新日本プロレス
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大胆で破天荒!ヒロムがタイトル初挑戦でKUSHIDAを降し王座奪取!後藤は柴田とのケンカに勝ち欠場勧告…
1月4日 新日本プロレス「WRESTLE KINGDOM 11 in 東京ドーム」東京ドーム 26192人
<アピール、コメントなどは新日本プロレス公式HPより>
◇第0試合◇
▼1分差バトルロイヤル~ニュージャパンランボー~
○マイケル・エルガン(26分13秒 エビ固め)×チーズバーガー
※エルガンボム退場順、3:50 BONE SOLDIER、5:46 ビリー・ガン、8:59 小林邦昭、12:00 中西学、12:40 獣神サンダー・ライガー、12:49 タイガーマスク、16:26 ヨシタツ、19:20 永田裕志、21:02 田口隆祐、22:24 ヒロ斉藤、22:38 スコット・ノートン、23:34 天山広吉、25:13 チーズバーガー
【エルガンの話】
──お疲れ様でした。まずは復帰戦が東京ドームとなって久し振りにリングに戻ってきましたけど、今日の感覚はいかがですか?
エルガン「今の気分が最高かと言われたら嘘になる。なぜならば本来なら自分はIWGPのチャンピオンシップで出場したかったから。今日ここで内藤が棚橋と試合するというとこについても自分は納得がいかない。ここは自分がしっかりと勝ってチャンピオンベルトを取りたかった。ただ、このニュージャパンランボーで勝てたという事実はうれしく思っている。2017年、自分はしっかりと復帰して、IWGPのヘビー級、インターコンチネンタル両方に挑戦したいと思っている」──ケガから復帰して、コンディションは100パーセント戻っているんですか?
エルガン「ケガの状態は良くなっている。ただ、骨を摘出した股関節の部分で感覚がない部分が残っているので100%と言うと嘘になるが、ほぼ治っていると言っていいと思う。そして、ここ数カ月練習していると、今日の試合中も素晴らしい気分だったので、復帰に向けて準備万端といったところだ」──このあとIWGPヘビー、インターコンチネンタルのタイトルマッチが行なわれますが、どんな気持ちでご覧になりますか?
エルガン「難しい質問だけども、自分自身はチャンスを取り上げらたという気持ちでいる。今日のインターコンチネンタルも自分が試合をするチャンスがあったのに取り上げられた。G1に関しても自分が挑戦権を獲得できたはずなのに、それすらもできていない。なので、実際にこの試合を今日会場で観ることに関しては苦い、そして苦しい思いが湧き上がってくるだろう。とはいえ、どちらか片方か両方かわからないけど、どちらの勝者に関しても、2017年は自分と対戦しないといけないということを彼らは憶えていてほしい」
──2017年、ニュージャパンランボー優勝でスタートしました。今後の展望を教えてください。
エルガン「一番初めに満足していないと言ったことで、自分がハッピーでなはいと理解したかもしれないが、今日の結果についてはとてもうれしかった。獣神サンダー・ライガーやタイガーマスクのようなレジェンドと一緒にリングに上がれたこと、もちろんビリー・ガンと一緒にリングに上がれたこともとても光栄でうれしかった。ただ、何をしても満足というものは長くは続かない。私はこれ以上のものを手にするに値するレスラーだと思っている。それを残念ながらケガが取り上げてしまった。ただ、2017年の目標はさらにクリアになったと思う。もちろんIWGPインターコンチネンタル選手権にも挑戦するし、ヘビー級でも闘っていきたいと思っている。そして、日本の中で伝説を残すつもりだ」──難しい質問だと思いますけど、IWGPヘビーとインターコンチ、まずはインターコンチのほうが強いんですか?
エルガン「その2つ、どちらかと言われればIWGPインターコンチネンタルのほうが自分にとっては優先順位は高い。なぜならば内藤とまだ終わってない仕事があり、まずこれを完了させなければならないと思っているからだ。そして家族も待っている。時間が限られた中で自分が先に取らなければならないのはインターコンチだろう。それはまたなぜかと言うと自分自身が初めて獲得したタイトルだからだ。それを取り返すのが第一だ」──かつてエルガン選手と同じようなパワーファイターでスコット・ノートン選手と肌を合わせてみて、いかがでしたでしょうか?
エルガン「それは大変大きな、そして光栄な事実だ。今日、私がスコット・ノートンと同じリングに上がるとわかったときはうれしかった。なぜなら私は彼を観て育ってきたからだ。彼のような存在、そしてハルク・ホーガンのようなレジェンドと呼ばれるファイターにあこがれてここまで来たので、その彼と同じリングに上がれたことは何事にも代えられないことだった。今日ここで起こったことはもちろん優勝もうれしいし、IWGPとインターコンチネンタルのタイトルマッチをこれから観なきゃいけないのはつらいけど、今日は特別な1日として記憶に残ると思う」【ノートンの話】
ノートン「(※インタビュールームに集まった報道陣の顔を眺めて)元気ですか? なにか質問は?」――ひさしぶりの新日本のリングでの闘いでしたけど、感想、感覚、雰囲気はいかがでしたか?
ノートン「何て言ったらいいのかなあ……アドレナリンが噴き出してくるのが、自分でもわかった。それに、みんながまだ覚えていたことがうれしかった。長く離れていたけれど、自分自身にとっても、(新日本に)戻って来れたことがいい経験になったし、とてもうれしかった。リング上にライガーがいるのを見て、戻ってきたんだなあと実感した。ニュージャパンではこれまで多くの試合をしてきたし、活躍の場も与えてもらったけど、(自身のキャリアの)終盤に間違いを犯してしまった。もっと長くニュージャパンのリングに上がれていたらなあと今は思っている。そんな思いがある中で、自分に入場曲がかかって盛り上がってくれたファンを目の当たりにしたことはすごくうれしかった」――リング上にはかつての仲間たちがいたと思うんですけど、彼らを見てどう思いましたか?
ノートン「最高の気分だった。ニュージャパンには才能あふれるファイターたちはたくさんいて、彼らに囲まれた自分がいたこと、昔の仲間たちとあの時と同じレベルの試合ができたことはうれしかった。あの空間にいれたことで、過去の自分に戻れた気がした。サイコーだ。このようなチャンスをいただけたことをすごく感謝しているし、パワーボムを決めたり、逆に投げられたりもしたけど、そんなことすべてが自分を作り上げているんだということを思い出させてくれた。これが自分なんだということを、改めて力強く確信した。これこそがリアルなんだと思えたこと、ここにいることは現実なんだと思えたことが、すごくうれしい」――かつて闘っていたときにはIWGPヘビー級のベルトも巻きましたが、現在の新日本プロレスという団体はどのように映ってますか?
ノートン「“いい”という一言だけでは収まらない、“素晴らしい”団体になっていると思う。それは新日本という団体が、時間をかけて努力してきた結果だと思う。才能あるレスラーがいて、素晴らしい試合を繰り広げてきた結果だと思うし、そういうところすべてが尊敬に値する。今は若い世代の選手も出てきて、自分は彼らの父のことを知っている年代になってきた。若い世代も才能を受け継いで、しっかりした試合ができているところも素晴らしい。才能だけでなく、パワーのある選手もいる。俺たちの時代もムタ(武藤)やチョーノ、テンザンなど才能ある素晴らしい選手がいたし、その中で自分の一時代を繰り広げられたと思うし、今のニュージャパンも自分たちがいた当時と同じぐらいのレベルに近づいているんじゃないかと思う。何よりもニュージャパンの素晴らしいところは、年代にかかわらず、最高のレスラー、才能あふれた素晴らしいレスラーを次々と輩出してきたことだと思う」【小林の話】
──まずはこの世界最高峰の東京ドームのリングいかがでしたか?
小林 「近年ニュージャパンランボーがあったけど、なかなかこう上がるっていうわけにはいかなくて。ただ、去年の盛り上がりを見て、これなら出てもいいかなと思って。でも、昨日ちょっと足を傷めちゃって、思うように動けなかった。まあ点数としたら50点ですね(笑)」──今、50点とご自身で採点されましたけど、来年も出たいなとお気持ちは沸いてきますか?
小林「ええ、5000万出たら(笑)。わかんねえよ(笑)。今日みたいなああいう試合はもう来年は見せられないと思う。さっきメールが来て、なかなかやってたって言うけど、全然そんなことないと思うんだよね」──新日本の若いレスラーと肌をわせて感じたことはありますか?
小林「やっぱりレベルが高いですよね。今日、人数が多いんで、第0試合に出た選手たちもセミとかメインを取ってもおかしくない選手たちですから。内心は次はいいかなって感じになっちゃう(笑)」──4代目ですけど、タイガーマスク選手とも対峙しましたけどもその点についてはいかがですか?
小林「そうですね。まさか、あそこで自分が意識して出すとは思わなかったですね、覆面を。取っちゃえばよかったですね(笑)。でも、あの場面はタイガーマスクのほうが湧きましたよね、ライガーよりかは。タイガーマスクがね」──引退試合はライガー選手でしたけど。
小林「まあ、16年、17年ぐらい前になりますかね。まあ、あのときはライガーからのご指名でしたけど。僕は違う人を指名したんですけど(笑)」──小林選手は第1回の1989年東京ドーム大会に出場されていますよね。
小林「え〜っと、対ライガー?」──対ライガー。しかも、ライガー選手のデビュー戦でした。
小林「ああ、10何年前ですか?」──27年前です。
小林「ええ、そんなになるんですか!? そんな前? じゃあ、ライガー何年やってるんですか、トータルで?(笑)」──年齢不詳です(笑)。
小林「ああ、そうか、そうか(笑)。そんなになるんですね」──そういう観点からリングに立ってみてどうですか?
小林 「大いにいいことですね。近年、同じ年の人とかいろんな人が不幸続きっていうこともあって。この間も永源(遥)さんがね、亡くなってちょっとガクッとしたんですけど、いろんな古い選手が、ヒロ斎藤とかががんばってて、自分も力づけられますよね。もうそろそろ自分も片足どころか両足棺桶に入ってるようなもんだから」◇第1試合◇
▼テレビアニメ「タイガーマスクW」スペシャルマッチ/30分1本
タイガーマスクW(1/30)タイガー・ザ・ダーク◇第2試合◇
▼IWGPジュニアタッグ選手権試合/60分1本
[挑戦者/SJTT2016優勝チーム/六本木バイス]○ロッキー・ロメロ バレッタ(12分57秒 十字架固め)[第48代王者/ヤングバックス]×マット・ジャクソン ニック・ジャクソン
※ヤングバックス3度目の防衛に失敗、ロメロ&バレッタが第49代目王者となる【ロメロ、バレッタの話】
ロメロ「(※ベルトを手にインタビュールームに入って来るなり)ハッピー・ニューイヤー! ハッピー・ニューイヤー! ハッピー“FN”ニューイヤー!(※遅れて足を引きずりながら入ってきたバレッタにイスを差し出し)さあ、ここに座れよ。(※ベルトをテーブルに立てかけて)さあ、これを見ろよ。ハッピー・ニューイヤー。コンニチハ。コニャニャチハ。さあ、いくぞ。ロッポンギヴァイスが……チャンピオンだぜ。これで3度目さ。2017年1月4日、ニューイヤーにバレッタと俺は生まれ変わったんだ。2016年は厳しい1年だった。いやあ、ムズカシイね。でも2017年に入って再出発だ。真っ直ぐな道を行くぞ。そして、俺たちはこの地球上で最高のタッグチームになった。俺たちは今日、あいつらをやっつけた。そう、ヤングバックスをな」バレッタ「そう、やっつけたんだぞ」
ロメロ「今日、俺たちが誰をやっつけたわかってるか? 最高のあいつらをやっつけたんだ」
バレッタ「俺たちは最高のチームをやっつけた。だから俺たちこそが最高の中でも最高なんだ。だからこそ、IWGPジュニアタッグ・チャンピオンになったんだ。厳しい闘いだったけどな。もうこれ以上は話せない。ケガをしたんでドクターに診てもらわないといけないから、先に失礼するよ(※と言って、ベルトを手に1人で引き揚げていく)」
ロメロ「(※1人残ってコメントを続ける)俺にとって、これは個人的に一つの目標だった。俺に限って言えば、これで7回目だ。7回目のIWGPジュニアタッグ・チャンピオンだ。ジューシン・サンダー・ライガー以上さ。プリンス・デヴィット以上さ。ロッキー“AZUCA”ロメロは記録を塗り替えたんだ。バレッタがいつもそばにいてくれる限り、ロッポンギヴァイスは止まることはない。さあ、次の相手は誰だ? 誰でもいいぞ。かかって来い。オーランドから来ようが、ニューヨークから来ようが、テネシーから来ようが、トーキョー・ジャパンのヤツであっても構わない。どんなヤツであろうと問題なしだ。いつでもいいぞ。ロッポンギヴァイスは最高のチャンピオンだ。最高のタッグチームだ。しっかり覚えておくがいい。ようし、叫ぼうか。1、2、3、ナカスゾ。1、2、3、シバクゾ。ロッポンギヴァイス、サイコー! サイコー! サア、イコウ。アリガトゴザイマシタ。(※引き揚げながら叫ぶ)ロッポンギヴァイスが世界最高さ!」
◇第3試合◇
▼NEVER無差別級6人タッグ選手権試合 ガントレッチマッチ/60分1本
①[挑戦者]バッドラック・ファレ ○高橋裕二郎 ハングマン・ペイジ(7分30秒 片エビ固め)[挑戦者]YOSHI-HASHI ウィル・オスプレイ ×邪道
※ピンプシューズ②[挑戦者]○SANADA EVIL BUSHI(2分6秒 Skull End)[挑戦者]バッドラック・ファレ ×高橋裕二郎 ハングマン・ペイジ
③[挑戦者]SANADA ○EVIL BUSHI(6分30秒 体固め)[第8代王者]×小島聡 リコシェ デビッド・フィンレー
※EVIL
☆小島&リコシェ&フィンレー組が2度目の防衛に失敗、SANADA&EVIL&BUSHIが第9代目王者となる
(まず2チームで試合を行い勝者が次のチームと対戦、最終的に勝ち残ったチームの勝利)【BUSHIの話】「まったくね、思い入れのないベルト。NEVER6人タッグ。誰か興味ありますか? いつでも誰でもいい。挑戦してこいよ。かかってこい。このベルトに興味がある奴ならいつでもいいよ。誰でもいい。俺ら3人の実力を試すのにちょうどいいベルトだよ。まあ、このベルトに関して言えばね、これから俺たちの次へのステップになるためだけのベルト。俺はIWGPジュニアを目指している以上、このベルトを踏み台に、そして実績にして必ず辿り着いてみせようと思っているから。いつでもいいよ。このベルトに興味があるんだったららいつでも受けるぜ。エンセリオ、マ・ジ・で」
【EVILの話】EVIL 「このベルトは当たり前の結果だ。いいか、こんなベルト、当たり前のように取れるんだ。そして俺らは〜このリングのいただきをエ〜ブリシング! ぶんどってやる。いいか? そして今年はこのEVILのエボリューション、進化を見せてやる。よ〜く聞いておけよ……。This is EVIL! Everything is EVIL! すべては……そしてすべてが〜ッ……EVILだ」
◇第4試合◇
▼30分1本
○Cody(9分37秒 片エビ固め)×ジュース・ロビンソン
※クロスローズ【Codyの話】
――まず最初に、東京ドームの雰囲気はいかがでしたか?
Cody「このトーキョードームは俺にとってとても重要な意味があった。ドームで試合すること自体も重要であるのに加えて、SNSでも繰り返し言ってきたが、(WWEの)『レッスルマニア』、(TNAの)『BOUND FOR GLORY』や『FINAL BATTLE』と同じだけの規模である『WRESTLE KINGDOM』で試合できたことは、自分にとって大きなことなんだ。今日、このドーム大会では特に電気が走るほどの試合ができたし、その試合で勝てたこともすごく光栄だ」――大観衆の中で勝利収めてインパクトを残したと思います。これから新日本でどのような選手になっていきたいですか?
Cody「その質問の中に一つの答えがある。父が昔から常日ごろ、言っていたことは、『ビッグイベントに出場することが大切なのでなく、ビッグイベントで勝利を挙げることが重要だ』という言葉だった。なので、(勝利したことで)しっかりアピールできたと思うが、リングに入ってからこの会見場に来るまでの間で、これからニュージャパンとはよい長い関係が築けるのではないかと思っている」――対戦相手だったジュース・ロビンソンとは同じ師を持つ間柄ですが、自分に近い部分は感じましたか?
Cody「同じ師であることで同じバックグラウンドを持っているというのが一つの共通点だ。それとともに、彼とは似たような道を歩んでいる。彼は、彼自身の意思でWWEを離れて、ドージョーに入ってトレーニングを積んできた。俺も同じように自分の意思でWWEを離れて、このニュージャパンにやって来た。これも一つの共通点だ。そして、これは俺がいい人ぶるために言うんじゃなくて、ジュース・ロビンソンは日本にやって来て、ドージョーに入ってイチから始め、そして今、何万人という前でパフォーマンスしても遜色ないほど素晴らしいレスラーになった。それは自分にとってもすごくうれしいことで、彼はこれから、どの団体というのにかかわらず、ビッグマッチを任せられるレスラーになっていくと確信している。そして自分自身は、父親という大きな存在、指導者という大きな存在をいつも近くに感じて試合しているが、重要なこの試合で、同じ思いを持ったレスラーと対峙できたことをすごくうれしく思う」(※続けてCody自身から話し始めて)
Cody「さらに俺の方から言わせてくれ。まずはサンキューと、お礼の言葉を言わせていただく。それはニュージャパンだけでなくBULLET CLUB、そして日本に来る機会を与えてくれたみんなに述べたい感謝の言葉だ。これからは次の『WRESTLE KINGDOM』にも出場できるように頑張っていきたい。サンキュー」【ジュースの話】「まず初めに新日本を応援してくれている、そして僕を応援してくれている人に大好きだよって、自分の愛を伝えたいと思います。ここ1年半、自分を応援してくれた人がいたからこそ、ここまで成長することができました。2015年9月、アメリカから渡ってきて、ヤングライオンとして一から努力してきました。そして皆さんのサポートがあったからこそ、自分自身が想像していた以上に大きく成長できたと思います。そして自分が持っている新日本に対する尊敬と信頼の気持ちは永遠に心の中にあり続けるでしょう。今回、Codyとの試合を自分で求め、それを新日本が与えてくれて、自分がやりたかったことすべてを実現してくれたのに勝つことができなかった。それが一番悔しいです。ただ今日はCodyのほうがいい日を迎えただけだと思っていますが、敗戦して4万人の前でリングを降りなければいけないこのつらい気持ちを、今言葉にするのはとても難しいことです。でも、2017年はG1に出られるように努力していくつもりです。とりあえず試合は終わったので冷たいビールを飲みたいと思います。ありがとう」
◇第5試合◇
▼ROH世界選手権試合/60分1本
[挑戦者]○アダム・コール(10分14秒 体固め)[第24代王者]×カイル・オライリー
※ラストショット
☆オライリーが初防衛に失敗、コールが第25代目王者となる◇第6試合◇
▼IWGPタッグ選手権試合3WAYマッチ/60分
[挑戦者組]○矢野通 石井智宏(12分24秒 横入り式エビ固め)[第72代王者]タマ・トンガ ×タンガ・ロア
☆トンガ&ロアが2度目の防衛に失敗、矢野&石井が第73代目王者となる。もう1チームは[挑戦者/WTL2016優勝チーム]真壁刀義 本間朋晃【矢野の話】「(とてもリズミカルに)フハハハハハハハ〜! アハハハハハハハ〜ハ〜! ハイハイハイッ! 皆さんの予想通り! 戦前の予想通り! ある・べき・場所に! ある・べき・ものが! しっかりと4つも、戻ってきま〜したッ、ハイッ!」
◇第7試合◇
▼IWGPジュニアヘビー級選手権試合/60分1本
[挑戦者]○高橋ヒロム(16分15秒 片エビ固め)[第75代王者]×KUSHIDA
※TIME BOM
☆KUSHIDAが初防衛に失敗、ヒロムが第76代目王者となる◇第8試合◇
▼NEVER無差別級選手権試合/60分1本
[挑戦者]○後藤洋央紀(16分17秒 片エビ固め)[第14代王者]×柴田勝頼
※GTR
☆柴田が初防衛に失敗、後藤が第15代目王者となる【後藤の話】
後藤「ありがとうございました。今日、この結果が昨年俺がやってきたことの結果です。まあ、これがゴールじゃないですけどね。明日からNEVER王者として、胸を張って、自信を持ってリングで闘いたいと思います」──いま柴田選手には声をかけるとしたら、どんな声をかけますか?
後藤「いつまで首にテーピングしてんだって。早く治せ。しっかり治せ。再戦するのはそれからだ」──3年前にも東京ドームで同じカードがあったと思います。3年前との違いがあったら教えてください。
後藤「まあ、俺の中では変化っていうのは立ち位置だけでね。そんな大きな変化はないんだけども、彼の中でたぶん全然違う変化があっただろうし、だからこそ今日みたいなこういう試合になったんだろうしね。しっかりリング上で会話しました。以上です。ありがとうございました」【柴田の話】
柴田「俺、リマッチはしない……。もう、この先、後藤が月1ペースで(防衛戦を)やっていけばいいんじゃないですか(苦笑)。俺は俺で、(ベルトを)持ってる間に、自分のプロレスを、あのベルトで表現できたんで。どうなっていくかわかんないけど、今のところ俺には、(再戦を)するつもりはありません。やったって、面白くないでしょ? 新しいヤツがやりゃいいんだよ」――試合前には「闘いの中で会話していきたい」とおっしゃってましたけど、CHAOSに加入した後の今日の後藤選手に、どういった印象、感想を持ちましたか?
柴田「ん~……なんだろね。俺が、あいつがアゴをケガして復帰した時に、散々、アゴを狙ってやったんですけど、それをまんまやり返された気分ではありますね、今日は。前とは違ったなと。やっと、試合で会話が成立しましたね」――いい意味で変わったように感じましたか?
柴田「どうだろね? それを見てる人が、闘ってる者がどう感じていくかで、あいつがいい意味で変わる方向に行くんじゃないのかなと思います。相手が俺だからじゃダメなんだよね。俺はどこの国行っても、どんな相手でも、柴田勝頼の試合をする自信があるんでね」――NEVERでの再戦はしないということですが……。
柴田「もういいよ、NEVERの質問は」――今年の展望を聞かせてください。
柴田「今年の展望? そうだね、俺にはもう一つね、ベルトがあるはずなんだけど、(※テーブルを叩いて)ここに来てない。俺の持ってたはずのベルト、ここに来てない(苦笑)。大英帝国のチャンピオンでもあるんでね。とりあえずイギリス、イギリスに帰ります」――イギリスを中心に活動していくと?
柴田「とりあえず、イギリスに帰ります。……ほかに何かありますか?」――ベルトうんぬんを抜きにして、後藤洋央紀への興味もなくなりましたか?
柴田「なくなってはないですね。負けてますからね。興味がなくなるわけじゃなく……俺にとっては、勝ったら封印してやろうと思ってたんで。けじめですね。相手がどう思おうが、俺にとってのNEVERのけじめ。ま、負けてしまったんで、もう何も言うことはありません、NEVERに関しては」――先ほど後藤選手がここに来ましたけど、勝った後藤選手には質問が飛ばず、負けた柴田選手にはこれだけの質問が飛んでます。この現実をどう思いますか?
柴田「俺にはわかんないですけども、やっぱり去年の1年間が大きいんじゃないですかね。試合には負けたけど、勝負として、負けは負けなんですけども、そういう覚悟がないから……そこかもしれないし。俺としては去年の1年が濃すぎたんで。それが今日の歓声だったと思うし、そこに自分のプロレス間違ってねえなという手ごたえをすごく感じたんで、いい経験になりました。あとは後藤が月1ペースで、まずは第三世代から(防衛戦を)やっていくんじゃないかと思います。とりあえず俺は、イギリスに帰ります。以上。ありがとうございました」NEVER選手権は後藤のヘッドロックに対して倒立で脱出した柴田は左腕攻めからサッカーボールキックなどで"オマエはそんなものなのか!”と踏みにじるようにストンピング、顔面キックを浴びせていく、しかし後藤も追走式ラリアットで流れを変え、村正、バックドロップ、串刺しラリアット!ダイビングエルボーと猛反撃も、正面からのサッカーボールキックは柴田が胡坐で耐える。
柴田はナックル、串刺しフロントハイから顔面への低空ドロップキック。フロントネックチャンスリー、コブラツイスト、後藤がロープへと逃れるが柴田がバックドロップ、後藤はラリアット、バックドロップ、柴田はジャーマンと攻防を繰り広げるが、後藤が変形の牛殺しで動きを止め、リバース牛殺し、サッカーボールキック狙いはキャッチした柴田はジャーマンも後藤はラリアット、柴田は武者返し、膝立ちの二人はエルボー合戦、柴田が連打、エルボースマッシュ、突進したところで牛殺し狙いは着地した柴田がスリーパー、腕ごと胴絞めスリーパーで絞めあげる。
後藤がアゴへのヘッドバットに対し柴田がキックで応戦、突進する柴田に牛殺しからが昇天・改、念をこめてキックも、今度は互いにケンカ腰となってエルボーの応酬となり!後藤もヘッドバットの連打からリバースGTRを披露、最後はGTRで勝利して後藤が王座を奪取、試合後も柴田は肩に巻いていたバンテージを剥いで叩きつけるなど、ケンカに負けた悔しさを露わにしていた、また後藤もこんな爆発力をなぜ出さないんだと思わせる試合だった。
そしてバックステージでは後藤が柴田に欠場を勧告した、確かに柴田の首と肩はいつ限界にきてもおかしくないレベルだが、肝心の柴田はイギリスへ帰ると発言するに留めた…IWGPジュニアヘビー級選手権は奇襲をかけるヒロムに対してKUSHIDAは左腕攻めを展開、しかしスライディングで場外に逃れたヒロムは追いかけっこの末、エプロンのKUSHIDAに断崖式の回転エビ固めを敢行、大ダメージを負ったKUSHIDAに自分が格上とばかりに蹴りつけ叩く。
主導権を奪われたKUSHIDAはコーナーへのコンプリートショットから流れを変えようとするが、ホバーボードロック狙いはキャッチしたヒロムが連続ジャーマン、場外に逃れたところでセントーンアタックを発射し、リングに戻ってもCIMAの必殺技であるメテオラを投下するなど攻勢に出るが、またエプロンでの攻防で断崖式回転エビ固めを狙うと、阻止したKUSHIDAが場外のヒロムに飛びつき式腕十字を敢行、左腕へのキックの連打などいつもより手厳しい攻めを見せてから腕へのバトンキックからホバーボードロックで捕獲、そしてロープに逃れられないように回転すると、ヒロムが抱えてTIMEBOMを狙うが、KUSHIDAはエビ固めで切り返す。
再度のホバーボードロック狙いを堪えたヒロムはグーパンチを浴びせると、KUSHIDAのマサヒロタナカで応戦、両者ダウンの後でKUSHIDAが突進もヒロムがコーナーへのフロントスープレックスから串刺しラリアット、コーナーのKUSHIDAにEitaの技であるサラマンダーを決めてからTIME BOMで3カウントを奪い王座を奪取。
KUSHIDAもいつもより厳しい攻めを見せたが、ヒロムが12月の凱旋マッチ以上に破天荒さや、また新日本になかったDRAGON GATEの技を見せるなどしてファンに大きなインパクトを与えた。IWGPタッグ3WAY戦は矢野が王者のGOD、GBHを振り回す展開となり、GODが矢野組を排除してからGBHに合体攻撃で攻勢をかけるも、いつの間にか交代を受けていた矢野が石井にダブルブレーンバスターを狙うGODを急所打ちから丸め込んで3カウントを奪い、王座を奪取してしまう。
Codyvsジュースはドーム本戦に抜擢されたジュースは場外へのフロントスープレックスからキャノンボールで攻め込むも、Codyが膝へのバックタックルからアメリカンナイトメアと足攻めで流れを変え、最後はパルプフリクション狙いをCodyがクロスローズで勝利を奪って大物ぶりを見せ付けた。
NEVER6人タッグ選手権ガントレットマッチはCHAOSvsBULLET CLUBでスタートし、BULLET CLUBが勝利で次はロスインゴと対戦も、連係に優るロスインゴが勝利で王者の小島組と対戦、勢いに乗ったロスインゴがまたしても連係で優り、最後はBUSHIの毒霧の援護を受けたEVILがEVILで3カウントを奪い王座を奪取。
IWGPジュニアタッグ選手権はヤングバックスがロッポンギヴァイスを連係で分断し最後もロメロを捕らえてモア・バング・フォー・ユア・バック、バレッタが阻止するとロメロが十字架固めで3カウントを奪い大逆転で王座を奪取した。
第0試合のニュージャパンランブルでは元祖虎ハンター・小林邦昭がレジェンド枠で登場し、タイガー、ライガー相手にローリングソバットやマスク剥ぎを披露すれば、新日本最強外国人選手としてIWGPヘビー級王者となったノートンも登場して天山、ヒロと共にかつてのnWoが揃いぶみとなってジュラシックボムで田口を降すも、昨年10月から眼底骨折で欠場していたエルガンが1番手で登場して最後まで残りチーズバーガーを降して優勝を果たした。
LOS INGOBERNABLES de JAPON
ーTicking Time Bombー#TickingTimeBomb pic.twitter.com/jmrouOBuG0
— TIME BOMB 髙橋ヒロム (@TIMEBOMB1105) 2017年1月4日With the next IWGP Heavyweight Champion. It's all yours @KennyOmegamanX #BulletClub pic.twitter.com/vNJ3JPrFRc
— Adam Cole (@AdamColePro) 2017年1月4日Thanks TOKYO DOME.#njwk11 https://t.co/0DmcuU7Yln
— SANADA (@seiyasanada) 2017年1月4日東京ドーム大会、終了。
惨敗。
昨夜からずっと落ち込んだけど、私はプロレスラーだから…“そこから先”を見て頂きたい。
プロレスは勝ち負けだけを見て頂くモノではなく、生き方を見て頂くジャンルでもあると思っているので。
前向きに頑張ります!
— 小島 聡【SATOSHI KOJIMA】 (@cozy_lariat) 2017年1月5日2017年1.4東京ドーム大会が終了。
ドームにあのテーマ曲が鳴り響いた時は鳥肌が立ったわ‼
日本に帰って来てめっちゃ嬉しそうなスコットさんとパチリ pic.twitter.com/YWTcAbMAF5
— 天山 広吉 (@TENZAN323) 2017年1月4日スコットは自分が新日本の新弟子時代からよくしてくれていました。セコンドで、リングサイドでリック・スタイナーに後頭部ブン殴られて軽い脳しんとう起こしたときも一番心配してくれたのが彼でした。 https://t.co/wBoGa1FZVs
— YOSHITATSU (@YoshiTatsuIsm) 2017年1月4日昔と変わらないね。 pic.twitter.com/rrVGDqhv7Q
— 井上 亘 (@wataru_inoue) 2017年1月4日今日のニコ生でお世話になった皆さん。#タイガーマスクW のメモリーアルバムにこの一枚を付けます(ボグダンP) pic.twitter.com/LWprwxCTgu
— アニメ「タイガーマスクW」2クール目突入 (@TigerMaskW) 2017年1月4日現実に飛び出したタイガーマスクW選手と写真を撮りました。握手もして下さいました。こちらが名乗ると、「初めまして、タイガーマスクWです。」と返して下さり、そのヒーロー然とした姿がかっこよくて、これからも頑張ろうと思いました。#タイガーマスクW pic.twitter.com/UziMuzhtCM
— 八代 拓 (@yashiro_taku) 2017年1月5日PR -
大物ルーキー・岡倫之がデビューも永田がねじ伏せる!矢野がタッグベルトに続いて優勝トロフィーも強奪!
