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伊賀プロレス通信24時「日常茶飯事(ちゃはんじ)」

略して「イガプロ!」、三重県伊賀市に住むプロレスファンのプロレスブログ!

新日本も対岸の火事で済まされない!?労働組合の利権を巡ってCMLLに激震!

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新日本も対岸の火事で済まされない!?労働組合の利権を巡ってCMLLに激震!

CMLLが新日本プロレスにも何度も来日しているヘビー級王者のマキシモ・セクシー、ライトヘビー級王者のラ・マスカラの解雇、CMLLからの追放を発表、追放されたマキシモらは労働組合の代表の有力候補になったウルティモ・ゲレーロの車を破壊、その映像をSNSにて配信した。



「ルチャ・リブレ馬鹿は今日もプロテインです」より)>
 亡くなったブラソ・デ・オロは、CMLLの労働組合の代表を約20年にも渡って担ってきたが、次の代表を決めることになり、ウルティモゲレロが、正規の組合の代表を担うことになったのだ。


 どうやら、アルバラドファミリーは次の代表もアルバラドファミリーから選出されるだろうと考えていたところに、勝手にウルティモゲレロが代表に選出されたところから、今回の行動を取ったようである。労働組合のオフィスは、CMLLからは独立しているものの、アレナ・メヒコ内に存在している。


(中略)
 ブラゾ・デ・オロは最期まで組合の代表を務めていたが、後年は複数のルチャドールから非公式に、彼の黒い噂が流れていた。


 ブラソ・デ・オロは、労働者の権利を求められるのではなく、受け取った利益の公開を求められていた。また、興行収入を着服し、ルチャドールへの支払いを行わなかったという。また、不正なアンチドーピング検査によって、強制的に団体から追放するなどの処分も行ってきたという。


 ブラソ・デ・オロの家族は、全員が組合のために働いていた。CMLLの社員の話によると、彼らは労働者の連合とは考えておらず、彼ら家族のためのビジネスだったという。それ故、ブラソ・デ・オロの息子であるマスカラが次の労働組合の代表になるべきだと考えていたようである。


 ところが、次の代表が決まらなかった。組合の要項によれば、次の代表は投票により決まり、それは次長だったニトロなのである。


 問題が起こったのは、恐らく木曜日。マキシモとマスカラも出席していた会議だ。ウルティモゲレロはその場で、ブラソ・デ・オロ、そして、恐らくはマスカラと、その関係者について発言し、それがアルバラドファミリーの怒りを買う原因となったのだろう。


 ソーシャルネットによって拡散されたビデオは、CMLLにマスカラとマキシモが登場する予定だった興行の全てをキャンセルさせた。また、複数の情報筋によると、二人は既にCMLLから追放処分を受けたという。現在のところ、マキシモの最後のアレナ・メヒコでの興行は、5月27日土曜日に、闘龍門によって開催される予定のDragomanía XIIであり、マルコ・コルレオーネとタッグを組んで、ウルティモゲレロ、レイ・ブカネロとの対戦が組まれている。CMLLは、この興行が闘龍門の興行であるため、マキシモの登場を許すかもしれないが、まず間違いなく登場しないと断言できる。


 その間、ルチャドールは、ウルティモゲレロを次の組合代表にしたいと考えているが、パコ・アロンソ自身が、次の代表を決めるために、投票の妨害を可能な限り行うはずだ。


 マキシモらの追放の背景には、アルバラドファミリーつまり一族による労働組合支配があり、一族側であるオロが死去したことで、次期代表を巡って派閥争いが激化、一族側は一族側の人間を代表を据えて組合支配の継続を目論んだ。おそらくだがマキシモらの解雇=追放はクーデターに近い形で行われ、激怒したマキシモら一族側はゲレーロの車を破壊し、その映像をSNSに配信するなどして報復したということか…、一族側は長年にわたって組合を支配してきたが、長年にわたってのことだから反主流派も不満というものが相当溜まっていたはず、その不満の表れ一族側の排除に繋がったのかもしれない。


 メキシコでの話題でもあるが、この一件は対岸の火事ではなく提携している新日本プロレスを含めた日本マットにも影響が及ぶことは必至、ウルティモ・ドラゴンが主催するDragomanía XIにもゲレーロだけでなくマキシモが出場することになっているが、政敵であるゲレーロが出場するということでマキシモはキャンセルする可能性がかなり高く、またCMMLL代表であるアロンソ氏も選手側が推すゲレーロを支持していない(マキシモらによる車破壊行為も警備員は見てみぬフリ)ことから、双方の出方次第では新日本にも影響を及ぼす可能性も高いと見なければいけない。


 現在新日本にはドラゴン・リーが参戦しており、リーだけでなく新日本もCMLLの政変劇に気が気でないのかもしれないが、ショックだったのは日本では陽気なオカマキャラだったマキシモがこういった裏の顔を出してしまったことだ・・・・

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