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伊賀プロレス通信24時「日常茶飯事(ちゃはんじ)」

略して「イガプロ!」、三重県伊賀市に住むプロレスファンのプロレスブログ!

真田聖也乱入でロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン入り、内藤哲也がIWGPヘビー級王座強奪で木谷オーナー激怒・・・これは事件だ!

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真田聖也乱入でロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン入り、内藤哲也がIWGPヘビー級王座強奪で木谷オーナー激怒・・・これは事件だ!

4月10日 新日本プロレス「INVASION ATTACK 2016」東京・両国国技館 9078人 超満員札止め


<アピール、コメントなどは新日本プロレス公式HPより>
◇第1試合◇ 
▼20分1本
○バッドラック・ファレ 高橋裕二郎(3分45秒 体固め)田口隆祐 Xジュース・ロビンソン
※バッドラックフォール


◇第2試合◇ 
▼20分1本
小島聡 ○永田裕志 獣神サンダー・ライガー(7分06秒 バックドロップホールド)矢野通 桜庭和志 XYOSHI-HASHI


 
◇第3試合◇ 
▼20分1本
○石井智宏 後藤洋央紀(10分36秒 エビ固め)EVIL XBUSHI
※スライディングラリアット


◇第4試合◇
▼IWGPジュニアタッグ選手権試合/60分1本
[挑戦者組]○ロッキー・ロメロ バレッタ(15分48秒 エビ固め)[第45代王者組]Xリコシェ マット・サイダル
※ストロングゼロ
☆リコシェ&サイダルが初防衛に失敗。ロメロ&バレッタが第46代王者組となる  


【ロメロ、バレッタの話】
ロメロ「これで2回目だ。ロッポンギヴァイスで、2回目のIWGPジュニアタッグのチャンピオンになった!」


バレッタ「リコシェ、サイダルのタッグも良いチームだし、他にも新日本のジュニアには、良いタッグがたくさんいる。でも最高なのは俺たちのタッグだ」


ロメロ「これで俺自身は、もう6回目のチャンピオンだ。これからも、何回でも、永遠に、俺がチャンピオンであり続ける。今夜は、ノリノリダゼ〜!今日は六本木でお祝いだ。ニシザワサン(通訳の西澤管理部長)、今夜はノリノリダゼ〜。今夜は払ってくれ。ゴチソウサマデシタ!ゴッチャンデス!ゴッチャンデス!」


西澤「私は払わないんで、自分たちで払ってください」


ロメロ「ノリノリダゼ〜。ノリノリダゼ〜」


バレッタ「オイ、俺たちで払って祝うぞ。そして、これからもずっと祝っていくぞ」


【リコシェ、サイダルの話】
サイダル「ごめん。俺のせいで負けてしまった。今日は、ロッポンギヴァイズに、『おめでとう』と言いたい。俺たちは今日、確かにベルトを失った。だが、気持ちは王者のままだ。今日は今日、こういう結果になったが、必ず王座に返り咲く」


リコシェ「今日の結果は、彼らがラッキーだった。それだけのものだ。ベルトがあろうがなかろうが、俺たちがベストなチームであることは変わらない。誰も俺たちを止めることは出来ない。もう1度必ずベルトを獲ってみせる。それが、明日なのか、来週なのか、1ヵ月後なのか、いつかはわからない。でも約束します。ベルトは必ず獲り返します」


サイダル「世界中の皆さん、俺たちを応援してくれて、ありがとう。俺たちは、必ず王者に返り咲いてみせます」


◇第5試合◇
▼IWGPジュニアヘビー級選手権試合/60分1本
[第73代王者]○KUSHIDA(15分07秒 ホバーボードロック)[挑戦者]Xウィル・オスプレイ
☆KUSHIDAが3度目の防衛に成功


(試合終了後、ライガーが登場)
、ライガー「チャンピオン、KUSHIDA選手、防衛おめでとうございます(KUSHIDAに握手を求める。これをKUSHIDAが拒否)スゲェ試合で、興奮しまくりました。このJr.最強と言われるKUSHIDA選手に、“ライガー最終章”を言ったこのいまの俺が、どこまで通用するのか? そのベルト、懸けてもらえませんか?(※大歓声) もちろん! この獣神サンダー・ライガーは、ベルト獲る気満々です(※大歓声&『ライガー』コール)」


