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伊賀プロレス通信24時「日常茶飯事(ちゃはんじ)」

略して「イガプロ!」、三重県伊賀市に住むプロレスファンのプロレスブログ!

春の本場所を制したのは初出場の石川修司!三団体制覇に王手をかけた!

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春の本場所を制したのは初出場の石川修司!三団体制覇に王手をかけた!

4月30日 全日本プロレス「2017チャンピオン・カーニバル〜旗揚げ45周年記念シリーズ〜」4月30日 福岡・博多スターレーン 875人 超満員


◇第1試合◇
▼15分1本
○青柳優馬(7分3秒 フィッシャーマンスープレックスホールド)X岡田佑介


◇第2試合◇
▼20分1本
○青木篤志(4分51秒 テキサスクローバーホールド)X新泉浩司


◇第3試合◇
▼30分1本
岩本煌史 ○中島洋平(10分5秒 片エビ固め)ウルティモ・ドラゴン XKING
※跳後廻蹴


◇第4試合◇
▼30分1本
○秋山準 橋本大地(9分16秒 片エビ固め)諏訪魔 X佐藤光留
※リストクラッチ式エクスプロイダー


【試合後の秋山&大地】
――まだ優勝戦が残っているがチャンピオン・カーニバルを振り返って?


秋山「決勝に出て優勝するのが全てだと思うけど、みんな精一杯、いい試合してくれたんでよかった。いいカーニバルだったと思いますよ」


――集客面でも一定の手応えがあったのでは?


秋山「そうですね。1年前のことを考えればね。それは別に俺がどうのこうのじゃなくて、みんなが頑張ったからだと思うし、よかったです」


――大地と久しぶりにタッグを組んだが?


秋山「向こう気が強いし、他の色に染まらないというのがビシビシ伝わってくるんで、俺は好きなタイプですよ」


――大地選手は決勝には届かなかったものの、収穫はたくさんあったのでは?


大地「もちろんあった。一番最初から目標にしてた、決勝で関本大介と当たる。それは成し遂げられなかったけど、でかいものを得れたチャンピオン・カーニバルだったと私は思ってますよ。計4点。そのうちの1勝はボディガーから獲ってんだよ。チャンピオン・カーニバルでのこの4点は大きいと思ってますし、秋山さん、どっかでよかったら、また世界タッグ挑戦させてください。それも秋山さんとじゃなく、もっと若いウチの選手と、今タッグ組んでる神谷とやりたいんですけど、それをちょっと考えといてもらえないですか? 俺はボディガーに…」


秋山「わかってる、わかってる。チャンピオンが獲られてるのはわかってるから、それはドリーさんとも相談して前向きに考えないといけないと思うし」


大地「よし! ありがとうございます。(秋山が去ると)秋山準さんが前向きと言ったんだ。俺的に思えば前回、組んだ時に秋山さんだったから、俺の悔しさってちょっとでも伝わってるかなって思ったんだ。それが今回、響いてくれてるんだったら凄くうれしいし、このチャンス、どっかでタイトルマッチがあれば必ず大日本プロレスがまたあのベルトを大日に持って帰るよ。以上、ありがとうございました。チャンピオン・カーニバル楽しかったです」


◇第5試合◇
▼「2017チャンピオン・カーニバル」スペシャルタッグマッチ/30分1本
○ジェイク・リー 野村直矢(10分15秒 片エビ固め)大森隆男 Xボディガー
※バックドロップ


◇第6試合◇  
▼「2017チャンピオン・カーニバル」スペシャル6人タッグマッチ/60分1本
○宮原健斗 真霜拳號 関本大介(25分20秒 シャットダウン・スープレックス・ホールド)Xゼウス KAI 崔領二


【試合後の宮原、真霜、KAI】
宮原「きたな、チャンピオン・カーニバルの優勝は逃した。しかし俺はいつだってポジティブだ。今日、博多のお客様に最高の宮原健斗をみせること、それだけを意識して今日は戦った。博多の人もそれに応えてくれて、またパワーもらって明日から戦いますよ」


