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伊賀プロレス通信24時「日常茶飯事(ちゃはんじ)」

略して「イガプロ!」、三重県伊賀市に住むプロレスファンのプロレスブログ!

遠藤が追い詰めるも首の皮一枚破れず…竹下が死闘の末、60分フルタイムドロー!

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遠藤が追い詰めるも首の皮一枚破れず…竹下が死闘の末、60分フルタイムドロー!

4月29日 DDT「MAX BUMP 2017」後楽園ホール 1635人 超満員


<アピール、コメントなどは週プロモバイルより>
◇アンダーマッチ◇
▼15分1本
○上野勇希(4分8秒 エビ固め)下村大樹
※ドロップキック


◇第1試合◇
▼DDT EXTREAM級王座時期挑戦者決定5WAYマッチ/30分1本
○アントーニオ本多(7分6秒 首固め)ロイズ・アイザックス
※あと3人は石井慧介、ヤス・ウラノ、岩崎孝樹


◇第2試合◇
▼KO-D6人タッグ選手権試合~平田一喜のみ敗者国外追放マッチ/60分1本
[第29代王者組]大石真翔 勝俣瞬馬 MAO(6分5秒 横入り式エビ固め)[挑戦者組]高木三四郎 大鷲透 ×平田一喜
☆大石&勝俣&MAOが2度目の防衛に成功、平田のいつでもどこでも挑戦権が大石に移動


(試合終了後、試合後、ディーノとアイザックスが乱入し、アイザックスが大石にリップロックからミラクルアスで腕をヘシ折ってしまう。)
亜門「次々試練がやってくるんだね。あれはたぶん挑戦表明だから。まあ頑張って」


大石「僕たちアイドルはどんな試練を突きつけられても、腕は俺も心は折れません!」


亜門「ところで平田、国外追放決まっちゃったな」


平田「いやいや、結婚式プロレス入ってんですよ!」


亜門「それがオマエの国内最後の試合だから」


平田「無理無理無理!」


(高木が平田に飛び蹴り。)
高木「平田、見苦しいぞ! ルールはルールだ! 平田の新たな門出に祝福したいです! 


(みんな平田一喜がいたことを忘れないでくれ! そして平田一喜先生の次回作にご期待ください」あの曲が流れる中、セコンドに無理やり胴上げされて終了。)


【大石、勝俣、MAOの話】
大石「無事! このベルトも防衛出来て、無事! いつでもどこでも挑戦権を手にし、そして無事! 新曲も披露し、そして無事! 平田一喜を国外追放することが出来ました! イエーイ!」


勝俣「大石君、(いつどこ権が当たりそうになって)これ危ない!」


大石「でも最後なんだ? ディーノ&アイザックス。」


勝俣「変なのが(笑)。」


大石「腕も折られて!」


勝俣「いま大丈夫?」


大石「治った! プロレスラーだから。いやでもどんな試練があっても、僕たちアイドルはそんなものに負けずに頑張っていきますよ!」


勝俣「乗り越えているからね!」


大石「いい感じに乗り越えているからね! 乗り越えていこう! 以上、僕たちニュー・レスリング・アイドル、NωAでしたー!」


【高木、大鷲、平田の話】
――平田選手が国外追放となってしまいましたが、今後のT2ひーはどうなっていくのでしょうか?
高木「いやもう残念ですね。平田は国外追放になったんですけど、自分と大鷲透さんの二人でT2ひーを守っていきたいなと思っています。」


