新日本プロレス
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ケニー・オメガがYOSHI-HASHIにリベンジも、再び後藤が立ちはだかった!
9月22日 新日本プロレス「DESTRUCTION in HIROSHIMA」広島サンプラザホール 2801人
<アピール、コメントは新日本プロレス公式HPより>
◇第1試合◇
▼20分1本
天山広吉 ○小島聡 リコシェ(8分20秒 体固め)真壁刀義 ヨシタツ Xキャプテン・ニュージャパン
※ラリアット◇第2試合◇
▼20分1本
○カイル・オライリー ボビー・フィッシュ 田口隆祐 デビッド・フィンレー(分秒 片エビ固め)永田裕志 中西学 本間朋晃 Xタイガーマスク
※チェイシング・ザ・ドラゴン◇第3試合◇
▼20分1本
○タマ・トンガ タンガ・ロア(8分53秒 片エビ固め)Xロッキー・ロメロ バレッタ
※ゲリラウォーフェア◇第4試合◇
▼20分1本
○後藤洋央紀 石井智宏(8分39秒 片エビ固め)高橋裕二郎 Xチェーズ・オーエンズ
※GTR◇第5試合◇
▼30分1本
○マイケル・エルガン 棚橋弘至 ジュース・ロビンソン KUSHIDA(12分38秒 エビ固め)内藤哲也 SANADA XEVIL BUSHI
※エルガンボム◇第6試合◇
▼IWGPタッグ選手権試合/60分1本
[第71代王者組]○ジェイ・ブリスコ マーク・ブリスコ(15分02秒 片エビ固め)[挑戦者組]ニック・ジャクソン Xマット・ジャクソン
※ドゥームズデイ・デバイス
☆ジェイ&マークが2度目の防衛に成功【ジェイ&マークの話】
ジェイ「ほら、俺たちがまだIWGPヘビー級タッグチャンピオンだぜ!」マーク「その通りだ! 文句ないだろ? 俺たちが3チームの兄弟タッグの中で一番だ」
ジェイ「だけど、問題が起こった。文句を言ってきたヤツがいる。俺たちブリスコ・ブラザースにケンカを売ってきやがった。あんなことして、タダで済むと思うなよ」
マーク「あいつらだ。そう、G.O.Dだ。あいつら、何考えてやがるんだ。俺らに負けたくせに! いきなり襲いかかってきやがって」
ジェイ「あんなことやられて、このまま引き下がってられるか! グチャグチャにして追い払ってやる」
マーク「ああ、いつでもいいぞ」ニック「残念だけど、負けてしまった。仕方ないから、彼らもこの地球上で最高のタッグチームということに同意するよ。日本での歴史に汚点を残してしまった。ブリスコ・ブラザーズの方が俺たちよりいいチームだったということか……。だけど、それは今夜に限ったことだ」
【ニック&マットの話】
マット「そう、今日に限ってだ。今日という日では、彼らの方がいいチームだった。俺たちはタッグを組んで、まだ7年か8年。だけど、あいつらは15年のキャリアがある。だからヤングバックスが負けといっても、別に気にすることじゃない」ニック「これですべてじゃない。ほら、ここにあるのはIWGPジュニアヘビー級のタッグベルト。ジュニアタッグでは俺たちがベストであることに変わりはない。このベルトを持って、まだまだ進んでいく」
マット「そういうこと」
ニック「この負けで、俺たちが史上最高のタッグチームじゃなくなったというわけじゃないんだからな。まだまだ発展途上なんだし」
マット「それを証明していけばいいだけのことさ。その事実を見せつければいい。その時はまた、あのベルトを狙いにいく。それが明日なのか、10カ月先なのかわからないけど、その時はあのベルトも持って写真を撮ろうぜ。その時まで……」
ニック「そうだな」
◇第7試合◇
▼ROH世界選手権試合/60分1本
[王者]〇アダム・コール(12分17秒 片エビ固め)[挑戦者]Xウィル・オスプレイ
※ラストショット
☆コールが防衛に成功【コールの話】
コール「俺がアダム・コール。2度、ROHワールドチャンピオンになった男だ。このプロフェッショナル・レスリングの世界でエリート街道を歩んできた。誰も俺に触れることはできないし、俺を止めることはできない。それは、みんな知っている特別なことだがな。今夜は特別な相手、そう『SUPER Jr.』トーナメントを制したウィル・オスプレイが相手だった。それにたった1人で立ち向かったわけ。誰の助けも借りずに。でも、特に危ないと思ったところはなかった。俺があの空間を制していたからだ。俺自身、これからすべてのプロフェッショナル・レスリングカンパニーを制圧していく。俺が高い山の頂に立つ。すべての団体のシングルチャンピオンの上を行く。手始めに、このニュージャパン・プロレスリングだ。ここはエリート、そう世界でもナンバーワンのレスリングカンパニーだ。俺は、そこと肩を並べる団体にいる。ニュージャパン・プロレスリングを見ている者たちよ、俺の存在を忘れるな。この団体を制圧して、特別な存在になるこのアダム・コールを。ニュージャパン・プロレスリングの頂に立つ男をな」--BULLET CLUBに加入して、何か変わったことはありましたか?
コール「イエス。たくさんのものが変わった。まず最初に、俺のレスリングキャリアに大きな箔がついた。それによって、みんな俺と闘いがるようになった。俺だけじゃなく、ケニー・オメガもヤングバックスも、ほかのすべてのBULLLET CLUBのメンバーも、みんなニュージャパン・プロレスリングの頂を目指している。この業界において、BULLET CLUBほど自分に厳しいグループはいない。それが俺たちをよりパワフルにしている。だからますます俺たちに触れることはできないし、俺たちを止めることはできない。俺たちこそが、最も危険な男たちさ。忘れるなよ。これでアダム・コール(が新日本のリングに上がるの)は最後じゃない。大きなインパクトを与え、このリングを制圧してやる。Too Sweet」
◇第8試合◇
▼スペシャルシングルマッチ/30分1本
○オカダ・カズチカ(17分03秒 体固め)Xバッドラック・ファレ
※レインメーカー【オカダの話】「ファレ。腕殺しとは、新しい引き出し開けてきたな、コノヤロー。じゃなきゃ、この俺に勝てないと思ったんだろ。俺はな、IWGPヘビー級チャンピオンだぞ。その上を軽々越えてやるからな。そして、ファレ戦終わったことによって、堂々と名前出してやる。次は、丸藤。両国でな、G1の借りを返すだけじゃなくて、新日本とノアのレベルの違いをしっかり見せてやるからな。覚悟しとけ、コノヤロー」
◇第9試合◇
▼東京ドーム・IWGPヘビー級王座挑戦権利証争奪戦/60分1本
[権利証保持者/G1 CLIMAX 26優勝者]○ケニー・オメガ(24分44秒 エビ固め)[挑戦者]XYOSHI-HASHI
※片翼の天使(試合終了後)
ケニー「YOSHI-HASHI、お前はハートを持っていた。確かに思ってたより強いハートだった。だけど、それだけ。俺を撃ち抜くことはできなかったな。わかったかな? 何度やっても、俺を倒すことはできないことが。そしてゴトー、聞くがいい。まず最初に、俺は大舞台でお前を倒した。そう、『G1 CLIMAX』で。お前はそこで俺にやられたことを覚えてないのか? 俺がニュージャパンにおける歴史的快挙を成し遂げさせてくれたんだぞ。よく聞け。俺は先へ進まなきゃいけないんだ。だから俺は、お前に構ってなんかいられない。お前は遠く、置いていかれたんだ。みんな、ゴトーvsケニー・オメガをまた見たいのか?(※観客から大歓声)また見たいの? ンー、じゃあ、俺の答えはこうだ。ゴトーを地獄に落としてやる。そして……GOOD BYE & GOOD NIGHT。Bang!」
【ケニー、マット、ニックの話】
ケニー「(※インタビュースペースに用意されていたイスに座る。ヤングバックスの2人が、ケニーの両脇に立つ。テーブルの上に用意されていたビールを見て)俺たちのためのビールか?」ニック「いいよ、このまま真っ直ぐタクシーで(ホテルに)帰ろうぜ」
ケニー「(※テーブルの上に権利証のブリーフケースを置いて)これを見ろ。誰がYOSHI-HASHIが勝つと思ってたんだ? YOSHI-HASHIが勝つなんてあり得ないのに」
マット「いかれてるんじゃないのか?」
ケニー「アイツはどこまでいっても、俺たちTHE ELITEのはるか下だ。何でこう名付けたのかわかってるのか? 昨日勝ったからといって、いつも勝てるってわけじゃないんだぜ。俺たちは(※節をつけながら)THE ELITE、ELITE、THE、THE ELITE。OK、YOSHI-HASHIはこのタイトル(権利証)の手にして、どうしようと思ってたんだ? まあ、そんなあり得ないことはどうでもいい。25分かかったのか? 10分ぐらいで終わると思ってたから、まあ、あいつにしては頑張った方だな。といっても、幸運だっただけだ。こんなことは初めてだ。俺の調子が悪すぎた。まあ、それでも俺の手の内で遊ばせてただけだけどな。まあ、ズルして手に入れたチャンスだしな。さて、これからどうするかな? 次のチャンスを求めるのかな? そんなことはどうでもいい。このケースを持って、俺はトーキョードームのメインイベントに向かう。さて、(IWGPヘビー級)ベルトの行方は……。オカダか? マルフジか? どちらが手にしようとも、俺が向かう先は一つ。そこで会おう。その時が過ぎれば、Tシャツも飛ぶように売れるし、俺のギャラも青天井で上がっていくことになる。すべてのカネが俺のもとに集まってくるようになるのさ。まあ、見ていてくれ。しかもすべての国のマネーがな。いやあ、素敵な瞬間が待ち受けているなあ……。さて、何か質問はあるか? ないのか? つまらないヤツらだ。(※女性記者に向かって)そういうことなら、この後、ホテルで会おう。みんな、GOOD BYE & GOOD NIGHT」
【後藤の話】「両国の屈辱は忘れてねぇよ。次、俺がいってやるよ。俺しかいないだろ」
新日本9月のビッグマッチ第二弾である広島大会のメインは1・4東京ドーム大会での・IWGPヘビー級王座挑戦権証をかけてケニーがYOSHI-HASHIと対戦、両者は7・22後楽園でG1の公式戦で対戦しているがYOSHI-HASHIがカルマで勝利を収めている、ケニーはリベンジをかけて権利書をかけたが、YOSHI-HASHIにとっても初めてビッグマッチのメインという大チャンスの試合でもある。
試合はケニーがYOSHI-HASHIの痛めている腰を攻めて主導権を握り、場外戦ではケニーの場外パワーボム狙いはリバースするも、セコンドのヤングバックスがYOSHI-HASHIの顔面にスプレーを噴射すると、ダブルトラースキックで鉄柵外へ出し、ケニーが鉄柵上からのラ・ケブラータする。
ヤングバックスの介入に後藤が駆けつけてYOSHI-HASHIのセコンドに着く、ケニーは徹底的にYOSHI-HASHIの腰を攻めるが、ヘッドハンターで流れを変えたYOSHI-HASHIは串刺し逆水平と攻勢に出るも、ジャックナイフ式パワーボム狙いはYOSHI-HASHIが腰を痛めたせいもあって上がらず、ケニーは牛殺し式の蒼い衝動で場外に追いやった後で、YOSHI-HASHIの腰にスチール缶で一撃を加えてから、ヤングバックスが加わってからスチール缶の上でのハイジャックパイルドライバーを敢行、YOSHI-HASHIの首だけでなく腰にもダメージを与えていく。
リングに戻ったケニーは腰へのミサイルキックからドラゴンスープレックスで投げると、片翼の天使を狙うが、YOSHI-HASHIはDDTで切り返し、バンカーバスターからトラースキック、後頭部への低空ニー、正面からの低空ニーと畳み掛けてからバタフライロックで捕らえる。
YOSHI-HASHIのスワントーンボムはケニーが剣山で迎撃し、ドクターボムから腰へのストンピングの連打で再び腰にダメージを与えていくが、
ケニーも逆水平からジャーマンで投げるも、起き上がったYOSHI-HASHIは張り手など打撃の連打をあびせてから、しゃちほこラリアットを浴びせるとジャックナイフ式パワーボムからスワントーンボム、再度バタフライロックで絞めあげバッククラッカーからカルマを狙う。
しかしVトリガーで阻止したケニーはリバースフランケンで突き刺すと、Vトリガーから片翼の天使で3カウントを奪い権利書を守った。序盤はケニーがリベンジを狙い、今回はG1の戦い方ではなくBULLET CLUBの戦い方で叩き潰さんとばかりに攻めたてたが、YOSHI-HASHIが懸命に粘って終盤からの猛ラッシュにつなげた。
結果的には痛めた腰が祟ってリードを奪われたままで敗れてしまったが、メインの重責だけはしっかり果たせた。試合後にはケニーはYOSHI-HASHIを称えつつも後藤を挑発、権利書をかけてケニーvs後藤の再戦が急浮上したが、ケニーがG1で敗れているのは今回破ったYOSHI-HASHI、現在胸椎負傷の悪化で欠場中の柴田勝頼、エルガンだが柴田とエルガンもNEVERとIWGPインターコンチネンタル王者だけにIWGPを狙える状態ではない、三つのベルトが統一されるなら別だが現時点ではその気運もない、それでまた後藤にチャンスがめぐってきたのだろうが、後藤はG1では準優勝だけでなく、オカダに挑戦する丸藤にも勝っていることから権利書なしでIWGPに挑戦はできるはず、ケニーと後藤が対戦する必要があるのかと思ってしまうが・・・・
セミのオカダvsファレは、今回のファレはパワーだけでなくタオルを駆使しての絞首刑とラフを交えてオカダを攻め立て、また自身の体重を利用してオカダの右腕を破壊にかかる。
オカダはボディースラムを狙ったもファレの体重と痛めた右腕では持ち上げることが出来ず、裕二郎の介入も遭ってリードの奪えない展開が続く。
ファレはバックフリップからスピアーと畳み掛けてバットラックフォールを狙うが、背後に着地したオカダはドロップキックを発射、しかしレインメーカー狙いはファレはグラネードで迎撃し、グラネードからバットラックフォールを狙う。
しかし阻止したオカダはリバースネックブリーカーを決めると、ファレも反撃してフォーリンココナッツを狙うが、オカダは下からのドロップキックで阻止しデットリードライブから逆さ押さえ込みからのレインメーカー、ロープで一回転してから左のレインメーカーと繰り出していく。
オカダはツームストーンパイルドライバーを狙うが持ち上がらず、ファレは再びバットラックフォールを狙うが、エプロンに着地したオカダはミサイルキックからツームストーンパイルドライバーで突き刺し、最後はレインメーカーで勝利となった。
今回はG1でオカダを降しているのにも係わらずノンタイトルになったことで、ファレも怒りを爆発させていたが、ファレにIWGPを任せられない何かがあるのか、ただ内容的にも序盤の攻めは良くても、次第に単調になっていくのが気になるが、それにバットラックフォールにこだわりすぎるのもある。ROH選手権はオスプレイが得意の空中戦で攻め込むが、切り札のオスカッターがコールにバッククラッカーで切り返されると、コールのペーストなり、エセックス・デストロイで大ダメージを与える。
オスプレイはコークスクリューキックからオスカッターを狙うが、堪えたコールは顔面へのスライディングニー、再度のオスカッター狙いをパナマサンライズで阻止してからラストショットで3カウントを奪い王座防衛。IWGPタッグ選手権は兄弟タッグ同士の対戦ということで連係合戦を展開、終盤にはジェイを捕らえたヤングバックスはモア・バング・フォー・ユア・バックを炸裂させ、インディーテーカーを狙うがマークがカット、今度はジェイがマットにジェイドリラーを決めると、ブリスコ兄弟がスプラッシュマウンテンとネックブリーカーの合体技を決め、最後はドゥームズデイ・デバイスで王座防衛、試合後には前王者のゲリラズ・オブ・デスティニー(トンガ&ロア)がブリスコ兄弟を襲撃、前王者の権利で挑戦をアピールした。
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BUSHIがKUSHIDAを破りIWGPジュニアヘビー級王座を奪取…ベルトが制御不能カラーに染め上げられる!
9月17日 新日本プロレス「DESTRUCTION in TOKYO」東京・大田区総合体育館 2803人
<アピール、コメントなどは新日本プロレス公式HPより>
◇第1試合◇
▼20分1本
ロッキー・ロメロ ○バレッタ(5分57秒 エビ固め)デビッド・フィンレー ×ヘナーレ
※デュードバスター◇第2試合◇
▼20分1本
○永田裕志 中西学(6分30秒 片エビ固め)ヨシタツ ×キャプテン・ニュージャパン
※エクスプロイダー・オブ・ジャスティス◇第3試合◇
▼20分1本
真壁刀義 ○本間朋晃 タイガーマスク(8分35秒 片エビ固め)天山広吉 小島聡 ×獣神サンダー・ライガー
※こけし
◇第4試合◇
▼20分1本
後藤洋央紀 ○石井智宏 外道(11分5秒 片エビ固め)タマ・トンガ ×タンガ・ロア チェーズ・オーエンズ
※垂直落下式ブレーンバスター◇第5試合◇
▼20分1本
○カイル・オライリー(12分59秒 アルマゲドン)×ジュース・ロビンソン◇第6試合◇
▼スペシャル6人タッグマッチ 30分1本
オカダ・カズチカ ○YOSHI-HASHI ウィル・オスプレイ(11分31秒 片エビ固め)ケニー・オメガ バッドラック・ファレ ×高橋裕二郎
※カルマ◇第7試合◇
▼スペシャル6人タッグマッチ 30分1本
内藤哲也 ○SANADA EVIL(13分12秒 SkullEnd)マイケル・エルガン 棚橋弘至 ×田口隆祐◇第8試合◇
▼NEVER無差別級選手権試合
[第12代王者]○柴田勝頼(16分41秒 片エビ固め)[挑戦者]×ボビー・フィッシュ
※柴田は2度目の防衛に成功(試合終了後、オライリーが登場し、「シバタサン、ツギ、ヤリマショウ!」と王座挑戦をアピールし、両者は額と額を突き合わせてにらみ合いを展開。そして、オライリーがリングをあとにする)
柴田「オイ、オマエ、何言ってるかわかんねえけどさ、やってやるよ! 次はオマエだ、かかってこい、以上!」【柴田の話】「オイ!まず1つ。まず1つ。先日の青森大会2試合、欠場してしまい、本当に申し訳ございませんでした。今日やって、明日のこととか分かんねぇけど、今日を生き延びることができました。次、次々と、やらなきゃいけない相手がいるみたいなんで、しっかりカタつけていきたいと思います。俺と、アイツら2人、一緒にすんなよ。一緒にすんなよ。同じじゃねぇぞ。オマエらが思ってる以上に、新日本プロレスは、新日本プロレスだ。何か、何かありますか?ない?貸し?貸し借り?負けた勝った、“貸し”を作ったって言ったけど、アイツらには、あの外国人2人には、負けたって意識、これっぽっちもないから。負けてねぇんだよ。勝負がついてないだけ。アイツらに関しては、それだけだ。以上」
【フィッシュの話】「シバタ、本当にヤバいヤツだ。俺が今回日本に来た目的は、2つのタイトルの王者になること。それが達成できなかった。じゃあ、これからどうする?次のチャンスは絶対に獲る。チクショー!」◇第9試合◇
▼IWGPジュニアヘビー級選手権試合 60分1本
[挑戦者]○BUSHI(21分3秒 片エビ固め)[第73代王者]×KUSHIDA
※KUSHIDAが6度目の防衛に失敗、BUSHIが第74代王者となる(試合終了後。BUSHIは退場して行くKUSHIDAをリング上から睨みつけ、手にしたばかりのIWGP Jr.ベルトを掲げる。そして、そのベルトに毒霧を噴射して放り捨てる)
BUSHI「俺はいま、このIWGP Jr.のベルトを手に入れた(※大拍手)。今日、この場でKUSHIDAの応援をしたヤツら、ざーんねーんだったなー!!(※大拍手) KUSHIDAの描く新日本Jr.の未来、そんなの俺には関係ねぇんだよ(※大拍手)。このアイツ色に染まったIWGP Jr.、俺がこれから、制御不能に染めてやるぜ。En Serio!! マ~ジ~で!!(※大歓声)」【BUSHIの話】「見たか。俺は今日、このIWGPジュニア、IWGPジュニアヘビー、俺が手に入れた。でも、KUSHIDAには感謝してるよ。そうでしょ?『SUPER J-CUP』で優勝した男が、この俺を指名したんだぜ?かなり勇気のある行動だと思うよ。まぁ、あのKUSHIDAに勝ったんだ。あのKUSHIDAに勝ったからこそ、俺が次の対戦相手、最強の挑戦者を、俺が指名しなければならない。前王者のためにも、俺が指名するよ。チャンピオンが保持できる期間あったでしょ?ゆっくり考えさせてもらうよ、次の挑戦者。そもそも、KUSHIDA以外にいるのかよ?強いヤツは。KUSHIDAのためにも、次の挑戦者はふさわしいヤツじゃないと、誰も納得しないんじゃないか?まず、ちゃんとした会見でも用意してよ。俺から言いたいのは以上だ。これ以上はないよ。ゆっくり考えさせてもらうよ。Enserio、マジで」
【KUSHIDAの話】「(※川人に肩をかつがれて、コメントブースに現れる)このシチュエーションで、まさか介入してくるとは……信じてたんだけどなぁ、BUSHIを。ダメだ、ちょっと1人にさせてください」
新日本9月のビックマッチ第1弾・大田区大会のメインはKUSHIDAvsBUSHIのIWGPジュニアヘビー級選手権、両者は今年は2度対戦し2月の仙台ではKUSHIDAが勝利を収めるも、6月の同所ではBUSHIが勝利、そして8月のSUPER J-CUPを制したKUSHIDAにBUSHIが挑戦を迫り、挑戦に漕ぎ着けた。
しかしBUSHIの入場時に12月の後楽園に出現した怪覆面が再び現れBUSHIのセコンドに着いた、序盤はロープワークの攻防でKUSHIDAを翻弄したBUSHIは“ときめき”ポーズで牽制、更にKUSHIDAの攻撃パターンを読んでドロップキックで場外へ追いやったBUSHIはKUSHIDAをイスに座らせてから顔面へのドロップキックを発射、リングに戻ってから首攻めを展開しSTFで捕らえつつも鼻フック、そしてTシャツでのチョーク攻撃を狙うがKUSHIDAはバックドロップで反撃、しかしロープへ走ったところで怪覆面が足をすくって阻止するが、KUSHIDAはロープ越しのハイキック、ラリアット、BUSHIの左腕へミドルキック、ハンドスプリングエルボー、怪覆面と同士討ちにさせ場外のBUSHIにトペコンを放ってやっとペースを掴む。
KUSHIDAは飛びつき腕十字でBUSHIを捕らえ、スワンダイブ式ミサイルキックを放つがレッドシュース海野レフェリーに誤爆してしまうと、BUSHIがKUSHIDAの顔面に毒霧を噴射、そして内藤が乱入しBUSHIや怪覆面共々KUSHIDAを痛めつけるも、エルガンが駆けつけ内藤を控室へと連行する。
KUSHIDAがジャーマンからスライディングキック、ムーンサルトプレスと畳み掛けるが、BUSHIは急所蹴りからBUSHIロールで丸め込み、MXを狙うがKUSHIDAがコードブレーカーで迎撃しエルボー合戦からKUSHIDAが腕へのキック、アームブリーカーと腕を攻めた後でホバーボードロックで捕獲、BUSHIは逃れようとするがKUSHIDAが一回転した隙に首固めで丸め込む。
BUSHIは毒霧噴射を狙うが、KUSHIDAはマサヒロタナカで阻止すると再度ホバーボードロックを狙うと、堪えたBUSHIはカナディアンデストロイで突き刺し、BUSHIはコードブレーカーからMXを連発して3カウント、BUSHIが新王者となった。BUSHIとKUSHIDAは共に新日本育ちではなく他団体から移籍組の外様、しかし先に走っていたのはKUSHIDAで、同じ本隊だったBUSHIはなかなかチャンスに恵まれず、昨年は負傷で長期欠場となったことでKUSHIDAとの差が開く一方だった。
BUSHIがルードに転向するにあたってなぜロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンを選んだのか、まだ新しいユニットでもありCHAOSやBULLET CLUBと人数が少ない分、チャンスが恵まれる機会が多い、そしてロスインゴに入ったことでチャンスに恵まれ、KUSHIDAに猛追しやっと破ることが出来た、試合は介入が遭って大荒れだったものの終盤での攻防は“KUSHIDAには絶対に負けたくない”という気持ちが充分に伝わった。セミのNEVER選手権は王者の柴田は胸椎の負傷で2大会を欠場するという最悪なコンディションでフィッシュの挑戦を受けたが、序盤は柴田も胸を攻められるのを避けようとしたのか、グラウンドの攻防に持ち込むも、フィッシュがクロスヒールホールドで捕らえると、場外に降りたところで柴田の足を払うように蹴り倒し、串刺しニーからのエクスプロイダーで動きを止めてから首、そして胸板へ集中攻撃を加え、そしてバックドロップを連発して胸板の痛みで呼吸もままならない柴田を痛めつけにかかる。
フィッシュは柴田の胸板に容赦なくキックを浴びせるが、柴田は敢えて正面から受けて立ち、串刺しニーの応酬から柴田が顔面への串刺し低空ドロップキック、フロントネックチャンスリー、コブラツイスト、フロントネックロックと猛反撃するが、フィッシュは強引に持ち上げて叩きつけるてからアキレス腱固め、フロントハイキック、エクスプロイダーと畳み掛けるが、ジャーマンで応戦した柴田はショートレンジのPKを放つ。
しかし再度のPK狙いをかわしたフィッシュはアンクルホールドで捕らえ、柴田を追い詰めるが、フィッシュのファルコンアロー狙ったところで背後に着地した柴田は頭突きを浴びせるが、柴田も自らの額を割って流血、それでもスリーパーで絞めあげたあとでのPKで3カウントを奪い王座を死守した。
試合後にはフィッシュの相棒であるオライリーが挑戦を表明、オライリーは同じ格闘スタイルの選手だけに一番手ごわい相手になるかもしれない。IWGP Jr.74 pic.twitter.com/CFfLoqCkTh
— BUSHI (@BUSHI_njpw) 2016年9月17日一緒にすんなよ。RT @taguchiryusuke: 白目と寄り目の夢の共演を
いつの日か… https://t.co/DeosqZokCk
— 永田裕志 (@nagata769) 2016年9月17日 -
飯伏が選んだのはWWEより“自由”、かつての盟友ケニーとのタッグ再結成を訴えるが…
9月14日(水)フロリダ州オーランドでWWEクルーザー級クラシック・トーナメントの準決勝、そして決勝戦が行われ、エントリーしベスト4にまで残った飯伏幸太はT.J.パーキンスと対戦、試合はパーキンスが裏四の字固めとフェースロックの複合技で飯伏を捕らえ、飯伏は無念のギブアップ、飯伏は準決勝で敗れてしまったが、パーキンスも元々新日本プロレスLA道場の出身で、新日本にもTJPのリングネームで2011年の「ベスト・オブ・ザ・スーパージュニア」に参戦していた選手、この年の優勝は飯伏だったが、リーグ戦では別ブロックだったため飯伏とは対戦する機会はなかった。
そのパーキンスが5年を経て飯伏を対戦して破り、そしてグラン・メタリック(マスカラ・ドラダ)を破って優勝、新日本で開花しなかった選手が新日本で活躍していた選手を破り優勝するのだから、プロレスとは面白いものである。飯伏はWWEとの契約が取りざたされたが、飯伏の返答はNOで不調に終わった、飯伏がパーキンスの敗れたのはその影響もあったのかもしれないが、WWEと契約しなかった理由とすれば週刊プロレスで「自分のいい部分というのは、たぶん所属になると全部なくなるんですよ」と答えたのが全てだと思う、飯伏は団体同士のしがらみやスタイルなどに縛られない自由なスタンスを選んだ、WWEを選んでしまうといろんな意味で制約がかかってしまう。
その飯伏の今後に関しては新日本やDDTのオファーでも受けるという、新日本に関してはかつての盟友であるケニー・オメガがG1 CLIMAXを制したという影響もあるだろう、だが両団体(新日本、DDT)の退団時にはDDTには3月の両国大会に参戦することで義理を通したとしても、新日本に対しては義理を果たしていない、そういった意味では飯伏にとって新日本は避けられないものなのかもしれない。
また飯伏が新日本に参戦することでケニーがどう反応を示すのか、飯伏は盟友としているが、ケニーは飯伏に対する嫉妬や劣等感を示している、飯伏はタッグ再結成をアピールしているが、自分は二人は別々の道を歩みだしていると思っている。
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BUSHIがKUSHIDAにテロ行為!新パレハの登場?でロスインゴが逆襲!
