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伊賀プロレス通信24時「日常茶飯事(ちゃはんじ)」

略して「イガプロ!」、三重県伊賀市に住むプロレスファンのプロレスブログ!

オカダが丸藤、ケニーが後藤を粉砕で1・4東京ドームへまっしぐら!

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オカダが丸藤、ケニーが後藤を粉砕で1・4東京ドームへまっしぐら!

10月10日 新日本プロレス「戦国炎舞 -KIZNA- Presents KING OF PRO-WRESTLING」東京・両国国技館 9671人超満員


◇第0試合◇
▼テレビアニメ「タイガーマスクW」放映記念スペシャルマッチ/20分1本
○タイガーマスクW(7分25秒 エビ固め)×レッドデスマスク
※タイガードライバー


◇第1試合◇
▼20分1本
○石井智宏 YOSHI-HASHI ウィル・オスプレイ(8分40秒 片エビ固め)アダム・コール バッドラック・ファレ ×高橋裕二郎
※垂直落下式ブレーンバスター


◇第2試合◇
▼20分1本
真壁刀義 ○本間朋晃 田口隆祐 ボビー・フィッシュ(8分10秒 体固め)矢野通 邪道 ×ロッキー・ロメロ バレッタ
※こけし


◇第3試合◇
▼「NJPW vs NOAH」スペシャル8人タッグマッチ/30分1本
○潮﨑豪 マイバッハ谷口 中嶋勝彦 マサ北宮(11分49秒 片エビ固め)天山広吉 小島聡 永田裕志 ×中西学
※豪腕ラリアット


【潮﨑、中嶋、谷口、北宮の話】
中嶋「第、三、世代。俺たちは、俺たちゆとりは、オッサンたちよ。体力も、心も、ゆとり持ってんだよ。全然疲れてねぇよ。いい汗かいたよ。ありがとよ、オッサン。でも、今日の結果は結果だ。こんなんじゃ黙ってないよな?オッサンたちも、そして、新日本も。まだまだ終わらせねぇよ。なぜなら、俺は、止まらねぇんだ!」


北宮「いいか、8月の両国でも言った通りだ。ヤツらが力で食い下がってくるならば、俺たちも、力で対抗するのみだ。力には力でいくぞ。どっちが潰れるか、勝負だ。以上!」


谷口「中嶋さんも言ったけど、ゆとり世代。僕はゆとり世代じゃないけど。しっかり今日勝って良かったです」


潮﨑「試合の結果は、見ての通りだし。ライオンズゲート、あそこで『終わってから突っかかってんじゃねぇ』って言ってたよね?今日はそっちだよ。そっちから来たよ。でも、元気なオジさまたちには変わりないんでね。もっともっと熱く、この俺の胸に響く、そして、ファンの皆さんに響く闘いを、ノアの闘いをこれからもっともっと見せていきます」


――柴田選手から以前、『今後はオマエ次第だ』と言われて、今日直接は当たっていないですけど、その言葉については?


潮﨑「オマエ次第……まぁ、火をつけてきたのは向こうかもしれないけど、俺も火がついたまま黙っているわけでもないし。今日はあのメンツに入っていなかったけど、全然火は消えてないし。俺にとって、俺のために、柴田勝頼。大きな獲物、というのはちょっと違うけども、俺のためになる人だと思うんで。もっともっとアツい闘いを、新日本のリングで、ノアのリングで、リング上でもっと燃え上がらせたいと思ってます」
 
【天山、小島、永田の話】
永田「手負いの中西学を押さえてそんなにうれしいか、おまえら。手負いの中西学を押さえてそんなにうれしいか。俺から取ってみろ。俺から取ってみろコノヤロー!安売りしねえぞ。俺はそんなに安くねえんだバカヤロー!」


小島「何がノアだコノヤロー、あ?おまえら何年選手だ?キャリア何年だよ!おまえら4人全員のキャリア足したって、俺一人にも敵わねえだろうが!あ?プロレスは経験だ!おまえらみたいにな、ただイキがって偉そうな顔してカッコつけてればいいってもんじゃねえんだバカヤロー!」


天山「オーケー、チクショウ、オラァ!クソッタレ!中嶋?潮崎?ふざけんなってオラ!てめえらデカいツラさせへんからな、今度から!今日だけや今日!今日はたまたま中西がやられたけども、俺は黙ってへんぞ、こんなん!いつでも来いって!サシでやってるから、いつでも来いや!クソッタレ!」