大鷲「かと言って、これから6人タッグとかも挑戦していきたいんで、もう一人どうですか? ここは思い切って。」


高木「募集したいですね!」


大鷲「募集しましょう。」


高木「もう一人、ワールドワイドに、世界中に募集したいですね。T2ひーのひーを埋める選手をね。」


大鷲「我こそはT2ひーのメンバーという人は自薦他薦国籍問わない!」


高木「あと性別も問いません。あと地球外生命体でも全然問題ないです(苦笑)。」


大鷲「なるほど。結構ざっくりと幅広く言いましたね(笑)。とにかく我こそはっていう人はここに送ってください。」


高木「(中央で呆然としながら座り込む平田を見て)平田さんはちょっとコメント出せる状態じゃないので。(写真を)撮らないで! 撮らないで!」


大鷲「これ以上傷つけないで!」


高木「撮らないで! 撮らないで! 撮ったらダメ、撮ったらダメ! というわけで。」


大鷲「私たちはもう気持ちを入れ替えて、もう次のステップに向けて。」


高木「撮らないで! 撮らないで! これ以上傷つくのは……はい、というわけでですね。」


大鷲「大変惜しい人を亡くしましたってことで。」


高木「もう(平田は)話が出来る状態じゃないんで。」


大鷲「そっとしておいてあげてください。」


高木「どうもスミマセンでした!」


大鷲「スミマセンでした!」


高木「平田、もう大丈夫だよ。大丈夫、大丈夫(と言って、呆然としている平田を控室に連れて行く)。」


◇第3試合◇
▼30分1本
佐々木大輔 マッド・ポーリー ○ハイジ・カトリーナ(10分21秒 体固め)佐々木大輔 高梨将弘 ×赤井沙希
※レッグドロップ


◇第4試合◇
▼30分1本
○彰人(6分34秒 変形オモブラッタ)×高尾蒼馬


◇第5試合◇
▼30分1本
入江茂弘 ○樋口和貞(9分42秒 エビ固め)×HARASHIMA マイク・ベイリー
※ドクターボム
☆HARASHIMAのいつでもどこでも挑戦権が樋口に移動


◇休憩前◇
(亜門GMが告知。8・8両国でプロレス史上初の10人タッグ王座を創設すると発表。「子どもと戦隊ものを見ていて考えた」とのこと。ベルトは赤、青、黄、緑、ピンクの5本。


続いて「路上プロレスin東京ドーム」の日程が6月1日(木)午後4時開始に決定したと発表。ただし、東京ドーム全域を使用するため警備上の問題で無観客でおこなわれるとのこと。その模様はDDTユニバースで生中継される。対戦カードは高木三四郎VS鈴木みのる。)


高木「ノーピープルなんですけど、自分の中では東京ドーム史上初ワンマッチ興行のつもりで臨みたいと思います! 東京ドーム史上に残るめちゃくちゃな試合にしたいと思いますのでご期待ください!」


続いて心臓疾患により長期欠場中のスーパー・ササダンゴ・マシンが5・28後楽園で復帰することが発表される。


ササダンゴ「皆さんご無沙汰してます。去年の10月からちょうど半年休ませていただきまして、無事に医師のGOサインが出ましたので、DDTの高木さんやスタッフと話しまして、次回の後楽園ホール大会で復帰させていただくことになりました」


復帰戦のカードはササダンゴには高木とのシングル戦と伝えられていたが、亜門GMが「それはウソ」と明かす。ビジョンで本当の復帰戦のカードが高木&ササダンゴVS鈴木みのる&ロッキー川村と発表される。


ササダンゴ「嫌だよ!」


高木「ちょうど、東京ドームの前哨戦も兼ねてさ。ササダンゴといえば鈴木さんでしょ?」


ササダンゴ「事前に言っといてくださいよ!」


亜門GM「これ聞いてもピンピンしてんじゃん。大丈夫ってことだよ」


ササダンゴ「心拍数バクバクいってますよ! 嫌ですよ!」


亜門GM「もう言っちゃったからさ」


ササダンゴ「そうですか…。まあ、実はですね、わたくし一度引退しておりまして、そのときの引退試合の相手を鈴木みのるさんにやっていただいたという経緯がありまして、そこからきちんと挨拶せずに…」


高木「鈴木さん、めっちゃ怒ってたよ」


ササダンゴ「鈴木さんと2人で飲むチャンスが2、3回あったんですけど、このことについては触れてなくてですね…」


亜門GM「ちゃんと挨拶しようよ」


ササダンゴ「そこからなんですよ。痛いのが嫌だとか、怖いとかじゃなくて、そこからなんですよ。あの…がんばります!」


◇休憩後◇
(イサミ登場)
イサミ「私事なんですが、5月いっぱいでドロップキックの店長をやめさせてもらうことになりました。というのもですね、忙しすぎます。店長業務をしながら代表業務をこなすのは不可能だと、最近になって気づきましたので。次の店長は決まってます。もちろんこの人です」