※KAIがやってきて


KAI「宮原選手! 凄いあなたと今回チャンピオン・カーニバルで戦えて光栄でしたよ! でも! 次やる時は絶対に、絶対に! 負けない」


※宮原は無視して控室へ


KAI「それと! このチャンピオン・カーニバルで発見があった。ずっと目が離せなかった。組んでも戦っても、やっぱりこの人は凄いと思った。それは真霜選手!」


真霜「えぇ!?」


KAI「あなたと二人で! タッグ組んで全日本のトップ狙いませんか?」


真霜「俺と?」


KAI「同じKつながり」


真霜「K?」


KAI「KAI、KAIENTAI。Kつながり」


真霜「はぁ…ちょっとちょっと…話が急すぎてわからない」


KAI「いや、いいじゃないですか。一緒に全日本のトップ目指しましょう」


真霜「一緒に? えぇ? (KAIが右手を差し出すと)しないよ。握手しないよ。わかんねぇよ。KAIとKAIENTAI? わかんないよ」


KAI「感じるものがあるんだ!(と狭いバックステージで真霜を追いかける)」


真霜「ついてこないで!」


※真霜は控室へ


KAI「ちょちょちょっ!」


◇第7試合◇
▼「2017チャンピオン・カーニバル」優勝決定戦/無制限1本
[Bブロック1位]○石川修司(15分13秒 体固め)[Aブロック1位]Xジョー・ドーリング
※ファイアーサンダー
☆石川が初優勝


(試合終了後、大トロフィーを授与された石川はそれを軽々と持ち、四方を向く。
石川「凄いメンバー揃った中で優勝。これは本当に運だけだったかもしれませんけど、このチャンピオン・カーニバル、最高でした。チャンピオン・カーニバルでもまれたおかげでレスラーとして凄いプラスになったと思います。これからもチャンピオン・カーニバル覇者に恥ずかしくない戦いをリング上で見せたいと思いますので、今後とも石川修司を、全日本プロレスをよろしくお願いします!僕はもちろん大きいですけど、今日、会場にいらっしゃる皆様もいろんな大きな夢を持ってると思います。みんなで夢に向かって頑張りましょう。3、2、1、俺たちはでかい!」


【試合後の石川】
石川「凄い濃密な2週間でした。物凄いプレッシャーも襲ってきたし、この前も言ったんですけど、レスラー冥利に尽きるというか、凄い選手と戦って、こうやって決勝の舞台に立って、ジョー・ドーリングというとんでもない化け物と戦って、勝ててこのトロフィー手にしたっていうのは本当に最高の一瞬でしたね。リング上で言った通り、もう恥ずかしい戦いできないと思うんで。これからはチャンピオン・カーニバル覇者として恥ずかしくない戦いを全日本プロレスはもちろん、リングを降りた時も覇者らしい行動をしていきたいなと思います」


――過酷な戦いの連続だったが、優勝にたどり着けた一番の原動力は?


石川「やっぱり僕もう41なんで、そんなそうそうチャンスはこないんですよ。若い選手と違ってね。ネクストがあるかわからないんで、初出場でしたけど、今回逃したらもうないという気持ちでやったんで、そこがもしかしたら一番だったかもしれないですね」


――今年は全日本への本格参戦を宣言していたが、先につながる優勝になったのでは?


石川「そうですね。やっぱりこのチャンピオン・カーニバル優勝というのは物凄く大きい肩書きだと思うんで、さっき言った通り、全日本プロレスでこの肩書きがあれば活動できると思うし、この覇者なのにダサいとかつまんねぇ試合してんじゃねぇってプレッシャーも大きくなるんで、そのプレッシャーを感じながら日々の練習とか鍛錬していきたいと思います」


――具体的にこの肩書きを持ってどういう活動をしていきたい?


