新日本プロレス
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新日本プロレス四日市大会観戦記、鈴木みのるに対して免疫力が出てきたオカダ・カズチカ、しかしXは明かされないまま・・・
今日は3ヶ月ぶりのプロレス観戦ということで新日本プロレス「Road to レスリングどんたく開幕戦」を観戦するために四日市オーストラリア記念会館を訪れた、同会場を訪れたのは1年ぶり、新日本はここ数年は大会場のビッグマッチが中心だったが地方大会は久しぶり、新日本は隣の四日市ドームを以前によく使用していたのだが、オーストラリア記念館も三重県での常打ち会場になりつつある。
第1試合では田中翔と小松洋平のヤングライオン同士の対決、若手同士の対決も以前は大会場でも当たり前に組まれていたが、現在の大会場では組まれないかダークマッチ扱い、これも地方ならではなのかもしれない、試合はオーソドックスなスタートから張り手など肉弾戦になるなど基本的な攻防が主、試合は10分フルタイムドローとなった。
第2試合は田口隆祐がキャプテン・ニュージャパンと組んで獣神サンダーライガー、マキシモと対戦。ゴング直前に田口とキャプテンがどちらかが先発で出るか相談するが、マキシモが出るとキャプテンはアッサリ田口に譲って試合開始、田口はマキシモに体を触られまくられ、キャプテンに交代を要求するが嫌がられるなど、早くもチームワークの悪さ?を露呈する、マキシモはキャプテンにキスをやるなどオカマ殺法で田口組を翻弄するも、ジャパニーズレッグロールクラッチを決めるなど実力者ぶりはしっかりアピール、ライガーはエプロンからのトペコンでキャプテンを釘つけにして、マキシモに勝負を託すも田口がラ・マヒストラルで逆転3カウントを奪い勝利、ライガーは悔しがるも田口やキャプテンも含めてマキシモの健闘を称えた。
第3試合でも高橋広夢と渡辺高行のヤングライオンコンビが天山広吉、小島聡のテンコジに挑戦、試合はヤングライオンコンビがタッチワークを駆使して天山を捕らえるなど分断にかかるが、流れが止まるとテンコジペースに、おまけにテンコジが劣勢になってもカットに入らないなど余裕ぶりを見せ付ける、終盤には広夢がテンコジカッターを喰らって場外でダウンすると、残った渡辺は突進したところで小島のカウンターのラリアットが炸裂して3カウント、テンコジが横綱相撲で完勝となった。
第4試合では中西学、ストロングマンの復活マッスルオーケストラがタイガーマスクと組んで矢野通、飯塚高史、石井智宏のCHAOSと対戦。試合も中西が本調子に戻ったのかストロングマンとの連係が冴え渡るも、CHAOSはストロングマンを捕らえて試合の主導権を握る、マッスルオーケストラもアルゼンチンバックブリーカーの競演などで反撃をしたが、最後はタイガーが矢野の急所打ちから赤霧で丸め込まれて3カウント、矢野組も好調ぶりを見せつける。
第5試合は真壁刀義、永田裕志、BUSHI、KUSHIDA、アレックス・シェリーvs高橋裕二郎、YOSHI-HASHI、邪道、ロッキー・ロメロ、アレックス・コズロフ。裕二郎は入場するなり「オマエのコールはしょっぱいから」尾崎リングアナからマイクを奪い、自軍の選手達を紹介すると、最後は裕二郎は下ネタを交えて自己紹介するなど館内のヒンシュクを買う。次に本隊が入場するがKUSHIDAには“クッシー”コールが、SMAPの番組出演の影響からか“クッシー”コールが定着しつつあるのか?試合は5・3福岡の前哨戦ということで真壁vs裕二郎、タイム・スプリッターズvsフォーエバーフーリガンズの攻防が主だったが、邪道が時間差で倒れ、またロメロの一人トレイン攻撃で邪道やコズロフが揉めるもダチョウ倶楽部なりのすぐ仲直りするなど、見せ場はしっかり見せる。しかしBUSHIが長時間捕まったせいもあったのか永田の出番は1度だけ、桜庭和志の欠場でテーマが失ったのか、今シリーズでの永田は脇役に徹している。試合は真壁が邪道をキングコングニーで降し、試合後は裕二郎が真壁のチェーンを奪ってチェーンラリアットを狙うも、真壁がラリアットで返り討ちにしてチェーンを奪い返してチェーンラリアットを狙うが裕二郎はたまらず逃げて退散、今回ばかりは真壁の完勝だった。
セミでは地元・三重出身の後藤洋央紀が棚橋弘至と組んでカール・アンダーソン、タマ・トンガ組と対戦。試合前には後藤は桑名市長から激励の花束を受け取った。試合は後藤が大会の主役ということでアンダーソン組が捕らえて主導権を握ろうとするが、脇に回った棚橋がしっかりフォロー、棚橋もIWGP王座から陥落して気落ちしているのではと思われたが好調ぶりは変わっていなかった、終盤はトンガが旋回式のヌカドーラを後藤に決めるも、後藤は牛殺しで動きを止めた後で昇天・改で3カウントを奪い故郷に錦を飾った。
メインはオカダ・カズチカ、中邑真輔、外道のCHAOSが鈴木みのる、TAKAみちのく、今大会から復帰のタイチの鈴木軍と対戦したが、タイチは松葉杖姿で入場し、試合中も足を引きずるなど動きが鈍い。試合は鈴木が場外戦でイスを使ってオカダを右腕殺しを展開するなど揺さぶりをかけ、オカダがダウンしている間にリング内に戻り外道を捕らえにかかる、そこで今の外道なら勝てると見たタイチが強引に交代し松葉杖を使いながら攻め立て、勝負を狙ってロングタイツを脱ぐも、膝にはまだニーブレスが装着してあり見切り発車での復帰であることを露呈してしまう。そして鈴木がオカダと再び対峙しオカダの張り手に対して“効いてない”とプレッシャーをかけて張り返せば、オカダも“効いてない”と逆にプレッシャーをかけて鈴木をイラつかせる、そしてオカダと鈴木が場外で揉み合っている間に中邑がボマイエでTAKAから3カウントを奪い勝利、試合後は翌日に登場するXに向けて「俺を燃え滾らせてくれよ、イヤァオ!!」とアピール、敗れた鈴木はヤングライオンを全滅させるなど八つ当たりして大荒れで退場、今日の時点では今までオカダは鈴木にかき乱されてきたが免疫が出来て対応できるようなってきていた、やっぱりオカダはタダ者ではない。
しかし鈴木軍が用意したXは今日の時点では謎のままとなった、明日の大阪大会で全ての答えが出る・・・PR -
白石発言に対して新日本プロレスがメッセージ・・・全日本プロレスと絶縁か!?
