ばすが、これを逃していなかったオカダはジョン・ウーを発射、ナックルを浴びせるタイガーWにドロップキックを放つ。
オカダは再度レインメーカーを狙うが、かわしたタイガーWはレインメーカー式ハイキックを浴びせ、腕を掴んだままでハイキックの連打を浴びせるとシットダウン式ラストライドから、コーナーの競り合いでタイガーWがエプロンに出されると、タイガーWは飛びつき雪崩式フランケンシュタイナーを狙うが、堪えたオカダは雪崩式ツームストーンパイルドライバーを狙う。しかし前へ着地したタイガーWはオーバーヘッドキックを発射、雪崩式タイガードライバーを敢行してからタイガーラストライドを狙うも、着地したオカダはレインメーカーを炸裂させる。
腕を離さないオカダはレインメーカーを再度炸裂させるが、もう一発はかわしてタイガーWがオーバーヘッドキック、しかし旋回式ダイビングボディーアタックをキャッチしたオカダはジャーマンからのレインメーカーで3カウントを奪い勝利を収めた。試合後はオカダはタイガーWに手を差し伸べるもタイガーWは払いのけ、再度組み合おうとするが意識が飛んでいるのか倒れてしまい、オカダが大会を締めくくった。
本音で言うと良い意味で期待を裏切ってくれた試合、今回はアニメのキャラ相手に相手するのか、華試合ということでフルタイムに終わるのではという声もあった、しかし内容的にはオカダがタイガーWではなく正体である"I"の良さや狂気をギリギリまで引き出して勝利、堂々のエースぶりを見せつけた。
しかし今年に入ってからのオカダは常に自分のペースを保つ安定した試合運びぶりから、ケニー戦、鈴木戦といい相手の良さをギリギリまで引き出して勝つというエースらしいスタイルに変わりつつある。昨年10月の丸藤正道戦が一番の契機になったのか、エースらしい試合をすることで評価を受けつつある。セミのIWGPジュニアヘビー級選手権は挑戦者の田口が素早く足を奪ってアンクルホールドを狙うなどして牽制するが、ヒロムもロープワークの攻防で掟破りのヒップアタックを放つなどして逆に牽制、しかし断崖式エビ固めを雷電ドロップで押し潰した田口はエプロンダッシュのミサイルヒップを発射し、リングに戻ってもアンクルホールド狙いを見せ球にして腿パットを放っていくも、ヒロムはヒップアタック狙いをアトミックドロップで迎撃してから腰攻めを展開、田口が場外の転落してもエプロンダッシュのドロップキックで追撃するなど形成を逆転させる。
リングに戻ってから腰にランニングニー、逆片エビ、掟破りの腿パットから腰クネとかつての田口ムーブで挑発するが、、田口はトペレセルサ式ヒップアタック、串刺しヒップアタックの連打、ギタってスライディングヒップアタックで流れを変え、ブルーサンダー、アンクルホールド狙いはヒロムが逃れ、突進したところでスパインボム、サラマンダーから張り手合戦になると、田口の表情が変わり張り手の連打だけでなく蹴り倒すなどシリアスな攻めへと変わる。
田口はどどんからオーマイ・ガー・アンクルで捕獲すると、延髄斬りからブレーンバスターの体勢から前へ投げ、ハイフライフローはヒロムは剣山で迎撃するとコーナーへフロントスープレックス、TIME BOMB、コーナーへのデスバレーボムからTIME BOMB狙いは田口がアンクルホールドで切り返し、ヒロムが張り手も田口は飛びつき腕十字からアンクルホールドへ移行するなどヒロムを追い詰める。
田口は投げ放しタイガースープレックスから新技タイムボンバーを炸裂させると、どどんジエンドを狙うが、回転エビ固めで切り返したヒロムがラリアットを決め、最後はコーナーへのデスバレーボムからのTIME BOMBで3カウントを奪い王座を防衛した。試合後には挑戦者を募るヒロムに前王者のKUSHIDAが登場して再戦の権利を行使した。
内容的には序盤は田口が余裕で試合を進めて行くも、張り手合戦から途端にシリアスとなり厳しい攻めを見せたことで違う一面を見せたが、最終的にはヒロムに振り切られてしまった。IWGPタッグ選手権は王者組が真壁、本間組の代わりに挑戦した天コジを分断し、小島を捕らえて先手を奪うが、天山が石井に頭突き、マウンテンボムで流れを変え、小島もいっちゃうぞエルボーは阻止されるも、本間の魂が宿ったかのように石井に小こけしを投下して流れを変える。
終盤には乱戦となり矢野が急所打ちから石井のラリアット、矢野が丸め込みと連続技で小島を追い詰めるが、天山が間一髪カットし、ならば矢野は天山にシーソーホイップから石井がラリアットを狙うも、天山もこけしロケットで石井を迎撃してから、小島が矢野にラリアットで3カウントを奪い勝利を収め、約3年ぶりに王座に返り咲いた。ブリティッシュ選手権は序盤は静かなグラウンド中心の試合となるも後半からザックがジム・ブレイクス・アーム・バーで追い詰めにかかり、柴田のジャーマンに対しザックはジャパニーズレッグロールクラッチ、柴田のスリーパーをヨーロピアンクラッチで丸めこむ。
