新日本プロレス
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熊本地震の影響で新日本プロレス「レスリング火の国2016」が中止に
<新日本プロレス公式HPより>
新日本プロレスリングでは、4月29日(金)に『レスリング火の国2016』熊本・グランメッセ熊本大会の開催を予定しておりました。
当社としても、現地の皆様に、今こそ新日本プロレスの熱い試合をお見せしたいと思い、様々な可能性を模索して参りました。
しかし、熊本地方を中心に発生した震災の甚大な被害状況や、何よりもお客様の安全確保、さらに会場となるグランメッセ熊本の破損状況の報告を受け、やむなく大会を中止とさせて頂くこととなりました。
今大会を楽しみにされていたファンの皆様には、心より深くお詫びいたします。誠に申し訳ございません。
現在、次回大会の見通しはついていない状況であり、今大会は延期ではなく中止と発表させて頂きましたが、引き続き熊本での大会開催を検討していく所存です。
必ず、新日本プロレスは熊本に戻ってまいりますので、しばらくのご猶予を頂ければと思います。
なお、ご購入頂きましたご観戦チケットの払い戻しに関しましては、ただいま各プレイガイドと確認作業を行っております。払い戻し方法の詳細は決定次第、あらためてオフィシャルサイトなどでお知らせいたします。
皆様のご理解を頂けますよう、どうぞよろしくお願い申し上げます。
※その他の九州での大会、4月27日(水)福岡・福岡スターレーン、4月28日(木)鹿児島・薩摩川内市総合運動公園サンアリーナせんだい、5月1日(日)大分・大分イベントホール、5月3日(火)福岡・福岡国際センターに関しましては、予定通り開催させて頂きます。
あらためまして、熊本県を震源とする地震にて被災された皆様に、心よりお見舞いを申し上げます。 被災地の一日も早い復旧・復興をお祈り申し上げます。
新日本プロレスが29日に開催する熊本でのビッグマッチ「レスリング火の国2016」の開催を熊本地震で中止にすることを発表した。
16日熊本地震が起きた当日にはプロモーションで熊本に訪れていた本間朋晃が震災に遭遇したものの無事が確認され。14日超花火・大分大会を開催しており、熊本のホテルに宿泊していたZERO1勢や大仁田厚、将軍岡本、熊本に帰郷中のDDTの梅田公太、WRESTE-1・4月16日熊本大会のプロモーションで先乗りしていた火野裕士や吉岡世紀もツイッターで無事を報告、ZERO1勢や大仁田邪道軍は瓦礫、ガラスの撤去作業を行うなど元気な姿を見せ、WRESTE-1は当初17日の博多大会には火野が来場できないとして欠場を発表したが、火野は会場に駆けつけ、中止となっていたUWA世界6人タッグ選手権を予定通り行った。
しかしこれに伴い超花火15日・くまもと森都心プラザホール、16日のWRESTE-1・熊本・熊本市流通情報会館は延期になり、新日本も29日の熊本大会に関しては検討中となっていたが、会場のグランメッセが震源地である益城町にあることから、破損状態を含めてさまざまな事情が重なり中止を余儀なくされた。
ただ気になるのは熊本大会で行う予定だったタイトルマッチ(IWGPインターコンチ、NEVER、IWGPジュニアタッグ選手権)がどうなるのか、延期か、それとも5月3日福岡を含めた各大会に振り分けるのか、新日本の決定を待ちたいと思う。
最後に熊本県を震源とする地震にて被災された皆様に、心よりお見舞いを申し上げます。 被災地の一日も早い復旧・復興をお祈り申し上げます。
伊賀プロレス通信管理人
4月29日(金)グランメッセ熊本大会、開催中止のお知らせ https://t.co/6qXUhWr67X #njpw #njhinokuni pic.twitter.com/QlOCTqokxO
— 新日本プロレスリング株式会社 (@njpw1972) 2016年4月18日ご理解の程よろしくお願いします。必ず戻って来ます。RT @njpw1972: 4月29日(金)グランメッセ熊本大会、開催中止のお知らせ https://t.co/yHRiNSdw0Y #njpw #njhinokuni pic.twitter.com/ttPYFHPacP
— 木谷高明 (@kidanit) 2016年4月18日4月29日に予定の新日本プロレス熊本大会は中止とさせて頂きます。本当だったら被災地の皆さんをプロレスを通じて勇気付なければいけないのに非常に残念です。必ず、必ず遠く無いうちに帰って来ます。それまで頑張ってください。また明日、新日本プロレス&ブシロードグループの施策発表します。
— 木谷高明 (@kidanit) 2016年4月18日4月29日熊本大会中止に関して、オカダ・カズチカ選手、棚橋弘至選手からコメント https://t.co/sgtZbMDeO8 #njpw #njhinokuni pic.twitter.com/I1ma1R6I9B
— 新日本プロレスリング株式会社 (@njpw1972) 2016年4月18日ポリスがウロウロしてたから、なんか手伝うことありますか?って聞いたらどうぞ行って下さい。今はいいです。みたいな感じで言われた?
手伝う気あっても何したらええかわからん。知らない場所やし。こうゆうの良くないよ!力はあるのに… pic.twitter.com/Cu02JSHqpU
— 火野裕士 (@hinoyuji1123) 2016年4月15日無事避難しました。今日のが大きくてホテルにも入れない状態です。 pic.twitter.com/V7LK2bYQJ7
— 火野裕士 (@hinoyuji1123) 2016年4月15日こんな感じです。水も使えない。はやくおさまるといいなぁ。 pic.twitter.com/1PyMNsp4Zf
— 火野裕士 (@hinoyuji1123) 2016年4月16日熊本こんな時やからって
性犯罪、泥棒が増えてる。
みんな大変やろうけど、そこも注意してほしい。性犯罪とかほんまにクソ以下。
そんなクソ以下なやつに性的暴力された女子の気持ちは、男には想像できんくらい最悪な気分や。死にたいとも思うくらいやとおもう。そんなん考えずそん時の気持ちだけで
— 火野裕士 (@hinoyuji1123) 2016年4月18日熊本での性犯罪がふえとる
刑務所ぶち込まれるだけじゃ足らん
すきな人、大事な人、娘がやられたらどう思うよ?
女性のみなさんほんとに気をつけて
熊本もう12件以上でてる
— 火野裕士 (@hinoyuji1123) 2016年4月18日PR -
内藤vs石井のIWGP戦が決定も「お客さんに失礼」と批判、SANADAはオカダと一騎打ちへ
<内藤哲也 一夜明け会見 新日本プロレス公式HPより>
■内藤哲也選手のコメント
内藤「感想ですか?あのぅ、まぁまぁツイッター等でね、いろいろな意見は見ますけど、まぁでも昨日の両国国技館の雰囲気、両国国技館のお客様の反応がすべてなんじゃないかなと思いますよ。昨日の会場に来てなかった人はわかんなかったかもしれないけどね、あの会場にいたら、答えは自ずとわかるでしょ。まぁまぁ昨日のメインイベントで一番不満だったのがね、俺の望まないタイミングでさ、最後紙テープが飛んできたんだよね。いやいやいや、まだでしょと。トランキーロだと、まさに。このタイミングじゃないだろと。まぁ今までのタイトルマッチで言ったらさ、外道がさ『レベルが違うんだよ』って言った瞬間に、紙テープがプシャーって飛んでしまうようなね、ちょっとありえないタイミングで飛ばしてきたからさ、これはもしかしたら、木谷オーナーの俺への嫌がらせかなと。新日本プロレスワールドを見て、俺が勝ったことに激怒して、木谷オーナーが誰か新日本の社員さんにでも電話したんですかね?『内藤に嫌がらせをしろ』と。いやぁ、あんなね、もう二度とないわけですよ。俺が初めてIWGPを巻いた試合後のマイク、もう二度とないわけよ。生まれ変わらないとないわけよ、こんなの。初めてのシチュエーションで、見事に壊されて、いろんな意味で印象に残る、両国国技館でしたよ。まぁね、あれで木谷オーナーもちょっとは気分が晴れたんじゃないですか?そして、オカダが大好きで、CHAOSが大好きなお客様もね、気もちょっとは晴れたんじゃないですか?まぁ次回以降はさ、紙テープやるんだったらさ、もうちょっとタイミングをしっかり見計らってさ、トランキーロだよ。トランキーロでスイッチを押していただきたいよね。あと何十回、何百回やることになると思うから、スイッチ入れる係りの人は、宜しく頼むよ。という感想ですね」
■質疑応答
――昨日は、乱入・介入ありの勝利となりましたが、正攻法での勝負というお気持ちはなかったんですか?内藤「あのぅ、(※被っている帽子を指さし)この文字読めますか?これどういう意味かわってる?わかって質問してるんですか?あれが今現在の俺の正攻法ですよ。そして、介入があるないとかね、どう予想してました、試合前?介入してくると思いました?」
――もしかしたら、この試合は特別な試合なのかなと思い、正攻法で来るのかもと思ってました。
内藤「じゃぁ逆に『介入もなくはないな』って思ってたわけですよね?記者の方がそう思ってるわけですよ。ってことは、チャンピオンのオカダは最低限そのシチュエーションも予想してなきゃいけなかったわけでしょ?確かにね、俺の、そして我々、ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンの行動にね、批判する、疑問を持つ方はいっぱいいるかもしれないけど、俺は逆に言いたいよね、オカダに。チャンピオンに。元チャンピオンに。『なんでそのシチュエーションを考えてこなかったの?』と。まぁあぁいう状況を切り抜けられなかった時点で、王者の負けでしょ?オカダの負けでしょ?だから、まぁあぁいう状況のイメージトレーニングをしてこなかった、オカダにも責任があるんじゃないですか?CHAOSファンは勘違いしないでほしいよ。俺が悪いのか?それとも、まったく準備をしてこなかったオカダは悪いのか?どっちが悪いのか?あとは、考える人にお任せしますけどね。俺はちょっとね、オカダにも問題があったんじゃないのかなと思いますけどね」
――目標でもあったIWGPヘビーのベルトを奪取にしたにも関わらず、ベルトを投げ捨てるシーンがありましたが、あれはどういうメッセージがあったんですか?
内藤「試合後のコメントでも言ったけどね、このベルトは、俺にとって目標でしたよ、目標。オカダに笑われ、そのオカダの発言を聞いたお客様に笑われ、それでもこのベルトは俺にとって夢でしたよ。なんですけど、あのIWGP戦で勝った瞬間に、夢が達成できたというか、目標を達成して、新たな夢もでき。まぁ今までこのベルトを俺は追いかけてたんですけど、もうこのベルトと俺の関係、俺が目指してたはずなのに、立場が逆転したなと。逆にね、黙ってても今このベルトから俺に近づいてくる、そんな状況ですからね。だから、俺はあの場で放り投げてみました。でもバックステージ帰ったらね、やっぱり俺のそばにこのベルトが寄って来るんだよね。それがまさに答えであって、この歴史あるIWGPヘビーのベルトもしっかりわかってるんじゃないですか?今、誰に巻かれることが一番美味しいか。まぁそれを皆様の前で、あえて証明したまでですよ、リング上でね」
――ベルトよりも、内藤選手の方が上にいるということですか?
内藤「間違いなく、そうでしょうね」
――今後、腰にベルトを巻くことはないんですか?
内藤「なんですか?巻いてほしいんですか?まぁ巻くのか、巻かないのか、その答えはなんだと思いますか?」
――トランキーロ……
内藤「正解。トランキーロですよ」
――試合後、石井智宏選手がリング上に上がり、挑戦表明されたことで、5.3福岡大会でタイトルマッチが決まりましたが?
内藤「結局、新日本はこうなのかと。俺に、そして現IWGPヘビー級チャンピオンに、なんの決定権もないんだなと。あぁやって試合後入ってきたら、すぐ挑戦が認められてします。しかも、先月の『NEW JAPAN CUP』2回戦後楽園ホールで、俺にあっさり敗れた石井が、あぁやってリングに上がっただけで挑戦できてしまう、認めてしまう新日本プロレス。これはなんなんだろうね?このCHAOSびいきというかさ。『じゃあCHAOSだったら、誰でもすぐに挑戦できるの?」と。『とにかく新日本プロレスがCHAOSの選手に、このベルトを保持していてほしいんですか?』と。もうほんと疑問しかないよ。『逆に石井が挑戦者に決まって、納得してる人いるの?』と。『望んでる人いるの?』と。ここでハッキリしたいのは、俺に決定権はないからね。俺が『石井とやってやる』と一言でも言ったか?言ってないからね。なので、そんな消化試合的なタイトルマッチを見せられる、福岡国際センターに来場予定のお客様にね、ほんと失礼だなと。ボクが先に謝っておきますよ。申し訳ございません。まぁ消化試合ですけどね、決まった以上、ボクは石井をしっかり掌の上で転がして、俺自身楽しむし、お客様も喜ぶような試合をしてみせますよ。あくまでも、俺の掌の上ですよ」
――昨日、SANADA選手が現れましたが、どういう経緯でロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンで加入したんですか?
内藤「あのぅ、なんでだと思います?わからないから、聞いてるんですか?まぁいろいろありますよ。なんで入ったか?いろいろあるけど、別にね、それを全部言う必要ありますか?アナタに答える必要がありますか?答えるべきタイミングが来たら、答えますよ。ただ別にね、今すべてを言う必要はないでしょ?その辺は勝手に皆様が考えて、想像して。こうやってさ、いろいろ想像するのって、プロレスファンの楽しみでしょ?『次、誰がタイトルに挑戦するのかな?』とか、『次、誰がチャンピオンになるのかな?』とか、『次、ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンに誰が入るのかな?』とか、そういうの考えるのって、プロレスファンの楽しみの一つじゃないですか?だからね、いろいろ想像しといてよ。いろいろ楽しんでよ。その時間をまさに、俺たちが作ってあげてるんだから。勝手に想像してよ。その答えはさ、そのうちわかりますよ。それまでトランキーロってことですよ」
――石井選手の挑戦に関して不服のようですが、内藤選手の思い描く防衛ロードとは、どのようなものですか?
内藤「ボクにもし決定権があるならね、決定権をくれるんだったら、ボクはね、キャプテン・ニュージャパンと防衛戦30回やりますよ。だって、それで30連勝したらさ、防衛記録作れるんでしょ?俺にね、チャンピオンとして、相手を指名する権利をいただけるのであれば、私は迷わずキャプテン・ニュージャパンを指名しますよ、30連戦。30回防衛しますよ」
――その消化試合を見せるのは?
内藤「大丈夫。誰が相手でも、結局俺の掌の上だから。キャプテン・ニュージャパン相手でも、たとえ会場が東京ドームだとしても、大爆発させてみせますよ。たとえキャプテン・ニュージャパンが相手でもね」
――であれば、福岡のお客さんに謝らなくてもよいかと思いますが?
内藤「いや、期待感はないと思いますよ、ハッキリ言って。ただ来たら、それは喜ばせますよ。ただ来るまでは、『いやぁ、石井か』という感じになっちゃうかもしれないけどね。その辺の期待感のなさに関しては、申し訳ないなと。チャンピオンとしてね。チャンピオンだけど、俺権限ないから。そこは代表して謝りますよ」
――キャプテン・ニュージャパン選手には期待感があるということですか?
内藤「どうですか?キャプテン・ニュージャパンが初めてIWGPっすよ。これ話題になりますよ。こんなね、先月負けたばかりの石井が挑戦するよりさ、キャプテン・ニュージャパンがいきなり出てきた方がさ、どっちの方が話題性あるの?って俺は思っちゃいましたよ。それぐらいハッキリ言って、福岡の石井戦に関しては、『いやいやいや』と。『ちょっと待ってよ』と。『なんで石井なの?』っていう気持ちがありますよと」
4/29(金・祝)グランメッセ熊本『レスリング火の国2016』17:00開始
▼IWGPインターコンチネンタル選手権試合
[第13代王者]ケニー・オメガ(1/60)[挑戦者]マイケル・エルガン
※オメガ初防衛戦▼スペシャルシングルマッチ
棚橋弘至(1/30)バッドラック・ファレ▼NEVER無差別級選手権試合
[第10代王者]柴田勝頼(1/60)[挑戦者]永田裕志
※柴田4度目の防衛戦▼IWGPジュニアタッグ選手権試合
[第46代王者組]ロッキー・ロメロ バレッタ(1/60)[挑戦者組]リコシェ マット・サイダル
※ロメロ&バレッタ初防衛戦▼スペシャル8人タッグマッチ
内藤哲也 SANADA EVIL BUSHI(1/30)石井智宏 オカダ・カズチカ 後藤洋央紀 ウィル・オスプレイ5/3(火・祝)福岡国際センター(博多)『レスリングどんたく2016』17:00開始
▼IWGPヘビー級選手権試合
[第64代王者]内藤哲也(1/60)[挑戦者]石井智宏
※内藤初防衛戦▼スペシャルシングルマッチ
オカダ・カズチカ(1/30)SANADA▼スペシャルシングルマッチ
後藤洋央紀(1/30)EVIL▼IWGPタッグ選手権試合
[第70代王者組]タマ・トンガ タンガ・ロア(1/60)[挑戦者組]真壁刀義 本間朋晃
※トンガ&ロア初防衛戦▼IWGPジュニアヘビー級選手権試合
[第73代王者]KUSHIDA(1/60)[挑戦者]獣神サンダー・ライガー
※KUSHIDA4度目の防衛戦両国大会を終えた新日本プロレスの一夜明け会見が開かれ、5月3日福岡国際センター大会のカードを発表、IWGPヘビー級王者となった内藤に石井が初挑戦することになった。
図式といえばロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンvsCHAOSの全面抗争だが、NEVER王座中心だった石井の初挑戦で、インディーから這い上がってきた石井が新日本の頂点であるIWGPに挑戦するのだから、ある意味サクセスストーリーものである。
だがその石井の挑戦に内藤が不満を露わにしたが、内藤にしてにれば3月4日の後楽園大会の「NEW JAPAN CUP2016」の2回戦でラフなしの正攻法で完勝を収めている、本来ならオカダを前王者の権利を行使して再戦なのだが、今回は敢えて行使しなかった、内藤にしてみれば"新日本での評価がそれぐらいしかないのか”という不満を抱いてもおかしくない。
そしてメインに乱入しロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン入りを果たした真田聖也がリングネームをTNA時代の使用していたSANADAに戻し、新日本に本格参戦を果たすことになった。
SANADAが覆面を脱ぎ捨てて正体を露にしたときはファンの空気も微妙だったが、内藤も新メンバーを予告していたわけでなく、また昨日まで大日本プロレスに参戦していたSANADAが突然サプライズで現れ、ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン入りとなったのだから、微妙な空気となるのも無理はない。
確かに大日本プロレス「一騎当千〜strong climb〜」にエントリーしており、リーグ戦には脱落しても、本来なら最終戦まで参戦しなければいけなかったのだが、両国大会の同日に開催された大日本札幌大会のカードからは外れていた、またそれ以降の大日本への参戦予定を「都合によりキャンセル」とされていたが、キャンセル=新日本参戦につながるとは誰も思わなかったのではないだろうか・・・なぜロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン入りとなったのか、メンバーとはいろんな接点がある、内藤が新日本の入団テストを受けたときに、SANADAも入団テストを受け、合格したのは内藤で、SANADAは全日本のテストを受けて合格したが、BUSHIも合格して同期となり、また内藤とは2011年の「ALL TOGETHER」ではNOAHの谷口周平(マイバッハ谷口)タッグを組んだが、この時点では二人は新日本と全日本のエース候補だった。
SANADAも2012年のチャンピオンカーニバルで準優勝(優勝決定戦では永田裕志と対戦)を果たしたことを契機に頭角を見せると、SANADAは海外武者修行へ旅立ちTNAに参戦、TNA退団後にGFWに参戦した際に新日本から武者修行をしていた渡辺高章、のちのEVILと組んでカール・アンダーソン、ドグ・ギャローズ組とも対戦した。
それを考えると全日本プロレスやアメリカ時代に永田など新日本勢と対戦し、ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンメンバーとの時間差ながら接点があったのも新日本参戦と内藤と組んだ理由だったのかもしれない。そのSANADAが福岡大会ではオカダとの一騎打ちが組まれた、いきなり前王者との対戦なのだがら破格中の扱いでもある。しかし全日本プロレス時代では鈴木みのるを破り、諏訪魔の保持していた三冠王座にも挑戦、オースチン・エイリースも降してTNA Xディヴィジョン王座を奪取している実績もある。それにSANADAは武藤敬司が素質を見抜き、全日本またWRESTE-1の将来のエースとして育ててきたことを考えると、新日本も評価しての抜擢だと思う。
常々「新日本の主役」と公言してきた内藤がロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンを通じて、やっと新日本の主役に躍り出た、果たして内藤らロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンが新日本に新しい光景を見せてくれるのか・・・
最後にNOAHの話題となるが、グローバルタッグリーグのX枠に天山広吉、小島聡の天コジのエントリーが決定した、天コジは新日本ではG1タッグリーグ、全日本では世界最強タッグを制覇している、グローバルタッグリーグ制覇となれば三団体制覇となる・・・
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真田聖也乱入でロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン入り、内藤哲也がIWGPヘビー級王座強奪で木谷オーナー激怒・・・これは事件だ!
4月10日 新日本プロレス「INVASION ATTACK 2016」東京・両国国技館 9078人 超満員札止め
<アピール、コメントなどは新日本プロレス公式HPより>
◇第1試合◇
▼20分1本
○バッドラック・ファレ 高橋裕二郎(3分45秒 体固め)田口隆祐 Xジュース・ロビンソン
※バッドラックフォール◇第2試合◇
▼20分1本
小島聡 ○永田裕志 獣神サンダー・ライガー(7分06秒 バックドロップホールド)矢野通 桜庭和志 XYOSHI-HASHI
◇第3試合◇
▼20分1本
○石井智宏 後藤洋央紀(10分36秒 エビ固め)EVIL XBUSHI
※スライディングラリアット◇第4試合◇
▼IWGPジュニアタッグ選手権試合/60分1本
[挑戦者組]○ロッキー・ロメロ バレッタ(15分48秒 エビ固め)[第45代王者組]Xリコシェ マット・サイダル
※ストロングゼロ
☆リコシェ&サイダルが初防衛に失敗。ロメロ&バレッタが第46代王者組となる【ロメロ、バレッタの話】
ロメロ「これで2回目だ。ロッポンギヴァイスで、2回目のIWGPジュニアタッグのチャンピオンになった!」バレッタ「リコシェ、サイダルのタッグも良いチームだし、他にも新日本のジュニアには、良いタッグがたくさんいる。でも最高なのは俺たちのタッグだ」
ロメロ「これで俺自身は、もう6回目のチャンピオンだ。これからも、何回でも、永遠に、俺がチャンピオンであり続ける。今夜は、ノリノリダゼ〜!今日は六本木でお祝いだ。ニシザワサン(通訳の西澤管理部長)、今夜はノリノリダゼ〜。今夜は払ってくれ。ゴチソウサマデシタ!ゴッチャンデス!ゴッチャンデス!」
西澤「私は払わないんで、自分たちで払ってください」
ロメロ「ノリノリダゼ〜。ノリノリダゼ〜」
バレッタ「オイ、俺たちで払って祝うぞ。そして、これからもずっと祝っていくぞ」
【リコシェ、サイダルの話】
サイダル「ごめん。俺のせいで負けてしまった。今日は、ロッポンギヴァイズに、『おめでとう』と言いたい。俺たちは今日、確かにベルトを失った。だが、気持ちは王者のままだ。今日は今日、こういう結果になったが、必ず王座に返り咲く」リコシェ「今日の結果は、彼らがラッキーだった。それだけのものだ。ベルトがあろうがなかろうが、俺たちがベストなチームであることは変わらない。誰も俺たちを止めることは出来ない。もう1度必ずベルトを獲ってみせる。それが、明日なのか、来週なのか、1ヵ月後なのか、いつかはわからない。でも約束します。ベルトは必ず獲り返します」
サイダル「世界中の皆さん、俺たちを応援してくれて、ありがとう。俺たちは、必ず王者に返り咲いてみせます」
◇第5試合◇
▼IWGPジュニアヘビー級選手権試合/60分1本
[第73代王者]○KUSHIDA(15分07秒 ホバーボードロック)[挑戦者]Xウィル・オスプレイ
☆KUSHIDAが3度目の防衛に成功(試合終了後、ライガーが登場)
、ライガー「チャンピオン、KUSHIDA選手、防衛おめでとうございます(KUSHIDAに握手を求める。これをKUSHIDAが拒否)スゲェ試合で、興奮しまくりました。このJr.最強と言われるKUSHIDA選手に、“ライガー最終章”を言ったこのいまの俺が、どこまで通用するのか? そのベルト、懸けてもらえませんか?(※大歓声) もちろん! この獣神サンダー・ライガーは、ベルト獲る気満々です(※大歓声&『ライガー』コール)」
KUSHIDA「異論・反論は受け付けません。次の挑戦者は、獣神サンダー・ライガー、あなたです(改めてライガーと握手すると、IWGP Jr.ベルトを高く掲げる。それを見届けたライガーは、ガッツポーズをしてから退場)【ライガーの話】「第3世代があれだけ燃えてるんだ。俺たちベテランが燃えなくてどうする?そうだろ?すげぇチャンピオンだよ。今日の試合見た?すげぇ、最強だよ。今のジュニアで。だからチャンピオン。だから、その最強のチャンピオンを崩すのは、誰だ?俺なんだ。だから、名乗りをあげた。自信もある。必ずベルトを獲る。このベテランが、IWGPジュニアのベルトを巻いた時、すげぇカッコよくねぇ?自分自身、楽しみです。以上です」
【KUSHIDAの話】
――防衛おめでとうございます。
KUSHIDA「BUSHIでしょ。ACH、今日のオスプレイ、こんなに幅広い防衛戦できて、防衛戦の相手がひっきりなしってことに、幸せを感じますね」――あえて空中戦の闘いを受けて立った感がありますが?
KUSHIDA「これがまた『SUPER Jr.』の公式戦だったらね、あるいは決勝だったら、戦法は違うけど、チャンピオンはその土地土地でベストを出す。挑戦者のベストも出す。そうじゃないとね、このベルト上に上がっていかないから」――対戦したオスプレイ選手はいかがでしたか?
KUSHIDA「飛んだり跳ねたりだけが、プロレスじゃないとは言ってなくて、それじゃチャンピオンの域まで辿り着かないよっていう。ただ、飛んだり跳ねたりが凄すぎるからね。22歳でしょ?可能性を感じますね。恐ろしい」――試合後、ライガー選手がリングに上がって、挑戦表明されましたが?