新日本プロレスが公式HPにて
http://www.njpw.co.jp/news/detail.php?nid=9329
【新日本プロレスファンの皆様へ】
4月7日新日本プロレス 両国国技館大会「INVASION ATTACK」は、お陰様で、大盛況となりました。
第1試合から白熱した一進一退の攻防へのファンの皆様のご声援、そして、メインイベント終盤での大声援を聞くにつけ、ご来場の皆様も、きっと、満足して頂いたものと確信しております。
新日本プロレスは、創業から41周年を迎えております。
その創業の精神である「強靭な体と磨き抜かれた技と豊な感性と社会人としての心構えを持ったプロレスラーを育成しその活動を通じて健全なスポーツとしてのプロレスリングの市民権を確立発展させることによって社会に貢献することを目指す」方向性、そして、「KING OF SPORTS」としてのストロング・スタイルのプロレスを、ぶれる事無く、脈々と継承して参りました。
そのことが、ファンの皆様に、愛され・支持されてきた理由であると考えております。
さて、昨今の世の中、目まぐるしい変化が見られます。
国際情勢しかり、国内政治・経済状況、復興への歩み。様々な分野での技術革新…。
そして、プロレス業界にも、新しいうねりが、生じています。
新日本プロレスは、新しい時代に順応しつつ、一部の方の誹謗・中傷、虚言には惑わされる事無く、今後とも、「KING OF SPORTS」としてのストロング・スタイルのプロレスを、ぶれる事無く、継承していきたいと考えます。
今後とも、ファンの皆様の温かいご支援、熱いご声援を宜しくお願い致します。
ファンへのメッセージを更新していたが「一部の方の誹謗・中傷、虚言」の文言は明らかに全日本プロレスのオーナーである白石伸生氏を指しているもの。白石オーナーの一連の発言に関してはツイッターで木谷高明会長が、また引き抜きの対象とされた永田裕志と中邑真輔が見解を述べただけだったが、今回は名指しはしなかったが新日本プロレスの総意として白石オーナー発言に対して否定する姿勢をとった。メッセージを挙げた理由は一連の発言はファンに影響を及ぼしただけでなく、オカダ・カズチカや外道も批判の対象に入っていることから選手やスタッフにも不快感を示すものがいたということなのかもしれない。
今後新日本と全日本の関係はどうなっていくのかというと、今回は白石オーナーへ向けてのメッセージだと思うが、現場側をも巻き込む発言なのかどうかは判断しづらい、全日本も武藤敬司が小橋引退興行に出場し大森隆男も大日本プロレスに出場が決定していることから現場側は鎖国というわけでないが、白石オーナーという存在が一番弊害になっていることから、両団体の関係はかなり難しくなると思う。
最後にプロレスはヤラセ、八百長なのかというと、自分の見解だがガチやヤラセ、八百長の一言で済まされない奥深さがある知れば知るほど面白さが出てくる、それは他のスポーツにも言えることだと考えている。 -
オカダ・カズチカが棚橋弘至を破りIWGP王座を奪還・・・試合のレベル自体が金の雨を降らせる“レインメーカー”だった
新日本プロレス「INVASION ATTACK」両国大会をPPVで視聴、メインのIWGPヘビー級選手権(王者)棚橋弘至vs(挑戦者)オカダ・カズチカは、先手を奪ったのは棚橋、レインメーカー封じを狙って徹底とした右腕殺しを展開、オカダもエプロンからのDDTからキャトルミューティレーションやDIDなどで首殺しを展開し主導権を奪い返し軌道を修正していく、しかし棚橋が腕へのドラゴンスクリュー、腕へのエルボースマッシュなどで徹底して右腕を殺し、オカダはレインメーカーはカバーに遅れ、レッドインクも絞りきれずロープに逃げられてしまう。打つ手がなくなったオカダに棚橋が攻勢をかけ背中からのハイフライフローから正面へのハイフライフローを投下するもオカダは剣山で迎撃、棚橋の必勝パターンが崩れたところでオカダはツームストーンパイルドライバーで突き刺してからレインメーカーで3カウントを奪い30分を激闘を制し王座奪還に成功、内容的にも1月4日東京ドーム大会を越える試合であり、棚橋vsオカダ戦自体が昔でいうドル箱カード、金の雨を降らせるレインメーカーでもあり、また某オーナーに「どこが演○プロレスなんだ!レベルが違うんだよ!」(外道口調)と言わしめた試合だった。
試合後には鈴木みのるを挑戦者に指名し、鈴木はオカダドル紙幣を偽札呼ばわりして破り指名を受諾した。2月の広島大会では大きくかき乱されて敗れてしまったが、今のオカダには鈴木を破った棚橋を破ったという大きな自信がある、おそらく選手権は5月3日の福岡になるだろうがオカダにとっても2度同じヘマは許されない試合でもある。
IWGPインターコンチネンタル選手権(王者)中邑真輔vs(挑戦者)デイビーボーイ・スミスJrは今回もスミスのグラウンドと場外へのフロントスープレックスなど荒技などで中邑を大きく苦しめる、膝蹴りや多彩な蹴りで形勢を立て直した中邑はダイビング式ボマイエを発射するも、キャッチしたスミスはジャックハマーを繰り出し大技のラッシュで勝負に出るが、ジャンピング式パワーボムを阻止した中邑がスワンダイブ式のボマイエと新しい引き出しからのボマイエで3カウントを奪い王座を防衛、勝つには勝ったが中邑も追い詰められた試合でもあり、敗れはしたがスミスはカール・アンダーソンを越える存在になりつつあると感じさせた。
NWA世界ヘビー級選手権(王者)ロブ・コンウェイvs(挑戦者)小島聡はコンウェイはパワーだけでなく巧みなインサイドワーク、そしてセコンドのジャック・テリブルの介入などで小島を翻弄する。終盤も小島がラリアットで勝負に出るが、テリブルがタイガー服部レフェリーのカウントを阻止し、襲い掛かる天山広吉をも返り討ちするとコンウェイはネックスクリューことエゴトリップで3カウントを奪い王座を防衛、思い切りアメリカンプロレス的な試合だった。
永田裕志、後藤洋央紀vs桜庭和志、柴田勝頼は後藤と柴田が激しくぶつかり合えば、永田と桜庭はタックルなど中心としたグラウンドで火花を散らす、柴田も久しぶりに武者返しを繰り出すしたが、永田が桜庭に大中西ジャーマンで投げ捨てると、桜庭が投げを嫌がったのか永田のバックドロップ狙いを桜庭が体を入れ替えたところで桜庭が相撲でいう“かばい手”のように腕から落ちてしまい腕を脱臼し試合はストップ、永田組が勝利となるも永田組だけでなく後藤、柴田も不完全燃焼で終わり、負傷とはいえ残念な結果となった。
第1試合のIWGPジュニアタッグ選手権(王者)KUSHIDA、アレックス・シェリーのタイムスプリッターズvs(挑戦者)プリンス・デヴィット、田口隆祐のApllo55は連係を繰り出すスプリッターズに対し、連係を見せようとしないApllo55、凶暴化するデヴィットとついていけなくなった田口の関係を象徴するようだった。最後も田口のどどん狙いをKUSHIDAがジャパニーズレッグロールクラッチで丸め込んで3カウントとなり王座防衛、試合後はデヴィットと田口が口論となり、アメリカ武者修行から帰国していたキング・ファレ(この後バットエンド・ファレに改名)が乱入、デヴィットと共に田口を襲撃しデヴィットがダイビングフットスタンプでKO、Apollo55は解散しデヴィットはファレと合体することになった、デヴィットにすれば対ヘビー級のことを考えると田口は足手まといでアメリカから帰国したファレとの合体は必然だったのかもしれない、デヴィットもだが凱旋したファレはどう変わったのかも注目したい。
今回の感想は現在の新日本は誰が何と言おうが面白い、秋山準の言う「お客様がたくさん詰めかけてるのはお客様の求めるものが‘そこにある’からだと思う。」というものを改めて示した大会だった。 -
後楽園男・石井智宏が奮闘もKESに完敗!デヴィットが王座防衛も凶暴さがエスカレート!