◇第4試合◇
 ▼IWGPジュニアタッグ選手権試合/60分1本
[第48代王者組]○マット・ジャクソン ニック・ジャクソン(12分47秒 片エビ固め)[挑戦者]リコシェ ×デビッド・フィンレー
※モア・バング・フォー・ユア・バック
☆マット&ニックが2度目の防衛に成功


【マット、ニックの話】
ニック「このベルトこそが俺たちが欲しかったもの。それを今回も、俺たちのベルトとして、ちゃんと持って帰ることができる。俺たちよりも、Tシャツの売上げが高いヤツ、金を儲けてるヤツ、ネットで騒ぎを起こせるヤツ、そして、毎回毎回いい試合をできるヤツがいるか?」


マット「半日前にはまだアメリカにいたのに、俺たちは今あれだけの試合をして、もう明日は帰る。向こうに帰れば、またショーが待ってる。俺たちは、このベルトに値するだけの、強さと魅力を持ったタッグチームだし、俺たちは必ず、タッグチームとして1番であることを証明し続けてみせる。ケニー・オメガ以外に、俺たちのライバルと呼べるレスラーはいるか?でも、オメガも、今話題になってるかもしれないけど、俺たちには及ばない」


ニック「俺たちがタッグチームでナンバー1なのは、もうすでに分かってること。だから、ここで質問したいのは、誰がナンバー2なのか。でも、誰がナンバー2かと質問したところで、即答できるヤツらがいるだろうか? それは無理。いない。なぜなら、そんなヤツらは存在しないからだ。1位と2位の差がありすぎて、俺たちの相手になるようなタッグが今はいない。早く誰でもいいから、俺たちのところまで上がってこい」


【リコシェの話】「勝てる日もあれば負ける日もある。ヤングバックスには以前に勝っているが、今回は彼らが勝つ日だったというだけで、もう一回戦えば必ず俺たちが勝つ。次のジュニアタッグトーナメントではフィンレーという最高のパートナーと組んで必ずリベンジする。今日のフィンレーを見たか?彼のパワーや勇気は俺以上だ。彼はファイターだ。フィンレーとのタッグはすぐに素晴らしいチームになるだろう。」


【フィンレーの話】「次のジュニアタッグトーナメントは今夜とは違う。俺たちのパワーや勇気がどれだけ脅威になるか、見せてやる!」


◇第5試合◇
▼IWGPタッグ選手権試合 /60分1本
[挑戦者]タマ・トンガ タンガ・ロア(13分57秒 体固め)[第71代王者]ジェイ・ブリスコ ×マーク・ブリスコ
※ゲリラ・ウォーフェア
☆ジェイ&マークが3度目の防衛戦に失敗、トンガ&ロアが第72代目王者となる。


【トンガ、マット、ニックの話】
※トンガ、ロアとヤングバックスがともに現れる。


マット、ニック「おめでとう」


トンガ「このベルトは、俺にとって何でもない。この6年間毎日、俺は頑張っていた。その結果が今の俺。ベルトは関係ないんだ。俺たちはずっとBULLET CLUB。『BULLET CLUB for life』だ」


マット「for、for、4 life」


ニック「for、for、4 life」


【ジェイ&マークの話】
ジェイ「俺たちにはダメージは全くない。タマ、タンガ、今日はたまたま彼らの方が調子がよかっただけだ。だから何だ?ヤングバックス、おまえらは自分たちの墓穴を掘って待っとけ!絶対に殺してやる!」


マーク「何も言うことはねえ!」


【石井の話】「(肩を担がれながら)アイツら、なめくさってオラ!俺がアイツらからベルト引っぺがしてやるよ!ふざけんなオラ!パートナーは用意しとくから、組めよオラ!クソ!」


◇第6試合◇
▼スペシャル8人タッグマッチ/30分1本
棚橋弘至 ○マイケル・エルガン KUSHIDA ジェイ・リーサル(11分42秒 エビ固め)×内藤哲也 ジェイ・リーサル EVIL BUSHI
※エルガンボム