9月12日 新日本プロレス「Road to DESTRUCTION」後楽園ホール 1715人 超満員札止め
<アピール、コメントなどは新日本プロレス公式HPより>
◇第1試合◇
▼15分1本
○デビット・フィンレー(5分1秒 片エビ固め)×ヘナーレ
※Prima Nocta◇第2試合◇
▼20分1本
○高橋裕二郎 チェーズ・オーエンズ(5分44秒 片エビ固め)ヨシタツ ×キャプテン・ニュージャパン(試合終了後)
ヨシタツ「皆さん、ちょっといいですか? キャプテンのHUNTER CLUB入りなんだけど、・・・今シリーズ、俺がコイツ入れるかどうか結論出すって言った手前、決めなきゃいけない。でも、首の粉砕骨折から復帰して5ヶ月。まだ、自分のことで精一杯で、コイツの面倒見てる余裕がない!(※場内笑) でも! ファンの皆さんを始め、選手、会社、マスコミ、『もういい加減に入れてやれよ』って空気になってる(※場内笑&大拍手)。このことについて、この5か月間、俺なりに悩んでたけど、俺の中で結論が出ない!(※場内笑) そこで! “2人目のHUNTER CLUBの皆さん”にご協力願いたい。俺のTwitter、@YoshiTatsuIsmで(※場内笑)、キャプテンがHUNTER CLUBに入るか入らないかの投票をやりたいと思う(※大歓声)。『もう入れてやれ』っていう人は、“リツイート”。『入れるな』っていう人は、“いいね!ボタン”をお願いします(※大拍手)。期限は、今日の大会終了後から、23日の鳥取大会の終了後まで。長いよ! 長いよ!(※場内笑&大拍手) 12日間! これで、25日の神戸大会、最終戦で、正式な結論を出そうと思います。皆さん、投票のほう、よろしくお願いします!(※大拍手)」【裕二郎、オーエンズの話】
裕二郎「(※日本語で)ありがとうございました」オーエンズ「ユウジロウ、今から俺とオマエで、タッグチームができそうだな。上手かっただろ?」
裕二郎「(※英語で)オーエンズは俺の相棒だ。よく一緒に遊びに行くしな。もっと日本に来いよ」
オーエンズ「もちろん俺も行きたいよ」
裕二郎「今日の勝利を祝おうぜ。Too Sweet」
※2人でウルフポーズを取り、コメントブースを去った【ヨシタツ、キャプテンの話】
ヨシタツ「あんま新日本の選手、会社も含めて、こういうことあんまやんないでしょ?俺ね、海外でやっぱこういうこと覚えてきたから。せっかくだからね、ありとあらゆる手を使って、とにかく、この“ハンタークラブ”、オーバーさせていこうと思ってるんで、皆さんも、ご協力よろしくお願いします。以上です(※ヨシタツはキャプテンを残し、先に控室に戻っていった)」キャプテン「ハァハァ、頼む……頼むよ……もうこうなった以上、しょうがない。頼む……投票してくれ、投票」
◇第3試合◇
▼20分1本
天山広吉 小島聡 獣神サンダー・ライガー ○田口隆祐(7分28秒 オーマイ&ガーアンクルホールド)ウィル・オスプレイ 外道 ×ロッキー・ロメロ バレッタ◇第4試合◇
▼20分1本
○真壁刀義 本間朋晃(8分23秒 片エビ固め)永田裕志 ×中西学
※キングコングニードロップ◇第5試合◇
▼30分1本
○EVIL(10分58秒 体固め)×ジュース・ロビンソン
※EVIL◇第6試合◇
▼30分1本
○カイル・オライリー ボビー・フィッシュ(10分16秒 片エビ固め)柴田勝頼 ×タイガーマスク
※チェイシング・ザ・ドラゴン【オライリー、フィッシュの話】
オライリー「俺たち、“世界一強いタッグチーム”は、日本に来たばかりだけど、今日ももちろん勝った。1週間後には『DESTRUCTION』があるな」フィッシュ「自転車に当たり前に乗れるように、この勝利は当たり前のものだ。日本のファンは、自転車に乗るヤツが多いから分かるだろ?俺たちは前回来た時よりもずっと強くなってる。もうシバタは終わりだ。俺は、ROH TVベルトも持っているが、9月17日、柴田の持っている、NEVERのベルトも獲る。俺がNEVERのベルトも獲ったら、2つのベルトを一緒にして、『Forever weight champion of the world』という名前のベルトにしてやる」
オライリー「質問はいらないだろ?以上だ」
【柴田の話】「(※コメントブースの床に座り込み)上等だよ。上等だよ。アメリカの“借り”、キッチリ返させてもらうよ。以上!」
◇第7試合◇
▼30分1本
オカダ・カズチカ 後藤洋央紀 ○石井智宏 YOSHI-HASHI(14分24秒 片エビ固め)ケニー・オメガ バットラック・ファレ タマ・トンガ ×タンガ・ロア
※垂直落下式ブレーンバスター(試合終了後)
YOSHI-HASHI「オイ!! その権利証、広島で、必ず俺が、いただくからな! 覚悟しとけ、オラ!!」【YOSHI-HASHIの話】「さっき言った通り、広島、必ず俺が、“権利証”いただくから。それだけだ」
【オカダの話】「ファレ、前からも言ってるように、必ずツームストーンで突き刺してやるからなコノヤロー。もっともっと、体重増やして来い。じゃなきゃな、面白さも、なんともねぇんだよ。ただな、広島で、お前に勝って、終わりになってしまう。プラス、しっかり、お前のもっと増えた体重を持ち上げる。ツームストーンで突き刺す。そんなシーンをな、俺に作らせろ」
【後藤の話】「真面目な話、今一番闘ってみたい相手は、YOSHI-HASHIだよ。絶対獲れよ、YOSHI-HASHI、権利証。次、俺がやってやるよ」
【ケニー、ファレ、トンガ、ロアの話】
ケニー「まったく……もういいよ。俺は権利証っていう、“ゴールデンチケット”を持ってる。これは、トウキョウドームへのチケットだ。『ラスト・アクション・ヒーロー』の映画にも、ゴールデンチケットは出てきたけど、そういうのじゃなくて、これは正真正銘、トウキョウドームへのチケットだ。YOSHI-HASHIは今日、周りの力で勝ったけど、ヒロシマは1対1だ。シングルマッチで、YOSHI-HASHIは、本当は弱いってところを、俺がみんなに分からせてやる。YOSHI-HASHI、そろそろ準備しろよ。オマエの『DESTRUCTION』はもうすぐだ」トンガ「BULLET CLUBは、俺の家族。イシイ、オマエにリベンジしてやる。俺たちBULLET CLUBの勝利を邪魔された。俺はリベンジする。俺は執念深いから、ここまでのレベルにのし上がったんだ。オマエがターゲットだ」
ロア「イシイ、オマエはラッキーだ。CHAOSみんながいたから勝利できたんだからな。次は一歩も引かないし、負けない。CHAOS全員でかかってきても、俺たちは、次は負けない」
ファレ「オカダ!(※日本語で)コノヤロー!(※英語で)ツームストンでやられたが、次はそうはいかない。何でっかって?オマエの腕を壊してやる。ついでに、いつもオマエの横にいる小さい野郎の腕も壊してやるよ」
ケニー「ツームストンは、墓石って意味だろ。俺には見える。CHAOS、オマエらの墓石が。全員、これから葬儀だ。破壊が始まるぞ」
◇第8試合◇
▼30分1本
内藤哲也 SANADA ○BUSHI(16分4秒 片エビ固め)マイケル・エルガン 棚橋弘至 ×KUSHIDA【内藤、BUSHIの話】
BUSHI「オイ、KUSHIDA!! 大田区、メインイベントの(IWGP Jr.)タイトルマッチ、対戦相手が誰でもいいんだったらよ、譲渡する。俺はタイトルマッチを譲渡するよ。会社が決めたカードじゃなく、お前自身が決めろ。お前の口から、IWGP Jr.次期挑戦者、俺の名前を指名しろよ。(※『田口でいいよ!』の野次で場内笑)ひとつだけ言っとく。KUSHIDA! 俺はお前には負けない。絶対にな。En Serio!! マジで!(※大拍手)」内藤「どう?正々堂々と、3対3でやりましたよ。誰か知らない人入ってきた?いやいやいやいや。俺らは3人だよ。3対3でやっただろ?しっかり見ただろ?まぁさ、ジュニアのタイトルマッチのことに関しては、俺は関係ないからね。BUSHIに任せるとして……マイケル・エルガン!やっと来たじゃねぇかよ。でもさ、俺とエルガン、見比べてみてよ?どっちがカンサード(疲れてる)だと思ってんだよ?シリーズ開幕戦からやってた、俺の方がカンサードだぜ。これが、チャンピオン、新日本プロレスに、そして、インターコンチネンタルに、リスペクトがあるマイケル・エルガンのやり方なんだね。おぉ分かったよ。まぁちょうど良いハンデじゃん。元気そうだしね。特に心配ないかな。でもさ、でもさぁ、同じようなやり方じゃ、結果は『G1』後楽園と一緒だよ。インターコンチネンタルのベルトが、俺の元に来るのも、まぁ時間の問題でしょ。でも、勘違いしないでよ?俺は、一言も、インターコンチネンタルが欲しいなんて、言った覚えないからね?俺にとって、あくまでも最上級のベルトは、IWGPヘビー級だから。別に、来る者拒むわけではないけど、まぁ来たいなら俺の元においでよ。思いっきり放り投げてやるよ」
BUSHI「さっきのリングでも言ったよね?俺はチャンピオン自ら指名しないんだったら、大田区のメイン、タイトルマッチ、譲渡するよ。やりたいヤツ、他にもいっぱいいるんだろ?俺は別に、ワガママ言ってるわけじゃないんだよ。そうだろ?『SUPER J-CUP』1回戦で負けたこの俺が、正々堂々と胸張って、IGWPジュニア、タイトルマッチ挑めるのかよ?それでみんな納得するの?誰でもいい?そんなカードだったら、やらないよ。他に譲るよ。俺はKUSHIDAが、『IWGPジュニアの次期挑戦者は、BUSHI』、そう言わないんだったら、俺はこのタイトルマッチ降りる。いいさ、いいさ。まだこの先は長いんだよ。タイトルマッチがどうなるか楽しみだ」
※BUSHIがコメントブースを去ろうとしたところ、記者が、KUSHIDAがコメントブースで、『BUSHIの挑戦を受ける』と発言したと、伝えに来る
BUSHI「おぉ。ということは、正々堂々と入場ゲートを歩けるじゃん。これで文句は言わせないよ?たとえ、『J-CUP』1回戦で負けようが、相手が『J-CUP』で優勝してようが、関係ない。チャンピオン自ら指名したんでしょ?BUSHIってね」――そうです。
BUSHI「じゃあこれで、タイトルマッチは、本格的に決まりなんじゃないの?今から楽しみだぜ。En serio、マジで」【KUSHIDAの話】「(※毒霧で顔面緑色となったまま、川人に肩をかり、コメントブートに登場)最初からわかってたよ。テメェが、ボイコットなんかする、勇気ねぇってことをな。一生懸命、小細工考えてくりゃいいよ。そんな小細工、一切俺には、KUSHIDAには、通用しねぇんだよ!いいよ、もう、次の挑戦者、望み通り、BUSHIだよ!」
【エルガンの話】「いつものように、繰り返し、繰り返し、『ナイトーはリスペクトがない』と言っている。アイツは、いつもズルをしている。ナイトー、コウベでは、正々堂々闘え。俺は、それを期待している」
【棚橋の話】「(※何度かコメントブースを通り過ぎるが、戻ってきて)BUSHIのね、『KUSHIDA!お前が指名しろよ!』っつのは、すっげぇKUSHIDAにとっては、残酷だと思うね。辛ぇよ、あれは。あれは、すっげぇ辛ぇよ」
後楽園大会からエルガン、オスプレイ、RedDragonなどの外国人税が合流、メインはIWGPインターコンチネンタル、IWGPジュニアヘビー級の前哨戦が行われるが、ロスインゴ側はBUSHIの姿がなく、セコンドに仮面男が登場しセコンドに着き、本隊側も警戒する。
試合はロスインゴが棚橋を捕らえにかかるが、内藤のスローイングを利用した棚橋はリング下の仮面男にスライディングキックを発射する、そして本隊は内藤を捕らえてKUSHIDAがホバーボードロックで追い詰めるも、ここでBUSHIが現れてKUSHIDAに青い毒霧を噴射してカット、KUSHIDAに串刺しニーからMXを決める。
そして両軍が入り乱れて6選手が技を乱舞してダウンとなるも、KUSHIDAがBUSHIにマサヒロタナカを決めるとコードブレーカーからカナディアンデストロイ、エムエックスと畳み掛けて3カウントを前哨戦を制する。
試合終了後はロスインゴがリングジャックしBUSHIがKUSHIDAを罵倒して締めくくったが、仮面男は新しい内藤のパレハなのか?謎のパレハに気を取られたせいもあってBUSHIの存在はノーマークだったが、最後は美味しいところをBUSHIが持っていった。
しかし謎のパレハは誰だ?一部ではROH遠征中にカマイタチという声もあるが、ただG1からBULLET CLUBが再びトップ・ヒールユニットの座を奪還したが、ロスインゴも新パレハの投入?で巻き返しを図るのか…セミのCHAOSvsBULLET CLUBはBULLET CLUBが後藤を捕らえて先手を奪い、やっとオカダが登場するも、今度はオカダがファレの苦しめられてから捕まってしまう。
9・23広島でケニーと対戦するYOSHI-HASHIもケニーをヘッドシザースホイップから串刺し逆水平、バンカーバスターを決めるが、パワージャック狙いはケニーがリバースし、カミカゼからライオンサルトの連続攻撃で応戦する。
終盤ではトンガ&ロアが石井を捕らえ、ケニーが援護するも、YOSHI-HASHIがケニーにしゃちほこラリアットを浴びせ、オカダもファレにボディースラムで投げる、後藤はトンガ、ロアそれぞれに牛殺しを決めると、石井がロアにスライディングラリアットから垂直落下式ブレーンバスターで3カウントを奪い勝利を収め、試合終了後はYOSHI-HASHIがケニーを挑発する。第6試合、9月17日 大田区で行われるNEVER選手権の前哨戦は柴田とフィッシュが打撃戦や首四の字合戦で火花を散らすが、試合はRedDragonがタイガーを捕らえて試合の主導権を握る。
中盤ではフィッシュが再び柴田と対峙してエクスプロイダーを決めれば、柴田もジャーマンで応戦、タイガーもオライリーにタイガードライバーからリバースダブルアームバーで捕らえるが、フィッシュが入るとRedDragonが合体攻撃の連打でタイガーを蹂躙、カットに入った柴田にもチェインジング・ザ・ドラゴンを決めKOしてから、タイガーにもチェインジング・ザ・ドラゴンを決め3カウントを奪い完勝を収める。最後に第2試合のヨシタツ&キャプテンvsBULLET CLUBは、序盤からキャプテンが裕二郎らに蹂躙され、ヨシタツが盛り返すも、終盤にはキャプテンが捕まり裕二郎のピンクジュースを喰らって完敗となった。
試合終了後にはヨシタツがキャプテンのハンタークラブ入りをツイッターでのファン投票に委ねることになったが、前夜の静岡大会でもヨシタツが永田との対戦を希望するなど、ヨシタツ自身はキャプテンに構わず先へ進もうとしてる、キャプテンとの去就はファン投票に委ねられたが、キャプテン自身が変わらない限りは難しいのかもしれない・・・【後楽園ホール大会終了】本日も沢山のお客様にご観戦いただき誠にありがとうございました。明後日9月14日(水)は新青森県総合運動公園マエダアリーナ・サブアリーナにて18:30試合開始!皆様のご来場をお待ちしております。 #njdest pic.twitter.com/sVTtG4fojn
— 新日本プロレスリング株式会社営業部 (@njpw_nyao) 2016年9月12日9.17 IWGP Jr. Heavy weight title match pic.twitter.com/Dp2qpkzALp
— BUSHI (@BUSHI_njpw) 2016年9月12日キャプテン(@herocaptainnjpw)を #ハンタークラブ に
入れたい方は『リツィート』
入れたくない方は『いいね』を。
23日の鳥取大会の試合終了までです。
よろしくお願いします。
— YOSHITATSU (@YoshiTatsuIsm) 2016年9月12日皆お願いだ。もう投票になってしまったものは真摯に受け止めよう。皆リツィートよろしく頼む。私にもハンターチャンスを。 https://t.co/npbkxpoq92
— キャプテン・ニュージャパン (@herocaptainnjpw) 2016年9月12日 -
2週連続プロレス観戦!今回は新日本桑名大会!
