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伊賀プロレス通信24時「日常茶飯事(ちゃはんじ)」

略して「イガプロ!」、三重県伊賀市に住むプロレスファンのプロレスブログ!

相手の懐に飛び込んだオカダが柴田を降し王座防衛も…奇襲を仕掛けたKUSHIDAにヒロムが秒殺防衛!

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相手の懐に飛び込んだオカダが柴田を降し王座防衛も…奇襲を仕掛けたKUSHIDAにヒロムが秒殺防衛!

4月9日 新日本プロレス「戦国炎舞-KIZNA- Presents SAKURA GENESIS 2017」東京・両国国技館 10231人超満員札止め


<アピール、コメントなどは新日本プロレス公式HPより>
◇第0試合◇
▼15分1本
中西学 獣神サンダーライガー ○デビット・フィンレー(7分0秒 エビ固め)川人拓来 岡倫之 ×北村克哉
※Prima Nocta


◇第1試合◇
▼20分1本
○タマ・トンガ タンガ・ロア 高橋裕二郎 チェーズ・オーエンズ(8分40秒 エビ固め)真壁刀義 永田裕志 タイガーマスクW ×タイガーマスク
※ガンスタン


◇第2試合◇
▼20分1本
○YOSHI-HASHI ロッキー・ロメロ バレッタ(6分50秒 エビ固め)鈴木みのる エル・デスペラード ×TAKAみちのく
※カルマ


◇第3試合◇
▼IWGPジュニアタッグ選手権試合/60分1本
[第50代王者組]○金丸義信 タイチ(10分26秒 片エビ固め)[挑戦者組]×邪道 外道
※ディープインパクト
☆金丸&タイチが初防衛に成功


【金丸、タイチ、あべみほさんの話】
タイチ「(※コメントブースに現れるやいなや)オイ、ハイボールどうした、ハイボール。祝杯のハイボール!」


金丸「乾杯のハイボール!」


タイチ「今日はハイボール“シングル”だったな」


金丸「シングルで十分」


タイチ「“ダブル”出すまでもなかったな。シングルで終わっちまったよ。これで邪道外道終わりだ。だから言ったろ?テメェらが伸びる結果になるって。だからやめとけって言ったじゃねぇかよ、俺らは。優しさで。やめなって言ったんだ。いいぞ、邪道外道。このまま無様な姿晒して引退しても、もう1回やりますから、頑張らせてください、っていうのも。どっちでもいいよ。オマエらの好きにしろ。もう終わりだ」


金丸「終わった後もなんか2人出てきたけど、もう決着着いてんだろ。何回やっても一緒だよ」


タイチ「何回やっても一緒。だから、やる意味ねぇよ!……と言いたいとこだが、まぁやってやってもいいかな、なんて気はあるよ。アイツら潰したら、これでCHAOSジュニア終わりだろ?」


金丸「まぁ、とどめを刺すか」


タイチ「アイツらだって、2回連続(挑戦)受けてくれたし、俺らも鬼じゃねぇから、もう1回くらいやってやってもいいよ。ただな、それでCHAOSジュニア終わりだ。二度と、CHAOSジュニア出てくるな。邪道外道、ロッポンギフーリガンズ、それで終わりだろ。CHAOS制圧したら、次は……」


金丸「誰に行くかな」


タイチ「まぁ楽しみに見とけよ。おい、オフィシャルどこだ?おい、祝賀会あげろ、祝賀会。ハイボール用意しとけよ。なんで俺ら乾杯ねぇんだよ。ハイボール用意しろ。後日祝賀会用意しろ。オフィシャルでやれ!分かったか」