(彰人がスーツ姿で登場。)


イサミ「こういう大事な場でこういう格好で来る私と、スーツに着替えて出てくる彰人と。次はちゃんとしたドロップキックになりますので。ぜひ遊びに来てください」


彰人「イサミさんから変わってだいぶ店の雰囲気も変わるかもしれないんですけど、ホスピタリティーあふれる…」


イサミ「ちゃんとした」


彰人「ちゃんとした店を開きたいと。今日は営業が休みなんで」


イサミ「今日ドロップキックに来たいという人がいたら、その時間をBASARAによこせ!」 


◇第6試合◇
▼KO-Dタッグ選手権試合/60分1本
[挑戦者組]○高山善廣 男色ディーノ(10分33秒 エベレスト・ジャーマン・スープレックス・ホールド)[第59代王者]船木誠勝 ×坂口征夫
☆高山&ディーノが第60代王者となる


(試合終了後)
亜門GM「ベルト奪取おめでとうございます。次のタイトルマッチは5月28日、後楽園ホールでおこないたいと思ってます。闘いたい挑戦者チームとかいらっしゃいますか?」


高山「その日オレ、忙しいんだよ」


亜門GM「え、いや、でも、こないだ確認させていただいた…」


高山「忙しいって言ってんだよ!」


亜門GM「ダメですか…」


高山「もう決まったことがあるんだよ」


亜門GM「わかりました、すいません。じゃあ5月21日の札幌大会はどうでしょう?」


高山「札幌だったらOKだよ」


亜門GM「闘いたい挑戦者チームは?」


ディーノ「私たちはDDT一回りして外にもいってみようと思ってるから、だれでもいいよ」


亜門GM「じゃあ決まり次第発表しますので…」


高山「オレらはだれの挑戦でも受ける! なぜならオレらは、ノーフィアー!」


【船木、坂口の話】
坂口「すみません、船木さん。」


船木「いやいや、そういうことじゃないよ(苦笑)。あんな体験は初めてだから。」


坂口「そうですね。ちょっと自分らが想像していた斜め上をいかれたんで。自分もどうにも出来なかったんで。」


船木「っていうかさ、あの二人を倒すためには俺たちもホモにならないとダメなんじゃないの?」


坂口「もうそういうふうになってしまうしか……。」


船木「あれは無理だから、また違う人がタイトル獲ったらまた挑戦しようね。」


坂口「そうですね。はい!」


船木「それでいいじゃん。やっぱりホモにはホモ。高山選手があんなになってるとは思わなかった。あれはちょっとビックリしました。ちょっとDDTに来て改造され過ぎてるような気がします。」


坂口「そうですね。まさか今日出してくるとは思わなかったんで。」


船木「あの手があったんだね。」


坂口「またちょっとよろしくお願いします。」


――ディーノ選手とはもう絡みたくない?
船木「絡みたくないと言うよりは、ちょっと太刀打ち出来ないというか、やっぱり格闘技とは違う……何て言うんですかね。闘いは闘いなんだなと。襲いにくるという姿勢は格闘技ではないんですけど、闘いは闘いなんだと。そういう気持ちはありました。何て言うんですかね? 闘うんじゃなくて襲うっていう感じなんですよ。そういう意味では闘いの上をいってるような気がしました。怖いです。恐ろしい! 高山選手にキスされて、やっぱり自分よりも大きい人にヤラれるとどうにもならない。だから女の人の気持ちが分かりましたよ。何か……ヤラれてしまう(苦笑)。分かりますか? ヤラれてしまう……あんな大きい人から迫られたら断れないよね?」