9月4日 新日本プロレス「Road to DESTRUCTION」三重・桑名市体育館 1351人
<アピール、コメントなどは新日本プロレス公式より>
◇第1試合◇
▼15分1本
○金光輝明(10分21秒 逆エビ固め)×川人拓来◇第2試合◇
▼15分1本
デビット・フィンレー(6分33秒 片エビ固め)×ヘナーレ
※Prima Nocta◇第3試合◇
▼20分1本
天山広吉 ○小島聡(10分32秒 体固め)ヨシタツ ×キャプテン・ニュージャパン
※ラリアット【小島の話】「今シリーズ開幕して、『G1』が終わり、『LION’S GATE』が終わり、またこっから新しい新日本プロレス。ということで、新しい新日本プロレスの中で、俺とか第三世代が生き残るのはホントに難しいと思う。そんなのはもう、ここ何年かずっと、頭の中で抱えてやってきてる。でも、だからこそ、こうやって毎日、どんな闘いでも必死こいて、無我夢中で試合できてるしさ。キャプテンだって、ヨシタツだって、必死だしさ。ハッキリ言えば、俺だってギリギリだよ。あいつらを倒すのに余裕は全くないし。でも、だからこそ、今の新日本プロレスが面白いと思ってるし、これからまた年末にかけて、いろんなドラマが待ってると思う。テンコジのドラマもあるし、俺のドラマもあるし。その中で少しでも、全国のファンの方に、頭の片隅に入れてもらえるような、そんな試合を心掛けていきたいと思います」
【天山の話】「長い長い『G1』が終わって、休みもらって、これが新シリーズのスタート。やっぱりコジと一緒に組んでると安心やね。ずっと『G1』からの流れで、絆がより一層、前より強くなってるし、今日なんかでも何も怖いモンない。相手がヨシタツ、キャプテン。あいつらハンター・チャンスとか言ってるけど、チャンスないって、お前らには。全くないから。言っとくけどね。試合ナメてんのか知らんけどさ、やる気あるんやったら、もっとガッチリ来いって。テンコジナメとったらアカへんぞって。まだまだ相手ちゃうなって思いましたよ。今シリーズ、コジと一緒にまた組む試合多いし、しっかりとこのまま毎日勝利して、アピールしたいと思います」
【ヨシタツの話】】「(※インタビュースペースに腰を落としたキャプテンに蹴りを叩きこんで)あのな、相手は腐ってもテンコジなんだよ。世界トップクラスのタッグチームだよ。世界でも有名だぞ、テンコジっつうたら。な? チームワークで勝てるわけねぇだろ、そもそも。しかもこんなに俺たちは心バラバラなんだぞ。普通のタッグでも、なかなかあのタッグチークには勝てないよ。俺らみたいのがそもそも勝てるわけねぇんだよ。お前全然、気持ちも見えないし。な? お前、言ったよな、前の最終戦で。今シリーズ、ちゃんとした結論出すから。(HUNTER CLUBに)入らないってなったら、ホントにお前には、そのBULLET CLUB HUNTERのコスチューム、脱いでもらうよ」
【キャプテンの話】「(※1人残されて)どんどん話の趣旨が変わってるな。でもな、言っとくけど、俺たちは、私はHUNTERなんだ。絶対に、ハントするからな」
◇第4試合◇
▼20分1本
○タマ・トンガ タンガ・ロア 高橋裕二郎(9分47秒 片エビ固め)石井智宏 ×ロッキー・ロメロ バレッタ
※ガンスタン◇第5試合◇
▼30分1本
○内藤哲也 SANADA EVIL BUSHI(11分17秒 片エビ固め)棚橋弘至 ×ジュース・ロビンソン KUSHIDA 田口隆祐
※デスティーノ◇第6試合◇
▼30分1本
柴田勝頼 ○永田裕志 中西学(10分24秒 体固め)真壁刀義 本間朋晃 ×タイガーマスク
※エクスプロイダー・オブ・ジャスティス【永田の話】「軽くシリーズ開幕戦ということで、入れ込みながらも、一つひとつがやっぱりズレているというか、噛み合わない、開幕戦らしい試合だったんだと、試合終わってみて感じました。だからこそ、シリーズに向けての意気込みだけ強いものを各自、新しいシリーズが始まった実感を感じましたね。ま、柴田と組むのは、『G1』はアレにして2シリーズ目かな? 柴田と組んでいろんな敵と闘うのは新鮮で、自分にとっても節目でもあるでしょうし、このシリーズまた、どんな流れになるかを楽しみに、今日からまた突っ走っていきます」
◇第7試合◇
▼30分1本
オカダ・カズチカ ○後藤洋央紀 YOSHI-HASHI(16分51秒 片エビ固め)ケニー・オメガ バットラック・ファレ ×チェーズ・オーエンズ
※GTR(試合終了後)
後藤「ありがとうございました!(※大拍手&『後藤』コール) 桑名に帰って来ると、やっぱり・・・力もらいます(※大拍手)。これからも! 新日本プロレス、俺たちが! 盛り上げて行きますんで、応援よろしくお願いします!!(※大拍手) 本日は、たくさんの! たくさんのご来場・・・まことに!! ありがとうございましたー!!(※大歓声)」【オカダの話】「ま、BULLET CLUB、ケニーが(『G1 CLIMAX』で)優勝したことによって、だいぶ勢いが出てきたんじゃないかなと思います。ま、僕も中盤で、あんな捕まるとは思ってなかったですけど、勢いを止めるのは(LOS)INGOBERNABLES(de JAPON)の時もそうですけど、俺たち、CHAOSしかいないでしょう。早いとこ、この勢い、俺らが止めてやる。ファレは俺が、ケニーはYOSHI-HASHIさんが」
【YOSHI-HASHIの話】「今日、後藤さんの地元、桑名で(オメガと)タッグで闘って。もう『G1』終わって1回、リセットされたけど、もう次の、自分の選手権(試合)決まって、また『G1』モードだから、完全に。決勝の後藤さんの借りもまとめてケニーに返してやるよ」
【後藤の話】「『G1』準優勝。やっぱり俺、持ってるなぁ。あの状況で決勝進出、やっぱり俺、なんかもってるなぁ。このケガがなけりゃね、間違いなく優勝してたよ。でも、これだからプロレスは面白いね。今、最高にプロレス、楽しんでますよ、エンジョイしてますよ」
2週連続となるプロレス生観戦、今回は新日本プロレス桑名大会を観戦となった。桑名市体育館を訪れるのは今回は初、普段は名古屋へ行くことが主なため桑名は通り過ぎるだけだった。
また新日本に関してはビッグマッチの観戦が中心となっていたが、地方興行を観戦するのは約4年ぶりで四日市オーストラリア記念大会以来となる。第1試合ではヤングライオン同士の対決がラインナップ、若手同士の対決も久しく組まれてなかったというが、若手同士の対決は新日本では地方興行が主になり、またしばらく組まれてなかった、今大会は獣神サンダー・ライガーやマイケル・エルガンが不在ということで組まれたのかもしれないが、それだけ新日本は人材が豊富な面、寂しい部分でもある。
金光vs川人は、キャメルクラッチを決めつつ鼻フックなど金光の思い切りの良さを感じた。川人もスリーパーホールドやコブラツイストで反撃するが、ヌカドーラを決めた金光が逆エビ固めで勝利、プロ初勝利をアナウンスされた金光は川人に手を差し伸べるが、川人は弾くように払いのけた。こういった光景も若手同士の対決ならではだが、地方だけでなく後楽園やビッグマッチでも組んで欲しいところだ。
第2試合ではフィンレーが新しい外国人選手であるヘナーレと対戦、フィンレーはエルボーやミサイルキックで先手を奪うが、エルボー合戦となるとヘナーレが競り勝ち、逆エビ固めなどで攻め込んでフィンレーを追い詰める、しかし攻め手を欠いたところでフィンレーが反撃すると突進したところでワンハンドバックブリーカーからスタナーことPrima Noctaで勝利、最後はフィンレーのキャリアが優ったが、力強さを面ではヘナーレが優り、石井的存在になる可能性を感じさせた。
第3試合での天コジvsヨシタツ、キャプテンのハンタークラブ、ヨシタツとキャプテンは水しぶきパフォーマンスを見せようとするが、ヨシタツはキャプテンに向こう行けといわんばかりに近寄ってくるのを嫌がり、試合開始直前でもキャプテンに引っ込めといわんばかりに先発で出るなどチームワークの悪さを露呈する。
試合はやっと交代を受けたキャプテンが天山相手にモンゴリアンチョップで攻め込むが、天コジの連係に捕まり蹂躙され、ヨシタツがカットに入るもキャプテンも一緒に蹴るなどキャプテンは苦しい状況に立たされる。
やっと交代したヨシタツが試合を盛り返し、キャプテンも地獄突きやモンゴリアンチョップで小島を攻め込むも、ヨシタツが小島を羽交い絞めにしてからのジャンピングショルダーはヨシタツに誤爆すると、小島は粘るキャプテンにラリアットを決め勝利、敗れたヨシタツはキャプテンを置いてサッサと帰ってしまう。トンガ&ロアと裕二郎のBULLET CLUBvs石井、ロッポンギヴァイスのCHAOSは、トンガはノーメイク、裕二郎はハットを被ってステッキを持参するなどまるで妖怪人間ベムを彷彿させるようなコスチュームで登場、試合はBULLET CLUBが奇襲を仕掛けCHAOS側を分断、ジュニアのバレッタが狙い打ちされ、石井にやロメロにはなかなか出番がまわってこない。
やっと石井の出番となりラリアットで試合を盛り返し、ロッポンギヴァイスの合体攻撃から石井のスライディングラリアットでトンガを捕らえたかに見えたが、ロメロがトンガの変則的な動きに翻弄されてしまうと、ロメロのジャンピングニーを喰らったトンガがロメロの突進をガンスタンで捕らえて3カウントを奪い勝利となる。棚橋率いる本隊vsロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンは、本隊がEVILを捕らえて主導権を握るも、内藤らロス・インゴはカットすら入る気配もなく、リング下で余裕の態度。しかし田口がギタってからロープへ走るとSANADAがキックで強襲を仕掛けてからロス・インゴがすかさず入って総攻撃をかけ田口を捕らえにかかる。
棚橋がSANADA、BUSHIにドラゴンスクリューを決め流れを変え、KUSHIDAもBUSHIにアームホイップからの腕十字の連続技で流れを変えようとするが、内藤にパルプフィクションを狙ったロビンソンがEVILのカットに入ると、内藤とEVILが連係で蹂躙してから内藤がデスティーノを決め勝利、勝負どころで連係技を畳み掛けてくるロスインゴがさすがとしか言いようがない。セミの故郷凱旋の柴田率いる第三世代は真壁、本間、タイガー組と対戦。先発を買って出た柴田が真壁と激しくやりあうが、試合は真壁組が中西を捕らえ、タイガーと本間がそれぞれ重い中西をボディースラムで投げる。
しかし真壁と本間のダブルブレーンバスター狙いを中西がまとめて投げると、交代を受けた柴田は本間にコーナーに押し込んでのエルボーの連打から、顔面への串刺し低空ドロップキック、フロントネックチャンスリー、コブラツイスト、グランド卍と畳み掛けるが、本間もこけしロケットで応戦し、真壁とはジャーマン合戦を展開。
終盤にはタイガーが永田に水面蹴りからタイガードライバーを決めるが、フライングボディーアタック狙いは中西がキャッチして真壁、本間に叩きつける。
タイガーは永田にダブルリストアームバーを決めるが、柴田のカットにされると、永田がキチンシンク、タイナーからエクスプロイダーを決め勝利を奪う。メインはオカダ、地元出身後藤、YOSHI-HASHIのCHAOSがケニー、ファレ、オーエンズのBULLET CLUBと対戦。ホウキ持参のケニーは指でポーズを取る子供ファンと一緒に指を合わせて登場、試合も控えていても要所でパフォーマンスを展開するなど存在感を発揮する。
試合はケニーがロープへ走る後藤をホウキで殴打してから主導権を握り。交代を受けたオカダもケニーのホウキ攻撃やファレのパワーに苦しんで捕まり、BULLET CLUBに蹂躙されてしまう。
交代を受けたYOSHI-HASHIがケニーにバンカーバスターで盛り返そうとするが、ケニーがコタロークラッシャーを決めるとBULLET CLUBが捕らえにかかるが、交代した後藤がオーエンズに村正を決めてから本隊ペースとなる。
後藤はスリーパーで捕らえてGTRを狙うが、ケニーがドラゴンスープレックスでカットに入るも、YOSHI-HASHIがしゃちほこラリアットで蹴散らし、オカダもファレをドロップキックで蹴散らす。
そして後藤は粘るオーエンズに牛殺しを決めると最後はGTRで3カウントを奪い勝利、最後は地元出身ということで後藤がマイクで締めくくった。試合が始まったのは4時だったが終わったのは6時半、地方興行だとこんなに大会時間が短くてコンパクトなのかと思ってしまい、伊賀へと戻ってしまった。
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LION’S GATEで柴田と潮崎の遺恨が10年ぶりに“再燃”
9月1日 新日本プロレス「LION’S GATE PROJECT3」新宿FACE 467人 超満員札止め
<アピール、コメントなどは新日本プロレス公式HPより>
◇エキシビションマッチ◇
▼5分
岡 倫之(5分時間切れ引き分け)北村克哉◇第1試合◇
▼20分1本
○クワイエット・ストーム(6分2秒 片エビ固め)×ヘナーレ
※50センチウデラリアット◇第2試合◇
▼20分1本
○大原はじめ(8分8秒 ムイビエン)×川人拓来◇第3試合◇
▼20分1本
○拳王(6分38秒 片エビ固め)×金光 輝明
※蹴暴◇第4試合◇
▼20分1本
○本間朋晃(7分13秒 片エビ固め)×友寄志郎
※こけし◇第5試合◇
▼30分1本
○デビット・フィンレー(6分30秒 エビ固め)×GO浅川
※Prima Nocta◇第6試合◇
▼30分1本
○ジュース・ロビンソン(7分42秒 片エビ固め)×吉田綾斗
※パルプ・フリクション◇第7試合◇
▼30分1本
○田口隆祐(8分41秒 エビ固め)×熊野準
※とどん◇第8試合◇
▼30分1本
柴田勝頼 天山広吉 小島聡 ○永田裕志 中西学(17分46秒 バックドロップホールド)潮崎豪 マイバッハ谷口 中嶋勝彦 マサ北宮 ×清宮海斗(試合終了後、両軍が長時間に渡って大乱闘を展開。柴田が潮崎の首をスリーパーホールドで絞め上げる。)
永田「お前ら、そんなにやりてぇんだったら徹底的にやってみろよ、オイ!! オイ、ノア! 試合でもっと力出して来い! 試合終わってからそんな力出してもな、クソの役にも立たねぇんだ、コノヤロー!」(これに潮崎が激怒して一触即発になるが、永田が「わかったよ! もう引け!!」「下がれ、コラ」と上から目線で退去を命令。ようやくノア軍が退場した。)
永田「お前らの熱いのはわかってるよ! だから、今日この会場に超満員のお客さんが来たのもわかってる(※大歓声)。この闘いの火蓋をどんどん広げて行け! それがお前らと彼らの役目だよ。ちょっと俺に突っかかってくんないから寂しかったけどな(※場内笑&『永田』コール)。え~、皆様、本日は多数ご来場、まことにありがとうございました(※大拍手)。ホントにいまのメインの試合ね、凄く熱い試合でね。やっぱこれを楽しみに皆さんが来てくれたんだと。その期待に応えるような熱い試合だったと思います。どうも今日もありがとうございました!(※大拍手)」
柴田「潮崎! 潮崎、この続きは・・・あんのかな!? すべてはお前次第だよ。俺は、このリングに、いる。以上!!」
【柴田、天山、永田、中西の話】
柴田「(※他のメンバーより一足先に、コメントブースに登場)なにか?なんかねぇか!」――潮崎選手と、かなり激しくぶつかり合ってましたが?
柴田「それがどうした。日常だ、日常。潮崎、一つだけ言っといてやろう。俺は、逃げも隠れもしねぇからな。来るなら、来いよ。やるのか、やらねぇのか。やれんのか、潮崎?やるなら、やるぞ。もうないか?新日本は、俺のホーム。ダカラ、ソッチ、イカナイ。以上(※控室に戻る)」天山「(※柴田に続いて、一人で登場)別に、言うことはないよ。もうノーコメント。いや、一つだけ言っとくわ。ノアなんて、クソッタレやって!100年早いわ、新日本上がるの!(※控室に戻る)」
永田「(※中西と登場し、ガッチリ握手)いやぁ、若い選手熱いっすね。いいじゃないですか、両国もそうだったけど。あそこで柴田が火をつけて、遅ればせながら、ノアの連中に火がついて、今日も熱かったし、よかったっすよ。でも、力が有り余って、ちょっと残念だったな、今日は。本当の怒りの出し方ってものを、俺にかかってくる勇気があれば、いつでも教えてやりますよ(※先に控室に戻る)」
中西「気持ちがある意味、闘いのエンドレスだから、楽しみになってきたよ」
【潮崎、谷口、中嶋、北宮、清宮の話】
中嶋「あとは、コメントで残しましょうよ」潮崎「自分らのことは棚に上げて、あんな正当化させてよ。それが通じるのは、テメェらのホームだからだよ。同じことやってんだよ。コッチはケンカ売りに来てんだよ。ふざけるな。何が『俺に構ってほしい』だ。さみしがりやかよ」
中嶋「今日の試合で、色んな思いはあると思うけど、でもね、前回の試合、どっちが勝ったんだよ?今日よりもお客さんが多い中で、あの両国という大きな舞台で、勝ったのはどっちだよ?それを含めても、いっても、同点かな。俺たち、“オッサン世代”に比べたら、俺たちはゆとりなのかもしれない。だけど、“ゆとり”ナメんなよ」
北宮「アイツらが、両国で味わった気持ち、今日よく分かったよ。でも、両国で言った通りだ。アイツらも実力行使で来たから、俺たちも実力行使でいく。言ってるだろ?プロレスの原点は、力と力だ。アイツら、死に場所でも求めてんじゃねぇのか?この歳になって、イキがってよ。だったら、俺たちが、介錯人してやるよ。以上だ!」
谷口「まだまだ、これからですよ。海斗!」
※潮崎と中嶋にかつがれて、清宮がコメントブースに戻ってくる
潮崎「言ってやれ!」清宮「このままじゃ、絶対終わらないからな!」
潮崎「今、柴田が何か言ってたな?まだまだだよ。まだまだ、俺たち、やり尽くすぞ!俺たちは……言ってやれ」
中嶋「俺たちは、俺たちは、止まらねぇ!」
北宮「以上だ!」
メインは柴田が第三世代と共に潮崎率いるNOAH軍とが10人タッグで対戦、8月14日の両国で柴田と潮崎の遺恨が勃発したが、この二人はNOAHマットで二度対戦してる。1度目は10年前の2005年12月4日のNOAH横浜文体大会、当時の柴田は新日本を退団してビッグマウスラウドの所属となり、同年8月4日両国で行われた「WRESTLE-1 GRAND PRIX 2005」で秋山準と対戦してから柴田はNOAHとの接点が生まれ、ソウルメイトであるKENTAと柴KENタッグを結成、12月の横浜文体大会では三沢が当時若手だった潮崎と組んで迎え撃ったが、柴田はKENTAとの合体技タッチ・ザ・スカイ(柴田が相手を肩車してKENTAがスワンダイブラリアットを放つダブルインパクト)で三沢をでKOした後、孤立した潮崎をPKを決めるも潮崎は意地でクリアする、しかしその後で顔面蹴りを喰らい敗れてしまった。
潮崎は翌年9月9日の武道館大会でも田上明とのタッグで柴KENタッグに挑んだがKENTAのブサイクへの顔面蹴りの前に敗れてしまったが、柴田はこの時点でビックマウスラウドを離れており、次第にプロレスからMMAへと戦う場を求めたことで、潮崎どころかNOAHとの接点がなくなってしまった。
自分も最近まで思い出せなかったが、10年が経過して柴田は新日本へ戻り、潮崎もNOAHを一旦離れたが再びNOAHへ戻った、そして二人は交わるのだから、プロレスとは面白いとしかいいようがない。
試合前からいきり立っていた柴田と潮崎がゴング前からやりあってから、両軍共乱闘で試合開始となり、場外戦で両軍共会場所狭しと乱闘を繰り広げる。
先手を奪ったのは新日本軍、中西が10人の中で一番若い清宮を野人ハンマーで動きを止めた後で新日本軍が集中攻撃を浴びせるが、柴田は清宮を痛めつけつつもコーナーに控える潮崎に襲い掛かるなど牽制、そして大ダメージを負っている清宮を潮崎の前に投げ捨てて挑発すると、潮崎が登場し柴田のエルボーの連打やフロントハイキックに対し、ジャンピングショルダーや串刺し逆水平で応戦、柴田はコーナーに押し込んでからエルボーの連打を浴びせるも、潮崎は逆水平で返し、フィッシャーマンズバスターを決めれば柴田もジャーマンで返し、串刺し低空ドロップキック、フロントネックチャンスリー、顔面へのステップキックで攻め込んでからジャーマンを放つと、潮崎もジャーマンで返し豪腕ラリアットを狙うが柴田は武者返しで切り返すなど火花を散らす。
終盤ではNOAH軍が永田を捕らえてトレイン攻撃も、潮崎と柴田は試合を無視して場外で乱闘を展開するが、フィニッシュを託された清宮が永田の逆襲に遭い、最後はタイナーからのバックドロップホールドの前に玉砕となった。
だが試合後も両軍とも収まりがつかずに乱闘を続け、柴田は潮崎をスリーパーで捕らえて絞めあげる。そして永田がNOAH軍に対して挑発した後で柴田は潮崎を挑発して大会を締めくくった。第三世代との抗争を終えた柴田だが次なるテーマはNOAHに定めたのか?NOAHには10年前に参戦しているが、柴田も周囲の都合に振り回されて結局中途半端で終わってしまった。また潮崎自身も10年前とは違うというのもあると思う。
柴田は17日の大田区でNEVER王座をかけてボビー・フィッシュと対戦する、20日のラスベガスではフィッシュが自身の保持しているROH TV王座をかけて対戦しフィッシュが王座を防衛していることから大田区は再戦という見方もあるが、フィッシュはNOAHへの参戦経験が多いことから、仮想NOAHとしては格好の相手かもしれない。
また潮崎も杉浦貴に敗れてGHCヘビー級王座を失ったことで、杉浦との抗争は一旦小休止状態になったことから、柴田との抗争は10年前のリベンジを狙うどころか、再浮上のきっかけにするのか?
柴田vs潮崎は新日本vsNOAHの図式だけでなく10年前というものもテーマに隠されている、果たして潮崎は柴田に10年前の借りをまとめて返すことが出来るか・・・・また第1試合前のエキシビジョンマッチではデビューを控える岡と北村が登場した、試合はレスリングの攻防ではなくプロレスの実戦さながらの試合となり、若手同士の試合を見ているような感じだった。
終盤では北村が攻め込んでスープレックスで岡を追い詰めるも、岡はフロントスープレックスからの逆エビ固めで反撃し北村がロープに逃れたところでタイムアップとなった。
実戦さながらの試合をやったということはデビューは近いということなのか、本格的デビューとなったらどういう試合を見せてくれるのか楽しみである。 -
G1を制したケニー・オメガの次なる標的は東京ドームの主役!
<新日本プロレス公式HPより>
西澤部長の通訳「皆さん、こんにちは。ここにいることができて、嬉しいと言いたいところだが……1ヶ月近い『G1』の闘いが終わった。そして、自分がMVP、優勝するという結果になった。非常にハードな闘いが続いた。疲れてしまった。人は、レジェンドになって、歴史を作ることが、どんな気持ちかを聞いてくる」
ケニー「(※日本語で)あ~、ベストバウトのこと忘れないで」
西澤部長の通訳「そして、ベストバウトを闘った。歴史を塗り替えた。気持ちだよ!しかし、自分はやはり人間なんだ。疲れていることはたしかだ。休みたいよ!だから、いまここに来ることはハッキリ言って望んでいなかった。しかし、新日本プロレスの社長が、『来い』と言ったから来たんだ」ケニー「(※日本語で)権利証!」
西澤部長の通訳「『クソ』と思うが、ここに来たんだ。本当はサッサとカナダに帰りたかった。今後のことについて呼ばれたから、わざわざここに来てやった。そういうわけだ」
――引き続きコメントはよろしいですか?
ケニー「(※英語で)いや。プレジデントが待っている。(※日本語で)社長、待ってる! (※スペイン語で)エル・プレジデンテ。(※日本語で)おねがーい!」
※ここで菅林直樹会長がIWGPヘビー挑戦権利証を持って登場。
ケニー「(※日本語で)ようやくだな(ニヤリ)。オッケー、オッケー、オッケー。カモン。カ~モン♪」
菅林「ケニーさん、この権利証は防衛戦がついてきますけど、よろしいですか?」
ケニー「(※以降、英語で)俺が防衛する必要があるの!?ハハハハハ! オーケー、オーケー。問題ない。俺挑戦者は、俺が選べるんなら、大丈夫だよ!さあ、早くそれをよこせ。(※権利証を受け取り)アンタは社長だから良いビジネスをしたがってるがわかっている。俺もビジネスメンだからよくわかっているよ。俺もこの会社が豊かになって欲しいよ!俺はこの会社のナンバー1でいたいよ。俺はあんたらの看板ガイジンだよ。しかし、俺のG1はパーフェクトのわけでもない!倒されたこともあった。何人かの選手に負けたことは事実だ。屈辱に思っている。じゃ、この権利書を守らないといけないならYOSHI-HASHIで始めようか!YOSHI-HASHIは、俺を倒したもんね。もしYOSHI-HASHIにチャンスを与えるべきかな?で、YOSHI-HASHIは東京ドームのメインイベントに出たらどう?ふざけるな!YOSHI-HASHIがメインイベントになるなんか、ありえないだろ!そしたら、チケットは一枚も売れないよ!だから、YOSHI-HASHIとの試合は、俺の個人的のためだけ!恥をかけられたからさ」
――ほかに言うことはありますか?
ケニー「YOSHI-HASHIは非常に大きなチャンスをもらったラッキーな選手だ。若手にして『G1』に出て、俺に屈辱を与えた。だからこそ、今回またチャンスを与えられているんだ。今度こそ俺が倒してやる。見ていただろう!? 俺が後藤、内藤を倒したことを? 今度はそれをYOSHI-HASHIに見せてやる。自分とYOSHI-HASHIではレベルが違う。そういう差を見せてやる。YOSHI-HASHIはファンに愛されているかもしれない。だが、新日本プロレスのスターと言えるかといえば、まだそこまでは来ていない。自分との差は大きいんだ。俺が必ずYOSHI-HASHIを叩きのめしてやる」■質疑応答
――改めて、昨日の後藤戦、『G1』の決勝戦を振り返っていかがですか?
