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伊賀プロレス通信24時「日常茶飯事(ちゃはんじ)」

略して「イガプロ!」、三重県伊賀市に住むプロレスファンのプロレスブログ!

大地、神谷の新風を粉砕した石川修司が一騎当千を連覇!

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大地、神谷の新風を粉砕した石川修司が一騎当千を連覇!

4月10日 大日本プロレス「一騎当千〜strong climb〜」北海道・札幌・ススキノ・マルスジム 565人 超満員札止め


<アピール、コメントなどは週プロモバイルより>
◇第0試合◇  
▼10分1本
○佐久田俊行(5分18秒 逆片エビ固め)X野村卓矢


◇第1試合◇
▼一騎当千〜strong climb〜決勝トーナメント第1試合/30分1本
[Bブロック2位]○石川修司(8分09秒 体固め)[Aブロック1位]X橋本大地
※スプラッシュマウンテン


【大地の話】「負けたよ。出せるもんは全部、出したと思うし。やっぱりダメだった。まだダメだった。でも今日はダメでも、明日はわかんねえぞ。(一騎当千を振り返って?)正直、優勝っていう言葉もあったけど、ここまで来れるとは思ってなかった。ここまで来れると思ってなかったし、こんなひょっと出のオレが準決勝まで来れたんだ。今年まだ始まったばっかりだぞ、4月だぞ。今年の目標、石川修司を倒す。それが目標に一個、追加された。優勝できなかったこと、すげー悔しいけど、オレはあきらめねえぞ。まだ、あきらめねえ。和樹だって帰って来る。年末には最侠タッグ、なんだってまだまだできんじゃねえかよ。オレはこの一騎当千、負けたこと、(決勝まで)行けなかったこと、悔しいけど、恥じてねえぞ。次につながる第一歩だ」 


◇第2試合◇ 
▼一騎当千〜strong climb〜決勝トーナメント第2試合/30分1本
[Aブロック2位]○神谷英慶(7分12秒 リングアウト)[Bブロック1位]X鈴木秀樹


【鈴木の話】「(リングアウト負けで終わってしまったが?)昨日ズルいこと考えてたんで、その報いかなって(苦笑)。まあ、それは冗談ですけど、(神谷の)決勝まで行くんだっていう気持ちが、結果もそうですけど、負けたかなって。(神谷選手の執念を感じた?)普段ああいう感じじゃないですからね。しつこいっていうか、執念ですかね。優勝して、そのあと文体で挑戦するっていうのも考えてたんですけど、やっぱり今日勝たないといけないっていう、そこの(意識の)差ですかね。(一騎当千を振り返って?)疲れました。非常に疲れました。いやでも本当に楽しかったですね。でも、(今日も)そこじゃないですかね。毎試合、毎試合、楽しかったって思ってますけど、彼(神谷)は違った。そこで勝ちにこだわって。勝ち抜きですからね。そこで勝ちにこだわった、そこの差でしょうね。やっぱり勝たないとダメですね。まだまだ二流ですね。口だけですね。でも幸いにして今日で終わりじゃないんで。大日本プロレスでのボクの闘いは、まだ先があると…呼ばれなかったらオシマイですけど(苦笑)、呼んでくれればまだ先があると思っているので」
 


◇第3試合◇
▼30分1本
ツトムオースギ ヘラクレス千賀 ○谷口裕一(2分05秒 反則勝ち)Xバラモンシュウ Xバラモンケイ 植木嵩行


---再試合---
○ツトムオースギ ヘラクレス千賀 谷口裕一(7分08秒 逆さ押さえ込み)バラモンシュウ バラモンケイ X植木嵩行


◇第4試合◇
▼30分1本
宮本裕向 ○丸山敦(8分27秒 片エビ固め)吉野達彦X菊田一美
※TAJIRI公認バズソーキック


◇第5試合◇
▼デスマッチヘビー級王座前哨戦/30分1本
“黒天使"沼澤邪鬼 竹田誠志 ○高橋匡哉(11分08秒 片エビ固め)伊東竜二 アブドーラ・小林 X星野勘九郎
※雪崩式ジャックハマー