坂口「そうですね。」


船木「襲われるしかない。ヤラれるしかない。」


坂口「なすがままっすね。」


船木「もう笑いが止まらない。こんな体験初めてです。」


坂口「いや、スミマセン。自分がちょっと……。」


船木「いやいや、今日のは事故だから。」


坂口「まさかあのオッサンがあんな手を使ってくるとは。」


◇第7試合◇
▼KO-D無差別級選手権試合/60分1本
[第61代王者]△竹下幸之介(60分時間切れ引き分け)[挑戦者]△遠藤哲哉
☆竹下が2度目の防衛に成功


(試合終了後、ベルトを受け取った竹下が、サードロープにもたれる遠藤に歩み寄り、ベルトを掲げてみせる。遠藤が立ち上がり、額をつけてにらみ合い。張り手を打ち込んだ遠藤がダムネーションとともに退場。竹下はバッタリとダウン。)


亜門GM「竹下、お疲れ様。(涙声で)すごい試合だったよ」


竹下「GM、ボクがチャンピオンな限り、後楽園満員にし続けるんで安心してください」


亜門GM「ありがとう(涙)。たのもしい(涙)」


(竹下が亜門GMの頭をなでる。)


竹下「ちょっと、ボク帰っていいですか?」


亜門GM「ちょっと待って。チャンピオンなんだから締めないと」


(いつどこ挑戦権保持者の大石と島谷が通路に現れるが、続いて高山が登場しリングへ。)


亜門GM「高山さん、どうされました?」


高山「オマエには用はねえんだよ。用があるのはチャンピオンだよ。いや、すごいね。すごいチャンピオンだよ。立派すぎる。オレの甥っ子ぐらいだぜ、コイツ。オレもさ、GHC、IWGP、NWF、三冠、コレクションしてんだよ。その中にさ、KO-D無差別も入れておきたいなと思ってるんだけど、どうかね?」


亜門GM「いつでもどこでも挑戦権を使われるということですか?」


高山「いつでもどこでも使えるんだろ、これ?」


亜門GM「そうですけど…。ひょっとして、いま使いますか?」


高山「いま、と言ったらかわいそすぎるだろ。言ったよな、甥っ子みたいなもんだって。(通路の大石と島谷に)おいテメエらなにやってんだよ! チョロチョロしてんじゃねえよ、さっさとうせろ」


(大石と島谷が退場。)


亜門GM「いまじゃないということは、いつ使われますか?」


高山「だからさっき言っただろ。次の後楽園、用事があるってよ」


亜門GM「5月28日の後楽園で挑戦するということですね。竹下…」


竹下「高山善廣、プロレス界の帝王学、オレに教えてみろよ」


高山「坊主、その口、吹っ飛ばしてやるからな。覚悟しとけ」


(額をつけてにらみ合い。亜門GMが5・28後楽園での決定をアナウンス)
亜門GM「ただし、それまで高山さんがだれかに負けていつでもどこでも挑戦権が…」


高山「ない!」


亜門GM「可能性の話だけ言わせてください…。負けた場合はいつでもどこでも挑戦権が移動してしまうので、タイトルマッチ無効になってしまうので、負けないようにお願いします…。あと、一応あと2つ3つありますので、それまでにだれかが使って竹下がベルトを落とすという可能性も…」


高山「ない! もしそいつらが使ってもチャンピオンが防衛してくれるよ、オレのためにな」


(そこで彰人がマイク。)


彰人「高山さんよ、あんたクソつまんない使い方してんじゃねえよ。そんな余裕こいてたら足元すくわれるよ。いや、すくってやるよ。オマエ、今日タッグ巻いただろ? 挑戦させろ」


高山「コイツ、これ(いつどこ)もう使ったでしょ? こんなこと言う権利ないじゃん?」


亜門GM「いや、タッグに関してはいつどこ関係ありませんので…どうでしょう?」


(ディーノがリングイン。)


高山「なんかさ、わけわかんないこと言ってるよ、コイツ」


ディーノ「言えば通るとかね、そんなのよくないかなあと思いますよね」


彰人「ディーノさん、あんたに用事があるんだよ。ボクはね、あなたにあこがれてプロレス界に入って来た。けど、いまのあなたはつまらない。ケツばっか出してんじゃねえよ!」