 
KUSHIDA「異論・反論は受け付けません。次の挑戦者は、獣神サンダー・ライガー、あなたです(改めてライガーと握手すると、IWGP Jr.ベルトを高く掲げる。それを見届けたライガーは、ガッツポーズをしてから退場)


【ライガーの話】「第3世代があれだけ燃えてるんだ。俺たちベテランが燃えなくてどうする?そうだろ?すげぇチャンピオンだよ。今日の試合見た?すげぇ、最強だよ。今のジュニアで。だからチャンピオン。だから、その最強のチャンピオンを崩すのは、誰だ?俺なんだ。だから、名乗りをあげた。自信もある。必ずベルトを獲る。このベテランが、IWGPジュニアのベルトを巻いた時、すげぇカッコよくねぇ?自分自身、楽しみです。以上です」
 


【KUSHIDAの話】
――防衛おめでとうございます。
KUSHIDA「BUSHIでしょ。ACH、今日のオスプレイ、こんなに幅広い防衛戦できて、防衛戦の相手がひっきりなしってことに、幸せを感じますね」


――あえて空中戦の闘いを受けて立った感がありますが?
KUSHIDA「これがまた『SUPER Jr.』の公式戦だったらね、あるいは決勝だったら、戦法は違うけど、チャンピオンはその土地土地でベストを出す。挑戦者のベストも出す。そうじゃないとね、このベルト上に上がっていかないから」


――対戦したオスプレイ選手はいかがでしたか?
KUSHIDA「飛んだり跳ねたりだけが、プロレスじゃないとは言ってなくて、それじゃチャンピオンの域まで辿り着かないよっていう。ただ、飛んだり跳ねたりが凄すぎるからね。22歳でしょ?可能性を感じますね。恐ろしい」


――試合後、ライガー選手がリングに上がって、挑戦表明されましたが?
KUSHIDA「ライガーさんが、獣神サンダー・ライガーが、『挑戦したい』と言われるチャンピオンに、俺はずっとなりたいと思ってた。ずっとこのベルトを磨いてきた。その理由の1つでもあるから。2016年、今どっちが強いか、勝負しましょう、ライガーさん。いきたいヤツは、いけばいいんだよ。このベルト、新日本プロレスジュニア、IWGPジュニアヘビー級、このベルトチャンピオンこそが世界最高峰だよ」


 
【オスプレイの話】「俺は1年間、このチャンスを待っていた。IWGPジュニアヘビー級王座に挑戦し、ベルトを獲る。イギリス人として、初めてのIWGPチャンピオンになる。だけど、結果はこうだった。でも、俺はここで止まってるわけにはいかない。もっと強くなって、もう1度挑戦する。IWGPのベルト、これを獲る。ウィル・オスプレイ。俺こそが必ずチャンピオンになる。周りのみんなにも約束する。俺はチャンピオンになる」


◇第6試合◇
▼NEVER無差別級6人タッグ選手権試合 ヨシタツ復帰戦/60分1本
[挑戦者組]棚橋弘至 ○マイケル・エルガン ヨシタツ(14分46秒 エビ固め)[第4代王者組]ケニー・オメガ マット・ジャクソン Xニック・ジャクソン
※雪崩式合体エルガンボム
☆オメガ&マット&ニックが3度目の防衛に失敗。棚橋&エルガン&ヨシタツが第5代王者組となる


【ケニー、棚橋、エルガン、ヨシタツの話】
ケニー「今日はクソな結果だ。ただ、それよりもコーディの事が心配だ。俺は試合に勝つこと、そしてお金が重要だと思ってる。だが、その前に怪我、安全を一番気にかけている。今日の試合の結果に関しては、負けてしまったが、1度負けてしまっただけなんだ。次は必ず勝ってやる。ベルト(IWGPインターコンチネンタル)はまだここにもある。そして、取り戻すものもある。エルガンに関しては、ファンの声援が多い。非常に気に喰わない。だが、それは最初のうちだけだ。それは他の選手も同様のことだ。まぁエルガンには、俺がいろいろ教えてやる。そして、俺が強いことをエルガンに教えてやる」