◇第6試合◇
▼30分1本
○岡林裕二 関本大介(14分47秒 エビ固め)浜亮太 X宇藤純久
※パワーボム


◇第7試合◇
▼一騎当千〜strong climb〜優勝決定戦/30分1本
○石川修司(22分54秒 片エビ固め)X神谷英慶
※ジャイアントスラム
☆石川が2大会連続2度目の優勝


(試合終了後)
石川「神谷、強くなったって言葉じゃ足りないぐらい、強い。関本や耕平さんが来ると思ったんで。でもね、その若い力、それの壁になってあげる大きいおじさんも必要だと思うので、これからも大きいおじさんとして頑張りたいと思います。一騎当千、優勝…結果ってことじゃなくて、本当に素晴らしい選手たちと闘えたので、自分としてもスキルが上がったと思うので、本当に最高の大会でした。ありがとうございます。自分がレスラー・石川修司としてここまで来れたのは、大日本プロレスに集まるストロングの選手、その他の選手たちもやりがいがあるんで、ここまで来れたと思うんで、フリーの立場ですが、大日本プロレスをもっとでかく、でかくするために、これからもやっていきたいと思います。その誓いを、でかい北海道の土地でやりたいと思います。3、2、1、俺たちはでかい!」


【石川の話】「関本、耕平さんが負けて、決勝トーナメントで鈴木まで負けて。まったく余裕はなかったですね。でもね、関本、耕平さん、鈴木秀樹に勝ったからって、俺たちはまだまだと思ってるし、それを2回3回と続けられるように神谷が努力してほしいし、俺まで超えられたらアイツが慢心するかもしれないので。その意地だけですね。バックドロップきた時はいいやと思ったんですけど。でも、まだ…僕は40歳ですけど、負けたくないという気持ちがまだ強かったのでよかったです。で、一騎当千優勝できたんで、リーグ戦でチャンピオンの岡林裕二から取ったんで、これで挑戦する権利あるんじゃないですか? 場所はどこでもいいです。場所はどこでもいいので、岡林と俺の2人にしかできない真正面からのぶつかり合いをして、どっちが壊れるか、どっちが生き残るか、やりたいです。
(これだけのメンバーのリーグ戦を制覇した気分は?)最初に決まった時は、本当に完走できるのかというのがありましたね。やっぱりみんなでかいし、耕平さんもアクシデントあったじゃないですか。やっぱり過酷なリーグ戦だなと。そのなかでホントにね、昨日負けましたけど、鈴木秀樹と闘って、きょう準決勝、決勝と闘い抜けたのは自信になったかなと。もうちょっとレスラー頑張れるかなと思いました(苦笑)。
(開幕戦ではチャンピオン・カーニバル出場の可能性も捨てて一騎当千に懸けてると言っていたが)自信がなかったですよ。一騎当千も準決勝、決勝…ホントにこの北海道、優勝したら3試合ですか。生き残れるという自信がなかったんで、チャンピオン・カーニバルに出ると言ってケガしたり欠場したりするのは怖かったので。でも、もちろんでなかった分を一騎当千で優勝するという気持ちに込めていたんで」


【神谷の話】「最後の最後まで、最後の最後はあのバケモノと真っ向勝負で打ち勝つつもりだったんですけど、全然ダメだったですね。正直、いまの僕はまだまだこの位置かもしれない。でもね、僕はね、ここで終わりじゃないですから。終わらないですから! 僕はね、この位置からスタートしますから。自分でもこれから先、どうなっていくのか、お客さんにも、どうなっていくのかわからないかもしれないですけど、僕は…わからないですけど、ここから始まるんで! ここからまたコツコツと一つ一つ積み上げて、またバケモノみたいな人たちと真っ向勝負したいですね。そして、その真っ向勝負で、いつか、ストロングのベルトをこの腰に巻いてやろうと思います」