(試合終了後、エルガンが内藤を踏みつけてIWGP ICベルトを掲げる。そして、そのベルトを内藤の体へ乗せた。その直後、EVILがKUSHIDAを急襲。パイプイスを首にかけると、別のイスで力任せに殴りつけた。さらにKUSHIDAはリングに押し込まれ、BUSHIがイスを悪用したコードブレイカーで追撃する。)
BUSHI「オイ! KUSHIDA! 次のIWGP Jr.タイトルマッチ挑戦者、KUSHIDA、お前を指名するよ。その状態でできるんだったらな。エンセーロ!! マ・ジ・で」
(しかし、KUSHIDAはまったく動くことができず、タンカで医務室へ直行した。)


【棚橋の話】「(KUSHIDAが担架で運ばれるのに付き添った後)ちょっと思わぬアクシデントで混乱したけど、KUSHIDAもベルトは諦めねえって言ってたから。2016年、スタートが遅すぎたかもしれないけど、ここから、巻き返していくから。有言実行!」


【エルガンの話】「内藤!今日も俺がいたから3カウントを取って勝つことができた。おまえは新日本プロレス、IWGPインターコンチネンタル王座、全てを侮辱した。ベルトは必ず俺が取り返す。おぼえとけ!」


【BUSHIの話】「今さ、リング上でも言った通り、次のIWGPジュニアの挑戦者は、KUSHIDAを指名する。何で? 何でってさ、今現在、俺が持つ、このIWGPジュニアのベルトに興味を持つのは、どうやらKUSHIDAだけ。俺は人気ないらしいよ。新日本ジュニアだったら誰もが目指す、このIWGPジュニアのベルト、誰も欲しくないんでしょ?俺に魅力がないわけ?まぁさ、KUSHIDAにさ、チャンスを上げるよ。って言っても、消去法でKUSHIDAを選んだだけなんだけど。これでオマエが負けたら、もう指名することはない。今の状態、その状態で、できんのか?タイトルマッチ。できるんだったら、やってみろよ。コッチは楽に、防衛回数を重ねることができるんだからさ。IWGPジュニア初の防衛戦は、これでイージー。簡単な試合になりそうだぜ。まぁ、せいぜい楽しませてくれよ。俺に、興味があるヤツが、そのうち必ず現れる。そうしたら、俺が指名するよ、改めて。今日のところはこんな感じだ。楽しみに待ってるよ。。Enserio、マジで」


◇第7試合◇
▼NEVER無差別級選手権試合/60分1本
[第12代王者]○柴田勝頼(18分9秒 レフェリーストップ)[挑戦者]×カイル・オライリー
※胴絞めスリーパーホールド
☆柴田が3度目の防衛に成功


【柴田の話】「(ベルトを放り出し、床に倒れ込んで)あー、クソ!久々のリング、帰ってきたら、やることが山積みになってた。まず、今日戦ったカイル、そして大田区で戦ったボビー。彼らから、ホントに、今の日本人が失いかけてるファイティングスピリット、侍魂、そういったものを感じました。戦って初めて分かること、それが今日の試合を通じて、前回の大田区を通じて、感じたことでした。そして、次、誰だと。次、誰だ。2人、どっちが先か分かんねえけど、片っ端から、エブリシング、片付けていきたいと思います。ありがとうございました! 以上!」
 
【オライリーの話】「今日は、ここ日本で、敗北という大変な屈辱を喫した。次は、柴田。オマエが、俺のホームに来て試合をしてみろ。今日、俺はオマエの陣地である新日本に来て、レフェリーストップという、とても悔しい判定で負けてしまった。本来なら、俺が勝って、腕を高く掲げられるはずだったのに。ただ、この物語は、まだ始まったばかりだ。俺は必ず、自分のプライドを懸けて闘ってみせる。絶対に、3戦目を要求するぞ。それが実現するように、俺たちは動いていく」


【潮﨑の話】「散々ね、俺が蹴り入れるって言ってた男が、今日は試合では当たりませんでしたけど、NEVERのタイトルマッチ。男と男の熱い闘いが行われて、でも俺の中では、NEVERのベルトうんぬんよりも、柴田勝頼。レスラー、柴田勝頼の首を俺は狙っていきたいし、それが自分にとってプラスになることには間違いないので、次に繋げるためにも、柴田勝頼の首をね、獲りたいと思います」
  
【EVILの話】「柴田、Welcome to the darkness world. 今、リング上で見せたことが、すべてだ。This is EVIL. Everything is EVIL. すべては…、EVILだ」


