新日本プロレス
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中邑が柴田に10年越しのリベンジで王座防衛!来年7月5日、大阪城ホールへ進出へ!
11月8日 新日本プロレス「POWER STRUGGLE」大阪ボディーメーカーコロシアム 7500人 超満員札止め
◇第0試合◇
▼15分1本
BUSHI ○マスカラ・ドラダ(6分42秒 飛びつき回転エビ固め)タイガーマスクXフエゴ
◇第1試合◇
▼SUPER Jr.3WAYタッグマッチ/30分1本
○マット・ジャクソン ニック・ジャクソン(7分33秒 片エビ固め)エル・デスペラード XTAKAみちのく
※モア・バング・フォー・ユア・バック もう1チームはロッキー・ロメロ、アレックス・コズロフ
◇第2試合◇
▼スペシャルタッグマッチ/30分1本
○桜庭和志 矢野通(4分25秒 キドクラッチ)X鈴木みのる 飯塚高史
(試合後)
鈴木「おまえ、本気でよろこんでのか!? オイ!? 本気かっつってんだよ? これがおまえのUWFのプロレスなのか!? これがおまえのUWFかって聞いてんだよ!! オイ? おまえのUWFにはカウント3があんのかよ!? オイ!! どうなんだよ!! テメー、よえぇクセによ、コノヤロー!そろそろよ、おまえ、俺と決着つけねぇか? パートナーなんかいらねぇんだよ! 3カウントもいらねぇんだよ! おまえ、俺と勝負しろよ。やれんのか! ムリなのか、どっちだ!! テメーのプロレスでやってみろ!!」
【矢野、桜庭の話】
矢野「バカヤロー、ゴタゴタ抜かしてんじゃねぇ、オイ。一対一だと言ったな。桜庭の強さ、お前らもよく知ってんだろ、オイ。あとは(桜庭に)聞け」
桜庭「ありがとうございました。えぇ、ルールはどんなんでもいいですけども、あの人(鈴木みのる)にはたぶん負けません。ありがとうございました」
【鈴木の話】「オイ、俺とお前で決着つけるってこれか? これか? エッ、これで何を喜んでんだよ? オイ、何を喜んでんだよ? 違うだろ? 俺の中に眠ってるものと、テメェの心の中に仕舞い込んだもの。それが求めるものはたった一つだろ? オイ、俺とやり合おうぜ。オイ、最後の決着つけようぜ。テメェのプロレス、テメェのUWF見せてみろ。俺にじゃねぇよ、日本のプロレスファンに見せてみろよ」
◇第3試合◇
▼NWA世界ジュニアヘビー級選手権試合/60分1本
[挑戦者]○獣神サンダー・ライガー(9分27秒 片エビ固め)[王者]Xチェーズ・オーエンズ
※垂直落下式ブレーンバスター
☆ライガーが新王者となる
【ライガー、金沢克彦の話】
ライガー「まぁとりあえずは、このベルトは俺の腰にあるってことだ。この先、ノアや海外も、このベルトがある限り行かなきゃいけなくなるだろうけど、俺はまだまだ爆進し続けるよ。天龍さんが『腹一杯になるまでプロレスは辞めるな』と。『途中で復帰することほど、みっともないことはない。腹一杯になるまでやれ』と言われた。俺はそれを絶対忘れない。今、腹八分目。あと少し腹一杯よ。そのあと少しを、獣神サンダー・ライガー最終章として、まだまだ暴れまわりますんで、よろしくお願いいたします。確かに、今のジュニアの選手の動きと比べたら、俺はスピードないかもしれない。だが、キャリアがある。パワーもある。レスリングのテクニックもある。最初の序盤のテクニックで、俺はあのチャンピオンに負けたと思っていない。それは見た皆さんも一緒だ。レスラーなんだから。レスリングが出来てなんぼよ。それが俺の今の強さに繋がってるんじゃないかと、俺自身思うんで。歳のことは皆さん忘れて。ボクと同じくらいのこの業界に入って、記者として頑張ってらっしゃる皆さんも、白髪が生えたりしますけども、関係ねぇ! ここだよ(胸を叩く)! さっきも言った、天龍さんに『腹一杯になるまでやれ』と。辞めるなよ絶対。辞めんなって言う言葉を胸に、一日一日頑張っていきます。ありがとうございました」
金沢「両国で、ライガーの最終章と言ったのは、あえて自分に発破をかけたような形ですか?」
ライガー「ありますし、今言ったように、腹八分ですから。あと二分。どんなものを食べて、お腹一杯になるかもわかんない。そのまま二分のまま走るかもしれない。最終章であって、最終回ではないので、どうなるのかわからない。もしかしたら、明日お腹一杯ってなるかもしれない。このベルトを獲って、お腹一杯じゃないんだ。いろんな未来が開けてきたと思うから。まだまだ突っ走るよ。ベテラン記者、みんなも頑張ろうや。歳関係ないだろ。行こう、俺が見本になる。頑張ろう、Kさん(金沢氏とガッチリ握手)」
金沢「俺?」
ライガー「Kさんさぁ、同期じゃん、ほぼ。頑張ろう」
金沢「はい、Yさん。あっ失礼しました。これなんなの一体?(笑)」
ライガー「いいんだよ。俺は今嬉しいんだよ」
金沢「おめでとうございます」
ライガー「ありがとうございます。それだけ」
◇第4試合◇
▼スペシャル8人タッグマッチ/30分1本
カール・アンダーソン ドク・ギャローズ ○バッドラック・ファレ 高橋裕二郎(9分47秒 片エビ固め)真壁刀義 内藤哲也 本間朋晃 Xキャプテン・ニュージャパン
※バッドラックフォール
◇第5試合◇
▼IWGPジュニアタッグ選手権試合/60分1本
[挑戦者組/SJTT2014優勝チーム]○カイル・オライリー ボビー・フィッシュ(17分29秒 片エビ固め)[第38代王者組]XKUSHIDA アレックス・シェリー
※チェイシング・ザ・ドラゴン
☆TIME SPLITTERS4度目の防衛に失敗。オライリー&フィッシュが第39代王者組となる
【レッドドラゴンの話】
フィッシュ「これが日本で成し遂げた最初の大きな成果だ。もうこれで、謙虚である必要はないだろ? 組まれたすべての相手を倒して、ここまでずっと勝利を重ねてきたんだ。この地位を手に入れるために、これまで言われるがままに闘ってきた。こうやってチャンピオンになったからには、これがこの惑星で最も悪いタッグチームの始まりだ」
オライリー「このタイトルがほしかったらアメリカ東海岸まで来い。俺たちがこうやって遥か遠くまで来てこのタイトルを取ったようにな。だけど俺たちがやっつけるだけだ。このレッドラゴンを抜きにしてベストタッグチームとは名乗らせない。今日、レッドラゴンがタイムスプリッターズを倒してベルトを手に入れた。(フォーエバー)フーリガンズでもヤングバックスでも、ビジネス抜きにしてやってやる。他のどのチームでもいい、このベルトがほしかったらかかって来い」
【タイムスプリッターズの話】
シェリー「俺たちは今日負けてしまった。だが俺たちはジュニアのいろんなタッグチームと闘ってきた。西武ドームではレッドラゴンと闘い、その時は俺たちが勝ったんだ。大阪はラッキーで相手が勝った。俺たちに運がなかった。ベルトは離れてしまったが、必ず獲り返す。レッドラゴン、リマッチを組め。初防衛戦の相手は俺たちだ。アメリカでもどこであっても構わない。オマエハ モウ シンデイル」
KUSHIDA「ハァ、完敗っすね。完敗。夏に2本あったベルトが、すべてなくなりました。けど、失ったものはなにもないっす。得たものしかないっす。強いチームが現れた。また出直して、強くなって奪い返すだけです。俺たちにしか、俺にしか登れない山を登ります。ハァ、完敗っす、今日」
◇第6試合◇
▼IWGPジュニアヘビー級選手権試合/60分1本
[第69代王者]○田口隆祐(15分18秒 片エビ固め)[挑戦者]Xタイチ
※どどん・ジ・エンド
☆田口が2度目の防衛に成功
(試合後、BULLET CLUB登場)
アンダーソン「BULLET CLUBニューメンバー」「ネクストIWGP Jr.ヘビー級チャンピオン」
(ケニー・オメガ登場、日本語でなく英語で田口を挑発、睨みあいとなり、BULLET CLUB退場)
田口「ケニー・・・。アイ・キャント・アンサー・イングリッシュ。バット・マイ・アンサー・イズ! オーマイ&ガーファンクル」
【田口の話】
田口「しょっぱいフィニッシュですいません。ジ・エンド久々に出したら失敗しちゃった、2回。2回とも失敗しちゃった。大誤算。でも、まぁ2回とも失敗したけど、失敗するとね、予測不能な体勢で落とされるから、受け身が取れなくなるっていうね」
――かなり足首を攻められましたが。
田口「はい、足首は攻められましたけどね。他の首は全部大丈夫ですから。あとの首? 全部大丈夫。何首がある? 全部大丈夫。首は大丈夫。タイチのね、真っ黒いマイクを使いもんに……首か、首がダメだね。首と右足首。あとの首は全部大丈夫だから。タイチのパイルドライバー、危なかった。股ぐらに顔を突っ込まさせてね、危なかった。匂いにやられるところだった。でも大丈夫。あれぐらいの匂いじゃ大丈夫。次、オメガでしょ。次オメガ。ケニー・オメガでしょ。BULLET CLUB? 舐めてんのか? 舐められてんのか? オメガだろうがなんだろうがよぉ、舐められたら舐め返す。オメガだろうが、オメガも関係ねぇよ。舐められたら舐め返すんだ、関係ねぇんだ。オメガだろうがなんだろうが、舐めるんだよ。舐められたら舐め返す。それがシックスナインチャンピオン、ペロペロだよ。ペロペロペロのロンペーロンペーですよ。ロンペーロンペー。外国人か、洋モノか、洋モノはちょっと経験ないから、オメガか。オメガ、オメガ、あぁ悔しいでも。最後の最後だな。フィニッシュが、フィニッシュしっかり顔からいかないと、顔からいかないと、フィニッシュ顔にいかないといけないとこを……変なやり方しちまった。フィニッシュがしょっぱかった。まだまだだね。まだまだ、シックスナイン、本物のミスターシックスナインチャンピオンには、ほど遠いということか……オメガ相手に本物になってみせます」
【タイチの話】「田口、そこまでのおめぇじゃないと面白くねぇ。俺がずっと12年間、鬱陶しかった相手。これからも付き合い長くなりそうですね、田口さん。俺らもう30半ばだ。田口さんよ、一緒に頑張ろうか。TAKA、ホセ(デスペラード)、俺、鈴木軍全部やられっちゃったかもしれないけどな、だからといって鈴木軍、終わりじゃねぇぞ。まだまだ終わんねぇぞ。こんな簡単に終わるの、鈴木軍じゃねぇ。見てろよ。まだ鈴木軍がやることから目を離すなよ。これからの鈴木軍から目を離すなよ。誰も予想つかないこと、やっちゃうからよ。楽しみにしとけ」
【BULLET CLUBの話】
アンダーソン「ヘイヘイヘイ、田口って何ておかしなヤツだ。あんなジョークが面白いとでも思ってるのか? あれで俺らを怒らせてしまったな。これから現実として起こることを言うからよく聞いておけ。お前の周りをBULLET CLUBが取り囲む。俺らを怒らせたからにはな。その前にはこれから紹介するBULLET CLUBのクリーナーがいる。彼が次のIWGPジュニアヘビー級チャンピオンになる。そいつの名は、世界でも最も偉大なレスラー、ケニー・オメガだ」
オメガ「俺がBULLET CLUBに入ったことに驚いたか? ここにいるのはみんあ俺の友達なんだ。隠し立てしておくことなんてない。別にだましたわけじゃない。ここに集まったのは、本当のプロフェッショナルレスラーだ。俺たちはあらゆるベルトを集める。そのためにガン(アンダーソン)が俺に近づいてきた。ヤングバックスもそうだ。タグチ、これだけ言っといてやる。BULLET CLUBのこと知ってるな? お前に1度だけ、最初のチャンスをやろう」
AJ「ようこそ、BULLET CLUBへ(と言ってオメガと握手を交わして写真に納まる)」
◇第7試合◇
▼スペシャルシングルマッチ/30分1本
○AJスタイルズ(12分58秒 エビ固め)Xヨシタツ
※スタイルズクラッシュ
AJ「チャンピオンシップじゃないからって、何をしてもいいのか? 俺が彼を知っているって、誰が思ってるんだ? とにかくこの夏の借りは返した。最後に立っていたのは俺だ」
ダモア(GFW副社長)「お前ら見ただろ? アイツをやっつけたところを。あいつの実力では、俺たちのクラスには程遠い」
ジャレット「BULLET CLUBは止められない。闘いは始まっている」
ダモア「このオーサカでアイツをやっつけたんだ。ハッキリ1、2、3と数えられただろ? 俺たち自身でハッキリとカタをつけたんだ」
AJ「ケニー・オメガをニューメンバーとして迎え入れて喜びに浸っているところをぶち壊しやがって! BULLET CLUBがさらにベストなチームになったところをぶち壊しやがって! さらに大きな成功をつかむステップになったところをぶち壊しやがって!」
ジャレット「お前らは何をしたいんだ? BULLET CLUBが一番であることに変わりないんだ」
ダモア「できることなら俺たちを止めてみろ!」
内藤「『G1 CLIMAX』で俺は、AJスタイルズに正々堂々と、真正面から勝ってるんですね。なのに両国、俺じゃなくて棚橋を選んだ。なんでだ、なんでだよ。理由はなんなんだよ。えっ、俺と闘うのが恐いのか? 俺にまた負けんのが恐いのか、AJ。ベルトは落としたかもしれない。でも前チャンピオンで、お客さんのハート掴んでて、いい選手だっていうのは、俺もすっげぇ知ってるんでね。AJ、もう1回シングルやろうぜ。俺も現状満足できないんでね。これを覆すのに、AJ、お前倒せば俺もう1回、上にいけるんじゃねぇかなって。俺はどうしてもIWGPを巻きたいんでね。AJ、どうだ? この程度の相手に負けっぱなしでいいのか? 負けたままでいいのか? AJ、シングルやろうぜ。いい返事待ってるよ、天才」
◇第8試合◇
▼NEVER無差別級選手権試合/60分1本
[第5代王者]○石井智宏(17分15秒 片エビ固め)[挑戦者]X後藤洋央紀
※垂直落下式ブレーンバスター
☆石井が初防衛に成功
石井「ハァハァ、すべて2年前のアイツとのインターコンチから、俺のリベンジは始まってんだよ。どうせ覚えてねぇだろ? だからアイツによぉ、絶対負けるわけにはいけねぇんだよ。ここで負けたらよぉ、また振出しに戻るんだよ。だから負ける気は一切なかったよ。んで見ただろ、試合後。真壁だよ。驚いたか? お前らの思ってるNEVERはよぉ、俺がひっくり返す。俺が違うモノにするって言ったろ。昔あったNEVER、そんなもん今は姿がねぇんだ。俺が持ってるチャンピオンベルトこそ、NEVERなんだよ。だから真壁、IWGPも獲った、『G1』も獲った。俺にとっては絶好の相手だよ。あの真壁が二つ返事OKしたよ。やっぱアイツも俺の試合見て、あぁいう試合がやりてぇんだろ。今までアイツがいろいろ遺恨つくってよぉ、いろんなヤツとやってたけど、俺にはなんの印象もねぇ。俺にはなんにも印象がねぇ。だから真壁、俺が最高の相手になってやるよ。テメェがいっつも言ってる“本物のプロレス”、俺がテメェにみしてやるよ」
真壁「(記者に呼び止められて)ン、なんだよ? (NEVER王座に)挑戦? あの野郎、チャンピオンだろ? 選択権はあの野郎にあんだろ? まぁ、引けねぇよな、あんだけ言ったら。これがホンモノのプロレス? 謳ってくれんじゃなねぇか、この俺様の目の前でよ。上等だよ、この野郎。チャンピオンシップ組め。新日本(のオフィス)に言ってやるよ。チャンピオンが言ったんだ、いいだろ? ぶちのめしてやる。それだけだ」
◇第9試合◇
▼スペシャルタッグマッチ/30分1本
棚橋弘至 ○飯伏幸太(15分56秒 片エビ固め)オカダ・カズチカ XYOSHI-HASHI
※フェニックススプラッシュ
◇第10試合◇
▼IWGPインターコンチネンタル選手権試合/60分1本
[第10代王者]○中邑真輔(17分05秒 片エビ固め)[挑戦者]X柴田勝頼
※ボマイェ
☆中邑が初防衛に成功
(試合後)
中邑が「これで、心おきなく東京ドームに、挑めるぜーー!! だけ~ど、手持ちのカード、柴田で最後。もうない・・・。ジョーカーが欲しいな~。たぎるジョーカーが!! 新日本プロレス・・・『ノー』とは言わせねぇ! 答えは!!イヤ・・・」
(と叫ぶ最中に飯伏が中邑をジャーマンで投げ捨て「イヤァオ!!!!」と挑戦表明)
飯伏、「中邑さん、狂ったのはいます。たぎらす相手、自分じゃダメですか?」
中邑、「ど~しよっかな~!! ・・・飯伏、おまえ・・・(ニヤリ)。もちろん!イヤァオ!!!!」
【中邑の話】
――見事の防衛に成功した、中邑真輔選手です。おめでとうございます
中邑「ハァ、終わっちゃったねぇ、因縁が。もう何年か前も忘れました。大阪で生まれた因縁が、今日大阪で決着したんでしょうね」
――改めて、柴田勝頼選手の闘いぶり、どのように受け止めましたか?
中邑「なんすかね、まぁ周りの思惑、こうあってほしいみたいな柴田像とは、ちょっと違うかな。それは本人は好みだよ、好み。だってリングの上は自由だ。柴田の求める姿が今なら、今。変化を求めてくれるかもしれない。もちろん俺は刺激、変化、ゴッチャゴッチャ」
――奇しくも10年前の大乱闘が起こった場所と同じ大阪でした。ほんの少しでも、中邑選手の中であの時の記憶というのは蘇りましたか?
中邑「過去ほじくったって、ほんの小さな慰め。今だよ、今。今の柴田に勝ちたかったんだもん。まぁその代わり、手持ちカード全部失っちゃいました」
――その中で出てきたのが、思いもよらない飯伏幸太選手でした。いきなりのジャーマンどうでしたか?
中邑「いや、ヤバいヤツがほしかったんでね。ヤバいヤツなんでしょ? 知ってるっしょ、岡本記者。ヤバさを? まぁ突飛な行動よりも、リング上でのヤバさを求めたいとこだね。ヤバい試合できんじゃないの」
――去年の夏にベストバウトを獲得したカードと同じカードが、1.4東京ドームで行われることについてはいかがですか?
中邑「ハードル上がってんの? ハードル上げてんの? 関係ねぇ。言ったでしょ、今。今すら、明日になったらわかんない。出来ないことも出来るようになるかもしれない。楽しみですね。まぁ今更試合順は、四の五の言っても変わらないでしょう。ミラクルは起きねぇ。ただねぇ、IWGPと違う輝きを、このベルトには求めてきた。それが1月4日、インターコンチネンタル選手権……イヤァオだ」
【飯伏の話】
飯伏「いやぁ、久々に狂えますね。これでドームでできるんですか?自分は(新日本との)ダブル所属になって、目標はやっぱり最初は勝つことだったんですけど、結果としては一応、残してきたと思ってるんで。あとは中邑さんに挑戦したかった。これが一番自分にとって滾らせてくれるからと思ったんで。ここしかないんで、チャンスは。今日しかないと思って」
――このタイミングで対戦表明すれば東京ドームも見えてくると?
飯伏「いやもう、やりたいと思った時にやる。東京ドームでやらせてほしい。いや、やります」
――過去、中邑選手とは1度だけシングルマッチで対戦しました。飯伏選手はいろんな場所で、いろんな選手と闘ってきましたが、中邑選手とのたった1度の闘いはその中でも特別な思いが今でも残っているんですか?
飯伏「そうですね。結果としては(年間)ベストバウトに選ばれたのが大きいというのもあるんですけど、あの時とはまた違った試合がしたいし、まぁ、あれができたのもこのボディメーカーコロシアムなんで、変な感じですね。滾ってますね、自分。非常に滾ってます」
――リング上での叫びは?
飯伏「もう、MAX。実現したら最高ですね。絶対、持っていきます。次は(東京ドームで)勝って叫びたいですね」
今日は新日本プロレス大阪ボディーメーカーコロシアム大会を観戦、10月21日に同会場の第二競技場でNOAH、1日鈴鹿で大日本プロレスと観戦して、今回の新日本と3週連続の観戦となった。
13時半頃に会場へ到着するも、会場前に設置されたグッズスペースの前は長蛇の列となっている、既に前売りも完売して当日券なしと発表されていたが、まざまざと新日本の活気力を見せつけられてしまう。また開場となってからは会場内へ入るも中央からの入場ゲートなし、ひな壇も設置されるフルサイズバージョンの大ホール、おまけに東西南北の二階席も開放されて観客もギッシリの札止め、まちがいなく2日のDRAGON GATEより入っているだろう、これは大阪ボディーメーカーコロシアムでは納まりきれないと思っていたところで来年7月5日に大阪城ホールでの開催を発表・・・新日本プロレスのパワーをまざまざと見せつけられてしまった。
今回のメインは自分的注目試合である中邑vs柴田、試合は静かな攻防でスタート、そして柴田がコブラツイストから仕掛けると喧嘩腰に攻め、中邑も怒り柴田のフィールドへと飛び込むかと思いきや、柴田の突進をキチンシンクで迎撃、そしてバイブレーション式踏み付けを念入りに敢行した、7月の試合では柴田が中邑ワールドを拒絶しまくって勝ったが、今回は強引にでも中邑が自身の世界へと引き込もうとしている、またキチンシンクを多用して柴田のスタミナも奪う。
柴田がパロスペシャルやネックチャンスリーを繰り出すも、PKは中邑はしっかりマークしていたのか、かわしてジャンピングカラテキックを浴びせる。
終盤から柴田のスリーパーを凌いだ中邑がジャンピングボマイェを炸裂させると、柴田は張り手、中邑はナックルと激しい打撃戦となり、柴田は燕返しから、go2sleepを炸裂させるがPKにはすぐ移行出来ず、この隙を突いた中邑が後頭部へボマイェ、スライディングボマイェ、ボマイェと畳みかけ3カウント、今回は自身の世界をしっかり見せつけた中邑が10年越しのリベンジを達成した。
試合後には挑戦者不在で挑戦者を募っているところで飯伏が乱入して投げ放しジャーマンで襲撃し「イヤァオ!!!!」で挑戦表明を果たした、中邑vs飯伏は昨年8月のG1公式戦で実現し中邑が飯伏に潜んでいる狂気を引き出した上で勝利を収め、昨年度のプロレス大賞ベストバウトを受賞した。飯伏もヘビー級へと転身したことで、そろそろベルトが欲しくなったということか・・
ヨシタツの凱旋マッチとなったAJ戦、序盤はグラウンドでリードと思っていたが、AJも初対決ということで出方を伺っていたのか、一方のヨシタツはロープワークにしろ動きが固い、攻めているが動きの固さが目立っていた。次第に固さが取れていったところでWWE時代に使用していたコーナー最上段からのニールキックは炸裂させるが、再びコーナーへ昇ったところでジェフ・ジャレッドの介入に遭い、最後はAJがスタイルズクラッシュを決め勝利となるも、ジャレッドの介入がなくてもAJが勝てていた試合だった。試合後はAJ、ジャレッドがヨシタツを袋たたきにしているところで棚橋、内藤、本間が駆けつけ、内藤はAJに宣戦布告して乱闘となり、ヨシタツから試合の主役を奪い取った、内藤自身もIWGP戦線から交代してしまい、そこでヨシタツが帰ってきたことで、“このままでは主役の座から遠のいてしまう”と意識しての自己主張なのか、またヨシタツもAJを踏み台にするつもりが甘かったということか、またヨシタツの相手がアンダーソンや裕二郎あたりだったらもっと違ったものになっていたかもしれない。
NEVER選手権の石井vs後藤は今大会のベストバウト、この二人は何度対戦しても外れはないし、よく考えれば場外乱闘は一切なく、ど真ん中で何度もぶつかり合っていた。試合は石井が垂直落下式ブレーンバスターで3カウントを奪い勝利、最初は後藤がなぜNEVER王座なのかと疑問に思っていたが、若手主体でスタートしたNEVER王座が石井によって“ど真ん中”プロレスの象徴へと変わり権威を挙げてしまった。次期挑戦者には途中から後藤のセコンドについた真壁が浮上した。
IWGPジュニアヘビー級選手権はタイチが同王座初挑戦、タイチはTAKA、デスペラードの介入、テーブル貫通式のパイルドライバーと反則スレスレの攻撃を繰り出して勝ちに出ていた、レフェリーをKOして無法地帯を作り上げるが、TAKAとデスペラードは田口が排除するも、タイチは急所蹴りからタイチ式外道クラッチで勝負に出る、しかしクリアすると焦ったタイチはマイクスタンドを持ち出すと田口が延髄斬りで迎撃てから田口が猛ラッシュ、最後はどどん・ジ・エンドで3カウントを奪い王座防衛。
試合後には鈴木軍に代わりバレットクラブが乱入、アンダーソンがかねてから予告していた新メンバーを紹介すると、DDTから新日本へ移籍したケニー・オメガがバレッドクラブ仕様で現れ田口に挑戦表明した。
ケニーは全日本プロレスで世界ジュニア王者となった際にも、敵地を意識してヒールの試合運びをしていたが、それを考えるとバレッドクラブ入りは必然だったということか。
IWGPジュニアタッグ選手権は今回のROHチーム・レッドドラゴンはタイムスプリッターズの動きをしっかり研究していたのか、スプリッターズの流れにもっていかせない、レッドドラゴンはNOAHで元レギュラーで日本慣れしているフィッシュが司令塔になってオライリーを上手くリードしている。なかなか自身のペースにもってこれないスプリッターズがKUSHIDAがオライリーにホバーボードロックを決めるもフィッシュがカットされるとレッドドラゴンの流れとなり、最後はフィッシュが雪崩式ファルコンアローから合体技チェイシング・ザ・ドラゴンで3カウントを奪う王座奪取、フィッシュもNOAHを通じて日本には何度も参戦したがベルト獲得はおそらく初だろう。
試合後はヤングバックス、フォーエバー・フーリガンズが挑戦に名乗りを挙げ、スプリッターズも再戦の意思を示したため4WAYでの選手権が濃厚となった。
NWA世界ジュニアヘビー級選手権はライガーがオーエンズの地味ながらも試合運びの上手さで苦しむも、垂直落下式ブレーンバスターの連発で王座奪取、ライガーは何度も最終章という言葉を使っているが、コメントを見るだけでも再び海外へ出たくなったということか、ライガーの旅は最終章となってからもまだまだ続くような気がしてならない。
第2試合の桜庭、矢野vs鈴木、飯塚。この組み合わせも何度もやっているが、最初は鈴木の仕掛けの前に桜庭がどう返していいのか戸惑っていたものの、何度が対戦しているうちにスイングしていっている。
張り手合戦から鈴木がスリーパーで桜庭を捕獲し、ゴッチ式パイルドライバーを狙うも、桜庭がキドクラッチで丸め込み逆転3カウント、まんまとしてやられた鈴木も怒ってしまい、UWFの三文字を出して桜庭との完全決着戦を要求した。
最後に今回は永田裕志、小島聡がNOAHのグローバルリーグ出場(明日更新します)天山広吉、中西学も出場せず、第三世代が不在でも新日本は超満員札止め、新しい風景なのか、時代の流れを感じさせてしまう。
おそらく今年の新日本観戦も今年で最後、来年は東京ドームを皮切りに7月の大阪城ホールまで、新日本はどんな新しい風景を見せてくれるのだろうか・・・超満員札止め!お客様に感謝m(_ _)m #njpw #njpst pic.twitter.com/1gpPmbantE
— 新日本プロレスリング新日企画 (@njkikaku) 2014, 11月 8こじんまりと祝勝会。 http://t.co/vDXTjusWUW
— Shinsuke Nakamura (@ShinsukeN) 2014, 11月 8Game Changer pic.twitter.com/WaVukNkNml
— theBadBoy_TamaTonga (@Tama_Tonga) 2014, 11月 8PR -
タイチが田口の右足を破壊!後藤革命提唱も新日本本隊の主役は…?10月25日 新日本プロレス「Road to POWER STRUGGLE」10月25日 後楽園ホール 2015人 超満員札止め
<コメント、アピールなどは新日本プロレス公式HPより>
▼20分1本
○鈴木みのる 飯塚高史 TAKAみちのく(10分14秒 サクラバロック)矢野通 YOSHI-HASHI X外道
◇第2試合◇
▼20分1本
真壁刀義 内藤哲也 ○飯伏幸太 本間朋晃 キャプテン・ニュージャパン (13分12秒 片エビ固め)カール・アンダーソン ドク・ギャローズ バッドラック・ファレ 高橋裕二郎 Xタマ・トンガ
※フェニックススプラッシュ
◇第3試合◇
▼「Super Jr. Tag Tournament 2014」1回戦/無制限1本
○カイル・オライリー ボビー・フィッシュ(10分21秒 片エビ固め)BUSHI Xマスカラ・ドラダ
※チェイジング・ザ・ドラゴン
◇第4試合◇
▼「Super Jr. Tag Tournament 2014」1回戦/無制限1本
○タイチ エル・デスペラード(12分19秒 片エビ固め)X田口隆祐 フエゴ
※雪崩式ブラックメフィスト
【タイチ、デスペラードの話】
タイチ「はい。はい」
デスぺラード「オイ!どうだ!キレイに3つ獲ったぞ!オイ。次の挑戦者だ!」
タイチ「はい。そうですね。」
デスぺラード「お?」