ディーノ「ほお。であれば、よっちゃん、ちょっといま私カチンときちゃったから、やるのは構わない。じゃあ、つまんなくないケツで防衛しますよ」


彰人「つまんなくないケツ、あなたできるの? もうお客さん、あなたのお尻にはあきてるよ。あなたの肛門なんかもう見たくないよ」


ディーノ「見たくないから見せてるんですけども」


彰人「いいよ、じゃあその見たくないっていうケツ、それも全部オレが食って、オマエを食ってやるよ」


ディーノ「見たくないケツを食うなんてなんて変態かしら!」


彰人「オレは空腹のブラックバスって言われてんだよ。食ってやるよ」


ディーノ「あんたの腹がいっぱいになればいいけどね!」


彰人「いっぱいになった上でそのベルト取ってやるよ!」


亜門GM「もういいからそのへんにしておきましょう」


ディーノ「私たち、DDT一巡して外にも行こうと思ってるから、あんたたちは申し訳ない、通過点です」


(5・21札幌での竹下&彰人のKO-Dタッグ挑戦、5・28後楽園での高山のKO-D無差別級挑戦決定がアナウンスされる。)


高山「まあそういういことで、札幌のチケットと航空券買っとけよ。そして次の後楽園の前売りもすぐ買いに行け!」


ディーノ「じゃああとはよろしくお願いします」


(高山&ディーノが退場。)


竹下「おっさん2人ちょっと本気出してきましたね」


彰人「いやあ、大人げないディーノさんが戻ってきますね。楽しみですね」


竹下「タッグ選手権も楽しみにしてください。ボクたちが巻きますので。彰人さん、何かありますか? オールアウト始まりましたけど」


彰人「いいよ。あんなすごい試合見た後オレはなんもねえよ。オマエが締めろよ。今日はオマエが主役なんだから」


竹下「ありがとうございます。まあ、遠藤選手に関しては勝って防衛できなかったことが自分の中の後悔としてありますけど、でも、この続きはいつかやりますので、みなさんそのときを楽しみにしといてください。次の挑戦者、高山善廣、自分がジャーマンで逆に投げて、エベレスト・ジャーマンより高いジャーマンしてやりますので応援よろしくお願いします。DDTプロレス、もっともっと最高で最強の団体にしていきます。これからも応援よろしくお願いします。今日はありがとうございました」


【高山&ディーノの話】
――まずは奪取したKO-Dタッグ戦について。
ディーノ「いつも通りよね。」


高山「もう全然こっちの試合だったね。」


ディーノ「ね!」


高山「こっちっていうかディーノの試合。」


ディーノ「まあまあまあ。私の試合=よっちゃんの試合でもあるわけだから。」


高山「まあそうね。」


ディーノ「全然。普通に道を歩いていて、普通に目的地に着いただけ。まだまだ先にもあるからね。」


――次の挑戦者にメイン後、竹下&彰人組が名乗りを挙げてきましたが。
ディーノ「どうせいつかやるんだから。」


高山「まあね。本当は別に権利もなにもないんだけどね。俺ら優しいからさ、受けてやるよ。
ディーノ 本当に優しい! だからもう何もない。普通に道を歩くように防衛してしまうと思う。」


高山「そんな感じだね。」


ディーノ「本当に申し訳ない。」


ーー高山選手としては5.21札幌でタッグを防衛して、5.28後楽園でKO-D無差別級を奪うと。
高山「そう! うちはベルトが三本になっちゃうね。」


ディーノ「そうなの。で、私がひょっとして6人タッグも獲ってしまうと、あら不思議。ねえ、いつの間にか大手かけてるからね。あー、申し訳ない! ごめんね!」


高山「まあしょうがないよね。」


ディーノ「プロレスに独占禁止法ないから。もう本当にごめん! 普通に獲っちゃうわ。どうせみんな私のことノーマークだったでしょ。気付いたら大手ですよ。まあそんなもんなんですよ。キャリアって。」


――今日のメインを見て、改めて王者としての竹下選手の印象は?
高山「いや、まあ立派ですよ。立派! 本当に立派。若いのにね。」


ディーノ「ねえ。」


高山「だから尊敬します。尊敬する王者だからこそ、あいつを叩きのめしてベルトを獲りたい。」


――DDTに参戦して以来、チャンスがあればベルトを狙っていくと言ってましたが、いまの竹下選手から獲るのがベストだと?
高山「そうね。一番いい状態じゃないベルトが。」