◇第8試合◇
▼東京ドーム・IWGPヘビー級王座挑戦権利証争奪戦/60分1本
[権利証保持者]○ケニー・オメガ(21分52秒 エビ固め)[挑戦者]×後藤洋央紀
※片翼の天使
☆ケニーが権利証の防衛に成功


【ケニーの話】「見ろ。また権利証を手に入れた。俺はずっと思っていたんだ。俺が世界最強、世界最高のレスラーであると。でも、1回だけその真実に疑問を持ったことがある。それはヤングバックスと闘った時だけ。その時以外は、俺は自分のことを最強だと思っていたし、この3人、THE ELITEこそが、世界で最も素晴らしくて、個性的な3人なんだ。俺はこれから、世界で誰も成し得なかったことを、達成しようとしてる。この権利証、これには400ポンドの金塊と同じくらいの価値がある。俺は東京ドームに行って、友人、家族、親戚、みんなの前でこの勝利をもぎ取ってみせる。俺が絶対に、IWGPのベルトを獲ってみせる。俺たちのタッグが世界最強、俺たちのことは誰も止められない。俺たち3人に値するようなレスラーは他にはいない。もし悔しいんだったら、俺たちの試合をしっかり見て研究することだな。GOOD-BYE & GOOD-NIGHT。THE ELITE THE THE ELITE……(※オメガはヤングバックスと3人で歌いながら、コメントブースを後にした)」


◇第9試合◇
▼IWGPヘビー級選手権試合/60分1本
[第65代王者]○オカダ・カズチカ(28分0秒 片エビ固め)[挑戦者]×丸藤正道
※レインメーカー
☆オカダが初防衛に成功。


(試合終了後、先に退場した丸藤がオカダのいるリングへ向かって一礼。その後、オカダの腰にIWGPヘビー級ベルトが巻かれる)
外道「もう! 2度と、誰も、レインメーカーを止めることは、できねぇ! 怪物でもよ、モンスターだとしてもよ、オイ。方舟の天才だとしてもよ、それがたとえ、『G1 CLIMAX』優勝者、権利証保持者だとしてもな!オイ! ケニー・オメガ!! オメェのことだよ、コノヤロー。さっさとツラ見せろよ、コノヤロー」


(ケニー登場)
ケニー「オカダ、お前を見てると吐き気がする。お前が持ってる物すべてはこの会社、そしてあの男が与えたものだ。とはいえ、お前はベルトを防衛し、チャンピオンとして、新日本、そして日本のプロレスを守って来た。お前こそが新日本プロレスのシンボルだ。オカダよ、俺はここまで努力して来た。受けようじゃないか。東京ドームのメインイベントを受けようじゃないか。そして、お前が後生大事に抱えている物すべてを奪ってやる。東京ドームで俺はお前に勝ち、お前を女のように扱ってやる」


オカダ「ケニー、俺も知ってるよ。棚橋さんを倒したことも、内藤さんを倒したことも。でもな、その2人とな、俺を一緒にするんじゃねぇぞ、コノヤロー。お前は絶対に俺には勝てない! 何でかわかるか!? ・・・・・・レベルが違うんだよ、コノヤロー。しっかりな、2017年1月4日東京ドームで、レベルの違いを見せつけてやるからな。覚悟しとけ、コノヤロー!」


(これで両者が至近距離で睨み合い、ケニーは不敵な笑みを浮かべて退場。)
オカダ「というわけで、2017年1月4日東京ドーム、メインイベント決定だ! しっかり1・4『WRESTLE KINGDOM 11』、俺と、ケニーは関係ない。俺だけで!! しっかり素晴らしい闘いをみんなに見せてやる!! 1・4東京ドームに!! ・・・カネの雨が降るぞー!!」


【オカダ、外道の話】
――防衛おめでとうございます。


オカダ「ありがとうございます」


――激しい戦いでしたが、振り返っていかがでしたか?