ケニー「リョーゴクは、俺にとって特別な場所だ。しかし当日は、オープニングマッチが始まって、メインの試合に近づくにつれて、ナーバスになっていった。なぜなら、特別な場所だからだ。そういったところで、俺が『G1』を制する、これは非常に歴史に残るような出来事だと思う。かつて、両国はベストバストを獲った場所だ。そして今回、俺がレジェンドになった。そういう特別な場所だ」
――今回、ビッグバン・ベイダー選手、リック・ルード選手、AJスタイルズ選手でも成し遂げられなかった、『G1』を史上初の外国人レスラーとして制覇しましたが?
ケニー「ベイダー、AJスタイルズ、そういった選手はレジェンドだ。だが、自分にとっては、昔のイメージでいる。俺との違いは、レスラーとしての質、クオリティが違う。そう思っている。確かにベイダー選手は体格もいいし、モンスターと言える存在だったかもしれない。でも、彼の試合にベストバウトと呼ばれるものがあったか?AJスタイルズについて、彼の試合は非常にファンタスティックだ。でも、彼がベストバウトというものを示せたか?闘ったことがあるか?皆さんはそう思いますか?本当のベストバウト、それは俺が『G1』で闘った、そういう闘いだ。俺こそが、ベストバウトを生み出したマシーンだ。いうなれば、新日本プロレスのショーン・マイケルズだ」
――昨日の試合後、スタイルズクラッシュ、ブラッディサンデー、シットダウン式ラストライドなど出したことについては、ノーコメントでしたが、改めてその真意についてお聞かせいただけますか?
ケニー「スタイルズクラッシュ、ブラッディサンデーは、試合の展開の中で、自分がピンチになった時に、たまたま出した技だ。本当は自分の闘うスタイルの中で、クールな勝ち方、そういうことを考えているのだが、どうしても必死になった時、違う技を出してみようというシチュエーションになって、そういう技を使ったんだ。ただ今回のことは、一度だけのことだと思う。今後は、そのような技を使うことはないと思う。で、AJスタイルズ、プリンス・デヴィット、WHO?」
――飯伏幸太……
ケニー「WHO?ノーコメント」
――試合後、リング上のマイクアピールで、気になったのですが、日本のファンについてどのように思っていますか?
ケニー「皆さんの前で、一つ言及しておきたいことがある。極端な話、俺のファンは0人だ。誰もいなくてもいい、そう思っている。俺はヒールな選手。そして、そこから、レジェンドになった選手なんだ。ファンの立場からしたら、俺を応援してくれる、サインを求める、これは非常によくわかる。立場が変わって、もし自分がファンなら、そうするでしょう。だから、ファンとしてはそれでいいのかもしれない。しかし、俺はレスラーなんだ。ファンの目、ファンの応援、そういうものは気にしない」
――今回『G1』を優勝したことで、BULLET CLUBを拡大していくなど、野望はありますか?
ケニー「この『G1』で、AブロックBブロックに、それぞれ選手が分かれた。その中でも、BULLET CLUBのメンバーでもある、ファレ、タマ、非常に良い選手がそろった。そして、その選手を『G1』に送り込んだ。そして結果として、『G1』を制したのは、俺だ。BULLET CLUBが勝利を得たのだ。『G1』を制することで、BULLET CLUBの存在を、再び世に示すことができたのではないかと思っている。BULLET CLUBのTシャツにしても、その他商品にしても、非常によく売れている。今後とも、それらが売れることを狙っている。そして、俺はBULLET CLUBを愛しているし、よいユニットだと思ってる。BULLET CLUBは、一度世界を制した。そしてまた『もう一度、世界を制する』そう考えている」
――先ほど、権利証の挑戦者に、YOSHI-HASHI選手を指名し、レベルが違うというようなコメントもされていましたが、どれぐらい違うものですか?
ケニー「そうだな。『G1』の中で、俺がベストバウトをたくさん見せることができたし、MVPにふさわしいのは、俺だ。それは事実だ。他の選手で例をあげると、エルガン、マルフジ、イシイなど、そういった選手がいる。そのメンバーを順番に並べていくと、ヨシハシは、それらの選手の下にいる、そういう選手だ。ヨシハシは、あの俺との試合だけ、ハッピーな結果をとった。あの試合だけ、彼は自分の限界を超えて、俺にぶつかってきた。だから、たまたまあのような結果になっただけだ。だが、気持ちと才能の面では、俺と大きな差がある。ヨシハシは、才能の面で、非常に劣っていると思う。アイツは、俺との試合で学んでいるレベル。そういうレベルだと思っている。気持ちだけで、結果が出てくるものではない。例えば、オリンピックの試合を見ても、気持ちだけで勝てる、そんな選手はいない。俺との違いはそういうものだ。才能とハート、この2つが揃ってこそ、素晴らしい選手になれる。ヨシハシは、まだそういうレベルに達していない。みんな、ヨシハシのことをチヤホヤする、応援する。そういう人たちがいるかもしれない。俺との違い、それは大きなものです」
――この会見に、西澤さんは必要ですか?オメガ選手が日本語で話せば?
ケニー「昨日の試合後、日本語を少し喋るような状況になったのだが、それは“特別な日”だったからだ。昨日は、ハッピーな結果、そういう気分であった日。だから喋った。だが今日は、日本語を喋る気はまったくない。ニシザワについてどう思うか?アナタたちはどう思う?まぁアナタたち次第かもしれませんね」
――挑戦権利証を守り続ければ、来年の1.4東京ドームで、IWGPヘビー級のベルトに挑戦できますが、オメガ選手にとって、東京ドームのメインイベントとは、どういう舞台ですか?
ケニー「トウキョウドームのメイン。いつの日か、トウキョウドームのメインで試合をしたいと思っていた。それは確かだ。ただこれまで、トウキョウドームのメインを闘ってきた選手を見てきたが、それらは自分で取ったというより、与えられたポジション。そういう風に感じた。だが、俺は違う。俺は、自分自身を創り上げて、この状況を作ってきたんだ。俺は、誰よりもハードにトレーニングを積んできた。そして、そういうチャンスを得たんだ。『G1』は、ステップ1だと思っている。そして、次のステップが、トウキョウドーム。そこで、俺は必ずIWGPヘビーの王者になってみせる。“グレイテストな外国人レスラー”、そういう存在あることを見せる。そして最後は、“レスラーの神”になることだ」G1 CLIMAXを制覇したケニー・オメガの一夜明け会見を行われ、ケニーは権利書をかけてYOSHI-HASHIとの再戦、そして次なる目標は東京ドームのメインとIWGPヘビー級王座に定めた。
ケニーは盟友だった飯伏幸太、BULLET CLUBの初代リーダーであるプリンス・デヴィット、2代目リーダーであるAJスタイルズでも成しえなかったG1 CLIMAXを制覇したが、更なる高みを目指して東京ドーム大会の主役に照準を定めたようだ。
ケニーはAJスタイルズの後(追放)を受けてBULLET CLUBのリーダーとなったが、本来なら越えなければならない相手である中邑真輔にフラれたままで、棚橋弘至を破ってIWGPインターコンチ王座を奪取したが、ケニーにしてもIWGPインターコンチ王座を託されても、中邑を越えないままと染めきられたベルトを手渡されたという葛藤もあったと思う。
ベルトはエルガンに奪取されたが、インターコンチには未練はなく、自身の力でG1を制したことでBULLET CLUBだけでなく、IWGP王座を奪取して新日本全体を自身のカラーに染め上げるという野心が芽生えてきたのかもしれない。
またインターコンチ王座に関してはエルガンが内藤哲也を挑戦者に指名するという、エルガンが王者だがベルトはまだ中邑カラーに染め上げられたまま、しかし現在の内藤だったら中邑カラーを脱して自身のカラーにベルトを染め上げられるかも・・・ -
ライガーが参戦!「SUPER J-CUP 2016」の組み合わせ発表!
「SUPER J-CUP 2016」の残り出場選手と組み合わせが発表され、新日本プロレスからはKUSHIDA、田口、オスプレイ、J-CUP提唱者のライガー、ROHからサイダル、CMLLからティタン、X枠としてロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンのBUSHIががエントリーし組み合わせも8試合が決定した。
出場選手に関しては先にエントリーをアピールしていたWRESTE-1の黒潮“イケメン”二郎、DDT、最初にエントリーしていたZERO1も結局エントリーしなかった。黒潮とDDT勢がエントリーしなかったのは新日本とDDTが疎遠な関係が影響しているのでは・・・
またライガーがなぜエントリーしたのか?、J-CUPの提唱者というのもあるだろうが、ライガーは第4回目からJ-CUPを卒業して一歩引いた立場を取っているだけに、ここはライガーが出るべきなのかなというのもある。今回のJ-CUPは大会前から期待できる台風の目的存在がいるかどうか、第1回はザ・グレート・サスケらみちのくプロレス勢、第3回でのCIMAら闘龍門JAPAN(DRAGON GATE)、第4回での丸藤正道、第5回での男色ディーノと大会前から期待させるという台風の目的存在が不在な感じもする。自分的にダメ出しも多く、厳しい目で見てしまったが、第5回から選手プロデュースから団体がJ-CUPを仕切るようになったが、今回はワクワクさせる期待感が足りないという印象が強かった。あとは当日に期待したいどころだが・・・ -
柴田に完敗した本間、小島からG1出場権利を譲渡された天山。正念場の夏を迎えた二人
7月3日 新日本プロレス「KIZUNA ROAD 2016」岩手・岩手産業文化センターアピオ 2196人 満員
<アピール、コメントなどは新日本プロレス公式HPより>
◇第1試合◇
▼20分1本
○チェーズ・オーエンズ(6分54秒 体固め)×デビット・フィンレー
※パッケージドライバー◇第2試合◇
▼20分1本
○天山広吉 獣神サンダー・ライガー タイガーマスク 田口隆祐(11分42秒 体固め)石井智宏 桜庭和志 ロッキー・ロメロ ×バレッタ
※天山プレス(試合終了後)
天山「オイ、ひとこと言わせてくれ。オイ、『G1 CLIMAX』!俺の名前ないんや!オイ! なんでやねん! 『G1』!オイ、俺、出させろってろって! いまから変えろって、オイ!この『G1』、最後のチャンスになってもかまわへん。行くからな、絶対!」【ロメロ、バレッタの話】
バレッタ「テンザンは『G1』のメンバーに入ってないんだろ? それで怒ってるんだろ? そんな時に俺らを当てやがって。とばっちりを受けたじゃないか。だったら誰の助けもない状態で、1対1でやってやる」ロメロ「そうだそうだ。バレッタはテンザンと1対1でやるってよ。テンザン、お前はその試合を受けるのか? 1対1だぞ。1対1じゃやらないなんて、野暮なことは言わないだろな? 今日の相手、タグチでもライガーでもタイガーでも、1対1でやってやる。ロッポンギ・ヴァイスのバレッタが、テンザンの相手になってやる。誰に言えばいいんだ? スガバヤシか? カイチョーか? カイチョー、バレッタvsテンザンを組んでくれ。みんなが見たがっているんだから。なあ、カイチョー。ドコデスカ? カイチョー!」
【天山、田口の話】
田口「(※ロメロのコメントに応える形で、カタコトの日本語を操り)ココデスヨ。“ヒトリG1 CLIMAX”カイチョー、ココデスヨ。“ヒトリG1 CLIMAX”ノキセツガ、コトシモヤッテキマシタ。ウェルカム・トゥ・ザ・“ヒトリG1 CLIMAX”! キョネンノ“ヒトリG1 CLIMAX”ノユーショーシャハ、コトシ『G1 CLIMAX』ニデマス。コトシノ“ヒトリG1 CLIMAX”ノユーショーシャハ、モチロン、ライネンノ『G1 CLIMAX』ニデマス。コトシノ“ヒトリG1 CLIMAX”ハ、ワタシガユーショーシマス。ワタシガライネンノ『G1 CLIMAX』ニデマス。ミナサン、ガンバッテクダサイ」天山「ほんま、今日でシリーズ終わりやけど、最後に言っとかんとと思ってな。なんちゅうの、この『G1』前の試合でもやもやがなかなか吹っ切れない。俺自身、何とか、何とかこの『G1 CLIMAX』、もう寝ても覚めても『G1』のことしか考えられへん。どうしても、どうしても出たいんや、今年。2016年の『G1』、絶対最後、出てみせるって。チャンス、チャンスが早く来ないかって。何とかこっから、変更してみせる。出ないと気が済まない、今年の『G1』。俺にとって『G1』、最高の『G1』にしたいからね。何としてでも出たいですよ。まあ、とにかく今、絶好調やしね。体がバリバリ動く今、この調子がいい状態が来てるしね。自分でもこのまま『G1』に行きたい、『G1』に出たい。そういう気持ちを、ほんまにわかってくれって。何とか『G1』出たいですね。今日終わったら、あと2週間ちょっとやけども、何とか……。あとちょっとやけど、あきらめへん」
◇第3試合◇
▼30分1本
高橋裕二郎 ○ハングマン・ページ(10分41秒 片エビ固め)ヨシタツ キャプテン・ニュージャパン◇第4試合◇
▼30分1本
○永田裕志 中西学(10分28秒 バックドロップホールド)真壁刀義 ×ジュース・ロビンソン◇第5試合◇
▼NEVER無差別級6人タッグ選手権試合/60分1本
[挑戦者組]小島聡 リコシェ ○マット・サイダル(15分20秒 片エビ固め)[第6代王者組]ケニー・オメガ ×マット・ジャクソン ニック・ジャクソン
※エアーサイダル
☆ケニー&マット&ニックが初防衛に失敗、小島&リコシェ&サイダルが第7代王者組となる
(試合終了後)
小島「サンキュー、ベリーマッチ、リコシェ、マット・サイダル。We forever チャンピオン。サンキュー (※ここでリコシェ、サイダルとガッチリ握手し、2人はリングを去る)。一言だけ言わせてください。天山!天山、出てこいよ。(※場内が天山コールとなる)天山、いるんだろ?出てこいよ。(※花道から天山が現れ、リングイン)天山、俺はこのチャンピオンになったら、ずっと言おうと思ってたことがあるんだ。天山の『G1 CLIMAX』に賭ける意気込み、一番わかってんのは、この俺だ。天山が『最後のG1』って言うんだったら、これは俺の枠を天山に渡すよ。その代わり、必ず優勝して帰ってこい!」
天山「コジの気持ちは嬉しいんやけど……、ほんまにええんか?ほんまに俺が出てええんか、コジの代わりに?(※小島は首を縦に振り、頷く)ありがとう、コジ(※小島とガッチリ握手)。コジの分まで頑張るわ!(リングの中心で、小島と天山が抱き合った。)」
【リコシェ、サイダルの話】
リコシェ「このベルトが俺たちのものになったぜ。なかなかいかしたベルトじゃなか。俺の肩に似合ってるな。コジマがバックにいるんだから、負ける気はしなかったな」
サイダル「(小島は)俺たちにとって3人目の仲間だ」
リコシェ「俺たちの隣に立っても違和感なかったしね。ほら、俺たち(のコスチューム)にもコジマカラーが入ってるだろ? 見ろよ。ほら、オレンジとブラック……」
サイダル「俺たちは無差別級のチャンピオンさ。NEVER6人タッグのチャンピオン。俺たちはこれまでにないチームだ。これまでなかったし、これからもない。決して俺たちほど高く、決して俺たちほど宙を舞い、決して俺たち以上の優れたチームはないんだ。だからこのベルトは、俺たちにふさわしい。ところでヤングバックスよ。お前らからベルトを奪ったことを忘れるな。次はIWGPジュニアヘビー級タッグチームチャンピオンシップだ。そこでまた蹴り飛ばしてやる。そして、これだけ言っておく。お前らは俺たちのリマッチから逃れることはできないんだ。お前らがどんなことをしようともな」
リコシェ「楽しみだぜ」
サイダル「俺たちが両腕にベルトを抱くんだ。そしてニュージャパンのどの6人タッグのチームでも構わない。全部倒して俺たちはステップアップしていく。2本のベルトを抱いたままでね」
リコシェ「いいねえ」
サイダル「ナマステ」
【天山、小島の話】
天山「何かねえ、複雑なっていう……。コジがね、ああいう風に、なんていうのかな、言葉が出ない……。うれしい半面、コジが自分のために、自分の枠を俺に譲ってくれたいうのはもう……。『G1』出れるっていうのはホンマうれしいけども、コジが俺のために(出場権を)譲ってくれたっていうのは、もう仕分けないです。でも彼の気持ち、コジの気持ちを、俺が『G1』にぶつけるしかないっていう。ホンマ、『G1』にぶつけるしかないです。ホンマ、(『G1』出場を)アピールして、コジだけがこうやって反応してくれた。ホンマ、うれしいです。とにかくやっぱり、『G1』に出れるだけで、ホンマ、最後の最後のチャンスやと思って、この『G1』、2016年が最後の『G1』やと思ってやります。ありがとう、コジ」
小島「リングで言った通り、天山が『今年が最後だと思ってやりたい』って言った不退転の決意を、誰がどうできるかっていったら、考えたら俺しかいねえんだよ。な? 天山の気持ち、それを踏まえて、俺にしかできないこと、俺だからやれること、それは何だって、ずっと『G1』のメンバーが決まってから考えてた、今日まで。もちろん賛否あると思ってる。俺が言ったことに対しても、でも、いろんな人に言われたよ、『天山の分も頑張ってくれ』って。でもそれは、誰にでもできることだよ。天山の分まで頑張るっていうのはプロレスラーだったら誰でもできる。俺にしかやれないことは何かって考えたんだ。そしたら、俺の枠を天山に渡すことだった。いろんな意見があると思う。俺だって、すげえ悩んだんだから。悩みに悩んで、今日までたどり着いた。今でもこの自分の出した結論が正しいのかどうかもわからない。でも、もう決めたから、俺のなかでは。最後の『G1』っていうんだったら、その最後の『G1』でカッコよく優勝して来いよ。天山らしい姿って、そういうことだ。俺の方から、天山と会社には、これから話しようと思ってます」
【ケニー、ニックの話】
ニック「今夜はあいつらがちょっとだけラッキーだったにすぎない」
ケニー「ハウスショーでは俺たちがずっと勝ってきた。たった1回負けただけじゃないか。それでタイトルを持っていくのか?」
ニック「ケニー、あいつらリマッチを受ける勇気なんかないぜ。このまま俺たちから逃げるだけさ」
ケニー「冗談じゃないぜ。俺たちから逃げ回るのか? 俺たちがベストなチームであるからといって、そんなことされてたまるか。純粋なのは俺たちたった1チームだけだ。それは事実なんだ。必ずまた戻ってくるから。それまでそのベルトの感触を楽しんでおけ。すぐに味わえなくなるんだからな。ということで。グッバイ&グッナイト」
ニック「そういうこと」
◇第6試合◇
▼スペシャルイリミネーションマッチ/時間無制限
オカダ・カズチカ 後藤洋央紀 YOSHI-HASHI ○ウィル・オスプレイ(20分0秒 片エビ固め)内藤哲也 SANADA EVIL ×BUSHI
※オスカッター
【退場順】
(1)△オカダ(10分46秒 両者OTTR)内藤△
(2)○EVIL(13分03秒 OTTR)後藤×
(3)○YOSHI-HASHI(13分36秒 OTTR)EVIL×
(4)○SANADA(15分17秒 回転エビ固め)YOSHI-HASHI×
(5)○オスプレイ(16分15秒 OTTR)SANADA×
◇第7試合◇
▼NEVER無差別級選手権試合/60分1本
[第12代王者]○柴田勝頼(16分25秒 片エビ固め)[挑戦者]×本間朋晃
※PK
☆柴田が初防衛に成功
【柴田の話】
柴田「ああ! 一つ、言っといてやるよ、本間に。人生そんなに甘くないんだよ。人生そんなに甘くないんだよ、わかった?(※ビールを飲む)。何か? 何か!?」--試合前、「カッコよく蹴り飛ばしてやる」って言ってましたが……。
柴田「そんなの関係ねえんだよ。カッコいいも、カッコ悪いも。カッコ悪いんだよ、みんな。一生懸命やってりゃ、なんだってカッコいいんだ。誰だってカッコ悪いんだ。そんな問題じゃないんだ。カッコじゃねえよ、カッコじゃ。(※自身の胸を指して)ここ。わかった?」
--先ほど本間選手が「まだあきらめない」というのと、柴田選手への感謝の言葉を述べてました。
柴田「感謝してんじゃねえよ、負けて。こんな短いシリーズでね、わかり合えるほど甘くねえんだよ、闘いは。いいじゃねえか、こっからスタートだ。スタート、こからスタートだ。『G1』でも、今までやってきた相手ともキッチリ組まれてるんで、そのへんを気を抜かずに勝ち続けたいと思います。終わりなき旅、ずっとだよ。(ベルトを)巻いてからずっとだよ。以上、ありがとうございました」
【本間の話】「(※インタビュースペースのテーブルに突っ伏す形で言葉を発する)柴田、俺とオメエはこんなんじゃ終わんねえからな。こんなんじゃ終わんねえ。今回、負けた。次やりゃいいだろ? 次だよ、次。次やりゃいいだろ? 柴田、ありがとう。この『ありがとう』って言葉、次、お前に絶対、言わせてやる。俺が『G1 CLIMAX』初戦、お前から勝って、言わせてやる」
「KIZUNA ROAD 2016」最終戦、岩手大会のメインで柴田がNEVER王座をかけて本間の挑戦を受け、序盤はメインでの選手権ということで互いに慎重な立ち上がりも、柴田が足四の字固めから本間の動きを封じこみ始めてから柴田が主導権を握る。
反撃しても流れを変えるまでには至らない本間は突進する柴田にラリアットから反撃し、本間の逆水平は柴田が正面から受けて立つが、本間はノド笛チョップで怯ませるとこけしロケットを連発、場外に追いやってコーナーからの大こけし、だがリングに戻ってからのこけし落としは柴田が背後に着地してジャーマンで投げ、ドロップキックを放つ。
柴田はフロントネックロックで捕らえ、本間が担いで強引に垂直落下式ブレーンバスターで突き刺すも、こけしロケットを膝で迎撃した柴田はスリーパーからのPKで3カウントを奪い王座を防衛、内容的には本間の現状がそのまま物語っているような試合、確かに柴田を苦しめてはいたが、それ以上はなくヒヤリとさせる場面もなかった。
本間は昨年のG1で石井から公式戦初勝利を奪ってから、真壁とのGBHでタッグリーグ制覇とIWGPタッグ王座を奪取したものの、奪取してからは急に勢いが止まってしまったような感じがしていた。
SUPER Jrを全休し大阪城ホール大会を外されるながらも、G1にはエントリーしたが、現在の本間には今までのガムシャラ以上なものを求められているし、本間にはそのプレッシャーが圧し掛かっている。
G1にはエントリーできたが、前年以上なものを残さなければ来年は外されるどころかメインからも外される可能性も否定出来ない、本間にとって今年のG1はまさに正念場でもある。また休憩明けのNEVER6人タッグ選手権は、唯一ジュニアの経験のない小島が割って入れない展開となるも、やっと小島が登場となると挑戦者組に流れが変わり、最後は小島がケニー、ヤングバックスにラリアットを連発してから、リコシェ&サイダルがダブル空中弾で3カウントを奪い王座を奪取、そして試合後には小島が天山を呼び込み、G1出場を辞退、出場権利を天山に譲渡することをアピールすると天山も受け入れ、天山のG1出場が決定的となった。
6月26日の後楽園大会でG1出場者が発表された後、自身の試合を終えた天山は自分がG1から外されたことで怒りをアピールし、今大会の岩手大会でも天山自身はSUPER Jrから見せていたカーフブランディングや天山プレスまで披露して好調ぶりをアピールしていた。
小島の出場権利の譲渡に関しては賛否があるかもしれない、新日本側もこれだけ天山が抵抗するとは思わなかったのではないだろうか、おそらく丸藤正道、中嶋勝彦のG1参戦を受けてNOAHへの人的補償という意味で派遣の話もあったけどG1にこだわる天山が嫌がった、だから天山の気持ちがよくわかり、天山よりもNOAH参戦経験のある小島に割りを食ってもらうことになったのではないだろうか。
小島にも優勝とハッパをかけられたが、天山自身も最後のG1と位置づけ、わがままを通した以上、それ相応の結果を残さなければならない、Aブロックに組み込まれたことから公式戦では棚橋弘至、オカダとも対戦する、この二人相手に意地以上のものを見せ付けることが出来るのか、天山にとっても正念場の夏になるだろう。
天山と本間にとってのG1は正念場の夏、果たしてどういう結果を残すのか・・・?岩手大会終了。
コジが試合後に俺の名前を叫んでるのが聞こえた。
コジの口から信じられない言葉が出た。
自分の枠を俺に譲ってくれるなんて……
嬉しい反面、複雑な気持ちが交錯する。
唯一ひとり、俺のアピールに応えてくれたコジ。
本当に感謝します‼
ありがとう、コジ‼
— 天山 広吉 (@TENZAN323) 2016年7月3日リコシェ&サイダル、ありがとう!! pic.twitter.com/EdScy66ROZ
— 小島 聡【SATOSHI KOJIMA】 (@cozy_lariat) 2016年7月3日 -
丸藤、中嶋のNOAH勢が参戦!『世界でいちばん過酷な夏』G1 CLIMAX26出場選手発表!
