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伊賀プロレス通信24時「日常茶飯事(ちゃはんじ)」

略して「イガプロ!」、三重県伊賀市に住むプロレスファンのプロレスブログ!

佐藤が地元・岡山で世界ジュニア王座を奪還!宮原が手痛い2連敗で全公式戦終了

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佐藤が地元・岡山で世界ジュニア王座を奪還!宮原が手痛い2連敗で全公式戦終了

4月28日 全日本プロレス「2017チャンピオン・カーニバル~旗揚げ45周年記念シリーズ~」岡山県卸センター オレンジホール 495人満員


<アピール、コメントなどはプロレス格闘技DXより>
◇第1試合◇
▼20分1本
○諏訪魔 青木篤志(11分11秒 体固め)ジェイク・リー X青柳優馬
※ラリアット


◇第2試合◇
▼30分1本
○大森隆男 ゼウス 真霜拳號 中島洋平(9分52秒 片エビ固め)秋山準 石川修司 X岩本煌史 ウルティモ・ドラゴン
※アックスボンバー


◇第3試合◇
▼「2017チャンピオン・カーニバル」Aブロック公式戦/30分1本
[3勝2敗=6点]○ジョー・ドーリング(8分21秒 エビ固め)[3勝3敗=6点]XKAI
※レボリューションボム


【ジョーの話】「俺はこのまま決勝まで突っ走る。そして優勝し、三冠チャンピオンになってやる」


 【KAIの話】「2017チャンピオン・カーニバル、終わっちゃった。いやあ悔しい。ジョー強すぎる。あぁ悔しい。けどこの悔しさをね、かみ締めながら残りの2試合戦って、悔しさを忘れないためにチャンピオン・カーニバル、公式戦も決勝戦も全部ちゃんと見届けますよ。(カーニバルを通して今後へ向けて手応えは?)いやあ課題がいっぱいみつかったんでね。満足したらそこまでだと思うし、まだまだ俺、ダメだなって思うところがあるから成長できるんだと思うし。このチャンピオン・カーニバルに出させてもらって感謝だし、勝ったことも負けたことも全て含めていい経験で感謝ですよ。(それを今後に活かすのみと?)活かすしかないでしょ。めちゃくちゃ課題あるよ。でも刺激的で楽しかった。まだまだ戦いは続くけどね、充実してましたよ。あとは残り2試合あるからね。気抜かないででケガしないようにやるだけ」


◇第4試合◇
▼「2017チャンピオン・カーニバル」Bブロック公式戦/30分1本
[2勝3敗=4点]○野村直矢(8分52秒 ジャックナイフ式エビ固め)[3勝3敗=6点]Xボディガー
※スピアー


【試合後の野村】
野村「みたろ! 世界タッグ王者・ボディガーさんから3つ獲りました!」


※ジェイクがやってきて


ジェイク「単刀直入に言います。世界タッグ狙いにいきませんか? 俺は1勝しかできなかったけど、ゼウスさんに勝って、あなたはボディガーさんに勝った」


野村「一緒にやろう!」


ジェイク「ここで流れを変えよう」


野村「ここで新しい時代を俺たちが見せます。もう世界タッグ挑戦権、獲得したようなもんでしょ。ジェイクはゼウスさんに勝ち、俺はボディガーさんに勝った。俺らが挑戦する!」


ジェイク「俺たちがいきます。俺と野村直矢でいきます」


◇第5試合◇
▼「2017チャンピオン・カーニバル」Aブロック公式戦/30分1本
[3勝2敗=6点]○崔領二(13分55秒 片エビ固め)[3勝2敗1分=7点]X宮原健斗
※シドマス 


【崔の話】「何点でしたっけ宮原? (7点だが?)追いつくことは? (明日勝てば可能だが?)可能ですか。個人的には好きじゃないけど、でも1年ぶりに肌合わせてよくわかりましたけど、チャンピオンの座を守り続けるって素直に凄いなと思いましたね。彼は確実に去年より伸びてる。恐ろしい男ですよ。とりあえず優勝するつもりできたんですけど、ジョーに勝って決勝、そこが最低条件ですから。5月1日、ランズエンドもあるんで、自分の描いた絵の通り、そのベルト獲ります。ありがとうございました」