オカダ「メチャメチャ激しい戦いでした。ほとんど新日本の選手としかやってなかったですけど、こういう素晴らしい選手がいるということが分かって、こうやって戦って勝って、すごくいい経験になったと思います」


――もし敗れたらベルト流出という戦いでもあったわけですが、そのあたりも含めて、責任というものも感じらえての戦いだったんでしょうか。


オカダ「正直そんな、負けたらなんてことは考えないですけども、普通に考えて1・4東京ドームのメインイベント、誰が立たなきゃいけないか、みんな思うでしょう。そういうのは僕だけじゃなくて、みんな思うことですから、別に負けたらとか、そんなことはなかったです」


――試合を決定づけるために放った、あのエメラルドフロウジョンには、どんな思いを込めたんでしょう。


オカダ「そうですね、対ノアということですし、ツームストーンの形から入って、たまたまそれっぽい状態に、エメラルドフロウジョンっぽい体勢に入ったので」


外道「閃きってヤツじゃないか」


――勝った瞬間、私には拳を突き上げたように見えたんですけども。


オカダ「まあそうですね、『G1』で負けた相手ですから、そして東京ドームを決めたという戦いでもありますから、まあ、拳は突き上げた気はないですけどね。いいレインメーカーの感触があったので」


――外道選手は、オカダ選手が勝った瞬間の表情や仕草をどのように見られましたか?


外道「まあ、相手あっぱれだよな。ここまでレインメーカーを追い込んだっていう。大したもんだ。ただ、負けないけどな、レインメーカーは。俺は1ミリも疑ってなかった」


――やはり、新日本が負けるわけにはいかない、それもこのリングで負けるわけにはいかないという思いがあったんですか。


オカダ「新日本が負ける負けないとかは思ってないですけど、やっぱりオカダ自身として負けるわけにいかないですし、IWGPチャンピオンとして、タイトルマッチで負けるわけにはいかないですから」


――そしていよいよ、2017年の1.4東京ドームのメインイベントが決まりました。改めて気持ちを聞かせてください。


オカダ「リング上でも言ったように、ケニーは棚橋さんを倒してるかもしれない、内藤さんを倒してるかもしれない。でも、別に僕と戦ったわけでもないし、その2人に勝ったからオカダにも勝てるっていう、そんな甘い考えはやめてもらいたいです。まあでも『G1』覇者ですから、それなりの実力はあると思いますし、東京ドーム大会にふさわしい相手だなと思います」


――奇しくもYOSHI-HASHI選手、後藤選手と、CHAOS勢を破って、こういう形になりましたけども。


オカダ「別にそこは、僕は借りを返してやろうなんて思いはありませんし、やっぱり今回の僕の丸藤戦のように、YOSHI-HASHIさん、後藤さんが返すべきだと思いますし、そういうのはなしで、ただのIWGPタイトルマッチとして、しっかり戦いたいなと思います」


――外道選手も最後に、東京ドームに向けて一言お願いします。


外道「ケニー・オメガはよう、東京ドームにふさわしい相手。そこまでだよな。それ以上は行かねえ。レインメーカーがぜってえ倒すよ」


――なぜですか?


外道「レェ~ベルが違うからに決まってるだろうがよ(笑)」


――最後に一言お願いします。


オカダ「1.4東京ドームも決まったことですから、言うことは…特にありません」


――去年と今年と2年連続で東京ドームのメインを戦ってきて、ケニー・オメガという新しい相手というところに時代の変わり目を感じるんですけども。


オカダ「まあ、時代の変わり目というのは、まあ別にこうやって僕が出てきてる時点で変わってるわけですし、別に棚橋さんがいるいない、いないからといって時代が変わったとは思わないですね」
 
【丸藤の話】「(※潮﨑と中嶋に肩をかつがれて、コメントブースに現れる)負けちまった。負けちまったな。最後のなんだ? エメラルドか? プロレス好きだな、アノヤロー。まだ1対1だぞ。まだ1勝1敗だ。まだまだだ。今日負けたけど、『G1』から今日まで、今日負けたけど、何か無意味だったか?そんなことないだろ?1人でも多くの人間に、何かを与えられたなら、俺はそれでいいや。勝ち逃げは許さない」


【ケニーの話】「オカダよ、オマエは昔から同じことばっかりほざいてる。『レヴェルが違う』とか『カネの雨を降らせる』『オマエは特別じゃない』とか。オカダお願いだ。言うだけじゃなくて、証明してみせろ。いい加減証明してみせろよ? 俺こそが最高のレスラーだ。東京ドームで、世界中のファンが見守る中、オマエのベルトを奪う。オマエに大技もかけてやる。オマエがトップ戦線に返り咲くには、今後長い時間がかかるだろう。そうならないように、最高の試合をしてみせろ。これが俺の仕事、愛するビジネスだ。待ってろよ。GOOD-BYE & GOOD-NIGHT」