タイチ「へへっオイ。どうだ。田口、しかたねぇからよぉ、オメェがよぉ『あたしゃ認めねぇよ!』とか言ってっからよ『認めねぇよ』とか言ってる場合じゃねぇだろオマエ。もう認めるしかねぇな!オメェそうやって、ふざけてばっかりいるからよ、奥の手出しちゃった!30年振りに出したよ。過去に食らったのは!あの『プリンス・デヴィット』だけだ。あの技は。そん時はアイツはアレ食らって、欠場して、スーパージュニア出れなくなったんだよ。それぐらいの破壊力あんぞ。アイツもぶっ壊れちゃったからな。オイ、田口。どうだこれで。もう逃げれねぇな!やるか?やるしかねぇな!TAKAがダメ、ホセ(デスぺラード)もダメだった。満を持して俺の番だよな。この2人ができなかった事を俺がやってやろうじゃねぇか。それとよ、何でオレが今まで(IWGPのベルトに対して)動かなかったか、田口がチャンピオンになるのを待ってたんだよ。意味わかるか?アイツはな、オレがデビューした時からウザってぇ存在だったんだよ。アイツとは年齢も学年も一緒。キャリアなんて10日しか変わんねぇよアイツとは。それなのにアイツはこっちでは目立ちやがって。アイツがウザかったんだよ。ずっとな。こうしてアイツがチャンピオンになるのを待って、オレが引きずり落とす。それがやりたかったんだよ。TAKAとホセができなかった、こいつらの分も。オレが…やってやるぜ。コイツ等は兄弟だから。できなかったことをオレがちゃんと、責任を持ってケツ持ってやるよ。な」
デスぺラード「お願いします」
タイチ「もうトーナメント、まぁ適当にやろうぜ。どっちでもいいんだよこんなもんは。田口さえ壊したからな」
デスぺラード「もう仕事終わっちゃったよ」
タイチ「あぁホントだよな。次誰だか知んねぇけどなんでもいいわ。燃え尽きた。はは」
デスぺラード「もう!?」
タイチ「まずよ!もう逃げんなよ田口。早く新日本、(田口とのタイトル戦を)組め。納得いっただろ俺でも。な?すぐ組め」
デスぺラード「早く組まねぇと、シリーズ初日で燃え尽きてんだろ。ちゃんと仕事させてくれ。アレを」
【田口の話】
田口「燃えちゃったから。燃えちゃった。燃えちゃったんだ。タイチ、やるならやってもいいけど、1人で来てくれ。1人でないと負けちゃうから、3人でやられたら。いくらなんでも、2人は相手できるけど、ちょっと3人は相手できないかな。ちょっと……未体験」
◇第5試合◇
▼「Super Jr. Tag Tournament 2014」1回戦/無制限1本
○マット・ジャクソン ニック・ジャクソン(8分32秒 片エビ固め)獣神サンダー・ライガー Xタイガーマスク
※モア・バング・フォー・ユア・バック
◇第6試合◇
▼「Super Jr. Tag Tournament 2014」1回戦/無制限1本
○ロッキー・ロメロ アレックス・コズロフ(15分43秒 片エビ固め)XKUSHIDA アレックス・シェリー
※コントラクトキラー
【フォーエバー・フーリガンズの話】
ロメロ「いつもこの後楽園ホールに来ると世界で一番最高のファンに会えるんだ。それが本当に嬉しい。この会場に入るとそういうベストのファンの声援を肌に感じるんだ。闘う相手の“The Young Bucks”と“TIME SPLITTERS”コイツらは確かに強敵だが、コイツらを倒してオレ達が最強であることを示す。それに最適なのが後楽園ホールだな!」
コズロフ「今日の試合の結果を見ただろ?IWGPのチャンピオンチームを倒した!だからこそオレ達がNo.1のチームって言えるのさ!このトーナメントを勝ち進んで、タイトルも獲ってやるよ!まずはROHの2人をイチ・ニ・サン・シバクゾ!で倒してやるよ。そして必ずこのトーナメントのチャンピオンさ!イチ・ニ・サン・シバクゾ!」
ロメロ「イチ・ニ・サン・ナカスゾ!イチ・ニ・サン・フォエバー!フォエバー!!フォエバー!!!」
【タイムスプリッターズの話】
(KUSHIDAが床に倒れこむ。)
シェリー「俺たちがチャンピオンになって4か月だ。この期間、様々なタッグチームと闘ってきた。ヤングバックス、鈴木軍、レッドドラゴン。ヤングバックスとフォーエバーフーリグンズとは3回も闘ってきた。そして先週はカナダで試合をして、俺たちは新日本プロレスを世界に広げている。今夜のフォーエバーフーリガンズは良かった、今夜だけな。タイムスプリッターズが新日本プロレスでベストなタッグチームだ。そしてKUSHIDAが誰も成し遂げたことのないIWGPジュニアのレジェンドになる。俺たちが最強だ」
◇第7試合◇
▼スペシャル6人タッグマッチ/30分1本
棚橋弘至 ○後藤洋央紀 柴田勝頼(25分52秒 片エビ固め)中邑真輔 オカダ・カズチカ X石井智宏
※昇天・改
(試合後)
後藤「革命はもう始まってるぞ! これからはCHAOSじゃない。BULLET CLUBでもない! この新日本プロレス本隊の、大逆襲が始まるぞ! 応援よろしくお願いします! ありがとうございました!」
【棚橋、後藤の話】
棚橋「これが後藤の革命のね、ひとつの開幕戦の形。まぁ俺はどんなときでも、小さい頃から、自分から歩み寄ってくるタイプだから。結局、そっちのほうが早いから。今シリーズなにやら、凄く楽しみです」
後藤「ありがとうございました。本隊の第一部、これから見せていきますから。もうGHAOS、BULLET CLUBの前座とは言わせねぇよ。ほんと今にみてろコノヤロー。以上」
――NEVER王者の石井選手に勝利しましたが。
後藤「NEVERねぇ、まぁ特に興味がないって言ったら嘘だけどね。ただ石井には興味があるね。ベルト(のこと)は思ってない。石井には興味ある」
【中邑、オカダ、石井、外道の話】
中邑「渦中の人!このベルトはな、ヤバいヤツ欲してるんだヤバいヤツを。オマエがそのヤバいヤツになれっかな?」
石井「また後藤か!また後藤が邪魔しやがったな!必ず落とし前つけてやるよ。いっちょやるかゴラ!オイ逃げんじゃねぇぞゴラオイ!勝ち逃げはさせねぇ!痛ってぇ…!!あの野郎、後藤革命!?見せてもらおうじゃねぇか!」
オカダ「まぁ正直、棚橋さんに関しては、特にありません。1月4日まだまだ時間あるから。もっともっとオレをアツくさせて下さい。まだまだ。まだまだ。全然。そんなもんか久しぶりの棚橋さんは。なんも変わってねぇな。進化、止まっちったな!まぁ頑張ってください棚橋さん」
外道「オイ、くすんだ太陽にはよオイ、この日だ!(※権利証入りのアタッシュケースを見せつける)この日によ!キッチリ沈んで貰うぞコノヤロー!」
新日本の新シリーズが開幕、今シリーズでは「Super Jr. Tag Tournament 2014」が開催され、1回戦ではフエゴと組んでエントリーした田口はタイチ、デスペラードの鈴木軍と対戦、鈴木軍は田口が10月13日両国で痛めた右脚に集中砲火を浴びせ、TAKAみちのくも介入して徹底的に田口の右脚を痛めつける。
劣勢の田口組はフエゴが空中戦で盛り返し、田口もタイチにジャンピングヒップアタックを連発するが、アンクルホールドを決めると、タイチが逆にアンクルホールドで切り返し、デスペラードがIWGPジュニアベルトを奪ってタイガー服部レフェリーを引きつけている間に、TAKAが田口にハイキックを浴びせると、デスペラードがベルトで一撃から、タイチが雪崩式ブラックメフィストで3カウントを奪い鈴木軍が準決勝に進出、そしてタイチは改めてIWGPジュニアベルトを奪って自分の物のように扱い挑戦をアピールする。
IWGPジュニアタッグ王者のタイムスプリッターズはフォーエバーフーリガンズと対戦、スプリッターズは場外のフーリガンズに同時トペを狙うが自爆、ここからフーリガンズはスプリッターズを分断して主導権を握る。
スプリッターズも得意の連係で反撃するが、I-94が阻止されるとKUSHIDAがコズロフにホバーボードロックを狙ったところでコズロフが担いでコンタクトキラーが決まり3カウント、フーリガンズが準決勝に進出、スプリッターズはまさかの1回戦敗退となる。
またフィッシュ、オライリーのROH代表チームがBUSHI組を、ヤングバックスはライガー組を破り準決勝に進出した。
メインは棚橋が柴田、後藤と組み中邑、オカダ、石井のCHAOSと対戦。11月8日大阪でインターコンチネンタル王座をかけて対戦する中邑と柴田は、中邑が押し込んで脱力ブレークを見せれば、柴田も押し込んだ際に脱力ブレークを見せるなど火花を散らす。
試合はCHAOSが後藤を捕らえ、石井が追い詰めにかかるが、棚橋と柴田のカットや援護を得た後藤が石井をラリアットから昇天・改で3カウントを奪い、試合後は本隊の団結、後藤革命をアピールし、今まで敵対していた真壁と握手をかわした。
後藤の考える革命とはCHAOS、BULLET CULBに対抗するために本隊が団結することなのだろうが、だからといって今回の試合の主役は後藤であっても、本隊の主役には充分なり切れてない。
後藤革命は後藤自身が新日本全体の主役を奪い取るものでなければならない、棚橋が冷ややかなコメントを出しているのは、後藤が本隊をまとめても主役にはなれないというものなのかもしれない。 -
2015年1月4日、東京ドーム大会のメインは棚橋vsオカダのIWGPヘビー級選手権に正式決定!
<新日本プロレス公式HPより>
会場には、前日の「KING OF PRO-WRESTLING」両国国技館大会で、第60代IWGPヘビー級王者のAJスタイルズを破り、第61代IWGPヘビー級王者に輝いた棚橋弘至と、内藤哲也を退け、東京ドーム・IWGPヘビー級王座挑戦権利証争奪戦を防衛したオカダ・カズチカが出席。
菅林直樹会長の口から、1.4東京ドーム大会の第1弾カードとして、IWGPヘビー級選手権・棚橋弘至vsオカダ・カズチカが正式にアナウンスされた。
なお、菅林会長によると、「来年の東京ドーム大会のファンクラブ先行予約、及びチケット超先行発売は、昨年の2倍強の売れ行き」と、例年を上回る好ダッシュとのこと。
また、昨年好評だった、1.4東京ドームの前日の1月3日(土)ディファ有明の新春イベント、さらにドーム翌日の1月5日(月)後楽園ホール大会「NEW YEAR DASH!」の開催も発表された。
■(挑戦者/G1 CLIMAX 24優勝者)オカダ・カズチカのコメント
「ちょうど1年前、両国で棚橋さんと完全決着戦やりました。それから、棚橋さん『さらばIWGP』と言ってましたけども、まさかこういう形で、再開すると思わなかったし、また東京ドームで挑戦するとは思ってもいませんでした。ボクは完璧にAJだと思ってました。まぁ去年、棚橋さんに挑戦して負けてますし。今年の1.4はボクがチャンピオンでしたけど、結局はメインイベントではなかったので、しっかり今回はメインイベントでベルトを獲り返して、くすんだ太陽には沈んでもらいます」
■(第61代IWGPヘビー級王者)棚橋弘至のコメント
「100年1人の逸材、棚橋弘至です。ありがとうございます。チャンピオンに戻ってきました。オカダにしてみたら、AJにベルトを獲られて、そのあと取り返せずにっていう中で、きっとね、自分で取り戻したかったとは思うんですけども、まぁね、そうはうまくいかないと。棚橋はしつこいと。今、オカダの言ったように、オカダの中にはね、自分で獲り返せなかったものとか、去年メインを奪われたこととか、いろいろ闘う理由はあると。じゃあ俺はなにか? IWGP、昨日で7回目、連続最多防衛11回、通算防衛27回。IWGPのすべての記録を、俺が塗り替えました。オカダはいいですけど、いいですけど、この数字、そしてこの新日本マット界の現状、俺が言いたいのは、今2014年、そして来年2015年、俺がベストです」
■質疑応答
――いま棚橋選手の言葉にもありましたが、すべてのIWGPの記録を更新してきたわけですが、そのあたり含めてベルトに対する想いをお願いします。
オカダ「まぁ、今ちょっと気になったのは、最多戴冠記録7回ってのは気になりましたね。ってことは6回負けてるってことですよ。まぁ7回目負けますんで、その7回が最後になるか。最多防衛は軽くボクが抜きますし、通算防衛なんて、どんどんボクが防衛していけばいいだけなんで、その辺は気にせず、ボクがしっかり新日本プロレスを、照らしていきます」
――両国のメイン後、ファンから棚橋選手に大きな声援が向けられていましたが、その点に関しては?
オカダ「いや、棚橋さんのほうがあったんじゃないですかね、反応は。それは昨日、チャンピオンになって、その反応があっただけだと思いますし。それはドンドン東京ドームに向かって時間が経つにつれて、反応が変わってくると思うので、まぁ皆さん、楽しみにしておいてください」
――棚橋選手、ファンから「おかえり」と大声援で迎えられた時の率直な感想をお願いします。
棚橋「ファンの方が、棚橋のプロレスラーという生き方を、凄いねぇ見ていてくれたんだなぁと思って、ホントにグッときました。その2014年ってのも、もちろんそうなんですけど、俺って結構浮き沈みがね、結果でなかったりとか、いろんなところで人生で、レスラー人生において浮き沈みがあって、そういったところでね、ファンの皆さんが自分のね、人生だったりを重ねて見てくれてるというか、プロレスラーとして生きてる中で、そういうところがスゲー喜びだし、昨日の声援も凄く、改めて言いますけど、感動しました」
――オカダ選手は短い期間で、スターダムに駆け上りましたが、棚橋選手から見て、ここだけはオカダ・カズチカには負けていない部分はありますか?
棚橋「うーん……オカダが凱旋して、俺からベルト獲って、常に高い位置で走り続けてる。もちろんファンの期待もあるし、会社の期待もあるだろうし、高い位置でずっと走り続けてる。それが普通に出てしまう、彼のポテンシャルってのもスゲーんですけど。といろいろ長々しゃべりながら、勝ってるところを考えたんすけど、これはほんとにね、諦めずに生きてる点だけは、負けてないっすね。いろんなところの能力で、例えば1個1個の能力ですべて負けてたとしても、結果負けるとは限らないっていうことがきっとあるし、そういう生き方も、素敵だなと思ってますから」
――改めて、お互いの存在は、ライバルなのか、運命の相手なのか、どのようにとらえてますか?
オカダ「棚橋さん? ただの先輩の1人っすね」
棚橋「そういう何かを当てはめてくくるには、ちょっと年齢が離れすぎれるんすよね。11個違うと。ボクはね、この間、イギリス・ドイツ行ってきて、いろんな若い選手と話して、そういう若い選手に『お前たちは未来だよ』って言ってね、先輩風を吹かして、話し掛けてきたんですけど。未来が約束されてるんですよ。そんな中で、同じ時代に生まれて、現在進行で生きてる。これはね、ほんとにこれからというかね、『どっちが新日本の顔なんだ』と、『ハッキリさせてくれよ』っていうところが、一番大事なんじゃないかなと思います」
――昨日、棚橋選手のマイクで「世界一の会社にする」という発言もありましたが、新日本最大のビッグイベント、1.4東京ドーム大会をどのように位置づけていますか? そのメインを飾る意気込みは?
オカダ「そうですね。まぁ正直、ドームに関してはいい思い出がないので、今年はいい東京ドームにして、またカードとしては相手が誰だろうと、ボクがいるだけで十分だと思います」
棚橋「昨日、リング上でマイクを持ってしゃべろうと思ったら、たまたま目の前に、木谷会長が見えたんで、そういうタイミングもあったしね、『世界一にしたい』っていう気持ちは嘘じゃないです。来年の東京ドームはなんと、日曜日開催です。これね、ちょっと大きく書いといていただいて。7年待ちましたから。7年に一度の東京ドーム。まぁ閏年があるんでちょっと違ってきますけど、そういう日程にも恵まれてますし、東京ドーム、これで5年連続メインなんで。やっぱ会社からの期待っていうのも、きっとあるだろうし、ベルトを持ってるタイミングで、ドームを迎えるっていう、俺の運もあるだろうし、そういった中での来年ドームなんで。ビジネス、プロレス界、ドンドン盛り上がってきてますんで、その勢いを止めないように、さらに盛り上げます!」
――棚橋選手が5年連続で東京ドームのメインを張り、そのうち過去4年棚橋が勝って、「愛してま~す」で締めて、1.4は恒例化になってますが、その点に関しては?
オカダ「そうですね。しっかり東京ドームで勝って、新日本プロレス・イコール・オカダというよりも、プロレス・イコール・オカダにしたいと思ってますので、しっかり勝って、外道さんのマイクで……いや、ボクのマイクで締めたいとな思います」
■『POWER STRUGGLE』
11月8日(土)17:00~
大阪・大阪府立体育会館~BODY MAKER コロシアム~
●60分1本勝負
IWGPインターコンチネンタル選手権試合
<第10代王者>中邑真輔VS<挑戦者>柴田勝頼
●30分1本勝負
スペシャルタッグマッチ
棚橋弘至&飯伏幸太VSオカダ・カズチカ&YOSHI-HASHI
●30分1本勝負
スペシャルシングルマッチ
ヨシタツVS AJスタイルズ
新日本プロレスが会見を開き、2015年1月4日東京ドーム大会のカードが発表されたが、発表されたカードは棚橋vsオカダのIWGPヘビー級選手権のみだった。
これはPRIDEでもあったがメインカードは発表して、残りのカードは追々発表というのはある意味常套手段みたいなもの、また11月8日の大阪大会のカードも発表されたが、大阪大会が終わらないことにはまだ残りのカードは発表できないということだろう。
大阪大会は予想通りに中邑vs柴田のインターコンチ戦とヨシ・タツの帰国第1戦がラインナップされたが、ヨシタツの初戦がいきなりAJとはWWE帰りということで破格な扱い、なおヨシタツの新日本での扱いは現時点では不明、本人もアメリカで4つも王座を奪取し、またアメリカでの活動も継続したい意向ももっていることから、当面の間はフリーというスタンスか、ただ気になるのは10月11日のTNA日本公演をもってTNAを離脱しバレッドクラブに戦線布告したTEAM 3Dがどこで登場するのか、また昨日のジュニア選手権でのデスペラード戦で足を骨折したとされる田口隆祐がどうなるのか、タイチが挑戦表明をしているが、田口の検査結果次第ではジュニア選手権が組まれるかどうかもわからない。
気が早いかもしれないが1月4日のドーム大会はどんなカードが組まれるのか? -
強力助っ人にヨシ・タツ登場!棚橋弘至がIWGPヘビー級王座奪還・・・陽はまた昇った!
10月13日 新日本プロレス「KING OF PRO-WRESTLING」両国国技館 9100人 超満員札止め
<コメント・アピールなどは新日本プロレス公式HPより>
◇第1試合◇
▼スペシャル8人タッグマッチ/30分1本
真壁刀義 永田裕志 ○飯伏幸太 本間朋晃(7分48秒 片エビ固め)カール・アンダーソン ドク・ギャローズ バッドラック・ファレ Xタマ・トンガ
※フェニックススプラッシュ
◇第2試合◇
▼NWA世界ジュニアヘビー級選手権試合/60分1本
[王者]○チェイス・オーエンズ(7分02秒 エビ固め)[挑戦者]XBUSHI
※パッケージドライバー
☆オーエンズが防衛に成功
(試合後はブルース・サーブ会長が獣神サンダーライガーを挑戦者に指名し、背広姿のライガーが登場)
ライガー「ミスターチャンピオン、コングラチュレーション。アイ・ノウ・ユー・ストロング。エブリバディ・ノーズ・ユー・ストロング。バット・アイムソーリー。アイム・ベリーストロング、次の挑戦者は俺でいいか?両国の皆さん! ライガー最終章! もう1回、シングルのベルトを巻いてみたくなりました。“ガチ”で獲りに行きますので、応援よろしくお願いします!」
【サーブ会長とオーエンズの話】
サープ社長「ジュウシン・ライガー!次の“NWA世界ジュニアヘビー級”の挑戦者は獣神サンダー・ライガーに決めたぞ!ライガ―!オマエだ!!リング上で言った通りだ。ライガ―を必ず“クラウン・ジュエル”のチェイス・オーエンズがマスクを剥いでやるよ!」
チェイス「ライガ―は世界的に有名で、レジェンドな選手だ。彼が次の挑戦者になってくれて誇りに思うよ」
サープ社長「間違いなく約束する!世界的レジェンドのライガ―をチェイス・オーエンズが倒してマスクを剥いでやるからな!ワカリマスカ!!?」
【BUSHIの話】「ハァハァ、NWA世界ジュニア……ベルト……届かなかった。負けてね、言う権利は全然ないと思うけど、もう一回やりたい……もう一回。試合では負けたけど、俺は終わってない……終わってないよ。むしろこっから始まります。こっから始まるよ。這いつくばって、チャンスを獲って、必ずもう一度ベルトに辿りついて、浮上してみせます。以上です」
【ライガーの話】「まぁライガーもそんなに現役は長くないよ、年齢的にも、キャリアでもわかるように。ただシングルのベルト、世界のベルト、もう一回腰に巻いてみようかな。巻いてみたいな。思うようになりました。これでシングルのベルト巻くとね、IWGPジュニア挑戦というのも見えてくる。やはり棚橋選手はIWGPのヘビーをどうしてもと言ってますけれども、ボクはIWGPのジュニアのベルトを、シングルのベルトをどうしてもという気持ちがありますんで、改めて対戦表明したいと思います。よろしくお願いします」
◇第3試合◇
▼NWA世界タッグ選手権試合/60分1本
[挑戦者組]○ランス・アーチャー デイビーボーイ・スミスJr.(11分22秒 エビ固め)[王者組]天山広吉 X小島聡
※キラーボム
☆天山&小島組が5度目の防衛に失敗、アーチャー&スミスJr.組が新王者となる
【天コジの話】
天山「アァ、クソッ。オイ、コジ、お前何年プロレスやっとんねん、オラ。どこ見てラリアットかましとんねん。オイ、あんなもんで終わってまうやろ。オイ、ふざけやがって。もう終わりやな、やってられるかって。オイ、コジよ、よう練習しとけって。、タココラ!」
小島「(数分間の沈黙を破り)なんも言えねぇ……」
◇第4試合◇
▼スペシャルタッグマッチ/30分1本
桜庭和志 ○矢野通(5分30秒 赤霧)鈴木みのる X飯塚高史
◇第5試合◇
▼IWGPジュニアタッグ選手権試合3WAYマッチ/60分1本
[第38代王者] ○KUSHIDA アレックス・シェリー(18分56秒 ジャパニーズ・レッグロール・クラッチ)[挑戦者]ロッキー・ロメロ Xアレックス・コズロフ
☆KUSHIDA&シェリー組が3度目の防衛に成功 もう1チームは[挑戦者]マット・ジャクソン ニック・ジャクソン
◇第6試合◇
▼IWGPジュニアヘビー級選手権試合/60分1本
[第69代王者]○田口隆祐(12分12秒 アンクルホールド)[挑戦者]Xエル・デスペラード
☆田口が初防衛に成功
【田口の話】
「なんだ、鈴木軍、オイ。聞きたいか? 言わせたいか? オーマイ&ガーファンクル。このオーマイはオーマイ&ガーファンクルの言い方だ、クソ。乱入か? お家芸か? お家芸したいのか? オーマイ&がーファンクルだ。ワシはお得意様か? お得意様呼ばわりか? オイ、お家芸? 乱入? 乱入したから挑戦権認められると思ったら大間違いだ。そんなのは許さねぇぞ。認めない。あたしゃねぇ、認めない。あたしゃねぇ、認めないねぇ、そんなもんは。お天道様が認めても、あたしゃねぇ、認めないよ(浅香光代氏のモノマネで)。ほんとにアイツら認めない。あの二人が挑戦権、実行委員が認めても、あたしゃ、認めない。どんたけだよ、ほんとに。どんたけだっつうの。どんたけ~だよ。アイツらどんたけ~だよ。そりゃIKKOさんも出てくるよ。IKKOさんもそりゃ言うよ、どんたけ~って。IKKOさんより言うよ。IKKOさんより言ってやるよ、どんたけ~。どんたけ~だよ。クソ、試合は自分がケツ、ガバガバにしてやるって、ケツをいわしてやるって言ったら、逆に自分が喰らっちゃって。明日は我が身だよね。明日は我が身っていうオチ。効いたよ。なんだありゃ、タイチ。小ざかいことしやがって。小ざかいことしたわりにはね、中盤終盤は割とシリアスな攻防だったよね。中盤ちょっとスワンダイブかわされたとき、相手の足の上に乗っちゃって、右の足首ひねっちゃって。いうこときかなくなっちゃって。中盤、ちょっとボクも動きにぶったんすけど、アイツの足首乗ったんで、イーブンでどっこいどっこいで。いい具合に最後まで、椅子攻撃あったけど、対して効かなかったけど、当たりが浅かったんで、助かりました。アレまともに入ってたら危なかったな。前のコメントが波紋を呼んでるというかね、下ネタ、品格がないと。あたしゃねぇ、下ネタは一言も言ってない。こっちの発してる言葉をね、聞くもんが変な取り方りてるだけで、なんにも下ネタは一言も言ってない。岡本さん(東スポ記者)、言ってないっすよ」
岡本記者「タイチ、TAKA選手はまとめてしてやるって感じですか?」
田口「3○と言わせたいんすか。3WAYというか、3○と言わせたいんすか?」
岡本記者「複○プレイはプライベートでも経験済ですか?」
田口「そんな恥ずかしいことをカメラの前で言わせるんすか? ボクはチェリーですから。チェリープラスサムボーイですから。チェリーです」
岡本記者「タイチ、TAKAは相手するんですか?」
田口「相手ですか? 相手しないです。ダメです。あたしゃねぇ、認めないよ。お天道様が認めても、あたしゃねぇ、認めない。どんたけ~です。IKKOさんよりも使っていきますよ、これから。どんたけ~って」
岡本記者「やられたらやり返すんですか?」
田口「やられたらやり返す……その先は言いません。舐められましたけど、今日も。あと足首いっちゃったんで、首ね。足首いったら次は何首かって話ですよ。全部使えないっすね。なんかねぇ、ボクの思っていない方向にいってるんで困ってます。ボクが一番困ってます。誰かボクを軌道修正してください。ボクはもう向こう側にいっちゃいました。誰か、今日のタイチのように引っ張り戻してください。タイチか? タイチが引っ張り戻してくれるかもしれない。挑戦……あたしゃねぇ、認めないよ。足が……ダメだ、痛いっす」
【デスペラード、タイチ、TAKAみちのくの話】
デスぺラード「ハァハァハァ。地味だー地味だって思ってたけど、最後まで本当に地味だったな。派手だったらさ、なんか(技をかけるのが)分かるよな。コイツ狙ってるなとか。けどさ、最後の(ミラノ作・どどんスズスロウン)膝痛かったな。内臓出てない?オイ、ちゃんと入ってる?全部。足も取れたかと思った。あぁクソ。最後見た感じ、タイチが行くのか?それともTAKA?頼んだ!くそ!1回負けだよ1回。100回やればあと99回俺が勝ち!分かったかコラ」
タイチ「オイ、ヒップアタックだ下ネタだ、オマエ何目指してんだオイ。そういう所よ、俺から言わしたらよ、田口もKUSHIDAも一緒なんだよ。オマエら。どっちもどっちだよ、オイ。恥ずかしいオマエがチャンピオンだなんて。だから俺が戻ってきてやったんじゃねぇか。オイ、田口。くだらねぇよ、ケツとか下ネタとか。なぁ、そんな事言ってるようじゃな、この下ネタ大嫌いな俺にしてみたらな、話にならねぇぞ」
TAKA「オイ!ははは!」
タイチ「田口、やるか?やるか?満を持して俺と!おぉやってやってもいいぞ!」
TAKA「じゃぁ次はタイチかじゃぁ!」
タイチ「あ?『“ケツ”対“股間”』か?オイ、何でもいいぞ。何でもいいぞコノヤロー。おい、田口、恥ずかしいぞ。新日本のジュニアの象徴は俺じゃなきゃいけないんだよ。決まりだ田口。オイ、タグチとタイチ!紛らわしいんだよ名前が!」
TAKA「紛らわしいからって、俺もだよ!俺だよ!」
タイチ「俺で決まりだいいか田口!」
TAKA「オマエ、俺に勝った事ねぇだろ」
タイチ「次は俺だぞ田口」
TAKA「俺に勝ってからやれよ」
タイチ「は?」
TAKA「俺に勝ったことないだろ」
タイチ「生意気だなオイ」
TAKA「こっちのセリフだろオイ!こっちのコメントだよ」
タイチ「まぁいいよ。オマエに挑戦権はねぇよ。いいよやってやってもいいぞ」
TAKA「勝ってから言え」
タイチ「俺だぞ俺!」
TAKA「俺だぞ俺だぞ俺だぞ!」
タイチ「俺だぞ俺だぞ俺だぞ俺だぞ!」
◇第7試合◇
▼NEVER無差別級選手権試合/60分1本
[挑戦者]○石井智宏(17分48秒 片エビ固め)[第4代王者]X高橋裕二郎
※垂直落下式ブレーンバスター
☆裕二郎が2度目の防衛に失敗、石井が第5代王者となる
【石井の話】
石井「当然の結果だよ。これで無駄な4か月が終わった。それぐらいだな、今日の試合に関しては。俺からはなにもない」
――NEVERでベルトに魂を吹き込んだ男っていう風に言われてますが。
石井「いや、それは周りが言ってるだけだよ。別に俺が吹き込んだとか、そういう風に思ってないよ。それは周りが勝手に言ってるだけだよ。俺の理想と周りは違うだろうし。まじわるかどうかもわかんないし。それは周りが決めること」
――改めてベルトを獲りかえして、今後どんなチャンピオンになりたいですか?
石井「俺、どんなチャンピオンとか語んないことにしてるから。やっぱりチャンピオンってのは、自然についてくもんだろ? 俺は価値を高めるとか、そういうチャンピオン像を目指すとかないから。試合だけ見てくれよ、試合で感じ取ってくれよ。その試合が面白ければ飯石、つまんないっていうヤツはつまんないって言えばいいし。俺の知ったこっちゃない。俺が思う、突き進む道にいくだけだよ、俺は。それは別にどこを目指してるとか、そういうことじゃない」
――以前、IWGPと闘うとおっしゃってましたが、その気持ちは変わらないですか?