1月3日 新日本プロレス「大プロレス祭り」 ディファ有明
【公開会見 週プロモバイルより】
(1時より1・4東京ドーム大会の前日公開記者会見&調印式の第1部。各試合ごとに選手が登場し、コメント。司会は清野アナ。)▼IWGPジュニアタッグ選手権試合(60分1本勝負)〈王者組〉マット・ジャクソン&ニック・ジャクソンVSロッキー・ロメロ&バレッタ〈挑戦者組〉
ロメロ&バレッタの“ロッポンギバイス”がスーツ姿で登場。続いて王者組のヤングバックスがTシャツにジーンズ、腰にベルトを巻いて入場。ベルトをロッポンギに見せつける。
バレッタ「明日はヤングバックスを47回ひっぱたいてやる。自分たちも47回倒れるかもしれないが、必ず47回起き上がり、そのベルトをオレたちのものにしてみせる」
ロメロ「コンニチハー! 1・4、挑戦者として挑む試合になる。でも明日、ヤングバックスは世界中で人気で調子に乗ってるかもしれないが、勝ってみせる。去年はつらい一年だった。でもそれを乗り越え自分自身も具合がいい。ヤングバックス、シバクゾコノヤロー。明日の夜、ロッポンギバイスが新チャンピオンになる。イチ、ニー、サン、ナカスゾコノヤロー! ロッポンギバイス、サイコー! サイコー! サイコー!(バレッタがマイクを奪ってやめさせる)」
ニック「日本語で文句を言われたみたいだが、オレは日本語がわからないので英語で答える。ヤングバックスは日本語で言い返したりしない。2人を絶対に弾いて小さいものにしてみせる。世界中のファンはヤングバックスがオリジナルだと思っている。なぜならサックイットという決めゼリフ以上のものをオレたちが見せてきたから。タッグチームを素晴らしいものにしたのはオレたちが成し遂げてきたものがあったから。明日はオマエら2人を倒す。このベルトはオレたちのものであり、オレたちに属するものだから。そしてこのベルトをキープするチャンピオンであることがオレたちの仕事だから」
マット「ハッシュタグ、スプレットザワールドを使ってオレたちのコメントを広めてほしい。明日もきっとロッキーは同じような衣装を着て同じような技を繰り出してくるだろう。オレたちは全身をゴールドにしたコスチュームで登場する。何をしてこようがオレたちにはかなわない。世界中にヤングバックスの存在をまたさらに認知することになるだろう」
▼NEVER無差別級6人タッグ級選手権試合ガントレットマッチ(60分1本勝負)③〈王者組〉小島聡&リコシェ&デビッド・フィンレーVSYOSHI-HASHI&ウィル・オスプレイ&邪道〈挑戦者組〉VSバッドラック・ファレ&高橋裕二郎&ハングマン・ペイジ〈挑戦者組〉VSSANADA&EVIL&BUSHI〈挑戦者組〉
(バレットクラブは金髪の外国人女性を連れて登場し、裕二郎が肩を抱く。続いてロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン、CHAOS。最後に王者組が登場。)
ペイジ「明日はオマエたち全員の頭をぶち抜いてみせる。そしてチャンスがあるなら全員の首をこのロープで絞め上げてやる。(リコシェが「オレのことを見てるのか?」)もちろんオマエたちを見てるし、そのベルトを狙ってやる。そのベルトを持って帰れると思う名。命があるだけでありがたく思え」
裕二郎「明日のタイトルマッチに勝つために、今日は最高の女を連れてきた。ピーター。明日の東京ドームはよ、もっとたくさん連れてきちゃうんで、楽しみにしてくれよ」
ファレは裕二郎に耳打ち。裕二郎が「ヒーセイ、ファッキュー」と通訳。
BUSHI「一番気になるのはどのチームが一番最初に出てくるのか。だったらオレたちが一番最初を希望します。まあ順番なんてね、ハッキリ言って関係ないんで。あとは会社に決めてもらって構わないですよ。オレたちが何番目に出ようが必ずそのベルト奪ってやるぜ。エンセリオ。ま、じ、で」
邪道「オスプレイのハイフライ、YOSHI-HASHIの今の勢い、30年近いこのプロレスキャリアのオレの頭脳、一番ベルトに近いのはオレたちだな」
YOSHI「その通り。石井さんから邪道さんに代わったけどね、去年の東京ドーム、バトルロイヤル優勝してるからね。今回この6メンに出る資格十分あるから。明日そのベルト、オレたちが必ずいただくからな。覚悟しとけ」
オスプレイ「みなさん、あけましておめでとうございます。自分にとって初の東京ドームでの試合、興奮してるし緊張もしてる。2016年は新日本にとっても自分にとっても素晴らしい1年になった。明日はこのNEVER無差別級6人タッグガントレットマッチというとても長い試合に出るが、対戦する3つのチーム、すべてを倒してみせる」
フィンレー「日本語がわからないから日本人選手が何を言ったかわからないが、どうでもいい。まずオマエたち全員が潰し合ってそこで勝ち残ったヤツがオレたちと闘うことになるんだから、みんな頑張ればいい」
リコシェ「フィンレー、小島、リコシェ、この3人でベルトを守って見せる。ロス…なんちゃらかんちゃらというチーム、特に言うことはない。バレットクラブはBチーム、Aチームにはなれない。CHAOS、YOSHI-HASHIの調子はどうだ? 万全を期して来てくれないとオレがしっかりと倒すことができない。オスプレイ、細くて金髪、倒すのは簡単、過去にも倒している。そして邪道はイケメン。自分たちがベルトを持って帰ることになる。オレたちのこのセクシーな腰にベルトを巻いて明日も家に帰る。そしてベルトは自分の息子の腰に巻いてあげたい。チャンピオンの素質のある素晴らしい息子だから」
小島「このNEVER無差別級6人タッグのベルトができてからちょうど1年がたちます。そして私がこのベルトを取ったのが去年の4月3日、つまりこのベルトの歴史の半分は私と一緒に過ごした時間です。このベルトはまだまだ私と一緒にいたいと思ってるはず。ということは、まだまだこの3人でやるべきことがあると思っています」
(王者組がベルトを持ってポーズしていると、寝そべるフィンレーをファレが踏みつけた。)
▼スペシャルシングルマッチ(30分1本勝負)④ジュース・ロビンソンVSCody
12・10利府でバレットクラブの新メンバーとして紹介されていた故ダスティ・ローデスの息子で元WWEスーパースターのCody(コーディ・ローデス)は新日本初参戦。Codyは花道でサングラスを外してリングへ。
ロビンソン「コンニチハ。去年の今ごろレッスルキングダム10では新日本のジャージを着てリングの下から大会をながめていた。そして、いつかは必ずこのリングに上がって見せると誓った。それが実現する。相手は素晴らしいプロレスラーで、彼の父親は自分自身の素晴らしい指導者、悪口は言えないぐらい尊敬している相手。とはいえ、明日は必ず主役になる。オレは底辺からここまできた。新日本初参戦でレッスルキングダムのリングに上がるオマエを見てると虫唾が走る。あり得ない。自分が絶対に主役になる」
Cody「ジュースと自分の間にある尊敬という関係性は揺るがない。アメリカを離れて新日本のリングで底辺から頑張ったのは偉いと思う。だが、だからなんだ? その頑張りには敬意を表するが、だからといって明日の試合でオレが負けるということはない。ジュースが日本のメディアに対してアメリカン・ナイトメアについて言ったことをいくつか挙げる。自分のことを『アメリカンスタイル』と言っていたが、オマエだってアメリカンスタイルだ。そして『この試合を真剣に受け止めろ』と言ったが、残念ながら自分はどの試合も真剣に受け止めている。そして『アメリカンナイトメアのケツを蹴り上げる』という発言、これはお互い同じ思いだということがよくわかった。いい試合をしよう」
写真撮影で両者が握手しファイティングポーズ。Codyがロビンソンの顔に手をピストルにして突きつけると、それをロビンソンが払いのける。Codyはジャケットを脱ぎ、トップロープを飛び越えて退場。
▼ROH世界選手権試合(60分1本勝負)⑤〈王者〉カイル・オライリーVSアダム・コール<挑戦者>
コール「みなさん、アダム・コールショーへようこそ。カイルとオレは世界中で対戦してきた過去がある。その2人がついにレッスルキングダムで対戦する。そのチャンピオンベルトはオレから奪ったもの。あの試合はただの茶番だった。神の名に懸けてオレは最高のコンディションで闘い、そのベルトを奪う。オレの最悪の日にラッキーなことにベルトを奪ったかもしれないが、オレの最高の日に対戦したらどうなるかわからせてやる。オレはバレットクラブのROHの3回目の王者として君臨する。アダム・コール、ベイベー!」
オライリー「アダム・コール、ベイベー。このチャンピオンシップのベルトをまたオマエと取り合うことになるとは。しかし、オレの大きな流れはオマエには止めることはできない。またオマエと対戦することはうれしい。オレたちの歴史は続いていくだろう。日本のプロレスにもオレたちの対戦という大きな歴史を刻んで行こう。しかしベルトを持ち帰るのはオレだ。このベルトを手放すぐらいなら死んだ方がましだ。これだけの意気込みでレッスルキングダムに臨んでいることをオマエに思い知らせてやる」
▼IWGPタッグ選手権3WAYマッチ(60分1本勝負)⑥〈王者組〉タマ・トンガ&タンガ・ロアVS真壁刀義&本間朋晃〈挑戦者組〉VS矢野通&石井智宏<挑戦者組>
ワールドタッグリーグを2連覇した真壁&本間のIWGPタッグ挑戦が決定したが、その後、昨年末の後楽園に乱入した矢野が石井とのタッグで挑戦表明し3WAYでのタイトルマッチに変更となった。矢野はタッグベルトを強奪。
矢野&石井に続いて真壁&本間がタッグリーグの優勝トロフィーを持って入場。最後に王者組。トンガがしゃべり出す。
トンガ「ヤノ、テメエ…。オレタチのベルト、ドコダ?(真壁&本間に)ワールドタッグリーグ…(矢野に向き直り)ベルトを返せ!(真壁&本間に)その黄色い塊はオレはほしくもなんともない。運命の元にオレはベルトを取りに来た。トロフィーはいらない。ベルトをよこせ。(矢野に)ベルト、ドコダ、コノヤロー?」
ロア「……明日、ここで対戦するチャンスをもらった。明日勝つことで2017年のいい流れを作り出す。本間&真壁、おめでとう。そして矢野、ベルトはどこだ? 明日はタマ・トンガとタンガ・ロアが勝ってベルトをキープしてみせる。このベルトを奪えると思ってるヤツはバカを見るだろう」
本間「あけましておめでとうございます。1・4レッスルキングダムに出れること、心の底からうれしく思います。東京ドームはオレの夢です。その夢の舞台で去年、オレと真壁はタッグチャンピオンにありました。一度あることは二度ある。明日絶対にチャンピオンになります。ただ、3WAYタッグやったことがないんで、ちょとt心配です。耳かぽじってよく聞いて下さい。バカ兄弟に2連敗してるんで、明日バカ兄弟に勝ちます。矢野と石井、まったく興味ないです」
真壁「よく聞けよ。てめえこのヤロー、ベルトどこやったんだよ? オレたちがチャンピオンシップ挑戦するんだよ。てめえなに笑ってんだよ。
矢野が素早く真壁と本間の持つトロフィーを奪って石井とともに退場。真壁が「ふざけんんなよ! あったまきた! 明日、てめえらワールドタッグリーグと一緒だよ、叩き潰してやる!」と叫ぶと、トンガが言い返す。真壁は「このクソ野郎たちと、矢野のクソ野郎、2チームともリングに沈めてやる。それだけだ」。トンガが言い返し、両チームがにらみ合った。
▼IWGPヘビー級選手権試合(60分1本勝負)⑩〈王者〉オカダ・カズチカVSケニー・オメガ〈挑戦者〉
オメガ「この対戦が決まってからたくさんの人に『緊張してるか?』『東京ドームのビッグイベントだが、どうだ?』と質問されたが、その答えはノーだ。緊張しているわけがない。なぜなら、自分は自分が愛する仕事をして、そのメインイベントに立つからだ。オカダ、4回目のメインイベントということで、もしかしたらこの舞台は慣れっこかもしれない。とはいえ心の中では恐れおののいているはず。オレは2016年、シングルマッチを一つひとつ積み重ねてここまで来た。ところでみなさん、あけましておめでとう。そして東京ドームでは、オカダ、オマエが100パーセントの力で試合に挑んでくることをオレは願っている。そうでないといい試合にならないから」
オカダ「2017年一発目、そして一発目のタイトルマッチ。まあ、いままで、棚橋さん棚橋さん棚橋さん、ずっとメインイベント、3回棚橋さん、そして4回目、ケニー。オマエはな、ふさわしい相手だと思ってるよ。棚橋さん以上、内藤さん以上、デヴィット以上、AJ以上だとオレは思ってる。そしてな、机にたたきつけられたのもオレは忘れてないからな。覚悟しとけよ明日。しっかりオレが勝って、防衛して、降らせてやるから覚悟しとけ」
▼IWGPジュニアヘビー級選手権試合(60分1本勝負)⑦〈王者〉KUSHIDAVS高橋ヒロム〈挑戦者〉
KUSHIDAは羽織袴にベルトを持って登場。ヒロムとにらみ合う。ヒロムがベルトを凝視するとKUSHIDAが体の後ろにベルトを隠す。
ヒロム「何度も言ってきましたけど、チャンピオンとしての自覚がないKUSHIDA選手から、IWGPジュニアのベルトを取るのは非常に簡単なことです。明日はオレがチャンピオンだ」
KUSHIDA「新年あけましておめでとうございます。明日から始まる新しい闘いにワクワクしてます。高橋ヒロム、たしかに強くなって帰ってきました。しかし、それだけではこのベルトは取れません。しっかり叩き潰してスカッと防衛します。新日本プロレスジュニア、2017年期待してください」
▼IWGPインターコンチネンタル選手権試合(60分1本勝負)⑨〈王者〉内藤哲也VS棚橋弘至〈挑戦者〉
1・4東京ドームより新テーマ曲に変更する棚橋が最後の『ハイ・エナジー』に乗って入場。あとから入場した内藤が花道からリングにベルトを放り込む。
棚橋「あらためまして新日本プロレス100年に1人の逸材棚橋弘至です。今回はこのインターコンチのベルトに挑戦者として臨みます。昨年はロス・インゴに試合内容、試合結果、そしてコメントに至るまでボロッカスやられました。今回、内藤に対しては敵対心、怒り、憎しみ、実はそれ以外の感情もあります。だから試合中はオレの心のサイコロを転がしながら、どの目が出るか、その場その場に応じて闘っていく。うん。まあなんと言っても東京ドームなんで、そう、東京ドームで一番輝くのは…東京ドームで一番輝くのは?(両者に声援)ハッキリしろよ。東京ドームで一番輝くのは?(両者に声援)半々か。(ちびっ子の声で「内藤!」)…でもね、これはね、直前のこの状況において、ファンを巻き込んだ闘いになるから。棚橋ファン、元気出せよ(歓声)。棚橋ファン、期待してるから。よしじゃあ、オレはその期待に、期待以上で応えるから。インターコンチのベルトを必ず取ります」
内藤「棚橋選手、12月17日の後楽園ホール大会が最後の『ハイ・エナジー』じゃなかったのか? あんだけ最後だ最後だって言うもんだからさ、じゃあいったい今日はなんの曲で入場してくるのか、オレすっげえ楽しみにしてきたんだ・け・ど…聞えてきた曲はまさかの『ハイエナジー』。さすがのオレも、あせっちまったぜ、カブロン。まあさ、明日はちゃんと新しい曲で入場するわけでしょ? でも、しょせん入場曲を変えたぐらいで人間変わるもんじゃないからね。入場曲を変えただけで強くなれるんだったら、全選手毎試合変えてるよ。何度も言ってますが、明日の東京ドーム大会が棚橋選手にとっての最後の晴れ舞台になることでしょう。オレが棚橋選手に最後のトドメを刺すその瞬間を、明日みなさまの目で確認してください。明日の東京ドーム大会まで、トランキーロ! あっせんなよ」
棚橋「(ハイエナジーについて内藤から指摘されたが)なんならこの後もう一回かけます。ボクもね、すっかり忘れてましてですね。まあまあまあ、言い訳をするなら試合で使うのは最後というね。いやあ、分かりやすい説明ありがとうございます。(ベルトを放り投げる内藤をファンが支持しているが)いや、非常にロス・インゴファンのエネルギーを感じますね。ただその、棚橋ファンもね、熱いから。東京ドームはね、いやホントにね、ちょっとイメージしただけですごいドキドキするんだけど、このファン同士の熱量というのがここ近年ないぐらい高まった試合になる。イメージとしては去年DDTに乗り込んだんですけど、その大ブーイングもあり大歓声もありというね、そういう闘いもね、プロレスにおいて非常に重要になってくると思います」
内藤「(東京ドームでは初めて棚橋戦だが)いやまあいろんなところで答えてますけど、ボクは棚橋選手の背中を見て、棚橋選手の姿を追いかけて、オレはずっと闘ってましたよ。だから、東京ドームでシングルマッチ、すっげえうれしいですよ。でもね、オレはもっと光り輝いてる棚橋弘至とシングルマッチやりたかった。オレが上がっていくのが遅かったのが、棚橋が下がるのが早かったのか、まあタイミングは合わなかったけどね、そこは非常に残念ではありあすが、まあ棚橋とシングルマッチ、ちょうど棚橋選手の最後の晴れ舞台ですからね。トップから引きずり降ろすことはオレはできなかったけど、最後のトドメを明日キッチリ刺してやりたいと思ってます。モチベーションが上がるポイントとしてはそこぐらいですね。あとは、コンディションが整っていることをボクは祈ってますよ」
棚橋「(コンディションは?)疲れてないです。そしてオレから言いたいのは、明日の東京ドームは内藤のゴールではなく、2017年、オレの新たなスタートです」
内藤「(メインのIWGPヘビーのタイトルマッチは意識する?)レスラーですから、そりゃあ意識しますよ。どの試合も意識しますよ。でもおそらくオレ以上に意識してるのは、メインイベントの2人なんじゃないですか? あの2人の方が、オレと棚橋の試合、意識してるんじゃないですか? まあ、すごい試合になるんじゃないですか。なにせIWGPヘビー級タイトルマッチですからね。メインイベントに推すべきタイトルマッチはやはりIWGPヘビー級選手権試合であるとボクは思ってるので、それにふさわしい試合が明日見れるんじゃないですか。ボクは楽しみにしてます」
写真撮影で内藤はベルトを蹴りつけ、踏みつけてポーズ。内藤はベルトを置いて手ぶらで退場。リングに残った棚橋はベルトに向けて内藤の目を開くポーズ。そして「ラストー!」と叫んでエアギター。『ハイ・エナジー』がかかる中、コーナーに乗ってポーズ。
▼NEVER無差別級選手権試合(60分1本勝負)⑧〈王者〉柴田勝頼VS後藤洋央紀〈挑戦者〉
後藤「あけましておめでとうございます。昨年はいろいろありました。いろいろありましたが、すべては、明日の試合につながっている。そう思えるような熱い試合をみなさんにお見せしたいと思います。よろしくお願いします」
柴田「あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。えー、さんざん言いたいこと言ってきたんで。これといっていま話したいこともないんで、明日は試合で会話したいと思います。以上」
両者がにらみ合い、後藤が退場。柴田はベルトを掲げてから一礼して退場。
[特別試合]
◇第1試合◇
▼岡倫之 デビュー戦/20分1本勝負
○永田裕志(9分5秒 ナガタロックⅡ)×岡倫之
【永田の話】
永田「新年あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いします」
――岡選手のデビュー戦の相手を務めましたが?
永田「20年ぶりくらいですかね? 藤田(和之)のデビュー戦をやって以来、新しい選手のデビュー戦というのは。たぶんそれぐらいです」――岡選手はいかがでしたか?
永田「まあ、あれだけの身体で。身のこなしも素晴らしいものがあるし。あの身体でシッカリ動けるしね。対応もできてるなというのは感じますけど。まあ、まだまだですけどね。……まあ、たぶん俺らもそうだったけど、レスリングから入ってきた人間というのは、ファンの人やマスコミの人もそうだけど。レスリングの技術とか、格闘技の技術とか、そういうものをプロレスでもドンドン出したほうがいいと。今日もそういうのを見たかった、という声もあると思うんですけど。彼はそういう武器はいっぱい持ってますよ。格闘技の技術とか、タックルとかっていうモノは。ただ、それを使いこなすには、プロのリングでプロレスの技術をシッカリ覚えてからでないと。その場では喜ばれるかもしれないけど、将来の自分のためにならないと。これはやっぱり、今年は新日本プロレス45周年になりますけど。過去の歴史の中で、格闘家がポッと出てきて、自分たちの持っている技術をパパッと披露して終わって行く。でも、そういう格闘技上がりのプロレスラーは長続きしない部分もある。そういう現状があった中で、岡にはそうなってほしくなかった。10数年前に、よくボクらが相手をした格闘技の選手が来るのはいいけど、ちゃんと基本を学ばず、自分らの技をひけらかして終わっていく離れていく、みたいな。そういうレスラーがいまいるかと言ったら、まったくいないわけで。岡はそういうふうにはしたくないなと。岡にはそういう凄い潜在能力もありますんで、まずはシッカリとプロレスの技術を学んで。そうすることで、いま彼が持っているいろんなレスリングだ、グラップリングだ、柔道だ、空手だ……そういうモノが活かしていけるんじゃないかなと。まあ、まだ未熟なのは当然で、ここから学んでいった時に凄い選手になるんじゃないかなと。ボクはそう思いましたね。頭も柔軟だし、動きも柔軟だし、気持ちも強いしね。それの表現というものはプロレスのフィールドではまだ少しできないかなという部分もあるけど。そこは日々、試合をして。練習して、いろんな人に怒られたりしながら、学んでいくことだと。まあ、今日は第一歩なんで。なかなか、こういう大きな人材と言うのは新日本プロレスにいないですからね? いまの新日本プロレスのヘビー級戦線とは違う、重みのある重くてスピードがあってパワフルなヘビー級選手になってほしいなと。彼の色を出しながら。そうするとヘビー級の景色が変わってくるんじゃないかなと。そこをちょっと期待します」――フィニッシュがエクスプロイダーからのナガタロックだったんですが、意味があった?
永田「いや、とくにはないけど(笑)。どうだろう。まあ、大きい選手だったということもあるし。通常、若い選手とやる時は、逆エビ固めなんですけど。身体も重かったし。まあ、彼への期待も込めてね」【岡の話】
岡「ハアハアハア……。クッソ!」――あらためて、プロレスのリングで正式なデビュー戦をやってみていかがですか?
岡「やっぱ……ココ来てよかったなって。プロレス、その中でも新日本を選んでよかったなって。勝つことがあたりまえだったオレにとって、こういう刺激、ホントに燃えるんで。ホントにココへ来てよかった。この舞台に立てて、ホントによかった。ああっ……! でも、やっぱ負けるのはムカつくんで、もういいっす。次からは全部、勝ちます。ハイ」
――永田選手が相手だったということに関しては?
岡「デビュー戦だから、一度だけ言いますけど、スゲー感謝してます。やっぱ、アマチュアの頃から面倒見てもらったし。プロレス入ってからも、あの人にお世話になって、デビューも最高のモノにしてくれたし。ホント、ありがたいって思います。でも、今回だけっす。次からは、ライバルとしてぶっ倒します!」――今後、どういうレスラーになりたいですか?
岡「そんなの誰よりも強いレスラーに決まってるじゃないすか。具体的なことをいえば、全ベルトを獲るくらい。ボクはアマチュアでも、そうやっていろんなタイトルを獲ってきたんです。だから、プロレスもベルトを全部獲ります!」◇第2試合◇
▼20分1本勝負
○中西学(6分48秒 体固め)×ヘナーレ◇第3試合◇
▼20分1本勝負
獣神サンダー・ライガー ○タイガーマスク(11分19秒 タイガースープレックス・ホールド)田口隆祐 ×川人拓来まず1月4日東京ドーム大会に向けて公開会見がリング上で行われるが、IWGPタッグ選手権の前日会見中に矢野がIWGPタッグベルトに続いて、タッグリーグ優勝トロフィーまで盗んで逃走するという暴挙を働いた。IWGPタッグ王座挑戦に強引に漕ぎ着けた矢野だが早くもインパクトを与えている。
公開会見の後で2012年全日本レスリング選手権大会フリースタイル120kg級優勝、2014年全日本選抜レスリング選手権大会125kg級優勝という華々しい実績を持ち、2015年の巌流島でも格闘家としてデビューを果たした岡のプロレスデビュー戦が行われ、永田がデビュー戦の相手を務めた。
若手らしく全力疾走で入場した岡は永田相手にバックやリストロック、ヘッドロックと繰り出していくが、永田はレッグロック、ローキック、キーロックなどで次第にプロの厳しさを出してくる。
岡はヒップトスからハイアングルのボディースラムやストンピング、重いエルボーを放っていくが、永田は鋭いエルボーで岡を怯ませ、ローキックやミドルキックでダウンさせる。
永田は差し合いを狙うが岡がフロントスープレックスで投げ、逆エビ固めで捕らえるも、プッシュアップでロープに逃れた永田はビックブーツ、サッカーボールキックで反撃すれば、岡もエルボーで応戦、永田は敢えて正面から受けるが岡は連打でダウンさせる。
岡は重いエルボーの連打を浴びせるが、永田は鋭いエルボーで再び岡を怯ませると、ローキック、フロントハイの連打、ミドルキックの連打、エクスプロイダーと畳み掛けてからナガタロックⅡでギブアップを奪い、岡はデビューを勝利で飾れなかった。デビュー戦の感想は岡は大物ぶりを見せるかと思ったが、レスラーへと作り変えたということでヤングライオンらしい試合をした。エリートして敢えて扱わなかったのはそれもまた新日本らしさなのか、基本から始めて試合運びというものを学ぶことから、岡はこれからいろんなことをどんどん学んで育っていく、これからが楽しみである。
今宵ディファ有明大会では岡倫之のデビュー戦を務めましたゼァ。新人のデビュー戦を務めるのは藤田和之選手のデビュー戦以来でした。大きな身体を持て余すことなく気合い満点で私に向かってきた岡選手には拍手を送りたいです。これからさらなる飛躍を目指して頑張れゼァ。
— 永田裕志 (@nagata769) 2017年1月3日お陰様で本日デビューする事が出来ました。
これから新日本プロレスのレスラーとして胸を張って頑張ります。
今後も応援宜しくお願い致します。 https://t.co/PgFr5rtoJu
— 岡倫之 (@OkaTomoyuki) 2017年1月3日大プロレス祭りディファ有明大会超満員大興奮大盛況で終了。次回のディファ有明大会も今回同様元気一杯で選手、関係者一同皆様にお会いするのを楽しみしてます。明日のレッスルキングダム東京ドーム大会にも是非お立ち寄り下さいお待ちしてます。岡選手㊗デビュー!本日は誠にありがとうございました。
— 中西学 Manabu,Nakanishi (@nobitokun) 2017年1月3日岡選手、負けましたが力の入った試合でした。これからも頑張れ!!
— 木谷高明 (@kidanit) 2017年1月3日ディファ有明で「 #大プロレス祭り 」を盛り上げてくれたみんなと #週刊プロレス #ドラゴンノート の取材。ありがとー☆ 左からペヤングバックス、お年玉トンガ、後藤物置、逸材(ホンモノ)、SANADA虫、棚ボタ弘至、イージル(敬称略) pic.twitter.com/gBQ0uAIyZZ
— 棚橋弘至 (@tanahashi1_100) 2017年1月3日大プロレス祭2017 AbemaTV 新日本プロレスワールドでの7時間に渡る同時生放送が終了しました
1日とってもたのしかったー!!
イッテンヨンが待ち遠しい!明日なのに!たのしみです!
ご覧いただいた皆様、インタビューにご協力頂いた皆様ありがとうございました pic.twitter.com/ho2TNAOgEV
— 石山蓮華 (@rengege) 2017年1月3日 -
バットエンドなクリスマスプレゼント!ケニーがオカダをテーブル貫通葬でKO!