【竹下、彰人の話】
彰人「まずタッグのことからいいですか。高山さんがああやって挑戦するって言って、僕が一番嫌いな使い方をしたわけですよ。次の挑戦の確約をするだけのいつでもどこでも挑戦権。あんなの高山さんだったら、あんなのなくたって「挑戦したい」って言ったら挑戦出来るんですよ。あんな勿体ない使い方して、僕は本当に髙山善廣は足元を見てるのかなって思いましたね。まあ勢いでタッグ挑戦することになって。僕はプロレスずっと見てきて、男色ディーノっていう人間を見て、またプロレスってものに憧れを持って一緒にやりたいなって思って、この業界に入ってきて、すごい憧れだったんですよ。男色ディーノっていう人間は。けど、時間が経つにつれてあの人は最近ではずっとお尻を出したりしていて、何かあの人自身の進化が途中で見えなくなっちゃって。僕がちょうどディーノさんから離れた頃くらいですね。何か憧れていた男色ディーノが、自分の中でドンドンドンドン憧れがなくなってきて、風化してものになってきて、それをちょっと成仏させなきゃいけないのかなと。男色ディーノっていう人間はこれでまた何か違うものを見せてくれるかもしれないけど、僕が望んでいるのはそういうことなんですよ。何かすごいハチャメチャなアイデアを出す男色ディーノが見たいわけで。もちろん、ベルトは獲る気でいるんですけど、これはたぶん僕が男色ディーノに対する愛で。進化した男色ディーノが見たい、あの人にはまだ衰えてほしくないっていうんがあってね。でもそんな男色ディーノを僕が食って、一気にベルトを二人で獲りたいなと思います。今日の主役は竹ちゃんなんで、竹下にいろいろ聞いてください(と言って控室へ)。」


竹下「タッグ選手権に関してはさっき彰人さんが言ったんで。彰人さんにとって男色ディーノっていうのは特別なレスラーだと思うので、僕はそこに集中してほしいかなって思います。僕は髙山善廣に照準を合わせるというか。でも来月の後楽園の1週前ですか? 前哨戦というよりは、もうタッグ選手権なので。ALL OUTを組んでまだ間もないんで、ここで勢いつけたいし。前哨戦っていう気持ちよりか、タッグのベルトを俺たちが巻くんだ、あいつらに防衛させないんだっていう気持ちで、タッグ選手権は臨みたいと思います。で、無差別シングルは今日、遠藤選手と闘って決着つかなかったですけど、そこまで僕たちはもしかすると追いつけ追い越せで切磋琢磨してきたのかもしれないですけど、そこまでいまは拮抗しているってことです。実力がもうぶつかり合っているっていう、それはもう微妙なバランスでいま来てると思うんですよね。だからこの60分でも時間切れになったていう……。まあまたいつかこのベルトをかけてでもいいし、どんな形でも試合したいと思いますけど、僕はこのタイトルマッチが決まったときも言いましたけど、これを取って置きのカードにしたいっていうのがあるのでポンポンポンしないですけどね。でも、いつか…いいタイミングで出来たらいいなと思います。高山選手についてはまあ来月、もちろん自分がいつどこからも守り切って、高山選手もいつどこを持ち続けていうのが条件ですけど、でもあの髙山善廣ですからね。まだまだ実力出し切ってないと思うし、このDDTに来て。竹下幸之介というレスラーがチャンピオンとして対角線に立ってときに、どんな闘いを見せてくれるのか、それが敢えてチャンピオンとして上から目線で楽しみです。」