石井「変わらないねぇ、チャンピオンになったからには。ただ、裕次郎みたいな試合はしないよ。くだらない試合はしないよ」
◇第8試合◇
▼スペシャルタッグマッチ/30分1本
後藤洋央紀 ○柴田勝頼(13分49秒 片エビ固め)中邑真輔 XYOSHI-HASHI
※PK
(試合後 中邑と柴田が急接近。額を突き合わせて激しく睨み合う)
中邑「次の挑戦者! いま決定~! 柴田ァ~! チャンピオン権限だ、オイ。もう答えは、決まってるよな!? そうだろー!! 答えはこうだ、イヤァオ!!!!」
【後藤、柴田の話】
後藤「次は?巡業!?」
柴田「巡業だよ!」
後藤「巡業!」
柴田「巡業!巡業!巡業!巡業!巡業行くぞ巡業!」
後藤「巡業だな!」
柴田「巡業!!」
――あの、中邑選手が…
柴田「巡業!!巡業するぞ!以上!!」
【中邑の話】
中邑「さっそく、チャンピオン権限あんのかな? 使わせていただきました。アイツにこの凄さがわからなくても、どっちでもいいよ俺は。だってチャンピオン権限だもん。もう答えは決まってる。実行委員会、楽しみにして待ってます」
――柴田選手を挑戦者に指名した理由は?
中邑「そうだなぁ……美味しいじゃない、今一番。そうじゃない? 棚橋と握手して、どうするんだろう? 桜庭とはどうなったの? 他の本隊たちとはどうなったの? 俺からすればまさに渦中の人だぜ。これからどうやって振る舞っていくのか? 鉄は熱いうちに叩けって言うだろ? 柴田も今一番熱い。俺にとっちゃ『G1』で負けたっていう大義名分もあるだろ」
◇第9試合◇
▼東京ドーム・IWGPヘビー級王座挑戦権利証争奪戦/60分1本
[権利証保持者/G1 CLIMAX 24優勝者]○オカダ・カズチカ(19分17秒 片エビ固め)[挑戦者]X内藤哲也
※レインメーカー
☆オカダが権利証を防衛、1・4東京ドーム大会での挑戦が決定
【オカダの話】
オカダ「まぁなにもなければ、別にないで、失礼させてもらおうかな。次の試合、ほんのすこーしだけ、興味があるんだ。それはどっちが勝つかじゃねぇ。俺の対戦相手にふさわしい人がいるかどうか、ちょっとだけ見させてもらう。なにもないんだったらなぁ、さよなら」
――『G1』で負けた2人に勝って、オカダ選手の『G1』も終わりましたか?
オカダ「そうっすね。今年の『G1』はもう思い残すことなく、終わりました。ということで次は、東京ドームいかせてもらいます」
◇第10試合◇
▼IWGPヘビー級選手権試合/60分1本
[挑戦者]○棚橋弘至(27分04秒 片エビ固め)[第60代王者]XAJスタイルズ
※ハイフライフロー
☆AJが3度目の防衛に失敗、棚橋が第61代王者となる
(試合後、ベルトが手渡される棚橋にオカダ、外道が登場)
外道「棚橋! 正直なところよ、(勝つのは)オメーだとは思わなかったよ・・・。オメーのこえぇトコはよ、ここだよな? ベルトのほうからよ、寄ってきやがる。東京ドームのメインイベントのほうからよ、寄ってきやがるんだ(※拍手) だがよ!! それさえもレインメーカーには通用しねぇぞ、コノヤロー! オイ、いいか?2015年1月4日、東京ドームのメインイベントで、レインメーカーが必ず沈めてくれる。そうだろう? レインメーカー(※大拍手)」
オカダ「棚橋さん! ・・・お疲れ様でした(※大拍手)。あなた、“太陽のなんとか”って言うらしいですけど、あなたのようなくすんだ太陽じゃ、この新日本プロレスは照らせません(※大拍手)。黄金色に輝く太陽、この俺が! 新日本プロレスを・・・いや! プロレス界を照らします。くすんだ太陽には・・・沈んでもらいますよ!?(※大拍手)」
棚橋「何回も言うけどな、俺は疲れてない(※場内笑&拍手)。オカダ、おまえにカネの雨が降らすことができても、太陽にはなれない。なぜだかわかるか!? ・・・俺がいるからだ!(※大拍手)」
(これで場内が両者への大コールで騒然となり、オカダが青コーナーへのぼってレインメーカーポーズ。すると、棚橋も負けずにニュートラルコーナーへのぼり、逸材ポーズを披露、オカダと外道が退場)
棚橋「1年ぶりにIWGP戦線へ帰って来ました・・・ただいまーー!!(3回絶叫、、そのたびにファンが「おかえりー!!」の大歓声で返す)、「AJを倒してこのベルトを巻いたからには、ベスト・イン・ザ・ワールド、その先に、新日本プロレスを世界一の会社にしてみせます!」
(棚橋はファンの要望に応え、合計3回エアギターを演奏、館内は『棚橋、最高!』コールが巻き起こる』
棚橋「じゃあ最後に! 両国の皆さーーん!! 愛してまーーす!!」【棚橋の話】
キャプテン「棚橋君、タイトル奪取おめでとう!乾杯!」
※タイムスプリッターズとキャプテンが棚橋にビールをかける
棚橋「あー!あぁ、久しぶりだ」
――IWGPが戻ってきました。どんなお気持ちですか?
棚橋「まぁ、苦しい思いでした。1年ですよね。誰もが経験できる事じゃないから。1年間ベルトに挑戦できないってなんだよ。まぁ、自分で言い出したんですけど」
――再びベルトを手にして、以前と変わった思いはありますか?
棚橋「そうですね。柴田にはおかえりって言ったけど、俺からIWGPへの感覚としたら、ただいま。そして、イッテンヨン行ってきます。っていう感覚ですね」
――両国のファンからの『おいかえり』コールはどう感じましたか?
棚橋「オカダとAJが俺には無い1年間を進めてきて、まぁちょっとしたね、不安みたいなものは少しあったけど、ウェルカムでホッとしました」
――そしてイッテンヨン行ってきますという言葉からオカダ選手がリングに上がって来ましたが、オカダ選手からの言葉を受けて改めてどんな思いですか?
棚橋「疲れてないよ。って返したけど、疲れてないからまた戻ってきたっていう。ちゃんと整合性があるでしょ?ね。で、もとをただせば、誰との闘いの中で1年間ベルトに挑戦できなかったかっていったら、オカダだから。まぁ敗れた俺が一番悪いよ?でもその1年分の借りを返せるでしょ?俺はそう思ってます」
――オカダ選手からはくすんだ太陽だという言葉がありましたが
棚橋「あながち、否定しませんよ。暗いっていうか、グレーな部分もあるし、いっぱいね、覚悟背負ってきたけど。太陽って、あるじゃん!黒点って。いっぱいさ。くすんだ太陽の方が、時として強い輝きを放つ…ホッ リング上で言ってたけど、オカダは太陽になれない。なぜなら俺が居るから。太陽は1個でいいでしょ?」
――そして、今日の試合。いろんな事が起こりましたが
棚橋「そうですね。なんかね、今日はAJしか見えてなかったからこそ、良かったかなぁと。俺から見てもAJすげぇし、ベストインザワールドだと思うし。でも、俺は世界一になりたいし。グラウンドでも。すべてで上いってやろうと思って。そんな気持ちでしたね」
――相手のセコンドの介入、こちら側も棚橋選手を助ける存在が見えましたが。棚橋選手はAJしか見ていなかったと?
棚橋「うん。岐阜の子じゃないっすか?もしかして。世界の子か岐阜の子かどっちかですよね?まぁ今後何かしら動きがあるんじゃないですか?俺は分からないです」
――さぁ、改めてそのベルト腰に巻いてドームの花道を歩きます。表明おねがいします
棚橋「はい。はぁ。一年間が溜めになると思ってないから。進化するから。俺の進化が、新日本の進化につながるから。若手の頃から1試合1試合ね、新しい動きをいれよう、新しい技をやってみようって。何千試合とやってきて、その積み重ねが今あるから。これからもっともっと変わっていけると思うし、期待には期待以上で答えるから。まぁー見ててください!」
――5年連続で東京ドームのメインイベントとなりますが、特別な思いはありますか?
棚橋「ハァ、あんまりプレッシャーをかけないでください。でもなんとかしますよ、逸材だから」
――棚橋選手がベルトを獲り戻したことで、『ベスト イン ザ ワールド』の称号も取り戻したことになりますが。
棚橋「あのねぇ、異論はあるかと思うんですけど、新日本プロレスは俺が中心じゃないと、面白くないです。サン(太陽)だけじゃダメだし、火だけじゃダメだし、両方兼ね備えてる存在。あんまり言うのやめよう(笑)。俺が中心に戻ります」
【オカダ、外道の話】
オカダ「まぁなにもなければ、別にないで、失礼させてもらおうかな。次の試合、ほんのすこーしだけ、興味があるんだ。それはどっちが勝つかじゃねぇ。俺の対戦相手にふさわしい人がいるかどうか、ちょっとだけ見させてもらう。なにもないんだったらなぁ、さよなら」
――『G1』で負けた2人に勝って、オカダ選手の『G1』も終わりましたか?
オカダ「そうっすね。今年の『G1』はもう思い残すことなく、終わりました。ということで次は、東京ドームいかせてもらいます」
オカダ「まぁ棚橋さんに決まったということで、東京ドームしっかりやりたいなと思います。まぁ中邑さんもインターコンチ取り返しましたし、石井さんもNEVER獲って、次は俺でしょう。そして、楽しみになってきました。もう『G1』の借りも返して、次は東京ドーム、(カネの雨を)降らせますよ。そして、ベルトもまた取り返します」
外道「オイ、レインメーカーがなぜここに来たかわかるか? なぜここに来てしゃべってるかわかるか、オイ。これはよぉ、予告編だ、オイ。2015年1月4日東京ドームのメインイベントのよぉ、オイ、予告だコノヤロー。きっちりよぉ、沈んでもらうぞコノヤロー」
【ヨシ・タツの話】
――ヨシタツ選手、今のこの登場というのは?
ヨシタツ「いや、これは別に計画したものでも、なんでもないです」
――棚橋選手を助けたというところの意味はありますか?
ヨシタツ「いや、別に棚橋弘至を助けに来たわけでなくて、会場に来て勝手に体が動いたっていう、そういうことですね」
――それは新日本のリングに対しての刺激を受けたということですか?
ヨシタツ「まぁそれももちろんありましたし、やっぱりここ(新日本プロレスのリング)は結局、ボクが帰ってくる場所だから。やっぱね、BULLET CLUBが今、凄い幅を利かせてるから、やっぱいてもたってもいられなかったっていうのが、本当のところっすね。別に棚橋弘至を助けにいったわけじゃなくて。まぁBULLET CLUB、凄い幅利かせてるみたいだから、別に俺が一人で相手してもいいっすけどね。外国人ボコボコニするのは、慣れてるから。なんだったら、いきなりAJスタイルズやってもいいけどね」
――リングネームはどうされますか?
ヨシタツ「ヨシタツでいいっすよ。ボクの父親の名前から取った名前なんで。そのまま、ワンワードで。一言でヨシタツ」
新日本プロレス10月13日、両国大会をニコ生にて視聴、本来ならスカパーで視聴する予定だったが、現在伊賀地域は台風19号の影響で大雨警報が出ている最中、多分途中でスカパーの電波が落ちると判断してニコ生での視聴に変更した。
メインのIWGPヘビー級選手権はAJのセコンドにはジェフ・ジェレット(以降JJ)がギター持参で登場、JJの存在が不気味であり勝敗を決める鍵になるのではと思われていた。
試合は静かな攻防でスタートとなるが、AJが棚橋の顎をロープに打ちつけてから試合が動き、棚橋は普段見せることにないラリアットでAJを落とすと、プランチャは自爆となるがAJの鉄柵越えのスワンダイブを棚橋がキャッチしてエクスプロイダーで返すなど、普段見せない技を繰り出していく。
しかしAJはスピアーで棚橋を鉄柵に打ちつけてから腰攻めを展開し流れを変えようとするも、AJのスワンダイブラリアットを棚橋はダブルハンマーで迎撃するとフライングフォアアーム、セカンドロープからのサマーソルトドロップ、場外に逃れたAJにプランチャと得意のパターンへと持ち込んでいく。
AJはコーナーへのブレーンバスターで流れを変えるとスタイルズクラッシュを狙うが、棚橋はまた普段見せることにないジャンボスープレックスで切り返し、裏拳のコンポもダルマ式ジャーマンで返していく。
完全にペースを掴んだ棚橋は勝負と見てハイフライフローを狙うが、ここでJJが介入し阻止すると、棚橋がJJに詰め寄ったところで隙を突いたAJがペレキックを浴びせブラディーサンデーを決めるとスタイルズクラッシュを狙うが、スタイルズクラッシュはしっかりマークしていた棚橋は阻止するも、今度は棚橋と海野レフェリーを交錯させて無法地帯を作り上げる。
そこでギターを持ったJJが乱入して棚橋にギターショットを狙うが、なんと元WWEのヨシ・タツが乱入してJJを蹴散らしてしまう、まさかの展開にAJは急所打ちから新技ハロー・ポイントを決めるがレフェリーが倒れたままでカウントが入らず、スワンダイブ式シューティングスタープレスも剣山で迎撃し、雪崩式スタイルズクラッシュも阻止した棚橋はハイフライアタックからのハイフライフローで3カウントを奪いIWGP王座を1年6ヶ月ぶりに奪還した。
試合後に外道を伴って挑戦の権利書を持つオカダが登場、オカダはセミで権利書をかけて内藤と対戦。試合開始早々に内藤に張り手を顎に喰らい意識が飛んでしまうハプニングが起きてしまう、その後内藤が攻め込むも意識を取り戻したオカダは怒ることもなく、安定感を保って自身のペースに持ち込み、内藤も途中からペースを取り戻すもスターダストプレスがまたしても肝心なところで自爆してしまう、内藤は再度スターダストプレスを狙ってグロリアを狙うが、オカダは背後からのドロップキックを浴びせると回転エビ固めを狙う内藤を高角度ジャーマンで叩きつけてからのレインメーカーで書類を収め権利書を死守した。
これで2015年1月4日の東京ドーム大会は棚橋vsオカダとなったが、これまで何度も行われているカードで新鮮味がないかもしれない、しかし棚橋は昨年10月にオカダに敗れてIWGP王座奪還に失敗しタイトル戦線からも撤退、この時は棚橋の太陽が沈んだかに見えたが、AJ戦に勝って王座を取り戻し陽はまた昇った、しかしオカダにリベンジを果たさないことには本当に太陽は昇ったか、棚橋の真の復活というテーマがある。またオカダも2013年には棚橋に敗れ、今年のドームではIWGP王者でありながらもファン投票でメインの座を棚橋、中邑に明け渡し東京ドームの主役になれなかった、2015年は東京ドーム大会の主役になれるか三度目の正直というテーマがある。そういった意味では棚橋vsオカダは楽しみなカードでもある。
第8試合の中邑vs柴田のタッグマッチはYOSHI-HASHIの奮闘があったものの、柴田と後藤の連係が見事に決まり、柴田がPKで勝利を収め、試合後に中邑がインターコンチ王座への次期挑戦者に柴田を指名し、11月8日の大阪大会での選手権が濃厚となった。大阪といえば10年前、G1公式戦で中邑に勝った柴田が勝因は笑顔です」と言い放ち、中邑がキレて襲い掛かった因縁の場所、10年越しで2連敗している中邑にしてみればリベンジを果たす格好の場所でもある。
また気になるのは今回現れたヨシ・タツの存在、中邑とヨシ・タツは同期であるが、この世代で一番出世が遅れていたのは山本尚史ことヨシ・タツだったことを考えると、ヨシ・タツの狙いは中邑なのではと思ってしまう。
NEVER選手権は序盤こそは押してど真ん中ワールドへと引きずり込もうとする石井に対して、引いていなす裕二郎がペースを掴んでいったが、次第に裕二郎が石井のど真ん中プロレスへと引きずり込まれていく展開となる。終盤は裕二郎が急所蹴りを狙ってどうにか“ど真ん中プロレス”を拒絶しようとするが、阻止されて流れを変えることが出来ず、石井の垂直落下式ブレーンバスターに敗れてしまったが、ヒールスタイルだけでなく“ど真ん中”プロレスにも対応できる裕二郎の幅の広さを感じさせた試合だった。
IWGPジュニアヘビー級選手権はタイチがデスペラードに扮して田口に襲い掛かるという奇策を見せ、デスペラードもラフ中心の攻めで田口を苦しめるが、田口が越中詩郎張りのヒップアタックを披露し、クランチループから足攻めを展開して流れを変えると最後はどどんズスロウンからのアンクルホールドでタップを奪い王座を防衛、試合後はタイチが挑戦者に名乗りを挙げたが、おそらくだがIWGPジュニア王座に挑戦するのは初めてだと思う、シングルプレーヤーとしてのタイチがどこまで真価を発揮するかだが、心配なのは田口が試合中に足を負傷し腓骨骨折の疑いがあるという・・・
NWA世界タッグ選手権は終盤に天コジが勝負を焦ったのか小島のラリアットが天山に誤爆してKOされてしまうと、孤立した小島がKESのキラーボムの前に敗れ王座から転落、試合後は誤爆に怒った天山が小島を突き飛ばし天コジ解消を示唆した。前日のNOAH横浜大会では天コジは森嶋猛、マイバッハ谷口の超危暴軍相手に反則勝ちを収めたが仲間割れを起こす素振りは見せていなかった、11月にはワールドタッグリーグも控えているだけに、天コジはどうなっていくのか?
NWA世界ジュニアヘビー級選手権はBUSHIがフェイントバックスピンキック、コードブレイカーと攻め込んでいったが、最後はオーエンズが両脚を固めて突き刺す変形パイルドライバーことパッケージドライバーで王座を防衛、次期挑戦者にはブルース・サーブ会長の指名で今日試合が組まれていなかった獣神サンダー・ライガーを指名した。
最後にブログがUPしている頃は伊賀も風雨が激しくなってきていると思う、みなさんも台風には気をつけてくださいね・・・・【満員御礼】本日の入場券は全て完売となりました。お足もとの悪い中、沢山のお客様にご来場いただき誠にありがとうございます。またのご来場をお待ち申し上げております。 #njpw #njkopw pic.twitter.com/prqthECqi0
— 新日本プロレスリング株式会社営業部 (@njpw_nyao) 2014, 10月 13新日本プロレス両国大会終了。良い大会でした。ありがとうございました。
— 木谷高明 (@kidanit) 2014, 10月 13「ただいま!」棚橋弘至が涙のIWGPヘビー王座奪還! 1.4東京ドームでオカダと再激突へ! 10.13両国をスマホサイト(http://t.co/7xh3nqaLQZ)で独占速報!! #njkopw pic.twitter.com/povyWm9lhn
— 新日本プロレスリング株式会社 (@njpw1972) 2014, 10月 13帰宅。本日、両国大会。超満員。ありがとう☆ #njkopw #njpw
— HIROSHI TANAHASHI (@tanahashi1_100) 2014, 10月 13棚橋の危機を救ったのは、なんと元WWEの“あの男”!! 新日本プロレスに電撃復帰か? 10.13両国をスマホサイト(http://t.co/7xh3nqaLQZ)で独占速報中!! #njkopw pic.twitter.com/zlx4eKFSn7
— 新日本プロレスリング株式会社 (@njpw1972) 2014, 10月 13あの山本が帰って来た。本当に新日本プロレスは層が厚い。同時に危機感を覚えるのも本音。その危機感が努力に繋がるのも事実。
— 後藤 洋央紀 Goto hirooki (@510njpw) 2014, 10月 13両国大会ありがとうございました。 無事に防衛しました。 私がアンクルで勝ったんです。 しかし、私のアンクルが大変なことになっています。 オーマイ&ガーファンクル!! pic.twitter.com/voDqWgUldm
— 田口隆祐 (@taguchiryusuke) 2014, 10月 13防衛成功!IWGPJr.タッグ選手権、来るとこまで来ちゃいました。 pic.twitter.com/VuwxZyMV8V
— KUSHIDA (@KUSHIDA_CANADA) 2014, 10月 13両国大会、最悪な試合やった…コジのラリアットがオレに命中するし、ベルトも取られるし、やってられっかって!! ふざけんなタコ!!
— 天山 広吉 (@TENZAN323) 2014, 10月 13トペコンいって相手をリングに入れて、スワンダイブでさぁこれからというところで着地の際にデスペラードに乗っかってしまい、捻ってしまいました。 三澤トレーナーによると腓骨骨折の疑い(>_<) 明日、病院で検査。 アンクルで決めて自分がアンクル痛めるってどんだけ〜!
— 田口隆祐 (@taguchiryusuke) 2014, 10月 13新日本プロレスファンのみなさん、お久しぶりです。そして初めまして。7年ぶりの参戦になります。 Twitterを始めて3年あまり、今まですべて英語でやってきましたが、これを機に、今日からは英語と日本語、両方でやろうと思います。よろしくお願いします(^_^) ヨシタツ
— YOSHITATSU (@YoshiTatsuIsm) 2014, 10月 13 -
ケニー・オメガがDDTを卒業・・・・新日本プロレスへの本格参戦を決意した
<プロレス格闘技DXより>
DDTの常連外国人ケニー・オメガの新日本移籍が3日、都内・新日本事務所で菅林直樹会長、DDT・高木三四郎社長同席のもと発表された。新日マットを新天地に求めることを決めたオメガは、「新日本で頑張ってジュニアとして、ケニー・オメガはトップクラスというのをみせたい」と新日ジュニアの頂点獲りを見据えた。また、飯伏幸太が新日本との所属選手契約を1年更新したことも発表された。
◇
DDTを主戦場に活躍してきたオメガは2008年7月に初来日。以降、飯伏とのゴールデン☆ラヴァーズでKO-Dタッグ王座に3度君臨し、KO-D無差別級、DDT EXTREME級、KO-D6人タッグと主要タイトルを総なめしてきた。新日マットでも飯伏と組んで第27代IWGPジュニアタッグ王座に就き、2010年、2011年、2013年、2014年とBEST OF THE SUPER Jr.に4度出場している。DDT参戦から6年が経過し、オメガは「今年のベスト(スーパージュニア)が終わってもっともっとできる気がして、新日本で試合をしたいと思った」と新日マットに主戦場を移すことを決意。先月中にその意向をDDT側に伝えた。DDTとの参戦契約は2015年1月まで残っていたが、高木社長は「僕は基本的には選手の意思を全て尊重したい。どんどん戦いの場を新しく広げていってもらいたい」と了承。DDTの契約は10月いっぱいで終了し、10・26後楽園大会での「飯伏&オメガvs男色ディーノ&竹下幸之介」がDDTラストマッチとなる。
迎え入れる新日本側も諸手を挙げて歓迎。菅林会長もオメガに大きな期待をかけている。9月後半になって決定事項となったばかりとあって、オメガの参戦開始時期は現時点で未定。契約形態についてもこれからの話し合いで決められることになり、菅林会長は「たぶん通常の外国人と同じになると思います」と説明した。
盟友・飯伏のように2団体所属という道もあったが、オメガは「目標を100パーセント集中しないと、私はうまくいけない。だから絶対成功するように私は今から新日本の道へ100パーセント集中したいんです」と新日本への完全移籍を選んだ。目指すは新日ジュニアの頂点。「世界のトップクラスの選手が新日本にいると思います。日本人選手も外国人選手もみんなトップクラス」と新日本に敬意を表したオメガは、「だからこっちで、新日本で頑張ってジュニアとして、ケニー・オメガはトップクラスというのをみせたい」とキッパリ。「今の新日本のジュニアのトップ全員を倒した自信があるし、できるだけ早くベルトを狙います」とIWGPジュニア王座獲りを目標に掲げた。
「DDTのファンに何をしても私がどこに行ってもずっとDDTをサポートしてほしい。そして私のキャリアのほとんどはDDTでやったから、私がどこに行っても応援ができれば応援してほしい。そしてもちろん私はこれから新日本なんですけど、DDTがうまくいってほしい」。そうDDTファンとの別れを惜しむように話したオメガだが、新日本移籍を決めたのも「私のアスリートとしてのピークは今だと思いますので、もし今、100パーセント限界まで挑戦しないと自分でガッカリするかもしれない」と言うように後悔したくないから。「これからは新しいスタートだから、ハードワークして、ファンたちをガッカリさせないように新しいケニー・オメガで100パーセント頑張りたい」と新天地での躍進を誓った。
また、オメガの盟友・飯伏が新日本との所属契約を1年間更新したことも発表された。DDT所属の飯伏は昨年10月、新日本とも所属契約を交わし、史上初の2団体所属に。契約を更新したことで、この1年間も新日本とDDTのダブル所属で活動することになった。
【会見におけるオメガ、菅林会長、高木社長】
▼高木社長「飯伏幸太の契約に関しまして、特に何も支障がなかったので、1年契約を更新させて頂きました。例年、弊社では1月に選手および参戦選手の契約を行っておりました。ケニー・オメガ選手とも所属という契約ではなくレギュラー参戦契約というのを結んでいたんですが、来年から1月の契約更改が3月にウチの事情で変わることになりまして、ちょうど半年前になる先月の中旬に所属選手および契約を交わしている選手を集めまして、中間面談を行いました。その席上でケニー・オメガの方から新日本プロレスさんの方で戦いたいという申し出がありました。本人とも話して、非常に決意が固いということで、その旨を新日本プロレスさんの方に打診させて頂いたところ、快く了承して頂きましたので、DDTとケニー・オメガの参戦契約は10月いっぱいで終了することになりました。その10月26日にDDTの後楽園ホール大会があるんですけど、そこで行われます、飯伏幸太&ケニー・オメガvs男色ディーノ&竹下幸之介戦がDDTラストマッチとなります。突然のことでびっくりされた方もいらっしゃると思いますけど、ウチも契約期間は来年1月まであったんですが、本人の意思もあり、希望を受け入れてどんどん戦いの場を新しく広げていってもらいたいと快く了承させて頂きました」
▼菅林会長「9月半ばに話をいただいて驚いたんですけど、素晴らしい選手が上がって頂けるということで、社内で話し合い、全員が賛成で来ていただこうという話になり、こういう形になりました。非常に期待しています」
▼オメガ「今まで新日本には何回も出たことありますが、ゲストという形でした。今こそ胸を張ってメンバーとしてやれる。1年に一度スーパージュニアで自分の力を試すことができる。今年のベスト(スーパージュニア)が終わってもっともっとできる気がして、新日本で試合をしたいと思いました。本当は日本だけじゃなくて世界のトップクラスの選手が新日本にいると思います。日本人選手も外国人選手もみんなトップクラス。だからこっちで、新日本で頑張ってジュニアとして、ケニー・オメガはトップクラスというのをみせたいと思います。もちろんこれからは新しいスタートだから、ハードワークして、ファンたちをガッカリさせないように頑張ります。あとはDDTを離れることはつらくて、寂しくて。ですけれども、私のアスリートとしてのピークは今だと思いますので、もし今、100パーセント限界まで挑戦しないと自分でガッカリするかもしれない。改めてこれからは新しいスタートだから、よろしくお願いします」
――飯伏が2団体所属だが、そうではなく新日本を主戦場にする?
▼オメガ「そうですね。飯伏さんは何でもできる。私は違うものがあるんですよ。私は目標を100パーセント集中しないと、私はうまくいけない。だから絶対成功するように私は今から新日本の道へ100パーセント集中したいんです」
▼高木社長「僕は基本的には選手の意思を全て尊重したいということで、ケニーの場合ははじめから新しい場所に自分をチャレンジしたいという希望があったので。やっぱりリングの中心にいるのは選手なので、その人が望むのであれば、その形を実現させてあげたいと思ってますし、新日本さんも通常であれば、ウチで活躍していた選手をとなると少し前なら問題があったかもしれないけど、快く快諾いただいて感謝してますし、僕らはケニーが新日本でチャレンジしたいというところを汲み取ってというところです」
――新日本でも飯伏と組みたい?
▼オメガ「飯伏選手は今、ヘビー級選手になったばかりだから、私はもっともっとジュニアでチャレンジしたいから。もちろんいつかは新日本でゴールデン☆ラヴァーズを組んでもいいけど、今はジュニアで活躍したい。そしたら新しいパートナーを探すしかないね」
――興味のあるユニットはある?
▼オメガ「BULLET CLUBのことを考えたら、私にあまり似合わない。私はもう6年間日本で試合をしたから、普通のガイジンじゃないのを感じます、心の中に。ただ私が新しいケニー・オメガで100パーセント頑張りたいだけです」
――IWGPジュニアを狙う?
▼オメガ「ですよね。今の新日本のジュニアのトップ全員を倒した自信があるし、できるだけ早くベルトを狙います。もちろんベルト獲りたいです」
――DDTファンに伝えたいこと、新日本のファンにみてほしいことは?
▼オメガ「DDTのファンに何をしても私がどこに行ってもずっとDDTをサポートしてほしい。そして私のキャリアのほとんどはDDTでやったから、私がどこに行っても応援ができれば応援してほしい。そしてもちろん私はこれから新日本なんですけど、DDTがうまくいってほしいし、選手もみんな仲がいいから。新日本のファンにはもっと自分のスタイル、自分のプロレスを見せたい。それを凄く楽しみにしてます」
――参戦時期は?
▼菅林会長「9月後半に急な話でまとまったので、今のところ白紙ですね」
――オメガ選手との契約形態は?