G1 CLIMAX26の出場選手が発表された
A 真壁刀義 小島聡 石井智宏 後藤洋央紀 バットラック・ファレ タマ・トンガ SANADA 丸藤正道 オカダ・カズチカ 棚橋弘至
B 柴田勝頼 永田裕志 本間朋晃 マイケル・エルガン 矢野通 内藤哲也 EVIL ケニー・オメガ 中嶋勝彦 YOSHI-HASHI
まず驚いたのは矢野、そして丸藤、中嶋のNOAH勢の参戦、NOAHがまだ8月以降の日程も発表しないのでおかしいなと思っていたが、丸藤と中嶋の参戦なら納得、G1の参戦選手は発表当日までシークレットとされていたことから、連立関係であるNOAHもあわさざる得ない。また矢野も現在の新日本の流れでは必要とされていないことからエントリーしないのではと思われていたが、丸藤と組んでGHCタッグ王座を奪取した実績を盾に堂々の凱旋参戦となったようだ。
またもう一つ驚いたのはROH勢が誰も参戦しなかったこと、アメリカでは総当りリーグという概念がないことから敬遠されたのかもしれない。
新日本では肩の負傷で欠場していた前年度覇者の棚橋、CHAOSからYOSHI-HASHI、BULLET CLUBからケニー、トンガ、ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンからSANADA、EVILが初エントリーを果たしたが、夏男・天山は今年は参戦選手から外れてしまった。
天山は前シリーズでは久しぶりに天山プレスを披露し今年もエントリーと思われていた。27日の後楽園大会でも天山プレスを披露して勝利を収めるが、試合後にマイクで怒りを爆発させていた、これだけ好調を維持していた天山が外されたのか、自分的な考えだが棚橋がG1に間に合わないなら天山の予定だったのではないだろうか、どういうことであれ今年は天山が割りを食う結果になってしまった。
対戦カードも一部発表された。
■『G1 CLIMAX 26』主要カード
7月18日(月)15:00~北海道・北海道立総合体育センター 北海きたえーる <開幕戦>
●Aブロック公式戦
・オカダ・カズチカvs丸藤正道
・棚橋弘至vsSANADA7月22日(金)18:30~東京・後楽園ホール
●Bブロック公式戦
・柴田勝頼vs本間朋晃
・永田裕志vs内藤哲也7月23日(土)18:30~東京・町田市立総合体育館
●Aブロック公式戦
・オカダ・カズチカvsSANADA
・棚橋弘至vs真壁刀義
7月24日(日)18:30~東京・後楽園ホール●Bブロック公式戦
・本間朋晃vsYOSHI-HASHI
・柴田勝頼vs中嶋勝彦
7月25日(月)18:30~福島・ビッグパレットふくしま
●Aブロック公式戦
・オカダ・カズチカvs後藤洋央紀
・真壁刀義vsSANADA
7月27日(水)18:30~長野・ビッグハット
●Bブロック公式戦
・柴田勝頼vsマイケル・エルガン
・矢野通vs内藤哲也7月28日(木)18:30~埼玉・所沢市民体育館
●Aブロック公式戦
・後藤洋央紀vsSANADA
・石井智宏vs丸藤正道
7月30日(土)18:00~愛知・愛知県体育館
●Bブロック公式戦
・柴田勝頼vs内藤哲也
・マイケル・エルガンvsケニー・オメガ
7月31日(日)16:00~岐阜・岐阜産業会館
●Aブロック公式戦
・棚橋弘至vs後藤洋央紀
・真壁刀義vs丸藤正道8月1日(月)19:00~香川・高松市総合体育館
●Bブロック公式戦
・本間朋晃vs内藤哲也
・中嶋勝彦vsYOSHI-HASHI
8月3日(水)18:30~鹿児島・鹿児島アリーナ
●Aブロック公式戦
・真壁刀義vsオカダ・カズチカ
・棚橋弘至vs石井智宏8月4日(木)18:30~福岡・福岡市民体育館
●Bブロック公式戦
・柴田勝頼vsケニー・オメガ
・中嶋勝彦vs内藤哲也8月6日(土)17:00~大阪・大阪府立体育会館(エディオンアリーナ大阪)
●Aブロック公式戦
・棚橋弘至vs丸藤正道
・オカダ・カズチカvs石井智宏8月7日(日)16:00~静岡・アクトシティ浜松
●Bブロック公式戦
・永田裕志vsケニー・オメガ
・内藤哲也vsEVIL8月8日(月)18:30~神奈川・横浜文化体育館
●Aブロック公式戦
・真壁刀義vs後藤洋央紀
・石井智宏vsSANADA
8月10日(水)18:30~山形・山形市総合スポーツセンター
●Bブロック公式戦
・柴田勝頼vs永田裕志
・本間朋晃vsマイケル・エルガン
8月12日(金)18:30~東京・両国国技館
●Aブロック公式戦
・棚橋弘至vsオカダ・カズチカ
・後藤洋央紀vs丸藤正道
8月13日(土)18:30~東京・両国国技館
●Bブロック公式戦
・内藤哲也vsケニー・オメガ
・柴田勝頼vsEVIL
8月14日(日)15:00~東京・両国国技館 <優勝決定戦>
・Aブロック1位選手vsBブロック1位選手
※時間無制限1本勝負で優勝決定戦を行う
この中で見たいカードを5つあげるとすれば
①オカダvs丸藤、②柴田vs中嶋 ③棚橋vs丸藤 ④棚橋vsSANADA ⑤内藤vsケニー①はオカダは岡田かずちか時代にNOAHの選手と何度も対戦しているが、丸藤とはおそらく初対決になる、②は柴田がビッグマウスラウド時代の2006年4月19日に中嶋と対戦しており、柴田が三角腕固めでギブアップを奪い勝利を収めている、あれからちょうど10年が経過するが、共に団体が違えど同じリングで対戦するとは、これもプロレスの面白さ、楽しさでもある。
③は二人の対戦は棚橋のU-30王座時代から始まり、2012年のG1公式戦、IWGPヘビー級選手権と3度にわたって対戦し、また二人が初対決した会場も大阪で、2012年のG1でも組まれ、また今年のG1では大阪で対戦する、この二人にとって大阪とは因縁の土地でもある。④は共通点は武藤敬司であること、棚橋は武藤敬司が新日本退団時に武藤から全日本移籍を持ちかけられ、SANADAは袂を分かっているが武藤を師匠に持ち、また武藤もSANADAのレスリングセンスにほれ込み、将来は自分の後継者と考えていた。結果的に武藤は二人からフラれてしまったが、武藤がほれ込んだ同士の対決という見方で見ると、面白い組み合わせである。
最後に⑤はロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンvsBULLET CLUBの頂上対決、共にヒールユニットだけに、今後の新日本の勢力図に大きく影響する可能性がある。G1まで残り1ヶ月を切った、果たして今年はどんなドラマが待ち受けているのか・・・
旗を折る準備しておこう。 #g126
— HIROSHI TANAHASHI (@tanahashi1_100) 2016年6月27日G1出場メンバーを見て、気が引き締まったゼァ。
— 永田裕志 (@nagata769) 2016年6月27日
— SANADA (@seiyasanada) 2016年6月27日G1に出ることになった。
その間ノアには迷惑をかけるが必ず結果と大きな首を取ってくる。
ちょっとだけ我が儘を聞いてほしい…ノアの名前を広めてくる。
初戦でオカダ選手。#noah_ghc… https://t.co/8JZSZYL0G7
— 丸藤naomichi marufuji (@noah_maru_fuji) 2016年6月27日G1の出場メンバーに、俺の名前が最後まで出て来なくて、試合前なのに身体の力が完全に抜けてしまった
気が狂いそうなぐらい悔しかった
— 天山 広吉 (@TENZAN323) 2016年6月27日 -
外は雨でも大阪城に降った金の雨
6月19日 新日本プロレス「DOMINION 619 in OSAKA-JO HALL」9925人 超満員
<アピール、コメントなどは新日本プロレス公式HPより>
◇第0試合◇
▼ジェイ・ホワイト壮行試合/20分1本
○天山広吉 小島聡 中西学(7分53秒 アナコンダマックス)ジュース・ロビンソン Xジェイ・ホワイト デビッド・フィンレー◇第1試合◇
▼20分1本
バッドラック・ファレ 高橋裕二郎 ○ハングマン・ページ(7分05秒 片エビ固め)真壁刀義 ヨシタツ Xキャプテン・ニュージャパン
※アックスギロチンドライバー◇第2試合◇
▼20分1本
石井智宏 ○YOSHI-HASHI (7分51秒 バタフライロック)XSANADA BUSHI◇第3試合◇
▼スペシャルシングルマッチ/30分1本
○後藤洋央紀(9分51秒 片エビ固め)XEVIL
※GTR◇第4試合◇
▼IWGPジュニアタッグ選手権試合イリミネーション式4WAYマッチ/60分1本
[挑戦者]○マット・ジャクソン ニック・ジャクソン(15分23秒 片エビ固め)[第47代王者]リコシェ Xマット・サイダル
※メルツァードライバー
【退場順】[1]Xロッキー・ロメロ&バレッタ(8分17秒、オーバー・ザ・トップロープ)[2]カイル・オライリー&Xボビー・フィッシュ(9分26秒、オーバー・ザ・トップロープ)
☆リコシェ&サイダル組が初防衛に失敗。ヤングバックスが第48代王者となる【試合後のマット&ニック】
マット「いやぁ、体が重かったし、息も上がったし、ちょっとキツイ試合だった。それでもベルトが戻ってきたぜ」ニック「これで誰がベスト1かわかっただろ?それにしてもこのベルトとは、とっても、とっても長く離れてた。でも、見た通りだ。ベルトはまた、俺たちのところに回ってきた。世界最高のタッグチームは俺たちなんだ」
マット「みんな『世界最高』って言うけど、口ばっかりさ」
ニック「この10年間を振り返ればいい。俺たちが誰よりも多くの異なるチームと闘ってきたんだ。シリーズのたびに。そしていろんな州で、いろんな国で」
マット「そうだ、それぞれの10年間を振り返ってみてくれ。そして、すべての時代を振り返って、どのチームが最高のタッグチームだと思う?(※顔の高さに手を持ってきて)まあ、ハーディーズ(マット・ハーディ&ジェフ・ハーディ)がこの辺かな。(※目の高さに手を持ってきて)LOD(リージョン・オブ・ドゥーム=ロード・ウォリアーズ)がこの辺だな。で、(※頭の上に手を持ってきて)ヤングバックスはこの辺だ。それを見せつけてやっただけさ」
ニック「プロモ的にも言っておこう。お前らもわかってるはずさ。雑誌もわかってる。ここにいるみんなもわかってる。ファンもS●Xをするかのごとく本能的にわかってる。まだまだ俺らの勢いは止まらない。Too Sweet!」
【試合後のロメロ&バレッタ】
ロメロ「クソッタレ!なんだ、この試合は!アイツらいつもトップロープを飛び越えて試合してるくせに、なんで今回このルールなんだ?」バレッタ「そうだ!なんだ、今回のルールは!ふざけるな!俺らは、3カウントをとられて負けてねぇぞ。俺ら、“六本木ヴァイス”がナンバーワンだ」
【試合後のリコシェ&サイダル】
サイダル「あのベルトは俺たちのモノだ。気持ちを切り替えて、このベルト取り返す。なぜなら、俺たちが一番だからな」リコシェ「負けてしまった。だが、今までも俺たちは負けても、そこから立ち上がって、ベルト取り返してきた。次も必ずベルトを取り返す。俺たちには、そういう歴史がある。俺たちは、ギブアップしない。ヤングバックス、レッドラゴン、六本木ヴァイス、お前たちは俺たちを止めることができない。腰にベルトがないの、似合わないだろ。絶対取り返すからな」
サイダル「ナマステ」
リコシェ「アリガトウゴザイマシタ」
◇第5試合◇
▼IWGPジュニアヘビー級選手権試合/60分1本
[第73代王者]○KUSHIDA (14分36秒 ホバーボードロック)[挑戦者]Xウィル・オスプレイ
☆KUSHIDAが5度目の防衛に成功【KUSHIDAの話】「正念場だった。去年、自分がこの地で、(『BEST OF THE SUPER Jr.』に)優勝した勢いに任して、ケニーからベルト獲ったのよく覚えてますんで、オスプレイの勢い、若さを警戒しつつも、今までの4回の防衛戦が僕を踏ん張らせてくれたっつうか……いやぁ、昨日、恐くて寝れなかったですね。恐ろしい。関節技がどうの、空中殺法がどうの、そんな次元で俺たちは闘ってないから。はるか高いレベル、世界最高峰がこのIWGPのベルトですから。次は『(SUPER)J-CUP』。メキシコ遠征にも行く。これだけスケジュールが決まってると弱音も吐きたくなりますが、ジュニアで独走するといったからには、ここで勤続疲労を起こしていてはダメでしょう。確か、ヘビー級のチャンピオンが言ってましたね。『ビッグマッチのメインイベントを決めるファン投票をいつかやりたい』って。東京ドームですか?その前のビッグマッチですか?お客さんに判断してもらいましょうよ、IWGPジュニアとIWGPヘビー、どっちがメインで見たいか。『SUPER Jr.』では成し得なかった王者としての優勝、『SUPER J-CUP』でKUSHIDAがやり遂げてみせます。KUSHIDAにお任せあれ。あと、オスプレイに伝えといて下さい。リマッチはいつでも受ける。イギリスでもいい、アメリカでもいい、どこでもいいよ」
【オスプレイの話】「とにかくタフな試合だった。『BEST OF THE SUPER Jr.』ではいい結果を出せたが、IWGPジュニアのベルトを獲るのは、なかなか難しい。とにかく、新日本プロレスの一員になれたことに感謝している。また、ベルトに挑戦してやる」
◇第6試合◇
▼IWGPタッグ選手権試合/60分1本
[挑戦者]○ジェイ・ブリスコ マーク・ブリスコ(14分02秒 片エビ固め)[第70代王者]タマ・トンガ Xタンガ・ロア
※ドゥームズデイ・デバイス
☆トンガ&ロア組が2度目の防衛に失敗。ブリスコブラザーズが第71代王者となる【試合後のジェイ&マーク】
マーク「俺たちは、はるばるオーサカまでやって来たんだ」ジェイ「そして、こうやってベルトを獲り戻したぞ。ベルトを獲るためにやって来たんだからな。狙い通りの結果だ」
マーク「BULLET CLUBよ、お前らの置かれている立場を考えろ。お前らはマットに沈んだんだ。どっちが優れているか身をもって知ったはずだ。Gerrillas of Destinyを倒したら、次はユージローとハングマンか?このタイトルを獲ったことは、俺たちにとってプロレス人生で最高の瞬間なんだ。それを邪魔しやがって」
ジェイ「これ(ベルト)が欲しいのか?欲しいのか?俺たちがIWGPタッグ新チャンピオンだ。これをよく見ろ。ベルトは今、俺たちが手にしてるんだ!」
マーク「Wooooooooo!」
【トンガの話】「新日本プロレスでなく、BULLET CLUBでもなく、これらは俺らにとって、この時が大切なんだ。俺たちは、見せなければならない。BULLET CLUBに、新日本プロレスに見せなければならない。俺は、この(IWGPタッグの)ベルトを獲るために、6年かかった。だが、今日は破れてしまって、新たなハードルが、俺の前に来た。しかし、俺はこれを乗り越える。この時……この時……俺らの活躍を括目しろ。俺らはギブアップしない。ベルトを必ず取り返す」
【裕二郎&ペイジの話】
高橋「Briscoes、you beat my family(ブリスコ兄弟、お前らは俺の家族をやっつけた)。Of course、we will pay back for mother fucker(もちろん、俺たちはお前らに仕返しするからな)。What do you say, bro?(なあ兄弟、ないか言ってやれ)」ペイジ「マーク、ジェイ、お前たちがどうなろうと、俺の知ったことじゃない。BULLET CLUBのハングマン・ペイジが名乗り出る。俺とタカハシがGuerrillas of Destinyの敵を討って、そしてIWGPタッグタイトルをBULLET CLUBに取り戻す」
◇第7試合◇
▼NEVER無差別級選手権試合/60分1本
[挑戦者]○柴田勝頼(14分53秒 片エビ固め)[第11代王者]X永田裕志
※PK
☆永田が初防衛に失敗。柴田が第12代王者となる【試合後の柴田】
(インタビューブースに本間朋晃が現れる)
本間「(※柴田を追いかけるようにインタビュースペースにやって来て)オイ、柴田、お疲れ。お前がチャンピオンになったら、俺がいくしかない。俺が次いくからな、お前」柴田「(※インタビュースペースに座り込んで)誰か通訳を……何だ今の?交通事故に遭った、そんな気分だよ。何言ってんだ?とりあえず、とりあえずって言い方、したくないけど、(※前に置いたベルトを叩いて)また、戻って来ちゃった。ベルトが戻って来ちゃいました。一つわかったこと、あるんですけど、第三世代はまだまだ終わっていないっていうことを、身をもって証明させられました。ダメだったら介錯、本気で思ってました。もう、辞めてもらおうと。こっちもそのぐらいの覚悟で挑んだんで。けど、このザマですよ。俺は2勝1敗で負けてますから。いや2勝2敗。引き分けなんですよ。これがここにあろうがなかろうが。でも、なんか、自分の空白の時間、空白のレスリング、空白の新日本プロレス、しっかり、しっかり時間超えて体感して、今、俺はここにいる。それが答え。そんな感じですね。何かありますか?ない?じゃあ、一つ。さっきなんか、何言ってるかわかんないんだけど、何か言ってるヤツがいたんで。言やぁいいってもんじゃないんだ。言やぁいいってもんじゃないんだけど、最近試合もしねえで、Tシャツ売りに来ました、そんな感じで会場にのこのこ現れて、試合しないで帰ってくヤツがいたんで、キッチリやる気があんのか、ないのか、勝負してやります。あと、さっきの彼のコメント、文字に起こしてといてください。全ッ然、わかんなかった。何かありますか?ない?以上」
【試合後の永田、天山の話】
天山「永田、大丈夫か?」永田「すいません」
天山「もう最高や。シビれた。これで勝てたら、よかったんだけどな」
永田「どうもありがとうございました(※天山、小島、中西とガッチリ握手)。すいません。みんなの力で獲ったNEVERのベルト、また獲られた。またでも、頑張りましょう」
天山「獲られても、また獲り返せばいいんだよ。まだまだ永田やれるよ。試合見て、ビックリしたよ。この間のタイトルマッチは見れなかったけど。今日生で見てね、こんなに力持ってるって、48歳まだまだできるって、凄いわ」
永田「それはもう、山本(※天山)さんとか、小島さんとか、中西さんが、そばにいて、やっぱそういう力を、俺の目の前で見せつけてくれるから、出せるもんであって」
天山「久々に見て、俺興奮したわ、ほんま。柴田も強かったし」
永田「柴田、強かった。悔しいけど、強かった。返せなかった。柴田になんか想いが通じたかもしれない。初めてだよ。柴田が、俺の目の前で、あぁやって深々と礼をしてきたの」
――最後に柴田選手を抱き寄せ、声をかけられていましたが、どんな言葉をかけたんですか?
永田「『柴田がいれば、新日本プロレスは大丈夫だ』って言いましたよ。時代がいくら変わっても、“ストロングスタイル”を守れる人間ってのが、中邑がいなくなって、ちょっとどうかなと思ったけども、だからこそ、奮い立った、立ち上がった部分はあるけど、『柴田がいれば大丈夫かな』って、そう感じる試合でしたよ。リングあがって、もうビリビリ相手の殺気が伝わってきたし。俺を見て、柴田が震えたってのも見えたし。そういう緊張感の中で、この2016年6月19日大阪城ホールで闘えたことは、ほんとにこの上ない、俺にとって幸せだったっすね。野上、泣くな。泣くな、野上。ほんとに強い人間ってのはさ、何度倒れても立ち上がればいいんだ。野上、俺は大きな野望に向かって、またさらに立ち上がるから、もしもそれを野上アナはじめ、一人でもファンの人たちが俺を信じて、待ち続けてくれるなら、再び君たちに、“歓喜の涙”流させてやるよ。待ってろよ、野上!(※野上アナと抱き合う)」
野上アナ「このTシャツ着て実況したことを、ほんとに今は誇りに思います。」
永田「待ってろよ。天山広吉、小島聡、中西学、俺たちが積み上げてきた闘いの歴史ってものが、人々を揺さぶる時が必ず来る。俺たちは、また立ち上がる。俺たちを信じて、待ってくれさえいれば、必ず“歓喜の涙”を流させてやるから。以上だ。ありがとうございました(※天山、小島、中西とガッチリ握手)」
◇第8試合◇
▼IWGPインターコンチネンタル選手権試合ラダーマッチ/60分1本
[挑戦者]○マイケル・エルガン(33分32秒 ベルト獲得)[第13代王者]Xケニー・オメガ
☆オメガが2度目の防衛に失敗。エルガンが第14代王者となる【エルガンの話】「ケニー、俺は何度も何度も言ってきただろ。でも、まだまだ言い続けないといけないな。お前は誰かのバックアップを受けている以上はな。今夜、お前が言ってきたすべてを受け入れた。誰かのバックアップを受けることも含めてな。そして俺は、ラダー(マッチ)は俺の方が得意なことを証明した。何年も踏み入れたことがなかったにもかかわらずな。ケニー、このベルトは俺の腰にピッタリだ。これはハードワークをこなしてきたものの象徴であり、そこまで身を捧げた者の象徴だ。そしてタナハシの思い、タナハシへの俺の思いの象徴でもある。それを俺は手にしたんだ。ケニー・オメガよ、お前はまだ俺に問題を残してるぞ。それはBULLET CLUBを終わらせることだ。これは俺にとってステップに過ぎない。まだ半分も終わってないんだ。まだまだ前菜を平らげただけさ」
【ケニー&マット&ニックの話】
※ヤングバックスが引き揚げるオメガのあとを追いかけてインタビュースペースに。
ニック「ケニー、悪かった。すまない」ケニー「まぁこういうこともあるさ。次を見とけ」
マット「すまなかった」
ケニー「なんか仕事がうまくはかどらなかったな。でも、俺たちはBULLET CLUBだ。CLUBにはそれぞれ役割というものがあるんだ。俺たちにはたくさんのメンバーがいるけど、THE ELITEと言えるのはたった3人だけさ。俺たちはほかと違うものを築いていくんだ。そういう役割を与えてくれたことは神に感謝する。今夜はほかに2人が加わってたけど、まだ慣れてないからうまくいかなかった」
マット「俺たちはもう10年以上も一緒だから息が合うんだけどな」
ニック「どれぐらいメンバーはいるんだ?」
ケニー「100人はいるぜ。まあ、聞いてくれ。俺はまだまだ先へ進んでいくんだ。ちょっと邪魔者が入った。ちょっとしたスキにな。まあ、俺の仕事は終わった。悪い結果だったけど。マイケル・エルガン、おめでとうって言っとくよ。でもこれで終わりじゃないぞ。次に会うまで、今日の勝利を噛みしめておくんだな。さあ、メインイベントが始まるぞ」
ニック「今夜限りのことだ」
ケニー「いろんなヤツが入ってきやがって。リコシェの野郎、何をしやがるんだ。トペ・コン・ヒーロ?俺をからかってるのか?あれですべてが狂ったんだ(※と言い残して引き揚げていく)」
◇第9試合◇
▼IWGPヘビー級選手権試合/60分1本
[挑戦者]○オカダ・カズチカ(28分58秒 片エビ固め)[第64代王者]X内藤哲也
※レインメーカー
☆内藤が2度目の防衛に失敗。オカダが第65代王者となる(試合終了後、ROH遠征へと旅立つホワイトがオカダの腰にIWGPヘビーベルトを巻く。)
オカダ「みっつ、言わして下さい!(※大歓声) ・・・内藤さん、焦ったよ(※場内笑)。ま! 皆さんが見たように、これが! 新日本プロレスの、IWGPの闘いだー!!(※大歓声&大拍手) ふたーつ! 次は、“G”、“1”、CLIMAX。まあ俺は、何回も言ってる。『チャンピオンのまま優勝する』(と)。でもな、毎回達成できてない。でも! 今年はするぞ。俺が! チャンピオンのまま! 『G1』! 優勝するぞ! 誰が俺にかかって来ても! 俺に勝てることはできない。何でかわかるか!?(※場内騒然)・・・レェェ~ベルが違うんだよ、コノヤロー!!(※大歓声&『オカダ』コール) ・・・みっつ! ・・・特にありません(※場内笑)。というわけで! まだまだ俺がチャンピオンになったので、俺が、新日本プロレスを、世界の新日本プロレスにして、まだまだ、皆さん、いろんな未来が見たいでしょ? 俺がしっかり、そこに! 連れてってやるから! まだまだ新日本プロレスに! カネの雨が降るぞー!!(※大歓声)」【試合後のオカダ】
※外国人を含めたCHAOSメンバー全員が拍手で新王者をインタビュースペースに迎え入れる。
--見事、新チャンピオン誕生です。オカダ・カズチカ選手です。オカダ選手、おめでとうございます。
オカダ「ありがとうございます。いやあ、こんなに、勝って戻って、CHAOSのメンバーに囲まれるのは初めてかもしれないですね。いつも外道さんしかいなかったですけど」※あらためてCHAOSのメンバーが拍手で祝福
外道「先に乾杯しようか?」オカダ「じゃあ、乾杯します」
※外道の「おめでとう」の音頭で乾杯。ロメロやバレッタが「オカダ!オカダ!オカダ!」とチャントする
--オカダ選手、あらためてIWGPのベルトを奪い返しました。今の気持ちを聞かせてください。
オカダ「いや、キツかったですね。内藤さんやるじゃんって、あらためて思いました。セコンドなしでも、乱入なしでもやるじゃん。さすが、乱入があろうともIWGPのベルトを巻いた男だなと思いました。--最後、「焦った」という言葉がありましけども、それでも勝てた理由をあえて言うとすれば、どういうところにありますかね?