12月17日 新日本プロレス「戦国炎舞 -KIZNA- Presents Road to TOKYO DOME」12月17日 後楽園ホール 1744人超満員札止め
<アピール、コメントなどは新日本プロレス公式HPより>
◇第1試合◇
▼20分1本
○田口隆祐 ヨシタツ(8分31秒 片エビ固め)獣神サンダー・ライガー ×ヘナーレ
※とどん◇第2試合◇
▼20分1本
矢野通 ○石井智宏(7分34秒 片エビ固め)高橋裕二郎 ×BONE SOLDIER
※垂直落下式ブレーンバスター【矢野、石井の話】
石井「ありがとうございました(※矢野とガッチリ握手をかわし、コメントブースを去った)」矢野「よく聞け! 俺の指示に従えばいいんだ! とっとと、俺と石井で、IWGPタッグチャンピオンシップ入れろ、バカヤロー! オイ、俺たちも混ぜろ! 楽しそうだな!」
◇第3試合◇
▼20分1本
○真壁刀義 本間朋晃 ジュース・ロビンソン(9分47秒 片エビ固め)タマ・トンガ タンガ・ロア ×チェーズ・オーエンズ
※キングコングニードロップ【真壁、本間、ジュースの話】
ジュース「今日は、2016年最後の試合だった。次、俺をリングで見るのは、『WRESTLE KINGDOM 11』だ。そのために、たくさんトレーニングをして、Codyを叩きのめす。そして、俺は新日本プロレスで、一旗揚げる。」真壁「オイ! どういうことだ! テメェ、俺たちが試合終わる寸前に来やがったな、コノヤロー! なんなんだ、アイツらは。そんなことやって、認められるかっつうんだ、コノヤロー。認めるか? 認めねぇか? オイ、バカヤロー! 認めるわけねぇだろ、コノヤロー! ふざけやがって。なんでもありだったら、何でもやってやるよ、コノヤロー! いつでもやってやんぞ、テメェ」
本間「あぁ、クッソ。あぁ、感じ悪い。凄い胸クソ悪いよ。勝つには勝ったけど、こんなスッキリしない勝ち、俺と真壁がスッキリしなかったら、なんもねぇだろ。俺と真壁って言ったら、スッキリだろ。それをさ、矢野。お前、冗談は顔だけにしろよ! そんなやりたいんだったらよ、『やってやる』って言いたけど、そう簡単に挑戦なんかできるベルトじゃねぇんだよ。矢野と石井、来るんだったら来い。ぶっ潰してやる」
【トンガ、オーエンズの話】
オーエンズ「俺をカメラで映すな! 出てけ!(※カメラを倒し、控室に戻った)」トンガ「ベルト、ドコデスカ! ヤノ、イシイ。オマエらは相棒を見つけた。だが、俺たちにとっては何も問題ない。オマエらも絶対に倒す」
ト【矢野の話】「(※IWGPタッグベルトを、両肩にかけ、コメントブースに登場)オイ! 正当な場所に、ベルトが! ベルトが! 戻ってきたぞ!」
◇第4試合◇
▼20分1本
○永田裕志(13分33秒 片エビ固め)×中西学
※エクスプロイダー・オブ・ジャスティス【永田の話】「ハァハァ、いやぁ、重い。とにかく久しぶりに、このヘビー級の重みというかね、一つ一つの技の重さを感じたね。中西学が、なぜか『自分たちのヘビー級の闘いを』みたいなことを言ってましたけどね、それを体感しましたよ。それが、お客さんに通じて、そしてこれだけの熱を生み出したていうのは、俺たちが闘ってきた、生きてきた証っていうのは、間違ってなかったし。どこか、スマートになりつつある、今の新日本プロレスヘビー級戦線において、一つ大きな石というか、そういうものを投げかけた実感はありますね。当初、『こんな時に中西学とシングルマッチやって、一体何が残るんだよ』って正直思ったよ。ドームに俺ら出れるわけでもないし。この年末の後楽園で、前哨戦でもなく、ただ唐突に組まれたこのカード、『どうすりゃいいんだ』っていう、ちょっと捻くれた思いもありましたけどね。もし、今日俺たちの闘いが、何にもない年内最後の後楽園で、これだけのお客さんを揺るがして、何かを残すことができたっていう部分でね、何かを残せたならば、これは必ず、あとから新日本プロレスヘビー級戦線の闘いというものが、何か変わってくるかなと。変わらないかもしれないなぁ。でも、間違いなく一石は投じたと思いましたよ。ここにきて、いきなりシングルマッチを要求されたから、『まさか中西学、これを最後に引退なんかしないだろうな』と、ちょっと思いましたけど、最後にリングに戻して、言葉かけたら『もう一回』って、本人一本指を立てて、俺に言ってきたから。本人にとっても、負けたけどね、身になる大きな自信につながる試合だったんじゃないかなと思いましたね。いやぁ、ブレーンバスター上から投げられて、リバウンドしたのは、初めて喰らいましたね。たかが消化試合。されど、充実感いっぱいの中西学とのシングルマッチでしたよ。(※カメラマンに向かって)お前にわかるか? 今の俺の気持ちが。この疲れたけど、痛かったけど、この爽快な気分ってのは、君らにはわかんないだろうな」
【中西の話】「(※川人の肩を借りて、コメントブースに戻ってくる)クソ……クソ……クソ……。腹立つ……クソ……クソ……これでもか、っていうくらい、やってもまた返されて……まだまだ闘いは続くよ。どんどんやっていくよ。これで中西学、終わったんちゃうから。まだまだいく、まだまだやるぞ、オイ」
◇第5試合◇
▼20分1本
○柴田勝頼 タイガーマスク(11分5秒 片エビ固め)後藤洋央紀 ×邪道
※PK◇第6試合◇
▼30分1本
棚橋弘至 天山広吉 ○小島聡 KUSHIDA デビット・フィンレー(11分2秒 片エビ固め)内藤哲也 SANADA EVIL 高橋ヒロム ×BUSHI
※ラリアット【天山、小島、フィンレーの話】
天山「今日、2016年の最後の興行ということで、もうちょっと暴れ足りないというかね。まぁでも、今年一年いろいろありましたけど、こうやって無事に終わることができて、次の2017年、来年に向けて、しっかりと天山広吉いきたいと思いますんで、またよろしくお願いします。ありがとうございます」小島「そうか。BUSHI、毒霧が出せなかったから、勝てなかったのか? そういうことか。それだったらいいよ。しょうがない。お前には、毒霧が必要だったら、ハンデやってもいいぞ。毒霧好きなだけ吐けよ。もう吐いたって、関係ねぇぞ。今日みたいに、また同じように、同じ目にあわしてやるから。なぁ、デビッド。We are very very strong」
フィンレー「ここにリコシェはいないが、リコシェもここにいれば、同じことを言っていただろう。そして、来月のトウキョウドーム、俺にとっては初めての経験となるが、コジマサンは『WRESTLE KINGDOM』を何度も経験している。ガントレットマッチで、俺らは最初に出るのか、2番目に出るのか、それはわからないが、そんなの関係ない。勝つのは、俺たちだ。(※NEVER無差別級6人タッグのベルトを見せつけ)俺たちは、このベルトを必ず防衛する!」
小島「俺とデビッドは、21年前にもう知り合ってるんだ。アイツが、赤ちゃんの時から、俺とアイツは友達なんだ。負けるわけないだろ!」
【KUSHIDAの話】「効いてねぇよ。何にも効いちゃいねぇよ。3カウント奪われた? 確かにそうだ。テメェの技、何一つ効かねぇよ。海外で、身に着けてきた武器は、それで全部か? それで全部か? 全部受け止めて、その上で叩き潰す! 殺せるもんなら、殺してみろ! いいぞ、東京ドーム、全力で叩き潰します」
【棚橋の話】「“HIGH ENERGY”(入場テーマ曲)がさっきで、試合で使うのは、ラストでしたね。一つの時代が終わって、また新たなステージに進むという気持ちなんでね、新しい入場曲、そして新しい2017年の棚橋は、大いに期待してください。いよいよ、1.4東京ドーム、トランキーロの下に隠された、内藤哲也を引き出して、倒して、俺がチャンピオンになります」
【ヒロムの話】「KUSHIDA! 面白ぇじゃねぇか。なぁ、KUSHIDA。それでいい。それでいいんだよ。もっと、まだだ、まだ足りねぇ。1月4日まで、時間があるぞ、オイ。もっと! もっと!! もっと!!! もっと!!!! もっと!!!!! もっと!!!!!! もっとーーーー!!!!!!! 俺を興奮させてみろ」
【内藤の話】「まぁこれで、やっと次は、東京ドームかな。しっかり東京ドームに目線を合わせてるぜ。俺は棚橋を追いかけてきたよ。ずっと、棚橋の背中を見てきたよ。あの、輝いている棚橋に憧れ、『彼をいつか超えたい』と思ってたよ。でもさ、いつの間にか、輝きを失い、そして、いつの間にか、俺より後ろの存在になってしまった棚橋だけどさ。まぁ、最後の晴れ舞台だよ。東京ドーム。今流れてる『HIGH ENERGY』、今日で最後なんでしょ? やっぱり、輝いてた時の棚橋、イコール、この『HIGH ENERGY』がイメージであるからね。この『HIGH ENERGY』の終了とともに、棚橋時代も完全に終わりでしょ。きっと彼も望んでるはずだよ。最後のとどめを、俺がきっちり刺してやるぜ。東京ドームまで、トランキーロ! あっせんなよ!」
◇第7試合◇
▼30分1本
○ケニー・オメガ バットラック・ファレ(21分49秒 片エビ固め)オカダ・カズチカ ×YOSHI-HASHI
※片翼の天使(試合終了後、ここでオカダがマイクアピールを行ない、1・4ドームでケニーに勝利することを宣言。)
ケニー「このコウラクエンの前哨戦2試合で、お前らはメインイベントの準備ができたと思ったか? だが、それは無理な話だ。今日は、トウキョウドームのサンプルだ。そして、そろそろクリスマスだ。今日が、今年最後の大会だ。オカダ、お前にプレゼントをやりたい。みんな集まれ。プレゼントの準備だ。( その直後、ファレがオカダを襲撃し、BULLET CLUBメンバーが場外にテーブルを設置。そして、ケニーがエプロンサイドから断崖式の片翼の天使を敢行し、オカダを完全KOする)新日本プロレスファンの皆さん、メリークリスマス! GOOD-BYE&GOOD-NIGHT」(恒例の人工雪がリングに降り注ぐ中で鼻歌を歌うと、IWGPヘビーベルトを掲げてファンを挑発。そして、そのベルトをオカダの体に乗せ、不敵な笑みを浮かべて退場した。)
一方、オカダのダメージは大きく、タンカで医務室に緊急搬送された。
【ケニー、ファレの話】
ファレ「なんでリング上に雪が降ったんだ? 東京ドームでも降らせてやる」ケニー「3ヵ月間、オカダ、オマエと闘ってきた。が、めちゃくちゃつまらなかった。つまらないから、今日リングの下に机を隠しておいた。全部、オマエへのメッセージだ。この闘いは、おじいさんと若い選手の闘いじゃないし、ずっと勝ってきた王者と、今年急に駆け上がってきた選手との闘いでもない。これは、日本で1番強い選手と、世界で1番強い選手の闘いなんだ。俺はフェアプレイで勝てる。G1はフェアプレイで勝っただろ? オカダのファンは、オカダを1番強いと思ってるし、オカダのことをとても応援する。それが俺はイライラする。オマエらは何でオカダを応援するんだ? 実は俺が勝つと思ってるから、オカダに同情してるんだろ? オカダが、俺よりもっと強いと思うか? 俺はそんなこと知らない。オカダ、オマエが見てきた俺は、まだ半分の力も出してない。見えるだろ? Tシャツは脱いだ。俺の体を見ろ。俺はすごくトレーニングもして、準備をした。鏡を見れば分かるだろ? オマエのベルトは、俺のものだ。オマエのベルトは、俺が絶対に手に入れる。GOOD-BYE&GOOD-NIGHT」
2016年度の新日本プロレスのメインは1月4日の東京ドームで行われるIWGPヘビー級選手権、オカダvsケニーの前哨戦、試合はオカダとケニーでスタートし、オカダがコーナーのケニーに下からのドロップキックを狙うと、阻止したケニーが片翼の天使、Vトリガーを狙うと、オカダも阻止してレインメーカーを狙うと、ケニーが阻止するなど互いに牽制し合う。
だがBULLET CLUBは場外戦からYOSHI-HASHIを捕らえて試合の主導権を奪い、YOSHI-HASHIの腰に照準を定めて徹底的に痛めつけ、YOSHI-HASHIも反撃はするがオカダへの交代は徹底的に阻止するなどBULLET CLUBペースで試合が進む。
やっと交代を受けたオカダはケニーにエルボースマッシュ、スピードで霍乱するケニーを捕らえてリバースネックブリーカー、ダイビングエルボードロップを投下してレインメーカーを狙うが、かわしたケニーはフランケンシュタイナー、カミカゼからのムーンサルトプレスの連続技と応戦する。
オカダはYOSHI-HASHIと共にケニーを捕らえにかかるが、逆にYOSHI-HASHIが捕まってしまうも、オカダはドロップキックなどで懸命にフォロー、YOSHI-HASHIはしゃちほこラリアットからスワントーンボムを投下しカルマを狙う、しかしケニーが阻止したところでファレが串刺しスプラッシュでYOSHI-HASHIを圧殺するとケニーがVトリガーを炸裂させる。
オカダがカットに入るがドロップキックが自爆したところでファレのフライングソーセージで圧殺されると、最後はケニーがYOSHI-HASHIにVトリガーから片翼の天使で3カウントを奪い前哨戦を制した。
試合後はオカダとケニーが挑発合戦を展開すると、背後からファレが強襲し、裕二郎らがリング下にテーブルを設置してから、ケニーがテーブル貫通片翼の天使で突き刺してオカダをKO、担架送りにした。
内容的にはケニーに2度もフォール負けを喫していることから、せめて一矢報いるためにケニーを狙ったものの、深追いしすぎてしまい、試合には敗れるどころかケニーにKOされるという結果になった。
ケニーが前哨戦でも2度に渡ってオカダからフォールを奪ったことで精神的優位なのかもしれない、テーブル貫通の片翼の天使に関してはTV解説を務めていたライガーや山崎一夫氏は暴挙と非難するも、ドームのメインという観点でいくとメインを任されているケニーしてみれば、ドームに向けて大きなインパクトを残さなければいけない、それを考えると笑ってはいるもののケニーには自分らには見えない大きなプレッシャーがのしかかっているのかもしれない。セミのIWGPインターコンチ、ジュニア、NEVER6人タッグの前哨戦はロスインゴの息の合った連係に振り回されるが、BUSHIが小島にMXを狙うと、かわされたところでKUSHIDAがミサイルキックを放ち、カットに入ったヒロムにはホバーボードロック、棚橋は内藤にテキサスクローバーホールドで捕らえ、その間に天コジがBUSHIに天コジカッターを決めてから小島のラリアットが炸裂して3カウントとなるも、試合後もKUSHIDAとヒロムが客席で乱闘を展開してKUSHIDAがアームロックで捕らえる、一旦離されるが今まで不適な笑みを浮かべていたヒロムが一転して感情的になってKUSHIDAにつかみかかりセコンド勢らが懸命に分けた。
今回のヒロムは場外の棚橋、KUSHIDAにコーナー最上段からセントーンアタックを決めるなど新しい引き出しは見せたが、KUSHIDAの執拗な腕攻めにはさすがにキレたのか、それともKUSHIDAに対する面白くない部分が爆発したのか・・・第4試合では永田vs中西が実現、序盤は腕の取り合いを展開するも永田が中西の足にローキックを連発、中西もパワーで反撃しスピアー、コーナー最上段からの雪崩式ブレーンバスター、場外に逃れた永田にプランチャ、ミサイルキック、張り手の連打から人ラリアット!アルゼンチンバックブリーカーからヘラクレスカッターと猛ラッシュをかける。
中西は本家大中西ジャーマンを狙うが、永田は白目式腕固めで切り返し、腕折りから久しぶりの雪崩式エクスプロイダー、中西はジャーマンで投げるも、永田は永田が浴びせ蹴りからサンダーデスドライバー、そしてエクスプロイダー・オブ・ジャスティスで3カウントを奪い勝利を収めた。
仙台大会で突如中西が永田との一騎打ちを迫り決定したときは、中西も来月で50歳を迎えることから引退を決意して臨むのではと思っていた、しかし永田が中西を正面から受け止めたことで中西はまだやれるということを示したのではないだろうか、バックステージでも中西は悔しさを露わにしたが、その悔しさがあるうちは中西学はまだまだレスラーであるということだと思う。最後に第3試合のIWGPタッグ前哨戦でオーエンズを捕らえたGBHが本間のこけしから真壁がキングコングニーを投下しようとしたところで、第2試合を終えたばかりの矢野がまたゴングを鳴rす、試合は真壁が構わずキングコングニーを投下して3カウントを奪ったが、同じく第2試合を終えた石井が乱入してGBHを襲撃すると、矢野はGODをまとめて急所打ちで悶絶させてから、IWGPタッグベルトを奪い去る暴挙を働いた。
矢野がXの存在を示唆したときは石井はダミーで本命は鈴木みのるではと思っていたが、そのまんま石井で来るとは思ってもみなかった(鈴木はパイルドライバーで店番をしていたという)矢野と石井はGBH結成前からタッグを組んでいた仲で気心は知れているのだろうが、ただ問題なのは矢野&石井が加わって3WAYでのタッグ選手権になるのか、また石井が挑戦するはずだった6人タッグ選手権の枠には誰が入るのか・・・?はいお風呂入ろー!ブログを更新しました。『イツモ一緒』【画像3枚】#棚橋弘至 #ありがとう #HIGHENERGY #アメブロ
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— 棚橋弘至 (@tanahashi1_100) 2016年12月17日今年最後の後楽園大会が終了。
本隊VSロスインゴの試合で勝利しました‼
今年もこれが最後かと思うと1年ってホンマにあっという間に感じる……
沢山のお客様に応援して頂いて、本当に感謝致します‼
2017年もガッチリと頑張りますので皆様引き続き応援の程、よろしくお願い致します
— 天山 広吉 (@TENZAN323) 2016年12月17日年内最後の後楽園大会、終了。
《正規軍vsロスインゴ》の5vs5。
試合には勝ったけど、色々と思う所がありました。
後日、ブログに書きます。
一つ言えるのは、ロスインゴの勢いが凄すぎる!
2016年、観戦して頂いた皆様、ありがとうございました。
— 小島 聡【SATOSHI KOJIMA】 (@cozy_lariat) 2016年12月17日本日年内最終試合後楽園大会では中西さんとシングルで戦いましたゼァ。中西学とは一発一発目一杯ぶつけ合いました。我々が信じるヘビー級の戦いだったかな。お互い東京ドームに出れない者同士何も繋がらない試合の筈が、何か今後に繋がりを残せた試合だったかもしれないかな(笑)。
— 永田裕志 (@nagata769) 2016年12月17日後楽園ホール年内最終戦超満員大興奮大盛況で終了。次回の後楽園も元気一杯で選手、関係者一同皆様にお会いするのを楽しみしてます。来年1月3日のディファ有明大会にも、是非お立ち寄り下さいお待ちしてます。永田戦皆様の応援に心から感謝致します又頑張ります。本日は誠にありがとうございました。
— 中西学 Manabu,Nakanishi (@nobitokun) 2016年12月17日【後楽園ホール大会終了】年内最終戦となる後楽園ホール大会も、沢山のお客様にご観戦いただき誠にありがとうございました。「WRESTLE KINGDOM 11 in 東京ドーム」へのご来場をお待ちしております。 https://t.co/KukRpnUO2j #njwk11 pic.twitter.com/rpCflUZpCf
— 新日本プロレスリング株式会社営業部 (@njpw_nyao) 2016年12月17日新日本プロレス本隊の皆さん、今年一年ありがとうございましたゼァ。来年もまたよろしくお願いします。 pic.twitter.com/Pq7FUnHb2Q
— 永田裕志 (@nagata769) 2016年12月17日 -
ヒロムがKUSHIDAを降し堂々の凱旋!突如出現した矢野通が東京ドームに殴りこみ参戦へ!
12月16日 新日本プロレス「戦国炎舞 -KIZNA- Presents Road to TOKYO DOME」後楽園ホール 1730人 超満員札止め
<アピール、コメントなどは新日本プロレス公式HPより>
◇第1試合◇
▼20分1本
永田裕志 ○田口隆祐 ヨシタツ(7分56秒 オーマイ&ガーアンクルホールド)中西学 タイガーマスク ×ヘナーレ(試合終了後、中西が永田に襲い掛かる)
中西「永田、お前の首、明日取りに行くぞ。待っとけ!」
(悔しそうな表情の永田は、サードロープを蹴ってから退場。 そして、永田たちが退場したあと、田口が久々のタグダンスで場内を和ませた。)【永田の話】「何が、『永田の首獲ってやるだ』コノヤロー。今更、俺の首獲ったって、一文の得にもなりゃしない。ハッキリ、腹の底から言えばいいんだよ、自分の本心を。自分をすべて、ぶつけたいんだろ、俺に? 中西学を受け止められるのは、俺だけってことなんだろ? だから、俺を指名したんだろうが。最初から、そう言いやがれ。俺の首を獲ったって、何にも残りゃしないよ。ひっさしぶりに、カッときたね、俺も。熱くなったね。楽しみにしてますよ、明日。吐いたツバ、飲み込むなよ!」
【田口の話】「2016年、あと1試合。この試合は、今日と明日はね、昔で言うと、『夢☆勝ちます』興行の時期なんで、特別な2連戦ということで、勝って気持ちも良かったんで、久々にね。知らない方も、最近のファンの方もいらっしゃるかもしれないですけど、“タグダンス”ということで、やらせてもらいました。明日はね、久々のヨシタツと、“同期”水入らずのタッグですから。この14年やってきたものをね、我々2002年入門組が、14年経って、どんなことができるかわからないですけど、2016年を締めくくるオープニングマッチを、しっかり飾りたいと思います。明日も勝ったら、皆さん、一緒に踊りましょう!」
【中西の話】「明日、大爆発してやるからな!見とけよ!」
◇第2試合◇
▼20分1本
○石井智宏(8分25秒 片エビ固め)×チェーズ・オーエンズ
※垂直落下式ブレーンバスター◇第3試合◇
▼20分1本
SANADA ○EVIL BUSHI(8分31秒 片エビ固め)天山広吉 小島聡 ×デビット・フィンレー
※EVIL◇第4試合◇
▼20分1本
真壁刀義 本間朋晃 ○ジュース・ロビンソン(11分26秒 片エビ固め)×タマ・トンガ タンガ・ロア BONE SOLDIER
※パルプフリクション(試合終了後、真壁&本間&ジュースが勝ち名乗りを受ける。 ところが、矢野が背後から忍び寄って真壁&本間に634。さらに、ジュースにも急所攻撃、タンガ&SOLDIERにも634を食らわせる。)
矢野「オ~イ!! お前ら~~! ザマねぇな~、オイ!! お前らよ、俺様のいねぇトコで、タイトルマッチ、勝手に決めるなバカヤロー!! お前らよく聞け、オイ! 2017年1月4日、矢野通様・恒例の“X”は! この! 俺だーーー!!」
(矢野はバックキックでタマにも急所攻撃を浴びせた)【真壁、本間の話】
真壁「なんだあのヤロー! 今更来て、なんだコノヤロー! クッソ、おいしいトコ全部持っていきやがったあのヤロー。アイツは、何が望みなんだ?」――IWGPタッグに、俺と石井も挑戦させろと。
真壁「バカ言ってんじゃねぇコノヤロー。今更、単に戻ってきて、タッグ選手権? ふざけんじゃねぇってバカヤロー。お前ら、何したんだコノヤロー。フ●ック・ユー」本間「俺と真壁が、どんな思いして、やっと挑戦を決めたと思ってんだよ。すぐにゲットできるわけねぇだろ!」
真壁「いいぜ。ファンが望むんなら、やってやるよコノヤロー。ファンが望んだらな。あのクソヤロー達、ふざけんなバカヤロー」
本間「でもよ、今日は俺と真壁の、『WORLD TAG』2連覇お披露の試合で、ジュースが勝って、万々歳だったのに、その晴れ舞台を潰すとは、矢野、お前絶対許さないからな。矢野と石井、挑戦だ? もし、お前らが挑戦したとしても、勝つのは俺と真壁だ。でも、矢野、人の試合をぶち壊すのは、勘弁しといてくれよ」
【ジュースの話】「コーディ・ローデス、お前は“配管工の孫”だ(※父・ダスティ・ローデスのかつての異名“配管工の息子”からきたものと思われる)。そして、“スターダスト”など、WWE時代から、お前のことをリスペクトしていた。お前は、WWEでチャンピオンになったほどの、凄い選手だ。お前の父“アメリカン・ドリーム”ダスティ・ローデスは、俺のトレーナーでもあった。WWEの時代、プロレスを、お前の父親に教わった。俺たちはWWEのリングに上がった者同士だ。そして、俺たちは新日本プロレスのリングで、闘うことになった。俺は、新日本プロレスで下積みを重ねて、今ここにいるが、それは自分の力でのし上がってきた。それが俺のやり方だ。だが、お前は何もせずに、トウキョウドームの舞台に上がる。トウキョウドームは、選手の憧れの舞台であって、そこに上がるために、みんな頑張っているのに、お前はその舞台に横入りした。そして、お前は、BULLET CLUBに入ったことで、イメージが下がった。俺はWWEのコーディに対しては、リスペクトを持っていた。だが、今の“アメリカン・ナイトメア”Codyに、リスペクトがあるかわからない。それは、試合で闘ってわかることだ。この試合、お前が負ければ、価値はグッと下がるぞ」
【トンガの話】「本当にダメだ……俺たちは、来月のトウキョウドームだけを見据えていた。ドームで、マカベ・ホンマを破壊してやろうと思っていた。でも、今日、ヤノが出てきた。俺たちにとっては喜ぶべきことだ。オマエもドームで一緒に破壊してやる」
【矢野の話】「オイ! リングで言った通りだ! 2017年1月4日、矢野通様、恒例の“X”は、わ!た!し!よく聞け! タッグのタイトルマッチに、俺と石井で挑戦する! 挑戦させろ! なんなら、明日の試合も、出ちゃって、俺と石井の実力をわからせてやる!」
◇第5試合◇
▼30分1本
○後藤洋央紀 邪道(10分42秒 片エビ固め)柴田勝頼 ×獣神サンダー・ライガー
※GTR◇第6試合◇
▼30分1本
ケニー・オメガ バットラック・ファレ ○高橋裕二郎(11分54秒 片エビ固め)オカダ・カズチカ YOSHI-HASHI ×外道
※ピンプシューズ◇第7試合◇
▼30分1本
内藤哲也 ○高橋ヒロム(17分33秒 片エビ固め)棚橋弘至 ×KUSHIDA
※TIME BOMB(試合終了後 LOS INGOBERNABLES de JAPONメンバーのSANADA、EVIL、BUSHIがリングに登場。)
内藤「ブエナスノ~チェ~~ス、後楽園ホ~~ル!!(※大歓声) 新日本プロレスを、そして、
我々LOS INGOBERNABLES de JAPONを応援して下さる後楽園ホールのお客様、“高橋ヒロム凱旋帰国試合”、彼の魅力、そして! 彼の可能性、皆様、感じていただけましたでしょうか?(※大拍手) 明日の、後楽園ホール大会、我々5人が作り出す世界、皆様、皆様方の目で、そして皆様方の耳で、明日しっかり確認して下さい(※大歓声)。明日の後楽園ホール大会まで! トランキーロ!! あっせんなよ(※『あっせんなよ』の大合唱&大拍手)。EVIL、BUSHI、SANADA、ヒロム、イ・内藤。ノスオトロス! ロス! インゴベルルルルルナ~ブレ~~~~~ス! デ!! ハ!! ポン!!(※『デ!! ハ!! ポン!!』の大合唱&大拍手)」
(その直後、L・I・Jの5人はそろってポーズを決めて記念撮影に収まり、リング中央で拳を合わせる。
そして内藤は、IWGP ICベルトを踏みにじり、さらにそれを蹴り飛ばして退場した…。)【内藤の話】「皆さま。彼(高橋ヒロム)の魅力、そして彼の可能性、感じました? 今日は、来年の東京ドーム大会に向けた、ダブル前哨戦? それは分かってるよ。でもさ、もっと大事なことがあるだろ? って。そう、今日は“髙橋ヒロム凱旋帰国試合”だよ。もう今日のテーマは、それ1本だろ? 彼の姿を見たら分かるだろ? 今日は、前哨戦じゃない。髙橋ヒロムの凱旋帰国試合だよ。だからさ、俺は別に言うことないよ。何も話すことないよ。東京ドームのことについて? オイオイ、ちょっと待てよ。明日の後楽園もあるわけだからさ。そこは、トランキーロだぜ、カブローン。あとは、今日、凱旋帰国試合を行った、髙橋ヒロムに、何か聞きたいことがあったらね、聞いてあげればいいんじゃない? 彼の声を聞きたいでしょ? 俺は一足先に帰るから。アスタマニャーナ(明日)。アディオス」
【ヒロムの話】「まぁさ、俺から言いたいのは、KUSHIDA。1月4日東京ドームで、凱旋試合で、IWGPジュニア組まれてるのにさ、今日こうして、オマエが『ドームの前に1回やってもいいんじゃない?』って言った言葉通り、俺は後楽園ホールで試合したんだよ。コスチュームなんて無いよ。1月4日用に作ってるんだからさ。その時のまんまだよ。俺は、1月4日で、新しいコスチューム着て入場したかったのにさ。後楽園で、まさか本当に組まれるなんて、思ってなかったよ。それにしてもさ、KUSHIDA。やっぱり大したことねぇな。IWGPジュニア王者のKUSHIDA。アレじゃダメだろ? 俺とやりたいんだったら、もっと、もっと、もっと! もっと!! もっと!!! もっと!!!! もっとー!!!!! 楽しませてくれよ」
【棚橋の話】「ドームの直前になれば、自然に棚橋のコンディションも上がってくるだろうっていう、希望的な観測がダメだったね。今年、残りあと1試合。結局、調子上がらず。ただ、内藤は元気良いし、生き生きしてて、嬉しそうだけど、“棚橋にならなかった男”やっぱり、俺の代わりは、いないからさ」
2016年度最後の後楽園大会を迎えた新日本プロレス、メインは内藤がヒロムと組んで棚橋、KUSHIDA組と対戦、11月5日の大阪で時限爆弾として出現し10日の仙台大会でロスインゴ入りを表明したヒロムにとっては、1月4日の東京ドームの前哨戦なれど事実上の凱旋マッチとなる。
ヒロムはTシャツとGパン、そしてスニーカーと完全に私服スタイルで試合に臨み、先発で登場してKUSHIDAと対峙と思いきや、スカすように内藤に交代、KUSHIDAも棚橋に交代するが突然ヒロムが控えにまわったKUSHIDAを強襲、断崖式の回転エビ固めで場外へと叩き落して大ダメージを負わせ、棚橋を場外へ引きずり出して通路からダッシュしての鉄柵越えドロップキックで棚橋の後頭部を痛打させるなど破天荒さを見せる。
リングに戻ってからは内藤と共に棚橋の首ではなく膝に集中攻撃を浴びせるなどして、先輩である棚橋にも遠慮なく攻め立てるだけでなく、内藤とも息の合った連係を披露、徹底的に膝を攻められ、反撃も内藤に見切られるなど苦しい展開が続いた棚橋はヒロムにドラゴンスクリューを決めてやっとKUSHIDAに交代、KUSHIDAもアームホイップからの飛びつき腕十字などヒロムの腕を攻めるが、KUSHIDAの攻勢をハイアングルのスパインボムで断ち切ると、交代を受けた内藤もコーナーミサイル、雪崩式フランケンシュタイナー、コーナーに控える棚橋の膝に低空ドロップキックを決めてからKUSHIDAにコンプリートショットからのプルマブランカで捕獲するなどロスインゴペースで試合は続く。
後半はヒロムが焦ったのかKUSHIDAにTIME BOMBを再三狙うもKUSHIDAが阻止しホバーボードロックを狙うが、内藤がカットに入り、再びホバーボードロックを狙ったところでヒロムがジャーマンで投げ、棚橋をもジャーマンで投げると、最後はカミカゼで要領でKUSHIDAをコーナーに叩きつけてからTIME BOMBで3カウントを奪い、前哨戦&凱旋マッチを白星で飾った。
試合後は内藤がヒロムの勝利を称え、ロスインゴのメンバーと共にハイタッチし「デ・ハ・ハポン」で締めくくったが、今回は内藤が敢えて脇にまわってヒロムを引き立たせ、ヒロムもKUSHIDAだけでなく棚橋相手にも引けをとらない動きや姿勢を見せるなど、ファンに大きなインパクトを与えて凱旋マッチ的にも合格点だった。また第4試合のIWGPタッグ前哨戦はBULLET CLUBがジュースを捕らえにかかり、GODがゲリラ・ウォーエアーを狙うが、突然ゴングが鳴ってGODが何事かと驚くと、本部席に矢野通が出現する。矢野に気を取られたGODは真壁組の反撃を許し、本間のこけしロケットの援護を受けたジュースがトンガをパルプフリクションで3カウントを奪うが、試合終了後には矢野がリングに上がってBULLET CLUBだけでなく真壁組にも急所打ちを浴びせ、Xを引き連れて1月4日東京ドームへの殴りこみ参戦を予告した。
矢野は新日本がNOAHから撤退した煽りで後楽園2連戦や1月4日東京ドーム大会からもカードから外れていたが、ここでやっと動き出した。しかし気になるのはXの存在、矢野はバックステージでは石井の存在をほのめかしているものの、石井はドームでは6人タッグ王座への挑戦が決定している。Xは誰なのか?気になるのは新日本やNOAHで敵対していた“あの男”の存在、“あの男”と矢野が結託となれば厄介なチームになるかもしれない。第1試合では17日の後楽園大会で永田とのシングルが決定している中西が前哨戦で対戦、開始早々から中西は永田にヘラクレスカッターを決めるなどエンジンを全開、中盤では永田がミドルキックで中西を攻め込み、中西も野人ダンスからアルゼンチンバックブリーカーで担ぐなど激しい攻防を展開する。
試合は田口がオーマイ&ガーアンクルでヘナーレからギブアップを奪ったが、試合後に中西が永田を襲撃して「永田の首を獲ってやる!」とアピールしたが、なぜ中西が永田だったのか・・・ある決意を固めているのか・・・?【後楽園ホール2連戦・初日終了】本日も沢山のお客様にご観戦いただき誠にありがとうございました。明日12月17日(土)も18:30試合開始です。皆様のご来場をお待ちしております。 https://t.co/TtHgnKueOl #njpw #njwk11 pic.twitter.com/xWNzCRMcZ9
— 新日本プロレスリング株式会社営業部 (@njpw_nyao) 2016年12月16日明日の試合で入場曲「HIGH ENERGY」がラスト。イッテンヨン東京ドーム大会 #njwk11 から新らしい入場曲になります!
— 棚橋弘至 (@tanahashi1_100) 2016年12月16日今宵後楽園大会では田口、輿史達と組んで中西さん、タイガー、屁名亞例と戦ったゼァ。中西さんがいきなり私に突っかかってきた。ちょっと慌てているようだったがとてつもないパワーで殴られてヤバかった。首がちぎれそうなエルボーだった。明日は半端ない試合になりそうだ。
— 永田裕志 (@nagata769) 2016年12月16日後楽園ホール大会年内最終2連戦初日超満員大興奮大盛況で終了。年内最終戦2日目の後楽園大会にも是非お立ち寄り下さいお待ちしてます。明日の永田戦頑張りますので応援宜しくお願いします。本日は誠にありがとうございました。
— 中西学 Manabu,Nakanishi (@nobitokun) 2016年12月16日 -
1.4東京ドーム全カードが決定!2017年度の新日本はどうなるのか?