新日本プロレス4月5日後楽園ホール大会をSAMURAIでの生放送で視聴、ダブルメインのIWGPジュニアヘビー級選手権(王者)プリンス・デヴィットvs(挑戦者)アレックス・シェリーは、シェリーが空中戦やジャベで先手を奪うもデヴィットは場外でイスにシェリーを座らせての顔面へのドロップキックで反撃、最近のデヴィットは荒々しさも加わって試合の幅が広がりつつある、終盤にはシェリーが雪崩式スライスブレッドでデヴィットを追い詰めるも、クリアしたデヴィットがダイビングフット・スタンプからのブラディー・サンデーで3カウントを奪い王座を防衛、第1試合では田口隆祐が丸め込みでKUSHIDAを降し、4月7日両国で行われるIWGPジュニアタッグ選手権はAploo55が揃って勝ったことで前哨戦を制した形となった。
試合後にはデヴィットが倒れているシェリーに何度も踏みつける暴挙を働き、KUSHIDAが怒るだけでなくファンからもブーイングを浴びた、デヴィットの暴挙に田口が宥めるもデヴィットは一人で退場するなど、デヴィットの凶暴ぶりに相棒である田口がついていけていない感じがしてならなかった。
ダブルメインイベントのIWGPタッグ選手権(王者)デイビーボーイ・スミスJr、ランス・アーチャーvs(挑戦者)中邑真輔、石井智宏は王者のKESが小柄である石井に集中砲火を浴びせ先手、頑丈さが売りの石井も巨体二人相手に大苦戦を余儀なくされてしまい、交代した中邑も孤軍奮闘するもKESのチームワークの前に歯が立たない。
終盤には奮闘する石井を再び捕らえたKESは合体技で再び集中砲火を浴びせ、中邑をキラーボムでKOしてから、粘る石井をもキラーボムで叩きつけて防衛、内容的にもKESの完勝だった。
試合後には中西学が次期シリーズ参戦するストロングマンとのマッスルオーケストラ、前王者である天山広吉、小島聡のテンコジ、またGHCタッグ王者の矢野通、飯塚高史が矢野がIWGPタッグ王座を強奪することで挑戦を表明したが、ベルトは今大会でも矢野にしてやられた鈴木みのるがベルトを奪い返すことで強奪は阻止され、鈴木軍が「鈴木軍、イチバーン!」で大会を締めくくった。タッグ王座に関してはテンコジや矢野、飯塚組よりは3月17日尼崎大会での桜庭和志、柴田勝頼組との対戦で自信を取り戻した中西の方が面白いのではと思う。
最後にIWGPヘビー級選手権の前哨戦である棚橋弘至、BUSHIvsオカダ・カズチカ、外道はオカダがレッドインクでBUSHIを降して前哨戦を制したが、序盤に棚橋の張り手を顔面に受けたことでオカダがかき乱されたせいもあって、焦りが見えた感じがした。オカダも鈴木みのるとの抗争のせいで欠点を露呈しつつある。欠点をどう補うのか・・・最初はオカダが有利かと思われたが前哨戦の時点では棚橋に風が吹いている・・・ -
某オーナーの批判を吹き飛ばしたオカダ・カズチカがNJCを制覇し春夏連覇を達成!