KUSHIDA「ライガーさんが、獣神サンダー・ライガーが、『挑戦したい』と言われるチャンピオンに、俺はずっとなりたいと思ってた。ずっとこのベルトを磨いてきた。その理由の1つでもあるから。2016年、今どっちが強いか、勝負しましょう、ライガーさん。いきたいヤツは、いけばいいんだよ。このベルト、新日本プロレスジュニア、IWGPジュニアヘビー級、このベルトチャンピオンこそが世界最高峰だよ」
【オスプレイの話】「俺は1年間、このチャンスを待っていた。IWGPジュニアヘビー級王座に挑戦し、ベルトを獲る。イギリス人として、初めてのIWGPチャンピオンになる。だけど、結果はこうだった。でも、俺はここで止まってるわけにはいかない。もっと強くなって、もう1度挑戦する。IWGPのベルト、これを獲る。ウィル・オスプレイ。俺こそが必ずチャンピオンになる。周りのみんなにも約束する。俺はチャンピオンになる」◇第6試合◇
▼NEVER無差別級6人タッグ選手権試合 ヨシタツ復帰戦/60分1本
[挑戦者組]棚橋弘至 ○マイケル・エルガン ヨシタツ(14分46秒 エビ固め)[第4代王者組]ケニー・オメガ マット・ジャクソン Xニック・ジャクソン
※雪崩式合体エルガンボム
☆オメガ&マット&ニックが3度目の防衛に失敗。棚橋&エルガン&ヨシタツが第5代王者組となる【ケニー、棚橋、エルガン、ヨシタツの話】
ケニー「今日はクソな結果だ。ただ、それよりもコーディの事が心配だ。俺は試合に勝つこと、そしてお金が重要だと思ってる。だが、その前に怪我、安全を一番気にかけている。今日の試合の結果に関しては、負けてしまったが、1度負けてしまっただけなんだ。次は必ず勝ってやる。ベルト(IWGPインターコンチネンタル)はまだここにもある。そして、取り戻すものもある。エルガンに関しては、ファンの声援が多い。非常に気に喰わない。だが、それは最初のうちだけだ。それは他の選手も同様のことだ。まぁエルガンには、俺がいろいろ教えてやる。そして、俺が強いことをエルガンに教えてやる」※オメガのコメント中にエルガンが乱入
エルガン「そのベルトに俺を挑戦させろ!」ケニー「お前にはまだ早い。エルガンはまだ青いし、まだ甘い」
エルガン「俺を挑戦者に迎えろ!」
※ケニーが歌を歌い、エルガンを挑発
棚橋「シャーラップ!(ベルトを差し出し)ほら、見たか?」ヨシタツ「この調子だったら、BULLET CLUB壊滅できるんじゃないっすか、俺ら力合わせて。俺、決めました。BULLET CLUBハンター、今日から“ハンタークラブ”作ります。棚橋さん、一緒にやりましょう?(※英語でエルガンも勧誘)」
エルガン「ありがたい話だが、少し考えさせてくれ」
ヨシタツ「What?棚橋さん、一緒にやりましょうよ」
棚橋「俺もちょっと考えさせてくれ。それよりも、なんで俺をつけ回す。世界一デカいストーカーだよ……(※棚橋とエルガンはコメントブースを去る)」
ヨシタツ「……まぁ、いいです。とりあえず今日、BULLET CLUBからこのベルト獲れて、やっと今日勝てて……」
※ここで、キャプテン・ニュー・ジャパンが突然現れる。
キャプテン「(※ヨシタツの肩を叩いて)キミ!復帰おめでとう!私も一緒にアイツらをやっつけようじゃないか!」ヨシタツ「え?ハンタークラブに入りたいって?」
キャプテン「何を言ってるんだ。私はスーパーヒーローなんだ。悪いヤツを一緒に倒そうじゃないか」
ヨシタツ「ちょ、ちょっと考えさせてくれ」
キャプテン「キミ!キミ!キミ!待ちなさい、キミ!」
※キャプテンがコメントブースを去った後、ヨシタツが1人で戻ってくる。
ヨシタツ「やっと、やっと、この日を迎えることができました。皆さん、ありがとうございます。(ベルト)巻きたいんだけど、巻いてくれる人がいないから、ちょっと持ってますけど。本当に嬉しい。本当に、もう、リングに立てるだけで嬉しい。変な話、相手の攻撃受けたって嬉しいですよ。プロレスできることが、本当に嬉しい。最高です。尚且つ、ベルトまで獲れて、もう言うことないです。今日は100点満点です。こんなに緊張したの、初めてです。良かった。それに打ち勝つことができて、すごく自信になりました。あとは、このチャンピオンベルトに恥じないように、毎日コツコツとステップアップしていこうと思います。本当に嬉しい」――自分がイメージしていた動きの何パーセントくらい見せられた?
ヨシタツ「理想の動きを100とするなら、今日は半分ですね。50。でも、50点でももう、今日は俺の中で合格。ケガなく勝つことができて、リングを降りられた。また、次、試合ができる。それが嬉しい。早く(ベルト)腰に巻きたい」――入れ替わったファンからすると、「未知の強豪が来た」というイメージで見ていたのでは?
ヨシタツ「そういう風に見てもらえるなら、その期待に応えられるように、毎日努力していきたいです」――棚橋選手は、「エルガン選手が今カノで、ヨシタツ選手は元カノ」という表現をされていましたが?
ヨシタツ「あ、そうなんですね。まぁ、僕は”去る者追わず”なんで。アッチがタッグとして、上手く機能しているのは知ってるんで。もう、アレはアレで進めてもらえば良いと思うし。別に棚橋さんと敵対してるわけじゃないから、また機会があれば組んだら良いと思う。アレで終わりじゃないと思うので」――このベルトに新しい価値観をつけていくのと同じように、ヨシタツ選手の価値観を出していくという試合だったと思いますが?
ヨシタツ「月並みな言い方だけど、ベルトの価値を上げていきたいなと。本当に嬉しい。自然に笑みがこぼれるというか。本当に長かった1年半。ただただ、感謝しかないです。支えてくれた方、ファンの皆様に、感謝の気持ちを伝えたいです。ありがとうございました」――首は大丈夫?
ヨシタツ「首はもう全然大丈夫ですね。結構エグい技をくらったので、実はもうちょっとダメージがくるかなと思ったんですけど、自分が思ってたよりも来なくて、コレまだいけそうだなって。いやぁ、嬉しいです」◇第7試合◇
▼NEVER無差別級選手権試合/60分1本
[第10代王者]○柴田勝頼(10分47秒 片エビ固め)[挑戦者]X天山広吉
※PK
☆柴田が3度目の防衛に成功【柴田の話】
柴田「(※コメントブースに現れると、床に座る)氷……氷もらっていいっすか……氷……なにか?」――試合前、怒った天山を倒さないと意味がないとコメントされていましたが、今日は怒りの天山選手を引き出して勝利となったと思いますが?
柴田「単純に言えばそうだよね」――そして、第3世代に新たな火を灯したと思いますが?
柴田「いや、もうずっと灯しっぱなしでしょ、悪いけど。天山のヘッドバットが、今まで喰らったヘッドバットの中で一番効いたよ、ほんとに。クッソ。別に褒めてないけどね。あぁ、頭いてぇ。ようやく、ケツの青いおっさん、当初自覚なかった、あんな青いのに自覚なかったケツの青いおっさんがようやくここに来て、ようやくここに来てっていうか、なんなんだよっていう。こっちがベルト持ってるのに、なんか俺がいつの間にかチャレンジャーみたいになってんじゃん、第3世代の。まぁいいけど、別にいいけど。天山、これで俺との闘いが終わるっていうならば、練習もせず、パチンコにでも行ってきてください。俺は、1対第3世代。これ(NEVER無差別級のベルト)がある以上、俺が1回でも負けたら負けだから。あっちは何人かいるでしょ?俺は1人だから。天山、小島の友情は素晴らしかった。今の俺にはないもの。今日はほんとに1人を相手にしている気はしなかった。なんかある?」――改めて、永田選手とのタイトルマッチは避けられないと思いますが、これが決まった場合はいかがですか?
柴田「異論、反論は認めません……とでも言っとけばいいっすか?以上。ありがとうございました」【天山の話】「(※退場後、すぐに床に倒れ込んで)あぁー!クソー!クソー!マジで、マジで、チャンスなのに。チャンスやんなー!チクショー。せっかくのチャンス、掴めんかった。最悪や。最悪やけど、まだまだ死んでへんから、まだまだいけるって。これで終わり?そんなことない。チャンスはまた掴みにいくよ。まだまだ、天山広吉、やられてたまるかって。クソッタレ。耳が、半分聞こえへんな。このアホンダラ。柴田め。このお返しにボコボコにしたるよ、オラ。これで済んだと思うなよ、バカタレが。俺はしつこいぞ!オラ!ぶちのめしたる」
◇第8試合◇
▼IWGPタッグ選手権試合/60分1本
[挑戦者組]○タマ・トンガ タンガ・ロア(16分54秒 片エビ固め)[第69代王者組]真壁刀義 X本間朋晃
※ゲリラ・ウォーフェア
☆真壁&本間が2度目の防衛に失敗。トンガ&ロア組が第70代王者組となる◇第9試合◇
▼IWGPヘビー級選手権試合/60分1本
[挑戦者/NJC2016優勝者]○内藤哲也(28分50秒 体固め)[第63代王者]Xオカダ・カズチカ
※デスティーノ
☆オカダが4度目の防衛に失敗。内藤が第64代王者となる(試合終了後、BUSHIが外道を暴行。そして、BUSHIが顔面にグリーンミストを噴射し、EVILがEVILでKOする。
さらに、EVILがオカダを捕まえ、BUSHIがまたもやグリーンミストを噴射。そこから真田がTHiS iS iT(変型胴締めスリーパー)で完全にKOしてしまった。
ここで石井と後藤がリングへ飛び込み、オカダを救出。その後、内藤がロープを開けて石井をリングから追い出そうとすると、「帰れ」コールと「内藤」コールが巻き起こる。石井が怒って急接近するも、内藤は相手をせずに追い返した。
その後、ファンクラブの代表者から内藤に勝利者トロフィーが贈呈され、海野レフェリーがチャンピオンベルトを手渡す。ところが、直後に内藤が海野レフェリーを引き倒し、低空ドロップキックでKOした。)
内藤「この会場の雰囲気、この声援、“あなた”の耳にしっかり届いてますか!?(※大歓声) 新日本プロレスワールドをご覧の、木谷(高明)オーナー!(※大歓声) あなたの宣言どおり、2億円規模のプロジェクトでオカダをスターにしてあげて下さい! 俺に敗れたオカダを、あなたのお力で! ぜひスターにしてあげて下さい!(※大歓声) 俺にはそんなプロジェクト、必要ないので。木谷オーナー! お忙しい中、新日本プロレスワールドでの観戦・・・お疲れ様でした!(※大歓声&『内藤』コール) ・・・ブエナスノーチェス(※こんばんは)、両国~~~!!!! ・・・我々、LOS INGOBERNABLES de JAPONが、新日本プロレスを応援して下さる皆様に、新たな景色をこれからお見せしたいと思います(※大歓声)。新たな景色とは、いったいどんな景色なのか!? その答えは、もちろん! トランキーロ! ・・・あっせんなよ!! EVIL! BUSHI! 真田! イ・内藤! ノスオトロス!! ロス! インゴベルナ~ブレ~~~~ス!! デ!! ハ!! ポン!!(※大歓声)」
(内藤のテーマ曲と「内藤」コールが場内に響く中、内藤&EVIL&BUSHI&真田は4人そろってリング中央でポーズ。そして、掲げた拳を宙で合わせ、結束の強さをアピールした。
最後に1人で残った内藤は、左手でIWGPベルトを持ち、右手で右目を開いて見つめる。そして、なんとそのベルトを放り捨て、堂々と退場してしまった。 )【内藤の話】「言ったでしょ?今、新日本プロレスで1番オイシイのは、インターコンチでも、NEVERに絡むことでもない。そして、IWGPに絡むことでもない。1番オイシイのは、俺と絡むことだ。いつの間にかさ、俺はIWGPを目指してたんだけど、逆にIWGPから俺を追いかけてくるようになった。そんな状況に、いつの間にかなっちまった。(※スタッフがコメントブースにベルトを置く)ほら、リングに捨ててきたのに、IWGPのベルトから、俺に歩み寄ってきた。今、新日本プロレスで1番オイシイのは、どのベルトよりもロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン、内藤だよ。ま、その辺ね、いい嗅覚してるよ。石井、あと、後藤か?よく見えなかったけど。ちょっとよく見えなかったけど、石井はいい嗅覚してるよ。俺にね、NEW JAPAN CUPの2回戦で、俺の手のひらの上で転がされて、負けてね、どのツラ下げて来たのか知らないけど、いい嗅覚してるのは確かだよ。まぁさ、俺がこのベルト獲っても、どうせこの新日本プロレスは、俺の言う事なんて聞かないから。なぜかね、CHAOSのお願いばっかり聞く新日本プロレスですよ。俺がノーって言っても、どうせ石井になっちゃうんでしょ?まぁまぁ、結局ね、この会社は、俺が、IWGPヘビー級チャンピオンの俺が、なんて言っても変わらないからね。まぁ、詳しくはさ、明日、一夜明け会見あるんでしょ?その時来てよ。質問があるなら、その時してよ。俺さ、オクパード(多忙)なんだよ、オクパード。チャンピオンになっちゃったら、余計オクパードになっちまうよ。まぁ、詳しい話は、明日するから。今日は、皆さんいっぱいあるかもしれないけど、今日のところは、質問は、No Gracias。アディオス」
新日本プロレス両国大会のメインはオカダの保持するIWGPヘビー級王座に内藤哲也が挑戦、試合前からオカダにはブーイングで声援は内藤の方が多い、オカダは元来ヒールなだけにブーイングの方がやりやすかったのかもしれないが、試合は内藤がセコンドのEVILとBUSHIの介入を生かし、EVILがオカダの首にイスをかざしてからイスで一撃を浴びせるEVILホームランで首にダメージを与え、本来オカダが得意としている首攻めなどで、オカダに対して徹底的にリードを許さない。
内藤はプルマブランカで絞めあげてからデスティーノで勝負に出るが、リバースネックブリーカーで阻止したオカダはジョン・ウー、低空ジョン・ウー、スワンダイブ式ジョン・ウーと反撃しダイビングエルボーからのレインメーカーを狙う、だが内藤はレフェリーを交錯させて阻止、しかしオカダはEVILとBUSHIをも蹴散らして介入はないと思われていたが、怪覆面が乱入してオカダにRKOを決める。
怪覆面はマスクを取ると正体は最初はモヒカン頭で誰かがわからなったが、前日まで大日本プロレス「一騎当千」にエントリーして出場していた真田聖也、一騎当千は同じ日に札幌で最終戦のはずだったが、真田はカードから外れていたのだ。
オカダはデスティーノを狙う内藤にジャーマンからのレインメーカーを狙うが、内藤はデスティーノで切り返して3カウントを奪い王座奪取。
試合後は真田を加えたロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンはオカダを袋叩きにすると、石井と後藤が駆けつけてオカダを救出したが、館内は内藤押しの声援が多く、オカダらCHAOS勢にはブーイングを浴びせる。
そして内藤はレッドシューズ海野レフェリーにスライディングキックを浴びせKOすると、IWGPベルトを放り投げるなどやりたい放題だったが、今大会の主役は間違いなく内藤で観客の支持を受けたことで時代をつかんだ。大会後に木谷オーナーがロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンの暴挙に怒りのツイートを更新したが、内藤にしてみればしてやったりで、ベルトを放り投げる姿は今までの鬱憤を晴らすようだった。
真田の乱入、ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン入りに関しては前日まで大日本に出場していたためノーマーク、また内藤も新メンバー投入を予告していなかったことで盲点だったが、その分インパクトは大きかった。新日本参戦に関してはWRESTE-1離脱時からあったのだが、その時点では真田は日本マットには目をむいていなかったが、なぜ今頃になって新日本参戦を考えたのだろうか・・・・内藤の王座奪取のやり方に賛否が呼ぶだろうが、言えるのはスキャンダリズムも新日本イズムであること、内藤の王座奪取はまさしく事件だった。
IWGPタッグ選手権は序盤は真壁が捕まる展開となるも、次第に王者組が盛り返すが真壁のキングコングニー、本間のこけしが自爆するなど王者組は決め手を欠く、王者組はこけしインパクトを狙うが、ロアが阻止すると挑戦者組は本間に合体ヴェルノを決め3カウントで王座奪取。
NEVER選手権は序盤から天山がエンジンを全快モンゴリアンチョップや頭突きを駆使して先手を奪い、アナコンダバイス、アナコンダマックスで柴田をギブアップ寸前に追い詰めた後でTTDを狙うが、柴田が逆にTTDで突き刺すとPKを浴びせて3カウントを奪い王座防衛、試合後は倒れる天山に一礼するも、介抱する永田に顔面キックを浴びせ挑戦者に指名する。
NEVER6人タッグ選手権は、この日から復帰したヨシタツの首を再び折ると予告したケニーは再三スタイルズクラッシュを狙うも棚橋とエルガンがカット、ケニーがスチール缶をエルガンに被せ台車に乗せてからヤングバックスがWスーパーキック、ニックが入場ゲート上からトペコンを投下するなど先手を奪うが、巻き込まれたゴーディが担架で運ばれるハプニングが発生する。
BULLET CLUBに捕まったヨシタツはキックで反撃して交代も、動きが鈍いしまだカンが戻っていない、ケニーはヨシタツにスタイルズクラッシュを狙うが、エルガンがコールドスプレー攻撃で阻止し、最後は棚橋組がスーパーパワーボムで3カウントを奪い王座奪取、スーパーパワーボムは6人タッグで名チームだった冬木軍が得意としていた技、オマージュを感じさせた。試合後にはケニーがインターコンチ王座の次期挑戦者にエルガンを指名し、棚橋もファレの襲撃を受けて一騎打ちが濃厚となったが、気になるのはゴーディの容態、新日本側が警察の事情聴取を受けたというが・・・IWGPジュニアヘビー級選手権は新顔のオスプレイは空中戦ではしっかり見せてくれるも、試合運びやグラウンドではキャリアの浅さを露呈、試合はKUSHIDAが空中戦に苦しめられつつもホバーボードロックで勝利、横綱相撲といった試合だった。試合後には昨年末から挑戦を表明していたライガーが改めて挑戦を表明した。
IWGPジュニアタッグ級選手権は好試合でロッポンギバイスがストロングゼロでリコシェを下して王座を奪回するも、リコシェはこの試合を最後に新日本を離れるという噂が出ているが奪還をアピールしていることから現時点ではなさそうだ。
本日の4.10両国国技館大会は、9,078人(超満員札止め)をマーク!
皆様のご来場、誠にありがとうございました!#njattack #njpw pic.twitter.com/mT8oR5cdYv
— 新日本プロレスリング株式会社 (@njpw1972) 2016年4月10日LOS INGOBERNABLES de JAPON pic.twitter.com/0b4v0Ibs9J
— 内藤哲也 naito tetsuya (@s_d_naito) 2016年4月10日LOS INGOBERNABLES de JAPON
— SANADA (@seiyasanada) 2016年4月10日チャンスをものに出来なかった。
最悪な結果になってしまった。
でもまだまだこれで終わりじゃない。
これからも生きてる限り、前を見て、上を見て、しっかり闘いたいと思います‼
沢山の声援に応えられずすみませんでした……
応援ありがとうございました‼
— 天山 広吉 (@TENZAN323) 2016年4月10日試合後帰宅してみたら左の首筋が妙に痛みを感じるゼァ。そう言えば首筋を蹴られたっけ、天山の試合後に。先日の小島さんの試合といい、今夜の天山の試合といいともに素晴らしい試合だった。ケツの青い先輩達?紛らわしい事言わねえでその気なら最初から俺を指名しやがれ、この小僧!
— 永田裕志 (@nagata769) 2016年4月10日(ФωФ)! pic.twitter.com/OKKsriatR0
— HIROSHI TANAHASHI (@tanahashi1_100) 2016年4月10日Jax will have fun when I get home pic.twitter.com/C1ILDiD8iV
— BigMike (@MichaelElgin25) 2016年4月10日We love ya Cody. Nothing but positive vibes sent your way. https://t.co/NsZCYpoC58
— The Young Bucks (@NickJacksonYB) 2016年4月10日If you believe in GOD please pray for @Cody_Hall1 . He was injured last night at a NJPW show https://t.co/3SVtgz46C4
— Scott Hall (@SCOTTHALLNWO) 2016年4月10日防衛成功。応援たしかに届きました。ありがとうございました!そして、ヨシタツさん復帰おめでとうございます!よかった。#IWGPJr73rd #V3 pic.twitter.com/ON3CfVwjEW
— KUSHIDA (@KUSHIDA_0904) 2016年4月10日6 Time Champ, 6 Trees Vice... Roppongi Vice 2x Champs Roppongi Saiyko!! #njattack #RPGvice
— Rocky Romero (@azucarRoc) 2016年4月10日気が付いたらヒールになっていた。ビールは投げつけた!!介入が酷すぎる。現場はしっかりして欲しい。なんだこりゃ!!!
— 木谷高明 (@kidanit) 2016年4月10日本日の感想。インタビュー等でプロレスは時代を映す鏡みたいな事を言っているが、本日の両国大会の絶対的な内藤選手支持は何なのか?真剣に考えなければならないと思う。
— 木谷高明 (@kidanit) 2016年4月10日これでいいのか?ロス・インゴ。 #njattack
— 邪道(jado) (@REAL_JADO) 2016年4月10日テレ朝2、ワールド終わりました。
新日本デビューが10年前の両国国技館で、蝶野さんと組んで vs 長州さん&棚橋さんのタッグマッチだったんで、両国解説一緒で不思議でした pic.twitter.com/OpG5shIz9b
— ミラノコレクションA.T. (@milano_c_at) 2016年4月10日 -
オカダが前哨戦で勝利も、内藤は揺るがす…エアギター復活の棚橋が勝利も激怒したファレが大暴れ!4月1日 新日本プロレス「Road to INVASION ATTACK 2016」後楽園ホール 1458人
<アピール、コメントなどは新日本プロレス公式HPより>
◇第1試合◇
▼10分1本
川人拓来(10分時間切れ引き分け)金光輝明
◇第2試合◇
▼20分1本
○ジェイ・ホワイト(8分20秒 急角度逆エビ固め)×デビッド・フィンレー
◇第3試合◇
▼20分1本
○KUSHIDA 獣神サンダー・ライガー タイガーマスク(8分41秒 ホバーボードロック)ロッキー・ロメロ バレッタ ×外道
◇第4試合◇
▼20分1本
○矢野通 YOSHI-HASHI(7分53秒 横入り式エビ固め)永田裕志 ×中西学
◇第5試合◇
▼30分1本
天山広吉 ○小島聡(11分25秒 片エビ固め)柴田勝頼 ×田口隆祐
※ラリアット
【天山の話】「オイオイオイ!柴田!オラ!やってくれるやないか。アツいなぁ。アツいよ!俺だって燃えるで。燃えて、燃えて、燃えまくってんねん。すかすなよ、オイ。小僧。ベルト、ベルトいただくわ。あと1週間、10日しかないかもしれんけど、ガッチリ獲るぞ。柴田、柴田よ!料理してやるから、首洗って待っとけよ。クソッタレ。俺の身体に火付けたらとんでもないぞ。とうとうやってやる。ぶちのめしたるよ。どんどん来いって。どんどんやったるわ。柴田よ。柴田よ!オイ、聞いとけよよく!俺、キレるぞ。しばくぞ、オイ。どんな試合になるか、知らんぞ。とにかくやるぞ。こんなチャンス、滅多にない。やっと来たチャンス。絶対掴んでみせるよ。柴田、覚悟しとけ!(※小島と握手をし、コメントブースを去る)」
【小島の話】「この様々な葛藤の中で、いま俺自身が、この間、柴田に負けたばっかりの俺がね、いっぱい葛藤を抱えながら、今日の試合も臨んで。ただ、これは絶対に、いつか俺の糧になると思ってるから。そうやってやってきたから、今こうやって生きていられる。どんな時でも、腐らずに、天山がチャンスだって、永田がチャンスだって、中西がチャンスだって、何だっていいんだ。その中に、俺は必ず、自分の居場所を見つけたいと思います」
【田口の話】「第3世代の厚い壁に、弾き返されてるんで、なんとかこの0,02ミリの薄いけど、厚い壁を破りたいね」
【柴田の話】「ああ゛ー!天山、怒れ!怒りのない天山倒したとこで、なんの意味もないんだよ。怒った天山を潰さないと、まったく意味がないんだよ。わかったか!以上!」
◇第6試合◇
▼スペシャルイリミネーションマッチ/時間無制限
真壁刀義 本間朋晃 ○棚橋弘至 マイケル・エルガン ジュース・ロビンソン(23分47秒 回転エビ固め) ケニー・オメガ ×バッドラック・ファレ 高橋裕二郎 タマ・トンガ タンガ・ロア
【退場順】
[1]X裕二郎(12分41秒、エルガンのエルガンボム→エビ固め)
[2]Xエルガン&Xオメガ(14分42秒、両者オーバー・ザ・トップロープ)
[3]Xロビンソン(16分44秒、ロアの合体ヴァレノ→片エビ固め)
[4]X本間(19分06秒、オーバー・ザ・トップロープ)
[5]Xロア(20分43秒、オーバー・ザ・トップロープ)
[6]X真壁&Xトンガ(21分26秒、両者オーバー・ザ・トップロープ)
【エルガンの話】「BULLET CLUB、お前らは俺が潰す。待っていろ」
【ジュースの話】「マカベ、ホンマ、リョーゴクでタマ兄弟を倒すだろう。そして、これからも彼らがIWGPタッグチームチャンピオンであり続けるだろう。俺はかって?俺もいつか必ずチャンピオンになるさ」
【棚橋の話】
――大乱戦を制した棚橋選手に、勝負強さを感じましたが?
棚橋「勝負所が何か所かあって、そこでいこうかなっていうね。作戦勝ちですよ」
――4.10両国大会が近づいてきましたが、一昨年のタッグリーグのパートナーがヨシタツ選手で、昨年のパートナーがエルガン選手ということで、三角関係のような感じもしますが?
棚橋「まぁわかりやすく言ったら、今カノがエルガンで、元カノがヨシタツっていうね。大丈夫、ここ何シリーズかでタッグマッチをずっとやってきてね、意識してチームをまとめる動き、全体を見る動き、備わってきましたから。俺に足りなかったリーダーシップが今、ちゃんとあるから」
――棚橋選手と絡むことが、新日本プロレスで上にあがっていくことだと思いますが?
棚橋「かつてはね。そんなこともう今は言ってられないと思うよ。なんせメインじゃないし。ただ、ベルトに挑戦できるっていうのは、凄くチャンスだし。これは必ずものにします」
――結局、エアギターはどこにあったんですか?
棚橋「エアギターは、カバンの中に入ってました。割と自在なんで、小さくしてたんですね。ちょっと探しづらかったです。すっごい大騒ぎになっちゃって、申し訳なかったですけど……エアギター、見つかりました」
【ケニーの話】
ケニー「クソッ、今日の結果はノーだ!俺はリーダーなのに、責任を果たせなかった。なぜだ。ひょっとしたら、こういう試合は俺には合っていないのかもな。俺はNEVER無差別級6人タッグの王者でもあり、インターコンチネンタルの王者でもある。そっちの方が得意なのかも。今日は練習だよ。本当のリーダーは俺だ。今日の結果は良くなかったけど、俺の実力はこんなもんじゃない。俺のアルバムの1ページ、そんなところだろう。両国の6人タッグの試合では、俺たちがベストだってことを示してみせる」
――“ジ・エリート”について、増員する予定は?
