忍者ブログ

伊賀プロレス通信24時「日常茶飯事(ちゃはんじ)」

略して「イガプロ!」、三重県伊賀市に住むプロレスファンのプロレスブログ!

崖っぷちの鈴木みのるが後藤を破りNEVER王座を強奪!ライガーがBOSJ卒業を宣言!

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

コメント

ただいまコメントを受けつけておりません。

崖っぷちの鈴木みのるが後藤を破りNEVER王座を強奪!ライガーがBOSJ卒業を宣言!

4月27日 新日本プロレス「Road to レスリングどんたく 2017 ~安芸の国 戦国絵巻~」広島グリーンアリーナ小ホール 1705人 超満員


<アピール、コメントなどは新日本プロレス公式HPより>
◇第1試合◇
▼20分1本
獣神サンダー・ライガー 川人拓来 ○岡倫之(8分28秒 逆エビ固め)タイガーマスク 北村克哉 ×海野翔太


【ライガーの話】「ふう……まあ、今日から参戦ということで、福岡とか別府とかありますけど、ボクの目はもう、『BEST OF THE SUPER Jr.』、この次のシリーズに向いてます。なぜなら、これはもう会社にも話を通して、ほぼ決定です。僕は今年、今回限りで『BEST OF THE SUPER Jr.』を卒業します。今年が最後の『BEST OF THE SUPER Jr.』になりますので、コンディションを整えて、ベストな状態で、もちろん毎年言ってますけど、優勝して、そして有終の美を飾りたいなと思います。これが今年の『BEST OF THE SUPER Jr. 24』が、ジュニア人生最後の『BEST OF THE SUPER Jr.』になりますので、ファンの皆さんも応援よろしくお願いします。しっかり優勝したいと思います。以上」


◇第2試合◇
▼20分1本
矢野通 ○ウィル・オスプレイ(5分6秒 片エビ固め)エル・デスペラード ×TAKAみちのく
※オスカッター


◇第3試合◇
▼20分1本
○天山広吉 小島聡 デビット・フィンレー(6分57秒 アナコンダバイス)タマ・トンガ タンガ・ロア ×チェーズ・オーエンズ


◇第4試合◇
▼IWGPジュニアタッグ選手権試合
[挑戦者組]ロッキー・ロメロ ○バレッタ(16分54秒 エビ固め)[第50代タッグ王者組]×金丸義信 タイチ
※ストロングゼロ
☆金丸&タイチが2度目の防衛に失敗、ロメロ&バレッタが第51代目王者となる


(試合終了後)
ロメロ、「タイチ、カネマル、鈴木軍とはこれで終わりだ!タイチ、カネマルはカエレ!俺たちが闘いたいのはヤングバックス! ヤングバックスよ、世界一のタッグチームを決めようぜ、ロッポンギ・ヴァイスサイコ~!(怒りが収まらないタイチが荒れ狂いながらの退場。)「サイン会をお願いします!」


【タイチの話】「1勝1敗だろ、これで。1勝1敗だろ? さあ、決定戦(決着戦)やろうか。1勝1敗だからまだ決まってねぇよ、どっちが強いか。さあ、次が決定戦だ。その前に、これから始まるものすべて、片っ端からグチャグチャにしてやるからな。終わんねぇぞ、鈴木軍は。だから俺は昨日、ノブに『飲むな』っつったんだ。『飲むな』ってあれだけ言ったんだ。試合には負けてねぇ、試合には。酒に負けたんだ。だから、お前らより酒が強ぇんだ。オイ、決定戦だ。やってやろうじゃねぇか」


◇第5試合◇
▼30分1本
○ジュース・ロビンソン 棚橋弘至 田口隆祐 リコシェ ヨシタツ(12分32秒 片エビ固め)内藤哲也 ×SANADA EVIL BUSHI 高橋ヒロム
※パルプフリクション


◇第6試合◇
▼30分1本
○バットラック・ファレ ケニー・オメガ 高橋裕二郎(13分28秒 体固め)オカダ・カズチカ 石井智宏 ×YOSHI-HASHI
※ツームストーンパイルドライバー


◇第7試合◇
▼NEVER無差別級選手権試合
[挑戦者]○鈴木みのる(24分19秒 体固め)[第15代王者]×後藤洋央紀
※ゴッチ式パイルドライバー
☆後藤が4度目の防衛に失敗、鈴木が第18代目王者となる