▼菅林会長「それはこれから話し合います。たぶん通常の外国人と同じになると思います。それもまだ話していないので」
新日本プロレスが会見を開き、ケニー・オメガがDDTとの契約を終え新日本プロレスに円満移籍することが発表された。
9月13日の大阪ボディーメーカーコロシアム第二競技場大会での試合後、ケニーは飯伏の前でDDTに来る前を振り返ったが、一瞬DDTを辞めるのではという空気になった。しかし「飯伏さんがどこにいても、ワタシも同じ場所にいたい。」と発言したことで杞憂に終わったが、3月頃にケニーが高木大社長との契約更改の際に新日本への移籍への移籍を申し出て、9月の中旬に再び話が出たこということを考えると、今思えば大阪大会の時点でケニーはDDTを離れることになっていたのではと思う。
理由はケニーはDDTでやることは全てやりつくしたから、DDT総選挙の結果を見ても新しい選手が出てきている、だから今こそ新しい挑戦をしてみたい考えが出てもおかしくはない。
ケニーがDDTに参戦してきてから6年間、DDTではタイトルを総ナメにするだけでなく、飯伏とのタッグでベストバウト賞を受賞したり、また飯伏とは武道館のメインでシングルで対戦した・・・ケニーは大阪大会で「DDTに来る前、ワタシはカナダとアメリカで退屈なプロレスばかりやってた。ホントはやめたかった、プロレスを。でも、飯伏さんの試合を見て、こいつに会いたい。こいつと試合したい。ホントにまだ会ったことないけど、ライバルになりました。そのあとに初めてシングルやって、ゴールデン☆ラヴァーズになりました。みんなもうわかってると思うけど、プロレスをやりたくなった。そして、もし飯伏さんがプロレスやったら、ワタシもつづけたいと思います」とアピールしたが、飯伏とDDTに出会ったからこそケニーはプロレスを続け開眼した、そしてDDTで得たことを生かして新しい挑戦をしてみたいからDDTを離れ新日本への移籍を決意したのだと思う。新日本にとってもケニーの参戦は大歓迎と言いたいところだが、現在の新日本は外国人天国でその分生き残りも激しい、飯伏も新日本、DDTとのダブル契約は継続されることになったが、飯伏はヘビー級に転身、ケニーはジュニア戦線を選択でゴールデンラヴァーズも事実上活動休止となる。所属ではなくほかの選手同様外国人選手としての契約でもあることから、ダメだったらそれまでとされる。新日本移籍はケニーにとっても大きなチャンスでもあるが茨の道でもある。
ケニーの新日本本格参戦は突然の移籍発表だったことから、10月26日のDDT後楽園大会を終えてからとなるだろう(11月の大阪でのビッグマッチが濃厚か)ケニーの新しい挑戦に期待したい。 -
ヴァンダレイ・シウバが桜庭とのタッグで新日本参戦か?そしてカート・アングルも・・・
<東京スポーツより>
新日本プロレスで鈴木みのる(46)との抗争が続いている桜庭和志(45)が、PRIDE時代に激闘を繰り広げたヴァンダレイ・シウバ(38)にラブコールを送った。シウバは19日に現役引退を表明したが、桜庭はプロレスでの復帰を期待。来年1月4日東京ドーム大会で打倒鈴木軍のため、夢の“PRIDE軍”結成を呼び掛けた。2012年から新日マットを主戦場としている桜庭は現在、みのる率いる鈴木軍と抗争を展開。10月13日両国大会ではCHAOSの矢野通(36)と組み、みのる、飯塚高史(48)組と対戦する。
その一方で格闘界では一つの時代が終わりを告げた。桜庭がPRIDE時代に3度にわたり激闘を繰り広げたシウバが19日に引退を表明したのだ。桜庭は「まあ年も年だし…。お疲れさまでした」と、かつての好敵手をねぎらった。とはいえ、カムバックの可能性がゼロとは言い切れない。同じくPRIDEの全盛期を支えた現IGF王者ミルコ・クロコップ(40=クロアチア)のように、2011年10月にUFCのリングで引退を表明しながら復活を遂げた例もある。
それだけに桜庭は、もしもシウバが再びリングに上がるならば…という条件付きで、新日プロへの参戦を呼び掛ける。「プロレスのリングでタッグを組みたいという気持ちはありますけどね。鈴木軍が面倒くさいので(笑い)。1月4日、お待ちしてます」と、仰天ラブコールを送った。
現在は利害が一致するCHAOSと共闘を続けているが、シウバが加わるならばこれ以上心強いパートナーはいない。また新日プロの親会社であるブシロードの木谷高明社長(54)は、PRIDEの熱狂的ファンだった。現在は新日プロの会長職を退き、シンガポールと日本を行き来する多忙の身だが、桜庭&シウバのドリームタッグ実現の可能性があるとなれば、ファイトマネー面での莫大なバックアップがあってもおかしくはない。格闘界全盛を彩った“PRIDE軍”が新日マットで結成されるのか。来年のドーム決戦が風雲急を告げてきた。
東京スポーツが桜庭和志がヴァンダレイ・シウバに新日本プロレス1月4日 東京ドーム大会に参戦を呼びかけていることを報じた。
ヴァンダレイは先日更新したとおり抜き打ちでの薬物検査を拒否してブラジルへ帰国したことでUFCどころかアメリカのMMAマットからも永久追放とされヴァンレイ自身も引退を表明、しかし縛りの厳しいUFCから離れたのもあって去就が注目されていた。
桜庭がこういった発言をしたということは、新日本プロレス側がヴァンダレイの獲得に動いているということなのか、MMA部門のあるIGFはヴァンダレイ獲得に関しては現時点で何も反応を示していない、反応を示していないからこそ争奪戦に先手を打ったということなのか・・・・
また一方ではTNAとの契約満了し離脱が取り沙汰されているカート・アングルも1月4日東京ドームに参戦するのではというウワサも出ている。
PRIDEで一時代を築いた桜庭とヴァンダレイが新日本プロレスマットでタッグを組むというのは、ある意味夢のチームでもあるが、一番複雑なのは二人の戦いを見てきたPRIDEファンなのかもしれない・・・ -
棚橋が復活をかけてIWGP挑戦も、不満を爆発させた内藤はオカダに挑戦へ
9月23日 新日本プロレス「DESTRUCTION IN OKAYAMA」コンベックス岡山 3600人 超満員札止め
<アピール、コメントなどは新日本プロレス公式HPより>
◇第1試合◇
▼30分1本
田口隆祐 キャプテン・ニュージャパン ○BUSHI (5分05秒 片エビ固め)獣神サンダー・ライガー タイガーマスク Xマキシモ
※エムエックス
◇第2試合◇
▼30分1本
○ニック・ジャクソン マット・ジャクソン(9分57秒 片エビ固め)Xロッキー・ロメロ アレックス・コズロフ
※モア・バング・フォー・ユア・バック
◇第3試合◇
▼30分1本
桜庭和志 ○矢野通 外道(5分51秒 赤霞)鈴木みのる 飯塚高史 XTAKAみちのく
◇第4試合◇
▼30分1本
○柴田勝頼 後藤洋央紀(7分31秒 片エビ固め)真壁刀義 X本間朋晃
※PK
◇第5試合◇
▼IWGPジュニアタッグ選手権試合/60分1本
[第38代王者組]○KUSHIDA アレックス・シェリー (15分01秒 エビ固め)[挑戦者組]Xタイチ エル・デスペラード
※I-94
☆KUSHIDA&シェリー組が2度目の防衛に成功
(試合後にヤングバックス、フォーエバーフーリガンズが乱入してタイム・スプリッターズに挑戦を迫る)
KUSHIDA「オーケー、オーケー、オーケー。おまえら、(タイトル戦を)やりたいのか!? まとめて相手してやるよ。ユー・アー・オール・レディ・デッド。シェリー、通訳お願いします」
シェリー「オマエラハ、モウシンデイル!」
【タイムスプリッターズの話】
KUSHIDA「THANK YOU VERY MUCH」
(シェリーとガッチリ握手)
KUSHIDA「ちょっと試合前、デスペラード、どうかなと思ったけど、十分チャレンジャーにふさわしい挑戦者でしたね」
シェリー「(肩を押さえながら)スゴイイタイネ。1年前、コーベでタイチとTAKAに背中をやられた。その後、ニュージャパンのリングに上がることができず、トーキョードームでやっとカムバックできた。あれから1年、やっとスズキグンに雪辱を果たせた。IWGPジュニアヘビー級部門で、誰も俺たちを倒すことはできない。シンゲキノシェリー、シンゲキノKUSHIDA、シンゲキノタイムスプリッターズ。それがタイムスプリッターズさ」
KUSHIDA「シングルのベルト失っちゃったけど、ベルトはあるなし、俺の志に関係ないから。新日本プロレスジュニアを上に持っていく。コズロフとロッキー、あとヤングバックス、どうだろう? 3WAY、アメリカ(トロント)で1回やって、3WAYっていうとね、これまた固定観念でタッグマッチより下とか、そういう固定観念ぶっ壊してやりますよ。新日本ジュニアをね、もう1回、俺の手でシェリーと、タイムスプリッターズで洗濯します。あとはデスペラードだな、なんかTAKA・タイチ組とどこが違うのって、鈴木軍入って馴染んでるよ。チームワークいいよ。けど昔から何年も前から鈴木軍にいるような、色がなくなっちゃって、俺はもっとわがままな、主張するデスペラードが見たいっすね」
(最後にシェリーと改めて、ガッチリ握手)
【鈴木軍の話】
デスペラード「痛ってぇクッソー。シェリー、馬鹿にしやがってコノヤロー。オイ、見ろコノヤロー、俺のパートナーを」
(タイチが床に倒れこむ)
タイチ「見たかコノヤロー、初挑戦初戴冠見たかお前ら」
TAKA「セコンドなんかに手出しやがって反則じゃねぇのか? なんで俺までやられなきゃいけねぇんだ」
デスペラード「なんで権利ねぇヤツ殴ってんだよコノヤロー」
TAKA「まぁいいよ。次はよぉ、デスペラードがよぉ、田口、獲ったばっかりで悪いけどよぉ、さっそくいただくぞ」
デスペラード「まぁ今日のところはよぉ、まぁ残念ながらミソがついちゃったよ。でもなぁ、ミソっぱちの、ミソだらけの、ミソっかすの田口くん。俺たちのついたミソくらいじゃねけだろ? テメェについてんのはよぉ、こべりついてんのは固まって汚ねぇ、白くなってるヤツだよ。全部こそぎ落としてやる。オメェの持ってる汚ねぇベルト、俺が磨いてやるから、覚悟しとけ」
TAKA「今日はなぁ、神戸から移動で時差ボケだったんだ。時差のせいだよオイ」
タイチ「今日はなぁ、ホセ(デスペラード)となぁ、さっきまで飲んでたんだよ。だからこうなんだよ。動きが悪いんだよ」
TAKA「時差ボケ&二日酔いだコノヤロー。オイ、次はなぁ、デスペラードがシングル獲って、次は俺たちの番だ」
タイチ「お前がチャンピオンで、次の挑戦者は俺だ」
TAKA「いや、俺だ。強いほうがいくからよぉ」
タイチ「TAKA、お前はダメだ。インディーだからダメだ」
TAKA「関係ねぇよそんなの。オイ、次ホセ獲るぞ」
デスペラード「俺が次の新チャンピオンだ」
【フォーエバーフーリガンズ、ヤングバックスの話】
ロメロ「ヤングバックスよ、今日はお前らが勝ったけど、コーベでは俺たちが勝った。俺たちにも…」
(ここまで話しかけたところで、ヤングバックスがインタビュースペースに乱入。)
マット「おいおい、何言ってるんだ? 俺たちがキッチリやっつけてやっただろ」
ロメロ「お前らこそ、何言ってんだ。ヤングバックス、ナカスゾ、コノヤロー!」
ニック「お前らこそスーパーキックでオヤスミだ」
コズロフ「お前らにストーンコールド・スタナーを決めて、星を見させてやる」
マット「俺たちがナンバーワン・コンテンダーだ。ベルトを持ってない時はな」
ロメロ「何を!」
◇休憩前◇
第5試合終了後、場内の大型ビジョンでNWAからのメッセージを上映。
例によってブルース・サープ社長が「コンニチハ! ニホンジン!」などと怪しい日本語で挨拶すると、10月13日の両国国技館大会への来襲を予告。「アメリカとNWAが世界でナンバー1なんだ!」と豪語した。
さらに、サープ社長から紹介され、NWA世界Jr.ヘビー級王者チェイス・オーエンズが登場。
自らを“クラウンエンジェル”と名乗ると、王座への挑戦をオープンに受けることを表明。さらに、「全米、カナダを制した俺が、世界でベストだということを証明してやる」と自信満々に言い切った。
VTR終了後、リング上にBUSHIが登場。このNWA世界Jr.ヘビー級のベルト、俺に挑戦させて下さい! このチャンス、必ずものにしてみせます。以上!」とマイクアピールし、挑戦表明した。
(BUSHI登場)
BUSHI「このNWA世界Jr.ヘビー級のベルト、俺に挑戦させて下さい! このチャンス、必ずものにしてみせます。」
【BUSHIの話】「今ね言った通り、NWA世界ジュニアヘビーのベルトに、俺が挑戦表明します。まだ決まってない以上なんとも言えないっすけどね。次の両国、チャンピオンが来る以上は、誰もいないんであればね、俺にいかせてもらいたい。あとはもう会社の判断で決めてもらいます。やるからにはね、このチャンスものにしてみせます。必ずベルトを巻いて浮上します」
◇第6試合◇
▼スペシャルタッグマッチ/30分1本
○中邑真輔 石井智宏(11分44秒 片エビ固め)バッドラック・ファレ Xタマ・トンガ
※ボマイェ
◇第7試合◇
▼NWA世界タッグ選手権試合/60分1本
[王者組]天山広吉 ○小島聡(15分08秒 片エビ固め)[挑戦者組]X永田裕志 中西学
※ラリアット
☆天山&小島組が4度目の防衛に成功
【テンコジの話】
天山「オッケーコジ、最高(小島とガッチリ握手)。バッチリ決まったな。永田、中西、お前ら口だけやないか。オイ、これが当然の結果や。第3世代がなんや、俺らからしたらそんなの関係ない。俺らテンコジや、日本だけやない、世界に出てる人間や。アイツらは所詮、日本止まり。中西よ、よう聞け、今日はな、まともに動いたな。でもな、それが当たり前なんやオラ。ガンガンこいって。文句があるならこいや。なんでこのか? オイ、根性ねぇのかオラ? 中西よ、いうというてやるわ、デカい体持ってるのはいいけど、ケツの穴ちっさいなぁ。オイ、根性ないやろお前。オイ、何回やっとんねん。オイ、くるんやったら今こいって、クソッタレ。永田もそうや。永田、中西、クソ野郎どもが。オイ、なんべんでも言ってやるクソ野郎ども。お前ら、俺らの前に二度と目につくな。アホンダラ、絶対やぞ。オイ、今すぐ実家帰れ。オイ、今すぐプロレス辞めろ。アホンダラ、クソッタレが。それに比べてコジや。最高やね。あんだけやられて、俺はダイビングヘッドもムーンサルトもアナコンダもつかってんねん。それでも最後はコジが右腕一本で、ガッチリ振り回したら一発やって。これがアイツらとの差やって。オイ、わかっとんのかって。オイ、なんべんも言うぞ、お前らテンコジの名前出すなアホンダラ。クソくらえじゃ。ありがとうなコジ(小島とガッチリ握手)。バッチリいこうぜ。次誰や、出てこいや、いつでもこいよ。オイ、このベルトほしいヤツこいや。いつでもいったるわアホタレが」
小島「はっきり言って第3世代対決ということで、ずっとこのシリーズ始まってからの前哨戦、ずっと思うところがありました。いろんな永田中西と、俺と天山で舌戦して、いろんな駆け引きの違いだったり、お互いの言葉の言い回しが違かったり、お互いストレス抱えてる中で、今日の日を迎えて、今日こうやって熱い試合ができたことは本当に良かったと思ってます。そして、俺は“第3世代”この名前にやっぱりずっと誇りを持ってきた。今でもそれをもってるから。つまり第3世代対決ということは、今日闘ったかもしれないけど、永田も中西もハッキリ言えば仲間だよ。仲間だけど、俺たちがこうやって対戦カードが組まれれば、これだけの熱いものを見せられる。恨みなんかなくたって、これだけの熱いものを見せられる。永田はそれをたぶん伝えたかったんだと思うし、俺もそんなのはわかってるよ。俺は第3世代が新日本プロレスの中でできる闘いをこれからもしていく。言い方がもしかしたら違うかもしれない、第3世代しかできない新日本プロレスでの闘いが必ずあるから。俺たちはこれだけ支えてくれるファンの人がいる。それは俺たちが20年以上やってきた財産だから。だからこそこうやって今日もたくさんのファンの人に応援してもらえるんだ。それを今日感じてるんだ。アイツらに恨みはないよ。永田中西も嫌いじゃねぇし。ただこうやって闘えば、ほんとに憎たらしいぐらい熱いものを生み出せるんだ。これからも第3世代にしかできないとか、それもそうだけど小島聡にしかできない闘いをこれからしていくから。テンコジにしかできない闘いもそう、小島聡にしかできない闘いもこれからやっていきたいと思います」
【永田、中西の話】
中西「とことんまでやってやるよ。これで終わりちゃうよオイ。これで終わってたまるかよお前。なぁ、これからじゃ。見とけよお前。ドンドンいったるで、これからやこれから。見といてくれ!」
永田「ハァハァ、効いた。まぁそこそこお互い強い意識をもって闘えたのはこれだけでしょう。この闘いでアイツらが、彼らがどういう気持ちで臨んだか、それによってやっぱりいろいろ変わってくるだろうね。それだけこのカードができた意味をもう一回分かってほしかったし。このままズルズル時代に流れされて、波に乗ったまま流されてしまうのか。それともなにか時代のど真ん中に巨大な傷痕というかね、そういうものをつくるのか、そういう意識の違いによって、やっぱ歩む道はちょっと違ってくると思うし。いやぁ、今日はやられた。とりあえず2人に火はつけたよね。このまま終わってしまうのか、もしタッグリーグで許されるならば、もう1回中西と組んでこのチームとやりたいなと思うし。タイトルなくても、どういう形でもいいから、もう1回あのチームとやりたいなと思いますね」
――永田選手が火をつけましたか?
永田「向こうが煽ったってことは俺が火をつけたからでしょ。東金でこのカードを組む意味合いをね、『G1』後の各自の思いを一つにしてぶつければ、絶対いいものができるなぁと思ってね。まぁやっぱテーマが永田・中西・天山・小島ってできたと思ったんで。とりあえずタイトルマッチという形でこういう試合ができて。昔以上のものを持ってる部分もあれば、昔と違ってやっぱりちょっと落ちちゃったなって部分も試合をやってて、相手の肌から感じるものもありましたけど。思いが以前以上ならば、もっと大きな流れをつくれるんじゃないかと、この試合にハズレなしみたいなね。それを思ってこのカードを組んだんで。今日で結果がないで、もういっちょやりたいなと思います。ただ各自の意識がバラバラだったらやってもしょうがないというとこでしょうかね。ずいぶん長いことしゃべったけど、はたしてその中に俺の思いは通じたかどうかは、俺はまだ見てないからわからないですけど」
――第3世代の強みとはなんだと思いますか?
永田「だからその過去の実績だけじゃなく、今現在必死に闘ってる、その今現在の決して衰えてない部分、今のほうが強い部分は相手は非常に口下手な二人で、うちのパートナーのそうかもしれないですけど。そういう思いで強がりを言ってるのかもしれないし。本当になんいも考えてないのかもしれないし。どっちはわからないですけど。ただこの闘いで俺は、ただズルズル時代に流されて終わるのではなく、この闘いを通じて、なにかもうひとつでも時代のど真ん中に風穴を開けたい。今更時代を作ろうとは思わないけど。永田裕志ここにありってものをね。それが天山でもいいし、コジでもいいし、中西学でもいいし。このままじゃ終われない」
◇第8試合◇
▼NEVER無差別級選手権試合/60分1本
[第4代王者]○高橋裕二郎(13分29秒 体固め) [挑戦者]XYOSHI-HASHI
※マイアミシャイン
☆裕二郎が初防衛に成功
(試合後、YOSHI-HASHIのセコンドについていた石井を高橋が挑発。両者が激しく睨み合った)
【裕二郎、石井の話】
裕二郎が「石井? びっくりした。コメント? ないよ」(と試合後のインタビューをはぐらかしているところに石井が入ってくる。)
石井「テメェがチャンピオンだと、相変わらず挑戦者、誰も名乗り上げねぇな。俺が挑戦受けてやるよ」
裕二郎「いやいや、俺がチャンピオン」
石井「テメェ、どこがチャンピオンだ? 笑わせんな。俺がお前の挑戦を受けてやる」(と言って退室する)
裕二郎「エッ? あぁ、びっくりした…」
◇第9試合◇
▼スペシャルタッグマッチ/30分1本
棚橋弘至 ○内藤哲也(13分15秒 片エビ固め)AJスタイルズ Xドク・ギャローズ
※スターダストプレス
(試合後AJと棚橋が一触即発で睨み合う。)
棚橋「AJが言ったぞ! 次は! 次の挑戦者は棚橋だってなーー!! いいか! 必ずベルトを!! 獲るぞ~~!!」
【棚橋、内藤の話】
内藤「今日勝ったのは俺なわけでね。この選手(棚橋)じゃないわけでね。別にリング上でなに言っても構わない。でも決めるのはAJなんでね。お棚橋の言ったことがすべてなのか、棚橋が言ったことが全部正しいのか、ふざけんな」
棚橋「ハァ、喜びのあまりつい先走ってしまったけど、AJがリング上で『お前とタイトルマッチを』『ネクスト』って確かに単語も聞こえたから。わかんないよ。そんだけで俺が勝手に決めつけちゃったから。なんてったってさ、閉じた扉があったとするじゃない。その扉が向こうから開いて、しかもベルト持ってやってきたんだぜ。ベルトから俺に寄ってきたよ。そういうこと」
【AJ、ギャローズの話】
ギャローズ「(何度もテーブルを叩きながら)やられちまった」
AJ「まぁいい。よく聞け。あのリングでタナハシはAJスタイルズと闘った。そしてタナハシはIWGPチャンピオンと闘いたがっていた。このベルトを欲しがっていた。俺の方からリマッチ(再戦)を申し込む」
ギャローズ「今日は俺が足を滑らせてしまった。すまない。目の前で起こっていることがリアルだと主張しているBULLET CLUBにとって、あってはならないことだ。タナハシは“ベストレスラー・イン・ザ・ワールド”と思われている。シングルマッチでそうじゃないことを思い知らせてやろう。大きなTVショーで。プロフェッショナル・レスリングにおいて、リング上で起こったことがすべてであり、それがリアルなんだから。そうやってプロレスリングは歴史を紡いできた。だけど、ここにヘビー級のベルトがあるということは…」
AJ「ああ、俺が証明してやろう。スモーホール(国技館)で。10月13日だったか? チケットが完売して超満員になった会場、BULLET CLUBがチケットを完売した会場でそこですべてを返してやる。ベビーフェースがどうした? チャンピオンであろうとなかろうと関係ない。ニュージャパンのリングのヒーローをやっつけてやる。それをソールドアウトになった会場で、さらに世界中に見せつけてやる。AJスタイルズがこのプロレスリング界において最高であるIWGPチャンピオンであることを思い知らせてやる」
ギャローズ「それでこそフェノミナルだ。Too Sweet!」
◇第10試合◇
▼東京ドーム・IWGPヘビー級王座挑戦権利証争奪戦/60分1本
[権利証保持者/G1 CLIMAX 24優勝者]○オカダ・カズチカ(19分55秒 片エビ固め)[挑戦者]Xカール・アンダーソン
※レインメーカー
(試合後)
オカダ「みっつ言わして下さい(※大拍手)。ひとーつ・・・。アンダーソン、しっかり借り返しました(※大拍手) ふたーつ! 『G1』中にもう1コだけミラクルが起きました。次は、内藤さんと権利証、懸けてやります(※大拍手)」
(内藤登場)
内藤内藤「ご指名いただき、ありがとうございます(※大拍手)。
『G1 CLIMAX』で俺がオカダに勝ったことが果たしてミラクルなのか? それともミラクルじゃないのか? ハッキリさせようか!?(※大歓声) オカダを倒して、東京ドームのメインイベントに立ってやるぜ(※大拍手)。いいか、オカダ? よく聞いとけ。新日本プロレスの! 主役は~~~~! ・・・・・・俺だ(※大拍手)」
オカダ「みっつ!・・・内藤さん、すみません。帰って下さい(内藤退場)、失礼しました。みっつ!! 特にありません! ということで、あとは外道さんにしゃべってもらいます」」
外道「ミラクルはよ! 2度と起きねぇ! オイ、内藤! テメーの夢がよ、どうなろうとよ、オメーはよ、あの哀れなマシンガンと同じ道を歩くんだよ。いいか? あいつがどうあがこうが、レインメーカーには2度と勝てねぇ! 何でかわかるか、オイ!(※場内騒然) ・・・レェ~~ベルが違うんだよ、コノヤロー!(※大拍手) レインメーカーは、2015年1月4日東京ドームのメインイベントでチャンピオンになって、またこの岡山に帰って来る(※大拍手)。そんときゃよ、またこの岡山に・・・カネの雨が降るぞ!(※大歓声)」
【オカダ、外道の話】
オカダ「まぁリング上でも言ったように、アンダーソン『G1』の借り返しました。そしたら次は内藤さんでしょ。まぁ正直、ほんとだったらアナタなんて指名しませんよ。ただな、『G1』でミラクルが1回だけあったんだ。それをミラクルじゃないって証明するためだけど。アンタなんてな、全然認めてねぇから」
外道「オイ、いいか内藤、オメェのよぉ、夢への執念は認めてるけどよぉ。その執念がレインメーカーに通用するかどうかはよぉ、オメェもよぉ、薄々わかってるだろ? もちろんそんなものは一切通用しねぇ。これ(IWGP権利証)を持ってよぉ、2015年1月4日東京ドームのメインイベントでよぉ、チャンピオンに返り咲いてやるから見とけコノヤロー」
――AJ選手が次の挑戦者に棚橋選手を指名しましたが。
外道「知ったことか。俺たちはこれ(IWGP権利証)だ。レインメーカーによぉ、ふさわしい場所で取り返すんだオイ。チャンピオンがAJでも、棚橋でも関係ねぇよ。レインメーカーのふさわしい場所で取り返すんだ」
オカダ「主役は俺だ」
外道「その通りだ」【内藤の話】
※内藤はバックステージのモニターに映し出されているオカダと外道のやり取りから目を離すことなく見入っている。それが終わると…
内藤「そんなにミラクルが好きか? そんなに俺が勝ったことがミラクルか? 両国でミラクルを起こすよ。さっきの棚橋といい、今日のオカダといい、新日本プロレス、うれしいか? お客さん喜んで、うれしいだろう。ふざけるな。俺が全部ぶっ壊してやる。ただ勝つだけじゃない。全部ぶっ壊してやる。東京ドームのメインイベントにたどり着いてやる。何回も言うぞ。新日本プロレスの主役は…俺だ」
新日本のシリーズ最終戦の岡山大会のセミで棚橋、内藤組がAJ、ギャローズ組と対戦、試合は内藤がギャローズをスターダストプレスで降したが、試合後には棚橋がAJの保持するIWGPヘビー級王座へ挑戦を表明した。
棚橋の挑戦は1年ぶりだが昨年はオカダに敗れIWGP戦線からは後退してしまっていた。棚橋は8月10日に西武ドーム大会では棚橋がノンタイトルでのシングル戦でAJを降していることから挑戦の資格は充分、10月13日両国での挑戦は決定と見ていいだろう。
しかし棚橋の挑戦にG1の公式戦でAJを降している内藤が不満を爆発させた。内藤に関しては21日の神戸大会でAJとタッグで対戦したが、このときは内藤は飯伏幸太に試合の主役を譲るなど積極的ではなかった、それを考えると内藤が怒るのは遅すぎたのかもしれない。
メインのオカダvsアンダーソンの権利書争奪戦は、アンダーソンのラフと裕二郎の介入にオカダが苦しんだが、オカダがフラップジャックから試合の流れを変え。裕二郎を蹴散らした後でアンダーソンにリバースネックブリーカーで主導権を握る。アンダーソンは雪崩式スピニングガンスタン、イスの腕でのバーナードドライバーで反撃するが、ガンスタンをかわしたオカダはレインメーカーを狙うも、かわしたアンダーソンがガンスタンを狙う攻防が続く、しかしオカダが前方宙返りでガンスタンを不発させた後でドロップキックを放つと、裕二郎を蹴散らした後でジャーマンからのレインメーカーで3カウントを奪い権利書を防衛、試合後は次の相手をG1の公式戦で敗れている内藤を指名、棚橋にIWGPの挑戦を取られた内藤にしてみればオカダの指名は渡りに船、内藤はオカダ戦で逆転を狙うようだ。
裕二郎vsYOSHI-HASHIのNEVER選手権はYOSHI-HASHIが先手必勝とばかりにスピーディーな攻めで先手を狙うが、裕二郎はスタンガン式のフラップジャックで流れを変え、雪崩式フロントスープレックス、ラリアット、フィッシャーマンズ・バスター、インカレスラムと猛ラッシュをかける。YOSHI-HASHIとレッドシューズ海野レフェリーと交錯させた裕二郎は急所蹴りから東京ピンプスを決め、最後はターンバックルパワーボムからのマイアミシャインで裕二郎が王座を防衛、次期挑戦者には前王者の石井が名乗りを挙げた。
第三世代同士のNWA世界タッグ選手権はテンコジが挑戦者組を分断して先手を奪うが、中西が奮起して天山をラリアット、アルゼンチンバックブリーカー、小島には一本足ハンマーと大暴れ、テンコジも中西にテンコジカッターを決めるが、挑戦者組も永田が小島に白目式腕固め、中西が天山にアルゼンチンバックブリーカーの競演と応戦、挑戦者組は小島に合体技イーストゴールドを決めるが、テンコジも天山が入ってテンコジカッターで中西を蹴散らし永田に集中砲火、永田も粘るが最後は小島のラリアットが炸裂して3カウントを奪い王座を防衛。
IWGPジュニアタッグ選手権は鈴木軍が花道で王者のタイムスプリッターズを襲撃、場外戦でデスペラードがギターラ・デ・アンヘルでKUSHIDAをKOすると
孤立したシェリーに集中砲火を浴びせる、しかしKUSHIDAが蘇生してからタイムスプリッターズが反撃してペースを掴んだに見えたが、今度はTAKAの介入に苦しめられ、鈴木軍はゲリラ戦法でタイムスプリッターズを追い詰める。鈴木軍はKUSHIDAに13Y5で勝負に出るが、シェリーがタイチにトラースキック、デスペラードにスライスブレッド、タイチにオートマティックミッドナイトを決め、最後はスプリッターズがI-94で3カウントを奪い王座を防衛、試合後はヤングバックス、フーリガンズが挑戦に名乗り、KUSHIDAが「まとめて相手にする」とアピールしたため3WAYでの選手権が濃厚となった、フーリガンズは第2試合でヤングバックスに敗れたが、思わぬ形で挑戦権が転がってきたようだ。
最後に久しぶりにNWAのブルース・サーブ会長からのビデオメッセージが公開され、NWA世界ジュニアヘビー級王者のチェイス・オーエンズを刺客として差し向けることを告げると、BUSHIが挑戦に名乗りを挙げた。
NWAもご無沙汰だがGWFのジェフ・ジェレッドの存在もあって影が薄くなってきた感じもする、BUSHIも新日本に移籍してから初めてシングルのベルトのチャンスとなったが、気になるのはZERO1にもNWA世界ジュニアヘビー級王座があり(王者は藤田峰雄)関連性があるのかということ、調べてみるとZERO1が保有しているベルトはニュー・レスリング・アライアンスという別組織が認定している王座で、サーブ会長側のNWA(ナショナル・レスリング・アライアンス)とは関連性はないそうだが、NWA世界ジュニアのベルトも昔から管理を含めてややこしいことから、ある意味曰くつきの王座でもある。
神戸大会より若干カードが劣るのではと言われたが岡山でのビッグマッチも超満員札止め、新日本の勢いはまだまだ続く。【岡山大会終了】本日も沢山のお客様にご来場いただき誠にありがとうございました。 次回大会は、10月13日(月・祝)両国国技館にて16:00試合開始です。 #njpw #njdest pic.twitter.com/inRrncUFg6
— 新日本プロレスリング株式会社営業部 (@njpw_nyao) 2014, 9月 23本日、岡山大会。超満員札止め。ありがとう。閉じていた扉が開きかけて…☆ #岡山 #njdest
— HIROSHI TANAHASHI (@tanahashi1_100) 2014, 9月 23本日、岡山で、第3世代同士の純粋な戦いをした。だけど、永田&中西だけじゃないモノと戦った気がする。世代との戦い。キャリアとの戦い。年齢との戦い。そして、語弊を恐れずに言えば、間接的に新日本プロレスとも戦ってたのかもしれない。これからも、小島にしかできない戦いができればと思います。
— 小島 聡【SATOSHI KOJIMA】 (@cozy_lariat) 2014, 9月 23岡山コンベックス大会ご来場誠にありがとうございました!NWA世界Jrのベルトに挑戦表明しました。これが決まれば両国でタイトルマッチ!試合では〜マキシモとの初キッスに気絶しそうになったのは…ココだけの話 〆(´ε` )画像はオフィシャル pic.twitter.com/5kML7m9hrr
— BUSHI (@BUSHI_njpw) 2014, 9月 23言い続けて、言い続けて。時間がかかったとしても、最終的に理解してくれれば御の字。 伝わらないことだってある。 人間だもの。ならば、人に伝えたいことは言い続けないと伝わらないよ、な。 まず、照れずに言うことが第一歩。 また東京帰ったら、おかんと飯行こっと。
— KUSHIDA (@KUSHIDA_CANADA) 2014, 9月 23RT @njpw1972: 元新日本プロレス選手の片山明さんが岡山大会会場に来ていただきました。旧知のライガー選手とパチリ!! #njdest #njpw pic.twitter.com/uj390nnFTq
— 永田裕志 (@nagata769) 2014, 9月 23 -
「新日本を守ってくれてありがとう」「おかえり」棚橋と柴田が確かめあった10年間
9月21日 新日本プロレス「DESTRUCTION IN KOBE」神戸ワールド記念ホール 8000人 超満員
<アピール、コメントなどは新日本プロレス公式HPより>
◇第1試合◇
▼20分1本
石井智宏 ○ロッキー・ロメロ アレックス・コズロフ(7分51秒 片エビ固め)高橋裕二郎 マット・ジャクソン Xニック・ジャクソン
※コンタクトキラー
◇第2試合◇
▼20分1本
○アレックス・シェリー BUSHI マキシモ(2分43秒 反則勝ち)Xタイチ エル・デスペラード TAKAみちのく
◇第3試合◇
▼20分1本
天山広吉 小島聡 獣神サンダー・ライガー ○本間朋晃(5分22秒 片エビ固め)永田裕志 中西学 タイガーマスク Xキャプテン・ニュージャパン
※こけし
◇第4試合◇
▼スペシャルタッグマッチ/30分1本
○矢野通 桜庭和志(11分34秒 赤霧)鈴木みのる X飯塚高史
◇第5試合◇
▼IWGPジュニアヘビー級選手権試合/60分1本
[挑戦者]○田口隆祐(14分55秒 アンクルホールド) [第68代王者]XKUSHIDA
☆KUSHIDAが初防衛に失敗、田口が第69代王者となる
(試合後に田口、KUSHIDAがタイチ、デスペラード、TAKAの襲撃を受け、シェリーが駆けつけるも返り討ちされる)
【田口の話】「7年ぶりにベルト巻けてうれしいです。でも、オー・マイ・ガーファンクル…オー・マイ・ガーファンクルですよ。オー・マイ・ガー…記念日を。空気読めって。超気分悪いんですけど。超ベリーバッド。あいつら、チョベリバ。特にデスペラード、チョベリバ。激オコ(怒ってる)、激オコですよ。チャンピンはさすがチャンピオンですね。うまく引き出されました。チャンピオンにあんな辛らつな言葉を言わなければ、僕は内に秘めたもので何も伝わらず、ただのタイ トルマッチで終わってる。チャンピオンに引き出された。このタイミングでアンクル(ホールド)も引き出されたし。チャンピオンに一皮、二皮剥けさせられて、チャンピオンにしてもらいました。それもオー・マイ・ガーファンクルですよ。なんて日だ! (デスペラードは)やられたらやり返す。倍返しですよ。 (第69代チャンピオンということで)シックスナイン、逆、逆を行きますよ。舐められたら舐め返す。完全に舐められましたからね。倍返し。グッチョグッチョのベッチョベチョにしてやりますよ。王者像? 僕がチャンピオンになりましたから、もっと自由な田口隆祐を出していきたい。もっとふざけた田口隆祐 で。ふざけたいですね。デスペラードを舐め回してやりますよ。舐め腐らす。ヒーヒー言わしてやる。とりあえずデスペラードが挑戦してくるんだったら、受け てやります。受けてやるけど(試合では)攻めて攻めて、最後はケツの穴をガバガバにして、メキシコに送り返してやりますよ。鈴木軍のせいで変なコメントになりましたけど、チャンピオンは強かったです。腕はボロボロになりました。ただ、KUSHIDAとはまたやりたいですね。その前にデスペラード。舐め返してやります」
【鈴木軍の話】
TAKA「ぬるいんだよ、お前ら。(デスペラードをイスに座らせて)オイ、次期2冠王だ! あさって岡山でだな、ジュニアタッグ獲って、その次、シングルもいただくからよ。次期2冠王だ! なぜこいつが鈴木軍に来たか、教えてやれよ」
デスペラード「ビックリしたよ。またあんなつまんねぇ試合してんだな。全然、強さのかけらもねぇよ。怖さも感じねぇ。終わってみてよ、結局、地面に突っ伏してるのは誰だった? 新しいチャンピオンも古いチャンピオンも寝てんじゃねぇか。誰がやった? 俺たちだよ、鈴木軍だよ。俺たちが勝つんだよ」
TAKA「次期2冠王だ。今のうち写真撮っとけよ」
デスペラード「ベルトがないのは今だけだ。次、よく覚えとけよ」
タイチ「最初からホセ(デスペラード)がやるって言ってたのに、誰だ、先に田口やらせてよ。いいかホセ、こいつが(ベルト)獲る。獲ったら、次、俺だ」
TAKA「じゃあ、その次、俺いくぞ」
【KUSHIDAの話】「(床に倒れこむ)ハァハァ、ガソリンぶちまけて、そこに火つけて、ギスギスして、新日本プロレスジュニア今までと同じじゃなにも変わんないっしょ。負けたけど、泣き言ってらんねぇよ。デスペラードだな、覚悟しろよ。岡山、肩もげるぞオイ」
――田口選手は変わっていましたか?
