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伊賀プロレス通信24時「日常茶飯事(ちゃはんじ)」

略して「イガプロ!」、三重県伊賀市に住むプロレスファンのプロレスブログ!

柴田が“アイツはイカれている”と最大級の誉め言葉…大阪で主役を奪った本間劇場

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柴田が“アイツはイカれている”と最大級の誉め言葉…大阪で主役を奪った本間劇場

8月3日 新日本プロレス「G1 CLIMAX 24」大阪ボディーメーカーコロシアム 7500人超満員札止め

<試合後のコメントなどは新日本プロレス公式HPより>
◇第1試合◇
▼「G1 CLIMAX 24」Aブロック公式戦/30分1本
[4勝4敗=8点]○石井智宏(10分28秒 片エビ固め)[3勝4敗=6点]Xデイビーボーイ・スミスJr.
※垂直落下式ブレーンバスター

◇第2試合◇
▼「G1 CLIMAX 24」Bブロック公式戦/30分1本
[4勝4敗=8点]○天山広吉(4分31秒 アナコンダマックス)[3勝5敗=6点]X矢野通

天山「この大阪!最高よ!この(NWAタッグの)ベルトもちょっと重くなったよまた。まぁでも、この『G1』大阪来たからには、“浪速っ子”熱狂させてね、ぶっ潰したらなアカン思うて、やりましたけど。まぁ相手がああいうヤツだから、アイツのペースに飲まれる所だったけどね。まだまだまだまだ、もうこの『G1』にかける気持ちって、アイツらと違うからな。生半可なね、そんな汚いやり方ばっかり、そんなヤツらと一緒にせんとってくれって。矢野、実力・体力ええもん持ってるのに…パフォーマンス走り過ぎや。真剣にやれって。真剣にこの『G1』に向き合えよって。オレから言わせたら、遊びとちゃうぞって。『G1 CLIMAX2014』オレにとったら、今日の大阪勝って、そんで明日、名古屋。そして高松。休んでられないよ!高松でもっかい『AJ』なり『カズチカ』とやりたいぐらい体力余ってんねん。今シーズン、ピンピンしてんねん。痛くも何ともない。高松のあと、横浜や。横浜が休みなんや…横浜オイ…休んでる場合ちゃうぞって。ホンマにねぇ… まぁせやけど2試合。名古屋・高松としっかりと残り2つ勝てば、またなんか奇跡起こるんちゃうの?また奇跡信じてやりますよ。まだまだまだまだ諦めない。諦めたくないもん。OK…まぁ大阪、ちょっとお客さん消化不良かもしれんけど、勝つには勝った。まだまだ終わんない。『G1 CLIMAX』諦めへんで」

◇第3試合◇
▼「G1 CLIMAX 24」Aブロック公式戦/30分1本
[4勝3敗=8点]○永田裕志(10分51秒 ナガタロックIV[4勝4敗=8点]Xシェルトン・X・ベンジャミン

永田「ベンジャミン、去年もここでやったよな。『G1』で。前回は先制攻撃許して失敗したけど、今日は失敗しねぇよ!何かあると思ってね常に心構えしてるから。神出鬼没のシェルトン・X・ベンジャミンに勝って、自分の調子ぶりが証明できたかなって。やっと出て来たね。中間過ぎて、エンジンかかるの遅かった! 行くぞ?まだ大丈夫だ。まだ望みはある。と、信じて1戦1戦勝ってって。今日の会場なんか、疲労感、熱さ、そういうの全て感じないくらい調整して来たんで来たんで。西武ドームでもどんと来いだよ。西武ドーム進出して、優勝したら。アンチエイジング、サマースペシャル・シンデレラ・ドリーム・ジャンボ・スーパー・エクセントリング・カムバック・ウィナー!! ザッツイッツ!! 以上!!(敬礼)」

ベンジャミン「(痛めつけられた左腕を押さえながら)チクショー、チクショー…ナガタは去年の『G1 CLIMAX』ではやっつけたのに…。今年は勝者になれなかった。俺の『G1 CLIMAX』はまだ終わっていない。タナハシ、ホンマ、必ずお前らを撃ち落としてやる。俺をやっつけられるものなら、やっつけてみろ」

◇第4試合◇
▼「G1 CLIMAX 24」Aブロック公式戦/30分1本
[4勝4敗=8点]○小島聡(7分11秒 エビ固め)[2勝5敗=4点]Xドク・ギャローズ
※ラリアット

小島「オレは、この『G1』で、4敗が先行してしまった時に、正直頭の中で諦めた。『G1』はやっぱり優勝、今のオレには出来ないんじゃないかって。正直言えばほんのチョット…いや、結構諦めてた。でも、その4連敗、4回負けてからの後の事は、オレのこの体が諦めてなかったんだ。オレの右腕が、オレのこの心ん中が…諦めてなかったんだよ。頭の中で諦めても、オレのプロレスラーとしての体が、1回も諦める事を許さなかったんだ。どういう事か分かるか?これが、今日まで4敗してまた、4回勝ってる男。その現実だろ。諦めないで、この体で諦めない事を証明してやる!そして必ず、優勝。最終日までギリギリまで諦めないで、優勝狙ってやる!!」