新日本プロレス「NEW JAPAN CUP」3月23日後楽園大会で行われた決勝戦を「ワールド・プロレスリング」にて視聴、関東ではニアライブで即日放送されたが、自分の住んでいる地域では月曜日の深夜に放送されるため2日遅れの視聴となった、決勝戦には準決勝でデイビーボーイ・スミスJrを後藤式で降した後藤洋央紀と矢野通を新技レッドインクで降したオカダ・カズチカが進出し対戦となった。
試合はじっくりクビを攻めるオカダに対し、後藤は重みのある一撃で反撃、しかしオカダはすぐ軌道修正し得意の首攻めで自分のペースへと戻していく、鈴木みのる戦でのオカダは心理的にかなりかき乱されたせいもあってペースを大きく乱し軌道修正に時間を要していたが、後藤みたいな正面からガンガン攻めるタイプは得意としているせいもあるのか、ペースを乱してもすぐ軌道修正していく。
終盤にはオカダが新技であるレッドインクを狙うが後藤はすぐロープに逃れ、再び狙ったところで後藤は久しぶりに昇龍結界やゴトウスペシャルⅠと繰り出してオカダの想定外の攻めで勝負に出る、後藤は牛殺しや雪崩式牛殺し、裏昇天を繰り出すも、オカダはリバースネックブリーカーやツームストーンパイルドライバーで首に大ダメージを与え、再度の昇天を阻止し後藤式まで逆に丸め込んで破ったところでレインメーカーで勝利、オカダは昨年のG1に続いてNJCを制覇し春夏連覇を達成、後藤はオカダのペースを大きく乱すことは出来ず敗れてしまった。某オーナーがオカダを批判しているが、プロレスは強さだけでなく頭脳戦もプロレスである、今回の後藤戦はオカダの頭脳が優った試合でもあった。
そして4月7日両国大会では棚橋弘至の保持するIWGPヘビー級王座に再び挑戦することになったが、心配な面は鈴木みのるという存在を超えられないうちのベルト挑戦というのはタイミング的には早いのではということ、オカダにしてもせっかく早くチャンスが巡ってきたことでベルトを奪取してから鈴木と考えたいのだろうが、それが焦りに繋がらなければよいのだが・・・
また準優勝となった後藤は両国では永田裕志と組んで桜庭和志、柴田勝頼組と対戦、当初は永田vs桜庭、後藤vs柴田のシングル戦になるのではと思われていたが、後藤がNJCを制覇して柴田戦を考え、また制覇できなかったことで後藤自身のモチベーションが下がるのではと考えると、後藤vs柴田も双方の思いいれを考えるとベストの調子で戦わせたいといったところだ。
また後楽園大会の第2試合で真壁刀義が天山広吉、小島聡と組んで飯塚高史、高橋裕二郎、YOSHI-HASHIと対戦し、試合は真壁がラリアットでYOSHI-HASHIを降したが、試合後に裕二郎、飯塚の襲撃を受けた真壁に本間朋晃が駆けつけ真壁を救出、GBHを復活させてCHAOS(裕二郎、田中将斗)を迎え撃つことをアピールした、本間も昨年3月に新日本を退団してフリーとして全日本に参戦していたが結果を残せず、某オーナーの鎖国発言の影響もあって全日本マットを去っていった、そしてNOAHの「グローバルタッグリーグ」に斎藤彰俊とのコンビで参戦が決定していたが、ここに来て1年ぶりの新日本マット復帰、おそらくフリーとしての参戦だろうが、新日本に関しては退団したことでゼロからの出直しを余儀なくされる、真壁とのコンビ再結成でどこまで自分をアピールすることが出来るか?
小島聡のNWA王者(ロブ・コンウェイ)への挑戦など話題があるが、また後日更新するとして、今日はこれまで! -
1日中新日本プロレスづくし・・・桜庭をも振り回した中西の野人パワー!
20日は春分の日ということで、自分も仕事はオフ、昼の3時からニコ生で、また「相棒」を視聴してからSAMURAIで新日本プロレスを視聴、ニコ生では仙台大会で文字通りの生放送だったが、ネットで有料だが新日本プロレスの大会をPCやスマホでも見られる、これもまた時代の流れかもしれない。
そして夜からは「相棒」を視聴してからSAMURAIで17日の尼崎大会を視聴、良かった試合はNEW JAPAN CUP2回戦である後藤洋央紀vs石井智宏、両者はど真ん中でガンガンぶつかり合う攻防だったがこういった試合は石井の頑丈さが光る。ラリアット合戦では石井が打ち勝っていたが、後藤は牛殺しからの雪崩式牛殺しで石井の首の大ダメージを与えると、最後は裏昇天からの昇天・改で勝利、後藤が勝ったものの主役は敗れた石井、NEW JAPAN CUPではMVP的存在でもある。高橋裕二郎vsデイビーボーイ・スミスJrはスミスは裕二郎の足殺しに苦しんだもののパワースラムから流れを掴んでジャンピング式パワーボムで勝利。鈴木みのるvs矢野通は、鈴木は昨年のG1では矢野に敗れた影響か、矢野となるといつもの余裕さはなく感情的になって痛めつけにかかるが、それを矢野につけこまれたのか?タイチとの同士を誘発させてから丸め込まれて逆転負け、鈴木にとって矢野は苦手なタイプになりつつある。オカダ・カズチカvsカール・アンダーソンはペースが崩れてもすぐ軌道修正させるオカダらしさを貫きレインメーカーで完勝となった。
特別試合の桜庭和志、柴田勝頼vs永田裕志、中西学は、永田と桜庭の攻防も見応えがあったが、大活躍したのは中西、桜庭にモンゴリアンチョップを放てば野人パワーを駆使して桜庭を痛めつけ、柴田さえも中西のチョップに怯んでしまうなど、中西のパワーと意外性に桜庭と柴田が振り回されてしまった試合だった、また永田も久しぶりに柴田とバチバチやりあう、柴田の良さは永田が一番理解しているだけに、気持ちよく渡り合えていたと思う。最後は桜庭の下からの三角絞めを中西がパワーボム気味に叩きつけたが桜庭は外さず、中西の強引さが災いして腕が伸び切ってタップとなったが、久しぶりにこれぞ“野人”中西と言わしめる試合だった。
NEW JAPAN CUPの準決勝は後藤vsスミス、オカダvs矢野となったが、オカダに期待したいだろうが同門だったせいもあって対戦機会もなかったこともあったが、打たれ強くてずる賢し矢野は鈴木より厄介な相手かも、後藤vsスミスもスミスがシングルプレーヤーとしても真価を発揮しているだけに、後藤も危ういかもしれない。 -
NEW JAPAN CUPが開幕!石井智宏が小島聡を破る金星を挙げるも主役を奪ったのは鈴木軍!遅ればせながら新日本プロレス「NEW JAPAN CUP20131回戦」をSAMURAI TVで視聴、第1試合では小島聡が人気赤丸急上昇の石井智宏と対戦、試合は小島の攻めに石井は一歩も引かず、小島相手にラリアットを連発するなど前進する姿勢を崩さない、小島は垂直落下式気味のDDTで石井の首に大ダメージを与えるとラリアットを狙うが、石井もかわしてラリアット合戦となるが、石井の延髄斬りをかわしたところで小島がラリアットを放つも、小島はダメージですぐカバーできない、これが勝負に分かれ目になったのか石井が顔面蹴りを放つと垂直落下式ブレーンバスターで3カウントを奪い勝利、石井の金星で後楽園は一気にテンションが上がる。