ザックのPKをキャッチした柴田はジャーマンで投げスリーパースープレックスで投げたところで鈴木が乱入、柴田は構わず12年前を忘れていないということで逆落としで投げてから鈴木に襲い掛かる。しかしそこでスミスも乱入すると鈴木が柴田をスリーパーからのゴッチ式パイルドライバーで突き刺し、鈴木の指示を受けたザックがPKで3カウントを奪い王座を奪取するだけでなくザックも鈴木軍入りとなった。
NOAHを主戦場にしていたザックは鈴木軍とも渡り合っていたが、おそらく黒幕は同じイギリス系のスミスか、柴田は鈴木の仕掛けの前にしてやられる結果となった。IWGPジュニアタッグ選手権は鈴木軍ジュニアが奇襲でスタートし、ロメロを捕らえて主導権を握るも、ロッポンギは連係で反撃し金丸を捕らえコンタクトキラーを決める。しかしストロングゼロ狙いは、セコンドのあべみほさんからベルトを手渡されたタイチが一撃してカットすると最後はハイボールWを決めて3カウントを奪い王座奪取、試合後は邪道、外道が現れ挑戦をアピールした。
最後に3月4日の沖縄大会で負傷した本間朋晃の近況が三沢威トレーナーより報告され、症名を「中心性せき髄損傷」と発表したうえで、命に別条は無く、手足に麻痺が残る状態ながら良化がみられることが明かされた。日常生活にはすぐ戻れそうだが、後はレスラーとして復帰するまでどれくらい時間がかかるか・・・
3年半ぶりにIWGPタッグ王者になりました‼
コジ、ありがとう(*^▽^)/★*☆♪ pic.twitter.com/DLTMxGe4yi
— 天山 広吉 (@TENZAN323) 2017年3月6日大田大会、終了。
テンザン、ありがとう。
応援して頂いたファンの皆様、ありがとうございました。
あと…本間、早く元気になれよ。早くしないと、俺がこけし、使っちゃうぞ(ウソ)? https://t.co/uqt0zH8dOh
— 小島 聡【SATOSHI KOJIMA】 (@cozy_lariat) 2017年3月6日Welcome SUZUKI GUN !!! https://t.co/xaIKms472B
— 鈴木みのる (@suzuki_D_minoru) 2017年3月6日Welcoming @zacksabrejr to Suzuki Gun! White wearing British Brothers celebration
— Davey Boy Smith Jr. (@DBSmithjr) 2017年3月6日#clearlyonshakes habushu and Maca! pic.twitter.com/thrPKDGQS1
— Davey Boy Smith Jr. (@DBSmithjr) 2017年3月6日今夜はハイボールWで勝ったから…
ドライゼロ。。。 pic.twitter.com/LkOyCmhJ6p
— 金丸 義信 (@kmaru0923) 2017年3月6日ハイボールWで勝ったしな
よし、今日は
日本酒だ! pic.twitter.com/jXYvUVrpSj
— タイチ (@taichi0319) 2017年3月6日快感っ@njpw1972 #njpw #NJPW45th #IWGP #ノブタイチ pic.twitter.com/CX7KZqGcoe
— 阿部未歩(大田区) (@abemiho0110) 2017年3月6日よぉーしッ‼
コケシが前向きに回復してきたと発表があったッ✴⤴⤴ユックリ、ユックリで良いから焦らず帰ってこいッ✴コケシが帰ってきてからベルトは取り戻せば良いんだからょッ✴‼ pic.twitter.com/CdfHOCgHU1
— 真壁 刀義 (@GBH_makabe) 2017年3月6日本日は大田区総合体育館にて、新日本プロレス45周年旗揚げ記念日を、三森さんとゲスト解説席で観させていただきました!タイガーマスクW選手がオカダカズチカ選手に向かっていく姿…!胸熱くなりました!その様子は是非ワールドプロレスリングにて!#タイガーマスクW #njpw pic.twitter.com/BAdQfLI3pN
— 八代 拓 (@yashiro_taku) 2017年3月6日今日は新日本プロレス旗揚げ45周年記念大会で八代くんと一緒に実況席に座らせていただきました!
タイガーマスクW vs オカダ選手のメインマッチめちゃくちゃ盛り上がりました♪予測できないエネルギッシュな動きに感動しまくりでした(*´꒳`*)
— 三森すずこ (@mimori_suzuko) 2017年3月6日テレビ朝日アナウンサーのみなさんと、ミラノコレクションA.Tさんとやっしーと私。
今日は新作のタイガーTシャツ着ました♪かわいいんだこれが! pic.twitter.com/3T7YFd5UZX
— 三森すずこ (@mimori_suzuko) 2017年3月6日 -
試合中のアクシデントで本間朋晃が救急搬送される!