 新日本プロレス両国大会のメインはオカダの保持するIWGPヘビー級王者にNOAHの丸藤が挑戦、二人は7月のG1開幕戦で対戦し、丸藤がNOAHマットでは見せないアウウェイモードでオカダを圧倒しポールシフト式のエメラルドフロウジョンで勝利を収めた、オカダはリベンジを狙いIWGP王座をかけて丸藤を迎え撃った。


 試合はオカダが丸藤のペースに付き合わないとばかりに首攻めで自身のペースへと引きずり込もうとするが、丸藤は鉄柵を使ってのフェースクラッシャー、鉄柱越しの見えない角度でのトラースキック、鞭のようにしなる逆水平で流れを変え、オカダもDDTからコーナーに昇る丸藤をドロップキックで落とし、鉄柵外へ丸藤を出してのフライングボディープレスで自身の流れに変えようとするが、リングに戻ってから丸藤はオカダの顎へのキックからトラースキック、トルネードキックと放ち、エプロン上でのパイルドライバーを敢行、オカダに大ダメージを与え、リングに戻ったところでfrom コーナー to コーナーで強襲するなど、すぐ自身のペースへと変えてしまう。
 なかなか自身のペースに持ち込めないオカダはリバースネックブリーカー、ダイビングエルボーからレインメーカーを狙うが、丸藤はコブラクラッチ式三角絞めで切り返し、バッククラッカーやトラースキックを放つも、オカダはジョン・ウーを発射、逆水平を打ってくる丸藤に対し“打って来い”と迫りエルボースマッシュで応戦する。
 オカダはドロップキックを発射するとツームストーンパイルドライバーを狙いは阻止されるも、不知火を狙う丸藤にジャーマンからレインメーカーを狙うと、丸藤は虎王で迎撃してから串刺しの虎王を炸裂させ、ポールシフト式エメラルドフロウジョンは阻止され、不知火を狙うが回転途中で丸藤を着地させたオカダはレインメーカーを炸裂させる。
 オカダは再度レインメーカーを狙うが、丸藤は初めてGHCヘビー級王座を奪取した技である完璧首固めで丸めこむも、クリアされたところで虎王を狙うと、キャッチしたオカダはツームストーンパイルドライバーから掟破りのエメラルドフロウジョンを敢行し、最後はレインメーカーで3カウントで王座を防衛した。
 試合全体を振り返ると、オカダにとって丸藤の攻めは想定外だらけで、ペースを乱されたままで軌道修正も出来ず、オカダらしい試合をほとんどさせてもらえなかった、しかし最後の最後でオカダが想定外を出して丸藤を振り切ったがオカダにとってもしんどい試合だった。


 セミのIWGP挑戦権利書をかけたケニーvs後藤の再戦は、後藤が奇襲で試合開始もブルドッキングヘッドロック狙いをケニーがコタロークラッシャーで返すと後藤は一気に失速、ヤングバックスの介入や腰攻めなどでケニーペースで試合が進んでいく。
 しかしYOSHI-HASHIがヤングバックスを排除してから、後藤が雪崩式回天でやっと反撃すると、リング下にしてあったテーブルにスワンダイブをしたケニーをナックルで迎撃してテーブルに貫通させ、後藤はローリングラリアットから牛殺し、背中への村正やリバース牛殺し、昇天まで決めるが、GTR狙いは再三阻止されてしまう。
 GTRを狙ったケニーはサムソンクラッチからVトリガーを炸裂させると、何度もVトリガーを浴びせてから、ナックルで抵抗する後藤を片翼の天使で突き刺して勝利を奪い権利書を死守した。


 
 メイン終了後には外道の呼びかけでケニーがオカダと対峙し互いに挑発合戦を展開した、前回のブログでは自分的には両国で波乱を期待していて、丸藤が王座を奪取しケニーから権利書を奪った後藤がドームを待たずに権利書を行使して年内に丸藤に挑戦、またG1で丸藤に勝っている石井やファレが挑戦することを期待していた。
 結果的には双方とも防衛してそのままドームへとなったが、オカダはともかくとしてケニーは負ければ、これまでのことが台無しになるどころかBULLET CLUBの存続も危ぶまれることから後藤にはどうしても負けることが出来ないというのが試合に現れていた。