メインはIWGPインターコンチネンタル王者の中邑真輔がデイビーボーイ・スミスJrと対戦するが、スミスはパワーだけでなくグラウンドでも中邑を翻弄し、中邑の古傷である左肩に集中砲火を浴びせ主導権を奪う。スミスはハート一家の血筋でもありパワーだけでなくレスリングにも長けていることから、ダテに父親の名前を受け継いでいない、中邑にしても多少荒さのあるランス・アーチャーよりも、力もあり器用なスミスの方が一番手強いのかもしれない。
終盤もTAKAみちのくの介入もあったがスミスが一気に畳み掛けてジャンピングパワーボムで勝利、内容的にも完勝だった。
試合後には永田裕志を破って1回戦を突破した鈴木みのるとオカダ・カズチカに敗れ1回戦で脱落したランス、TAKA、タイチら鈴木軍が乱入しオカダ、外道と乱闘となるも、人数に優る鈴木軍がCHAOSを蹴散らし「鈴木軍イチバン!」とアピール。CHAOSは高橋裕二郎が真壁刀義を、矢野通が中西学を、そしてオカダと石井が1回戦を突破したが、主役を奪ったのは勢いのある鈴木軍だった。
また小島、中西、永田だけでなく天山広吉もカール・アンダーソンに破れ1回戦で脱落し第3世代が揃って脱落となった。中西も力だけでな矢野には勝てなくなってきている、時の流れも感じさせた1回戦だった。 -
41年目の新日本プロレスは棚橋弘至が締めくくるも、ハッピーエンドでは終わらず・・・
新日本プロレス3月3日後楽園大会をSAMURAIの生中継で視聴、メインの棚橋弘至vsプリンス・デヴィットのIWGPヘビー、ジュニアの王者対決は序盤こそは互いに動きを読み合うも、場外へのノータッチトペコンを決めたデヴィットがイスを持ち出して一撃を浴びせ、イスに座らせてドロップキックを放つなどラフを仕掛ける、リングに戻っては棚橋のお株を奪うエアギター式コブラツイストも決めるなど、今回のデヴィットは徹底的に勝ち狙っている。
デヴィットのまさかの攻めに棚橋も動揺したのか主導権をなかなか奪えなかったが、ドラゴンスクリューからの足殺しでやっと流れをつかみかけるがデヴィットも応戦して譲らない、終盤には棚橋がスリングブレイドルを仕掛けるもデヴィットも2010年の再来を狙ってエビ固めで切り返すが棚橋も二度同じ手は食わないとばかりにクリアしスリングブレイドを決めると、ハイフライアタックからのハイフライフローで3カウントを奪い勝利、デヴィットも攻め込んではいたがブラディーサンデーは出せずじまいだったせいもあってか全てを出し切れていなかった。
試合後には棚橋が手を差し伸べるもデヴィットは払いのけて突き飛ばし、宥めようとする田口隆祐をも突き飛ばしてしまう。今日の試合は確かにデヴィットは勝ちを狙っていたが全力を出し切れなかったことでの悔しさだったのか・・・
セミのIWGPインターコンチネンタル選手権(王者)中邑真輔vs(挑戦者)ランス・アーチャーは序盤からランスが慎重に体格を生かした攻めやインサイドワークを駆使して主導権を奪っていったが、慎重になりすぎたのかいつもの荒々しさがない、中邑がボマイエを狙いをランスはエプロンに逃れ、テキサストルネードで勝負に出るが、うっかりマーティー浅見レフェリーを巻き込んでしまい、無法地帯となったところでダークデイズやデイビーボーイ・スミスJrまで入ってキラーボムを繰り出していくがレフェリーがダウンしたままでカウントが入らない、レッドシューズ海野レフェリーがサブに入ったがムーンサルトプレスがクリアされると、チョークスラム狙いを膝蹴りで阻止した中邑がボマイエで3カウントを奪い勝利、ランスの良さが出し切れていない試合だった。
CHAOS(オカダ・カズチカ、邪道、外道、石井智宏)vs鈴木軍(鈴木みのる、デイビーボーイ・スミスJr、真霜拳號、TAKAみちのく)のイリミネーション戦は戦力的にも鈴木軍有利、CHAOSはインサイドワークを駆使して立ち向かうかがポイントだったが、CHAOSがオカダの変形キャメルクラッチでTAKAを退場させて先手を奪うも、スミスが邪道、外道を立て続けに退場させて逆転、しかしすっかり後楽園人気を得た石井が奮起しスミスをOTRで退場させれば、真霜に場外心中を仕掛けてるなど大活躍、オカダvs鈴木の大将戦に持ち込んでいく、オカダは正面から鈴木と渡り合うが肝心のレインメーカーは鈴木がスリーパーでかえし、またタイチの介入で封じ込められてしまうと、最後はエプロンの攻防となって鈴木がアキレス腱固めを決めたままでオカダを場外へ落としOTRで勝利、オカダはまたしても鈴木にしてやられてしまった。
IWGPジュニアタッグ選手権(王者)KUSHIDA アレックス・シェリーのタイムスプリッターズvs(挑戦者)獣神サンダーライガー、タイガーマスクは、タイムスプリッターズの連係に対しライガー組はタッチワークで応戦、終盤にはスプリッターズのI-94を凌いだタイガーがタイガースープレックスでシェリーを追い詰めたが、回転十字固めを狙ったところでシェリーの変形エビ固めことシェリークラッチで逆転負け、試合後はまさかの逆転負けに納得しないタイガーが再戦を要求し王者組も受諾した。ライガーとタイガーは時代遅れかもしれないし逆行しているかもしれない、しかし二人は敢えて時代に挑戦している。
最後に青義軍(永田裕志、スーパー・ストロング・マシン、井上亘、キャプテン・ニュージャパン)が久々に揃って後藤洋央紀、カール・アンダーソン、タマ・トンガ、田口隆祐組と対戦、1年半ぶりの実戦となるマシンがブリッジは決められなかったものの魔神風車固めを決めるなどして奮戦、マシンもいつの間にか大ベテランの部類に入り、新日本の現役組の中では最年長となった。試合はアンダーソンが奮闘したキャプテンをガンスタンで下し勝利となったが、試合後には井上が古傷である首のヘルニアが悪化したため長期欠場が発表された。
41周年を迎えた新日本、今回の旗揚げ記念日はNJPWグレーテストレスラーの受賞はなし、そしてデヴィットの行動、大会は棚橋がエアギターで締めくくったが、ハッピーエンドで終わらなかった大会だった。
また2月の月間MVP、ベストバウト、ベストシリーズ&興行の投票も受け付けてます! 投票はこちら! http://iga23.iga-log.com/Entry/241 投票よろしくお願いします! -
井上亘が柴田勝頼だけでなく新日本ファンからもダメ出しされる理由
柴田勝頼が「プロレス&格闘技DX」で連載しているコラム「REALTALK」にてファンから寄せられたメールを読み質問に答えていたが、質問の全てが柴田が「もういいよ!」とこき下ろしていた新日本プロレスの井上亘に対する内容で、柴田はこう返答した
「もし、これを本人がどこかで読んだり、噂で聞いたとかで、自分との関係が最悪になったとしても言わざるを得ない。今の新日本プロレスファンから文句言われても構わない。同期だからあえて言わせてもらう。ダメという事をきちんとダメ!と周りに言ってくれる人が内部にはいなさそうなので・・・。