※オメガのコメント中にエルガンが乱入
エルガン「そのベルトに俺を挑戦させろ!」


ケニー「お前にはまだ早い。エルガンはまだ青いし、まだ甘い」


エルガン「俺を挑戦者に迎えろ!」


※ケニーが歌を歌い、エルガンを挑発
棚橋「シャーラップ!(ベルトを差し出し)ほら、見たか?」


ヨシタツ「この調子だったら、BULLET CLUB壊滅できるんじゃないっすか、俺ら力合わせて。俺、決めました。BULLET CLUBハンター、今日から“ハンタークラブ”作ります。棚橋さん、一緒にやりましょう?(※英語でエルガンも勧誘)」


エルガン「ありがたい話だが、少し考えさせてくれ」


ヨシタツ「What?棚橋さん、一緒にやりましょうよ」


棚橋「俺もちょっと考えさせてくれ。それよりも、なんで俺をつけ回す。世界一デカいストーカーだよ……(※棚橋とエルガンはコメントブースを去る)」


ヨシタツ「……まぁ、いいです。とりあえず今日、BULLET CLUBからこのベルト獲れて、やっと今日勝てて……」


※ここで、キャプテン・ニュー・ジャパンが突然現れる。
キャプテン「(※ヨシタツの肩を叩いて)キミ!復帰おめでとう!私も一緒にアイツらをやっつけようじゃないか!」


ヨシタツ「え?ハンタークラブに入りたいって?」


キャプテン「何を言ってるんだ。私はスーパーヒーローなんだ。悪いヤツを一緒に倒そうじゃないか」


ヨシタツ「ちょ、ちょっと考えさせてくれ」


キャプテン「キミ!キミ!キミ!待ちなさい、キミ!」


※キャプテンがコメントブースを去った後、ヨシタツが1人で戻ってくる。
ヨシタツ「やっと、やっと、この日を迎えることができました。皆さん、ありがとうございます。(ベルト)巻きたいんだけど、巻いてくれる人がいないから、ちょっと持ってますけど。本当に嬉しい。本当に、もう、リングに立てるだけで嬉しい。変な話、相手の攻撃受けたって嬉しいですよ。プロレスできることが、本当に嬉しい。最高です。尚且つ、ベルトまで獲れて、もう言うことないです。今日は100点満点です。こんなに緊張したの、初めてです。良かった。それに打ち勝つことができて、すごく自信になりました。あとは、このチャンピオンベルトに恥じないように、毎日コツコツとステップアップしていこうと思います。本当に嬉しい」


――自分がイメージしていた動きの何パーセントくらい見せられた?
ヨシタツ「理想の動きを100とするなら、今日は半分ですね。50。でも、50点でももう、今日は俺の中で合格。ケガなく勝つことができて、リングを降りられた。また、次、試合ができる。それが嬉しい。早く(ベルト)腰に巻きたい」


――入れ替わったファンからすると、「未知の強豪が来た」というイメージで見ていたのでは?
ヨシタツ「そういう風に見てもらえるなら、その期待に応えられるように、毎日努力していきたいです」


――棚橋選手は、「エルガン選手が今カノで、ヨシタツ選手は元カノ」という表現をされていましたが?
ヨシタツ「あ、そうなんですね。まぁ、僕は”去る者追わず”なんで。アッチがタッグとして、上手く機能しているのは知ってるんで。もう、アレはアレで進めてもらえば良いと思うし。別に棚橋さんと敵対してるわけじゃないから、また機会があれば組んだら良いと思う。アレで終わりじゃないと思うので」


――このベルトに新しい価値観をつけていくのと同じように、ヨシタツ選手の価値観を出していくという試合だったと思いますが?
ヨシタツ「月並みな言い方だけど、ベルトの価値を上げていきたいなと。本当に嬉しい。自然に笑みがこぼれるというか。本当に長かった1年半。ただただ、感謝しかないです。支えてくれた方、ファンの皆様に、感謝の気持ちを伝えたいです。ありがとうございました」


――首は大丈夫?
ヨシタツ「首はもう全然大丈夫ですね。結構エグい技をくらったので、実はもうちょっとダメージがくるかなと思ったんですけど、自分が思ってたよりも来なくて、コレまだいけそうだなって。いやぁ、嬉しいです」


◇第7試合◇
▼NEVER無差別級選手権試合/60分1本
[第10代王者]○柴田勝頼(10分47秒 片エビ固め)[挑戦者]X天山広吉
※PK
☆柴田が3度目の防衛に成功