ケニー「AJスタイルズは過去のモノだ。負け続けて、負け続けて、負け続けて、アイツは終わった。だから、加える気なんてないよ。今の俺と、ヤングバックスの“ジ・エリート”、コレが素晴らしいんだ。今のところ、誰も加えるつもりはない。未来のことは分からないけどね」
【ファレの話】「クソ、棚橋のヤロー。チョロチョロと小賢しい動きしやがって。勝ってたのは俺なんだ。ほんのちょっとした隙にやられた。今度、いつでも、どこでも、1対1で向き合って、棚橋を倒してやる」
◇第7試合◇
▼30分1本
○オカダ・カズチカ 石井智宏 後藤洋央紀(19分42秒 片エビ固め)内藤哲也 ×EVIL BUSHI
※レインメーカー
(試合終了後、オカダ&石井&後藤が勝ち名乗りを受ける。すると、内藤が放送席横のイスに座り込み、それをオカダがリング上から睨みつけた。 その後、内藤がリングサイドを通って花道に下がる。そして、オカダがマイク掴み、いつものように「みっつ言わして下さい!」としゃべり出す。 ところが、内藤がオカダの背後からリングへ侵入し、外道を急襲。オカダが気づいて後ろを振り返ると、脱兎のごとく逃走した) オカダ「内藤さん! お前にな、ひとつだけ言ってやる! ・・・次は、お前だ(※大拍手)。4月10日、両国! 覚悟してろ、コノヤロー!!(※大拍手) そして! 4月10日・・・俺が防衛します(※大拍手)。そんときはまた! ここに! 新日本プロレスに!! カネの雨が降るぞーー!!(※大歓声)」
【後藤の話】「寝てろ、EVIL。寝不足なら、寝てろ」
【オカダの話】「内藤さん、アンタの対戦相手は、この俺だぞ。CHAOS、みんな倒してきてくれたな。だから、外道さん?違うだろ。この俺だろ。そんなにこの俺が恐いか?EVIL、レインメーカー。BUSHI、レインメーカー。ということは、次は誰だかわかるだろ?こんな簡単な問題はない。お前だコノヤロー」
【内藤の話】「オカダは、今のうちにね、ベルトを抱えて、添い寝でもしておいた方がいいよ。そして、オカダを応援する皆さまは、今のうちにね、オカダのチャンピオン姿を、しっかり写真に収めておいた方がいいよ。ディエス・デ・アブリル・エン・リョーゴク(4月10日両国)!すべて両国で分かるよ。両国大会まで、あと9日。あっせんなよ、オカダ。トランキーロ。あと9日。あっせんなよ」
両国大会をあと9日と控えた新日本、後楽園大会のメインではオカダらCHAOSと内藤らロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンが6人タッグで対戦。今回はオカダと内藤が先発で登場し、オカダが構えると内藤は付き合わないとばかりに目をそらすが、オカダがそれを狙って強襲し今回は内藤をかき乱しにかかるも、フェイントで場外にオカダを追いやった内藤は寝そべり余裕の態度を見せつける。
試合は場外戦から後藤がロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンに捕まる展開になるも、交代を受けた石井がラリアットで試合を盛り返すも、内藤がコーナーに控えるオカダに唾を吐いて石井を攻め立てる。
交代を受けたオカダはDDTから低空ランニングエルボースマッシュ、フラップジャックと畳み掛けてからレッドインクで捕獲するも、ロープに逃れた内藤もトルネードDDTで応戦し、トップロープ超えの低空ミサイルキックからグロリア、そしてデスティーノを狙うが、逃れたはオカダもレインメーカーを狙う、しかしかわした内藤はジャンピングエルボーアタックを浴びせる。
ここでEVILに代わるとロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンが総攻撃をかけ、オカダにトレイン攻撃からOut of controlを狙うも、後藤が間一髪カット、息を吹き返したオカダはBUSHIをドロップキックからのレインメーカーでKOすると、EVILには背後からのドロップキックからツームストーンパイルドライバー、レインメーカーで3カウントを奪い、前哨戦を制したオカダは放送席でイスに座り込む内藤に対して挑発、だが内藤は外道を襲撃して逃走する、これに怒ったオカダは防衛をアピールした。
前回の後楽園では内藤らロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンに全滅させられたが、今回はオカダがEVIL、BUSHIを刈り取って内藤にプレッシャーをかけるも、内藤はオカダのアピールには付き合わないと言わんばかりに外道を襲撃して逃走しオカダは激怒、現時点では前哨戦では敗れたもののメンタル面で内藤がリードといったところだろう。
セミの本隊vsバレットクラブのイリミネーションマッチは、エアギター紛失をネットで告知していた棚橋が客席にあったエアギターを奏でながら入場した。
試合はエルガンがパワー全開でケニーや裕二郎を攻め立て、裕二郎をコーナーへのパワーボムからエルガンボムで3カウントを奪って本隊が先制も、エプロンの攻防でエルガンがケニーに断崖式デスバレーボムを敢行して場外心中を図りOTRで退場する、リーダーを失ったバレットクラブはトンガ兄弟が奮起し、ロビンソンをトレイン式串刺しボディープレスからの合体ヴェレノで退場に追いやり、本間もロアと場外心中を狙ったが、トンガのドロップキックを食らって一人OTRで退場となってバレットクラブが逆転する。
2vs3となった本隊は真壁がエプロンのロアにラリアットを放ちOTRで退場させたが、トンガにも狙った際にもつれ合うようにして場外へ転落してしまい、両者OTRで退場、棚橋vsファレの一騎打ちとなる。
棚橋はスリングブレイドからハイフライアタックを浴びせるが、受け流したファレはグラネードからバットラックフォールを狙う、しかし棚橋ががウラカンラナで切り返して3カウントを奪い、まさかの逆転負けとなったファレは客席で大暴れとなった。
第5試合は田口がエアギターを奏でながら入場するも、柴田と天山が激しくぶつかり合い、天山がコーナーに控えても柴田が強襲を仕掛ける、終盤も天山の顔面への頭突きに対して柴田は武者返しで応戦するが、小島が入って柴田をテンコジカッターで排除すると、ギタる田口に小島がラリアットで3カウントを奪い、試合後は天山と柴田が場外やリングで大乱闘を展開した。4月1日【緊急】棚橋弘至のエアギター探してます。https://t.co/50oL1BmmZU #棚橋エアギターなくす pic.twitter.com/0fTcJeenkk
— 新日本プロレスリング株式会社 (@njpw1972) 2016年3月31日あった! #棚橋エアギターみつかる
— HIROSHI TANAHASHI (@tanahashi1_100) 2016年4月1日見つかった模様です。。
#棚橋エアギターみつかる pic.twitter.com/z8AvEF5qA1
— 新日本プロレスリング株式会社 (@njpw1972) 2016年4月1日後楽園大会、終了。
テンコジvs柴田・田口。
テンザンと柴田がアツい為、私は必然的に?田口とのぶつかり合いが多かった。
田口のプロレスセンスは、冗談抜きで中邑真輔と双璧だと思う。
楽しい試合も激しい試合も、バランス良くできる逸材。
私も、もっと頑張ります。
— 小島 聡【SATOSHI KOJIMA】 (@cozy_lariat) 2016年4月1日 -
CHAOSがロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンの前に全滅・・・内藤がオカダに「トランキーノ、あせんなよ!」と高笑い!
3月27日 新日本プロレス「Road to INVASION ATTACK 2016」東京・後楽園ホール 1741人 超満員
<アピール、コメントなどは新日本プロレス公式HPより>
◇第1試合◇
▼20分1本
石井智宏 矢野通 ロッキー・ロメロ ○バレッタ(9分49秒 エビ固め)KUSHIDA 獣神サンダー・ライガー タイガーマスク Xデビッド・フィンレー
※ストロングゼロ◇第2試合◇
▼20分1本
天山広吉 小島聡 ○永田裕志 中西学(10分54秒 バックドロップホールド)柴田勝頼 田口隆祐 ジュース・ロビンソン Xキャプテン・ニュージャパン【天山、小島、永田、中西の話】
天山「オイ、オイ!柴田!柴田よ!逃げんなって、オイ。恐いんか?俺のこと恐いんか?来いやって!永遠にやったるよ、来いやって。アホンダラ。柴田、ぶちのめして、殺したるからな。目の前に来いって。ベルトなんか関係ないぞ。サシでやったるよ。4月10日?知ったこっちゃねぇぞ。柴田、逃げんなよ。目の前に出てこいって、バカタレが。俺がぶっ潰したるよ。俺が昔の強い天山を見せたるよ。オマエの顔見てたら、怒りを通り越して、爆発しそうなんじゃ。柴田よ。楽しみにしとけよ、タコ!4月10日、両国。オマエのすべて、潰したるよ。そういうこっちゃ!」(※天山がコメントブースを去る。)
――今日は田口選手が、第三世代の選手の動きを真似していましたが?
永田「俺らが“本店”になったわけね。俺らが本店。まぁそんなことは、どうでもいいや。天山、ブチ切れてるでしょ?何でか分かりますか?柴田は天山1人を見てないから。俺らにも目を向けてる。天山にとってはアレが屈辱なんだよ。毎日毎日闘ってる中で、天山を追いつめようとしてんのに、俺らに目向けてどうする、柴田。王者はしっかりドンと構えて、チャレンジャーのみを見ておけばいいんだよ。俺から言わせれば、そんなとこですかね」――他の選手が、無視できない動きをしていたということでは?
永田「いや、それをやってたら、大ケガするのは本人だからさ。今は天山を見ておかないと。凄かったよ、今の。柴田は、ちょっとしたミステイクを犯したね。天山を見ておかないと、とんでもないことが起こりますよ、今は。慌てるな、若者よ」小島「久しぶりに天山の怒りも見られたし、柴田の凄いところも見られたし、これが本当の新日本プロレスでしょ?俺たちはこうやって育ってきた。25年もやってきた。俺は色んな道を歩んだけど、それでもプロレス界で生きてきた。そういう誇りと、自負があるんで。天山だけじゃないし、永田、中西、俺だってそう。みんな、この闘いを待ってたと思います」
中西「素晴らしい動きしてるね、みんな。負けてられへんわ。若いヤツ、ぶっ潰す。ぶっ潰せるものなら、俺をぶっ潰してくれよ。潰し合いやからな。思いっきりいく」
◇第3試合◇
▼NJPWvsBULLET CLUB I/30分1本
○マイケル・エルガン(7分09秒 エビ固め)Xコーディ・ホール
※エルガンボム【エルガンの話】
エルガン「今日は自分にとって新たな一歩となった。なぜなら、BULLET CLUBを倒していく、その最初の日なんだ。これから、ケニー・オメガ、ヤングバックス、彼らを4月10日に迎え撃ち、必ず倒してやる。タナハシ、ヨシタツのチームで勝つということだ。ケニー・オメガ、ヤングバックス、待っていろ。覚悟しておけ」――今日の対戦相手のコーディ・ホール選手については?
エルガン「彼は非常に大きい。いつ闘っても大きいと思う。でも相手がいくら大きくても、いくら上手くても関係ない。自分はそういう大きい選手を倒す。それだけだ」◇第4試合◇
▼NJPWvsBULLET CLUB II/30分1本
○ケニー・オメガ(10分25秒 片エビ固め)Xジェイ・ホワイト
※ランニングニー【ケニーの話】
ケニー「ここで1つハッキリ言っておきたいことがある。新日本プロレスは、良い投資をした。俺を選んだってことだ。今日の対戦相手、ジェイ・ホワイトは、まだヤングライオン。まったく気にかけていない。じゃあ、なんでホワイトと闘うか?それは、彼に教えるためだよ。もっと彼が強くなるために、俺が教えてやってるんだ。もっと良い試合ができるようになったらいいと思ってる。それから、新日本は、棚橋、オカダとか、ほかの選手にも、随分投資をしてる。でも、それは間違いだ。俺がナンバーワンだからな。アメリカ、カナダ、日本、だけに留まらず、世界中でナンバーワンなのが、この俺だ。誰も俺を止められない」――4月10日両国で、ヨシタツ選手と闘うことになりますが?
ケニー「ヨシタツがタイトルマッチに絡むことで、試合自体は面白くなるだろう。ただ、ヨシタツは、AJスタイルズにやられてケガをした。今度の両国では、それよりももっと悪いことが起きる。今度は、ただのケガじゃ済まない。ヨシタツは、過去WWEで活躍したし、その功績は認めてやるよ。でも、今は何もない。俺とヤングバックスのチーム、“ザ・エリート”がベストで、俺たちが最高の試合をする。WWEと比べたって、俺たちがベストだよ」――今日の対戦相手、ジェイ・ホワイトについては?
ケニー「ホワイトは、新人にしては良いスタートを切っていると思うよ。ハンサムだし、技もきれる。でも、それだけだな」――インターコンチネンタルの対戦相手は、なかなか決まらないですが?
ケニー「『NEW JAPAN CUP』の覇者、内藤が俺を選ぶと思っていた。だけど、内藤はオカダを選んだ。だから、まだ対戦相手が決まっていない。ただ、それだけ。俺の対戦相手は誰でもいい。内藤を待ってやってもいいと思ってる」――IWGPタッグのベルトについては?たとえば、コーディ・ホールをパートナーにするというのはどうですか?
ケニー「タッグのベルトも、もちろん視野には入れている。だけど、タッグパートナーは、もう心の中では決めてるんだ。コーディじゃない。いつかはタッグのベルトも目指すよ」
【ホワイトの話】「(※床に倒れ込み)Why……(※起き上がれないホワイトにフィンレーが肩を貸し、そのまま控室に戻っていった)」
◇第5試合◇
▼NJPWvsBULLET CLUB III/30分1本
○棚橋弘至(8分55秒 片エビ固め)X高橋裕二郎
※ハイフライフロー【棚橋の話】「久しぶりにちょっとね、俺の一番いいところを邪魔されちゃったんでね。それよりも今、もっと光が欲しいから。どこだ?俺の光は?もっと光を。止まってられないでしょ?両国あるし、ヨシタツも来るし、エルガンも勝ったし、プラスの材料がいっぱい集まって来てる。あとは、俺だけ。俺自身、もっと光を」
◇第6試合◇
▼NJPWvsBULLET CLUB IV/30分1本
○バッドラック・ファレ(9分45秒 体固め)X本間朋晃
※バッドラックフォール【ファレの話】「(※通訳の西澤管理部長の胸ぐらを掴み)今日はどうだった?オマエたち、ちゃんと見てたか?BULLET CLUBは一度は終わった。だが、新しいBULLET CLUBができている。それをよく見とけ!」
◇第7試合◇
▼NJPWvsBULLET CLUB V/30分1本
○真壁刀義(8分56秒 反則勝ち)Xタマ・トンガ
※タンガ・ロア乱入【トンガの話】「(※タンガ・ロアと共にコメントブースに現れる)コイツがタンガ・ロア。俺の弟、マイ・ブラザーだ。軍での訓練も受けたヤツなんだ。BULLET CLUBへようこそ。コイツの強さを見ただろ?俺たちはレジェンドになる。そして、歴史を作っていく。強いチームができる。新しい時代がやってくる。その時代を作るのが、俺たちだ」
◇第8試合◇
▼30分1本
○内藤哲也 EVIL BUSHI(17分35秒 体固め)オカダ・カズチカ 後藤洋央紀 XYOSHI-HASHI
※デスティーノ(試合終了後、内藤が海野レフェリーの顔面をかきむしり、低空ドロップキックでKO。さらに、BUSHIが外道を捕まえ、内藤とEVILがストンピング連射。そして、BUSHIがエムエックスでKOした。)
内藤「オイ、チャンピオン! いや、オカダ! 4月10日両国は、まだ2週間も先だぜ!? 熱くなんなよ! 落ち着けよ! そう!! まさに!! トランキーロだぜ、カブロ~ン!!(その直後、内藤がオカダへ襲い掛かり、デスティーノでKOしてしまう)ロス!! インゴベルナ~ブレ~~~ス!! デ!! ハ!! ポン!!」【内藤、EVIL、BUSHIの話】
EVIL「This is EVIL.Everything is EVIL.すべては……EVILだ」BUSHI「Especial(特別)な夜だったよね。今日のお客さんといい、そして、CHAOS。なんて言ったって、内藤のデスティーノ、2発も見られたんだぜ。この上ない夜だろ。このまま、LOS INGOBERNABLES de JAPONがメインを締めくくるよ。Enserio、マジで」
内藤「IWGPヘビー級チャンピオン。まぁさ、オーナーが2億円規模のプロジェクトを用意するくらいの選手だから。あ、言っとくけど、コレ、俺に2億円かけろって言ってるわけじゃないよ。オカダにかけてくれて構わないよ。若いし、プロレスの経験もいっぱいあるし。オカダに2億円かける価値はあるよ。良いんだよ、それは良いんだよ。すべては、両国で変わるから。両国で、何かが変わるよ。両国が、運命の日だ。そう、デスティーノだよ。両国以降、どういう景色が見えるか?どうなっていくか?その答えは、もちろん、トランキーロだぜ、カブローン」
新日本後楽園大会のメインはオカダ率いるCHAOSと内藤のロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンが6人タッグで対戦、試合は4月10日両国がらみでオカダと内藤でスタートしたはずが、内藤はすぐEVILに代わってスカし、オカダはEVILと対峙するも背後から内藤が強襲、更に場外戦でもセコンドの外道を襲撃するなどオカダをかき乱しにかかる。
試合もロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンのゲリラ戦術で主導権を握ったまま試合が進み、やっとオカダと内藤が対峙するが、オカダが激しく攻めるもエルボーの打ち合いから内藤がオカダの顔面に唾を吐いてからトルネードDDTで反撃し、ブルマブランカで捕獲するとグッタリきたところでグロリアを決めるなど、完全に内藤らロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンのペースとなる。
終盤には内藤がグロリアでYOSHI-HASHIを追い詰めるも、粘るYOSHI-HASHIはラリアットで反撃、だが内藤はマンハッタンドロップからEVILがラリアット、内藤がジャックナイフ式エビ固めと畳みかけ、内藤とEVILがOUT OF CONTROLを決めた後で、カットに入った後藤をEVILがEVILでKOし、オカダにはBUSHIが毒霧を噴射、最後は内藤がYOSHI-HASHIに急所蹴りからデスティーノで3カウントを奪い完勝、試合後もレッドシューズ海野レフェリーにスライディングキック、外道にはBUSHIがエムエックスでKOした後、内藤がアピールし再びオカダに襲い掛かってデスティーノでダメ押しKOとやりたい放題でロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンがやりたい放題で幕となった。オカダvs内藤の前哨戦にしても、内容的には内藤が“オレの方が上だ”と言わんばかりのオカダを上回る余裕ぶりを見せるなど、今日の時点では内藤がオカダを上回ったという印象を受けた。
新日本vsBULLET CLUBのシングル五番勝負は、まずゴーディvsエルガンがゴーディが場外戦でエプロンからジャンプするエルガンをキャッチしてのチョークスラムで叩きつけると、リングに戻っても攻めるエルガンに対してローリングエルボーを浴びせ。また雪崩式フロントスープレックスで投げるなど健闘したが、再三狙ったアウトサイダーズエッジが阻止されると、エルガンはジャーマンで反撃し、ホールもローリングラリアットで食い下がるが、最後はエルガンがジャーマンからエルガンボムで3カウントを奪い勝利。
ホワイトvsケニーは序盤こそケニーがホワイトを場外マットに簀巻きにしてからダイビングフットスタンプと得意の荒っぽい攻めで攻め立てていったが、ホワイトもドロップキックで反撃してから串刺しエルボースマッシュ、カウンターフロントハイキックで攻め込み食い下がる、ケニーは低空ニーから片翼の天使を狙うが、ホワイトは回転エビ固めで切り返してから逆エビ固めで捕らえ、STFからクロスフェースで移行しケニーを慌てさせるも、逃れたケニーはドラゴンスープレックスからランニングニーで勝利、ゴーディとホワイトは敗れたものの、新日本道場組の意地はしっかり見せつけた。
棚橋vs裕二郎は裕二郎が奇襲からラフを交えたネチこい攻めで棚橋を追い詰め、東京ピンプスは阻止されるも、レフェリーと棚橋を交錯寸前にしてから急所打ち、そして丸め込みとあわやの場面を作る、しかしマイアミシャイン狙いを棚橋が逆にレフェリーと裕二郎を交錯寸前にしてから急所打ちを浴びせると、ツイスト&シャウトからのスリングブレイド、ハイフライフローで3カウントを奪い勝利。
本間vsファレは本間がファレの体重の前に苦しむも、フェースクラッシャーからの小こけしでやっとペースを掴み、ファレもジャンピングボディープレスで応戦するが、本間もこけしロケットで返すと、ダイビング式こけしロケットからこけしを投下するも自爆となってしまう。
ファレはグラネードを決めると、ラリアットからバットラックフォールで3カウントを奪い勝利。真壁vsトンガは開始直後から真壁がガンガン攻めるが、トンガもカウンターゴーストフェースで真壁の突進をかわし、海野レフェリーを盾にしてのガンスタンで反撃する。トンガはヴェレノを狙うが、真壁がブレーンバスターで返すと、ラリアットからスパイダージャーマン、キングコングニーの必勝パターンに持ち込む、そこでトンガの兄であるタンガ・ロアが乱入して真壁を襲撃、試合は真壁の反則勝ちとなるも、トンガ兄弟は合体ヴェレノで真壁をKOし、IWGPタッグ王座奪取をアピールする。
第2試合の8人タッグ戦は柴田が天山だけでなくコーナーに控える永田にも襲い掛かると、怒った永田ら第三世代が柴田を袋たたきにする。
天山は柴田に対してヘッドバット、モンゴリアンチョップ、ボディーへのヘッドバットで攻め込むに対し柴田はフロントハイキック、武者返しで応戦。
試合は永田と中西がキャプテンにイーストゴールドを決めてから永田がばっくろどっロップホールドで3カウントを奪ったが、試合後にエキサイトした天山が柴田にイスを投げつけ、更に殴打するなど大荒れ、柴田もつかみかかって乱闘となったが、こんなに荒れた天山は久しぶりだった。もう誰も止められない!? CHAOS勢をKO!オカダに初デスティーノ炸裂!4.10両国を前に、内藤哲也やりたい放題!3.27後楽園をスマホサイト(https://t.co/7xh3nqaLQZ)で独占詳報中! #njattack pic.twitter.com/qYifTrgcOb
— 新日本プロレスリング株式会社 (@njpw1972) 2016年3月27日タマ・トンガの“弟”タンガ・ロアはなんと日本にいた! 真壁刀義戦にまさかの乱入!
3.27後楽園大会を新日本プロレスのスマホサイト(https://t.co/7xh3nqaLQZ )で独占詳報中! #njattack pic.twitter.com/tDLeV0Icno
— 新日本プロレスリング株式会社 (@njpw1972) 2016年3月27日LOS INGOBERNABLES de JAPON pic.twitter.com/gchrK6Sbsc
— BUSHI (@BUSHI_njpw) 2016年3月27日ロス・インゴベルナなんとかの野郎!一番弱い兄弟的にかけやがって。
— 邪道(jado) (@REAL_JADO) 2016年3月27日In the Land of the Rising Sun,two brothers reunite to become G.O.D#GuerrillasofDestiny#TamaTonga#TangaLoa#BulletClub pic.twitter.com/BgKtk700iX
— theBadBoy_TamaTonga (@Tama_Tonga) 2016年3月27日シリーズ中の5連戦の最終日が、昼は鈴木軍の興行、夜は新日本の興行。
普段やったら連戦が続くと身体中が痛くてしょうがないのに、今日に限っては異常なぐらい気分がハイな状態が今もなお続いている……
とにかく、刻一刻と迫る日に備えて怒りの炎を、燃えて燃やして大爆発したいと思います。
— 天山 広吉 (@TENZAN323) 2016年3月27日夜の大会(新日本・後楽園)、終了。
第3世代の四人、揃い踏みタッグで出陣。
柴田に対するテンザンの怒りが凄まじい。
両国、きっと凄い試合になると思う。
私も次のチャンスがあると信じて、腐らずに頑張ります。
— 小島 聡【SATOSHI KOJIMA】 (@cozy_lariat) 2016年3月27日今宵後楽園大会では点誇示、中西さんと組んで柴田、田口、気屋譜点、樹薄路瓶孫と戦ったゼァ。柴田は点斬だけでなく我々四人を意識して攻撃してきた。点斬の異常なまでのキレっぷりは凄まじかったゼァ。私は絶好調で気屋譜点から勝利ゼァ。
— 永田裕志 (@nagata769) 2016年3月27日 -
石井が真っ向勝負で挑んできたEVILを粉砕しROH TV王座を防衛!3月20日 新日本プロレス「Road to INVASION ATTACK 2016」兵庫・ベイコム総合体育館 3411人 超満員
<アピール、コメントなどは新日本プロレス公式HPより>
◇第1試合◇
▼20分1本勝負
ロッキー・ロメロ ○バレッタ(8分54秒 エビ固め)×ジェイ・ホワイト デビット・フィンレー
※デュードバスター
◇第2試合◇
▼20分1本勝負
○KUSHIDA(9分51秒 ホバーボードロック)×外道
◇第3試合◇
▼20分1本勝負
○矢野通 桜庭和志 YOSHI-HASHI(8分48秒 横入り式エビ固め)永田裕志 中西学 ×田口隆祐
◇第4試合◇
▼20分1本勝負
○天山広吉 小島聡(10分10秒 アナコンダマックス)柴田勝頼 ×キャプテン・ニュージャパン
◇第5試合◇
▼30分1本勝負
バットラック・ファレ ○タマ・トンガ 高橋裕二郎 ゴーディ・ホール(10分41秒 体固め)真壁刀義 本間朋晃 獣神サンダー・ライガー ×タイガーマスク
※ヴェルノ
◇第6試合◇
▼NEVER無差別級6人タッグ選手権試合/60分1本勝負
[第4代選手権者]○ケニー・オメガ マット・ジャクソン ニック・ジャクソン(16分34秒 片エビ固め)[挑戦者]棚橋弘至 マイケル・エルガン ×ジュース・ロビンソン
※片翼の天使
【ケニー、マット、ニックの話】
ニック「驚いたか?でもな、驚くような結果じゃないんだ。驚くことなんて何もない。なぜなら、誰もが思い描いていたことだからだ。ニュージャパン・プロレスリングのエースを倒した男がここにいるんだ。エースと呼ばれるタナハシを倒した男がな」
オメガ「ここにいる3人が、世界で最高のトリオさ。俺たちのTシャツが欲しくなったか?俺たちはすべてのものをいただくぞ。お前たちには最も熱狂的なファンがいる。それがどうした?俺たちには関係ない。俺たちのもとにすべてのものが寄ってくるんだ。それを止めることはできない。ほら、この通り、ベルトもここにあるだろ?Tシャツのトップセールスもな。残念だけど、今日はお前たちの日には ならなかったな。明日もお前たちの日にはならない。来月になっても、お前たちの日はやって来ない。俺たち3人が一緒になったんだ。お前たちが望むようなことは、決して、決して、決して、ほら、このベルトに彫ってあるように決して(NEVER)来ることはない。そんなことないって言うなら、俺たちを打ち負かしてみろ。じゃあな、グッド・バイ」
※ニックは時折、相槌を入れながらオメガのコメントを笑顔で聞いていた。
棚橋「チャンスは来る。何度でもチャンスは来るんだけど、結果が出ない。悔しいよ」
◇第7試合◇
▼30分1本勝負
オカダ・カズチカ ○後藤洋央紀(11分18秒 体固め)内藤哲也 ×BUSHI
※GTR
◇第8試合◇
▼ROH世界TV選手権試合/60分1本勝負
[第11代選手権者]○石井智宏(21分39秒 片エビ固め)[挑戦者]×EVIL
※垂直落下式ブレーンバスター
【石井の話】
--EVIL選手とは『NEW JAPAN CUP』以来のシングルマッチ、タイトルマッチということでしたが、どうでした?
石井「逆にどうでした?」
--今までになかったというか、初めてというか……
石井「俺にとって、思ってた通りのあいつだったよ。あいつが何で、内藤の下でやってっかがわかんない。わけのわかんないことやって。マスコミもちょっと踊らされてるんじゃないの?オカダが内藤から(勝利を)獲って終わりだろ、あいつら。(タイトルマッチを)やる目的すらねぇよ」
--このベルトに関して、今後、何か考えてることはありますか?