KUSHIDA「それは見る人の判断だから、どうこう俺は言うつもりはないっすよ。ただ、勢いつけた俺に勝ったんだから、今までの田口隆祐じゃ、なんも変わんねぇんだから」
◇第6試合◇
▼スペシャルタッグマッチ/30分1本
内藤哲也 ○飯伏幸太(12分57秒 片エビ固め)AJスタイルズ Xタマ・トンガ
※フェニックススプラッシュ
【内藤、飯伏の話】
内藤「このタッグは勝率10割だから。今日は俺自身も飯伏とAJの絡みが見たかったんですね、しっかり見させてもらいました。その上でやっぱり俺は、今年ドームのメインイベントにいけなかったんで、来年の東京ドームは、俺は必ずメインイベントに立ちたい。そのためにはAJの持つIWGPなのか、オカダの持つ挑戦権利書なのか、どっちもいけるけど、でも明日もまたAJとの闘いが組まれてるんでね。ここはきっちりAJに狙いを絞って明日しっかり結果を出したいと思います。横にゴールデン・スターはいるけどね。俺が東京ドームのメインイベントに立ってみせます。なぜなら、新日本プロレスの主役は俺なんで」
飯伏「疲れましたね」
――AJの印象はいかがですか?
飯伏「まぁ正直絡む部分ではあまりなかなかなかったというか、自分からもっとガツガツいけば良かったですけど。そのヘビーの闘い方とか、まだ自分のなかでやっぱりまだ慣れてないというか、つかめないところがたくさんあるんで。去年『G1』も出たし、それからもヘビー級とは何人も闘ってきましたけど。まだやっぱり本当の自分のMAXを出せる絡みまでいってないんで、やっぱり自分を全部出せるようにこれから頑張っていきたいと思います。もっともっとAJとかと絡みたいっすね。絡ましてもらいたい。もっと強くなりたいです。まだまだ伸びしろはあるんじゃないっすか」
――AJ選手はヘビー級の中では、体格が小さいほうですが、実際に上がってみると違いましか?
飯伏「エルボーにしても全然重さが違いますね。たぶん見てもわかったと思うんすけど、自分のエルボーとはやっぱり重さが違う感じが自分でしたんで。単純にファンに言われるのは、やっぱりラストライドとかはそんなに指摘されないっすよ。やっぱり打撃がまだ軽いのか、まだその部分が納得させられてないというか、自分でも納得してないし。もっともっとガンガンいきたいっすね」
――それはヘビー級と体で体感していくしかないですか?
飯伏「もうほんと実践だけです。あとは試合をやればやるほど上がっていけると思うんで。それぐらいですかね。ドンドン試合したいです」
◇第7試合◇
▼IWGPタッグ選手権試合/60分1本
[第64代王者組]カール・アンダーソン ○ドク・ギャローズ(12分57秒 片エビ固め)[挑戦者組]オカダ・カズチカ XYOSHI-HASHI
※マジックキラー
☆アンダーソン&ギャローズが6度目の防衛に成功
【アンダーソン、ギャローズの話】
アンダーソン「(東スポ岡本記者を呼びつけて『通訳しろ』と命じる)どんなチームも、どこの国の、どんなレスラーであろうと、俺たちIWGPタッグチャンピオンに挑戦したければ来い」
ギャローズ「だけどな、ギャローズと(マシン)ガンが、世界広しと言えどもナンバーワンタッグチームであることを思い知ることになるだけだがな」
アンダーソン「そしてアサッテ、オカヤマでオカダが持っているナンバーワンコンテンダー・ブリーフケース(IWGPヘビー級挑戦権利証)をガンスタンを決めて奪ってやる。コーベでは眠らせることはできなかったけど、十分に痛めつけてやった。2015年のトーキョードームのメインイベントは、BULLET CLUBが占拠する。しっかりと覚えとけ」
ギャローズ「俺たちBULLET CLUBがお前を撃ち抜いてやる。バン! バン! バン!」【オカダ、外道の話】
オカダ「クソっ。気抜いちゃったね、スワトーン入って。まさかね、あそこで乱入があるとは。あれで全部狂ったよ。ただな、なにがあろうと俺はレベルが違うんだ。岡山? まぁレインメーカーだって、3カウント入る直前で乱入してきてもいいよ。またそしたらレインメーカー連発だ。誰も乱入出来なくなるまで、全員レインメーカーやってやる。そしてもう1つ、タッグのベルト獲るときはなぁ、またしっかりYOSHI-HASHIさんと挑戦して、またしっかり獲る。YOSHI-HASHIさんと獲るんだからな、覚えとけ」
外道「オイ、あれで勝ったつもりか? テメェらはあれで勝ったつもりかコノヤロー。裕二郎をよぉ、使って勝ったか。大したもんだなぁオイ。終わった後よぉ、調子乗ってんのかオイ。これ(IWGP権利書)獲るとかぬかしてたなぁオイ。オメェらにはよぉ、ぜってぇ獲れねぇ。何人でも連れてこいコノヤロー。レインメーカーがよぉ、一人で排除してやる」
――あえてなぜYOSHI-HASHI選手とのタッグにこだわるんですか?
オカダ「別に他の人よりもYOSHI-HASHIさんとのタッグのほうが一番シックリきますし。ほんとお互い一緒にやってきましたからずっと。同じタイミングで日本に帰ってきて、競い合う相手で。やっぱりYOSHI-HASHIさんが活躍すれば、ボクもその上をいってやろうと思いますし。そういう意味でお互い成長できるタッグだと思いますし。まぁ愛知県出身ってことはおまけで。まぁタッグってのは強い人同士が組めばいいわけじゃないっすから。もうずっと2年前のタッグリーグから、YOSHI-HASHIさんとやってますから。YOSHI-HASHIさんと結果残さないと、逃げたみたいに思われるのも嫌なんで。しっかりYOSHI-HASHIさんとまたやりますよ。まさかあそこで乱入だと思ってなかったっすから。タッグを甘く考えていたのか、乱入か。まぁとりあえずほんと気持ちを岡山に切り替えて。またタッグリーグありますから、そっちに向けてやってきます。2冠王もちょっとやってみたいっすね」
◇第8試合◇
▼スペシャルシングルマッチ/30分1本
○真壁刀義(14分38秒 片エビ固め)X後藤洋央紀
※キングコングニードロップ
真壁「一丁あがりだ。恨み? むかつき? そんなもん、とうに超えてんだよ。あのヤロー、再三アゴ狙ってきて。当然だよな、いいんじゃないの? 勝機を見い出そうとして。だけどよ、この俺には通用しねぇ。前にも言ったよな、とうに治ってんだよ、バカヤロー。でも、あのバカヤロー、さすがに体重あるから効いてくんな。まぁ、そんなもんだよ。なんであろうと俺、あのヤローぶっ潰すことしか念頭になかったからよ。あとはよ、後藤にしたって誰にしたって、この俺を狙ってくんのが一番早いだろ? 手っ取り早いだろ? 名前上げんだったらよ。ドンと来いだ、バカヤロー。俺、やすやすとテメェらの踏み台にならねぇから よ。あと、なんかあるか? (『G1』開幕戦の)リベンジだよな。俺、借りは返す、誰が相手だろうと、借りは返す。ほかにもいっぱいいるだろ。俺が調子悪いといいながら、俺から白星取ったヤツいるだろ。まずは第一歩だ、今日はよ。そんなの通用しねぇんだ、俺には。何度言わすんだよ。チャンピオンになりてぇ とか、そんなもんじゃねぇんだ。この新日本プロレスのくだらねぇヤツはみんな淘汰していくから。それだけだ。そんなに俺のこと写真撮ったって、しょいがねぇだろ。鼻血も出るしよ、前歯折られえるし、どういうことだって! いい男が台無しだ。しっかり写真撮っとけよ。いい男が台無しだって。そうでもないって? まぁ、とりあえず積年の恨み、『G1』から続く、5月からか、まぁ一つ返したからよ。あとは次のヤツ。全部、引っ繰り返してやるからよ。いやぁ、後藤のヤツ、筋肉量増えてんな。筋肉量が増えてるから辺りが強ぇわ。前にも増して相手を持ち上げる力が強くなってる。だからこそ、俺にケンカ売ってくんだろ うけどな。そうは問屋が卸せねぇから。おととい来やがれ。気持ちいい。何が気持ちいいかって、派閥闘争とか因縁とか関係ない。俺の一方的な逆恨み(それを返したから)」
後藤「ハァハァ、いやぁ強いよ真壁。あれだけの力、本隊にあるのによぉ。オイ、今日見てみろよ、本隊の人間誰一人として、タイトル戦線に絡んでねぇじゃねぇか。いつから新日本プロレス、外国人天国になったんだ? こんなんじゃダメだろオイ。いまこそ本隊、一致団結するときじゃねぇのかよ。俺は許さねぇぞ、今のこの状況。今に見てろテメェら」
◇第9試合◇
▼スペシャルシングルマッチ/30分1本
○棚橋弘至(17分57秒 片エビ固め)X柴田勝頼
※ハイフライフロー
【棚橋の話】「とりあえず、『G1』の雪辱は返した。そういうこと。10年間、俺の10年間ばっかり注目されてるけど、柴田の10年間だって、もちろんいろいろ あったと思うし、俺は受け止められることはしないけど、この10年間を感じることはできた。まさかね、柴田があんなことを言うとは…。いろいろしゃべった んですけど、『新日本を守ってくれてありがとう』って。どの口が言ってんだか知らねぇけどさ、ずるいわ。これからいろいろ言ってきたけど、闘う相手だけども、俺の存在、俺のコメント、口撃がアイツの未来を妨げるんであれば、それは俺の本意じゃないから。せっかくプロレスに対して、楽しさを抱いてる、充実感を抱いてるのであれば、自由にやってほしい。今まで言ってきたのは、そんなお礼の言葉じゃなくて。プロレスってさ、こうやってわかり合えて。もちろんくれぐれも言っとくけど、闘ってる相手には変わりないけど、俺から柴田に一言言うとしたら『おかえり』って。まぁ、でもそれは今日限りの気持ち。また両国に向かって、岡山、全力で振り切っていくから。よし!」
◇第10試合◇
▼IWGPインターコンチネンタル選手権試合/60分1本
[挑戦者]○中邑真輔(19分13秒 片エビ固め)[第9代王者]Xバッドラック・ファレ
※ボマイェ
☆ファレが初防衛に失敗、中邑が第10代王者となる
(試合後)
中邑「「白いベルトが、また、俺の腰に戻って来たぜ、オイ!」とマイクアピール。さらに、「このベルトを使って・・・どうしよっかなぁ〜〜〜!! なにをしようか!? なにができるか!?とにかくこの感動! 言葉にできない。ですよね〜〜!?(しばらくして)イヤァオ!!!!」
【中邑の話】中邑「ハァハァ、インターコンチ三度四度、俺のもとに……わかってるよねぇ、白いベルトも。まだまだ俺もこのベルトしゃぶりつくしてねぇからなぁオイ。このベルト使ってなにをしようか、なにができるか。俺の知らないところに誘ってくれるのか、楽しみでしょうがないねぇ」
――改めてバッドラック・ファレと闘ってみてどうでしたか?
中邑「なんだろうねぇ、4回もやってしまうと、変な情が生まれるのか、日に日にバッドラックの成長を肌で感じていました。今日はたまたま勝ったぁなんてね、アイツ褒め過ぎでしょうそれは。成長する度合いがやっぱ他の選手、外国人も日本人も含めて、度合いが違う。もし願うなら、ナンバーワンコンデンダーになってほしくはないね。そしたら今年5度目だぜオイ」
――インターコンチを改めて取り戻しましたが、自由を再び手に入れたといえると思いますが。
中邑「どうでしょうね。別に俺の所有物じゃない。ベルトを使ってなにがしたいか、なにをしようとするかじゃないの? まぁそのタイミングが前チャンピオンにはなかったのか、ベルトを巻いたところである種、一呼吸置いちゃったのか。俺が持ったら違うよオイ。自由奔放に振り回させてもらうぜ」
――ある種、世界中から狙われているベルトにもなってくると思いますが、やってみたいレスラーはいますか?
中邑「そうっすねぇ、毎度毎度どっかで言ってるぜ。世界中どこでも防衛戦しにやってやるぜオイ。なかなか組まれてねぇけど、その目的さえ達成できてねぇんだ。今回は頼むぜ白いベルト」
――改めそのベルト(IWGPインターコンチネンタル)を持って、世界にうって出る覚悟は出来てると?
中邑「いや、もちろんでしょう。もうただのベルトじゃない。巻いた人間の意志を表すところをみてみると、もちろん好きなように使わせてもらいましょう」
【ファレ、ヤングバックスの話】
マット「なんてこった。レフェリーもグルになってんのか? それがここのビジネスなのか? まあいい、ちょっとベルトを預けといてやる」
ファレ「たった一つ取られただけだ。またすぐに取り戻す」
マット「BULLET CLUBがプロフェッショナル・レスリングにおいてベストであり、最もいかしたチームであることは変わらない。世界で最もベストなんだ」
ニック「まぁ、たまには負けることもあるさ」
マット「そういうこと。これからホテルに戻って一杯飲んで、次の試合の闘い方を考える。それがアスリートというものだし、そうすればまたベルトは俺たちの元に戻って来る。俺たちだって、相手のノド元にスーパーキックを叩き込みさえすれば、またベルトを手にすることができるんだから。こいつ(ファレ)は最も優秀なデカイ男なんだし。次にシンスケ・ナカムラと闘うときには、彼をケガさせてしまうかもしれないな」
ファレ「それまで待っておくんだな」
ニック「クソッタレが。さぁ行こう」
新日本神戸大会をニコニコ生放送で視聴、セミは棚橋vs柴田。7月26日秋田で行われたG1公式戦で両者は対戦するも、柴田がG2PKで勝利、試合後に棚橋は「はぁ…オレが、過ごして来たこの10年間は…… この10年間は、無駄だったのか。 」、棚橋は新日本を10年間守りとしてきた立場として、フリーとして新日本に戻ってきた柴田を否定してきたが敗れてしまった。この時は柴田が己を生き方を貫いてきたことを棚橋にぶつけた試合だったが、今度は棚橋が新日本を守ってきた10年間をぶつける番だった。
試合は小細工なしで序盤からバチバチやりあう展開、柴田のフィールドに棚橋が敢えて飛び込んでいった。そのせいか棚橋はなかなかペースを掴めなかったが柴田のエルボーの連打に対して棚橋は張り手一閃で食い下がる。後半からは柴田の直線的な攻めに対し、棚橋は得意の閃きを駆使し、ロープ越しのドラゴンスクリュー、G2PK狙いをスリングブレイド、PKをかわしてドラゴンスープレックスで切り返すなど次第に棚橋ペースへと傾いていく。棚橋はグラウンド式ドラゴンスクリューからテキサスクローバーホールド、柴田が再度狙ったG2PKをドラゴンスクリューで足をしっかり攻めた後、柴田のお株を奪う串刺し低空ドロップキックからハイフライアタック、ハイフライフローで3カウントを奪いリベンジを果たした。
試合後は二人が額を突きつけた後で握手をかわし二人は涙を流した、この時柴田が発した言葉は「新日本を守ってくれてありがとう」、そして棚橋は「おかえり」とだった。柴田も新日本を飛び出したものの悪戦苦闘の連続、MMAにも挑戦したが結果を出せない試合が続き、また棚橋もIWGP王座を巻いたものの「新日本の棚橋プッシュと皮肉られ」、なかなかファンから認められなかった。それでも柴田は自分の生き方を貫き、棚橋も辛抱強く新日本を守り抜いてきた。二人の会話は互いに10年間を認め合ったからこそ出た言葉だった。
メインの中邑vsファレのインターコンチネンタル選手権は中邑は腹部中心の攻めでファレのスタミナを奪いにかかるが、場外戦からファレが中邑の腰に集中砲火を浴びせてからは試合全体の主導権を握る、3月のNJCから3度目の対戦となるがファレが自分の体格を生かして攻めるなど確実に成長している、だが終盤で出したグラネードが浅かったのが明暗を分けたのか、バットラックフォールを脱出した中邑が下から足をかけてファレを倒すと後頭部へボマイェを炸裂させ、最後は至近距離からのボマイェで3カウントを奪い王座奪還に成功した。後藤vs真壁は後藤が徹底的に真壁の顎を攻めるも、真壁が必死で耐え抜き、最後も後藤が牛殺しや裏牛殺しで追い詰めるが、昇天を必死で防いだ真壁が後頭部へのラリアット、スパイダージャーマンからのキングコングニーで3カウントを奪い勝利を収める。
IWGPタッグ選手権はオカダが控えにまわりYOSHI-HASHIを前面に立て、YOSHI-HASHIも期待に応えてスワントーンボムでギャローズを追い詰めるが、裕二郎が乱入してフィッシャーマンズバスターで大ダメージを負わせると、最後は王者組のマジックキラーが決まり王座を防衛。
IWGPジュニアヘビー級選手権は田口が試合開始早々からどどんを決め先手を奪い、腕狙いのKUSHIDAに対し、田口は足狙いという展開となるが、KUSHIDAの、ホバーボードロックを凌いだ田口がアンクルホールドで捕獲、どどんズスロウンでダメ押しした後で再びアンクルホールドで捕獲するとKUSHIDAはタップし、田口が7年ぶりに王座を奪取となったが、試合後にタイチ、デスペラード、TAKAの鈴木軍が乱入、救出に駆けつけたシェリーもろとも田口らを痛めつけ、鈴木軍によるジュニア制圧をアピールした。
9月シリーズも23日の岡山大会を残すのみとなり、10月13日には両国大会を迎える。果たしてどんなドラマが待ち受けているのか・・・・超満員、ありがとうございます‼︎ #njpw #njdest pic.twitter.com/u3DvzEM8uJ
— 新日本プロレスリング新日企画 (@njkikaku) 2014, 9月 21「言葉にならない」劇的勝利!! 中邑真輔、滾りまくってファレからIC王座奪還! #njdest 9.21神戸決戦をスマホサイト(http://t.co/7xh3nqaLQZ)で独占詳報中! pic.twitter.com/VlEmBPsYgz
— 新日本プロレスリング株式会社 (@njpw1972) 2014, 9月 21次の場所へ移動、中邑真輔登場(イヤァオ‼︎)今日はベルト奪取おめでとう! pic.twitter.com/MiqjnSLdT8
— 新日本プロレスリング新日企画 (@njkikaku) 2014, 9月 21棚橋弘至と柴田勝頼がなんと歴史的握手…!! リングでいったい何が語られたのか? 9.21神戸決戦をスマホサイト(http://t.co/7xh3nqaLQZ)で独占詳報中! #njdest pic.twitter.com/hQwwgqhhs4
— 新日本プロレスリング株式会社 (@njpw1972) 2014, 9月 21神戸大会ありがとうございました。 公式コメント間違ってます。 オーマイガーファンクルではありません。 オーマイ&ガーファンクルです☆
— 田口隆祐 (@taguchiryusuke) 2014, 9月 21はー、今日の興行はこの、反則も波乱も幸せも、全部詰め込んだ内容だったなあ。満足。あとは、もう寝よう疲れた〆(´ε` )
— 春哉 (@haruya57) 2014, 9月 21 -
神戸決戦を前に棚橋、真壁が後藤、柴田に完敗…>9月15日 新日本プロレス「Road to DESTRUCTION」後楽園ホール 2015人 超満員札止め
<コメント、アピールなどは新日本プロレス公式HPより>
◇第1試合◇
▼20分1本
○タイチ エル・デスペラード(9分22秒 体固め)X小松洋平 マキシモ
※13Y5(トレッセイシンコ)
◇第2試合◇
▼20分1本
○KUSHIDA アレックス・シェリー BUSHI(12分16秒 後方回転足折り固め)X田口隆祐 獣神サンダー・ライガー タイガーマスク
◇第3試合◇
▼20分1本
○高橋裕二郎 タマ・トンガ(9分38秒 体固め)石井智宏 X外道
※マイアミシャイン
◇第4試合◇
▼20分1本
○矢野通 ロッキー・ロメロ アレックス・コズロフ(10分11秒 横入り式エビ固め)鈴木みのる 飯塚高史 XTAKAみちのく
◇第5試合◇
▼30分1本
天山広吉 小島聡 ○内藤哲也 本間朋晃(12分40秒 片エビ固め)永田裕志 中西学 Xキャプテン・ニュージャパン 飯伏幸太
※スターダストプレス
◇第6試合◇
▼スペシャル6人タッグマッチ/30分1本
○オカダ・カズチカ 中邑真輔YOSHI-HASHI
(11分56秒 片エビ固め)バッドラック・ファレ カール・アンダーソン Xドク・ギャローズ
※レインメーカー
【CHAOSの話】
中邑「BULLET CLUBよ、バッドラック・ファレ言ったよな。もう待ったなしだぞ。オイ目開いてんのかコラ。目をつぶってるようなら容赦はしねぇ。いかされてんじゃねぇのかテメェらコノヤロー」
オカダ「今はYOSHI-HASHIさん、ノリに乗ってますね。そして普段からノリに乗ってるオカダ。防衛戦、権利書しっかり守る、それは当たり前だ。新しいものがほしい。それはタッグベルト。しっかり俺とYOSHI-HASHIさんでいただきます」
YOSHI-HASHI「もちろんIWGPのタッグのベルトはもちろんのこと、オイ、ビビってんのか裕二郎? オイ、テメェのNEVERのベルト、岡山できっちりと俺がしっかり巻いてやるからな。覚悟しとけよビビりの裕二郎」
【BULLET CULBの話】
ファレ「ヘイヘイヘイ。こっち来い」
※そういって西武ドームで和解した東京スポーツの岡本記者を連れ込む
アンダーソン「彼はBULLET CULBのパーソナルリポーターだ。東京スポーツの記者ではない。BULLET CULBスポーツだ。オカダ、ヨシハシ、ナカムラシンスケ!世界規模のオレたちに勝てるのか?オカダ、ヨシハシ、タッグチームのチャンピオンシップはいつでもやってやるよ。ほら、来いよ。それと、岡山でちゃんとニセンジュウゴ(年)のトウキョウドームのメインを飾れるあの権利書。ちゃんと忘れずにブリーフケースに入れて持って来いよ?ドームのメインを飾るのは、AJとマシンガンって決まってんだ。BULLET CULBだけでメインを飾ってやる。これこそが、リアルなんだ。オカモト、他のTシャツ着てくんなよ?このTシャツだけだ」
岡本「もちろん。これしか持っていないBULLET CULBオンリーだ」
◇第7試合◇
▼スペシャルタッグマッチ/30分1本
○後藤洋央紀 柴田勝頼(16分59秒 片エビ固め)棚橋弘至 X真壁刀義
※昇天・改
(試合後)
後藤「神戸でも結果は同じだ。覚悟しておけ、バカ野郎!」
【後藤の話】
後藤「リング上で言った通りだ。神戸の結果も、今日と同じ。悪いけどオマエに付き合ってる時間は、ないんだよ。神戸、完全決着だ」
――2か月ぶりのタッグでしたが
後藤「まあ西武ドームで戦って、ほんとそれ以来だと思うんですけど。非常に好感触じゃないすか?俺は諦めてないですよ。タッグだって。タッグだって諦めてないよ」
【棚橋、真壁の話】
真壁「オイ、クソくらえだバカヤロー。上等じゃねぇかオイ。後藤さんよぉ、今日負けた? その前も負けたな。もうあとがない俺様の真骨頂だ。オイ、テメェ覚悟しとけ。それだけ」
棚橋「(地面に倒れこむ)柴田が帰ってきてから、いつしかアイツが俺のキーマンになってた。アイデンティー、新日本プロレス……いろんなものが大きくなって……だからアイツを倒さないと、俺は一歩も前いけねぇから。次シングルマッチ、たった1試合で俺の10年受け取られても困るから。まだな……在庫は……山ほどあるから」
今回の後楽園大会のメインは9月21日神戸で行われる棚橋vs柴田、真壁vs後藤の前哨戦が組まれ、真壁と後藤はマッチアップ、棚橋と柴田は棚橋が張り手をかませば、柴田もサッカーボールキックでやり返すなど両軍共火花を散らす。棚橋は後藤と対峙した際にコーナーに控える柴田を強襲するも、柴田はスリーパーで捕獲、柴田はエルボースマッシュや破りのドラコンスクリューから足四の字と揺さぶりをかけ、後藤と共に集中砲火を浴びせる。交代した真壁はパワースラム、ノーザンライトスープレックス、ラリアットと盛り返し、棚橋も柴田に串刺しフライングボディアタック、串刺しジャンピングエルボー、ダイビングサンセットフリップを決めれば、柴田も対角コーナーへ走る棚橋を追走式串刺しジャンピングフロントハイキックで迎撃、強烈な串刺し低空ドロップキックからフロントネックチャンスリースリーパーホールド、PK狙いは棚橋がカウンタースリングブレイドで迎撃する。棚橋はハイフライフローを狙うが後藤が入って雪崩式合体牛殺しが決まり、柴田はG2PKを狙うが棚橋はファイナルカットで切り返す。真壁は後藤とラリアット合戦となるが後藤が打ち勝ったところで4選手が入り乱れ、後藤のラリアットが柴田に誤爆すると、場外に逃れた柴田に棚橋はプランチャを発射するがかわされて自爆してしまう。リングに残った後藤は真壁の顎にショートレンジヘッドバットを浴びせ、牛殺しを決めると、柴田のPKから後藤の
昇天・改が決まり3カウント、柴田組が前哨戦を制した。
セミのIWGPインターコンチネンタル&タッグ選手権、権利書争奪の前哨戦は、BULLET CULBが奇襲からYOSHI-HASHIに集中砲火を狙うが、勢いに乗るYOSHI-HASHIはヘッドハンターなどで返り討ち、CHAOSは逆にアンダーソンを捕らえてトレイン攻撃を狙うが、かわしたアンダーソンは場外戦に持ち込み、ここからBULLET CULBがYOSHI-HASHIに集中砲火を浴びせる。窮地となったYOSHI-HASHIだったがアンダーソンのガンスタンから逃れ、交代した中邑はファレにカラテキック、ギャローズにニールキックを浴びせる。終盤ではCHAOSがアンダーソンにトレイン攻撃を浴びせるが、ギャローズの援護を得たアンダーソンがオカダにスピニング式ガンスタン、ゼロ戦キックから、BULLET CULBがオカダに集中砲火を浴びせ追い詰める。アンダーソンとギャローズはオカダにマジックキラーを狙うがYOSHI-HASHIがカットに入ると、オカダはギャローズを捕らえダイビングエルボーからレインメーカーを狙う、最初はアンダーソンにカットされるも、オカダがドロップキックでアンダーソンを蹴散らせてから、改めてギャローズにレインメーカーを決め3カウントを奪い、CHAOSが前哨戦を制した。
21日に神戸、23日に岡山とビッグマッチが続く新日本プロレス、2015年1月4日の東京ドームまでにどんなストーリーが待ち受けているのか? -
永田が主催興行で天コジに勝利!NWA世界タッグ挑戦表明で第三世代の戦いは続く9月7日 新日本プロレス「Road to DESTRUCTION アクティブイノベーションPresents Blue Justice V~青義降臨~」 千葉・東金アリーナ 2300人超満員
<アピール、コメントなどは新日本プロレス公式HPより>
◇第1試合◇
▼15分1本
○田中翔(8分35秒 逆片エビ固め)X小松洋平
◇第2試合◇
▼20分1本
○タイチ(7分29秒 タイチ式外道クラッチ)Xマキシモ
◇第3試合◇
▼20分1本