阿部未歩「女の子集めようよ」


タイチ「女子限定だ、いや男子もいいや。1人会費3万だ」


阿部未歩「高い(笑)」


タイチ「すぐやれ!すぐ企画しろ!祝賀会だ!分かったか。まぁ楽しみにしとけ。ジュニア全部、俺たちが制圧してやるから」


【外道、ロメロ、バレッタの話】
外道「(ROPPONGI VICEに)すまない、ベルトを奪って初防衛戦の約束をしてたのに、負けちまった」


ロメロ「無事に終わってよかった。それだけで大丈夫。俺たちが邪道の仇を討つよ。外道の仇も討つ」


バレッタ「ファンの仇もだ! タイチの相変わらずの反則にはもうウンザリなんだよ! ファンのみんなもそうだろう? あいつらぶっ飛ばしてやるよ! 木槌攻撃なんてオリジナルでも何でもない。もう負けられねえ!」


ロメロ「ファンはみんな何て言ってる? タイチはカエレ!タイチはカエレ!って言ってるだろう? ホントにタイチは帰った方がいいぞ!」


バレッタ「だから俺たちのタイトルマッチを組め!俺は今度勝てば4本目のベルトだ。ロッキーは34本目。ロッキーはよく負けるから34回もタイトルを獲ってんだ」


ロメロ「おいおい、そんなに言わねえでくれよ(笑)。とにかく俺たちは勝つだけだ。1・2・3・ナカスゾコノヤロウ! 1・2・3・シバクゾコノヤロウ!」


◇第4試合◇
▼30分1本
○ケニー・オメガ バットラック・ファレ(10分15秒 片エビ固め)×石井智宏 矢野通
※片翼の天使


◇第5試合◇
▼30分1本
棚橋弘至 ○ジュース・ロビンソン 田口隆祐 リコシェ(11分30秒 片エビ固め)×内藤哲也 SANADA EVIL BUSHI
※パルプフリクション


(試合終了後)
ジュース「ナイトウ! アイ、チャレンジ、ユー! IWGPインターコンチネンタルチャンピオンシップ!」


【内藤、EVIL、BUSHIの話】
内藤「(引き上げながら)ドロール(痛い)だぜ、カブロン!」


BUSHI「オイ、田口! 『たとえリマッチやったとしても、同じ結果になる』?  そう言ったよな? ホントにそうなると思ってるのか? どうせNEVER無差別級6人タッグベルト、次の挑戦者、誰もいないんだろ? だったら挑戦させろよ? お前らもリマッチして欲しいんだろ。リコシェ、田口、やられた分をたっぷりお返ししてやるからな。エンセリオ、マジで」


EVIL「棚橋!この俺ともう一度やりたいって? フン!お前みたいな終わった野郎は踏み台にもならねえが、やってやってもいいぞ。その代わり、完膚なきまでに返り討ちにしてやるよ。よく覚えとけ! THIS IS EVIL! EVERYTHING IS EVIL! 全てはEVILだ!」


◇第6試合◇
▼IWGPタッグ選手権試合/60分1本
[挑戦者組]○レイモンド・ロウ ハンソン(14分6秒 エビ固め)[第74代王者組]天山広吉 ×小島聡
※フォールアウト
☆天山&小島が初防衛に失敗、ロウ&ハンソンが第75代王者となる


【ロウ、ハンソンの話】
ロウ「いつか必ず夢が叶う時がくる、とはよく聞くが、これがまさに俺たちの夢が叶った瞬間だ。俺はプロレスを始めたその時から、新日本プロレスの過去の映像を見ながら、プロレスを勉強してきた。特にIWGPの大きな試合を見て、俺はやってきた。そして、今日、親友とこの両国で、IWGPのタッグチームのチャンピオンになることができた。文字通り、本当に自分にとっての夢が叶った瞬間であり、唯一の目的を達成できた。何人たりとも、このベルトを自分たちから取り上げることはできない」


ハンソン「ウォーマシンが世界を制圧するんだ」


※ウォーマシンがカメラに向かって決めポーズを取っていると、突然、ゲリラズ・オブ・デスティニーの2人が現れる。
ロア「親友か? それは良かったなぁ。ベルトを獲れたことも良かったな。ただ、そのベルトはかつて俺たちが持っていたものだ。そのベルトを奪われた後で、再戦のチャンスもないまま、この時がきてしまった。」