石井「まあ、ROHがどう出るか。まあ、このベルト懸けて闘った中では、今日は少しマシだったのかな。あいつらがこの試合見て、どう出るか。また(刺客を)送り込むか、それともミスターROHが乗り込んでくるか。まあ、俺の試合見たら、闘いたくないだろな、あいつらも。(インタビューは終わりで)いいですか?」
【EVILの話】「(※バックステージにたどり着くなり、フロアに転がり落ちる)石井、これで終わったと思うなよ。テメェは、この俺に、もう憑依されてるんだよ。とりついてんだよ。EVIL NEVER DIE……(※と言い残して立ち去ろうとするも足元がおぼつかないまま控室へ)」
尼崎大会のメインは石井の保持するROH TV王座にEVILが挑戦、試合は石井が場外戦で鉄柱攻撃や鉄柵攻撃、逆水平で主導権を握ったかに見えたが、EVILも鉄柵攻撃で逆襲し石井の首にイスをかざしてからのEVILホームランで首に大ダメージを与える。
リングに戻ったEVILは顔面への攻撃、ストンピング、サイドバスター、ローリングエルボーで攻め立てるが、石井はパワースラムで反撃し、エルボー&逆水平の天龍コンポやバックドロップを繰り出し、ラリアットが何度も相打ちとなって両者ダウンとなる。
先に起きたEVILは串刺しローリングラリアットから変型バックドロップ、ダークネスフォールズ、ダイビングラリアットと畳み掛けるが、ハーフネルソンスープレックスを阻止した石井は左右のエルボーからジャーマンで返すも、EVILも負けじとエルボーからフィッシャーマンズバスターを決める。
EVILはラリアットを狙うが、受け止めた石井はエルボーで返し、龍魂パワーボム、コーナーでの競り合いを頭突きで制してから雪崩式ブレーンバスターを決める。
石井はラリアット、ジャンピングハイキックの連発を決めるが、受け流したEVILはラリアットで返し、ローリングエルボーからスライディングラリアット、ハーフネルソンスープレックスと畳み掛けるも、クリアした石井はラリアット、前後からのラリアットと浴びせてからスライディングラリアットを浴びせ、垂直落下式ブレーンバスターを狙う。
しかし背後に着地したEVILは後頭部へのローリングエルボーを炸裂させると、顔面への頭突きからローリングラリアット、EVILを狙うが、脱出した石井は顔面への頭突きからスライディングラリアット、そして垂直落下式ブレーンバスターで突き刺し3カウントを奪い王座を防衛した。
内容的にもEVILが石井のフィールドである”ど真ん中”プロレスに踏み込んだ試合、内藤らがセミだったこともあって介入は出来なかったのだろうが、今回はEVILとしてはなく”渡辺高章”として挑んでしまった部分もあったのではないだろうか…
第6試合のNEVER6人タッグ選手権はエルガンがパワー全開で攻め込むも、コーナーからの攻撃を狙ったがロビンソンがヤングバックスのダブルトラースキックを食らって場外に落とさせれてから王者組のペースとなり、ロビンソンが王者組の連係の前に捕まる展開となる。
ケニーがスチール缶攻撃からドクターボムでロビンソンを追い詰めていくが、ヤングバックスの同士打ちを誘発させたロビンソンがやっとエルガンに交代、エルガンはフライングショルダーでヤングバックスをまとめて吹き飛ばし、ケニーもリフトアップスラムで叩きつけ、棚橋もケニーをテキサスクローバーホールドで捕獲しギブアップ寸前にまで追い詰めるが、セコンドのホールがレッドシューズ海野レフェリーを引きつけている隙に、ヤングバックスが棚橋の顔面にコールドスプレーを噴射してカットする。
王者組はヤングバックスが棚橋にダブルトラースキックから、ケニーが掟破りのスリングブレイドを決め、ヤングバックスのダブルダイビングボディープレスの援護から、ケニーが片翼の天使を狙うが、逃れた棚橋はダルマ式ジャーマンを狙い、ケニーが逃れようとするも、棚橋のバックを奪ったエルガンがケニーごとジャーマンで投げて眉山を決める。
交代を受けたロビンソンはダメージのあるケニーをエアプレーンスピンで大回転し、ヤングバックスも回転で巻き込むと、棚橋組がトレイン攻撃からコーナーのエルガンを棚橋とロビンソンが雪崩式ブレーンバスターでケニーに叩きつけてから、エルガンが雪崩式アバランシュホールド、エルガンが棚橋を肩車してのハイフライフロー、ロビンソンのムーンサルトプレスとケニーを追い詰める。
しかしロビンソンのダイビングヘッドバットは、ケニーがスプレー攻撃で迎撃すると、ヤングバックスがインディーテーかーから、ケニーが片翼の天使を決め3カウントを奪い王座を防衛した。
ケニー&ヤングバックスはチームとしての完成度を見せつけたが、肝心のケニーが保持するインターコンチ王座への挑戦者に関しては不在の状態が続いている。ケニーへの挑戦者は後楽園2連戦で決まるのか、それとも両国で決まるのか…。EVILが石井に肉薄するも垂直落下式BBで撃沈! NEVER 6人タッグ戦はオメガ組が棚橋組を撃破!【3月20日(日)尼崎大会・試合結果】 https://t.co/IcZLBLyMZf #njattack pic.twitter.com/EEr05AWwUL
— 新日本プロレスリング株式会社 (@njpw1972) 2016年3月20日#theELITE showing support to our friends, @TheLionsBarbers ! Great people with a great cause in mind. pic.twitter.com/XRjR6dvRyS
— Kenny Omega (@KennyOmegamanX) 2016年3月20日In Elite company pic.twitter.com/Uk2vjKONth
— Cody Hall (@Cody_Hall1) 2016年3月20日本日は尼崎大会ご来場誠にありがとうございました。
馳大臣と小島選手のお食事中に少しお邪魔しました。 pic.twitter.com/elNo7PHBxm
— 新日本プロレスリング新日企画 (@njkikaku) 2016年3月20日 -
小島の豪腕を破壊した柴田がNEVER王座を防衛!CHAOS入りを果たした後藤が新技を披露!
3月19日 新日本プロレス「Road to INVASION ATTACK 2016」愛知県体育館 4000人
<アピール、コメントなどは新日本プロレス公式HPより>
◇第1試合◇
▼20分1本
ロッキー・ロメロ ○バレッタ 外道(9分17秒 エビ固め)KUSHIDA 獣神サンダー・ライガー ×デビッド・フィンレー
※ストロングゼロ◇第2試合◇
▼20分1本
○矢野通 桜庭和志 YOSHI-HASHI(8分41秒 横入り式エビ固め)天山広吉 永田裕志 ×中西学◇第3試合◇
▼20分1本
バットラック・ファレ ○タマ・トンガ 高橋裕二郎 ゴーディ・ホール(10分12秒 体固め)真壁刀義 本間朋晃 田口隆祐 ×ジェイ・ホワイト
※ヴェレノ◇第4試合◇
▼NWA世界ジュニア・ヘビー級選手権試合/60分1本
[挑戦者]○スティーブ・アンソニー(11分30秒 片エビ固め)[第120代選手権者]×タイガーマスク
※エクスクラメーションポイント
☆タイガーが防衛に失敗、アンソニーが第121代目王者となる【アンソニーの話】(※取り囲んだ報道陣を見渡して)何だ?何を言いたいんだ?何か言いたそうだな。タイガーマスクよ、お前は立派だ。俺がお前を止めた。ベルトはここにあるんだ。ブルース・サープ社長、NWA世界ジュニアヘビー級王座のベルトは、ここに取り戻しました。このスティーブ・アンソニーが。ニュージャパンからベルトを取り戻してのは、一つのステップに過ぎない。タイガー、お前にもう1度チャンスをやろう。このベルトを取り戻すためのチャンスをな。この俺を倒してみろ。今夜、お前はそれができなかった。ニュージャパンに告ぐ、NWAこそが最高のジュニアがいるところだ。世界で最高のジュニアのいる舞台なんだ」
【タイガーの話】「(※破られたマスクを手で押さえながら)これがNWAのやり方か?タイトルマッチをやるのか、やらないのかわからん。会社には中途半端な連絡しかしてこねぇ。来たと思ったら、あいつ1人できたから、それなりの試合するかと思ったら、これか?NWAも落ちたもんだな。ヘビー(級)のヤツもそうだったけど、こんなことしかできねえのか?俺は言ったはずだ。『獣神サンダー・ライガーと闘った時のような試合がしたい』と。試合でもなんでもない、こんなの。こんなことするんだったら、アメリカでしてくれ。今の新日本には、こんなもの会わねえ。まあ、俺はもう何も言わない。ただ、獣神サンダー・ライガーとやったときのような試合がしたい。それだけ」
◇第5試合◇
▼30分1本
○ケニー・オメガ(13分26秒 片エビ固め)×ジュース・ロビンソン
※ランニングニー◇第6試合◇
▼30分1本
棚橋弘至 ○マイケル・エルガン(11分16秒 エビ固め)マット・ジャクソン ×ニック・ジャクソン
※エルガンボム◇第7試合◇
▼30分1本
オカダ・カズチカ 石井智宏 ○後藤洋央紀(15分18秒 片エビ固め)内藤哲也 EVIL ×BUSHI
※GTR【オカダ、外道の話】
オカダ「まあ、内藤さんに、今日は触れただけだと思いますよ。外道さん、大丈夫ですか?」外道「おお。内藤、あれはお前の心理戦か?オカダに向かわねぇで、俺をいたぶるって、お前の心理戦か?俺によ、心理戦仕掛けるなんて、いい度胸だな。てめえ、滅ぼしやらあ。この野郎」
【後藤の話】「昨日までの俺は、もういない。これからはCHAOS。今の俺に、団体・派閥は関係ない。こっから俺の“後藤ワールド”。今シリーズ、全部前哨戦の中で、カードももう決まってるけど、一番の主役はCHAOSに入った俺だ。オカダだけじゃない、意外と石井も、俺のこと好きだよ」
【内藤の話】
内藤「言ったでしょ?俺の相手は、オカダ、その後ろにいた外道、さらにその後ろにいる木谷オーナーだって。外道、外道が俺とタイトルマッチやらないからって、関係ないと思うんだよ。目を逸らすなよ。しっかり(視線を)向けて、見とけよ。まあ、後藤は変わったのか?結局はさ、やっぱりコスチュームしか変わってないようにしか、俺には見えちゃうけどね。今後、どうやって変わっていくのか、俺は楽しみだよ。そんなことより、そんなことより、何の話だと思う?今、一番大事なのは、何の話だと思う?」--両国のこと?
内藤「オカダ戦?ハズレ。メキシコでさ、LOS INGOBERNABLES、ルーシュがマキシモを坊主にしたんだよ。ビッグニュースだよ。ちゃんとチェックしといた方がいいよ。目、開いてる?携帯をマナーモードにして、そしてちゃんと試合も、INGOBERNABLESの動きもチェックしてよ。ルーシュがマキシモを坊主にしたんだよ。さっきさ、マナーモードにしてある俺の携帯がブルブルって(震えて)、LINEが来たんだよ。いい報告が届いたよ。LOS INGOBERNABLESから、いい報告が届いたよ。こっちから、LOS INGOBERNABES de JAPONからのいい報告が明日、送れるんで。明日、EVILが勝って、いい報告がメキシコにできるんでね。明日が楽しみだよ。すなわち、すべては……なんだと思う?」--EVILです。
内藤「正解」【EVILの話】「石井、明日、楽しみにしとけよ。てめえを地獄へ葬り去ってやる。This is EVIL。E~verything is EVIL。すべては……EVILだ」
◇第8試合◇
▼NEVER無差別級選手権試合/60分1本
[第10代選手権者]○柴田勝頼(21分16秒 体固め)[挑戦者]×小島聡
※PK
☆柴田が2度目の防衛に成功(試合終了後)
天山「オオ、柴田、よくも俺の大事な大事なコジを潰してくれたな。オイ、次は、次は、俺と勝負しろや。そのNEVERのベルト懸けて、俺とサシでしようや。逃げんなよ」
(これを聞いた柴田はNEVERベルトを掲げ、天山を睨みつける。そして、天山が退場すると、エプロンで仁王立ちになり、再びベルトを高く掲げた。 )【柴田の話】「(※テーブルにベルトを置いて)小島さん、小島さんの熱い魂は受け取りました。受け取りました。タイトルマッチが終わったからって、この闘いを終わりとするなら、それでもいいですけど、だったら細々とファンの皆様とツイートの返信でもしていてください。そして、天山?あと誰?永田?構わんよ、構わないよ。(ベルトには)『NEVER』って書いてあるけど、俺の中ではNEVERを取り外して、無差別級、無差別級のベルト、無差別級のベルトとして扱っていく。第三世代、やっと火がついたか?遅えよ。まとめてかかって来いって言ってんじゃん。俺は逃げも隠れもしないし、別にこんなベルト、懸けても懸けなくても、どうだっていいんだ。もっと大事なもの懸けてっからよ。でも、これがある以上は、使わない手はない。俺から言いたいことはそれだけ。以上!」
【小島、天山、永田、中西の話】
永田「(林)先生、(小島の)腕がヤバイですよ。スゲー音した、さっき」中西「大丈夫?」
天山「コジ、大丈夫か!?」
(※小島は仰向けて腕おさえて寝たまま。リングドクターが腕をおさえてる)
天山「あんだけコジやられたら、次俺しかいないやろ。絶対とってやるよ。コジの敵ちがうどな。NEVERのベルト、上等やないか、やったるよ。次、俺、絶対挑戦してやる。挑戦受けろって。あんだけやられたら黙ってられへん。次俺。いますぐ決めろって、柴田。ぶちのめしてやるよ」
永田「筋肉きれてるかもしれない。よくそんな中、ラリアットいったよ。チャンスあったよ、惜しかった」
小島「(※立ちあがり)あえて言ってやる、あえて言ってやるよ。おもしかったよ。まだまだ全然物足りないんだよ、こんなんじゃ。柴田、こんなんで勝ったと思ってんじゃねえぞ、俺はあきらめない、こんなんじゃ」
天山「次だ次、俺が挑戦したら絶対一発で取ったるから」
愛知県大会のメインは柴田のNEVER王座に小島が挑戦、小島のセコンドには第三世代の天山、永田、中西が着いた。
先手を奪ったのは小島でエルボー合戦で競り勝つと、ランニングエルボーから河津落とし、逆エビ固め腰攻めを展開し、サソリ固めを狙うが、柴田はアキレス腱固めで反撃して足四の字固め、そして腕十字で右腕攻めを展開、そして顔面ウォッシュ、エルボーでコーナーに押し込んでから対角コーナーへ走って低空ドロップキック狙いも、小島が追走して串刺しジャンピングエルボーを放ち、“いっちゃうぞ”エルボーを狙うが、柴田はキックを浴びせて場外へ落とす。
場外戦でも柴田は鉄柵を使って腕攻めを展開するが、エプロンに立ったところで小島が足刈りラリアットを放ち、断崖式DDTからリングに戻り、“いっちゃうぞ”エルボーを投下する。
しかし柴田も譲らず、コーナーに小島を押し込んでから顔面に低空ドロップキックを放ち、フロントネックチャンスリーを決めるが、小島もバックドロップで応戦、だが柴田もバックドロップで返して応酬となり、両者ダウンとなる。
二人はエルボー合戦を展開して、小島が連打で競り勝ったかにみえたが、柴田はローリングソバットからローキックを浴びせ、デスバレーボムから胸板へキックを連打も、キャッチした小島はエルボーを落としてからローリングエルボー、雪崩式コジコジカッターを決める。
勝負と見た小島はラリアットを狙うが、柴田は右腕へのフロントハイで迎撃するも、小島は左のラリアット、両者ダウンのあとで小島がショーとレンジのラリアットを狙うも、柴田は飛びつき腕十字で捕獲、そして胸板へのローキックからロープへ走ると、小島はラリアットで迎撃するが、腕へのダメージもあってカバーに遅れてしまう。
小島は垂直落下式ブレーンバスターから再度ラリアットを狙うが、柴田はドロップキックで迎撃、小島はまたラリアットを狙うと、柴田はスリーパーから延髄斬り、ジャンピングハイキックを浴びせ、最後はスリーパーからPKで3カウントを奪い王座を防衛、試合後には小島の盟友・天山が挑戦に名乗りを挙げた。石井との再戦を退けた柴田は第三世代狩りをNEVER王座へのテーマとして掲げ、まず小島を粉砕したが、次は天山が名乗り、柴田vs天山は昨年G1公式戦(8月11日 後楽園)しており、この時は天山がアナコンダマックスで柴田を破っていることから、天山の挑戦は妥当でもあり、柴田にとってもリベンジをしておきたい相手でもある。
第5試合のタイガーvsアンソニーのNWA世界ジュニア選手権は、アンソニーがタイガーのお株を奪うローリングソバットや三角飛び式ライオンサルトと空中戦で先手を奪うが、タイガーもハイキックでアンソニーを場外へ追いやってからコーナーからのプランチャで反撃。
リングに戻ってもタイガーがミドルキック、雪崩式田ぶるアームスープレックス、ハイキック、タイガードライバーと攻勢に出るが、 リバースダブルアームバー狙いはアンソニーがタイガー服部レフェリーにしがみついて阻止し、バッククラッカー、変型バックフリップからタイガーのマスクを引き裂く暴挙に出る。
アンソニーはファイヤーバードスプラッシュを投下するが、タイガーがかわして自爆させると、腕十字からリバースダブルアームバーで捕獲、そしてタイガースープレックスを狙うが、阻止したアンソニーがタイガーと服部レフェリーを交錯させて無法地帯を作り上げ、ロープへ走るタイガーの急所を蹴り上げてから変形エクスクラメーションポイントで3カウントを奪い王座を奪取した。セミではCHAOS入りを果たした後藤がオカダ、石井と組んでロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンと対戦し、後藤は赤いニューコスチュームで登場するが、試合はロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンの集中攻撃に遭い苦戦、交代したオカダが試合を盛り返す。終盤には後藤がBUSHIに昇天を狙うも、阻止されると牛殺しからローリングラリアット式ネックブリーカーことGTRでCHAOS入り初戦を勝利で飾ったが、試合後に内藤が外道に暴行を振るう暴挙を働きオカダが救出した。
内藤にしてみれば決戦に向けて揺さぶりをかけたということか、CHAOS入りとなった後藤だがゼロからやり直すということでCHAOSに馴染むつもりでいるようだ。柴田が激闘の末、P.K.で小島を破り“V2”達成!試合後、マイクを握った天山が挑戦表明!【3.19愛知大会結果】
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— 新日本プロレスリング株式会社 (@njpw1972) 2016年3月19日名古屋大会、終了。
柴田勝頼は本当に強かった。
今の私では歯が立たなかった。
だけど、全力を出せたから後悔はしていない。
ただ、物凄く悔しい。
本当に悔しい。
だから、また前を向いて歩いていこう。
私に対するたくさんのご声援、本当にありがとうございました。
— 小島 聡【SATOSHI KOJIMA】 (@cozy_lariat) 2016年3月19日名古屋大会終了。
メインでコジのセコンドに。
コジがNEVERのベルトを取ったら、コジに挑戦するつもりだった。
結果は、コジが負けてしまい、柴田がベルトを持って立っていた。
コジはダメージが酷くてダウンしたままの中、思わず柴田に噛みついた。
逃げるなよ、柴田‼
— 天山 広吉 (@TENZAN323) 2016年3月19日【3.19愛知大会・第7試合】“CHAOS”後藤洋央紀がついに出陣!新コスチュームで登場!
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— 新日本プロレスリング株式会社 (@njpw1972) 2016年3月19日後藤さんが入ったケイオス!#kazuchikaokada #tomohiroishii #hirookigoto #new #chaos #spring #start https://t.co/fer1Jp2ofh
— オカダ・カズチカ (@rainmaker_chaos) 2016年3月19日LOS INGOBERNABLES de JAPON pic.twitter.com/eSsGrICHyL
— 内藤哲也 naito tetsuya (@s_d_naito) 2016年3月19日小島さんが柴田に挑戦したNEVERのタイトルマッチは超白熱した素晴らしい試合でした。セコンドに付いた我々も皆熱くなった試合でした。結果は残念ながら敗戦したが、小島さんはまだまだ強いし最前戦で戦えるということをしっかりと証明出来たのではないだろうか。
— 永田裕志 (@nagata769) 2016年3月19日 -
トランキーノ内藤が木谷オーナーを敵として認定!次期シリーズの対戦カード発表!
<新日本プロレス公式HPより>
3月14日(月)『NEW JAPAN CUP 2016』二夜明け会見が行われ、見事初優勝を果たし、4月10日(日)『INVASION ATTACK 2016』両国国技館大会で、オカダ・カズチカ選手の持つIWGPヘビー級王座挑戦が決定した、内藤哲也選手が出席した。
■内藤哲也選手のコメント
内藤「え!?コメントですか?いやいや、俺はさ、『今日12時から記者会見があるから、内藤選手ぜひ来てください。お願いします』と言われたから来たんであって、別に今更俺言いたいことないっすよ。俺言いたいこと青森のリング上でマイクを通して言ったし、それ以上のこと、別に今思い浮かばないんで、僕から特に言うことはないです。なので、もう質疑応答していただいて、なんもないんだったら、僕帰ります。オクパート(忙しい)なんで、僕、帰ります」
■質疑応答
――(※記者の携帯の着信音が鳴る)『NEW JAPAN CUP』初優勝という結果に関して、反響も含めていかがですか?
内藤「結果に関してですか?『初めて優勝できて、僕は嬉しいです』って言えばいいですか?まぁ結局さ、だってIWGPも、インターコンチも、NEVERも毎回チャンピオンは出てないわけで、丸腰の皆さんでトーナメントやっただけでしょ?別にそんな中で勝ったところで、一体どんだけの価値あるんだと。まぁね、『NEW JAPAN CUP』っていう名前はついてるけど、実際結果的には、毎年4月の両国大会の挑戦者決定トーナメントでしかないわけで。じゃあこのトーナメントに勝ったところで、実際どの程度価値があるのかっていうのは、今現在僕はよくわからないですけど、反響はちょっとよくわからないですね。ツイッターぐらいしか見てないですけど、まさにこのトロフィーに帽子を乗せたツイートに関しては、リツートいっぱいありましたよ。それが反響なんですかね?」
――では、リツート数に関しては反響の手ごたえを感じてますか?
内藤「そうっすね。いつもの何倍もあったっすから。まぁなかなかこんなことやる人いないっすからね。新日本プロレスを応援して下さる皆様に、喜んでいただけたんじゃないかなと思います」
――改めて、2年振りのIWGP王座に挑戦することに関してはいかがですか?
内藤「王座に挑戦することついてですか?まぁボクは元々新日本に、このベルトを巻きたくて入ってきたわけで、俺はそこに関してはブレないですよ。で、あとなんでしたっけ、質問は?」
――東京ドームでオカダ戦以来、2年振りの挑戦となりますが?
内藤「まぁそうですねぇ、いろんな意味で思い出深いっすよ、2年前の東京ドーム・オカダ戦は。あの時、俺が手にした挑戦権利書には“メインイベント”って書いてあったんすけどね。まぁ確かにメインイベントであったかもしれないけど、実質セミに降格させられたわけで。でも今回、この『NEW JAPAN CUP』を優勝しましたけども、大丈夫ですか?メインイベントって書いてあるんですかね?書いてありました?大丈夫?これ俺、第3試合とかにならないですか?なんかこの『NEW JAPAN CUP』の前にね、僕、木谷オーナーの『オカダの2億円プロジェクトで、徹底的にスターにします』っていうやつに、ちょっと僕は噛みついてしまったんでね、オーナーからの嫌がらせというか、もしかしたらね、休憩前になっちゃうのかもしれないけど、1回戦の大田区総合体育館大会、最前列に木谷オーナーがいたんですよ。僕のその2億円プロジェクトに関しての、僕なりの意見を言ってしまったがために、横からすっごい殺気を感じたんでね、大田区総合体育館大会。なので、両国もしかしたらね、木谷オーナーのオーナー力で、凄い色々邪魔をされるかもしれないけど、その辺も僕は覚悟の上でやりますけど。まぁ両国の一番の敵は、IWGPヘビー級チャンピオンのオカダ・カズチカではなくて、その後ろにいる外道でもなくて、さらにその後ろにいる木谷オーナーかなと。一番の敵は木谷オーナーかなと思ってるんで、僕は両国国技館は、3人を相手にするつもりで、皆さんの期待を背負って、両国のリングに立ちたいと思います。メインイベントでね」
――昨年の夏から、内藤選手が“LOS INGOBERNABLES”として活動してきてから、初のオカダ選手とのシングルマッチかと思いますが、以前の自分とは違う部分がありますでしょうか?
内藤「うーん、変わりましたよ。僕はコスチューム変わりましたから。だって某選手がね、コスチューム変えただけで、全部今までの悩みが吹っ切れたみたいな感じになってましたから。僕はコスチュームを変えたし、テーマ曲は変わってないけど、立ち位置も変わったんで、決勝で当たった後藤選手以上に、僕は変わってますよ。なので、まぁ」オカダとも随分やってないですからね。タッグマッチで何回かほんのちょっと触った程度なので、僕は凄いオカダとシングルマッチできるの楽しみにしてますよ。でもおそらく逆にオカダの方が、僕とシングルマッチできるの、凄い楽しみに思ってるんじゃないですか?なんせ今現在、新日本プロレスで誰と絡んだら一番おいしいかって、それは間違いなく俺ですからね。東京スポーツの方は大丈夫ですか?さっきマナーモードにしてないから、着信音鳴っちゃいましたけど。制御不能ですね。あれっ!?もしかしてパレハ狙ってる?パレハなんですか、もしかして?パレハ?」
東京スポーツ記者「アミーゴからお願いします」
内藤「アミーゴから」
清野アナ「東京スポーツの方、質問は大丈夫ですか?」
内藤「大丈夫ですか?なんかあるなら、マナーモードにしてから、質問してくださいね」
東京スポーツ記者「そう言われると思い、質問を控えました」
――『Road to INVASION ATTACK』では、ほとんどの大会で、ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンがメインイベントに登場しますが、チームとしてシリーズの主役に躍り出たことに関してはいかがですか?
内藤「うーん、そうっすねぇ、まぁ今どの本隊を見ても、CHAOSを見ても、BULLET CLUBを見ても、このロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン、どこが一番面白いかって、俺たち自分で言うのもなんだけど、ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンが一番おいしいと思うし、会場でもしっかり存在感を見せてるという自信があるので。両国のタイトルマッチがあるからっていうのはあるけども、それがなかったとしても、僕たちがメインイベントにいるのは、いたってこれが普通の結果かなと。しかも両国の前に、尼崎でEVILがね、ROHのベルトに挑戦すると。もう俺たちロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン、顔見せはもう終わったんで、もう全国ある程度まわったし。もうEVILっていう存在も、BUSHIっていう存在も、それから俺も含めて、もう顔見せ、名前を覚えてもらう、顔を覚えてもらう、もうその作業は全部終わったかなと。もうそろそろやっぱ僕も次の段階にいきたいとは思ってたので、そういう意味でね、今回EVILもタイトルマッチあるし、ボクもタイトルマッチあるし。まぁこの『Road to INVASION ATTACK』そして『INVASION ATTACK』が良い転機になるんじゃないですか?このタイミングで、こういうタイトルマッチであり、なんか良い転機になりそうな大会が訪れると。すべてはね、デスティーノですよ。デスティーノ、運命」
――次のシリーズでは、毎回後藤選手と当たる形となってますが、オカダ・後藤組に関してはいかがですか?