○田口隆祐 獣神サンダー・ライガー タイガーマスク(10分10秒 アンクルホールド)KUSHIDA アレックス・シェリー XBUSHI
◇第4試合◇
▼20分1本
○矢野通 ロッキー・ロメロ アレックス・コズロフ(9分27秒 反則勝ち)X飯塚高史 TAKAみちのく エル・デスペラード
◇第5試合◇
▼30分1本
棚橋弘至 ○真壁刀義 本間朋晃(12分28秒 体固め)後藤洋央紀 内藤哲也 Xキャプテン・ニュージャパン
※キングコングニードロップ
◇第6試合◇
▼30分1本
バッドラック・ファレ ○カール・アンダーソン ドク・ギャローズ 高橋裕二郎 タマ・トンガ(14分23秒 片エビ固め)オカダ・カズチカ 中邑真輔 石井智宏 YOSHI-HASHI X外道
※ガンスタン
◇第7試合◇
▼スペシャルタッグマッチ〜青義降臨〜/30分1本
○永田裕志 中西学(18分02秒 バックドロップホールド)天山広吉 X小島聡
(試合後)
永田が「オイ、テンコジ! 何回でも闘いたいよ! 次はその(NWA世界タッグ)ベルト懸けろ!」
天山「1回ぐらい勝ったぐらいで何や!? テンコジ、このまま終わらへんぞ。やるんやったら、次、(ベルトを)お前ら獲り来い!でも、今日は奇跡や。俺らテンコジが世界最強!1番!」
(天山と小島が退場)
永田「テンコジと何回でも闘って、何回でも勝利して、俺たちの世代の実力を見せてやるゼア!(場内が大拍手と「永田」コールに包まれ、それが「ナガダンス」コールに変わる。)
俺の地元でアレやらせんのかよ!?(「ナガダンス」コールはさらに大きくなる。すると永田は、中西、そしてリングサイドで観戦していた山田邦子さんにも声をかけ、3人そろってナガダンスの競演! そこからビシッと敬礼を決めた。)
永田「お恥ずかしいとこお見せいたしました。東金市市制60周年のこのときに、『Blue Justice V』がこの東金アリーナに降臨することができて、最高でした。皆さん、本当にありがとうございました!『Blue Justice』、2007年の東金アリーナでスタートして、あれから7年。いつまでできるかわかりませんが、できるうちはめいっぱい闘って、この東金にまた何度でも元気な姿で戻って来たいと思います!1、2、3、ゼア!」
【永田、中西の話】
永田「ありがとうございました」
中西「ありがとうございました」
(永田と中西がガッチリ握手)
中西「永田におんぶに抱っこに肩車。俺がやったのアルゼンチンだけやから。やっぱすごいね。さすがやね」
永田「13年ぶりですよ」
中西「そうやね。プロモーションがすごかったから。3時間に1っぺんぐらいやってたからね。大丈夫なのかなと思ったけど、テンションが全然途切れへん。このあとアイツらと闘いが続くけど大丈夫かな? 大丈夫やな」
永田「やりますよ。今日やってて、ほんとにすごい充実した闘いとともに、やっぱまだまだやり足りないっていうかね。13ぶりにやって、かつて連日のようにやってたそのテンコジとの闘いがいろいろ蘇ってきた中でね、これじゃちょっと、これで終わっちゃもったいないなと、それだけのエネルギーがあるんでね。だからこそやっぱり、たまたま彼らの持ってるベルトが目に入ったんでね、あぁいうものをちょっと指さしましたけど、やりましょうベルトをかけて。向こうの異論はないみたいですし。どこでも、明日前橋、明後日富山、どこでもいいです。とにかくやっぱり『G1』での点数は一緒だったね。今日メインで闘った連中。いろんな葛藤ある中で、新しいシリーズを迎えて、その中でやっぱりなんとしても這い上がろうという気持ちで闘ってるのがすごくみえたし。だからこそやっぱり必要以上に敵視したりしますけども、根本的なものは同じなんだなっていう部分がすごく試合で見えたんで」
中西「ナァナァはありえへんから。生き残らなアカンし。生き残っていくためには自分のプライド通さなアカンし、意地を通さなアカンし。それをみんなむき出しにやってましたよ。まぁこれから俺はもっとむき出しになりますから見といてください」
永田「まぁ元気な姿をやっぱできるだけ地元、自分の故郷“東金”で披露したい中でね、確かにだんだんちょっとずついろんな動きが出て、時代の流れを感じますけど、でもだからこそ、できる限り自分のすべてをこの“東金”で披露したいという思いはありますね」
中西「そりゃそうだ。そしてまたお客さんを喜ばせる。あそこでダンスをやってくれって言われて『頼む』って言われてな。これ(ゼァのポーズ)だけやと思ってたけど、びっくりした」
永田「助けられました。ありがとうございました。新日本で披露するの久しぶりでしたね。なんかNOAHとか全日本プロレスとか、そういうとこばっかやってたんで。まぁ中西さんが横にいてくれたんで、ボクにも久々に新日本のリングでやる恐怖を取っ払ってくれたのは中西さんでした」
中西「もったいないでしょ。アレやらへんの。他の団体に見せるだけで」
永田「しかも邦子さんまで上がってくださって、こんな贅沢な舞台を用意されてやらないわけにはいかない部分で。まぁでも地元の人が喜んでくださったというのが一番良かったし、その皆さんの笑顔がボクの今後の励みになるってうえで、やっぱ『G1』終わって原点にかえる意味でもこの“東金”で試合をできてよかったです」
――そういう意味では今日のカードは本当に一番良いカードでしたね。
永田「皮肉にもいろんな意味あいが『G1』を通じて出てしまった中で、ボクらの意地っていうのをださないと。これだけでは終わりたくないんで。そういうのを凝縮したし、テンコジもだからこそベルトをみせて、やってやるっていったんだと思います」
――またこの世代が盛り上がってくると、若い人も先輩を超えようと良い切磋琢磨が生まれると思いますが。
永田「そうですね。そういうものをおこしていきたいですね。やっぱり新日本プロレスが今急上昇で上ってるのは、やっぱり世代層の厚み、強さっていうのものが売りだと思うんで。ボクらが弱ったらたぶんまた下がりますよ。そう願ってやっていきます。今日はありがとうございました(中西とガッチリ握手)。この地で先輩と本格的にタッグを組めて、本当に幸せでした」
中西「これからまた全力疾走が始まりますわ」
――試合後、歓喜あまってる様子がありましたが。
永田「そうですね。感激あり、恥ずかしさあり、でも充実感ありというね、達成感ありって。いやもう中西さんさまさまです今日は。今日はありがとうございました。また頑張ります」
【天コジの話】
小島「俺たちの闘いに、ここまでまた再びスポットを当ててくれたことを永田に感謝してやる。ただ俺は負けたことが我慢ならねぇんだ。テメェら、どこでもいいって言ったな。ちょうどいいじゃねぇか。幸運にも、幸運にも俺たち今このタッグチャンピオンのベルト持ってるんだ。お前ら調子乗って掛けるとか、あとで後悔させてやっからなコノヤロー。テメェの地元、たくさん人に応援してもらって、ファンの人の力もらったぐらいで、なにを寝言こいてんだコノヤロー。次の機会、いつでもいいぞ。テンコジの恐ろしさ、テメェらの頭の先からつま先まで、全部思い知らしてやっからなコノヤロー」
天山「オイ、永田よ。調子に乗ってんのも今日だけや。明日からはこのベルト持ってるテンコジがまだまだいくんやって。このシリーズ毎日毎日、いいっていうぐらいやってやるよ。ベルトはどこでかける? それは言わんけどな。中西、永田、テメェらもう終わりや。今日がピークや。あとは落ちるだけ。オイ、テンコジはこれからや。なんでか知ってるか? NWAタッグチャンピオン、世界で最強や。オイ、誰が他に右にでんねん。俺らしかいいひんのじゃ。オイ、よく覚えとけよ。しばいたっからオイ、アホんだら」
9月シリーズ恒例の永田主催興行が開催され、今年は永田、中西vs天コジの第三世代同士のタッグマッチが組まれ、この組み合わせは2001年12月に開催された「G1タッグリーグ優勝戦進出決定トーナメント」以来、約13年振りだという。
試合は永田組がダブルショルダータックルで先手を奪ったかに見えたが、場外戦で天コジが形勢逆転し永田に集中砲火を浴びせる。天山はマウンテンボムからアナコンダバイスで永田を追い詰めるがダイビングヘッドバットが自爆すると、交代した中西が奮起し天山には野人ミサイルキックやアルゼンチンバックブリーカー、小島には野人ラリアットや一本足ハンマーと猛ラッシュをかける。
小島は永田にコジコジカッターを浴びせると、天山との天コジカッターからラリアットで勝負に出るが、かわした永田が白目式腕固めで捕獲し中西も天山をアルゼンチンバックブリーカーで担ぎ競演を披露、勝負を焦った中西がスピアーを永田に誤爆するも、永田は小島に大☆中西ジャーマンを決めると垂直落下式ブレーンバスターから永田の延髄斬りと中西の上からドンの合体技イーストゴールドが決まり、最後は永田がバックドロップホールドでさ3カウント。試合後は永田が天コジが保持するNWA世界タッグ王座に挑戦を表明し、観戦していたタレントの山田邦子さんと中西とのナガダンスの競演で主催興行を締めくくった。
今回の永田興行のテーマは第三世代の意地。永田は他団体、天コジはNWA世界タッグと存在感を発揮するが、新日本内の戦いでは一歩引いた立場、特に中西は首の手術の影響か新日本内では一歩引くどころかビッグマッチからも外されることが多くなってきている。また今年のG1では永田だけでなく天山、小島も満足する成績を残せなかった。
永田は天コジとの戦いを一度だけて終わらせず継続させることで第三世代の存在をアピールすしたいだけでなく中西も再生したい。天コジもNWA世界タッグ王座がNWA側から何もアピールはなく挑戦者不在の状態、永田と中西の挑戦表明は良いタイミングだったのかもしれない
永田興行から始まった第三世代同士の戦い、一度だけでは終わらない。永田がテンコジに挑戦表明!あの山田邦子さんとナガダンス!? 9月7日(日)東金大会をスマホサイト(http://t.co/7xh3nqaLQZ)で独占詳報!! #njdest pic.twitter.com/tCbfCeTPPC
— 新日本プロレスリング株式会社 (@njpw1972) 2014, 9月 7【東金大会終了】本日もご観戦いただきありがとうございました。次回大会は、明日9月8日(月)群馬・ヤマダグリーンドーム前橋・サブイベントエリアにて19:00試合開始。皆様のご来場をお待ち申し上げております。 http://t.co/t5HGvgRDef #njpw #njdest
— 新日本プロレスリング株式会社営業部 (@njpw_nyao) 2014, 9月 7東金大会終了後、関係者達との打ち上げに参加し、ようやく実家に帰宅なぅゼァ。東金大会大成功となりご来場下さったお客様や協力して下さった関係者の方々に心より感謝申し上げますゼァ。
— 永田裕志 (@nagata769) 2014, 9月 7今夜は東金大会応援ありがとうございました。永田との合体技の時、コーナー最上段でよろましたが一瞬で立て直し更に完成度の高いEast Gold になりました。もっともっと完成度を上げていきたいと思います。とりあえずもう寝ますおやすみドン(-_-)zzz
— 中西学 Manabu,Nakanishi (@nobitokun) 2014, 9月 7東金大会終了。メインで、永田中西に負けてしまった…永田の地元興行、ほとんどのお客さんが永田コールの大合唱。まるでアウェイなテンコジ……このまま負けたままで終わる訳にはいかへん!! 次にアイツらとやるときは、返り討ちにしてやる!! もちろんNWAのベルトを賭けてな( ̄□ ̄;)!!
— 天山 広吉 (@TENZAN323) 2014, 9月 7首を冷やしながら、遅い夕食。日はマタいでしまったけど、刺激的な夜だった。改めて、同世代のレスラーが頑張っているから自分も頑張れるんだという思いでいっぱい。テンザンはもちろん、敵だった永田&中西にも感謝している。プロレスは一人ではできないから、絶対に。
— 小島 聡【SATOSHI KOJIMA】 (@cozy_lariat) 2014, 9月 7東金にあんなに沢山のプロレスファンが集まった 千葉で12年やってる団体としては悔しい限り 新日本プロレスとKAIENTAIDOJO 組織の規模の違いは一目瞭然 だけどやっぱ悔しいね 千葉テレビ定期放送をきっかけにより高みを目指したい #kdojo #chiba
— TAKAみちのく (@takam777) 2014, 9月 7 -
G1明けの新シリーズ開幕も主役はバレッドクラブではなくYOSHI-HASHI!9月5日 新日本プロレス「Road to DESTRUCTION」2015人超満員札止め
<アピール、コメントなどは新日本プロレス公式HPより>
◇第1試合◇
▼20分1本
タイチ ○エル・デスペラード(8分07秒 片エビ固め)アレックス・シェリー X田中翔
※13Y5(トレッセイシンコ)
◇第2試合◇
▼20分1本
○獣神サンダー・ライガー タイガーマスク(6分48秒 横入り式エビ固め)BUSHI Xマキシモ
◇第3試合◇
▼20分1本
永田裕志 中西学 ○キャプテン・ニュージャパン(10分20秒 カリビアンデスグリップホールド)天山広吉 小島聡 X小松洋平
◇第4試合◇
▼20分1本
○鈴木みのる 飯塚高史 TAKAみちのく(13分16秒 体固め)矢野通 ロッキー・ロメロ Xアレックス・コズロフ
※ゴッチ式パイルドライバー
◇第5試合◇
▼スペシャルタッグマッチ〜飯伏幸太・新日本プロレス復帰戦〜/30分1本
後藤洋央紀 ○飯伏幸太(13分05秒 片エビ固め)真壁刀義 X本間朋晃
※フェニックススプラッシュ
【後藤、飯伏の話】
後藤「まだ足りねぇな。まだ足りねぇ。『G1』でキッチリ見せただろ。オイ。何度やっても同じだ。負ける気はしない」
飯伏「復帰戦、新日本プロレスでの復帰戦。まぁ自分が獲れてホントよかったです。嬉しいっす。まぁ頭の方も全然ダメージ残ってないし、まぁほぼ、いや“ほぼ”じゃないっすね。もう、完治。完治しました。動きを見ても分かると思うんですけど、完治。完治しました。まぁ、そうですね。できるだけこれからは『ヘビー級』。ヘビー級で闘えればいいかと思ってます」
――ここ(後楽園ホール)でケガをされましたが、怖さはなかったですか?
飯伏「正直、まったく覚えてないんで。全く覚えてないっすね。まぁ、ここで言うのも何ですけど、1回やっぱり“DDT”の方で復帰してるんで。リングでの怖さとかは全く。全くなかったですね」
――今日は試合を終えていかがですか?
飯伏「やっぱり気持ちよかったですね。でもやっぱり久々というか。まぁヘビー級やっぱり…重いなと」
――前より体が大きくなった気がするのですが
飯伏「そうですね。6kgぐらい増えたので。体重は確実に増えていると思いますね」
――ではこれからは“ヘビー級”を考えてると言う事ですか
飯伏「そうですね。ヘビーで出来れば嬉しいかなと。まぁそんな甘い感じじゃないと思うんですけど。でも一旦ジュニアはひと区切りというか。ヘビーでやります」
――G1で代わりとなった本間戦だったんですが、そのことについては?
飯伏「いやもう、流石としか言いようが無いですね。やっぱ皆を乗せる事がウマいんで。そのへんやっぱり、自分もまだまだ。まだまだですね。少しずつヘビー級の闘い方を覚えてきたいです。本間さんは素晴らしかったです」
――『G1』中はジェラシーを感じなかったですか?
飯伏「まぁ結局、皆にジェラシーだったので、見なかったです映像とかは。ほんのチョット見たんですけど…なんか、見れなかったです」
――もっと体重を増やそうと思っていますか?
飯伏「まぁ最終的に何キロにするとか、ヘビー超えに体重を絶対にするとか、まだちゃんとしたものは決まって無いです。でも、今の体重でも、その、ヘビー級当り負けしないって言ったらアレですけど、まぁ、なんとかなりそうな気がするんです。その、スピードとミックスすれば。自分のベストな体重でやりたいです。ヘビーでやらせてくれるなら。是非、是非やりたい。ありがとうございました」
【真壁、本間の話】
本間「ハァハァ、代打は……代打は……本物に……ゴールデンスターに勝てねぇっつうのか。そんなことはねぇ、こけしは、みんなのこけしは一回負けたくらいじゃ絶対終わらねぇ。次だ次、俺の目は来年の『G1』に向かってるから」
真壁「後藤、俺なんべんも言ってるだろお前。勝ち逃げは許さねぇんだバカヤロー。それが俺の真骨頂だからよぉ。オイいいか、『G1』で勝った? オイ、俺様は根に持ってるからよぉ。テメェのよぉ、テメェとの直接対決終わるまで許さねぇぞコノヤロー。心がよぉ安らぐ? 冗談じゃねぇぞテメェ。オイ、テメェ必ず地獄に落っことしてやるコノヤロー。覚悟しとけコノヤロー。オイ、正規軍は正規軍? オイ、冗談じゃねぇ。この俺様がよぉ、いつから正規軍に入った? 入っちゃいねぇんだバカヤロー。オイ、テメェとことんやってやっからよぉ、覚悟しとけコノヤロー。オイ、『G1』で獲った? いいじゃねぇかオイ。その代償カッチリだ、しっかりよぉ獲らしてもらう、それだけだ」
◇第6試合◇
▼スペシャルタッグマッチ/30分1本
内藤哲也 ○田口隆祐(14分32秒 アンクルロック)棚橋弘至 XKUSHIDA
(試合後)
田口「クッシー、神戸、あるよ、これ? あるんじゃないの? 俺、巻くぜ、ベルトを。クッシー・・・。アンクルだよ・・・。アンクル・・・アンクル・・・。その先は考えてなかったんだ。アンクルがあるんだ!」
KUSHIDA「田口、いままで何やってたんだよ!? 俺が作ってきた道、横取りすんじゃねぇよ!」
田口「いままでアンクルを練習してんだよ」と切り返し、「ライガーさん、僕が両国へお連れします」
【田口の話】「温めた、温めた?いや、涼しい所に寝かしておいた“12年物”のアンクルホールド。アンクルホルド…2002年もの?2002年だから12年もの。熟したでしょ。温めてないよ?寝かしておいただけ。暗い所に。やっと日の目を見た。きっと、それ以上の“美酒”が神戸で持ってるでしょ」
【KUSHIDAの話】「ハァハァ、道なき道を自分で歩いて、開拓して、今まで道をつくってきたんだよ。こんなところで田口隆祐に譲るわけないだろ。田口隆祐、オイ、一生それやってろ」
◇第7試合◇
▼スペシャルイリミネーションマッチ/無制限
オカダ・カズチカ 中邑真輔 石井智宏
外道 ○YOSHI-HASHI(24分06秒 エビ固め)バッドラック・ファレ カール・アンダーソン ドク・ギャローズ X高橋裕二郎 タマ・トンガ
※スワントーンボム
【退場順】
[1]X外道(12分27秒、トンガのヘッドシュリンカー→体固め)
[2]Xトンガ(13分41秒、中邑のボマイェ→片エビ固め)
[3]X中邑、ファレ(15分51秒、両者オーバー・ザ・トップロープ)
[4]X石井(18分18秒、ギャローズによるオーバー・ザ・トップロープ)
[5]Xギャローズ(18分58秒、オカダによるオーバー・ザ・トップロープ)
[6]Xアンダーソン(19分06秒、オカダによるオーバー・ザ・トップロープ)[7]Xオカダ(19分47秒、裕二郎によるオーバー・ザ・トップロープ)
(試合後、場内が「YOSHI」コールに包まれる)
外道「オイ! BULLET CLUB! YOSHI-HASHIからよ、ひとことあるぞ、コノヤロー、オイ! オイ、YOSHI-HASHI? そろそろよ、ベルトでも欲しいんじゃねぇか?」
YOSHI-HASHI「オイ、裕二郎! ビビッたか? オイ、裕二郎!? オイ! もし、ビビッてなかったら、俺に、その(NEVER無差別級)ベルト、挑戦させろ、コノヤロー!!」
(場内がさらなる「YOSHI」コールに包まれる)
オカダ「ちょっと待って下さい! YOSHI-HASHIさんが挑戦するなら、俺も挑戦する。いや、俺とYOSHI-HASHIさんで挑戦する! (9・21)神戸でな、俺とYOSHI-HASHIさん対アンダーソン・ギャローズ、おまえとタッグマッチあるよな!? 俺に! ビビッてなかったらな、俺らの挑戦受けろ」
(怒ったアンダーソンとギャローズは、英語で激しい罵声を浴びせながら花道を下がる)
オカダ「ま、英語で何言ってるかわからないので、あとは外道さんにしゃべってもらいます!」
外道「ヘイ! マシンガン、ギャローズ! ゴ〜ホ〜ム! ゴ〜ホ〜ム!! カモン、ゴ〜ホ〜ム!! サヨナラ〜!! サヨナラ〜、チキンシ○ト!
オイ! いいか? いま聞いたとおりだよ! あいつがよ、ビビッてなきゃよ、YOSHI-HASHIの挑戦を受けるだろう。YOSHI-HASHI・オカダの挑戦も受けるだろう。YOSHI-HASHIはよ、NEVER獲るぞ、オイ! YOSHI-HASHI・オカダが、タッグのベルト獲るぞ、オイ!(※大拍手) レインメーカーは間違いなく、コレ(IWGPヘビー挑戦権利証)を防衛するぞ。そして、中邑真輔がインターコンチベルト獲るぞ、オイ!(※大拍手) このシリーズはよ、CHAOSが主役だ、コノヤロー!(※大歓声) 誰が来ようとよ、CHAOSを越えることはできねぇ! 何でかわかるか? オイ!(※大歓声) レェ〜〜ベルが違うんだよ、コノヤロー!(※大拍手) 新日本のすべてを、CHAOSが独占する! そんときゃよ、この新日本プロレスに! カネの雨が降るぞ(※大歓声)」
【CHAOSの話】
中邑「休み明け、このいい感じの時によぉ、またもやバッドラック・ファレだよ。バッドラック・ファレ。『G1』の勝ちが響いたんじゃない? こうもたやすく挑戦できるんすか。ありがたいねぇ。ファレ、そのベルト気に入ってるだろ。もっと長く巻きてぇよな。ダメだ、それ俺がゆるさねぇ」
オカダ「まぁボクとしてはしっかり『G1』チャンピオンの強さ、かっこよさ、華やかさ、すべて見せれてたと思います。そしてまぁしっかり権利書も守りますし。ここでまた初めてかな俺、タッグのベルトも、YOSHI-HASHIさんガンガン行きましょう」
YOSHI-HASHI「もちろん。決定だよ。もぅなにも今まで動かなかったことが動き出してる。物事が変わるのは一瞬。今まで全部そうだろ? オイ、お前らプロレス見てきたヤツらだったらわかるだろ? 一瞬でこれからの物事がすべて変わっていく。オイお前ら、よぉく見とけよな。以上」
【バレットクラブの話】
高橋「(ファレに英語で)俺は何も言う事はねぇから先に帰る」
アンダーソン「YOSHI-HASHI、アイツが勝ったの初めてだろ!?初めて新日本プロレスで勝ったのを見たぞ!?あんなヤツの応援をしてたトウキョウのヤツら、どうかしてるぜ!!とんだクレイジーだ!!」
ギャローズ「俺は鳥のクソじゃねぇ!!」
アンダーソン「そうだ、鳥のクソなんかじゃねぇ!!」
ギャローズ「俺が鳥のクソに見えるか!?YES?NO??」
トンガ「NO!NO!!」
アンダーソン「アイツらはYOSHI-HASHIにベルトを賭けさせろと言ってきたが、いいぞ。オレたちのベルトでも、どのベルトで賭けてやるよ。 オカダ、岡山に
もちゃんとブリーフケースに入れた“権利書”をちゃんと持って来いよ?『IWGPヘビー級チャンピオン』はオレが守ってみせる」
G1が明けてから9月の新シリーズが開幕し開幕戦の後楽園大会をSAMURAIで視聴、9月は神戸、岡山でのビッグマッチとなるも、一部のファンからはG1が終わったこともあってカード的には弱いのではと言われているが、神戸も岡山も前売りでチケットが売れ、開幕戦となった後楽園も超満員、新日本のパワーをまざまざと見せ付けられる。
メインのCHAOSvsバレッドクラブのイリミネーションマッチは、バレッドクラブがYOSHI-HASHIを捕らえる展開となるが、オカダと外道が奮起して盛り返す。だがトンガがヘッドシュリンガーで外道から3カウントでバレッドクラブが先手を奪うと、CHAOSも中邑がボマイェでトンガから3カウントを奪って反撃、ファレはパワーで中邑を圧倒するが、中邑はロープ越しの三角絞めでファレと場外心中を図って両者退場するも、石井がエプロン際でギャローズのバイシクルキックを食らってOTRで退場となり、再びバレッドクラブがリードを奪う。しかしオカダがギャローズ、アンダーソンをOTRで退場に追いやりCHAOSが逆転となるが、最後に残った裕二郎がレフェリーと交錯している間にエプロンのオカダがアンダーソンの強襲を食らいOTRで退場となり、CHAOSもYOSHI-HASHIだけとなって苦しい状況となるが、裕二郎のラッシュをYOSHI-HASHIが懸命に粘り、裕二郎のマイアミシャインを防いでラリアットを浴びせるとパワージャックからスワントーンボムで3カウントを奪いCHAOSが勝利を収め、試合後は裕二郎の保持するNEVER王座への挑戦だけでなく、オカダがYOSHI-HASHIとのタッグでIWGPタッグ王座への挑戦を表明した。オカダと同時期に凱旋したYOSHI-HASHIだったが、オカダが棚橋からIWGPヘビー級王座を奪取し大きなインパクトを与えたことでYOSHI-HASHIは遅れをとり不遇の状態が続いた。最近は石井に次ぐ後楽園男になったことでファンの支持を集めつつあったが結果を出すまでには至らなかった。CHAOSも裕二郎が脱退してバレッドクラブ、飯塚も鈴木軍へ移ったがその代わりYOSHI-HASHIが台頭し始めた、裕二郎と飯塚のCHAOS脱退がYOSHI-HASHIにとって良い効果を与えたのかもしれない。
セミのIWGPジュニアヘビー級選手権の前哨戦は田口が今までと違って足攻めを展開してKUSHIDAを圧倒、最後は変型のアンクルロックでKUSHIDAからギブアップを奪い前哨戦を制した、今までの田口はエル・サムライの影響もあってグラウンドでは腕攻めの印象が強いのだが、腕攻めはKUSHIDAが得意としたことでここで田口は新しい引き出しを出したということか。
休憩明けの第5試合目は飯伏の新日本復帰戦でもあったがメインテーマは真壁vs後藤、序盤こそは二人は抑えていたが序々に二人のぶつかり合いが激しくなり、終盤で一気に爆発。試合は飯伏が本間をしとめて勝利となるが、抑えのきかない真壁と後藤の二人は一気に大乱闘となった。
今年は大攻勢の新日本プロレスだが後楽園も石井やYOSHI-HASHIのような後楽園男がいるから盛り上がる、また脇役も光れば主役にもなれチャンスも巡ってくると感じさせた大会だった。 -
台風の雨より金の雨が優った西武ドーム…オカダ・カズチカが中邑真輔とのCHAOS頂上対決を制しG1を制覇!