新日本プロレス1月4日東京ドーム大会の全カードが発表された。
1月4日 新日本プロレス「戦国炎舞 -KIZNA- Presents WRESTLE KINGDOM 11 in 東京ドーム」東京ドーム
◇第0試合◇
▼1分時間差バトルロイヤル~ニュージャパンランボー◇第1試合◇
▼テレビアニメ「タイガーマスクW」スペシャルマッチ/30分1本
タイガーマスクW vs タイガー・ザ・ダーク◇第2試合◇
▼IWGPジュニアタッグ選手権試合/60分1本
[第48代王者組]マット・ジャクソン ニック・ジャクソン vs [挑戦者組/「SUPER Jr.TAG TOUNAMENT2016優勝チーム]ロッキー・ロメロ バレッタ◇第3試合◇
▼NEVER無差別級6人タッグ選手権試合 ガントレットマッチ/60分1本
[第8代王者組]小島聡 リコシェ vs [挑戦者組]石井智宏 YOSHI-HASHI ウィル・オスプレイ [挑戦者組]SANADA EVIL BUSHI [挑戦者組]バットラック・ファレ 高橋裕二郎 ハングマン・ペイジ◇第4試合◇
▼スペシャルシングルマッチ/30分1本
ジュース・ロビンソン vs Cody◇第5試合◇
▼ROH世界選手権試合/60分1本
[第24代王者]カイル・オライリー vs [挑戦者]アダム・コール◇第6試合◇
▼IWGPジュニアタッグ選手権試合/60分1本
[第72代王者組]タマ・トンガ タンガ・ロア vs [挑戦者/WORLD TAG LEAGUE 2016 優勝チーム]真壁刀義 本間朋晃◇第7試合◇
▼IWGPジュニアヘビー級選手権試合/60分1本
[第75代王者]KUSHIDA vs [挑戦者]高橋ヒロム◇第8試合◇
▼NEVER無差別級選手権試合/60分1本
[第14代王者]柴田勝頼 vs [挑戦者]後藤洋央紀◇第9試合◇
▼IWGPインターコンチネンタル選手権試合/60分1本
[第15代王者]内藤哲也 vs [挑戦者]棚橋弘至◇第10試合◇
▼IWGPヘビー級選手権試合 /60分1本
[第65代王者]オカダ・カズチカ vs [挑戦者/G1 CLIMAX 26優勝者]ケニー・オメガ第1、2弾カードに続いて柴田vs後藤のNEVER選手権。GODvsGBHのIWGPタッグ選手権、新ROH王者となったオライリーvs前王者のコールのROH選手権、BULLET CLUBの新メンバーとなったCodyはNXT時代にCodyの父である故ダスティ・ローデスから教えを乞うたジュースとのシングル戦、NEVER6人タッグ選手権は新日本初のガントレットマッチ(勝ったらすかさず次の組が入場し、勝ち残ったチームが勝利)で行われることになり、小島組にCHAOS、ロスインゴ、BULLET CLUBがそれぞれ挑戦。タイガーWはアニメでの好敵手であるタイガー・ザ・ダークとの対戦が追加され、本戦からは天山広吉、永田裕志、中西学、獣神サンダー・ライガー、タイガーマスク、邪道、外道らベテラン勢だけでなくBONE SOLDIER、そして矢野通が外されてしまった。
おそらく本戦から外れた選手たちは第0試合のニュージャパンランボーに出場するだろうが、矢野に関しても16、17の後楽園2連戦のカードからも外されるなどNOAHとの提携関係解消の影響をモロに受けてしまった。
また同じくNOAHとの提携関係解消で新日本へのUターンが取り沙汰されている鈴木軍のメンバーも後楽園2連戦どころかドームにもカードに名が入っていなかった、鈴木軍が動き出す可能性があるとすれば1月5日の後楽園大会が濃厚視されるだろうが、新日本としても鈴木軍が戻るとしても、全員は受け入れるどうかもわからない状況だけに、鈴木軍の今後も気になるところでもある。
5日の後楽園が終われば新日本は契約更改に入る、ここ数年は無風だったが今年は選手が飽和したことにより、今後の去就について取り沙汰される選手も出てくる可能性もある。
今年もあと18日、新日本の2017年はどう迎えるのか…
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大阪の借りをシンガポールで返した!柴田がEVILを降しNEVER王座奪還で二冠王に
11月15日 新日本プロレス「WRESTLING WORLD 2016 IN SINGAPORE」シンガポール・マリーナ・ベイ・サンズ(サンズ・エクスポ&コンベンションセンター ホールB)
<アピール、コメントなどは新日本プロレス公式HPより>
◇第1試合◇
▼20分1本
○ジュース・ロビンソン(8分4秒 体固め)×デビット・フィンレー
※パルプフリクション◇第2試合◇
▼20分1本
○ロッキー・ロメロ バレッタ(10分6秒 片エビ固め)×獣神サンダー・ライガー 田口隆祐
※ストロングゼロ◇第3試合◇
▼20分1本
○タマ・トンガ タンガ・ロア(11分58秒 体固め)石井智宏 ×外道
※ゲリラ・ウォーフェア◇第4試合◇
▼20分1本
○後藤洋央紀(11分1秒 片エビ固め)×本間朋晃
※GTR◇第5試合◇
▼30分1本
○棚橋弘至 真壁刀義 KUSHIDA(片エビ固め)内藤哲也 SANADA ×BUSHI
※ハイフライフロー◇第6試合◇
▼30分1本
○オカダ・カズチカ YOSHI-HASHI(12分18秒 片エビ固め)ケニー・オメガ ×高橋裕二郎
※レインメーカー◇第7試合◇
▼NEVER選手権試合/60分1本
[挑戦者]○柴田勝頼(16分25秒 体固め)[第13代目王者]×EVIL
※PK
☆EVILが初防衛に失敗、柴田が第14代目王者となる。【柴田の話】「(※NEVER無差別級のベルトと、RPWブリティッシュ・ヘビー級のベルトを床の置き、自身もその場にあぐらをかく)一つ、思ったのは、アイツが言う通り、もしかしたら、(NEVER無差別級のベルトに手を置き)このベルトは呪われてるかもしれない。ただ、俺としては、あんなヤツに負けたままなら、呪われた方が、まだマシだよ。そういう気持ちです。なんか、1本ベルトが増えちゃったんですけど。この短い期間の間に、何回もタイトルマッチをやったと思うんですよ。もしかしたら、これが2つあるってことは、この比重が2倍になるかもしれない。確実になるでしょうね。とりあえず、体と魂がもつ間は、しっかりと踏ん張るじゃないけど、変わらず闘っていきたいと思います、自分のプロレスを。今日だって、一昨日だって、その前だって、自分のプロレスを、他の国の人間に知ってもらういいチャンスだったと思います。そう考えると、そのチャンスが2倍になったと思って、やっていきたいと思います。なんか、よくわかんないです。とにかく、とっとと日本に帰って、タッグリーグの準備します。以上!ありがとうございました!ありがとう、シンガポール」
新日本シンガポール大会が開催され、メインはEVILの保持するNEVER王座に前王者の柴田が挑戦、序盤は柴田がハンマーロックから左腕攻めと先手を奪うが、場外戦になるとEVILの持ち出したイスを奪い取った柴田が逆にイス攻撃を狙うと、かわしたEVILが柴田の首にイスをかざしてからの鉄柱攻撃から、更に右肩にイスをかざしてからの鉄柱攻撃で流れを変える
リングに戻ってからもEVILがセントーンからチキンウイングフェースロックと攻勢に出るが、EVILのストンピングを胡坐で耐えた柴田がEVILの左腕へのキックで反撃し、串刺しビックブーツ、顔面への低空ドロップキック、フロントネックチャンスリーと再び柴田の流れに戻し、コブラツイストから卍固めでEVILを極めるも 脱出したEVILは串刺しローリングラリアットからフィッシャーマンズバスター、そしてダークネスフォールズを狙うとエプロンに着地した柴田はスリーバーで捕獲、しかし逃れたEVILはエプロンの柴田にラリアットで強襲し柴田は大ダメージを負ってしまう。
EVILはラリアットで攻勢に出てジャーマンで投げると、柴田もジャーマンで投げ返し、EVILもラリアットで応戦して両者ダウン、そして両者は膝立ちの状態からエルボー合戦となるが、柴田はスリーパーで捕獲、ところがEVILはレフェリーと交錯して無法地帯を作り上げると、大阪大会の再現を狙ってEVILホームランを炸裂させる。
EVILはダークネスフォールズからEVILを狙うが、柴田は武者返しで切り返すと、頭突きからラリアットを狙うEVILにナックルで迎撃してからスリーパーで捕獲、そしてスリーパースープレックスで投げると再びスリーパーで捕獲、そしてグロッキーとなったところでPKが炸裂してカウントを奪い王座奪還に成功した。11月5日の大阪大会でEVILにまさかの敗戦を喫してNEVER王座から転落した柴田だったが、11日のイギリス遠征でNOAHに参戦していたザック・セイバーJrを降しブリティッシュヘビー級王座を奪取し、12日では同じくNOAHに参戦していたクリス・ヒーローを破って王座を防衛するなど、勢いに乗ったところでEVILとの再戦に臨み、大阪大会の再現を狙ったEVILの罠に見事に打ち勝って王座を奪還して二冠王となった。
次期挑戦者は未定なれど、おそらく1・4東京ドーム大会になることが濃厚、おそらく公式戦の結果次第では挑戦者が決まる可能性が高いだろう。
今年のタッグリーグでは柴田は先輩・永田裕志とのタッグで挑むが、王座防衛よりも永田とのタッグでタッグ王座狙いとなるか?
“武者返し”炸裂! 柴田勝頼、EVILから早くもNEVER王座を奪還!
なんとシングル“二冠王”に!
11.15シンガポール大会をスマホサイト(https://t.co/7xh3nqaLQZ)で独占詳報中!#njSGP #njpw pic.twitter.com/7JjNEdiuHA
— 新日本プロレスリング株式会社 (@njpw1972) 2016年11月15日 -
1・4東京ドーム第2弾カードも内藤がファン投票を拒否!棚橋弘至の時代を終わらせるための“戦い”
<新日本プロレス公式HPより>
内藤「さあ、今日は・・・EVILの会見だっけ!? (※清野アナに)EVILの会見!?」清野「いえ。あの、内藤選手の・・・」
内藤「(※さえぎって)EVIL、ちゃんと連れて来てるから。新(NEVER)チャンピオンになったEVIL、連れて来てるから。EVILの話を聞いて下さいよ」
清野「EVIL選手、お越しなんですか!?」
内藤「si~(ニヤリ)」
※EVILがNEVERベルトを携えて登場。
清野「それでは(11・5)大阪大会で柴田(勝頼)選手を破りまして、NEVER無差別級チャンピオンとなりましたEVIL選手に急きょお越しいただきました。(※内藤に)じゃあ、EVIL選手にコメントをいただいてもよろしいですか? じゃあ、EVIL選手、お願いします」
EVIL「大阪で“ザ・レスラー”柴田勝頼を暗闇の世界へ、そして、地獄のドン底へ葬り去ってやったよ。“ザ・レスラー”が負けた言い訳してんのか!? フン。どうてもいいが、ベルトはここだ。そう。すべては・・・EVIL。そういうことだ」
※ここでEVILが退室すると、内藤もあとを追いかけようとして、清野アナが引き止める。
清野「い、いや。内藤選手は・・・」内藤「え!? EVILの会見でしょ!?」
清野「皆さん、期待してますんで・・・」
内藤「何を!? 俺の(大阪)二夜明け会見ですか!?」
清野「そうですね。あと、東京ドームで防衛戦が決まりましたので」
内藤「え!? (※渋々着席して)いや~、もう俺はお腹いっぱいだよ。EVILの言葉を聞いて・・・」■棚橋弘至のコメント
棚橋「思い返せば、ちょうど1年ぐらい前の10月(12日)の両国(国技館)で、EVILが登場した両国、僕が(IWGPヘビー)挑戦権利証を持ってて、それに内藤が挑戦するような図式だったんですね。それが1年経って、闘わずして世代交代をされたというか。たとえばオカダ(・カズチカ)だったら、こう何年も闘って、今年のドームで負けましたけども。こんなケースは初めてかな?と。闘ってないのに、いつの間にか立場が逆転しているという。昔ね、まだ内藤がヤングライオンだったときに、『早く俺の所まで上がって来いよ』って、どっかの控室で言ったことがあったんですね。それが、棚橋vs内藤が、東京ドームで実現するっていう。『来たか』と。ただ、今回は内藤の力を、勢いを借りての実現というところが不本意ですけども・・・。
もう1コ言いたいのが、ベルトを投げたり、踏んだりするのだけは、ちょっと俺的には無理ですね。プロレス界の先人たちが積み上げて来た象徴なわけなんで。ウチの婆ちゃんも『物を投げるっていう行為は運気を下げるよ』って言っていたんで。
僕は物は投げないようにしてるんで。そういうプロレスのベルトに対してのリスペクトっていう部分、つまりはベルトへの愛っていう部分が、今回の大きな2人の(闘いの)図式になるんじゃないかな?と。ベルトに対しての姿勢。うん。ね? 今年、オカダに負けて、来年、内藤に負けるわけにはいかないんでね。インターコンチ(戦)、東京ドームで勝ったな・ら・ば、2017年は“棚橋の年”になります」
■内藤哲也のコメント
内藤「僕は、いまさら隠す必要もないかなと。それは、俺が棚橋弘至を目標にしていたこと。まあ、ファン時代ですけどね。棚橋選手の姿を見て、『俺も新日本のリングに立ちたいんだ』と、『絶対に入ってやるんだ』と、思いましたよ。新日本に入って、棚橋選手の背中を、僕はしっかり見て来ましたよ。僕は、デビュー当時から『棚橋弘至を引きずり下ろすのは俺の役目だ』と、言い続けて来ましたけどね。ま、今年の1月4日東京ドームでオカダに敗れ、『もうトップ選手ではなくなってしまったのかな~!?』という印象を僕は持ってます。『棚橋弘至をトップから引きずり下ろしたのは、オカダだったのかな?』という印象があります。まあ、そんな棚橋が、なぜ大阪大会のあと、俺の目の前に来たか? まあ、僕の理想の相手は棚橋弘至ではなかったけど、僕の中で『おそらく棚橋が来るんじゃないか?』という予想はしてたんでね。
予想はしてたんでね。予想という意味では当たりましたよ。なんで棚橋が来たか!? その答えは・・・俺と絡めば、“7年連続・東京ドーム大会メインイベント”が見えて来るから。ま、そんなね、棚橋ファンと棚橋本人しかこだわってない、非常にくだらない記録のために、俺の前に出て来たんだなと。僕は思いましたよ。まあ、まさにあのときと一緒ですよ。覚えてますか!? ファン投票をしたあのときですよ(※2014年1月4日東京ドームのメインイベントをファン投票によって決定)。
あのときも彼はインターコンチネンタル王座戦(※VS中邑真輔)だったはずなのに、まあ彼の意思か、誰の意思か知らないですけどね。新日本プロレスの意思だったのかもしれないけど。ファン投票という意味のわからない制度をいきなり持ち出して、インターコンチネンタル王座戦をメインイベントにしたと。僕はあのとき思いましたよ。『なんで新日本プロレスはIWGPヘビー級王座に誇りを持たないんだ!?』と。
ま、たしかに『棚橋を連続でメインイベントに出したい』というのはあったのかもしれない。『内藤をメインイベントにしたら不安だった』。それもあったのかもしれない。でも、IWGPヘビー級王座戦だよ!? 『たとえどんなカードでも、IWGPヘビー級王座戦をメインにするべきだった』と、俺はいまでも思いますよ。まあ・・・僕のIWGPへのこだわり、ずっとIWGPを目指して来ましたから。
まあ、いまとなってはね、IWGPヘビー級王座も、そして、ここにあるインターコンチネンタル王座をも、超えてしまったのが内藤哲也っていう存在ではあるんですけども。まあまあ、でも『東京ドームのメインイベントはIWGPヘビー級王座戦であるべきだ』と。やっぱりこの考えは変わらない。なので、皆様は僕がここで『ファン投票しましょう』と言うと思うでしょう? 僕の答えは逆ですよ。ファン投票は、僕は望みません。
『メインイベントはIWGPヘビー級選手権試合。セミファイナルでインターコンチネンタル王座戦をやるべきだ』と。ダブルメインイベント!? そんな名前もいらない。セミファイナル、もしくは第1試合、第2試合、第3試合・・・ちゃんとその“場所”で試合をさせてくれと。ダブルメインイベントなんていうね、そんな“お飾り”みたいなものはいらないから。でも! でもですよ、皆様。思い出して下さい、1年前の僕のコメントを。覚えてますか!?
『この新日本プロレスは棚橋が言ったことがすべて。棚橋の言いなりである』と。覚えてますか!? ってことはね、いま棚橋が『ファン投票をやりたい』と言えば、きっとこの会社、動きますよ。『インターコンチネンタル王座戦をメインでやらしてくれ』と棚橋が言ったら、この会社はすぐ変わりますから。あのときの発言が、正しかったのか、どうだったのか!? いまハッキリわかりますよ。7年連続メインイベント、出たいんだろ!? じゃあ、お前の口から『ファン投票やろう』って言ってみろよ。・・・まあ、僕から言いたのはそれだけです」
■質疑応答
――11.5大阪大会の試合後、棚橋選手のマイクの中で、「棚橋になれなかった男」というフレーズに関していかがですか?
内藤「そうですね。ボクは、確かに棚橋を目指してましたから。あぁ姿に憧れて、ボクは棚橋の背中を見て、棚橋を追いかけてきたつもりでしたからね。まぁ、棚橋になれなかった?それは確かに正解でしょ。でも、俺はむしろ今、『棚橋にならなくて良かった』と。棚橋になってたら、こんだけのムーヴメント起こせないよ。実際、彼が起こしてますか?何を起こしたんだと。僕は、棚橋になれなかったもしれない。でも、それによって、新しい道が見えてきたんでね。そして今、こんだけ新日本プロレスを応援してくださる皆様を、喜ばせてるわけですからね。ボクは、棚橋程度にならなくて良かったですよ」
――先ほどの棚橋選手の発言で、「闘わずして、世代交代をした」というようなコメントがありましたが、これについてはいかがですか?
内藤「まぁインゴベルナブレを持ち帰ってきてから、1年ちょっと。間違いなく今、新日本プロレスの中心であり、話題の中心は我々、ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンだというのはね、俺も感じてるし、皆様も感じてるでしょ?だから、棚橋をどうの?とかさ、そんなくだらないレベルで、俺は考えてないから。棚橋を越えた?じゃあ、越えたら何になるの?そんな低レベルなものを俺は求めてないから。そもそも、この方は、今年1月4日東京ドーム、オカダに敗れた時点で、もう終わってるんですよ。だって、今年一年、彼が何したの?何かリング上で活躍しましたか?何か話題を作りましたか?何もしてないんだよ。確かに今まで、この新日本プロレスを引っ張ってきた。それは知ってるよ。俺は見てきたからね。背中を見てきたから。今までの活躍も知ってるし、今までの貢献を知ってるよ。だけど、今年何をしたの?俺が上がったっていう表現も確かにできるけど、むしろ彼が自然と下がってしまったんだろうね。なんか、俺はそういう印象っすね。(※天井を見上げ)いつの間にか、ここにいたはずの棚橋弘至が、見えないぐらい下に落っこっちゃったと、そういう印象ですね」
――棚橋選手、今の内藤選手のコメント、大阪大会で内藤選手からの「最後舞台だと思って頑張ってくれ」というコメントについていかがですか?
棚橋「それだけのリスクはあると思いますね。『負けたら、終わるかな』っていう気はします。ただそれでも、毎年ドーム直前に、勢いを取り戻すのが、棚橋流なんで。今年も通年通り、美味しいニオイがする方にいったまでで、それが今年は、たまたま内藤であって。で、いろんなストーリーがつながって、『棚橋vs内藤、きたか』っていう思いが、ボクにはあります」
――今年、インターコンチのベルトを巡って、ケニー選手との対戦があったりしましたが、今、このインターコンチというベルトについてはいかがですか?
棚橋「インターコンチがね、ボクの場合、IWGP(ヘビー級ベルト)を巻いてる期間が長かったんで、インターコンチの縁というかね、そういうのが凄く今のとこ薄いんですけど、これから深まる可能性があると。投げたりしないし、踏んだりしないし。また、新しい色をつけるっていうね、課題。もしかしたら、2017年“インターコンチ旋風”吹き荒れるかもしれないし。何が、一瞬でどう変わるのかっていうのは、わからないものですから」
――内藤選手、コメントの中で、「トドメをさす」という発言もありましたが、最後はご自身でという思いからですか?
内藤「まぁ先ほども言いましたが、ボクは“棚橋弘至を引きづりおろす役目”をやりたかったですよ、元々ね。でも、ボクの頭の中では、それは2016年1月4日の舞台だったかなと。要するに、オカダがやったと。なのでね、ハッキリ言って、何のモチベーションも上がらないよ。もう落っこった棚橋ですからね。何の美味しさもないよ。まぁでもさ、唯一、やる気の出るポイントを見出すとしたら、引きづりおろす役目ができなかったけど、最後のトドメをさしてやろうかなと。まぁ今のとこ、モチベーションが上がるのは、その一点だけですね。まぁ彼も望んでるんじゃないですか?ボクにトドメをさされることを」
――あえて聞きますが、棚橋選手は、トドメをさされることを望んでますか?
棚橋「うーん、ボクまだ、新日本のリングでやりたいこと、いっぱいあるし。で、もっと新日本を面白くしたないっていう野望もあるんで。トドメをさされるんだったら、そこまでかなと思います、俺の夢も。でも、もし生き延びたなら、来年は棚橋の年になりますよ」
――ファン投票の保留に関して、ご自身の中で、何か考えていらっしゃるということですか?
棚橋「いや、その空気感ですね。あのファン投票が動いたのは、棚橋vs中邑だったからだと思うんですよ。そのカードに神通力があったところで、ファンの投票も動いたと。2コ1の問題だったので。棚橋が1人で騒いでどうなる問題でもないかなと。それだったら、7年連続、東京ドームメインイベントっていうのは、実現したら凄い誇れる記録ですけども、それ以上に大切なモノがあるんじゃないかって、今気付きかけてますね」
――内藤選手は、もし棚橋選手がファン投票を望んで、実施されても問題ないですか?
内藤「うーん、そうですね。ファン投票をやるって言った時点で、結果は受け入れるしかないですから。そんなファン投票でどっち勝つか?うんぬんよりも、ボクが一番注目してるのは、やっぱり『棚橋が言ったら、新日本プロレスは動くのか?』と。『棚橋が言ったら、新日本プロレスは動くのか、どうか?』ボクはそこを一番注目してますよ。やっぱり『あの時、俺が思っていたことは、間違いじゃなかったんだ』と、確認できるチャンスなんでね。是非、ボクは棚橋選手に、“ファン投票”の開催を口にしてほしいですね。それによって、動くのかどうか。まぁでもさ、先ほども言いましたけども、ダブルメインイベントとか、トリプルメインイベントとか、そういうくだらないネーミングは、もうなしにしようよ。だってさ、『東京ドーム全カード、メインイベントのつもりです』って言ったら、全部メインイベントになっちゃうよ。それに、ファン投票を開催した時、ボクはダブルメインイベントでしたからね。ってことは、俺、東京ドームのメインイベント経験してるの?
オカダもあの時、メインイベンターだったの?ということは、すでにオカダってさ、もう何年も連続でメインイベントやってることになっちゃうよ。もう7年連続とか、オカダもかなり迫ってるよ。ってことになっちゃうからね。だから、そういう理解に苦しむ表現方法はやめてさ、ダブルメインイベントとかいらないから。ちゃんと、第何試合、第何試合っていうのを、ちゃんと決めてほしいですね。ファン投票で勝ったなら、ちゃんとメインイベントで、ボクはやりますよ。もしやるんならね、ファン投票を」
――棚橋選手が言っても、会社が反対する場合もあると思いますが?内藤「ボクはないと思いますよ。この新日本プロレスは、棚橋の言ったことが、すべてですよ」
☆1/4(水)東京ドーム『WRESTLE KINGDOM 11 in 東京ドーム』17:00開始
▼IWGPジュニアタッグ選手権試合
マット・ジャクソン ニック・ジャクソン(1/60)[挑戦者組/SJTT2016優勝チーム]ロッキー・ロメロ バレッタ
[第48代王者組]
※マット&ニック3度目の防衛戦▼IWGPジュニアヘビー級選手権試合
[第75代王者]KUSHIDA(1/60)[挑戦者]高橋ヒロム
※KUSHIDA初防衛戦▼IWGPインターコンチネンタル選手権試合
[第15代王者]内藤哲也(1/60)[挑戦者]棚橋弘至
※内藤2度目の防衛戦[既報カード]
▼IWGPヘビー級選手権試合
[第65代王者]オカダ・カズチカ(1/60)[挑戦者/G1 CLIMAX26優勝者]ケニー・オメガ
※オカダ2度目の防衛戦新日本プロレス1・4東京ドーム大会の第2弾カードが発表され、内藤の保持するIWGPインターコンチ王座には棚橋、KUSHIDAのIWGPジュニアヘビー級王座にはヒロム(高橋広夢から高橋ヒロムへリングネームを変更)、ヤングバックスの保持するIWGPジュニアタッグ王座にはロッポンギヴァイスが挑戦することが決定、なおNEVER選手権のEVILvs柴田は11月15日のシンガポール大会で行われることになった。
会見には内藤、棚橋の両者が出席も、驚いたのは内藤があれだけ意識していたIWGPヘビー、インターコンチのどちらがメインかファン投票を行うようにアピールするかと思ったが、内藤は一転して拒否する姿勢を示し、棚橋も態度を保留にしたことでファン投票は現時点では行われないことになった。
自分も含めてだがIWGPヘビー、インターコンチのどちらかをファン投票で選ぶことにファンは期待していたと思う、ファンの期待を大きく裏切る、ある意味制御不能な内藤らしさでもあるが、ドームの主役に返り咲くことを目的にしていた棚橋にしてみれば大きく当ての外れた結果となった。
会見の中で内藤は棚橋の『この新日本プロレスは棚橋が言ったことがすべて。棚橋の言いなりである』と批判したが、内藤にとって棚橋やオカダ・カズチカ、そして中邑真輔は試合に勝っても存在感では勝てないというジレンマを常に抱えていた、しかし今年になって中邑が新日本を去り、存在感でオカダを上回るようになったが、棚橋弘至という存在は内藤にとっては必ず越えなければいけない存在、しかし今日の会見では棚橋は内藤に飲まれてしまいペースにはまり込んでしまっていた。
内藤vs棚橋の内藤にとってのテーマはベルトというちっぽけなものが目的ではない、棚橋弘至の時代を終わらせるための戦いである。
自分は新日本は「オカダと内藤の時代に突入した」としたが、棚橋という存在はまだしっかり残っている、これまで新日本を牽引してきた棚橋と中邑の時代を内藤が終わらせることが出来るか、内藤にとってもドーム大会は大勝負でもある。
また『WORLD TAG LEAGUE 2016』の出場チームが発表された
[出場チーム]
▼Aブロック
棚橋弘至&ジュース・ロビンソン
天山広吉&小島聡
中西学&ヘナーレ
レイモンド・ロウ&ハンソン
リーランド・レイス&ブライアン・ブレイカー
タマ・トンガ&タンガ・ロア
高橋裕二郎&ハングマン・ペイジ
内藤哲也&X▼Bブロック
真壁刀義&本間朋晃
柴田勝頼&永田裕志
オカダ・カズチカ&YOSHI-HASHI
後藤洋央紀&石井智宏
ヨシタツ&ビリー・ガン
ケニー・オメガ&チェーズ・オーエンズ
バッドラック・ファレ&BONE SOLDIER
SANADA&EVIL今年は16チームが参戦し2ブロックで開催されることになったが、棚橋は小島からピンフォールを奪い成長著しいロビンソンをパートナーに抜擢、ROHからはNOAHに参戦経験もありKES(ランス・アーチャー、デイビーボーイ・スミスJr.)をも破ったことのあるウォーマシン(ロウ&ハンソン)、WLWからリーランド&ブレーカーが参戦。
Bブロックは後藤が石井と組み、ファレはBONE SOLDIERを抜擢、ヨシタツは大阪大会後に参戦を匂わせていたビリー・ガンと組み参戦した。ビリーはロードドックとのニューエイジアウトローズとしてリージョン・オブ・ドゥーム(ザ・ロード・ウォリアーズ=ホーク&アニマル)を降してWWE世界タッグ王座を奪取し、HHHと共にDXの一員として活躍していたが、日本の団体に参戦するのは初である。
Bブロックは昨年度覇者である真壁&本間のGBHもエントリーしたが、気になるのはAブロックの内藤のパートナーX、昨年の内藤はEVILと組んでエントリーしたが、今年のEVILはSANADAと組んでエントリーとなった。内藤のパートナーはBUSHIなのか?それとも隠し玉を用意しているのか・・・ -
内藤がリーサルを降しインターコンチ王座を防衛も、ドームの主役のために棚橋が挑戦に名乗り!