内藤「うーん、そうっすねぇ、僕は後藤選手とは、あんまり後藤・内藤組とかもなかったし、あんまそこまで接点はなかったっすけど、ボクができないようなプロレスをしてますから、後藤選手は。だからね、『凄いなぁ』っていう目線で僕は見てましたけどね。でも結局、青森での握手によって、2月のタイトルマッチに負けたオカダの下につくと。これからCHAOSに入って、オカダの下で頑張っていくという決断をしたことに関してはね、ガッカリだし。うーん、もうこれからどうやって浮上していくのはわかんないですけど、まぁ一つ注目するポイントがあるとすれば、愛知県体育館でね、どんな格好で出て来るのかと。もしかしたら、マスク被って来るかもしれない。それこそね、キャプテン・クワナになって出てくるかもしれないし。ペイントするのかもしれないし。コスチューム変えるのかもしれないし。なにかわかんないけどね、まぁオカダの下として、CHAOSの2番手3番手として、これから頑張ってほしいなぁと思いますよ。で連日後藤と当たることに関しては、もう僕は後藤のおもりはもう十分してきたんで、その辺は誰だろうなぁ……あっ、(東京スポーツの記者を指さし)いた!パレハ、東京スポーツのパレハさんに、全会場についてきていただいて、後藤選手のおもり役を是非お願いしたいなと。なので、次期シリーズは全戦参加で、パレハお願いします。移動費は全部自腹でお願いします」『Road to INVASION ATTACK 2016』の全カード
☆3/19(土)愛知県体育館▼NWA世界ジュニアヘビー級選手権試合
[王者]タイガーマスク(1/60)[挑戦者]スティーブ・アンソニー
※タイガー2度目の防衛戦▼NEVER無差別級選手権試合
[第10代王者]柴田勝頼(1/60)[挑戦者]小島聡
※柴田2度目の防衛戦オカダ・カズチカ 石井智宏 後藤洋央紀(1/30)内藤哲也 EVIL BUSHI
☆3/20(日)兵庫・ベイコム総合体育館(尼崎市記念公園総合体育館)
▼NEVER無差別級6人タッグ選手権試合
[第4代王者組]ケニー・オメガ マット・ジャクソン ニック・ジャクソン(1/60)[挑戦者組]棚橋弘至 マイケル・エルガン ジュース・ロビンソン
※オメガ&マット&ニック2度目の防衛戦▼ROH世界TV選手権試合
[王者]石井智宏(1/60)[挑戦者]EVIL
※石井3度目の防衛戦オカダ・カズチカ 後藤洋央紀(1/30)内藤哲也 EVIL
☆3/27(日)東京・後楽園ホール
オカダ・カズチカ 後藤洋央紀 YOSHI-HASHI(1/30)内藤哲也 EVIL BUSHI
真壁刀義(1/30)タマ・トンガ
本間朋晃(1/30)バットラック・ファレ
棚橋弘至(1/30)高橋裕二郎
ジェイ・ホワイト(1/30)ケニー・オメガ
マイケル・エルガン(1/30)ゴーディ・ホール
柴田勝頼 田口隆祐 キャプテン・ニュージャパン ジュース・ロビンソン(1/20)天山広吉 小島聡 永田裕志 中西学
☆4/1(日)東京・後楽園ホール
オカダ・カズチカ 石井智宏 後藤洋央紀(1/30)内藤哲也 EVIL BUSHI
▼スペシャル・イリミネーションマッチ
真壁刀義 本間朋晃 棚橋弘至 マイケル・エルガン ジュース・ロビンソン(無制限)ケニー・オメガ バットラック・ファレ タマ・トンガ 高橋裕二郎 ゴーディ・ホール柴田勝頼 田口隆祐(1/30)天山広吉 小島聡
☆4/10(日)東京・両国国技館『INVASION ATTACK 2016』14:30開場、16:00開始
▼IWGPジュニアタッグ選手権試合
[第45代王者組]リコシェ マット・サイダル(1/60)[挑戦者組]ロッキー・ロメロ バレッタ
※リコシェ&サイダル初防衛戦▼IWGPジュニアヘビー級選手権試合
[第73代王者]KUSHIDA(1/60)[挑戦者]ウィル・オスプレイ
※KUSHIDA3度目の防衛戦▼IWGPタッグ選手権試合
[第69代王者組]真壁刀義 本間朋晃(1/60)[挑戦者組]タンガ・ロア タマ・トンガ
※真壁&本間2度目の防衛戦▼IWGPヘビー級選手権試合
[第63代王者]オカダ・カズチカ(1/60)[挑戦者/NJC2016優勝者]内藤哲也
※オカダ4度目の防衛戦「NEW JAPAN CUP2016」を制した内藤哲也が会見に二夜明け会見が開かれ、内藤は会見では真の敵はオカダではなく、木谷高明オーナーと発言、外道もろとも3人を迎え撃つことをアピールした。
会見で気になった部分とすれば2014年の東京ドーム大会でのオカダvs内藤のIWGP戦が実質上セミだったこと、前日のブログでも触れたがIWGP戦がファン投票の結果セミに降格されたのは内藤に支持されなかったことにも原因があったが、トランキーノ化した内藤の中にも引っかかるものがあったのかもしれない。
トランキーノ化する前の内藤はいつも何かに焦っていて失敗し、それが試合にも現れるようになった。昨年からトランキーノ化しロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンを結成してからの内藤は“焦るなよ”を自分に言い聞かせながら、ユニットの土台固めをしつつ、ファンの支持をジワジワと集めてきた、今回の優勝は内藤自身も焦らずジワジワと機を熟するのを待った末での結果だと思う。そして次期シリーズのカードが発表され、タイトルマッチは愛知、尼崎、両国と分散、開幕戦の愛知では柴田vs小島のNEVER選手権とタイガーvsアンソニーのNWA世界ジュニア選手権、。尼崎では6人タッグ選手権とROH TV選手権が組まれた。
愛知県体育館大会はここ数年G1やタッグリーグの公式戦が主に組まれていたが、シングルのタイトルマッチが組まれたのは2011年12月以来で約4年ぶり(IWGPヘビー級選手権、棚橋弘至vs永田裕志)
両国はIWGP4大タイトルマッチとなったが、トンガはパートナーは予告通りWWEではカマーチョのリングネームで活躍していた実兄テヴィタ・フィフィタがタンガ・ロアのリングネームで参戦しIWGPタッグ王座に挑戦、オカダの肝いりでCHAOS入りとなったオズプレイもIWGPジュニア王座に挑戦となるが二人共両国大会のみの参戦となる。
前哨戦がらみは開幕戦からCHAOS入りとなった後藤が早速オカダとタッグを結成してロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンと連日タッグマッチで対戦する。
気になるのはケニーの保持するIWGPインターコンチネンタル選手権が今シリーズ組まれていないこと、飯伏幸太が新日本を離れたことでインターコンチ王座への挑戦者は不在状態となった、果たして誰が挑戦するのか?自分的にはタイトル戦線から一歩引いてしまった棚橋がこのまま黙っているのかとも思ってしまうが・・・ -
NJCを制したのは“トランキーノ”内藤哲也、敗れた後藤はCHAOS入りを決断!
3月12日 新日本プロレス「NEW JAPAN CUP 2016〜青森朝日放送開局25周年記念事業〜」新青森県立総合運動公園マエダアリーナ 2919人
<アピール、コメントなどは新日本プロレス公式HPより>
◇第1試合◇
▼15分1本
○ジェイ・ホワイト(7分41秒 急角度逆エビ固め)Xデビッド・フィンレー◇第2試合◇
▼20分1本
獣神サンダー・ライガー ○ジュース・ロビンソン(8分12秒 コブラクラッチ)タイガーマスク Xキャプテン・ニュージャパン◇第3試合◇
▼20分1本
○EVIL BUSHI (8分17秒 体固め)X石井智宏 YOSHI-HASHI
※EVIL【EVILの話】「石井! Welcome to the DARKNESS WORLD。オイ? 無様な負け方だったな!? 石井、このあとどうすんだ!? 答えは見えてんだろ!? This is EVIL・・・。Everything!is EVIL・・・。すべては・・・EVILだ」
【BUSHIの話】「このあと、このあとだよ。見逃すなよ? “春の最強戦士2016”、決まるんだよ。内藤が決勝に行って、そして優勝。もうみんなもわかってんだよ。みんなも期待してんだよ。それを感じろよ。LOS INGOBERNABLES de JAPON」
【YOSHI-HASHIの話】「『NEW JAPAN CUP』は終わったけど、俺はまだこれから。次、『G1(CLIMAX)』、必ず、必ず出てやる」
◇第4試合◇
▼「NEW JAPAN CUP 2016」準決勝/無制限1本
○内藤哲也(2分32秒 ジャックナイフ式エビ固め)X矢野通【内藤の話】「なんだ、あの試合!? もうさ、サラサラ優勝する気がないようなさ、ああいうヤツに出られるとさ、ただでさえチャンピオン3人が出てない(『NJC』)トーナメントの価値がね、さらに下がっちゃうから! ちょっとさ、来年からもっと選手えらぶの慎重にやってくんねぇかな!? まあでも、俺にとっちゃね、申し訳ないけど消化試合だから。次の優勝決定戦も、俺にとっちゃ消化試合だよ。俺は、その先をもうずっと前から見てるから。じゃあこの視線の先はいったいどこかって!? どこの誰かって!? その答えは・・・トランキーロ。あっせんなよ!」
【矢野の話】「(※股間を押さえながらバックステージに戻ってきて)ああ、チキショー、焦ってしまった」
◇第5試合◇
▼「NEW JAPAN CUP 2016」準決勝/無制限1本
○後藤洋央紀(9分28秒 後藤弐式)Xマイケル・エルガン【エルガンの話】「みんなわかってると思うが、俺は今日もベストを尽くして闘った。ゴトー、お前は俺を倒したわけじゃない。俺より強かったわけじゃなく、俺よりスマートだっただけだ。頭を使って勝っただけだ。それが頭になかったのは、俺のミステイクだった。もっと真正面から俺を倒しに来ると思ってた。俺のニュージャパンでのキャリアはまだ始まったばかりだ。まだまだこれからも、このリングに立つ。必ず俺は戻って来る。ゴトー、俺はすべてを相手にするが、今日からはお前を一番に狙っていく。お前も俺だけを狙って来い、俺だけをな」
◇第6試合◇
▼30分1本
天山広吉 ○小島聡(10分18秒 体固め)柴田勝頼 X田口隆祐
※ラリアット(試合終了後)
小島「オイ、柴田! チャンピオンベルトを持って上がってこい!そろそろ……(と言ったところを柴田が急襲。しかし、小島はそこへ剛腕ラリアット一発! ダウンした柴田の腰にNEVERのベルトを置いて)オイ、柴田、そろそろタッグは終わりして、1対1でやろうじゃねーか?もちろん、そこにあるベルトかけてくれるんだろうな? おまえが怖くなかったら、俺と闘え! ……いいか、青森! 俺たちはまだまだ死なないぞ、これからも、いっちゃうぞバカヤロー!」【天山、小島の話】
天山「オッケー。見てのとおり! オイ、柴田!? 『恥ずかしくないんかよ!?』って。NEVERのベルト持ってるんやろ!? チャンピオンなんやろ!? 正々堂々とこのコジの挑戦受けろって。いますぐ決めろってな。コジ! このままいっちゃってくれよ(※と言いながら握手)」小島「お願いします!」
天山「ガッチリ獲れよ。柴田の首獲って! ガッチリ(※と言い残して去る)」
小島「いま現在、『NEW JAPAN CUP』開催中だ。優勝者はIWGPヘビーかインターコンチかNEVERの(挑戦権)どれかを選べるっていう決まりだよな? 今回の優勝者が柴田を選ぼうが、選ぶまいが、そんなこと関係ねぇんだ。な? どっちに転んだって、お前は、俺と、ベルトを懸けて一騎打ちだよ。一騎打ちをやる運命だ。な? それだけだろ? お前、今日、お前の自分の姿、あとでビデオで確認しろ! どれだけ無様にやられてるか? それを見て何とも思わないんだったら、別に懸けなくてもいい。今日の自分の試合が何かしら悔しいと思うんだったら、そのベルトを懸けて俺ともう1回やれ」
【柴田の話】「(※コメントスペースに着くなり、ベルトを床に置いて座り込む)じゃあ、何のトーナメントだよ? 何のトーナメントだよ? あ?1回戦、2回戦敗退ボーイが、何か言ったら挑戦できんのか? マジで。まあ、いいだろう。その挑戦、受けて立つよ。その代わり、覚悟しろよ。いいな? 以上!」
【田口の話】「小島には、柴田さんがいるだろ。天山、天山には誰がいる? 天山には、相手できるのは誰かいる? 答えは、こうでしょうが。オヤァイ!」
◇第7試合◇
▼30分1本
○オカダ・カズチカ 桜庭和志(12分00秒 片エビ固め)永田裕志 X中西学
※レインメーカー【オカダ、外道の話】
オカダ「まあ、永田さん、中西さん、まだまだやるじゃない。ま、今日の試合に関してはそんだけだ。それよりも! 後藤さん。あとひとつ、しっかり勝ってな、この(IWGPヘビー)ベルトに挑戦して来い。そして、また俺にやられて、変わればいいよ」外道「そういうこった」
【永田の話】「珍しいよね。なぜオカダとタッグ(対決)が組まれたのか? 読めない。普段は『G1(CLIMAX)』とかタッグリーグの公式戦でしか組まれないのに、どういう風の吹き回しか? 柴田が最近、言うじゃないですか。『棚橋、中邑は第三世代を素通りして今のポジションにいる』って。でも、俺からすれば、その中邑、棚橋には、俺はしっかり闘ってきたし、勝ち負け抜きにぶつかり合って闘ってきた。本当の意味で素通りしてるのは、オカダだよ。このまま素通りしていくか、それともしっかり向き合っていくかは、あいつ次第ですよ。ひとつ言えることは、彼が突き抜けて昇り詰めれば昇り詰めるほど、ファンの永田裕志に対する期待っていうのは、どんどん大きくなっていく。俺が健在でいる限り。それを感じた試合でした、今日は」
◇第8試合◇
▼30分1本
バッドラック・ファレ ○タマ・トンガ 高橋裕二郎(13分21秒 片エビ固め)棚橋弘至 真壁刀義 X本間朋晃
※ヴェレノ(試合終了後。タマ・トンガは真壁に対してもヴェレノを炸裂! さらにファレは棚橋にグラネードを爆発させる)
トンガ「マカベ! ホンマ! 4月10日・リョーゴクでおまえたちは最後だ! そして、俺のタッグパートナー、新しいBULLET CLUBのメンバーは“マイブラザー”だ!(WWEなどで活躍したテヴィタ・フィフィタの模様)いいか? もうすぐ、俺たちの新しい時代がやってくるぞ!」【本間の話】「(※コメントブースで四つん這いになり)タマ・トンガ・・・タマ・トンガ。絶対俺は、前を潰す」
【真壁の話】「(※コメントブース手前で片膝をつき)オイ、言ってたよな? あのヤロー。そんだけやりてぇか、オイ!? (IWGPタッグ)タイトルマッチを。やりてぇかテメェら、このヤロー。おお、上等だ。いいぜ。テメェらのその“正攻法”だよな!? “正攻法”だ。ゴング終わった(鳴った)あとに!? おお、“正攻法”だ。おお! いいぜ。認めてやるよ。タイトルマッチ、いくらでもやってやるよ、オイ! オフィスのヤローども、とっとと(タイトルマッチを)組めよ、コノヤロー! そこでわからせてやるよ。いいか? 1度だけしか言わねぇぞ、コノヤロー。よく聞けよ!? G・B・Hをよ、ただの丸くなった派閥と思ったら大間違いだぞ、コノヤロー! 俺たちいつでもハングリーだ。いつでもテメーらとやってやる。エブリウェアだ。エブリタイム! いつでもどこでもだ。やってやる、コノヤロー! テメーらの思うとおりやってやる! その代りだ。覚悟しとけよ、テメーら。もう俺はよ、怒りの導火線!? そんなもんよ! 燃え尽きちまった。いいぜ? いつでもやってやるぜ。覚悟しとけ、コノヤロー」
【棚橋の話】「(※コメントブースに座り込んで)・・・・・・真っ暗闇かなぁ・・・。光が見えないなぁ・・・・・・。何だろ!? わかんねぇ(※と言って立ち上がり)。さ、どこへ行こうか・・・!?」
◇第9試合◇
▼「NEW JAPAN CUP 2016」決勝戦/無制限1本
○内藤哲也(20分15秒 片エビ固め)X後藤洋央紀
※デスティーノ(試合終了後、青森朝日放送の専務より優勝トロフィーが手渡された。青森朝日放送の専務とも拳を突き合わせた。)
内藤「この! 『NEW JAPAN CUP』の優勝者には、好きなタイトルに挑戦できる、権利が、もらえるらしいな? ……俺の答えは、I・W・G・P! オカダだあ!(※場内・大歓声)。 でも!でも、俺は俺のタイミングで挑戦するから。次の4月の両国国技館? オイオイ、勝手に決めんなよ? 俺のタイミングで挑戦するから。さらに「それよりも! それよりも……! (リング外の後藤を、BUSHIらがリング上に押し上げる。リングに横たわった後藤に対して)オイ、後藤! おまえ、何が変わったんだよ? 結局、変わったのはコスチユームだけじゃね~かよ! こんなんだったらさあ、さっさとマスクを被って、キャプテン・クワナでもやってろ、コノヤロ~~!」(ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンが後藤をリンチしていると、オカダ、石井らCHAOS勢がリングイン。すると、ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンは場外へ回避して内藤はイスに座り込む。そしてオカダは後藤に右手を差し出す。これに対して後藤は一度背を向けるが、振り向くとその手を握り返し、ガッチリと握手。)
オカダ「両国で……、挑戦しないんすか? 内藤さーん、ビ・ビ・んなよ?(※場内大歓声)。 まあ、このボクにビビる気持ちもわかりますけど、4月10日両国で、この俺に挑戦して来い! 『INVASION ATTACK』であっという間に、終わらせてやるから。内藤さん……お疲れ様でした(リング上で睨み合った二人。何やら言葉を交わすと、オカダはリングをあとにした。)」
内藤オイ、オカダ! オカダ! そんなに、両国でやりたいか? そんなに、両国で、俺に、ベルトを渡したいのか? いやいや、チャンピオンのリクエストだからさあ~、オカダの望み通り、両国でやってやるよ(※場内大歓声)。た・だ・し! ただし、オカダ! 4月の両国まで、トランキーロ! あっっせんなよ!、EVIL、BUSHI、イ・内藤。ノス・オトロス!(※我々は)ロス・インゴベルナブレ~ス・デ・ハ・ポ・ン!」
【内藤の話】
内藤「いやいやいや、予選会が終わったぜ。もう言ってんだろ? 俺にとっちゃ、このトーナメント、消化試合だよ。2回戦で対EVILがなくなった時点で、俺にとっては消化試合だよ。でもさ、頑張ったんじゃない? YOSHI-HASHIも、石井も、矢野も、後藤も。まあね、消化試合にしては楽しませてもらったよ。特にね、滝に打たれてね、何の効果があったか知らないけど、後藤、いい判断だよ。オカダの下に付いて、オカダの下に付いて、せいぜい頑張っとけよ。次は何だ、何を変える? コスチュームか? マスクか? ペイントか? オイオイ、次からどんな姿で出てくるか。もしかしたら、キャプテン・クワナで出てくるかもしれないよ。楽しみだ」――改めて4月10日両国で(タイトル挑戦が)決まりましたけど・・・。
内藤「まあね、俺がこのトーナメント始まる前、言ったよね。『両国ではやらないよ』って。これ、あくまで提案だから。こんなことやってたらさ、このトーナメント、王者は出てない、そして優勝者は両国で挑戦・・・これは4月両国大会の挑戦者決定トーナメントなんかだよ。『NEW JAPAN CUP』って言ってんだよ。それだけの特権が欲しいよね。俺は言ったんだけどね、『好きな会場、選ばせてくれ』って。大阪のお客さんも、それは期待したでしょう。俺が『大阪城(ホール)』って言ったから。いやあ、期待を裏切って、申し訳ないよ。どうせ俺の言ったことなんて、新日本プロレス、聞いてくれないからね。せっかくチャンピオンからリクエストがあったんだから両国で。そんなに俺に両国国技館でベルトを渡したいか? しょうがねぇな、キッチリもらってやるよ。何、質問あんの? でもさ、俺、スペルエストレージャ(※スーパースター)だから。なんなんだっけ?」――スーパースターです。
内藤「だから、なんなんだっけ? OCUPADO(オクパード=忙しい)なんだよ。OCUPADO。勉強した? OCUPADO。忙しいんだ。スペルエストレージャだからさ。もっと話してほしい? 話してほしい? それは、いつか言ってたはずだ。それまでトランキーロ、焦んなよ。ADIOS(アディオス)」
【後藤の話】「(※パイプイスに座り)・・・俺は変わった・・・!? これから変えてみせるからな・・・・・・。立ち位置を変えて、もう1度だ・・・。変わってやるぞ・・・」【石井の話】「オイ、EVIL! 俺の(ROH世界TV)ベルトが欲しいのかよ!? やってやるよ、オイ。いつでも来いよ」
【オカダ、外道の話】
オカダ「まぁ、後藤さんもあれでCHAOS入り。そして、4月10日、これはもう決定と言っていいですかね?」外道「そうだな」
オカダ「まぁ、しっかり。リング上で言ったように、あっという間にな、内藤さん、終わらせてやる。トランキーロの前にな、ビビんなよ、この俺に」
外道「オイ、内藤! ビビらずよ! 約束どおり! 両国に! ツラ出せよ、コノヤロー!」
いよいよ最終戦を迎えた「NEW JAPAN CUP2016」準決勝に進出したのは後藤、エルガン、内藤、矢野の4選手で組み合わせ内藤vs矢野、後藤vsエルガンとなった。
準決勝第1試合の内藤vs矢野は、内藤の牛歩入場に対し、矢野は全力疾走で入場しジャケットを脱いでいる最中の内藤に奇襲をかけて試合開始、矢野は自らロープへ逃げてブレークを主張するが、内藤は矢野ワールドに付き合わないとばかりに自ら寝そべる。互いにマンハッタンドロップを決めた後で、矢野が崇コーナーに叩きつけてからの丸め込みから裏霞で丸め込むも、急所打ちからの丸め込みの際に内藤がレフェリーを巻き込んでカウント阻止すると、内藤が急所蹴りからのジャックナイフ式エビ固めで3カウント、矢野はいつもと違うパターンで内藤のペースを切り崩しにかかったが、内藤のペースは崩すことが出来ないまま敗れてしまう。
準決勝第2試合の後藤vsエルガンは、エルガンのパワーに後藤が苦しみ、後藤も反撃するが、追走式ラリアットを迎撃されるとエルガンが連続ジャーマンからタイガースープレックスを決め、後藤も牛殺しを決めるも、エルガンはロープ越しのファルコンアローからエルガンボムを狙う、しかし着地した後藤は顔面への頭突きから後藤式ラ・マヒストラルこと新技・後藤弐式で3カウントを奪い決勝に進出する。
決勝は1月4日東京ドーム大会の再戦となった後藤vs内藤、序盤は後藤がBUSHIの介入に遭って内藤に先手を奪われるも、後藤は追走式ラリアット、村正で反撃し、内藤もミサイルキックからジャーマンで応戦するが、後藤はトップロープからの雪崩式ブレーンバスター、内藤のジャンピングエルボーアタックをキャッチしての変形牛殺し、内藤も延髄斬りからジャンピングエルボー、雪崩式フランケンシュタイナー、浴びせ蹴りと畳み掛けて、グロリアからデスティーノを狙うが、後藤は牛殺しで切り返す。
勝負と見た後藤は雪崩式牛殺しから、念を込めてからのミドルキック、そしてここまで封印してきた昇天・改を決めたが、内藤はクリアし、後藤はこれにかけていたのか、まさかの表情を浮かべる。
EVILの介入を蹴散らした後藤は再度昇天を狙うが、内藤はデスティーノで切り返し、打撃戦を張り手で制した内藤が後藤のローリングラリアット狙いをドラゴンスープレックスで返すと、最後はデスティーノを決め3カウントを奪いNJCを制した。試合内容にしても後藤が勝ってもおかしくなかったが、NJCに入ってから封印していた昇天をクリアされてから流れがかわったというか、後藤もこの一撃にかけていたはずだった、しかしクリアされて“まさか”という表情を浮かべていた時点で後藤の集中力が切れてしまった、勝負にたらればは禁句だが、クリアされてもすぐ昇天をもう1回仕掛けていれば…、そういった意味では後藤にとっては残念な試合だった。
試合後には内藤がIWGPヘビー級王座への挑戦を表明するが、4月10日両国での挑戦は拒否し自身のタイミングで挑戦することをアピールすると、敗れた後藤を詰ってロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン総出で袋たたきにする。
そこでオカダ、石井が駆けつけて後藤を救出、オカダはCHAOS入りを迫ると後藤は迷いもなく握手をかわしてCHAOS入りとなり、内藤に対しては弱腰ぶりを非難すると、内藤は気が変わったのか4月10日の両国での挑戦を表明した。内藤はオカダのIWGP戴冠時に2度挑戦し、2度目は2014年1月4日の東京ドームでの挑戦の際には、棚橋vs中邑真輔のIWGPインターコンチネンタル戦、オカダvs内藤、どっちがメインかをファン投票で委ねられることになり、結果メインは中邑vs棚橋が選ばれ、オカダvs内藤はダブルメインイベントの第1試合とされが、内藤の不支持もメインに選ばれなかった原因の一つでもあった。
内藤はどん底に落ちるも、トランキーノ化してから次第にファンの支持を集め存在感を発揮するようになった、内藤の優勝はようやく機が熟したということなのかもしれない。
オカダvs内藤は後藤同様G1での公式戦では勝っているが、肝心の選手権になると内藤は勝てていない、しかし今まで内藤がオカダに挑戦してきた試合とはガラリと変わることは必至、オカダも基本的に自身のペースを崩さず、脱線してもすぐ軌道修正するが、内藤も自身の世界へと引き込めるようになった、ただどこで内藤がオカダに対して本音を見せてくるのか、それが試合のポイントになってくると思う。
そしてCHAOS入りを選択した後藤、オカダとのタイトルマッチに敗れ、大逆転を狙ったNJCも優勝を逃し、最後に内藤に詰られ袋叩きにされた後藤にしみれば、後輩であるオカダの軍門に降る意味にもなることから屈辱的な選択だった、しかし本当の意味で変わりたいのであれば、軍門に降るのも悪くはないのかもしれない。
セミの6人タッグ戦は本間がBULLET CLUBに捕まる展開となるも、棚橋と真壁の援護を受けて盛り返す、しかし本間のこけしをトンガがガンスタンで迎撃するとヴェレノで3カウントを奪い、試合後はトンガがヴェレノで真壁、ファレが棚橋をグラネードでKOした後で、トンガが自身の兄であるテヴィタ・フィフィタと共にIWGPタッグ王座に挑戦することをアピール、
第7試合ではオカダ、桜庭が永田、中西と対戦するも、中西が野人パワーを駆使して桜庭だけでなくオカダをも振り回し、オカダにはアルゼンチンバックブリーカードロップを決め、レインメーカー狙いもクロスチョップで迎撃する、しかしラリアットがオカダのドロップキックで迎撃されると、ダイビングエルボーからのレインメーカーの前に敗れてしまったが、中西が“第3世代には俺もいるぞ!”と意地を見せつけた試合だった。
第6試合天コジvs柴田&田口は、柴田が小島と真正面から渡り合えば、コーナーに控える小島にキックで強襲するなどケンカ腰で挑む。試合は田口がケツ技で奮起し、ラリアットを狙う小島をヒップアタックで迎撃したが、ギタった後でのヒップアタック狙いを小島がラリアットで迎撃して勝利、試合後に挑発する小島を柴田が襲撃するも、小島がラリアットでKOしNEVER王座への挑戦を表明した。
第3試合では石井がYOSHI-HASHIと組んでEVIL、BUSHIと対戦するも、ROH TVベルトを奪ったEVILが石井に一撃を加えて開始となり、石井がダウンしている間にYOSHI-HASHIが捕まってしまう、蘇生した石井が試合を盛り返すがロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンのペースは変わらず、石井がEVILにラリアットを狙うもBUSHIが毒霧でカットしてからEVILがEVILで3カウントを奪い、ROH TV王座を強奪し後に放り投げて挑戦を表明した。
内藤が後藤を下して『NJC』初優勝! IWGP王者の挑発に「4.10両国でやってやるよ?」
荒武者がオカダとついに握手!