オカダ「やっぱりそれは“IWGP愛”。僕、IWGPを愛してます」--内藤選手がこのIWGPのベルトを粗末に扱うシーンがこのシリーズではありましたけども、どんな思いであれを見つめてたのか聞かせてもらってもいいですか?
オカダ「率直に、悔しかったですよ。ま、僕だけじゃない、いままでこのベルトを巻いてきた人たち、このベルトにいろんな思いを乗せてきた人たち、そういう人たちはみんな悔しかったし、悲しかったと思いますし、何としてもベルトを早く奪い返さないといけないなと思いました」--ベルトを奪い返しました。そして先ほどリング上でも話しましたけど、次はいよいよ『G1』ですね。あらためて、どんな気持ちでいきますか?
オカダ「ホント、東京ドームのメインで勝ちたいといつも言ってましたけど、もうひとつ叶ってないことがチャンピオンのまま『G1』優勝ですから。ま、東京ドームの勝利、今年、叶いましたんで、次はチャンピオンのまま『G1』優勝、いただきます」--IWGPチャンピオンとして『G1』優勝は、とてつもなくハードルが高いことだと思いますが、それに関してはどんな意気込みでいきますか?
オカダ「そうですね、やっぱり『SUPER Jr.』見て、解説席、いや実況席ですか、座って、やっぱりKUSHIDAさんを見て、あらためてチャンピオン狙われるなと思いましたし、でも、そんなこと慣れましたよ。ベルトがあろうがなかろうが、もう狙われる存在ですし、ま、しっかりでもチャンピオンのまま優勝したいなと。『チャンピオンと思わずに』とは言わない。チャンピオンのまま優勝します」--そして今日は最後、リング上のマイクの時に外道選手はいなかったんですけど、そこのところ、寂しさとかは感じなかったですか?
オカダ「ま、1対1でやると言って、入場も断りましたし。ま、勝った後は来てくれてもいいんじゃないかなと思いましたけど、そういう親離れの機会を外道さんが与えてくれたんじゃないかと思います。どんだけ離れようとも、後からついてくるのが外道さんですから。マイクで『レベルが違うんで』と言うのも体力を使いますんで、外道さんにマイクは任せたいなと思います」--大阪城ホールでは2年連続でベルト奪回という結果に導きましたけど、そのあたりというのは?
オカダ「まあ、うれしいことではありますけども、チャンピオンとしては来れてないですから。結局はチャレンジャーで勝っただけですから。しっかり、また次は、チャンピオンのまま来たいですね。チャンピオンで来て、チャンピオンのまま終わる、そういう大阪城ホールを目指したいです」--去年、新日本でトップ4と言われた棚橋選手も今回はケガで欠場で、中邑選手もAJ選手もいないなかで、大阪城ホールのメインで勝つっていうのは、使命感を果たしたっていう気持ちは?
オカダ「使命感っていうのは別にないですけど、結局その3人は、今の新日本プロレスに必要のない3人だったんじゃないかと思います。この会場のお客さんの入り、沸き具合、それは誰が見ても納得できるもんじゃないかと思います」--どこまで見られたかわからないですけど、一つ前の試合でものすごいラダーマッチが行われていて、あれはプレッシャーになったとか、試合に影響した心理的なところはありましたか?
オカダ「いや、それは正直、まったくないですね。あれもそうだし、乱入をする試合もそうだし、あれはもうIWGPとは別物だと思ってましたんで。ま、IWGPであの試合をやられたらたまらないですけど、インターコンチのベルトでどのようにやられても気にはならないですし、あえて、またあの試合が前にあったから、IWGPらしい試合をできて、結果的に色分けができてよかったんじゃないですかね」--最後、リング上で「これが今の新日本のIWGPの闘いだ」とおっしゃってましたけど、それは対世間へのメッセージという意味合いですかね?
オカダ「対世間もですけど、世界もそうだし、やっぱりいろんな人にこのIWGPの闘いを見てもらいたい。乱入がある試合だとか……ま、そういう試合もいいですよ。ラダーを使う試合もいい。タッグマッチだってあるし。いろんな試合があるなかで、世界一のこのIWGPの闘いを世界に届けたいなと思ってました」--あたらめて内藤選手の存在は、オカダ選手にとって相当刺激になりましたか?
オカダ「そうですね。やっぱりこう、チャンピオンの強さを感じました。今までも強いと思ってましたけども、乱入なしと自分で決めて、セコンド帰らして、また強くなったんじゃないかなと。ま、僕が言うのもなんですけど、僕が内藤哲也というレスラーを強くしてしまったんじゃないかなと思います」【内藤の話】「オカダも、木谷オーナーも、そして新日本プロレスを応援してくださる皆様も、さぞかし、嬉しかっただろうよ。感謝しろよ。これもすべては、俺の掌の上だよ、カブローン」
【木谷オーナー総括】
――試合をご覧になって、率直なご感想をお願いします。
木谷「メインの攻防が、非常に素晴らしかったと思いますね。ファンも、こういう介入のね、1対1の男と男のぶつかり合いを見たかったんじゃないかなと思いますし。最後は結局、デスティーノか、レインメーカーのどっちかを喰らわないかっていう攻防で、結果レインメーカーの方がうまく3発入ったってとこで決まりましたけども、ほんと紙一重だったなと思いますね。途中、オカダ選手何度か頭に喰らってたので、今日は苦戦したなと、印象に残りましたね。もう1発、デスティーノ喰らったら、それで終わってかなっていう気はしますね」
――内藤選手が入場の際、木谷オーナーと握手を交わしましたが?
木谷「いや、なんだったんすかね。ちょっとボクも、毒霧喰らったらどうしようって、ビクビクしてたんですけどね、実は。まぁ喰らわずに、むしろ毒霧を予想してて、握手はまったく予想してなかったんで。今日は、正々堂々といきますよという挨拶だったんじゃないですかね。なんで、まぁ要求を受ける形でセコンドは下げましたけど、最初からそのつもりだった気はしますけどね。まぁ内藤選手も、エンターテイナーだから、とりあえず入場までは入れておいて。で、とりあえず帰すっていう、ファンに若干ドキドキさせるっていうかね、そこらへんでも、オカダ選手と闘ってたんじゃないですかね。外道さんは最初から出てこなかったから。ボクは1回入れて、ドキドキさせながら帰すよっていうことを、自己主張したんだと思いますよ。ビックリしましたよ、ほんとに。ツイッター見たら、ファンから、木谷がシンガポールからわざわざ何しに来たんだって。そもそもボクが入ってることがおかしいんですからね。某団体のような感じで見られて節があるんですけど」
――2億円プロジェクトという、内藤選手が突き上げている部分に対して、どのように考えてますか?
木谷「これはですね、どこまで言うかっていうのはあるんですけど、2億円プロジェクトって、ボクの口から1回も言ってないんですよね。(※東京スポーツに記者を指さし)この方が書いただけで。ボク、2億円とは言ってなくて、『2億円ぐらい?』、『うーん、まぁそれぐらいいくかもしれませんね』ってことで、誘導尋問のように。2月10日なんですよ。2月10日の大阪終わりなんですね。なんで、その時そういう話になったかというとですね、これも誘導尋問なんですけども、とにかく今多くの選手がWWEに行ってしまって、ファンの皆さんが不安がってますと。で、特にあの時の雰囲気を思い出してほしいんですけども、ファンの雰囲気も、業界の雰囲気もそうだと思うんですよ。とにかくオカダの流出だけは止めろっていう雰囲気だったんですよ。雰囲気ですよ。だから、複数年契約とかも検討してますし、『他になんかないんですか?』って言われるから、『ちょっと特別に彼を世界的に売り出すプランもあります』ってことを言ったら、それがいつの間にか、2億円プロジェクトってことで、内容も知らされずにずっと走ってったっていう。だから、内藤選手は中身を何も知らないで、うまくピックアップして、そこを噛み付いてきたんですよね。で、内容に関しては、どこかでオープンにしますけども、本当に実在します、2億円プロジェクトっていうのは」
――2億円でいいんですか?
木谷「まぁまぁそんなもんですかね。なんで、やっぱりどんどん世界はボーダレスになってるんですね。これもちょっとツイッター等で広まったんで言いますけど、先日にロスにある件で、実はオカダ選手と行きまして。ルチャアンダーグランドを見学に、彼がリコシェに会いに行くっていうんで、『私も行きますよ』っつって。ファンはみんな知ってるんですよ。で、ファンは『オカダだ!』って見つけて。とにかくプロレスファンに限って言えば、世界中でコアな人ほど認識されている。だから、世界は一つの市場になってるんですよ。世界単市場になってるんですよ。今もデジタルなものはオンラインになって、オンラインになれば、グローバルになってしまうんですよね。そんな中で、やっぱり世界規模の闘いをしなきゃいけない。で、オカダ選手はその気概があるんです。別に他の人にないって言ってる意味じゃないですよ。オカダ選手はよりそれを凄く意識してる。ですから、これから新日本の選手1人1人意識してもらって。例えば、アメリカで2番目に見られてるのは、新日本プロレスですよ、ケーブルで毎週見られてるのはですね。他のWWE以外の団体ではないわけですよ。なんで、これからケーブル、番組の世界的な販売とかですね、新日本はどんどん今、テレビ朝日さん主導で進んでますし。で、ワールドを通じて配信、また会員数も増え始めました。広がってますし、もう世界がボーダレスになる中で、世界を意識した、世界のスターをやっぱりつくっていかなきゃいけないっていう風に、現場では思ってます。それとまたリングの中は、少し違うと思いますけど。そういう意味では、今日の闘いは、ほんとに世界にも刺さったかなという風に思いますね。世界レベルの闘いしてくれたんで、非常にありがたいと思いますし、話戻ったら、2月のその時はそういう雰囲気だったってことを思い出してほしいですね、ファンの人にも。でも、逆に言えば、2月のその時なんとなく、『この先どうなるんだろう』っていう暗い雰囲気が、2月3月4月でまったくなくなってですね、この6月で去年とほとんど遜色ない大会、何人も人気レスラーがかけたのに、去年とほとんど遜色ない大会ができたんじゃかなと。一番の功労者は内藤選手だと思います。そのことは認めます。ただ、黙ってボクを巻き込まないでほしいなっていうのはありますけど。まぁ4月10日の両国も、5月の福岡もワールドでシンガポールから見てたんですけど、いきなりボクの名前が。『なんで俺の名前出すの?』みたいな。出た瞬間ツイッターで、お客さんから40件50件来るわけですよ。中には、『オーナー辞めろ』みたいな、オーナーって役職じゃなくて立場だから、オーナー辞めるには、株主辞めるしかないんだけど。非常に巻き込まれたけど、これはいったん終わりにして、しばらく最後のお願いにしたいなと思います。でも、ほんとにね、そんな細かいことを除いても、凄く両者で盛り上げてくれたんで、いい大会になったなと思います。あとその前までのね、第0試合から第8試合も、好試合が続いて、見ててほんとに楽しかったです。面白かったです」
――内藤選手が新日本プロレスを盛り上げて、それにオカダ選手が便乗して、また一つ新日本プロレスが大きくなったと思いますが?
木谷「そうですね。でも、オカダ選手は凄く自覚が。エースはまだ棚橋選手ですけど、未来のエースの自覚が凄く出てきたなという風に思いますし。内藤選手は、上手くなり、強くなり、表情なんかもうまいですよね。お客さんを、ワッともってっちゃうような。いろんな意味で、上手くなり、強くなったんじゃないかなという風に思いますね。ほんといい選手に成長してくれたんじゃないかなと思いますね」
--久しぶりに会場のファンの反応を感じて、新日本の次の課題はなんだと考えておられますか?
木谷オーナー「リングの中で言うと、少し芽が出てきていると思いますが、やはり若手ですね。若手の有望な選手、日本ですよ。外国人は結構、いい選手をうまく見つけてくるなあって思ってますんで、そこは問題ないと思います。ま、日本人に関して、もう少し若手の有望な人。いろんなタイプの人がいていいと思いますけど。ホントにプロレスがうまい人もいれば、飛ぶ人もいれば、アマチュアですごい実績がある人もいればって、いろんなタイプの人がいてほしいなあって思います。(リングの)外側に関して言えば、やはりビジネスをもう少し。例えば、ずっと言われてますけど、テレビ朝日の土曜日の深夜の枠がだんだん遅くなっていってるっていうのが、『もう少し浅くなりませんか?』とか『1時間の枠になりませんか?』っていう話はいろいろあったりもするんで、そういうところは課題だとは思いますし、『(NEW JAPAN)WORLD』ができたことで『G1』は全試合見れるようになりましたけども、やっぱりファンを増やすには、偶然見る機会を増やさないといけないんで、そういう視聴機会も増やしていいかないといけない。プロレスと触れ合う機会。そういう意味ではプロレスラーと触れ合う機会っていうのは増えてるんじゃないですかね? ドラマとかバラエティーとか(への出演機会が)どんどんどんどん増えていってますし、プロレスがどんどん身近になっていってるなと思いますね。でも、試合そのものをナマでも映像でもいいんで、とりあえずもっと見せるというのを心がけないといけないなと思ってます。第2ハードル……この4年半ぐらいで1回、売り上げで言えば3倍ぐらいになったんですよ。3.ちょっとになったんです。それがこの半年間で少し調整しつつ、こっから第2ハードルが始まったなという気がしてます。ですから『G1』から来年1・4、あと来年に向けて、相当、新しい景色を見せることができるかなと思います。で、先ほど(話に出たように)ロスにあることで行って、オカダ選手と結構話させてもらったんですけど、相当いろんなこと考えてますよ。なかなか素晴らしい若者だなと 思ってますんで。まあ、レスラーみんな考えてると思いますんで、現場も含めてレスラーの話をもっともっと聞いて、棚橋さんだったら棚橋さん、真壁さんだったら真壁さん、それ以外の人も含めて自分の意見とか考えてること、プロレスのために何ができるか、真壁さんなんで顔合わすたびに『木谷さん、これ以上、何をやればプロレスは良くなるんですか?』って、半年にいっぺんぐらいですけど質問されるんですね。みんながみんな、ホントにそうやって考えてくれてるんで、こっからもう1回、大きな波動に乗れればなというふう思います。テレビ朝日の上の方にはいつも申し上げてるんですよ。『プロレスがテレビ朝日さんが持たれてるコンテンツの中で、1、2を争うグローバルコンテンツですから』と。テレビ朝日さんもデジタルとグローバルのかなり舵を切られてるんで、心配してないです。ちょっと一緒に、これからプロレスを盛り上げてくれるなって確信してます。お客様も含めて、一緒に盛り上げてくれると思います」
--じゃあ、特番でゴールデン?
木谷オーナー「すぐそこにいってしまうですけど、手続きがあるんで。一気に結婚できないのと一緒で。手続きっていろいろあるから、一つずつ実績を出して。ま、いずれは。先日は猪木vsアリ戦が2時間で放映されてますから。場合によっては、ちゃんと編成されることもあると思いますんで、1個ずつ実績を積み重ねて。でも、だいぶ機運は高まってると思います。まあ、昔みたいにゴールデンで通常のスポーツを流せる時代じゃないじゃないですか? どのジャンルも世界代表戦みたいなのしか流れないわけですから、そこはちゃんと実績積みつつ、徐々に。これ、当たり前ですけど、ホントにテレビの編成は、僕が言うことじゃないですけど、一般の人が考えてる100倍大変ですから。一歩一歩、それに叶うように、コンテンツ、イベントを、お客さんとテレビ朝日さんと皆さんと一緒になって作り上げたいなと思います。そろそろプロレスアナウンサーからも人気アナウンサーが出るサイクルに入ってるんじゃないですか?(笑)」
今月の現場出動は新日本プロレス大阪城ホール大会を観戦。思い起こせば昨年6月末、新日本大阪城ホール大会観戦を目前にして胆嚢炎に倒れ緊急入院、大会当日には退院したが観戦に関しては医師からドクターストップがかかり断念、自宅で涙?を流しながらスカパーPPVで新日本大阪城ホール大会を観戦して1年、観戦直前には自分の部屋のTVが壊れ、買い替えを余儀なくされるハプニングに遭いながらも、体調だけはしっかりベストに整えて大阪城大会当日を迎えたが、雨という生憎の天気となった。3月のNOAH大阪城サブアリーナ大会の時は自家用車での移動となったが、新日本はおそらく駐車場は満杯になっていると判断して電車での移動を選択、京都の木津まで自家用車で移動し、木津からはJR大和路線に乗って天王寺まで移動、天王寺からはJR環状線に乗って大阪城公園前まで移動するも、大会当日は生憎の雨、昨年の大阪城ホール大会も雨だったという。
また驚いたのは会場傍にはローソンが出来ていたこと、3月に訪れたときは売店とレストランだけでコンビニはなかったのだが、4月にオープンしたという。大阪城公園駅や川向いのビジネスパークにいかなければコンビニがなかっただけに、訪れた人たちからしてみれば、便利になったと思う。
2時半に開場となったが、当初はまだ設営に長引いたことでロビーだけとなったものの、しばらくして会場内もオープン。メインアリーナに訪れたのは何年ぶりだろうか・・・、そして用意されたイスもほぼ埋まって超満員、棚橋弘至が欠場となったが、中邑真輔が去り、棚橋が抜けても新日本の活気力は健在だった。
メインのIWGPヘビー級選手権、内藤vsオカダは後入場の内藤にブーイングの嵐が飛び交う、よく考えれば昨年の大阪城も制御不能化した内藤は館内からのブーイングから始まった、だが今回は試合開始となってからは内藤とオカダの声援は五分、またロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンTシャツも着込んでいるファンも多かったことで、1年の間に内藤の取り巻く環境が変わったを感じさせた。
また今回はオカダは「IWGPらしい試合を」とアピールしていたことで外道を従えず1vs1での対戦要求、内藤も介入なしでも勝つ自信があったのか、前回は自分の流儀で勝ったことで、今回は敢えてオカダの懐に飛び込んでみようと考えたのか、他のメンバーを下げて1vs1で挑んでいった。オカダが外道を従えなかったのは、試合中に外道が内藤らに襲撃され試合への集中力が削がれるという懸念もあったからなのか、よく考えれば今回の大阪城大会はSANADAがYOSHI-HASHIの執念のバタフライロックに敗れ、またEVILも後藤に敗れるなどロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンが揃って敗れたことで、内藤が最後の砦になったという感じだった。内藤は来場していた木谷高明オーナーに迫り、一瞬緊迫したが、握手を交わして終わった、内藤からしてみれば木谷オーナーに自身のことを認めさせたことで満足だったのか、後になってわかったのだが青木真也が木谷オーナーの隣に座ったことで、ボディーガードと勘ぐったのか、青木は元々新日本プロレスファンでよくワールドプロレスリングを見ており、観戦しにきたに過ぎないということだった。
試合は先手を奪ったのは意外にもオカダ、ロープに押し込んでもクリーンブレークからいきなり仕掛け、開始早々から内藤をコーナーに据えて、下からドロップキックで場外に落とすなど、攻めのパターンを変え、また内藤が仕掛ける前に、オカダが先手を打って仕掛けるなど、内藤の制御不能さを封じ込めにかかる、内藤は制御不能になることで相手のペースにさせず、焦らした上で自身のペースへと引き込むのだが、今回は制御不能ぶりが封じ込められたせいでオカダを焦らせることが出来ないが、パターンを変えていたが、ペースが多少狂ってもすぐ軌道修正するオカダのらしさで試合が進んでいた。
終盤もツームストーンパイルドライバーを狙うオカダにリバースDDT風のデスティーノで切り返していたが、デスティーノ狙いをオカダがツームストーンパイルドライバーで切り返し、レインメーカーを繰り出すが内藤はカウント2でクリアする。
オカダはジャーマンからのレインメーカー狙いは阻止されるも、カサドーラをクリアしたところでオカダはすぐさまレインメーカーで強襲、最後はレインメーカーで3カウントを奪い、オカダが王座奪還に成功した。
試合後のアピールもコメントでも「焦った」という言葉が出たが、外道を従えず、またいつもとパターンを変えて、内藤が約束を破ってセコンドを介入するのではという不安から出る焦りというか、焦りかけながらもしっかり自分のペースを保っていた、そういった意味では今回はオカダの完勝だったかもしれない。
また青木の話に戻るが、青木は最近IGFとの関係も切れているという話もあり、新日本に参戦するために売り込みなのではという声がある、自分的に言うと青木はIGFのリングには上がっているが、IGFの所属でもない、新日本を観戦するにしてもIGFが止める権利もないが、新日本に参戦したいのであれば、大会中に何だかのアピールがあるはず、また新日本側としてもRIZINでのペットボトル事件、IGFでも飯伏幸太との試合が組まれなかったことでの試合放棄など問題も多いだけに、新日本がIGFでも扱えない問題児を扱えるのかというのもある。全てを考えると青木の新日本参戦の可能性は現時点では低いと思っている。他の試合を振り返るとケニーvsエルガンの新日本初のラダーマッチは盛り上がるのかという疑問もあったが、二人ともルールに長けた選手でもあった、使用されたラダー二つが真っ二つになるという激戦にもなった。
終盤ではBULLET CLUBも介入しハンタークラブ(キャプテン、ヨシタツ)も駆けつけては返り討ち(キャプテンが出てきた時点でファンからはため息が漏れていた)がリコシェとサイダルがIWGPジュニアタッグを取られた報復だったのかヤングバックスを蹴散らしてエルガンに加担、それで流れを変えることが出来たエルガンがラダー上での競り合いをケニーを場外へ落として(ここでリング下の選手に落とすのではなく、テーブルを設置してくれたほうが迫力があった)天井に吊るされたベルトを奪いエルガンが王座を奪取、気がつけば30分も超えており、良い意味で期待を裏切る激戦となった。永田vs柴田のNEVER選手権は柴田の左腕攻めに耐えた永田が猛反撃、コーナーで押し込んだ際に永田が柴田に膝蹴りの連打を浴びせた姿は、見ている側も永田の怖さを感じさせた。しかし柴田がスリーパーで絞めあげるとPKで3カウントを奪い勝利、前回はキラー永田を引き出して上で敗れてしまったが、今回はキラーを引き出した上で勝利は柴田の念願だった永田越えを感じさせ、永田も短期政権で終わったが第三世代は死なずというものを感じさせた試合だった。
また第三世代との抗争を終えた柴田に本間が挑戦に名乗りを挙げた、本間は大阪城大会からも外され、また今年のG1でも外されるのではという危機感を持っている、柴田も今度は下からの突き上げというテーマが出てきたようだ。IWGPタッグ選手権はブリスコ兄弟がゲリラズ・オブ・デスティニーを破り王座奪取、内容的にもトンガたちが食い下がったがブリスコ兄弟のチーム力の高さが優った試合だった。試合後には裕二郎がハングマン・ペイジと共にブリスコ兄弟を襲撃し王座挑戦をアピールした。
BULLET CLUBの新メンバーであるペイジはエプロンダッシュのシューティングスターも披露するなど身軽さもあり、またアックスギロチンドライバーという一撃必殺の技も持っている。裕二郎もこのところ一歩引いていたが、新しいパートナーを発掘したことで、再びタイトル戦線に名乗りを挙げたようだ。IWGPジュニアヘビー級選手権はオスプレイが「スーパージュニア」制覇というビッグタイトルを手にした影響か自信というものが試合に現れてはいたのものの、ところどころでKUSHIDAがキャリアの差を見せ付けていた。
終盤もオスプレイはKUSHIDAのマサヒロ・タナカを見切ってフラムフライを決め、またKUSHIDAの三角絞め狙いを強引に持ちあげてプリンスズスロウンを決めるなどして追い込んだが、肝心のオスカッターがすっぽ抜けたのか不発に終わると、これを逃さなかったKUSHIDAがホバーボードロックで捕獲し勝利、オスプレイは成長はしているものの、まだKUSHIDAの牙城を崩すまでには至らないことを感じさせた。IWGPジュニアタッグ選手権は今回バトルロイヤルとオーバー・ザ・トップロープ形式が加わったことで、ルールに引っかかったロッポンギヴァイス、RedDragonが脱落したことで、リコシェ&サイダルとヤングバックスの元DRAGON GATE同士の対決となり、ヤングバックスが新合体技メルツァードライバーでサイダルを降し王座奪取した。
大会の感想は大阪城ホールを超満員にさせるなど、新日本の活気力もここまできたかというものを感じさせた、新日本の活気力がどこまで進むのか、目指す先はやっぱり京セラドームといきたいものだ
みんなありがとう! #chaos #njdominion pic.twitter.com/FcKztlnJVt
— オカダ・カズチカ (@rainmaker_chaos) 2016年6月19日Missed Jax on Father's Day, but I'm bringing him home a new toy. pic.twitter.com/BObYGHDmoh
— BigMike (@MichaelElgin25) 2016年6月19日Maybe true.... Sorry in advance @JWonggg :-( https://t.co/oFCXfvF83d
— Kenny Omega (@KennyOmegamanX) 2016年6月19日今宵大阪城ホール大会にてNEVER無差別級のベルトを懸け柴田相手に防衛戦を行ったが、壮絶な試合の末に敗れてしまいましゼァ。結果はホント残念だったが、柴田とは戦いを通じて何か分かり合えた様な気がしました。応援して下さった沢山のファンの皆様には深く御礼申し上げます。
— 永田裕志 (@nagata769) 2016年6月19日Lost tonight. Props to Briscoe Bros. On to Mexico wednesday. Using this opportunity to expand our knowledge/skill set to regain what's ours
— theBadBoy_TamaTonga (@Tama_Tonga) 2016年6月19日辛くも防衛!超満員の大阪城ホール、震えました。心からありがとうございました! #IWGPJr73rd #V5 pic.twitter.com/gY9qDpUctZ
— KUSHIDA (@KUSHIDA_0904) 2016年6月19日Upset with the outcome but what doesn't kill you makes you stronger
https://t.co/rT2mAAEU4F
— William Ospreay (@WillOspreay) 2016年6月19日I love The Young Bucks. pic.twitter.com/0iM7x4VJuS
— The Young Bucks (@MattJackson13) 2016年6月19日新日本プロレス大阪城ホール大会終了。ご来場ご視聴ありがとうございました。どの試合も最高でした。特にメインのオカダ選手と内藤選手の攻防は手に汗握りました。シンガポールから観に来て良かった。
— 木谷高明 (@kidanit) 2016年6月19日いろんな物を受け入れ、生かす事が出来る懐の深さがプロレスの魅力だと思います。今日の大会は一人のファンとして面白かったです。最高でした。おやすみなさい。
— 木谷高明 (@kidanit) 2016年6月19日オカダ選手、IWGP戴冠おめでとうございます!!✨ #njpw #njdominion #njpwworld #rainmaker #kazuchikaokada pic.twitter.com/IPizSD33n4
— 松(matsu) (@matsu_bomaYe) 2016年6月19日 -
6・19まであと10日…「DOMINION 619 in OSAKA-JO HALL」全カード発表!