11月5日 新日本プロレス「戦国炎舞 -KIZNA- Presents POWER STRUGGLE」エディオンアリーナ大阪 5050人 超満員札止め
<アピール、コメントなどは新日本プロレス公式HPより>
◇第0試合◇
▼20分1本
天山広吉 小島聡 ○ジュース・ロビンソン(5分49秒 片エビ固め)永田裕志 中西学 ×金光輝明
※パルプフィクション◇第1試合◇
▼20分1本
獣神サンダー・ライガー タイガーマスク リコシェ ○デビット・フィンレー(5分30秒 片エビ固め)田口隆祐 アンヘル・デ・オロ ティタン ×フエゴ
※カミカゼシューティングスタープレス◇第2試合◇
▼20分1本
○高橋裕二郎 チェーズ・オーエンズ BONE SOLDIER(7分36秒 片エビ固め)真壁刀義 本間朋晃 ×ヨシタツ
※ピンプシューズ◇第3試合◇
▼IWGPタッグ選手権試合/60分1本
[第72代王者組]○タマ・トンガ タンガ・ロア(14分32秒 片エビ固め)[挑戦者組]石井智宏 ×YOSHI-HASHI
※ゲリラ・ウォーフェア
☆トンガ&ロアが初防衛に成功【トンガ、ロアの話】
トンガ「なんだ?俺らの試合後、こんなにカメラを向けられるなんて、今までなかったのに。どういう風の吹き回しだ?お前らみんな、撃ち殺してやろうか(※機関銃を撃つポーズを見せる)。まあ、いい。お前ら、ファレがいなくてもBULLET CLUBはこんなに強いんだ。これがどういう意味かわかるか? 俺たちはますます力をつけ、強くなって、さらにスピードも豊かになっていく。そして俺たち家族がすべてを制圧する。今まで誰も見たことない景色を見せてやる。その中心に立っているのは俺だ。世界の中心に俺が立つんだ。そのためにすべてのものを根こそぎ奪い取ってやる。俺たちがトップに立つ。誰も俺たちを覆い尽くすことはできない。できるもんなら、やってみろ。俺たちは野球をやってるんじゃない。プレイボールとコールされてるんじゃないんだ。これはレスリングウォーだ。俺たちはそこに身を置いてるんだ。俺たちを力でねじ伏せてみろ。できるものならな。俺たちはどんなことになろうとも、ギブアップしない。俺たちは信じてる。G.O.Dは悪いヤツらだ。G.O.Dはすべてのものが見えてるんだ」ロア「(※2本のベルトを見せながら)これが俺たちのことを証明してくれてるぜ、ハハハ」
◇第4試合◇
▼「Super Jr.Tag Tournament 2016」決勝戦/時間無制限1本
ロッキー・ロメロ ○バレッタ(18分49秒 エビ固め)石森太二 ×ACH
※ストロングゼロ
☆ロッキー&バレッタがSuper Jr. TAG Tournamentを優勝(試合終了後、ロメロとバレッタがハイタッチで優勝の喜びを爆発させる。
そして、ロメロがマイクアピールを敢行し、大声援を送ってくれた大阪のファンに感謝の挨拶)
ロメロ「ヤングバックス、ドコデスカ~!?(マット&ニックがIWGP Jr.タッグベルトを携えて登場。リングでロメロ&バレッタと対峙し、ベルトを高く掲げる。ここでロメロは、ヤングバックスに対して1月4日東京ドーム大会でのタイトル戦を要求。)イチ、二ィ、サン、シバクゾ、コノヤロー!」【ロメロ、バレッタの話】
ロメロ「バカヤロー・パーティーはどうだった?(※バレッタに)背中は大丈夫か?」バレッタ「パーティーって、のんきなこと言って。まあ、今日でツアーは終わりだから、(背中は)大丈夫だよ」
ロメロ「勝利で終わった。さあ、問題だった俺とバレッタの間の不協和音だけど……」
バレッタ「最後まで言うな。また問題をぶり返すつもりか?悪かった。俺が間違ってたよ。これでいいだろ?まだ何かあるか?」
ロメロ「OK。さあ、パーティー再開だ!ロッポンギ・ヴァイスは……」
バレッタ「明日の見出しには、こう書いてくれ。『よりが戻った』って」
ロメロ「そう、新聞にな。『よりが戻った。ロッポンギ・ヴァイスは“SUPER Jr. TAG TOURNAMNET”に優勝。次の目標はヤングバックス。2017年1月4日、東京ドームの“WRESTLE KINGDOM 11”で激突』って」
バレッタ「そう言うけど、トーキョードームまでまだ2カ月あるぞ」
ロメロ「わかってる。策はある」
バレッタ「どんな策だ?」
ロメロ「俺にとっては初めてのことなんだぜ」
バレッタ「お前だけじゃない。俺にとっても、プロレス人生最大の、いや、人生最大のビッグマッチだ。軽々しい闘いじゃないんだぞ。『SUPER Jr. TAG TOURNAMENT』に優勝して、やっとトーキョードームにたどり着いたんだ。やっとIWGPジュニアタッグのタイトルマッチまでこぎ着けたんだ。そこでヤングバックスを倒して、やっとあのベルトを獲り返せるんだ。そう簡単なことじゃないんだぞ。それをわかってるのか?」
ロメロ「わかってるさ。わかってる、わかってる……。まあ、そんなことはいいから、今夜はパーティーに出かけよう。ノリノリダゼ。さあ、ドートンボリ(道頓堀)へ繰り出すぞ! なぜなら、俺たちは今夜だけドートンボリ・ヴァイスだからさ! バレッタ、心配するな、今夜だけだから」
バレッタ「俺は毎日練習するよ。お前もトーキョードームに向けて練習しろ。サケ(酒)ばっかり飲んでちゃ、勝てないぞ」
ロメロ「パーティーは今夜だけだ。ロッポンギには食事にも踊りにも行かない」
バレッタ「スシはダメだぞ。サシミだけにしとくんだ。炭水化物はご法度だ」
ロメロ「炭水化物はダメだって?ビールもダメか?」
バレッタ「トーキョードームまではな(※先に控室に戻ろうとする)。ちゃんと守れよ」
ロメロ「ダイジョーブ、ダイジョーブ、ダイジョーブ、ダイジョーブ……(※バレッタがインタビュールームから出て行ったのを見て)ダイジョーブジャナイ。いっぱい飲んでやる」
バレッタ「(※戻ってきて)ヘイ、今、何て言った?」ロメロ「スイマセン、ゴメンナサイ(※と言いながらバレッタを追いかける)」
【石森、ACHの話】
ACH「今夜の試合、自信を持って臨んだんだけど……タイジとACHにとって、ファンの心をつかむという意味でも、大きな意味を持つ試合だった。2人でリングに上がっている間は、いつも特別な道を歩んでいるような気分だった。残念だけど、今夜は俺が負けてしまった。今日は神経を研ぎ澄ませねばならないほどの試合だった。ああ、勝ちたかった。というのも、俺の祖母が3年前に亡くなったんだ。彼女が倒れる前に、今日のような試合を見せたかった。俺を愛してくれた祖母に、優勝を捧げたかった……」石森「ACHも言った通り、ここまで来たらには、どうしても勝ちたかったよね。俺の一番のパートナーだし……(※目に涙を浮かべて)悔しいですね。それだけですね。まぁほんとに、チャンスがあるなら、もう1回組んで、リベンジしたいです」
ACH「これで終わりなのか?これで終わりか?(石森は)俺には出来過ぎたパートナーだ。さらに素晴らしくなって、もっと“SUPER”なチームになりたいな」
石森「ありがとうございました」
◇第5試合◇
▼IWGPジュニアヘビー級選手権試合/60分1本
[挑戦者]○KUSHIDA(15分11秒 ホバーボードロック)[第74代王者]×BUSHI
☆BUSHIが初防衛に失敗、KUSHIDAが第75代王者となる(試合終了後、スクリーンに時限爆弾のカウントダウンが表示され、「0」になったと同時に爆発音が鳴り響く。そして、入場ゲートからは元・カマイタチこと、高橋広夢が登場。 高橋はリングインすると、KUSHIDAとにらみ合うと見せかけ、コーナーに上り、観客を煽るようにポーズを取る。)
広夢「KUSHIDA、おまえに用はねえ。俺はこのベルトに用があるんだ。東京ドームでこのベルトに挑戦させてもらう。KUSHIDA、おまえはかわいそうな男だよ。ドームでおまえは終わりだあ!」KUSHIDA「やっと帰ってきたな。一言だけ言っというてやる、IWGPジュニアのベルトは簡単じゃねえぞ」
(両者は至近距離で視殺戦、そして広夢はリングを後にする)
KUSHIDA「もう一つだけ。新しいもの、新しい対戦相手、新しいシチュエーション、行ったことない国、出会ったことない人……、俺、超大好きっす。もう一回、このベルトを、新日本プロレス、テッペンに持っていきます! ありがとうございました!」【KUSHIDAの話】
KUSHIDA「ハァハァ……約束通り間に合わしたぞ。何をやられようが、どんな威力の爆弾だろうが、俺の志は、吹き飛ばされねぇ。ハァハァ……ダメだ、こんな試合じゃ。遠いなぁ、新日本プロレスのてっぺんは。だからこそ、上を向けるんだ。BUSHIからベルトを取り戻しただけだじゃ、俺の気持は到底おさまらないよ。絶対忘れない!内藤、EVIL、SANADA、1対1の状況に必ずもっていく。こんな試合じゃ、俺の気は済まない。もう一つ、やっと帰ってきたな、広夢。随分と爆発まで時間のかかる時限爆弾だ。その分、期待してますよ。みんなの期待感背負ってね。だけど、(海外に)何年行ってました?」――約3年半ですね。
KUSHIDA「別人ですよね。俺が一番よくわかってる。海外行ったら、男は変わるって。この(IWGPジュニアヘビー級の)ベルトも、私と同じように旅が好きみたいなんで、安定を嫌ったんじゃないですか?早くどっかに、日本以外のどこかに、アメリカに、そして大阪、東京、日本全国、その光景を見せてあげたいですね。KUSHIDAだからできること。また一つ、前回獲った時とは違う、新しい敵、新しいシチュエーション、大歓迎です。一丁、高橋広夢、勝負しましょうか」【BUSHIの話】「クソッ!クソッ!KUSHIDA!許さねえ。認めねえ。KUSHIDA、絶対に忘れねぇ!」
【高橋広夢の話】「さあ、東京ドームに集まる5万人の皆さん、最高のもの、見せてやるよ。俺のIWGP初戴冠。そして!KUSHIDA!お前の終わりの日だ!時限、TIME BOMB!」◇第6試合◇
▼30分1本
○ケニー・オメガ アダム・コール マット・ジャクソン ニック・ジャクソン(14分1秒 片エビ固め)×オカダ・カズチカ 後藤洋央紀 ウィル・オスプレイ 外道
※片翼の天使【ケニー、コール、マット、ニックの話】
ケニー&コール&マット&ニック「(※4人で声を合わせて歌う)Ah~、Everyday Reborn~」ケニー「シンニホンプロレス屋さん、お聞きなさい。注意しておいてやろう。みんな、何にカネを払ってると思う?すべての地方大会、すべてのTV(マッチ)で、俺とオカダの試合を組んできたよな。どうしてそんなことするんだ?ヤングバックスの次期挑戦者を決めたよな。何でそんなことするんだ?俺たちとROH世界王者を組ませたよな。何でそんなことするんだ?俺たちは常にベストを目指しているし、新しいことを心掛けている。(こんなカードを組まなかったら)俺たちを見るために、そして俺がオカダを倒す瞬間を見るために、トーキョードームに10万人がやって来るはずだったんだ。言っておく、ヤングバックスや俺がペーパービューで負けることなんてない。ここで謝っておくよ。今日の勝利は最悪だ。トーキョードームという舞台を台無しにしてしまったからな。でもな、俺たちは大会場で負けることなんてないから。今日のこの結果から、みんないろいろと予想するだろう。語り合うだろう。俺は負けない。ヤングバックスも負けない。みんな俺たちが(東京ドームで)負けると思ってるんだろ?クソッたれめ! それより、今日はみんなが(※ヤングバックスの2人も声を揃えて)『ADAM COLE、BAY BAY!』って大合唱した。それをどう感じた?」
マット「いやあ、あれは気分よかったな。体が震えたよ。3週間のツアーの最後に、こうやって組めたのはハッピーだ。でも、こんなに長く日本にいたのって、俺たちにすれば病的なことなんだけどな。だけど、この地球上で最高のタッグチームをあちこちで見せられたのはよかった。俺たちはあと2日滞在して、その後、ニュージーランドへ飛ぶ。そこも俺らはメインイベントだ」
ニック「当然のことだよな。UK(イギリス)でもメインイベントだしな」
マット「3試合だったか?で、アダム・コールはどんな気分だ?」
アダム「1人でやって来るのは、子供に戻ったように不安な気持ちもあったけど、最高だぜ。あの大合唱は夢のような気分だ」
マット「今夜、スーパーキックパーティーを存分に味わってくれたかな?なんせ、ケニー・オメガがオカダから、完璧なフォールを奪ったんだしな」
ニック「完璧に叩きつけたしな」
マット「もう1回言うよ。ケニー・オメガがオカダを完璧にフォールした。こんなことって、これまであったか?誰もあのスーパースターを守ることはできなかった。お前らのチャンピオンを誰も守り切れなかったんだ。日付が変わったら……」
ケニー&コール&マット&ニック「(※4人で声を揃えて歌う)Everyday Reborn~」
ケニー「じゃあ、GOOD BYE & GOOD NIGHT」
【外道の話】「ケニー・オメガ!レインメーカーはスイッチ入ったぞコノヤロー!(※手に持ったIWGPヘビー級のベルトを指さし)レインメーカーの持ってるものだ」◇第7試合◇
▼NEVER選手権試合/60分1本
[挑戦者]○EVIL(16分15秒 体固め)[第12代王者]×柴田勝頼
※EVIL
☆柴田が4度目の防衛に失敗、EVILが第13代王者となる【EVILの話】
EVIL「(※左手で、NEVER無差別級のベルトを掲げて)一つ、このリングの頂を制した。この結果は、当たり前じゃねぇ。この結果は、当然だ。柴田よ、暗闇の世界へ、地獄のどん底へ、突き落としてやったぞ。(※東スポ・岡本記者に向けて)俺の名を言ってみろ」――EVILです。
EVIL「最初から言え」――This is……
EVIL「“キング・オブ・ダークネス”EVILだ。いいか、暗闇の帝王だ。このリングの帝王は、この俺様だ。オイ、全員よく聞いておけよ。This is EVIL!Everything is EVIL!すべては……そして、すべてがEVIL!」【柴田の話】「ああっ……(※頭を押さえて、何度も嗚咽を上げる)。ああっ……これをよしとするなら……(※長い沈黙の後)今シリーズ、ずっと思ってたんだけど、ベルトを投げる、イスで殴る、これをよしとするなら、これをよしとするなら、いかがなものかと。今年の初めから、1年間、絡んできたベルトなんで、こんな終わり方、誰も納得しないでしょ。納得しないでしょ?だったら、あれしかないよね。リマッチ権、使わせてもらうよ。俺の方から1度も言ったことないけど、使わせてもらうよ。もう1回、早急に、新日本プロレス、(EVILとのカードを)組んでいただきたいです。俺からはそれだけ。以上!」
◇第8試合◇
▼30分1本
○棚橋弘至(21分33秒 片エビ固め)×SANADA
※ハイフライフロー【棚橋の話】「(※コメントブースの床に、大の字に倒れ込む)ハァハァ……まず第一歩。まず第一歩を踏み出しました。ハァハァ……よし、まず一歩。藁にもすがる思いだから、東京ドームの最後の試合に。メインに、7年連続のメインに。今、思うのはそれです。(※体をおこし)愛してますが、“愛してます”の在庫が余ってます」
【SANADAの話】「ああーっ!でも、まだ1対1(1勝1敗)だろ」◇第9試合◇
▼IWGPインターコンチネンタル選手権試合/60分1本
[第15代王者]内藤哲也(24分29秒 片エビ固め)×ジェイ・リーサル
※デスティーノ
☆内容が初防衛に成功(試合終了後、、レッドシューズ海野レフェリーがICベルトを差し出すも、王者・内藤は受け取らず。すると、特設花道に棚橋が現れ、場内が騒然となる。)
棚橋「棚橋と内藤、1年前では・・・1年前とは立場が逆転したな。けどな、内藤。世界に悪が栄えたためしはない(※大拍手)。俺が歩く道は、東京ドームに続いてる(※大拍手)。棚橋になれなかった男、内藤(※大拍手)。皮肉なモンだけどなぁ。内藤、お前が、俺の最後の希望だ。インターコンチを懸けて、東京ドームで勝負しよう(※大拍手)」内藤「棚橋! いま、プロレス界で最も“神ってる”男、誰だかわかるか? そんなに! 俺にかまって欲しいか!? やりたいなら、やってやるよ。でも! で~も~! あなたが浮上することは、残念ながらもう2度とない。最後の晴れ舞台だと思って、せいぜい楽しんで下さい。1月4日、東京ドームまで! トランキーロ!! (※棚橋に顔を急接近させ)あっせんなよ(※『あっせんなよ!』の大合唱から目を開けるポーズ)。ま、そういうわけだから、棚橋選手、帰って下さい(※大拍手)。この会場のお客様は、俺のマイクを聞きたがってるんであって、あなたは必要ないですよ。棚橋選手! さっさと帰って下さい(※場内騒然&『棚橋』コール)」
(棚橋退場)
内藤「ブエナスノ~チェ~~~ス! オオサ~カ~~~~~~!!(※大歓声) 新日本プロレスを、いや、我々LOS INGOBERNABLES de JAPONを応援して下さる大阪のお客様・・・(※歓声が起こらず内藤がマイクを捨ててリングを降りようとするが、思いとどまって再びマイクを握る)。2ヶ月後の東京ドームも大事だけど、いま一番大事なのは、この会場に来ている大阪のお客様だと、僕は思います(※大歓声)。今年最後の大阪大会、思う存分叫んで下さい。EVIL、BUSHI、SANADA、イ・内藤。ノスオトロス! ロス!! インゴベルルルルルナ~ブレ~~~~~ス!! デ!! ハ!! ポン!!(※『デ!! ハ!! ポン!!』の大合唱&大歓声、そして内藤は白テープに埋もれたIWGP ICベルトを拾い上げ、両手で空中高く放り投げた・・・)」【内藤の話】「よろしいですか? しっかりと、アナタ方の目と、アナタ方の耳で聞いてください。まぁリング上で言った通り、東京ドーム、せっかく棚橋選手が立候補してくれたから、リング上で言った通り、受けて立ちますよ。ただ、俺の理想は、違う相手だったけどね。まぁ俺の予想は、当たったかな。棚橋が出てくるかなと思ったんですね。もう彼は、トップ選手じゃないでしょ?でも、ここまでずっと新日本プロレスを引っ張ってきたのを知ってるから。俺は、彼の背中を見てきたから。まぁ最後の晴れ舞台だと思ってね、東京ドーム、俺の前に立てばいいよ。今、最も“神ってる”男だぜ。俺と闘えばおいしいこと、彼はわかってんだろうね。まぁ最後の晴れ舞台だよ。今年の東京ドームで、なにかね、トップの座を降りてしまったような、寂しい現状だけどね。俺がトドメをさしてやるよ。まぁそんなわけでさ、まだ先の話だから。東京ドームは先の話だからね。そこは、トランキーロだよ。だってさ、この後、シンガポール大会もあるし、『WORLD TAG LEAGUE』もあるわけだからね。なに?『WORLD TAG LEAGUE』の話は無視して、東京ドームですか?それはさ、『WORLD TAG LEAGUE』観戦予定のお客様に失礼でしょ。だから、俺はまだ話さないよ。話す必要もないと思ってるしね。それより、『TAG LEAGUE』の話聞きたいでしょ?ちゃんと、仕掛けを用意してるから。まぁ楽しみに待っててくださいよ。あとさ、ジェイ・リーサルと違って、俺シリーズ全部出てっからさ、カンサード(疲れた)なんだよ。わかる?カンサードなんだよ。もう一刻も早く、俺はベッドに横になりたいんだよ。だからさ、これ以上の話は、明日?明後日?明々後日?知らないけど、会見の場を準備してくださいよ。ボクはそこに出向くから、皆様も俺の声を聞きたかったら、その場に駆けつけてください。その時、皆様にお話ししますよ。質問があるかもしれないけど、これ以上のことは、ノーグラシアス(結構です)。アスタ・ルエゴ(また今度)、アディオス(さよなら)」
【リーサルの話】
リーサル「やられた……やられた……ナイトー、思いもよらないことが起こってしまった。俺がIWGPインターコンチネンタルチャンピオンになるはずだった……」(※ここでアダム・コールがROH世界王者のベルトを肩にかけて割り込んできた)
コール「ジェイ、ジェイ、ジェイ」リーサル「俺が今、しゃべってるんだ。何をしに来た?」
コール「いやぁ、悪いな。まあ、とりあえず『おめでとう』と言っておくよ。なかなかいい闘いだったよ」
リーサル「お前、なにがいいたんだ?」
コール「ちょっと待て。お前はすでにロンドンでのROH世界タイトル挑戦が決まってるだろ?もうすぐだよな。お前の挑戦を受けることを約束しといてやる。まあ、(王者の)壁に跳ね返されるだけだけどな。だからといって逃げないでくれよ」
リーサル「そんなこと言いに来たのか?そんなこと言えるのも、今だけだ。しっかりお前と向き合ってやるさ。何なら今、ここでやってやろうか?それがイヤなら、ここから去れ」
【棚橋の話】「(※両手で)今のとこ、イーブンだね。何が正義で、何が悪か、これはね、実は一言では語れないんですよ。けど、BULLET CLUB、CHAOS、ロスインゴ、なんだろう……ファンのみんなが裏の裏を読み過ぎてて、なんでそれが面白いかって言ったら、正義がしっかりしてるから、本隊がしっかりしてるから、いろんな裏切りがあったら、いろんなものが際立ってくる。いろいろやり過ぎちゃっても、面白くないじゃん。やっぱり、水戸黄門の印籠、金さんの桜吹雪、棚橋の愛してます、これでしょ(※コメントブースを去ろうとするが、振り返って)ちょっと言い過ぎたかな。『棚橋になれなかった男、内藤』なりたかったかどうかは、わかりませんけどね」
新日本大阪大会のセミでは棚橋とSANADAが対戦、両者は7月18日のG1公式戦で対戦しているが左肩骨折から復帰したばかりの棚橋をSkull Endでギブアップを奪いSANADAが勝利を収めており、今回はリベンジマッチとなる。
序盤から互いの出方を伺う攻防が続くも、SANADAが花道でのフランケンシュタイナーから先手を奪い、棚橋もドラゴンスクリューで流れを変えようと、SANADAはストラングルホールドで切り返すなど棚橋を苦しめる。
劣勢の棚橋はフライングフォアアーム、エルボードロップからサマーソルトドロップと連続攻撃で反撃すると、ロープ越しのドラゴンスクリューから場外へ追いやり、コーナー最上段からのプランチャでSANADAに大ダメージを与える。
リングに戻ってもスワンダイブ式ミサイルキックを放ったSANADAに棚橋がジャーマン、SANADAは着地もロープ越しのドラゴンスクリューが効いたのか足を押さえてうずくまるも、構わずTKOからタイガースープレックスと畳み掛けた後でSkull Endで捕獲、そしてラウディングボディープレスを投下するが、棚橋がかわして自爆させるとハイフライフローを投下するが、今度は棚橋が自爆しSANADAがラウディングボディープレス、棚橋はかわしてSANADAが着地も足に負担がかかってしまい押さえてしまう。
棚橋はグラウンド式ドラゴンスクリューからテキサスクローバーホールド、グラウンド式ドラゴンスクリュー、リバース式グラウンドドラゴンスクリューと徹底的に足を攻めた後で、ハイフライフローを投下するが、SANADAは剣山で迎撃、両者はエルボー合戦から棚橋がスリングブレイドを狙うも、かわしたSANADAがジャパニーズレッグロールクラッチからSkull Endで捕獲、棚橋のエビ固めもSkull Endで切り返し、ライオンサルトの要領でSkull Endで捕獲するなど、執拗にSkull Endを狙ったが、棚橋がツイストアンドシャウト、再びSkull Endを狙ったところでショートレンジのスリングブレイドで切り返すと、最後はドラゴンスープレックスから背中へのハイフライフロー、ハイフライフローで3カウントを奪い勝利を収めたが、正直言ってここまでSANADAが棚橋を苦しめるとはと言わしめる試合だったものの、Skull Endへのこだわりが返って隙を作ったとも感じさせた試合でもあった。メインのIWGPインターコンチネンタル選手権は当初はマイケル・エルガンの挑戦が予定していたものの左目眼窩底骨折で欠場したため、ロスインゴから追放したリーサルが挑戦することになった。遺恨マッチだが試合はスーパーキックで内藤を場外へ追いやったリーサルは連続トペを発射して、内藤ばりの寝そべりポーズで威嚇するが、内藤もリーサルの股間をトップロープに打ち付けてからロープを蹴り上げて悶絶させて、本家寝そべりポーズで威嚇、場外戦からリードを奪い、リーサルはダイヤモンドカッターで応戦するが、内藤は3D式ミサイルキック、雪崩式フランケンシュタイナー、コーナーミサイル、雪崩式フランケンシュタイナー、プルマブランカと攻め立て、グロリア狙いを阻止したリーサルはリーサルコンビネーションを決め、内藤のトルネードDDT狙いをキャッチしてデスバレーボムで叩きつける。
リーサルは連続バックドロップから雪崩式ブレーンバスターで投げると、リーサルインジェクションを狙うが、阻止した内藤はトルネードDDT、ミサイルキック、雪崩式フランケンシュタイナー、グロリアと畳み掛けるがリーサルがリバースブロックバスターからナガタロックⅡ、ダイビングエルボーからダイビングエルボーことヘイル・トゥ・ザ・キングを投下するとエルガンばりのエルガンボムを決める。
リーサルはリーサルインジェクションを狙うが内藤は阻止し、内藤のデスティーノ狙いをリーサルが阻止して回転延髄斬りからリーサルインジェクションを狙うと、キャッチした内藤がデスティーノで3カウントを奪い王座を防衛した。試合後には内藤がマイクを持つと棚橋が現れて「世界に悪が栄えた試しはない!棚橋になれなかった男、内藤、皮肉だけど、オマエがオレの最後の希望だ!」と東京ドームでのインターコンチ王座に挑戦を表明すると、内藤は「東京ドームまで、トランキーノ!あ・せ・ん・な・よ!」と受諾、内藤は棚橋を追い出した後で大会を締めくくった。
今年の東京ドーム大会でオカダに敗れIWGPヘビー級王座戦線から遠ざかってしまった棚橋にとっての2016年はテーマが見出せない年となり、左肩をも負傷して欠場するだけでなくG1でも優勝を果たせないなど、オカダや内藤と比べて一歩引いた立場を取らざる得ない状況にまで追いやられた。しかし2017年東京ドーム大会への主役の座を諦めない棚橋は内藤への挑戦を選んだ。
内藤にとって棚橋は越えなければいけない存在、内藤も棚橋そして中邑真輔にも勝っているが、存在感を越えるまでには至らず、逆に棚橋みたいな存在になろうとして焦っていた。しかし内藤は内藤だということに気づいて覚醒して現在に至った。
現在の内藤はベルトよりも自分自身の存在価値を高めること選んだ、ジャイアント馬場さんで言う四六時中プロレスを考えるバディ・ロジャースのような存在になった。ベルトなんて内藤にとって飾りに過ぎない。内藤がアピールの後で棚橋を追い出したのは「もう、アンタの時代ではない」と知らしめるためだったのかもしれない。NEVER選手権は柴田が首四の字固めで絞り上げるが、場外戦でEVILが鉄柵、右肩にイスをかざして鉄柱に叩きつけるなどして右肩攻めを展開して流れを変え、EVILは攻め込むが仁王座りから受けきった柴田が串刺しビックブーツ、顔面ウォッシュ、顔面への低空ドロップキック、フロントネックチャンスリーと流れを変え、EVILも反撃してダークネスフォールからEVILを狙うも、柴田が武者返しで返し、打撃戦を競り勝って張り手一閃からスリーパースープレックスで投げる。
これで柴田の勝利かと思われたが、EVILは場外に逃れ、柴田が戻してもEVILがまた場外へ逃れると、これに焦れたのか柴田がまたリングの戻そうとすると、EVILがレフェリーと柴田を交錯させてから、リングにイスを投げ入れ、柴田の首にイスをかざしてからのEVILホームランからEVILで3カウントを奪い王座奪取、スリーパースープレックスの時点で柴田の勝ちかと思われたが、2度にわたって場外に逃れられて流れが変わったのか、最後の最後でEVILがインサイドワークを駆使して柴田から王座をもぎ取った。IWGPジュニアヘビー級選手権はKUSHIDAが場外戦で通路にBUSHIを連行してマットのない床へのパイルドライバーを敢行するという荒っぽい攻めを展開すれば、BUSHIもKUSHIDAにとって悪夢の技であるバッククラッカーからフロントネックロックと首攻めを展開、しかしシェルショックで流れを変えたKUSHIDAも雪崩式腕十字を決めるなど腕攻めを狙う。
KUSHIDAの流れを嫌ったのかBUSHIはネックロックで捕らえた後で、コードブレーカーからエムエックスを決めるが、勝負を焦ったのかカウント2でクリアさせると、再度狙うがかわしたKUSHIDAがマサヒロタナカを炸裂させてからBUSHIのマスクを引き裂く。
これにBUSHIが怒り、カナディアンデストロイからエムエックスを狙うが、KUSHIDAはコードブレイカーで迎撃すると、左腕へのバトンキックからホバーボードロックを狙うが、BUSHIがカナディアンデストロイで切り返そうとすると、すっぽ抜けて失敗した隙を逃さなかったKUSHIDAがホバーボードロックでギブアップを奪い王座を奪還する。
試合後には予告されていた時限爆弾が爆発すると、花道から1月に一時凱旋しメキシコ・CMLLからアメリカ・ROHへと転戦していたカマイタチこと高橋広夢が現れて王座挑戦を表明した。
時限爆弾に関しては鈴木みのる率いる鈴木軍も候補に挙がっていたが、鈴木自身がNOAHのグローバルリーグ戦にエントリーし、当日には公式戦も組まれていたことで可能性がなくなったところで広夢の可能性が高まっていた。
ファンにしてみれば"なんだ"という声もあったと思うが、これだけ大掛かりな仕掛けをするからには広夢にはそれなりの"もの"があるということ、ドームではKUSHIDA相手にどれだけのものを見せてくれるのか?「Super Jr. Tag Tournament 2016」の決勝戦は今回はロメロではなくバレッタが捕まり、痛めた腰に集中攻撃を喰らう、ロメロはクロスボディーからヘッドシザースホイップ、エルボースマッシュからアサイDDTと猛反撃し、バレッタとの連係で盛り返すが、石森とACHは二人同時ぶっこ抜きジャーマンを敢行し、合体技の連打でロメロを捕らえにかかるも、ACHのダイブをバレッタが入っての合体ニーで反撃する。
ロッポンギヴァイスがストロングゼロを狙うが、バレッタが腰を痛めていることもあって失敗するも、石森にコンタクトキラーを決め、ACHも場外のロメロにエア・ジョーダンから石森組がミッドナイトスターを投下も、ロメロとバレッタが剣山で迎撃し、それでもロメロを垂直落下式ブレーンバスターで突き刺したACHをバレッタがジャーマンで投げてからストロングゼロを決め3カウントを奪い優勝、試合後にはヤングバックスの保持するIWGPジュニアタッグ王座に挑戦を表明した。
その後で他にも名乗りを挙げなかったことから、ドームではこのままスンナリとヤングバックスvsロッポンギによる選手権か、例年なら4WAYによる選手権になるのだが…IWGPタッグ選手権は王者組のゲリラ・オブ・ディスティニーがYOSHI-HASHIを捕らえにかかるも、石井も反撃するがトンガのスピードだけでなくロアのパワーの前に苦しみ挑戦者組が主導権を握れない展開が続く。
ゲリラ・オブ・ディスティニーがYOSHI-HASHIにケリラ・ウォー・エアーで勝負に出るが、石井がカットに入ると、石井組が延髄斬り&バンカーバスターの合体技を披露してYOSHI-HASHIがトンガにボマイエ、スワントーンボム、バタフライロックと畳み掛ける。
ゲリラ・オブ・ディスティニーは石井を排除してYOSHI-HASHIに合体技の連打で追いつめにかかるが、トンガのガンスタン狙いを阻止したYOSHI-HASHIがしゃちほこラリアットを炸裂させると、カルマを狙うが、トンガがガンスタンで切り返し、ロアが入ってケリラ・ウォー・エアーで3カウントを奪い王座防衛。
ゲリラ・オブ・ディスティニーもタッグ屋相手が多かったせいか、なかなか良さを発揮できなかったが、ロアの成長もあって好試合となった。大阪大会が終わって、1・4ドーム大会の第2弾カードが近日中に発表される。どんなカードが発表されるのか、そして内藤は何を仕掛けてくるのか?
LOS INGOBERNABLES de JAPON pic.twitter.com/ek9QrZKjWi
— 内藤哲也 naito tetsuya (@s_d_naito) 2016年11月5日大阪大会終了。ブログを更新しました。『何度デモ』#棚橋弘至 #大阪 #njpw #njpst #アメブロ
https://t.co/AnjdY6pTgz
— 棚橋弘至 (@tanahashi1_100) 2016年11月5日
— BUSHI (@BUSHI_njpw) 2016年11月5日本日の大阪大会は超満員札止め!チケットはすべてソールドアウト!!
皆様のご来場、誠にありがとうございます!
新日本プロレスのスマホサイト(https://t.co/7xh3nqaLQZ)で独占詳報中!! #njpst pic.twitter.com/jEk8l2g7Wl
— 新日本プロレスリング株式会社 (@njpw1972) 2016年11月5日『POWER STRUGGLE』
11月 5日(土) 大阪府立体育会館(エディオンアリーナ大阪)
超満員札止め‼︎ #njpwhttps://t.co/FKxB4DsGej pic.twitter.com/oYxkiaEwg5
— 新日本プロレスリング新日企画 (@njkikaku) 2016年11月5日 -
トーナメント決勝は石森&ACHvs雨降って地固まったロッポンギヴァイス!
10月30日 新日本プロレス「戦国炎舞 -KIZNA- Presents Road to POWER STRUGGLE」後楽園ホール 1722人 超満員
<アピール、コメントなどは新日本プロレス公式HPより>
◇第1試合◇
▼20分1本
○金光輝明(6分2秒 逆エビ固め)×川人拓来◇第2試合◇
▼20分1本
○ヨシタツ ジュース・ロビンソン(7分12秒 反則勝ち)高橋裕二郎 ×BONE SOLDIER◇第3試合◇
▼20分1本
天山広吉 小島聡 獣神サンダー・ライガー タイガーマスク(8分43秒 タイガースープレックス・ホールド)永田裕志 中西学 アンヘル・デ・オロ ×ティタン◇第4試合◇
▼20分1本
○石井智宏 YOSHI-HASHI 後藤洋央紀(10分26秒 片エビ固め)タマ・トンガ タンガ・ロア ×チェーズ・オーエンズ
※垂直落下式ブレーンバスター◇第5試合◇
▼30分1本
○ケニー・オメガ マット・ジャクソン ニック・ジャクソン(16分41秒 片エビ固め)オカダ・カズチカ ×ウィル・オスプレイ 外道
※片翼の天使◇第6試合◇
▼30分1本
○内藤哲也 SANADA EVIL BUSHI(11分20秒 ジャックナイフ式エビ固め)棚橋弘至 柴田勝頼 真壁刀義 ×本間朋晃【内藤、EVIL、BUSHIの話】
BUSHI「結局、今日の後楽園にも、挑戦者のKUSHIDAは来なかった。まぁ、これが挑戦者の作戦じゃないことを祈るよ。『大阪のタイトルマッチ、出られません。家から一歩も出られないほど重傷です』って言うんだったらさ、挑戦者に指名した俺の責任でもあるから、まぁいいよ。今回だけは、挑戦権譲渡してもいいよ。まぁ、アイツに挑戦権を譲渡するほど、仲の良いヤツがいるとは思えないけどね。どっちにしろ、大阪、タイトルマッチ。来るのか来ないのか知らないけどさ、楽しみにしてるぜ。今のオマエにタイトルマッチができるんだったらの話だけどな。ENSERIO、マジで」EVIL「柴田!柴田、オマエこんなもんか?こんなもんか、って言ってるんだ!オマエがこの先、見えるものはない、だと?いや、違う。オマエにはこれから先、見えるものがある。それは、暗闇だ。柴田、Welcome to the darkness world. よく聞いておけよ。This is EVIL. Everything is EVIL. すべては、EVILだ」
内藤「いったい、いつになったら来るんだよ?ねぇ、ジェイ・リーサルってさ、そんなに有名人なの?そんなに売れっ子なの?そんなにオクパードなの?まぁ何でもいいけどさ。彼は俺に感謝した方がいいよ。我々、ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンと共闘していた彼を、俺が追放したから、彼はチャンスを得たんだよ?俺がマイケル・エルガンを負傷させたから、彼はチャンスを得たんだよ?すべて、俺のおかげだろ?まぁ、大阪大会、チケットソールドアウトだってさ。大阪のお客様は、よっぽど俺と『デ・ハ・ポン』って大合唱したいんだろうね?まぁ、大阪大会、来場予定のお客様。楽しみに待っててよ。11月5日、大阪大会まで、トランキーロ!あっせんなよ」
【棚橋の話】「ハァ、残り2か月。ほんとあっという間に、大きくなったロスインゴ、喰うしかないね。そうじゃないと、今の本隊、俺、良いところなさ過ぎるよ」
◇第7試合◇
▼「Super Jr. Tag Tournament 2016」準決勝戦/時間無制限1本
○ロッキー・ロメロ バレッタ(15分26秒 エビ固め)田口隆祐 ×フエゴ
※ストロングゼロ【ロメロ、バレッタの話】
バレッタ「(※日本語で)ロッキー、ガンバッテクダサイ」ロメロ「(※日本語で)ガンバリマス」
バレッタ「この2ヵ月間、負け続けてたロッキーとは違う、今日は昔のロッキーだった。このロッキーが必要だったんだ。今日、俺はたくさん失敗した」
ロメロ「もういいよ。今日、俺たちは頑張った。俺たちタッグはもっと強くなる」
バレッタ「俺たちは最近、あんまり良いタッグじゃなかった」
ロメロ「2ヵ月くらい調子悪かった」
バレッタ「いや、2ヵ月じゃなくて、実はずっとあんまり良いタッグじゃなかったのかもしれない」
ロメロ「それは俺のせいだ。でも、今日から新しく生まれ変わった。アシタはハロウィーンだろ?でも、俺たちはお祝いしない。パーティーもない。俺たちはずっとトレーニングするんだ」
バレッタ「本当に?コイツは誰だ?今までのロッキーじゃない」
ロメロ「大阪の準備をするんだ」
バレッタ「もうラップの曲は作らない?」
ロメロ「もう俺はコメンテーターもやらないし、ラップの曲も作らない。これからずっと、ロッポンギバイスがもっと強くなるように準備する」
バレッタ「ラップの曲が作りたいなら、大阪の次の日の朝、新幹線で帰って、そのまま六本木に行って作ればいい。そうしたら、何でもできるだろ?」
ロメロ「次の日まで待てない。大阪の夜に、ドウトンボリに行こう。ドウトンボリバイスだ!バレッタの分も奢ってやるよ」
バレッタ「ドウトンボリって何だ?」
ロメロ「大阪にある六本木みたいな街だ。道頓堀。ドウトンボリバイス!」
バレッタ「オーケー」
ロメロ「ありがとうバレッタ。(※立ち上がった瞬間、日本語で)イタイ……」
【田口の話】「試合前から、3試合分もね、スタミナを使ってたら、やっぱり勝てないよね。ハァハァ、あのタッグの課題は、ダンスのスタミナを、いかにつけるか。踊りをいかに上手くなるかでしょ。試合は、互角にやれたと思います。このハンデを背負って、これだけ試合ができれば、あとはダンスの技術を磨けば、敵なしですよ。簡易式の酸素ボンベでは、全然役に立たなかったんで、今度はキレイなおねぇちゃんを、マウストゥマウスで、キレイな二酸化炭素を送り込んでもらって、頑張りますよ。エコですよ。エコレスラー」
◇第8試合◇
▼「Super Jr. Tag Tournament 2016」準決勝戦/時間無制限1本
○石森太二 ACH(15分57秒 片エビ固め)リコシェ ×デビット・フィンレー
※450°スプラッシュ(試合終了後、ロッポンギヴァイス登場)
ロメロ「イチ、二ィ、サン、ナカスゾ!イチ、二ィ、サン、シバクゾ!」(自らファンの「ロッポンギ」コールを煽ると、バレッタと共に南側の観客席へ雪崩れ込み、通路でハイタッチを決めた。)
石森「ちょっと待って、ちょっと待って。メイン勝ったの俺なんだよ。なあ!? 俺に締めさせろよ、この野郎!(※ブーイング&『ロッポンギ』コール) ロッポンギヴァイスはああいうふうに言ってるけど、この『Super Jr.Tag Tournament』、優勝するのはACHと石森太二だ、この野郎!(※ブーイング&『ロッポンギ』コール) いいねぇ~。まあまあまあまあ、落ち着いて、落ち着いて、落ち着いて・・・。とりあえず、今日はご来場ありがとうございます!(※大拍手) まあ、1回戦、準決勝と、ACHと組んで、だんだん調子も上がって来てるんで。凄くいい感じを掴めています(※大拍手)。決勝では、これ以上の闘いをして、俺らが優勝を持って行きます! 応援よろしくお願いします! 今日はありがとうございました!!(※大拍手)」
【石森、ACHの話】
ACH「俺は英語を話すけど、みんなが理解できないなんて、俺には関係ない。言いたいことが3つある。1つは、ロッポンギがどこだか俺は知らない。2つ目、バレッタと小さいプエルトリコ人が、俺は大嫌いだ。最後に、俺はどこに行っても、俺が勝つんだ。俺の相棒・イシモリと、俺は世界最強のタッグチームになる」石森&ACH「(※2人で肩を組んで腕を突き上げて)スーパー!」
石森「ま、こんなもんでしょ。ロッポンギバイスがああいう風に言ってるけど、アイツらがナンバー1タッグなんて思ってもない、本当に。試合見てても、何も面白くないし。アイツらは、あぁ言ってますけど、大阪では、俺たちがナンバー1だってことを、見せつけてやりますよ」
ACH「4つ目に言いたいことができた。ロッポンギバイスの今までの勝ちは、全部ラッキーだ。そのシンデレラストーリーは、もうおしまいだ。俺たちが」
石森&ACH「(※2人で肩を組んで腕を突き上げて)スーパー!」
ACH「(※記者に向かって)みんな元気か?SAY YES!SAY YES!SAY YES!SAY YES!(※記者たちに無理やり「はい」と言わせようとする)……みんなが誰のことを応援してるか分かった。みんな、ロッポンギバイスのことを応援してるんだな?もういい、以上だ」
石森「……凄ぇテンションだな(笑)」
【リコシェ、フィンレーの話】
リコシェ「言い訳はない。今日は俺たちの完敗だ。だが、本当は俺とフィンレーが勝って、ファイナルで、ロッポンギヴァイスを倒して、俺らが優勝できると思った。俺とフィンレー、そしてコジマさんは、NEVER無差別級6人タッグチャンピオンだ。今日は負けたが、これからはベルトを防衛するために、頑張っていく。そして、オーサカに向けても準備をしていく」フィンレー「今日は、勝っても負けてもおかしくなかった。ファイナルは、ACH&イシモリ対ロッポンヴァイスだが、俺たちも優勝できる可能性があった。でも、リコシェの言った通りだ。ファイナルにはいけなかったが、俺たちには、NEVER無差別級6人タッグベルトがある」
【ロメロ、バレッタの話】
ロメロ「石森&ACHと大阪の最終決戦になりそうだ。日本のファンは知らないかもしれないけど、ACHは今、1番世界中からオファーが来る選手だ」ロメロ「ストロング・ゼロで勝ってやる。明日からトレーニングに入る」
バレッタ「石森&ACH、大阪で待ってろよ」
ロメロ「マタ、マタ、シーユー、イシモリ。シーユー、ACH」
新日本後楽園大会のセミ、メインは「Super Jr. Tag Tournament 2016」準決勝戦。セミでは不協和音が続くロッポンギヴァイスと田口&フエゴが激突、序盤から捕まって不甲斐ないロメロに焦れたバレッタがロメロと口論となるなど不穏な空気が流れると、田口組はバレッタを捕らえてジャンピングヒップアタックを連発、しかしバレッタはアトミックドロップで反撃すると場外戦に持ち込んで流れを変える。
ロッポンギヴァイスは田口を捕らえ、ヘルズブルトーザーからストロングゼロで勝負に出るが、ダイブするロメロをフエゴが阻止すると、田口がバレッタを回転エビ固めで丸め込み、交代したフエゴがスワンダイブフライングディープレス、トップロープからのアームホイップ、バレッタをも場外に追いやってロメロもろとも三角飛びプランチャを浴びせる。
リングに戻ると田口とフエゴが連係攻撃を展開、ジャンピングヒップアタックの波状攻撃でロメロを追い詰めるが、バレッタがジャンピングニーで間一髪カットに入り、倒れるロメロを引きずりながら自軍に戻るが、ロメロがタッチを拒否するだけでなくバレッタに暴言まで吐き、田口とフエゴに向かっていくが逆に連係に捕まってしまう。
田口は串刺しヒップアタック、リバースパワースラム、ギタってからのケツイェでロメロを再び追い詰めるが、どどん狙いはロメロが回転エビ固めで切り返してアッパーカットを放ち、ロメロの意地を見たバレッタもスイングDDTで援護し、フエゴにはジャーマンで場外へ追いやってからトペを放つ。
リングに戻ったバレッタは田口にダイビングフットスタンプを投下するが、かわされると田口がアンクルホールドで捕獲、更にどどんからフエゴに交代して、フエゴも雪崩式フランケンシュタイナー、セカンドロープからのムーンサルトの連続技を決めるも、ロメロが入ってバレッタとの合体ジャンピングニーを炸裂させてからフエゴに再びストロングゼロを狙う。
しかしダイブするロメロを今度は田口が阻止を狙うも、振り切ったロメロがダイブしてストロングゼロを完成させフエゴから3カウント、ロッポンギヴァイスが決勝進出を決め、試合後も何度も絆が崩れかけたロッポンギヴァイスの二人は抱き合って勝利を分かち合い、ハイタッチをかわした。メインはリコシェ&フィンレーがNOAH代表の石森&ACH組と対戦、序盤から石森組はキャリアの浅いフィンレーを連係で捕らえ主導権を握るが、窮地を脱したフィンレーがやっとリコシェに交代すると、ACHにはノーザンライトスープレックス、ACHに石森の足を掴ませて、ACHの足を払ってフェースバスターを誤爆させるなどトリッキーな動きで流れを変え、二人を場外に追いやったところでノータッチトルニージョを発射。
リングに戻っても反撃を狙う石森にリコシェがラリアットを浴びせるが、石森もハンドスプリングオーバーヘッドキック、リバースフランケンシュタイナーで応戦して譲らない。
互いに交代しACHがフィンレーにドロップキックを放って場外へと追いやると、ノータッチムーンサルトアタックを発射、リングに戻ってもACHはラリアットを連発。しかしフィンレーがラリアットで反撃するとリコシェが入ってトレイン攻撃を敢行し、リコシェがジャンピングハイキック、フィンレーがデスバレーボムの波状攻撃でACHを追い詰める。
勝負と見たリコシェはペナドリラーを狙うが、着地させてからハイキックを狙ったところでACHは開脚座りでかわし、石森が入ってジャンピングニーアタック、ACHがロープ越えのダイヤモンドカッターの波状攻撃で逆にリコシェを追い詰める。
石森組はリコシェにトレイン攻撃から連係攻撃を連発、しかし石森のツームストーンパイルドライバー狙いをリコシェが脱出して打撃のコンポを浴びせてからフィンレーに交代、リコシェの援護を受けたフィンレーはワンハンドバックブリーカーからPrima Noctaを狙う、しかし石森が抵抗するとトラースキックを炸裂させ、リコシェがダブルバックキック、ACHがトルネードDDT、フィンレーがスピアーと入り乱れて4選手がダウンとなる。
起き上がったフィンレーは石森にエルボースマッシュを連打するが、石森が身をかがめたところでACHがトラースキックを放つと、石森はアサイDDTを決め、ACHもリコシェのフライングボディーアタックをキャッチして垂直落下式ブレーンバスターで突き刺すと、最後は石森組の同時空中弾であるミッドナイトスターが炸裂して3カウントを奪い決勝に進出した。トーナメントの決勝は元IWGPジュニアタッグ王者組のロッポンギ・ヴァイスvs日テレG+杯ジュニアタッグリーグ覇者の石森&ACHとなったが、何度も仲間割れの危機に晒されるも、雨降って地が固まったロッポンギ・ヴァイスは石森組にとっても脅威、果たして優勝してジュニアタッグ王座挑戦となるか?