3.12青森大会をスマホサイト(https://t.co/7xh3nqaLQZ)で独占詳報中! #njcup pic.twitter.com/OLEWvy2qYc
— 新日本プロレスリング株式会社 (@njpw1972) 2016年3月12日LOS INGOBERNABLES de JAPON pic.twitter.com/1nDDlswwhT
— 内藤哲也 naito tetsuya (@s_d_naito) 2016年3月12日
— BUSHI (@BUSHI_njpw) 2016年3月12日えっ!後藤がオカダと握手???どうすんだ?後藤CHAOS入るのか?新しい外国人入るし、ますますCHAOSでの俺の立場ねーじゃねーか!すでにCHAOSバスの俺の席は無いっつーし。肩身狭いな~(;_;)
— 邪道(jado) (@REAL_JADO) 2016年3月12日It's on now: G.O.D pic.twitter.com/oFviDMhbzH
— theBadBoy_TamaTonga (@Tama_Tonga) 2016年3月12日今宵青森大会では中西さんと組んで御蚊駄、索羅馬と戦ったゼァ。G1中やタッグリーグ戦以外で初めて御蚊駄と戦うことに。なんか不思議だった。中西さん、まだまだ凄いパワーと摩訶不思議な攻撃に超驚いた。俺的にはちゃんと物足りない今日のタッグマッチだったゼァ。
— 永田裕志 (@nagata769) 2016年3月12日青森大会、終了。
柴田勝頼に対して、言いたい事は全てブチまけた。
1vs1で、勝負しろ!
— 小島 聡【SATOSHI KOJIMA】 (@cozy_lariat) 2016年3月12日 -
内藤が正攻法で石井から勝利!ベスト4が出揃ったNEW JAPAN CUP20163月4日 新日本プロレス「NEW JAPAN CUP 2016」東京・後楽園ホール 1705人超満員札止め
<アピール、コメントなどは新日本プロレス公式HPより>
◇第1試合◇
▼15分1本
○ジェイ・ホワイト(5分41秒 急角度逆エビ固め)×デビッド・フィンレー
◇第2試合◇
▼20分1本
○棚橋弘至 ジュース・ロビンソン(9分58秒 テキサスクローバーホールド)高橋裕二郎 ×コーディ・ホール
※
◇第3試合◇
▼20分1本
真壁刀義 本間朋晃 ○柴田勝頼 KUSHIDA 田口隆祐(11分8秒 片エビ固め)天山広吉 永田裕志 ×中西学 獣神サンダー・ライガー タイガーマスク
※PK
◇第4試合◇
▼20分1本
○オカダ・カズチカ YOSHI-HASHI(9分9秒 片エビ固め)EVIL ×BUSHI
※レインメーカー
◇第5試合◇
▼「NEW JAPAN CUP 2016」2回戦/無制限1本
○矢野通(5分41秒 裏霞)×小島聡
【矢野の話】「オイッ!どこのチビだ、アイツ!チビがDVD持ってたから、交換してやったら、中身が空っぽだぞ!オイッ!アイツ、将来CHAOS入りだな!」
【小島の話】「クソッ。昨日みたいな激しいのがプロレスだけどさ、今日みたいなのも、やっぱプロレスなんだよ。言い訳できないし、俺が悪いと思ってるよ。ほんとだったら、すげぇ落ち込まなきゃいけないけどさ、ただ俺にはもうそんな時間もねぇんだ。このキャリアで、この年齢で、落ち込んでる時間なんか、1秒たりともねぇんだよ。ってことは、前向いて歩くしかねぇだろ。必ずまた、できるだけ早く、カムバックしてやる。そうやって生きてきた、俺のプロレス人生を甘くみるんじゃねぇ。オイ、昨日の本間戦を乗り越えた俺は、絶対に強いぞ。今日みたいなプロレスは難しいかもしれない、俺には。今の俺には難しかった。だけど、俺がガッチリちゃんと胸張って、正々堂々とやるプロレスだったら、誰にも負けねぇぞ」
◇第6試合◇
▼「NEW JAPAN CUP 2016」2回戦/無制限1本
○後藤洋央紀(9分24秒 エビ固め)タマ・トンガ
※ ミドルキック
【後藤の話】
――ベスト4進出おめでとうございます。
後藤「もう一度……もう一度……俺は立ち上がる。見とけよ。俺は勝ったんだ。誰がなんと言おうと、俺が勝った」
――試合後、リング上にオカダ選手が現れましたが?
後藤「まぁそれについては、ノーコメント」
【オカダの話】「まぁみんなあれで満足なんすかね?一番満足してたのは、後藤さんだと思うんすけど。なんすか、あのフィニッシュ?フフフ(笑)。無理やり力で抑えて、あれで変わったなんて、笑わさないでくださいよ、ほんとに。恥ずかしくないんですか、ほんとに。それ以上恥かいてどうするんすか?来たらいい、CHAOS。ほんと変わったというより、前よりダメになってます」
【トンガの話】「見ていただろ。押していたのはどっちだか、分かるだろ?新しいタマ・トンガを見せてやる」
◇第7試合◇
▼「NEW JAPAN CUP 2016」2回戦/無制限1本
○マイケル・エルガン(10分10秒 片エビ固め)×バッドラック・ファレ
※パワーボム
【エルガンの話】「ファレは今までリング上で闘ってきた中で、一番大きい選手だ。だが、そのリング上で、俺の方が強いということを証明できた。『NEW JAPAN CUP』を勝ち抜いて、俺がベストな存在だということを証明してやる。誰も俺を倒すことは出来ない。『NEW JAPAN CUP』の勝者、それはマイケル・エルガンだ」
【ファレの話】「今日はすべてが上手くいかなかった。しかし、気にすることはない。また、カムバックしてきてやる」
◇第8試合◇
▼「NEW JAPAN CUP 2016」2回戦/無制限1本
○内藤哲也(16分21秒 片エビ固め)×石井智宏
※デスティーノ
(試合終了後、L・I・JのBUSHIとEVILが登場し、敗者・石井を暴行。EVILがラリアットとEVILで完全にKOしてしまった。) 内藤「このトーナメントで優勝した人には、4月(10日)両国(国技館)での(タイトル)挑戦権が与えられるらしいけど(※場内騒然)。・・・でも俺は、そんなトコじゃ挑戦しないよ(※大拍手)。じゃあ、どこで挑戦するのかって!? それは・・・トランキーロだぜ! カブローン!(※場内大拍手) EVIL、BUSHI、イ・内藤。ノスオトロス!! ノスオトロス!(※我々は)ロス・インゴベルナブレ~~~ス!! デ・ハポン!」
【EVILの話】「石井!Welcome to the darkness world. This is EVIL. Everything is EVIL. これから、楽しみにしとけよ(首を掻っ切るポーズ)」
【内藤の話】「今日が、この『NEW JAPAN CUP』の1番の山場だと思ってたよ。対戦相手は、EVIL。もう身体が壊れるのを覚悟して、今日は来たよ。でもさ、やっぱトーナメントって番狂わせがあるんだね。石井で助かったわ。今日は消化試合だよ、悪いけど。消化試合だよ。まぁこれでベスト4?あっそ。もう俺の視線の先は、青森じゃない。タイトルマッチ、どのタイトルにいくか、まだ別に言う必要ないでしょ?トランキーロだよ。トランキーロ。12日青森まで、焦んなよ」
2回戦を迎えた「NEW JAPAN CUP」は、まず小島が矢野と対戦し、矢野のおちょくりに怒った小島は場外戦に持ち込むも、矢野はイス攻撃で逆襲し、リングに戻った小島も反撃して”いっちゃうぞ”エルボードロップを狙うが、矢野は対角コーナーへと逃れ、小島のペースを乱しにかかる。
それでも小島は猛ラッシュをかけ、コジコジカッターからラリアットを狙うが、矢野が浅見レフェリーを突き飛ばして小島と衝突寸前にすると矢野が急所攻撃を決め、更に突進する小島の髪を掴んで強引に押さえ込んで3カウントを奪い、矢野は頭脳プレーで準決勝に進出する。
後藤vsトンガは開始直後にトンガがドロップキックで奇襲を仕掛け、持ち前こスピードを生かして後藤を翻弄しペースが掴めない展開が続く、トンガはカール・アンダーソン譲りのガンスタンからヴェルノを狙うが、後藤は後ろに放り投げて阻止し、ラリアット狙いはトンガが海野レフェリーをぶつけて阻止するも、後藤はトンガの顔面に頭突きを浴びせてからのPKで3カウントを奪い準決勝に進出する。試合後にオカダが登場してCHAOS入りを迫るが、後藤は首を横に振って拒否の姿勢を示したが、後藤にしても返事を出すのNJCの後にして欲しいというのが本音だったのかもしれない。
エルガンvsファレはパワー合戦となるも、エルガンがファレとの体格差に苦しむ展開となるも、エルガンはラリアットの連発やファレのバックフリップ狙いを回転エビ固めで切り返すなど機敏さで流れを変える。
エルガンはダイビングラリアットからラリアットを連発してエルガンボムを狙うが、またしても持ち上げることが出来ず、ファレはグラネードからフォーリンココナッツを狙いにコーナーへ昇るも、エルガンが追いかけ競り合いの末にコーナーからのパワーボムで叩きつけて3カウントを奪い、エルガンが準決勝に進出する。
メインの石井vs内藤は、内藤がトランキーノぶりで石井の”ど真ん中”に付き合わず、石井が押せば内藤が引くといった感じで駆け引きを駆使して石井を翻弄する。
しかし内藤の立体式串刺しドロップキック狙いをラリアットで阻止した石井はエルボー&逆水平の天龍コンポや雪崩式ブレーンバスターと反撃すれば、内藤もトルネードDDTと譲らず、後頭部へのミサイルキックからジャーマン、雪崩式フランケンシュタイナーと石井を追い詰める、
内藤のジャンピングエルボーアタック狙いを、石井は受け止めてジャーマンで投げると、ラリアットからパワーボム、垂直落下式ブレーンバスターを狙うが、内藤は膝蹴りで阻止し、スライディングラリアット狙いも低空ドロップキックで迎撃する。
エルボー合戦から内藤はグロリアを決めるが、石井も顔面への頭突きからラリアットを狙うも、ジャンピングエルボーアタックで迎撃してドラゴンスープレックス、そしてデスティーノを狙うが、石井は掟破りのグロリアを決め、スライディングラリアットを炸裂させる。
石井は垂直落下式ブレーンバスターを狙うが、内藤はその体勢からデスティーノを決め3カウントを奪い、ラフもなしの正攻法で勝利を収め、準決勝に進出した。
試合後には1回戦で石井に敗れたEVILが石井を襲撃し、内藤は優勝しても王座には挑戦するしないとトランキーノのぶりをアピールしてメインを締めくくった。
12日青森で行われる準決勝の組み合わせはエルガンvs後藤、内藤vs矢野となったが、エルガンvs後藤に関してはファンはエルガンを推したいだろうが、NJCでは昇天を封印し勝ちに徹している後藤が不気味な存在になりつつある、内藤vs矢野は違いに駆け引きを重視してくるだけに、どちらかが速攻勝負を狙ってくるかがポイントになってくる。
ベスト4が出揃ったNJC、春の本場所を制するのは誰か? -
柴田が新日本所属として復帰、SUPER−JーCUP開催、CHAOSの新メンバー発表から開幕したNEW JAPAN CUP3月3日 新日本プロレス「NEW JAPAN CUP 2016」東京・大田区総合体育館 2938人
<アピール、コメントなどは新日本プロレス公式HPより>
◇大会前◇
(木谷高明オーナーが登場)
木谷「本日はご来場いただきまして誠にありがとうございます。年明けからいろいろありましたが、今日は三つ発表させてください。三つ目はとくにありませんとは言いませんから(笑)。みなさまのお陰をもちまして、新日本プロレスがブシロードグループになってから、この半年で創業以来、過去最高の利益になりました。これから新たな投資や選手のギャラアップを、キッチリとできる態勢がこの4年間で整いました。本当にありがとうございました。いよいよ、新日本プロレスも成長のセカンドステージに入ったと思います。種撒きがファーストステージで、セカンドステージはさらに飛躍するための4~6年になります。まず、今日発表する一つ目。選手に関することになります。先日、LION’S GATEを新宿FACEで開催させていただきましたが、これからも地方大会を含めて全国でLION’S GATEトライアルを開催して、新人の発掘育成をやっていきたいと思っています。有望な人材をどんどん発掘したいな、と。で、今日は、すでに発表になっていますが、この選手に登場してもらいます。マイケル・エルガン選手です」
※エルガンがリングに登場。
木谷 「エルガン選手はこのたび、2年契約ということで新日本プロレスの所属になります。いままでは1年契約の選手が多かったんですが、今後は日本人も外国人も複数年を含めて考えていきたいと思います。それでは一言お願いします」
エルガン「私は14歳でレスリングを始めました。二つのゴールがありました。一番になること、そして日本に来て新日本でレスリングをすることです。そして、新日本で私の夢がかなえられると信じています。なぜなら世界で一番のファン、レスラーがいるからです。今夜、NEW JAPAN CUPで私の強さを証明して、夢をかなえて見せます」
木谷「エルガン選手、ますます活躍してもらえると思います。それからもう一人、いままでフリーで活躍してきた選手と、是非とも正式に契約したいと思いまして、お呼びしています。どうぞ」
※柴田勝頼がリングに登場。
木谷「柴田選手、ここに契約書があるんですけど、サインしていただけますか?」
柴田「えー、いままでとスタンスは何も変わらないと思います。今年に入ってから、サヨナラが多すぎる。お別れを観に来てるんじゃないと思う。だから、俺はここで戦う約束をしたいと思います」
※場内が柴田コールに包まれる中、柴田が契約書にサインを行なう。
木谷「柴田選手のますますの活躍を期待したいと思います。それでは二つ目。これは現場の菅林会長から発表していただきたいと思います」
菅林「本日はご来場ありがとうございます。新日本プロレスの菅林です。以前やって、たいへん盛り上がっていた大会を復活させたいと思います。SUPER J CUP、8月21日に有明コロシアムで開催が決定しました」
※ここでビジョンに参加予定の団体が発表される。
◆『SUPER J-CUP 2016』8月21日(日)有明コロシアム
★参戦予定
プロレスリング・ノア
KAIENTAI-DOJO
DRAGON GATE
ZERO1
琉球ドラゴンプロレスリング
鈴木軍
CMLL
ROH
菅林「それでは参戦予定の団体を代表して、何人かの選手に登場してもらおうと思います」
※KUSHIDA、丸藤正道、TAKAみちのくが登場し、以下のコメントを発表。
KUSHIDA「新日本プロレスのKUSHIDAです! SUPER J CUP、一団体でも多くの参加していただいて、レスラーも関係者もファンも、大人も子どもも夢を持てる、そんな大会にしたいと思います。よろしくお願いします!」
TAKA「新日本プロレスファンのみなさま、おひさしぶりです。今日は鈴木軍ではなく、KAIENTAI DOJOの代表としてお邪魔しました。思えば二十数年前、第1回SUPER J CUPに参加させていただき、大きなチャンスをいただき、それでいまの自分があると思います。KAIENTAI DOJOにも若い勢いのある選手がたくさんいます。ぜひ、そいつらにチャンスをいただければと思います。よろしくお願いします。」
丸藤「新日本プロレスファンのみなさん、こんにちは。プロレスリング・ノアの丸藤です。いま、自分はヘビー級を主戦場として戦っているので、ノアの若くて活きのいい選手を送りこみたいと思います。僕も化学反応を楽しみにしています。みなさん、よろしくお願いいたします」
木谷「先ほどお話したように、新日本プロレスは4年間で基盤が固まったので、セカンドステージでは日本のプロレス界に貢献できるような活動を含めて展開していきたいと思います。何卒みなさま、SUPER J CUPをよろしくお願いいたします。それでは三つめを発表したいと思います。じつはこういう企画が進行しています」
※ビジョンに「タイガーマスク アニメ化計画」と「新日本プロレス所属の選手が実名で登場予定」という文字が映される。
木谷「私と同世代のかたは、昔のプロレスや野球、サッカー、すべて実名のスポーツ選手が出ていたアニメやコミックの記憶があると思いますが、いまはもはやそういうことができない時代になってます。ただ、新日本プロレスは違います! そのアニメの中で選手が次々、実名で登場します。某団体が世界にプロレスをくまなく広めてくれています。ということなので、このアニメも世界にくまなく、ネット配信や番組販売で広がるはずです。世界中から引き合いがあるはずです。そのことによって、タイガーマスクというコンテンツと、新日本の選手が世界中に広まるんじゃないかと考えています。これは某団体にはマネできないでしょう! ブシロードという会社は、どちらかというと二次元中心で活動していますが、いまはやはり二次元から三次元に入ると言う男性、女性が非常に増えています。このアニメを放送することで、アニメから入って新日本のファンになる人がかなりいらっしゃるんじゃないかと思います。逆に新日本のファンのかたが、このアニメで違った選手の一面を楽しんでいただければと思っています。ぜひとも楽しみにしていただきたいなと考えております。以上、今日は三つ発表させていただきましたが、このほかにもいろいろと企画が進行しています。追って発表させていただきたいと思うので、今後とも新日本プロレスをよろしくお願いいたします。ありがとうございました」
【木谷オーナーの話】
――最高収益というのは具体的には?
木谷「売り上げは全盛期までいっていないですが、利益は過去最高です。6ヶ月で経常利益3億に。もともと、利益を残さない会社だったので(苦笑)。売り上げは半期で17億です。通期でも過去最高になります。ただ、売り上げは通期で32~3億というところでしょうから。過去39億というのがありましたので、これは来期にチャレンジしたいなと思います。ただ、まだWWEの売り上げの25分の1くらいです。配信サービスの会員数は25分の1。利益はなんとか15分の1くらいという感じでしょうか」
――選手の給料にも反映できる基盤が整ってきた?
木谷「そうですね。もちろん、全体的に上がるというのはあれですが、選手に応じてもう少し凹凸つけられるかと思います。具体的には勘弁してほしいですが、4年前よりはよくなってると思いますよ。プラス、これからはアミューズさんの協力もあって、選手個人の芸能の売り上げもプラスされていくか、と。これはあと1~2年かかるかもしれないですけど。話がズレますけど、タレントさんでテレビバラエティに出ても、大したギャラは出ないんですよ。タレントがどこで稼ぐかというと、CMなんですよ。だから、テレビCMに出れるところまで持っていきたいですね。そうすると桁が違ってくるので。年棒と、プロレス外活動含めて年収が1億超える人が出てくるのは、そんなに遠くないと思います。次のセカンドステージが4年だとすると、その終わりの頃には実現させたいですね」
――今後、選手契約は複数年を主体に?
木谷「そうですね。極端な話、1~4年まであっていいと思うんですよね。昔は日本人選手も複数年契約はあったんですよ。ただ、経費削減で毎年見直そうということで1年ごとになっちゃったんですけど。1年だと、たとえば35人選手がいれば、35回契約更改しないといけないんですよ。大変ですよね(苦笑)。でも、2年にすれば、毎年の契約更改が半分で済みますので。まあ、短い人は1年、長い人は4年も出てくると思いますし。今後の契約更改はそういうふうに段階をつけたやりたいな、と。」
――今年1月の契約では、日本人で複数年契約の選手は?
木谷「いないです。去年の夏くらいから、そろそろ複数年を導入したらと言ってたんですよね。まあ、こんなふうになると思ってなかったというか、ちょっと遅かったですね、しかたないです。今年からですね」
――柴田選手は再入団となりますが、所属で戦ってほしいと思った理由は?
木谷「やっぱり、いい試合してますよね。新日本プロレスワールドでいろんな試合を見られるようになって、柴田選手は平均点が非常に高いですね。所属になることで、リング上の変化はそんなにないと思います。いままでも一生懸命やっていただいていたので。柴田選手はアミューズからの評価も非常に高いでから。なので、そのへんの展開もやらせていただきたいというのは当然ありますね」
――SUPER J CUPが有明コロシアムになった理由は?
木谷「それなりの規模感がほしいというのと、前から思ってたんですが、スーパージュニアの決勝が6月にあって、そこからジュニアが活躍する場が空いちゃうんですよ。ヘビーの選手はG1で活躍しますから、8月の後半にジュニア中心の何らかの大会をやりたいなとずっと思ってました。今回のかたちは現場からの声もあって。最初はタッグでもいいと思ってたんですけど。参加団体はまだ増えると思います」
――今回は新日本が主催?
木谷「そうですね。ただ、一回やってみて、そのときの反応で、かたちはどんなかたちでもいいと思いますね。リング上で言わせていただきましたが、新日本の基盤が固まるまでは余計なことをしちゃいけないと思っていたので。ようやく基盤が固まったので、非常に不遜なんですけど、新日本も全体の底上げを考えさせていただいていいかな、と。その第1弾ですね」
――タイガーマスクは1社提供ですか?
木谷「もちろん、新日本とブシロードになるかもしれませんが、それはまだ決まってないです。そこはおもちゃや音楽、いろんな業界に広がってほしいなと思います」
――アジアを中心に広めたい?
木谷「そうですね。いままで台湾でやってますけど、今年はアジアツアーをちゃんとやりたいと思っているので。香港とシンガポールはやりたいと思ってます」
――レスラーが実名登場ということですが、声優も本人が?
木谷「それは難しいと思うんですよ。でも、できそうな人もいますよね(笑)。ただ、収録の関係もあるので、登場の回数を若干セーブしつつ。たとえば、真壁さんなんか自分でできるんじゃないですかね。それ以外は厳しいとも思いますけど(苦笑)」
――具体的にはいつから?
木谷「それは編成の話なので言えないんです。ただ、そんなには遠くないということで。僕も話のプロットを読みましたけど、ちゃんと今風になっていておもしろいなと思いました。これはいけるだろうな、と。とくに女性ファンがつくと思います。また、女性ファンが増えるかな、と。まあ、事前に発表と言って、ファンの期待としてはゴールデンタイム復活というのがあると思いますけど、それは野球すらやってないですから。むしろ、こうやってタイガーマスクなんかが盛り上がって、ビジネスとして大きくなれば、本当に煽りますよ。ワールドの会員が10万人達成したら、僕は可能性あると思いますね。だって、単品の配信サービスで会員が10万人いってるのってないですから。だから、ワールドに僕はこだわってるんですよね。そのへんはタイガーマスクを含めて、非常に楽しみだなって思ってます」
◇第1試合◇
▼「NEW JAPAN CUP 2016」1回戦 時間無制限1本
○矢野通(1分13秒 リングアウト)×高橋裕二郎
【矢野の話】「あぁ、いてててて。寒いから、脱がなくて良かった」
【高橋、ゴーディの話】
高橋「おぉ、フ●ック。(※英語で)なんてことになったんだ。相当痛いぞ。これは医者に行かないといけない。コーディ、良い医者知ってるか?」
コーディ「自分の知り合いで医者、看護師はいる。そっちにあたってみようか?」
高橋「あぁ。get out……」
◇第2試合◇
▼「NEW JAPAN CUP 2016」1回戦 時間無制限1本
○マイケル・エルガン(8分22秒 片エビ固め)×天山広吉
※エルガンボム
【エルガンの話】「少し前に、俺があのリングで話したことを聞いただろう。1番になるってこと。1番になるというのは、この新日本のリング上で決まることだ。伝説になる道のりだ。それにはあと2人、倒さないといけない人がいる」
【天山の話】「クッソー!マジかよ、ホンマ。万全の体調で来たのに。毎年、『NEW JAPAN CUP』、なんでこんなに勝てへんのや。1発目から、獲りにいかないと話にならへん。負けたら終わりなんや。そうやって言い聞かせてぶつかったけど、まぁ最後やられたね。頭打ってフラフラするよ。なんていうか、相手が悪かったというか、もう仕方がない。負けはもう認めるしかないですよ。でも、今シリーズ、今日から始まって、まだまだやりたい、やらなくちゃいけないことがあるから、自分の中でも。ここで止まってる場合ちゃう。負けても、ここからのし上がればええんやって。そういうもんでしょ。負けても落ち込むんちゃう。ここからもう1回、もう1回、何回でも這い上がってやる。俺はもうそれしかないと思ってるから。身体には確かに効いたけど、気持ちは全然やられてへんから。まだまだ折れへんぞって。せやけど、『NEW JAPAN CUP』、縁がないよな。こうなったら、夏に向けて今から、『G1 CLIMAX』、今日から勝負やって。負けてしまったもんはしゃーない。まだまだ死なへんぞ、天山は」
◇第3試合◇
▼「NEW JAPAN CUP 2016」1回戦 時間無制限1本
○タマ・トンガ(7分40秒 体固め)×真壁刀義
※ヴェルノ
【トンガの話】
トンガ「今日はまだ始まったばかりだ。別に今日で終わりではない。良いスタートを切れたことは確かだ。そして、新しいBULLET CLUBが今動いている。この調子でいく。マカベ、ホンマ、お前らのベルトを獲ってやる。そして、BULLET CLUBがベルトを総なめにするんだ」
――ガン・スタンを使った理由は?
トンガ「友人のマシンガンが使っていた。ただ、それだけだ」
【真壁の話】
真壁「クッソー!ヤベー、首やっちまった。楽勝だと思ったのに、チキショー。楽勝だと思った。順当にいけば、絶対にいけんだよ。チキショー。追い込まれたらよ、俺様が恐ぇことわからせてやるよコノヤロー。クッソー、世の中そんなに甘くねぇってことだな。見せてやるよコノヤロー。オイ、タマ・トンガよ、これはラッキーでもなんでもねぇな。テメェの実力で獲ったことを認めてやるよコノヤロー。だけどな、オイ、タイトルマッチ、お前ら楽にいかせねぇぞコノヤロー。テメェ、こんなビッグマッチで俺に恥かかせやがったんだコノヤロー。オイ、存分にテメェら恥かかせてやっからよ、覚悟しとけコノヤロー」
――ガン・スタンを喰らいましたが?
真壁「なんて言ったらいい?あんなクソみたいな技よ、テメェらの友達付き合いに付き合ってるわけじゃねぇんだ、俺たちはよ。上等だコノヤロー。オメェらがそうくるんだったらよ、目にもの見せてやる。オイ、いつも通りだ。追い込まれたら、一番恐ぇのはこの俺様だ。テメェらによ、思い出させてやるよコノヤロー。それだけだ」
◇第4試合◇
▼「NEW JAPAN CUP 2016」1回戦 時間無制限1本
○小島聡(11分50秒 片エビ固め)×本間朋晃
※ラリアット
【小島の話】「本間、オマエと知り合って、もうすぐ15年になる。全日本プロレスで出会い、色んな意味で仲良くしてもらった。プライベートでも、リング上でも、闘いはあったけど、基本的にずっと仲良かった。だから、今日は負けたくないんだよ。オマエとここまで濃密な時間を過ごしてきたから、今日オマエに負けたくないんだ。オマエの今の大活躍、そういうの全部知ってるから、だから負けたくねぇんだよ。オマエみたいに凄いプロレスラーと今日試合できて嬉しかったよ。ただ、俺はまだ、もうちょっと、負けちゃいけない目標があるんだ。今の俺には、負けられない、負けちゃいけない目標があるからさ。本間、悪いけど、今日は俺の方が強いぞ。明日になれば分かんない。明後日になれば分かんないけど、とりあえず今日は、俺の方が全然強かったってことだ」
【本間の話】「勝てねぇのか。勝てねぇのか!こんな弱いタッグチャンピオンでいいわけねぇだろ。何にもないですよ。何もない。ただただ、小島さんの、『オマエには負けねぇぞ』って気持ちが伝わって、僕の野望が打ち砕かれました。『今がアナタを超える時』と思ってやりましたけど、上手くいかないですね。こんな弱いタッグチャンピオンで、いいわけねぇ。いいわけねぇ!俺は明日の後楽園も、シングルマッチ、裕二郎とやるのかな、矢野とやるのかなって、楽しみにしてイメージトレーニングしてきた。台無しだよ、台無し。クソみたいなイメージトレーニングだよ。そんなんだったら、1回でも多く、プッシュアップやった方が良かった。俺が勝ったら番狂わせ?そんなんじゃねぇよ。小島が勝ったら番狂わせ?そんなんじゃない、ふざけるな。俺は第69代IWGPタッグチャンピオンだ。まだまだ負けねぇ。次だ、次!」
◇第5試合◇
▼スペシャルタッグマッチ 30分1本
○オカダ・カズチカ 桜庭和志(11分25秒 片エビ固め)柴田勝頼 ×KUSHIDA
※レインメーカー
(試合終了後)
オカダ「CHAOSに誘いたいもう一人のメンバ-、決まってるんだよ! KUSHIDAさん! 変わりたいですか? 変わりたいんだったら、一人で変わってくれ。本当にCAHOSに入りたいヤツはコイツだ!」 (すると、ビジョンに昨年、オカダとイギリスで好勝負を繰り広げたウィル・オスプレイが登場。)
オスプレイ「俺を紹介してくれるんだろ?感謝するぜ。俺を知らないヤツらよく聞けよ!