井上亘は今の新日本プロレスの中でも、相当ダメなプロレスをやっていると思う。自分が昔、新日本プロレスの新弟子時代、先輩から教えられた事は同じだったと思うのだけれど・・・。
何が言いたいのかというと、ただ単に“カタチ”だけのプロレス。彼はまさしくそれをやっている。理にかなった攻撃を加えるでもなく・・・。ただ単に自分が出したいから、弱く見えないようにしたいから、怪我しているから、やったことないから、プロレスだから・・・彼の気持ちまでは流石にわかりませんが、彼なりの理論があって、彼なりにプロレスというものを考えているのだろうけど・・・正直、全て上っ面だけの攻撃にしか思えない。試合やっててそう感じてしまう。」とダメ出しをしていた。
自分の中の井上亘のイメージは頑張るけどあと一歩が出ず、結果を出せない。
柴田と井上は1999年10月10日のデビューでデビュー戦の相手同士で同期の間柄だが、先に弾けていたのは柴田の方、魔界倶楽部入りしてヘビー級へ転身し棚橋弘至や中邑真輔と並び立つ存在となっていたが、当時の井上はジュニアヘビー級だったせいもあって、この頃から柴田との差が開きつつあった。
柴田が新日本を去った後に井上はジュニアで頂点を極め体重を増やしたこともあってヘビー級へ転向したが、この頃からあと一歩及ばず結果を出せないことが続き、永田裕志との青義軍でもG1タッグリーグは制覇したが、当時のIWGP王者だったバット・インテンションズ(ジャイアント・バーナード=テンサイ、カール・アンダーソン)に挑戦しても、あと一歩と追い詰めながらも敗れ結果を出せなかった。
昨年はコンディション不良で入院しG1 CLIMAXからも外されてしまった、そんな状況の中で新日本を去っていった柴田がケンカを売りにきた、そのケンカを井上が買ったが頑張るものの空回り、2月10日の広島大会でも桜庭和志相手に総合格闘技にないニークラッシャーなどで攻め込んでいったが、まさかのキドクラッチで逆転負け・・・井上は拍子抜けした負け方だったかもしれないが、今思えば井上の現状を物語っているような敗戦だった。
井上が噛ませ犬のポジションに甘んじているのかというと、井上自身が対桜庭、柴田を通じで現状を打破したいという気持ちがあることだけは確か、しかし気持ちだけが空回りしてる。井上が現状を打破したいのであれば今までの井上亘というものを捨て去るしかないのではと思う、NOAHのマイバッハ谷口もKENTAから「今までを捨て去れ」とアドバイスされてから“谷口周平”を捨て去ってマイバッハ谷口へと変貌を遂げ、また矢野通と飯塚高史のエッセンスを吸収しようとしている、また飯塚も中堅の技巧派を捨て去ってヒールへと変貌を遂げ存在感を発揮している。ヒール転向も井上にとって良いことなのかわからないが、井上自身が現状を打破したいのであれば変わるのも一つの手段なのではと思う。 -
獣神サンダーライガーとサブゥーがアメリカで“初対決”
獣神サンダーライガーがアメリカで4月5日で元WWEのジョン・モリソンと対戦することが発表されたが前日にサブゥーと対戦することになった。サブゥーは新日本に参戦経験はあるが意外にもこのカードは新日本プロレスでも実現しなかった。
実現しなかった理由・・・1994年9月24日愛知県体育館大会でライガーが試合中に靭帯完全断裂・足首骨折の重傷を負ってしまい長期欠場を強いられてしまった、そのライガーの欠場中の12月にサブゥーが新日本マットに参戦したが、ライガー欠場中の間サブゥーの相手は新日本ジュニアで活躍していた金本浩二と大谷晋二郎が務めていた。
ライガーは1995年8月に復帰するも、この頃にはサブゥーは新日本本隊のシリーズには呼ばれなくなりフェードアウト、二人は対決することなくすれ違いに終わってしまった。その二人がアメリカマットで対戦が実現する、日本でも見て見たいカードだ。
またライガーはDDT2月17日後楽園大会で高橋広夢と組んで坂口征夫、彰人組と対戦、試合は広夢が彰人をフィッシャーマンズスープレックスで降したが試合後にはライガーがDDTファンを挑発しつつ征夫にシングルでの対戦を逆要求、バックステージでも「オマエ、プロレスのリングに上がるならプロレスやれよ!やってんのなんだ、蹴りだけじゃねえか!」「オマエの小さい頃、ライガーさんが一番遊んでくれた!?関係あるか!そんなこと今更ファンにグダグダしゃべって、どうするだ!リングに上がってきているんだろ、甘ちゃんだ!甘ちゃん!」と怒り、征夫を甘いといわんばかりに批判した。ライガーにしてみれば征夫はまだまだ総合上がりでプロレスラーには成り切っていないし、DDTのリングが好きだからって甘えているんじゃないのか?という主張なのではと思う。
おそらくだが次回後楽園でシングルでの対戦が実現するだろうが、ライガーがおそらくレスラーとしても厳しさを叩き込む試合になるではと思うが、それも小さい頃から征夫を知っているからこそライガーなりの愛情でもあるのだ。 -
棚橋弘至vsプリンス・デヴィットが決定もノンタイトル・・・
新日本プロレス3月3日後楽園ホール大会「旗揚げ記念日」の全カードが発表され、メインは棚橋弘至vsプリンス・デヴィットに決定したものの、デヴィットがアピールしていたヘビー級王座への挑戦は白紙、ノンタイトルでの対戦となった。
即王座挑戦とならなかった理由は11日の大阪大会で行われたタッグ戦で棚橋がデヴィットからフォールを奪ったのもあり、デヴィットが挑戦者に相応しいかどうかは結論が出せなかったということでのノンタイトルになったのではと思う。
ジュニアヘビー級王者がヘビー級王座へ挑戦したという実例は自分が憶えている限りでは2007年の金本浩二のみだと思う、当時は新日本もヘビーとジュニアの枠組みにこだわったせいもあって、タッグ戦でもジュニアが絡むことがなかったのだが、プロレス界全体が階級にとらわれないマッチメークが主軸となり、またNOAHの丸藤正道がジュニアの体型ながらもGHCヘビー級王座を奪取した影響もあって、新日本も時代の流れを重視して枠組にとらわれないマッチメークを取り入れた。
棚橋vs金本は棚橋がドラゴンスープレックスで王座を防衛したが、当時の棚橋は“棚橋プッシュ”と皮肉された時代、棚橋本人も現在のスタイルに覚醒していなかったのもあり、また新日本も内部のゴタゴタの影響もしてファンからも信用を落としていたこともあり、試合自体も評価されることはなかった。
NOAHのKENTAも今年GHCヘビー級王座を奪取したが、一部ではジュニアの選手がヘビー級王座をという声もある、しかしWWEでも故エディ・ゲレロやレイ・ミステリオなどがヘビー級王座を獲得しているしヘビー級に通じる技量があれば体格差など補えると思う。3月3日の試合はノンタイトルとなったがデヴィット次第では次回に挑戦ということもありえると見ているし、場合によってはデヴィットもヘビー級へ転身というのもありえると思う。 -
ガンスタンを封じ込めた棚橋弘至がカール・アンダーソンを破りIWGPヘビー級王座を防衛、鈴木みのるはレインメーカーをかき乱して完勝!