トンガ「ハンソン、ロウ。オマエたちは、今どこにいるか分かっているか?ここは俺たちのテリトリーだ。俺たちの陣地にオマエたちはいるんだ。GODが本来なら、このベルトを持っているはず。だから、それを返してもらう。どれだけ年老いたタッグチームに勝ったところで、俺たちに勝たないで、真のチャンピオンとは言えない」


ハンソン「なんだと。俺たちに挑戦したいのか?今まで見てきた中で、俺たちがどれだけの力があるか分かっただろ?それを承知の上なら、かかってこい。誰であれ、このベルトに挑戦する権利はあるはずだ」


ロウ「1番初めにオマエたちが言ったことが、すべてを物語っている。過去にベルトを持っていた。それは、過去の話だ。今このベルトは、俺たちの肩にかかっている。もし欲しいなら、奪い取ってみろ」


ロア「俺たちが必ず勝ってみせる」
※と言って、トンガ、ロアはコメントブースを去った。


ハンソン「いつでも!どこでも!ウォーマシンが最強だ」


【天山、小島の話】 
小島「(倒れ込んで)頭が真っ白だ。頭が真っ白だ。燃え尽きた。燃え尽きたっていうことは、それだけ、それだけ頑張ったってことだろ。またチャンスは巡ってくるさ。いつか絶対またチャンスは巡ってくるよ。今日みたいに出し切った試合をすればまたいつかチャンスは来る。ありがとうございました!」


天山「コジは燃え尽きたって言ってるけど、俺は完全に燃えかすにはなってないよね。コジはああいう気持ちかもしれんけど、俺はまだまだピンピンしてる。彼を助けられなかった俺は、自分も責めるけど、でもね、チャンスあったらもう一回やと思ってるし。こんな負け方、そりゃあいつらのフィニッシュが決まったかもしれんけど、俺は何ともできないっすよ。もう一回、チャンピオンの権限としてやね、もう一回。見てるお客からしたらおもろないかもしれんけども、もう一回、もう一回や。俺らしつこいからね。コジはああ言ってるかもしれんけど、とことんいったるって。3年以上ぶりにベルト獲って、こんな負け方したら、俺からしたらあり得ないって。まだまだやりたいことあるから。テンコジでやり残したこといっぱいあるから。それやるためにあのベルトが必要やったんや。今日はたまたま、アクシデントですよ。WAR MACHINE、試合終わってから、あんな礼儀正しいの見たの初めてですよ。でもね、あれぐらい豪快で、体もデカい、よく動く、パワー、テクニック、エブリシング揃ってるからね。言い訳できないけども、でももう一回チャンスくれって。もう一回、あのベルトに挑戦するチャンス。このままでは終わらんって。それだけですよ」


――試合後に礼をされて、尊敬されてることについて
天山「日本の文化とか、あいつらいろんなことを勉強してるやろうし、ああやってお辞儀されたら、コノヤロウいいとこ取りやがって、って思いますよね。だからやっぱりチャンスが欲しいね。あいつらそんなお人好しなとこがあるんやったら、チャンスくれって言いたい。リング上で約束したからね。あいつらやったら絶対チャンスくれるでしょう」


――ベルトを巻いたことで気持ちが蘇った?
天山「そりゃもう、ベルトを持ってるのと持ってないのとでは、精神的にも肉体的にも全然違いますよ。やっぱりそれだけの重みっていうのは感じるっすね。ベルト失って適当な、宙ぶらりんな試合するわけやないし、もう一回腰に巻くためにも、あのベルトを狙いにいきたいね」


◇第7試合◇
▼NEVER無差別級選手権試合/60分1本
[第15代王者]○後藤洋央紀(16分16秒 片エビ固め)[挑戦者]×ザック・セイバーJr.
※GTR
☆後藤が3度目の防衛に成功


【後藤の話】「初めて、初めて、この俺から指名してやるよ。次、鈴木みのる。いつでも来い!」


【鈴木の話】
※鈴木は若手を蹴飛ばしながら引き揚げてくる
鈴木「ぶっ殺すぞコラァ!(立て札をぶん投げる)