俺は『ジ・エアリアル・アサシン』ウィル・オスプレイ。CHAOSの新メンバーだ!
KUSHIDA!4月10日、お前のIWGPジュニアヘビー級王座に挑戦する!
俺が史上初のイギリス人王者になった時には、世界中の誰からの挑戦も退けるぞ!
俺こそがジュニアヘビー世界最強の男だからだ!」
オカダ「KUSHIDAさん、オスプレイがベルトを獲る、覚悟しとけ、このヤロー!」と叫び、リングをあとにした。
【オカダ、外道の話】
オカダ「まぁ今リング上で言ったように、もう決まってる。CHAOS、ニューメンバー、ウィル・オスプレイだ。オスプレイがジュニアヘビー級のベルト獲って、他にも今CHAOSにないベルトはあるけど、このIWGPヘビーを筆頭に、すべてのベルトをな、CHAOSで集めてやる」
外道「オイ、いいか!CHAOSがよ、制圧するぞコノヤロー!」
【KUSHIDAの話】「強い。確かに強いよ、ヘビー級チャンピオン。『SUPER J CUP』発表されて、この大会盛り上がるか否か、その夏までにKUSHIDAが飛び抜けた存在になっているかどうか、これが成功するかどうか、カギを握ってるでしょ。次の挑戦者、まさかあんな形でオカダから指名されるとはね。もちろん受けて立つし、アイツの口から『次の挑戦者』なんの権限で言ってんだ、お前。俺がそいつ倒したら、勝負に受けて立ってもらおうか。相手にとって不足なし。ただ、新潟でBUSHIとやってから、ここまで日本人なにやってんだって。『SUPER J CUP』だってそうだよ。このままじゃ、外国人選手が大多数を占めるよ。パッと浮かんだだけだって、リコシェ、オライリー、ボビー・フィッシュ、ROH勢、ロッキー、常にタイトルに絡んでるのは、このメンバーだから。なんでこのオフの期間名乗りを挙げないんだって。そういう意味じゃ、ROH遠征、貪欲なハングリー精神の塊みたいな選手たちばっかりだから、俺がどんどんどんどん強さにおいて、精神的な強さにおいて、すべてにおいて、このジュニアの中で、飛び抜けるのは、もう時間の問題でしょ。次の挑戦者、オスプレイだっていい、ROHの誰かだっていい、誰でもかかってこい。もう一つだけ、桜庭さん、もし興味が沸いたら、ジュニアの世界は、いつでもアナタをお待ちしてますよ。シングルでやってください」
◇第6試合◇
▼「NEW JAPAN CUP 2016」1回戦 時間無制限1本
○後藤洋央紀(11分28秒 後藤式)×永田裕志
コメント
後藤「昨日より今日、今日より明日だ。俺は必ず這い上がる、もう1度!」
【永田の話】
―—再起をかける大事な闘いだったのでは?
永田「残念だったよな。後藤はやっぱり強かったんだろ。俺に勝ったんだから。ただ、俺が弱かったとは1つも思わない、この試合。俺が弱い永田裕志だとは、俺はまったく思ってない。今日敗戦したところで。後藤は強いよ。でも、俺はさらに強い。それが、試合をやってみて、冷静に言える言葉だね。残念だけど、仕方ないよ。『NEW JAPAN CUP』。あとは、この試合を見て、ファンがどう判断するか。ダメなら罵声を飛ばしてくれ。その代わり、良いなら、俺が凄いなら、思いっきり後押ししてくれ。今、俺に言えるのはそれだけだ」
―—後藤選手の変化は感じましたか?
永田「どっか調子悪いんじゃないの、今日。目の輝きとかの話ですけど。俺に勝ったんだから、変化も何も、強い後藤には変わりない。細かいこと気にしすぎなんじゃないですか?たかだか、これくらいの人生で、物事にたじろいでどうすんだ。俺の歩んできた人生に比べたら、アイツの歩んできた道のりなんて、大したことないよ。でも、強いんだから、そこに自信を持てって。そういう後藤とやりたかった。今日は負けた。でも、これだけは間違いなく言ってやる。でも、俺は強い」
◇第7試合◇
▼「NEW JAPAN CUP 2016」1回戦 時間無制限1本
○内藤哲也(13分42秒 体固め)×YOSHI-HASHI
※デスティーノ
【内藤の話】「順当な一回戦突破でしょ。俺はプロレスキャリアとか、身長とか、体重でね、プロレスは競うものじゃないと思ってるから。キャリアとかあんま関係ないよ。でもアイツは俺昔から知ってるんでね。同い年だし、浜口ジムの頃から知ってる身としてはね、今のYOSHI-HASHIはちょっと情けねぇなって。もうさ、プロレスで上目指さないんだったら、それでいいよ。大好評のヨシハシカメラでもずっとやっとけよ。(※ここでEVILの入場曲が流れる)さぁ、皆さんお待ちかね、今日のメインイベント、EVIL対石井。EVILがどんなもんか、これから皆さん、とくとご覧あれ」
【YOSHI-HASHIの話】「あと少し。オイ、内藤!見たか、オイ。あとほんの少しだよ。あと少し、見たらわかるだろ?もう1回、もう1回やったら、次は俺が必ずアイツをねじ伏せてやる」
◇第8試合◇
▼「NEW JAPAN CUP 2016」1回戦時間無制限1本
○石井智宏(15分12秒 片エビ固め)דキング・オブ・ダークネス"EVIL
※垂直落下式ブレーンバスター
【石井の話】「やっぱり、アイツは、ただの内藤の飼い犬だよ。次は、飼い主だろ?食ってやるよ、飼い主も」
【EVILの話】「EVIL,Never,Die」
◇第9試合◇
▼「NEW JAPAN CUP 2016」1回戦
○バッドラック・ファレ(13分55秒体固め)×棚橋弘至
※バットラックフォール
(試合終了後)
ファレ「俺たちはBULLET CLUB!! 俺たちはここにいる!!」 【トンガの話】「見ただろ!この2人とも残ってるんだ。BULLET CLUBは健在なんだ」
ファレ「BULLET CLUBの健在を示した。俺たちがここにいる、それが証明だ。新しい時代がやってきてるんだ」
新日本プロレスの春の祭典「NEW JAPAN CUP」が開幕したが、大会前に木谷オーナーが発表を行い、まずエルガンと複数年契約を結んだことと、柴田が所属契約を結び、正式に新日本に復帰することになった。
柴田が正式に新日本に復帰するのは11年ぶりに、フリーとしては2012年から新日本に参戦していたが、NOAHやWRESTLEー1に参戦した以外は他団体には参戦せず、新日本が主戦場だった、それを考えると柴田の復帰は自然の成り行きだったのかもしれない。
また8月21日に有コロで「SUPE−J–CUP」が7年ぶりにの開催されることになり、リングには前回の覇者でNOAHを代表して丸藤、KーDOJOまた鈴木軍を代表してTAKA、新日本からはKUSHIDAが登場し意気込みをアピールした、他団体からはドラゲー、ZERO1、琉球ドラゴンプロ、海外からはCMLLやROHが参戦するが、DDTは飯伏幸太の退団の影響なのか不参加となり、全日本プロレスとWRESTLEー1もNOAHとの関係を配慮してか不参加となった。
本題のNEW JAPAN CUP、矢野vs裕二郎は、裕二郎が入場する矢野に奇襲を仕掛けたものの、エプロンで「CHAOS学園」のDVDを破壊してアピールするが、その隙を突いた矢野が急所打ちから場外へ引きずり降ろしてリングアウト勝ちをせしめ、エルガンvs天山も天山のダイビングヘッドバットを自爆させたエルガンがエルガンボムで3カウントを奪い2回戦へと進出する。
IWGPタッグ王座を狙うトンガは真壁のキングコングニーを自爆させると、ヴェルノを決めて3カウントを奪い、小島vs本間は本間がこけしロケットで小島を攻め込むも、こけしは自爆してしまう、それでも本間はラリアットを狙う小島の右腕にこけしロケットを炸裂させるが、こけし落としを阻止した小島が左のラリアットからラリアットを炸裂させ3カウントを奪い、IWGPタッグ王者の二人は揃って1回戦で脱落するも、本間にとっても兄弟子である小島は高い壁になりつつあるようだ。
迷走状態となっている後藤は永田と対戦、腕攻めで主導権を握った永田は白眼式腕固めで追い詰め、タイナーからハイキックを決めるが、バックドロップ狙いは後藤が浴びせ倒すと変形牛殺しで反撃、そして永田の延髄斬りをかわしてから”変化球”技である後藤式で丸め込んで3カウントを奪い1回戦を突破、永田の元気の良さが際立つも、勝った後藤は迷いを断ち切ったわけでなく、勝つことで精一杯という印象を受けた。
内藤vsYOSHI−HASHIは、YOSHI−HASHIのスワントーンボムを自爆させた内藤が張り手合戦でせり勝つも、YOSHI−HASHIは変形ストラングルホールドを披露して内藤を追い詰め、トラースキックを浴びせるが、内藤はパワーボムで叩きつけるとデスティーノを決め3カウントを奪う。
石井vsEVILは、EVILが場外戦でEVILホームランから首攻めで主導権を握るも、石井はパワースラムから反撃しラリアットが相打ちになるなど、互角の攻防を展開。しかしEVILのEVILをヘッドバットで阻止した石井は”ど真ん中”プロレスを展開、最後はドラゴンスープレックス、ラリアット、スライディングラリアットから垂直落下式ブレーンバスターで3カウントを奪い1回戦を突破する。
メインの棚橋vsファレは、場外戦で棚橋がフライングボディーアタックを炸裂させるも、受け止めたファレは棚橋を鉄柱に叩きつけ、リングに戻ってもパワー全開のファレが棚橋を苦しめていく。劣勢の棚橋はファレを場外へと追いやると、コーナーからのプランチャを炸裂させ、リングに戻ってからドラゴンスクリューからテキサスクローバーホールドを決めるが、ファレは脚力で脱出しジャーマンで棚橋を追い詰める。
ファレはバットラックフォールを狙うが、棚橋はスリングブレイドで阻止しハイフライフローを投下も、キャッチしたファレがグラネードからバットラックフォールで3カウントを奪い、ファレは2回戦へ進出した。
2回戦の組み合わせは内藤vs石井、エルガンvsファレ、小島vs矢野、後藤vsトンガとなったが、果たして12日の青森に駒を進めるのは誰か?そして春の本場所は誰が制するのか?
最後にオカダがCHAOSの新メンバーとしてイギリスで対戦したオスプレイを紹介、、KUSHIDAの保持するIWGPジュニアヘビー級王座に挑戦することが決定になった。YouTubeなどでハイフライヤーぶりを見せつけたオスプレイだが、果たして日本ではどういう試合を見せてくれるのか?またCHAOSも中邑真輔に代わって、オカダがリーダーになることによって新しく生まれ変わろうとしている。【開幕戦・大田区大会終了】本日も沢山のお客様にご観戦いただき誠にありがとうございました。明日3月4日(金)はNEW JAPAN CUP準々決勝、後楽園ホールにて18:30試合開始!皆様のご来場をお待ちしております。 #njcup pic.twitter.com/XxIOL0ryfe
— 新日本プロレスリング株式会社営業部 (@njpw_nyao) 2016年3月3日大田区大会、『NJC』の1回戦で、マイケルエルガンに負けてしまいました。
沢山の声援に応えられず、情けない限りです。
夏のG1に比べると春のNJCは、全く結果を残せてない……『今年こそは‼』と、思いましたがまた気持ちを切り換えて精進したいと思います‼ 応援ありがとうございました‼
— 天山 広吉 (@TENZAN323) 2016年3月3日大田区大会、終了。
NJC1回戦で本間と闘う。
本間と試合すると、どうしてこんなに気持ちがいいのか。
それはきっと、お互いにプロレスを心から楽しんでいるからだと思う。
今日も特別な試合になった。
本間、ありがとう。
私を応援して頂いた皆様、ありがとうございました。
— 小島 聡【SATOSHI KOJIMA】 (@cozy_lariat) 2016年3月3日Advancing to the 2nd round of the #NJCup #NewJapanProWrestling #TamaTonga #BulletClub #NewEra @… https://t.co/Y1wVMQezAT
— theBadBoy_TamaTonga (@Tama_Tonga) 2016年3月3日今宵NJC開幕戦大田区総合体育館大会では後藤と戦い敗戦してしまったゼァ。後藤は確かに強かった。でも私も強かった。そう勝手に思ってしまった試合でしたゼァ。残念ゼァ。
— 永田裕志 (@nagata769) 2016年3月3日誰がいくか… https://t.co/UM3u763Csi
— 丸藤naomichi marufuji (@noah_maru_fuji) 2016年3月3日久しぶりの新日本プロレス
なんか暖かい雰囲気でした
最近アソコで酷いヤジ浴びること多かったからなぁ(´-ω-`) https://t.co/ovdHISWUXQ
— TAKAみちのく 4・17後楽園!!! (@takam777) 2016年3月3日新日本プロレス大田区総合体育館ニュージャパンカップ開幕戦!タマトンガ選手がガンスタンを繰り出したりマシンガンポーズをしたり…動向が気になりますね。
— 元井美貴 Miki Motoi (@motoimiki) 2016年3月3日 -
LION’SGATEスタート!鬼教官となった永田が北宮粉砕!2月25日 新日本プロレス「LION'S GATE PROJECT1」新宿FACE 467人超満員札止め
<アピール、コメントなどは新日本プロレス公式HPより>
◇第1試合◇
▼本城匠デビュー戦/20分1本
○マイバッハ谷口(4分24秒 逆エビ固め)×本城匠
◇第2試合◇
▼20分1本
○熊野準(4分32秒 フィッシャーマンズスープレックスホールド)×川人拓来
◇第3試合◇
▼20分1本
○田口隆祐(6分20秒 エビ固め)×清宮海斗
※とどん
◇第4試合◇
▼20分1本
○石森太二(8分8秒 エビ固め)×デビット・フィンレー
※450°スプラッシュ
【石森の話】
――フィンレー選手はいかがでしたか?
石森「いや、思った以上に手こずりましたね。デイブ・フィンレー選手のご子息っていうのは聞いていたんですけど、予想以上に強かったですね。一発一発の打撃が、結構しっかりしていて、ちょっと危なかったです」
――デイブ・フィンレー選手との接点は?
石森「自分はあまりないんですけど、でも小さい頃から見てましたし。WWEに上がってる時も見てましたし。だから、フィンレー選手とできるのは、ちょっと感慨深かったですね」
――自分にとってのメリットは?
石森「昨日、GHCジュニアのベルト落としましたけど、こうやって、他団体ですけど若手とやるっていうのが、やっぱり初心を忘れないためにも、すごい良い経験じゃないですかね。自分自身もデビッド・フィンレー戦で、もうちょい絡んでみたいなっていう欲も出てきたんで、まずはGHCジュニア獲ってから、またベルト獲って、この地へ殴り込みに、参戦できれば良いかなと思ってます」
【フィンレーの話】「今日のライオンズゲート、不運にも石森選手に負ける結果になってしまった。でも、別に気にしていない。石森選手は良い選手で、有名な選手。その選手に負けたんだ。俺は先を見ている。『BEST OF THE SUPER Jr.』に出場して、勝ち抜く。それを目標にしている。これからも、何でも吸収して、成長していきたい」
◇第5試合◇
▼20分1本
○小川良成(8分50秒 足四の字固め)×ジェイ・ホワイト
◇第6試合◇
▼20分1本
○中西学(7分47秒 アルゼンチンバックブリーカー)×クワイエット・ストーム
◇第7試合◇
▼30分1本
天山広吉 ○小島聡(11分8秒 体固め)×平柳玄藩 キャプテン・ノア
※ ラリアット
◇第8試合◇
▼30分1本
○中嶋勝彦(12分20秒 片エビ固め)×ジュース・ロビンソン
※ バーティカル・スパイク
【中嶋の話】
――右腕が、昨日のダメージをかなり引きずった状態での参戦でしたが?
中嶋「そりゃそうでしょ。昨日、鈴木みのるにあれだけやられたら、こうなるよ。それも覚悟の上。アイツに、鈴木みのるに勝たないと、今日はなかった。今日があるってことは、アイツに勝てたんだな。それを改めて感じるし、俺はまだ止まらねぇ。誰にも止めさせない。次、杉浦貴とやるけど、タイトルも決まったし、俺はアイツに勝手、GHCのベルト巻いて、はじめてスタートに立てるんだ。だから、まずは、そのスタートに立つまで、俺は絶対に止まれねぇ。誰にも止めさせない」
――ジュース・ロビンソン選手の印象は?
中嶋「ナイスガイですね。言葉も分かんないし、俺英語喋れないから。知ってると思うけど。でも、プロレスを通じて、こんなに喋れたのは久々ですね。すごく刺激をもらえた。ジュース・ロビンソン」
――『LION’S GATE』という舞台については?
中嶋「いつもの緑のマットとは違う熱が、ここにもあると思うし、『LION’S GATE』1回目でしょ?ぜひ2回目も開催してほしいですね。ここには、価値のある刺激が、このマットにあると思います。ノアも負けてられないな」
【ロビンソンの話】「今日負けて、非常に残念だ。中嶋選手は強い選手だ。でも、次は必ず勝ってやる。そして、今日の屈辱をアイツに味わわせてやる。次また、『LION’S GATE』があるって聞いている。必ず出たい。その時の相手は、中嶋選手でもいいし、そうなったら必ず倒してみせる」
◇第9試合◇
▼30分1本
○永田裕志(14分28秒 バックドロップホールド)×北宮光洋
(メインイベント終了後、大善戦の末に轟沈した北宮は大の字になって動けず。一方、永田はガッツポーズでファンの声援を浴びる。 その後、永田は北宮が立ち上がるのを待ち、握手の手を差し出す。だが、北宮は永田の頬に張り手を見舞って返礼した。 これで北宮が退場すると、場内が「永田」コールに包まれ、永田がマイクアピールで大会を締めくくった。) 永田「本日は第1回『LION’S GATE』、多数のお客様にお集まりいただきまして、誠にありがとうございました(※大拍手)。これからの日本マット界を担う若い選手たちの試合ぶり、いかがでしたでしょうか?(※大拍手) 今日は本当に大盛況で終わったということで、次回大会が、なんと第2回大会ですか? 5月19日にこの新宿FACEで行われるとのことです。また、このリングで皆様とお会いできるのを、本当に楽しみにしています(※拍手)。そこはもうちょっと強い拍手を(笑)。(※場内笑&『永田』コール)ホントはね、メインイベントで若い選手が現勢力を打ち破って締めるのがベストなんですが、それは近い将来のお楽しみということで、今日は僕が締めさせていただきます! 皆様、どうもありがとうございました!!(※大拍手) よーし、行くぞー!! 久しぶりーー!! 1、2、3、ゼア!!(※大歓声)」
【永田の話】
永田「終わってみれば、若い選手あふれるパワーっていうのが、熱気としてお客さんに伝わったんだろうけどね。一つでも二つでも彼らが結果を出せればよかったなって思いました。最後はやっぱり、まだ貫録勝ちかなって、自分自身で感じてしまったので。若さあふれる北宮くんの勢いと、もうひと辛抱できればなっていうような。若さゆえにあせったところが見えたのが、メインを戦ってみた感想です。ただ、コンディション的にも、いろいろ試してやってみた中で、NEW JAPAN CUPに向けていい状態が作れてるなって感じました」
――永田さんがプロデューサー的なイメージがあるんですが?
永田「まあ、プロデューサーというか(笑)。これから若い人材は、いろんなところから引っ張ってきたいと思いますしね。それはそれでやりながらも、本当は最後は僕を打ち破って、若い選手が勝つのがいいんじゃないか、と。ただ、僕の壁を打ち破るのは相当厳しいと思うので、そこは覚悟しないとダメかなと思いました。今日、ひさしぶりにシングルやってみて、NEW JAPAN CUPがあるなかで、余裕とゆとりとコンディションのよさを感じながら試合できたんでね。自分のよさばかり見えちゃって。ただ、北宮選手の若さというか、なんかやろうっていうのも感じたし。そういうのがビシビシ来たから、俺のそういう部分が引き出されたとも思うし」
――団体問わず、永田選手は胸を貸すと?
永田「そういうのはありますね。もし、事情が許されるならば、いろんな選手とやるのはやぶさかではないです」
――新日本の若手にもメインでがんばってほしい?
永田「まあ、そうですね。岡とか北村とかがレスリング披露した中で、1試合目から最後まで観てたと思うんですよね。レスリングの全日本制して、24年経った俺がこれだけの試合をしてるというのが、彼らの刺激になってくれれば。彼らの成長にもなるし、また新しい人材を発掘するうえで、まだまだがんばるよっていうのもあるし。僕にとってはいろんな意味でいい大会だったな、と。ただ、若い選手にもいい意味でいい大会になってくれなきゃ困る」
デビューはいつ頃を考えてますか?
永田「僕は入門して4カ月なので。そういうの考えたら、どんどん早くていいんじゃないですかね。中西さんなんて1ヵ月半ですから、なんにもできないのに、急遽抜擢されて。受け身もできないのに、それでも壊れずにシリーズを感想しちゃった。ノートンやトニー・ホームやバンバンビガロとやっても(笑)。そういう怪物性を北村や岡もあるんじゃないのかなって気はするんで。ただ、習得すべき受け身とか最低限のものは覚えてくれないと、あれだけの人材を壊すことになるので。だから、早く習得させたいですね。そんなところですか。まあ、俺にとってはNEW JAPAN CUP前のウォーミングアップって言ったらアレだけど、いい調整になったかな。意味合い的には一緒か(笑)。そんなところです!」
――春男、復活ですか?
永田「アイル・ビー・バック!」
【北宮の話】「見ての通りだよ。目の前で起こったことが全てだ。何にもないよ。LION'S GATE、悔しい思いしかないね。感想はそれだけだ。悔しい思いがあるから、でも次があるんだろ? 次しか見てないよ。永田裕志、勝つまでやるぞ。以上だ。見とけよ、オラ!」
プロレス界の若手育成を目的にし、団体の枠を越えて、若手が挑戦できる環境を提供するた新プロジェクト、それが『LION'S GATE』が開催され、新日本からは第三世代やヤングライオン、NOAHからは谷口、玄藩を含めた若手勢が参戦した。
メインはNOAHの北宮が永田に挑み、序盤はグラウンドで凌ぎを削りあうが、マッチアップで北宮がショルダータックルで競り勝つと、エルボーやストンピングを放っていくが、永田も鋭いエルボーで応戦しサッカーボールキックから、ショルダーアームブリーカーと左腕攻めを展開、更にナガタロックⅡで捕獲して北宮のスタミナを奪いにかかる。
永田はミドルキックを連発するが、キャッチした北宮は左膝にエルボーを落とし、フライングショルダーで吹き飛ばした後でボディスラムからセントーンを投下して、バックフリップで投げる。
しかし北宮が突進したところで永田はエクスプロイダーで投げると、垂直落下式ブレーンバスターを狙うが、北宮が逆にブレーンバスターで投げると、マサ斎藤譲りの監獄固めで捕らえ、更に佐々木健介譲りのフェースクラッシャーからラリアットと畳み掛ける。
北宮は勝負と見てスピアーを狙うが、キャッチした永田は白眼式腕固めで捕獲、エルボーの連打は永田が制してからエクスプロイダー、タイナー、バックドロップと猛ラッシュをかける。
クリアした北宮は張り手の連打で食いさがるが、永田はニールキックを浴びせるとバックドロップホールドで3カウントを奪い、貫禄の差を見せつけた。
試合後は観客に敬礼ポーズを取った永田は北宮に手を差し伸べるが、北宮は永田の顔面を張って悔しさを滲ませ、最後は「永田の1、2、3ゼア!」で締めくくった。
セミでは3月19日、NOAH後楽園大会でGHCヘビー級王者・杉浦貴への挑戦が正式に決定した中嶋がロビンソンと対戦するも、前夜の鈴木みのる戦で痛めた右腕に集中攻撃を喰らい、中嶋は反撃してもロビンソンはすぐさま右腕を攻撃して主導権を握れない展開が続く。
中嶋はコーナーからの攻撃を狙うロビンソンにRー15を浴びせてトラースキックの連打で流れを変えたかに見えたが、ロビンソンはラリアットからパワーボムと畳み掛けた後でムーンサルトプレスを狙うが、中嶋はかわして自爆させるとビューティーフルドロップキックからランニングローキック、垂直落下式ブレーンバスターことバーティカル・スパイクで3カウントを奪い勝利を収めた。
第4試合では石森がフィンレーと対戦するが、フィンレーのねちっこい腕攻めに苦戦するも、プランチャや串刺しダブルニー、ダイブ式コードブレーカーと流れを変える。
フィンレーもエルボースマッシュからカミカゼ、マフラーホールドと石森を追い詰めたが、石森はハンドスプリング式レッグラリアットを浴びせると、フィンレーのジャーマンを凌いでからツームストン式フェースクラッシャー、風無双、450°スプラッシュと畳み掛けて3 カウントを奪い勝利を収めた。
感想は今回の「LION”’S GATE」はNOAHとの交流が主体だったせいもあって、NOAHのブランドである「SEM」との合同興行みたいな感じもしたが、全日本プロレスが大日本プロレスと若手育成のための興行を行うなら、新日本もNOAHと組んで若手育成目的の興行を行っていくのか、自分的にはもっと他団体にも門出を増やし、また新日本とNOAHの若手でリーグ戦をみたいなものをやれば面白くなるのではと思う。永田が未来を担う若武者たちにエール!! 5・19新宿FACEの『PROJECT 2』に期待!! 2月25日(木)新宿大会の詳報をスマホサイト(https://t.co/7xh3nqaLQZ)で公開中!! #njgate pic.twitter.com/Rvgo5cAA66
— 新日本プロレスリング株式会社 (@njpw1972) 2016年2月25日今宵ライオンズゲートではノア北宮選手と戦い勝利したゼァ。久しぶりのシングルマッチで体調の良さを確認出来たゼァ。若い選手達と戦えるのは非常に有意義だった。私にとってはNJCに向けて良い状態だった。次のライオンズゲートは5月19日。皆様またよろしくお願いしますゼァ。
— 永田裕志 (@nagata769) 2016年2月25日ライオンズ・ゲート、終了。
自分に課せられた役目を考えながら他の試合を観ていたら、がむしゃらな姿とか、ひたむきな姿とか、忘れかけていたモノを思い出す事ができた。
自分自身は若手と絡めなかったけど、今日の空気を感じる事ができた意味は大きい。
ぜひ、また次回も出場したい。
— 小島 聡【SATOSHI KOJIMA】 (@cozy_lariat) 2016年2月25日今日は永田裕志と対戦。
焦ってしまい良いところが何もなかった、情けない。ダメダメ。
アウェイの中、ノアを応援してくれた方々に心より感謝します。
明日からまた練習だ、歩みは止めない。
遠回りのくそったれの人生
千鳥足でいつもの路地を#noah_ghc
— 北宮光洋 (@noah_kitamiya) 2016年2月25日今日は不夜城新宿でのライオンズゲート、ありがとう✋
テンコジに、オレ達キャプテンズの祭囃子をカマしてやった
が、最後はコジコジの昇龍玄藩でやられてしまった…
コジコジのヤロ〜〜〜
— 平柳 玄藩 (@noah_genbasama) 2016年2月25日 -
NEW JAPAN CUP2016組み合わせ発表、本命エルガン、対抗は内藤?