 またその反面オカダvsケニーも初対決なことから興味がそそるのも事実、おそらくケニーのジュニア時代ではタッグでオカダと対戦していると思うが、ジュニアの頃とは違うというのもあると思う、ケニーもDDTからなりあがったレスラーだが、オカダもメキシコへ渡り闘龍門から新日本で成り上がったレスラー、そういった意味では二人は生きかたも似ているのか、その新日本生え抜きでない成り上がり者同士が新日本のドームのメインを飾る、それもまた面白いのかもしれない


 他の試合では負傷欠場していた柴田がNEVER王座をかけてオライリーの挑戦を受け、序盤はグラウンドの攻防で互角ながらも、オライリーは柴田の痛めている右肩や左足をピンポイントに攻めて苦しめる、しかしオライリーのキックを正面から敢えて受けた柴田は串刺しビックブーツからエルボーの連打、顔面への低空ドロップキック、フロントネックチャンスリー、スリーパー、コブラツイスト、卍固めと猛反撃すると、オライリーはキャプチュードからフロントネックロック、垂直落下式ブレーンバスターで突き刺し、三角絞めや腕十字で柴田を追い詰める。
 しかしオライリーは腕折りを狙ったところで柴田がスリーパーで捕獲しバックドロップを決めれば、オライリーも同じ技で応戦、エルボー合戦からオライリーは掟破りのPKを放つが、突進したところで成瀬昌由の必殺技でるクレージーサイクロンで迎撃すると、スリーパーからPKを放ち、胴絞めスリーパーで捕獲してオライリーを絞め落として王座を防衛、試合後にが第3試合で中西を豪腕ラリアットで下した潮﨑が挑戦に名乗りを挙げると、潮﨑が引き上げた後でEVILが柴田を強襲しEVILで柴田をKOして挑戦に名乗りを挙げた。潮﨑は10年前の借りを柴田にまとめて返したいのあるが、G1で柴田を降しているEVILが最優先になるか・・・


 また第6試合の8人タッグマッチではKUSHIDAがBUSHIのバッククラッカーを喰らった際に首を負傷し戦線離脱、試合はエルガンが内藤から3カウントを奪いインターコンチネンタル王座に挑戦を迫ったが、試合中に目を負傷してしまう、試合後にリングドクターの治療を受けているKUSHIDAはEVILの襲撃を受けEVILホームランを喰らって、BUSHIのコードブレーカーも喰らってダメ押しを受け、首にコルセットを巻いて担架で運ばれてしまい、そんなKUSHIDAをBUSHIが挑戦者に指名したが、再戦以前にエルガンとKUSHIDAが試合を出来る状態なのかどうか・・・BUSHIもKUSHIDAが試合が出来る状態とわかっていたからこそ指名したのか・・・・


 IWGPタッグ選手権はブリスコ兄弟のスプリングボード・ドゥームズデイ・デバイスを阻止したゲリラズ・オブ・デスティニーが逆にマークを捕らえてトンガのガンスタンからゲリラ・ウォーフェアで3カウントを奪い王座奪還、試合後もヤングバックスと共にブリスコ兄弟を痛めつけるゲリラズ・オブ・デスティニーに石井が駆けつけるがゲリラ・ウォーフェアで返り討ちにされてしまった。


 IWGPジュニアタッグ選手権は序盤はリコシェがリードしてフィンレーとの連係を決めるも、ヤングバックスはフィンレーを捕らえて試合の主導権を握る、終盤にはマットを捕らえたフィンレーのカミカゼからリコシェがシューティングスタープレスを投下も、マットが剣山で迎撃してからフィンレーが捕まってしまい、ヤングバックスがモア・バング・フォー・ユア・バックで王座防衛、チーム力の差を見せつけた。


 最後のダークマッチでタイガーマスクWが登場してレッドデスマスクを降したが、バミューダトライアングルやシットダウンラストライドのようなタイガードライバーを披露したところを見ると正体はWWEクルーザーディビジョンで活躍したIなのか?


 次は11月5日のエディオンアリーナ大阪大会、再三予告された時限爆弾の正体が明かされる。

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