◇第8試合◇
▼IWGPジュニアヘビー級選手権試合/60分1本
[第76代王者]○高橋ヒロム(1分56秒 体固め)[挑戦者]×KUSHIDA
※TIMEBOME
☆ヒロムが3度目の防衛に成功。


【ヒロムの話】
ヒロム「すぐわかったよ。KUSHIDAのやりたいこと。俺を秒殺しようだなんて、思ってたんだねぇ。わかりやすいなぁ、彼は。まんまと自分の作戦にハマって、まんまと俺のTIME BOMBの餌食になったな。言っただろ?もう、アイツの時代は終わりなんだよ。これでKUSHIDAも分かっただろ。アイツの時代は、完全に終わった。それは本人が1番よく分かってるはずだよ。ハハハ。まぁ……」


※言葉を言いかけて、いきなり泣き出す。
ヒロム「ごめんなさい……ごめんなさい……」


※床に座り込んで号泣し始める。
ヒロム「KUSHIDA、KUSHIDA選手の、KUSHIDAの、ファンの皆さん。彼を、終わりに、してしまって、本当に、すいませんでした。彼を、信じて、応援してくれた、ファンの皆さん。本当にごめんなさい。(※嗚咽が止まらなくなる)……僕からは、KUSHIDA選手に関しては、何もありません。本当にすいませんでした。時代を、1つの時代を、こんなに、簡単に超えちゃって、一言、申し訳ありませんでしたと、KUSHIDA選手に、伝えてください……(※突然顔を上げ、満面の笑みで)リーコーシェーーー!!!あーそーぼーーー!!!ハハハハハハ、ハハハハハハ」


 
【リコシェの話】「言いたいことは簡単だ。俺がIWGPジュニアヘビー級王座に挑戦する。あのベルトが欲しい。ヒロムは問題ばかり起こしてきた。それを終わらせるのが自分の役目だと思う。ヒロム、準備しておけ。お前のIWGPジュニアヘビー級王座に、キングである俺が挑んでやる」


◇第9試合◇
▼IWGPへビー級選手権試合/60分1本
[第65代王者]○オカダ・カズチカ(38分9秒 片エビ固め)[挑戦者/NJC2017優勝者]×柴田勝頼
※レインメーカー
☆オカダが4度目の防衛に成功