――彰人選手が高山選手にいつどこ権を「つまらない使い方」と言ってました。もしかしたら60分フルタイムになった直後に高山選手が……。
竹下「よかったですけどね、それでも。自分はそれでもよかったですよ。確かに不利かもしれないですけど、ずっとHARASHIMAさんがチャンピオンだったときに言っていたように、それがルールなんで。いつどこに関してDDTでプロレスをしているルールなので。だからそのルールに則っているので、別に僕はそれでもよかったし。まだ出来たと思うし。……動けなかったかもしれませんけど。でも僕はそれでもよかったですよ。でも確かにベストコンディションで髙山善廣と闘いたいっていう気持ちはありました。」


――60分闘っても決着がつかなったですけど、今後何が二人の差を分けていきそうですか。
竹下「なんでしょうね。運もあると思いますよ。やっぱり闘いにおいて運ってあると思うんですよね。だから運を掴むというか、流れを掴むというか。そういう闘いですかね。もうトレーニングがどうとか、そこでは均衡してると思うんですよね。でもたぶん僕たちも一生懸命試合してグッタリしてますけど、たぶんマスコミの人たちもお客さんも、見ている人たちもみんな疲れたと思うので。でもプロレス最高だなって思えてもらえてたらいいし、僕はプロレス最高だって思っているから。だから最終的にはプロレスが好きな気持ちが上回って勝てたらなって思っています。」


【遠藤の話】 まあ結果は引き分けだけど、カリスマを喜ばせられなかったから俺の負けです。いやぁ……俺はさ、ベルトとか興味ないけどカリスマを喜ばせるためだけに、それだけをモチベーションにこの試合に臨みました。あの人は俺を本当に救ってくれた人だから。これでアイツを、竹下を……地獄の底に落として、少しでもカリスマに恩返ししたかったんですけど、結局試合が終わって、カリスマの笑顔を見ることが出来なかったんで、今日の試合は竹下の勝ちです。以上。


 DDT後楽園大会のメインは竹下の保持するKO-D無差別級王座に遠藤が挑戦、遠藤の嫉妬からタッグを解消しDAMATION入りした遠藤、竹下に絶望を与えるために再び立ちはだかった。