(試合終了後、鈴木は海野レフェリーからNEVER無差別級のベルト受け取ると、海野レフェリーを蹴散らす)
鈴木「(※会場から大ブーイング)オイ、そのブス、お前だ。オイ、息がクセェ。それ以上しゃべんじゃねぇよ。オイ、豚ヤローどもも口を開くんじゃねぇ。いまから俺がしゃべるんだ。このNEVERのベルトは、俺の手元に来た。なんでだ? なんで俺の手元に来たかわかるか? まぁ、豚にはわかんねぇよな。王様のもとに、宝はすべて集まるように、できてるんだよ。そうさ。これから一つずつ、一人ずつ、腕一本ずつ、テメェら全員。オイ、広島。テメェらも全員、あの世いきだよ。オイ、最後に教えてやろう。俺たち、鈴木軍、イチバーン!」


【鈴木の話】「(※乾杯用に用意されていた缶ビールを蹴飛ばして)なに呑気に酒なんいて用意してんだ、新日本。(※缶ビールを開けて、テーブルに叩きつける)だから(ベルト)獲られるんだ。(※2本目の缶ビールを開けてベルトにかける)おい、新日本プロレスよ、誰が取りに来る? 誰か取りに来い! それとも(NEVERのベルトは)俺の、酒のアテにしかならねぇか? さあ、ここからだ。ここからだ。おい、クソガキども、『鈴木軍はもういらない』『鈴木軍は時代遅れ』『鈴木軍なんて、新日本にはいりません』……ああ、そうですか。お前らには用がなくても、俺たちには用があるんだよ。それはなぜか? そう、お前たちが宝を持ってるからだ。お前たちの都合なんか、俺たちには関係ない。そしてお前たちを応援する、ここ広島のファンども、てめえらの意見も俺は求めちゃいねぇ。俺が求めてるのは、カネだ。さあ、これを元手に、次へ行こうじゃねぇか。そう、次は……どこかな? オイ、新日本のレスラーたちよ、この名前よく覚えとけ。(ベルトに)なんて書いてある? なんて書いてある? 『NEVER』……どういう意味だ? どういう意味だ? “決して後藤洋央紀のものじゃない”って書いてある。“決して新日本のものではない”、“決してお前たちに好きにしていいものじゃない”、“決して弱いものは手にするな”、そう書いてあるんだろ? だからこのNEVERは、俺のところに来たんだよ。わかるだろ? わかるだろ、この理屈。オイ? (※ベルトを眺めてから)無差別っていう……そう無差別、無差別……無作為、無謀。フフ、好きに使わしてもらうぞ、新日本。テメェらのやりたいようには、2度とさせねぇ。こっちはこのチャンスをず~っと待ってたんだ。ず~っと。あれから、1月にこの新日本にきてからず~っと、この瞬間を待ってたんだよ。この瞬間をな。俺の手に、どれでもいいんだ、来るのを待ってた。そう、これで俺が手を挙げる権利を得たんだ。俺の話を聞く耳を、お前たちは義務的に持たなくてはいけない。さあ、どうする? さあ、どうする、ニュージャパン・プロレスよ? 俺は、力でしか、認めない」 


 新日本広島大会第4試合のIWGPジュニアタッグ選手権は鈴木軍が阿部未歩さんを先発で出そうとし、絡もうとせず代わるがわる交代するなど焦らしまくり、場外でタイチが木槌を取り出して浅見レフェリーのチェックが入ろうとする隙を突いてデスペラードが介入するなど、鈴木軍がインサイドワークでロッポンギを翻弄、ロッポンギもタイチを捕らえようとするが巧みに逃げられ、逆にバレッタが捕まって鈴木軍ペースのまま試合が進む。
 再びデスペラードが介入すると、邪道外道が駆けつけてデスペラードを排除、タイチもバレッタに木槌での一撃を狙うが、かわしたバレッタがスーパーキックで反撃し、やっと交代したロメロも往復式ラリアット、両腕ラリアットで続く。
 ロッポンギは金丸を捕らえてダブルジャンピングニー、コンタクトキラーと合体技を決めるが、タイチがカウントを叩く浅見レフェリーを排除すると、シューズに木槌を装着しての天翔十字鳳を浴びせ、金丸もムーンサルトで続き、雪崩式での合体技を狙うが、ロメロが駆けつけて3人もろともコーナーから落とす。
 金丸はバレッタをトラースキックから投げ放しジャーマン、トルネードDDTと畳みかけ、ディープインパクトを狙うが、ロメロが雪崩式フランケンシュタイナーでカットし、最後はストロングゼロが決まり3カウントで王座奪還に成功、試合後には元王者のヤングバックスを挑発した。