【柴田の話】
柴田「(※コメントブースに現れると、床に座る)氷……氷もらっていいっすか……氷……なにか?」


――試合前、怒った天山を倒さないと意味がないとコメントされていましたが、今日は怒りの天山選手を引き出して勝利となったと思いますが?
 柴田「単純に言えばそうだよね」


――そして、第3世代に新たな火を灯したと思いますが?
柴田「いや、もうずっと灯しっぱなしでしょ、悪いけど。天山のヘッドバットが、今まで喰らったヘッドバットの中で一番効いたよ、ほんとに。クッソ。別に褒めてないけどね。あぁ、頭いてぇ。ようやく、ケツの青いおっさん、当初自覚なかった、あんな青いのに自覚なかったケツの青いおっさんがようやくここに来て、ようやくここに来てっていうか、なんなんだよっていう。こっちがベルト持ってるのに、なんか俺がいつの間にかチャレンジャーみたいになってんじゃん、第3世代の。まぁいいけど、別にいいけど。天山、これで俺との闘いが終わるっていうならば、練習もせず、パチンコにでも行ってきてください。俺は、1対第3世代。これ(NEVER無差別級のベルト)がある以上、俺が1回でも負けたら負けだから。あっちは何人かいるでしょ?俺は1人だから。天山、小島の友情は素晴らしかった。今の俺にはないもの。今日はほんとに1人を相手にしている気はしなかった。なんかある?」


――改めて、永田選手とのタイトルマッチは避けられないと思いますが、これが決まった場合はいかがですか?
 柴田「異論、反論は認めません……とでも言っとけばいいっすか?以上。ありがとうございました」


【天山の話】「(※退場後、すぐに床に倒れ込んで)あぁー!クソー!クソー!マジで、マジで、チャンスなのに。チャンスやんなー!チクショー。せっかくのチャンス、掴めんかった。最悪や。最悪やけど、まだまだ死んでへんから、まだまだいけるって。これで終わり?そんなことない。チャンスはまた掴みにいくよ。まだまだ、天山広吉、やられてたまるかって。クソッタレ。耳が、半分聞こえへんな。このアホンダラ。柴田め。このお返しにボコボコにしたるよ、オラ。これで済んだと思うなよ、バカタレが。俺はしつこいぞ!オラ!ぶちのめしたる」


◇第8試合◇
▼IWGPタッグ選手権試合/60分1本
[挑戦者組]○タマ・トンガ タンガ・ロア(16分54秒 片エビ固め)[第69代王者組]真壁刀義 X本間朋晃
※ゲリラ・ウォーフェア
☆真壁&本間が2度目の防衛に失敗。トンガ&ロア組が第70代王者組となる


◇第9試合◇
▼IWGPヘビー級選手権試合/60分1本
[挑戦者/NJC2016優勝者]○内藤哲也(28分50秒 体固め)[第63代王者]Xオカダ・カズチカ
※デスティーノ
☆オカダが4度目の防衛に失敗。内藤が第64代王者となる


(試合終了後、BUSHIが外道を暴行。そして、BUSHIが顔面にグリーンミストを噴射し、EVILがEVILでKOする。
 
 さらに、EVILがオカダを捕まえ、BUSHIがまたもやグリーンミストを噴射。そこから真田がTHiS iS iT(変型胴締めスリーパー)で完全にKOしてしまった。
 
 ここで石井と後藤がリングへ飛び込み、オカダを救出。その後、内藤がロープを開けて石井をリングから追い出そうとすると、「帰れ」コールと「内藤」コールが巻き起こる。石井が怒って急接近するも、内藤は相手をせずに追い返した。
 
 その後、ファンクラブの代表者から内藤に勝利者トロフィーが贈呈され、海野レフェリーがチャンピオンベルトを手渡す。ところが、直後に内藤が海野レフェリーを引き倒し、低空ドロップキックでKOした。)
 