2月の月間MVP、ベストバウト、ベストシリーズ&興行の投票受付中です!投票はこちら→:https://t.co/QYlvokMQUX 投票よろしくお願いします! #プロレス月間MVP #prowrestling
— 伊賀プロレス通信24時 (@igapro24) 2017年3月3日新日本プロレス沖縄大会にて本間朋晃がアクシデントで救急搬送された
【ニュース】本間朋晃がアクシデントで救急搬送 https://t.co/rDtxt2NbBC #週プロモバイル #njpw pic.twitter.com/kfB7rlRBvX
— 週刊プロレス (@shupromobile) 2017年3月3日<週プロモバイルより>
3日、新日本那覇大会の第4試合に出場した本間朋晃にアクシデントが起きた。終盤、邪道のグリーンキラー(足をロープに乗せた状態でのDDT)を食らって動きが止まり3カウントを聞くと、試合後、ピクリとも動かなくなった。
三澤トレーナーがリングに駆けつけ、セコンド陣が本間のリングシューズを脱がす。本間は目が動き、三澤トレーナーの声に耳を傾けているようだが、首から下は感覚がないようで、引き続き体はまったく動かない。口は動いているが、言葉を発していたかは不明。
リングにはタンカも持ち込まれる。場内は本間の手当が続く中で休憩時間へ。
場内からは心配するファンから時おり「ホンマ」コールが飛ぶ。救急搬送のため、サードロープが外され、試合を終えた中西も心配そうにリングサイドへ。
勝敗が決してから約12分後に救急隊が会場に到着。救急隊は三澤トレーナーから経過を聞き、首を固定してセコンドたちとともに本間の体を持ち上げ、その下にタンカを滑り込ませる。本間はタンカに体を固定される。天山もリングサイドへ。
呼吸器もつけられた本間はタンカで会場外の救急車へと運ばれた。勝敗が決してから約21分後に救急車が病院に向けて出発した。
この日の本間は真壁刀義、マイケル・エルガンと組んで石井智宏、矢野通、邪道と6人タッグ戦で対戦したが、石井組が連係で本間を捕らえ、邪道がランニングバトンキックからグリーンキラーを決めるも、本間が動かなくなり、カバーした邪道とマーティ浅見レフェリーが異変に気づいたのか、とりあえずカウント3を叩いて試合を終わらせ、三沢威らトレーナー達が駆けつけAEDなど応急処置を施してから救急搬送されたという。
自分はこの一報を聴いたときはAEDが持ち込まれて意識不明という情報が出ていたが、週プロモバイルでは、本間は意識はあるものの全身が痺れている状態なため動けない状況のようだ。
おそらく原因は首から来るもの、本間はこけしなど頭突き系を多用することから、放った衝撃で本間自身も首に負担をかけていたはず、WRESTE-1の大和ヒロシも一直線(コーナーポストに、マットに背を向けて立ち、そのまま後頭部から落下するダイビング・ヘッドパッド。)を多用していたが、一直線を放った際に本間と同じように動けなくなり、救急搬送された事態も起きている。
新日本プロレス側から公式発表が出るまでは見ている側は安心できない、事態が起きてからは沖縄大会を中断することが出来ず、微妙な空気を一掃するために選手たちが懸命に盛り上げた。そしてメインを任された棚橋弘至、田口隆祐、KUSHIDAの田口JAPANの面々はエアバンドパフォーマンスを展開してから、棚橋が「改めて、今日はありがとうございました!(※大拍手) 皆さんにとって、新日本プロレスは楽しいひと時であって欲しい。そのために、俺たちは、毎日、鍛錬してます(※大拍手)。それでも、リング上のケガは起こります。だから、また来年、沖縄に…今年か! この沖縄に来るときは、全員そろって帰って来ます(※大拍手)。だから、皆さんのエネルギーを本間選手に送って下さい(※大拍手&大『本間』コール)。じゃあ最後にー!! 沖縄の皆さーーーん!! 愛してまーーす!!(※大歓声)」と叫んだ。自分も試合中のアクシデントで選手が救急搬送される事態に出くわしたことがあったが、それでも大会は進行され、選手たちが微妙な空気を一掃するために懸命に盛り上げていた。おそらく棚橋だけでなくオカダ・カズチカ、内藤哲也もファンを満足させるため、微妙な空気を一掃するのに懸命だったと思う。
新日本プロレス側から公式発表を待つしかないが、本間の無事や回復を祈るしかない
本間さんの無事を祈る! https://t.co/fgBt47yjoL
— Shinsuke Nakamura (@ShinsukeN) 2017年3月3日プロレスの技で安全なものは当然ひとつも無い。怪我から未然に身を守る為に我々プロレスラーは日頃から体を鍛えている。それでも防ぎようのない不運なアクシデントが起きてしまう場合もある。迅速な対応で搬送されたと聞いたので最小限のダメージで済んでくれれば。今はただ本間の早期回復を心から祈る
— ミスター雁之助 (@MrGannosukeFMW) 2017年3月3日