【宮原の話】「優勝するぞ! 優勝するのは俺だ!!」


◇第6試合◇
▼世界ジュニアヘビー級選手権試合/60分1本
[挑戦者]○佐藤光留(23分34秒 捕獲式腕ひしぎ逆十字固め)[第42代王者]×石井慧介
☆石井4度目の防衛に失敗、佐藤が第43代王者となる


(試合終了後、両者ともダメージが激しくしばし倒れ込んだまま。ようやく立ち上がった佐藤は勝ち名乗りを受け、ベルトとトロフィーを授与された。)
佐藤「もう18の時にパンクラスに入って、ちょうど来年で人生の半分を横浜で過ごすことになりました。でもこのタイトルマッチ、27年ぶりのタイトルマッチで帰ってきた岡山の駅は何にも変わっていませんでした。っていうことはさ、まだあの時みてた夢をみても岡山は許してくれるってことだ。27年ぶりのタイトルマッチですが、来年は1年ぶり、何回か防衛して帰ってきます。もうオレンジホールはなくなるけど、またここじゃないけど、岡山の興行で皆さんの前で世界ジュニアのチャンピオンとして、期待して待っとってください。ホンマにホンマに今日はありがとうございました!」


【試合後の佐藤】
※バックステージに引き揚げてくると、諏訪魔とジョーが待ち受け、佐藤と握手。諏訪魔は抱擁も交わす


佐藤「ありがとう! (用意された缶ビールをみて)でかい! ビッグビアー!」


諏訪魔「佐藤おめでとう! 乾杯!!」


ジョー「チャンピオン!(佐藤の頭にビールをかける)」


佐藤「全身に染み渡るぜ。サンキュー・ジョー」


諏訪魔「おめでとう。初めて見たよ、ベルト獲ったの」


佐藤「うそっ!? 2回目!」


諏訪魔「いや、俺みてなかったからさ。感動した」


佐藤「はじめまして、ナイス・トゥ・ミート・ユー」


――今どんな気持ち?


佐藤「10歳の時かな、91年4月にプロレス見に行った小学校5年生になる前の佐藤弘明君が近くで見てる気がする。あの時と岡山、何も変わってないですね。会場も違うし、やってる選手も違うし、街の風景も違ったけど、でも何か岡山でしたね。あの時の自分がベルトを獲った。あの時、2千人3千人ぐらいのお客さんがチャンピオン・カーニバル見てる中の一人が27年後にタイトルマッチを持ってくるなんて、たぶんあの場の誰も思わなかったと思う。でも僕は心のどっかであるものだと思ってた。今、何かに踏まれそうになってる人も、もうだめかなと思ってる人も、とにかく辞めないこと、続けること。佐藤光留でもできたんだから。人は俺を誰も特別と言わなかった。でも続けるだけで特別な一人になったかもしれないし。石井選手も特別でしたよ。俺の知ってる石井ちゃんじゃなかったもん。もちろん足りないところはお互いあるんだと思うけど、全然足りない石井ちゃんじゃなかった。やっぱりチャンピオンでしたよ」


――地元で27年ぶりのタイトルマッチで、このベルトをDDTから取り戻すなど勝ちたい理由はたくさんあったと思うが、一番の原動力は?


佐藤「全日本プロレスです。他の団体がいいとか悪いとかないですよ。27年前にはなかった数ですよ。でも全日本プロレスのタイトル、俺は全日本の人間じゃないけど…今取り戻したっていったでしょ。取り戻してないから全日本の人は。でも何か全日本の一人風じゃないですか。それは何でかって、やっぱりあの大量離脱の時、リングの中にいた一人として、諏訪魔さんが命がけで守った全日本。諏訪魔さんもやめなかった。やめることをやめたから、続けることにしたから。だから俺も応えなきゃと思って。去年6月に獲って終わったと思った。1個ゴールだと思ったら全然ゴールじゃなくて、獲られて情けねぇと思った瞬間から始まりましたよ。そのあとアジアを失い、総合格闘技にも出て、間に電流爆破もやって、何でもやった。好きな全日本、そのためには何でもできた」


――これから佐藤選手がチャンピオンとして中心として全日本ジュニアを盛り上げる責任があるが?


佐藤「やっぱりベルトが団体にないのは盛り上がりに欠けるしね。最高で祭りだから、全日本プロレスは(笑) 負けてられないですよ、ヘビー級に。今回チャンピオン・カーニバルにはジュニア出なかったから。でもそれは今、全日本プロレスが向かう方向性だから。それを俺は否定しない。でもジュニアにはジュニアの意地があるから。ちょっと考えてることもあるんでね。やっていきますよ」


――カーニバル開催中にメインを張ったのも大きいのでは?