新日本プロレス「THE NEW BEGINNING」広島グリーンアリーナ大会をPPVで視聴、メインで行われたIWGPヘビー級選手権(王者)棚橋弘至vs(挑戦者)カール・アンダーソンは棚橋が足殺しで先手を奪うも、アンダーソンはロープ越しのガンスタン、鉄柵を利用してのガンスタンで流れを変え、首攻めで形勢を逆転させる、後半に勝負に出たアンダーソンは雪崩式のリバースガンスタン、旋回式ガンスタンを決めるも正調のガンスタンだけはマークしていたのか徹底して喰らわず、アンダーソンはバーナードドライバーや新技である旋回式BTボムまで繰り出していったが、ガンスタンだけは棚橋が徹底して喰らわず逆に掟破りでガンスタンを決めると、最後はハイフライアタックからのハイフライフローで3カウント、アンダーソンはハイフライアタックを狙った際にガンスタンを狙ったようだったが間に合わなかった、アンダーソンの正調ガンスタンを徹底して封じ込めた棚橋の完勝だったが、アンダーソンもこれまで以上のものは出し切った試合でもあった。
セミの注目の試合であるオカダ・カズチカvs鈴木みのるは序盤こそはオカダが自分のペースを崩さなかったものの、深追いをしたのかロープ越しのぶら下がり式腕十字を極められてからペースが崩れ、その後タイチに強襲を受けるなど、いつもならペースが崩れてもすぐ軌道修正するオカダが鈴木にかき乱されたせいもあって軌道修正に時間を要してしまう。
終盤にやっと軌道修正したオカダが足へのキーロックという新技を見せて鈴木を慌てさせるもツームストーンパイルドライバーやレインメーカーを阻止した鈴木がゴッチ式パイルドライバーで3カウントを奪い勝利、しかし鈴木の表情を見る限り、まだ満足していないといった感じだった。
中邑真輔vs真霜拳號は序盤こそ中邑が見下した態度をとって攻めていたものの、真霜が中邑の古傷である左肩を攻めてからは状況が一変、K-DOJO伝統の一点集中攻撃でさすがの中邑の余裕を失っていく、中邑は真霜の無道と真剣を喰らったもののフィニッシュである垂直落下式ブレーンバスターだけは阻止し、ダイビング式のボマイエからのボマイエで勝利を収めたが、内容的には一点集中攻撃に中邑が苦しめられた試合だった。試合後に天山広吉、小島聡のテンコジを返り討ちしIWGPタッグ王座を防衛したKES(ランス・アーチャー、デイビーボーイ・スミスJr)のアーチャーが中邑の保持するIWGPインターコンチネンタルタッグ王座への挑戦を表明、中邑も「ィヤオ!!」で挑戦を受諾した。中邑vsアーチャーは昨年8月4日のG1 CLIMAXで対戦しており、この時は中邑がボマイエで勝利を収めた。アーチャーも荒さが目立っていたが、マネージャー役のTAKAみちのくとスミスと組み始めてからは荒さというものは解消されつつあることから、8月の頃のアーチャーだと思っていると苦戦するのではと思う。最後にKESに3度挑戦し敗れてしまったテンコジ、試合後にはKESのキラーボムを喰らって敗れた小島に天山が激を飛ばすも小島は消極的な態度を取った、テンコジにしても最後のチャンスだっただけにこの敗戦は大きかった。
後藤洋央紀 井上亘vs桜庭和志、柴田勝頼は遂に対戦となった後藤と柴田がヒートアップして打撃戦となるも、柴田の張り手で後藤がグラついてしまい先手を奪われてしまうも、柴田から「もういいよ」と突き放されていた井上が活躍し桜庭の古傷である膝にニークラッシャーを浴びせ、桜庭と柴田のグラウンド攻めに対しても粘るなど大活躍する。後半から後藤が村正や追い越しラリアット、牛殺しなどで柴田相手にやっと本来の持ち味を発揮し始め、井上もタックルを狙う桜庭を膝で迎撃するなど追い詰めたが、桜庭が苦し紛れだったのかタックルを決めたところで強引に丸め込み3カウントを奪い勝利、負けた井上はまさかの丸め込みに納得せず、後藤と柴田は一騎打ちを要求し合うなどNEXTを見させた試合だった。
全体的な感想を言うと久々に広島でのビッグマッチとはいえ超満員札止め、広島でも新日本の活気力を見せつけられた大会だった。しかし棚橋への次期挑戦者は現時点では未定、NEW JAPAN CUPの覇者なのか、それとも3日の後楽園大会で棚橋から3カウントを奪い、広島大会でも田口隆祐を破りIWGPジュニアヘビー級王座を防衛したデヴィットなのか・・・ -
田中将斗vs石井智宏・・・・二人だけの「NEVER」
新日本プロレス2月3日後楽園大会のライブ中継をSAMURAIで視聴、メインのNEVER選手権(王者)田中将斗vs(挑戦者)石井智宏は試合後に田中が「コレがオレと石井ちゃんしかできへん”オレと石井ちゃんの試合”や! 」とアピールしたとおり、この二人しか出来ない真正面からぶつかり合った試合だった。序盤から正面から肉弾戦を展開、石井も額から流血し鼻血も出し顔面も変形すれば、田中も胸板から血が滲む、それでも逃げずに真っ向からぶつかり合う、技術も頭脳戦など関係ない、正面からぶつかり合うだけ、それだけでも館内は二人の攻防に酔いしれていた。
終盤には田中の垂直落下式ブレーンバスターやスイングDDTで脳天を痛打した影響で石井の右腕が痺れてしまう、それでも石井は立ち上がって勝負を捨てず田中に向かっていく、石井は掟破りのスライディングDまで繰り出した、そして肘のサポーターまで外してエルボー合戦も、石井が延髄斬りを繰り出した隙を突いた田中がスライディングDの連打で王座を防衛したが、メインに相応しい壮絶な試合だった。