【ファレの話】「ウォウ・ウォウ・ウォウ! オカダ、待ってろよ! 俺が闘ってやる!」


 新日本今年最初の両国国技館大会のメインはIWGPヘビー級王者のオカダにNEW JAPAN CUP2017を制した柴田が挑戦、序盤は柴田がグラウンドを仕掛け、サイドポジションからマウントを奪い、また猪木アリ状態からローキックを仕掛けるなど、オカダにない格闘技の部分で揺さぶりをかけ、執拗に絡み付いて腕十字、執拗にヘッドロックで絞り上げるなどオカダのスタミナを奪いにかかる。
 エルボー合戦も柴田が競り勝ち、足四の字固めやリバースインディアンデスロック、弓矢固めとオカダの足を封じにかかるも、串刺しのビックブーツをキャッチしたオカダはコーナーに柴田をセットして下からのドロップキックを発射して流れを変え、鉄柵に固定してのハングマンDDTで柴田の首にダメージを与える。
 リングに戻ったオカダはジャベで首攻めを展開、サイドからの顔面へのスライディングキック、コーナーに押し込んで首筋にバックエルボーと攻め込むが、受け流した柴田は打って来いと迫り、再度エルボー合戦も柴田の強烈な一撃の前にオカダはダウンとなってしまう。柴田は串刺しビックブーツの連打、コーナーエルボーから顔面への低空ドロップキックを放つが、フロントネックチャンスリーへの流れがオカダは場外へ逃れるも、鉄柵にもたれるように座り込んだオカダの顔面に低空ドロップキックを放ち休む間を与えない。
 リングに戻った柴田はコブラツイストで捕獲しグイグイ絞りあげるも、オカダはオカダはフロントハイ、串刺しエルボーからDDTで飛び起き、かちあげ式エルボーと得意のパターンに持ちこみ、フラップジャックからダイビングエルボードロップを投下する。
 オカダはレインメーカーで勝負に出るが柴田は武者返しで迎撃、膝立ちとなった両者はエルボー合戦、立ち上がってエルボー合戦、柴田がナックルを放っているようなエルボーでオカダが怯み、オカダはエルボースマッシュの連打からリバースネックブリーカーを決めるが、オカダに焦りの色が見え始める。
 オカダはコーナーから座り込む柴田にダイビング式ジョンウーを炸裂してカバーも、柴田は下からのアームバーで捕獲、更にレインメーカー潰しを狙って右腕めがけてミドルキックを放ち、崩れかけるオカダの頭をはたくと、オカダの表情が変わり胡坐をかけば柴田も胡坐をかいて張り手合戦を展開、柴田が一撃もオカダはコーナーに押し込んで何度もストンピングを落とし、柴田の顔面に低空ドロップキックを放つ。
 オカダは突進も柴田がドロップキックで迎撃し、柴田はナックルからコーナーに座り込むオカダを何度も蹴り、サッカーボールキックからPKを狙うがオカダはドロップキックで迎撃、胡坐をかく柴田に低空のジョンウーを放ったが、柴田もジャーマンで投げビックブーツの応酬からオカダがジャーマンも互いに手を放さない。
 手を放さないオカダはレインメーカーを狙うが、耐え切った柴田は頭突きで自らの眉間を割って流血となるも、アントニオ猪木を彷彿させるような卍固めで捕らえ、グラウンド卍固めへと移行して絞り上げる。
 手を放さない柴田はショートレンジのPKを放ち、スリーパースープレックスからレインメーカー式張り手、レインメーカー式PK、ショートレンジのPKを乱打してPKを狙うが、手を放さなかったオカダはレインメーカーで迎撃しオカダがミドルを乱打してから再度レインメーカーを決め3カウントを奪い勝利、王座防衛となった。
 試合後には柴田はフラフラになりながらも意地を見せるかのように立って歩いて退場するが、勝ったオカダにNJC準優勝のファレが襲撃をかけ、外道やオカダをグラネードでKOすると、更にバットラックフォールを決めダメ押ししIWGP王座への挑戦を表明した。


 序盤はオカダにとって死角の部分である格闘技で柴田がオカダを揺さぶりにかけ、猪木を彷彿させるような攻めで昔ながらのストロングスタイルをオカダに叩き込んでいったが、終盤にはオカダが自ら相手の懐に飛び込んで柴田のフィールドである正面からのバチバチファイトに挑み、終盤も手を掴みながらの攻防では柴田も攻め込んではいたが、首の皮一枚まで耐え切ったオカダが振り切った。だがオカダも敢えて相手の懐に挑んでいった姿もまさしくストロングスタイルでもあり、オカダ自身のプロレスの幅も広がった。
 そのオカダにファレが襲撃をかけ挑戦を表明した。昨年のG1ではオカダも破り、NJC準優勝という実績があったものの、昨年は勝ったにも関わらず再戦はノンタイトルとなり、準優勝でも今シリーズでは第1試合でヤングライオン相手にシングルが組まれるなど、ファレにしてみれば納得しがたいものがあったと思う。
 ファレの挑戦には賛否があるが、オカダもファレを苦手にしているだけでなく、今回は積もりに積もった怒りもある、そういった意味ではファレの爆発力に期待が出てくる。


 セミのIWGPジュニアヘビー級選手権は入場しようとするヒロムに鉄柵越えのトペ・コンヒーロを浴びせると、リングに上がって早くもホバーボードロックで捕らえるが、強引に担いだヒロムはエプロンへ追いやり断崖式の回転エビ固めを仕掛ける。しかしこれで後頭部を痛打したのかKUSHIDAの動きが止まるとTIMEBOME、コーナーへのデスバレーボムからTIMEBOMEで3カウントを奪い秒殺で王座防衛、試合後にもダウンしているKUSHIDAにヒロムが蹴りつけるとリコシェが駆けつけ救出し王座挑戦を表明した。
 ヒロムのコメント通りKUSHIDAが速攻勝負を仕掛けたのか、そうだったとしても仕掛けたつもりが逆に速攻で敗れてしまった、KUSHIDAにとっても最大の屈辱であり、落ちるところまで落ちてしまったということになる。
 高笑いするヒロムにリコシェが挑戦を表明したが、破天荒なヒロムにトリッキーなリコシェはかなり高レベルな戦いになるのは必至か・・・