 いよいよ決勝トーナメントを迎えた一騎当千、決勝トーナメント第1試合では大地が石川に挑む、序盤は正面からぶつかり合うも、体格差で石川が有利に立ち、大地は水面蹴りで石川のバランスを崩すとPK、シャイニングウィザードと放ってから三角絞めで捕らえるも、耐え切った石川がニーリフトを浴びせ、ダイビングフットスタンプと大地のスタミナを奪いにかかる。
 エルボー合戦も鬼の形相になった石川が競り勝ち、頭突きからラリアットを連発、大地も二ールキックからシャイニングウィザードを放つと、父・橋本真也譲りのジャンピングDDTで突き刺すが、ライジングDDTは石川が抱えてファイヤーサンダーで突き刺すと、ランニングニーからスプラッシュマウンテンで3カウントを奪い決勝に進出する。


 第2試合の鈴木vs神谷は、神谷が入場する鈴木に奇襲をかけ、速攻勝負を狙ってタックルからバックドロップを狙うも、鈴木は浴びせ倒して阻止しドラゴンスープレックスを決める。
 鈴木が着たままのTシャツを脱ぐために一旦ブレークとなると、試合は一転静かな攻防となり手四つからの力比べから、神谷がスリーパーで捕獲、そして神谷のチョップから打撃戦となり、鈴木のエルボースマッシュに対して神谷はタックルを浴びせ場外戦に持ち込む。
 場外戦となると、鈴木の持ち出したイスを奪って神谷が一撃、鈴木はあまり場外戦は得意としていないのか、客席まで雪崩れ込んで乱闘となり、花道から戻ろうとする鈴木に神谷がタックルで弾き飛ばすと、すぐリングに戻り、戻ろうとする鈴木を再三阻止してそのままリングアウト、神谷が決勝に進出する。


 決勝戦の石川vs神谷は、序盤のマッチアップは神谷が得意のタックルで先手を奪うと、場外戦になるとデスマッチで長ける石川が反撃し。神谷の腰を何度も鉄柱に打ちつけ、リングに戻っても徹底的に腰攻めを展開して形勢を逆転させる。
 劣勢となった神谷はフライングショルダーで反撃すると、ブルドッキングヘッドロックから胴締めスリーパーで捕獲、しかし神谷の突進をキャッチした石川がジャーマンドライバーで突き刺すと、フットスタンプを投下、だがラリアットの打ち合いはダブルダウンとなるも、起き上がった神谷はストレッチプラムで捕獲し絞りあげる。
 神谷はバックドロップを狙うが、踏ん張った石川はクロスボディー、再び鬼の形相となってエルボーを放つも、神谷も打ち返すが、石川はレインメーカー式頭突きで黙らせる。
 石川はランニングニーを放つが、神谷は低空ショルダータックルで応戦、延髄斬りからバックドロップを炸裂させるが、もう一発は石川が阻止してニーを浴びせ、両者ダウンから膝立ちの両者がエルボー合戦、神谷は突進も石川がドラゴンスープレックスで投げ、ランニングニー、ファイヤーサンダー、スプラッシュマウンテンと畳み掛けるが、神谷はカウント2でクリアする。
 石川は地獄固めで捕らえ、神谷に何度も頭突きを浴びせ、神谷は心を折らず耐え切るも、張り手合戦から石川がレインメーカー式頭突きを決めると、最後はジャイアントスラムで3カウントを奪い、石川が一騎当千二連覇を達成した。


 終わってみれば石川の連覇だったが、神谷は心を折らずに石川の引き出しを出しまくり、最後はジャイアントスラムまで出させた、優勝はできなかったものの神谷も岡林、関本に並ぶストロングBJWの双璧になったと思う。


 しかし神谷の試練はまだ続く、一騎当千の後は関本と共に全日本プロレスの「チャンピオンカーニバル」に参戦する。ここでも神谷がどう活躍するのか・・・

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