佐藤「それは僕が地元というのもあるから。でもいろんなとこ出身のジュニアの選手いるじゃないですか。そういうことですよ。平日だったですけど、いろんな人の協力でできて、たくさんお客さんも入った。きっと悔しがってる奴いるんじゃないかな。どんどん名乗りを上げてほしいですね」


――この場に青木がいなかったが?


佐藤「いつものこと。ジョーと諏訪魔さんがいたのはびっくり。でも誰であってもね、悔しいと思ってくれる奴がいればいいです。悔しさがないとプロレスは動かないですから。恨み、ねたみ、つらみ、何でもいいですよ。登り調子の全日本プロレスをバックアップ、先頭で引っ張ってどんどんどんどんいかなきゃ。この間の後楽園、悔しかったもん。俺らタッグマッチだしね。やっぱりあの満員のところで踏ん張ってきた自分をみせたいと思ったね」


――オレンジホールではもしかしたら最後にチャンピオンになったレスラーになるかもしれないが?


佐藤「何があるかわからない。それ去年も言ったわ。来年あるところが急になくなるかもしれないし、今日もアクシデントあったですからね。けど生きていかなきゃいけないですから。とにかくやめないこと。絶対やめないことです」


――前回の初戴冠とベルトの味は違う?


佐藤「2回目って感じですよ。今だから、それは。明日になったら変わっちゃうかもしれないし」


 岡山大会のメインは佐藤が石井の保持する世界ジュニア王座に挑戦、Jr.BATTLE OF GLORYでは岩本に敗れ準優勝に終わった佐藤は、地元・岡山での挑戦で自ら背水の陣を敷いての挑戦となった。
 序盤は互いに読み合いで出方を伺うも、佐藤はミドルキックを連発から左腕へのアームロックで先手を奪い、左腕を痛めた石井はエルボーで返すも「全然、痛くありません!」と佐藤が叫んで左腕へミドルキック、左腕をトップロープに絡めてからのランニングローキックと左腕攻めを展開。石井がエプロンに逃れても佐藤は左腕をトップロープに引っかてからミドルキックを狙うが、キャッチした石川は右足をセカンドロープに引っ掛けて踏みつけてから、エプロンでのリバースネックブリーカーを敢行し、リングに戻ってから首に大ダメージを負った佐藤をネックロックで絞めあげ、フロントハイキック、串刺しジャンピングバックエルボー、ターンバックルへ顔面に叩きつけ、首筋にダイビングニードロップ、首四の字と首攻めを展開する。
 劣勢の佐藤は石井のブレーンバスター狙い投げ返すと、ミドルキック、串刺しミドルキック、水車落としから腕十字で捕獲、耐える石井にミドルキックを浴びせてからバックドロップを狙うも、石井は巻き投げ固めで切り返して逃れるが、佐藤はサッカーボールキック、低空ドロップキックから腕十字で捕らえる。
 逃れた石井はフランケンシュタイナーで佐藤を場外へ追いやり、プランチャを発射するが、かわされて自爆、それでも石井は場外でのスリーパー、鉄柵へのネックブリーカーと首攻めを再開するが、佐藤もエルボーで反撃し、リングに戻っても後頭部にエルボースタンプを連発。デスバレーボム、右ハイキックと畳みかけ、佐藤がミドルキック、石井のフロントハイの応酬となる。
 佐藤は脇固めを狙うが、阻止した石井はニーリフトを浴びせ、オーバーヘッドキックからダブルアームDDTで突き刺し、野球チョップからタイガースープレックスを決めるも、佐藤はカウント2でキックアウトする。
 石井はオーバーヘッドキックを狙うが、キャッチした佐藤はアンクルホールドで捕獲、石井が逃れてもバックドロップで投げ、腕十字狙いは石井が丸め込み、フロントハイキックからダブルアームDDTを狙うも、堪えた佐藤は急角度の水車落としからランニングローキック、エルボー合戦から佐藤がハイキックを浴びせ、ジャーマンから腕十字、捕獲式へと移行して石井はギブアップ、佐藤が王座奪還に成功し、試合後は岡山出身の佐藤は観客に感謝の言葉を述べ大会を締めくくった。