 序盤は竹下がグラウンドで優位に立ち、遠藤のケブラータも阻止して遠藤の首をエプロンの角に叩きつけ、通路でDDTを敢行し首にダメージを与えるなど、遠藤の仕掛けに対して竹下が先回りしてリードを奪う展開となる。
 このまま竹下ペースで試合が進むかと思われたが、場外戦を仕掛けた遠藤が竹下の膝を鉄柱に固定してから、膝めがけてドロップキックを発射し、遠藤が低空ドロップキックからトーホールド、デスロック、場外戦でのニークラッシャーと形勢逆転に成功、竹下もゼロ戦キックから反撃し、場外の遠藤にプランチャ、リングに戻ってからダイビングハンマー、ハンマーブローから河津落とし、ボディーシザースと攻め込むが、2度に渡って仕掛けたブルーサンダーは遠藤が回転エビ、フランケンシュタイナーで切り返し、竹下を場外へ追いやってからプエロデアギラ、リングに戻ってバックアンドエルボーからDDT、足掛け式のネックロックと攻め込み、30分が経過するとスタミナに自信のある遠藤に対し、竹下は攻め疲れが目立ち始める。
 竹下の垂直落下式ブレーンバスターで突き刺すが、遠藤はテツヤ・イン・スカイ、トーチャーラックボムからシューティングスタープレスを投下するも自爆、両者はエルボー、頭突き、ラリアット合戦から、竹下がロープワークからラリアット、二段式ジャーマンからクロスアームジャーマン狙いは、セコンドの佐々木が松井レフェリーを引きつけている間に遠藤が急所蹴りで阻止すると、場外戦へと雪崩れ込み、放送席から記者席まで雪崩れ込んでいくと遠藤が記者席でのトルネードDDTから、ポーリーを踏み台にしてのケブラータを発射、最初は遠藤に任せていたDAMATIONだが、DAMATIONの総力をかけてベルトを奪う姿勢を見せる。
 40分が経過すると遠藤がフライングフォアアーム、スカイツイスター狙いは竹下が阻止も、宙吊りになった竹下の膝にフットスタンプ、膝にドロップキックから変形のアンクルホールド!足四の字狙いは竹下が首固めからラ・エスパルタで切り返し、ツームストーン狙いも遠藤がアンクルホールドで切り返して譲らない。
 45分経過でエプロンでの攻防、竹下がエプロンでフロントスープレックス!場外で遠藤がダウンしている間に竹下が膝のサポーターを治し、リングに戻った遠藤に串刺しを狙うが、担いだ遠藤はgo2sleepを敢行、ドロップキックからコーナーへ昇るも、竹下は競り合いの末、トップロープからの雪崩式ブレーンバスターで投げ、50分が経過すると両者は打撃戦から、竹下がダブルチョップ、遠藤がダウンで竹下が起こそうとすると遠藤が首固めで丸め込み、ハンドスプリングレッグラリアットからネックスクリューを決めると、シューティングスタープレスを投下するも、竹下はカウント2でキックアウトする。
 遠藤はスカイツイスタープレスを狙うが、竹下とのコーナーでの競り合いの末、遠藤が雪崩式スパニッシュフライを決めると足四の字で捕獲、さすがに残り時間が少なくなってきたことで遠藤も焦りが見え始める。
 遠藤の突進に対し、ジャンピングニーで迎撃した竹下はジャンボの勝ち!固め、ラストライドからジャーマンを狙うが、サムソンクラッチで切り返した遠藤はクロスフェースで捕獲したところでタイムアップ、60分フルタイムとなった。
 序盤は竹下が有利に進み始めたが、後半からは遠藤が追いぬき、追い詰めたが、竹下の粘りの前にどうしても首の皮一枚破れないまま時間が経過してしまった。これは遠藤にとっては悔しいところだった。だがDDTでKO-Dをかけた試合で60分フルタイムは初めてか、竹下や遠藤だけでなく、見ていたファンも60分フルタイムの試合は滅多に出来ないことから貴重な経験をしたと思う。
 その竹下の前にいつどこ挑戦権を保持している高山が名乗りを挙げ、5・28後楽園での選手権が決定となった。高山はご存知の通り新日本プロレスではIWGPやNWF、全日本では三冠、NOAHではGHCとヘビー級王座を奪取したベルトホルダー、その高山がKO-Dに目を付けたのだから、それだけKO-Dの価値が上がったということか、また竹下に挑戦してみたいという欲も生まれた。60分フルタイムも竹下にとって試練だが、レジェンドとの戦いも竹下にとって試練でもある。


 またセミのKO-Dタッグ選手権は船木がディーノとの絡みを嫌がったため坂口がローンバトルを強いられる展開となり、また船木もディーノのナイトメアなど男色技を受ける坂口に理解不能となって困惑する。終盤にはディーノの地獄門の餌食にあった坂口に船木がカットに入るが、高山のリップロップを喰らうと、坂口もディーノのリップロップを喰らってしまい、最後は高山がエベレストジャーマンで3カウントを奪い王座を奪取、さすがの船木もディーノワールドには入り込めなかった。メイン終了後には彰人がディーノを批判し竹下との新ユニット「ALLOUT」で挑戦を表明した。


 第2試合の6人タッグ選手権は平田一喜のみ敗者国外追放というルールも課せられてしまい、音響トラブルで高木と大鷲がアカペラで「TOKYO GO!」を熱唱して平田が登場するも、納得しない平田が二人を蹴飛ばすと、例の如く敵味方関係ないだけでなく、所属選手、スタッフや夜行われるBASARAの選手、何も関係のないDJニラまで加わって平田を袋叩きにし、大鷲も高木もまるで平田の追放を望んでいるかのごとく試合をやる気がない。
 焦れた平田は手刀の乱打から「TOKYO GO!」で平田無双も、大石に丸め込まれて、高木らがアットも、サンドウィッチラリアットの誤爆で平田が破れてしまい、明日の結婚式プロレスを持って平田は追放となってしまった。


 休憩前には8・20両国で10人タッグ王座の新設、6・1後楽園で高木vs鈴木みのるによる東京ドームでの路上ノーピープルマッチ、5・28後楽園でササダンゴマシンの復帰も発表され、対戦相手も高木と組んで鈴木みのる、ロッキー川村組となった
 

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