また第7試合では棚橋、柴田、真壁、本間がロスインゴと対戦、試合は柴田が痛めている右肩を攻められ、またロスインゴの息の合った連係の前に本隊が流れをつかめない展開が続き、終盤では本間が内藤を攻め込んでこけしを狙うが。EVILのカットに遭うと、内藤がブリティッシュホールを決め、本間も頭突きで抵抗するが、ラリアットを放ったところでBUSHIが毒霧を噴射してから、内藤が急所蹴り、ジャックナイフ式エビ固めで丸め込んで3カウントを奪い勝利、試合後もEVILがNEVERベルトで柴田を殴打した後でEVILでKOするなど、ロスインゴが勢いを見せ付けた。
【後楽園ホール大会】本日も沢山のお客様にご観戦いただき誠にありがとうございました。明後日11月1日(火)は、埼玉・熊谷市立市民体育館にて18:30試合開始です。皆様のご来場をお待ちしております。
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— 新日本プロレスリング株式会社営業部 (@njpw_nyao) 2016年10月30日とりあえず決勝進出!
このまま優勝まで突っ走ります!!
SUUUUUUUUUUUUUUUPER!!!!!!!#njpw #noah_ghc #GoGoACH#SuperACH https://t.co/CP3gAmunOw
— 石森太二 (@taiji_ishimori) 2016年10月30日Tonight I main evented korakuen hall. Thanks @ringfox1 @mel_ringfox for believing in me since day one. I love you guys dearly.
— David Finlay (@THEdavidfinlay) 2016年10月30日Who ya gonna call? #theELITE pic.twitter.com/Rw3mFu8fvd
— The Young Bucks (@MattJackson13) 2016年10月30日 -
NOAHのジュニアタッグリーグ覇者・石森&ACHがIWGPジュニアタッグ王者のヤングバックスを粉砕!
10月21日 新日本プロレス「戦国炎舞 -KIZNA- Presents Road to POWER STRUGGLE」後楽園ホール 1627人 超満員
<アピール、コメントなどは新日本プロレス公式HPより>
◇第1試合◇
▼20分1本
天山広吉 小島聡 ○永田裕志(9分2秒 逆エビ固め)本間朋晃 ×金光輝明 川人拓来◇第2試合◇
▼20分1本
中西学 ○ヨシタツ(8分26秒 反則勝ち)高橋裕二郎 ×BONE SOLDIER
※レフェリーに暴行
【ケニーの話】
(バックステージに戻ってきたBONE SOLDIERを、オメガ、トンガらBULLET CLUBのメンバーが迎える
ケニー「良い試合だったぜ。アイツらはマヌケだな。ソルジャーは見た目は格好悪いが、アイツは非常にクールだ。良い仕事をしてるし、BULLET CLUBの新しい戦力として最高だな。オマエらみんなBONE SOLDIERのトリコだぜ。アイツの活躍を楽しみにみてろよ」
(裕二郎はバックステージに中西を引っ張り込むと、そのままストンピングを連打し、そのまま控室に下がっていった。
【ヨシタツの話】「あの野郎、いきなり宿題忘れやがったな。目の前も黒く塗ってねぇしな。お面のパコパコも直ってねぇしな。もう俺の言うこと聞く気ねぇか?この前、コメントで『楽しい』って言ってたよな。こんなのが楽しいって感じるようになったら、もうレスラーとして終わりだよ。これじゃ、アイツに未来はないね。残念。目かけてやったのに。もうコメント出すのも、もったいない。もう時間の無駄。もう関わることない」
◇第3試合◇
▼20分1本
オカダ・カズチカ 後藤洋央紀 石井智宏 ○YOSHI-HASHI(9分38秒 片エビ固め)ケニー・オメガ ×チェーズ・オーエンズ タマ・トンガ タンガ・ロア
※カルマ◇第4試合◇
▼20分1本
○内藤哲也 SANADA EVIL BUSHI(10分44秒 体固め)棚橋弘至 真壁刀義 柴田勝頼 ×ジュース・ロビンソン
※デスティーノ◇第5試合◇
▼30分1本
○ウィル・オスプレイ(10分22秒 片エビ固め)×デビット・フィンレー
※オスカッター◇第6試合◇
▼「Super Jr. Tag Tournament 2016」1回戦/時間無制限1本
ロッキー・ロメロ ○バレッタ(12分55秒 エビ固め)ティタン ×アンヘル・デ・オロ
※デュードバスター【ロメロ、バレッタの話】
ロメロ「見たか。言った通りだろ。ゼンゼンダイジョウブ。俺たちが狙っているのは、『Super Jr. Tag Tournament 2016』の優勝。大阪を目指して、俺たちは勝ち抜く」バレッタ「オマエ、何言ってるんだよ?オマエ、何の活躍したんだよ?今日の勝ちは、俺の成果だろ?」
ロメロ「そうは言ってもさ、夏は両国の実況の仕事があったり、大変だったんだよ」
バレッタ「……(呆れた顔で)ハイハイ、ありがとうロッキー」
ロメロ「ゴメンナサイ」
【ティタンの話】「この試合は、とても難しかった。トーナメントに勝つことができなくて、残念だ。でも、応援してくれたファンのみんな、グラシアス」
◇第7試合◇
▼「Super Jr. Tag Tournament 2016」1回戦/時間無制限1本
○田口隆祐 フエゴ(9分55秒 オーマイ&ガーアンクルホールド)×獣神サンダー・ライガー タイガーマスク【田口、フエゴの話】
田口「入場というね、大きなハンデを背負いながら、なんとか1回戦突破できましたね」フエゴ「フエゴとタグチのタッグで勝つことができた。みんなもこの入場曲を聞いただろ?」
――パレハの田口はどうだった?
フエゴ「完璧なパレハだ。ムーチャス、グラシアス」
※田口と握手をして、フエゴはコメントブースを去った田口「フエゴのパートナーを務められる日本人は、僕しかいないでしょう。僕しかいないですよ。しかし、ライガー&タイガー組に勝てるとは思わなかったんで、まさかの勝利で困惑してますけども。シリーズ、大阪までね、決勝大阪までありますから。長いシリーズ、一晩一晩肌を合わせるにつれ、溝は埋まっていくでしょうから。2人の間に、まだ大きな穴はありますけど、そこは少しずつ埋めていって。相手のモノに身体が馴染んでいって、相手の棒に馴染んでいくようですから、穴っていうのは。パートナーの形状に。このタッグは、僕が合わせていきます。今まで僕は、これまで疲れたことが一度もないんですけど、このタッグをもって、初めて疲れたいと思います」
【ライガー、タイガーの話】
タイガー「すいません、ライガーさん。助けられなくて」ライガー「俺こそ、すまん。あそこで、アレが来るとは思わない。俺は、ケツと、どどんと、どどんからのヒザ、あれを警戒してたんで。それをタイガーが上手くフォローしてくれたのに」
タイガー「いやぁ、ちょっと俺たち、ケツの方に、頭いき過ぎちゃったかもしれないですね」
ライガー「そっちばっかりいってたかもね。いやぁ、こういう一発勝負はね、恐いんだわ。今日みたいに、こっちが計算ミスすると、そこをつけ込まれるから。ほんとに、ありがとうございました(※タイガーとガッチリ握手をかわし、先に控室に戻っていった)」
タイガー「まぁこのタッグトーナメント、結構毎年初戦を落とすというかね、勝ち上がれない部分があるんだけど。俺たちは思ってる。決して、年齢じゃない。そういうもんじゃない。やはり、俺たちの強さ以上に、今日は田口、フエゴが強かったという、それだけのことだと思ってるし。やはり、このトーナメント、強い者が上がっていくわけだから。今日、俺たちは弱かった。それだけですよね。もうほんとに、田口の思うツボじゃないけど、ちょっとお尻の方にね、目がいき過ぎちゃったかなと。まぁまだ、このシリーズ終わってないし、今日からだし。気合を入れ直して、シリーズ乗り切って、年末までぶっ飛ばしたいなぁと思います」
◇第8試合◇
▼「Super Jr. Tag Tournament 2016」1回戦/時間無制限1本
石森太二 ○ACH(17分40秒 片エビ固め)マット・ジャクソン ×ニック・ジャクソン
※ミッドナイトスター(試合終了後)
石森「新日本プロレスファンの皆様、初めまして! というか、ご無沙汰しています。石森太二です!(※大歓声) この『(Super)Jr. Tag Tournament』は、俺たち、ACHと石森太二が優勝します! 皆さん、ご声援よろしくお願いします! 今日はありがとうございました!(※大歓声)」【石森、ACHの話】
ACH「今日、あなた方は、証人だよ。イシモリ、ACH、俺ら2人が、今最も勢いのあるチャンピオンチーム、ヤングバックスを倒した。Su●k it. Su●k it」石森「まぁ今日、ちょっと苦戦はしましたけど、文句なく、ヤングバックスから、ピンフォールとったし、このまま優勝しますよ。向こうがよければ、俺らジュニアタッグに挑戦してもいいし。まだまだやってくよ。まぁ次も見てください。俺とACHが、ジュニアのナンバーワン」
ACH「俺らは、ナンバーワンのジュニアタッグ。いや、世界でナンバーワンのタッグチームだ」
石森&ACH「行くぞー!」【マット、ニックの話】
マット「時差ボケがヒドい。6時間だぞ?デトロイト、シカゴ経由してきたんだ」ニック「2週間前にラダーマッチで負った、この傷見てみろよ。体調があんまり良くないんだ」
マット「俺たちは今日、負けてしまった」
ニック「俺たちにはこのトーナメントは、不公平だったんだ」
マット「俺たちにはこの2つのベルトがあるから、今日のことは忘れて頑張る。インタビューはこれで終わりだ。これからTGIFのディナーだ。日本食は勘弁だ。早く寝たいし、ワイフにも電話しないとな」
ニック「(※日本語で)オヤスミ」
新日本の新シリーズが開幕、秋の恒例となった「Super Jr. Tag Tournament 2016」が開幕となったがフィンレーと組んでエントリー予定だったリコシェがビザのトラブルにより来日が延期、外道&オスプレイ組との対戦も25日の豊橋大会に延期となった。
メインは1回戦からIWGPジュニアタッグ王者のヤングバックスvsNOAH「日テレG+杯ジュニアタッグリーグ」の覇者チームである石森&ACHの対戦が実現した。
序盤は両軍共互角の攻防を展開するが、ヤングバックスがACHを場外に引きずり込んでからニックがトルニージョを浴びせて先手を奪ったかに見えたが、すぐさま石森がヤングバックスにコーナー最上段からのケブラータを浴びせて反撃。
リングに戻ってからも石森組がマットに合体フラップジャックを決めるが、2人同時に突進したところでヤングバックスはダブルトラースキックで迎撃し、石森の左腕に集中攻撃を浴びせて試合の主導権を握る。
劣勢の石森は二人同時にヘッドシザースホイップで投げて反撃すると、交代を受けたACHがニックにドロップキック、場外のマットにトペを浴びせ、マットにはトラースキックやローリングラリアット、ニックには旋回式コンプリートショットを決め試合を盛り返す。
しかしヤングバックスは合体攻撃の連打で再び分段位かかるも、ACHはヤングバックスにDDT、スタナーの同時攻撃を決め、石森が入ってトレイン攻撃、二人同時のコードブレーカー、二人同時のジャーマンでヤングバックスを追い詰めにかかるが、ヤングバックスも石森を捕らえて合体攻撃の連打で応戦する。
ヤングバックスはトラースキックを放つが、石森&ACHもトラースキックで応戦して4選手がダウンとなるが、マットが石森に急所蹴りを放ち、場外のACHにはヤングバックスがトラースキックインパクトで排除すると、ヤングバックスがその場飛びムーンサルトプレス、スワンダイブボディプレスを二人同時で投下し、ダブルトラースキックからモア・バンク・フォー・ユア・バックを狙うが、ACHがカットに入り、石森はマットにリバースフランケンシュタイナーを決める。
石森&ACHはミッドナイトスターを投下するが、かわされて自爆となるとヤングバックスはキャノンボールから、ACHをセカンドロープに引っ掛けてからのニックがファイヤーバードスプラッシュで排除し。石森にはインディーテーカーを狙うが、ACHがニックにスワンダイブ式フェースクラッシャーでカットに入ると、石森はマットに変型コードブレーカーを決め、最後はミッドナイトスターで3カウントを奪い、石森組が1回戦を突破した。NOAHの「日テレG+杯ジュニアタッグリーグ」でもACHの身体能力は高く評価され、NOAHファンも魅了させたが、新日本ファンもすっかり魅了させてしまい、また石森とのコンビでIWGPジュニアタッグ王者を破ったことでベルトへの挑戦の道も開けてしまった。reDRagon(カイル・オライリー、ボビー・フィッシュ)がヘビー級へ進出してしまったことで、ジュニアタッグ王座戦線に空枠が出来てしまったが、空いた枠に石森&ACHのコンビが割り込んだ。NOAHから来た石森&ACHが新日本のジュニアタッグ戦線をどうかき回すのか、注目である。
田口&フエゴvsライガー&タイガーは、田口のヒップアタックをタイガーがドロップキックで迎撃すると、場外に逃れた田口にタイガーがトペを浴びせ、リングに戻ってもライガーがロメロスペシャルからカベルナリアを決めるなど、ライガー組が田口を捕らえて先手を奪う。
ライガー組に尻を中心に攻められた田口だったが、フエゴにやっとフエゴがスワンダイブ式ボディーアタック、ライオンサルトで反撃、フェイントを駆使してタイガーを翻弄するが、ライガー組の連係に捕まってしまう。
ライガーはフエゴに本家ライガーボムを決めて勝負に出るがクリアされると、交代を受けた田口がヒップアタックの乱打で試合を盛り返し、カットに入ったタイガーやライガーにとどんを決める・
しかしライガーはフライングボディーシザースドロップや掌打で反撃し、垂直落下式ブレーンバスターで突き刺すが、ランニング掌打を狙ったところでかわした田口がオーマイ&ガーアンクルホールドでギブアップを奪い逆転勝利を収める。ロッポンギヴァイスvsティタン&オロのCMLL代表は、スランプ気味のロメロに不信感を抱くバレッタがロメロはあてにならないとばかりにティタンを場外で痛めつけ、ロメロとの合体ヘルズブルトーザーを浴びせるが、ロメロの一人トレイン攻撃が迎撃されてしまうと、場外に落ちたロメロにオロが三角飛びムーンサルトアタック、リングに戻ったところでティタンがスワンダイブ式ボディーアタックと空中戦や連係で捕らえにかかる。
ロメロの窮地にバレッタがジャンピングニーでカットに入ると、交代を受けたところでスイングDDTで突き刺し、カットに入ったティタンにジャーマンを浴びせる。
しかし交代を受けたロメロがティヘラで場外に落とされると、オロがコーナーに乗ってからティタンが肩車、その体勢から二人が連続プランチャの編隊飛行をバレッタもろとも浴びせる。
リングに戻ったCMLL代表は空中戦でバレッタを捕らえるが、オロが突進したところでバレッタがジャンピングニーで迎撃し、デュードバスターで3カウントとなるも、勝利を喜ぶロメロにバレッタが突き放した態度を取る。しかししつこくハイタッチを求めるロメロにバレッタが仕方なしにハイタッチをしたが、ロメロに対する不信感は拭えていない印象を受けてしまった。
また第2試合ではBULLET CLUB入りを果たしたキャプテン・ニュージャパンがBONE SOLDIERに変身し裕二郎と組んで中西&ヨシタツと対戦、中西と対峙したソルジャーは片足タックルからヘッドロックパンチとラフを織り交ぜ、中西がアルゼンチンバックブリーカーで捕らえようとするが、ソルジャーはレフェリーにしがみつき、裕二郎の急所攻撃のアシストもあって脱出する。
中西とヨシタツは久しぶりに合体技・京都議定書をソルジャーに決めるが、コーナーからの攻撃は裕二郎に阻止されると、ヨシタツと対峙したソルジャーはベルトでヨシタツの首を絞めレフェリーを突き飛ばして反則負けとなった。
ソルジャーは以前のキャプテンのように表情を表したマスクでなく、表情をも全て隠してしまったたため、初期の頃のマイバッハ谷口のように感情が出にくくなってしまったが、その分ずる賢さが加わった、しかしヨシタツとなると抑えていた感情が爆発して荒々しくなる。そういった荒々しい部分が相手がヨシタツでなくても出るようになればいいのだが・・・“驚異の身体能力”に場内騒然!石森&ACH、恐るべし!!
ヤングバックスを下し「SUPER Jr.TAG トーナメント」2回戦へ進出!!
スマホサイト(https://t.co/7xh3nqaLQZ)で独占詳報中!#njpst pic.twitter.com/iFaZD2ayom
— 新日本プロレスリング株式会社 (@njpw1972) 2016年10月21日ナイス!!!!! https://t.co/AClnYYLxBD
— 丸藤naomichi marufuji (@noah_maru_fuji) 2016年10月21日All we know how to do is steal shows.
— The Young Bucks (@MattJackson13) 2016年10月21日If I'm gonna lose at least it's in style. pic.twitter.com/nu2tCt5CVD
— The Young Bucks (@NickJacksonYB) 2016年10月21日海野レフリー謝謝☆
m(_ _)m https://t.co/m3xsiLmAPI
— ∞6田口隆祐9〜道標明〜∞ (@taguchiryusuke) 2016年10月21日今日は禁断の奥義『京都岐定書』を10年ぶりに出しました。しかし、不慣れなため方向が不安定でしたm(_ _)m。
— YOSHITATSU (@YoshiTatsuIsm) 2016年10月21日 -
来日中止の真相・・・マット・サイダルが逮捕されていた!
(日刊スポーツより)
新日本プロレスに参戦しているマット・サイダル(33=本名マシュー・ジョセフ・コークラン)が、9月23日に関西空港で大麻所持法違反(輸入)で緊急逮捕されていたことが14日、分かった。同日、大阪地方検察庁堺支部に送検された。サイダルは、新日本のシリーズ参戦のため米国ハワイ州ホノルルから来日。リュック内にパイプ入り液体大麻2本と電子タバコに装着された状態のパイプ入り大麻2本(合計2・12グラム)を隠していたため、関西空港警察署に緊急逮捕されていた。
サイダルは、WWEに07年から14年まで所属し、WWEタッグ王座に就いたこともある。1年半ほど前から試合ごとの契約選手として新日本に参戦。昨年11月のスーパージュニア・トーナメントでは、リコシェと組んで優勝していた。ジュニアの技巧派として、日本でも人気があった。
(朝日新聞より)
電子たばこで吸う液体大麻を輸入したとして、大阪府警は14日、米国籍のプロレスラー、マシュー・コークラン容疑者(33)を大麻取締法違反の疑いで逮捕、送検したと発表した。「使うと家庭や生活の悩みを一時的に忘れられた」と容疑を認めているという。新日本プロレスリングによると同社の契約選手で、マット・サイダルのリングネームで神戸市内などの試合に出場予定だったという。
関西空港署と大阪税関関空支署によると、逮捕容疑は9月22日、米国からの旅客機で関空に到着し、液体大麻(2・12グラム)が入った電子たばこ用のパイプ4本をリュックサックに隠し、持ち込んだとするもの。
来日が頻繁なため、税関が検査し、発覚。大阪地検堺支部が今月13日、同罪などで起訴した。「フロリダ州タンパで1本80ドルで買った」と供述。液体大麻の摘発は関空では初めてという。新日本プロレスリングは取材に「入国時にトラブルがあったとしか聞いておらず、詳細は把握していなかった」としている。新日本プロレスに参戦していたマット・サイダルが大麻所持で逮捕されていたことが明らかになった。
サイダルは9月シリーズである「Road to DESTRUCTION」に25日の広島大会から参戦する予定だったが、この飛行機トラブルで来日が中止とされ、保持していたNEVER6人タッグ王座は剥奪、リコシェのパートナーもデビット・フィンレーに変わっていた。
フィンレーはあくまで代役かと思っていたが、リコシェとのコンビは継続とままでサイダルの立場はどうなるかと思っていたが、広島大会の時点でサイダルは大麻所持で逮捕されていた。
サイダルはDRAGON GATEからWWEへと転出したが 解雇後DRAGON GATEをへ復帰した後で新日本へと転出しリコシェとのタッグでIWGPジュニアタッグ王座。また小島聡とも組んでNEVER無差別級6人タッグ王座も奪取した。
多分だが新日本もこの事実は知っていたはず、すぐ発表にしなかったのはシリーズ中であることと両国大会が控えていたこともあり、また東京ドーム大会も控えていることから、東京ドーム大会の会見が終わり13日に起訴とされたことで公表に踏み切ったか?またこの記事の通りなら新日本的にはサイダルはフリー契約の選手であって所属選手ではない、そう考えると新日本が受けるダメージは最小限と見ている。
サイダルはどうなるのかというと大麻所持となると日本からの強制退去は当然、全日本プロレスの常連外国人選手だったスティーブ・ウイリアムス(故人)が鎮痛剤の大量所持で1年間入国禁止になった例もあることから、サイダルも期限付きで日本への入国は禁止される。ただ新日本はおそらくサイダルは使わないだろう・・・
サイダルもWWEを解雇された後で、DRAGON GATEを経て新日本でポジションを確立したが、こういった形は残念としかいいようがない。
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「WRESTLE KINGUDOM 11 in 東京ドーム」第1弾カード発表、新日本は東京ドームへ動き出した!
<新日本プロレス公式HPより>
10月11日(火)テレビ朝日にて、2017年1月4日(月)「WRESTLE KINGUDOM 11 in 東京ドーム」第1弾カード発表記者会見が行われ、“IWGPヘビー級チャンピオン”オカダ・カズチカ選手と、“東京ドーム・IWGPヘビー級王座挑戦権利証保持者”ケニー・オメガ選手が出席した。ケニー「オカダ、日本、そして新日本プロレスは、お前のことをよく扱っている。車も、洋服も、お金も、欲しいモノすべてを手に入れて、与えてもらって、そしてハングリーさも、苦労というものも、何も味わうことなく、ここまで来た。でも、ここ日本ではなく、アメリカに参戦した時に、苦労、苦しさ、ハングリーさというものを経験したはずだ。トウキョウドームで、そのアメリカで経験した苦しさを、今一度、思い出させていやる。俺が、このトウキョウドームで勝って、お前を地の底に落としてやる。そして、またここまで上がってくるための苦労、ハングリーさを思い出させてやる。お前は、世界最高だと思っているかもしれないが、俺がここまで来たということは、それが事実でないということを証明するため。ここまで上がってくるために、すべてをなげうって、頑張ってきた。努力してきた。そして、新しい伝説、それを創り上げてやる。その伝説というのは、一つでは終わらない。ただ、その一つが、外国人選手が頂点に立つという、前代未聞の偉業を達成するということである。お前が苦労を味わうこと、それを楽しみにしている」
オカダ「もう棚橋さんとやった、『WRESTLE KINGUDOM 10』が、ついこの前のような感じはしますけど、もう次の東京ドーム大会のメインイベントが決まったんだなと。ほんとにこの1年、いろんなことがあって、とてもあっという間の1年でした。まぁケニーと決まりましたんで、苦労?確かに僕、味わったことないです。苦労したことがないので、それを経験させてくれるのであれば、経験して、苦労して、もっともっと強いベストなレスラーになりたいと思います」
――今回、初対決となりますが、お互いのレスラーとしての印象をお願いします。
ケニー「そう。シングルで対戦するのは、これが初めて。そして、この初対戦が、トウキョウドームで実現するということになる。あのリングの真ん中に立って、俺は一人の男として、1対1で、この大きな闘いに挑む。その挑戦する権利を得ることはできた。もちろん、最高の状態で、最高の試合をしてみせる。本来なら、相手に対して、悪口を言うのは、俺は得意ではない。オカダは、背が高くて、ハンサムで、とてもファンに愛されている。怪我もなく、ここまで来て、何の苦労も、ここまで上がってきた。それは、俺とは真逆。俺は、たくさんの怪我をして、逆境の中、怪我を乗り越えて、ここまで来た。そして、その痛みと、自分自身の闘いでの孤独さ、それを抱えて、ここまで来ている。それこそが、チャンピオンになるための素質だと、俺は思う。お前には、その“特別な何か”がない。試合を見ても、その特別な何かというモノ、そしてハートが、お前の試合の中では見えない。日本では、珍しいことかもしれないが、俺は、自分の持っているハート、ハングリーさ、そして大きな仕事に対する感情、情熱を持って、今回の試合に挑んでみせる」
オカダ「そうですね。まぁタッグマッチでは、何回か試合をしたことがあるんですけど、それは去年の話ですし。見たことないですし。ケニーがヘビー級に入ってきてからの試合は、見たこともないですし。『G1』も見てないですし、『G1』の後の権利証の闘いも見てないですから、今回この場で正式に決まりましたから、まぁこれから闘って、どんなレスラーなのかっていうのを感じていきたいですから、今のところは印象がないですね。」――今のケニー選手の「ハートがない」という発言を聞いていかがですか?
オカダ「うーん、まぁないのもかもしれないです、それは。なぜなら、全部自分の思ったようにできてしまいますから。まぁでも、ほんとそれは、自分の中で一番欲してたモノではありますから、それを経験させてくれるのであれば、経験させてもらいたいなと思いますね」
――2人とも、去年とは状況が変わってきてきると思いますが、お互いにCHAOS、BULLET CLUBというユニットを代表して闘うことに関しては意識されていますか?
ケニー「俺は、ビジネスマンであり、自分の成功が、自分自身、BULLET CLUBの成功につながる。そして、もちろんグッズの売り上げが伸びれば、利益も大きく得られるようになる。とはいえ、この闘いは、自分自身のものであり、自分のユニットとは、なんら関係ない。もちろん、CHAOSとも関係ない。これは自分の伝説を創るための道筋だと思っている。9年間かけて、日本でやってきた旅路の一つのゴールになる。『俺がチャンピオンにはなれない』、『ヘビー級には小さ過ぎる』といろいろ言ってきた、すべての人たちに対する闘いであり、もちろん自分のファン、過去に『自分がここまで来れない』と、1回でも疑問を抱いたファンに対する闘いでもある。自分の強さを、ここで必ず見せてやる。オカダを倒して、ここで自分の実力を見せる。ただ、オカダ選手はとても人気がある。CHAOSのファン、新日本のファンがたくさんいる。そのすべてのファンの笑顔を、涙に変えてやる。そこで、俺がチャンピオンになって、オカダが落ちていくところを目の当たりにし、涙の雨を降らせるファンが、たくさん現れると思う」
オカダ「まぁ僕も、CHAOS対BULLET CLUBという考えはなく、ケニーもYOSHI-HASHIさん、後藤さんと倒してきましたけども、ボクにとっては関係のないことで、このIWGPの防衛戦の1つとして、考えてます。過去に、プリンス・デヴィットにしても、AJスタイルズにしても、このベルトを賭けて闘ってきましたけども、その2人は、『G1』を優勝してないですから。ケニーが、BULLET CLUBのリーダー格として、唯一優勝した外国人ですから、それこそ楽しみな部分ではあります」
――今回対戦する、東京ドームという舞台についてはいかがですか?