 チャンピオンカーニバル公式戦はAブロック4点のジョーと6点のKAIが対戦。序盤はKAIがドロップキックでジョーを場外へ追いやってからトペを発射、だがジョーは場外でスパインバスターを敢行し、場外ボディープレス、リングに戻ってから逆エビと腰攻めを展開して先手を奪う。
 劣勢のKAIはジョーのラリアットをかわして延髄斬りを浴びせ、串刺しフロントハイキック、、ブレーンバスター、ラリアットと畳みかけるが、ブレーンバスター狙いはジョーが投げ返し、串刺しラリアット、ショートレンジラリアット、エルボードロップと逆に畳みかける。
 ジョーはレボリューションボムを狙うが、KAIがフランケンシュタイナーで切り返すと、トラースキック、延髄斬り、ブレーンバスター、スプラッシュプランチャを投下し、勝負を狙ってメテオインパクトを狙う。
 しかし腰のダメージのせいか持ち上がらず、これを逃さなかったジョーはフライングボディーアタックを浴びせると、最後はレボリューションボムを決め3カウントを奪い、全公式戦を終えたKAIは3敗目で脱落となる。

 Bブロック6点のボディガーvs2点の野村は、野村がショルダータックルに対しボディガーが逆に弾き飛ばし、場外でもショルダータックルを放つとハイキックを狙うが、野村がかわすと鉄柱に誤爆、これを逃さなかった野村はレッグロック、アキレス腱固め、低空ドロップキックとボディガーの右脚攻めを展開する。
 ボディガーはパワースラムで流れを変えると串刺しラリアットの連打、エルボードロップ、キャメルクラッチと反撃するも、ブレーンバスター狙いは野村が着地して低空ドロップキックで動きを止め、ジャンピングエルボーで突っ込む。串刺しジャンピングエルボー、ノーザンライトスープレックスと畳みかける。
 野村はフロッグスプラッシュを狙うが、ボディガーがデットリードライブで落とすとラリアットを浴びせる。しかしハイキック、ラリアットはかわされると、野村がスピアーを発射し再度フロッグスプラッシュを狙うが、今度は自爆となってしまう。
 ボディガーはショルダータックルから右ハイキックを狙うが、かわした野村はスクールボーイで丸め込み、ボディガーの追尾式バックエルボーに対して野村は追尾式ジャンピングエルボーで応戦すると、野村はスピアーからジャックナイフ式エビ固めで3カウントを奪い4点目を獲得、試合後に野村は公式戦でゼウスを破ったジェイクと共に世界タッグ王座挑戦をアピールする。


 Aブロック7点の宮原は4点の崔と対戦し、宮原は場外戦を仕掛けるも崔はフロントハイキックからエプロンダッシュのランニングローキックで先手を奪い、リングに戻っても崔はスリーパー、逆水平と攻め立てるが、宮原も低空ドロップキック、顔面ドロップキックで反撃し串刺しのブラックアウトを炸裂させる。
 宮原はブラックアウトを狙うが、キャッチした崔はスリーパーで捕獲、袈裟斬りチョップを浴びせるも、宮原はフロントハイキック、垂直落下式ブレーンバスターを決めれば、崔もカウンターのミドルキックで応戦して譲らない。
 崔はエルボー合戦から袈裟斬りチョップを浴びせると、スカイキックを狙うが、キャッチした宮原はジャーマンで投げ、ブラックアウトを決めるも、崔は山折りで突き刺してから、雪崩式の攻防でコーナーの上の宮原にジャンピングハイキック、串刺し低空ニーを放つ。
 勝負と見た崔は那智の滝を投下するが、宮原がかわして後頭部、正面とブラックアウトを浴びせ、シャットダウンスープレックスを狙うも、振りほどいた崔はランニングニーから右ハイキックを浴びせるとシドマスを決め3カウントとなり、崔は6点目、宮原は2連敗で急ブレーキとなった。

 これで公式戦は残り1戦となったが、まずAブロックはトップを突っ走っていた宮原が7点で全公式戦終了、7点の関本がゼウス戦、6点のジョーが崔戦を残すのみとなったが、宮原にとって終盤での2連敗は手痛かった。
 Bブロックは7点の石川は大森戦、6点で追う諏訪魔は大地戦、真霜は野村戦を残すのみとなったが、状況的には石川有利だが・・・ 果たして30日博多での優勝決定戦に誰が進出するのか?

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