 メインは後藤の保持するNEVER王座に鈴木が挑戦、4・9両国ではザック・セイバーJr.が後藤に挑戦し、鈴木自身が介入して加勢するも後藤の牛殺しに返り討ちにされるだけでなく、ザックも王座奪取に失敗。後藤の指名で王座挑戦となったが、鈴木にしてみればIWGPから格落ちの王座への挑戦は屈辱的でもあり、金丸&タイチがジュニアタッグ王座から陥落し、鈴木軍もランス・アーチャー、飯塚高史も負傷で欠場するなど崖っぷちの状況に立たされてしまった。
 序盤は互いに出方を伺うように牽制し合うも、後藤がショルダータックルからサッカーボールキック、顔面へエルボースタンプ、チンロック、クロックヘッドシザースと鈴木の古傷である首を狙いにかかり、鈴木はロープに逃れるが後藤は構わずストンピングを落とすなど休ませない。
 しかしエプロンに逃れた鈴木に後藤が追撃を狙ってラリアットを狙うが、鈴木はロープ越しの腕十字で捕獲、場外戦に持ち込んで客席でイス攻撃を展開、海野レフェリーがチェックに入るも、その隙を突いてセコンドのデスペラードがイスで後藤の首を絞めあげ、リングに戻ると鈴木がアームロックから右腕攻めを展開して形成を逆転させる。
 両者はコーナーでのエルボーの連打の攻防から、後藤が村正を浴びせるとミドルキックからバックドロップ、後藤はマウントエルボーからフロントネックロックで攻勢に出て、ボディーへのミドルキックで鈴木はダウンし、後藤がアピールすると、この隙を逃さなかった鈴木が攻めてランニングローキック、後藤の張り手狙いをキャッチして脇固めで捕獲する。
 鈴木はキツイ角度で極めるも、後藤は構わず痛めている右腕でエルボー合戦に挑み、クイック式牛殺しから初披露のゆりかもめで捕獲する。
 逃れた鈴木は一本足頭突き、後藤はノーモーション頭突き、串刺しラリアットから阻止を狙うデスペラードを排除してからダイビングエルボードロップ、だが牛殺し狙いは鈴木がフロントチョークで捕獲。後藤は強引に担いで牛殺しを狙うが、今度は鈴木がスリーパーで捕獲、そしてゴッチ式パイルドライバーを狙う。
 しかしリバースした後藤はスリーパーを狙う鈴木に牛殺しを決め、GTRを狙うがデスペラードがまた介入を狙い、後藤が排除すると蘇生した鈴木が突進する後藤にドロップキックを炸裂させ、勝利を確信した鈴木は上からのナックルの連打、サッカーボールキック、マウントエルボーで徹底的に後藤を痛めつける。
 海野レフェリーが鈴木を制止に入ると、その隙を突いたデスペラードが後藤の脳天をイスで一撃し、最後は鈴木がスリーパーからゴッチ式パイルドライバーで3カウントを奪い王座を奪取した。
 鈴木はNEVER王座を望んでいたのかというと、NOAHでの実績を引っさげて新日本に戻ってきてたものの結果を出せていなかった現状を考えると満足できるものではなく、NOAHと違って思うようにいかない現状に苛立っていたというのが本音だったと思う。崖っぷちから脱出した鈴木はNEVER王座を自分色に染め上げることで起死回生を狙うつもりのようだ。 


 最後に第1試合を終えたライガーが今年の「BEST OF THE SUPER Jr」でのエントリーは今年で最後とすることを明かした。スーパージュニアも今年で24回目となるが、ライガーはY時代を含めて前身である「TOP OF THE SUPER Jr.」から25回エントリーしてきた、いわば”Mrスーパージュニア"的存在だった。だが年齢的なことを考えると総当りリーグ戦がキツくなっていったのも事実だったと思う。優勝で有終の美を飾りたいとしたライガーは12年ぶりに優勝を飾って有終の美を飾ることが出来るか?

PR

コメント

ただいまコメントを受けつけておりません。