試合後に田中が「コレがオレと石井ちゃんしかできへん”オレと石井ちゃんの試合”や! ベルトの価値?そんなもん知らん!コレ以上の試合ができるやつはドコの団体でも構わへん!だれでも来いや!!!」と叫んだ、中邑真輔が保持するIWGPインターコンチ王座同様にNEVER王座も誕生時には賛否を呼んだがベルトの権威は王座に相応しい戦いと内容を残すことで高めていくもの、田中は石井との戦いを通じて賛否の声に対して答えを出したと思う。しかし今日に限っては新日本に辿り着くまで苦労した石井に勝って欲しかった。
セミのIWGPヘビー、ジュニアヘビー級の前哨戦、棚橋弘至、田口隆祐vsカール・アンダーソン、プリンス・デヴィットのタッグマッチはアンダーソンのガンスタンの援護を受けたデヴィットがブラディーサンデーで棚橋から3カウントを奪うという番狂わせが起きてしまった。デヴィットが棚橋からフォールを奪ったのは、1度目は2010年8月のG1で公式戦でスリングブレイドルを切り返してのエビ固めで棚橋から3カウントを奪っている。デヴィットにしても今回の勝利は大きいし、棚橋から2度目のフォールを奪ったことでIWGPヘビー級王座への挑戦への道も一気に開けたと思う。
第5試合の中邑真輔、オカダ・カズチカ、外道vs鈴木みのる、真霜拳號、ヒロ・トゥナイの6人タッグ戦も、オカダと鈴木、中邑と真霜、外道とセコンドのタイチがそれぞれ感情をぶつけ合った試合だった。試合後にオカダがマイクを持ってオカダ「鈴木さん、アナタに一言言わせてください。外道さんの代わりに言ってやるぞ・・・。CHAOSと鈴木軍・・・レベルが違うんだよ!!!!!広島のカード、決まってないよな。タッグマッチ、いやシングルでやろうぜ!」と一騎打ちを要求したが、普段は冷静を装っているオカダの感情的な面を鈴木が上手く引き出している、また真霜も中邑の古傷である左肩を攻めることによって振り向かせようとしている、中邑vs真霜も見て見たいカードである。
第2試合の8人タッグ戦でYOSHI-HASHIからフォールを奪った後藤洋央紀が「討ち取りたいヤツが他にいる!どうしてもそいつとやりたい!柴田勝頼!!次はこのオレだ!」と柴田との一騎打ちをアピールした。後藤と柴田は高校時代の同級生で、柴田道場で練習した仲、柴田が新日本のリングに戻ったことでいつかは交わりあうと思っていたが、ここで後藤が名乗りを挙げた。問題は柴田がどう返答するか・・・
また1月の月間MVP、ベストバウト、ベストシリーズ&興行の投票も受け付けてます! 投票はこちら! http://iga23.iga-log.com/Entry/220/ 投票をお待ちしています! -
中邑真輔がソンブラを破り王座防衛・・・中邑によって価値が高まるインターコンチ王座
昨日SAMURAIで放送された中邑真輔vsラ・ソンブラのIWGPインターコンチネンタル選手権を視聴、試合は中邑がCMLLへの遠征経験もあってルチャの動きに付き合いつつラフを織り交ぜて主導権を握る。ソンブラもトップロープからのケブラータや膝殺しのジャベで反撃するも主導権を奪うまでには至らず、終盤にはソンブラが中邑のボマイエをかわして丸め込み、おそらく中邑もかわされたときの考えて巻き込み式腕十字を狙うもソンブラが持ち上げて後ろへ投げるなどパワーファイターの一面も見せたが、最後は中邑がリバースパワースラムからのボマイエの必勝コールで完勝、終盤はヒヤリとさせたが中邑の完勝防衛となった。
IWGPインターコンチ王座の誕生時はIWGPヘビー級王座もあることから必要なのかと存在意義を問われていたが、中邑が王者に就いてからは新日本所属選手だけでなく海外まで遠征して防衛戦を行ったり、また桜庭和志、今回のソンブラと降したことで権威というものが高くなりつつある。
中邑自身もIWGPヘビー級王座から遠ざかってからはテーマが見出せなかったが、インターコンチ王座の権威を高めることを最大のテーマに掲げた、IWGPに拘る中邑だからこそ今の王座に愛着が出てきたのかもしれない。
今の新日本プロレスはオカダ・カズチカが一歩後退したこともあって再び棚橋、中邑時代になったというところ、現在は棚橋が独走しているが止めるのは対極的な存在である中邑しかいないのではと思う。
また伊賀プロレス大賞2012の投票を受け付けてます!
投票はこちら http://iga23.iga-log.com/Entry/201/
よろしくお願いします
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すっかり新日本に溶け込んだBUSHIが正式入団、全日本に溶け込んだ金本浩二は・・・?
昨年4月から全日本プロレスから新日本プロレスへレンタル移籍していたBUSHIが新日本と契約、正式に入団した。
新日本へは昨年4月からの参戦だったが、すっかり違和感がなかったというかすっかり溶け込んでおり、ほとんど一員のような感じで扱われていた。
また全日本に戻ったとしても現在の全日ジュニアのメンバーを考えるとBUSHIに居場所があるかどうか、ルチャ系の多い新日本だったらBUSHIの存在は生かせる、ある意味ベストな選択だったと思う。
新日本プロレスも現在契約更改が行われているが、気になる存在とすれば新日本に籍を置きつつ、すっかり全日本マットに溶け込んでいる金本浩二、昨年はプライベートな問題もあって新日本マットから遠ざかり、金本自身も新日本に未練がないといった発言をしている。
金本が全日本に移籍したいのであれば、快く贈り出して欲しいが・・・