 NEVER選手権はザックが絡みつくような腕関節技で後藤の左腕を攻め、後藤もダイビングエルボーを投下するがキャッチしたザックはジム・ブレイク・アームバーで捕獲、腕へのオーバーヘッドキックから卍固めで捕らえたが、強引に担いだ後藤が牛殺しを決める。
 そこでデスペラードがレフェリーを引き付けている間に鈴木が乱入し、スリーパーからゴッチ式パイルドライバーを狙うが、リバースした後藤は牛殺しで鈴木を排除、最後は三角絞めを狙うザックを強引に担いでパワーボムで叩きつけると裏GTRからGTRで3カウントを奪い王座防衛。試合後には後藤の挑発に怒った鈴木が襲い掛かり大乱闘となった。ザックvs柴田戦と同じ手段で勝ちを狙っていた鈴木軍だが、同じ手は通用せず返り討ちに、それだけ鈴木は後藤を見下していたということなのだろうが、見下していた後藤にコケにされたことから鈴木も黙っているわけにはいかない、おそらくNEVER王座がかけられるだろうが、鈴木自身はベルト狙いより後藤への制裁狙いかもしれない。


 IWGPタッグ選手権は序盤は小島がウォーマシンに捕まるも、天山が孤軍奮闘して盛り返し流れを変える。ウォーマシンのフォールアウトを阻止した天コジはロウを天コジカッターから攻め込むがハンソンがカット、しかしハンソンのムーンサルトプレスが自爆すると小島はコジコジカッターで勝負に出るがウォーマシンの合体アバランシュホールドを喰らってしまう。
 それでもロウの膝蹴りをアゴに喰らいながらもラリアットを浴びせるがダメージでカバーに入れず、再度ラリアットを狙ったところでロウの膝蹴りを喰らってハンソンが入るとフォールアウトを喰らって3カウントでウォーマシンが王座奪取、バックステージでGoD(トンガ、ロア)が挑戦に名乗りを挙げたが、手強いチームにベルトが渡ってしまったようだ。


 IWGPジュニアタッグ選手権は久しぶりに鉄柵越えのギロチンドロップを披露した金丸が邪道をブリティッシュフォールで追い詰めるが、外道が入ってサンドウィッチキックを浴びせ、邪道がクロスフェース・オブ・JADOで捕らえてからカバーするも、カウントを叩くレフェリーをセコンドのデスペラードが阻止してから大荒れとなるも、ロッポンギヴァイスが駆けつけダブルジャンピングニーでデスペラードを排除する。
 再度勝負に出た邪道はグリーンキラーからクロスフェース・オブ・JADOで捕らえるも、今度はあべみほさんがレフェリーをひきつけ、金丸がギブアップしてのに気づかない。そこでタイチがマイクスタンドで一撃してから金丸がムーンサルトプレスを投下すると最後はディープインパクトを決め3カウントを奪い王座を防衛、試合後にはロッポンギヴァイスが前王者の権利を行使して挑戦を表明した。


 最後に第5試合の田口JAPANvsロスインゴの8人タッグ戦は内藤がジュースにブリティッシュフォールからデスティーノを狙うも、棚橋がスリングブレイドでカットに入ってから乱戦となり、内藤の急所蹴りを阻止したジュースが垂直落下式パルプフリクションで3カウントを奪い勝利、試合後も直接フォール勝ちを盾にしてインターコンチ王座挑戦を迫った。
 ジュースへの挑戦を拒み、タイガーWを挑戦者に指名しようとした内藤だったが、直接フォールを奪われたことで、挑戦を受けざる得ない状況となった。

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