8月10日 新日本プロレス「G1 CLIMAX 24」西武ドーム 18000人
<アピール、コメントなどは新日本プロレス公式HPより>
◇第1試合◇
▼スペシャル8人タッグマッチ/30分1本
天山広吉 小島聡 ○田口隆祐 タイガーマスク(6分15秒 片エビ固め)ランス・アーチャー デイビーボーイ・スミスJr XTAKAみちのく エル・デスペラード
※どどん
◇第2試合◇
▼スペシャル6人タッグマッチ/30分1本
バッドラック・ファレ ドク・ギャローズ ○高橋裕二郎(8分23秒 体固め)永田裕志 中西学 XBUSHI
※マイアミシャイン
◇第3試合◇
▼スペシャル6人タッグマッチ/30分1本
○桜庭和志 矢野通 YOSHI-HASHI(9分42秒 反則勝ち)X鈴木みのる シェルトン・X・ベンジャミン 飯塚高史
※レフェリーへの暴行
◇第4試合◇
▼スペシャルタッグマッチ/30分1本
アダム・コール ○マイケル・ベネット with マリア・ケネリス(10分56秒 片エビ固め)獣神サンダー・ライガー Xキャプテン・ニュージャパン
※パイルドライバー
◇第5試合◇
▼IWGPジュニアタッグ選手権試合/60分1本
[第38代王者組]○KUSHIDA アレックス・シェリー(14分21秒 ホバーボードロック)[挑戦者]Xカイル・オライリー ボビー・フィッシュ
☆KUSHIDA&シェリーが初防衛に成功
◇休憩前◇
第5試合終了後、新日本プロレスとアメリカの新団体GFWによる業務提携調印式が行われ、新日本プロレスの菅林直樹会長とGFW代表のジェフ・ジャレット(JJ)が登場。
両者が業務提携の契約書にサインを入れたのち、JJが日本のファンへ向けて挨拶した。
JJ「新日本プロレスのファンの皆さん、初めまして。私はGWFの代表取締役、ジェフ・ジャレットです。私どもは1988年から日本へ参入するようになり、私でレスラーとして、そしてプロモーターとして、三世代目となります。日本の皆様には、温かく迎えて下さり、心より感謝しております。皆様のスポーツやプロレスに対する情熱には、いつも感心するばかりです。私は日本のプロレス、そしてファンの皆様を尊敬しています。これからアメリカのプロレス、日本のプロレス、お互いに垣根を越えて最高の試合をお届けして行きたいと願っております。どうぞGWFと新日本プロレスの提携、そして今後の選手たちの活躍にご期待下さい。ありがとうございました」
◇第6試合◇
▼「G1 CLIMAX 24」スペシャルシングルマッチ/30分1本
○内藤哲也(8分56秒 片エビ固め)×本間朋晃
※スターダストプレス
◇第7試合◇
▼「G1 CLIMAX 24」スペシャルシングルマッチ/30分1本
○カール・アンダーソン(9分39秒 片エビ固め)X石井智宏
※ガンスタン
◇第8試合◇
▼「G1 CLIMAX 24」スペシャルシングルマッチ/30分1本
○柴田勝頼(11分16秒 片エビ固め)X後藤洋央紀
※G2PK――『G1 CLIMAX』シリーズ中で…
柴田「(※質問を遮り)ちょっと喋らせてくれ。本当は、本当なら決勝でやりたい試合だったんだけど、そうもいかずに。こういう形になってしまいました。だけど、形はどうあれ、後藤といろいろあったけど、闘う事によって、意識を確認できました。オレは、変な話『今日が最後になるかもしんない』と思いながら今日という日を迎えて。よく分かんないっすけど、そういう気持ち、ちょっとありました。後藤ならいいかなって。意地です。タッグも組むし、シングルでもまだやることあると思うし。とにかく今日で終わりじゃない。なにかありますか」
――試合後、リング上でなんと声をかけたんですか
柴田「『ありがとう』それだけです」
――『G1』の感想は
柴田「そこそこ良い夏でした。でも良い夏じゃ終わっちゃいけないなと思いました。最高の夏にしないと、来年は…最高の夏にしたいですね。以上!ありがとうございました!」
後藤「すっげぇ悔しい。すっげぇ悔しいけど……今なんか清々しい気分です。G1の決勝でという舞台は叶いませんでしたけど、G1の西武ドームのときに、彼と当れてほんと良かったです。俺は俺の想う道を突き進みます。G1もこれで終わったわけじゃないし。来年、再来年も俺がレスラーである以上ずっと続いていくものだと思ってますから。俺のG1はまだ終わってない。なんでかわかりますか? G1の『G』は後藤の『G』だからです。以上」
◇第9試合◇
▼「G1 CLIMAX 24」Aブロック公式戦/無制限1本
[Aブロック2位]○棚橋弘至(16分24秒 回転エビ固め)[Bブロック2位]XAJスタイルズ
(試合後にバレッドクラブが乱入して棚橋を袋叩き。ここでジェフ・ジャレットがギターケースを持って乱入。そしてジェフはギターを持つと、なんと棚橋の脳天にギター攻撃を敢行。そしてジャレットはバレッドクラブの面々と抱擁で館内は大ブーイング)
棚橋「決勝には出れなかったけど、AJに勝った。この『G1』 を通して、AJを見てきたけど、もうお手上げです。オレは“ベスト・イン・ザ・ワールド”と思っていたけど今、世界中を見てあんな素晴らしいレスラーは居ない。居ないけど、アメリカで1敗、日本で1勝。そして今日1勝。新日本でAJに勝ち越してるのはオレだけだから。試合後も分かるように、さぞ怒ってたと思うよ。その怒りがね、オレをきっと“次のステージ”に導くような気がするから。そして!オレの怒り、1番悔しい負け…そう柴田。このままじゃ終わんねぇ。どこかで柴田と(カードを)組んでくれ。柴田が変わってきてるなら、もう1度確かめたい。そして、そんなオレの10年を簡単に受け止められて、たまるかっつーの。以上です。(※と一度立ち去ろうとする)あとジェフ!ギターの正しい使い方教えてやる」
アンダーソン「BULLET CLUBの新しいメンバーを紹介したい。こちらが“レジェンド”のジェフ・ジャレット、この人だ」
AJ「これらのベルトを見ろ。IWGPタッグのベルト、NEVERのベルト、IWGPインターコンチネンタルのベルト、そしてIWGPヘビーのベルト、全部俺たちが持っているんだ。GFWは確かに新日本と提携した。だが本当に提携したのはBULLET CLUBだ。ダブルJだ。ジェフ・ジャレットのJ、AJスタイルズのJでダブルJだ。これがコンビを組んで、さらに素晴らしい軍団が出来た」
――なぜジェフ・ジャレット氏はBULLET CLUBと手を組んだのですか?
ジェフ「BULLET CLUBの目的とはすべてを奪う、すべてを俺たちのモノにする。そういう目的のもとに出来ている。その中でジェフ・ジャレット自身が、先程菅林会長と提携すると言ったが、それは表上だけのことで、実際にはBULLET CLUBと組んで、自分を含めてBULLET CLUBがすべてを喰ってやる。すべてというのは新日本プロレスとTAKE OVERする、それも含めて目的が一致した」
◇第10試合◇
▼「G1 CLIMAX 24」優勝決定戦/無制限1本
[Bブロック1位]○オカダ・カズチカ(23分18秒 片エビ固め)[Aブロック1位]X中邑真輔
※レインメーカー
☆オカダが「G1 CLIMAX 24」優勝
(試合後)
外道「まずは、偉大なる決勝戦の相手・中邑真輔に、最大限の敬意を表してくれ!(※大拍手) すげぇレスラーだよ、な? 仲間でホントによかったよ。だがよ!! “空前絶後の夏”を制したのは誰だ、オイ!?(※大歓声) もちろん! 史上最強の夏男、“レインメーカー”オカダ・カズチカだ!(※大拍手) さてと、次はレインメーカーの“所有物”(IWGPヘビーベルト)をよ、返してもらおうか!? (タイトル挑戦を)いつにするかは、レインメーカーに決めてもらおう」
オカダ「2015年、1月4日、東京ドームのメインイベントだ!」
外道「聞いたか、コノヤロー! また、あのこじゃれたよ、(挑戦)権利証を用意してみろ、コノヤロー! 防衛戦を組むならよ、いつでも、どこでも、誰とでも組みやがれ! 特によ、内藤、マシンガン(アンダーソン)、テメーら、念入りに遊んでやる(※大拍手)。ただよ、1回“マグレ勝ち”したぐれぇじゃよ、レインメーカーには2度と勝てねぇ! 何でかわかるか、オイ!?(※大歓声) ・・・・・・レェ~~ベルが違うんだよ、コノヤロー(※大歓声)」
外道「さてと! 『G1』の最後は“史上最強の夏男”の言葉で締めてもらおうか?」
オカダ「みっつ言わして下さい(※大歓声)。ひとーつ! 『G1』、優勝したんで、次はAJだ。覚悟しとけ!(※大拍手) ふたーつ! 中邑さん! まだ、あなたには1回しか勝ってません。まだまだやりましょう。ありがとうございました!(※大拍手) みーっつ! 特に・・・あるぞ!(※場内驚き) 今年の『G1』、“空前絶後の夏”!? ふざけんじゃねぇぞ、コノヤロー! 来年は今年以上の『G1』にしてやる! そして! 2005年の『G1』・・・!(※言い間違えてマイクアピールを中断するも、外道とファンに励まされて仕切り直す)来年は、今年以上の『G1』にしてやる! そして! 2015年の1月4日はな、いままで以上に東京ドームを満杯にしてやるからな!俺が新日本プロレスの中心にいるかぎり、新日本プロレスに・・・いや、プロレス界に!! カネの雨が降るぞ!!」
(バックステージ)
オカダ「外道さんだけっすよ!」外道「ノリの分からないヤツだ」
――本当にお疲れ様でした。そしておめでとうございます
オカダ「ありがとうございます」
――改めて新しいトロフィーを手にした感想を聞かせてください
オカダ「そうですね。ホント、持ってるのが辛いぐらい疲れました。いや、このやっぱ『G1』というトロフィーが重いのかもしれないですね」
――中邑選手との試合を楽しみにしているというコメントもありましたが、試合を振り返ってどうでしたか
オカダ「やっぱりメチャメチャ強いです。ただ、やっと1回勝っただけですから。まだまだやりましょう」
――中邑選手はオカダ選手について『本当にハートが強いレスラーだ』と話していましたが、オカダ選手にとって“中邑”選手とは
オカダ「いや、ボクから見たら、中邑さんの方がハートは強いっすよ。そういう中邑さんを見てボクは、横で学ばせて貰いましたし。まぁそうやって、中邑さんに言ってもらえるのは嬉しいですね」
――最後の攻防は今まで見た事の無いものでしたが、あれはレインメーカー3連発ということでよろしいでしょうか
オカダ「そうですね。まぁジャーマンからのレインメーカーも返されましたし。もう、レインメーカー1発でいいのかどうかも分からなかったので。ホント、無我夢中で出た…3連発もやってました!? まぁ分かんないくらい連発してましたね」
――2発目でカウントに行くタイミングはあったのにも関わらず、3発目が出たということは“本能”の3連発だったのでしょうか
オカダ「そうですね。やっぱり、中邑さんの試合に対しての思いがそうさせたのか、レインメーカーとしての意地がそうさせたのか分からないですけど。負けたくない…そいういうの色々含めての3発だったと思いますね」
――そして、トロフィーと共に『10,000,000円』も2年ぶりに手にした訳ですけども、今回の使い道は考えていますか
オカダ「いや、もう本当に長かったので、しっかり休んで。いや本当…今回はボクの為だけに使いたいなと思います。もう誰にもあげない。オレだけで。本当、2年前は外道さんと一緒に獲った『G1』ではありましたけども」
※外道が気を使ってタオルでオカダの体の汗を拭いてあげる
オカダ「いや、大丈夫っす。大丈夫っす」
(※記者陣が笑いに包まれる)
オカダ「今回ホント自分一人で獲ったと思ってますんで」
※外道が更にオカダに気を使う
オカダ「いや、大丈夫っす! 外道さん(控え室に)戻ってもいいっすよ? まぁ、二人で…二人というかそれこそ“CHAOS”皆でまた使ってもいいかなって。ホントボクだけじゃなかなかここまで来れなかったと思いますので。ホントそれは、CHAOS皆のおかげですからね。(※外道を見ながら)”CHAOS皆の”おかげです。 ホントそういうふうに使いたいなと思います」
――そして、2015年という言葉もでましたが、これからのオカダ選手の進む道はこの後どのように考えていますか
オカダ「まぁ全勝宣言と言って、2つ負けました。アンダーソン、内藤…まぁその2つをしっかり権利証かけてしっかり、また倒して行きたいと思います。そういう意味でも、オレの『G1』まだ終わらないのかと思います」
外道「念入りにな。じっくりと」
オカダ「そうですね」
外道「地獄見してやるから」
オカダ「それからまた『イッテンヨン』でベルト、取り返します」
――まだこの先も、金の雨を降らせ続けるということですね
オカダ「はい」
――最後に、未来のプロレス界を背負う1人として意気込みを
オカダ「そうですね。もうホント今日のこの西武ドーム大会。まぁ歴史に残った1日になったと思いますし、ホント今回、色んな所でやって。大阪も行きました。名古屋も、北海道も色々行って。やっぱりまだ、ドーム会場っていうのも残ってますので。そういう所に、またボクが、戻していきたいと思います」
――外道選手、何か最後にありますか
外道「(※ベルトを触りながら)こういな。何か変わるような時に、ココに(オカダが)居る訳だ。今回の『G1』はオレはもう本当に、ベストな『G1』だったと思うよ。そこで、やっぱり“優勝すべき人間”が優勝するワケだ。ここに居る、歴史を変える男がな。そういうモンだ。乾杯しようか」
オカダ「乾杯しますか。これ、(外道さんも)飲んで頂ければ…」
外道「あぁもうもう、疲れてるから喋んないでいいから!」
オカダ「今回なんっすか?」
外道「今回なんにしようか。じゃぁ、“史上最強の夏男”に乾杯しようか。 『史上最強の夏男が誕生しましたー!!』」
二人『かんぱーい!』
※と言って外道はビールを1滴も口にせずに机の上に置き、拍手をする
――改めておめでとうございます!お疲れ様でした!
オカダ「ありがとうございます!」
――中邑選手、命を削った最後の闘いを終えて、今どんな風にご自身の中でとらえていますか?
中邑「自分にとってプロレスは……人生はあと……あと。変化、刺激、自分にすべて起こりうる事情、すべて俺の人生を彩るためかぁ……今日もそのひとつだったと思いたいね……」
――オカダ選手の成長を見届けたいと、そんな風な話を闘いの前にしてくれましたけど、改めて闘ってみてオカダ・カズチカとはどんなプロレスラーになってましたか?
中邑「まわりからはどう感じられてるか、受け止められてるかは知らないが、ピュアだよアイツは。非常に伝わってきたよ。ただね……ぶちのめしてやるのが……ひとつ俺の仕事だったのに……それも人生、イヤォだ……」G1最終戦の西武ドーム大会をスカパーPPVで視聴、TVで見た感じだったが台風の影響もあって空席もあったが、夕方になってくるといつものドーム大会の雰囲気が出ていた。
メインの中邑vsオカダによるCHAOS頂上決戦による優勝決定戦は先手を奪ったのはオカダ、中邑がロープへ押し込んだ際の脱力ブレークの隙を突きDDTで突き刺すと得意の首攻めを展開、だが中邑は得意のキックからバイブレーション、カラテキックなど中邑ワールドへと引きずりこんでいく、途中から中邑が「オマエはこんなものなのか」と挑発するように蹴り倒しにかかるが、オカダはペースを崩さず中邑をコーナーに設置し下からのドロップキックで反撃しまた執拗に首攻めを展開する。だがレインメーカーをバッククラッカーで切り返すとレッドインクをスリーパーで切り返すなど中邑はオカダの一瞬の隙を逃さず攻め、オカダは最初のボマイェはかわしてリバースネックブリーカーで返すが、ツームストーンパイルドライバーからのレインメーカーの必勝パターンは中邑がカート・アングルを破った巻き込み式腕十字で切り返す、オカダは立ち踏みつけて脱出するが、一息ついたところで中邑が背後からボマイェで強襲、そしてオカダのドロップキックをかわした中邑はスライディング式ボマイェ、ダイビングボマイェと勝負に出ると、オカダはジャーマンからのボマイェの新パターンは中邑がボマイェで迎撃、オカダはボマイェをキャッチするが中邑は魔性のナックルを浴びせる。そこでオカダは逆さ押さえ込みからレインメーカーの新パターンを披露すると、最後はレインメーカーを連発し3カウント、最後のレインメーカーの連発はここまでしなければ中邑には勝てないという気持ちが充分にこもっていた。
試合後にはオカダは中邑に最大限のリスペクトをアピールしたが、オカダにとっての中邑はCHAOS内からプレッシャーをかけてくれる競争相手、今日の試合でも中邑は常にオカダにプレッシャーをかけ攻め立てていたが、今回は中邑からのプレッシャーを跳ね除けることが出来た意味では大きな勝利だと思う。
セミの棚橋vsAJも互いに閃きという引き出しを出し合う激しい試合となったが、最後は焦ったAJが執拗にスタイルズクラッシュを狙ったところで棚橋がエビ固めで丸め込み逆転勝利、試合後にバレッドクラブが乱入し棚橋を襲撃したところで新日本と業務提携を結び菅林直樹会長と公開調印式に臨んだジャフ・ジャレットが乱入、棚橋を救出かと見せかけてギターショットで棚橋をKOしバレッドクラブとの結託をアピールした。よく考えればAJのTNA時代のかつてのボスがジャレットだっただけに、この結託はありか、またNWAのブルース・ハーブ会長よりも黒幕感も強いことから、バレッドクラブの真のボスがジャレットだと思わせる感じだった。そして来年も2015年1月4日に東京ドーム大会の開催が発表され、オカダはドーム大会への挑戦を表明した、オカダにしてもG1で敗れた内藤やアンダーソンへのリベンジが優先、AJも内藤や棚橋へのリベンジを優先になるだろう。
気になった試合とすれば柴田vs後藤と石井vsアンダーソン、惜しくも優勝戦進出がならなかった柴田と途中から脱落した後藤と好対照だったが、試合途中までは後藤の元気のなさが目立ったが、柴田が痛めている肋骨を抑える場面が目立つと後藤が容赦なく攻め立てる、後藤は柴田のPKを頭突きで迎撃すると裏昇天から昇天を狙うが、柴田がスリーパー出切り返すとG2PKで3カウントを奪い勝利、試合後は柴田が後藤に肩を貸して退場、一時は二人の方向性の違いが生じていたが、この試合を通じて二人の絆を確かめ合ったということか、石井vsアンダーソンは石井が脱臼した肩だけでなく試合中にアンダーソンの肘を受けて鼻血を出す(鼻骨骨折の疑いがあり)など、体中がガタガタの状況になるも、それでもラリアットやヘッドバットで反撃する、だが垂直落下式ブレーンバスターが決まったところでレフェリーのカウントを裕二郎が妨害すると、YOSHI-HASHIが駆けつけて裕二郎を排除するが、石井が再度狙った垂直落下式ブレーンバスターはアンダーソンがガンスタンで切り返し勝利。今年のG1は全員リーグ戦は感想するも柴田は肋骨を痛め、真壁刀義は骨折した顎が悪化したため西武ドーム大会は欠場、そして石井と負傷者も出るなどリーグ戦の過酷さも物語っていた。その中でMVPを出すとすれば全敗ながらも館内を沸かせた本間、そして満身創痍になりながらも前進する姿勢を崩さなかった石井だった。
今年のG1全体を振り返ると例年なら全選手が混戦という展開だったが、リーグ戦途中から脱落者が続出するなど本来のリーグ戦らしさが戻り過酷なマラソンと化したG1だった。そして最後を締めくくったのはオカダ、台風が心配された西武ドーム大会だったが、レインメーカーが降らせる金の雨が優った西武ドーム大会だった。「プロレス界にカネの雨、降らせる!」 オカダが中邑にレインメーカー3連発で 『G1』優勝!! 8.10西武ドーム大会はスマホサイト(http://t.co/7xh3nqsV57)で独占速報中! #g124 pic.twitter.com/8QtdHtNYdN
— 新日本プロレスリング株式会社 (@njpw1972) 2014, 8月 10【G1 CLIMAX 24】台風の影響でお足もとの悪い中、本日も沢山のお客様にお越し頂き心より御礼申し上げます。次期シリーズ「Road to DESTRUCTION」は9月5日(金)後楽園ホールより開幕です! #g124 #njpw pic.twitter.com/YtceTu8urP
— 新日本プロレスリング株式会社営業部 (@njpw_nyao) 2014, 8月 10G1最高だった。皆様応援ありがとうございました。
— 木谷高明 (@kidanit) 2014, 8月 10IWGPJr.タッグ防衛! ありがとう! pic.twitter.com/ZLinN5g0bV
— KUSHIDA (@KUSHIDA_CANADA) 2014, 8月 10いま見たい試合は、いま見なきゃダメなんだよね。2014年夏のオカダvs中邑は、AJvs棚橋は、ただ一度しかないんだから。 #g124
— sayoko mita (@345m) 2014, 8月 9グラシアスRT@yuukirock0416: G1 クライマックス24総括。優勝オカダ・カズチカ、準優勝中邑真輔、最高試合鈴木対AJ、最高興行8.1後楽園、敢闘賞バットラックファレ、殊勲賞柴田勝頼、技能賞AJスタイルズ。 MVP(最優秀選手賞)TAKAみちのく(実は一番忙しかった
— TAKAみちのく (@takam777) 2014, 8月 10レインメーカーG1優勝おめでとう!
— 邪道(jado) (@REAL_JADO) 2014, 8月 10西武ドームで空席があったというより、去年より6500人も観衆が増えてることが凄いと思うけどなあ。去年みたいに当日券買えなかったお客さんも無くせたわけだし、こういう攻める姿勢良いじゃない #g124
— 春哉 (@haruya57) 2014, 8月 10夕陽に染まる西武ドームがとても綺麗でした。空前絶後の夏をありがとうG1!明日からも仕事頑張ります!!! pic.twitter.com/RwHdULBFmu
— 元井美貴 (@motoimiki) 2014, 8月 10メインのオカダ選手と中邑選手の試合途中、夕陽の自然光に染まった西武ドーム。それはまるでウルトラセブンのワンシーンのよう。あまりにも美しく詩的で幻想的な風景。 #g124 pic.twitter.com/o3OX787p7l
— 村田晴郎 (@MTharuo) 2014, 8月 10G1終わりました。 どうも、史上最強の夏男です。 #g124
— オカダ・カズチカ (@rainmaker_chaos) 2014, 8月 10 -
西武ドームでCHAOS頂上決戦!今年のG1優勝決定戦は中邑真輔vsオカダ・カズチカ
8月8日 新日本プロレス「G1 CLIMAX 24」神奈川・横浜文化体育館 5500人超満員札止め
<アピール・コメントなどは新日本プロレス公式HPより>
◇第1試合◇
▼「G1 CLIMAX 24」Aブロック公式戦/30分1本
[5勝5敗=10点]○シェルトン・X・ベンジャミン(8分08秒 片エビ固め)[10敗=0点]X本間朋晃
※ペイダート
◇第2試合◇
▼「G1 CLIMAX 24」Bブロック公式戦/30分1本
[4勝6敗=8点]○高橋裕二郎(2分56秒 体固め)[4勝6敗=8点]X矢野通
※急所攻撃
◇第3試合◇
▼「G1 CLIMAX 24」Bブロック公式戦/30分1本
[4勝6敗=8点]○ランス・アーチャー(8分52秒 片エビ固め)[4勝6敗=8点]X後藤洋央紀
※ブラックアウト
◇第4試合◇
▼「G1 CLIMAX 24」Bブロック公式戦/30分1本
[5勝5敗=10点]○カール・アンダーソン(7分59秒 片エビ固め)[5勝5敗=10点]X内藤哲也
※ガンスタン
◇第5試合◇
▼「G1 CLIMAX 24」Aブロック公式戦/30分1本
[5勝5敗=10点]○石井智宏(11分46秒 片エビ固め)[4勝6敗=8点]X永田裕志
※垂直落下式ブレーンバスター
◇第6試合◇
▼「G1 CLIMAX 24」Aブロック公式戦/30分1本
[4勝6敗=8点]○ドク・ギャローズ(6分30秒 片エビ固め)[6勝4敗=12点]X柴田勝頼
※ハングマンズヌース
◇第7試合◇
▼「G1 CLIMAX 24」Aブロック公式戦/30分1本
[7勝2敗=14点]○中邑真輔(11分08秒 片エビ固め)[6勝3敗=12点]Xバッドラック・ファレ
※ボマイェ
◇第8試合◇
▼「G1 CLIMAX 24」Bブロック公式戦/30分1本
[8勝2敗=16点]○AJスタイルズ(11分33秒 エビ固め)[4勝6敗=8点]X真壁刀義
※スタイルズクラッシュ
◇第9試合◇
▼「G1 CLIMAX 24」Aブロック公式戦/30分1本
[4勝5敗=8点]○デイビーボーイ・スミスJr. (12分57秒 エビ固め)[7勝2敗=14点]X棚橋弘至
※ブルドッグボム
棚橋「あーあと1本だったのに!! あーー!! あぁーー!! あぁーあと1本だったのにーー! クソーー!!!」
◇第10試合◇
▼「G1 CLIMAX 24」Bブロック公式戦/30分1本
[8勝2敗=16点]○オカダ・カズチカ(17分14秒 片エビ固め)[5勝5敗=10点]X鈴木みのる
※レインメーカー
(試合後)
オカダ「決勝戦の相手が中邑さんに決まりました(※大歓声)。今日はひとつだけ言わして下さい! 中邑さん! ・・・特に・・・ありません(※場内笑)」
外道「“空前絶後の夏”の最後にふさわしい“世紀の大一番”だな、オイ!(※大歓声) 中邑真輔vs“レインメーカー”オカダ・カズチカだよ、オイ。今世紀最大のマッチアップだよ、コノヤロー!(※大拍手) この大一番を前にしてよ、俺にも言葉なんかねぇよ。ただよ! ひとつだけ言わせてくれ。『G1 CLIMAX』2014年、決勝戦、中邑真輔対“レインメーカー”オカダ・カズチカ! 間違いなくよ、西武ドームに・・・カネの雨が降るぞ!(※大歓声)」
(バックステージ)
オカダ「やっぱり、鈴木みのるさん、ボクは大っ嫌いですよ!まぁ、別に腕が痛かろうが『G1』出てる人みんな、どっかしら痛みはあるだろう。こんなの言い訳にも、ハンデにも何にもならない。まぁ、中邑さんに勝つには…中邑さん…特にありません」
外道「中邑真輔だ。レインメーカーが臨んでたマッチアップだよオイ。リーグ戦には無かったよぉ“スリル”ってモノをよ、中邑真輔なら、間違いなく味合わせてくれるだろう」
オカダ「しっかり、外道さん言ってましたから。西武ドームもちろん『勝ちます』」
鈴木「なんか言ってみろよテメェらオイ。勝ったフリしてんじゃねぇよコノヤロー。クソガキが。負けたなんてこれっぽっちも思ってねぇんだよ。痛くも痒くもねぇしな。オイ、俺がちょっと本気出したらよぉ、簡単にとれるようなもんだったら面白くねぇもんなぁ。さぁもう始まってんだ。もう始まってるし、俺の『G1』まだ終わってねぇんだよ。西武ドーム決勝のリングに立つのは俺だ。オイ、お前ら可能性がありません、点数が足りませんって言うんだろ? 全員食中毒になったらどうする? オイ、誰がタイチが(SUPER Jr.)準決勝のリングに上がると思った? 誰がTAKAが出ると思った? テメェらみたいに浮かれてな、1点2点の争いをやっときゃいい。俺は違うんだよ。命のやりとりやってんだよ
――棚橋が負け、中邑選手の決勝進出が決定しましたが中邑「ここまできたら、やるしかないでしょ」
――同じCHAOS同士で、やりづらさはありますか?