 
内藤「この会場の雰囲気、この声援、“あなた”の耳にしっかり届いてますか!?(※大歓声) 新日本プロレスワールドをご覧の、木谷(高明)オーナー!(※大歓声) あなたの宣言どおり、2億円規模のプロジェクトでオカダをスターにしてあげて下さい! 俺に敗れたオカダを、あなたのお力で! ぜひスターにしてあげて下さい!(※大歓声) 俺にはそんなプロジェクト、必要ないので。木谷オーナー! お忙しい中、新日本プロレスワールドでの観戦・・・お疲れ様でした!(※大歓声&『内藤』コール) ・・・ブエナスノーチェス(※こんばんは)、両国~~~!!!! ・・・我々、LOS INGOBERNABLES de JAPONが、新日本プロレスを応援して下さる皆様に、新たな景色をこれからお見せしたいと思います(※大歓声)。新たな景色とは、いったいどんな景色なのか!? その答えは、もちろん! トランキーロ! ・・・あっせんなよ!! EVIL! BUSHI! 真田! イ・内藤! ノスオトロス!! ロス! インゴベルナ~ブレ~~~~ス!! デ!! ハ!! ポン!!(※大歓声)」
 


(内藤のテーマ曲と「内藤」コールが場内に響く中、内藤&EVIL&BUSHI&真田は4人そろってリング中央でポーズ。そして、掲げた拳を宙で合わせ、結束の強さをアピールした。
 
 最後に1人で残った内藤は、左手でIWGPベルトを持ち、右手で右目を開いて見つめる。そして、なんとそのベルトを放り捨て、堂々と退場してしまった。 )


【内藤の話】「言ったでしょ?今、新日本プロレスで1番オイシイのは、インターコンチでも、NEVERに絡むことでもない。そして、IWGPに絡むことでもない。1番オイシイのは、俺と絡むことだ。いつの間にかさ、俺はIWGPを目指してたんだけど、逆にIWGPから俺を追いかけてくるようになった。そんな状況に、いつの間にかなっちまった。(※スタッフがコメントブースにベルトを置く)ほら、リングに捨ててきたのに、IWGPのベルトから、俺に歩み寄ってきた。今、新日本プロレスで1番オイシイのは、どのベルトよりもロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン、内藤だよ。ま、その辺ね、いい嗅覚してるよ。石井、あと、後藤か?よく見えなかったけど。ちょっとよく見えなかったけど、石井はいい嗅覚してるよ。俺にね、NEW JAPAN CUPの2回戦で、俺の手のひらの上で転がされて、負けてね、どのツラ下げて来たのか知らないけど、いい嗅覚してるのは確かだよ。まぁさ、俺がこのベルト獲っても、どうせこの新日本プロレスは、俺の言う事なんて聞かないから。なぜかね、CHAOSのお願いばっかり聞く新日本プロレスですよ。俺がノーって言っても、どうせ石井になっちゃうんでしょ?まぁまぁ、結局ね、この会社は、俺が、IWGPヘビー級チャンピオンの俺が、なんて言っても変わらないからね。まぁ、詳しくはさ、明日、一夜明け会見あるんでしょ?その時来てよ。質問があるなら、その時してよ。俺さ、オクパード(多忙)なんだよ、オクパード。チャンピオンになっちゃったら、余計オクパードになっちまうよ。まぁ、詳しい話は、明日するから。今日は、皆さんいっぱいあるかもしれないけど、今日のところは、質問は、No Gracias。アディオス」


 新日本プロレス両国大会のメインはオカダの保持するIWGPヘビー級王座に内藤哲也が挑戦、試合前からオカダにはブーイングで声援は内藤の方が多い、オカダは元来ヒールなだけにブーイングの方がやりやすかったのかもしれないが、試合は内藤がセコンドのEVILとBUSHIの介入を生かし、EVILがオカダの首にイスをかざしてからイスで一撃を浴びせるEVILホームランで首にダメージを与え、本来オカダが得意としている首攻めなどで、オカダに対して徹底的にリードを許さない。
 内藤はプルマブランカで絞めあげてからデスティーノで勝負に出るが、リバースネックブリーカーで阻止したオカダはジョン・ウー、低空ジョン・ウー、スワンダイブ式ジョン・ウーと反撃しダイビングエルボーからのレインメーカーを狙う、だが内藤はレフェリーを交錯させて阻止、しかしオカダはEVILとBUSHIをも蹴散らして介入はないと思われていたが、怪覆面が乱入してオカダにRKOを決める。
 怪覆面はマスクを取ると正体は最初はモヒカン頭で誰かがわからなったが、前日まで大日本プロレス「一騎当千」にエントリーして出場していた真田聖也、一騎当千は同じ日に札幌で最終戦のはずだったが、真田はカードから外れていたのだ。
 オカダはデスティーノを狙う内藤にジャーマンからのレインメーカーを狙うが、内藤はデスティーノで切り返して3カウントを奪い王座奪取。
 試合後は真田を加えたロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンはオカダを袋叩きにすると、石井と後藤が駆けつけてオカダを救出したが、館内は内藤押しの声援が多く、オカダらCHAOS勢にはブーイングを浴びせる。
 そして内藤はレッドシューズ海野レフェリーにスライディングキックを浴びせKOすると、IWGPベルトを放り投げるなどやりたい放題だったが、今大会の主役は間違いなく内藤で観客の支持を受けたことで時代をつかんだ。