ギャローズ「このG1、残念な結果が続いている。コジマ、今日はお前が勝ったが、ギャローズ&ガンのタッグでは2度、お前たちをぶちのめしている。俺たちBULLET CLUBがこのG1で最後まで残って、シンニホン・プロレスリングでNo.1、イチバンであることを証明する。必ず、勲章を手に入れてやるからな。そのためにも俺はまだまだ立ち上がる」

◇第5試合◇
▼「G1 CLIMAX 24」Bブロック公式戦/30分1本
[4勝4敗=8点]○後藤洋央紀(12分21秒 片エビ固め)[4勝3敗=8点]X内藤哲也
※昇天・改

後藤「よっしゃ。生き残ったぞ!オレの“夏”はこんなところでは終わらせない。明日のオカダ戦…オレのすべてをぶつけてやる! 柴田…上がってこいよ」

内藤「クソー、クソー…。後藤に勝てなくて悔しいです…そんなこと言うか。そんなことじゃないんだ、俺が見てんのは。大阪のお客さんを全部、こっちに目を向かせると。一発じゃ無理なのはわかってるよ。積み重ねっていうのはわかってるよ。『G1 CLIMAX』これで何敗だ? 頭痛くて、わかんねぇよ。でもさぁ、俺はこの新日本プロレスのリングの主役になるために、今も闘ってるんだ。無理だと思うだろ? 何とでも思いなよ。全部ひっくり返していやる。俺が中心に立ってやる。このリングの主役は俺だ!」

◇第6試合◇
▼「G1 CLIMAX 24」Bブロック公式戦/30分1本
[5勝2敗=10点]○AJスタイルズ(12分52秒 カーフキラー)[3勝4敗=6点]Xランス・アーチャー

◇第7試合◇
▼「G1 CLIMAX 24」Bブロック公式戦/30分1本
[4勝3敗=8点]○鈴木みのる(12分21秒 レフェリーストップ)[3勝4敗=6点]X真壁刀義
※スリーパーホールド

◇第8試合◇
▼「G1 CLIMAX 24」Aブロック公式戦/30分1本
[5勝2敗=10点]○柴田勝頼(10分47秒 片エビ固め)[7敗=0点]X本間朋晃
※G2PK

柴田「いかれてるな…。いかれてるよ、あいつ。だけど、安心しろ。俺もいかれてる。まだいかれた奴いるよな。楽しみで仕方ないよ。以上」

本間「オレは…オレは勝てないのか… オレはプロレスラーとして、このままお客さんの気持ちを裏切り続けていい?そんなワケはない! オレみたいな凡人だって、勝ってみせる!勝ってみせる!残りまだいける。まだいける。優勝はできねぇかもしんないけど、絶対この『G1 CLIMAX 24』爪痕を残してみせる。ありがとうございました」

◇第9試合◇
▼「G1 CLIMAX 24」Bブロック公式戦/30分1本
[5勝2敗=10点]○オカダ・カズチカ(12分49秒 片エビ固め)[2勝5敗=4点]X高橋裕二郎
※レインメーカー

オカダ「今回の『Bブロック』の“対BULLET CLUB"…そういう意味ではひとつ落としてしまったんで…まぁ『G1』王者はねしっかりまた、相手してやる。そしてその後でも前でもいい。AJもしっかり相手してやるからな。まぁその前にしっかり、後…何試合ですか?とりあえず!全部勝ちますよ」
外道「関係ない」
オカダ「関係ない」
外道「オイ、裕二郎オイ!あ!?人数足んなかったか?オイ!! テメェがいくら小ズルかろうがよ、オイ。レインメーカーに通用すると思ってんのかコノヤロー!! レインメーカーに対抗したければよ、人数揃えて来いコノヤロー!!」
――裕二郎が5月のIWGP選手権で乱入してきて、ベルトを失うキッカケとなった存在だと思うのですが。今回、特別な感情はなかったのですか?
オカダ「特にありません」

◇第10試合◇
▼「G1 CLIMAX 24」Aブロック公式戦/30分1本
[5勝2敗=10点]○棚橋弘至 (15分00秒 ジャパニーズレッグロールクラッチホールド)[5勝2敗=10点]X中邑真輔