ケニー「トウキョウドームのメインイベントという舞台に立つということも、珍しいかもしれないが、それについては、特に何も思っていない。これは、自分が達成するための一つのゴールであり、一つの達成しなければならないミッション。だからと言って、ここを大きくとらえることはなく、自分のトレーニングを変更せず、他人が俺のことをどう思うかも気にしない。俺は、俺のために、このトウキョウドームに向けて、準備を進めていく。トウキョウドーム、それは特別なことだと思う。自分にとっては、何が大切かと言うと、このタイトルマッチで、自分が挑戦者であるということ。俺が、真の新日本プロレスにおける、闘うベストバウトマシーンだということ。俺以上に、いい試合を見せる男が、他にいるだろうか?自分こそが、この新日本のMVPだ。新日本のMVPであるということは、日本のMVPであり、それはイコール、世界でも一番のプロレスラーであるということだ。これは真実であり、とても大きいことだ。新日本プロレスを見ている全員は、このことを頭に入れて、試合を楽しみにしてほしい。自分が何をするか、大きなことを成し遂げるところを見てほしい」
オカダ「そうですね。やっぱり世界で一番激しい試合が行われる場所だと思いますし。まぁ一番世界に響く闘いが行われる場所だと思います。でも、まぁケニーはいろいろ言ってましたけど、東京ドームのメインイベントは、そんなに甘くないと言いたいですね」新日本プロレスの会見が開かれ、来年1月4日東京ドーム大会『WRESTLE KINGDOM 11 in 東京ドーム』の第1弾カードとしてオカダvsケニーのIWGPヘビー級選手権が発表された。
外国人選手が新日本のドーム大会のメインに登場するのは2006年1月4日以来で11年ぶり、カードはブロック・レスナーvs中邑真輔のIWGPヘビー級選手権だった。当初はレスナーvs藤田和之のIWGPヘビー級選手権が予定されていたが、藤田が猪木事務所と新日本との軋轢に巻き込まれて試合をキャンセルし中邑に代役が周ってきた。当時の新日本はオーナーだったアントニオ猪木がユークスに自身が保有していた株を売却したことで、猪木体制からユークス体制へと移行していたが、サイモン・ケリー猪木氏が社長として留まり、また猪木も猪木事務所を解散させて自身の権利を新日本に預けて留まったことで、猪木自身の影響力は残り、新体制と猪木の間で軋轢が起きていた。そんなどん底の中で新日本は東京ドーム大会を強行した。
あれから10年が経過したが猪木やサイモン氏、レスナーも新日本を去り、中邑も新日本を去っていったが暗黒時代は過去のものになりつつあるのかもしれない。
話は戻るがオカダvsケニーは初対決となるが、新日本は今年から中邑が新日本から去ったことにより、オカダと内藤中心の新時代へと突入、だがオカダのライバルとなった内藤哲也はIWGPヘビー級を巡って存在感を示すよりも、インターコンチネンタル王座を自分カラーに染め上げることで自身の存在感を示すことを選んだことでオカダはライバルが不在の状況となった、そこでG1を制したケニーがオカダの新たなるライバルとして急浮上してきた、ケニーもかつてのライバルであり相棒だった飯伏幸太や、かつてのBULLET CLUBのリーダーであるAJスタイルズやプリンス・デヴィットより更なる高みを望む野心が強いことから、オカダのライバルとしての地位を確立してオカダと内藤が中心となった新日本マットに割り込むことが出来るか、ケニーにとって正念場となる。また11月5日大阪のカードが発表された
☆11/5(土)エディオンアリーナ大阪(府立体育会館)第1競技場『POWER STRUGGLE』15:30開場、17:00開始
▼「Super Jr. Tag Tournament 2016」決勝戦
準決勝(10・30後楽園)の勝者チーム(1/無)準決勝(10・30後楽園)の勝者チーム▼IWGPタッグ選手権試合
[第72代王者組]タマ・トンガ タンガ・ロア(1/60)[挑戦者組]石井智宏 YOSHI-HASHI
※トンガ&ロア初防衛戦▼IWGPジュニアヘビー級選手権試合
[第74代王者]BUSHI(1/60)[挑戦者]KUSHIDA
※BUSHI初防衛戦▼NEVER無差別級選手権試合
柴田勝頼(1/60)[挑戦者]EVIL
[第12代王者]
※柴田4度目の防衛戦▼スペシャルシングルマッチ
棚橋弘至(1/30)SANADA▼IWGPインターコンチネンタル選手権試合
[第15代王者]内藤哲也(1/60)[挑戦者]マイケル・エルガン
※内藤初防衛戦☆「Super Jr. Tag Tournament 2016」
[出場チーム]
獣神サンダー・ライガー&タイガーマスク
田口隆祐&フエゴ
アンヘル・デ・オロ&ティタン
ロッキー・ロメロ&バレッタ
リコシェ&デビッド・フィンレー
ウィル・オスプレイ&外道
石森太二&ACH
マット・ジャクソン&ニック・ジャクソン[トーナメント組み合わせ]
▼1回戦(10・21後楽園)
(1)ライガー&タイガーvs田口&フエゴ
(2)オロ&ティタンvsロメロ&バレッタ
(3)リコシェ&フィンレーvsオスプレイ&外道
(4)石森&ACHvsヤングバックス
▼準決勝(10・30後楽園)
(1)の勝者チームvs(2)の勝者チーム
(3)の勝者チームvs(4)の勝者チーム
▼決勝戦(11・5大阪)
準決勝の勝者チームvs準決勝の勝者チームシリーズでは恒例となった「Super Jr. Tag Tournament 2016」も開催、CMLL勢だけでなくNOAHから『日テレG+杯ジュニアタッグリーグ』の覇者である石森&ACHがエントリー、また外道はGHCジュニアタッグ王座のパートナーである邪道でなくオスプレイと組んでエントリーした。
タッグ選手権は石井は組む機会が多くなっている後藤とのタッグかと思いきやパートナーにはYOSHI-HASHIを抜擢、YOSHI-HASHIの勢いを買って選んだのかもしれない。
柴田のNEVER王座にはEVILが挑戦、柴田との対戦に真っ先に名乗りを挙げていたNOAHの潮﨑豪はNOAHの10月23日横浜文体大会でノンタイトル戦での対戦が決定した。NOAH横浜文体大会では真壁刀義と本間朋晃のGBHが丸藤正道と矢野通が保持しているGHCタッグ王座に挑戦も決定したことから、NOAHの図式もvs鈴木軍からvs新日本になりつつある。
10日の両国では試合中に首を痛め担架送りとなったKUSHIDAは予定通りBUSHIの保持するIWGPジュニア王座に挑戦することが決定(なおKUSHIDAは大事を取って大阪大会のみの出場となる)、両国で内藤から直接フォールを奪ったエルガンも内藤との再戦に漕ぎ着け、また棚橋もG1で敗れたSANADAとの再戦が組まれた。大阪大会が終わればおそらくドーム大会の第二弾カードが発表され、タッグリーグが終われば全カードが出揃う、果たして東京ドームまでにどんな展開が待ち受けているのか?
【1.4東京ドーム・第1弾カード決定!】
ケニーは「俺が新しい“伝説”を創る」と宣言!オカダは「ドームのメインはそんなに甘くない」と一刀両断!!【会見】https://t.co/knSMu6wDfN #njwk11 #njpw pic.twitter.com/rNEvjEDohR
— 新日本プロレスリング株式会社 (@njpw1972) 2016年10月11日 -
オカダが丸藤、ケニーが後藤を粉砕で1・4東京ドームへまっしぐら!
10月10日 新日本プロレス「戦国炎舞 -KIZNA- Presents KING OF PRO-WRESTLING」東京・両国国技館 9671人超満員
◇第0試合◇
▼テレビアニメ「タイガーマスクW」放映記念スペシャルマッチ/20分1本
○タイガーマスクW(7分25秒 エビ固め)×レッドデスマスク
※タイガードライバー◇第1試合◇
▼20分1本
○石井智宏 YOSHI-HASHI ウィル・オスプレイ(8分40秒 片エビ固め)アダム・コール バッドラック・ファレ ×高橋裕二郎
※垂直落下式ブレーンバスター◇第2試合◇
▼20分1本
真壁刀義 ○本間朋晃 田口隆祐 ボビー・フィッシュ(8分10秒 体固め)矢野通 邪道 ×ロッキー・ロメロ バレッタ
※こけし◇第3試合◇
▼「NJPW vs NOAH」スペシャル8人タッグマッチ/30分1本
○潮﨑豪 マイバッハ谷口 中嶋勝彦 マサ北宮(11分49秒 片エビ固め)天山広吉 小島聡 永田裕志 ×中西学
※豪腕ラリアット【潮﨑、中嶋、谷口、北宮の話】
中嶋「第、三、世代。俺たちは、俺たちゆとりは、オッサンたちよ。体力も、心も、ゆとり持ってんだよ。全然疲れてねぇよ。いい汗かいたよ。ありがとよ、オッサン。でも、今日の結果は結果だ。こんなんじゃ黙ってないよな?オッサンたちも、そして、新日本も。まだまだ終わらせねぇよ。なぜなら、俺は、止まらねぇんだ!」北宮「いいか、8月の両国でも言った通りだ。ヤツらが力で食い下がってくるならば、俺たちも、力で対抗するのみだ。力には力でいくぞ。どっちが潰れるか、勝負だ。以上!」
谷口「中嶋さんも言ったけど、ゆとり世代。僕はゆとり世代じゃないけど。しっかり今日勝って良かったです」
潮﨑「試合の結果は、見ての通りだし。ライオンズゲート、あそこで『終わってから突っかかってんじゃねぇ』って言ってたよね?今日はそっちだよ。そっちから来たよ。でも、元気なオジさまたちには変わりないんでね。もっともっと熱く、この俺の胸に響く、そして、ファンの皆さんに響く闘いを、ノアの闘いをこれからもっともっと見せていきます」
――柴田選手から以前、『今後はオマエ次第だ』と言われて、今日直接は当たっていないですけど、その言葉については?
潮﨑「オマエ次第……まぁ、火をつけてきたのは向こうかもしれないけど、俺も火がついたまま黙っているわけでもないし。今日はあのメンツに入っていなかったけど、全然火は消えてないし。俺にとって、俺のために、柴田勝頼。大きな獲物、というのはちょっと違うけども、俺のためになる人だと思うんで。もっともっとアツい闘いを、新日本のリングで、ノアのリングで、リング上でもっと燃え上がらせたいと思ってます」
【天山、小島、永田の話】
永田「手負いの中西学を押さえてそんなにうれしいか、おまえら。手負いの中西学を押さえてそんなにうれしいか。俺から取ってみろ。俺から取ってみろコノヤロー!安売りしねえぞ。俺はそんなに安くねえんだバカヤロー!」小島「何がノアだコノヤロー、あ?おまえら何年選手だ?キャリア何年だよ!おまえら4人全員のキャリア足したって、俺一人にも敵わねえだろうが!あ?プロレスは経験だ!おまえらみたいにな、ただイキがって偉そうな顔してカッコつけてればいいってもんじゃねえんだバカヤロー!」
天山「オーケー、チクショウ、オラァ!クソッタレ!中嶋?潮崎?ふざけんなってオラ!てめえらデカいツラさせへんからな、今度から!今日だけや今日!今日はたまたま中西がやられたけども、俺は黙ってへんぞ、こんなん!いつでも来いって!サシでやってるから、いつでも来いや!クソッタレ!」
◇第4試合◇
▼IWGPジュニアタッグ選手権試合/60分1本
[第48代王者組]○マット・ジャクソン ニック・ジャクソン(12分47秒 片エビ固め)[挑戦者]リコシェ ×デビッド・フィンレー
※モア・バング・フォー・ユア・バック
☆マット&ニックが2度目の防衛に成功【マット、ニックの話】
ニック「このベルトこそが俺たちが欲しかったもの。それを今回も、俺たちのベルトとして、ちゃんと持って帰ることができる。俺たちよりも、Tシャツの売上げが高いヤツ、金を儲けてるヤツ、ネットで騒ぎを起こせるヤツ、そして、毎回毎回いい試合をできるヤツがいるか?」マット「半日前にはまだアメリカにいたのに、俺たちは今あれだけの試合をして、もう明日は帰る。向こうに帰れば、またショーが待ってる。俺たちは、このベルトに値するだけの、強さと魅力を持ったタッグチームだし、俺たちは必ず、タッグチームとして1番であることを証明し続けてみせる。ケニー・オメガ以外に、俺たちのライバルと呼べるレスラーはいるか?でも、オメガも、今話題になってるかもしれないけど、俺たちには及ばない」
ニック「俺たちがタッグチームでナンバー1なのは、もうすでに分かってること。だから、ここで質問したいのは、誰がナンバー2なのか。でも、誰がナンバー2かと質問したところで、即答できるヤツらがいるだろうか? それは無理。いない。なぜなら、そんなヤツらは存在しないからだ。1位と2位の差がありすぎて、俺たちの相手になるようなタッグが今はいない。早く誰でもいいから、俺たちのところまで上がってこい」
【リコシェの話】「勝てる日もあれば負ける日もある。ヤングバックスには以前に勝っているが、今回は彼らが勝つ日だったというだけで、もう一回戦えば必ず俺たちが勝つ。次のジュニアタッグトーナメントではフィンレーという最高のパートナーと組んで必ずリベンジする。今日のフィンレーを見たか?彼のパワーや勇気は俺以上だ。彼はファイターだ。フィンレーとのタッグはすぐに素晴らしいチームになるだろう。」
【フィンレーの話】「次のジュニアタッグトーナメントは今夜とは違う。俺たちのパワーや勇気がどれだけ脅威になるか、見せてやる!」
◇第5試合◇
▼IWGPタッグ選手権試合 /60分1本
[挑戦者]タマ・トンガ タンガ・ロア(13分57秒 体固め)[第71代王者]ジェイ・ブリスコ ×マーク・ブリスコ
※ゲリラ・ウォーフェア
☆ジェイ&マークが3度目の防衛戦に失敗、トンガ&ロアが第72代目王者となる。【トンガ、マット、ニックの話】
※トンガ、ロアとヤングバックスがともに現れる。マット、ニック「おめでとう」
トンガ「このベルトは、俺にとって何でもない。この6年間毎日、俺は頑張っていた。その結果が今の俺。ベルトは関係ないんだ。俺たちはずっとBULLET CLUB。『BULLET CLUB for life』だ」
マット「for、for、4 life」
ニック「for、for、4 life」
【ジェイ&マークの話】
ジェイ「俺たちにはダメージは全くない。タマ、タンガ、今日はたまたま彼らの方が調子がよかっただけだ。だから何だ?ヤングバックス、おまえらは自分たちの墓穴を掘って待っとけ!絶対に殺してやる!」マーク「何も言うことはねえ!」
【石井の話】「(肩を担がれながら)アイツら、なめくさってオラ!俺がアイツらからベルト引っぺがしてやるよ!ふざけんなオラ!パートナーは用意しとくから、組めよオラ!クソ!」
◇第6試合◇
▼スペシャル8人タッグマッチ/30分1本
棚橋弘至 ○マイケル・エルガン KUSHIDA ジェイ・リーサル(11分42秒 エビ固め)×内藤哲也 ジェイ・リーサル EVIL BUSHI
※エルガンボム(試合終了後、エルガンが内藤を踏みつけてIWGP ICベルトを掲げる。そして、そのベルトを内藤の体へ乗せた。その直後、EVILがKUSHIDAを急襲。パイプイスを首にかけると、別のイスで力任せに殴りつけた。さらにKUSHIDAはリングに押し込まれ、BUSHIがイスを悪用したコードブレイカーで追撃する。)
BUSHI「オイ! KUSHIDA! 次のIWGP Jr.タイトルマッチ挑戦者、KUSHIDA、お前を指名するよ。その状態でできるんだったらな。エンセーロ!! マ・ジ・で」
(しかし、KUSHIDAはまったく動くことができず、タンカで医務室へ直行した。)【棚橋の話】「(KUSHIDAが担架で運ばれるのに付き添った後)ちょっと思わぬアクシデントで混乱したけど、KUSHIDAもベルトは諦めねえって言ってたから。2016年、スタートが遅すぎたかもしれないけど、ここから、巻き返していくから。有言実行!」
【エルガンの話】「内藤!今日も俺がいたから3カウントを取って勝つことができた。おまえは新日本プロレス、IWGPインターコンチネンタル王座、全てを侮辱した。ベルトは必ず俺が取り返す。おぼえとけ!」
【BUSHIの話】「今さ、リング上でも言った通り、次のIWGPジュニアの挑戦者は、KUSHIDAを指名する。何で? 何でってさ、今現在、俺が持つ、このIWGPジュニアのベルトに興味を持つのは、どうやらKUSHIDAだけ。俺は人気ないらしいよ。新日本ジュニアだったら誰もが目指す、このIWGPジュニアのベルト、誰も欲しくないんでしょ?俺に魅力がないわけ?まぁさ、KUSHIDAにさ、チャンスを上げるよ。って言っても、消去法でKUSHIDAを選んだだけなんだけど。これでオマエが負けたら、もう指名することはない。今の状態、その状態で、できんのか?タイトルマッチ。できるんだったら、やってみろよ。コッチは楽に、防衛回数を重ねることができるんだからさ。IWGPジュニア初の防衛戦は、これでイージー。簡単な試合になりそうだぜ。まぁ、せいぜい楽しませてくれよ。俺に、興味があるヤツが、そのうち必ず現れる。そうしたら、俺が指名するよ、改めて。今日のところはこんな感じだ。楽しみに待ってるよ。。Enserio、マジで」
◇第7試合◇
▼NEVER無差別級選手権試合/60分1本
[第12代王者]○柴田勝頼(18分9秒 レフェリーストップ)[挑戦者]×カイル・オライリー
※胴絞めスリーパーホールド
☆柴田が3度目の防衛に成功【柴田の話】「(ベルトを放り出し、床に倒れ込んで)あー、クソ!久々のリング、帰ってきたら、やることが山積みになってた。まず、今日戦ったカイル、そして大田区で戦ったボビー。彼らから、ホントに、今の日本人が失いかけてるファイティングスピリット、侍魂、そういったものを感じました。戦って初めて分かること、それが今日の試合を通じて、前回の大田区を通じて、感じたことでした。そして、次、誰だと。次、誰だ。2人、どっちが先か分かんねえけど、片っ端から、エブリシング、片付けていきたいと思います。ありがとうございました! 以上!」
【オライリーの話】「今日は、ここ日本で、敗北という大変な屈辱を喫した。次は、柴田。オマエが、俺のホームに来て試合をしてみろ。今日、俺はオマエの陣地である新日本に来て、レフェリーストップという、とても悔しい判定で負けてしまった。本来なら、俺が勝って、腕を高く掲げられるはずだったのに。ただ、この物語は、まだ始まったばかりだ。俺は必ず、自分のプライドを懸けて闘ってみせる。絶対に、3戦目を要求するぞ。それが実現するように、俺たちは動いていく」【潮﨑の話】「散々ね、俺が蹴り入れるって言ってた男が、今日は試合では当たりませんでしたけど、NEVERのタイトルマッチ。男と男の熱い闘いが行われて、でも俺の中では、NEVERのベルトうんぬんよりも、柴田勝頼。レスラー、柴田勝頼の首を俺は狙っていきたいし、それが自分にとってプラスになることには間違いないので、次に繋げるためにも、柴田勝頼の首をね、獲りたいと思います」
【EVILの話】「柴田、Welcome to the darkness world. 今、リング上で見せたことが、すべてだ。This is EVIL. Everything is EVIL. すべては…、EVILだ」◇第8試合◇
▼東京ドーム・IWGPヘビー級王座挑戦権利証争奪戦/60分1本
[権利証保持者]○ケニー・オメガ(21分52秒 エビ固め)[挑戦者]×後藤洋央紀
※片翼の天使
☆ケニーが権利証の防衛に成功【ケニーの話】「見ろ。また権利証を手に入れた。俺はずっと思っていたんだ。俺が世界最強、世界最高のレスラーであると。でも、1回だけその真実に疑問を持ったことがある。それはヤングバックスと闘った時だけ。その時以外は、俺は自分のことを最強だと思っていたし、この3人、THE ELITEこそが、世界で最も素晴らしくて、個性的な3人なんだ。俺はこれから、世界で誰も成し得なかったことを、達成しようとしてる。この権利証、これには400ポンドの金塊と同じくらいの価値がある。俺は東京ドームに行って、友人、家族、親戚、みんなの前でこの勝利をもぎ取ってみせる。俺が絶対に、IWGPのベルトを獲ってみせる。俺たちのタッグが世界最強、俺たちのことは誰も止められない。俺たち3人に値するようなレスラーは他にはいない。もし悔しいんだったら、俺たちの試合をしっかり見て研究することだな。GOOD-BYE & GOOD-NIGHT。THE ELITE THE THE ELITE……(※オメガはヤングバックスと3人で歌いながら、コメントブースを後にした)」
◇第9試合◇
▼IWGPヘビー級選手権試合/60分1本
[第65代王者]○オカダ・カズチカ(28分0秒 片エビ固め)[挑戦者]×丸藤正道
※レインメーカー
☆オカダが初防衛に成功。(試合終了後、先に退場した丸藤がオカダのいるリングへ向かって一礼。その後、オカダの腰にIWGPヘビー級ベルトが巻かれる)
外道「もう! 2度と、誰も、レインメーカーを止めることは、できねぇ! 怪物でもよ、モンスターだとしてもよ、オイ。方舟の天才だとしてもよ、それがたとえ、『G1 CLIMAX』優勝者、権利証保持者だとしてもな!オイ! ケニー・オメガ!! オメェのことだよ、コノヤロー。さっさとツラ見せろよ、コノヤロー」(ケニー登場)
ケニー「オカダ、お前を見てると吐き気がする。お前が持ってる物すべてはこの会社、そしてあの男が与えたものだ。とはいえ、お前はベルトを防衛し、チャンピオンとして、新日本、そして日本のプロレスを守って来た。お前こそが新日本プロレスのシンボルだ。オカダよ、俺はここまで努力して来た。受けようじゃないか。東京ドームのメインイベントを受けようじゃないか。そして、お前が後生大事に抱えている物すべてを奪ってやる。東京ドームで俺はお前に勝ち、お前を女のように扱ってやる」オカダ「ケニー、俺も知ってるよ。棚橋さんを倒したことも、内藤さんを倒したことも。でもな、その2人とな、俺を一緒にするんじゃねぇぞ、コノヤロー。お前は絶対に俺には勝てない! 何でかわかるか!? ・・・・・・レベルが違うんだよ、コノヤロー。しっかりな、2017年1月4日東京ドームで、レベルの違いを見せつけてやるからな。覚悟しとけ、コノヤロー!」
(これで両者が至近距離で睨み合い、ケニーは不敵な笑みを浮かべて退場。)
オカダ「というわけで、2017年1月4日東京ドーム、メインイベント決定だ! しっかり1・4『WRESTLE KINGDOM 11』、俺と、ケニーは関係ない。俺だけで!! しっかり素晴らしい闘いをみんなに見せてやる!! 1・4東京ドームに!! ・・・カネの雨が降るぞー!!」【オカダ、外道の話】
――防衛おめでとうございます。オカダ「ありがとうございます」
――激しい戦いでしたが、振り返っていかがでしたか?
オカダ「メチャメチャ激しい戦いでした。ほとんど新日本の選手としかやってなかったですけど、こういう素晴らしい選手がいるということが分かって、こうやって戦って勝って、すごくいい経験になったと思います」
――もし敗れたらベルト流出という戦いでもあったわけですが、そのあたりも含めて、責任というものも感じらえての戦いだったんでしょうか。
オカダ「正直そんな、負けたらなんてことは考えないですけども、普通に考えて1・4東京ドームのメインイベント、誰が立たなきゃいけないか、みんな思うでしょう。そういうのは僕だけじゃなくて、みんな思うことですから、別に負けたらとか、そんなことはなかったです」
――試合を決定づけるために放った、あのエメラルドフロウジョンには、どんな思いを込めたんでしょう。
オカダ「そうですね、対ノアということですし、ツームストーンの形から入って、たまたまそれっぽい状態に、エメラルドフロウジョンっぽい体勢に入ったので」
外道「閃きってヤツじゃないか」
――勝った瞬間、私には拳を突き上げたように見えたんですけども。
オカダ「まあそうですね、『G1』で負けた相手ですから、そして東京ドームを決めたという戦いでもありますから、まあ、拳は突き上げた気はないですけどね。いいレインメーカーの感触があったので」
――外道選手は、オカダ選手が勝った瞬間の表情や仕草をどのように見られましたか?
外道「まあ、相手あっぱれだよな。ここまでレインメーカーを追い込んだっていう。大したもんだ。ただ、負けないけどな、レインメーカーは。俺は1ミリも疑ってなかった」
――やはり、新日本が負けるわけにはいかない、それもこのリングで負けるわけにはいかないという思いがあったんですか。
オカダ「新日本が負ける負けないとかは思ってないですけど、やっぱりオカダ自身として負けるわけにいかないですし、IWGPチャンピオンとして、タイトルマッチで負けるわけにはいかないですから」
――そしていよいよ、2017年の1.4東京ドームのメインイベントが決まりました。改めて気持ちを聞かせてください。
オカダ「リング上でも言ったように、ケニーは棚橋さんを倒してるかもしれない、内藤さんを倒してるかもしれない。でも、別に僕と戦ったわけでもないし、その2人に勝ったからオカダにも勝てるっていう、そんな甘い考えはやめてもらいたいです。まあでも『G1』覇者ですから、それなりの実力はあると思いますし、東京ドーム大会にふさわしい相手だなと思います」
――奇しくもYOSHI-HASHI選手、後藤選手と、CHAOS勢を破って、こういう形になりましたけども。
オカダ「別にそこは、僕は借りを返してやろうなんて思いはありませんし、やっぱり今回の僕の丸藤戦のように、YOSHI-HASHIさん、後藤さんが返すべきだと思いますし、そういうのはなしで、ただのIWGPタイトルマッチとして、しっかり戦いたいなと思います」
――外道選手も最後に、東京ドームに向けて一言お願いします。
外道「ケニー・オメガはよう、東京ドームにふさわしい相手。そこまでだよな。それ以上は行かねえ。レインメーカーがぜってえ倒すよ」
――なぜですか?
外道「レェ~ベルが違うからに決まってるだろうがよ(笑)」
――最後に一言お願いします。
オカダ「1.4東京ドームも決まったことですから、言うことは…特にありません」
――去年と今年と2年連続で東京ドームのメインを戦ってきて、ケニー・オメガという新しい相手というところに時代の変わり目を感じるんですけども。
オカダ「まあ、時代の変わり目というのは、まあ別にこうやって僕が出てきてる時点で変わってるわけですし、別に棚橋さんがいるいない、いないからといって時代が変わったとは思わないですね」
【丸藤の話】「(※潮﨑と中嶋に肩をかつがれて、コメントブースに現れる)負けちまった。負けちまったな。最後のなんだ? エメラルドか? プロレス好きだな、アノヤロー。まだ1対1だぞ。まだ1勝1敗だ。まだまだだ。今日負けたけど、『G1』から今日まで、今日負けたけど、何か無意味だったか?そんなことないだろ?1人でも多くの人間に、何かを与えられたなら、俺はそれでいいや。勝ち逃げは許さない」【ケニーの話】「オカダよ、オマエは昔から同じことばっかりほざいてる。『レヴェルが違う』とか『カネの雨を降らせる』『オマエは特別じゃない』とか。オカダお願いだ。言うだけじゃなくて、証明してみせろ。いい加減証明してみせろよ? 俺こそが最高のレスラーだ。東京ドームで、世界中のファンが見守る中、オマエのベルトを奪う。オマエに大技もかけてやる。オマエがトップ戦線に返り咲くには、今後長い時間がかかるだろう。そうならないように、最高の試合をしてみせろ。これが俺の仕事、愛するビジネスだ。待ってろよ。GOOD-BYE & GOOD-NIGHT」
新日本プロレス両国大会のメインはオカダの保持するIWGPヘビー級王者にNOAHの丸藤が挑戦、二人は7月のG1開幕戦で対戦し、丸藤がNOAHマットでは見せないアウウェイモードでオカダを圧倒しポールシフト式のエメラルドフロウジョンで勝利を収めた、オカダはリベンジを狙いIWGP王座をかけて丸藤を迎え撃った。
試合はオカダが丸藤のペースに付き合わないとばかりに首攻めで自身のペースへと引きずり込もうとするが、丸藤は鉄柵を使ってのフェースクラッシャー、鉄柱越しの見えない角度でのトラースキック、鞭のようにしなる逆水平で流れを変え、オカダもDDTからコーナーに昇る丸藤をドロップキックで落とし、鉄柵外へ丸藤を出してのフライングボディープレスで自身の流れに変えようとするが、リングに戻ってから丸藤はオカダの顎へのキックからトラースキック、トルネードキックと放ち、エプロン上でのパイルドライバーを敢行、オカダに大ダメージを与え、リングに戻ったところでfrom コーナー to コーナーで強襲するなど、すぐ自身のペースへと変えてしまう。
なかなか自身のペースに持ち込めないオカダはリバースネックブリーカー、ダイビングエルボーからレインメーカーを狙うが、丸藤はコブラクラッチ式三角絞めで切り返し、バッククラッカーやトラースキックを放つも、オカダはジョン・ウーを発射、逆水平を打ってくる丸藤に対し“打って来い”と迫りエルボースマッシュで応戦する。
オカダはドロップキックを発射するとツームストーンパイルドライバーを狙いは阻止されるも、不知火を狙う丸藤にジャーマンからレインメーカーを狙うと、丸藤は虎王で迎撃してから串刺しの虎王を炸裂させ、ポールシフト式エメラルドフロウジョンは阻止され、不知火を狙うが回転途中で丸藤を着地させたオカダはレインメーカーを炸裂させる。
オカダは再度レインメーカーを狙うが、丸藤は初めてGHCヘビー級王座を奪取した技である完璧首固めで丸めこむも、クリアされたところで虎王を狙うと、キャッチしたオカダはツームストーンパイルドライバーから掟破りのエメラルドフロウジョンを敢行し、最後はレインメーカーで3カウントで王座を防衛した。
試合全体を振り返ると、オカダにとって丸藤の攻めは想定外だらけで、ペースを乱されたままで軌道修正も出来ず、オカダらしい試合をほとんどさせてもらえなかった、しかし最後の最後でオカダが想定外を出して丸藤を振り切ったがオカダにとってもしんどい試合だった。セミのIWGP挑戦権利書をかけたケニーvs後藤の再戦は、後藤が奇襲で試合開始もブルドッキングヘッドロック狙いをケニーがコタロークラッシャーで返すと後藤は一気に失速、ヤングバックスの介入や腰攻めなどでケニーペースで試合が進んでいく。
しかしYOSHI-HASHIがヤングバックスを排除してから、後藤が雪崩式回天でやっと反撃すると、リング下にしてあったテーブルにスワンダイブをしたケニーをナックルで迎撃してテーブルに貫通させ、後藤はローリングラリアットから牛殺し、背中への村正やリバース牛殺し、昇天まで決めるが、GTR狙いは再三阻止されてしまう。
GTRを狙ったケニーはサムソンクラッチからVトリガーを炸裂させると、何度もVトリガーを浴びせてから、ナックルで抵抗する後藤を片翼の天使で突き刺して勝利を奪い権利書を死守した。
メイン終了後には外道の呼びかけでケニーがオカダと対峙し互いに挑発合戦を展開した、前回のブログでは自分的には両国で波乱を期待していて、丸藤が王座を奪取しケニーから権利書を奪った後藤がドームを待たずに権利書を行使して年内に丸藤に挑戦、またG1で丸藤に勝っている石井やファレが挑戦することを期待していた。
結果的には双方とも防衛してそのままドームへとなったが、オカダはともかくとしてケニーは負ければ、これまでのことが台無しになるどころかBULLET CLUBの存続も危ぶまれることから後藤にはどうしても負けることが出来ないというのが試合に現れていた。またその反面オカダvsケニーも初対決なことから興味がそそるのも事実、おそらくケニーのジュニア時代ではタッグでオカダと対戦していると思うが、ジュニアの頃とは違うというのもあると思う、ケニーもDDTからなりあがったレスラーだが、オカダもメキシコへ渡り闘龍門から新日本で成り上がったレスラー、そういった意味では二人は生きかたも似ているのか、その新日本生え抜きでない成り上がり者同士が新日本のドームのメインを飾る、それもまた面白いのかもしれない
他の試合では負傷欠場していた柴田がNEVER王座をかけてオライリーの挑戦を受け、序盤はグラウンドの攻防で互角ながらも、オライリーは柴田の痛めている右肩や左足をピンポイントに攻めて苦しめる、しかしオライリーのキックを正面から敢えて受けた柴田は串刺しビックブーツからエルボーの連打、顔面への低空ドロップキック、フロントネックチャンスリー、スリーパー、コブラツイスト、卍固めと猛反撃すると、オライリーはキャプチュードからフロントネックロック、垂直落下式ブレーンバスターで突き刺し、三角絞めや腕十字で柴田を追い詰める。
しかしオライリーは腕折りを狙ったところで柴田がスリーパーで捕獲しバックドロップを決めれば、オライリーも同じ技で応戦、エルボー合戦からオライリーは掟破りのPKを放つが、突進したところで成瀬昌由の必殺技でるクレージーサイクロンで迎撃すると、スリーパーからPKを放ち、胴絞めスリーパーで捕獲してオライリーを絞め落として王座を防衛、試合後にが第3試合で中西を豪腕ラリアットで下した潮﨑が挑戦に名乗りを挙げると、潮﨑が引き上げた後でEVILが柴田を強襲しEVILで柴田をKOして挑戦に名乗りを挙げた。潮﨑は10年前の借りを柴田にまとめて返したいのあるが、G1で柴田を降しているEVILが最優先になるか・・・また第6試合の8人タッグマッチではKUSHIDAがBUSHIのバッククラッカーを喰らった際に首を負傷し戦線離脱、試合はエルガンが内藤から3カウントを奪いインターコンチネンタル王座に挑戦を迫ったが、試合中に目を負傷してしまう、試合後にリングドクターの治療を受けているKUSHIDAはEVILの襲撃を受けEVILホームランを喰らって、BUSHIのコードブレーカーも喰らってダメ押しを受け、首にコルセットを巻いて担架で運ばれてしまい、そんなKUSHIDAをBUSHIが挑戦者に指名したが、再戦以前にエルガンとKUSHIDAが試合を出来る状態なのかどうか・・・BUSHIもKUSHIDAが試合が出来る状態とわかっていたからこそ指名したのか・・・・
IWGPタッグ選手権はブリスコ兄弟のスプリングボード・ドゥームズデイ・デバイスを阻止したゲリラズ・オブ・デスティニーが逆にマークを捕らえてトンガのガンスタンからゲリラ・ウォーフェアで3カウントを奪い王座奪還、試合後もヤングバックスと共にブリスコ兄弟を痛めつけるゲリラズ・オブ・デスティニーに石井が駆けつけるがゲリラ・ウォーフェアで返り討ちにされてしまった。
IWGPジュニアタッグ選手権は序盤はリコシェがリードしてフィンレーとの連係を決めるも、ヤングバックスはフィンレーを捕らえて試合の主導権を握る、終盤にはマットを捕らえたフィンレーのカミカゼからリコシェがシューティングスタープレスを投下も、マットが剣山で迎撃してからフィンレーが捕まってしまい、ヤングバックスがモア・バング・フォー・ユア・バックで王座防衛、チーム力の差を見せつけた。
最後のダークマッチでタイガーマスクWが登場してレッドデスマスクを降したが、バミューダトライアングルやシットダウンラストライドのようなタイガードライバーを披露したところを見ると正体はWWEクルーザーディビジョンで活躍したIなのか?