石川「やっぱりチャンピオン・カーニバル優勝したのであれば、覇者として三冠王者に挑戦する権利あると思うんで、そのチャンピオン・カーニバル覇者として三冠王者と三冠ベルトをかけて戦いたいなと思います」


 いよいよ優勝決定戦を迎えた「チャンピオン・カーニバル2017」、決定戦に進出したのはA日ロックからジョー、Bブロックからは石川が進出。ジョーはエントリー6回目にして優勝進出は初、石川は初エントリーで優勝戦進出となった。


 序盤はロックアップからショルダータックルの肉弾戦はジョーが制するが、場外戦になると石川が反撃しエプロンからフットスタンプを、ボディエルボー、リングに戻っても踏みつけ、ニーリフトと形成を逆転させていく。
 ジョーはたまらず場外へ逃れ、石川は場外パワーボムを狙うが、ジョーはリバースすると鉄柵攻撃の連打、リングに戻ってからは石川の古傷である腰狙いに逆エビ固めを決め、逆水平の連打を浴びせる。
 しかし串刺し攻撃を阻止した石川はセカンドロープからの32文ミサイルキックを発射、串刺しラリアット、ターンバックルへの河津落とし、DDTと畳みかけ、串刺し攻撃をバックハンドエルボーで阻止したジョーもショルダータックル、串刺しラリアット、ショートレンジラリアット、エルボードロップと猛反撃してから雪崩式ブレーンバスターで投げる。
 両者ダウンの後、エルボー合戦じゃジョーが競り勝って、勝負を狙ってフライングボディーアタックを発射するが、石川もフライングボディーアタックを発射して相打ちとなり、先に立った石川はランニングニーリフトからファイヤーサンダーで突き刺すも、ランニングニーをキャッチしたジョーはデスバレーボムで叩きつける。
 両者はラリアットの相打ちも、石川がSTOを決め、ランニングニー、ファイヤーサンダーで突き刺してからランニングニーを狙うと、かわしたジョーはジャーマンで投げ、ラリアットからレボリューションボムを狙う。しかし石川は体重を浴びせて押しつぶると、ランニングニーを連発し、エルボーからランニングニー、ファイヤーサンダーで突き刺して3カウントを奪い、チャンカン初出場で初優勝を果たした。
 試合後にトロフィーを受け取った後で、挨拶して幕となるも、バックステージインタビューでは三冠王座への挑戦を表明した。
 開幕戦では諏訪魔に敗れスタートから躓いた石川だったが、その後立ち直り、諏訪魔の失速もあって最終的に逆転で優勝戦進出を果たし優勝。ジョーもギリギリの形で優勝戦へ進出し、準優勝止まりとなったが、堂々の復活を果たした。


 石川はこれで念願の三冠挑戦となるが、石川の体格や破壊力のある技、今までの実績(BJWストロング、デスマッチの両方制覇と一騎当千strong climbの2連覇、DDTではKO-D王座戴冠3度にEXTREME級王座の奪取に、KING OF DDTの制覇)を考えると宮原にとっては最強の挑戦者であり、石川も3団体制覇に王手をかけた。


 第4試合では秋山が久々に大地と組んで諏訪魔、佐藤組と対戦し秋山がリストクラッチ式エクスプロイダーで降したが、試合後には大地が神谷英慶との大神で世界タッグ挑戦を秋山に訴えた。ビッグガンズの保持する世界タッグ王座には5・12守口で公式戦でゼウスを降したジェイク、ボディガーを降した野村が挑戦することが既に決定している。大地もチャンカン公式戦ではボディガーを降しているが、大神の挑戦はその後になる模様だ。
 セミでは宮原がゼウスをシャットダウンで降すもKAIが真霜とのタッグ結成を呼びかけた。チャンカン制覇に失敗したKAIは真霜と巻き返しを狙うのか、ただ凶月のメンバーではないKAIとのタッグに真霜も困惑しているが…


 最後に春の本場所チャンカンも名古屋を除いては超満員、満員と大盛況となった。この勢いが持続また発展することを願いたい。

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