 大会後に木谷オーナーがロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンの暴挙に怒りのツイートを更新したが、内藤にしてみればしてやったりで、ベルトを放り投げる姿は今までの鬱憤を晴らすようだった。
 真田の乱入、ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン入りに関しては前日まで大日本に出場していたためノーマーク、また内藤も新メンバー投入を予告していなかったことで盲点だったが、その分インパクトは大きかった。新日本参戦に関してはWRESTE-1離脱時からあったのだが、その時点では真田は日本マットには目をむいていなかったが、なぜ今頃になって新日本参戦を考えたのだろうか・・・・


 内藤の王座奪取のやり方に賛否が呼ぶだろうが、言えるのはスキャンダリズムも新日本イズムであること、内藤の王座奪取はまさしく事件だった。


 IWGPタッグ選手権は序盤は真壁が捕まる展開となるも、次第に王者組が盛り返すが真壁のキングコングニー、本間のこけしが自爆するなど王者組は決め手を欠く、王者組はこけしインパクトを狙うが、ロアが阻止すると挑戦者組は本間に合体ヴェルノを決め3カウントで王座奪取。


 NEVER選手権は序盤から天山がエンジンを全快モンゴリアンチョップや頭突きを駆使して先手を奪い、アナコンダバイス、アナコンダマックスで柴田をギブアップ寸前に追い詰めた後でTTDを狙うが、柴田が逆にTTDで突き刺すとPKを浴びせて3カウントを奪い王座防衛、試合後は倒れる天山に一礼するも、介抱する永田に顔面キックを浴びせ挑戦者に指名する。


 NEVER6人タッグ選手権は、この日から復帰したヨシタツの首を再び折ると予告したケニーは再三スタイルズクラッシュを狙うも棚橋とエルガンがカット、ケニーがスチール缶をエルガンに被せ台車に乗せてからヤングバックスがWスーパーキック、ニックが入場ゲート上からトペコンを投下するなど先手を奪うが、巻き込まれたゴーディが担架で運ばれるハプニングが発生する。
 BULLET CLUBに捕まったヨシタツはキックで反撃して交代も、動きが鈍いしまだカンが戻っていない、ケニーはヨシタツにスタイルズクラッシュを狙うが、エルガンがコールドスプレー攻撃で阻止し、最後は棚橋組がスーパーパワーボムで3カウントを奪い王座奪取、スーパーパワーボムは6人タッグで名チームだった冬木軍が得意としていた技、オマージュを感じさせた。試合後にはケニーがインターコンチ王座の次期挑戦者にエルガンを指名し、棚橋もファレの襲撃を受けて一騎打ちが濃厚となったが、気になるのはゴーディの容態、新日本側が警察の事情聴取を受けたというが・・・


 IWGPジュニアヘビー級選手権は新顔のオスプレイは空中戦ではしっかり見せてくれるも、試合運びやグラウンドではキャリアの浅さを露呈、試合はKUSHIDAが空中戦に苦しめられつつもホバーボードロックで勝利、横綱相撲といった試合だった。試合後には昨年末から挑戦を表明していたライガーが改めて挑戦を表明した。


 IWGPジュニアタッグ級選手権は好試合でロッポンギバイスがストロングゼロでリコシェを下して王座を奪回するも、リコシェはこの試合を最後に新日本を離れるという噂が出ているが奪還をアピールしていることから現時点ではなさそうだ。

 
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