次は11月5日のエディオンアリーナ大阪大会、再三予告された時限爆弾の正体が明かされる。
【両国大会終了】本日も沢山のお客様にご観戦いただき、誠にありがとうございました。次期シリーズは10月21日(金)後楽園ホールにて開幕です。皆様のご来場をお待ちしております。 #njkopw #njpw pic.twitter.com/1mgObMLh3i
— 新日本プロレスリング株式会社営業部 (@njpw_nyao) 2016年10月10日負けた!
応援してくれた皆さんすいません。
でも…G1から今日まで無意味だったとは思ってない。
夢や感動や勇気、怒りや悲しみ…一人でも多くの人に何か一つでも与えられたら。
さぁ、まだまだ行くよ。… https://t.co/sxSd6hqgov
— 丸藤naomichi marufuji (@noah_maru_fuji) 2016年10月10日Okada & Marufuji just put on the best match I think I've ever seen! #NJPW #njkopw
— William Ospreay (@WillOspreay) 2016年10月10日Goto Hell.
— Kenny Omega (@KennyOmegamanX) 2016年10月10日新日本プロレス両国大会、ご観戦&応援ありがとうございました。
第三世代の独特なギラギラした雰囲気、刺激的です。感じますね。
そして俺はNEVERのベルトより柴田勝頼に興味がある。
リングで俺の気持ちは伝えた。
さあ、どうする?
俺はここにいる。#noah_ghc
— 潮崎豪 (@goshiozaki54039) 2016年10月10日Look at that eye pic.twitter.com/tg3DDjIJSE
— BigMike (@MichaelElgin25) 2016年10月10日#noah vs #njpw
vs #第三世代
この戦い、まだまだ終わらせない。
ゆとりナメんなよ。 #ゆとり #中嶋勝彦 #マサ北宮 #潮崎豪 #マイバッハ谷口… https://t.co/s6YeZdA2bX
— 中嶋勝彦 (@noah_katsuhiko) 2016年10月10日両国大会、終了。
ノアの四人組と対戦。
ナンダカンダで、団体対抗戦はムキになれるし、熱くもなれる。
年を重ねると、ムキになれる事が減ってくるから、こういう舞台はやっぱり有りがたい。
まだまだ元気に頑張りたいです。
ご声援、ありがとうございました。
— 小島 聡【SATOSHI KOJIMA】 (@cozy_lariat) 2016年10月10日本日の新日本プロレス両国大会。大盛況の内に終了しました。多分G1の決勝以外で2000年以降で一番お客さんが入った大会だと思います。本当にありがとうございました。
— 木谷高明 (@kidanit) 2016年10月10日両国国技館にて、本日プロレスの実況席に座らせていただきました。
決して詳しくはない私ですが、プロレスのもつこの面白さ、熱量をタイガーマスクWというアニメを通して少しでも表現できればと強く思いました。
本日お世話になった皆様、プロレスラーの皆様、観客の皆様、ありがとうございました!
— 八代 拓 (@yashiro_taku) 2016年10月10日新日本プロレス10.10両国国技館大会。ファンの方、知り合い、色んな人の感想を耳にしたが、だいたい「今日は凄かった!いや、いつも凄いんだけど!でもね今日は凄かった!」という感じ。笑顔で興奮。 #njkopw
— 村田晴郎 (@MTharuo) 2016年10月10日今日もまたプロレスに圧倒されました。そしてプロレスについて語れるみなさんがいて幸せです。 #プロレス https://t.co/9kEK58dPI0 pic.twitter.com/6ZjHvPwzMm
— 元井美貴 Miki Motoi (@motoimiki) 2016年10月10日楽しかったー!✌️️✌️️ https://t.co/ABFsfemPZt
— ビビる大木 (@bibiruookichan) 2016年10月10日 -
新日本プロレス10月10日両国決戦に期待することは“波乱、脱線”
10月10日 新日本プロレス「戦国炎舞 -KIZNA- Presents KING OF PRO-WRESTLING」東京・両国国技館 全カード
◇第0試合◇
▼テレビアニメ「タイガーマスクW」放映記念スペシャルマッチ
タイガーマスクW(1/20)レッドデスマスク◇第1試合◇
石井智宏 YOSHI-HASHI ウィル・オスプレイ(1/20)アダム・コール バッドラック・ファレ高橋裕二郎◇第2試合◇
真壁刀義 本間朋晃 田口隆祐 ボビー・フィッシュ(1/30)邪道 外道 ロッキー・ロメロ バレッタ◇第3試合◇
▼「NJPW vs NOAH」スペシャル8人タッグマッチ
天山広吉 小島聡 永田裕志 中西学(1/30)潮崎豪 マイバッハ谷口 中嶋勝彦 マサ北宮◇第4試合◇
▼IWGPジュニアタッグ選手権試合
[第48代王者組] マット・ジャクソン ニック・ジャクソン(1/60)[挑戦者]リコシェ デビッド・フィンレー
※ヤングバックス(マット&ニック)2度目の防衛戦◇第5試合◇
▼IWGPタッグ選手権試合
[第71代王者]ジェイ・ブリスコ マーク・ブリスコ(1/60)[挑戦者]タマ・トンガ タンガ・ロア
※ブリスコ兄弟(ジェイ&マーク)3度目の防衛戦◇第6試合◇
▼スペシャル8人タッグマッチ
棚橋弘至 マイケル・エルガン KUSHIDA ジェイ・リーサル(1/30)内藤哲也 SANADA EVIL BUSHI◇第7試合◇
▼NEVER無差別級選手権試合
[第12代王者]柴田勝頼(1/60)[挑戦者]カイル・オライリー
※柴田3度目の防衛戦◇第8試合◇
▼東京ドーム・IWGPヘビー級王座挑戦権利証争奪戦
[権利証保持者]ケニー・オメガ(1/60)[挑戦者]後藤洋央紀◇第9試合◇
▼IWGPヘビー級選手権試合
[第65代王者]オカダ・カズチカ(1/60)[挑戦者]丸藤正道
※オカダ初防衛戦10月10日、新日本プロレス両国大会の全カードが発表された。メインのオカダvs丸藤を筆頭に権利者争奪戦のケニーvs後藤とG1のリベンジマッチがメイン、セミを飾ることになった。
周囲はまたリマッチかという声もあり、ケニーvs後藤がまたやる必要があるのかという声も聞こえている。
自分的に両国大会で期待したいのは“波乱”、新日本はG1優勝者が権利証保持者を獲得し防衛戦を行う制度が馴染み、またIWGPヘビー級王者もドームまで無事防衛し、双方共無事東京ドームのメインまで辿り着くことが恒例のパターンになっていた。
しかしもし王者も権利者保持者も防衛に失敗し他の選手に渡ってしまったらどうなるのだろうか・・・、ある意味こういった脱線のほうに期待をしてしまう。
脱線や波乱を望むか望まないか、ただ自分的には脱線や波乱もプロレスであり、創始者である猪木イズムである、そういった意味では順風満帆に東京ドームまで辿り着くのも面白くないし波乱があった方が面白い。
オカダvs丸藤に関しては6:4の割合でオカダが有利と見ているが、脱線を望むほうとすれば丸藤の戴冠の方に期待してみたい。 -
内藤哲也がIWGPインターコンチネンタル王座を奪取…ベルトが制御不能色に染め上げられた日
9月25日 新日本プロレス「DESTRUCTION in KOBE」兵庫・神戸ワールド記念ホール 5432人 満員
<アピール、コメントなどは新日本プロレス公式HPより>
◇第1試合◇
▼20分1本
タイガーマスク ○田口隆祐 ヘナーレ(6分57秒 オーマイ&ガーアンクル)ウィル・オスプレイ ×ロッキー・ロメロ バレッタ◇第2試合◇
▼20分1本
高橋裕二郎 チューズ・オーエンズ(0分48秒 片エビ固め)ヨシタツ キャプテン・ニュージャパン
※ピンプシューズ【ケニー、トンガ、ファレ、キャプテンの話】
(残りのBULLET CLUBメンバー全員がインタビュースペースで待ち受けている。キャプテンが入ってくると拍手で迎えられ、1人ずつウルフサインを合わせる。)
トンガ「OK。レディーズ&ジェントルメン、BULLET CLUBの最新メンバーだ。ようこそ、キャプテン」(遅れて高橋が裕二郎ガールズ2人を伴って入ってくると、キャプテン以上の拍手で迎えられる。)
ファレ「(※キャプテンが話そうとすると)英語で話せ」キャプテン「(※急に言われて驚いた表情を隠せず)・・・・・・さあ、もうヒーローごっこは終わりだよ。ヨシ、君に30秒、いや、1分あげよう。私からテイクダウンを取れるか? そしてTwitterで私にいろいろメッセージをくれた人たち、もう最弱とは言わせないぞ。まさにデストラクション」
ケニー「聞いたか? これで俺たちの仲間だ。キャプテン・ニュージャパンも加わったぞ。でも、そのキャラクターは全然いかしてない。むしろ滑稽だ。これはマジな意見だ。だから、そのコスチュームも一新しないとな。見た目から変えようぜ。何より、それってBULLET CLUB HUNTERだしな。キャプテン・ニュージャパンはもう終わりだ。何と呼べばいいかな? お前はどうなりたいと思ってるんだ? もはやお前はキャプテン・ニュージャパンじゃない。お前は誰だ? いい案が思いつくまで、ちょっと時間をくれ。何かいい形を見つけ出してやるから。そうすることで、彼にとってもBULLET CLUBはフォフォフォ、フォー・ライフなものになるんだから」
全員「(※腕を突き上げてウルフサインを合わせ)Too Sweet!」
ケニー「ヨシタツ、これでお前は終わりだ。You are Fired!(クビだ)」
◇第3試合◇
▼20分1本
真壁刀義 ○本間朋晃(8分29秒 逆エビ固め)天山広吉 ×金光輝明◇第4試合◇
▼30分1本
○カイル・オライリー ボビー・フィッシュ(9分43秒 裏十字固め)永田裕志 ×中西学◇第5試合◇
▼NEVER無差別級6人タッグ王座決定戦/60分1本
小島聡 ○リコシェ デビット・フィンレー(14分18秒 片エビ固め)[挑戦者組]アダム・コール マット・ジャクソン ×ニック・ジャクソン
※シューティングスタープレス
☆小島、リコシェ、フィンレー組が第8代目王者となる【小島、リコシェ、フィンレー組の話】
小島「サンキュー! ありがとう(※と言ってリコシェ&フィンレーと握手)」
リコシェ「見たか? ベルトを獲ったぞ。スタープレイヤーがいるかどうかは関係ない。大事なのはシステム、連携だな・・・」
(ここでロメロ&バレッタ&オスプレイがコメントブースへ乱入。)
ロメロ「(※大声で奇声)ア!!!! アァア~~!!!!、アァ!!!! アァ~~!!!! ファ○クユー!」リコシェ「ナニナニナニナニ!?」
ロメロ「俺たちがチャンピオンだ」
リコシェ「プッ!(笑)」
ロメロ「俺たちがお前たちに挑戦する」
リコシェ「本気で言ってるのか!?」
小島「毎日負けてるじゃないか、お前。エブリデイ、ルーズだろ、お前。エブリデイ、ルーズだ!」
ロメロ「ナカスゾ、コノヤロー!!」
リコシェ「ウルサイ」
小島「ノーノ―、オンリユー終わってる!! ゲラアウトヒア・ユー! ユー!!」
リコシェ「CHAOS、ロッポンギヴァイス&オスプレイ、いつでもかかって来い。まったく問題ない。特にロッキーなんて毎日負けているんだから。俺たちにとっては楽勝さ」
小島「エンジョイ&ストロング!」
フィンレー「エンジョイ&ストロング!」
――初戴冠の気持ちは?
フィンレー「言葉にならないぐらいに、いま凄くうれしいよ」
【コール、マット、ニックの話】
ニック「負けてもコメントブースでしゃべらないといけないのか? あいつらをゴミ箱に放り込んでやろうと思ってたのに・・・。俺たちが何が嫌いかわかってるのか? ファンはみんな知ってる。俺たちが最高のタッグチームであることをな。だけど、試合を組むヤツは、それを全くわかってない。最高のパートナーであるケニー・オメガと何で組ませてくれないんだ? 俺たちBULLET CLUBはいつでも闘うぞ。どんな相手でも叩き潰して、俺たちがナンバーワンであることを見せつけてきたんだ。負けたからといっても、俺たちがナンバーワンチームであるのは変わらない」
マット「デビッド・フィンレーはたった1回勝っただけじゃないか。それなのに、この(IWGP Jr.)タッグベルトに挑戦しようなんておこがましい。そんなことしても、やられるだけだぞ」
ニック「それが愚かだったってことを思い知らせてやるだけさ」マット「俺はただのJr.チャンピオンじゃない。このIWGP Jr.タッグのベルトを5回も手にしてるんだぞ。この3年間で5回もだぞ。やられてばかりの下っ端が、何をいい気になってるんだ? 俺たちの実績をちゃんと判断しろよ。アダム、なにか言ってやってくれ」
コール「ヤングバックスは世界最高のタッグチームだ。今日はちょっと気分が悪かっただけだ。何回も言うのは嫌気がさしてるし、みんなも聞き飽きてるかもしれないが、何度でも言わせてもらう。彼らはただのタッグチームじゃない。どこかひとつの団体でトップだというんじゃない。世界中のどの団体からもお呼びがかかるほどの最高のタッグチームなんだ。それほどに特別な存在なんだ。それがケニー・オメガと手を組んで、さらに価値が上がったんだ。そこに、このアダム・コールも加わって、より以上に価値が上がった。今日はたまたま負けただけ。お前らはわかってないのか? 俺たちがどれほど特別な存在なのか、まだまだ見せつけてやるからな」
マット&ニック「(※節をつけながら)THE ELITE、ELITE、THE、THE ELITE・・・」
コール「BAY BAY!」
マット&ニック「THE ELITE、ELITE、THE、THE ELITE・・・」
コール「BAY BAY!」
マット&ニック「THE ELITE、ELITE、THE、THE ELITE・・・」
コール「BAY BAY!」
◇第6試合◇
▼30分1本
ケニー・オメガ バットラック・ファレ ○タマ・トンガ タンガ・ロア(12分27秒 体固め)後藤洋央紀 石井智宏 ジェイ・ブリスコ ×マーク・ブリスコ
※ゲリラ・ウォーフェア◇第7試合◇
▼30分1本
○SANADA EVIL BUSHI(12分55秒 Skull End)棚橋弘至 ×ジュース・ロビンソン KUSHIDA◇第8試合◇
▼30分1本
オカダ・カズチカ ○YOSHI-HASHI 邪道 外道(14分31秒 片エビ固め)丸藤正道 矢野通 小峠篤司 ×原田大輔
※カルマ(試合終了後)
YOSHI-HASHI「今日、久しぶりに邪道さんと組んで。やっぱり凄く息も合ったし、安心感も凄いね。久々にやって凄く感激してますね、俺は。『やっぱりいいな』と思って。あと俺、(9月22日)広島で(IWGPヘビー)挑戦権利証を懸けて、ケニー(と闘ったけど)。ま、俺は1回退いただけ。もう1回俺はあの舞台に戻るから、絶対。次はもう、いまよりもっともっと。さらにレベルアップした状態で、もう1回行くから。まだ負けてねぇからな」邪道「オイ!! GHC Jr.タッグチャンピオン。邪道・外道に比べたら大したことねぇじゃねぇかよ。『錆びた引き出しを開けてくれる』だ!? お前らな、俺たちの引き出し全開にしたか!? 五体満足じゃリングを降りれねぇぞ。なあ? 兄弟!!」
外道「今日は誰だった負けたの!?」
邪道「ぜんぜんわかんねぇ」
外道「原田か!? オイ!! 小峠、次はオメェだぞ、この野郎!」
邪道「オイ!! お前ら、オイ!! 顔じゃねぇだよ、この野郎!」
オカダ「まあ、僕は今日がシリーズ最終戦ですけども、“対丸藤戦・前哨戦”、今日が開幕戦ですから。やっぱり、僕の中では一歩先を行ったつもりでも、(丸藤は)しっかりもう一歩先を行ってくれますから。ま、YOSHI-HASHIさんも、このまま広島で負けて終わらないぐらい、今日も勢いありましたし。ま、僕は次は、10月8日(ノア後楽園ホール大会)。ノアの皆さん、しっかりノアの丸藤さんを応援して下さいよ。俺のホームにならないぐらい、アウェイの感じを味わせて下さい」
YOSHI-HASHI「あと、ノアの後楽園大会、俺とオカダ、タッグで。リング上でさっき、丸藤さんと矢野さんに『どうせ行くんだからベルト懸けてくれ』って言ったから。それはもうどうなるかわかんないけど、『どうせ行くんだから、ベルト懸けてくれ』って、俺はそれが言いたいよね」
【丸藤、小峠の話】
丸藤「パートナーどこ行っちゃったんだよ!? (控室に)消えた!? オイ、今日、確信したぞ。オカダ・カズチカ、絶対、俺が勝つ。絶対、俺が勝つ。確信したよ、今日」――どういう部分で?
丸藤「全部だよ、見てたらわかるだろ? 新日本プロレスも、新日本プロレスファンも、まあ、お楽しみに。俺がIWGP(ヘビー)獲るから。(あと)なんだ、YOSHI-HASHIか? (棒を持って)孫悟空か!? (※GHCタッグベルトを差し上げて)これ(を懸けてのタイトルマッチ)やらせろって。矢野さんに聞いてくるわ」小峠「あんなロートル、ブッ潰したるからな!」
◇第9試合◇
▼IWGPインターコンチネンタル選手権試合
[挑戦者]○内藤哲也(32分0秒 片エビ固め)[第14代王者]×マイケル・エルガン
※デスティーノ
☆エルガンが王座初防衛に失敗、内藤が第15代目王者となる(試合終了後、白いインターコンチネンタルベルトを手渡されると、一度は手にした内藤。しかし、リングの中央に置く)
内藤「ブエノス・ノーチェ~ス・コーベ~! …欲しいなんて一言も言ってないんだ・け・ど~。ご覧のとおり、インターコンチネンタル王座から、俺のもとに寄って来てしまいました。なぜ、寄ってきたか? それは、いまプロレス界でもっとも“神ってる”のが俺、内藤哲也だからだと思います(場内大歓声)。今年の1月! この新日本プロレスから、“某選手”がいなくなってしまいました……。その選手の、イメージが非常~に強いこのインターコンチネンタル王座で・す・が……。俺が獲ったことで、いったいこのベルトの色は何色に変わるのか? そして! このベルトを持って、俺がいったい何をするのか? その答えは!も・ち・ろ・ん……トランキーロ!(場内を見回して)。トランキーロ! あっっせんなよ!(『あっせんなよ!』の大合唱&大歓声、『内藤』コール発生)
EVIL、BUSHI、SANADA、イ・内藤! ノスオトロス! ロス!! インゴベルルルルナ~ブレ~~~~~ス!! デ!! ハ!! ポン!!(※『デ!! ハ!! ポン!!』の大合唱&大歓声)」
(メンバーと記念撮影と拳を突き合わせるポーズ。さらに、もう一度、ベルトを手に持った内藤は、しばらく考えるそぶりを見せたあとで、高く高く放り投げてみせた。ベルトを置き去りにした新王者は不敵な表情で花道を歩き、リングを後にした。)
【内藤の話】内藤「(※手元にベルトもトロフィーもなしでコメントし始める)リング上でも言ったけど、俺は『欲しい』なんて一言も言ってないけどね。ま、あのインターコンチネンタル王座、非常に見る目があるんじゃない!? 俺に寄ってきたわけだからね。ま、でもさ、あのベルトはね、俺のイメージととしては、俺を(1・4)東京ドームのメインイベントから引きずり下ろしたベルト、ま、そういうイメージしかないっスよ。あとはもう、今、リング上で言った通り、某選手のイメージがつきすぎてしまったでしょ? 新たな主をさ、ベルトは求めてるんじゃないの? それに、ま、彼、インターコンチネンタル王座が、一番目に留まったのが俺だったってことでしょ。俺は悪いけど、欲しくもなんともないベルトだけどね。ま、ついてくるんなら、一緒にインターコンチネンタル王座の価値も高めてあげようか・・・。その代わり、何度でも放り投げてやるよ。それに果たして、耐えられるのかな!? ま、あとはさ、聞きたいこととかあるかもしれないけどさ、次、話す機会がある時に話しますよ。ほら、俺、Ocupado(オクパード=忙しい)だから。この後、アメリカも入ってるしね。あと、マイケル・エルガンと違って、俺、この9月シリーズ、開幕戦から試合してるからね。途中から参加したマイケル・エルガンとは、ダメージの蓄積が違うんだよ。Quansado(カンサード=疲れた)なんだよ。ま、そういうわけで、次、どこかで話す機会があったら、質問はしっかり受け付けますよ。今日のところは、No Gracias(ノー・グラシアス=お断り)。Asnalueguo(アスナルエゴ=さよなら)。Adios(アディオス=さようなら)」
【エルガンの話】「残念ながら負けてしまった。しかし、試合の主導権に関しては、ほとんど俺が握っていたと思う。ナイトーにメッセージがある。また次回、俺の挑戦を受けろ」
【KUSHIDAの話】「(※毒霧まみれの顔でセコンドに肩を担がれながら)毒霧が効かなくなる薬の処方箋、誰か下さい」
新日本秋のビッグマッチ第三弾の神戸ワールド大会のメインはエルガンの保持するIWGPインターコンチネンタル王座に内藤が挑戦。
試合は内藤がエルガンのロックアップ狙いの間合いを再三外すなど制御不能ぶりで翻弄、エルガンを場外に追いやって、ロープワークから寝そべりポーズで牽制すれば、エルガンも同じ場面となって寝そべりポーズを披露するなど牽制し合う。
だが内藤は前哨戦から痛めつけ続けていたエルガンの膝に低空ドロップキックからニークラッシャーと左足攻めを展開、更に放送席前に鉄柵に左膝を固定してエプロンからのミサイルキックと徹底的に左足を攻めにかかり、エルガンもコーナー上の内藤に延髄斬りと起死回生を狙うが、コーナーでの攻防で内藤が態勢を入れ替えると、背後から膝裏を攻めるなど執拗に左足を位雨つける。
劣勢のエルガンは内藤をキャッチしてバックへ投げると、エルボー、フロントハイキック、串刺しラリアットと猛反撃し、リフトアップスラムからラリアット、ぶっこ抜きジャーマンと内藤を攻め立てるが、内藤は膝攻めですぐ形成を戻し変型四の字固めとリードを奪ってしまう。
内藤はトルネードDDTを狙うが、力で堪えたエルガンはエルボーを放つと内藤も打ち返し、ジャンピングエルボーをキャッチしたエルガンは連続ジャーマン、内藤のミサイルキック狙いもパワーボムで叩きつける。
エルガンはパワースラムからダイビングボディープレスを投下するが、内藤がかわして自爆すると、内藤が低空ドロップキックを放つも、エルガンも裏拳で応戦すれば、内藤も延髄斬りからトルネードDDTと応戦する。
内藤は雪崩式フランケンシュタイナーを決めると、リバースフランケンシュタイナーから変型裏足四の字固めで捕獲、だがエプロンに逃れたエルガンを追撃したところで、エルガンはエプロン上でのデスバレーボムを敢行し、雪崩式ぶっこ抜きファルコンアローと畳み掛けて内藤を追い詰める。
勝負と見たエルガンはエルガンボムを狙うが、内藤はレフェリーを巻き込んで交錯させると、SANADA、EVILとBUSHIが乱入してエルガンを襲撃、棚橋とKUSHIDAもエルガン救出に駆けつけるが、棚橋はEVILのEVILで倒されると、SANADAがSkull Endで捕らえ、KUSHIDAはBUSHIの毒霧を食らって返り討ちにされてしまう。
そこでエルガンがSANADAとEVILをまとめてバックフリップ、BUSHIをパワーボムで場外に投げ捨ててSANADAらに投げ捨てるが、この隙を突いた内藤はデスティーノを決めカバーするも、エルガンはカウント2でクリアする。
内藤はもう1発デスティーノを狙うが、エルガンが切り返して阻止すると、内藤は関節蹴りの連打でエルガンの動きを止めようとするが、耐え抜いたエルガンがラリアットを連発し、エルガンボムを狙うと、内藤はデスティーノで切り返して3カウントを奪い王座を奪取した。試合後は内藤が“某選手”としながらも元王者だった中邑真輔を引き合いに出し、トランキーロを連呼、最後はロスインゴのメンバーと拳を突き合わせ、ベルトを放り投げて去っていった。
IWGPインターコンチ王座は中邑が王座を返上した後はケニー、エルガンと渡っていったが、中邑カラーに染め上げられたままだった。IWGPインターコンチ王座は実質上No2のベルトながらも、中邑が自身のカラーに染め上げることによってIWGPヘビー級王座と同格の扱いに格上げされたが、中邑自身はベルトの権威より自身の存在感を高めた証でもあった。
内藤もオカダのIWGPヘビーよりも、自身の存在感を高めることを選んだのか、そのためにIWGPインターコンチ王座を中邑カラーを脱して自身のカラーに染め上げることを選んだのか・・・セミのIWGPヘビー級、GHCジュニアタッグの前哨戦は桃の青春が邪道、外道の熟練された連係に翻弄するが、丸藤が鞭のようにしなる逆水平、矢野が崇コーナー攻撃で盛り返し、オカダも丸藤と対峙するとレッドインクで捕獲してからダイビングエルボーを狙うが、丸藤が阻止し側転からのドロップキック、不知火を狙うも、堪えたオカダがツームストーンを狙う。しかし着地した丸藤は死角からのトラースキックを放つと、オカダもドロップキックで応戦する。
終盤には丸藤がオカダのドロップキックを自爆させて虎王を炸裂させてKOするが、原田がYOSHI-HASHIのしゃちほこラリアットを喰らってしまうと、最後はバッククラッカーからカルマで3カウントでCHAOS勢が勝利。試合後は邪道&外道と桃の青春、丸藤はオカダと挑発合戦を展開する。第6試合のNEVER6人タッグ選手権は、飛行機トラブルで来日が遅れていたマット・サイダルは結局神戸大会には間に合わず、王者組が返上で急遽王座決定戦に変更となり、小島とリコシェはフィンレーをパートナーに抜擢し決定戦に臨んだ。
試合はリコシェのリードでフィンレーが息の合った連係を披露するが、挑戦者のBULLET CLUBはキャリアの浅いフィンレーに照準を定める。
しかし粘りに粘ったフィンレーは小島に交代し、BULLET CLUBの三人にマシンガンチョップを乱打、更にヤングバックスを同士討ちさせてからニックにコジコジカッターを決め、リコシェもマットに飛びつきDDT、619と続く。
小島組はマットにトレイン攻撃からリコシェがその場飛びシューティングスター、ノーザンライトスープレックスと畳み掛けるも、交代を受けたコールがリコシェにパナマサンライズを炸裂させ、カットに入ったフィンレーにはヤングバックスがダブルのトラースキック、小島にはコールが入ってのトリプルトラースキックで排除する。
ここでヤングバックスがインディーテイカーを狙うが、リコシェが空中のニックにスタナーで切り返すと、小島がコールとマットにダブルラリアットを炸裂させ、最後はフィンレーのカミカゼの援護を受けたリコシェがニックにシューティングスタープレスを決め3カウントを奪い王座奪取、フィンレーは来日から初戴冠となった。
試合後にはリコシェはフィンレーとのタッグでIWGPジュニアタッグ王座に挑戦を表明したが、サイダルの立場はどうなるのか?また第1試合で敗れてしまったロッポンギヴァイスとオスプレイがバックステージで新王者組に挑戦を表明した。最後にTwiiterでの投票結果でもハンタークラブ入りはダメとされたキャプテンはヨシタツと組んで裕二郎、オーエンズのBULLET CLUBと対戦するが、試合前にヨシタツが開票結果通りにキャプテンのハンタークラブ入りを拒否することを正式決定しようとすると、キャプテンが襲撃しBULLET CLUBが加勢して試合開始となり、オーエンズのコードブレーカーの援護を受けたキャプテンがヒラボトムをヨシタツに決めこれまで厳しく当たってきたヨシタツにしっぺ返しを食らわせ、最後は裕二郎がピンプシューズでヨシタツから3カウントを奪い、試合後はBULLET CLUBの旗をヨシタツに被せたキャプテンは裕二郎らと共にヨシタツを踏みつけ、BULLET CLUB入りを表明した。
キャプテンのBULLET CLUB入りを歓迎したケニーはキャプテンにニューキャラクターを与えて再生することをアピールしたが、これまでダメダメぶりを見せてきたキャプテンをどう再生していくのか・・・?本日はご来場、そして新日本ワールドのご視聴ありがとうございました!
1年がかりで挑んだ神戸大会、盛り上がって良い大会になったことが1番の幸せです。
ありがとうございました、また次に向けて頑張りますので応援宜しくお願い致します。 pic.twitter.com/syR3j8sEcm
— 新日本プロレスリング新日企画 (@njkikaku) 2016年9月25日LOS INGOBERNABLES de JAPON pic.twitter.com/VLEOXygXzy
— 内藤哲也 naito tetsuya (@s_d_naito) 2016年9月25日10月8日。GHC Jr. タッグタイトルマッチ。最後にリングに立っているのは邪道外道だよ。
— 邪道(jado) (@REAL_JADO) 2016年9月25日昼のシェア興行、夜の新日本プロレスが終わった。
バタバタした1日やったけど、いろんな収穫もあった。
次の試合はタイトルマッチ#noah_ghc
— 原田大輔 (@noah_harada) 2016年9月25日神戸大会、終了。
まず、サイダル選手の欠場によるカード変更をお詫び申し上げます。
そして、王座決定戦に勝利できた事をご報告致します。
そしてそして、日本に来て初めてのチャンピオンベルト獲得おめでとう、フィンレー!! pic.twitter.com/AIChfHsZw2
— 小島 聡【SATOSHI KOJIMA】 (@cozy_lariat) 2016年9月25日内藤選手インターコンチネンタル王座獲得、取り敢えず、おめでとうございます。
— 木谷高明 (@kidanit) 2016年9月25日本日はご来場、そして新日本ワールドのご視聴ありがとうございました!
1年がかりで挑んだ神戸大会、盛り上がって良い大会になったことが1番の幸せです。
ありがとうございました、また次に向けて頑張りますので応援宜しくお願い致します。 pic.twitter.com/syR3j8sEcm
— 新日本プロレスリング新日企画 (@njkikaku) 2016年9月25日