新日本プロレス 6月19日大阪城ホール大会の全カードが発表された
6月19日 新日本プロレス「DOMINION 619 in OSAKA-JO HALL」大阪城ホール 午後16:00 試合開始
◇第0試合◇
▼ジェイ・ホワイト壮行試合
天山広吉 小島聡 中西学(1/20)ジュース・ロビンソン ジェイ・ホワイト デビッド・フィンレー
※15:30開始予定◇第1試合◇
真壁刀義 ヨシタツ キャプテン・ニュージャパン(1/20)バッドラック・ファレ 高橋裕二郎 ハングマン・ページ
◇第2試合◇
石井智宏 YOSHI-HASHI(1/20)SANADA BUSHI
◇第3試合◇
▼スペシャルシングルマッチ
後藤洋央紀(1/30)EVIL
◇第4試合◇
▼IWGPジュニアタッグ選手権試合イリミネーション式4WAYマッチ/60分1本
[第47代王者]リコシェ マット・サイダルvs[挑戦者]ロッキー・ロメロ バレッタvs[挑戦者]カイル・オライリー ボビー・フィッシュvs[挑戦者]マット・ジャクソン ニック・ジャクソン
※リコシェ&サイダル5度目の防衛戦
※4チーム同時に通常のタッグマッチを行い、敗れたチームから退場。最後まで残ったチームを勝者とする。試合権のある選手が敗れた時点でそのチームは退場。なお、トップロープを越えて場外に転落した場合も退場となる
◇第5試合◇
▼IWGPジュニアヘビー級選手権試合
[第73代王者]KUSHIDA(1/60)[挑戦者]ウィル・オスプレイ
※KUSHIDA2度目の防衛戦
◇第6試合◇
▼IWGPタッグ選手権試合
[第70代王者]タマ・トンガ タンガ・ロア(1/60)[挑戦者]ジェイ・ブリスコ マーク・ブリスコ
※ロア&トンガ組初防衛戦
◇第7試合◇
▼NEVER無差別級選手権試合
[第11代王者]永田裕志(1/60)[挑戦者]柴田勝頼
※永田初防衛戦
◇第8試合◇
▼IWGPインターコンチネンタル選手権試合ラダーマッチ
[第13代王者]ケニー・オメガ(1/60)[挑戦者]マイケル・エルガン
※オメガ2度目の防衛戦
※リング上に吊るされたベルトを獲得した選手が勝者となる
◇第9試合◇
▼IWGPヘビー級選手権試合
[第64代王者]内藤哲也(1/60)[挑戦者]オカダ・カズチカ
※内藤2度目の防衛戦
第0試合を含めた全10試合がラインナップされたが、今回は外国人選手が大挙参戦した影響か、負傷欠場の棚橋弘至はもちろん小島聡、本間朋晃、獣神サンダー・ライガー、タイガーマスクがカードから外された、ベテラン勢はともかく会場人気の高い本間までがカードから外されたのは驚いたというか、それだけ新日本の選手層が厚くなっていることを示している。
第0試合はジェイ・ホワイトがROHへ遠征に出るため壮行試合となり、第1試合にはBULLET CLUBの新メンバーとしてハングマン・ページが登場、第4試合のIWGPジュニアタッグ選手権は当初3WAYのはずが、自分らを抜きにされたことに腹を立てたのか「BEST OF THE SUPER Jr.XXIII」を負傷欠場していたヤングバックスが急遽参戦し4WAYに変更も、今回は通常のルールに加えてオーバー・ザ・トップロープルールも加えた勝ち残り方式となり、ルール次第では空中戦が得意としているチームが不利になる可能性もある。
タッグ選手権は先に挑戦表明していたブリスコ兄弟が挑戦、ゲリラズ・オブ・デスティニー(トンガ&ロア)にしてみれば、チーム歴が長く完成度の高いブリスコ兄弟は真壁&本間より厄介な相手になることは必至。
ケニーvsエルガンの再戦も決定、4・20博多ではヤングバックス不在という状況の中でケニーが自力でエルガンを降して王座を防衛したが、今回はヤングバックスも参戦しているということで大荒れになる可能性が高い。
最後にG1 CLIMAXの出場選手と対戦カードは6月27日の後楽園大会に発表されることになった。
6月19日まであと10日、大阪城ホール大会はどんなドラマが待ち受けているのか・・・? -
SUPER J-CUPは2大会開催!全日本プロレスが参戦!新日本とも雪解けへ・・・
<新日本プロレス公式HPより>
約7年ぶりの開催となる“ジュニアヘビー級の祭典”「SUPER J-CUP 2016」の大会概要、そして各団体の出場ワクが決定!まず、当初から発表されていた8月21日(日)有明コロシアム大会に加え、さらに7月20日(水)後楽園ホール大会が「SUPER J-CUP 2016」1回戦(8試合)として日程に追加。
8月21日(日)有明コロシアムでは、2回戦(4試合)に加え、準決勝(2試合)、決勝戦。そして「SUPER J-CUP」ならではのスペシャルマッチも予定。
さらに参加団体と選手の“出場ワク”も決定。新日本プロレスは本隊が3選手、CHAOSから1選手がエントリー。また、プロレスリング・ノアからは3選手、鈴木軍からは2選手がエントリーの予定。
加えて、全日本プロレスも参加が決定し、DRAGON GATE、KAIENTAI DOJO、琉球ドラゴンプロレスリング、ROH、CMLLからは、ともに1名の出場ワクが決定。さらに、“X”からの出場ワク1名も決定。
いったい各団体から、どんな選手がエントリーするのか? ご期待ください!
■「SUPER J-CUP 2016」・7月20日(水)後楽園ホール大会
※1回戦・8試合を開催。
・8月21日(日)有明コロシアム
※2回戦・準決勝・決勝戦、スペシャルマッチを開催。★団体別・出場ワクが決定!
●新日本プロレス
・本隊= 3選手
・CHAOS =1選手
●全日本プロレス =1選手
●プロレスリング・ノア =3選手
●鈴木軍=2選手
●DRAGON GATE =1選手
●KAIENTAI DOJO =1選手
●琉球ドラゴン プロレスリング =1選手
●ROH =1選手
●CMLL =1選手
●X =1選手
「SUPER J-CUP 2016」の概要が発表され、8月21日の有コロに加え、1回戦として7月20日後楽園大会の開催を発表、そして全日本プロレスの参戦が発表された。
一番驚いたのは参戦の可能性が低いと見られていた全日本の参戦、新日本とは全日本の前オーナーである白石“バカ”伸生がFacebookやブログにて新日本バッシングを展開したのを契機に、新日本が態度を硬化させて全日本との関係を途絶、秋山準体制になってからも関係が改善されなかった。
秋山は5月4日のWRESTE-1後楽園大会に出現して険悪だった団体間関係を改善させ、また大日本プロレスにも出場、メキシコにも遠征が決まるなど外交面で活動を活発化させてきたが、今度は新日本との関係を「SUPER J-CUP 2016」を契機に改善させたが、「SUPER J-CUP 2016」には秋山のもうひとつの古巣であるNOAHも参戦する、全日本とNOAHの関係も未だ改善はされていないが、全日本も11月に両国を控えている、大会の成功や今後のことを考えるとNOAHとの関係など言っている場合でもないのかもしれない。ただ気になったのは当初参戦団体に入っていたZERO1が外れたこと、またDDTや大日本プロレス、そして黒潮“イケメン”二郎が参戦を表明していたWRESTE-1の参戦が決定していないこと、新日本とDDTは飯伏幸太の両団体退団を契機に関係が消滅しているのもあるが、ここにきてZERO1が外れたというのも、ZERO1が外れたから代わりに全日本が参戦ということになったのか?
創世記の「SUPER J-CUP」は選手がホスト役となって団体と交渉して選手を参戦してきたが、いつの間にか団体が仕切るようになってしまった、新日本を中心にたくさんの団体が出来上がり、DDTや大日本などが力をつけてきたが、選手一人の力では団体全体を仕切るのは難しくなってしまったのかもしれない。 -
消化試合どころか30分越えの激戦!内藤が石井を破りIWGP王座を死守!永田が柴田を破りNEVERを手にした!
5月3日 新日本プロレス「レスリングどんたく 2016」福岡国際センター 5299人 超満員
<アピール、コメントなどは新日本プロレス公式HPより>
◇第1試合◇
▼20分1本
○バットラック・ファレ 高橋裕二郎(2分26秒 片エビ固め)×キャプテン・ニュージャパン ジュース・ロビンソン
※グラネード◇第2試合◇
▼20分1本
桜庭和志 YOSHI-HASHI ○ウィル・オスブレイ 外道(7分23秒 片エビ固め)タイガーマスク 田口隆祐 ジェイ・ホワイト ×デビット・フィンレー
※オスカッター◇第3試合◇
▼IWGPジュニアタッグ選手権試合/60分1本
[挑戦者]○リコシェ マッド・サイダル(16分26秒 片エビ固め)[第46代王者組]ロッキー・ロメロ ×バレッタ
※シューティングスタープレス
☆ロメロ&バレッタ初防衛に失敗。リコシェ&サイダルが第47代王者組となる【リコシェ、サイダルの話】
リコシェ「多くの『ニュージャパン・ワールド』を見ているみんな、こんな素晴らしい日はないって言えるよ。今日の勝利はどうだった?誰も俺たちを止められないさ。それはいつでもな。次はどんなことを起こそうかな。マット・サイダルと俺は、どんな素晴らしいチームが来ようとも、涼しい顔して相手してやるさ。俺たちがチャンピオンだからな。まあ、マット。できることなら、誰かそれを変えてみせろよ」サイダル「ごめんだけど、俺はそんなに速く英語を話せないのでね。(リコシェの)半分ぐらいのスピードだけど、俺は今、凄く興奮してる。こうやってチャンピオンに返り咲けたんだから。これを手にすることができてうれしいよ。今夜は俺たち、これで死んでもいいいっていうぐらいの気持ちだったし、それぐらいの気持ちで飛んだ。彼は自分のみを省みず、630°回転して(のプレスを)決めたし、俺も彼に負けないぐらい飛んだ。僕たちはリング上では雲が空を流れるように、そして水が地を流れるように動く。それを誰も止めることはできない。そうある限り、俺たちからこのベルトを奪うことなんてできないさ。最高である俺たちに対抗できるチームはいるのか?そう思っているなら、次に挑戦してきなさい」
リコシェ「でも、敗者になるだけだけどな」
サイダル「俺たちをサポート、応援してくれたみんなに感謝する。そしてこのベルトを持ち続けることを約束するよ。へへへ、ヤッター!」
◇第4試合◇
▼NEVER無差別級6人タッグ選手権試合/60分1本
[挑戦者]○ケニー・オメガ マット・ジャクソン ニック・ジャクソン(14分3秒 片エビ固め)[第5代王者組]棚橋弘至 マイケル・エルガン ヨシタツ
※片翼の天使
☆棚橋&エルガン&ヨシタツが2度目の防衛に失敗。オメガ&マット&ニックが第6代王者組となる(試合終了後にケニーはヨシタツにラダーを使った攻撃を狙うが、棚橋が阻止。そして、棚橋はケニーをラダーの上にボディスラム。さらにハイフライフローの体勢に入るが、危険を察知したケニーがリング下に回避。)
棚橋「(コーナーから降りてアイ・チャレンジ・インターコンチ! ケニー、セイ・イエス! アイ・アム・ネクスト!」ケニー
「ユー・ワナ・リマッチ? ジ・アンサー・イズ・ノー!イフ・ユー・ウォント・ラダーマッチ、マイ・アンサー・イズ・イエス!」
(と、ラダーマッチでの王座戦を提案。すると、両者はラダー上でにらみ合いを展開したのちに握手。史上初のラダーを使ったインターコンチ王座戦の機運が高まった。 )
【ケニー、マット、ニックの話】
ケニー「さあ、タナハシ、俺を見るんだ。俺は誰にも負けないほどのハードな闘いをしてきた。いろんなスタイルでな。それをお前は知らない。その上で俺はカネが欲しくてこのリングにやって来た。それに、ここには最高のプロレスがあるからな。タナハシ、俺はこの世界を変えていくんだ。このベルトがある限り、ここは俺の庭だ。タナハシ、俺はお前が思っているほどキャリアがないわけじゃない。いろんなスタイルを経験してきてるんだからな。次はまた違ったスタイルでの勝負だ。それは、どちらがこの業界での生命を終えるかの闘いだ」ニック&マット「(※ベルトの感触を確かめながら)ああ、気分いいぜ。(※ケニーに)お前もだろ?」
ケニー「お前がシングルマッチを望むなら、再戦を望むなら……そうだ、ROHで闘うのもいいな。そしてそこで……」
ケニー&ニック&マット「(※3人で声を合わせて)THE ELITE、ELITE、THE THE ELITE……(※と叫びながら控室へ向かった)」
【棚橋の話】「残念ながら、NEVERのシックスメンのベルトは失ってしまったけど、俺はこのままじゃ終われないから。俺は、このままじゃ終われない。さらに進化を続けるから。是が非でも、ケニーに『イエス』って言わせないといけなかった。まぁ形はどうあれ、『イエス』って言ったんだから、それに向けて、俺はこのままじゃ終わらないから、絶対に」
◇第5試合◇
▼IWGPタッグ選手権試合/60分1本
[第70代王者組]○タマ・トンガ タンガ・ロア(12分12秒 片エビ固め)[挑戦者]真壁刀義 ×本間朋晃
※ゲリラ・ウォーフェアー
☆トンガ&ロアが初防衛に成功【トンガ、ロアの話】
ロア「マカベ、ホンマ、何か言うことはあるか?あるのか?」トンガ「(※割り込んできて)これでお前らを完全にやっつけた。この前と同じ結果だったな。さあ、次は誰が来るんだ?誰が挑戦してくるんだ?(新日本の)他からでもいい。ROHでもいいぞ。どこからでも来い。アメリカでも、アフリカでも。誰でもいい。いつでもいい。俺たちはゴッド(G.O.D)だ。日が昇る国を制圧するゴッドさ」
【真壁、本間の話】
真壁「(※フィンレーと金光に肩をかり、コメントブースに登場)オイ、一言だけ言っといてやるコノヤロー。今日は勝てなかったかもしれねぇ。勝てなかったな。いいか、俺たちは必ず立ち上がるからな。オイ、必ずだ!必ず2人で立ち上がってよ、リベンジしてやる。ただ、それだけだ。いいか!俺ら見てろ!必ず立ち上がってやる。それだけだ」本間「(※川人に肩をかり、コメントブースに登場すると、そのまま床に倒れ込む)もうチャンスはないのか?違う。チャンスはないかもしれない。でも、自分の力。いや、俺と真壁の力で、もう1回チャンスをつくってみせる。それこそ、“GBH魂”、1回や2回負けたぐらいで終わるわけねぇよコノヤロー。“兄弟愛”より、“絆”だ。絶対負けねぇ。チャンスくれねぇんだったら、リマッチ組まないっつうんだったら、力で奪い取ってみせるだけだ。今日のところは、俺の夢はついえたけど、絶対諦めない」
◇第6試合◇
▼NEVER無差別級選手権試合/60分1本
[挑戦者]○永田裕志(11分53秒 バックドロップホールド)[第10代王者]×柴田勝頼
☆柴田が4度目の防衛に失敗。永田が第11代王者となる【永田の話】
永田「(※インタビュースペースに戻ってくると、この試合を実況していた野上アナが待ち構えていた。「遂にやりました」と声を掛けられると笑顔が漏れる)言葉が出てこないほど強烈な試合でしたよ。柴田の当たりはいつも以上に強烈だった。でも、その強い柴田を打ち破ってこのベルトを獲った。俺の見込んだNEVERのベルトだ。このベルトには間違いなく、かつてのIWGPの闘いが詰まってる。どんどんこういう試合して、IWGP以上のものにしてやりますよ。今日の勝利は俺だけじゃない。小島、天山、そして(リング)下で見ていた中西学、3人が俺に力をくれた。柴田(は)、小島、天山を破って上ってきて、弾き落とされた。あいつは2人倒してる。俺は柴田しか倒してない。どうだ柴田、もう一丁いくか?こういう闘いを続ければ、新日本の景色は変わるぞ。どうだ、柴田?この俺に遠慮なく感情をぶつけてきて、それを弾き飛ばしたんだよ。お前、それでいいのか?柴田、これでやめるなんて言わないだろうな。今日は俺がしっかりお前に勝った。これで終わりか、柴田?この闘いを新日本に植えつけるには、まだまだ闘わなきゃダメだろ。な、野上、IWGP、インターコンチネンタルとは違う、これぞ新日本という試合だったろ?男と男の意地、嫉妬、憎しみ、悲しみ、そういうものがすべて詰まった闘いが今の闘いだよ。この闘いでこの機に、俺の力で……柴田よ、悔しかったら、もう一丁やろうぜ」--「窓際に追いやられた同世代に勇気を与えるような試合をしたい」って、そう話してましたけど、年齢を確かに48歳と認めるなかで、そういうことが伝えられたと思います。
永田「何度転んでもいいんだよ。でも、転んだ時、立ち上がれるかどうかだよ。本当に強い人間は。何度転んでも、何度くじけようとも、どんなに傷ついても、汚れても、それは強くなるチャンスなんだ。だから何度倒れても立ち上がって笑って、それがNEVER GIVE UPだ。I NEVER SAY GIVE UP」--これ、永田さんにぴったりのベルトです。
永田「IWGPの闘いをもう1度、新日本プロレスに、俺の手で取り戻して、俺の色に染めてやる。青き色に。透き通ったブルー・ジャスティスに。新チャンピオンは公約をいわないとな。政治家と一緒だよ。ちゃんとした公約の下、このベルトを持って、次から次へと出てくる相手と闘う。それがチャンピオンの宿命だ。このリングで、俺の色に、セルリアンブルーよりさらに青く……」
(※コメントを終えると、「どうだ、野上?」と言ってハグ。「1人で青義軍守ってくれてありがとう」と伝えると野上アナの目には光るものが……)◇第7試合◇
▼IWGPジュニアヘビー級選手権試合/60分1本
[第73代王者]○KUSHIDA (14分37秒 ホバーボードロック)[挑戦者]X獣神サンダー・ライガー
☆KUSHIDAが4度目の防衛に成功(試合終了後、両者がリング上で正座して向き合い、KUSHIDAが深々と頭を下げる。これにライガーも返礼すると、KUSHIDAは再び丁寧に頭を下げた。
その後、ライガーがKUSHIDAを立ち上がらせ、手を挙げて勝利を称える。そこからKUSHIDAがマイクアピールを行ない、ライガーへエールを送る。)KUSHIDA「ライガーさん、最終章、その時間を僕がいまこの(左手に書いた)時計で止めておきました。5年、10年、15年、20年、ずーっと、獣神サンダー・ライガーでいて下さい」
ライガー「Jr.最強のチャンピオンKUSHIDAが、そう言ってくれるなら、本気でお前がそう思ってくれるなら、もう1回チャンスくれよ!(※大拍手) 福岡のファンのみんなに誓うよ。次、取ったら、次、挑戦権を取ったら、必ずそのベルト、俺の腰に巻きます(※大歓声&大拍手)」
(ここでKUSHIDAとライガーはガッチリと握手)
KUSHIDA、「熊本で、試合が、なくなってしまいました。けど、約束します! 新日本プロレスは九州に、熊本に帰って来ます! 今日はありがとうございました」
【KUSHIDAの話】「正直な気持ち、間に合って良かった。KUSHIDAがやっと、時間がかかったけど、やっとここでタイトルマッチができる。IWGPヘビーを除けば、(試合順)一番上でしょ。この最高の舞台で、やっぱり獣神サンダー・ライガーとやることは、一つのステータスだし。ある意味タイトルマッチじゃなくても、獣神サンダー・ライガーに勝つってのは大きな出来事です。獣神サンダー・ライガーがいる世界で、俺はチャンピオンになっていたい。いない世界でチャンピオンになっていることと、どんだけ意味合いが違うかってことですよ。俺には、“アイディア”があるんだ。獣神サンダー・ライガーが創り上げてきた、今も続いてる偉大なる功績、足跡。それに負けないモノを、負けない道を歩む“アイディア”があるから。今は話せない。期待しといてください。『SUPER Jr.』もちろん優勝。2月に言ったでしょ?夏が始まる前に、独走するって。もちろん2連覇っす」
【ライガーの話】「KUSHIDAは、すげぇチャンピオンだ。俺は折りにいった。アームロックを下から。(でも)ギブアップしねぇんだ。少しのスキもない。(こっちにスキが)できた瞬間にあいつは逃げて、逆に折りにきた。やられたらやり返す。それがプロレスの試合だ。だからヤツは俺の腕を折りにきた。俺は何も思っちゃいない。耐えられなかった俺がいるだけで。逃げるチャンスもない。すげぇチャンピオン。ヤツは言ってた、「10年、15年、生涯現役でいろ」と。でも、それはない。それじゃライガーじゃないんだ。ライガーはあと5年以内だ。そう思ってる。だからこそ、もう1度、KUSHIDAがチャンピオンの時に挑戦したい。それまで最終章は口に出さないようにしとく。ただ、5年、10年はない。それは自分の力をわかってるから。自分が一番わかってる。だから早く、早く、アイツのベルトを獲りたい。アイツからベルトを獲りたい。以上。それだけ」◇第8試合◇
▼スペシャルシングルマッチ/30分1本
○EVIL(9分53秒 体固め)×後藤洋央紀
※EVIL◇第9試合◇
▼スペシャルシングルマッチ/30分1本
○オカダ・カズチカ(15分11秒 片エビ固め)×SANADA
※レインメーカー【オカダ、外道の話】
オカダ「まぁレベルの違い、わかったでしょ?これが、新日本プロレスのトップのレベルだ。新日本プロレスのレベルとしては、もっと低いかもしれねぇが、トップのレベルだ。そんじょそこらとな、一緒にされちゃ困るんだよ」外道「オイ!SANADA!オメェも頑張ったけどよ、レインメーカーとオメェじゃ、レェェベルが違うんだよコノヤロー」
【SANADAの話】「(※頭を抱えながらインタビュースペースに戻って来て)一つだけいいですか?オカダ・カズチカ、俺との抗争はゴールがないんだよ」◇第10試合◇
▼IWGPヘビー級選手権試合/60分1本
[第64代王者]○内藤哲也(30分33秒 片エビ固め)[挑戦者]×石井智宏
※デスティーノ
☆内藤が初防衛に成功(試合終了後、メインイベント終了後、オカダ&外道が石井を介抱。そして、オカダがリングへ上がり、内藤の真後ろへ立つ。すると、内藤がゆっくりと振り返ってオカダと対峙し、片目を開けてその顔を見つめる。だが、オカダは動じずに内藤を指差し、無言のまま石井&外道と退場した。
ここからセレモニーとなり、内藤へ勝利者トロフィーと勝利者賞の目録が贈呈される、。続いて、海野レフェリーが内藤へIWGPヘビーベルトを手渡す。ところが、内藤は受け取った直後にベルトを放り捨て、海野レフェリーを急襲。そして、BUSHIが顔面に毒霧を噴射した。)内藤「今日も、新日本プロレスワールドをご覧の、木谷(高明)オーナー!(※大歓声) 新日本プロレスワールドもいいけどさぁ! オーナーとして、この会場の雰囲気を、自分の耳で、しっかり確認したほうがいいんじゃないの!?(※大歓声) 俺の、次の防衛戦、木谷オーナーにはぜひ会場に来ていただきたい。そして! あなたの目で! あなたの耳で! 会場の反応をぜひ確認しに、会場に来て下さい!(※大拍手) 木谷オーナー! 今日も、お忙しい中、新日本プロレスワールドでの観戦・・・お疲れ様でした(※大歓声&大拍手)。・・・ブエナスノーチェス、フクオ~カ~~~!!(※大拍手) オカダは、さっそく試合後、俺の目の前に来て、挑戦表明をし・ま・し・た・が! この場を借りて、俺から彼にひとこと、アドバイスをしてあげたいと思います(※大拍手)。オカダ! オカダ~! トランキーロ! あっせんなよ!(※大歓声) EVIL! BUSHI! SANADA! イ・内藤! ノスオトロス! ロス! インゴベル~ナブレ~~~~ス!! デ!! ハ!! ポン!!」
【内藤の話】「まぁ石井、本人はなんて思ってるか知らないけど。『内藤を追い込んだ。あと一歩だった』って思ってるんじゃないの?石井を応援するお客様も『石井はあと一歩だ。あと一歩、頑張れ』って思ったんじゃないの?先に言ってたでしょ。俺にとっては消化試合だよ。あとちょっとだけと思った皆様、それはすべて俺の手のひらの上に(乗せただけ)。まぁさ、今日、消化試合だったけど、俺、チャンピオンなんで、オクパード(※忙しい)なんだよ。わかる、オクパード?忙しいんだ。いやもう、寝不足で疲れちゃった。カンサード(※疲れた)だよ。まあさ、もうこれ以上、今日しゃべることないよ。そうだな、5日の松山が終わって6日、3夜明け会見ですか?まぁやるかわかんないけどさ。3夜明け会見、もしあるんだったら、そこでしゃべりますよ。そこで質問も、受け付けますよ。まあ、今日のところは俺、カンサードだから。質問は、ノー・グラシャス。アスタレーゴ、アディオス」
【オカダ、外道の話】
オカダ「まぁCHAOSやられっぱなしで、終われないでしょ。今日、後藤さん負けて、石井さん負けて。誰がやる?やっぱり俺しかいないでしょ。次、ボクはまた外道さん、いかせてもらいたいと思います」外道「もちろんだ。必ずCHAOSに取り戻してくれ。頼むな」
――いつどこで内藤選手に挑戦しますか?