3月3日 大田区大会から開幕する「NEW JAPAN CUP2016」の組み合わせが発表された☆3/3(木)東京・大田区総合体育館『NEW JAPAN CUP 2016』17:30開場、19:00開始
◇第1試合◇
▼「NEW JAPAN CUP 2016」1回戦
矢野通(1/無)高橋裕二郎◇第2試合◇
▼「NEW JAPAN CUP 2016」1回戦
天山広吉(1/無)マイケル・エルガン◇第3試合◇
▼「NEW JAPAN CUP 2016」1回戦
真壁刀義(1/無)タマ・トンガ◇第4試合◇
▼「NEW JAPAN CUP 2016」1回戦
小島聡(1/無)本間朋晃◇第5試合◇
▼スペシャルタッグマッチ
オカダ・カズチカ 桜庭和志(1/30)柴田勝頼 KUSHIDA◇第6試合◇
▼「NEW JAPAN CUP 2016」1回戦
後藤洋央紀(1/無)永田裕志◇第7試合◇
▼「NEW JAPAN CUP 2016」1回戦
内藤哲也(1/無)YOSHI-HASHI◇第8試合◇
▼「NEW JAPAN CUP 2016」1回戦
石井智宏(1/無)“キング・オブ・ダークネス"EVIL◇第9試合◇
▼「NEW JAPAN CUP 2016」1回戦
棚橋弘至(1/無)バッドラック・ファレ☆3/4(金)東京・後楽園ホール『NEW JAPAN CUP 2016』17:30開場、18:30開始
▼「NEW JAPAN CUP 2016」2回戦4試合
※全7〜9試合予定☆3/12(土)新青森県立総合運動公園マエダアリーナ『NEW JAPAN CUP 2016〜青森朝日放送開局25周年記念事業〜』15:30開場、17:00開始
▼「NEW JAPAN CUP 2016」準決勝戦2試合
▼「NEW JAPAN CUP 2016」決勝戦
※優勝者には4月10日両国国技館大会にてIWGPヘビー級王座、IWGPインターコンチネンタル王座、NEVER無差別級王座、いずれかの王座への“挑戦選択権"があたえられるIWGP王者のオカダに挑戦を表明し新日本とも2年契約を結んだエルガンは、まず実績作りが先ということか、1回戦では元王者の天山と対戦。昨年1回戦で脱落となった棚橋はファレ、カール・アンダーソンとドク・ギャローズの離脱で飛躍が期待されるトンガは真壁、迷走状態となった後藤は永田、大物食いが期待される本間は小島、矢野は同タイプの裕二郎、初参戦のEVILは石井、逆転を狙う内藤はYOSHI-HASHIという組み合わせとなった。
本命はエルガンだろうが、対抗は内藤。自分的予想は内藤、内藤は昨年準優勝ながらもベルトへのチャンスはなかったが、昨年から“ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンとなってからはトランキーノぶりで存在感を発揮していた。
1月4日東京ドームでは後藤に敗れ、最初から躓いたものの、後発の強みを生かして逆転を狙うか? -
リーサルが本間を粉砕も見せつけたロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンの存在感。アンダーソン&ギャローズがWWE転出正式決定もケニーは・・・
2月20日 新日本プロレス「HONOR RISING:JAPAN 2016」後楽園ホール 1718人 超満員
<アピール、コメントなどは新日本プロレス公式HPより>
◇第1試合◇
▼20分1本
○ジェイ・ホワイト(7分58秒 逆エビ固め)Xデビッド・フィンレー◇第2試合◇
▼30分1本
獣神サンダー・ライガー ○マット・サイダル(7分21秒 片エビ固め)デリリアス X外道
※エアサイダル◇第3試合◇
▼30分1本
○ダルトン・キャッスル(11分07秒 片エビ固め)Xフランキー・カザリアン
※バン・ア・ラン◇第4試合◇
▼30分1本
○柴田勝頼 後藤洋央紀 カイル・オライリー ボビー・フィッシュ(10分22秒 片エビ固め)カール・アンダーソン Xドク・ギャローズ バッドラック・ファレ タマ・トンガ
※PKファレ「BULLET CLUBはこれで終わったわけではない。新しい姿となって、また進化し続けるんだ」
トンガ「まだ、これで終わったわけではないんだ。新しいものが始まった。ある意味、革命ともいえる。ニュージャパンの中にはBULLET CLUBのコアメンバーがまだ残っているんだ。ありがとう、ギャローズ、アンダーソン」
アンダーソン「BULLET CLUBはいま、変化の中にある。自分にとってBULLET CLUBはいい経験だったし、いい兄弟たちに恵まれた。よい時間をすごすことができた。BULLET CLUBはすばらしいユニットになった、ありがとう。創設からいたプリンス・デヴィットにもありがとうと言いたい。そしてファレをはじめとするメンバーにもありがとうと言いたい。ドージョーに来た頃は、自分がこうなるとは思っていなかった。BULLET CLUBというすばらしいメンバーに会えたからこそ、いまがあるんだと思う。AJスタイルズというすばらしい選手もいたし、彼自身も変わっていった。ニュージャパンにまたいつか戻るとは、いま約束はできない。でも、すばらしい時間をくれた。ニュージャパンにありがとうと言いたいし、日本中のファンのみなさんにありがとうと言いたい。この8年間、充実した時間をすごすことができた」
ギャローズ「14年間のプロレス人生の中で、ここ数年は充実した時間だった。ニュージャパンはアメージングですばらしい世界だ。さよならではあるが、また会えるかもしれない。本当にみなさん、ありがとうございました」
◇第5試合◇
▼30分1本
KUSHIDA ○ムース(8分21秒 片エビ固め)内藤哲也 XBUSHI
※スピア◇第6試合◇
▼30分1本
棚橋弘至 ○マイケル・エルガン ロデリック・ストロング(15分47秒 エビ固め)オカダ・カズチカ 石井智宏 XYOSHI-HASHI
※エルガンボム【棚橋、エルガン、ストロングの話】
――昨日、今日とエルガン選手とのタッグで勝利して、去年の『WORLD TAG LEAGUE』の続きがまた見られるのかなと思いますが?棚橋「そうですね。エルガンがずっと日本を好きでいてくれて、継続的に参戦してくれるから、このタッグは続いていくし、またこの新日本とROHの関係ってね、ロドリックが、ローディーが来てくれたから、すごい良いタッグチームになりました」
――昨日のムース選手のもさっそくパクっていましたが?
棚橋「いや、パクってないです。オマージュです。リスペクトをこめての、オマージュです。(英語で)今日はどうだった?」
ストロング「今日はリベンジをしたいと思って来て、俺のベルトを必ず取り返すという強い思いを、今日の試合で見せられたと思う」
エルガン「ロデリックが来るまで、俺もここでやってきたけれど、もし彼が、何かを達成しなければいけないのなら、俺は協力したい。一緒にやっていこう。もし、タナさえ良ければ、俺はオカダに挑戦したい。もし挑戦できれば、俺は必ず勝ってみせる。オカダ、ようこそ、エルガンワールドへ」
※ストロング、エルガンがコメントブースを去る
棚橋「今の試合後のROHコールが、今日の興行の、1番のポイントですね」
【オカダ、YOSHI-HASHIの話】
YOSHI-HASHI「まだまだだ……俺がやるべきはNEW JAPAN CUPに必ず出て、優勝することだ。以上」オカダ「まあ、ROH、いろんな強い選手いますけど、次はとりあえずNEW JAPAN CUP。今年もいろんなベルトに挑戦できるかもしれないですけど、どれが一番おいしいかは、選手だけじゃなくお客さん、みんなわかるだろ。そして、後藤さん! 観てますよ、僕はちゃんと。まだ相変わらず元気がない。悩んでるんですか? まあ、僕はいつまででも待つ、かもしれませんよ?」
◇第7試合◇
▼NEVER無差別級6人タッグ選手権試合/60分1本
[挑戦者組]○ケニー・オメガ マット・ジャクソン ニック・ジャクソン(12分55秒 片エビ固め)[第3代王者組]ジェイ・ブリスコ マーク・ブリスコ X矢野通
※マットのファイヤーバードスプラッシュ
☆ジェイ&マーク&矢野が初防衛に失敗。オメガ&マット&ニックが第4代王者組となる【ケニー、マット、ニックの話】
マット「見たか、俺たちの強さを!」ニック「ジュニアのタイトルは、全部俺たちが獲ってやる!」
ケニー「よく、次の挑戦者は誰だとか、ライバルは誰だとか聞かれるが、非情にくだらないことだ! 俺たちの強さは見てのとおりだ! これが現実なんだ! 俺とヤングバック、そして残りのメンバー、BULLET CLUBはこれで充分なんだ! 俺たち3人のベルトを見てくれ! いつまでもこれを持ち続けてやる! タナハシだろうが誰だろうが、そんなものは目じゃない!」
――フィニッシュ技の名前は?
ケニー「べつに考えてなかったが、とりあえず仮でタイガーハットリスペシャルでいいんじゃないか?(笑)」
――BULLET CLUBから二人のメンバーが抜けるようだが?
ケニー「べつに気にしてない。あの二人には悪いが、ある意味でルーザーだ。大事な試合で必ず負けていた。それに比べて俺たち3人は見てのとおり、ベルトを保持している。だから、二人が抜けたのは関係ない。いま、世界で人気なのは誰なのかを考えればわかる。それは俺たちだ! BULLET CLUBは健在だ!」
【ジェイ、マークの話】
マーク「何があったんだ。何があったのか分からない」ジェイ「必ず俺たちは帰ってくる」
マーク「これは、まだ終わってないからな」
◇第8試合◇
▼ROH世界選手権試合/60分1本
[王者]○ジェイ・リーサル(15分32秒 片エビ固め)[挑戦者]X本間朋晃
※リーサルインジェクション
☆リーサルが防衛に成功(試合終了後、リーサルが握手を求め、本間が慎重に応じる。ところが、リーサルが腕を引き込み、直後にBUSHIがグリーンミストを顔面に噴射。さらに、5人が一斉にストンピングの雨を降らせて袋叩きにする)
マティーニ「EVIL、BUSHI、内藤、マティーニ、そして、ジェイ・リーサル。俺たちが、ROHナンバーワン。プロレス界、世界最強は俺たちだ」内藤「彼が、俺の、アミーゴ!ROH世界チャンピオン。ジェイ・リーサルだ。彼が、ただのアミーゴなのか、俺たち、ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンの、ニューメンバーなのか。その辺は、トランキーロだぜ。カブロン。BUSHI、EVIL、トゥルース、ジェイ・リーサル、内藤。モンストルオ。ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン!」
【リーサル、内藤の話】
内藤「リングで言ったことがすべてだ。俺のアミーゴ。ROH世界チャンピオン。ジェイ・リーサル。ただ、彼がただの、ただのアミーゴなのか、それとも、俺たち、ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンの、ニューメンバーなのか。その辺は、トランキーロだぜ。カブロン」リーサル「今、ここに並んでいるこの画づらが、何千もの言葉よりも、この1つの画づらがすべてを説明している。俺たちは、最強で、最大のチーム!それは、ニュージャパンでもなく、ROHでもなく、世界で最強!俺たちが最高のチームだ!!」
内藤「テンション、たっかいなぁ」
【本間の話】「あ~、ちっくしょ~!! クソッタレだ! 次、絶対にあのヤロー、ブッ潰してやる!」
「HONOR RISING:JAPAN 2016」の2日目のメインはリーサルの保持するROH世界王座に本間が挑戦、序盤は互いに威嚇しあって出方を伺うも、リーサルは巧みに間を外し、攻める本間も小コケシ狙いをマネージャーであるマティーニからリング下から脚をすくわれ場外戦に持ち込まれてリーサルがトペを連発するなど本間のペースにさせず、インサイドワークを駆使して本間を翻弄する。
自分の流れにもってこれない本間はようやく反撃しフェースクラッシャー、小こけし、シャリマティーと畳み掛けるが、マルティーニに気を取られてしまうとリーサルに強襲されて変形バックブリーカーを喰らって、すぐリーサルペースへと戻されてしまう。
リーサルはリーサルインジェクションを狙うが、本間はこけしロケットを炸裂させると、こけしロケットで場外へ出した後は、コーナーからの大こけしを投下、リングに戻っても本間の攻勢が続きダイビングこけしロケット、小こけしを決めるが、こけしは自爆するとリーサルは本間とレフェリーを交錯させて無法地帯を作り、EVILとBUSHI、マルティーニが乱入して“真実の本”で本間を殴打する。
それでも本間は3人を蹴散らすが、内藤が乱入して股間を蹴り上げると、リーサルがすぐさまリーサルインジェクションを決め3カウントを奪い王座を防衛した。
試合後はリーサルが本間に手を差し伸べてエール交換と見せかけて、BUSHIが毒霧を噴射して内藤らと共に袋叩きするなどやりたい放題、内藤らロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンとリーサルが共闘をアピールして締めくくるも、、介入という形とはいえ内藤らロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンの存在感を見せ付ける結果となった。またセミでは矢野&ブリスコ兄弟のNEVER6人タッグ王座にケニー&ヤングバックスのBULLET CLUBが挑戦、試合はは矢野とブリスコ兄弟の異なるリズムに対し、ケニーとヤングバックスはスピード感あった息の合った連係で王者組を翻弄、矢野が捕まる展開が続く。
終盤でもブリスコ兄弟を蹴散らしたBULLET CLUBが矢野に集中攻撃を浴びせ、最後はケニーがカミカゼ&ライオンサルト、ニックがスワントーンボム、はマットがファイヤーバードスプラッシュの波状攻撃で3カウントを奪い完勝で王座奪取。ケニーは二冠王となったがヤングバックスとはウマが合うのかチームワークも良くリズム感もいい、ケニー&ヤングバックスは6人タッグ戦線の中心チームとなって長期政権を築きそうな感じがする。第6試合ではエルガンが棚橋、ストロングと組んでオカダ、石井、YOSHI-HASHI組と対戦し、試合は回転エビ固めを狙うYOSHI-HASHIを跳ね返したエルガンがターンバックルへのパワーボムで叩きつけてからエルガンボムで3カウントを奪い、バックステージでのインタビューでオカダの保持するIWGPヘビー級王座への挑戦を表明した。
エルガンは昨年5月にIWGP王者だったAJスタイルズにオカダを交えての3WAYという形で挑戦したが敗れ、またG1の公式戦でオカダとも対戦したが敗れていることから、挑戦経験はあるとしても、まだ実績不足。挑戦したいとなれば3月から開幕する「NEW JAPAN CUP」での優勝が必須となるが、挑戦表明はNJCへのエントリーを意味しているということなのか・・・最後に東京スポーツ誌上で正式にWWE入りを表明したアンダーソン、ギャローズは第4試合に出場、試合はファレとトンガが二人に有終の美をということで柴田を捕らえてお膳立てするも、アンダーソン&ギャローズのマジックキラーが後藤にカットされてしまうと、後藤がギャローズを排除してから柴田がブレーンバスター狙うギャローズをスリーパーで捕獲し、最後はPKを浴びせて3カウントを奪い、アンダーソン&ギャローズは有終の美を飾れずも試合後はファンが二人に声援を贈り、二人はファンに一礼して新日本マットに別れを告げたが、二人に感謝の意を示すファレとトンガに対して新リーダーのケニーは2人をルーザー(負け犬)ということで斬って捨てた、今後のBULLET CLUBはケニーとヤングバックスが主導権を握るという現しなのか、アンダーソンらにリスペクトの意を示していたファレ&トンガとの意識の違いが気になる。
ギャローズはWWEへは出戻りになるが、アンダーソンは8年間に渡って新日本に定着、最初はヒールユニットでのアシスト役でスタートしてから、ジャイアント・バーナードのパートナーに抜擢されてIWGPタッグ王座を奪取し、バーナードとのコンビを解消してからはシングルプレーヤーとして存在を発揮してきた、結局シングルでの王座は獲得できなかったのは残念だが、新日本育ちでWWEで出世してきたレスラーは多いだけにアンダーソンもやっていけるはず、名残惜しいが中邑真輔同様、レッスルマニアのメイン目指して頑張って欲しい。L・I・Jの乱入でROH王者リーサルが本間を粉砕!! 制御不能軍団が勝利のマイクアピール!! 2月20日(土)後楽園大会の詳報をスマホサイト(https://t.co/7xh3nqaLQZ)で独占公開中!! #njroh #njpw pic.twitter.com/WOfXDtGKcH
— 新日本プロレスリング株式会社 (@njpw1972) 2016, 2月 20LOS INGOBERNABLES de JAPON pic.twitter.com/tzoge1cODd
— 内藤哲也 naito tetsuya (@s_d_naito) 2016, 2月 20Look at our sexy new belts. #theELITE pic.twitter.com/liUC4w91Cz
— The Young Bucks (@MattJackson13) 2016, 2月 20Thank you 4 teaching me about "this thing of ours". As we part ways, I know our example will ripple though the world pic.twitter.com/Ys5NPNSNJ2
— theBadBoy_TamaTonga (@Tama_Tonga) 2016, 2月 20誕生日おめでとうございます! pic.twitter.com/MJ8l2FNDS5
— オカダ・カズチカ (@rainmaker_chaos) 2016, 2月 20 -
ROH勢が襲来も、“後楽園男”石井智宏がTV王座を奪取!
2月19日 新日本プロレス「HONOR RISING:JAPAN 2016」1367人
<アピール、コメントなどは新日本プロレス公式HPより>
◇第1試合◇
▼20分1本
獣神サンダー・ライガー ○マット・サイダル(8分20秒 片エビ固め)田口隆祐 Xダルトン・キャッスル
※エアサイダル◇第2試合◇
▼30分1本
○デリリアス(7分53秒 十字架固め)X外道◇第3試合◇
▼30分1本
○KUSHIDA (9分47秒 ホバーボードロック)Xフランキー・カザリアン◇第4試合◇
▼30分1本
棚橋弘至 本間朋晃 マイケル・エルガン ○ムース(11分38秒 片エビ固め)バッドラック・ファレ タマ・トンガ 高橋裕二郎 Xコーディ・ホール
※スピアー◇第5試合◇
▼30分1本
○ケニー・オメガ マット・ジャクソン ニック・ジャクソン(10分16秒 片エビ固め)柴田勝頼 Xカイル・オライリー ボビー・フィッシュ
※片翼の天使◇第6試合◇
▼30分1本
○ジェイ・ブリスコ マーク・ブリスコ(8分23秒 片エビ固め)Xカール・アンダーソン ドク・ギャローズ
※マークのダイビングエルボードロップ【ジェイの話】「ニュージャパン、俺たちの実力を思い知ったか。これが俺たちの仕事で、俺たちのみせるプロレスだ」
【マークの話】「俺たちはアメリカのチャンピオン。そして日本にやってきた。俺たちのやってみせることを、これからも見ておけ」
【アンダーソンの話】「ブリスコブラザーズはグレートファイターだ。よき兄弟であり、よきタッグだ。負けたのは悔しいし、ファンには申し訳ないと思っている。しかし、ギャローズと俺こそベストなチームだ。最後にニュージャパンのファンに愛してますという言葉を残したい」
【ギャローズの話】「BULLET CLUBはリアルであり、すばらしい存在だ。ということはニュージャパンもすばらしいということだ。それは永久に不滅だ」
◇第7試合◇
▼30分1本
○ジェイ・リーサル 内藤哲也(12分56秒 片エビ固め)オカダ・カズチカ XYOSHI-HASHI
※リーサル・インジェクション【内藤、リーサル、BUSHIの話】
BUSHI「アメリカで何かが動き出すかも知れないよ? それはジェイ・リーサルの真実の本が鍵を握ってるかもね。エンセリオか、メンティーナか。さあ、どっちだ?」内藤「ジェイ・リーサルはさ、7年前にTNAに上がった頃から知ってるからね。彼の力を一番知ってるのは俺だせ。アミーゴだ!」
リーサル「俺は世界でナンバーワンだ! 今日はナイトウと二人でナンバーワンだ! 俺はいつでもナンバーワンの座に君臨する存在なんだ!」
※と叫びながら退場。
内藤「テンション、たっけーな(笑)。まあ、俺のアミーゴであることに変わりはないから。帽子も渡したし。ただし、彼がロス・インゴベルナブレスの新メンバーなのかどうか、そのへんはトランキーロだぜ!」
【オカダの話】「さすが、ROHのチャンピオンじゃないですか?さすがだよ、ジェイ・リーサル。まぁ、別に、このIWGPヘビーのベルトに挑戦してもいいくらいの資格はあるようだし。それぐらい強い。またやりたいね」
【YOSHI-HASHIの話】「内藤テメェ、何が制御不能だ、コノヤロー。ふざけやがって。テメェとデビューの時以来シングルやってない。もう、今は絶対良い時だろ。オイ、内藤。シングルだよ。必ずだ。ふざけんなテメェ、コノヤロー」
◇第8試合◇
▼ROH世界TV選手権試合/60分1本
[挑戦者]○石井智宏(20分07秒 片エビ固め)[王者]Xロデリック・ストロング
※垂直落下式ブレーンバスター
☆ストロングが王座防衛に失敗。石井が新王者となる【石井の話】
――新チャンピオン、おめでとうございます。相手の技を受け切って勝利されましたね。石井「俺、他団体のヤツと新日本でやる以上、相手の技を受けるっていうのが信条だからね。どうってことねえよ。アイツ、途中でスタミナ切れてたよ。手応えねえな。」
――これでアメリカに王者として乗り込むことになりますが?
石井「アイツにかぎらず、ROH全体にケンカ売ってやるよ。誰でも来いってんだ。あんなのがチャンピオンなら、団体ごと消してやるよ。新日本のメインはそんなに甘くねえんだよ、オラ」
――アメリカからもチャンピオンとしてさらに注目されると思います。
石井「まあ、どういうベルトかよくわかんねえけどな。でも、ベルト獲ったんだから、俺がROHの顔だ。俺中心にリングが回るんだ。ROHのお偉いさん、よく聞いとけよ、オラ」
――激しい試合でしたが?
石井「激しい? 俺、何もやってないよ、技っちゅう技は。打撃でヘバってんだから、アイツ。次はアイツ、ホントに足腰立てなくしてやるよ」
――日本人では初の王者となりますが?
石井「価値はよくわかんねえけどさ、ずっと防衛してやるよ。次は誰だ? ああ、つまんなかった」
【ストロングの話】「俺に何か言えって?何言えばいいんだよ。自分に今日はガッカリしている。俺が世界最強だということを証明できなかった。応援してくれた皆さんに謝りたい。俺はもっと強い」
新日本プロレスにROH勢が参戦した「HONOR RISING:JAPAN 2016」が開催され、柴田がRED DRAGONと組んでケニー、ヤングバックス組との対戦や、NOAHに参戦していたデリリアスも参戦して外道と曲者同士の対決などユニークなカードが組まれたが、メインは久々に来日したストロングのROH TV王座に“後楽園男”の石井が挑戦した。
試合はど真ん中プロレスの攻防が期待されるも、期待に反してストロングがインサイドワークを駆使した老獪なプロレスで石井を翻弄、ど真ん中プロレスを狙う石井は自分のプロレスをさせてもらえず苦しい展開が続き、石井はパワースラムでようやく流れを掴んだかに見えるも追撃が出来ず、逆にジャックハマーやや場外への断崖式バックドロップで腰を打ち付けられるなど、すぐストロングの流れへと変わってしまう。
劣勢となった石井だったが、ストロングが逆水平を放つと石井は揺るがず前進し、石井得意のど真ん中プロレスの流れとなり、勝負を焦ったのかストロングはガットバスターからストロング・キックで勝負に出るも、ジャンピングニーを石井はラリアットで迎撃、ローリングエルボーも頭突きで迎撃すると、最後はスライディングラリアットからの垂直落下式ブレーンバスターで3カウントを奪い王座を奪取した。柴田との再戦に敗れ、NEVER王座戦線からも一歩後退してしまった石井だったが、今回はタイプの違う相手ということでインサイドワークに苦しめられるも、最後はしっかり自分のプロレスで勝利を収めた、石井にとっても新しい境地の開拓でもあったと思う。
次はアメリカでの防衛戦となるが、石井のど真ん中プロレスがいかにアメリカのファンに伝わるかどうか、NEVERを失った石井だがROHのベルトを手に入れたことでまた新しい戦いが始まることになりそうだ。セミはオカダがYOSHI-HASHIと組んでROH王者のリーサル、内藤組と対戦。ファンはIWGP王者とROH王者の絡みに期待していたが、自分的には木谷高明オーナー批判をした内藤がこのタイミングで対戦するオカダとの攻防に期待するも、試合は内藤の制御不能ぶりにパートナーであるリーサルがイラつくなど、噛み合わなさぶりが目立つ展開となるも、内藤はいざオカダとなると意識してかムキになって向かっていく。試合はオカダ組がリーサルを攻め込み、YOSHI-HASHIがスワントーンボムを狙うが、マネージャーであるマルティーニ、EVILが介入して阻止すると、マルティーニから『真実の本』を手渡された内藤がオカダにに一撃を加えてから、リーサルはYOSHI-HASHIをリーサル・インジェクションで3カウントを奪い勝利を収め、試合後は内藤がL・I・Tキャップをリーサルにプレゼントすれば、リーサルは真実の本をお返しするなどエールを交換するなど共闘の姿勢を見せる。リーサルは2連戦の2日目にROH王座をかけ、もう一人の“後楽園男”である本間の挑戦を受ける。
後楽園二連戦で新日本マット最後となるアンダーソン&ギャローズはブリスコ兄弟と対戦、序盤はブリスコ兄弟の連係に分断されるが、体格差に優るアンダーソン組がジェイを捕らえて反撃する、しかしマジックキラーが阻止させると流れが代わってしまい、アンダーソンが捕まると、最後はマークのダイビングエルボーで3カウントとなった。
石井が“実力派”ストロングに激勝!! ROH世界テレビ王座を獲得!! 2月19日(金)後楽園大会の詳報をスマホサイト(https://t.co/7xh3nqaLQZ)で独占公開中!! #njroh #njpw pic.twitter.com/1kwnPztAwO
— 新日本プロレスリング株式会社 (@njpw1972) 2016, 2月 19リーサル&マルティニと内藤&EVIL&BUSHIが意気投合!! 悪の好連携で快勝!! 2月19日(金)後楽園大会の詳報をスマホサイト(https://t.co/7xh3nqaLQZ)で独占公開中!! #njroh #njpw pic.twitter.com/DVzaPY0QYK
— 新日本プロレスリング株式会社 (@njpw1972) 2016, 2月 19サムライTV視聴された方、ありがとうございました。ゲストはクッシーでした!
# ロデリック・ストロング#ジェイ・リーサル#デリリアス#10年前アメリカ住んでた時からの再会#たまらん pic.twitter.com/YjqpqBDL4V
— ミラノコレクションA.T. (@milano_c_at) 2016, 2月 19