中邑「そうですね。何年ぶりっすかね。2012の『G1』でやったかなってぐらいで。まぁあとは、そばで彼の成長を見てきましたけれども。まぁここまできたら、同じ条件のもと、色んな選手が、本当に血反吐吐きながら、鼻水垂らしながら、それこそ、全てを投げ追って戦ってきて、残りは決勝。あと1試合。まぁもう皆、なんだろう。何も残ってない状態でしょ。今日勝ったオカダですら!他の選手もまだ、明後日の西武ドームを残して1戦。余力だって残ってないですよ。まぁその中で、1番最後の西武ドームのトリで戦えるっていうのは、本当に、なんだろう…。まぁ自分ではね、自力で決勝に行けなかったっていうね。別に棚橋の敗北を願ってるってワケじゃないですが、そこまでオレは人間腐っちゃねぇなと思ってますけど。まぁ、こうなった以上はオカダ・カズチカ。『滾らせて貰いましょうか!』って感じですかね!」
G1も横浜大会をもってリーグ戦は終了、Aブロックは棚橋、中邑、ファレ(柴田はファレに敗れたことにより脱落)Bブロックはオカダ、AJと絞られた。
Aブロックの中邑vsファレはファレがボディーブロー中心に試合を組み立てボディー中心の攻めで中邑のスタミナを奪いにかかる、中邑はカラテキック、膝蹴りなどで流れを変えようとするが、ファレは体格を生かした攻めで主導権を渡さない。しかし中邑が雪崩式ブレーンバスターでファレに大ダメージを与えるとバットラックフォールをバッククラッカーで切り返し、スリーパーで絞めあげファレが立ち上がり中邑をコーナーに乗せた隙を突いて、中邑がファレの後頭部をジャンピングボマイェで捕らえると、最後はグラネード狙いをオーバーヘッドキックで返してからボマイェの連打で3カウントを奪い、中邑の優勝戦進出は棚橋vsスミス戦待ちとなる。
棚橋vsスミスは、スミスが棚橋のペースを狂わせにかかり、棚橋が旋回式クロスボディーを仕掛けるがスミスは膝蹴りで迎撃するも、一気にいかず首四の字など落ち着いた攻めを展開。棚橋は自分のペースへと引き込もうとして場外戦に持ち込んでコーナーからのプランチャを狙うがスミスは逃れ、逆に深追いしたところでスミスの場外パワースラムを食らって失速してしまう。完全にペースが狂った棚橋に焦りが見え始めハイフライフローが失敗すると、ならば丸め込み技の連発を狙うがウラカンラナを狙ったところでスミスがブルドックボムで叩きつけて3カウント、棚橋が脱落しAブロックは中邑が優勝戦に進出する。
BブロックのAJvs真壁はパワーで真壁が先手を奪うも、AJは真壁の負傷している顎に集中砲火を浴びせて形勢を逆転させる。AJは裏拳のコンビネーションから攻勢に出るがブラディーサンデー狙いを真壁がノーザンライトスープレックスで返して反撃すると、フランケンシュタイナー狙いをパワーボムで叩きつけてからスパイダージャーマンを決めるがキングコングニーへの連続技はAJが距離をとって逃れると、真壁が再度キングコングニーを投下するが自爆してしまう。ここからAJがペレキックを浴びせると雪崩式を狙う真壁に再びペレキックを浴びせてからコーナーの真壁に強引にスタイルズクラッシュを決め3カウント、AJの優勝戦進出はメインのオカダvs鈴木戦待ちになる。
オカダvs鈴木は鈴木がレインメーカー潰しの右腕攻めを展開して先手を奪い、オカダはDDTから重い攻撃で鈴木の首にダメージを与えるも鈴木は右腕攻めでリードを奪う。鈴木がゴッチ式パイルドライバーで勝負に出るが、オカダはリバースネックブリーカーで返すとエルボースマッシュの連打から鈴木の後頭部にドロップキックを浴びせ、オカダが昨年5月に福岡で決めたジャーマン式ツームストーンパイルドライバーで突き刺すがレインメーカーは鈴木がナックルで阻止する。しかしオカダは再度ドロップキックを浴びせるとレインメーカーで3カウントを奪い優勝戦進出を決め、優勝戦は中邑vsオカダのCHAOS頂上対決となった。
中邑vsオカダは2012年8月大阪でのG1公式戦で組まれたが、このときは中邑がボマイェで勝利を収め、それ以降はCHAOS同士ということで対戦する機会がなかった。そして初の西武ドームという観点で見ると今までにない組み合わせでインパクトを与えたい、今年の新日本のテーマである攻めの姿勢を考えると相応しいカードでもある。
果たして今年のG1は中邑とオカダ、どっちが優勝するのか? -
内藤哲也も脱落し二連覇が消えた・・・今年のG1は過酷なマラソンだ!
8月6日 新日本プロレス「G1 CLIMAX 24」香川・高松市総合体育館 第1競技場 2600人
<アピール・コメントなどは新日本プロレス公式HPより>
◇第1試合◇
▼「G1 CLIMAX 24」Aブロック公式戦/30分1本
[5勝5敗=10点]○小島聡(6分55秒 体固め)[9敗=0点]X本間朋晃
※ラリアット
◇第2試合◇
▼「G1 CLIMAX 24」Aブロック公式戦/30分1本
[6勝3敗=12点]○バッドラック・ファレ(7分10秒 片エビ固め) [4勝5敗=8点]Xデイビーボーイ・スミスJr.
※グラネード
<バックステージ>
ファレ「その目で見ただろ? 正面からぶつかって(スミスJr.を)倒してやった。次はナカムラだ。よく見ておけ」
◇第3試合◇
▼「G1 CLIMAX 24」Bブロック公式戦/30分1本
[5勝4敗=10点]○内藤哲也(10分23秒 エビ固め)[4勝5敗=8点]X天山広吉
※スターダストプレス
◇第4試合◇
▼「G1 CLIMAX 24」Bブロック公式戦/30分1本
[4勝5敗=8点]○カール・アンダーソン(8分35秒 片エビ固め)[5勝4敗=10点]X鈴木みのる
※ガンスタン
◇第5試合◇
▼「G1 CLIMAX 24」Bブロック公式戦/30分1本
[4勝5敗=8点]○矢野通(2分48秒 エビ固め)[4勝5敗=8点]X真壁刀義
◇第6試合◇
▼「G1 CLIMAX 24」Bブロック公式戦/30分1本
[7勝2敗=14点]○AJスタイルズ(8分36秒 エビ固め)[3勝6敗=6点]X高橋裕二郎
※スタイルズクラッシュ
AJ「(先にコメントを出していた高橋と入れ替わりに現れ、『TOO SWEET』とウルフパックポーズを合わせる)いつでも“BULLET CLUB”のメンバー同士の闘いは厳しいものになる。それは、すべての“BULLET CLUB”のメンバーが同じ思いだからだ。仲間であっても、俺が持ってるこのタイトルをかけて闘うチャンスを狙っているからなんだ。だからこその“BULLET CLUB”なんだ」
高橋「アイツはよ、本物だよ、本物。な?本物でよ、逸材で?今よ、CHAOSのレインメーカーでよ、金の雨は降らないんだよ。な?わかるだろ?言ってる意味分かるだろ。なぁ、誰がよ、この新日本プロレスのリングの上をよ、誰が潤してるんだよ! “フェノメナール・AJスタイルズ”だよ!」
◇第7試合◇
▼「G1 CLIMAX 24」Bブロック公式戦/30分1本
[7勝2敗=14点]○オカダ・カズチカ(11分05秒 片エビ固め)[3勝6敗=6点]Xランス・アーチャー
※レインメーカー
オカダ「高い。高い。何するにしても高い。でもな、オレのドロップキックはな、オマエなんかよりな、100倍も高いんだぞ? あとリーグ戦、1つだけですか。はぁもう本当に終わってしまいますね『G1』 まぁ、みなさんの寂しい気持ちも分かりますが、ボクはしっかり『空前絶後の夏』で終わらせます」
外道「レインメーカーがよオイ、優勝するのは間違いねぇんだよオイ。決勝ではよぉ是非ともよぉ、リーグ戦で味わえなかったようなスリルをよ…くれる相手が来るのを望んでるよ」
◇第8試合◇
▼「G1 CLIMAX 24」Aブロック公式戦/30分1本
[7勝2敗=14点]○棚橋弘至(12分34秒 前方回転エビ固め)[4勝5敗=8点]X永田裕志
棚橋「『G1 CLIMAX』終盤に来て、コンディションが唯一落ちない選手は永田さんだと思う。今日、永田裕志に勝つ方法は1つしかなかったってこと。その最前の選択を、オレがした。誇りをを賭けて、決勝に行くから。そういう事」――やはり、疲労が溜っているように感じますが
棚橋「いや!冴えてるよ顔!冴えてる。いつも冴えてるけど。 ただ今日試合前にふと顔を見たら、目の中に出血あってさ。あれ?っと思って。目、打ってないしなって。脳とかアレだったらね、ヤバいなと思って。 脇腹痛くなってきた急に! (小声で)目も脇腹も首も…!! でも疲れてないから。ファンは、安心して。オレを信じて。オレも、みんなを信じてるから! カッケー!カッケー!よし…」
永田「いやぁ。終わったな。 棚橋ウマいわ!真っ向勝負と見せかけて来てたから。どれを取っても、力強さ、どれを取っても強いわ。 終わった!」――今後のレスラー人生が懸かった今年の『G1』だったと思うのですが
永田「言葉に出て来ないよ。絶好調で迎えた『G1』 ベストに仕上げて臨む『G1』 毎年、そうやって仕上げた試合で臨んだ中で、今回ほど苦しんだ大会は無かった。そして、予選最終日を待たずに…消えた。言葉が出て来ない。あと横浜か。消化試合かもしんない。ただの試合かもしんない。知らないけど、何としても自分なりの意義を見つけ出して、全力でファイトして、最後ぐらい勝って終わりたいね。その時に、自分なりの意識というか意見とかそういう物が出てくるんじゃないですか。残念だ。悔しい」
――会場のお客さんからは『大・永田コール』でしたが
永田「その期待に応えれなかったのが特に残念ですね。まだまだ踏ん張る、まだまだ踏ん張る!という思うでこの『G1』臨んで、何としても西武ドームでテッペン争う戦いに挑みたかった。残念の一言だ。以上(敬礼)」
◇第9試合◇
▼「G1 CLIMAX 24」Aブロック公式戦/30分1本
[6勝3敗=12点]○柴田勝頼(12分24秒 片エビ固め)[4勝5敗=8点]X石井智宏
※G2PK
柴田「毎回、毎回、石井と同じブロックにしてくれ!毎回同じブロックにしてくれ。アイツも、アイツもイカれてる! だけど、オレもイカれてるから!以上!!」◇第10試合◇
▼「G1 CLIMAX 24」Aブロック公式戦/30分1本
[7勝2敗=14点]○中邑真輔(11分35秒 片エビ固め)[3勝6敗=6点]Xドク・ギャローズ
※ボマイェ
(試合後)
中邑「たぎってきた、たぎってきたー! 残すは横浜、横浜ですべてが決まるな! 決勝戦、行けるかどうか、そんなことは知ったこっちゃねえよ。今日一日、吐き出せるかどうかだ、なあオイ! 横浜でもたぎってやるぜ、準備はいいかー!? イヤァオ!!」
(バックステージ)
中邑「次は横浜!バッドラック・ゴジラだオイ… トンガ版ファレだ!! 今日と一緒、それは勝ち点が欲しいさ。西武ドームの決勝も行きたいねぇ。ただな、明日の事なんて考えて意味あるか?オイ。 今日だよ、今だよ。当たり前じゃねぇか。中邑だぞ?オイ。 ナメテてんじゃねぇ。 YeaOhだ!!」
G1 CLIMAXも終盤戦へと突入したが4日の愛知大会から優勝戦線から脱落する選手が続出、Aブロックでは小島、Bブロックでは後藤、アンダーソン、天山と優勝、また準優勝経験者が脱落。例年のG1では大混戦となるのだが今年は長丁場でいわばマラソンみたいなもの、勢いで突っ走る選手より安定感のある選手の方がトップになりやすいのかもしれない。
高松大会はまずファレがスミスをグラネードで完勝、この時点で永田、石井、スミスが脱落。真壁も速攻勝負が裏目に出て、矢野の急所打ちから丸め込まれて敗れて脱落。鈴木もロープワークからのスリーパーを執拗に狙ったところでアンダーソンがガンスタンを決め3カウントを奪われ脱落してしまう。AJは裕二郎を降し、この時点で内藤も脱落して二連覇の消えてしまう。
棚橋は永田と対戦しハイフライフローを自爆したところで永田が勝負に出て白目式腕固め、左右の張り手、大☆中西ジャーマン、タイナーと猛ラッシュをかけるがバックドロップホールドを狙ったところで棚橋がサムソンクラッチで丸め込み逆転3カウント、棚橋はトップに踏みとどまる。
柴田は石井と対戦するが、石井の左肩にバンテージが(スミス戦で亜脱臼しているという)・・さすがの石井もG1の連戦でダメージが蓄積されているのかもしれない。それでも両者は正面から打撃戦を展開するも、左肩を痛めている石井はさすがに場外に逃げ、だが柴田は容赦なくリングに戻し徹底的に左肩にストンピングを浴びせる、柴田は左肩を封じてエルボー合戦を仕掛け石井も打ち返す。柴田は燕返しからG2PKを狙うも、石井は体を揺らして逃れ頭突きを浴びせるがラリアット狙いは柴田が燕返しで迎撃するとG2PKを決め3カウント、柴田もトップに残る。勢いより安定が望まれる長丁場のリーグ戦だが柴田は星勘定より1試合1試合テーマを持って試合に臨んでいる、それが柴田の安定につながりトップ戦線に残っている要因になっているのではと思う。
メインは中邑がギャローズのギャローズボールを腕十字で切り返し、強引に持ち上げようとしたボマイェ、スライディングボマイェと叩き込み、最後は後頭部へのジャンピングボマイェからボマイェで3カウントを奪いトップ戦線に残った。
これでAブロックは棚橋、中邑、柴田、ファレの4選手が残り、明日の横浜大会では棚橋はスミス、中邑はファレ、柴田はギャローズと対戦する。柴田は外国人選手は得意ではなくまして自分より体格のあるギャローズでは柴田も厳しいのでは、中邑vsファレは6月の大阪では中邑は敗れているだけにインターコンチ王座奪還を視野に入れるなら負けられないところ。棚橋vsスミスは順当にいけば棚橋で、棚橋と中邑が同点なら直接対決で勝っていることから棚橋が有利だが、ファレが中邑に勝ってしまうと棚橋、柴田をも下していることから決勝進出の可能性も否定できない。
BブロックはAJ、オカダが残ったが共に勝つか、共倒れだと直接対決でオカダが勝っていることからオカダが有利といいたいが、オカダが最後に鈴木を残していたいうこと、オカダにとって鈴木が落とし穴的な存在になるのか?
G1という過酷なマラソンも明日の横浜大会でリーグ戦が終わり、10日の西武ドームで今年の夏男が決まる。心配なのは当日の天気(台風11号)か・・・ -
柴田が“アイツはイカれている”と最大級の誉め言葉…大阪で主役を奪った本間劇場8月3日 新日本プロレス「G1 CLIMAX 24」大阪ボディーメーカーコロシアム 7500人超満員札止め
<試合後のコメントなどは新日本プロレス公式HPより>
◇第1試合◇
▼「G1 CLIMAX 24」Aブロック公式戦/30分1本
[4勝4敗=8点]○石井智宏(10分28秒 片エビ固め)[3勝4敗=6点]Xデイビーボーイ・スミスJr.
※垂直落下式ブレーンバスター
◇第2試合◇
▼「G1 CLIMAX 24」Bブロック公式戦/30分1本
[4勝4敗=8点]○天山広吉(4分31秒 アナコンダマックス)[3勝5敗=6点]X矢野通
天山「この大阪!最高よ!この(NWAタッグの)ベルトもちょっと重くなったよまた。まぁでも、この『G1』大阪来たからには、“浪速っ子”熱狂させてね、ぶっ潰したらなアカン思うて、やりましたけど。まぁ相手がああいうヤツだから、アイツのペースに飲まれる所だったけどね。まだまだまだまだ、もうこの『G1』にかける気持ちって、アイツらと違うからな。生半可なね、そんな汚いやり方ばっかり、そんなヤツらと一緒にせんとってくれって。矢野、実力・体力ええもん持ってるのに…パフォーマンス走り過ぎや。真剣にやれって。真剣にこの『G1』に向き合えよって。オレから言わせたら、遊びとちゃうぞって。『G1 CLIMAX2014』オレにとったら、今日の大阪勝って、そんで明日、名古屋。そして高松。休んでられないよ!高松でもっかい『AJ』なり『カズチカ』とやりたいぐらい体力余ってんねん。今シーズン、ピンピンしてんねん。痛くも何ともない。高松のあと、横浜や。横浜が休みなんや…横浜オイ…休んでる場合ちゃうぞって。ホンマにねぇ… まぁせやけど2試合。名古屋・高松としっかりと残り2つ勝てば、またなんか奇跡起こるんちゃうの?また奇跡信じてやりますよ。まだまだまだまだ諦めない。諦めたくないもん。OK…まぁ大阪、ちょっとお客さん消化不良かもしれんけど、勝つには勝った。まだまだ終わんない。『G1 CLIMAX』諦めへんで」
◇第3試合◇
▼「G1 CLIMAX 24」Aブロック公式戦/30分1本
[4勝3敗=8点]○永田裕志(10分51秒 ナガタロックIV[4勝4敗=8点]Xシェルトン・X・ベンジャミン
永田「ベンジャミン、去年もここでやったよな。『G1』で。前回は先制攻撃許して失敗したけど、今日は失敗しねぇよ!何かあると思ってね常に心構えしてるから。神出鬼没のシェルトン・X・ベンジャミンに勝って、自分の調子ぶりが証明できたかなって。やっと出て来たね。中間過ぎて、エンジンかかるの遅かった! 行くぞ?まだ大丈夫だ。まだ望みはある。と、信じて1戦1戦勝ってって。今日の会場なんか、疲労感、熱さ、そういうの全て感じないくらい調整して来たんで来たんで。西武ドームでもどんと来いだよ。西武ドーム進出して、優勝したら。アンチエイジング、サマースペシャル・シンデレラ・ドリーム・ジャンボ・スーパー・エクセントリング・カムバック・ウィナー!! ザッツイッツ!! 以上!!(敬礼)」
ベンジャミン「(痛めつけられた左腕を押さえながら)チクショー、チクショー…ナガタは去年の『G1 CLIMAX』ではやっつけたのに…。今年は勝者になれなかった。俺の『G1 CLIMAX』はまだ終わっていない。タナハシ、ホンマ、必ずお前らを撃ち落としてやる。俺をやっつけられるものなら、やっつけてみろ」
◇第4試合◇
▼「G1 CLIMAX 24」Aブロック公式戦/30分1本
[4勝4敗=8点]○小島聡(7分11秒 エビ固め)[2勝5敗=4点]Xドク・ギャローズ
※ラリアット
小島「オレは、この『G1』で、4敗が先行してしまった時に、正直頭の中で諦めた。『G1』はやっぱり優勝、今のオレには出来ないんじゃないかって。正直言えばほんのチョット…いや、結構諦めてた。でも、その4連敗、4回負けてからの後の事は、オレのこの体が諦めてなかったんだ。オレの右腕が、オレのこの心ん中が…諦めてなかったんだよ。頭の中で諦めても、オレのプロレスラーとしての体が、1回も諦める事を許さなかったんだ。どういう事か分かるか?これが、今日まで4敗してまた、4回勝ってる男。その現実だろ。諦めないで、この体で諦めない事を証明してやる!そして必ず、優勝。最終日までギリギリまで諦めないで、優勝狙ってやる!!」
ギャローズ「このG1、残念な結果が続いている。コジマ、今日はお前が勝ったが、ギャローズ&ガンのタッグでは2度、お前たちをぶちのめしている。俺たちBULLET CLUBがこのG1で最後まで残って、シンニホン・プロレスリングでNo.1、イチバンであることを証明する。必ず、勲章を手に入れてやるからな。そのためにも俺はまだまだ立ち上がる」
◇第5試合◇
▼「G1 CLIMAX 24」Bブロック公式戦/30分1本
[4勝4敗=8点]○後藤洋央紀(12分21秒 片エビ固め)[4勝3敗=8点]X内藤哲也
※昇天・改
後藤「よっしゃ。生き残ったぞ!オレの“夏”はこんなところでは終わらせない。明日のオカダ戦…オレのすべてをぶつけてやる! 柴田…上がってこいよ」
内藤「クソー、クソー…。後藤に勝てなくて悔しいです…そんなこと言うか。そんなことじゃないんだ、俺が見てんのは。大阪のお客さんを全部、こっちに目を向かせると。一発じゃ無理なのはわかってるよ。積み重ねっていうのはわかってるよ。『G1 CLIMAX』これで何敗だ? 頭痛くて、わかんねぇよ。でもさぁ、俺はこの新日本プロレスのリングの主役になるために、今も闘ってるんだ。無理だと思うだろ? 何とでも思いなよ。全部ひっくり返していやる。俺が中心に立ってやる。このリングの主役は俺だ!」
◇第6試合◇
▼「G1 CLIMAX 24」Bブロック公式戦/30分1本
[5勝2敗=10点]○AJスタイルズ(12分52秒 カーフキラー)[3勝4敗=6点]Xランス・アーチャー
◇第7試合◇
▼「G1 CLIMAX 24」Bブロック公式戦/30分1本
[4勝3敗=8点]○鈴木みのる(12分21秒 レフェリーストップ)[3勝4敗=6点]X真壁刀義
※スリーパーホールド
◇第8試合◇
▼「G1 CLIMAX 24」Aブロック公式戦/30分1本
[5勝2敗=10点]○柴田勝頼(10分47秒 片エビ固め)[7敗=0点]X本間朋晃
※G2PK
柴田「いかれてるな…。いかれてるよ、あいつ。だけど、安心しろ。俺もいかれてる。まだいかれた奴いるよな。楽しみで仕方ないよ。以上」
本間「オレは…オレは勝てないのか… オレはプロレスラーとして、このままお客さんの気持ちを裏切り続けていい?そんなワケはない! オレみたいな凡人だって、勝ってみせる!勝ってみせる!残りまだいける。まだいける。優勝はできねぇかもしんないけど、絶対この『G1 CLIMAX 24』爪痕を残してみせる。ありがとうございました」
◇第9試合◇
▼「G1 CLIMAX 24」Bブロック公式戦/30分1本
[5勝2敗=10点]○オカダ・カズチカ(12分49秒 片エビ固め)[2勝5敗=4点]X高橋裕二郎
※レインメーカー
オカダ「今回の『Bブロック』の“対BULLET CLUB"…そういう意味ではひとつ落としてしまったんで…まぁ『G1』王者はねしっかりまた、相手してやる。そしてその後でも前でもいい。AJもしっかり相手してやるからな。まぁその前にしっかり、後…何試合ですか?とりあえず!全部勝ちますよ」
外道「関係ない」
オカダ「関係ない」
外道「オイ、裕二郎オイ!あ!?人数足んなかったか?オイ!! テメェがいくら小ズルかろうがよ、オイ。レインメーカーに通用すると思ってんのかコノヤロー!! レインメーカーに対抗したければよ、人数揃えて来いコノヤロー!!」
――裕二郎が5月のIWGP選手権で乱入してきて、ベルトを失うキッカケとなった存在だと思うのですが。今回、特別な感情はなかったのですか?
オカダ「特にありません」
◇第10試合◇
▼「G1 CLIMAX 24」Aブロック公式戦/30分1本
[5勝2敗=10点]○棚橋弘至 (15分00秒 ジャパニーズレッグロールクラッチホールド)[5勝2敗=10点]X中邑真輔
――お疲れ様でした
棚橋「疲れてないです」
――最後までファンの声援に包まれる中の大熱狂の戦いになりましたね
棚橋「第1試合から、本当に白熱した試合が続いて、でもメインイベントはそれを超えていかないといけないから。最適の相手だったし、今日『G1』の公式戦で中邑を止めた…この1勝はデカイです」
――様々な攻防があった中、最後はジャパニーズレッグロールクラッチホールドを選んだのには特別な理由が?
棚橋「(中邑が)ボマイェに絶対的に自信を持ってるからこそ、そこを攻略しないと勝てないなっていうのは、昨日の夜ずっと思ってて。うまく形にできました」
――藤波辰爾選手がJr.時代に得意としていた技という事に意識はしていましたか?
棚橋「1番ね、あの体制からスキが無い状態でかけれるのが、あれだったっていう事です」
――この『G1』でお互いに柴田に破れた状態での試合でしたが、柴田への意識はありましたか?
棚橋「新日本プロレスの戦いにやりがいを見いだして来ているから。柴田は。そういった状況の中でね、柴田に負けた中邑に負けたってなったら…1番下になっちゃうじゃん。それはね、なんとしてでもね、食い止めたかったし。土俵際、いっぱいで踏ん張りました」
――これで新・闘魂三銃士がこれで勝ち点10で並びました。この心境は?
棚橋「もう1敗も出来ないでしょうね。あと3つ。全勝で行きます」
――最後に改めて『G1』の目標をお聞かせください
棚橋「『G1』優勝。そっから全てのオレの展開が待ってるから。『G1』優勝したら、その先は“100手先”まで考えてますから!」
――今年4回目の中邑戦でしたが、試合前の心境は?
棚橋「この『G1』のね、熱気が新しいね、感情を生み出してくれたというか。初めてのような、久しぶりのような…なんか新鮮な感じでした」
――お互いのフィニッシュ技が決まらない展開で、やりにくさはありましたか?
棚橋「おもしろいっすね。ただただ、おもしろいっす」
――やはり、中邑は特別な存在?
棚橋「特別ですよ。ただ…ただじゃないね。ただただ、特別な相手です。ありがとうございました」
中邑「まさか、まさか…まさかの大阪天王山。初戦で柴田に負け、この後半戦、大阪で、あろうことか棚橋に(負けを)食らい…リップサービスだよ、リップサービス。来るねぇ! だがな、幸いなことに『G1』だ。まだまだ、全然、生き残ってるだろ? 棚橋、柴田、エンドレスなんだよ。ギブアップしない限りは…」
G1も大阪大会へと突入、メインカードは今年IWGPインターコンチネンタル王座を巡って三度も対戦した棚橋vs中邑の頂上対決だが、主役を奪ったのは第8試合の柴田vs本間戦だった。
当初は柴田vs飯伏幸太が組まれていたが、飯伏の欠場によって本間が代役で出場しリーグ戦も内容は残すが6戦全敗で脱落、その本間が飯伏以上の活躍が出来るかどうか注目だった。試合は柴田がエルボーの連打、本間の小こけしの自爆の連発で先手を奪い、その後も柴田の強烈なキック、顔面へのドロップキックなどで柴田ペースで試合が進んで、誰もがまたかと思っていたが、柴田が勝負に出たG2PK狙いを本間が阻止し、G1から使用し始めたこけしロケットを柴田のボディーに浴びせると思わぬ一撃だったのか柴田は一気に失速、ここから本間が垂直落下式ブレーンバスターで突き刺すが、ファイヤーサンダー狙いは柴田が背後に着地してスリーパーで捕獲、柴田はPKを放つが本間はキャッチ、柴田は張り手を放つが本間は柴田の足を放さず張り手でグラつかせてからファイヤーサンダーで突き刺す、本間はこけしを投下するが自爆となると柴田はミドルキックで何度も蹴り倒してカバーするも本間はカウント1でクリアする。柴田は燕返しからG2PKを狙い、本間も振りほどこうとしたが遂に炸裂して3カウントで力尽くも本間は敗れたがファンの期待以上の活躍を見せつけた。試合後に柴田が「アイツはイカれている」とコメントしたが、柴田が本間に対する最大級の褒め言葉でもあり、ファンも本間の健闘を讃えた、そういった意味では大阪大会の主役は本間だったのかもしれない。
メインの棚橋vs中邑は序盤から一進一退の攻防となり、終盤は棚橋なハイフライフローを剣山で迎撃した中邑がジャンピングボマイェからボマイェを狙うも、棚橋はキャッチしてドラゴンスクリューを狙う、ところが自ら回転して防いだ中邑がスライディング式ボマイェを炸裂させ、ボマイェを狙う。しかし棚橋がカニ挟みで倒すとジャパニーズレッグロールクラッチで3カウントを奪い中邑は2敗目となってしまう。
オカダvs裕二郎はオカダの入場時に裕二郎が強襲し先手を奪うが、オカダは冷静を崩さず、次第にオカダペースとなる。裕二郎は急所打ちから、ラリアット、ぶっこぬきジャーマン、東京ピンプスと畳み掛けるも、バワーボムはオカダがフランケンシュタイナーで切り返すとオカダはドロップキック、ツームストーンパイルドライバーで完勝。
また第三世代も優勝戦線に残り、天山は矢野のYTRワールドを封殺し、最後は掟破りの急所打ちからのアナコンダマックスで完勝。永田はベンジャミンのアンクルホールドを耐え抜き、最後はナガタロックⅣでタップを奪い勝利。小島はギャローズとのカウンター勝負を制してラリアットで勝利を奪った。
二連覇を狙う内藤は自分のペースで試合を進めるが、後藤の牛殺しを喰らうと失速、首攻めで形勢逆転した後藤が裏牛殺しから昇天で3カウントを奪い、後藤も優勝戦線に踏みとどまる。
リーグ戦も愛知、高松、横浜だけとなった、果たして誰が西武ドームに勝ち残るのか?