外道「いつ?いつでもいいよ。明日でもいいぞ。もうCHAOS待ってらんねぇからな。なめられてたまるかよ、お前」オカダ「なめられたまんまで、終われないっすから。まぁやっぱり石井さんも、あぁやってボクたち、EVIL、BUSHIを排除しても、またあぁいう結果になってしまいましたから。ボクがしっかりいきたいなと思います」
新日本毎年恒例の「レスリングどんたく」のメインは内藤の保持するIWGPヘビー級王座に石井が初挑戦、石井の挑戦を“消化試合”と言い切った内藤に石井がどれでけ意地を見せるかに注目していた。
序盤は石井のスタイルに付き合わないとばかりに内藤は駆け引きを駆使して石井を翻弄しようとするが、石井が強引にでも自身のスタイルに内藤を付き合わせようとするも、EVILが介入して石井の首にイスをかざしてから鉄柱に叩きつけ、内藤は首攻めを展開して先手を奪う。
しかし内藤のガントショットをキャッチした内藤の軸足に石井が低空ドロップキックを放つと、石井は内藤の古傷である右膝攻めを展開して反撃、内藤はレフェリーと石井を交錯させてから無法地帯を作り上げ、EVILのイス攻撃からブルマブランカで捕獲するも、グロリア狙いは石井が足横須賀の要領でのニークラッシャーで阻止するとレッグブリーカー、パワーボムから膝十字固め、アンクルホールドで捕獲、だが内藤はまた苦し紛れにレフェリーを殴り、EVILとBUSHIがカットに入る。
オカダと外道がEVILとBUSHIを排除すると、勢いの止まらない石井は頭突きからラリアット、スライディングラリアットを放つも、垂直落下式ブレーンバスター狙いは内藤がDDTで切り返し、背中へのミサイルキックから雪崩式フランケンシュタイナー、グロリア!突進する石井をスパインバスター、そしてデスティーノ狙いは石井が牛殺しで切り返すと、エル・サムライを彷彿させるような垂直落下式リバースDDTまで披露して内藤を追い詰める。
しかし石井の攻勢を内藤が掟破りの垂直落下式ブレーンバスターで突き刺すと、頭突きから浴びせ蹴り、ドラゴンスープレックスと畳み掛け、デスティーノ狙いは石井がラリアットで阻止するが、内藤はジャンピングエルボーアタックからのデスティーノで3カウントを奪い王座を防衛した。試合後はセミでSANADAを降したオカダが前王者の権利として再戦を要求、オカダvsSANADAは体格も試合スタイルも似ているSANADAにオカダが苦戦、Skull Endで絞めあげられ追い詰められてしまうが、ラウディングボディープレスを自爆させ、レインメーカーを狙ったところでSANADAはkull Endで切り返そうとするも、オカダはツームストーンパイルドライバーで突き刺した後でのレインメーカーで勝利を収めている。
内藤は消化試合と言い切ったが途中までは内藤のペースで試合が進むも、EVILとBUSHIが排除され、古傷の右膝を攻められてからは石井のペースとなり、終盤は内藤の敢えて石井のフィールドである“ど真ん中”に飛び込んでいっていった、消化試合と言い切りながらも裏切るような内容は、制御不能な内藤らしい試合だったかもしれない内藤vsオカダはおそらく6月の大阪城ホールが濃厚、オカダとしても二度同じ相手に負けられないだけに、内藤の独走を阻む意味では、これ以上の負けは許されない。
また第6試合の柴田vs永田はガンガン攻める柴田に対し受け止める永田の展開となり、柴田はエルボーで永田からダウンを奪うも、柴田は容赦なくキックなどで攻め立てる。柴田は永田のエクスプロイダーに対し武者返しで大ダメージを与えるも、次第にキラー永田が覚醒し鋭いキックや膝蹴り、タイナーから垂直落下式ブレーンバスターと猛反撃する。
柴田はスリーパーで絞めあげてから掟破りのバックドロップホールドを決めるが、これでますます火が着いた永田は柴田のPKを受け止めてからバックドロップ、永田のキックの連打、張り手、延髄斬り、掟破りのPK、そしてバックドロップホールドで3カウントを奪い王座奪取、これぞ永田裕志と見せ付けた試合だった。第7試合のKUSHIDAvsライガーは、かねてから「ハイフライだけがジュニアではない」とライガーが公言したとおり、KUSHIDAが腕攻めを展開すれば、ライガーは風車式バックブリーカーの着地に失敗したKUSHIDAの左足攻めを展開し、鉄柵や鉄柱を使ったニークラッシャーを展開してプロレスの幅の広さを見せ付ける。
ライガーはライガーボム、雪崩式フランケンシュタイナーと本家技を繰り出すと、回転エビ固めで切り返してから、腕へのキックからハンドスプリングエルボー、その場飛びムーンサルトからムーンサルトはライガーが剣山で迎撃しアームロックへ、KUSHIDAも腕十字で切り返してギブアップ寸前にまで追い詰める。
ライガーも空中胴絞め落とし、掌打、垂直落下式ブレーンバスターと畳み掛けるが、再度の掌打狙いをKUSHIDAがホバーボードロックで捕獲しリストを固めたところでライガーがギブアップしKUSHIDAが防衛、泥臭い試合だったがライガーの求めていた試合にKUSHIDAが見事に応えた。第4試合の6人タッグ選手権は棚橋がケニー、ニックにドラゴンスクリューからテキサスクローバーホールドで捕らえるが、ケニーがスプレー攻撃でカットに入り、服部レフェリーにもスプレーを浴びせてから急所打ちでKOするなど大荒れ、ケニーとうヤングバックスはコーナーにラダーを、リング下にテーブルを設置しエルガンをテーブル貫通パワーボムでKOすると、孤立したヨシタツにケニーが片翼の天使を決め3カウントを奪い王座奪還、試合後は棚橋がケニーのインターコンチネンタル王座に再挑戦を迫り、ケニーはラダーマッチでの選手権を要求して、棚橋が飲んで決定、ケニーのフィールドであるラダーマッチに棚橋は敢えて飛び込むことになった。
新日本でのラダーマッチは賛否を呼ぶかもしれないが、古い価値観を壊して新しい価値観を作り上げるのも、創始者であるアントニオ猪木イズムであり、新日本イズムのはず、だから自分的にはありだと思う。今大会は熊本で行われる予定だった試合が福岡大会に振り分けられるなど、カード的には両国大会クラスの大会となったが、ただテレ朝チャンネルは4時間しか時間枠がなかったためメインは入りきれなかったのが残念だったかな・・・(その後で新日本ワールドで見ました)
最後に今年の「BEST OF THE SUPERJr」の出場選手が発表された★「SUPER Jr,」Aブロック出場選手!
KUSHIDA
田口隆祐
カイル・オライリー
マット・サイダル
ロッキー・ロメロ
外道
BUSHI
マット・ジャクソンhttps://t.co/6uNlLnwVWB #njbosj pic.twitter.com/fYYM9GNB9R
— 新日本プロレスリング株式会社 (@njpw1972) 2016年5月3日★Bブロック出場選手!
獣神サンダー・ライガー
タイガーマスク
ボビー・フィッシュ
バレッタ
ニック・ジャクソン
リコシェ
ボラドールJr
ウィル・オスプレイhttps://t.co/6uNlLnwVWB #njbosj pic.twitter.com/VqvJ1HLNKx
— 新日本プロレスリング株式会社 (@njpw1972) 2016年5月3日今年はCMLLからボラドールJrが参戦、オスプレイやサイダルがエントリーしたが、カマイタチに関してはROHで最終調整に入っているため参戦は見送られた。
焦点はKUSHIDAへの次期挑戦者となるが、今年は予想しづらそうだ。LOS INGOBERNABLES de JAPON pic.twitter.com/cLbmO0gTZf
— 内藤哲也 naito tetsuya (@s_d_naito) 2016年5月3日応援ありがとうございました!今日の試合、一分一秒、特別な時間でした。九州、熊本に必ず戻って来ます。#IWGPJr73rd #V4 pic.twitter.com/BPr9QHpLiH
— KUSHIDA (@KUSHIDA_0904) 2016年5月3日今宵博多どんたく大会では柴田勝頼のNEVER王座に挑戦しましたゼァ。柴田の攻撃は物凄く鋭く肉体が切られる様な強烈なダメージを受けたが、それらを受けきって最後は勝利しました。応援して下さいました皆様本当にありがとうございましたゼァ。 pic.twitter.com/umWLuVOVOR
— 永田裕志 (@nagata769) 2016年5月3日We literally just tore the house down! https://t.co/PEp7eciLxW
— The Young Bucks (@MattJackson13) 2016年5月3日Jesus. pic.twitter.com/wT9YD9Dn80
— YOSHITATSU (@YoshiTatsuIsm) 2016年5月3日NJPW wants me here 4 Jr tournament. I'm sorry, I really miss Beyond and hope to return if there r no hard feelings https://t.co/EKSM9nzlSI
— BigMike (@MichaelElgin25) 2016年5月3日内藤選手IWGPヘビー級王座防衛。そしてリング上から再び私に会場への来場要請!まあまあトランキーロ!焦んなよ!
— 木谷高明 (@kidanit) 2016年5月3日 -
ケニーがエルガンとの激戦を制してインターコンチ王座を防衛も、棚橋の挑戦は急所蹴りで「NO!」4月27日 新日本プロレス「Road to レスリングどんたく 2016」福岡・博多スターレーン 864人
<アピール、コメントなどは新日本プロレス公式HPより>
◇第1試合◇
▼20分1本
○ジュース・ロビンソン ジェイ・ホワイト(5分7秒 サージェント・パッパラーズ・ロンリー・ハーツ、・クラッチ)×キャプテン・ニュージャパン デビッド・フィンレー
◇第2試合◇
▼20分1本
YOSHI-HASHI ○ロッキー・ロメロ バレッタ(8分4秒 首固め)中西学 ×タイガーマスク 田口隆祐
◇第3試合◇
▼スペシャル6人タッグマッチ/30分1本
○真壁刀義 本間朋晃 ヨシタツ(12分42秒 片エビ固め)タマ・トンガ タンガ・ロア ×高橋裕二郎
※キングコングニードロップ
◇第4試合◇
▼スペシャルタッグマッチ/30分1本
柴田勝頼 ○KUSHIDA(16分34秒 シェリークラッチ)永田裕志 ×獣神サンダー・ライガー
◇第5試合◇
▼30分1本
○石井智宏 オカダ・カズチカ 後藤洋央紀 外道(15分37秒 片エビ固め)内藤哲也 SANADA EVIL ×BUSHI
※垂直落下式ブレーンバスター
◇第6試合◇
▼スペシャルシングルマッチ/30分1本
○棚橋弘至(14分59秒 片エビ固め)×バッドラック・ファレ
※ハイフライフロー
【棚橋の話】「(※コメントスペースにたどり着くなり倒れ込む)ああ、ダメだ・・・。ハア・・・。ダメージが、やべぇ。でも、調子は上がってきたでしょ? 外的な要因、俺自身の変化、こっからいくしかねぇでしょ。(※起き上がって)這い上がりますからね」
◇第7試合◇
▼IWGPインターコンチネンタル選手権試合/60分1本
[第13代王者]○ケニー・オメガ(22分56秒 エビ固め)[挑戦者]×マイケル・エルガン
※片翼の天使
☆ケニーが初防衛に成功
(試合後、ベルトを防衛したケニーの前に棚橋が登場。
ケニー「オサキニドウゾ」
棚橋「ケ ニー、答えはシンプルだ。次、インターコンチ、俺が挑戦する!」
(これを聞いたケニーは棚橋に何やら注文をつける。 さらに一瞬のスキをついて棚橋の急所をキック! )
ケニー「答えはノーだ!」
(リングで横たわる棚橋に容赦ないストンピングを叩きこむ。さらに場外に降りると、ラダーをリングに持 ち込むケニー。そのラダーを棚橋が身動きとれないように固定した)
ケニー「フハハハ!」
【ケニーの話】「(※バックステージに用意されたテーブルにベルトを投げるように置いてコメントする)なんてヤツだ。とんでもないヤツだった。でも、 勝ったのは俺だ。俺の方が上だったってことだな。俺の方がリスペクトするに値するってことだ。まあ、最後はあいつを地獄に落としてやった。それなりに力の あるヤツだったけど、俺の前に立つヤツはみんな、ああいう目に遭うんだ。チャンピオンに楯突くとな。俺はずっとチャンピオンでいる。この場においては、そ れが自然の成り行きだ。あんな最後を見たからには、誰も俺に挑戦してくるやつはいないだろう。なのに出てきたヤツがいる。あいつはどういう目に遭いたん だ? 何を考えてるんだ? 同じ目に遭わせてやる。ガッデム! 次(の挑戦者)? そんなのくだらない質問だ。ほかに質問はあるか? ないんだな? いい 心がけだ。じゃあ、これで終わりだ」
【エルガンの話】「力の大差ない者が闘うと、運に左右されてしまうことがある。このようなスタイルは、俺にとって今日は初めての競技のようなものだった。ケニー、今夜は俺に運が回ってこなかっただけだ。その競技を打ち破れなかっただけだ。初挑戦のチャンスこそ手にできたけど、それを成功に導くことはできなかった。経験の浅いものを相手にして、お前はこれで成功したと思ってるのか? 俺はまたこのスタイルに挑戦する。もう1度、チャンスがほしい。ケニー、俺はお前に勝ったという事実を欲している」
4月29日、熊本で行われる予定だったIWGPインターコンチネンタル選手権が、熊本地震による大会中止で、博多大会に前倒しで行なわれ、ケニーはエルガンの挑戦を受けるも、今回はヤングバックスが不在、またゴーディ・ホールが負傷欠場ということでセコンドには誰も着かず、一人でラダーやスチール缶などアイテムを持参して入場した。
試合は序盤からエルガンがパワーで圧倒、ケニーもスピードで対抗しようとするが、逆にエルガンのパワーに振り回され、ケニーは場外戦に持ち込んでホウキやスチール缶、スプレーなど凶器攻撃を展開するが、エルガンには通用せず、ラダーを持って突進を試みるが逆に押し返され鉄柵に叩きつけられてしまう。
エルガンはラダーを奪ってケニーに投げつけようとするが、ケニーはドロップキックで阻止すると、スチール缶の上でのパイルドライバーを敢行しエルガンに大ダメージを与える。
リングに戻ったケニーはカミカゼからムーンサルトプレス。低空ドロップキックからのコタロークラッシャーとスピードで翻弄し、場外に逃れたエルガンにノータッチ式トペコンを発射するが、鉄柵に足を打ちつけてしまい、それでもケニーはテーブルを持ち出してリング下に設置、だがその間に蘇生したエルガンは串刺しラリアットを連発しアバランシュホールド、ケニーをコーナーに座らせてからのジャンピングハイキックを放つが、ぶっこ抜きファルコンアローはケニーが阻止してダイビングボディーアタックを放つも、キャッチしたエルガンはそのままケニーを叩きつける。
エルガンは延髄斬りからラリアットを連発するも、ケニーはジャンピングニーで応戦し、投げ放しドラゴンスープレックス、ドクターボムと畳み掛けてからラリアットを放つが、エルガンもローリングエルボーで応戦し、ラリアットからぶっこ抜き雪崩式ファルコンアローを決める。
エルガンはリング下に設置してあったテーブルに断崖式パワーボムで叩きつけ、テーブルに貫通されたケニーは大ダメージを負い、リングにケニーを戻したエルガンはバルキリースプラッシュを投下も、ケニーは間一髪かわし、フランケンシュタイナーを狙うがエルガンはコーナーに叩きつけてからエルガンボムを狙う。
しかしケニーはリバースフランケンシュタイナーで切り返すと、ジャンピングニーから再度リバースフランケンシュタイナーを決め、生膝ニーを狙うがエルガンもラリアットで迎撃し、パワーボムから再度エルガンボムを狙う、だがコーナーに叩きつけたところでケニーがランニングニーを連発し、最後は片翼の天使で3カウントを奪い王座を死守した。
今回のケニーはセコンド抜きということでエルガン相手に激戦となったが、序盤はエクストリームスタイルを織り交ぜながらも実力で王座を防衛してみせた。
試合終了後はセミでファレを降した棚橋が挑戦表明をした、 棚橋vsファレはファレの体格とパワーの前に棚橋が苦しみ、場外ボディースラムで大ダメージを負うも、再度の場外戦で棚橋はコーナーからのフライングボディーアタックで流れを変え、ロープ際でのドラゴンスクリュー、グラウンド式のドラゴンスクリューからテキサスクローバーホールドを決めるが、ファレは脚力で跳ね除け、棚橋の回転エビ固めも尻で圧殺する。
ファレはフォーリン・ココナッツを狙ってコーナーへ昇るも、棚橋は雪崩式ブレーンバスターで投げると、逆にハイフライフローを狙うがファレも雪崩式ブレーンバスターで応戦、そしてスピアーからバットラックフォールを狙う。
しかし棚橋はウラカンラナで切り返し、ファレは串刺しボディスプラッシュ、グラネードから再度バットラックフォールを狙うと棚橋はスリングブレイドで切り返し、最後はスリングブレイドからのハイフライフローで3カウントを奪い勝利を収めた。
棚橋のアピールに対してケニーは急所蹴りでNOの返答を出した、ケニーにしてみれば2月の新潟で棚橋を破っていることから、なぜ再戦しなければならないかというものもある、棚橋も5月3日の福岡大会でケニー&ヤングバックス相手にNEVER6人タッグ王座をかけて防衛戦を行うが、インターコンチ王座挑戦んとなれば防衛が必須となる。
IWGPヘビー級戦線からも遠ざかり、シングルのタイトルからも一歩引いてしまった棚橋だが、ケニーにリベンジすることで沈んだ太陽を再び昇らせることが出来るか?