――お疲れ様でした
棚橋「疲れてないです」
――最後までファンの声援に包まれる中の大熱狂の戦いになりましたね
棚橋「第1試合から、本当に白熱した試合が続いて、でもメインイベントはそれを超えていかないといけないから。最適の相手だったし、今日『G1』の公式戦で中邑を止めた…この1勝はデカイです」
――様々な攻防があった中、最後はジャパニーズレッグロールクラッチホールドを選んだのには特別な理由が?
棚橋「(中邑が)ボマイェに絶対的に自信を持ってるからこそ、そこを攻略しないと勝てないなっていうのは、昨日の夜ずっと思ってて。うまく形にできました」
――藤波辰爾選手がJr.時代に得意としていた技という事に意識はしていましたか?
棚橋「1番ね、あの体制からスキが無い状態でかけれるのが、あれだったっていう事です」
――この『G1』でお互いに柴田に破れた状態での試合でしたが、柴田への意識はありましたか?
棚橋「新日本プロレスの戦いにやりがいを見いだして来ているから。柴田は。そういった状況の中でね、柴田に負けた中邑に負けたってなったら…1番下になっちゃうじゃん。それはね、なんとしてでもね、食い止めたかったし。土俵際、いっぱいで踏ん張りました」
――これで新・闘魂三銃士がこれで勝ち点10で並びました。この心境は?
棚橋「もう1敗も出来ないでしょうね。あと3つ。全勝で行きます」
――最後に改めて『G1』の目標をお聞かせください
棚橋「『G1』優勝。そっから全てのオレの展開が待ってるから。『G1』優勝したら、その先は“100手先”まで考えてますから!」
――今年4回目の中邑戦でしたが、試合前の心境は?
棚橋「この『G1』のね、熱気が新しいね、感情を生み出してくれたというか。初めてのような、久しぶりのような…なんか新鮮な感じでした」
――お互いのフィニッシュ技が決まらない展開で、やりにくさはありましたか?
棚橋「おもしろいっすね。ただただ、おもしろいっす」
――やはり、中邑は特別な存在?
棚橋「特別ですよ。ただ…ただじゃないね。ただただ、特別な相手です。ありがとうございました」

中邑「まさか、まさか…まさかの大阪天王山。初戦で柴田に負け、この後半戦、大阪で、あろうことか棚橋に(負けを)食らい…リップサービスだよ、リップサービス。来るねぇ! だがな、幸いなことに『G1』だ。まだまだ、全然、生き残ってるだろ? 棚橋、柴田、エンドレスなんだよ。ギブアップしない限りは…」


G1も大阪大会へと突入、メインカードは今年IWGPインターコンチネンタル王座を巡って三度も対戦した棚橋vs中邑の頂上対決だが、主役を奪ったのは第8試合の柴田vs本間戦だった。

当初は柴田vs飯伏幸太が組まれていたが、飯伏の欠場によって本間が代役で出場しリーグ戦も内容は残すが6戦全敗で脱落、その本間が飯伏以上の活躍が出来るかどうか注目だった。試合は柴田がエルボーの連打、本間の小こけしの自爆の連発で先手を奪い、その後も柴田の強烈なキック、顔面へのドロップキックなどで柴田ペースで試合が進んで、誰もがまたかと思っていたが、柴田が勝負に出たG2PK狙いを本間が阻止し、G1から使用し始めたこけしロケットを柴田のボディーに浴びせると思わぬ一撃だったのか柴田は一気に失速、ここから本間が垂直落下式ブレーンバスターで突き刺すが、ファイヤーサンダー狙いは柴田が背後に着地してスリーパーで捕獲、柴田はPKを放つが本間はキャッチ、柴田は張り手を放つが本間は柴田の足を放さず張り手でグラつかせてからファイヤーサンダーで突き刺す、本間はこけしを投下するが自爆となると柴田はミドルキックで何度も蹴り倒してカバーするも本間はカウント1でクリアする。柴田は燕返しからG2PKを狙い、本間も振りほどこうとしたが遂に炸裂して3カウントで力尽くも本間は敗れたがファンの期待以上の活躍を見せつけた。試合後に柴田が「アイツはイカれている」とコメントしたが、柴田が本間に対する最大級の褒め言葉でもあり、ファンも本間の健闘を讃えた、そういった意味では大阪大会の主役は本間だったのかもしれない。

メインの棚橋vs中邑は序盤から一進一退の攻防となり、終盤は棚橋なハイフライフローを剣山で迎撃した中邑がジャンピングボマイェからボマイェを狙うも、棚橋はキャッチしてドラゴンスクリューを狙う、ところが自ら回転して防いだ中邑がスライディング式ボマイェを炸裂させ、ボマイェを狙う。しかし棚橋がカニ挟みで倒すとジャパニーズレッグロールクラッチで3カウントを奪い中邑は2敗目となってしまう。

オカダvs裕二郎はオカダの入場時に裕二郎が強襲し先手を奪うが、オカダは冷静を崩さず、次第にオカダペースとなる。裕二郎は急所打ちから、ラリアット、ぶっこぬきジャーマン、東京ピンプスと畳み掛けるも、バワーボムはオカダがフランケンシュタイナーで切り返すとオカダはドロップキック、ツームストーンパイルドライバーで完勝。

また第三世代も優勝戦線に残り、天山は矢野のYTRワールドを封殺し、最後は掟破りの急所打ちからのアナコンダマックスで完勝。永田はベンジャミンのアンクルホールドを耐え抜き、最後はナガタロックⅣでタップを奪い勝利。小島はギャローズとのカウンター勝負を制してラリアットで勝利を奪った。

二連覇を狙う内藤は自分のペースで試合を進めるが、後藤の牛殺しを喰らうと失速、首攻めで形勢逆転した後藤が裏牛殺しから昇天で3カウントを奪い、後藤も優勝戦線に踏みとどまる。

リーグ戦も愛知、高松、横浜だけとなった、果たして誰が西武ドームに勝ち残るのか?
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